...

JFE鋼板のカラー鋼板カタログ

by user

on
Category: Documents
920

views

Report

Comments

Transcript

JFE鋼板のカラー鋼板カタログ
JFE鋼板のカラー鋼板
多彩な
「カラー鋼板」が、社会をいろどります。
多彩な「カラー鋼板」が、
社会をいろどります。
耐候性、耐食性、加工性はもちろん、多様化するニーズに対応した
さまざまな複合機能。
洗練された色調、落ち着いたつやけしなど豊富なカラーバリエーショ
ンに、モダンなデザインを演出する卓越した意匠性。
そして、環境負荷物質を排除・軽減するなど、地球環境時代に
ふさわしい高度な環境機能。
最新鋭の設備と長年にわたって培われた技術ノウハウから開発・生産
される JFE 鋼板のカラー鋼板が、社会を多彩にいろどります。
Many Variations of
Colored Steel Sheet
● 主な用途と要求性能例
3
● ご要望にマッチしたカラー鋼板商品
4
● 商品の特性と性能一覧
5
● 標準保証規格対応/その他の塗覆装商品紹介
● カラー鋼板スペック一覧
6
7-16
● 商品紹介
JFEカラー/JFEカラーエコガル/JFEカラーGL
18
JFEカラーGLつやけし
19
JFEカラーF20エコガル/JFEカラーF20GL/JFEカラーF20GLつやけし
20
JFEカラーF20GLきらめき
21
JFEカラーF20GL極フロン
22
フッ素樹脂塗装鋼板について
23-24
JFEカラーGLタフマックス
25-26
JFEカラーGLきわみ
27-28
JFEカラーGLニューたい雪
29
JFEカラーGLオアシス
30
JFEカラーエコガルアグリ
31
JFEランダムカラーGL
32
JFEカラーGL しぼり
33-34
JFEディンプルカラー
35-36
JFEカラーGLきらめき
37
JFE光輝メタリックカラーGL
38
JFEプリント
39
JFEエンボス
40
JFEベイクリーン
41
JFEクリーンエース
42
JFEピュアクリーン
43-44
● 各性能について
45-50
● オプション仕様
ガルフレックス仕様
クロメートフリー仕様
オプトクリーン仕様
サニータ仕様
● 注意事項
51
52
53-55
56
57-60
● 使用上の注意
61
● 製造可能範囲
62
カラー鋼板商品の主な用途と要求性能例
カラー鋼板に要求される性能
性
外壁
建築
※1
土木
電器
(簡易名)
屋根
外 壁・サ イディング
タフマックス、
F20GL
F20GLつやけし
F20GLきらめき
GLきらめき
ディンプル
光輝メタリック
ビ ル 外 壁・外 装
タフマックス、
F20GL
F20GLつやけし
プ ラント
ピュアクリーン、クリーンエース
サニータ仕様
オプトクリーン仕様
看板
カラー(GI)
扉
カラーGL、プリント
雨戸
カラーGL
カラーGLつやけし
雨どい
タフマックス、
F20GL
F20GLつやけし
物置
F20GL
F20GLつやけし
ディンプル、光輝メタリック
シャッタ ー
カラーGL
カラーGLつやけし
金属瓦
きわみ、ニューたい雪
タフマックス、
F20GL
F20GLつやけし
F20GL極フロン
F20GLきらめき
しぼり、ランダム
壁・間 仕 切り
GLきらめき、ディンプル
光輝メタリック
プリント
パネル
GLきらめき、ディンプル
光輝メタリック
プリント
サ イロ
カラーエコガル、
カラーGL
カラーGLつやけし
畜舎
カラーエコガル
F20エコガル、エコガルアグリ
オプトクリーン仕様
穀物倉庫
カラーエコガル、
カラーGL
カラーGLつやけし
オプトクリーン仕様
防 雪 シェード
標識
カラーGL
カラー
(GI)
防音壁
カラーエコガル
カラーGL、
F20GL
厨房
ベイクリーン、サニータ仕様
オプトクリーン仕様
空調
カラー
(GI)、
カラーGL
家 電・そ の 他
カラー
(GI)、
カラーGL
オプトクリーン仕様
※1.カラー鋼板は平成15年7月1日改正の建築基準法において、
「規制を受けない建材」
と明記されております。
3
※2
推奨商品
きわみ、ニューたい雪
オアシス、タフマックス
F20GL
F20GLつやけし
F20GL極フロン
しぼり
内壁
農 業・酪 農
印刷性︵後塗装性︶
電
性
[P45] [P47] [P48] [P49] [P50]
規制適合性
ホルムアルデヒド
帯
熱
抗 菌・防 カ ビ性
耐
性
性
匠
酸
性
意
耐
熱
性
耐 汚 染 性
遮
工
性
耐 疵 付 き 性
加
侯
性
耐アルカリ性
耐
食
用 途
耐
区 分
※2.カラー品種では無く、色によっても差がありますので、
ご要望の際には弊社営業にお問い合わせください。
ご要望にマッチしたカラー鋼板商品
ご要望内容
商品名
商品ページ / 付加性能ページ
JFEカラーGLタフマックス …………… P25
JFEカラーGLきわみ …………………… P27
高耐食性の商品を探したい。
JFEカラーF20GL ……………………… P20
JFEカラーF20GLつやけし …………… P20
JFEカラーF20GL極フロン …………… P22
壁などの雨だれ汚れを軽減したい。(耐汚染性)
JFEカラーGL Aタイプ ………………… P18 / P50
JFEオプトクリーン仕様………………… P53
JFEカラーF20GLつやけし …………… P20
JFEカラーGLきわみ …………………… P27
JFEカラーGL Tタイプ ………………… P18 / P45
JFEカラーエコガル Tタイプ…………… P18 / P45
屋根・壁の温度を下げたい。(遮熱性)
JFEカラーF20GL ……………………… P20
JFEカラーGLタフマックス …………… P25
JFEカラーGLニューたい雪 …………… P29
JFEカラーGLオアシス ………………… P30
JFEカラーF20GLきらめき …………… P37
JFEディンプルカラーGL ……………… P35
JFEカラーエコガル……………………… P18
JFEカラーF20GLつやけし …………… P20
加工性に富んだ商品を探したい。
JFEカラーF20GL ……………………… P20
JFEカラーGLタフマックス …………… P25
JFEカラーGL ガルフレックス仕様 …… P51
JFEカラーGLきわみ …………………… P27
疵付きにくい塗装鋼板を探したい。
JFEカラーGLタフマックス …………… P25
JFEカラーF20GL極フロン …………… P22
JFEカラーGLきわみ …………………… P27
JFEカラーGLタフマックス …………… P25
酸性雨対策を考えたい。(耐酸性)
JFEカラーGLニューたい雪 …………… P29
JFEカラーGLオアシス ………………… P30
JFEディンプルカラーGL ……………… P35
畜舎に適した屋根・壁材を探したい。(耐アルカリ性、耐酸性)
コンクリートに対して持ちがよい屋根・壁材を探したい。
(耐アルカリ性)
JFEカラーエコガル……………………… P18
JFEカラーエコガルアグリ……………… P31
JFEカラーエコガルアグリ……………… P31
JFEカラーF20GL ……………………… P20
JFEカラーF20GLつやけし …………… P20
JFEカラーGLタフマックス …………… P25
年月がたっても色ざめしにくい屋根・壁材を探したい。(高耐候性)
JFEカラーGLきわみ …………………… P27
JFEカラーGLニューたい雪 …………… P29
JFEカラーGLオアシス ………………… P30
JFEカラーGLしぼり …………………… P33
JFEディンプルカラーGL ……………… P35
JFEカラーGLしぼり …………………… P33
JFEディンプルカラーGL ……………… P35
JFE光輝メタリックカラーGL ………… P38
意匠性に富んだ商品を探したい。
JFEカラーGLきらめき ………………… P37
JFEカラーF20GLきらめき …………… P21
JFEランダムカラーGL ………………… P32
JFEプリント……………………………… P39
JFEエンボス……………………………… P40
帯電防止鋼板を探したい。
抗菌・防カビ性のある鋼板を探したい。
JFEクリーンエース……………………… P42
JFEピュアクリーン……………………… P43
JFEオプトクリーン仕様………………… P53
耐熱カラー鋼板を探したい。
JFEベイクリーン………………………… P41
防虫鋼板を探したい。
サニータ仕様
…………………………… P56
4
カラー鋼板商品の特性と性能一覧
耐 疵 付 き 性
意
耐
汚
匠
熱
性
耐アルカリ性
耐
酸
性
性
性
[P48]
[P49]
[P50]
性
スタンダード
JFEカラー
JFEカラーエコガル
JFEカラーGL
JFEカラーGLつやけし
JFEカラーF20エコガル
JFEカラーF20GL
JFEカラーF20GLつやけし
高 機 能
JFEカラーF20GLきらめき
JFEカラーF20GL極フロン
JFEカラーGLタフマックス
JFEカラーGL きわみ
JFEカラーGL ニューたい雪
JFEカラーGL オアシス
JFEカラーエコガル アグリ
JFEカラーGLしぼり
JFEディンプルカラー
高 意 匠
JFE光輝メタリックカラー
JFEランダムカラーGL
JFEカラーGLきらめき
JFEプリント
JFEエンボス
特殊機能
JFEベイクリーン
JFEピュアクリーン
JFEクリーンエース
●:優れる ●:より優れる ●:特に優れる
※:標準付加特性 T※:T(遮熱機能)タイプに付加 A※:A(耐汚染機能)タイプに付加
5
抗 菌・防 カ ビ性
耐
熱
性
[P47]
帯 電 防 止 性
遮
工
[P45]
染
加
部
性
坦
端・加 工 部
平
商 品 名
侯
区 分
耐食性
標 準 付 加 性 能
耐
基 本 特 性
標準保証規格への対応
〈保証内容概要〉
消費者から問われた瑕疵責任が材料に起因するものであれば、材料提供メーカーは各社で定めた保証内容に従い、
施工者に対して保証します。
保証対応品種
JIS G 3322
「塗装 溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯」
(=ガルバリウムカラー鋼板及び鋼帯)
JIS G 3318
「塗装 溶融亜鉛-5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯」
(=エコガルカラー鋼板及び鋼帯)
JIS G 3312
「塗装 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯」
JIS G 3321
「溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯」
(=ガルバリウム鋼板及び鋼帯)
穴あき保証
赤さび保証
備考
10年
10年
(参考)
これにともない個別保証書は廃止されております。
詳細は、一般社団法人 日本鉄鋼連盟 建材薄板技術・普及委員会発行の「屋根用塗装/亜鉛系めっき鋼板の標準保証規格」の
パンフレットをご覧ください。
(建築外装用屋根の「標準保証規格」は2010年11月に改定されています。)
その他の塗覆装商品紹介
当カタログに掲載している商品以外にも、各種ニーズに対応した塗覆装鋼板をラインナップしております。
商品名
区 分
用 途
JFE ボード
板書
(チョークボード)
黒板
JFE ホワイトボード
板書
(マーカーボード)
白板
JFE ビューボード
板書
(キットパスボード)
プロジェクタースクリーン
内壁
落書き壁
会議室の内壁
白板の代替
JFE ラミ
塩化ビニル樹脂ラミネート
耐薬品性
間仕切り
冷凍庫パネル
JFE ラミF
ポリフッ化ビニリデン樹脂ラミネート
超耐久性
耐薬品性
耐溶剤性
耐磨耗性
高速道路防音壁
ビル外装パネル
プラント内壁
JFE エコラミ
熱可塑性ポリオレフィン樹脂ラミネート
超耐久性
耐薬品性
耐溶剤性
加 工 性
防水屋根
陸屋根
緑化屋根
6
カラー鋼板
品 種
めっき鋼板〈参考〉
製品ページ
―
P18
P18
製品名
ガルバリウム鋼板
JFEカラー
JFEカラーエコガル
一般名称
溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
亜鉛めっき鋼板
塗装溶融亜鉛5%アルミニウム合金
めっき鋼板
対象JIS
JIS G3321
JIS G3312
JIS G3318
スタンダードカラー鋼板
上塗り塗装
上塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
化成処理
製品断面の構成
ガルバリウムめっき鋼板
亜鉛めっき鋼板
化成処理
エコガルめっき鋼板
化成処理
裏面塗装
種 類
ガルバリウム
亜鉛めっき
エコガル
板厚(mm)
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
上塗り塗膜種
―
ポリエステル
ポリエステル
下塗り塗膜種
―
エポキシ
エポキシ
標準塗膜厚(μm)
―
10∼20
10∼20
鉛筆硬度(JIS)
―
H∼3H
H∼3H
180°
曲げ密着(JIS)
―
0T剥離なし
0T剥離なし
クラック判定
(8Tクラックなし)
7Tクラックなし
7Tクラックなし
―
>1000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
―
塗膜浮き
塗膜浮き
―
7∼11年
10∼13年
原 板
塗 膜
塗膜硬度
塗膜密着性
耐食性
耐酸性
SST JISZ2371
平面部赤錆発生時間
5%硫酸滴下試験(P47)
(注1)
塗り替え迄の目安
(注2)
(注2)
(注2)
年 数
10年
内 容
穴あき
穴あき
穴あき
NM-8697
NM-8697
NM-8697
鮮やかな光沢のあ
る色調が外観をひ
きたたせる
エコガルの高耐食
性 、加 工 性と豊 富
な色彩を実現
製品保証
不燃材認定番号
(注2)
製品特徴
10年
(注2)
(注1)
日本国内の屋外通常環境における弊社での目安であり、保証するものではありません。
なお、塗り替えにより意匠感が変化する事がございます。 (注2)
日本鉄鋼連盟 建材薄板技術・普及委員会 材料標準保証規格
7
化成処理
裏面塗装
10年
(注2)
主要鋼板のみ掲載しております。詳細は弊社個別カタログをご覧ください。
表記以外の板厚・塗膜厚については弊社にお問い合わせください。
◆
フッ素樹脂塗装鋼板
P18
P19
JFEカラーGL
(つやあり)
P20
JFEカラーGLつやけし JFEカラーF20エコガル
P20
P20
JFEカラーF20GL
JFEカラーF20GL
つやけし
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融亜鉛5%アルミニウム合金
めっき鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
JIS G3322
JIS G3322
JIS G3318
JIS G3322
JIS G3322
上塗り塗装
上塗り塗装
上塗り塗装
上塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
裏面塗装
化成処理
裏面塗装
化成処理
エコガルめっき鋼板
下塗り塗装
化成処理
裏面塗装
上塗り塗装
下塗り塗装
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
下塗り塗装
化成処理
裏面塗装
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
下塗り塗装
化成処理
裏面塗装
ガルバリウム
ガルバリウム
エコガル
ガルバリウム
ガルバリウム
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
ポリエステル
ポリエステル
フッ素樹脂
フッ素樹脂
フッ素樹脂
エポキシ
エポキシ
エポキシ
エポキシ
エポキシ
10∼20
13∼20
23∼30
23∼30
23∼30
H∼3H
2H∼4H
F∼H
F∼H
H∼2H
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
8Tクラックなし
8Tクラックなし
3Tクラックなし
3Tクラックなし
3Tクラックなし
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
>3000時間
異常なし
>3000時間
異常なし
>3000時間
異常なし
塗膜浮き
塗膜浮き
異常なし
異常なし
異常なし
11∼15年
11∼15年
22∼30年
22∼30年
22∼30年
20年
20年
20年
ひび、膨れ、はがれ、
チョーキング、変褪色
(ΔE7以下)
ひび、膨れ、はがれ、
チョーキング、変褪色
(ΔE7以下)
ひび、膨れ、はがれ、
チョーキング、変褪色
(ΔE7以下)
(注2)
10年
(注2)
穴あき・赤錆
(注2)
10年
(注2)
穴あき・赤錆
NM-8697
NM-8697
NM-8697
NM-8697
NM-8697
ガルバリウムの 高
耐食性と豊富な色
彩、バランスのとれ
た 性 能 、経 済 的 な
カラー鋼板
JFEカラーGLの塗
膜つやけしタイプ、
マット調の色調。光
沢を抑え目にした
ことで、落ち着いた
上品な仕上がり
エコガルの耐アル
カリ性、加工性およ
び高 耐 食 性とフッ
素塗膜の耐候性を
組合わせた製品
ガルバリウムの 高
耐 食 性とフッ素 塗
膜の耐候性を組合
わせた高級製品
ガルバリウムの高耐食性
とフッ素塗膜の耐候性を
組合わせた高級製品
光沢を抑え目にしたマッ
ト調が、落ち着いた上品
な仕上がりを演出
8
カラー鋼板
品 種
フッ素樹脂塗装鋼板
製品ページ
P21
P22
製品名
JFEカラーF20GL
きらめき
JFEカラーF20GL
極フロン
一般名称
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
対象JIS
JIS G3322
JIS G3322
上塗り塗装
上塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
化成処理
製品断面の構成
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
下塗り塗装
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
下塗り塗装
裏面塗装
塗膜硬度
ガルバリウム
ガルバリウム
板厚(mm)
0.25∼1.6
0.25∼1.6
上塗り塗膜種
フッ素樹脂
フッ素樹脂
下塗り塗膜種
エポキシ
エポキシ
標準塗膜厚(μm)
23∼30
23∼30
鉛筆硬度(JIS)
F∼H
2H∼3H
180°
曲げ密着(JIS)
0T剥離なし
0T剥離なし
クラック判定
3Tクラックなし
1Tクラックなし
SST JISZ2371
平面部赤錆発生時間
>3000時間
異常なし
>3000時間
異常なし
5%硫酸滴下試験(P47)
異常なし
異常なし
22∼30年
22∼30年
年 数
20年
20年
内 容
ひび、膨れ、はがれ、
チョーキング、変褪色
(ΔE7以下)
ひび、膨れ、はがれ、
チョーキング、変褪色
(ΔE7以下)
NM-8697
NM-8697
ガルバリウムの高耐食性と
フッ素塗膜の耐候性を組合
わせた高級製品
ガルバリウムの高耐食性と
フッ素塗膜の耐候性を組合
わせ、塗膜中に特殊骨剤を
添加し耐磨耗性に優れた高
級製品
塗膜密着性
耐食性
耐酸性
裏面塗装
種 類
原 板
塗 膜
塗り替え迄の目安(注1)
製品保証
不燃材認定番号
製品特徴
(注1)
日本国内の屋外通常環境における弊社での目安であり、保証するものではありません。
なお、塗り替えにより意匠感が変化する事がございます。 (注2)
日本鉄鋼連盟 建材薄板技術・普及委員会 材料標準保証規格
9
化成処理
主要鋼板のみ掲載しております。詳細は弊社個別カタログをご覧ください。
表記以外の板厚・塗膜厚については弊社にお問い合わせください。
◆
高機能カラー鋼板
P25
P27
P29
P30
P31
JFEカラーGL
タフマックス
JFEカラーGL
きわみ
JFEカラーGL
ニューたい雪
JFEカラーGL
オアシス
JFEカラー
エコガルアグリ
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融亜鉛5%アルミニウム合金
めっき鋼板
JIS G3322
JIS G3322
JIS G3322
JIS G3322
JIS G3318
上塗り塗装
40∼48μm
下塗り塗装
上塗り塗装
上塗り塗装
上塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
化成処理
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
下塗り塗装
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
下塗り塗装
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
裏面塗装
上塗り塗装
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
裏面塗装
化成処理
裏面塗装
化成処理
エコガルめっき鋼板
化成処理
下塗り塗装
上塗り塗装
裏面塗装
ガルバリウム
ガルバリウム
ガルバリウム
ガルバリウム
エコガル
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
エポキシ
エポキシ
エポキシ
エポキシ
エポキシ
40∼48
18∼24
13∼20
13∼20
13∼25
2H∼4H
2H∼4H
2H∼4H
2H∼4H
H∼3H
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
6Tクラックなし
8Tクラックなし
8Tクラックなし
8Tクラックなし
6Tクラックなし
>3000時間
異常なし
>3000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
異常なし
異常なし
異常なし
異常なし
異常なし
25∼30年
15∼18年
12∼16年
12∼16年
11∼15年
20年
15年
10年
膨れ、はがれ
膨れ、はがれ
穴あき・赤錆
NM-8697
NM-8697
NM-8697
NM-8697
NM-8697
JFEカラーGLの塗
膜つやけしタイプ、
マット調の色調。光
沢を抑え目にした
ことで、落ち着いた
上品な仕上がり
有機・無機複合型骨
剤を使用し耐摩耗
性 を 確 保 、更に耐
酸性・遮熱性を付与
した画期的なカラ
ー鋼板
塗膜中に遮熱顔料
を使用し高い遮熱
性 を 確 保 、更に耐
酸性を付与したカ
ラー鋼板
塗膜中に遮熱顔料
を使用し高い遮熱
性 を 確 保 、更に耐
酸性を付与したカ
ラー鋼板
エコガルで高加工
性と高耐食性を両
立し、耐酸・耐アル
カリ性に優れた、畜
舎用途などに適し
た両面カラー鋼板
(注2)
(注2)
(注2)
10年
(注2)
穴あき・赤錆
(注2)
10年
(注2)
穴あき
10
カラー鋼板
品 種
製品ページ
P33
製品名
JFEカラーGLしぼり
一般名称
塗装溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
対象JIS
JIS G3322
上塗り塗装
拡大
下塗り塗装
化成処理
製品断面の構成
ガルバリウムめっき鋼板
上塗り塗装
中塗り塗装
下塗り塗装
ガルバリウ
化成処理
裏面塗装
種 類
ガルバリウム
板厚(mm)
0.25∼1.6
上塗り塗膜種
ポリエステル
下塗り塗膜種
エポキシ
標準塗膜厚(μm)
13∼30
鉛筆硬度(JIS)
2H∼4H
180°
曲げ密着(JIS)
0T剥離なし
クラック判定
8Tクラックなし
SST JISZ2371
平面部赤錆発生時間
>2000時間
異常なし
5%硫酸滴下試験(P47)
塗膜浮き
原 板
塗 膜
塗膜硬度
塗膜密着性
耐食性
耐酸性
裏面塗装
(注1)
15∼18年
塗り替え迄の目安
(注2)
年 数
10年
内 容
穴あき・赤錆
製品保証
(注2)
不燃材認定番号
NM-8697
製品特徴
高級感のある大柄なちぢみ模様の外観に仕上げ、
質感や深みのある高意匠性カラー鋼板
(注1)
日本国内の屋外通常環境における弊社での目安であり、保証するものではありません。
なお、塗り替えにより意匠感が変化する事がございます。 (注2)
日本鉄鋼連盟 建材薄板技術・普及委員会 材料標準保証規格
11
主要鋼板のみ掲載しております。詳細は弊社個別カタログをご覧ください。
表記以外の板厚・塗膜厚については弊社にお問い合わせください。
◆
高意匠性カラー鋼板
P35
P32
P37
JFEディンプルカラーGL
JFEランダムカラーGL
JFEカラーGLきらめき
塗装溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
JIS G3322
JIS G3322
JIS G3322
拡大
化成処理
ムめっき鋼板
上塗り塗装
上塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
化成処理
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
化成処理
裏面塗装
裏面塗装
ガルバリウム
ガルバリウム
ガルバリウム
0.25∼1.6
0.25∼1.6
0.25∼1.6
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
エポキシ
エポキシ
エポキシ
13∼25
13∼20
13∼20
H∼3H
H∼3H
2H∼4H
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
7Tクラックなし
7Tクラックなし
7Tクラックなし
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
異常なし
塗膜浮き
塗膜浮き
12∼15年
11∼15年
11∼15年
(注2)
10年
(注2)
穴あき・赤錆
NM-8697
3コート塗装しその表面に凹凸を形成する
特殊処理を施すことでメタリック感を表現し
た高意匠性カラー鋼板
(注2)
10年
(注2)
穴あき・赤錆
(注2)
10年
(注2)
穴あき・赤錆
NM-8697
NM-8697
2色以上の塗色が大柄に組み合
わさって生まれる従来のカラー
鋼板にはない意匠が得られるカ
ラー鋼板
上塗り塗装の上または、中に別
の塗色を吹きつけることで得ら
れる意匠性と遮熱性を付与さ
れたカラー鋼板
12
カラー鋼板
品 種
製品ページ
P38
製品名
JFE光輝メタリックカラーGL
一般名称
塗装溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
対象JIS
JIS G3322
太陽光等の光
上塗り塗装
光輝感
下塗り塗装
特殊顔料
クリアー塗膜
化成処理
製品断面の構成
ガルバリウムめっき鋼板
化成処理
ベースコート
裏面塗装
種 類
ガルバリウム
板厚(mm)
0.25∼1.6
上塗り塗膜種
ポリエステル
下塗り塗膜種
エポキシ
標準塗膜厚(μm)
13∼30
鉛筆硬度(JIS)
2H∼4H
180°
曲げ密着(JIS)
0T剥離なし
クラック判定
8Tクラックなし
SST JISZ2371
平面部赤錆発生時間
>2000時間
異常なし
5%硫酸滴下試験(P47)
塗膜浮き
原 板
塗 膜
塗膜硬度
塗膜密着性
耐食性
耐酸性
(注1)
11∼15年
塗り替え迄の目安
(注2)
年 数
10年
内 容
穴あき・赤錆
製品保証
(注2)
不燃材認定番号
NM-8697
製品特徴
上塗りのクリアー層に光輝感を出す骨剤を入れることで、
メタリック感を
付与した鋼板。クリアー層が骨剤をカバーするのでスタンダードカラー
のメタリック調色より耐酸性・耐摩耗性が向上。
(注1)
日本国内の屋外通常環境における弊社での目安であり、保証するものではありません。
なお、塗り替えにより意匠感が変化する事がございます。 (注2)
日本鉄鋼連盟 建材薄板技術・普及委員会 材料標準保証規格
13
主要鋼板のみ掲載しております。詳細は弊社個別カタログをご覧ください。
表記以外の板厚・塗膜厚については弊社にお問い合わせください。
◆
高意匠性カラー鋼板
P39
P40
JFEプリント
JFEエンボス
塗装溶融亜鉛めっき鋼板
塗装溶融亜鉛めっき鋼板
JIS G3312
JIS G3312
クリアコート
下塗り塗装
上塗り塗装
印刷
下塗り塗装
化成処理
亜鉛めっき鋼板
化成処理
亜鉛めっき鋼板
化成処理
化成処理
裏面塗装
裏面塗装
亜鉛めっき
亜鉛めっき
0.25∼0.5
0.25∼0.35
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
エポキシ
13∼20
15∼25
H∼2H
H∼2H
0T剥離なし
0T剥離なし
7Tクラックなし
7Tクラックなし
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
塗膜浮き
塗膜浮き
7∼11年
7∼11年
(注2)
10年
(注2)
穴あき
ー
ー
NM-8697
NM-8697
木目模様をグラビア・オフセット印刷した高意匠性
カラー鋼板。
カラー鋼板にエンボス加工を施した高意匠性鋼板。
エコガル下地、
ガルバリウム下地の商品もあり。
14
カラー鋼板
主要鋼板のみ掲載しております。詳細は弊社個別カタログをご覧ください。
表記以外の板厚・塗膜厚については弊社にお問い合わせください。
◆
品 種
特殊機能カラー鋼板
製品ページ
P41
P42
P43
製品名
JFEベイクリーン
JFEクリーンエース
JFEピュアクリーン
一般名称
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
塗装溶融
亜鉛めっき鋼板
塗装溶融
亜鉛めっき鋼板
対象JIS
JIS G3322
JIS G3312
JIS G3312
耐熱フッ素塗料
帯電防止塗料
上塗り塗装
上塗り塗装
下塗り塗装
下塗り塗装
抗菌防カビ成分
上塗り塗装
下塗り塗装
化成処理
化成処理
化成処理
製品断面の構成
ガルバリウムめっき鋼板
亜鉛めっき鋼板
化成処理
亜鉛めっき鋼板
化成処理
裏面塗装
種 類
ガルバリウム
亜鉛めっき
亜鉛めっき
板厚(mm)
0.40∼1.0
0.25∼1.2
0.25∼1.2
上塗り塗膜種
フッ素樹脂
ポリエステル
ポリエステル
下塗り塗膜種
ポリエーテルサルフォン樹脂
エポキシ
エポキシ
標準塗膜厚(μm)
13∼30
15∼25
15∼25
鉛筆硬度(JIS)
2H∼3H
2H∼3H
2H∼3H
180°
曲げ密着(JIS)
0T剥離なし
0T剥離なし
0T剥離なし
クラック判定
7Tクラックなし
8Tクラックなし
8Tクラックなし
SST JISZ2371
平面部赤錆発生時間
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
>2000時間
異常なし
5%硫酸滴下試験(P47)
塗膜浮き
塗膜浮き
異常なし
−
11∼15年
11∼15年
年 数
−
10年
内 容
−
穴あき・赤錆
原 板
塗 膜
塗膜硬度
塗膜密着性
耐食性
耐酸性
化成処理
裏面塗装
塗り替え迄の目安(注1)
(注2)
製品保証
不燃材認定番号
製品特徴
(注2)
10年
(注2)
(注2)
穴あき・赤錆
−
NM-8697
NM-8697
非粘着性が高く、高温に耐
えるフッ化エチレン樹脂系
塗料を塗装した、耐熱性・耐
汚染性の特性を活かし調理
器具やオーブンに適したカ
ラー鋼板
上塗り塗膜中に特殊帯電防
止成分を有し、埃やゴミを
極端に嫌う施設の内装に適
したカラー鋼板
通常カラー塗膜の10万分
の1の表面抵抗率10 6 ∼
107Ω/c㎡を実現
上塗り塗膜中に抗菌・防カビ
成分を有し、食品関連はも
とより衛生や清潔を有する
施設に適したカラー鋼板
(注1)
日本国内の屋外通常環境における弊社での目安であり、保証するものではありません。
なお、塗り替えにより意匠感が変化する事がございます。 (注2)
日本鉄鋼連盟 建材薄板技術・普及委員会 材料標準保証規格
15
カラー鋼板オプション仕様
品 種
オプション仕様
製品ページ
P53
P56
P51
製品名
オプトクリーン
(光触媒仕様)
サニータ
(防虫仕様)
ガルフレックス
(高加工ガルバリウム仕様)
一般名称
各種カラー鋼板
各種カラー鋼板
塗装溶融
55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
対象JIS
JIS G3312・G3318・G3322
光触媒添加塗料
製品断面の構成
原 板
JIS G3322
防虫剤添加塗料
各種カラー鋼板
各種カラー鋼板
種 類
各種カラー鋼板
各種カラー鋼板
ガルフレックス
板厚(mm)
―
―
0.25∼0.5
可視光やLED光にも
反応する光触媒を用
いたプレコート鋼板。
抗菌・防カビ・防汚機
能を持つ鋼板
忌避剤を含有する皮膜
でゴキブリなどを寄り
付かなくする鋼板。長
期効能があり、安全性
の高いエコ製品
ガルバリウムの加工性
を改善したガルフレック
ス鋼板を下地とする、耐
食性と加工性を両立さ
せたカラー鋼板
製品特徴
16
JFE COLOR
LINEUP
カラー鋼板・商品紹介
スタンダードカラー鋼板
JFEカラー
JFEカラーエコガル
JFEカラーGL
原板
GI
エコガル
GL
∼鮮やかな光沢のある色調が、
外観をひきたたせる∼
特 色
JFEカラー
●カラー亜鉛鉄板の名称で親しまれてきたスタンダードなカラー鋼板です。
JFEカラーエコガル
●高耐食性溶融めっきカラー鋼板。美麗な外観で加工性にも優れた鋼板です。原板に使用されている
エコガルは、GLよりも耐アルカリ性が優れるため、畜舎などのアルカリ環境に強い鋼板です。
JFEカラーGL
●原板にガルバリウムを使用し、耐食性を大幅に向上させたカラー鋼板です。
18
スタンダードカラー鋼板
JFEカラーGLつやけし
原板
GI
∼洗練されたマット調の色調。光沢を抑えめにしたことで、
落ちついて上品な仕上がり∼
特 色
●原板にガルバリウムを使用し、
高耐食性低光沢仕様のカラー鋼板です。
19
エコガル
GL
フッ素樹脂塗装鋼板
原板
JFEカラーF20エコガル
JFEカラーF20GL
JFEカラーF20GLつやけし
GI
エコガル
GL
∼フッ素樹脂を使用した高耐久性カラー鋼板∼
印西しおん保育園/大賀行雄建築設計事務所
特 色
●耐食性に優れたガルバリウム鋼板やエコガルを原板とし、紫外線や熱に強いフッ素樹脂塗料を
使用しています。
●上塗り塗装に赤外線反射性に優れた顔料を採用することで高い遮熱性をもち、変退色を起こしにくく、
耐酸性、耐薬品性、耐熱性にも優れた高耐久性カラー鋼板です。
20
意匠性フッ素樹脂塗装鋼板
JFEカラーF20GLきらめき
原板
GI
エコガル
GL
∼フッ素樹脂に独特な意匠をもたせた鋼板∼
特 色
●スパッタ模様の意匠性に優れた表面外観が大きな特長です。
●耐食性に優れたガルバリウム鋼板を原板とし、紫外線や熱に強いフッ素樹脂塗料を採用しています。
●上塗り塗装に添加した赤外線を反射する特殊顔料により高い遮熱性を有し耐摩耗性、耐酸性、耐薬品性、
耐熱性にも優れた高耐久性カラー鋼板です。
21
厚膜フッ素樹脂塗装鋼板
JFEカラーF20GL極フロン
原板
GI
エコガル
GL
∼特殊骨材を採用することでフッ素樹脂の弱点である耐疵付き性を向上∼
特 色
●特殊骨剤の添加により耐疵付き性、特に摩耗性に優れています。
●フッ素樹脂含有率を80%とし、硬さと加工性の調和のとれた骨材を選択することで特に加工性に
優れています。
● 遮熱性に優れています。
太陽光等に含まれる赤外線を反射する特殊顔料を採用し、遮熱性を有します。
● 耐久性(耐食性+耐候性)に優れています。
耐候性、耐熱性に優れるフッ素樹脂塗膜を採用し、高耐食性のガルバリウム鋼板との相乗効果で
優れた耐久性を有します。
耐薬品性にも優れ、酸性雨に対してもフッ素塗膜がしっかりガードします。
22
フッ素塗装鋼板・ラインアップ
弊社はすべての商品に“80%フッ素塗膜”
をラインアップしています。
〈機能別商品ラインナップ表〉
機能・分類
商品名
備 考
JFEカラーF20GL
標準
タイプ
屋根用
遮熱性
JFEカラーF20GLつやけし
壁用
耐疵付き・耐摩耗タイプ
JFEカラーF20GL Aタイプ
耐汚染性、遮熱性
極フロン
耐疵付き性、耐摩耗性、遮熱性
フッ素塗装鋼板の特長
耐候性
〈沖縄暴露試験結果〉
10
スタンダードカラー
色差
︵ΔE︶
8
6
4
優
2
フッ素カラー
0
0
2
4
6
8
10
暴露期間(年)
〈促進耐候性試験(デューサイクル法)結果〉
優 120
12
フッ素カラー
10
光沢保持率︵%︶
色差
︵ΔE︶
8
6
4
2
優
0
スタンダードカラー
80
60
40
20
0
500
1000
1500
試験時間(Hr)
23
フッ素カラー
100
スタンダードカラー
2000
2500
0
0
500
1000
1500
試験時間(Hr)
2000
2500
加工性
劣 8
スタンダードカラー領域
7
曲げノークラックT値︵加工性︶
6
5
4
弊社フッ素
3
弊社フッ素
2
弊社フッ素
従来フッ素
1
低フッ素
優 0
0
5
10
15
製造後保管期間(ヶ月)
フッ素濃度
初 期
3ヶ月経時
6ヶ月経時
12ヶ月経時
弊社フッ素カラー
80%
1T
3T
4T
4T∼5T
従来フッ素カラー
70%
2T
5T
6T
6T
低フッ素カラー
50%
4T
6T
7T
7.5T
スタンダードカラー
0%
6T∼8T
上記によりフッ素樹脂塗装鋼板は、生産直後の加工性はいずれも良好です。しかし、フッ素含有率50%の低フッ素、
70%の従来フッ素では、4∼6ヶ月でスタンダードカラー並みの加工性へと変化いたしました。弊社ではフッ素
含有率を80%にすることでその変化を抑え、時間経過しても加工性がスタンダードカラーよりも良好な状態を保ち
ます。
極フロンと一般フッ素製品の比較
極フロンは特殊骨剤の添加により、耐疵付性が優れます。
鉛筆硬度
耐疵つき性
極フロン
フッ素(一般品)
キズ
2H
F
破壊
4H
3H
4
1
1k
5
2
2k
4
2
26
38
0T
4
4
1T
5
5
1T
3
3
3T
5
5
70
70
9H 疵つき性
コインスクラッチ性
テーバー摩耗試験(mg)
曲げ加工性
経時劣化後の
曲げ加工性
遮熱性(到達温度℃)/ブラック系
● 9H疵つき性
極フロン
フッ素
(一般品)
● 経時劣化後の曲げ加工性
極フロン
フッ素
(一般品)
24
高機能カラー鋼板
JFEカラーGLタフマックス
原板
GI
エコガル
GL
∼高耐久厚膜カラー鋼板∼
特 色
●原板に耐食性の優れたガルバリウム鋼板を使用し、
また、塗膜の厚膜化により、優れた耐久性を実現しました。
●塗膜は20年保証付きです。(免責事項がございますのでご確認ください)
●加工性の良い塗膜を採用することにより、曲げ加工部の耐食性にも優れています。
●塗膜に遮熱顔料を含み、赤外線反射率が高く、鋼板の温度上昇を抑制します。
●耐候性(塗膜の色落ち抑制)及び酸性雨に対する耐久性に優れます。
●用途は雨がかりが少なく、高耐食性、高加工性、耐疵つき性が要求される軒天、軒下、壁材など。
25
高耐食性
●タフマックスの加工部耐食性はスタンダードカラーの5倍以上、
フッ素カラーよりもさらに優れています。
塩水噴霧試験
(SST *1)
複合サイクル腐食試験
(CCT*2)
2T 曲げ部の
〔ふくれ+錆〕面積率推移
2T 曲げ部の〔ふくれ+錆〕
面積率
︹ふくれ・錆︺面積率
100
︹ふくれ・錆︺面積率
100
80
80
スタンダードカラー
GLフッ素カラー
60
タフマックス
40
GLフッ素カラー
タフマックス
40
(%)
(%)
20
優
スタンダードカラー
60
20
優
0
0
500
1000
0
1500
0
1000
試験時間(Hr)
2000
3000
試験時間(Hr)
〔ふくれ+錆〕5%発生時間:
・ スタンダードカラー 約100Hr
〔ふくれ+錆〕5%発生時間:
・ スタンダードカラー 約 300Hr
・ GLフッ素カラー
・ タフマックス
・ GLフッ素カラー
・ タフマックス
約600Hr
約750Hr
*1 JIS Z2371法:5%NaCl、35℃、連続噴霧
約1200Hr
約1600Hr
*2 JIS K5621法:
5%NaCl、30℃、30min噴霧→湿潤>95%RH、5h→
乾燥50℃、2h→乾燥30℃、2h / サイクル
高加工性
●タフマックスの曲げ加工部は4T
(伸び歪み20%)でノークラック、ガルバリウムベースのスタンダードカラーより
加工性に優れています。
●180°曲げ試験における塗膜クラックの発生状態
40
クラック面積
● ガルバリウムベースの
スタンダードカラー
30
nT
● タフマックス
0T
0T
20
1T
3T
4T
5T
3T
6T
7T
(%)10
0
0
20
目視
板厚 0.35mm
〈タフマックス〉
2T
1mm
〈ガルバリウムベースのスタンダードカラー〉
1T
2T
40
60
80
90
伸び歪み(%)
クラック面積率<5%
クラック面積率>10%
180°曲げ試験における塗膜クラックの発生状態
2T 曲げ(板厚 0.35mm 伸び歪み 33%)
塗膜の耐疵つき性
●10円玉による塗膜への
疵付状態を確認
荷重
タフマックス
ガルバリウムベースのスタンダードカラー
塗膜残存
一部めっき露出
塗膜残存
めっき露出
10円コイン
2kg
45°
重し
3kg
26
高機能カラー鋼板
JFEカラーGLきわみ
原板
∼耐久・耐食性に優れた屋根用カラー鋼板∼
特 色
●塗膜15年保証付きです。(免責事項がございますのでご確認ください)
●特殊な塗膜の採用により、耐候性に優れています。
●遮熱顔料の採用により、遮熱性が優れています。
●塗料と骨剤の選択により、耐酸性及び耐疵付き性が優れています。
●落ち着きのあるつやけし調の外観です。
●耐食性に優れたガルバリウム鋼板を下地に採用しています。
27
GI
エコガル
GL
耐疵付き性
●トップ層に特殊な骨剤を配し、スタンダードカラーに比べ、耐疵付き性を大幅に向上しました。
製品断面構造図
特殊骨材
高耐久性トップ層
プライマー層
化成処理層
GL めっき
耐疵付き性の比較
耐摩耗性の向上により、
スタンダードカラー
きわみ
サンプル
成形加工及び施工時等に
発生する疵が抑えられ、
耐久性が一段と向上して
います。
摩耗輪(CS-10)
摩耗量=40mg
試験方法:テーバー摩耗試験、CS-10、1kg-1000回転
(一般素地露出)
15mg
(異常なし)
耐酸性
●耐酸性の機能を付与したことにより、最近問題となっている酸性雨による塗膜破損を防ぎます。
硫酸スポット試験結果 試験方法:5%硫酸をカラー鋼板上に滴下 → 60℃で1時間焼付け → 水洗
スタンダードカラー
きわみ
下塗り塗膜露出
×(塗膜分解)
○(異常なし)
耐候性
●環境に厳しい沖縄での暴露試験において、スタンダードカラーに比べ耐候性が優れています。
(色差ΔE の変化が少なく、光沢保持率が高い)
●耐候性の向上により、長期間にわたって美観を保持します。
耐候性の比較(沖縄暴露:5年)
10
色差
スタンダードカラー
(ポリエステル系)
8
6
(ΔE)
4
優
JFEカラーGLきわみ
(特殊ポリエステル系)
2
0
0 1 2 3 4 5 6
暴露期間(年)
28
高機能カラー鋼板
JFEカラーGLニューたい雪
原板
GI
エコガル
GL
∼積雪地域仕様カラー鋼板∼
特 色
●赤外線を反射する特殊顔料を採用して高い遮熱性を持たせ、更に耐酸性機能をもつ複合機能カラー鋼板です。
●特殊塗料の採用により耐候性も良好です。
●原板には高耐食性かつ加工性の良いガルバリウム鋼板(ガルフレックス仕様)
を標準採用しています。
※ガルフレックス仕様→P51をご参照ください。
29
高機能カラー鋼板
JFEカラーGLオアシス
原板
GI
エコガル
GL
∼遮熱顔料を使用した酸性雨に強いカラー鋼板∼
特 色
●塗膜に赤外線を反射する特殊顔料を採用して高い遮熱性を持たせ、更に耐酸性機能も持つガルバリウムを
原板に採用した複合機能カラー鋼板です。
●特殊塗料の採用により耐候性も良好です。
30
高機能カラー鋼板
JFEカラーエコガルアグリ
原板
GI
∼畜舎などアルカリ雰囲気に強いカラー鋼板∼
特 色
●耐酸性、耐アルカリ性に優れています。
●赤外線を反射する特殊顔料の採用により遮熱性能を有します。
●特殊塗料採用により耐候性も良好です。※色メニューについては営業にご相談ください。
●用途として畜舎などのアルカリ雰囲気での使用に適しています。
31
エコガル
GL
高意匠性カラー鋼板
JFEランダムカラーGL
原板
GI
エコガル
GL
∼窯業調の自然美を演出∼
特 色
●複数色が大柄に組み合わされることで生まれる、従来のカラー鋼板にはない意匠感が得られるカラー鋼板です。
●金属瓦やスパンドレル等に加工されると、色の組み合わせで窯変調・窯業材のようなカラー鋼板になります。
屋根成形例
32
高意匠性カラー鋼板
原板
JFEカラーGLしぼり
GI
エコガル
GL
∼質感のある大柄ちぢみ模様∼
特 色
●上塗り塗装中に特殊な触媒を配合し、塗装焼付け時に上塗り塗装表面をちぢませた意匠性のある
低光沢鋼板です。
●重厚感のある外観を有しております。
●ちぢみ鋼板の中では、最も大きな柄を発現しています。(弊社調査結果)
●耐候性に優れた塗装鋼板です。
●屋根・壁はもちろん、高級役物や玄関周りの意匠鋼板として最適です。
Cブルー
Cブラウン
※実際のカラーは色見本帳をご覧ください。
33
Cグリーン
瓦棒屋根施工事例
玉島製造所・保安(正門)
成型事例1【角 波】
成型事例2【ラジアル】
成型事例3【折 板】
特 長
塗装焼付時に、塗膜の上層側と下層側で硬化速度に差を持たせ、
塗膜表面をちぢませた独特な意匠性
㻝㻜㻜䃛㼙
〔硬化初期〕
〔硬化後期〕
上層
塗膜硬化の
触媒制御
上塗り塗装
流動層
下塗り塗装
下層
素材
素材
上層が硬化収縮
下層(流動層)の収縮歪みを
上層で吸収し、ちぢみを形成
34
高意匠性カラー鋼板
原板
JFEディンプルカラー
GI
エコガル
GL
原板は営業担当者にご相談ください。
∼より金属的に、
より美しく∼
特 色
●塗膜表面に凹凸を形成する特殊処理を施し、美しいメタリック感を表現した高意匠性カラー鋼板です。
●優れた遮熱性、耐酸性、耐アルカリ性、耐メタルマーク性を有します。
●3コート塗装ですので、耐久性に優れています。
メタルシルバー
スパイスカッパー
※実際のカラーは色見本帳をご覧ください。
35
スチールブルー
〈他3色〉
性 能
JFEディンプルカラーエコガル
JFEディンプルカラーGL
ポリエステル樹脂
ポリエステル樹脂
13∼25μm
13∼25μm
ポリエステル樹脂
ポリエステル樹脂
1,750時間
>2,000時間
5∼6T
7∼8T
表面塗膜硬度(キズ)
H∼3H
H∼3H
塗り替え迄の目安(注)
12∼16年
12∼16年
品 名
塗膜種類
塗膜構成
塗膜
(表)
塗膜(裏)
塗膜(含下塗り塗装)
塗膜種類
耐食性:JIS-CCT(クロスカット、白錆)
商品性能
曲げ加工試験
クラックなし限界
(注)
日本国内の屋外通常環境における弊社での目安であり、保証するものではありません。なお、塗り替えにより意匠感が変化する事がございます。
JFEディンプルカラーGLのメタルマーク性
ディンプルカラーGLは、耐メタルマーク性に優れています。
メタルマーク試験
試験方法:サンプル上でクロムめっき棒を10往復
クロムメッキ棒
1Kg
サンプル板
ディンプルカラーGL
成型例
弊社 シルバー系
スタンダードカラー
36
高意匠性カラー鋼板
JFEカラーGLきらめき
原板
GI
エコガル
GL
∼不規則柄との出会い∼
特 色
●トップコートに不規則な形態の柄を
形成させたガルバリウム下地の高意
匠性カラー鋼板です。
●赤外線を反射する特殊顔料の活用に
より遮熱性も有します。
SPグリーンF
SPヨウヘンブラウンF
SPブラックF
※実際のカラーは色見本帳をご覧ください。
斑点柄
上塗り
ベース塗膜の上に微細
斑点のランダムな模様
下塗り
窯変柄
上塗り
下塗り
ベース塗膜の中に超微
細斑点を入れることで窯
業系のようなランダムな
模様
窯変柄
上塗り
下塗り
37
ベース塗料の中に表面
拡散する斑点用塗料を
添加したランダムな模様
高意匠性カラー鋼板
JFE光輝メタリックカラーGL
原板
GI
エコガル
GL
∼メタリックな壁用カラー鋼板∼
特 色
●トップ層に特殊アルミフレークを含むクリア塗膜を形成しキラキラとした金属光沢をもつ、
ガルバリウムを
原板とする意匠性カラー鋼板です。
●
“より金属光沢を…”
をコンセプトに開発されました。
●サイディング、外壁用途に適しています。
太陽光等の光
光輝感
特殊顔料
クリアー塗膜
ベースコート
※実際のカラーは色見本帳をご覧ください。
38
高意匠性カラー鋼板
原板
JFEプリント
GI
エコガル
GL
原板は営業担当者にご相談ください。
∼木目調の意匠をもったカラー鋼板∼
木目プリント・セントラルチーク 32
木目プリント・マホガニ 21
木目プリント・ナチュラルバーチ 13
木目プリント・ナチュラルバーチ 14
特 色
●木目模様等をグラビア・オフセット印刷した高意匠性鋼板です。
●天然木材柄、計4種をメニュー化しています。
※色・柄につきましては営業にご相談ください。
39
高意匠性カラー鋼板
原板
JFEエンボス
GI
エコガル
GL
原板は営業担当者にご相談ください。
∼凹凸感のあるカラー鋼板∼
エンボス B柄
エンボス C柄
エンボス G柄
特 色
●カラー鋼板にエンボス加工を施した高意匠性鋼板です。
●3種類(B柄、C柄、G柄)の加工模様を取り揃えております。
■製造可能サイズ
板厚:0.27∼0.35mm 板巾:610∼1,050mm
※上記以外のサイズをご要望の場合、及び色・柄につきましては営業にご確認ください。
40
フッ化エチレン樹脂系塗料を使用した耐熱鋼板
JFEベイクリーン
原板
GI
エコガル
GL
∼耐熱性の必要な用途に∼
〈成形例〉ガスコンロ天板
特 色
●耐熱性が優れています。
(最高 250℃の連続使用)
●耐汚染性(非粘着性)が優れています。醤油、
砂糖、
卵の混合物、
牛乳等の混合物の焦付き、
油汚れが容易に拭き取れます。
●潤滑性が優れています。
(摩擦係数が 0.1 以下)
●耐熱性・耐汚染性の特性を活かして、調理器具やオーブンに最適です。
41
帯電防止鋼板
JFEクリーンエース
原板
GI
エコガル
GL
∼クリーンルームの内装材に最適なカラー鋼板∼
特 色
●亜鉛系めっき鋼板をベースに、上塗りには特殊な帯電防止材を添加したポリエステル塗料を塗装した
カラー鋼板です。
●帯電防止特性を有します。
塗膜中に特殊帯電防止成分を効率よく配合し、通常カラー塗膜の10万分の1の表面抵抗率10 6∼
107Ω/cm2を実現しました。
42
抗菌・防カビ鋼板
原板
JFEピュアクリーン
GI
エコガル
∼食品加工室、病院などの抗菌・防カビ対策に最適なカラー鋼板∼
特 色
●塗 膜中に抗 菌 剤と防カビ 剤を配 合し抗 菌性と防カビ性の
両方の性能を兼ね備えたカラー鋼板です。
(光のない所でも効果を発揮します。)
施工例
大腸菌(O157:H7、ベロ毒素産生株)の試験
開 始 時
6時間後
24時間後
ピュアクリーン
スタンダードカラー
試験方法:JIS Z2801
●血清型大腸菌O-157:H7(ベロ毒素産生株)にも効果を発揮します。
43
GL
その他の菌の試験
大 腸 菌
黄色ブドウ
緑 濃 菌
MRSA
ピュアクリーン
スタンダードカラー
試験方法:IS Z2801 24時間
●各種の菌に対しても有効であることが、確認されています。
防カビ性
スタンダードカラー
ピュアクリーン
試験方法:JIS Z2911 28日間
●カビの増殖も抑えます。
44
各性能について
遮熱性
遮熱性を付与したカラー鋼板は、特殊顔料を採用し、太陽光等に含まれる赤外線の反射率を一般のカラー
鋼板に比べて高めており、屋根・壁にご使用いただいた場合、
①鋼板の温度上昇を低減でき、屋内への伝熱量の低減およびヒートアイランド現象の抑制
②断熱材の劣化抑制(寿命延長)
が期待されます。
塗膜の遮熱性(日射反射率)
太陽エネルギーのスペクトル分布
塗膜劣化 色発現
熱エネルギーに変換
紫外線 可視光線
(3%) (47%)
〈ブラック色の例〉
70
近赤外線
(50%)
60
反射率
1.8
分布日射強度
分布日射強度
1.6
1.4
1.2
10
遮熱性塗膜
通常塗膜
0
250
0.8
(W/m2/nm)
40
30
(%)
20
1.0
赤外線域
50
0.6
750
1250
波 長(nm)
1750
2250
一般カラー鋼板と遮熱カラー鋼板の日射反射率の比較
0.4
遮熱性塗膜を使用した鋼板は、通常塗膜を使用した鋼板より高い
赤外線反射率を示し、結果として遮熱効果を発揮します。
※色によって反射特性が異なるので、遮熱性にも違いが生じます。
0.2
0
335 400 700 780 1000
1500
2000 2100
波 長
(nm)
太陽光中には熱エネルギーに変換される赤外線が約50%含まれています。
遮熱性塗膜のメカニズム
弊社における「遮熱性鋼板」と「高日射反射鋼板」の使い分けについて
100
通常塗膜
遮熱性塗膜
遮熱性塗膜カラー
鋼板を使用した場
合、通常塗膜カラー
鋼板を使用した場
合と比較して、本実
験においては物置
90
80
日射反射率
太陽光線は、
大部分が塗膜に
吸熱される
赤外線の
大部分を反射
70
高日射反射JIS化
(4類・5類・6類)
60
50
40
(%)
内の温度が最大
9℃低下しました。
30
遮熱顔料
20
10
0
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110
L*値
屋内への熱伝導:多
屋内への熱伝導:少
遮熱性鋼板:
高日射反射鋼板:
通常の塗膜よりも日射反射
率を向上させた鋼板全般
遮熱性鋼板の中で、JIS G 3312、G 3318、G 3322
で、4・5・6 類に規定された明度(L*値)が 40 以下と、
日射反射率 40%以上の規定に合致する鋼板
遮 熱 性(ラボ評価)
遮熱性ラボ評価方法
遮熱性比較:鋼板にランプを照射したときの到達温度
90
100w
鋼板到達温度
100mm
通常塗膜
82
81
78
80
遮熱性塗膜
70
62
58
60
60
サンプル
50
ピッチブラック
ダークセピア
ストーングレー
(注)上記温度差はラボ測定データであり、
実環境の温度差を保証するものではございません。
45
遮熱性塗膜を用いたカラー鋼板のフィールド試験評価例(参考)
温度測定部
サンプル区分
裏打ち
通常塗膜カラー鋼板
なし
遮熱性塗膜カラー鋼板
なし
屋 根
(表面)
室 内
(床上1m)
図A
図B
・場所:千葉市(JFE 鋼板敷地内)
・測定日:平成 12 年 8 月、8 時∼15 時測定)
遮熱性塗膜
カラー鋼板(グレー)
通常塗膜
カラー鋼板(グレー)
【図A】屋根表面温度(裏打ちなし)
【図B】室内表面温度(裏打ちなし、床上1m)
70℃
75
50
通常塗膜カラー鋼板(裏打ちなし)
遮熱性塗膜カラー鋼板(裏打ちなし)
外気温
70
65
47℃
56℃
45
38℃
60
室内温度
50
45
(℃) 40
(℃)
35
30
40
35
30
25
25
20
8/2
8/3
遮熱性塗膜カラー鋼板と通常塗膜カラー鋼板で屋根壁施
工した際の断熱効果シミュレーションを、夏場の新潟県
柏崎市を想定し行いました。下図左は室内空調なし、下
図右は日中室内空調し室内温度を28℃に保持した場合
のシミュレーション結果を示します。遮熱性塗膜カラー
鋼板を用いることで夏場の空調エネルギーを約15%低
減できることが算出されました。
〈計算結果〉
屋根・壁に用いる
空調(強制排出)
カラー鋼板
エネルギー量[MJ(メガジュール)]※1 日の総計
① あおいろ(通常塗膜カラー鋼板) 10,189(MJ/ 日)20,378(円 / 日)
② Tあおいろ(遮熱性塗膜カラー鋼板) 8,576(MJ/ 日)17,152(円 / 日)
➡
電気換算(2.0 円 /MJ)
8/4
8/1
設定:
70.1°
壁 角波
屋根 グラスウール 100mm の
ダブル折板
日射:
南
新潟県柏崎市
2010 年 8 月 3 日
外気温:
≒20°
気象庁 柏崎データ
2010 年 8 月 3 日
土間温度:
25℃
(一定)
※関東地区での実測値に基づく
換気回数:5 回 /hr.
空調:
東
10:00∼17:00 の間
(7 時間 / 日)
、
空調にて屋内室温を 28℃にキープ。
空調なし
8/2
948
1100
1212
1324
1438
948
1100
1212
1324
1436
800
912
1024
1136
1248
1400
948
1100
1212
1324
1438
948
1100
1212
1324
1436
848
1000
1112
1224
1336
1448
800
912
1024
1136
1248
1400
20
8/1
8/3
8/4
西
140m
5.5m
55m
北
空調あり ※10:00∼17:00の間(7時間)、空調にて屋内室温を28℃にキープ。
屋内室温と外気温
(℃)
40
屋内室温と外気温
(℃)
40
外気温:2010年8月3日、
柏崎 ※気象庁データ
35
通常塗膜カラー鋼板(裏打ちなし)
遮熱性塗膜カラー鋼板(裏打ちなし)
外気温
848
1000
1112
1224
1336
1448
屋根温度
55
屋内室温
①あおいろ(通常塗膜カラー鋼板)
peak時 31.7℃
30
25
10:00∼17:00の間(7時間)、
空調にて屋内室温を
28℃にキープ。
35
30
屋内室温
②Tあおいろ(遮熱性塗膜カラー鋼板)
peak時 31.2℃
25
屋内室温③しろいろ
peak時 30.5℃
屋内室温
①あおいろ(通常塗膜カラー鋼板)
屋内室温
②Tあおいろ(遮熱性塗膜カラー鋼板)
屋内室温③しろいろ
20
20
4:00
外気温:2010年8月3日、
柏崎 ※気象庁データ
6:00
8:00 10:00 12:00 14:00 16:00 18:00 20:00
5:00
7:00
9:00 11:00 13:00 15:00 17:00 19:00 21:00
4:00
6:00
8:00 10:00 12:00 14:00 16:00 18:00 20:00
5:00
7:00
9:00 11:00 13:00 15:00 17:00 19:00 21:00
46
各性能について
耐酸性
日本各地の雨のpH測定結果
6.0
測定箇所
100
測定の結果、太平洋側より日本海
80
5.5
60
pH 5.0
40
4.5
20
nss-SO42−量(meq/m2)
nss-SO42−量
側の方がpHが低く、硫酸イオン
沈着量が多い(中国大陸の影響)
ことがわかります。
近年では、酸性雨の影響が日本
全体に及びつつあるとされてい
ます。
[環境省地球環境部酸性雨−地球の行方−
(1997)
より]
4.0
酸性
0
新潟
輪島
松江
日本海側
仙台
東京 名古屋
太平洋側
2−
*nss-SO4 :非海塩性の硫酸イオン
これらの酸は雨の中に溶ける
酸性雨生成のメカニズム
SOx
NOx
工場や車の
排気ガスが酸化
H+
SO42−
NO3−
H2SO4(硫酸)
HNO3(硝酸)
乾性沈着
(ガスなど)
酸性雨
湿性沈着
(雨など)
H+、SO42−、NO3−
屋根、壁などに沈着 → 塗膜の損傷
酸性雨による塗膜の損傷
酸性雨による塗膜損傷のメカニズム
硫酸スポット試験結果 (参考)
酸による加水分離
酸
(硫酸)
〈スタンダードカラー〉
下塗り塗膜露出
酸の浸透
×(塗膜分解)
塗 膜
〈耐酸性付与カラー鋼板〉
①酸の塗膜への付着
②乾燥・濃縮
(硫酸は揮発しない)
③塗膜の損傷
○(異常なし)
試験方法:
5%硫酸をカラー鋼板上に滴下 →
60℃で1時間焼付け →水洗
47
耐アルカリ性
10%アンモニア水浸漬試験
2T曲げ
=1T
試験材料
アンモニア水
35日後
10%アンモニア水浸漬35日後
耐アルカリ性付与鋼板
(例)JFEエコガルアグリ
テープ剥離後
スタンダードカラー
テープ剥離後
48
各性能について
耐疵付き性
テーバー磨耗試験 試験方法:JIS K 6902 [CS-10、1kg-1000回転]
摩耗輪(CS-10)
耐疵付き性付与カラー鋼板
スタンダードカラー
例)JFEカラーGLきわみ
摩耗輪による塗膜のはがれを確認します。
サンプル
9H鉛筆疵付き試験
荷 重
300g
500g
1,000g
耐疵付き性付与カラー鋼板
スタンダードカラー
例)JFEカラーGLきわみ
9H鉛筆に荷重を加え、疵付性を確認します。
サンプル
(例)
スタンダードカラーでは300gで、耐疵付き性付与カラー鋼板では
1,000gで入ります。
摺動性試験
試験片
凸部をめっき生地材に接触
(5mm押し出し)
耐疵付き性付与カラー鋼板
スタンダードカラー
例)JFEカラーGLきわみ
荷 重
200g
サンプルを往復で擦って摺動時の疵を確認
49
荷重をかけた試料で滑性と耐摩耗性を確認します。
(例)スタンダードカラーでは疵が見られ、耐疵付き性付与
カラー鋼板では疵は見られません。
耐汚染性(雨ダレ汚染の防止)
弊社のカラー鋼板で耐汚染機能を付与しているものは表層の親水化によるセルフクリーニング機能を
有し、空気中の水分で加水分解されることで表層に親水基が生成され、耐汚染機能が得られます。
親水化した塗膜上では壁面と汚れの間に水が入り込み、汚れを洗い流すことにより雨ダレ汚れがつきに
くくなります。 優れた耐汚染性
親水性汚れ成分が雨水と共に落ちやすい
塗膜を親水化
雨筋状の汚れが大幅軽減
汚れが付着しても拭くと落ちやすい
耐汚染性能発現のメカニズム
雨ダレ汚染防止のメカニズム
● 塗膜表層の親水性化
汚れを残してゆくから
それに対して
雨ダレが目立つ他の塗膜。
塗膜構造
特殊層
ポリエステル樹脂層
特殊層の役割
屋外暴露中、雨水・大気中の
水分により特殊層が親水化
親水性塗膜
疎水性塗膜
(接触角が高い)
〈疎水性〉
OR
OR
OH
OR
Si
Si
Si
Si
+H2O
屋外暴露
○親水化の汚れは付着するが、
雨水と共に洗浄され、
蓄積しない。
○親油性の汚れは拭くと
取れやすい
注)雨があたらない部分の汚れ程度は
現行のカラー鋼板と同等です。
〈親水性〉
OH
OH
OH
OH
Si
Si
Si
Si
汚れを洗い流す
耐汚染性塗膜
(接触角が低い)
雨水が
水玉となって
壁面に付く
雨水が
水玉となって
壁面に付く
雨水が
汚れ
(排気ガス
中のカーボン
粒子等)
を
集める
壁面に対して
親しく接する
集めた汚れは
壁面に
付着させて…
水玉が壁面と
汚れの間に
入り込み
水玉は
去ってゆく
汚れとともに
去ってゆく
● 塗膜表層の高架橋密度構造化
汚染
物質
高架橋密度塗膜
(耐染み込み汚染機能)
○
一般塗膜の架橋構造
高架橋密度構造
(汚染物質が染み込みやすい)
(汚染物質が染み込みにくい)
これが
耐汚染防止効果
(雨ダレ汚染の低減)
である
これが
雨ダレ汚染
塗膜表層が緻密網目構造
汚染物質が浸透しにくく、
拭けば落ちやすい
○
親水性が高い鋼板は耐汚染性に優れます。また親水性は水接触角で表わすことができます。
耐汚染仕様のカラー鋼板の水接触角は一般のカラー鋼板と比べ初期から低く、経時で更に親水化が進行し、優れた雨ダレ汚染防止性能を有しています。
水接触角イメージ
暴露試験での水接触角の変化
効果のある接触角
θ:50度以下
水
雨ダレ汚染性評価結果
90
耐汚染性塗膜
通常塗膜
80
θ
θ
耐汚染性塗膜
接触角 大
水滴形成
接触角 小
水膜形成
70
接触角
通常塗膜
(度)
60
50
40
30
20
通常塗膜
10
耐汚染性塗膜
0
0
水濡れ性評価(赤着色水に浸漬−引き抜き)
2
4
6
8
経過時間(時)
50
オプション仕様
高加工ガルバリウム仕様 ∼ガルフレックス∼
ガルフレックスとは、ガルバリウムカラー鋼板の加工性を高める特殊処理を施す仕様です。
曲げ加工性を向上し、加工部においてもガルバリウムめっき本来の耐食性を発揮させます。
※仕様付加に際しては、弊社営業にご相談ください。
ガルフレックス仕様の概念図
●一般的にめっき層が硬いと、曲げ加工の際にクラック
が入り、塗膜にまで伝播してしまいます。
(優)
塗装GF鋼板
(ガルファン下地)
曲げ加工性
塗装鋼板
(溶融亜鉛めっき下地)
ガルフレックス
●ガルバリウムめっきはエコガルめっきの約2倍も硬く、
加工時のクラック発生には不利となります。
エコガル
カラー
●ガルフレックス仕様ではエコガル並みのめっき硬度と
なり、加工時のクラックも大幅に改善されます。
既存商品
塗装GL鋼板
(劣)
(低)
(高)
耐食性(平面部)
ガルフレックス仕様の位置付け
通常ガルバリウム
ガルフレックス仕様
ガルフレックス仕様
(めっき被膜 硬)
(めっき被膜 軟)
塗膜
めっき皮膜
鋼板
塗膜
軟質化めっき皮膜
鋼板
硬質めっき皮膜にクラック発生
軟質めっき皮膜
塗膜を貫通
クラック僅
ガルバリウム鋼板
溶融亜鉛めっき鋼板
エコガル
(参考)
Mg系合金めっき
0
(軟)
断面構成例
上塗塗膜
表
下塗塗膜
面
化成被膜
鋼板
裏 面
溶融55%
Al-Zn合金めっき
(構造制御タイプ)
化成被膜
裏面塗膜
100
150
200
300
めっき皮膜 硬度HV
(硬)
製造可能範囲
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
(mm) 0.35
0.30
0.27
0.25
0.20
0.15
板厚
溶融55%
Al-Zn合金めっき
(構造制御タイプ)
50
1,060
610
762
914
1,000
1,100
1,219 1,260
1,600
板 幅(mm)
製造可能
ご相談ください。
加工度要求レベルが高い薄物を主な対象と考えておりますが、
上図を外れたご要望がございましたら弊社営業にご相談ください。
51
クロメートフリー仕様
近年、世界的規模で環境負荷物質軽減の動きとともに、カラー鋼板においても使用されているクロメート
(クロム酸塩)成分を除外した商品のニーズがあります。
家 電:EU有害物質使用制限指令(RoHS指令)
2006年7月以降に販売する商品から6価クロム他の有害物質含有使用禁止
自動車:ELV指令(使用済み車両(End-of-Life Vehicle)からの廃棄物低減 )制定
2007年7月以降の新規販売車両への6価クロム他の有害物質原則使用禁止
※仕様付加に際しては、弊社営業にご相談ください。
断面構成例
表
上塗塗膜
面
下塗塗膜
(クロメートフリー)
裏
化成被膜
各種めっき(注)
(クロメートフリー)
各種めっき
化成被膜
面
(注)
(クロメートフリー仕様)
鋼板
裏面塗膜
(注)めっき種類:GI=溶融亜鉛めっき、エコガル=溶融Zn-5%Al合金めっき鋼板、及びGL=溶融55%Al-Zn合金めっき鋼板
*クロメートフリー仕様以外の商品性能は各商品ページ及びP5をご覧ください。
クロメートフリー仕様カラー鋼板の耐食性評価例
GI下地(Z08)クロメートフリー仕様
テープ剥離:0mm
GI下地(Z08)クロメート
テープ剥離:0mm
試験方法:JIS K5621 5%NaCl、30℃、30min噴霧 → 湿潤>95%RH、5h →乾燥50℃、2h → 乾燥30℃、2h / サイクル
試験時間:500時間
クロメートフリー仕様は、現状GI下地カラー鋼板と同様、良好な耐食性を示します。
52
オプション仕様
光触媒仕様(国内初のプレコート鋼板) ∼オプトクリーン∼
オプトクリーンに使用した光触媒は、可視光線領域でも
反応するため、蛍光灯、LEDでも効果を発揮します。
オプトクリーンは、酸化チタンの光触媒反応を利用し
た、抗菌・抗ウイルス・防カビ・防臭に優れた光触媒型
プレコート鋼板です。
酸化チタンに特殊添加物を加えることにより、国内で
初めてコイルコーティングを実現しました。
ポストコートや現地施工で光触媒の必要がない、安定
した品質と低コストを誇る製品です。
TOTO株式会社殿と弊社の技術を使用
皮膜構成
特 長
得られる性能
光触媒機能
複合皮膜
抗菌・防カビ性
消臭性
酸化分解性
親 水 性
光触媒TiO2
可視光
応答型
セルフ
クリーニング性
汚れ分解
屋 外
抗菌
防臭
菌の増殖中
カビの発生を
イヤな臭いを
抑止
抑える
光触媒
酸化チタン
コーティング
セルフ
クリーニング
雨水で
汚れが落ちる
成形加工性
潤 滑 性
非粘着性
添加成分
ワイピング性
屋 内
従来型(390nm以下で反応)
被膜構成図
光触媒機能
光触媒機能
複合皮膜
(可視光応答)
非粘着性
成形加工性
耐汚染性
太陽光
プレコート特性
強 度
めっき鋼板
潤 滑 性
光
各種カラー
塗膜
今回採用(500nm以下で反応)
酸化・分解、親水性
耐食性、耐候性、加工性
オプトクリーンには、500nm以下で反応が進む特殊な光触媒を採用
(a. u.)
→太陽光に比べて弱い蛍光灯のエネルギーでも、光触媒効果が得られる
蛍光灯
390nm以下:蛍光灯エネルギーの約3%しか利用できない
500nm以下:蛍光灯エネルギーの約30%を利用可能
300
400
500
600
700
800
900
波 長
(nm)
特 長
紫外線
● お客様での塗装や表面処理が不要なプレコート製品です。
● 雑菌やカビの繁殖を抑え、
クリーンで快適な生活環境を保ちます。
● ロールフォーミング、曲げ、
プレスなど、
さまざま成形加工に適しています。
● 汚れが付きにくく、落としやすいため美観の維持が可能です。
● 連続ラインで製造しますので、安定した品質です。
● 各種多様なカラー鋼板上に処理が可能です。
53
可視光線
赤外線
図版参考:東京大学橋本和仁研究
酸化チタンの光触媒機能による酸化・分解作用で、優れた抗菌・防カビ性、抗ウイルス性を発揮します。
抗菌・防カビ性
大 腸 菌
黄色ブドウ球菌
〈黄色ブドウ球菌の滅菌試験結果〉
〈大腸菌の滅菌試験結果〉
10 6
スタンダードカラー
スタンダードカラー
JIS 効果基準
10 2
10
4
10
3
10 5
生菌数
10
3
10 6
10 5
生菌数
生菌数
10
〈黒カビ胞子の滅菌試験結果〉
10 6
10 5
4
黒カビ性
10
JIS 効果基準
10 2
オプトクリーン
オプトクリーン
<10
オプトクリーン
<10
20
40
JIS 効果基準
10 3
10 2
0
スタンダードカラー
4
60
80
<10
0
20
初期
照射時間(Hr)
40
60
80
0
20
40
照射時間(Hr)
生菌数:1.4×10 5個
生菌数:2×10 5個
8時間後
60
80
照射時間(Hr)
生菌数:5×10 4個
8時間後
24時間後
スタンダードカラー
オプトクリーン
スタンダードカラー
オプトクリーン
スタンダードカラー
オプトクリーン
8.3×10 4個
1.3×10個
8.1×10 4個
4.3×10個
2.4×10 4個
1.4×102個
試験方法:JIS R1702法*1
(抗菌性)/JIS R1705法(防カビ性) JFEテクノリサーチ
(株)試験
*1 50mm×50mm の試験片上に菌液を摂取し、ブラックライト蛍光ランプにより、昼間の室内相当の紫外線強度(0.1mW/cm 2)を所定時間照射した後の生菌数(ウイルスの場合は感染価)を測定。
抗ウイルス性
(TCID 50/ml)
スタンダードカラー
10 7
10
6
JIS 効果基準*3
10 5
10 4
10 3
オプトクリーン
10 2
<10
0
2
4
6
A型インフルエンザウイルス
*2
10 8
8
10
12
(TCID 50/ml)
ポリオウイルス感染価
A型インフルエンザ感染価
ポリオウイルス
*2
10 8
10 7
スタンダードカラー
10 6
10 5
JIS 効果基準*3
10 4
10 3
オプトクリーン
10 2
<10
0
2
4
照射時間(Hr)
6
8
10
12
照射時間(Hr)
試験方法:JIS R1702法*1 (財)北里環境科学センター
*1 50mm×50mm の試験片上に菌液を摂取し、ブラックライト蛍光ランプにより、昼間の室内相当の紫外線強度(0.1mW/cm 2)を所定時間照射した後の生菌数(ウイルスの場合は感染価)を測定。
*2 実験的に測定されるウイルスの細胞感染能力。
*3 JIS 効果基準の目安である「ウイルスの接種 8 時間後において、ウイルス感染価が一般カラー鋼板の 1/10 2 以下」であることを確認しました。
その他性能
アセトアルデヒド
25
40
20
アンモニア濃度
スタンダードカラー
15
10
(ppm)
アセトアルデヒド濃度
(ppm)
アンモニア
オプトクリーン
5
0
スタンダードカラー
30
20
オプトクリーン
10
0
0
20
40
試験時間
(Hr)
60
80
0
10
20
30
試験時間
(Hr)
50mm×50mm の試験片を 5L 密閉容器に入れ、
所定濃度のガスを注入した後、
蛍光灯下
(UV0.01mW/cm 2)
で室内放置。
一定時間ごとに検知管で濃度を測定。
54
オプション仕様
光触媒仕様(国内初のプレコート鋼板) ∼オプトクリーン∼
耐汚染性
成型加工性
成型加工部においても親水性がありますので、
酸化チタンと複合皮膜を構成する特殊添加物の
屋外で使用する場合、雨筋汚れが目立ちません。
潤滑性により、各種成型が容易です。
暴露試験による雨筋汚れ程度
円筒絞り成型
良
2
20
絞り抜け
オプトクリーン
0
0
−2
2
4
6
8
10
12
14
−4
成型の高さ
雨筋部色差 ΔL
4
25
オプトクリーン
15
10
(mm)
汚れ大
スタンダードカラー
5
スタンダードカラー
−6
0
1.9
−8
暴露時間(月)
2.2
2.3
2.4
絞り抜け
D
2.5
2.6
成型の高さ
9mmで破断
オプトクリーン スタンダードカラー
D0
オプトクリーン スタンダードカラー
ΔL<0.5
2.1
絞 り 比
6ヶ月後の汚染状態
暴露試験状況
2
絞り比=D/D 0
ΔL=−5.8∼−6.7
板厚 0.5mm、
ブランク
(D 0)
50mm、
絞り比 2.3 の成型例。
● 内装:食品工場、病院、高齢者福祉施設などの壁・トイレ・浴室・厨房まわり、畜舎内装 等
用途例
● 外装:サイディング、シャッターBOX、エアコン室外機 等
● 家電製品、空調設備、冷却システム 等
浴室のぬめり・黒カビ防止
浴水のかかる部位での6ヶ月後の状態
浴水のかからない部位での3ヶ月後の状態
黒カビ発生
黒カビ
ぬめり
ぬめり
(培地)
スタンダードカラー
55
オプトクリーン
スタンダードカラー
オプトクリーン
防虫仕様(国内初のプレコート鋼板) ∼サニータ∼
サニータの被膜構成図
共同開発:アース製薬株式会社殿
石 原 薬 品 株 式 会 社 殿
めっき鋼板の表面に極めて薄い特殊防虫皮膜を形成させて
ゴキブリが寄りつかなくなる!
ピレスロイド系防虫成分
クロメートフリー防錆成分
ベース樹脂
約1μの特殊防虫皮膜
各種塗膜
溶融亜鉛めっき鋼板(GI)
溶融55%アルミ-亜鉛合金めっき鋼板(GL)
めっき鋼板
*めっき鋼板と各種塗膜の詳細はP7のJFEカラーGLを参照ください。
サニータの特長
● 優れた防虫効果を有する。
ゴキブリ定着阻害率は95%以上です。
● 長期間効力が持続する。
持続期間は10年(アース製薬殿評価)。
● 安全性が高いエコ製品です。
環境にやさしいクロメートフリー被膜です。
● 無臭で不快感がありません。
常温では不揮発性です。
防虫のメカニズム
触覚、口、脚、皮膚など経由
「住み着きたくない!」
鋼板に接近・接触
「気持ち悪い!」
「もうそんなとこにいないぞ!」
「居たくない!」
害虫の体内に薬剤が浸透 ➡ 不快感の信号
「もっと住みやすい場所を探そう!」
学習する
再侵入、営巣、集合しない
長期間効力が持続
防虫効果の特長
〈実験例〉
暗い場所
<ゴキブリ解放2日後>
右記写真のようにゴキブ
リは最も安全(安心)な場
所 へ 移 動 する習 性 が あ
る。防虫鋼板②、③にはゴ
キ ブリは ほと ん ど い な
い。無処理鋼板①、④で
はゴキブリの定着が認め
られる。
定着阻害率
定着阻害率95%以上の
優れた防虫効果を有す
100
防虫鋼板による定着阻害テスト
80
50℃75%RH
8ヶ月は常温
10年に相当
60
40
(%)
●
①
●
②
餌
水
20
0
0
明るい場所
●
③
●
④
2
4
6
経過月数(月)
8
持続時間は 50℃75%RH 加速試験からの
推測値です
※アース製薬・業務用商品部 データ
56
注意事項
腐食過程と影響因子
1.カラー鋼板はめっき鋼板よりも、塗膜を有する分耐久性に優れます。
2.カラー鋼板は塗膜種が同じ場合、下地めっきの 特性によって耐食性能が異なってきます。
3.カラー鋼板は通常環境では良好な耐食性を示します。
4.カラー鋼板は太陽光紫外線量や付着海塩量が多く、湿潤度の高い環境では、耐久性への影響が
大です。紫外線と付着海塩量の多い沖縄では通常環境の2∼3倍も腐食が進行します。このような
厳しい環境ではGLめっきが優れ、GL下地カラー鋼板はさらに有利です。
5.塗膜の劣化段階で補修塗装することが、カラー鋼板の寿命を長持ちさせます。
カラー鋼板の耐久性(=耐候性、耐食性)
光沢低下
色調変化
チョーキング
(白亜化)
塗膜の劣化(耐候性)
ふくれ
白さび
赤さび
めっき層の腐食(=耐食性)
塗膜種類:ポリエステル、フッ素 等
めっきの種類:GI、エコガル<GL 等
耐候性影響因子
耐食性影響因子
環境要因
紫外線量、強度、湿度、気温、酸・アルカリ濃度、砂などの飛来物の衝突(エロージョン)、
雨洗浄有無、有毒ガス 等
成型加工要因
加工度、傾斜度 等
57
沖縄(塩害地域)暴露結果例
(優)
(劣)
カラーGL
GL
エコガル
GI
GIでは赤錆が発生している条件で、
カラーGLは塗膜劣化段階に留まっています。
海岸からの距離と海塩粒子飛来量
液滴の発生
風による飛散と
大粒子の沈降
過飽和液滴
凝縮
しぶき
海塩粒子の付着機構の模式図
58
注意事項
腐食のメカニズム
軒天・軒下錆発生のメカニズム
海塩粒子飛来…付着
軒天・軒下に海塩堆積
雨により海塩洗い流し
白錆発生
腐食因子の
付着・濃縮
雨掛りしない
部位
雨掛り部位
屋 根や 外 壁に腐 食 因 子 物
質( 海 塩 粒 子 )が 飛 来し 付
着、堆積します。
カラーGL
曲げ加工部
腐食事例
軒天、軒下部は腐食因子物
質が濃化し湿潤し続けるた
め腐食が促進されやすくな
ります。曲げ加工などで塗
膜ワレが発生した場合顕著
となります。
雨 が 降ることで 腐 食 因 子
物質は洗い流されます。し
かし軒天・軒下部は雨掛り
しな いため腐 食 促 進 物 質
が洗い流されません。また
日当たりも悪いため湿潤環
境が長く続きます。
海岸からの距離とGI、
GLめっきの腐食速度調査例
雨がかりする場所
雨がかりしない場所
腐食大
腐食大
16
GI
14
GL
GI
14
GL
12
12
腐食速度
腐食速度
8
6
(μm/年)
6
4
4
2
2
10
(μm/年)
16
10
8
0
0
海岸直近
海岸1.1km
海岸2.9km
海岸直近
海岸1.1km
*GL鋼板でも海岸近傍から、雨水が当たらない部位では腐食速度が急増します。
付着量
腐食因子物質(塩素イオン)の
表面吸着量推移
600
● 雨掛り部位
■ 雨掛りしない部位
400
(mg/m2)
200
0
0
30
60
暴露日数
59
90
海岸2.9km
特殊な条件下での腐食事例
異種金属接触腐食
雪止め金具
塗膜ふくれ
雪止め金具とカラー鋼板の接触
銅線とカラー鋼板の接触
腐食防止策
○
塗装鋼板と、異種金属との直接接触を避けて施工してください。絶縁処理を施した金具・付属物のご使用や、異種
金属側の塗装も効果的です。
○
直接接触が避けられない場合、金具や付属物は同種金属(例.亜鉛めっきとアルミめっき、アルミ線)をご使用くだ
さい。
防腐・防蟻処理木材との接触による腐食
腐食防止策
主として銅系の防腐防蟻剤を含む木材との長期直接接触を
避けてください。
通気胴縁(木材)
○
主成分に銅を含む防腐防蟻剤で処理された木材、合板は
カラー鋼板を腐食させる懸念があります。
○
直接接触する部分(軒先、けらば、棟包み、雨押え、降り
棟、谷部、目地など)は絶縁用下葺(ルーフィング材また
はブチルテープなど)で防錆し、木材・合板との直接接触
を避けてください。
土台水切
(亜鉛めっき系塗装鋼板)
長期水濡れ腐食
屋根裏への水の浸入、結露等の原因で、長期間水
に濡れた状態が続くと数年前後で穴あきに至る
場合があります。
腐食防止策
○
軒先部に断熱材を貼り付けない、疎水性断熱材の採用等
○
設計・施工時の水侵入防止・結露防止への配慮(P61 結
露の項もご参照ください)
一般カラー材(板厚 0.6mm)
施工:約10年経過 海岸から約4km
60
使用上の注意
作業全般を通して商品端面による切創等には十分ご注意ください。
1 保 管
1.保管期間はできるだけ短くなるようにしてください。
2.コイルの転倒や切板の荷崩れを避けるため、安定した状態で保管してください。
3.梱包紙などが破損した場合には、速やかに補修してください。
2 取扱い
1.取扱い時には手袋を使用する等、表面の被覆面に損傷を与えないように注意してください。
2.万が一表面を傷つけた場合は、補修を行ってください。
3.コイルバンドをはずす場合、コイルバンド及びコイルの端面がはね上がる等の危険がありますので注意してください。
4.製品の端面は鉄面が出ておりますので、切創には注意してください。
3 加工作業
塗装亜鉛系めっき鋼板表面は軟らかい塗料です。加工時に、表面を傷つけると耐食性に悪影響を及ぼします。
1.ロール成形、プレス成形等を行う場合には、製品を傷つけないように事前にロールや金型の手入れを十分に行い、異物は取
り除いてから作業を行ってください。
2.板の呼び厚さは原板の厚みですので、ロールのクリアランス等の調整はめっき厚、塗膜厚を考慮して設定してください。
3.プレス加工時に潤滑油を使用する場合、その種類によっては塗膜を腐食させたり、変色させる可能性がありますので、使用
前に確認してください。
4.鋼板は時間の経過とともに硬化する傾向があります。加工性が劣化する場合がありますので、なるべく早く使用してください。
4 施 工
1.色は似ていても、色名の違うものや他社材との貼り合わせは行わないでください。また、色調は経年変化いたします。
2.施工中、加工時に出た切り屑・ボルト類等を鋼板の上に取り残したり放置すると、「もらい錆」を生じることがありますの
で、施工後、加工後はこれらを除去してください。
3.防腐防蟻処理(主として銅イオンを含む薬剤)した木材や合板と弊社製品を直接接触させて使用しないでください。異種金
属接触腐食により短期間で赤錆を発生させる場合があります。この防止として、絶縁用下葺き(ブチルテープ等)等で弊社
製品との直接接触を防ぐことをお勧めします。
4.裏面からの発錆を防止するよう配慮してください。木毛セメント板・アスファルトフェルト・グラスウール(断熱材)等の
下地の場合、防水、結露防止等適切な工法処理を行い、湿気等による裏面からの腐食に留意してください。
5.取付けにあたっては、金具にステンレスのフックボルト・丸釘等を使用し、止め金具からのもらい錆の無いこと、及び金具
材質の耐久性を考慮してください。また、フックボルトを使用する場合は、ネジの緩み防止、電食防止等を考慮してパッキ
ンを使用してください。
6.ハンダ付け・溶接等で塗膜を剥がすために薬剤を使用する場合、使用後は水洗いをし薬剤が塗膜上に残らないようにしてく
ださい。薬剤が残留していますと、塗膜剥がれや後塗装が行えない可能性があります。
7.海岸からの距離が近い場所や有害なガスが噴出する火山地帯等の腐食環境地域においては、めっき層の腐食が進行しやすい
ことが知られています。また、海岸からの距離が同じであっても、地域によっては飛来する塩分量が異なり腐食に影響を与
えます。地域差だけではなく雨がかりする・しないによっても付着塩分量は異なり、使用部位で耐久性が異なります。
8.工場や自動車の排気ガスに含まれる硫黄酸化物(SOX)や窒素酸化物(NOX)は、大気中で酸化等により硫酸(H2SO4)や
硝酸(HNO3)となり雨に混じります。また、季節風で海外から運ばれた硫黄酸化物等も雨に混じり酸性雨、酸性雪となり
ます。硫黄酸化物(SOX)沈着の例でいうと、国内の工場、自動車の排気ガス等よりも海外起因が圧倒的に大きく、またそ
の影響度も地域によって異なることがあります。
9.軒下・軒天等の雨のかかり難い部位で使用頂く場合は、腐食原因物質が洗い流されず、その部分に堆積する場合があり、腐
食や色調変化を誘発する場合がありますので、定期的に水洗いされることをお勧めします。
5 結 露
1.結露が発生した場合は、できるだけ早く拭き取られることをお勧めします。
2.鋼板の裏面については、常時濡れる環境下では塗膜中に含まれるクロムが溶出する可能性があります。使用の際は、裏面側
が常時水分に曝されないような設計、もしくは使用上の配慮をお願いいたします。
3.結露を生じやすい場所で使用される場合は、弊社営業にご相談ください。
61
製造可能範囲
A
D
●JFEカラー
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
(mm)
0.35
0.30
0.27
0.25
0.20
0.15
1,525
762
914
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
(mm)
0.35
0.30
0.27
0.25
0.20
0.15
板厚
板厚
標準製造可能範囲
610
●JFE光輝メタリックカラーGL
1,000
1,100
1,219 1,260
1,600
標準製造可能範囲
1,245
1,060
610
762
板 幅(mm)
B
E
●JFEカラーエコガル
●JFEカラーF20エコガル
●JFEカラーエコガルアグリ
914
1,219 1,260
1,100
1,219 1,260
標準製造可能範囲
610
762
1,100
●JFEプリント
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
(mm)
0.35
0.30
0.27
0.25
0.20
標準製造可能範囲
610
1,000
板厚
板厚
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
(mm) 0.40
0.35
0.30
0.27
0.25
0.20
0.15
914
板 幅(mm)
1,000
1,100
762
1,219 1,260
914
1,000
板 幅(mm)
板 幅(mm)
C
F
●JFEカラーF20GLきらめき
●JFEディンプルカラーGL
●JFEランダムカラーGL
●JFEカラーGLきらめき
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
(mm)
0.35
0.30
0.27
0.25
0.20
0.15
板厚
板厚
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
0.40
(mm)
0.35
0.30
0.27
0.25
0.20
0.15
●JFEカラーGL
●JFEカラーGLつやけし
●JFEカラーF20GL
●JFEカラーF20つやけし
標準製造可能範囲
610
*応相談範囲:
762
914
1,000
板 幅(mm)
1,100
1,219 1,260
●JFEカラーF20極フロン
●JFEカラーGLしぼり
●JFEカラーGLきわみ
●JFEピュアクリーン
●JFEカラーGLニューたい雪 ●JFEクリーンエース
●JFEカラーGLオアシス
標準製造可能範囲
610
762
914
1,000
1,100
1,219 1,260
板 幅(mm)
※ガルフレックス仕様の製造可能範囲はP51を参照してください。
62
2014年4月 発行
本社 〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー
流 通 営 業 部 T E L 03-3493-1504
F A X 03-3493-1937
住宅建材営業部
T E L 03-3493-1560
F A X 03-3493-1943
鋼 板 営 業 部 T E L 03-3493-1524
F A X 03-3493-1937
建設建材営業部
T E L 03-3493-1576
F A X 03-3493-1940
輸
F A X 03-3493-1937
商 品 技 術 部
T E L 03-3493-1283
F A X 03-3493-1937
出
北海道支店
東 北 支 店
名古屋支店
大 阪 支 店
北陸営業所
岡山営業所
中国営業所
九 州 支 店
室 T E L 03-3493-1542
〒060-0002
〒980-0803
〒451-6018
〒530-0003
〒930-0004
〒700-0821
〒730-0037
〒812-0025
札幌市中央区北二条西四丁目1番地 札幌三井JPビルディング
仙台市青葉区国分町三丁目4番33号 仙台定禅寺ビル
名古屋市西区牛島町6番1号 名古屋ル−セントタワ−
大阪市北区堂島一丁目6番20号 堂島アバンザ
富山市桜橋通り3番1号 富山電気ビル
岡山市北区中山下一丁目8番45号 NTTクレド岡山ビル
広島市中区中町8番12号 広島グリーンビル
福岡市博多区店屋町1番35号 博多三井ビルディング2号館
*デザイン・仕様は予告なく変更することがあります。
*当該パンフレットはJFE鋼板㈱の著作物であり、弊社の許可なく、複製・複写・転用・転載等を行うことを禁止致します。 T E L 011-219-3011
T E L 022-223-8591
T E L 052-561-3396
T E L 06-6342-0620
T E L 076-441-2421
T E L 086-233-0068
T E L 082-245-3238
T E L 092-262-7711
FAX 011-219-3013
FAX 022-267-1516
FAX 052-561-3463
FAX 06-6342-0618
FAX 076-441-2058
FAX 086-233-0061
FAX 082-245-3271
FAX 092-262-7712
1404R1-UM
Fly UP