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第 2 部(モジュール 2)CTD の概要 2.6.7. 毒性試験概要表 株式会社三

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第 2 部(モジュール 2)CTD の概要 2.6.7. 毒性試験概要表 株式会社三
スイニー錠 100 mg
ベスコア錠 100 mg
第 2 部(モジュール 2)CTD の概要
2.6.7. 毒性試験概要表
株式会社三和化学研究所/興和株式会社
2.6.7. 毒性試験概要表
目
次
2.6.7. 毒性試験概要表 ·················································· 1
2.6.7.1. 毒性試験:一覧表 ······················································ 4
2.6.7.2. トキシコキネティクス:トキシコキネティクス試験の一覧表 ················· 8
2.6.7.3. トキシコキネティクス:トキシコキネティクス試験成績の一覧表 ············· 9
2.6.7.4. 毒性試験:使用ロット一覧·············································· 13
2.6.7.5. 単回投与毒性試験 ····················································· 16
2.6.7.6. 反復投与毒性試験:用量設定試験········································ 17
2.6.7.7. 反復投与毒性試験 ····················································· 19
2.6.7.8. In vitro遺伝毒性試験 ················································· 43
2.6.7.9. In vivo遺伝毒性試験 ·················································· 48
2.6.7.10. がん原性試験 ························································ 50
2.6.7.11. 生殖発生毒性試験:用量設定試験······································· 72
2.6.7.12. 生殖発生毒性試験:受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験 ········· 73
2.6.7.13. 生殖発生毒性試験:胚・胎児発生に関する試験··························· 76
2.6.7.14. 生殖発生毒性試験:出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験
·········································································· 80
2.6.7.15. 新生児を用いた試験 ·················································· 82
2.6.7.16. 局所刺激性試験 ······················································ 83
2.6.7.17. その他の毒性試験 ···················································· 84
-2-
2.6.7. 毒性試験概要表
略号一覧表
略号
略号内容
AST
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
AUC0-24h
(0 から 24 時間までの)血漿中濃度-時間曲線下面積
Cmax
最高血漿中濃度
CHL 細胞
チャイニーズ・ハムスター肺線維芽細胞
DMSO
ジメチルスルホキシド
DNA
デオキシリボ核酸
EFD
胚・胎児発生
EOD
エトキシレゾルフィン O-脱エチル化酵素活性
FCA
フロインド完全アジュバント
FSH
卵胞刺激ホルモン
H295R 細胞
ヒト副腎皮質由来細胞
LDH
乳酸脱水素酵素
LDL コレステロール
低密度リポタンパク質コレステロール
MCH
平均赤血球血色素量
MCHC
平均赤血球血色素濃度
MCV
平均赤血球容積
M/E 比
顆粒球/赤芽球比
OVA
卵白アルブミン
PAS
過ヨウ素酸シッフ
PR 間隔
心電図上の P 波の始めから QRS 波の始めまでの間隔
QRS 時間
Q 波の始まりから S 波の終わりまでの時間
QT 間隔
心電図上の QRS 波の始めから T 波の終わりまでの間隔
QTc 間隔
心拍数で補正した心電図 QT 間隔
S9
ホモジネート 9000×g 上清画分
T4
サイロキシン
TSH
甲状腺刺激ホルモン
T4 UDP-GT
サイロキシン UDP-グルクロン酸転移酵素活性
T2αH
テストステロン 2α-水酸化酵素活性
T7αH
テストステロン 7α-水酸化酵素活性
T6βH
テストステロン 6β-水酸化酵素活性
T16βH
テストステロン 16β-水酸化酵素活性
-3-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.1. 毒性試験:一覧表
被験物質:アナグリプチン
ラット/CD(SD)
ラット/CD(SD)
経口投与
静脈内投与
-
イヌ/ビーグル
サル/カニクイ
経口投与
経口投与
-
GLP
適用
0,2000
適
0,125,250,500,1000, 適
2000
0,100,300,1000
適
30,100,300,1000
非適
ラット/CD(SD)
ラット/CD(SD)
ラット/CD(SD)
ラット/CD(SD)
イヌ/ビーグル
イヌ/ビーグル
サル/カニクイ
サル/カニクイ
サル/カニクイ
サル/カニクイ
経口投与
経口投与
経口投与
経口投与
経口投与
経口投与
経口投与
経口投与
経口投与
経口投与
2 週間
4 週間
13 週間
26 週間
2 週間
4 週間
2 週間
4 週間
13 週間
52 週間
0,500,1000,2000
0,200,600,2000
0,100,400,2000
0,100,300,1000
0,3,10,30,100,300
0,30,100,300
0,100,300,1000,2000
0,60,200,600
0,10,50,300
0,10,50,300
In vitro
-
8.19~5000 μg/plate
適
染色体異常試験
S.typhimurium
E.coli
CHL 細胞
In vitro
-
959~3835 μg/mL
適
小核試験
ラット/CD(SD)
経口投与
2 日間
0,500,1000,2000
適
不定期 DNA 合成試験
ラット/CD(SD)
経口投与
1回
0,1000,2000
適
試験の種類
単回投与毒性試験
反復投与毒性試験
2 週間用量設定試験
4 週間試験
13 週間試験
26 週間試験
2 週間用量設定試験
4 週間試験
2 週間用量設定試験
4 週間試験
13 間週試験
52 週間試験
遺伝毒性試験
復帰突然変異試験
(a)
:
:
種/系統
,
投与方法
投与期間
投与量(mg/kg/日)
:
(現
非適
適
適
適
非適
適
非適
適
適
適
実施施設 (a)
三和化学研究所
試験番号
記載箇所
区分
5464
5465
4.2.3.1-1
4.2.3.1-2
評価
評価
0596
200
4.2.3.1-3
4.2.3.1-4
評価
参考
00077
5531
5781
6200
0902
0333
211
5566
5870
6201
4.2.3.2-1
4.2.3.2-2
4.2.3.2-3
4.2.3.2-4
4.2.3.2-5
4.2.3.2-6
4.2.3.2-7
4.2.3.2-8
4.2.3.2-9
4.2.3.2-10
参考
評価
評価
評価
参考
評価
参考
評価
評価
評価
8934
025
8935
026
8936
027
9367
028
4.2.3.3.1-1
評価
4.2.3.3.1-2
評価
4.2.3.3.2-1
評価
4.2.3.3.2-2
評価
)
,
(次頁に続く)
-4-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.1. 毒性試験:一覧表
被験物質:アナグリプチン
試験の種類
がん原性試験
2 週間用量設定試験
13 週間用量設定試験
がん原性試験
種/系統
投与方法
投与期間
マウス/B6C3F1
マウス/B6C3F1
マウス/B6C3F1
経口投与
経口投与
経口投与
2 週間
13 週間
24 箇月間
ラット/CD(SD)
経口投与
24 箇月間
生殖発生毒性試験
雄受胎能・初期胚発生
ラット/CD(SD)
経口投与
雌受胎能・初期胚発生
ラット/CD(SD)
経口投与
胚・胎児発生:用量設定
ラット/CD(SD)
経口投与
胚・胎児発生
ラット/CD(SD)
経口投与
胚・胎児発生:用量設定
ウサギ/NZW
経口投与
胚・胎児発生
ウサギ/NZW
経口投与
交配前 10 週間
~剖検前日
交配前 2 週間
~妊娠 7 日
妊娠 7 日
~17 日
妊娠 7 日
~17 日
妊娠 6 日
~18 日
妊娠 6 日
~18 日
妊娠 7 日
~授乳 20 日
妊娠 7 日
~授乳 20 日
がん原性試験
投与量(mg/kg/日)
GLP
適用
0,100,300,1000,2000
0,100,300,1000,2000
0,200,600,2000/1000
(b)
0,200,600,2000/1000
(c)
非適
適
適
記載箇所
区分
332
6202
6546
4.2.3.4-1
4.2.3.4-2
4.2.3.4-3
参考
評価
評価
適
6545
4.2.3.4-4
評価
0,200,600,2000
適
940
4.2.3.5.1-1
評価
0,200,600,2000
適
941
4.2.3.5.1-2
評価
0,200,600,2000
非適
4.2.3.5.2-1
参考
0,200,600,2000
適
4.2.3.5.2-2
評価
0,150,300,600
非適
4.2.3.5.2-3
参考
0,150,300,600
適
4.2.3.5.2-4
評価
131
4.2.3.5.3-1
参考
1047
4.2.3.5.3-2
評価
出生前・出生後の発生・ ラット/CD(SD)
経口投与
0,200,600,2000
母体機能:用量設定
出生前・出生後の発生・ ラット/CD(SD)
経口投与
0,200,600,2000
母体機能
(a)
:
(b) 投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に変更した。
(c) 投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に変更した。
非適
適
実施施設 (a)
試験番号
045
942
047
943
(次頁に続く)
-5-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.1. 毒性試験:一覧表
被験物質:アナグリプチン,SKL-12320
試験の種類
その他の毒性試験
抗原性試験
(a)
種/系統
投与方法
投与期間
投与量(mg/kg/日)
モルモット/
Hartley
マ ウ ス / BALB/c
及び C3H/He
感作:
3 週間
週 1 回で 3 回
惹起:
1回
4 週間
感作:
7,70
0,70(+FCA)
惹起:
70
0,200,600,2000
GLP
適用
実施施設 (a)
試験番号
記載箇所
区分
適
1025
4.2.3.7.1
評価
適
1365
4.2.3.7.2
評価
免疫毒性試験
ラット/CD(SD)
感作:
経口投与
皮下投与
惹起:
静脈内投与
経口投与
肝薬物代謝酵素
誘導試験
肝薬物代謝酵素
誘導試験
性ホルモン測定試験
マウス/B6C3F1
経口投与
2 週間
0,200,600,2000
非適
0008
4.2.3.7.3-1
参考
ラット/CD(SD)
経口投与
4 週間
0,2000
非適
1403
4.2.3.7.3-2
参考
ラット/CD(SD)
経口投与
0,2000
非適
三和化学研究所
00139
4.2.3.7.3-3
参考
性ホルモン測定試験
ラット/CD(SD)
経口投与
0,2000
非適
三和化学研究所
00007
4.2.3.7.3-4
参考
性ホルモン測定試験
ラット/CD(SD)
経口投与
0,2000
非適
三和化学研究所
00068
4.2.3.7.3-5
参考
性ホルモン測定試験
H295R 細胞
In vitro
単回,
1,2,4 週間
単回
(発情前期)
単回,
2,4 週間
-
非適
三和化学研究所
00087
4.2.3.7.3-6
参考
サル腎障害
代謝物 SKL-12320:
遺伝毒性-復帰突然変異
代謝物 SKL-12320:
遺伝毒性-染色体異常
サル/カニクイ
S.typhimurium
E.coli
CHL 細胞
経口投与
In vitro
3,11,14 日間
-
参考
評価
-
570
669
033
670
034
4.2.3.7.3-7
4.2.3.7.5-1
In vitro
16~1300 μmol/L
(6.14~498 μg/mL)
0,1000
SKL-12320;
8.19~5000 μg/plate
SKL-12320;
1006~4025 μg/mL
,
4.2.3.7.5-2
評価
(現
)
,
:
非適
適
適
:
(次頁に続く)
-6-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.1. 毒性試験:一覧表
被験物質:アナグリプチン ad,SKL-12309
試験の種類
種/系統
その他の毒性試験(続き)
不純物 SKL-12309:
ラット/CD(SD)
反復投与
不純物 SKL-12309:
遺伝毒性-復帰突然変異
不純物 SKL-12309:
遺伝毒性-染色体異常
不純物 SKL-12309:
遺伝毒性-染色体異常
トキシコキネティクス
投与方法
投与期間
経口投与
4 週間
S.typhimurium
E.coli
CHL 細胞
In vitro
-
In vitro
-
CHL 細胞
In vitro
-
ラット/CD(SD)
ラット/CD(SD)
経口投与
13 週間
妊娠 7 日
~17 日
妊娠 6 日
~18 日
13 週間
ウサギ/NZW
投与量(mg/kg/日)
GLP
適用
アナグリプチン ad (d);
適
0,200+7.58,600+22.7,
2000+75.8(アナグリプ
チン+SKL-12309)
アナグリプチン ad (d);
適
8.19~5000 μg/plate
アナグリプチン ad (d);
適
1315~3835 μg/mL
SKL-12309;
適
70~280 μg/mL
100,400,2000
非適
200,600,2000
150,300,600
サル/カニクイ
10,50,300
(a)
:
,
:
(d) アナグリプチン ad:SKL-12309 を添加したアナグリプチン原薬(SKL-12309 を 3.65%含有)
-7-
実施施設 (a)
三和化学研究所
試験番号
記載箇所
区分
6993
4.2.3.7.6-1
評価
328
042
329
043
330
044
00216
4.2.3.7.6-2
評価
4.2.3.7.6-3
評価
4.2.3.7.6-4
参考
4.2.3.7.7-1
参考
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.2. トキシコキネティクス:トキシコキネティクス試験の一覧表
被験物質:アナグリプチン
試験の種類
単回投与毒性試験
単回投与毒性試験
反復投与毒性試験:2 週間用量設定
反復投与毒性試験:4 週間
反復投与毒性試験:13 週間
反復投与毒性試験:26 週間
反復投与毒性試験:2 週間用量設定
反復投与毒性試験:4 週間
反復投与毒性試験:2 週間用量設定
反復投与毒性試験:4 週間
反復投与毒性試験:13 週間
反復投与毒性試験:52 週間
がん原性試験:13 週間用量設定
がん原性試験:24 箇月間
がん原性試験:24 箇月間
生殖発生毒性試験/EFD:妊娠 7~17 日
生殖発生毒性試験/EFD:妊娠 6~18 日
試験系
投与方法
投与量(mg/kg/日)(a)
GLP 適用
ラット
経口
0,2000
適
イヌ
経口
0,100,300,1000
適
ラット
経口
0,500,1000,2000
非適
ラット
経口
0,200,600,2000
適
ラット
経口
0,100,400,2000
適
ラット
経口
0,100,300,1000
適
イヌ
経口
0,3,10,30,100,300
非適
イヌ
経口
0,30,100,300
適
サル
経口
0,100,300,1000,2000
非適
サル
経口
0,60(雌<60),200,600
適
サル
経口
0,10,50,300
適
サル
経口
0,10,50,300
適
マウス
経口
0,100,300,1000,2000
適
マウス
経口
0,200,600,2000
適
ラット
経口
0,200,600,2000
適
ラット
経口
0,200,600,2000
適
ウサギ
経口
0,150,300,600
適
ラット
経口
100,400,2000
その他の毒性試験:トキシコキネティクス,
ラット
経口
200,600,2000
非適
SKL-12320 濃度測定,13 週間及び EFD (b)
ウサギ
経口
150,300,600
サル
経口
10,50,300
(a) 反復投与試験での下線は無毒性量を示し,生殖発生毒性試験での下線は母動物又は胚・胎児の低い方の無毒性量を示す。
(b) 4.2.3.2-3 ラット 13 週間試験,4.2.3.2-9 サル 13 週間試験,4.2.3.5.2-2 ラット EFD 及び 4.2.3.5.2-4 ウサギ EFD の血漿使用
-8-
試験番号
5464
0596
00077
5531
5781
6200
0902
0333
211
5566
5870
6201
6202
6546
6545
942
943
記載箇所
4.2.3.1-1(評価)
4.2.3.1-3(評価)
4.2.3.2-1(参考)
4.2.3.2-2(評価)
4.2.3.2-3(評価)
4.2.3.2-4(評価)
4.2.3.2-5(参考)
4.2.3.2-6(評価)
4.2.3.2-7(参考)
4.2.3.2-8(評価)
4.2.3.2-9(評価)
4.2.3.2-10(評価)
4.2.3.4-2(評価)
4.2.3.4-3(評価)
4.2.3.4-4(評価)
4.2.3.5.2-2(評価)
4.2.3.5.2-4(評価)
00216
4.2.3.7.7-1(参考)
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.3. トキシコキネティクス:トキシコキネティクス試験成績の一覧表
被験物質:アナグリプチン
アナグリプチンの定常状態でのCmax(μg/mL)
1 日投与量
(mg/kg)
アナグリプチン
6.67
10
マウス
雄
ラット
雌
雄
雌
ウサギ
雌
サル
雌
雄
雌
ヒト (o)
(日本人)
1.20 (m)
30
50
22.6 (d)
60
100
32.5 (h)
25.3 (h)
50.1 (b)
36.0 (c)
73.0 (b)
79.2 (c)
150
200
62.6 (i)
60.5 (i)
78.2 (a)
71.1 (j)
300
85.4 (h)
81.1 (h)
114 (c)
101 (a)
64.4 (j)
112 (k)
139 (c)
400
600
111 (i)
159 (i)
123 (b)
115 (a)
169 (j)
141 (h)
150 (h)
239 (i)
212 (h)
142 (h)
212 (i)
1000
2000
イヌ
雄
78.9 (d)
2.64 (f)
0.799 (g)
1.99 (f)
1.83 (g)
26.4 (f)
8.10 (g)
26.5 (e)
21.8 (f)
22.4 (g)
30.5 (e)
52.0 (e)
78.0 (e)
66.0 (f)
52.0 (g)
72.4 (f)
46.3 (g)
85.4 (e)
75.3 (e)
19.3 (d)
84.9 (d)
54.6 (l)
177 (c)
168 (a)
333 (b)
188 (j)
238 (b)
166 (a)
200 (j)
211 (k)
237 (c)
216 (a)
457 (b)
213 (j)
318 (k)
171 (l)
199 (l)
247 (d)
222 (d)
(次頁に続く)
-9-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.3. トキシコキネティクス:トキシコキネティクス試験成績の一覧表
被験物質:アナグリプチン
SKL-12320 の定常状態でのCmax(μg/mL)
1 日投与量
(mg/kg)
SKL-12320
6.67
10
マウス
雄
ラット
雌
雄
雌
ウサギ
雌
サル
雌
雄
雌
ヒト (o)
(日本人)
0.162 (m)
50
100
0.0703 (h)
0.0847 (h)
1.06 (b)
1.23 (c)
0.949 (b)
1.30 (c)
150
200
0.0918 (i)
0.112 (i)
2.56 (j)
300
0.132 (h)
0.136 (h)
2.99 (c)
1.45 (j)
1.76 (k)
2.02 (c)
400
600
0.116 (i)
0.152 (i)
2.09 (b)
3.11 (j)
0.171 (h)
0.141 (h)
0.111 (i)
0.190 (h)
0.203 (h)
0.181 (i)
3.82 (c)
3.71 (b)
3.92 (j)
1000
2000
イヌ
雄
0.0790 (f)
0.0467 (g)
0.267 (f)
0.243 (g)
0.0475 (f)
0.0970 (g)
0.198 (f)
0.297 (g)
0.424 (f)
0.611 (g)
0.375 (f)
0.545 (g)
0.974 (l)
1.99 (b)
3.17 (j)
2.58 (k)
3.89 (c)
3.52 (b)
3.72 (j)
5.02 (k)
1.35 (l)
1.79 (l)
(次頁に続く)
-10-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.3. トキシコキネティクス:トキシコキネティクス試験成績の一覧表
被験物質:アナグリプチン
アナグリプチンの定常状態でのAUC0-24h(μg•h/mL)
1 日投与量
(mg/kg)
アナグリプチン
6.67
10
マウス
雄
ラット
雌
雄
雌
ウサギ
雌
サル
雌
雄
雌
7.42 (f)
4.50 (g)
6.64 (f)
7.40 (g)
60.2 (f)
37.0 (g)
58.6 (e)
55.2 (f)
60.1 (g)
70.0 (e)
247 (e)
243 (e)
323 (f)
362 (g)
376 (f)
292 (g)
577 (e)
660 (e)
ヒト (o)
(日本人)
9.46 (m, n)
30
50
81.1 (d)
60
100
25.8 (h)
24.3 (h)
89.5 (b)
65.2 (c)
104 (b)
113 (c)
150
200
63.0 (i)
62.2 (i)
143 (a)
274 (j)
300
87.0 (h)
96.3 (h)
301 (c)
154 (a)
310 (j)
186 (k)
380 (c)
400
600
196 (i)
244 (i)
455 (b)
448 (a)
788 (j)
265 (h)
409 (h)
443 (i)
391 (h)
687 (h)
712 (i)
1000
2000
イヌ
雄
397 (d)
75.4 (d)
369 (d)
106 (l)
1380 (c)
1770 (a)
3650 (b)
1960 (j)
579 (b)
678 (a)
1120 (j)
865 (k)
1910 (c)
2260 (a)
4180 (b)
2530 (j)
4050 (k)
391 (l)
819 (l)
1400 (d)
1250 (d)
(次頁に続く)
-11-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.3. トキシコキネティクス:トキシコキネティクス試験成績の一覧表
被験物質:アナグリプチン
SKL-12320 の定常状態でのAUC0-24h(μg•h/mL)
1 日投与量
(mg/kg)
SKL-12320
6.67
10
マウス
雄
ラット
雌
雄
雌
ウサギ
雌
イヌ
雄
サル
雌
雄
雌
ヒト (o)
(日本人)
3.96 (m, n)
50
100
0.213 (h)
0.276 (h)
4.84 (b)
5.68 (c)
3.58 (b)
4.86 (c)
150
200
0.335 (i)
0.394 (i)
17.6 (j)
300
0.462 (h)
0.598 (h)
18.1 (c)
16.4 (j)
9.19 (k)
12.9 (c)
400
600
0.664 (i)
0.508 (f)
0.511 (g)
2.10 (f)
2.75 (g)
0.379 (f)
0.799 (g)
1.60 (f)
2.41 (g)
5.69 (f)
9.32 (g)
5.04 (f)
7.75 (g)
4.35 (l)
7.89 (l)
13.7 (b)
35.9 (j)
16.6 (l)
29.4 (k)
1000
1.29 (h)
1.52 (h)
46.2 (c)
57.0 (c)
2000
1.82 (h)
2.62 (h)
51.2 (b)
55.8 (b)
1.62 (i)
2.42 (i)
62.7 (j)
65.5 (j)
74.4 (k)
(a) 4.2.3.2-2 ラット,4 週間; (b) 4.2.3.2-3 ラット,13 週間; (c) 4.2.3.2-4 ラット,26 週間; (d) 4.2.3.2-6 イヌ,4 週間; (e) 4.2.3.2-8 サル,4 週間;
(f) 4.2.3.2-9 サル,13 週間; (g) 4.2.3.2-10 サル,52 週間; (h) 4.2.3.4-2 マウス,13 週間用量設定; (i) 4.2.3.4-3 マウス,24 箇月間がん原性;
(j) 4.2.3.4-4 ラット,24 箇月間がん原性; (k) 4.2.3.5.2-2 ラット,胚・胎児発生; (l) 4.2.3.5.2-4 ウサギ,胚・胎児発生; (m) 5.3.3.1-2 第 I 相試験,7 日間;
(n) 1 日 2 回反復投与後の最終投与(7 日目)におけるAUC0-24 h,但し最終投与は単回のため 2 倍値を記載した;
(o) ヒトの投与量は 1 日投与量(400 mg:200 mg 1 日 2 回投与)を体重 60kg として換算した
0.831 (i)
19.3 (b)
32.1 (j)
-12-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.4. 毒性試験:使用ロット一覧
被験物質:アナグリプチン
アナグリプチン
ロット番号
>99.9
98.7
規格設定された不純物 (%)
総類縁物質
SKL-12309
その他
0.57
0.11
0.46
99.0
0.11
0.01
0.10
99.9
0.21
0.06
0.15
含量 (%)
試験の種類
記載箇所
イヌ 2 週間経口投与用量設定毒性試験
ラット単回経口投与毒性試験
ラット単回静脈内投与毒性試験
イヌ単回経口投与毒性試験
サル単回経口投与毒性試験
ラット 2 週間経口投与用量設定毒性試験
ラット 4 週間経口投与毒性試験
イヌ 4 週間経口投与毒性試験
サル 2 週間経口投与用量設定毒性試験
サル 4 週間経口投与毒性試験
細菌を用いた復帰突然変異試験
CHL 細胞を用いた染色体異常試験
ラット小核試験
ラット肝細胞不定期 DNA 合成試験
抗原性試験
免疫毒性試験
ラット 13 週間経口投与毒性試験
ラット 26 週間経口投与毒性試験
サル 13 週間経口投与毒性試験
サル 52 週間経口投与毒性試験
マウス 2 週間経口投与がん原性用量設定試験
マウス 13 週間経口投与がん原性用量設定試験
マウス 24 箇月間経口投与がん原性試験
ラット 24 箇月間経口投与がん原性試験
4.2.3.2-5
4.2.3.1-1
4.2.3.1-2
4.2.3.1-3
4.2.3.1-4
4.2.3.2-1
4.2.3.2-2
4.2.3.2-6
4.2.3.2-7
4.2.3.2-8
4.2.3.3.1-1
4.2.3.3.1-2
4.2.3.3.2-1
4.2.3.3.2-2
4.2.3.7.1
4.2.3.7.2
4.2.3.2-3
4.2.3.2-4
4.2.3.2-9
4.2.3.2-10
4.2.3.4-1
4.2.3.4-2
4.2.3.4-3
4.2.3.4-4
-:データなし
(次頁に続く)
-13-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.4. 毒性試験:使用ロット一覧
被験物質:アナグリプチン
アナグリプチン
ロット番号
含量 (%)
99.9
99.8
99.8
規格設定された不純物 (%)
総類縁物質
SKL-12309
その他
0.21
0.06
0.15
0.09
0.07
0.04
0.05
0.05
0.02
試験の種類
記載箇所
雄ラット受胎能及び着床までの初期胚発生に
関する試験
雌ラット受胎能及び着床までの初期胚発生に
関する試験
ラット胚・胎児の発生に関する用量設定試験
ラット胚・胎児の発生に関する試験
ウサギ胚・胎児の発生に関する用量設定試験
ウサギ胚・胎児の発生に関する試験
マウス肝薬物代謝酵素誘導試験
ラット肝薬物代謝酵素誘導試験
雄ラット反復投与による性ホルモン測定試験
雌ラット単回投与による性ホルモン測定試験
ラット 24 箇月間経口投与がん原性試験
ラット出生前及び出生後の発生並びに母体機
能に関する用量設定試験
ラット出生前及び出生後の発生並びに母体機
能に関する試験
雌ラット反復投与による性ホルモン測定試験
マウス 24 箇月間経口投与がん原性試験
H295R 細胞を用いた性ホルモン測定試験
サル尿中バイオマーカー測定試験
ラット 4 週間経口投与毒性試験
4.2.3.5.1-1
4.2.3.5.1-2
4.2.3.5.2-1
4.2.3.5.2-2
4.2.3.5.2-3
4.2.3.5.2-4
4.2.3.7.3-1
4.2.3.7.3-2
4.2.3.7.3-3
4.2.3.7.3-4
4.2.3.4-4
4.2.3.5.3-1
4.2.3.5.3-2
4.2.3.7.3-5
4.2.3.4-3
4.2.3.7.3-6
4.2.3.7.3-7
4.2.3.7.6-1
(次頁に続く)
-14-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.4. 毒性試験:使用ロット一覧
被験物質:SKL-12320
SKL-12320
ロット番号
含量 (%)
規格設定された不純物 (%)
99.8
試験の種類
細菌を用いた復帰突然変異試験
CHL 細胞を用いた染色体異常試験
-
記載箇所
4.2.3.7.5-1
4.2.3.7.5-2
-:データなし
被験物質:アナグリプチン ad
アナグリプチン ad (a)
ロット番号
含量 (%)
総類縁物質
3.67
101.2(アナグリプチ
ン : SKL-12309 =
96.35 : 3.65)
(a) アナグリプチン ad:SKL-12309 を添加したアナグリプチン原薬
類縁物質 (%)
SKL-12309
3.65
その他
0.02
試験の種類
ラット 4 週間経口投与毒性試験
細菌を用いた復帰突然変異試験
CHL 細胞を用いた染色体異常試験
記載箇所
4.2.3.7.6-1
4.2.3.7.6-2
4.2.3.7.6-3
被験物質:SKL-12309
SKL-12309
ロット番号
含量 (%)
99.5
規格設定された不純物 (%)
試験の種類
CHL 細胞を用いた染色体異常試験
-
-:データなし
-15-
記載箇所
4.2.3.7.6-4
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.5. 単回投与毒性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統
ラット/CD(SD)
ラット/CD(SD)
投与方法
(溶媒/投与形態)
強制経口投与
(注射用水)
投与量
(mg/kg)
0,2000
性別及び
動物数/群
雌雄各 5 匹/群
最大非致死量
(mg/kg)
2000
概略致死量
(mg/kg)
>2000
静脈内投与
(生理食塩液)
0,125,250,
500,1000,2000
雌雄各 5 匹/群
500
500~1000
特記すべき所見
いずれの群においても死
亡例はなく,一般状態,
体重及び剖検においても
特記すべき変化なし。
500 mg/kg:自発運動減
少,異常歩行,呼吸数減
少,振戦,間代性痙攣,
腹臥/横臥
試験番号
記載箇所
5464
4.2.3.1-1
5465
4.2.3.1-2
1000 mg/kg:腹臥/横臥,
呼吸数減少,間代性痙攣,
雌雄各 5 例死亡
イヌ/ビーグル
強制経口投与
(ゼラチンカプセル)
0,100,300,
1000
雌雄各 1 匹/群
1000
>1000
2000 mg/kg:間代性痙攣,
雌雄各 5 例死亡
いずれの群においても死
亡例はなし。
0596
4.2.3.1-3
200
4.2.3.1-4
300 mg/kg:軟便,粘液便,
縮瞳(両側性)
,便潜血反
応陽性
サル/カニクイ
強制経口投与
(注射用水)
7 日以上の間隔で漸増
30,100,300,
1000
雌雄各 2 匹/群
1000
>1000
1000 mg/kg:嘔吐,縮瞳
(両側性)
,振戦,活動性
低下,心拍数増加,QRS
時間延長,QTc 間隔延長
いずれの群においても死
亡例はなし。
1000 mg/kg:嘔吐,軟便
-16-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.6. 反復投与毒性試験:用量設定試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統
ラット/CD(SD)
イヌ/ビーグル
投与方法
(溶媒/投与形態)
強制経口投与
(注射用水)
強制経口投与
(ゼラチンカプセル)
投与期間
2 週間
2 週間
投与量
(mg/kg/日)
0,500,1000,2000
性別及び
動物数/群
雌雄各 5 匹/群
0,3,10,30,100, 雌雄各 1 匹/群
300
無毒性量
(mg/kg/日)
500
100
特記すべき所見
≧1000 mg/kg/日:↓体重
増加量,↑摂水量,↑LDL
コレステロール
2000 mg/kg/日:↑尿量,
↑尿中電解質排泄量,↑
肝臓重量
300 mg/kg/日:嘔吐,軟便,
粘液便,縮瞳,↑心拍数,
QRS 時間及び QTc 間隔の
延長,↓血圧,便潜血反
応陽性,↑好酸球比,空
腸粘膜の暗赤色斑,粘膜
固有層好酸球増加(回腸,
盲腸,結腸,直腸)
,粘膜
固有層巣状出血(胃,十
二指腸,結腸)
試験番号
記載箇所
00077
4.2.3.2-1
0902
4.2.3.2-5
↑:増加,↓:減少
(次頁に続く)
-17-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.6. 反復投与毒性試験:用量設定試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統
サル/カニクイ
投与方法
(溶媒/投与形態)
強制経口投与
(注射用水)
投与期間
2 週間
投与量
性別及び
(mg/kg/日)
動物数/群
0,100,300,1000, 雌雄各 2 匹/群
2000
無毒性量
(mg/kg/日)
予備試験のた
め,推定して
いない
特記すべき所見
≧100 mg/kg/日:嘔吐
≧300 mg/kg/日:QT 及び
QTc 間隔の延長,尿細管
上皮細胞の微細空胞化
≧1000 mg/kg/日:瀕死屠
殺(1000 mg/kg/日:雄 1
例,雌 2 例,2000 mg/kg/
日:雌 2 例)
,流涎,無排
便,黒色便,粘血便,
↓体重及び摂餌量,便潜
血反応強度陽性
検査所見:下記参照
2000 mg/kg/日:QRS 時間
の延長
検査所見(≧1000 mg/kg/日)
:
<尿検査>↓pH,ケトン体強度陽性,潜血反応強度陽性,↓尿中電解質排泄量,
<血液学的検査>↓赤血球数,↓ヘモグロビン量,↓ヘマトクリット値,↑血小板数,↑白血球数,
<血液生化学的検査>↑AST,↑トリグリセリド,↑総ビリルビン,↑血糖,↑尿素窒素,↑クレアチニン,↑無機リ
ン,↓ナトリウム,↓カリウム,↓塩素,↓カルシウム,
<病理組織学的検査>消化管のびらん,出血及び細胞浸潤,肝臓重量高値を伴う小葉周辺帯肝細胞肥大,小葉中心帯又
は周辺帯肝細胞の脂肪化及びびまん性肝細胞の明調化,腎臓重量高値を伴う尿細管上皮細胞の脂肪化,肥大,壊死,好
酸性硝子滴及び PAS 陽性顆粒,尿細管拡張及び好塩基性物質の出現
↑:増加,↓:減少
-18-
試験番号
211
記載箇所
4.2.3.2-7
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.7. 反復投与毒性試験
2.6.7.7A.反復投与毒性試験:ラット 4 週
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた 4 週間反復経口投与毒性試験及び 4 週間回復性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
投与期間:4 週間
試験番号: 5531
投与開始週齢:6 週齢
休薬期間:4 週間
CTD における記載箇所:4.2.3.2-2
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
初回投与年月日:20
年 月
日
溶媒/投与形態:注射用水
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
無毒性量:200 mg/kg/日
200
600
投与量(mg/kg/日)
0a
動物数
雄:18
雌:18
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
トキシコキネティクス(n = 4)
Cmax(μg/mL)
初回投与後
測定せず
測定せず
65.3
73.9
143
183
14 回投与後
測定せず
測定せず
63.1
111
107
189
28 回投与後
測定せず
測定せず
78.2
101
115
166
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
測定せず
測定せず
116
113
376
568
14 回投与後
測定せず
測定せず
125
146
392
679
28 回投与後
測定せず
測定せず
143
154
448
678
特記所見
死亡動物数
0
0
0
0
0
0
体重(%)b:投与 28 日
400 g
239 g
+1
+1
-1
0
摂水量(%)b
:投与 14 日
41 mL
40 mL
+7
-5
+34**
+13
:投与 28 日
38 mL
33 mL
+13
+12
+13
0
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定又は Dunnett 型順位検定)
a:注射用水
b:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
2000
雄:18
雌:18
179
178
168
260
215
216
1800
2120
1770
2400
2450
2260
0
-8**
0
+3
+34**
+32**
+23*
+58**
(次頁に続く)
-19-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7A.反復投与毒性試験:ラット 4 週
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000
動物数
雄:18
雌:18
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:18
雌:18
眼科学的検査:投与 4 週
縮瞳(両側性)
4c
6
尿検査
たん白陽性(≧++)d
4
8
6
尿量(mL/24h)
9.8
7.1
11.0
8.3
12.2
10.1
14.5
17.2**
浸透圧(mOsm/kg)
1907
1878
1783
1862
1891
1785
1586
1118**
ナトリウム(mmol/24h)
1.43
0.97
1.53
1.16
1.75
1.27
1.57
1.30*
塩素(mmol/24h)
1.92
1.22
2.05
1.38
2.09
1.57
2.03
1.74**
血液生化学的検査
総コレステロール(mg/dL)
56
68
60
71
49
85**
55
79
トリグリセリド(mg/dL)
49
12
42
19
44
17
33
22*
リン脂質(mg/dL)
101
125
104
135
95
151**
99
146*
尿素窒素(mg/dL)
11
14
12
15
12
16
14**
16
ナトリウム(mmol/L)
144
142
144
142
143
143
143
141*
カリウム(mmol/L)
4.4
4.4
4.3
4.3
4.3
4.5
3.9**
3.9**
塩素(mmol/L)
108
110
107
109
108
110
107
108**
カルシウム(mg/dL)
10.1
10.0
10.0
10.1
10.1
10.1
10.2
10.3**
臓器重量(%)b
甲状腺:絶対重量
13.5 mg
-1
+4
+23*
:相対重量
6.0 mg%
0
+5
+23*
肝臓:絶対重量
6.32 g
+8
+7
+24**
:相対重量
3.00 g%
2.82 g%
0
+8*
+2
+6*
+13**
+23**
腎臓:相対重量
0.75 g%
+1
+3
+11*
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定又は Dunnett 型順位検定)
a:注射用水
b:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
c:発現例数
d:++;86~250mg/dL
(次頁に続く)
-20-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7A.反復投与毒性試験:ラット 4 週
投与量(mg/kg/日)
0a
動物数
雄:18
雌:18
病理組織学的検査
大脳:脈絡叢上皮の空胞化
(±~+)e
甲状腺:濾胞上皮の肥大(±)
肝臓:小葉中心帯肝細胞の
肥大(±)
精巣:精細管上皮の変性(±)
該当せず
精巣上体:管腔内の細胞残屑
(±~+)
該当せず
電子顕微鏡学的検査
肝臓:小葉中心帯肝細胞内の
ミトコンドリア数増加(±)
0/3 f
0/3
一般状態,便潜血検査,血液学
的検査,剖検
回復性試験(動物数)
雄:6
雌:6
血清中トリグリセリド
86
15
(mg/dL)
その他の検査
#
-:特記すべき所見なし
:p<0.05(Aspin-Welchのt検定)
a:注射用水
e:±;軽微,+;軽度
f:発現例数/検査例数
200
600
2000
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:18
雌:18
-
-
1
-
6
4
10
-
-
該当せず
-
該当せず
5
9
8
該当せず
-
該当せず
-
該当せず
8
該当せず
検査せず
0/3
検査せず
0/3
0/3
3/3
-
-
-
-
-
-
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
雄:6
雌:6
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
67
32#
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
-
-
-21-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.7. 反復投与毒性試験
2.6.7.7B.反復投与毒性試験:ラット 13 週
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた 13 週間反復経口投与毒性試験及び 5 週間回復性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
投与期間:13 週間
試験番号: 5781
投与開始週齢:6 週齢
休薬期間:5 週間
CTD における記載箇所:4.2.3.2-3 及び 4.2.3.7.7-1
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
初回投与年月日:20
年 月
日
溶媒/投与形態:注射用水
特記事項:トキシコキネティクス成績あり,甲状腺ホルモン濃度測定
無毒性量:100 mg/kg/日
100
400
投与量(mg/kg/日)
0a
動物数
雄:18
雌:18
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:18
トキシコキネティクス(n = 4)
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
初回投与後
検出されず
検出されず
26.5
35.1
136
231
342
26 回投与後
検出されず
検出されず
46.3
76.4
121
224
282
89 回投与後
検出されず
検出されず
50.1
73.0
123
238
333
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
検出されず
検出されず
50.6
57.8
286
411
3110
26 回投与後
検出されず
検出されず
72.9
93.1
349
480
3370
89 回投与後
検出されず
検出されず
89.5
104
455
579
3650
SKL-12320 b
Cmax(μg/mL)
89 回投与後
測定せず
測定せず
1.06
0.949
2.09
1.99
3.71
AUC0-24h(μg•h/mL)
89 回投与後
測定せず
測定せず
4.84
3.58
19.3
13.7
51.2
a:注射用水
b:SKL-12320 の値は本試験のサンプルを使用して別途測定を実施した他の報告書(参考資料 4.2.3.7.7-1,GLP 非適用)からの引用
2000
雌:18
425
378
457
4430
3550
4180
3.52
55.8
(次頁に続く)
-22-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)2.6.7.7B.反復投与毒性試験:ラット 13 週
投与量(mg/kg/日)
0a
100
400
2000
動物数
雄:18
雌:18
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:18
雌:18
特記所見
死亡動物数
0
0
0
0
0
0
0
0
体重(%)c:投与 91 日
573 g
297 g
+1
+2
+2
+3
-11**
+5
摂水量(%)c:投与 91 日
39 mL
33 mL
-3
+3
+8
+9
+46**
+97**
眼科学的検査:投与 12 週
縮瞳(両側性)
8d
9
尿検査
pH:≧8.5
11
2
11
3
8
3
16
12
たん白陽性(≧+)e
7
2
8
1
9
2
18
10
尿量(mL/24h)
16.0
7.3
15.2
11.1
16.3
13.9*
21.2
29.2**
浸透圧(mOsm/kg)
1847
1792
1738
1493
1725
1419
1236**
721**
ナトリウム(mmol/24h)
2.03
0.89
1.77
1.18*
1.86
1.41**
1.68*
1.31**
カリウム(mmol/24h)
3.94
1.67
3.29*
2.10
3.54
2.35**
3.09**
2.42**
塩素(mmol/24h)
2.70
1.16
2.33
1.43
2.41
1.63**
2.14**
1.63**
血液学的検査
赤血球数(×104/μL)
873
807
855
803
828*
818
735**
745**
ヘモグロビン量(g/dL)
16.2
15.5
15.7
15.2
15.5*
15.5
13.6**
14.0**
48
ヘマトクリット値(%)
46
46
45
46
46
40**
41**
MCV(fL)
55.1
57.0
54.2
56.3
55.8
56.2
53.9
54.8**
MCHC(%)
33.7
33.8
33.8
33.7
33.6
33.8
34.3**
34.3*
網赤血球率(%)
1.7
1.7
1.5
1.6
1.9
1.5
2.4**
2.3**
赤芽球数(/白血球 200 個)
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.3*
0.1
小型球状赤血球出現
0
0
0
0
0
0
5
2
血小板数(×104/μL)
106.5
98.8
106.8
98.8
105.9
102.4
120.2*
108.0
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定又は Dunnett 型順位検定)
a:注射用水
c:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
d:発現例数
e:+;26~85mg/dL
(次頁に続く)
-23-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)2.6.7.7B.反復投与毒性試験:ラット 13 週
投与量(mg/kg/日)
0a
100
400
動物数
雄:18
雌:18
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
骨髄検査
好塩基性赤芽球比率(%)
1.4
1.5
1.4
1.5
1.3
1.3
多染性赤芽球比率(%)
25.8
24.2
24.9
23.8
26.7
23.6
正染性赤芽球比率(%)
6.2
6.0
5.8
5.1
6.9
7.8*
M/E 比
1.1
1.1
1.2
1.2
1.1
1.1
血液生化学的検査
アルカリフォスファターゼ(IU/L)
327
153
341
184
320
181
小腸由来アルカリフォスファターゼ(IU/L)
99
59
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
尿素窒素(mg/dL)
13
16
14
16
13
15
ナトリウム(mmol/L)
145
143
145
142
145
142
カリウム(mmol/L)
4.6
4.3
4.6
4.3
4.5
4.4
塩素(mmol/L)
108
110
108
109
108
110
カルシウム(mg/dL)
10.2
10.4
10.2
10.4
10.5*
10.4
無機リン(mg/dL)
6.6
5.4
6.9
5.5
6.8
5.6
総たん白質(g/dL)
6.6
6.8
6.5
6.8
6.6
6.7
アルブミン(g/dL)
2.8
3.0
2.8
3.0
2.8
3.0
剖検:精巣の小型化
該当せず
該当せず
該当せず
臓器重量(%)c
甲状腺:相対重量
5.1 mg%
-4
-2
肝臓:絶対重量
14.06 g
6.70 g
+2
+6
+9
+4
:相対重量
2.59 g%
2.44 g%
+1
+2
+7
0
腎臓:絶対重量
1.77 g
+5
+7
:相対重量
0.61 g%
0.64 g%
-5
+2
-2
+5
精巣:絶対重量
3.38 g
該当せず
+3
該当せず
-3
該当せず
:相対重量
0.63 g%
該当せず
+2
該当せず
-6
該当せず
精嚢:絶対重量
1.39 g
該当せず
+3
該当せず
-4
該当せず
:相対重量
0.26 g%
該当せず
0
該当せず
-8
該当せず
卵巣:絶対重量
該当せず
74.5 mg
該当せず
+13
該当せず
+17
:相対重量
該当せず
27.4 mg%
該当せず
+8
該当せず
+11
子宮:絶対重量
該当せず
536 mg
該当せず
-7
該当せず
-9
:相対重量
該当せず
200 mg%
該当せず
-11
該当せず
-14
##
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett検定又はDunnett型順位検定)
:p<0.01(Student又はAspin-Welch検定)
a:注射用水
c:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
2000
雄:18
雌:18
1.8*
29.7**
7.0
0.9*
1.5
27.9**
8.0*
0.9**
523**
376##
16**
143**
4.2**
107
10.7**
7.6*
6.9*
3.0**
9
265**
205##
17
139**
3.8**
105**
10.6
6.4
6.7
2.8*
該当せず
+24*
+28**
+46**
+11**
-43**
-37**
-29**
-19**
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
+41**
+32**
+20**
+14**
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
+30**
+20*
-21*
-27*
(次頁に続く)
-24-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)2.6.7.7B.反復投与毒性試験:ラット 13 週
投与量(mg/kg/日)
0a
動物数
雄:18
雌:18
病理組織学的検査
大脳:脈絡叢上皮の空胞化
(±~+)f
(++~+++)
小脳:脈絡叢上皮の空胞化
(±~+)
下垂体:去勢細胞の増加(±)
甲状腺:濾胞上皮の肥大(±)
肝臓:小葉中心帯肝細胞の肥
大(±)
:小葉中心帯肝細胞の空
胞化(±~+)
1
:ベルリンブルー陽性顆
粒(±)
1
1
脾臓:髄外造血の亢進
(±~+)
4
5
:褐色色素沈着(+)
5
:ベルリンブルー陽性顆
粒(++)
1
-:特記すべき所見なし
a:注射用水
f:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
100
400
2000
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:18
雌:18
-
-
-
-
7
5
12
-
該当せず
-
-
該当せず
-
7
4
5
11
4
-
-
-
-
4
9
-
-
1
-
4
-
2
1
3
1
11
10
4
-
2
2
11
-
3
2
11
9
10
11
-
2
-
1
6
9
(次頁に続く)
-25-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)2.6.7.7B.反復投与毒性試験:ラット 13 週
投与量(mg/kg/日)
0a
動物数
雄:18
雌:18
病理組織学的検査
精巣:精細管の萎縮
(±~+)f
該当せず
(++~+++)
該当せず
:精細管の空胞化(±)
該当せず
精巣上体:精子減少
(+~+++)
該当せず
:管腔内の細胞残屑
(±~+)
該当せず
卵巣:黄体の大型化(±)
該当せず
子宮:内膜間質の萎縮(±)
該当せず
膣:粘膜上皮の粘液変性(±)
該当せず
乳腺:腺房細胞の萎縮(+)
電子顕微鏡学的検査
肝臓:小葉中心帯肝細胞にお
ける滑面小胞体のび
まん性増加(±)
0/4
0/4 g
:小葉中心帯肝細胞にお
けるミトコンドリア
0/4
数の増加(±)
0/4
大脳脈絡叢上皮細胞
:低電子密度の大型ライソゾ
0/2
ーム(+)
0/4
甲状腺ホルモン濃度(n = 5)
T4(μg/dL)
:投与 4 週
5.16
2.85
10.15
TSH(ng/mL)
:投与 4 週
15.37
一般状態,便潜血検査
-:特記すべき所見なし
a:注射用水
f:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
100
400
2000
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:18
雌:18
-
該当せず
該当せず
該当せず
-
該当せず
該当せず
該当せず
4
8
12
該当せず
該当せず
該当せず
-
該当せず
-
該当せず
12
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
-
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
-
該当せず
該当せず
12
該当せず
該当せず
該当せず
5
該当せず
3
3
5
-
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
4/4
4/4
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
0/4
4/4
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
4/4
3/3
5.75
19.56
-
2.85
10.54
-
5.01
17.99
-
2.70
10.84
-
3.84
21.84
-
2.38
12.04
-
g:発現例数/検査例数
(次頁に続く)
-26-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7B.反復投与毒性試験:ラット 13 週
投与量(mg/kg/日)
0a
100
400
動物数
雄:18
雌:18
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
回復性試験(動物数)
雄:6
雌:6
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
血液生化学的検査
無機リン(mg/dL)
5.6
5.1
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
剖検:精巣の小型化
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
臓器重量(%)c
肝臓:相対重量
2.51 g%
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
腎臓:絶対重量
3.35 g
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
:相対重量
0.56 g%
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
精巣:絶対重量
3.37 g
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
:相対重量
0.56 g%
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
病理組織学的検査
大脳:脈絡叢上皮の空胞化
(±~+)f
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
(++)
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
小脳:脈絡叢上皮の空胞化
(±)
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
下垂体:去勢細胞の増加(±)
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
精巣:精細管の萎縮
(++~+++)
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
:精細管の空胞化(±)
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
精巣上体:精子減少
(+~+++)
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
:管腔内の細胞残屑
(±~+)
1
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
その他の検査
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
#
-:特記すべき所見なし
:p<0.05,##:p<0.01(Student又はAspin-Welchのt検定)
a:注射用水
c:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
f:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
-27-
2000
雄:18
雄:6
雌:18
雌:6
6.4##
4
5.8
該当せず
+18##
+8#
+16#
-39#
-36#
該当せず
該当せず
6
-
5
1
2
2
4
-
4
6
該当せず
該当せず
5
該当せず
5
-
該当せず
-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.7. 反復投与毒性試験
2.6.7.7C.反復投与毒性試験:ラット 26 週
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた 26 週間反復経口投与毒性試験及び 5 週間回復性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
投与期間:26 週間
試験番号: 6200
投与開始週齢:6 週齢
休薬期間:5 週間
CTD における記載箇所:4.2.3.2-4
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
初回投与年月日:20
年 月
日
溶媒/投与形態:注射用水
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
無毒性量:300 mg/kg/日
投与量(mg/kg/日)
動物数
トキシコキネティクス(n = 4)
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
初回投与後
87 回投与後
176 回投与後
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
87 回投与後
176 回投与後
a:注射用水
0a
100
300
1000
雄:20
雌:20
雄:14
雌:14
雄:14
雌:14
雄:20
雌:20
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
14.8
33.1
36.0
41.2
66.8
79.2
86.6
92.0
114
117
140
139
167
173
177
254
210
237
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
28.2
57.6
65.2
46.8
81.9
113
172
272
301
228
331
380
1060
1320
1380
1160
1450
1910
(次頁に続く)
-28-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7C.反復投与毒性試験:ラット 26 週
投与量(mg/kg/日)
0a
100
300
動物数
雄:20
雌:20
雄:14
雌:14
雄:14
雌:14
トキシコキネティクス(n = 4)
SKL-12320
Cmax(μg/mL)
初回投与後
検出されず
検出されず
0.939
1.29
2.70
2.94
87 回投与後
検出されず
検出されず
1.47
1.09
3.04
2.05
176 回投与後
検出されず
検出されず
1.23
1.30
2.99
2.02
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
検出されず
検出されず
3.86
3.93
14.1
13.9
87 回投与後
検出されず
検出されず
5.63
4.05
18.4
12.1
176 回投与後
検出されず
検出されず
5.68
4.86
18.1
12.9
特記所見
死亡動物数
0
0
0
0
0
0
体重(%)b:投与 182 日
659 g
331 g
+5
+1
+2
+6
摂餌量(%)b
:投与 91 日
29 g
19 g
+3
0
+3
+5
:投与 182 日
29 g
20 g
+3
-5
0
0
摂水量(%)b
:投与 91 日
35 mL
33 mL
+20
+21
+9
+3
:投与 182 日
35 mL
34 mL
+26
+29*
+20*
+9
膣スメア検査
発情期発現回数
該当せず
3.4
該当せず
3.3
該当せず
2.9
:投与 5~6 週
発情休止期 3 日間以上
該当せず
0
該当せず
0
該当せず
2
継続例c:投与 5~6 週
*:p≤0.05,**:p≤0.01(Dunnett 検定又は Steel 検定)
a:注射用水
b:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
1000
雄:20
雌:20
4.97
3.99
3.82
5.11
3.23
3.89
53.3
50.7
46.2
53.5
44.0
57.0
0
+3
0
+11*
+7*
+3
+11*
+5*
+23**
+31**
+27*
+50**
該当せず
2.1**
該当せず
11
c:発現例数
(次頁に続く)
-29-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7C.反復投与毒性試験:ラット 26 週
投与量(mg/kg/日)
0a
動物数
雄:20
雌:20
尿検査
たん白陽性(≧+)d
:投与 3 箇月
12
1
:投与 6 箇月
16
7
尿量(mL/24h)
:投与 3 箇月
11.0
7.6
:投与 6 箇月
10.4
10.5
浸透圧(mOsm/kg)
:投与 3 箇月
2076
1928
:投与 6 箇月
1974
1434
ナトリウム(mmol/24h)
:投与 3 箇月
1.7
1.1
カリウム(mmol/24h)
:投与 6 箇月
3.2
2.2
血液学的検査
897
赤血球数(×104/μL)
808
ヘモグロビン量(g/dL)
15.7
15.2
ヘマトクリット値(%)
45.9
42.5
MCV(fL)
51.3
52.7
MCH(pg)
17.6
18.8
MCHC(g/dL)
34.2
35.6
白血球数(×102/μL)
102.2
52.8
好中球数(×102/μL)
26.8
11.2
単球数(×102/μL)
3.0
1.5
血小板数(×104/μL)
111.9
114.9
フィブリノーゲン量
(mg/dL)
290
198
骨髄検査
桿状核好中球比率(%)
23.2
20.9
*:p≤0.05,**:p≤0.01(Dunnett 検定又は Steel 検定)
a:注射用水
d:+;26~85mg/dL
100
300
1000
雄:14
雌:14
雄:14
雌:14
雄:20
雌:20
7
10
1
1
12
12
4
6
20
20
14
14
13.1
13.2
12.2*
15.3*
12.4
14.0
9.1
12.6
13.6
17.4**
13.2**
20.1**
2032
1899
1546*
1077*
1876
1760
1735
1212
1787
1537*
1363**
904**
1.9
1.3
1.9
1.2
1.9
1.4*
3.9
2.4
3.5
2.5
4.1*
2.5
878
15.3
44.5
50.6
17.5
34.6
98.9
28.8
3.0
114.4
288
797
14.8
41.6
52.3
18.5
35.5
58.7
14.7
2.0
120.2
229
883
15.3
44.2*
50.1
17.3
34.5
111.4
35.2
3.9
118.4
299
786
14.9
41.8
53.2
18.9
35.6
59.2
14.7
2.0
106.9
206
838**
14.4**
41.2**
49.2**
17.2
34.9**
106.3
30.0
3.8
125.6*
306
787
14.2**
39.7**
50.4**
18.0*
35.7
73.5**
21.2**
2.7**
123.1
251*
22.2
21.0
23.5
21.6
24.0
23.3*
(次頁に続く)
-30-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7C.反復投与毒性試験:ラット 26 週
投与量(mg/kg/日)
0a
100
300
動物数
雄:20
雌:20
雄:14
雌:14
雄:14
雌:14
血液生化学的検査
尿素窒素(mg/dL)
14
16
14
18
14
19
ナトリウム(mmol/L)
146
144
146
144
146
144
塩素(mmol/L)
108
109
107
109
107
110
カルシウム(mg/dL)
10.4
10.5
10.5
10.6
10.5
10.6
総たん白質(g/dL)
6.6
7.2
6.5
7.1
6.7
7.1
臓器重量(%)b
肝臓:絶対重量
15.54 g
7.22 g
+10
+3
+8
+8
:相対重量
2.42 g%
2.34 g%
+7
+2
+9*
+1
病理組織学的検査
大脳:脈絡叢上皮の空胞化
(±~+)e
小脳:脈絡叢上皮の空胞化
(±)
副腎:球状帯細胞の肥大(±)
1
1
該当せず
該当せず
3
膣:粘膜上皮の粘液変性(±)
該当せず
該当せず
1
該当せず
電子顕微鏡学的検査
大脳脈絡叢上皮細胞
:低電子密度の大型ライソゾ
ーム(±~+)
0/1 f
0/1
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
一般状態,眼科学的検査,便潜
血検査
回復性試験(動物数)
雄:6
雌:6
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
血液生化学的検査
カルシウム(mg/dL)
9.9
10.1
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
総たん白質(g/dL)
6.5
7.2
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
その他の検査
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
#
-:特記すべき所見なし
*:p≤0.05,**:p≤0.01(Dunnett検定又はSteel検定)
:p≤0.05(Student又はAspin-Welchのt検定)
a:注射用水
b:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
e:±;軽微,+;軽度
f:発現例数/検査例数
-31-
1000
雄:20
雌:20
15
146
106**
10.8*
6.9*
20**
143**
108
10.7
7.1
+24**
+25**
+23**
+13**
12
14
2
該当せず
9
7
3
2/2
3/3
-
-
雄:6
雌:6
10.3#
6.8#
-
10.1
7.0
-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.7. 反復投与毒性試験
2.6.7.7D.反復投与毒性試験:イヌ 4 週
報告書の題名:SK-0403 のビーグル犬を用いた 4 週間反復経口投与毒性試験及び 4 週間回復性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:ビーグル犬
投与期間:4 週間
試験番号:
投与開始月齢:7 ヶ月齢
休薬期間:4 週間
CTD における記載箇所:4.2.3.2-6
GLP 適用:適
初回投与年月日:
(雄)20
年 月
日
投与方法:経口投与
(雌)20
年 月
日
溶媒/投与形態:ゼラチンカプセル
0333
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
無毒性量:100 mg/kg/日
投与量(mg/kg/日)
動物数
トキシコキネティクス
Cmax(μg/mL)
初回投与後
14 回投与後
28 回投与後
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
14 回投与後
28 回投与後
特記所見
死亡動物数
一般状態
:嘔吐
:縮瞳
:粘液便
:軟便
-:特記すべき所見なし
a:空のゼラチンカプセル
0a
30
100
300
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
20.3
22.7
22.6
22.4
22.5
19.3
83.9
84.8
78.9
80.4
91.2
84.9
265
246
247
220
211
222
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
78.4
82.6
81.1
83.8
81.3
75.4
376
390
397
357
389
369
1380
1270
1400
1100
1090
1250
0
0
0
0
0
0
0
0
3b
1
-
1
1
2
2
-
1
1
-
2
-
2
1
-
5
5
3
-
5
5
5
2
b:発現例数
(次頁に続く)
-32-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7D.反復投与毒性試験:イヌ 4 週
投与量(mg/kg/日)
動物数
心電図検査c
:心拍数(beats/min)
:QRS 時間(ms)
:QTc間隔e(ms)
便潜血検査:陽性反応
血液学的検査
好酸球比率(%)
0a
30
100
300
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
80
38
81
38
73
38
92
40
85
44
91
48
118*
48*
238
1
232
-
240
-
238
1
245
-
249
1
264*
3
121*
48
2 例で延長
(33→51)d
(45→56)
274**
5
-
-
-
-
-
-
1 例で増加
(2.5→7.9)f
病理組織学的検査
腎臓:髄質単核球浸潤(+)g
1
回腸・結腸:粘膜固有層好酸
球増加(+)
盲腸・直腸:粘膜固有層好酸
球増加(+)
体重,摂餌量,摂水量,眼科学
的検査,血圧測定,尿検査,血
液生化学的検査,骨髄検査(有
核細胞数)
,剖検,臓器重量
回復性試験(動物数)
雄:2
雌:2
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
雄:2
特記所見
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定又は Steel 検定)
a:空のゼラチンカプセル
c:投与 4 週の投与 3 時間後における検査
d:投与開始前値→投与 4 週の投与 3 時間後値
e:Bazett 法による補正
f:投与開始前値→投与 4 週値
g:+;軽度
-33-
3 例で増加
(1.8→7.1)f
(2.3→10.9)
(2.5→9.4)
1
2
1
雌:2
-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.7. 反復投与毒性試験
2.6.7.7E.反復投与毒性試験:サル 4 週
報告書の題名:SK-0403 のカニクイザルを用いた 4 週間反復経口投与毒性試験及び 4 週間回復性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:カニクイザル
投与期間:4 週間
試験番号: 5566
投与開始年齢:3~5 歳齢
休薬期間:4 週間
CTD における記載箇所:4.2.3.2-8
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
初回投与年月日:
(雄)20
(雌)20
年 月
日
年 月 日
溶媒/投与形態:注射用水
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
無毒性量:
(雄)60 mg/kg/日,
(雌)<60 mg/kg/日
投与量(mg/kg/日)
動物数
トキシコキネティクス
Cmax(μg/mL)
初回投与後
28 回投与後
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
28 回投与後
a:注射用水
b:n = 4
0a
60
200
600
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
12.8
26.5
12.6
30.5
54.7
52.0
48.9
78.0
134
85.4
125
75.3 b
測定せず
測定せず
測定せず
測定せず
35.3
58.6
49.0
70.0
223
247
143
243
1000
577
842
660b
(次頁に続く)
-34-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7E.反復投与毒性試験:サル 4 週
投与量(mg/kg/日)
動物数
特記所見
死亡動物数
死亡例の所見
0a
雄:5
60
雌:5
雄:3
200
雌:3
雄:3
600
雌:3
雄:5
雌:5
0
0
0
0
0
0
0
1
<一般状態>嘔吐,流涎(投与直後)
<体重・摂餌量>減少
<尿検査(投与 2 週)>pH低下(8.0→5.0)c,ケトン体陽性(+++)d
<血液生化学的検査(投与 2 週)>
,LDH e(348→537)
,総コレステロールf(136→176)
,トリグリセリドf(22→106)
,リン脂質f(213→247)
,
AST e(27→61)
f
f
f
f
血糖 (103→199)
,尿素窒素 (14→120)
,クレアチニン (0.74→2.45)
,カルシウム (10.2→11.0)及び無機リンf(3.9→6.4)の増加,
ナトリウムg(154→139)
,カリウムg(4.8→3.2)及び塩素g(118→69)の減少
<剖検>胸腺小型化
<臓器重量>肝臓及び腎臓の相対重量増加,胸腺の絶対・相対重量減少,副腎の絶対・相対重量増加
<病理組織学的検査>
,壊死(±)
,好酸性硝子滴(±)及びPAS陽性顆粒出現(±)
,尿細管内の
腎臓:近位尿細管上皮細胞の微細空胞化(++)h,脂肪化(+)
好塩基性物質(±)及び鉱質沈着(±)
,好塩基性尿細管出現(+)
,肉芽腫(±)
肝臓:びまん性肝細胞脂肪化(+)
心臓:右心室心筋変性(++)
,右心室心外膜下単核球浸潤(++)
胸腺:萎縮(++)
脾臓:白脾髄の萎縮(+)
副腎:びまん性皮質束状帯細胞肥大(+)
一般状態
嘔吐
流涎(投与直後)
体重
-
-
-
1i
-
1
2
-
-
摂餌量(g/monkey/日)
-
-
-
-
-
-
-:特記すべき所見なし
a:注射用水
c:投与開始前値→投与 2 週値
d:+++;80mg/dL
e:単位;IU/L
f:単位;mg/dL
i:発現例数
j:投与開始日から投与4週にかけての減少量
k:投与開始前値→投与 1 週値
g:mmol/L
4
3
2 例で減少j
(0.21 kg,
0.09 kg)
-
4
2 例で減少j
(0.09 kg,
0.27 kg)
1 例で減少k
(135→87)
h:±;軽微,+;軽度,++;中等度
(次頁に続く)
-35-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7E.反復投与毒性試験:サル 4 週
投与量(mg/kg/日)
動物数
摂水量(%)l
:投与 4 週
心電図検査
QRS 時間(ms)
:投与開始前
:投与 4 週(投与 2 時間後)
0a
60
200
600
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
212 mL
125 mL
-7
+80
0
+78
+8
+98*
32
30
32
29
30
29
30
28
26
28
26
37**
31
34
1 例で延長
(31→43)
28
36**
3.5
2.6
2.8
2.6
2.1
1.3
2.6
1.2*
-
-
-
-
-
-
-
リン脂質(mg/dL)
-
-
-
-
-
-
-
総ビリルビン(mg/dL)
-
-
-
-
-
-
-
血糖(mg/dL)
-
-
-
-
-
-
-
尿素窒素(mg/dL)
-
-
-
-
-
-
-
クレアチニン(mg/dL)
-
-
-
-
-
-
-
ナトリウム(mmol/L)
-
-
-
-
-
-
-
1 例で増加
(29→132)m
1 例で増加
(173→269)c
1 例で増加
(0.2→0.7)c
1 例で減少
(74→37)c
1 例で増加
(18→28)c
1 例で増加
(0.62→0.93) c
1 例で減少
(148→142)c
尿検査
塩素排泄量(mmol/16h)
:投与 2 週
血液生化学的検査
トリグリセリド(mg/dL)
カリウム(mmol/L)
3.4*
4.2
:投与 2 週
3.8
3.9
4.0
3.9
4.2
4.0
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定)
a:注射用水
c:投与開始前値→投与 2 週値
l:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
m:投与開始前値→投与 4 週値
(次頁に続く)
-36-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7E.反復投与毒性試験:サル 4 週
投与量(mg/kg/日)
動物数
血液生化学的検査
塩素(mmol/L)
0a
60
200
600
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
-
-
-
-
-
-
-
1 例で減少
(113→96)c
3.9
4.7
3.0*
-
-
2
1
+8
+19*
-
1 例で減少
+10 n
+16 n
2
1
-
-
1
1
2
1
1
1
-
1
-
-
-
-
3
3
2
無機リン(mg/dL)
:投与 4 週
5.1
4.4
5.0
4.2
4.6
剖検
胃:暗赤色巣
2
胸腺:小型化
臓器重量(%)l
胸腺:絶対・相対重量
肝臓:絶対重量
59.9 g
-2
1.76 g%
-2
:相対重量
病理組織学的検査
食道:好中球浸潤(±)h
胃:びらん(±)
1
2
:限局性出血(±)
2
:リンパ球浸潤(±~++)
1
1
1
2
2
:好中球浸潤(±)
1
2
:粘膜上皮再生(±~+)
1
1
結腸:好中球・単核球浸潤
(±)
肝臓:びまん性肝細胞
脂肪化o(±)
1
腎臓:尿細管上皮細胞
脂肪化o(±)
1
胸腺:萎縮(±~++)
3
3
3
3
2
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05(Dunnett 検定)
a:注射用水
c:投与開始前値→投与 2 週値
h:±;軽微,+;軽度,++;中等度
l:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
n:死亡例を除く 2 例の平均値に基づく。
o:オイルレッド O 染色陽性及び PAS 染色陰性
(次頁に続く)
-37-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7E.反復投与毒性試験:サル 4 週
投与量(mg/kg/日)
0a
60
動物数
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
電子顕微鏡学的検査p
0/3 s
検査せず
検査せず
検査せず
1/1
肝臓:脂肪滴増加q(±)h
:グリコーゲン顆粒
減少q(±)
0/3
検査せず
検査せず
検査せず
1/1
腎臓:脂肪滴増加r(±)
0/3
検査せず
検査せず
検査せず
1/1
便潜血検査,眼科学的検査(瞳
孔径測定を含む),血液学的検
査
回復性試験(動物数)
雄:2
雌:2
該当せず
該当せず
該当せず
特記所見
該当せず
該当せず
該当せず
-:特記すべき所見なし
a:注射用水
h:±;軽微
p:病理組織学的検査で肝臓及び腎臓に空胞化(脂肪化)が見られたため実施
q:小葉中心帯及び辺縁帯肝細胞
r:近位尿細管上皮細胞
s:発現例数/検査例数
-38-
200
600
雌:3
雄:5
雌:5
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
検査せず
-
-
-
該当せず
該当せず
雄:2
-
雌:2
-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.7. 反復投与毒性試験
2.6.7.7F.反復投与毒性試験:サル 13 週
報告書の題名:SK-0403 のカニクイザルを用いた 13 週間反復経口投与毒性試験及び 5 週間回復性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:カニクイザル
投与期間:13 週間
試験番号: 5870
投与開始年齢:3~5 歳齢
休薬期間:5 週間
CTD における記載箇所:4.2.3.2-9 及び 4.2.3.7.7-1
年 月 日
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
年 月
溶媒/投与形態:注射用水
初回投与年月日:
(雄)20
(雌)20
日
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
無毒性量:50 mg/kg/日
投与量(mg/kg/日)
動物数
トキシコキネティクス
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
初回投与後
91 回投与後
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
91 回投与後
0a
雄:5
91 回投与後
に,1 例で微量
のアナグリプ
チンが検出さ
れたが,定量
下限付近の濃
度であり,試
験成績への影
響はないもの
と判断され
た。
10
50
300
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
検出されず
検出されず
2.15
2.64
2.26
1.99
16.8
26.4
25.1
21.8
175
66.0
191
72.4
検出されず
検出されず
6.36
7.42
6.37
6.64
39.3
60.2
58.9
55.2
734
323
683
376
SKL-12320 b
Cmax(μg/mL)
91 回投与後
測定せず
測定せず
0.0790
0.0475
0.267
0.198
0.424
AUC0-24h(μg•h/mL)
91 回投与後
測定せず
測定せず
0.508
0.379
2.10
1.60
5.69
a:注射用水
b:SKL-12320 の値は本試験のサンプルを使用して別途測定を実施した他の報告書(参考資料 4.2.3.7.7-1,GLP 非適用)からの引用
0.375
5.04
(次頁に続く)
-39-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7F.反復投与毒性試験:サル 13 週
投与量(mg/kg/日)
動物数
特記所見
死亡動物数
一般状態
:軟便(一過性)
:流涎(投与直後)
体重
0a
10
50
300
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
0
0
0
0
0
0
0
0
-
-
-
-
-
-
1b
3
1 例で減少
(0.69 kg)c
摂餌量(g/monkey/日)
-
-
-
-
-
-
-
4
2 例で減少
(0.45 kg,
0.20 kg)d
1 例で減少
(150→89)e
心電図検査
QTc 間隔(ms)
:投与 5 週(投与 2 時間後)
-
-
-
-
-
-
-
1 例で延長
(335→356)f
-
-
-
-
-
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
雄:2
-
雌:2
-
摂水量,便潜血検査,眼科学的
検査(瞳孔径測定を含む),尿
検査,血液学的検査,血液生化
学的検査,剖検,臓器重量,病
理組織学的検査
回復性試験(動物数)
雄:2
雌:2
該当せず
特記所見
該当せず
-:特記すべき所見なし
a:注射用水
b:発現例数
c:投与開始日から投与 6 週にかけての減少量
e:投与開始前値→投与 1 週値
f:投与開始前値→投与 5 週値
d:投与開始日から投与 13 週にかけての減少量
-40-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.7. 反復投与毒性試験
2.6.7.7G.反復投与毒性試験:サル 52 週
報告書の題名:SK-0403 のカニクイザルを用いた 52 週間反復経口投与毒性試験及び 10 週間回復性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:カニクイザル
投与期間:52 週間
試験番号: 6201
投与開始年齢:4~7 歳齢
休薬期間:10 週間
CTD における記載箇所:4.2.3.2-10
GLP 適用:適
初回投与年月日:
(雄)20
年 月
日
投与方法:経口投与
(雌)20
年 月
日
溶媒/投与形態:注射用水
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
無毒性量:50 mg/kg/日
投与量(mg/kg/日)
動物数
トキシコキネティクス
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
初回投与後
182 回投与後
364 回投与後
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
182 回投与後
364 回投与後
a:注射用水
0a
10
50
300
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
1.64
2.18
0.799
1.89
1.48
1.83
12.7
14.2
8.10
18.7
25.2
22.4
91.3
49.8
52.0
71.5
50.6
46.3
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
5.07
6.06
4.50
6.40
5.63
7.40
36.7
41.2
37.0
44.3
54.8
60.1
630
280
362
417
266
292
(次頁に続く)
-41-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.7G.反復投与毒性試験:サル 52 週
投与量(mg/kg/日)
動物数
トキシコキネティクス
SKL-12320
Cmax(μg/mL)
初回投与後
182 回投与後
364 回投与後
AUC0-24h(μg•h/mL)
初回投与後
182 回投与後
364 回投与後
特記所見
死亡動物数
一般状態:流涎(投与直後)
体重
0a
10
50
300
雄:5
雌:5
雄:3
雌:3
雄:3
雌:3
雄:5
雌:5
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
0.0695
0.0757
0.0467
0.0958
0.0587
0.0970
0.247
0.267
0.243
0.223
0.237
0.297
0.954
0.537
0.611
0.468
0.457
0.545
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
0.434
0.482
0.511
0.613
0.570
0.799
1.95
2.34
2.75
1.58
1.79
2.41
12.2
7.76
9.32
5.88
6.04
7.75
0
-
0
-
0
-
0
-
0
-
0
-
0
4b
1 例で減少
(0.40 kg c,
0.55 kg d)
0
2
2 例で減少
(0.24 kg,
0.27 kg)e
65
69
75
73
81*
-
-
-
-
-
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
該当せず
雄:2
-
雌:2
-
心電図検査
PR 間隔(ms)
:投与 52 週(投与 2 時間後)
75
68
66
摂餌量,便潜血検査,眼科学的
検査(瞳孔径測定を含む),尿
検査,血液学的検査,血液生化
学的検査,剖検,臓器重量,病
理組織学的検査
回復性試験(動物数)
雄:2
雌:2
該当せず
特記所見
該当せず
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05(Dunnett 検定)
a:注射用水
b:発現例数
c:投与開始日から投与 3 週にかけての減少量
e:投与開始日から投与 52 週にかけての減少量
d:投与 33 週から投与 37 週にかけての減少量
-42-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.8. In vitro 遺伝毒性試験
2.6.7.8A.遺伝毒性試験:細菌を用いる復帰突然変異試験
報告書の題名:SK-0403 の細菌を用いる復帰突然変異試験
被験物質:アナグリプチン
試験の種類: 細菌を用いる復帰突然変異試験
独立して実施した試験数:2
試験番号:8934
菌株:
プレート数:2
CTD における記載箇所:4.2.3.3.1-1
代謝活性化系:phenobarbital 及び 5,6-benzoflavone で誘導したラット肝 S9
分析細胞数/培養:-
GLP 適用:適
溶媒:
被験物質:注射用水
陽性対照:DMSO(Sodium azide 以外)
,注射用水(Sodium azide)
処理:
プレインキュベーション(37°C,20 分)を行った後 48 時間培養 試験開始年月日:20
細胞毒性:
なし
S.typhimurium 及び E.coli
代謝活性化
年 月
025
日
遺伝毒性:なし
被験物質
陰性対照(注射用水)
アナグリプチン
代謝活性化なし
2-(2-Furyl)
-3-(5-nitro-2-furyl)acrylamide
Sodium azide
9-Aminoacridine hydrochloride
用量
(μg/plate)
0
8.19
20.5
51.2
128
320
800
2000
5000
0.01
0.1
0.5
80
実験 1(用量設定試験)
復帰突然変異コロニー数(平均値)
TA1535
WP2uvrA
TA98
12
24
23
14
25
28
15
26
23
12
31
25
13
27
26
13
27
22
15
25
24
17
27
27
12
28
23
NA
154
NA
NA
NA
688
619
NA
NA
NA
NA
NA
TA100
120
122
129
142
138
130
121
136
121
595
NA
NA
NA
TA1537
8
8
12
9
9
7
7
10
6
NA
NA
NA
391
NA:実施せず
(次頁に続く)
-43-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.8A.遺伝毒性試験:細菌を用いる復帰突然変異試験
代謝活性化
被験物質
陰性対照(注射用水)
アナグリプチン
代謝活性化あり
2-Aminoanthracene
用量
(μg/plate)
0
8.19
20.5
51.2
128
320
800
2000
5000
0.5
1
2
10
実験 1(用量設定試験)
復帰突然変異コロニー数(平均値)
WP2uvrA
TA98
TA1535
12
30
38
12
23
38
14
25
30
13
27
33
11
25
40
10
26
33
13
21
35
14
28
40
15
31
27
NA
NA
352
NA
NA
NA
361
NA
NA
NA
827
NA
TA100
126
123
133
133
138
143
138
136
160
NA
942
NA
NA
TA1537
14
12
14
12
14
11
13
14
19
NA
NA
125
NA
NA:実施せず
(次頁に続く)
-44-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.8A.遺伝毒性試験:細菌を用いる復帰突然変異試験
代謝活性化
被験物質
陰性対照(注射用水)
アナグリプチン
代謝活性化なし
2-(2-Furyl)
-3-(5-nitro-2-furyl)acrylamide
Sodium azide
9-Aminoacridine hydrochloride
陰性対照(注射用水)
アナグリプチン
代謝活性化あり
2-Aminoanthracene
用量
(μg/plate)
0
156
313
625
1250
2500
5000
0.01
0.1
0.5
80
0
156
313
625
1250
2500
5000
0.5
1
2
10
実験 2(本試験)
復帰突然変異コロニー数(平均値)
WP2uvrA
TA98
TA1535
14
25
17
11
23
23
15
25
23
14
27
23
18
22
17
15
28
19
15
22
22
NA
166
NA
NA
NA
698
564
NA
NA
NA
NA
NA
15
25
27
12
27
24
16
25
24
13
23
31
12
27
28
14
24
22
11
23
28
NA
NA
341
NA
NA
NA
328
NA
NA
NA
796
NA
TA100
130
128
135
131
137
129
117
663
NA
NA
NA
130
134
135
153
146
147
141
NA
994
NA
NA
NA:実施せず
-45-
TA1537
8
7
7
7
7
7
10
NA
NA
NA
474
18
17
19
16
17
14
17
NA
NA
146
NA
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.8. In vitro 遺伝毒性試験
2.6.7.8B.遺伝毒性試験:ほ乳類細胞株を用いる染色体異常試験
報告書の題名:SK-0403 のほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験
被験物質:アナグリプチン
試験の種類: ほ乳類細胞株を用いる染色体異常試験
独立して実施した試験数:2
試験番号:8935
細胞株:
プレート数:2
CTD における記載箇所:4.2.3.3.1-2
代謝活性化系:phenobarbital 及び 5,6-benzoflavone で誘導したラット肝 S9
分析細胞数/培養:200
GLP 適用:適
溶媒:
被験物質:生理食塩液
陽性対照:注射用水
試験開始年月日:20
処理:
S9 存在下又は非存在下で 6 時間処理,及び S9 非存在下での 24 時間処理
遺伝毒性:
染色体構造異常細胞の出現頻度は用量依存的に増加し,最高用量の 3835 μg/mL では陽性を示した。アナグリプチンは極めて高用量において染色体異常
チャイニーズ・ハムスター肺線維芽細胞株(CHL/IU 細胞)
026
年 月
日
細胞毒性: なし
を誘発するものと考えられる。
代謝活性化(処理時間)
被験物質
陰性対照(生理食塩液)
代謝活性化なし
(6 時間)
アナグリプチン
陽性対照(Mitomycin C)
陰性対照(生理食塩液)
代謝活性化あり
(6 時間)
アナグリプチン
陽性対照(Cyclophosphamide)
陰性対照(生理食塩液)
代謝活性化なし
(24 時間)
アナグリプチン
陽性対照(Mitomycin C)
a:ギャップ(染色体の形態的変化として)を含まない。
用量(μg/mL)
細胞生存率(%)
100.0
103.0
90.0
68.3
98.5
100.0
93.4
94.5
89.0
89.8
100.0
76.9
69.5
41.1
78.2
0
959
1918
3835
0.1
0
959
1918
3835
12.5
0
1350
1687
2109
0.05
本試験
構造異常の細胞a(%)
0.5
1.0
1.0
6.0
33.5
0.5
0.5
0.0
2.5
23.5
0.0
0.0
1.0
0.5
27.5
倍数性細胞(%)
0.0
0.0
0.5
1.0
0.0
0.0
0.0
2.0
4.0
0.0
0.5
0.0
0.0
0.0
0.0
(次頁に続く)
-46-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.8B.遺伝毒性試験:ほ乳類細胞株を用いる染色体異常試験
代謝活性化(処理時間)
被験物質
陰性対照(生理食塩液)
代謝活性化なし
(6 時間)
アナグリプチン
陽性対照(Mitomycin C)
a:ギャップ(染色体の形態的変化として)を含まない。
用量(μg/mL)
細胞生存率(%)
100.0
94.0
96.1
63.0
75.6
0
1879
2685
3835
0.1
-47-
確認試験
構造異常の細胞a(%)
1.0
2.0
5.0
14.0
36.5
倍数性細胞(%)
0.5
0.0
0.0
0.5
0.0
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.9. In vivo 遺伝毒性試験
2.6.7.9A.遺伝毒性試験:ラット小核試験
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いる小核試験
試験方法:
骨髄細胞の小核試験
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
投与方法:
被験物質:アナグリプチン
投与期間:1 日 1 回 2 日間
計測時間:最終投与の 24 時間後
試験番号:8936
投与開始週齢:8 週齢
評価した細胞:幼若赤血球
CTD における記載箇所:4.2.3.3.2-1
分析細胞数/動物:2000
GLP 適用:適
反復経口(アナグリプチン及び媒体)
,単回静脈内(mitomycin C)
溶媒/投与形態:アナグリプチン,媒体及び mitomycin C は全て注射用水
投与開始日:20
毒性/細胞毒性:なし
特記事項:
曝露証明:
遺伝毒性:なし
年 月
,
027
日
なし
血漿中アナグリプチン濃度測定(投与 1 時間後)により全身的曝露を確認した。
被験物質
アナグリプチン
投与量(mg/kg/日)
動物数
500
1000
2000
雄3例
雄3例
雄3例
血漿中アナグリプチン濃度(μg/mL)
1 回目投与 1 時間後
2 回目投与 1 時間後
57.5 ± 5.5 a
59.0 ± 19.2
93.5 ± 27.5
85.6 ± 26.8
126 ± 9
105 ± 46
a:平均 ± 標準偏差
被験物質
陰性対照(注射用水)
投与量(mg/kg/日)
0
500
アナグリプチン
1000
2000
陽性対照(mitomycin C)
2
a:平均 ± 標準偏差
*:p≤0.025(Kastenbaum and Bowman検定)
動物数
小核幼若赤血球頻度(%)
雄5例
0.12 ± 0.06 a
雄5例
0.21 ± 0.13
雄5例
0.15 ± 0.05
雄5例
0.18 ± 0.08
雄5例
4.76 ± 1.40*
#
:p≤0.05(Aspin-Welchのt検定)
-48-
幼若赤血球頻度(%)
70.6 ± 4.0
70.8 ± 2.8
68.6 ± 3.3
67.2 ± 5.8
58.4 ± 6.4#
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.9. In vivo 遺伝毒性試験
2.6.7.9B.遺伝毒性試験:不定期 DNA 合成試験
報告書の題名:SK-0403 のラット肝細胞を用いる in vivo / in vitro 不定期 DNA 合成(UDS)試験
被験物質:アナグリプチン
試験方法:
不定期 DNA 合成
投与期間:単回
計測時間:投与の 2 及び 16 時間後
試験番号:9367
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
投与開始週齢:8 週齢
評価した細胞:肝細胞
CTD における記載箇所:4.2.3.3.2-2
投与方法:
分析細胞数/動物:100
経口
GLP 適用:適
溶媒/投与形態:アナグリプチン,媒体及び Dimethylnitrosamine は注射用水,2-Acetylaminofluorene はトウモロコシ油
毒性/細胞毒性:なし
曝露証明:
028
遺伝毒性:なし
特記事項:
投与開始日:20
年 月 , 日
なし
血漿中アナグリプチン濃度測定(投与 1 時間後)により全身的曝露を確認した。
被験物質
アナグリプチン
投与量(mg/kg)
動物数
1000
2000
雄3例
雄3例
血漿中アナグリプチン濃度(μg/mL)
2 時間処理群(投与 1 時間後)
16 時間処理群(投与 1 時間後)
146 ± 30 a
108 ± 17
182 ± 12
98.7 ± 11.8
a:平均 ± 標準偏差
投与量(mg/kg)
動物数
処理時間(時間)
平均ネット核グレイン数a
0
雄3例
-1.9
1000
雄3例
-2.2
アナグリプチン
2
2000
雄3例
-1.9
陽性対照(Dimethylnitrosamine)
5
雄3例
28.5
陰性対照(注射用水)
0
雄3例
-1.7
1000
雄3例
-1.2
アナグリプチン
16
2000
雄3例
-2.2
陽性対照(2-Acetylaminofluorene)
100
雄3例
28.9
a:ネット核グレイン数=(核グレイン数)−(核と同一面積の細胞質グレイン数)
b:平均 ± 標準偏差
被験物質
陰性対照(注射用水)
-49-
DNA 修復細胞の出現頻度(%)
0.3 ± 0.6 b
2.7 ± 2.1
3.0 ± 1.7
100.0 ± 0.0
1.0 ± 0.0
3.7 ± 2.5
2.0 ± 1.0
100.0 ± 0.0
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.10. がん原性試験
2.6.7.10A.がん原性試験:マウス用量設定 2 週
報告書の題名:SK-0403 のマウスを用いた 2 週間反復経口投与毒性試験(がん原性予備試験)
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:マウス/B6C3F1/Crlj
試験番号:
投与期間:2 週間
投与開始週齢:6 週齢
初回投与年月日:20
332
CTD における記載箇所:4.2.3.4-1
年 月
日
投与方法:経口投与
GLP 適用:非適
溶媒/投与形態:注射用水
特記事項:なし
投与量(mg/kg/日)
0a
100
300
1000
動物数
雄:6
雌:6
雄:6
雌:6
雄:6
雌:6
雄:6
雌:6
特記所見
死亡動物数
0
0
0
0
0
0
0
0
一般状態
:自発運動の減少
:振戦
:体温低下
血液学的検査
994
972
973
976
974
972
971
960
赤血球数(×104/μL)
16.2
16.0
15.8
15.8
15.8
15.9
15.8
15.8
ヘモグロビン量(g/dL)
46.3
45.2
45.1
45.3
45.3
45.3
45.0
44.6
ヘマトクリット値(%)
2.1
2.7
2.1
2.5
2.3
2.6
2.3
2.8
網赤血球率(%)
109.2
102.1
101.7
101.6
105.0
99.3
104.6
97.3
血小板数(×104/μL)
血液生化学的検査
総たん白質(g/dL)
5.3
5.3
5.3
5.3
5.0
5.2
5.0*
5.2
アルブミン(g/dL)
3.7
4.1
3.7
4.1
3.5
4.1
3.4*
4.0
臓器重量(%)c
肝臓:絶対重量
1.17 g
-1
0
+6
:相対重量
5.50 g%
+2
0
+6
体重,摂餌量
-:特記すべき所見なし
*:p≤0.05,**:p≤0.01(Dunnett 検定)
a:注射用水
b:発現例数
c:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
-50-
2000
雄:6
雌:6
0
0
3b
-
3
2
2
963
15.8
44.8
2.5**
99.6*
926*
15.3*
43.4*
2.9
98.2
5.0*
3.4*
5.0**
3.8**
-
+12*
+10*
-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.10. がん原性試験
2.6.7.10B.がん原性試験:マウス用量設定 13 週
報告書の題名:SK-0403 のマウスを用いた 13 週間反復経口投与毒性試験(がん原性予備試験)
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:マウス/B6C3F1/Crlj
試験番号: 6202
投与期間:13 週間
投与開始週齢:6 週齢
初回投与年月日:20
CTD における記載箇所:4.2.3.4-2
年
月
日
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
溶媒/投与形態:注射用水
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
投与量(mg/kg/日)
動物数
トキシコキネティクス(n = 3)
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
投与開始日
投与 13 週
AUC0-24h(μg•h/mL)
投与開始日
投与 13 週
SKL-12320
Cmax(μg/mL)
投与開始日
投与 13 週
AUC0-24h(μg•h/mL)
投与開始日
投与 13 週
a:注射用水
0a
100
300
1000
2000
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
30.1
32.5
22.6
25.3
93.3
85.4
79.4
81.1
250
141
216
212
344
150
294
142
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
31.6
25.8
24.0
24.3
104
87.0
88.3
96.3
448
265
509
391
923
409
660
687
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
0.120
0.0703
0.107
0.0847
0.156
0.132
0.182
0.136
0.187
0.171
0.211
0.190
0.206
0.141
0.220
0.203
検出されず
検出されず
検出されず
検出されず
0.288
0.213
0.320
0.276
0.627
0.462
0.665
0.598
1.60
1.29
2.03
1.52
2.56
1.82
2.62
2.62
(次頁に続く)
-51-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10B.がん原性試験:マウス用量設定 13 週
投与量(mg/kg/日)
0a
100
300
1000
2000
動物数
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
雄:12
雌:12
特記所見
死亡動物数
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
一般状態
:自発運動の減少
0
0
0
0
0
0
0
0
2b
3
c
体重(%) :投与 49 日
27.6 g
25.1 g
+3
0
+1
0
+3*
+2
+4*
0
摂餌量(%)c:投与 49 日
4.0 g
4.4 g
+13**
0
+13**
+2
+13**
+5
+10**
0
血液学的検査
赤血球数(×104/μL)
915
890
890
889
897
875
899
868
875*
894
MCV(fL)
48.6
49.4
49.6**
49.4
49.4**
49.2
49.6**
49.3
50.3**
49.9
MCH(pg)
16.1
16.5
16.3
16.6
16.2
16.6
16.3
16.7
16.7**
16.8
網赤血球率(%)
2.4
2.5
2.4
2.7
2.8**
2.6
2.7*
2.6
2.8**
2.8
白血球数(×102/μL)
16.6
17.1
14.4
21.5
19.0
20.7
17.4
19.6
15.6
24.8*
リンパ球数(×102/μL)
13.4
14.4
11.1
17.6
15.2
17.3
14.7
16.2
13.1
20.8*
大型非染色球数(×102/μL)
0.2
0.1
0.1
0.2
0.2
0.1
0.2
0.2
0.2
0.2*
血液生化学的検査
リン脂質(mg/dL)
216
183
210
185
207
183
206
184
194**
184
総コレステロール(mg/dL)
107
99
104
101
104
98
108
100
107
106*
臓器重量(%)c
肝臓:絶対重量
1.34 g
+3
+4
+7
+7*
+3
+4
+7**
:相対重量
5.01 g%
+4
病理組織学的検査
肝臓:小葉中心帯肝細胞の
肥大(±)d
0
0
0
0
0
0
0
0
9
5
尿検査,骨髄検査,剖検
-:特記すべき所見なし
*:p≤0.05,**:p≤0.01(Dunnett 検定)
a:注射用水
b:発現例数
c:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
d:±;軽微
-52-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.10. がん原性試験
2.6.7.10C.がん原性試験:マウス 2 年
報告書の題名:SK-0403 のマウスを用いた 24 箇月間強制経口投与によるがん原性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:マウス/B6C3F1/Crlj
試験番号: 6546
投与期間:24 箇月間
投与開始週齢:6 週齢
CTD における記載箇所:4.2.3.4-3
初回投与年月日:
(雄)20
年
月
日
投与方法:経口投与
(雌)20
年
月
日
溶媒/投与形態:注射用水
GLP 適用:適
特記事項:血液学的検査及び血液生化学的検査を実施。トキシコキネティクス成績あり。死亡率の増加により投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日か
ら 1000 mg/kg/日に減量した。しかし,その後も死亡率が増加したことから,雄の高用量群は投与 102 週に剖検した。
投与量(mg/kg/日)
0a
200
動物数
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
トキシコキネティクス(n = 3)
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
66.3
61.3
183
投与 26 週
検出されず
検出されず
52.1
44.5
131
投与 52 週
検出されず
検出されず
62.6
60.5
111
AUC0-24h(μg•h/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
66.9
59.5
261
投与 26 週
検出されず
検出されず
58.9
50.4
178
投与 52 週
検出されず
検出されず
63.0
62.2
196
a:注射用水
b:投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
600
雌:55
2000/1000 b
雄:55
雌:55
135
128
159
508
253
239
519
267
212
235
229
244
1450
560
443
1020
555
712
(次頁に続く)
-53-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10C.がん原性試験:マウス 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
トキシコキネティクス(n = 3)
SKL-12320
Cmax(μg/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
0.121
0.111
0.179
0.171
0.264
0.217
投与 26 週
検出されず
検出されず
0.0948
0.137
0.110
0.194
0.159
0.197
投与 52 週
検出されず
検出されず
0.0918
0.112
0.116
0.152
0.111
0.181
AUC0-24h(μg•h/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
0.341
0.307
0.763
0.893
2.75
2.29
投与 26 週
検出されず
検出されず
0.295
0.412
0.698
0.810
1.77
2.30
投与 52 週
検出されず
検出されず
0.335
0.394
0.664
0.831
1.62
2.42
特記所見
試験開始時動物数
55
55
55
55
55
55
55
55
死亡/瀕死期剖検動物数
15
16
25
21
27
14
40
26
計画剖検動物数
40
39
30
34
28
41
15 c
29
生存率(%)
72.7†
70.9
54.5&
61.8
50.9&
74.5
27.3&
52.7&
一般状態
:自発運動の減少
11
7d
17
18
16
10
21
15
3
:呼吸数の減少
8
8
15
15
9
15
12
3
:体温低下
5
7
10
12
8
10
12
0
:間代性痙攣
0
0
1
0
0
7
8
0
:振戦
0
0
0
0
0
9
10
9
:陰茎部外傷
該当せず
16
該当せず
19
該当せず
17
該当せず
体重(%)e
39.9 g
36.3 g
-3
-4
-2
-1
-7
-6*
摂餌量(%)e
5.2 g
4.9 g
-2
+2
-2
0
0
+6
血液学的検査
&
†
-:特記すべき所見なし
:p≤0.05(Tarone検定)
:p≤0.05(log-rank検定)
*:p≤0.05(Dunnett検定)
a:注射用水
b:投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
c:高用量群の雄は,投与 102 週に剖検した。
d:発現例数
e:雄は投与 100 週,雌は投与 104 週時点の結果を示した。対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
(次頁に続く)
-54-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10C.がん原性試験:マウス 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
血液生化学的検査
リン脂質(mg/dL)
248
225
266
203
256
246
208
190*
総たん白質(g/dL)
5.5
5.4
5.7
5.4
5.6
5.8
5.2
5.1*
剖検
膀胱:拡張
9
0
15
1
19
0
15
1
陰茎:外傷
8
該当せず
15
該当せず
19
該当せず
16
該当せず
病理組織学的検査-腫瘍性病変
小脳
星状膠細胞腫
1
0
0
0
0
0
0
0
脊髄(頸部,胸部及び腰部)
血管肉腫
0
0
0
0
1
0
0
0
ハーダー腺
腺腫
1
7
4
6
3
4
3
2
腺癌
1
0
0
0
0
0
0
1
下垂体
前葉腺腫
4
0
3
0
5
0
3
0
中間葉腺腫
0
1
1
0
1
0
0
0
甲状腺
濾胞細胞腺腫
1
2
1
0
0
0
1
1
濾胞細胞癌
1
0
0
0
1
0
0
0
副腎
悪性褐色細胞腫
0
0
0
0
0
0
1
0
0
悪性複合型褐色細胞腫
0
0
1
0
0
0
0
0
被膜下細胞腺腫
0
0
0
1
0
0
0
*:p≤0.05(Steel 検定)
a:注射用水
b:投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向 p≤0.005;対比較 p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向 p≤0.025;対比較 p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-55-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10C.がん原性試験:マウス 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
病理組織学的検査-腫瘍性病変
胸腺
胸腺腫
0
0
1
0
0
0
0
0
脾臓
血管腫
0
1
1
0
0
1
0
1
血管肉腫
0
0
2
3
0
0
2
2
腸間膜リンパ節
血管腫
0
0
1
0
0
0
0
0
血液・リンパ・網内系
(全ての部位)
悪性リンパ腫
15
11
1
17
13
5
9
3
組織球肉腫
5
3
1
4
1
2
4
2
肺(気管支)
細気管支肺胞上皮腺腫
1
9
5
6
5
5
3
6
細気管支肺胞上皮癌
2
3
5
2
0
5
2
4
胃
0
扁平上皮乳頭腫
0
0
1
0
0
0
1
十二指腸
1
腺腫
0
1
0
0
0
0
0
空腸
0
腺腫
0
0
0
0
1
1
0
0
腺癌
0
1
0
0
0
0
0
回腸(パイエル板)
0
腺腫
0
0
0
0
0
1
0
0
腺癌
0
0
1
0
0
0
0
a:注射用水
b:投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向 p≤0.005;対比較 p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向 p≤0.025;対比較 p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-56-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10C.がん原性試験:マウス 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
病理組織学的検査-腫瘍性病変
肝臓
肝細胞腺腫
13
21
10
6
8
17
13
12
血管腫
2
4
1
2
4
1
1
0
肝細胞癌
1
9
5
4
2
8
1
5
血管肉腫
0
3
3
0
1
1
3
5
肝芽腫
1
0
0
1
0
1
0
0
膵臓
ラ氏島腺腫
0
0
0
0
1
0
0
0
腎臓
0
移行上皮乳頭腫
0
0
0
1
0
0
0
卵巣
該当せず
嚢胞腺腫
2
該当せず
該当せず
1
0
該当せず
0
該当せず
血管腫
0
該当せず
該当せず
1
0
該当せず
0
子宮
該当せず
腺腫
0
該当せず
該当せず
1
0
該当せず
0
該当せず
血管腫
1
該当せず
該当せず
1
0
該当せず
0
子宮内膜間質ポリープ
2
該当せず
該当せず
該当せず
3
2
該当せず
3
腺癌
0
該当せず
該当せず
該当せず
1
0
該当せず
0
血管肉腫
1
該当せず
該当せず
該当せず
1
1
該当せず
0
平滑筋肉腫
0
該当せず
該当せず
該当せず
1
0
該当せず
0
膣
扁平上皮癌
0
該当せず
該当せず
該当せず
0
0
該当せず
1
乳腺
線維腺腫
0
0
0
0
0
0
0
1
腺癌
0
0
0
0
0
1
0
2
a:注射用水
b:投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向 p≤0.005;対比較 p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向 p≤0.025;対比較 p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-57-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10C.がん原性試験:マウス 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
病理組織学的検査-腫瘍性病変
大腿骨(骨髄+膝関節)
血管腫
0
0
1
0
2
2
0
1
血管肉腫
0
0
0
0
1
0
0
0
皮膚/皮下組織
血管腫
0
0
0
0
1
0
0
0
扁平上皮乳頭腫
0
0
0
0
1
1
0
1
線維肉腫
3
0
0
0
3
0
3
0
血管肉腫
0
0
0
0
1
1
0
0
後肢
血管肉腫
0
1
0
0
0
0
0
0
椎骨
骨肉腫
0
0
1
0
0
0
0
0
腹腔
血管腫
0
0
1
0
0
0
0
1
血管肉腫
0
0
0
0
1
0
0
0
胸腔
0
血管腫
0
0
0
1
0
1
0
剖検
膀胱:拡張
9
0
15
1
19
0
15
1
陰茎:外傷
8
該当せず
15
該当せず
19
該当せず
16
該当せず
a:注射用水
b:投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向 p≤0.005;対比較 p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向 p≤0.025;対比較 p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-58-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10C.がん原性試験:マウス 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
雄:55
雌:55
病理組織学的検査
-非腫瘍性病変
肝臓
小葉中心帯肝細胞の肥大
(±~++)g
0
0
0
0
25
0
37
34
膵臓
腺房の好酸性小体(±)
0
0
0
0
0
0
8
10
腎臓
尿細管の拡張(±~++)
8
4
12
6
23
4
28
19
腎盂腎炎(±~+++)
0
0
6
2
10
1
7
1
膀胱[検査例数]
[55]
[55]
[54]
[55]
[53]
[55]
[55]
[55]
移行上皮の単純性過形成
(±~++)
5
2
7
0
20
3
15
2
結石(±,+)
1
0
2
0
6
0
5
0
陰茎[検査例数]
[12]
該当せず
[17]
該当せず
[21]
該当せず
[18]
該当せず
潰瘍(+~+++)
8
該当せず
16
該当せず
18
該当せず
14
該当せず
a:注射用水
b:投与 74 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
g:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
-59-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.10. がん原性試験
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた 24 箇月間強制経口投与によるがん原性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
試験番号: 6545
投与期間:24 箇月間
投与開始週齢:6 週齢
CTD における記載箇所:4.2.3.4-4
初回投与年月日:
(雄)20
年
月 日
投与方法:経口投与
(雌)20
年
月 日
溶媒/投与形態:注射用水
GLP 適用:適
特記事項:血液学的検査及び血液生化学的検査を実施。トキシコキネティクス成績あり。死亡率の増加により投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日か
ら 1000 mg/kg/日に減量した。しかし,その後も死亡率が増加したことから,雄の高用量群は投与 84 週に剖検した。また,雌の中及び高用量群においても死亡率が増加
したことから,それぞれ投与 101 週及び投与 99 週に剖検した。
投与量(mg/kg/日)
0a
200
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
トキシコキネティクス(n = 4)
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
51.7
75.9
126
投与 26 週
検出されず
検出されず
62.8
101
146
投与 52 週
検出されず
検出されず
71.1
64.4
169
AUC0-24h(μg•h/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
129
126
455
投与 26 週
検出されず
検出されず
215
268
782
投与 52 週
検出されず
検出されず
274
310
788
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
600
雌:60
2000/1000 b
雄:60
雌:60
138
233
200
189
164
188
235
267
213
505
1200
1120
2070
2090
1960
2880
2960
2530
(次頁に続く)
-60-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
トキシコキネティクス(n = 4)
SKL-12320
Cmax(μg/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
2.13
2.17
4.00
3.93
6.18
5.75
投与 26 週
検出されず
検出されず
2.07
1.74
2.63
2.76
3.55
5.59
投与 52 週
検出されず
検出されず
2.56
1.45
3.11
3.17
3.92
3.72
AUC0-24h(μg•h/mL)
投与開始日
検出されず
検出されず
11.3
9.05
28.3
29.6
92.1
80.5
投与 26 週
検出されず
検出されず
13.6
12.1
32.1
33.0
55.4
75.9
投与 52 週
検出されず
検出されず
17.6
16.4
32.1
35.9
62.7
65.5
特記所見
試験開始時動物数
60
60
60
60
60
60
60
60
死亡/瀕死期剖検動物数
29
42
33
41
40
44
36
45
計画剖検動物数
31
18
27
19
20
16 c
24 c
15 c
生存率(%)
51.7†
30.0
45.0
31.7
33.3&
26.7
40.0&
25.0
一般状態
:眼球混濁
4d
1
4
0
3
4
11
13
e
体重(%)
870 g
505 g
-1
+6
-6
+2
-24**
-15*
摂餌量(%)e
33 g
25 g
-3
0
0
-8
-12**
-12
&
†
:p≤0.05(Tarone検定)
:p≤0.05(log-rank検定)
*:p≤0.05,**:p≤0.01(Dunnett検定)
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
c:中用量群の雌,高用量群の雄及び雌は,それぞれ投与 101 週,投与 84 週及び投与 99 週に剖検した。
d:発現例数
e:雄は投与 83 週,雌は投与 98 週時点の結果を示した。対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
(次頁に続く)
-61-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
血液学的検査f
赤血球数(×104/μL)
759
704
762
727
677*
681
663
622
ヘモグロビン量(g/dL)
12.8
13.3
13.1
13.6
11.2*
12.6
10.8
11.3
ヘマトクリット値(%)
38.7
38.9
39.6
39.8
34.9*
37.7
34.2
33.1
網赤血球率(%)
4.3
3.4
4.9
2.8
7.1
4.1
9.9
6.5
血液生化学的検査f
13
12
13
22
17
尿素窒素(mg/dL)
11
13
11
0.46
0.23
クレアチニン(mg/dL)
0.25
0.27
0.25
0.24
0.29
0.24
4.0
4.6
4.1
4.9
4.3
5.4
5.1
無機リン(mg/dL)
4.4
剖検
胸腔:胸水貯留
0
1
1
1
1
1
4
10
腹腔:腹水貯留
0
0
1
0
2
0
7
1
眼球:混濁
4
1
4
0
3
4
10
13
肺:白色巣
3
1
5
2
3
2
3
18
肝臓:結節
3
0
1
1
2
0
13
2
腎臓:退色
1
0
1
0
3
0
7
6
精巣:小型化
9
該当せず
7
該当せず
15
該当せず
50
該当せず
病理組織学的検査-腫瘍性病変
口腔
扁平上皮乳頭腫
0
0
0
0
1
0
0
0
扁平上皮癌
1
0
1
0
0
2
1
2
胸腔
骨肉腫
1
0
0
0
0
0
0
0
*:p≤0.05(Dunnett 検定)
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
f:中用量群の雌,高用量群の雄及び雌は,それぞれ投与 101 週,投与 84 週及び投与 99 週に剖検したため,統計解析より除外した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向$$ p≤0.005;対比較## p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向$ p≤0.025;対比較# p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-62-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査-腫瘍性病変
大脳
顆粒細胞腫
0
0
0
1
0
0
0
0
悪性星状膠細胞腫
1
4
1
0
2
0
2
2
悪性乏突起膠細胞腫
0
0
0
0
0
1
0
0
眼
悪性神経鞘腫
1
0
0
0
0
0
0
0
脊髄(頸部,胸部及び腰部)
悪性星状膠細胞腫
0
0
0
0
0
0
1
0
下垂体
37
前葉腺腫
50
33
45
53
10
41
29
0
中間葉腺腫
0
0
0
0
0
1
0
0
前葉癌
4
0
4
2
0
0
0
甲状腺
13
C 細胞腺腫
7
6
14
6
4
16##
6
2
濾胞細胞腺腫
3
1
0
1
0
4
1
4
C 細胞癌
1
0
1
0
1
1
0
0
濾胞細胞癌
1
0
0
0
0
1
0
副甲状腺
6
腺腫
2
0
2
1
0
0
0
副腎
0
皮質細胞腺腫
1
0
0
1
1
0
2
7
褐色細胞腫
15
1
10
2
0
2
3
0
良性複合型褐色細胞腫
0
0
1
0
0
0
0
0
悪性褐色細胞腫
2
1
0
1
0
0
0
0
皮質細胞癌
0
1
0
0
0
0
0
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向$$ p≤0.005;対比較## p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向$ p≤0.025;対比較# p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-63-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査-腫瘍性病変
脾臓
血管肉腫
0
0
0
0
0
0
0
1
間質性肉腫
0
0
1
0
0
0
0
0
腸間膜リンパ節
血管腫
0
0
1
0
0
0
0
0
リンパ管腫
0
0
0
0
0
0
0
2
血管肉腫
0
0
1
0
0
0
0
0
血液・リンパ・網内系
(全ての部位)
悪性リンパ腫
0
0
0
1
0
0
0
0
組織球肉腫
2
1
1
0
0
4
0
1
大顆粒リンパ球性白血病
2
0
1
3
0
1
0
0
顆粒球性白血病
1
0
0
2
0
0
0
0
心臓
傍神経節腫
0
0
0
0
1
0
0
0
血管系(全ての部位)
血管腫
0
0
0
1
0
0
0
0
血管肉腫
4
0
1
1$$
1
0
15##
0
2$$
15##
血管腫+血管肉腫
4
0
1
1
0
0
肺
細気管支肺胞上皮癌
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
腺扁平上皮癌
0
0
1
0
0
0
舌
0
0
顆粒細胞腫
1
0
0
0
1
0
0
0
扁平上皮癌
0
0
0
1
0
0
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向$$ p≤0.005;対比較## p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向$ p≤0.025;対比較# p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-64-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査-腫瘍性病変
胃
カルチノイド
0
0
0
0
0
1
0
0
扁平上皮乳頭腫
0
0
0
0
1
0
0
1
扁平上皮癌
0
0
0
0
0
0
1
0
空腸
腺腫
0
0
0
0
0
1
0
0
平滑筋腫
0
0
0
0
0
0
2
1
平滑筋肉腫
0
1
1
1
0
0
0
0
回腸(パイエル板)
腺腫
1
0
0
0
0
0
0
0
血管肉腫
1
0
0
0
0
0
0
0
平滑筋肉腫
1
0
1
0
0
0
0
0
盲腸
平滑筋腫
0
0
1
0
0
0
0
1
大腸
平滑筋肉腫
0
0
0
0
0
1
0
0
肝臓
肝細胞腺腫
3
3
0
0
0
3
2
2
肝細胞癌
0
1
0
0
0
0
1
0
血管肉腫
0
0$
0
1
0
0
15#
0
膵臓
4
3
腺房細胞腺腫
1
0
0
0
0
0
24
5
ラ氏島腺腫
24
3
0
3
20
2
0
0
腺房-ラ氏島腺腫
0
0
0
0
1
0
0
0
ラ氏島癌
2
0
0
0
0
0
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向$$ p≤0.005;対比較## p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向$ p≤0.025;対比較# p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-65-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査-腫瘍性病変
腎臓
腎細胞腺腫
0
0
0
1
0
0
0
3
膀胱
移行上皮乳頭腫
0
0
0$
3
0
0
0
0
精巣
3
ライディッヒ細胞腫
該当せず
該当せず
0
2
該当せず
該当せず
0
卵巣
該当せず
悪性顆粒膜細胞腫
1
0
該当せず
該当せず
0
0
該当せず
該当せず
悪性セルトリ細胞腫
1
0
該当せず
該当せず
0
0
該当せず
子宮
該当せず
顆粒細胞腫
6
1
該当せず
該当せず
0
2
該当せず
該当せず
子宮内膜間質ポリープ
2
9
該当せず
該当せず
3
8
該当せず
該当せず
悪性神経鞘腫
0
0
該当せず
該当せず
1
0
該当せず
膣
該当せず
顆粒細胞腫
1
6
該当せず
該当せず
0
1
該当せず
該当せず
膣間質ポリープ
0
0
該当せず
該当せず
0
1
該当せず
乳腺
0
腺腫
0
1
0
0
0
1
0
0
0
腺脂肪腫
2
0
0
0
0
0
0
1
線維腺腫
14
16
0
1
3
15
1
0
腺癌
13
23
0
1
9
13
0
0
腺扁平上皮癌
1
0
0
0
0
0
0
0
悪性混合腫瘍
1
2
0
0
0
1
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向$$ p≤0.005;対比較## p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向$ p≤0.025;対比較# p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-66-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査-腫瘍性病変
皮膚/皮下組織
基底細胞腫
0
0
1
0
0
0
0
0
線維腫
0
5
1
0
0
4
0
1
顆粒細胞腫
0
0
0
0
0
0
0
1
角化棘細胞腫
0
2
1
0
0
5
0
3
皮脂腺腫
0
0
0
0
0
0
1
0
脂肪腫
0
2
0
0
0
1
2
0
扁平上皮乳頭腫
1
2
0
0
1
0
0
0
良性毛包腫
0
0
0
0
0
1
0
1
0
扁平上皮癌
0
0
2
0
0
1
0
1
線維肉腫
0
0
0
1
0
0
0
2
血管肉腫
0
0
0
0
0
0
0
0
脂肪肉腫
0
0
0
0
0
1
0
0
骨肉腫
0
2
0
0
0
0
0
1
横紋筋肉腫
0
0
0
0
0
0
0
0
悪性神経鞘腫
0
0
1
0
0
0
0
縦隔
0
血管肉腫
1
0
0
0
0
0
0
ジンバル腺
0
腺腫
1
0
0
0
0
0
0
2
癌
0
1
0
0
0
1
0
頭蓋骨
1
骨腫
0
0
0
0
0
0
0
椎骨
0
骨肉腫
0
0
0
0
0
1
0
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向$$ p≤0.005;対比較## p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向$ p≤0.025;対比較# p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-67-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査-腫瘍性病変
後肢
1
0
0
0
0
悪性神経鞘腫
0
0
0
手掌
0
0
0
0
0
0
1
0
扁平上皮乳頭腫
病理組織学的検査
-非腫瘍性病変
大脳
脈絡叢上皮の空胞化
(±~+++)g
0
0
0
0
43
44
60
60
小脳
脈絡叢上皮の空胞化
(±~+++)
0
0
0
0
2
2
56
49
脊髄
軸索の腫脹(±)
1
0
1
0
2
1
10
3
坐骨神経
石灰化(±,+)
1
0
3
0
6
0
12
4
眼球
白内障(±~+++)
6
1
2
0
2
5
4
12
角膜の石灰化(±,+)
2
1
5
0
2
2
14
15
角膜炎(±~++)
2
1
6
0
6
5
12
13
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
g:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
腫瘍頻度の統計学的有意差の基準:
一般的腫瘍(背景的に 1%より高頻度に見られる腫瘍)
:傾向$$ p≤0.005;対比較## p≤0.01,稀な腫瘍(背景的に 1%以下の腫瘍)
:傾向$ p≤0.025;対比較# p≤0.05
対照群の有意差:傾向,投与群の有意差:それぞれ対照群との対比較,高頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例以上)については,生存調整を行った Peto らの方法,
低頻度腫瘍(性ごとの発生総頻度が 10 例未満)については,Peto の正確検定を用いた。
(次頁に続く)
-68-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査
-非腫瘍性病変
下垂体
前葉細胞のび漫性肥大
(±)g
0
0
0
0
0
7
0
0
甲状腺
濾胞上皮の肥大(±~++)
0
1
0
2
2
12
0
1
副腎
皮質細胞のび漫性肥大
(±,+)
3
5
2
15
7
9
0
7
脾臓
マクロファージの空胞化
(±,+)
1
0
0
0
1
0
7
0
肺
肺胞マクロファージ
の集簇(±,+)
14
10
13
9
14
9
34
12
心臓
石灰化(±,+)
3
3
0
0
12
4
9
0
心筋症(±~++)
49
40
28
22
36
48
45
23
胸大動脈
石灰化(±~+++)
1
0
0
0
9
2
5
0
胃
粘膜細胞の空胞化(±,+)
0
0
0
0
19
0
33
0
肝臓
小葉中心帯肝細胞の肥大
(±,+)
0
0
0
0
11
0
6
0
肝海綿状変性(±,+)
18
16
1
2
35
14
5
0
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
g:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
(次頁に続く)
-69-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査
-非腫瘍性病変
腎臓
尿細管上皮の空胞化
(±~++)g
4
7
4
39
6
30
1
12
慢性腎症(±~+++)
37
10
14
56
44
31
11
45
尿細管の拡張(±~++)
8
2
1
26
11
31
2
14
腎盂の石灰化(±~++)
7
33
31
12
12
52
38
10
乳頭部の尿路上皮過形成
(±~++)
9
4
24
9
12
9
43
14
乳頭管の嚢胞状拡張
(±~++)
0
0
0
0
0
0
10
0
乳頭部の移行上皮
の空胞化(±,+)
0
0
0
0
0
0
5
0
膀胱
移行上皮の空胞化(±)
0
0
0
0
0
0
8
0
結石(±,+)
0
1
0
0
5
0
0
0
移行上皮の単純性過形成
6
4
2
2
16
5
1
0
精巣
精細管の萎縮(±~+++)
31
15
該当せず
該当せず
60
15
該当せず
該当せず
精細管の拡張(±,+)
7
0
該当せず
該当せず
0
2
該当せず
該当せず
ライディッヒ細胞
のび漫性過形成(+)
0
0
該当せず
該当せず
5
0
該当せず
該当せず
精巣上体
精子減少(±~+++)
28
11
該当せず
該当せず
60
15
該当せず
該当せず
管腔内細胞残屑(±,+)
24
11
該当せず
該当せず
52
18
該当せず
該当せず
篩状上皮(±,+)
5
3
該当せず
該当せず
53
5
該当せず
該当せず
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
g:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
(次頁に続く)
-70-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.10D.がん原性試験:ラット 2 年
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
2000/1000 b
動物数
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
雄:60
雌:60
病理組織学的検査
-非腫瘍性病変
卵巣
性索間質の過形成
(±~++)g
該当せず
30
該当せず
25
該当せず
25
1
該当せず
膣
粘液化(±,+)
該当せず
24
該当せず
27
該当せず
24
8
該当せず
乳腺
腺房の萎縮(+)
0
0
0
0
0
0
9
0
小葉過形成(±~++)
0
20
1
22
1
19
0
5
胸骨(骨髄)
過骨症(±~++)
1
2
2
2
10
14
12
19
a:注射用水
b:投与 71 週以降,雄の高用量群の投与量を 2000 mg/kg/日から 1000 mg/kg/日に減量した。
g:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
-71-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.11. 生殖発生毒性試験:用量設定試験
被験物質:アナグリプチン
投与方法
(溶媒/投与形態)
強制経口投与
(注射用水)
妊娠 7 日~
17 日
ウサギ/NZW
強制経口投与
(注射用水)
ラット/CD(SD)
強制経口投与
(注射用水)
動物種/系統
ラット/CD(SD)
投与量
(mg/kg/日)
0,200,600,2000
8 匹/群
妊娠 6 日~
18 日
0,150,300,600
5~6 匹/群
妊娠 7 日~
授乳 20 日
0,200,600,2000
8 匹/群
投与期間
動物数/群
↑:増加,↓:減少
-72-
特記すべき所見
母動物
600 mg/kg/日:↑摂水量
2000 mg/kg/日:↓体重増加量及び摂餌量,
↑摂水量
母動物
600 mg/kg/日:↓排糞量,
↓体重増加量,摂餌量及び摂
水量
母動物
600 mg/kg/日:↓体重(授乳期間,一過性)
,
2000 mg/kg/日:↓体重(妊娠・授乳期間)
,
↓体重増加量(妊娠期間)
↑体重増加量(授乳期間)
,
↓摂餌量(妊娠・授乳期間)
,
↑摂水量(妊娠・授乳期間)
,
↑肝臓重量(剖検時)
出生児
2000 mg/kg/日:↓体重
試験番号
記載箇所
045
4.2.3.5.2-1
047
4.2.3.5.2-3
131
4.2.3.5.3-1
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.12. 生殖発生毒性試験:受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験
2.6.7.12A.生殖発生毒性試験:雄ラット受胎能
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた経口投与による受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験-雄投与試験-
被験物質:アナグリプチン
試験計画:薬審 316 号(平成 9 年 4 月 14 日)に準拠
投与期間:
(雄)交配前 10 週間,交配期間及び剖検日前日,
(雌)無処置
試験番号: 940
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
交尾成立日:妊娠 0 日
投与開始週齢:
(雄)6 週齢
剖検日:
(雄)交配期間終了後,
(雌)妊娠 14 日
CTD における記載箇所:4.2.3.5.1-1
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
初回投与年月日:20
年 月
日
特記事項:なし
溶媒/投与形態:注射用水
無毒性量:雄動物:一般毒性及び生殖機能:600 mg/kg/日
初期胚:600 mg/kg/日
200
600
0a
投与量(mg/kg/日)
投与雄
使用動物数
20
20
20
死亡動物数
0
0
0
一般状態
体重(%)b:投与 71 日
549.6 g
-1
+1
摂餌量(%)b:投与 4 日
26.7 g
-4
-3
摂水量(%)b:投与 71 日
53.3 mL
-3
+3
剖検:精巣の小型化
臓器重量(%)b
肝臓:絶対重量
19.47 g
0
+4
:相対重量
3.38 g%
+1
+3
精巣:絶対重量
3.64 g
+1
-2
:相対重量
0.64 g%
0
-3
精巣上体:絶対重量
1462 mg
+1
-3
:相対重量
257 mg%
+1
-4
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定又は Dunnett 型順位検定)
a:注射用水
b:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
2000
20
0
-9*
-8**
+21*
15
+15**
+29**
-41**
-36**
-38**
-31**
(次頁に続く)
-73-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.12A.生殖発生毒性試験:雄ラット受胎能
投与量(mg/kg/日)
0a
200
投与雄
使用動物数
20
20
病理組織学的検査
精巣:精細管の萎縮
(±~+++)d
:精細管の空胞化(±)
精巣上体:精子減少
(+~+++)
:管腔内の細胞残屑
(±~+)
精子検査
精子数
477.0
461.2
(×106/g精巣上体尾部)
運動精子率(%)
84.5
85.2
交尾所要日数及び交尾率
受胎率(%)
100
100
初期胚
生存胚数及び胚生存率
##
-:特記すべき所見なし
**:p<0.01(Dunnett検定又はDunnett型順位検定)
:p<0.01(χ2検定)
a:注射用水
d:±;軽微,+;軽度,++;中等度,+++;高度
e:発現例数
-74-
600
2000
20
20
-
20 e
20
-
20
-
19
506.8
84.9
100
28.1**
6.7**
0##
-
該当せず
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.12. 生殖発生毒性試験:受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験
2.6.7.12B.生殖発生毒性試験:雌ラット受胎能
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた経口投与による受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験-雌投与試験-
被験物質:アナグリプチン
試験計画:薬審 316 号(平成 9 年 4 月 14 日)に準拠
投与期間:
(雄)無処置,
(雌)交配前 2 週間,交配期間及び妊娠 7 日まで 試験番号: 941
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
交尾成立日:妊娠 0 日
投与開始週齢:
(雌)10 週齢
剖検日:
(雄)交配期間終了後,
(雌)妊娠 14 日
CTD における記載箇所:4.2.3.5.1-2
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
初回投与年月日:20
年 月
日
特記事項:なし
溶媒/投与形態:注射用水
無毒性量:雌動物:一般毒性:200 mg/kg/日,生殖機能:600 mg/kg/日
初期胚:2000 mg/kg/日
200
600
0a
投与量(mg/kg/日)
投与雌
使用動物数:交配前/交配後
20/20
20/20
20/19
死亡動物数
0
0
0
体重増加量(%)b
:妊娠 0~8 日
36.7 g
-1
+3
摂餌量(%)b:投与 4 日
20.7 g
-2
-3
摂水量(%)b:妊娠 8 日
53.8 mL
+4
+10
肝臓重量(%)b
:絶対重量
13.05 g
+8*
+9*
:相対重量
3.77 g%
+6*
+7**
性周期(日)
4.0
4.1
4.2
一般状態,剖検,交尾所要日数,
交尾率,受胎率,黄体数,着床
数,着床率
初期胚
生存胚数及び胚生存率
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定又は Dunnett 型順位検定)
a:注射用水
b:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
-75-
2000
20/16
0
-27**
-11**
+21**
+6
+8**
5.4**
-
-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.13. 生殖発生毒性試験:胚・胎児発生に関する試験
2.6.7.13A.生殖発生毒性試験:ラット胚・胎児発生
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた経口投与による胚・胎児発生に関する試験
被験物質:アナグリプチン
試験計画:薬審 316 号(平成 9 年 4 月 14 日)に準拠
投与期間:妊娠 7~17 日
試験番号: 942
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
交尾成立日:妊娠 0 日
投与開始週齢:
(雌)12~13 週齢
剖検日:妊娠 20 日
CTD における記載箇所:4.2.3.5.2-2 及び 4.2.3.7.7-1
初回投与年月日:20
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
年 月
日
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
溶媒/投与形態:注射用水
無毒性量:母動物:一般毒性:200 mg/kg/日,生殖機能:2000 mg/kg/日
胚・胎児:600 mg/kg/日
200
600
投与量(mg/kg/日)
0a
母動物
トキシコキネティクス(n = 4)
アナグリプチン
Cmax(μg/mL)
妊娠 7 日
検出されず
152
275
妊娠 17 日
検出されず
112
211
AUC0-24h(μg•h/mL)
妊娠 7 日
検出されず
261
955
妊娠 17 日
検出されず
186
865
SKL-12320 b
Cmax(μg/mL)
妊娠 17 日
測定せず
1.76
2.58
AUC0-24h(μg•h/mL)
妊娠 17 日
測定せず
9.19
29.4
a:注射用水
b:SKL-12320 の値は本試験のサンプルを使用して別途測定を実施した他の報告書(参考資料 4.2.3.7.7-1,GLP 非適用)からの引用
2000
510
318
4970
4050
5.02
74.4
(次頁に続く)
-76-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.13A.生殖発生毒性試験:ラット胚・胎児発生
投与量(mg/kg/日)
0a
200
600
母動物
妊娠動物数
19
18
19
死亡動物数
0
0
0
体重増加量(%)c
:妊娠 7~18 日
95.0 g
-5
-2
摂餌量(%)c:妊娠 8 日
29.1 g
-2
-9
摂水量(%)c:妊娠 18 日
64.6 g
+14
+25**
肝臓重量(%)c
:相対重量
4.51 g%
+5
+5
一般状態,剖検,黄体数,着床
数,着床率
胚・胎児
生存胎児体重(雄/雌)
(g)
4.10/3.87
4.03/3.85
3.96/3.77
仙尾椎骨の骨化数
8.54
8.33
8.36
第 5 胸骨核骨化率
88.7
85.7
79.8
胚・胎児死亡率,生存胎児数,
性比,胎盤,外表異常,内臓異
常及び変異,骨格異常及び変異
-:特記すべき所見なし
**:p<0.01(Dunnett 検定)
a:注射用水
c:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
-77-
2000
20
0
-29**
-16**
+48**
+9**
3.83**/3.61**
7.98**
71.0
-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.13. 生殖発生毒性試験:胚・胎児発生に関する試験
2.6.7.13B.生殖発生毒性試験:ウサギ胚・胎児発生
報告書の題名:SK-0403 のウサギを用いた経口投与による胚・胎児発生に関する試験
被験物質:アナグリプチン
試験計画:薬審 316 号(平成 9 年 4 月 14 日)に準拠
投与期間:妊娠 6~18 日
試験番号: 943
動物種/系統:ウサギ/Kbl:NZW
交尾成立日:妊娠 0 日
投与開始週齢:
(雌)17~19 週齢
剖検日:妊娠 28 日
CTD における記載箇所:4.2.3.5.2-4 及び 4.2.3.7.7-1
初回投与年月日:20
投与方法:経口投与
GLP 適用:適
年 月
日
特記事項:トキシコキネティクス成績あり
溶媒/投与形態:注射用水
無毒性量:母動物:一般毒性:300 mg/kg/日,生殖機能:300 mg/kg/日
胚・胎児:600 mg/kg/日
150
300
投与量(mg/kg/日)
0a
母動物
トキシコキネティクス(n = 3)
アナグリプチン
妊娠 18 日において,1 例で微量
のアナグリプチンが検出された
Cmax(μg/mL)
妊娠 6 日
が,試験成績への影響はないも
59.8
269
妊娠 18 日
のと判断された。
54.6
171
AUC0-24h(μg•h/mL)
妊娠 6 日
132
482
妊娠 18 日
106
391
SKL-12320 b
Cmax(μg/mL)
妊娠 18 日
測定せず
0.974
1.35
AUC0-24h(μg•h/mL)
妊娠 18 日
測定せず
4.35
7.89
a:注射用水
b:SKL-12320 の値は本試験のサンプルを使用して別途測定を実施した他の報告書(参考資料 4.2.3.7.7-1,GLP 非適用)からの引用
600
340
199
1040
819
1.79
16.6
(次頁に続く)
-78-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.13B.生殖発生毒性試験:ウサギ胚・胎児発生
投与量(mg/kg/日)
0a
150
300
600
母動物
妊娠動物数
20
20
20
20
死亡動物数(死亡発現日)
1(妊娠 25 日)
0
0
1(妊娠 6 日)
一般状態
排便量の減少
2c
3
3
8
無排便
1
0
0
6
1
4
流産
0
1
体重増加量(%)d
:妊娠 6~19 日
0.13 kg
+23
+15
-154**
摂餌量(%)d:妊娠 19 日
140 g
+1
+7
-36*
剖検,黄体数,着床数,着床率
胚・胎児
胚・胎児死亡率,生存胎児数,
性比,生存胎児体重,胎盤,外
表異常,内臓異常及び変異,骨
格異常及び変異,骨化進行度
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 型順位検定)
a:注射用水
c:発現例数
d:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
-79-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.14. 生殖発生毒性試験:出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験
2.6.7.14.生殖発生毒性試験:ラット出生前後の発生並びに母体の機能
報告書の題名:SK-0403 のラットを用いた経口投与による出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験
被験物質:アナグリプチン
試験計画:薬審 316 号(平成 9 年 4 月 14 日)に準拠
投与期間:妊娠 7 日~授乳 20 日
動物種/系統:ラット/Crl:CD(SD)
交尾成立日:妊娠 0 日
投与開始週齢:
(雌)12~13 週齢
投与方法:経口投与
CTD における記載箇所:4.2.3.5.3-2
溶媒/投与形態:注射用水
GLP 適用:適
初回投与年月日:20
年
月
特記事項:なし
日
試験番号: 1047
哺育児調整の有無:雌雄 4 例ずつに調整
無毒性量:母動物:一般毒性:200 mg/kg/日,生殖機能:2000 mg/kg/日
出生児:200 mg/kg/日
200
600
投与量(mg/kg/日)
0a
母動物
妊娠動物数
20
20
20
死亡動物数
0
0
0
体重(%)b:妊娠 20 日
432.0 g
-2
-3
授乳 7 日
364.8 g
-3
-4*
体重増加量(%)b
:妊娠 7~20 日
123.6 g
-8
-10*
:授乳 0~21 日
15.7 g
-43
+10
摂餌量(%)b:妊娠 8 日
28.1 g
0
-14**
妊娠 17 日
31.4 g
-8
-6
摂水量(%)b:授乳 21 日
129.7 g
+1
+10*
肝臓重量(%)b
:絶対重量
15.09 g
+1
+4
:相対重量
4.35 g%
+2
+4
一般状態,剖検,出産率,妊娠期
間,着床痕数,死産児率,出生児
数,出生率,分娩状態,哺育行動
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定)
a:注射用水
b:対照群は平均値を示す。投与群は対照群との差を%で示す。統計学的有意差は実測値に基づく(%ではない)
。
2000
20
0
-8**
-7**
-32**
+111**
-23**
-12**
+16**
+16**
+15**
-
(次頁に続く)
-80-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.14.生殖発生毒性試験:ラット出生前後の発生並びに母体の機能
投与量(mg/kg/日)
0a
F1 出生児
体重(雄/雌)
(g)
:授乳 21 日
55.1/52.8
性比,外表異常,生存性,外表
分化,感覚・反射機能検査,行
動検査,生殖機能検査,剖検
-:特記すべき所見なし
*:p<0.05,**:p<0.01(Dunnett 検定)
a:注射用水
200
600
2000
52.8/50.9
51.6*/49.9
47.4**/45.8**
-
-
-
-81-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.15. 新生児を用いた試験
該当なし。
-82-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.16. 局所刺激性試験
該当なし。
-83-
2.6.7. 毒性試験概要表
2.6.7.17. その他の毒性試験
被験物質:アナグリプチン
動物種/系統
抗原性試験
モルモット/
Hartley
マウス/BALB/c
及び C3H/He
投与方法
(溶媒/投与形態)
投与量
(mg/kg/日)
アナグリプチン
感作:
強制経口投与
(注射用水)
皮下投与
(生理食塩液)
惹起:
静脈内投与
(生理食塩液)
感作:
3 週間
感作:
7,70
週 1 回で 3 回
0,70(+FCA)
惹起:
1回
惹起:
70
陽性対照(OVA)
感作:
皮下投与
(生理食塩液)
感作:
週 1 回で 3 回
感作:
2(+FCA)
惹起:
1回
惹起:
5
4 週間
0,200,600,2000
惹起:
静脈内投与
(生理食塩液)
免疫毒性試験
ラット/CD(SD)
投与期間
強制経口投与
(注射用水)
性別及び
動物数/群
特記すべき所見
雄 6 匹/群
モルモット全身性アナフィラキシー反応
:陰性
(ASA 反応)
モルモット同種受身皮膚アナフィラキシー
:陰性
反応(Homo-PCA 反応)
マウス-ラット異種受身皮膚アナフィラキ
シー反応(Hetero-PCA 反応)
:陰性
雄 6 匹/群
モルモット全身性アナフィラキシー反応
:陽性
(ASA 反応)
モルモット同種受身皮膚アナフィラキシー
反応(Homo-PCA 反応)
:陽性
マウス-ラット異種受身皮膚アナフィラキ
シー反応(Hetero-PCA 反応)
:陽性
特異抗体産生
能:
雌雄 10 匹/群
特異抗体産生能:陰性
リンパ球サブ
セット:
雌雄 8 匹/群
リンパ球サブセット:陰性
試験番号
記載箇所
1025
4.2.3.7.1
1365
4.2.3.7.2
(次頁に続く)
-84-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.17. その他の毒性試験
被験物質:アナグリプチン
投与方法
投与量
性別及び
投与期間
(溶媒/投与形態)
(mg/kg/日)
動物数/群
毒性発現の機序に関する試験:マウス・ラット肝薬物代謝酵素に対する影響
マウス/B6C3F1
強制経口投与
2 週間
0,200,600,2000 雌雄 10 匹/群
(注射用水)
動物種/系統
特記すべき所見
≧200 mg/kg/日:↑EOD,↑T16βH
試験番号
記載箇所
0008
4.2.3.7.3-1
1403
4.2.3.7.3-2
≧600 mg/kg/日:↑チトクローム P450 含量
ラット/CD(SD)
強制経口投与
(注射用水)
4 週間
0,2000
雌雄 10 匹/群
2000 mg/kg/日:↑肝臓重量,↑肝ミクロソ
ーム蛋白量,↑T6βH,↑T4 UDP-GT
2000 mg/kg/日:↓体重増加量,↑肝臓重量,
↑肝ミクロソーム蛋白量,↑EOD,↑T7αH,
↑T16βH,↑T6βH,↓T2αH,↑T4 UDP-GT
↑:増加,↓:減少
(次頁に続く)
-85-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.17. その他の毒性試験
被験物質:アナグリプチン
投与方法
投与量
投与期間
(溶媒/投与形態)
(mg/kg/日)
毒性発現の機序に関する試験:ラット性ホルモンに対する影響
ラット/CD(SD)
強制経口投与
単回,
0,2000
(注射用水)
1,2,4 週間
動物種/系統
ラット/CD(SD)
ラット/CD(SD)
H295R 細胞
強制経口投与
(注射用水)
強制経口投与
(注射用水)
In vitro
(DMSO)
単回
0,2000
(発情前期)
単回,
0,2000
2,4 週間
アナグリプチン
16~1300 μmol/L
( 6.14 ~ 498
μg/mL)
陽性対照
Forskolin
10 μmol/L
Prochloraz
3 μmol/L
性別及び
動物数/群
雄 5 匹/群
雌 4~5 匹/群
雌 7 匹/群
特記すべき所見
2000 mg/kg/日:↓体重増加量,↓精巣上体
重量,精巣の精細管上皮の変性及び精細管
腔の拡張,精巣上体の管腔内細胞残屑及び
精子数の減少,↑血清中テストステロン(単
回)
,↓血清中テストステロン(1,2,4 週)
,
↓精巣中テストステロン,↑プロラクチン
2000 mg/kg/日:↓エストラジオール,↑プ
ロゲステロン,↑プロラクチン
2000 mg/kg/日:性周期の延長,↑プロゲス
テロン,↑プロラクチン
各用量
3 処理系列
:↓テストステロ
1300 μmol/L(498 μg/mL)
ン
3 処理系列
↑テストステロン,↑プロゲステロン,
↑エストラジオール
3 処理系列
↓テストステロン,↑プロゲステロン,
↓エストラジオール
試験番号
記載箇所
00139
4.2.3.7.3-3
00007
4.2.3.7.3-4
00068
4.2.3.7.3-5
00087
4.2.3.7.3-6
↑:増加,↓:減少
(次頁に続く)
-86-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.17. その他の毒性試験
被験物質:アナグリプチン,SKL-12320
投与方法
投与期間
(溶媒/投与形態)
毒性発現の機序に関する試験:サル腎障害
サル/カニクイ
強制経口投与
3,11,14
(注射用水)
日間
動物種/系統
投与量
(mg/kg/日)
0,1000
性別及び
動物数/群
雌 1~3 匹/群
特記すべき所見
投与 4 日剖検群:嘔吐,流涎,
<尿検査>↑クラステリン,↑オステオ
ポンチン
試験番号
570
記載箇所
4.2.3.7.3-7
投与 11 日剖検群:嘔吐,流涎,↓体重及
び摂餌量,検査所見:下記参照
投与 15 日剖検群:嘔吐,流涎,↓体重及
び摂餌量
検査所見(投与 11 日剖検群)
:
<尿検査>↑クラステリン,↑オステオポンチン,
<血液生化学的検査>↑尿素窒素,↑クレアチニン,↓ナトリウム,↓カリウム,↓塩素,
<病理組織学的検査>尿細管上皮細胞内微細空胞(近位尿細管)
,尿細管拡張(遠位尿細管)
,
尿細管の好塩基性化(集合管)及び肉芽腫
<電子顕微鏡検査>比較的多数の膜様の小胞やわずかな顆粒状物を含む限界膜に囲まれた多数の小腔
(近位尿細管上皮細胞)
主代謝物(SKL-12320)の毒性試験
S.typhimurium
In vitro
SKL-12320;
各用量
遺伝子突然変異誘発性:陰性
E.coli
(注射用水)
8.19~5000
2 プレート
μg/plate
CHL/IU 細胞
In vitro
SKL-12320;
各用量
染色体異常誘発性:陰性
(生理食塩液)
1006~4025
2 処理系列
μg/mL
↑:増加,↓:減少
669
4.2.3.7.5-1
033
670
4.2.3.7.5-2
034
(次頁に続く)
-87-
2.6.7. 毒性試験概要表
(続き)
2.6.7.17. その他の毒性試験
被験物質:アナグリプチン ad,SKL-12309
投与方法
(溶媒/投与形態)
不純物(SKL-12309)の毒性試験
ラット/CD(SD)
強制経口投与
(注射用水)
動物種/系統
投与量
(mg/kg/日)
性別及び
動物数/群
アナグリプチンad
a
;
0,
200+7.58,
600+22.7,
2000+75.8
(アナグリプチン
+SKL-12309)
雌雄 10 匹/群
投与期間
4 週間
In vitro
(注射用水)
-
CHL/IU 細胞
In vitro
(注射用水)
-
In vitro
(DMSO)
-
CHL/IU 細胞
アナグリプチンad
;
8.19 ~ 5000
μg/plate
アナグリプチンad
a
;
1315~3835 μg/mL
SKL-12309;
70~280 μg/mL
a
,↓カ
600 + 22.7 mg/kg/日:↑摂水量(雄)
リウム(雌)
試験番号
記載箇所
6993
4.2.3.7.6-1
328
4.2.3.7.6-2
2000 + 75.8 mg/kg/日:縮瞳,↑摂水量,
↑尿たん白陽性(雄),↑尿量(雌)
,↓尿
,
浸透圧(雌)
,↓ヘモグロビン量(雌)
,
↓ヘマトクリット値,↓MCV(雌)
↑MCHC,↑網赤血球率(雌)
,↑フィブリ
ノーゲン量(雌)
,↓総コレステロール(雄)
,
,↓リン脂質(雄)
,
↑総コレステロール(雌)
↓カリウム,↑肝臓重量,↑腎臓重量,大
脳及び小脳の脈絡叢上皮の空胞化,小葉中
心帯肝細胞の肥大,甲状腺の濾胞上皮の肥
大,精巣の精上皮の変性及び精巣上体の管
腔内細胞残屑
アナグリプチン;
2000
S.typhimurium
E.coli
特記すべき所見
各用量
2 プレート
アナグリプチン ad の高用量群とアナグリプ
チン群との間に毒性所見の明らかな差なし
遺伝子突然変異誘発性:陰性
042
各用量
2 処理系列
染色体異常誘発性:陰性
各用量
2 処理系列
染色体異常誘発性:陰性
↑:増加,↓:減少
a:アナグリプチン ad;SKL-12309 を添加したアナグリプチン原薬(SKL-12309 を 3.65%含有)
-88-
329
4.2.3.7.6-3
043
330
4.2.3.7.6-4
044
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