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Vol.18 (2013年05月30日発行)

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Vol.18 (2013年05月30日発行)
はちやが地域に
贈る広報誌
vol.
vol.
18
広報誌 for you 2013年 春号
ご意見をお寄せください。 宛
発行:医療法人蜂友会 for you 編集部
先はforyou@hachiya.or.jpま
発行:医療法人蜂友会
for you 編集部
(医事課
伴、熊崎、
(伴 秘書広報室
直樹、熊崎 加集、谷、成瀬)
結衣、谷 智枝子、
成瀬 仁美、加集 紀子)
発行日:2013年5月30日
発行日:2012年 8月1日
ほーゆー
ご
あ い さ
つ
ご意見をお寄せください。宛先はforyou@hachiya.or.jpまで。
医療法人蜂友会 はちや整形外科病院 院長
2013年4月8日おじいちゃんになった。
蜂谷裕道
ともにますます盛り上げていってほしいと思う。
りゅうどう
い ぶ き
次女の伊吹に長男が生まれたのだ。
名前は『凰羽』と次女が考えて名づけ
た。『Oubu(おうぶ)』と読む。名前の漢
字に注文は付けたが良い名前だと思
う。たかが名前だが、されど名前だ。私
なんか16歳で名前が代っている。私の名は当初、『裕(ひろ
し)』だったのだが、16歳で得度したため『裕道(ゆうどう)』と
なった。名前が一字だと駄目だそうだ。だから家庭裁判所
まで行って名前を変えることを表明し、戸籍まで代ってい
る。だから戒名もすでにほぼ決まっている。『向学裕道和
尚』である。ちなみに父の戒名は『仁能弘道大和尚』であ
る。名前が代ったからと言って何かが変わる訳ではないが、
実を言うと今の名前を気に入っている。なぜかと言うと『裕』
だと英語で書くと『HIROSHI』となる。7文字だ。しかし『裕道』
すなわち『HIROMICHI』だと9文字になってしまうが、『ゆうど
う』とも読める。これを英語で表現すると『YUDO』だ。なんと4
文字で表現できる。呼ぶ時も簡単だ。だから私の名前は『ゆ
うどう』だ。海外の先生たちと交流するときも呼びやすい。
『凰羽』もしかり、呼びやすい。何よりだ!凰羽が大きく育っ
て海外の人たちと対等に亘り合えるようになって欲しいと思
う。
孫は子より可愛いと言うが凰羽も大変可愛い。よく可愛い子
や孫は目に入れても痛くないと表現される。先日、凰羽を
抱いてあやしていた時、偶然凰羽の指が私の目に入った。
いくら凰羽のことを可愛いと思っていても目は大変痛かっ
た。これから大きくなるにしたがい、ますます可愛くなってい
くと思う。しかしあまり甘やかせ過ぎないようにとも戒めてい
る。なぜなら凰羽には正義感のある強い男に育ってほしい
からだ。そして将来、私の父が創った病院を私の子供たちと
市 民 講 座
より
凰羽の叔父にあたる私の次男、琉道と凰羽とは14歳しか離
れていない。琉道は今年の6月から2年間アメリカに留学す
る。異文化を体験し語学を磨き人間としての幅を拡げて帰っ
くれない
てきてほしい。私の長女、 紅 と琉道との年の差も14歳であ
る。紅は現在医学部の4年生だ。彼女にとっては三つ目の大
学だ。当初普通の女子大に通っていたが、あまり面白くない
と言って薬学部に入りなおした。4年生でやっぱり医学系なら
医者だ!と言い出して現在の医学部に入りなおした。とても
医学部に受かるとは思っていなかったが、薬学部を続けなが
ら勉強して見事に医学部に合格した。大変頑張り屋だ。医学
部入学後も留年せずに頑張って順調に進級している。私の
母校でもあるので私は今年度から父母の会の会長を仰せつ
かった。何とも有難いような、迷惑なような複雑な思いだ。次
女の伊吹(凰羽の母であるが)はすでに理学療法士として当
院に就職している。現在産休中だ。伊吹の旦那も事務方とし
てしっかり働いてくれている。私の長男の大道は大学4年で
就活中だ。一般の会社に就職し、何年か修業した後、4年間
のアメリカ留学経験を活かして将
来ますます国際化していくであろう
当院の医療活動を助けてくれるこ
とを期待している。家族みんなで
力を合わせ、そこに凰羽も加わっ
て病院を一層盛り上げていってほ
しい。その頃、私はと言うと多分あ
ちらの世界から観護っていることだ
ろう。できればその時、笑顔で観
護っていられることを願っている。
~もっと知りたい整形外科疾患のこと
大切なひとのため、そして自分のために~
整形外科疾患教室が開催されました
5月11日(土)第6回整形外科疾患教室 『脊椎・膝関節・股関節のいたみについて考えよう』が、東区の中電ホールにて開催されま
した。当日はあいにくの雨にもかかわらず、300名以上の方にご参加いただきました。今回の疾患教室では、「膝・股関節」、「脊椎」
それぞれの分野で活躍する整形外科スペシャリストによる二部構成とし、第一部では、当院の渡邊裕規先生が膝・股関節疾患につ
いてお話しました。第二部では、特別ゲストとして富山大学附属病院整形外科の川口善治 診療教授をお迎えし、脊椎疾患を中心
にご講演いただきました。巧みなジョークを織り交ぜたお二人のお話に、会場内が何度も笑い声に包まれ、参加者の皆さまが本当に
楽しみながらご参加いただいていることを実感することができました。私たち医療法人蜂友会では、今後も引き続きみなさまの「もっと
知りたい」にお応えするべく、このような市民講座を引き続き開催してまいります。整形外科疾患教室に関するお問い合わせは、はち
や整形外科病院 秘書広報室(TEL:052-751-8197)までお気軽にどうぞ。
新 任 医 師
ご あ い
さ
たに
ぐち
しょう
いち
谷口 祥一
つ
先生です!
こんにちは。今年度からお世話になります谷口と申します。
平成13年藤田保健衛生大学を卒業後、米国での基礎研
究や名古屋市立大学の関連病院勤務を経て、この春より
入職いたしました。数年前より当院で手術見学に参加する
ようになり、手術件数の多さ、時代の先を行く病院システム
づくりや学会発表での発信力に魅了されておりました。
手術室のみなさんと
公 式 行 事
タニショーと
呼んでください
股関節・膝・脊椎 担当 (外来:木・金)
田中先生、近藤先生と一緒に
ほうゆうかい
医療法人 蜂友会
現在、妻と3歳になる息子と一緒に長久手市に暮らして
います。また7月には第2子が生まれる予定です!
幼少時より野球部に所属していたこともあり、体を動かすこ
とが好きです。現在はランニングが趣
味で、先日も自宅から当院まで走って
みました。これまでは外傷等、一般整
形外科診療を中心に行ってきました
が、今回当院で人工関節を中心とした
専門を磨く機会を頂戴し、うれしく思っ
ております。
息子さんとランニング?!
チーム医療を大切にした整形外科医
を目指してがんばりたいと思います。
年に一度の方針発表会
医療法人蜂友会では、年に一度、法人の公式行事として、毎年春に年度報告・発表会を開催して
います。今年は4月13日(土)に行われ、蜂友会の23部署の代表者が1年前に掲げた目標に対して
どのくらい達成できたのか、また今後の目標について出席者の前で発表しました。病院全体の平成2
5年度の目標は【1500件手術に対応するチーム医療体制と環境の整備】。蜂友会理事長の蜂谷裕道からは、「みな
さん、ジンザイとはどう書きますか?普通に書くと「人材」ですね。一番悪いのは、周りの人へ迷惑をかけてしまう「人罪」
ですが、どうか「人財」になれる人物を目指してください」とメッセージが送られました。
部 署 紹 介
安全で安心できる手術のために
わさだ
ちはる
看護部手術室 師長 和佐田 千春 さん
当院の手術室について紹介します。スタッフは麻酔科医、
看護師7名、看護補助3名です。2012年度は1149件の手
術が行われました。平日は8:30から手術が始まり、1日に
平均4~5件の手術を行っています。たまに8件という日もあ
るので、スタッフ全員体力には自信があります。手術時間は
30分ほどのものから長時間のものまで種類はさまざまです。
術式によって麻酔も局所麻酔、
部分麻酔、全身麻酔といろいろ
あります。
手術室看護師の仕事は、わかり
やすく言えばドラマなどで医師に
メスなどの器械を渡す『器械出
手術室
し』という役割です。『器械出し』
は誰にでもすぐに出来る訳ではありません。専門知識と熟練
した特殊技術が必要です。たくさんある器械を覚えるのも大
変ですが、スムーズに手術が進行するように気を配りながら
器械を渡しています。
また新型器械の取り扱いの
研修に参加したり、年に4回
ほど院内のスタッフにむけた
術式の勉強会を開き、安全
でかつスピーディーな手術進
行をサポート出来るように新
院内勉強会の様子
しい知識と技術の習得に努
力しています。
患者さまには安心して手術を受けていただけるように、
パンフレットを用いて手術室で行われる処置などについ
て、コミュニケーションをとりながら説明する術前訪問を
行っています。患者さまと会話をし、少しでも疑問や質
問に答えるようにして、手術への不安を少しでも軽減で
きるよう取り組んでいます。手術室に入ってからは、手
術室の環境に緊張してしまう患者さまが多いので、処
置をするときには必ず声掛けと説明をして、不安や緊
張が少なくなるよう常に患者さまのそばに付き添ってい
ます。また手術後は患者さまを訪問して、術後の経過
や手術に関することで何か困ったことや辛かったことが
なかったか、などを伺い、患者さまからのご意見をもとに
安心していただける手術室看護を提供できるように取り
組んでいます。
手術室は『怖い!』と思う方が多いと思います。手術室
スタッフは帽子とマスクを常に着けているので怖そうに
見えますが、マ
スクの下はみん
な笑顔です。忙
しい中でもみん
な笑顔で手術
室チーム一丸と
なって頑張って
手術室看護師と麻酔科Dr.原田(上段一番右)
います。
か ん た ん
猫背解消!気軽にできる胸・股ストレッチ
リ ハ ビ リ
はちやリハビリテーションクリニック 理学療法士
しばた
しょうご
柴田 翔吾 さん
あたたかくなり身体を動かすには良い気候となってきましたね。今回は、日常生活で硬くなりやすい、
『胸』と『股関節前面』のストレッチをご紹介いたします。身体を動かす前に、固まった筋肉をストレッチでよく伸ばしましょう!
肩~胸のストレッチ
①両手を後ろで組みます。
②斜め下(*赤い矢印の方向)へ
向かってゆっくりと伸ばします。
①片膝立ちの姿勢をとります
(伸ばす側の足を下にします)
②前方に体重をかけるようにして
足のつけ根を少しずつ伸ばします。
股関節前面のストレッチ
バランスが崩れそうになったら、
テーブル、椅子、手すり、壁面を
支えとして利用しましょう。
胸を開くように意識しましょう。
20秒×3回を1セットとし、
朝・晩2回を目安にしましょう。
20秒×3回を1セットとし、
朝・晩2回を目安にしましょう。
伸びる場所
運動方向
※痛みや痺れなどがある場合は
中止してください
~はちやの制服、紹介します~
当院の制服を、こだわりのポイントとともにご紹介します。お気軽にスタッフに声をおかけくださいね。
医師
副院長 村田先生
ドクターは基本的には
自分の好きな白衣を着ています。
リハビリテーション部
看護部外来・病棟・泌尿器科
田中さんと棚橋さん(右)
パンツとスカートがあり、
気分によって替えています。
清潔感を大切にしています。
棚橋さんは予防衣を重ねています。
藤本さん
上衣は短め、ズボンは
ラインがきれいなものを!
とこだわっています。
女性ユニフォームのパンツは
ブーツカットになっているので
ラインをきれいに見せます~。
薬剤部
井田さん
薬剤師はブルーの白衣です。
看護部手術室
和佐田さん
ウエストマークがポイントです。
検査部
事務系のボス
伴さん
いつもスーツ姿で
病院の見回りをしています。
夏季はクールビズです。
診療情報部
総務部・秘書広報室
岸本さん
夏は暑いので腕まくり必須です!
駐車場
山本さん
屋外で夏は暑いですが
がんばっています。
看護部(補助)
前田さん
病棟・手術室の補助業務です。
動きやすいです。
上野さん
みんなそれぞれ靴で
主張しています。個人的には
蛍光っぽいスニーカーを
合わせてます。
スタ タ ッ フ
紹
介
介護ステーションちくさ
ひろ
かわ
所長
べ
まさ
川部 弘昌 さん
です
私の歴史
私、昭和42年に生を受け、名古屋生まれ
の名古屋育ちです。その当時中学校は全
国的に荒れていましたが、幸い大きく道を
踏み外すことなく、幅のある体を何とか小さ
くして暴風雨が吹き荒れるような中学・高
校を無事卒業。その後マッサージ師の専門
学校に通い、資格を取得しました。高校は工業高校だった
のですが、マッサージの専門学校へ進んだ生徒は初めてだ
せんばん
と言われました。要領が悪く不器用で、どうしても旋盤や溶
接や叩いたり引っ張ったりすることは向いていないように感じ
たのです。専門学校を卒業してからは、師匠について
でっちぼうこう
趣味…映画
最近は日本の古
い映画をよく借りて見ています。高倉健、北大路欣也
の「八甲田山」、同じく高倉健の「昭和残侠伝」(三田佳
子が若くて美しい!)、仲代達也の「二百三高地」な
ど、なかなか面白いです。「二百三高地」は日露戦争
の話です。驚いたのは戦争にも休憩のルールがあり、あ
んなに激しく戦っていたのに休戦時間には敵味方関係
なく飲み食いをするというシーンがあったことです。興味
深いですね。3時間を超える大作なので途中で休憩が
入り、その間さだまさしの「防人の詩」が歌詞とともに流
れます。途中休憩があった映画は「七人の侍」以来で
した。洋画で好きなのは、少し古いですが「Kick-Ass」
が最高にスカッとしました。
趣味…オートバイ
暑くて寒くて、何が面白いのか
説明が難しいのですが…オート
バイが好きです。高校を出てす
ぐに原付に乗り始め、24歳で中
型自動二輪、34歳で大型を取
り、ちっとも上手くなりませんが、
ツーリング
大きな事故もなくずーっと乗り
続けています。現在はカワサキの大型に乗っています。
乗りやすくてとても良いバイクですが短足の私には少々
シート高が辛いです。…実はバイクを好きになったのに
は明確なきっかけがあり、小学校高学年のころ母方の
親戚がある田舎に毎年行っていました。とある夏休み、
そこにロードパルというママチャリにゼンマイでも取り付け
たかのような原付がありました(ソフィアローレンがCMを
していて話題でした)。時効なので告白しますが、全く人
も車も通らない生活用の裏道でそれを10mほど運転さ
せてもらったのです。自転車のようにペダルを漕がなく
ても上り坂をすいすいと進むその感動はいまでも忘れら
れません。それ以来また乗りたいという気持ちはあった
のですが、免許が取れる年齢になっても親はバイクなど
絶対にダメという人でしたので、乗りたい気持ちを押し殺
し、高校卒業と同時に専門学校への通学用にパッソル
という、これまたロードパルに勝るとも劣らないような非
力な原付を先輩からただ同然で手に入れ、今に至るバ
イクライフが始まったのでした。ちなみにその原付での
初乗りで白バイに捕まりました。18kmのスピードオー
バーでした。アクセル全開でしたが48km/hしか出てい
なかったようです。こんな私ですがこれからもよろしくお
願い致します。
丁稚奉公のようなことをしていました。そんなこんなで数年
過ごし、平成4年に当院の求人をみつけ応募したところ拾っ
ていただき入職。はれて納税者となりました。当時はマッ
サージ師としてリハビリテーション部に在籍し、日々多くの患
者さまと接してきました。その頃から人の話を聞くことが好き
で、いろいろな年代の方から痛みや悩みといった相談、たわ
いのない世間話など楽しく仕事をしていましたが、それが今
の業務にとても役立っています。当時は今よりものんびりした
雰囲気で、しかしやたらと忙しい部署でした。その頃はまだ病
院旅行があったり、飲み会にもよく参加していました。思えば
この時期、この病院でお酒の味や飲み方も教えてもらったよ
うな気がします。それから8年が経過した平成12年に、介護
保険制度が成立し、それにともない新しく「ケアマネー
ジャー」という職種ができることになり資格を取得しました。当
時は全く(今もそう変わりませんが)福祉のことなど知らず、
振り返れば背中が寒くなる事、顔が赤くなる事も多々ありつ
つ、周囲の方々に助けられたり、あきれられたりして今に至っ
てます。
趣味・・・読書
おぐりほうがん
最近読んだ本でおもしろかったのは、説教節「小栗判官」。
説教節とは口承芸能で歌舞伎や浄瑠璃よりも昔に流行して
いた芸能です。小栗という不調者の死と再生の話がその道
行きとともに、七五調で非常にテンポ良く語られます。主人
公の小栗は毒による暗殺でほとんど死んでおり、男前だった
容姿は見る影もなく、まるで地獄絵の餓鬼の容貌で、妻から
も気づいてもらうことが出来ない始末。歩く事はもちろん、見
る事も話す事も聞く事もできなくなっていますが、乗せられた
荷車を引いてくれる多くの他人の力のみで、東海道を神奈
川県藤沢から和歌山県熊野まで行き、熊野の温泉に入るこ
とで復活するというものです。宿場や街道の名がテンポ良く
語られ、知っている場所も出てきますし、敵討ちや恋物語も
織り込まれており、実際にその説教節を聞いてみたくなる内
容でした。説教節で別の演目には有名な「安寿と厨子王」が 編 集 後 記
先日、会計を済まされた患者さまが広報誌を手に取る場面に遭遇しま
あります。
した。「帰るのに2時間かかるから、ぜひ読ませてもらうね。」と。遠方か
ら来ていただけることはもちろん、院外でも広報誌が活躍できることをう
れしく思います。またひとつ、頑張るパワーをいただきました。(熊崎)
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