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商工労働部

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商工労働部
商工労働部
成果報告
商工労働部長
浅
野
信
也
部局達成度
3
7
-
10
総 括
企業立地戦略に基づき、市内企業の事業拡大や研究開発施設の拡充などに対して、効果的
な支援制度を構築しました。一方、産業用地の確保のため規制緩和に係る国家戦略特区の提
案を行いましたが、指定には至りませんでした。今後は、専任職員による新たな組織体制で
産業用地の確保に取り組みます。
また、地元企業への就職につなげるため、学生向け、保護者向けの新たな施策を展開し、
さらに誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組む市内企業を支援しました。今後も、施策
内容の充実や周知広報等に努めていきます。
観光の面では、北陸新幹線金沢開業の効果もあり、市内観光客入込数は、前年比約 26%増
の 388 万人を数え、特に、一乗谷朝倉氏遺跡では、初めて 100 万人を突破しました。また、
今年度から本格的に外国からの誘客事業に取り組み、7 月には市長による台湾(台北、台中)
の旅行事業者等へのトップセールスを行い、福井の観光資源をPRし、本市への旅行商品造
成を働きかけてきました。
平成 30 年の福井国体開催、32 年の東京オリンピック、その後の北陸新幹線福井開業も見
据え、今年度策定した「福井市観光振興計画」に基づき、各種施策を強力に進め、交流人口
の増や地域経済の活性化につなげてまいります。
組織目標ごとの達成状況
Ⅰ.中小企業者や創業者への支援及び企業立地の推進を図り、地域の商工業を振興します
地域の商工業振興を目的に、市内企業者から意見や情報を収集するとともに関係機関と連
携を図り、中小企業者の様々な活動や創業される方への支援を行いました。しかし、先行き
の不透明感や円安に伴う原材料価格の高騰等が企業に少なからず影響を与え、ものづくり・
販路開拓等への支援件数や制度融資を利用した設備投資件数等で目標に達することができ
ませんでした。
また、福井市企業立地戦略に基づいた推進体制の整備や新たな立地支援制度の構築を行う
とともに、規制緩和を目的とした国家戦略特区の提案を行うなど、企業の定着・誘致等に積
極的に取り組みましたが、産業用地の確保には至りませんでした。
今後は、企業ニーズを的確に把握するとともに、関係機関との連携を密にし、市内企業者
の安定・成長を図るため、各種施策を展開します。また、産業用地の確保については、国家
戦略特区の提案内容の見直しを図り、再度提案していきます。
Ⅱ.中心市街地における商機能等を充実し、賑わいの創出を図ります
今春のハピリン開業や、その後の福井国体、北陸新幹線延伸などを見据えた民間の投資意
欲の高まりに伴い、30 件の開業を支援し空き店舗が大きく減少しました。さらに、遊休不動
産の有効活用を目指すリノベーションスクールを開催し、そこで策定された計画が事業化さ
れたこともあり、まちづくりに関心のある若者等の協力体制が強まっています。
また、市民や関係団体等と連携してまちなかを活用し、中心市街地の賑わい創出に取り組
みました。「まちなかスカイテラス」として開放した西武福井店屋上には、週末の家族連れ
を中心に多くの方が訪れました。
「フクイ夢アート」では、市民、地元商店街、大学等との
連携により、まちなかの魅力を高め、回遊性の向上を図りました。
今後も、市民や関係団体等との連携を深め、中心市街地における賑わい創出に努めます。
Ⅲ.就労情報の提供や若者のU・I・Jターン就職の促進に努め、また労働環境の向上など市民が
働くことを応援します
今年度初めて開催した「ふくいUIターンサマーキャンプ」事業では、参加人数こそ目標
に達しませんでしたが、地元企業の魅力に触れ福井で働くことがイメージできる機会を提供
し、参加学生に好評でした。他にも保護者向けにセミナーを開催するなど、地元企業への就
職促進に取り組みました。
就職支援セミナーでは、雇用情勢がよい背景もあり、受講者数は目標を達成できませんで
したが、就職活動が比較的困難な若者や障がい者、子育て期の女性に、引き続ききめ細やか
な支援を行っていきます。
今後は、雇用対策協定を結んだ福井労働局とさらに連携し、県外学生への情報発信強化や
保護者向け事業の充実を図るとともに、就職支援セミナーの内容や広報方法の見直しを進め
ていきます。
また、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む企業を支援する制度の利用件数は目標
に大きく及びませんでした。来年度は、企業が利用しやすい制度に見直し、引き続き、企業
訪問等を通じ制度利用の促進を図るとともに、誰もが働きやすい職場環境づくりの必要性や
重要性についても併せて周知啓発に努めます。
Ⅳ.食や自然・歴史など福井らしさで観光客を増やします
今年度は、「福井市観光ビジョン」を改訂し、今後の観光振興の方向性及び具体的な行動
計画を含む「福井市観光振興計画」を策定しました。
また、7 月には、台湾(台北・台中市)で初めてトップセールスを実施し、福井市が誇る
観光素材である、一乗谷朝倉氏遺跡、養浩館、足羽川・山の桜、朝倉膳、越前ガニ等を現地
旅行会社等に売り込むとともに、旅行商品造成・情報発信を働きかけました。
さらに、一乗谷については、レストラン整備やARシステム構築など各種事業を実施する
とともに、積極的に県外での商談会や観光出向宣伝に参加し誘客を図ったほか北陸新幹線金
沢開業の効果により、観光客入込数が始めて 100 万人を超えました。
福井の玄関口となる「まちなか」エリアでは、北陸デスティネーションキャンペーン期間
にあわせて、歴史散策やグルメ巡りなど、ガイドによる解説で「まちなか」の魅力をPRし、
回遊性を高めました。
越前海岸では、
「越前海岸体験・体感キャンペーン」の参加事業者を中心に、観光まちづ
くり組織「福井市越前海岸盛り上げ隊」を設立し、ホームページを立ち上げ情報発信を行い
ました。また、鷹巣海水浴場においては誘客イベントを開催し、海水浴客の満足度向上に努
め、越前海岸全体の入込数も増加しました。
今後は、福井市観光振興計画に基づき、二次交通の充実や市内観光地の魅力向上などによ
り、観光誘客に努めます。
Ⅴ.福井の魅力を磨き、市民や観光客が福井の魅力に触れる機会を増やします
今年度は、おもてなしの心の醸成を達成するために 4 つの目標「おもてなしを理解する」
、
「おもてなしを実践する」、
「おもてなしの裾野を広げる」、
「観光おもてなし市民運動を推進
する」を掲げました。取組内容としては、おもてなし講習会や最上級のおもてなし研修、お
もてなしリーダー育成グループワークなどを実施し、188 人の方が受講しました。
福井国体まで 1,000 日を切っていることもあり、今後も引き続き、おもてなしの裾野を広
げ、さらなるレベルアップを図るため、おもてなしを理解する取組を進めていきます。
また、施設面では、「ガラガラ山越前水仙の里キャンプ場」の再整備に着手しました。来
年度は、工事を着実に進めるとともに、指定管理者の選定を行い、平成 29 年 4 月のリニュ
ーアルオープンに備えます。
Ⅵ.様々なツールによる情報発信を行い、福井の知名度やイメージの向上に努めます
前年度に引き続き、首都圏や北陸新幹線沿線の駅構内高速SAでの観光イメージアップポ
スターやパネルの集中掲出により、福井市の魅力を全国に発信しました。
また、福井を知らない人向けに今年度作成した福井市イメージアップ総合パンフレット
は、一般財団法人地域活性化センターが主催する「第 3 回ふるさとパンフレット大賞」にお
いて大賞を受賞したことで、福井市のイメージアップのみならず知名度向上にも繋がりまし
た。
さらに、福井市宣伝隊長「朝倉ゆめまる」は企業や保育園への訪問を積極的に展開し、出
動日数も 129 日と前年度より露出が増え、ゆるキャラグランプリ 2015 においては全国 116
位(前年度 170 位)となりイメージアップに貢献しました。また、フィルムコミッション事
業では、人気テレビドラマやバラエティー番組撮影に協力しました。
今後も、観光客や旅行関係業者などの多様なニーズを把握し、ターゲットに合わせた効果
的な情報発信を行うことで、福井の知名度向上やイメージアップに努めます。
Ⅶ.公営競技事業において新たなお客様の獲得と収益確保に努めます
7 月に開催した開設 65 周年記念「不死鳥杯」(GⅢ)福井競輪においては、全国的な猛暑
による車券売上減少の影響があり、目標を達成出来ず、それ以外のFⅠ・FⅡ競輪の車券売
上についても厳しい状況でした。
8 月、10 月のガールズケイリン(FⅡ)においては、マスメディアを積極的に活用した広報
及びショッピングセンター等への出向宣伝を行った結果、普段は見受けられない若年層や女
性客を取り込むという成果を上げました。しかしながら、リピーターとなるまでには至って
いないため、今後も引き続き新規ファンやリピーターの確保に取り組んでまいります。
また、全国の施行者との連携をより一層密にして、場外発売の相互協力関係の充実に努め
ます。
Ⅰ.中小企業者や創業者への支援及び企業立地の推進を図り、地域の商工業を振興します
達 成 度
1
商業の振興
実
目 標
取 組 内 容
目
値
指
標
市商店街連合会に加盟する商店街数
: 30 商店街
商店街等新ビジネスモデル事業支援数
:
1件
新
プレミアム付商品券による消費喚起効果
○
:
23 億円
A
内
容
店主の高齢化や後継者不足、また設備の老朽化など商店街が抱える課題等の現状把握に努め、今後
の商店街活性化施策に反映していきます。さらに、魅力向上に取り組む商店街等をサポートし、一層
の賑わいづくりを支援します。
また、経済団体との連携により商品券を発行し、市内の消費喚起や地域経済の活性化を図ります。
○商店街の課題の現状把握
全 35 商店街を訪問(全 35 商店街を訪問)
○商店街等新ビジネスモデル事業(福井玄関ブランド育成事業「おふくわけ」
)
5 月 10 日試食・販売会開催、7 月 10 日号市政広報に広報記事掲載
3 月 27 日第二次認定商品決定、発表・試食会開催 (「美のまちマルシェ」内で開催)
○プレミアム付商品券
・15 万セット完売(1 次販売:6/13、2 次販売:6/27、追加販売:7/13~8/24)
・換金額の集計、利用者へのアンケート調査を実施し、消費喚起効果を推定(6/13~1/31)
数
E
行
標
結
果
・ 成
果
A
市商店街連合会に加盟する商店街数
: 29 商店街
商店街等新ビジネスモデル事業支援数
:
1件
新
プレミアム付商品券による消費喚起効果
○
:
21 億円
E
A
成 果 ・ 課 題
各商店街を訪問する中で、商店街全体の高齢化や後継者不足、設備の老朽化、商店街同士の連携や
青年部育成の必要性などといった課題を把握することができました。これを踏まえ、来年度は、福井
市商店街連合会とともに課題解決に取り組み、当該連合会に加盟する商店街の支援体制を強化し、商
店街の活性化を図っていきます。
「おふくわけ」認定商品の追加に伴う発表・試食会を 3 月 27 日に実施しました。
発行総額 18 億円のプレミアム付商品券は、完売したものの消費喚起効果は約 21 億円にとどまりま
した。しかし、利用促進のための広報強化や消費喚起イベントの実施等により、個人消費の拡大や地
域経済の活性化に寄与しました。
達 成 度
2
企業立地の推進
実
行
内
容
目 標
平成 26 年度に策定した「福井市企業立地戦略」に基づき、市外企業の誘致ばかりでなく市内企業
の増設などを含む企業立地の推進に取り組みます。
「福井市企業立地推進会議」や「企業立地アドバイザー」の設置による推進体制の整備、効果的な
立地支援制度の構築、産業用地についての検討などを進めます。
また、企業の状況把握のため積極的に企業訪問を行い、支援の強化に努めます。
○企業立地支援
・企業立地支援指定:4 社
・空き工場、空きオフィスの登録促進
新規登録 空き工場 1 件、空きオフィス 6 棟 23 件
取 組 内 容
○企業立地戦略の推進
・企業立地推進会議の開催(5/18、12/3)
、ワーキンググループの開催(7/15、9/15、3/23)
・企業立地アドバイザーとの企業訪問や意見交換 (7/16~7/17、8/27~8/28)
・立地支援制度の構築(3 月 福井市企業立地促進条例を改正)
・福井市工場立地法に基づく緑地等に関する準則を定める条例を制定
・産業用地の確保に係る国家戦略特区の提案を実施
○企業訪問
・県外企業訪問件数:9 社
・市内企業訪問:251 社
・福井ゆかりの県外企業役員等(出身者・卒業者)へのアンケート調査実施
数
目
値
標
企業立地助成金制度活用企業に係る雇用奨励助
成金対象雇用者数(累計)
: 271 人(26 年度)→ 329 人(27 年度)
企業立地支援指定申請数
:
2 件(26 年度)→
4 件(27 年度)
新
立地支援制度の構築
○
企業の状況把握のための訪問数
: 250 社
A
E
A
指
標
結 果
・
410 人
成
果
A
企業立地助成金制度活用企業に係る雇用奨励助
成金対象雇用者数(累計)
: 334 人
企業立地支援指定申請数
: 4件
新
立地支援制度の構築
: 3月
○
企業の状況把握のための訪問数 : 260 社
E
A
成 果 ・ 課 題
福井市企業立地戦略に基づき、「福井市企業立地推進会議」や「企業立地アドバイザー」を設置す
るなどの推進体制を整備するとともに、企業訪問や企業に対する情報提供等に努めた結果、指定申請
に係る目標を達成することができました。また、福井市企業立地促進条例を改正し、市内企業の事業
拡大や研究開発施設の拡充への支援などを取り入れた立地支援制度を構築しました。今後は立地支援
制度の周知に努め、市内企業の規模拡大を促すとともに、市外企業に対して福井の強みをアピールし
た企業立地を推進します。
産業用地の確保については、内閣府に対して国家戦略特区の提案を行いましたが、指定には至りま
せんでした。今後は従来の提案に地方創生や周辺市町との連携といった視点を加えるなど内容の充実
を図り、再度特区の提案を行います。
高付加価値のものづくり・販路開拓の支援
実
行
目 標
取 組 内 容
数
値
A
A
E
A
指
標
ものづくり・販路開拓・人材育成・設備投資等へ
の支援件数 : 73 件(26 年度)→ 75 件(27 年度)
県外企業とのビジネスマッチング会による商談
成立件数
:
4件
新
新事業創出支援事業による支援件数
:
2件
○
新 ものづくり企業縁活サイト登録企業数 : 400 件
○
E
内
容
「研究開発」や「販路開拓」といった、市内の中小企業者等が求める支援を行い、さらなる事業の
拡大を図ります。今年度は、特に市内企業の大部分を占める小規模企業、及び今後の本市産業を牽引
していくような事業に対して重点的な支援を行います。
さらにインターネットを活用した市内企業の製品を紹介できるサイトを構築し、市内企業の販路開
拓を後押しします。
○ものづくり・販路開拓・人材育成・設備投資等への支援件数:56 件
[ものづくり:9 件、販路開拓:19 件、人材育成:11 件、設備投資:17 件、
コンテスト出品:0 件]
○県外企業とのビジネスマッチング商談会
・9/17 大阪府堺市で開催
参加企業数:37 社、商談件数 59 件
(福井 12 社、堺 25 社)
・3/14 三重県四日市市で開催 参加企業数:33 社、商談件数 33 件
(福井 11 社、四日市 22 社)
○新事業創出支援事業
応募件数:15 件(募集期間:8/27~9/30)
支援件数:2 件
(※10/15 に選定評価委員会を開催し、補助対象事業者 2 件を決定)
○ものづくり企業縁活サイト
12/25 にサイト公開
登録企業数:126 件
目
A
達 成 度
3
標
結
果
・ 成
果
ものづくり・販路開拓・人材育成・設備投資等へ
の支援件数 : 55 件
県外企業とのビジネスマッチング会による商談
成立件数
: 11 件
新
新事業創出支援事業による支援件数
:
2件
○
新 ものづくり企業縁活サイト登録企業数 : 126 件
○
A
E
A
A
E
A
成 果 ・ 課 題
ものづくり・販路開拓・人材育成・設備投資等への支援については、補助限度額に近い申請が多か
ったため、件数は目標を下回りましたが、市内中小企業者それぞれのニーズに合った支援を行いまし
た。
県外企業とのビジネスマッチング会は、平成 23 年度から中京関西圏のものづくり都市と連携して
開催しており、5 年間で 23 件の商談が成立するなど一定の成果を収めてきましたが、参加企業のミ
スマッチや新たな参加企業が増えないことなどの課題がありました。今後は、公開を開始したものづ
くり企業縁活サイトを活用したビジネスマッチング・販路拡大に取り組んでいきます。
本市産業への波及効果が見込まれる事業に対して研究開発から製造、販路拡大までを一貫して支援
するために開始した新事業創出支援事業については、2 件の採択事業が動き始めており、今後は、選
定評価委員からのアドバイスも受けながら、新事業の創出に取り組んでいきます。
また、ものづくり企業縁活サイトについては公開を開始しましたが、登録企業数が伸び悩んでいる
ため、サイトの認知度を上げ、登録企業数の増加に取り組むとともに、登録企業に対しては、掲載内
容についてアドバイスするなどのサポートをし、サイトの内容を充実させていきます。
達 成 度
4
起業家創出の促進
実
行
目 標
取 組 内 容
○起業家支援セットメニュー利用者数:68 件
○起業家交流会の開催
・
「起業家の息吹+」、
「起業家の企て」等の開催(NPO 法人アントレセンター)
開催数:11 回
○福井発!ビジネスプランコンテスト 2015 の開催
・ビジネスプラン募集期間(8/7~11/20)
・ビジコン・ミーティングの開催:4 回(8/27、9/16、10/30、11/7)
・最終選考会(H28/2/5 AOSSA 8 階 福井県県民ホール)
・発表プラン:8 件
・グランプリ:ヤマメ・イワナが田舎を豊かにする
~福井発「ウェルシー・カントリーモデル Wealthy Country Model」~
○創業拠点の整備数:2 カ所(中央 1 丁目、中央 3 丁目)
○市内で創業者数:99 件
数
値
A
指
標
起業家支援セットメニュー利用者数
: 44 件(26 年度)→ 45 件(27 年度)
起業家交流会開催数
:
10 回
ビジネスプランコンテストの開催 :
2月
新
創業拠点の整備数
:
1
カ所
○
市内での創業者数
:
88 件
E
容
人口当たりの社長輩出数が 33 年連続日本一である福井県の進取の気風を生かし、
「福井市創業支援
事業計画」(計画期間:平成 26 年度から平成 29 年度)に基づき、福井商工会議所や市内金融機関等と
の連携を強化し、市内での創業者の増加を図ります。
また、ビジネスプランコンテストについては、応募プランを起業、事業化につなげていくための取
組を進めていきます。
目
A
内
標
結 果
・
成
果
A
起業家支援セットメニュー利用者数
: 68 件
起業家交流会開催数
:
ビジネスプランコンテストの開催 :
新
:
○創業拠点の整備数
市内での創業者数
:
E
A
11 回
2月
2 カ所
99 件
成 果 ・ 課 題
起業家支援セットメニューに関しては、福井商工会議所や各金融機関とも連携し、制度の利用促進
を図った結果、目標を大幅に上回りました。今後も、資金管理や経営等のノウハウに乏しい起業家へ
の支援を通じて、起業しやすい環境整備に継続して取り組んでいきます。来年度以降は、女性起業家
に対する補助額を増額することで、更なる起業家創出を図っていきます。
ビジネスプランコンテストについては、今年度は高校生が入賞したこともあり注目を集めました。
また、受賞プランに事業化の動きが見られるなどしており、創業への動きがさらに活発化するよう取
り組んでいきます。
その他、創業支援を目的としたコワーキングスペース(創業拠点)の整備に対する助成を行い、今
年度、市内 2 カ所でコワーキングスペースが開設されました。今後は、コワーキングスペースを活用
した創業の動向に注視していきます。
来年度以降も引き続き、福井市創業支援事業計画に基づき、認定連携創業支援事業者(福井商工会
議所、NPO 法人アントレセンター)や金融機関等と連携し、市内での更なる創業者の増加を図ってい
きます。
達 成 度
5
農商工連携の推進
実
行
内
容
目 標
「ふくいの恵み」認定商品のブランド力強化及び認知度向上を図るため、市内百貨店において物産
展を開催します。また、県外での販路拡大を図るため、各地の物産展に積極的に出展します。
さらに、ホームページやパンフレット等の利用により、市民や観光客に対して、認定商品の情報を
広く発信していきます。
取 組 内 容
○「ふくいの恵み博」の開催
目
的 : 認定加工品の周知、販売促進を図る
開催場所 : 西武福井店 6 階催事場 他
開催期間 : 6 月 3 日(水)~6 月 8 日(月)
事業者数 : 38 社
商品数
: 236 商品
売上額
: 7,148 千円
○県外物産展への出展
7/24~26
福井市観光・物産展 in 台湾
9/19
三木サービスエリア(兵庫県三木市)
、
9/22~23
伊達なうまいもの市と幕末偉人伝(愛媛県宇和島市)
10/22
しんきんビジネスフェア(石川県金沢市)
10/30
白鶴銀座天空農園
10/31~11/1
ふくい南青山 291・食の國福井館
11/7~8
祭りゆうき
11/22~23
食の合戦 in ながの
1/22
白鶴銀座天空農園
1/23~24
ふくい南青山 291・食の國福井館
2/16~22
そごう神戸店
3/8~11
FOODEX JAPAN(千葉県幕張市)
3/13
ご当地!自慢の“逸品”フェア(宮城県塩竈市)
数
目
値
標
市内百貨店での物産展の開催 : 6 月
県外物産展への出展回数
: 8 回(26 年度)→ 10 回(27 年度)
認定商品販売額
:176,397 千円(26 年度)
→ 200,000 千円(27 年度)
指
標
結
果
・ 成
市内百貨店での物産展の開催
県外物産展への出展回数
: 13 回
認定商品販売額
: 292,993 千円
:
果
6月
成 果 ・ 課 題
「ふくいの恵み」認定加工品などを一堂に集めた物産展「ふくいの恵み博」を開催し、来場者に認
定加工品の魅力を発信しました。また、出展した事業者を対象に求評会を開催し、販売戦略や品質向
上に関する技術指導を行い、事業者のレベルアップを図りました。
また、県外物産展やバイヤー向け食品展示会へ積極的に出展し、「ふくいの恵み」認定商品等の認
知度向上及び販路拡大を図りました。
「ふくいの恵み博」来場者・出展者アンケートの結果や県外物産展等への出展経験から、「ふくい
の恵み」の認知度の低さや販路拡大意欲が乏しい事業者の存在等の課題が明らかになったため、来年
度の追加認定では改善していきます。
達 成 度
6
金融・経営支援の充実
実
行
内
容
目 標
中小企業者の経営環境等を把握しながら、平成 26 年度に拡充した制度融資の活用を推進します。
また、関係機関と連携した再生支援事業や経営専門指導員による経営及び創業に関するアドバイスな
どのフォローアップに継続して取り組むことで、中小企業者の経営改善を支援します。
取 組 内 容
○市内企業倒産:20 件
○制度融資利用促進
・消費税率引き上げ対策等で昨年度行った設備投資促進に係る補助内容等の拡充を継続して実施
(利子補給率、融資期間の拡大)
・10/7~3/24 制度融資の利用促進のため、金融機関等への訪問や説明会の開催を実施
・4/22~3/25 経済団体等との意見交換及び情報交換の実施
・制度融資の更なる周知を図るため、市政広報への掲載や銀行の融資担当者への直接 PR を実施
・設備投資利用促進のため、チラシを作成し市内金融機関全店舗へ送付
○経営フォローアップ
・訪問 92 件、窓口 9 件、経営力向上サポート事業 19 件
・経営の不安定な事業者に対し、複数回フォローを実施
数
目
値
標
市内企業倒産件数
:
33 件(26 年度)→ 30 件以下(27 年度)
制度融資を利用した設備投資件数
:
93 件(26 年度)→
100 件(27 年度)
中小企業者へのフォローアップ数
: 110 件(26 年度)→
120 件(27 年度)
指
標
結 果
・
成
果
市内企業倒産件数
:
20 件
制度融資を利用した設備投資件数
:
83 件
中小企業者への経営フォローアップ数
: 120 件
成 果 ・ 課 題
景気は緩やかな回復傾向にあるものの、中小企業の経営環境は依然として厳しい状況であり、事業
者の設備投資意欲低下、資金繰り悪化が懸念されました。そのため、制度融資に係る融資期間の延長
や利子補給率の拡大等を継続して実施するとともに、中小企業者に対する経営フォローアップに重点
を置いた施策に取り組んできたこともあって、市内倒産件数は減少しました。
しかしながら、昨今の円安による原材料費高騰や景気の先行き不透明感から、中小企業者の設備投
資意欲は乏しく、制度融資を利用した設備投資件数は目標に達しませんでした。
今後も引き続き、経営支援による市内事業者の経営安定を図るとともに、制度融資の利用状況や経
営相談内容等の情報整理・分析に努め、地域経済の動向を定期的に把握し、今後の産業振興政策の展開
に生かしていきます。
Ⅱ.中心市街地における商機能等を充実し、賑わいの創出を図ります
達 成 度
7
まちなかの様々な賑わいづくりによる魅力向上
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
行政、住民、商業者が一体となって賑わいにつながる取組を行い、まちなかの魅力向上を目指しま
す。
また、2 カ所のアクティブスペースについて、文化・スポーツ・音楽・ボランティア等の活動拠点
として利用促進を図ります。
○フクイ夢アート事業
実行委員会及び運営委員会の積極的な取り組みにより、多くのアート参画者、市民の参加を促す
企画を実施した。
・実行委員会開催(2 回)
、運営委員会(19 回)
・開催期間:10 月 4 日から 10 月 25 日(22 日間)
・実施企画:40 企画(自主企画 16(うち 1 つは来年度招待作家決定企画)、一般参画企画 24)
○まちなか大満喫フェアの開催
6 月 3 日から 10 月 4 日の間、西武福井店を会場に、イベントの開催や市民の憩いの空間として
活用した。
主催イベント 8 回(延べ 18 日間)
、一般利用者企画イベント 5 回(落語、合唱、結婚式等)
〔主催イベント内訳〕
・本館 6 階催事場
オープニングイベント(6 月 3 日)
、ふくいの恵み博(6 月 3 日~8 日)
・まちなかスカイテラス
ふくいの恵みスカイテラスカフェ(6 月 6、7 日)
、新鮮夏野菜市(7 月 4、5 日)
、
THE 水遊びランド(7 月 19、20 日)
、水鉄砲決戦(8 月 8、9 日)
、
美活フェス(9 月 5、6 日)
、ニュースポーツデー(9 月 19、20 日)
○アクティブスペースの利用件数:397 件
〔内訳〕
・JR 高架下 8 ブロック
281 件(4 月~11 月利用分)11 月末で利用終了
・JR 高架下 17 ブロック
103 件(12 月~3 月利用分)12 月から利用開始
・ガレリアポケット
13 件(4 月~3 月利用分)11 月から 3 月にかけて工事のため断続的に閉鎖
数
目
標
値
指
標
結
果
・ 成
果
「フクイ夢アート」参加企画数
「フクイ夢アート」参加企画数
:
41 企画
:
40 企画
「まちなかスカイテラス」来場者数
「まちなかスカイテラス」来場者数
: 14,055 人(26 年度)→ 15,000 人(27 年度) : 8,059 人
アクティブスペースの利用件数
アクティブスペースの利用件数
:
326 件(26 年度)→
330 件(27 年度) :
397 件
成 果 ・ 課 題
フクイ夢アートでは、アーティスト、市民団体、地元商店街、大学等の関係者が連携することで、
多くの市民を巻き込んだ広がりのある事業展開となり、まちの魅力を創造しました。準備期間が短く、
参画を見送ったとの意見もあるため、参画募集の時期を早めるなど、一般の参画者の掘り起こしに努
めます。
まちなかスカイテラスは、暑さや荒天により、目標とする来場者数を達成できませんでしたが、賑
わいイベントの開催やまちなかの憩いのスペースのひとつとして多くの市民に認知されました。今後
は、表現活動の発表の場としての利活用を支援します。
アクティブスペースは、工事による閉鎖期間や場所の変更がありながらも、前年を上回る利用があ
りました。利用者の固定化が見受けられるため、広くPRし様々な用途で多くの人にさらに利活用し
ていただけるようにします。
空き店舗の活用による来街者の増加
実
行
目 標
取 組 内 容
目
値
指
標
空き店舗率
: 16.9%(26 年度)→ 14.0%(27 年度)
新
リノベーションスクール参加者及び見学者数
○
: 120 名
A
内
容
中心市街地への来街者を増やすため、まちづくり福井㈱と連携し、まちなかの空き店舗を活用した
福井の食や美容関連など魅力ある店舗の開業を支援します。
また、持続可能な都市再生の新たな手法として注目されているリノベーションスクールの開催を支
援します。
○中心市街地開業促進事業
中心市街地(中央 1 丁目)への出店者に対し、開業経費及び家賃の一部を支援した。
・平成 27 年度支新規援件数: 30 件
(新規内訳)1 階路面店
25 件(うち福井の食提供店舗 5 件)
地下、2 階以上店舗
5件
【1階路面店空き店舗率(中央 1 丁目地区)
】
平成 28 年 2 月調査結果
平成 27 年 2 月調査結果
空き店舗件数 : 38 件(△ 20)
空き店舗件数 : 58 件
総店舗数
: 337 件(△ 6)
総店舗数
: 343 件
空き店舗率
:11.3%(△5.6)
空き店舗率
:16.9%
空き店舗減少(20 件)の内訳
開業による減少 12 件(開業 29 件(支援 25 件含む)閉店 17 件)
取壊し(予定含む)による減少 6 件
その他の理由による減少 2 件
総店舗数減少(6 件)の内訳
取り壊しによる減少 4 件
取り壊し予定による減少 2 件
・4 月 13,19 日 第 1 回空き店舗見学ツアー開催
案内物件 21 件、参加者 延べ 46 名。2 件の出店に繋がった。
・11 月 8,9 日 第 2 回空き店舗見学ツアー開催
案内物件 13 件、参加者 延べ 30 名。4 件の出店に繋がった。
○リノベーションスクール支援事業
・6 月 19~21 日に開催し、18 名の受講生が参加。
・2 物件を対象にリノベーション計画を策定した。
・一般公開セミナーには延べ 240 名、公開プレゼンには約 120 名の見学者があった。
数
E
達 成 度
8
標
結 果
・
成
果
A
空き店舗率
: 11.3%
新
リノベーションスクール参加者及び見学者数
○
: 378 名
E
A
成 果 ・ 課 題
今年度の中心市街地開業促進事業支援件数は 30 件であり、昨年(18 件)と比較すると大幅に増加
しました。その結果、平成 28 年 2 月末現在の空き店舗率は 11.3%(38 店舗/337 店舗)となり、今
春に控えたハピリンの開業、その後の福井国体、北陸新幹線延伸などを見据えた民間の投資意欲の高
まりを受け、目標を大きく上回りました。今後は、まちなかの回遊性をさらに向上させるため開業支
援を行い、商店街の連続性を高めてハピリン開業による賑わいを中心市街地全体へ波及させるよう努
めます。
リノベーションスクールには、まちづくりに関心のある非常に多くの人達に参加いただきました。
リノベーションスクールで策定された事業計画のうち 1 件が、女性の集まるエリアづくりをコンセプ
トに飲食店の営業を開始しましたが、その準備を進めるなかでもまちづくりに関心のある若者同士の
ネットワークや協力体制ができ、現在も更なる広がりを見せています。今後も、このようなまちづく
りの担い手の育成を継続していきます。
Ⅲ.就労情報の提供や若者のU・I・Jターン就職の促進に努め、また労働環境の向上な
ど市民が働くことを応援します
達 成 度
9
若年者に対する地元企業への就労機会の創出
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
学生等の若年者に対し、地元企業の情報を紹介する「ふくいおしごとネット」やツイッターによっ
て就労情報を提供し、地元企業への就労機会の創出に取り組みます。
また、今年度から学生向けに企業見学や企業経営者との座談会を組み合わせたイベントを開催し、
本市の企業や雇用環境を知り、福井で働くことについて考えるような機会を設けるとともに、保護者
を対象に企業見学を組み入れたセミナーを実施することにより、さらなるU・I・Jターン就職の促
進を図ります。
さらに、国のトライアル雇用から引き続き正規雇用へ移行させた中小企業に対し奨励金を支給し、
正規雇用化を促進します。
○労働局や県と連携した合同企業説明会の開催
・ふくいで決めようUターン就職フェア(4 月上旬~中旬に東京・大阪・名古屋・金沢で開催)
・ふくい若者就職応援キャリアフェア(6 月 13 日)
・ふくい雇用セミナー(8 月 8 日)
・ふるさと企業魅力発見フェアの開催(3 月 5 日)
○「ふくいU・Iターンサマーキャンプ 2015」の開催(9 月 5 日~9 月 10 日)
○保護者向け就活応援セミナーの開催(10 月 31 日文系対象、11 月 7 日理系対象)
○若年者正規雇用奨励金の周知広報及び奨励金支給後の定着に関する調査の実施(10 月)
○ふくいおしごとネットのリニューアル(3 月 7 日)
・キャリアアップ制度や育児休業の取得実績など、若年求職者が求める情報の発信を強化するため、
登録企業が記入できる情報を拡充するリニューアルを実施
数
目
値
指
標
標
結
果
・ 成
果
合同就職説明会等への参加者数
合同就職説明会等への参加者数
: 1,392 人(26 年度)→ 2,000 人(27 年度)
: 2,222 人
新 学生向けU・Iターンイベントの参加人数
新 学生向けU・Iターンイベントの参加人数
○
○
:
30 人
:
26 人
新 保護者向けセミナーの開催 : 2 回
新 保護者向けセミナーの開催 : 2 回
○
○
若年者正規雇用奨励金件数
若年者正規雇用奨励金件数
:
36 件(26 年度)→ 50 件(27 年度)
:
64 件
福井労働局や県と連携して合同企業説明会を開催し、学生等の地元就職促進を図りました。就職活
動の日程が繰り下がったことから、開催時期を調整し、6 月には新たな説明会を追加開催して、目標
の 2,000 人を超える学生が参加しました。
また、県内外の学生が、地元企業の魅力に触れ福井での生活を体験し、学生自らがU・Iターン就
職について考える「ふくいU・Iターンサマーキャンプ」を初めて開催しました。定員 30 名のとこ
ろ 37 名の応募がありましたが、キャンセル等により 26 名の参加となりました。参加学生に対しては、
今後も地元企業への就職のための情報を継続的に提供し、U・Iターン就職につなげていきます。ま
た、参加者からのアンケート結果を踏まえ、参加者募集のための広報や事業内容等を改善し、事業の
充実を図ります。
学生が就職先を決める際、保護者からのアドバイスも重要であることから、保護者を対象に、地元
企業の情報提供や就職活動での親のかかわり方などを内容とした就活応援セミナーを、文系、理系各
1 回実施し 30 名の参加がありました。来年度は、保護者向けの個別就活相談会も開催し、保護者を
通じた地元就職の促進を図ります。
若年者正規雇用奨励金は、前年を大きく上回る 64 件の支給となりました。奨励金支給後の状況調
査では、9 割の若者が継続雇用されているという結果を踏まえ来年度も引き続き実施します。また、
職場において非正規で働く若者の正規雇用への転換を促すため、「若年者キャリアアップ助成金」を
新設し、更に若者の正規雇用化の促進を図ります。
A
E
A
A
E
A
A
E
A
E
A
成 果 ・ 課 題
達 成 度
10
求職者のキャリア形成支援
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
ハローワークなど他の機関が年間を通じセミナー等を実施している中、本市では、労働力人口の減
少に対応していくため、今年度は重点的に、離職率が高く、また非正規雇用者も増加傾向にある若年
者、結婚・出産・育児を期に離職や非正規雇用者となった女性、一般企業への就労が進んでいない障
がい者を対象としたセミナーを開催します。
これらの対象者は個々に状況が異なることから、就職活動に役立つ知識や情報の提供、模擬面接、
個別カウンセリング、継続的なフォローアップなどの内容を盛り込み、きめ細やかな支援を行ってい
きます。
○就職支援セミナーの開催に向けた準備
・事業者選定のためのプロポーザル審査会開催 6/19
○就職支援セミナーの開催
・障がい者コース
10/2、5、7、13、14、15
受講者 12 人(定員 10 人)
主な内容:先輩の就活体験談、
「障害者合同就職面接会」参加、履歴書等の個別指導、模擬面接
・若者就職応援コース
11/17、18、19、25、26
受講者 12 人(定員 15 人)
主な内容:ハローワークの活用方法講座、職業適性検査、履歴書等の個別指導、模擬面接
・子育てママ再就職応援コース 2/16、17、23
受講者 12 人(定員 15 人)
主な内容:福井市の子育て支援策紹介、履歴書等の個別指導、模擬面接
数
目
セミナーの受講者数
標
: 40 人
値
指
標
結 果
セミナーの受講者数
:
・
成 果
36 人
成 果 ・ 課 題
企業人事担当者等による模擬面接や職務経歴書の書き方講座のほか、若者や障がい者、子育て期の
女性、それぞれの対象者にあった就職活動上の課題等に対応するための講義や情報提供を盛り込んだ
内容の就職支援セミナーを開催しました。
開催にあたっては、委託業者と連携して募集広報を行いましたが、雇用情勢が改善し、求職者が減
少していることから、セミナーの受講者数は目標を達成できませんでした。
しかし、就職活動が比較的困難となることが見込まれる若者や障がい者、子育て期の女性に対して
は、良好な雇用環境下でも、1 年間のフォローアップを含めて、きめ細やかな就職支援を行っていく
ことは重要です。
今後は、今年 2 月に締結した「福井市・福井労働局雇用対策協定」に基づき、国との連携も強化し、
時勢に合わせたセミナーを開催できるよう、内容や広報方法等の見直しを適宜進めていきます。
達 成 度
11
労働環境改善の推進
実
行
内
目 標
取 組 内 容
福井県女性の有業率は全国 1 位、男性は 4 位、さらに共働き率全国 1 位と働く人の割合が高い中、
誰もが安心して働くことができる環境づくりを推進します。
中小企業労働相談員を配置し、中小企業の労働問題全般について労使双方の相談に応じるほか、企
業に出向き、本市や国・県が実施している各種助成制度の周知を行い、誰もが安心して働くことので
きる環境づくりを推進します。今年度は 1 社あたりの訪問時間を十分にとり、各企業が抱える労使関
係や労働環境上の個別課題に対応するための適切な相談や情報提供に努めます。
また、市内企業における仕事と育児や介護を両立できる職場環境の実現に向けた取組を支援し、ワ
ーク・ライフ・バランスの推進を図ります。
○労働環境改善のための施策啓発件数: 1,182 社
・中小企業労働相談員による企業訪問数 924 社
・職員による企業訪問・制度説明実施数 258 社
・啓発内容:国・県・市の仕事と家庭の両立支援に関する制度、国・市の中小企業退職金制度、市
の勤労者対象融資制度、市の企業情報紹介サイトへの登録案内等
・チラシ配布状況
市内の社会保険労務士への郵送によるチラシ配布、企業への紹介依頼 92 件
福井労働局雇用均等室による事業所訪問・チラシ配布 年間約 100 件
福井銀行職員による企業訪問・チラシ配布 約 1,000 件
・報道機関への情報提供
○ワーク・ライフ・バランス推進に取り組む企業への支援件数:5 社
数
目
値
指
標
新 労働環境改善のための施策啓発件数
○
E
E
A
標
結
果
・ 成
果
新 労働環境改善のための施策啓発件数
○
A
: 1,000 社
新
ワーク・ライフ・バランス推進に取り組む企業へ
○
の支援件数 :
21 社
A
容
A
E
A
: 1,182 社
新
ワーク・ライフ・バランス推進に取り組む企業へ
○
の支援件数 :
5社
A
E
A
成 果 ・ 課 題
本市や国、県が実施している仕事と家庭の両立支援に関する助成制度や、育児・介護休業法の概要
などについて、目標を上回る周知啓発を行いました。
また、今年度、仕事と育児や介護を両立できる職場環境整備のための補助金及び奨励金を新設し、
職員による啓発活動のほか、社会保険労務士会、福井労働局、福井銀行の協力の下、チラシの配布等
を行いましたが、9 月末までの利用実績はありませんでした。その後、職員による企業訪問を積極的
に行い、育児・介護休業の取得を促進するための就業規則の策定や改定に伴う経費補助の利用が 4 社、
育児短時間勤務制度の利用に対する奨励金が 1 社ありました。
来年度は、企業訪問や問合せの中でいただいたご意見やご要望を参考に活用しやすい制度となるよ
う、対象事業拡充や支給要件を見直します。
また、ワーク・ライフ・バランスの必要性や重要性について、企業の理解がまだ十分ではないこと
も課題であるため、企業訪問等を通じて、来年度も引き続き制度周知に努めます。
Ⅳ.食や自然・歴史など福井らしさで観光客を増やします
達 成 度
12
新 新・観光ビジョンの策定
○
A
E
A
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
現行の観光ビジョンは、平成 29 年度までを対象としているが、平成 30 年の福井国体、さらには北
陸新幹線県内延伸など策定した時点とは観光を取り巻く状況は大きく変化していることから、観光施
策を加速化するため、2 年前倒しし、新・観光ビジョンを策定します。
なお、観光は旅行業を中心に非常に裾野の広い総合産業であることから、ビジョン策定に当っては、
広く市民の意見を反映させた計画とします。
○福井市新観光ビジョン策定委員会
様々な立場の市民 14 名(学識経験者、観光関係者、若者、女性、外国人など)で構成。
計 5 回の策定委員会を開催(7/30、9/25、10/23、11/20、1/12)
○福井市新観光ビジョン検討部会
事業計画作成で策定委員会と連携することを目的に、福井市職員 19 名(観光関連所属の主任級又
は副課長級職員)で構成。
計 5 回の検討部会(7/16、9/2、9/29、10/28、12/2)を開催。
○策定委員長から最終案の市長報告(1/20)
※具体的な行動計画を含めたため、「福井市観光ビジョン」から「福井市観光振興計画」に名称を
変更。
○パブリックコメント実施(2/23~3/8) 6 人 17 件
○福井市観光振興計画策定(3/31)
数
目
新・観光ビジョンの策定
標
値
指
標
結
果・成
果
福井市観光計画の策定
成 果 ・ 課 題
「福井市観光ビジョン」を改訂し、今後の観光振興の方向性及び具体的な行動計画を含む「福井市
観光振興計画」を策定しました。
具体的な内容としては、「一乗谷」「まちなか」「越前海岸」の観光拠点の磨き上げはもとより、二
次交通の充実や市内観光地の魅力向上、周辺観光地から市内への誘導を図り、通過型観光から交流滞
在型観光への転換を進めるものとなっています。
来年度は、各種施策やリーディングプロジェクトを確実に進めるとともに、新たに設置する「福井
市観光振興計画推進委員会(仮称)」により、計画の進行管理を行い、観光施策を継続的に改善して
いきます。
達 成 度
13
観光産業の振興
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
観光産業の振興に関係部局が連携して取り組みます。
また、学生合宿、コンベンション開催や教育旅行誘致を目的とした支援事業を継続的に実施すると
ともに、10 月から始まる北陸デスティネーションキャンペーンにあわせ、各種事業を積極的に展開
することにより、市内での宿泊、飲食やお土産品の購入など観光消費の拡大を促進します。
さらに、訪日旅行客を本市に呼び込むため、親日家の多い台湾の旅行社等へのトップセールスを実
施し、海外誘客に努めます。
○商工・農林水産業者による出展
・ふくい春まつりにて、農林水産部及び商工振興課との連携
市認定の地元農林水産加工品・農産物の販売(4/18 中央大通り)
苗木の無料配布(4/18 中央大通り)-1 日 2 回各 250 本
・南青山 291 物産展
10/31~11/1、1/23~24
・祭りゆうき
11/7、8
・食の合戦 in ながの
11/22、23
・福井で人気の味特集(そごう神戸店)2/20、21
〇教育旅行・学生合宿促進
・北海道上砂川中学校(24 名)来訪 5/12~5/13
・北陸 3 県修学旅行フェア参加(8/6 商談・8/7 エクスカーション)
・学生合宿補助件数 合宿申請団体数 266 件
延べ人数 14,626 人泊
(地域交流活動申請団体数 203 件
延べ人数 8,480 人)
〇コンベンション誘致
・コンベンション検討会議(6/17、7/9、8/26 開催)
・福井県コンベンション誘致促進会議(6/18 開催)
〇インバウンド推進
・台湾トップセールス 7/23・24 2 都市(台北・台中市)訪問
・台湾旅行エージェント招聘ファムツアー 2/29~3/2 開催 18 社 18 名招聘
数
目
値
指
標
表
結
果
・ 成
果
市内宿泊者数
市内宿泊者数
:
55 万人
:
53 万人(26 年)→
55 万人(27 年)
市内コンベンション開催件数
市内コンベンション開催件数
:
126 件(26 年度)→ 200 件(27 年度)
:
119 件
県外観光客観光消費額
県外観光客観光消費額
: 120.5 億円(26 年)→ 123.0 億円(27 年)
: 151.8 億円
新
トップセールス訪問都市数
:
2
都市
新
トップセールス訪問都市数
:
○
○
E
A
E
A
2 都市
成 果 ・ 課 題
7 月には、台湾(台北・台中市)で初めてトップセールスを実施し、台中市内にて農林水産部と連
携した「福井市観光・物産展」の開催や現地旅行会社等への観光素材の売り込みを行うとともに、今
年 2 月には、現地旅行会社等を福井に招聘し、観光素材の視察・体験や地元観光関連事業者との商談
会を実施することにより、旅行商品造成・情報発信を働きかけました。
学生合宿補助件数は、順調に伸びてきており、前年比約 16%増の 266 件となりました。教育旅行
については、北陸 3 県修学旅行フェアに参加し、旅行会社に支援制度の説明を行うとともに、支援制
度適用第 1 号として北海道上砂川中学校 24 名が本市を訪れました。また、福井県も「福井県観光新
戦略」において、MICE全般の誘致に向けた取り組みを推進していることから、その支援策につい
て、福井県、福井市、福井観光コンベンションビューローの三者で協議を進めました。
このような取組により、市内宿泊者数と県外観光消費額については、数値指標の目標を達成しまし
たが、市内コンベンション開催件数については、目標件数に達しませんでした。今後は、コンベンシ
ョン助成金の上乗せや、新たに海外MICE誘致のための助成制度を設置し、更なる支援充実を図り
ます。
達 成 度
14
「一乗谷」への観光誘客
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
一乗谷朝倉氏遺跡は「特別史跡」「特別名勝」「重要文化財」の三重指定を受けた全国 6 カ所しかな
い世界文化遺産級の地域資源であり、本市の別格の観光拠点として位置づけております。
観光おもてなしとしては、時代衣装を身に着けたパフォーマーによるガイドや着付体験、戦国あさ
くら市、弓道体験やお茶会などおもてなしイベントを開催し観光客をもてなすとともに、「越前朝倉
戦国まつり」や「越前朝倉万灯夜」を支援します。
また、「一乗谷 DISCOVERY PROJECT」の取り組みによりイメージアップ・情報発信
を行うとともに、隣接する東郷エリアやあさくら水の駅と連携した「一乗谷・東郷魅力体感プロジェ
クト」を地元住民とともに推進し、レストランカフェの整備や観光案内システムの構築などにより「見
る」
「食べる」
「遊ぶ」機能をハード・ソフト両面から磨き上げていき、観光誘客に努めてまいります。
○誘客イベント
・時代衣装着付体験サービス利用者数 1029 人
・おもてなしイベント 8 月~11 月(11 回) 弓道体験、和太鼓、茶道、琴演奏、ジャグリング、
ゆめまる着ぐるみ撮影会、第 2 回チャンバラ合戦~朝倉杯~(9/2 参加者 80 名)
・越前朝倉曲水の宴 5/5
・越前朝倉戦国まつり・越前朝倉万灯夜開催 8/22・8/23 入込数 20,000 人
・戦国城下町生活再現事業 10/3~11/8 までの土日祝
○一乗谷・東郷魅力体感プロジェクト
・一乗谷東郷魅力体感ツアー(まち歩き)の開催 8 回 4/11 6/13 8/9 8/23 10/10 11/15 2/14 3/6
・新商品開発:ゆめまるぬいぐるみストラップ 9/18(3,000 個)
、一乗谷風車 10/17(300 個)
・一乗谷テーマ曲「悠久の一乗谷」完成 葉加瀬太郎氏制作
10/7
・「一乗谷レストラント」オープン 10/24
・空中散歩スカイマスターの実施 (5 回:10 月の毎週土曜日)
・朝倉トレイルラン 11/1
・首都圏での観光フォーラム 1/23~1/24
・ARシステム完成 3/31 (試験運用:10/3~11 月末までの土日祝)
数
目
値
標
時代衣装着付体験サービス利用者数
:
956 人(26 年度)→
980 人(27 年度)
一乗谷観光客入込数
: 70.7 万人(26 年)→ 80 万人(27 年)
指
標
結 果
・
成
果
時代衣装着付体験サービス利用者数
: 1,107 人
一乗谷観光客入込数
: 108 万人
成 果 ・ 課 題
北陸新幹線金沢開業や北陸デスティネーションキャンペーンの開催により、北陸の注目度が全国的
に高まり、これまで関西・中京方面が多くを占めていた観光客層に加え、関東方面の観光客が増えま
した。これにより、初めて一乗谷観光客入込数が 100 万人を超え、目標の 80 万人を大きく上回ると
ともに、時代衣装着付体験サービス利用者数も目標値を達成することが出来ました。
平成 25 年度から、新幹線開業効果を最大限享受するために「一乗谷・東郷魅力体感プロジェクト」
を立ち上げ、レストラン整備やARシステム構築、葉加瀬太郎氏による一乗谷テーマ曲制作などの事
業を計画に沿って実施するとともに、積極的に県外での商談会や観光出向宣伝に参加し、一乗谷への
誘客を図りました。
日本一の戦国城下町のフィールドミュージアムを目指し、28 年度も引き続き、観光の三大要素「見
る」
「食べる」
「遊ぶ」機能を磨き上げながら、一乗谷の魅力を全国に発信し、さらなる観光推進に取
り組みます。
達成度
15
「まちなか」への観光誘客
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
一年を通してまちなかの観光誘客を図るため、春には「日本さくらの名所 100 選」にも選ばれてい
る足羽川・山の桜を核とした「ふくい春まつり」、夏には「福井フェニックスまつり」、春と秋には「愛
宕坂灯の回廊」、冬には「樹木イルミネーション」を開催して、まちなかの賑わいを創出するととも
に、まち歩きガイドツアーを実施して回遊を促します。
また、浜町界隈の新たな観光ポイントとして整備するグリフィス記念館を活用して、養浩館庭園か
ら愛宕坂までの歴史資源をつなぐ回廊を形成し、歴史散策の回遊性を高めます。
さらに、西口再開発ビルの観光関連施設については、観光案内所・観光物産館の工事を進め、28
年春の完成を目指します。
○ふくい春まつり
4/1~4/30
入込数 238,000 人
越前時代行列
4/18
入込数 151,000 人
ふくい春まつり創客創流事業 4/1~4/30
○足羽川堤防桜並木ライトアップ 4/1~4/19
○愛宕坂灯の回廊(春)
4/1~4/16
入込数 7,129 人
(秋)
10/10~10/12 入込数 887 人
○福井フェニックスまつり
7/31~8/2
入込数 135,800 人
○グリフィス記念館
10/10 ※入館者1万人達成 3/4(記念イベント開催)
○西口再開発ビル観光案内所、観光関連事務所 コンベンションビューローとの協議
観光物産館 愛称募集 5/18~6/18 235 作品の応募 「福福館」に決定
物販事業者説明会 8/5
条例改正 9 月議会利用料金設定等
施行規則改正 9/25
○冬のイルミネーション(養浩館庭園) 10 月~11 月
○まち歩きガイドツアー 10 月 10 日(夜間景観ウォーク)、17 日、24 日、31 日
11 月 7 日、14 日、21 日、28 日 ※毎週土曜日の計 10 回
○西口再開発ビル観光関連施設
1F 観光案内所
内装工事(組合施工)
、備品搬入
2F 観光物産館
入札開札 10/15
内装工事 10 月~1 月
備品搬入
3F 観光関連事務所 内装工事、備品搬入
数
目
標
値
指
標
結
果
・ 成
果
成 果 ・ 課 題
夜間景観ウォークの開催
:10 月
夜間景観ウォークの開催 : 10 月
愛宕坂歴史拠点施設利用者数
愛宕坂歴史拠点施設利用者数
: 18,156 人(26 年度)→ 18,500 人(27 年度) : 17,173 人
まちなか観光客入込数
まちなか観光客入込数
:
104 万人(26 年) →
105 万人(27 年)
:
129 万人
西口再開発ビル観光関連施設完成
西口再開発ビル観光関連施設完成
北陸新幹線金沢開業後初となった「第 30 回ふくい春まつり」では、まちなかで「ふくい角川大映
映画祭」
、郷土歴史博物館で「ヱヴァンゲリヲンと日本刀」展など、様々な特別企画を実施しました。
越前時代行列も、柴田勝家役に若手俳優(つるの剛士氏)を起用し、一般参加枠を拡大することで、
行列の若返りを図りました。
10 月から 12 月までの北陸デスティネーションキャンペーン期間にあわせて、10 回のまち歩きを実
施しました。歴史散策やグルメ巡りなど、ガイドによる解説で回遊性を高めました。
グリフィス記念館は 10 月 10 日のオープンし、3 月 4 日には来館者が 1 万人を突破して、記念イベ
ントを開催しました。
西口再開発ビル観光関連施設のハード整備は完了し、4 月 28 日のオープンに向け、運営の準備中
です。
28 年度には「まちなか周遊バス」の運行により観光客の交通利便性向上を図るとともに、グリフ
ィス記念館での情報発信や歴史関連施設の連携を強化し、愛宕坂周辺も含めたまちなかの更なる観光
誘客増に努めます。
達 成 度
16
「越前海岸」への観光誘客
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
越前海岸が全国に誇る「越前がに」や透明度抜群の海での「海水浴」等のイメージポスターを駅や
SAに掲出するとともに、地元で観光のまちづくりに取り組む団体等に対し、支援・連携して、越前
海岸一帯を盛り上げていきます。
また、海開きにあわせて海水浴場での集客事業を実施することで海水浴客を呼び込むととともに、
平成 26 年 10 月にリニューアルした国民宿舎鷹巣荘を核として、源泉かけ流し温泉の魅力を民宿と連
携して発信し、越前海岸全体での誘客につながるよう努めます。
○鷹巣海水浴場誘客イベント実施(ハマグリを放流し、ハマグリ採りを楽しむイベント)
7/10~8/5
○越前海岸盛り上げ隊 立上げ(4 月)
・Facebook運用開始、ホームページ「DISCOVER LIFE ECHIZEN COAST 」制作
・海辺の手しごと市 5/3~4
・ママチャリGP 11/3
○イメージポスター掲出
JR高崎駅(7/6~19、11/2~15)JR大宮駅(7/6~19、11/2~15)
JR長野駅(7/7~20、11/2~15)JR岐阜駅(7/21~8/3、10/27~11/2、11/24~30)
名古屋市営地下鉄(7/8~21、11/4~17)南条SA下り(7/1~8/31、11/1~2/29)
○パンフレット設置(7/1~8/31)
養老SA下り、多賀SA上り、賤ケ岳SA下り、尼御前SA上り、加西SA上り
〇出向宣伝によるPR
西紀SA下り出向宣伝 7/4(海水浴PR)
三木SA上り出向宣伝 9/19(越前がにPR)
数
目
体験・体感メニュー利用者数
: 1,138 人(26 年度)→
越前海岸観光客入込数
:
45 万人(26 年) →
値
標
1,200 人(27 年度)
53 万人(27 年)
指
標
結 果
・
成
果
体験・体感メニュー(盛り上げ隊事業)利用者数
: 2,459 人
越前海岸観光客入込数
:
47 万人
成 果 ・ 課 題
平成 27 年度は、昨年まで市が主導で実施していた「越前海岸体験・体感キャンペーン」の参加事
業者を中心に、観光まちづくり組織「福井市越前海岸盛り上げ隊」を設立しました。組織ではフェイ
スブックやホームページを立ち上げ情報発信を行い、イベント参加者数の増加につなげ誘客を図りま
した。
また、
「海水浴」
「越前がに」等のイメージポスターを、名古屋市営地下鉄や北陸新幹線沿線都市で
ある「高崎市・大宮市・長野市」及び隣県で海のない「岐阜市」の駅で掲出しました。その他、高速
道路SAにおいてもポスター・パンフレットの設置を行い、福井への来訪実績の多い中京・関西エリ
アの方が利用する「養老・多賀」、北陸自動車道の利用実績の多い「南条・尼御前」、柴田勝家縁の地
「賤ケ岳」、舞鶴若狭自動車道を活用した誘客を見据えた「加西」の各SAで実施したほか、各シー
ズンに合わせた出向宣伝でPRを行い誘客に努めました。
また、海水浴客数の減少対策として、鷹巣海水浴場において誘客イベントを開催し、集客と海水浴
客の満足度向上に努め、前年と比較して越前海岸全体の入込数も増加しました。
今後は、観光拠点として「ガラガラ山越前水仙の里キャンプ場」の整備を進めるほか、越前海岸活
性化のため地域まちづくり団体や若者の参画支援を行います。また、外部より観光アドバイザーを招
き、地域と共に観光素材の磨き上げを行い、越前海岸のブランド化の推進と観光誘客に努めてまいり
ます。
Ⅴ.福井の魅力を磨き、市民や観光客が福井の魅力に触れる機会を増やします
おもてなしの心の醸成
実
目 標
取 組 内 容
目
内
値
指
標
新 観光おもてなし体験だよりの数
○
A
行
容
本市を訪れる多くの観光客が「再び訪れたい」と思うような観光のまちづくりを進めるため、ホス
ピタリティの醸成や観光関連事業者等の資質向上、きれいな観光地づくりなど、観光客を温かく親切
に迎える「観光まごころ市民運動」を、市民総ぐるみで進めます。今後も引き続き、「おもてなし講
習会」を開催するとともに、運動の核となる人材育成や更なるおもてなしのレベルアップに取り組み
ます。
歴史ボランティアバンク「語り部」を支援し、公民館や各企業主催の講演会等での「語り部」の活
用を積極的に呼びかけるなど、市民や観光客が福井市の名所・旧跡に気軽にふれたり、歴史を学んだ
りする機会を増やします。
○おもてなしの取り組み
・観光おもてなし市民運動推進会議の開催 : 6/22、2/19
・おもてなし講習会の開催 : 7/6(一般)
、8/20(宿泊)、9/10(タクシー)
、3/25(一般)
・最上級のおもてなし研修の開催 :7/13、9/15
・おもてなしリーダー育成グループワークの開催:1/13、2/3、2/23
・第 2 回観光おもてなし市民運動推進大会の開催:3/5
・市職員 4 年目研修修了者の中から選抜された職員を対象に「福井観光もてなし隊」を結成し、観
光ブラッシュアップ研修を実施 : 10/5(3 都市の出向宣伝に計 6 人を帯同)
○歴史ボランティアバンク「語り部」の支援
・語り部研修-まち歩き 2 回、座学 3 回、その他外部講師を招いた研修を予定)
数
E
達 成 度
17
標
結
果
・ 成
果
: 300 通
新 観光おもてなし体験だよりの数 :
○
「語り部」による案内人数
「語り部」による案内人数
: 8,042 人(26 年度)→ 10,300 人(27 年度)
: 11,038 人
A
E
A
313 通
成 果 ・ 課 題
今年度は、おもてなしの心の醸成を達成するために 4 つの目標「おもてなしを理解する」
、
「おもて
なしを実践する」、
「おもてなしの裾野を広げる」
、
「観光おもてなし市民運動を推進する」を掲げまし
た。その手段として、おもてなし講習会や最上級のおもてなし研修、おもてなしリーダー育成グルー
プワークなどを実施し、188 人の方が受講しました。観光おもてなし体験だよりは 313 通、319 件の
体験談が寄せられ、その中から特に優れたおもてなしを実践した 2 個人、2 団体を「第 2 回感動おも
てなし大賞」として、観光おもてなし市民運動推進大会にて表彰しました。
福井国体まで 1,000 日を切っていることもあり、今後も引き続き、おもてなしの裾野を広げ、さら
なるレベルアップを図るため、おもてなしを理解する取組を進めていきます。
また、市職員を対象とした「福井観光もてなし隊育成事業」についても、研修内容を見直しながら
継続を図ることで、郷土福井を誇りと自信を持ってPRできる人材の拡充につなげていきます。
達 成 度
18
観光施設の整備
実
目 標
取 組 内 容
○観光トイレの洋式化 1 カ所完了
○ガラガラ山再整備工事着工
・解体トイレ汚泥汲み取り・清掃
・建築物解体、造成工事
・設備工事(貯湯、電気)
○ガラガラ山総合公園条例改正
○ガラガラ山総合公園指定管理者制度導入設計
○水仙寮物品譲渡見学会実施
○水仙寮備品処分及び解体工事
目
新 観光トイレの整備
○
新 ガラガラ山周辺再整備事業
○
新 水仙寮解体完了
○
E
A
A
E
A
A
E
A
内
容
足羽川桜並木などの観光地の美化や、観光トイレなどの施設を安全・快適に利用してもらうための
維持管理に努めます。併せて、観光トイレの洋式化を進めます。
また、ガラガラ山総合公園の集客を増やすため、公園内キャンプ場を充実させるなど、ガラガラ山
周辺の再整備を行います。
水仙寮は平成 28 年度に原状復旧できるよう、年度内に解体します。
数
A
行
5 月(浜住第1トイレ:男女各1基)
工期 6 月
工期 8 月~3 月
工期 2 月~6 月
3 月議会
5/27
3/11 完了
値
指
標
:
:
標
結 果
・
成
新 観光トイレの整備
○
新 ガラガラ山周辺再整備事業
○
新 水仙寮解体完了
○
1 カ所
6 月着工
A
E
A
A
E
A
A
E
A
果
:
:
:
1 カ所
6 月着工
3 月完了
成 果 ・ 課 題
観光客の利便向上のため、観光トイレの洋式化を進めました。
国体、新幹線延伸等を見据え、今後も観光トイレの洋式化を順次進めていきます。
ガラガラ山再整備事業では、土木工事と建築工事を順次進めています。平成 27 年度は、6 月から
事業に着手し、解体工事、オートキャンプ場等造成工事、立木伐採工事を完了しました。温泉幹線整
備工事、貯湯設備工事、電気設備工事については入札を終え、工事に着手しました。平成 28 年度は、
ログキャビン及びサニタリー棟の建設工事、ドッグラン、テニスコート等造成工事を行います。
また、指定管理者制度導入のため 3 月議会において条例を改正し、制度設計を行いました。引き続
き、指定管理者選定を進め、工事完了と併せ平成 29 年 4 月のオープンを目指します。
水仙寮は、地元と協議の上、解体に至りました。平成 28 年度は原状復旧工事を行い、地元に土地
を返還します。
Ⅵ.様々なツールによる情報発信を行い、福井の知名度やイメージの向上に努めます
達 成 度
19
観光情報の発信
実
行
内
容
目 標
取 組 内 容
観光パンフレット、ホームページ、テレビや新聞など従来の情報発信に加え、首都圏や北陸新幹線
沿線都市などの駅構内でのポスターやパネル集中掲出を継続するほか、「折織のポスター魅力発信事
業」では高速道路サービスエリアへのポスター等の通年設置を実施します。またフェイスブックでの
情報発信、フィルムコミッション事業などを通してふくいの魅力発信を行います。
また、長野や北関東、姉妹都市熊本市や小松市などでの出向宣伝を継続するほか、旅行会社や出版
社など情報発信力の高い方の協力を得て、本市の旬の情報を全国に発信します。
さらに、既存のパンフレットを集約、整理し、福井を知らない人向けのイメージアップ総合パンフ
レットと、福井を知っている人向けの情報パンフレットを製作し、戦略的に情報発信するとともに、
福井市宣伝隊長「朝倉ゆめまる」を積極的に活用しながら、福井市のイメージアップを図ります。
○宣伝媒体作成
・新観光パンフレット作成
イメージアップ総合パンフレット、外国語対応総合パンフレット、情報パンフレット
・シティープロモーションムービー作成
○パンフレット等掲出
・ポスター作成・掲出(越前海岸ポスター:7 月/越前がにポスター:11 月)
掲出駅:JR大宮駅、JR長野駅、JR岐阜駅、名古屋市営地下鉄
・観光パンフレット・ポスター設置(月ごとに異なる)
掲出SA:養老SA(下)
、多賀SA(上)
、賤ヶ岳SA(下)、加西SA(上)
、南条SA(下)
・姉妹都市でのパンフレット設置
○フェイスブックなど
「いごこち満点!ふくい」「朝倉ゆめまる」の運用
○フィルムコミッション
問合せ 46 件、撮影支援 15 件(実際に撮影されたもの)
○出向宣伝などでの営業
31 回(東京ビックサイト、横浜、大宮、結城、長野、美濃、名古屋、
金沢、大阪、西紀・三木SA、広島、熊本)
○朝倉ゆめまるの活用
出動日数 129 日
・ゆるキャラグランプリ 2015in出世の町浜松へのエントリー
・メディア出演(TOKYO MX みうらじゅん&安齋肇のゆるキャラに負けない!など)
・企業訪問、保育園訪問
数
目
標
値
指
標
結
果
・ 成
果
成 果 ・ 課 題
観光関連新聞記事の掲載面積
観光関連新聞記事の掲載面面積
: 45,281 ㎠(26 年度)→ 47,000 ㎠(27 年度) : 48,414 ㎠
出向宣伝や旅行会社への営業、商談会への参加
出向宣伝や旅行会社への営業、商談会への参加
:
28 回
:
31 回
「朝倉ゆめまる」の出動日数
「朝倉ゆめまる」の出動日数
:
93 日(26 年度)→
95 日(27 年度) :
129 日
前年度に引き続き北陸新幹線沿線の駅構内高速SAでの観光イメージアップポスター掲出・リーフ
レットにより福井市の魅力を全国に発信した。
出向宣伝においても、関西・中国方面からの誘客を促進するため、関西方面の高速SAにて出向宣
伝を行いました。
今年度福井を知らない人向けに作成した福井市イメージアップ総合パンフレットは、一般財団法人
地域活性化センターが主催する「第 3 回ふるさとパンフレット大賞」において大賞を受賞したことで、
福井市のイメージアップのみならず知名度向上にも繋がりました。
さらに、福井市宣伝体長「朝倉ゆめまる」は出動日数も 129 日と昨年度より露出が増え、ゆるキャ
ラグランプリ 2015 においては全国 116 位(前年度 170 位)と順位を上げ市のイメージアップに貢献
しました。また、フィルムコミッション事業では、人気テレビドラマやバラエティー番組撮影に協力
しました。今後も、観光客や旅行関係業者などの多様なニーズを把握し、ターゲットに合わせた効果
的な情報発信を行うことで、福井の知名度向上やイメージアップに努めます。
Ⅶ.公営競技事業において新たなお客様の獲得と収益確保に努めます
達成度
20
競輪事業の継続的運営
実
行
内
容
目 標
全国の競輪施行者との連携をより一層密にして、場外発売の相互協力関係の充実に取り組みます。
また、「ガールズケイリン」開催を機に、新規ファンの獲得を目指し、広報活動やイベント等に工
夫を凝らしながら、入場者や車券売上の増加策を図ることで収益を確保します。
取 組 内 容
【新規顧客拡大業務】
○ふくいオトナ博(競輪ブース)/5 月 30 日(土)
・31 日(日)/県産業会館
・初心者向け車券購入方法や、レース観戦体験:208 人
・208 人に対し、実際に競輪場にて利用できる 500 円分の車券引換券を配布。結果:96 人来場
○まちフェス(競輪ブース)/6 月 7 日(日)/福井駅前電車通り
・福井支部所属ガールズ選手等を伴い、ローラー体験(30 人)や、7 月の記念競輪及び 8 月のガールズ
ケイリン初開催宣伝チラシを 600 枚配布。
○ガールズケイリン初開催PR/8 月 1 日(土)/ショッピングシティベル
・福井支部所属ガールズ選手等を伴い、ガールズケイリン初開催宣伝チラシ(スピードくじ付き)を
300 枚配布。結果:29 人来場
○ガールズケイリンイベント実施/8 月 15 日(土)・16 日(日)/福井競輪場内
・20 代、30 代限定(先着 300 人)、男女ペア限定(先着 150 組・300 人)に 500 円分の車券引換券を配
布。結果:317 人来場
○ガールズケイリンイベント PR(新聞チラシ)/10 月 10 日(土)・11 日(日)/福井競輪場内
・福井新聞 10 月 9 日(金)朝刊号に、市内全世帯用の折込チラシを配布し、各日先着 300 名に縁日
1 回無料利用券を企画。結果:62 人来場
○ふくいけいりんフェスタ(よさこいケイリン杯)/平成 28 年 3 月 27 日(日) /福井競輪場内
・15 チーム 220 人が参加し、参加者を対象に初心者教室、検車場見学を実施。その後、大人の参加
者に車券引換券を支給し、競輪の車券購入を体験。結果:220 人車券購入体験
【競輪開催業務】
○本場開催(福井市主催)
46 日
・開設 65 周年記念「不死鳥杯」(GⅢ)福井競輪の開催 7 月 25 日(土)~28 日(火)
車券総売上額 約 53 億 1,500 万円(目標 60 億円)/ 収益 約 3 億 2,000 万円
・FⅠ・FⅡ競輪の開催日数
42 日
○場外開催日数
334 日/併売 26 日を含む
開催日数
354 日
数
目
標
ファン拡大イベント参加者
: 467 人(26 年度)→ 500 人(27 年度)
値
指
標
結
果
・
成
課
ファン拡大イベント参加者
: 724 人
成 果 ・ 課 題
7 月に開催した開設 65 周年記念「不死鳥杯」
(GⅢ)福井競輪においては、全国的な猛暑による車
券売上減少の影響があり、目標を達成出来ず、それ以外のFⅠ・FⅡ競輪の車券売上についても厳し
い状況でした。
8 月、10 月のガールズケイリン(FⅡ)においては、マスメディアを積極的に活用した広報及びショ
ッピングセンター等への出向宣伝を行った結果、普段は見受けられない若年層や女性客を取り込むと
いう成果を上げました。
しかしながら、その後の他のレースでは姿が見られず、リピーターになるまでには至っていないた
め、今後も引き続き新規ファンやリピーターの確保に取り組んでまいります。
また、全国の施行者との連携をより一層密にして、場外発売の相互協力関係の充実に努めます。
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