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US Topics - PwCあらた有限責任監査法人

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US Topics - PwCあらた有限責任監査法人
US Topics
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December 7, 2006
■ 目次
年金保護法の下での確定給付型年金制度に関する当期の財務報告上の測定への影響について
IRSは割引ストックオプションに関する第409条A項問題を追加的に扱った通達2006-100を発行する
PwCは「登録料支払い契約の会計処理」に関するFASBのガイダンス案を支持する
PCAOBは公開会議において財務報告に係る内部統制についての新監査基準について検討することを発表する
FASB、FAS158及び関連する職員ガイダンスの内容を反映させるため既存の年金制度及びその他の退職後給付制度
に係る基準書の改訂を提案する
その他のFASB関連記事
ASB、ガバナンスに責任を有する者との監査人のコミュニケーションに関する最終ガイダンスを発行する
AICPA、一定の約定損害賠償の会計処理についての技術的実務補助資料を発行する
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■ 年金保護法の下での確定給付型年金制度に関する当期の財務報告上の測定への影響について
2006年の年金保護法が施行された当初に発行したデータライン2006年第28号「2006年年金保護法の特定の要素に関する財務報
告上の考慮について」においてプライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)はこの法律が適格年金制度をスポンサーする雇用主の
財務報告に与える影響について議論しました。それ以降、この法律が財務会計基準審議会(FASB)基準書第87号「事業主の年金会
計」(FAS87)に従った制度債務の測定に与える影響に関してさらなる懸念事項が生じています。法律による特定の変更は2008年ま
で適用になりませんが、PwCはそれらの変更の影響を2008年の適用日前に制度の測定に含めるべきであると考えています。PwCの
データライン2006年第34号「年金保護法による確定給付型年金制度の必須の変更事項はFAS87の債務に含められるべきである」は、
この新しい法律により強制される制度変更についての財務報告上の測定について議論しています。
▼ データラインはCFOdirect Networkのメンバーには以下のウェブサイトで利用可能です。
http://www.cfodirect.pwc.com/CFODirectWeb/Controller.jpf?ContentCode=AALN-6WA2BU&SecNavCode=TMCB4L9HAT&ContentType=Content
■ IRSは割引ストックオプションに関する第409条A項問題を追加的に扱ったNotice2006-100を発行する
11月30日に、内国歳入局(IRS)は、第409条A項の要件に反して2005年および2006年に行われた、繰延給与の支払いに適用となる
損益報告の規則および源泉徴収の規則を取り扱った通達2006-100を発行しました。通達2006-100は、暦年2006年に割引ストックオ
プションを行使した従業員に特に影響があります。通達2006-100の下では、割引オプションを改訂できる方法は限られており、いくつ
かのケースでは、当初行使日を固定化することによって第409条A項に対処しようとした改訂は、2006年12月31日以前に無効となる
可能性があります。いくつかの事実のパターンにおいて、もし適切な行動が2006年12月31日より前に取られないならば、そのような
オプションを持っている従業員は税務上不利となる可能性があります。PwC データライン2006年第29号「第409条A項のに関する
IRSの移行特例期間の延長はバック・デートで付与された可能性のある特定のオプションには適用されない」は、通達2006-100の発
行とその影響を反映するためにアップデートされています。
▼ データラインはCFOdirect Networkのメンバーには以下のウェブサイトで利用可能です。
http://www.cfodirect.pwc.com/CFODirectWeb/Controller.jpf?ContentCode=AALN-6UXVP5&SecNavCode=TMCB4L9HAT&ContentType=Content
■ PwCは「登録料支払い契約の会計処理」に関するFASBのガイダンス案を支持する
PricewaterhouseCoopers
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PwCはFASB Staff Position No.EITF00-19-b「登録料支払い契約の会計処理」に対して支持を表明しています。当該FASB Staff
Position (FSP)草案のもとでは、登録料支払い契約(RPA)は、それが別個の契約であろうと他の金融商品や契約に含まれていようと
も、独立した会計単位として取扱われるものであるとしています。この結果、当該FSP草案においては、RPAはFAS5「偶発事象の会
計処理」にしたがって独立して認識・測定がなされることとなります。PwCは、(1)当該FSPはRPAを有する多くの証券売出やデリバテ
ィブ商品の会計処理を単純化するものであり、(2)対価や関連する金融商品の種類に関係なく、RPAを一貫した会計処理のもとに行
うものである、という点から当該FSPを支持しています。FASBに対する回答書の中で、PwCは、同様に、当該FSP草案をいかに明確
化していくかを提案しています。
▼ 当該回答書は、CFOdirect Networkのメンバーには以下のウェブサイトで利用可能です。
http://www.cfodirect.pwc.com/CFODirectWeb/Controller.jpf?ContentCode=EDYR-6W6S6L&SecNavCode=ASPP4MMPBF&ContentType=Content&ContentType=Content
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■ PCAOBは公開会議において財務報告に係る内部統制についての新監査基準について検討することを発表する
今週、公開企業会計監督委員会(PCAOB)は、12月19日火曜日に公開会議を開催し、財務報告に係る内部統制についての現監査
基準(AS2)に代替する新しい監査基準に対して、一般からのコメントを募集することを提案する予定である、と公表しました。提案され
る新基準は、関係各位が有する費用対効果に関する懸念に対応することと、以下の5つの目的を達成することを目指したものとなり
ます。
1.
2.
3.
4.
5.
最も重要な事項に関する内部統制監査に焦点を当てる。
意図した成果を得るためには不必要であるような手続きを除外する。
効率性についてのガイダンスの導入
会社規模および複雑性に応じた監査を計画するための明確で実用的なガイダンスの提供
基準の単純化
▼ その会議に関する追加的な情報は、以下の PCAOB のプレスリリースで利用可能です。
http://www.pcaobus.org/News_and_Events/News/2006/12-05.aspx
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■ FASB、FAS158及び関連する職員ガイダンスの内容を反映させるため既存の年金制度及びその他の退職後給付
制度に係る基準書の改訂を提案する
本日FASBが公表したFASB職員意見書案No. FAS158-aは、FASB基準書第87号「雇用主の年金会計」(FAS87)のAppendix B及
びFASB基準書第88号「給付建年金制度の清算と縮小、退職給付の会計処理」(FAS88)のAppendix B、さらにFASB基準書第106
号「年金以外の退職後給付制度に係る事業主の会計処理」(FAS106)のAppendix Cにおける例示をFASB基準書第158号「給付建
年金およびその他の退職後給付制度の会計処理」(FAS158)の規定を反映するためにアップデートすることを述べています。当該
FSP草案は、FAS87、FAS88、FAS106に関するFASBスペシャルレポートにおけるQ&Aを改訂することも含んでおり、これらのQ&A
を直接各基準書に付録として取り込むことを意図しています。これによって、当該スペシャルレポートのGAAPにおける階層レベルは
上昇することとなります。この提案に関するコメントの募集期日は2007年1月8日です。
▼ この FASB 職員意見書案は以下の FASB のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.fasb.org/fasb_staff_positions/prop_fsp_fas158a.pdf
■ その他の FASB 関連記事
FASBプロジェクト更新
FASBは、以下のプロジェクトに関する要約を更新しました。

投資会社に対するFIN46(R)の適用
http://www.fasb.org/project/application_fin46-r_investment_companies.shtml
PricewaterhouseCoopers
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
概念フレームワーク―IASBとFASBの共同プロジェクト
http://www.fasb.org/project/conceptual_framework.shtml

金融商品:負債と資本
http://www.fasb.org/project/liabeq.shtml

リース
http://www.fasb.org/project/leases.shtml

基準書第133号の適用上の問題―予定された外貨建負債の発行から受取る予定の収入のヘッジ
http://www.fasb.org/project/forecasted_foreign_debt_issuance.shtml
FASB Action Alert
Action Alert No. 06-49は以下のFASBのウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.fasb.org/action/aa120706.shtml
FASB会議議事録
FASBは2006年11月29日の会議で以下の事項について議論しました。

基本相殺契約(Master Netting Arrangements)における現金担保の支払時あるいは受取時に認識された債権
あるいは債務の相殺

年金を含む退職後給付制度の給付債務

財務保証保険

発生問題専門委員会の合意及び暫定的な結論の裁可
▼この FASB 会議の議事録は、CFOdirect Network のメンバーには以下のウェブサイトで利用可能です。
http://www.cfodirect.pwc.com/CFODirectWeb/Controller.jpf?ContentCode=EDYR-6W9JAZ&SecNavCode=ASPP4MMP8M&ContentType=Content&ContentType=Content
■ ASB、ガバナンスに責任を有する者との監査人のコミュニケーションに関する最終ガイダンスを発行する
アメリカ公認会計士協会(AICPA)の監査基準委員会(ASB)は、SAS61号「監査委員界とのコミュニケーション」を廃止し、替わって
SAS114号「ガバナンスに責任を有すつ者との監査人のコミュニケーション」を発行しました。この新たな指針は、監査に関連する一定
の重要事項に関してガバナンスに責任を有する者とより強力な双方向のコミュニケーションをとることを監査人に対して要求していま
す。そしてまた、(1)「どのような事項がコミュニケーションされるべきか。」(2)「どのような者にコミュニケーションすべきか。」(3)「コミュ
ニケーションの形式やタイミング」、について基準を設定するとともにそれらに関するガイダンスを提供しています。
SAS114号は、全ての非発行体の財務諸表監査に適用となり、また、2006年12月15日以降に開始する事業年度の監査から適用さ
れます。 この新基準書の概要に関しては、AICPAのウェブサイト上のASBのニュースレターを掲載する「In Our Opinion」に掲示されて
います。
http://www.aicpa.org/download/auditstd/opinion/Fall_2006_In_Our_Opinion.pdf
■
AICPA、一定の約定損害賠償の会計処理についての技術的実務補助資料を発行する
今週、AICPA は技術的実務補助資料(Technical Practice Aid、“TPA”)2210.28「特定の約定損害賠償の会計処理」を発行しました。
当該 TPA は、有形固定資産の購入者が約定損害賠償金をどのように会計処理すべきか、という疑問に対応するものです。これに対
する AICPA の回答は、購入者は、賠償金の支払を受けることと交換に、賠償金の支払者に対して何らかの識別可能な便益を提供す
るものではないので、一般的には、購入者は約定損害賠償金を有形固定資産の取得原価の減額として処理すべきである、というもの
です。有形固定資産の取得原価を超える約定損害賠償金については、利益として認識すべきです。TPA2210.28 は以下の AICPA の
ウェブサイトで利用可能です。
http://www.aicpa.org/download/acctstd/Liquidated_Damages_Final.pdf
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PricewaterhouseCoopers
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お問合せ: あらた監査法人(広報)
〒108-0014
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