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2016年度外国語学習の手引き

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2016年度外国語学習の手引き
外国語学習のてびき
《経営学部》
2016 年度入学生用
Student ID No.: ________________
Name
: ________________
この「てびき」には、外国語履修に関して大切なことが書かれています。
必ず熟読し、外国語の履修が終わるまで保管してください。
また、4 月の外国語の授業の際には、教科書などと共に、必ず持参しましょう。
※この「てびき」に記載されている TOEIC®や TOEFL®は Educational Testing Service(ETS)の商標登録です。
目
次
1.経営学部の外国語教育について ………….…...…….........
1
2.経営学部・経営学科 ………………………………….….…
3
2-1. 外国語の履修について ……….…….….........….
3
2-2. 英語コース ……………………………………….
3
2-3. 2言語コース ………………….……....…..….....
8
2-4. 初修外国語コース ………………….…..….........
13
3.経営学部・国際経営学科 ……………….……..….........….
23
3-1. 外国語の履修について ……………….……......
23
3-2. 英語の履修について …………………….….….
27
3-3. 初修外国語の履修について ……….……....…
34
4.大学における英語学習について ………..………………...
35
5.授業で役立つ英語表現 ………………….…….…….….......
37
6. 英語のライテイング様式 ………………….…….…….…..
38
7.剽窃(ひょうせつ)について …………………….…….......
40
8.TOEIC®テストや TOEFL®テスト受験のすすめ …........
42
9.海外留学プログラム ………………….……...................….
45
10.言語教育センターの紹介 ………………….……...........….
47
11.言語習得センター(CLA)の紹介 ……………………….
47
1.経営学部の外国語教育について
経営学部では、グローバル・アントレプレナーシップと確かな外国語コミュニケーション能力をもった人材の育成を目標と
し、(1)国際社会で活躍できる人材を育てる外国語教育、(2)多様な学生のニーズに応え、学ぶ意欲を喚起する外国語教育、
(3)4年間の継続学習の保証、という 3 点の実践をめざして、2013 年度より新しいカリキュラムをスタートしました。こ
のカリキュラムでは、経営学科は、英語コース、2言語コース、初修外国語コースを入学時に選択し、自らの希望にそった形
で外国語学習を進めていきます。国際経営学科では英語を集中的に学習し、高度な英語力の習得をめざしますが、入学時に希
望すれば、初修外国語を履修することも可能です。こうした環境を活用し、ビジネス社会で必要とされる国際的コミュニケー
ション能力と国際人としての豊かな教養を培ってもらうことを願っています。以下に英語教育を中心に、もう少し詳しく説明
しましょう。
(1)「国際社会で活躍できる人材を育てる外国語教育」
外国語の4技能の基礎的スキルを有し、専門知識だけでなく、国際人としての幅広い教養を身につけた人材を育てる外国語
教育をめざします。英語教育については、国際経営学科、経営学科ともに、1回生の必修科目では EGP(English for General
Purposes、一般目的の英語) に焦点をあて、スキル重視のカリキュラムで英語力の基礎固めをすると同時に、世界に向けて視
野を広げ、国際人としての教養を培うための英語教育を行います。その基盤の上で、2回生から ESP (English for Specific
Purposes、特定目的の英語) を導入し、学部専門科目への橋渡しをします。2回生以降で学ぶ ESP のカリキュラムには、将
来、ビジネスの世界で活躍する際に役立つ EOP(English for Occupational Purposes、職業目的の英語)と、留学や大学
院進学を目的とした EAP(English for Academic Purposes、学術目的の英語)が含まれ、目的やキャリアパスに合わせて
選択できるようになっています。このように、「実用」と「教養」と「専門」のバランスがとれた英語教育を行うことにより、
ビジネス社会で必要とされる国際的コミュニケーション能力を有するグローバルな人材の養成をめざします。
卒業後
2~4回生
1回生
就職
留学
起業
大学院進学
インターンシップ
ESP
留学
EOP
EAP
EGP
【専門英語教育】
ビジネス英語、アカデミック英語
【一般英語教育】
(2)「多様な学生のニーズに応え、学ぶ意欲を喚起する外国語教育」
経営学部では皆さんの多様なニーズに応え、学びの意欲を喚起するため、英語も初修外国語も選択できる科目を設けていま
す。英語については、2回生以上を対象に「選択英語」として特色ある content-based な科目群を設け、自らの意志で選べ
るようにしています。3回生時には、これまでの英語の総仕上げとして「プロジェクト英語」(国際経営学科)も用意されて
います。また、学生のニーズに応えて「資格英語演習」や「留学英語演習」(国際経営学科)などの科目を必修英語に設け、
将来の就職や留学に向けて、TOEIC®テストや TOEFL®テストの受験準備を視野に入れながら英語の基礎力の強化をめざしま
す。国際経営学科に関しては、在学中に海外留学に行けるよう、その他のさまざまな教育支援も行います。
1
―1 ―
(3)「4年間の継続学習の保証」
英語も初修外国語も3回生~4回生で履修できる科目を配置しています。英語では、「選択英語」や「プロジェクト英語」
などの科目を設けることによって、より専門性の高い英語を習得する機会を上回生に提供するとともに、英語による専門科目
への橋渡しを行い、4年間、英語学習が継続できるように配慮しています。ただし、「選択英語」や「プロジェクト英語」を
履修するには、一定の英語力の基準(TOEIC®テスト 550 点/TOEFL®テスト 480 点以上)に達していることが条件となり
ます。基準に到達していない人は受講できないので、今後の英語学習の可能性を広げていけるよう、1回生時に「資格英語演
習」や「留学英語演習」などの授業を利用しながら、計画的に学習を進めてください。TOEIC®テストや TOEFL®テストを目
標に勉強することは、モチベーションを保つうえでもたいへん有用です。1回生時に集中的に英語学習を行って英語力を伸ば
し、ぜひ早い時期に英語力の基準を達成してください。そこから新たな、さらに魅力的な英語の世界が広がります。
大学時代は将来を決定する大切な時期、今はがんばるときです。外国語の習得は、これから国際社会で活躍しようとしてい
る皆さんにとって必要不可欠ですし、外国語を学ぶことにより豊かな世界へと視野が広がり、グローバルな物の見方ができる
ようになります。外国語を習得するには時間がかかりますが、その努力は必ず報われます。良いスタートを切りましょう。経
営学部は、意欲ある皆さんの外国語学習を精一杯サポートします!
2
―2 ―
経営学科:英語コース
2.経営学部・経営学科
2-1.
外国語の履修について
履修概要
(1)卒業に必要な外国語単位
卒業に必要な外国語の単位数は 12 単位です。第1セメスター(1 回生前期)から第4セメスター(2 回生後期)の間に必修科目
を履修します。希望する場合は選択科目を履修することもできます。
授業時間は 90 分で、これを「1コマ」と呼んでいます。1 コマとは、90 分の授業に加えて、予習 60~90 分および復習 60~
90 分を必要とする学習量を想定しています。1 セメスターに通常 15 週の授業が行われ、これをもって「1 単位」とします。
(2)コースについて
経営学部・経営学科には下記3つの外国語履修コースがあり、皆さんは入学前にコースと初修外国語の語種を選択しています。コー
スごとに履修する科目が指定されていますので、それに従って履修を進めていきます。
 「英語コース」…英語を集中的に学習するコース
 「2言語コース」…英語と他の外国語を学習するコース
※外国人留学生は、「日本語+英語」または「日本語+初修外国語」を選択します。詳細は学修要覧や「履修・登録
の手引き」を参照してください。
 「初修外国語コース」…ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語のうちの一言語を集中的に学習するコース
(3)出席重視
他の科目同様、外国語科目でも出席が重視されます。全授業回数の 2/3 以上出席していることが最低限必要となりますが、授業
は毎回すべて出席することを前提に展開していきます。(2/3 以上出席しても不合格になる場合があります。)
万が一、欠席することがあれば、自分の責任で、休んだ授業で課された宿題や予習範囲、小テストなどを確認しましょう。前回休
んでいたから、というのは理由になりません。
2-2.
英語コース
A.英語コースの履修科目とその概要
A.1 科目一覧
1 回生
第1セメスター
英語
2 回生
第2セメスター
第3セメスター
3 回生以降
第4セメスター
英語 R1
英語 R2
Business English A1
Business English A2
英語 SW1
英語 SW2
Business English B1
Business English B2
英語 CALL1
英語 CALL2
資格英語演習 A1
資格英語演習 A2
必修単位数
4 単位
第5セメスター以降
(選択英語②)
4 単位
2 単位
2 単位
0 単位
※
②表記科目は 2 単位科目、それ以外は1単位科目
※
(
※
履修可能な選択英語科目は下記の通りです。なお、選択英語科目を履修するためには、受講の前年度終了時までに TOEIC®テス
)科目は選択科目のため任意受講
ト 550 点以上/TOEFL®テスト 480 点以上を取得することが必要です。一度この受講条件を満たせば、卒業時まで履修するこ
とができます。
3
―3 ―
経営学科:英語コース
<選択英語科目>
前期
後期
Presentation 1
Presentation 2
Discussion & Debate 1
Discussion & Debate 2
Media English 1
Media English 2
News English 1
News English 2
Academic Writing 1
Academic Writing 2
Academic Reading
Business Correspondence
Intercultural Communication
Comparative Culture
English Workshop 1
English Workshop 2
A.2 科目概要
経営学科 英語コースの必修英語科目は、英語 R (Reading)、英語 SW (Speaking & Writing)、英語 CALL (computer-assisted
language learning)、資格英語演習 A、Business English A、Business English B の6つから構成されています。
表1 経営学科 英語コースの必修英語科目とその内容
英語 R
英語 SW
英語 CALL
資格英語演習 A
英語のリーディング・スキルの訓練を行い、効率的な読みのできる読解力を養うとともに、語彙を増やす。
Productive skills であるスピーキングとライティングの力を伸ばす。
CALL 教室でインターネットや DVD 教材、e-learning などを活用しながら、多角的に英語の基礎力を養成する。
TOEIC®テストの問題を利用しながら、将来のビジネス場面に役立つ実用的な英語の習得をめざす。
Business English A
ビジネス分野で必要とされる英語の読解力と基礎的なビジネス専門用語を身につける。
Business English B
ビジネスに関連するトピックについて、英語で話したり書いたりできるようにする。
B.1回生時の履修科目とその概要
1回生時は第1セメスターに「英語 R1」・「英語SW1」・「英語 CALL1」・「資格英語演習A1」を、第2セメスターに「英
語 R2」・「英語SW2」・「英語 CALL2」・「資格英語演習A2」を履修します。毎週4つの領域の授業を 1 コマ(90 分)受
けますが、それに加えて、予習・復習および自学自習の課題を通して学習を進めていきます。どのレベルにおいても、アカデミック
な環境で必要となる英語力を養うことを目的としています。
第 1 セメスター開始に先立ち、オリエンテーション期間中にクラス分けテスト(TOEIC Bridge® IP テスト)を実施し、習熟度別
のクラス編成を行います。自分の力に応じた学習を行うことで、英語力をさらに高めたり、また基礎力を補うなど、より効果的な学
習が期待できます。このシステムを大いに活用しながら、積極的に英語学習に取り組んでいきましょう。
なお、英語習熟度に基づいたクラス分けは、第1セメスターと第3セメスターの初めに行われ、1回生の第1・第2セメスター、
そして2回生の第3・第4セメスターは同じクラス編成となります。クラスのレベルは以下の3つです。
UI: Upper Intermediate
IM: Intermediate
PI: Pre-Intermediate
PI レベルは基礎力養成のためのプログラムとして位置づけています。そのため、評価は別の体系になるので注意してください(表
2参照)。また、UI・IM においても傾斜評価を採用し、上のレベルほど良い評価が取れるよう調整します。
ただし、「資格英語演習 A」は成績評価の 50%に TOEIC®テストのスコアが反映されるため、表2の評価基準表や傾斜評価は採
用せず、通常通りの評価となります(詳しくは、次ページ参照)。
表2 評価基準表
A+
A
B
C
F
UI・IM
90 以上
89—80
79—70
69—60
59 以下
PI
---
---
100-70
69-60
59 以下
4
―4 ―
経営学科:英語コース
第1・2セメスター科目 --基礎科目(Basics)⇔ 一般教養英語科目(EGP)
基礎となる4つの領域(英語 R・英語 SW・英語 CALL・資格英語演習 A)からなるプログラムで、週に4回の
授業(各 90 分)を通じて、アカデミックな環境の中で必要となる英語のスキルと学習習慣を養います。実際の授
業とそのための予習・復習、自学自習教材を通じて、英語という文字と音声を通じて情報を得、さらに自発的に情
報を発信するための基礎を学んでいきます。
・高校までに習ったことを確認しながら、さまざまな分野の英文読解を通じて、大学生に求められる英語リーディング力を養成する
ことを目的とする。
・R1 では、(1)英文を効率的に読むための基本的な方法(事前予測、飛ばし読み、拾い読みなど)について理解する、(2)ボトムアッ
英語
プ的な読み取りだけでなく、スキーマ(事前知識)を活性化させたトップダウン的な読み取りができる、(3)英文から読み取った情報
R1
をもとに、自分の考えを述べることができる、(4)英文を効率的に読むために必要な語彙力を強化する、の4点を到達目標とする。
R2
・R2 では、R1 で習得した読解スキルをさらに伸ばし、(1)英文をより効率的に読むための方法(要旨をつかむ、未知語の意味を
予測する、言及されていない情報を推測するなど)について理解する、(2)場面や目的に応じたトップダウン的な読み取りができ
る、(3)英文から読み取った情報をもとに、簡単なディスカッションやディベートを行うことができる、(4)専門分野の英文を
読むために必要な語彙力を強化できる、の4点を到達目標とする。
・ 音声(Speaking)と文字(Writing)を通じて自分の考えを英語で表現する力を養成する。
英語
・ SW1 では、日常的な会話や議論に積極的に参加できる英語スピーキング力を培うとともに、基本的な英語のパラグラフの構成を
SW1
学びながら、大学レベルの英語ライティング力の基礎を作る。
SW2
・ SW2 では、SW1 で習得したスピーキングとライティングの力をさらに伸ばし、具体的には、ショート・スピーチ、プレゼンテー
ションなどの口頭発表を通じて、自分の考えを表現することを学ぶとともに、少し長めの文章を書くトレーニングを行う。
・ マルチメディアを活用し、英語の発音の基礎を学ぶとともに、英語を通じて世界に広く目を向けることを学ぶ。また、e-learning
を通じて、授業外も学習を行い、英語の基礎力を強化する。
英語
・ CALL 1 では、(1) 講義・スピーチなどフォーマルな場面で話される英語を聞き取ることができる、(2) 英語の音声上の特徴を理
CALL1
解することができる、の 2 点を到達目標とする。
CALL2
・ CALL 2 では、(1) 英語の音声上の特徴を踏まえて、音読、シャドーイング、レシテーションができる、(2) 学んだ表現形式を用
いて、自分の考えを表現できる、の 2 点を到達目標とする。
資格英語演習
A1
・ TOEIC®テストの問題を利用しながら、効果的な英語学習の方法を身につけるとともに、将来のビジネス場面に役立つ実用的な英
語の習得を目的とする。
・ A1 では基礎力を固めることに、A2 では高得点を取ることに焦点をあてる。
A2
・ 成績評価の 50%は TOEIC® IP テスト等のスコア(表3参照)、残りの 50%は平常点(授業参加、小テストなど)に基づくものとする。
第 1 セメスター(6 月)、第2セメスター(12 月)に、英語到達度の検証のための英語テストとし
重要
て TOEIC®IP テスト団体受験が実施されます。また、この2回の TOEIC®IP テスト団体受験のうち
のベストスコアを用いて、2回生時の英語クラスの編成を行います。今後の学習の上でも非常に大切
な意味のあるテストですので、必ず受験してください。
TOEIC®テストは国際コミュニケーション英語能力テストです。英語によるコミュニケーション能力をリスニング・テストとリー
ディング・テストで測定し、結果は 10 点から 990 点までのスコアで出されます。(詳しくは、「8. TOEIC®テストや TOEFL®テ
スト受験のすすめ」参照。)
学内で実施する TOEIC®IP テスト団体受験は1回生全員を対象とし、そのスコアは資格英語演習 A1 と資格英語演習 A2 の成績
の 50%に反映されます。TOEIC®テスト等のスコアを成績評価(50 点/100 点)に換算する方法は以下の通りです。(なお、残
りの成績評価 50 点分は授業における平常点とします。)今後の学習の上でも非常に大切な意味のあるテストですので、必ず受験し
てください。もし TOEIC®IP テスト等が受験できなかった場合、成績評価の 50%分が 0 点となり、資格英語演習は「F 評価」とな
るので注意してください。
※なお、万が一、団体受験を受けられなかった場合、開講期間内に個人受験したスコアに限り団体受験のスコアと同様に扱います。
また、開講期間内の個人受験のスコアが団体受験のスコアを上回る場合には個人受験のスコアを団体受験のスコアに換えることがで
きます。個人受験のスコアを申請する場合は、期限内(前期開講科目は 7 月下旬、後期開講科目は 1 月下旬にそれぞれ定める締切
日まで)にスコアを経営学部事務室に提出してください。具体的な期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」を確認
してください。
5
―5 ―
経営学科:英語コース
表3 資格試験スコアを「資格英語演習 A1」・「資格英語演習 A2」の成績評価に算入するときの換算表
成績評価
0点
(50 点中)
TOEFL ITP® テスト
TOEFL iBT®テスト
不 受 験
TOEIC®テスト
10 点
15 点
20 点
25 点
30 点
35 点
40 点
45 点
50 点
245 点
250
300
350
400
450
500
550
600 点
以下
-295 点
-345 点
-395 点
-445 点
-495 点
-545 点
-595 点
以上
379 点
380
400
415
435
450
465
480
500 点
以下
-399 点
-414 点
-434 点
-449 点
-464 点
-479 点
-499 点
以上
24 点
25
30
35
40
45
50
55
60 点
以下
-29 点
-34 点
-39 点
-44 点
-49 点
-54 点
-59 点
以上
C.2回生以降の英語科目とその概要
2回生時は第3セメスターに「Business English A1」・「Business English B1」を、第4セメスターに「Business English
A2」・「Business English B2」を履修し、1回生時に学んだ内容を活かして、ビジネス英語の基礎を習得します。
また、1回生終了時までに TOEIC®テスト 550 点以上/TOEFL®テスト 480 点以上を取得している場合、「選択英語」科目(2
回生以上)を履修することができます。これらの科目は必修ではありませんが、専門科目を学ぶにあたってたいへん有用な科目なの
で、ぜひ積極的に履修してください。
第3・4セメスター科目 --ブリッジ科目(Content-based learning)⇔ ビジネス英語科目(ESP)
ビジネス英語教材を用いたリーディングと語彙力の養成を主眼とする「Business English A」と、ビジネス英語教材を用いたコ
ミュニケーション能力の養成をめざす「Business English B」を開講します。
・A1 では、「英語 R1」「英語 R2」で身につけた英語の読解スキルを活用しながら、図表などを含むさまざまな英文を通じて、文章
Business
English
A1
A2
の趣旨を分析し、素早く的確に文意を把握できるようになることをめざす。具体的には、多様なビジネス分野に関する英文記事を読み
ながら、経営関連領域で必要とされる英語の読解力と基礎的なビジネス専門用語を身につける。
・A2 では、一般向けに書かれた新聞・雑誌記事(The Economist、The Financial Times)などのより高度なビジネス英語に焦点を
あて、そこから情報を効率的につかめるようになることめざす。具体的には、専門英語の語彙を増やすだけでなく、英文の文章構造、
修辞法などを理解し、テキストに応じた読解方法(速読や多読を含む)を習得する。成績評価には TOEICⓇ IP テスト団体受験等のス
コアが反映される(後出の表5を参照。)
・B1 では、ビジネス場面で役立つ基本的な知識と技能を身につけ、関連するさまざまなトピックについて英語で話し合えるようになる
Business
English
とともに、簡単な英文ビジネス文書を作成できるようになることを目的とする。また授業では、ショート・スピーチ、プレゼンテーシ
ョン、ディスカッションなど、口頭発表の訓練を数多く行う。
B1
・B2 では、将来の仕事や研究で必要となるビジネス・ライティング、ビジネス・プレゼンテーションにかかわる能力を身につけること
B2
を目的とする。まず、ビジネス・ライティングで頻繁に用いられる表現に数多く触れ、論理的な文章の構成を実践的に学ぶ。それを踏
まえ、実践的なプレゼンテーション能力を養うために、いかに調査を行い、準備をし、その成果を効果的に伝えるかを学ぶ。
「選択英語」科目
受講の前年度終了時までに TOEIC®テスト 550 点以上/TOEFL®テスト 480 点以上を取得している場合、任意で受講できる科
目です。一度この受講条件を満たせば、卒業時まで受講することが可能です。国際経営学科の学生と一緒に授業を受けます。これら
の科目は必修ではありませんが、ぜひ積極的に履修してください。
*「選択英語」の受講条件の詳細は、次ページの表 4 を参照してください。
*「選択英語」の科目名と内容については、31 ページの表 7 を参照してください。
6
―6 ―
経営学科:英語コース
D.英語力の到達目標
第 1 セメスター、第2セメスター、第4セメスターの各後半に、英語到達度を検証するために、英語コース受講者全員が TOEICⓇ
IP テストを受験します。とくに第2セメスター時の TOEICⓇIP テストは、第3~第 4 セメスターの英語のクラス分けテストとして
も用いられます。この受験を一つの目標ととらえ、自分の記録を伸ばしましょう。
経営学科の英語プログラムでは、2 回生(第 4 セメスター)終了時までに到達すべき目標水準を、次のように設定しています。
UI (Upper Intermediate)レベル
--- TOEIC®テスト 600 点相当以上
IM (Intermediate)レベル
--- TOEIC®テスト 500 点相当以上
PI (Pre-Intermediate)レベル
--- TOEIC®テスト 450 点相当以上
この目標水準を意識しながら、学習を進めていきましょう。
E.再履修について
必修英語科目の単位が取得できなかった場合は、次年度以降に同じ科目を履修(原級復帰)してください。
F.TOEIC®テスト/TOEFL®テストのスコアが関係する英語科目
TOEIC®テスト/TOEFL®テストのスコアが関係する英語科目について、ここでもう一度まとめておきます。重要なことなので、
折にふれて詳細を確認してください。
表 4 TOEIC®テスト/TOEFL®テストのスコアが関係する英語科目とその詳細
時期
1回生
2回生
科目名
・6月の TOEICⓇIP テスト団体受験のスコアを成績評価の 50%に算入する。
資格英語演習2
・12 月の TOEICⓇIP テスト団体受験のスコアを成績評価の 50%に算入する。
Business
・12 月上旬に全員が TOEICⓇIP テストを受験することになっており、この団体受験のスコアが成績に反映され
English A2
2回生以降
詳 細
資格英語演習1
「選択英語」科目
(任意選択)
る。TOEIC®テストのスコアが、レベルごとに設定した上限の点数を上回れば 5%加点、下限の点数を下回れば
5%減点、不受験の場合は 10%減点となる。
・1回生の4月~1 月下旬までに取得した TOEIC®テストや TOEFL®テストのスコアのうち、自己ベストのスコ
アが TOEIC®テスト 550 点/ TOEFL®テスト 480 点以上であることが、2回生以降に「選択英語」を受講す
る条件である。
・基本的には、1回生時の団体受験のスコアにもとづいて判断するが、もし個人受験した一般の TOEIC®テストや
TOEFL®テストのスコアが団体受験のスコアを上回る場合は、1 月下旬に定める締切日までに経営学部事務室に
持参して手続きをすれば、そちらを自己ベストスコアとして扱う。
・2回生の4月~1月下旬までにスコアの基準を満たした場合には、1 月下旬に定める締切日までに経営学部事務
室に持参して手続きをすれば、3回生から「選択英語」の受講が可能となる。
・1回生4月~2回生1月下旬のスコア提出締切日までに一度でも基準以上のスコアを取得していれば、その後の
スコアが基準を下回っても履修が可能である。
※なお、万が一、団体受験を受けられなかった場合、開講期間内に個人受験したスコアに限り団体受験のスコアと同様に扱います。
また、開講期間内の個人受験のスコアが団体受験のスコアを上回る場合には個人受験のスコアを団体受験のスコアに換えることがで
きます。個人受験のスコアを申請する場合は、期限内(前期開講科目は 7 月下旬、後期開講科目は 1 月下旬にそれぞれ定める締切
日まで)にスコアを経営学部事務室に提出してください。具体的な期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」を確認
してください。
表5 TOEIC®テスト団体受験等のスコアと第4セメスター「Business English A2」の成績評価(経営学科2回生)
®
TOEFL iBT®
Business English A2 の成績
TOEIC
テスト
テスト
テスト
UI (Upper Intermediate)
5% 加点
600 点以上
500 点以上
60 点以上
5% 減点
400 点以下
435 点以下
40 点以下
5% 加点
500 点以上
465 点以上
50 点以上
5% 減点
300 点以下
400 点以下
30 点以下
5% 加点
450 点以上
450 点以上
45 点以上
5% 減点
200 点以下
365 点以下
20 点以下
IM (Intermediate)
PI
(Pre- Intermediate)
IP
TOEFL ITP®
クラスのレベル
※具体的なスコア提出締め切り期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」で連絡します。
7
―7 ―
経営学科:2言語コース
2—3.2言語コース
A. 2言語コースの履修科目とその概要
A.1 科目一覧
1 回生
第1セメスター
英語
初修
2 回生
第2セメスター
3 回生以降
第3セメスター
第4セメスター
Business EnglishA1
Business EnglishA2
英語 R1
英語 R2
英語 SW1
英語 SW2
○○語・基礎 1②
○○語・展開 1②
(○○語・応用 1)
(○○語・応用 4)
○○語・基礎 2
○○語・展開 2
(○○語・応用 2)
(○○語・応用 5)
(○○語・応用 3)
(○○語・応用 6)
必修単位数
5 単位
第5セメスター以降
(選択英語②)
5 単位
1 単位
(選択初修外国語②)
1 単位
0 単位
※
②表記科目は 2 単位科目、それ以外は1単位科目
※
(
※
「○○語」の部分に入る語種は、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語 のいずれかです。
※
履修可能な選択英語科目、選択初修外国語科目は下記の通りです。なお、選択英語科目を履修するためには、受講の前年度終了
)科目は選択科目のため任意受講(但し、要卒単位には算入されます)
時までに TOEIC®テスト 550 点以上/TOEFL®テスト 480 点以上を取得することが必要です。一度この受講条件を満たせば、
卒業時まで履修することができます。
※
外国人留学生は、履修方法が異なります。詳細は学修要覧や「履修・登録の手引き」を参照してください。
<選択英語科目、選択初修外国語科目>
前期
選択英語
選択初修外国語
後期
Presentation 1
Presentation 2
Discussion & Debate 1
Discussion & Debate 2
Media English 1
Media English 2
News English 1
News English 2
Academic Writing 1
Academic Writing 2
Academic Reading
Business Correspondence
Intercultural Communication
Comparative Culture
English Workshop 1
English Workshop 2
時事○○語
映像・CALL で学ぶ○○語
○○語・異文化コミュニケーション
○○語で学ぶ文化・社会
○○語・比較文化論
○○語プレゼンテーション
B. 英語の履修について
B.1 科目概要
経営学科 2言語コースの必修英語科目は、英語 R (Reading)、英語 SW (Speaking &Writing)、Business English A の3つか
ら構成されています。
表1 経営学科 2言語コースの必修英語科目とその内容
英語 R
英語 SW
Business English A
英語のリーディング・スキルの訓練を行い、効率的な読みのできる読解力を養うとともに、語彙を増やす。
Productive skills であるスピーキングとライティングの力を伸ばす。
ビジネス分野で必要とされる英語の読解力と基礎的なビジネス専門用語を身につける。
8
―8 ―
経営学科:2言語コース
B.2 1回生時の履修科目とその概要
1回生時は第1セメスターに「英語 R1」・「英語SW1」を、第2セメスターに「英語 R2」・「英語SW2」を履修します。
毎週2つの領域の授業を 1 コマ(90 分)受けますが、それに加えて、予習・復習および自学自習の課題を通して学習を進めていき
ます。どのレベルにおいても、アカデミックな環境で必要になる英語力を養うことを目的としています。
第 1 セメスター開始に先立ち、オリエンテーション期間中にクラス分けテスト(TOEIC Bridge® IP テスト)を実施し、習熟度別
のクラス編成を行います。自分の力に応じた学習を行うことで、英語力をさらに高めたり、また基礎力を補うなど、より効果的な学
習が期待できます。このシステムを大いに活用しながら、積極的に英語学習に取り組んでいきましょう。なお、英語習熟度に基づい
たクラス分けは、第1セメスターと第3セメスターの初めに行われ、1回生の第1・第2セメスター、そして2回生の第3・第4セ
メスターは同じクラス編成となります。クラスのレベルは以下の3つです。
UI: Upper Intermediate
IM: Intermediate
PI: Pre-Intermediate
PI レベルは基礎力養成のためのプログラムとして位置づけています。そのため、評価は別の体系になるので注意してください(表
2参照)。また、UI・IM においても傾斜評価を採用し、上のレベルほど良い評価が取れるよう調整します。
表2 評価基準表
A+
A
B
C
F
UI・IM
90 以上
89—80
79—70
69—60
59 以下
PI
---
---
100-70
69-60
59 以下
第1・2セメスター科目 --基礎科目(Basics)⇔ 一般教養英語科目(EGP)
基礎となる2つの領域(英語 R・英語 SW)からなるプログラムで、週に2回の授業(各 90 分)を通じて、ア
カデミックな環境の中で必要となる英語のスキルと学習習慣を養います。実際の授業とそのための予習・復習、自
学自習教材を通じて、英語という文字と音声を通じて情報を得、さらに自発的に情報を発信するための基礎を学ん
でいきます。
・高校までに習ったことを確認しながら、さまざまな分野の英文読解を通じて、大学生に求められる英語リーディング力を養成する
ことを目的とする。R1、R2 ともに、成績評価には TOEICⓇIP テスト団体受験等のスコアが反映される。(次ページの表3を参照。)
・R1 では、(1)英文を効率的に読むための基本的な方法(事前予測、飛ばし読み、拾い読みなど)について理解する、(2)ボトムアッ
英語
プ的な読み取りだけでなく、スキーマ(事前知識)を活性化させたトップダウン的な読み取りができる、(3)英文から読み取った情報
R1
をもとに、自分の考えを述べることができる、(4)英文を効率的に読むために必要な語彙力を強化する、の4点を到達目標とする。
R2
・R2 では、R1 で習得した読解スキルをさらに伸ばし、(1)英文をより効率的に読むための方法(要旨をつかむ、未知語の意味を
予測する、言及されていない情報を推測するなど)について理解する、(2)場面や目的に応じたトップダウン的な読み取りができ
る、(3)英文から読み取った情報をもとに、簡単なディスカッションやディベートを行うことができる、(4)専門分野の英文を
読むために必要な語彙力を強化する、の4点を到達目標とする。
・音声(Speaking)と文字(Writing)を通じて自分の考えを英語で表現する力を養成する。
英語
SW1
SW2
・SW1 では、日常的な会話や議論に積極的に参加できる英語スピーキング力を培うとともに、基本的な英語のパラグラフの構成を
学びながら、大学レベルの英語ライティング力の基礎を作る。
・SW2 では、SW1 で習得したスピーキングとライティングの力をさらに伸ばし、具体的には、ショート・スピーチ、プレゼンテー
ションなどの口頭発表を通じて、自分の考えを表現することを学ぶとともに、少し長めの文章を書くトレーニングを行う。
重要
第 1 セメスター(6 月)、第2セメスター(12 月)に、英語到達度の検証のための英語テストとして TOEIC® IP
テスト団体受験が実施されます。また、この2回の受験のうちのベストスコアを用いて、2回生時の英語クラスの編成を行います。
今後の学習の上でも非常に大切な意味のあるテストですので、必ず受験してください。
9
―9 ―
経営学科:2言語コース
TOEIC®IP テストの1回生時(前期 6 月と後期 12 月)の団体受験のスコアは、当該セメスターにおいて、次の表3に示す基準で
第1セメスター「英語 R1」と第2セメスター「英語 R2」の成績評価に反映されます。TOEIC®テストのスコアが、レベルごとに設
定した上限の点数を上回れば 5%加点、下限の点数を下回れば 5%減点、不受験の場合はどのレベルにおいても 10%の減点になり
ますので、注意してください。
※なお、万が一、団体受験を受けられなかった場合、開講期間内に個人受験したスコアに限り団体受験のスコアと同様に扱います。
また、開講期間内の個人受験のスコアが団体受験のスコアを上回る場合には個人受験のスコアを団体受験のスコアに換えることがで
きます。個人受験のスコアを申請する場合は、期限内(前期開講科目は 7 月下旬、後期開講科目は 1 月下旬にそれぞれ定める締切
日まで)にスコアを経営学部事務室に提出してください。具体的な期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」を確認
してください。
表3 TOEIC®テスト団体受験等のスコアと「英語 R1」・「英語 R2」の成績評価(経営学科2言語コースのみ)
®
TOEFL iBT®
英語 R1・英語 R2 の成績
TOEIC
テスト
テスト
テスト
UI (Upper Intermediate)
5% 加点
600 点以上
500 点以上
60 点以上
5% 減点
400 点以下
435 点以下
40 点以下
IM (Intermediate)
5% 加点
500 点以上
465 点以上
50 点以上
30 点以下
PI
(Pre- Intermediate)
IP
TOEFL® ITP
クラスのレベル
5% 減点
300 点以下
400 点以下
5% 加点
450 点以上
450 点以上
45 点以上
5% 減点
200 点以下
365 点以下
20 点以下
*なお、表3の成績評価基準は2回生の第4セメスター科目「Business English A2」においても適用されます。
B.3 2回生以降の英語科目とその概要
2回生時は第3セメスターに「Business English A1」を、第4セメスターに「Business English A2」を履修します。1回生
時に学んだ内容を活かして、ビジネス英語の基礎を習得します。
また、1回生終了時までに TOEIC®テスト 550 点以上を取得している場合、「選択英語」科目(2回生以上)を履修することが
できます。これらの科目は必修ではありませんが、専門科目を学ぶにあたって非常に有用な科目なので、ぜひ積極的に履修してくだ
さい。
第3・4セメスター科目 --ブリッジ科目(Content-based learning)⇔ ビジネス英語科目(ESP)
ビジネス英語教材を用いたリーディングと語彙力の養成を主眼とする「Business English A」を開講します。
・A1 では、「英語 R1」「英語 R2」で身につけた英語の読解スキルを活用しながら、図表などを含むさまざまな英文を通じて、文章
Business
English
A1
A2
の趣旨を分析し、素早く的確に文意を把握できるようになることをめざす。具体的には、多様なビジネス分野に関する英文記事を読
みながら、経営関連領域で必要とされる英語の読解力と基礎的なビジネス専門用語を身につける。
・A2 では、一般向けに書かれた新聞・雑誌記事(The Economist、The Financial Times)などのより高度なビジネス英語に焦点を
あて、そこから情報を効率的につかめるようになることめざす。具体的には、専門英語の語彙を増やすだけでなく、英文の文章構造、
修辞法などを理解し、テキストに応じた読解方法(速読や多読を含む)を習得する。成績評価には TOEICⓇ IP テスト団体受験等のス
コアが反映される。(上記の表3を参照。)
TOEIC®IP テストの 2 回生時(後期 12 月)の団体受験のスコアは、当該セメスターにおいて、上記の表3で示す基
重要
準で、「Business English A2」の成績評価に反映されます。TOEIC®テストのスコアが、レベルごとに設定した上限
の点数を上回れば 5%加点、下限の点数を下回れば 5%減点、不受験の場合は 10%減点となりますので、注意してください。
※なお、万が一、団体受験を受けられなかった場合、開講期間内に個人受験したスコアに限り団体受験のスコアと同様に扱います。また、
開講期間内の個人受験のスコアが団体受験のスコアを上回る場合には個人受験のスコアを団体受験のスコアに換えることができます。個人
受験のスコアを申請する場合は、期限内(前期開講科目は 7 月下旬、後期開講科目は 1 月下旬にそれぞれ定める締切日まで)にスコアを
経営学部事務室に提出してください。具体的な期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」を確認してください。
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経営学科:2言語コース
「選択英語」科目
受講の前年度終了時までに TOEIC®テスト 550 点以上/TOEFL®テスト 480 点以上を取得している場合、任意で受講できる科
目です。一度この受講条件を満たせば、卒業時まで受講することが可能です。国際経営学科の学生と一緒に授業を受けます。これら
の科目は必修ではありませんが、ぜひ積極的に履修してください。
*「選択英語」の受講条件の詳細は、下の表4を参照してください。
*「選択英語」の科目名と内容については、31 ページの表 7 を参照してください。
表4 TOEIC®テスト/TOEFL®テストのスコアが関係する英語科目とその詳細
時期
1回生
科目名
英語 R1
詳
TOEIC®テストのスコアが、レベルごとに設定した上限の点数を上回れば 5%加点、下限の点数を下回れば 5%減
英語 R2
2回生
Business
点、不受験の場合は 10%減点となる。
・12 月上旬に全員が TOEICⓇIP テストを受験することになっており、この団体受験のスコアが成績に反映される。
TOEIC®テストのスコアが、レベルごとに設定した上限の点数を上回れば 5%加点、下限の点数を下回れば 5%減
English A2
2回生以降
「選択英語」科目
(任意選択)
細
・6 月下旬と 12 月上旬の TOEICⓇIP テスト団体受験のスコアが、当該学期の科目の成績評価に反映される。
点、不受験の場合は 10%減点となる。
・1回生の4月~1 月下旬までに取得した TOEIC®テストや TOEFL®テストのスコアのうち、自己ベストのスコア
が TOEIC®テスト 550 点/TOEFL®テスト 480 点以上であることが、2回生以降に「選択英語」を受講する条
件である。
・基本的には、1回生時の団体受験のスコアにもとづいて判断するが、もし個人受験した一般の TOEIC®テストや
TOEFL®テストのスコアが団体受験のスコアを上回る場合は、1 月下旬に定める締切日までに経営学部事務室に
持参して手続きをすれば、そちらを自己ベストスコアとして扱う。
・2回生の4月~1月下旬までにスコアの基準を満たした場合には、1 月下旬に定める締切日までに経営学部事務
室に持参して手続きをすれば、3回生から「選択英語」の受講が可能となる。
・1回生4月~2回生1月下旬のスコア提出締切日までに一度でも基準以上のスコアを取得していれば、その後の
スコアが基準を下回っても履修が可能である。
※なお、万が一、団体受験を受けられなかった場合、開講期間内に個人受験したスコアに限り団体受験のスコアと同様に扱います。
また、開講期間内の個人受験のスコアが団体受験のスコアを上回る場合には個人受験のスコアを団体受験のスコアに換えることがで
きます。個人受験のスコアを申請する場合は、期限内(前期開講科目は 7 月下旬、後期開講科目は 1 月下旬にそれぞれ定める締切
日まで)にスコアを経営学部事務室に提出してください。具体的な期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」を確認
してください。
B.4
再履修について
必修英語科目の単位が取得できなかった場合は、次年度以降に同じ科目を履修(原級復帰)してください。
C.初修外国語の履修について
C.1 履修方法
経営学部で学べる言語はドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語のうち、いずれか1つの言語です。「2言語コース」
では1回生の各セメスターで3単位、合計6単位が必修となっています。2回生以降は、任意で応用科目や選択初修外国語科目を履
修することができます。また、要卒単位にも算入されます。履修のための条件は特にありません。
(1)単位認定
「基礎1(2単位)」、「基礎2(1単位)」と「展開1(2単位)」、「展開2(1単位)」および「応用1~6(各1単位)」
のそれぞれを平常点評価で認定します。
*平常点評価とは、出席(2/3以上の出席が必要です。ただし 2/3 以上出席しても単位が与えられない場合もあります)、授業態度、
課題(宿題、レポートなど)、小テスト、到達度検証試験などを総合的に判断して評価するものです。
(2)到達度検証試験の実施について
2言語コースでは、第2セメスター最終の授業の中で到達度検証試験を実施します。この試験は、1年間の到達度(ミニマムレベ
ル)の検証を図るものですから、必ず受験してください。(日程は授業でお知らせします)
(3)初修外国語の再履修方法について
初修外国語必修科目の単位を修得できなかった場合、次年度以降に同一のクラスを受講(原級復帰)してください。
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―1 1 ―
経営学科:2言語コース
C.2
初修外国語科目の概要
それぞれの科目の概要は 14~22 ページを参照してください。
C.3
初修外国語検定試験のすすめ
各語種ともその外国語の社会的客観的能力を認定するものとして、「○○語検定(○○には各言語の名称が入る)」があります。
本学ではこの試験の受験を奨励し、検定料の半額を補助しています(生協で申し込む場合)。各語種ともの到達度目標としては基礎・
展開修了(1回生修了)時点で4級相当(ミニマムとして準4級相当)、応用修了(2回生修了)時点で3級相当(ミニマムとして
4級相当)を設定しています。積極的に受験してください。各語種検定についての詳細は、それぞれの HP で確認してください。
(URL は 14 ページを参照。)
□ ドイツ語技能検定試験
□ ゲーテ・インスティトゥートのドイツ語検定試験 Start Deutsch
□ 実用フランス語技能検定試験
□ 中国語検定試験
□ スペイン語技能検定
□ ハングル能力検定試験
□ 中国語検定試験(HSK)
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―1 2 ―
経営学科:初修外国語コース
2—4.初修外国語コース
A.初修外国語コースの履修科目とその概要
A.1 科目一覧
初修
1 回生前期
1 回生後期
2 回生前期
2 回生後期
3 回生以降
第1セメスター
第 2 セメスター
第3セメスター
第4セメスター
第5セメスター
○○語・基礎 1②
○○語・展開 1②
○○語・応用 1
○○語・応用 4
○○語・基礎 2
○○語・展開 2
○○語・応用 2
○○語・応用 5
○○語・応用 3
○○語・応用 6
必修
3 単位
単位数
3 単位
3 単位
(選択初修外国語②)
3 単位
※
②表記科目は 2 単位科目、それ以外は1単位科目
※
(
※
「○○語」の部分に入る語種は、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語 のいずれかです。
※
履修可能な選択初修外国語科目は下記の通りです。
0 単位
)科目は選択科目のため任意受講
<選択初修外国語科目>
前期
A.2
後期
時事○○語
映像・CALL で学ぶ○○語
○○語・異文化コミュニケーション
○○語で学ぶ文化・社会
○○語・比較文化論
○○語プレゼンテーション
履修方法
経営学部で学べる言語はドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語のうち、いずれか1つの言語です。「初修外国語コ
ース」では1、2回生の各セメスターで3単位、合計12単位が必修となっています。3回生以降は、任意で選択初修外国語科目を
履修することができます。また、要卒単位にも算入されます。履修のための条件は特にありません。
(1)単位認定
「基礎1(2単位)」、「基礎2(1単位)」と「展開1(2単位)」、「展開2(1単位)」および「応用1~6(各1単位)」
のそれぞれを平常点評価で認定します。
*平常点評価とは、出席(2/3以上の出席が必要です。ただし 2/3 以上出席しても単位が与えられない場合もあります)、授業態度、
課題(宿題、レポートなど)、小テスト、到達度検証試験などを総合的に判断して評価するものです。
(2)到達度検証試験の実施について
初修外国語コースでは、第2セメスター最終の授業の中で到達度検証試験を実施します。この試験は、1年間の到達度(ミニマム
レベル)の検証を図るものですから、必ず受験してください。(日程は授業でお知らせします)
(3)初修外国語の再履修方法について
初修外国語必修科目の単位を修得できなかった場合、次年度以降に同一のクラスを受講(原級復帰)してください。
A.3
初修外国語科目の概要
それぞれの科目の概要は 14~22 ページを参照してください。
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経営学科:初修外国語コース
A.4
初修外国語検定試験のすすめ
各語種ともその外国語の社会的客観的能力を認定するものとして、「○○語検定(○○には各言語の名称が入る)」があります。
本学ではこの試験の受験を奨励し、検定料の半額を補助しています(生協で申し込む場合)。各語種ともの到達度目標としては基礎・
展開修了(1回生修了)時点で4級相当(ミニマムとして準4級相当)、応用修了(2回生修了)時点で3級相当(ミニマムとして
4級相当)を設定しています。積極的に受験してください。各語種検定についての詳細は、下記の HP にて確認してください。
□ ドイツ語技能検定試験 http://www.dokken.or.jp/
□ ゲーテ・インスティトゥートのドイツ語検定試験 Start Deutsch http://www.goethe.de/lrn/prj/pba/bes/jaindex.htm
□ 実用フランス語技能検定試験 http://apefdapf.org/
□ 中国語検定試験 http://www.chuken.gr.jp/
□中国語検定試験(HSK) http://www.hskj.jp/
□ スペイン語技能検定 http://www.casa-esp.com/link-examen.html
□ ハングル能力検定試験 http://www.hangul.or.jp/
◆ドイツ語◆
「ドイツ語・基礎1」(2単位)
週2回の授業を同一の日本人教員が担当しますが、ドイツ語・基礎2のネイティブスピーカー教員の授業と連携する「チーム・テ
ィーチング」を基本とします。まずはドイツ語の発音から学び、段階を追って基礎的な文法事項を学びつつ、それらを用いて自己表
現、簡単な日常会話ができるようにします。授業では口頭練習、パートナー練習を取り入れ、学生が積極的に受信・発信を行う、い
わゆる発信型の授業を目指します。文法事項としては動詞の現在形、冠詞や人称代名詞の格変化、話法の助動詞、分離・非分離動詞
などです。
「ドイツ語・基礎2」(1単位)
この授業はネイティブスピーカー教員が担当し、ドイツ語・基礎1の授業と連携する「チーム・ティーチング」を基本とします。
授業の中身はドイツ語・基礎1とほぼ同じですが、特に口頭練習、パートナー練習を中心におこない、受信としての聴解力や発信と
してのドイツ語を話す力の養成を目指します。なお、ドイツ語・基礎1・2を修了すればドイツ語検定試験4級程度の力がつくこと
になります。
「ドイツ語・展開1」(2単位)
ドイツ語・基礎1と同様に週2回の授業を同一の日本人教員が担当します。特に初級文法の徹底、聴解力の強化、口頭表現力の強
化を目指します。文法事項としては形容詞の比較変化、現在完了形、関係代名詞、接続法などが加わります。
「ドイツ語・展開2」(1単位)
この授業はドイツ語・展開1と連携してネイティブスピーカー教員が担当し、ドイツ語・展開1を連続・発展させる形で、総合的
運用能力の養成をめざします。つまりドイツ語による表現力・ディベート能力の一層の向上を図ります。なおドイツ語・展開1・2
を修了すればドイツ語検定試験3級程度の力がつくことになります。
「ドイツ語・応用1」(1単位)
「ドイツ語・基礎」、「ドイツ語・展開」で学んだ学力を活かして、ドイツ語の読解力、文法力、語彙力の向上と定着をめざしま
す。ドイツ語を学ぶ外国人向けに編集された、比較的平易なテキストを使用します
「ドイツ語・応用2」(1単位)
ドイツ語表現力の向上をめざす会話と作文を中心とした授業です。作文ではドイツ語の正確な表現を身に付けることを目的としま
す。またビデオ教材などを用いながら、現代ドイツの社会や文化なども学んでいきます。
14
―1 4 ―
経営学科:初修外国語コース
「ドイツ語・応用3」(1単位)
ドイツ語でのコミュニケーション能力および表現力の向上を重視する授業です。主として視聴覚教材を用いてリスニング能力の向
上を図るとともに、ドイツ語での表現力、さらにはより高度な文法力の定着をめざします。
「ドイツ語・応用4」(1単位)
「ドイツ語・応用1」を受けて、さらにドイツ語の読解力、文法力、語彙力を高める授業です。平易な文章なら辞書なしでも読め
る語学力の習得を目指します。
「ドイツ語・応用5」(1単位)
「ドイツ語・応用2」を受けて、さらに高度なドイツ語表現力の向上をめざした会話と作文を中心とした授業です。作文では副文
や接続法を用いた高度な表現力を身につけることを目的とします。またビデオ教材などを用いながら、ドイツの現状を学びます。
「ドイツ語・応用6」(1単位)
「ドイツ語・応用3」を受けて、コミュニケーション能力および表現力のさらなる向上をめざす授業です。主として視聴覚教材を
用いてリスニング能力の向上を図るとともに、高度なドイツ語での表現力、および文法力の定着をめざします。
「時事ドイツ語」(2単位)
ドイツで最近話題になった出来事の記事を、社会・政治・経済・文化・スポーツなど様々なテーマに触れながら読んでいきます。
ドイツ語の読解力を養うと共に、注意すべき文法事項を復習し、さらに高度な語彙・表現を習得していきます。
「ドイツ語・異文化コミュニケーション」(2単位)
ドイツ語とドイツ文化の関係や、非言語による表現形態の学習を通じて、ドイツ語のコミュニケーションの仕組みを具体的事例か
ら学んでいきます。同時に日本とドイツの相互の理解力を深めるために、異文化間のコミュニケーションを、どのようにとっていく
べきなのかを考えます。
「ドイツ語・比較文化論」(2単位)
ドイツ語圏のライフスタイルの変化や民族固有の文化・伝統を学びながら、日本のそれと比較検討することにより、ドイツ語圏に
対する理解を深めると同時に、改めて日本を振り返る契機にします。
「映像・CALL で学ぶドイツ語」(2単位)
コミュニケーション能力および表現力の向上を重視する授業です。ドイツの映画やビデオなどを用いてリスニング能力の向上を図
るとともに、表現力および文法力のさらなる高度化をめざします。
「ドイツ語で学ぶ文化・社会」(2単位)
ドイツの最新事情に触れながら、ドイツにおける文化・社会を学習することを通して、ドイツ語の読解能力の定着をはかります。
「ドイツ語プレゼンテーション」(2単位)
現代ドイツの社会や文化、さらにはドイツの大学生の実態などに関する情報を学びつつ、それをドイツ語で紹介する練習を通じ、
ドイツ語の総合的な運用能力の向上をめざします。
◆フランス語◆
「フランス語・基礎1」(2単位)
フランス語では、コミュニケーション能力を育てることを主眼においていますので、「基礎1」でも、運用を先行させ、ついでそ
れを文法で整理する授業方法をとります。
「基礎1」では、週2回の授業を日本人教員が担当し、初級前半を学習します。「基礎1」は、ベーシックな力をつけることに主
眼を置きますから、授業で扱うトピックは、フランス語の読み方・動詞の活用・文法・基本単語・簡単な文章といったものです。セ
メスター終了時の到達目標は、
15
―1 5 ―
経営学科:初修外国語コース
1)フランス語の文章を正確に発音できる
2)フランス語初級文法の基礎を理解できる
3)フランス語の基本単語を理解できる
4)基本的なフランス語の文章を暗唱でき、またそれを聞いて理解できる
というレベルです。
「フランス語・基礎2」(1単位)
週1回の授業をフランス語ネイティブ教員が担当し、主にコミュニケーションのための定型表現の習得、発音練習を中心に学習し
ます。ただし、「基礎2」でも必要に応じて「基礎1」の内容を参照します。セメスター終了時の到達目標は、
1)対話者が簡単な表現で、自分自身、家族、具体的な周りのことについてゆっくりと明瞭に話すとき、それを理解できる
2)チラシや広告、カタログなどに書かれている、よく知った名前やことば、単純なフレーズを読んで理解できる
3)住んでいるところや、知人について、簡単なフレーズで説明ができる
4)短い簡単な挨拶状を書いたり、ホテルの宿帳などに名前、国籍、住所などの個人的データを書き込んだりすることができる
というレベルです。
「基礎1・2」を修了すれば、DELF(フランス国民教育省・フランス語資格試験)の A1-1 レベル、あるいは、文部科学省後援「実
用フランス語技能検定試験」の 5 級レベルに相当します。
「フランス語・展開1」(2単位)
「展開1」は、「基礎1」の後継科目です。基本的に「基礎1」と同一の教科書を使用し、さらに高度な文法・表現・動詞の活用・
単語を学習していきます。フランス語学習のベースとなり、フランス語についての全ての疑問を解消する科目として「展開1」は位
置づけられます。セメスター終了時の到達目標は、
1)フランス語の文章を正確に発音できる
2)フランス語初級文法の高度な内容が理解できる
3)フランス語初級に必要な基本単語を理解できる
4)基本的なフランス語の文章を暗唱でき、またそれを聞いて理解できる
というレベルです。
「フランス語・展開2」(1単位)
「展開2」は、初修フランス語「基礎2」の後継科目です。「基礎2」と同様に、フランス語ネイティブ教員が担当し、「展開1」
までに学習する文法内容を、実際のコミュニケーションの場に応用する方法を学習します。ネイティブの教員が担当するので、極め
て実用的な授業が展開されることになります。セメスター終了時の到達目標は、
1)自分自身や家族、買い物、身近なこと、仕事などに関する日常的な表現を聞いて理解できる
2)広告、ビラ、時刻表、メニューなどから情報を獲得でき、簡単な内容の手紙を理解できる
3)家族や身近な人、生活状況、大学での専門領域について、シンプルな表現で説明ができる
4)直接必要のある領域でのことがらなら、簡単なメッセージを書くことができ、また短い個人的な手紙であれば書くこともできる
というレベルです。
「展開1・2」を修了すれば、DELF の A1 から A2 レベル、あるいは、「実用フランス語技能検定試験」の4級レベルに相当しま
す。
「フランス語・応用1」(1単位)
「フランス語・基礎・展開」で学んだことをベースに、本科目では、「Common European Framework of Reference for
Languages 外国語のためのヨーロッパ共通参照枠(以下略して CEFR)」の「理解すること(聞くこと・読むこと)」にフォーカ
スを当てます。具体的には、中級程度のテキストを使用し、「基礎・展開」までの文法・表現を復習すると共に、さらに高度なもの
まで学習します。また、簡単なフランス語の文章を読解し、文章や会話を聞き取るといったプラクティスも取り入れていきます。
「フランス語・応用2」(1単位)
本科目では、CEFR の「話すこと(やりとり・表現)」にフォーカスを当てます。具体的には、コミュニケーションに特化した教
材を用い、様々な表現や言い回しなどを学習しながら、それを用いて、身近な経験について話し合う、読んだり観たりした本や映像
の内容について感想や考えを述べる、といった日常の具体的な場面を想定したアクチュアルなプラクティスをしていきます。
16
―1 6 ―
経営学科:初修外国語コース
「フランス語・応用3」(1単位)
本科目では、CEFR の「書くこと」、「話すこと(表現)」にフォーカスを当てます。自分の身近なことや日本の文化・習慣など
をフランス語で書いたり、説明したりする方法を学びます。そのために、文章作成に特化したテキストを用い、文法事項を確認した
り、短いテキストを読んでその表現を借用したりしながら、少しずつ文章を書くプラクティスをしていきます。
「フランス語・応用4」(1単位)
「応用1」に引き続き、「理解すること(聞くこと・読むこと)」にフォーカスを当てます。「応用1」で獲得した知識をベース
に、さらに高度な文法・表現・語彙を学習します。また、少々高度なフランス語の文章を読解する、状況を説明する会話を聞き取る、
といったプラクティスも取り入れていきます。
「フランス語・応用5」(1単位)
「応用2」に引き続き、「話すこと(やりとり・表現)」にフォーカスを当てます。コミュニケーションに特化した教材を用い、
少々複雑な表現や言い回しなどを学習しながら、それを用いて、少々複雑な問題について話し合う、自分の興味のある分野に関する
話題についての意見を述べる、といったヴィヴィッドな場面を想定した少々高度なプラクティスをしていきます。
「フランス語・応用6」(1単位)
「応用3」に引き続き、「書くこと」、「話すこと(表現)」にフォーカスを当てます。自分の身近なことや日本の文化・習慣な
どを手紙に書いたり、発表したりする方法を学びます。「応用3」で身につけた知識や表現を元に、さらに難易度の高い文法事項を
確認したり、複雑な表現を学習したりしながら、少々複雑なことをフランス語で書いたり、まとまったスピーチをしたりといった「表
現」に関わるプラクティスをしていきます。
「時事フランス語」(2単位)
現在のフランス社会に関する読み物の読解を中心とし、それに必要な文法的要素を補っていきます。さらに、余った時間でニュー
スや映画などの聞き取り練習を行います。
「フランス語・異文化コミュニケーション」(2単位)
日常生活で実際に用いられるフランス語を口頭練習し、同時に、その背景となる文化の理解もめざします。これまでに学習した文
法と語彙を復習すると共に、それを大きく発展させていきます。
「フランス語・比較文化論」(2単位)
既習の事項を総復習すると共に、実践的なフランス語能力を身につけることをめざします。演習をたくさんこなしながら、フラン
ス語学習に留まらず、日仏文化の比較という大きな問題への多角的なアプローチを試みます。
「映像・CALL で学ぶフランス語」(2単位)
視聴覚教材を使用し、それを元にして、会話練習、文法説明、フランス文化についての考察、時事問題の検討、などへと発展させ
ていきます。フランス語の語学力を多角的に高めることをめざします。
「フランス語で学ぶ文化・社会」(2単位)
既習の事項を総復習すると共に、実践的なフランス語運用能力を身につけることをめざします。特定のトピックに照準を合わせ、
そこから「語彙」・「会話表現」・「文化」へと発展させていきます。毎回、聞き取り問題や文法問題をたくさんこなし、フランス
語への多角的なアプローチを試みます。
「フランス語プレゼンテーション」(2単位)
さまざまなメディアを用いてフランス語会話や作文を練習し、フランスの社会と文化について学びます。毎週それぞれのトピック
から重要な単語を取り上げ、実践的な会話の練習を行います。フランス語「応用」までで得た知識をもとに、会話を中心に、読み・
書き・文法を含めたフランス語の総合的運用能力のさらなる向上をめざします。
17
―1 7 ―
経営学科:初修外国語コース
◆中国語◆
「中国語・基礎1」(2単位)
「中国語・基礎2」(1単位)
週3回の授業を1ユニットと位置づけ、1 ユニット(1 週間)の授業の流れはおおよそ以下のようになります。
[1 時間目] ①今週の単語のチェック。読んで意味を確認。②今週のスキットを読んで、大まかな状況の確認。③表現のポイント
の解説。(日本人教員)
[2 時間目] ④表現のポイントの復習、⑤CALL によるリスニング・テステイング。(日本人教員・中国人教員)
[3 時間目] ⑥中国人講師による「自己表現・発話」の練習。⑦作文、ダイアログの練習。(中国人教員)
段階を追って文法事項を学習することにより、発話行為に重点を置き、日常的な様々な場面でのコミュニケーションをめざした教
材を用います。前を向いて発話する訓練を行い、パートナー練習を通じて、相手の目を見てコミュニケーションができるように工夫
します。
「中国語・展開1」(2単位)
「中国語・展開2」(1単位)
週3回の授業の方法は、基礎1・基礎2と同様に1週1ユニットで、運営されます。教科書の舞台は中国です。様々な場面を想定
したスキットを学ぶことで input としてのリスニング能力や output としての会話力を養成していきます。同時に中国の文化や社会
への理解も増すようなスキットを用意しています。基礎1・2のパートナー練習に加えて、さらに、プレゼンテーション能力も養成
できるような授業展開にしていきます。なお、基礎1・2、展開1・展開2の週3回一年間の受講によって、中国語検定3級程度の
実力の養成をめざします。
「中国語・応用1」(1単位)
「中国語・展開」までの 6 単位で学んだこと活かして、中国語の読解力の向上と文法力・語彙力の定着をめざす授業です。中国で
日本人留学生向けに出版されている教科書を使い、擬似留学体験を味わいながら、学んでいきます。
「中国語・応用2」(1単位)
中国語表現力の向上をめざす会話と作文を中心とした授業です。この授業では会話の常用表現はもちろん、身近なものを題材とし、
中国語での作文およびその添削を行うことによって中国語の正確な表現を身に付けることを目的とします。またビデオなどを用いな
がら中国の社会や文化など異文化への関心を育成します。
「中国語・応用3」(1単位)
コミュニケーション能力および表現力の向上を重視する授業です。CALL およびビデオなどから構成された視聴覚教材を使って
リスニング能力の向上を図るとともに記述解答などを通して表現力および文法力の定着をめざします。
「中国語・応用4」(1単位)
「応用1」を受けて、さらに中国語の読解力の向上と文法力・語彙力の定着をめざす授業です。中国で日本人留学生向けに出版さ
れている教科書を使い、擬似留学体験を味わいながら、学んでいきます。
「中国語・応用5」(1単位)
「応用2」を受けて、さらに中国語表現力の向上をめざす会話と作文を中心とした授業です。この授業では会話の常用表現はもち
ろん、中国人がよく使う補語や「把」構文など中国語独特の表現を中心に、中国語での作文およびその添削を行うことによって中国
語らしい表現を身に付けることを目的とします。またビデオなどを用いながら中国の社会や文化など異文化への関心を育成します。
「中国語・応用6」(1単位)
「応用3」を受けて、さらにコミュニケーション能力および表現力の向上を重視する授業です。CALL およびビデオなどから構成
された視聴覚教材を使ってリスニング能力の向上を図るとともに記述解答などを通して表現力および文法力の定着をめざします。
「時事中国語」(2単位)
中国語の雑誌や新聞を教材として用い、中国が直面する課題を取り上げた文章を読み、中国語の読解能力の向上を図り、また中国
国内の社会状況への理解を深めます。
18
―1 8 ―
経営学科:初修外国語コース
「中国語・異文化コミュニケーション」(2単位)
中国語と中国文化の関係や、非言語による表現形態の学習を通じて、中国語のコミュニケーションの仕組みを具体的事例から体系
的に学ぶことにより、日本と中国という異文化同士が接触する際にどのようなコミュニケーションを行えば、お互いがよりよく理解
しあえるかを考えます。
「中国語・比較文化論」(2単位)
中国語圏のライフスタイルの変化や民族固有の文化・伝統を学びながら、それらと日本のものを比較検討することにより、中国語
圏に対する理解を深めると同時に、自国に対する新たな認識も促します。
「映像・CALL で学ぶ中国語」(2単位)
コミュニケーション能力および表現力の向上を重視する授業です。CALL およびビデオなどから構成された視聴教材を使ってリ
スニング能力の向上を図るとともに記述解答などを通して表現力および文法力の定着をめざします。また、中国語でのプレゼンテー
ションなどの能力も養成します。
「中国語で学ぶ文化・社会」(2単位)
中国の最新事情に触れながら、中国における文化・社会を学習することを通して、中国語の読解能力の定着をはかります。
「中国語プレゼンテーション」(2単位)
中国語の総合的な応用能力の向上をめざす授業です。現代中国の大学生生活についての勉強を通して、中国社会・文化についての
理解を深めます。
◆スペイン語◆
「スペイン語・基礎1」(2単位)
「スペイン語・基礎2」(1単位)
週3回の講義を日本人教員が2回、ネイティブ教員が1回ずつ担当します。日本人教員の授業では文法を中心に扱い、ネイティブ
の教員の授業ではスペイン語によるコミュニケーション能力を養います。総合的なスペイン語運用能力(聞く・話す・読む・書く)
の基礎を固めるため
・スペイン語の単語・句および簡単な単文を自然なイントネーションで発音すること
・挨拶など基本的な表現を聞き取り、理解すること
・挨拶など基本的な表現を用いて会話すること
・現在形の活用と、単文レベルで簡単な文を読むこと
が、しっかりできるように指導します。スペイン語能力検定試験 6 級~5 級レベルに相当します。
「スペイン語・展開1」(2単位)
「スペイン語・展開2」(1単位)
週3回の講義を日本人教員が2回、ネイティブ教員が1回ずつ担当します。日本人教員の授業では文法を中心に扱い、ネイティブ
の教員の授業ではスペイン語によるコミュニケーション能力を養います。総合的なスペイン語運用能力(聞く・話す・読む・書く)
の基礎をマスターし
・基礎的な短い文章を自然なイントネーションで発音すること
・日常生活の基本的事柄についての短い文章を聞き取ること
・生活に密着した事柄について会話すること
・過去形・未来形など一通りの活用と、平易な短い文章を読み書きすること
が、しっかりできるようにすることが目的です。スペイン語能力検定試験 5 級~4 級レベルをめざします。
19
―1 9 ―
経営学科:初修外国語コース
「スペイン語・応用1」「スペイン語・応用2」「スペイン語・応用3」では
・身近な事柄が話題になっている場合にその要点を理解できる
・旅行中に遭遇する状況に何とか一人で対処できる
・自分の意見や計画を短く簡単に述べたり、説明できる
ようにし、スペイン語圏で何とか日常生活を送ることができるようなレベルのスペイン語力の習得をめざします。
「スペイン語・応用1」(1単位)
読解力と文法力・語彙力の定着をめざす授業です。身近な事柄をテーマにした簡単な文章の要点がわかるようにします。
「スペイン語・応用2」(1単位)
スペイン語の表現力の向上をめざす会話と作文を中心とした授業です。短いスピーチができるように、自分の考えや意見を述べた
り、説明できるようにします。
「スペイン語・応用3」(1単位)
聴解力・表現力の向上をめざす授業です。視聴覚教材を使ってリスニング能力の向上を図ります。
「スペイン語・応用4」
「スペイン語・応用5」
「スペイン語・応用6」では
・一般的な事柄が話題になっている場合にその要点が理解できる
・旅行中に遭遇する状況にしっかり対処できる
・自分の意見や計画を全体として脈絡の通った内容で話したり、書いたりできる
ようにし、スペイン語圏である程度円滑に日常生活を送ることができるようなレベルのスペイン語力の習得をめざします。
「スペイン語・応用4」(1単位)
「応用1」を受けて、さらなるスペイン語の読解力の向上と文法力・語彙力の定着をめざす授業です。
「スペイン語・応用5」(1単位)
「応用2」を受けて、一層の表現力の向上をめざす会話と作文を中心とした授業です。自分の考えや意見をなるべく首尾一貫した
スペイン語で述べ、説明できるようにします。
「スペイン語・応用6」(1単位)
「応用3」を受けて、聴解力・表現力のさらなる向上をめざす授業です。DVD・CD など視聴覚教材を使ってリスニング能力を養
います。
「時事スペイン語」(2単位)
スペイン語の新聞あるいは雑誌から、スペイン語諸国および日本が直面する課題を取り上げた文章を読み、その社会情勢の理解を
図るとともにスペイン語読解力を養成します。
「スペイン語・異文化コミュニケーション」(2単位)
日常のさまざまな場面でのスペイン語の基本表現と語彙さらには身体言語表現(身振り・表情)を学びます。その実践練習をとお
して、異文化同士が接触する際にどのようにコミュニケーションを行えばお互いがよりよく理解しあえるかを考えます。
「スペイン語・比較文化論」(2単位)
実生活や社会問題などを中心とした文化的観点から日本とスペイン語圏の国々を比較し、スペイン語圏に対する理解を深めます。
同時に、日本文化と社会に関する語彙・表現をスペイン語でどのように表現するのかを学び、スペイン語圏の人に日本文化と社会に
ついて簡潔で分かりやすい話し方や説明の方法について学びます。
「映像・CALL で学ぶスペイン語」(2単位)
CD、DVD、ビデオ教材を視聴しながら、リスニング能力・表現力を養成する授業です。聞き取った音を発音し、文字にすること
によって総合的なスペイン語運用能力の向上を図ります。教材の音と映像を視聴し、内容を理解するとともに、自ら演じることによ
って自然な発音、イントネーション、表現力も学びます。
20
―2 0 ―
経営学科:初修外国語コース
「スペイン語で学ぶ文化・社会」(2単位)
スペイン語圏(特にスペイン)について、その社会、家族に関する平易なスペイン語で書かれた文献を読みながらスペイン語圏に
ついての理解を深めます。あわせて、スペイン語の中級程度の読解力を養います。
「スペイン語プレゼンテーション」(2単位)
総合的な応用能力の向上をめざす授業です。文章構成だけでなく口語表現や言い回しにも重点を置いたプレゼンテーションがスペ
イン語でできるようにします。
◆ 朝鮮語 ◆
「朝鮮語・基礎1」(2単位)
「朝鮮語・基礎2」(1単位)
朝鮮語とは朝鮮半島(大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国)で母語とされている言語です。ことばだけでなく韓国・朝鮮の文化、
社会を知る入り口としての言語入門クラスです。韓流ドラマや K-Pops に触れて韓国・朝鮮文化に関心を持った人でも、興味をも
って学習を始められます。このクラスでは、朝鮮語の文字と発音から始め、朝鮮語を理解するために必要な基礎的な文法事項を、教
科書に沿って体系的に学びます。文字と発音の部分は基礎 1、基礎 2 の全教員がリレー式に授業を進めます。その後は文法パートの
基礎 1(と会話パートの基礎 2 に分かれて、基本をじっくり学びます。なお基礎 2 の授業は、コンピュータを用いたCALL授業
で行います。全授業とも、韓国の映画やドラマ、K-POPs にも触れながら楽しく学んでいきます。ハングル検定試験の5級に対応で
きる語学力が身につくようになります。
「朝鮮語・展開1」(2単位)
「朝鮮語・展開2」(1単位)
基礎と同様に、週3回の授業を日本語を母語とする教員、ネイティブスピ-カー教員の連携により、初級レベルの総合的朝鮮語運
用能力の充実と完成を図ります。身近な話題から社会的出来事までを題材に会話を行い、事実について正確に伝えることができるよ
う対話の練習を行います。朝鮮語会話に欠かせない敬語表現をはじめ、具体的な依頼や誘い、指示・命令に関する受け答えを反復練
習し、相手の地位や立場に応じて自分の意思をていねいに表現できるようにします。基礎に引き続き実践的な会話訓練を目的とする
CALL 授業を週 1 回行います。ハングル能力検定試験 4 級レベルを目標とします。
「朝鮮語・応用1」(1単位)
「朝鮮語・基礎」「朝鮮語・展開」で学んだ内容をベースに、朝鮮語の読解力と会話力向上を目指すクラスです。読解や会話の練
習を通じて朝鮮半島の文化、社会への理解を深めます。韓国で使用されている韓国に住む外国人向けハングルテキストなどを使用し、
ネイティブの会話を徹底的に訓練しながら朝鮮半島の社会や文化に関する知識も楽しみながら学んでいきます。ハングル検定 3 級
を目指します。「応用 1」~「応用 3」を一括して履修することで、ハングル検定 3 級から準 2 級までの中上級レベルを目指すこ
とができます。
「朝鮮語・応用2」(1単位)
「朝鮮語・基礎」「朝鮮語・展開」で学んだ内容のうち、朝鮮語の文法力と会話力の向上を目指すクラスです。「応用 1」と同じ
テキストを利用し、場面ににあわせた様々な表現法を練習し日常レベルの会話力を徹底して養成します。
21
―2 1 ―
経営学科:初修外国語コース
「朝鮮語・応用3」(1単位)
「朝鮮語・基礎」「朝鮮語・展開」で学んだ内容のうち、朝鮮語のヒアリング力とライティング力の向上を目指すクラスです。「応
用 1」「応用 2」と同じテキストを利用し、コンピュータを使う CALL 授業も取り入れます。「応用 2」とあわせて中級レベルの会
話力を身につけていきます。
「朝鮮語・応用4」(1単位)
「応用 1」に引き続いて、朝鮮語の読解力と会話力の一層の向上を目指します。朝鮮半島における文化・社会に関する専門性のあ
る文章にも挑戦します。ハングル検定準 2 級以上のレベルを目指す内容です。
「朝鮮語・応用5」(1単位)
「応用 2」に引き続いて、朝鮮語の文法と会話の能力を一層向上させるためのクラスです。さまざまなテーマを決めた発話と作文
練習の繰り返しで、朝鮮語らしい表現法を習得します。
「朝鮮語・応用6」(1単位)
「応用 3」に引き続いて、朝鮮語のリスニングとライティング能力をさらに錬成します。韓国の映画、ドラマ、ニュース番組など
多様なソースも利用して、楽しく会話力を伸ばします。
「時事朝鮮語」(2単位)
韓国・朝鮮語の新聞や雑誌、書籍から朝鮮半島の「いま」を知ることのできる記事をピックアップして、文法事項も解説し
ながら一緒に読み解いていきます。また韓国のテレビニュースやドキュメンタリー番組を使って、ヒアリングの練習にも取り
組む予定です。
「朝鮮語・異文化コミュニケーション」(2単位)
韓国社会や文化について朝鮮語で書かれた文章を読み、語彙力を増やしつつ、朝鮮語の運用能力を高めていきます。またド
ラマや映画などをみて、その内容のあらすじを朝鮮語で話し、ディスカッションを行います。それを通して異文化としての韓
国社会に対する理解を深めて行きます。
「朝鮮語・比較文化論」(2単位)
より高度な文法知識及び多様な表現について学び、読解力・作文力を身につけていきます。まず、韓国の文化を紹介する朝
鮮語の文章を読み、語彙力を増やしつつ、朝鮮語の運用能力を高めていきます。また韓国のドラマや映画などを使い、その内
容についてディスカッションをします。韓国の文化と社会の特徴を日本のそれと比較しながら、その差などについての自分の
意見を朝鮮語で書く練習をします。
「映像・CALL で学ぶ朝鮮語」(2単位)
CALL およびビデオなどの視聴覚教材を使って、リスニング能力の向上を図ります。韓国のドラマ(毎回一話30分)鑑賞
を通じて、聞き取りの訓練と現在韓国の日常生活で使われている口語体の表現を学びます。またインターネットを使って情報
を受信・発信することもめざします。
「朝鮮語で学ぶ文化・社会」(2単位)
朝鮮語で作文する力を育んでいきます。まず、韓国の文化や社会を紹介する朝鮮語の文章を読み、語彙力を増やしつつ、朝
鮮語の運用能力を高めていきます。また、韓国のドラマや映画なども見て、その内容についてディスカッションをし、それに
ついて朝鮮語で書く練習を行います。
「朝鮮語プレゼンテーション」(2単位)
与えられたテーマ、または自分で選んだテーマに関連する資料を集めて分析し、朝鮮語で自分の意見を主張する練習をしま
す。発表後はそれについてみんなでディスカッションを行い、日常的な会話とは違った、論理的に自分の意思を伝える表現に
ついて学びます。
22
―2 2 ―
国際経営学科
3.経営学部・国際経営学科
3-1.外国語の履修について
A.1 卒業に必要な外国語単位
卒業に必要な外国語の単位数は30単位です。第1セメスター(1 回生前期)から、第5セメスター(3回生前期)の間に必修科
目を履修します(第6セメスター(3回生後期)まで延びる場合もあります)。希望する場合は選択科目を履修することもできます。
(一部、選択必修の場合があります。)
なお、初修外国語の履修を希望した場合、卒業に必要な外国語の単位数は36単位となります。(初修外国語を履修する場合は、
指定の6単位を取得しないと、要卒単位としては認められません。)
授業時間は 90 分で、これを「1コマ」と呼んでいます。1 コマとは、90 分の授業に加えて、予習 60~90 分および復習 60~
90 分を必要とする学習量を想定しています。1 セメスターに通常 15 週の授業が行われ、これをもって「1 単位」とします。
A.2 科目一覧
表1-1 国際経営学科【AA パターン】
(1回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点以上を取得 ⇒2回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/
TOEIC®テスト 550 点以上を取得の場合)
1 回生
第 1 セメスター
英語
初修
(希望者のみ)
第 2 セメスター
英語 R1
英語 R2
英語 L1
英語 L2
英語 S1
英語 W1
英語 S2
英語 W2
英語 CALL1
英語 CALL2
2 回生
第 3 セメスター
第 4 セメスター
Business
English A1
Business
English B1
Business
English A2
Business
English B2
英語経営学入門Ⅰ②
英語経営学入門Ⅱ②
3 回生以降
第 5 セメスター
プロジェクト英語②
選択英語②
*8 単位以上選択必修
留学英語演習 1
留学英語演習 2
○○語・基礎 1②
○○語・展開 1② (○○語・応用 1) (○○語・応用 4)
○○語・基礎 2
○○語・展開 2
第6セメスター以降
(選択英語②)
(留学英語演習3)
(○○語・応用 2) (○○語・応用 5)
(選択初修外国語②)
(○○語・応用 3) (○○語・応用 6)
6 単位
6 単位
4単位
4単位
2 単位
0単位
(初修履修者は
(初修履修者は
*8 単位(選択必修)
9単位)
9単位)
*「選択英語」科目は、2回生時に8単位履修(各セメスター4単位)することが望ましいが、3回生以降でも履修可能。
必修単位数
表1-2 国際経営学科【AB パターン】
(1回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点以上を取得 ⇒2回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/
TOEIC®テスト 550 点未満の場合)
1 回生
第 1 セメスター
英語
初修
(希望者のみ)
第 2 セメスター
英語 R1
英語 R2
英語 L1
英語 L2
英語 S1
英語 W1
英語 S2
英語 W2
英語 CALL1
英語 CALL2
留学英語演習 1
留学英語演習 2
2 回生
第 3 セメスター
第 4 セメスター
Business
English A1
Business
English B1
Business
English A2
Business
English B2
英語経営学入門Ⅰ②
英語経営学入門Ⅱ②
選択英語②
*8 単位以上選択必修
3 回生以降
第 5 セメスター
第6セメスター以降
英語実習1
英語実習2
選択英語②
(留学英語演習3)
○○語・基礎 1②
○○語・展開 1② (○○語・応用 1) (○○語・応用 4)
○○語・基礎 2
○○語・展開 2
(○○語・応用 2) (○○語・応用 5)
(選択初修外国語②)
(○○語・応用 3) (○○語・応用 6)
6 単位
6 単位
4単位
4単位
2 単位
0単位
(初修履修者は
(初修履修者は
*8 単位(選択必修)
9単位)
9単位)
*「選択英語」科目は、2回生時に8単位履修(各セメスター4単位)することが望ましいが、3回生以降でも履修可能。
必修単位数
23
―2 3 ―
国際経営学科
表1-3 国際経営学科【BA パターン】
(1回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点未満 ⇒2回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テ
スト 550 点以上を取得の場合)
1 回生
第 1 セメスター
英語
初修
必修単位数
3 回生以降
第 3 セメスター
第 4 セメスター
Business
English A1
Business
English B1
Business
English A2
Business
English B2
英語経営学入門Ⅰ②
英語経営学入門Ⅱ②
資格英語演習 B1
資格英語演習 B2
英語 CALL2
Step-up
English1
Step-up
English2
留学英語演習 1
留学英語演習 2
(留学英語演習3)
○○語・基礎 1②
○○語・展開 1② (○○語・応用 1) (○○語・応用 4)
○○語・基礎 2
○○語・展開 2
英語 R1
英語 R2
英語 L1
英語 L2
英語 S1
英語 W1
英語 S2
英語 W2
英語 CALL1
(希望者のみ)
2 回生
第 2 セメスター
(○○語・応用 2) (○○語・応用 5)
第 5 セメスター
第6セメスター以降
プロジェクト英語②
選択英語②
*4 単位以上選択必修
(選択初修外国語②)
(○○語・応用 3) (○○語・応用 6)
6 単位
(初修履修者は
9単位)
6 単位
(初修履修者は
9単位)
2単位
6単位
6単位
0単位
4単位(選択必修)
表1-4 国際経営学科【BB パターン】
(1回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点未満 ⇒2回生終了時に TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テ
スト 550 点未満の場合)
1 回生
第 1 セメスター
英語
初修
(希望者のみ)
必修単位数
2 回生
第 2 セメスター
英語 R1
英語 R2
英語 L1
英語 L2
英語 S1
英語 W1
英語 S2
英語 W2
英語 CALL1
英語 CALL2
3 回生
第 3 セメスター
第 4 セメスター
Business
English A1
Business
English B1
Business
English A2
Business
English B2
英語経営学入門Ⅰ②
英語経営学入門Ⅱ②
資格英語演習 B1
Step-up
English1
資格英語演習 B2
Step-up
English2
留学英語演習 1
留学英語演習 2
○○語・基礎 1②
○○語・展開 1② (○○語・応用 1) (○○語・応用 4)
○○語・基礎 2
○○語・展開 2
第 5 セメスター
第6セメスター
英語実習 1
英語実習 2
資格英語演習 B3
Step-up
English3
資格英語演習 B4
Step-up
English4
(留学英語演習3)
(○○語・応用 2) (○○語・応用 5)
(選択初修外国語②)
(○○語・応用 3) (○○語・応用 6)
6 単位
(初修履修者は
9単位)
6 単位
(初修履修者は
9単位)
6 単位
6 単位
4単位
2単位
※
②表記科目は 2 単位科目、それ以外は1単位科目
※
(
※
「○○語」の部分に入る語種は、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語 のいずれかです。
※
履修可能な選択英語科目、選択初修外国語科目は下記の通りです。なお、選択英語科目を履修するためには受講の前年度終了時
)科目は選択科目のため任意受講、但し、要卒には算入可。
までに TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点以上を取得することが必要です。一度この受講条件を満たせば、卒業
時まで受講することが可能です。ただし、3回生時に受講基準を満たしても、4回生で選択英語を受講することはできませんの
で、2回生終了時までに必ず基準を満たすようにしてください。
※
外国人留学生は、履修方法が異なります。詳細は学修要覧や「履修・登録の手引き」を参照してください。
24
―2 4 ―
国際経営学科
<選択英語科目、選択初修外国語科目>
前期
選択英語
選択初修外国語
後期
Presentation 1
Presentation 2
Discussion & Debate 1
Discussion & Debate 2
Media English 1
Media English 2
News English 1
News English 2
Academic Writing 1
Academic Writing 2
Academic Reading
Business Correspondence
Intercultural Communication
Comparative Culture
English Workshop 1
English Workshop 2
時事○○語
映像・CALL で学ぶ○○語
○○語・異文化コミュニケーション
○○語で学ぶ文化・社会
○○語・比較文化論
○○語プレゼンテーション
A.3 出席重視
他の科目同様、外国語科目でも出席が重視されます。全授業回数の 2/3 以上出席していることが最低限必要となりますが、授業
は毎回すべて出席することを前提に展開していきます。(2/3 以上出席しても不合格になる場合があります。)
万が一、欠席することがあれば、自分の責任で、休んだ授業で課された宿題や予習範囲、小テストなどを確認しましょう。前回休
んでいたから、というのは理由になりません。
25
―2 5 ―
国際経営学科
A.4 履修パターン
6
セ
メ
以
降
ン
(*選択英
語②)
0
単
位
5
プロジェク (*選択英
セ ト英語②
語②)
メ
2
単
位
3
回
生
・
B
A
パ
タ
必要
単位
ン
必修
任意選択
6
セ
メ
以
降
(*選択英
語②)
0
単
位
5
英語実習 英語実習 (*選択英
セ
1
2
語②)
メ
2
単
位
必修
ン
任意選択
2回生終了時
0
単
位
*選択英
5
(*選択英
プロジェク *選択英
語②
セ
語②)
ト英語②
語②
(6セメで
メ
も可)
6
単
位
550/TOEFL®
テスト 480 以上
3
回
生
・
B
B
パ
タ
必要
単位
資格英語 Step-up
演習B 4 English 4
2
単
位
5
英語実習 英語実習 資格英語 Step-up
セ
1
2
演習B 3 English 3
メ
4
単
位
2回生終了時
TOEIC テスト
TOEIC®テスト
TOEIC®テスト
550/TOEFL®
550/TOEFL®
550/TOEFL®
テスト 480 未満
テスト 480 以上
テスト 480 未満
8
単
位
(留学英
語演習3)
8
単
位
任意選択
必要
単位
英語試験団体受験
4 Business Business 英語経 資格英
Step-up
セ English English 営学入 語演習B English 2
A2
B2
門II
②
2
メ
ー
ー
2
回
生
・
B
パ
タ
3 Business Business 英語経 資格英
Step-up
セ English English 営学入 語演習B English 1
A1
B1
門I ②
1
メ
必修
1 回生終了時
TOEIC®テスト
TOEIC®テスト
550/TOEFL®
550/TOEFL®
テスト 480 以上
テスト 480 未満
英語試験団体受験
2
セ
メ
6
R2
L2
S2
W2
CALL2
留学英語
単
演習2
位
英語試験団体受験
1
セ
メ
6
R1
L1
6
単
位
(留学英
語演習3)
6
単
位
任意選択
必要
単位
ン
1 回生終了時
1
回
生
・
全
員
必要
単位
必修
2回生終了時
ン
選択必修
6
セ
メ
必要
単位
®
4 Business Business 英語経
*選択英 *選択英
セ English English 営学入
語②
語②
A2
B2
門II
②
メ
必修
任意選択
ン
英語試験団体受験
3 Business Business 英語経
*選択英 *選択英
セ English English 営学入
語②
語②
A1
B1
門I ②
メ
選択必修
必修
2回生終了時
TOEIC®テスト
2
回
生
・
A
パ
タ
(*選択英
語②)
ー
ー
3
回
生
・
A
B
パ
タ
6
セ
メ
以
降
ー
ー
3
回
生
・
A
A
パ
タ
S1
W1
CALL1
留学英語
単
演習1
位
必修
26
―2 6 ―
必要
単位
国際経営学科
3-2.英語の履修について
A.科目概要
国際経営学科で全員が履修する必修英語科目は、英語 R (Reading), 英語 L (Listening)、英語 S (Speaking)、英語 W (Writing),
英語 CALL (computer-assisted language learning), 留学英語演習、Business English A、Business English B、英語経営学
入門の9つから構成されています。
国際経営学科では、まず、英語の 4 技能(Reading, Listening, Speaking, Writing)の基礎力を磨きます。その後、将来の幅広
い進路選択(短期・長期留学、インターンシップ、就職、ビジネス起業、大学院進学など)を念頭に、ビジネス英語やアカデミック
英語などの専門的な英語を学び、経営関連の記事や論文を迅速かつ的確に読解して、適切な分析や批評を行う能力と、国際舞台で活
躍する人材になるための英語によるビジネスコミュニケーション能力の向上をめざします。
表 2 国際経営学科 全員が履修する必修英語科目の領域とその内容
英語 R
英語のリーディング・スキルの訓練を行い、効率的な読みのできる読解力を養うとともに、語彙を増やす。
英語 L
英語のリスニング・スキルの訓練を行い、会話やレクチャーが聞き取れるような聴解力を養う。
英語 S
英語のスピーキングの力を伸ばす。
英語 W
英語のライティングの力を伸ばす。
英語 CALL
留学英語演習
CALL 教室でインターネットや DVD 教材、e-learning などを活用しながら、多角的に英語の基礎力を養成する。
TOEFL®テストの問題を利用しながら、近い将来の留学をめざして英語力を強化する。(ただし、「留学英語演習 3」は TOEFL®
テスト 480 以上の希望者を対象とした任意選択科目。)
Business English A
ビジネス分野で必要とされる英語の読解力と基礎的なビジネス専門用語を身につける。
Business English B
ビジネスに関連するトピックについて、英語で話したり書いたりできるようにする。
英語経営学入門
英語を通して経営学の基礎を学ぶ。
また、国際経営学科では、1回生時は全員が共通の必修英語科目を履修し、1回生終了までに TOEFL®テスト 480 点または
TOEIC®テスト 550 点以上を取得することをめざします。2回生以上で履修する2単位科目(「選択英語」群、「プロジェクト英
語」)は、このスコアの基準を満たしていることが前提となり、基準に達していなければ受講できません。その代わりに、リメディ
アル的な1単位科目を、2単位科目の2倍の授業数分受講し、英語の基礎力を養成することになりますので、注意してください。
表3 国際経営学科 TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点以上を履修要件とする科目
選択英語
【各2単位】
プロジェクト英語
2 回生以上を対象とし、学部の専門性を勘案したコンテンツをもつバラエティ豊かな科目群で、4 科目 8 単位分を選択履修する
ことが卒業要件となる。(それ以上の履修も可。)
3 回生以上を対象とし、プロジェクト型で高度な内容をもつ英語授業の総仕上げとしての科目。
【2単位】
表4 国際経営学科 TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点未満の場合に履修する科目
資格英語演習 B
【各 1 単位】
Step-up English
【各1単位】
英語実習
【各1単位】
2 回生以上を対象とし、TOEIC®テストの問題を利用しながら基本的な英語力を養う。選択英語の代替科目として、4 単位分履修。
2 回生以上を対象とし、文法や語彙などの基礎を学び直すことにより、基本的な英語力を養う。選択英語の代替科目として、4 単
位分履修。
3 回生以上を対象とし、標準的な英語を素早く正確に読み取るための語彙力・読解力の充実を目的とする。プロジェクト英語の代
替科目として 2 単位分を履修。
B.1回生時の履修科目とその概要
1回生時は第1セメスターに全員が「英語 R1」・「英語 L1」・「英語 S1」・「英語 W1」・「英語 CALL1」・「留学英語演
習1」を、第2セメスターに「英語 R2」・「英語 L2」・「英語 S2」・「英語 W2」・「英語 CALL2」・「留学英語演習 2」を
履修します。
27
―2 7 ―
国際経営学科
第 1 セメスター開始に先立ち、オリエンテーション期間中にクラス分けテスト(TOEIC Bridge® IP テスト)を実施し、習熟度別
のクラス編成を行います。自分の力に応じた学習を行うことで、英語力をさらに高めたり、また基礎力を補うなど、より効果的な学
習が期待できます。
このシステムを大いに活用しながら、積極的に英語学習に取り組んでいきましょう。なお、英語習熟度に基づいたクラス分けは、
第1セメスターと第3セメスターの初めに行われ、1回生の第1・第2セメスター、そして2回生の第3・第4セメスターは同じク
ラス編成となります。クラスのレベルは以下の3つです。
AD: Advanced
UI: Upper Intermediate
IM: Intermediate
国際経営学科の英語プログラムでは、毎週、6 つの領域の授業を 1 コマ(90 分)ずつ受けますが、それに加え、予習・復習およ
び自学自習の課題を通して学習を進めていきます。どのレベルにおいても、アカデミックな環境で必要になる英語力を養成すること
を目的としています。1回生時に集中的に英語学習を行うことにより、一般的な英語力の基礎を強化することが、国際経営学科のそ
の後のプログラムを続けていくうえでたいへん重要です。1回生終了時までに TOEFL®テスト 480 点または TOEIC®テスト 550
点以上を達成できるように最大限の努力をし、2回生以降の専門的な英語学習に備えてください。
評価体系は表 5 のとおりです。ただし、AD・UI・IM のレベル間で傾斜評価を採用し、上のレベル
ほど良い評価が取れるよう調整します。
表 5 評価基準表
AD・UI・IM
A+
A
B
C
F
90 以上
89—80
79—70
69—60
59 以下
第1・2 セメスター科目 --基礎科目(Basics)⇔ 一般教養英語科目(EGP)
基礎となる 6 つの領域(英語 R・英語 W・英語 L・英語 S・英語 CALL・留学英語演習)からなるプログラムで、
週に6回の授業(各 90 分)を通じて、アカデミックな環境の中で必要となる英語のスキルと学習習慣を集中的に養
います。英語の文字と音声を通して情報を得、さらに自発的に情報を発信するための基礎を、実際の授業とそのた
めの予習・復習、その他自学自習教材を通じて学んでいきます。
・高校までに習ったことを確認しながら、さまざまな分野の英文読解を通じて、大学生に求められる英語リーディング力を養成する
ことを目的とする。
・R1 では、(1)英文を効率的に読むための基本的な方法(事前予測、飛ばし読み、拾い読みなど)について理解する、(2)ボトムアッ
英語
R1
R2
プ的な読み取りだけでなく、スキーマ(事前知識)を活性化させたトップダウン的な読み取りができる、(3)英文から読み取った情報を
もとに、自分の考えを述べることができる、(4)英文を効率的に読むために必要な語彙力を強化する、の4点を到達目標とする。
・R2 では、R1 で習得した読解スキルをさらに伸ばし、(1)英文をより効率的に読むための方法(要旨をつかむ、未知語の意味を
予測する、言及されていない情報を推測するなど)について理解する、(2)場面や目的に応じたトップダウン的な読み取りができ
る、(3)英文から読み取った情報をもとに、簡単なディスカッションやディベートを行うことができる、(4)専門分野の英文を
読むために必要な語彙力を強化できる、の 4 点を到達目標とする。
・さまざまな分野の英文聴解を通じて、大学生に求められる英語リスニング力を養成することを目的とする。
・L1 では、(1)英語と日本語の発音、リズム、イントネーションの違いを理解することができる、(2)ボトムアップ的な聞き取
英語
りだけでなく、スキーマ(事前知識)を活性化させたトップダウン的な聞き取りができる、(3)英語による指示や会話、ナレーシ
L1
ョンなどを聞き取り、理解することができる、(4)英語の聞き取りに必要な語彙力を強化できる、の4点を到達目標とする。
L2
・L2 では、(1)ある程度の長さとスピードで話される英語を理解することができる、(2)場面や目的に応じたトップダウン的な
聞き取りができる、(3)英語による議論や社会性の高い話題について聞き取り、それに対して自らの意見を述べることができる、
(4)専門分野に関連する英語の聞き取りに必要な語彙力を強化できる、の 4 点を到達目標とする。
・日常的な会話や議論に積極的に参加できる英語スピーキング力を養成することを目的とする。
・S1 では、(1)自分の考えを英語で積極的に発信しようとすることができる、(2)自然な発音、リズム、イントネーションで話
英語
S1
S2
すことができる、(3)基本的な文法・語法や語彙の使い方について理解することができる、(4)身近な話題について説明したり、
用件を伝えたりすることができる、の 4 点を到達目標とする。
・S2 では、(1)自分の考えを英語で積極的に発信することができる、(2)ある程度のまとまりのある英語を話すことができる、
(3)社会性の高い話題について説明したり、自分の考えを述べたりすることができる、(4)相手の主張を理解し、それに対して
的確にコメントすることができる、の 4 点を到達目標とする。
28
―2 8 ―
国際経営学科
―2 9 ―
国際経営学科
C.2回生以降の英語科目とその概要
国際経営学科では、1回生終了時までに取得している TOEFL ITP®テストおよび TOEIC®IP テストのスコアによって、2回生以
上に履修する科目が異なります。具体的な履修科目については、23、24 ページの表を参照してください。
1回生時は一般目的の英語(EGP)を集中的に学んで、英語の基礎力を養成しますが、2回生時以降にはそれまでに培った英語力
を駆使して、ビジネス英語やアカデミック英語など、学部の専門教育につながる英語(ESP)を学んでいきます。ただし、TOEFL
ITP®テストや TOEIC®IP テストのスコアが基準に達しない場合は、リメディアル的な科目を履修して英語の基礎力を養成すること
になりますので、注意してください。
第3・4セメスター科目 --ブリッジ科目(Content-based learning)⇔
ビジネス英語科目(ESP)
第3セメスター・第4セメスターに一貫性をもたせ、第 1・第 2 セメスター基礎科目で学習したことをふまえて、4 技能(Reading,
Listening, Writing, Speaking)の能力の伸長をめざすと同時に、経営関連のさまざまなテーマを学習しながら、経営に関する専門
用語を英語で学びます。また、「英語経営学入門」で英語を通して経営学の基礎を学び、その後のセメスターでの英語による専門科
目の講義に備えます。
・A1 では、「英語 R1」「英語 R2」で身につけた英語の読解スキルを活用しながら、図表などを含むさまざまな
英文を通じて、文章の趣旨を分析し、素早く的確に文意を把握できるようになることをめざす。具体的には、多
Business
English
様なビジネス分野に関する英文記事を読みながら、経営関連領域で必要とされる英語の読解力と基礎的なビジネ
ス専門用語を身につける。
A1
・A2 では、一般向けに書かれた新聞・雑誌記事(The Economist、The Financial Times)などのより高度な
A2
ビジネス英語に焦点をあて、そこから情報を効率的につかめるようになることめざす。具体的には、専門英語の
語彙を増やすだけでなく、英文の文章構造、修辞法などを理解し、テキストに応じた読解方法(速読や多読を含
む)を習得する。成績評価には TOEICⓇIP テスト団体受験等のスコアが反映される(表9を参照。)
・B1 では、ビジネス場面で役立つ基本的な知識と技能を身につけ、関連するさまざまなトピックについて英語で
全員
Business
English
B1
話し合えるようになるとともに、簡単な英文ビジネス文書を作成できるようになることをめざす。また授業では、
ショート・スピーチ、プレゼンテーション、ディスカッションなど、口頭発表の訓練を数多く行う。
・B2 では、将来の仕事や研究で必要となるビジネス・ライティング、ビジネス・プレゼンテーションにかかわる
能力を身につけることを目的とする。まず、ビジネス・ライティングで頻繁に用いられる表現に数多く触れ、論
B2
理的な文章の構成を実践的に学ぶ。それを踏まえ、実践的なプレゼンテーション能力を養うために、いかに調査
を行い、準備をし、その成果を効果的に伝えるかを学ぶ。
留学英語演習
3
・TOEFL iBT®テストのスコア・アップに加え、多量の英文を素早く正確に読み取る読解力、自らの考えを明確な
(任意選択)
1回生時に
480 点/
英語で伝える能力、およびノートテーキングなどのスタディ・スキルの習得をめざす。
・「選択英語」科目の中から、4 科目(8 単位)以上取得することが必要です。
TOEIC® テスト
TOEIC® テスト
・留学をめざしている学生および留学が決定している学生の英語力をさらに向上させることを目的とする。
・ 科目概要の詳細については、次の表7を参照してください。
「選択英語」
科目
550 点
以上取得の場合
・基本的な英語力を補う必要性のある学生のために設けるもので、TOEIC®テストの問題を利用しながら、英語の
1回生時に
基礎・基本的な事柄(文法や語彙を含む)に関する復習・確認を行うと同時に、TOEIC®テストの設問パターン
®
TOEFL テスト
480 点/
TOEIC® テスト
550 点
資格英語演習
B1
に精通することを目的とする。経営学部の英語プログラムで継続的に学習できる英語力の伸長をめざすととも
に、2 回生終了時までに TOEIC®テスト 550 点 / TOEFL®テスト 480 点を取得することをめざす。
・資格英語演習 B1 では、とくに基礎力を固める上で重要なパートに焦点をあて、問題演習だけでなく、ペアワー
B2
ク、グループワークなどを取り入れた双方向型の授業展開を行う。
未満の場合
・資格英語演習 B2 では、とくに高得点を取る上で重要なパートに焦点をあて、問題演習だけでなく、ペアワーク、
グループワークなどを取り入れた双方向型の授業展開を行う。
・基本的な英語力を補う必要性のある学生のために設けるもので、英語の文法や語彙などの基礎力を学び直すこと
Step-up
English
を目的とする。経営学部の英語プログラムで継続的に学習できる英語力の伸長をめざすとともに、2 回生終了時
までに TOEIC®テスト 550 点 / TOEFL®テスト 480 点を取得することをめざす。
1
・Step-up English 1 では、高校までに学習した基礎的な文法や語彙の確認・復習に焦点をあてる。
2
・Step-up English 2 ではリーディングに焦点をあて、(1)スピードを意識した読解に慣れる、(2)話の要点
や必要な情報を読み取る、(3)キーワードを把握する、ができるようになることをめざす。
表 7 「選択英語」の科目一覧
30
日常的なテーマに関するスピーチを数多く経験し、説得力のあるプレゼンテーションができるようになることを目的とする。
Presentation 1
―3 0 ―
さらに、プレゼンテーションに必要なソフト(パワーポイントなど)にも慣れることをめざす。授業では、自己紹介、暗唱、
即興スピーチなど多様なスピーチの練習に加えて、優れたプレゼンテーションの特徴を学ぶことによって、より効果的なプレ
ゼンテーションを行う上での基礎的な能力を身につける。
Step-up
English
国際経営学科
を目的とする。経営学部の英語プログラムで継続的に学習できる英語力の伸長をめざすとともに、2 回生終了時
までに TOEIC®テスト 550 点 / TOEFL®テスト 480 点を取得することをめざす。
1
・Step-up English 1 では、高校までに学習した基礎的な文法や語彙の確認・復習に焦点をあてる。
2
・Step-up English 2 ではリーディングに焦点をあて、(1)スピードを意識した読解に慣れる、(2)話の要点
や必要な情報を読み取る、(3)キーワードを把握する、ができるようになることをめざす。
表 7 「選択英語」の科目一覧
日常的なテーマに関するスピーチを数多く経験し、説得力のあるプレゼンテーションができるようになることを目的とする。
Presentation 1
さらに、プレゼンテーションに必要なソフト(パワーポイントなど)にも慣れることをめざす。授業では、自己紹介、暗唱、
即興スピーチなど多様なスピーチの練習に加えて、優れたプレゼンテーションの特徴を学ぶことによって、より効果的なプレ
ゼンテーションを行う上での基礎的な能力を身につける。
日常的な会話とは異なる聴衆を意識したパブリック・スピーキングの方法を、さまざまなプレゼンテーションを通じて学び、
Presentation 2
自信をもって人前で英語のスピーチができるようになることを目的とする。授業では、ビジネス場面におけるプレゼンテーシ
ョンに焦点をあて、より実践的なスピーチを経験するとともに、聴衆として他の学生のスピーチをしっかりと聞いて、建設的
な論評をする活動も取り入れる。
身近なトピックを題材としたディスカッションとディベートを通じて、全般的な英語の発話能力を養成することを目的とす
Discussion & Debate 1
る。授業ではとくにディスカッションに比重をおき、自らの意見を英語で論理的かつ明確に表現する能力を身につけることを
目標とする。加えて、ディベートのルールと手順も学ぶ。
社会的なトピックを題材としたディスカッションとディベートを通じて、「Discussion & Debate 1」で身につけた発話能
Discussion & Debate 2
力をさらに伸ばすことを目的とする。授業ではディスカッションだけでなく、ディベートにも焦点をあて、他者との意見の相
違を解消するために交渉したり、自分の立場、見解を論理的に伝えたりすることのできる英語力を養成する。
Media English 1
比較的やさしめの映画などを教材として用い、台詞の聞き取りやシャドーイング、レシテーションなどを通じて、オーセンテ
ィックな英語に習熟することを目的とする。また、内容について自らの意見を述べる英語力を身につける。
映画などを通じて、オーセンティックな英語に触れるとともに、文化的背景の理解や登場人物の分析や映画の批評などを行う
Media English 2
ことを目的とする。また、授業で学んだことをより実践的な場でアウトプットできるように、シナリオをもとに映画のシーン
のロールプレイ練習などを行う。
News English 1
News English 2
経営・経済に関する英文記事を通じて、最新の経営・経済事情を英語で学ぶことを目的とする。世界各国のニュースの内容を
素早く読み取る英語力を身につける。
経営・経済に関する英語ニュースを通じて、最新の経営・経済事情を英語で学ぶことを目的とする。世界各国のニュースの内
容を正確に聞き取る英語力を身につける。
英語で文章を書く際に必要とされる基礎的なライティング力を養成することを目的とする。日本語にしばられず、正確で自然
Academic Writing 1
な英文が書けるようになること、英語の文章作法に則した論理展開の仕方を学ぶことをめざす。また、ある程度の内容と長さ
のあるエッセイ(小論文)をまとめる。
英語で論文を書くためのライティング力を養成することを目的とする。論文を読み、分析し、書くといった循環的プロセスを
Academic Writing 2
経験する。授業を通じて、自らの興味・関心に沿ったテーマを見つけ、それに関連した調査を行い、最終的には論文としてま
とめる。その過程で、論文のテーマの立て方、論文の構成の仕方、引用の仕方、参考文献の示し方など、学術的な論文を書く
うえで必須となる事柄について学ぶ。
Academic Reading
Business
Correspondence
経営学・経済学の専門書の精読を通じて、英語を正確に読む能力を高めるとともに、経営・経済分野の基本的な事項を英語と
日本語で理解することを目的とする。授業は、英語で書かれた専門書を輪読するという形式で行う。
国際ビジネスでのさまざまな場面における文章のやり取りを集中的に学び、オフィスワークなどで必要となるビジネス英語の
実践力を高めることを目的とする。具体的には、ビジネスレターやファックス、電子メール、メモなど多種多様なビジネス文
書をインタラクティブなタスク活動を通じて学ぶ。
Intercultural
英語による異文化コミュニケーション能力を身につけることを目的とする。具体的には、異文化コミュニケーションについての基礎
Communication
的な概念を学び、その後、学んだことに基づき、さまざまな局面における円滑なコミュニケーションのあり方について考察する。
Comparative Culture
世界のさまざまな文化を学び、比較することを通じて、他国や自国の文化に対する理解を深めることを目的とする。授業では、
生活、言語、慣習などのいくつかの視点からさまざまな文化間の類似点および相違点を論じる。
English Workshop 1
担当教員の専門分野にあわせて、オリジナルなゼミナール形式の授業を展開する。具体的な授業内容は、担当教員が創意工夫する。
English Workshop 2
担当教員の専門分野にあわせて、オリジナルなゼミナール形式の授業を展開する。具体的な授業内容は、担当教員が創意工夫する。
31
―3 1 ―
国際経営学科
第5セメスター以降の科目 --ブリッジ科目(Content-based learning)⇔ ビジネス英語科目(ESP)
第 5 セメスターでは、経営の専門分野への橋渡しとして科目設定を行い、ビジネスやアカデミック領域における経営学関連の英
文を読み、テーマに沿ってリサーチペーパーを書き、話し合いや口頭発表を行うことにより、英語の発信能力を養成します。
2 回生時に
TOEFL®テスト
480 点/
TOEIC®テスト
550 点
以上取得の場合*
・この授業は、国際経営学科でのこれまでの英語学習の総仕上げと位置づける。
・学生が少人数のグループになり、各グループの興味・関心に沿ったテーマでリサーチを行い、その内
プロジェクト英語
容を英語で効果的にプレゼンテーションする能力を育成することを目的とする。
・内容中心型、プロジェクト型の学習を通じて、専門分野に関するリサーチの仕方、テーマの設定方法、
プレゼンテーション原稿の作成、発表や質疑応答の仕方を学ぶ。
・基本的な英語力を補う必要性のある学生が「プロジェクト英語」の代わりに履修する科目で、英語力
を伸長させながら、経営学に関連する内容を学ぶ。英語実習 1 と英語実習 2 を第5セメスターに同
時開講する。
英語実習
1
2
・英語実習 1 では、これまでの授業で養った英語力を土台として、標準的な英語を素早く正確に読み取
るための語彙力・読解力の基礎を固めることを目的とする。授業では、ユニークな経営理念のもと、
さらなる躍進をめざす企業について書かれた英文を読み、理解度を確かめるためにさまざまな練習問
題に取り組む。
・英語実習 2 では、これまでの授業で養った英語力を土台として、標準的な英語を素早く正確に読み取
2回生時に
TOEFL®テスト
480 点/
TOEIC®テスト
550 点
未満の場合*
るための語彙力・読解力の充実を目的とする。授業では、世界で活躍する企業について学ぶとともに、
個人あるいはグループが興味・関心を持つ企業を取り上げ、プレゼンテーションを行う。
・英語力を補う必要性のある学生のために設けるもので、TOEIC®テストの問題を利用しながら、英語
資格英語演習
B3
B4
の基礎・基本的な事柄に関する復習・確認を行うと同時に、将来のビジネス場面に役立つ実用的な英
語の習得を目的とする。
・問題演習だけでなく、ペアワーク、グループワークなどを取り入れた双方向型の授業展開を行いなが
ら、TOEIC®テスト 550 点/TOEFL®テスト 480 点を取得することをめざす。
・英語力を補う必要性のある学生のために設けるもので、リスニングやスピーキング、ライティングの
基礎力を学び直すと同時に、将来のビジネス場面に役立つ実用的な英語の習得を目的とする。
Step-up English
3
4
・Step-up English 3 では、英語のリスニング力を養うことを目的とする。ビジネスに関するニュー
スなどを聞くことを通じて、実践的な英語の基礎を身につけることをめざす。
・Step-up English 4 では、英語のスピーキング力とライティング力を養うことを目的とする。ビジ
ネスに関するさまざまなトピックについての議論や発表を通じて、実践的な英語の基礎を身につける
ことをめざす。
*第 5 セメスター以降の受講科目は、2 回生時のスコアによって決定します。1回生時に TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト
550 点以上を取得していても、2回生時にこのスコア基準を満たしていなければ、「プロジェクト英語」は受講できません。
*2 回生以降に 1 セメスター以上の正規留学をして団体受験を受験をしていない場合、AA か BA のパターンの履修を設定します。
また、休学した場合は、復学時に提出されたスコアに基づいて履修パターンを設定します。なお、「プロジェクト英語」は、留学
からの帰国が 3 回生の 4 月以降になる場合、4 回生前期に受講します。
D.英語力の到達目標
第 1 セメスターと第2セメスターの後半に、英語到達度の検証とプレイスメントを兼ねて TOEFL ITP®テストが実施されます。
また、第4セメスターは、全員が TOEIC®IP テストを受験します。自分の記録を追いながら、英語力の変化をみていきましょう。
国際経営学科の英語プログラムでは、2 回生終了時までに到達すべき目標水準を、次のように設定しています。
AD (Advanced)レベル
--- TOEFL® テスト 550 点相当(TOEIC® テスト 750 点相当)以上
UI (Upper Intermediate)レベル --- TOEFL® テスト 540 点相当(TOEIC® テスト 700 点相当)以上
IM (Intermediate)レベル
--- TOEFL® テスト 500 点相当(TOEIC® テスト 600 点相当)以上
この目標水準を意識しながら、学習を進めていきましょう。
32
―3 2 ―
国際経営学科
E.再履修について
必修英語科目の単位が取得できなかった場合は、次年度以降に同一科目を履修(原級復帰)してください。なお、留学や休学によ
り、未習得の必修科目がある場合、TOEIC®テスト/TOEFL®テストスコアの変動に関わらず、同一科目を次年度以降再履修(原級
復帰)します。
F.TOEFL®テスト/TOEIC®テストのスコアが関係する英語科目
国際経営学科では TOEFL®テスト/TOEIC®テストのスコアが大きなウェイトを占める科目が多いので、スコア・アップをめざし
て集中的に英語学習に取り組みましょう。スコアが関係する英語科目について、ここでもう一度まとめておきます。重要なことなの
で、折にふれて詳細を確認してください。
表8 TOEFL®テスト/TOEIC®テストのスコアが関係する英語科目とその詳細
時期
科目名
詳
1回生
留学英語演習1
・6月の TOEFL ITP®テスト団体受験のスコアを成績評価の 50%に算入する。
留学英語演習2
・11 月の TOEFL ITP®テスト団体受験のスコアを成績評価の 50%に算入する。
Business
・12 月上旬に全員が TOEICⓇIP テストを受験することになっており、この団体受験のスコアが成績に反映され
2回生
English A2
細
る。TOEIC®テストのスコアが、レベルごとに設定した上限の点数を上回れば 5%加点、下限の点数を下回れ
ば 5%減点、不受験の場合は 10%減点となる。
2回生以降
「選択英語」科目
・1回生の4月~1月下旬のスコア提出締切日までに取得した TOEFL®テストなどのスコアのうち、自己ベスト
のスコアが TOEFL®テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点以上であることが、2回生以降に「選択英語」を
受講する条件である。
・基本的には、1回生時の団体受験のスコアにもとづいて判断するが、もし個人受験した一般の TOEFL®テスト
や TOEIC®テストのスコアが団体受験のスコアを上回る場合は、1 月下旬に定める締切日までに経営学部事務
室に持参して手続きをすれば、そちらを自己ベストとして扱う。
・2回生の4月~1月下旬までにスコアの基準を満たした場合には、1 月下旬に定める締切日までに経営学部事
務室に持参して手続きをすれば、3回生から「選択英語」の受講が可能となる。
・1回生4月~2回生1月下旬までに一度でも基準以上のスコアを取得していれば、その後のスコアが基準を下
回っても履修が可能である。
3回生
プロジェクト英語
・2回生の4月~1月下旬までに取得した TOEFL®テストなどのスコアのうち、
自己ベストのスコアが TOEFL®
テスト 480 点/TOEIC®テスト 550 点以上であることが、「プロジェクト英語」の受講条件である。1回生
時にこのスコア基準を超えていても、2回生時に超えなければ、「プロジェクト英語」の受講は認められない。
・基本的には、2 回生時の団体受験のスコアにもとづいて判断するが、もしそれまでに個人受験した一般の
TOEFL®テストや TOEIC®テストのスコアが団体受験のスコアを上回る場合は、1 月下旬に定める締切日まで
に経営学部事務室に持参して手続きをすれば、そちらを自己ベストとして扱う。
※なお、万が一、団体受験を受けられなかった場合、開講期間内に個人受験したスコアに限り団体受験のスコアと同様に扱います。
また、開講期間内の個人受験のスコアが団体受験のスコアを上回る場合には個人受験のスコアを団体受験のスコアに換えることがで
きます。個人受験のスコアを申請する場合は、期限内(前期開講科目は 7 月下旬、後期開講科目は 1 月下旬にそれぞれ定める締切
日まで)にスコアを経営学部事務室に提出してください。具体的な期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」を確認
してください。
表9 TOEICⓇ テスト団体受験等のスコアと第4セメスター「Business English A2」の成績評価(国際経営学科2回生)
AD (Advanced)
UI (Upper Intermediate)
IM (Intermediate)
Business English A2 の成績
TOEIC®IP テスト
TOEFL ITP® テスト
TOEFL iBT®テスト
5% 加点
700 点以上
540 点以上
76 点以上
5% 減点
500 点以下
465 点以下
50 点以下
5% 加点
600 点以上
500 点以上
60 点以上
5% 減点
400 点以下
435 点以下
40 点以下
5% 加点
500 点以上
465 点以上
50 点以上
5% 減点
300 点以下
400 点以下
30 点以下
33
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国際経営学科
3—3.初修外国語の履修について
経営学部で学べる言語はドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語のうち、いずれか1つの言語です。受講を希望した
場合、1回生の各セメスターで3単位、合計6単位が必修となっています。2回生以降は、任意で応用科目や選択初修外国語科目を
履修することができます。
※ 初修外国語のクラスは、経営学科の初修外国語クラスにて履修します。
(1)単位認定
「基礎1(2単位)」、「基礎2(1単位)」と「展開1(2単位)」、「展開2(1単位)」および「応用1~6(各1単位)」
のそれぞれを平常点評価で認定します。
*平常点評価とは、出席(2/3以上の出席が必要です。ただし 2/3 以上出席しても単位が与えられない場合もあります)、授業
態度、課題(宿題、レポートなど)、小テスト、到達度検証試験などを総合的に判断して評価するものです。
(2)到達度検証試験の実施について
第2セメスター最終の授業の中で到達度検証試験を実施します。この試験は、1年間の到達度(ミニマムレベル)の検証を図るも
のですから、必ず受験してください。(日程は授業でお知らせします。)
(3)初修外国語の再履修方法について
初修外国語必修科目の単位を修得できなかった場合、次年度以降に同一のクラスを受講(原級復帰)してください。
(4)初修外国語科目の概要
それぞれの科目の概要は 14~22 ページの通りです。
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4.大学における英語学習について
自主的かつ計画的に英語学習に取り組んでいくことが非常に重要です。「継続は力なり」を忘れずに!
まず英語の基礎力をつけましょう
英語を身につけるためには、自分のレベルにあった英語を多量にインプットすることが大切です。これには、多量に読んだり、聞
いたりすることが必要になります。次に、インプットした英語を口に出したり、書いてみたりすることが大切になります。英語が苦
手な人は、高校終了までに習ったことの復習をすることです。とくに中学校3年生レベルまでの英語は、アウトプットできるように
しておいてください。英語の発音に関しては、先入観を捨て、CD などの通りに発音をまねる練習を繰り返し行うことが効果的です。
英語の基礎力に不安のある人は、分かりやすい英文法書を一冊選んで、一通りきちんと勉強することを強く薦めます。文法はこれ
からの英語学習の土台となります。
英語学習全般へのアドバイス
Reading:
英文を読む際には、英語を日本語に訳すのではなく、英語を英語のまま理解できるようになりましょう。そのためにはたくさん読
むことが必要です。教科書はもちろん、興味のある分野の英語を読むようにし、読解力を伸ばしていってください。また、英和辞典、
英英辞典を十分に活用しましょう。「英辞郎 on the WEB」(http://www.alc.co.jp/)などのオンライン辞書も有用です。
Listening:
教科書に付属した CD などは、予習や復習の際に何度も聞いてください。1回目は全体を通して聞き、2回目は細かい点に注意し
てノートを取ったり、練習問題を解いたりしましょう。そして、3回目は聞き取れなかった部分をもう一度聞いて、自然な英語の音
に慣れていってください。自分で発音してみることも、リスニング力の向上につながります。また、インターネットの英語のニュー
スサイトを訪れたり、TV ニュースを英語の副音声で聞いたりして、世界の動向を学びながら、英語を耳から理解するよう努めまし
ょう。
Speaking:
まずは場面別の会話表現を覚えることが大切です。授業の教材に出てくる口語の言い回し表現は、何度も発音しながら覚えましょ
う。また、自分の趣味や興味のあることについても、的確に表現する練習をしましょう。日々の行動を一つ一つ口に出して英語で説
明する習慣も役立ちます。好きな音楽や映画からも多くの口語表現が学べます。その際は、ナチュラルな発音を真似てください。有
名なスピーチを何度も音読し、そのまま覚えることも効果的です。また、キャンパスにいるネイティブの先生や留学生とも積極的に
英語を話す機会を作りましょう。度胸が大切です。間違いを恐れず、伝えたいことを伝える努力を!「英語コミュニケーションルー
ム」(後述)にはネイティブの先生が待機する時間帯があるので、気軽に話しに行ってください。
Writing:
英文を書くためには、いろいろな文章のサンプルを読み、適切な表現を頭にインプットすることが大切です。役に立つ表現を蓄え
ながら、英語で文章を書く際に活用していくと、適切な英語の言い回しが使えるようになります。日常起こったことを英語で日記に
書いたり、英語のエッセイの構成を学び、自分の意見を論理的に書く練習を行ってください。基礎的な英語力に不安のある人は、ま
ずは高校時代の英文法を復習しましょう。
ピンポイント・アドバイス
(1) 語彙学習の重要性!
これまでに学習した語彙をしっかり復習しましょう。語彙力は英語力の基盤です。読んで理解できるだけではなく、自分で書ける
ようになるまで、繰り返し覚えましょう。Passive vocabulary(理解語彙)だけでなく Active vocabulary(表現語彙)も増やす
ことが大切です。
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また、経営学部では、一般の英語に加えてビジネス英語を学ぶため、皆さんの手助けになるように、次のようなビジネス語彙集を
編纂しました。オンライン学習ができますので、ぜひ活用してください。
Target on Business and the TOEICⓇ Test Vocabulary 『TOEIC○
R テストに役立つビジネス英単語』(成美堂)
(2) Graded Readers で多読を!
OIC ライブラリー(B 棟 2 階)には、レベル別のさまざまな英語の読み物(graded readers)が用意されています。辞書に頼る
ことなく、自分の英語力や興味に合わせて、どんどん英語の読書を楽しみましょう!自然に英語が身につきます。少しやさしめの読
み物からスタートし、短時間で 1 冊を読み切ることから始めましょう。
また、SSS 英語多読研究会のサイト(http://www.seg.co.jp/sss/)には、たくさんの graded readers が紹介され、多読をが
んばっている仲間がいっぱいいます。参考にしてください。
(3) インターネットを活用した英語学習を!
まずは Asahi Weekly、VOA Special English、BBC Learning English などのサイトを訪れ、比較的分かりやすいニュースか
ら英語を学び始めましょう。(VOA と BBC のサイトでは、音声やスクリプトがダウンロードできます。)その後、CNN、ABC、
NBC、CBS など、より高度な生のニュースに触れるようにすると効果的です。リスニングの練習なら、Randall’s ESL Cyber
Listening Lab や TED がお薦めです。インターネットは英語の宝庫なので、存分に活用しましょう。
 Asahi Weekly:英字新聞入門サイト。解説がわかりやすい。
http://www.asahi.com/english/weekly
 VOA Special English:アメリカ VOA の英語学習者向けサイト。
http://www.voanews.com/specialenglish/index.cfm
 BBC Learning English:イギリス BBC の英語学習者向けサイト。
http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/
 Randall’s ESL Cyber Listening Lab:多くのリスニング素材が利用できるサイト。
http://www.esl-lab.com/
 TED : さまざまな分野のレクチャーが聞けるサイト。
http://www.ted.com/
(4) 「ぎゅっと e」で英語の基礎力養成を!
「ぎゅっと e」は、インターネット上で英語学習をする e-learning 教材です。国際経営学科や経営学科英語コースの皆さんは
CALL の授業で利用しますが、それ以外の人も事前に登録申請をすれば無料で利用できます(先着順・人数制限あり)。基礎・中級・
上級の3つのレベルから、自分にあったレベルを選択し、「リーディング」・「リスニング」・「グラマー」など、自分が伸ばした
い分野を集中的に学習できます。インターネットに接続できるパソコンがあれば、いつでも・どこでもアクセスして学習できるので、
有効に活用してください。詳細は、次のサイトで。
 立命館大学 e-learning(外国語学習)
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/ac/cla/lec/e_learning.html
(5)
「英語コミュニケーションルーム」の活用を!
「英語コミュニケーションルーム」(A棟1階 Room1~4)では、毎日、英語教員が待機している時間帯があり、ネイティブス
ピーカー教員と英語で会話やゲームをしたり、日本人教員に英語学習相談にのってもらったりすることができます。ぜひ気楽に立ち
寄ってください。せっかくの機会です。積極的に活用しましょう!
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5.授業で役立つ英語表現
クラスで役立つ英語表現を覚えて、英語で授業参加を!
次に授業で役立つ英語表現を挙げておきます。覚えて活用してください。もう Native speaker の先生の授業も大丈夫!
Classroom English
授業で役立つ英語表現
「出席しています。」
Here. / Present.
質問が分からないとき・繰り返し質問をしてほしいとき
Excuse me. / Pardon? / Sorry?
Could you say that again, please?
I’m sorry, I don’t understand the question.
もう少し質問に答えるための時間がほしいとき
Just a moment, please.
Let me think for a moment, please.
質問に答えられないとき
I’m sorry. I don’t know.
もう少し大きな声で/ゆっくり話してもらいたいとき
Could you speak a little more loudly, please?
Could you speak a little more slowly, please?
もう少し説明を(口頭で/板書に書いて)詳しくしてもらいたいとき
Could you explain that again, please?
Could you give us some examples?
Could you write that on the board?
What does ‘hand in’ mean?
宿題が何かを聞くとき・宿題の締め切りを聞くとき
What is the homework for the next class?
When is the deadline for our {assignment/homework}?
When is our {paragraph/essay} due?
When is {my/our} presentation?
答えや文法をチェックしてほしいとき
Could you please check my {grammar/writing}?
Is this correct?
Do I have the right answer?
レポートやプレゼンテーションの長さを聞くとき
How long is our assignment supposed to be?
How long should our presentation be?
How many words do I have to write?
成績評価基準を聞くとき
How will you evaluate our {homework/final grades}?
Can you tell us about the evaluation criteria?
How much is the {quiz/assignment/presentation} worth?
欠席したことを告げ、授業の課題や追試に関して聞くとき
I missed last week’s class because {I was sick/ I had a tournament}.
Can I get an extension for the homework due next week?
Is there extra work I need to do if I miss a class?
Could you give me extra work to make up for the class I missed?
May I take a make-up {quiz/exam}?
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6. 英語のライテイング様式: 電子メールとパラグラフおよびエッセイ
Writing an email in English
1. Write your full name and the topic in the Subject heading of the email.
2. Start with a formal greeting.
3. Explain why you are writing.
4. Finish with a signing-off phrase e. g. Kind regards, or Best wishes, or Sincerely,
5. Write your full name, your student number and your English class on different lines.
6. If you are submitting homework, add it as an attachment (添付).
7. Leave spaces in between different parts of your email.
To: [email protected]
Subject: Kanako Ritsumei: Change of presentation day
Dear Professor Brown,
I am writing to explain that I will be absent from the Speaking and Writing 1 (SW1) class on Wednesday, 3rd period. This is
because I have to attend a meeting about studying abroad at Kinugasa Campus.
I’m very sorry to miss your lesson; however, I will find out from my classmates what I missed in class. I am attaching my 1st
paragraph homework to this email.
Kind regards,
Kanako Ritsumei
123456789-0
Speaking and Writing 1 (Wednesday, 3rd period)
Format for submitting written work: SW1, SW2, W1, W2 classes
Please follow these instructions when submitting written work in English for Writing (W1 / W2) or Speaking and Writing
(SW1 / SW2) classes. Please also look at the example on the next page.
1. In the top right hand corner write: 1. Your name, 2. Your student number, 3. The course and class, 4. The name of the piece
of work and draft number, 5. The date.
2. Write a title in bold or underlined. Centre your title.
3. Indent each new paragraph by pressing the [Tab] button.
4. Double space your writing (i.e. leave a space in between each line of text).
5. Justify your margins so that there is a straight line on the right hand side.
6. Press [Control] + [A] and choose Times New Roman font, size 12 point.
7. Add a word count at the bottom of the page. Your name etc. and title are not a part of your word count.
8. Before submitting your work, check for spelling mistakes (red underlined parts) and grammar errors (green underlined
parts).
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Paragraph format example
987654321-1 Takuya Ritsumei
2nd Paragraph Final Draft, SW1 (21)
7th May 2015
The Importance of Practice in Learning a Language
More and more people are trying to learn languages but many fail because they do not practice enough.
There are several reasons why practice is an important part of learning a language. First, practice will help you
remember words and structures. A typical way to study a language is to use a book that simply translates new
vocabulary and expressions into the learner’s first language. The problem with this strategy is that people often
cannot remember the words for very long. Research (e.g. Smith, 2011) shows that if they practiced using the words
regularly in conversation or in writing they would probably remember them for longer. This is because practice
helps people remember things in their long-term memory. This is obviously extremely important when learning a
language. Another reason why practice is important is…
(136 words)
References
Smith, R. (2011, Mar 4). Learning Languages. The Guardian. Retrieved January 24th 2016 from
http://www.theguardian.co.uk
他のクラスにおける writing の提出に関して
(詳細は担当教員に尋ねること)
As a general rule, please follow the instructions above. However, you should always check with your teacher whether all
the items above are necessary. In particular, check these points:
1. In the top right hand corner, some teachers only require the first two items:
1. Your name
2. Your student number
2. Some teachers do not require double spacing.
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7.剽窃(ひょうせつ)について
ここでは、エッセイを書いたりプレゼンを行ったりする際に気をつけないといけない「剽窃(ひょうせつ)」という行為について
説明します。なお、以下の説明文は日本語と英語で記載されていますが、完全な対訳になっているわけではありません。
(1) 剽窃(ひょうせつ)とは
「剽窃」とは、人の目を欺き、だます行為の一種であり、他者の知的アウトプット(考え、文章、レポート、パワーポイントスラ
イドなど)を、誰のものか(出典)を明示することなく、自分の考えのように見せかけてコピーしたり用いたりすることを指す。同
じレポートを二か所以上に提出することも「剽窃」とみなされる。友だちあるいは先輩のエッセイの一部をカット&ペーストするこ
とも「剽窃」である。エッセイを書く際は、他者の意見やウェブサイトなどから得た情報を用いてもよいが、それを自分自身の言葉
で言い換えるか、そのまま使用する場合には、引用符(クォーテーション・マーク)で囲まなければならない。
“Plagiarism” is a form of cheating and lying. It means to copy or use somebody else's intellectual output (ideas, writing, report, PowerPoint slides,
etc.) without acknowledging the sources and pretending that it is your own work. The act of handing in the same paper to two or more classes can
also be considered to be plagiarism. Cutting and pasting parts or all of an essay from a friend or senior (sempai) is also a form of plagiarism.
While in a research essay you can use other people's ideas or information from websites, you must paraphrase the information (write the idea using
your own words) or quote the information (put the other person’s exact words in quotation marks e.g. “idea”).
(2) エッセイを書く際の注意
エッセイの場合には、言い換えるにせよ引用符で囲むにせよ、引用した情報の直後に括弧でくくって著者名と年号を示し、さらに
エッセイの最後に参考文献として明示しなければならない。
In an essay, whether you paraphrase or quote you must also include an in-text citation (write the name of the person whose information you are
using and the year it was written in brackets after the idea) and write a reference list (a list of all the sources you used in your essay) at the end.
(3) プレゼンテーションを行う際の注意
プレゼンテーションの場合は、スライドに情報源名(出典)を示し、最後のスライドに使用したすべての参考文献(出典)のリス
トを記載すること。
In a presentation, you should write the name of the source on your slides and write a reference list (a list of all the sources you used in your
presentation) on the last slide.
(4) 要約を作成する際の注意
要約(summary)とは文章や記事の要点を自分の言葉で説明したものである。もとの文章より短いが、主要な点をすべて含んで
いる必要がある。要約を作成する際には、もととなる文章をそのまま写すのではなく、意味をかえずに言い換え表現を使用しなけれ
ばならない。
A summary is a piece of writing that explains the main points of a text or article in your own words. It is shorter than the original but must include
all of the main points. When writing a summary, you must not copy the text. You should paraphrase the text without modifying its meaning.
(5) 「剽窃」を避けるための具体的方法

言い換える場合の例(Example of a paraphrase with an in-text citation)
At the end of the 20th century, few people in Britain had mobile phones (Smith, 2005).

引用する場合の例(Example of a quote with an in-text citation)
“Even by 1995 the spread of cellphones was not widespread amongst British people” (Smith, 2005).
40
―4 0 ―

要約の始め方の例(Example of the start of a summary)
In “Chapter 3” of The lives of the British People 1945-1999, Smith (2005) explains three main points about how people’s lives changed between
1990 and 1999.

参考文献の書き方(Example of information on a reference list)
Dirven, R. (1993). Dividing up physical and mental space into conceptual categories by means of English prepositions. In C. Zelinsky-Wibbelt
(Ed.), The semantics of prepositions (pp. 73–97). Berlin: Mouton de Gruyter.
Ijaz, H. (1986). Linguistic and cognitive determinants of lexical acquisition in a second language. Language Learning, 36 (3): 401–451.
Langacker, R. W. (2013). Essentials of cognitive grammar. Oxford: Oxford University Press.
Smith, J. (2005, May 2). The lives of the British people 1945-1999. The Daily Newspaper. Retrieved January 24th 2016 from
http://www.thedailynewspaperswebsite.co.uk
参考文献の書き方に関する詳細は、次のサイトを参照してください。https://owl.english.purdue.edu/owl/resource/560/01/
More information about how to reference can be found at: https://owl.english.purdue.edu/owl/resource/560/01/
(6) 「剽窃」とみなされる場合(Some examples of plagiarism)
X ウェブサイトから情報をカット&ペーストすること
X 友だちや先輩からエッセイの一部ないしは全部をコピー&ペーストさせてもらうこと
X 同じレポートを2つ以上の別の科目で提出すること
X 出典を明示することなくグラフをプレゼンテーションで用いること
X 引用符を用いたり、文章内で引用を明示することなく、別の出典の文章をコピーすること
X 言い換えてはいても、出典元から大量の語をそのままコピーすること
剽窃とみなされる行為はさまざまである。もし不確かな場合には、担当教員に尋ねること。剽窃行為は、深刻に受け止め、対処さ
れる。剽窃が発覚した場合には、たとえそれが不注意によるものであっても、学生は厳しい処分を受けることになり、その授業の評
価は「F」(不合格)となる。さらに、今後の学修に影響を与えることにもなりうる。
X Cutting and pasting information from a website
X Cutting and pasting parts or all of an essay from a friend or senior (sempai)
X Submitting the same paper for two or more different courses
X Using a graph in a presentation without writing the source
X Copying from a text without using quotation marks and without including an in-text citation
X Paraphrasing but copying too many exact words from the original source
There are many other forms of plagiarism so it is important to speak to your teacher if you have any doubts. Plagiarism is treated very seriously
by teachers. Any student caught plagiarizing, even by mistake, risks a severe punishment and receiving an F for the course. It could also affect your
future prospects.
(7) コンピュータ翻訳ソフトについて
コンピュータ翻訳ソフトはインターネット上で手に入れることができるが、エッセイやプレゼンテーションの原稿を作成する際に
は、使用すべきではない。その理由は、以下の通りである。
-コンピュータ翻訳ソフトは、意味をなさない英語を産出する
-コンピュータ翻訳ソフトを使って書かれたエッセイやプレゼンテーションの原稿は理解が困難である
-コンピュータ翻訳ソフトを使って書かれたエッセイやプレゼンテーションの原稿は評価が低くなる
Computer translation software is widely available on the internet; however, this should not be used when writing your essays or presentations. The
reasons for not translating from Japanese to English using computer translation software are:
-computer translation software will often produce English which makes no sense
-essays or presentations written using computer translation software are difficult to understand
-essays or presentations written using computer translation software receive lower grades
41
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8.TOEIC®テストや TOEFL®テスト受験のすすめ
(1) TOEIC®テストとは
TOEIC®テストは、世界約 120 カ国で実施されている、信頼性の高い世界共通の国際コミュニケーション英語能力テストです。
結果は合否ではなく、10 点から 990 点までのスコア(リスニング5点~495 点、リーディング5点~495 点)で出てくるので、
幅広いレベルの受験者が同じ試験問題で、英語によるコミュニケーション能力を測ることができます。TOEIC®テストでは、その国
独自の文化的背景や言い方を知らなければ解答できないような問題は排除されています。従って、英語によるコミュニケーション能
力だけが、国籍・人種などとは無関係に、公平に評価されます。
リスニングセクション(45 分間・100 問)
リスニングとリーディング2つのセクションによって構成されていますが、
Part 1
写真描写問題 10 問
Part 2
応答問題 30 問
最近、ビジネスのグローバル化、国際技術交流の活発化とともに、国際共通
Part 3
会話問題 30 問
語としての英語の重要性が高まり、マスコミなどでも紹介されているように、
Part 4
説明文問題 30 問
一定の TOEIC®テストスコアを昇進・昇格の要件とする企業が増えています。
リーディングセクション(75 分間・100 問)
Part 5
短文穴埋め問題 40 問
Part 6
長文穴埋め問題 12 問
Part 7
読解問題 48 問
(1 つの文書:28 問、2 つの文書:20 問)
問題形式は表に示したとおりです。
また自己啓発や英語研修の効果測定、英語能力測定などといった目的にも利
用されているようです。
経 営 学 部 の 英 語 教 育 で TOEIC® テ ス ト の ス コ ア を 活 用 す る の は 、
(1)TOEIC®テストが生きた英語の力を測る上で1つの指標として利用でき、
各自の英語学習の成果を試すことができること、(2)進路・就職、とりわけ民
間企業への就職では TOEIC®テストのスコアが重視され、早期から就職対策
の一環としての英語運用能力の向上にむけた取組みを重視していることからです。学内でも TOEIC®IP テスト(IP=Institutional
Program)を受験できる体制になっています。
なお 2016 年 5 月から TOEIC®テストの一般受験では、問題形式が一部変更されます。ただし、団体特別受験制度を利用して学
内で受験する TOEIC®IP テストでは、2017 年 3 月まで表に書かれている従来通りの問題形式となり、2017 年 4 月から一部変
更の導入が予定されています。
各 自 が 自 分 の 目 標 点 を 設 定 し 、 日 々 の 英 語 学 習 に 励 ん で く だ さ い 。 詳 細 は 、 TOEIC® テ ス ト の 公 式 サ イ ト
( http://www.toeic.or.jp/ )を参照してください。
(2) TOEFL®テストとは
TOEFL®テストは、英語を母語としない人が英語圏(主に北米)にある大学・大学院などに留学
する際、英語での授業を受講できる総合的な英語力があるかどうかをみるための試験です。現在、
アメリカ・カナダ・オーストラリアなどに留学する場合は、必ず TOEFL®テストスコアが必要とい
っても過言ではありません。(イギリス・オーストラリア・ニュージーランドに留学を希望する場
合は、IELTS (International English Language Testing System)やケンブリッジ英検が主流と
なっていますが、近年では多くの大学が TOEFL®テストスコアも認めています。)
日本で受験が可能な TOEFL®テストには、TOEFL ITP®テストと TOEFL iBT®テストの2つがあります。留学先によっては、
TOEFL ITP®テストのスコアで可能なところや TOEFL iBT®テストのスコアを要求するところがありますので、よく自分で確認し
てください。
TOEFL ITP®テスト (Institutional Testing Program)は、TOEFL®テストのペーパーテスト(TOEFL®テスト PBT)の過去問
題を利用した団体向けのテストプログラムです。Listening Comprehension(リスニング)、Structure & Written Expression
(語法・文法)、Reading Comprehension(読解力)の3つのセクションで構成されています。
TOEFL iBT®テストは、TOEFL®テストの正式なテストです。コンピュータ上で行うテストで、Reading, Listening, Speaking,
Writing の4つのセクションで構成されています。詳しくは日本語で書かれたサイト( http://www.cieej.or.jp/toefl/ )で確認し
てください。
本学では TOEFL ITP®テストを年に数回実施しています。スコアはセクション毎のスコアとトータルスコアが出されますので、
自分のウィークポイントを見つけ、各自の学習に役立ててください。
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TOEFL ITP®テストのスコアは「立命館・UBCジョイントプログラム」「立命館・アメリカン大学学部共同学位プログラム」な
どの留学プログラムの申込みに必要ですので、こういったプログラムへの参加を考えている人は、早くから準備を開始し、必ず受験
しましょう。ただし、交換留学や個別合意に基づく留学には、正式の TOEFL®テスト (TOEFL iBT®テスト)を受験する必要がある
ので注意してください。詳細は、TOEFL®テストの公式サイトは( http://www.ets.org/toefl/ )を参照してください。
※なお、万が一、団体受験を受けられなかった場合、開講期間内に個人受験したスコアに限り団体受験のスコアと同様に扱います。
また、開講期間内の個人受験のスコアが団体受験のスコアを上回る場合には個人受験のスコアを団体受験のスコアに換えることがで
きます。個人受験のスコアを申請する場合は、期限内(前期開講科目は 7 月下旬、後期開講科目は 1 月下旬の定める締切日まで)
にスコアを経営学部事務室に提出してください。具体的な期限は、CAMPUS WEB および「履修・登録の手引き」を確認してくだ
さい。
※成績評価の詳細は、シラバスやこの「外国語学習のてびき」各学科のページを参照してください。
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英語検定試験難易度比較換算目安
TOEIC®テスト
TOEFL®テスト
(PBT/iBT)
英検
IELTS
Cambridge
9
CPE
670+/120
990+
BEC
BULATS
LEVEL 5
8.5
8
890
600/100
7.5
1
810
CAE
BEC 3
LEVEL 4
FCE
BEC 2
LEVEL 3
PET
BEC 1
LEVEL 2
7
730
550/80
660
6.5
6
Pre-1
590
520
5.5
460/48
5
450
4.5
380
400/32
2
4
310
3.5
220
3
KET
LEVEL 1
2.5
Pre-2
2
1.5
1
【上記試験の詳細】
IELTS = International English Language Testing System
Cambridge = University of Cambridge Local Examinations Syndicate
(CPE=Certificate of Proficiency in English, CAE=Certificate in Advanced English, FCE=First Certificate in English, PET=Preliminary
English Test, KET=Key English Test)
BEC = Business English Certificate
BULATS = Business Language Testing Service
*本表は、ブリティッシュ・カウンシル東京が、過去の試験実績に基づくデータや資料などを反映させて作成した換算表を基に、
TOEFL iBT®テストなどのその後のデータを加えて作成したものです。UCLES、ETS、英検による判断とは異なる場合があります。
*各試験は形式や目的がそれぞれ違います。したがって本表はあくまで参考値であり、自動的に換算されるものではありません。
<【経営学部】英語検定試験(TOEFL iBT®テスト・IELTS™・IELTS for UKVI)受験料補助制度>
経営学部では、全学または経営学部が実施する留学や海外実習(インターンシップ)のプログラムへの積極的な参加
を計画している学生が、TOEFL iBT®テスト・IELTS™・IELTS for UKVI などを受験する場合、各年度に 1 回を上限
として、受験料の一部を補助する制度を提供しています。
 補助対象となる英語検定試験
 TOEFL iBT®テスト
 IELTS™・IELTS for UKVI
※TOEFL ITP®テストおよび TOEIC®テスト/TOEIC®IP テストは対象外です。
 補助概要(2016 年度予定)
 受験料を上限 15,000 円まで補助します 。(受験料が 15,000 円未満の場合は全学補助)
 出願条件の一つとして、直近におけるセメスターの単年度 GPA2.75 以上が必要です。
 補助対象者数
経営学部 1~4 回生 30 名(前期 25 名、後期 5 名)
※申請者多数の場合は、直近におけるセメスターの単年度 GPA の上位者より選考。
詳細は経営学部事務室までお問い合せください。
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9.海外留学プログラム
経営学部では、「BSA (Business Studies Abroad ) I〜IV」という独自の留学プログラムを行っています。この留学プログラム
は、高度な外国語運用能力、経営学の専門知識・能力、異文化理解と幅広い教養、柔軟な思考や現実感覚などを身につけ、「グロー
バルな視点に立って世界を舞台に活躍するビジネスリーダー」の育成を目的としたプログラムです。英語・中国語・朝鮮語やフラン
ス語で主に経営学に関する専門科目を学習します。一定の基準を満たせば、各留学先国の言語で講義を受けることも可能です。一般
的な海外派遣・留学では外国語運用能力の向上を主な目的としていますが、BSA は専門科目教育にも重点をおいている点で、通常
の海外派遣・留学プログラムとは異なります。
BSA には、内容や留学期間に応じて、BSAI~IV(I plus を含む)の 5 つのプログラムがあります。この機会を利用し、ぜひ積極
的に参加してください。
【過年度派遣実績】
ストックホルム大学ビジネススクール(スウェーデン)
レディング大学(イギリス)
大連外国語大学(中国/遼寧省)
ブレーメン経済工科大学(ドイツ)
対外経済貿易大学(中国/北京)
ストラスブール大学ビジネススクール(フランス)
建国大学校(韓国/ソウル市)
エセムビジネススクール(フランス)
ウエスタンミシガン大学(アメリカ)
カリフォルニア大学デービス校(アメリカ)
蘇州大学(中国/江蘇省)
タマサート大学(タイ)
オークランド工科大学(ニュージーランド)
マッセイ大学(ニュージーランド)
A.
BSAI(オリエンテーション型)…短期海外派遣(夏期休暇 約 1 ヶ月)
「大学在学期間中に留学をしたいけど、あまり外国語力には自信がない」「講義を受講するだけではなく、さまざまなアクティビ
ティも行いたい」という方のための First Step となる 1 ヶ月間の海外派遣プログラムです。このプログラムは 20 名から 30 名の
グループで参加します。なお、経営学部の教員が各派遣先によって最初の 2 週間もしくはプログラム全期間を通して引率を行いま
す。
【立命館大学経営学部生対象派遣実績】
・ マッセイ大学/ニュージーランド(パーマストンノース)
・ 蘇州大学/中国(蘇州)
・ 建国大学校/韓国(ソウル)
B.
BSAI plus(モチベーション型)…(夏期休暇 約 1 ヶ月)
このプログラムは、カリフォルニア大学デービス校で実施する「The English for Global Business Ritsumeikan Program」に
参加し、ビジネス英語やグローバルビジネスについて学ぶ5週間の海外派遣プログラムです。プログラムでは、他大学からの参加者
も加わり、12~18 人の少人数制のクラスにおいて、英語でのディスカッションやケーススタディといった PBL 型の講義を通じて
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学びます。カリフォルニア大学デービス校の周辺には、新興企業から国際的な大企業まで多くの企業が存在しており、英語力の向上
とグローバルビジネスの仕組みを学ぶのに適しています。
【立命館大学経営学部生…2 回生以上対象 過年度派遣実績】
・ カリフォルニア大学デービス校/アメリカ
C.
BSAII(モチベーション型)…1 学期間の中期留学(約 6 ヶ月)
このプログラムでは、ビジネススクールを有する大学や国際経営が学べる大学へ留学し、経営学や国際経営関連の学習を 1 学期
間(約 6 ヶ月)行います。留学先大学で学習した科目は、帰国後、基本的に経営学部の単位として認定されるため、留学前・留学
中・留学後の学習を積み上げていれば、留学をしたことによって卒業が遅れることはありません。また、このプログラムは交換留学
であり、学費は立命館大学と留学先大学との間で相殺されるため、留学先へ学費を支払う必要はありません。
【立命館大学経営学部生…2 回生以上対象 過年度派遣実績】
・ ストラスブール大学 EM ストラスブールビシネススクール/フランス ・オークランド工科大学ビジネススクール/ニュージーランド
・ エセムビジネススクール/フランス
・大連外国語大学/中国
・ ブレーメン州立経済工科大学/ドイツ
・対外経済貿易大学/中国
・ タマサート大学ビジネススクール/タイ
・ストックホルム大学ビジネススクール/スウェーデン
D. BSAIII(キャリア型)…海外の企業などにおける実習(春期・夏期休暇 約5週間)
経営学という自らの専攻分野を海外のビジネスの現場で確認することで、将来めざすキャリアの形成を目的とした約 1 ヶ月間の
就業体験プログラムです。海外の現地企業や日系企業における実践的な業務を通じて、将来海外で働くために必要なさまざまなスキ
ルや知識を学びます。
【立命館大学経営学部生…2 回生以上対象】
実習先については、現在交渉中です。
E.
BSAIV(アドバンスメント型) …2学期間の長期留学(約 12 ヶ月)
このプログラムでは、ビジネススクールを有する大学や国際経営が学べる大学へ1年(2学期)留学し、将来国際舞台で活躍でき
る高度なコミュニケーション能力の習得および国際経営の知識の習得を目的としています。留学先大学で学習した科目は、帰国後、
基本的に経営学部の単位として認定されるため、留学前・留学中・留学後の学習を積み上げていれば、留学をしたことによって卒業
が遅れることはありません。また、このプログラムは交換留学であり、学費は立命館大学と留学先大学との間で相殺されるため、留
学先へ学費を支払う必要はありません。※一部派遣型
【立命館大学経営学部生…2 回生以上対象 過年度派遣実績 】
・ レディング大学/イギリス※派遣型
・オークランド工科大学ビジネススクール/ニュージーランド
・ ストラスブール大学 EM ストラスブールビシネススクール/フランス ・大連外国語大学/中国
・ エセムビジネススクール/フランス
・対外経済貿易大学/中国
・ ブレーメン州立経済工科大学/ドイツ
・タマサート大学ビジネススクール/タイ
・ ストックホルム大学ビジネススクール/スウェーデン
各プログラムの詳細や BSA を体験した先輩の様子を知りたい人は、下記の経営学部の HP を参照してください。

「経営学部海外派遣・留学プログラム BSA」 http://ritsumei-ba-gblp.jp/
また、立命館大学では、全学を対象としたさまざまな海外教育プログラムが用意されています。留学体験によって、多くの在学生
が大学生活をさらに豊かなものにしてきています。学内で開催される留学プログラムのガイダンスや留学相談会などにも積極的に参
加し、情報を集めましょう。

「国際教育センター」(A 棟 1 階 AN 事務室内) http://www.ritsumei.jp/cger/index_j.html
―4 6 ―
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10.言語教育センターの紹介
言語教育センターは、主に皆さんの正課の言語学習をサポートするためのセンターです。AN 事務室内にあります。外国語の授業
外の学習支援をはじめとして、TOEIC®IP テスト、TOEFL ITP®テストなどの学内で実施する団体特別受験の案内なども行っていま
す。
また、A 棟 1 階にある Room 1~Room 4 では、外国語コミュニケーションルームの時間を設けています。コ
ミュニケーションルームの時間には、外国語の先生が Room で待機しています。外国語学習や海外留学のための
相談をしたり、ネイティブスピーカーの先生と外国語で会話をしたりすることができるので、気軽に訪ねてみてく
ださい。また、A 棟 4 階には外国語の自学自習をすることができる Self-Access Learning Lounge(SALL)が
あるので、授業の空き時間などに積極的に利用してください。詳細は下記 HP を参照してください。

「言語教育センター」 http://www.ritsumei.ac.jp/gengo/
11. 言語習得センター(CLA:シー・エル・エイ)の紹介
立命館大学言語習得センター(Center for Language Acquisition, CLA)では、正課の外国語教育との連携を図りながら、正課外
において様々な外国語講座を開設し、みなさんの外国語能力の向上をバックアップしています。受講生のニーズやレベルに応じた各
種プログラム(OIC では TOEFL®テスト、TOEIC®テスト対策講座)が開講されているので、有効に活用しましょう。詳細は下記
HP を参照してください。

「言語習得センター(CLA)」 http://www.ritsumei.ac.jp/gengo/cla/
<経営学部校友会 外国語講座受講料補助制度>
経営学部では、言語習得センター(CLA)が開講する外国語講座のうち、経営学部が指定した各種講座を積極的に受講し
た学生を対象に、一定の条件のもと、在学期間中に 1 回に限り、受講料の一部を補助する制度を提供しています。
 補助概要(2016 年度)
 受講料の一部を以下のように補助します。
経営学科生:上限 15,000 円
国際経営学科生:上限 25,000 円
 出願条件として、直近セメスターにおける単年度 GPA が 2.75 以上であることに加え、講座の欠席回数が 2 回
以内であることが必要です。

補助対象者数
経営学部1~4回生 30 名(前期 25 名、後期 5 名)
※申請者多数の場合は、直近セメスターにおける単年度 GPA の上位者より選考。
詳細は経営学部事務室までお問い合せください。
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