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No,12(平成22年3月25日発行)

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No,12(平成22年3月25日発行)
-
目
次
■ この人に聞く
ほつけん三共株式会社 山崎 雅博さん ・P1
■ 地域からのおたより
14 管内家庭教育サポート企業の
この一年のふりかえり・・・・・・・・・P2
■ お知らせ
フッ化洗口物を正しく理解しましょう!・P9
困ったときは、遠慮なく相談してください
・・・・・・・・P10
発 行 平成22年 3月25日 No.12
北海道教育庁生涯学習推進局生涯学習課
今回は、網走管内 72 社の家庭教育サポート企業の中から、網走市の「ほつけん三共株式会社」代表取締
役の山崎 雅博さんにお話を伺いました。
●家庭教育サポート企業としての取組を教えてください。
地域にある小学校と一緒に総合的な学習の時間のプログラムの中で食育授業を行っ
たり、体験型の交通安全教室や職場参観日などを実施しています。食育授業では、そ
ばの栽培から収穫、そば打ちまでの体験学習を行っています。交通安全教室では、実
際に大型車に乗ってもらい、座席から見える範囲の確認(死角)や大型車の内輪差の
危険など、交通安全について学ぶ場としてもらっています。職場参観日では、子どもたちに職場で働く、
「かっこ
いいお父さん」の姿を見せるなどの取組をしています。この他にも、従業員が子どもの学校行事、授業参観等へ
積極的に参加できるように、職場の環境づくりに取り組んでいます。
●家庭教育サポート企業の取組をとおしてどのような効果がありましたか。
様々な学習活動を通じ、子どもたちに「ほつけん三共株式会社」の取組が知られるようになってきました。ま
た、小学校との連携も進んできており、学習内容も充実したものとなってきています。従業員が積極的に子ども
たちや地域と関わることにより、建設業という本業だけの取組から、社会に開かれたものへと変化し、そのこと
が社員教育にもつながっています。
●子どもの体験(型)学習や活動等への支援を通し、子どもたちに伝えたいことは何ですか。
会社で頑張っているお父さんの姿を見てもらったり、親子での食育体験(そばづくり)を通して、家族のふれ
あいを深めてほしいですし、生きることの意味や働くことの大切さを感じ取ってもらいたいと思います。
●家庭教育サポート企業として、今後、どのようなことを目指して取り組んで行きたいですか。
従業員には積極的に地域の中に入っていってほしいですし、家族との絆も深めてほしいです。この取組を通し
て、今後も地域から信頼される企業として、取組を進めていきたいです。
●最後に一言お願いします。
(今後の抱負)
地域における建設業のあり方として、
「利潤の追求から善の循環へ」という考え方が大事だと思っています。ど
のような取組も継続することが大事であり、それが社会からの評価につながります。これからも、地域の宝であ
る子どもを守り、育てる一役を担っていきたいと思っています。
-1-
いしかり圏企業プロジェクト・・・企業・学校・行政の連携
2月 28 日、青少年教育や家庭教育のあり方についての共通理解と、企業間
ネットワーク構築を目的に「いしかり圏企業プロジェクト~青少年育成の
ための大人塾~」を開催しました。参加者は、管内の家庭教育サポート企業
や一般企業、学校関係者等 37 名。会場の「札幌市勤労青少年ホーム Let’s 中
央」には北海道若者サポートステーションが設置され、高校や民間企業と連携
して若者の就労支援を行っていることから、この取組と連携しての実施となり
ました。大人塾では、3名のパネリスト(恵庭市立恵庭小学校 小野崎 昭夫校長、北海道若者サポートステーション
穴澤 義晴代表、管内家庭教育サポート企業である農業生産法人(有)丸勝大塚産業 大塚 裕樹代表)から、青少年育
成における現状や課題をお話しいただき、グループで子どもたちに必要な家庭教育支援について意見交流。家庭で十
分な教育環境を得られない子どもの実態、人間関係力が不足し社会に出て行けない状況、不況による就職の難しさ、
体験・経験の不足などの課題を共有しました。
後半は、若者サポートステーションの青年たちが作った料理を囲み「青少年育成の
ために大人は何ができるか、何をすべきか」について引き続き討議。子育てを企業と
してバックアップするコミュニケーション機会の創出、学校・企業間の連携による体
験機会の提供、地域住民を巻き込む仕組みづくりなど、多くのアイデアが出されまし
た。参加者は「様々な立場の意見が非常に参考になった。
」
「今回のような機会を続け
ることが望ましい。
」
「子どもたちのために企業・学校・行政が手を携えて取り組めば
必ず前進できる。
」と、今後の継続の必要性と活動意欲を高めました。
石狩管内
空知管内
地域の教育資源を活かした地域貢献の取組
空知管内砂川市の「財団法人北海道子どもの国協会」は、
「道立都市公園 北海道子どもの国」と「北海道立砂川
少年自然の家」の管理運営を行っており、
「自然の中で夢を育てよう」を合言葉に、青少年の健全な育成を目指して
います。
昨年度から同協会は、地域の一員として、学校や地域社会の要請に応じて積極的に出向いて事業を行う「アウト
リーチ事業」
(出前事業)を実施しており、先駆的な取組として、学校や地域から高く評価されました。とりわけ、
芦別市の小学校で実施した石炭炊飯では、子どもたちをはじめ、地域の保護者からも大好評でした。
石炭炊飯は「産炭地の歴史の火を灯し続けるためにできることはないか」という発想から生まれたもので、薪や
炭を燃料としないことから、石炭で炊飯を行うための釜を開発しました。
石炭を十分に燃焼させるために試行錯誤を繰り返し、ノウハウを確立する
までに数年の開発期間を要したとのことです。子どもたちからは「石が燃え
ているよ。
」
「この辺で石炭が採れてたの?」との反応があり、産炭地の歴史
を学習する場としても役立っています。
また、
「生活リズム向上の取組」も積極的に行っており、
「早寝早起き朝ご
はん」の卓上コーンを制作し、豆知識を掲載するなど、青少年教育施設らし
い工夫が随所に見受けられます。
今後は、保護者が家庭教育の重要性をより実感できる事業展開を構想して
いることから、同協会のこれからの取組に注目が集まります。
石炭炊飯にチャレンジする児童
- 2-
昨年7月 27 日~29 日、道南の中高生 63 名を対象に開催した青少年活動リーダー養成事業「道南ジュニアリ
ーダーコース」のフィールドワークに協力いただいた、管内のサポート企業2社を紹介します。
■株
株式会社北海道スカラップ(茅部郡鹿部町字宮浜408番地)
ホタテの貝殻の再製品化を行っている株式会社北海道スカラップでは、リサイ
クルについて教えていただきました。一昔前まで鹿部町でもホタテの貝殻は空き
地に積み重ねられていましたが、美しい故郷の姿を取り戻したいと有志が立ち上
がり、同社が誕生しました。
今では、人や環境に優しい農業用土壌改良剤やアスファルト舗装混合物等で全
国的に注目されています。
ホタテ貝殻の処理工程を見学
■有限会社イリエ船橋水産 (茅部郡鹿部町字鹿部68番地)
海産物の加工を行っている有限会社イリエ船橋水産では、ウニの加工から出荷
までの工程について教えていだきました。加工場では、食品を扱う企業として衛
生面には特に気を配っており、また、地球環境保全のために排水の浄化や、ウニ
の殻の再利用に取り組んでいます。
なお、加工場から出されたウニの殻は、森町で果樹等の肥料へ加工され、本州
方面へ出荷されています。
ウニの加工の工程をビデオで学習
渡島管内
檜山管内
サ
サポ
ポー
ート
ト企
企業
業に
によ
よる
る取
取組
組
今年度、新たに協定を締結し
た「ハートランドフェリー奥尻
支店」では、待合室や船内に「早
寝早起き朝ごはん運動」のポス
ターを掲示し、利用客に対する
啓発活動を積極的に行っていま
す。
江差信用金庫では、特別休暇「子育
て支援休暇」
(5日間)を活用し、小中
学生の子どもを養育する職員が、入学
式、授業参観等の学校行事に参加する
場合、積極的に休暇を取得するよう取
組を進めています。
奥尻港フェリーターミナルと子どもたちに人気者
のキャラクター「うにまる君」
職場体験受入の
様子
奥尻町の海老原建設は、子どもたちを対象とした職場見学や職場体験を実施するほ
か、学校からの要望に応じ講師を努めるなど、働くことの意義について考えたり話し
合う機会をつくる取組を進めています。また、平成5年の北海道南西沖地震の災害復
興の後、地域の人々を元気にするため、青苗地区で社員一丸となって「サマーライブ」
を開催し、飲食ブースの出店のほか、中学生や高校生がバンド演奏をとおして、地域
の中で活躍する場を設けるなど、地域に貢献する活動を 10 年以上続けています。
- 3-
宗谷教育局では、11 月 15 日(道民家庭の日)
、平成 21 年度地域教育推
進事業「子育て応援フォーラム」を開催し、家庭教育サポート企業の関係者
や子育て中の保護者、学校関係者等多くの方に参加いただきました。
当日は、NPOお助けネット代表の中谷 道恵さんを招き、
「パパ・ママの
すぐに役立つ、子育てのヒント~子育ては男と女との共同参画から~」と題
した講演をお願いしました。約 50 名の参加者は、子育ての意義や家庭の役
宗谷合同庁舎での様子
割等について深くうなずきながら耳を傾けていました。
シンポジウムでは、子育て支援センター、NPO、学校などから 5 名のシンポジストにより、
「子育てを支え
る地域の輪」をテーマにしたお話や意見交換を行いました。中でも株式会社細建(中頓別町)の細谷さんは、
「ツ
リーハウス」作成の取組をとおして、子どもに「自然の大切さ」や「自然体験の楽しさ」
、
「ものづくりの喜び」
を味わわせる取組の紹介がありました。子育ての充実に向けた情熱が参加者の心に響いていました。
一方、会場内では、管内 89 社の家庭教育サポート企業の取組概要を示したパ
ネルを展示し、家庭教育の充実に取り組んでいる企業について、参加者にお知らせ
する機会としました。また、稚内市農業協同組合から、参加者全員に「稚内牛乳」
がふるまわれ、稚内市立図書館からは、希望者に絵本がプレゼントされました。
参加者のアンケートから、「いろいろな立場から、子どもたちの支援・援助を考
えていることがすごく伝わり、良かったと思う。」、「株式会社細建と学校との共
同プロジェクトに感動した」等の感想をいただきました。
サポート企業のパネル展示
宗谷教育局では、管内の家庭教育サポート企業へ毎月1回「楽しい子育て」を配布しています。この中では、
早寝早起き朝ごはんの取組についての啓発活動や親子で楽しめる野外活動の紹介等、子育て支援に関する情報等
を掲載しました。
宗谷管内
留萌管内
(株)渡部工業・(株)橋場産業・(有)新光ビジネス・苫前町農協
~地元米プレゼントで朝ごはんの推進~
苫前町古丹別地区3企業1団体が主催し、古丹別地区子ども会育成連絡協議会
や教育委員会と協力して、
「早寝早起き朝ごはん」運動を推進するためにラジオ体
操を実施しました。
ラジオ体操は、生活が不規則になりがちな時期も、
「早寝早起き朝ごはん」を
しっかり行ってほしいとの思いから実施しました。終了後は、おいしい朝ごはん
を食べて、健康で快適に楽しく過ごしてほしいという願いを込め、参加した子ど
もたちに毎日、地元米1合をプレゼントしました。
ロ
ロー
ーソ
ソン
ン留
留萌
萌鬼
鬼鹿
鹿店
店
~家庭教育手帳の活用~
小平町鬼鹿地区において、従業員の家族と町内の親子を対象に店舗横の
駐車場でラジオ体操集会を実施しました。
ラジオ体操集会は、子どもの体力向上と生活リズムを保ってほしいとの
思いから、生活習慣の乱れがちな時期に、親子参加型で例年実施しており、
地域における子どもの見守りや地域の活性化、コミュニケーションの場と
しても定着しています。この取組は、サポート企業制度の締結以前から実
施していましたが、締結後は、家庭教育手帳を配布するなど、子育て支援の一助となっています。
- 4-
◇カレンダーに早寝早起き朝ごはんのマーク
↓(伊達市)【伊達信用金庫】
◇学校と連携した福祉学習(洞爺湖町)↑
◇自然体験活動の提供(むかわ町)
◇施設見学・パン作り体験の実施(白老町)
↓【相田開発】
↓【社会福祉法人白老宏友会「ポプリ」】
◇小学生対象の環境教室の実施(室蘭市)↑
【社会福祉法人幸清会・大滝福祉会】
◇HP を子育て支援サイトにリンク↑
(登別市)
【望月製麺所】
【新日本石油】
◇学校の出前学芸会の受け入れ(壮瞥町)
◇子ども護身教室の開催(厚真町)
◇地域との交流会の開催(豊浦町)
↓【三恵病院】
↓【丸博野沢組】
↓【豊浦町商工会】
◇祭りでの子どもの安全見回り(室蘭市)↑
◇大学と連携したものづくり教室の実施↑
(苫小牧市)【苫小牧信用金庫】
【輪西商店街振興組合】
◇福祉に関する体験学習の場の提供↑
(安平町)【社会福祉法人富門華会】
◇地域教育推進事業「親子のきずなフ
◇年数回、家庭教育サポート企業通
ェア 2009」において、家庭教育サポ
信「いぶりサポート」を発行し、家
ート企業の紹介パネル展示を行うとと
庭教育・子育て支援に関する情報
もに、協定締結企業の社員を対象とし
や、協定締結企業の取組の様子等を
た写真コンクール等を実施
発信
胆振管内
日高管内
えりも短角王国 守人(まぶりっと)では、小学
生を対象とした「食育教室」の実施など、食を通し
た健全育成に取り組んでいます。
幌村建設株式会社では、会社敷地
内にある「巨峰」のハウスを地域の
小学校や保育所に開放し、ブドウの
収穫体験を行っています。
日高乳業株式会社では、家庭に
おける健やかな食生活の促進に向
け、食育講座を実施しています。
地域の特色を生かした
職場体験の受け入れ
有限会社グリーンハウス
では、新冠中学校の職場体
験を受け入れ、子どもたち
に生花業に係る仕事を体験
させる取組を進めています。
株式会社鵜木組では、
「様似
アコースティッククラブコンサ
ート」会場において、
「早寝早起き朝ごはん」啓
発ポスターの掲示及び、
「大人が変われば、子ど
もも変わる運動」パンフレット等を配布し、親
子の関わりを深める取組や、子どもの生活習慣
づくりに向けた支援を行っています。
JRA日高育成牧場では、浦河高等学校の生徒を
受け入れ、従業員の働く姿を見せ、牧場経営に係る
様々な仕事を体験させる取組を進めています。
株式会社小林組では、平取高等学校の生徒を受け
入れ、従業員の働く姿を見せ、建設に係る様々な仕
事を体験させる取組を進めています。
- 5-
地
地域
域行
行事
事へ
への
の協
協力
力・
・支
支援
援
★有限会社コミュニティーサービスは、町内の通学
路の花壇整備や公共施設周辺の清掃など数多くの
ボランティア活動を行い、特に、海浜清掃・道路清
掃には従業員が家族ぐるみで取組など、地域で実施
している行事へ積極的に参加しています。
また、子育てのために
仕事をしたくてもできな
い母親の積極的な採用を
図り、社員教育を通じて、
★社会福祉法人古平福祉会は、暮らしやすい地
域を目指して、環境整備に、利用者、職員その
家族(親子)が共同体として汗を流してきまし
た。
また、開設当初から地域の海水浴場と町営墓
地の清掃ボランティアも利用者とともに親子総
出で行い、福祉の精神
はもとより、親子で行
う活動が、地域で暮ら
す子どもたちの健全育
成に役立っています。
学校行事等への参加を行
っています。
後志管内
十勝管内
企業の公民館化~書店が生涯学習の拠点に
帯広市を拠点に「書籍の小売り・卸売り、文具
等の小売り」を行っている「株式会社ザ・本屋さ
ん」は、従業員の家庭教育の支援を第一に考え、
子どもの下校時刻に応じた勤務時間や学校行事に
合わせたシフトなどによる、職場環境づくりに努
めています。
今年度、駅前にある長崎屋の店舗では、小学生の絵画作品展や高校図書局
員が同店員から講習を受けて作成した手書きPOPの「店舗書棚装飾」を実
施。また、地元短大生の企画による「若い世代のおすすめ図書コーナー」の
設置や親子対象の人形劇発表、幼児向けの「絵本の読み聞かせ会」の開催な
ど、学習成果の発表の場としても店舗を開放しており、単なる書籍販売の枠
を越えた、まさに「本屋の公民館化」を進め、市民の生涯学習の拠点として
の役割も担っています。高橋社長は「最近は一人っ子が多く、家庭で我慢す
ることや協力する機会が減ってきているのではないでしょうか。今後も家庭
教育支援や様々な体験機会を提供していきたいと考えています。
」と、家庭
教育を支援する企業としての思いを述べています。
- 6-
に
大学との連携による様々な体験や学習活動
「きれいな街へ きれいな未来へ 私たちは戦いつづけます!」
、これがシティ環境株式
会社のキャッチフレーズです。
市内の小学生、従業員家族を対象として環境問題やリサイクルに関する体験学習の開催、
東京農業大学と連携し、同大学周辺の散策路「オホーツク・ファイン・トレール」を利用
し、網走の自然を学ぶイベントなどを開催しています。今後も親子で楽しい時間を過ごせ
る機会づくりとして、様々な体験活動や自然について考えてもらいながら親子の絆を深め、
家庭教育の大切を知ってもらいたいと考えています。
安心して働くことのできる職場環境づくりと
親子での体験活動
毎年開催されている「家族現場見学会」での建設現場の視察をはじめ、工事用機器
や工事の行程等を体験する活動、地球環境を守ることの大切さを考える機会として親
子植樹活動を行っています。他にも市内小学校の見学会受け入れや、従業員による交
通安全活動、地域清掃活動、地域のスポーツ振興をねらいとした鴨下杯サッカー少年
団大会を開催するなど、様々な活動に取り組んでいます。
今後も家庭教育サポート企業として職場見学や体験等の学習活動支援はもちろんのこと、子育て中の従業員が
家族そろって食事を共にし、家族団らんの機会が増えるよう、また、家庭を大切にし、安心して働くことのでき
る職場環境づくりに取り組み、地域にも家庭教育の大切さを広める活動を積極的に取り組んでいきます。
網走管内
釧路管内
企業と連携した取組
!
事業のPR
釧路教育局では、
より多くの企業に子育ての応援
団としてご協力をいただくために、
オリジナルのパ
ンフレットを作成し、PRに努めています。関係団
体等の皆様にもパンフレットの配布にご協力をい
ただいています。
ホームページでデータを公開して
います。
銭湯で家族のふれあいや地域
の交流を深める-。北海道公衆浴
場業生活衛生同業組合に加盟し
ている浴場が実施した「夏休み子
供とふれあい入浴」の取組に釧路
教育局も協力させていただきま
した。
企業の独自の取組
釧路町の株式会社髙橋商会
では、オリジナル絵本「もりの
だいじけん」などを発行し、環
境を大切にする意識啓発に取
り組んでいます。
- 7-
な
なか
(中
かし
中標
しべ
標津
べつ
津町
つ青
町)
青少
)
少年
年体
体験
験活
活動
動サ
サポ
ポー
ート
トシ
シス
ステ
テム
ム(
学校・行政・地域が連携して子どもの学びを応援
なかしべつ青少年体験活動サポートシステム(NYES
S)は、学校、行政、地域の連携により、地域の人、社会、
自然と関わる様々な体験の場を提供することをとおして、
地域ぐるみで中標津の子どもたちの健やかな成長を応援し
たいという町内企業経営者の共有の思いのもとに、町内の
89の企業が加盟し、中学校・高等学校の職場体験・職場
訪問の受入れを行っています。
また、学校の学習活動のねらいに合った講師を従業員の
中から派遣する「職場講話」も実施しています。
これらの取組は、地域の大人が子どもたちを知る機会に
もなっており、企業による地域貢献の意義が職場全体で共
有する場となっています。
株
株式
式会
会社
社す
すず
ずき
き(
(根
根室
室市
市)
)
豊かな地域づくりに貢献
株式会社すずきは、豊かな地域づくりを目指し、鈴木
代表取締役個人としても会社ぐるみでも長年にわたっ
)
)
て様々な地域貢献活動に取組んできました。
同社は、毎年市内の中学生の職場体験を受け入れてお
り、体験した生徒たちは、明るく親切で信頼の持てる接
客の大切さなど知るとともに、働くことの意義について
学んでいます。
また、鈴木氏は、根室の文化活動振興に寄与する団体
「ネムロアカデミークラブ」にも所属しており、昨年5
月には同クラブが一流演奏家のクラシックコンサート
を主催し、根室の芸術文化活動の振興をねらい、市内の
小中学生を招待しました。
根
根室
室教
教育
育局
局
中学生の職場体験
製菓店での職場体験
「家庭教育サポート通信」で
家庭教育関連情報を発信
小中学生をクラシック
コンサートに招待
根室管内
上川管内
。
管内の家庭教育サポート企業がネットワークを立ち上げ
2月 27 日に士別市つくも青少年の家で、
「サポート企業同士が連携・協力することで、家庭教育の支援や
子どもたちのために何か役立つことを進めたい」という趣旨に賛同した上川管内の家庭教育サポート企業等が、
ネットワーク「上川 22 ネット」を立ち上げ学習会が開催されました。このようなサポート企業のネットワーク
が組織されたのは道内で初めてとなります。
「オトナの元気は、コドモの元気」と銘打たれた本事業に参加したのは、大野土建・富喜堂・髙橋建設・士別
inn 翠月・士別市社会福祉協議会(以上、士別市)
・佐川建設・多田農園(以上、上富良野町)ネクシス光洋・
メディア(以上、旭川市)の管内 11 企業。経営者や従業員など 25
名が参加しました。
意見交流では、参加者の自己紹介をした後に、今後の取組につい
てアイデアを出し合いました。
「企業独自で子どもたちに、家族につ
いての川柳や標語を募集し、発信できないか」
「
『あいさつ』や『あ
さごはん』など、活動はシンプルな方が広がるし定着するのでは」
など、具体的で前向きな意見交換がなされました。
次年度はこの学習会で話し合われたことをもとに、多くの企業が
連携した活動を進めていくことにしています。そして、このネット
ワークの取組を全道に向けて発信していきます。
- 8-
お
し
ら
せ
平成 21 年6月に施行された「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」に、効果的な歯科保健対策
として小・中学校におけるフッ化物洗口の推進が盛り込まれました。北海道教育委員会では本道の児童生徒のむ
し歯予防のため、学校におけるフッ化物洗口を積極的に推進しています。
むし歯の要因と予防方法は?
● むし歯が発生する要因
むし歯は複数の要因が重なり合って発生しますが、
その要因には大きく次の3つがあります。
3つの要因
1 甘い食べ物や飲み物に含まれる糖
2 口の中にいるむし歯菌(細菌)
3 むし歯に弱い歯の質
この3つの要因がそろったときにむし歯が発生します。
● むし歯の予防
1 甘い食べ物や飲み物に含まれる糖 に対して
食べたり、飲んだりする時間と量を決め、適正に摂取するようにしましょう。
2 口の中にいるむし歯菌(細菌) に対して
歯の表面に歯垢(プラーク)となって付着しているむし歯菌を歯ブラシでできるだけ取り除き
ましょう。また、歯間ブラシやデンタルフロスも使って歯と歯の間も清掃しましょう。
3 むし歯に弱い歯の質 に対して
歯の質を強くするには、フッ化物洗口やフッ素入り歯磨き粉を使って歯磨きをしましょう。
フッ素ってどんなもの?
「フッ素」は自然の中にも普通にあるもので、通
常は、何かと結合し、
「フッ化物」として存在しま
す。もちろん飲食物にも含まれ、体に必要な栄養の
ひとつと言われています。
● フッ素の効果
1 むし歯になりかけた歯をもとにもどす
歯から溶け出してしまった「リン」や「カルシウム」を戻して、
むし歯になりかけた歯を修復する手助けをします。
2 丈夫な歯をつくる
歯の表面に、むし歯菌の出す酸に溶けにくい結晶を作り出すこ
とにより、歯を丈夫にします。
3 むし歯菌の活動をおさえる
口の中のむし歯菌にも酸を出さないように働き掛け、歯を守り
ます。
フッ素化物洗口ってどんな方法なの?
フッ化物洗口は、フッ化物を含む水溶液を用いてブクブクうがいを行い、歯のエナメル質表面にフッ化物を
作用させる方法です。
歯は生えてから2~3年が最もむし歯になりやすいため、理想的には4歳から開始し、第二大臼歯の生える
時期(おおよそ 12~14 歳)に合わせて中学校卒業まで継続することが効果的です。“週5回法”と“週1回法”があり、2つ
の方法のむし歯予防効果に大きな差は見られませんが、保育所・幼稚園では週5回法が、小・中学校では週1回法が標準的です。
北海道教育庁学校安全・健康課(4月1日から名称変更し、健康・体育課) 電話 011-231-4111(35-662)
- 9-
お
し
ら
せ
-北海道教育委員会から児童生徒の保護者の皆様へ-
困ったときは、遠慮なく相談してください
お子さんの学校生活について、困ったことや心配なことがありましたら、一人で悩まずに、
まずは、各学校の先生に相談してください。
また、北海道教育委員会では、学習や進路の悩み、いじめや不登校、性にかかわること、
友人関係など、子どもにかかわる様々な問題や家庭教育について、電話による教育相談を行
っておりますので、気軽に利用してください。
北海道立教育研究所の相談窓口
【こども専用フリーダイヤル(家庭教育相談を含みます)】
・電話番号 0120-3882-56 【毎日 24 時間】
0120-3882-86 【祝日、年末年始を除く毎日 10:00~17:00】
【メール相談】
・メールアドレス [email protected]
※返信については、1週間程度かかることがありますので、お急ぎの場合は、
電話相談を利用してください。
◎ 北海道立教育研究所の相談窓口について扱った北海道の広報番組
「ウィークリー赤れんが」(3分間のテレビ番組)を、インター
ネットで視聴することができます。
○ 番組タイトル :「『話そうよ、ひとりで悩まずに』ご利用ください、教育相談窓口」
(平成21年6月13日(土)放送分)
○ 視 聴 方 法 : 道庁ホームページの「ウィークリー赤れんがウェブアーカイブス」の
バックナンバー視聴サイト( http://weekly-akarenga.jp/ )に
アクセスしてご覧ください。
※全道 14 管内の教育局において
も、教育相談を行っています。
次の電話で、
月~金曜日の午前8時 45 分から午後5時 30
分まで相談を受け付けています。
空知教育局 0126-22-3912
渡島教育局 0138-47-9177
網走教育局 0152-44-7262
石狩教育局 011-221-5297
檜山教育局 0139-52-1123
十勝教育局 0155-23-4950
後志教育局 0136-22-2222
上川教育局 0166-46-5243
釧路教育局 0154-43-1475
胆振教育局 0143-22-6594
留萌教育局 0164-42-5717
根室教育局 0153-23-2715
日高教育局 0146-22-1325
宗谷教育局 0162-33-7630
※網走教育局は4月1日から
名称変更し、
「オホーツク教育
局」となります。
※北海道教育委員会以外の主な相談先
○法務局(子どもの人権110番)
・電話番号 0120-007-110(全国共通フリーダイヤル)
・受付時間 平日午前8時30分から午後5時15分まで
○北海道警察本部少年サポートセンター(少年相談110番)
・電話番号 0120-677-110(フリーダイヤル)
・受付時間 午前8時45分から午後5時30分まで
北海道教育庁学校教育局学校安全・健康課
生徒指導グループ
(4月1日から機構改革により、学校教育局
参事(生徒指導・学校安全)となります。)
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(連絡先)北海道教育庁生涯学習課 担当 三國
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