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公共システム工学専攻概要
室蘭工業大学大学院 博士前期課程 公共システム工学専攻 2008年4月 新設 公共システム工学専攻 Division of System Engineering for Public Works 社会の安全・安心をめざして 21世紀初頭に我が国が目指すべき国の一つの姿として「安心・安全で質の高い生活 のできる国」が掲げられています。その具体的な目標には、「環境と経済の両立」、「生涯 はつらつ生活」、「安全が誇りとなる国」が挙げられています。 これらの目標を実現するためには、その基盤となる社会の安心・安全を確保し維持す ることが重要です。すなわち、科学技術の発展による副産物としての環境劣化、自然災害 の抑制・制御や災害時の人々の安全性確保、あるいは科学技術を基盤とした社会の 脆弱性等の課題の克服が挙げられます。 本専攻では、特に公共性の高い、地域や都市の環境保全・制御や自然災害の抑制・ 制御等の観点から、市民工学や環境工学分野と人文・社会科学分野が融合した学際 領域における教育研究組織を構築し、これらの課題を総合的に検討しシステム化する ことによって克服しようとするものです。 教育理念 ■環境劣化に関する課題克服 ■自然災害の抑制・制御 ■災害時の人々の安全性確保 学 際 領 域 の構 築 工学分野 工学分野と人文・社会科学分野を 総合的に検討して、システム化します。 人文・社会科学分野 ■社会で実践するための 政策立案や方策 4つの科目群を設定し、バランスのとれた教育を 実践します。 教育課程の特色 4つの科目群 基底科目群 個別政策科目群 政策論科目群 完成科目群 工学基礎を修得した学生 文系学部卒や社会人 基底科目群 人文・社会科学 個別政策科目群 政策論科目群 ■ 環境関連領域 ■ 防災関連領域 ■ 法意識を形成する ■ 地方自治の仕組みを知る ■ 工学的な施策立案方法を学ぶ 基底科目群 工学 完成系科目群 教員組織 3つのグループにより工学系と人文・社会科学系 分野を融合します。 環境政策学グループ 環境工学・都市工学からの施策 + 社会学・経済学・文化論 によるアプローチ 防災政策学グループ 土木工学・地震工学・火山工学からの施策 + 社会情報論・心理学 によるアプローチ 公共政策学グループ 都市・地域計画や情報ネットワークの具体的施策 + 公共政策のための理論 + 地方行政・自治体経営 養成される人材像 修了後の進路: 1.国家ないし地方行政に携わる公務員等 (科学技術に明るく,かつそれらを社会で実践するための政策立案が可能) 2.民間企業,シンクタンク,NPO等非営利団体 (社会の安心・安全に関わる諸問題の解決,環境保全・再生などの政策課題を効率的に実践) スタッフ紹介 環境政策学グループ 防災政策学グループ 公共政策学グループ 吉田 豊 丸山 博 後藤 龍彦 若菜 博 田村 亨 松名 隆 亀田 正人 木村 克俊 後藤 芳彦 高井 俊次 奥野 恒久 吉田 英樹 前田 潤 二宮公太郎 川村 志麻 お問い合わせ先 本専攻に関する お問い合わせ先 入試に関する お問い合わせ先 〒050-8585 北海道 室蘭市 水元町 27-1 国立大学法人 室蘭工業大学 建設システム工学科 事務室 TEL: 0143-46-5200 E-mail: [email protected] 〒050-8585 北海道 室蘭市 水元町 27-1 国立大学法人 室蘭工業大学 入試課 入学試験係 TEL: 0143-46-5162 E-mail: [email protected]