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栄養管理室だより
平成23年11月
落ち葉が風に舞う季節となりましたが、皆様にはお加減いかがでしょうか。
1. 11月の献立から
11月10日(木)夕食
<材料 : 1人分>
豚もも肉 … 60g
キャベツ … 80g
にんじん … 10g
ピーマン … 15g
白ねぎ … 20g
にんにく… 1/2片
酒(肉の下味用) … 3g
しょうゆ(肉の下味用) … 3g
★ 味噌 … 8g
★ 酒 … 5g
★ さとう … 3g
★ しょうゆ … 3g
★ 豆板醤 … 2g
★ ごま油 … 2g
サラダ油 … 5g
- 回鍋肉(ホイコーロー) -
<作り方>
① 豚肉を食べやすい大きさに切り、酒としょうゆで下味を
つけ、よくもみ込みます。★印の合わせ調味料は器に混
ぜ合わせておきます。
② キャベツは3cm角、にんじんはうすい短冊切り、ピーマ
ンは小さめの乱切り、白ねぎは斜めうす切り、にんにく
はみじん切りにします。
③ フライパンにサラダ油を入れ中火でにんにくの香りが出
るまで炒め、豚肉を加え白っぽくなるまで炒めます。
④ 白ねぎ、にんじん、キャベツ、ピーマンを加え、しんな
りするまで炒めたら合わせ調味料を全部加えます。
⑤ 強火にして炒め合わせればできあがり。
2. 11月の行事 - 勤労感謝の日(11月23日)-
勤労感謝の日は、 「 勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう 」 国民の祝日です。
戦前の祝祭日であった 「新嘗祭(にいなめさい/しんじょうさい)」 が、戦後に 「勤労感謝の日」 として国民の祝日になりました。
【 新嘗祭 】
新嘗祭は、五穀の収穫を神に感謝する祭礼です。新嘗祭の「新」は新穀を、「嘗」はごちそうを意味します。
宮中では天皇が新穀を神々にお供えし、自らも召し上がります。『古事記』に天照大神(あまてらすおおみかみ)が新嘗祭を
行った記述がみられるように、たいへん起源の古い祭礼です。古来農業を基盤とする日本では、春のはじめに「祈年祭(きね
んさい)」で五穀の豊穣を祈願し、「神嘗祭(かんなめさい)」で初穂(新米)を最初に神々に捧げ、収穫を終えて「新嘗祭(に
いなめさい)」で神々に感謝を捧げました。
3. 11月が旬な食材 - しめじ -
「香りまつたけ、味しめじ」といわれるほど、味が抜群によいとされるしめじですが、ほんしめじのことです。一般に店頭
に出回っているしめじは、実は「ひらたけ」や「ぶなしめじ」で人工栽培のものです。ほんしめじは天然物が少なく、今やた
いへん高価で手に入れることは困難な状況です。現在はきちんと表示されていますが、かつてはこれがほんしめじとして
売られていました。味にくせがなく、和洋中といろいろな料理に使いやすいことで人気のぶなしめじ。しめじは、「占地、湿
地」と書き、一面にたくさん生えるという「占める」と、湿地に生える「湿る」の2つの意味を表します。ぶなしめじは、本来は
味が淡白でうまみとともに多少の苦みをもつきのこでしたが、人工栽培への移行に伴い改良され、味がよく食べやすいき
のことして、広く食卓にのぼるようになりました。軸が太くかみごたえもあるので、付け合わせはもちろん、具としての存在
感もあります。ぶなしめじは、カサが開きすぎず、しまりのあるものが新鮮。カサの色が濃く、小さめで、軸が長いものを選
びましょう。また、パックの中には小房に分かれた寄せ集めが入っている場合もありますが、一株にまとまっているものの
ほうが、味も香りもおすすめです。野菜保存袋などに入れて冷蔵庫で保存し、3~4日で使い切るようにしましょう。また水
けが付いていると傷みやすいので要注意。冷凍する場合は、石づきを切り落とし小房に分け、袋に入れて冷凍庫へ(約1
ケ月保存可能)。使う時は、自然解凍しましょう。
ぶなしめじは、カルシウムの吸収率を上げるビタミンDの他、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどの栄養があります。また、
うまみの素でもあるリジンは、食品から摂取しなければならない必須アミノ酸の一種。食物繊維が豊富で、便秘予防や
改善によいといわれています。
4. 食中毒予防にご協力ください
食中毒予防には、手洗いに始まり、手洗いに終わるといわれています。
お食事の前には、必ず手を洗いましょう。
5. ご意見ください
○○が食べたい等、なんでもお聞かせください。少しでも、ご希望にそえるよう工夫してまいります。
直接お話しいただくか、別紙用紙にご記入下さい。
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