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支部だより1号 - (社)大学女性協会 茨城支部

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支部だより1号 - (社)大学女性協会 茨城支部
男女共同参画社会の実現・国際理解と親善
JAUW
茨城支部だより
2011年度-1号
2011年
5 月 28日 大学女性協会(JAUW)茨城支部
支部長あいさつ
先の震災で被害を受けた皆様には、
心よりお見舞いを申し上げます。
まだまだ不安な思いで暮らしている方も多いことと思いますが、一
日も早い復興をお祈りいたします。
今年は桜や、花水木など、春を楽しむ心のゆとりもなく、いつの間
にか過ぎ去ってしまいました。ようやく若葉そよぐ薫風の趣き、やは
り季節はめぐってきます。
そして、この度、数々の実績を積み上げて来られた前支部長城倉さ
んから、支部長という大役が私にめぐってきました。緊張に押しつぶ
されそうな気持でおりますが、いい意味で開き直り、気持ちを十分に緩め、明るく、楽しくスタートです。
今年度は JAUW 本部が移行法人としてどのように公益事業を行っていくか、その事業開始に伴い、茨城
支部としても本部との協働で事業を展開していくことになりました。今までは茨城支部単独の主体的な調査
研修でした。今年度からの新しいスタイルの協働調査研修については、総会時にご指摘いただいた静間元支
部長や松本元支部長の「支部の主体性を大切に」というアドバイスを十分念頭におき、連携を密にして取り
組んでいきたいと考えております。
また、今年度は役員を多く迎えることができました。特に若い支部会員が役員に入っていただいたことは
新たな感性で事業を展開していけるものと確信しております。デート DV 出前講座なども、同世代的な感性
とさらに進化したツールを使って展開していきたいと思います。ホームページを充実させ、ネットを通して
の男女共同参画・人権啓発活動など、若い会員の参加で夢や可能性が広がっていきます。
茨城支部はお互いを理解し、相手の話をきちんと聴く、アサーティブな会運営という伝統が根付いていま
す。この素晴らしい環境の中で仕事をさせていただくことに感謝しております。どうぞ多くの会員の皆さん
とともに支部活動を益々活性化していきたいと願っております。 今後とも、皆様の温かいご指導、ご協力を
お願い申し上げます。
(今高記)
2011 年度支部総会報告
4 月 30 日(土)
、2011 年度支部総会が茨城県立近代美術館会議室にて開催されました。本年度は、1
9名の参加を得ての開催でした。
総会は議事に先立ち、城倉支部長からの挨拶、続いて来賓の茨城
県知事公室女性青少年課薄井氏の挨拶があり、若い世代、とくに若
い男性が男女共同参画社会に対する理解を進めることの必要性につ
いてお話を伺うことができました。
引き続き行われました議事では、2010 年度における事業および
会計報告、2011 年度事業計画案、予算案のすべてにおいて承認さ
れました。また、役員選考委員によって選出された新役員の発表が
行われ、承認を得て、本総会より新体制が発足しました。
最後は、今高新支部長の挨拶、新支部長から前支部長の城倉さん
への花束贈呈が行われ、2011 年度総会は滞りなく閉会しました。
その後、
会場付設のレストランで昼食を囲みながらの懇親会が催され、会員同士の会話に花が咲きました。
1
ギャラリートーク
総会にさきがけて行った学芸員ギャラリートーク感想
東日本大震災から 50 日余りの 4 月 30 日、震災の後も生々し
い水戸市の千波町茨城県近代美術館で「日本の近代美術と茨城の
作家たち」を鑑賞しました。
1000 年に一度とも言われる大震災後で余震も多く、自然の猛
威の下に人間の営みのはかなさに心萎むことが多かっただけに、
小一時間ほどの時間でしたが、豊かな心を取り戻したような一時
でした。また、当美術館が外の彫刻が倒れた他は被害がなかった
ということも、駅南地区が大きな地割れや液状化による被害が甚
大だっただけに、その重厚な建造物であったことにも畏敬の念を
抱きました。
震災復興支援ということで、駐車料金も入館料も無料で、茨城
支部総会に合わせてこうした企画に参加でき、感謝・感激です。
本県出身の偉大な美術家たちの作品に触れる機会を持てたばかり
でなく、初公開というパブロ・ピカソの「頭像」の素描も鑑賞で
きました。着任後一年というフレッシュな学芸員永松さんの丁寧
な解説案内の元に、鑑賞のポイントも伺いながら、横山大観、自
然とともに生きる人々や動物たちを描いた小川芋銭などの日本画
家、中村彜等の洋画家の作品などを観て廻りまし
た。また、このピカソの素描は、当美術館で新し
く収蔵された作品で、県民の方の寄贈によるもの
だということも、学芸員の永松さんの説明がなけ
ればわからなかった作品です。本県の方が高価で
貴重な作品を寄贈された思いは、この美術館にか
ける熱い期待なのか、郷土愛なのだろうかと思い
を巡らし、茨城も捨てたものでないと誇りを取り
戻した気がしました。
私が、最も印象的だった作品は、水戸市出身の
中村彜の「カルピスの包み紙のある静物」という
洋画です。
関東大震災後に描かれた作品でもあり、
肺結核を患い、亡くなる一年前のこの画には、静
物が生きているように鮮明で、絵から飛び出して
来そうな臨場感ある作品となっています。大きな
震災後の作品ということもあり自然の脅威を体験
した後に、自己の重い病と闘いながら生と死を見
つめ、芸術に魂を尽くして表現しようとしたもの
は何か、作者の鬼気迫る生への執念だったのかと
思いを巡らしました。
(加藤記)
2
JAUW 第 54 回通常総会 報告
5 月 15 日(日)岡山で 3 度目になる総会が「ホテルグ
ランヴィア岡山」で開催され、前日の 14 日(土)には評
議員会、公開支部懇談会後に懇親会が開催された。茨城
支部からは東日本大震災の影響もあり、城倉・牧島・長
田の 3 名が出席した。
総会では一般法人への移行にかかわる諸議案が諮ら
れ、無記名投票による採決も 2 回行われた。すべての議
案が承認され、申請へ向けての作業が始まることが決ま
った。
認可を受けた後、新生法人としての再出発となる。資
産を約 17 年で、公益事業に使うこと、支部と本部の一体化により支部費の徴収はできず、会費として
1000 円は助成金として戻ってくるが、7000 円の納入となる。不足分は活動費として各支部で徴収
する。昨年決議された会員資格の件は定款への明記を望む意見もあったが、規程に明記することで、了
承された。新しい委員会が計 3 つ(内 1 つは改組)発足することになった。
活動報告や事業計画は各担当理事からなされ、委員長・支部長からの報告・PR は懇談の部で行われ
た。それに先立ち仙台支部長から大震災の被災状況報告と支援へのお礼が述べられた。
懇親会には岡山県知事、岡山市長も同席され、挨拶のみでなく、最後までお付き合い頂いた。アトラ
クションとして「ふるさとの歌」のコンサートがあり、「中国地方の子守唄」や竹久夢二作詞の歌曲が
披露され、最後に皆で「青葉城
恋唄」などを歌った。
バザーには今回特別、被災し
た仙台支部会員経営のシルクシ
ョップが出展され、売上の一部
を被災地義捐金に充てることに
なっている。
懇親会後、教育委員会と各支
部との協働調査・研究の顔合わ
せと長田委員長からの説明があり、茨城支部の他に岡山、金沢、愛知、奈良、神奈川から 11 人の参加
があった。
16 日の見学会は 58 人の会員がタクシーに分乗しての美術館訪問だった。月曜日の閉館日にも関わ
らず、JAUW のために特別開館くださり、オリエント美術館では古代ガラスの研究が専門の谷館長さ
んの「オリエント美術館とオリエントの建造物」の PP 使用の講演があり、美術館の建物と古代オリエ
ントの建築物との関連など、知的興味をそそられるお話をお聞きした後、現物を見るという楽しい経験
をさせていただいた。空中庭園を模した屋上庭園も見せていただき、そこで栽培されているエンマ―小
麦も見ることができた。もちろん中の展示物も素晴らしく、現在の私たちが使用している器のデザイン
の原型はここにあったのかと
目を見張るものもあった。お
いしいイタリア料理の昼食後、
林原美術館では企画展「はな
やかな屏風」を解説付きで鑑
賞した。
公式行事ではないが、15 日
の総会後、岡山の高田副会長
宅で、チェロのコンサートが
あり、20 人くらいの会員が参
加し、疲れた体と心を癒して
いただいた。
(牧島記)
3
茨城の大震災にあたって
3月11日の午後、自宅で本を読んでいた私は、突然地の底から突き上げてくる轟音とともに激しい揺れ
に驚き、何一つも持たず、庭に飛び出しました。家も庭木もなぎ倒すような横揺れ、隣家の屋根瓦が落ち、
石塀は倒れ、私の陶芸電気炉の耐火煉瓦壁も崩れました。水戸は震度6の激震でした。この震災の範囲は岩
手、宮城、福島、茨城、千葉の南北500キロ、東西200キロに及び、その災害は地震、津波、原子力事
故、風評被害など複合して起こっています。
わが国最初の日本原子力研究所が東海村につくられたのは1956年ですが、県民はこれまで3回の原子
力事故にあっています。1回目は1997年3月11日、動燃(動力炉核燃料開発事業団)の原発事故でし
た。2回目は1999年9月30日、核燃料加工施設(株)JCO の起こした臨界事故です。この時作業員
が2人亡くなり、住民667人が被曝しました。また、東海村、ひたちなか市では特産の乾燥芋が風評被害
を受け、立ち直るのに数年を要しています。当時、水戸女性会議(JAUW も加盟団体)はすぐ「原子力の安
全と情報の公開」を、原子力安全委員会、茨城県知事、東海村村長、JCO 所長など関係機関に申し入れて
います。2000年ニューヨーク国連の世界女性会議 NGO 会議にも「原子力の安全」を水戸からの発信と
して訴えました。3回目の福島原発事故では150キロ離れていても大気、海水の汚染は問題で、風評被害
を含め私たちの仕事や暮らしに大きな影響をもたらしています。電力の30%を占める原子力発電、その存
続可否を JCO 事故以来、何十回繰り返し討論したことでしょう。
しかし、現在の事故後の対応を見る限り不安は増すばかりです。もう一度このようなことが起これば、ダ
メージは絶望的なものとなるでしょう。この際世界の英知を集め、国際的な支援も得て、何とか早くして収
束してほしいと思います。核廃棄物問題を含め、過去の事故チェックリストをクリアする技術、その自信が
持てない間は原発の再開は無理ではないでしょうか。一方電力の利用者としての企業や家庭では「節電は発
電なり」の言葉どおり、電力供給に見合う使用を考えねばなりません。従来の生活レベルや生産機能を落と
さぬような知恵、工夫ができてこそ、技術国日本と言えるでしょう。
(静間記)
東大地震で行政の役割の重要さを再認識
3 月 11 日、その日から私の初めての震災避難生活が始まった。未曾有の被害がもたらされた東日本大地
震。被害は自宅にも及んだ。マンション 12 階の我が家は書棚や箪笥、食器棚が倒れ、中身が散乱していて
足の踏み場もない有様。
避難生活第一夜は、水戸市役所駐車場に停めた車の中で寒さにふるえ余震に怯えながら夜を過ごした。2
日目は県水戸合同庁舎、3 日目は避難所として指定された浜田小学校、4 日目から 6 日目までは友人宅や親
戚の家を転々とし、7 日目は再び浜田小学校へ。8 日目(3 月 18 日)からは茨城空港が再開したので、西
宮市に住む長男宅へ身を寄せ、我が家へ戻ったのは 3 月 26 日。
思いもかけなかった避難生活。第一日目は、街中の電気が消え暗闇の中、市民会館に段ボールに手書きで
書かれた災害相談センター(後に災害対策本部)という案内板の灯りは心強く感じたし、翌朝配給された乾
パン、簡易トイレ、6リットルの水や毛布はありがたかった。合同庁舎では電話や水洗トイレが使用でき、
飲み水が確保されていた。3 日目の浜田小学校では水洗トイレが使用でき、携帯の充電も OK。夕食として
温かな混ぜご飯が配られ、湯沸かしポットが置かれていた。避難所として 4 つの教室を開放しており、テレ
ビでみるような体育館での雑魚寝ではなかった。入口では市の職員が 24 時間 3 交代でパイプ椅子に座った
ままで寝ずの番。職員の自宅も被災しているのであろうが、こちらは安心して夜を過ごすことができた。
片付けもままならないのであればと街中をウォッチングしてみれば、駅南交番ではトイレを借用できたし、
市民が携帯の充電をさせてもらっているではないか。自治体職員ばかりでなく警察や消防、自衛隊や海上保
安庁などあらゆる行政の非常時における役割の重要さを改めて認識した。
(松本記)
4
震災が問いかけるもの
今回の震災には様々な関わりを持つことができまし
た。私生活では物資や水の調達のため自転車をあちこ
ちへと走らせました。また職場においては問合せ窓口
や災害ボランティアなど災害関係の仕事に関わること
となりました。
目の前の課題に夢中で対応していると、
何も考えることができないままに、一日があっという
間に過ぎていきました。
その中で出会ったものは数えきれません。どうに
もならない事態への恐れや不安。いつ終わるともしれ
ないことへの疲れや怒り。苦境を乗り越えようとする
被災した会員宅の家屋
明るさやたくましさ。つらいなかでも相手を思いやる
優しさ…取り繕う余裕などない状況の中、人々の思いや感情が素朴に立ち現われてる場面に立ち会い、震災
に対する受け止め方が一様でないことを直接肌で感じる日々でした。普段であれば心にとどめることさえな
かったであろうささやかな事柄でさえ、鮮烈に心に響いてきたことを覚えています。
折にふれて当時の様々な光景が、心の中にふっと浮かんできます。それらをひとまとめにして語ることは、
私には手に余ることのように思われます。しかし一つ一つを思い返すことで、今気づくことも少なくありま
せん。幸いにも平穏な生活を取り戻しつつありますが、も
のを考える視点は以前とは明らかに変化しました。当たり
報告
前に思っていた日常が震災によって大きく揺さぶられたと
いう経験は、私にとってそれだけ衝撃的なものでした。
2011年度総会時に集まった義捐金
この先も乗り越えなければならない問題は多く、震災
4 月 30 日に開催されました 2011 年度支
が投げかけた日常の在り方という問いにこれから何度も向
部総会におきまして、今回の東日本大震災に
かい合うことになるでしょう。生活、周囲とのつながり、
社会とのかかわり…問いかけられたものに丁寧に応えなが
対する義捐金を募りましたところ、みなさま
のご協力により、85,405 円を集めることが
ら、復興の日々を過ごしていきたいと思います。
(井上記
できました。この義捐金は後日、茨城キリス
ト教大学に寄付し、被災学生への支援に役立
てていただくことを役員会で決めました。
茨城キリスト教大学は、福島県や北茨城市、
高萩市から通学する学生も多いことから、自
宅が大きな被害を受けてしまったり、保護者
が経済的な困難さを抱えてしまったりなど、
深刻な影響を受けた学生が数十名在籍してい
ます。
義捐金は、茨城キリスト教大学教授で茨城
支部会員でもあります川上美智子先生から小
松美穂子学長へと渡されました。
(中島記)
会員宅の散乱した室内
5
2011年セミナーのご案内
改めて問う、
「市民社会を構成する NGO 活動とは」
主催 一般社団法人 大学女性協会
2011年10月15日(土)から16日(日)
会場 国立女性教育会館(NWEC)研修棟
参加費 3000円(学生無料)
基調講演 「社会を構成する NGO 活動」
講師放送学園大学理事 大西珠枝氏
パネリスト 渋谷典子 参画プラネット代表
中島明子 和洋女子大学教授
後藤憲子 ベネッセコーポレーション 教育事業部次世代育成研究所部長
城倉純子 JAUW 茨城支部会員
支部の皆様へお願いとお誘い
家庭科教育における男女平等教育の実態―生徒と教員へのアンケート調査を通して―
男女平等社会の実現に向けた動きは女性たちの絶えざる努力によって、遅々としているとはいえ、着実に進
んできました。しかし、基本法から 10 年経ち、男女共同参画基本計画が第 3 次改正を迎えた今になっても、
男女平等社会にはまだまだ道半ばにも達していないと言わざるを得ない現実があります。
教育委員会では、中学校・高等学校という学校教育の場で、男女平等教育がどのように実施されているの
か、その実態を知ることが大事ではないか、と考えました。
そのための第 1 歩として、2010 年度は中・高等学校の家庭科教科書・保健体育教科書の教科内容を検討し
てきました。その中で、教科書だけからでは、男女平等教育の実態を十分捉えることはできない、というこ
とに気がつきました。
そこで、男女平等教育が中・高等学校で、実際にどのように実施されているのか、生徒および教科担当教
員、校長・教頭等へのアンケート・聞き取り調査などを行って探っていかなければ、その実態を理解することはで
きないのではないかと考えるに至りました。
調査の対象やスケジュールはこれから検討したいと思います。具体的には授業時数、実施項目と割り当て時
間、男女平等教育などの内容等を考えていますが、ご協力いただける支部との話し合いで検討しつつ詰めて
いきたいと考えております。もとより、大きなテーマでもあり、単年度で出来ることは限られていることか
ら、2011 年度は予備的調査の期間とし、アンケートおよび聞き取り調査は次年度以降に実施、調査結果の分析、
報告書の作成は 3 年目に行うというような、息の長い形で実施できないかと考えております。
今年度の調査研究の進め方概要については、おおよそ以下のように考えております。
4 月~6 月
家庭科教科書の検討、学習会、家庭科教育の基礎理解を深めるための資料収集
7 月~9 月
アンケート及び聞取り調査で何を明らかにしたいか、内部討議
10 月~12 月 アンケート調査表及び聞取り調査表の具体案を作り出す
地域の特殊性があれば、それも盛込むようにしたい
1月~3 月
調査の具体案をもとに、それが所期の目的を達することができるかどうか、
ミニミニ調査を実施、それを基に調査表の修正
各支部の方々にお願い致します。上記研究テーマで、ご一緒に教科書調査及びアンケート・聞き取り調査
に参画して下さいませんか?支部との協働により、調査を全国的に展開できれば、より多くの事例収集が可
能となり、調査の有効性が高まると思います。是非ともご参加いただけますよう、よろしくお願い致します。
なお支部活動としての参加が難しい場合、個人参加も可能ですので是非ご協力をお願いいたします。
興味・関心のある方(支部)は3月31日までに、下記本部事務所まで先ずエントリーしてください。そ
の後、あらためて連絡を取り合いながら進めていきたいと存じます。 教育委員会 委員長 長田記
6
情報発信ワーキングチーム立ち上げ
茨城支部は男女共同参画
出前講座に引き続き、
2008 年度からはデート
DV 調査に基づくデート
DV 防止の啓発出前講座も実
施してまいりました。地域の
中に入り、顔の見える対話的出
前講座は非常に有用であり、今後も実施してまいりた
いと考えております。一方、いつでも、どこでも、だ
れでも活用し、アプローチできる IT は子育て中の保護
者、若者の触れる機会も多く、ここでの啓発活動も有効なツールです。IT を活用したより効果的な支援手法
を開発し、実行するために今年度はワーキングチームを立ち上げることにしました。
IT 情報にはさまざまなリスクを伴い、また、効果的な表現・運営技術が求められます。つきましては外部講
師など招いて、以下のような内容の学習を
検討中です。
1:IT 情報管理とリスクマネジメント
2:調査データーの効果的な活用方法
3:PP・HP の作成・運営などの実務と
広報・表現の技術アップ
これらの研修に向けワーキングチームに参
加し、一緒に企画し、学習していきましょ
う。ぜひ、お待ちしております。
日程等わかり次第ご連絡いたします。
ふるってご参加くださいませ。
7
<7月定例会のお知らせ>
教育委員会との協働調査・研究
「ジェンダーの視点から家庭科教育を考える」について
講
師
長田満江 JAUW 教育委員長(茨城支部会員)
場
所
つくば市民活動センター
日
時
申込み
2011 年 7 月16日(土)1時 30 分
同封ハガキで(6月15日必着)
今年度から本部教育委員会や他支部と協働で、上記のようなテーマでの調査・研究に参画する
ことになりました。茨城支部会員でもある長田委員長から詳しいお話をお聞きしたいと思いま
す。協働調査・研究に関心のある方は(ない方も!)是非ご出席ください。お待ちしています。
つくば市市民活動センター
〒305-0031 茨城県つくば市吾妻 1-10-1
つくばセンタービル1F(つくばホテルオークラフロンテア)
TEL 029-855-1171 FAX 029-855-1175
駐車場 常陽銀行隣の「南 2」4 時間無料
女性団体連盟情報
茨城県女性団体連盟主催「女性団体リーダー等研修・交流会」のお知らせ
前千葉県知事の堂本暁子さんの講演
男女共同参画社会の実現のために、女性リーダーの資質向上とより広い視
野を養い、各団体の活性化及び連携・協働の促進に寄与することを目的に、
2011 年 7 月 28 日(木)13:00 より「女性団体リーダー等研修・交流会」
が開催されます。
研修会(茨城県庁 9F 講堂)では、
『
「災害・復興と男女共同参画」6.11 シ
ンポジウム』を結成され新たな男女共同参画の展開に意欲を燃やす前千葉県
知事の堂本暁子さんの講演、交流会(茨城県庁生協食堂ひばり)では茨城県
知事または副知事のご出席を予定しています。皆さまのご参加をお待ちして
います。参加申し込みは、今高支部長、牧島、城倉まで。
(※昨年度は 38 団
体、126 人の参加)
編集後記
3.11の後、考える…
比べられない大切なもの、かけがえのないものってなんのだろう…
と。夫?子どもたち、仕事や活動のお仲間、友人、…私を支えてく
ださる方たちの顔を思い浮かべ、感謝する。
あまりにも大きな天災は、試練というには重すぎる傷跡を残して
いった。できることを少しずつ少しずつ積み上げていくことを心に
命じ、しっかりと前を向いて歩いていきたいと思う。
Y. I
8
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