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位置情報サービスにおけるOracle TimesTen In
位置情報サービスにおける Oracle TimesTen In-Memory Database 課題 E911/E112などの緊急通報サービ スは政府の監督下にあり、サービ ス・プロバイダおよびサービス運 用業者は、収益をもたらす新たな アプリケーションの必要性から、 柔軟な位置情報サービスの展開を 進めています。 課題の解決 Oracle TimesTen In-Memory Databaseは、位置情報の更新、動 的近接情報、および対応する請求 レコードの即時処理を可能にしま す。LBSはOracle TimesTenによ り、的確な処理をおこない、連続 可用性を確保しながら、情報をリ アルタイムで取得、保存、使用、 および配布できます。 効果 LBSアプリケーション内のOracle TimesTenは、増加する位置情報の 更新およびリクエストを費用効果 の高い方法で管理するためのイン フラストラクチャ・ソフトウェア を提供します。Oracle TimesTen を使用するアプリケーションは、 リアルタイムのレスポンス能力を 提供するとともに、人命救助サー ビスについては、位置情報リクエ ストのセーフガード機能を提供し ます。 位置情報サービスによる新しい収益への取り組み サービス・プロバイダおよびサービス運用業者は、音声関連の収入の減少を補 い、E911やE112などの人命救助サービスの法による義務化に対応するために、 位置情報サービス(LBS)への投資を推進しています。つまり、特別な無線デー タ・サービスによって新しい収入源を確保しようとしています。この新しい サービス提供において、情報に価値を与えるためには、加入者の状態を動的に 処理するリアルタイム性能が求められます。また、加入者の要求の変化に迅速 に対応し、サード・パーティ・アプリケーションとの統合が求められるのも、 LBSサービスの特徴です。 無線ネットワークの普及によって、LBSソリューションは、増大する位置情報 の取得要求だけでなく、1分間に何百万件もの位置情報の更新や動的な近接位 置情報を処理し、増大する位置情報リクエストに対応できる必要があります。 位置情報データの増大に対処するだけでなく、ディスパッチ、車両管理、 E911/E112、および個別の情報を含むサービスの提供にあたっては、最大限の 効果を生み出すために、リアルタイムに対応することが求められます。メッ セージングやコンテンツ配信プラットフォームなど、そのほかのタイム・クリ ティカルなアプリケーションと連携し、最新の情報を提供する必要があります。 このような背景によって、LBSアプリケーションには、新しいタイプのインフ ラストラクチャ・ソフトウェアが必要となります。 1 分間に何百万件もの加入者の 位置情報の更新 位置情報 サーバー レプリケーション ホット・ スタンバイ プロビジョニングおよび アクティブ化ターミナル 地域、 ビジネス・ユニット別 • 位置情報の更新 • 自動/手動リクエスト • 近接情報 • 加入者プロファイル • メッセージ通知 • 加入者ステータス • コールの詳細な記録 • 同一プラットフォーム上に 10 倍の加 入者 • 1 分あたりの位置情報の更新数とリ • リアルタイムの対話および更新 • 管理作業の減少 • RDBMS およびサード・パーティ・ア プリケーションとの統合が容易 • リスト管理によるプライバシ管理お よびメッセージ配信 レプリケーション - メッセージ - マルチメディア・ コンテンツ - 請求レコード メッセージ・ センター クエスト数が 30 倍 位置情報 サーバー ホット・ スタンバイ 請求および プリペイド • 他のアプリケーションは、位置情報 の更新にリアルタイムでアクセス して利用 プレゼンス・ サーバー Oracle Corporation 発行「Oracle TimesTen In-Memory Database Inside Location-Based Services」の翻訳版です。 位置情報サービスにおけるOracle TimesTen In-Memory Database Oracle TimesTenによるLBSの強化 LBSアプリケーションのコアで Oracle TimesTenを使用すること により、次の利点が得られます。 • 分散可能でスケーラブルなアー キテクチャ • E911/E112サービスに関する位 置情報更新の持続的保存 • 位置情報および近接性更新処理 におけるリアルタイム・スルー プット • ほかのアプリケーションとの容 易な統合 • メンテナンスおよび管理作業の減少 Oracle TimesTenによるタイム・ クリティカルなデータの管理 Oracle TimesTenはLBSで使用さ れるパフォーマンス、時間が重視 されるあらゆる情報を管理しま す。 • リアルタイムの位置情報更新、 動的近接性 • 自動、手動の位置情報リクエス ト • 加入者プロファイル、デバイ ス・プロファイル • リスト管理、プライバシの設定 • 最新のメッセージ通知 • リアルタイムのイベント課金 LBSを使ったリアルタイム・インフラストラクチャ・ソフトウェア Oracle TimesTenは、LBSサービスなど、次のような要件を持つアプリケーショ ンに対応するためにデザインされています。 • 即時のレスポンス能力 • 高いスケーラビリティ • 継続的可用性 Oracle TimesTenは、次のようなLBSアプリケーションを支えるインフラストラ クチャ・ソフトウェア・コンポーネントにおいて使用されます。 • • • • • Gateway Mobile Location Center(GMLC) Serving Mobile Location Center(SMLC) Mobile Positioning Center(MPC) Location Enabling Server(LES) Positioning Determining Entity(PDE) Oracle TimesTenは、大量の位置情報更新、動的な近接位置情報、および位置情 報リクエストの取得や処理ができます。Oracle TimesTenのリアルタイムのレス ポンス能力およびスケーラビリティは、加入者の位置情報、プロファイルや状 況に迅速にアクセスし、課金パラメータをリアルタイムで処理して請求処理や プリペイド処理に非常に効果があります。また、Oracle TimesTenの業界標準の インタフェースによって、変化への柔軟な対応が可能となり、また、ほかのア プ リ ケ ー シ ョ ン と の 間 で の デ ー タ 共 有 を 容 易 に 行 え ま す 。 LBS で Oracle TimesTenを使用することにより、最新の位置情報を活用し、価値のある有益な サービスを提供できます。 Oracle TimesTenによる高い可用性の実現 永続性の高い位置情報の更新は、E911/E112などの生死にかかわるアプリケー ションにおいては不可欠ですが、これは、加入者に継続的なサービスを提供す るという意味でも価値があります。Oracle TimesTenは、サービス・プロバイダ が必要とする信頼性を実現するためにレプリケーションおよびデータ・リカバ リ機能が組み込まれています。 LBSアプリケーションにおけるOracle TimesTen Oracle TimesTenのスケーラビリティと、メンテナンスをほとんど必要としない 特性によって、信頼性やピーク時のワークロード処理能力を犠牲にすることな く、費用効果の高いハードウェア・プラットフォーム上にLBSを実現できます。 また、Oracle TimesTen が提供する標準インタフェースにより、新規サービス の開発やサード・パーティ・アプリケーションの統合を容易に実施できるため、 顧客維持率が向上し、月間電気通信事業収入(ARPU)が増加します。 Oracle TimesTenを組み込んだLBSソリューションは、E911/E112サービスに関す る位置情報リクエストを処理し、収入源となるサービスを費用効果の高い方法 で支えます。この結果、サービス・プロバイダおよびサービス運用業者は、投 資額を最小限に抑えながら、増大する需要に合わせて位置情報サービスを拡張 することで、投資収益率(ROI)を向上させることができます。 Oracle Corporation 発行「Oracle TimesTen In-Memory Database Inside Location-Based Services」の翻訳版です。 Copyright© 2006 Oracle. All rights reserved. Oracle、JD Edwards、PeopleSoft、Siebelは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。 その他の名称は、他社の商標の可能性があります。