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説明資料① - 全国健康保険協会
全国健康保険協会 茨城支部 平成22年度第2回茨城支部評議会資料 協会けんぽ 平成22年度 第2回茨城支部評議会 於:ホテルレイクビュー水戸 小会議室 平成22年7月21日 通算:茨城支部評議会 第14回目 全国健康保険協会 茨城支部 議 事 1. 平成21年度の全国健康保険協会決算概要について 2. 平成21年度の茨城支部の収支について 全国健康保険協会 茨城支部 平成21年度 全国健康保険協会決算案の勘定科目・区分・基準について が今回の説明範囲 [平成22年1月より社会保険庁より引継ぐ] ●全国健康保険協会の財務及び会計に関する省令による (平成20年9月26日厚生労働省令第144号) 【決算報告書】:予算と同様収支の帰属する年度区分の ※全ての決算関連資料は手元資料にて ●全国健康保険協会(単体)としての決算 ※収入の保険料交付金は協会の直接収入と見る(国の事務費 は控除されない)。従い、純粋な保険料の収入や医療費支出、 保険料率との関係が見えるもの。 [現金収支ベース]での計上 【損益計算書】:一般的な民間企業の会計原則による ※ [発生主義ベース]での計上 ※発生主義とは、[すべての費用及び収益は、その支出及び収入に基づいて計上し、 その発生した期間に正しく割り当てられるように処理しなければならない]とされるもの。 ●今回の(医療分)の見込みの保険料収入は、交付する側の 国の事務費が控除された後の収入額。 ※事務費とは、任意継続保険料以外の健康保険料や介護保険 料の徴収実務(年金事務所業務)等の事務処理に係る費用 全国健康保険協会 茨城支部 平成21年度 全国健康保険協会決算案 (医療分) の概況 ▲6,000億円(赤字) (改善1,100億円) ▲4,900億円(赤字) (改善1,300億円) ▲3,200億円(赤字) [平成21年末の予算設定時点] ▲4,500億円(赤字) [平成21年末の予算設定時点] ●標準保険料収入の下げ止まり (標準報酬月額や賞与支払月数改善) ▲84億円 ●保険給付費の減少 (季節性インフルエンザ影響が限定的) ▲904億円 ●経費減(業務経費減と一般管理費の削減) ▲250億円 全国健康保険協会 茨城支部 平成21年度 全国健康保険協会決算案 (医療分) の概況−見込み差 平成21年末の 予算設定時点 今回の決算発表時点 単位:億円 項 目 収 入 H21年度決算 構成比(収支内) 見込み差 備 考 保険料収入 59,644 59,560 85.4% ▲84 国庫補助等 9,710 9,678 13.9% ▲32 577 502 0.7% ▲75 69,931 69,740 (100%) ▲191 その他 計 支 出 H21年度見込 保険給付費 45,417 44,513 59.6% ▲904 拠出金等 28,773 28,773 38.6% 0 1,753 1,342 1.8% ▲411 75,942 74,628 (100%) ▲1,314 単年度収支差 ▲6,011 ▲4,888 − 1,123 準備金戻入後の収支差 ▲4,472 ▲3,173 − 1,299 その他 計 ・標準報酬月額の下げ止まり(+648円) ・賞与月数下げ止まり(+0.004ヶ月) ・収納率低下(96.5%で▲0.7P) 主要因 ・保険給付費の大幅減 (1人当たり▲4,622円) ・季節性インフルエンザの影響は軽微 ・業務経費の減 (▲209億円) ・一般管理費の減 (▲41億円) ※業務経費+一般管理費計976億円は、 支出全体の僅かに1.3% 全国健康保険協会 茨城支部 平成21年度 償還額変化への対応と収支見込み (医療分) 4,500億円 (改善1,300億円) ・H22年度 1,500億円 ・H23年度 1,500億円 ・H24年度 1,500億円 特例措置としての制度改正(5/12)によって、 [H21年度末の赤字額を3年間で償還]となり、 これにより、 ※1,500億円の3年間均等償却と設定 (H22年度分は予算に織込み済) 改善額1,300億円効果 料率換算で0.18%∼0.19%程度の軽減効果 (H23年度・H24年度の2年間の合計で) ※あくまでも、直近の標準報酬や保険給付費の状況を 踏まえた場合の試算値 ▲3,200億円 1,500億円 (H22年度予算に 織込み済) 残額▲1,700億円償還案 A案 : H23年度・H24年度に均等償還 (年度毎に850億円) B案 : H23年度は予定どおり1,500億円、 H24年度に残額200億円を償還 C案 : H23年度は償還せず、H24年度に 1,700億円の全額償還 ※最終的な償還金額は、厚生労働大臣が財務大臣と 協議して定めることとされている。 全国健康保険協会 茨城支部 平成21年度 全国健康保険協会決算案 (健康保険勘定) の予算差イメージ 単位:億円 赤字の主要因は、 標準報酬(特に賞与)の落ち込み 0 ▲4,830 (純粋赤字額) (収支均衡予算 として設定) 保険料交付金減 ▲4,108 ・標準報酬月額減 (▲4,779円) ・賞与支払い月数減 (▲0.189ヶ月) 0.189 ・収納率悪化 (▲1.3P) ▲30 任継保険料増 その他 ▲108 251 国庫補助金減 113 23 1,875 904 その他 一般経費節減 借入金償還差 準備金戻入等 保険給付減 全国健康保険協会 茨城支部 平成21年度 全国健康保険協会決算 (健康保険勘定) の概況−予算差 単位:億円 項 目 構成比(収支内) 予算差 備 考 67,500 63,392 79.7% ▲4,108 任意継続保険料 1,165 1,188 1.5% 23 10,890 10,860 13.6% ▲30 506 398 0.5% ▲108 その他 標準報酬の減額による収入減 特定検診補助金等の減 国庫補助金の返還分の相殺等の減 7,080 A 2,410 3.0% ▲4,670 準備金戻入 1,494 B 1,339 1.7% ▲155 88,636 79,588 (100%) ▲9,048 保険給付費 45,417 44,513 55.2% ▲904 拠出金等 28,773 28,773 35.7% 0 − 介護納付金 6,218 6,218 7.7% 0 − 業務経費 一般管理費 1,227 976 1.2% ▲251 借入金償還金 6,698 1 0.0% ▲6,698 302 189 0.2% ▲113 88,636 80,669 (100%) ▲7,966 その他 計 単年度収支差 0 C ▲1,082 − 主要因 任継被保険者増加による収入増 短期借入金 計 支 出 H21年度決算 保険料等交付金 国庫補助金等 収 入 H21年度予算 年度末借入残額(予算は極度額/1回) 清算後の準備金の戻し入れ 療養給付の減 健診実施率未達による減・経費節減 短期借入金に係る利息分 国庫補助金返還金減・出産貸付の減 ▲1,082 純粋な収支は、借入金依存の▲4,830億円(赤字)(C+A+B) 全国健康保険協会 茨城支部 【メモ】 全国健康保険協会 茨城支部 今後の評議会予定について ●決算報告について他 ●本部運営委員会等関連報告について ●平成22年度第一四半期事業実績について ●その他 ※上記は現時点で想定している評議会議事内容であり、日程ともども内容変更等の可能性がございます。