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〇 - 鳥栖市
税務課長の仕事宣言! 税 務 課 長 大 坪 正 1 基本姿勢 租税制度では担税力に応じた公平な税の負担が原則で、公共サービスを実施する上での 裏付けとなるものです。 しかしながら、昨今の景気減速に伴う失業者の増加や企業収益の悪化は、市税の収納状 況に大きな影響を及ぼすものと考えられ、地方税の徴収率向上を図ることや滞納を防止し て市民の納税についての不公平感を払拭し、納税意識の向上を図ることが重要な課題とな ってきています。 このような状況の中、財産調査等により滞納者の納税能力を見極め、必要に応じて動 産・不動産の差押・公売を実施することで徴収強化を図る必要があります。 また、納税者の利便性向上による収納率アップのため、4月からコンビニ収納を開始し、 今後は自宅にいながら納税が可能なクレジット収納開始に向けて準備を進めるとともに、 時間外の納税相談など、より納税しやすい環境整備に努めていきます。 また、市税は、市財政の根幹をなすもので行政サービスを提供する重要な役割を果たし ています。このような中、行政側による課税誤りが原因で、行政に不信感を招き、ひいては 市税収納率の低下に及ぶものと考えられます。 課税誤りをなくし、公平・公正な課税のため税務職員としての知識習得など職員のス キルアップを図ると共に個々の資質向上に努めていきます。 2 重点事業の概要 (1)市税の収納業務関連 ・市税収納率の向上 ・クレジット収納の実現 (2)市民税の賦課業務関連 ・エルタックスによる国税との連携 ・個人住民税の公的年金からの特別徴収の実施 3 重点事業の取り組み 〔 施策・事業名 〕 市税収納率の向上 〔 現状と課題 〕 景気低迷による失業者の増加や企業収益の悪化は、市税の収納状況に少なからず影響を及 ぼすものと考えられ、更なる徴収体制を強化する必要があります。 ・滞納整理指導員(国税局OB)の助言指導により、滞納整理技術の向上を図り、滞納処 分の迅速化、困難事案の早期解決を目指します。 ・夜間や休日の電話催告や納税相談、臨戸による実態調査を定期的に実施します。 ・年3回の徴収強化月間を設け、集中的に電話催告及び臨戸徴収を実施します。 ・初期滞納整理として、税務課全職員による電話催告を実施します。 ・税務署、県税事務所と協力し、所得税還付金差押や住民税の共同催告を実施します。 ・納税に応じない場合には動産、不動産の公売を行い、納税者間の負担の公平性を図りま す。 ・納税者の納め忘れなどを防止するため口座振替を推進します。 〔 目 標 値 〕 市税徴収率(現年度分) 97.5%以上の確保 〔 第 第 第 第 スケジュール 〕 1 四 半 期 平成21年度分の徴収強化 2 四 半 期 動産、不動産公売等による滞納処分強化 3 四 半 期 平成22年度分の初期滞納整理、出張徴収実施 4 四 半 期 滞納処分の執行停止及び債権差押等の実施 〔 施策・事業名 〕 クレジット収納システムの導入 〔 現状と課題 〕 現在の収納は、各金融機関の開設時間しかできないため、納税者の利便性向上を図るととも に徴収率を向上させるため、パソコンや携帯電話を利用したクレジット収納ができるよう取組 みます。 〔 目 標 値 〕 平成22年9月開始 〔 第 第 第 第 スケジュール 〕 1 四 半 期 クレジット収納業者選定と契約締結 2 四 半 期 クレジット収納開始 3四半期 4四半期 〔 施策・事業名 〕 エルタックスによる国税連携 〔 現状と課題 〕 平成20年度にエルタックスを導入し、年金支払報告書、給与支払い報告書等での運用を している。平成23年2月の確定申告分からデータで受信するためのシステムの充実を図り ます。 〔 目 標 値 〕 平成22年12月、電子申告国税連携対応開始予定。 〔 第 第 第 第 スケジュール 〕 1四半期 2四半期 3 四 半 期 システム導入のため改修作業、国税連携運用開始 4四半期 〔 施策・事業名 〕 個人住民税の公的年金からの特別徴収 〔 現状と課題 〕 65歳以上の年金受給者を対象に、個人住民税の公的年金からの特別徴収が平成21 年10月から開始されていますが、鳥栖市ではシステム改修のため、平成22年10月か ら開始となります。 したがって、住民に対する特別徴収制度及び特別徴収開始時期の周知徹底を図ります。 〔 目 標 値 〕 平成22年10月開始 〔 第 第 第 第 スケジュール 〕 1 四 半 期 市報での市民への広報 2 四 半 期 市報での市民への広報 3 四 半 期 ホームページでの市民への広報 4 四 半 期 市報での市民への広報 お問い合わせ 税 務 課 (TEL 0942-85-3588 / E-Mail zeimu@city.tosu.lg.jp)