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ひとり親家庭の子どもの居場所づくりモデル事業業務委託仕様書 1 委託
企画提案 ひとり親家庭の子どもの居場所づくりモデル事業業務委託仕様書 1 委託業務名 「ひとり親家庭の子どもの居場所づくりモデル事業業務委託」 2 趣旨 この仕様書は、ひとり親家庭の子どもの居場所づくりモデル事業実施要綱(平成28年 5月12日付子ども青少年局長決裁。以下「実施要綱」という。)第4条の規定により、 同要綱第5条が規定する事業(以下「本事業」という。)及び関連する業務(以下「本 業務」という。)の委託に関し、必要な事項を定める。 3 契約期間 契約締結日から平成28年9月30日まで(本事業の実施期間は、平成28年7月21日から 平成28年8月31日まで)とする。ただし、4「委託業務内容」のうち(5)及び(6) については、契約期間満了後においても名古屋市からの依頼に協力するものとする。 4 委託業務内容 以下の内容の業務を実施する。 (1)本事業の実施 実施要綱、実施要綱に関する事務取扱規定及びこの仕様書の規定に従い本事業を 実施すること。 (2)本事業のPR 本事業について、チラシの作製・配布・掲示、Webへの情報掲載その他多様な 手段により広く事業が認知されるようPR活動を行うこと。 (3)利用児童の受付及び登録名簿等の管理 本事業を利用する児童について利用受付及び登録名簿等の管理を行うこと。受付 方法や登録名簿等の各種様式については、本市と受託者の協議により定めるものと する。 (4)利用児童や保護者からの相談対応 利用児童や保護者から相談があった場合には懇切丁寧に対応するとともに専門機 関への連携を積極的に行うこと。 (5)モデル実施に係る調査協力 本事業に係るアンケート等本市が実施する調査に協力すること。 (6)本市が主催する会議等への出席 本市が主催する会議等へ出席すること。なお、会議の開催時期や回数については 未定である。 5 事業の実施体制 (1)従事者の体制 ア 総括責任者の配置 受託者は、本事業の実施に当たり、イに規定する支援員の募集・選定・指導・ 調整等、利用者の登録及び会場の現場統括を行う総括責任者を配置すること。 総括責任者は、ひとり親家庭の支援に関する経験、知識を有すると認められる 者とすること。 イ 支援員の配置 支援員は、ひとり親家庭の子どもの福祉の向上に理解と熱意を有すると認めら れる者であって、適切な生活支援や学習支援ができる者を配置すること。 ウ 会計責任者の配置 本業務に係る会計処理の責任者を配置すること。会計責任者は、会計に関する 知識、技量を有すると認められる者とすること。なお、総括責任者等が会計責任 者を兼ねることを妨げない。 エ 研修の受講 総括責任者及び支援員は、本市が実施する研修(ひとり親の福祉、児童虐待、 発達障害等)を受講すること。また、受託者においても必要な研修を行うこと。 オ 受託者における支援体制 受託者は、総括責任者及び支援者に対して、指導・助言体制を整備し、円滑に 業務が行えるよう十分な支援体制をとること。 (2)本事業における実施体制 本事業を実施する会場(以下「実施会場」という。)は、常時2名以上の職員を 配置すること。このうち1名を会場責任者とし、会場の管理運営の責任を負うとと もに、本市および総括責任者と常時連絡が取れるようにすること。 6 実施会場 実施会場は名古屋市内に設置するものとし、子どもが快適に過ごせる環境、雰囲気と し、事業期間を通じて利用可能な特定の会場を受託者において用意すること。 実施場所は15人の児童が活動できる広さを有する会場であって、以下の要件を満たす ものとする。 (1)空調設備が備わっていること。 (2)出入り口が施錠できること。 (3)周囲からプライバシーが確保できること。 (4)便所、手洗い設備があること (5)湯茶の提供、軽食類の温め直し、冷蔵等の可能な程度のキッチン設備及び什器類 を設けること。 (6)新耐震基準を満たしていること。(昭和56年6月1日より前に建築確認を受けた建 物の場合は、耐震診断結果を提出すること。) (7)その他必要に応じ、テレビ視聴設備、インターネット設備、書籍類等を配置する こと。 7 開設時間等 (1)委託期間中毎日開設することを原則とする。 (2)開設は午後5時から午後9時を含む受託者から提案があった時間とし、保護者の 状況等に応じ開設時間の延長を含め柔軟な対応を行えるような体制を整えておくこ と。 (3)実施会場を閉鎖し、実施会場以外への外出を行うことは控えること。 8 本事業実施上の留意事項及び受託者の責務 (1)本事業の実施にあたって、子どもが親しみやすく、分かりやすい愛称をつけるこ と。愛称については受託者の提案に基づいて本市と協議のうえ決定する。 (2)本事業の実施にあたっては、子どもの意見を取り入れるとともに、子どもの置 かれている状況を踏まえ、子どもの心に寄り添った対応を行うこと。 (3)地域のボランティアやNPO等と連携し、子どもが充実して過ごせる居場所づく りに努めること。 (4)要綱第5条2号の付加サービスは、受託者の特性を生かし、子どもにとって有益 な活動を行うこと。なお、提案では複数の活動を提案して差しつかえない。 また、付加サービスは、政治活動、宗教活動、営利事業への従事、公序良俗違 反となる事項及び私的財産の形成を目的とする行為は認められないこと。 (5)提供する軽食は、調理済みの食品とすること。ただし、活動の一環として軽食を 児童と共同で調理することは可能とする。軽食の提供に当たっては食品等の衛生管 理及び食物アレルギー対策に十分に注意すること。 (6)開設時間が夜間に及ぶことを踏まえ、児童の送迎に関して保護者とルールを作る こと。また、実施会場と家庭間の移動中の安全について配慮を行うこと。 (7)利用する児童同士の健全で良好な関係が形成されるよう配慮すること。 (8)児童虐待が疑われるなど専門機関による支援や保護が必要と思われる児童を発見 した時は、本市へ迅速に報告するとともに、速やかに対応すること。 (9)利用児童及び保護者について、本業務に従事する者が個人的な連絡先を交換する ことや、私的に事業実施場所以外での交流を行わないこと。契約期間終了後も同様 とする。 9 実績の報告 本業務の実施状況について、以下の実績について別途本市の定める様式にて報告を行 うこと。 (1)児童の登録状況 (2)児童の利用状況 (3)事業の実施内容(日報その他) (4)その他事業の実施に関すること 10 委託料について (1)契約金額 契約金額については、予算の範囲内で受託者の提案額を上限とし、本市と協議の 上で決定する。 (2)委託料の支払い 委託料の支払い時期及び方法については本市と別途協議する。 11 個人情報の取扱いの徹底 本業務を行うにあたっては、名古屋市あんしん条例(平成16年名古屋市条例第41 号)、名古屋市個人情報保護条例(平成17年名古屋市条例第26号)その他関係法令 を遵守するとともに、本市「情報取扱注意項目」(別添1)に規定した受託業務に関す る情報(以下「取得情報」という。)を適切に取り扱うためのマニュアルを作成するこ と。また、取得情報を一切第三者に漏らすことのないよう、情報の漏洩等防止のための 管理に徹底を期すこと。 12 その他 (1)苦情処理 利用者等からの要望や苦情に適切に対応するため、その手順や体制等を整備し、 迅速な対応を図るように努めること。また、本事業に伴って児童及びその保護者等 との間で生じたトラブル等については、受託者が責任を持って対応すること。 (2)損害賠償 本業務の受託者並びに受託者に雇用等及び業務委託された者が、業務実施に際し て、故意又は過失により本市、利用者又はその他の第三者に損害を与えた場合は、 本事業の受託者がその賠償の責を負うものとする。このため、必要な範囲で、傷害 保険及び賠償責任保険等必要な損害保険に加入すること。 (3)費用の徴収 受託者が本業務を行うにあたって、登録児童及びその保護者からおやつ等の軽食 の代金、授業料、教材費又はこれに相当する費用を徴収しないこと。なお、宿題・ ドリル等であって児童が持参したものについて学習指導を行うことは妨げない。 (4)安全管理 事故の要因となる施設内の環境等を的確に把握し、それらの危険を速やかに除去 すること。 事故や災害が発生した場合には、適切な救急措置や安全措置ができるようマニュ アルを整備するなどし、利用者等の安全確保を図ること。 (5)環境への配慮 事業の運営にあたっては、環境への負担低減に配慮すること。 (6)禁止行為 本業務の実施に関わる者は、本事業の運営にあたり、政治的活動、宗教活動及び 営利活動を行わないこと。 (7)再委託の禁止 受託者は、第三者に対して本業務を包括的に委託し、又は請け負わせることはで きない。ただし、委託することが本業務の遂行上合理的と認められる場合で本市が 認める業務については、業務の一部を第三者に委託し、又は請け負わせることがで きる。 なお、受託者は、上記により第三者に委託する場合は、委託先について適切な監 督指導を行うものとし、委託先の責に帰すべき事由により生じた損害又は増加費用 は、すべて受託者の責に帰すべき事由により生じた損害又は増加費用とみなし、受 託者の責任において負担しなければならない。 (8)証拠書類の保管 本業務に係る各種の証拠書類については業務の完了の日の属する年度の終了後 5 年間保管しておかなければならない。 (9)妨害又は不当要求に対する届出 別添2「妨害又は不当要求に対する届出義務」について遵守すること。 (10)受託者から提案があった事項の取扱い この仕様書に定めのない事項で、企画提案募集において提案のあった事項につい ては、本市と協議のうえ、契約内容に含むものとする。 (11)障害者差別解消に関する特記仕様書 本業務の遂行に当たっては、別添3「障害者差別解消に関する特記仕様書」を遵 守すること。 13 協議事項 (1)本業務の実施にあたって疑義がある場合は、監督員と協議し、監督員の指示に従っ て進めること (2)この仕様書及び後に作成する契約書に定めのない事項、履行上の疑義については、 名古屋市契約規則及び名古屋市会計規則その他関係法令の規定によるほか名古屋市と 受託者の協議により定めるものとする。 (以上) (別添1) 情 報 取 扱 注 意 項 目 この契約による業務の委託を受けた者は、この契約の履行にあたり、下記の項目を遵守 しなければならない。 (基本事項) 第1 この契約による事務の処理(以下「本件事務」という。)の委託を受けた者(以下 「乙」という。)は、本件業務を履行するに当たり、情報保護の重要性を認識し、情報の 適正な保護及び管理のために必要な措置を講じるとともに、個人の権利利益を侵害するこ とのないようにしなければならない。 (関係法令等の遵守) 第2 乙は、本件業務を履行するに当たり、名古屋市情報あんしん条例(平成 16 年名古 屋市条例第 41 号。以下「あんしん条例」という。)、名古屋市個人情報保護条例(平成 17 年名古屋市条例第 26 号。以下「保護条例」という。)その他関係法令を遵守しなけれ ばならない。 (適正管理) 第 3 乙は、本件業務に関して知り得た名古屋市(以下「甲」という。)から取得した情 報及び委託の趣旨に基づき市民等から取得した情報(これらを加工したものを含み、委託 の趣旨に基づき甲に提供される予定のものに限る。以下「取得情報」という。)の漏えい、 滅失又は改ざんの防止その他の取得情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければ ならない。 (機密情報の取扱いに関する特則) 第 4 乙は、本件業務を処理するために、機密情報(名古屋市情報あんしん条例施行細則 (平成 16 年名古屋市規則第 50 号。以下「あんしん条例施行細則」という。)第 28 条第 1 項第 1 号に規定する機密情報をいう。以下同じ。)を収集するときは、当該業務を処理 するために必要な範囲内で、適法かつ公正な手段により収集しなければならない。 (第三者への提供及び目的外使用の禁止) 第 5 乙及び本件業務に従事している者又は従事していた者は、取得情報を正当な理由な く第三者に知らせ、又は当該業務の目的外に使用してはならない。 2 前項の規定は、契約の終了(契約を解除した場合を含む。以下同じ。)後においても 同様とする。 (再委託の禁止又は制限等) 第 6 2 乙は、甲の承認を得ることなく、本件業務を第三者に委託してはならない。 乙は、本件業務を第三者に委託する場合は、取得情報の取扱いに関し、この契約にお いて乙が課せられている事項と同一の事項を当該第三者に遵守させなければならない。 3 乙は、機密情報の取扱いを伴う本件業務を委託した第三者からさらにほかの第三者に 委託(以下「再々委託」という。)させてはならない。ただし、再々委託することにやむ を得ない理由がある場合であって、甲が認めたときはこの限りではない。 (複写及び複製の禁止) 第 7 乙は、甲から指示又は許可された場合を除き、取得情報が記録された資料及び成果 物(甲の指示又は許可を受けてこれらを複写し、又は複製したものを含む。以下同じ。) を複写し、又は複製してはならない。 (情報の返却・廃棄) 第 8 乙は、甲の承認を得た場合を除き、取得情報が記録された資料のうち甲から取得し たものを契約の終了までに返却しなければならない。 2 乙は、保有する必要がなくなった取得情報を確実かつ速やかに切断、溶解、消磁そ の他の復元不可能な方法によって処分しなければならない。ただし、甲の承認を得た場合 はこの限りではない。 (情報の授受) 第 9 取得情報並びに取得情報が記録された資料及び成果物の授受は、すべて甲の指名す る職員と乙の指名する者との間において行うものとする。 (報告等) 第 10 乙は、甲が取得情報の保護のために実地調査をする必要があると認めたときは、 これを拒んではならない。また、甲が取得情報の保護について報告を求めたときは、これ に応じなければならない。 2 乙は、取得情報の漏えい、滅失又は改ざん等の事故が生じ、又は生ずるおそれがある ことを知ったときは、直ちに甲に報告し、甲の指示に従わなければならない。 (従事者の教育) 第 11 乙は、本件業務に従事している者に対し、あんしん条例、あんしん条例施行細則 及びこれらに基づく諸規程を周知するなど、情報の保護に関し十分な教育を行わなければ ならない。 2 乙は、本件業務が個人情報を取り扱う業務である場合、当該業務に従事している者に 対し、保護条例に規定された罰則の内容を周知しなければならない。 3 乙は、情報の取扱いに関するマニュアルを作成し、本件業務に従事している者に対し、 その内容並びに守秘義務に関する事項及び情報の目的外利用の禁止又は制限に関する事項 を周知しなければならない。 (契約解除及び損害賠償等) 第 12 甲は、乙が情報取扱注意項目に違反していると認めたときは、次の各号に掲げる 措置を講じることができる。 (1) 契約を解除すること。 (2) 損害賠償を請求すること。 (3) 取得情報が漏洩し、市民の権利が害される恐れがあると認めるときは、安心条例第 34 条の規定に基づきその旨を公表すること。 2 前項第 2 号及び第 3 号の規定は、契約の終了後においても適用するものとする。 (別添2) 談合その他の不正行為に係る特約条項 (談合その他の不正行為に係る名古屋市の解除権) 第1条 名古屋市は、受託者がこの契約に関して次の各号のいずれかに該当したときは、 契約を解除することができる。 (1) 受託者が、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号。 以下「独占禁止法」という。)第 3 条、第 6 条、第 8 条又は第 19 条の規定に違反(以 下「独占禁止法違反」という。)するとして、独占禁止法第 49 条に規定する排除措置命 令又は第 62 条第 1 項に規定する納付命令を受け、当該命令が確定したとき。 (2) 受託者又は受託者の役員若しくは受託者の使用人が、刑法(明治 40 年法律第 45 号)第 96 条の 6 若しくは第 198 条又は独占禁止法第 89 条第 1 項、第 90 条第 1 号若し くは第 2 号若しくは第 95 条第 1 項第 1 号に規定する罪を犯し、刑に処せられた(刑の 執行が猶予された場合を含む。以下同じ。)とき。 (3) 前 2 号に規定するもののほか、受託者又は受託者の役員若しくは受託者の使用人 が、独占禁止法違反行為をし、又は刑法第 96 条の 6 若しくは第 198 条の規定に該当する 行為をしたことが明らかになったとき。 2 前項各号のいずれかに該当し、かつ、名古屋市が契約を解除した場合における当該 契約解除に係る違約金の徴収については、名古屋市契約規則(昭和 39 年名古屋市規則第 17 号)(以下「契約規則」という。)第 45 条第 2 項又は第 3 項の規定に基づく本約款 の手続によるものとする。 (談合その他の不正行為に係る賠償額の予定) 第 2 条 受託者がこの契約に関して前条第 1 項各号のいずれかに該当したときは、名古 屋市が契約を解除するか否かにかかわらず、受託者は、契約金額に 100 分の 20 を乗じて 得た額の賠償金に、契約金額の支払が完了した日から賠償金の支払日までの日数に応じて 契約締結の日における契約規則第 46 条の 2 第 1 項に定める割合による利息を付して支払 わなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、この限りでない。 (1) 前条第 1 項第 1 号及び第 3 号のうち、独占禁止法違反行為が、独占禁止法第 2 条 第 9 項に基づく不公正な取引方法(一般指定)(昭和 57 年 6 月 18 日公正取引委員会告 示第 15 号)第 6 項で規定する不当廉売の場合など名古屋市に金銭的損害が生じない行為 として、受託者がこれを証明し、そのことを名古屋市が認めるとき。 (2) 前条第 1 項第 2 号のうち、受託者又は受託者の役員若しくは受託者の使用人が刑法 第 198 条に規定する罪を犯し刑に処せられたとき、又は同項第 3 号のうち、刑法第 198 条の規定に該当する行為をしたことが明らかになったとき。ただし、受託者又は受託者の 役員若しくは受託者の使用人が刑法第 96 条の 6 の規定にも該当し、刑に処せられたとき (同項第 3 号については、刑法第 96 条の 6 の規定に該当する行為をしたことも明らか になったとき。)を除く。 2 第 1 項に規定する場合において、受託者が共同企業体であり、既に解散していると きは、名古屋市は、受託者の代表者であった者又はその構成員であった者に同項に規定す る賠償金及び利息の支払を請求することができる。この場合において、受託者の代表者で あった者及びその構成員であった者は、連帯して支払わなければならない。 3 第 1 項の規定にかかわらず、名古屋市に生じた損害の額が同項に規定する賠償金の 額を超える場合は、名古屋市は、受託者に対しその超過分につき賠償を請求することがで きる。 4 前 3 項の規定は、この契約による履行が完了した後においても適用するものとする。 (別添3) 障害者差別解消に関する特記仕様書 (対応要領に沿った対応) 第 1 条 この契約による事務事業の実施(以下「本件業務」という。)の委託を受けた 者(以下「受託者」という。)は、本件業務を履行するに当たり、障害を理由とする差 別の解消の推進に関する法律(平成 25 年法律第 65 号。以下「法」という。)及び愛 知県障害者差別解消推進条例(平成 27 年愛知県条例第 56 号)に定めるもののほか、 障害を理由とする差別の解消の推進に関する名古屋市職員対応要領(平成 28 年 1 月策 定。以下「対応要領」という。)に準じて、不当な差別的取扱いの禁止、合理的配慮の 提供その他障害者に対する適切な対応を行うものとする。 2 前項に規定する適切な対応を行うに当たっては、対応要領にて示されている障害種 別の特性について十分に留意するものとする。 (対応指針に沿った対応) 第 2 条 前条に定めるもののほか、受託者は、本件業務を履行するに当たり、本件業務 に係る対応指針(法第 11 条の規定により主務大臣が定める指針をいう。)に則り、障 害者に対して適切な対応を行うよう努めなければならない。