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2016年3月期(連結)
証券コード:9853 2016年3月期 連結決算資料 エグゼクティブサマリー 1. 2016年3月期は、基幹ブランド「喫茶室ルノアール」の好調が牽引し 営業利益は前期比19.3%増となりました。2017年3月期も良好な事業 環境が継続すると考えております。 2. 現在の優先課題は、「喫茶室ルノアール」の新規出店です。同業他社 と差別化の効いたフルサービスの価値観を認識し、ブランドイメージ を毀損しないように堅実な店舗展開を目指します。 3. 中・長期的な企業価値向上に関する施策として、「ミヤマ珈琲」の既 存店舗の安定的な収益体質の構築及びFC展開の拡大が重要課題であ ると考えております。 4. 業績に応じた配当を行うことを基本としますが、株主様への利益還元 にも積極的に取り組みます。過去5年では3回の増配を実施いたしま した。2016年3月期は、前期実績から3円増配し13円とする予定であ ります。 2 会社概要 経営理念 社会貢献 1杯のコーヒーを通して、お客様にくつろぎとやすらぎを感じていた だけるホスピタリティサービスを提供することで社会貢献する。 人材教育 仕事を通して企業人、社会人としての人間的成長教育をする。 適正利潤の追求 適正利潤をもって会社の永続的発展を目指し、当社に関わる人々を 幸福にし、社会貢献の目的を達成する。 基本情報 商号 株式会社銀座ルノアール (GINZA RENOIR CO.,LTD) 設立 1964年10月 代表者 代表取締役社長 所在地 東京都中野区中央4-60-3 資本金 小宮山 誠 (連結子会社) 7億7,168万円 子会社 従業員数 230名 (平均臨時雇用者数1,550名) 有限会社銀座ルノアール 株式会社ビーアンドエム (関連会社) 株式会社花見煎餅 3 企業価値創造プロセス 2. 充実した人財育 成制度 1. ホスピタリティ サービス 3.「喫茶室 ルノアール」 のブランド力 6. 強靭なB/S 4. キーコーヒー との業務提携 5. 地域密着型店 舗・サービス拡充 4 株価と業績推移 ■ 喫茶室ルノアール既存店が好調に推移したことにより、16/3期は営業利益337百万円、ROE5.3%と 前期を上回りました。 ■ BPS900円を下回る現在の市場評価に満足はしておりません。収益力強化、株主還元の充実等を通 じて企業価値やブランド力の向上に今後も積極的に取り組みます。 796円 880円 634円 株価 (期中平均株価) 405円 396円 383円 412円 476円 3.7% 3.1% ROE -0.2% 3.6% 4.8% 5.3% 1.9% 0.6% 398 337 304 282 231 148 営業 利益 79 8 (単位:百万円) 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 5 配 当 基本方針 ■株主に対する利益還元を経営の最重要政策と位置づけ ■業績に対応した、配当を行うことを基本にしつつ ■企業体質の一層の強化、今後の事業展開に備える為の内部留保を勘案し ■株主の皆様にとっての収益性、今後の収益見通し等を考慮しながら、積極的に利益還元を行う 70.2% 配当 性向 30.4% 12.8% 6.1% 15 34.0% 26.7% 26.8% 24.4% 27.6% 13.0 10.0 10 5 8.0 8.0 5.0 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 1株当たり 配当金 0 (単位:円) 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 (注)09/3期は当期純損失を計上のため、表記を行っておりません 6 株主優待 当社は株主の皆様に対し、株主ご優待券及びオリジナルアイスコーヒーセット をお送りしております。 株主ご優待券ご利用対象店舗 喫茶室ルノアール、ニューヨーカーズ・カフェ、カフェ・ミヤマ、 カフェ・ルノアール、ミヤマ珈琲、瑠之亜珈琲、ブレンズコーヒー各店 所有株式数 ご優待内容 100株(1単元)以上 株主ご優待券1,000円分 500株(5単元)以上 株主ご優待券5,000円分 1,000株(10単元)以上 株主ご優待券10,000円分 3,500円相当のオリジナルアイスコーヒーセット オリジナルアイスコーヒーセット 7 目 次 成長戦略について 9 2016年3月期決算概要 20 中期経営目標 ・・・・・・・・・・・・・ ・ 10 2016年3月期決算ポイント・・・・・・・・・ 中・長期重点施策①:フルサービスの強化・・ 11 業績概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 中・長期重点施策②:FC展開・・・・・・・ 12 業態別売上高の推移 ・・・・・・・・・・・ 23 中・長期重点施策③:人材投資・・・・・・・ 13 業態別既存店売上高・客数の前年同月比推移 24 21 2016年3月期 B/S、CF ・・・・・・・・・ 25 ブランド別戦略について 14 各業態の概要・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ミヤマ珈琲の拡大戦略①・・・・・・・・・・・ 16 2017年3月期通期業績予想 26 ミヤマ珈琲の拡大戦略②・・・・・・・・・・・ 17 2017年3月期 計画のポイント・・・・ 27 ミヤマ珈琲の拡大戦略③・・・・・・・・・・・ 18 2017年3月期 業績予想 ・・・・・・・・・・ 28 マイ・スペース(貸会議室)・・・・・・・・・ 19 業態別売上高の推移 ・・・・・・・・・・・・ 29 業態別期末店舗数・出退店状況 ・・・・・・・ 30 トピックス ・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 8 成長戦略について 9 中期経営目標 総務省家計調査:1世帯当たり年間の喫茶代支出金額 9,000 8,000 7,839 8,092 7,954 7,938 7,791 7,883 8,085 8,039 8,385 8,203 8,548 8,395 8,879 ハンドドリップ型の フルサービス 喫茶店市場の回復 7,000 6,000 5,308 5,275 5,254 5,235 5,231 5,181 5,144 5,218 5,128 5,093 5,255 5,451 5,770 100億円 5,000 (単位:円) 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 全国 東京 8,000 7,601 7,234 7,000 6,000 都心 喫茶室ルノアールをコアに トレンドに合致したブラン ド戦略を展開 6,569 5,726 5,562 5,524 喫茶室 ルノアール 6,774 5,906 5,988 5,717 5,694 5,831 5,803 郊外 ミヤマ珈琲をFC展開し地域 密着型ブランド戦略を展開 5,000 FC含む 他ブランド 4,000 04/3 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 (単位:百万円) (注)総務省家計調査は3カ年移動平均値を使用 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 ~ 20/3 経営目標 10 中・長期重点施策①:ホスピタリティサービスの強化 1人1人異な る多様化した ニーズに対応 高齢者の方、 障がいをお持 ちの方へ配慮 した店づくり 空間の快適さ とアメニティ の強化 お客様 提供する商品を 通じてのコミュ 二ケーション 外国人観光客の 方へ日本のおも てなしの心を感 じていただく (コーヒー講座・ラテアート教室等) 11 中・長期重点施策②:FC展開 当社の最優先経営課題は、 FC事業「ミヤマ珈琲」の安定的な収益体質確立とFC店舗の拡大を図ること であると考えます。 中・長期重点施策として、以下の5項目の実現に向け、努力してまいります。 ① 地域・時代に即した消費者ニーズの把握と商品提供 ② 全国的な展開を推進するための多様なネットワークの確立 ③ 既存店舗のテコ入れ及び情報発信によるブランド力と知名度の向上 ④ メガフランチャイジーとの関係性強化 ⑤ マーケティング強化により競合他社との差別化 12 中・長期重点施策③:人財投資 人財の育成 人財の確保 ※サービスのプロとしての育成 ※女性の管理職の育成 ※海外からのお客様に向けて 売上増加 語学力強化 ※人財確保に向け、多様な募集 方法の活用 ※従業員満足度向上の為の コミュニケーションの強化 従業員満足度 向上 顧客満足度 向上 13 ブランド別戦略について 14 各業態の概要 喫茶室ルノアール コンセプト:名画に恥じぬ喫茶室。 多様化する都市生活の中、ゆったり と落ち着いた雰囲気で、「都会のオ アシス」として、くつろぎの空間を 提供します。 ターゲット:30歳~、ビジネスユー ズ、パーソナルユーズ。 ■客単価:680円 ■店舗数:84店舗 ミヤマ珈琲 コンセプト:自然豊かな環境にある 避暑地の別荘がコンセプト。地域コ ミュニティをテーマに笑顔が生ま れ、会話がはずむ喫茶店です。 ターゲット:地域密着型、ファミ リーユーズ、シニアユーズ。 ■客単価:690円 ■店舗数:7店舗(内、FC2店舗) NEW YOKER’S Cafe コンセプト:「My Style Cafe」を コンセプトに、多様なニーズにお応 えします。一杯、一杯心を込めてお 作りするグルメコーヒーと、くつろ ぎの空間を提供します。 ターゲット:20歳前後、女性、学 生、パーソナルユーズ。 ■客単価:460円 ■店舗数:9店舗 瑠之亜珈琲 コンセプト: 「大人の女性のサード ウエーブ」がコンセプト。ハンドド リップで丁寧に入れるスペシャリ ティーコーヒーでゆっくりとくつろ げる快適空間を提供します。 ターゲット:女性、プライベート ユーズ。 ■客単価:720円 ■店舗数:1店舗 Cafe Miyama コンセプト:気軽でやすらぎのあ る、街の喫茶店。「自然美」「造形 美」「人間美」、三つの「美」を追 求し、昭和の懐かしさと現在の新し さを兼ね備えた、新しいスタイルを 提供します。 ターゲット:30歳~、女性、学 生、プライベートユーズ。 ■客単価:660円 ■店舗数:7店舗 BLENZ COFFEE コンセプト: カナダのバンクーバー 生まれのブレンズコーヒーは、「手 作りのおいしさ」の基本コンセプト のもとに、ラテアートに取り組んで います。 ターゲット:ビジネスユーズ、プライ ベートユーズ ■客単価:480円 ■店舗数:4店舗(内、FC1店舗) Cafe ルノアール コンセプト:心和むおもてなし をコンセプトに、安心・安全を連 想させる「緑」を業態カラーとし た、落ち着いた雰囲気で、くつろ ぎの空間を提供します。 ターゲット:20歳~、ビジネス ユーズ、パーソナルユーズ。 ■客単価:610円 ■店舗数:8店舗 マイ・スペース コンセプト: ビジネス会議、各セ ミナー、講演会、勉強会等でご利用 頂ける会議室を提供。 店舗数:各業態併設の「マイスペー ス」 22店舗。「マイスペース&ビ ジネスブース」2店舗。「プラザ八 重洲北口」1店舗。(Caféルノアー ル併設) 15 ミヤマ珈琲の拡大戦略 ① ■ ・ ・ ■ ・ ・ ・ ・ FC展開の狙い 当社の理念の拡散による、社会貢献と企業価値向上 当社の独自のノウハウを提供し店舗展開による認知度向上とブランド力向上 ミヤマ珈琲の強み 避暑地の別荘にいるようなくつろぎの空間 地域コミュニティとしての交流の場 懐かしさとお得なメニュー コーヒーへのこだわり(ネルドリップコーヒー) 今後の拡大戦略について FCオーナー様に安心して経営していただける業態を確立すべく、直営店の改善に全力を注 ぎ、目標に一歩でも近づけるように努力いたします。 2016年4月より、更にお客様のニーズに応えるため、メニューを一新いたしました。ま た、業務提携先であるキーコーヒー株式会社が持つ地域情報やFCオーナー候補様の情報 などを活用し、全国に「ミヤマ珈琲」の存在をアピールしていきたいと考えております。 16 ミヤマ珈琲の拡大戦略 ② 店舗のご案内 ■朝霞本町店(埼玉県) ■大宮大成町店(埼玉県) ■草加清門町店(埼玉県) ■練馬春日町店(練馬区) ■グランエミオ大泉学園店(練馬区) ■熊本光の森店(FC)(熊本県) ■熊本田崎店(FC)(熊本県) 郊外型路面店で車社会に順応し、三世代のお客様のご要望に沿っ た店舗を目指します。 テラス席(ドッグスペース) をご用意しております。 明るい色調の店内で会話のしやすい間仕切り ボックス席や、完全バリアフリー仕様など、 くつろぎと安らぎのある快適な空間を提供い たします。 17 ミヤマ珈琲の拡大戦略 ③ 2016年4月よりメニューを一新いたしました ミヤマの森でみつけた 森のスイーツ 18 マイ・スペース(貸会議室) ミーティング及び会議などが出来る「マイ・スペース」を運営 貸会議室プラザ(八重洲北口) セミナー・研修などに使える多目的会議室 当社ホームページから 簡単に予約が可能 貸会議室・マイスペース 店舗併設のお手軽に使える会議室 ビジネスブース 仕事・学習などに使えるブース(個室) 19 2016年3月期決算概要 20 2016年3月期決算のポイント 1. 当社グループが属する喫茶業界におきましては、原材料価格の高騰や人件費の上昇に加え、出店立地の 選択において異業種からの参入もあり、競争が一段と激化しております。 このような状況の中、基幹ブランドの「喫茶室ルノアール」の好調が牽引し、増収・増益となりました。 2. 当期の出店は、喫茶室ルノアール3店舗、ミヤマ珈琲3店舗(内FC2店舗)、業態変更による改装が 1店舗(カフェ・ミヤマから瑠之亜珈琲)と出店計画の達成率は54%と非常に残念な結果となっております。 3. 第52期(2014年3月期)より「FC開発部門」を創設し、フランチャイズ方式による全国展開を視野にいれた 出店政策に努力しておりましたが、2015年9月及び10月にミヤマ珈琲熊本光の森店及び熊本田崎店の2店舗 をオープンすることができました。 また、「大人の女性のサードウエーブ」をコンセプトに新ブランドの「瑠之亜珈琲」1号店を銀座にオー プンいたしました。 4. 2017年3月期への課題といたしましては、「ミヤマ珈琲」の収益改善、「瑠之亜珈琲」の確立、「ニューヨーカーズ・ カフェ」のブランド再構築、そして基幹ブランドの「喫茶室ルノアール」は次世代を見すえたブラッシュアップ を図ることであります。 また、人財の確保および教育は、ホスピタリティサービスを強化していく上で急務となっております。 5. 株主様への利益還元につきましては、業績に対応した配当を行う事を基本にしつつ、今後の収益見通し 等を考慮しながら、積極的に行う事を基本方針としております。 この方針に基づき、当期の配当は3年連続で増配となる、1株につき13円とさせていただく予定でありま す。 21 業績概要 ■売上高 ■営業利益 7,601百万円(前期比5.1%増):連続して増収ではあるが、新規出店が計画に届かなかった ことが要因となり業績予想に届かず 337百万円(前期比19.3%増) :増益ではあるが、業績予想に届かず(売上高の計画との乖離) ■親会社株主に帰属する当期純利益 285百万円(前期比15.2%増) :特別利益の計上もあり、業績予想値に比して16%増 ■ROE 5.3%(前期比0.5pp増) 2015年3月期 実績 :前期比0.5%の伸び率で当社が目指す8%にはまだ乖離がある 2016年3月期 業績予想 2016年3月期 実績 対前期比 実績 (単位:百万円) 金額 売上高 7,234 100.0% 7,782 100.0% 7,601 100.0% 367 5.1% 売上総利益 6,297 87.0% 6,778 87.1% 6,614 87.0% 316 5.0% 営業利益 283 3.9% 448 5.8% 337 4.4% 54 19.3% 経常利益 331 4.6% 460 5.9% 368 4.8% 37 11.3% 親会社株主に帰属する 当期純利益 248 3.4% 244 3.1% 285 3.8% 37 15.2% 構成比 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率 EPS(円) 40.9 - 40.5 - 47.1 - 6.2 - 1株当たり配当金(円) 10.0 - 10.0 - 13.0 - 3.0 - 4.8 - - - 5.3 - 0.5 - 79.4 - - - 81.6 - 2.2 - ROE(%) 自己資本比率(%) 22 業態別売上高の推移 喫茶室ルノアール 新規出店および客数増加により増収を達成 4,485 (83) 4,796 5,029 5,280 (83) (81) (83) Cafe Miyama NEW YOKER’S Cafe 5,584 (84) 前期閉店店舗影響(56百万円)による減収 628 (11) 639 (11) 602 (10) 588 (9) 瑠之亜珈琲への業態変更店舗影響による減収 476 (8) 474 (8) 12/3 13/3 481 (8) 493 (8) 471 (7) 524 (9) 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 12/3 13/3 14/3 Cafe ルノアール 384 (7) 389 (7) 412 (8) 16/3 ミヤマ珈琲 新規出店および会議室併設店舗の売上増 398 (8) 15/3 307 (4) 15/3 16/3 マイ・スペース 新規出店により増収ではあるが既存店が苦戦 488 (8) 14/3 店舗数減少を利用件数増が吸収 356 (7*) 485 (26) 490 (25) 16/3 15/3 16/3 122 (3) 28 (1) 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 13/3 14/3 15/3 (単位)百万円 (注1)売上高棒グラフの( )内数値は、期末店舗数。 (注2)マイスペースは喫茶室ルノアール、Cafe Miyama、Cafeルノアールに併設されており、各業態別の売上高に含まれています。 23 業態別既存店売上高・客数の前年同月比推移 NEW YOKER’S Cafe 喫茶室ルノアール 110 108 106 客数 売上高 108 売上高 客数 106 100 104 97 102 104 102 100 94 100 2016年 98 98 2016年 91 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 ミヤマ珈琲 16/3通期:売上高103.0%、客数96.1% 100 売上高 2016年 96 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 Cafe ルノアール 客数 98 105 96 100 94 マイスペース(貸会議室) 売上高 ※5月の落ち込みはゴールデンウィークによる利用者減 108 客数 売上高 客数 104 100 90 90 16/3通期:売上高101.0%、客数100.2% 16/3通期:売上高92.4%、客数94.1% ※6月の減少は、前期5月開店店舗の開店時売上との差が大 92 95 85 16/3通期:売上高103.8%、客数100.8% 110 客数 103 106 110 Cafe Miyama 16/3通期:売上高98.6%、客数95.3% 16/3通期:売上高103.7%、客数102.4% ※ 9月は記録的な大雨の為減、10月は一転好天候により増 売上高 (単一セグメントの為月次の動きはほぼ同じである) 96 88 2016年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 86 2016年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 2016年 92 2016年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 24 2016年3月期 B/S、CF ■営業CF:税金等調整前当期純利益及び減価償却費は 増加したが未払消費税等の減少による前年比減 ■投資CF:有形固定資産の取得による支出が前年比減 ■財務CF:自己株式の取得による支出が増加 ■資産:現預金は増加したが有形固定資産及び敷金・保証金が減少 ■負債:リース債務・その他流動負債等が減少 ■資本:利益剰余金の増加 キャッシュ・フロー 貸借対照表 (単位)百万円 2.2 2.6 現金比率(倍) 6,681 6,674 1,983 2,133 81.6 79.4 6,681 1,263 (単位)百万円 自己資本比率 (%) 80 6,674 700 621 80 1,112 318 328 営業CF 1,961 1,870 現金及び預金 有利子負債 投資CF 有形固定資産 その他負債 財務CF 純資産合計 フリーCF 敷金及び保証金 その他 1,925 5337 5,482 (100) 1,880 (177) (293) 811 791 15/3 16/3 (注)現金比率=現預金/流動負債 (382) 15/3 16/3 15/3 16/3 (注)フリーCF=営業CF+投資CF 25 2017年3月期 通期業績予想 26 2017年3月期 計画のポイント 1. 今後、喫茶業界における市場は細分化が進み、お客様のニーズがますます多様化し、 商品やサービスに対する選択が更に厳しくなる中、実績がありポテンシャルの高い地域へ の更なる積極出店、既存体制を踏襲しながら活力ある新体制へ進化していく。 2. 2017年3月期の新規出店目標は、 「喫茶室ルノアール」4店舗 「NEW YOKER’S Café」1店舗 「瑠之亜珈琲」1店舗 「ミヤマ珈琲」2店舗(FC) 3. 2017年3月期の課題は、「ミヤマ珈琲」の収益改善、「瑠之亜珈琲」の確立、 「 NEW YOKER’S Café 」のブランド再構築、「喫茶室ルノアール」の次世代を見据えた ブラッシュアップであります。 また、人財の確保に向けた取り組みも急務となっております。 4. 第53期より決算説明会をスタートさせ、投資家の皆様へのIRの強化、株主還元の充実、 新経営体制によるガバナンスの強化を図ってまいります。 27 2017年3月期 連結業績予想 ■ 売上高 7,928百万円(前期比4.3%増) :新規出店の目標達成が業績予想達成となる ■ 営業利益 327百万円(前期比2.9%減) :販売費及び一般管理費(特に人件費)の増加が前期比減の要因 ■ 親会社株主に帰属する当期純利益 172百万円(前期比39.4%減):前期は特別利益の計上があった為 ■ ROE 4.0%(前期比1.3pp減) :当期純利益の減少によりROE前期比減 2016年3月期 実績 2017年3月期 予想 上期 下期 通期 上期 売上高 3,793 3,808 7,601 売上総利益 3,296 3,317 営業利益 206 経常利益 親会社株主に帰属す る当期純利益 (単位:百万円) 下期 増減率 3,894 100.0 2.7 4,033 100.0 5.9 7,928 100.0 4.3 6,614 3,385 86.9 2.7 3,499 86.8 5.5 6,885 86.8 4.1 131 337 183 4.7 △11.2 143 3.5 9.2 327 4.1 △2.9 222 145 368 200 5.1 △9.9 154 3.8 6.2 355 4.5 △3.5 155 129 285 101 2.6 △34.8 70 1.7 △45.7 172 2.2 △39.4 25.7 21.4 47.1 16.8 - - 11.7 - - 28.5 - - 1株当たり配当金(円) 0.0 13.0 13.0 0.0 - - 13.0 - - 13.0 - - 設備投資金額 212 51 264 247 - 16.5 170 - 333.3 417 - 158.0 減価償却費 139 145 285 137 - △1.4 153 - 5.5 290 - 1.8 EPS(円) 構成比 増減率 通期 構成比 構成比 増減率 28 業態別売上高の推移 喫茶室ルノアール 639 (11) 4,796 (83) 5,029 (81) 13/3 14/3 5,280 (83) 15/3 5,584 (84) 16/3 602 (10) 5,858 (87) 17/3 384 (7) 389 (7) 412 (8) 588 (9) V 13/3 14/3 15/3 524 (9) 604 (10) 474 (8) 16/3 17/3 478 (7) 307 (4) 356 (7*) 368 (9*) 15/3 単位(百万円) (注)売上高棒グラフの( 16/3 17/3 )内数値は、期末店舗数。 13/3 14/3 471 (7) 15/3 16/3 463 (7) 17/3 89 (2) 30 (1) 28 (1) 14/3 14/3 493 (8) 瑠之亜珈琲 122 (3) 13/3 13/3 481 (8) ミヤマ珈琲 Cafe ルノアール 488 (8) Cafe Miyama NEW YOKER’S Cafe 15/3 16/3 17/3 16/3 17/3 29 業態別期末店舗数・出退店状況 ■喫茶室ルノアール :オープン後3年内の黒字化定着を目標とした出店を前提とし、17/3期の新規出店は 4店を目標とします。 ■NEW YOKER’S Café :ブランド再構築のため、新規出店1店舗を目標とします。 ■ミヤマ珈琲 :17/3期はFC展開2店舗を目標とします。 ■瑠之亜珈琲 :新ブランド確立に向け、新規出店1店舗を目標とします。 (単位:店舗) 14/3期 実績 15/3期 実績 16/3期 実績 新規出店 17/3期 計画 退店 喫茶室ルノアール 81 83 84 4 1 87 NEW YOKER’S Cafe 10 9 9 1 0 10 Cafe Miyama 8 8 7 0 0 7 Cafe ルノアール 7 8 8 0 1 7 3 4 7 (2) 2 (2) 0 9 (4) 0 0 1 1 0 2 BLENZ COFFEE 4 (1) 4 (1) 4 (1) 0 1 3 (1) 合計 113 (1) 116 120 (3) 8 (2) 3 125 (5) 27 26 25 0 0 25 ミヤマ珈琲 瑠之亜珈琲 マイ・スペース (注1)( )内数値は、FC店舗数 (注2)瑠之亜珈琲は2015年7月オープン。 30 トピックス ■名刺スキャンサービス (ユーザーが無料でスキャナを使って名刺をEightに取り込める専用スキャナ) ■公衆無線LANサービス (サービス内容はHPにて確認をお願いいたします) ■ルノアールEdyカード ■スマホ・携帯充電器の貸出サービス (業態により割引率が異なります) ■PCのご利用にコンセントの設置サービス 31 ご清聴ありがとうございました。 IR担当:総務部 電話:03-5342-0881 FAX:03-5342-0611 E‐メール:[email protected] URL:http://www.ginza-renoir.co.jp 本資料は証券投資に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。また、本資料には、計画、方針、経営戦略 などといった、将来に関する記述があります。これらの記述は、当社が現在入手している情報に基づく予測、計画等を基礎として作成しているもの であり、不確定要素を含んでいます。従って、様々な要因の変化により、実際にはこれらの記述と異なる結果となる可能性があります。 そのため、実際に投資を行う際は、本資料の情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、投資に関するご決定は皆様ご自身のご 判断で行うようお願いいたします。また、投資に際して生じたいかなる損失に対し当社が責任を負うものではありません。