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別添2 - 電子政府の総合窓口e
別添2 通し 御意見 番号 1 放射性物質はできる限り低く設定するのが望ましい。改善を繰り返し 意見区分 1,3 民族の安全な繁栄の為低すぎる設定を求める。子供は限りなくゼロが 望ましい。 2 基本的に、ほとんどがコーデックスをベースに考えられております が、ベラルーシ、ウクライナの基準値から学ぶべきだと考えます。コ ーデックスは国際的な基準かもしれませんが、実際にチェルノブイリ 事故の影響を受けているウクライナ・ベラルーシであり、何年もかけ て基準を見直し今の体制に辿りついています。そこから学ぶのが一番 現実的で納得できるものだと考えます。ベラルーシ・ウクライナの両 国の基準から、より厳しい基準を採択してください。なぜコーデック スや ICRP ばかりをベースに持ってこられているのか理解に苦しみま す。今回の概要は、食品区分も非常に大雑把で、一般食品を総じて 100Bq/kg に設定してしまっており、主食であるコメや小麦は通常の 食品よりも多く摂取することはわかっているのですから、より低く設 定すべきだと考えます。 コーデックスになぞらえ、押しなべて一律にする理由が明確ではあり ません。平均年間消費量などを加味して設定すべきです。また、参考 資料の中にありましたが、一般食品の流通する汚染割合は 50%と仮定 されておりますが、どのような根拠でこのパーセンテージを設定され たのでしょうか。サンプリング検査しかしていない現状の中、どうや って評価したのか大変疑問です。さらに、もう一つ気になった点は、 参考資料『食品中の放射性物質に係る規格基準の設定について』の3. 3にありました年齢・性別別に基準値の限度値を計算された結果につ いてです。年齢が低くなればなるほど、限度値が高くなるような計算 結果をベースに考えられていることに違和感を感じます。13 歳から 18 歳男子が最小値 120Bq/kg であり、それより大きい限度値の幼児の 計算結果と比較してより安全だという説明には納得できません。 『摂取量が少ないから影響も少なくなる』と言わんばかりの表現であ り、子供を守ろうと考えている一人の国民として受け入れがたいと言 わざるを得ません。子供の身体は大人と同じではありません。体重も 違いますし、細胞分裂も活発です。そのことを考慮せずに、ただ計算 結果の数字を比較して、『より安全です』では、とても納得できませ ん。子供に対して、より厳しい介入線量基準を設定されることを要求 いたします。 1,3,5,7,9 別添2 預託実行線量は、あくまで計算上の評価であり、体内にどれだけ蓄積 されてしまうかは生きている間には知ることができません。子供に対 しては、乳児用食品だけでなく、成長期である 18 歳くらいまでは大 人よりも厳しい基準設定をすべきです。そうなると、一般食品も子供 たちは摂取するわけですから、その基準に合致するためにより精密に 検査し、表示する必要があります。また、今回の概要には、食品の放 射線測定の方法・体制については全く言及されておりません。まだサ ンプリング検査で済ませるつもりであれば、やはり国民の信頼は戻り ません。検査体制についても、誰がどういう測定方法で行うべきか、 明確に規定されることを要求いたします。 また、本当に国民の信頼を取り戻そうと思うのであれば、全品検査し 各食品にベクレル表示を義務付けるべきです。そうすれば、親は子供 のために汚染の少ない食品を選ぶことができます。言い訳せずにやら なければならないことをやってください。 よろしくお願いいたします。 3 1.食品区分について 食品区分「飲料水」に「飲用茶(茶を原料とする清涼飲料水及び飲 用に供する」が含まれるが、水との代替関係としてではない嗜好品と しての茶飲料(ミルクィーやレモンティーなど)については一般商品 として取り扱うべきである。 また水との代替関係として考えれば、麦茶や混合茶などの、「茶」を 原料として使用していないものも同等と思われるため、これらは飲料 水と同等に扱うのが適切と考える。 2.管理方法について 飲料水区分の基準値「10Bq/kg」を遵守・管理するために必要な分析 機器(ゲルマニウム半導体検出器)を持つ民間企業はごくわずかであ る。そのため分析機器を有する行政機関と業界団体が協力し、上記食 品区分を明確にした上で、混乱なく管理・運用できる体制を構築して 頂きたい。 3.準備期間について コメ、 12 月に案が提示され 4 月から運用開始では準備期間が不足する。 牛肉、大豆だけでなく一般食品も含めて、2 の管理体制を構築した上 で運用に入るのが望ましいと考える。 4.流通、消費者の過剰反応について 体制が十分整わないまま新基準が運用となった場合、製造業者に対し て過剰な分析証明の要求や新基準前の商品撤去・返品などが起こるこ 5,6,7,11 別添2 とが懸念される。また消費者からも新基準に適合した商品を求めよう と、製造業者に対して製造年月日の問い合わせ等が増加し混乱をきた しかねない。 管理体制の構築を構築することと合わせて、行政にはこのような過剰 反応に対して事前のご指導をお願いしたい。 5.取締りについて 4 月以降、一時的に暫定基準によるもの、新基準によるものの両者が 市場に流通することとなる。製造業者としてはいずれの基準も遵守す る体制を構築するよう努力するものの、万が一新基準に適合しないも のが流通した場合であっても移行期間中は、すぐに違反・回収指示と いうようなことのないよう運用をお願いしたい。 4 1 月 15 日に提出した意見に、冒頭に近い部分の数行を追加したので、 1,3 以下の文章に差し替えていただきたい。 放射能は、子孫に伝わる遺伝子に危害を加えるので、将来の日本人 に遺伝的な悪影響を引き起こす。それを最小限にするには、妊婦の 「孫」を守ることを考えて、食品や飲用水の放射能基準を、できるだ 「確 け厳しい水準に改定する必要ある。 ところが食品安全委員会は、 率的影響」のガンの項目の中で「遺伝的な影響については、ヒトの調 査では見られていません」としているだけで、遺伝への影響を無視し ている。 これでは、福島だけでなく、将来の日本人に広く被害が出 てしまう。 チェルノブイリで被ばくした妊婦の孫に、脳腫瘍や心臓 病が増えているという報告があるので、子孫に伝わる遺伝子に傷がつ く原理を述べ、どうしたらいいかを提案する。 放射線によって遺伝 子に傷がつきやすいのは、細胞が増殖しているときである。 遺伝子DNAは二重らせんなので、通常は 1 本に傷がついても、残 ったもう 1 本をもとに傷を複製し、治してしまう。 ところが、細胞 が分裂するときは 1 本鎖になるので、傷がついても治すことができな い。 だから、増殖している細胞は、増殖していない細胞より放射能 の被害が大きくなる。細胞の増殖が激しいのは、胎児である。 胎児 を少し細かく見ると、お腹の中にいる胎児は妊婦の「子ども」。胎児 の中で発生する生殖細胞は、妊婦の「孫」である。 放射能によって 胎児の脳の遺伝子に傷がついて、その細胞が生き残ったとしよう。そ のとき、脳の細胞数が 1 億で、それから 140 億に増えたら、遺伝子が 傷ついた脳細胞は 140 倍に増える。 肝臓の細胞数が1億のときに、 1 つの細胞の遺伝子に傷がついて生き残ると、肝細胞が 3000 億に増え たとき、遺伝子が傷ついた肝細胞は 3000 倍に増える。 このように 別添2 胎児は、放射能によって受ける被害が大人よりも桁違いに大きくな る。 胎児の中にできた「生殖細胞」の遺伝子が傷つくと、その傷は、 孫のすべての細胞の遺伝子にコピーされる。成人の細胞の総数は 60 兆個だが、その倍率で被害が拡大するところが「体細胞」とは決定的 に違う。 したがって、放射能によって一番大きな被害を受けるのは妊婦の 「孫」 。次が妊婦の「子ども」ということになる。 妊婦が妊娠 5 週 のときから、胎児のなかで卵子や精子がつくられ始める。これから十 数週間が子孫に対するリスクが最も高い時期だ。ところが妊娠 5 週で は、妊娠したことがわからない女性もいる。だから、子孫に遺伝障害 が出ないように防ごうとするには、妊娠可能な女性をすべて守ろうと 考えて、食品と飲料の基準を設定する必要がある。 放射線によって 遺伝子が傷ついて起きる突然変異は、生命が誕生してからずっと起き 続けてきた。それで生物は進化してきたが、そのときの生存競争で弱 い生物は淘汰された。 現在は、生存に適した遺伝子だけが残ってい るといえるので、突然変異を起こすと、ほとんどすべて生存しにくい 方向に変化する。つまり、遺伝子に傷をつけることは有害といえる。 突然変異は、遺伝子DNAの分子が一つ変化するだけでも起こる。発 ガン性のような 2 段階説はないから、閾値は存在しない。 というこ とは、「食品中に許容することのできる放射性セシウムの線量を、現 在の年間5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げる」 措置を取ったとしても、遺伝的には危険性があるということである。 「放射能はどんなに微量でも危険性がある」ので、この原則を踏まえ て、日本人全体で起きる突然変異をできる限り減らすように。より厳 しい基準を設定しなければならない。 もう一つの遺伝の原則は、集 団への影響を考える、ということである。 お茶の業界は、線量が高い地域の茶と、低い地域の茶を混ぜて基準 以下にすることを行っている。他の食品でも同様のことを行って、検 出限界以下にしているケースがある。こうして混ぜて薄めれば、個人 のリスクは下がる。しかし、放射能の摂取総量は同じなので、日本人 全体で起きる突然変異は減らない。 したがって今後は、意図的に線 量が高い食品と低い食品を混ぜることをやめさせるよう措置を取る 必要がある。昨年の 3 月 20 日、ドイツ放射線防護協会は日本に対し て、大人が食べる食品は 8 ベクレル/㎏、子どもは 4 ベクレル/㎏に放 射性セシウムを規制するよう提案した。 妊婦が食べる食品について は提案がなかったので、私たちはこれに、妊婦が食べる食品は 1 ベク 別添2 レル/㎏を追加すべきだと考えている。 しかし、 「妊婦」と「妊娠可 能な女性」を特定して基準を作ることは、現実的に困難なので、食品 も飲料もすべて1ベクレル/㎏を基準にすべきだと、私たちは主張す る。 この基準を採用すると、基準をオーバーする食品が確実に出て くる。だが、これは、日本国民全体の被曝総量を減らす役割を果たす ことなので、基準をオーバーした食品が多く出て、それを排除するこ とはいいことだと考える必要がある。 基準を超えた食品について は、原発事故を起こして放射能汚染を広げた東京電力に補償させるべ きである。 (以上) 5 年間 1 ミリシーベルトまでの被曝に抑えるための、4 月からの食品新 2,11 基準とのことですが、これには大きな計算間違いがあります。まず呼 吸(空気)からの被曝を計算していません。また外部被曝も計算して いません。 もしこの新基準で食品と水からの内部被曝が 1 ミリシーベルトに達し てしまうとしたら、線量の高い地域に暮らしている人は確実に 1 ミリ シーベルトを超えてしまう。それは法の下に平等に、健康に暮らす権 利を定めた日本国憲法違反になります。 基準値を再度見直すか、住民を高い線量の地域から避難させてくださ い。 除染をするから大丈夫ということはないです。除染は一時的なもので 数値は再び上がることがよく起こっていますし、そもそも除染の方法 も不適切です。作業者に被曝を強いる事になります。その作業者も住 民に強制ボランティアさせたりしているというとんでもないもので す。 6 食品1㎏当りのセシウム摂取制限を現在の500ベクレルから10 4 0ベクレルに改正することに反対。現状維持を望む。【理由】現状5 00ベクレルでも相当厳しい基準であり、十分な安全が確保される。 改正は過剰反応であり、現基準の安全性が理解されるよう説明努力を すべき。100ベクレルに改正すると日本の農産物の大半は出荷がで きなくなり衰退する。既に東電の支払能力を超える賠償金が請求され ており、基準を改正するのであれば国は数兆円の賠償金を確保する必 要がある。莫大な補助金を 投入し、生産者が一生懸命作った農産物が出荷停止・廃棄処分となり、 税金で多額の賠償金を支払うことが、いかに国策としてマイナスであ るか、よくご賢察ください。 7 ①基準値について 6,11,11 別添2 厳しい値と考えていますが、妥当な設定経過であり、国民が安全 を理解して安心へと広がるよう期待します。 ②猶予期間について 妥当な設定と考えます。 ③その他 数ベクレル/kgの検出により給食関係者及び市会議員から出 荷自粛や自主回収を命ぜられる事案、今回の基準値以下の 粉ミル クの交換せざるを得ない世情等の“風評被害”が惹起 している現状 です。基準値以下ではこのようなことが起きないよう、貴省だけでは なく文部科学省等を含めた政府として、国民に対する教育・啓蒙を国 民が理解するまで是非とも実行して頂きたい。 8 1 日本人の半分は癌になり、三分の一は癌により死亡しているとのこ 11,11 とである。或る TV 討論会では、人は7000Bqの放射能を有してい ると言っている方がいたが、このことも発癌要因の一つかもしれな い。そのことからすれば少しでも被爆のリスクは回避することが必要 かと思う。今回食品中の放射性物質セシウムの基準が下げられたこと は、妥当であり、さらに下げることも検討すべきと思う。またカリウ ム 40 など食品に含まれるほかの放射性物質についても基準を設ける べきである。 2放射性物質が基準を超えた場合、法違反となり、紙上等でのアナウ ンスや購入者の問い合わせに回答する必要があると思われる。改正の 基準値は超えるが現在の暫定数値以内であれば、 「1.改正の背景・趣 旨」に記載された文面「暫定規制値に適合している食品であるので、 健康への影響はないと一般的に評価され、安全性は確保されている」 の記載を引用しても構わないか。 3 放射性物質が基準を超える農産物等は、食品衛生法(昭和22年 法律第233号)第6条第2号に該当するものであり食品原料として も取り扱えないと思うが、数値の低いものと混合して基準値以内にす れば、法的にはクリヤーすることになるが混合は認められるのか。 9 先日,食品の放射性物質検査を近くの保健所に申し出たところ,保健 7 所では検査に対応できないと言われた。このたび,新たに基準を設定 するとのことですが,検査できる体制が整っていなければ意味がない ので,各保健所レベルで検査に対応できるよう,早急に国が対応すべ きではないか? 10 基準値の妥当性も考えたいけど、基準値をいくら下げたところで検査 体制が穴だらけでは意味がない。 7,9 別添2 被ばく量と健康への影響について、これだけ見解が分かれているのな ら、含有濃度/線量表示して、消費者の側が判断できる体制を作るべ きなのでは? 11 乳製品など食品の放射能汚染について 1 詳細に綴れば長くなるので、簡潔にまとめます。 低線量被曝で健 康被害が出ていることは事実です。 ただ科学的根拠が立証されてな いという理由だけで、甘い基準値 に胡坐をかいていると、わずか数年後には大パニックに陥るでしょ う。 たとえ被害者の数が水俣病を下回るケースでも、抗議活動に参 加し、被害者を応援する人々ははるかに過去の例を上回るはずです。 ここは素直に国際基準値を導入し、国民に安心感を与え、さらに東電 や建設プラント企業の責任を認め、計画を推進した学者や専門家たち に謝罪させた方が賢明です。 経産省の瑕疵をかばう余裕は厚生省には無いはずですから。 12 新規制案は一歩も二歩も前進したもので評価したい。4月から実施し 1,3 協力に進めていただきたい。ただ一般食品100ベクレル/Kgに乳 製品も含むとなっているが、子供のことを考えると牛乳と同じ50と すべき(次回の改正でも)であり、飲料水の10以外はさらに半分を 目指すべきと考える。 13 放射性セシウムの検査方法について 4,7 一般食品が 100Bq/kg、飲料水が 10Bq/kg に改正予定との事ですが、検 査に対し現実味が無いように感じます。飲料水に関しては高価な測定 機器でしか測定することが出来ず、通常の製品に対し担保が出来なく なり、現実との解離が発生します。また、取り締まる側も実施するこ とが現実的に管理可能なのでしょうか? 2 段階、3 段階の実施による基準値の変更が望ましいと思います。ま た、安価な測定機器でも管理できる範囲にする必要があると思いま す。 14 新たな基準値は、昨年の3月11日以前の基準値にほぼ戻ったにすぎ ず、いままでの基準値が異常であったことを厚生労働省には認識して 頂きたい。新基準の食品区分に関してですが、区分が乳児用と一般と なっているが、乳児用だけでなく、成人以下と成人以上の区分を設け て頂きたい。乳児用食品の基準値ですが、50ベクレルでもまだ高い と思われます。ベラルーシでの子供の許容基準値は37ベクレルで す。より低い数値への変更を検討願います。最後に、これはどうして もお願いしたいことなのですが、基準値を新たに設けることも大事な 3,9 別添2 ことなのですが、加工品を含む全ての食品に、放射性物質による汚染 濃度の数値表示を義務づけ、購入、飲食の選択を消費者にゆだねる形 をぜひともとって頂きたい。 15 基準値が全般的に甘すぎるので改善を要求します。 1,3 飲料水に関して。 全ての人が摂取し代替がきかず、摂取量が大きい飲料水は、WHO が 飲料水中の放射性物質の指標値(10Bq/kg)を提示しているが、水 道水中の放射性物質は厳格な管理が可能であり、日本は先進国である ために金銭的にはもっと十分な基準を設けるべきと考えられ、1Bq/kg 程度が妥当と考えられる。乳幼児用食品も日本の将来を担う子供たち の放射性物質に対する感受性が高いことを考慮すると、10Bq/kg が妥 当な数値と考えられる。牛乳は乳幼児用食品に準する 基準が望ましい。その他の食品も以前の輸入食品の基準(370Bq/kg) を守っていただくのが妥当と思われる。これが守れないとしたらば他 国で同様の事故が起こった場合の日本の食の安全の防衛線が突破さ れたと考える重要な基準である。 16 新基準案の一般食品(100ベクレル)も、乳児用食(50ベクレル)も 1,3 どちらも高すぎます。 こんな基準を設けて、チェルノブイリ原発事故によって現在まで続い ている健康被害をどう説明するのですか。ベラルーシでは食品の基準 値は37ベクレルです。それでも多くの奇形児が生まれ、大勢が白血 病や癌などにかかっています。ドイツ放射線防護協会は、1kg あたり 8 ベクレル以上のセシウム 137 を含む飲食物を摂取しないことを推奨 しています。世界的に見て、日本の新基準値は常軌を逸しています。 現在の暫 定基準値も言葉にならないほど酷いですが、新たにこのような危険な ものが設定されることを認めることは出来ません。 17 本来0ベクレルであるべきところを乳幼児で50ベクレルその他は 100ベクレルという基準値は高いと感じます。福島の原子炉からの 放射性物質による汚染であるのですから、チェルノブイリで被害を受 けたベラルーシ、ウクライナの基準を参考にする、または食品以外か らの外部被爆も受けるわけですから、世界一厳しい基準を設けるとい うことも考えていいのではないでしょうか。また、基準を設けても一 部をサンプリングして基準値以下という発表では安心とは言い切れ ません。全商品を対象に調査し、また「基準値以下」という表記では なく「何ベクレル」なのかを明記することを強く希望します。基準値 1,7,9 別添2 は限りなく0ベクレルにしていただきたい。 18 食品区分の「飲料水」に該当する飲用茶については、茶葉から浸出さ 5,7,11 れたものに他原料が追加された場合、嗜好性の高い飲料として、水分 補給の目的とは一線を引く飲料であることから、飲用水区分からは除 外できることをあきらかにしていただきたい。これは該当する商品が 何であるのかを消費者に正しくご理解していただくためにも必要と 考える。 測定方法については、科学的根拠に基づいた測定方法を採用するとと もに、高額な分析機器を購入することが困難であることを考慮いただ き、必要以上の設備投資を伴う過度な測定方法(精度、頻度、機器) の要求とならないよう配慮をお願いしたい。 流通、マスコミ等に対しては、測定頻度や精度等に関して、風評や過 剰反応を助長するような報道にならないよう十分指導をお願いした い。 19 今回の新基準のどこに科学的な根拠があるのですか?このくらいに 4 設定しておけば、消費者が納得するだろう・・の勝手な感覚だけで基 準値を設定する行為が、どれほど多方面に多くの障害をもたらすこと になるか、理解しての提案ですか? 今、食品におけるリスク管理は、リスクアナリシスが基本ですが、評 価と管理の整合性がまるでとれていない今回の新基準を、どのように コミュニケーションしても、納得できるものにはなりません。基準と いうものは、その数値が科学的であり、かつ妥当でなければならない ことを理解していますか? 過去に、広島・長崎・チェルノブイリと事例があり、科学的な評価は 深まっているにもかかわらず、その評価が今回の基準におまったく生 かされておらず、今回の基準設定のレベルの低さにあきれるばかりで す。少なくとも、今回の基準設定にさいして、チェルノブイリフォー ラム報告書・広島、長崎での世代での発症例の調査などは参考とされ たのですよね。 基準を作ることの影響の大きさを、もう少し真剣に考えられてはどう でしょうか。安心のための基準が作りたいならイオンのように出来る はずのない0を基準にされてはどうですか。安全のための基準を作る のが、本来の行政の役割ではないのですか。 20 基準が規定され、公表された時、、量販店等小売業から過剰な反応が 11 メーカー等へ要請しないよう、行政で厳しき監視してもらいたい。 21 福島第一原発の取り返しのつかない事故の影響で、放射能に汚染され 1 別添2 た食品が流通し、今後たくさんの健康被害が出てくるものと予想され る。 国民の健康被害を最小限に抑え、わが国の食品が安全であることを国 内はもちろん海外にもアピールできるようにし、一次産業の衰退をく いとめるためには、暫定基準値を定める前の元の基準値穀類や肉類は 10Bq/kg、牛乳や飲料水は 1Bq/L 以下にできるだけ早く戻さなければ いけない。 これ以外の基準値では、食品の安心と安全は担保されない。 22 飲用茶を飲料水として水と同様の規制を行うとのことですが、このよ 5 うな規制を行うに当たっては、次のような疑問点を明確にする必要が あると思います。 1.チャノキ(Camellia sinensis)以外の植物を原料とする麦茶や 杜仲茶などを含むのか?また、Camellia sinensis に属するアッサム チャは、含むのか? 2.チャノキ以外の植物を原料とする茶を含まないとした場合、チャ ノキを原料の一部に含むブレンド茶については、どうなるのか?チャ ノキを原料として少しでも含んでいる場合は、茶飲料に当たるのか? それとも、チャノキの使用量が一定の基準値以下の場合は、当たらな いとするのか? 3.ミルクティーは、乳飲料と茶飲料のどちらの規制値が適用される のか? 4.茶飲料については、水由来の10ベクレル/kgと茶葉由来の1 0ベクレル/kgの合計20ベクレル/kgを基準値とするべきでは ないか? 5.なぜ、茶の規制を強化するのに、茶と同様に飲用されていると思 われるコーヒーを規制強化の対象としないのか?コーヒーは、国内で 生産されていないためとも考えうるが、海外で生産されたコーヒー豆 に放射性物質が含まれている可能性が全くないとはいえないのでは ないか?また、海外で生産したコーヒー豆により国内の水を使用して コーヒー飲料を生産する場合、今般の原子力発電所事故の影響によ り、コーヒー飲料に放射性物質が混入するということも、大いにあり えるのではないか? 23 1)牛乳について。 小中学校、保育所の給食で提供される牛乳は、毎日 200cc です。それ が 50bq/kg だと、一食だけで 10bq/kg になってしまいます。子どもが 飲む学校給食の牛乳だけは、飲料水と同じレベルまで規制して欲しい 1,2,5,7 別添2 です。 2)乾しいたけについて。 水戻しした後の残り汁も出汁として使いますので、検査は残り汁と水 戻ししたしいたけ。という形で結果を求めて欲しいです。 3)公衆年間 1 ミリシーベルトという法規制は、もともと内部被ばく と外部被ばくの合算による規制です。なぜ、内部被ばくだけで 1 ミリ シーベルトとし、暫定後の基準を決定したのでしょうか。外部被ばく 線量の高い地域に住む方の健康への影響が、非常に心配です。 特にお子さん。お年寄りの余命 10 年と子どもの余命 10 年では、意味 が全く違います。子ども達に大人の都合を押し付けないでください。 これは国家の信用に関わる問題だと思います。検査の結果の公示方法 についての記載がないのが気になります。今も厚生労働省のサイトな どで確認できますが、より広くの人に知ってもらうためには、新聞な どへの情報の提供があるべきではないでしょうか。 24 1)茶を浸出し飲用茶にする具体的な方法を示してください。飲用茶 7 にする方法は、日本食品標準成分表の方法、残留農薬試験法の方法、 茶の包材に書かれた方法等がありますが、どの方法が適当でしょう か? 2)乾燥きのこの水戻しの具体的な方法を示してください。たとえば、 ○℃の水に△時間放置するなど。 25 品目ごとに基準値が違うのは、消費者に分かりにくい。一律全品目 20 1,5 ~50bq/kg 以下に設定するか、ウクライナ基準と言われるような世界 一厳しい基準に設定してください。 26 粉末調味料、粉末着色料、粉末スープ、即席みそ汁等の乾燥食品では、 5 製造工程で放射能の濃縮が考えられます。従って農薬のポジティブリ スト制度同様に生に換算したり、喫食状態での分析値を検討いただけ ないでしょうか。 27 ベクレルをシーベルトに変換する実効線量係数の科学的信頼性につ 11 き疑問があります。そこのところを明確にするために、その根拠とな った元データあるいは論文を公表してください。そうでなければ、放 射線のリスクが正確に評価されているのかどうかわか らないので、この規格基準の妥当性も評価できません。 28 年間5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げたことは評 価するが、牛乳および乳児用食品の50ベクレル/kg には反対である。 化学物質規制の原則において、キッズスタンダードは大人の10分の 1とされている(建築基準法におけるクロルピリホスの場合など)。 3 別添2 したがって子どもが多く摂取する牛乳及び乳児用食品の基準はすく なくとも10ベクレル/kg とすべきである。またこの規制値の適用を 先延ばしにし、現在流通している放射能汚染食品の取締りができない ような措置をとるべきではない。外部被ばくも大きい現在、内部被ば くを可能な限り低く抑える努力をしなくてはならない。 29 ① 基準値について 6,11,11 厳しい値と考えていますが、妥当な設定経過であり、国民が安 全を理解して安心へと広がるよう期待します。 ② 猶予期間について 妥当な設定と考えます。 ③ その他 数ベクレル/kgの検出により給食関係者及び市会議員から 出荷自粛や自主回収を命ぜられる事案、今回の基準値以下の粉ミルク の交換せざるを得ない世情等の“風評被害”が惹起している現状です。 基準値以下ではこのようなことが起きないよう、貴省だけではなく文 部科学省等を含めた政府として、国民に対する教育・啓蒙を国民が理 解するまで是非とも実行して頂きたい。 30 経過措置を設けるのは,国民の健康を無視して,放射線の内部被曝を 6 減らす努力を放棄するもので,容認できません。放射線の量に合わせ て生活することを国民に強いることは,国民の健康が大切なのではな く,問題を過少にすることによって,責任を取るべき人を放置するこ とにより,国民を犠牲にしていることにほかなりません。本来,原発 事故のよる放射線は,受けることのないものであり,低線量の放射線 の影響が確実にわかっていない現状では,より少なくが正しい考えの はずではありませんか。あるべき 姿に合わせて食料供給に奔走するのが,国民のために仕事をしている 方の義務であり,放射線の量に合わせて被曝させることではありませ ん。 31 下記に賛同です。 1,3 食品中の放射性物質に係る基準値の設定に関する意見(全文) 放射能は、子孫に伝わる遺伝子に危害を加えるので、将来の日本 人に遺伝的な悪影響を引き起こす。 それを最小限にするには、妊婦 の「孫」を守ることを考えて、食品や飲用水の放射能基準を、できる だけ厳しい水準に改定する必要がある。 ところが食品安全委員会 は、「確率的影響」のガンの項目の中で「遺伝的な影響については、 ヒトの調査では見られていません」としているだけで、遺伝への影響 別添2 を無視している。 これでは、福島だけでなく、将来の日本人に広く 被害が出てしまう。 チェルノブイリで被ばくした妊婦の孫に、脳 腫瘍や心臓病が増えているという報告があるので、子孫に伝わる遺伝 子に傷がつく原理を述べ、どうしたらいいかを提案する。 放射線 によって遺伝子に傷がつきやすいのは、細胞が増殖しているときであ る。 遺伝子DNAは二重らせんなので、通常は 1 本に傷がついて も、残ったもう 1 本をもとに傷を複製し、治してしまう。 ところ が、細胞が分裂するときは 1 本鎖になるので、傷がついても治すこと ができない。 だから、増殖している細胞は、増殖していない細胞 より放射能の被害が大きくなる。 である。 細胞の増殖が激しいのは、胎児 胎児を少し細かく見ると、お腹の中にいる胎児は妊婦の 「子ども」 。胎児の中で発生する生殖細胞は、妊婦の「孫」である。 放 射能によって胎児の脳の遺伝子に傷がついて、その細胞が生き残った としよう。 そのとき、脳の細胞数が 1 億で、それから 140 億に増え たら、遺伝子が傷ついた脳細胞は 140 倍に増える。 肝臓の細胞数 が1億のときに、1 つの細胞の遺伝子に傷がついて生き残ると、肝細 胞が 3000 億に増えたとき、遺伝子が傷ついた肝細胞は 3000 倍に増え る。 このように胎児は、放射能によって受ける被害が大人よりも 桁違いに大きくなる。 胎児の中にできた「生殖細胞」の遺伝子が 傷つくと、その傷は、孫のすべての細胞の遺伝子にコピーされる。 成 人の細胞の総数は 60 兆個だが、その倍率で被害が拡大するところが 「体細胞」とは決定的に違う。 したがって、放射能によって一番 大きな被害を受けるのは妊婦の「孫」。次が妊婦の「子ども」という ことになる。 妊婦が妊娠 5 週のときから、胎児のなかで卵子や精 子がつくられ始める。これから十数週間が子孫に対するリスクが最も 高い時期だ。 ところが妊娠 5 週では、妊娠したことがわからない女 性もいる。だから、子孫に遺伝障害が出ないように防ごうとするには、 妊娠可能な女性をすべて守ろうと考えて、 食品と飲料の基準を設定 する必要がある。 放射線によって遺伝子が傷ついて起きる突然変 異は、生命が誕生してからずっと起き続けてきた。それで生物は進化 してきたが、そのときの生存競争で弱い生物は淘汰された。 現在 は、生存に適した遺伝子だけが残っているといえるので、突然変異を 起こすと、ほとんどすべて生存しにくい方向に変化する。つまり、遺 伝子に傷をつけることは有害といえる。 突然変異は、遺伝子DN Aの分子が一つ変化するだけでも起こる。発ガン性のような 2 段階説 はないから、閾値は存在しない。 ということは、 「食品中に許容す 別添2 ることのできる放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリシーベル トから年間1ミリシーベルトに引き下げる」措置を取ったとしても、 遺伝的には危険性があるということである。 「放射能はどんなに 微量でも危険性がある」ので、この原則を踏まえて、日本人全体で起 きる突然変異をできる限り減らすように。より厳しい基準を設定しな ければならない。 もう一つの遺伝の原則は、集団への影響を考え る、ということである。 お茶の業界は、線量が高い地域の茶と、 低い地域の茶を混ぜて基準以下にすることを行っている。他の食品で も同様のことを行って、検出限界以下にしているケースがある。 こ うして混ぜて薄めれば、個人のリスクは下がる。しかし、放射能の摂 取総量は同じなので、日本人全体で起きる突然変異は減らない。 し たがって今後は、意図的に線量が高い食品と低い食品を混ぜることを やめさせるよう措置を取る必要がある。 昨年の 3 月 20 日、ドイツ 放射線防護協会は日本に対して、大人が食べる食品は 8 ベクレル/㎏、 子どもは 4 ベクレル/㎏に放射性セシウムを規制するよう提案した。 妊婦が食べる食品については提案がなかったので、私たちはこれに、 妊婦が食べる食品は 1 ベクレル/㎏を追加すべきだと考えている。 しかし、 「妊婦」と「妊娠可能な女性」を特定して基準を作ることは、 現実的に困難なので、食品も飲料もすべて1ベクレル/㎏を基準にす べきだと、私たちは主張する。 この基準を採用すると、基準をオ ーバーする食品が確実に出てくる。だが、これは、日本国民全体の被 曝総量を減らす役割を果たすことなので、基準をオーバーした食品が 多く出て、それを排除することはいいことだと考える必要がある。 基準を超えた食品については、原発事故を起こして放射能汚染を広げ た東京電力に補償させるべきである。 32 現在の食品の放射性物質の基準値は、暫定的ではあってもまだ高いと 1 思う。一般人の年間許容値は一年に1ミリシーベルトであり、外部・ 内部被爆を考えると過去に原発事故のあったウクライナの規制値と 同じ位の基準にすれば、国民の健康が守られるのではないかと思う。 ウクライナの基準は複数の食品を標準的に摂取したときの合計が、一 年1ミリシーベルトを超えないように作られているとのことだから である。色々な意見があると思うが、担当者の方にはなにとぞ国民の 命を優先して頂きたい。 宜しくお願い致します。 33 私は大分で乾しいたけの振興を担当している行政マンです。 大分 県の乾しいたけの生産量は平成22年が1401tと全国の40% のシェアを占め、品質、生産量ともに日本一です。 しかし、昨年の 11,11 別添2 乾しいたけの市場価格は震災以降下落に歯止めがかからず、12月の 平均価格はkgあたり3000円と生産原価を大きく割る結果とな りました。 これは、原発事故に伴う風評被害だと考えておりますが、 風評被害の特定は難しく、東京電力に対する損害賠償などは厳しい状 況にあります。 風評被害の原因の1つが乾しいたけの放射物質の検 査方法にあると考えており、乾燥状態で検査する現在の方法では、水 に戻した口に入れる生椎茸の状態に比べ10倍の濃度の物を検査す ることであり、東日本産のものからは少なからず放射性物質の値がで るのは当たり前で、国産乾しいたけ全体のイメージを落とし、より一 層乾しいたけ離れを助長するものです。 ましてや、毎日口にする水 や米と違い、乾しいたけの年間消費量は1世帯あたり75gで、乾し いたけを1kg(生しいたけ換算で10kg)食べる人がどれくらい いるか疑問です。ついては、乾椎茸についても一刻も早く他の食品と 同じように口に入れる状態である水戻し状態での検査としていただ きたい。4月と言わず今すぐ改正を望むものです。 このままでは国 産原木しいたけ栽培は日本国内から消えてなくなることとなります。 風評被害の1つの事例として、教育委員会での学校給食食材の放射性 能の検査・結果公表があります。 その中で、乾しいたけからセシウ ムが検出され、大分を含む数県が産地として公表された事例が昨年の 秋から相次いで公表されました。 どの事例も納入業者の聞き取りや 伝票だけで安易に産地名を公表しており、抗議し再調査を依頼したと ころ、多い所で21府県の乾椎茸を混ぜ合わせたもので産地の特定は 出来なかったということです。 乾しいたけの場合は、大分県椎茸農 協などのように県産しか使わないところを除き、野菜のように特定の 産地とならず、全国の産地の原料(乾しいたけ)を規格毎に混ぜ合わ せパックすることが多いことによるものです。 産地が特定できない 乾しいたけの産地名の安易な公表はやめてほしいと考えており、国か らの指導もお願いしたいところです。 一方、大分産乾椎茸は県産原 木を100%使用し、県内で植菌、発生したもので、問題は無いと考 えております。 県内で生産されたことが証明できるトレーサビリテ ィも確立しており、商品には安全・安心の証である大分しいたけシン ボルマークが貼られています。 大分県においては福島原発事故以 降、空間放射線量や降下物中放射性物質の測定等、環境モニタリング による調査をしており、問題となる結果は出ていません。 このよう ななか、これらの報道は軽率な行為であり、風評被害を助長するもの である。 大分産の乾しいたけの急激な単価下落はこのような報道か 別添2 ら消費者の乾しいたけ離れが起こっていることに起因していると考 えており、生産地として大変迷惑しています。 しいたけ原木に使う クヌギやコナラなどの広葉樹は、伐採した切り株からまた芽が出てき て若い森となります。原木しいたけ栽培は、森林の新陳代謝を促し活 力を高めるとともに、CO2 削減にも貢献しています。 また、里山の 森は、しいたけを発生させる”ほだ場”として活用されており、しい たけの発生のためには枝打ちや間伐などの手入れが必要で、手入れさ れた森は木の生長が良くなり、多くの機能を持った良い森に生き返ら せることができます。 国産原木しいたけを食べることは、コレステ ロールの低下やガン予防など健康に良いばかりでなく、山村に住む生 産者へのなによりの支援になり、それが日本の森林を守り育てること につながるのです。 基準値の改正により「500ベクレルから10 0ベクレル」と基準が厳しくなるのは、消費者の立場から当然のこと だと思いますが、乾しいたけについては、水戻しを行った状態での基 準値となるよう早急な改正を望みます。 34 IRCP の知見においては、放射能の影響については閾値がないとされて 1 います。遺伝的影響も考慮して、放射能被害を最小限にするため(今 後数十~数百年にわたって放射能汚染に向き合わねばならないこと も考えて)、飲食物・煙草などすべて許容上限は1ベクレル/㎏とす べきでしょう。また、この基準を越えた汚染物の補償を東京電力にさ せるよう法律で定めて下さい。国民の税金を使うなどもってのほかで す。 35 1Bq/kg でお願いします。50Bq/kg は高すぎます。低い数値のもの 1,8 と高い数値のものを混ぜて基準値を低くするやり方をやめてくださ い。もっとわかりやすく、いろんな人がコメントしやすいようにして ください。宣伝などもするべきです。 36 私は大分で乾しいたけの振興を担当している行政マンです。 原発事 故以降、しいたけからセシウムが検出される件数が多く、また、kg あ たりの数値も他の産物と比べ大きいため、消費者のしいたけに対する イメージ=他の産物よりもセシウムが含まれる、とな ってきているように感じています。 冷静に考えれば、生の状態の1 kgと乾物の状態の1kgでは10倍近く重量が違う訳ですが、現実 の消費者の反応を見ると、同じ1kg当たりの検出量と判断される方 も多く、私達のところにも消費者から「しいたけの放射能」について の問い合わせが寄せられています。問い合わせは、「大分産から○ベ クレル検出された。 」 「大分産は大丈夫よね。」 「安心して食べられる乾 7 別添2 しいたけがほしい。」といった内容が多く、検出されること自体が危 険と判断されている状況です。 今回の改正案では、基準値を100ベクレルまで厳しくするととも に、乾物は食べる状態(水戻し状態)で検査を行うということで、乾 しいたけから検出される件数は減り、また、値も大幅に下がると思い ますので「賛成」ですが、危惧していることもあります。 それは、「水戻し状態での検査」です。水の量、水戻し時間、等、 検査方法をどうするか、また、一般的にダシとして使用される戻し汁 の検査をどうするのか、乾物として販売され、戻したしいたけと戻し 汁の両方を使う乾しいたけを、水戻ししたしいたけだけを検査して消 費者に安心してもらえるか、消費者がなっとくできる方法を検討して ください。 37 今回適用予定の基準値に関しての意見。 7,8 新たに基準予定値が発表されましたがお茶は浸出での数値に妥当点 はありますが、数値的に水と同じ扱いにには疑問が生じます。牛乳と 同じ扱いでもよいのではないでしょうか。科学的根拠のある数値に基 づきもう少し早い段階での浸出液での基準を示していただきたかっ たのが現状であり茶産業に対し全国的に被害が今後波及していくだ ろうと予測いたします。(現状でも被害は生じております)健康に良 い飲料が健康を害する飲料に様変わりしてしまったイメージを持た れてしまったのが現実です。数値的基準は示されておりますが、検査 方法、手順、機関それらに要する時間等は全く関知されておらず、不 透明なのが今後の不安をさらに大きくしております。国民の食の安全 を保とうとするのはわかりますが、根拠なき数値に翻弄され農産物生 産者の苦悩を増幅させるような対応は控えていただきたいなぜ悪い がきちんと消費者、生産者に、説明され理解されるようなシステムを お願いしたい。また、安全であるときはきちんと消費者に訴えてほし い、被害者が加害者に転じているのも現状であるし、悪いことばかり 先行しメディアに先行し取り上げられ苦しめられたのは事実です。実 際に大震災がおき原発が崩壊し放射能が飛んでしまったのは事実で すしかしその国土の中で生活していかなければならない中で適正迅 速な対応をしていただきたいと思います。 38 私は、米の流通に関る仕事をしております。 表題の件、「食品中の放射性物質に係る基準値の設定(概要)別添」 として公表されている資料について、2点あります。 ア)2.②3(英数字の 3)項にある「9 月 31 日」の記載は誤植と思いま 6,11 別添2 す。 「9 月 30 日」が正と理解しますが、修正いただきたい。 イ)米の流通における経過措置について、2.②2(英数字の 2)項に「9 月 30 日までの間は 500Bq/kg」とありますが、これはどの工程を対象 としているかが不明確です。米の流通には 収穫~産地での処理(乾燥 など)~搗精・調整・包装~販売 と各段階があるにもかかわらず、曖 昧な表現となっていると考えます。米は「産年」での管理が一般的で あり、これを考慮した経過措置と思料します。 当然、今年の 10 月以降も 23 年産米の流通は継続するわけですから、 収穫時は 500Bq/kg、1 年後は 100Bq/kg と基準が変化しては、今まで 流通段階で自主的に行ってきたスクリーニング検査の概念が適応で きなくなる恐れもあり、流通・市場だけでなく消費者の混乱も招きか ねません。したがって、 「23 年産米以前は 500Bq/kg」 「24 年産以降は 100Bq/kg」と、産年ごとに基準値を設定した方が理解・管理がしやす く、安全管理・商品の選択 という意味での理屈にもかなっており、 JAS 表示の趣旨(商品の選択に資する)とも一致する事になると考えま す。 39 4月から放射能の暫定規制値が 500 ベクレルから 100 ベクレルに引き 4 下げられると聞いております。 この数値を当てはめると、関東周辺 の漁業、遊漁船は今後、出荷停止、操業自粛など壊滅的な打撃を受け るものと予想します。 もともと魚類に関しては、野菜や米と違って、 1尾をそのまま食用にすることはほとんどありません。内臓、頭、骨 の部分は廃棄することが多く、食材とするのは身や卵巣部分が主流と なります。つまり魚の3分の1近くは廃棄してしまうのです。 そこ で提案です。放射能が海水により希釈されることも鑑み、魚類に関し ては暫定基準値の半分、250~300 ベクレル程度に抑えていただくこと はいかがでしょう。これでもかなりの漁業者、遊漁関係者が救われま す。 40 今の暫定基準値では子供に食べさせる事が出来ず、結果、安全かもし 1 れない関東以北の食品全てを排除するようにする生活をせざるを得 ない状態です。震災以前の基準値に戻し、厳格なテストを実施する事 でしか風評被害を避ける方法はないと考えます。日本の食品のみなら ず色々な品物が海外の多くの国で規制され、輸出する事もままならな い現状を考えれば、経済面からみても、世界的な基準に戻し、安全な 物だけが流通している事を内外にアピールするしか生き残る事は出 来ないと考えます。 41 一般食品も基準値を 100 ではなく 50Bq/kg にして頂きたい。50Bq/kg 1 別添2 が困難なら、それを十分に国民へ説明すべきと思います。 42 内部被曝の影響がはっきりしない以上、限りなくゼロと目指すべきと 1 思います。また改正された場合は、現在の基準以下でも新しい基準を クリアしていない食品は流通させるべきでは無いとも思います。 ドイツと同じ基準を採用して頂けるようお願い致します。日本の未来 がかかっています。 43 牛乳および乳児用食品は10ベクレル/kgが望ましい。一般食品に 1,3 ついては50ベクレル/kgが望ましい。 子供が一番多く摂取すると思われる牛乳や乳児用商品は、最大限の安 全性を確保する様にご配慮願いたいと思います。 44 2011 年 3 月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け 4,5,6,7,8 て、貴省は食品中の放射性物質の暫定規制値を設定し、これを上回る ,11,11 放射性物質が検出された食品は、流通・販売などを禁止する措置をと るとともに、日々モニタリングデータを収集・公表することなどによ って、食品の安全性を確保する観点からリスク管理を実施してきたこ とに対し、敬意を表します。今回、好評された新基準および薬事・食 品衛生審議会衛生分科会放射性物質対策部会報告書「食品中の放射性 物質に係る規格基準の設定について」(以下部会報告書)に対する幣 会からの意見・質問・要望を以下に述べます。 Ⅰ.全体を通して 1. 新しい基準値安は理解できると考えますが、設定の根拠等につい て丁寧な説明が必要です。 ① 基準値見直しの考え方については、合理的に達成できる限りにお いて線量を低くしようという立場で、現在の暫定規制値をあらため、 介入線量レベルを年間 1mSv として基準値案を設定したことは、国民 の安心を確保する観点から理解できると考えます。 ② 食品安全委員会の食品健康影響評価の結果を受けて、乳幼児の分 類を独立せたことは妥当であると考えます。 ③ 一般食品の基準値の設定にあたって、年齢別に算出した限度のう ちからもっとも厳しい値を採用したことについては、全年齢を配慮し たものとして納得できるものです。 ④ 一方、一般食品の限度値計算に際して。部会報告書では「モニタ リング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食品が多く 含まれる実態から、流通する食品の汚染割合を『一般食品』について は 50%であると仮定した。 」としています。汚染割合 50%は、事故か ら現在に至るまでに蓄積された食品中の放射性物質のモニタリング 別添2 データとかけ離れた前提条件と考えます。汚染割合を 50%とした根拠 については丁寧な説明を求めます。また、必要であれば現実的な状況 を反映して再検討すべきと考えます。 2. 食品から受ける被ばく線量の現状について、十分な情報提供が必 要です。 部会報告書によれば、現在までのモニタリングデータから推計される 被ばく線量は、暫定規制値を継続した場合であっても年間 0.051mSv、 新しい基準値に基づく線量は年間 0.043mSv と推計されていま。また、 年月を経るに従ってさらにこの数値も低下していくことが想定され ます。このような、食品から受ける被ばく線量の推計について、情報 提供が不十分です。また、食品の規制のための介入線量レベルと、食 品から受ける被ばく線量の関係などが国民に対して説明されていま せん。貴省においてはモニタリング検査結果を公表するだけでなく、 リスク管理の根拠や方法について丁寧に説明すること、食品から受け る被ばく線量の推計については、より精度を高め、かつ集団における 分布が分かるように行うこと、さらにそれを分かりやすく積極的に情 報提供することが、不安の解消につながると考えます。 3. リスク管理措置の決定にあたっては。さまざまな関係者の意見を 聞き総合的に判断すべきと考えます。 幣会は昨年 9 月に、原子力災害対策本部長宛に「緊急時には政府が対 応を決め、強制力を発揮することも必要です。しかし、これからの意 思決定に当たっては、政府が決定事項を押し付けるのではなく、検討 の初期段階からステークホルダーを参加させるなど、国民の意思を尊 重する施策を求めます。」との要請を行っています。放射性物質対策 部会や意見交換会では農林水産省と調整した旨が説明されましたが、 今回の原発事故とその対応については国民の関心が高い問題であり、 基準値の設定は多くの人々の生活に影響する事項です。基準値案を検 討する過程において、多くの関係者の情報や意見を聴取する必要があ ったと考えます。 4. 検査体制の強化が必要です。 基準値が低くなることは、検査に要する時間や制度がこれまで以上に 必要になるということです。こういった条件の下でも、十分な検査が 行えるよう、地方自治体での検査体制の強化、機器整備に対する財政 支援等を十分に行う必要があります。 5.作付制限については早急にかつ慎重に検討を行うことが必要です。 農業生産については、新しい基準値の施行にともない作付制限の拡大 別添2 が予想されます。農林水産省が現地自治体と協力して、早急に具体的 な対策を検討する必要があると考えます。また、土壌や水質汚染の調 査体制の強化や情報提供、効果的な除染技術の普及、必要な補償等を 検討すべきであると考えます。 Ⅱ.個別の考え方について 1. 定義や考え方について詳しく示してください ① 飲用茶の定義について 改正の概要に示されている「飲用茶」および関連資料「食品中の放射 性物質に係る基準値の設定」に示されている「水との代替関係が強い 飲用茶」の範囲を明示してください。茶の定義ですが、○○茶と付く もの(例えば、麦茶、ハマ茶、ハブ茶、ドクダミ茶等)は全て含まれ るのでしょうか。また、たとえば、ペットボトル詰め清涼飲料水とし て緑茶だけでなく、ウーロン茶、紅茶など、茶葉を抽出したあらゆる ものが含まれるでしょうか。ミルク入りの茶葉飲料も含まれると理解 すべきでしょうか。 ② 「乳児用食品」の範囲について 「乳児用食品」の説明資料の中では、「乳児」用食品だけでなく「乳 幼児」用食品に関して言及されています。対象が明確になるよう、乳 児・幼児の月齢ⅰや、ベビーフードⅱをはじめ、乳幼児向け菓子、乳 幼児向け飲料、その他(服薬補助ゼリー、栄養食品等)など、対象と なる食品の範囲を明らかにしてください。 ⅰ 「乳児」の定義:母子保健法と児童福祉法で 1 歳に満たない者と 定義されています。WHO およびコーデックス委員会では、乳児とは 12 ヶ月齢を超えない人、幼児とは 12 ヶ月齢を超えて 3 歳(36 ヶ月齢) までの人と定期しています。こういった考え方を参考に定義を明示す べきと考えます。 ⅱ こーデッククス委員会では、ベビーフードとは「正常の乳児の離 乳期間中に主として用いること、およびまた乳児と小児が通常の食品 に漸次順応することを意図した食品をいう」とされています。一方、 日本ベビーフード協議会では、次のように定義しています。「乳児」 および「幼児」の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、順次一般食 品に適応させることを目的として製造された食品を指しています。 ③ 製造、加工食品の基準値適用の考え方 関連資料「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」では、「製造食 品、加工食品については、原材料の状態、製造、加工された状態それ ぞれで一般食品の基準値を適用することを原則とする」とされていま 別添2 す。ここでいう原材料の定義を明らかにしてください。食品製造や加 工においては、加工された食品を原材料とすることがありますが、加 工済みの原材料も基準値への適合が求められるのでしょうか。家庭で 調理後喫食する加工食品、水で薄めて飲む飲料などについても、調理 後や水で薄めた後ではなく、製造、加工された状態で一般食品の基準 値が適用されるのでしょうか。また、具体的に、乾燥きのこ類を原材 料の一部として食品を製造した場合には、どの時点でどの数値が適用 されるのでしょうか。農薬のポジティブリスト制の導入に際しては、 加工などにより濃縮される場合の基準適用を例示していました。今回 も施行までにできる限りの事例を提示することを求めます。 2. 経過措置の設定について 現在の暫定規制値に適合する食品については、安全が確保されている ことから、新しい基準値への移行に際し、市場流通に混乱がおきない よう、準備期間が必要な食品(米、牛肉、大豆)について、一定の範 囲で経過措置期間を設定することの判断には同意します。ただし、経 過措置の対象となる食品については個々の賞味期限までとはせず、一 律に経過措置の終了期限を設定すべきです。「米、牛肉、大豆を原料 とし食品」の範囲を示してください。少量でも米、牛肉、大豆が使用 されていれば対象となるのでしょうか。また、米、牛肉、大豆を原料 として高度に加工した食品(例えば大豆たんぱく)が加工食品等の原 材料として使用されていた場合も経過措置の対象となるのでしょう か。 45 現在の暫定規制値に適合する食品については、安全は確保されている として国民に対して啓発がなされているものの、暫定規制値を下回っ ているにもかかわらず、わずかな放射性物質が検出されたという理由 で、該当する食品の販売を中止したり摂取そのものを控える動きがあ る。これは、風評被害を助長する点からも問題があると考える。つい ては、放射性物質に関する正確な情報の普及について、関係省庁の足 並みをそろえた、より一層の取り組みをお願いしたい。 行政が公的な検査機関等に依頼して実施している検査結果を受けて、 その検査数値がわずかであるにもかかわらず、ソーシャルメディア等 で大きく取りあげられる場合がある。暫定規制値を下回っていれば安 全であるのに、放射性物質に関する誤った知識の流布につながること が懸念される。ついては、厚生労働省が設定する放射性物質の試験方 法における適切な検出限界値の提示とともに、それを遵守した検査を 実施するよう指導・監督をお願いしたい。 7,11 別添2 農畜産物は、濃縮・乾燥等を含む様々な加工処理や給餌される飼料 の影響等で、最終の生食用および加工用(中間加工品を含む)の食品 の放射性物質の含有レベルが予想以上に高くなることも懸念される。 ついては、暫定規制値(4 月以降は新基準値)を超える食品が流通し ないために、土壌や農業資材等の除染の徹底、放射性物質の動態を考 慮した農作物の栽培指導の徹底、生乳や肉から放射性物質が検出され ないような飼料の品質確保の徹底、よりきめ細かい放射性物質のモニ タリング体制の整備、等についての取り組みの強化をお願いしたい。 46 大切な子供達の健康を守る為には厳しすぎるくらいの基準で臨むべ 1 きだと思います。 震災以前の基準までもどすことを切に希望します。 47 1.規制値を算定した根拠が科学的でない。第 1 に、環境中に放出され た核種が土壌から作物に移行する割合は、核種により均一ではない。 とりわけプルトニウムの移行係数はセシウムより 2 桁から 3 桁低い (IAEA Techinical Reports Series No. 472)。放出された核種の割 合を単純に作物の汚染割合に用いることは、プルトニウムが実効線量 係数が大きいため、過大評価となる。第 2 に、陸上の産物と海産物で は、食物連鎖が大きく働くストロンチウムの場合、セシウムに比し、 生物濃縮に違いがある。このため、海産物では、セシウムとストロン チウムの汚染濃度比を放出量の濃度比で代替すると、過小評価にな る。より科学的な汚染評価、例えば、サンプル調査により現行の食品 中の核種汚染割合を用いるべきである。 2.流通食品の50%が汚染されているという仮定で被曝線量を評価 しているが、福島原発事故後の流通食品の汚染実態から見ても、現実 的でない。コーデックス委員会が採用している10%を採用しなかっ た理由が明確でない。 3.規制レベルをいたずらに下げることにより、暫定規制値レベルで 流通のスクリーニングを行ってきたシステム(ベルトコンベア式の迅 速な測定など)が従来と同じ効率で使えなる。かえって、スクリーニ ングされていない食品が出回るリスクが高まる。 4.暫定規制値レベルでの規制であっても、福島県民のホールボディ カウンター測定で評価された内部被曝線量は 1mSv 未満であった。こ の事実をどのように評価して規制レベルを変更しようとしているの か、明確でない。 5.3.の問題、さらには産業への影響など規制値を下げることによ るデメリットを総合的に評価しないと、ALARA の原則(合理的に達成 4,7,11 別添2 可能な限り低く)にそった判断とならない。 48 原発由来の汚染に関する基準なのであれば、すべて0ベクレルを希望 1 します。 自然由来も含む基準なのであれば、分類して基準値を分けることは分 かりにくいし不案。すべての基準を10ベクレルにすべきだと思いま す。 49 飲用茶については「原材料の茶葉から浸出した状態に基準値を適用す 9 る」として飲料水の基準が適用されるようですが、ペットボトルなら ともかく茶葉そのものを販売する際に飲用専用という表示がなけれ ば茶ミルで食用にする場合に食品としての基準を超えるものを食用 することになると思います。ゆえに、茶葉として販売する際には食用 (食品)としても基準値をクリアしているものについては「食用可」 と表示するなど「飲料専用」との区別をしっかりとしてください。お 願いします。 50 日本の国は国民を守るために放射性物質の基準値をもっと下げるべ 1 きだと思います。 放射性物質が少しでも入った食品を長期間食べる事により、このまま では近い将来、病気の人たちが増えるばかりです。1986 年におきたチ ェルノブイリ事故の、その後に起こったことなど、もう少し検討する べきではないでしょうか。少なくとも乳幼児が口にするものに対して は厳しい基準値を設定してください。 51 東京電力の原発事故により環境中に放射能物質がある日本では、国民 は外部被ばくをし続けています。また、原子力安全・保安院が緊急情 報を出されているのを見れば事故が続いているのが現実で、原発から 出ている放射能物質も先月よりも増えているという状況下で、分解も 出来ず半減期を待つしかなく、総量が問題で、原発事故以前は厳重に 管理されてきた放射能物質、そんなものが食品に混入されて良い筈が 有りません。食品からの内部被ばくを避ける為、基準値を 0 に設定を すべきです。(譲歩して、含有量、ベクレル数を全ての食品で表示す べきです。) 「食品中の放射線部質に係る規格基準の設定について」 今回の資料の、 で、s134,cs137,sr90,ru106,pu238,pu239,pu240,pu241 を対象となる 放射性核種にし、cs 以外の核種を比率を算出し合計して 1 ミリシーベ ルトを超えないように設定とあるが、s134 の半減期は 2.06 年で、時 間の経過と共に cs134 の放射能が弱まって行くのに、それが制限値に 反映されていません。また、cs137 と他の核種の割合が一定に保たれ 1 別添2 るので、人体に影響の大きい sr と pu の割合が多くなり、時間の経過 と共に人体への影響も大きくなるという矛盾も生じます。 このことだけでもこの基準値を容認は出来ない理由になる上に、放射 能で汚染されている食品を作るということは、それを作る過程に携わ る全ての人が被ばくするということです。汚染された農地で作業させ 被ばくさせるのですか?汚染された海で作業させ被ばくさせるので すか?汚染された農産物を加工させる過程で被ばくさせるのです か?汚染された商品を並べさせて被ばくさせるのですか?被ばくの 拡大です。国は国民の命は守らないのですか?子供の健やかな成長を 守らないのですか? 以上、内部被ばくをさせる基準値は認められません。 52 放射能は、内部被爆を引き起こし、後に大きな影響が出るものである 1,3 から、食品基準は厳しくするべきであると思う。また、特に乳幼児や 子どもたち、小中学校で給食に使われる食材については、さらに厳し い基準を設けるべきだと思う。 以前は話にならないくらい 甘い基準で、正直 政府は内部被爆をし てもいいという前提なのかと 見識を疑ったが・・・。とにかく、厳 格な基準を設けてほしい。現在の改定案ではまだ甘すぎると考える。 飲料水は、ウクライナと同じく 2 ベクレルを採用すべきだ。牛乳は、 日本人の多くが飲む飲食物であるし、生物濃縮されている可能性が高 いので、飲料水 10 ベクレルを採用するべきだ。 また、一般の食品についても、ウクライナと同様 40 ベクレルにして ほしい。また乳幼児の基準が 50 ベクレルというのは、はっきり言っ てものすごく高すぎる。子どもを守りたいということが感じられない 数値だ。乳幼児、そして学校給食に使う食材に関して 10 ベクレル以 下の基準を採用してもらいたい。乳幼児だけでなく成長期の子どもた ちが毎日食べる学校給食についても乳幼児と同じ 10 ベクレル以下を 採用願います。 53 内部被爆を考慮し 食品基準は厳しくするべきであると思う。また、 特に乳幼児や子どもたち、小中学校で給食に使われる食材について は、さらに厳しい基準を設けるべきだと思う。 飲料水は、ウクライナと同じく 2 ベクレル牛乳は 10 ベクレルを採用 するべきだ。一般の食品は、ウクライナと同様 40 ベクレル乳幼児は 10 ベクレル以下の基準を採用してもらいたい。成長期の子どもたちが 毎日食べる学校給食は、乳幼児食品と同様の基準を採用してもらいた い。 1,3 別添2 54 基準値の設定をして、それ以下はよしとして市場に出回ることに違和 7,9,11 感を覚えます。 これまでの政府の対応で、国民は総じて不信感を抱いています。基準 値をより厳しく設けるといっても、くぐりぬけるのではないか、ゆる すぎる基準値から少し厳しくなっただけではないかと不信感が拭え ません。 放射性物質の値の表示を義務化して下さい。生産者保護の観点から、 義務化は難しいのであればメーカーに対して表示を推奨してくださ い。例えば、食品パッケージの裏にカロリー表示をするように、検出 値を表示できないのでしょうか。 また逆に、不検出の食品・飲料・飲料水に関しては統一した合格マー クを設けるなどしてはどうでしょうか。あらゆる方法で消費者が自分 の判断で選べるようにして下さい。よりオープンにすることによっ て、敏感層が一律に敬遠している関東・東北の食品・農産物を守れる のではないでしょうか。 また、検査の際は、サンプリング検査でなく、全量検査できる体制づ くりを行って下さい。よろしくお願いいたします。 55 1.食品区分と基準値について 5,9 弊社ではごぼう茶を販売しているが、ごぼう茶製品がどの食品区分に 該当するのか教えていただきたい。 製品 区分 原料ごぼう(野菜) 一般食品 ↓加工 ごぼう茶(乾燥茶葉) 一般食品か?飲用茶か? ↓加工 ごぼう茶(ペットボトル) 飲料茶か? 2.乳児用食品の表示の義務化について 乳児用食品の認定方法(規格要求事項)、表示方法について詳しく教 えていただきたい。 56 ①セシウムを5ミリシーベルトから1ミリシーベルトにした場合、セ シウムからの被曝線量はどれだけ低下するのか、またその量は自然界 のカリウム40等からの被曝量と比べ、有意な低減量なのか、定量的 に示してほしい。 (有意な低減ではないと推定) ②ALARAの原則「合理的に達成可能な限り低減する」に基づいて 考えるべき。 車の有毒排気ガスも少ないほうが良いが、健康への影響度,技術とコ 4,7 別添2 ストを考えて、規制値が決められているはず。 ③誰が測るのか?国,県,農協,流通業者?? 規制値が下がると、計測に時間がかかるが、計測器、計測者の数を考 慮して、対応できる目処はあるのか。 57 製造、加工食品の基準値適用の考え方について 5 ①食品に分類される「いりぬか、及び味付ぬか」(漬物以外に使用し ないでくださいと明記した商品)に対する基準値適用の考え方は、実 際に食べる状態を考慮して基準値を適用するとの考え方から、お客様 によってぬか床を作り取り出された「漬け野菜等」に対して一般食品 の基準値が適用されるということでよろしいでしょうか? ②その場合、「いりぬか、及び味付ぬか」の商品自体は、一般食品の 基準値を超えていても食品衛生法違反にならないと解釈してよいの でしょうか? ③食品に分類される「麦茶」に対する基準値適用の考え方は、実際に 飲む状態を考慮して基準値を適用するとの考え方から、お客様によっ て麦茶パックを使用し抽出した液に対して一般食品の基準値が適用 されるということでよろしいでしょうか? ④その場合、「麦茶」の商品自体は、一般食品の基準値を超えていて も食品衛生法違反にはならないと解釈してよいのでしょうか? 58 ICRP Publication111 の図2によると、セシウム 1 日 10 ベクレルで 1 1000 日後には 1400 ベクレル以上の体内蓄積を示しています。水でさ え 10 ベクレル/kgでは、セシウムの体内蓄積を認めることになりま す。実際の飲食料品の汚染が、少ないことを考えても、新基準値の 1/5 にはすべきです。特に乳幼児の影響は、大人より 1 ケタ大きいものも あります。乳幼児に関しては、絶対にさらに少なくする必要がありま す。ベクレルとシーベルトの核種による相違を、ECRR の基準も参考に してください。よろしくお願いします。 このサイトに ICRP と ECRR の比較が出来る表が載っています。 http://www.mikage.to/radiation/internal_exposure.html 59 食品添加物について言及されていませんが、その基準値はどのように 考えればよろしいでしょうか。 関連資料によれば、製造、加工食品の基準値適用の考え方として、 「製 造食品、加工食品については、原材料の状態、製造、加工の状態それ ぞれで一般食品の基準値を適用することを原則とする。」とあります が、この中の、「原材料」に含まれると解釈すればよろしいでしょう か。そうであれば、一般食品に使用の場合は、100Bq/kg ということに 11 別添2 なると思いますが、乳児用食品あるいは乳飲料などに使用の場合は、 50Bq/kg という考え方になるのでしょうか。 60 (1)基準値について 7,11 旧科学技術庁のパンフレットによれば、既に自然界に存在する放射性 物質のうち、高いものを列挙すると、干しこんぶ=2000ベクレル /KG、干ししいたけ=700ベクレル/KG、ポテトチップス=4 00ベクレル/KG等となっている。これらに追加的に「セシウム由 来の」放射能がついた場合、計測誤差の範囲に入るおそれがある。し たがって、 「自然放射の大きい食品」の許容値は、自然放射能のxx%」 とすべきです。現場の苦労や混乱を避けるようなきめの細かい設定を してください。 (2)注記2について 「原材料の状態及び水戻し行なった状態の両方に基準値を適用する」 は現実的でない。例えば、摘み取ったばかりの茶葉は規制値をクリア するが、出荷用に乾燥させたら引っかかった、これを自動販売機用に ペットボトルに水と一緒にしたら規制値をクリアした、ということに なり、現場が混乱する。これは雑な規制とみなされる。みっともない ので再考願いたい。 61 改定案)復興のめどがつくまで暫定基準値の改定を延期すべきです。 4,9,11 具体的には②経過措置の文言にある期日(H24.4など)を「復興のめ どがつくまで当面の間」とし、適用食品の i はそのまま、ii は「i 以 外の食品」とすべきです。理由)福島原発事故を動機としながら、今 なお事故が収束せず、避難し続け、農漁業が回復できない壊滅的な事 態において、事故収束後の「平常時」と同じ基準は適用できません。 事故前と同じ手厚い行政ができない現実に、この報告書並びに経緯が 何も触れていないことは残念です。それは、結果として被災農漁家に 一層の追い討ちをかけるものです。 現在の暫定基準値でも、実際に 内部被曝量が 1mSv/年を超えた事例は知られていません。朝日新聞 1 月 19 日付の報道では、福島県の被験者の中央値は 0.02mSv であり、 最大値でも 0.1mSv でした。平常時ならば基準値ぎりぎりの食品を食 べ続けても安全であるという前提で基準値を決めるべきでしょうが、 現状では、実際の内部被曝量の現実を見据え、今以上の制限をかける べきではありません。 現在でも、福島第一原発近傍では農漁業がで きない状況が続き、近隣県も含めた影響がでています。農漁業者は原 発事故の加害者ではなく、被害者です。今必要なことは、効果的な措 置を行って消費者の健康と農漁業者の経済活動を両立させるための 別添2 措置です。前者に大きな現実の問題がありません。新基準案はこれに 逆行するものです。これを適用した場合、計画的避難区域よりずっと 広大な区域で、農漁業活動を制限された「新たな被災者」を政治的に 作り出すことになるでしょう。それは行政による人災であり、ICRP の 3 原則のうちの最適化原則に反するものです。日本学術会議会長談話 にもあるとおり、今回の原発事故の対処は ICRP の 3 原則に沿ったも のとすべきです。震災後の日本人に最も必要なものは絆の復活です。 事故直後から、あえて福島産の農産物を買おうとする運動も起きまし た。当時懸念されたよりも、実際の内部被曝量はずっと低いことがわ かりました。一部の消費者は、被災地の食品を買うことに価値を見出 しています。基準値を引き下げることは、農水省が掲げる「食べて応 援する」思いを否定することです。これは、害よりも益が多い場合に 被曝を受容するという ICRP の公正化原則に反する行為であり、被災 農漁家と消費者を結ぶ絆を断ちきる行為です。 ただし、あくまで安心を求める消費者もいます。経過措置の間、新 基準値を超える食品の放射性物質濃度を表示し、消費者に選択の自由 を与えるべきです。それが、消費者の安心に繋がるでしょう。 賠償金を払えば新たな被災者にはならないと思われるかもしれませ ん。しかし、生業を否定された不幸はお金では償われません。お金の 問題ではないのです。また、農漁家が補償されるとしても、加工流通 業者への賠償はありません。生産者から消費者への社会的リンクが切 れることに変わりはありません。現在の内部被曝線量をみれば、その 必要はありません。 暫定基準値が最適な値だったとは限りません。 より緩和しても、食品による内部被曝量が 1mSv/年を超える消費者は 極めてまれでしょう。しかし、線量限度適用原則により、一度決めた 基準を緩和することは得策ではないでしょう。 日本農学会が出した テクニカルリコメンデーションは、「流通段階での検査等で安全性が 確認された現在、依然として過度に事故地周辺の農産物を避けるのは 公正な市場を損ねることになりかねない」と指摘し、さらに「残念な がら、ときに、他地域の地方自治体と住民までが『風評加害者』とな り、放射能汚染は、差別のような日本人の心の汚染にまで広がってい るという指摘さえある」と述べています。今必要なのは、現実の被災 状況を見据えた冷静な判断です。 最後に、この答申とは直接関係ありませんが、福島県民および原発作 業員の甲状腺癌の検査、患者への保険などは手厚くすべきだと思いま す。学術会議会長談話にあるとおり、原発事故との因果関係はほとん 別添2 どわからないでしょうが、被災民に少しでも安心を与えることができ るでしょう。 データなどの根拠は下記サイトに載せます。よろしく ご検討のほど、お願いします。 http://risk.kan.ynu.ac.jp/matsuda/2011/radiationrisk.html (以上) 62 新基準では、米・牛肉は平成 24 年 9 月まで、大豆は同 12 月まで 500 1,6 ベクレルと、高い基準のまま、猶予期間が長過ぎます。特に主食であ る米や、味噌・醤油の原料となり、日常的に食する大豆は、一日も早 く、より低い基準で規制すべきです。一般食品 100 ベクレル自体も高 過ぎます。ドイツの放射線防護委員会などは、子ども 4 ベクレル、お とな8ベクレルを基準とするよう勧告しています。 内部被曝の影響は外部被曝とは比較にならないほど大きく、食品の基 準を緩くして、汚染食物が流通すれば、日本人全体の平均寿命も下が り、不健康な人が増えて、食品基準を緩く設定することで得られる経 済的メリットをはるかに上回る損失(医療費増大や税収減など)を被 ることになるでしょう。 基準を厳しくすることで、将来の日本人の健康を守ることこそ厚生労 働省の責務だと思います。 「今」が重要です。 今の判断が将来を左右します。米・牛肉・大豆の猶予期間を設けない こと、基準値をせめて 2 ケタに下げることをお願いします。 63 食品の基準、現在の放射性物質の基準は高すぎます。 1 ドイツで出している基準、子供 4 ベクレル、大人 8 ベクレルにするこ とを希望します。 内部被ばくについては、色んな意見があります。一番安全性を考えた 基準にあわせることが、今後の日本の子供たちを救うことになると思 います。 農家を救うために、基準を緩く設けた場合、子供に被害がでて、結局 日本は大混乱に陥ります。将来、子供が育たなければ、国として成り 立っていきません。農家には、保証し、厳しい基準を設けることが最 善と考えます。 64 食品の基準値についていくつか要望があります。ひとつめに、米・肉・ 1,6 大豆などの猶予期間をなくしてほしい、短くしてほしいということで す。 ふたつめは、全体的な基準値をさらに下げてほしいということです。 ドイツでは、大人でも8ベクレルにすることを勧告しています。 これからの日本の未来がかかってくると考えています。それはチェル 別添2 ノブイリの件をみても明らかかと思います。 ある人の言葉を借りると、外部被ばくはたき火にあたって熱いという 感じ、内部はたき火の炎や薪を、口の中にいれてしまうことと同じと いう差があるそうです。 これらから外部被曝を軽視していいというわけではなく、内部被曝は よりより慎重に考えなければならないものだと思われます。 日本の未来を守ってください。よろしくお願いいたします。 65 1、国は、消費者、流通業者さらには国民に対して新たな基準値内で 5,6,7,8,1 あれば健康上何ら問題なく、安心して食べられることを責任もって十 1 分周知、啓発されたい。これがなされてないと基準値内であっれも放 射性物質が検出されれば商品が売れなくなったり、小売店舗に商品を 置くことができなくなり、事業者が製品回収を余技なくされるなど大 きな影響が懸念される。 また。乳児用食品よりも一般食品の方が放射性物質を多く含むような 誤解が生じないよう、さらに幼児、児童を一般として扱うことの安全 性について理解が得られるよう消費者啓発に万全の方策を講じられ たい。 2、基準値が見直されたことに伴い、分析法、分析の方法、許容され るばらつき、誤差の範囲などを明示した上で、周知徹底していただき たい。 また、全品の測定検査は困難であるので、検査頻度等の考え方につい て教示願いたい。 3,中小零細事業者にとっては、自ら放射性物質測定検査機器を持っ て検査することや、民間の検査機関に多額のコストをかけて検査を依 頼することは難しいので、保健所や自治体等において中小零細事業者 の要請によって放射性物質の測定検査が実施されるような仕組みを 国が責任を持って構築されたい。 4,使用している原料が基準値の範囲内であり、それから製造された 食品も計算値等から明らかに基準値の範囲内と考えられる場合には、 放射性物質の測定検査を実施しなくてもよいと考えて良いか。これら の考え方についてQ&A等で明示されたい。 5,製品(食品)を製造した後に、使用した水などの原料の基準値超 えが判明した場合の最終食品(基準値内のもの)の扱いの考え方につ いて明示し、周知徹底していただきたい。 6,平成24年3月以前に製造された原料が4月以降の新たな基準値 を超えていた場合でも、4月以降の食品製造に使用することは、製品 別添2 として4月以降の基準値の範囲内であれば可能であることを確認い ただき、明示し、周知徹底していただきたい。 7,今回の基準値が日本全体の食品に網をかける考え方になっている が、①放射性物質で汚染されている農産物等は地域がある程度地域が 特定できること、②それらの地域において出荷制限等の管理を徹底す ることによって、他地域での汚染は防ぐことができると考えられるこ と、③日本中の中小零細企業に検査を行わせることは、費用、体制、 能力等の面で無理があることなどから、測定検査の実行は地域限定的 なものとすべきではないか。 8,粉末飲料等の希釈して飲食をする食品については、お茶と同様に 飲食する状態で基準を適用することとし、Q&A等において明示され たい。 9,対象食品区分について、それぞれの対象範囲が曖昧であるので、 規格基準において明確にされたい。特に乳児用食品については、児童 福祉法、ベビーフード協議会自主規格など他の規格との整合性をとる べきと考える。 また、乳児用食品に関連して、現在月年齢ではなく、「離乳食をはじ めたら」「離乳食を卒業したら」といった表示をした食品があるが、 前者は「乳児用食品」後者は「幼児用食品」と解して良いか。 10,乳児用食品に関連して、乳児から幼児、児童、成人、老人まで を対象とする食品についての考え方を明確にされたい。特別のターゲ ット表示はないが、消化吸収が良いことから乳児にも好適である旨の 表示をしている食品もあるが、食品区分の乳児用食品については、専 ら乳児を対象とする商品に限定することとされたい。また、このよう な食品について、乳児にも好適である旨の表示を削除すれば乳児用食 品に該当しないと解してよいか。 66 果実飲料の主原料である果汁については、通常、濃縮品という中間製 品として製造・流通し、消費者が飲用する最終製品の飲料としての製 造時に希釈還元されていることから、 ①原料用濃縮果汁については、搾汁時に換算した値で規制されたいこ と。 ②搾汁時への換算は、 「果実飲料品質表示基準」 (平成12年農林水産 省告示第1683号)の別表3に掲げる糖用屈折計示度(Brix 値:加 えられた砂糖類、はちみつ等の糖用屈折計示度を除く。)の基準を採 用されたいこと。 (参考)濃縮果汁の製造工程において、例えば 1/4 濃縮あるいは 1/6 5 別添2 濃縮を行う場合の物差しとして、国際的に Brix 値が用いられている。 67 牛乳の基準値が飲料水と同等以下にしてください。子どもの通う区立 1,3 小学校では給食については、牛乳の摂取が必須となっており拒否でき ない状況です。成長期の児童が、給食毎の牛乳(200ml 約 210 グラム) だけで 10.5 ベクレルの放射性物質を強制的に摂取させられる危険性 があります。以上のことから牛乳に関する基準値の見直しをお願いし ます。 68 20歳までの基準値はすべて0.5ベクレル以下にしてくださ 1 い!!! よろしくお願いします。 乳幼児の基準が大人の半分なんて酷いです。主食であるお米の基準値 が他の食品と同じ 100 ベクレルなのも問題です。1 日10ベクレルで も蓄積していきます。東京に住んでいても、自主的に尿検査をされた 子供たちからは全員セシウムが検出され、内部被ばくしている現実が あるのです。20歳までの基準値はすべて0.5ベクレル以下にして ください!!! 国の未来の宝物=子供たち が全員病気で死んでしまい、将来的に、 病老介護、病病介護、老老介護の時代になります。殺す気ですか? 69 日本の未来の宝である子供達の命を、健康を守るため出来る限り基準 1,3,7,11 値はゼロに近いものにしてください。大人の半分というようなドンブ リ勘定では、子供達は守れません。最低でも成人するまでの子供と妊 婦さんは 0.5 ベクレル以下からゼロに。除染をいくらしても一度汚染 された土壌や海は元に戻りません。 「ただちに影響はなくても」5 年後、10 年後、これから先、病気の国 民は増えることは間違いありません。チェルノブイリがそうであった ように。未来の日本を支える子供達が病気になってしまえば、この国 を支える国民は居なくなってしまいます。健康保険も成り立たなくな り、国は破たんします。 目先の利益ではなく、まず第一に子供たちの命、未来を優先して下さ い。それが将来の日本の利益になるのです。早急に食品新基準値を出 来る限りゼロに見直しを宜しくお願いします。 生産者の方をしっかり国が補償し、汚染された農作物、乳製品、海産 物は出荷させないように検査、管理徹底をお願いします。特に給食に は汚染されたものを使用してはいけません。後から汚染されたものが 見つかる、ということはもう起こさないでください。 70 本案では食品中に許容できる放射性セシュームの線量を、現在の年間 4 別添2 5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることを基 本とすることになっているが、反対である。 カリウム40などから の被ばく線量を考慮するとまったく無意味である。 一見ALARA の精神に基づくもののように見えるが、ポピュリズム政策の典型と言 わざるをえない。 本案に従えば、福島県産の多くの産品が出荷不能 となり、本案は加害者の立場に立つことを強要することになる。 な お、ICRPPub111を無視したもので、容認出来ない。 71 新しい牛乳の基準値は生産サイドとして厳しいものと受け止めてい ますが、新基準値によって消費者の牛乳に対する信頼感、安心感が回 復できるものであればやむをえないと考えます。 しかし、一般の消費者は自然界の放射線とは異なり、今回の原発事 故由来の放射生物質については限りなくゼロに近いものを求めてお り、行政機関(福島県)の行う原乳検査で放射性物質が「検出されず」 とあっても福島県産牛乳の消費回復に繋がらない現状を見ていると、 国民が新基準値に対して全幅の信頼を寄せるか不安を抱いておりま す。 現に、学校給食の現場では、保護者の「大人よりも厳しい基準 を設定することが安心につながる」との考えが根強く、行政機関(教 育委員会)が父兄の要望に応える形で国が示した新基準値より厳しい 納入基準を事業者に示すなどの動きも出ております。 また、この新 基準値設定に関して開催された1月16日の説明会(東京)では、こ の厳しい基準値にも満足しない消費者の意見があったとの報道があ り、2月24日の説明会(福島)でも「原発事故以来国民が国を信用 していない状況で、消費者はこの基準に納得するのか」との生産者の 声も出ております。 福島での説明会では、「新基準で安全・安心で きることを国において宣言してほしい」との参加者からの要請に対し て、国の担当者は「単なるデモンストレーションでは意味がない」と 消極的な考えを示しましたが、この要請は、原発事故とそれに引き続 く風評被害に苦しむ福島県民、特に生産者の声を代弁するものであり ます。 新基準値に対する国民の理解と信頼がなければ、新基準値は 消費者の安心の拠り所とはならず、単なる放射能検査の基準値になっ てしまう恐れがあることを、国は危機感をもって受け止めていただき たい。 国は、新基準値について今回の全国7箇所の説明会で終わることな く、今後長期にわたり説明会を開催するなど啓蒙活動情報提供を行 い、新基準値に対する国民の理解と信頼を勝ち得 ていただくよう、強くお願いします。 8,11,11 別添2 72 4 月から基準値が変わるとのことですが、それでも高すぎです!ドイ 1 ツでは子どもは 4 ベクレル以下、大人は 8 ベクレル以下です!4 月か らの改正で 100 ベクレル以下っていっても呆れてしまいます。国民を 守るつもりは全くないのでしょうね?私利私欲のためですか?子ど もだって親と同じ物を食べるときもあるんだ!せめてベクレル表記 をしてください! 73 ある学者が、生放送番組中で、ノルウェーは 50 ベクレル以下なら食 べましょう、ということになっている、と話をされ強く印象に残って おります。 もはや、すべての食品中の、放射性物質をゼロにすることが幼稚な議 論となってしまったならば、せめて子どもたちはできるだけ少なく、 そして大人の場合であっても、タバコや酒などの嗜好品と同様に、そ の個人に選択権・判断がゆだねられるべきで、それを開示すべきと存 じます。 一般の、数百万円程度の、放射線計測器は検出限界値が 10 ベクレル から 20 ベクレルと聞いております。従いまして、それらの合理性か らも考え、まず、50 ベクレル以上のものは出荷してはならないと定め るべきと存じます。 また、検出限界値を明確にしたうえで、できうるなら、その検出値を 明記すべきと存じます。むろん、全数検査というのは不可能でしょう から、それが、全数検査かそうでないか、莊でない場合はどの程度の サンプリングなのか、ということも明記されるべきでありましょう。 いや、50 ベクレルは厳しすぎるというのであれば、100 でも 200 でも 良いでしょう。ただ、その場合は、より厳密に、数値の明示が必要と 存じます。 そして、食品の場合は、罰則規定がかなり緩やかではありますが、こ の場合においては、生命にかかわる問題でありますので、もし、表示 値と、民間の検査機関などにおける検出値が大きく食い違った場合、 厳しい罰則が行われるべきだと存じます。 現在、非常に敏感なお母様方は、市販されている食品の安全性が信頼 できず、かなり偏った食生活をされているかたも見受けられます。そ れは結局健康を損ねてしまいます。 また外国産の食糧を買い求めるかたも多くいます。しかし、かえって、 放射性物質やそれ以外の人体に有意な影響を及ぼす物質を、より多く 取り入れてしまいかねません。 要は、現状ではほとんど担保されていない、国民の知る権利、選ぶ権 1,7,11 別添2 利が、ないがしろにされている、このことに大きく危惧を覚えます。 できますなら、他国並、可能ならば他国より厳しい基準と運用、強い 罰則などを望みます。 74 放射性セシウムの食品中の線量を年間 1 ミリシーベルトに下げること 1,11 について、以前より低くなった点で一定の評価をします。年間 5 ミリ シーベルトで一般に安全性が確保されていると言う表現は不適切で あり訂正してください。様々な理由から年間 1 ミリシーベルトに決め たとしても害があることを明確に知らせてください。内部被曝の影響 についてはまだまだ研究途上であり、立場による評価の違いもありま す。どういう影響が出るかまだ分からないが、因果関係が明らかにな った場合、取り返しのつかない事柄については予防原則を適用し、可 能性の明示と厳しい基準の設定をお願いします。(厳しい基準とは、 食品8Bq/1kg などとする ECRR の基準などのことを指しています) 75 食品中の放射性物質に係る基準値(飲料水・乳児用食品・牛乳・一般 1 食品すべて)は、現在の案の半分程度にしていただきたいです。 以下、理由 食品による内部被曝が健康に与える悪影響について、未だはっきりと 分かっていない部分があること、そしてそれゆえに「不要な被曝は避 ける」という考え方から、食品に含まれる(今回の事故由来の)放射 性物質は低い方が良いと考えます。最近の食品に含まれる放射性物質 の測定結果を見ておりますと、5Bq/kg 以下のものが殆ど、10~20Bq/kg 程度の物がちらほらと、それ以上のものは特定のものに限られている ようです。基準値をより低い値、例えば今の案の半分に設定すること は十分可能だと思います。私たちは今回の事故によって、生活の様々 な場面で、事故由来の不要な被曝の危険にされされています。食品に よる内部被ばくはその一部です。食品のみで 1mSv/y 以下だから問題 が無いとするのではなく、生活全体で受ける被曝量が線量限度の 1mSv/y になるよう行政全体で足並みをそろえた施策の実行をお願い します。 76 今回の改正案に賛同します。 1,11 今後、更に厳しい基準値の設定について検討されることをお願いしま す。 77 未知の放射能の影響について、未来を担う子どもたちのためにできる ことは限りなく内部被ばくゼロをめざす努力を続けることです。 食品 100 ベクレル/Kg では、到底安全とはいえません。少しでも低い 規準値を設定してください。また、311 前の日本の環境、食品の安全 1 別添2 性を取り戻すまで問題に取り組み続けてください。よろしくお願いい たします。 78 1.ルール違反。 1-1.審議会で決まっても居ないのに、4月1日発令として、東 京の1月16日を皮切りに、説明会が開催され始めている。 1-2.審議会のみならず、12月22日の食品の部会で決定され る2日前にNHKにおいて、新規制値の値が出ている。 2.憲法違反。 2-1.生涯 100 mSv でリスクがあるとの前提に立っている。この 閾値が適用されると、内部+外部被曝線量で 100 mSv を越える人々 がでることになり、国民が危険な人々とそうではない人々の2種類に 分かれることになる。これは国が差別を行う行為に等しい。 3.防護の基本概念に抵触する。 3-1.上記2.は、防護概念に抵触するものである。 3-2.防護の基本は、最適化である。今回は暫定値が十分機能し ているにもかかわらず、新たな規制値をもうけている。これをもうけ ることで、防護が最適化される部分はごく少ないと思え、その一方で、 福島県民などの生活面での最適化にとっては、かえってマイナスにな る。セシウムからの被曝線量は 0.051mSv から 0.043mSv に 0.008mSv だけ下がるが、日本人は年間食品中のカリウム40などから平均 (放射性物質対 0.41mSv の被曝を受けており、殆ど下げる意味がない。 策部会報告書P9) 3-3.乳幼児のための値を半分にした根拠が明らかではない。 4.技術的な問題。 4-1.新規制値を求めるのに、緊急時で用いた摂食率50%を機 械的に適用している。また市場の食品の汚染レベルの分布はきわめて 低いところにあるにもかかわらず、新規制値いっぱいの数値で汚染し た食品を摂取するとの前提のもとに、計算している。実情に基づいた 規制値の設定であるべき。 4-2.新規制値を達成するには、検査体制・管理体制が必要とな る。検査・管理の体制を確立することなく、規制値のみ厳しくするこ とは、混乱をまねくのみの結果となる。ためにこれは悪法というべき であろう。 4-3.規制値超えになる福島県産品が数倍を超える量になり、福 島県の農業、酪農が壊滅的打撃を受けることは確実であり、それに対 して国は対処できるのか。意味もなく低くすれば良いという問題では 2,4,7,10, 11 別添2 ない。 5.国際的整合性 わが国の新規制値が国際的にどのように波及するのか、検討がなさ れていない。ICRP Pub111(現存被ばく状況における行政について) を無視している。 6.政府としての対応 科学的根拠に基づき、ICRP のいう最適化の原則のもとに安全規制を 行うべきであって、一部の消費者の要求に迎合した政策を取るべきで はない。 79 100 ベクレルであっても、高すぎます。ますます海外からの輸入はな 1 くなるでしょう。ドイツの基準から見たら、それでもあまりにも高く てひんしゅくものです。 子どもの命より、企業や農業を大事にするんですか?チェルノブイリ でも内部被爆が健康被害の最大の原因だったんですよ。 80 現在の基準値に変更したからそれ以下の数値だったら安全というの 1,11 はおかしいと思います。人間の身体は国が変更したからと言って対応 できるものではありません。放射性物質を含んだ食品を摂取すること でどの様な影響があるのかわからないなら基準値をあげてはいけな いと思います。特に子供や乳児にはもっと厳重に管理しなければこの 先国を支える人口は減ってしまうかもしれません。食品が汚染されな い様な農法もどうか開発支援してください。 81 今回食品の一部の暫定規制値を下げることにしたとのことですが、ま 1 だまだ高すぎると思います。この程度の下げ方では、子供に食べさせ る食品を厳選しなければならないことに変わりはありません。それが 一般市民にとって、どれだけの負担か、ぜひとも想いを馳せていただ きたいです。下げること自体は評価に値することですが、チェルノブ イリの影響によるヨーロッパ諸国の暫定基準値よりもいまだはるか に高い基準値を採用するのは、一体なぜですか。ご存じかと思います が、チェルノブイリの影響をうけた諸外国ではいまだに健康被害が続 出していると聞きます。それが、食品の影響ではないという保証はあ りません。いまはまだ福島県民以外の国民に健康への影響が顕著では ないですが、近い将来、もし放射線の悪影響が顕在化したら、政府は 責任をとれますか。一刻も早く、市場に出回る食品すべてを子供に安 心して食べさせられる日常に戻していただきたいです。 82 日本の基準は高く、核戦争などか起こった場合の最高値で設定されて いると聞きました。そのような値をもって食品を流通させると日本の 1 別添2 汚染されていない地域の食品まで原材料として混入したり、生物凝縮 されたりして、安全に口に出来る食品が極度に少なくなっていくはず です。このままでは、日本国民のほとんどが被爆を受け、将来はあり ません。人間は色んな栄養素をバランスよく食べることにより健康に 生活出来るのに、様々な食品を食べるどころか、放射性物質を含んだ 食品を口にしないといけないなんて、考えられません。福島や汚染地 域の方々は、その地域以外からの安全な食品を求めていると聞きま す。だからこそ、幸いにも日本には汚染のない地域が残っているので すから、政府は徹底して区別し、そうした方々に安全な食品を送り続 けるような政策をとるべきだと思います。世界のなかの最低値、もし くはそれ以下に設定し、厳しく管理していくことを望んでいます。 83 4 月 1 日から、暫定基準値が改定するということですが、すべて、高 1,3 すぎると思います。子どもの食品が 50 ベクレル/kg なんて、絶対に 食べさせられません。 大人であったとしても、内部被ばくは少しだってしないほうがいいの ですから、放射性物質を検出したものは流通させないでください。 (検 査も今みたいに検出限界 20 ベクレルとかいうやつは意 味をなしません。するならば精度の高い検査で検出限界は 1 ベクレル 以下) それができないなら、せめてドイツの基準(こども 4 ベクレル/kg、 大人 8 ベクレル/kg)くらいは目指してほしい。 今 3 歳の子を育てていますが、市販の加工品は何も食べさせられなく なりました。すべて産地を確認して自分で手作りです。食費もかかる し、馬鹿みたいに時間がかかります。 チェルノブイリの状態をご存知ないのですか。被ばくをした親から生 まれた子供達、健康なのはたったの 15 パーセント程度。 国民は馬鹿ではありません。みんな自分で情報を集め、行動していま す。こんな状態ではますます少子化は進むと思います。 どうか、生産者の立場でなく、消費者の立場にたって厳しい基準をお 願いします。 84 基準値が高すぎて、流通しているものも、安心して子どもに食べさせ 1,3 られない。今一度、こどもの基準値を見直すべき。 未来を思えば、まず考えるのは子どもの健康だ。学校給食に汚染食品 を使わない。給食の牛乳の停止を求める。 85 米の中に含まれるセシウムの90%は糠の部分です。ふつう食するの は精米後の白米です。ここには10%、すなわち1/10しか含まれ 7 別添2 ません。福島の農家を適切に保護することも政府・役所の務めです。 「モミの段階」ではなく、「精米の段階」を基準にしてセシウム含有 量(ベクレル/Kg)を設定してください。 86 4月から食品中の放射性セシウム暫定基準値が500から100ベ 1,3,9 クレルに引き下げになることについては評価したいと思います。しか し将来的にはより低い基準に引き下げていく必要があります。ドイツ 放射線防護協会は食品中の放射性セシウムに関して大人8ベクレル 未満、子供4ベクレル未満を推奨しています。最終的には10ベクレ ルまで引き下げてほしいというのが願いです。内部被爆に関しては国 際的な原発推進派の機関(ICRP など)によりその影響を過小評価され てきた歴史があり、より慎重に対応する必要があります。内部被爆の 専門家の中には内部被爆は外部被爆の100倍から1000倍危険 と警鐘を鳴らす人もいます。また放射線の影響を受けやすい子供や妊 婦、生殖可能な女性に対してはより厳しい基準が必要です。 比較的土壌汚染の高い福島・群馬・茨城・栃木・千葉・東京・神奈川・ 埼玉・山梨・長野・新潟・山形・宮城の各県でとれた野菜や米・水産 物・畜産品に対しては放射性物質(主にセシウム)の測定値の表示を 義務付けてください。 87 3人の子どもを持つ母親です。食品中の基準値の改正ですが、値に関 1,6,9 しては「改正案よりも更に低く」、時期は「全食品同時期に実施され るべき」と考えます。現行値よりはかなり低いとはいえ、100bq/kg に 設定する意味が不明です。数ベクレル、数十ベクレルで、回収や交換 が行われている現状をご覧になれば、その無意味さがお分かりになる かと思います。この基準は、生産者側に立って考えられてものであり、 消費者(特に子どもを持つ親)の不安を解消するものではないと感じ ます。この基準では、改正後も返品・回収騒ぎはなくならないことで しょう。それは生産者にとっても消費者にとっても不幸なことではな いでしょうか? また、産地表示については、「国産」表記を禁止し、より詳細な産地 表示を義務付けるべきだと思います。もう一度、消費者の側に立って の見直しを切に希望いたします。 88 お米の値が 100 ベクレルで、子供が大人の半分では高いと思います。 1,3 大人の基準値を 50 位に下げて、更に子供は大人の 5 分の 1 くらいが 好ましいと思います。 お米は主食です。 1 日に 3 回食べる事を考えると、子供が 50 ベクレルでは被曝量が高す ぎます。 チェルノブイリでも主食は他の食品よりも低かったのです 別添2 から、見直しが必要です。 ご検討お願いします。 89 設定の基準となった内部被ばくだけで生涯 100msvは安全とは言い 1,3,5 切れません。外部被ばくを考慮に入れるともっと低い基準でないと、 危ないと思います。特に首都圏においても土壌の汚染が高く、呼吸や 普通に生活しているだけでかなり外部被ばくをしている状態です。 米・牛肉・大豆は新基準値施行までにタイムラグが発生し、新基準に 対応していないものがこれから先も長期にわたって出回り、心配であ る。早急に新基準を施行してほしい。カリウムは長年にわたって人間 が体内で利用できるようにしてきた物質だが、セシウムやストロンチ ウムなどは同じ放射性物質でも臓器にたまった場合、排出されず影響 が大きいため、安全サイドに立った判断は危険です。特に乳製品(子 供がよく摂取している)やお米、小麦、大豆などよく摂取するような 食品はより低い基準値になるよう段階的に低く見直してほしい。保育 園・幼稚園・小中学校の給食の牛乳の汚染問題、特に牛乳業界の数値 非公開は、厳しく追及し、数値の公開を求めたい。また給食での牛乳 の強制飲用はすぐにやめさせるべきである。 90 パンや菓子など、さまざまな食品に入り込むスキムミルク、脱脂粉乳 1,3,7 やホエイパウダー、コーヒー用ミルク、生クリーム、チーズなどにつ いても、一緒に検討してほしいです。セシウムの基準ばかりに目を向 けいているようですが、乳製品は他の食材よりもカルシウムが多く含 まれると思います。なので、特にストロンチウムなど、他の放射性物 質にも着眼してほしいです。セシウムは在る程度の体外排出が確認さ れていますが、ストロンチウムは骨に入り込んだら、ほぼ排出するこ とはできないと聞きいたからです。「薄めるし、食品に入るのは少量 だから」という言い訳は聞きあ きました。できる限り摂取しないのが予防原則です。特に子供はパン も菓子も大人より多く摂取する機会が多いのではないでしょうか。成 長過程で、大人より多くストロンチウムを摂取する可能性が高いので はないでしょうか。セシウムに比べて少量だからと無視していいもの ではないと思います。骨に蓄積されれば、大人よりも長い時間かけて 被ばくしていくことになるからです。 91 ・食品の放射能を公的機関で(小学校、公民館等)、誰でも、無料で 測定出来るようにして下さい。 ・市場の食品の放射能の数値提示を義務付けて下さい。 ・生命を守る事を最優先にして行動して下さい。 9,11 別添2 92 健康影響に対する安全余裕を考慮・産業回復を阻害しない規制値の設 4 定が必要年間1mSv、生涯100mSvという被ばく量は、放射線 防護の観点からのものと理解する。放射線被ばくによる健康影響は1 00mSv以下の被ばくでは確定的影響は現れず、確率的影響も生活 習慣等の変動範囲内と言われている。この被ばくは単回被ばくの場合 であり、複数回被ばくでは次回被ばくまでにある程度の回復も見込ま れる。更にICRPの緊急時対応基準や放射線作業従事者の基準など も勘案すると、100mSvは年間の被ばく量として扱えばよいと考 えることができる。すなわち100mSv/年以上の被ばくは、健康 影響発現の可能性を考慮する必要がある数値である。現在実施中の食 品の暫定規制値は5mSv/年の被ばく量に対応して定めらたが、こ の値は健康影響発現可能性の20分の1、すなわち 20 倍の安全余裕 をもっていると言える。食品以外からの被ばく(平均的には1mSv 程度) を考慮しても、この比率はそう変わらないと考えられる。一 方、提案された規制値は被ばく量を1mSv/年として求められた数 値であり、健康影響発現可能性に対する余裕は100倍となる。新し い基準案は、今回の事故による汚染状態が解消し、従前の環 境に回復した場合はともかくとし、現況の汚染状態では達成には相当 の困難があろう。とりわけ福島県の農産物等がこの基準を達成できな い場合、福島県の農水産業の回復が遅れることになる。風評被害が回 復を更に困難にする可能性もある。過大な安全余裕は福島県や近隣県 の産業の回復と復興を阻害することになろう。当面現在の暫定基準で も健康影響に対し十分な安全余裕がある。暫定規制値の変更は、現況 の汚染状態の回復に合わせ、適切な時間軸で実施すべきと考える。 93 この度の基準値設定の変更に関して、大幅に値が下がることに安堵し 1 ています。 しかしながら、変更後の値も依然高すぎるように感じます。食品はも とより、空気、飲料水、土壌などまんべんなく汚染されている現在に おいては、より厳しい値を設定していただくことが安心につながると 思います。特に、その他の食品の 100Bq/kg は高すぎます。せめて、 主食であるお米、第二の主食となりうる小麦や大豆などにはより厳し い値を設けていただきたいと思います。 94 ①食品からの内部被爆だけで生涯 100msvは安全という前提で基準 3,6,7,8,9 値が設定。昨年 8 月 2 日の広く国民に呼びかけられた「放射性物質に ,10,11 係る食品健康影響評価についての会議」では 外部被爆と内部被爆の 合計が生涯 100msvになるよう基準値を見直していくとなっていたの 別添2 に、その後、食品安全委員長の談話で食品からの内部被ばくのみで生 涯 100msv を基準に見なおされることになりました。これは、呼吸に よる内部被爆も、事故前と比べて上昇している空間線量や次々見つか るホットスポットから受ける外部被ばくも考慮されていません。一生 涯 100msv未満(これは癌や白血病のリスクがないとされている値 で、低線量被爆における影響は含まれていません。)これなら安全と いう見解にもとづいて、今年 4 月からの基準値が施行されようとして いることに反対です。 ②生涯 100msv 未満の低線量被爆への見解(100msv未満は安全だと みなされるのか?) 100msv以上というのは癌・白血病が明らかに増えるとされる数値 であって、チェルノブイリで見られるような、免疫力や体力の低下、 流産の増加などといった低線量被ばくが原因とされる症状に関して は、疫学調査の結果がないということ(疫学調査は何万というデータ の証明が必要)、また低線量被ばく論文やデータ(バンダジェフスキ ー氏の論文など)においては統計手法に問題・線量が不確かなどの理 由で正式な研究成果とみなされない、という委員会からの答弁があり ました。一方、昨年 12 月 28 日のNHK・ETVで放映された、追跡! 真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」では核産業からの要 請を受け、ICRP が100mSV 以下の低線量の影響を二分の一にして いることが、元 ICRP の米国人委員の証言により明らかになっていま す。 説明会で厚労省の方は、マーケットバスケット方式だ、コーデックス 委員会の国際的考え方との整合性を根拠に基準値を設定したと説明 されていましたが、低線量被ばくの危険性を全く無視した基準値は受 け入れがたいと思います。 ③水産物への言及なし 新しい基準値の中には、また説明会資料の中にも、まだ調査段階であ り、生物学的濃縮率における危険性や、東京湾でのホットスポットが 見つかっていることが問題視されているのに、水産物に関しての説明 は一切なく、この説明会に水産庁の人が同席してないことへも参加者 から批難の声が上がっていました。水産物について詳細な調査・報 告・検討が必要です。 ④新しい基準値の「一般食品」の考え方によると、すべての年齢区分 の限度値(年齢区分別の食品の摂取量と換算係数から導き出される数 値で小さい値ほど厳しいとされる)のうちもっとも厳しい値から全年 別添2 齢の基準値として決定したそうですが意外にも限度値が一番小さい のは 13 歳~18 歳の男子でした。社会的には乳幼児が影響を受けやす いといわれていて、小さな子どもをもつ親ほど気にしているようです が、食べ盛りの子どもを持つ親への注意も必要ではないでしょうか。 ⑤注意:米・牛肉・大豆に関しては新基準値施行までの経過措置が設 定。 この猶予時期は市場における混乱を避けるためのものと説明されて いましたが、暫定基準値 500 未満のものと新基準値 100 未満のものが お店で同時に並ぶ、これが混乱を招かないというのでしょうか?新し い基準の即実行を求めます。 ⑥給食基準値が必要です。 放射能の影響を受けやすいとされ、健康で明るい未来が保証されるべ き子どもたちの給食に関して、自治体における検査などで基準値以下 ではあっても放射性物質の検出報告が相次ぎ、すでに引き起こしてし まった汚染牛の流通による給食への使用など、親が抱く不安を度外視 し、統計や数値的なものだけで、一般食品とおなじものとして扱われ てよいものでしょうか。こうした親や子どもの不安といった感情に対 しても考慮していくのが本来のリスクコミュニケーションのあり方 ではないのでしょうか? ・事故後の国の対応や暫定基準値の長期化もろもろ、消費者・生産者 の間では国や食品に関する不信感が高まっています。統計やデータで 納得させるだけでなく、産地公開を都道府県表示よりも詳細にし、生 産地ごとの測定の充実をはかるなど、生産者・消費者ともに安全で安 心した生活ができるような体制づくりも充実させて欲しい。 私達は癌リスクだけを言っているのではない。 子ども達の可能性を少しでも狭める要因があるなら予防原則に則っ て限りなくゼロを求める姿勢を示すのが本当の意味での食品安全委 員会では? 95 東日本大震災以前の基準値を遵守して頂かない限り、昔同様安心して 1 製品を購入することができず、検査結果がどうであろうと、極力放射 性物質が少ないと思われる西日本のものや海外製品を選択する結果 になってしまうと思います。我が家は子どもが生まれたばかりです が、流通している食料への不安が拭えないので、海外への移住も検討 しているところです。国民の健康に完全に寄り添った誠実な制度改正 をよろしくお願い致します。 96 放射性物質について、このまま福島の原子力発電所から漏れ続けた場 11 別添2 合に、最悪の場合どうなってしまうのか、ということをシミュレーシ ョンして公開していただけませんでしょうか。問題はあきらかに乳製 品だけに限ったことではないはずです。 97 3.11 事故以前の数値に戻す事を切に願います。 1 98 現在の暫定基準値は、高すぎると思います。ドイツの放射線防護委員 1 会の提唱する、大人 8 ベクレル、こどもたち 4 ベクレルまで下げるべ きだと考えます。内部被曝は、治らないと聞いています。広島、長崎 では、内部被曝により多数の被害者がでていました。国民の保護の観 点にたった政策を望みます。 99 最低限でも、100Bq/kg という基準をより厳しくし全品検査を義務付け 1,7 るべきだと思います。 100 100bq/kg という値でも、子供に食べさせるのは許せない。そのように 1 考える人は、相当数いるので、もっと数値を下げなければ、給食や流 通での混乱は、おさまらないでしょう。 政府が論拠としている ICRP の報告が信じられない。チェルノブイリ の影響のあったドイツの放射線防御協会などでも、もっと低い数値を 推奨している。 101 全ての基準値が高すぎると思います。なぜそんなに高く設定する必要 があるのですか?、もっと厳しい基準値を設けてください。これまで の基準値 500 ベクレル/㎏などは全くの論外です。そんな甘い基準を 設けたことは国民に対する犯罪です。基準値を決める立場の人には自 分で毎日食べ続けて下さいと言いたいです。 4 月から基準値を 10~100 ベクレル/㎏にするという事ですが、甘すぎ です。もっと厳しくしてください。特に乳児の 50 ベクレルは酷過ぎ ます。赤ちゃんに毎日 50 ベクレルの粉ミルクを飲み続けさせるので すか?水だって 10 ベクレル/㎏など信じられません。水道水が汚染さ れれば毎日毎日大量に飲み続けるのですよ。水と乳児については検出 限界値まで厳しくするべきです。その他の食品についても 10 ベクレ ル/㎏ぐらいの出来る限り厳しい基準値にして下さい。スーパーに並 んだ食品が 100 ベクレル/㎏も有るのかと思うと魚も肉も全く買う気 がしません。 生産者の方が、厳しい基準値を超えない為に必要な対策が十分出来る ように行政として支援をしていく事が必要だと思います。肥料などの 基準値や周知も重要です。厳しい基準値を設けても守れるように汚染 物質の管理や十分な支援をする事が国民を内部被曝から守る事だと 思います。それでも超えてしまうものについては、東京電力が賠償す 1,3,9,11 別添2 べきです。 またベクレル数については例え基準値内であっても毒物なのですか ら、表示義務が無いのはおかしいです。食品添加物のように記載して ください。消費者から要望が有れば検査結果の公表義務が有ると思い ます。 原発事故さえ起こさなければ簡単に守れた基準値を事故が起きて守 れないから緩くするのでは基準値の意味が有りません。諸外国にも納 得してもらえる輸出の出来るぐらいの厳しい基準にしてください。 102 1.食品の規制値を 100bq/kg ではなく、50bq/kg にしていただきたい。 1,3 (もしくはもっと小さい値)。 毎年摂取し続けなければならない現状において、体内にある程度増 加して蓄積され続けると思われる。ある数値で摂取・排泄のバランス がとれて高原状態になるにせよ、その値はどの程度になるか不安であ るためである。 2.牛乳は飲料水と同程度の 10bq/kg にしていただきたい。 学校給 食で毎日飲むものであり、他食材よりも頻繁に摂取する。また、主に 子どもがカルシウム摂取の手段として飲用するため、放射線の感受性 の高い子どもの内部被曝量を減らすべきだと考えるためである。 一度できた制度は、基準が緩くなることはあっても、厳しくするこ とは難しいのではないでしょうか。子育てをする者として、基準の厳 格化を切にお願い申し上げます。 103 食事の度に、放射能もどれだけ食べたんだろうと不安な毎日です。震 1 災以降鼻血が二回でました。4●年生きて生きてきて初めてです。確 実に子どもも大人も被曝し続けています。基準は低いに越した事はな い。 104 内部被曝、セシウムだけで年 1 ミリになる新基準ですが、内部被曝と 外部合わせて、全ての核種合計で年 1 ミリ以下になるように、もっと 厳しくしてほしいです。 去年7月末ごろ出た見解では、内部と外部合わせて生涯100ミリで したし、国際的にも国内法でも、内部と外部合わせて(自然放射性の もの除いて)年 1 ミリシーベルトだと思います。 それから、実際、食品の検査結果では、かなり低い値か検出限界以下 が多いので、基準を厳しくしたほうが、いわゆる風評被害も少なくな るだろし、安心できます。 乳児用基準ができたのは、有り難いです。しかしながら、粉ミルクは 約30ベクレルで明治乳業が回収しました。30ベクレルでも、赤ち 2,3,7,9 別添2 ゃんに与えるのが不安というのが、一般市民の感覚であり、50ベク レルよりもっと厳しくしてほしい。 それに文科省が給食基準を1キロあたり40ベクレル目安と発表し てましたので、(私は妥当な基準と思います)新基準案の100ベク レルでは合わないし、一般食品も、基準を40とすれば、文科省との 整合性もあると思うのですが… 子供達の命と健康を守るために、どうか草案よりも厳しく基準を決め て下さい。よろしくお願いします。 また、ヨウ素も基準を作り計ってほしいです。日本は地震活動期に入 りました。福島原発廃炉まで長期間の間に、地震のせいで新たに放射 能漏れがある可能性もあります。他の原発もそうです。ヨウ素は、特 に子供は、直ちに甲状腺異常につながります、癌の原因にもなります。 事故があってから計ると、水道水などは飲んでしまった後になりかね ません。命の安全のためにお願いします。 それに、離乳食作りは市販の食品使うので、市販食品が100ベクレ ルというのも心配です。食品全てに、検査済み乳児用基準以下との表 示をして下さるのなら良いですが?食品に表示をしてほしいです。保 育園が給食を出すときも困ると思われます。 105 食品中の放射性物質に係る基準値の設定について、さらなる引き下げ 1 を求めます。ドイツ放射線防護学会の基準に従い、小人 4bq/kg 以下、 成人 8bq/kg 以下を、出荷基準とすることを求めます。また、乳児用 食品(粉ミルク)の基準については、1bq/kg 以下とすることを求めま す。 106 放射性セシウムの食品基準が一般で 100Bk/Kg、牛乳・乳幼児食品 50Bq/Kg と変更されます。これは食品による内部被曝を 1mSv 以内に抑 えるよう計算されたものとのことです。 本来なら食品による内部被曝のみならず、吸入による内部被曝、お よび外部被曝を含めて 1mSv/年が国際基準になっております。さらに、 放射線には確率的影響があり、この量なら安全、という値は設定しに くいものです。 消費者が着目しているのは、特に子供に対する影響であり、乳幼児 食品・給食には 0.5Bq/Kg 程度の高い検出限界で、不検出とすること を要望します。政府・民間の食事調査でも、放射性セシウムは不検出 から多くても 20Bq 程度であり、これは決して不可能なことではあり ません。 子供は人工放射性物質から守る、大人に対しても適切な基準を設け 1,3,11 別添2 ている、という姿勢を政府がみせることによって、消費者の満足度は 著しく大きくなるものと思われます。 また米などに対し、暫定基準値の猶予を4月以降も延長することと なっておりますが、100Bq/Kg 以上の米を買いあげるのは、特に米が主 食である以上、重要なことと思われます。これを確実に実施していた だくとともに、猶予期間のある他のものについても買い上げることを 要望します。 消費者が要望しているのは、子供に対する安全性です。これを徹底 的にくみ取りつつ、大人に対しては、1mSv/年程度の基準で産地を守 っていく、ということで、満足度はかなり変わりますし、現在の食べ 物の汚染率からみても困難なことではありません。給食・乳幼児食品 の放射性セシウムを検出限界 0.5Bq/Kg 以下の不検出とすることを原 則とし、対応されることを要望します。 107 1 ベクレル/キロだとしても、毎日1ベクレル/キロを摂取し続けると 1 蓄積して数ヶ月後には体内は1000ベクレル/キロで経過するよう になるので、100ベクレル/キロでも高すぎます。排出していても 一定量を取り続けると蓄積します。基準値を厳しくして経済のために も国民の健康を守ってください。健康な人が少なくなると、経済状況 は悪くなります。 108 新基準では、米・牛肉は平成 24 年 9 月まで、大豆は同 12 月まで 500 ベクレル;と、高い基準のまま、猶予期間が長過ぎます。 特に主食で ある米や、味噌・醤油の原料となり、日常的に食する大豆は、一日も 早く、より低い基準で規制すべきです。 一般食品 100 ベクレル自体も高過ぎます。 ドイツの放射線防護委員 会などは、子ども 4 ベクレル、おとな 8 ベクレルを基準とするよう勧 告しています。 内部被曝の影響は外部被曝とは比較にならないほど大きく、食品の 基準を緩くして、汚染食物が流通すれば、日本人全体の平均寿命も下 がり、不健康な人が増えて、食品基準を緩く設定することで得られる 経済的メリットをはるかに上回る損失(医療費増大や税収減など)を 被ることになるでしょう。 基準を厳しくすることで、将来の日本人の健康を守ることこそ厚生労 働省の責務だと思います。 「今」が重要です。 今の判断が将来を左 右します。 国の借金も重要課題ですが、将来、自分のたちの子孫に 「健康」という財産を残す事が最重要課題だと考えます。健康であれ ば、何でもできます。 1,6 別添2 109 食品だけで年間、1 ミリシーベルトを基準とするのは、これまでの法 1,6 令からしても、まだ甘すぎると考えます。関東、東北の子供達は特に 外部被曝に加え、砂塵、落ち葉の粒子、花粉等からの吸入による内部 被曝を日常的に受けています。これら推定される全ての被曝の合計で 年間 1 ミリシーベルト以下とするべきです。 従って、一般食品 100bq/kg の基準値は、甘すぎます。被曝は低ければ低い程、いいのは常識です。 たとえ何 bq であろうとも、国民にとっては我慢値なのです。100bq/kg はとうてい我慢できる値には程遠いです。我慢できる妥協値は一般食 品でも 20bq 以下です。理想的には自然放射線以外の人工放射線は限 りなくゼロにするべきです。100bq/kg とする一般食品の基準値の見直 しを要望します。 加えて、米、牛肉の暫定基準値適用の延長は容認できません。米は毎 日食べるものです。即刻、基準値引き下げと新基準値適用を要望しま す。 110 厚労省の【放射性物質に係る漢方生薬製剤の取扱いについて】を読む 1 と、「使用単位毎に別途精密な方法により放射性物質の検査を実施す るとともに、当該検査の結果、放射性物質が検出限界以下であること の確認を徹底すること」とあります。それに比べて、誰もが毎日摂取 する「一般食品」は「1キロ当たり100ベクレル」と大変高い値と なっています。戦後すぐの食糧難ならいざ知らず、海外からの食料の 緊急輸入ができる今、しかも事故後 1 年経ってこの基準値ではあまり に健康被害を軽視しすぎと考えます。また内部被曝について、臓器ご とのセシウムの蓄積等について考慮せず、外部と同じ線量で基準値を 決めていることにも信憑性を見出せません。新基準値の引き下げを強 く希望します。 111 乳幼児用の食品、学校給食など、子供の食品は 100bq/㎏では心配です。 3 可能な限り 0 基準を希望します。 112 改定案で 5 分の 1 になろうが、10 分の 1 になろうが、まだまだ外国と 比較して基準が緩すぎる。このままでは安全な食品の供給体制は崩壊 の一途だ。例えば、ドイツでは小児用は 1kg あたり 4 ベクレル以内、 成人用は 1kg あたり 8 ベクレル以内という厳格な基準があることは、 認知されている通りだ。せめてドイツの基準を適用してくれないか と、わたしは切望する次第だ。そもそも 4 月から新基準が適用される こと自体、日本政府の放射能汚染への対応の愚鈍さの象徴なのだ。核 実験時代やチェルノブイリ原発事故の教訓を無に帰すような後手後 手の対応では、日本で生活する全ての人々、更には日本の食材が輸入 1,6 別添2 され、それを口にする世界中の人々にまで危害が及ぶ。どうせ大抵の 役人どもにはそうした想像もできないのだろうか。 また、 一部の食品への適用が 9 月末まで猶予される規定も大間違いで、 殺人的な「暫定基準」をまだまだ適用したい意図も透いて見える。 113 食品だけで 1msv/y はまったく容認できない。内部被ばくと外部被ば 2 くを合わせて 1msv にすべき。 114 放射性物質の基準値を 10bq/kg に落として頂きたく思います。乳製品 1 に限らずの加工品は産地も出所もわからぬまま口にするものですか ら、暫定基準値 500bq/kg なんてずっと毒を盛られているように感じ て怖くて口にできません。しかしながら、放射性物の含まれた食品に 傷つけられても尚、生きていくために食品を口にしています。食品に ベクレル表示されると自分で選択できますし、表示したことによって 消費は進むと思います。自分で内部被曝を計算するのはとても難しい 上に暫定基準値も高く、売り手の「基準値以下ですので、ご安心くだ さい」の虚ろな発言だけでは食への信用は取り戻せないのではないで しょうか? 115 1. 本意見公募(パブリックコメント公募)は無効である (理由) 本意見公募は「行政手続法に基づく手続き」となっている。すなわち、 同法の第39条に該当するものとして、第2項、及び第3項に則って 公募が行われている。今回の公募は「食品衛生法第6条第2号」に該 当するものとして、新たに「食品中の放射性物質に係る基準値」を設 定する件に係るものであり、「放射線障害防止の技術的基準に関する 法律」第6条に則り、昨年の12月27日に小宮山厚生労働大臣から 放射線審議会に諮問され、現在継続審議中であり、本年1月6日時点 (本意見公募開始時)では答申が出されていない。答申がまだ出され ていないものを「厚生労働省の規制値案」として意見公募にかけるの は手順を踏んでいないことになり行政手続法に反している。したがっ て、本意見公募は速やかに撤回し、改めて放射線審議会の答申に基づ き原案を修正し、その後、行政手続法に則って意見公募にかけなけれ ばならない。正規の手続きを踏まずに意見公募にかけるのは国民を愚 弄するものである。 2.原案に対する意見 (1)改正の背景、位置づけが不明 改正の概要の「1.改正の背景・趣旨」に平成23年3月の東京電 力㈱福島第一原子力発電所の事故を受けて、食品中の放射性物質の暫 4,11 別添2 定規制値を設定し、これを上回る放射性物質が検出された食品につい ては食品衛生法に該当するものとして取り扱い、販売等を禁止してき たと記述されている。しかしながら、今回この暫定規制値をいかなる 情勢の変化により改正するのか述べられていない。暫定規制値は事故 を受けて、原子力安全委員会の防災指針の緊急時における第3表「飲 食物摂取制限に関する指標」を援用して定めたものである。事故に関 しては昨年12月16日に野田総理大臣が冷温停止状態になったこ とを宣言している。「冷温停止状態に入った」ということはICRP のPub.103(2007)に規定されている「現存被ばく」状況 (復興期)に入ったものと理解される。 このことについて、薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会報告 書(以下、審議会報告書という)では、何も触れられていない。現存 被ばく状況に入ったことと今回の改正との関係について言及すべき である。 (2)改正の理由が不適切 改正の概要の「1.改正の背景・趣旨」に、改正の理由として「暫定 規制値に適合している食品については、健康への影響はないと一般的 に評価され、安全性は確保されているが、厚生労働省としては、より 一層、食品の安全と安心を確保するため、食品中に許容することので きる放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリシーベルトから年間 1ミリシーベルトに引き下げることを基本とし」と記述されている。 すなわち、現行の暫定規制値でも安全性は確保されているが、より一 層の安全と安心を確保するために年間5ミリシーベルトから1ミリ シーベルトに引き下げるということであり、主たる理由は「安心の確 保」と読める。 事実、今回の公募の関連資料として出ている審議会報告書のP9表 2新しい基準値に基づく放射性セシウムからの被ばく線量の推計に よると、5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げても推計 被ばく線量は0.051ミリシーベルトから0.043ミリシーベル トと0.008ミリシーベルト低減するだけである。日本人は現在、 食物中のカリウム40、炭素14、ルビジウム87等から年間平均し て0.35ミリシーベルトの被ばくを受けており、その内セシウムと 同一挙動をとるカリウム40からの被曝は概算で0.2ミリシーベル トであり(注)、今回の変更による被ばく線量の低減は殆ど誤差範囲 内である。 法律化する場合は「科学的、合理的な判断による安全の確保」に立 別添2 脚したものでなければならず、「安心の確保」のための規制の強化は 不適切であり容認できない。 (注)原子力教育支援情報サイトあとみん「身の回りの放射線 自然 界に存在する放射線」 (3)ICRP勧告のALARAの誤用 5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げる根拠につい て、審議会報告書のP3で「当部会は、合理的に達成できる限り線量 を低く保つという原則に立ち、より一層、国民の安全・安心を確保す る観点から、介入線量レベルを年間1ミリシーベルトに引き下げるこ とが妥当と判断した」と述べている。これはICRPの放射線防護の 3原則の1つである「防護の最適化(ALARA)」の誤用である。 防護の最適化は「被ばくの生じる可能性、被ばくする人の数及び彼ら の個人線量の大きさは、すべての経済的および社会的要因を考慮に入 れながら、合理的に達成できる限り低く保つべきである。」となって おり、介入に当たっては「すべての経済的、社会的要因を考慮するこ とを義務付けている」が、今回の改正では考慮した痕跡がない。今回 の公募に係る関連資料、その他の「食品中の放射性物質に係る基準値 の設定」のP7に「モニタリング検査における放射性のセシウムの基 準値超過割合」が掲載されている。それによると、福島県産の農産品、 魚介類は規制値を5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下 げることにより、規制値を超えるもの(10~11月)は米が0.2% から1.3%と6倍、野菜が0.3%から1.2%と6倍、果実類が 1.2%から10%と9倍、魚介類が3.6%から32.8%と9倍 などである。福島県以外はもともと汚染が少ないので引き下げによる 影響は小さい。 米など、規制値を超えるものが1.2%と比率が少ないようである が、出荷物を全数検査できないので、ある地域で1点でも検出される とその地域全域の出荷が停止となることは昨年の例でも明らかであ る。昨年度は5000ベクレル/キログラム以上に汚染された田畑の 作付が制限されたが、1ミリシーベルトへの引き下げにより作付け制 限の地域が広がったり、自主的に耕作をあきらめたりする人が増える ことは明らかであり、それによって福島県の農業が甚大な影響を受 け、農産業の復興が大幅に遅れるおそれが強い。福島県外居住者の[安 心の確保]のために線量を引き下げるのは合理性に欠ける。 (4)ICRPのPub.111(2008、注)を無視 現存被ばく状況に対応する放射線防護についてはICRPのPub. 111に詳細に記載されている。その第6章「汚染された食品及び他 別添2 の商品管理」の(86)で汚染レベルとしてコーデックス委員会のガ イドラインとして1ミリシーベルトを推奨してはいるが、流通する食 品の汚染率は10%とした上での話であり、審議会報告書P8では汚 染率50%としている。汚染率10%とすれば現在の暫定基準値その ものである。 また(84)では「食品の放射線に関わる品質を管理するためには、 関係する利害関係者(当局、農業組合、食品産業、食品流通、非政府 消費者団体、その他)及び一般住民の代表者を関与させるべきであり、 当該国内(日本)においてある程度の連帯を作り上げるには、国家レ ベルでの徹底した討論が必要である。」と主旨の記述があるが、今回 の決定に当たってはわずか3回の厚生労働省だけの審議会で決定し ている。国際基準であるICRPの勧告を無視しており納得できな い。 (注) (社)日本アイソトープ協会 ICRP Pub.111 日本語版ドラフト 116 米・牛肉は今年 9 月 30 日まで暫定規制値が適応、500Bq/Kg のままだ 1,6 ときいてます。大豆は 12 月 31 日までそのまま。加工品においては、 それぞれの賞味期間内まで流通するんですよね?おなじ食品で基準 値が違うものが同時にお店に並ぶってこと?市場の混乱を避けるた めにといいますが、まったく消費者のことを考えてません。 そもそも 100Bq ってどうしてできた基準ですか?あと、子供の基準っ ていいますが子供は大人と同じものを食べます。あと母乳の子はお母 さんが食べたものが母乳になりますよね?であれば大人にも厳格な 基準を適応すべき。少子化といっておきながら、子供なんかどうなっ たっていいっていう考えが見えて本当にうんざりします。ともかく1 00Bq という納得いく根拠が示されない限り、この基準はありえませ ん。 117 内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞きました。いろい 1 ろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高いことや個人差を 考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原発事故前の摂取量 と同程度に抑えたいと切望します。つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以 下を求めます。 118 食品からの内部被ばくだけで生涯 100msvを安全と捉えるのは納得 10 いきません。ホットスポットでの外部被曝や、その場所での呼吸によ る内部被ばくも加えて考慮すべきではないか。 119 1 飲料水について:毎日2リットル以上は摂取すると思いますので、 1,3 限りなくゼロにしていただきたいと思います。放射能入りの水を毎日 別添2 飲んでよい、ということ自体がおかしいのではないかと思いますが。 2 牛乳について:朝食はここ何十年、パンと牛乳入り紅茶です。原 発事故以来牛乳を買うときは必ず産地を確認しますが、牛乳はいろい ろなところのものが混ぜられていると聞きます。どの時点での検査な のかも気になります。また、数値も高すぎるのではないでしょうか、 孫は全く牛乳をもらえなくなっています。100歳で亡くなった祖母 は、毎日牛乳を飲んでいて、それが良かったのではないか、という話 もあります。孫に安心して牛乳をたくさん飲ませられるよう、飲料水 と同じ規制値にしてください。 3 乳児用食品について:50ベクレルなど問題外ではないでしょう か。乳児は体が小さく細胞分裂が盛んなのですから、それを考えたら、 限りなくゼロにすべきだはないでしょうか。少子化が叫ばれています が、子供が生まれないうえに、生まれた子供が将来、放射能の影響で 倒れていくようなことがあれば、日本はいったいどうなるのでしょう か?厚生労働省の頑張りどころだと思います。 4 一般食品について:よく年寄りは多少放射能浴びても大丈夫とか 言いますが、40年間払い続けた年金の掛け金でもらえる年金の少な さに困惑しています。死ぬまで働かないと生きていけないとすれば、 年寄りでも、放射能浴びて10年やそこらで倒れるわけにいかない現 状です。年寄りがそうなのですから、いま厳しい状況に置かれている 若者に至っては、とても放射能を浴びて20年後にでも、倒れてよい わけはありません。公務員でもこれからは年金はそれほど頼りになら ないはず(国家公務員30年、退職後の実感です)、元気で働くため には、放射能入り食品など食べてよいはずはないと思います。百歩譲 ったとしても、一般食品についても、1 とか 5 ベクレル程度にしてい ただきたいと思います。以上、私たち一般国民は、億単位の退職金や、 40万円ともいわれるような企業年金をもらえるわけではありませ ん。退職後も元気に働かなければならないことを考えれば、とても放 射能入りの水や食品を甘受する気にはなれません、極力厳しい基準の 制定をお願いいたします。 120 1. 「食品中の放射性物質に係る規格基準の設定について」中の 2.3.6 の「浸出して飲まれるお茶や、米ぬかから抽出されるこめ油などの食 品については、原材料の状態と、飲用又は使用する状態で、食品形態 が大きく異なることから、原材料の状態ではなく、茶は飲む状態で飲 料水の基準値を、米ぬか及び油脂用種実を原料とする油脂は、油脂と して一般食品の基準値を適用することが妥当である。」との新しい考 5,7,11 別添2 え方について、全日本コーヒー協会は賛成いたします。それは、食品 が加工や調理行程を経て、ヒトが摂取する食品に汚染(この事案はセ シウム)がなければ、摂取しても安全と考えるからです。 2.当協会の扱うコーヒー製品は、全て輸入原料を国内加工するか製 品で輸入し提供していますが、東京電力福島原発事故以来、小売業サ イドから輸入品であっても放射能検査未実施の製品は納入しない(さ せない)、検査結果の提供の強要、更にはゼロリスクの強要など過度 な放射能検査を求められ、その対応に苦慮いたしております。現在、 最終製品の放射能検査を行い出荷する企業もありますが、これについ て上記と同様の考え方で、レギュラーコーヒー、インスタントコーヒ ー及びリキッドコーヒーについては飲用の際にそれぞれ抽出または 希釈溶解されますことから、飲用時の状態での基準値として設定いた だくことが妥当で公平ではないかと考えております。この点について も今後ご検討いただきますようお願い申し上げます。 3.また、測定方法については、科学的根拠に基づいた方法としてく ださい。ただし、食品業界には中小企業が多い現実に配慮頂き、高額 な分析機器を購入しなければ対応ができないということにならない ようお願いいたします。 4.製品から今回定められる新しい基準値以下の放射性物質が検出さ れた場合、基準値以内であったとしても、メディアの報道等によって は風評被害や不買運動等につながる恐れがありますので、基準値以内 であれば食品として流通することが問題ない旨、小売業界等の流通や メディアに対し行政サイドからリスクコミュニケーションを徹底し、 消費者不安をいたずらに煽るようなことがないよう指導していただ くことをお願いいたします。 5.なお、本パブリックコメント募集に直接関係しないかもしれませ んが、東京電力福島原発事故による放射能被害への補償に向けた取り 組みがなされ、対象地域の財物や政府指示に基づき発生した検査費用 等、直接的な要因に伴う検査費用については補償対象となる旨、指針 が示されているものの、小売業サイドからの放射能検査未実施の製品 は納入させないというケースに対する補償の枠組みや考え方を示し て頂きたいと考えます。(例えば、基準値設定に伴い、行政指示を受 けていなくても、自主的に購入した分析機器や分析費用に対しての補 償に対する指針を示してください。) 。 121 基準が100ベクレルになろうとも危険すぎて決して、子供には食べ させられない。本当なら1ベクレルも口に入れさせたくない。 1 別添2 122 1. 新基準は ICRP 勧告さえも無視している アメリカの核戦略の圧力を受けて内部被曝を過小評価しているとさ れ、先ごろ放映された TV 番組(NHK:追跡!真相ファイル「低線 量被ばく 揺らぐ国際基準」)でも元委員がそのことを証言した国際 放射線防護委員会 ICRP 勧告でさえ、一般市民の外部被曝と内部被曝 の合計値としての年間被曝限度を 1mSv/年としており、日本政府もこ れに従って国内法を定めてきたはずであった。ところが新基準案は、 内部被曝だけに限定して年間許容被ばく線量を 1mSv/年としている。 外部被曝線量を加算すれば、激甚汚染地域では相当大きな被曝線量に なってしまう。さらに、摂取した放射能から内部被曝線量を計算する 際に用いられる実効線量係数が ICRP 勧告では小さすぎるとの指摘が ヨーロッパ放射線リスク委員会 ECRR によってなされており、ECRR は 5 倍大きな係数を勧告している。この係数を用いれば、年間被曝線量 は 5 倍になる。最低でも ICRP 勧告の外部被曝と内部被曝の合計値と しての年間被曝限度を 1mSv/年として、食品の基準を決めるべきであ る。その際に学ぶべきはベラルーシやウクライナの最新の基準(パン が 40Bq/kg、ジャガイモが 60Bq/kg など、貧しい庶民が日常食べなけ ればならない食品に厳しい基準が設定されている)である。 2. 新基準の検討にあたって、流通する食品の 50%汚染を仮定 リスクの評価には常に不確実性が伴う。得られた数値に 2~3 桁もの 不確実性があることがまれではない。このために基準値などを定めて リスク管理する場合は出来るだけ安全サイドで決定がなされる必要 がある。基準値ぎりぎりの食品を毎日食べ続けるような事態は現実に はないかもしれないが、その極端な場合でも健康被害が抑制できる水 準で基準値が決定されるべきなのである。まして、現況では測定体制 が不備で、乱暴な暫定基準さえ潜り抜けて基準超過食品が流通してい る。そのような状況下では 50%汚染を仮定した検討は不適当である。 さらに、放射線リスクには閾値がないことは、ICRP さえも認めている。 新基準案では基準設定にあたって、年間内部被曝線量 1mSv/年を「許 容被曝線量」と呼んでいるようであるが、「我慢被曝線量」であるこ とを改めて確認しておく必要がある。 3. ストロンチウム 90 などほかの放射性核種を無視している 福島原発から放出された放射能は放射性セシウム(セシウム 137+134) だけではない。物理学的半減期が約 29 年とセシウム 137(半減期 30.2 年)とほぼ同等であり、骨に沈着して排泄されにくい核種であるため に生物学的半減期が 18 年もあるストロンチウム 90 や、毒性が高いα 1,2,6,7 別添2 核種であって半減期が 24100 年もあるプルトニウム 239 などを無視し ている。これらを食品として摂取したことによる被曝線量は当然なが ら足し算されるべきである。これらを無視して放射性セシウムだけで 年間内部被曝線量 1mSv をいっぱいにしてしまうというのは無茶であ る。必ず基準超過が起きてしまう。チェルノブイリ事故と違ってスト ロンチウム 90 の放出が少なかったなどという見解もあるが、根拠と なるデータに乏しい。まして、今も続いている汚染水に含まれて海洋 汚染をしたストロンチウム 90 の挙動は未解明であり、魚などの水産 物の汚染が最も危惧される。ストロンチウム 90 は、ガンマ線を出さ ないベータ核種であるために測定に時間がかかることは確かである が、そのことは言い訳にならない。チェルノブイリ原発事故で汚染さ れたベラルーシやウクライナでは、ストロンチウム 90 の基準があり、 測定もなされている。大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故によ る汚染を調査するために、日本全国の自治体研究所でこれまでに膨大 なストロンチウム 90 の測定データが蓄積されてきている。それが国 内で起きた原発事故に対して測定されないというのは到底理解しが たい事態である。少なくともストロンチウム 90 の測定体制を早急に 整え、汚染実態を把握するとともに、基準を設定するべきである。 4. 新基準の適用は 4 月以降、しかも、米、牛肉、大豆には猶予期 間 こんなに待たせておいて、3 月いっぱいは最悪の暫定基準が継続する。 しかも、米と牛肉は少なくとも 9 月まで、大豆にいたっては年内いっ ぱい暫定基準がそのまま続けられる。この新基準案の原案を作成した 官僚たちは、国民の生命と健康を守ることよりも、基準超過して行き 場を失う食品の処理方法の心配を優先させているとしか思えない。年 間被曝線量限度を 20mSv/年にした時も、彼らは 200 万福島県民の避 難・移動の手配をしたくなかったから、それをしなくてすむ基準を住 民に押し付けたとしか思えなかったが、今回も同じ論理が感じられ る。なお、新基準が適用された後は、大量の基準超過食品の行方をき ちんとモニタリングする必要があることも付け加えておく。さらに、 新基準が適用されれば、作付制限農地も大幅に拡大するはずである が、このこともきちんと監視していく必要がある。すなわち、これま での作付制限基準である土壌 5000Bq/kg は、土壌から作物への移行係 数を 1:10 として、食品の基準 500Bq/kg を根拠に決められていたか らである。同じ計算であれば、500Bq/kg 以上の農地での作付が制限さ れることになるはずである。 別添2 5. 暫定基準は風評被害をつくってきた、全品検査体制の構築を急 げ 500Bq/kg のような甘い基準では、基準を超過しなかったと保証された としても到底食べる気にはならない。まさにこのことが多くの風評被 害を招いてきたのである。国民がなんとか我慢して食べようというレ ベルの厳しい基準を設定し、その基準を超過する食品が決して出回ら ないように全品検査体制を構築し、賞味期限に並べて放射能含有量を 全品表示することが、風評被害を防ぐ最善の対策なのである。最悪の 原発事故を引き起こしてしまった我々は、ひとりひとりが正確な情報 を得てリスクの自己管理をして生き抜いてゆくしかないのである。 6. 全品検査体制構築のために ベラルーシやウクライナでは国家予算のかなりの部分を割いて食品 放射能測定体制を構築しているが、日本でそれが出来ないことはな い。例えば、全国に 2 万 4 千校ある小学校の全てに食品放射能測定装 置を配備して、小学校区単位で住民が気軽に食品の測定が出来るよう にすることも難しくはない。ゼネコンが群がりつつある無駄な除染よ り先に、真っ先にやるべきことである。そうすれば、少なくとも放射 性セシウムについてだけは、国民ひとりひとりが放射能リスクの自己 管理が出来るようになる。そうなれば、政府や自治体の調査研究機関 では、放射性セシウム以外の汚染核種についての測定体制を強化する ことが出来るであろう。 123 事故後の国の対応や暫定基準値の長期化もろもろ、消費者・生産者の 7 間では国や食品に関する不信感が高まっています。統計やデータを基 準値の安全材料として列挙するのではなく、産地公開を現在の都道府 県表示よりも詳細にし、生産地ごとに測定の充実をはかるなど、担当 省庁の枠を超えた、産者・消費者ともに安全で安心した生活ができる ような食品流通の体制づくりも充実させて欲しいです。 124 放射性ヨウ素の基準値も引き続き設置していただきたいです。原発は 2,7 福島だけではないし原発事故も今までにも沢山起きており、今後も可 能性はあります。冷温停止、安全と言うならば、全ての各種含めて内 部被爆を一年間で1ミリシーベルトになるよう設置していただきた い。 125 基準値の見直しについて、現在提示されている案より厳格な数値の設 定をお願いしたく思います。暫定基準値が高いのは、緊急事態だった ため仕方がなかったとは思いますが、この間、いろいろな検証がなさ れ、いかに低線量であっても、人体に有害である可能性が否めないと 1,3 別添2 いう意見が多く出されています。3月下旬の時点で、ドイツから年少 者には4ベクレル以下が望ましい、という提言も出されました。現在、 諮られている新基準値は、まだまだ高すぎます。特に子どもたちには、 これ以上の負を負わせることはできませんから、より厳しい、低い数 値を設定していただき、健康を守るべく、努力するのが、せめてもの 大人の務めだと思います。緩い基準を設定すれば、監視する気持ちも 緩みやすくなり、また汚染食品の流通を許すことにつながります。厳 しい数値を設定することで、監視の目も厳しくなり、さまざまな面で 汚染を防ぐことにつながります。健康被害が発生してから後悔するの では遅いのです。より慎重に、誠実な対応を示していただきたいと思 います。 126 今回提出された「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改 1,3,6,7,1 正する省令及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品 1 中の放射性物質に係る基準値の設定)等について」は、これまでの暫 定基準値を大幅に下げたものとして評価しますが、それでもなお、基 準値についてはさらなる改善が求められます。以下、本件に関する意 見を述べます。 1.「牛乳、乳幼児食品」や、児童が日常的に摂取する可能性の高い 食品についても、基準値は「水、飲用茶」と同様に 10 ベクレル/㎏ 以下にしてください。 放射性物質による食品汚染への対策は、乳幼児や児童への配慮が大 前提となるべきです。牛乳や乳製品、乳幼児食品等の乳幼児や児童が 日常的に摂取する食品の基準値低減は最重要課題として取り扱うべ きであり、最下層となる 10 ベクレル/㎏以下にすべきです。 2.一般食品に対しても、基準値をさらに低減してください。 暫定基準値の 500 ベクレル/㎏から 100 ベクレル/㎏まで基準値が 下がったことは評価しますが、消費者の心情からすると、100 ベクレ ル/㎏であっても安心感を得られるものではありません。全国民が安 心して暮らしていくためにも、さらなる基準値低減を追求すべきで す。 3.経過措置は撤廃し、平成 24 年 4 月 1 日以降の食品の取り扱いに ついては全て設定される基準値に合わせてください。 一部の食品に対して例外的な基準を設けることは、国民の立場から すれば混乱や不安を招くことになります。基準値の変更を行う以上、 その日以降の食品の取り扱いについては例外なく基準値に合わせる ことを要求します。 別添2 4.検査体制の強化を図ってください。 内部被曝の人体への影響は閾値がないことから、本来は、食品全品 の検査が必要です。全品検査を目的とした、方法と検査機器、検査シ ステムの開発を急いで促進してください。 また、全品検査が実現す るまでの間は、サンプル検査の基準を密度、回数ともに厳格にしてく ださい。とくに、魚介類において、海や河川は放射性物質の移動が著 しいと考えられます。また圃場においても、畝が変わると数値が変わ ります。徹底した検査体制の強化を求めます。 5.基準値の低減によって不利益を被った生産者・メーカー等に対し て、国と東京電力は責任をもって損害賠償に対応してください。 今回の基準値の変更によって、生産者やメーカー等が不利益を被る ことも予想されます。そもそも、今回の原発事故の根底には国と東京 電力に多大な責任があります。不利益を被った生産者やメーカー等に 対して、誠実な対応と賠償を求めます。 127 飲料水の区分について 5 ①直接飲用する水,調理に使用する水とありますが,食品工場におけ る製造用水は対象外とみなしてよろしいでしょうか。 ②代替関係が強い飲用茶とありますが,加糖したものやミルクが入っ た紅茶は対象外でしょうか。 ③ ②に関連して,茶と名が付けば麦茶やハト麦茶も対象になります でしょうか。 ④ ②に関連して抹茶は粉ごと飲用することがあるため対象外とい うことになりますでしょうか。 128 乳製品はもちろんのこと米や野菜など日常口にする食品について厳 11 しく基準値を設けて欲しいと思いますが、例えば釣りで捕獲された魚 のようなまれに食べる物については異なる基準値を設けるべきだと 思います。 129 食品区分のうちの『飲料水』について、飲用茶も『飲料水』区分に含 5,11 まれることとなっていますが、乳及び乳製品、砂糖類、甘味料を含む 飲用茶については水との代替関係が強いとは考え難いため、 『飲料水』 区分からは除外していただきたい。 放射性物質の測定精度や頻度に関する報道は、リスクコミュニケーシ ョン等を通じ、マスメディア、流通に適切な対応をとるよう指導をお 願いしたい。 130 食品中の放射性物質基準値に、放射性ストロンチウムの独立した基準 値を設定してほしい。特に海産物は、海に放射性ストロンチウムが大 7 別添2 量に排出された例はかつてなく、一様にセシウムの 10 パーセントと 考えられる状況にはない貝類などのストロンチウム濃縮は 700 倍にも なるというデータもある。 また放射性ストロンチウム検査を行ってほしい。貝類などのストロン チウム濃縮は 700 倍にもなるというデータもある。とにかく食品、と りわけ海産物の放射性ストロンチウム検査を始めてほしい。 131 暫定基準値はこの 4 月から、主要な食べ物で 100Bq/Kg になるようで 1,11 すが、まだ高いと思います。原発事故のある前は日常食汚染度は 1Bq/Kg 以下でした。過去最も汚染の激しかった 1960 年代でさえ、 5Bq/Kg 以下です。最低でも、その水準でなければ安心して外食をする 事はできません。東北関東生産の大部分の食品が ND であることは知 っていますが、ごく一部に高い値のものがあるため、結局東北関東産 の野菜・米はすべて買い控えています。1960 年代の汚染が「大丈夫だ った」とは考えていません。その頃に生まれ子供時代をすごした世代 から、少子化が始まっています。私の親戚の中にも結婚年齢が高いわ けでもないのに不妊に苦しむ人が複数います。原因が核汚染だったと は限りませんが、何か関係がある気がしてなりません。事故前と同じ 「基 信頼感を取り戻すには、基準値を 10Bq/Kg 程度とすると同時に、 準達成の怪しい農地では作付け禁止」とすることだと思います。 事故前と同じ信頼感を取り戻すには、基準値を 10Bq/Kg 程度とすると 同時に、「基準達成の怪しい農地では作付け禁止」とすることだと思 います。 生産、流通者の被る被害は事故加害者の東電及び東電株保有者が賠償 するのが筋でしょう。責任を負う者が責任を取らず消費者にツケを回 し続ける限り、消費者としては買い控えという名の自衛をせざるを得 ないと考えています。 132 人の命を支える、食事から、放射性物質をとることは許されません。 1 内部被ばくになってしまいます。病気になってしまう可能性がありま す。水の10ベクレル、牛乳50ベクレルその他はなんと500ベク レル!!!とにかく心配です。子どもたちが将来病気になってしまう んじゃないですか? 国民の命を守るのが、厚生労働省のお仕事ですよね。どうか、基準値 は、できるだけゼロに近づけるようにしてください。命を大切にして ください。 133 基準値は出来るだけ下げるひつようがあります。安全サイドで取り入 れることにより安心安全が得られ風評被害撲滅につながります。カリ 1 別添2 ウムとセシウムは違います。同じように考えるのは間違い。世界一厳 しい安全基準にするべき。事故前であれば充分出来た。事故後も対策 を取れば可能なはず。 134 1.今回の「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」は、福島県等 4 原発事故影響地域からの食品の販売を必要以上に厳しく制限し、当該 地域の復興を妨げるものであり、無効にしてほしい。(理由)今回の 基準値設定の目的は、放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリシ ーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることであるが、過去 の放射線被ばくの人体への影響に関する国内外の知見から、その効果 は極めて乏しい。また、目的達成のため、食品のセシウム汚染の許容 レベルを現在のレベルより低く設定すれば、福島県等原発事故影響地 域からの食品販売の制限が拡大する。このことにより地域住民の復興 への活動を不必要に阻害し、将来への希望を失わせる。 2.今回の「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」は、国民の放 射線に対する恐怖感を合理的な理由なく拡大させる等影響が大きい ため、放射線安全の専門家を含む文部科学省の放射線審議会の合意を 得た後に、国民のパブコメにかけて欲しい。(理由)昨年3月の福島 原発事故とその後の政府の対応の影響により、国民は過度に放射線を 怖がっており、現行の食品基準をさらに厳しくすることは、今後の除 染活動や地域住民のふるさとへの復帰等についても過度の恐怖感を 持たせ、住民の安心感醸成を阻害する。また、新基準施行には放射線 審議会の了承が必要であるが、その議事録等から専門家による十分な 審議が尽くされたとは言い難い。新基準は厚生労働省薬事・食品衛生 審議会放射性物質対策部会において昨年10月31日から12月2 2日まで、わずか2カ月足らずの審議しか行われていない。特に新基 準設定に伴うメリットとデメリットの評価が十分行われていないこ とが議事録から読み取れる。 135 未来の日本を担う子どもを守るために、ドイツのような厳しい基準値 1 の設定をお願いいたします。外部被曝もあるのですから、身体への影 響が大きいとされる内部被曝は厳しく設定するべきだと思います。今 のままでは、給食も安心して食べさせられず、人間関係にも影響して いきます。こんな状況だからこそ、人の命を一番大切にした基準値を 設定してもらわないと、世界からも、日本国民も、日本という国の信 頼がなくなると思います。失った信頼は簡単に戻すことはできませ ん。ぜひ、自分の子どもや孫に食べさせても安心な基準値を。 136 改正案には反対します。基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望 1,11 別添2 します。低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解ってい ないと思います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性 が高いことや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂 取量と同程度の日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準 値と検査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない 地域とそうでない地域の区別をする事ができると思います。1Bq/kg が 達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通を管理し、また検査 を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程 度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考えま すと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材を全 て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 137 ・新基準値の数値をより低く設定してください。人工放射線は体内に 蓄積していきます。お産をすれば生物濃縮し、子孫と被害が拡大しま す。不幸なこどもをつくらないためにも、基準値をより厳格にするこ とは必須です。4ベクレル以下は当然と捉えます。 ・核種をより多く検査してください。理想はすべて。テレビでしか情 報を得ない人からすればヨウ素セシウムストロンチウムプルトニウ ム程度しか物質がないと思っている人も多いのです。その何倍も核種 は降っています。体の各臓器を傷つけます。 ・米や牛肉、大豆の新基準も他の一般食品と同等としてください。期 日をずらすほうが混乱します。汚染食品を流通させてから基準値を下 げるなど言語道断です。 ・すべての食品の放射線量を測り表示してください。テレビ朝日「モ ーニングバード」にて即座に食品の放射線量が測れる機械が開発され ていることを知りました。早急に普及させてくだ さい。経済大国の日本、可能なはずです。やる気が歩かないかの問題 です。 私の訴えはこどもの健康を守る為当たり前の内容です。私たちの税金 は公務員や議員の生活を支える為に払っているのではありません。皆 1,6,7,11 別添2 様は国民の生活を守る為に就職されたはず。年収300万でもその使 命をもとに務めるのであれば文句はないはずです。それ以上を求める 為就職されたのであれば辞職の必要があるほど、日本は切迫している のではないのですか。なんのために働いているのか、振り返ってくだ さい。 138 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和 26 年厚生省令第 52 1,3,6,7 号)の一部を改正する省令、食品、添加物等の規格基準(昭和 34 年 厚生省告示第 370 号)の一部を改正する件について、以下の点の改定 を願います。 第一に、乳児食品の基準値が 50bq/kg とされていますが、これはチ ェルブイル以降のウクライナの 40bq/kg と比較しても高い値です。乳 児はとりわけ放射能に感受性が高いので、せめてウクライナと同じ基 準値に定めるべきです。 第二に、経過措置期間が長すぎる点です。米、牛肉は 2012 年 10 月か ら、大豆食品については、2013 年1月からというのは、あまりにも遅 すぎ、この間にかなりの量内部被ばくしてしまう危険性があります。 これ以上の被ばくを避けるためにも、経過措置期間をより短くし、市 場に迅速に対応していくように指導していくことを求めます。 第三に、検査方法が明確ではありません。全数を検査するのか、それ ともサンプル検査をするのか、まだ水に関してはどれだけの頻度で検 査をするのかなど、検査体制が示されない限り、たとえ新たな基準値 が示されたところで、汚染された食品が市場に出回る可能性が大きい ことは火を見るよりも明らかです。全数検査を市場または販売店に要 求するなど、放射能検査がよりきめこまかなやり方で実行されること を望みます。 139 改正案には反対です。全ての食品に対して、福島第一原発事故発生前 と同じ程度の厳格な基準値に戻すことを希望します。 私は牛乳等の乳製品が好きなので、セシウムやストロンチウム等によ る内部被曝を非常に危惧しております。内部被曝や低線量被曝に関し ては、影響が良く分かっていないという意見も確かにあるでしょう。 しかしながら、分かっていないからといって影響がないと決め付ける ことは早計に過ぎるように思います。年齢や個人差等で影響は当然異 なってくるため一概には言えませんが、福島第一原発の事故前のよう に、安心して牛乳や乳製品その他の食品を摂取できるレベル即ち日常 における一日の食を通じて、一日一人当たり 1Bq を超えない程度の値 になるような検査体制の充実と食品基準値を切に願います。 1,7,11 別添2 では具体的にどの様にすれば 1Bq を超えない値を達成できるのか。 1 つには産地偽装や検査前出荷などの不正行為を防ぐために、迅速か つ公正な検査を行う検査機関を大幅に増やすことが重要だと考えて います。食品流通を管理把握し、特例や例外を認めず一律に検査を行 うことで検査費用や検査機器の購入費用、時間短縮のために多くの検 査員を雇用することによる人件費等で多額の費用が問題となること は承知しておりますが、食の安全を達成するためであれば止むを得な いと納得される方が、私も含め多いのではないでしょうか。ぜひとも、 検査機関を大幅に増やし基準が達成できない食品に関しては、例外な く廃棄処分をすることで流通する食品の安全を明確にし消費者が安 心して購入できるようにして頂きたいです。 もう 1 つは放射性物質の影響が少ないと考えられる西日本での食品増 産及び海外からの食品輸入を提言したいと思います。海外からの食品 輸入により、日本と海外との規制添加物が異なる等の問題が生じる可 能性は否定できません。そのため、輸入の支障となる添加物等につい ての規格基準改正は、とても意義のあることだと思っております。安 全性等についてはもちろん慎重に検討することが大切なのですが、慎 重過ぎて輸入が遅々として進められない場合には、前述した食品基準 を厳格に守るために達成できない品物を廃棄することにより、食糧不 足が生じてしまう可能性があります。それを防ぐためにも、添加物等 の規格基準改正はなるべく速やかに行って、食品の輸入促進を行って 頂きたいです。西日本での食料増産については、福島で農業をされて いた方等で仕事を失ってしまった方々に仕事の機会を与えるという 意味においても有効ではないかなと考えております。 その他にも様々な方法があると思われますが、いずれにせよ福島第一 原発事故前の基準に戻すことが不可能なことだとは思えません。食と いう生活上欠くことの出来ない根幹に関わる問題ですので、晩発的な 影響が予想されるという声がわずかでもある限り、現基準の継続や新 基準を設定するのではなく、福島第一原発事故以前の基準に戻すこと こそが必要だと考えます。2月2日の文部科学省放射線審議会で厚生 労働省の新基準に対し、基準緩和の意見が答申に盛り込まれたとの報 道がありました。前述しましたが、内部被曝や低線量被曝の影響に関 してはまだ未知の部分を多く含んでいることは理解しております。し かし、悪影響が発覚した後になって厳しく規制するのでは、火事後の 火の用心になってしまいます。新基準は国民に対して我慢を強いるこ 別添2 との出来る限界ギリギリのラインであると考えられ、より厳しい基準 を設定することはあってもそれより緩和する等というのは到底あっ てはならないと思います。衣食住に関して、国民の健康的な生活を守 る省庁は文科省ではありません。厚生労働省こそがそれを行うべきだ と思っております。昨日の文科省による答申内容についての報道を受 け、私を含め国民の多くは食の番人としての厚生労働省の働きに期待 を掛けております。私としては、何とかして原発事故発生前と同じ程 度の厳格な基準値に戻して頂きたいと思っておりま。しかし、もしそ れが適わずとも新基準より緩和することだけは、是非とも避けて頂け ますようにお願い申し上げます。繰り返しますが、国民の食の安全を 考慮して正しく規制を掛けることができるのは、文科省等ではなく厚 生労働省だけなのですから。 140 私たちに選択する権利を返してほしい。 9 せめて、国が勝手に決めた『基準以下』ではなく、「これにはどれく らいの放射性物質が含まれていて、国としては基準以下だから安全と しているが、判断は個人でするように」という方針にしてほしい。 もちろんそれは、含有量、生産地など偽装のない正しい情報でなくて はいけない。 大人だけでなく子どもにも、自分たちが給食などで食べているものに は放射性物質が含まれていることをはっきりと説明し、国としては安 全としているが、食べさせたくない親(食べたくない子ども)にはお 弁当を持参させるなどして、食べる食べないを判断する権利を与える べきだと思う。 私たちは国が安全としているかどうかを知りたいのではなくて、ねつ 造されていない正しい情報を得て、自分たちで責任を持って自分たち の安全を判断したい。 国が決めた基準で大丈夫だと思えば気にせず食品を摂取するし、ほん の少しでも取り込みたくない、危険だと思えば、その人はその人なり の対策をとるはず。 一概に、これ以上はダメで、これ以下なら大丈夫というのは信用でき ないし、今すぐやめてほしい。 141 飲料水は毎日、1 リットルから 2 リットル飲みます。最大で 20bq を体 1,3,7,9,1 に入れてしまう。安全ではない量。 (政府の出している sv は、あくま 1 でも ICRP による影響量であり、科学的には未だ分かっていないこと が多い。核種により蓄積される臓器が違い、その挙動に関しても未知 の部分が多い。安全とは言えない) 別添2 牛乳は、学校給食で 1 日 200ml 飲んでしまう。これだけで 10bq、飲料 水を加算するとなんと 30bq になってしまう。学校給食に出す牛乳は 別枠で規制して欲しい。飲料水と乳飲料は、1bq/kg が、妥当なのでは ないか? 更に、今後、飼料の汚染も考えられるので、牛乳に関しては、検体を 増やすべきであり、また生産状況も把握するべき。 乳幼児向け食品。50bq/kg まったく安全とは考えられない。論外。 全ての乳幼児向け食品には、検査を。そしてその結果をパッケージに 明記する法律を作って欲しい。50bq/kg でかまわない人は、それを選 べばよいが、安全と思わない人も多いので、消費者に選択権を与えて 欲しい。間違いなく、数値の低い商品に人気が集まるだろう。それが 自由市場。民主主義。これを秘匿して消費者を騙すのは、得策ではな い。 できれば、全ての食べ物を検査し、数値の発表を求む。私は 40 代な ので、それほど気にしてはいないが、毎日食べる米は、10bq/kg 以下 でないと納得できない。 ICRP 基準の放射性物質による影響は、内部被ばくに対しての危険をあ まり考慮されていないという意見も多く出ています。 ひとつの基準に拘らず、いろいろな識者の意見を聞くべき。 142 横並びの500BK/Kgの暫定基準値はバカゲテいました。やっと その設定をなおすのだが、発表されている数字は低線量被爆についれ 特別に注意が払われていないように思います。ICRPの数字だけで は不十分。ECRRのモノも検討。さらに、チャルノブイリ事故関係 国の数字も検討に入れる。100msv未満の健康影響について言及す ることは困難と言っている。すなわち、低線量被爆についてはわから ないのであって、安全ではないのです。また。健康被害が出ても、放 射性物質とび因果関係はないと切り捨てるでしょう。しかし、国民の 健康や食品安全をみる役所がふたしかだから、安全まがいの数字の算 定に、原発推進の国の政策への同調を感じます。食品安全委員会の文 書をみせてもらい、いろいろむずかしいことが書いてあるが、安全な 食品と思えない。そこまでの放射線はガマンせよと読める。 ①外部被爆と内部被爆の合計で1mvs/年を被爆限度にする。 ②ICRPの実効線量係数はECRRに比し 1/5 億で小さい。 ③日常たべるものにはきびしい基準設定すべし!(一体100もおか しい) ④セシウムだけでなく、マトロンチウム90など他の核種も加味して 1,7 別添2 考える 143 1.食品中の放射性物質に係るる新基準値の設定にあたり、食品事業 者に対して流通・小売関係者から、同基準値に適合するや否かを確認 するための放射性物質の試験が求められることが確実である。中小企 業、零細企業では、自社で放射性物質の試験器具、設備を保有するこ とは資金的にも、技能的にもきわめて困難である。社外機関へ試験を 依頼する場合、その試験結果に数週間の時間がかかり、その間に商品 の出荷ができなくなることが危惧される。さらに、社外機関へ試験を 依頼する場合、その費用は一製品(検体)約2万円の費用となり、既 存の製品に加えて、今後新製品を出すごとに試験が必要となれば、そ のコスト増加は多額なものになることが懸念される。 2,当該試験のコスト増を軽減するために、平成23年(2011年) に実施した放射性物質の試験結果で、「不検出」であった製品は、そ の原材料を変更しない場合は、新基準値に適合しているとし、その旨 を流通・小売関係者へ指導をお願いしたい。 3,当該試験のコスト増を軽減するために、原料となる水が水道水の みを使用している場合は、水以外の原料に植物又は動物の組織成分を 含有しないものは新基準に適合しているものとし、試験は不要である こととし、その旨を流通・小売り関係者へ指導をお願いしたい。1. 食品中の放射性物質に係るる新基準値の設定にあたり、食品事業者に 対して流通・小売関係者から、同基準値に適合するや否かを確認する ための放射性物質の試験が求められることが確実である。中小企業、 零細企業では、自社で放射性物質の試験器具、設備を保有することは 資金的にも、技能的にもきわめて困難である。社外機関へ試験を依頼 する場合、その試験結果に数週間の時間がかかり、その間に商品の出 荷ができなくなることが危惧される。さらに、社外機関へ試験を依頼 する場合、その費用は一製品(検体)約2万円の費用となり、既存の 製品に加えて、今後新製品を出すごとに試験が必要となれば、そのコ スト増加は多額なものになることが懸念される。 2,当該試験のコスト増を軽減するために、平成23年(2011年) に実施した放射性物質の試験結果で、「不検出」であった製品は、そ の原材料を変更しない場合は、新基準値に適合しているとし、その旨 を流通・小売関係者へ指導をお願いしたい。 3,当該試験のコスト増を軽減するために、原料となる水が水道水の みを使用している場合は、水以外の原料に植物又は動物の組織成分を 含有しないものは新基準に適合しているものとし、試験は不要である 7,11 別添2 こととし、その旨を流通・小売り関係者へ指導をお願いしたい。 4,当該試験のコスト増を軽減するため、製品の原料が国外からの輸 入品(例えば輸入果汁など)であることや、原料事業者が当該基準値 に適合していることを担保した原料を使用した製品は、新基準値に適 合しているものとし、試験が不要であることとし、その旨を流通・小 売関係者へ指導をお願いしたい。 5,当該試験のコスト増を軽減するために、当該試験を外部機関へ依 頼する場合では、初回の試験結果が「不検出」であれば、その条件が 変化しない限り、継続的な試験は不要であるとし、その旨を流通・小 売関係者へ指導をお願いしたい。 6,新基準値設定にあたり、当該基準値を確実に測定できる試験器具、 設備を各保健所や必要とする地方自治体に設置し、かつ安価な費用で 試験ができるよう国の責任で当該試験体制を急ぎ整え、試験面での新 基準値運用の実効性の確保をお願いしたい。 7,現行の暫定基準値及び今回の新基準値設定は、福島第一原子力発 電所の事故に起因するものであり、本事故なかりせば、放射性物質の 試験費用は、発生していない費用であることから、食品製造事業者が 余儀なくされる放射性物資の試験に要する費用は賠償対象であり、そ のことを食品製造事業者に周知し、東京電力(株)には迅速な賠償を 行うよう指導をお願いしたい。 144 ○乳児、乳幼児の定義を明らかにしていただきたい。 ○「乳児用食品-乳児の飲食に供することを目的として販売する 食品」とは何か?定義・範囲を明確にしていただきたい。 ○手作りの離乳食の材料は100ベクレルが基準値となるが、ベビー フードの方が安全ということか?手作りの離乳食はどのように考え たらいいのか。 ○手作り離乳食に使われる可能性のある加工食品はどの基準値が適 用されるのか。 ○試験方法は通知に示されるそうだが、試験は必須なのか。結果とし て担保できればOKなのか。 ○経過措置の長い食品を原料として使用する一般食品で、これらの原 料の使用比率が高い食品の場合、規制値を超える場合もありうるが、 この場合、最終商品には最低でも2年以上の経過措置の期間を設定し ていただきたい。 (例.即席みそ汁、レトルト米飯等) ○乳児用食品の範囲についての資料で「含まれる食品の範囲」では、 「乳幼児」という用語も見受けられ、範囲が広がっているが意図する 5,6,7 別添2 ところは何か? ○本件を実施する場合には経過期間(2 年以上)を設定していただき たい。 145 以下の4点について明らかにしてください。 5 ・乳児用食品の基準が適用される月齢は何ヶ月までか。 ・飲料水に含まれる茶の範囲を教えてください(麦茶なの日本茶以外 は含まれるのか) 。 ・粉末飲用茶は製品もしくは喫飲時のどちらの状態で基準値が適用さ れるのか。 ・「12カ月頃から」と表示されている商品は乳児用食品としての適 用を受けるのか。 146 4月1日以降に新基準地が適用された場合、3月31日までに製造さ 8 れた商品は暫定規制値の適用を受けるが、暫定規制値で製造された商 品についても十分安全性が担保されていることをしっかり説明して ください。 147 子どもの口に入るものに関しては、もっと厳しい数値を求めます。原 1 発事故の始末を、子どもの被ばくで贖うのはやめてください。本来入 っていないのが当たり前です。子どもにはドイツの厳しい基準値と同 じ数値を求めます。 148 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染は、多くの国民に食の 不安をもたらしています。この困難にあたって、官民共の最大限の努 力が求められます。弊会は昨年7月原子力災害対策本部長宛て要請書 で速やかな暫定規制値見直しを求めましたが、弊会として自主基準 (ガイドライン)を設け、現在さらにその引き下げを検討しています。 貴省が暫定規制値の見直しを検討されていること自体は歓迎される ことですが、暫定規制値の見直しは遅きに失し、また汚染の現状を考 慮すれば基準値はもっと低くすることができると考えます。 発癌など放射線の晩発影響については閾値がないとされています。 ICRP(国際放射線防護委員会)が掲げる放射線防護三原則の「最適化原 則」においても、放射線被曝は可能な限り低く抑えなければならない とされています。弊会は放射線被曝をできるだけ低くすべきであると いう考えに基づき、今回の基準値設定案薬事食品衛生審議会放射性物 質対策部会報告書(以下「報告書」)について、以下の意見を提出しま す。 記 (1)速やかな対応をとること(経過措置期間を設定しないこと) 暫定 1,6,7,11 別添2 規制値の見直しは歓迎しますが、暫定規制値の引き下げはもっと早期 になされるべきであったと考えます。実際には多くの食品で放射能が 減少した時期にも暫定規制値が高く設定し続けられたことで、消費者 は不安を与えられ、生産者も悪影響をこうむったと考えられます。放 射能対策が遅れたことについて、審議会で調査検討して、教訓化し、 今後食の安全に関わる措置が遅れないよう強く要望します。 「市場 に混乱が起きないよう」に経過措置期間を設定するとしていますが、 それは全く逆です。経過措置期間中、新基準に適合しない食品が流通 し続ける印象を消費者に与えると考えられます。新基準を超過する食 品は事故の原因者たる東京電力ないし政府が買い上げるべきと考え ます。経過措置期間は設けないか、設けるとしても必要最低限とし、 できるだけ早く施行することを要望します。 (2)可能な限り低い基準を設定すること 「合理的に達成できる限り線量を低く保つ」 報告書は 2.1 節において と ALARA 原則の採用をうたっていますが、その考え方を基準設定に貫 くことを要望します。乳幼児及び小児、妊婦への影響を考慮し、水だ けでなく、米、牛乳、乳幼児用食品についても、できるだけ低い基準 を設定すべきと考えます。米は一般食品でなく、牛乳と同じように分 けるべきと考えます。一般食品を含め、ALARA 原則に従って基準値の 再検討を要望します。 (3)恒久的な基準とせず、さらに引き下げを行なうこと 報告書 2.2 節で暫定規制値に代わる長期的な状況に対応するもので あると書かれていますが、福島第一原発の状況は収束というにはほど 遠いものです。状況が改善されれば基準をさらに引き下げるべきと考 えます。ウクライナでも段階的に基準が引き下げられたと聞いていま す。基準値は今後も継続的に引き下げることを要望します。 (4)検査体制を拡充すること 基準が設定されても十分な検査が行なわれなければ、消費者は流通 食品に対して信頼を置くことができません。基準を超過した食品が流 通するのを未然に防ぐため、流通前に十分な検査を行なうこと、行政 の検査体制を大幅に強化すること、民間の検査を促進することを要望 します。 行政やさまざまな事業者から結果を発表していますが、そ れらの情報で消費者が混乱することもあるので、検査方法や検査結果 の見方について情報の提供、また公表方法や表示についての標準化や 制度等の検討を要望します。 ストロンチウムやプルトニウムなどに ついても、消費者の間に不安の声があります。これらの核種は測定が 別添2 難しいこともあり、モニタリングデータが非常に少ないのが現状で す。貴省が調査研究的に調査することが報道されていますが、陸上及 び水産物の両方について、できるだけ多く行政のモニタリングを実施 し、遅滞なく公表されること、影響評価を行なって基準に反映するこ とを要望します。 (5)生産者・食品事業者への指導、食事による被曝・影響の低減指導 をすること 放射線の晩発影響(発癌)には閾値がないとされており、特に妊婦や 乳幼児を持つ母親など消費者は、検出限界を下回る放射能であって も、できるだけ摂り入れないように注意を使っています。多くの消費 者は基準値以下ということで安心するものではありません。 農林水 産省などから生産者・食品事業者に、基準以下でもできるだけ放射能 を少なくするよう指導すると共に、消費者と生産者・食品事業者が相 互理解する場の設定を要望します。 放射能・放射線は、調理・食事 のし方や食生活、その他の生活習 慣で、摂取や影響を減らすことができるとされています。消費者に対 して、その知識・情報の提供に取り組まれることを要望します。 (6)外部被曝について早急な対策を取ること 空間放射線が高い地域では、内部被曝とともに外部被曝が大きな問 題となると考えられます。平常時の年 1 ミリシーベルトという線量限 度は本来内部被曝と外部被曝の合計で超えてはならないものです。環 境省などが担当されていることは承知していますが、国民の健康を司 る貴省からも早急な外部被曝対策について、関係省庁に強く要請され ることを要望します。 149 50 ベクレル/kg、100 ベクレル/kg などの規制値は高すぎると思います。 1,3 幼児も乳幼児向け商品だけを食べて育つわけではありませんから、全 ての食品について震災前同様の基準を適用していただきたくお願い いたします。どうか、子供たちのことを、また将来子供を産むであろ う若い世代のことを考えてあげてください。 150 厚生労働省による食品含有放射能新基準案に関する抗議声明と提言 1,2,3,6,7 食品に含まれる放射能に関する政府暫定基準は、放射性セシウムに関 ,9,11 して飲料水と乳製品が 200Bq/kg、それ以外のすべての食品について 500Bq/kg という乱暴極まりない、国民の生命をないがしろにするもの であった。人倫にもとる最悪の基準といってもいい。我々の試算では、 基準ぎりぎりの食品と飲料水を毎日摂取すれば、放射性セシウムの食 品摂取による内部被爆だけで年間約7mSv になってしまう。これに加 別添2 えてほとんど測定されていなくてなおかつ基準すらないストロンチ ウム 90 などの摂取や吸引による内部被爆があり、さらに、外部被爆 が加算される。 一方、 政府は従来の年間被曝線量限度 1mSv/年を一気に 20 倍の 20mSv/ 年に引き上げ、内部被爆を全く無視して1時間あたりの空間線量 3.8uSv/H 以下なら避難しなくて良いとする計算結果を激甚汚染地域 に押し付けてきた。これでは外部被爆だけで年間 20mSv に達してしま う。これに内部被爆が加算されてくるのである。こうした政府や自治 体による生命と健康をないがしろにする政策によって、福島県を中心 とする激甚汚染地域に暮らす 200 万人を超える人々は過酷な被爆を強 いられている。とりわけ放射線感受性が高く、前途長い人生を持つ子 供達の被爆は悲劇的であり、一国も早く疎開や保護の対策をとらなけ ればならない。 これらの基準の押し付けに対して広範な市民により抗議の声とアク ションが粘り強く展開され、昨年 12 月 22 日、ようやく食糞含有放射 性セシウムについての新基準案が厚生労働省の審議会で了承された。 放射性セシウムについて飲料水が 10Bq/kg、それ以外の一般食品が 100Bq/kg、乳児用食品と牛乳が50Bq/kg と、乱暴な暫定基準に比べ れば改善されているが、まだまだ不十分であり、事故から 10 ヶ月も の間過酷な被爆を強いてきた政府と御用学者の態度が改められたと は到底思えない。正義と人倫にもとる政府に抗議するとともに、以下 具体的に新基準の問題点を指摘し、我々・市民側からの食品基と測定 体制に関する提案をする。 1,新基準は ICRP 勧告さえも無視をしている アメリカの核戦略の圧力を受けて内部被爆を過小評価しているとさ れ、先ごろ放映された TV 番組(NHK:追跡!真相ファイル「低線量被 ばく 揺らぐ国際基準」)でも元委員がそのことを証言した国際放射 線防護委員会 ICRP 勧告でさえ、一般市民の外部被爆と内部被爆の合 計値としての年間被爆限度 1mSv/年tpしており、日本政府もこれに 従って国内法を定めてきたはずであった。ところが新基準案は、内部 被爆だけに限定して年間許容被ばく線量を 1mSv/年としている。外部 被爆線量を加算すれば、激甚汚染地域では相当大きな被爆線量になっ てしまう。 さらに、摂取した放射能から内部被爆線量を計算する際に用いられる 実効線量係数が ICRP 勧告では小さすぎるとの指摘がヨーロッパ放射 線リスク委員会 TCRR によってばされており、ECRR は5倍大きな係数 別添2 を勧告している。この係数を用いれば、年間被爆線量は5倍になる。 最低でも、ICRP 勧告の外部被爆と内部被爆の合計値としての年間被爆 限度を 1mSv/年として、食品の基準を決めるべきである。その際に学 ぶべきはベラルーシやウクライナの最新の基準(パンが 40Bq/kg、ジ ャガイモ 60Bq/kg など、貧しい庶民が日常食べなければならない食品 に厳しい基準が設定されている)である。 2,新基準の検討にあたって、流通する食品の 50%汚染を仮定 リスク評価には常に不確実性が伴う。得られた数値に2~3桁もの不 確実性があることがまれではない。このために基準値などを定めてリ スク管理する場合は出来るだけ安全再度で決定がなされる必要があ る。基準値ぎりぎりの食品を毎日食べ続けるような事態は現実にはな いかもしれないが、その極端な場合でも健康被害が抑制できる水準で 基準値が決定されるべきなのである。まして、現況では測定体制が不 備で、乱暴な暫定基準さえ潜り抜けて基準超過食品が流通している。 そのような状況下では 50%汚染を仮定した検討は不適当である。さら に、放射線リスクには閾値がないことは、ICRP さえも認めている。新 基準案では基準設定にあたって、年間内部被爆線量 1mSv/年を「許容 被爆線量」と呼んでいるようであるが、「我儘被爆線量」であること を改めて確認しておく必要がある。 3,ストロンチウム 90 など他の放射性核種を無視している 福島原発から放出された放射能は放射性セシウム(セシウム 137+134) だけではない。物理学的半減期が約 29 年とセシウム 137(半減期 30.2 年)とほぼ同等であり、骨に沈着して排泄されにくい核種であるため に生物学的半減期が 18 年もあるストロンチウム 90 や、毒性が高いα 核種であって半減期が 24100 年もあるプルトニウム 239 などを無視し ている。これらを食品として摂取してことによる被爆線量は当然なが ら足し算されるべきである。これらを無視して放射性セシウムだけで 年間内部被曝量 1mSv をいっぱいにしてしまうというのは無茶である。 必ず基準超過が起きてしまう。チェルノブイリ事故と違ってストロン チウム 90 の放出が少なかったなどという見解もあるが、根拠となる データに乏しい。まして、今も続いている汚染水に含まれている海洋 汚染をしたストロンチウム 90 の挙動は未解明であり、魚などの水産 物の汚染が最も危惧される。 ストロンチウム 90 は。ガンマ線を出さないベータ核種であるために 測定に時間がかかることは確かであるが、そのことは言い訳にならな い。チェルノブイリ原発事故で汚染されたベラルーシやウクライナで 別添2 は、ストロンチウム 90 の基準がり、測定もなされている。大気圏内 核実験やチェルノブイリ原発事故による汚染を調査するために、日本 全国の自治体研究所でこれまでに膨大なストロンチウム 90 の測定体 制を早急に整え、汚染実態を把握するとともに基準を設定するべきで ある。 4,新基準の適用は4月以降、しかも、米、牛肉、大豆には猶予期間 こんなに待たせておいて、3月いっぱいは最悪の暫定基準が継続す る。しかも、米と牛肉は少なくとも9月まで、大豆にいたっては年内 いっぱい暫定基準がそのまま続けられる。この新基準案の現案を作成 した官僚たちは、国民の生命と健康を守ることよりも、基準超過して 行き場を失う食品の処理方法の心配を優先させているとしか思えな い。年間被爆線量限度を 20mSv/年にした時も、彼らは 200 万福島意見 民の避難・移動の手配をしたくなかったから、それをしなくてすむ基 準を住民に押し付けたとしか思えなかったが、今回も同じ論理が感じ られる。 なお、新基準が適用された後は、大量の基準超過食品の行方をきちん とモニタリングする必要があることも付け加えておく。 さらに、新基準値が適用されれば、作付制限農地も大幅に拡大するは ずであるが、このこともきちんと監視しておく必要がある。すなわち、 これまでの作付制限基準である土壌 5000Bq/kg は、土壌から作物への 移行係数を 1:10 として、食品の基準 500Bq/kg を根拠に決められてい たからである。同じ計算であれば、500Bq/kg 以上の農地での作付が制 限されることになるはずである。 5,風評被害の原因をつくってきた暫定基準、全品検査体制の構築を 急げ 500Bq/kg のような甘い基準では。基準を超過しなかったと保証された としても到底食べる気にならない。まさにこのことが多くの風評被害 を招いてきたのである。国民がなんとか我慢して食べようというレベ ルの厳しい基準を設定し、その基準を超過する食品が決して出回らな いよう全品検査体制を構築し、賞味期限に並べて放射能含有量を全品 表示することが、風評被害を防ぐ最善の対策なのである。最悪の原発 事故を引き起こしていまった我々は、ひとりひとりが正確な情報を得 てリスクの自己管理をして生き抜いてゆくしかないのである。 6,全品検査体制構築のために 我々は、やむなく高価な食品中放射能測定装置を購入し、市民放射能 測定センターを開設した。すでに同様の試みが全国数 10 か所で開始 別添2 されている。ひとえに政府の出鱈目な放射能対策と測定体制の不備が 原因である。せっかく持っている測定装置さえ、縦割り体制の中で生 かされずに眠っているという報道もあった。すでに述べたように、都 道府県の研究機関ではストRンチウム 90 の測定能力があるにもかか わらず生かされていない。こうした情けない体制を早急に改め、全食 品の測定体制を構築するべきである。大手流通業者の中には、プライ ベートブランドの全品測定体制と、暫定基準の 10 分の 1 の自主規制 を表明いたところもある。そういう動きを法的に支援し、助成してい く必要もある。 ベラルーシやウクライナでは国家予算のかなりの部分をさいて食品 放射能測定体制を構築しているが、日本でそれが出来ないことはな い。例えば、全国に2万4千校ある小学校の全てに食品放射能測定装 置を配備して、小学校区単位で住民が気軽に食品の測定が出来るよう にすることも難しくはない。ゼネコンが群がりつつある無駄な除染よ り先に、真っ先にやるべきことである。そうすれば、少なくとも放射 性セシウムについてだけは、国民ひとりひとりが放射性リスクの自己 管理が出来るようになる。そうなれば、政府や自治体の調査研究機関 では、放射性セシウム以外の汚染核種についての測定体制を強化する ことができるだろう。 7,放射能汚染食料を途上国に回すな 食品の基準が5分の1に引き下げられた時、基準値超過食品が大量に 発生することが予想される。私たちは、これらの基準超過食料の行方 についても政府として関し体制を準備しておくべきであることを提 言しておく。汚染していない食料と混合して基準逃れをするような動 きや、工業原料として転用された後にラベルが貼り替えられるという ような、過去にあった不祥事を見逃してはならない。私たちも市民放 射能測定センターの測定能力の一部をその監視に充てたい。 外務省の第3次補正予算案には、途上国援助として、50億円が計上 されているが、その中身は工業製品と水産加工品とされ、「被災地で 生産されている工業製品を開発途上国に供与。また、被災地で加工さ れた水産品を食料援助として開発途上国に供与。風評被害克服にも資 する。」などと記載されている。よもやここに基準超過食料が流し込 まれるとは思いたくないが、これまでの政府の人権と健康をないがし ろにしてきた一連の軌跡を見れば、あまり信用できない。ここで改め て、放射能汚染食料を途上国援助に回すようなことを決してやらない ように警告しておく。また、私たちもこの問題への注意と監視を怠ら 別添2 ないことを表明しておきたい。 8,摂取する放射能は限りなくゼロに近いほうが良いが、残念ながら それは難しい。当ネットワークの中でも、あくまでゼロを求める意見 と、何らかの我慢値としての自主規制を政府基準に対抗して提案して いこうという意見があり、議論は続いている。後者から提案され、す でに市民放射能測定センター提案として公表した自主規制案は以下 のとおりである。飲料水 2Bq/kg、幼児食品 20Bq/kg、それ以外の食品 については厚生労働省が発表している食品群別平均摂取量リストに 掲げられている食品群別に、米 30Bq/kg、野菜 30Bq/kg、種実類 50Bq/kg などの基準を設定。この基準についてICRPの実効線量係数を用い て年間被爆線量を計算すると、0.29mSv/年になった。幼児は 0.07mSv/ 年であった。天然の放射能であるカリウム 40 による被爆が 0.2mSv/ 年、それ以外の天然由来の放射性核種からの被爆を合計すると 0.4mSv/年とされているので、この自主基準案は、それに対して約 70% の超過被爆をすることになる。これにストロンチウム 90 など測定さ れていない核種からの被爆を加算しても、なんとか 100%超過で納め ることが出来そうである。同じ計算を政府の暫定基準で行うと、 6.8mSv/年であった。問題外の過酷な被爆である。 (なお、カリウム 40 やその他の天然由来核種による被爆もまた有害であり、生命の誕生以 来あらゆる生物がこれに悩まされてきたことを付記しておく。) 厳しい基準値を設定しても、それを測定して確認できなければ意味が ない。幸いにも、上記自主規制基準のレベルであれば、一台あたり 150 =500 万円の NaI シンチレーションスペクトロメーターで測定可能で ある。但し、飲料水の 2Bq/kg を測定するためには濃縮が必要である が、一般の台所でも可能な作業なので難しい問題ではない。 さらに、今回、乳児についての追加提案する。乳児は母乳の場合を除 けば粉ミルクと乳児食を主に摂取しているので、ゼロ基準の適用が容 易である。原材料を北海道や九州などほとんど汚染がなかった地域か ら調達することを義務付け、限りなくゼロに近い 1Bq/kg を提案した い。 難しいのは母乳の場合である。妊婦および授乳中の母親について、特 別の助言やケアが必要である。乳児のゼロ基準に準ずれば、自主的に 産地を選択し、非汚染地域の生産物を食べることを奨励、助言すると ともに、汚染地域に対する妊婦と授乳中の母親のためのゼロ食料の供 給体制を構築する必要がある。また、すでに述べた全品検査、全品表 示体制の構築が急がれるべきである。 別添2 9,提案 政府は、今回の新基準案を見直し、国民が納得できる我慢値としての 基準を再度設定するべきである。少なくとも、ICRP勧告の外部被 爆と内部被爆の合計値としての年間被曝限度を 1mSv/年として、食品 の基準を決めるべきである。 また、その基準を実効あるものにし国民一人一人が食品含有放射能摂 取リスクの自己管理が出来るようにするために、食品の全品検査体制 を早急に整備し。放射能含有量の全品表示を早急に実現するべきであ る。そのためには、全小学校区(とりあえず汚染のひどい東北および 関東、中部から)に食品放射能測定装置を配備し、測定オペレーター を養成するべきである。さらに、流通業者に測定と表示の義務を法的 に課するとともに、支援や援助を行うべきである。 151 4月から新暫定基準についてご意見させて頂きます。暫定基準を4月 から引き下げましたが、実際、本当にその基準で国民の内部被爆を防 ぐことができるのでしょうか。この程度であれば、健康に被害はない として発表されてはおりますが、実際、その科学的根拠はあるのでし ょうか?なにもそれを示されていない中、安全安全と宣言だけされ、 気にすれば風評被害という言葉を使われる。少しでも子供のリスクを 少なくしようとする行動をするだけで、周囲からの意識の温度差に肩 身を狭くすることになります。実際、給食の測定をしている自治体の 結果では、検出されているものは10ベクレル未満のものがほとんど です。それを、高い数値をだすことで、より風評被害を生むことにな るのではないでしょうか?ご存知かと思いますが、大手スーパーイオ ンではゼロベクレル宣言をいたしました。自社で測定し、消費者を守 ろうとしております。政府がやらないならという動きだと思います。 どうか、国民を守ってください。第一次産業がそれでは、やっていけ ないという話がありますが、本当に、汚染されているのであれば、そ れを知りつつ、流通させるのはおかしいと思います。一時的にでも、 国が補償し、きちんと測定をして汚染のない食品の流通に勤めてくだ さい。よろしくお願いいたします。 一日10ベクレルを接種し続けたときの人へのリスクです。今は、な にもなくても。数年後にどうにかなったときのことを考慮にいれてく ださい。 汚染されている地域、されていない地域ははっきりしています。東 北・関東の国民を守るためにすることは、汚染された食品を流通する ことではなく、きちんと汚染されていない食品の流通確保をすること 1,11 別添2 だと思います。福島へ西日本の食品の流通をお願いします。 よろしくお願いいたします。 152 食品中の放射性物質に係る基準値の設定につきまして意見申し上げ 1 ます。現在7才の子供を子育て中の母親です。正直に申し上げまして、 設定の基準値は高すぎます。最低でも、表に掲げられた数値の半分以 下にすべきと考えます。理由を以下に述べます。 放射性物質への感受性は細胞分裂が活発な乳幼児・児童ほど高く、 我々中高年の数倍と言われております。食品は一旦世に出回ると、ど の年齢の人間が摂取するかはわかりません。 ですから、より感受性が高い年齢層に対しての基準値であるべきで す。年間1ミリシーベルトを許容していく方針での基準値算定とのこ とですが、人が生活する上では外部被爆(これからの季節、放射性物 質付着花粉の吸い込みも懸念されます)も念頭に置く必要があります ので、これらの数値も合算して、上記の年間1ミリシーベルトとすべ きと考えます。従いまして、食品による内部被爆の年間許容量は 0.5 ミリシーベルトとすべきです。 153 毎日の呼吸も食事以上に内部被曝の要因となるので食品の年間 1,7 100msv 以下の基準値もさらに下げる事。 またセシウム等のガンマ線だけではなく、それ以上に内部被曝の危険 性の大きいストロンチウム、ウラニウム、プルトニウム等のα線、β 線の測定・基準値の作成を早急に厚生労働省主導で行うべき。 154 1、乳及び乳製品、砂糖類、甘味料を含む飲用茶については、嗜好性 の高い飲料として、水分補給の目的とは一線を引く飲料であることか ら、飲用水区分からは除外していただきたい。 2、食品中の放射性物質に係る新基準値の設定に当たり、食品製造事 業者に対して流通・小売関係業者から、同基準値に適合するか否かを 確認するための検査が求められることが確実である。清涼飲料業界の 多くが中小零細企業であり、自社で放射性物質の検査機器を購入する ことは困難である。外部へ検査を委託する場合、その結果が出るまで に時間がかかり商品の出荷に影響が出ることが危惧される。 高度な 分析機器を購入することが困難であることを考慮いただき、必要以上 の設備投資を伴う過度な測定方法(精度、頻度、機器)の要求が流通・ 小売関係業者からされないよう、合理的かつ科学的な根拠に基づいた 食品の放射性物質の測定方法を示していただきたい。 3、流通、マスコミ等に対しては、測定頻度や精度等に関して、風評 や過剰反応を助長するような報道にならないよう十分指導をお願い 5,7,11 別添2 したい。 155 新基準として数値が下がることはよいことですが、それにしても高い 1 です。国民の健康への責任をもってこの数値にされているのか疑問で す。国民の健康を損ねてからあわててももう手遅れなことはいとも簡 単に想像がつくと思います。私たちは原発事故前の基準に戻すことを 強く要望しますし、法にも定められている通り、生きる者として主張 します。ただちに事故前の基準に戻してください。低線量での被曝の 詳細がわからないならわからないと正直に発表するべきであってわ からないから根拠もなく大丈夫とすることはおかしいことなのはも うわかっていことでしょう。人として、大人として、常識、良識のあ る人間であれば経済の前に生命を大切にしてください。被害にあうの は大人だけではありません。子どもや若者なくして経済は成り立ちま せん。ただちに日本を救うべきです! 156 小学校1年生の女の子です。私たちの体を壊す給食は食べたくないで 1 す。元気に大きくなりたいです。 1つも汚れていなくて原子力発電所が爆発する前と同じ食べ物が食 べたいです。小学校で茨城の野菜や千葉でとれたお魚が出ます。食べ ても大丈夫ですか?私たちは元気に大きくなれますか?妹も生まれ たから心配です。 157 新基準として数値が下がることはよいことですが、それにしても高過 1 ぎます。原発事故前の厳しい評価はどこへ行ったのでしょうか?国民 の健康への責任をもってこの数値にされているのか疑問です。国民の 健康を損ねてからあわててももう手遅れなことはいとも簡単に想像 がつくと思います。私たちは原発事故前の基準に戻すことを強く要望 しますし、法にも定められている通り、生きる者として主張します。 ただちに事故前の基準に戻してください。低線量での被曝の詳細がわ からないならわからないと正直に発表するべきであってわからない から根拠もなく大丈夫とすることはおかしいことなのはもうわかっ ていことでしょう。人として、大人として、常識、良識のある人間で あれば経済の前に生命を大切にしてください。被害にあうのは大人だ けではありません。子どもや若者なくして経済は成り立ちません。た だちに日本を救うべきです! 158 平素は日本国民である私達の為に、より良い生活が送れる様にご尽力 いただいている事、感謝しております。 さて今回、4 月からの食品中の放射性物質の基準値を、もっと引き下 1 別添2 げて頂きたくよろしくお願いいたします。100 ベクレル/kg でも、ま だとても高いと感じ、子供達に食べさせるのが心配です。ドイツでは、 大人は 8 ベクレル/kg、子供は 4 ベクレル/kg までと言われていると聞 きます。大人の私でも 100 ベクレル/kg の食品は口にしたく有りませ ん。ドイツのその基準値と同じくらいの基準まで下げて頂けるのであ れば、もしくは、放射線量を商品に表示して販売して頂けるのであれ ば、自分で判断し、福島県の製品でも心配なく購入出来ますが、もし、 基準値が高いままで、尚かつ放射線量も表示して販売して頂けないと 言う事であれば、東北 3 県の農産物も関東の農産物も、我が家で購入 する事は、よほどの理由でもない限りは無いと思います。これこそ、 東北の農家の方達を助ける事にはならないと思いますが、如何でしょ うか?私は、自分や家族の命や健康を引き換えに、東北の人たちを助 けることは出来ません。ただし、これからも別の方法で支援して行き たいとは思っています。例えば現在、機会を見つけては、募金をさせ て頂いています。また、放射性物質の検査がされていて、検出限界値 の低い物(合計 5~10 ベクレル以下でしょうか)で、放射性物質が含 まれていないであろうと調査結果が出ている物については、検査して いる会社を信用出来ることもあり、那須高原の牛乳や東北の豚肉も購 入している我が家です放射性物質に寄る健康被害は、ガンだけではな いと聞きます。我が子や、まだ幼児である息子達の将来の子供達(私 から見ると孫ですが)の健康も、どうぞ、守って頂けます様に、五体 満足な孫を抱けることが出来ます様に、どうぞ、お考え直しいただき たく、よろしくお願いいたします。今まで、化学調味料や、農薬、で さえも気にして子育てして来ました。放射性物質は、もっと不安で仕 方有りません。どうぞ、日本国民と日本の国土をお守りください。 159 食品中の放射性物質に係る基準値の設定に関して意見を述べさせて 頂きたく存じます。 飲料水などは現時点の基準値に比べて比較にならにほど低値になり ますが、その他の一般食品に関しては 100 ベクレル/kg と高く、また 幼児でも口にする米に関しては 9 月まで 500 ベクレル/kg という基準 を継続することに不安を感じます。せめてベラルーシで用いている基 準である 37 ベクレル/kg まで早急に下げることは出来ませんでしょう か。 本来であれば、放射能に汚染された食物は可能な限り避けるべきもの であり、0 ベクレルが無理でも、ドイツ放射線防護協会が設けている 大人 8 ベクレル、子供 4 ベクレルまで下げることが望ましいと ICRP 1,7 別添2 が 報 告 し て い る 図 を 見 て 思 い ま す http://trustrad.sixcore.jp/biokinetics.html。 また、今回の原発事故では 1000 種類の核種が飛散したと報じられま したが、セシウムとヨウ素のみならず、暫定的に基準を設けているそ の他の核種に対してもスクリーニング検査をして公表して頂けませ んでしょうか。文科省ではγ線の測定値しか公表しておりませんが、 地面のαβ線の数値を合算しますとγ線のみの数値と乖離があり、β 線を放出する核種の食品への吸収が懸念されます。 また、汚染された長野産エリンギが沖縄の給食で使用された件など、 汚染食品の全国への流通も心配です。少子化が加速する昨今で、特に 放射能汚染の少ない地域でのお子 さんの食事からの内部被曝が懸念されます。高汚染地域のみならず、 全国の自治体での食品のスクリーニング検査を強化して頂けません でしょうか。特に海外で輸入が禁じられている地域の生鮮食品と、汚 染された腐葉土が使用されるような食材や、汚染された家畜が利用さ れる加工品などもスクリーニングを強化して下さると幸いです。 宜しくお願い致します。 160 「実現可能なものでなければならない」を方便にして、大甘なルール を敷いても、民間で独自の計測、定量が可能になるにつれ、「わざわ ざ疑いのあるものを買わない」という当たり前の消費行動が現われ、 それでも生産を続けた末の余剰分は、事前に十分予見可能ないくつか のルートにどっと流れ込むことになる。そして、それも早晩、一般消 費者の知るところとなり、行く先々で不買の動機を形成する。大事な のは、「パニック」は常に「生産者サイド」において生じる事象であ り、決して消費者は錯乱などしていないという点である。これは福島 爆発事故後の厳然とした事実である。マトモなものを売る業者が存在 する限り、消費者は資力の続く限り、次々代替させるだけである。そ れは経済原則上、あながち悪い現象でもない。微量の放射性物質摂取 による低線量(かどうかも不明だが)内部被ばくは、どの程度実害を 及ぼすのか、現時点では科学的に「不明」である。不明なものは、そ れを口にする者が各々の判断によって、許容するかどうかを決めるべ きであり、他人にとやかく言われる筋はない。自分の命に関する判断 である。自分で決めるしかない。政府も含めて、安全だとも、危険だ とも言う必要などもともとないのであるが、自分で判断できない人が いる以上、そうも言って いられない。さらば、最低限、このレベル以下では何が起こっても当 1 別添2 該食品の摂取との間に因果関係は認められないと言い切れるレベル で、バッサリ切るほかない。そのスタンダードについてこられない生 産者を別途救済または淘汰する方が、無数でかつ多様を極める消費者 サイドを一様に沈黙させるより、はるかに簡単で労力も軽微である。 目先、声の大きい人に遠慮して甘い変なルールを決めても、大局には 逆らえず、必ず本筋を目指す揺り戻しに見舞われるだけ。行政が後で 面倒事に延々巻き込まれないために、厳しいルールを敷いて、それに も耐えうる生産者を残し、成長させてゆく道を選ぶよう意見申し上げ る次第である。日本再生に寄与しえない生産者には、辛い決断であろ うが、この際退場を促すべきである。 161 生活クラブではこれまで、組合員と生産者が協力して「食の安全」 「自 2,5,6,7,1 給力向上」「持続可能な循環型社会づくり」等々に取組み、今般の放 1 射能汚染に対しても、国内の第一次産業を支える観 点に立ちつつ組合員の信頼に答えるため、東日本産を中心に全品目の 放射能検査を実施して参りました。かかる観点から、今回、公表され た新基準案および薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対 策部会報告書「食品中の放射性物質に係る規格基準の設定について」 (以下部会報告書)に対する当会の意見を申し述べます。 記 1)内部被曝と外部被曝との総量を考慮した規制とすべきです。 ・暫定規制値の 5 ミリシーベルトを 1 ミリシーベルトに引き下げた新 基準値の方向性は支持します。 ・ただし、新基準値では外部被曝の影響が考慮されていないことに問 題があります。国際放射線防護委員会(ICRP)に基づく、我が国 における公衆の年間被曝限度 1 ミリシーベルトは、内部外部を問わな い規制であったはずです。日本国に居住する国民は、食品からしか被 曝しないわけではありません。同じ一個の存在として外部からの被曝 も受ける生身の人間です。 ・残念ながら、現在、地域によって空間線量の値に大きな差がありま す。このような空間線量が高い地域においては、低い地域に比較して、 少しでも食物からの内部被曝を低減する必要があります。そして、国 民全体に適用する新基準値は、このような内部被曝低減の必要性に十 二分に応えるものでなければなりません。 ・従って、国民の健康を守るための放射能の新基準値については、内 部被曝と外部被曝の総量を考慮した規制とすべきです。 2)「一般食品」と一括りにするのではなく、日本人の食文化に合わせ 別添2 て区分すべきです。 ・今回の新基準値では、飲料水・乳児用食品・牛乳以外の食品を「一 般食品」として一括しています。 ・しかし、食品には日常的に大量に摂取する物とそうでない物があり ます。 ・例えば、チェルノブイリ原発事故の当事国であるベラルーシでは、 放射性セシウムに関する基準が 22 分類に細分されており、水 10Bq/ kg、牛肉類 500Bq/kg、パン 40Bq/kg、乾燥きのこ 2500Bq /kg、子ども対象 37Bq/kgなどと、食文化を反映した基準となっ ています。 ・過剰な分類は管理コストが膨大になるため、一定の線引きは必要で すが、我が国の新基準値についても、日本人の食文化に合わせた分類 とそれぞれの規制値の設定をおこなうべきです。少なくとも、「米」 のように摂取量の多い食品は、厳しい基準値を設定すべきと考えま す。 3)一部の食品についての経過措置は、設けるべきではありません。 ・「市場に混乱が起きないよう」に経過措置期間を設定するとしてい ますが、新基準値が施行された後も新基準値に適合しない食品が流通 し続けることのほうがより大きな混乱を招くことになります。 ・現時点で新基準値を超過する食品については、「100Bq/kgを超 えた 2011 年産米に対する隔離対応」と同じように、原発事故の原因 者たる東京電力ないし政府が費用負担すべきと考えます。 ・万が一、経過措置の期間を設けるとしても必要かつ最低限の期間と し、その際は経過措置を設ける根拠を明確にすると共に、国民が混乱 しないように具体的な品目群を特定して、その内容を広く国民に周知 する必要があります。 「事業者」という。 ) ・なお、一般の生産者・製造者や流通業者(以下、 は、取り扱うすべての商品・品目について放射能を確認できる状況に はありません。経過措置期間に限らず、新基準値を超えている食品を 事業者が善意で取り扱ってしまった場合、当該事業者の免責が必要で あり、その責任は東京電力と国が負うべきと考えます。 4)国が放射性セシウム以外の核種の調査を徹底し、国民に公開すべき です。 ・現在、放射性ストロンチウム等については、一定の存在率に基づき、 放射性セシウムの検出数値を元に算出されています。 ・しかし、存在率が一定であるとの知見が少ないことや、放射性スト 別添2 ロンチウムの発するベータ線はガンマ線よりも影響が大きいといわ れていること、食品安全委員会の食品健康影響評価書で「小児の期間 は白血病に関する感受性が高い可能性がある」と指摘されていること などから、独自の検査が必要です。 ・なお、検査時間等の問題から、核種別に規制値を設けることは困難 かもしれませんが、まずは現状を正しく把握することからはじめるべ きです。 ・従って、民間の事業者が容易には測定できない放射性セシウム以外 の核種については、国が計画的に徹底した調査を実施し、速やかに国 民に公開すべきです。 5)今回の新基準値を最終のものとせず、継続して見直していくべきで す。 ・まだまだ詳細な放射能汚染の実態を完全には把握できていない中 で、これからの放射性物質の動態もよくわかっていません。他方、風 雨による放射性物質の移動による減衰や、物理的半減期による放射能 汚染の低減も想定されます。引き続き、精密なモニタリング体制を強 化する必要性は変わっていません。 ・従って、今回発表された新基準値案は、あくまでも暫定的な基準値 とすべきであり、今後の新たな知見に基づき、定期的な見直し(食品 群の分類や基準値の見直しなど)を継続しておこなっていくべきで す。 ・特に、放射性セシウム以外の規制については、今後の国の徹底した 調査に基づき、なんらかの規制を設けるべきと考えます。 ・今回の新基準値案を一歩前進として認めつつ、“一歩前進”である がゆえに引き続き、暫定的な新基準値として、国が検討を継続するこ とを強く要望します。 以上 162 全て 10 ベクレル/㎏以下でお願いします。 1 安心して東日本の食品を食べるためにはこのぐらい厳しくしていた だかない限り、とても子供には食べさせられません。 163 弊社は、生産農家が作った緑茶を仕入れ加工し、リーフ包装茶用(ギ フト用)・飲料ドリンク用・抹茶(粉末)用などの用途で加工し販売し ております。基準値改正を確認したところ、飲用に供する茶について は、原材料の茶葉から浸出した状態に基準値を適用するとあります が、飲料メーカーであれば、緑茶ペットボトル製品を検査にかけて濃 度10ベクレル/kg以下であるかを確認する事になると解釈でき 5 別添2 ましたが、緑茶リーフ包装茶を販売し消費者が、急須でお茶を飲まれ る場合についても、「飲用に供する茶については、原材料の茶葉から 浸出した状態に基準値の適用する」これが適用となるのでしょうか? この場合、消費者によって様々な飲用方法があるのでどのような解釈 をしたら良いのでしょか?また、検査に出す場合の急須で抽出したお 茶の飲料液を検査に出すこととなるのでしょうか? また、緑茶も乾燥わかめのような乾燥食品でもあるので「一般食品」 区分における濃度100ベクレル/kgとして考えてはいけないの でしょうか? 抹茶の場合、緑茶(乾燥食品状態)を微粉末に加工した物となります。 これは、粉末緑茶状態の検査で100ベクレル/kg以下とするの か、決められた抽出を行い抽出液の検査で10ベクレル/kg以下と するのか、どのように解釈したらよろしいでしょうか? 以上、宜しくお願い致します。 164 魚介類の設定をきちんと考えて欲しいです。 11 165 より厳しい基準値を求めます。 1 公表された検査結果の数値は「微量」「暫定基準値を大幅に下回る」 と表現されています。それならば、基準値をもっと低くすることが可 能であり、妥当であると思います。基準値はそれ以上のものを流通さ せないという規制値になると思いますが、この基準値では規制値とし ての役割は果たせないのではないでしょうか?本来「0」なものなの ですから、規制値は我慢値であると思っています。我慢ならばより厳 しい基準でないと納得できません。我慢というデメリットを受け入れ るのは、それに見合うメリットがあると思うからです。いまの基準値 ではメリットは感じられません。「0」にはできないのですから、よ り厳しい基準値にしてください。また、項目ももっと細かくしてくだ さい。 166 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,6,9,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 0 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 ○外部被ばく内部被ばく併せて年1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 別添2 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。 外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるよ うに基準を設定するべきと考えます。 ○チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。水は、粉ミルクや離乳食にも使用す るため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレ ルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設 けるべきです。 ○ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 ○より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 ○例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。以上 167 放射能に閾値はなく、その量に応じて危険があるという考え方に立つ 9 べきです。 基準値の値の是非だけでなく、基準値以下なら「安全」、以上なら 「危険」というわけではないので、基本的にはすべての食品に対して 「ベクレル表示」とするような方向に向かうべきです。 168 1. 飲料水の放射性物質に係る新基準値の設定に当り、ミネラルウ ォーター類の製造事業者に対して流通・小売関係業者等から、同基準 値に適合するか否かを確認するための検査が求められることが確実 8,11 別添2 視される。ミネラルウォーター類の製造事業者は全国的に中・小規模 の事業者が多く、自社で放射性物質の検査機器を購入することは困難 を伴う。そのため多くは試験機関に検査委託することになろうが、検 査結果が出るまでに日数を要し商品の出荷に影響が出ることが懸念 される。高度な分析機器を購入することが困難であることを考慮いた だき、必要以上の設備投資を伴う過度な測定方法(精度、頻度、機器) の要求が流通・小売関係業者等からなされないよう、合理的かつ科学 的な根拠に基づいたリスクコミュニケーションをお願いしたい。 2. 流通、マスコミ等に対して測定頻度や精度等に関して、風評や 過剰反応を助長するような報道にならないよう十分指導をお願いし たい。 169 NHK のニュースで、 「低線量でも内部被曝の人体への影響は未だよく分 1,3,6,7 かっていない」「とりわけ、子どもは影響を受けやすい」と言ってい ました。また、個人差もあることなので、皆が一律の基準値の食品を 摂取することを考えると、新しい基準値も高すぎる設定と感じます。 まだ放射性物質で汚染されていない地域も多くあります。そういった 地域で採れた食品が、汚染地域の食品と混ざり合うことのない、徹底 した流通の管理を望みます。また、風評被害をなくすためには、子供 でも安心できる基準値を設け、徹底した検査体制を早急に整備する必 要があると考えます。 子供でも安心できる基準値とはすなわち、事故前に限りなく近い値で す。また、食品によって猶予期間を設けることは、さらなる混乱と風 評被害を招くと思います。 一律に4月開始を望みます。基準値の更なる引き下げも、早急にお願 いいたします。 170 干椎茸の計測に関して。水で戻して計測とあるが、一般的に干し椎茸 7 は戻し汁を出汁としてメインとして使うのに、どう考えているのか。 戻した汁にどの程度移行するのかを調べて提示してもらえないと納 得できない。 誰でも想像できるような事が考えてられていない状況で安全と言わ れても納得できない。それによる不買を風評被害と呼ぶのは全く理解 できない。もっと消費者目線で考えて欲しい。 171 改正案には反対します。 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いこ 1,11 別添2 とや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同 程度の日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検 査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考え ますと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材 を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 172 改正案に反対します。 1,3 基準値として全ての食品について、5bq/kg を、また、飲料用のもの(飲 料水含む飲み物全て)および乳幼児、小児が多く摂取するものについ ては 1bq/kg を提案します。基準としては低い値であり、食品全てを このような基準で検査することは現実的ではありませんので、地域の 汚染度を基準とした作付け制限、重点検査を行うことが重要だと思い ます。 173 乳幼児の放射性物質に対する影響は、彼らが成長途中で細胞分裂を繰 3 り返そていることを鑑みて多大だと思われます。様々な専門家の意見 を考慮に入れて、乳幼児には是非一桁の基準値を設定して頂きたいと 思います。原発事故からすでに 10 ヶ月が経過しており、既に沢山の こどもたちの尿からセシウムが検出されているという説も耳にする ようになってきました。なるべく速やかに低い基準値の設定を望みま す。 174 昨日、「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」について、意見を 申し述べさせていただきましたが、再考の末、再度意見を申し述べさ せていただきます。 一般食品について 100bq/kg は、とうてい承服 しがたい数値であり、限りなくゼロに近くと申し述べた上で、ぎりぎ り妥協できる我慢値を 20bq/kg 以下と書きました。しかしながら 20bq/kg は我慢値を超えると思い直すにいたりました。我慢値を 20bq/kg から 1bq/kg に訂正いたします。低線量被曝のリスクは、様々 1,11 別添2 な見解があり特に子供にとっては予防原則の立場からも、限りなくゼ ロは絶対必要であり、妥協値を 1bq/kg 以下と訂正させていただきま す。熟慮の末すべての食品,飲み物において原発事故前の数値しか容 認できないとの結論にいたりました。原発事故以降に増えた放射線量 を国民、特に子供が負担する言われは何一つありません。1bq/kg を超 える食品は、すべて政府、東電が買い取るなりの責任を負うべきもの です。すべての食品、飲み物に事故前の線量、すなわち 1bq/kg 以下 を適用して戴けるよう求めます。 175 4 月から食品に含まれる放射性物質の基準値が改定されますが、まだ 1 まだ高いと思います。ドイツ国並みにしていただきたいと思います。 その基準値では子供に安心して物をたべさせられません。海外に輸出 できないものを、国内に流通させないで下さい。 176 食品から内部被爆を避けるため出来る限り0ベクレルを目指して下 1 さい。将来ある子供達、国民の命を守ると言う当たり前の正しいスタ ンスに立って責任ある行動をして下さい。これ以上、国民を苦しめな いで下さい。 177 お世話になっております。 1,11 食品中の放射性物質の規制値の新基準値について、大人は 10bq/kg、 特に乳幼児については 1bq/kg 以下でお願いしたいです。できる限り 以前チェルノブイリ事故が起きた時に、諸外国にあてはめた基準と同 じ対応を日本にもあてはめるべきです。世界に課した基準を、なぜ日 本で適用しないのですか? 低線量については、国際的な研究においても不明確な部分が多く、結 果がはっきりしません。安全・安心を求める消費者の要望をかなえる ためにも、上記の基準を要望します。よろしくお願いします。 また、基準を満たせない場合は、生産者に負担を強いるのではなく、 補償をしっかりすることで生産者も安心して生産をできると思いま す。自助努力だけでは、今回の事故の問題をクリアしていくことはで きないと思います。 食品の問題だけでなく、省庁内の横の連携をするべきです。問題は食 品(厚生労働省、農林水産省)だけでなく、空間線量(環境省)、建 築物の汚染(経済産業省、国土交通省)が協力してできるだけ国民の 被ばくを少なくするように努力してほしいです。大変だとは思います が、よろしくお願いします。 178 今回の改正案には反対です。 水、野菜、肉、魚などあらゆる食品全ての基準を1bq/kg 以下にする 1 別添2 ことを希望いたします。低線量被曝の人体に対しての影響に関する研 究がまだよくわからない中で高い基準値(500bq/kg だの 100bq/kg だ の)維持は到底看過できるものではありません。 179 1,新たに制定される 100Bq/kg という基準ですが、いまだに高すぎ 1 ます。既に体内にある 40Ar に対して優位に多くなります。これは国 民の健康被害を大きくする以外、何の措置でもありません。 2,低線量での人体に対する影響はいまだ不明な点が多く、大きな問 題があると思います。特に子供に対する放射性感度は大人よりも大き いことがチェルノブイリ事故で証明されています。子供に対しては1 Bq/kg の基準を適応していただくようお願いします。 3,被災地は、外部被曝にさらされ、内部被曝が加わることは住民の 健康被害に大きく影響すると考えます。なるべく高線量地域の住民の 内部被曝を抑えるために、被災地基準(理想は1Bq/kg)を設けるべき であると考えます。 180 改正案には反対します。 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いこ とや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同 程度の日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査 体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程 度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考えま すと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材を 全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 また、中途半端な基準を設けることにより国民の疑心暗鬼を招くこと になり、風評被害をひどくすることにもつながります。厳しい規制は 適切な補償にもつながるため、生産者にとっても利益になると考えら れます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう 1 別添2 お願い申し上げます。 181 事故の規模は違えど、過去にチェルノブイリという例があります。そ 1 の事故をもとに、ドイツは食品に含まれる放射性物質についての基準 値を作りました。大人が 8bq/kg、子供が 4bq/kg です。幸い、放射能 汚染されたのは、東日本だけです。西日本の汚染は、極端に少ないで す。また、東日本の中にも、汚染されていないエリアはあります。基 準値を 10bq/kg 程度にしても、日本で食べるものがなくなるという状 況にはなりませんよね?国民の内部被曝を進めるような基準値は、一 刻も早く改定すべきと思います。 182 改正案に反対です。 1 新基準値の放射性 Cs の 100Bg/Kg 以下は安全性の面から見て非常に不 安です。低線量の被曝の健康への影響については、研究者によって 様々な意見があります。実際の話、どの程度悪影響が出るか、正確な 事は言えない段階です。食品からの内部被曝は、さらにわからないこ とだらけと言っていいと思います。ICRPの被曝リスクの基準では 甘いという意見も多く、悪影響がわからないなら厳しい数値の適用を するべきと考えます。成長期にある子供は、大人よりも放射能に対す る抵抗力が弱いのです。だからこそ、基準値は最悪の事態を想定して、 さらに低い数値を望みます。放射性 Cs の 1Bg/Kg 以下という基準値を 提案いたします。これは福島第一原子力発電所の事故前での放射性 Cs の日本人の平均摂取量が1日に、1Bg 以下だった事を考えれば十分可 能と思われます。これは合理的に達成可能な放射線防護、ALARA の原 則の精神にも一致するといえるでしょう。このような基準値を可能と する、より厳重な検査体制や流通体制を国民として臨みます。どうぞ 国民の健康の為に、この 1Bg/Kg 以下という基準値をお願い申し上げ ます。 183 改正案には反対です。 全ての食品について、1Bq/Kg 以下の基準値を希望します。内部被曝の リスクはまだ未解明の部分が多いとはいえ、子供のリスクが高いこと 等を考えると、少子高齢化が進む日本国の現状を鑑みても、コストを かけて回避するべきと考えられます。また 100Bq/Kg の基準では、リ スク回避の行動から、消費の落ち込みも懸念されます。自分のまわり を見ていても、子供のいる家庭では、声高に叫ぶことはしなくても、 しっかりと食材選びや外食の回避、給食の辞退をしています。中長期 的な視点から、合理的な状況判断のもと、消費者の納得できる食品 1Bq/Kg 以下としていただけますよう、お願い申し上げます。 1 別添2 184 厚生労働省は、消費者の方しか見ていないのですか、世界で一番レベ 4,6 ルの高い基準値を決めようとしているが、今、日本は世界で一番厳し い国です。一年で、非常時が平常時に戻ることは考えられません。余 りに農業の現場を無視していませんか。本来なら、国民に正確なリス クを伝え、賢い消費の理解を進めなければ風評被害はなくならない。 日本の伝統文化の一端を担っている「抹茶」について、一言申し上げ ます。抹茶の原料は、5 月に加工され、熟成期間(約半年間)を経て、 11 月よりその年の新茶として世に出ます。23 年 5 月に加工された碾 茶は、翌年 10 月まで販売できなれけば、空白の期間ができてしまい ます。 4 月 1 日、500Bq から 100Bq に変更されると、4 月以降出荷できなくな ってしまいます。3 月末日までに、粉末加工したものが経過措置の対 象では、4 月以降、随時自主検査し、100Bq を上回る検査結果を埼玉 県に報告することになります。その結果、出荷停止処分を受けること になります。私共の会社は、平成 17 年、国のアグリチャレンジ支援 事業を受け、年々成果を上げ、今や狭山茶にとって、なくてはならな い存在となっています。 昨年 5 月、 生茶葉で 500Bq の暫定規制値を示し、 6 月に製茶も同じ 500Bq と決めた不合理な対応が、日本茶業にたいへん大きな混乱を招いてし まいました。その責任からも、抹茶の経過措置について特段のご配慮 を頂き、明確な対応をお示し頂きますよう、節にお願い申し上げます。 185 内部被曝の人への影響ははっきりと解っていないと聞きました。様々 1 な研究や議論がある様ですが、安全と断言できる値がはっきりするま では、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えることを 希望します。一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査 体制を望みます。 186 昨日福岡市でのリスコミに参加し、放射性セシウムと農畜産物につい てはとても詳しく評価されていることがわかりましたが、放射性スト ロンチウムと水産物については、不安が残りましたので、メールしま した。放射性ストロンチウムは測定に日数がかかるという理由で放射 性セシウムの基準のなかに包括するということですが、ストロンチウ ムは骨に蓄積するという性質があります。また福島原発の漏えい水か らはセシウムよりも高濃度のストロンチウム検出されていますし、海 水や海底の泥中からも検出されています。これが徐々に魚、特に骨に 蓄積することは予想されます。一方、水産物のモニタリング検査では、 放射性セシウムの濃度も下がっていないようです。海は続いている 7 別添2 し、魚は海の中を移動します。また、畜産物は骨は普通食べませんが 魚は骨まで食べる場合も結構あります。今後はストロンチウムについ ても詳しく測定し、基準を個別に設定すべきだと思います。測定法の 開発等も必要だと思います。また、昨日会場から声が上がったように もっと議論やモニタリング検査を積み重ねた上で新基準を決めるべ きではないでしょうか。今の暫定基準値でも当面そんなに問題はない と思います。 187 基準値は高いと思います。 1 現在山形県での農産物の下限値はおおむね 1Bq/Kg です。これでも心 配なんです。(実際微量のセシウムが検出されていたさくらんぼを食 べた結果、むくみや抜け毛内臓の不調などを経験しました) 放射性物質の影響が実際のところよく解っていない現在の状況では 行政が主体となり「出来うる限り」低い基準値で食品を検査していく のが筋だと思います。 経済活動を主体に考える現在のやり方は間違っています。本当に経済 を守りたいなら、厳しい基準値を乗り越えた商品だけを出荷すべきで す。それをやることで食料が足りないというならタイ米を輸入したよ うに、食料を輸入すればよいのではないでしょうか。 特に選びようが無く、子どもたちへの影響が大きい給食に関しては 色々問題が起きているので、基準値を厳しくするだけでなく、地方の 監視もしっかりやっていただきたいです。 188 4 歳の幼児を抱え、原発事故の直前に出産し、この先も妊娠・出産 を希望する女性として、私は自分と自分の家族、周囲の親しい人たち が摂取する食品内の放射性物質は、できうる限り低く抑えることを心 から望みます。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解ってません。 解っていないことは学問として認めがたく、これをベースに命にかか わりかねない基準値を設定することには断固として反対の意見です し、いっぽうで設定しなければ経済・生活が動いていかないこともわ かります。 ですが、子供の感受性が高いことや個人差を考えても、流通品を使 う限りにおいて一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検 査体制を望みます。これがすぐに達成できなかったとしても、できう る限り速やかに達成できる体制づくりを整えていただきたく思いま す。 また、購入者が判断できるよう、流通する各農産物の放射性物質の数 1,9 別添2 値表示の義務付けを望みます。直売所などで販売されている農産物に ついても同様です。 また水産物に関しても、同様の措置を望みます。我が国の台所事情 がいかに西洋化したとはいえ、依然として水産物は我が国の文化と国 民の健康に強く関わる食品でもあります。 こういった表示の義務付けは、一見風評被害を招くように評価され がちですが、放射性物質による健康への影響が確定できない以上は、 風評ではなく実害であり、これをうけた消費者による不買行動を通じ て受ける農家の損害は、事故を起こした側に保障させるべき問題と考 えます。 現在を生きる私たちが、将来において「近視眼的で場当たり的かつ 無知蒙昧で不適切な対応をした」と評価されることのないよう、厚生 労働省でご尽力いただいているひとりの人間としての皆さまにおき ましては、国民の健康と将来への不安を取り除く観点から流通品の基 準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げま す。 189 飲用茶の浸出方法については、五訂日本食品成分表の「せん茶の浸出 7 方法 茶10g 90℃ 430ml 1分」が、一般的なお茶の淹 れ方となっております。また、日本茶インストラクター 協会の緑茶の標準的な淹れ方、煎茶(並)も同様です。 190 中学生、小学生の3人の子どもがいます。子どもを育てる親の立場か ら、意見を述べさせていただきます。 1.新基準値案に示されている数値は、以下の点を考慮して引き下げ ていただきたいと思います。 1)食品からの放射性物質による被曝が1年1ミリシーベルト以内と されています。外部被曝を考えた環境の除染基準も1年1ミリシーベ ルトを基準に示されています。このほかに呼吸による被曝も考えられ ます。内部被曝(食品、呼吸、経皮など)と外部被曝合わせて1ミリ シーベルト以内となるように、全体の対策を整合性のあるものにして ください。 2)今回汚染割合が50%とされていますが、汚染割合は日本の食品 衛生法上の従来の考え方を踏襲して100%として算出してくださ い。生鮮食品などは日常的に地元野菜を摂取することが多くなりま す。汚染度の高い福島周辺の野菜を日常的に摂取しても安心が担保さ れるような基準値の設定をお願いします。事故があったから多少の被 曝はやむを得ない、というのは個人レベルでは現実を受け入れていく 1,6 別添2 ために仕方がない考え方だと思います。しかし、国の基準として国民、 特に幼い子どもたちを守るためには、妥協を許さない安全サイドに立 った基準が必要です。そうした断固たる態度で、国民に安心感を与え てくださるようお願いします。 2.米・牛乳・大豆に関する経過措置 経過措置は混乱の原因になります。店で並ぶ商品に、新基準値対応、 暫定基準値適合などと表示がされるのでしょうか?二つの基準値が 並ぶ状態は、結局新基準値が導入されていないのと等しいのではない かと思います。 191 食品の基準値を10bq/kg(L)以下としてください。幼児は、乳幼児 3 向け食品のみを食べるわけではありません。すべての食品は、幼児が 食べる食品です。分けて考えることは不可能です。 192 厚生労働省「食品中の放射性物質に係る基準値の設定(案)」に対する 1,2,5,6,7 提言 ,9,11 ・東日本大震災により発生した東京電力・福島第一原発の事故は、田 畑や湖沼、海など、広範囲に放射性物質を飛散させ、消費者の食の安 全を脅かし、東日本の第一次産業に大きな打撃を与え続けています。 ・多くの消費者はさまざまな情報、さまざまな説に晒されており、震 「何を信じて良 災発生から 10 ヶ月以上が経過した現時点においても、 いのか判らない」といった状況が続いています。 ・私たち 4 団体は、それぞれの設立以来、「食と農」を事業の柱に据 え、消費者の安全・安心な食を守り、日本の第一次産業の発展をめざ して日々活動を続けています。 ・私たちは、消費者・生産者の両方を結びつける事業者としての立場 から、放射性物質の規制値のあり方やそれを担保する各施策などにつ いて協議をおこない、共同テーブル各団体の共通する問題意識を提言 としてまとめました。国による規制値の検討を補完するものになれば 幸いであり、国民レベルでの健全な議論に寄与するものとなることを 願い、以下に提言します。 1.原子力発電および低線量被曝に対する共同テーブルの基本的な考 え方 1)原子力発電所の速やかな全面廃炉をめざすべきです ・福島第一原発の事故は、原子力発電は安全に管理できる技術ではな く、ひとたび事故が起きると広範囲かつ長期にわたって当該および周 辺国の国民生活の安定を脅かすものであることを全国民に知らしめ ました。原子力発電は、事故が起きなくても半永久的に管理し続けな 別添2 ければならない放射性廃棄物が恒常的に生成され続けるという極め てリスクの高い技術でもあります。 ・わが国のエネルギー政策の総合的見直しを進め、再生可能エネルギ ーなどへの一刻も早い切り替えをすすめ、速やかな全面廃炉をめざす べきだと考えています。 2)長期的な低線量被曝が人体に与える影響はほとんど判っていませ ん。 ・長期的な低線量被曝が人体に与える影響についてはほとんど知見が なく、研究が蓄積されているのはガンや白血病ぐらいです。心臓・腎 臓・肝臓障害、記憶障害、発達障害などは、放射線被曝との影響が指 摘されてはいますが、影響の度合いなどは明らかになっておらず、ヨ ーロッパにおいてようやく免疫疾患との関係が指摘されはじめた段 階です。過去に研究論文がないことと、影響がないこととは同義では ありません。今後は放射線過敏による症状など、これまでにない臨床 例も想定していかなければなりません。 ・そのような現状においては、福島第一原発とチェルノブイリ原発の 放射性物質の放出量を比較して楽観視することなく、出来得る限り慎 重に考え、対処していくことが必要です。「直線無閾値仮説」に立っ て、放射性物質による環境や食品汚染の現実とリスク度は冷静に判断 しつつ、総合的に被曝量を低く抑えるための政策と規制をおこなって いくことが国民の健康を守るために必要な選択です。 2.規制値の設定にあたって考慮すべき点 ・昨年 12 月 22 日に厚生労働省より発表された新基準値案で示された 規制値の引き下げは一定の評価をするものです。しかし当初の暫定規 制値が運用されてから 9 ヶ月が経過してからの発表であり、新基準値 案の検討・運用はあまりにも遅すぎたといえます。 ・以下、規制値の設定にあたって考慮すべき点をまとめます。 1)内部被曝と外部被曝との総量を考慮すべきです ・今回示された新基準値案では外部被曝分を計算外としています。し かし、線量限度の本来的な意味合いとしては内部被曝・外部被曝の総 量が規制値を下回ることが当然であり、内部被曝のみの規制では実用 的な数値とはなりません。 ・例えば、現在、空間線量は地域によって大きな差があります。空間 線量が高い地域においては、低い地域に比較して、少しでも食物によ る内部被曝を低減させなければなりません。外部被曝の実態を考慮し た、食品による内部被曝の規制が必要です。 別添2 2)日本人の食文化に合わせた細かい食品群の分類が必要です ・今回の新基準値案では、飲料水・乳児用食品・牛乳以外の食品を「一 般食品」として一括しています。しかし、食品には日常的に大量に摂 取する物、そうでない物などがあるため、例えば米のように摂取量の 多い食品は厳しい規制値を設定すべきです。日本人の食文化に合わせ た細かい分類とそれぞれの規制値の設定をおこない、内部被曝を少し でも減らす努力をすべきです。 3)規制値や食品群の分類は継続して見直していく必要があります ・今回発表された新基準値案は、あくまでも 2012 年度版の暫定規制 値とすべきです。より詳密なモニタリング体制を強化するとともに、 規制値の定期的な見直し(規制値の引き下げ、食品群の分類の見直し) などを継続しておこなっていくべきです。最低でも2年毎、できれば 毎年の更新が望ましいと考えます。たとえ結果的に変更がない場合で も、新しい知見やデータをもとに見直し・検討を重ねていくべきです。 ・国の新基準値案を一歩前進として認めつつ、“一歩前進”であるが ゆえに引き続き暫定規制値(あるいは 2012 年版規制値)として、国 が検討を継続されることを強く要望します。 4)経過措置は設けるべきではありません ・新基準値案の施行にあたり、「準備期間が必要な食品には、一定の 範囲で経過措置期間を設定することが必要と考えられる」としていま すが、ただでさえ対応が遅れている現状において経過措置の設定は容 認できるものではありません。 ・「市場に混乱が起きないよう」に経過措置期間を設定するとしてい ますが、新基準値が施行された後も新基準値に適合しない食品が流通 し続けることのほうがより大きな混乱を招くことになります。新基準 値を超過する食品は事故の原因者たる東京電力ないし政府が買い上 げるべきと考えます。 ・経過措置期間は設けないか、設けるとしても必要最低限とし、その 際は経過措置を設ける根拠およびできるだけ具体的な品目群を明確 にし、その旨を広く国民に周知する必要があります。 ・なお、一般の生産者・製造者や流通業者は、取り扱うすべての商品・ 品目について放射能を確認できる状況にはありません。国や行政によ るきめ細かい検査の実施、超過した場合の速やかな流通制限の指示、 またその際の東電と国による賠償の制度が必要です。 5)セシウム以外の核種の調査を拡大すべきです ・現在、ストロンチウムやプルトニウムなどについては、セシウム数 別添2 値を元に算出しています。しかし存在率が一定の比率であるとの知見 が少ないこと、想定外の場所で検出された事例があること、人体に入 った場合に蓄積される場所や人体に与える影響が異なることなどか ら、独自の検査が必要です。 ・特にストロンチウムの発するベータ線、プルトニウムの発するアル ファ線の人体の影響は、ガンマ線よりも影響が大きいといわれていま す。測定時間などの問題から、核種別に規制値を設けることは困難か もしれませんが、まずは現状を正しく把握することからはじめる必要 があります。ストロンチウムやプルトニウムは民間では簡単に測定で きませんので、セシウム以外の核種については国が計画的に調査と情 報公開をすべきであると考えます。 3.規制値を担保するための調査・検査のあり方(検査機器/検査方 法/公表基準など) 1)汚染状況の調査について/放射性物質の動態の把握が必要です・放 出された放射性物質の動態は良くわかっていません。水の移動に伴っ て、特定の湖沼や河川が高濃度になるなど、想定外の動態があります。 市街地・田畑・山林などの土壌、湖沼・河川などの水系を広範囲に調 査し、放射性物質の動態を把握して対策を講じていく必要がありま す。 ・海洋については汚染状況の把握がさらに困難です。海の潮流を考慮 した、魚種別の長期的な測定が必要です。政府・行政がおこなってい る検査に加え、漁協への放射能測定器の普及をすすめ、漁業従事者自 身による放射能測定なども積極的に拡大していくべきです。 2)食品の検査について/検査の標準化を図るべきです ・放射性物質に対する食品の安全性を可能な限り確保し、国民の食 生活を安定させるためには、流通規制値の設定だけでなく、それが正 しく流通されていることを担保するための測定体制と情報公開が必 要です。 ・現在、国や行政のほかにも、民間でも独自の検査が数多く行なわれ ています。また、消費者が直接食品を持ち込んで検査ができるサービ スも現れています。 ・しかし、それぞれが独自に検査をおこない、結果を公表しているた め、検査機器の機種の呼称から、モニタリングサンプルの抽出方法、 検査方法(測定時間など)まで不統一であり、消費者にとって検査結 果が非常に判りづらく、比較しづらい状況となっています。機種や検 査方法ごとにスタンダードマニュアルを明確にし、検査結果の標準化 別添2 を図ることが必要です。 4.国民への説明ときめ細かな情報提供 1)検査結果の公開について/検査結果公開の標準化を図るべきです ・前項の検査方法と同様に、検査結果の公開・表示についても標準 化する必要があります。 ・今回の新基準値案では、年齢区分を別に設けたのは乳児のみとなっ ています。しかし半年ぐらいからは離乳食が始まり、1 歳を超えると ほぼ親と同じ食材を食すようになります。小児期間について十分な配 慮がされているとはいえません。 ・しかし同一品目について、それぞれ年齢別・妊娠中などの規制値 を設けることは実質不可能と考えますので、親が子供に与える食品を 選択・コントロールできるよう、検査結果等のきめの細かい情報提供 が不可欠と考えます。このためにも、検査結果の公開・表示について も標準化が必要です。 ・標準化にあたっては、「基準値未満を確認している」というよう な表示ではなく、検出数値を公開することが望ましいと考えていま す。検出限界値の明示も必要です。 2)暮らしに関する情報提供/放射能から身を守る生活指針を積極的 に発信すべきです ・放射能・放射線は、調理・食事の仕方や食生活、その他の生活習慣 で、摂取や影響を減らすことができるとされています。外部被曝から 身を守るための生活指針―年齢や個人差を踏まえた自主的防護策を 考えられるための正しい知識の普及と数値の活用方法など-や情報 提供の体制を、多様な専門家の知見を取り入れる形でなされることが 望ましいと考えます。 5.今後の放射能対策の前進のために 1)外部被曝の低減 ・緊急の課題は外部被曝を低減させることです。現在も各地で除染 作業がすすんでいますが、国の責任において中間貯蔵施設を確保し、 高濃度地域を中心に、速やかに作業をすすめていかなければなりませ ん。 2)第一次産業の再生に向けた政策 ・事故以降、東日本産の作物から検出される放射性物質は減少して います。しかし、自然界に放出された放射性物質の動態は良くわかっ ておらず、数年後に高濃度の放射性物質が検出されるといった可能性 があります。地域や品目によっては規制値を上回る可能性がありま 別添2 す。 ・今回放出されたセシウムが半減期を迎える約 30 年後、大人にな った今の子ども達に、食と暮らしの基盤である日本の第一次産業を責 任持って継承していくためには、東日本の第一次産業を崩壊させるわ けにはいきません。 ・食の安全のためには厳しい規制値の設定が必要ですが、これは農 業や漁業などを再生させていく政策がセットでなければなりません。 資源を集中して最大限の除染の努力をすることが前提ですが、基準を 越えてしまう地域については、保護策・支援策を講じ、生産基盤を維 持・再生していくことが必要です。 3)長期的な医療・検査体制について ・子ども達を中心に長期的な検査体制を構築していく必要がありま す。 ・現在、福島県において「県民健康管理調査」がスタートしました が、より一層の充実を図って長期的な検査を継続し、必要に応じた対 策(汚染の少ない地域へのリフレッシュ旅行・一時退避などの斡旋や 支援など)を講じていく必要があります。また同時に、知見を増やし て低線量被曝に対する研究の一層の深化、予防対策に反映させていく ことが必要です。将来のリスクを過小評価して禍根を生まないために も、詳密な疫学的調査の継続を強く望むものです。 以上 193 本意見公募(パブリックコメント公募)に対して異議がある (理由) (1)除染等の他の施策との整合性に欠け、食品の規制のみ急ぐべきで ない 福島地区の除染活動に参加して分ったが、南相馬や伊達市など除染 を進めても表面線量率が辛うじて 0.5 マイクロシーベルト/時間を 達成できる程度であり、国が求める年間 1 ミリシーベルトには及ばな い。また、0.5 マイクロシーベルト/時間を超える場所は、福島県だ けでなく、隣接県の所々、さらに汚染のホットスポットも含めれば千 葉県にも及び、それらの場所を2、3年以内に目標値に持って行く事 は甚だ難しい。従って、当面、年間5ミリシーベルトが、現実的な目 標とせざるを得ない。無理に新しい規制を通すと、そのような場所で 暮らさざるを得ない人にとって、大きな不安を与えかねない。この年 間 5 ミリシーベルトは、自然界から我々が受ける放射線被ばくの世界 平均の 2.4 ミリシーベルトのほぼ2倍であり、発ガン等への影響が認 4,11 別添2 められていない安全域と考えられる。 そもそも国による除染活動が、やっと始まったばかりであり、その 進展もよく分らない現在、除染がままならない農地で生産される農産 物、さらに解決策も出されていない海産物の規制を伴う今回の新しい 規制を慌てて適用すべきではない。食品に対する現在の規制は、安全 の観点から、そして国際的な規制レベルを見ても問題はない。むしろ、 以下に記すように超安全とも思われる。 一方、心配するのは、この新しい規制が出る事によって、土壌放射 性セシウム濃度は作付許容レベルが、現在の 5000Bq/kg より引き下げ られる可能性が高い。そうなると、それにかかる区域は、福島県だけ でなく、隣接の栃木県、茨城県にまで及びかねない。 国が急ぐべきは、除染による環境の再生、そして農業、漁業の再生 である。特に農業においては、農作物中のセシウムの量も重要だが、 農作業をする人の被ばくを抑えるべく、早急に除染すべきである。 (2)食品の規制値の決め方への疑義 本意見公募の基礎となった食品の規制値は、全食品の摂取量を考慮 して決めたとのことである。即ち、水を除き、市場にある食品の汚染 率を一様に 50%としている。この情報社会の日本において、そうした 高い割合で存在する筈がない。たとえ、特定の品目にあったとしても、 年間通してそれを摂取することは殆ど考えられない。学校の給食を始 め、子供たちには、そうした食品を与えないようにしている現実に対 して、無茶苦茶に安全率を上げた決定法と言わねばならない。実態を 調査すれば、汚染率は、10%を遥かに下回る。それが証拠に、当パブ リックコメントの資料において、(詳細は不明であるが)実際のデー タに基づいて評価した食品による年間被ばく量として、0.051 ミリシ ーベルト/年、新しい基準にした場合で 0.043 ミリシーベルト/年と いう値が示されている。この値は、カリウム 40 も含めた自然放射能 による被ばくの 10 分の 1 である。従って、汚染率を合理的な値に修 正して再評価すべきである。例えば、10%とするだけで、現在の規制 値がそのまま適用できる。 この汚染率についても、市場の調査ととともに、ホールボディカウ ンタでの放射性セシウムの量を調べた方がより正確なデータが得ら れる筈。そうしたデータを早急に集めて、食品の摂取の実態を明らか にすることの方が重要である。 (3) 放射線の被ばくについて自然放射能のことも考慮して適正な値 を 別添2 食品中の放射能を考える場合には、セシウムだけでなく、カリウム 40 や炭素 14 などの自然放射能を考えるべきである。特に必須ミネラ ルのカリウム中には、カリウム 40 が 0.0117%含まれている。そのため、 我々の身体には、60kg の人で 4000 Bq あり、年間の被ばく量は、0.17 ミリシーベルトです。こうした自然放射能の影響を受けながらも我々 人間や動植物は問題なく生を育んでいる。因に、粉ミルクには、約 550Bq/kg のカリウム 40 が含まれているが、赤ちゃんや幼児は問題な く育っている。このことから、現在の規制値で十分と考える。 放出するβ線とガンマ線、放出の割合を考慮して評価したカリウム 40 のリスクは、セシウム 137 の約半分である。セシウムとカルシウム は、同じアルカリ金属であり、どちらも体内の挙動は脂肪組織を除く 全身、特に筋肉に分布する。セシウムとカルシウムの似た挙動から、 それぞれの放射線影響は定性的には同じと言ってよい。従って、この カリウム 40 と同程度の放射性セシウムを摂取しても何ら問題はない と考える。新陳代謝に重要なカリウムがセシウムにとって替わられる とか、カリウム 40 には免疫機構ができているということを述べる人 もいるが、セシウム 137 の半減期は、カリウム 40 の7桁も短いため、 同じベクレル数でも量は7桁も少ないので、置換効果は全く無視でき る。免疫は、蛋白質等の高分子が絡むものであり、極く僅かの無機元 素が関与するものではない。 (4) 農業における農作の許容レベルの決定には、セシウムの移行率に 新知見を採用すべし 最近、東大の農学生命科学研究科等で農作物における放射性セシウ ムの土壌からの移行率が測定されている。その結果は、農作の許容レ ベル決定に取られている 10%より遥かに低い値である。もし、新しい 規制値が取られて、そのまま農作の許容レベルが決められるならば、 1000Bq/kg が適用されることになる。その結果、農業を止めざるを得 ない場所がたくさん現れる。そうした重大な事態を招かないために、 移行率についての新しい知見を取り入れることを臨む。とにかく、農 作の許容レベルは、作物におけるセシウムの土壌からの移行率と農業 従事者の被ばく量(できれば、年間 5 ミリシーベルトを下回ること) を考慮して、合理的に決めるべきである。 以上 194 これまで暫定規制値に基づいた食品の安全性確保について国民に対 する啓発が行われてきたはずであるが、暫定規制値を下回った数値に もかかわらず、放射性物質が機器の検出限界を超えたとして、該当す 8,11 別添2 る食品の販売中止や、摂取を控える動きがあった。このことは風評被 害の拡大、食に対する不安を助長することにつながるものではないか と考える。今般、食の安全と一層の安心を確保するため、明確な根拠 に基づき厳しい基準値が設定されたものと理解しており、新たな基準 値による管理下においてはこのような問題の発生がないよう、正確で 理解しやすく納得できる説明と情報の普及を関係省庁で足並みを揃 え広く国民に浸透するよう推進をお願いしたい。 行政が公開する放射性物質の検査結果について、新たな規定値と比 べても低いレベルの検査数値が掲載されており、その数値の大小がソ ーシャルメディア等で取り上げられたり消費者からの質問として多 数寄せられる状況にある。これらのことは、現在の暫定規制値や新設 される基準値の安全性に対する間違った知識の定着を助長するもの と考えられる。 放射性物質の検査結果の公開においては、対象物の 検査結果について基準内か否かを適切に表現し、機器の精度である検 出限界を基準ととらえるような誤った理解につながることがないよ う指導・監督をお願いしたい。 農畜産物は、加工工程での濃縮・乾燥等の処理や家畜への飼料の影 響等で放射性物質の含有レベルが想定を超えて高まることが懸念さ れる。今後の食品に対する厳しい管理基準の運用に当たり、環境、器 材の除染や放射性物質の動態を考慮した栽培・飼育を徹底するととも に、よりきめ細かい放射性物質のモニタリング体制を整備し、基準値 を超えた食品は流通しない体制の構築を推進願いたい。また、除染や 管理強化による放射性物質の変化についてモニタリング結果に基づ く食品への影響評価を適切に公表することで、基準値に適合した食品 への過度の検査要求や公表要求、無用な証明書等の提出要求等の風評 被害につながらないよう、食品に関係する全てのステークホルダーに 周知いただくことをお願いしたい。 195 日本国の安心・安全の信頼を世界から認められる為には、東京電力福 1,7 島第一原発事故前の摂取量に戻す必要があります。つまり流通品を使 う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準 値と検査体制を望みます。 196 今回の基準は食品だけで年間1ミリシーベルトとなっていて外部被 3 ばくは考慮されていないのはおかしい。一般食品では影響を受けやす い小児が大人と同じ 100 ベクレルなのは非常に不安である。 197 食品中の放射性物質に係る基準値の設定に対する意見 1.「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」の3ページ目において 5,6,7,11 別添2 「乳児」と「乳幼児」の二つの表現があります。両者に違いはあるの でしょうか。また、乳児の定義、乳幼児の定義を月齢などで具体的に 示していただければと存じます。 2.企業の商品設計上、乳児用としていないものを消費者が乳児に与え たとしても、その商品が乳児用食品の範囲に含まれるとは考えなくて よろしいでしょうか。 「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」の3ページ目では「乳児 の飲食に供することを目的として販売するもの」という企業側の視点 と「消費者が表⽰内容等により乳児向けの食品であると認識す る可能性が高いもの」という消費者側の視点の両方が記載されてお り、判断に迷います。 3.輸出品を製造する際には、この基準値は適用外と考えてよろしいで しょうか。例えば一般食品の規制値が200Bqの国向けに150B qの商品を製造しても問題ありませんか。 4.基準値を設定することは理解できますが、中小企業では原料や商品 の放射性物質の量を検査することは現実的にできないと思われます。 基準値以上の商品を出荷(販売)した場合、回収等の行政措置が課さ れるのでしょうか。 5.行政等が行うモニタリングで商品が基準値を超えた場合の補償体 制はどのようになっていますか。東京電力が補償してくれるのでしょ うか? 6.基準値を超えた商品は回収しなければいけないと思いますが、その 回収費用の補償はあるのでしょうか。 7.仕入れた原料自体は基準値以下(農家・自治体が保証)であっても、 最終商品が基準値をオーバーしてしまう場合は、どこに責任があるの でしょうか?(例えば90Bqのりんごを使用したベビー用100% りんご果汁は50Bq以上になる可能性があります。) 8.原料原産地表示(または原産地表示)を行っている商品の場合、そ の原材料が基準値を超えた場合には使用できなくなり、原産地を変更 せざるを得ません。この場合、表示を変更しなければなりませんが、 改版や資材廃棄に伴う費用は補償してもらえるのでしょうか。 9.米と牛肉と大豆だけ経過措置がある理由は、いつ説明があります か?一般の食品でも混乱は起こると考えられますが、こちらには経過 措置は設けないのでしょうか。 10.乾燥食品の水戻し換算係数は、合理的な根拠があれば企業で独自 に決めて良いでしょうか。 別添2 11.濃縮スープや濃縮たれ、濃縮果汁等の濃縮物の基準値の考え方は、 干し椎茸などと同じでよいでしょうか。例えば2倍濃縮のスープは1 80Bqでも喫食時は90Bqになりますので問題ないでしょうか。 12.お米等の主食になるものは摂取量が多いですが、基準値をもっと 厳しくしなくて問題ありませんか。 13.市水は飲料水として水道局が責任をもって供給していただきたい です。 14.基準値が明確になっているのに、流通が独自の基準値(国の基準 値よりも低いもの)を出すことを規制していただきたいです。 「過去、 基準値が明確になっているのに、流通が独自の基準値(国の基準値よ りも低いもの)を出す事例がありましたが、ダブルスタンダードにな り、結果としてお客様、食品業界流通業界に無用の混乱をきたすので、 規制をお願いしたい。例えば、10ベクレルの一般食品であるが、A 社は100ベクレル基準で販売、B社は20ベクレル基準で販売する 場合、全く同じ食品(10ベクレル)なのに、B社の方が、いかにも 安全であるかのような誤解をきたします。 198 若手研究会メンバーから提出された意見は以下のとおり。 0. パブコメの一般公衆からの意見において、必要な意見は適切に 厚生労働省及び薬事・食品衛生審議会で検討すべきである。公衆から の一方通行の意見ではパブコメの意味をなさない。また、パブコメの 意見について、類似意見の多さで判断するべきではなく、サイレント マジョリティの意見を重く見るべきである。今回は、規制値を更に下 げるべきと言う一般公衆からの意見が多数であることが予想される が、食品の規制については、特に生産者の意見を尊重するべきである。 1.食品中の放射性物質の基準値が影響を与える範囲は、消費者、生 産者、流通業者といったように広範であり、基準値を下げたことによ るリスクは放射線による身体へのリスクよりむしろ、その他の要因に よるリスクが大きいと考えられる。厚生労働省及び薬事・食品衛生審 議会は、基準値を下げることによる放射線の身体影響以外のリスクを 評価して、科学技術的な以外の面でも、総合的な検討を行うべきであ る。以下にその理由を示す。 ・第 122 回放射線審議会コープふくしま理事である佐藤氏の資料(資 料第 122-2 号)や幾つかの大学による陰膳調査の結果では、放射性 セシウムの放射能は僅かであり、自然放射性核種である K-40 の変動 の範囲内にあることを明らかにしている。この調査結果は、K-40 と 放射性セシウムによるリスクの合算が、原発事故発生以前と同程度で 4,7,11 別添2 あることを明らかにしている。 ・一方、現段階で食品規制値を大幅に下げることは、リアルに生産者 を死なせてしまうリスクを有している。つまり、福島第一原発周辺の 生産ができなくなり、生産者が職を失うことによって自殺、一家心中 をするリスクが増大する。生産者への対応は、少ない賠償金で解決す る問題ではなく、個人の生きがいを奪うことは許されるものではない と考える。 ・厚生労働省及び薬事・食品衛生審議会は、新しい基準値を策定する 際には、その運用面でもたらす被害についても考察すべきであり、そ の考察がない限り施行すべきではない。陰膳調査で明らかになった事 故前と同等のリスクと新しい基準値により多くの生産者の命を奪う こととを比較することも考慮して検討すべきである。 ・厚生労働大臣は、上記のリスクを認識したうえで、規制値の引き下 げを言及しているのか。国民へ及ぼす影響よりも、一度言ったことを 取り下げないことの方が、何よりも優先されるものなのか。 2.食品衛生法の考え方と放射性セシウムのみの基準値を導入するこ とは、食品衛生法の精神に反している。食品衛生法の目的は、食品に 起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図 ることである。自然放射性核種である K-40 が既にベースとして存在 する(例えば、昆布中の K-40 含有量は 2000Bq/kg である。)にもか かわらず、その存在を無視して、「食品に起因する衛生上の危害の発 生を防止し」という食品衛生法に放射性セシウムのみ取入れることは 滑稽である。つまり、何人たりとも害がないようにという同法の性質 には、低線量被ばくでは閾値を持たない放射性物質の規制を取入れる ことは馴染まないと考えられる。 3.一度、基準値を下げると、それ以降は、基準値を上げることは相 当困難であることを認識するべきである。 ・原発事故が発生して以降、1 年も経過していない現状では、放射性 核種の移行、魚介類への生体濃縮の情報があまりにも少なすぎる。放 射線審議会資料第 121-2-3 号で提示された「モニタリング検査にお ける放射性セシウムの基準値超過割合」では、魚介類が 100Bq/kg を 超過する割合が 30%(2011 年 10~11 月調査)である。今後、濃縮が 進み 50%以上が 100Bq/kg を超える可能性もある。 ・数年後、生体濃縮等により大半の魚介類が 100Bq/kg を超えたと しても、漁業生産者を守るために、規制値を引き上げることは容易で はないことを認識するべきである。 別添2 ・特に摂取量の多くない魚介類(茨城地区の特産である鮟鱇、シジ ミ等)について、100Bq/kg の放射性セシウムの制限値のために、漁 業界や飲食業界(海産物関係)が致命的な打撃をうけるリスクがある。 その一方で、2000Bq/kg の K-40 を含む昆布は市場で普通に出回って いることに矛盾がある。 4.検査体制、管理体制が確立していない状態での規制値の引き下げ は、一般公衆の不信を一層煽るものであると考える。 ・規制値の引き下げは、検査体制、管理体制が確立しておらず、品質 保証体制が不明確である。すなわち、検出器の品質保証(定期的なト レーサビリティのとれた校正)、保守、オペレータの質(分析結果を 正確に理解できるか)、教育訓練の実施、放射能濃度の評価方式、が 明らかになっていない。 これらが、確実に整備されるための準備期間を設けてから、新し い規制値の導入を検討するべきである。 ・規制値を引き下げることは、現場における測定器の検出下限値を引 き下げることに繋がる。これは、測定時間を長くすることを意味する が、その結果が引き起こすデメリットは、実質的な食品の抜き取りサ ンプル数が減ることで、放射能濃度の極めて高い食品を見逃す可能性 の増大に繋がる。 これは、2011 年に報道された、一部の地域の米や牛肉が規制値を 超えていたという国民の不信感を煽る要因になることを認識すべき である。 ・したがって、新しい規制値を導入するより、検査体制、管理体制の 充実を図ることが第一に優先されるべきである。 5.成人と乳児の規制値を区別する必要はない。 ・厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会の評価では、年齢区分 毎に、それぞれに対応する線量換算係数を用いて限度値の評価がなさ れている。このときに既に若年層を考慮した評価がなされているた め、更に 100Bq/kg の半分の 50Bq/kg にするという科学的な理由が 不明確である。 6.核種が福島第一原発事故後に得られたデータを用いており、他の 事故が発生した場合は、他の核種の線量寄与の割合等が変わってく る。また、テロ、他国の原子力事故により新たな汚染が生じた時は、 本基準は使えなくなる。したがって、新しい規制値は福島第一原発事 故後の措置のみに限定し、新たな事故が起こった場合はどうするべき か明らかにすべきである。 別添2 水道水中の放射性物質に係る基準値の設定 1. 適用条文が不適切である。水道法第二十三条第一項に規定する給 水の緊急停止等の目安とする水道水中の管理目標値として用いると のことである。10Bq/kg で管理された場合、新たな事故が発生したこ とを想定したとき、被ばく線量のうえで、極めて低い数値と考えられ る。水道水を給水停止した際の衛生上のリスクが極めて高くなること を評価されていないのか。 199 「水道水中の放射性物質に係る基準値の設定」について 12 1. 適用条文が不適切である。水道法第二十三条第一項に規定する給 水の緊急停止等の目安とする水道水中の管理目標値として用いると のことである。10Bq/kg で管理された場合、新たな事故が発生したこ とを想定したとき、被ばく線量のうえで、極めて低い数値と考えられ る。水道水を給水停止した際の衛生上のリスクが極めて高くなること を評価されていないのか。 200 東京在住、2 歳の子どもを持つ母親です。 この新基準を決めた人、一人ひとりにお聞きます。あなたたちが決め た基準で出回った食品を食べて、本当にわが子は病気になりません か?病気とは癌だけではないです。チェルノブイリ事故の影響で見ら れた「ぶらぶら病」のようなものも含みます。低線量・長期的な内部 被ばくが高線量・短期的な被ばくよりも影響を与えるという報告もあ ります。本来、子どもたちには輝く未来が待っていました。しかし残 念ながら、子どもたちの体には年を経るごとに放射能が蓄積されてい くでしょう。どんどん 100 ミリシーベルトに近づいていき、どんどん 病気の発生確率が高くなるのではないですか?子どもたちは早死に するのですか?なぜ、子どもたちが放射能に汚染された食品を食べな ければいけないのですか?放射能は少なければ少ないなりにリスク があるというのに、なぜ、あなたたちは子どもたちに放射能を食べさ せようとするのですか?あなたたちがこんなに高い基準を設定する なら、私たち母親がとるべき立場は一つです。東北・関東の野菜、魚 は買いません。スーパーで売っている野菜は 100 ベクレル汚染されて いるのかもしれないんでしょう?そんなもの誰が買って、誰が自分の 子どもに食べさせますか。風評被害を作っているのは、基準を作って いるあなたたちです。 自治体や保護者の間では今、給食検査の検出限界値をめぐり、1 ベ クレル単位での話がされているんです。10 ベクレル以下でも検出され たら、給食での使用禁止措置が取られたり、産地変更の措置がとられ 1 別添2 たりしているんです。50 ベクレルとか 100 ベクレルとか、そんな高い ところで話している人って、もうあなたたちしかいないんですよ。そ れから、「ICRP 2007 年勧告」及び「放射性同位元素による放射線障 害の防止に関する法律」の施行規則(第 14 条 4 項))では、 一般公衆の被ばく限度について年間 1 ミリシーベルトとされていま す。であれば、あらゆる基準は、外部被曝と内部被曝を合わせて年間 1 ミリシーベルト以下という設定で決められるべきです。新基準の考 え方(内部被曝だけで年間 1 ミリシーベルト)は、日本の法に違反し ます。この基準値(案)を採用するのであれば、なぜ法を犯してまで この値にするのか、私たちに、子どもたちにきちんと説明してくださ い。 ICRP 法律勧告 2007 には「しきい値」はないという意味の記述があり ます。政府が設置した「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキン ググループ」の平成 23 年 12 月 22 日付け報告書でも「放射線防護や 放射線管理の立場からは、低線量被ばくであっても、被ばく線量に対 して直線的にリスクが増加するという考え方を採用する」と報告され ています。つまり、1 ミリシーベルト以下でも「被曝をできるだけ少 なくするようにしなければならない」というのは、被曝に関する大原 則であると解釈されます。 子どもは特に放射能への感受性が大人の数倍~数十倍との報告もあ ります。放射能後障害に合う確率も高くなります。本来、食品中の放 射線量測定は、子どもたちの被曝リスクを最小限にし、子どもたちの 長期的な健康と安全を保証するために行うものであるべきです。この 新基準は農家の人たちを助けるために、子どもに被曝を強要するもの であり、子どもを持つ保護者ら、また子どもたち自身においても到底 理解することができません。 強く是正を求めます。 201 全ての食品ゼロにして下さい。うちには、1歳3ヶ月の息子がいます。 1 この子が安心して食べられる食材を市場に流通させて下さい。お茶等 も、原材料の段階でゼロのみ流通させて下さい。抜け道を作るのは言 語道断です。 202 先程、メールしましたが、下記そびれた事があり、加えて送信させて 7 頂きます。 測定する放射性核種の種類をもっと、増やすべきです。ヨウ素・スト ロンチウム・プルトニウム等他の核種も測定し、基準値を設定するべ きです。 203 まず、第一に手続き上は本案を放射線審議会に諮ってから施行の手順 4,11 別添2 を決めるべきものではないか。省庁の権限争いのようなみっともない ことは国民の顰蹙を買うとともに、放射線審議会の存在を無視した許 されざる行為ではないか。 第二に、数値の決定過程で市場にある食品の汚染率を一様に50%と 言う非現実的な値を用いているが、むやみに保守的であれば良いと言 うものではなく、再考をすべきである。 第三に、新基準によりセシウム摂取による年間被曝線量が暫定基準値 より0.008ミリシーベルト/年少なくなるとのことであるが、こ れは自然放射能による内部被曝の数十分の一であり、ある種誤差の範 囲である。さらに、同じアルカリ金属のカリウム40をヒトは約40 00ベクレル(成人)常時体内に保有しており、同じベクレル数でも 半減期の相違によりセシウム137は量的に7桁少ないので、その置 換効果は全く無視出来る。 第四に、福島県の農民、漁業者等の生産者は、現在の基準でもこれか らの生活がどうなるか大変危惧している。このような時に、あまり熟 考されたとも思えない、彼らを苦しめるような基準を施行する理由が 何処にあるのだろうか。ごく一部の物事の理が分からない消費者に惑 わされて策定すべきではなく、熟慮、塾考を5年間程度重ね、生産者 も落ち着いたところで国民に新基準を示すべきである。 204 3.11以降、日本政府は、東日本圏の住民や旅行者の健康を守るた 2 めに何の有効な手段も政策も取ってきませんでした。年間100ミリ シーベルトという途方もない閾値を決め、この国の食品や製品は、国 民だけでなく、海外の消費者からも疑惑の目で見られ敬遠されていま す。放射能汚染という目に見えない恐怖が世界を覆っています。世界 中の消費者が日本を見ています。国民の健康を優先して考えれば、閾 値はおのずと明確で、その閾値を守ろうと企業が努力していれば、日 本製品への信頼を失うことはなかったでしょう。そして、経済成長を 維持することもできたかもしれません。今、日本からの貿易は惨憺た る結果です。国民の安全や健康をないがしろにするような政策をとり 続けて、一部の企業利益だけを追求した結果が、今の放射能汚染です。 厚生省には、文部科学省にはない、国民のいのちを守るという責任が あります。内部被爆外部被爆合計で年間1ミリシーベルトを堅持し、 必要な環境や食品のモニタリング調査を徹底して、この国の人たちの 未来を守ってください。 205 基準値は全食品 1Bq/kg 以下を希望します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていません。 1,7,11 別添2 いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いことや個 人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の 日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査体制 を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 を管理し、また検査を行って頂きたいです。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考え ますと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材 を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 206 基準値は全食品 1Bq/kg 以下を希望します。 1 小さな子どもがおります。今はできるだけ西日本の食材を選んで食べ させています。低線量被曝、特に内部被曝の影響がわからない中、新 基準値の 100Bq でもまだまだ高すぎると思います。また、これから子 どもが欲しいと思っても、自分がどれだけ被曝しているか分からない 状況では、妊娠するのも恐ろしいです。どうか基準値を下げてくださ い。日本の食品を安心して食べたいです。 207 この件に関して、食品全般から受け取る放射性物質の量は可能な限り ゼロに近づけてほしいと考えます。 "人工"放射線のリスク、外部も内部も放射線リスクには閾値がない可 能性、そうしたことが少しでもあるならば、予防原則に基づいて、基 準値を決めていただくことを希望します。 多少の犠牲は仕方ないとは思わないでいただきたいと思います。 今後、癌やその他免疫力低下による様々な疾病が増加してしまったら 健康な労働人口の低下などで、日本は近い将来ガタガタになっていく のではないでしょうか。情緒の問題ではありません。経済は仕組みや 意思でオルタナティブを創造することができるかもしれません。です が、健康、命だけは取り返しがつきません。現実的に、命を大切にす る、命を守る決定をお願いします。 基準値としては、具体的には最低でもドイツの基準値くらい厳しいも 1 別添2 のにできないでしょうか。(先進国の中でも最も厳しい)基準を厳し くすればするほど、消費者の信頼は高まります。甘くすればするほど、 風評被害ではなく実害の可能性が高まります。日本は何を最優先する 国なのか試されていると感じます。多少生活が苦しくても健康な命が あれば、やり直せます。手を取り合えます。 ※参考 ↓ ドイツの食品規制値 (ベクレル) 子供 4ベクレルまで 大人 8ベクレルまで 208 まず前提として政府がよく引用するICRPの基準では、一般公衆の 1,2,7 年間許容被ばく量は、自然放射線、医療用放射線を除いて、外部被ば く、内部被ばく合わせて1ミリシーベルトであり、 日本の国内の放射線に関する法律においても同様になっているはず です。しかし、今回の改定案では「食品中に許容できるセシウムの線 量を1ミリシーベルトに引き下げることを基本とする」とあります。 これには2つの大きな問題点があります。 一つは、ICRPの基準、国内法ともに外部被ばく、内部被ばくの 総量を1ミリシーベルト、としているにもかかわらず、今回の改定案 では食品による被ばく量だけで1ミリシーベルトの被ば くを認めている点です。実生活では外部被ばく、そして呼吸によって 放射性物質を取り込む内部被ばくもしますから、実際にはICRP、 国内法の基準を大きく超えることになってしまいます。 もう一つは規制の対象とする核種をセシウムに限定している点で す。今回の事故ではセシウムだけでなく様々な核種が放出されまし た。特に体内に取り込んだ場合の健康への悪影響が懸念されるストロ ンチウムや、プルトニウムによる被ばく量が全く考慮されていませ ん。特に海産物にはストロンチウムがたまりやすいと言われいます。 以上、食品由来以外の被ばく、セシウム由来以外の被ばくも合わせ て年間1ミリに抑えられるような低い基準値にすることが、法的に も、道義的にも求められていると考えます。 また、チェルノブイリの事故を経験したウクライナやヨーロッパ諸 国の基準を参考にしてはどうでしょうか。 209 乳製品・水などは直接乳幼児の口に入ります。あらゆる手段をもちい て、放射性物質を減らす努力が必要です。チェルノブイリを経験した ウクライナでさえ、水 1 キロあたり 2 ベクレルと聞きました。一刻も 1 別添2 早く制限数値引き下げを実行してください。さらに年内に 1/10 以上 の引き下げを強く期待します。 210 内部被曝問題研究会の記者会見で今の基準の100分の1以下にす 1 るべきと言ってました。私もそれぐらいせめて10bq 以下にするべき です。特にお米など毎日食べる物は出来るだけひくい基準にするべき です。 211 WHO 基準値以下の基準値の設定を望みます。遺伝的影響を考慮するべ 1 きです。何十年後かにも影響が出る可能性があります。一番安全な基 準値を設定して下さい。 212 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい. 乳児用 1,2,3,5,6 食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味により、0 ベ ,7,11 ースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の影響を被 る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい。 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい。主食の米につ いては、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。また魚介類につ いては、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚染状況の把握 を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体制を整備して 下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい。今回の基準案では呼 吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていません。その結果、高 線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の被曝を許容すること となってしまいます。とりわけ、該当地域に居住する子ども、女性等 には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい。少量でも長期間に渡り継 続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃度に体内に蓄積してしま うことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも示されています。子ども、 女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一般食品の基準値 100bq/kg の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい。ストロンチウムやプル トニウム等の放射性物質については、十分な調査がされないまま、セ 別添2 シウムとの比率が一定という仮定の元で基準値が設定されています。 セシウム以外の放射性物質についても、速やかに汚染状況を調査し、 基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい。 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい。厳格化によって発 生する基準値超の食品について、食品以外の形態で人体に摂取される 製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されないよう規制を設けて 下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます。 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 213 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい。乳児用 1,2,3,5,6 食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味により、0 ベ ,7,11 ースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の影響を被 る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい。 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい。主食の米につ いては、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。また魚介類につ いては、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚染状況の把握 を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体制を整備して 下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい。今回の基準案では呼 吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていません。その結果、高 線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の被曝を許容すること となってしまいます。とりわけ、該当地域に居住する子ども、女性等 には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい。少量でも長期間に渡り継 別添2 続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃度に体内に蓄積してしま うことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも示されています。子ども、 女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一般食品の基準値 100bq/kg の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい。ストロンチウムやプル トニウム等の放射性物質については、十分な調査がされないまま、セ シウムとの比率が一定という仮定の元で基準値が設定されています。 セシウム以外の放射性物質についても、速やかに汚染状況を調査し、 基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい。 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい。厳格化によって発 生する基準値超の食品について、食品以外の形態で人体に摂取される 製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されないよう規制を設けて 下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます。 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 214 私は、大分県で乾しいたけの生産振興や消費拡大を担当している者で 7 す。大分県は乾しいたけの生産量、品質ともに日本一ですが、昨年の 震災以降、単価が下がっています。大分県椎茸農業協同組合のデータ では、関東以北の販売量が前年対比で5~7割となっており、これら の低迷は、まさに原発事故の放射能問題による風評被害の影響だと断 言できます。 この風評被害の大きな要因の一つは、乾しいたけにお ける放射性物質の検査方法にあると考えています。通常、乾しいたけ は水戻し後に食べるため、この状態で検査することが適正であり、こ れは世界基準であるとも聞いております。現在の乾燥状態で検査する 方法は、口に入れる状態の10倍の濃度で検査することになり、実際 に放射性物質の値を比べると、水戻し後は乾燥状態の10分の1以下 になるとの結果も聞いております。 つきましては、今回の改正であ る水戻し状態での検査に賛成するとともに、一刻も早い改正を望みま す。 215 一般社団法人グリーンピース・ジャパンからの提案を指示しておりま 1,2,6,9,1 別添2 すので、そのまま転載いたします。よろしくお願いいたします。 ーーー 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。人口放射線は本 来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見を 述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に福島原発事故の被害をで きるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験に学ぶことが重 要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳し く設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレルです。日本 でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設けるべきで す。 ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の 0 別添2 ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 216 食品中の放射性物質の基準値につきまして、100 ベクレル/kg に設定 1,9 される予定とききました。しかし、内部被爆の健康への影響は科学的 には解明されていない部分も多く、100bq/kg では不安が残ります!震 災前のレベルである日常食 1bq/kg を実現できる施策、また個人で判 断できるようにするため全食品のベクレル数表記の徹底をお願い致 します。 217 干しシイタケの検査の適用基準は、食事に出される水に戻した状態と 7 すべきであり、現在の検査方法は、おかしいと思います。 乾しいた けは、生状態に比べ放射性物質の値が約 10 倍になると言われていま すが、現在も各地の教育委員会や学校給食会等での検査方法は、乾物 状態で行われており、その検査結果がネットを通じ一人歩きしていま す。その数値を見た敏感な消費者は大きく反応し、その声が増幅され、 乾しいたけ離れが進行していると非常に危惧しております。 頑張っ ている乾しいたけ生産者には何の落ち度もないのに、今回の事故をき っかけに大きなピンチに立たされています。乾しいたけそのものの信 用を早期に回復するためにも、早急に検査方法の見直しをお願いしま す。 218 生後 7 ヶ月の息子と 7 才の娘の母です。 「基準値内であるから」とい う理由で具体的な数値が公表されないこと、一方的に「安全である」 と総括されてしまうことから、購入する乳製品は外国産か関西以西の ものに限定し、ヨーグルトも家庭で作るニュージーランド産に替えま した。(幸い、娘はお弁当持参の学校ですので問題ありませんが、友 人はかなり苦しい気持ちで給食を捉えているか、お弁当持参に変えて います) 先日、時々一時保育をお願いする保育所の給食を扱っている食産業さ んの方へ電話をしたところ、同じように「お米は基準値内ですので(数 値は申し上げられませんが)安全です」といわれました。一時保育に 預けても離乳食はお断りすることにしました。明らかにチェルノブイ リの例から「特に小さな子と妊婦は 0 に近づけるように」と言われて いるのに、生産者を護る力の方が大きいという現実に落胆していま す。徹底的に検査を推奨し、放射線値を明らかに表示することで、ホ ンモノの風評被害もなくなると思います。本当に日本の農業を護り、 日本の未来を考えるのが国の責任であるならば、一刻も早く子どもへ 1,9 別添2 の基準値を 1 桁にし、一般流通の食材についても放射線量を公表およ び表示する義務付けを行って欲しいと思います。 219 NHK の番組で、ICRP の言っている基準に科学的根拠もなければ参考に 1 もならないことが判りました。この上いくら政府が「安全だ」と言っ ても、誰も信用しません。 もし「非常事態だから仕方がない」と言うのであれば、安全宣言を撤 回し、今の東日本と原発の状態、放射能の影響を、はっきり説明する 義務が政府にはあります。もしそれをしないのであれば、安全を宣言 したのだから、「非常事態」ではない、原発事故以前の基準に全てを 戻すべきだと思います。なんたって、「安全」なのですから。 一方で安全という意識を刷り込みながら、裏で非常事態だからと緩い 基準を設けるのは、二枚舌なんて生易しいものではなく、詐欺という ものです。内部被曝と外部被曝を合わせた基準にしてください。内部 被曝の方がずっと深刻なことを、私たちは知っています。企業・生産 者にいい顔をするために国民の健康を犠牲にするのはやめてくださ い。原発推進者に都合のいい数値ばかりを並べる医者・学者に基準を 決めさせるのはやめてください。それとも安全な食べ物が無くなれば 食べるしかないと、有無を言わせず無理強いでもするつもりでしょう か? 食品には人々の命がかかっています。この政府にはその意識が無さ過 ぎるのか、もともと他人の命を軽んじていることがバレているだけな のか、東電への優遇と、国民軽視、被災地&避難民無視が、酷すぎる。 健康を守ろうという姿勢が全然感じられません。特に米と牛乳、いい 加減にしてください。 「生産地を黙っている約束で 国が米を買い取っ てくれた」という話も聞きました。粉ミルクも、酷すぎる。子供の基 準をもっと厳しくしてください。給食も努力をしてください。チェル ノブイリをはじめ、汚染で苦しんだ地域の数値をお手本にしてくださ い。大変そうだからと、やる前から諦めて逃げるあなた達を見るのは もうウンザリです。大企業とその言いなりの政府が、国民を奴隷とし か思っていないことは、この一年でよくわかりました。今後は国民の 政府を見る目が、ますます厳しくなっていくと思います。あなた達の 搾取と仕打ちは、歴史に残るものとなると思います。 220 事故が徐々に収拾してきたので、徐々に平常時に近づけていく方針に はおおむね同意いたします。しかし、一般食品上記以外の食品 100 ベ クレル/kg という一律の規制の実現方法が明らかになっておらず、多 く許容できる人、もっと少なくして欲しいと考えている人への選択の 7,6 別添2 自由を担保した基準として欲しい。 すなわち、基準値以下であると いう常時のみでは無く、どのように基準値以下であることを確認した のか、万が一、基準値以下でなかった場合の罰則や補償規定も合わせ て設定して欲しい。また、米についての暫定期間は、設定せずに即刻 変更して頂きたい、また牛肉については、特別に扱う合理的な理由が 無いとおもわれます。一般食品と同じ扱いにして頂きたい。 221 経過措置の2~5に反対です。この案件は報道等により国民に広く知 6 れ渡り、かつ、人の健康や命にかかわる緊急を要するものです。4/1 以降に製造・加工・輸入されるものに対して、経過措置を設ける 必要はないと思います。このような甘い措置を講ずることは、国民の 命をないがしろにするだけでなく、日本の食品の「安全」 ・ 「安心」に ついて諸外国から疑念を抱かせることにもなると思います。 222 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令改正に関してですが、大変ゆ 1 るすぎる日本の基準値ではなく、原発事故経験者であるウクライナ基 準、もしくはそれよりも厳しく改正していただけたらと思います。ま だ事故が収束していない故、日本は外部被曝内部被曝とも、人類史上 最悪の状況となっています。食べ物からの被曝を防ぐことは、やれば できることです。今が最も重要な時ですので、ぜひ人間として間違い のないような選択をどうぞよろしくお願いいたします。 223 放射性物質について食品の安全を確保願います。500ベクレルは言 1,3,11 うまでもなく、世界の基準値からかけ離れた人殺しの基準値です。 各スーパーに食品検査機を導入すること。 学校給食について、牛乳、きのこ類、魚介類は撤廃。あるいは、ベク レル検査をして、10べクレル以下のものが妥当だと、専門家は言っ ています。 小学生が一番、危ない。うちの子は小2です。給食は拒否しています。 いますぐ、検査体制を整えてください。子供は細胞分裂してます。セ シウム、ヨウ素、が細胞を傷つけます。そして、そのまま細胞分裂し て、孫の代にはチェルノブイリよりひどい結果が待っています。 なにとぞ、子供の育成のための基準値、そして検査体制を整えてくだ さい。 224 食品中の放射性物質に係る基準値について、要望です。私の子供は1 歳と3歳です。3歳の子供でも大人1人分の量食べます。長期の低線 量内部被曝の正確なデータはありません。原発事故前はほとんど0bq だったものが100bq に上げられて「直ちに影響はありません」とい われても納得できません。どうか主食であるお米だけでもさらに基準 1 別添2 値を低くしてください。お願いします。 225 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい。乳児用 1,2,3,5,6 食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味により、0 ベ ,7,11 ースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の影響を被 る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい。 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい。主食の米につ いては、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。また魚介類につ いては、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚染状況の把握 を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体制を整備して 下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい。今回の基準案では呼 吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていません。その結果、高 線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の被曝を許容すること となってしまいます。とりわけ、該当地域に居住する子ども、女性等 には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい。少量でも長期間に渡り継 続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃度に体内に蓄積してしま うことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも示されています。子ども、 女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一般食品の基準値 100bq/kg の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい。ストロンチウムやプル トニウム等の放射性物質については、十分な調査がされないまま、セ シウムとの比率が一定という仮定の元で基準値が設定されています。 セシウム以外の放射性物質についても、速やかに汚染状況を調査し、 基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい。 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい。厳格化によって発 生する基準値超の食品について、食品以外の形態で人体に摂取される 別添2 製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されないよう規制を設けて 下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます。 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 226 「暫定規制値に適合している食品については、健康への影響はないと 4,8,11 一般的に評価され、安全性は確保されているが、厚生労働省としては、 より一層、食品の安全と安心を確保するため、食品中に許容すること のできる放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリシーベルトから 年間1ミリシーベルトに引き下げることを基本として、薬事・食品衛 生審議会において新たな基準値設定のための検討を進めてきたとこ ろである。」とあります。暫定規制値も十分に安全側に沿った規制値 と理解してきましたが、それが厳しくなる理由が上記の説明では到底 理解できません。もっと国民が理解しやすい、分かりやすい説明を行 ってほしいと思います。 また、基準値が厳しくなれば、新基準値超過の食品も必然的に増加す ると思いますが、暫定規制値超過と同様に原子力災害対策特別措置法 による出荷制限等の要請がなされ、食用に供されない措置が講じられ るのでしょうか。どのような考え方になるのか、新たな基準値を示す こととセットで示されるべきではないでしょうか。 併せて、新基準 値超過で出荷自粛や出荷制限を受けた生産者や製造者に対する補償 制度も充実すべきと考えますがいかがでしょうか。 227 食品中の放射性物質に係る基準値の設定をぜひとも宜しくお願い申 11 し上げます。 228 新基準は、内部被ばくだけで1mSv/年まで許容しており、汚染地域で の外部被ばくや医療行為による被ばくを加算すると、これまで日本が 法令の基礎として来た国際放射線防護委員会 ICRP 勧告(一般 人は、外部被ばく及び内部被ばくの合計値1mSv/年)を超える恐れが ある。とりわけ、福島原発由来の放射性物質により高濃度に汚染され た地域では、その可能性が非常に高い。 汚染を引き起こした企業へ の責任を不問にしたまま、これまでの規制を恣意的に緩和し、国民に 被ばくの上乗せを受容させることは許されない。 しかも、内部被ば くと外部被ばくの合計で1mSv/年という値自体も、高すぎるという指 摘がある。例えば、欧州放射線リスク委員会(ECRR)などはこの10 1,2,3,7,9 別添2 分の1の値を勧告している。 放射線による被ばくのリスクについて は、ICRP もしきい値のない直線モデル(LNT モデル)を支持しており、 低線量になっても低線量なりのリスクがあるということは、国際的に も共通認識として定着している。故に国は国民の被ばく線量を極力下 げるためにあらゆる努力をすべきだが、福島原発事故が起きてしまっ た以上、上乗せされる被ばく線量をゼロにできないのであれば、せめ て外部被ばくを含めて年間1mSv 以下となるように基準値を設定すべ きである。 また、今回乳幼児について、大人より厳しい基準を設け たことは歓迎するが、乳児については、よりゼロに近い基準を採用す べきと考える。被ばくによる影響が幼児より大きいということと、乳 児が摂取するのは、母乳以外は粉ミルクと乳児食にほぼ限定されるの で、食品の管理が容易で可能だからである。 <意見2> 今回の基準値は、セシウム以外の放射性核種の比率からそれによる 被ばく線量を推定し、合計1mSv を超過しないよう設定したとのこと であるが、Sr-90 や Ru-106、Pu 等についての測定数データは少 ないため、正しく数値が反映されているのか疑問である。海洋へ放出 された核種がどの程度海産物に蓄積されているかや、核種によって異 なる環境中での濃縮の程度などもまだ分かっていないので、セ シウムの基準値のみ示して規制することは難しいのではないか。 Sr-90 等の他の核種についてもっときめ細かに検査する体制を早急に 作り、実測データを集め、実際に即した基準値を作る必要がある と考える。少なくともウクライナでは Sr-90 についても基準値を設け ているのであるから、日本でもできないはずはない。早急に実行すべ きである。 <意見3> 貴省が定めた極めて高い暫定基準値で、1年もの間(猶予期間も含 めれば来年まで)国民に無用の被ばくを受容させていることも問題で あるが、国民自身もけして暫定基準で規制された食物を信用して受け 入れていたわけではない。それは、自己防衛のために、福島を始め北 関東が産地のものをとりあえず避けるという消費行動となって現れ ている。結局、それが風評被害を生み、生産者に大きな損害を与える ことになった。 今回の新基準についても、基準値だけ設けたところ で検査体制が穴だらけでは意味がない。実際、福島産の米で暫定基準 を超えるものが見逃され出回っていたという事例もあった。 消費者が求めるのは、すべての食品について検査し、測定値の表示 別添2 を義務化してほしいということである。暫定基準の5分の1に厳しく したところで、サンプル調査だけでは見逃される可能性があるし、数 値も1であるか99であるかでまた疑心暗鬼にならざるを得ない。 福島が産地であっても、ほとんど汚染されていないものが売れ残って 無惨に捨てられたり、産地偽装されたりすることを防ぐためにも、基 準値の設定以前の問題として検査体制の大幅な拡充と表示は必要不 可欠である。 229 内部被爆・外部被爆の両面で計算されていない基準値では安心な食生 1,2,3 活が送れません。何を安全として基準値を決めているのでしょうか? 誰のための基準値ですか?子供はミルクしか飲まないのですか?お 米も野菜も食べます。できれば原発事故以前の基準をお願いしたいで す。無理であれば子供の未来を考慮した基準を検討していただきたい です。 給食は0ベクレル希望します。 230 ・新たな基準値の土台となる食品中の放射性セシウムの線量が年間 2,6,9 1mSv とされていますが、疑問です。一般公衆の放射線被曝限度は外部 被曝内部被曝を合わせて年間 1mSv だと理解しています。外 部被曝の心配が全くない状況であれば別ですが、空間放射線量が高い 地域があり、そこに人が住んでいるのですから、食品の線量はそれを 考慮した数値にしなければ法律に反するのではないでしょうか。セシ ウムだけで 1mSv というのもわかりません。他の核種は考えなくても いいのでしょうか。・米・牛肉・大豆に経過措置を設ける理由がわか りません。米・大豆は摂取する量が多い食品です。食品の安全を守り 国民の健康を守るための改正なのですから、どのような理由であれ安 全の確保が優先されるべきではないでしょうか。経過措置を外すべき だと思います。 ・基準値に適合しているかどうか確認するための試験結果について は、“基準値以下”という報道発表ではなく、食品への表示を義務付 けてください。 231 内部被ばくだけで 100 ベクレルという基準は、本当に安全か。外部被 ばくとは管轄が違うということや、生産や流通の現状維持を考えての 逆算の数値ではないのか。海外の国はかなり輸入の制限を日本産の食 料品に対して行なっているが、安全なら制限されないのではないか。 海外の人が食べないような基準のものを自国民には食べさせられる とする正当な理由があるのか。数年後の健康被害に対して責任を負う と断言できる基準なのか。 1,11 別添2 給食も、こんなに緩い基準値のままで行なうつもりなら、拒否する権 利を認めるべきだ。子ども達に大人の都合をおしつけないでほしい。 利権にしばられているだけなら、省庁なんていらない。 232 基準値上げずに今まで通りでお願いします。 4 233 乳製品の放射性物質の暫定基準値を上げるのは反対です。乳牛の牧草 1 を汚染されていない物にする事を徹底してやるとか、ただ基準値を上 げるというバカな事はしないで良いです。311 事故前の値を死守する ことが大切だと思います。 234 食品添加物については 本来なくて良い物なので、規制を緩めるなど 11 寝ぼけた事はやめたほうが良いです。 添加物は一切禁止するべきだ と思います。 235 数字を出す前に 作付けする土壌や生産に使う水 生産されたもの 11 がどの程度汚染されているのかを確実に測定する体制を作らないと 流通する食品に対しての不審ばかりを増幅させることになります。机 上の空論ではなく 早急に測定体制を整備する必要があります。現状 で数値を出せば 暗鬼になり 先が 安全な食品を確認することもできず消費者は疑心 汚染発生の責任を取るべき国や東電へ向かっていた矛 生産者や流通業者に向かい 責任を押し付けることになって しまいます。数字は改竄され 子ども達の命を守る方策としてきちっ と運用することもできません。 236 ●外部被ばく、内部被ばく併せて年間 1 ミリシーベルトを超えない値 に!! まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間 1 ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間 1 ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間 1 ミリシーベルト以内となるように基準 を設定するべきと考えます。 ●より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を!!! 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 ●例外なく一斉に基準引き下げを!!! すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 2,6,10 別添2 4 月までまだ 2 か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 237 内部被曝による人体への影響について未知なことが多いこと、特に子 1,7,9 供に対して大きな影響を与える懸念があることから、基準値 100Bq/kg 以下という基準でも高いと思います。今回の原発事故以前の基準値に 設定していただくか、徹底した検査と 100Bq/kg 以下で流通する商品 に関してはベクレルを表示していただきたいです。 238 ご承知のこととは存じますが、この種の測定に使われるスペクトロメ 7 ーターには、NaI(Tl)のほかにも Ge を検出器として用いているものが ありますが、 NaI(Tl)を用いているベルトールド LB2045 の場合で 420ml の試料容量(1)で 20 分の測定で 10Bq/kg 単位の定量測定になる(2)と 聞いています。精度を上げようとする場合、ポアソン分布で検出器に 入射してくるγ線の誤差は測定時間の平方根に反比例するので、度を 一けた向上させるには 100 倍の測定時間が必要で、この機種だと実測 定で 27 時間以上の時間が必要。前後に同じ時間のダミー測定も必要 で、都合 3 日半。放射線・放射性物質との戦いは年単位のものになる のだから、こんな長時間の測定は、自動化を同時に進めるのでもない 限りは、必要な設備稼働時間に対する監視を確保する人間側の勤務体 制の整備が必須となるだろう。Ge 検出器の場合は短時間で精密な測定 もできますが、液体窒素で冷やす必要があり、漏出事故でも人が死ね る(3)のですよね…。近年は関係事故も減っている(4)(5)のですが、 測定にかかる危険も考慮に入れてほしいものです。 (1) http://www.berthold-jp.com/products/isotope/pdf/lb2045_web.pd f (2) http://bq-center.com/wordpress/?p=48 (3) http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=000 856 (4) http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/07/tp0715-1.html (5) http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei44/ (6) http://physics.s.chiba-u.ac.jp/cryo2/nitrogenatukai.html 239 内部被曝に関し過小評価している ICRP の基準では子供達に安心して 食事をとらせる事ができません。また、大量の瓦礫受け入れ、バグフ 1,7,9 別添2 ィルター安全説の嘘、食品からでなくても子供達は体内に毎日放射性 物質を取り込み続けているのです。塵も積もれば…と言う事も配慮し て欲しいと思います。 検査体制の強化、消費者にわかりやすい原産地表示、工場地表示の義 務化を強く訴えます! 240 外部被曝と内部被曝の合計が年間 1mSv 以下に抑えるように基準値を 2,7,9,11 設定し直すこと。 放射線検査機器の台数を増やし、全国的に検査体制を充実させるこ と。サンプリング検査ではなく、できるだけ全数検査を行い、消費者 の信頼を確保すること。 検査した食品のベクレル表示、機器の検出限界の情報を提供するこ と。 基準値超えの食品は、ただちに出荷停止させ、東電に賠償させること。 241 新基準の設定は進歩ですが、本当にこの基準で子どもたちの内部被ば 1 くが守れるのか、不安は拭えません。 そして、基準はあっても、行政がサンプリング検査しかしていない状 態では、本当に安全(放射能に安全はありません!)なのか、不明確 です。 これ以上、子どもたちを無用に被ばくさせないでください。基準以下 でも、子どもたちに影響があると思います。 242 平成 23 年 12 月 22 日に行われた薬事・食品衛生審議会において新た な基準値設定のための検討がなされ新基準が示されました。これは、 「暫定規制値に適合している食品については、健康への影響はないと 一般的に評価され、安全性は確保されているが、厚生労働省としては、 より一層、食品の安全と安心を確保するため、食品中に許容すること のできる放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリーベルトから年 間1ミリシーベルトに引き下げることを基本とする」とされていま す。 国の措置は、国際防護委員会が基本的な考え方として示しているよう に「合理的に達成出来るかぎり低くされるべき」と考えますが、新た な基準は合理的に達成できる数字なのでしょうか。研究者や実際に検 査を行う人たちからはこの「合理的」に疑問の声が聞かれます。一方 国民の中にはこの基準値でさえ不安であるという意見が多く聞かれ ます。内部被爆による不安から訴える人も大勢居ると思いますが、低 い基準でできる限りの検査が行われれば安心という人も多くいます。 その結果「合理的」とは言い難い経済的な損失が生まれます。 8,11 別添2 新しい基準案には賛成ですが、以下の事を要望します。 国は、多くの国民が理解できるように、紙ベースの説明に加えて、映 像や実際の検査の方法を、あらゆる手段を使って知らせてください。 また同じようにあらゆる手段を使って、低い量の被ばくについて不安 を訴える人たちに、人体に与える影響が他のリスクと比べてどうなの か、精神的な苦痛が軽減されるように説明してください。 243 ・世界的な合意でも、自然と医療の放射線以外で人口の放射線を受け 1,2,3 るのは年間 1 ミリシーベルトまでとされているのですから、外部被ば く、内部被ばくを合わせて 1 ミリを目標にすべき。 ・今、日本は空間線量が高い地域があり、外部被ばくや呼吸から入る 被ばくがすでに年間 1 ミリシーベルトになる場所があるのだから、食 品はなるべく低く設定すべき。 ・ヨーロッパではもっと低い基準を持つ国があり、その国より空気が 汚染されている現日本では、もっとも低い食品基準を持つべき。 ・毎日、水のように牛乳を乳幼児は飲むのだから、牛乳の基準50ベ クレルは高い。水並みにしてください。 ・乳幼児用の製品でなくても、米や牛乳などは乳幼児も食するので、 より厳しくして欲しい。 244 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,6,9,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 0,11 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は 本来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見 を述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。チェルノブイリ周辺国の食品基準を参 考に福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの 経験に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクラ イナではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも 別添2 使用するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基 準を設けるべきです。 ベクレル表示などの情報提供を放射能に対する感受性は個人によっ て違います。より敏感な方がきちんと放射能の取り込みを避けること ができるように、ベクレル表示などの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を今回の改訂 のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線の影響を受 けやすい可能性(甲 状腺ガンや白血病)がある」としながら、評価 はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらありませんで した。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 例外なく一斉に基準引き下げをすでに新基準案が報道されてから、 日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全 側にたち、改訂日から基準以下のものだけが店頭に並ぶよう、措置を とるべきです。すでに生産されたもので基準を超える食品について は、汚染者負担の原則に基づいて、政府が買い取り、東電に賠償させ るべきです。以上 245 「収束宣言」がなされたのなら、震災前の基準に戻すのが当然。地震 1 が続き、原発が存在する限り、最も厳しい基準値であるべきと考えま す。 246 まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 1,2,6,9,1 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。福島原発事故の被害をできるだけ抑え るには、チェルノブイリの経験に学ぶことが重要です。たとえば毎日 大量に摂取する水はウクライナではキロあたり 2 ベクレルです。 水 は、粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳しく設定すべきです。ま た、主食であるお米や小麦粉には同じようにより厳しく基準を設ける べきです。 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 0,11 別添2 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。放射能にはこれ以下な ら安全という閾値はありません。これが国際的に合意がとられている 立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠として引用する国際放 射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。日本政府も、この考え にのっとって放射能による被害が最小限となるよう、予防措置も含 め、とっていく必要があります。 247 小学校低学年の子どもの母親(専業主婦)です。特に給食でだされる 牛乳について意見させていただきます。 在住する文京区ではつい先日「学期ごとの給食の辞退(給食費を払わ ず、お弁当持参)を認める」こととなりました。が、牛乳「のみ」の 辞退は認められない旨、文書で各家庭に通達がきました。 つまり「こどもに給食は食べさせたいが牛乳は飲ませたくない」場合、 給食費を払って「牛乳を残す」形しか認められないというのです。 牛肉豚肉に放射性物質の蓄積が相次いで報告されているなか、乳牛だ け影響を受けていないわけがありません。特に内部被ばくについて神 経質な人のみならず、正常な判断力のある社会人であればそのような 考えに至るのは当然と思います。 仕事を持つ母親で「仕事があるので毎朝お弁当は作れない。給食のご 飯やおかずに含まれる放射性物質は、1日3回の食事のうち1度だけ だから目をつぶる。朝晩の自宅の食事で使用する食材については、関 東産はベクレル測定済みのものにしたり、産地に気を遣っている。で も給食の牛乳はベクレル測定していない。1回の量が結構あり、しか も毎日。全く安心できないので飲ませたくない。牛乳だけ断りたいの にそれができないとは、納得できない」と話す人は周囲に多いです。 このように文京区では「牛乳を強制的に給食に組み込んで」います。 子どもの健康より、牛乳業界の保護を優先させている姿勢を感じざる をえません。上位組織である都から「給食の牛乳は強制でなく選択制 にする」方針をだしていただけないでしょうか。 本来、給食に納入している牛乳の放射性物質含有量を毎日計測・発表 11 別添2 すべきです。それをしないならば、「給食の牛乳は(危険かもしれな いので)飲まなくてもよい」(学期ごとで、辞退を認める)という姿 勢 を、認めるべきだと思います。もちろん本件については文京区にも再 三お願いしておりますが「(牛乳に含まれている放射線量はごく微量 なので)健康に影響はない」の一点張りです。納得できません。東京 都としてのご判断に、大変期待しております。 248 標記(食品中の放射性物質に係る基準値の設定)(案)等」について は、異議を表明します。 ーーーーーーーーーー 放射線防護の3原則とされる、行為の正当化・最適化・線量限度に鑑 みて、本案は最適化と線量限度の考え方については記述が無く、再な る検討を望むものです。 以下意見を記します。 ーーーーーーーーーー (1)被ばく量の低減行為は正当であると考えられる。 暫定規制(500Bq/Kg)から、新基準値 ことで、更に合理的に達成できる は、中央値濃度で 本案では、 (100Bq/Kg)に切り替える 限り低くできるとしている線量 0.051-0.043=0.008(mSv/y)である。 これは 線量限度 1mSv/y の 0.8%である。 (2)最適化への言及が無い。 本案は、【A=1mSv/y の 0.8%である 0.008mSv の被ばく低減量】 と、 【B=東電福島原発事故による汚染被災地の、食品生産者 業界・ 流通業界・販売業界・修学旅行等の受け入れ等観光業界・採石等の建 設業界・工業界等、及び在住者全体のこうむ 損失】を比較して、どちらの利益が大き る風評を含む経済的 いのか、あるいは経済的 損失を考慮に入れた記述を読み取れない。 0.008(mSv/y)については、体内のカリウム 尚、被ばく量 40 による自然被ばく量 と比較することは有意義と考える。 (3)線量限度は既に達成されている。 現況は中央値濃度で 0.051mSv/y となっている。 新たな基準 値設定によって、測定漏れや、ホットスポット発見頻度が、現況より は増加が見込まれるが、1mSv/y という線量限度は、既に達成されてい るので、新たな測定漏れ・ホッ トスポット発見増加は、風評を含 む経済的損失を生じ、ALALA に適合しているとは考えにくい。 (3)構成部会委員に被災地からの在住者委員及び生産者側の委員が 4 別添2 みられない。部会委員 11 名は、医関係(薬・学・療等)9 名、原子炉 1 名、消費者 1 名となっているが、これら委員が被災地在住者 の 意見をも表明できているか疑問である。被災地のからの在住者委員及 び生産者側の委員を加えることで、ALALA に適合した検討が行えるも のと考える。 ーーーーーーーーーー (その他)この公募に応じることが、この公募が有効であることを確 認 し た も の で は あ り ま せ ん 。 以上 249 食品業界につきましては、日ごろからご理解とご指導をいただいてお り、厚く御礼申し上げます。私ども食品事業者等は、消費者の方々に 安全な食品をお届けするためk、原材料や製造工程を厳しく管理する とともに、厳格な製品保証を行う等日々努力しているところでありま す。ご案内のとおいろ、食品業界は中小。零細企業が多数を占め、多 種多様な業種が全国に展開しているという実態を踏まえ、別紙の意見 について検討いただき混乱の生ずることのないようお願いいたしま す。 ①濃度について 暫定規制値に適合している食品については、健康への影響がないと一 般的に評価され安全は確保されているが、今般設定の基準値は、より 一層、食品の安全と安心を確保するために定められた数値であると理 解している。国におかれては、消費者に「ゼロリスク」を志向する風 潮があることから、「検出限界値を超えても、本基準値を超えない食 品」は十分に安全性が確保されていることについて、国民が理解し納 得する分かりやすい説明を行って頂きたい。 ②食品の区分について 概要の票に掲げる「乳児用食品」の食品の区分の欄には、「乳児の飲 食に供することを目的として販売する食品」と記載されている、一方、 「関連資料:食品中の放射性物質に係わる基準の設定」の3頁の乳児 用食品の範囲についてのカテゴリー欄には、「健康増進法第26条第 1項の規定に基づく特別用途表示食品のうち「乳児用」に適する旨の 表示許可を受けたもの」の外に、「乳児の飲食に供することを目的と して販売するもの→消費者が表示内容により乳児向けの食品である と認識する可能性が高いものを対象とする」と記載されており、「含 まれる食品の範囲」のうち、乳幼児用食品としておやつ等、その他と して服薬補助ゼリー、栄養食品等が提示されている。 5,7,8,11 別添2 個々の者による等についての解釈により「乳児用食品」の範囲が異な ることとこなるため、「一般食品」区分との混乱による食品衛生法第 11条第2項違反を未然に防ぐ観点から、「おやつ等、服薬補助セリ ー、栄養食品等」をさらに具体的にどのような食品が対象となるのか 明示して頂きたい。加えて、「乳児」の定義もお示し頂きたい。 意見2 改正後の基準値の運用について 福島第一原子力発電所事故による消費者の食への不安解消のために は、「基準値を超えた食品は流通せず」という原則が大前提であり、 国におかれては、検査・モニタリング体制の確立を推進して頂きたい。 ③製造、加工食品の基準値適用について 概要の表の脚注※1および2、「関連資料:食品中の放射性物質に係 わる基準値の設定」の5頁ならびに「薬事・食品衛生審議会放射性物 質対策部会報告書」の2.3.6 製造食品、加工食品において、一 般食品の基準値適用の説明がなされているが、さまざまな食用の実態 (例:乾し椎茸は、水戻しを行った椎茸と水戻し液をあわせて調理し 食用に供する)があることから、Ready-To-eatの考え方に ついて、実例(調理等)を含めた平易なQ&Aやガイドライン等を作 成し、混乱が生じないようにしていただきたい。また相談窓口を設置 していただきたい。 この原則に従い、 「本基準値に適合したもので検出値が得られた食品」 と「平成24年3月31日以前に製造、加工した暫定基準値に適合し た食品」の排除、過度な検査値の公開要求、無常な分析証明書の提示 等、「風評被害」の拡大につながりかねない行為がないよう、食品関 連の全てのステークホルダーに本件改正の趣旨の周知徹底を行って 頂きたい。また、こうした行為が行われた際には、農林水産省、経済 産業省、公正取引委員会等関連省庁と連携して、ご指導をお願いした い。 250 1、現在の「暫定規制値に適合している食品については、健康への影 響はないと一般的に評価され、安全性は確保されている」と説明され てきたが、「より一層、食品の安全と安心を確保するため」に食品中 に許容することのできる放射性セシウムの線量が年間1ミリシーベ ルトに引き下げられることとなった。まずは、今回の基準値設定の趣 旨や目的が、広く国民に理解されるよう分かりやすく十分な説明を行 って頂きたい。 2、食品中の放射性物質問題について特に重要なことは、基準値を厳 格に定めることのみではなく、国・地方自治体の下で基準値に基づく 7,8 別添2 検査が適切に行われ、安全な食品が出荷・流通している体制に対する 信頼を取り戻すことであると考える。汚染された稲わらを与えられた 牛の食肉の事案のように、適切な検査・出荷体制が十分に機能してい なければ基準値そのものの意味が失ってしまいかねない。このような 事案を繰り返すことのないように、基準値設定後の検査・出荷体制に ついても十分な対策を講じて頂きたい。 3、さらに重要なことは国民の不安や不信を払拭することである。新 しい基準値設定を機に、関係各省、各機関と十分に連携して、国民の 安全・安心への期待に資する十分な施策を講じていただきたい。 251 1、年間1ミリシーベルト 1,2,3,6,7 外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間1ミリ ,11 シーベルトとするべき。ICRPの1990年勧告および原子炉等規 制法にあるとおり、公衆の被ばくに関する実効線量限度は外部被ばく と内部被ばくを合わせ、1年について1ミリシーベルトを上限として いる。 2、規制対象核種 事故発生直後の暫定基準値に代わり、平成24年4月以降の長期的な 対応を図るとしているが、恒久的な基準の設定であれば、事故発生直 後の放射性ヨウ素も加味した基準の設定とすべきと考える。セシウム の基準値の設定において、セシウム以外の核種(ストロンチウム、ル テニウム、プルトニウム)をセシウムとの比率に算出して合計したと するが、どの地域におけるセシウム以外の核種のレベルを基準に産出 したのか分かりやすく説明すること。 3、牛乳、乳児用食品の基準値 小児の期間については、放射線に対する感受性が成人より高い可能性 があることから、小児期における被ばくは可能な限り少なくしたほう がよく、更なる配慮が必要。 4、一般食品の基準値 モニタリング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食品 が多く含まれている実態から、流通する食品の汚染割合を、「一般食 品」については50%と仮定し基準値を算出している。しかし、地域 におかえる輸入食品の割合は把握されていないことから、食品の汚染 割合を一律に50%とするのは合理的でなく、安全サイドに立って1 00%とするべき。 5、経過措置 米、牛乳、大豆およびその加工、製造品に経過措置を設けず、すべて 別添2 の食品について基準の施行日を同一とすること。米、牛肉および大豆 については、4月1日以降、新基準値を超えたものは国が責任におい て市場流通から隔離すべきである。食の安全、安心を確保するために は、速やかに新基準に移行するべきであり、二つの基準で食品が流通 することは、消費者の理解が得られない。 6、試験法 試験方法を通知するのであれば、食品の区分ごとに検出下限値を示す こと。検査精度を確保し国民の信頼性を得るためにも、検出下限値を 全国一律化するなど、検査精度を均一化するべきと考える。 7、その他 基準値を超えた場合に当該品の販売中止や回収等の措置が必要とな るので、国として農産物等について生産者まで確実にトレースバック できる体制に構築すること。 252 私たちパルシステム東京は『「食べ物」「地球環境」「人」を大切にし 1,3,6,7,1 て「社会」をつくります』を理念に掲げ、食の安全と環境を特に大事 1 にしてきた約40万人の組合員を擁する生活共同組合です。東京電力 福島第一原発事故による放射能汚染は、多くの国民に食の不安をもた らしています。この困難にあたって、官民共に最大限の努力が求めら れます。パルシステム東京は、パスシステム生活共同組合連合会とと もに昨年7月原子力災害対策本部長宛要請書で速やかな暫定規制値 見直しを求めましたが、独自にも自主規制(ガイドライン)を設け、 現在さらにその引き下げを検討しています。貴省が暫定規制値の見直 しを検討されていること自体は歓迎されることですが、その見直しは 遅きに失し、また汚染の現状を考慮すれば基準値はもっと低くするこ とができると考えます。発癌などの放射線の晩発影響については閾値 がないとされています。ICRP(国際放射線防護委員会)が掲げる 放射線防護三原則の「最適化原則」においても、放射線被爆は可能な 限り低く抑えなければならないとされています。私たちは放射線被爆 をできるだけ低くすべきであるという考えに基づき、今回の基準値設 定案と薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部報告会(以下「報告書」) について、下記の意見を提出します。 (1)速やかな対応をとること(経過措置期間を設定しないこと) 暫定規制値の見直しは歓迎しますが、暫定規制値の引き下げはもっと 早期になされるべきであったことと考えます。実際には多くの食品で 放射能が減少した時期にも暫定規制値が高く設定し続けられたこと で、消費者は不安を感じ、生産者も悪影響をこうむったと考えられま 別添2 す。放射能対策が遅れたことについて、 「市場の混乱が起きないよう」 に経過措置期間を設定するとしていますが、それはまったく逆です。 経過措置期間中、新基準に適合しない食品が流通し続ける印象を消費 者に与えると考えられます。新基準を超過する食品は事故の原因者た る東京電力ないし政府が責任を持って買い上げるべきです。経過措置 期間は設けないか、設けるとしても必要最低限とし、できるだけ早く 施行することを要望します。 (2)可能な限り低い基準値を設定すること 報告書は2.1節において「合理的に達成できる限り線量を低く保つ」 とALARA原則の採用をうたっていますが、その考え方を新基準に 貫くことを要望します。乳幼児および小児・妊婦への影響を考慮し、 水だけでなく、米、牛乳、乳児用食品についても、できるだけ低い基 準値を設定すべきです。私たちに日本人の主食である米は一般食品で なく、牛乳と同じように分けるべきです。一般食品を含め、ALAR A原則に従って基準値の再検討を要望します。 (3)恒久的な基準とせず、さらに引き下げを行うこと 報告書2.2節で残的基準値に代わる長期的な状況を対応するもであ ると書かれていますが、東京電力福島第一原発の状況は収束というに は程遠いものです。状況が改善されれば基準をさらに引き下げるべき です。ウクライナでも段階的に基準が引き下げられたと聞いていま す。基準値は今後も継続的に引き下げることを要望します。 (4)検査体制を拡充すること 基準が設定されても十分な検査が行われなければ、私たち消費者は流 通食品に対して信頼を置くことができません。基準を超過した食品が 流通することを防ぐため、流通前に十分な検査を行い、行政の検査体 制を大幅に強化するとともに、民間の検査を促進するように要望しま す。行政やさまざまな事業者から結果を発表していますが、それらの 情報で私たち消費者が混乱することもあるので、検査方法や検査結果 の見方について情報の提供、または公表方法や表示についての標準化 や制度などの検討を要望します。 ストロンチウムやプルトニウムなどについても、私たち消費者の間に 不安の声があります。これらの核種は測定が難しいこともあり、モニ タリングデータが非常に少ないのが現状です。貴省が調査研究的に調 査することが報道されていますが、陸上および水産物の両方につい て、できるだけ多く行政のモニタリングを実施し、遅滞なく公表され ること、影響評価を行って基準に反映すうることを要望します。 別添2 (5)生産者・食品事業者への指導、食事による被曝・影響の低減指導 をすること 放射線の晩発影響(発癌)には閾値がないとされており、特に妊婦や 乳幼児を持つ母親など消費者は、検出限界を下回る放射能であって も、できるだけ摂り入れないように注意を使っています。多くの消費 者は基準値以下ということで安心するものではありません。 農林水 産省などから生産者・食品事業者に、基準以下でもできるだけ放射能 を少なくするよう指導すると共に、消費者と生産者・食品事業者が相 互理解する場の設定を要望します。 放射能・放射線について積極的 に、その知識・情報の提供を行い、周知することを要望します。 (6)外部被曝について早急な対策を取ること 空間放射線が高い地域では、内部被曝とともに外部被曝が大きな問 題となると考えられます。平常時の年 1 ミリシーベルトという線量限 度は本来内部被曝と外部被曝の合計で超えてはならないものです。環 境省などが担当されていることは承知していますが、国民の健康を司 る貴省からも早急な外部被曝対策について、関係省庁に強く要請され ることを要望します。 253 新基準値一般食品 100Bq/kg,及び水,乳幼児向け食品の各基準値につ いては,いずれも高すぎるため,さらに低い数値,具体的には 1Bq/kg を設定するよう強く希望いたします。 低線量内部被曝については人類にほとんど知見がなく,現在,防護の 主たる対象となっている Cs134・137 などの核反応生成物については, その体内動態,臓器濃縮性についても不明な点が多く,その影 響については広島・長崎,核実験,原子力産業労働者などはもちろん, チェルノブイリ原発事故の疫学調査でも十分に影響を把握できてい ると言えず,専門家の間でも議論が決着しておりません。 したがって,我が国の将を担う子供達への影響や未知の内部被曝リス クに対する国民健康防護という観点から,東京電力福島第一原発事故 発生前 20 年間における平均 Cs137 摂取量,すなわち日 1Bq 以 下を達成できるような基準値の策定を強く求めます。 1 日 1Bq という目標は極めて現実的であり,我々の社会が努力するこ とで十分実現可能な数値だと考えます。なぜなら,公表されている東 京電力福島第一原発事故における放射性物質(Cs134・137)の高濃度降 着エリアとその農作物生産量,自給率,そして海産物の汚染状況を考 慮すれば,汚染の少ない地域での増産,汚染地域農家・漁業関係者の 補償・支援を強化することで,十分達成可能な数値と思われるからで 1 別添2 す。 食品の基準値は,国民すべての健康,特に将来を担う子供達の健やか な暮らしと成長,すなわち我が国の根幹をなす極めて重要で最優先に 防護すべきものを,我々がどのように考え,判断したかを示す数値で す。後世,「当時の日本人は経済活動や建前を重視して子供の健康を 最優先にしなかった」と言われることのないよう,そして,むしろ「最 大限の放射線防護努力をして,子孫を守った」と言われるよう,東京 電力福島第一原発事故前の水準,1 日 1Bq,そして 1Bq/kg を新基準値 としていただくよう,重ねて希望いたします。 254 原発事故以前の基準値に戻すべきと思います。100ベクレルでは恐 1 ろしいです。 255 日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を 1 強く望みます。幼い子どもを抱えています。被曝の専門家はほとんど いない状態で、科学者すら何が起こるかはわかりません。何かあって からは遅いです。3 月からこれまで、九州から食材を取り寄せて、飲 み水はミネラルウォーターで首都圏で生活しています。政府が口先だ けの「安心」ではなく、科学的に安全な食を保証してくれさえいれば 普通に生活できるのに、貯金を崩しながらぎりぎりで生活していま す。状況がよくならなければ近い将来、国外に転居します。日本では 安心して暮らせませんから。 256 震災前の基準 10 ベクレル以下を目指してください。現在は海外の国 1,11 が輸入制限している地域(東北関東)の食品を避けています。現在の 基準値が甘すぎ安心できないため、地域で選ぶしかないのです。東北 関東の食品でたとえ安全なものがあったとしても、結果としてひとく くりに買い控えることになってしまいます。風評被害を呼んでいるの はこの高すぎる基準値だと考えます。生産者からは厳しすぎるという 意見がありましたが、より厳しい基準にならなければ今後も東北関東 のものは積極的に買い控え用と思います。 257 20歳までの基準値はすべて0.5ベクレル以下を提案します。さも ないと、国の未来の宝物=子供たち が全員病気になってしまい、将 来的に、病老介護、病病介護、老老介護の時代になります。 乳幼児の基準が大人の半分なんて酷いと思いませんか?乳幼児への 影響は大人の 3-6 倍、あるいは、それ以上というデータもあります。 1 日10ベクレルでも蓄積していきます。東京に住んでいても、自主 的に尿検査をされた子供たちからは全員セシウムが検出され、内部被 ばくしている現実があります。チェルノブイリでも 1 ベクレル/以下 1,3 別添2 の基準で、海老名市などいくつかの自治体も独自に1ベクレルに設 定。私の住む港区は10ベクレルで、国がそうだから、の理由です。 保育園の給食の食材選び(産地)は、管理栄養士の判断に任されてお り、その人の放射能への感度の鈍さにより、子供を預ける父母は頭を 抱えています。内部被ばくに関しては、世界中誰も分からない、未知 数のものです。だからこそ、最低レベルの数値を設定し、最大レベル の危機管理をすべきなのではないでしょうか?20 年後にあのときあ ーしておけば、では済まないのです。20 年後に日本の子供たちは全員 大病を抱えるか、死んでいるかもしれません。現状でも高齢化社会で 未来を危ぶまれている日本。子供のために最大レベルの安全確保を考 えずに、どうやって国を維持できるのでしょうか?基準値はもちろ ん、保育園や小学校などの給食では西の食材使用を徹底していただき たい。東北の方には申し訳ありませんが、そこは政府がサポートすべ きです。東北だけの痛み?と言いますが、日本全国が汚染されるリス クを避ける方が正しいと思います。お金を払いお願いしている、保育 園や小学校、そこで子供たちが安心して食べられる食材の提供、誰も が(個人的判断でばらつきなく)統一された判断で動ける最低レベル の基準値の設定、が必須と考えます。故に、20歳までの基準値はす べて0.5ベクレル以下を提案します。 258 基準の見直しがある聞いた際は本当に安堵しました。小さな子供がい 1 る私のような母は皆そうだったことと思います。しかしながらその基 準が 100bq と知り、また恐怖しました。乳児そして幼児がいる家庭で は特にそれでは高すぎるのです。内部被ばくだけでなく、外部被曝も 考慮していただかなければ意味はありません。このままでは日本では 子供を育てられない、産めない、どうかもう一度見直しを。 流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い 申し上げます。子供の未来のために 259 一般食品 100 ベクレルに反対です。乳幼児は別で考慮するのは納得し 1 ます が、母乳の妊婦への配慮がかけている。また実際のデータでは 50 ベ クレルの基準値であってもクリア出来るものが多い。被災地の農作物 を売りたいなら更に厳しい基準値にしないと今年度は更に売れない。 更なる厳しい基準、乳児も大人も同じにしないと離乳食すら作れな い。いちいち毎回食材変えたりできません。 260 我々にとっての基準値はあくまで事故前の限りなくゼロに近い値で す。今、例えば魚介類等は事故前の 5800 倍の値までが安全とされて 1,11 別添2 います。改定されても 1000 倍以上のものが出回ってしまう。こんな ものを今までと同じ気持ちで食べられるでしょうか? 漁業者や農作物を作る農家の方達も多くは決して良い気持ちで仕事 は出来ないでしょうし、農業者に作る許可を与えると言う事は、農家 の方々に汚染された土からの被曝をさせることにもなります。 どうか我々の被曝を極力少なくするために、汚染食品は流通させず、 それによって被害を被る農漁業者、食品関係の企業等に対しては政府 と東電が保障してあげてください。「日本」が継続して存在して行く ためにはそれとか方法はないのではないでしょうか? 261 原子力発電所の事故による大量の放射性物質の漏洩による食料品の 汚染という最悪の事態にも関わらず、牛肉の汚染、水道水の汚染、学 校給食における汚染された牛乳を含めた汚染食材問題、安全宣言後の 福島県産汚染米の発覚、しかもそのほとんどは、すでに流通してしま った後での発覚というお粗末さに加え、子供が摂取する可能性の高い 牛乳という食品に至っては、事故後約1年も経過しているごく最近に なって、本格的に調査を始めるという大手乳製品業界の反社会的とも 言える不誠実極まりない態度、このような官民一体となった国民に対 する背信行為が、今日の政府と食品メーカー、流通業界への拭い去る ことの出来ない不信感を生み出していることが少しでも理解出来て いるのであれば、牛乳と乳幼児の食品の基準値が 50bq/kg などという 全く持って緩すぎると断言せざる負えない数値を出せるはずもなく、 厚生労働省を含めた政府による国民への背信行為は、今なお続行して いると多くの国民が考えてもいか仕方ないのではありませんか。この 国は子供たちの健康をどのように考えているのでしょうか。予防原則 と言う言葉をご存知でしょうか。症例や研究結果が出ていないから安 全と言うことではないのです。国の運営に携わる方たちに、このよう な初歩的な議論は必要ないはずです。専門家や学者の意見と見解を踏 まえた上で政治的判断が加味された結果、出された基準値がこの数字 なのでしょう。もちろん、その過程にどのような議論があったのかを うかがい知る事は出来ません。しかし、少なくともこの数字において は、国民自らが自身の健康と安全を担保出来ると考えられるものであ るとは到底言えないでしょう。繰り返しになりますが、牛乳と乳幼児 食品に関しては、国民の利益をないがしろにしてまでも、それを上回 るような政府及び食品メーカーが絡む何か不透明な利益を得る存在 の影が感じられます。1 年近くものあいだ、消費者の健康よりも自社 の利益を優先してきた大手乳製品業界の地に落ちた信頼を回復する 1 別添2 ためにはは、50bq/kg などという数値は即刻取り下げて、最低限 10bq/kg 以下、希望は 1bq/kg 以下を目指して貰いたいものです。政府 に対する信頼が失墜していることへの認識を著しく欠いたままでは、 この国に未来は無いものと思ってください。政府や自治体の仕事は、 国民や市民の生命財産を守ることではありませんか。それだけが仕事 なのです。他には何も求めるものはありません。牛乳 50bq/kg、乳児 用食品 50bq/kg という提案は絶対に認められません。さらに低い数値 を定めることを要望します。 262 低線量での内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞きま 1,7 した。子供への影響考えますと、家族には原発事故前の摂取量と同程 度に抑えたいと切望します。日常食一日一人当たり 1Bq 以内 が達成できる食品基準値と検査体制を望みます。日々心配していま す。ご検討お願い致します。 263 原案は、食品中の放射性物質の摂取に伴う放射線内部被ばくによる 「がん」発生を予防するものであるが、がんの予防の効果は殆ど無く、 逆に放射線恐怖症(人為的に造られた放射線に対する不安)を流行ら せ、風評被害を引き起こし、東日本復興の妨げとなる可能性の方が大 きい。がんの予防効果を有効にするためには、以下の三つの課題につ いて、時間をかけて検討し、原案を改良すべきである。 1)がんの原因における放射線の位置づけを定量的に示すこと。 わ が国では、毎年約34万人が「がん死」しており、がんの予防は国の 重要な課題の一つである。がんの主な原因として、喫煙を含む生活習 慣が挙げられている。しかるに、原案は放射線のみを特別に採り上げ、 がんの実態とはかけ離れた厳しい規制を強行しようとしている。原案 が、がんの予防として効果があることを示すには、喫煙等他の原因と 比較して、がん発生のリスクにおける放射線被ばくの位置づけを定量 的に示す必要がある。その事例を添付表1に示す。 2)海外の基準との比較及び違いの理由の説明 食品中の放射性物質に関する基準について、海外の基準を調査し、 原案との違いの理由を説明することが必要である。その際、「放射線 に対する安心の確保」といった政治的理由ではなく、科学的根拠を示 すべきである。なぜなら、がんとその予防は本来自然科学の一部であ る医科学の問題だからである。 3)がんの原因、がん発生の機構に関する専門家の意見の聴取 がん発症の疑いがある場合、その診断・治療を行うのは「がんの専 門医」である。政治家、役人、市民団体、工学博士等が行うことは法 4 別添2 律で禁止されている。しかしながら、現在、医者が個々の患者を診断 しても、がんの原因の判定は出来ない。放射線被ばくによる発がんの リスクを含めて、がんの原因及びその発生機構に関する専門家は次の 通り。(1)疫学の専門家、(2)がんの発生機構に関する遺伝子科学 の専門家、(3)がんの免疫に関する専門家、及び(4)がんの治療 法の開発者などである。これらの専門家の意見を聴取すべきである。 なお、がんの原因に関する専門家の見解の事例を付表 2 に示す。これ によると、がん細胞の発生原因とされているDNAの損傷は、放射線 被ばくによるものと比べ、食物の細胞中の酸素代謝に伴い発生する活 性酸素によるものの方が桁違いに大きい(DNA損傷数で 50 億倍、 修復不能DNA損傷数で 1000 万倍、但し放射線被ばく線量は 1 年当 たり 1 ミリシーベルトとする)ことになる。また、人は活性酸素によ り毎日発生するがん細胞を殺す防御機能を持つので、活性酸素より桁 違いに小さい放射線被ばくによる発がんリスクが一生涯蓄積すると の仮説は間違っていることになる。 264 添付表 1 発がんの相対リスクの比較 11 出典:津金昌一郎、日本経済新聞 平成 23 年 4 月 25 日 発がんの原因 受動喫煙の女性 相対リスク* 1.02~1.03 倍 野菜不足 1.06 倍 原爆放射線 100~200 ミリシーベルトを浴びる 塩分の取りすぎ 1.11~1.15 倍 原爆放射線 200~500 ミリシーベルトを浴びる 運動不足 肥満 1.08 倍 1.16 倍 1.15~1.19 倍 1.22 倍 原爆放射線 1000~2000 ミリシーベルトを浴びる 1.4 倍 毎日 2 合以上の飲酒 1.4 倍 原爆放射線 2000 ミリシーベルト以上を浴びる 1.6 倍 喫煙 1.6 倍 毎日 3 合以上の飲酒 1.6 倍 (註)* 相対リスクは、例えば喫煙者と非喫煙者の発がんの頻度 を比較した値 添付表 2 放射線と活性酸素によるDNA損傷数(1 日当たり、細 胞当たり)の比較 放射線:被ばく線量は1年当たり 1 ミリシーベルトとする 活性酸素:食物の酸素代謝に伴い細胞中に発生するもの 別添2 原著者:マイロン・ポリコープ (元米国カリフォルニア大学医 学部教授) 出典:館野之男、放射線と健康、岩波新書 745 (2001) 項目 活性酸素 放射線 活性酸素/放射線 活性酸素発生数 10 億個 DNA 損傷数(全数) 100 万 0.005 50 億 塩基損傷、一本鎖切断 100 万 0.005 50 億 0.1 0.0001 1000 二本鎖切断 修復不能塩基損傷、一本鎖切断 100 1/500 万 修復不能二本鎖切断 0.01 修復不能DNA損傷(全数 100 265 0.00001 0.00001 1000 1000 万 100Bq/Kg を基準とすることに反対し、東電福島第 1 原発事故以前には 1 当たり前だった数値、すなわち、1Bq/Kg を基準としていただきたいと 思います。 内部被曝については、icrp のシーベルト換算係数が繰り返し変更され ていることからも明らかな通り、どこまでが安全かはわからない状態 にあります。これを前提にし、かつ、放射線の影響を受けやすい者、 すなわち、小児や体質的な弱点を有する者にピンポイントで犠牲を強 いないために、合理的に達成可能なもっとも低い量を基準値とすべき と考えます。 幸い、現段階では、西日本の食材の汚染は軽微にとどまっており、汚 染地域の生産流通活動に十分な補償を提供することで、従前の 1Bq/kg を量的基準とすることは十分可能だと思います。 むしろ、ここで比較的緩い基準を設定すれば、汚染は飼料・肥料等を 通じて西日本にも拡がり、弱者への犠牲を必然ならしめることになり かねません。以上、全食品について、1Bq/kg を基準とすることをお願 い申し上げる次第です。 266 食品中の放射性物質に係る基準値の設定に関して、あまりにも楽観的 な基準値の設定に怒りを覚えます。食品中には、本来放射性物質が少 しでも入っていてはならないものではないでしょうか? 基準値ゼロを希望します。日本中でまだ全然足りていない検査機器を 各自治体。国レベルで早急に準備し、検査を徹底して下さい。このま までは安心して日本で子供を育てられません。。 。日本全国が地震の活 動期に入り、富裕層の人ほど本気で日本脱出を考えています。このま までは沈没しますよ。 1 別添2 267 1、安全、安心な原材料の供給体制の確保 7,11 中小菓子製造業者では、その多くが地域の特色ある原材料に依存して 事業活動を行っており、国産原材料の生産・加工・流通を通じる検査 体制の強化充実を図り、安全・安心な原材料の安定供給確保をお願い したい。 2、国、自治体等における検査の実地 中小零細事業者にとっては、自ら放射性物質の測定検査機器を購入し て検査することや、民間の検査機関に多額なコストを掛けて検査を依 頼することは、不可能である。国、自治体等による検査体制の強化と あわせて、中小零細事業者の申請に応じて、放射性物質の検査を簡易 にサービス出来る仕組みを構築して頂きたい。 3、風評被害の防止 中小菓子製造業者中で、大きなウエイトを占める製造小売業界では、 規制値に関係なく放射性物質の有無により商品の選択が行われる傾 向が見られ、対応に苦慮している。規制値内であれば、問題なく安心 して食べられることを周知徹底して頂きたい。また、量販店がこの点 に過度に反応し、納入に支障をきたすことのないよう行政指導を行っ て欲しい。 268 新しい基準値算定の際、流通する食品の50%が汚染されているとい う仮定は、どのような根拠に基づいているのでしょうか?私たちの食 べている食品がそんなに汚染されているとは思えません。実態を踏ま えた計算方法を行って頂きたいと思います。計算方法で言えば、計算 で得られた最小値が何の根拠もなく100Bq/kg に切り下げられた り、乳幼児の基準がその半分の50Bq/kg と最終的に根拠なく決めら れているようです。きちんと根拠を示した計算で算出された基準値で ないと、世界的には受け入れられないと思います。 現行の規制値で継続した場合の被爆線量が 0.051mSv/y で、新しい基 準値の場合が 0.043mSv/yということですが、これはすでに高い濃度 の食品が通常流通していないことを示していると思います。したがっ て、基準値をさげることによるメリットはほとんどないと考えられま す。しかしながら、一方で行政の不手際による規制値超えの牛肉の流 通や米の流通が見られます。また、お茶やしいたけなど形態上濃度が 高くなってしまう規制値超えの食品も多く流通しています。また、お 茶やしいたけなど形態上の濃度が高くなってしまう規制値超えの食 品も多く流通しています。基準値を下げることで、規制を厳しくした というみせかけの印象をあたえるのではなく、こうした規制値超えの 4,6,7 別添2 食品が流通した原因を究明しない限り、新基準値どころか現行の規制 値をこえるような食品が流通すると考えます。 新基準値では、ストロンチウム、ルテニウムやプルトニウムを含んで いるというこですが、いったいどのくらい含まれているのでしょう か?ここの核種のセシウムに対する割合(ベクレルでの割合)を示し て欲しいです。そもそも現行の規制値ではセシウムの 1/10 ストロン チウムが含まれているという仮定がなされているという新聞記事を 秋ごろ読みました。厚生労働省のHPではその記述を見つけられませ んでした。こうした情報は事故後速やかに告知すべきではなかったの でしょうか?また、規制値の存在しているプルトニウムなどの検査結 果を見たことがないのですが、一部の食品でもいいから厚生労働省は 検査しているのでしょうか? 経過措置の設定については理解できません。説明では現行の規制値で 既に安全が確保されているとか要れありますが、それならなぜ新基準 値が必要なのでしょうあ?そもそも米について経過措置が設定され ていますが、これは農林水産省の不手際により作り出された汚染米で あって、その危険性をなぜ私たちが受け入れなければいけないのか理 解できません。牛肉の汚染の際に、固体認識番号があるから追跡でき るということでしたが、それならなぜ数千頭が行方不明になるのか理 解できません。 新基準値導入によって、東北地方の復興の足かせにならないのでしょ うか>水産庁のHPに検査結果を見ると、新基準値によって規制され てしまう魚が東北地方からでてくるように思えます。上記したよう に、新基準値を導入しても被爆量が変わらないのであるなら、現行の 規制値のまま東北地方の復興を推進したほうがよいと思う人をかな りの数います。こうした声を無視して、見せ掛けの基準値下げで消費 者のご機嫌を伺う厚生労働省の姿勢を疑います。もっと国全体を見た 行政をおこなって頂きたいと思います。 結論として、現行のままで も被爆量が変わらないなら、基準値を下げる前にもっとおこうなうこ とがあるのではないかという意見です。 269 私は大分県で椎茸生産の指導に携わっているものです。今回の震災と 放射能に対する危惧で価格も下落し、生産者の皆さんは先行きの大き な不安を抱えています。そんな中でも、椎茸生産者は春の採取シーズ ンと来年以降に向けた仕込みの最盛期を迎え、寒い中がんばって生産 に励んでいるところです。 今回、表題の基準値設定にあたり、乾椎茸の基準が「500ベクレル 7 別添2 から100ベクレル」に引き下げられることは、消費者保護のために 必要な基準値として、数値の大小は専門外なので分かりかねますが、 他の産物と比べても、必要な改正なのだろうと思います。ただ、これ の前提として、乾椎茸が食品としt6えの状態ー水戻し状態ーでの基 準値になることは必ずセットで変更していただきたいのでコメント させて頂きました。 水戻しをしない乾椎茸は決して口にするようなものではありません。 その状態で、食品としての基準値を求められることは、せっかく作っ た立派な椎茸を、最善の保存状態に乾燥して全国に配り、一年中食べ られる保存食として加工している生産者に対して、風評被害にも似た つらい仕打ちだと考えます。 大分県は乾椎茸産地としての長い歴史によって、そのブランド名と全 国一の生産量を築いてきました。それは、単に気象条件に恵まれたか らというだけではない努力の積み上げによるものです。平成4年以降 の輸入増とともに原産国表示偽装が進行、価格は下落、平成11年~ 13年には単価は採算割れし、全国的に生産者が激減しました。今残 っているのは、その時期を持ち出し等で耐えた生産者です。その後、 JAS表示の罰則強化と輸入農産物の残留農薬問題で、価格が改善、 大分県ではさらにトレーサービリティシステムを導入することで、偽 装のない、流通履歴の証明が可能な仕組みを業界を挙げて取り組みま した。これに当たっては、偽装業者が取り返しの付かないペナルティ を受ける等のつらい背景を経て、生産者を含む業界関係者全てが経費 も手間も負担を払って競技化を維持していることがあります。生産者 も業界も、椎茸が美味しい健康に資する伝統食材だからこそ、その価 値に応えるだけの安全を証明し、問題が発生したときにも原因が訴求 できるだけの体制を負担を負って築いてきました。ぜひ、国産の優良 な食材がこれからも皆さんに届けられるように、水戻しでの基準値設 定にご理解いただきますようにお願い致します。 270 改正の概要の「1.改正の背景・趣旨」に、改正の理由として「より 一層、食品の安全と安心を確保するため、食品中に許容することので きる放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリシーベルトから年間 1ミリシーベルトに引き下げることを基本とし」と記述されている が、この点についての疑問、意見を下記する。 1.5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに引き下げる科学的 根拠が何ら示されていない。「より一層、食品の安全と安心を確保す るため」という情緒的表現しかない。これでは1ミリシーベルトでも 4,8 別添2 心配であるという声には応えられない。本来は5ミリシーベルトでも 全く心配ないというメッセージを国民に向けて発信するべきである。 2.5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに低減したことによる推 計被曝線量は0.051ミリシーベルトから0.043ミリシーベル トと0.008ミリシーベルト低減するだけである。一方人間は自然 放射線からの被曝を受けており、食品中のカリウム40炭素14等か ら年間平均0.35ミリシーベルトの被曝をうけており、これに比較 すれば誤差範囲であり何らの安全、安心の理由にはならない。 3.一方、この規制による規制食品は大幅に拡大する可能性がある。 それでなくても大変に厳しい対応を迫られている被災地の農業生産 者への影響は極めて大きく問題である。 4.このように科学的根拠のない規制を定めることは、風評被害を拡 大させるだけであり、取り下げるべきである。 271 改定案に反対します。 1 食品 100bq 飲料水 10bq の基準値は高すぎます。1bq/kg 以下を望み ます。 福島県及びその周辺各県での農産物生産と食品加工工場の稼働を中 止し、西日本や北海道で行うことで食品は 3.11 以前のレベルにかな り近づけることができると思います。足りない分は輸入することも積 極的に考えるべきです。食品における放射性物質の基準値は、経済性 ではなく国民の健康を第一に考えて決めるべきことです。厳しい基準 値が絶対に必要です。1bq/kg 以下にすることで、安心して生活でき ます。 272 限りなく 0 に近くあるべきものが、放射能汚染です。あらゆる可能性 1 を加味すれば、常に妊婦の胎児や乳幼児など、子どもへの基準で考え るのが、国民の安全を考える上では必要です。影響は、数年後、数十 年後に出るのが放射能の影響です。どこまでなら安全などという、あ いまいな基準値設定は、人権侵害とも言えます。責任ある基準値設定 をしてください。未来のために。 273 低線量被ばくの実態がわからない現状で 100bq/kg の基準は高いと思 います。実際、検査では不検出もかなりでています。不検出だけでや っていくことも可能なように思います。また、過去のデータをみます と普通にセシウム 1 日 1bq 以下の摂取です。したがって、子供の安全 を考えるのであれば、1 食あたり 0.3bq 以下になるように設定すべき だと思います。また、原発終息宣言しているので増えることは蓄積以 外考えられないはずです。したがって、不検出のみを用いる事は可能 1 別添2 かと思います。分析を 1bq/kg 以下にするのは難しいので基準をすべ て 1bq/kg 以下不検出とするべきだと思います。 274 本法律が実際に施行されると、血も涙もない平成の悪法として歴史に 残ることを心配する。事故後、いろいろな問題を含みながらも、食品 の安全性を確保する観点から食品中の放射性物質の暫定規制が制定 され、漸く、その規制値が世に流通しだした矢先、僅か1年で、「安 全性は確保されているが、厚生労働省とし、より一層、食品の安心を 確保するため年間1ミリシーベルトに引き下げる」という理論的根拠 の薄弱な理由によって規制値を強化することには絶対に反対である。 この1年の間に何が変化・改善されたのであろうか。漸く、クリーン アップ作戦の実施が決定されただけで、実際の除染作業は遅々として 進んでいない。一方、国産として流通している食品の放射線レベルは ほぼ規制値を下回り、農作物、海産物の生産者は漸く一息ついたかに みえる。とは云え、時々、暫定基準値すらも越え、米作地に衝撃が走 っている。海産物に付いては未だ全貌を掴んだとは云えない状況にあ る。この基準を五分の一に下げれば、その影響は計り知れないものが ある。測定のためには放射線種を特定する必要が生じるが、誰でも利 用可能な十分な測定器があるのであろうか。測定の結果、時々規制値 を越える農作物や海産物が発見されると考えなければならないが、産 地設定の範囲をどうすべきか、類似地点はないか等々検討が必要にな る。かって、規制値を越えた可能性のある食品を食べた国民に再び疑 心暗鬼を与え、心配は倍増する。先日、自分で作った離乳食が規制値 を越えていないか心配だから、既製の離乳食を買おうかと思っている と語っていた母親の姿が TV で報道されたが、これ等はとても笑うこ とができない一つの例である。しかも、これら規制値を越えた食品を 作った人は事前に自分でどうしようもないし、作っている間中、規制 値を越えないか心配し続けなければならない、漁獲に出るの躊躇せざ るをえないのである。原子力施設から出る放射性廃棄物のレベルを規 制し、コストは掛ってもそれを守らせると云うのとは分が違うのであ る。しかも、この規制強化によって安全性はどの位向上するのであろ うか。我々日本人は700ベクレル/kg の干しシイタケも、1,60 0ベクレル/kg の昆布も食べているし、自分自身が120ベクレル/kg の放射能を持っているのである。40K と Cs とで人体に及ぼす放射線の 影響にどれだけの差があるというのだろうか。若し規制強化をどうし てもするというなら、数年間実績を見て、耕地別の放射性物質の分布 や作物への Cs の取り込み状況、クリーンアップ作戦の進展状況、食 4 別添2 品放射性物質濃度の実績値を調べると共に、どのように管理したらよ いのかマニュアルを作成した上で、施行しても全く問題ないと信ずる ものである。再考を強く求めるものである。 275 低線量被曝についてはどの大学教授も研究者もちゃんとした知識を 1 持ち合わせているんでしょうか?5 年後 10 年後のリスクをどのように 考えているのか。責任を取るつもりが全くないのは、東電がいまだに 原発を管理していることを考えれば明らか。また、外部被曝について 地域によってはかなり格差があります。また年齢によっても感受性や 生活行動も全く違います。 100 ベクレルは安全だと言い出したのは誰ですか?またそれに許可を 与えたのは誰ですか?きちんと責任の所在を明らかにしていただき たい。それもできないような数値ならば、まったく納得できない。子 どもたちの学校給食なんて、汚染されているなら出して欲しくない。 選択性にしてください。そうでなければ、汚染されていない食材で作 ってください。恐ろしくて子どもに食べさせられない。 276 日本の食品汚染に対する対応には、本当にあきれています。汚染牛や 1 汚染牛、 、 、誰も謝罪する者はいない。誰も責任を取るつもりはない。 経済のためには、多少の被害者は仕方ない。もはや食品テロです。そ して、そのターゲットは子ども。いつからこの国はこんなテロ国家に なったのか。早く海の汚染、山の汚染、大気の汚染、瓦礫の汚染。諦 めて認めて、流通を防ぐような対策をしてください。 なんでも 100 ベクレルなら大丈夫なって安全神話は、安全安全といわ 、 れた原発が崩壊した時点で 180 度考え直さないといけかったのに、、 この国はこれまでの 11 ヶ月一体何をしてきたのか。安全でクリーン な食が日本の利点じゃなかったのか!?今じゃ、外国人は日本のスー パーに並んでいる商品は信用していない。それぞれ各国からきちんと 危険であるという情報をもらっているから。それを日本は情報を隠 し、偽り、広げようとしている。汚染を拡散するな。被曝を拡散する な。一部の利権者や業者を守るための基準では、国民は納得しない。 早く改めてください。 277 内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないといろいろなレポー トには書かれています。様々な研究や議論がある様ですが、子供の感 受性が高いことや個人差を考えますと、福島第一原発事故前の摂取量 と同程度に抑えることが大切だと思います。 これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内 産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると考えられます。こう 1,7 別添2 いった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検 査を行って頂きたいと思います。流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定め、食品に対し国民の健康という最優先事項から働き かける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不 可欠であると考えます。 278 内部被曝の人への影響がまだはっきりしていない現在、子供の感受性 1 の高い事や、これから出産するであろう女性への影響を考え、東京電 力第一原発事故前の摂取量と同じ程度に抑えたいと切望しま す。よって基準値は1Bq 以下を希望します。もしくは、1Bq 以下の 食品が選べるよう検査をし、流通を管理していただきたいと考えてお ります。どうぞよろしくお願いいたします。 279 3.砂糖、乳製品、甘味料等を含む液体紅茶飲料は水との代替関係が 5 低く、飲料水区分に属する飲用茶と異なるものであります。つまり、 嗜好飲料であり飲用水区分とは性格が異なるもの で一般食品区分 に属するものと考えていただきたい。 280 日本の主食である、米は別枠を設けるべき。毎日たべるものです。 5,9 100bq は高すぎる。震災前に戻りたいけど、無理なら Bq 表示をするべ き。表示して安ければ、欲しい人が買う。 地区ごとに食品測定器を置いて、市民も自分で測れるように整えてほ しい。学校の先生に至急、勉強会をしないと子供達の無駄な被曝が増 える。 281 新基準値一般食品 100Bq/kg,及び水,乳幼児向け食品の各基準値につ いては,いずれも高すぎるため,さらに低い数値,具体的には、乳幼 児が摂取する量が一日1Bq以下になるような値の設定をお願いし ます。具体的な数値につきましては、摂取することの多い米、麦など 主食、乳製品につきましては可能な限り低く設定することが必要だと 考えます。 低線量内部被曝については人類にほとんど知見がなく,現在,防護の 主たる対象となっている Cs134・137 などの核反応生成物については, その体内動態,臓器濃縮性についても不明な点が多く,その影響につ いては広島・長崎,核実験,原子力産業労働者などはもちろん,チェ ルノブイリ原発事故の疫学調査でも十分に影響を把握できていると 言えず,専門家の間でも議論が決着しておりません。また、発がん性 のみがクローズアップされ、他の発がん原因と比較して確率が低いと いう議論がなされておりますが、低線量被ばくの影響はむしろがん以 外のところで何世代にもわたって続き、かつ、いわゆる疫学的な結論 1,5 別添2 は結局のところ得られないであろうと言われています。 したがって,我が国の将来を担う子供達への影響や未知の内部被曝リ スクに対する国民健康防護という観点から,東京電力福島第一原発事 故発生前 20 年間における平均 Cs137 摂取量,すなわち 1 日 1Bq 以下 を達成できるような基準値の策定を強く求めます。 1 日 1Bq という目標は極めて現実的であり,我々の社会が努力するこ とで十分実現可能な数値だと考えます。なぜなら,公表されている東 京電力福島第一原発事故における放射性物質(Cs134・137)の高濃度降 着エリアとその農作物生産量,自給率,そして海産物の汚染状況を考 慮すれば,汚染の少ない地域での増産,汚染地域農家・漁業関係者の 補償・支援を強化することで,十分達成可能な数値と思われるからで す。 食品の基準値は,国民すべての健康,特に将来を担う子供達の健やか な暮らしと成長,すなわち我が国の根幹をなす極めて重要で最優先に 防護すべきものを,我々がどのように考え,判断したかを示す数値で す。 後世に「当時の日本人は経済活動や建前を重視して子供の健康を最優 先にしなかった」と言われることのないよう,そして,むしろ「最大 限の放射線防護努力をして,子孫を守った」と言われるよう,東京電 力福島第一原発事故前の水準 1 日 1Bq,そして 1Bq/kg を新基準値とし ていただくよう,重ねて希望いたします。 282 栄養士が献立を作る時、成長期には牛乳を入れることを考えるのが普 7 通です。現状は甘い検査体制と緩い基準値の中で、出し続けなければ なりません。子どもたちには 100%安全の食物を提供するのもまた責 務です。0.00000001%でも安全でない可能性がある場合は、提供でき ません。 100%の安全性と厳しい基準値に合わせた検査体制の確立を切に願い ます。現状はあり得ないと思います。 283 4 月から今の暫定基準値よりも下がるとのことですが、まだまだだと 1 思います。 原発事故のあったベラルーシなどに習って、より厳しい値でないと、 スーパー等に並ぶ北関東の食品にはてが延びないと思います。 子供達の健康被害を少なくするためにも、生産者を守るためにも基準 値のより厳しい値を求めます。 284 改正案には反対します。基準値は前食品について 1Bq/kg 以下を希望 します。低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解ってい 1 別添2 ないとおもいます。いろいろな研究や議論があるようですが、子ども の感受性が高いことや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事 故前の摂取量と同程度の日常食 1 日 1 人あたり 1Bq 以下が達成可能な 食品基準値を検査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆んど汚 染度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事が出来ると 重い見明日。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらないように 管理し、また検査を行っていただきたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程 度は事故前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考えます と西日本の増産をはかることで、平均数 Bq/kg を超える食材を全て排 除しても国内消費の殆んどを賄うことができると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働き掛けるもので す。放射能防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現するため、全食品1Bq/kg 以下としていただけま すようお願い申し上げます。 285 食品の暫定基準値の改定について、乳幼児を取り上げて区別し、基準 を下げたことについてはやっとより安全な方向性に向けて一歩を踏 み出したと少し前向けに受け止めることができました。ただし、根本 的な問題は解決しないと考えます。中部大学武田教授をはじめ多くの 中立的な立場の学者が発信されているように、放射能の長期にわたる 健康被害、特に子どもには影響が大きいと想定してよい、については 充分なデータと裏づけがないため、現時点では実質的に確固たる安全 基準を設定することが難しいとしているのは公知の事実です。国の 様々な機能を考えたときに、なんらかの基準に沿って動かなければな らない実情は理解していますが、そのために国民の、とくに子どもた ちの健康・安全・命を犠牲にするリスクをとることは決して許される ことではありません。国が基準を一度設定すると、それ以下の行政は、 国の基準をクリアしさえすれば絶対安全、というスタンスで様々なル ールを設定して実施するのです。当然区の運営の保育園でもそうで す。だからこそ、国は少しでも 100%完全に分っていないリスクがあれ ば、それを明らかにして、少なくとも当該基準値の至らぬ部分を周知 し、なんらかの形でそこをフォローできる余地を与え(都や区の裁量 を認める)なければなりません。それができなければ基準を明確に「検 出せず」に統一していただかなければ子どもたちの安全を守れませ ん。最後に、国民一人ひとりのおかれている状況や意見はさまざまで 8 別添2 すが、そのなかで自分で意思決定を行い責任を持った行動をとれるよ う、正しい情報を隠さず、歪めず、遅らせず、そのまま公表していた だけるよう併せてお願い申し上げます。経済やパニックコントロール などと周辺のことを考慮する前に、国民を信じて、国民の安全を最優 先してすべての検討を行ってください。 286 改正案には反対します。基準値は前食品について 1Bq/kg 以下を希望 1 します。低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解ってい ないとおもいます。いろいろな研究や議論があるようですが、子ども の感受性が高いことや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事 故前の摂取量と同程度の日常食 1 日 1 人あたり 1Bq 以下が達成可能な 食品基準値を検査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆んど汚 染度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事が出来ると 重い見明日。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらないように 管理し、また検査を行っていただきたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程 度は事故前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考えます と西日本の増産をはかることで、平均数 Bq/kg を超える食材を全て排 除しても国内消費の殆んどを賄うことができると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働き掛けるもので す。放射能防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現するため、全食品1Bq/kg 以下としていただけま すようお願い申し上げます。 287 汚染食材や肥料を全部買い上げ、かつ偽装を防いでいれば、1000Bq/m2 1 以下の 34 県、千葉も含め 1000~1 万 Bq/m2 の 5 県も産地や産品ごと に測って確認すれば半分ぐらいは大丈夫だったという認識です。 なぜ政府初期段階でそれをせず、薄めて拡散してしまったのか、と非 常に残念です。一度汚染を広めてしまい、信用を失った食品は、今後 汚染がわずかになったとしても信頼を回復するのにとても時間がか かります。その間、どれだけの損失になるでしょうか。 どうか、基準を原発事故前の数値に戻し、再び安全安心の日本の食ブ ランドを復活させてください。農業を営んでいるものとして、心から お願いいたします。 288 CRP では放射能事故時の対応として、復旧期の「現存被ばく状況」と いう区分があるが、今回の基準は「計画被ばく状況」というほぼ平常 時の基準となっている。これに伴い、放射線リスクの高い福島県にお 7,8 別添2 いては一足飛びの値に対して県民の不安や生産現場での生産に相応 の影響が予測される。国民感情を意識しての今回の基準は“相当安全 側に立った”基準ではあるが、この間の暫定規制値を下まわったから といって安心していない現状があることは周知の事実。そういった 方々には、今回の基準においてもバーが下がっただけであり、そのバ ーからどれだけ下に遠いかがポイントとなる現実がある以上、福島県 を中心とする放射性物質の汚染リスクの高い地域の住民や生産者に とっては、より厳しい安心基準を求められるところとなる。こういっ たことに対する国としての責任と以下対応を強く求めるものです。 ひとつには、国民への誤解や不安を与えないための説明が現状不十 分。リスコミの開催頻度が少な過ぎるので相当に補強が必要。またリ スコミに参加しない一般の国民に対するわかり易い情報とすべきで、 実際にアンケート等で実態調査を行い、どうすれば理解しやすいもの となるか早急に対処すべき。 また、行政の検査においても一般食だけを対象とした検査でなく、ゲ ルマニウム半導体検査機器を使用してより低い濃度検査とすべき、そ のためには、検査候補食品の絞込みをよりリスクの高いものを優先と したものに切り替えていき、食べてのリスクとしては、陰膳方式によ る食事丸ごとの検査で補完する。 そして、生産現場においては、出荷に耐えうる圃場とするための施策 を管轄の地方行政や民間組織と一緒に強力に推進していくこと。 以上の対応を検討し、被災地の方々が将来に向けて希望を持つことが でき、国民が享受する安心感を増やしていくための施策に大きく変化 させていくことを強く望みます。 289 今回の基準値は、暫定基準値より下がったものの、諸外国の基準と比 1,11 べてまだまだ高いと思われます。 小さい子がよく飲む牛乳が 50 ベクレル、乳児用食品が 50 ベクレルと いうのは、子供の安全を守る数値ではありません。 せめて、すべての基準をウクライナやベラルーシ基準の 40 ベクレル、 牛乳や乳児用食品は 10~20 ベクレルくらいにしてもらいたいもので す。 日本の未来は子供たちが作っていきます。食べ物の基準がこうでは、 健康な子供はいなくなり、日本は滅びてしまいます。 いずれ保育園に一台は検査機器を置いてもらいたいものです。子供の 安全と健康を守るのが、厚生労働省のお仕事なのでは? 290 今の日本は 食品中の放射性物質の基準値が 他国よりも、緩いです。 1 別添2 チェルノブイリやベラルーシと比べても 規定値が高すぎます。せめ て子供だけでも 1 ベクレルにしてください。 基準値が高いので、スーパーで売ってる野菜が信用出来ません。風評 被害がどう とか言うなら、基準値を厳しくして、信用させて欲しい です。 今の食品に対する規定値ですと、福島の方々だけでなく、日本全国民 に放射能の害が出るのでは?と心配になります。 一刻も早く 規定値を 1 ベクレル以下にしてください。日本の未来を 担う 子供たちを内部被曝させないでください。 291 食品中の放射性物質に係る基準値の設定を、震災前の基準に戻して下 1,7 さい。内部被曝による健康被害は、どこまでが安全かが専門家でさえ 意見が分かれています。安全かどうかの正確な判断材料もないまま、 安全だろうとの推測で数値設定されるのはおかしいです。確実に安全 基準内であった、震災前の数値設定に戻すべきです。また、流通に関 しても、汚染食材とそうでない食材とをしっかり分けていくことが重 要だと思います。 検査も現在の検査体制では食品によってはまったくスルーされてい るものもあり、牛だけに検査が特化しすぎています。幅広い食材での 検査体制を望みます。 放射線の感受性が高い子供がこの先、今の基準で成長していくと、ど うなってしまうのか…。子供の将来が危ぶまれます。健康な大人に育 つのでしょうか?今の基準値でもし健康被害が出た場合、国は責任を 取ってくれるのでしょうか?子供の未来は日本社会の未来でもあり ます。放射能汚染を防護することが、日本の未来を守ることだと考え ます。 292 この度、食品放射能物質基準値の設定が出されたようですが、非常に 高すぎると懸念しています。 小さな子供は大人に比べて、数倍の感受性があり、内部被曝の影響は 長きにわたる訳ですから、本来ならあくまでも0Bqを望みますが、 せめてベラルーシやウクライナの基準値に合わせて、更に下げて頂き たいと思われます。また大人であっても、吸気による内部被曝もある のですから、より安全な基準値を設定して頂きたいです。尚、9月末 まで500Bq/kgのままの米、12月末までの大豆には納得でき ません。 そして、子供たちの幼稚園保育園学校給食や病院食等についてのご考 慮をお願い致します。 1,3,6,9 別添2 最後に、現在、食品選びが大変難しいです。実際は汚染されていない ものまで、危険性を鑑みて買わないこともありますし、逆に安全と思 い食したところ後に、セシウムが検出されていたと知る場合もありま す。輸入の物でも同様に。今後は販売する前に、全品の放射能測定表 示義務付けを実施して頂けますよう重ねてお願い申しあげます。全く 罪のないこども達をどうか1番にご考慮頂き、こどもたちだけでも守 れる日本社会にして行って下さることを信じております。ありがとう ございました。 293 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一 般食品の基準値 100bq/kg の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 別添2 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 294 新基準値の設定は、食品からの内部被ばくだけで生涯 100msv を安全 と捉え、呼吸による内部被ばくや、事故後上昇している空間線量、次々 見つかるホットスポットから受ける外部被ばくも考慮されていませ ん。 低線量被曝に関しては、低線量被曝に基づく疫学調査の結果がない (疫学調査は何万というデータの証明が必要)、報告されている論 文・データにおいては統計手法に問題があるなど、暴論を掲げている ようですが、昨年の8月1日、参議院復興特別委員会で質問に立った 古川俊治議員が提示した【財団法人放射線影響協会】が作成した疫学 調査の結果「原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調 査(第IV調査)平成17年度~平成21年度」を踏まえても、まだ とぼけるのでしょうか? 【財団法人放射線影響協会】の調査によると、年間 10msv ではなく、 累積して放射線量が 10msv を超えたあたりから、がんによる死亡率が 増えている、ということになります。この数値を踏まえて、年間 100msv が果たして安全な値なのかどうか。検討するまでもありません。 現在も福一原発からは日々放射能が漏れ続けており、空間線量が0に なる日など、どれぐらい先のことかわかりません。呼吸から、雨や雪 から、衣服や靴に付着した放射性物質から、そして日々の食事から。 たくさんの経路から被曝が起こり、累積されていきます。体に入った 1 別添2 放射性物質は、毎日放射線を撒き散らし、細胞を傷つけていきます。 私のように癌によってすでに細胞に傷を受けている人は、放射物質が 微量であっても、深刻な影響を受けるでしょう。しかしそれ以上に深 刻なのが、乳幼児や若い人、妊婦さんです。細胞分裂の早い成長期で ある彼らや、まさに細胞が命を創りだそうとしている段階の妊婦さん が、一般の大人たちと影響が同じであるわけがありません。311 以降、 諸外国が日本にいる自国民に対して発した避難声明にも、それは如実 に現れています。本来ならば、弱い個体に合わせて値を設定するのが 当たり前であるはずです。 低線量被曝が存在することを認め、最低でも年間 10msv、乳幼児や妊 婦さんはそれよりもできる限り低い値を設定するように、お願い申し あげます。 295 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,7 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。 つまり流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が 達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。 これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国 内産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こう いった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検 査を行って頂きたいと存じます。つまり、食物自給率や西日本での増 産を考えますと、平均して数Bq/kg を超える食材は全て排除しても代 替品で賄う事が出来ると考えます。厚生労働省さまにおきましては、 国民の健康と将来への不安を取り除く観点から、流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げます。食品 に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理的に達 成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考えます。 296 4 月からの新基準値の導入に反対します。 新年度から現在の食品中の放射能暫定基準値に代わり、厳しい新基準 値を導入することは、原発事故後の状況の正しい認識の欠如した、拙 速に過ぎた対応と思います。また、今回の新基準値の導入が合理的に 達成できる限り線量を低く保つという考えに基づくものであると述 4 別添2 べられていますが、所謂最適化についての検討が全くなされていませ ん。 1、新基準値の導入時期について 現状は現存被ばく状況にあり、除染や様々な対応により所謂平時 における状況に、出来るだけ速やかに近づける努力が行われていま す。原発事故により平常時をはるかに超えた空間線量率の地域では、 ICRP の一般公衆に対する線量限度である年間実効線量 1mSv を超える 一般公衆の集団が出現しております。大部分が外部被ばくによるもの で、現状において食品摂取による被ばく線量はおよそ 0.1mSv/年程度 と十分低い値です。この様な事情を考えれば、食品摂取による内部被 ばくに対してのみ平時における基準値を議論することはあまり意味 があるとは思いません。現時点では、現存被ばく状況にあるという共 通の認識に立って対応すべきで、今回の規制値の導入は拙速に過ぎる と思います。法的な整合性等を考慮した将来に向けた検討と捉えるべ きものです。 2、最適化について 現在、作付制限等により汚染された食品等の流通制限が行われてお り、現行の食品に係る暫定基準値はそれなりに機能していると思いま す。今回の新基準値導入は合理的に達成できる限り線量を低く保つと いう考えに基づいているとしていますが、合理的という内容には経済 的、社会的な要因を十分考慮することが当然のことながら含まれま す。今回示された資料(パブコメ資料)からは、全くこの様な観点か らの説明がありません。原発事故で作付制限等により、所謂生活の基 盤(糧)について大きな不安を抱えている多くの方がおります。新基 準値の導入によって、この様な人々に対する様々な影響や社会的(国 としての)損失等を考えれば、この時期に、新基準値の導入は避ける べきと思います。この様な最適化という観点からの議論を深め対応す べきです。 297 前提 1ー福島県を中心に多くの県が放射能に汚染された現実とその中で生 きていく知恵を出す。 2ー将来に禍根を残さない安全性の確保と農水産業を守る為にも、政 治的国際的観点からウクライナ、ベラルーシー基準の最低限保持(一 部の産品を除けば、様々な工夫をすれば十分可能と思はれる) 3-新基準値は通常、口に入れる状態の放射能量とする(ご飯は米の 状態から加水により倍以上の重量となる。お茶等にも同様のことが言 1,5,7,11 別添2 える 4-今後も原発の事故は起こりうるという前提で緊急時基準と長期基 準の制定 5-放射能計測体制の確立(本件とはやや外れるが安心安全は計測が絶 対条件、 6-安全基準越えの事業者及び国による農水産者への補償(本委員会の 役割ではないのですが) 以上のことを踏まえて、主食である米の提案ー 玄米、精白米共 にー40 ベクレル以下、何れも水分比を考慮すれば食す時で 20 ベクレ ル(ウクライナ、パン 20 ベクレル)以下になる。この時重要な点は 流通段階で両者を明確に区分する。胚芽のセシウム集積度を考慮すれ ば精白米用玄米で 100 ベクレルを超えるものも出荷可能、今日のセシ ウムの検出状況を観れば難しい話ではない。以下他の穀類産品も同様 のことが言えるのでは。 298 100Bq/kg では、国民の健康を守れないのではないかと不安に思いま 1 す。 当方の信頼する方から、以下のように聞いております。 セシウムの最大摂取量は成人で 8.4bq/日以下にするべきである。幼稚 園児(年長)であれば 1.6bq/日だ。これは摂取する水も、吸入する空 気も、当然食事もすべて含めた数値だ。 国民の健康を最優先していただけるように、お願い申し上げます。 299 ①運用に関して 今回の基準値設定は、すべての食品に検査を要求するものではないこ とを明確にしていただきたいと思います。検出可能性が低い食品まで 放射能検査を行うことで、経済的な損失が生じ、また、検査機関・検 査機器にも限りがあるなか、必要のない検査を行うことで、時間の損 失も生じてしまいます。モニタリング検査で基準値を超えて検出され るような地域の品目について、検査命令を出すなどし、基準値以内で あることを証明した品目のみ流通させ、ある一定期間、基準を超える ことがなくなれば、命令検査を速やかに解除するような制度がよいの ではないでしょうか。上記のためにも、モニタリング検査を強化し、 基準値を超える可能性がある、産地や産品がなにかを公表し、そのよ うなものでも、妥当な検査で、基準値以下であることを証明しながら、 流通できる仕組みをつくることで、安全性を担保し、かつ、不要な風 評被害を防げるのではないでしょうか?そのためにも、タイムリーな 検査が行えるよう、無用なものの検査機関への流入を阻止すべきだと 5,7,11 別添2 考えます。 ②食品区分、一般食品に関して 今回の一般食品の基準は、加工食品などにも基準が適用されますが、 加工食品においては、乾燥、脱水などの濃縮工程が行われます。加工 前の原料では、基準値以下、場合によっては検出限界以下のものも、 濃縮されることで、基準値を超えてしまう可能性があります。このよ うな事態が生じた場合、加工食品を安心して流通させることができな くなり、また、原材料の確保が難しくなる可能性があります。検出限 界 10 ベクレル、検出限界以下の農産品を 100 倍に濃縮したところ、 100 ベクレル以上検出したような場合、責任の所在は、どこにあるの でしょうか?また、加工食品にまで、基準を広げてしまった場合、そ の基準が守られているのか、結果的には、検査でしか確認できない仕 組みになってしまいます。すべての加工食品の検査などは、不可能な 要求になってしまいます。加工食品にまでこの基準を適用させず、一 次農畜水産物としての基準としていただき、基準を超えた一次農畜水 産物が流通しないように管理していただきたいと考えます。また、一 般食品として基準が適用されるものには、多量に摂取する米などの穀 物も含まれれば、ごく少量しか摂取しない、香辛料なども含まれます。 摂取量に関係なく、1kgあたり 100 ベクレルとの基準は、科学的な 根拠に欠けるのではないでしょうか?摂取量の少ないものは、生産数 量自体が少量であるものがほとんどです。このようなものが万が一、 基準値を超えてしまった場合、それにかかわる産地、産業は、壊滅的 なダメージを受けてしまいます。 摂取量は、年間の流通量と置き換えることも可能ではないでしょう か?摂取量を考慮した基準の制定を強くお願いしたいと思います。 300 新基準値一般食品 100Bq/kg,及び水,乳幼児向け食品の各基準値につ いては,いずれも高すぎるため,さらに低い数値,具体的には 1Bq/kg を設定するよう強く希望いたします。 低線量内部被曝については人類にほとんど知見がなく,現在,防護の 主たる対象となっている Cs134・137 などの核反応生成物については, その体内動態,臓器濃縮性についても不明な点が多く,その影響につ いては広島・長崎,核実験,原子力産業労働者などはもちろん,チェ ルノブイリ原発事故の疫学調査でも十分に影響を把握できていると 言えず,専門家の間でも議論が決着しておりません。 したがって,我が国の将来を担う子供達への影響や未知の内部被曝リ スクに対する国民健康防護という観点から,東京電力福島第一原発事 1 別添2 故発生前 20 年間における平均 Cs137 摂取量,すなわち 1 日 1Bq 以下 を達成できるような基準値の策定を強く求めます。 1 日 1Bq という目標は極めて現実的であり,我々の社会が努力するこ とで十分実現可能な数値だと考えます。なぜなら,公表されている東 京電力福島第一原発事故における放射性物質(Cs134・137)の高濃度降 着エリアとその農作物生産量,自給率,そして海産物の汚染状況を考 慮すれば,汚染の少ない地域での増産,汚染地域農家・漁業関係者の 補償・支援を強化することで,十分達成可能な数値と思われるからで す。 食品の基準値は,国民すべての健康,特に将来を担う子供達の健やか な暮らしと成長,すなわち我が国の根幹をなす極めて重要で最優先に 防護すべきものを,我々がどのように考え,判断したかを示す数値で す。 後世に「当時の日本人は経済活動や建前を重視して子供の健康を最優 先にしなかった」と言われることのないよう,そして,むしろ「最大 限の放射線防護努力をして,子孫を守った」と言われるよう,東京電 力福島第一原発事故前の水準 1 日 1Bq,そして 1Bq/kg を新基準値とし ていただくよう,重ねて希望いたします。 301 同一ロットの一般食品をゲルマニウム半導体検出器で精密検査した 7 結果が、わずかな差であるが一方は基準値内(100ベクレル/kg) 他方で基準値を超えた場合の処置について。サンプルの不均一性と検 出器の誤差を考慮しどのような取り扱いをすることが妥当か? 302 新基準値一般食品 100Bq/kg,及び水,乳幼児向け食品の各基準値につ いては,いずれも高すぎるため,さらに低い数値,具体的には 1Bq/kg を設定するよう希望いたします。 低線量内部被曝については人類にほとんど知見がなく,現在,防護の 主たる対象となっている Cs134・137 などの核反応生成物については, その体内動態,臓器濃縮性についても不明な点が多く,その影響につ いては広島・長崎,核実験,原子力産業労働者などはもちろん,チェ ルノブイリ原発事故の疫学調査でも十分に影響を把握できていると 言えず,専門家の間でも議論が決着しておりません。 したがって,我が国の将来を担う子供達への影響や未知の内部被曝リ スクに対する国民健康防護という観点から,東京電力福島第一原発事 故発生前 20 年間における平均 Cs137 摂取量,すなわち 1 日 1Bq 以下 を達成できるような基準値の策定を強く求めます。 1 日 1Bq という目標は極めて現実的であり,我々の社会が努力するこ 1 別添2 とで十分実現可能な数値だと考えます。なぜなら,公表されている東 京電力福島第一原発事故における放射性物質(Cs134・137)の高濃度降 着エリアとその農作物生産量,自給率,そして海産物の汚染状況を考 慮すれば,汚染の少ない地域での増産,汚染地域農家・漁業関係者の 補償・支援を強化することで,十分達成可能な数値と思われるからで す。 食品の基準値は,国民すべての健康,特に将来を担う子供達の健やか な暮らしと成長,すなわち我が国の根幹をなす極めて重要で最優先に 防護すべきものを,我々がどのように考え,判断したかを示す数値で す。 後世に「当時の日本人は経済活動や建前を重視して子供の健康を最優 先にしなかった」と言われることのないよう,そして,むしろ「最大 限の放射線防護努力をして,子孫を守った」と言われるよう,東京電 力福島第一原発事故前の水準 1 日 1Bq,そして 1Bq/kg を新基準値とし ていただくよう,重ねて希望いたします。 303 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 別添2 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一 般食品の基準値 100bq/kg の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 304 流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い 1 申し上げます。 食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理的 に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考え ます。基準値を下げないことには日本の農作物の輸出率も下がるでし ょう。低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていな いと聞きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受 性が高いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島 第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。よろしく おねがいいたします。 305 ・放射性セシウムについては,現行の暫定規制値のままで継続すべき であり,規制強化の必要はないと考える。 理由 4,8 別添2 ・規制強化のメリットはあるか。 添付の「食品中の放射性物質に係る規格基準の設定について」の4の 表2によると,暫定規制値を継続した場合の被ばく線量が 0.051mSv/y となっている。日本で自然放射性物質から受ける被ばく線量 1.5mSv/y に比べて極めて小さく,放 S 射性カリウムなどにより食物から受ける 被ばく 線量 0.4mSv/y に比べても小さい。実態として,かなり安全側に立っ た規制値であったと考えられる。さらに,新しい基準値にした場合の 被ばく線量は 0.043mSv/y となっており,一般食品では5分の1にす るなど大幅に規制強化したのにもかかわらず,2割も減少していな い。当然であるが放射性セシウムのγ線も放射性カリウムのγ線も私 たちへの影響は同じである。今回の規制強化が,国民の健康にとって 本当に必要なものなのか疑問を感じる。科学的な根拠に基づかない で,単に「ウケ」を狙った政治的なものになってないだろうか。 ・デメリットはないか。 本県,茨城では,原木しいたけについて6市町で出荷制限を行って いる。生産者は,今後の生産にために原木(コナラなど)の入手に努 めているが,県南地域や鹿行地域などでは基準(150Bq/kg)を超えて おり十分に確保できていない。新しい基準値により規制が強化されれ ば,原木しいたけは本県全域で出荷停止となることが予想され,苦労 して入手した原木も使えないだけでなく,基準値以下の原木しいたけ を生産する生産者についても出荷停止となり,本県内での原木しいた けの生産はストップすることになる。放射性セシウムの半減期は 30 年であるため,原木しいたけの生産は今後数年から十数年できなくな ることも考えられる。原木しいたけ産業はなくなり,従事していた人 達は生活の基盤を失うことになるのでないか。東京電力に補償しても らえば良いでは済まされないことである。同様に心配されているの が,水産業である。現在でも茨城県沖のスズキやババガレイなどから 100Bq/kg を超える放射性セシウムが検出されている。 これら産業とこれらに携わる人々,地域経済に大きな影響を与えて もやらなくてはならないことなのか疑問に感じる。本当に国民のため になるのであろうか。 ・誤認,誤解に対する十分な説明は行われたか。 たとえば,重金属と混同されているのか,放射性セシウムなど人工放 射性物質は自然放射性物質と異なり残留性や濃縮が起こるという声 が聞かれる。セシウム 137 の物理学的半減期は 30 年であるが,生物 別添2 学的半減期は 50 歳で 90 日である。体内に取り込まれても,代謝によ り日々排さ れている。一方,ストロンチウム 90 は,食物として摂取した場合に 骨などに沈着する上に物理学的半減期が 28 年と長く問題とされる。 しかし,福島市などの土壌を調査したところ放射性セシウムの 1/1000 ~1/10000 程度との報告(文部科学省HP「土壌モニタリングの測定 )があるので,農畜産物 結果(平成 23 年5月 31 日までの測定結果)」 でストロンチウム 90 が問題となることは少ないと考えられる。プル トニウムについても,福島第1原発から 20km 圏内を除き,過去の大 気圏核実験によるものの検出にとどまっている。 ・不安を減らす努力が必要でないか。 地球上のどこでも放射線による被ばくは避けられないし,私たちの 身体には,これに対する対処するシステムが備わっている。発がん性 のリスクは,放射線だけでなく,紫外線や受動喫煙,野菜不足,スト レスなど様々ある。しかも,放射性セシウムに過敏になるあまり運動 不足になったりストレスを受けたりして健康に影響が出ている事例 が少なくないのでないか。 これまで「ゼロでないと安心できない。」という意見に動かされて いるのでないか。彼らは,規制を強化したところで,所詮,満足はし ない。新しい基準値の設定よりも不安を和らげる取り組みが必要では ないか。都心部に住む声の大きな一部の人達でなく,汚染されてしま った地域(北関東や東北地方の一部)に住む多くの住民への対応こそ が肝要であり,保健所等で個別の相談を受けたり,住民が持ち込む食 品の放射性物質を測定したりするといった,住民の気持ちにそった細 やかな対応はできないだろうか。 306 全体的に値が高すぎます。 100 ベクレルもの基準では高すぎて被爆の心配が増し、ますます東 北・北関東の食材を購入したくなくなります。 輸入食品についても高すぎて、大豆や牛肉の加工食品が 500 ベクレル というのでは、若い人が好んで食べるハンバーガーなどが内部被爆を 加速させるでしょう。 基準値を下げて、きちんと検出限界値と検査機関を各食品に明示し、 トレースできるようにすれば、東北の食材・北関東の食材だって購入 するのです。 高い基準、あいまいな検査方法のために買い控えてしまうのです。実 際の値を IC チップなどで管理する技術は、とっくに確立されている 1,7,9 別添2 のが日本ではないでしょうか? 基準値を下げ、検査し、その値を消費者に示すことが出来なければ安 心して食品を買うことができません。 307 新基準値一般食品 100Bq/kg、及び水、乳幼児向け食品の各基準値につ 1 いては、いずれも高すぎるため、さらに低い数値、具体的には、1Bq/kg を設定するよう強く希望します。 308 基準値を下げることに賛成ですが、経過措置には反対します。最悪で 1,6,9 も 1960 年代以上の被曝は避けなければならない、それがこの先何十 年にも渡ってこの国の「食の安心」に繋がると考えるからです。 経過措置を取ると消費者保護の意味がとても薄くなります。生産者保 護を考えるのであれば、一般の流通とは別枠での消費を考えてはいか がでしょう? 自治体や企業の職員食堂などで旧基準での食材と明 記した上で提供する、など。子供の口に入らないしくみが必要だと思 います。 309 内部被ばく、外部被ばく合わせて年間 1 ミリシーベルト以下になるよ 2 う基準の設定をして頂きたいです。よろしくお願いします。 310 (すみません、2 通目です) 11 もう 1 点、食用作物の出荷を禁止する地域を、もっと広げて下さい。 一旦禁止して汚染の実態を調査し、調査結果をオープンにしてから再 開するのが良いと思います。現状のままでは農家は補償を受けられ ず、消費者も被曝を避けることが難しくなります。放射能汚染はどこ をとってもマダラなのですから、特に限界地域に近い所ではサンプル 調査は意味を為さないことは明らかです。農家の人も「うちでは食べ ない」と言っていると聞きます。この理不尽な状況を打開するために、 基準を厳しくすると共に、調査の方法も大きく見直していただきたい と思います。 311 これ以上の内部被曝を防ぎたいので、すべて 1Bq/kg 以下にすること 1 を求める。被爆は少なければ少ないほどよいからだ。検出下限値を 1Bq/kg 未満にしないことを違法とすることを求める。 312 何 Bq まで食べさせるかではなく、どうすれば食べずに済むかを考え 11 られる人を委員に選定しなおして下さい。 313 100Bq/kg でも高い値であり、安全とは考えられません。原発の安全宣 1 言がなされ、冷温停止状態にあるならば平常値の WHO の準値 10Bq/kg に戻すべきではないでしょうか?賢明なご判断を何卒よろしくお願 い申し上げます。 314 改正案について、まだまだ高すぎると感じます。 1 別添2 低線量被曝や内部被ばくについて分からない事が多い上に、未だ膨大 な量の放射性物質が飛散、再飛散、拡散し続けている状況において、 出来る限り全国民(とりわけ子供たち)の被曝をおさえるべきだと思 います。 個人的には食品はせめて 1-5Bq/kg 以下程度、乳幼児用食品は 1Bq/kg 以下(限りなくゼロに近くして頂きたいですが)が希望です。 また、経過措置については、一部食品に置いて暫くこの高い基準値内 のものが出回るのであれば、流通するそれらの食品に Bq 表記を望み ます(本当は全ての流通している食品に表記して頂きたいです) 。 おそらく、今現在流通している食品でも私の希望を満たすものが殆ど なのかもしれません。しかし、高すぎる基準値のために不安で買えな い物が相当量あります。多くの友人(特に子供をもつ女性)からもそ ういった不安・不満を耳にします。これは、生産者、流通の方々、販 売する方々、消費者、全てにとって不幸なことなのではないかと思い ます。ぜひ、この機会に基準値を低くし、全国民の健康と安心に少し でも寄与して頂く事を検討してくださいますよう、心よりお願い申し 上げます。 315 はっきり申し上げて、規制値が高過ぎます。東日本大震災以降、通常 1 より空間線量が高くなり、外部被爆も少なからず多くなり、あらゆる 食品、飲み物等から少なからず放射性物質を体内に取り込んでいる現 状で、少しぐらいなら大丈夫、という考え方はおかしいと思います。 被爆を最小限に食い止めるという方向性に進んでいかないと、いずれ 大変な事になる可能性が多大にあると思われます。福島原発が完全に 鎮静化せず放射能をまき散らし、空間だけでなく海や川も汚染され続 けています。国民の健康を真に考えるなら、全世界、そしてなにより 国民が納得する基準と検査を実施し、また福島県周辺の食べ物は全て 出荷しない等、徹底して対応しないと国民不安は消えないと思いま す。産地偽装や牛乳の多種混入、検査値の改ざん、などいろいろな思 惑が世間に情報発信され、政府の対応に疑心暗鬼になっている国民を 安心させる方法は、真実を公表し、国民を最高最善の方向に導く方針 と行動だと思います。今後の規制値の制定では、限りなく線量が 0 に 近い規制値を制定される事を望みます。 316 何 Bq まで食べさせるかではなく、どうすれば食べずに済むかを考え 11 られる人を委員に選定しなおして下さい。 317 最低でも 12 月 16 日に原発事故収束宣言がなされた時点で「収束」に ふさわしい基準を制定する必要があった思われ、早急に厳格化して欲 1 別添2 しいです。 一般食品 100Bq/kg では事故収束した国の規制値とは認められ得ない と思います。 318 新しい基準値の pdf を読ませて頂きました。100 ベクレルは非常に高 1 く不安です。せめて WHO の基準値内でないと安心できません。ここ茨 城は外部放射線量も高く、内部被ばく量と合算すると西日本への引っ 越しも視野に入れて生活しなければなりません。 今はまだと言うなら、注意して西日本の食材を選び生活を続けます。 徐々に暫定基準値を下げて WHO 並みにしてください。 できるだけ早く下げてください。新基準値になってしまってこれ以上 下がらないかも、と、不安です。新基準値のまま基準値が下がらなけ れば東日本の食品は買えません。 外部被ばくや他国よりも高い医療被ばくも合算して、新基準値を作っ てください。100bq、子供 50bq は高いと感じます。不安です。 東日本に安心して住めるようにして頂けたらありがたいです。 319 食品中のセシウムのみの経口摂取 1msv/年ではなく、外部及び別の核 2 種からのすべての被曝の合算が 1msv/年というのが日本の法律なので はないでしょうか。すべての被曝の合算 1msv/年に基づいた食品の安 全基準にすべきです。また、別の核種特にα、β線を出す各種につい ての基準も同様に全ての被曝の合算が 1msv/年を超えないよう算定す べきです。 320 福島の原発事故以前の基準値でなければ安心できません。人体(特に 1 子ども)にどのような影響があるのかが判らない今、どうか未来を見 据えていただきたいと存じます。日本の食品が世界に誇れる国に戻る 事を切に願っております。 321 1.規制対象の放射性核種の種類が不充分です。 コーデックス委員会は今回対象になった 5 種以外にも、 241Am や 103Ru 等多くの核種を食品における規制対象としています。その中にはウラ ンも含まれております。事故等の緊急事態ではない、日常を想定した 規制においてもこれらの核種が国際基準での規制対象となっている ことを考慮し、国際基準に合わせた規制対象核種の拡大を望みます。 2.外部被曝による被曝量を規制値設定の考慮に入れて下さい。 現在でも、福島県や茨城県などでは毎時 0.1μSv を超える空間線量を 示す場所が存在します。これらの場所では外部被曝のみで年間 1mSv 近くの被曝が想定されます。また、現在も福島原発からは毎時 7000 万 Bq という放射性物質が放出され続けており、一定の外部被曝が無 1,7,10 別添2 くなることは考えられません。今回の基準では、生涯被曝 100mSv を 目安として、年間 1mSv の被曝量を規制基準とされていますが、上記 のような事実から、同等の量の被爆となる可能性のある、外部被曝に よる被曝分を考慮しないのは、全く不適当と考えられます。外部被曝、 内部被曝合わせての被曝量を基準とした、より妥当性のある基準値設 定を求めます。 3.「生涯 100mSv の健康影響について言及するのは困難」という見解 は、学術的なコンセンサスから見て誤りであり、国際基準の無視です。 今回の規制値設定において、国際的なコンセンサスである「線形閾値 なしモデル」を検証困難として参照せず、独自の判断に基づいた設定 をされていますが、これは ICRP 等の国際基準が依拠している前提を 否定することであり、非常に脆弱性のあるアプローチであると考えら れます。是非再検討されることを望みます。 4.規制値の設定のために、食品全体の汚染度を 50%と想定されていま すが、これは 100%にすべきです。 規制値である以上、それ以下値の食品の流通には制限がなくなるわけ ですから、規制値限界の値が摂取されることは前提にするべきです。 「その中のさらに半分だけが汚染されている」という都合のよい前提 を設定するのでは、規制の意味が全くありません。全ての食品が規制 値の程度に汚染されていることを前提として、健康への影響をある範 囲に抑えられるような規制値の設定手順を採用することを望みます。 322 ドイツのように大人8bp、子供4bq以下にしましょう。そこま 1 で下げないと、日本のように流通が発達した国では子供の被曝量が高 すぎます。100bqだなんてとんでもないです。 それから、その基準値をもとに早急に学校給食の放射能対策を指示 してください。対策に取り組む行政によって、地域で給食汚染の格差 ができてしまっています。国が指揮を執るべきです!ゲルマ検査機な どの検査体制が整わないなら、整うまでの間、東北関東以外から給食 食材を調達するよう指示してください。 323 今回の食品中の放射性物質に関する基準値の改正については、食品 の区分と含有が認められる放射性セシウムの濃度の両面について評 価する必要がある。 まず、食品を「飲料水」 「牛乳」「乳児用食品」「一般食品」の 4 グ ループに分類している点であるが、摂取量の多い飲料水と牛乳に関し て、一般食品より厳しい基準をたてるという方向性は評価できるもの の、この 4 区分では「一般食品」の範囲が広すぎ、放射性物質に対す 1,3 別添2 る感受性が高い幼児や成長期の子供を充分に保護できない危険性が 否定できない。 「乳児用食品」に加えて、 「幼児・小児用食品」として 小学校在学期の児童までを含む年齢層の子どもへの食品を区分し厳 しい基準を設けるか、あるいは「乳幼児・小児用食品」という区分を たててより厳しい基準を設ける必要がある。更にはいまだ成長期にあ る未成年者についても、大人より厳格な保護を行なうべきであること も当然である。 次に改正案の「基準値」の数値に関しては、現行の暫定基準値が「健 康への影響はないと一般的に評価され、安全性は確保されている」と いう認識をまず改めていただく必要がある。これは「流通の混乱を避 ける」という口実のもと、政府による補償額を極力小さくしようとい う政治的配慮に基づいて設定された基準であると考えざるを得ない。 今回の改正案でその基準値は暫定基準値よりは低くされているが、押 し並べてまだ不十分である。特に牛乳や乳児用食品の「50 ベクレル/ ㎏」 、一般食品の「100 ベクレル/㎏」は、消費者に「安全・安心感」 を与える水準からは程遠く、少なくともこの 10 分の 1 の値にすべき である。食品を通じての長期に渡る低線量放射線被曝の健康への影響 に関しては、未だ不明なことが多いというのが一般的見解で、不明で ある限り、できるだけ被曝を避けるのが正しい方策であることに異論 はないはずである。可及的速やかに今回の基準改正を見直し、「飲料 水」 「牛乳」 「乳児用食品」 「幼児・小児用食品」 「未成年者用食品」に 関しては「5 ベクレル/㎏」に、「一般食品は「10 ベクレル/㎏」を 目処に再改定を行なうことを強く要望する。 324 牛乳の基準値 50 ベクレル/kg を容認できません。 牛乳は放射性物質の影響を受けやすい成長期の子供が摂取する量が 多く、また、給食で必ず摂取します。 飲料水の基準より寛容に設定された基準では、牛乳を摂取するより、 飲料水・清涼飲料水の方が安全と解釈し、牛乳を忌避する要因になっ てしまいます。 また、現在牛乳から検出される放射性物質はごくごく一部が 10Bq/kg を超えるだけで、ほとんどが 10Bq/Kg 以下のものです。 ごくごく一部の飼料を改善するだけで、飲料水と同等の安心・安全 が得られます。 子どもたちが、水と同様に、牛乳を飲むことが出来る基準値作りを お願い致します。 希釈について 1 別添2 基準値を超える飲料水・牛乳・食品が発見された場合、希釈するこ とで基準値をクリアする事を禁じるよう明記してほしい。 給食専用の基準値の設定について 給食専用の基準値の設定を望みます。 給食は事実上、強制的に摂取 させられます。しかも、成長期の子どもたちが摂取します。給食は、 管理されているので、子どもが摂取する3食の中で一番クリーンな食 事にすることが可能と考えます。 強制的に摂取しなければならない という点も考えれば、10Bq/kg 以下が好ましいと考えます。 以上 325 100Bq/kg なんて私は不安です。赤ちゃん用に安心して買える厳しい基 1 準にして下さい。 326 既に汚染開始から 1 年が経っているので、経過措置は不要です。介入 1,6 免除レベルを基準にするということは「上限」であるので、もう一段 厳しい基準が望ましい。牛乳と飲料水のレベルは揃っている方が合理 的。牛乳の直接消費は児童が多いこともある。幼児小児が一般食品を 摂取することを考えると、もう一段厳しい方が良い。基準超過食品が 流通する可能性を考えると、もう一段厳しい方が望ましい。水産物な ど一部食品の汚染状況が深刻のようなので、実効的に流通を阻止する 手法が必要。 327 今回、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会の審 議を踏まえ厚生労働省が進めている、食品中の放射性物質に係る新し い基準値の設定に強く反対する。 理由 1.上記部会の報告書によると、現在の暫定規制値の下における食品 からの追加的な被ばく線量は非常に多めに評価しても年間 0.2 ミリシ ーベルト程度と推計されている。すでに十分安全な現在の暫定規制値 をさらに強化しなければならない安全上の理由が無い。食品安全委員 会委員長は、「食品から追加的な放射線被ばくによる健康への影響が 見出されるのは、通常一般生活において受ける放射線量を除いた生涯 における追加的な累積線量として、おおよそ 100 ミリシーベルト以上 であると判断した」という評価を示す談話を発表している。現在の暫 定規制値下で想定される累積線量は、食品安全委員長談話の精神を十 分満足していると考えられ、これをさらに強化しなければならない理 由は見出せない。 2.新基準は食品から許容することのできる線量を年間 1 ミリシーベ ルトに引き下げる方針とし(暫定規制値は 5 ミリシーベルトを基準に 4 別添2 している)、これは国際的なコーデックス委員会のガイドラインに沿 うとしている(なお EU やロシアも 1 ミリシーベルトを基準としてい る)。実際は現在の暫定規制値はすでにコーデックス委員会のガイド ライン、EU およびアメリカの基準に比べて同等以下の値であり、新基 準はこれらの国際基準に比較して異様に低い値となっている。このよ うになる理由は、厚生労働省における食品からの被ばく線量の計算過 程において、コーデックス委員会あるいは諸外国に比べてあまりにも 安全側に諸係数を仮定して計算することにあると考えられる。例えば コーデックス委員会では汚染食品の割合を 10%と仮定しているのに 対し、日本では 50%を仮定している。国際基準に合致させなければ輸 出ができないとの観点は十分理解できるが、そうならばすべてを国際 基準に合わせるべきで、厳しい数値だけをつまみ食いするのは一貫し ていない。 3.年間被ばく線量 5 ミリシーベルトと 1 ミリシーベルトとの間に健 康に及ぼす影響に有意の差があるとの確立された科学的・医学的知見 は世界のどこにも存在しない。逆に、確立された意見ではないとして も、低レベルの放射線被ばくは健康を増進するとの知見は多数存在す る。 4.同部会報告は「合理的に達成できる限り線量を低く保つという考 え(ALARA=As Low As Reasonably Achievable)に立って年間 1 ミリ シーベルトに引き下げることが妥当と判断した」と言っているが、こ の新基準が社会生活と経済生活にもたらす負の影響があまりにも大 きく、とてもこれが“Reasonably Achievable” とは思えない。新 基準はあたかも“As Low As Possible” ともいえる精神に立脚して おり、ICRP の ALARA の精神を明らかに逸脱している。上記部会の資料 によると、昨年の 10~11 月時点で食品の規制値(基準値)を超過する 割合は、福島県では暫定規制値の超過率が全体で 1.8%、新基準の超過 率は全体で 9.2%となる。 福島県以外での暫定規制値の超過率は 0.5%、 新基準の超過率は 4.8%となっている。食品を個別にみると、福島県で はキノコ類(暫定規制値では 7.7%、新基準では 20.7%が超過) 、果 実類(暫定規制値で 1.2%、新基準で 10.0%が超過)、魚介類(暫定 で 3.6%、 新で 32.8%が超過)の超過率が多い。 米は暫定規制値で 0.2%、 新基準で 1.3%が超過となっている。また福島県以外では、茶(暫定 規制値で 6.9%、新基準で 69.5%が超過)、キノコ類(暫定規制値で 5.6%、新基準で 27.5%が超過)などが多い。新基準が適用されると、 特に福島県において非常に多くの農業従事者・漁業従事者が出荷制限 別添2 などで苦しむことになるだろう。しかもこの制限は食品安全上問題の ない産品に対する制限となる。これでは福島県の農業・漁業従事者は たまったものではない。 5.このように社会的・経済的に影響の大きい食品安全基準の改正は 慎重に行われるべきである。薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放 射性物質対策部会の審議だけでは不十分と言わざるを得ない。放射性 物質が健康に及ぼす影響に関しては、日本に多くの優れた専門家が存 在する。当面、放射線審議会との合同会議を開いて議論を尽くす必要 があろう。その上でなお他の専門家の意見も聴取し、国の基準として 国民の安全、健康、社会経済の健全な発展、福島の復興などを総合的 に勘案して決定すべきである。新基準の設定に以上のような手続きを 踏むのが不可能ということであれば、新基準の設定は見合わせ、ここ 数年は今の暫定規制値のままでいくことを強く主張する。 以上 328 食品の基準が 100Bq/kg なのはとても不安です。もっと基準値を引き 1 下げてください。 329 生涯 100mSv は、到底受け入れ難い数値です。 1,3 低線量被曝に関して安全優位に立った精密な仮説立て、基準を設けな い事は、国として無責任極まりない状態であります。 海産物に関する言及が殆ど無い事、給食への独自基準が無い事もこの 国の将来を担う子供への配慮が感じられず、早期基準設置を要求した いです。 妊婦、胎児への影響に関しても、個別指導、粉ミルクの製造基準の厳 格化、もしくは国による指定材料、指定工場による製造など、徹底し た管理を求めます。 330 平成 24 年 1 月 16 日「食品に関するリスクコミュニケーション」の資 料 2 の「食品中の放射性物質の 新たな基準値について」p3 の見直し の考え方に「食品の安全と安心を確保する観点から、(中略)基準値 に引き下げる。」とありますが、引き下げる理由は、本当に安全と安 心を確保する為ですか?私は短時間で測定できるように引き下げた のだと思っています。放射線の特徴、測定機器の特徴、更に測定時間 と誤差の関係から基準値を下げたのでしょう。安全の為なら始めから 低く設定すればいいだけのことです。資料 3「食品中の放射性物質の 検査について」には昨年の汚染牛、汚染米について、流通させた経緯、 再発防止案がありませんが、説明お願いします。 資料 4「農業生産現場における対応について」p18 に「乳用牛・肥育 11 別添2 牛:300 Bq/kg、育成牛・繁殖牛:3,000 Bq/kg」とありますが、育成 牛はその後、搾乳したり、食用になります。これは安心して大丈夫な んですしょうか。3000Bq/kg を基準にした出典は何でしょうか? 国立がん研究センターによると「2005 年のがん罹患数は 1975 年の約 3 倍」だそうです。がん患者の増加を 1950 年代の原爆実験後の汚染さ れた食品による内部被曝との関連性を否定できない限り、私は安心で きません。1950 年代の原爆実験後の汚染された食品による内部被曝と の関連性を否定する論文があれば教えて下さい。 331 食品の放射能汚染については、どんなに基準値が低くても、放射線に よる健康障害を避けられる保障はありません。放射線による健康リス クは、数値だけで計れるものではなく、個々の体質や生活環境によっ ても大きく左右されます。同じ汚染度の食品をまったく同じように同 じ年齢の人間が食べたとしても、問題が見受けられない人もいれば、 健康を害す人もいるはずです。すぐに健康を害す人もいれば、何年も 経ってからの人もいるでしょう。では、そのとき、その原因を放射線 と誰が断定してくれるのでしょうか。同じ病気になるとも限りませ ん。それは、体内に取り込まれた放射性物質から出る放射線が免疫系 を壊し、その人の一番弱いところに影響を与えるからです。これらの ことは、広島・長崎の原爆、チェルノブイリ原発事故、その他過去の 核実験などによる被曝者の方々が身を持って知らせてくれている警 鐘なのです。そしてこれからの日本の未来を担う子どもたちほど、細 胞分裂が活発で、放射線による影響を受けやすいのです。子どもたち を生み育てる若い女性たちのこともどうか考慮してください。チェル ノブイリ事故の影響を大きく受けたベラルーシやウクライナは、現在 事故直後よりも大きく下回る基準値を設けています。それでも、25 年 経過した今でも健康障害は深刻なのです。何よりも、流通や経済では なく、子どもたちの命、健康を優先してください。福島第一原発事故 が起こる前の基準値 1Bq に近づけていただきたいのです。農作物の汚 染状況について、高い検出値のものは随分絞られてきました。危険な ものを排除し、低い検出値(1Bq/Kg 以下)のものの作付けを増やすな ど、代替えできるものと思います。高く設定された基準値は、余計に 消費者の不安を煽ります。本当は 1Bq 以下なのに、100Bq 以下と書か れていては安心して買うことも食べることができないのです。それは 生産者の方を苦しめることになると思います。消費者と生産者が手を 携えて、この汚染状況を乗り切っていくためにも、基準値の設定を事 故前のレベル「1Bq/Kg」に戻していただけることを切望いたします。 1,6,7 別添2 米・牛肉・大豆の新基準値施行は秋以降と聞きました。こちらも、よ り早い対応をしていただけるものと期待しております。国民の健康を 守っていただける基準値の設定と十分な検査体制を望んでおります。 332 未曾有の事態ですので、基準値は悲観的な数値で設定してください。 1 特に子供に影響が出るようでは日本の未来はありません。基準値を厳 しくすることと、産地の補償、加工品も含めて市場に出るもの全て生 産地と加工地表示を義務とし消費者が選択できるような法整備をお 願いします。 チェルノブイリハートという言葉がありますが、将来的にジャパニー ズハートと呼ばれるような事態にならないように、厳しく対応お願い します。 333 福島第一原発の事故により今後日本が何十年にもわたり放射性物質 1 と戦っていかなければならないこと、内部被ばく(特に子供の)を防 ぐことが今後最重要課題となると思われることに鑑みても、基準が高 すぎます。特に、子供は放射性物質による影響を大人の何十倍も受け る危険があることに鑑みれば、子供が多く摂取する乳児用食品および 牛乳の基準はより低くあるべきと考えます(海外基準に照らしてみて も、最低5~10ベクレル・キロ)。国の基準値が高すぎるため、給 食を拒否する・しないということが社会的問題となっていたり(国の 基準に照らして安全と言われても親としては納得できない)、近所の スーパーではなく高いお金を出してでもより基準値を低く設定して いる食材業者から食材を購入して必死に子供を守ろうとしている親 が沢山いることをご理解の上、より厳しい基準値を設定するようご検 討をお願いいたします。 334 緑茶葉のスクリーニングレベル: 7 今回の基準値改正により、緑茶は飲用状態で10ベクレル/kgを超 えないことになりましたが、中小の茶企業にとってこの数値を測定で きるゲルマニウム半導体検出器は手が出る測定器ではありません。な んとか手に入る NaI シンチレーション式測定器でも適用できるよう、 例えば、抽出液では確実に10ベクレル/kgを下回る『茶葉で10 0ベクレル/kg』程度のスクリーニングレベルを参考として設定は できないのでしょうか。 335 「食用こめ油の原材料となる米ぬか及び食用植物油脂の原材料とな る種子については、原材料から抽出した油脂に基準値を適用する。」 ということは基準値を超えた汚染米を使用した食用米油、同じく食用 植物油脂が流通することを認めるということですか。基準値を超えた 6 別添2 食材の焼却することを立法し、基準値超え食品が流通しないように対 策しない限り、安心とは思えません。経過措置の大豆について、「平 成 24 年 12 月 31 日までの間は、500 ベクレル/kg」なのか理由をお 答え下さい。 336 現在の基準値でも高すぎて不安です。特に子供が対象となる食品等に 1 ついては、海外基準(チェルノブイリで 37 ベクレル/キロ、ドイツで 5 ベクレル/キロ)に照らしても高すぎます。 なお、新聞報道等によると、文科省は、乳児用食品と牛乳について、 50ベクレル/kg を100ベクレル/kg に緩めてもよいとの答申案を まとめて厚労省に提出したようですが、とんでもないことで、子供を 守ろうと必死になっている親からすれば怒りを感じます。 337 ●基準値の改正について 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染が発生してから約1 年経過しようとしていますが、 「暫定」規制値である 500Bq/kg から、 ようやく年間 1mSv を基に設定した基準 100Bq/kg に下げられるという ことで、本改正にはまずは賛成です。 しかし、低線量、かつ、内部被曝の健康への影響については、現状 さまざまな研究や議論が進行中で、まだ明らかになっていないこと、 および、事故前の食品に含まれる水準が 1Bq/kg 以下であったこと、 等を考えるとまだまだ高い基準値であり、さらなる厳格化が必要と考 えます。 また、放射線の影響を受けやすい子供が食べる給食については、産 地を関東・東北以外に限定する等の特別な対策を積極的に行い、 1Bq/kg 以下の水準とすべきと考えます。 (土壌の放射能汚染はまばら で、一様ではなく、同じ地域の農作物でも放射性物質の濃度にばらつ きが多いように思われます。したがって、食品中の放射性物質のサン プル検査では到底十分とは思えません。 ) ●米、牛肉、大豆の経過措置について なぜ、これらの品目に準備期間が必要なのか理解できません。特に 米は日本人の主食なのですから、一刻も早く改正後の基準を適用すべ きと考えます。 ●基準値の遵守について 新たに基準値を定めても、守られなければ意味がありません。上記 で少し述べたように、同じ地域の農作物でも放射性物質の濃度はばら つきが大きいと思われることや、検査機器の数が有限であること、等 を考えると、汚染された土壌における農作物の作付制限を行う必要が 1,6,7,11 別添2 あると考えます。その上で、生産、流通、販売、消費の各段階におい て、(無造作ではなく)戦略的に検査を行い、基準値を超過する食品 が消費者に届かないような施策を、消費者庁や農林水産省と協力し て、積極的に行うようお願いいたします。 ●生産者への補償について 基準値を厳格化することで、生産者が損害を被ることになります が、これらの損害は、放射能汚染事故を引き起こした東京電力や国が 補償すべきと考えます。補償額はもともと原子力発電のコストとして 想定すべきものであり、事故が起きた後になって「経済的影響が大き すぎる(ので生産制限はやるべきでない、今回の基準値改正は過剰す ぎる) 」と言うのは都合が良すぎると考えます。 338 今般の食品中の放射性物質に係る基準値を大幅に下げることについ て、中長期的には賛成ですが、現段階においては以下3点の理由から 時期尚早であり、他の手段によって食品による内部被曝の抑制を図る ことが効果的と考えます。 1)現在における食品中の放射性物質による内部被曝の実際が不明で あり、基準値を下げることによる効果が定量的に示されておらず、基 準値の変更が効果的か不明であること 現状の食品中の放射性物質による内部被曝の実態がきちんと調査さ れるべきです。1 月の朝日新聞と京都大学の調査、コープ福島の調査 では放射性物質による内部被曝はかなり少ないことを示唆していま す。こうした実態を踏まえ基準値を下げることにより定量的にどれだ け内部被曝が下げられるのか明らかにし、その上で基準値の変更が政 策として妥当であるか検討すべきです。上記の調査が正しければ既に 国民の内部被曝は十分低いのであり、基準値の変更は必要ないことに なります。 2)食品中の放射性物質による内部被曝を避ける為の他の方策と比較 して効果的であるか不明であること しかしながら1)で示した調査については、わずかな範囲を調べたの であり、国民全ての階層にわたって適用できないことも明らかで、例 えば流通しない食料で大量に汚染された食品を食べる事例などはそ の代表例と思われます。農家で基準値以下(あるいは基準値を超えて いるもの)の食品を自家消費している場合、産地直送の食品で検査ル ートから外れたものを食べる場合、釣りや狩り、キノコ狩りなどをし て高く汚染した食品を食べる場合(あるいは第3者からこれらの食品 をもらって食べる場合)などです。こうしたルートを考えた場合基準 4,7 別添2 値の変更は意味がなく、むしろ WBC による内部被曝の実態把握及び食 生活の変更指導、狩りや釣りなどの制限、汚染 食品産直ルートを解明して制限することなどの方が有効となります。 また上記のようなことを考えなくても、現在の食品の検査体制に関し 食品の出荷量と検査サンプリング数が適切であるかどうかも重要で す。現在の検査体制で(検査漏れにより)現在の基準値を超えた食品 がどれだけ流通しているのか把握する必要があるのではないでしょ うか。検査サンプリング数が少なく、検査漏れにより汚染食品が出回 っているのであれば基準値を下げるのでなく検査体制をより充実す ることの方が政策としてより重要になります。 ここで示したような 例を検討することなく基準値のみを変更すれば、国民の食品中の放射 性物質による内部被曝を効果的に抑制する手段として適切でない政 策を実施することになりかねません。 3)食品の放射性物質による汚染の検査体制を充実しないまま基準値 を下げることにより混乱か、悪影響が考えられること 基準値を下げる場合には、食品の汚染を測定する方法も大きく変わ ってきます。NaI シンチレーションカウンターの測定であれば大幅に 測定時間を延ばして検出限界を下げたり、新たにゲルマニウム半導体 検出器を導入して精密測定をする必要があるでしょう。検出限界を下 げる為に測定時間を増やせばそれだけ測定する食品サンプル数が減 り、検査漏れにより汚染された食品が出回る割合が増えるのではない でしょうか。また現在より精密測定する必要があるので、カリウム 40 の影響によりセシウムを誤検出する例などが出ることを懸念します。 ゲルマニウム半導体検出器の導入が遅れたり、高価なので導入数が少 なければ検査するサンプル数が少なくなりやはり検査漏れの事例が 増えるでしょう。 これらのことから、本来であればまずゲルマニウム半導体検出器を 導入したり、NaI シンチレーションカウンターで精密測定できる体制 を現在の体制に加えて整備した後に、少しずつ基準値を下げてその効 果を検証していくことも検討してよいのではないでしょうか。 今般の食品中の放射性物質に係る基準値を大幅に下げることは、多 くの国民がそれを望んでいること、また国は国民の安心を得る為に実 施しようとしていることは理解しています。が、上記3点に示したよ うに、現在の内部被曝や検査漏れの実態などの把握をすることなく闇 雲に基準値を下げても国民の内部被曝の抑制に役立たないだけでな く、悪影響さえ及ぼしかねません。特に福島県の農業などに多大な影 別添2 響を及ぼすことも懸念されます。 339 実際に測定する側として、LB200に 1 時間かけた検出限界 20 ベ 1 クレルまでは、下げられるのではないかと思う。20 ベクレルまで下げ てもらいたい。100 ベクレルは高すぎます。埼玉県に運び込まれる津 波がれきと同じ基準だなんて、食品としてヘンすぎます。 340 基準値は、外部被爆と内部被爆の合計が生涯 100 ミリシーベルトにな 1 るような基準値にしてください。子どもが健康にいきていけるような 基準値にしてください。低線量被曝にも考慮してください。 341 LNT 仮説が正しい可能性があるわけですし、ガン以外にも、微妙な被 1 害が少量の放射性物質の摂取によって引き起こされる可能性はまだ 排除されていないように思えます。非常に微妙な被害(例えば、IQ が 1 ポイントだけ下がるといったような)であっても、それが日本全体 で大規模に起こるとしたら、無視できない結果(例えば、ノーベル賞 受賞者の数が大幅に減るといったような)を引き起こしえます。です から、少なくとも子どもに関しては、基準値は、1Bq/kg をあまり超え ない程度のところに設定し、原発事故以前と同程度の放射性物質しか 摂取しないようにすべきであると考えます。 342 新基準値一般食品 100Bq/kg,及び水,乳幼児向け食品の各基準値につ いては,いずれも高すぎるため,さらに低い数値,具体的には 1Bq/kg を設定するよう強く希望いたします。 低線量内部被曝については人類にほとんど知見がなく,現在,防護の 主たる対象となっている Cs134・137 などの核反応生成物については, その体内動態,臓器濃縮性についても不明な点が多く,その影響につ いては広島・長崎,核実験,原子力産業労働者などはもちろん,チェ ルノブイリ原発事故の疫学調査でも十分に影響を把握できていると 言えず,専門家の間でも議論が決着しておりません。 したがって,我が国の将来を担う子供達への影響や未知の内部被曝リ スクに対する国民健康防護という観点から,東京電力福島第一原発事 故発生前 20 年間における平均 Cs137 摂取量,すなわち 1 日 1Bq 以下 を達成できるような基準値の策定を強く求めます。 1 日 1Bq という目標は極めて現実的であり,我々の社会が努力するこ とで十分実現可能な数値だと考えます。なぜなら,公表されている東 京電力福島第一原発事故における放射性物質(Cs134・137)の高濃度降 着エリアとその農作物生産量,自給率,そして海産物の汚染状況を考 慮すれば,汚染の少ない地域での増産,汚染地域農家・漁業関係者の 補償・支援を強化することで,十分達成可能な数値と思われるからで 1 別添2 す。 食品の基準値は,国民すべての健康,特に将来を担う子供達の健やか な暮らしと成長,すなわち我が国の根幹をなす極めて重要で最優先に 防護すべきものを,我々がどのように考え,判断したかを示す数値で す。 後世に「当時の日本人は経済活動や建前を重視して子供の健康を最優 先にしなかった」と言われることのないよう,そして,むしろ「最大 限の放射線防護努力をして,子孫を守った」と言われるよう,東京電 力福島第一原発事故前の水準 1 日 1Bq,そして 1Bq/kg を新基準値とし ていただくよう,重ねて希望いたします。 343 ・食品における放射性物質基準値について 1 まず、大前提として、飲料水、食料品の基準値は 0 を目指して測定し てください。そして、全ての飲料水・食料品について、測定の下限値 と、正確な測定値を提示してください。また、セシウム以外の放射性 物質の扱いも明確化してください。 ・放射性セシウムの基準値表について ①飲料水の濃度はWHO基準に準じ1ベクレル/kg としてください ②乳児用食品も同様、最低でも1ベクレル/kg としてください ③年齢によって放射性物質への感受性は全く異なります。 子どもや妊婦が限りなく内部被ばく 0 に近い環境を選択できるよう、 基準値以下であっても、必ず測定値の提示を義務づけてください。 344 暫定基準値より下がるのはとてもうれしいことですが、一般食品の 1 100 ベクレルではまだ高いと感じます。特に子ども達が食べる給食の 問題。食べた後に計って後で公表されるのでは意味がない。安心して 美味しく食べられるように0ベクレルを目指して欲しいです。あと牛 乳もしっかり計ってくださるよう強く要望します。厳しい基準で国民 を守るという意思を示してほしいです。特に将来のある子ども達を守 ってください! 345 子供たちを安心して育てられる基準値を望みます。今の基準では、原 発に近い産地のものは避けざるを得ません。検査体制にも大いに不安 があります。風評被害を防ぐには、例えば半径何キロ以内、または土 壌の線量が一定値以上の土地の産物は全て検査し、結果を公表するの が一番だと思います。基準値については、現在のウクライナやベラル ーシレベルの安全性を求めます。そして、基準値を超えてしまった食 品については、全額を生産者に補償してください。どうか、子供たち を安心して生み育て、一次産業をしっかりと守る国であってほしいと 1 別添2 心から望みます。よろしくお願い致します。 346 東日本大震災後、政府が決めた食品暫定基準値。暫定のまま、1 年を 1 迎えようとしています。4 月からは【震災前の基準値】へ戻すこと。 放射能汚染食品が産地偽装や外食産業へ流出しないよう、監視を徹底 すること。食品の規制をきちんとしないと、小さな子ども達から青少 年まで、将来を担う層に大きな打撃を負わせます。今大人が出来るこ とを誠実に行ってください。学校という学びの空間で、給食による集 団被爆をなくしていかなければなりません。給食を拒否する子どもと そうでない子どもとの、差別を生んでいるのは、紛れもなく行政です。 すべての人が安心できるよう、【震災前の基準値】と同様の基準値を 設定してください。 347 新基準の数字は、食事が毎日積み重ねるものだと考えると高すぎると 1 思いました。この基準では、安心して子どもに食べさせることができ ません。内部被爆だけでなく、外部被爆とあわせて、再度数値をご検 討ください。 348 暫定規制値に基づく規制は十分に機能していることから、新たに基準 値を設定する必要性は全くない。 暫定規制値に基づく規制によって、放射線感受性が高いとされる 小児であっても、決定論的推計による中央値は年間で 0.2 mSv 未満で あり、目標としている年間 1mSv を十分に下回る十分な安全が担保さ れている。したがって、今回の新基準値は、安心の担保が主たる効果 として期待されるところであるが、逆に必要以上に基準値を厳しくす ると、基準値を上回る食品数や規制が増すことによって、社会的な混 乱をま ねき、放射線に対する不安感を煽ることになることが懸念される。 また、新たな設備と管理体制の導入や大きな損害を受ける生産者 への補償など、巨額な社会資本を投入して、新基準値に基づく規制を 実施したとしても、決定論的推計の中央値の減少は 0.051 mSv から 0.043 mSv と、自然放射線の変動レベル以下の効果しかもたらさない。 これは、線量低減措置としても正当化されない上に、公衆被ばくに対 する防護全体の最適化を考える上でも無意味である。 安全と安心を担保しつつ、社会と経済への影響、とりわけ、生産 者への影響を最小限に留めるために、放射性セシウムに対する暫定規 制値を今後も準用することとし、放射性ヨウ素については、今後の新 たな汚染は想定されないことから、規制の対象外とすることを提案す る。 4 別添2 349 二才の子供がおり、もう一人くらい産みたいと考えております。311 1,7 以降乳製品を控え、東北の物は一切買っていません。しかし、加工食 品や外食ではどうしようもありません。また、産地を確認して買って いても、偽装されていないかと正直心配です。311 以前の基準は安心 できるからこそ規制していたのではないのですか?簡単に変えれる のならば以前の規制は必要以上の規制であり、違憲の疑いさえありま すね。311 以前の規制に戻してください。まして乳児の規制を緩やか にするなんてあり得ません。また、いくら基準がしっかりしても、偽 装等で流通されては意味がないので、検査も徹底してください。お願 いですから、安心して、好きな物を食べられる元の日本に戻してくだ さい。よろしくお願いいたします。 350 人間は食べたものによって身体が作られるそうです。何を食べたかに よって、毎日健やかにも暮らせるし、病気で苦しんだりもする。昨年 の福島原発事故以来、食品や工業製品の汚染を危惧しています。しこ 後の暫定基準値は既に一年を超えて適用され(暫定って三か月以内っ て点儀があるそうですね)、やっと見直しされるとのこと。とても嬉 しいです。が、見直し後の基準が高すぎると思います。チェルノブイ リ事故は対岸の火事と思っていたのに、まさか同じことが起きると は。現地の映像を見たのですが、身体の不調、奇形、病気など、見る に堪えないと思いました。が、同じ人間、日本でも起きるのですね。 何より影響が強かったのは、食べ物による内部被曝とたくさんの資料 が示しています。ここで、すごくおどろいたのが、チェルノブイリ周 辺の国の食品や水の基準値が、日本のよりもはるかに低いというこ と。低くても、身体に影響がでるとわかってるんですね。それなのに、 何故、見直し後でさえも、こんなに高い基準値を採用するのですか? 全く理解できません。まるで、病院や薬品業界をもうけさせるような ことを考えているのかと思います。影響は、特に子どもたちに強く表 れると聞いてます。大人よりも、長い未来の待っているはずの子ども たち。子どもを産んで、未来をつなげていく子どもたちはどうなめの でしょうか。将来関東東北の地は、ちゃんとした子どもが生まれてこ ないだろうという話の聞きます。日本人はどうなるのでしょうか。そ して、検査も満足にしていず、流通の発達した日本では、汚染食品が 混じって全国に拡散され、この汚染は既に全国区と思われます。(BSE の時の素早い対応と同じ国とは思えません)とても悲観しています。 どうか、基準値を、せめてウクライナの基準まで下げていただきたい。 とくに、たくさん摂取する米、小麦、大豆などの主食品と水の基準は 1,5 別添2 特別に低く設定するのが、被害を少なくするために大切なカギと思い ます。それと、乳幼児、子ども、妊婦への基準ももっと下げてくださ い。それから、何 Bq まで食べさせるかではなく、どうすれば食べず に済むかを考えられる人を委員に選定しなおして下さい よろしくおねがいします。 日本人の未来は、皆様の働きにかかっています。 351 乳製品放射能汚染基準値、乳幼児への対応値について 1 50bq/kg を 100bq/kg に緩める可能性があることに驚いています。限 りなくゼロに近づけるのが普通の感覚ではないでしょうか。それをす ると生活が成り立たなくなる企業や業者がいるから高い数値にとど めるのですか? ただでさえ少子化で騒いでいたのに、原発事故以降のめちゃくちゃな 食品汚染により、後天的な少子化はどんどん進むでしょう。何をやっ てるんですか? 子どもたちを殺したいのですか? 基準値はあくまでゼロを目指してください。よろしくお願いします。 352 未検出扱いにする閾値を高すぎないように設定をお願いします。でき 7 るだけ国際基準に合わせてください。国としての信用が無くなると思 います。 353 放射線医学の研究に永年携わって来た立場から、今般の「食品中の放 射性物質に係る基準値の設定」に関して意見を提出いたします。 結論は、「今般の規制値の設定は、食品安全をはかる意味では不要な 過剰規制であり、放射線規制上は混乱を招く。したがって規制値の設 定を行うべきでなく従来の暫定規制値を継続すべき」ということで す。以下に理由を述べます。 ・放射線防護は、As low as reasonably achievable (ALARA)の原則 である安全性の評価と社会的、経済的影響に関する検討のバランスの 上になされるべきです。 ・本案では新規制値いっぱいの数値で汚染した食品を 50%摂取すると の前提のもとに被ばく線量を計算していますが、この摂取割合を 10% とすれば、従来の暫定基準値で問題ないことになります。実際の市場 の食品の汚染レベルの分布は、極めて低いところにあり、10%でもは るかに過大評価です。 ・また、現状の汚染は福島原発より放出された放射性物質にもとづく、 極めて異常な事態であり、恒常的に継続するものではありません。過 去の原水爆実験のフォールアウトの観測から類推すると今年 1 年の間 に激減し、2-3 年のうちに測定限界以下になることが見込まれます。 4,10 別添2 ・一方、本案が施行されると、福島県の農業、漁業へ甚大な影響を与 え、福島県産の農産物、海産物が売れなくなる可能性が一層高まりま す。これは原発事故から立ち直ろうと田畑の除染等を進めている同県 の県民感情を無視したものといえます。 ・規制値超えになる福島県産品が数倍を超える量になり、福島県の農 業、酪農が壊滅的打撃を受けることは確実であり、それに対して国は どのように対処されるのでしょうか。意味もなく低くすれば良いとい う問題ではありません。 ・よって、規制値の設定を行うべきでなく従来の暫定規制値を継続す るようお願いいたします。 ・また、このような極端な仮定に基づく規制値が他の放射線規制に波 及することや放射線規制のダブルスタンダード化を危惧します。 ・異常事態で非常にナーバスになった一部の消費者に迎合するような 政策は必要なく、科学的な立場から冷静に国民を説得するのが、専門 家からなる食品安全委員会の責務と考えます。 354 私は11歳と2歳の子どもをもつ母親です。 1 内部被ばくに関しては、震災前と同じにしたいと考えています。日本 列島全てが酷く汚染されたのであれば、新基準に納得できるかもしれ ませんが、西日本、九州、沖縄がまだ残っているそれなのに、なぜこ んなにも高い新基準を受け入れなければいけないのかが理解できま せん。 国の基準のために、多くの日本国民が酷い内部被ばくをしています。 私は子どもたちを守りたい一心で教育委員会や市に内部被ばくを震 災前と同じにするように訴えてきましたが、この基準が高いためにそ れは叶わないまま年月だけが流れてしまいました。 厚労省の方にも守るべき家族がいるはずです。他の何よりも家族を守 るための基準を考えていただきたいです。 ドイツ放射線防護協会の意見を参考にして下さい。 未成年者は 1kg あたり 4 ベクレル(Bq)以上、成人は 1kg あたり 8Bq 以 上のセシウム 137 を含む飲食物を摂取しないことを推奨 色々としがらみもあり大変かと存じますが、どうぞよろしくお願いい たします。 355 食品の放射性セシウムの新基準値案を審議している文部科学省の放 射線審議会が 2 日の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授) において、産業保護の観点から1キロあたり50ベクレルを100ベ クレルに緩めようとする意見から審議が持ち越しされたと報道で知 1,7,11 別添2 りました。こうした審議会に参加する委員の中には、非科学的な立場 をとっている委員がおります。放射線被爆の影響については、人体へ の影響を摂取実験によって証明することは人命尊重の観点から到底 受け入れがたく、よって誰にも疫学調査することができないにもかか わらず、この調査結果がないことをまるで放射線による影響の因果関 係そのものがないかのようにとりちがえて、放射性物質による内部被 爆の危険性を無視している委員がいます。また、現時点での検査能力 や農産者の利益を理由に、国民の健康を損ってはならず、国民なくし て国家も経済も存在しえないのです。現在配置されている食品検査機 の能力については、これから新基準を設置することで、あらたな参入 が想定され、より活発な企業活動を促し、競争のもと、より精度の高 い測定器が生産される余地があります。こうした技術革新は、環境に たいする厳しい規制がしかれるたびに日本の自動車メーカーが悠々 とその規制をクリアする製品を開発してきた歴史に容易に学ぶこと ができ、技術とは規制がもたらされることで、より一層進展すること が証明されています。ですので、現状の普及機材の水準をもとに規格 基準を緩めようという動きは、企業活動への無知と冒涜にすぎませ ん。新基準値案は食品を四つに分類。コメなどほとんどの食品が含ま れる「一般食品」は1キログラム当たり100ベクレル、「牛乳」と 粉ミルクなど「乳児用食品」は同50ベクレル、ミネラルウオーター など「飲料水」は同10ベクレルとしておりますが、私は子供を育て る立場として、この基準値はまだ高いと思います。新基準は、「一般 「牛乳」と粉ミルクなど「乳 食品」は1キログラム当たり 20ベクレル、 児用食品」 、ミネラルウオーターなど「飲料水」は全て同 2 ベクレル とすることを希望します。また、大豆などの例外品目についても新基 準への以降を平成 24 年 4 月 1 日とし、乾物・茶などについては干し た状態の数値も同時に検査し併記することを希望します。さらに、す でに行われている産地偽装を撲滅するために、産地偽装や基準値超の 食品を販売した場合には、広報にて生産者(企業名・産地など)と販売 者の名前を公表し、故意に流通させようとした個人・事業主への罰則 を明確に制定することを希望します。 356 4 月からの食品の放射能汚染の新しい基準値には反対します。 全食品を 1Bq/kg にしてください。小さいこどもは感受性が強いと言 います。また放射能汚染からの影響は分かっていないとは言え、チェ ルノブイリでも健康被害は出ています。分からない事は「より安全を 期す」ため、基準値を 1Bq/kg にしてください。 1,7,9,11 別添2 1Bq/kg の基準を満たす食品と、基準超の食品が混ざらないように国・ 県・市区町村の各自治体でそれぞれ検査体制を整えてください。各市 区村には国の責任において、食品の放射性物質を測定するゲルマニウ ム半導体検査機器の最低でも必ず 1 台設置を義務付けしてください。 きちんと調べ、包み隠さずその検査数値を公表してくれれば、無用な 風評被害も防げると思いますし、被災地復興にも貢献できると思いま す。 流通されている全ての食品を 1Bq/kg にし、検査数値の公表、流通時 に汚染食品が混ざらないようにし、小売店でも検査数値を表示しての 販売をお願いいたします。 357 国の基準、一般食品100Bq/kgは不安です。子どもは食べる量 1 が少ないという考えのもと、被ばくさせることで事故の責任を子ども に負わせ、被ばく前提で議論している限り、人々の不安や不満はなく ならない。低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解って いないと聞きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の 感受性が高いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力 福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。 358 法律における年間の公衆放射線の被曝限度は1mSvで、非常時でも 1,7 5mSv。ただし、5年で平均1mSvとする、とあります。ICR Pでも年間の被曝限度は内部被曝・外部被曝合わせて1mSvです。 私達はこの10ヶ月余りの間、空間線量1mSv/y以上、食品の暫 定規制値5mSv/y、合計6mSvを享受しました。ここからはも う希釈していかなければならない期間に入りますが、福島第一原発か らの放射性物質の放出は廃炉されまでの40年間続くものと思われ ます。そして、現在福島第一原発から放出されている放射性物質の量 よりもこの10ヶ月間地表に降り注いだ、あるいは空間に滞留してい る放射性物質の量の方が余程膨大で注意した方がいいと言われてい ます。空間線量を下げることは大変難しい状況ですので、食品・その 他(呼吸など)による内部被曝を下げる以外になく、100Bq/kg では不十 分と考え、日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と 検査体制を望みます。既に産地偽装(福島産を鹿児島産に)や西日本産 米に福島産米を混ぜて販売していることが分かっています。今後これ らのことが再発しないよう、徹底して監視・指導していただきたいと 強く切望します。 359 国の基準、一般食品100Bq/kgは不安です。低線量、とりわけ 内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞きました。いろい 1 別添2 ろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高いことや個人差を 考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原発事故前の摂取量 と同程度に抑えたいと切望します。 360 100Bq/kg なんて私は不安です 1 361 原発事故以来、自分で食べる食品の中にどの程度のセシウムを許容す 1,7,9 るか、多大な時間を費やし色々調べました。私が決めた自分なりの「基 準値」は 10Bq/kg 未満です。(予防原則に則り、実現可能な値も考え 決めました)今回話の挙がっている 100Bq/kg はこれの 10 倍に当り、 全く話になりません。また、Cs だけではなく国には Sr(ストロンチ ウム)などの基準作成・計測もしていただきたいのです。特に魚類に 含まれる Sr がどの 程度か私は危惧しています。更に、基準値の変更だけでは不十分です。 販売時に Cs 汚染の程度の表示義務も負わせてください。 色々書きましたが、 ・100Bq/kg では甘すぎる。十分に厳しい値にすることを望む。 ・Sr の基準・測定も必要 ・販売時に汚染程度の表示義務を課す まだまだ沢山言いたい事はあるのですが、とりあえず上記3点を私の 意見として述べさせていただきました。 最後までお読み頂きありがとうございました。 362 流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い 1 いたします。 363 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を 使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基 準値と検査体制を望みます。 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。これまでに公表 された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程度は 事故以前の水準を保っていると思われます。こういった地域の産品が 汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査を行って頂きたい と存じます。 食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数Bq/kg を超え 1 別添2 る食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考えます。 厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を取り除 く観点から流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂き たくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優先事項か ら働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で 必要不可欠であると考えます。 364 暫定基準値を一キロあたり、100 ベクレルに変更していく案に賛成し 1,11 ます。そして、いずれは一キロあたり 50 ベクレルまで下げてほしい です。 意見及び理由:国ではクリアランスレベルを超える廃棄物は放射性廃 棄として専用の施設等において厳重に管理すべきとされてきました。 今般の原発事故により膨大な量の放射性廃棄物が環境中に存在する ことになったとはいえ、それをもって基準を大幅に緩和する理由には なりません。従前どおり、クリアランスレベルを超過する廃棄物は放 射性廃棄物として、国及び原子力事業者が責任を持って管理すべきで す。食材も然りです。 ベクレルの量の問題じゃなく、放射性物質がついていることははっき りしているのです。そして、量が少なくとも、セシウムだけでも半減 期まで 30 年かかり、その間放射線を出し続けます。食べれば、内部 被曝が続きます。無機物である放射性物質は焼却してもなくならな い。燃やすとガスや微細な粒子に形を変えて、清掃工場の煙突から放 出される微細な粒子も総て取りきれるわけではなく、気化したガスは バグフィルターで除去しきれない不安がある。食材から出たごみは、 大気に広がり、循環してしまいます。 人の命が大切です。日本の命を繋ぐ妊婦と子どもを守って頂きたい。 避難したくとも、経済的に物理的に移動できないご家族がたくさんい て、子どもたちは被曝に対して何もできません。内部被曝のリスクを 下げ、安心して生活できるよう助けて下さい。 どうかどうか、未来の子どもたちのための判断をお願い致します。 汚染された空気の中、汚染された食材で、汚染された土壌で、人は何 を作るのでしょうか。放射性物質からの影響は、誰にもはっきりわか らないのです。 人として、予防のためにできること、技術があります。リスクを避け て安心に生きたいだけです。 よろしくお願い致します。 365 今春から保育園に入る 1 歳児の親の立場から、意見を述べさせていた 1,2,6 別添2 だきます。 1.新基準値案に示されている数値は、以下の点を考慮して引き下げ ていただきたいと思います。 1)食品からの放射性物質による被曝が1年1ミリシーベルト以内と されていますが、外部被曝合わせて1ミリシーベルト以内となるよう に、全体の対策を整合性のあるものにしてください。 2)今回汚染割合が50%とされていますが、汚染割合は日本の食品 衛生法上の従来の考え方を踏襲して100%として算出してくださ い。生鮮食品などは日常的に地元野菜を摂取することが多くなりま す。汚染度の高い福島周辺の野菜を日常的に摂取しても安心が担保さ れるような基準値の設定をお願いします。 事故があったから多少の被曝はやむを得ない、というのは個人レベル では現実を受け入れていくために仕方がない考え方だと思います。し かし、国の基準として国民、特に幼い子どもたちを守るためには、妥 協を許さない安全サイドに立った基準が必要です。そうした断固たる 態度で、国民に安心感を与えてくださるようお願いします。 2.米・牛乳・大豆に関する経過措置 経過措置は混乱の原因になります。店で並ぶ商品に、新基準値対応、 暫定基準値適合などと表示がされるのでしょうか?二つの基準値が 並ぶ状態は、結局新基準値が導入されていないのと等しいのではない かと思います。 366 基準値の設定はベラルーシという鋳型があるので、ぜひその設定に合 1,6 わせたものにして頂きたいです。毎日摂取する米に関しては来季の収 穫を待たずに基準値を低く設定すべきだと思います。特に乳幼児、妊 婦に対する配慮が日本にはありません。もっと厳しく考えて頂きたい です。 367 現在でも、放射性物質の食品からの内部被ばく線量の推計は“コープ ふくしま”の調査や、厚労省自体の推計でも年間 0.1 ミリシーベルト 以下とのことである。新基準値(案)は「土壌」や「きのこ原木」の 指標値の見直し、新たな作付制限の拡大など、生産現場にさらなる混 乱と生産意欲の喪失を招く恐れがある。また、数値がひとり歩きして、 新たな風評被害が発生することが大いに懸念される。 すでに、国のめざす、年間 1 ミリシーベルトの 10 分の 1 以下と推計 されているのであるから、基準値を厳しくするにしても数ヶ月をかけ て段階的に、地方の一次産業を混乱、崩壊させぬよう慎重に行うべき である。 4,8 別添2 また、野生の獣肉や山菜類、(原木)きのこ類など、一般的に高い数 値が出やすいとされる性質のものは、野菜などとは別の枠で考えるべ きである(ウクライナ国等の例)。伝統的な産業や生業を滅ぼさない ためにも一定の配慮が必要と考える。 現実の販売取り引きで、規制値を下回っていても、販売店側からは「検 出せず」を求められることが多発している。 「カリウム 40」や「炭素 14」などの天然の放射性物質が食品中には、かなり含まれ、日本人の 成人 1 人当り数千ベクレルを体内に、すでに持っていることを知らな い。または意識していない人が大半であると思われる。 天然の物質と人工の物質の差はあっても、内部被曝に関して、より冷 静な消費行動の定着のためには、国の説明や啓発が重要である。 368 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災、引き続いて発生した東電 福島第一原発事故と放射能の大規模な拡散。この拡散による影響は、 広範囲な地域に及び、今後長期間にわたるものと考えます。 「新基準値が消費者のリスクの大きな低減に結びつかないという立 場」からは“福島を見殺し”のするものとの批判があります。一方、 「ゼロリスクを求める立場」からは“もっと厳しい基準値が必要”と の声が上がっています。 しかしながら、暫定規制値の年間 5 ミリシーベルトを年間 1 ミリシー ベルトで管理を進めるとする新しい基準値案は、“国民の安心を確保 する観点から、安全側に立った”数値と理解いたします。 暫定規制値に変わる新しい基準値案及びその運用について以下のよ うに要望いたします。 (1)国・地方自治体は国民の信頼、理解が得られるよう、積極的に リスクコミュニケーションを行い、情報開示を行うこと。 (2)福島県を中心とする産物が風評被害にあうことがないよう、関 係方面への監視・指導・監督を強めること。 (3)新しい基準値案の施行にともなう作付制限の拡大が予想されま す。国・地方自治体が協力して土壌や水質汚染の調査体制の強化、効 果的な除染技術の研究と普及、補償のあり方等を早急かつ慎重に検 討・実施し、合意形成を進めること。 (4)人への健康影響は、外部被曝と今回対象となる新基準値(内部 被曝)が合わさったものです。長期間にわたる継続的な健康調査を行 い、その結果を情報公開すること。 (5)これまで“稲ワラ”、“砂利”といった思わぬところから高レベ ルの放射能が検出され、国の対応が後手に回り、さらなる信頼を損ね 7,8,11 別添2 る事態となりました。4 月から新基準値を施行するにあたっては、こ の問の事態を踏まえ、それが守られているという担保が必要です。検 査の体制が確立されていることを 2 重 3 重にチェックし、施行にあた ること。 (6)民間の調査能力を超えるストロンチウム 90、プルトニウム、ル テニウム 106 の核種については、国が責任を持って継続的にモニタリ ングする体制を作り、情報公開していくこと。 369 1 基準値ついて 食品に含まれる放射性物資の暫定基準値でも安全といいながら、なぜ 新基準を作るのか、整合性が取れないのではないか。また、科学的根 拠に基づいた説明がされていないのではないか。 2 経過措置について 仮に新基準が 4 月から適用されることになっても、しばらくの間は、 経過措置で暫定基準値も残ることになる。暫定基準値を認められた食 品は、風評被害が起こりかねないので、補償を含め、万全な体制を整 えていただきたい。 なお、経過措置よりも、基準値を超えた原材料が流通しないシステム の構築をお願いしたい。 3 新基準の適用について 基準値を強化することだけが先行し、実態とかけ離れているといわざ るを得ない。 一般食品を例にすると、暫定規制値 500 ベクレルを 100 ベクレルに基 準を強化した場合、先ず地方自治体等の検査態勢が整っていない。検 出限界値が下がることにより、検査機器や要因など検査態勢の整備が 必要となる。少なくとも、検査態勢を整えてから、新基準に移行しな いと、現場で混乱が起きるのではないか。 また、検査態勢を整え、流通している加工用原材料(漬物用の原料は 野菜等)は、すべて基準値以内で、安全性は国(政府)・地方自治体 が保証し、個々の食品製造業者に対し、消費者等から検査結果を求め られないシステムを作っていただきたい。 →(結果として、原材料と加工食品の二重の検査にならないようなシ ステムの構築。 ) なお、それが出来ずに、新基準に移行後、個々の食品製造業者当で測 定せざるを得なくなると、使用する測定機器の最小検出単位は、10 ベ クレルが必要となる(米ぬかの加工係数は「8」)。そのような高性能 な機器が簡単に入手出来るのか。仮に入手出来たとしても、高価格と 7,11 別添2 なると中小零細企業では手が出せない。 従って、測定器具を貸与するか、購入の場合は、全額補助をお願いし たい。全額補助が出来ないときは、損害賠償の対象とすることを明確 にしていただきたい。 370 日頃よりご理解とご指導をいただき、厚く御礼申し上げます。表記に 5,8 つき、意見を申し述べさせていただきますので、何卒よろしくお願い いたします。 1「乳児用食品」と「一般食品」との明確な区別について 「乳児用食品」と「一般食品」は基準値が異なり、たとえ「一般食品」 を乳児が食したとしても基準値は「一般食品」が適用され、「乳児用 食品」のものではないことをマスコミ、消費者を通じた広報活動をお 願いしたい。わかりやすくするために、具体的に Q&A を作成していた だくなど丁寧な説明を継続して実施していただきたい。 2 基準値の運用について ゼロリスクを求める声が多くあるが、本基準値が科学的に立証された 安全な値であることをマスコミ、消費者とリスクコミュニケーション で広めていただきたい。 基準値以下の数値が運用されれば、農産物の風評被害が助長され、企 業には行き過ぎた品質要求、不検出での証明提出依頼など無意味な活 動による圧迫を受け、ひいては消費者にも負担がかかることは明白で ある。 今後、長期間に渡り運用されるため、行政機関として基準値が適切に 運用されるよう世論をリードしていただきたい。 371 平素は、協会の事業運営に格別のご配慮を賜り厚く御礼申し上げま す。標記の件に関して、次のような意見を述べたいと存じますのでよ ろしくお願い申し上げます。 意見 (1)リスクコミュニケーションについて 新基準値の設定で、国民、マスコミの目が厳しくなり、不検出でなけ れば認めない風潮が強くなる可能性が高い。政府は基準値以下であれ ば十分安全であることを国民に説明するとともに、過剰に国民の危機 感を煽るようなマスコミ報道があれば、きめ細やかな指導や是正措置 を行っていただきたい。また、各地での説明会のみならず、国が自ら TV 情報番組の提供や雑誌などに広報を載せる等、国が直接説明する頻 度を増やしていただきたい。 また、地方公共団体等が基準値以下の食品の分析結果を公表している 5,7,8 別添2 が、その事が国民の危機感を増長させている一面もあり、その影響を 十分考慮するよう指導されたい。 (2)確認したい項目 ①アイスクリームの原料水の基準について アイスクリームに使用する原料水は、飲料水のように大量に摂取する ものではないが、含まれる食品の範囲にいう「調理に使用する水」に 相当するのか。 ②乳児用食品についての定義を明確にしていただきたい。 乳児用食品については、その定義を明確にし、どの食品が該当するか 否か、誰にでも明瞭に判別できるように示していただきたい。また、 一方では、乳児食品の基準値が必要以上に厳しすぎるという意見もあ るがいかがか? ③放射能測定条件の統一化 放射能検査方法が分析機関で不統一であり、それが分析値に大きな影 響を及ぼすので、早急に分析方法を決定し、統一していただきたい。 372 ①セシウムだけで年 1 ミリシーベルトになる基準値ですが内部被爆と 1,2,7,9 外部被爆を合わせて、全ての核種で合計年間 1 ミリシーベルト以下に なるようにしてほしいです。特にもヨウ素の基準もつくって下さい。 (理由)去年 7 月末ごろでた見解(食品安全委員会)では内部と外部 合計で生涯 100 ミリシーベルトでした。長生きの人は 100 年は生きま す。又、国内法でも国際的にも規定されている年間 1 ミリは外部を含 めての値だと思います。 ②ヨウ素について基準を決めて測定して下さい。福島第 1 原発の廃炉 までは 30 年はかかると思われ、その間に地震などで放射能モレの危 険もありうるのです。モレてから測定したのでは間に合わず、子供達 が水などのんでしまったあとになりかねない。廃炉完了までは測って 頂きたい。ヨウ素は直ちに健康に被害あります。 ③乳児用基準はとてもありがたいし必要です。しかし、離乳食はふつ うに市販の一般食品で作ります。食品に全てベクレル表示をするか乳 児用基準クリアの表示をしてほしいです。 ④実際に市場にある食品農作物など ND(検出されず)か、低い値です。 もっと厳しくしてもよいぐらいです。厳しい方が、いわゆる風評被害 も減るし、輸出もできるようになるのではないかと思います。 373 放射性セシウム(Cs-137、Cs-134)による内部被曝は東京都民のみな さんは、自然放射性核種の K-40 と比較してわずか 1.5%、福島県民で さえ、わずか 10%ということです。つまり、東京都民も福島県民も誰 4 別添2 も放射性セシウムによる内部被曝はほとんどしていなかったと言え るのです。 ところが誰も被曝をしていないにも関わらず、さらに厳しい基準値を 導入しようとしています。暫定基準値 500Bq/kg と言うルールの下で 誰も被曝しなかったにも関わらず、どうして、この基準値を変える必 要があるのでしょうか。 374 新基準が現在の暫定基準より厳しくなることは評価します。ただ、こ 1 の新基準では安心できません。ドイツ放射線防護協会は、子ども4ベ クレル、大人8ベクレルまでを推奨しています。ウクライナやベラル ーシでは食品ごとにより細かく規制値が決まっています。日本人の主 食は多くが米でまたパンも含まれます。米やパンにも100Bq/k gが適用されることは許容できません。原発事故後、日本の食品は諸 外国から規制されています。より厳しい基準値を設定して海外からの 信頼を取り戻すべきです。 厳しい基準値により、出荷できない食品は国が一旦補償し、後に東京 電力が補償すべきです。汚染が酷く除染しきれない農地に対しては、 放射性物質を吸収しにくい作物の作付や汚染されていない農地の無 償提供などしていくべきです。漁場に対しても補償をしていくべきで す. 厳しい基準値と検査の徹底が成されなければ、風評を助長し、被災地 の復興の妨げにもなります。また健康被害という実害を防ぐために も、より厳しい基準値は不可欠です。是非、より厳しい基準値を設け て頂き、安心して暮らせる日が早くくるよう願っています。 375 現在,国内の暫定規制値とチェルノブイリ事故による輸入食品での規 11 制値が異なっていますが,新基準施行後は輸入食品も新基準を適用す るのですか。 376 昨年の発生した東日本大震災で被災された方々及び、福島第一原子力 5,6,7,8,1 発電所の事故で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。 1,11 平成23年3月の東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故によ り環境中に大量の放射性物質が放出されたことは、原子力発電所周辺 の福島県民の生活の基盤を失わせただけでなく、日本中に食品中に含 まれる放射性物質による内部被曝により何等かの健康被害が生ずる のではないかという大変大きな不安を与えていす。 特に、昨年3月 に食品中の放射性物質に暫定規制値が設定されてからも、政府の事故 後の初期対応の不手際やリスクコミュニケーションの不足により国 民の信頼を失ったことで、暫定規制値が多大な内部被曝を招く高い規 別添2 制値に設定されているのではないかとの懸念は現在も払しょくされ ていません。また、各地方自治体で行われている10万件近い農水産 物中の放射性物質の検査結果がインターネットといった限られた情 報媒体のみで公表されていることから国民に認知されずに「放射能の 危険情報が隠され、国民が多大な健康被害にあう危険に晒されてい る」との認識が消費者に広く行き渡りつつある事実を、政府は謙虚に 受け止めるべきと考えます。このような前提にたって下記意見を申し 述べます。 1. 食品中の放射性物質の新たな基準値について 今回食品衛生法第11条1項に食品中の放射性物質の基準が、食品 中に許容することのできる放射線セシウムの線量として年間1mSv を 基準に決められ、新たに乳児用食品に対して基準値が設定されること については、消費者の不安解消の観点から概ね妥当と同意します。 ただし、従来の暫定規制値で健康への影響はないとされている中、 5mSv から1mSv にセシウムの年間被ばく量をひき下げた今回の基準 値については、消費者が「5mSv が危険だったのか」との認識を持つ 可能性は大変高いと思われます。政府は新基準値が設定されたことの 意味合いを、責任を持って正しく伝える必要があります。また、新基 準値が厳守されて消費者から信頼を得るためには、監視計画を策定 し、検査の際の監視、監督の強化が必要になります。その際には、サ ンプリングの方法(サンプリングのエリアの設定、母数に対してどれ だけの場所からどのくらいの量を測定するのが妥当なのかなど)や検 査機器の校正や公定法の準拠状況等、測定方法の妥当性も含めて、今 回の基準値がどの程度「安全性の確保」に対して意味をなすのかとい う点についても説明を求めます。また、検査のかかるコストや、基準 値超過で廃棄される食品のコスト、基準値超過が見込まれる地域の生 産者への賠償コストなど、この施策を講じることで生じるコストの推 定値もあわせて説明してください。これらのコストは最終的に税金と して私たち消費者が負担することになります。食品安全行政の施策は ALARAの原則に従って行われるべきであり、今回の新基準値設定 がこの原則に従って行われていることを証明してください。 2.加工食品への基準値適用の考え方について 乾燥食品や茶、こめ油について、原材料の状態と食べる状態を考慮 するとの考え方が明確になった点については、消費実態に合ってお り、妥当と考えます。 3. 乳児用食品の基準値について 別添2 今回新たに乳児用食品に基準値が設定されることは、食品安全委員 会が食品健康影響評価書の中で「小児の期間については、感受性が成 人より高い可能性(甲状腺がんや白血病)を指摘していることを反映 したものであり、概ね妥当と考えます。ただし、乳幼児用の範囲に含 まれる乳幼児用食品(お菓子や飲料)については、範囲が不明確でわ かりにくいです。範囲を明確にしてください。また、過度に安全性を 標ぼうすることで価格の上昇を招かないように、消費者庁と密接に連 携して監視して違反に関しては厳正に対処してください。 4. 経過措置について 一部の商品について、その含有する放射性セシウムの濃度に関して 経過措置が定められていますが、複雑でわかりづらいです。米と牛肉、 大豆が例外となって経過措置を受けられる理由の説明を求めます。 5.消費者啓発への取り組みについて 被災地の農産物や水産物を購入することで、被災地の農業や漁業を 支援したいと考える消費者も多くいると思います。消費者も放射性物 質の基準や検査について知識・理解を高めていかなければなりませ ん。そのために提供される情報を受け止める消費者に対しての取り組 みも必要です。「ゼロリスクこそ正しい」という風潮が助長されるよ うなことがないように、放射性物質の基準や検査についての正確な認 識を持ち、その意味を理解する力(リテラシー)を高めていく取り組 みが非常に重要です。このことは、放射能の問題だけではなく、食品 の安全性、安定供 給と適切な消費(食べられるものを捨てない)を確保する上でも重要 と考えます。 6.今回の省令及び法律改正手続きについて 本来食品衛生法における食品中の放射性物質の基準を設定する際 には、食品安全委員会から食品健康影響評価の答申を受けたのち、厚 生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会 における審議と、文部科学省の放射線審議会での審議結果を踏まえた うえで、パブコメによる国民からの意見の募集をおこなうことになっ ているはずです。ところが、本件については、未だ放射線審議会の議 論が終了していないにもかかわらず、パブコメが開始され、それとほ ぼ同時にWTO通報まで出されています。 厚生労働大臣は、薬事・ 食品衛生審議会での審議開始前に、4月から施行の新基準値を公表し ています。これは本件については最初から結論ありきで、始めから審 議会での提言や国民からの意見を反映する意思は全くないと思わざ 別添2 るを得ません。今回の福島原子力発電所の事故については、消費者基 本法で認められている消費者の権利のうち、 「安全が確保される権利」 「必要な情報を知る権利」のみならず「消費者の意見が反映される権 利」が実質的に侵害されている証左であることを最後に申し添えま す。以上 377 4月から運用の放射性物質1キロ当たり100ベクレルは高すぎる 1 と思い意見します。 私自身を含む多くの母親が今の500ベクレル基準、4月から運用予 定の100ベクレルでは子供には食べさせたくないと考えています。 100ベクレル基準採用では結局産地で選ぶという今の食材購入方 法を続けることになると思います。 今の放射線測定器であれば、50ベクレル程度まで簡易スクリーニン グ可能だと思われます。各地の市場に検出限界50ベクレル程度の測 定機器を導入し、簡易スクリーニングを多数行い、今行われている検 査よりもっとサンプル数を増やして検出されたものは出荷しない、で 良いのではないでしょうか。 実際、生協、イオン等独自に放射線の検査を始めた店もありますが、 東北・関東の食材を見てもほとんどが数ベクレル程度の微々たる汚染 にとどまっています。基準値50はそんなに無茶に低い設定だとは思 えません。半端に100にすることでさらに風評被害を拡大するよ り、思い切って基準値を乳児基準案の50まで下げて、子供がいる家 庭、病気がちな方がいる家庭、すべての方々が安心して買い物できる ようにすべきだと思います。ただし、今の食材一律で〇〇ベクレルと いう決め方には私も疑問を感じております。重量当たりの換算なのに 乾物、お茶等と米などの主食、飲料水を同列にうべきでないと思って おります。日常よく摂取する摂取量の多い物と嗜好品、重量の軽い乾 物は分けて考えるべきだと思っております。 現時点での案100ベクレルのままでしたら、私は関東南東北産不買 を続行するつもりでおります。 どうか新基準値について再検討していただきたいと切に願います。 378 根本的な問題として,内部被ばく,すなわち食品からの寄与分として 1mSv/年にすべきという根拠が明示されていないので,それ以降の食 品群別割り振りで得られた基準値も納得しがたいものがあります.方 法を再検討していただくことを望みます.たとえば,米国には以下の ような基準値算出マニュアルがあります. Federal Radiological Monitoring and Assessment Center 11 別添2 (FRMAC) Assessment Manual Vol.1 (http://www.nv.doe.gov/library/publications/frmac/SAND2010 -1405P_VOL1.pdf よりダウンロード可) これは,事故後 1 年間の食品中基準値の導出方法を示すものです.対 ),年齢ごと 象とする臓器ごと(全身か LLI(lower large intestine) で,体重あたり被ばく許容レベルをまず算出し,それ以下の被ばくに なる食品中濃度を計算するという流れのようで,有害影響から食品中 濃度を透明な手続きで導出しています.途中の計算に使われているパ ラメータも明示されており,国民が納得しやすいと感じています.ま た,この方法は事故があった時を想定したものですが,食品の場合, 緩和係数などの設定を工夫すればかなり長期のスパンについて考え ることができると思います.今回の基準値設定に関しては,内部被ば くは外部被ばくと別扱いにする,という方向性のようですから(この 点に関しても異論のある国民は多いとは思いますが),内部被ばくを 単独で評価する場合は,FRMAC のような被ばく許容レベルに基づいた 基準値の算出が必要なのではないでしょうか. 379 内部被爆に関する調査がまだ進んでいない状態で、学者によって意見 1 がわかれるなかで、乳幼児には安全性の高い基準値を設定するべきだ と思います。ドイツは乳幼児は 4 ベクレルです。子どもを守れない国 家は潰れます。日本の将来そのものである、子どもを守って下さい よろしくお願いします。 380 規制値を作るのはかまいませんが、規制値未満の数値を必ず公開する 7,9 仕組みを作って欲しい。全量検査が基本です。500bq でも使う人もい れば、5bq だって嫌な人もいます。特に子どもは「福島原発由来の余 分な放射性物質」はゼロにしていただきたい。 将来の健康被害がわからない時点で「安全だ」と線引きする必要は全 くありません。そうでなかったときに賠償する心構えはあるのでしょ うか?各自が各自の価値観・基準で選択できる制度を作ってくださ い。 381 原発事故発生後 9 ヶ月目にあたる今月の報告の最もな特徴は、報告地 の東西への拡大である。新たに加わった地域は、本州の東、岩手、中 部日本海側の福井、鳥取、本州の西の山口、九州の長崎、福岡である。 受け取った報告の内容からすれば、岩手に関しては深刻な汚染のある ことが見て取れる。 報告のあった中で 2 件は県外から 9 日間と 2 日間、 それぞれ岩手に滞在している。うち一人、9 日間ボランティアのため 瓦礫の中を歩きまわった女性は、その後、気管支炎、背中の痛み、生 1,7 別添2 理不順を訴え、2 日間、同じく公園の芝生の上やコンクリートの上に 簡易椅子を使って座るなど野外活動を行った女性は、下痢、手の痺れ、 痣、脱毛などを発症している。また、県内に暮らす一般の人々の中に も、リンパの腫れ、舌のしびれ、金属味がする、倦怠感、蕁麻疹、胸 痛、アレルギーの悪化、むくみ、などが報告されている。 新たに加わった中部日本海側の福井、鳥取、本州の西の山口からの報 告は、視力の低下、鼻血、歯茎からの出血、異臭による鼻の痛み胸痛 がある。また、日本の西の端、完全なクリーンゾーンと思われていた 長崎、福岡からも報告があった。長崎の報告者は 3 食ほぼコンビニ弁 当を食し、咳、のどの炎症、頭痛、鼻水、寒気の治ったりぶり返した り、を続けている。福岡からの報告は「たらこ」を食した後のしこり の発症である。福岡の名産として「たらこ」は親しまれてるが、原材 料となる「たらこ」の主要産地は宮城県、石巻(事故地からは 100 キ ロ圏内)である。 日本の西端に当たる長崎、福岡からのわずか 2 件の報告は、食への防 御がなければ日本中どこにいても発症の可能性がある、ということを 示唆している。国の食品に対する汚染基準はずさんで汚染食品が当然 のように出回っている。生産者の産地偽造、スーパーでの表示偽造も 横行している。また、報告によれば、食肉用の家畜飼料やキノコの菌 床に汚染地の米ぬかが使用されている。汚染牛、豚、鳥などの骨ガラ は肉エキスや牛脂、ゼラチンなどに使用され、海洋での貝の養殖につ いては、 宮城県東松島市から福岡市の唐泊漁港へ牡蠣(カキ)の稚貝 (種カキ)が届けられ、飼育されているという報告もある。 食の安全が全てにおいて根幹から揺るがされているため、放射能汚染 に敏感な人々は高価であっても西日本の食材を求めることになる。産 地は無論、小麦や卵と言った原材料の経路まで確認しなければならず 「今までより食費をかけて、今までより質素な食事」との声が聞かれ る。最も気になる子供たちの給食は弁当を持参させる親もいる一方 で、給食の放射能測定を行う自治体も登場しはじめた。例としては、 福島市(福島県) 、川口市(埼玉県)、つくば市(茨城県)、栗原市(宮 城県) 、桐生市(群馬県) 、みどり市(群馬県) 、成田市(千葉県)、常 総市(茨城県)、横浜市(神奈川県)、横須賀市(神奈川県)、などが あり、給食の放射能測定は汚染地帯を中心に各地に広がりつつある。 また飲食店は高級か否かに関わらず食品に対する汚染の認識はほぼ ない、と言っていい。相変わらず、給食と外食を断った後、症状が軽 減したケースも多く、食による防御は全国どこに暮らしていても非常 別添2 に重要である。 乳児に 100bq/kg などは言語道断。 基準は低く、厳しいものにし、厳重な調査体制を作る意外有りません。 宜しくお願いいたします。 382 今回の改正案の規制値は、まだまだ高く、安心して生活することはで 1 きません。長期間の内部被ばくの健康への影響は、まだまだ、わから ないことが多く、そういう状況においては、出来るだけ低い規制値を 設定することが重要だと考えます。 私は二人の娘を持つ主婦ですが、福島の原発事故以来、食品中の放射 性物質を常に気にしながら生活しています。食材は出来るだけ西の産 地の物を選ぶなど、自分なりの対策をとっていますが、娘たちが外で 食べるものに関しては、なかなか対策が取れないのが現状です。 私達が安心できる規制値(1bq/kg が一つの目安になるかと思います。) を設定していただければ、毎日放射線に神経質にならなくても良くな るし、東日本産の食材も買えるようになるので、是非、規制値を下げ るべくご検討してくださるようお願い致します。 383 基準値は子供の学校給食へ直接影響してくるものです。とにかく高す 1 ぎるという印象です。現在の科学では危険であることも証明できない かもしれないけれど、安全であるということも証明できない。子供の 基準は 30Bq/Kg 以下にして頂きたい。大人も 100Bq/Kg 以下で設定し て頂きたい。大人の基準で流通したものが子供の口にも入ることは避 けられないのですから、低めにお願いします。これから放射性物質と は長く付き合ってゆかなくてはなりません。だからこそ、厳しい基準 の設定を願います。 384 新基準値一般食品 100Bq/kg,及び水,乳幼児向け食品の各基準値につ いては,いずれも高すぎるため,さらに低い数値,具体的には 1Bq/kg を設定するよう強く希望します。低線量内部被曝については人類にほ とんど知見がなく,その体内動態,臓器濃縮性についても不明な点が 多く,ましてや子どもへの影響は未知数です。 チェルノブイリ原発事故の影響は今もなお汚染地帯で継続し,遠く離 れた日本でさえ,確定できないまでも,影響はあると考えられていま す。したがって,我が国の将来を担う子供達への影響や未知の内部被 曝リスクに対する国民健康防護という観点から,東京電力福島第一原 発事故発生前 20 年間における平均 Cs137 摂取量,すなわち 1 日 1Bq 以下を達成できるような基準値の策定を強く求めます。 1 日 1Bq という目標は極めて現実的であり,我々の社会が努力するこ とで十分実現可能な数値だと考えます。なぜなら,公表されている東 1 別添2 京電力福島第一原発事故における放射性物質(Cs134・137)の高濃度降 着エリアとその農作物生産量,自給率,そして海産物の汚染状況を考 慮すれば,汚染の少ない地域での増産,汚染地域農家・漁業関係者の 補償・支援を強化することで,十分達成可能な数値と思われるからで す。 食品の基準値は,国民すべての健康,特に将来を担う子供達の健やか な暮らしと成長,すなわち我が国の根幹をなす極めて重要で最優先に 防護すべきものを,我々がどのように考え,判断したかを示す数値で す。 どうか国は,経済流通優先ではなく,未来ある子どもたちを最優先と して下さい。 後世に「当時の日本人は経済活動や建前を重視して子供の健康を最優 先にしなかった」と言われることのないよう,そして,むしろ「最大 限の放射線防護努力をして,子孫を守った」と言われるよう,東京電 力福島第一原発事故前の水準 1 日 1Bq,そして 1Bq/kg を新基準値とし ていただくよう,重ねて希望いたします。 385 1.国は、国民の安全を保証する義務がある。 11 2.国がこの手の規制値を作るときの説明論理は、危険性が証明され ていないという消極的なものにすぎない。 3.そのうえ、国は消費者が食べてしまった食品が後から汚染されて いたと公表するなど、今回の放射能関係では、多大な未必の故意・重 過失がある。しかし、国は安全だというばかりで責任をとっていない。 4.もう一度、国の責務の原点に立ち返り、積極的に安全であること を保証できる基準値にするべきである。 5.またリスク0であることを証明できないなら(科学的には現時点 で 3 世代先に影響がでないことを証明することは不可能であるはずで ある)、設定された規制値にどの程度のリスクがあるのかを、各論併 記し公開するべきである。 6.生産者たる国民ではなく、消費者たる国民が安心・納得できる規 制値を作るべきである。規制値が甘いために、いたずらに消費者が不 安に陥っている現状を、国は直視するべきである。 386 子育て中です。 専門家から国の基準で安全といわれても、前例が無い今の日本の状況 を考えると不安です。今回、国の暫定基準値が改正され厳しくなると 言うことから、以前よりは安全よりに生活できるようになるのではと 感じています。今後も、放射性物質濃度の基準値は厳しくして欲しい 1,9 別添2 と思います。特に、一般食品であっても離乳食開始の乳児から口にす るものなので少なくとも乳製品同様に 50 ベクレル/kgに引き下げて 欲しいでする。または、年代が幅広いことからベクレル表示をして消 費者選択できるようにして欲しいです。 「文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は2 日、乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100 ベクレルに緩めてもよいとする答申案をまとめた。次回に最終案を厚 労省に答申する。」という記事を見ました。断固反対です。安全だか ら緩めるのでは なく、より安全サイドに立ったものを消費者に提供していただけるシ ステムの維持を願います。食品の放射性物質の濃度については、今回 の新基準でとどまることなく厳しくしていって欲しいと思います。そ うでなければ、安心して子育てすることができません。 387 基準値を 100 ベクレルではとても子供に食べさせられません。多くの 1 自治体が給食を測定し始めています。せめて 40 ベクレルに下げてく ださい。そんな基準値では、検査済みと書かれていてもなんの説得力 も安心感もありません。私はより厳しく検査している生協や西の産地 を宅配してもらっています。お米等は一度高い基準値で流通してしま えば二年くらい保存できてしまいます。お酒やみりんせんべいなどの 加工食品としても流通してしまいます。コンビ二や外食でも沢山子供 達が食べます。いち早く基準を下げて下さい。 388 国で定める放射線物質の食品基準が世界的にみても高すぎるとおも 1 います。赤ちゃんから大人(高齢者)まで体質の違いにより害を受けや すい人も居ます。ですので基準をドイツ基準を見習うべきです。国は 国民の未来を守り作らなければいけないと思います.そのためには、 健康はとても大切です。食する物が汚染され添加物が入っている物を 食べ続けることは健康へのリスクがかかります。どうか安全安心で笑 顔を溢れる日本食文化を守りましょう。 389 乳幼児用の食品は50ベクレルでも高いと思います。早く一ケタにし 1 てください。文科省の言う100ベクレルなんて、もってのほかです。 この時代の子供たちが犠牲になることがないよう、文科省に負けず に、どうかどうか、よろしくおねがいします!! 390 緊急時の暫定規制値から 5 分の 1 になるということで一見かなり厳し くなるというように見受けられますが元々暫定規制値が高すぎるの で、まだまだ厳しくできると考えられます!明治乳業は 30 ベクレル 発覚でも商品回収などの措置をとっています。100 ベクレル未満の基 1,7 別添2 準値以下でもです。それは民意が認めてくれないからだと思います。 この基準値でも全然安心なんかできないから、私はこれからも安全圏 のものをとことん調べて買っています。周りのお母さんがたも同様で す。それから、いくら基準値をさげても全品検査ができていなければ 絶対に穴ができます!お米や牛乳など毎日食べるものには必ず全品 検査をしていただきたい!!! 391 人工放射性物質は体内に摂取していいものではありません。一般食品 1 とは別に、子どもたちの「給食基準」を別途設けていただきたく存じ ます。 放射性物質への感受性が高いといわれる子どもには、原発事故前の 「外部被ばくも内部被ばくも併せて年間1ミリシーベルト」を目指す 基準を制定していただきたいです。これからの未来を担う子どもたち の健康を損なうことがあってはならないと思います。「このくらいま でなら我慢して食べよう」という基準値ではなく「健康のために断固 として摂取しないようにする」基準値を設けていただきたく存じま す。 安心して子どもの成長を見守ることのできる安全な食品の流通。供給 を目指していただきたく存じます。 392 食品中の放射性物質、原発事故前は0ベクレルに近い物であったと考 1 えられます。ですから、一般食品の 100 ベクレルという数値は高く、 不安です。特に、主食のコメが 100 ベクレルでは高すぎます。コメは 一般食品とわけて、低く数値を設定すべきです。 あと、乳幼児用食品の 50 ベクレルは高いです。乳幼児の感受性は考 慮されているようですが、それならば、もっと厳しい値にすべきです。 内部被曝には個人差も大きく、食品の基準を設定するのは難しいのは わかりますが、日本の将来のため、子供の内部被曝は極力少なくでき るように、ご検討ください。 393 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない 値に設定するべきだと思います。 「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、年間1ミリを許容限 度とする現在の法律と矛盾しています。法律違反を政府は行うつもり なのでしょうか。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベル ト以内となるように基準を設定するべきと考えます。 また水の設定もウクライナではキロあたり 2 ベクレルと聞いていま す。日本でも最低でも2ベクレルにすべきです。感受性の強い子ども たちを守らなくてはいけないことを真剣に考えてください。でないと 1,2 別添2 日本人の遺伝子は未来にきちんと残らないと思います。心からお願い します。 394 子供と妊婦、若い世代(未婚の 20 代、30 代)の基準値はせめて10 1 bq以下にしてください。水は1bq以下。福島の水道水の検出限界 値を下げ、安全な水を提供してください。 放射能は微量でも危険です。次世代の大切ないのちを守るため、放射 能測定をした食品の提供を!農業、漁業の方々には、正当な賠償を。 農業、漁業の方々も、安全な食を届けたいと思っています。東京電力 と国は責任をとるべきです。 395 我が家には3月8日に産まれた11か月になる娘がいます。子供が生 1 まれて数日後、原発事故の放射能漏れがあり食品中の放射性物質の基 準値が緩められました。放射能は「死の灰」という恐ろしいイメージ の中で子供に放射能を食べさせるという恐怖と戦う1年でした。今も 続いてます。放射能は食べても安全とだけ広報する政府に不信感を持 ち、恨みました。厚生労働省が作成した妊娠・乳幼児を持つお母さん に対するパンフレットに呆れました。行政は国民の健康を守る、とい う姿勢を示し、信頼を回復することが大切です。基準値は安全側に設 定してしかるべき。100ベクレルでも十分安全と偉い先生が言って も、子供にそんな食品を好んで与える親はいません。原発事故後、福 島では子供たちに汚染食品を給食で出していましたが、数年後に健康 被害現れた時、安全宣言した厚生労働省は責任が取れますか? 396 生めん類製造メーカーにおいては、量販店等から、取引上、100ベ 11 クレル/kg 以下のより厳しい規制値を求められることが考えられま す。ついては、行政当局に於かれては、量販店等が、このようなより 厳しい規制値を食品製造業者に対し課すことがないようう、適切な指 導をお願いしたい。 397 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 1,2 に。これが原則だと思います。さらに言えば、超えないのは当たり前 で、限りなくゼロに近づける努力が不可欠だと考えています。50 ベク レルでも多いと私は思います。 398 乳幼児食品は 5 ベクレルにしてください。 1 見直し暫定基準値の乳児用 50 ベクレルは高すぎるが、500 ベクレルか ら比べれば、まだ防御できる範囲だが、文部科学省の放射線審議会の 100 ベクレル=1 ミリシーベルト/年の考えは決して容認できるもの ではありません。 399 反対です。母親は自分の子供に例え 1bq であっても放射能汚染された 1 別添2 食べ物なんて食べさせたくないです。40bq にすると言っていたのにな ぜ上げるのですか。基準値を変えるなら下げるのが当然です。愛情込 めて作った料理で子供が病気になるなんておかしい。母親にちょっと ずつ毒盛らせるなんて最低の政府です。子供を守らずしてこの国の栄 えることはないのではないですか。少子化少子化と騒いでいますが余 計に追い詰めているじゃないですか。利権やお金のことだけ考えない で下さい。命なんです。 400 内部被曝、外部被曝合わせて年間1ミリシーベルト以下であるべきで 1,5,9 す。毎日必ず何かしらの形で摂取する水が 10 ベクレルでは高すぎま す。2 リットル摂取するとして、水だけで毎日 20 ベクレルを摂取する 可能性が否めません。粉ミルクを溶くにも使用することから、乳児も 多量を摂取しますから、10 ベクレルは高すぎると考えます。 また、乳幼児の限度値が高すぎます。食べる量が少ないというのは特 に幼児は個人差が多きく根拠になりません。一律に下げるべきだと考 えます。 一般の食品に括られていますが、主食の米や小麦が 100 ベクレルとい うのも、高すぎます。これらは毎日多くの量を摂取します。日々摂取 し続けることを考えると、より低い値でなければならない。また、一 般の食品と大括りにせず、最低限、主食、野菜、果物、肉・魚、海藻 類などの区別と値の設定が必要です。 移行期間が設けられるとのことですが、現在流通している食品は回収 すべきです。そしてその際の費用は東電が出すべきです。同時に新基 準施行後の食品にはベクレル表示を求めます。個人が購入時に判断で きるために食品のベクレル表示が必要と考えます。 これ以下なら安全という閾値は ICRP の基準にもありません。国民が 1 ベクレルでも少ない食品を選べるよう指導するべきと考えます。 401 専門的な知識が無い上でのコメント、ご容赦願います。原発事故後、 1,3,6,11 インターネットを通じていろいろな情報を集め自分なりに安全性へ の線 引きができるように努めて来ました。現状の暫定基準については緩す ぎると思っているので、基準見直しに期待しております。いくつか意 見させていただきます。 1、牛乳及び乳児用食品の新基準について 新基準が50ベクレル/Kg、その他食品の半分の値で提案されていま す。子供達は放射能物質への感受性も高く、大人の3倍の影響を受け る傾向にあると聞いています。それを鑑みると、半分よりも保守的な 別添2 値を目指した方が良いと思います。 2、米の経過措置について 米が牛肉と同様に9月30日まで現行の暫定基準のままで流通する 事に懸念を持ちます。日本人の主食である米については、牛肉よりも 早めの新基準適用が望ましいと考えます。 3、大豆の経過措置について 大豆は牛乳の代替として豆乳を摂取している方も多いように見受け られます。よって、経過措置が今年いっぱいとなっている点、改めて 見直して頂きたいと考えます。 参考資料のプレゼンも拝見しました。基準の最大値の汚染食品を恒常 的に摂取するケースは稀であるため、実際の内部被曝は小さく見積も られるとのこと。理解はできるものの、安全とされるべき基準は保守 的であって欲しいです。事故が起ってしまった以上、これからを担う 世代に焦点を充てた対応をする事で、せめてもの罪滅ぼしができれば と切に願います。食品の汚染基準が引き下げられない場合、検査体制 を整えるなどし、誰でも検査できるサービスがあるべきだと考えま す。 (チェルノブイリ事故後の汚染地域では学校施設に検査機が導入、 地域の市民が自主的に検査できる体制があるそうです)機器の導入な どは厚生労働省の管轄外かもしれませんが、各省庁の横断的な取り組 みを期待しています。以上宜しくお願い致します。 402 あまりに高すぎる基準値です。チェルノブイリを経験したドイツの大 1 人8Bq/Kg、子ども4Bq/Kg を採用してください。 403 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値か 2,5 ら計算してください。クリアランスレベルを考慮ください。主食のお 米の基準、乳幼児の基準を他と分けて考えてください。事故後、食材 に注意してましたがセシウム 134137 が子供の尿から出ました。東京 から大阪に母子避難中ですが、食材は流通するので日本に住む限り大 問題です。うちの子供は健康な大人になれるのでしょうか?日本の子 供達は将来、日本に居続けたいと思うでしょうか?今のままでは無理 です。どうか経済より人を守ってください。 404 低線量および内部被曝の人への影響は、まだよくわかっておらず、信 用のおけるデータもあまりないと聞いております。いろいろな研究か ら、いろいろな説が発表されているようですが、子どもへの感受性が 高いこと、個人差を考えると、全国民に対し、東京電力福島第一原発 事故前の摂取量と同程度に抑えることを切望します。つまり、流通品 を使う限りにおいて、日常食一日一人当たり1Bq/㎏以内が達成でき 1 別添2 る食品基準値と検査体制を望みます。まず、農産物については、土壌 や空間線量の測定データから、事故以前とほとんど変わらない地域、 つまり食品当たり概ね 1Bq/㎏以下が望める地域と、そうでない地域と の区別をすることを求めます。 事故以前の水準を保った地域の産品が、汚染食材と混ざらないように 流通を管理し、検査を行って頂きたいと存じます。つまり、流通品の 基準値を1産品あたり 1Bq/㎏以下と定めていただきたく、お願い申し 上げます。食品に対し、国民の健康という最優先事項から働きかける ことは、合理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で、必要不可 欠であると考えます。世界的にも、この基準値でないと、信用を得ら れず、輸出に多大な影響を与えると考えます。 405 新基準より、もっと厳しい基準値にしないと、まだまだ安心して子供 1 に食べさせる事ができない。もっともっと安心できる世界にも通用す る食の基準値の改善を望みます 406 文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は2日、 1 乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベク レルに緩めてもよいとする答申案をまとめた。 とありますが、継続的な低線量被爆の影響は誰にもわからないこと、 乳幼児は大人よりも感受性が強く個人差も大きいことなどを考える とこのような基準を設けることは危険だと思います。せめて、過去の チェルノブイリの例を参考に、ベラルーシ、ウクライナの基準レベル にする必要があるのではないでしょうか。 審議会では「乳児も含めどの年齢層でも、1キロあたり100ベクレ ルの食品を摂取し続けても、年間被ばく限度の1ミリシーベルト以内 に収まる」との意見が大勢を占め、子供の健康は十分に守られるとの 見解で一致した。新基準値案は農漁業生産者に厳しすぎ、被災地の復 興にも影響を与える可能性があるとの意見も出た。とありますが、な ぜこのような意見がでるのかまったく信じられず、怒りすら覚えま す。被爆は食べ物からだけではありませんし、数字を並べた議論は無 意味だと思います。被災地の復興とありますが、経済の発展のために 子どもを危険にさらすことの上になりたつ復興などありえません。 ぜひ、数値の上だけの議論ではなく生身の子どもたちのことを考えて ください。これは非常事態時における我慢値なのです、本来は無いも のなのです。厳しい基準値の設定をもとめます。また消費者が安全な 食材を選べるための生産者ごとの検査、ベクレル表示、産地偽装など の取り締まり、汚染飼料などの流通の取り締まりなどどうがよろしく 別添2 お願いします。 407 国の放射性物質の基準が緩いと思います。特に乳幼児の感受性が高い 1 事を考慮して、厳格に対応して下さい。未知の事象に対して、慎重に 対応して欲しい。ましてや基準をさらに緩めることは、絶対に行って はいけません。超高齢社会になっているに、子供たちがさらに育たな ければ日本の未来は ないです。学者たちの責任問題を追求できるよ う、基準の責任の所在をはっきりさせてください。そうすれば、適当 な事をいう人は 減るでしょうから。 408 主食等摂取量の多い食品(米・小麦等)はより厳しい基準にして欲し 1,5,6 い。内部・外部被曝併せて年間一ミリシーベルト以内になるような基 準にして欲しい。乳幼児食品・牛乳の基準は 50 ベクレルでも高いの で、もっと低くして欲しい。経過措置はやめて、例外なく一斉に基準 を引き下げて欲しい(特に米) 409 0-6歳 → 年間1ミリシーベルト以下 1 7-12歳 → 年間1ミリシーベルト以下 13-20歳 → 年間1ミリシーベルト以下 21ーお年寄りまで → 年間1ミリシーベルト以下 ======================================= 死守願います! 特に、0-6歳以下0-0.5ベクレル/kg でお願いいたします! 410 放射性物質に対し感受性が高い乳幼児に、50bq/kg や100be/kg 1 など容認できません。国民のための基準である事を今一度ご考慮いた だくとともに、食品の放射性物質検査の体制も今以上に整えて、市場 に出回ることのないようしっかりとした対策を願います。 411 じょうだじゃない!キロ当たり100ベクレルだって~!こんな数 値で赤ちゃんを守れません!自分の子どもに飲ませるか?できない だろう!それを他人の子なら別というのはおかしいだろう!国民の 生命と財産を守るべき国が、率先して生命と財産を奪う行為をしてど うする!! 大人はある程度責任ある立場で多少は我慢するが、赤ちゃん子どもは 別だ!これから日本を担う生命に、こんな危険な基準あるか!?何か あってからでは遅いし、責任は取れない!すみませんでしたでは済ま ない問題なんだぞ!最悪を想定してリスクマネジメントするのが基 本でしょ!キロ当たり0ベクレルが基準です!必ず見直してくださ い!ちゃんと仕事してください!生命財産を守ることを率先してや 1 別添2 ってください!日本が崩壊するぞ! 412 とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞いてお 1 ります。現在の検査をみておりますと、下限値は 10bq の機械が多く、 それで もNDのものが多い状態です。放射性物質を身体に入れないことが内 部被爆を避ける一番の手段である以上、食品の基準値は 10bq にする のが現実的かつ良心的であると考えます。厚生労働省におかれまして は、国民の健康と将来への不安を取り除く観点から、流通品の基準値 を 1 産品当たり 10Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げます。 413 4 月より新基準となり、乳幼児食品と牛乳が 50 ベクレルとニュースで 1 聞き、多少はいままでより安心できるかと少しだけホッとしていたの ですが、100 ベクレルに引き上げる案もあるというのをまたニュース で聞き、もやもやしています。4 月より子どもは 9 か月で保育園に入 ります。今はまだ飲めませんが、牛乳は保育園で子どもが飲む機会が 多くあるものだと思うので、私個人の気持ちだけで言わせていただく と、基準値は低ければ低いほどよいです。(もちろん牛乳に限ったこ とではないのですが。)東北の農家の方たちのことを考えると胸が痛 みますが、家族、特に 子どもにはより安心で安全なものを食べてもらいたいという気持ち のほうが勝ってしまいます。よって、50 ベクレルから 100 ベクレルへ の引き上げはやめていただきたいと思っています。 414 事故前まで放射性物質は危険だと教えてられてきました。日本で起こ 1,2 した事故でもそれは変わらないはずなのに、どうして安全と言い出す のでしょうか。最低でも内部被ばく・外部被ばく合計の数値が1m シ ーベルト以下になるようにしてください。3/17 までの基準値 10 ベ クレルでお願いします。 415 放射性物質の基準値は、2011年3月11日震災前の基準に戻して ください。放射性物質の人体への影響は、専門家でも意見が分かれる ため現在は「実際はよくわからない」と結論付けられています。震災 前の基準で日本人は安全に生活していたので、その基準にして下さ い。少しでも不安があるものは、子供には食べさせられません。親は 罹らないかもしれない病気のために予防接種をします。少しでも危険 のあることから子供を遠ざける、それが親の気持ちです。 以下のことを要望します ・飲食物の基準値を1bq以下に設定する ・食品の検査を1bq以下まで徹底的に検査をする。 1,7 別添2 ・基準値越えの食品が市場に流通しないよう、出荷前の検査を徹底す る 食品の基準値を震災前の基準値に戻して、検査体制を徹底して頂けれ ば、風評被害は必ずなくなります。ご対応下さいますよう、どうかお 願いします。 416 基準引き下げがこれほど遅れたにもかかわらず経過措置を盛り込む 6 ことに強く反対します。すでに日本は国民の命や健康よりも業界保護 に走っていると批判されている現在、むしろ産地偽装や bq 偽装に対 して強い態度で臨む必要があります。即刻新基準を遵守しない者は未 必の故意による傷害罪であるというほどの厳しさで臨むべきと思わ れます。また「1mm なら安全」かどうかについても必ずしも明らかで はありません。基準は健康を保証するものではなく、放射性物質の取 り込みは少ないほどよいことも明示されるべきでしょう。タバコ以上 の熱意でとり組んで頂くことを期待します。 417 1.「規制値」から「基準値」へと名称の変更が行われていますが、一 2,9,11 連の値は政府による介入レベルを決めるものですから、「規制値」が 適切と考えます。 2.食品 (飲料含む) からの線量のみに対して、介入レベルを年間 1 ミ リシーベルトとしていますが、身体外部からの被曝や呼吸による放射 性物質の吸入分等を含めて全体で年間 1 ミリシーベルトとすべきと 考えます。 3.放射性物質が国土に偏在する状況に鑑みて、また、国民ひとりひと りが各自の事情に合わせて個別のリスク管理を自助努力により行え るように、測定された値の公開を促す必要があると考えます。 418 牛乳及び粉ミルク等の乳製品は、主に乳幼児から学童が摂取する機会 の多い食品です。学校給食等を通して、日本の子供のほぼ全員が飲ん でいると考えても良いと思います。それゆえ、放射能に対する反応の 個体差を考えると、安全側に大きく余裕を持たせた基準値に設定され なければなりません。過去、大気圏核実験時代に日本人が一日あたり に摂取していたセシウムは最大で3ベクレル程度であり、1960年 代後半からは最大1ベクレルを超えていません。その過去の実績から 考えても、子供のセシウム摂取量は1ベクレル/日に押さえられるの が安全であると思います。したがって、1日に1kg食べると仮定す ると、各食品とも1ベクレル/kg程度が妥当と思われます。このこ とから、小さな子供にとって全体に占める割合が多い乳製品について は、1ベクレル/kgを基準値として採用していただきたいと思いま 1 別添2 す。 また別の視点として、海外からどのように評価されるかということも 考慮する必要があると思います。子供が安心して牛乳を飲めない国に 外国人が旅行に来るでしょうか。観光業界も厳しい状況にあります。 まずは乳製品の基準を厳しく設定し、徐々に食の安全性を高めていく ことが、外国人観光客に対する安全アピールに繋がると思います。 419 低線量被曝の人への影響はまだ良く解っていないため、いろいろな議 1 論がありますが、子どもは感受性が高いことを考えれば、乳児食品は もちろんのこと、給食等で毎日摂取する牛乳について一般食品よりも 厳しい基準値とすることが妥当と考えます。 また、家族(とくに子ども)に対しては東京電力福島第一原発事故前 の摂取量と同程度に抑えたいと考えますので、流通品を使う限りにお いて日常食一日一人当たり1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査 体制を望みます。 420 東京電力福島第一原子力発電所が事故収束に向けた工程表ステップ 2(冷温停止状態の達成)の終了に達したとして、政府は事故収束を 宣言しました。にもかかわらず福島県民のなかにはいまだに多くの人 がこの見解に疑義と撤回を唱えて政府や県に抗議を重ねています。そ の一番の大きな不安は県民(一般の人)からみて中央政府の各省庁の 放射線に対する基準・規定の視点が異なるカ所が見られることと、専 門家と称する専門研究者・学者等の見解の違いから放射線への解釈に おいて誰の言っていることを信じてよいのか判断できず、大変な混乱 を招いていることです。それに輪をかけて厚生労働省は建前で食品の 安全を担保すると乗りのいい言葉を使い現実予防の意味から設定し た1mSv の基準に無理矢理合わせることを目的とした手法で食品の暫 定基準値を厳しくする方向で規制を推し進めている。一方で 100mSv 未満は健康への影響については言及することは困難と言っています。 自らの自己矛盾を抱えながら ALARA を前提にし、多くの経済的な合理 性に目を背け、福島県民をさらなる不安を抱える方向へ追いやろうと しています。厚生労働省がすすめている(食品中の放射性物質に係る 基準値の設定)(案)はこの法規制を進めた結果何が起こるか。福島 県内で年間1mSv 以上の地域で生活している住民(福島県外の住民も 同様の考えになる)は政府が危険といっている地域に生活していま す。一日も早く基準以下にせよ、大人の世代は良しとしても子どもの 世代に悪影響がある、規制値まで一日もはやく下げろ、環境を政府が 決めた水準まで整備せよ、と言うのは当然の成り行きとなります。毎 4 別添2 日の生活を推し図ると、本当に1mSv 以下でなければ健康へ影響があ るといいきれるなら、原案通り進めるのに賛成します。現状の日常生 活においては違うでしょう。一般の住民は自ら判断する知識も経験も ないため、規制値以上(案が法律になったとき)になっている現状と 照らし合わせると、恐ろしいという人の言葉に乗っておれば安心であ るとしてその人たちに迎合します。国が豊かで借金もなく改めてこの 問題だけに対峙できるならいくら無駄な対策であっても、行き過ぎた 規制であったとして後日修正してそれで良しと出来ます。日本は知恵 を出し、しっかりした判断をして、無駄なお金を使わないで、しかも それでもって安全でなくてはなりません。どの角度から見ても現在の 「暫定規制値」で良いと思う者です。今の国は放射線について、知識 を持った人たちが国民に向かってまた福島県民に向かって、一定の基 準について説明出来るように、その後押しができる環境を作るのが先 決です。この春から福島県内では一斉に除染が始まります。除染につ いても1mSv を目指して実施されますが福島県においてはどの地域に おいても現状の線量を半量にするのが精一杯です。最終目的に近づけ る除染結果をもつことは大変厳しい現実が待ち受けています。それに 追い打ちをかける厚生労働省の食品の安全基準の強化は今の時期に 実施するのを停止し、再検討をして案そのものを破棄すべきです。都 市部の消費者は福島産の生産物を消費することから目を背けていま す。何故でしょうか、過度な安全論からくる人の本姓と思いますが政 府が決めた過剰の安全性に基づく予防措置による結果です。自由競争 のもと消費者からの選択権は容認できますが、それの判断をさせる基 準が実際は桁数が違う程大幅に安全サイドになっています。それは止 めて良いのではないでしようか。消費者は農産物・果物・畜産物等が 規制値に触れなくとも福島県 産の産物が放射線線量でNDであっても、放射線が含まれているには 違いないので福島産の食品を食べるのは止めようとしています。さら に付け加えれば厳しく規制をしようとしている背景に規制を強める ことで悪い影響を予防的に少なくできるという建前論であり影響が あるという確たる証左もないまま今まで政府が予防措置を前提に過 度な規制を進めている政策に無理が出てきたのではないかと思いま す。NHK は今年の4月から食品に含まれる放射線セシウムの基準値は 大幅に厳しくなります、と1月29日のニュースで既成事実の如く報 じました。パブリックコメントを求めながら NHK へこのようなニュー スリリーズをした国に疑義を感じました。同時にかって小宮山大臣が 別添2 平成23年10月28日に発言した(1) 食品から許容することので きる線量として、放射性セシウムは現在、間 5mSv とされている。厚 労省はより一層、食の安全・安心を確保するため、来年 4 月を目途に 一定の経過措置を設けたうえで、許容できる線量を1mSv に引き下げ ることを基本として、審議会で規制値設定のための検討を進めて行 く、(2) 年間 1mSv とするのは食品の国際規格を作成しているコーデ ックス委員会の現在の指標で、年間 1mSv を超えないように設定され ていること/モニタリング検査の結果、食品中の検出濃度が多くの食 品で時間の経過と共に相当程度低下傾向にあること、(3) こうした考 え方を基に、子どもへの影響について具体的にどのような配慮をする のか/食品のカテゴリー設定と割り当てをどうするか/放射性セシ ウム以外の放射性元素の取り扱いをどうするか、科学的知見に基づく 検討を進める、と今後の審議の核心部分を1mSv ありきと先回りして 決めてしまったことが公正な審議会の審議をせず、結論ありきでここ まで進めてきたことがそもそもの方向性を違えたものである。よって 私は食品の安全を求める場合放射線の被ばく量を年間1mSv まで下げ る必要がないとみております。特に3月17日以前までは日本にはこ のような暫定値さえなかったことからみると規制値が設定されたこ とは良しとしますがなぜ達成が難しい県が存在するにもかかわらず、 急いで国民の富を散逸する規制の厳しい方向性を打ち出すことを考 えるのか合点が行きません。平成23年3月17日の暫定規制値の状 態でとどめ置き審議会の結論を白紙に戻すこととコメントします。 421 日々の業務、お疲れ様でございます。国民のためのお働き、感謝いた 1 します。 さて、「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」についてですが、 乳幼児 100bq で本当に健康被害が出ないとお考えですか?内部被曝は 専門の学者は殆どいらっしゃらず、人体実験が出来ないため、研究資 料もないはずです。チェルノブイリを経験した欧州や広島長崎の資料 を持っている米国ならばいざ知らず、日本の放射能研究者や医療者 で、判断材料をお持ちの方は矢ケ崎教授と肥田 Dr.以外見当たりませ ん。それでも大丈夫と仰いますか?私たちにはチェルノブイリという 前例があります。せめて、チェルノブイリでの基準を参考にしてはい ただけないのでしょうか。それとも日本人は放射能に強いのですか? 結果が明確でないのなら、科学的に安全である証拠が示せないのなら ば、出来る限り安全側に立ってください。よろしくお願いします。 422 乳幼児の食品中に含まれる放射性物質の量は、どう考えてもゼロを目 1 別添2 指すべきです。微量でも取り込めば、少なからず影響があること、子 供は感受性が高いこと、個人差が大きいことなど考えても、少なくす ることは理解できても、さらに増やすことなど、到底理解できず、ま すますこの国は子供を守ろうとしていないことが浮き彫りになって きます。子供が健康に育てなければ、今後の日本に影響します。何よ り、子供の命を一番に考えてください! 423 [乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベ 3 「被災地の復興にも影響 クレルに緩めてもよい]とは到底思えません。 を与える可能性がある」との意見も出ているそうですが、「日本全国 の乳幼児の健康に影響を与える可能性がある」のに、基準値緩和はあ り得ません。 乳幼児食品の放射性物質の基準値緩和には断固反対します。 424 1 「一般食品」の基準値の基本的考え方について 本案は,食品中の放射性物質からの線量年間1mSv を超えないよう にすることを基本として,飲料水については年間線量を約0.1mSv と割り当て,一般食品については,飲料水の線量を差し引いた0.9 mSv/年を割り当て線量として食品基準値を設定している。 しかしな がら,一般公衆の被ばく実効線量の限度は1年当たり1mSv と定めら れているが,この限度値は内部被ばく,外部被ばくを含めた数値であ る。外部被ばく線量が高い地域の住民にとっては,年間1mSv の限度 量を達成するためには,食品摂取による内部被ばく線量を少なくする 必要がある。 したがって,地域ごとの外部線量を勘案し,福島県など高線量地域 についてはより厳格な食品基準値を設定することが望ましい。それが 困難であるならば,少なくとも自然放射線における外部被ばく,内部 被ばくの平均的割合に基づき内部被ばくとしての限度量を算出し,そ れに基づいて飲料水や食品ごとの基準値を設定すべきである。 2 基準値を設定する食品区分について 本案は,食品区分として,「飲料水」,「乳児用食品」,「牛乳」,「一 般食品」の4区分しか設けていない。しかしながら,日本人の食品摂 取の実態を踏まえた食品区分と基準値設定がなされるべきである。少 なくとも,日本人の主食である米については,独立した食品区分を設 定し,一般食品よりも厳しい基準値を設定すべきである。 3 「乳児用食品」 「牛乳」の基準値について 乳児・幼児については,感受性が成人よりも高いことが指摘されて おり,それを考慮して「乳児用食品」, 「牛乳」につき独立した区分を 1,2,3,5,6 ,7,9 別添2 設定したことは妥当である。 しかしながら,その基準値を一般食品 の2分の1に設定したことは緩きに過ぎるといわなければならない。 胎児・子どもについては,放射線感受性が高いこと,体重当たりの摂 取量が大人の数倍多いこと,化学物質管理においては10倍の安全係 数を適用するのが通例であることなどから,「乳児用食品」及び「牛 乳」については,「一般食品」の10分の1の値を食品基準値とすべ きである。 4 経過措置について 本案では,新基準値の適用開始時期を一応本年4月1日とするもの の,市場に混乱が起きないようにするために,米,牛肉,大豆につい て,新基準値の適用は10月1日以降とし,9月30日までに製造, 加工,輸入された食品に関してはそのまま賞味期限まで暫定規制値を 適用するとしている。また,大豆についても,新基準値の適用は来年 1月1日以降とし,12月31日までに製造,加工,輸入された食品 に関してはそのまま賞味期限まで暫定規制値を適用するなど,複雑な 経過措置を設けている。 しかしながら,食品ごとにこのように取扱 いが異なることは,かえって市場(流通)の混乱を招きかねず,また 風評被害を増大させる恐れもある。 したがって,このような経過措 置を設けず,全ての食品について同時期に新基準値を適用すべきであ る。 5 全品検査体制の確立と表示制度の創設 食品の安全性に対する消費者の信頼を確保し,風評被害を回避する ためには,食品に含まれる放射性物質のレベルを全ての食品について 検査するとともに,その結果を表示する必要がある。その場合,検出 限界値も併せて表示しなければ消費者の誤解を招きかねない。 した がって,本件食品基準値の見直しに当たっては,全ての食品について 食品中の放射性物質の線量を検査する体制を確立するとともに,その 結果を検出限界値と併せて表示させる制度を創設すべきである。以上 425 チェルノブイリ原発事故のあったベラルーシでさえ乳幼児の基準値 は37ベクレル以下に定められています。日本の暫定基準値は高すぎ ます!50ベクレルでもとんでもないのに更に100ベクレルの検 討は恐ろしいです。 実際、ベラルーシでは37ベクレル以下の基準値でも健康被害が後を 絶ちません。セシウム以外の核種を測定しようともしないだけでもひ どいのに追い討ちをかけるかのように基準値の引き上げはやめて下 さい。わざとチェルノブイリの健康被害を繰り返そうとしているとし 1 別添2 か思えません。 426 現在の基準値ですら、安全だとは思っていません。子供が成長するた 1 めの大切な主要栄養に対し、数値をあげる事は狂気の沙汰です。子供 達の笑顔多き未来のために、殺人の片棒をかつぐような修正案は受け 入れられません。むしろ、現数値よりも下げるのが人道だと思います。 427 3月11日以降、汚染食品による内部被爆を避けるために食材探し 1 にたいへん苦労しています。このたび、暫定基準値が改正されるとい うことですが、乳児用の50ベクレルでも到底口にすることはできま せん。 内部被曝による健康障害についてはチェルノブイリでも広島 長崎の研究でも政治的に隠匿されたことから正確なデータがありま せん。そもそも放射線による健康被害には閾値がないと言われており ますから、最大限安全側に立って内部被曝を防止するべきと考えま す。 幸い西日本は土壌調査でも汚染を免れ、食品の検査でもほとん ど汚染がありませんから、西日本での増産(汚染地の農家の移住で達 成できます)と輸入により国民が汚染食材を食べる必要性など全くあ りません。ですから消費者に汚染食品を食べさせるのはひとえに農家 の生活保障=東電・政府の賠償額の減額が目的といわざるを得ませ ん。 情報とお金のある者は政府がどのような基準値を設けても汚染食 材を避けることができますが、それがない者は汚染食材を食べさせら れ続けることになります。また、国が汚染食材の流通にお墨付きを与 えることで、生産者、流通業者、メーカー、スーパーを巻き込み大規 模なモラルハザードが起こっています。消費者のみならず、海外も、 もはや日本人は正直だと信じるものはいなくなりました。日本人に対 する信頼は地に落ちました。 「報告書」には、それらしい理屈を並 べていかにも新基準が安全であるかのように説明されています。専門 家ではないので反論も難しいですが、おそらく基準に都合のよい話を よせ集めているのでしょう。例えば、報告書では、ICRP のデータを引 用して胎児の被曝線量は妊婦より低いから特別な基準はいらないと しています。しかし、東北大学が警戒区域内で野生化した牛を調査し たところ、牛の胎児の各臓器に蓄積した放射性セシウムの濃度が、親 牛より1.3倍ほど高いという実証データがあるにもかかわらずこち らは無視しています。この一点をもってしても報告書及び新基準値の 安全性は信頼に足りません。 428 我が家には3才と1才の乳幼児がいます。原発事故後から子どもたち の被曝を極力減らす為に食材を西日本や北海道、海外産の物に変えて 1 別添2 きました。それは、低線量、とりわけ内部被曝の 人への影響はまだ 良く解っていないと聞いているからです。いろいろな研究や議論があ る様で すが、子供の感受性が高いことや個人差もあるので私の子ど も達や家族には原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと考えてい るからです。そして、残念ながら現在の流通品の検査体制が十分では ないと私は判断しているからです。今まで報道されただけでも、牛肉、 お米、粉ミルクなど、汚染されている食材が広く流通したことがわか りました。1回くらい、少量くらい食べたとしてもただちに問題ない とは思いますが、誰がどこで何を食べたかの詳細な記録はなく、たま たま知らない間に汚染食品ばかりに当たってしまうことはないと言 いきれません。汚染が発見された食品は氷山の一角だとも思います。 今後もそういった食材が流通しない保証もないので、私は設定される 数値自体を本当に厳しい値にして頂けるよう求めます。そのためには 流通品を使っての日常食が一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品 基準値と検査体制にして頂くよう私は求めます。農産物は、土壌や空 間線量の測定から事故前とほぼ変わらない地域、1食材あたり1 Bq/kg 以下が期待される産地と、そうではない地域の区別をつる事を 切に求めます。これまでに公表されている汚染の広がりを考えると、 日本の8割程度の地域はまだ事故前の水準であると思われます。こう いった汚染の非常に低い地域の食材が、汚染された食材と混ざらない ように流通を徹底管理し、また厳しい検査を行って頂きたいと存じま す。 原発の恩恵をほとんど受けていない小さな子ども達なのに、これから 何十年も放射性物質の恐怖と戦っていかなければならないのです。売 っている食材を摂取し続けても、リスクが限りなく少なくなるように して頂きたいのです。国民の健康と将来への不安を取り除くために、 流通品の基準値を 1 産品当たり1Bq/kg 以下と定めて頂きたく切にお 願い申し上げます。将来の健康不安を持たずに安心して買い物し、子 ども達に安心して食べさせることができるよう、ぜひご判断をお願い 致します。 429 放射性セシウムスクリーニング法で、測定下限値の数値を明確にし 7 て、統一見解を出していただきたい。一般食品の場合、測定下限値2 5Bq/kg(基準値の1/4)であれば、下限値以下の検出に対し ての無駄な議論がされないようにしてください。 430 牛乳などの新基準は 50 ベクレルになるとのことですが、子供は本当 に牛乳が大好きです。毎日摂取するものですから 50 ベクレルでも心 1,3 別添2 配です。私も常に大量摂取にならないよう気をつけるつもりですが、 牛乳も飲料水と同等の 10 ベクレルを基準としていただきたいです。 今の状態では心配なので、牛乳は九州産地から直接購入するか豆乳で 代替しています。周りの子供を持つ親も同じ気持ちだと思います。不 安だからと、買い控えする方が増えると思うので、それよりは安心し て買えるようにした方が、酪農家の方にも、メーカーの方にも、小売 業の方にも、私たち消費者にも良いように思います。そのためにも、 牛乳・乳飲料の基準値は 10 ベクレルまで下げるべきだと思います。 431 やはり日本が先進国であることから、食品の放射能汚染基準値をチェ 1 ルノブイリ後のドイツの基準に習って、大人8Bq/kg、子ども4Bq/kg を目指すべきと思いますし、日本はそれが可能と思います。これくら いの基準値を設ければ国内情勢は安定しますし、原発事故後の対応の 不備や10ヶ月も国民に暫定基準値を強いてきたことで日本が失っ た信頼を取り戻すこともできます。 432 放射線防護に関しては、ALARA の考え方に基づくべきである。なんで 4 もかんでも規制値を低い値にすればよいということではない。今回の 省令改正では「セシウムからの被曝線量が 0.008mSv だけ下がる」と いう結果になるそうだが、自然界から浴びている放射線量が2桁以上 大きいので、全く意味のない。つまりメリットがない。一方、経済的 には風評被害で、特に福島県への影響(デメリット)が大きい。総合 的にデメリットだけ(最適化の反対)の改正(改悪)など当然、やめ るべきである。 433 本来少しでも取り込むべきではない放射性物質、未曾有の事故によ 1 り、何もしなくても空気中に漂っている放射性物質を吸い込んでいる ような状態です。そんななか、今でさえ高いと思っている基準値をあ げるのは言語道断です。チェルノブイリでの前例から学び、しっかり と対策すべきだと思います。これからの未来を担う子供たちの健康を 妨げるような基準設定は決してしないでください。 人工放射線は0であるべきです。これから一生付き合っていかなけれ ばいけない、低線量でも被爆してどんな影響が出るのかわからない。 どんな影響が出るのかわからないからこそ、しっかりと防御して限り なく0に近づけるべきだと思います。基準値はあげるのではなく、大 幅に下げて、しっかりとした検査体制を整えてください。今のような 検査では安心して子どもにご飯が食べさせられません。 434 この基準値はどんなに厳しくしても厳しすぎることはありません。概 要にもあるとおり、セシウムなどの原発事故による放射性物質は本来 1 別添2 食品に含まれてはならないものです。安全を期して過ぎることはない はずです。新基準値でも甘いと思っています。放射性物質の影響など、 今のデータや科学力ではわかっていないだけかもしれないのです。科 学的には「ない」と言う方が不正確です。 435 食品からの被曝線量を大きく増加させない範囲で、基準超過割合が現 在の暫定規制値による規制とくらべて大きく乖離しないように、一般 食品の基準を見直すべきです。そのための施策として 1 汚染率(0.5)の緩和 2 一般食品の区分の細分化 3 特に、嗜好品や季節の山菜など、摂取量の少ないもの、継続摂取 しないものについての基準緩和を求めます。 【理由1】 関連資料 薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会報告書の 表2 新しい基準値に基づく放射性セシウムからの被ばく線量の推計によ ると、暫定規制値を継続した場合の推計(中央値濃度)は 0.051mSv/y とされています。しかし、新基準での 中央値濃度は 0.043 mSv/y で あり、新基準に移行しても 0.008 mSv/y しか低下しません。一方で、 関連資料 食品中の放射性物質に係る基準値の設定 P7 モニタリ ング検査における放射性セシウムの基準値超過割合 によると、キノ コ・果実・魚介類などで大きな影響を受けます(福島県産 10~11 月 の超過率において 10~30 %)。これは ALARA 原則の「合理的に達成 可能」という部分を満たしていないと考えられます。 【理由2】 モニタリング検査における放射性セシウムの基準値超過割合および、 放射性セシウムからの被ばく線量の推計からは、実際の汚染率が 0.5 よりも低いと考えられます。このことは、各自治体が行っている給食 丸ごと測定や NHK・朝日新聞などが実施した陰膳式の調査でも同様の 傾向がみられていることから明らかです。仮に汚染率を 0.1 まで緩和 した場合(暫定規制値と新基準が同値となる)でも、介入線量レベル の 1mSv/y は達成可能です。 【理由3】 果実や嗜好品などの少量しか摂取しないものは、仮に高濃度で汚 染されていても、被曝線量の増加に寄与する割合は少ないと考えられ ます。食品群ごとの摂取量も考慮した基準設定を検討すべきです。当 面は摂取量に応じて 3 区分ほど(一日平均 50g 以上摂取するもの、そ れ以下のもの、嗜好品や薬味など少量しか摂取しないもの)にわける 4 別添2 ことを検討願います。 【理由4】 現在の基準では、福島や関東の住民が山菜やきのこ狩り、釣りなど を楽しみたくても困難な状況です。しかし、それらは年間を通じて大 量に摂取するわけではなく、広域流通を目的として採取されるわけで もありません。また、地域住民の楽しみを奪うことにもつながります。 個人で採取するものや地域の産地直売所で少量販売されるものに関 しては別建てで基準を設定することを検討していただけるようお願 いいたします。なお、スウェーデンではトナカイやヘラジカ、湖沼魚、 ベリー、キノコなど「あまり頻繁に摂取しない食品」に限っては基準 値が 1500Bq/kg に設定されていることも併せて考慮していただける ようお願いします。 付言 仮に新基準で 100 Bq/kg が運用されると、モニタリング検査体制に大 きな支障がでます。特に、検査機関を大手の企業が押さえてしまうこ とで、本当に必要な地域や品目の検査ができなくなってしまうことも 考えられます。現在、多くの消費者が実際に摂取している放射性セシ ウムは介入線量に対して低く抑えられていますが、自家栽培の作物を 摂取している方々などの中に、比較的多い量を摂取している場合があ ると考えられます。新基準の運用により、それらの方々へのフォロー が滞る恐れがあります。新基準運用においては、・現在の検査機器が 当面活用できるような基準の設定・モニタリング品目の偏りを是正・ 局所的なハイリスク層に向けた地域検査施設の整備などの施策をあ わせて行うことを望みます。 以上 436 こうなってしまった以上、『我慢量』としてある程度は受け入れる覚 悟はできました。そうでなければ、西の方に移住するしかありません。 基準値はドイツと同じ、大人 8 ベクレル、子ども 4 ベクレルを求めま す。スーパーに並ぶ県内産の食品を民間の検査機関で調べました。200 ベクレルを超えました。国の基準値内ではありますが、ドイツの基準 を知ってしまった以上、とても食べられません。同じ人間です、ドイ ツ人よりも日本人の方が放射性物質に強い体であるわけではないの に…。店頭に並ぶ基準がもっと厳しいものになれば、福島、茨城でも 購入できます。うちの子供は未就学児ですが、このままだと近い将来、 給食も食べさせられません。『美味しい給食、おかわりいっぱいして おいで』と学校に送り出したいです。是非ともよろしくお願いします。 1 別添2 437 今回の食品中の放射性物質の基準値の設定は、まずその考え方に重大 な問題があるので認められない。食品中の放射性物質からの線量が年 間1mSv を超えないように設定し、100Bq/kg という数値を出したとの ことだが、人工放射能による被曝源は食品だけではない。呼吸による 内部被曝や外部被曝も含めて年間1mSv に抑えるべきであり、特に、 外部被曝や呼吸による内部被曝は避けづらい面もあるが、食品は測 定、流通の管理を徹底すれば、可能な限り被曝を避けることも可能で あり、食品からの被曝を極力少なくするよう設定すべきである。 例 えば、福島市が1月12日に発表した子どもや妊婦に配布した線量計 の結果では、昨年9月から3カ月間に受けた被ばく線量の平均は 0.26mSv とのことだった。年間では1mSv を超える線量である。 また、1月25日に伊達市が発表した住民に配布した線量計の同じ く9月から3ヶ月間の測定結果は、回収したうち約8割の住民の年間 推定線量は1~3mSv だったといい、中には、年間10mSv、20mSv を超える線量の住民もいたという。 加えて、事故当初にはかなりひ どい被曝を受けてしまったであろうこと、また、これら外部被曝線量 に加えて既に取り込んでしまった内部被曝を考慮しなければならな いことを考えると、既にかなりの被曝を強いられたのであり、今後の 被曝低減が極めて重要である。 従って人工放射能によるあらゆる被 曝を含めて年間1mSv 内に抑えるよう食品の基準値の設定をやり直す よう強く求める。 特に、福島県内の水道水の調査でも下限値が概ね 1~5Bq/kg とされた中で「不検出」が続いている飲料水の放射性セシ ウムの基準値が、飲料水だけで年間約 0.1mSv もの被曝を許容する 10Bq/kg はあまりにも高すぎる。少なくとも 0.1Bq/kg 程度とするなど できる限り厳しく設定をするよう強く求める。 それから、お茶や乾 燥しいたけなどについて、お茶は飲む状態で、乾燥しいたけは水で戻 した状態で一般食品の基準値を適用することについても見直しを求 める。お茶は、子どもも多く利用する回転寿司店などでは粉茶をお湯 に溶かして飲むスタイルであり、茶葉をそのまま食べることになる。 また、お茶の粉末を利用した食品はたくさん存在する。飲む状態での 基準値適用を求めた静岡県自らが茶葉を使用した食品開発に力を入 れており、茶葉のふりかけやお菓子等アピールしているところであ る。茶葉そのものを食べることを想定すべきである。乾燥しいたけに ついても同様に、乾燥しいたけの粉末を使ったシイタケ茶やシイタケ スナック(まちおこしでこういった商品開発が盛んである)等、乾燥 しいたけそのものを食べることを想定すべきである。 なお、乳児用 1,2,5,9 別添2 食品のみでなく一般食品に放射性物質の測定結果の表示を義務づけ るよう強く求める。 438 子どもを持つ母です。原発事故以降外部被曝もそうですが、内部被ば 1,2,3,5 くに関して国の基準が甘すぎることに不安を感じながら子育てをし ています。改正案に関しても疑問があり、このままでは基準が変更に なっても安心して子育てができません。疑問点は、 1、食品中の放射性セシウムの線量を年間 1 ミリシーベルトに引き下 げることを基本にしていること。外部被曝と合わせて1ミリ以内にな るよう食品の基準を下げてほしい。 2、牛乳の基準を 50 ベクレル/kgにしていること。牛乳など飲み物 は 200ccくらい飲むことはたやすく、また給食でも出されているた め、1日の摂取量がほかの食品に比べて比重が大きいと思うため、飲 料水と同水準まで引き下げを希望します。 3、乳幼児の食品基準ももっと厳しくするべきだと思います。乳幼児 は消化する酵素が発達していないため、早くから分子の大きい食品を 与えるとアレルギー反応を起こすので食品を与えるには最新の注意 を払って離乳食から一般食への切り替えは焦らないほうが良いと、保 健婦さんから教えられ育ててきました。そういう乳幼児に対して飲料 水より高い基準にすることに納得がいきません。 4、それ以外の食品をすべて 100 ベクレルとすることについては、毎 回の食事で食べないもの、食べても大量に摂取しないもの(肉や魚) と毎日食べる主食(米・パン・パスタなど)が同じ基準ということに 不安を感じます。外国のように食品によって細かく基準を設定するべ きだと思います。 それから基準に関する事ではありませんが、基準越えの食品が販売さ れてから、食べ終わってからの基準超えの発表はせっかく基準を厳し くしても不安ばかりが残ってしまいます。検査をする体制も大変だと は思いますが、生産者の方へも放射性物質を含む食品についての理解 を徹底していただき、これからの日本を担っていく子供たちが健康に 育っていくよう、厚労省や政府は今の改正案より厳しい基準を打ち出 してほしいと切に願います。 439 改正案に反対します。全食品1bq/kg 以下の基準値を求めます。子ど もを育てる母親として、子どもの身体を作る食べ物が確実に安全だと 確信が持てない状況で調理をして食べさせる事は苦痛以外の何もの でもありません。 もし過去の科学的な証拠が無い事を理由に多少ならば内部被曝して 1 別添2 も大丈夫だと判断されるなら、放射線管理区域に関する法律が間違っ ていたという事になると思います。放射線管理区域では内部被曝を避 けるため飲食禁止ではないのでしょうか?今まではずっとその法律 を守ってきたのではないでしょうか?それなのに原発事故が起きた からといって安全だと言う確証無く汚染された食品を子どもに押し 付けたくありません。 国の基準値は国民の命や健康を第一に考え、誰もが納得出来る数値に するべきです。海外から日本の食品が輸入禁止にされる事は恥ずべき 事です。万が一子ども達が緩い基準値の食品を食べ続け、内部被曝が 積み重なり病気になっていったとしたら、医療費は嵩み将来国を支え る若者が減り国を維持するなど出来なくなるでしょう。 この国の母親が納得出来ない基準値であれば、買わない選択をする家 庭がこの先もどんどん増え続け、市場原理で東北・関東産の食品は淘 汰されてしまうでしょう。事故以前の基準値に戻し誠実に測って消費 者の信頼を回復するしか方法は無いと考えます。 以上の理由で基準値の改正案に反対し、全食品1bq/kg 以下の基準値 の設定を強く要求いたします。 440 生後3ヶ月の娘を持つ母です。身体への放射能の影響が出るのは数年 1 後とも言われているのに、事故から1年も経過していないうちに基準 値を上げるというのは横暴だと思います。日本中の国民に内部被爆し なさいと言う様なものです。100%安全だと言えるのでしょうか? 安全性を100%に近づける基準値を制定するのが厚生労働省の仕 事ではないのですか?むしろ食品の基準値は現在の 10 分の 1 以下に 下げるべきだと思います。このままでは日本産の食品が恐ろしくて食 べられなくなります。数年後、子供達に異常が見つかった時、国は責 任をとってくれるのでしょうか?因果関係が認められないとシラを きるのでは?子供を持つ母親が安心して子育て出来る基準を作って 下さい。子供の未来を奪わないで下さい。経済ばかり重視して国民の 命を危険にさらさないでください。 441 1.製造、加工食品の基準値適用の考え方として、Ready-to-eat の考 え方を踏まえた事例1、2が挙げられているが、以下のような事例も 同様と考えてよいか。また、以下のような具体的な事例をQ&Aなど にまとめ、早急に公表していただきたい。 (1)フリーズドライのような乾燥食品(複数の原料からなる食品を 乾燥させたもの)は、個々の原材料の状態と、食べる状態(湯戻しを 行った状態)それぞれで一般食品の基準値を適用されるのか。 5,9,11 別添2 (2)茶葉をそのまま粉砕した粉末茶を湯に溶かして飲用する場合 は、事例2の茶と同様に、原材料の状態では基準値の適用対象とせず、 湯に溶かして飲む状態で飲用水の基準値を適用されるだけなのか。茶 抽出液を乾燥し粉末化した食品の場合も、事例2の茶と同様に、原材 料の状態では基準値の適用対象としないのか。 (3)事例2で挙げている「茶」に含まれる食品はなにか、「水との 代替関係が強い飲用茶」という漠然とした表現ではなく、具体例を示 していただきたい。 (4)乳児用食品の範囲に含まれる食品は、原材料の状態では一般食 品の基準(100Bq/kg)を適用され、食べる状態では乳児用食品の基準 (50Bq/kg)が適用されるのか。 2.今回の改正はすべての食品を対象としていることから、残留農薬 等のポジティブリスト制度と同様、すべての食品について検査を行う ことは困難であり、検査を義務づけているわけではないことを、広く 周知徹底させていただきたい。ポジティブリスト制度が施行されたと きと同様に、流通業者からすべての商品について検査結果を求められ るケースがある。すでに一部の流通業者では、検査ありきの体制を 大々的にアピールし ていることもあり、「検査結果がないものは安全ではない」といった 風潮が消費者に浸透してしまっている。暫定規制値に適合していれば 安全だが、安心を確保するためによりいっそう厳しい基準を設定した ことと同様に、検査をしなければ安全性が保たれないわけではないこ とを、食品等の事業者や一般消費者に対し周知徹底させていただきた い。 3.今回の改正と同時期に、消費者庁から乳児用食品の規格が適用さ れる食品に対する表示が検討されたため、一般消費者だけでなく食品 等の事業者でも混同しているケースが見受けられる。各々不確定要素 が多数ある中、規格ができるという点だけが先走り、混乱を招いてい ることは否めない。適用の考え方など詳細な点について早急に決定い ただき、厚生労働省と消費者庁合同のQ&Aなどで一般消費者にもわ かりやすいように説明していただきたい。以上 442 原発事故後、これまで摂取していなかったセシウム等放射性物質を、 1,7 食品から出来るだけ避けたいと消費者は望んでいる。内部被ばくの危 険性は、だれにも「本当の所は分からない(つまり、ないと確定して いない)」以上、危険があるかもしれないという視点に立って対策さ れるべきである。事故前の摂取量と同程度に抑えるためには、基準を 別添2 緩めるべきではない。100bq では基準値が高すぎ、特に子ども、乳幼 児などは放射能感受性が比較的高いとされており、その基準で食品を 流通させるのはリスクが高い。基準値については流通品 1 産品当たり 1Bq/kg 以下をめざし、流通前検査、結果公開の徹底を望む。市民は、 売ってるものを安心して買いたいのであり、そのためには流通前にな るべくチェックしてほしいのだ。しいたけや米など、既に流通してか ら危険が分かったものも多すぎる。消費者の信頼を取り戻すには、基 準の厳格化と情報の公開しかない。 443 乳製品に関する基準値、もっと低い基準をお願いします。 1 放射性物質による健康影響はガンだけではなく、まだ知られていない ことがたくさんあると思います。今回の原発事故は過去にないほどチ ェルノブイリを越えるのではという意見もあるような大きな事故で す。放射能の健康への影響は専門家ですら意見が割れている状況で す。 わからないから安全とするのではなく、わからないのだからより基準 を低く、厳しくして、食品から放射性物質を取り込まないようように 基準値を設定してほしいのです。 444 農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と殆ど変わら 1,3 ない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地とそ うでない地域の区別をする事を求めます。内部被曝に関しては、人体 への影響はよくわかっていないというのが正確な認識であると思い ますので、子供に関してはとにかく、国策として守っていただけるよ う切望致します。また提供相手が子供と決まっている保育園や学校給 食に関しては特 に、国としてしっかりと、十分な安全の保証をお願いいたします。 445 1(意見)一般食品の規格基準について、50Bq/kgとすべきで ある。 (理由)本案は、食品について放射性セシウムの年間線量限度を1 mSvと設定したが、外部被ばくの影響を考慮してない。すくなくと も、外部被ばくの影響を半分は見るべきである。それゆえ、一般食品 の規格基準は、本案の100bq/kgの2分の1の50Bq/kgと すべきである。 2(意見)牛乳、乳児用食品の規格基準について、いずれも5Bq/ kgとすべきである。 (理由)本案は、乳児用食品のカテゴリーを 作り、放射性物質の影響を受けやすい乳幼児に配慮している点は,評 価できるが、一般食品の2分の1では、十分ではない。10分の1が 1,3 別添2 妥当である。そして、1で述べたように、一般食品の規格基準は、外 部被ばくの影響を考慮して50Bq/kgとすべきなので、その10 分の1の5Bq/kgを乳児用食品の規格基準とすべきである。また、 牛乳は、成長盛りの幼児児童が毎日のように飲食するものであり、乳 児用食品と同じ基準とすべきであり、5Bq/kgとすべきである。 446 一般食品 100 ベクレル、幼児用食品と牛乳 50 ベクレルでも高いと思 1,3 いますが、今回文科省から、乳児用食品と牛乳を 100 ベクレルに緩和 という答申が出たとのこと。もってのほかと思います。 ウクライナは幼児用食品 40 ベクレル(1997 年) 、ベラルーシは同 37 ベクレルです。これらを下回る数値にしてください。 一般食品についても、同2国と同様、もっときめこまかく、トータル の摂取量を踏まえた基準値を設定してください。お願いします。 447 今日の新聞で、乳幼児の基準を当初案の 50 ベクレルから 100 ベクレ 1,3 ルに引き上げるとの記事を読みました。あなたたちをやっていること は子どもたちの命と生産者の利益を天秤にかけて、利益の方を優先し たもので、日本の未来を担う子どもたちの命を軽視していること以外 の何ものでもなく、本当に怒りと失望の気持ちでいっぱいです。絶対 に許せません。 私たち母親がすることは一つ。徹底的に関東・東北の野菜は買いませ ん。それをさせるのはあなたたちです。誰が子どもの 100 ベクレルの 食品を食べさせますか。どうぞ、自分の子どもや孫に食べさせてあげ てください。 基準を作る時はちゃんと内部被曝と外部被曝で計算してください。そ して、政府が WSPEEDI の情報を隠ぺいしたために、既に子どもたちは 大量の被曝をしています。私も、信じて子どもを外出させました。子 どもの尿からはセシウムが検出されています。東京在住です。本当に 許せません。絶対にこんな数値で改定されたら、この国はおかしい。 448 ご意見: 4 月から適用される基準値:食品 100Bq/kg(以下/kg 省く) 、 1,3 牛乳・乳児用 50Bq でも私は危険だと考えます。 WHO やドイツなどの基準値に近い値、10Bq 程度を目指すべきです。そ れは、人の健康を守る、という意味でも、日本の国の生産者、生産力 を守る、という意味でもとても必要だと思います。健康に及ぼす響に ついて、特に内部被ばくの影響については、しきい値は本当は存在し ないと考えられます。なぜなら、病とは、病の原因に体の抵抗力・治 癒力が負けたときに罹るものだからです。例え低い量であっても放射 線由来で発病するときは、発病します。そして内部被ばくのメカニズ 別添2 ムが、外部被ばくの一時的なものとは全く異なるからです。体内に放 射性物質が取り入れられて出ていくまでの間、体は被曝し続けます。 排出する速度や機能にも個体差があるでしょう、そして一度取り込ま れたら殆ど排出されない核種もあるでしょう。それらのことを考える と、基準は厳しくしないといけないと思います。よく自然界にもとか ら存在するカリウム 40 などを引き合いに出して、内部被ばくは大丈 夫だというような間違った情報がありますが、カリウム 40 など自然 にある放射性核種に生物は適応しており、体内に取り入れてもすぐに 排出するようになっております。それに対してセシウムやストロンチ ウムなどの人工的な核種は体内に留まり、被曝を蓄積させます。影響 する量が違います。人工の核種による内部被ばくはもとからある自然 の被曝に上乗せされる被曝なので、これを心配ない、大丈夫だとして はいけないのです。そして危険な食品を生産させることは、生産者を もだめにします。危険な食べ物は、国民も、海外も買いません。 また、もし誰かが知らずに買い、それにより病を発症したら、そのと きは生産者が加害者になってしまいます。そのような体制では、日本 の食糧生産はだめになってしまう。汚染されたものでも流通できるよ うに基準を緩めることは、自らの将来をダメにすることです。汚染さ れた土地で物を作らせない。汚染されたものは流通させない。あたり まえのこと、常識を取り戻してください。もし緩い基準を採用し、海 外の信用を失ったら、食糧の輸出はもちろん、他の品目にも、観光に も、さまざまな影響があるでしょう。 日本は今、とても危険なポジションにあると思います。日本の未来を 無くさないために、どうか適切な基準を設けて下さいますようお願い いたします。 449 質問1. 製造食品、加工食品にも基準が設けられたのですか? 質問2. 制度施行(H24/4/1)以前に製造した製品はどのような扱いになるので しょうか? 質問3. 制度施行(H24/4/1)以前に生産・製造された原材料で加工食品を製造 した場合、どのような扱いになるのでしょうか? 質問4. 製造食品、加工食品については、原材料の状態、製造、加工された状 態それぞれで食品基準値を適用することを原則とする基本的な考え 5,6,7,11 別添2 方ということですが、残留農薬暫定基準値改定の折には、加工食品の 原材料が食品規格(残留基準)に適合していればその加工食品につい ては食品規格に適合するものとして取り扱うこととされていました。 今回は放射性物質が製造工程でコンタミすることが懸念される以上、 原料保証だけでは製品保証はできない、という事なのでしょうが、場 合によっては、 「原料・製品のそれぞれ」で基準適用ではなく、 「製品 は必須、できれば原料も」という事は容認していただけないでしょう か? 質問5. 質問4の『場合によっては、「原料・製品のそれぞれ」で基準適用で はなく、 「製品は必須、できれば原料も」の容認可否』の根拠ですが、 残留農薬暫定基準値改定の折には、科学的根拠に基づいて設定された 加工係数であれば、基準への適合性を判断する際の目安として用いる ことができる、となっておりました。同様の考え方は導入できないの でしょうか? 質問6. コーデックス、米国規定では、少量使用されるスパイスなどにおいて は希釈係数10が適用されていますが、日本の基準においても同様 に、加工食品中にごく少量使用されるような原材料においてこのよう な係数を用いる考えを取り入れることはできませんか? 質問7. 今回の基準設定により、食品中に含まれる放射性物質含有量の分析が 助長され、食品メーカ-の負担増加となることのないよう、通知内容 に記載していただけませんか(原材料の調達→最終製品製造工場→製 品輸送といった製品のサプライチェーンに配慮し、自主管理可能なも のにならないか)? 質問8. 規制強化の大前提として、政府による放射線モニタリングを含めた施 策を明確に示していただけませんか? 質問9. 新基準値の施行期間は期限付きなのでしょうか? また、あらかじめ 予定された見直しは設けられるのでしょうか? 450 何 Bq まで食べさせるかではなく、どうすれば食べずに済むかを考え られる人を委員に選定しなおして下さい。 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい乳児用食 品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味により、0 ベー 1,2,3,5,7 別添2 スの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の影響を被る 乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-� 等)もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を 対 象とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい。主食の米につ いては、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。また魚介類につ いては、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚染状況の把握 を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体制を整備して 下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 451 こんにちは。初めてパブリックコメントを書きました。読んで頂いて ありがとうございます。私のような一般人の、ちっぽけな意見かも知 れませんが、こうして行政と関わることで、この国のより良いあり方 を一緒に考えていきたいと強く思っています。子供を持つ親としての 意見です。 食品に含まれるセシウムの基準値の改正について、改正後の基準値は 全て高すぎると思います。 ①食品中の放射性物質に係る基準値について 現在の食品の中のセシウム含有量でも、厚生省の発表データを見る 1,6 別添2 と、福島県の一部の農産物と水産物、それとしいたけ以外で、50Bq/kg を超える食品はごく少数に見えます。改正後の基準を 10Bq/kg 以下に しても、食べるものが無くなってしまうようなことは起こらないので はないでしょうか。また、50Bq/kg の食品はこどもに食べさせたいと は思いません。基準が高いままであれば、検査して、数値がはっきり とわかっているものや、比較的安全だと思われる西日本産の食品を選 んでいくしかありません。また、安心して外食することも出来ないと 感じます。 ②経過措置について 経過措置をとることで、消費者に対して何か有益になることはあるの でしょうか。食品への不信感が強まるだけだと思います。国民の健康 や食の安心・安全のためには経過措置は必要ないと思います。全体的 に、この改定案には消費者の側からの視点があまりないように感じま す。 私はセシウム入りの食品を進んで食べたいとは思いません。まして や、こどもの口にするものならなおさらです。出来ることなら一日の セシウム摂取量を原発事故前の値(1Bq/kg 以下)にしたいと思い、日々 の食材を選んでいます。 どうか、消費者の意見も取り入れた上でのご判断をよろしくお願いい たします。 452 現在緩和案が出ているとの事ですが、断固反対致します。農業関係者、 1,3 また復興に影響があるとの見解ですが、きっちり検査をし、その検査 に 通るように努力することもせずに、基準を緩めればいいというのはあ まりに安易だと思います。現在私のような妊婦、また乳児のいる過程 では、九州か海外から乳製品を取り寄せるか、民間で検査され、不検 出を確認したものを購入しています。なぜなら水や空気、あらゆるも のが汚染されている今、避けられるのは唯一食品です。今後基準を緩 めるのであれば、一層北海道、東北、関東の乳製品は避ける動きが出 ます。それが農業、被災地の復興につながると思いますか?本当の復 興というのは、もっと前向きな動きを作らないと達成出来ません。食 品にセシウムが出ないように、国、民間が力を合わせて取り組む事に よってそれが何年かかったとしても、本当の復興につながると思いま す。是非、間違った判断のないように、お願い致します。 453 乳幼児食品における、50 ベクレル/kg という数値については、到底安 心できるものとは思えません。さらに厳しい基準値のもと、幼い子供 1,3 別添2 たちの健康を守っていただくのが国の勤めと思います。また、日本人 の主食である米については、一般食品の分類に含まれるものと思われ ますが、これについても、一人当たりの年間消費量から考えても 100 ベクレル/kg では全く安心できる数値とは思えません。再度検討のほ ど、お願いいたします。国民の健康を守ってください。 454 乳児の飲食に供することを目的として販売する食品での規制値は、乳 1,3 児の感受性や乳児の社会的重要性(次世代)からみて高すぎる。少な くとも、飲用水と同じにすべきである。また牛乳も、新たに「18 歳以 下及び妊産婦の飲食に供することを目的として販売する食品」という 分類を設け、飲用水と同じ規制値にすべきである。 455 乳幼児が口にするものはすべて10Bq/kgに、大人が口にするも 1 のは50Bq/kgにしていただきたいです。 乳幼児に関しては、ただちに~今のところ・・・と今後のことがわ かりません。万が一・もしもを考えて低く設定することはなぜできな いのでしょうか?高い数値なので余計に信用できずに、西日本産を求 めてしまうのです。基準を低く設定していただけたら、そしてそれを きちんと表示していただけたら、安心して関東産も購入し子供たちに 食べさせてあげられることができます。給食なども安心して、震災前 と同じように与えることができます。万が一・もしもを考えて下さい。 絶対にないと、絶対に大丈夫と言い切れますか?どうかよろしくお願 いいたします。 456 3 歳の子供をもつ母親です。食品からの内部被ばくのみで生涯 100msv 1 というのは、やはりとても不安です。現在でも豊島区内の公園でホッ トスポットが発見されているように、まだまだ外部被ばくの可能性も 残されています。そんな中ではせめて内部被曝だけでも少なくさせた いです。食品中の放射性物質に係る基準値の設定は、なるべく 0 ベク レルに近いものとしてください。よろしくお願いします。 457 食品の放射性物質にかかわる基準値は厳しくしてください。いつも生 産者ばかりを保護しすぎだと思います。消費者の健康と安全も大事に して欲しいです。生産者の人には申し訳ないですが、安全な土地に移 住してもらい、そこで農業なり漁業なり続けていただきたいと思いま す。国はそれに対して援助を惜しまないでください。税金は正しいこ とに使ってください。汚染された土地に縛り付けて生産活動をさせ、 汚染食品を流通 させるようなことはやめてください。ただでさえ超高齢化社会になっ ているのに、さらに若い人を被爆させて寿命を縮めるようなことはや 1 別添2 めてくださ。本当に日本の国を元気にしたいならば、汚染食品を流通 させてはいけません。 458 乳幼児の食品にその食品の放射能(ベクレル)表示を義務つけて下さ 1,3,9 い。また、乳幼児の食品の基準値 100 ベクレルは高すぎます。5 ベク レルまで下げてください。 459 乳 児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベ 1,3 クレルに緩めてもよいとする。 また新たにこんな計画を練っているのか。どこまでバカな官僚達なん だ。せっかく50ベクレルという一歩前進した案にもかかわらずこの 後退。もう非常時は終わったのだろう?収束宣言もだしている。であ れば尚更国際基準(平常時)へ戻すべきではないだろうか。それにな ぜ外部被曝も計算に入れないのか。その大脳皮質も見てやりたい。現 地の復興にも影響がでる新基準・・・町が復興しても県民がみな癌な どで死亡し、死の街が出来ることが真の復興だと考えているとしか思 えない。この委員達の名前を皆公表すべきだ。 460 ICRP(国際放射線防護委員会)の「長期汚染地域住民の防護に関する 委員勧告」 (ICRP111)publication111 のグラフによれば、毎日 10Bq/kg の食品 を摂取し続けた場合、200 日で体内のセシウム 137 濃度が 1000Bq を超 え、700 日で 1400Bq を超えることがわかります。チェルノブイリ事故 によって最も汚染されたベラルーシ出身で元ゴメル医療センター代 表のユーリ・バンダシェフスキー教授によれば、子どもに対してはセ シウム 137 は体重 1kg あたり 10Bq 位から、心臓の筋肉細胞(心筋) の病気を引き起こし、20~30Bq 位で不整脈が観察され、50Bq では生 命に関わる臓器が病気になり、命が危険になるということです。(添 付資料 2 ECRR 論文「チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染さ れたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患」)子どもは大人に比 べて放射線による影響が 3 倍~5 倍高いといわれていますし、食品に よる低線量内部被曝の影響が過小評価されていると警告する専門家 も多くいます。ICRP の最新の勧告に照らし合わせて、今回示された新 基準の数値については、決して満足できるものではありません。段階 的に厳しい値にしていくとしても、特に2つの点で不満がありま す。・乳幼児基準とは別に子ども基準を設けていないこと。小学生以 上に大人の基準を当てはめることは乱暴なことです。核実験時代に日 本も汚染されましたが、当時は 1 食 1 ベクレル程度し か摂取していません。今まで日本人が経験した以上のレベルの汚染食 1 別添2 品を子どもに与えることは、人体実験になりかねません。・主食の米 の基準を別途設けるべきです。米は大人も子どもも 1 年間最も食する ものです。同じ 10 ベクレルの食品でも、しいたけを年間に食べる量、 米を食べる量は明らかに差があります。毎日食するものを厳しい基準 にしなければ、毎日継続して内部被ばくすることになり危険です。ま た、新基準を示すだけでなく、放射性物質を取り込みやすい食品の周 知徹底を同時に行うことで、国民の無用な内部被ばくを防ぐことがで きると思います。 461 1. 経過措置が設定された理由として、市場(流通)に混乱が起き ないようと記載されているが、野菜や水産物についても市場(流通) が混乱することが容易に想像できる。米・牛肉、大豆に対して経過措 置が設定された理由を明確に示して頂きたい。また、農水産物につい ても、一定の経過措置を設定して頂きたい。 2. 中小企業が多い食品業界において、企業が保証できる範囲はそ の検査費用などを考慮するとかなり限定せざるを得ない。他の規格基 準と違って水や空気など環境から間接的に、或いは直接影響を受ける 放射線を、一企業レベルで管理しきれないのは明らかであることか ら、規格基準設定後も引き続き、規格基準を超えた食品が市場に流通 しないよう、国は環境及び農水畜産物に対するモニタリング調査をさ らに強化して実施して頂きたい。また、そのモニタリング結果を持っ て企業が保証できるような体制、仕組みを構築して頂きたい。 3.飲料水の基準値 10Bq/kg を確認する場合、ゲルマニウム半導体検 出器が必要だが、ゲルマニウム半導体検出器は余り普及しておらず、 検査コストも高い。安価かつ迅速な試験結果を得るために、民間企業 が検査委託をできるような施設を各都道府県に設置するなど、行政に よる十分な検査体制の構築を早急に実現して頂きたい。また、企業が 行う検査費用に対して補助金の交付などの支援策を講じて頂きたい。 4.基準値を超えた飲料水及び食品が発生した場合、その原因となる 原料の汚染範囲を特定することが非常に困難であることが予想され る。特に農産品や水産物などは、原料のロットどころか、どのくらい 広範なエリアのものを回収対象とするのか、判断が極めて困難になる 可能性がある。また、その回収にかかる費用は莫大なものとなりうる ことから、企業の存続問題に発展しかねない。また、消費者にも大き な不安を与えることとなり、風評被害を含めた市場の大混乱が予想さ れる。この点を考慮して、基準値を超えた場合の具体的な対処法につ いて示して頂きたい。(製品での基準違反のみならず、製品では基準 6,7,8,11 別添2 内だが製品に使用した原料に違反が判明した場合も踏まえて) 5. 行政のモニタリング体制の中、もし本規格基準の違反となった 場合それに伴う損害は、全て東京電力株式会社への賠償請求対象項目 に含まれるということを周知して頂きたい。 6. 放射性物質の問題に対しては、一般消費者はゼロリスクを求め る傾向が強く、基準値内であっても放射性物質が検出された食品は忌 避されること、また、製品や企業の安全性評価の指標がともすれば企 業の検査体制となりうることが容易に想像できる。行政は本規格基準 が、科学的根拠に基づき十分な安全を確保した数値であること、かつ、 行政が行なうモニタリングで十分な安全が担保されていることを一 般消費者が十分理解できるよう、今後も継続的且つ分かりやすい情報 伝達に心がけてリスクコミュニケーションなどの場を設けて頂きた い。 7.新基準の適用はある時点で区切らなければならないことは理解す るが、4 月以前に購入し保有している原料を使用して、4 月以降に製 品化した際に、新基準が適用され出荷できなくなった場合、廃棄処分 を余儀なくされるなど市場での大きな混乱が予測される。・食材には 旬(多くは 1 年 1 回)があり、その時期に原材料を調達する製造・加 工業者が多数を占めている。・市場では事実上、前暫定規制値に適合 する食品も安全が確保されているという理屈は通らなくなる。等の理 由から、各省庁が連携の上、農水畜産物全般について、使用不可とな った原料に対する万全の補償・賠償スキームを整備して頂きたい。 462 新基準値に満たない放射線量が検出された原料の使用や製品販売に 8 ついて、回収や不買運動が起きないよう、国民に対する教育・啓発が 必要と考えます。 463 食品中の放射性物質による内部被ばくは、特に成長段階にある乳幼児 についてはたいへん危険なものと考えます。現在の基準値はチェルノ ブイリ以降ヨーロッパなどで設けられている基準値と比べてもとう てい受けいれられるものではありません。「一方、暫定規制値に適合 している食品については、健康への影響はないと一般的に評価され、 安全性は確保されている」とありますが、その根拠はどこにあるので しょうか。内部被ばくについてはまだまだわからないことが多い、と いうのが一般的ではないかと考えます。危険性を強く訴える医師、学 者など大勢いらっしゃいますし、現在の放射性物質についての政府の 対応には強く不安を感じています。基準値を緩和するのは絶対にやめ てください。子どもたちの健康を守ってください。お願いいたします。 3 別添2 464 こんな高い数値を指標されても到底納得できません。しかも経過措置 1 ではなく、期限無く 10bq/k 以下の数値でなければ設定する意味すら ないです。放射性物質について「安全なしきい値」はなく、生涯の総 被曝量は累計ですから低ければ低いほど安全です。 465 1、現行法律は内部被爆、外部被爆の合計が1ミリシーベルト以下と 1,2,9 規定されているにもかかわらず、法律違反的な基準値を設定していい の?現行法律を遵守すべきである。 2、経済的に豊かであるはずの日本がそうではないウクライナよりも 主食や水に対して基準が甘いのはおかしい。1が妥当であり、ウクラ イナ基準を取り入れるべきである。 3、本当の理由が分からないが、どうしてもこの基準値を取り入れる のであれば、単品検査と放射性物質の実測値を表記すべきである。我 が子を守るのは親の責任であり、そのための情報は必須である。すで に、我々夫婦はは自己の責任に基づき多いに放射性物質を取り入れる 覚悟である。そのような国民の声を真摯に受け止めて欲しい。この国 の将来を背負って行くのは子供たちである。その子どもを守るために も情報表記の義務化を求める。 466 牛乳の基準値 50 ベクレルはまだ高いです。基準値内だから大丈夫と 9 か、ND だから…というのではなく、全て数値を出してください。また、 他の放射性物質の数値も出してください。 基準値内というのは、放射性物質がゼロではないというだけで、全く 入ってないということではないと思います。 その食品を食べるか食べないかは、ちゃんと数値でわかった上で選択 出来るものと思います。よろしくお願いいたします。 467 今までの暫定基準値というものは、事故発生時の高線量地域に設定さ れるべきものであり当然安全値ではなく、一説には全面核戦争時の暫 定基準ともいわれています。今回の基準値変更は、政府が終息宣言を 出したため当たり前のことで、米など主食に関しては本来基準値に関 してはもっと厳しくするべきです。また、本来はもっと早く引き下げ るべきであったと思います。ICRP の勧告でも、事故収束とともに速や かに基準値を引き下げるように言われています。都合の良いときだけ 事故継続、事故収束と言葉だけで言うのではなく、しっかり実際に即 した判断をすべきです。 今回の基準値き下げにより営農不能となる 地域が出てくるかもしれませんが、それは仕方の無いことであり東 電・政府が保証するべきです。希望者には移住させて、就農させるこ とも考慮に入れるべきです。現在の日本には耕作放棄地がたくさん有 1 別添2 りますので、希望者は速やかに移住させて農業生産を安定させるべき です。 468 1 食品中の放射性物質に係る新たな基準値の科学的根拠について 4,6,7 (1)食品安全委員会は、食品中の放射性セシウムの年間実効線量 5mSv はかなり安全側に立ったものと評価している。さらに同委員会は 生涯累積線量 100mSv 以上の被ばくはリスクがあるとも評価している。 これを受けて厚労省は、「より一層、食品の安全と安心を確保する観 点から 5mSv を 1mSv に基づく基準値に引き下げる」としているが、こ れについての科学的根拠に基づいた合理的な理由が示されていない。 (2)農産物等の食品については、これまでの放射性物質検査で相当 量のデーターが集積され、高濃度の汚染は限定的であることが判明し ている。また、生産段階では出荷制限等の措置が講じられており、消 費段階では京都大学等の調査によれば、食事からの内部被ばくは極め て小さいとの結果も報告されている。このように現状の暫定規制によ り食品の安全は確保されている中で、合理的な根拠が示されないま ま、さらに基準値を引き下げることは、逆に消費者の風評不安を助長 し、被災地の生産者、食品関係事業者の復興を妨げるのではないか。 〔新基準値が適用される場合〕 2 新基準による検査体制等について (1)流通、消費段階での二重、三重の検査を不要にするなど、社会 コスト低減のため、基準に適合しているか否かを確認するための放射 性物質の検査は、国及び自治体の責任で、できる限り生産現場に近い ところで実施し、基準値を超えた食品は流通しない体制を確保願いた い。 (2)飲用する茶は、茶葉から抽出した状態、乾物等については水戻 しを行った状態の基準値とされている。これらの状態は、家庭や外食 施設等における食卓、調理段階で出現することから、飲用時等におけ る基準を確保するために、国及び自治体の責任で流通段階における検 査体制を整備願いたい。 3 経過措置について 米、牛肉、大豆及びその加工品について経過措置が設けられているが、 新基準が適用された場合は、その時点から実際取引の中で流通から排 除される可能性が強い。すでに市場流通しているものを除き、新基準 設定後に新たに産地から出荷されるものについては、新基準を適用す ることとされたい。 469 食品における、放射性物質の基準値についてですが、改正概要に記述 1 別添2 された内容では、現在確認されている汚染食品のほとんどが流通した ままになってしまいます。汚染食品の総数はそんなに多くないと感じ ております。 御省のお働き次第で、国民の一日のセシウム摂取量1ベクレルの実現 も可なのです。 チェルノブイリ原発事故に関して、ベラルーシの、ゴメリ大学元学長 のバンダジェフスキー氏の行った調査によれば、体重1キログラムあ たり11ベクレルを超えるセシウムの体内蓄積のあった子供には心 筋の異常が見られております。 子供が毎日50ベクレルも摂取していては、簡単に健康上の許容量を 超えてしまいます。 ドイツからの勧告の通り、キログラムあたり大人8ベクレル、子供4 ベクレル基準にしてください。算出根拠も納得のいくものでした。 汚染食品の総量が多くない現在、それで一日1ベクレル生活は実現出 来ると思います。 日本の未来を支えるのは子供たちです。現在の国の基準の設定の仕方 は、弱者の切り捨てとしか思えません。子供を政府に殺される恐怖を 感じます。子供を守らなくては、今日の経済を守ったとて、日本はい ずれ衰退します。 なにとぞ、ご深慮をお願い致します。 470 ご自分の家族が口にすると考えてぜひ再検討ください。このままでは 1 被ばくさせられ放題。こどもたちの将来が心配です。1 ベクレルにし てください!!! 471 乳及び乳製品…他、野菜果物・肉・魚・穀類・加工食品などの食べ物・ 1 水など飲食物全てについて、特に乳幼児・小中学高校生~20 代位の若 者においては東電福島原発事故以前のゼロベクレルが望ましいと思 います。限りなくゼロに近づけてほしいです。放射能汚染された飲食 物は、子どもや若い人には食べさせてはいけないと思います。よろし くお願いします。 472 一般食品の暫定基準値が100ベクレルだと、学校や保育園の給食食 材も、100ベクレル以下なら安全だろうという意見になってしまい ます。 乳児用食品だけではなくて、子ども(15才以下など)と妊婦の基準 (10ベクレル程度)が必要だと思います。 乳児用食品の基準が高すぎます。本来、1ベクレルでも汚染された物 は口にするべきではありません。大人には原発事故に責任があって 1,3 別添2 も、子どもには何も責任がありません。それなのに、大人よりも何倍 も放射能の影響を受けやすく、これから何十年も長く生きる子どもの 基準が、こんなに高いとは。せめてドイツの基準位、一桁の5ベクレ ルにして下さい。 473 現在の暫定基準値以内の食品であれば安全性が確保されているとは 1,2 とても思えませんでした。基準値が見直されることに期待していまし たが、食品からの内部被曝を年間1ミリシーベルト以下に、という新 基準にがっかりしております。放射性物質による健康被害がはっきり わからない以上、内部・外部被曝(自然放射線除く)合わせて1ミリ シーベルト以下をめざすべきだと思います。現在外部被曝を避けるの が難しい地域もある中、食品からの被曝はできるだけ減らせるように すべきだと思います。さらに厳しい基準値を希望します。 474 乳児用食品の新基準値が 50 ベクレルとなりましたが、答申案では 100 1,3 ベクレルの検討案が出て驚きました。チェルノブイリの原発事故で汚 染のひどかったベラルーシの乳児用食品は 37 ベクレルです。同じ原 発事故があったのに、なぜ日本は緩いのでしょうか・・・ 原発事故があったからこそ、基準を厳しくしていく必要があるのでは ないでしょうか?子どもたちの未来のため、どうか厳しい基準を設定 してください。よろしくお願いいたします。 475 妊婦、胎児、乳幼児、児童など放射線障害に敏感な人々に対しては段 1,3,7,9 階的に大幅に規制値を下げるべきである。また、食品検査の頻度や公 表方法についても細かく定めるべきである。国民が食品購入の際安心 して食品を選べるようにすべての食品にベクレル数を表示すべきで ある。 情報の公開が安心を生む。 「安心だ」 「規制値以下だ」では本当の安心 は生まれない。 476 今回の審議会では「乳児も含めどの年齢層でも、1キロあたり100 ベクレルの食品を摂取し続けても、年間被ばく限度の1ミリシーベル ト以内に収まる」との意見が大勢を占め、子どもの健康は守られると の意見で一致したとされるが、内部被曝の影響については、データの 収集蓄積も結果の科学的検証も不十分であり、日本ではまさに現在進 行形である。こうした現状下での基準値の設定は、慎重の上にも慎重 を期する必要がある。とくに乳児について、大人と同じ基準値を設定 するのは、今後取り返しの付かない被害を招く可能性があり、即刻撤 回すべきである。本来子どもの安全を真っ先に守るべき文科省が、こ うした基準値を打ち出すことに強く反対する。 1,3 別添2 477 乳児の基準値が四月から下げられることが決まりましたが、まだまだ 1 高すぎると思います。事故後のチェルノブイリの基準値はもっと低い ので、日本ももっと低くしてください。狭い日本で起こった事故です。 経済活動を優先するのではなく、子供の健康を優先してください。 478 改正案には反対します。基準値は全食品について1Bq/kg以下を希 1 望します。 国内産品の8割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食 物自給率を考えますと西日本での増産をはかることで、平均数 Bq/kg を超える食材を全て排除しても国内消費の殆どを賄うことが出来る と思います。国民の健康を最優先で考えるのであれば、放射線防護の 観点からも食品由来の内部被曝は避けることが必須だと思われます。 合理的に達成可能な最大限の防護を実現するために、全食品1Bq/kg 以下として頂けますようお願い申し上げます。 479 食品の暫定基準値は絶対に厳しくすべきだと思います。チェルノブイ 1,3 リでの悲しい事故を無駄にせず現在のウクライナの基準を日本も採 用すべきと思います。チャルノブイリ事故当時0歳~5 歳だった子供 たちが大人になれずに今でもその年代だけごっそり抜けているそう です。 どうか子供たちを確実に守れる基準をつくってください。農家や漁業 の方たちへの保障は東京電力がするべきです。 480 まず、現状の食品産地表示に対しても流通に対しても、一消費者とし 1 てたいへんな不明確さを感じます。原発の排水中のセシウムの基準値 である 90Bq/kg よりも高い 500Bq/kg、100Bq/kg といった基準値を維 持継続することは、一見生産者に利するように見えますがこの不明確 さとの相乗効果を考慮すると結局は生産者にとってもマイナスにし かなりません。なぜなら東日本産のみならず西日本産をも産地偽装を 疑われ、「国産である」というだけで「わざわざロシアンルーレット に参加したくない」と忌避され、結局日本全国の一次産業が共倒れに なってしまいかねないからです。消費者には輸入品という手軽で価な 代替手段があるのです。 できるだけ低い基準、できれば 10Bq/kg 以下を導入し厳格に運用する ことでしか、日本全国の一次産業は守ることが出来ませんし消費者の 信頼を取り戻すことはできません。それが唯一の、消費者と生産者、 両方を守る方法であると考えます。 481 国民の健康を守るために基準値は一桁にしてください。特に乳製品は 子供に影響が大きいので0にしてください。 1,3 別添2 482 文部科学省の放射線審議会の答申は全くナンセンスです。セシウムの 1,3 内部被曝以外にも、原発事故により増加した外部被曝や、自然放射能 による被曝もあります。1 年食べ続けていてもセシウムで 1mSv の被曝 だからいいということにはなりません。しかも、1mSv/年は大人の基 準であって、乳幼児はもっと厳しい基準にしなければなりませ。また、 生産者に厳しすぎるとかいっていますが、こどもの健康と何の関係も ない話です。乳幼児に生産者の生活を支える責任ではありません。基 準緩和を求める文部科学省の放射線審議会の答申には従うべきでは ありません。 厚労省の原案の乳幼児 50Bq も、もっと下げるべきです。ウクライナ なやベラルーシよりも高い値になっています。福島の事故がチェルノ ブイリよりもましだったというなら、チェルノブイリ周辺諸国よりも 低い値にすべきです。 483 基準値については、上げるのではなくぜひ下げる方向でお願いしま 1,3 す。もともと不安に思っているところで上げられたら、給食が食べさ せられなくなってしまいます。100bq が基準値になってしまうと、 弁当を持参させるご家庭も増えるのではないでしょうか。学校の現場 で混乱が起きるだけです。それから、東北地方で安心して住み続ける ための、環境作りに手を貸してあげてください。西日本の野菜を給食 に使ってあげるだけで、避難先から戻られるご家庭も増えるように思 います。アンケート等を取ってみればわかるのでは。 484 私たちはこれまで 30 年以上地域で食の事業を中心に行ってきている 1 団体です。素姓の確かなもの、国内自給、トレサビリティができるも のを使い、食の安全を重視し食を提供してきました。今回の原発事故 に際し、きちんとした国の基準の設置を望みます。放射能にはこれ以 下なら安全という閾値はありません。 チェルノブイリ周辺国の食品 基準を参考にすすめてください。子供、妊婦への影響を考え、基準も 厳しく設定してください。だれもが、わかりやすい情報の提供と出荷 できなくっなった生産物には国や東京電力がきちんと補償すべきで す。未来に禍根を残さないためにきちんとした対応をお願いします。 485 低線量被曝、内部被曝の健康影響が科学的にはっきりしていない現状 1 において、基準値は可能な限り低く設定すべきです。100Bq/kg とは緩 すぎます。生産者への過剰な配慮は、消費者の不安を増大させ、かえ って生産者に不利益をもたらします。生産者のためにも基準は厳しく すべきです。 486 文部科学省の放射線審議会が「乳児用食品と牛乳について、1キロあ 1,3 別添2 たり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申案を まとめた」とのことですが、子どもにとって到底耐えられる基準では ありません。 この基準での食品が流通すると、危険と認識し、購入することはでき ません。大人の食品とするならまだしも、乳幼児の口に入るものは5 0ベクレルでも甘いくらいです。海外には日本の食品輸入を拒否され ているので、国内で流通させたいのですか?こんな基準を設ければ、 諸外国からさらなる拒否を言い渡されることは明白です。 487 低線量被曝の影響がはっきりと分かっていないのに、成長著しい乳幼 1,3 児の基準値が 100Bq/kg とは高すぎます。年齢が低ければ低いほど低 い値を目指すべき。ウラジーミル・バベンコ著「自分と子どもを放射 能から守るには」によると、ベラルーシ政府は「子どもが対象である ことを表示している食品は 1kg あたり 37 ベクレル以下に」と定めて います。また「大人、子どもに関係なく体重 1kg あたり 0 ベクレルが 望ましい」ともあります。 488 少なくとも、子供達の飲食の放射能値は5ベクレル以下にして下さ 1,3 い。心より願っております。 489 1) 「一般食品 100 ベクレル/kg、乳児用食品など 50 ベクレル/kg」と 1,2,3,5,7 いうのは、おかしい。一般食品も乳児に合わせるべき。何故ならば、 ,11 手作り離乳食は、一般食品を用いて作るのだから。この基準値案では、 手作り離乳食は 100 ベクレル/kg 以下、市販離乳食は 50 ベクレル/kg 以下となってしまう。市販離乳食も手作り離乳食も、乳児が一度に食 べる量は同じであるのに、乳児用食品の基準値が二通りになるのはお かしい。また、市販品を使用する頻度は高くなく、中には全て手作り する家庭も少なくない。 2)乳児に配慮するならば、全ての食品の基準値を4ベクレル/kg(※ 1)にして欲しい。 参考文献※1 「日本における放射線リスク最小化のための提言」ド イツ放射線防護協会(2011 年 3 月 20 日) 3)食物からの「セシウムによる内部被曝」のみで「年間 1 ミリシー ベルト以下」はおかしい。福島原発事故前からの日本の法律では、 「全 核種の合計」で「外部被曝と内部被曝合わせ」て、一般公衆の追加被 曝限度は 年間1ミリシーベルト以下と規定されている。 4)年齢区分に本来あるべき「幼児、少年、青年」(※2)が無い。 乳児、幼児、少年、青年、成人の5区分にして欲しい。更に、妊婦基 準値を作って欲しい。妊婦を守る事は、胎児及び、胎児の体内の生殖 別添2 細胞(妊婦の孫)を守る事に繋がる。 参考文献 ※2 「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」厚生労働省医 薬局食品保健部監視安全課(平成14年3月 ) 5)藁や糠にも、食品の基準値を適用して欲しい。藁は納豆菌の抽出 や納豆の容器、糠は糠床としたり食品の下ゆでにも使用する為。 6)干し椎茸は、戻し汁も出汁として使用する。戻し汁にも基準値を 作成して欲しい。 7)ストロンチウムの測定も必要である(※2)。特に、牛乳、小魚 などは、ストロンチウムが濃縮されている(農畜水産物は特定の放射 性物質が濃縮される※2)恐れがある。更には、ウランとプルトニウ ムの測定も追加して欲しい。(必要に応じてウラン、プルトニウムを 測定項目に追加すること、とある。※2) 8)検査の充実も必要。前処理法は、放射能測定法シリーズ 24「緊急 時におけるガンマ線スペクトロメトリーのための試料前処理法」(平 成 4 年)に準じて欲しい。 (例えば、葉菜は汚染が他の試料に着くのを 防ぐため「水洗いしないこと」と明記されている。※2) 490 ・食べる食品が汚染されている割合は50%まででそれを上回ること 1,2 は絶対に無いと決め付けて基準値が設定されていますが、まったく理 解できません。これではそもそも架空の話の上で議論がなされている のであり、まったく無意味ではないでしょうか。 ・内部ひばくと外部ひばくを併せて考慮した数値を示してくださいま すよう強く要望します。 491 放射能への影響は科学的にも疫学的にも不確定な要素が大きいです。 1,2,3,5,6 その中でチェルノブイリ事故の経験を生かすことが肝要なこと、また 国際放射線防護委員会(ICRP)も、毎日10Bk/kg の被曝で 700 日で 1400Bq もの被曝になり平衡するという低線量被曝の影響等の報告を 鑑み、予防原則に基づいて更なる厳しい規準を策定する事が必要で す。また、基準値が甘いままでは風評被害を助長させるだけであり、 現状も特別な地域を除いてはかなり汚染度も下がってきている現状 から鑑みて基準値を限りなく下げる事が必要と考えます。基準値を超 えた生産者への補償も厚くするべきです。国民の健康と食品の安全に 対する信頼回復、生産者の保護を含めて世界一厳しい規準を求めま す。 よって、今回の基準値に対して以下進言します。 1)内部外部被曝会わせて年間1mSv を超えないような値で策定する ,9,11 別添2 こと。 食品だけで1mSv はおかしい。福島や東北、関東あんど既に外 部線量が事故以前より上がっている地域についてはさらに厳しい規 準が必要。 2)子どもは大人の数倍の影響を受ける。ましてや乳幼児はさらに影 響が高いと思われる中で、乳幼児お呼び妊婦においては特に予防原則 にのっとり、限りなくゼロに近づけるべきである。 3)チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重 要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳し く設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレルです。日本 でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設けるべきで す。 4)ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 5)例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2 か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下のものだけが店頭 に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産されたもので基準を超 える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、政府が買い取り、 東電に賠償させるべきです。 492 食品、呼吸などから人体に取り込まれる内部被曝の影響は専門家によ って大きく評価が分かれております。継続的に放射性物質の混入した 食品を長期間とり続けた場合の健康被害の調査はいまだかつてされ たことはないと思います。・・・ということは、放射性物質を少量と はいえとり続けることによる健康への影響はわからないということ であり、予防原則に基づいて、あらゆる国民の健康を守る視点で厚生 労働省の基準は定めされるべきと思います。 年間 1 ミリシーベルトの基準が内部被曝だけで計算されていることに 強く抗議いたします。福島第一原発の事故後国民はそれ以前よりも多 くの外部被曝にさらされています。内部被曝の評価が定まっておら ず、また外部被曝を個人でコントロールするのが不可能である現状で 1,3,7,11 別添2 は、内部被曝のリスクはなるべくゼロに近づけたい。乳幼児や子供に ついては特にです。 ICRP PUBLICATION 111 2009 に一日10ベクレルのセシウム1 37を摂取し続けた場合700日で1400ベクレルを超えるの体 内蓄積量になるというグラフがのっています。(一日1ベクレルで2 00ベクレル弱。 ) この評価を体内の自然放射線カリウムが4000ベクレルとの比較 で軽視されているとしたら納得できませんし、説明にもなっていませ ん。 チェルノブイリ事故後、セシウムが心筋に蓄積し、重大な疾患をもた らすことはベラルーシでは常識になっています。14歳以下の子供は 体重1kgあたり10から20ベクレルの体内蓄積量で影響が出始 め、50ベクレル以上で危険とされています。(大人は10倍)体重 20kgの子供でも体内に1400ベクレルがたまれば70ベクレ ルになる計算です。 基準値が100ベクレル/kgとするなら、1kg摂取すれば100 ベクレル摂取する可能性があることになります。しかも食品が全品検 査されていない限り基準値越えの食品も当然出回ると可能性があり ます。さらに一年間暫定基準値500ミリシーベルトが放置されてし まったことで、米や小麦や豆など、また加工食品などが500ベクレ ル/kg基準のまま今後も出回るということです。 母体、母乳からの赤ちゃんへの生態濃縮も考えると、放射性物質が入 ったものはなるべく体内に取り入れないようにするべきと思います。 ドイツ放射性物質食品基準 水道水 0.5ベクレル/kg 子供 4 ベクレル/kg 大人 8 ベクレル/kg は以上から見ると妥当な基準と思います。本当はシンガポールのよう に食品の放射性物質はゼロにしていただきたいですが。 【食品中の放射性物質に係る規格基準の設定について】 『…、暫定規制値の下での食品からの追加的な実際の被ばく線量は、 中央値濃度の食品を継続摂取した場合の推計(決定論的方法)で、預 託実効線量が年間 0.1 ミリシーベルト程度、90 パーセンタイル値濃 度の食品を摂取した場合で年間 0.2 ミリシーベルト程度と推計(いず れも、自治体等のモニタリング検査における放射性ヨウ素及び放射性 セシウムの測定結果に基づく)されており、食品からの実際の被ばく 別添2 線量は十分に低いレベルにあると考えられる(薬事・食品衛生審議会 。また、これらの 食品衛生分科会(10 月 31 日開催)において報告) 推計は、汚染の無い輸 入食品を摂取することなどは考慮しておらず、多くの国民にとって は、実態よりも、高めの推計となっていると考えられる。しかしなが ら、当部会は、合理的に達成できる限り線量を低く保つという考えに 立ち、より一層、国民の安全・安心を確保する観点から、介入線量レ ベルを年間1ミリシーベルトに引き下げることが妥当と判断した。 …』 とありますが、これは生産者も消費者もどちらの立場からしても到底 納得できるものではありません。十分に高く設定された基準値内に食 品があると思われた場合、産地などで食品を選ぶいわゆる風評被害 (それは実害です。 )は今後も避けられないことになります。 事故が起こり、大量の放射性物質が環境中に放出されてしまった以上 精一杯現実的に考えるなら、食品、タバコなど嗜好品に含まれる放射 性物質の基準は最低限にして密な検査を徹底する。基準値を超えたも のは生産者を保障していくことをしなければ、日本の食品の安全性・ 信頼性は担保されないと思います。 ヨウ素の測定も今すぐなくすのは早急と思います。福島の事故の収束 はまだだと思います。 予防原則に基づいて国民の健康を守る姿勢を国が示さない限り、国民 の不安は取り除けません。さらに将来の国を背負っていく子供たちの 健康への投資と考えて、食品の安全基準を厳しく徹底・管理すること に予算を十分配分することが、今後の日本を磐石なものとするために 今するべきことと思います。 (2月4日締め切りパブコメのフォームのリンクがつながらなかっ たので、別のパブコメのリンクからフォームを引っ張ってきました。 問題ないかとは思いますが、意見を受け付けてくださいますようお願 いいたします。 ) 493 改正案には反対です。基準値は全食品(当然加工品含む)1Bq/kg 以 下を希望します。 東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の日常食一日一人当 たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 1,7 別添2 を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品(当然加工品含む)1Bq/kg 以下と して頂けますようお願い申し上げます。 494 改正案には反対します。基準値は全食品について 1ベクレル/kg 1,7 以下を希望します。 東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の日常食一日一人当 たり1ベクレル以下が達成可能な食品基準値と検査体制を強く望み ます。 私には小学生の孫がいます。孫の健康を考えると食品に含まれる放射 性物質は少ないに越したことはありません。食材の検査数が少ないこ とは知っています。また、商品毎にベクレル表示されているわけでは ないので、汚染の少ないであろう西日本の食材や外国産食材を選ぶ、 ミネラルウォータを飲ませる等、なるべく不要な内部被ばくをしない よう気を付けていますが、学校給食が産地不明(地産地消とのことで すが)、検査されていません。これでは、自宅で食材に気を付けてい ても給食で内部被ばくしています。 今回の基準値案では乳幼児とその他を分けていますが、乳幼児と大人 の中間になる成長期(食べ盛り)の子供が、大人と同じで良いとは思 えません。そこで、全年齢層同じの、最低の1ベクレル/kgにして いただきたいです。日本の将来を担う子供の健康に係わる食品基準で す。生産の工夫、全食品の検査を徹底し、消費者の元に届くものは1 ベクレル/kgになるよう徹底してくださるよう、実現させてくださ い。 495 現在の日本の状況下で、子どもたちにどのような健康被害が出るかは 1,3 未知数かも知れません。しかし、この日本の未来を担う子ども達のリ スクを少しでも低減することは国家の、大人としての責務です。10 年後の30年後の子ども達の未来を、今の大人が握っているのです。 子どもの基準は、限りなく低くお願い致します。 496 乳幼児を持つ母親としては、新基準でもまだ高いと思います。今購入 1,3 している食品は全て未検出のものばかりですが、スーパーに売ってい るものもそうあるべきだと思います。食の安全は確固たる物でないと いけないと思います。毎日食べるものだからこそ、安心して食べたい ですし、食べさせたいと思います。 497 放射線セシウムの基準を新しくするにあたって、乳幼児も成人と同じ 1,3 別添2 値にするらしいと知りました。これには強く反対します。乳幼児は成 人よりも影響を受けやすいことは無視できないことだと聞いていま す。何故このような改定を行うのか全く理解に苦しみます。世界から も非難されることです。乳幼児には特別な配慮を願います。 498 生涯 100msv以下というのは癌や白血病のリスクが認められないと 1 いう数値と思われます。チェルノブイリでは、低線量被ばくにおける 免疫力や体力の低下、出産における異常などが報告されています。日 本の将来を決める子供たちに対して非常に厳しい環境になります。今 回の決定が日本にとって大きな禍根を生む危険性を極力減らして欲 しいと願っています。子どもたち、孫たちの命を守って下さい。どう ぞよろしくお願い致します。 499 子供に対しての基準が 100Bq になるようですが、 高すぎると思います。 1,3,7 この状況で、私と私の家族には、そのような基準での食品はとらせた くありません。低線量被ばくに関しては(特に内部被ばく)、まだ解 らないことばかりだと聞きました。個人差もありますが、感受性の高 い子供たちには、福島第一原発の事故前の基準を採用していただきた いです。今まで、検査をきちんとしているので、基準値以上の物は出 回らないはずなのに、何度も流通してしまっています。この点より、 流通品はもちろんの事、給食に関しては検査をクリアしたもののみ使 用可とする等、検査体制の強化を求めます。 500 0歳児の娘をもつものです。4月から保育園に入る予定ですが、食事 1,3 が心配です。自分で気をつけられないのでもどかしいです。とくに加 工品は企業を信頼するしかないのですが、明治乳業の対応をみてもあ きらかなように、こどもや消費者を守る立場にたっていないので不安 がつきません。大きな企業ゆえ難しいところもあるかと思いますが、 だからこそ行政に期待します。どうか乳幼児食品の放射性物質の規制 値を緩和しないでください。農業や酪農を営む人びとや食品を扱う企 業の方々は本当に大変だと思いますが、こんない恐ろしい悲しい事故 を起こしてしまったのだから、腰をすえて安心できる食をとりもどせ るよう取り組んでほしいです。 501 小さい小さい子供の成長に少しでも体によくないものは避けたい。親 1,3 の願いです。お腹を痛めて産んだ息子の体にセシウムが検出されもう 親としてはこれ以上体内に取り込ませたくない。食品の基準値見直し をお願いします。 502 「乳児食品は100ベクレル」 セシウムの新基準に緩和案--文科 省審議会 1,3 別添2 どうかしています。 503 低線量、そして内部被曝の人への影響はまだ良く解っていません。 1,3 様々な研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高いことや個人差 を考え、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと 切望します。とくに子供を守るための基準をお願いします。子供を守 れない基準値の設定は、国としてあってはならないことです。この国 で生きることができない、安心して子育てすることができないのであ れば、子供を産むことすらあきらめる人が出てきます。そして、子供 は生き残ることができません。子供を守らない国は崩壊します。子供 を守るための基準をお願いいたします。 504 乳児 100 ベクレルも高過ぎますが、全体的に安心して消費できる基準 1,3 ではありません。私達、国民は税金を納めていますし、もう少し守ら れる権利があるのではないのでしょうか?海外各国への輸出規制の ようにとはいいませんが基準値が高いと飼料肥料などにも影響があ りますので海外への加工品の輸出の際、セシウムが検出されたりとト ラブルの原因にもなります。 まずは基準値をもっと低い値で取り締 まり、国民や海外からの信用やわ取り戻してはいかがでしょうか。そ うする事が最も復興につながる近道かと思います。信用をこれ以上失 わないよう頑張ってください! 505 放射能による影響について、専門家の中でも様々な意見がある以上、 1 現時点では「よくわからない」ものであると考えています。とくに内 部被ばくに関してはそのように考えます。また、感受性が高い子ども、 特に乳幼児においてはさらに気をつけなければならないと考えます。 食品中の放射性物質に係る基準値の設定は、経済的に考えるものでは ないと思います。今の日本において、汚染のより少ない食品を選ぶこ とが可能である以上、基準値は 1Bq/㎏を希望します。 506 震災から 1 年になる。無用な被曝はごめんこうむる。基準値を緩めよ 1 うなんて国民を馬鹿にするにも程がある!年間 1 ミリより少なければ 少ない程良い。1 ミリまで食べて良いわけ無い。食べないですむなら 済ませたいのが筋。基準は震災前に戻して。国民の安全を守るのが厚 労省の仕事。ちゃんと仕事せよ。出来ないなら要らない。税金の無駄。 507 小さな子供を持つ母親です。部科学省の放射線審議会が乳児用食品と 牛乳の規制値を1キロあたり 50bq→100bq に緩めてもよいとい考えを 出した件。びっくりしています。明治の粉ミルクから 40 ベクレル出 た時だって大騒動だったのは記憶に新しいと思います。母親はこぞっ て返品をし、飲ませてしまったことを後悔したはずです。騒動になっ 1,3 別添2 た時点で市民(母親)が放射能という未知のものに対してどうゆう認 識なのか理解して欲しいです。この審議委員会に小さい子のお母さん はいますか?「100 ベクレルのミルクをわが子に飲ませても構わない よ♪♪だって平気なんでしょ?」って母親いると思いますか?おじさ んばっかでこうゆう大切なこと決定しないで欲しいです。経済目線で 物を決定しないで欲しい。 子供の健康は国の宝です。何かあってからでは遅いです。 508 厚生労働省の諮問を受け文部科学省の放射線審議会は2日、乳児用食 1,3 品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩 めてもよいとする答申案をまとめた。 とんでもないことです。本来、 乳幼児への影響は大きいことから、は大人の十分の一にまで厳しくす ることが多くの声となっています。WTOでもそのはずである。 当 初、厚生労働省でも50ベクレルとしていたものが、審議会が100 ベクレルまで引き上げたことは理解できない。子供と乳幼児を同一グ ループとして、安全だという理屈も理解できない。10ベクレルとす べきです。 509 1 歳 1 か月児の関東在住、ホットスポットの隣の自治体に住む母親で 1,2 す。原発事故時は、生後 3 カ月でしたので、水道水の規制で粉ミルク をミネラルウォータで説いたり、離乳食が始まってからは、食品の内 部被ばくを心配しています。 子どもは大人の 10 倍の速度で成長すること、性差があることが放射 能の先行研究からわかっていますし、事故前の法律で決まった「生涯 1 ミリシーベルト」の基準に合わせ、食品中の放射性物質の基準値を 今よりも厳しく、法律に基づいて決めてください。その際、内部被ば く、外部被ばくの合算をしてください。どちらか一方だけの基準では、 安心して子育てをできません。将来の日本を救うのは、今の子ども、 そしてこれから産まれてくる子どもですが、このままだと出生率がま すます下がること懸念されます。ベクレル数の見直しがないままです と、西日本、海外への移住も早急にしたいと、ママの間では普通に話 している話題です。ぜひ、基準値の厳しい見直しをお願いします。 510 放射性セシウム規制値を暫定規制値の 1/4 から 1/10 ぐらいにするそ うだが、案の値はまだまだ高すぎる。他国の基準値を参考にし、より 厳しく設定して、人々の健康を守ることを第一とせよ。 飲料水は、コンマ以下に、乳児用食品50ベクレル→10 ベクレル、牛 乳50ベクレル→10 ベクレル、一般食品100ベクレル→10 ベクレ ルぐらいまで下げるべきだ。 1,9 別添2 文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)の答申 は旧態依然たる体制で、とんでもない。国民の怒りは収まらない。 そして、すべての測定値(ベクレル)を食品に表示しなくては、「風 評被害」はなくなるはずもない。「風評」の責任は政府にあり、発生 源は厚労省である。 511 子供を殺す気ですか?限りなく 0 に近い値にしてください。 1,3 512 見えないとやはり怖いです。基準を超えてなくとも数値の表示を徹底 9 して頂きたいです。毎日食べれるものは特に。お願いします! 513 何 Bq まで食べさせるかではなく、どうすれば食べずに済むかを考え 1,3 られる人を委員に選定しなおして下さい。実際に被害のあったウクラ 政府は子供達を殺す気でしょうか。 イナの子供の基準は 37Bq/kg です。 取り返しのつかないことが起こる前に再考を! 514 1 ベクレルも子どもの体に取り込ませたくありません。50 ベクレルで 1,3 も多すぎるのに 100 ベクレルなんて絶対に拒否します。こんな馬鹿げ た数字を決めてる方々には子どもや孫はいないのか?日本の未来を 守ろうとしない国は最低だ。 515 乳幼児を持つ母です。学校、幼稚園、保育園、どこへ行っても「牛乳 1,3,7 は完全栄養食品」との認識で、必ず出されるものです。保護者に拒否 権はあるはずですが、どういうわけかそれが行使できない状況にある ようです。一度下げた基準値を上げるのはおかしいと思いますが、も し上げる のであれば、検査体制の充実、検査結果を公表及びパッケージに明示、 給食に関しては拒否権を与えることが必要です。有無を言わさず摂取 させることに問題があると存じます。御一考頂ければと存じます。 516 新基準値設定についての資料を読んで、変更をお願いしたい点をコメ ント致します。まず、乳幼児用食品と牛乳についての新基準値を50 Bq/kgとしておりますが、高すぎると感じました。乳幼児は大人 と比べて放射性物質の影響を多く受けます。牛乳は保育園や小中学校 の給食で毎日飲まれるものです。乳幼児用食品と牛乳については、基 準値を1Bq/kg未満とする事を希望します。それから、牛乳の区 分に乳酸菌飲料と発酵乳が含まれていませんが、乳酸菌飲料やヨーグ ルト等は子供がよく口にするものですので牛乳の区分に含めて下さ い。二つめとして、原料以外に経過措置を設定しておりますが、その 間にも汚染食品での被爆が広がる恐れがあります。一刻も早い切り替 えをお願いしたいです。現在は、自主的に放射性物質の測定をしてい る所から検出下限値が低くて検出されていないものを選んで購入し 1,3,6 別添2 ております。かつて無い大きな事故が起きてしまい、非常に難しい判 断が迫られる時ですが、迅速で正確な対応が必要です。どうか将来を 担う子供たちの健康が損なわれる事の無いよう、基準値の設定にはよ り慎重な対応をお願い致します。 517 この度、乳幼児用食品の基準値を100ベクレルに引き上げると言う 1,3 ニュースを聞き大変驚きました。小さな子どもの放射線への感受性は 強く、大人より影響を受ける可能性が強いと言われます。できるだけ、 子どもたちの基準値は下げてください。せめて、10ベクレル、本当 は1ベクレル以下にして頂きたいです。チェルノブリ原発事故や、ア メリカ、フランスなどの原発や核処理施設の近くなど、実際に健康被 害を疑われる事例があります。因果関係の科学的根拠など研究を待っ ている暇はありません。その間にも子どもたちは被ばくしてゆきま す。実験台にしてはいけません。100ベクレルなどという大きな値 でなく、少しでも小さい数字に変えて下さるよう要望いたします。母 親、父親がビクビクしながら子どもたちにご飯を食べさせなくてもい ように。笑顔の食卓が子どもたちを健康に大きくします。 518 人体への放射能の影響がきちんと研究されていない状況で、基準を緩 1 めるのは危険だと思います。より安全な方向へ向かうべく、基準を厳 しくするのが当然の対応かと思います。食の安全を守るため、基準は 厳しくお願いいたします。 519 乳幼児は感受性が高いという前提を投げ捨て、放射線審議会が乳幼児 1,3 食品も一般食品と同じ1キロ100bq に緩めてよいとの答申案をま とめたそうですが、この決定に関して疑問に思っております。放射線 による被ばくは小さい子供ほどその影響が大きいといわれており、乳 幼児となればなおさら放射能から守るべきではないかと思います。決 定の見直しと、乳幼児や子供を被ばくから守る方法を検討すべきでは ないでしょうか。 520 私が聞いただけで下記のような意見があります。今現在の段階で基準 値を緩めることはできないと私は考えております。 1.何 Bq まで食べさせるかではなく、どうすれば食べずに済むかを 考えられる人を委員に選定しなおして下さい。 2.ドイツは大人 8 ベクレルまで、子どもは 4 ベクレルまで。 3.呼吸による内部被ばくや、事故後上昇している空間線量、次々見 つかるホットスポットから受ける外部被ばくも考慮されていません。 4.ストロンチウムの検出や生物学的濃縮率の危険性があるとされる 水産物に関しては全く説明がない。 1,2 別添2 以上 521 横浜に住む5歳の子を持つ母親です。昨日 2/2 に文科省の放射線審議 会が、乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを10 0ベクレルに緩めてもよいとする答申案をまとめたと新聞記事で知 りました。チェルノブイリなど過去の原発事故による放射能汚染の状 況や子供達への影響を考えても、福島原発事故の影響がどのような結 果になるかまだわからないのですから、子供への放射性物質の摂取は できるだけ少なくするべきだと考えます。私達親が子供だった頃から 原発事故が起る前までは、一日の食品からのセシウムの摂取量は 1Bq/kg 以下でした。自分も食べていなかったような量のセシウム(セ シウムは、を、子供を食べさせたくはありません。微量でも体内に入 ったセシウムは、DNA を傷つけ、それが将来的にも何らか身体に影響 を起こす可能性が高いのです。被災地を応援したくないという訳では なく、それは影響の少ない 50 歳以上の大人が食べて応援すれば良い と思います。せめて感度が高く、体も小さく、将来も長く生きなくて はならない子供には、できるだけ安全で汚染されていない食品を食べ させるという方向で、私達大人が子供達を育んで行く事はできないの でしょうか。私の子供は保育園に通っていますが、子供達へできるだ け安全な地域の給食食材を求めても、園では市から通達がないから、 市は国からの指示がないからと、対応していただくことが難しい状況 です。毎日食べるお米、牛乳、果物など、子供の一日の摂取量が多い 食品は、できるだけ基準値を下げるべきだと思います。ゼロとは言わ ないまでも、せめて10ベクレル以下にして欲しいです。繰り返しま すが、子供の基準値を厳しくすることで、被災地の復興支援ができな いということはないと思います。子供のせめて、給食など食材等のコ ントロールを個人ができないものに関しては、厳しい基準にするべき だと思います。大人は自分で食べるものを判断できますが、子供は自 分で産地も食品も選べません。日本の将来を担う子供達が、あと5年 後、10年後、20年後に病気になったり、元気に働いたり、子育て できなくなったら、その先の命が紡がれなかったら、これほど悲しい ことはありません。子供達の未来のために、私達大人は、十分すぎる ほど安全な方針を取るべきです。基準値を決めた大人ではなく、実際 に影響が出て苦しむのは子供の点をご理解いただき、これ以上子供に 対しての基準を緩める事なく、より厳しい基準を早急に(全ての食材 がすぐに適応されないことにも、疑問を感じています。その間に汚染 が高いもので影響が出たらどうするのでしょうか?暫定基準という 1,3 別添2 のは、緊急時に採用されるもの。今は緊急時なのですから、緊急でし たら、早急に全て対応すべきではないでしょうか。すでに国の対応が 遅れた結果、横浜市でも子供達8万人が給食で基準値を超えるような 汚染された牛肉を食べたり、影響は深刻です。)適応してくださいま すように心からお願い申し上げます。 522 基準値の緩和に反対します。 1,3 守るのは経済ではなく、命です。 チェルノブイリの状態を見ればわかります。放射能の影響とは証明さ れていない、なんて言い訳は無用です。健常な子どもが殆ど生まれて こない地域があるのです。それを自然の現象とでも言うのでしょう か?ぜったいに厳しい基準値を持って対応していただきたいです。乳 児に 100bq なんて殺人です。 523 お願いしたいことはただ一つです。震災前の基準値にして下さい。N 1 HK総合テレビの「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」を見れば誰でも そう思うでしょう。 「100 ミリシーベルト以下は発がんの被ばくリスク がない」などという「国際基準」として各国政府の基準になっている ICRPの低線量許容値が、じつは科学的根拠のないものであったこ と。いわゆる適当に基準値を決めたことを当事者が語っていますよ ね。とんでもなく甘い日本の食品「暫定」基準値の「見直し」なんて 言っていないで、ただちに震災前にもどすべきです。 524 乳児食品は100ベクレル セシウムの新基準に緩和なぜそうなっ 1,3 たのか理解できませんが、母親たちは自分の子供に 1 ベクレルだって 採らせたくはないと思っているはず。なぜおとなの何十倍の放射能感 受性を持つ乳児の基準をわざわざ上げたいのか分かりません。引き上 げには反対します。 525 「乳児食品は100ベクレル」というセシウムの新基準に緩和案に関 1,3 してお願いです。乳幼児はこれからの日本を担う大切な存在です! 厳しくして頂かなくては、乳幼児用食品メーカーが安易に危険な食材 を提供し続けます!母親は食材に困り、ノイローゼになるほどでしょ う。 今 1 歳児の母をしておりますが、私ならなります。どうか緩和しない でください。子供たちを守ってください。あまりにも酷すぎます!! 526 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を 1,7 別添2 使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基 準値と検査体制を望みます。先ず第一に、農産物については土壌や空 間線量の測定から事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり 概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地とそうでない地域の区別をする事 を求めます。これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案し ますと国内産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われま す。こういった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理 し、また検査を行って頂きたいと存じます。つまり、食物自給率や西 日本での増産を考えますと、平均して数Bq/kg を超える食材は全て排 除しても代替品で賄う事が出来ると考えます。厚生労働省さまにおき ましては、国民の健康と将来への不安を取り除く観点から流通品の基 準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げま す。 食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理的 に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考え ます。 527 「厳しすぎる」とのご意見が出ているようですが、消費者からすれば、 1,3,9 ゆるすぎる基準値です。 主食のコメ、乳幼児用食品に関しては、0ベクレルに近づけるべき。 せめて、水と同じ 10 ベクレルにしてください。 そして、販売する時にベクレル表示を義務付けるようにしていただき たいです。 528 幼児の基準値の 100 ベクレルは高いと思われます。幼児は細胞分裂が 1,3 さかんで放射能の感受性が高いので、今後の日本を支える子供達を守 るためには、もっと厳しい基準を求めるべきだと思います。産業より も、子供達の笑顔を守ってください。お願いします。 529 福島県内で製造された牛乳・野菜などの食品中の放射性物質は検出さ 1,7 れなくなってきているように検査結果から見てとれる。 (肉、キノコ、 乾物、魚以外)特に毎日給食に出る牛乳の測定値を企業が発表する事 が決まったのだから、厳しい基準値を設定し安心安全を高めて欲し い。毎日という点では、米と一緒である。他の核種もきちんと計測す るべきです。ヨウ素、ストロンチウム、プルトニウムなどは毎回では なくても計測し広く告知し、安全性を証明すべきです。 530 食品についての、放射性セシウムの基準値を、文科省放射線審議会で 審議中かと思いますが、乳児用食品と牛乳について、1キロあたり1 00ベクレルに緩めてもよいとするような答申案をまとめないよう、 1,3 別添2 強く要望します。小さい子供たちは、特に放射性物質に対して敏感な 反応があり、 食品からの内部被曝を少しでも減らす事は、大人の世代にとっての義 務です。1キロ当たり50ベクレルを下回る程度の、厳しい基準値を 設定し、須らく順守する施策を講じるよう、厚労省並びに文科省に強 く促すものです。 531 お世話になります。特に乳児や子どもに対して、可能な限りゼロに近 1,3 づける基準で設定をして下さい。日本の未来を担うのは、今の子ども 達です。汚染されたものはもう作らないようにして、生産者の方には きちんとした補償をし、子ども達が健康に大きくなれるような環境と 食べ物を与えてあげたいです。基準値の高い子ども向け食品なんて、 購買意欲は湧きませんし、ますます少子化が進んでしまいそうです。 日本の未来のためにも、本当に大切なものを守れる基準を作って下さ い。お願いします。 532 厚生労働省の検討会議で、乳児用食品およびミルク・牛乳など小さい 1,3 子どもたちが食する食品の放射性物質量を検討し直そうとしている と聞き及びます。本年4月より50ベクレルとするのを緩和するとの 動きがあるように聞き及びますが、それは絶対にやめてください。本 来含まれてはいけない原子力発電所の事故で放出された放射性物質 を、一度決めた汚染限度量を緩和するなどとは、将来の日本を背負う 子どもたちを、特に放射線被曝に弱い子どもたちを守るために、出来 る限りゼロに近づけるのが当然であるのに、逆に緩和するなどと言う ことは許されません。もし、このようなことを許してしまえば、政府 は二度と国民の信頼を得られなくなるばかりか、国際的にも信用を失 い、日本の食品ばかりか、全ての輸出品にまでその影響が及ぶに違い 有りません。絶対に、基準値をゆるめることの内容に要請します。 533 乳幼児にとって、「粉ミルク」などの乳製品は、他に代替の効かない 貴重な栄養源です。特に、母乳の出の悪いお母さんであったり、お母 さんが亡くなったり病気だったりして、母乳に頼ることのできない場 合は、乳児にとっては唯一無二の栄養であり水分補給源となります。 男性には想像しづらいかもしれませんが、粉ミルクに頼らざるを得な い人はとても多いのです。私の子供も生まれてすぐはNICUに入っ ていて母乳を与えることができず、しばらく粉ミルクにお世話になり ました。そして、年齢が若ければ若いほど、放射性物質から受ける影 響は大きいことがわかっています。以上の理由から、乳幼児向け商 品・乳製品の基準は、50 ベクレルでも高すぎると思います。100 ベク 1,3 別添2 レルなんてもっての外です。せめて、飲料水並みの 10 ベクレルにす るべきです。乳児にとっては、まさしく「代替の効かないもの」なの ですから。粉ミルクに頼らざるを得ない親御さんの心情を考えれば、 できれば、厳しく1ベクレル以下にしてほしいところです。粉ミルク を安心して使用することが出来なければ、子供を産み育てることは今 までよりもさらにハードルが上がってしまい、少子高齢化がますます 進む結果となることが懸念されます。「乳児の時期は短いし、人数が 少ないから基準は甘くてもいい」などと思わないでください。人間は 最初は誰でも乳児です。乳児から幼児になり、子供時代を過ごし、成 人してようやく納税者となれるのです。子供を大事にしなければ将来 的に納税者は減るだけです。どうか、これから親になる人が安心して 子供を作ることができるよう、政府としてもご協力をお願いいたしま す。 534 基準値引き上げに反対します。小さい子供がいるので、より厳しい基 1,3,7 準値を希望します。放射性物質の影響は3年後、4年後に出てくると 聞きました。また、子供は大人に比べ 10 倍も影響を受けやすいと聞 き、毎日の食材選びにも慎重になっています。野菜や畜産物について、 関東東北だけでなく全国での放射性物質の数値検査の実施を希望し ます。 535 「文科省審議会は、乳児用食品と牛乳は、1キロあたり50Bq の新 基準値を100Bq に緩めてよいとの案をまとめ厚労省に答申の予 定。新基準値は、農漁業生産者に厳しすぎとの意見。」絶対反対です。 おかしすぎます。国は、未来ある子供たちを守ろうとはしてくれない のでしょうか?「守るべきもの」は、子供たちの健康、命より、農漁 業生産者や目先の利益なのでしょうか?復興のため?子供たちを犠 牲にするようなやり方しか、本当に無いのでしょうか? チェルノブイリで放射性物質の被害を受けているベルラーシでも、内 部被ばくの影響を受けやすい子供が摂取する食品は37ベクレルと、 日本より厳しい基準値が定められています。しかし、それでも残念な がら健康被害は出ています。チェルノブイリ原発事故後の住民対策に 取り組んできたベラルーシのベルラド放射能安全研究所のウラジー ミル・バベンコ副所長も、「37ベクレルでも子供に与えるには高す ぎる。ゼロに近づけるべきだ」と指摘しています。また、ドイツ放射 線防護協会では乳児・子ども・青少年は、1kg あたり4ベクレル以上 で、成人は1kg あたり8ベクレル以上のセシウム137を 含む飲食 物を摂取しないことが推奨されています。日本の基準値は高くて危険 1,3 別添2 すぎます。子供の健やかな成長にとって、悪影響があるかもしれない と気付けば、母親は子供を守るためそれを避ける努力をします。「イ ンフルエンザが流行っているから、マスクをして防御する。」のも、 「悪 影響があるかもしれない放射性物質を取り込まないように避ける」の も、気持ちの上では同じことです。国が放射性物質を「閉じ込める」 ことをしてくれないので、食べ物、肥料、飼料、瓦礫、コンクリート、 花粉、車・・・あらゆるものから放射性物質が拡散されてしまってい ます。その情報も、自分で集めないとなかなか入ってきません。自力 で情報を集め、防御し、お母さんたちはヘトヘトです。 でも、「子供を守りたい」その一心で妥協することもせず、毎日頑張 っているのです。「今すぐに」影響が無くても、数年後に後悔しない ために。 「神経質」とか、「風評被害」という言葉で片付けられる問題ではあ りません。自分の子だけを守れれば良い、と思っている訳でも決して ありません。どうか、日本中の子供たちがこれからもずっと、夢を見 て、安心して、笑顔で、健康に過ごせる日本にするために、基準値を 下げる見直しをしてください!! 大好きだった日本。これ以上失望させないで下さい! 536 50Bq が 望ましいと思ってます。なぜならば、母親として、自分の子 1,3 供には、1Bq たりとて、摂取させたくはないのです。また、今回の福 島県の子供達への対応を見てよくわかりました。自分の子供は、自分 で守るしかないという事です。 537 専門知識もなく、すべての情報を得ることのできない一般国民の私が 1,2,3,6,7 自分の意見を的確に表現することはできないので、私の意見 ,11 を代弁してくださっている「新潟県の意見」を全面的に支持します。 「新潟県の意見」に一票というような形でカウントしてくだ さい。「新潟県の意見」については、一個人ではなく地方自治体とい う大きな組織の意見なので、もちろんその意見の重みはわかっていら っしゃると思いますので、すでにその内容は把握なさっていると思い ますが、万が一わからなかった時のために、HPの記載内容の概略と 担当部署の電話番号などを記しますので、参考にしてください。 「新潟県HPトップ」「その他の新着情報一覧」「(2012年02月 02日) 「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」に意 見を提出しました。 」 (以下の7つの項目があります。) 1 年間1ミリシーベルト 2 規制対象核種 別添2 3 牛乳、乳児用食品の基準値 4 一般食品の基準値 5 経過措置 6 試験法 7 その他 このHPに問い合わせ先が載っていましたので、不明な点がありまし たら、下記に問い合わせをしてください。 <本件についてのお問い合わせ先> 生活衛生課 佐藤 (直通)025-280-5786 (内線)2671 最後に私の意見をまとめますと、 1 「新潟県の意見」7項目と同じ意見です。 2 新潟県という地方自治体の意見は大変重要な意見ですので、その 意見を取り入れ、新潟県の要望に合った基準値を新しい基準値として 採用し、設定してください。以上。 538 国や電力会社は放射性物質汚染の対策も何もなく、ただ汚染が広がり 1,3 酷くなっている今、十分被曝し未来に怯えて暮らしているのにどうし て食品の規制値をこれ以上緩和ができるのでしょうか?政府は国民 の健全性を守るために何をしたのですか?最悪の暴挙です。これ以 上、馬鹿なことは控えて頂きたい。世界でも有数の先進国と言われた 日本が、国際社会に恥ずかしくて顔向けできませ ん。未来を担う幼い子ども達を健全に育まず、なにを守るのですか? しっかり向き合って頂きたい。 539 乳児用食品および牛乳については、乳児と幼児が一日に摂取する飲食 1,3 物の多くを占めているため、1Bq/kg に設定いただき、そのための検査 体制の確立に予算をつぎ込んでほしいと切実に希望いたします。 540 放射性物質が体内に入る量は少なければ少ないほど安全であること 1,3 は疑いのないことです。大人の何倍も感度が高いとされる子供たちが 摂取することの多い乳製品のセシウム含有許容基準を緩めるのは、子 供たちの健康を守るという国の責任を無視し、企業の利益を守ること を優先させているということです。海外在住の日本人として大変恥ず かしく思います。どうか、子供たちの健康を第一に考えてください。 食品にはセシウム以外にも放射性物質が含まれている可能性がある ので、その点も考慮に入れ、基準を緩めることなく、真摯な態度で国 民の健康を守るべく努力していただきたいです。 541 1 年間 1 ミリシーベルト 1,2,3,6,7 別添2 外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間 1 ミ リシーベルトとすべき。 ICRPの 1990 年勧告及び原子炉等規制 法にあるとおり、公衆の被ばくに関する実効線量限度は外部被ばくと 内部被ばくを合わせ、1 年について 1 ミリシーベルトを上限としてい る。 2 規制対象核種 事故発生直後の暫定規制値に代わり、平成 24 年4月以降の長期的 な対応を図るとしているが、恒久的な基準の設定であれば、事故発生 直後の放射性ヨウ素も加味した基準の設定とすべきと考える。セシウ ムの基準値の設定において、セシウム以外の核種(ストロンチウム、 ルテニウム、プルトニウム)をセシウムとの比率を算出して合計した とするが、どの地域におけるセシウム以外の核種のレベルを基準に算 出したのか分かりやすく説明すること。 3 牛乳、乳児用食品の基準値 小児の期間については、放射線に対する感受性が成人より高い可能 性があることから、小児期における被ばくは可能な限り少なくした方 がよく、更なる配慮が必要。50から100へ増量させるのは言語道 断。 4 一般食品の基準値 モニタリング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食 品が多く含まれている実態から、流通する食品の汚染割合を、「一般 食品」については 50%と仮定し基準値を算出している。しかし、地域 における輸入食品の割合は把握されていないことから、食品の汚染割 合を一律に 50%とするのは合理的でなく、安全サイドに立って 100% とするべき。 5 経過措置 米、牛肉、大豆及びその加工・製造品に経過措置を設けず、すべて の食品について基準の施行日を同一とすること。米、牛肉及び大豆に ついては、4 月 1 日以降、新基準値を超えたものは国の責任において 市場流通から隔離すべきである。食の安全・安心を確保するためには、 速やかに新基準に移行すべきであり、2 つの基準で食品が流通するこ とは、消費者の理解が得られない。 6 試験法 試験方法を通知するのであれば、食品の区分ごとに検出下限値を示 すこと。検査精度を確保し国民の信頼性を得るためにも、検出下限値 を全国一律化するなど、検査精度を均一化するべきと考える。 ,8,11 別添2 7 その他 基準値を超えた場合に当該品の販売中止や回収等の措置が必要と なるので、国として農産物等について生産者まで確実にトレース バックできる体制を構築すること。 542 内部被曝の影響はまだ不明瞭です。幼児を子育て中の私としては、子 1,3 供への影響が高いこと考えると、基準値の引き上げはしてほしくあり ません。国は小さい子供たちが大人なった時、放射能による影響が出 た際、責任がとれますか?現状は、自己責任で、母親が内部被爆に気 をつかっているかいないかで、子供の未来に大きな差が出ると思いま す!愛知県といえど、購入する野菜の産地に目を光らせ、関東以北は 買い控えているのが、周りの子育て世代の母親達です。うちは母乳育 児中なので、なおさら食品に気をつけております!今では粉ミルクや 牛乳すら怖くて与えられず。早く安心して牛乳が飲める日が来るのが 待ち遠しいです。なので、基準値を50から100に引き上げないで 下さい。 543 幼児 2 人とただいま妊娠中です。新基準でも安心して子ども食事を食 1,3 べさせることはできません。0 設定でお願いします。 544 大人は我慢するから、乳幼児の基準だけは 50 に上げず、当初の 10 の 1,3 ままで!! 545 子供は放射線に対する感受性が成人より高い可能性があることから、 1,3,7 子供の被ばくは可能な限り少なくすべきものだと思います。 特に牛乳など、給食において出す学校が非常に多い食材については、 特段の考慮をすべきです。数値の低いもの、汚染のない食材を子供に 優先してまわせるような体制が必要と思います。そのために、流通の 管理と検査の体制を整備していただきたいです。 通常の流通品の基準値についても、東京電力福島第一原発事故前の摂 取量と同程度に抑えたいというのが理想ですが、検査体制を整えるの も必要ですし、1 ベクレル以内を目指して段階的に下げていくという のが現実的と思います。 現状できそうな数値としてセシウム合算 10 ベクレル程度を希望しま す。 基準値については、予防原則に基づいて判断していただきたいです。 今の子供と、これから生まれてくる子供がこの先何十年も過ごすこと をふまえて考えていただきたいです。「たとえガンになっても治るか らよい」では納得できない人間が少なくないでしょう。 予後がよいとはいえ、治療に伴う苦痛やその後の生活の質などを考え 別添2 ると、わざわざ不明なリスクを引き受ける必要はないと考えます。高 い基準値のままだと、リスクをもっとも引き受ける可能性が高いの は、数十年後の働き手になります。 産業として保護しなければならない方々がいらっしゃると思います が、 「売れる」 「売れない」をほんの数ヶ月の話で「風評被害」という 言葉で括るのではなく基準を緩めることで、この先何年もその業界が 消費者からの信用を失う可能性があるというリスクを、もう少し重視 したほうがよいのではないでしょうか。 546 セシウムの新基準に緩和案に関して意見します。緩和することによっ 1 て何のメリットがありましょうか。責任がとれないのに、今目の前の 問題をクリアするために緩和するというのは愚かだと思います。 547 子供たちの基準値見直しをお願いします!いくらなんでも高すぎま 1,3 す。放射能以外のことだって出産、子育てにはリスクがつきものなの に、国がリスクを許容してどうするんでしょうか。楽な方に行かずに 是非厳しい基準値の制定を!未来の子供達に愛のある対応を! 548 乳児向け食品の規制値緩和は絶対に許せません。50bq でも高い基準な 1,3 のに国は子供の命をどれだけ踏みにじればいいのですか?国に よって子供を被曝させられるのがどれだけ苦しいか考えて欲しいで す。誰かの損得ではなく、命の問題です。基準値緩和は人間の仕業で はありません。 549 かつてないことが日本に起っています。未知のことは、どうぞ低い基 1,3 準でお願いします。乳幼児は体がまだ出来上がっていませんので。ば ーちゃんとしては孫や未来に生きる子どもたちに安全がある食環境 を望みます。食だけでなく生きる環境もです。どうぞお願いします。 皆さんもかつてないことで、頭を悩ましていると思います。同じおと なとして、子どもの視点でみて行けたらと思います。1キロあたり5 0ベクレルを100ベクレルにしようとの案があるようですが、緩和 はしないでほしいです。乳幼児には限りなく0ベクレルに近い数値を 希望します。 550 乳児食品は 100㏃だの 50㏃だのと出てますが、無いに越 したことはありません、チェルノブイリで汚染された地域の方々はな ぜ今でも病気に苦しめられているのか考えてください、数年後まわり でばたばた子供たちが人々が倒れるようになってから気付くのでは 遅いのです、安全の保障根拠はありません、できるだけ基準値を下げ るのは大人として人として上に立つ者の役目です、どうか1桁台の基 準をお考えください。この国をもうこれ以上ダメにしないでくださ 1,3 別添2 い。確実なる安全の自信がないのならきちんとお考えください。無い に越したことはないのです。 551 こどもの食品の新基準50ベクレルでも高いと感じています。100 1,3 ベクレルなんてとんでもないです。子どもは日本、世界の宝です。ど うか生産者ではなく、子どもを守ってください。なぜ大切な子どもた ちに毒を食べさせるのでしょう。少しならなんて到底思えません。今 までの日本のように安全第一でお願いします。 552 乳幼児にとって、食品安全基準は正に「命綱」になる筈でしょう 1,3,11 に。・・・今回の見直し案は、どの様な背景により決定されたのでし ょうか? やはり、福島原発事故の被害は、隠し様も無いほどに「深 刻」 ・・・という事なのですね。 ・・・しかし、これからの日本を背負 って立つべき「子供達」に、その様な危険な食べ物を与える事は・・・ 間接的に「民族の崩壊」を奨励する事になりませんか?日本人の知能 低下や奇形種の増発を望んでいるのですか?・・・せめて、これから TPP 交渉に嫌でも臨んでいくのですから、豪州やニュージーランドの 安全な乳製品を貴方達の「優秀な外交力」により、可能な限り入手出 来得る様に努力してもらいたいものです。 然る後に、これからは食 品売り場には、 「0歳から5歳まで」用の食品コーナー、 「6歳から1 2歳まで」用の食品コーナー、「13歳から18歳まで」用のコーナ ー・・・と、年齢別に基準値を設定して(もう、誰もが現在流通して いる食品には放射性物質が入っている事はご存知なのですから)せめ て、低年齢層の子供達にはより安全な食べ物を与えられる様な仕組み を作られては如何ですか? 「優秀」と言われる貴方達です。こんな事はもう、とっくに考えつい ておられるのかもしれませんが。・・・宜しくご配慮の程、お願い申 し上げます。 553 乳幼児食品のセシウムの新基準値を、100 ベクレルに緩めるのは絶対 に止めてください! 50 ベクレルでもまだ不安があるのに、何故 100 ベクレルにあげるので すか?私は2歳児の母です。子供が内部被爆するのを防ぐために、 日々の食事に気をつけています。ですが、正直言って気が狂いそうで す。 そんな中、昨年末に乳幼児食品のセシウム基準値が 50 ベクレルに改 められるとニュースで知り、ほっとしました。完全に安心は出来ない けど、これで少しは子供にあげられる食品が増えるかもしれないと思 えました。お願いですから、セシウム基準値は絶対に緩和しないでく 1,3 別添2 ださい!二人目の子供を産みたいですが、現状では産まれる子の健康 を守れるか不安で、踏みきれません。少子化を懸念するのなら、もっ と子供を守れる環境を整えてください。私達大人に振り回されるの は、いつも子供達です。子供は大人よりも圧倒的に放射性物質の影響 を受けるのですから、子供を守るために、未来の日本を守るために、 絶対に基準値は緩めないでください。 被災地の支援はお金で出来る面が多いですが、子供達の健康はお金で は買えないのですから。長期的に被災地を支援していくためにも、子 供達を危険にさらし、将来の日本の国力を削ぐようなことは絶対にし ないでください! 554 大人の都合ではなく、子どもの目線に立った判断を切望いたします。 1,3 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子どもの感受性が 高いことや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発「事故前の摂 取量と同程度に抑えたい」です。つまり、子どもには「緩和などせず」 一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる「厳しい」食品基準値と検査体 制を望みます。 555 乳児食品は100ベクレル案に反対します。少子化対策といってたの 1,3 に、子供を殺すきですか?!子供を守れない国は繁栄しないと思いま す。 556 乳幼児は、放射性物質に対して、大人より感受性が強いという大前提 1,3 を無視している。基準値を、大人と一緒にしてはいけない。 557 始めまして、小学生と保育園の娘を持つ母親です。今、日本は恐ろし 1,3 い放射能地獄にいます。チェルノブイリから学ぶ必要があります。子 供=未来 を守らねばなりません。戦後の給食に小麦や牛乳マーガリ ンなどを取り入れ生活習慣病を発症しやすくなってるところに放射 性物質など取り込むならば 20 年後日本は死の国となるでしょう。今 すぐ必要なのは子供は 1 ベクレル未満!にすることです。給食の検査 をやるんじゃなく産地を西にすることです。どうかご英断を!! 558 子どもに 100 ベクレル強要するなんて殺人国家です。ドイツ基準に! 1,3 乳幼児は 0 ベクレルを目指すように指針を出すべき。異常です。 559 ドイツ放射線防護協会のレベルまで基準値を厳しくしてください。 1 560 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,5,6,9 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準な ,10 どの根拠として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあ ります。日本政府も、この考えにのっとって放射能による被 別添2 害が最小限となるよう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 に! まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度と する現在の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで 年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつけ れば避けることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきで す。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となる ように基準を設定するべきと考えます。 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に! 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ベクレル表示などの情報提供を! 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を! 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の 評価をすべきです。 例外なく一斉に基準引き下げを! すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原 則に基づいて、政府が買い取り、東電に賠償させるべきです! 以上、よろしくお願いいたします。 別添2 561 新基準値の改正案を見ました。100ベクレルでも安全とし乳児用食 1,3 品や牛乳については50ベクレル飲料水については10ベクレルと されておりますが低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く 解っていないと聞きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、 子供の感受性が高いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東 京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望しま す。 幸いな事に、福島県および近県の農作物でも汚染のひどい物もありま すが、汚染係数が低い作物は多いですし、東京電力が賠償責任を全う し、国が汚染食物は流通させないとすればもともとの食糧自給率から 勘案しても事故以前の水準に戻すことは可能です。ソビエト連邦は汚 染食物には彩色をして食用として流通しないよう国が全力をあげて 汚染食物の流通を阻止したと聞き及んでいます。 日本の今の政府の対応については疑問ばかりが残ります。現在の暫定 基準値は核戦争時の非常値ですし新基準値についても緩すぎる基準 値です。我が家の小学生は500ベクレル超えの牛肉を給食で数回も 食べさせられました。 下には2歳の子もいて、幼稚園にあがった時や小学校にあがった時の 給食も心配でなりません。 未来を担うはずの子どもが大人になったとき、病気で働けなくなった ら国が面倒をみるのですか?水俣病や薬害エイズしかり、企業側の意 見に沿って安全対策をとった結果すべてが裏目にでていますよね。 予防の安全原則をしっかり働かせて下さい。 乳児用食品についても100ベクレルでもいいとするとんでもない 案まであるようですが牛乳や幼児用食品については飲料水並みの1 0ベクレル以下大人についても、より安全値を求めて下さい。 どうか日本の子どもたちの未来の健康を国がしっかりと守って下さ い。宜しくお願いいたします。 562 改正案には反対します。基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望 します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いこ とや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同 程度の日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検 査体制を望みます。農産物については土壌や空間線量の測定により、 事故以前と殆ど汚染度が変わらない地域とそうでない地域の区別を 1,7 別添2 する事ができると思います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が 混ざらない様に流通を管理し、また検査を行って頂きたいと存じま す。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考え ますと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材 を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。本基 準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるものです。 放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な最大 限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますようお願 い申し上げます。 563 P3 L12 6,9,11 この判断の根拠はコーデックス委員会―――(略)―――提示してい ることを踏まえたものである。 コーデックス委員会は FAO と WHO が合同で作った食品の規格です。 WHO は IAEA と連携していますので、別の組織の意見を参考にしてく ださい。原子力に対して、中立的な立場にある組織が規格を定めたも のが公平です。 P3 L20 の参考 ベラルーシやウクライナで年間1ミリシーベルトを基準とした規制 値を採用しているとのことですが、それでも子供の病気の発症・知的 障害・身体的障害は深刻な問題です。基準値の設定が甘いと考えます ので、参考になりません。 P5 2.3.6 製造食品加工食品 通常水戻しをして摂取する食品につ いて 水戻しをした状態で販売・流通しているわけではないので、乾燥した 状態での基準値を定めるべきです。フランスに輸出された静岡のお茶 が、フランスから輸入拒否になったように、諸外国に受け入れられる 基準を定め、国内の流通は、それ以上の量を摂取するわけですから、 更にに厳しい数値を設定するべきです。 P6 2.4.1 基準値を計算する際の年齢区分について 人の体の成長には個人差があります。大まかな区切りで基準値を線引 きすることには問題があります。摂取量を線引きするのではな く、流通・販売の段階で、商品に測定値を表示して消費者に判断をゆ だねる以外に、保護者の安心は得られません。 P5-6 2.4.2 胎児の放射線防護の考え方について 別添2 妊婦の摂取量を適切に行うためには、上記に述べたように、含有量を 正確に表示して流通・販売させる以外にはありません。 564 日本の暫定基準値の期間も長すぎますが、次回設定予定の基準値も諸 1,3 外国に比べて高すぎます。 将来を担う子どもたちの基準値だけでもドイツのような厳しい基準 値にして下さい。 乳幼児食品が 50bq でも高いと評価されているのに、100bq に上げるな どもってのほかです。それでなくても少子化でこどもの数は減ってい ます。病気のこどもばかりになれば、医療費も圧迫し、日本はいずれ たちゆかなくなります。 目先の経済だけではなく、もっと先を見据えて下さい。 565 100bq/kg の基準値が子供たちに及ぼす影響がないと言い切れない以 1,3 上は、基準値はなるべく低く抑えて頂きたいと思います。一般的にも 子供たちの方が放射性物資への感受性が高く、今後どのような健康被 害が出てくるのか分かりません。しかも、半強制の学校給食にこの基 準値が採用されたら、いかに家庭で被爆を低く抑えようと努力しても 水の泡です。お願いです、せめて子供たちだけには、原発事故以前の 1bq/kg を遵守して下さい。 566 供や乳児に対する食べ物の放射線量上限が国際基準に比べて高過ぎ 1,3 ます。基準値を下げる事、また食べ物由来の内部被曝、病気などの因 果関係を明らかにし、放射線物質による健康被害のさらなる保証を設 ける事を求めます。 567 政府は一般に出回る食品の基準値は限りなくゼロに近付ける努力を 1,3 するべきです。内部被ばくは人体にとって「この位なら大丈夫」とい うしきい値はありません。成長期の子供たちに至っては少量でも多大 な影響を及ぼします。日本から子供達が居なくなります。子供が育た ない国はいずれ滅びます。新食品基準でも高すぎます。「ただちに影 響が無い」から怖いのです。食品基準を上げたり、汚染物質を全国に ばらまいたりする行為は日本国民を見捨てる行為とみなし、断固反対 します。 568 乳児用食品規制50Bq/kgを100Bq/kgへと変更すると 聞きました。世界の基準値を見ても、乳児で100Bq/kgなんて ものはほかにありません。内部被曝を全く考えてない、原発推進機関 であるICRPの政治的観点だけからの基準に右にならえしていれ ば、子供達がやられ、この日本も将来大変なことになります。どうか、 気狂いじみた方針を早急に転換し、国民のための厚労省となって頂き 1,3 別添2 ますよう、切にお願いします。 569 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3 いとする答申案まとめているようですが、ばかげている。乳幼児の健 康をないがしろにするな。そんなに被ばくさせたいのか。目先のお金 のことばかり考え経済を優先させたらチェルノブイリのようになる ことになるのは目に見えている。いい加減にしてください。 570 乳幼児の基準値 100 ベクレルは高すぎてとても許容できません。内部 1,3 被曝の危険性が明確になっていないので、予防原則を取り、せめて 1 桁台にすべきです。国の基準値がこのように甘いと、子供に安心して 給食などを食べさせる事ができません。国の基準値が甘い事により、 結局は様々な混乱や確執を生む事になると思います。子供を守らない 国は国際的な信用も得る事は出来ないだろうと思います。国として、 明確に断固として子供を守る姿勢を内外に示して下さい。国の政策決 定に携わる皆様の良心に期待しております。 571 乳幼児の基準値 100 ベクレルは高すぎてとても許容できません。内部 11 被曝の危険性が明確になっていないので、予防原則を取り、せめて 1 桁台にすべきです。国の基準値がこのように甘いと、子供に安心して 給食などを食べさせる事ができません。国の基準値が甘い事により、 結局は様々な混乱や確執を生む事になると思います。子供を守らない 国は国際的な信用も得る事は出来ないだろうと思います。国として、 明確に断固として子供を守る姿勢を内外に示して下さい。国の政策決 定に携わる皆様の良心に期待しております。 572 現行法においても 1kg あたり 100 ベクレル含んだ物質は「放射性廃棄 1,3 物」と定義されています。それを乳幼児に食べさせる国なのですか? もう、これ以上の被曝の拡大、拡散は辞めて下さい!もう、取り返し がつかない事態になりますよ。もう、国民は気が付 き始めております。これ以上続けるのであれば、国際犯罪として市民 に訴えられますよ。 573 乳児用食品規制値を100Bq と考えておられることは不安をぬ ぐえません。 ベラルーシ政府は「子どもが対象であることを表示している食品は 1 キロあたり37Bq以下に」と定めています。 乳幼児の基準はこれよりさらに低い数値で規制をかけるべきではな いでしょうか? この基準値は、日本政府が子どもたちを本気で守ろうとしているかど うかの数値の表れだと私は考えます。 1,3 別添2 子どもたちのすこやかな育ちを第一に考えて検討し直してください。 心からお願いいたします。 574 基準値の設定について、私は貴案に反対します。貴案では十分な安全 1,3,7 が確保できないと考えるからです。そのため、更に厳格な基準を(特 に乳幼児に関して)設定すること、食品の基準であっても食品以外か らの被曝を含めた生涯被曝量のコントロールまで十分に視野に入れ ること、実際にこれらの基準を生産・流通の現場でどのように実現化 するのかを伴った基準設定を行うこと、の 3 点を要望します。以上の 反対意見・要望の主な理由は、以下の 4 項目である。 1)本来、限りなくゼロに近くすべきものであり、東電福島原発事故 以前の規制は、そのような考え方が前提になっていたはずである。事 故があったからといって変更・緩和されるべきものではない。 2)新基準値案において、乳幼児の感受性の高さについて十分な配慮 がされているように見えない。成人の感受性に対する乳幼児の感受性 の係数が疫学的に明確でないのだから、最大限に「安全」側に寄った 規制をすべきであり、新基準値案はその点が不十分である。 3)私の住所周辺でも、人々は事故以前に比べて 2~3 倍高い空間線 量の中で生活している。福島県・茨城県・千葉県などではそれ以上の 地域も多い。食品だけを取り出した基値を考えるのではなく、日本人 の生活全体の被曝量をどうコントロールするのか、という視点が求め られるが、新基準値案にはそれが欠如している。 4)実際に食べものの多くを量販店や外食産業で求めている実感から すると、食品・食材の由来(産地・生産者・検査の有無など)をひと つひとつ知ることは困難である。悪意の有無に関らず、検査されてい ない食材や基準値を超える食品が出回る可能性は高い(近年の産地偽 装・消費期限偽装問題などの多さを見れば、この可能性の高さは明ら かである)。この点をどうクリアするかについての具体的・個別的な 詳しい指針が伴わない限り、消費者側からみた場合、基準値案は空文 に等しい。 以上 575 表題の件について、低線量被曝、とりわけ内部被曝の人への影響はま だ良く解っていないと聞いております。いろいろな研究や議論がある 様ですが、放射性物質は子供の感受性が特に高いことや個人差を考え ますと、私の意見としましては東京電力福島第一原発事故前の摂取量 と同程度に抑えたいと切望します。わかっていない、という事象につ いては特に最低限に抑えるべきだと思うのですが、どうもこの基準値 1 別添2 の設定ですとその逆を行っているように思えてなりません。わからな いのなら高くても大丈夫だろう、と。 576 乳児用食品100ベクレルなんてありえません!一体何を考えてい 1,3 らっしゃるのですか?粉ミルクは40ベクレルでも大騒ぎだったの に、意味がわかりません。私は高齢ですけど、まだこれからも子供を 産もうと思っています。でも、この様な国の体制を見ていると、子供 を産んでも不安ばかりが付きまとい、ただでさえ少子化なのに、進ん で産もうとする人が減ると思います!!少子化、少子化と騒いでいる のに、更に少子化に追い込むのは国ではないですか?どんなに働く環 境や保育園などの預ける環境が改善に向かっていても、子供が口にす る食品などに不安要素があるならば、本当に産もうとする意識はなく なりますよ。 577 100Bq/kg の基準値は非常に不安です。厚生労働省様におかれまし 1 ては、国民の健康と将来への不安を取り除くため、流通品の基 準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げま す。 578 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,3 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を 使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基 準値と検査体制を望みます。先ず第一に、農産物については土壌や空 間線量の測定から事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり 概ね 1Bq/kg 以下が期待さこれまでに公表された汚染の広がりと移行 係数を勘案しますと国内産品の 8 割程度は事故以前の水準を保ってい ると思われます。 こういった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、つ まり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数Bq/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考えます。 厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を取り除 く観点から流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂き たくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優先事項か ら働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で 必要不可欠であると考えます。 579 なぜ食品中放射性物質の基準を緩和しようとするのかまったく理解 できません。食品生産者が困るからという理由で国民の健康を損なっ 1 別添2 てもかまわないと考えるなど正気の沙汰とは思えません。生産者の損 害は東電と政府が補填すればすむことでしょう。健康な国民がいなく なれば税金も取れなくなるのですよ。国も存続しなくなるんですよ。 本来であればさらに基準をきびしくすべきです。 580 子どもや乳幼児は1Bq/Kg以下であるべきです。にもかかわらず 1,3 今でも高い50Bqを100Bqに基準を緩めることなどあっては なりません。政府の皆様は、ご自身の子どもや孫に被曝させたいとは 思われないはず。農家や畜産家の皆様には別の支援策を講じて下さ い。子どもの身体は放射性廃棄物を入れる入れ物ではありません。 581 乳児食品のセシウム基準値緩和反対です。もしもそのことによって、 1,3 大量の死亡や病気が増えたら責任とれないでしょう。水俣病も薬害問 題も最初は問題ないと言われ、随分あとで結局は問題となりました。 死んだり病気になってからでは遅すぎます。緩和するどころか厳しく するべきです。最悪でも 30Bq/kg 出来れば 10Bq/kg ぐらいとしてくだ さい。子どもの命の問題です。 582 100 ベクレルの放射性廃棄物を子どもたちに食べさせることを決める 1,3 なんて人間じゃない。それを許す学校の先生なんか教師じゃない。黙 っていたら子供達が病気になって殺される。 583 基準値を緩和しないようお願いします。それにより子供が病気になっ 1,3 たら取り返しがつきません。医療費も増えます。人口が減り、税収も 減ります。日本が破綻する可能性があります。私は結婚して子供を希 望していますが、震災当時福島県にいて旦那も被曝しているため、子 供をあきらめることも検討しています。もし元気な子供が産めたとし ても、基準値が高ければ、できるだけリスクを避けたい者としては、 日本の食べ物を子供に与えることなどできません。基準値を上げて 「基準値内だから安心して食べなさい」と言われても安心できるわけ がありません。外国も日本を見限ろうとしています。きちんとした厳 しい規制、対応をしなければ、日本の食品のみならず、物品、日本人 までが、入国お断りになってしまいます。それは国の規制がユルいか らで、日本国民には規制を厳しくしてもらうしか他にやり方がありま せん。信頼を取り戻してください。規制を緩めないでください。 584 低線量の安全性や 100 ベクレルでも安全だという根拠が世界のどこに もない中、それらの流通を危惧しております。内部被曝の人への影響 はまだ良く解っていないと聞きました。日本には優秀な研究者もいて 議論もある様ですが、子供の感受性が高いことを考慮し原発事故前の 流通基準で流通されることを切望しております。そして、流通品され 1,3,7,9 別添2 る全ての物に放射能測定がなされ、それが国民に分かる様に表示する など、食品基準値と検査体制を望みます。 585 100Bq/kg なんて私は不安です。低線量、とりわけ内部被曝の人への影 1,3 響はまだ良く解っていないと聞きました。いろいろな研究や議論があ る様ですが、子供の感受性が高いことや個人差を考えますと、私は東 京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望しま す。子どもたちを、これからの日本を守るためにもとても大切なこと だと思います。もう少し慎重に基準値の設定をしていただきたいで す。 586 原発「冷温停止」宣言も出しているのに、今まで乳幼児など現在 50 1 ベクレル/h のものを 100 ベクレル/h に上げるなんて逆じゃありませ んか!下げるなら至極当然なので大賛成ですが、上げるのは道理が合 いません。大反対です。 587 この国において、もはや食品とは呼べないくらいの基準値を設定しよ 1 うというその理由は何なのでしょうか?他国では原発から流れる排 水の基準値のほうが低いという話も聞いていますが、もしそれが事実 ならば、あなた方が決めようとしている値はとても信用出来ません。 一体どこまで国民を被曝させ、人体実験しようとしているのですか。 日本の官僚はこの国の生きる恥そのものです。せめて将来のあなた方 のかわいい後輩官僚が出てくるかもしれない子どもたちには、汚染さ れていないまともな食品を与えるようにして下さい。 588 厚生労働省の諮問を受け、食品の放射性セシウムの新基準値案を審議 3,11 していた文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授) は2日、乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを1 00ベクレルに緩めてもよいとする答申案をまとめた。次回に最終案 を厚労省に答申する。 緩めてはいけません。絶対反対です。 589 現在妊娠中の医師です。乳児用の食品寄生が昨年末に緩和されるとの コメントあり、まだ高いと思いながらも多少は安心していたものの、 厳しすぎるのでやはり 100Bq/kg で、と提言されていると聞きました。 一体何に対して厳しいとうのでしょうか?企業に対してですよね。身 体の完成した大人と異なり、乳児は食品摂取したものが成長のために 蓄積します。100 で大丈夫、と言う意見は、これまでに放射線の障害 の報告例がなかった(これまでにこんな研究がされていないだけ)で あって、大丈夫であることがなんらかの人体実験によってこれまでに 証明されているわけではありません。ただでさえ少子化と騒いでいる 1,3 別添2 時勢に、さらに産まれた子供を疾病や死亡で減少させるような規制案 は許されません。障害が出てからでは遅いのです。成人の規制値であ っても内部被爆も外部被爆も区別がついていないような基準で問題 であると考えていますが、最低限、自分の意志でもうあきらめて汚染 されていても食べるしかない、と覚悟を決められる大人になる前の、 乳児の基準値に関しては、いくら厳しくしても厳しすぎることはない と思います。どうぞ規制値の緩和に関して再度厳しい設定にご考慮い ただけますようお願い致します。 590 生産者を守るため、放射能に対して一番感受性の高い乳幼児用食品、 1,3 牛乳1キロあたり50Bq を100Bqに緩めるとのこと。文科省放射 線審議会はこの国を滅ぼしたいのでしょうか。今の日本よりうんと努 力し子どもを守ろうとしたウクライナでいまも人口は減り続け、病人 だらけ。結局はお金がいるのです。生産者を守るためには彼らにしっ かりと賠償し、加害者にしないでください。すべて東電に請求。一番 弱い罪のない子どもに汚染食品を食べさせることは許されません。将 来、この国を支えるべき若者は減り、医療費が莫大に、国家財政は破 綻。目に見えているではありませんか。それよりも、今手を打ってお くべきではありませんか。生産者にはしっかりと保障し、汚染食品は 流通させない。子どもたちを守ることを第一に考えるべき! 591 放射線審議会で 50Bq/㎏から 100Bq/㎏に緩めることを検討されている 1,3 とのことですが、乳児が口にするものですから緩めるべきではありま せん。放射線の乳児に対する影響は成人の何千倍も大きいと聞きまし た。規制を厳しくすることはあっても緩めることがあってはならない と思います。 592 許せません。50Bqでも高すぎるのに、いったいあなた方は何を守っ ているのですか!基準値は大人 8Bq/kg こども 4Bq/kg にしてくださ い! 高い基準値を押し付けたり、避難させなかったり、このままでは、国 内が病人だらけ、働けない人だらけになります!それでいいんです か!? 「乳児用食品と牛乳について50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ いとする答申案」を提出した放射線審議会の会長・丹羽太貫京都大名 誉教授はバイオメディクス株式会社の代表取締役社長ですね。癌患者 が増えると儲かる人です。そんな人が、このような答申案を作るなど、 言語道断、非人道行為も大概にしてください!国民が何も知らないと 舐めないで下さい!我々が合理的に納得できる基準値「大人 8Bq/kg 1,3 別添2 こども 4Bq/kg」を求めます!!! 593 震災以降の暫定基準値をこどもに当てはめたことは一度もありませ 1,3 ん。50 ベクレルであっても母として納得できません。厚生労働省は、 不安定な数値ではなく、確実に安全を前提条件にして頂きたいです。 省庁、学校、ここまでなら安全という基準を緩めないで頂きたい。ま だ福島第一原発は何も収束しておらず、全体の把握はこれからかと思 います。ユッケや口蹄疫、鳥インフルエンザのときは厳しく、放射性 物質に甘いのは納得できません。何卒、厳しい数値を。 594 低線量、とりわけ内部被ばくの人への影響はまだよく分かっていない 1,7 と聞きます。様々な研究や議論があるようですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えると私と私の家族には東京電力福島第1原発 事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を使 う限りにおいて日常食1日1人当たり1Bq 以内を達成する食品基準 と検査体制を望みます。 どうぞ、日本国民と国際社会における日本 の信頼のためご英断をお願いいたします。 595 乳児用食品と牛乳の放射線基準値を緩めると聞きました。まずそれに 1,3,11 反対させていただきます。国の未来は子供が作るものです。企業や、 農家を保護するのと子供を守るのは並立させなければいけません。大 人はすでにDNAの二重らせんが完成しているので一方のらせんに 傷がついてももう一方のらせんが修復します。しかしこどもは修復能 力がなく増殖するだけです。傷ついたまま増殖するのです。企業を守 るために基準を緩めるのではなく、むしろ子供には厳しめにするぐら いでいいのではないでしょうか?日本では低線量被爆はないという 論調が多いですがではなぜドイツや外国はこんなに放射線におびえ ているのでしょう?それは彼らの方がチェルノブイリを体験し、経験 的に低線量被爆があるというのを肌で知っているからです。これを読 んでくださっている方たちもお子さんがいらっしゃるでしょう。 どこかの誰かの子ではなく、自分の子に、孫に、それを飲ませられる のか?それを常に自問していただきたいと思います。特に乳児は脱脂 粉乳が食事の100%になりがちです。どうか基準を維持してくださ い。出来るなら厳しくしてください。日本という、この愛すべき、美 しい国の未来を守ってください。心からお願いいたします。 596 幼児の基準値が 50 から 100 と変更で改定との事で全く納得いきませ ん。50 でも納得できない所、あげるとはとても信じられない気持ちで す。 放射性物質の影響は低いとは言え、右肩上がりの直線です。供は影響 1,3 別添2 は何倍にもなります。少なければ少ないほどよいはずです。 経済のバランスはあるのかとは思いますが、経済に子どもの命を多少 でも犠牲にするなど言語道断です。どうか、人の良心をもってできる 限りの子供国民の立場での判断をお願いしたいです。私は福島出身、 祖父は農家です。苦しみもよくわかります。 しかし、この高い基準値で、命を軽視して成り立つものなどないと思 っています。 基準値だけでなく、全ての原発事故後に関わる問題全てで命を最優先 に考える国であること、人の心をもった判断を心のそこから信じたい と思っています。 597 これ以上子どもの健康を損なう法律作らないでください。政府官僚の 1,3 みなさんがこんなにアホな人たちの集まりだとは。 。。本当に呆れるば かりです。何一つこどもを守る姿勢が無いなんて。何を持ってしてあ なたたちは動こうとしてるのですか?全くわかりません。 3 月 11 日以降何か一つでも子どもに役立つ法案や、基準作りました? 何もないですよね。子どもを病気にさせよう的な発案ばっかり。 まぁ、本気で子育てをしてない人ばっかりが集まって考えてるんでし ょうから、正直わからないんでしょ?おっさんや子育てしてないおば ちゃんが集まって考えてもいい事浮かびませんよね。これ以上ひどい 基準はもういい加減やめてください。そんな人たちに自分達が払って る貴重な税金がお給料になってると思うとほんまに税金泥棒と大声 で叫びたくなります。 598 00ベクレルという数字は核戦争が起こっているような状況でも受 1,3,9 けいれられるものではありません。特に子ども・乳幼児・胎児に対し ては。1桁より低くあるべきです。「基準値以下だから安心です」と いうくらいであれば、数値そのものを表示するようにしてください。 自分で考え自分で選びますから!! 599 わが子は 4 歳小児がんでした。治療を終え、やっと普通の生活が遅れ 1,3 ると思ったところにこの原発事故。政府の決める法案の数々は、もと もと健康に生まれ育った子どものためのものばかりです。病後児のこ とを考えたことはありますか?すでに治療で放射能を浴びている子 どもも、東京にも福島にもたくさんいます。その子ども達を無視し続 ける悪魔のような法案を決めるのは止めてください。子どもには 0 ベ クレルを徹底していただきたいです。 600 乳児用食品規制100Bq引き上げに反対します。 広島・長崎の後、チェルノブイリの事故の後、データは収集されてお 1,3 別添2 らず、エビデンスがないと言われています。そのため、安全も危険も 基準はないと。東大卒理系の研究者の方々からも同様の意見を聞きま した。国が子供達の命を守らなくてどうするのですか? 戦争時も子 供達は疎開という措置が取られたのです。大人が赤ちゃんを守りまし ょう!大人が子供を守りましょう!!赤ちゃん、子供達の命を守らな いと、日本は終わってしまいます。たった今の経済を守るだけの引き 上げは止めましょう。 切実な切実なお願いです。赤ちゃんを殺さないで。子供達を殺さない で。守りましょう。大人達で、国で守りましょう!! 601 今回の基準値の改正については PDF の概要に書いてある通り実施され 7,11 るのであれば賛成ですが、50 ベクレルを 100 ベクレルにする動きがあ るとニュースで読んでそのような変更があるなら反対の立場を表明 するためにコメントをだしています。年間 1 ミリシーベルトを基準に 決定した 50 および 100 ベクレルは妥当だと思います。検査機器によ り正確な検出が難しいものもあると思いますが、このくらいの基準値 ならほとんどの場合で汚染されたものを検出することができるでし ょう(ただし正しい検査方法の周知は徹底させるべきです)。ただ牛 乳と乳幼児食品の基準値である 50 ベクレルが低すぎるので一般食品 と同じにするという動きがあるようでそれには反対です。低線量の放 射線を長期に内部に取り込むことの人体への影響は科学的に白黒の 決着がついていません。ただしこれは疫学的に証明することができな いということであって、細胞レベルでは影響があることが分かってい ます。乳幼児および子供は牛乳を多く飲むので 100 ベクレルは高すぎ ると思います。各地で公表されている牛乳の測定値を見ても 50 ベク レルを超えるものはなく、50 にしてもなんら問題ないと思われます。 子供は特に放射性物質の影響を受けやすいのでここは安全側によっ た判断をぜしていただきたいと思います。 602 文科省「放射線審議会」で、乳幼児食品も一般食品と同様 100Bq/kg まで基準値を引き上げる方向での答申案が進んでいるようです。 こ れは到底、容認できません。ここで、申し上げたいのは、審議会の委 員の選任のしかたに甚だ疑念があります。低線量被曝、内部被曝につ いての見解は専門家の間でも大きく議論の分かれるところです。しか し審議会の会長を初め、審議委員の方々は、 「100bq/kg でも大丈夫」 とする結論が出ても仕方ない先生方で構成されています。(名簿、議 事録を拝見しました)。より国民の不安や要望を反映した審議内容と する為には、低線量被曝、内部被曝について慎重な立場をとられる先 1,11 別添2 生方を半数は入れるべきです。公平、公正な選任バランスを欠いた審 議会の答申は信用できません。その上で、国民、特に子供達は原発事 故以降に汚染された線量の食品を食べさせられる言われは無く、原発 事故以前の放射線レベルで規制値を決めていただきたいと思います。 北海道や西日本の食品は今のところ、汚染は低いと考えられ、関東、 東北産の食品を集中的に検査できる体制を早急に整備してください。 一般食品 100bq/kg は高すぎる値であり、事故前のレベルかせめて 1bq/kg の採用をお願いいたします。 603 100 なんて高すぎて不安で生活できません。チェルノブイリでは 37 で 1 も被害が出てるんです。 604 乳幼児を持つ4児の父です。乳及び乳製品の食品中の放射性物質に係 1,3 る基準値について、数値が高いことによる身体への影響懸念しており ます。乳幼児、子供、妊婦については全て「ゼロベクレル」を基準に していただきたい。成長過程での影響が過大だからです。製品の供給 とのバランスがあるのは承知ですが、安全側配慮した決定をお願いし たい。より厳しい数値にしていかないと、子供の人口減少に拍車がか かります。安心した生活ができなくなります。よろしくお願いいたし ます。 605 空間線量の高い地域がまだ多いので体外被曝を踏まえた場合、体内被 1,3,9 曝は下げないと年間被曝量が高くなってしまう。基準値は世界一くら いに厳しくしないと世界からの評価、風評被害は終わらない。特に乳 幼児において徹底、あとはストロンチウムも表示すべき。国はもっと 国民を守る姿勢をみせるべき。 606 子供のチェルノブイリでも 37Bq/kg が子供の牛乳の許容量となってい 1,3,7 る。既に子供たちの内部被爆量は相当高いと思われ、今後は厳重に制 限すべきと思う。 607 乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベク 1,3 レルに緩めることに断固反対します。日本の未来を担う子供たちを放 射能から守ってください。 608 国が乳児用食品規制を100Bqとのこと、子供を産むことを断念す 1,3 る女性が増えます。産んだとしても、私なら、海外で育てます。 609 子どもには人権があり、児童憲章によれば、よい環境で育てなければ なりません。このまま子どもへの低線量被曝が続くと、癌や心疾患ば かりでなく、流産、奇形児、障害児、知能の低下など、様々な症状か ら、未来の大人に希望がありません。子どもは住居も食品も選べませ ん。全ては大人の責任です。未知数な部分がある限り、被曝はゼロに 1,3 別添2 近づけるべきです。チェルノブイリの教訓が全く活かされておらず、 世界に向けて恥ずかしいばかりです。乳幼児の基準値を上げることに は反対です。 610 この度の食品に含まれる放射性物質の基準値見直しについての意見 1,3 を述べさせて下さい。 牛乳の基準値が50ベクレルとなっておりますが、子供の成長期には 一日1リットルくらい飲むこともあります。それが毎日、しかも30 年近く続くのですから、もっと長期間摂取についての影響も考えて、 より厳しい数値に見直していただきたくお願いいたします。以上 611 乳児用食品と牛乳について、セシウムの含有を50Bq/kg から100 1,3 Bq/kg に緩めてもよいとする答申案を取りまとめているようですが、 断固反対いたします。次代を担う子供たちに、一部の学者が唱える根 拠のない安全論を楯にこれを押しつける行為は、極論を言えば殺人に 該当すると考えます。確かに経済は大切です。ですが牛乳業界を守る ことと子供たちを守ることは次元が全く違います。大人の都合や利権 で子供たちにリスクを負わせないでください。少子化の今の日本にと って、子供たちはかけがえのない宝です。子供を守れない国はやがて 衰退してしまいます。 612 ICRP が 2009 年に発表した、放射性セシウムの 1 回大量摂取と長期少 1 量摂取の体内残存量の継時推移のグラフでは、1000 ベクレルを一度に 摂取した場合 1 年後には 10 分の 1 近くに減少するのに対し、1 日 10 ベクレルを毎日摂取した場合は 1 年後は 1300 ベクレルも残存する事 が分かっています。1 ベクレルは1秒に1本の放射線が出てるという こと。1分で 60 本、1 時間で 360 本、細胞を突き刺してるということ です。放射線量に閾値はありません。足し算です!少しの放射能も許 せません。毎日摂取するものを、ましてや 100 ベクレルに緩和するな ど狂気の沙汰です。絶対反対です。逆に現在の基準よりもっと厳しく していただきたいです。 613 ・牛乳は飲み物ですので、飲料水と同等の基準がいいと思います。 ・細胞分裂が盛んな乳幼児は、放射性物質による発病の危険性が成人 の 5 倍という報告もありますので、成人の 5 分の一の基準にする必要 があると思います。 ・いずれの基準を考えるにあたっても、特に東北から首都圏にかけて の住民は、外部被ばくの量が年1mSv を越える場合も多々あることか ら、食品による被ばくだけで年間1mSv という計算は問題です。全て 合わせて1mSv を目指すべきです。 1,2,3,7 別添2 ・食品の基準値は厳しくし、厳密な測定と数値の公開を行うことこそ が、国の信用を取り戻し、産地も消費者も救う道なの 614 毎日口にする食品の放射性物質に係る値は低ければ低いほど良いで 1 す。特に自然界のものではなく福島原発事故後に放射性物質が拡散し ている中で、100Bq/kg という高い値に基準値を上げてしまうのは、今 生きている子供や大人のみならず、子々孫々まで影響をもたらす事に なることを本気で重く考えて頂きたい。くれぐれも目先の経済(お金) と人類の命を同等に扱わず、日本の未来のため地球の未来のために出 来る最良・最善の事を、いまに活きる日本の大人たちの責任のもとに 行ってください。過去の非情な歴史を繰り返すことを断ち切るために も英断を願います。 615 標題の件、文科省が 100Bq/kg に基準値を緩和するよう厚労省に要請 1,3 したそうですが、断固として反対致します。 50Bq/kg でもまだ甘いと考えているママさんたちが多い中で、本当に 国民の健康を考えていない官僚同士の経済優先の議論に幻滅してお ります。どうかドイツ並みの基準値に早く近づけるよう、全力で取り 組んで頂きたく存じます。 616 この度、乳幼児の(子どもの)セシウムの食品新基準値を50から1 1,3 00に引き上げるとのことを聞き、それに抗議します。チェルノブイ リ事故で大健康被害がでているベラルーシでは今に至るまで子ども の食品基準値は37ベクレルです。子どもは大人の何倍もの放射能の 影響を受けます。どうぞ基準値をできるだけ低く設定し、子どもたち の健康を守ってあげてください。国際基準に合わせると共に、すでに たくさんの被曝をしてしまった日本の子どもたちの被曝をこれから は少なくするために、国の方々にがんばっていただきたいと心から願 います。どうぞよろしくお願いいたします。 617 改正案には反対します。基準値は全食品につき 1Bq/kg 以下を希望し ます。低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていな いと思います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性ま すと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の日常食一日一 人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 1,7 別添2 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考え ますと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材 を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。末筆になりますが、内部被曝を軽視することな く、事故前の基準を守り、徹底的な検査体制の下、未来ある子供たち の健康を損なうことのないよう、よろしくお願い申し上げます。 618 厚生労働省のパブリックコメントの係でいらっしゃる方へ。初めてコ 1,3 メントをさせていただく者です。昨年暮れの新基準設定にあたり、 【「乳児用食品」と子供の摂取量が多い「牛乳」は「一般食品」の半 分の1キロ当たり50ベクレル】と聞いていたのですが、50ベクレ ルではなく、100ベクレルにする方向で検討しているとのこと、そ れでは不安です。主に被災地の食品業界の復興も大切かと思います が、それにも増して、乳児の内部被曝は気がかりです。どうか、もう 一度ご一考されたく、お願い申し上げます。 619 放射能食品規制値の緩和(乳幼児)の記事を読みました。緩和してな 1,3 にかいいことがありますか?電力業界と癒着でもあるのですか? 620 こんにちは。私は日本国民として乳幼児における原発事故による暫定 1,3 基準値は限りなく0ベクレルにして頂きたい。国家事業として原発を 作ったのならば国が責任を持って子どもの命を守るべきだ。怒りおさ まらず。子どもの命をなんだと考えているのですか。母乳が出ない母 親は粉ミルクに頼るしかありません。昔のようにご近所さんから母乳 を分けてもらえない。まず国として0ベクレルの粉ミルクを作る工場 を整備し安全と安心を与える事を望む。 給食に牛乳は必要なし。畜産業家には国が賠償金を補償すべき。無駄 な除染や瓦礫輸送に税金を使わず子どもの命を優先して頂きたい。 残念な国だったと知り落胆したがこれ以上子どもを見殺しにして頂 きたくない。以上 621 食品をもっと厳しく規制し、表示を義務付けてください。我が家には 1 歳の息子がいます。長生きできなくていいのですか?少子化ならば、 子どもを大切にしていく社会ならば、子どもの規制値こそ厳密にする べきです。海外で輸入制限かかったものを、なぜ育ち盛りで影響を受 けやすい子どもが食べるようにしているのか理解できません。早急に 対処して下さい 1,3,9 別添2 622 1 歳の子供がいます。まだ暫定基準が高いので食品や子供の健康が不 1,3,7 安で仕方ないです。新しい基準値は厳しい基準値にして下さい。チェ ルノブイリの事があるので牛乳に関しては特に不安であげる事がで きません。基準値を厳しくしてもらい、しっかりと検査、公表をして もらう事で安心できると思います。基準値が緩いと、基準値までの物 は流通してると思い買えません。子供には精度のいい検査機器での検 出限界未満の物を食べさせたいです。 623 日本に住む人は、外部被ばくもしています。食べることによる内部被 1,3 ばくは最小限に抑えなければ健康に対して不安をぬぐえません。牛乳 は学校給食に毎回ついてくるものです。国を挙げて消費を進めてきた ものです。胸を張って大量に飲んでもらえる基準にすべきです。 乳 児の体重は大人の十分の一以下のときもあります。同じ放射線量では リスクが大きすぎます。レバノンに輸出するとき、乳幼児むけの制限 値は15です。繰り返しになりますが、外部被ばくもしている日本居 住者に制限値は低くあるべきです。ひもじい思いはさせても、毒は食 べさせたくないのが親であると思います。 供給側が、たとえば経営 がなりたたなくなるというのは別のことだと思います。もともとの原 因は消費者が作ったのではありません。たとえ少量であろうとも毒を 流通させないこと、それが難しいのであれば原因を作ったものが対応 すること、これを徹底させてください。消費者につけをまわさないで ください。 624 放射性物質への耐性が弱い胎児、乳幼児、子どもへの影響を最大限に 1,3,7 配慮し、乳児用食品の基準は 0 ペースを基準に、乳児以外の子ども、 妊娠中・授乳中の女性を対象とした基準を別途設定して下さい。学校 給食に使用する牛乳、食材の検査体制を整備し、1bq/kg を基準にして 下さい。日本人は米が主食ですから、米の摂取量に応じた基準を設定 すること、魚を生食する食習慣がありますから、魚介類の放射線測定 を徹底し、基準を超えた食品を流通させないようにして下さい。また、 全国一律ではなく、既に内部被曝、外部被曝に晒されている地域に居 住している方達は別途基準を設定し、特に子ども、女性については、 0 ベースに近づけるようにして下さい。一般食品の基準値 100bq/kg も 最大限引き下げるようにして下さい。測定する放射性物質はセシウム だけでなく、ストロンチウム、プルトニウム等他の放射性物質につい ても測定し、基準値を設定するようにして下さい。 625 国際法原発の配水値よりも高いなんてあり得ない話です。影響がない と言える理由がよくわかりません。影響がないなら全世界のすべての 1,3 別添2 基準値が 100 でも良いはずなのにそんなに高い基準値を採用している 国はどれだけあるのですか?乳児には特に厳しく基準値を設けて安 全性を確保したほうがいいので 1 ケタにしてください。大丈夫と言っ て後で影響が出たらが責任を取ってくれるのですか?今の様子を見 ていると誰も責任を取ってくれないですよね?自分の孫、子供にあげ られる数値という観点で考えてください。復興も大事だけど別の方法 もあります。未来を創る子供たちの健康の方が大事です。お母さんが 安心できる数値は 1 ケタです。希望は1Bq/kg。 626 世界初の大事故で、この先どのような影響があるか分からない場合 1,3 は、基準値は低く設定するのが常識だと思いますが、緩和という言葉 をお使いになり基準値を上げることの意味が分かりません。現在低線 量被曝という時期に入っておりますが、ご存知なのでしょうか。放射 性物質の知識が欠落しているとしか思えません。大人も危険な状況の 中、それよりも免疫力が低い乳幼児や子供達に被曝させてまで、食品 メーカーの売上の方が大事なのですか。また、国が補償するのが嫌だ から国民に被曝させる方法を選んでいるのでしょうか。お決めになっ た方々のお孫さんや子供さんに食べさせることは出来るのですか。こ のまま緩和措置をお取りなる場合は、この基準をお決めになった関係 者の氏名と所在地を公開して頂くことをお願いします。私どもや周り の方々は、将来被曝したという結果が出る手段を持っております。緩 和措置は断固反対致します。 627 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、原案の 5 1,3 0Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいと答申と報じられているが、 断固反対です。放射線影響を受けやすい乳幼児への内部被曝は極力避 けるべきです。 628 乳児用食品と牛乳の放射能汚染暫定規制値をキロ当たり 50 ベクレル 1,3 から 100 ベクレルに引き上げるとの答申について、反対いたします。 放射性物質の経口摂取による内部被曝の害は、まだ明らかにされてお らず、危険性のあるものはなるべく避けるべきです。また、大人に比 べ、乳幼児のほうが放射線の影響を受けやすいことは医学的にも認め られていますので、その点から見ても規制値を下げることはあっても 上げることはあり得ないと考えます。ぜひ、このような引き上げは行 わず、さらなる引き下げを検討していただくよう、要望いたします。 629 乳児食品に関して 100 ベクレルは高いと思います。内部被曝について 詳しくは分かっていない事が多いようですので、ドイツなみの基準で お願いします。新基準実施時期も大豆や肉なども早くしていただきた 1,3,6 別添2 く思います。 630 100Bq/kg に基準を緩めることに反対します。政府は311以前と同じ 1,3 基準を達成するよう努力すべきであり、汚染したのだから、それにあ わせて基準を緩めてかまわないという考えは、根本的に間違っていま す。また、委員の中には、利害関係者も含まれており、審議の公正中 立に疑問を感じます。委員を選定しなおして、再審議するのが適当と 考えます。放射線被曝の影響はよくわかっていないはずです。長期間 国民を被曝の危険にさらし、健康被害の危険性を高めるのは、国家の 役割を放棄するものです。 631 50 を 100 に緩めるのは反対です。50 でも高過ぎます。5 以下でなけれ 1,3 ばわが子には食べさせません。大切な次世代に放射性物質を蓄積させ るわけには参りません。できるだけ避けるべきなのです。子どもの健 康を犠牲に現世代は生き残りたいのですか。2 人の幼い息子がいます。 伏してお願いいたします。安全第一に基準値を作って下さい。 632 小さな子供でも健康に影響なく食べられるように食品に含まれる放 1,3,9 射性物質量を 2 ベクレル以下にしてください。または食品中の放射性 物質量の表示の義務化をお願いします。 633 よくこんなことが提案できたものですね。日本の子供を遺伝子レベル 1 で根絶やしにしようとでもいうのでしょうか。絶対に許せません。 634 乳児に 50 ベクレルも納得できないのに、それを 100 ベクレルに引き 1,3,7 上げるって誰もが納得できません!何か実験でもしてるんですか? 訳のわからない安全を謳うより、きちんとした理由を国民に説明して ください!ヨウ素、セシウムだけではなく、他の放射性物質も測定し てください!また検査体制を誰もが納得できるようにしてくださ い!何を守りたいのか知りませんが、せめて子どもだけは守ってくだ さい! 635 四ヶ月の乳児と二歳の幼児の母親です。新しい乳幼児用の食品の基準 1,3 値が出来ると聞いて、嬉しく思っていましたが 50 ベクレルでもまだ 緩いと感じているのに、さらに 100 ベクレルにしようとしているとい うことを聞きました。厳しくすることはあっても緩くするなんて考え られません。 子どもは国にとっても大切な存在だと思いますし、私にとってはかけ がえのない存在です。どうか、どうか、厳しい基準値をお願いします。 636 食品100Bq(/kg 以下省略)、乳児用50Bq でも高いと思う。WHO 基 準の10Bq 程度を目指すべきだと思う。安全性への不安は、他の方が きっと書いてくれていると思うので、ここではそれ以外の理由を述べ 1,7 別添2 たいと思う。もし上記基準値100Bq が採用されても、自分はその程 度の物は買わない。安全性を調べ、自分が許容できるものでないと、 買わないからだ。例えば東北のある地域で100Bq 未満だが、それな りに汚染された作物が出荷されたとする。例えば80Bq。自分はその 作物を絶対に買わないし、その地域の他の作物や、その近隣の作物も 避けるだろう。その地域が汚染されているのがわかったのだから。数 字が出ている以上、その作物を避ける事自体は風評被害ではない。基 準を緩く設定する事で、他の汚染が殆ど無い作物が巻き添えを食う、 そこのところは風評被害かもしれない。だけど、自分はこの行動は妥 当だと思っている。なぜなら、汚染された物を購入し、飲食すれば、 自分が内部被爆し、そして周囲にも汚染を拡げることになるからだ。 根本的に、汚染された食物を生産させ、流通させてはならないのだと 思う。汚染を拡げない努力をしなくてはならない。東電の原発のせい で、世界が変わってしまったのだから、いままでどおりにやろうなん て、それは無理な話だ。安心して食べられる物を作る努力をしなくて はならない。 それは転地かもしれないし、転作かもしれない。(自分は除染は無駄 だと思っている)とにかく安心できる基準にした方がいいと思う。い くら出荷できるように緩い基準にしようと、自分は絶対に買わない し、そういう人が沢山いると思うからだ。厳しい基準にした方が、汚 染の少ない作物が風評を受けずにすむと思うからだ。乳児用の基準を もっと緩くしようと言う意見が出たと聞いたが、言語道断だ。もしそ んな基準になっても、自分は絶対に買わないし、買わせない。加工品 も含め、徹底的に買わないし、周囲にも呼びかけようと思う。何度も 言うが、出荷させる為に基準を甘くするよりも、厳しく安全な基準に した方が、生産者も消費者も、結果的に、お互いの身の為だと思う。 厳しい基準で農業ができなくなった方々は、ちゃんと補償してほし い。それが本来の正しい判断だと思う。 637 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量 と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を使う限りにおいて 日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を 望みます。先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から 事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下 が期待される産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。これ 1,3 別添2 までに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品 の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こういった 地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査を行 って頂きたいと存じます。流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以 下と定めて頂きたくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康とい う最優先事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護 を実現する上で必要不可欠であると考えます。 638 我が家には乳児も含め三人の子供がいます。三月の原発事故以降子供 3 たちを放射性物質から守るために貯金を切り崩し夏休みは兵庫に母 子のみで疎開小学校の給食ももちろん食べておりません。牛乳ものん でいません。子供を政府が守ってくれないとわかったからです。スピ ーディーは公開せず米軍にはみせ横浜の保育園児は5回も汚染牛肉 をたべました。粉ミルクからはセシウム検出牛乳メーカーは自主検査 はしません。 今まで少なくとも日本は先進国だろうと思ってきました。ここで乳児 食品を100ベクレルなんて基準にしたら世界の笑い物です。子供た ちをまもってください。日本政府はにんげんですか?にんげんをまも ってください。お金でははなく。 639 今の国を見ていると教育が間違っていたのだと痛感いたします。この 1 まま子供を産業の犠牲者にしていると国が滅びますよ。いくら企業を 守ろうと国民がいなくなったら何が残るのですか?誰が税金を払う のですか?大事なことがまるで見えてないガリ勉で生きてきたあな たたちにはわかりませんか?100 ベクレルじゃ守れないと思います よ。 640 少なくともウクライナ基準より低く設定して下さい。安心出来る事 1,3 が、子供を産み育てる糧になるのです。インターネットの時代におい て上(お役所)からの発信が 信頼できる物か否かは個人個人に任さ れていると思います今後 公僕である厚労省が信頼できる機関であ る為には未来の命に真摯に向き合ってください。 641 乳児用食品や牛乳の基準値を下げるどころか、50Bq/kg から 100Bq/kg に緩めてもいいという案が出ているとお聞きしましたが、私は反対で す。小さな子供は内部被曝の危険性が高いのです。子供の健康を守る ことは日本の未来を守ることでもあるのです。全力で震災前の基準値 に戻す努力をしてください。少なくともウクライナ基準より低く設定 して下さい。安心出来る事が、子供を産み育てる糧になるのです。イ ンターネットの時代において上(お役所)からの発信が 信頼できる 1,3 別添2 物か否かは個人個人に任されていると思います今後 公僕である厚 労省が信頼できる機関である為には未来の命に真摯に向き合ってく ださい。 642 食品中の放射性物質に係る基準値の設定の改正案に反対します。食品 1 に含まれる放射線量は東京電力株式会社の福島第一原発の爆発前の 水準値に戻す。 日本国民の健康を最優先に考える基準設定をおよろ しく願いします。 643 放射性セシウムは体内に入ると血液の流れに乗って腸や肝臓にベー 1,3 タ線とガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したの ち、腎臓を経て体外に排出されます。セシウム 137 は、体内に取り込 まれてから体外に排出されるまでの 100 日から 200 日にわたってベー タ線とガンマ線を放射し、体内被曝の原因となるため非常に危険で す。放射性物質に対しての感受性の強い乳幼児には、出来るだけ汚染 されていない食品を与える事が重要です。50Bq/kg でも十分高い値だ と思いますが、さらに基準値を 100Bq/kg にする事は絶対に反対です。 子供の命を守れない国には未来はありません。どうか基準値の変更は やめてください。よろしくお願いします。 644 乳児に 100 ベクレルまで緩和するとは本当でょうか?子供を殺す気で 1,3 すか?正気の沙汰とはとても思えないです。はっきり言って 50 ベク レルでも高すぎます。大人でも買いません。10 ベクレルでも買いませ ん。現在独自で検査している企業のものでも検査限界 10 ベクレルの 所は購入しません。これが国民の本音です。50 ベクレルですら下げて 欲しいです。企業や行政を守る前に子供を守っては頂けないでしょう か?子供を守れない国に明日はありません。何卒宜しくお願いいたし ます。 645 放射性セシウムは体内に入ると血液の流れに乗って腸や肝臓にベー 1,3 タ線とガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したの ち、腎臓を経て体外に排出されます。セシウム 137 は、体内に取り込 まれてから体外に排出されるまでの 100 日から 200 日にわたってベー タ線とガンマ線を放射し、体内被曝の原因となるため非常に危険で す。放射性物質に対しての感受性の強い乳幼児には、出来るだけ汚染 されていない食品を与える事が重要です。50Bq/kg でも十分高い値だ と思いますが、さらに基準値を 100Bq/kg にする事は絶対に反対です。 子供の命を守れない国には未来はありません。どうか基準値の変更は やめてください。よろしくお願いします。 646 1 年間 1 ミリシーベルト 1,2,3,6,7 別添2 外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間 1 ミ リシーベルトとすべき。 ICRPの 1990 年勧告及び原子炉等規制 法にあるとおり、公衆の被ばくに関する実効線量限度は外部被ばくと 内部被ばくを合わせ、1 年について 1 ミリシーベルトを上限としてい る。 2 規制対象核種 事故発生直後の暫定規制値に代わり、平成 24 年4月以降の長期的 な対応を図るとしているが、恒久的な基準の設定であれば、事故発生 直後の放射性ヨウ素も加味した基準の設定とすべきと考える。セシウ ムの基準値の設定において、セシウム以外の核種(ストロンチウム、 ルテニウム、プルトニウム)をセシウムとの比率を算出して合計した とするが、どの地域におけるセシウム以外の核種のレベルを基準に算 出したのか分かりやすく説明すること。 3 牛乳、乳児用食品の基準値 小児の期間については、放射線に対する感受性が成人より高い可能 性があることから、小児期における被ばくは可能な限り少なくした方 がよく、更なる配慮が必要。 4 一般食品の基準値 モニタリング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食 品が多く含まれている実態から、流通する食品の汚染割合を、「一般 食品」については 50%と仮定し基準値を算出している。しかし、地域 における輸入食品の割合は把握されていないことから、食品の汚染割 合を一律に 50%とするのは合理的でなく、安全サイドに立って 100% とするべき。 5 経過措置 米、牛肉、大豆及びその加工・製造品に経過措置を設けず、すべて の食品について基準の施行日を同一とすること。米、牛肉及び大豆に ついては、4 月 1 日以降、新基準値を超えたものは国の責任において 市場流通から隔離すべきである。食の安全・安心を確保するためには、 速やかに新基準に移行すべきであり、2 つの基準で食品が流通するこ とは、消費者の理解が得られない。 6 試験法 試験方法を通知するのであれば、食品の区分ごとに検出下限値を示 すこと。検査精度を確保し国民の信頼性を得るためにも、検出下限値 を全国一律化するなど、検査精度を均一化するべきと考える。 7 その他 ,8,11 別添2 基準値を超えた場合に当該品の販売中止や回収等の措置が必要と なるので、国として農産物等について生産者まで確実にトレース バックできる体制を構築すること。 8 乳児用食品100ベクレルとの報道を見たが、それでは乳児用食 品とは言えない。乳児用食品というからには、大人と区別するに足る 最低でも半分以下の数値に抑えないといけない。 647 放射性セシウムは体内に入ると血液の流れに乗って腸や肝臓にベー 1,3 タ線とガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したの ち、腎臓を経て体外に排出されます。セシウム 137 は、体内に取り込 まれてから体外に排出されるまでの 100 日から 200 日にわたってベー タ線とガンマ線を放射し、体内被曝の原因となるため非常に危険で す。放射性物質に対しての感受性の強い乳幼児には、出来るだけ汚染 されていない食品を与える事が重要です。50Bq/kg でも十分高い値だ と思いますが、さらに基準値を 100Bq/kg にする事は絶対に反対です。 子供の命を守れない国には未来はありません。どうか基準値の変更は やめてください。よろしくお願いします。 648 NGO グリンピースさんの意見と同様です。どうか子供を守る国づくり 1,2,6,7,9 をしてください。厳しく測り、食品そのものに値を貼る。そうして、 ,10 選んで買えるように。少しでも応援して買えるように。 どれだけ入っているかわからないのに安全です応援ですと言われて も買えません。放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありませ ん。これが国際的に合意がとられている立場です。日本政府がよく避 難基準などの根拠として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立 場でもあります。日本政府も、この考えにのっとって放射能による被 害が最小限となるよう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミ リシーベルトを超えない値にまずは、基本の考え方「食品からの被ば くを年間 1 ミリ」というのは、外部被ばくも内部被ばくも併せて、年 間1ミリを許容限度とする現在の法律と矛盾しています。さらに、い まだに空間線量だけで年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在す るのですから、気をつければ避けることができる食品からの被ばくは より厳しくするべきです。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリ シーベルト以内となるように基準を設定するべきと考えます。 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 別添2 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 649 乳児にこの数値は10歳が寿命ということと何も変わらないのでは 1,3 と感じます。 海外からも異常と見られるだけですので即刻撤回していただきたい 650 乳幼児の基準を 100Bq/kg でなく、できる限り低くしてください。子 1,3 供の命を守ろうとする、誠意を見せてください。よろしくお願いしま す。 651 牛乳は子どもたちの口に入る機会も摂取量も多いため、もう少し基準 値を下げてもらえないでしょうか。給食ではお茶や水代わりに出され ています。また乳製品に粉乳やホエイも含めていただけないでしょう か。 子どもたちに食べさせるものは、低ベクレルなほうがいいに決まって います。可能な限り基準値は低くするべきなのに、文部科学省の 100 ベクレルという主張はとんでもありません。現段階の検査結果を鑑み て、50 ベクレルを基準値としても影響は大きくないと思われます。 3,11 別添2 652 暫定を 500bq/kg と気違いのように引き上げたものを 100bq にしたと 1,3,7,11 ころで、まだまだ低くなった気がしません。震災以前の数値に戻すべ きでしょう。生産者に媚をうって国民の健康と生命を軽視していると 言われていますよ。100bq でも内部被曝が進むのには十分だから、せ めて 500bq の 10 分の 1 の 50bq 以下にするべきでしょう。それでも多 いくらいだと思う。 大人も乳幼児も一緒にするのは納得いかない。子どもの基準値はもっ と下げて欲しい。子どもは世の宝です。未来に禍根を残していいんで しょうか。ひいては産業の空洞化にも繋がるのだから、真剣に考えな さい。子どもはその更に 10 分の 1 の 5bq/kg にすべきです。 福島の農家に作物を作らせては駄目。人間は自分かわいさに悪いこと を考える。つまり他県の米に偽装して流通させてしまった。だったら その根源を断つこと。人の生命に関わることなので性悪説で考えてく ださい。作付けは禁止してください。自粛などとのんきなこと言って ちゃ駄目です。抜け穴だらけで、何の法的規制も無いのをいい事に悪 い農家はやりたい放題。即刻、作付けを禁止しなさい。 あと、みなみ東北・関東産の食品の監視を徹底してください。スーパ ーでもしれっと出回って、知らない間に内部被曝していますよ。生産 者ばかり擁護しないで、消費者の側に立ってくださいよ。 最後に、役人はもっとちゃんと働きなさい。自己犠牲の精神は無いも のか。御用学者に安心安全と手なづけられて勉強することを忘れてい ませんか。あなたがたが思っているほど放射性物質は甘くは無いと思 いますよ。体制側の意見ばかり聞かないで、もっとフリージャーナリ ストたちの意見も聞きなさい。ツイッターで何が話されているのか見 てください。知らないでしょう。肥田舜太郎医師の意見も聞いてくだ さい。ヒロシマ・ナガサキの被曝を経験した人たちの知恵を取り入れ なさい。 653 低線量内部被ばくの人体への影響は、研究者間でも意見が分かれ、解 1,3,7 明されていない現在。防護原則に従って、私達の家族(次世代の子供 達には特に)フクシマ原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望 します。流通品の基準値を1Bq/kg 以下と定めていただき、検査体制 の充実を望みます。食品に対し国民の健康を最優先事項から働きかけ る事は ALARA 合理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要 不可欠であると考えます。 654 ドイツと同じ大人 8bq、こども 4bq を参考に、せめて 10bq までにして 下さい。内部被曝の恐ろしさをご存知でしょうか?大阪でもすでに保 1,3 別添2 育園のおやつや給食、または産地偽装や汚染肥料の拡散の影響と思わ れることが起こっています。4 歳児からウランとセシウムが出たそう です。その情報が本当か嘘か、私にはわかりませんが、あって当然の 危険な状態を政府によって食い止めて欲しいのです。期待していま す。宜しくお願いします。 655 世界が驚愕してますよ!基準値 100 ベクレルならきちんと検査体制を 7,9 整えて、全ての食品にベクレル表記してください。一年間も 500 ベク レルで耐えたんだから、もう安心と安全を与えてほしいです。限りな く 0 を目指してください!はっきりいって検査はザルです! 656 基準値がとても高すぎると思います!!未来を担う子供たちを守っ 1 てあげるためにも、そんなに高い基準で良い訳ありません。 汚染がひどい地域では生産するべきではないと思います。国民の健康 を守るべき厚生労働省は汚染食品を全国に流通させ、全国レベルで内 部被爆させたいのですか??本当に国に対して不信感が募り続けて います。そんな高い基準値設定しないでください。 国際的に見ても、日本の食品に関する信頼を失い取り返しがつかなく なると思います!! 657 放射能の基準を また 多くするとは の未来をになう 子供のいのちを なんて国でしょう自分の国 1,3 最大限にままらなくってどうす るのだろう ぜひぜひ できるかぎり 低くしてください 658 乳児用食品と牛乳を 50Bq/kg から 100Bq/kg に緩めてもよいとする文 1,3 部科学省の答申案に強く反対します。 乳幼児は臓器が大人より小さくまた細胞分裂も盛んなため、放射能の 感受性は大人よりずっと高く、食品の基準値は可能な限り低く設定す べきです。乳幼児の内部被ばくは大人の 20 倍と言われますが、100 倍 以上とする専門家もいます。20 倍としても、大人にとって 50Bq/kg の 粉ミルクは乳幼児にとって 1000Bq/kg の内部被ばくということになり ます。内部被ばくについて正確な臨床結果もない状態で、乳幼児食品 と牛乳の基準値を高く修正することは、乳幼児の生命を脅かし、少子 化の進む日本の将来を揺るがす最悪の事態を引き起こしかねません。 ベラルーシで小児甲状腺がんの治療に従事された松本市長の菅野昭 氏も内部被ばくには安全なしきい値はないとおっしゃっています。ウ クライナの子どもの食品の基準値は 40Bq/kg です。以上の理由から乳 児用食品と牛乳を 50Bq/kg から 100Bq/kg への修正に強く反対します。 どうぞよろしくお願い致します。 659 乳幼児の放射能に対する規制の緩和に反対します。守るのは生産者ば 1,3 別添2 かりで、誰のための基準値かわかりません。とても先進国とはいえま せん。我が子に被曝はさせたくない、子どもたちは国の宝です。基準 値の緩和は到底認められることではありません。 660 基準値について、子ども 4bq/kg,大人 10bq/kg を希望します。ドイツ 1,3 の団体からの勧告を参考にした値です。子ども 50 や 100bq/kg では、 安心して子育てできる環境ではありません。子どもが病気にならない かと、危機感さえ抱きます。日本の子どもの未来を、経済以上に、大 切に考えてください。 661 低線量被曝、とりわけ内部被曝の人体への影響はまだ良く解っていな 1 いし、専門家の意見もわかれているところです。いろいろな研究や議 論がある様ですが、子供の感受性が高いことや個人差を考えますと、 東京電力福島第一原発事故前の基準値と同程度に抑えたいと切望し ます。またチェルノブイリ事故の 20 数年後にあわられている晩発性 健康障害等の研究から学び、日本の未来を担う子供たちの被曝をなる べく避けることなしにこの国の未来はないと思います。 662 基準値を決める事も良いですが検出値の表示義務化の実施は出来な 9 いでしようか。 663 新基準値は、経済性を重視している値ですか?子ども(乳児含めだと、 1,3 値は高すぎます。ドイツの基準値と同じ値にすべきではないでしょう か。 これから子どもを持つ世代の国民として納得いきません。 664 この度の乳幼児の放射性物質の基準値の設定(100 ベクレル)には大変 1,3 不満を持っています。もう、日本の政府には何ら期待もいたしません。 665 ドイツでは子どもは 4 ベクレル以下、大人は 8 ベクレル以下です! 1 我々国民が何かしたんですか?食品からの内部被曝が原因で死んで も、あんらは関連性はないって言うのですよね?みんな国や東電に怒 ってます、誰もが納得できるよう消費者目線での対応を望みます! 666 基準値 100 ベクレルは緩すぎます。乳幼児の食物はせめてベラルーシ 1,3,7,9 ぐらい厳しくして下さい。乳幼児の食物以外でも、店頭では、すべて の農作物にベクレル表示の義務化を図ってほしい。また、ストロンチ ウムも測って下さい。水道水の測定結果は、毎日発表してほしい。 667 チェルノブイリで 37 ベクレルでも子供たちが健康被害があるという のに日本基準値は高すぎると思います。100 ベクレルという基準値は 恐ろしすぎます。このままだと日本人は健康被害のリスクをかきりな く負わなければならないでしょう。少子化の今、子供たちにリスクを おわせることは日本の将来にも大変なダメージを与えるのではない 1,3 別添2 でしょうか。放射能の基準値が高いせいでせっかくの高品質な日本の 食品が海外からも受け入れられなくなることも日本の国益や信頼を 損ねるのではないでしょうか。 668 食品中の放射性セシウムの基準値が高すぎます!再度、市民側の意見 1 や海外の基準値と照らし合わせて、安全な値までさげましょう。これ では、次の世代を担う乳児や若い人たちの健康が危ないです! 669 100Bq/kg なんて私は不安です!現状 4 月からの基準でさえ甘く、1 ベ 1,3 クレルでも体内にいれてはいけないと思われる赤ちゃんに対して、こ のような緩和を検討するとは、信じられません。怒りを覚えます。い くら低線量でも慢性的な被曝になると悪影響が起こることは想定さ れたことです。日本の将来を考えて、有識者のご判断をお願いします。 670 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に 2 まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 671 乳幼児に対する放射能の規制値は、100Bq/kg でなく、0Bq にすべきで 1,3 す。50Bq から 0 に変わるならともかく、100Bq へ緩和など以ての外で す。 大人以上に反応が出やすいのが乳幼児です。日本の未来は子供達にか かっています。これからの日本を明るくしていくために、子供達を守 らなければなりません。そのためには 100bq では高過ぎます。宜しく お願いします。 672 新しい基準値制定の動きを待ちに待っておりました。暫定基準は若い 世代にとってはあまりにも高い、到底ガマンしきれない基準値でした ので、基準改正についてのご検討には感謝いたします。 しかしながら、今回の「販売を禁止する」基準値の改正は、抵触する 産地が増えることで、日本の農水産を壊滅させるのではないかとも危 惧しています。摂取する世代によっては、暫定基準値程度で十分と声 を上げている方もあり、積極的に福島産を買い支えたいと考える方々 にも、新しい基準を超えるから売ってはいけないと決めてしまうの は、いかがなものでしょうか? 子どもを抱えるわが家では、暫定基準値の運用中も、東北・北関東を 7,9 別添2 切り捨てることを心苦しく思いながら、情報がないばかりに産地で買 うものを選んで参りました。店頭に並んでいるものは、市町村の単位 で抜き取り検査されているにすぎない。もしかすると、暫定基準値す ら遙かに上回るものなのかもしれない。そんな不安に悩まされながら 買い物をしています。私たちが心から欲しいのは、そして必要なのは、 厳しい販売規制ではなく、今目の前にある食品が、どれだけ汚染され ているかいないかという情報ではないでしょうか?①新基準は、販売 禁止ラインではなく、安全表示ラインとしてはいただけないでしょう か。②子どもの学校給食・保育園給食などでは、新基準以下であるこ とを測定して確認した食材だけを用いていただけないでしょうか。③ 関東東北の農作物および全国の海産物について、全品目測定ができる 体制を整えていただけないでしょうか。(海産物は、水揚げ港の違い で識別するのは不合理ですし、魚は一続きの海を広く回遊するものが 多いので、全国を対象にすべきと考えます) 例えば全品目測定を謳っている生活クラブ生協では、取り扱う品目数 がかなり少ないと思うのですが、それでも全品目測定(西日本産以外 全て)を実現するために測定時間を当初1品目5分としました。それ で得られた検出下限値が、セシウム合計で 100Bq/kg 前後でした。 しかしながら、スーパーなどの取扱品目数では、そんな測定はまずで きません。できないとなれば、産地切り・輸入強化に走るのではない でしょうか?国産の食品のどの程度が安全かハッキリすれば、不安の ために捨てられてしまうものが減るはずです。不安のために切り捨て られる産 地が減るはずです。ついては、新基準値による安全表示の制度を確立 するとともに、出荷する産地で、畑・作物の単位で、また、漁場・魚 種の単位で、漏れなく測定できるような体制作りを支援ください。加 工食品は、同じロットの材料について一回づつの測定で良いと思いま す。嗜好品 や調味料など、毎日何十グラムも摂取するもの以外は、基準適用の対 象から外すものがあっても良いかもしれません。 以上、ご配慮ご検討のほどお願い申し上げます。 673 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないとの 事ですが、いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや、成人されている方々の個人差を考えますと、東京電力福島 第一原子力発電所の事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望しま す。つまりは、流通品を使う限りにおいて、私たち国民、一日一人当 1,7 別添2 たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を望みます。先ず第 一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と殆ど変 わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地 とそうでない地域の区別をする事を求めます。そのためにはその農 地、それぞれの汚染度の厳密なチェック体制を再度お願いいたしま す。これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国 内産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こう いった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検 査を行って頂きたいと存じます。食物自給率や西日本での増産を考え ますと、平均して数Bq/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄 う事が出来ると考えます。 厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を取り除 く観点から、流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂 きたくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優先事項 から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現する上 で必要不可欠であると考えます。どうぞよろしくお願いいたします。 674 子供に対して基準値は低すぎて困ることは何もありません。現在でも 1,3 高過ぎです。子供に微量でも放射性物質を摂らせたい親はどこにもい ません。 675 お願いがあります。内部被曝の人への影響はまだ解明されていないは 1,3 ずです。なので感受性が高い子供の事を考えますと、未来ある多くの 子供達、そして私と私の大切な子供達を守る為に、東電福島第一原発 事故前の摂取量と同程度に抑えられるように強くお願い致します。元 気な子供達あっての、日本の未来が築かれるはずです。関係者の方の お子様、お孫様の未来を思い浮かべ、どうか福一原発事故前の基準値 に抑えて下さい。子を持つ親の心からのお願いです。 676 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 別添2 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 別添2 677 乳幼児の基準値はこれからの時代を担う子供たちの心身の健全な成 1,3 長を願う意味でも、絶対に基準値を上げるべきではないと思います。 今、畜産業者、乳製品業者を守るための基準値だったとしたら、先行 き、日本人は生き残れなくなると思います。一時的に守ったとしても、 長い目でみたら、大事な命をないがしろにした利益など悲しいものだ と思います。94歳の長崎・広島の原爆被爆者の医療に携わって来ら れた肥田舜太郎氏は一年後から内部被爆の症状が出てくると仰って います。ドイツの放射線防護協会の言うように、今以上に子供は4ベ クレル以下と基準値を下げて、みんなでこらから育っていく命を守っ ていくのが今大人のできる使命だとお思っています。日本人団結して 知恵を出し合って頑張って行く時だと思います。宜しくお願い致しま す。 678 100Bq/kg なんて私は不安です。日本には汚染されていない食材もまだ 1 まだりあります。それが東の汚染食材と混ざって、日本全体が被曝し てしまいます。もっと基準値を低くしてください。本当は 0 ベクレル が理想ですが、それも難しいのは理解できますので、せめて 10 ベク レル/kg にしてください。 679 何故乳児用が 50 ベクレル/kg もあるのでしょうか???一番守らなけ 1,3 ればならない存在ではないのでしょうか?未来に繋がる大事な宝だ と何故解らないのでしょうか?日本人を絶滅させたいのです か??? 680 定資料、および参考資料を拝見致しました。できれば、基準値および 濃度を福島原発事故以前の値に戻して頂けると幸いです。それが難し ければ、以下のような項目について、基準値をいっそう低くして頂け ないでしょうか。 (1)乳児用食品が 50 ベクレル/Kg という濃度設定についても、もっと 低くしてください。親族が被曝地帯(関東北部)で子育てをしている のですが、この程度の改定では、心配はおさまりません。 (2)一般食品についても、100 ベクレル/kg と設定されていますが、毎 日普通の人間が放射性物質を摂取させられ続けることになります。基 準値をもっと下げて、事故前の正常な日常生活を取り戻して下さい。 (3)「基準値超過割合」の表を見ても、過去にはほとんどの食品が基 準値を超過していないことを見ると、過去の基準値は他国の値を参照 して、産業保護・流通量確保など供給面を意識して設定されたのだと 思われます。このような異常事態の数値にとらわれず、消費者や小さ な子供をもつ親を苦しめるのはやめて、より厳しい基準値・濃度を設 1,3 別添2 定してください。よろしくお願いします。 681 汚染地域の農業を助けるためには、基準値を低く厳密化する事によっ 1 り、消費者の安心感を高める事こそ重要であり「風評被害」などと言 う言葉で、汚染の矮小化をする事こそ下策と考えます。 682 事故発生から1年という長い期間、暫定基順値が通されて来たことに 1,3,6 強い憤りを感じています。今回新基準としてだされた小児 50bp/kg と いう数値でも高すぎます。「小児の期間については、感受性が成人よ り高い可能性(甲状腺がんや白血病)」は指摘されていること、乳幼児 は成人の 100 培の感受性があることを考えれば、1 ベクレルでも体内 に摂取することは成人の 100 ベクレルに相当するはずです。本来なら ば 0 ベクレルを目指すべきではありませんか。また、小児は2歳を過 ぎれば大人の食事と同様な物を食べ始めます。どうしても大人の基順 に近づいてしまいます。ですので、大人の食品についても、基順はも っと厳しくすべきです。測定する核種がセシウムだけでは緩いです。 海水に流れた汚染水に含まれるストロンチウム、ウラン、ルテニウム 等毒性の強い核種が今も魚介類に取り込まれ濃縮され続けている現 状、いずれ食卓に上がることを考えれば、測定に時間が掛かるという ので除外するというのは理由になりません。魚介類、海藻類は検査を お願いします。市場に混乱が起きないよう、準備期間が必要な食品 (米、牛肉、大豆)については一定の範囲で経過措置期間を設定する。 のはなぜでしょうか。米は日本人の主食として毎日のように摂取して います。大豆についても、多くはしょうゆや味噌の加工品から摂取し ています。この様な主となる食品こそ早くに厳しい基準を打ち出すべ きではないでしょうか。 国は何を守ろうとしているのですか、子供の命ですか、国民の目から は市場経済を守ろうとしているとしか思えません。妊婦と胎児に対す る設定も今までの法律の考えかたからすればピントがずれていると しか思えません。なぜレントゲンを撮る時に妊娠の有無を聞かれるの か。胎児を被爆から守るためであったはずで。、新基準の、この程度 の内部被爆なら問題ないとする考えがありえません。レントゲンの外 部被爆と、食品からの内部被爆とでは胎児に対する影響は桁外れにな るのではないでしょうか。今の基順では子育てがとても苦しいです。 新基準になったとしても、到底口にしたいと思えません。 乱筆乱文で読み難くなり申し訳ありません。どうかもっと厳しい基準 をお願いします。 683 治療薬や試薬の類は動物実験や臨床実験でその効果を調べて使うこ 3 別添2 とができるが、食品の一部がどのくらい健康を害するものなのか、福 島事故から1年もたっていないこんな短期間で証明できたとでも言 うのか? いっそ即効性の毒物であれば絶対禁止と判断できるが、食 品については低線量を長期間にわたって生きるために摂取すること になるわけで、これくらいなら安全という線引が安易にできるはずは ない。私自身は壮年であり健康で体力もある。持病もないしもともと 家系的にガン体質のようなので、ある程度覚悟して食べることもあり だしさほど神経質になる気はない。しかし、乳幼児の健康は大人が絶 対に守らなければならない。他のどんな基準を経済的理由で緩和する ことがあっても、乳児用食品と学校給食だけは聖域とすべきである。 684 放射線の人体への内部被曝の影響について、現時点では安全であると 1,11 いう値が不明である、また個人差、年齢(子供大人など)によっても感 受性が異なりまたその差を具体化(何倍異なるというふうに)できな い現状を考えたとき、わたくし自身は福島原発事故後に設定された暫 定値では直ちに健康被害はないと許容できるものではないと考えて おります。子供をはじめ大人についても事故前と同様の摂取量(1 ベク レル未満/kg)を切望いたします。汚染地域、非汚染地域を細かい調 査(民間をもっと活用するなど)はっきり区分し、生産される作物、製 品を厳重に区分けし、これ以上汚染が広がらないような対策がきちん となされることを切望します。 685 安全基準値を 100 ベクレルに引き上げる案に反対です。摂取基準が外 1,3 部被爆を元に算出されているので、全く意味を成して無く思えます。 内部被爆を考えると外部被爆の六百倍の数値を掛け合わせるべきと 言われていますので、再考されるのを提言いたします。 686 乳製品は子供が多く摂取するものです。放射能基準値は 5 ベクレル以 1,3 下にすべきだと思います。 687 事故前の基準に引き下げて、国民を子供達を内部被曝から守るような 1,3 政策をお願いします。もうこの国は安心して暮らせる国ではなくなっ てしまったと感じています。 688 放射性物質を体内に取り込むということは、摂取以降、想像もつかな 1,3 い内部被爆をもたらします。特に感受性の鋭い乳幼児やこどもにおけ る影響は大きく、今、暫定の基準値設定を誤ることで、取り返しのつ かない事態を導くと思われます。基準値をこれ以上、上げることなく、 また、限りなく少ない基準値を設定して、こどもたちの未来を守って 頂けるよう、お願い申し上げます。 689 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと 1,3,7 別添2 聞いています。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性 が高いことや個人差を考えますと、乳幼児は特に5Bq/kg 以下が望ま しいです。 子供を大事にしない社会に未来はありません。 また、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と殆ど 変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待される産 地とそうでない地域の区別をする事を求めます。これまでに公表され た汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程度は事故 以前の水準を保っていると思われます。こういった地域の産品が汚染 食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査を行って頂きたいと思 います。 以上。 690 原発事故以前の基準はなんだったのでしょうか?大人は少々の事は 1,3 我慢しますが、子供の食品基準は元にもどすべきではないでしょう か?たしかな事がわからないのですからもっと安全サイドに国は立 つべきです。子供は未来です。 691 基準値は緩めないで下さい 11 692 この基準値そのものと、50 ベクレルを 100 ベクレルに緩和したその 1,3 経緯は、未来を担う子供たちの健康よりも経済界の都合を優先したと いう点で、日本の恥である。原発事故に対する政府と関係省庁の今ま での対応は国民の信頼を著しく損なうものだったが、子供の放射能汚 染に関心を抱く親たちを、今回の答申の内容はさらに深く絶望させて いる。文科省はその事を知るべきだ。復興がどうの経済に影響がどう のというが、子供たちの健康さえ守れれば、国はいずれ盛り返すこと もできるだろう。しかし、健康な国民がいなくなれば、国は滅びる。 それこそ復興なぞできなくなる。そんなこともわからないのか?乳児 の放射線感受性は大人のそれとは大きく異なる。その影響は十分考慮 されたのか?乳児の基準をゼロにすることなど、非汚染地のものを乳 児には優先的に与えるように国が動けば実現可能である。あるいは、 国内産で達成できないなら、汚染が何とかなるまで必要食品を輸入す ればよい。値をこのあたりにしておけば生産者にもそれほど打撃じゃ ないだろう、作付けもできるしなどというご都合主義、経済優先人命 軽視の議論はもうやめて、文科省は子供の健康を守るというその原点 にのみ立ち返り、この基準値をただちに見直すべきである。50 を 100 になど、もってのほかである。恥を知れ。 693 子供には 0bq を目指すべきであり、妥協しても1bq 以下でないと危険 だと考えています。現行の基準値では各家庭に独自の厳しい対策を強 いることになり、育児の負担とストレスが増すだけだと思います。少 1,3,11 別添2 しでも汚染されたものを食べるべきではありません。農地を汚染され た農家は東電や国に賠償させ、汚染されていない土地で農業を再開で きるよう助けるべきだと思います。 694 文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は2日、 1,3 乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベク レルに緩めてもよいとする答申案をまとめた。との報道を見かけたの で、これについて急ぎご意見申し上げます。 どうぞ、将来の長い乳幼児については、厳しめの基準を適用下さいま すようお願いします。 695 委員の選定に問題があります。まったく消費者側に立っていないこと 1,3,11 がわかります。乳幼児に対して 100Bq という数字は、これから母とな ろうとしている者にとって、たいへんに恐ろしい。諸外国の基準値に 比べてもおそろしく高い。これまで、遺伝子組み替えにはきちんと表 示をし、アレルギー物質も表示をし、農薬に関しても比較的安全な基 準を守ってきた、誠実で信頼される日本がありました。なぜ放射性物 質は緩いのでしょうか?いつから日本は、企業や生産者が守られ、消 費者は守られなくなってしまったのか。産地で選ぼうとしても混ぜて 薄められ、実際には避けることが難しい。乳幼児、妊産婦、また妊娠 可能な女性が守られる基準でなければ、受け入れられない。福島県は (会津を除いて)農・畜産物の生産をただちに中止し、今後は福島県産 を流通させないで欲しい。 696 先ほど乳児用基準を緩めて高めの数値(100ベクレル/キロ)でも 1,3 よいとする意見が出ているとのことで、心配でメールしました。乳児 に毒であるセシウム入りの食べ物を与えたい母親はいないはずです。 子ども小さいほど放射能の影響を強く受けることは周知のことと思 います。どうか世界一厳しい乳児用基準を作ってください。成長期に ある子どもが内部被ばくにより病気や死に至れば、日本の未来はあり ません。目先の利益(被災地の出荷できないことによる生産者への補 償金を払わないで済むこと)でなく、本当の日本の復興をかんがえて ください。 どうぞよろしくお願いします。 697 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を 100Bq/kg に緩めるという答 申案に反対いたします。 科学的に結論が出ていないからこそ、放射 線予防原則に則り、乳児用の摂取基準は可能な限り低くするべきだと 思います。諸外国で運用されている基準を見れば、50Bq/kg でも高い と思います。 将来、労働力として日本をになっていく乳幼児こそ、 1,3,7 別添2 日本国内で最も安全な食物を摂取させるべきであり、一部報道による 国立社会保障・人口問題研究所が 30 日に公表した将来人口の推計 で、東京電力福島第1原発事故への不安感が寄与する可能性を否定で きないとした事態(2012 年の合計特殊出生率に『産み控え』を仮定) を助長させるような施策はあってはならないと思います。新基準値案 は農漁業生産者に厳しすぎ、被災地の復興にも影響を与える可能性が あるとの意見に対しては、基準が甘く、検査体制が十分でないことに よる東日本全体食品買い控えが起きているとみるべきであり、基準を 緩めることは自殺行為であると考えます。2/3 現在、諸外国が日本の 食品等について規制を厳しく適用していますが(農水省「諸外国・地 域 の 規 制 措 置 」 参 照 http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/hukushima_kakukokukensa 、これは、基準の緩さと検査体制の不備への不信の表れです。 .html) 日本の食物は安全性の高さが評価されてきました。これ以上信頼を損 なうことは避けるべきです。 乳児・幼児がどのように国策として保 護されるかは、その国がどれほど文化的であるかを反映するバロメー タです。原発事故という大惨事があったからといって、乳児・幼児の 犠牲を招きかねないような施策への転換は許されないと思います。国 の将来を冷静かつ大局的に見据えた決定を下していただけますよう、 お願い申し上げます。 698 「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及 2,5,6,7,1 び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物 1 質に係る基準値の設定) (案)等」に対する意見書 生活クラブではこれまで、組合員と生産者が協力して「食の安全」 「自 給力向上」「持続可能な循環社会づくり」等々に取組み、今般の放射 性汚染に対しても、国内の第一次産業を支える観点に立ちつつ組合員 の信頼に答えるため、東日本産を中心に全品目の放射能検査を実施し て参りました。 かかる観点から、今回、公表された新基準案および薬事・食品衛生審 議会食品衛生分科会放射性物質対策部会報告書「食品中の放射性物質 に係る規格基準の設定について」(以下部会報告書)に対する当協会 の意見を申し述べます。 1)内部被曝と外部被曝との総量を考慮した規制とすべきです。 ・暫定規定値の 5 ミリシーベルトを 1 ミリシーベルトに引き下げた新 基準値の方向性は指示します。 ・ただし、新基準地では外部被曝の影響が考慮されていないことに問 別添2 題があります。国際放射線防護委員会(ICRP)に基づく、我が国にお ける公衆の年間被曝限度 1 ミリシーベルトは、内部外部を問わない規 制であったはすです。日本国に居住する国民は、食品からしか被曝し ないわけではありません。同じ一個の存在として外部からの被曝も受 ける生身の人間です。 ・残念ながら、現在、地域によって空間線量の値に大きな差がありま す。このような空間線量が高い地域においては、低い地域に比較して、 少しでも食物からの内部被曝を低減する必要があります。そして、国 民全体に適用する新基準値は、このような内部被曝低減の必要性に十 二分に応えるものでなければなりません。 ・従って、国民の健康を守るための放射能の新基準値については、内 部被曝と外部被曝の線量を考慮した規制とすべきです。外部被曝の数 値を明らかにした上で、内部被曝のレベルを考えなければ、判断がで きる基準値は設定できないと考えます。 2)「一般食品」と一括りにするのではなく、日本人の食文化に合わせ て区分すべきです。 ・今回の新基準値では、飲料水・乳児用食品・牛乳以外の食品を「一 般食品」として一括しています。 ・しかし、食品には日常的に大量に摂取する物とそうでない物があり ます。 例えば、チェルノブイリ原発事故の当事国であるベラルーシでは、放 射性セシウムに関する基準が 22 分類に細分されており、水 10Bq/kg、 牛肉類 500Bq/kg、パン 40Bq/kg、乾燥きのこ 2500Bq/kg、子ども対象 37Bq/kg などと、食文化を反映した基準となっています。 ・過剰な分類は管理コストが膨大になるため、一定の線引きは必要で すが、我が国の新基準値についても、日本人の食文化に合わせた分類 とそれぞれの規制値の設定をおこなうべきです。 ・ALARA の原則に基づいて、被曝量をできるだけ抑えるという観点か らは、摂取量が少ない食品の濃度より、米のように日常的に食べる食 品の値をいかに下げるかが重要になります。少なくとも、「米」のよ うに摂取量の多い食品は、厳しい基準値を設定すべきと考えます。 3)一部の食品についての経過措置は、設けるべきではありません。 ・「市場に混乱が起きないよう」に経過措置期間を設定するとしてい ますが、新基準地を施行された後も新基準値に適合しない食品が流通 し続けることのほうがより大きな混乱を招くことになります。 ・現時点で新基準値を超過する食品については「100Bq/kg を超えた 別添2 2011 年産米に対する隔離対応」と同じように、原発事故の原因者たる 東京電力ないし政府が費用負担すべきと考えます。 ・万が一、経過措置の期間を設けるとしても必要かつ最低限の期間と し、その際は経過措置を設ける根拠を明確にすると共に、国民が混乱 しないように具他的な品目群を特定して、その内容を広く国民に周知 する必要があります。 ・なお、一般の生産者・製造者や流通業者(以下、 「事業者」という。 ) は、取り扱うすべての商品・品目について放射能を確認できる状況に はありません。経過措置期間に限らず、新基準値を超えている食品を 事業者が善意で取り扱ってしまった場合、当該事業者の免責が必要で あり、その責任は東京電力と国が負うべきと考えます。 4)国が放射性セシウム以外の核種の調査を徹底し、国民に公開すべき です。 ・現在、放射性ストロンチウム等については、一定の存在率に基づき、 放射性セシウムの検出数値を元に算出されています。 ・しかし、存在率の一定の比率であるとの知見が少ないことや、放射 性ストロンチウムの発するベータ線はガンマ線よりも影響が大きい といわれていること、食品安全委員会の食品健康影響評価書で「小児 の期間は白血病に関する感受性が高い可能性がある」と指摘されてい ることなどとから、独自の検査が必要です。 ・なお、検査時間等の問題から、核種別に規制値を設けることは困難 かもしれませんが、まずは現状を正しく把握することからはじめるべ きです。 ・従って、民間の事業者が容易には測定できない放射性セシウム以外 の核種については、国が計画的に徹底した調査を実施し、速やかに国 民に公開すべきです。 699 平成 24 年 1 月 6 日付けで意見募集のあった標記改正について、下記 のとおり意見を提出する。 現在、流通・小売段階では法的な規制値だけではなく非検出(ND)を 基準とする取引が求められており、福島県をはじめとする生産現場で は、新たな規制値で 100Bq/kg さらには非検出(ND)を前提とした形 でしか、23 年産の米や大豆など多くの農畜産物で取引がされていない 状況となっている。また、生産現場では検査機器や専門的な人員、費 用面で自主的な検査ができないほか、国による適切な指示・指導がな い中で、今回の新たな基準値案の改正はさらなる不安と混乱を引き起 こしかねない状況である。 7,8 別添2 よって以下について、関係省庁が連携し国の責任である対応をとるこ とを強く求める。 1. 放射性物質規制に係る多くの省庁が、個別に対策を示しており、 生産者や消費者にとって、本来知りたい全体的な対策の枠組みが把握 しにくい状態となっている。リスクの許容度合いを様々な観点から検 討し、国民合意のもとでリスク管理を進めて行くというリスク分析の 枠組みの中でリスクコミュニケーションがなされていない状況にあ る。 よって生産者、消費者にとっては、生活・労働環境から食品にいたる 全てを総合的に考えるための情報を求めている。各関係省庁からの情 報開示だけではなく、関係省庁が連携した一覧性のある体系的・総合 的な情報の提供を早急に実施すべきである。さらには、信頼確保のた め国民が納得できる措置がとられるようより積極的なリスクコミュ ニケーションを実施すべきである。 2. 今回の新たな規制値案では食品 100Bq/kg のほか、乳児用食品につ いて 50Bq/kg となっており、生産現場ではさらに厳しい対応を迫られ ているほか、今回の規制値案の科学的な根拠などが、国民にわかりや すく説明されていないことから、流通・小売業者はゼロリスクの選択 を迫られている。 よって新たな規制値設定の根拠となった検討内容を、国が責任をもっ て広く国民に説明をし、理解を深めてもらうよう、様々な提供手段を 用いた情報提供を行っていくべきである。 3. 報道では規制値超過の有無のみに焦点があてられ、国民に説明さ れるべき「サンプリング単位、検査頻度、検出限界値などのモニタリ ング内容についての情報」が乏しく消費者の不安を助長している。 よって新基準値が設定されることを受けて、暫定規制値では情報不足 であった圃場から消費者に食品が届くまでどの過程でどのようなモ ニタリングがなされているのかについての一連の安全・安心に向けた 取組みが国民にわかりやすいように情報提供すべきである。 4. 行政検査では問題のなかった地域らかの規制値超過事案が発生す るという事態が起きたことはすでに低下している信頼をさらに低下 させるものであり、より詳細な状況把握をできる体制が不足してい る。 よってモニタリングに際し、検査機器の不足が大きな制限要因となら ないよう、引き続き行政における検査体制の強化のため、検査機器や 体制(人員、費用)の支援拡充、検査機関の有効活用等を早急に進め 別添2 ていくべきである。 以上 700 平素より、弊社活動に対するご指導、ご理解を賜り、厚く御礼申し上 げます。表記の意見募集につき、意見を申し述べますので、何卒お願 い致します。 1.食品区分の範囲について明確に区別した提示と説明を希望します。 (特に「乳児用食品」の定義と「一般食品」との明確な区別) 「乳児用食品」は「含まれる食品の範囲」として「乳児の飲食に供す ることを目的として販売するもの」と示されている。これは「一般食 品」であっても乳児に与える場合は乳児用食品と同等の放射性物質の レベルが妥当との誤認を惹起する恐れがあるものと思慮する。 乳児用向けを表示で謳った食品もしくは摂取が常態化する食品であ るなどと明確に定義をした上で、100 ベクレル/kg 基準値の食品を乳 児に与えても健康に問題がない旨、報道機関等を通じた消費者への広 報活動をお願いしたい。 わかりやすくするための具体的な Q&A の作成も希望する。 2.基準値(100 ベクレル/kg)が十分低い値であることの啓蒙をお願い します。 一般食品の基準値(100 ベクレル/kg)は、科学的に安全性が立証され た諸外国と比較しても厳しい基準であることは事実である。放射能は 少なければ少ないほど良いという風潮が見られる中、ゼロリスクへの 傾倒は、今後の食料安全保障の見地からも危険な状態を招きかねない ものとする懸念する。当該事実と状況について消費者のみならず。報 道機関、流通団体に対しても十分な啓蒙活動を実施いただきたい。 3.施行時期は、検査体制の整備状況を見計らい十分な猶予期間を確保 願います。 当該基準値の改定は、行政のみならず日本国中の企業が検査体制の整 備を迫られるのが実情であり、分析機器がその大部分を輸入に頼って おり供給が潤沢とは言えない現状を踏まえ、日本の産業を支える中小 企業を視野に入れた実効ある経過措置を検討願いたい。また、100 ベ クレル/kg の基準値であってもこれを全うする検査装置の検出下限は 25 ベクレル/kg を必要とすることも当該機器整備に大きく影響するこ とをご理解いただきたい。 4.消費者庁、農林水産省他の行政と連携したリスクコミュニケーショ ンを推進していただきたい。 上述した啓蒙、広報活動については、消費者庁から消費者・消費者団 5,6,8 別添2 体へのリスクコミュニケーションや農林水産省との連携など、十分な 啓蒙活動が実施されるよう尽力願いたい。 701 1.新聞等の報道にもある通り、消費者は食品の放射能測定結果につい 7,11 てその不安から、検出限界以下であることを求める傾向があります。 基準値以下であれば安全であることおよび測定方法、結果の算出法に ついても詳細を規定し(検出限界値まで)、過剰な測定に歯止めをか けられるようにしていただきたい。 2.学校給食会様のような公的団体による行政の基準値以下(数 Bq/kg) の測定結果の公表は、風評被害につながるものと考えられることか ら、上記の基準を上回る精度で公表はその影響度を十分考慮したうえ で判断するよう指導していただきたい。 また、各自治体で学校給食における検査手法、基準がバラバラである ことから基準の統一を指導していただきたい。 以上 702 【意見の趣旨】 1.厚生労働省の食品中の放射性物質に係る新基準値案は、安全確保の 点で不十分であり、より安全側にたった基準値の設定を行うべきであ る。 【意見の理由】 1.安全確保について 放射性防御に関する国内法令は、国際放射線防護委員会(ICRP)の考 え方を元に定められているが、この考え方によれば、疫学的調査の結 果として人の健康への影響があると確認されている最も低い放射線 量以下であっても、放射線線量に比例した確率的影響があることを前 提に放射線防御を図るべきことになる。 もっとも、低線量被曝の人の健康への影響については、専門家の間で も見解の分かれるところではある。しかし、食品の安全を確保すると いう観点からは、健康への影響が明らかなものだけを規制すればよい のではなく、必ずしも健康への影響が明らかではなくても、その恐れ がある場合にも規制が行われる必要がある。規制を行わなかった結果 として、健康への影響が現れてからでは、取り返しがつかないからで ある(予防原則) 。 この点、新基準値案は、「よりいっそう、国民の安全・安心を確保す る観点」によるものとしているが、以下のように、いまだ安全面にお いて疑問が多い。 1,6,7,11 別添2 ①一般食品の基準値は、年齢区分別の「限度地」の最低値である 1 キ ログラムあたり 120 ベクレル(13 歳~18 歳の男)をわずかに下まわ る最高 1 キログラムあたり 100 ベクレルとしている。 基準値案は、(ⅰ)放射性セシウムの測定値から規制対象となる全ての 核種の線量を推計した係数、(ⅱ)男女別年齢に年間どのような食品を どれだけ食べるかという量、(ⅲ)流通する食品のうち放射能に汚染さ れた食品の割合を 50%と仮定した割合の 3 つを掛けあわせて得られる 数値を「限度値」とする考え方に基づいている。13 歳~18 歳の男の 限度値が最も低く 1 キログラムあたり 120 ベクレルであるので、この 値を基に安全側に見て、一般食品の基準値を 1 キログラあたり 100 ベ クレルとしたとある。 しかし、食品摂取量の算出に用いられている食品摂取頻度・摂取量調 査は、調査対象が全国で 4510 名であり、必ずしも十分な数とはいえ ない。また、長期的な被曝による影響を評価するに際し、食品の平均 摂取量を用いる点で、平均よりも偏った食事をする場合の危険性につ いて全く考慮されないという問題がある。このような余裕のない基準 値では、後述の②、③との問題とあいまって、限度値を超える危険が ある ②流通する食品の汚染割合を一般食品については 50%と仮定して食品 の限度値を導いている。 しかし、食品の中の半分は汚染されていないという安易な仮定を元に 基準を設定すべきではない。また、仮に、平均的に摂取される食品の 汚染割合が 50%だとしても、これはあくまでも平均値に過ぎず、汚染 された食品をより多く摂取する人が出現する危険性を排除できない。 ③現在の食品検査はサンプル検査しか行われていない。このような検 査体制では、基準を超える食品が流通することを防止し得ない。その ため、余裕のない基準値の設定は危険である。 ④各放射性物質の「評価線量」だけを考慮し、体内における放射性物 質の挙動は検討していない。すなわち、放射性物質が体内のどこに蓄 積し、どのような組織に影響を与えるかについての考察は全く行われ ていない。この点、セシウムは泌尿器に蓄積されるという研究もあり、 放射性物質ごとの特性を考慮したよりきめ細かな規制が望まれる。 ⑤食品による内部被曝だけを問題にしている。しかし、今回の原発事 故による放射性物質による汚染は一様ではなく、外部被曝をも無視で きない地域が広範囲に存在する。新しい基準値の考え方によれば、コ ーデックス委員会の年間 1msV というガイドラインが基本となってい 別添2 るとある。しかし、同ガイドラインは、外国で放射能汚染が起きた場 合の輸入規制措置のための基準であって、もともと外部被曝は考慮さ れていない。そのような基準を、国内で放射能汚染が広がっている現 状で適用することは妥当ではなく、外部被曝をも考慮する必要があ る。 ⑥検討資料をみると、放射性物質の各種食品への自然界からの移行係 数についても検討されているようであるが、移行係数が新基準値の検 討にあたり、どのように参考されたかが明らかになっていない。 新 基準値案の食品の分類方法からすると、全く参考にされていないよう に思える。 暫定規制値が放射性セシウムの実効線量年間 5 ミリシーベルトの被曝 量を元に設定したことに比べ、被曝量を年間 1 ミリシーベルトとより 厳しくしたことは、一定の前進と評価できる。しかし、新基準値案は、 消費者にとって十分に安全といえるか疑問であり、より一層、安全側 に立った基準の策定が望まれる。 【意見の趣旨】 2.直ちに新基準値案をもって新しい基準値とすべきであり、また、新 基準値制定後の経過期間は設けるべきではない。 【意見の理由】 2.経過措置について 新基準値案の考え方では、暫定規制値の下で流通する食品のモニタリ ング検査のデータと食品摂取量のデータを用いて被曝線量を推計す ると十分低いレベルにあるとして、暫定規制値に適合している食品は 既に「安全」であるが、より一層食品の「安全」と「安心」を確保す るために新基準値を設定するとしている。これを受け、直ちに新基準 値を施行するのではなく、経過措置が予定されている。 しかし、被曝線量の推計はあくまで平均値にすぎない。そもそも放射 性セシウムの基準を実効線量年間 5mSv から 1mSv に変更したのは、年 間 5mSv では食品安全委員会が昨年示した、放射線による健康影響が 見いだされるとされるレベルである生涯 100mSv を超えるからに他な らない。そうであれば、暫定規制値に適合する食品について、安全が 確保されているとは言い難く、したがって 1.で述べたように新基準値 が十分安全といえないとしても、少なくとも暫定規制値より厳しいも のであることから、直ちに暫定規制値をやめ、新基準値案の値に変更 すべきである。 また、新基準値案は、平成 24 年 4 月 1 日からの新基準値の施行を目 別添2 標としながらも、米、牛肉を原に製造、加工、輸入された食品につい ては同 9 月 30 日までの経過措置、大豆を原料に製造、加工、輸入さ れた食品については同 12 月 31 日までの経過措置等を定めようとして いる。その理由は、「現在の暫定基準値に適合する食品でも、十分安 全は確保されている」こと、及び「市場(流通)に混乱が起きない」 ためとしている。 しかし、そもそも、今回の新基準値案は、暫定基準値と同様、それを 超えるものは食品衛生法の第 6 条 2 号の「有毒な、若しくは有害な物 質が含まれ、若しくは付着し、又はこれらの疑いがあるもの」とする 基準として検討されたものであり、新基準値を超える放射性物質を含 む食品は「有毒」又は「有害」とするのが法の建前である。かかる食 品が流通する危険な状態をこのような長い経過期間中放置すること は、消費者の安全に配慮しているものとは言い難い。 そして、新基準値案が示された後においても暫定基準値未満、新基準 値案以上の食品が流通することこそ、消費者に不安を与え、市場や流 通に混乱を与えるものである。よって、新基準には、経過措置を設け るべきではないと考える。 以上 703 【意見の趣旨】 1.厚生労働省の食品中の放射性物質に係る新基準値案は、安全確保の 点で不十分であり、より安全側にたった基準値の設定を行うべきであ る。 【意見の理由】 1.安全確保について 放射性防御に関する国内法令は、国際放射線防護委員会(ICRP)の考 え方を元に定められているが、この考え方によれば、疫学的調査の結 果として人の健康への影響があると確認されている最も低い放射線 量以下であっても、放射線線量に比例した確率的影響があることを前 提に放射線防御を図るべきことになる。 もっとも、低線量被曝の人の健康への影響については、専門家の間で も見解の分かれるところではある。しかし、食品の安全を確保すると いう観点からは、健康への影響が明らかなものだけを規制すればよい のではなく、必ずしも健康への影響が明らかではなくても、その恐れ がある場合にも規制が行われる必要がある。規制を行わなかった結果 として、健康への影響が現れてからでは、取り返しがつかないからで 1,6,7,11 別添2 ある(予防原則) 。 この点、新基準値案は、「よりいっそう、国民の安全・安心を確保す る観点」によるものとしているが、以下のように、いまだ安全面にお いて疑問が多い。 ①一般食品の基準値は、年齢区分別の「限度地」の最低値である 1 キ ログラムあたり 120 ベクレル(13 歳~18 歳の男)をわずかに下まわ る最高 1 キログラムあたり 100 ベクレルとしている。 基準値案は、(ⅰ)放射性セシウムの測定値から規制対象となる全ての 核種の線量を推計した係数、(ⅱ)男女別年齢に年間どのような食品を どれだけ食べるかという量、(ⅲ)流通する食品のうち放射能に汚染さ れた食品の割合を 50%と仮定した割合の 3 つを掛けあわせて得られる 数値を「限度値」とする考え方に基づいている。13 歳~18 歳の男の 限度値が最も低く 1 キログラムあたり 120 ベクレルであるので、この 値を基に安全側に見て、一般食品の基準値を 1 キログラあたり 100 ベ クレルとしたとある。 しかし、食品摂取量の算出に用いられている食品摂取頻度・摂取量調 査は、調査対象が全国で 4510 名であり、必ずしも十分な数とはいえ ない。また、長期的な被曝による影響を評価するに際し、食品の平均 摂取量を用いる点で、平均よりも偏った食事をする場合の危険性につ いて全く考慮されないという問題がある。このような余裕のない基準 値では、後述の②、③との問題とあいまって、限度値を超える危険が ある ②流通する食品の汚染割合を一般食品については 50%と仮定して食品 の限度値を導いている。 しかし、食品の中の半分は汚染されていないという安易な仮定を元に 基準を設定すべきではない。また、仮に、平均的に摂取される食品の 汚染割合が 50%だとしても、これはあくまでも平均値に過ぎず、汚染 された食品をより多く摂取する人が出現する危険性を排除できない。 ③現在の食品検査はサンプル検査しか行われていない。このような検 査体制では、基準を超える食品が流通することを防止し得ない。その ため、余裕のない基準値の設定は危険である。 ④各放射性物質の「評価線量」だけを考慮し、体内における放射性物 質の挙動は検討していない。すなわち、放射性物質が体内のどこに蓄 積し、どのような組織に影響を与えるかについての考察は全く行われ ていない。この点、セシウムは泌尿器に蓄積されるという研究もあり、 放射性物質ごとの特性を考慮したよりきめ細かな規制が望まれる。 別添2 ⑤食品による内部被曝だけを問題にしている。しかし、今回の原発事 故による放射性物質による汚染は一様ではなく、外部被曝をも無視で きない地域が広範囲に存在する。新しい基準値の考え方によれば、コ ーデックス委員会の年間 1msV というガイドラインが基本となってい るとある。しかし、同ガイドラインは、外国で放射能汚染が起きた場 合の輸入規制措置のための基準であって、もともと外部被曝は考慮さ れていない。そのような基準を、国内で放射能汚染が広がっている現 状で適用することは妥当ではなく、外部被曝をも考慮する必要があ る。 ⑥検討資料をみると、放射性物質の各種食品への自然界からの移行係 数についても検討されているようであるが、移行係数が新基準値の検 討にあたり、どのように参考されたかが明らかになっていない。 新 基準値案の食品の分類方法からすると、全く参考にされていないよう に思える。 暫定規制値が放射性セシウムの実効線量年間 5 ミリシーベルトの被曝 量を元に設定したことに比べ、被曝量を年間 1 ミリシーベルトとより 厳しくしたことは、一定の前進と評価できる。しかし、新基準値案は、 消費者にとって十分に安全といえるか疑問であり、より一層、安全側 に立った基準の策定が望まれる。 【意見の趣旨】 2.直ちに新基準値案をもって新しい基準値とすべきであり、また、新 基準値制定後の経過措置は設けるべきではない。 【意見の理由】 2.経過措置について 新基準値案の考え方では、暫定規制値の下で流通する食品のモニタリ ング検査のデータと食品摂取量のデータを用いて被曝線量を推計す ると十分低いレベルにあるとして、暫定規制値に適合している食品は 既に「安全」であるが、より一層食品の「安全」と「安心」を確保す るために新基準値を設定するとしている。これを受け、直ちに新基準 値を施行するのではなく、経過措置が予定されている。 しかし、被曝線量の推計はあくまで平均値にすぎない。そもそも放射 性セシウムの基準を実効線量年間 5mSv から 1mSv に変更したのは、年 間 5mSv では食品安全委員会が昨年示した、放射線による健康影響が 見いだされるとされるレベルである生涯 100mSv を超えるからに他な らない。そうであれば、暫定規制値に適合する食品について、安全が 確保されているとは言い難く、したがって 1.で述べたように新基準値 別添2 が十分安全といえないとしても、少なくとも暫定規制値より厳しいも のであることから、直ちに暫定規制値をやめ、新基準値案の値に変更 すべきである。 また、新基準値案は、平成 24 年 4 月 1 日からの新基準値の施行を目 標としながらも、米、牛肉を原に製造、加工、輸入された食品につい ては同 9 月 30 日までの経過措置、大豆を原料に製造、加工、輸入さ れた食品については同 12 月 31 日までの経過措置等を定めようとして いる。その理由は、「現在の暫定基準値に適合する食品でも、十分安 全は確保されている」こと、及び「市場(流通)に混乱が起きない」 ためとしている。 しかし、そもそも、今回の新基準値案は、暫定基準値と同様、それを 超えるものは食品衛生法の第 6 条 2 号の「有毒な、若しくは有害な物 質が含まれ、若しくは付着し、又はこれらの疑いがあるもの」とする 基準として検討されたものであり、新基準値を超える放射性物質を含 む食品は「有毒」又は「有害」とするのが法の建前である。かかる食 品が流通する危険な状態をこのような長い経過期間中放置すること は、消費者の安全に配慮しているものとは言い難い。 そして、新基準値案が示された後においても暫定基準値未満、新基準 値案以上の食品が流通することこそ、消費者に不安を与え、市場や流 通に混乱を与えるものである。よって、新基準には、経過措置を設け るべきではないと考える。 以上 704 新基準値では、一般食品が 100Bq/kg となっていますが、主食である 米は、「主食」という別枠を設けて、より低い規制値を設定してもよ いのではないでしょうか。 1 月 16 日の説明会に出席させていただきましたが、資料 4「農業生産 現場における対応について」の中で興味深い報告がありました。「米 の調査結果①」では、17 都県 3217 点の米にうち 99.2%(3190 点)が 50Bq/kg 以下、 「米の調査結果②」では福島県 1276 点のうち、98.4% (1255 点)が 50Bq/kg 以下、90.4%(1154 点)が 20Bq/kg であったと いうものです。実際に昨年度のサンプリング検査では、ほとんどの米 が 50Bq/kg 以下だったわけです。 これを見ると、米の基準値を仮に 50Bq/kg 以下に設定しても、食料供 給を脅かすような大きな影響はないのではないでしょうか。逆に基準 値が 100Bq/kg であるほうが、かえって「99.9Bq/kg」かもしれないと 1,5 別添2 いう消費者心理が働き、汚染度の高い生産地の米を買い控える「ダブ ルスタンダード」の傾向が続いてしまい、弊害が大きいのではないで しょうか。 なお、米は成長期の子どももよく食べます。菓子の材料としても多く 摂取します。そういう観点からも、主食の米については乳幼児食品や 牛乳と同様の 50Bq/kg 以下という基準を当てはめるのが妥当と考えま す。 どうかよろしくご検討ください。 705 食品中の放射性物質に係る基準値 1,11 飲料水、牛乳、一般食品は 10 ベクレル/kg、乳児用食品は 1 ベクレル /kg を希望します。 健康、安全のため、改正の基準値は到底受け入れられません。 また、セシウム以外の放射性物質についても基準値を設けて下さい。 706 意見 1,2,11 「牛乳及び乳児用食品を 100 ベクレルが基準でよい」という答申は出 さないでください。 100 ベクレル以下なら 1 ミリシーベルトを上回らないとの理由で基準 を大人と同じでよいとしているが、ICRP の公衆被曝量の基準(これを 日本でも法的な基準としている)は外部・内部合わせての量としてい る。 内部被曝だけで、 それも食品だけの限度で 1 ミリシーベルトにすれば、 今も高線量の空間線量である福島等の地域では、外部及び呼吸による 内部被曝で 1 ミリシーベルトをはるかに越える恐れがある。 子どもへの影響については、大人より多くなることは国際的にも認め られている知見であり、考慮すべきが安全にたつなら当然である。 むしろ、外部内部合わせて 1 ミリシーベルト以下にという意味では、 大人の基準も下げるべきと考える。 707 1 日 1Bq/kg の放射性物質を食べたとしても、体内に蓄積されていきま す。体には大変に害です。現在の日本の基準値はゆるすぎます。 子供用の食品の規制値を 50Bq/kg にしても、まだゆるすぎると思いま す。 1Bq/kg の基準を望みます。 国や各食品メーカーや流通産業はゲルマニウム式の測定器を購入し 厳密に測定すべきです。 現在の税金のムダ使い、公務員へのお手盛りをやめれば購入費を検出 できると思います。 1,3,7 別添2 708 個人差はありますが、乳児は 0 歳時で 50 歳の成人の 80 倍、1 歳時で 1,3 40 倍の放射線の影響があると聞きました。 被災地の復興を急がず、全ての住民の安全性を確保する基準値が制定 する事が最重要です。 乳児 50Bq/kg を 2 倍ですか…1/2 でも欧州の基準の遥か上を行ってい ます。 事故の影響は現在がスタートです。場当たり的にならないで。役人さ ん。 709 1.内部外部被ばくを合計して年間 1 ミリをめざして基準値を設定する 1,3,5 事を求めます。 人口放射性物質を身体にとりこむべきでないのが本来の前提である。 原発事故による経済的な事情を子どもをはじめとした弱者への強制 被ばくによってバランスをとることは避けるべき。 2.牛乳等は、10 ベクレルなどの厳しい基準とするべき。それができな ければ、学校給食で提供することを中止することを求める(7 才の子 には 100 ベクレルでも高すぎる)。米についても主食であり原発事故 (2011’3)の発生から時がたっても汚染がへるわけではなく、今後 も地震 etc によりさらなる汚染放出の懸念もある。汚染度に合わせて 基準値を決めるような政策や”がまん値”を強要するのでなく、長期 の前提( 710 読み取り不可 )求めます。 乳幼児は細胞分裂を盛んにして成長します。そのような時期への放射 1,3 線の影響は、私たち母親にとって計り知れない恐怖があります。心臓 疾患等で亡くなる子ども達が多くなることをチェルノブイリ原発事 故後のベラルーシ、アメリカのスタングラス博士の研究等に結果とし て出ています。去年の 9 月にベルリンで出されているフードウォッチ の結論に、放射性ヨウ素汚染が非常に強い場合、牛乳、サラダ、葉菜 類、食用野生ハーブの摂取を完全に止めるよう市民に勧告すると結論 に明記されています。子ども達の生死を考えるとベラルーシの水 1 リ ットルに 2 ベクレルという基準が我慢できる値です。 「あらかじめ計算された放射線による死:EU と日本の食品放射能汚染 制限値」を検索されまして、今後の基準値に参考にされますようお願 いいたします。 711 厳重抗議書 以下箇条書きに 2011.3.11 以降の御前等のやり口を罵倒する。 1、 「改正趣旨書」に掲載されている ~現在の年間 5 ミリシーベルト~ 1,6,11 別添2 に法的根拠はない。勝手に御前達が御用学者、マスコミを使って国民 に強要しているにすぎない。更に、福島県では依然年間 20 ミリシー ベルトを撤回していない。更に、更に、この年間 1 ミリでさえ、内部 被曝を含んでいるかが不明で、ご都合的に国民に強要されている。 2、昨年発表された 500Bq/kg 基準は、明らかに御前等が今改正に準拠 しようとしている食品衛生法第 11 条一項に違反している。何故なら、 御前等が私的にかってに決めて国民に強要したのだから。 3、そもそも改正案の 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて。線量換算 で 1 ミリ以内で安全という根拠は何一つない。 4、経過措置も認められない。狂人のやることだ。 かならず、大量の死人が出る。御前等が耄碌して死んだ後にだ。日本 人を受け継ぐ正常な遺伝子は死滅する。経済もへったくれもない。日 本は消滅する。 御前等は悪魔だ!!! 厚生大臣小宮山防とその一味 正義の味方 月光仮面 712 これ以後日本は、放射能障害予防・医療について世界最高峰となる。 7,11 そうできる地盤が日本にはあるし、又そうなるしかない。 ■放射能障害とその予防・安全基準についての国際学会を催す。世界 より立場に偏りのない多数の学者・識者を招聘、質の高い結果を得る と同時に国民および各国の信頼回復に努める。 ■放射能障害・予防等の専門研究専門機関を設立。 幹部として海外の、立場に偏りのない学者を迎え、より良質な研究を 行うと共に国民と各国の信頼回復にもつなげる。 ■政府官僚、国会議員・自治体・都道府県議員への偏りない最新最良 の情報の供与、教育。 そもそも政策を決め実行する議員・閣僚が正確な情報をもってしてい るのか。それがなければ正しい政策などできぬはず。そしてそれは厚 生省の任務であろう。 流通する全食品についてり放射能検査が必要。基準値合格の合否でな く、計測値を公表すべきである。できることから一刻も早く。全食品 の検査が理想であるが、できることから一刻も早くすべきである。 直接消費者に届く食品のうち、液体やゲル状等、製造工程でタンク単 位等で有効な検査が容易なものだけでも、検査値公表を義務化。一定 以下の中小企業については援助など。 基準値合格の合否でなく、計測値を公表すべきである。 別添2 WHO 基準すら確実な安全を保証する数字ではないことはもはや周知だ し、最適の物も今後の研究によって変わってくる。安全を確実に保証 する基準など設定不可能なことは国民は了解している。 集団的人格としての日本政府は、すでに「判断能力をなくしている」 状態である。暫定とはいえ 500Bq などの基準値。個人としては異常を きたしている者はなくとも、だした結果がこれでは、それは証明され ているといえる。 日本政府、国民へむけて、赤子に言い聞かせるように警告を発しつづ けてくれている無数の内外の識者たち。 無数の人の命を握る政策、一秒でも早くまともになさなければならな いのはわかっているはず。だが、政治家にとっては国民の命より外国 の評価、経済政策や外交のための国際的信用のほうが大事なのでしょ う。だから、あえてこういいます。 「 713 これ以上 国民に 恥をかかせるな 」 はじめておたよりします。子供の放射性物質の暫定基準値が 50Bq か 1,3 ら 100Bq になるときいておどろいてます。50Bq でも高いのに 100Bq と は何故と理解に苦しんでおります。 子供の暫定基準値を見直して下さい。50Bq 以下にして下さい。ベラル ーシやウクライナ以上の厳しい安全基準にして下さい。 (40Bq よりも 37Bq も低く) これの他に暫定基準値の細分化もおねがいいたします。 714 ・放射生物質の影響について諸説あり、未知の部分も多い中 100bq/kg 1,3,7,11 は高い。農漁業や食品、メーカーへの不信は 500 だった時のまま、引 き続き購入の際に警戒することになりそうです。 ・特に乳幼児や妊婦を含む若い人たちの基準は事故前のものに近づけ てもらえないと、日本で安心して子どもを産み育てるのが益々難しく なってしまいます。 ・基準の設定と同時に、全国の土壌や食物を検査し公表、福島県だけ が不利にならないようにして欲しい。 ・それから、放射性物質の食物への移行の特徴や傾向、除去や軽減の ための食品の選び方・調理方法・食べ方の注意などを徹底して周知し て欲しい。 今後、何かあるたびに、この基準が世界中で例に挙げられます。どう か日本ならではの、きめ細かい配慮を是非、宜しく、お願い致します。 715 そもそも「暫定規制値」とは何なのでしょうか。私個人としては事故 後いきなり詳しい説明もなく打ち出されたという印象です。突然こん 4,7 別添2 な大きな数字になって大丈夫なのでしょうか。暫定とは、いつまでな のか、この数字がいつまで続けば健康上問題となるのか。ともかく何 も判らないことが不安なのです。 改正するにしてもしないにしても、この一年の暫定規制値が健康に及 ぼす影響についてはご説明をいただきたい。 尚、基準値については、引き下げるには時期尚早ではないでしょうか。 せめて検査体制が整うまでは暫定規制値のままで良いのでは。 あまりに基準を厳しくしてしまうと、イレギュラーなものが出たとき に不信感がつのるだけです。 ここ 1 年見聞きしてきた限りでは、皆が一番不安なのは「市場に出回 ってるものは安全だといいながら、どうして放射性物質が検出される のか」ということだと思います。数字が下がれば皆一応は安心するで しょうけれど、下げたことによってイレギュラーなるものが頻出する ようでは、これまでより更に不信感がつのる結果になりかねません。 きちんとした検査体制が整うまでは、今の規制値を続ける方が良いの ではないでしょうか。(もちろん、前述したように暫定規制値につい ての十分な説明をいただけることが前提です。) 乱筆乱文失、致しました。よろしくお願い致します。 716 改正の概要 1.について チェルノブイリ時、ポーランド政府は子ども達への緊急対策を採りま した。 (不足の粉ミル 4 歳以下の子どもには原則として粉ミルクを飲ませる。 クはオランダより緊急輸入) また、 ”Publ.111 Application of Commission’s Recommendations to the Protection of Individuals Living in Long Term Contaminated Areas After a Nuclear Accident or a Radiation Emergency” にもありますとおり、少量を長期間内部被ばくすることによる蓄積が 懸念されます。育ち盛りの子ども達の健やかな成長のために何をする べきかを国としてどうとらえ、どう言う指針を示せるかについて対応 が迫られています。 前述のポーランド政府の対応、及び ICRP の論説を見て果たして、 50Bq/kg の乳幼児用食品や牛乳が子ども達にとって安全だといえるの でしょか? ALARA の原則に則って、特に感受性の高い未成年者における更なる被 曝軽減を求めます。 事故以前の食品中のセシウム含有量は 0.1Bq/kg 以下でありました。 1,3,7,11 別添2 現状、東日本では外部からの被曝もあり、また砂埃、花粉、大気(瓦 礫なども含め)からの(IAEA は除染の基準を事故前の 2 倍以上を推奨 しています。)内部被曝も考えられる状況ですので、できる限り食品 は安全なもの 1Bq/kg 以下を求めます。さらにはセシウムの存在はそ のほかの核種の存在とその被曝を示しております。 この国の未来に対してあらん限りの誠意を尽くしていただきたいの です。 改正の概要 2.について 1.の現実に向けて可及的速やかに、 検査体制の充実、及び、人員の教育、充足などを行っていただきたい です。検査体制については CS 毎の計測を行い、基準値を遵守するよ うにしていただきたい。その場合の保証はきちんと酪農家の方に提示 していただけるようにお願いしたい。また、基準を超えた場合の酪農 家への技術指導なども十分に行っていただきたい。 以上 717 「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及 び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物 質に係る基準値の設定)等について(概要)」の「1.改正の背景・趣 旨」のなかで、「厚生労働省としては、より一層、食品の安全と安心 を確保するため、食品中の許容することのできる放射性セシウムの線 量を、現在の年間 5 ミリシーベルトから年間 1 ミリシーベルトに引き 下げることを基本として、薬事・食品衛生審議会において新たな基準 値設定のための検討を進めてきたところである。」とありますが、食 品摂取による被曝の許容量を年間 1 ミリシーベルトとすることについ ては、異論があります。 被曝は、食事による体内被曝だけでなく、呼吸による体内被曝・自然 界から受ける外部被曝・原発由来等の人工的放射線から受ける外部被 曝があります。 また、核種をセシウムだけ取り上げていますが、食品中にセシウムと 同時に他の核種も含まれる可能性があります。そうなれば、計算上よ りも、実際の被曝量は多くなるはずであり、そのことが考慮されてい ないようです。 食品摂取による被曝許容量の基準値を検討するのであれば、まず、第 一にこれらの体内・外部被曝の総被曝量を調査することが前提として 必要であり、そのデータが明らかにされておりません。 体内・外部被曝の総被曝量がわかることで、以下に提案する総被曝の 1,2,7,9 別添2 年間許容量を守るための基準となる、食品摂取による年間被曝許容量 の計算がはじめて可能になると考えます。 ICRP は放射線について発癌と遺伝的影響に関して閾値はないもの、と 考えています。また、ECRR は一般人の許容限度量を年間 0.1 ミリシー ベルトに引き下げるべき、と主張しています。以上の観点からも、食 品からの被曝許容量は年間 1 ミリシーベルトとするのは許されないも のである、と考えます。 ECRR の提言の通り、外部被曝・体内被曝の総被曝量の上限を年間 0.1 ミリシーベルトとしたうえで、これを守るための食品摂取による体内 被曝の年間許容量を再考すること。加えて、すべての食品に対して放 射線測定と、その結果となる含有放射線量の表示を義務付けることを 求めます。 放射線測定等の財源が必要であれば、日銀引受国債を提案します。 以上 参考文献「内部被曝の脅威」筑摩書房・刊 125、126 頁 718 ・ヨウ素を測定して下さい。 1,3,7 ・乳幼児・子供は放射能への感受性が強いです。 ・子供たちの命がなければ国は成り立ちません。 ・日本の宝である小さな命を守る基準値の設定をお願いいたします。 ・利権などに振り回されない仕事をしてください。真の官僚の姿を見 せてくださる方いませんか? ・生まれてくる命、いま生きている小さな命、子供達を守ることおね がいします。 ・子供達に目線を向けて下さい。 719 1、意見の趣旨 当会では、①算定の基礎になる年間線量については、高線量の地域も 考慮し、年間 1 ミリシーベルトではなく、0.1 ミリシーベルト以下に する。②一般食品・乳児用食品、牛乳の基準値をさらに下げる。③主 食の米、小麦については、多量に食べるため、区分を独立させ、厳し い基準値が必要。④乳児用ミルクはゼロを基準にすること。と考えま す。 2、意見の理由 ①基準値が 100 ベクレルに下がったことは 1 歩前進です。しかし、そ の根拠の基準値を年間線量 1 ミリシーベルトとしたことは、大きな問 題です。 外部線量が高い地域においては、外部被曝のみで許容線量の 1 ミリシ 1,3,5 別添2 ーベルトを超える地域があります。高線量の地域を考慮し、食品衛生 法上の基準値を全国一律とするならば、食品経由の内部被曝は、年間 0.1 ミリシーベルト以下とすべきです。 ②一般食品が 100 ベクレル、乳児用食品が 50 ベクレルとなっていま すが、乳児も離乳食で毎日一般食品を食べていることを考えると、一 般食品の規制値はもっと低くすべきです。 ③とりわけ、主食のお米、小麦については、毎日多く摂取する食品で すので、厳しい基準が必要です。 ④また、乳児用食品が 50 ベクレルという値も、とうてい容認できま せん 放射線が遺伝子の DNA を切断したり、発生する活性酸素によって間違 った遺伝情報が伝わることは専門家から報告されています。低線量の 放射線からでも、全身に各種の病変を起こすことは、チェルノブイリ 事故後の地元の大学の調査から明らかにされています。 乳児は脳神経系が盛んに発達する時期です。細胞分裂が盛んで、生後 3 か月で体重は 2 倍に増えるほど成長します。50 ベクレルなら安全と いう保障はどこにあるのでしょうか。ミルクは低月齢ほど唯一の栄養 源です。汚染されていないものちを与えるべきで、ゼロを基準にすべ きです。 ウクライナでは野菜の基準値は 40 ベクレル、ベラルーシでも 70 ベク レル、果物は、ベラルーシでは 40 ベクレルです。ウクライナの一般 の野菜の基準よりも、日本の乳児用の食品の基準のほうが高いという ことは、日本は、乳児を大切に考え、その命と健康を守ろうとしてい ないのではないかと思われ、とうてい納得がいきません。 低線量被曝は被害が明らかになるまで時間がかかり、被害が起きてか らでは取り返しがつきません。 日本の未来を担う子どもたちを内部被曝から守るためにさらに厳し い基準を求めます。 720 「乳児用食品と牛乳について 50Bq/kg から 100Bq/kg にゆるめてもよ い」という答申案をまとめているそうですがり、文科省は、子供の教 育をあずかる機関でありながら、おそろしい決断をしているとしか思 えません。50Bq/kg でさえ多いのです。 子供は放射性物質への感受性が強いのは、当然ご存知のはずです。日 本の子供を殺したいのでしょうか。文科省のみなさんも、子供さん、 お孫さん、いらっしゃいますよね。想像してみて下さい。ご自分の子 供さん、お孫さんが食べもので、病気させられ、下手したら死んでい 1,3,11 別添2 くのですよ。死ななくても将来、その子供は、まともな子供を産めな い確率が増えるのです。 学校給食についても、すべての学校で産地公開、放射線量検査をして 下さい。そして、お弁当持参を許可する書面を全保護者に出して下さ い。せめて、牛乳、キノコ、タケノコ、牛肉、海産物の使用をやめて 下さい。 汚染牛肉を 18 万人が食べてしまったことも真摯に考えて下さいね。 未来のために、人間としての決定をお願いいたします。 721 ・食品の放射性物質の基準値を下げる変更計画に賛成です。 3,11 ・今回の変更よりもっと厳しくすることも、近い将来すすめていただ きたいと願いっています。 ・検討審議の過程で、福島県内の外部ヒバクが通常よりはるかに多い 地域の乳児、幼児、若年者について、外部・内部ヒバクを合わせたリ スクの考慮が不足しているのではないかと疑問を持っています。 ・私たちの健康を守る、安全側にたって予防に努める、そのようなお 仕事を期待しております。 722 <意見> 1,7 1.全国の食品の検査をすぐにでも始めて下さい。 2.ヨウ素、セシウム以外も測って下さい。 3.第一に玄米、精米を全国で測って下さい。 4.測定値は数値を公開して下さい。 5.基準値は高すぎると思います。 723 ・放射能には、これ以下なら安全というしきい値は、ありません。こ れが国際的に合意がとられている立場です。日本政府がよく非難基準 などの根拠として引用する国際放射線防護委員会(ICPR)の立場でも あります。日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最 小限となるよう、予防措置も含めとっていく必要があります。人工放 射線は本来体に取り込むべきではないことを前提に、以下意見を述べ ます。 ・外部被ばく、内部被ばく併せて 1 年間 1 ミリシーベルトを超えない 値に。 まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間 1 ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間 1 ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることのできる食品からの被ばくは、より厳しくするべきです。 1,2,3,6,9 別添2 外部被ばくと内部被ばく併せて年間 1 ミリシーベルトとなるように基 準を設定するべきだと思います。 ・チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に。 ・ベクレル表示などの情報提供を。 ・より放射線の影響を受けやすい子供・妊婦には、厳しい基準値を設 定して欲しい。 ・例外なく一斉に基準の引き下げを。 すでに生産されたもので基準を超える食品については、汚染者負担の 原則に基づいて政府が買い取って東京電力が賠償すべき。 724 1.基準引き下げは、ICRP-Pub.111 における「現存被ばく状況下」の放 射線防護の考え方をまったく無視しており、実施に移すべきではな い。 今回の事故後の放射線防護は、ICRP-Pub.111 の勧告に従って対応を進 めるべきであり、そうでなければ将来行われるであろう事故後の対応 に関する国際評価に耐えることはできないだろう。とくに昨年 12 月 26 日に緊急事態が解除された後は、 「現存被ばく状況下の管理」への 移行期に入りつつとあることをしっかりと認識して対応を進めるべ きであり、今回の食品中の放射性物質の基準値設定も、それと整合的 におこなわれるべきである。 この観点からは、昨年 11 月 24 日の放射性物質対策部会において、文 科省より放射線審議会基本部会公表資料(参考資料 5)が配布され、 「これまでの平常時の公衆に対する放射線防護策に代わって、現存被 ばく状況下に対応した方策を適用すべき」との意見が伝えられてい る。 しかるに、昨年 12 月 22 日に公表された放射性物質対策部会報告(以 下「部会報告」)では、従来の暫定規制値のもとでも「食品からの実 際の被ばく線量は十分に低いレベルにある」ことを検証した上で、な お「合理的に達成できる限り線量を低く保つという観点に立ち、より 一層、国民の安全・安心を確保する観点から、介入線量レベルを年間 1 ミリシーベルトに引き下げることが妥当と判断した」と結論付け、 「現存被ばく状況下の管理」との関係がまったく述べられていない。 今回の基準引き下げは、10 月 27 日の食品安全委員会の食品健康影響 評価に基づく答申(追加的生涯累積線量で 100mSv 以上は放射線によ る影響が見出されるとする)を受けて提案されたとしているが、その 答申自体が、計画被ばく状況下の放射線防護的な視点でとりまとめら れたように見受けられる。 4,10 別添2 以上により、今回の基準引き下げは、ICRP-Pub.111 における「現存被 ばく状況下」における放射線防護の考え方から完全に逸脱しており、 放射線審議会基本部会が提示した考え方も全く無視している。この時 点における基準引き下げは、今後の避難民の帰還に向けた様々な施策 に大きな混乱を生ずるばかりでなく、日本国政府の事故後対応におい て、放射線防護の観点での統括機能が欠落していることを内外に示す ことになるので、ぜひ実施は見送り、ICRP-Pub.111 に立ち返って再検 討していただきたい。 また、もし厚労省として、すでに ICRP-Pub.111 は考慮済みとするの であれば、この段階で特に重要な「防護の最適化」の観点から、食品 衛生分科会や放射性物質対策部会で、いかなる検討を行い、それが「部 会報告」のどこに生かされているのか、一般国民に分かる形で具体的 に報告書に明記し、ご説明願いたい。 また、この時点で「放射線セシウムについて食品から許容することの できる染料を、年間 5 ミリシーベルトから 1 ミリシーベルトに引き下 げる」ことが、 「現存被ばく状況下に対応した方策」や「参考レベル」 の考え方とどのように整合するのか、一般国民に分かる形で解説をお 願いしたい。 2.新基準値の適用は 0.008mSv/y という瑣末な被ばく低減を達成ため に、避難からの帰還住民の農業再建をより一層困難にするので、「防 護の最適化」に反する。 新しい基準値に基づく放射性セシウムからの被ばく線量は 0.043mSv/y であり、暫定規制値を継続した場合に比べ 0.008mSv/y 下 がると試算されている。この低減効果は、自然に存在するカリウム 40 から日本人が平均 0.41mSv/y の被ばくを受けていることと比べれば、 ほとんど意味のない低減効果である。 その一方で、暫定規制値から新基準に移行することにより、食品の基 準値超過割合は、下図に示すように、概ね倍から 10 倍程度増加する と予想される。このことは、福島県民、特にこれから故郷に帰還する 避難住民のうち、農業従事者の生活再建を著しく困難にすることを意 味する。従来の暫定規制値の下でも、一部のコメの規制値超過で大き な混乱が生じたことや、伊達市などの柿生産農家が出荷自粛を余儀な くされた実態などを考えると、今後除染により一定の改善が期待でき るとしても、その具体的効果が十分に確認されていない段階で新基準 を適用することは、福島県民(特に避難住民)の農業再建の夢と意欲 を奪うことになる。その一方で被ばく低減効果は前述のようにきわめ 別添2 て瑣末なので、新基準への移行はまったく「防護の最適化」から逸脱 している。 【新基準に移行した場合の基準超過割合の増加率(12 月 22 日放射性 物質対策部会資料 5 のデータより算出)の図あり】 3.基準引き下げは、0.008mSv/y という瑣末な被ばく低減を達成ため に、食品モニタリング検査のための人的、財政的負担を 5 倍近く増大 させ、その点からも「防護の最適化」に反する。 基準値を引き下げると、食品モニタリング検査に必要な時間は逆比例 的に増大する。したがって、基準値を 5 分の 1 に引き下げた場合、引 き下げ前と同じ測定の品質を維持するためには、測定時間を 5 倍にす る必要が生じるため、検査装置や測定要員を大幅に増やす必要が生じ る。0.008mSv/y という瑣末な被ばく低減達成のために、そのような対 応を図るのは、 「防護の最適化」の観点からは容認しがたい。 4.一般食品の基準値は、乳幼児に対してはすでに 3~4.6 倍の安全余 裕を持っているので、「乳幼児食品」及び「牛乳」の限度値をさらに その 2 分の 1 に下げるのは過剰である。 一般食品の基準値を 100Bq/kg とした場合、 「部会報告」の表 1 から明 らかなように、実態として 1 歳未満の場合には 4.6 倍、1~6 歳の場合 「乳幼児食品」 は約 3 倍の安全余裕をすでに持っている。したがって、 及び「牛乳」の限度値をその 2 分の 1 とした場合は、実態として 6~9 倍の安全余裕を持たせることになり、明らかに過剰対応である。 基準に過度に引きさげると、結果的には基準超過の割合が増え、かえ って社会的混乱を助長する。その一方で、セシウムに対する基準値を 2 分の 1 に下げても、カリウム 40 も含めた全体の被ばく線量は有意に 下がらず、安全が実質的に向上することにはならない。したがって、 「一般食品」の基準値の 2 分の 1 にすることは、「防護の最適化」の 観点からは明らかに誤った判断である。 乳幼児を持つ母親が、乳幼児用の食品や牛乳の汚染にたいして不安を 感じているのは事実であるが、その不安解消のためには、無節操に基 準値のみを引き下げるのではなく、暫定規制値のもとでも実際の内部 被ばくは十分低く管理されて来ているという事実を、データを示して 丁寧に説明することで理解を深める努力をまず行うべきであろう。安 易な基準値引き下げはかえって社会的混乱を招く。 (以上) 725 チェルノブイリ事故を受けたウクライナでは水の基準値が 2bq、主食 のパン 20bq と聞きました。これと比べると今回の変更案はかなり高 1 別添2 いよう感じます。 ウクライナと同レベル以上の厳しい基準値の設定を望みます。 726 日本が厳しい食品基準を示すことで、諸外国に対して安全性をアピー 11 ルする事が可能となる。現在日本は、アジア圏からの観光収入を無視 する事が出来ない。その観点からも食品基準を引き締め諸外国に安全 をアピールする事は重要である。 また、放射線によるストレス被害が全国に広がっている。放射線によ る直接的な影響が議論されているが、間接的な影響についての議論が なされていない。福島の原子力発電所の事故以前、国民は放射線によ る食品汚染の心配をせずに生活してきた。国は事故以前に定められた 安全基準を順守する姿勢を示す事により国民の放射線ストレス障害 を減少させ、健康を守るべき姿を明確にするべきである。 727 経済を子供の命より優先させる決定ばかりだと残念に思います。子供 1,3,9 の食べ物には0ベクレルを目指すのが本当。せめてベクレル表示をし てください。買う買わないの選択の自由を与えて欲しいです。 728 東電福島原発事故後から、我が子や友人知人の子ども達の健康被害が 1,3 出ています。何日も続く鼻血や下痢、紫斑、寝不足ではなくても目の 下のクマができたり、アレルギーの悪化、心臓の痛み、甲状腺やリン パの腫れ、血液検査で異常数値、尿からセシウム検出、爪からウラン など多くの核種検出等です。毎年多くの子ども達を見ている習い事の 先生は、昨年は同時期に何人も鼻血を出す子がいて、こんな事は、過 去にはなかったとおっしゃっていました。子ども達も学校で何人も友 人が鼻血を出したと言っていました。高過ぎる暫定規制値による内部 被曝は深刻です。 新基準値 100 ベクレル/kg は、子ども達の内部被曝、健康被害を増大 させます。諸外国の日本食品の輸入停止、諸外国の基準値の低さ(4 ベクレル/kg 等)東北関東の多くの子ども達は公開されなかったスピ ーディのせいや、行政の判断の甘さにより、普段通り学校幼稚園保育 園に行ってしまい、すでに外部被曝や、呼吸による内部被曝をしてし まいましたから、1 ベクレルでも少ない食べ物を食べさせたいです。 理想は 1 ベクレル以下の食べ物を食べさせたいのが親心です。どうか お願いします。子ども達のために英断をお願いいたします。 729 乳及び乳製品中に含まれる放射性物質に係る基準値の設定を、基準値 上限 50Bq/kg 未満に設定頂けますようをお願い申し上げます。 全日本国民の為、ご査収の上、宜しくお取りはからい頂きますよう、 お願い申し上げます。 1 別添2 730 日本の子どもたちに課す放射性物質の基準はあまりにも酷すぎます。 1,3 厚労省には、子どもの命と健康を守る気はないのですね。 憲法違反だと思います。 731 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はない、と専門家は言いま 1,2,6,9,1 す。国際的にもそうですし、日本政府がよく避難基準などの根拠とし 0,11 て引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。日本 政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となるよ う、予防措置も含め、とっていくべきです。 「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、外部被ばくも内部被 ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在の法律と矛盾してい ます。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミリを大幅に超える地 域も広く存在するのですから、気をつければ避けることができる食品 からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被ばくと内部被ばく併 せて年間1ミリシーベルト以内となるように基準を設定するべきと 考えます。 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 732 今は、まだ、この事故によってこれからどういう影響が出るか、わか らない時期であり、この時期に文科省の答申にあるような安易な基準 緩和を行うべきではないと考えます。 3 別添2 ましてや、小さな子供の口に入る食品や毎日子供達が学校幼稚園で否 応なしに口にする牛乳の基準を緩くするなど言語道断。厳しすぎるく らいの基準を国が定め、未来を担う子供達を守る…という姿勢が見ら れないから政府に対する不信が拭えないのだと思います。 福島県の子供達は外部被曝も事故以前よりずっとしているのです。到 底、緩い基準は認められません。 733 幼児の基準値が100ベクレルは依然高すぎます。よちよち歩きの1 1,3,9 歳の子にも100ベクレルです。ウクライナですら基準値は小児は3 7ベクレル、ドイツでは小児は4ベクレルです。 500ベクレルから基準値が下げられたのは評価しますが、決して低 くありません。経済や流通も大事かもしれませんが、それよりも大事 なのは人の命です。幼児は1日10ベクレルでも健康を害するとおっ しゃる学者さんも沢山います。 東日本大震災前は日本でも基準値が10ベクレル未満だったので、そ れを本来は基準にすべきです。どうしても高めの数値のものを(10 ベクレル以上)流通させたいならば条件を付けるべきです。 ○未成年・これから子どもを設ける人は飲食させない。 ○数値を表記する。 ○自己責任で応援してもらうスタンスをとる。 国から安全と言われ、信じて泣くのは、子どもとこれから子どもを産 む人です。命と健康を第一に考えてください。特に若い世代には。 734 日本政府が避難基準などの根拠として引用する、国際放射線防護委員 会(ICRP)の見解でもある、【外部被ばく、内部被ばく併せて年間1 ミリシーベルトを超えない値】にするという考えにのっとって、放射 能による被害が最小限となるよう、予防措置も含め基準値の設定をす べきです。 「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、外部被ばくも内部被 ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在の法律と矛盾してい ます。暫定基準値で予想外の放射能を取り込んだ身体に、これ以上の 不要な被曝をさせないためにも徹底すべきです。未だ、空間線量だけ で年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつ ければ避けることができる食品からの被ばくは、当然、より厳しくす るべきです。 外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるよ うに基準を設定するべきと考えます。また、子供と妊産婦に同じ基準 を適用しないよう、別途新たな基準を早急に設定し、今後、日本政府 1,2,3 別添2 が国際社会から信用を取り戻す第一歩にするべきです。 735 食品中の放射性物質に係る基準値の設定は水は1ベクレル/キロ以 1,7,9 下にしてください。他の食品も、全部10分の1にしてください。他 の核種、シトロンチウム・プルトニウムも設定してください。何より、 測って表示するのを義務付けてください。国民を白血病・骨肉腫・癌 から守ってください。 736 こちらでは 年間被曝線量が 約 10mSv にも達します さらに 呼吸 1 による吸入被曝と食品・飲料水からの経口被爆を合算すると 相当量 の外部+内部被曝となります できる限り 経口被曝を最小限にするように 飲料水並みの 10Bq/Kg で 基準値を統一して頂きたい 全ての飲料水・食品の許容限度上限 を 10Bq/Kg とすることを要望します 737 そもそも放射性物質は毒物です。だからこそ表向きは厳重に管理され 1,9 てきたはずです。利権だけを重視した組織でいい加減に管理してきた 結果、事故を起こし毒物が日本中に拡散したのであって、その責任を ごまかすのはやめてください。 人体への影響は分からないのではない。そのデータを軍事機密として 隠してきたことはすでに明らかです。 少量であればOKなのではなく、可能な限りゼロにする努力を。それ ができないのであれば、せめて全て検査して放射線量を表示したうえ での販売を徹底させるのがあなた方の仕事です。 今の判断次第で、あなた方が近い将来、裁判にかけられることをお忘 れなく。 738 ご意見: 1 厚生労働省 ご担当者 様命の問題です。困難な課題だと思いますが、 厳格な基準値の設定をよろしくお願い申し上げます。 739 食品中の放射性物質の基準値については、せめて現在の規定値よりも 上げないでいただきたいと思います。基準値を上げることの利点が一 つも見当たりません。基準値を上げるということは、現在その規定に 引っかかっている食品が流通するということです。それにより、今、 助かる農家の方がいるかもしれませんが、健康被害はより広がること になります。放射性物質による健康被害は誰が責任を取ってくれるん でしょうか?そして、たとえ責任という言葉で賠償金をいただいたと しても、健康を取り戻すことはできません。しっかりと考えていただ きたいと存じます。 また、国民にもう少しわかりやすく、現在の暫定規定値なるものの根 8,11 別添2 拠を示していただきたいです。そのような大切なお仕事は、あなた方 にしかできないことなので、どうぞしっかり公務を全うしていただけ れば幸いです。 大変なお仕事かと思いますが、国民のため、ご自身のためにも、どう ぞよろしくお願いいたします。 740 4 月から食品中の放射性物質の基準が新しくなるようですが できる 1,3 だけ低い値でおねがいしたいとおもいます。 人工的な放射性物質はもともと自然にはないものでありで 基本的 には微量でも口にいれるべきではないとおもいます。 まして乳幼児は大人の 100 倍感受性があるときいています。100 ベク レルのものでも乳児にとっては 10000 ベクレル相当のダメージがある かとおもいます。 放射線の影響で遺伝子が変異すると影響は 1 代かぎりではないともき いています。せめてドイツの基準の乳幼児 4 ベクレル/kg くらいまで さげていただけたらとおもいます。 741 手短に済ませますが反対です。根拠の所在も不明です。繰り返します。 11 反対です。 742 食品の放射性セシウムの新基準値案を審議していた文部科学省の放 1,3 射線審議会で2月2日、食品の区分における乳児用食品の基準値を1 キログラムあたり50ベクレルから100ベクレルへ緩めてもよい とする答申案をまとめたとのことだが、断じて許容することはできな い。以下、その理由。 乳幼児を最大限守るべきときに、企業側の都合をおもんぱかるなど公 序良俗に反する。ここは健康被害を極力抑えるために、企業側の都合 ではなく、乳幼児の命を優先せよ。いまはまだ、基準値を緩和するだ けの合理的な理由に乏しい。逆に基準値をより厳しくすべきである。 あと数年待て。 以上。 743 乳児食品に関して、有害な放射性物質は 0 ベクレルでなければならな いと思います。原発事故による放射性物質放出で国民は被ばくをさせ られた上、食品も汚染されたものを許容することは出来ません。 国として、責任をとるということは、いままで国策として推進してき た原子力を反省し手を引き、国民の健康を守るために法律を作ること だと思います。まず食品の安全を守るために、保健所を通して、食品 会社の商品、工場内のモニタリング、環境を整備していただきたいで す。 1,3,7,11 別添2 また、福島や東北、関東近県に対して、安全性が確認できないものは、 国が責任をもって買い取る仕組みを作っていただきたいです。よろし くお願いします。乳児食品は 0 ベクレルでお願いします。 744 内部被曝が近い将来、子供、成年に健康が大きく影響されること数年 1 後に列島全体に影響を及ぼすであろうことを、大変懸念しています。 流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い 申し上げます。 食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理的 に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考え ます。 745 欧州では年 0、1 ミリシーベルトの基準です基準値が高いと東日本の 1,3 農産品は買えません 子供の基準値は厳しくドイツと同じレベルにしないと 安心にはなり ません 子供命のリスクを少しでも減らすように厳しい基準値をお願いしま す 746 福島第一原発事故当時から、12月まで栃木県小山市で暮らしていま した。 身の回りにそれまで無かった放射性物質が存在し、雨どい下などに高 濃度でたまっている土地での生活は、常時余計な外部被曝をうけ、ま た福島第一原発由来の放射性物質が付着した土ぼこりなどを吸い込 むことによる内部被曝を、いくら気をつけても避けられない状況で す。これは小山市だけではなく、福島県初め広い範囲で起こってしま っている現実です。 低線量被曝の影響がわからないとはいえ、いくら気をつけても避けら れない被曝がある以上、累積被曝線量は少しでも少なくしたいと考え ます。今までなかった被曝を受けている以上、特に食品由来の被曝は できうる限り避けたいのが心からの願いです。 事故が起こってしまったからといって、暫定基準値よりも数値を下げ たとはいえ、事故以前よりも高い基準値を維持することは受け入れが たいものです。 食品の放射性物質に係わる基準値については、福島第一原発の事故以 前と同じレベル、さらには外部被曝を考え合わせれば、それ以下にす ることが、特に感受性が強い子どもたちを守るためには必要であると 考えます。 また、高い基準値のままでは、安心して東日本の食品を買うことはで 1 別添2 きません。国民に不安を与える基準値は、商品への不信感につながり、 東日本の農業や食品業からの客離れを誘発し、産業自体に打撃を与え るものでもあると考えます。産業を守るためにも、より厳しい基準値 の設定を望みます。 747 乳幼児用の牛乳や粉ミルクの基準値を上げたら誰も買いたくないで 1,3,11 すよね。それでもお金がない人は買わざるを得なくなります。そんな 危険なものを流通させないで下さい。私からするとあなた方は狂気の 沙汰としか思えません。他人事なんですね。 自宅では買わなくても、自治体がそれを受け入れたら保育所、幼稚園 などの給食ではそれが平然と出されるのです。私はそれを飲ませたく ないのですが、場所が福島から離れていると多くの人々の心は油断し ていますから放射能のことを言いだすと「何を神経質な」となるので す。子供にそれで支障があってもいけないのでかなり言い出しにくく 非常に悩んでいます。が、私は子供に放射能入りの牛乳やミルク、そ の他の食べ物を食べさせたくない。一刻も早く汚染されたすべての土 地からの食べ物の流通をストップすることを強く要望します。こんな のチェルノブイリ後のヨーロッパの人たちの行動から比べるとおか しい。国民を愚弄しているとしか思えない。本当に言いたいのは「い い加減にしろ!」ですよ。 (私どもは東京から自費避難しました) 748 乳幼児用には更なる厳しい基準を適用してください。セシウムだけで 1,3,7 はなくほかの核種に関しても検査、基準の設定をしていかないと、子 供たち、さらには日本の未来に暗雲が経ち込めることになるでしょ う。未来を見据えた検討をよろしくお願いします。 749 チェルノブイリよりも酷い福島原発事故に苦しめられ県民でさえた 1 も県産は買わない中において4月からの基準値が高いとの意見には 驚愕です。本当に生産者の経済を考えるならもっと厳しくするべきだ し何故買わないのかを考えたら自ずと答えはでるはず。チェルノブイ リ事故教訓にするならウクライナ基準値より高いのは絶対におかし い。福島ならず日本の食品が安全だと全世界に胸を張って言えるウク ライナ基準値よりも低い設定にして頂きたいと心の底からお願い致 します。福島県民としても安心して食べれるものを市場に出して欲し いです。そうしていただかないと福島県は逆に潰れてしまいます。 750 一部の食品について、その含有する放射性セシウムの濃度に関して経 過措置を設けることについて反対いたします。 経過措置を設けることにより、高濃度の放射性セシウムを含む食品が いったん市場に流通することを許可してしまえば、実際に低濃度に規 6 別添2 制をかける時期になっても、冷凍・乾燥などさまざまな形で保管され た高濃度の材料が製品化されて流通してしまい、全品検査を行わない 限り流通を阻止することができません。 経過措置はとらず、ご提案の新しい基準値を可及的速やかに採用して くださいますよう、お願い申し上げます。 751 千葉県東葛地域は福島県いわき市並みの放射線量が測定されるいわ 1,3 ゆるホットスポットになってしまいました。このエリアの学校は余震 もまだあるなか3月14日から普通に学校があり、子供たちは登校し ていました。3月15日16日21日22日頃は特に関東で放射線量 が高くなりましたが、大半の子供たちは自宅待機も遠方への避難もせ ず、大量の放射線を浴びてしまいました。福島県をはじめとする放射 線の影響を受けたエリアの子供たちは、大量の被ばくをしています。 わたしはこれ以上子供たちの被ばくを絶対に増やす要因を残したく 」といわゆる専門家 ありません。 「低線量被ばくの影響はわからない。 の皆さんはおっしゃいますが、わからないのだから、安全、大丈夫、 ともいうことができないはずです。もうこれ以上の不安要因はできる だけ避けるべきだと考えます。内部被ばくを引き起こす食品の放射線 量の基準値は、限りなくゼロに近くするべきだと思います。そして国 やいろいろな分野の専門家の方は、生産者に対してゼロにできる環 境、情報や技術の提供を、迅速にしていただきたいと思います。また、 これは全国に被ばくを拡げる事の無いよう、国の定める基準値はゼロ に近い値とすべきだと考えます。 752 ただちに健康に影響を与えない値という基準値にはもう騙されませ 1 ん。子供だましの基準値のままではいつまでも「風評被害」は収まり ません。東電のつけを、国民の健康被害で済ませないで下さい。日本 で子供を育てて住む気になりません。 753 食品の基準値を 100bq/kg にすることに憤りを感じます。子ども達の 健康の安全を確保するには、本当ならば 1bq/kg も身体に入れても良 いはずはありません。子ども達の身体の中に、何のメリットもない放 射性物質を入れるのはあってはならない話です。子どもは放射線の影 響を受けやすい、しかも内部被曝となれば、外部被ばくよりもさらに 配慮をすべきことです。 世界一厳しい基準で対応し、あれだけの原発事故で晩発性放射能健康 被害を出さなかったと後世に評価されるような基準を作っていただ きたいと考えます。加工の段階で濃縮されることも懸念されますの で、基準値は 1bq/kg を希望します。 1,3 別添2 754 乳児用の食品を引き上げる事に、反対致します。50㏃でも高す 1,3 ぎるのに。 乳児用食品だけでも、4㏃以下にすべきです。 755 乳幼児製品と牛乳について、基準値を緩和する答申を出そうとしてい 1,3 るらしいですが、今の基準値でも高過ぎる安全とは言えないのに、と んでもない話だと思います。 日本民族存亡の危機的状況にあって、あの時の政府の安全対策は最悪 だったと後世まで語り継がれることになると思います。もっ志の高い 政治をお願いいたします。 756 50bq が 100bq に緩和されるというのは単純に考えて今までの倍になる 1,11 という事ですか。 何か全国民が納得するだけの根拠は示しましたか? こういった形でコメントを求めても、大多数はその事すら知らないと 思います。 テレビでたくさん報道され、新聞雑誌に掲載され、あまねく国民が知 り得て納得して良いと判断し、過半数以上が賛成しましたか? そのために十分な時間と手順を費やしましたか?こんなやり方は卑 怯この上ないと思います。 757 食の安全が不透明過ぎて、どうしたら良いのか悩み始めてしまいまし 1,7,9 た。このままでは、偏った栄養摂取になったり、食品を買うことに対 する不安から、何を食べたらいいのか、子供に食べさせて大丈夫なの か、精神的にまいってしまいそうです。 食品の安全基準値を厳しくして頂くと共に、全食品の放射能汚染の測 定、公表の義務化をお願いします。 さらに、食品の測定に、ストロンチウムが検出されないと聞きました。 牛乳に潜んでいる可能性が高いようです。 そういった隠れた物質についても不安はつのります。国民が平等に不 安から解消されるよう、 ぜひご尽力お願いいたします。 758 射線リスク最小化のための提言」に書かれているように「乳児、子ど も、青少年に対しては、1kg あたり 4Bq 以上の基準核種セシウム 137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。 成人は、1kg あたり 8Bq 以上の基準核種セシウム 137 を含む飲食物 を摂取しないことが推奨される。」という基準を日本でも設けてくだ さい。食品は毎日摂取するものですから本来、特に子供達は0ベクレ ルを目指さないといけないと思います。これからの日本の未来は子供 1,3 別添2 たちが作るのです。子供たちの現在と未来の健康を守る基準値の設定 をお願い申し上げます。 759 3.11 以前は日本では1日平均で、1ベクレルも食べてなかったんで 1,3 す! そして、冷戦下で大気圏核実験があった影響があった、60年代でさ えも、1日5ベクレルも摂取してなかたんです、その頃子供の人はガ ンとか白血病多かったではないですか、つまりその量でも危険って事 ですよね。 原発事故以前は、取り込みやすい食材以外は、ほとんどが、0.01 とか で、多めでも 0.1 程度だったのですから、それを基準に考えるべきで す。 どんなに多くてもキロ1ベクレルでしょう、それだって安全とはいい きれませんが、ガンと白血病だけではないんです、あらゆる病気の元 になるのです。 なんでも乳幼児に100ベクレルですって??とんでもないです、毒 性のあるものだって事を理解して下さい、私は、危険のあるものは食 べたくないです。 760 放射性物質を体内に取り込めば一時的な外部被曝と違い反永続的な 内部被曝になり、核分裂エネルギーを細胞が直接影響を受け損傷の程 度も高くなります。経済的価値で計ることなく、健康は、決してお金 では買う事はできないという事実に基づき、国民の、子供達、胎児、 母親達の健康を決して損なわない基準に設定をして下さい。児玉先生 が仰ったように1m シーベルト以下になりますよう意見致します。 外部被曝・内部被曝で子供・胎児には本当に細胞分裂が活発なだけに 損傷が蓄積されていくようです。イラクにおける劣化ウラン弾の使用 で大変多くの子供達は重い病いと戦い、そして次々と命を落としてい ます。子供達になんの責任があるのでしょうか。そして、被曝の影響 は代々及ぼすということです。今、経済合理性という従来の考えで基 準策定がされることのないよう、また、低線量被曝による経済的損失 は計る事は出来ない、つまり人の健康と命は経済価値には置き換える ことは出来ないという明白なことを申し上げ意見致します。 健康は決してお金では買うことはできません。 そして、放射性物質がまき散らされている今、子供を持つ母親達は自 らグループを立ち上げ安全な食品が手に入るようにと、放射性物質に よる被曝の影響をとてもよく調べています。そのようなグループを作 っている母親達という当事者達にも基準の策定に参加して貰い、子供 1,3 別添2 を持つ母親達という、経済活動では決して手にする事の出来ない健康 における当事者達が納得できるような基準策定をお願い致します。 761 ちょうど成長期の甥と姪がいます。低線量、とりわけ内部被曝の人へ 1,3 の影響はまだ良く解っていないとのこと。様々な研究や議論がある様 で、なかなか理解も是非の判断も難しいのですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、将来の日本を担う子供たちには、東京 電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。 762 乳児に100ベクレルなんてありえません。そもそも被曝自体がされ 1,3 るべきことではなく、それを乳児に「被曝限度枠内だからよしとしよ う」という考えが間違いですよね。事故当時から詳細を隠し、13日 の時点で東京まで汚染されてた事実まで隠していたことで、知らない うちに皆被曝させられました。そのうえ、乳児まで守る気がないので すか?女性と子供を守れない国家は滅びます。私は事故当時から東 電、保安院の会見をほぼ全て見ています。どんどん、基準が緩和され る、なかったことにされる、セシウムはのんでも大丈夫なんてことを 言う学者が出てくる。そんなおかかえ学者の意見をいいように操らな いでください。子供だけでも守ってください。自分の家族に説明でき ますか?自分の子供、孫、愛する人に食べさせることが出来ますか? TPP に参加してしまえば、いろいろな基準を超えた輸入食品が出てく るでしょう。そうなれば安心なのは国内産だけです。守ることが出来 るのは国です。国の仕事は国民を守ることです。どうか、再度検討を お願いします。私は反対です。 763 私が住む葛飾区では福島県いわき市と変わらない、あるいはそれ以上 1 の数値を計測しています。何も知らない子供達は元気に外で遊び、部 活で汗を流しています。 放射性物質の子供への感受性が高いことはチェルノブイリ事故によ り明白です。福島第一原発事故前に比べ、葛飾区を含む汚染地域の子 供達の外部被曝は数倍に跳ね上がっており、せめて内部被曝を事故前 と同程度に抑えたいと切望します。事故前と同程度、つまり一日一人 当たり 1Bq 以内におさまる基準値と検査体制の構築をお願い致しま す。 764 牛乳は、飲料水と同じように「飲む」ものであるので、飲料水と同じ 1 レベルでの適用を求めます。また、乳製品に関しては、移行率が違い ますので、粉乳や、ホエイなどには特に気をつけていただきたく思い ます。 765 放射性セシウムだけでなく、ストロンチウムなど、さまざまな放射性 1,6 別添2 物資が食品に含まれているのは、おそろしすぎます。大豆も、米もす べてにおいて、最低でも 50 ベクレルにしてください。実際、50 でも 高すぎます。 大豆やら米やらの移行期間案も撤廃してください。日本人は総被曝さ せたいとしか思えません。 未来ある子供達のために。改正お願いします。 766 牛乳の協会が「牛乳の検査を始めます!」というのも、「今更?」と 3 いう感じで見ていました。いつも、何もかも後手後手と思っています。 牛肉、腐葉土、コンクリート、中古車など。私の方が先端行ってます。 更に、子ども達の牛乳の暫定基準を上げようかという話は一体何でし ょうか?歴史は繰り返すんです!牛乳、きのこ、ベリー類等は危ない とチェルノブイリで分かっているんです! きっとお役所の人達は、勉強する暇もない位忙しいのだと思います が、日本の学者の人達のことを鵜呑みにしてたら、人殺しになります よ。ちゃんと自分達で勉強してください。チェルノブイリに行って学 習してきてください。健康を害してからでは遅いです。 767 基準値を 50 から 100 ベクレルに上げる事については断固反対いたし 1,3 ます。 放射能被曝は、ここまでなら安全という閾値がないからこそ怖いとい うのは関心がある方々なら皆さんが知っている事で、子供を持つ親と しては、それこそ日本国産の食品全てを買う事をやめてしまいたい程 気にしている事です。今の子供達が、今後成長し、全ての大人達を支 えていくという意識があれば、子供達を優先して守ろうという考えが 生まれないのが不思議で仕方ありません。今すぐに健康に影響がない =将来病気になっても責任を持つ必要がないとお考えなのでしょう か? 未来の大人より、今いる農家を守る事がそんなに大事ですか?その農 家全てに出荷規制させて子供を守ったほうが、将来的に日本の為にな ると思います。 それとも政治家、官僚の皆さんは、結局自分が死んだ後の事などどう でもよいから、子供達を守らないのでしょうか? 768 乳児の食品基準を 100 ベクレルに引き上げるのをやめてください。最 も細胞分裂の激しい時期を安全に関しては安全で臨んでください。日 本の将来を背負って立つ子供たちを念には念では守ってください。 私がもし、乳児の母ならこの国に怖くて住めません。50 でも高いと思 うくらいです。ベラルーシもウクライナも主食はもっと低いです。 1,3 別添2 769 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,3,7 きました。できる限り安全寄りの基準を設けることが重要だと考えま す。 1キロ当たり100Bq では安心できません。このように基準がゆるい と、外食をしないという選択することになると思います。 また、本日、「厚生労働省の諮問を受け、食品の放射性セシウムの新 基準値案を審議していた文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫 京都大名誉教授)は2日、乳児用食品と牛乳について、1キロあたり 50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申案をまと めた」と報道されていますが、この緩和には断固反対です。 乳幼児にはできれば 1 キロ当たり10ベクレル以下、最大でも50ベ クレルの基準にしないと、結局のところ、日本の食品を買わなくなる 人が増えると思います。 子供の感受性が高いことや個人差を考えますと、日常食一日一人当た り10Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 770 東京でも体調を崩し、西日本への移住をしている人も増えています。 1,7,11 わたしの姉家族もそうです。3名とも甲状腺異常がでたためです。も しもこれもストレスのせい、神経質なせいというのであれば、原発由 来のストレスが最低限になるように、基準値をゼロベクレルにむけて 設定して欲しく思います。 1/5の100ベクレルでは、安心して食材を買えません。先日も、 牛肉、しいたけ、給食で高い基準値のものが出ました。まずは基準値 以上のものが、出回らないように、検査をしっかりと、あとは基準値 をもっと低く。 また、外出時のマスクをできるだけ促して下さい。とくに福島、北関 東では。呼吸は、内部被曝に、食物とともに含まれます。食物で取り 込んでしまう分を補う意味でも、呼吸での放射性物質の摂取を避けた いです。 IAEA と、日本政府とがともに認める国際放射線防護委員会(ICRP) の発表では、10 ベクレル/日の摂取を 1000 日間続けると、1400 ベク レル/kg以上の体内蓄積量に達するというデータが発表されまし た(※1) 。たった1ベクレル/日でも、1000 日摂取し続けた場合に は、体内蓄積量が 200 ベクレル/kg近くに達するとさ れ、大人で も深刻な健康被害を及ぼす可能性の値に達することが明らかにされ ました。子どもは、少なく見積もっても大人の3倍以上の危険性があ ると いわれています。 別添2 放射性物質の内部被ばくに起因する癌の死亡数が、有意なデータと して示されることは、今後、近い将来には難しいでしょう。疫学調査 に基づくリス ク分析の限界です。そんな中で、チェルノブイリ事故 後の汚染地域における医療活動を続けてきた医師らによる臨床デー タにあるように、内臓疾患の増 加、成人病の未成年者罹患率の増加 などの危険性が存在することを、なぜ考慮されないのでしょか。死亡 はしないまでも、継続した薬の投与が不可欠な 子どもたちが増大す るリスクは、母親としても耐えられない事実である上に、国家運営の 見地からも大きなリスクではないでしょうか。(※2) 疫学調査による実証のみを判断基準とするという前例主義は、多くの 子どもたちの健康が損なわれる危険性を前に、見直されるべきではな いでしょう か。臨床医の経験に基づいたリスクを慎重に検証し、先 進各国では、既に様々な分野で規制を検討する際の基本理念となって いる『予防原則』を導入 し、判断していただきたいと思います。 将来、長きにわたり、この体内被曝を継続して受け続ける可能性の ある子どもたちの未来を守ることは、日本の未来を守ることです。原 発事故に起因 する、深刻な経済へのダメージも決して軽んじられる べきものではありません。ただでさえ、厳しい経営を余儀なくされて きた農家や漁師、畜産業者の みなさんの生活を守ることも、同時に 検討されねばなりません。しかし、その産業を、将来、担うであろう、 働き手たちが、病に侵され、労働に耐えら れない状況となってしま っては意味がありません。 昨年、暫定規制値が発表された後に、その規制値に基づいた検査機 器の開発がなされ、被災地域の農業、水産業などの生産者は、必至に 食品を検査 し、出荷しました。農地除染、移行係数をにらみながら の新たな土づくりの研究なども行われてきました。しかし、消費者は、 食品を自らの手で計測 し、多くの放射性物質に汚染された食品が流 通する実態を知り、防衛策として、東日本産の食品を買い控えるとい う道を選びました。こうした事態は世 に言われた”風評被害”では ありません。健康評価に基づかない基準しかなかったために起きた、 市場の混乱です。暫定基準に基づき出荷し、販売せざ るを得なかっ た生産者・流通業者の方々は、まぎれもなく市場の混乱による被害者 です。 さて、新基準(案)で、果たしてこうした混乱を収束させられるで しょうか。先に述べたように、基準がそもそも健康評価にも基づかず、 国際的にそ の危険を認められたリスクも回避できない基準であると 別添2 いうことが明確な以上、同じ混乱が続くでしょう。 このままの基準値では、私たち母親は、とても安心して子どもを産 むことはできません。それだけにとどまらず、わが娘たちに、子ども を産まないように言い聞かせ、育てねばならないとさえ思います。ど うか、そのような悲劇を起こさぬよう、再検討をお願いしたします。 「私たち大人は、原発事故という大きな失敗はしたけれど、あなたた ちの未来を 守るために、みんなで力を合わせてがんばったよ」と子 どもに伝えさせてください。 まずは、ゼロ(自然放射線を除く)を目指すという基本方針を掲げる とともに、あくまで事故後1年という緊急時における過渡的な基準で あることを明 記の上、子ども、乳幼児の別基準を設けてください。 具体的には、食品、飲料ともに、10 ベクレル以下(C137 と C134 の総 和)としてください。 (※1)ICRP PUBLICATION 111. Application of the Commission’s Recommendations to the Protection of People Living in Long-term Contaminated Areas after a Nuclear Accident or a Radiation Emergency (※2)Y.I.バンダジェフスキー著「人体に入った放射性セシウムの 医学的生物学的影響」 771 今回の基準案には反対です。100Bq/kg は多すぎると思います。基本は 可能な限り少なくあるべきです。ましてや、乳幼児向けの食品が 100Bq/kg は絶対に許容できません。 今回の基準改訂は内部被曝を年間1mSv 程度にするためのものとい う主張のようですが、あくまで外部被曝と込みで考えて1mSv 以下に するべきと考えます。また、そもそもこの計算には、「汚染された物 質を摂取するのは半分くらい」という係数が掛かっていると聞いてい ます。しかし、実際はどうでしょうか? これだけ全国での流通が激 しく、加工食品などの形で出回る昨今、汚染された食品が半分だけ、 という根拠はあまりにも乏しいと思います。 しかも、これはセシウムのみを考慮したものであって、他の核種を考 慮していません。ストロンチウムなども考え合わせると、極力少なく するに越したことはありません。本当ならば、セシウム換算で1Bq/kg 以下にしていただきたいところです。ただし、もしどうしても妥協す るとすれば、今の科学で現実的な値として、精密測定の検出限界以下 にするべきと考えます。 あと、今回の本題である基準値設定とは少し外れますが、一般の小売 1,2,3,8,9 別添2 店で「この食品は何 Bq/kg だったか」が一目でわかるシステムを構築 するべきです。ND だった場合にはその計測器の検出限界も併せて示す べきです。 以上、御検討を宜しくお願い申し上げます。 772 反対!もっと低い基準を!未来を支える子供を守りたいです。 1 773 1歳の子どもがおり、第2子も妊娠しております。子どもを育ててい 1,2,6 る親として、そして妊婦として意見を送らせていただきます。 ①新基準案の数値は以下の点を考慮していただきたいと思います 1、内部被ばくが年間1ミリシーベルト、外部被ばくが1ミリシーベ ルトという基準では合算すると2ミリシーベルトになってしまいま す。内部被ばくと外部被ばくを合わせて1ミリシーベルト以内になる よう食品全体の基準の整合性を考慮してほしい。 2、汚染割合は日本の食の安全を守ってきた食品衛生法を踏襲し、1 00%として算出してほしい。 日常的に汚染度の高い福島周辺の野菜を摂取しても安心が確保され るような基準値の設定をしてほしい。 ※原発事故があり、多少の被ばくを受け入れていかなければならな いというのは仕方ないと感じています。しかし、放射能の影響を受け やすいとされている子どもを守るためには少しでも危険を回避すべ きだと思います。そのためには安全に対して妥協は許されない。国民 が安心して暮らせる基準値の設定を切に願います。 ②経過措置 一部の食品のみに経過措置を行うことは、消費者を混乱させます。 米、大豆、牛乳、牛肉は他の食品と共に同じ店頭に並びます。 新基準値と暫定基準値が混在することで、消費者を惑わせ、消費者の 不安感を煽ります。経過措置をとることで、新たな風評被害も起こる 可能性もあります。消費者が安心して買い物ができ、生産者が安心し て売ることができる基準の設定をお願いします。 774 1kg あたり100ベクレルという基準値では高すぎるので,たとえば 1,11 ドイツの大人8ベクレル,子ども4ベクレルという程度の低い基準値 を設定するべきだと思います。被曝による危険性には閾値はないとい われていることから,できる限り低くするということを原則とするべ きだからです。また,その際には,生産者に対し適切な補償がなされ るようにし,どちらも原発事故の被害者である生産者と消費者を分断 するようなことがないようにしてください。 775 子供を持つ親にとっては、食品の安全性には、強く関心があります。 7 別添2 どんな値であれ、放射能に汚染された食品はできれば子供に与えたく ありません。 輸入野菜の残留農薬などチェック漏れ(?)で入ってきている今日、 基準値を設けたところで、どのように検査し、流通を抑えるかのシス テムが明確でなければ、基準値は絵に描いたもちにならないでしょう か。 人類の未来を考え、是非、食品の放射能汚染は認めない、立場でシス テムづくりをお願いしたく存じます。 776 現在 1 歳、3 歳の子供を持つ母です 11 最近は食品は水、肉、野菜、牛乳などあらゆる品を四国や九州から毎 月 2 回取り寄せています 相次いで発見される規定以上の食品に含まれる放射能の検出海外メ ディアは日本以上に事態を深刻に受け止めています 店に並んでいる東日本の食品はは今では購入できません そもそも国は原発被害にあった場所を広範囲において封鎖すべきで はないでしょうか そこから物質が国内に広がるのを防ぐべきではないでしょうか 被災地で暮らす人々を守るために国中に被害を拡散させて、将来病気 がちな大人ばかりの日本に責任が取れるのでしょうか 被災地に対しての支援は事実を隠したり、基準を緩めて守るのではな く、きちんとした保証を出し被災地から離れた所で職を斡旋すべきで す これ以上日本中に危険な食品を拡散しないで下さい 子供達の未来の事を考えて下さい 安心安全な日本の食文化を取り戻して下さい どうぞよろしくお願いいたします 777 あり得ません。ガッカリです。もうこの国は子どもたちを守ろうとは 3 してくれないのですね。 778 12 月に決めたばかりの新基準を施行前に緩和するなど、到底納得出来 ません。 野田首相が言うように原発事故が収束したのなら WHO の基準まで引き 上げるべきです。 将来を担う子供たちを守らず、生産者に厳し過ぎるからとの理由で近 視眼的に基準を緩和してしまう政府など一体誰が信用するのでしょ う。 今回もまたパブリックコメント募集の既成事実だけを残して、強引に 1 別添2 押し進めてしまいそうで、非常に危惧しています。 779 「原材料の状態と、飲用又は使用する状態で、食品形態が大きく異な 5,8,11 ることから、茶は飲む状態で飲料水の基準値を、米ぬか及び油脂用種 実を原料とする油脂は、油脂として一般食品の基準値を適用すること が妥当である」との新しい考え方については賛同できます。 例えば、レギュラーコーヒーやインスタントコーヒー等、飲用の際 にそれぞれ抽出、又は、溶解される食品については、飲用時の状態で の基準値として設定することが適切だと思います。 尚、乳や砂糖等がはいっている飲用茶は飲料水に比べ、頻繁に飲用 することがない嗜好飲料であることから、飲料水の区分からは除外す べきだと考えます。 又、測定方法については、過剰な測定方法(精度、頻度、機器)と ならないよう配慮をお願いします。仮に、基準値以内であったとして も、報道等によっては風評被害や不買運動等に繋がる可能性がありま すので、流通やメディアに対し、消費者の不安を助長するようなこと がないよう指導して頂くことを、重ねてお願い致します。 尚、基準値の厳格化に伴う、東京電力の補償の枠組みも早急に示し て頂きたいと思います(例えば、基準を遵守する為に自主的に購入し た分析機器や分析費用に対する補償等) 。 780 ●東京電力福島第一原発事故前と同じ基準内部被爆、外部被爆をあわ 1,2,7 せて 1msv/年を維持できる基準値を切望いたします。 ●希望としては流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 ●事故後一年の現在の状況で 1Bq の実施が難しい場合も民間業者が乳 幼児向けに実施している 10Bq/Kg、もしくは、せめて様々な自治体で 給食の目安としている 40Bq/Kg を基準としていただきたい。 ●低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと 聞きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が 高いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一 原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。 ●2011 年に出産をし、母乳への影響、その後の子どもの食事と心配が つきません。 ●厚生労働省の管轄とは異なるかもしれませんが、世界に誇っていた 日本の食の安全性の維持、信頼の回復のためにも、安全よりの基準の 実現を切望いたします。 781 幼児の 50 ベクレルは、ベラルーシのように 37 ベクレルにはなりませ 1,3,8 別添2 んか? チェルノブイリより高い数値という事は、今回の福島の原発事故がチ ェルノブイリをはるかに上回るという解釈でよろしいのでしょうか。 分からない事だらけなので是非教えて頂きたいです。 100 ベクレルに緩めるという報道もありましたが、絶対にやめて頂き たいです。よろしくお願いいたします。日本の食品・物品など全て買 えなくなってしまいます。輸入品の方が安全だと思うようになってき ました。是非、正しい情報をお願いします。 782 2歳の子供をもつ母親です。安心して子供に食事を与えたいです。今、 1 とても不安を感じており、厳しい基準が作られることを望んでいま す。WHOなど、世界的な基準からみて、50Bq 以下であってほしいと 思います。 783 1.ミルクティーや砂糖、甘味料を含む飲用茶は、嗜好性の高い飲料 5,7,8,11 製品であり、日常的に、水分を摂取する目的で飲用する製品ではない 事から、飲料水の基準値(10ベクレル/kg)には含めるべきではな い。又、インスタントコーヒーやレギュラーコーヒー等、希釈溶解し たり、抽出したりする製品については、飲用時の抽出液の状態での基 準値を設定するのが妥当だと考える。 2.基準値が厳格化される事を受け、高額な分析機器を購入しなけれ ば対応ができない等、過剰な測定方法とならないよう、精度・頻度・ 機器について配慮頂きたい。 3.特に、流通やマスコミ等については、過剰な対応を助長するよう な報道や過剰な要求(検査未実施の製品は納入させない等)は避けて 頂けるよう、行政から周知徹底、指導をお願いしたい。 4.基準値の厳格化に伴い、東京電力の補償の枠組みや考え方を示し て頂きたい。(例:放射能検査未実施の製品は納入させないといった ケースに対する補償や自主的に購入した分析機器や分析費用に対し ての補償等) 。 784 まずはじめにこのような意見を受け付けていることを国民に広く知 らせていないことが問題であり、許しがたいことです。テレビやラジ オ、新聞でも広く知らせるべきではないですか? 放射能の基準値について、基準があまりにも高すぎてばかばかしく て国に対して怒りと憎しみが沸いています。日本に生まれたことを残 念に思います。子供の頃学校で広島原爆の話を聞き放射能の怖さを教 育してきた立場の日本が、原発を政府や高所得者のための金儲けの為 に利用し国民をだまし、今まで何も知らずに生きてきたことを知り、 1,3,7,11 別添2 怒りのぶつけ先がありません。こんなにも無知で学ばない人間たちが 国を動かしているなんて、なんてお笑いな国でしょうか?海外で日本 がどういわれているか、どう見られているか政府はわかっているので すか?わかっててこんなばかげた基準でいるのですか?今更乳製品 についてのご意見なんて・・・どれだけ対応が遅いのですか!日本は 民主主義という名の社会主義国だったのですね。 チェルノブイリで牛乳が与えた影響を知っているなら、ICRPの 基準よりももっともっと低い基準を作り、すべての製品を検査してか ら市場に出すくらいのことはしてください。学校給食に出すのをやめ てください。拒否する保護者を責めるのをやめて世界の見本になるよ うな行動をしてください。ヨーグルトが食べたい。不況の今、高いお 金を払って九州から食べ物を取り寄せ続けることができません。産地 を気にしながら、買えるものがないスーパーに行き、食べたいものが 食べられない気持ちがわかりますか?お金があればどうにでもでき ますが、できません。 子供を生むことを諦めました。私は既に被爆しています。食べ物も安 全なものは周りに何一つないのだから、障害児を産んでしまうでしょ う。そんな子を育てる経済力もありません。万が一、産んでも子供に 飲ませる母乳、ミルク、牛乳、食べ物がありません。私の将来を返し てください。子供を生みたかったです。 これからは癌や白血病、心臓病、成人病におびえ、発症しても因果関 係は無いと国にも補償してもらえず泣き寝入りする未来が見えます。 せめて今産まれてきている子供たちは守ってください。危険を知らな い親が多いです。このままでは病気の人間が増えていき国が破綻しま せんか? なんのために戦後ここまで復興してきたのか不思議でなりません。い つも時代も知らない国民が被害者です。保障もしないなら、基準くら い低くしてください。 買わないことによって業者が抱える負債は、国と東電が償ってくださ い。将来を考えたら、そのほうが安く済み、少子化を防ぐ手立てであ り、年金を続ける手立てであり、日本が生き残る手段だとわかってく ださい。しかし、ほんの氷山の一角ですよね、牛乳、乳製品は。これ からは餌のサンマで九州の魚も汚染され、缶詰のさばからセシウムが 出て、かつおだしにも出て食べられるものがなくなります。まだ今な ら間に合います。大勢の健康被害者を出す前に早急に納得のいく基準 を作り、マスコミへの圧力をなくし、正しい情報を伝えてください。 別添2 どれだけ国がうそをついて、隠しているかは今の時代わかっていま す。 大好きな日本食、洋食を返してください!食べたいものが食べられな いストレスを一生かかえるなんて、まるで今も戦後ですね! 785 未来を担う大切な日本の赤ちゃんに、どうぞ誠心誠意の対応をしてあ 1,3,7 げてください! 今の基準でも高すぎると思います! 基準を厳しくするならともかく、基準を緩めることは、断じてしては いけません! さらなる放射性物質を含んだ食べ物を流通しないように、十分な監視 をお願いいたします。 786 ・飲用茶の中でも、紅茶(加糖)やミルクティー等、砂糖や乳を含む 5,7,8,11 製品は、飲用水区分からは除外すべき(あくまでも嗜好品の類 であ り、飲料水の様な飲み方はしない為) 。 ・必要以上の設備投資を伴う測定方法にならない様、配慮願う。 ・たとえ基準値内でも、風評被害や不買運動が懸念される。特に、流 通・マスコミに対しては、消費者の不安感を煽るような報道に なら ないよう十分指導願う。 ・飲用茶と同じ食品(レギュラーコーヒー等)も、飲用茶と同じよう に抽出した状態で基準値を設定すべき。 ・さらに、今回の放射性物質問題を受け、基準値設定に対する東京電 力の補償の考え方も示して頂きたい。 787 原材料の状態と、飲用又は使用する状態で、食品形態が異なる事を踏 5,7,8,11 まえ、飲用茶と同様、レギュラーコーヒーやインスタントコーヒーも、 飲用時の状態(抽出又は溶解した状態)で基準値を設定すべきではな いか。又、過剰な測定方法とならないよう、特に、精度・頻度・機器 について十分配慮頂きたい。 尚、消費者不安を助長するような報道や情報発信とならない様、行政 から流通・マスコミ関係に十分指導頂きたい。 缶入り紅茶(砂糖入り)等は飲用水の様な飲み方はしないので、飲用 水の区分とは別に基準化すべき。 788 牛乳は毎日飲む人もいるので、飲料水と同じ 10bq/kg の基準にして下 1,9 さい。 すべての食材や食品にベクレルの数値の表示をして下さい。 789 乳児の基準値緩和、100bq だなんてあり得ないです。 日本の子どもたちを殺すつもりですか?いい加減にしてください。 1,3 別添2 50bq だってゆるいくらいです。世界の基準値と比べてください。 子どもたちを守るべき立場の大人がすることではないですよ。 基準値緩なんてやめてください!!! 790 ・飲用茶の中でも、砂糖や乳を含む製品は、飲用水の区分とは別に 基 準化すべき(飲料水の様な飲み方はしない)。又、レギュラー 5 コー ヒー等、抽出して飲用する食品は、飲用茶と同様、抽出した 状態で 基準値を設定すべき。 791 ・放射性物質が検出された場合、風評被害や不買運動が懸念材料。 消 8,11 費者の不安を高めるような情報が発信されない様、流通・マス コミ に対して十分指導して欲しい。また、放射性物質に対する基 準値設 定に伴う東京電力の補償の考え方も示して頂きたい。 792 ・過剰な設備投資が必要になる測定方法にならない様、検討頂きたい。 7 793 50bq/kg でもかなり不安です。どこまで国民を被曝させれば気がすむ 1 のでしょうか? 794 一般の食品の基準値が 100 ベクレル、乳幼児食品が50ベクレルに設 1 定されるということですが、 現実的な危険性の観点からだけでなく、現在の社会情勢と全く合わな いものであると考えます。 先日、明治の粉ミルクから1キログラム当たり最大30・8ベクレル 検出されたことでメーカーが回収交換を行ったことはご存知でしょ うか。 基準値内であっても消費者もメーカーも危険なものとして扱ってい ます。そして、このことがあってから海外の粉ミルクを取り寄せる消 費者も増えているようです。また、アンコウで有名な茨城県の観光地 にお客が全く来ないことが報道されていました。ほとんどのアンコウ が50ベクレル以下であるのに、お客は怖がってきてくれないという ことでした。基準値が高いことによって、消費者が生産者を信頼でき ず、経済的な不利益を生み出している現実があります。 基準値を低くすることによって、消費者、生産者の負担を減らしてい ただけないでしょうか。 今現在、現実にキロ当たり100ベクレルを超える食品は現在それほ ど数が多いと思えません。なぜ基準をもっと低く設定していただけな いのか不思議です。 795 子をもつ母として、100m シーベルトは高すぎると思います!外部被爆 の影響も加味されておらず、特に内部被爆については、低被爆でも癌 などの病気になる可能性が懸念されております。 1,9 別添2 ぜひ子供の未来を奪わないで欲しいです!もっと厳しい基準をもう けてください! また加工食品など前の基準のものと、今からの基準のもが同時に並ぶ のは、買う側にわかりやすく表示するようなことをしていただきたい です。買う側に選ぶ権利を! 796 基準値は低ければ低いほどよい。食物に関して、WHOの基準はは、 1,3 10bq/kgであるのに、給食一食分の基準が 40bq/kg、であるこ とからしてもたかすぎる。どうように、牛乳、乳児の食品が 50bq/ kg。子供を守ることより、牛乳やさんを守ることになってはいない だろうか。赤ちゃんに国境はない。日本人だけが放射能に強いわけじ ゃない。食品を扱う企業に、測定義務を課してください。それと、輸 入食品の放射能の基準値は、以前は 370bq/kg。今は、500bq/ kg。日本が暫定基準値を上げてしまったからです。もとにもどして ください。国際基準をはるかに上回っています。日本で安全なミルク が供給できないのであれば、外国からの輸入をしてでも、安全なミル クを乳幼児に与えてほしい。学校の牛乳もです。50 ベクレルは、認め られない数値です。高すぎます。学校給食にしても、40 ベクレル以下 がNDでは、高すぎます。一日で 37 ベクレル/kgのくにがあるのに、 たったの一食の学校給食で超えてしまいます。子供を守ってくださ い。よろしくお願いします。 797 ・乳児の基準は特に厳しくして欲しい。50bq/k でも高いと思います。 1,3,7,11 ・水と米と牛乳は本当に基準値を0に近くして欲しい。 ・汚染食品の後だし情報は辞めて欲しい。 ・ヨウ素とセシウム、ストロンチウムのみでは無く他の核種も測って 欲し い。 ・自然の摂理、食物連鎖に従って厳しく調べて下さい。 ・食品を食べて応援と言って、全国にばら撒くのは辞めて欲しい。 放 射性物質は一ヶ所にまとめて東京電力で食べて欲しい。 798 改正案に反対します。 1,7 1. 日本国憲法は「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(25 条) を保証しており、国民には放射線による健康被害を蒙らずに生活する 権利があります。 2. 一方、ICRP 勧告(1990 年)によれば「公衆に対する線量限度は、 年 あ た り 1mSv 」 http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09 -04-01-08)、これは 0.11μSv/h に相当します。ところで福島第一原 別添2 発事故以前の東日本の空間線量は 0.03~0.04μSv/h です。したがっ て、仮に内部被曝を 0 と仮定するなら、外部被曝を 0.14~0.15μ Sv/h 以内に抑える必要があります。 3. ところが、福島県の中通りをはじめとして、空間線量が 0.15μ Sv/h を超える地域があり、そこに暮らす多くの人々は、外部被曝だ けで 1mSv/yr の線量限度を超える可能性があります。また福島第一 原発から放出された放射性物質のいわば直接的な吸引、法外に高い現 行基準値や杜撰な検査・管理体制、場合によっては自家消費によって、 かなりの数の国民がすでに相当量の被曝をしているものと見なすの が妥当です。 4. したがって、たとえわずかであっても、放射性物質に汚染された 食品の摂取は我が国の法律に反するものと考えざるをえません。 以上四点から結論を導くなら、十分に低い検出下限値による全量検査 を行い、わずかなりとも放射性物質が検出された食品の流通を停止す るとともに、かかる検査・管理体制がととのうまでは、生産物が放射 性物質によって汚染される可能性のある地域における生産を停止し、 それでもし不足が生じるなら、輸入品によってまかなうべきであると 考えます。 799 放射能は人体に影響を与える。特に子供、小さい子供ほど影響を受け 1,3 る。こんな自分でもたくさんの情報を読んでわかったこと。国を動か す方々は当然知っている事実でしょう。どうか子供たちを少しでも安 全な場所に立たせてください。100Bbq/kgなんてとんでもない。 50bq/kgでもあり得ない。世界に笑われます。世界からもどんど ん見放されます。数年後は現在の経済優先の社会に今よりももっとた くさんの国民が気がついた時、子供達の体に取り返しのつかないこと が起きないように。どうか子供達をすこしでも安全な社会で育ててあ げてください。どうか純粋な心を取り戻してください。 800 外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるよ 1,2,3,9 うに基準を設定するべきと考えます。製品にベクレル表示をしてくだ さい。 放射線の影響を受けやすい乳幼児や妊婦には一層厳しい基準をもう けてください。乳製品や牛乳の 50 ベクレルでも基準がゆるいと思い ます。 もっと厳しくしてください。 801 牛乳50ベクレルという基準でさえ高すぎる数値だと思います。50 ベクレル以下がND表示なんて検査のいみがありません。 1,9 別添2 もしくはND表示ではなく数値とベクレルで表示してください。そう じゃなければ私は消費者として乳・乳製品は買いません。安全でない ものは子供には与えられませんから! 802 子供たちに放射能入りの乳製品を提供して国民にプラスにならない 1,3 です。なぜ放射能を毒と理解できないのですか?生産者は利益を国に 願っているのですか?生産者も日本人です。人口が減って最初に倒れ るのは生産者ということを理解しているのでしょうか?私は牛乳と 乳幼児の乳製品の放射線緩和は反対です。 803 乳児用食品と牛乳についての意見をのべたいと思います。厚生労働省 1,3 の諮問を受け、食品の放射性セシウムの新基準値案を放射線審議会は 2日、 乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを1 00ベクレルに緩めてもよいとする答申案をまとめ、次回に最終案を 厚労省に答申する、という記事をみました。これは危険過ぎる基準で す。この様な基準の変更は絶対に反対です。審議会では「乳児も含め どの年齢層でも、1キロあたり100ベクレルの食品を摂取し続けて も、年間被ばく限度の1ミリシーベルト以内に収まる」との意見が大 勢を占め、子供の健康は十分に守られるとの見解で一致したと出てい ましたが、そんな基準は絶対におかしいと思います。乳幼児には 1 ベ クレルでも危険です。細胞分裂をさかんに行い、成長していくからで す。 ドイツの放射線防護協会は、 未成年者は 1kg あたり 4 ベクレル(Bq) 以上、成人は 1kg あたり 8Bq 以上のセシウム 137 を含む飲食物を摂取しないことを推奨としていま す。このぐらいの基準にしなくてはならない思います。基準を甘くし て将来、日本の子供達に健康な身体、明るい未来が渡せるのかとても 不安になります。 804 飲料水同様に、幼稚園、保育所、小学生、中学生は特に毎日給食で牛 1,3 乳を飲んでいます。基準の濃度が高すぎると思います。反対です。高 すぎます。 805 ベクレルを上げるのは、もってのほか。食品流通の基準値を 3/11 の 1 震災前の値に戻してください。 806 日本にはまだ放射能汚染の低い地域があります。私たちの食べるもの は、そういった地域から調達することで、食品中の放射性物質の基準 値は、できる限り低く、を目指すべきだと思います。特に赤ちゃんや 子どもたちなど、これから体を作っていく人が食べるものには、放射 性物質が入っていることは避けるべきです。1日数ベクレル、できる 限りゼロベクレルの日がたくさんあった方がいいと考えています。で 1,3 別添2 すから、基準値は今の暫定のものよりももっと厳しく、10 ベクレルほ どでも良いと思います。 807 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、 50 1,3 Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめているとう かがいました。これには断固反対!!50Bq/kg でさえ、緩いと思っ ているのに、さらにこれを緩めるなんてありえない!!政府の方々に 言いたい!誰を守るための基準値なのか?生産者ではなく、弱者であ る子供を守るのが私たち大人の義務ではないのか?表示されている 基準値のさらなる厳しい値を求めます。未曾有の大事故になった日本 の原発事故における対策が、世界の見本となるよう、さらなる厳しい 値の基準値の設定を求めます!!そして文部科学省がやろうとして いることを、 阻止してください!!私は 1 歳になる子供の母親ですが、 周りでは、みんな不安にかられながら子育てをしています。是非、子 供を守ってください!お願いします! 808 かく業界よりの基準値が採用されようとしているのが気になってい 1 ます。福島の食生活で 4bq という報道があり、朝日新聞より『福島の 食事、1日4ベクレル 被曝、国基準の40分の1』 http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201201180799.htm l であれば、わざわざ現行の基準を緩めることもなく、むしろ原発事故 当初の放出に比べれば減少傾向にあるのだから、基準値を現行よりも 厳しくしてください。少子化時代だからこそ、子どもの安全を第一に 考えたいと思います。放射能の被曝についてはいろんな議論があるよ うですが、いまは事故が起こって間もない時期なのですから、安全寄 りの政策をすべきと考えます。 809 まだ基準値が高いと思います。まず食品だけで年間1ミリシーベルト 1,7,9 ですが、東日本では呼吸(土ほこり花粉など含)などによる食品以外 でも、セシウムを体内に取り込むリスクがあります。また経過措置は 必要だと思いますが、その商品が経過措置の期間のものなのか新基準 のものなのかを必ず明記するようにしていただきたいと思います。こ れにあわせて最低でも東日本では学校区くらいの単位で食品の値を 調べられるように体制を整えるべきだと思います。宜しくお願い致し ます。 810 これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内 産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こうい った地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査 7,11 別添2 を行って頂きたいと存じます。 811 小さい子どもを持つ母として、子ども達が健康に育っていけるの 1,3 か、心配する毎日を送っております。WHO によると、食品に含まれる 放射性物質は10Bq/kg 以下が望ましいとの事です。実際にどのぐら いの放射性物質を取り続けたら病気になるのか、専門家の間でも意見 が分かれていますが、少しでも病気になる可能性があるのなら、放射 性物質入りの食べ物を子どもには与えたくないと思うのが親ではな いでしょうか。 給食で毎日飲む牛乳は、50Bq/kgでもまだ多いと思います。ぜひ、 WHO の基準のように10Bq/kg にしていただきたいです。日本の子ど も達の為に、どうか、どうか、よろしくお願いいたします! 812 本来政治、政府と言う物は国民の生命、財産、健康を守る事が役目の 1,3 筈です。今回の放射性物質の濃度緩和は、国民の健康や生命を脅かす 行為に取れます。即刻、言及の撤回をお願いすると共に年間 1 ミリシ ーベルトの対策をお願いしたい。 813 文科省審議会において、「乳児も含めどの年齢層でも、1 キロあたり 1,3 100 ベクレルの食品を摂取し続けても、年間被ばく限度の 1 ミリシー ベルト以内に収まる」との意見が大勢を占めたようですが、子供を持 つ親は、その数値には納得することはありません。当初の発表通りの 基準の採用を求めます。現在案の「乳児用食品と牛乳について、1 キ ロあたり 50 ベクレル」を敢えて緩和すれば、子供の親は子供に何を 与えて良いのやら、ストレスばかりが増大します。TPP 参加でアメリ カの基準を押し付けられたり、IAEA や ICRP などの原発推進団体寄り の基準を採用し、国がいい加減な基準を示せば、消費者は国を信用し なくなり、消費者自身が民間基準を設定する動きになるでしょう。 814 食品中の放射性物質含有許容量に関する法律に関してです。改正趣旨 の一般食品100ベクレル/kgというのは、高すぎるのではないで しょうか?といいますのも、チェルノブイリのときのように、はるか 遠くに離れた国で起こった事故で、たまに入ってくる輸入品に放射性 物質が入っていたとしても、「たまに食べることがあるかも」ぐらい の確立のものであれば、仕方なしと言えるのかもしれません。 しかし、国土の半分がセシウム降下により汚染され、今後も雪解け水 や川からのセシウム流入で田畑が汚染され続けることを鑑みたら、 「全ての食品が汚染されている可能性」の高い当事国で、現在審議さ れている基準がまかり通れば、国民の全てがセシウムを無理やり摂取 させられることになり、特に幼児には深刻な健康被害を及ぼしかねま 1,3 別添2 せん。 まだ健康被害の調査結果も出ていない段階で「このくらいまでならダ イジョウブ」なんていう希望的観測で、数値を決めないで、国民の安 全を守る立場に立って、審議して頂けます様に、お願いいたします。 また文部科学省の放射線審議会が乳児の50ベクレル/kgを10 0ベクレル/kgにしても安全だという答申を出したことが、大きな ショックと、この審議会の会長丹羽太貫氏が癌の新薬治療をしている 企業の代表取締役として、癌治療から収入を得ているという事実と共 に、伝えられております。癌が増えれば儲かる会社の社長からの答申 が公正だと誰が見られるでしょうか?現在議論されている最大1ミ リシーベルトにしたところで、国外退去以外の道で避けることができ ないので受け入れるしかない、ありていに言えば日本国民でいるため に仕方なく泣く泣く払う犠牲であり、最大とは言っても、それを国の 施策や努力で、もっと低くできるのだということを忘れないようにし ていただきたいです。 農家がかわいそう、漁業者がかわいそうという論理で、汚染食品の流 通を許すことは、国民に弱い物順で死んでいけ!というのと同じでは ないでしょうか? 815 基準値 100Bq/kg でも高すぎる。全員パンダジェフスキーの論文でも 1 読んで勉強しなさい。甘い基準で健康被害が起きたら刑事告発/国賠 請求ものだ。 816 原子力関係団体より「厳しすぎる」との反論があったと存じますが、 1,2,3,6,1 そんなものに惑わされることなく、国民の健康を第一に厳しい基準を 設けてください。 特に、乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい。乳児 用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味により、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の影響を 被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標とすべきと思います。 次に乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定していただ きたいです。子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告 BEIR-Ⅶ等)もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の 女性等を対象とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳 については、子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、 1bq/kg を目指した基準とすべきです。また、米は日本人の主食であり、 これも可能な限り低くすべきであり、汚染した土地で米作を続けるこ とは、絶対に止めてください。農家に対しては十分な補償をすべきで 1 別添2 す。また余りにも粗い検査態勢を改め、世界中から機器を購入し、ど こでも検査できる態勢を構築してください。もう国民は待てません。 次に、外部被曝も考慮した基準としてください。 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。肺に吸い込まれてしまった放射性物質は、排出されません。 そこを十分に考慮すべきです。 また一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 加えて、経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下 さい。現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基 準 に移行すべきです。 次に生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償することが 必要であり、これを強く求めます。基準の厳格化に伴って生じる米に 限らない生産者・漁業関係者・食品関連産業等の損害については、加 害企業である東京電力並びに原子力政策を推進してきた国が適切に 賠償・補償すべきです。また、その為の費用は原子力発電のコストに 算入するよう強く求めます。 これから日本は長期間にわたって放射性物質を取り込まざるを得な い状況が続きます。基準を厳しくしない限り、国民の健康被害が徐々 に増えていくことは、他国の歴史が教えてくれており、過去に学ぶこ となくこの日本の想像を絶する危機を乗り越えることは決してでき ません。 女性は子供を産まなくなるでしょう。幼い子供がいる家庭は日本を捨 てるでしょう。日本という国が存続できるか否かは、原子力産業界に 屈することなく、安全とはどうすれば達成できるかを深く考慮し、ま すます厳しい基準を設定し、それを厳しく実施することができるかど う 別添2 かにかかっているのです。国民の願いを叶えてください。 817 放射能には、これ以下なら安全という閾値はありません。これが国際 1,2,3,6,9 的に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根 ,10 拠として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあり ます。日本政府も、この考えに則って放射能による被害が最小限とな るよう、予防措置も含め、とっていく必要があります。ちなみに、低 線量被曝であっても、がん等の影響が出ることは明らかになっていま す。また、ICRPが設定している数値には、何ら科学的根拠などな いことも明らかになっています。よって、食品に含まれる放射性物質 は、ないことが必然であり、また、数ベクレルが許容範囲であると考 えます。 人口放射線は本来、身体に取り込むべきでないものではないことを前 提に、以下、意見を述べます。 1.外部被曝及び内部被曝を併せて年間1ミリシーベルトを超えない 値にしなければならない。まずは、基本の考え方「食品からの被曝を 年間 1 ミリ」というのは、外部被曝も内部被曝も併せて、年間1ミリ を許容限度とする現在の法律と矛盾しています。さらに、未だに空間 線量だけで年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在するのですか ら、気をつければ避けることができる食品からの被曝はより厳しくす るべきです。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以 内となるように基準を設定するべきと考えます。 3.ベクレル表示などの情報提供をしなければならない。放射能に対 する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきちんと放射能 の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示などの情報提 供が必要です。 4.より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を率先し て行わなければならない。今回の改訂のもとになった考え方では「小 児に関しては、より放射線の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや 白血病)がある」としながら、評価はしませんでした。また、妊婦さ んに関しては言及すらありませんでした。子ども・妊婦さんへの放射 能影響の評価をすべきです。 2.チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考にしなければならない。 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。例えば、毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。水は、粉ミルクや離乳食にも使用す るため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレ 別添2 ルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設 けるべきです。 5.例外なく一斉に基準引き下げを 既に新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下のも のだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産されたも ので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、政 府が買い取り、東電に賠償させるべきです。なお、新基準案では生産 業者に厳し過ぎるというバカな意見があるようですが、子供や妊婦さ んへ与える影響を鑑みれば、厳しくして当然です。そもそも、放射能 汚染により、福島県や宮城県の一部、また、北関東は住むに値しない 地域です。そんなところで生産された食品など、食べるに値しない、 放射能物質まみれの廃棄物です。こんな身体に悪いものを、基準を緩 めて食べさせようとする神経が分かりません。 以上 818 これだけ多くの国民が外部被曝を受けた状況の中、更に飲料水や食品 から高濃度の汚染物質の含まれる物を流通させる事は絶対に反対す る。ここまでは食べても大丈夫というような基準作りにも反対する。 基準は必要であろうが、少しでも汚染物質の含まれない物を選ぶ事が できるよう、各食品のヨウ素、セシウム、ストロンチウムなどの含有 量(濃度)は全品/全数検査を実施すべき。 国民を護ろうとするならば、更に厳しい基準を作り、時間をかけてで も今までの被曝分を少しでも軽減できるような措置を取ってもらい たい。 自分は飲料水、食品の全ての口に入る物については、1 ベクレル(Bq/L) 以下がギリギリの我慢の基準であろうかと考える。様々な機器の検出 限界から考えても、国民として我慢を強いられるのは、自分の考えと してはここまででは無かろうかと考える。 1ベクレル(Bq/L)を超えるような場合は、その数値を表記するなどし て、消費者に購入/摂取を考えさせる機会があって当たり前であると 考える。 アメリカの法令基準「飲料水」 0.111 ベクレル(Bq/L)という数値ま で求めていきたい気持ちはあるが、測定方法や現状の汚染状況を考え ると、やはり現実的では無いと考える。現在の暫定規制値は摂取する 物としては、ありえない数値。自分としては飲料水、食品としては絶 対許さない数値である。 1,2,7 別添2 食品の汚染の基準を緩和し、多くの放射性物質に理解の無い国民に対 し、内部被爆を強要した現在の暫定基準値は犯罪的である。直ちに全 ての飲料、食品に関し1ベクレル(Bq/L)以下の基準を適用すべき。 「暫定規制値に適合している食品については、健康への影響はないと 一般的に評価され、安全性は確保されている」などという根拠の無い 論理はとても受け入れがたい。一般的に評価したというがその一般的 とはどこの誰の判断なのか。どうして一般的の評価だけで安全性が確 保されているのか。過去にこのような基準で汚染された物を摂取し、 どのような影響が出るといった研究はなされているのか。そのような 研究結果でも無い限り安全性は確保されているなどという、いい加減 な評価で基準を作られたのではたまったものではない。 摂取した食品から受ける被曝をシーベルトで計算する事などあって はならない。内部被曝についての危険性を考えれば単純に外部被曝の 数値を当てはめるべきではない。しかも、外部被ばく線量で1㎜シー ベルト/年、それ以外の食品からの内部被曝を許容するなどというこ とは絶対出来ない。どうか人の命を守れる水や食料の確保、国民が人 間らしい暮らしが送れるよう、健康を害する物の流通を絶対に阻止し て頂きたいと願っている。 819 新暫定基準値はなんとしても死守してください。乳幼児~小児、0 ベ 3,11 クレルを目指すことは現実的でないことは理解しています。が、今で きる最大限の安全対策をしてください。そして、偽装やすりぬけがな いよう、信頼できる流通体制であるよう、ご尽力下さい。 820 食品中の放射性物質に係る基準値の設定について以下とおり要望し 1,2,3,5,6 ます。 ,7,11 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい。 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい。 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい。主食の米につ いては、その摂取量に応じた、他食品より厳しい基準を設定して下さ 別添2 い。また魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されていま す。汚染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないよ うな体制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい。今回の基準案では呼 吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていません。その結果、高 線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の被曝を許容すること となってしまいます。とりわけ、該当地域に居住する子ども、女性等 には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい。少量でも長期間に渡り的 に放射性物質を摂取した場合には、高濃度に体内に蓄積してしまうこ とが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも示されています。また、本基 準案では食品の汚染割合が 50%と想定されていますが、その根拠は薄 弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割合の想定を 100%とし、子ど も、女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい。ストロンチウムやプル トニウム等の放射性物質については、十分な調査がされないまま、セ シウムとの比率が一定という仮定の元で基準値が設定されています。 セシウム以外の放射性物質についても、速やかに汚染状況を調査し、 基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい。 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい。厳格化によって発 生する基準値超の食品について、食品以外の形態で人体に摂取される 製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されないよう規制を設けて 下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます。 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。 821 低線量であっても長期にわたり飲食物を摂取し続けた場合の、内部被 曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞きました。いろいろな研 究や議論がある様ですが、子供の感受性が高いことや、放射能に対す る感受性の個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一 原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切に希望します。 1 別添2 822 食品中の放射性物質の基準ですが、今回の基準値でも自分としてはゆ 1,3 るすぎると思います。チェルノブイリの時に一日8Bq/kg で前がん状 態になったという報告を見たことがあります。幼い子供をかかえてい る身としては 50 ベクレルであっても許容できるものではありません。 この基準であれば今後も東日本の食品を含む物品を避け続けなけれ ばなりません。一部では厳しすぎるとの声もあったという記事をみま したが、とんでもないと思います。人体実験を続けられているとしか 思えない現状、針の振れ幅が安全なほうではなくより危険を想定した ほうに向かってほしいと思います。 823 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい。今回の基準案では呼 吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていません。その結果、高 線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の被曝を許容すること となってしまいます。とりわけ、該当地域に居住する子ども、女性等 には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 別添2 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい。 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 なにとぞよろしくお願いいたします。 824 基準値の緩和に反対です、むしろ厳しくしてほしい。基準値未満で販 1,9 売されるものも、数値を示して販売するようにしてほしいくらいで す。 825 未だに暫定基準やら、自然界の放射線やらを持ち出してきて適当な説 明をいっているお偉いさんが多いです。いい加減にしてください。 今だって福島原発から放射性物質はたれながしです。世界で一番ひど い原発事故を起こしている真っ最中です。一年間も適当な事を国民に 向けて説明してきて、本当にあきれてしまっています。どう考えたっ てチェルノブイリ原発事故より酷い状況のはずなのに。いい加減食品 からの内部被曝の対応をしないさいよ。役人はいったい何を遊んでい るんだ。子供達の体がどんどん汚染されている現状を早くなんとかし てよ!すぐに影響が出ないからって適当な事ばかり言って。そのうち 1 別添2 隠せないほどの被曝者が異常を訴える時がくるのは目に見えてる。そ うなってもどうせあなた方は何も任を取らないのでしょうね。まった くふざけてるわ。国民の金で生きてるような者達が偉そうに何も勉強 しないで足元の役職にしがみついて年間100ミリシーベルトなん て早く撤回しろ!!!!しかも乳幼児にまでその馬鹿げた数値を押 し付けてる頭のお腐りになった方もいるようで。この国は貴方達によ ってつぶされるのでしょうね。本当に あそんでないで 仕事しろ よ。 826 乳幼児、胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告がある中で、本 1,3 当に大人と同じ基準でよいのでしょうか? 納得できません。 827 低線量の放射性物質の影響は、何 Bq/kg で安全とは断言できず様々な 3 研究や議論がある様ですが、個人差があり子どもは感受性が強いこと を考えますと、一児の母としてなるべくゼロに近づけるように努力を して欲しいと切に望みます。何 Bq まで食べて良いか議論するのでは なく、どうすれば食べずに済むかを議論していただきたいです。乳児 100Bq は私にはとうてい受け入れられるものではありません。 828 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,3,5,6 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 ,9,10 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。人口放射線は本 来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見を 述べます。 【外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 に】 まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 【チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に】 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 別添2 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。ベクレル表示などの情報提供を放射能に対する感受 性は個人によって違います。より敏感な方がきちんと放射能の取り込 みを避けることができるように、ベクレル表示などの情報提供が必要 です。 【より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を】 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 【例外なく一斉に基準引き下げを】 すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。以上 829 食品の基準値が50ベクレルは基準値として高い、厳しいという意見 1,3 があり、基準を緩和する、という意見もあるようだが、断固反対です。 放射能を心配する親は内部被ばく0ベクレルを目指し日々情報を集 め、お金をかけ、子供たちに確実に安全安心の食材を、と努力してお ります。私たちの基準は0ベクレルなのです。 50など世界的にみても甘い基準だということをもっと政府はきち んと発表していただきたいと思います。それを100などとは恥ずか しい値です。 日本政府は世界に「子供の健康は守っていません」と情報発信してい るようなものです。 せめて妊婦、乳幼児には0ベクレルを。基準値緩和などもってのほか です。お金より命を優先していただきたいです。よろしくお願いしま す。 830 乳幼児が居る一母親として、子供の口にする食品へのベクレルは少な いに越したことはないので、乳児用食品と牛乳について50Bq/kg を 100Bq/kg に緩める事は断固反対いたします。 50ベクレルでも多すぎます。0ベクレルを標準に出来るように指導 して欲しい。安心して子供に食させるには50ベクレルは高すぎま す。内部被ばくへの影響が乳幼児は大人の10倍以上と聞いているの 1,3 別添2 で、念には念を入れないと子供を守れません。新基準では、幼稚園小 学校で出る給食・牛乳を安心して食べさせられないと思います。とに かく国が子供を守ってほしい。基準を厳しくしてほしい。ただそれだ けです。 子供が病気になってからでは取り返しがつかないのです。よろしくお ねがいします。 831 乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい。このままで 1,3 は、子ども達、とりわけ乳幼児が酷い被曝を受ける可能性があります。 長期間に渡り放射線の影響を被る乳児の食品については、0 ベース基 準を目標として下さい。 832 食品の放射能汚染レベルの検討に当たり、何を目的に規定を設けよう 1,11 としているのか、もう一度良く考えて下さい。 あなた方が国民を守り国民の為に働く事、そして将来の国を背負う子 供達を最優先に守る事を放棄したとすれば、それは国家の崩壊を意味 します。チェルノブイリ事故後、子供は成人の数十倍も放射線の影響 を受け易い事は、海外で複数の研究結果が出ています。原発推進国家 や団体のデータや資料は参考にせず、チェルノブイリ事故の影響で苦 しんだ欧州各国の基準を参考に、間違いなく安全な充分に低いレベル に基準を設定すべきです。今ここで農家や水産漁業従事者の利益確保 や補償だけを目的に安易に基準値を高く設定する事は、後々放射能の 影響が出て莫大な医療費と必要になり、国家財政を益々圧迫させる事 になります。 また今般の食品の放射能汚染については、その調査や対策、賠償等の 費用全てについて、東京電力が責任を負うべきものす。乳製品の検査 に掛かる費用も直ちに東電に請求して支払わせるべきものであり、国 民の血税を無駄に充てるべきではありません。 833 Bq は、今回の福島原発事故前の摂取量を目指してください。米は主食 1 ですよ。 834 基準案の 飲料水(水および飲用茶)10bq/kg 牛乳 50bq/kg 乳児用食品 50bq/kg 一般食品 100bq/kg のうち、「乳児用の食品」と「乳児用の飲料」を区別し、特に摂取量 の多い飲料については基準を飲料水と同じ基準(10bq/kg)にするべ きと思料致します。 1,3 別添2 理由は以下の通りです。 1.乳児は成人に比べて体も小さく、放射性物質に対する感受性が強 い、すなわち、成長段階あるため成人に比して放射線被曝による影響 が大きいと考えられること。2.特に離乳食を開始していない乳児に ついては、経口摂取する食品は母乳またはミルクのみであることを考 えると、ほぼ単一の食品を摂取せざるを得ない乳児の特殊性を考慮す ると、飲料水に比べて緩やかな基準を適用する合理性はないこと。 また、乳児用食品及び牛乳について一般食品と同じ基準を採用するこ とが可能であるとした文部科学省の放射線審議会による答申は、合理 的根拠を欠いているものとして採用すべきではないと思料いたしま す。現在の基準案にある牛乳 50bq/kg、乳児用食品 50bq/kg を許容し うる最大限の基準値として、より厳格な基準値の設定をお願いしま す。 2.特に離乳食を開始していない乳児については、経口摂取する食品 は母乳またはミルクのみであることを考えると、ほぼ単一の食品を摂 取せざるを得ない乳児の特殊性を考慮すると、飲料水に比べて緩やか な基準を適用する合理性はないこと。 また、乳児用食品及び牛乳について一般食品と同じ基準を採用するこ とが可能であるとした文部科学省の放射線審議会による答申は、合理 的根拠を欠いているものとして採用すべきではないと思料いたしま す。現在の基準案にある牛乳 50bq/kg、乳児用食品 50bq/kg を許容し うる最大限の基準値として、より厳格な基準値の設定をお願いしま す。 理由は以下の通りです。 1.(乳児用食品について)乳児は成人に比べて体も小さく、放射性 物質に対する感受性が強い、すなわち、成長段階あるため成人に比し て放射線被曝による影響が大きいと考えられること。2.(牛乳につ いて)牛乳については学校給食等でほぼ毎日提供されている現状に鑑 みて、未成年者の健康被害を最大限防止するべく、飲料水と同様もし くはそれに準ずる厳格な基準を適用すべきと考えられること。 過去の公害訴訟をみれば明かなように、一時の経済合理性を追求した 結果、早期抑制が可能であったはずの問題が放置され、重大な健康被 害をもたらし長期に亘る公害訴訟を含めた深刻な社会問題となった ことは改めて説明するまでもありません。今回の原発による放射能汚 染及びその後の政府の不適切な対応が将来において同様の社会問題 となる蓋然性が高いことを考慮すれば、現時点で緩やかな基準を適用 別添2 し、過去と同じ過ちを繰り返すこと到底許容されるものではありませ ん。 ひとたび国民(特に未成年者)の健康が損なわれてしまうと、その被 害を金銭の賠償をもって完全に償うことは不可能です。産業界からの 圧力に屈することなく、最も厳格な基準を適用することが日本国の将 来を担う若い世代の健康を維持し、国民からの信頼を回復するために 是非とも必要だと考えます。 835 食品中の放射性物質新基準は甘すぎます。100 ベクレルから 10 ベクレ 1,3 ルに基準見直しお願いします。 昨年、暫定規制値が発表された後に、 その規制値に基づいた検査機器の開発がなされ、被災地域の農業、水 産業などの生産者は、必至に食品を検査 し、出荷しました。農地除 染、移行係数をにらみながらの新たな土づくりの研究なども行われて きました。しかし、消費者は、食品を自らの手で計測 し、多くの放 射性物質に汚染された食品が流通する実態を知り、防衛策として、東 日本産の食品を買い控えるという道を選びました。こうした事態は世 に言われた”風評被害”ではありません。健康評価に基づかない基準 しかなかったために起きた、市場の混乱です。暫定基準に基づき出荷 し、販売せざ るを得なかった生産者・流通業者の方々は、まぎれも なく市場の混乱による被害者です。さて、新基準(案)で、果たして こうした混乱を収束させられるでしょうか。先に述べたように、基準 がそもそも健康評価にも基づかず、国際的にそ の危険を認められた リスクも回避できない基準であるということが明確な以上、同じ混乱 が続くでしょう。このままの基準値では、私たち母親は、とても安心 して子どもを産むことはできません。それだけにとどまらず、わが娘 たちに、子どもを産まないように言い聞かせ、育てねばならないとさ え思います。どうか、そのような悲劇を起こさぬよう、再検討をお願 いしたします。「私たち大人は、原発事故という大きな失敗はしたけ れど、あなたたちの未来を 守るために、みんなで力を合わせてがん ばったよ」と子どもに伝えさせてください。まずは、ゼロ(自然放射 線を除く)を目指すという基本方針を掲げるとともに、あくまで事故 後1年という緊急時における過渡的な基準であることを明 記の上、 子ども、乳幼児の別基準を設けてください。具体的には、食品、飲料 ともに、10 ベクレル以下(C137 と C134 の総和)としてください。 836 厚生労働相の諮問を受け、文科省が、乳児用食品50ベクレル/kg を 一般と同じ100ベクレルに緩めてもよいという答申案をまとめた という 1,3 別添2 ニュースを見ました。これは、消費者である乳幼児の健康を守る立場 に側に立った意見ではありません。ベビーフード業界も含む生産者側 の利益を守る立場に立った要請であるよう思えます。せっかく決めよ うとしている数値を簡単にひっくり返しまうということは、50ベク レルを守ることが難しいほどの50~100ベクレル程の食品が、一 般に広く流通しているということを暗に言っているのだと、勘ぐられ たとしても致し方ない。 内部被曝の実態がわからない現状である以上、予防原則に立ち、最小 限の数値で抑えることが、子どもたちのためになることであると信じ ています。企業には、50ベクレルよりも少ない汚染度の食品を作る よう努力をしていただきたい。どうか、文科省の意見に従わないでく ださい。 837 なぜ、子供も同じ 100Bq/kg なのでしょうか?チェルノブイリの知見 1,3,6 では 8Bq/kg 以上の物は子供に食わせるな、でしたよね。1mSv/年の 基準は今まで通りさっさと実施すべき事。今までがずっと法律違反で 犯罪行為です。その上でなぜ4月からなのでしょうか?牛肉はなぜ 10 月なのでしょうか?ダイズに至ってはなぜ来年の1月なのでしょう か?なぜ法律違反状態を放置するのでしょうか? 即刻 100Bq/kg 以下の基準値を徹底し、4月からは 8Bq/kg 未満を徹 底する事を要求いたします。以上 838 放射性物質の暫定基準はなるべく低い数値、0ベクレルを目指すべき 1,7 です。瓦礫の拡散、汚染食品の流通を国が管理、監視する体制を作り、 西日本を汚染させなければ可能なはずです。そもそも、チェルノブイ リ並、それ以上の汚染地域に人が留まり、生産活動をしている事が間 違いなのです。政府、すべての官庁あげて当たり前の国民の命を守る という原点に 立って下さい。己の仕事、何の為に誰の為に働き、国 民の税金で食べさせてもらっている事を考えて下さい。人間として全 うな事を行って下さい。これ以上、国民を苦しめないで下さい。 839 これからもずっと放射性物質が激しく漏洩して行くので、基準値を下 1,7 げるのは妥当ではありません。一時的なものではないのです。産地偽 装は厳しく取り締まり、検査値を厳密に公開しなければ、大半の人は 買わなくなります。 840 低線量被曝、内部被ばくの人体への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、福島第一原発事故前の環境下と同等を 目指す政策を心がけていただきますようお願いします。 そのために 1,11 別添2 は、第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。これまでに公表 された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程度は 事故以前の水準を保っていると思われます。こういった地域の産品が 汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査を行って頂きたい と存じます。 つまり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数B q/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考え ます。 厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を取り除 く観点から流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂き たくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優先事項か ら働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で 必要不可欠であると考えます。国民の健康なくしては経済も守ること はできません。 841 今の基準はとにかく高すぎます。子供たちを守るため、本当に安全な 1,3 基準にしてください。このままでは子供たちから病気になって大変な ことになると思います。 842 今以上に、体内被曝を増大させる可能性が高い基準改正案には、到底 1 納得することができません。特に、乳製品中の放射性物質は、50Bq /kg 未満として下さい。 843 生涯 100mSv の基準であれば、内部被曝と外部被曝を合わせて考える 1,2 べきで、内部被曝だけで考えるのは被害を大きくする援助を国が行っ ているようにしか思えません。内部被曝のリスクは癌や白血病だけで なく免疫の低下を促し、様々な疾病を誘発します。特に若年層の影響 は顕著に出るので、安易に 50 から 100 へと引き上げるべきではない と思います。国は国民の健康を守る責任があると思います。 844 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染は、多くの国民に食の 不安をもたらしています。この困難にあたって、官民共の最大限の努 力が求められます。弊会は昨年7月原子力災害対策本部長宛て要請書 で速やかな暫定規制値見直しを求めましたが、弊会として自主基準 (ガイドライン)を設け、現在さらにその引き下げを検討しています。 貴省が暫定規制値の見直しを検討されていること自体は歓迎される ことですが、暫定規制値の見直しは遅きに失し、また汚染の現状を考 慮すれば基準値はもっと低くすることができると考えます。 1,6,7,8,1 1 別添2 発癌など放射線の晩発影響については閾値がないとされています。 ICRP(国際放射線防護委員会)が掲げる放射線防護三原則の「最適化原 則」においても、放射線被曝は可能な限り低く抑えなければならない とされています。弊会は放射線被曝をできるだけ低くすべきであると いう考えに基づき、今回の基準値設定案と薬事・食品衛生審議会放射 性物質対策部会報告書(以下「報告書」)について、以下の意見を提出 します。 記 (1)速やかな対応をとること(経過措置期間を設定しないこと) 暫定規制値の見直しは歓迎しますが、暫定規制値の引き下げはもっ と早期になされるべきであったと考えます。実際には多くの食品で放 射能が減少した時期にも暫定規制値が高く設定し続けられたことで、 消費者は不安を与えられ、生産者も悪影響をこうむったと考えられま す。放射能対策が遅れたことについて、審議会で調査検討して、教訓 化し、今後食の安全に関わる措置が遅れないよう強く要望します。 「市場に混乱が起きないよう」に経過措置期間を設定するとしてい ますが、それは全く逆です。経過措置期間中、新基準に適合しない食 品が流通し続ける印象を消費者に与えると考えられます。新基準を超 過する食品は事故の原因者たる東京電力ないし政府が買い上げるべ きと考えます。経過措置期間は設けないか、設けるとしても必要最低 限とし、できるだけ早く施行することを要望します。 (2)可能な限り低い基準を設定すること 「合理的に達成できる限り線量を低く保つ」 報告書は 2.1 節において と ALARA 原則の採用をうたっていますが、その考え方を基準設定に貫 くことを要望します。乳幼児及び小児、妊婦への影響を考慮し、水だ けでなく、米、牛乳、乳幼児用食品についても、できるだけ低い基準 を設定すべきと考えます。米は一般食品でなく、牛乳と同じように分 けるべきと考えます。一般食品を含め、ALARA 原則に従って基準値の 再検討を要望します。 (3)恒久的な基準とせず、さらに引き下げを行なうこと 報告書 2.2 節で暫定規制値に代わる長期的な状況に対応するもので あると書かれていますが、福島第一原発の状況は収束というにはほど 遠いものです。状況が改善されれば基準をさらに引き下げるべきと考 えます。ウクライナでも段階的に基準が引き下げられたと聞いていま す。基準値は今後も継続的に引き下げることを要望します。 (4)検査体制を拡充すること 別添2 基準が設定されても十分な検査が行なわれなければ、消費者は流通 食品に対して信頼を置くことができません。基準を超過した食品が流 通するのを未然に防ぐため、流通前に十分な検査を行なうこと、行政 の検査体制を大幅に強化すること、民間の検査を促進することを要望 します。 行政やさまざまな事業者から結果を発表していますが、それらの情 報で消費者が混乱することもあるので、検査方法や検査結果の見方に ついて情報の提供、また公表方法や表示についての標準化や制度等の 検討を要望します。 ストロンチウムやプルトニウムなどについても、消費者の間に不安 の声があります。これらの核種は測定が難しいこともあり、モニタリ ングデータが非常に少ないのが現状です。貴省が調査研究的に調査す ることが報道されていますが、陸上及び水産物の両方について、でき るだけ多く行政のモニタリングを実施し、遅滞なく公表されること、 影響評価を行なって基準に反映することを要望します。 (5)生産者・食品事業者への指導、食事による被曝・影響の低減指導 をすること 放射線の晩発影響(発癌)には閾値がないとされており、特に妊婦や 乳幼児を持つ母親など消費者は、検出限界を下回る放射能であって も、できるだけ摂り入れないように注意を使っています。多くの消費 者は基準値以下ということで安心するものではありません。 農林水産省などから生産者・食品事業者に、基準以下でもできるだ け放射能を少なくするよう指導すると共に、消費者と生産者・食品事 業者が相互理解する場の設定を要望します。 放射能・放射線は、調理・食事のし方や食生活、その他の生活習慣 で、摂取や影響を減らすことができるとされています。消費者に対し て、その知識・情報の提供に取り組まれることを要望します。 (6)外部被曝について早急な対策を取ること 空間放射線が高い地域では、内部被曝とともに外部被曝が大きな問 題となると考えられます。平常時の年 1 ミリシーベルトという線 量限度は本来内部被曝と外部被曝の合計で超えてはならないもので す。環境省などが担当されていることは承知していますが、国民の健 康を司る貴省からも早急な外部被曝対策について、関係省庁に強く要 請されることを要望します。 以上 845 飲料水の区分について 5 別添2 ①直接飲用する水,調理に使用する水とありますが,食品工場におけ る製造用水は対象外とみなしてよろしいでしょうか。 ②代替関係が強い飲用茶とありますが,加糖したものやミルクが入っ た紅茶は対象外でしょうか。 ③ ②に関連して,茶と名が付けば麦茶やハト麦茶も対象になります でしょうか。 ④ ②に関連して抹茶は粉ごと飲用することがあるため対象外とい うことになりますでしょうか。 846 低線量被曝についてはどの大学教授も研究者もちゃんとした知識を 1,3 持ち合わせているんでしょうか? 5 年後 10 年後のリスクをどのように考えているのか。 責任を取るつもりが全くないのは、東電がいまだに原発を管理してい ることを考えれば明らか。 また、外部被曝について地域によってはかなり格差があります。 また年齢によっても感受性や生活行動も全く違います。 100 ベクレルは安全だと言い出したのは誰ですか? またそれに許可を与えたのは誰ですか? きちんと責任の所在を明らかにしていただきたい。 それもできないような数値ならば、まったく納得できない。 子どもたちの学校給食なんて、汚染されているなら出して欲しくな い。 選択性にしてください。そうでなければ、汚染されていない食材で 作ってください。恐ろしくて子どもに食べさせられない。 847 下記理由より、改正案より更に低い値、東電福島第一原発事故前と同 程度の一人1日1ベクレル以下の設定を求めます。 ・公衆被曝は ICRP1990 年勧告及び原子炉等規制法にある通り、内部 被曝と外部被曝を合わせて年間1ミリシーベルトを上限とされてい る。 ・また低線量の内部被曝の人体への影響については未知の部分が多 く、色々な意見があるが、特に影響が大きいとされる未成年者や妊婦、 女性については可能な限り防御すべきであり、事故前と同じ水準が求 められる。 ・だが実際問題として、家庭内において食材を使い分けるのは困難で あり、また加工品や外食では尚更区別がつかない。 ・農産物に関しては土壌や空間測定より汚染された地域の把握が可能 であり、西日本を中心に汚染されていない地域での増産及び流通や生 1,2,3,6,7 別添2 産過程での汚染食材・肥料の混同を避けて全国への流通を高めれば食 料自給率の維持も可能。 なお文科省の審議会にて乳幼児の基準も当初の50ベクレルから1 00ベクレルに上げる案が出ているようですが論外です。生産者及び 流通上困難という理由のようですが、 ・汚染地域での生産物含め、事故を招いた国及び東電の責任で検査体 制を徹底する。 ・万が一基準値を超えた場合、生産者には事故を招いた国及び東電の 責任で買取・補償を行う。生産物の処分は東電及び原子力発電を推 進・容認してきた経済産業省や自民党や民主党を始めとする各政党、 国会議事堂の敷地内にて行う。 上記により可能ではないでしょうか。事故を起こし国民の安全を奪っ たものの責任において、被害を被った生産者と消費者を保護するのは 当然かと思います。 また品目による経過措置は取らず、全て4月1日より実施してくださ い。高い放射性物質を含む主食の米の流通を放置するのは許容できま せん。 子を持つ親として。また日本人として今回の事故により空気・水・土 地が汚染され、ひいてはこれまでの日本の食の安全及び信頼が崩れた ことに不安と怒りと悲しみと絶望を抱いております。それは国内のみ ならず国際的にも大きな影響を与えており、今回の基準値によりその 回復が問われることになるかと思います。何卒よろしくお願い申し上 げます。 848 以下 3 点において意義あり、改善を求めます。 その前に、前提としても意義があります。 暫定基準値についても放射能漏れや核戦争があり、 食糧難に限り 2 ヶ月 3 ヶ月という「暫定」ならば納得しますが、今回 は引き下げるまでに 1 年かかるというのは、子どもを持つ親として国 民として、本当に納得できません。 また核戦争ではなく、食料は輸入などに頼ることができるのに、です。 対応が遅すぎると思っております。 1.経過措置の設定については 原料以外の加工品の経過措置は撤回し、これも原料と同じく 4 月より 基準値超えたものは流通させない。 理由:今までの暫定基準は、本来の基準ではないから。 暫定とは、食べ物がないので、汚れが多いものでも食べて飢え死にを 2,3,6 別添2 防ぐものです。 それを加工したからと、賞味期限まで流通させるのは消費者が混乱す ると共に、本来避けられるべき食品であるにもかかわらず流通するこ とにより被爆してしまいます。生産者が混乱するからという理由は理 解できません。 生産者には生産した加工品であっても、4 月からは暫定基準で作った ものは、廃棄させるようにしてほしいです。 4 月からは新基準のものだけを流通させるよう徹底してほしいからで す。 2.新基準値でさえも高すぎます 食品基準が暫定 5 ミリシーベルト/年→1 ミリシーベルト/年は高いま まです。 外部被爆(空間、雨など) 、内部被爆(食品、埃、花粉など) 、全てを 含めての基準を決めなくてはならないのではと思います。 全ての被爆を鑑みて、食品の基準を 1 ミリシーベルト/年以下で設定 していただきたいです。 理由:食品摂取からを 1 ミリシーベルト/年、ということですが、今 までの基準は内部、外部含めて年間 1 ミリシーベルトです。 内部被爆だけで 1 ミリシーベルトでは、既に食品だけで基準値を超え てしまいます。 また、内部被爆は食品だけでなく、埃、チリ、花粉なども吸い込んだ りすることでおこりますので、食品だけで 1 ミリというのはあまりに も甘い基準だと認識しております。 3.子ども基準の範囲をもっと年齢または学年別に細分化して欲しい (保育園児、小学生低学年、高学年、中学生、といったように) または、乳幼児用食品、給食、お菓子、牛乳というように明らかに子 どもが食べるものの基準値を年齢別に設定してほしい。 理由:乳幼児は乳幼児用食品だけ食べるのではないから。 また年齢により放射線に対する感受性が異なり、大人よりも数倍も違 いがあるため 引用:新装版 人間と放射線―医療用 X 線から原発までジョン W・ゴ フマン (著) 現在乳幼児用食品に対しての基準が別途設けられていますが、乳児は ともかく、幼児は離乳食も終わり大人とほぼ同じものを食べ始めま す。また年齢により、感受性も異なります。 ※引用書物参照 別添2 ゆえに、乳幼児用食物ではなく、保育園児の食事(給食含む)、小学 生の食事(給食含む)というように分けて基準値を設定し、それぞれ の園、学校に基準値厳守としていただけないでしょうか。 今、一番親達が気にしていることは、乳幼児用のミルクだったり、水、 給食、給食で出る牛乳、が心配ごとです。 なぜなら、子供用の基準値が設定されていないことです。 よろしくおねがいします。 日本の未来を守ってくださるよう切に願います。 849 (1)基準値と生産者について 11,11 現在の基準値に対する政府への信頼は、揺らいでおり、それに対して 消費者に勉強不足だ、風評被害だ、と叫ぶだけでは、現在の消費者と 生産者の間の対立を防げないと考えます。 基準値を下げることは、政府に信頼を高め、生産者、作物への信頼も 高まると考えます。 (2)人体への影響や、測定の難しさと言った科学的議論と、政治的 な対応の違いについて 放射性物質の摂食が人体に及ぼす影響は、現在の科学的知見からは、 十分に明らかになっておらず、それは「明らかでない」=「影響はな い、問題はない」と言うことではないと考えます。 本来、東電と言う私企業や、それを管理した国が責任を持って、環境 中、食物中への汚染を全て取り除くべきであり、大前提であると考え ます。つまり、現在の科学、経済、政治などの状況では、除去や測定 が、可能かどうか、とは全くの別問題です。 今後も「基準値を下げ過ぎると、測定が難しくなるからやめた方がい い」と言う対応は、やむを得ないとは思いますが、あくまで達成が困 難なだけで、「本来は事故前と同じ環境を目指すべき」と言う基本的 な姿勢をしっかりと明示していただきたいです。 850 子どもを守るために、子供の目線で基準値の設定をお願いします。 1,3 大人の都合で、経済優先で考えないでください。 将来を支えるのは、間違いなく子供たちです。 外部被ばくと内部被ばくの合計を0.1ミリシーベルト(大人の10 分の1)にして基準値を設定してください。 だいたい1キログラム当たり5ベクレルです。 おねがいします。 851 乳幼児に 50 ベクレル、ましてや 100 ベクレルなど、殺人的で容認な ど不可能です。 1 別添2 こうしたことが罷り通るなら、 日本はチェルノブイリ地区のように、ドンドン人口が減りやがて、こ うした取り決めをした方々は訴えられる事になります。 そうした不幸を出来るだけ避けるためにも、 もっともっと慎重に、一桁ベクレルわ、で収まる値に(本当はそれで さえ危険の可能性少なくのですが)していただけるよう、 強く強く要望いたします。 852 今回、乳児基準値は、一般食品の 1/2 でしかありません。子どもの放 1,3,6 射性物質への感受性の高さは 3~10 倍という主張があり、とてもこの 数値で安全とは思えません。まして、多くの保護者がそうであるよう に、離乳食を家庭で作る場合は 100Bq/kg になりますし、乳児以外の 子どもも同じ基準です。ICRP のデータで、毎日 10Bq ずつ摂取すると どれだけの内部被曝を貯めてしまうかをグラフにしたものがありま すが、原発事故のツケを子どもの体で補うような今回の数値は、とう てい承服しかねます。その上、主食である米と、主要作物である大豆 については、半年遅れての実施というのは認めがたいです。事故前の 数字である、1Bq/kg 以下、限りなく0ベクレルに近い基準値を、乳 児および子どもには適用されますよう、心から願うものです。 853 乳児用食品の放射能規制を100ベクレルに絶対にしないでくださ 3 い!! 854 基準値が高すぎると思います。 福島第一原発事故を受けて 即時に脱原発を早めたドイツの動きには 尊敬すら覚えました。 そのドイツでの放射性セシウム基準値は 大人 8Bq/kg・子供 4Bq/kg です。 年間 1mSV 以下であれば まったく被ばくしなかった場合と 同じ生涯を全うできるのでしょうか? 全く影響がないと証明することは不可能です。 特に感受性が強いことが分かっている乳幼児について 乳児用食品と乳児が口にすることの多い牛乳の 基準値を上げようとされているようですが 即刻撤回していただきたい。 子供手当てなど要りません。子供を守ってください。 日本の未来は子供たちにかかっているのです。 1,3 別添2 855 基準値だか規制値だか分かりませんが、下げる事はあっても 3 上げるとはなんともけしからん話です。 うちの子供に放射能で汚染された食物をクチにさせないで下さい。 856 表題のパブコメ募集について、下記、意見提出をいたします。 1,9 1 歳の子どもがおり、現在妊娠 5 週目のものです。 食品および飲料全ての基準値を 1Bq 以下に訂正してください。 乳児用、など、食品郡を分けても、無意味です。 世の中全ての食材飲料物は、子どもが口にする可能性があります。離 乳食を作る保護者や保育園の調理師や管理栄養士は、 「乳児用のコメ、 野菜、牛乳」などと「乳児用以外のコメ、野菜、牛乳」を、スーパー で見分けられるように、コメやにんじん、魚、その他に表示されるの でしょうか? そんなはずはありません。乳児、は、お乳を飲む子どもだけではあり ません。離乳食期を向かえ、お乳、ミルクからスプーン一さじづつ、 ゆっくりゆっくり食事をはじめます。ほとんどの場合、2 歳や 3 歳ま でお乳やミルクも多少なりとも併用しながら、食事に慣れていきま す。 離乳食のベビーフードが仮に乳児用の基準だとしても、家で作る離乳 食をどうコントロールできると思うのですか? また、妊婦や授乳女性用の基準がありません。 放射能の影響を受けやすい胎児や新生児の栄養をつかさどるのは妊 婦や授乳女性の「成人の食事」です。妊婦や出産後の女性は、市販の ベビーフードを食べているわけではありません。 健常成人としての食事をとっています。 器官形成期は、妊娠5-9週目ですが、多くの女性がまだ妊娠に気づ かない時期です。その間の食事をどう政府は保証するのでしょうか? 実際には、乳児用などと分けても、全く無意味です。 全て、こどもに合わせて 1Bq で設定してください。 また、西日本の食材が汚染食材と混ざり、さらなる風評被害を生み出 さないためにも、1Bqに設定してください。 本気で日本の子どもとこれからの子どもの未来を守ってください。 857 乳幼児を育てている母親です。 次世代を担う乳児たちが口にする食品の基準は、限りなく 0 ベースに 近づけるべきであると考えます。それは社会全体の利益には繋がらな いのでしょうか。 例えば、汚染され易い食材は、チェルノブイリでの前例等、参考情報 1 別添2 が数多くあり、検査以前に予め使用を控えるという方法があります。 また、乳用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味に よっては、0 ベースの達成は不可能ではないはずです。 長期間に渡る被曝が予測される乳児の食品については、その影響が明 らかにされていないとしても、リスクが潜む可能性がある限り、0 ベ ース基準を目標にしてほしいと、切に願います。これは個人的で感情 的な想いでは無く、大人たちが責任を持って対処すべき問題である思 います。 858 1.文部科学省の放射線審議会が、乳児用食品と牛乳について、50 3,6,11 Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめているとい う報道を耳にしました。生産者の立場を考慮とのことですが、人間の 命を軽視した暴論です。子供を大切にしない国は滅びます。絶対に耳 を貸さないでください。 2.消費者の立場からすれば、危険性が産地でわかるものは(偽装が ない限り)避けることができますが、加工食品の原料が心配です。食 品だけでなく、加工食品の原材料にも規制をかけてください。 3.最後ですが、経過措置はなるべく少なめにお願いします。 859 安全にかかわるのですから、食品中の放射性物質の基準値は下げるこ 1 とはあっても上げることがあってはならないのではないでしょう か? 実際段々に基準値が上がっていくことで国民のみならず外国の人た ちもその理不尽さに不信の目を向けています。 本気で日本国民の現在および将来の安全を保証するつもりであれば、 このような動きは考えられません。基準値を上げるという「改正」は 国民の将来にわたる健康を視野に入れれば「改悪」としか思えません。 今回の案に反対いたします。 860 都合のよい係数を用いた換算による基準値決定に疑問かつ反対です。 3,7 体内の各臓器への蓄積が考慮されないばかりか、人工放射性核種がも たらす直接細胞組織への影響はまだ不明な点も多いはずです。 「乳児用食品」及び「牛乳」における基準値には特に反対です。成人 の何倍もの影響があると言われている乳幼児、ざっくりと“一般食品 の半分”というのは、その影響力を無視した考え方だと思います。 また、「万が一、流通する食品の全てが汚染されていたとしても影響 のない値を基準値とする」とありますが、現在もサンプル検査をすり ぬけた高濃度の汚染食品が出回っている上、検査がヨウ素・セシウム にとどまっていることも、懸念材料です。消費者、とりわけ未成年・ 別添2 乳幼児の為の検討をよろしくお願いします。 861 肥田瞬太郎医師の「内部被曝の脅威」を読みました。 1,2,3 乳児を持つ母親としては、現在の食生活にかなりの 不安とストレスを抱えて過ごしています。 安心して暮らせる日本であるために、意見させて頂きます。 ●年間 1 ミリシーベルト 食品からの内部被曝のみを考慮せずに、外部被曝を合わせた 年間 1 ミリシーベルトとすべきです。 ICRPの 1990 年勧告及び原子炉等規制法は、公衆の被曝に関 する実効線量限度は外部被曝と内部被曝を合わせ、 1 年について 1 ミリシーベルトを上限としています。 ●乳児用食品の基準は更に厳しく最小限に設定 放射能の影響を受けやすい乳児には、限りなく最小限の設定を すべきです。本音を言えば 0 にして頂きたい。 親としてはこれからの未来を担う子供たちに、 少しのリスクも負わせたくないのです。 ●乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定 乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象とした 基準を設定して下さい。 ●一般食品の基準値も引き下げる チェルノブイリのように日本も厳しく設定するべきです。 日本はチェルノブイリから学ぶべきです。 すべては明るい未来のために。 宜しくお願いします。 862 乳幼児の食品の基準値を 100Bq/kg にするとの記事を読み、急ぎかい 3 ております。昨年、金町浄水場が 100Bq/Kg を超えて、乳児が飲めな くなったのは、母親であればだれもが記憶しております。それと同じ 値など、言語道断。だれも日本製の乳幼児食品を買わなくなるでしょ う。 くれぐれも、今までよりも低い基準値を採用されるよう要望いたしま す。 863 1 歳の子を持つ母です。基準値が高すぎると思います。せめてキロあ 1 たり 一桁台まで下げてください。このままでは安心して子を育てられませ ん。 864 放射能は微量でも危険があり、日本の法律では外部被ばくと内部被ば 2,3 別添2 くを併せて年間1ミリシーベルトまでだと聞いたので、その基準で本 件を決めていただきたいと思います。特に幼い子供や胎児は放射線に 対する感受性が大人の数倍高いので、厳しい基準値が必要だと思いま す。そうなるととても難しいのでしょうが、子ども達を守るのは私た ち大人の責務だと思います。よろしくお願いいたします。 865 いつも国民のためにお働きくださりありがとうございます。 1 私は夫と二人、宮城県南部に暮らしております。 これから子どもを産み育てていきたいと願っていた、ごく普通の夫婦 です。 原発事故後、一度は子どものことを諦めました。 しかし今は、もしこの先 子どもを授かるのであれば、ちゃんと産み 育てたいと想うようになり、そのためには、親となる私達も極力、内 部被爆は避けなければなりません。元々ゼロであったものであれば、 1 ベクレルでも身体に入れたくないのが本音と思います。年齢ももち ろん、関係ありません。しかし、放射性物質に対する感受性が高いと いわれる乳幼児と子ども、その命を育む若い世代の男女については、 基準値は低ければ低いほど良いに違いありません。私達は、10 ベクレ ル以下であれば、なんとか我慢の範囲内と考えています。測るのが難 しいという意見もあるようですが、そんなことはありません。宮城県 南部に立ち上がった農家有志による測定室は、検出限界が概ね 10 ベ クレル以下です。少し時間をかければ、もっと精度も上がるそうです し、10 ベクレルを超えるものはそんなに多くないようです。こうして ちゃんと測った作物であれば、私達は安心して買うことが出来ます。 以上のことから、基準値は、せめて 10 ベクレル以下でお考えいただ きますよう、よろしくお願い申し上げます。 食品中の放射性物質の基準値 866 食物中の放射能物質の基準値につきましては、乳幼児や食物の種類に 係らず、全対象として放射性セシウム・ヨウ素・ストロンチウムなど ベクレルで数値を出し正しく公表してください。産地で土壌、肥料、 作物を計る以外にも地域の市場や加工施設などでも定期的に計り、産 地を公表してください。さらに今の暫定基準値の 2000 や 50 ベクレル では世界の基準と比べても高すぎるので最低でも 10 ベクレル以下、 保育所幼稚園学校給食などの子供には4ベクレル以下を徹底し産地 も公表して下さい。 基準を超える生産地に対して国から保証金をだし除染をしさらに除 染の不可能な高濃度の汚染地域は移転を進め、さらに地元に還元でき 1,3,9,11 別添2 る制度を設立して下さい。 867 内部被曝はできるだけ少なくするべきです。乳幼児食品の基準値はで 1 きるだけ 0 に近づけてください。 年 1 ミリまでなら問題ないとするのは断じて許せません。 汚染食品摂取した赤ちゃん、こどもの健康被害の実態は今はわかりま せん。数年、十数年たたなければ安全かどうかわからない危険なもの をこどもの口にいれる社会にしないでください。 868 12歳の息子を持つ母親です。食べ盛りの時期に入ってきていて食品 1 からの内部被爆が大変気になります。 ですが、被爆は食品からだけでなく、外部被爆も無いとはいえない東 京に住んでおり、食品の基準値が100ベクレルとなってしまうと不 安です。内部、外部合わせて100ベクレルとなるように、食品はも っと少ない基準値にして欲しいと思います。 869 食品の放射性物質の基準値ですが、 1 どうか震災前の基準値に戻してください。 お願いします。 水も他の飲料水も牛乳も野菜も果物も肉も魚も、加工食品に至るま で、どうか全ての食品を震災前の基準値に戻してください。 チェルノブイリでは、決められた食品基準値でもあれだけの被害が出 ました。 今の日本の基準値では恐ろしくて飲むことも食べることもできませ ん。 どうかお願いします。 こんなに緩い基準値では恐ろしすぎるのです。 震災前の厳しい基準値に戻してください。 本当に恐ろしくて食べられない日々が続いています。 どうかよろしくお願い致します。 870 子供に関する基準を 100Bq/kg とするのはやめて下さい。 内部被曝は低線量でも十分に危険だと思います。 科学的に認められていなくても、危険と論じる科学者や医師は居ま す。 『危険性が立証できないので安全』とはしないで下さい。 『安全性が立証できないので危険』との立場をとって下さい。 少子化を危惧している日本が、子供達や若者を危険にさらしてどうし ますか! ドイツ基準の成人 8Bq/kg 幼児 4Bq/kg 並の基準を求めます! 1,7 別添2 食品の検査の充実と流通管理もお願いします。 充分に検査されていない為、国産の魚は一切食べていません。 このような対策をするのは私達消費者にとっても、生産者にとっても 不幸です。 きちんと調べて、食べられる物は食べたいです。 今までの政府の対応は命を守るのではなく、国の体制や企業を守る方 向に動いていると感じます。 是非、 『命を守る!』を第一に考えて下さい!! 宜しくお願いします! 871 改正案にある基準値は全体として高い値であるという理由から、この 1,3,7 改正案には反対します。 放射能に汚染された食品を摂取したことによる内部被曝については、 その影響が将来にわたってどのように出るのか、現段階では解明され ていないことも多く、専門家の間でも意見が分かれる所です。しかし、 放射能への感受性が大人よりも高いと言われる子どもたちや放射能 への個々の感受性の違いを考えた場合、少なくとも、チェルノブイリ 原発事故において食品の放射能汚染を経験したドイツの放射線防護 協会が出した「日本における放射線リスク最小化のための提言」の基 準値、すなわち、以下の値を基準値とすることを望みます。 「乳児、子ども、青少年に対しては、1kg あたり 4 ベクレル〔以下 Bq: 訳者注〕以上のセシウム 137 を含む飲食物を与えないよう推奨される べきである。成人は、1kg あたり 8Bq 以上のセシウム 137 を含む飲 食物を摂取しないことが推奨される。」 (ドイツ放射線防護協会「日本 における放射線リスク最小化のための提言」より抜粋)また、国民の 健康を守るため、速やかなる検査体制の整備をして頂きたく、よろし くお願い申し上げます。 872 乳幼児用は 50Bq/kg ということですが、1~10Bq/kg 程度にならな 1,3 いでしょうか?ストロンチウム、ルテニウム、プルトニウムらの3つ の核種とセシウムの比率が資料に記載されていないのも、不安を呼び ます。基準値がもっと下がるまで、関東と東日本産は購入しません。 873 栃木県で売られているシイタケは放射能が高いです。 学校の給食でも、たくさんしいたけが出ます。 ちかくのお店のシイタケを検査に出したら、200ベクレルもありま した。 学校で毎日のように食べさせられています。 僕を早く助けてください。 1 別添2 僕は放射能で殺されてしまいます。 お父さんに頼んで学校に行ってもらいましたが聞いてくれませんで した。 おねがいします。助けてください。 874 今回、問われている基準値案は「厳しい値」と言われているようです 1,6 が、子どもたちの被曝を心配する親にとって、そのような評価は的外 れとしか言いようがありません。もともと、海外を含め、多くの研究 を精査した結果出された、食品安全委員会ワーキンググループの説明 では、 「内部、外部被曝合わせて生涯 100mSv」「子どもには特別な配 慮が必要」ということでした。それが、なぜか食品安全委員会委員長 の談話というだけで、内部被曝、しかも飲食だけで 100mSv になり、 今回の年間1mSv の根拠になっていると思われますが、この時点です でに、厳しい値とは言い難いことがわかります。また、乳児基準値は、 一般食品の 1/2 でしかありません。子どもの放射性物質への感受性の 高さは 3~10 倍という主張があり、とてもこの数値で安全とは思えま せん。まして、多くの保護者がそうであるように、離乳食を家庭で作 る場合は 100Bq/kg になりますし、乳児以外の子どもも同じ基準です。 ICRP のデータで、毎日 10Bq ずつ摂取するとどれだけの内部被曝を貯 めてしまうかをグラフにしたものがありますが、原発事故のツケを子 どもの体で補うような今回の数値は、とうてい承服しかねます。その 上、主食である米と、主要作物である大豆については、半年遅れての 実施というのは認めがたいです。このように一見、生産者に考慮した かのような基準値は、実は、売れない生産物を大量に生み出し、生産 者を守ることにもつながりません。生産者を守るためにも、厳しい基 準をつくり、それ以上のものは東電の責務として補償することが求め られます。事故前の数字である、1Bq/kg 以下、限りなく0ベクレル に近い基準値を、乳児および子どもには適用されますよう、心から願 うものです。 875 年間の被曝量は外部被曝を除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わ せ年間 1 ミリシーベルトとすべきです。 乳児用食品の規制値100ベクレルなどとんでもないです。チェルノ ブイリでは37ベクレルでも子どもたちに健康被害が出ているとい う ではありませんか。学校給食も含め、乳幼児・児童生徒など子どもの 摂取する食品はすべて可能な限りゼロベクレルに近づけるべきです。 さらに、乳幼児や子どもたちが家庭で摂取する放射性物質を可能な限 1,2,3,9 別添2 り減らすため、店頭での食品のベクレル表示の義務付けも規定してい ただきたいです。 876 私は8歳、5歳、2歳の3人の子どもを持つ母親です。 1,3 震災時は東京在住でしたが、東京では子どもが安全に食べられる食の 確保が難しいと判断し、福岡へ移住しました。 今回の食品に関する放射性物質基準値の改定に関して、意見を述べさ せていただきたくコメントいたします。 そもそも、食品だけで年間1msvという基準はいかがなものでしょ うか。 原発事故後、私たちの上に降り注いだ放射性物質は雨や川に流された ものもあるでしょうが、無くなったわけではありません。土の上に、 コンクリートの上に落ち、風が吹いて舞い上がり外部被ばくを、塵を 吸い込み内部被ばくを起こす原因にもなっているのです。 また、まだ福島第一原発からは放出がゼロになっているわけではあり ません。 この状況で、食品だけで1msvでは、外部・内部被ばく合わせて何 msvになってしまうか、心配でたまらないのです。 また、文部科学省の放射線審議会では今回の改正案に対して、乳幼児 食品と乳に対する規制を50ベクレルから100ベクレルへ緩和す る案を用意しているという話も聞き、これが日本という国のすること かと悲しくなりました。 子どもを守らずして繁栄する国はありません。 日本は出荷させたい業界の都合だけを考え、子どもを被曝させるよう な国なのでしょうか。 ドイツでは、子どもが口にする食品の規制値は4ベクレルです。 日本でも、少しでも子どもを守る規制値の設定をお願いいたします。 業界に対する救済は、原発を推進してきた主体である国が買い上げる などの策を講じていただけませんと、混ぜられ、嘘に固められた食品 が出回ることになります。 どうか、どうか、守るべきは子どもであることをお忘れないよう、お 願い申し上げます。 877 関係者各位 毎日、私達の食品中の放射性物質を測定するプログラムを組んでくだ さり感謝しております。 私達は初めての放射性物質とどの様に対峙するべきでしょうか? 赤ちゃんや母胎への影響が一番の心配な点。 1 別添2 食品中の放射性物質はゼロベクレルに致しましょう。 未来の保証をしましょう。 補償ではなく、保証をしましょう。 私達は運命共同体です。 繋がりあって下さい。 放射性物質との向き合いはゼロから考えなければいけません。 皆様の御協力がないと…何卒、宜しくお願い致します。 878 各項目設定数値が高すぎると思います。このような数値で安全と言わ 1,7 れては風評被害あるいは実害が、ますます広がるのではないでしょう か。 セシウムの平均蓄積量 30.32±0.66Bq/kg にあるゴメリの三歳から七 歳の子供は蓄積量と心電図に比例関係があった。といわれています。 ドイツ放射線防護協会は 1kg あたり 8 ベクレル以上のセシウム 137 を 含む飲食物を摂取しないことを推奨してるそうです。ですので、それ 以下の数値でお願いします。 外部被ばくと内部被ばく両方が問題になる今、減らせる内部被ばくは 減らす必要があります。 いちいち事故が起こるたびに、暫定値として高い放射能含有の可能性 のある食べ物を食べさせられていたのではとても不安です。核種はな ぜセシウムだけなのでしょうか?他のものは後ほど設定されるとい うことですか?なければ追加をお願いします。 規準を設定する皆様、どうぞ責任を持って国民の健康を心から守って ください。 879 「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」 1 放射性物質に係る基準値の設定について、現在の暫定基準値は非常時 のための暫定値であり、あまりにも高すぎると思います。 事故から1年になろうとする現在、平常時の基準値に近づけて食品の 規制値は厳しくするべきだと考えます。 また、子どもや乳児用の基準値も、事故前の基準に近づけることが当 然求められます。 50bq の規制値を100bq に緩和するなど、もってのほかであり、 考えられません。より厳しい基準値の制定をおこない、汚染度の高い 食品の流通を初期段階で食い止める事は、一日も早くなされるべきだ と考えます。 子どもの内部被曝を軽減させるような措置を切に願います。 880 乳幼児向け食品についての基準値については、限りなく緩すぎる。子 1,3 別添2 供は大人より放射線の感受性が5倍~数十倍と言われており、今回の ような長期間の低線量被曝による外部被曝を受けた上、食物による内 部被曝も受けることを考えると、乳幼児については1Bq 未満のものし か与えるべきではないと思われる。 絶対的安全が保障されていない限り、基準値については厳しく律して いかなければならない。 881 1. 被ばく線量の評価において、ICRP が LNT モデルを指示しているこ とを、重視すべきである。 にもかかわらず、 「1、改正の背景・趣旨」の項において、「・・・・、 健康への影響はないと一般的に評価され、安全性は確保されている が、 ・・・」の文言は、3.11 以来の政府及び政府の意向を指示した専 門家諸氏が「直ちに健康には影響がない」と言って、かえって国民の 不安を煽った愚行の延長線上にある。 真に、国民の健康と安全を守るためには、低線量放射線による被ばく 影響の不確実性領域からも国民を守っていただきたい。そうした、決 意のもとに、新基準を提案していただきたい。 したがって、この文言は削除すべきである。 2. 新基準値については、LNT の考え方を基本にして、出来る限り低 くすることが必要である。 実際、線量拘束値の下限値、すなわち最適化を必要とする線量の下限 値を ICRP は明言しておらず、現実的な被ばくを想定する場合には 0.01 mSv/y オーダーから 1 mSv/y までが線量基準として扱われるのが国際 的にも通常である。微量の人工の放射性物質の生体影響は、疫学的に もまだ未開明である(但し、政府関係の資料では無視され続けている、 チェルノブイリの疫学データによれば、心疾患・肝臓病・腎臓病等通 常の病気が非汚染地域に比して、汚染地域で高いことが示されてい る。政府も、より国民の安全サイドに立った上で、チェルノブイリに 学ぶべきである)。したがって、現状では、食品における内部被ばく 源として避けられないカリウム-40 による被ばく量と同等レベルまで を食品からの摂取許容目標とすることを提案する。すなわち、政府が 提案する 1 mSv/y を 0.4 mSv/y に引き下げた基準値を提案する。飲 料水 4 Bq/kg, 牛乳 20 Bq/kg, 一般食品 40 Bq/kg, なお、乳幼児につ いては、その感受性(成人の 3~5 倍)と将来性を重視して、一般食品 の 1/4 とし、乳幼児食品 10 Bq/kg を提案する。 提案した基準値の数値の根拠は前述のとおりであるが、趣旨は、「人 工の放射性物質の摂取を、LNT の考え方を基にして、出来る限り低く 1,6 別添2 抑える」というものである。 3. 新基準値の適用時から、例外規定なく、全ての食品でその基準を 満たす必要がある。 すでに、1 年間、甘い暫定基準値下で、我慢させられてきた国民目線 に立って、速やかに新基準への移行を図るべきである。 なお、このことによって、流通させられなくなった農水産物につい ての賠償責任は、言うまでもなく東電及び政府にある。 882 2011 年 3 月 11 日以前の基準値を維持。切望。 1 さもなくば、スエーデン国に於ける基準値の導入。希望。 883 まだまだ放射能被害の実態はきちんと科学的に解明されてもいない 1,2 現在、今の日本の行政のやり方には憤りと怒り、さえ覚える日々です。 この国は一体今後子供達を健全に育んでいけるような環境を国民に 対して遵守する姿勢は表れるのでしょうか。 今回の基準に対してもどうか日本国家の法律上でも定められている、 「総量換算年間 1 ミリ以内」を守るべく動くのが国の国民への責務で はないのでしょうか。 どうして子供達を、いえ、子供達だけではない国民を、安全サイドを 見たやり方で守ろう、という姿勢を示していただけないのでしょう か。 総量換算年間0ミリ、というのが一番ですが、このような事態が起こ ってしまった以上、せめて、「総量換算年間 1 ミリ以内」を守れる国 作りのために食品中の放射性物質に係る基準値の設定を行っていた だけますことを切望します!!! 884 (1)汚染の実態 福島第一原発の事故により、土壌(山、森、平地、畑、水田、住宅 地、その他全て)、空気、水(水源、川、湖、池沼、海、その他全て の水質資源)が汚染されました。また、直接汚染された地域から様々 な汚染物が運搬され、二次汚染が起きています。 これにより、東日本の大半の地域が汚染され、汚染された食糧が大 量に流通しています。また、汚染された地域の食糧は価格が低下する ため、産地偽装が横行し、例えば福島産のコメが他府県産のコメとし て販売され、以下のように摘発された例もあります。 福島産の米、宮城産と偽り販売 仙台の会社を県が調査 http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY201111290208.htm l コメ産地偽装:ケンベイミヤギを処分--県・仙台市 /宮城 1,7,11 別添2 http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120117ddlk04040074000c. html コメは主食であり、最も安全が求められる食糧であります。しかし、 コメの流通業界では産地偽装が悪しき慣習として残っており、今回の 摘発は氷山の一角と考えられます。無論、コメ以外の食糧についても、 産地偽装の横行は間違いなく行われています。 (2)暫定規制値について 現在国内で適用されている暫定規制値(食品中の放射性物質に関す る暫定規制値)は非常に高く、セシウムが 500 Bq/kg という数値は、 国連が定めた、全面核戦争時に 3 ヶ月を上限として適用される緊急時 の値とされています(東北文教大学の松田浩平教授の発言による)。 また、3.11 以前の基準では、100Bq/kg 以上の物は低レベル放射性 廃棄物として扱われ、原発などでは専用のドラム缶に入れ、厳重に管 理されなければならないという扱いでした。 当然、このような状況では、暫定規制値以下だとしても安全性は全 く担保されず、それどころか、「もはや食糧ではない」と考えるのが 常識的な判断です。これを裏付ける事実として、政府が定めている暫 定規制値が諸外国のそれと比較して高いため、輸入が禁止されている 例は数多くあります。世界的な日本食ブームも相まって、高品質な国 産米を始めとする農水産物の人気が高まっているにも関わらず、で す。例えば、昨年の築地市場でのマグロ(大間産)の初競りで、香港 の会社が最高値をつけた事は記憶に新しいことと思います。 (3)目指すべき基準 ドイツの放射線防護協会では、食品の基準値として大人は 8Bq/kg 以下、子供は 4 Bq/kg 以下にするように提唱しています。 チェルノ ブイリの事例では、子供は体内の放射性物質の濃度が 11Bq/kg を超え る辺りから、健康被害が目立ち始めたと言われています。 また、米軍では、50 Bq/kg 以上では脳に悪影響が出るという結果 があるそうです。 (4)国・政府への要望 ・東北の太平洋側、首都圏を含む関東地方では、食糧生産を一切禁止 し、加工食品などの生産も同様に一切禁止する。 ・同時に、汚染の少ない西日本への集団移転を国策として推進し、出 来るだけ汚染の少ない食糧品の生産体制を抜本的に向上する。 ・国内で消費される量は、現時点での食糧自給率を見ても不足するた め、安全な食糧を積極的に輸入し、乳幼児・妊婦などから優先的に供 別添2 給体制を構築する。 ・学校給食は各家庭ごとに自由選択とし、毎日給食の放射性物質の濃 度も測定、即時公開し、希望する親へのメール配信なども積極的に行 う。 ・セシウムなどの核種を高濃度に蓄積しやすい食糧品(肉、魚介類、 卵、牛乳、キノコ類、ベリー類、アブラナ科の作物など)については、 産地を問わずに、放射性物質の濃度を計測する。 ・計測対象はヨウ素、セシウムに限定せず、内部被曝による影響がγ 線核種よりも圧倒的に大きな、α線、β線核種(ストロンチウム 90 など)も対象とする。 ・計測サンプル数が少ないと意味が無いので、全数検査を最終目標と し、暫定的に比率を上げるものとする。 ・牛肉のトレーサビリティーをモデルに、産地偽装などが行えないよ うなシステムを早急に構築する。 ・放射性物質を少しでも除去するための、具体的な調理法や食材の選 択について、大学・研究機関などの総力を結集して早急に知見を構築 し、広く全国民へ周知徹底する。 以上です。 885 健康に対する結果が見えてくるのは数年或いは何十年なのにどうし 3 て今変更をする必要があるのかわかりません。 100bq に上げるのには反対です。 数字を上げて小手先で胡麻化そうとする政府の問題作送りに他なり ません。 将来の日本と日本人を守るのは今を生きる私達の責任です。 しっかりと日本を考えて下さい。 886 1 今回の「基準値」も恒久的なものではなく、状況が整い次第、改 定していくことを明記してください。また、目標として、平時の水準、 事故前の状態に「合理的に可能なかぎり」近付けていくことも明記し てください。 2 経過措置のある食品については、小売店でのモニタリングを実施 し、その結果をすみやかにわかりやすく公表してください。 「絵に描いた餅」にならないよう、 3 「基準値」が「単なる目標値」 モニタリングと規制、及び国民(生産者、流通業者、消費者)による 検証がしっかりできるようなしくみを省庁横断的取り組みによるグ ランドデザインをつくり、それをわかりやすい形で公表してくださ い。 1,7,11 別添2 4 基準値越えの食品が発見された場合の生産者や流通業者への補 償の仕組みをしっかり整えてください。 887 海外では乳幼児に対しての基準値はかなり低く、今回の案含め日本の 1 値は桁が違います。危険だと判断されているから低い値であるのであ って、影響がどの位でるかもわからない未知なるものであるならば安 全とは言いきれないでしょう。今回の値は安全と言い切れないものに 対しての基準値の範囲ではないと思います。ストロンチウムやプルト ニウムに対しての項目もないですし、この案では小さい子供を持つ親 にとっては不安が募るばかりで、風評被害も減りません。海外のもの を購入した方がよっぽど安心です。どうか子供達の健康のために、未 来のために命を守る基準値の見直しをお願いいたします。 888 乳幼児を持つ親として意見を述べさせて頂きます。 1,3 新基準といわれていいる 40 ベクレル/キロの基準でも高すぎる。 子どもの放射能感受性の強さ」について研究しなおしてほしいと思 います。 乳児が口にする乳児用食品の基準値は、検出限界1~2ベクレル/ キログラム以下で不検出のものを求めます。さもなければ、母親の 安心は得られず、日本で子どもを産む気にはならず少子化はますま す進むばかりと思います。 乳児用食品のゼロベクレルは日本のメーカーがその気になればきっ とできると信じています。 また、妊婦の扱いについての記載がありません。 妊娠中、レントゲンを避ける等当たり前に指導されてきたのに、内 部被爆は関係ないとはおかしいです。 再検討を強く求めます。 子供たちを守っていく責任を文科省の方も感じて下さい。 お願いします。 889 基準値の見直しについてご意見申し上げます。 「乳児用食品」と「牛乳」は1キロ当たり50ベクレルというのは、 納得できません。 最も影響が大きい乳幼児用の食品は、もっと基準を厳しくするべきで す。 福島を含め東日本に住む乳幼児は、母体にいる時点から外部被曝をし ている可能性があり、食べ物以外から想像できない程の被曝をするこ とが考えられます。せめて内部被曝だけでも、世界随一の厳しい基準 にして、将来を担う子供の健康を死守すべきです。 1,3,7 別添2 また牛乳に関しても、心配です。現在セシウム以外の核種について検 査がなされていません。牛乳は、カルシウム摂取の代名詞のような存 在であり、実際、牛乳に含まれるカルシウムとセシウムの割合は、カ リウム 150mg カルシウム 110mg と、カルシウムの割合もかなり高い ことは知られています。ストロンチウムの計測もされていない牛乳 を、セシウムとの割合から考えて問題ない、という判断というのは、 納得できかねます。 また、牛乳は、乾燥させて使用する場合が多くございます。その際、 元々高く設定されていたならば、乾燥した場合は更に濃縮され て高濃度になる危険があるかと思います。 ぜひ、乳幼児基準と牛乳の基準は低く、ベラルーシ基準のように厳し くしていただきたいと思います。 890 4 月からの基準値、まだまだ高すぎます。基準値を低く設定しないと、 1 学校給食などにも影響が出ています。牛乳など、協会が数値の発表を 拒否しています。基準値限りなく 0 に近づければ、このような心配が なくなります。個々の食品の数値が出ない今現在、食品の選択の余地 は、ありません。是非、再度見直して下さい! 891 食品中に含まれる放射性物質の基準値について、本来は0bq が理想で 1,7 す。しかし、昨年の福島原発事故によりそういうわけにはいかなくな りました。かといって、生産者を守るため(?)に基準値をゆるくす るということにはならないと考えます。 人の健康を第一に考えていただきたい。 セシウム、ヨウ素以外の核種、プルトニウム、ストロンチウムを無視 しないでください。 日本は原爆を経験し、世界ではチェルノブイリの事故もあり前例があ りますのに、どうしてその教訓がいかされないのでしょう? 妊婦、乳幼児が安心して食事できますように。基準値をゆるくしてそ れが却ってストレスになってしまわないように基準値を決定してい ただきたいです。 892 <意見要旨> ①改定後の基準値も高すぎる。さらに低くすべきだ。 ②経過措置は国民の被曝量を増やす。そんな措置はやめるべきだ。 ③特に子供の食事には配慮が欲しい。 <上記について> ①チェルノブイリ後の、欧州諸国では基準値を一桁ベクレルに設定し たところがあったことから見ると、今回の変更でもまだ基準が高すぎ 1,3,6 別添2 ると思う。 前例に学んで出来得る限り低くするべきだと思う。 被曝に安全値などないので、本来ならゼロを目指すべきだろう が、今回程度の基準変更ではその意思すら見えない。 ②経過措置の項目が存在して、今後もそれぞれ数ヶ月~1年弱の間は 旧基準 500 ベクレルの食品の流通を容認するのは、国民の被曝量を抑 えることを目的とするならおかしな話だ。 出来るだけ早いうちに、基準値を下げるべきだ。 少なくとも、今回の他の食物の変更と同時に下げるべきだ。 たとえば米を平成 24 年 9 月 30 日まで、旧基準で運用するというのは、 その間に高ベクレルの米を出来るだけ販売流通させてしまおうとい う目的のように見える。 これは、生産者・販売者などの金銭的な利益にはなることだろうが、 多くの国民の被曝量を増やし、特に未来の日本を担う子供たちの健康 や生命へ悪影響を及ぼす可能性を高める結果になる。 目先の生産者・販売者や関係組織などの金銭的な利益を優先して、多 くの国民の今後長期にわたっての健康や生命など生きることの基本 となる問題を軽んじるようなことは、国家としてすべきではないだろ う。 国民が真実健やかに暮らしていなければ、国の生産性は落ち込んでい くだろう。目先の利益ではなく、長期的な展望を考えて欲しい。 ③他に、学校給食についても気になっている。 自治体ごとに計測を始めたところなどもあるようだが、食べた後に測 定を行うなど、予防の意味のない対応も多く見られる。 また、給食についてそのような配慮や努力をまるでしない自治体もあ るようだ。 子供たちが食べる以前に測定をし、ベクレル数が高い食品は使用しな いようにするべきだろう。 食べた後で、ベクレル数を知っても遅い。 子供は、大人よりも放射線の影響を何倍も受けやすく、その後の人生 も長いのだから、子供の食事には厳重に配慮をするべきだと思う。 ①~③それぞれの件について、 より速やかに、より低い基準で対応することを希望する。 よろしくお願いします。 893 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ いという基準緩和に絶対に反対します!!! 3 別添2 894 原発事故より、食の安全についてあまりにも国の基準が甘いと思いま 1 す。 外食産業も定期的に調べて安全が確認できれぱいいと思います、 895 市場に流通する食品を使う場合の日常食が一日一人当たり 1Bq 以内を 1,7 達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。これまでに公表 された汚染の広がりと移行係数を勘案し、事故以前の水準を保ってい る地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査を 行って頂きたいと存じます。食物自給率や西日本での増産を考えます と、平均して数Bq/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事 が出来ると考えます。 内部被曝の人への影響は解明されていない点も多く、いろいろな研究 や議論がある様ですが、子供の感受性が高いことや個人差を考え、可 能なかぎりのリスク回避の方策をたてて頂きたいと思います。食品に 対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理的に達成 可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考えます。国 民の健康と将来への不安を取り除く観点から流通品の基準値を 1 産品 当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げます。 896 食品中に許容することのできる放射性セシウムの線量を、現在の年間 1 5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることを基 本とする改正であることは評価しますが、改正案を拝見したところ、 飲料水と牛乳の値が 5 倍も違うことが懸念されます。幼児・児童は給 食により、毎日牛乳を飲まされていることを考え、飲料水基準にする べきものであり、牛乳も当然飲料に含まれる種類であると考えます。 また、乳児の飲食に関しては、特に注意深く慎重な対応が望まれます。 将来の健康被害による医療費の増大よりも、今、規制を厳しくして国 民の健康を守ることに費用をかけた方が得策と考えます。 なにとぞよろしくお願いいたします。 897 文部科学省の放射線審議会で、乳児用食品と牛乳について1キロあた り50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申案が出 たそうですが、絶対にそのような改悪はやめてください。国民を守る べき国が、国民を積極的に被曝させてどうするのですか。基準値を超 えてしまった生産者には補償し、国民の健康を守ってください。 米、牛肉、大豆の新基準適用猶予期間が長すぎます。もっと短縮して 1,3,7 別添2 いただきたいです。 また、いくら基準値があっても、現在いまだに全体の何万分の一にし かならないようなごくわずかなサンプル調査しか行われておらず、完 全にザル法です。放射能汚染地域からの製品はすべて、東京大学・児 玉龍彦教授が提言されているようなスクリーニング用の機器を使用 し全品検査するよう、体制を整えてください。 898 わが国の法律では放射線被曝について、一般の人は 1 年間に1mSv 以 1,2,10 上の被曝をしてはならないし、させてはならないということになっ ていると理解しています。またこれは、放射線による外部被曝と内 部被曝を合計した値だったはずです。 今後改定を予定しておられる新基準値はあまりに高すぎて、本来の 法律の基準を守ることはできないと考えます。福島の原発事故以 来、暫定基準値とかいう数字が多種飛び出してきましたが、事故が 起こると人間は丈夫になるのであれば暫定というものも受け入れる こともできるかもしれませんが、ありえないことですので、到底受 け入れることはできませんし、年間1mSv 以下を国側から守るとい うことを強く望みます。 100mSv 以下ではガンの発生リスクが不明とのことですが、私たち子 どもをもつ親にとっては、関係ないのです。ガンにならないから被 曝は我慢しろという意見は絶対に受け入れることはできません。 食品について、より低い数値の検討を希望します。 899 乳児用食品の基準値を 100 ベクレルにするという件につきまして、強 く反対いたします。 ドイツでは、大人が 8 ベクレル、子どもが 4 ベクレルだと聞きます。 日本の乳児に 100 ベクレルの食品を与えるというのは暴挙以外の何物 でもありません。再考を強く求めます。 ぜひ、ドイツの基準値にならって、一桁台にしていただきたいです。 もしくはせめて 10 ベクレルに下げていただきたいです。 100 ベクレルの物を食べ続けても被曝量は 1 ミリシーベルトに満たな いとおっしゃいますが、外部被曝と内部被曝を同じように考えていい のですか?また、日本の法律では年間 1 ミリシーベルトを超えて被曝 をしてはいけないとなっていますが、外部被曝だけで 1 ミリシーベル トを超える水戸市の場所、新しい基準値になって内部被曝でさらに 1 ミリシーベルト近い被曝をするのは法律違反ではありませんか。 今一度、ご検討をし直してください。国民の命を、子どもたちの命を 守るための決断を期待しています。 1,2 別添2 900 文部科学省の放射線審議会が乳児用食品と牛乳を 50 ベクレル/kg から 3 100 ベクレル/kg に変更する案が出ているようですが、私は反対です。 福島原発の事故がなければ 50 ベクレル/kg でも十分に高い数値です。 それを 100 ベクレル/kg に変更するなんて暴挙です。日本の将来を背 負っている大切な乳児たちを守らないで、何を守るというのでしょう か。 なんといっても放射能に一番敏感なのは乳幼児たちです。彼らを守る ために牛乳の放射能0ベクレルを目標とするよう政府から牛乳業界 全体に徹底させるようにして下さい。 901 これまでの暫定基準はお話にならないほど高過ぎて、失礼を承知で申 し上げるならば、政府の無為無策という日本の恥を諸外国に晒してい たと自分は思います。 遅きに失したとはいえ、改正案ではやっとこの基準値の見直しが為さ れるのですが、それでも素案の規制値は高過ぎます。 【理由】 1)飲料水や牛乳などは 10Bq/L、すなわちまともな NaI シンチレータ ー測定器で測った検出限界を基準とすべきではないか。もし 50Bq/L で良しとするなら、例えば厚生労働省の食堂で率先してご提供願いた い。 2)放射線感受性が高い乳幼児に供する目的として販売される食品の 基準が 50Bq/kg とあるが、これすら高過ぎて問題であるのみならず、 単純に成人の 1/2 として根拠を提示して欲しい。かつ、幼児は幼児食 のみを食べるにあらず。回転寿司に行けば幼児用の寿司などは存在し ない。一般食品を 100Bq/kg 以下と規定してしまえば、実際上は幼児 といえども 50Bq/kg 以上の汚染であっても食してしまうのではない か。子供の健康を守らなければ成らない行政が、抜け道を予め用意し て基準を設定するのには断固反対です。 国民の安心と、基準を厳しくして汚染された食品を流通から締め出す ことによって、結局は変な風評被害をなくし生産者を守ることを認識 すべきである。 3)H24/9/30 ないし 12/31 までの猶予を認められた経過措置には断固 反対します。基準値を厳しくするなら【例外なく一斉に】が鉄則です。 あなたがたが抜け道を許せば、消費者が結局は 12/31 まで買い控える ことを肝に銘じるべきです。これは生産者を日干しにすることではな いか。 4)今回の放射能汚染は第一義的に東京電力の非によるものであるか 1,3,6,11 別添2 ら、厚生労働省にはあくまでも国民の健康と生命を守る立場で基準を 厳しく設定し、基準値を超えて出荷停止になった食品については、東 京電力に損失を補填させるのが正論。基準を緩くするなら、行政は国 民より東京電力を助けていると後世の歴史に汚点を残すことを覚悟 していただきたいと存じます。 【素 5)厳しいことを申し上げましたが、私を含めた多くの日本人が、 晴らしい基準を作られた】と納得できる新基準値の改正を、心より願 って止みません。 902 できる限りきびしい値でお願いしたいです。 1 経済保護の優先になってしまっている日本。生産者側だって安心でき ない食材を売ったりしたくありません。そこの保証は国できちんとし て(東電ができれば東電で)子どもの食品基準値は特に厳密にお願い します。国できびしい基準を決めてくれないと結局市場に流れること になって、消費者は自分たちで測定するしか選ぶ方法がなくなりま す、ぜひ子どもには慎重な基準値を設け、給食や家庭の食材において も、消費者側が安心して買い物ができるよう子供のための野菜コーナ ーなどの設置を望みます。わからないことは慎重に。あとからあの時 は神経質になり過ぎちゃったね、って笑えるくらいが理想です。 903 乳および乳製品に限らず、すべての食品の基準値は、放射能の影響を 1,3 受けやすい乳幼児、児童などの若年層を対象に設定するべきである。 成人であれば、外部被ばくと内部被ばくの合計が、年間 1 ミリシーベ ルト以下で安全との意見に賛成であるが、子どもの場合は、成人の 10 分の1にしなければ安全とは言えない。 したがって、食品に含まれてよい放射性物質は 1 キログラム当たり約 5ベクレルが上限となる。 基準値は、5ベクレル以下にしてください。 904 私は、この時代に日本に生まれたことを幸せなことだと思っておりま した。 原発事故が起きるまでは。 政府や行政が国民を守ってくれると信じていました。この国の根底に は、そういう、人としての誠意がある、と。 しかしながら、人命より経済を優先する政府や行政の対応をここまで 見せられてくると、日本や日本人であることに誇りを持てない思いで す。 大切な人達に汚染された食べ物を食べさせることは、出来ません。 今より少し貧しくなったとしても、国民が健康であれることの方が、 1 別添2 日本という国家は幸せであるに違いないのです。 これからの国の将来を担う子供達の健康を、どうか 1 番の目的にして 下さい。健やかなることの幸せを、お金などと引き換えにしないで下 さい。汚染されたものは流通させないで下さい。 どうか、政府と行政、官僚の皆様がその事に気付いて下さいますよう に。 今、気付いて下さいますように。 905 この度食品中の放射性セシウムの暫定基準値が見直されること、大変 1,2,7,9 有り難く思っています。しかし、現在報道されている新しい基準値も、 まだ高いものだと思います。内部被爆のみで年間 1 ミリシーベルトで はなく、現在も高い線量地域や昨年3月以降の外部被爆や呼吸などで の内部被爆を考慮するなら、外部被爆と内部被爆をあわせて年間 1 ミ リシーベルトになるような基準値の設定を切に希望します。このまま では新しい基準値でも安心して子ども(5歳、2歳、0歳)に毎日の食 事を食べさせられません。特に、水や主食の米や小麦粉は基準値をも っともっと下げてください。 また、給食の基準も自治体任せにせず、国で低い基準を設けてくださ い。食べさせたくなければお弁当を~というのではなく、どの子にも 低リスクのものを食べさせられるように国がはっきりと決め、子ども 達を守ってください。毎日の少しずつのセシウムの蓄積が、子ども達 にどのような影響を与えるのか。はっきりとわからないのであれば、 より安全な立場で子ども達が安心して食べられるように基準値をも うけてください。汚染の高い傾向のものは基準値以下であっても給食 に出さな・・いというような指導もぜひしていただきたい。 低い基準をもうけて、あらゆる食材に何ベクレルか表示するように し、消費者が本当に安心して消費できるようなシステムになるように 決めてください。子ども達の未来が、命がかかっています。どうぞよ ろしくお願いいたします。 906 食品の放射能 厚労省は規制値案を再考せよ(2 月 4 日付・読売社説) 4 実態を踏まえない規制ということだろう。 厚生労働省がまとめた食品中の放射性物質に関する新たな規制値 案を、文部科学省の放射線審議会が厳しく批判している。 導入したとしても、「放射線防護の効果をさらに高める手段になる とは考えにくい」という。 新たな規制値案は、東京電力福島第一原子力発電所の事故直後に設 けられた現在の暫定規制値よりも、格段に厳しい。例えば、飲料水中 別添2 の放射性物質の規制値は20分の1に、一般食品の場合は5分の1に 引き下げる。 だが、効果はわずかだ。食品を通じた個人の被曝(ひばく)線量は、 新規制値でさらに0・008ミリ・シーベルト減ると推計されている が、「年間1ミリ・シーベルト以下」という厚労省の目標は、実態調 査では、もう達成されている。消費者にメリットはない。 放射線審議会は、専門家19人で構成されている。放射線の規制を 設ける際は、ここに意見を求めるよう、法令は定めている。 ただ、審議会が「待った」と言えるのは、安全上、問題のある緩い 規制に対してだけだ。今回のような規制強化に是正は勧告できない。 かわって効果の薄さを指摘する異例の注文で、新規制値案に事実上の 「ノー」を突きつけた。 「消費者の安心のため」と、過剰な規制の厚労省案を作るよう指示 したのは小宮山厚労相だ。 そもそも、厚労省の算出手法に問題がある。国内産の食品がすべて 放射性物質で汚染されているという極端な前提で計算した。 実態は 異なる。国土の大半は放射性物質の大量飛散と無縁だ。飛散地域も懸 命に生産物を検査したうえで出荷している。関係者には許容しがたい 前提だろう。 厚労省は、新規制値案を国際標準の手法で算出した、とも強弁して いる。だが、厳しい基準設定で知られる欧州も、飲料水は厚労省案の 100倍、食品で10倍以上緩い規制値だ。 厚労省は、4月からの新規制値導入を目指している。だが、生産地 では検査の負担が増す。作付け制限も広がろう。「地域経済に大打撃 だ」と懸念する声もある。 規制は、放射線のリスクだけでなく、農業などの産業再生が妨げら れるリスクも勘案して、総合的に判断しなければならない。 放射線リスクゼロを求める一部消費者への迎合では、経済や社会に 混乱と不安を広げるだけだ。 小宮山厚労相や厚労官僚は、行き過ぎた食品の新規制値案を再考す べきである。 以上の 2 月 4 日の読売新聞社説は、多くの国民の意見ではないでし ょうか。生活実態と乖離した規制値案であるならば、何を信じればよ いのか分からなくなります。 いずれにしても、パブコメ締め切り最終日の読売新聞社説に、厚生 労働省はきちんと考え方を示すべきだと思います。そのことが、規制 別添2 値見直しの国民への説明にもつながるなると思います。 907 二歳の娘がいます。 1,9 乳幼児の食品基準の緩和に大反対です。 ドイツの幼児4Bq/kg を採用して下さい。 販売される食品全てにベクレル表示をお願いします。 緩和された基準の食品を摂取し続けて、将来子供が絶対病気になら ないと保証してくれますか? 安全かどうかなんてわからないですよね? わからない時は警戒するべきだと思います。 お金の事より子供の健康と命を第一に考えて下さい。 子供は国の未来です。子供達をどうか守って下さい。 お願いします。 908 チェルノブイリ事故の高濃度汚染地域であるゴメリ市においては、子 供の甲状腺の発症率が通常の 100 倍以上になっており、内部被爆の影 響が指摘されています。一方で、広島・長崎の原爆投下や過去の核実 験およびチェルノブイリ事故においても、摂取食品と内部被爆との組 織的な大規模な調査はありません。外部被爆と比べ、放射能との距離 が非常に短く、かつ、常時照射されていることから影響が大きいこと が容易に予測されますが基準の根拠となる研究が少なく、専門家の間 でも全く相反する見解が出されています。不明な点があるのであれ ば、安全側に倒し、基準は厳しくし、結果、二次被害に合われる食糧 生産者の方には、きちんとした補償をするべきであるとするべきであ ると考えます。 影響は、5 年後に出るとされ、直ちに対策を立てる必要があると考え ます。特に影響が大きいとされる子供の内部被爆を防ぐことを優先さ せ、以下の実施が必要と考えます。 (1)子供の教育施設(幼・保・小中高校など)で提供される食事の放 射能の測定の全実施 一部の原料の抜き出し検査ではなく、東京大学理学部物理 早野龍 五教授の提唱する「ミキサー方式」を実施し、食事全体の摂取量の測 定をお願いします。 (2)給食における摂取量の設定みなおし 現在の、 「外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリシーベルト」 という基準をベースとし、半分を内部被爆、10 倍の影響を受けるとさ れる子供については、さらに 10 分の1とし、1 食あたり 2 ベクレルを 上限とすること。 3,5,7 別添2 (3)子供向けの内部被爆の基準の見直し 上記(2)とあわせて、今後 10 年間は、全般に、世界でもっとも厳しい 基準に併せ経過を見る。特に、子供の摂取量が多い主食(米・小麦)、 飲料水および牛乳・粉ミルクに関しては、より厳しい基準を設けるこ と。 909 厚生労働省 御中 1 基準値の引き下げは歓迎すべき方向ですが、今回の案でも高すぎると 考えます。 理由として、政府が専門家としてきた方々の言動に著しい誤りがあ り、信用することができません。実例として2例挙げます。 1. 文科省:放射線量等分布マップの作成等に係る検討会主査 中村 尚司 氏 http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/080500/p008816_d/fil/ke nkai.pdf において、「核実験時代の空中放射能濃度の方が1万倍高かった」と 記されています。柏市に、この発言の根拠となる測定値等の有無を尋 ねましたが、現在に至っても根拠が示されていません。 2.長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授 柴田義貞 氏 http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai2/siryou1.pd f p.12 において、話題に度々あがる M. Tondel 氏の論文を明らかに誤 読しています(ビデオから発言を確認) 。にもかかわらず、 http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai8/sankou2.pd f 「科学的研究方法および因果推論の基礎を理解している研究者の論 文と理解していない研究者の論文を見極めることが重要である」 自らの誤読に気付かず、こうした発言をしており、信用することがで きません。 上記のように、政府が専門家とする方々の発言を信用できない以上、 出来うる限り低くすることを望みます。 また、市販の 20 万円程度の測定器と遮蔽材を組み合わせることによ り、100g の試料、12 時間の測定で 50Bq/kg 程度の検出は可能です。 現状では、信用できる安全な値がありません。市民が容易に検出でき るような値が基準値では、信用されることはないと考えます。検査が 可能な範囲で、他国より低い値を基準値とすることを望みます。 910 内部被曝のみで 1mSv/year を基準にして基準値を設定するのは酷い。 2 別添2 外部被曝と内部被曝を合わせて 1mSv/year を超えないように策定すべ き。 国民の健康を守ることの優先度が低すぎる。最優先に考えてほしい。 911 改正案に関してですが、100Bq/kg は意味なく厳しい数字であり、全食 4 品とも以前までの基準(370Bq/kg)に戻す形が望ましいと思います。 現在まで、主に流通食品を摂取している人の内部被曝は充分に低く、 基準を厳しくすることで消費者が得られる利点はほとんどありませ ん。対して、生産者は非常に厳しい基準に晒され、かつ検査体制にか けねばならないリソースは多大になることが予想されます。内部被曝 に関しては流通の基準値を厳しくするよりも、流通外(自家消費や野 山からの採取物消費)に目を向ける事のほうが大事ではないでしょう か。 ただ 500Bq/kg という基準に不安感を覚える人も多いことを考え、震 災前の基準に戻す(370Bq/kg)のが妥当かと考えます。 912 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 3,7,9 いとする答申案まとめているようですが、基準値を緩めないで下さ い。50Bq/kg でも、まだ緩いと思っております。決して子供達に食 べさせても良いと思える基準値とは思えません。子供の安全を、経済 や企業、団体の利益より優先して頂けますよう、心からお願い申し上 げます。 また、加工品を含む食品全てにベクレル表示の義務付けを。そして給 食のまるごと放射能測定の推進を併せてお願いいたします。 913 新基準値 100 ベクレルでは到底安心して国産商品を買うことができま 1 せん。 ベラルーシの基準値と比べて、ずっと高い基準値は信用も安心もでき ません。 日本はベラルーシと違い経済力があります。 Ge 半導体検出器を導入し、ドイツ放射線防護委員会の勧告を聞き入れ てベラルーシの基準値より厳しい新基準値を設定しなおしてくださ い。 914 乳幼児の安全の基準を決めるのに、生産者や被災地の復興のこととの バランスを考える必要があるのでしょうか。小さな子どもたちの未来 を守る為に、より安全な新基準値をつくるべき。なので、緩める必要 はないと思います。 参照「新基準値案は農漁業生産者に厳しすぎ、被災地の復興にも影響 を与える可能性があるとの意見も出た。 」 セシウム新基準値: 1,11 別添2 乳児用食品100ベクレルに…答申案 - 毎日新聞 http://t.co/GFR0sA26 915 乳幼児に 100Bq の基準値は高すぎると思います。 1,3 ただでさえ少子化と言われているのに、その少ない子供を病気にした いのですか? それとも、いま基準値を、決めている人たちはもう先が見えてるから 関係ないんですかね。 日本が終わりますよ? 子供、乳幼児は事故前の基準値でお願いします! 916 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めること 1,3 は絶対にやめてください。 子ども達の内部被ばくは最小限にくい止めなくてはいけません。 震災後、我が家では乳製品を口にすることを極力やめております。 子どもの学校の牛乳も飲むのをやめております。 基準を緩めることは乳製品の売上が減るということもご理解くださ い。 917 Kgあたりのベクレルを決めても年齢、性別、免疫力などで受けるダ 1 メージが違う。すべての基準を国際基準まで引き下げなければ、誰も 日本の食品を買わなくなりかねません。今まで、厳しい措置がとられ てきたのに放射能に関してだけ甘いです。一般食品に関しては、10 0ベクレルなんて、離乳食を始めたらどんどん内部被曝しかねないこ とを意味します。私たちは、これからの子どもたちの命と成長を守っ ていかなければなりません。国際基準の採択をしてください。 918 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,7,9,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 1 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。人口放射線は本 来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見を 述べます。外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超 えない値にまずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」 というのは、外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限 度とする現在の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だ けで年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気を つければ避けることができる食品からの被ばくはより厳しくするべ きです。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内と 別添2 なるように基準を設定するべきと考えます。チェルノブイリ周辺国の 食品基準を参考に福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェ ルノブイリの経験に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取す る水はウクライナではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルク や離乳食にも使用するため、厳しく設定すべきです。また、主食であ るパンは 20 ベクレルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉には より厳しく基準を設けるべきです。ベクレル表示などの情報提供を放 射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきちん と放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示など の情報提供が必要です。より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦 さんの評価を今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関して は、より放射線の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)が ある」としながら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関して は言及すらありませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評 価をすべきです。例外なく一斉に基準引き下げをすでに新基準案が報 道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月 あります。安全側にたち、改訂日から基準以下のものだけが店頭に並 ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産されたもので基準を超える 食品については、汚染者負担の原則に基づいて、政府が買い取り、東 電に賠償させるべきです。以上 919 幼児は感受性が大人に比べ高いため、より低い基準値を設定すべき。 1,3 100 ベクレルは高い。50 に留めるべき。現在も汚染食品が流通してい る実態を踏まえ、(福島の米のように安全宣言を出した後ぼろぼろと 基準値超えが出た現状)基準は低く設けるべき。食品の汚染は昨年の みの問題ではない。今年も同様のことが起こると考え危機管理を徹底 してほしい。 920 全食品について 1Bq/kg 以下を希望致します。 低線量の継続摂取の内部被曝による健康被害は疫学的に因果関係が 未確定と聞いております。 わからないものに対し目をつぶるのではなく最大限の防御をしてい ただきたく存じます。 特に小児等の弱者への健康被害を生じさせる危険は大きいと思いま す。 この度の東京電力福島第一原発事故以前の摂取量と同程度に出来る 食品基準値と検査体制を切に願います。その際、生産者への十分な補 償もお願い申し上げます。 1,7,11 別添2 921 ご担当者様 以下、意見させていただきます。 ・年1mSv に収めるという件について 「食品中に許容することのできる放射性セシウムの線量を、現在の年 間5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることを 基本として…」 とありますが、 1.外部被曝もある事を想定した数値にして頂きたいと思います。そ れには地域毎の設定が必要だし、そもそももう人が住むことのできな い地域があるはずです。 2.セシウムだけで計算することに疑問を感じます。他の核種がどの 程度含まれるのか、時間、金銭がいくらかかろうと食品群毎にモニタ リングし、設定すべきです。 3.ヨウ素 131 を 4 月から測定しないらしいですが、ありえません。 新たな事故があった時に隠蔽するつもりとしか思えません。故に「基 本」から間違っていると考えられます。 ・新基準値について 高すぎます。 1.水分は毎日成人で2ℓは必要。最悪の場合、セシウムのみ で1日 20Bq 弱の摂取。他の核種の可能性を考えるとありえない数値 です。 2.乳児関連 50Bq など、日本国民を将来的にゼロにしたいとしか思 えません。 3.もう少し、細かい区分はできないのでしょうか。もちろん、すべ ての基準がもっと低い数値(1Bq とか)ならその限りではありません。 4.チェルノブイリの事故を経験した、欧州諸国の基準をなぜ参考に しないのでしょうか。これが決まるのを待ちますが、このまま決まり そうなら日本を出たいと思います。 ・経過措置について 必要ありません。 誰のための新基準値なのでしょうか。生産者だけの為なのでしょう か。国民の為なのでしょうか。生産者が損をするというのなら東電が 損害賠償すべきです。 以上です。 原発事故以来、すべてにおいてそうですが、国民を馬鹿にするのにも 程があります。 1,2,6,7 別添2 922 モンゴロイドの日本人は、アングロサクソンよりも放射能に強いの 1 でしょうか? ドイツの「成人の食品安全基準の 8 ベクレル。子供は 4 ベクレル」を 遵守するべきです。 923 (1)汚染の実態 福島第一原発の事故により、土壌(山、森、平地、畑、水田、住宅 地、その他全て)、空気、水(水源、川、湖、池沼、海、その他全て の水質資源)が汚染されました。また、直接汚染された地域から様々 な汚染物が運搬され、二次汚染が起きています。 これにより、東日本の大半の地域が汚染され、汚染された食糧が大 量に流通しています。また、汚染された地域の食糧は価格が低下する ため、産地偽装が横行し、例えば福島産のコメが他府県産のコメとし て販売され、以下のように摘発された例もあります。 福島産の米、宮城産と偽り販売 仙台の会社を県が調査 http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY201111290208.htm l コメ産地偽装:ケンベイミヤギを処分--県・仙台市 /宮城 http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120117ddlk04040074000c. html コメは主食であり、最も安全が求められる食糧であります。しかし、 コメの流通業界では産地偽装が悪しき慣習として残っており、今回の 摘発は氷山の一角と考えられます。無論、コメ以外の食糧についても、 産地偽装の横行は間違いなく行われています。 (2)暫定規制値について 現在国内で適用されている暫定規制値(食品中の放射性物質に関す る暫定規制値)は非常に高く、セシウムが 500 Bq/kg という数値は、 国連が定めた、全面核戦争時に 3 ヶ月を上限として適用される緊急時 の値とされています(東北文教大学の松田浩平教授の発言による)。 また、3.11 以前の基準では、100Bq/kg 以上の物は低レベル放射性 廃棄物として扱われ、原発などでは専用のドラム缶に入れ、厳重に管 理されなければならないという扱いでした。 当然、このような状況では、暫定規制値以下だとしても安全性は全 く担保されず、それどころか、「もはや食糧ではない」と考えるのが 常識的な判断です。これを裏付ける事実として、政府が定めている暫 定規制値が諸外国のそれと比較して高いため、輸入が禁止されている 例は数多くあります。世界的な日本食ブームも相まって、高品質な国 1,7,8,11 別添2 産米を始めとする農水産物の人気が高まっているにも関わらず、で す。例えば、昨年の築地市場でのマグロ(大間産)の初競りで、香港 の会社が最高値をつけた事は記憶に新しいことと思います。 (3)目指すべき基準 ドイツの放射線防護協会では、食品の基準値として大人は 8Bq/kg 以下、子供は 4 Bq/kg 以下にするように提唱しています。 チェルノブイリの事例では、子供は体内の放射性物質の濃度が 11Bq/kg を超える辺りから、健康被害が目立ち始めたと言われていま す。 また、米軍では、50 Bq/kg 以上では脳に悪影響が出るという 結果があるそうです。 (4)国・政府への要望 ・東北の太平洋側、首都圏を含む関東地方では、食糧生産を一切禁止 し、加工食品などの生産も同様に一切禁止する。 ・同時に、汚染の少ない西日本への集団移転を国策として推進し、出 来るだけ汚染の少ない食糧品の生産体制を抜本的に向上する。 ・国内で消費される量は、現時点での食糧自給率を見ても不足するた め、安全な食糧を積極的に輸入し、乳幼児・妊婦などから優先的に供 給体制を構築する。 ・学校給食は各家庭ごとに自由選択とし、毎日給食の放射性物質の濃 度も測定、即時公開し、希望する親へのメール配信なども積極的に行 う。 ・セシウムなどの核種を高濃度に蓄積しやすい食糧品(肉、魚介類、 卵、牛乳、キノコ類、ベリー類、アブラナ科の作物など)については、 産地を問わずに、放射性物質の濃度を計測する。 ・計測対象はヨウ素、セシウムに限定せず、内部被曝による影響がγ 線核種よりも圧倒的に大きな、α線、β線核種(ストロンチウム 90 など)も対象とする。 ・計測サンプル数が少ないと意味が無いので、全数検査を最終目標と し、暫定的に比率を上げるものとする。 ・牛肉のトレーサビリティーをモデルに、産地偽装などが行えないよ うなシステムを早急に構築する。 ・放射性物質を少しでも除去するための、具体的な調理法や食材の選 択について、大学・研究機関などの総力を結集して早急に知見を構築 し、広く全国民へ周知徹底する。 (5)単位を「Bq/kg」に統一してほしい。 924 規制の緩和はおかしいと思う。 1 別添2 以下、その理由。 1.消費者の立場から考えると、基準値は少なければ少ないほど良い はず。それを緩和するというのは、メーカー寄りの基準になる。基準 値は、国民の健康を守るべく設定するものである。 2.首相が、事故は収束に向かっていると宣言をしたにも関わらず、 基準値を緩和するということは矛盾している。基準値を上げざるを得 ない状況に陥っているのではないかという考えが起きる。 しかし、そういった発表はされていないのだから、基準値を緩和する 必要はない。収束に向かっているのなら、これからも、可能な限り少 なくするべきだ。 以上。 925 低線量被曝について、科学的に何も証明できない中で乳幼児向けの設 1 定を 100Bq まで引き上げるというのは言語道断です。 外部被ばくも考慮しなければならないし、今後の体への影響、まして 子供たちは大人の何倍も影響を受けやすいことはもう明確なわけで すから5Bq でもいいぐらいだと思います。 花粉、舞い上がり、瓦礫の問題を考えても今後どれほど外部、内部被 ばくをしてしまうかわからない。瓦礫に関しても強く全国にばらまく のはやめるべきだと思っていますが、日本政府がそれらからの影響を 止めることができないのであれば尚更5Bq 程度にしてください。 926 核種は、ヨウ素、セシウム以外も測って、検体の数も増やしてくださ 1,7 い。検査がザルだと、命にかかわります。基準値を緩めるのはやめて ください。東日本で食品は生産させないで出荷停止にしてください。 ドイツの食品安全基準は 8 ベクレル/kg です。子どもは 4 ベクレルで す。過去に事故が起こった国の規準を見習ってください。今の日本の 基準では、致死量に達するのは、時間の問題です。 927 1)牛乳の区分 50 ベクレルは最悪の条件下においても高すぎる、理 由は牛乳は飲料水の代用として摂取する子供が一定数存在すること であり、汚染割合 100%となっていることからしても、許容できる数 値ではない。 2)食品中で年間 1mSv を設定しているのは分かるが、同じ所管であ る医療における放射線被ばくが考慮に入れられていないのはどうい うことなのか。例えば、図表「基準値の食品を摂取し続けた場合の被 ばく線量」でみると、年間 0.8mSvになっている 13 歳から 18 歳男子 であるが、最低最悪の条件下であっても、0.8mSv は許容できない。骨 折事故などで X 線撮影を受ける可能性も高い世代である。厚生労働省 1,2,3,11 別添2 の所管の放射線被ばくを総合して最悪の数値として年間 1mSv を設定 するべきであろう。 3)そもそも厚生労働省だけで年間 1mSv になるよう設定するのはお かしい。各省庁で合計して外部・内部被爆の総計が悪年間 1mSv にな るよう調整すべきである。 928 子ども、乳幼児に関しては、可能な限りの厳しい基準値が必要とおも 1 います。子ども、乳幼児に関しては、震災前の基準値に戻してくださ い。 栃木県産青果物のベクレルをみても、現行の基準値を大幅にさげる事 は可能ではないかと考えられます。 厚労省は、将来的な国民の健康、疾病予防の観点から、この基準値に 関し考える責務があるとおもいます。 将来の国民の健康課題は、少子高齢化の我が国にとって 民族存亡に かかわる事だと考えられます 将来の国民の健康課題を優先して基準値を設定するべきとおもいま す 929 1 ベクレルでも、絶対に安全だなんて科学的根拠はありません!子ど 1 も達にとっては特に、100 ベクレルなんてあり得ない数値を設定する のはやめてください!低線量被爆の健康被害の例を日本で作りたい のでしょうか?国民の健康を守るのが国のすべきことではないでし ょうか? 930 政府の今の食品の規制ではこの国に住めません。まず作付け禁止区域 11 を拡充してください。福島浜通、中通からの農産物は流通させてはい けません。その上で基準値を設定してください。基準値を設定する時 は、設定に当たり想定した平均値と分布を公表してください。重要な のは基準値ではなく、どのくらいの汚染のものが流通し、どれくらい 取り込む可能性があるか、です。今のままでは、子供を連れて帰国で きません。結構な納税額を母国ではなく異国に納めるのは、むなしい ものです。 931 多くの学者が研究、発表しているように被ばくにしきい値はなく、基 1,2,3,6,7 準値がしきい値という現在の考えを改める様、下記に要望いたしま ,8,11 す。 1 年間 1 ミリシーベルト 外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間 1 ミリ シーベルト以下とすべき。 ICRPの 1990 年勧告及び原子炉等規制法にあるとおり、公衆の被 別添2 ばくに関する実効線量限度は外部被ばくと内部被ばくを合わせ、1 年 について 1 ミリシーベルトを上限としている。 被ばくにはしきい値がないことを原則と考え、最小限の被ばく線量の 我慢値に早急に戻す様、強く要望いたします。 2 規制対象核種 セシウム以外の核種についても十分考慮し分かりやすく説明するこ と。 3 牛乳、乳児用食品の基準値 小児の期間については、放射線に対する感受性が成人より高い。小児 期における被ばくは可能な限り少なくした方がよく、さらに配慮した 数値とともに十分な検査体制を整える事。さらには、妊婦についても 十分に配慮した、乳児と同じまたはそれ以下の規制値をもうける事。 成長期の小児や未成年者に対しても十分配慮し数値を設定する事 4 一般食品の基準値 食品の汚染割合を一律に 50%とするのはおかしい。安全サイドに立っ て 100%とするべき。基準ではなく、補償基準値とならぬ様、さらな る検証が必要。 5 経過措置 速やかに新基準値に移行すること。検査体制を、国策として早急に整 え、食の安全・安心を確保すること。 6 試験法 食品の区分ごとに検出下限値を示すこと。基準値を下限値とせず、基 準値以下なら ND という表記をなくす事7 その他 基準値を超えた製品の補償は国として生産者に確実に行う体制を構 築すること。 外部被ばくを多く受けている福島や東北の一部、関東 の一部地域の国民に対しては、さらに低い数値である 0 ベースで対策 をとり、これ以上被ばくさせない努力を国として行う事。 932 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,6,9,1 に合意がとられている立場です。 0 日本政府がよく避難基準などの根拠として引用する国際放射線防護 委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人工放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 別添2 ◎外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 ◎チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベク レルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳しく設定 すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレルです。 日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設けるべき です。 ◎ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 ◎より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 ◎例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 933 乳製品は基準値を厳しくし、あらゆる放射性物質について調査する べきと考えます。 乳製品は子供にとって必要な栄養摂取食物です。未来を見据え判断 をお願いいたします。 1,7 別添2 934 その1)新たな基準値の算出方法は実態に即していないので、算出方 4,11 法のやり直すべきである。 理由)1mSv を遵守するための食品の基準濃度の導出過程において、一 般食品、乳児用食品、牛乳の食品区分において、実態に比して大きい と考えられる汚染割合を仮定して用いている。実態に即した汚染割合 を求めて計算のやり直しをするべきである。 その2)乳児用食品、牛乳の食品区分は廃止して一般食品と同様にす るべきである。 理由)特別な規格基準を設けなくても、一般食品の基準濃度の算出過 程において既に子供への配慮は十分にされている。さらに独立した区 分にすることで、検査体制に悪影響を及ぼす可能性がある。検査の実 行可能性に応じて一般食品と同様にするべきで、基準値案のように独 立した区分にする必要はない。 その3)新しい基準値にしても消費者にメリットはない。被災地の生 産者の声を取り入れて議論を行い、新基準値を再考するべきである 理由)現状においても被ばく線量は小さく、食品を通じた個人線量の 実態調査は、新規制値でさらに0・008ミリ・シーベルト減ると推 計されており、効果はわずかで消費者にメリットはない。一方 ICRP 勧告 Pub.111(84)では、放射性物質も含めた食品の品質の良い管理 のためには、農業生産を維持する必要性、農村地 帯の復興、影響を受けた地域社会の適正な生活及び消費者一人一人の 選択についての重要性を決める際に、ステークホルダー(様々な観点 から関係を有する者)及び一般住民の代表者をそれぞれ関与させるべ きである旨を示している。新しい基準値を決める際に生産者の声を取 り入れていなかった。再度、審議会を開催して新基準値を再考すべき である。 935 今の基準値 50bq から 100bq に引き上げるなどというバカなことは絶 1 対にやめてください。 チェルノブイリでは 37bq でも子供に異常が出ています。子供を守ろ うという気持ちがあるのなら、絶対に基準値はあげるべきではありま せん。 給食も食べさせられなくなります。 936 断じて、100ベクレルに上げてはいけないと思います。 低レベルであっても体内に放射性物質を入れて、細胞レベルで放射線 を浴び続けて、影響がない生物なんていません。 幼い子どもであるほど細胞分裂が活発で、放射線の影響が強いのです 1 別添2 から、乳幼児用は特に厳しく放射性物質汚染を排除する必要がありま す。 本来、人工放射性物質はゼロのはず。 オトナの過失で汚染したからといって、子どもたちに汚染食を食べさ せていい理屈はありません。 せめて、子どもの未来を守る選択ができるよう、 基準を上げちゃダメだと、私は思います。 937 乳児用食品や牛乳については特に基準を厳しくしていただきたいい 1 です。 乳幼児はより放射線の影響を受けやすい可能性があります。チェルノ ブイリの被害を受けたウクライナでの食品基準は、毎日大量に摂取す る水はキロあたり 2 ベクレル、また、主食であるパンは 20 ベクレル です。 これらを参考にしても、より厳しい基準をもうけなければ、妊娠も子 育ても安心してできません。 (個人的には 50 ベクレルでも高いと思い ます) 我が家にも乳幼児がおりますが、兄弟を作ることはあきらめました。 それ程この国の将来を悲観しております。 938 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案をまとめているようです が、誠に理解しがたい話です。乳児に関しては内部被爆は低ければ低 い方が望ましいのは、現在得られている情報と認識、即ち「大人より も放射線感受性が高く被爆による健康被害が大人よりも大きい」「た だし現時点でどの程度の健康被害が出るかを確定させるだけのデー タが得られていない。」をもとにすれば、悪い方の可能性を取り万全 の備えで赤ちゃん達の健康と命を守ろうとするのが日本国政府の取 るべき態度であることは自明であり議論の余地はない。間違っても、 牛乳メーカーの負担軽減、権益保護という目先の行動原理に頼ってい ては将来に大きな禍根を残すことになります。これは政府である以前 に人間としてのモラルと見識が問われているというそういうレベル の話と考えます。そもそも厚労省が定めている食品の安全基準値その ものが高めに設定されていて、事故後の臨時的措置とはいえ汚染され た食品をきちんと調べるという仕組みと機運づくりを阻害していま す。いったい激しく汚染された日本国で、さらに持続的に子供達を被 爆の危険にさらし続けることを選ぶ日本国政府の判断の正当性はど こにあるのでしょうか? 1,3 別添2 939 ヨウ素がほとんど検出されなくなった今、ヨウ素、セシウム以外の放 7 射性物質を測定しないのはおかしいです。 ヨウ素、セシウム以外の放射性物質も測定し、基準値以内におさめら れる環境を作らなければ意味がないです。 940 【】引き下げた結果の別表の通りでは高すぎます。 1,2 ●「食品からの摂取を年1ミリシーベルトにする」とのことですが、 今までは、食品からと空気中からをあわせて1ミリシーベルトだった のではないでしょうか。1ミリシーベルトというのは、体にどれくら いの放射性物質(人工核種)を入れることになるのでしょうか。 ●乳児というのは1歳以下という認識でいますが、幼児は、外で遊ぶ 機会も増えとにかく放射能のたまりやすい場所にひきつけられます。 汚染された砂場で遊びで、砂を口にする子もいます。たとえば保育園 の1歳児クラスが大人と同じ 100 ベクレル/kg を許容するのは、子ど もへのリスクを考えると納得できません。幼児と児童にも低い基準を 要望いたします。 ●チェルノブイリを経験したEU並みの基準にできない理由がわか りません。他国ができて、技術的に優秀といわれる日本ができない理 由はなんでしょうか。日本の農業を守りたい、そのことへは大賛成で すが、農業を継ぐ次の世代を被ばくさせてもよいのでしょうか。我が 国を、日本国民をこれ以上衰退させたいのでしょうか。どんな少子化 対策が施されても、子どもを産みたいという気持ちがしません。 以上。 941 原発事故前であったなら、セシウムを子どもが摂取することなど0に 近かったわけであることを考えると、将来の健康に何らかの不安をも たらす放射性物質を、子どもに摂取させる「リスク」は、皆無にする べく働きかけるのが大人の社会の役割だと思います。 したがって、毎日口にする給食に関しては、不検出(検出限界が限り なく0に近い)のものに限定するべきです。現在、給食センター側と しては「一般に流通しているものは安全と判断して使用している」と いう意向です。それを鑑みるに、やはり一般の食品に関しても100 ベクレルや50ベクレルという値は高すぎるもので、この基準値に関 しては、絶対に見直しを要望いたします。 子ども達へのリスクをできるだけ低くしたい、と考えるのは、当たり 前の親心です。子どもの命を守るのが親の務めです。 国ができるだけの措置をした上ならば、何らかの被害が出た時にも後 悔や批判はでないでしょう。おそらく結果が出るのは数年後ですが、 1,3 別添2 今が「できるだけの措置をする」時だと思います。 なにとぞよろしくお願いいたします。 942 改正案には反対します。 1,2,7,9 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望いたします。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響は 不明の部分が多く、海外と日本国内、また専門家の間でも 意見が分かれるところですし リスクマネージメントの面からも 低めに設定するべきではないでしょうか また、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の日常食一日一 人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査体制を望みます。ま た、検査したものについては、明確に表示をして頂くようお願いいた します。 そうでなければ、東北、関東、北陸の産物の消費が冷え込み当該値の 経済までも崩壊させる可能性があります。第 1 次産業を守るためにも 検査や表示をして頂くようお願いいたします。また、それによりより 足りない分は関西以西で増産をしまかなうことが良いように感じま す。 また、年間 1 ミリシーベルト外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外 部被ばくを合わせ年間 1 ミリシーベルトとすべき。という新潟県さん の意見も支持いたします よりよく、長期的な展望で国民の健康を維持する為にもリスクを安全 側に設定してご検討頂くようにお願いいたします。 943 特に乳幼児への基準緩和に反対します。震災前の基準値に近いところ までもどすべきです。 低年齢への影響、放射線感度の年齢別の違いについてはすでに客観的 なエビデンスがあるとされています。同じ強さ、また量を食べてた結 果が大きく違うはずです。 また、行うべきは基準緩和ではなく「汚染(の疑いも含めた)食品」 の封じ込めであるはずです。一次産業従事者の生活保証は、汚染され 食品足り得なくなった生産物の流通と被害拡大を代償に行うべきで はありません。またそこでの一次産業自体が汚染と被害拡大の実害の 根源となります。 また牛乳の加工業者などが行っている「汚染の高いものを“きれいな” 同類食品と混ぜて基準値以下にする」もすでに国際的に使用しないよ う、倫理に問題のある方法とされたハズです。 1 別添2 現在の施策は、沈没船から乗客を退避させる(本来の避難法)でなく、 沈没する可能性が高い船に乗客を足止めし、さらに陸の人間にロープ をまきつけ沈没を防ぐよう踏ん張れと強要しているのと同じです(沈 む時は陸の人間も巻き込まれる) 除染も現在の高圧洗浄レベルでは結局は海洋汚染でしかなく、またす でに山間部の樹木に汚染物質が浸透している状況から山の幸も含め、 汚染地域での一次産業はそもそも継続すべきでなく、またそこでの生 産品を流通させるための現在の基準は、消費者として到底うけいれら れません。特に乳幼児(この国の未来)により大きな犠牲を強いる基 準緩和など論外です。そもそも改定後基準値はすべての食品がある程 度のベクレルをもっていると想定した希釈率でもう一度計算し直し て算出すべきだとかんがえます。 944 子供の放射性物質への感受性は高いと思われるので、10bq/kg 以下を 1 目指して頂きたいです。寧ろそうすべきですし、今の基準は高すぎる。 945 私たちを見捨てないで下さい。 11 子どもたちを見捨てないで下さい。 石垣の方言 生りどぅ宝 まりどぅたから ふぁーまー元気 ふぁーまーげんき 結いで子育て ゆいでこそだて 結いまーりぅ ゆいまーりぅ 美しゃ結い世ば稔れ かいしゃゆいゆばなうれ 子宝こそ第一 子、孫元気 地域で子育て 地域で支え合い 美しい地、世を稔らそう 子どもはみんなの宝ですよ。 946 平成24年4月施行の「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」に ついて、第一に規制値が高すぎると思います。 食品規制値(単位:ベクレル/KG、日本の値はH24年4月以降) チェルノブイリ パン・パン製品 20 日本 米100 ドイツ 子供4ベクレル迄 大人8ベクレル迄 野菜 40 100 子供4ベクレル迄 大人8ベクレル迄 1,6 別添2 果物 70 100 子供4ベクレル迄 大人8ベクレル迄 肉・肉製品 200 100 子供4ベクレル迄 大人8ベクレル迄 乳・乳製品 100 50 子供4ベクレル迄 大人8ベクレル迄 魚・魚製品 150 100 子供4ベクレル迄 大人8ベクレル迄 ドイツが理想であるが、せめてチェルノブイリと同じ値までは下げな ければ今後の国民の健康が守れない。また、実際の商品に放射性物質 の測定値を記載を義務化すべき。さもなければ、消費者は安心して買 い物が出来ない。故に我が家では静岡よrい東の食材は購入していな い。 特に放射能に感受性が高い乳幼児及び子供の飲用水、食物は、50ベ クレル/KG よりもっと規制値を厳しくするべきだ。乳幼児食品の規制 値を100ベクレル・kgにする動きがあるようだが、言語道断であ る。牛乳の規制値が100ベクレル・Kgになったら、給食で毎日汚 染牛乳を飲む児童の健康を守れるとお思いか?! 子供に内部被爆を強いるような文部科学省、環境省、消費者庁ならば、 断固として税金支払いを拒否したい。基本的人権の侵害も甚だしいと 思う。それらの省庁を廃止し、浮いた税金で福島の子供を関西以西に 疎開させたり、汚染が激しい区域の住民に立ち退き料を払って避難し てもらう方が余程有益であろう。このような考えから、含有する放射 性セシウムの濃度に関し、経過措置を取ることなど、断固反対する。 国民の健康を第一に考え、心ある政治を行っていただくことを切望す る。 947 基準値が高すぎる。 1 原発事故後、国産の乳製品・加工食品・肉・魚・米(23 年産)など一切、 与えていない。 この基準値でも子供に国産の牛乳・乳製品は与えない。 低線量内部被曝の影響が安全か危険か分からないなら安全サイドで はなく危険サイドから考えるべき。 948 9 歳(小 3)6 歳(年長)1 歳の3人の子どもがいます。子どもを育て る親の立場から、意見を述べさせていただきます。 1.新基準値案に示されている数値は、以下の点を考慮して引き下げ ていただきたいと思います。 1,2,6 別添2 1)食品からの放射性物質による被曝が1年1ミリシーベルト以内と されています。外部被曝を考えた環境の除染基準も1年1ミリシーベ ルトを基準に示されています。このほかに呼吸による被曝も考えられ ます。 内部被曝(食品、呼吸、経皮など)と外部被曝合わせて1ミリシーベ ルト以内となるように、全体の対策を整合性のあるものにしてくださ い。 2)今回汚染割合が50%とされていますが、汚染割合は日本の食品 衛生法上の従来の考え方を踏襲して100%として算出してくださ い。生鮮食品などは日常的に地元野菜を摂取することが多くなりま す。汚染度の高い福島周辺の野菜を日常的に摂取しても安心が担保さ れるような基準値の設定をお願いします。 2.米・牛乳・大豆に関する経過措置 経過措置は混乱の原因になります。店で並ぶ商品に、新基準値対応、 暫定基準値適合などと表示がされるのでしょうか?二つの基準値が 並ぶ状態は、結局新基準値が導入されていないのと等しいのではない かと思います。 以上、幼い子どもを持つ親としては、多くの子どものこの先の人生を も変えてしまいかねない基準になるのでは、と大変危惧しておりま す。生産者を守ることももちろんですが、国民の特に将来ある子ども たちの命を最優先に考えた基準となることを切に願います。 949 放射能の基準は 50 ベクレルでもまだまだ高いのに 100 ベクレルに戻 1 すようでは生産者のためどころか私達幼い子供を持つ親としてはま すます信用出来ないしおそろしくてとても牛乳など買えません。 950 文部科学省の放射線審議会が、乳児用食品と牛乳について、1キロあ 1,3,5 たり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申案を まとめたと知り、とんでもない話だと思いました。子どもは大人の5 倍から10倍も放射能に対する感受性が強いとの指摘もあるのです から、可能な限り低い基準値を設けるべきです。基準値の設定に際し ては「食品からの被曝を年間 1 ミリ」ではなく「外部被曝、内部被曝 併せて年間1ミリ」を超えない値にしてください。また、チェルノブ イリ周辺国の食品基準を参考にし、毎日大量に摂取する水はできるだ け基準値を低く(ウクライナではキロあたり 2Bq )、日本の主食であ るお米や小麦粉にはより厳しく基準値を設けていただけるようお願 いします。 951 11 別添2 全ての始まりである、内部被ばくのみで生涯 100msv という設定基準 自体がそもそも疑問である。放射線による障害は、単に発癌性に影響 があるのみではない。学識経験者でさえ、はっきり責任を伴った判断 ができず、安全と危険に意見が別れる状態なのに、この値を下回れば 安全と断言することなどできない。私たちはリスクをしっかりと評価 し、どこかでリスクと折り合って暮らして行くしかないが、現状はサ ンプル抽出も十分納得が行くものとは考えられないのに流通が促進 されている。被災地周辺の東北農家も学校に通う子供も都内に住む 我々も、同じ被害者であると強く認識してますが、農家も都内に住む 我々大人も自分で判断決定行動できます。でも子供は一方的に受身で あって、特に給食などについて、自分の意思にかかわらず、大人の決 定を受け止め拒否する自由がありません。此度は、徐々に事故当時の 政府関係者の発言でも明らかとなってきておりますが、国民にとって 重大な事実が隠蔽され、後手後手の対策の途中といった感が否めず、 起こった事故のあまりの大きさに、方々に対して、あるべき責任の取 り方から逃げているように見えます。本来であれば、汚染食品やガレ キもチェルノブイリ等の実例からその危険性を学び、賠償を優先し拡 散させないように対処すべきなのに、アララ理論だとかマーケットバ スケット方式だとかを駆使し、辻褄合わせに奔走し、確率論で誤魔化 す方策が取られていると思います。被災地周辺の感情や心情もわかり ますが、本来、政府が行うべき最も大事なことは、福島はじめ放射線 量が高くなってしまった東北・関東地域には、除染をしても人が住む べき場所でなくなってしまったことを知らせ、一緒にあたらしい未来 をさがすことだとおもいます。 しっかり十分な検査体制を整え、サンプルの質量を増やし、危険か安 全か確実に判断できない点があるのであれば、注意深く、十分安全の 策をとるべきです。幼い命や健康に対する影響より、経済を尊重する 考え方に強く危惧し抗議します。 あまり表だって放射線の諸問題に ついてさほど意識的でない保護者や社会人と会話する機会があると き、食品中の放射性物質の安全性について全く気にしていないと話す 人はいない。 952 文部科学省の放射線審議会が、乳児用食品と牛乳について、1キロあ たり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申案を まとめたと知り、とんでもない話だと思いました。子どもは大人の5 倍から10倍も放射能に対する感受性が強いとの指摘もあるのです から、可能な限り低い基準値を設けるべきです。基準値の設定に際し 1,3,5 別添2 ては「食品からの被曝を年間 1 ミリ」ではなく「外部被曝、内部被曝 併せて年間1ミリ」を超えない値にしてください。また、チェルノブ イリ周辺国の食品基準を参考にし、毎日大量に摂取する水はできるだ け基準値を低く(ウクライナではキロあたり 2Bq )、日本の主食であ るお米や小麦粉にはより厳しく基準値を設けていただけるようお願 いします。 953 私は放射性物質の基準値が高すぎると思います。 1,7,11 ドイツ放射線防護協会は、乳児・こども・青少年は 1 キロあたり 4 ベ クレル、大人は 8 ベクレル以上のセシウム 137 を含む飲食をしないよ うに提言しています。 日本は 3.11 以降、暫定基準値として 500 ベクレルもの恐ろしい値を 許してきました。 最初の設定が高すぎます。 その基準値を 100 ベクレルにしたところで、 内部被曝にこの値以下なら安心という値はありません。 出来る限り、体内に取り込まないようにしなくてはいけないと思いま す。 五感で感じることが出来ないからこそ、放射線物質に汚染された食品 を流通させないようにし、安全な食品を確保していく為に上記ドイツ の基準値程度に引き下げるべきだと思います。 この値は厳し過ぎる値ではありません。政府が提案する値が酷すぎる のです。 内部被曝の危険度を高める「食べて応援」キャンペーンを今す ぐやめてください。 「汚染瓦礫」の拡散、焼却も今すぐやめてください。 これらは、全国に放射性物質をばら撒き、内部被曝・外部被曝を推奨 するだけの行為です。ただちにやめてください。 また、セシウム 134・137 だけではなく、ウラン、プルトニウム、甲 状腺ガンを引き起こすヨウ素やストロンチウム、 水になり絶対に回 収することの出来ないトリチウム等も測定すべきです。 内部被曝を甘くみないでください。 誠意ある対応をお願いします。 954 基準値が大きすぎます。500ベクレル超の基準を超える物を規制す るなんて、一食品についてそんなに高い基準ならば、人は年間多種類 の食品を食べ、空気中や自然界から受ける放射能だってあるのだか ら、年間 1 ミリシーベルトを軽く超えてしまいます。人により放射能 の影響を受けやすい体質の方もいるし、乳幼児・女性はより被爆しや 1 別添2 すいのです。そして3月までといわず、即見直されようとしている基 準に変更すべきでしょう?国は子供を増やそう、若い世代を増やそう と財源捻出の為に増税ばかり言ってますが、そもそもこのような人の 健康を疎かにする事などをするのは、それらと矛盾していると思いま せんか?国民の健康があってこその経済でしょう?企業の利益の為 に(物を売る為に)基準値を上げるなんてもってのほかです。 955 飲料水 10Bk/kg、乳製品 50Bk/kg とする新たな基準について再考願い 1 ます。 また、4 月以降も経過措置を取る食品の説明および周知を実施との記 載があるが、一方通行な説明に終わらぬよう願う。 原発事故発生からすでに1年経過となっている。このことを重々承知 し、現在までの体内への蓄積分を踏まえたうえで新基準値を算出すべ きと考える。 4月からの設定適用についても、市場混乱の前に今までの国民混乱と なった事態を把握し、基準値はすべてにおいて 0Bk/Kg とすることを 切に願う。 956 ウラン、ストロンチウム、プルトニウムについても調べるべき 7 危険すぎる日本で子供たちは何を食べさせられているのか こんな酷い人体実験はやめにして希望をもって未来に進めるよう正 しい情報の公開を強く望みます。 957 この時期にどうしてこのような措置がなされるのか、理由がわかりま 11 せん。確かに放射能のえいきょうについてはよくわからない部分もあ るとは思いますが、少しでも悪いものはとりのぞく方向ですすんでい かなければ「すこやか親子」を掲げることはできないでしょう。今は、 海外からの情報も容易に入ってきています。お母さんたちが安心して 子どもを産んで育てようという意識に逆風ばかりが吹かせるのはお かしい。 958 改正案には反対します。 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いこ とや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同 程度の日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検 査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 1,7 別添2 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。公表された汚染の 広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程度は事故以前の 水準を保っていると思われます。食物自給率を考えますと西日本での 増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材を全て排除しても 国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 959 放射能による身体への影響はまだわかっていない部分も多く、特に内 1,2,3,7,9 部被曝に関しては未知の部分も多いと思います。 ですので、対応する場合には、放射能による被害が最小限になるよう に、予防原則に法って、できる限りの対応をお願いしたいと思います。 ・外部被曝・内部被曝をあわせて年間1ミリシーベルトを超えないよ うにしてください。 被爆は食品からだけとは限りません。とくに福島県では空間線量だ けでも年間 1 ミリシーベルトをこえるところがあります。 食品からの被曝は防ぐことが可能なものです。食品からの被曝を最 小にするために、基準はより厳しくしてもらいたいと思います。 チェルノブイリの周辺国、すなわち汚染された食品を取り込みやす い地域では、厳しい基準値が設けられています。その基準値も参考に してもらいたいと思います。 ・ベクレル表示など、情報提供をしてください。 安全ですというだけでは、どう安全なのか判断がつきません。特に 小さい子供がいると、できるだけ被曝はさせたくありません。食品に はベクレル表示を義務付けてください。そうすれば、産地で食材を選 ぶのではなく、ベクレル表示を見て判断できます。 ・子供の基準値はより厳しくしてください。 放射線への感受性が高い子供たちに対する基準値はより厳しくし てください。50 ベクレルでも高すぎます。また含まれる放射性物質は セシウムだけではありません。それを考えると、子供に関しては、ひ と桁の基準値を設けて欲しいと思います。給食の食材についても、国 としてしっかりとした検査体制を設けて欲しいと思います。 以上よろしくお願いいたします。 960 私は被ばく者の祖母を持つ被ばく 3 世です。 1 別添2 3 歳の息子がいます。 私は息子をヒロシマとフクシマの被ばく者にしたくありません。 この基準値は乳幼児には高すぎます。 特に牛乳はチェルノブイリ原発事故後、 ポーランド政府は国を挙げて牛乳の摂取を禁止しました。 それによって他の国より甲状腺ガンの割合が格段に少なかったと の報告もあります。 http://www.jsnm.org/japanese/11-03-18 ←日本核医学会 HP より また、ドイツ放射線防護協会は 乳幼児の摂取する食品に関しては4ベクレル/kg以下であらな ければならないとの声明も発表しています。 どうか、これらの声に耳を傾け早急にこの高い数値の基準の見直 しをお願いします。 子どもを守れるのは大人である私たちしかいません。 どうかヒロシマを二度と繰り返さないためにも、 何年後かにたくさんの涙が流れないようにするためにも どうか今、しっかりとした厳しい基準で対応してくださることを 切望します。 961 相変わらず福島第一原子力発電所の事故現場から放射性物質が放出 1,3,6,7,1 され続ける中で、冷温停止状態宣言され、国際的に日本が安全とアピ 1 ールされたわけですが、土台、今回審議された、生産者、製造業界へ の配慮が色濃くうかがえるところの食品安全基準値であっては、ます ます国際的孤立を深めていく方向にこの国が向かっていくことにな ろうと憂慮を覚えております。強引な政府方針につき従った安全基準 では、私自身も含め、いずれ病み行き衰退する日本からの国外脱出を 真剣に検討せざるを得なくなってしまいました。 審議会メンバーの皆様は、ほんとうに内部被曝について過去の事例 から多くを学ばれた専門家とお呼びできるだけの方なのかと疑念を 抱いてもおります。ICRP/IAEA/WHOという核推進派の研 究論文以外の情報もきちんと得ておられる方々なのでしょうか。 わたしども日本国民は、かれらの実験材料にはなりたくありませ ん。 ・再度、審議会メンバーの人選見直しを政府に求めてください。現在 の委員の資質について国民として異議申し立てをさせてください。 ・その上で審議会はあくまで予防原則の観点から施策を検討してくだ さい。 別添2 ・日本に生きる人たちが、より健康で命を全うできるために、危険な 食材の生産、流通を即座にストップし、より被曝の少ない地域への移 農、工場移転等による事故前の基準値をめやすとする生産、流通体制 の整備、さらに不足分についての食品輸入、放射能検査、流通の整備 を国民として求めます。 ・厚労省は、各省庁横並びにばかり配慮していないで、命を守る立場 の役所としての機能を取り戻してください。命の基礎となる食の安全 を守る使命感を発揮され積極的に、文科省、経産省、財務省、環境省 に対し協力を呼び掛けてこの歪んだ社会体制を変革してください。 ・厚労省は『命を大切にする』と大見得きった民主党に対し、今こそ、 その公約実現を促して政治的決断を迫ってください。 ・厚労省は、事故による放射能汚染の実態と被ばく防止のための防護 方法について丁寧な説明責任を国民に対し日本政府が果たすよう求 めてください。 遺憾ながら今回の改正が進められるのであれば、 ・移行期間を設けるのではなく、当該品目についてもすっぱりと、国 民を被曝させる非食品として、流通させないようにしてください。 ・乳幼児、学童などは、給食等、半強制的な摂食システムの中に置か れてしまうので、とくに放射能感受性の強いこどもたちを基準とする ことができる事故前の基準値の設定を、経済性を度外視してでも実施 してください。 (50・100bqなど とんでもありません) 以上、なにとぞ、未来ある子供たちのために、行政としての責任をご 自覚の上、親たちの声を誠実に職務に取り入れていただきますよう、 心からお願い申し上げます。お互い厳しい環境に生きる仲間として。 962 国際合意、そして原発事故以前の文科省及び経産省の指導では「外部、 2 内部被曝を合計して 1 年 1 ミリ」が基準値でした。それが「食材だけ で 1 年 1 ミリ」とするのは根拠が不明です。すべての合計を 1 ミリに 戻すべきです。 現在は有事ですが、平時の意思決定がなされており、政府の国家運営 に明らかな難がある。子供から大人まで日本国民はすでにそのことに 気づき、まったく信用していません。 政府が信頼を取り戻す一歩として、事故以前の、外部被ばくと内部被 ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基準を設定して 下さい。 963 放射性物質が人体に与える影響については、様々な見解があります。 1,3 いくつかの選択肢の中で最優先すべき事項は、国民が今後も健康的な 別添2 生活を継続していくことです。そのためには、基準値は出来る限り低 いことが望ましいと考えます。 新基準については、まだまだ高いと思います。もっと低くしてほしい というのが、幼い子どもを持つ親としての希望です。 仮に現時点でこの値を採用したとしても、今後も定期的に見直し検討 を行い、徐々に基準値を下げていくようにお願いします。 また、一部報道で「乳幼児用食品の基準値を 100bq にしても問題ない」 といった内容の情報が流れましたが、これについては断固反対いたし ます。放射能に対して最も感受性が高い乳幼児に対しては、細心の注 意を払うべきです。基準は 50bq 以下に設定してください。 以上、ご考慮くださいますようお願いいたします。 964 1.基準値の変更についての説明と風評被害について 一般に基準値を下げる場合、その目的と基準の意味について十分な説 明がなされないのであれば、かえって不安を助長させかねないことに 注意しておくべきである。一般に基準値は、それを上回れば健康に影 響が出る数字と解釈される。 「別紙※」の中では「暫定規制値に適合している食品については、健 康への影響はないと一般的に評価され、安全性は確保されている」と あるが、その根拠が明示されていない。危険なレベルとして何ミリシ ーベルトを想定しているのか。それに対しどの程度の安全率を見込ん でいるのかが示されていない。また、安全性は確保されているとする ことの根拠も「別紙※」の中では不明である。 そのため安全性が確保されているのに、なぜ今回、基準値を下げる 必要があるのかが全く理解できない。かろうじて、5ミリシーベルト と500ベクレルが対応しているので、1ミリシーベルトに100ベ クレルが対応していると推測できることである。このような説明は十 分であるとは言い難い。 繰り返しになるが、基準値とは、それを上回れば健康に影響が出る 数字と解釈されるのであり、それを少しでも上回る食品は全て忌避す べきものという解釈が一般的である。また、基準値以下であっても、 それに近い数値は有害と解釈される可能性が高い。一般の人の基準値 に対する受け止め方を十分に考慮しないと、基準値を変更することが 新たな風評被害を誘発しかねないことに十分注意する必要がある。 すなわち、基準を厳しくすることに先立ち、十分な情報提供とコミ ュニケーションを行うことが必要と考えられる。これまでも、政府の 意図するところが十分に伝わらず、基準の変更のたびに不安を誘発し 4,5,8 別添2 てきたことは事実である。意図をきちんと伝えるコミュニケーション は基準値の設定以上に重要であり、これが不十分な場合、農作物に対 する新たな風評被害を拡大する恐れが非常に高い。 また、基準値を厳しくすることは、これを超える作物が多く見つか ることにつながる。この点においても、基準値を超えた作物の扱いを 明確にしておかないと、風評被害の拡大が予想される。 -----------------------★提言1★------------------------風評被害の拡大を防ぐには、あらかじめ次の2点の事実を繰り返し説 明することが有効であと考えられる。 (1)K40 による自然放射線強度は、体重 60kg の成人男子で約 4000 ベクレル。 (2)K40 の放射線(約 1.3MeV)と Cs137 の放射線(約 1.2MeV)の強度は ほぼ同じ。 (以上は Wikipedia の検索結果による) このことを何度も繰り返し説明し、変更の意図を消費者に納得しても らうことが必要である。 ---------------------------------------------------------2.きめ細かな基準値の設定について 放射能の濃度は、年間に摂取する量によって変えるべきである。ミル クしか飲まない乳児のミルクは厳しい基準が適用されるべきである し、様々な食品を摂取する大人の基準は多少緩くても差し支えないと 思われる。 食物の種類については、主食となる米の基準は多少厳しくする必要が あるが、通年食べることのない果物などの基準は多少緩くても良いは ずである。 また、乾燥食品のうち、水で戻して用いられる食品については、乾燥 状態ではなく、食品として用いるときの濃度を問題にするべきであ る。 これらを考えると、乳児用のミルクや毎日口にする牛乳、米など主食 とそれに準じる食品については基準を厳しくすることに異論は無い。 しかし、水分を多く含む食品を乾燥状態にすれば、セシウムの濃度は 10倍程度に高くなる。その状態で100ベクレル/kg を基準とする ことは、実質的に10ベクレル/kg を基準にすることになり、合理的 とは言い難い。また、季節的な果物や、少量しか食べない嗜好品につ いても、影響の度合いを考えると基準は緩くて良い。 これらをまとめて、次のとおり提案する。 別添2 -----------------------★提言2★------------------------(1)主食やそれに準じる食品、乳幼児向け食品の基準は原案通り厳 しくする。 (2)上記以外の食品および乾燥状態の食品については、暫定基準を 1年間延長する。 「別紙※」によれば、これまでも人体に対し安全性は確保されてい たのであるから、この状態でも問題は無いはずである。(2)に属す る食品については、基準を1年間延長して、その間に人体への蓄積状 況などをチェックし、1年後に必要性を再考して、必要と判断された 場合に限り基準を見直しすることを提案する。特に乾燥状態の食品に ついては乾燥状態で500ベクレル/kg の基準を現時点で見直す必要 は合理的には説明できないので、再考を望みたい。 ---------------------------------------------------------(参考)食品中の K40(自然物由来)の放射線量(カリウム量に基づ く計算例) 牛乳 さつまいも キャベツ 45Bq/kg 141Bq/kg 60Bq/kg 大豆 570Bq/kg 干しシイタケ 630Bq/kg 利尻昆布 1590Bq/kg 乾燥食品は放射能の濃度が大幅に高いことがわかる。 「別紙※」 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質 に係る基準値の設定)等について(概要) 965 基準値を設けるのはセシウムだけでしょうか? 1,7 ストロンチウム等他の放射性物質についても不安です。 一般食品100ベクレル/kg 加工用食品500ベクレル/kg については、高すぎる数値のように感じています。 毎日何を食べてすごしたら良いのか、 不安な日々を送っております。 どうぞよろしくお願いいたします。 966 乳及び乳製品の放射能濃度の基準値に関しては、2/2開催の放射線 審議会において答申案として示された様に、測定機器の整備や人材の 7 別添2 確保などの点で運用上の問題があり、現段階で 50Bq/kg と言う基準値 は厳しすぎると言った感が否めない。もちろんこれは、リスク評価を ベースとした値としての議論とは別の議論になるが、リスク管理の運 用の上で混乱を招く事態が懸念される。 実際、13日までの締切り予定である NaI シンチレーションスペクト ロメータに関する意見募集においても、100Bq/kg の品目に対する検出 下限値を CODEX などの基準値の 1/5 である 20Bq/kg ではなく 25Bq/kg とした様に、現在運用されている検査器では、この辺りがリスク管理 において現段階で妥当なのでは無いのか。これを安全・安心の目安か ら導かれる 50Bq/kg を新基準値とした時に、これら NaI シンチレーシ ョンスペクトロメータは表向き適応しない事を意味するのでは無い のか。また、既に今年度の第3次補正予算で決まった事前検査用途で の検査器の必要要件は、検出限界 40Bq/kg 以下でしか無く、そもそも の測定の位置づけが一層曖昧になる事も否めない。 一方、既にリスク評価の結果として、50Bq/kg が妥当としたのであれ ば、どう言うプロセスでこの基準値に規制を近づけるのか?と言うプ ロセスを明らかにすべきである。実際、濃縮などで水分を除けば牛乳 などの検出限界を下げる事も可能なはずであり、シンチレーションス ペクトロメータの活用をいつまでもスクリーニングに留めるのでは 無く、検出方法と共に具体的に可能な検出限界値を明示し、実用的な リスク管理に協力体制を築いてもらいたい。 967 まずは新基準値の設定と、わかりやすい資料の提示をありがとうござ います。このような場を与えて下さったことに感謝いたします。今回、 「厚生労働省がまとめた食品中の放射性物質に関する新たな規制値 案を、文部科学省の放射線審議会が厳しく批判している。審議会が「待 った」と言えるのは、安全上、問題のある緩い規制に対してだけだ。 今回のような規制強化に是正は勧告できない。」という記事を読んで 関連情報を検索していたところ、パブリックコメントを募集している ということを知りました。 私は普通に仕事をしている中、情報を検索したり、ベラルーシの基準 などを本で見たりした浅い知識ではありますが、とりあえず新基準は 妥当な線ではないかと思っています。4月からはそれが適用されるの かと思って安心していましたが、万全を期すべきところ、経済産業省 からむしろその強化を否定するような批判がされているということ で驚きました。 食品毎の放射性物質の吸収量、摂取割合等を細かく計算して割り出し 1,3,11 別添2 てはいないようですが、おおむね低めで見積もっていることは資料で もわかりますし、上記の記事で、文部科学省の放射線審議会は「現在 流通しているので十分に低いのにどうしてさらに厳しくするのか」と いうように言っているようですから、現状はそうそう悪くないのでし ょう。そうするとなおさら基準は厳しくしても良いのではないかと思 うのが私が思う普通の考えです。特に乳幼児については、ベラルーシ では乳幼児対象の食品は 37 ベクレルが上限値になっていて、それだ けを参考にすると 50 でも高いのではないかと思います。25 年の経験 がそう言わせてるんだからと単純な考えではありますが。むしろ未来 を担う子どものため、検査機器の検出限界以下でもよいところだと思 います。 福島の子どもはセシウム2種合わせて 800 ベクレル(もちろん全体重 あたりだとは思いますが・・)以上でも問題ないレベルですというよ うな検査結果が来たというのをTV番組を見ましたが、ベラルーシで は人体が 20bq/kg で放射性物質除去の栄養剤を飲む対象になるの に・・体重 20kg の子が 800Bq は・・高すぎです。 また、説明の表の中で、19 歳以上の女性が 160 なのに、乳幼児が 400 位の一番高い限度値になっているのはどうしてでしょうか。分かりま せんでした。 人間目に見えないものは大丈夫だよって考えがちですし、仕事や生活 に追われて、自発的に調べる暇もそうそうありません。なので、せめ て国の取り決めは厳しくしていて欲しい。というのが私の意見です。 省庁間で意見が割れたとしても、厳しくするならまだしも、緩くする ようなことはしないで、経済より健康を考えて欲しいです。 あとは、検査体制を万全にして欲しいです。学校給食の1食分を必ず 食べる「前」に検査機器にかける等。また、加工品は加工年月日を書 かせるようにして下さい。移行処置をとるだけではなく、代わりに国 民に選択権を与えることになると思います。 ここからは余談になりますが、税金だってなぜ働ける人の単身者の生 活保護に12万も出すのですか?年金月6万のお年寄りだっている んでしょう。せめてそれと同じか家賃プラス3万で十分でしょう。ま じめに時給 800 円で 20 日働いてる人より多いじゃないですか。医療 費無料なんだし。福島の被災した人たちだって生活保護対象にしてい いはずです。だったら生活保護予算分を全対象者で割ればいい。景気 が悪いときに無理に出すことないでしょう。一般の会社ではそうやっ て給料 10%カット等で損益分みんなで割ってます。 別添2 968 放射能の影響は様々に研究されていますが、政府は常に ICRP とい う原子力推進団体の設定した基準を持ち出しています。しかし、「亀 井文夫監督 世界は恐怖する死の灰の正体」のなかには、遺伝的影響 をはじめ様々な影響が描かれています。この事実をどのように判断さ れるのでしょうか。 被曝者と共に医師として貢献された肥田舜太郎と鎌仲ひとみ共著 『内部被曝の脅威』、ラルフ・グロイブ/アーネスト・スターングラ ス著『人間と環境への低レベル放射能の脅威―福島原発放射能汚染を 考えるために』には、低線量被曝の影響が計り知れないことが述べら れています。 商業優先で人命軽視をすることは国家としてあってはならないこ とです。国民が健康で文化的な生活を送る権利があることは、日本国 憲法の重要な基礎をなす考え方であり、公共の福祉の概念、幸福追求 権に反する、違憲行為です。福島事故に関する一連の国家政策は、こ れまでの日本の社会としての発展を脅かす行いが目に余ります。 日本が本当にこれから世界の一員として、そして、世界を指導する 地位に就きたいと思うのなら、国家としての矜持も信頼も失いかねな いような振る舞いは止めていただきたい。 とりわけ、若者や子ども、乳児に対する放射能の影響は深刻であり、 数世代先への影響を考慮せずに対策は取れません。生体濃縮が起こ り、なおかつ、体内の細胞に直接照射されるα線、β線の影響は、シ ーベルト換算はできないとはっきり文献にも書いてありま す。 食品安全委員会は、「確率的影響」の中で「遺伝的な影響について は、ヒトの調査では見られていない」とし、遺伝への影響を無視して いますが、これは医療の専門家として見ると重大な瑕疵に当たりま す。 チェルノブイリで被曝した妊婦には、その孫にも、脳腫瘍や心臓病 が増えているという報告があります。子孫に伝わる遺伝子に影響が起 こることが大きく危惧されます。 こうして国民が摂取しうる基準値を決定する場合「放射能は微量で も危険性がある」という前提から、より厳しい基準を設定しなければ ならなりません。 現在までに、市民の放射能測定で非常に高い数値が出されているこ とからすると、国の検査態勢は不十分であり、作付け規制についても、 ほとんど規制していないに等しいのではないでしょうか。 1,3 別添2 補償問題を懸念しているのかも知れませんが、長い目で見ると、今 補償をし、汚染されたものを流通させない方が、結果的に国の負担は 少なくなります。水俣病や他の公害訴訟を見ても明らかです。 単に 金銭的な負担だけでなく、健康障害を抱える国民を増やす事で、国家 の様々な状況に影響を及ぼすでしょう。障害者が増えることによる社 会保障費、医療費の増大、介護費用、他方、健康に労働に従事する者 が少なくなることによる税収入減少です。 国家政策として見た場合、単に短期的視点でなく、数十年、百年単 位で見ると言うことは常識でしょう。 昨年の 3 月 20 日、ドイツ放射線防護協会は日本に対して、大人が 食べる食品は 8 ベクレル/㎏、子どもは 4 ベクレル/㎏に放射性セシウ ムを規制するよう提案しました。 琉球大名誉教授の矢ヶ崎先生は、子どもは 0 ベクレルを、とおっし ゃっています。乳製品は、子どもが多く摂取することからも、0 ベク レルを求めます。妊婦が食べる食品については提案がなかったので、 私はこれに、妊婦が食べる食品は 1 ベクレル/㎏を追加すべきだと考 えています。 (以上) 969 食品行政が国民の信頼を失うかどうかの瀬戸際です。 1 議論が多い中で無理やり高い基準値を通せば、食品行政は完全に国民 を分断させ、多くの支持を失い、長い長い信頼回復への道を歩むこと になるでしょう。 しっかりと国民と対話し、どういう形であればどこまでのリスクを受 け入れられるのか、国民が納得できる形での基準値設定をしてくださ い。 今回のように、いつの間にかこっそりとパブコメを募集しているよう な状態では、どんな基準値でもすんなり受け入れることができませ ん。 970 事故前から公衆被ばく限度は外部被ばくと内部被ばくで 1mSv/年で管 理されていました。 今回の改正案は内部被ばくのみで 1mSv/年です。 今回の案でも高すぎます。 内部被ばくのみで容認できるのは 0.3mSv/年程度です。 今回の案の 1/3 程度に下げてください。 経過措置は不要です。 新基準値に適合しない食品が流通するのは好ましい状態とはいえま 1,2,11 別添2 せん。 基準値はもっと低く設定してください。 基準値を上回る可能性のある地域での農産物の生産を規制してくだ さい。全量検査が不可能な現状では、流通している食品がすべて基準 値未満であることが担保できません。また汚染地域で生産が行われて いる現状は外食産業に安く汚染地域の農産物が流通し、消費者に無用 な被ばくを強いています。 「暫定規制値に適合している食品については、健康への影響はないと 一般的に評価され、安全は確保されています」とありますが、枝野大 臣の答弁にもありますとおり、暫定規制値の食品を継続的に摂取する と健康に影響があります。 971 厳しすぎるということは全くないと思います。その意見に反対です。 1,3 給食の基準値作っていただきたいくらいですのに。 972 ドイツの基準値は子ども4ベクレル、大人8ベクレルと聞いていま 1,3 す。 現在の日本でその数値が望めないとしても、子どもが食べるものの基 準値が 100 ベクレルとはあまりにもひどすぎます。50 ベクレルでも高 いと思っています。 チェルノブイリで内部被爆をしたお母さんから生まれた、奇形の子ど もの写真を見ました。いずれ日本もこのような子どもたちが生まれ、 人知れず捨てられて行くのかと思うとぞっとします。日本は子どもた ちを守らないで、未来への道をどのように選択していくのでしょう か。いま日本にいる子ども、これから生まれてくる子どもを守ってく ださい。今、決断しないと、結果が出てからでは遅いのです。よろし くお願いします。 973 この度の基準値の設定については撤回を求めます。 理由は、子供の安全に基づいて放射能対策をするならば、限りなく被 爆は少ない方が良いからです。もともと基準値を作ることさえ理解で きません。なぜなら、本当に子供の命を守るならばゼロベクレルをめ ざすべきだと思うからです。 基準値についての世界基準は、すでに多くの方がご承知だと思いま す。なぜ、ドイツの大人8ベクレル、子供4ベクレルにしないのかわ かりません。では、すでに日本は汚染され、多くの人も寿命が短くな り、子供も不健康になるだろうと覚悟していたとします。それでも、 ベラルーシは子供37ベクレルです。しかも、健康な子供は今でも 数%であると聞きました。日本が100ベクレルとは将来的に健康な 1,3 別添2 子供を望まない0%をめざす。民族の滅亡を覚悟しているとしか思え ません。 100ベクレルに決定するにあたり、注意事項として、「日本には 安全な食べ物がなくこれを食べるしかない。しかも、健康上のリスク は将来に渡り、十分にある。」ときちんと説明がなされていれば論議 の末、仕方がないと決まるかもしれません。そして、国民は覚悟の上 行動ができます。しかし、リスクの説明なしにこのような決定が行わ れることは、重大な責任があります。太平洋戦争で戦犯で裁かれた人 がいたように、この決定をした人も裁判で十分に裁かれるべき、裁か れるだろうと思います。なぜならば、この基準値では病気になる人や 死ぬ人が増えるとわかりながら、決定しているからです。自分たちの 子孫を守ろうとしない自分の子供や孫を守ろうとしない大人として 人として命を守ろうとしない無責任な行動は許されないでしょう。ま た、裁かれなくても罰は必ず来ると思います。 優秀で立派な方々が、なぜ日本を滅亡させるような子供の命を奪う とわかりながらそのように行動されるのか理解できません。 どうか 100ベクレルは撤回し、もとの50ベクレルに戻すようお願いしま す。 974 食品に含まれる放射能基準値はできるだけ低くお願いします。 1 将来われわれ世代の「年金」を担う子どもたちが食品に含まれる放射 能障害で病気になり、減少又はいなくなってしまうのは困ります。 975 乳幼児用食品のセシウム新基準値について http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120203k0000m040092000c .html のニュースを拝見いたしました。 そもそも乳児用食品と牛乳の新基準として挙げられていた 50 ベクレ ルですら高いと思いますのに、2倍に緩めるとはどういうことでしょ うか。農漁業従事者の生活のために、日本の未来を担う子供たちを被 ばくさせてよいというのはどう考えても間違っています。 農漁業従事者はできる限り汚染の少なくするために努めるべきであ り、厚労省もその指導をしていくべきです。汚染されたものしか生産 できない、漁でとれないのなら、出荷させず、国が補償して彼らの生 活を守っていけばよいと思います。 基準値を緩めるということは、世の中には 100 ベクレルに近い食品が かなり流通していると捉えられます。子供が毎日摂取し続けてよいと は思えません。 1,3 別添2 せめてドイツ並みの基準値に近づけてほしいと思います。 子どもたちの未来のための基準値づくりをお願いいたします。 976 子供達の未来のために原発断固反対。 11 977 低放射線暴露の影響がグレーゾーンだからと言って、被爆量が少ない 1 に越したことはないと思います。規制値を上げる事は絶対に許容でき ません。 978 事故後の国の対応や暫定基準値の長期化もろもろ、消費者・生産者の 7 間では国や食品に関する不信感が高まっています。統計やデータを基 準値の安全材料として列挙するのではなく、産地公開を現在の都道府 県表示よりも詳細にし、生産地ごとに測定の充実をはかるなど、担当 省庁の枠を超えた、産者・消費者ともに安全で安心した生活ができる ような食品流通の体制づくりも充実させて欲しい。 979 改正案に反対します。全食品について1Bq/kg以下とすることを 1 求めます。これは、汚染されていない北海道や西日本での食品増産に より達成可能と考えます。食料自給率の上昇にもつながります。また、 わざわざ汚染地での農作物を拡散したがために海外への食料の輸出 が満足に行えない現状を打破するためにも、1Bq/kgを超える食 品が流通していないことをPRできる点でも厳しめに基準を設ける べきです。ご検討ください。 980 被爆は食品だけからではなく、呼吸など外部被爆もあり、生活上、全 1,9 ての被爆を考慮して決めるべきである。 より放射線の影響を受けやすい乳幼児、子ども・妊婦への放射能影響 の評価をし、チェルノブイリの例に学び、健康被害の出ない基準にす べきである。 現行の基準、改定案の基準は高すぎる。 0 ベクレルでないのなら、最低限、原材料の産地の明記、ベクレル数 の表示を求める。 981 まず、食品中の放射性物質の基準値が引き下げられる動きを喜ばしく 思います。 しかし、今回の改正値である通常食品に対する 100bq/kg という基準 は、子を持つ私にとって到底受け入れがたい数値です。また、牛乳へ の bq/kg も同様です。 また、経過措置で米・牛肉・大豆が4月以降も現状の基準レベルで出 荷されることは、消費者の目からは選別できないわけですから、まっ たく新基準の意義がないものと感じています。私の眼には、現在ある 在庫を考えた生産者重視の施策としか思えません。 1,3,6,7 別添2 そもそも、低線量被曝・内部被曝に関しては、人体への影響について の見解が科学的や専門家の中でも割れています。影響有とする立場の 意見は影響がないとは断定できないと考えている一方、影響無とする 立場の意見は影響がないと断定しているように思われますが、チェル ノブイリでは汚染地域内での(因果関係が証明できない)健康被害者 数が増加している事実が報告されており、このことに鑑みれば影響無 しと断定することはできないと云わざるを得ません。 そのような中、先ごろの審議会では乳幼児の基準を 50 から 100bq/kg に上げてもよいとの見解が打ち出されていました。 子の将来を気にする立場から、園児や児童の基準が大人と同じだった こと事態に否定的だったにもかかわらず、今回の乳幼児に対する見解 は到底受け入れられません。 そもそも、基準値を超える食材が市場に出回っている実態がある中、 基準値を下げたとしても同様の事態が発生する懸念が払しょくされ ることはあり得ないと思います。少なくとも、生産者・製造者の利益 保護を重視した管理体制ではなく、消費者を絶対的に重視した検査・ 管理体制に移行しない限り、このような事案は繰り返されるでしょ う。 私は、自分の子の健康を護る責任を持っている立場です。東北・関東 の食材の中に汚染された食材が含まれている可能性がある現実の中、 家で扱う食材は極力リスクを排除するために産地で選ばざるを得ま せん。 これまでの産地での測定を見れば、東北・関東でも安全な食材を提供 できる地域があることは明白です。したがって、国・行政には、安全 な食材を提供できる地域とできない地域との分別を即時・正確に行 い、3.11 前に当たり前だった一日一人あたり1bq/kg 以内のレベルの 基準で消費者が安心して安全な食生活を送れるようになることを切 に願います。 今、日本の食のブランドは失墜しています。表面的にごまかしてやす ごしたとしも、数年後、国内で健康被害が生じた際には、世界中から 敬遠されるでしょう。TPPの行方も不透明なところではあります が、将来の日本の食ブランドを憂慮します。 最後になりますが、国民の健康、将来の担い手である子どもの命を護 ることを最大の使命として動いて戴けることを希望します。 なお、今回の改正などは国民の関心が非常に高いものですが、いつも ながらパブコメ募集の周知ができていません。国民の意見を多く聞き 別添2 たい事案、国民の関心が高い事案については、より積極的にメディア を通して周知を図ることが、国・行政の責務だと思います。今後の体 制改善を期待します。 以上 982 件名:食品中の放射性物質に係る基準値の設定 改正案には反対します。 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いこ とや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同 程度の日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検 査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考え ますと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材 を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来るとえます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 追伸1.悪徳業者買占めか、品薄観か、米価が高騰傾向にあります。 米の緊急輸入宣言にて牽制して下さい。 追伸2.改正基準公表後も更なる風評被害・不買運動,業者の倒産・ 自殺,業界独自の厳正基準値がの指標が行われた場合、この行政の無 意味な基準値改定に係わった職務経費は全て無駄です。国庫に返納す るように。ボーナス等への査定事項として厳しく評価してください。 追伸3.基準値を超える食品が市場に流れる事は市場・信用の崩壊を 意味します。また、闇流出によって暴利を貪る悪徳業者が出ない事を 否定できない。したがって、流通経路の徹底した把握が出来る様に食 品のタグ付けを。もう、役人も業界も信用されてないから。悪徳業者 には厳しい罰則を。単なる営業停止じゃなく衣食住に困らないように 従業員丸ごと刑務所に入れて上げよう。 1,7,11 別添2 983 1. 乳児用食品の基準値は、50 ベクレル/kg でもまだ高すぎる。でき 1,3,6,7,1 れば限りなくゼロにすべき。無理ならば飲料水と同じく 10 ベクレル 1 /kg 程度に厳格化すべき。 - 乳児・幼児への内部被ばくは、外部被ばくの数十万倍の影響がある という資料もある。これを避けるため、乳児用をうたう食品はすべて 非常に厳しい基準を設け、極力早く実施すべき。 - 厳しすぎる基準は復興を妨げるという意見があるとも聞くが、すく なくとも乳児・幼児用の食物にかんしてはその意見はまったく説得力 がないと思う。最も優先すべきは、子供の健康。 - チェルノブイリでも、乳児用ミルクや牛乳の汚染が、その後の深刻 な健康被害のもとになったとのレポートがある。 --------------------------------(以下参考) http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/265.html 放射線医学総合研究所が原発事故後の3月25日に出していた「甲状 腺等価線量評価のための参考資料」と題するペーパーだ。これは、ヨ ウ素やセシウムなどの放射性物質を体内に取り組んでおきる「内部被 曝」についての資料で「3月12日から23日までの12日間、甲状 腺に0.2マイクロシーベルト/時の内部被曝をした場合(甲状腺等 価線量)どうなるかを示している。 そのデーターは、恐るべきものだった。 「1歳児(1~3歳未満)⇒108ミリシーベルトの被曝」 「5歳児(3~8歳未満)⇒64ミリシーベルトの被曝」 「成人(18歳以上)⇒16ミリシーベルトの被曝」 なんとたった0.2マイクロシーベルトの内部被曝をしただけで乳幼 児は100ミリシーベルト超に相当する大量被曝をしたことになる という。 「このデータは3月25日には報告されていたものですが何度も強 く要請することで最近いなってようやく政府機関が出してきた。1~ 3歳児にとって甲状腺への内部被曝は外部被曝の数万倍以上の影響 があると考えなければならない。とんでもない数字ですよ。」 (民主党 衆議院科学技術特別委員長・川内博史氏) 2. 牛乳の基準値も、同じく 50 ベクレル/kg では高すぎる。できれば 限りなくゼロに近い値にすべき。無理ならば飲料水と同じく 10 ベク レル/kg 程度に厳格化すべき。 - 牛乳は学校給食を通じて児童や、病院を通じて病人など、とくに健 別添2 康増進が重要な主体が広く飲む飲料であること。 - また、脱脂粉乳やクリームを通して、パン・菓子・飲料・ヨーグル ト・カレーやシチュー、スープといった食事にいたるまで、非常に幅 広く使われている。多くの食物の基本となる牛乳には、より厳格な基 準を適用すべき。 - 度重なる肉牛の汚染でもあきらかになったように、牧草をつうじて 牛への放射能汚染は非常に深刻である。その牛から採る牛乳には、他 の食物にくらべてより一層のしっかりした検査と、厳格な基準が必要 と考える。 3. 牛乳生産者・販売者に、汚染の度合いをきちんと数値化して発表 するということを義務付けるべき。上にあげた、牛乳という食材の重 要性からして、当然。 4.全体的に言って、基準厳格化の移行期間を短縮すべき。日本の食 材を輸入禁止にしている国は非常に数多い。他国からみてあいまいな 移行期間を設けるのではなく、厳格な基準を可及的すみやかに実施す ることが、日本産の農産物の評判回復にも、国民の内部被ばくを低減 させることにも役立つ。以上 984 「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及 1 び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件」について 上記案について、特に乳及び乳製品の成分規格等に関する省令につい て、基準値を緩める内容になっていますが、反対します。牛乳および 乳製品は給食で必須となっており、こどもが必ず摂取しなくてはなら ないものです。これらの基準値を高く設定することは、のちに多大な 影響をおよぼすことになります。自治体によっては 10 ベクレル以下 としていますが、このくらいの厳しい基準値の設定を求めます。 985 5 歳と 2 歳の子の母です。 全くの素人ですが、以下の点から今回の改訂には異義があります。 食品での内部被ばくだけで生涯 100msv の根拠というのはおかしいと 思い ます。私たちは外に出ない実験室のモルモットではありません、 汚染食品の率が 50%というのも机上の空論でおかしいと思います。 野菜など産地を選んでいてはほとんど買えないことも多い。 実際に買い物をされた方ならそんな大雑把な数字が意味がないと感 じるでしょう。せめて地区ごとの調査でもしてみようとしていただけ ませんか? また、数値の緩和を求める論拠に、被災地の農林水産業の保護をあげ 1,3 別添2 る方もおられますが、厚生労働省はあくまで国民の健康を守る機関だ と信じてきました。殊にこどもの健康はこの国の未来です。長期的に 見て国益は経済的利益よりこどもの健康リスクを低減することだと 信じます。 規制値自体議論がわかれるのであれば、国民の、子を持つ親の抱く不 安に対しても配慮していくのが本来の国の使命であると思います。 基準値はより低い値としてください。 もうひとつ、学校給食における規制値の議論を早急に進めてくださ い。もしかして所管は文部科学省なのでスルー、なんて扱いはしない で協議してくださいね 986 表題の件について意見します。 1,3 今度の改正案について、既にいくつかの団体から、『甘すぎる』との 指摘を受けている事と思います。私も同じように思います。 たとえば、地方自治体である新潟県が公表した意見などは今回の改正 案の不備を良く簡潔に指摘しているものであり、このような意見を確 実に取り入れて頂くことを要望します。 特に、乳幼児については、体細胞の活発な活動により様々な病変をも たらすことは、チェルノブイリの研究によって、もはや明らかです。 乳児向けの食品はもちろん、一般向けの食品だって、乳幼児が摂食し ない保証はありません。 もっと言えば、政府全体で規制を厳しくする方針を取らないから、食 品の基準だけ厳しくするのも困難になるわけで、生産の段階から種々 の規制が必要なのです。そういう多方面への働きかけも、政府内で取 って頂きたいと思います。全国民の命が掛かっています。 987 放射能の内部被ばくの影響は科学者の中でも意見が分かれています 1 が、ぜひ福島原発事故前の基準値に早急に戻していただきたいと思い ます。被害が出てからでは遅すぎます。どうぞよろしくお願いいたし ます。 988 チェルノブイリの原発事故の影響で内部被爆したことにより様々な 病気が増えた、と聞きました。子供は細胞分裂が活発で被爆感度が高 いことを考えますと、日本中の子供(もちろん全国民)に原発事故前 の摂取量と同程度に抑えたいと心より願います。 流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成でき る食品基準値と検査体制を望みます。 食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は必要不 可欠であると考えます。 1,7 別添2 989 乳幼児の基準を 100bq など到底容認できません。このまま消費者の健 1 康よりも生産者を守る方を優先されるのでしたら、もっと検査体制を 充実させて、食品個々に bq 表示をしていただきたい。私たち消費者 は汚染されていない食べ物を選ぶ権利があります。国家によって強制 的に被曝させられるなど人権の侵害です。震災前は 100bq の物は低レ ベルの放射性廃棄物として厳重に管理されていたとききます。原発事 故によって放射性物質がばらまかれたからといって放射性廃棄物だ ったものを人の口に入れてよいということになるはずがありません。 どうか日本の将来を担う子供たちの健康を損なうことないように切 に願います。 990 まず、小学生の子供とともに、学校に提出した自主学習でまとめた内 容について記載いたします。 ①自然放射性物質・・・自然界に昔からある物質(例)土には、1k gあたり数百ベクレルの放射性カリウムがある。 ②人工放射性物質・・・人間が作り出した放射性物質(例)セシウム 137、セシウム134、ストロンチウム90 (1)花粉と放射性化合物の違いについて 花粉VS放射性化合物のサイズは?0.04mm VS 0.000 005mm花粉VS放射性セシウムの飛散量は? <花粉> 飛散量 スギ・ヒノキ花粉の飛散総数 千葉県船橋市 1年の総飛散 量の平均値(最近10年) 1cm2あたり 4,337コ 飛散 <放射性セシウム> 神奈川県 2011年3月~6月の総飛散量 1km2あたり77 92メガベクレル(文部省発表) ↓ 単位を変更 ↓ 1cm2あたり 0.7792ベクレル セシウム134とセシウム137が同じ数だけあったとすると、セシ ウム137は1cm2あたり、およそ5億コ 飛散(0.7792× 13億6千万×0.5=5億) *1ベクレルあたり約13億6千万 <花粉の場合の体への影響> 鼻や目などに接触することによって起こる。くしゃみ・鼻水・鼻づま り 1,11 別添2 <放射性化合物の場合の体への影響> がん、だるいなどの不調 (2)放射性化合物について *1ベクレル・・・1秒間にピカっと(人間の目に見えない)1の放 射線が発する。 セシウム137→放射線を放出すると→バリウム137に変わる セシウム137の半減期は30年。 セシウム137 2コあったとすると、30年の間に、このうちの1 こが放射線を放出し、バリウム137 1コ、セシウム137 1コ となる。 1kg(1L)の牛乳において、セシウム137が2ベクレルである 場合、牛乳1Lから、1秒毎に2コの放射線を発する。そして、この 1Lの牛乳の中には、セシウム137の個数がおよそ27億コ入って いる。 30年後まで、この1kg(1L)の牛乳を取っておくとセシウム1 37が1ベクレルになる。すなわち、1秒毎に1コの放射線を発する ようになる。 セシウム137とバリウム137を足した個数は、30年後におよそ 27億コ。カリウム40(自然放射性物質)は、生物学的半減期が3 0日。セシウム137(人工放射性物質)は、生物学的半減期が90 日。体から出ていく速さがカリウム40よりも遅い。カリウム40に 比べて体の中にたまりやすい。 ↓ 自然放射性物質は昔からあったが、人工放射性物質も増えたので、体 に受けたり、たまる量が増えている。放射性物質は、煮ても焼いても 無くならない。長くつきあっていかなくてはいけないので、内部ひば くをしないように気をつける必要がある。カリウム40が1000ベ クレル体内に取り込まれた場合、30日で500ベクレル、60日で 250ベクレル、90日で125ベクレルになる(新たな取り込みが ないと仮定した場合) 。 一方、セシウム137が1000ベクレル体内に取り込まれた場合、 90日で500ベクレル、180日で250ベクレル、270日で1 25ベクレルになる(新たな取り込みがないと仮定した場合)。1/ 4になるまでに凡そ10カ月。現実には、新たな取り込みがないとい うことはあり得ず、日々、食品・呼吸から体内に蓄積され続けている。 従って、生体内にどんどん濃縮されている状況にある。しかも、カリ 別添2 ウム40は、生体内に濃縮されないメカニズムを生物が進化の過程 で、獲得している(獲得したものが生命体として生き残ってきた)の に対し、放射性セシウム137等の人工放射性物質は、生体内に蓄積 していくことが明らかとなっている。 セシウムは筋肉、腎臓等、ストロンチウムは骨等である。 ________________以上 従いまして、人工放射性物質による内部被ばくは、ゼロベクレルを目 指すことを最終の目標とすべきです。現状との状況を鑑みて、基準値 を設定しなければなりません。 日本の技術力は、素晴らしいものがあります。除染技術は、急ピッチ で、色々なところで開発が進められています。 各省庁におかれましては、拡散・分散の方法ではなく、新たな技術に より、従来にはない解決法を模索していただきたく切にお願い申し上 げます。 基準値の設定如何により、病人(特に子供たちの)数が変わりうると 思います。未来の日本を背負っていく子供たち、日本の発展を願い、 基準値の設定をゼロベクレルを目指すベクトル方向で取り組んでい ただきますよう(特に子供たち)お願い致します。 991 最近徐々に出てきた食卓検査,給食検査,ホールボディーカウンター 11,11 検査などの結果から,日本人の内部被ばくは非常に低いレベルに保た れていることが示されるようになりました. しかし,事故直前には放射性セシウムを一日 1Bq 以上食べていた日本 人は恐らく皆無であり,規制値を下げるべきであるという強い声があ ることは無視できません. 一般食品の規制値を 500Bq/kg→100Bq/kg にすることには賛成します. 問題は,牛乳および乳児用食品の 50Bq/kg です. 現在普及している NaI 式の簡易検査器を用い,かつ,「K-40 について は補正しなくて良い」とした場合,50Bq/kg 超と誤検出するケースが 頻発し,現場が混乱することは眼に見えています(現在でも,存在す るはずのないヨウ素 131 を誤検出する例が頻発しております). 少なくとも乳児用食品の 50Bq/kg は撤廃し,食品はすべて 100Bq/kg とすることを提案します. 992 乳および乳製品、添加物などの規格基準について、安全性が明確では ない以上、できるかぎり少ない基準値にするべきです。 乳および乳製品を毎日摂取するのは、乳幼児であることからも 50bq/kg ましてや 100bq/kg では高過ぎます。 1 別添2 WHO の 1Bq/l やアメリカ 0.111Bq/l、ドイツ 0.5Bq/l の基準値を参考 にしていただきたいです。 日本の未来を担っていく子どもたちの命を守るためにも、厳しい基準 値の設定をしてください。第一に守らなければいけないのは子どもた ちです。 993 乳児・牛乳のセシウムの基準を50から100Bq/㎏へ引き上げるこ 1 とに対して強く反対します。 ドイツの放射線防護協会の基準では、乳幼児は4Bq/㎏以下にするよ う言っています。50Bq/㎏でも十分高すぎるくらいです。農漁業生 産者を守る必要はあるのに、未来を担う子どもは守らなくていいとい うのでしょうか。 994 基準値を下げてください。去年 3 月にドイツから教えてもらった基準 1 に。せめて、未来を担う子どもたちのものは、お願いします。 995 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい。 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いですから、乳児用食品と は別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象とした基準を設定して 下さい。また、学校給食及び牛乳については、子どもの選択の余地は 限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指した基準を設定して下 さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、深刻な汚染が確認されています。汚染状況の把 握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体制を整備し て下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 別添2 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 996 給食について、感受性の強い子どもたちの内部被爆を心配していま 1,3 す。 安心して給食を食べさせることができるよう、食材や1食分の検査に おいて、全ての検出限界値を1ベクレル/キログラムを義務付けてく ださい。またその体制を整えてほしいです。 園や学校・自治体は「限界値内だから安全です」と一点張りですが、 その値自体が安全・安心とはほど遠い値です。 997 反対です。 50ベクレルを100ベクレルに規制緩和するなどもってのほかで す。 乳幼児の健全な発達を政府は軽んじているとしか思えません。 25 年前のチエルノブイリ原発事故から何ら教訓を得ていないのです か。 3 別添2 私は先月、宮崎市で行われた民間主催の原発学習会に行きました。 チエルノブイリの事故から16年目の記録映像を観ました。 なんと、16年後でも、チエルノブイリから200km離れたベラル ーシの80万人の都市で、生まれてくる赤ちゃんの8割に何らかの障 害がありました。特にセシウム137は内部疾患に影響があり、心臓 に穴のあいた赤ちゃんが多数生まれています。他にも、手や足、唇な どが奇形の子、知的・精神的疾患のある子など、直視することが辛い 映像ばかりでした。 医師は「年間300人の子どもの心臓手術をしているが、それでもま だ、7000~8000人のテイーンエイジヤーが手術を待ってい る。お金のなく手術を受けられない子どもは死んでいくしかない。空 しい限りです。 」と話していました。 このような現状は政府は当然知っていることと思います。 それなのに、規制緩和をするとは。 政府は本当に国民を大事に思っているのですか。 これからの日本を背負っていく乳幼児や若者の健全な発達・成長を全 力で保障していく覚悟や気持ちがあるとはとても思えません。 直ちに表記の件を撤回して下さい。 998 子供の命より企業利益を優先させるのですか!いいかげんにし 3 ろ!!!!!! 999 改正案に反対します。基準値は、1Bq/kg 以下でお願いします。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。 いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いことや個 人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の 日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査体制 を望みます。農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以 前と殆ど汚染度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事 ができると思います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざら ない様に流通を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。 食物自給率を考えますと西日本での増産をはかることで、平均数B q/kg を超える食材を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来 ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので 1,11 別添2 す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 1000 食品の放射性物質にかかる基準値は 0 ベクレルにしてください 1 1001 暫定規制値は恐ろしく高い値であるが、新基準でもまだまだドイツ放 1,3,6,7 射線防護協会の基準よりはるかに高く、せめてベラルーシの基準くら いにはすべきではないかと思います。 そして、新基準の適用が今すぐでなく、4 月を待たなくてはいけない のが理解できません。しかも食品によって経過措置をとる必要性も理 解できません。さらに加工品などについては賞味期限までというのも 全く理解できません。国民の安全を考えるのであれば、今すぐに新基 準を適用すべきではないかと思います。今できなくとも 4 月以降は、 経過措置などの例外なくやっていただきたい。 また、乳児と大人の区別しかないのはいかがなものでしょう。 乳児だけでなく、子どもも大人と比べると放射能に対する感受性が強 いので、大人より厳しい子どもの基準値をつくるべきではないでしょ うか。 さらに放射性ヨウ素についての基準ががなくなっているようにみう けられますが、それもきちんとしてください。 当たり前のことですが、国民の健康・安全を第一に考えてください。 1002 0 歳と 3 歳のこどもがいます。こどもたちには 1 ベクレルだって摂取 1 させたくない。 安心して生活したいです。 基準はもっともっと厳しくあるべきだとおもっています。 粉ミルクのなかにもセシウムがはいっていると考えるとぞっとしま す。 基準を緩めるなんて言語道断! 絶対にやめてください。 「おじさんたち」は子育てもやっていない人が多いので、緊迫した東 京のママたちの声が聞こえていないのではないかと思います。 絶対に絶対にもっと厳しくしてください。 売れないものはすべて東電に賠償してもらってください。 1003 乳幼児の食品、牛乳の基準値を 4 ㎏/Bq 以下に設定することを要望し ます。 50 や 100 ㎏/Bq など、狂った基準値で汚染された食品を乳幼児に食 べさせないでください。 1,3,7 別添2 ヨウ素とセシウム以外の核種の測定を要望します。 成長期の子供は大人よりも放射性物質を体内に取り込みやすいので す。 感受性は大人の 200 倍だそうです。 つまり、大人にとったら 50 ㎏/Bq でも子供にとったら 10000 ㎏/Bq ということです。 どうか、どうか、未来ある子供達の健康を奪わないで下さい。 私も一児の母です。 震災以来、子供の被曝による身体の不調を身近で感じてきました。悔 しいです。 大人は汚染された食品を食べない選択ができるけど、子供は汚染され た食品を大人を信じて食べることしかできないんです。 大人を信じて健康を奪われた子供達がかわいそうだと思いません か? 今ならまだ間に合います。 子供達を助けて下さい。 お願いします。 基準値を 4 ㎏/Bq 以下に設定することを要望します!! 加えて、瓦礫を拡散して放射性物質を全国に撒き散らさないで下さ い。 瓦礫の受け入れに反対します。 放射能は汚染された土地に留めるべきです。 1004 ◯食品の基準値がまだ高すぎます。せめて子供の口にするものはドイ 1,11 ツの 4b に合わせてください。 ◯そのために汚染された肥料や土、飼料の流通をやめさせて下さい。 1005 乳幼児食品や牛乳に含まれる放射性物質の基準値を50ベクレルか ら100ベクレルに引き上げることに断固反対です。 乳幼児や子供に1ベクレルでも摂取させたくないからです。 現状の50ベクレルからわざわざ100ベクレルに引き上げるとい うことは、今流通している牛乳に多少なりとも放射性物質が含まれて いることを意味します。(含まれていないなら、基準値をあげる必要 はない。 ) であれば、なおのこと、厳しい個体検査が必要なのであって、ひきあ げることは子供たちの健康を守ることになりません。 どうぞ未来を支える子供たちのために、心あるご判断をお願いいたし ます。 3 別添2 1006 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg 3 を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめているようだが、 人殺しになるつもりか。命を軽んじて恥ずかしくないのか。立派な教 育を受けた人間がその程度か、恥知らずどもめ。世界を見ろ、ヨーロ ッパ並みの低い基準にしろ。 1007 本基準値を設定するあたって依って立つべき原則は国民の厚生を最 1 大限に実現することであって、農業産業の振興の観点からその実現を 制約することはあってはならないと考えます。 その原則を守ることは決して「消費者への迎合」になることはなく、 「経済や社会に混乱と不安を広げる」ことも無いと考えます。逆に、 もし本事案の検討において、この原則に従わない場合には、厚生省へ の国民の信頼が失われることとなり、本事案だけでなく厚生省の実施 するすべての施策への深い悪影響があることを懸念致します。 ま た 、 新 潟 県 が 提 出 し た 意 見 ( 参 照 http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1328130091948.html )に賛同します。 1008 件名:食品中の放射性物質に係る基準値の設定 改正案には反対します。 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。 いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いことや個 人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の 日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査体制 を望みます。農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以 前と殆ど汚染度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事 ができると思います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざら ない様に流通を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考え ますと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材 を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。本基 準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるものです。 放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な最大 限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますようお願 い申し上げます。 1,7,11 別添2 1009 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を 使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基 準値と検査体制を望みます。先ず第一に、農産物については土壌や空 間線量の測定から事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり 概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地とそうでない地域の区別をする事 を求めます。これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案し ますと国内産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われま す。こういった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理 し、また検査を行って頂きたいと存じます。つまり、食物自給率や西 日本での増産を考えますと、平均して数Bq/kg を超える食材は全て排 除しても代替品で賄う事が出来ると考えます。厚生労働省さまにおき ましては、国民の健康と将来への不安を取り除く観点から、流通品の 基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げ ます。食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合 理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると 考えます。 1010 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望いたします。 1,9 又、全食品について食品(加工食品を含む)中の放射性物質の含有量 の表示を希望いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 1011 国際的に合意がとられている立場として、放射能にはこれ以下なら安 2 全という閾値はありません。放射能に対する感受性は個人によって違 う上に、乳幼児や妊婦は特に感受性が高くなります。さらに、いまだ に空間線量だけで年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在するの ですから、気をつければ避けることができる食品からの被ばくはより 厳しくするべきではないでしょうか。 外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるよ うに基準を設定するべきと考えます。 子どもたちの未来が、経済優先の理念によって奪われない事を切に願 います。 1012 厚生労働省が国民の健康に留意し、基準値を見直し、より厳しい基準 値に変更することは大変評価し、感謝しています。 しかしながら、乳児幼児の飲用する水及び牛乳は 1 ベクレル/kg以 1,3 別添2 下を基準にすることを希望します。また、学童の給食食材についても、 水・牛乳を含め 1 ベクレル/kg以下を希望します。 特に厚生労働省は、漢方薬の材料となる植物などの産地を限定する等 の施策をとっており、非情に安心しました。なのに野菜や果物は生薬 より一桁多い数字の基準で食べても安全と言われても、とてもではな いが安心できません。特に乳幼児及び学童の食材は漢方薬に準じる措 置をとってしかるべきと考えます。 乳幼児~学童の食材について産地の限定も視野に入れて、国民の健康 を守って欲しいです。 日本の未来を担う子どもたちの為に、健康で安全な食材を提供する努 力をしてほしい。特に子どもの育成を担う学校給食で文科省が厚労省 の基準に文句を言うこと自体、信じられず、許せません。 文部科学省が推進している「給食丸ごとセシウム調査」は著しい汚染 値での計測には適切な手段かもしれませんが、この計測方法は混ぜて 測るため食品ごとの計測は不可能です。必要充分な手段とは思われま せんが、手間ひま、現実的に考えれば致し方ない面もあり、であれば こそ産地や基準を緩めない事で二十三重の防護を備えていただきた いです。ぜひ省庁の壁を超えて考えていただきたく。 厚生労働省は国民の健康を守る役所であり、大きく期待しておりま す。 本来、日本が世界で得ていた食品や製品の安心、安全基準の厳しさを 取り戻さなければ、第一次産業はもとより、すべての輸出商品が打撃 を受けます。経済優先という視点であっても、基準を緩める現在の政 策は自らの首を絞めているとしか思えません。是非、厚労省はじめ、 関係各庁の皆様にご一考いただきたくお願いいたします。 1013 4 月からの基準値引き下げは前進だと思いますが、まだまだ妥当な値 1 とは思えません。せめてベラルーシ程度の基準にしていただきたい。 特に乳幼児の 50Bq を 100Bq にすることは放射線の感受性から言って も受け入れられません。国民の健康を第一に考えた基準値の設定をお 願いしたい。 1014 放射能の内部被ばくについて、どの程度が安全か、さまざまな説があ るのは理解できます。 しかし乳幼児の食品安全基準だけでも、なんとしても、最大限の注意 を払って設定していただけないでしょうか。 乳幼児食品と牛乳の基準を、50Bq/kg から100Bq/kg に緩める答 申案に断固として反対します。 1,3 別添2 50Bq/kg でさえもとても安全とはいえません。乳幼児の放射能感受 性は、大人の何十倍とも何百倍とも言われています。現在検査されて いないストロンチウムやプルトニウムなども、とくに牛乳には入って いる可能性が高いと思われます。 私はチェルノブイリの子供たちの作文集『私たちの涙で雪だるまがと けた』を読みましたが、ちいさな棺をみるのは、たとえそれが自分の 子供でなくても、たった一人増えるのだけでも、絶対いやです。 海外の友人からは、日本ってそんな国だったの?とあきれられていま す。今まで私が愛してきた国が…ただただ哀しい気持ちでいっぱいで す。 食品の安全基準が緩ければ、日本国内どこにいても被ばくします。子 供たちだけでも海外に逃がそうかと本気で思っています。チェルノブ イリの事故のとき高校生でしたが、私は牛乳を飲むのを控えました。 ヨーロッパからの輸入食品にも長い間注意を払いました。それなのに …。 どうぞ子供たちを守ってください。よろしくお願いします。 1015 前略 1,3 乳幼児の基準値が 50 から 100bq に引き上げられるのでしょうか? 乳幼児を積極的に被曝させる狙いが全く理解できません。 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めるとし て、これをお読みの貴方の子供や孫に、そのようにセシウム値の高い 食品や乳製品を与えますか? 数年後、甲状腺がん等で苦しむ姿を見たいですか? 乳幼児の基準値が 50 から 100bq に引き上げには断固反対します。 1016 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安全と 1 いう根拠は何一つありません。国民の健康、特に乳幼児の健康よりも 牛乳メーカーの権益保護の方が大切なのでしょうか。本当に納得でき ません。乳幼児には 1bq とも摂取させない努力が必要だと思います。 1017 現在の暫定基準値や新たに検討されている基準値で、安心した食生活 が遅れるとは思えないので、より厳しい数値の設定をお願いします。 福島第一原発由来の放射性物質による被曝は、食料由来の内部被曝だ けではなく、外部被曝も含めて考えねばなりません。また、医療被曝 や天然放射線での影響もあります。しかも困ったことに、海外でも原 発のトラブルや放射能漏れが続々と明らかになっており、その影響も 上乗せして考え、十分な安全マージンを取らなければなりません。で すから、甘い基準値を設けて、消費者に安心な食べ物であると誤認さ 1,11 別添2 せるようなことは絶対にしないで下さい。 基準値の設定に関しては、まず放射線に対する感受性の高い乳幼児用 の値を低く厳しいものにした上で、それを誰にも例外なく適用して欲 しいと思います。誰が食べても安心・安全が食の基本なのに、毎日の 食事に供することを躊躇するような商品が流通していては、生活その ものが立ちいきません。それに、摂取する年齢などによって複数の基 準を設けていては、生産、流通、販売、消費の各レベルでの負荷が増 えて、かえって扱いが難しくなってしまうと思います。 なお、基準値を超える食品の流通や産地偽装などを行なった者に対し ては、厳しい罰則を設け、厳正に対処するよう望みます。せっかく基 準値を設定しても、それを守らせることができないのでは、何の意味 もありません。厚労省の管轄外ではないかも知れませんが、縦割り行 政で終わらせることなく、各関係省庁と連携を取って有効な運用をお 願いします。 以上、よろしくお願いします。 1018 2/3の毎日新聞に、「厚生労働省の諮問を受け、食品の放射性セシ ウムの新基準値案を審議していた文部科学省の放射線審議会(会長・ 丹羽太貫京都大名誉教授)は2日、乳児用食品と牛乳について、1キ ロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申 案をまとめた。次回に最終案を厚労省に答申する。 」 そして、「新基準値案は農漁業生産者に厳しすぎ、被災地の復興にも 影響を与える可能性があるとの意見も出た。答申案には「基準値の決 定にさまざまな関係者が関与すべきだ」と記された。」と書かれてい ましたが、もし本当にこのようになるとしたら、子どもを持つ親とし ても、東北に実家がある人間としても、非常にガッカリ、憤りを禁じ 得ないので意見させていただきます。 牛乳の基準値を緩めることは、生産者を守ることにはなりません。 国が本当にやるべきことは、まずは牛には可哀想ですが、西日本で生 まれ育った安全な牛に入れ替えること。汚染された牛は、東電管内で、 老衰で亡くなるまで、繁殖しないように余生を送らせてあげてくださ い。 そして、安全な牛は、飼料や水、牛舎等に放射能が入らない様、徹底 した管理を指示、義務付け、監督すること。 水や空気が汚染されているような地域では、それも限界がありますか ら、酪農家を国と東電の補償で西に移住させ、西の牛を育てられるよ うにすることです。 3 別添2 そして、すべての原乳の測定値を隠す事なく公表し続けることで消費 者の信頼を回復すること。 今の国のやり方では生産者と消費者の溝が深まるばかりです。毒が入 った物を子どもに飲ませたいと思う親がいると思いますか?毒が入 った物を生産して、嬉しい生産者がいると思いますか? 土地を汚染されてしまった酪農家を助けるには、数値を緩めて誤摩化 すのでは逆効果です。安全な土地で、安全な物を生産するということ をさせてください。それが本当に生産者を守る事であり、日本全体を 守ることなのです。本当は、福島、岩手、宮城、茨城等の、土地を汚 染されてしまった生産者は国と東電の補償で西日本へ移り、安全なも のを生産できるようにするべきなのです。でなければ、生産者も消費 者も被曝し続けるしかないのです。 もう1つ、乳児の基準値ができるのはすばらしいことですが、幼児~ 成人前の子ども向けの基準も必要です。 子どもの中には、2 学年下の平均体重や身長と同じ大きさの子もいま す。幼児や小学校低学年、二次性徴の子ども達が大人と同じ基準とい うのは危険だとお思いになりませんか? どうぞ、日本の未来を考え、その場しのぎではない、本当の安全を目 指して取り組んでくださいますよう、心よりお願い申し上げます。 1019 厚生労働省 ご担当者様 1,3,7,9,1 被曝に閾値は無いということは、ICRP も認めた国際的なコンセンサス 1 となっています。 つまり例え1Bq でも内部被曝をすれば健康に影響が無いということ は言いきれないのです。 セシウムと心臓疾患の研究者バンダジェフスキー博士によると、セシ ウムの内部被曝量が高い(20bq/Kg 以上)子どもほど不整脈が多く、心 電図に異常があらわれるということです。 チェルノブイリでは、子供は体内の放射性物質の濃度が 11Bq/kg を 超える辺りから、健康被害が目立ち始めたと言われています。米軍で は、50 Bq/kg 以上では脳に悪影響が出るという結果があるそうです。 南相馬市によると、ホールボディーカウンターの検査で小中学生の5 79人中218人から放射性セシウム137が検出され、1キロ当た り20ベクレル以上が検出されたのは4人で、最高値は1キロ当たり 30~35ベクレルです。 高校生以上は4745人中1943人から放射性セシウム137が 検出。1774人が1キロ当たり20ベクレル以下だったが、16人 別添2 は50ベクレル以上で、最高値は110.7ベクレル。つまり福島を 中心に多くの子どもがすでに高い内部被曝をしているのです。 そこに更に毎日食事から 50~100Bq 摂取したらどうなるでしょうか? 例え 99%が排出されるとしても、新たに摂取し続ける限り、被曝量は 増えていくでしょう。 [要望] 1.18 歳以下の子どものために、基準値はドイツ並みの大人 8 Bq/kg、 子供は 4 Bq/kg 以下にしてください。大人が無理だとしても、子ども への基準はぜひお願いします。 2.汚染の少ない食べ物を妊婦、乳幼児、学校給食など子どもに優先 的に供給してください。 3.ヨウ素、セシウムだけでなく、子どもに影響の大きいストロンチ ウムも 90 なども測ってください。 4.スーパーや飲食店で検査値を表示し、検査値や産地を偽装した場 合厳しい罰則を設けてください。 最後に 厚生労働省の職員の皆様、食品安全委員会の委員の皆様、あなたがた のお子さんやお孫さんは毎日どこでどの産地の食べ物を召し上がっ ていらっしゃいますか?上記はあなたがたのお子さんお孫さんにと っても必要な措置だと存じます。 以上 1020 せめてチェルノブイリの 37bq/kg を基準としてほしい。 1 幼児に対する基準値が高すぎる。また児童の基準が成人と同じでは高 すぎる。放射能に対する感受性の高い児童に対して、大人と同じ基準 を適用しないでほしい。薬局における医薬品も体重によって計算され ると同じ考え方をするべきである。 チェルノブイリでの事故時の 37bq/kg でも若年者の人口減少がある事 を無視すべきではない。 その 3 倍もの数値を国民に課すべきではなく、 ましてや未来のある子供達に 100bq/kg や主食のコメに 500bq/kg は過 酷すぎる。 1021 何も知らない子供にどうして危険なものを飲ませないといけないの 1 か。そもそも50ベクレルですら高いのに、100 ベクレルにあげるの は許せない。 少しでも数値を下げることができるように政府も農家や酪農家の現 場をもっと知るべき。危ないえさを与えることがないようにしろ! 1022 食品中の放射性物質の基準値は今回の幼児、子供たちの100ベクレ 1 別添2 ルという基準は許すことができません。1ベクレルでも体内に入れば 何かしらの悪影響があるかもしれないのです。わからないのですか ら、子供の健康を第一に考え、子供用に関しては0ベクレルでお願い したいと思います。世界中でもっとも厳しい基準を適用してほしいと 思います。基準が定まれば、みながそれに向けて努力し日本なら達成 できると思います。 1023 以下を要望します 2,6,7,9,1 ・食品中の放射線数値の基準を、内部・外部被量合計で1mSv 1 /年以内になる数値で設定すること ・米、肉、大豆等、一部食品の新基準の適用をずらさず4月開始にす ること ・基準の適応を”原材料” ”加工” ”製造”全ての段階において適用す ること ・基準の適応を”原材料” ”加工” ”製造”全ての段階において適用す ること ・牛乳は複数原乳を混合していない段階から適用すること ・全食品にベクレル表示をつける ・基準を超えるものが流通しない仕組みを構築する ・基準外食品は東電が買い取り、賠償すること 被曝に安全な閾値はありませんが、基準とするなら国際基準である内 外被曝合計1mSv/年で設定すべきです。米・大豆は日本の食生活 の根幹であり、多様に加工・流通されます。肉類も同様です。基準適 応開始をずらしてはいけません。食品にベクレル表示をつけて被曝量 の把握できるようにすべきです。 1024 規制値の値が、まだ高いと感じますが、急に規制を厳しくもできな 2,3,9 いと思いますが、福島県内は、外部・内部も含めて 1mSv を目指して 欲しい。そのためにも乳幼児の食品は 50mSv は維持して欲しい。 基準もきちんと守っていない、産地偽装も実際は福島ではある。今 後、測定の結果(検出限界値も)を記載するような体制にして欲しい。 結局、怖くて加工品は食べら得なくなった。外食もほとんどしてい ません。 1025 改正案には反対します。 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望します。低線量、とりわ け内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思います。いろい ろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いことや個人差を 考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度の日常食 1,7,11 別添2 一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検査体制を望み ます。農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆 ど汚 染度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると 思います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流 通を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割 程度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考え ますと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材 を全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 1026 牛乳については、成長期にある青少年は一度に大量摂取することもし 1,3 ばしばであり、また給食の場においては半強制的に飲まされる事もあ る食品です。飲料と固形食品では飲料のほうが圧倒的に量を摂取しや すく、最低限、水と同じ 10Bq/kg 以下としていただきたいと考えます。 同時に乳幼児用食品についても、とくに乳児は特定の食品のみ摂取し つづける時期があると思いますので、やはり最低でも水と同じ 10Bq/kg 以下としていただきたく、検査体制についても決して漏れが 生じないよう基準に強制力を持たせるよう要望いたします。一般食品 については公衆被曝限度が 1mSv であるというのであれば、そこを満 たし得る数値ではなく、そこを確実に下回る数値に設定するのが有害 物質 の安全基準の 在り方だ ったはずであ り、0.5mSv/年 を満たす 50Bq/kg 以下としていただけますよう要望いたします。 1027 食品全てを測定するのは無理です。 しかし危険性が高い食品は既にわかっています。 肉、魚、牛乳、卵、しいたけ類、果実類、これらについては 5Bq/kg ~10Bq/kg 程度で定期的に検査を実施して頂きたい。 多くの親たちが安心して子供たちに与えることができるのは、せいぜ い 5Bq/kg~10Bq/kg 程度と認識していると思います。 その検査体制になっていないために、九州等から食材を取り寄せる= 関東地域の安全な食材が風評被害を受けていると思います。 現在は牛肉の検査ばかりに偏りすぎです。 様々な食材の検査強化が風評被害の低減につながります。5Bq/kg~ 7 別添2 10Bq/kg の基準値の設定を希望します。 1028 年間被爆量を1ミリシーベルトとする値が、内部被爆のみしか考えて 1,2,9 いないのはおかしいと思います 外部からも被爆しています。また食物連鎖などで、これから被爆量は 上がっていくものと考えられます。 また水の基準値は、乳幼児のミルクにも使い、私たちが毎日身体にい れるものです。ウクライナでは2ベクレルが基準です。 もっとチェルノブイリの経験から学んだ数値などを取り入れてもよ いのではないでしょうか? 個人差は出てくると思いますが妊婦さんや子供たちにはまた別の表 記などの配慮も必要と思われます。これからの日本の未来の子供たち のためにも、どうぞよろしくお願いします 1029 1,2,6,7,1 0.はじめに 自然放射能や医療被曝など選択的なものとは異なり、原発事故によ る追加的放射能被曝は本来あってはならないものであり、食品とく に乳幼児の食品については一切の混入を許容すべきではない。その ことを明記した上で、この基準案は現実に放射性物質に汚染された 食品が流通している事に対応するための規制であると考える必要が ある。 1.リスクの根拠と介入レベルについて この基準案がリスクの根拠としている食品安全委員会の評価は、内部 被曝だけで生涯 100 ミリを許容線量としているという問題がある。そ れはリスク評価においては生涯 100mSv は内部被曝と外部被曝合わせ て 100mSv であるとの説明が当初なされていたが、それが後日内部被 曝のみであるとされ、その変更にあたっては根拠が一切明示されてい ないということである。さらに子どもの許容線量についても具体的に 示していないことも問題である。よって食品の基準案の検討にあたっ ては、内部被曝と外部被曝をあわせて年間1mSv とした ICRP や国内法 令に準拠すべきである。その上で、今日、日本では事故直後の高い被 曝や、その後も続く外部被曝を受けている人が多いことを踏まえて、 低い基準値を設定するべきである。報告書が根拠としているコーデッ クス委員会は、外部被曝や累積的被曝が既に高いケースを想定したも のではない。 2.経過措置について この基準案の「経過措置」は削除すべきである。理由 1:新基準の策 0 別添2 定はもともと昨秋を予定されていたものが大幅に遅れており、今以上 に長く暫定規制値レベルの食品を摂取させる条件をつくることはリ スクを増やすだけである。在庫処理の問題が生じた場合は東京電力が 責任をもって補償することが筋であり、消費者の安全と引き替えにす るような施策は論外である。理由 2:米や牛肉については暫定基準値 を大きく超えたものが流通したことにより、消費者が福島県産を避け る傾向に拍車を掛ける結果となった。もし新基準発効後も暫定基準値 レベルの米や牛肉が流通するとなれば、実際には新基準を満たしてい る福島県産の米や牛肉も回避されることが予想され、風評被害がさら に助長される恐れもある。 3.規制対象核種について 基準案では、ストロンチウムをセシウムで代表させているが、体内の 挙動が異なる核種を一緒に扱う根拠は明示されておらず、別途規制値 をもうけるべきである。 4.ヨウ素について この基準案は福島原発事故対応に特化した基準ではない。現在検出さ れていなくなっても、原発事故の際にはヨウ素は放出されるため、規 制値をもうけておくべきである。 1030 文部科学省の放射線審議会の乳児用食品と牛乳について、1キロあた 3 り50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申案は納 得のいくものではありません。 「新基準値案は農漁業生産者に厳しすぎる」というのは、国民全体を 見た意見ではありません。汚染された食品を生産者の為に流通させろ ということでしょうか? ここで、追求すべきは、汚染された食品を避ける国民ではなく、汚染 を引き起こした企業であり、汚染を拡大させている、政府です。 国民を守らずに、何の為の復興なのでしょうか。 低線量の被爆をどうしてそんなに甘くみることができるのか、その根 拠はどこからきているのか。まったく見えません。私たちは、毎日、 気の遠くなる思いで、食と向き合っています。安心のできる食材の確 保の為に、いち早く、厳しい基準値の設定と検査の徹底を望みます。 そして生産者の方々の保証も願ってやみません。 1031 まず、震災・原発事故からまもなく一年になろうと言うのに、未だ「暫 定」基準値のままで、それをクリアすれば「安全」とする姿勢に怒り を覚えます。 内部被爆+外部被爆の総量の限界を年間1ミリシーベルトとするの 1,2,3,7 別添2 が最低限かと考えます。 内部被爆は更に深刻な健康被害をもたらすのであるから、それでも不 十分なくらいです。 また、子どもや妊婦についてはさらに厳しい基準を設けるべきです。 国が厳しい基準を設けていなければ、流通している食品の安全性は信 じることができず、実際は安全なものまでが敬遠されてしまい、それ こそが「風評被害」と言えるのではないかと考えます。 基準の最大限の厳しさと、検査の徹底がなければ、市民の不安と風評 被害の広がりは無くなりません。その上で、原発に近く基準内の食品 を生産できない生産者に対する補償をしっかりとするべきです。それ が生産者を救うということです。 国が基準を緩くすれば、先々健康被害が出た時に訴えられるのは国で す。賢明な判断を! 1032 全ての国民の健康を守るために、 1,3,6 元々のルールである年間線量1ミリシーベルトは必ず守るべきと考 えます。 その上で、本改正の趣旨には賛同です。 改正の趣旨に沿った基準値であるべきと考えます。 よって、意見結論として 2の「経過措置」は必要ないと考えます。 即時、新基準値での運用を開始すべきと考えます。 これ以上、国民の被爆を容認すべきでないと考えます。 まして妊娠者、乳幼児の被爆を容認するべきではないと考えます 。50 ベクレル/kg でも不安を感じます。 尚一層の厳しい基準値でお願いしたいくらいです。 福島第一原子力発電所の事故以前のように、 放射性物質を全く気にする事無く、 安心して食べることの出来る状態であることを望みます。 いろいろな問題や障害があると思いますが、 厚生労働省の各位の良心と熱意を信じています。 1033 放射性物質に関してはドイツと同じ位厳しい基準にしてほしいです。 1 4 月に出される基準もまだ高いと思います。 これから5年位は何も起こらないと思います。でもその後幼児の病気 が増えるのが認められたら引き続き日本製品信用がた落ちだとおも います。中国や外国の富裕層には見向きもされなくなる…悲しいで す。 別添2 そうならないためにも基準は厳しくして下さい。 1034 避難させるべきは、大胆に避難させてください。 11 内部被曝の問題を真正面から取り上げていただきたい。 一方で、農村の復興は何十年かかることだと思います。 大変だと思いますが、垣根を越えた英知の結集をお願いします! 1035 日本の基準が余りにも高いので どうにかならないのか心配だまた 1 10 年後 20 年後の子供達が 出産する時がとても心配な気がする 国 は安全と言ってるが は 保証はあるのか あきれて物が言えない が心配で飲めない これだけ 食べれない また 一企業の東京電力に 食品から飲み物 ここで また 水 東電は値上げと言う あ まりにもふざけている 少なくとも 日本国内の基準は 元に戻すべきまたは 国際レベル にして欲しい 1036 ICRP の勧告 111 に 1 ベクレルを慢性的に摂取した場合、200 日あまり 1 でセシウムの体内残留量が 200 ベクレル蓄積で平衡状態になるとあり ます。10 ベクレルだと 600 日で 1400 ベクレル。年齢によって残留量 も変わりますが、これをシーベルト換算して生涯被ばく量から逆算す るなど意味がないのではないでしょうか? 問題はガンだけではあ りませんし、もはや誰も小児がんだけを気にしているわけではないの です。ユーリ・バンダジェフスキーの報告にあるように、体内セシウ ム残留量と心臓疾患などには有意な関係があります。キロあたり 5 ベ クレルを超えると心臓疾患が増え始め、70 ベクレルを超えると心臓疾 患を持たない子どもは 10%ほどになってしまうとのことです。つま り、20kg の体重の子どもが、体内に 100 ベクレルのセシウムを蓄積す ると、何らかの健康上の問題が出てくるのではないか?多くの人が心 配しているのです。それを乳幼児製品で 50 ベクレル/kg というのは、 どう考えても納得できません。チェルノブイリを経験したドイツ放射 線防護協会の基準に倣い、乳児・子ども・青少年1kg あたり4ベクレ ル以下、成人1kg あたり8ベクレル以下の基準へと変更することを求 めます。多くの人がインターネットで情報を調べ、もはや政府の基準 が経済を優先するために、子どもを犠牲にすることを選んでいるよう にしか見えないのです。子どもを守る姿勢を見せて下さい。 1037 乳幼児や幼児は放射性物質の影響をおおきく受ける。 少しでも低く、0に近い数値を目指すべき。 健康よりも経済が大事なのか? チェルノブイリの事故から何も学ぶことはできないのですか? 1 別添2 1038 チェルノブイリ原発事故周辺国の食品基準値に準じて日本の基準値 1,3,9 を設定する。 チェルノブイリ原発事故から25年がたっています。この間、ウクラ イナやベラルーシといった国は放射線による被曝の影響を受ける中 で、食品基準値を設定してきました。その値を日本の基準値設定にあ たり参考にすべきです。特に、日常的に摂取する水の基準値は厳しく 設定しなければなりません。 妊婦、子どもには更に厳しい基準値を設定する。 胎児、乳幼児、子どもは大人に比べて細胞分裂が盛んで放射能による 影響を大きく受けます。将来日本で健康な成人が少なくなる可能性は できるかぎり排除しなければなりません。 食品に含まれる放射能の数値、また不検出の場合は検出下限値を明示 して販売する。 食品購入にあたり、無用な風評被害をなくすためにも、数値を明記し、 個人が食品を自分の意思で選択できるようにすべきです。 1039 現在、私が暮らす東京都豊島区では、事故前に比べ、およそ2倍の体 外被曝を受けながら暮らす状況が続いています。私には、小学 2 年生 の娘がおります。人生80年とすれば、彼らには、まだこの先70年 ほどの人生があることになります。 厚生労働省は国会における答弁で、現在の“暫定規制値”で食生活 を送った場合の年間被ばく量を、17ミリシーベルト(年)とみてい ることを明ら かにしました。この度、発表された新基準案)では、 放射性物質の値を暫定規制値のおおむね5分の一にしてありますか ら、単純計算で、年間17ミ リシーベルトを5分の1にしてみると、 年間3ミリシーベルあまりの内部被ばくとなります。先の「放射性物 質の食品健康影響評価に関する審議結果 (案)2011 年 7 月」で発表 された見解「生涯 100 ミリシーベルト以上は健康に影響を及ぼす」値 に、34年で達することになります。今、日本に生きる子どもたち、 また、これから生まれてくる子どもたちは、健康な成人になれない危 険性を、国が許容する中で、人生を送らねばならないというこ とで す。 IAEA と、日本政府とがともに認める国際放射線防護委員会 ICRP) の発表では、10 ベクレル/日の摂取を 1000 日間続けると、1400 ベク レル/kg以上の体内蓄積量に達するというデータが発表されまし た(※1) 。たった1ベクレル/日でも、1000 日摂取し続けた場合に は、体内蓄積量が 200 ベクレル/kg近くに達するとさ れ、大人で 1 別添2 も深刻な健康被害を及ぼす可能性の値に達することが明らかにされ ました。子どもは、少なく見積もっても大人の3倍以上の危険性があ ると いわれています。 放射性物質の内部被ばくに起因する癌の死亡数が、有意なデータと して示されることは、今後、近い将来には難しいでしょう。疫学調査 に基づくリス ク分析の限界です。そんな中で、チェルノブイリ事故 後の汚染地域における医療活動を続けてきた医師らによる臨床デー タにあるように、内臓疾患の増 加、成人病の未成年者罹患率の増加 などの危険性が存在することを、なぜ考慮されないのでしょか。死亡 はしないまでも、継続した薬の投与が不可欠な 子どもたちが増大す るリスクは、母親としても耐えられない事実である上に、国家運営の 見地からも大きなリスクではないでしょうか。 (※2) 疫学調査による実証のみを判断基準とするという前例主義は、多くの 子どもたちの健康が損なわれる危険性を前に、見直されるべきではな いでしょう か。臨床医の経験に基づいたリスクを慎重に検証し、先 進各国では、既に様々な分野で規制を検討する際の基本理念となって いる『予防原則』を導入 し、判断していただきたいと思います。 将来、長きにわたり、この体内被曝を継続して受け続ける可能性の ある子どもたちの未来を守ることは、日本の未来を守ることです。原 発事故に起因 する、深刻な経済へのダメージも決して軽んじられる べきものではありません。ただでさえ、厳しい経営を余儀なくされて きた農家や漁師、畜産業者の みなさんの生活を守ることも、同時に 検討されねばなりません。しかし、その産業を、将来、担うであろう、 働き手たちが、病に侵され、労働に耐えら れない状況となってしま っては意味がありません。 昨年、暫定規制値が発表された後に、その規制値に基づいた検査機 器の開発がなされ、被災地域の農業、水産業などの生産者は、必至に 食品を検査 し、出荷しました。農地除染、移行係数をにらみながら の新たな土づくりの研究なども行われてきました。しかし、消費者は、 食品を自らの手で計測 し、多くの放射性物質に汚染された食品が流 通する実態を知り、防衛策として、東日本産の食品を買い控えるとい う道を選びました。こうした事態は世 に言われた”風評被害”では ありません。健康評価に基づかない基準しかなかったために起きた、 市場の混乱です。暫定基準に基づき出荷し、販売せざ るを得なかっ た生産者・流通業者の方々は、まぎれもなく市場の混乱による被害者 別添2 です。 さて、新基準(案)で、果たしてこうした混乱を収束させられるで しょうか。 先に述べたように、基準がそもそも健康評価にも基づかず、国際的に そ の危険を認められたリスクも回避できない基準であるということ が明確な以上、同じ混乱が続くでしょう。 このままの基準値では、私たち母親は、とても安心して子どもを産 むことはできません。それだけにとどまらず、わが娘たちに、子ども を産まないように言い聞かせ、育てねばならないとさえ思います。 どうか、そのような悲劇を起こさぬよう、再検討をお願いしたします。 「私たち大人は、原発事故という大きな失敗はしたけれど、あなたた ちの未来を 守るために、みんなで力を合わせてがんばったよ」と子 どもに伝えさせてください。 まずは、ゼロ(自然放射線を除く)を目指すという基本方針を掲げる とともに、あくまで事故後1年という緊急時における過渡的な基準で あることを明 記の上、子ども、乳幼児の別基準を設けてください。 具体的には、食品、飲料ともに、10 ベクレル以下(C137 と C134 の総 和)としてください。 (※1)ICRP PUBLICATION 111. Application of the Commission’s Recommendations to the Protection of People Living in Long-term Contaminated Areas after a Nuclear Accident or a Radiation Emergency (※2)Y.I.バンダジェフスキー著「人体に入った放射性セシウムの 医学的生物学的影響」 1040 牛乳は乳児にとって食事の大半を占める場合があり、幼児にとっても 体重あたりの摂取量は大人に比べて多くなる傾向があるため、できる だけ厳しい基準にしてほしい。 また学者の見解が分かれているということは、緩い基準を採用してい ては万が一危険な場合もあるということだ。 万が一のことを考え、より厳しい基準を採用してほしい。 1 キログラムあたり 50 ベクレルでも甘すぎる。 またホエイ、粉乳など移行率の高いものはより厳しく審査してほし い。 1,3 別添2 1041 去年3月に暫定基準値を決めた時の国の説明は、これは国際基準など 4 を参考にして十分に安全を見て設定した数値だと言っていたと思い ます。その後私自身でも調べてみましたが、500ベクレルという数 値は、ヨーロッパの値よりも低い値です。だから十分安全を見た数値 になっています。それをさらに下げる理由はどこにも見当たりませ ん。 今、基準値を下げることは、福島県の農業、酪農、水産業に従事さ れている方々にとって少なからぬ悪影響を与えるものと思います。だ れのためにもなりません。基準値は現状維持とすべきです。 1042 標記についてのコメントとして1、ALARA の精神にのっとり諸外国 の実勢を織り込み、緩めた基準とする。 2規制である以上、何らかの数字を示す必要はあろうが、守らないか らと言って、販売者、購入者を罰することはやめていただきたい。科 学的に次第に明らかになれば、みな知恵もつく、規制値は参考として、 自主規制にできないだろうか。でないといたずらに被災地をはじめ、 関係者を苦しめ人々をくるしめるだけだ。法律はただ縛るだけが目的 だろうか、人々の安寧を目的とすることが究極的に必要ではなかろう か。 次に補足理由を申し上げたい。 1、カリウムは人体に有用だからといって K-40 からの被ばくはその ままにしておいて、なぜセシウムだけきびしくするのか。セシウムは 生体内に長期取込まれないことは被爆先進国の知見からもかなり明 らかにされつつある。 2、セシウムの生体半減期は物理的半減期よりはるかに短い。大人で 100日、新陳代謝の早い子供は十数日といわれる。継続して高い Bq のものを飲食しなければ問題ないはずだ。 いずれ規制の補足として こういうこともうたうべきだ。特に甲状腺にびんかんとされる牛乳は 年齢に応じ選択の幅が広がる。 3、チェルノブイリ事故その他に携わった諸先生は被災者の数はとも かく、甲状腺がん等は多くなく、死亡者ははるかにすくないといわれ る。じじつ国連調査でも94年には推定死亡者が9000人と言って いたが、2004年には4000人に見通しを下げた。現実の死亡者 は予想をはるかに下回り60人弱というのが公に認知されている。 3、検査により規制にかかるか否か決まる。大豆なら大豆一袋が不合 格としてもごくミクロ(たとえば下水にちかいところにふれた)たも のであることが考えられる。ただちにその袋全部をダメにするのでな 4 別添2 く、分けて再検査するなど方法がある。 4.とにかく画一的に形式規制一点張りのやりかたはやめるべきであ る。規制値は厳しいほどよいというのは誤まっている。非科学的でも あり、人々をくるしめるだけである。 1043 食品中の放射性物質に係る基準値で 1,3 子供が頻繁に口にするものの基準値を下記のように下げて頂きたい と思います。 牛乳 50 ベクレル/kg→10 ベクレル/kg 乳児用食品 50 ベクレル/kg→10 ベクレル/kg 1044 乳幼児用飲料・牛乳についてはもっと規制を厳しくしていただきたい 1,3 と思います。現在不安に感じながらも学校や園での牛乳を子供に飲ま せておりますが、被災地の酪農家の方のため牛乳の基準値を100ベ クレルに引き上げるとの話を聞き不安が増しております。 酪農家の方への対応としては基準値の引き上げではなく、きちんとし た補償のほうが大切だと思います。基準値を引きあげたところで牛乳 の摂取を今より控える方が増えるのではないかと思います。それでは 結局のところ何の問題の解決にもならないうえ、放射性物質による影 響が大きい乳幼児への健康被害も懸念されま す。 新基準値でも不安な方は多いと思いますので、一人の母としての切な る願いはこれ以上基準値を引きあげることはやめていただきたいと いう一語につきます。ご検討宜しくお願いいたします。 1045 子どもの食品だけでも、もっと厳しくしてください。 1,3 すでにみんな、3月に相当被曝しています。 なかったことにはできないので、今後の蓄積を減らすしかありませ ん。 どうか、お願いします。 1046 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安全と 1 いう根拠は何一つないと思う。 子どもの命よりも、牛乳メーカーの権益保護が大切なのでしょうか。 もっと誠意をもって対応してほしい。 1047 食品の新暫定基準値を緩める答申に対し、猛烈に反対致します。 内部被曝から年間の1ミリシーベルトを算出するのは、愚かすぎる判 断です。 内部被曝の実情はそんなものではないと考えます。 ベラルーシの医師、ユーリ・バンダジェフスキー氏の 3 別添2 1997 年に、現地にて突然死した多くの方々の 様々な人体解剖結果によれば、 死亡したベラルーシの小児の心臓からは平均 600Bq/kg 以上、 成人からは平均 100Bq/kg 以上のセシウムが検出されたそうです。 この、逃げも隠れもしない人体解剖結果を踏まえ、 100Bq を摂取し続けることを良しとしますか? どうかどうか、普通に考えてください!! 1048 放射能リスクには閾値はないという見解は厚労省においても同じ見 1,2,3,5,1 解かと思います。これは国際放射線防護委員会(ICRP)の見解でもあ 0 ります。日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小 限となるよう、予防原則に則り、国民(特に子ども、妊婦)を最大限 防護することを前提として指針の提示をお願いいたします。 ■外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となる ように基準設定を。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトというのが現在 の法律です。いつのまにか「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」となっ ており、また、暫定基準値の五分の一であることを強調した報道を多 くみかけます。福島や関東の一部では、いまだに空間線量だけで年間 1ミリを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ 避けることができる食品からの被ばくはより厳しくしくことが厚労 省、食品安全委員会の役割ではないでしょうか。 ■摂取頻度の高いものは厳しい基準を。 チェルノブイリ事故の経験に学ぶことが重要です。オーストリアで は、事故後1年の被曝状況は、約 8 割が食品によるものという発表を しました。これから国民の被曝を減らすためには、食品の基準を厳し くすること以外、方法はありません。特に毎日大量に摂取する水や主 食であるお米や小麦粉、大豆にはより厳しく基準を設けるべきです。 また、ICRPPUBLICATION111 にもあるセシウム 137 を一度に摂取した場 合と、毎日 1 ベクレル、および、10 ベクレルを 1000 日間摂取した場 合の全身放射能の推移にも注目すべきです。セシウム 137 を 1 日 10 ベクレル食物から摂取していくと、700 日(ほぼ 2 年)で体内のセシ ウム 137 の濃度が 1400 ベクレルを超す、というグラフを紹介してい ます。 セシウム 137 は体重1㎏あたり 10 ベクレルくらいから、子どもの心 臓の筋肉細胞(心筋)の病気を引き起こす可能性があることが言われ ています。 (ユーリ・バンダシェフ スキー教授)子どもではセシウム 別添2 137 が体重1kg あたり 20-30 ベクレルくらいで不整脈が観察され、 体重1Kg あたり 50 ベクレル/Kg では生命にかかわる臓器が病気にな り、命が危険になると彼は報告しています。バンダジェフスキーに関 しては、食品安全委員会は検体の総被曝量が分かっていないので参考 論文からはずしたそうですが、実際に被曝された方々の死体を解剖 し、内臓のどこに溜まりやすいかなど、詳細の研究を行っています。 参考にすべきと考えます。 ■癌リスク以外のリスクも踏まえた安全基準を。 100mSv 以下の被害は、検証できる疫学データがないとのことですが、 これは癌リスクについての見解です。私たちが心配しているのは、癌 だけではありません。広島・長崎の原爆被害(原爆ぶらぶら病など)、 核実験時の周辺被害、チェルノブイリ事故被害、劣化ウラン弾におけ る米兵の被害といった放射能による様々な被害も考慮すべきです。 ■より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦に配慮した基準を。 4 月からの新基準は、限られた期間の乳児のみが対象で、幼児、児童 への見解は示されませんでした。また、妊婦にいたっては言及すらあ りませんでした。日本の将来を担う子どもや未来の子どもたちへの被 曝を徹底的に低くしない限り、国民が安心できる基準にはなりませ ん。 1049 乳幼児 100 ベクレルに緩和?? 1,3 バカにしないでほしい。 50 ベクレルでも高いと考えられるのに。 100 ベクレルは、ご存知のように原発からでる排水の基準値だ。 赤ん坊に排水を飲ませていいのか。 経済優先、生産者優先の社会では、子どもたちに未来はない! あなた方が思っている以上に、国民は怒っている! 1050 乳幼児の基準 100Bq/Kg はやめてください。赤ちゃんに放射能入りの 3 食事を与えるわけにいきません。人道上、問題があると思います。 1051 放射能に汚染された牛乳をこれからの子供たちが飲むのを黙って見 3 てられますか?それはまるで人が死んでいくのを観察しているのと 同じですよね。実験か何かに加担なさっているのでしょうか? 1052 基準値の引き下げ自体は歓迎すべき方向ですが今回の案でも高すぎ ますし、現行の暫定規制値の決定の経緯も含め根本的に考え方を転換 して頂く必要があると考えます。まず、放射線の健康影響について閾 値の存在が確立していない以上、「暫定規制値に適合している食品に ついては、健康への影響はないと一般的に評価され、安全性は確保さ 1 別添2 れている」との認識がそもそも誤っています。事故の責任者である東 京電力、および国には放射能汚染を事故前の水準に回復する責任があ ることが、まずあらゆる議論の出発点であるべきです。その上で、短 期間での汚染の除去が不可能である現実を踏まえて、どの程度のリス クを国民が受忍する必要があるか、が基準値制定の意味であるはずで す。 基準値を高くすることは、消費者だけではなく、決して生産者の利益 にもなりません。基準値が高い、あるいは不十分な規制体制は汚染地 域(あるいは日本全体)において生産される食品に対する信頼を低下 させ、市場価格も低下します。これは現に起きていることです。全量 検査が不可能である以上、設定した基準値を上回るおそれのある地域 での生産自体を規制し、それに対する十分な補償を行うことが必要で す。この前提に立って、補償が可能な限り、基準値をできるだけ低く 設定することが日本の一次産業を守るためにも必要だと考えます。 1053 少しでも放射性物質の摂取を抑えようと産地のはっきりとした牛乳 3 を入手しようする人にとって、大手メーカーの牛乳を安心して飲むこ とができる環境がどれほど嬉しいか、考えてみてほしい。ここにきて 基準を緩和するなどは愚の骨頂で、生産者やメーカーにとっては迷惑 な話である。これでは売上の低下を招きかねない。いらぬ詮索を受け るよりも、厳しい基準をしっかりと満たしているという事実の方がど んな広告よりも消費者の信頼をもたらす方がいいではないか。 基準の緩和には反対する。 1054 食品の新暫定基準値を緩める答申に対し、猛烈に反対致します。 3 内部被曝から年間の1ミリシーベルトを算出するのは、愚かすぎ る判断です。 内部被曝の実情はそんなものではないと考えます。 ベラルーシの医師、ユーリ・バンダジェフスキー氏の 1997 年に、現地にて突然死した多くの方々の 様々な人体解剖結果によれば、 死亡したベラルーシの小児の心臓からは均 600Bq/kg 以上、 成人からは平均 100Bq/kg 以上のセシウムが検出されたそうです。 この、逃げも隠れもしない人体解剖結果を踏まえ、 100Bq を摂取し続けることを良しとしますか? どうかどうか、普通に考えてください!! 1055 免疫は人によるので最初から緩く設定するのはどうかと思う。なので 100Bq/kg を50Bq/kg にするべき。 1 別添2 1056 福島第一原発の事故により、今現在でも膨大な量放射性物質が 放出 1,7 されています。 福島県を始め、東北、関東地方など広範囲に汚染されてしまっている 現状では、外部被曝だけで 1 ミリシーベルトを越えてしまうのは間違 いありません。 そんな状況で乳幼児への新基準が 1kg あたり 100 ベクレルなんて、殺 人と同じです。しかも、アルファ線、ベータ線を出す核種は全く測定 されていません。子どもを持つ親としては、ドイツが勧奨している 4 ベクレルにだって反対なのです。 どうか乳幼児には 1kg あたり 1 ベクレル未満の基準値の設定と、アル ファ線及びベータ線を出す核種の測定の徹底をお願いします。 このままでは子どもを出産する人が激減すると思います。 どうか福島第一原発事故前の食生活に戻れますように、よろしくお願 い致します。 1057 神奈川県に住み、子育てをしている母親として意見します。 1,7 今回発表された食品の新基準案、および、政府の姿勢に対し、子ども たちを守るためには「安全基準として意味のない、受け入れられない 数値」と思いました。事故後、高い暫定基準値とずさんな検査体制に より、汚染食品は流通し、既に日本の子どもたちは被曝しています。 また、農水省の検査データをみても、特別な食品を除き、おおむね 20Bq/kg 以下となっており、食品中の汚染は低下しつつあるといえま す。さらにセシウムだけを考慮する今回の基準値は、現状を踏まえな い高いものであり、むしろ消費者の買い控えを助長し、生産者の被害 をも助長します。よって、今回の基準値は、国民の健康よりも流通さ せることを重視した「現状追認基準値」と言えます。 可能な限り数値を低くし、検査体制を徹底してほしいと国に要求した いと思います。しかし、今回の発表は、現状を追認する程度、すなわ ち、食の安全と国民の健康を守り、国内の食産業を守ろうという姿勢 は皆無と言っても過言ではありません。大変残念です。どうか、こど もたちのためにも、きちんとした対応をお願いします。 1058 100bq/kg 以上は低レベル放射性廃棄物です。 http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year /2011/110920.html そのラインぎりぎりの物でも子供に食べさせるのですか? 日本はソ連邦崩壊直前のベラルーシと違い経済力がある。 全市町村に Ge 半導体検出器を設置してドイツ放射線防護委員会の勧 1 別添2 告どおりにしてください。 大人は8bq/kg 以下、子供は4bq/kg 以下です。 http://icbuw-hiroshima.org/wpcontent/uploads/2011/04/Risikokalkulation_Japan_032011_dt.pdf http://www.kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?content_id =92 1059 今回の規格改定は、規格を下げるという意味では評価できるものの、 1 原発事故が「冷温停止状態」にあり、安定化を図れており、今後の長 期的な基準という位置づけと考えると、甚だ高い基準といわざるを得 ない。 食品全体の内部被曝レベルを年間 1mSv/年を基準としたことは、本来 外部・内部合計で 1mSv/年以下とするのが世界的に一般的なことに鑑 みれば若干高いレベルであるが、ある程度妥協できる範囲と考えられ る。 しかしながら、食品の放射能レベルの基準に関しては以下の2点を看 過しており、全く合意できる内容ではない。 結論から言うと、全ての飲料水・食品に関して、1Bq/kg を下回る検出 限界を持つ測定方法で、検出できないことを基準とすべきである。理 由を以下に述べる。 1.乳児用食品や牛乳など、乳幼児の放射能への感受性が成人の10 倍以上であるにもかかわらず、その点が考慮されていない。今回、計 算の根拠となる式は示されているものの、数値が資料で示されておら ず、わかりにくいが、資料「食品中の放射性物質に係る規格基準の設 定について」の「3.3 『一般食品』の基準値の計算結果」の「表 1 年齢区分別の限度値」が乳幼児がもっとも低い基準となっていな いことから、感受性の高い乳幼児への影響を低く見せる何らかの前提 に基づいて計算していると考えられ、これは安全性を考えると適切で はない。大人用の一般食品を離乳食として与えることはきわめて一般 的であることなどを考慮に入れていない可能性が高い。 2.生物濃縮を考慮していない 生態濃縮につき、ヨウ素に関しては、400 倍以上、ストロンチウムに 関しては 1,000 倍という数値が8月に募集されたパブリックコメント 「放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案)」 の資料「評価書案食品中に含まれる放射性物質」に示されている。セ シウムやストロンチウムに関しては生物濃縮が 1,000~10,000 倍程度 になるというレポートがアメリカを中心になされている。 別添2 以上から、乳幼児の感受性の高さ(大人の10倍)と、人体内の生物 濃縮(1,000~10,000 倍)をもともとの 50~100Bq/kg に加えて考慮す ると、0.1Bq/kg が基準値となる。 実際には測定限界がそこまでは現時点では難しい可能性もあり、極力 精度のよい測定器を用い、1Bq/kg 以下の検出限界(定量限界ではない) の測定により、 「検出せず」を基準とすべきとなる。 以上 1060 100Bq/kg という設定、これで基準値内だからと汚染食品が次々と流通 1 していき、更には汚染されているであろうものを多くの方が気にしな くなることが私は不安です。 6 歳と 1 歳になる子供を持つ私ですが、今の汚染食品に対する管理の やり方では、気兼ねなく食事を取ることが出来ません。 最も影響を受ける子供達に配慮した基準値の制定を希望します。 よろしくお願いいたします。 1061 今回改正が行われる「、乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭 和 26 年厚生省令第 52 号) 及び食品、添加物等の規格基準(昭和 34 年厚生省告示第 370 号)」は、暫定基準から通常時の基準への以降と解釈できるため、国 民が安心して市場に流通している食品を摂取できるような基準にす ることが望ましい。 個人的にはドイツ放射性防護協会の成人8bq/l、子供4bq/l が守られていれば、市場に流通している食品を辛うじて購入すること ができるが、最低限他国のより厳しい基準と同等であることが望まし い。 しかし、今回の発表されている基準は残念ながらそれらを上回ってお り、引き続き、国民が市場に流通している食品を安心して購入できな い状況が続く懸念がある。 飲料水についてはアメリカの法令基準は0.111Bq/l、ドイツ の水道教会は0.5Bq/lであるのに対し、日本の基準が10Bq /lというのは高い。昨年まで文部科学省から発表され ている上水中のセシウムは検出限界0.5Bq/lで「不検出」とな っているのが真実であれば、0.5Bq/lを達成することは不可能 でないはずなのに、なぜ10Bq/lなのか疑問が残る。放射性物質 を飲料水から排除することができないことを裏付けているようなも のである。 乳児用食品については、他国の基準と照らし合わせる以前に、非汚染 1,5,11 別添2 地域の食材を使うことで、内部被ばくを0に近づけることが可能であ るにもかかわらず、50Bq/lの摂取を許容するのは遺憾である。 可能な限り、事故前と同じ水準、1bq/lを目指すべきであ る。なお、ベラルーシでは37Bq/lに対し、日本は50Bq/l と高めである。 一般食品について、100Bq/lというのも高すぎる。これを恒常 的に摂取し続けたときの体内セシウム蓄積量は、核実験が盛んなころ の1960年代の日本人の平均セシウム量をはるかに上回ることに なる。ということは、核実験が盛んであったころより、汚染が深刻で あることを政府が認めているというようなものである。 また別の観点では、実は放射性セシウムの「濃度」が問題なのではな く、摂取した放射性セシウムの「総量」が問題なので、主食となる米 など摂取量が多い食品・飲料水と、摂取量が中程度以下のものでは基 準を別に設けることが合理的である。 更に、基準値を設けるからには基準を逸脱したものを出荷した生産 者・流通業者に対しては、罰則を設ける必要があるであろう。 1062 新基準値は厳し過ぎるとの意見も一部ありますが、それどころか、甘 1 すぎると思います。特に乳幼児用基準値は 10 ベクレル以下に抑えて 頂きたい。 1063 食品由来の放射線の許容量を年間1ミリシーベルトに引き下げるこ 7,9 とに賛成いたします。 それに加え、計測された数値を(数段階に分けた簡単な表示でも良い ので)表示することも希望します。 日本国内での生活においては、呼吸からの内部被曝等、食品由来以外 での測り切れない被曝もあり、その程度は人により違うことから、各 自で被曝の程度を出来る限り把握し、自己管理することがこれから必 要になっていくと思われます。 その観点から、基準値の範囲内であっても濃度の数値を表示し、消費 者へ少しでも多く情報を開示することが必要なのではないかと考え ます。 特に、経過措置をとる食品については、新しい基準値ならば規制され ているはずの濃度のものが流通する可能性があることから、表示は必 須だと考えます。 非常に手間のかかるプロセスではあると思いますが、情報不足による 風評被害をなくすためにも、採入れていただきたいと思います。 1064 これからの日本の未来である乳児を始めとする子供達を軽視し過ぎ 1 別添2 る。 何が100ベクレルだ。とんでもない。 絶対に0ベクレルです。 海外の人達らは日本の政治家はする事なす事クレージーだそうです。 私もそう思います。 何がなんでも0ベクレルです。 子供達の未来を奪わないで下さい。 1065 1 できるだけゼロに近い数値を希望します。 とくかく未成年である子供達が心配です。 乳児用食品、牛乳を50ベクレルから100ベクレルに引き上げ る答申案がでているとも聞きました。 とても認められません。 どうか これからの日本を担う子供達を 被爆から守ってください。 1066 厚生労働省が食品の規格基準を決める第一の理由は、日本国内に住む 1,3,6,7,1 人々の安全の確保であるはずです。現在、食品からの汚染ぬきでも、 1 内部(呼吸も含みます)・外部被ばくを合わせて年間 1 ミリシーベルト の法的基準を上回る地域も大変多く、これに加えて食品まで汚染され たものを流通させれば、この法的基準を上回って被ばくする人が無数 に増え、日本人の健康はおろか国外の信用を得る事もできません。 4 月からの食品の新基準値は、現在の国際的にも批判の多い暫定基準 による汚染拡散を事故前の状態に戻す第一歩として捉えるなら大切 なものだと思います。けれども、以下の点について、ぜひともご考慮 頂きたく存じます。 1) 汚染ありき、の基準値設定ではなくあくまでも暫定基準の第二段 階、という形で進めて頂き、一刻も早く事故前の状態(殆ど全ての食 品が不検出)に戻す事を目指して下さい。 2) 流通する食品・肥料・飼料の全量検査を国の責任で進めて下さい。 現在のようにごく一部のサンプル検査だけでは基準値を設ける意味 はありません。 3) 食品以外からの外部・内部被ばく量を考慮し、新基準値は食べ物 10bq/kg、飲み物 10bq/l 以下として下さい。ただし、給食を含む児 童、乳幼児用食品については不検出のもののみにして下さい。 4) 「経過措置」の項に、H24-9 月までは食品によっては高い基準のま 別添2 まで認める、とありますが、これでは現状の高い暫定規準を認める事 となんら変わりません。チェルノブイリの例では、事故後 2 年間が最 も食品汚染のひどかった時期でした。全国で人々の内部被ばくが進 み、外国人はいなくなり、経済的にも日本は立ちゆかなくなると思い ます。基準値が改正されたら、即それ以上の汚染のあるものは流通を 止めて、生産者への東京電力による賠償を速やかに行わせて下さい。 生産者への支援は、十分な測定と、個々の生産者のニーズに合わせた 速やかな補償とで行って下さい。 以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。 1067 米の基準値は別で設定してください。毎日食べるものです。人の健康 3,5,9 を守ってください。 また乳幼児の食品は 50 ベクレル以下でも不安です。できれば放射能 検査の義務付け、結果表示をお願いします。健康被害が出てからでは 遅いのです。 正常な判断をお願いします。 1068 原子力利権に関わる組織・人間からの意見などはすべて無効としてく 1,3 ださい。 国民が被る数年後、数十年後の健康被害を回避することを第一とする 基準の策定をして欲しい。その意味でも乳児用食品についてはもっと 基準を厳しくすべきです。 (私は現在乳児を持つ父親です) 今回の値は前よりはましにはなるがまだまだ高い。 文部科学省の放射線審議会の緩和案(乳児用食品と牛乳について、1 キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよい)について は断固反対します。 1069 現段階で体内被曝の可能性があるセシウムの基準値を引き上げるの 1 は、子供達の健康面での危険性があるので、新基準値の設定に反対し ます。 1070 こんなの高すぎてダメです。 1 こどもを守れません。 最低でも10ベクレル以下にしてください。 お願いします。 1071 0歳児の母です。大切な幼い命を被曝から守るために日々頑張ってい ます。食品の基準値を見直してもっと厳しくすることに賛成です。特 に子供の食べるものに関しては基準をもっともっと厳しくする必要 があると思います。50ベクレルでもまだまだ甘いです。低線量被曝 の影響は科学的にはまだ未知の領域であり、何ベクレルまでなら絶対 1,3 別添2 安全ということは言えないのです。ですから、なるべく積算量を低く してあげなくてはなりません。子供は日本の未来を背負っている大切 な大切なこの国の宝です。 国の力で子供達の健康をどうか守って上げて下さい。繰り返します。 50ベクレルでもまだ高すぎると思います。もっと低く設定してくだ さい。 それから、農漁業者を守るとか復興の妨げになるとかそんな理由で基 準値を緩めることだけはやめてください。なぜなら基準を緩めれば緩 めるほど消費者は日本の農産物に不信感を抱くようになるからです。 その影響は日本に住む国民だけでなく、海外の人々にも及ぶでしょ う。放射能汚染の食品が流通している日本に来たいと思う外国人がど れだけいるでしょうか? 基準を緩めて困るのはこの国なのですから、どうか基準を厳しく定め て下さい。具体的には、100ベクレルよりも下げてほしいですし、 乳児は50よりも下げてほしいです。 1072 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 3 いとする答申案に断固反対します。 放射能の影響を最も受けやすい乳幼児に対して、50Bq/kg だってゆ るすぎるのに、100 なんてもってのほかです。 ドイツでは乳幼児は 4Bq/kg、大人でも 8Bq/kg です。 子供の健康を、命を守ってください。 小さな子供を持つ母として、この国の子供を守る気がない態度に幻滅 しています。 いま、母親たちは、自分の子供を守るために必死なのです。どうか、 こどもの命を最優先に考えてください。 1073 改正反対です。 3 乳児を守ろうと言うお気持ちで 動いていただきたいです。 お願いします。 1074 日本人の将来を守るため牛乳における放射性物質の含有量は10ベ 1 クレル未満をおねがいします。 1075 乳幼児が放射能に対して成人より感受性が高いことを考慮する必要 があります。50ベクレルとする基準値を100ベクレルとすること に強く反対します。また、牛乳においても学校給食で毎日摂取するこ とを考慮すると厚労省が設定する基準値を採用されることを望みま す。 3,11 別添2 1076 子供に必要なカルシウムがたくさん含まれている乳及び乳製品。 9 どうかお願いします。 全ての数値を公表してください。 飲むか飲まないかは、私に判断させてください。 飲ませた後で、実はセシウムが・・・ストロンチウムがでは遅いので す。 震災前と同じ基準で公表してください。 日本人を守ってください 1077 食品の放射性物質の基準値は、全食品について1Bq/kgを強く希望 1 いたします。 内部被曝の影響はわからないことが多く、専門家の意見もさまざまで すが、特に現在は子供乳幼児に関しては大人よりもより放射能に対し て感受性が強い点はほとんど無視されている状態であると思います。 子供達の将来にわたる健康について、大人はもっと責任を持つべきで す。けれども現状は、経済的な側面を重視しているように思えてなり ません。 特に被災された地域の子供達について、他地域の子供達に比較して、 その点がよりないがしろ(見ないふり)にされているのではないでし ょうか。 どうか大人が最大限の努力で放射能に対して日本の将来を担う子供 達を守るよう、国の基準として全食品を1Bq/kg としていただきます ようようお願い申し上げます。 1078 食品の新暫定基準値を緩める答申に対し、 1 猛烈に反対致します。 内部被曝から年間の1ミリシーベルトを算出するのは、 愚かすぎる判断です。 内部被曝の実情はそんなものではないと考えます。 ベラルーシの医師、ユーリ・バンダジェフスキー氏の 様々な解剖結果によれば、 1997 年に死亡したベラルーシの小児の心臓からは 平均 600Bq/kg 以上、成人からは平均 100Bq/kg 以上の セシウムが検出されたそうです。 この人体解剖結果を踏まえ、 100Bq を摂取し続けることを良しとしますか? どうかどうか、普通に考えてください!! 1079 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について 50Bq/kg の 3 別添2 基準を 100Bq に緩めてもよいとする答申案を出しましたが、絶対に採 択しないでください。基準を緩めることは、子供を見殺しにする行為 です。 本当は 1Bq でも入っている食品を食べさせたくはないのです。こうい う基準は、厳しければ厳しいほど食品に対する安心感がでてくると思 います。風評被害もさけられると思います。今、国内から海外へ食品 を送るのも現地の検査で基準値以上が検出されれば、廃棄されます。 基準が厳しければ、日本の食品に対する信頼も回復すると思うので す。今、基準を緩めれば、日本の食品に対する信頼は失墜します。ど うぞ子供たちをお守りいただきますようお願いいたします。 1080 改正案に反対します。 1 全食品 100Bq/kg という事ですが、低線量被曝の影響に関しては、ま だ未知の部分が多く、被曝量は出来るだけ抑えるべきだと思います。 よって、基準値を 1Bq/kg 以下とすべきだと考えます。 実際、流通している中で 100Bq/kg を超える食品は、現状の態勢です と、ほとんどないのでは?と思います。 基準値を 100Bq/kg とした場合、被曝を恐れる消費者の買い控え行動 は、暫定基準値下の現在と左程変化はないでしょう。であれば、1Bq/kg を超える食材は流通させないと決めた方が、確かに数割程度の生産者 は打撃を受けるでしょうが、日本にとってはメリットがあると思いま す。また、国際的にも信用が高まるのではないでしょうか? 将来の日本の事を考え、何卒、1Bq/kg 以下との英断をお願い致します。 1081 国民をなんだと思ってるんでしょう? 11 きちんと勉強してください! 1082 0歳の子供には 1 ベクレルも必要ありません。乳幼児は大人に比べ放 1 射線に対してダメージが大きいのは素人でもわかります。 100 ベクレルのミルクを我が子や孫に飲ませたいでしょうか。 国民を数字の固まりでみるのではなく誠実な気持ちで考えなおして いただきたいです。 次の社会を担う子供たちを大人は全力で守るという姿勢を世界中に 見せてください。 よろしくお願いいたします 1083 食品中の放射性物質の基準値について意見させていただきたいと 思います。 第一に、食品中に含まれる放射性セシウムの基準値は緩すぎると思 います。さらに厳しい基準値にするべきであると思います。なぜなら 1,7 別添2 ば、個々の食品が基準値を下回っていても一日に摂取する食品および 飲料水の総和としては非常に大きな値になってしまう恐れがあるか らです。 第二に、食品中に含まれる放射性物質の核種について、セシウムだけ でなく、プルトニウムやストロンチウムなど、含まれる可能性のある 人体に有害な放射性物質について検査対象を拡大するべきであると 思います。同時に、食品を生産する基本となる関東圏の土壌が、プル トニウムやストロンチウムなどの放射性物質によってどの程度汚染 されているのかということを政府が責任を持って調査・公表するべき であると思います。 上記の件について再考していただきますようよろしくお願い申し上 げます。 1084 基準値の設定については、消費者にとっても生産者にとっても納得の 4 できる根拠を示すべきです。このたびの新基準値については、汚染割 合の設定の部分の理屈が杜撰で、生産者にも消費者にも納得のでいる ものではありません。重量ベース(消費者の口に入らない飼料穀物を 除く※の食料自給率(60%))×放射性セシウムが少しでも検出さ れる食品の割合(20%~30%)=18%を安全側をとって25% とするべきです。このようにきちんとしておけば、将来的に汚染割が 大幅に上昇した場合にはきちんと暫定規制値を変更すると消費者に 約束することができ、消費者を安心させることができるし、生産者も 当面は250Bq/kg程度という極端に厳しくは無い基準値で納 得することができるのではないでしょうか。今の考え方のように10 0%国産食品が汚染された場合という非現実的な想定の基に汚染割 合を50%とすれば、食料供給のコストや検査のコストを大幅に上昇 させ、国民生活に余計な負担をかけ、なおかつ消費者の不安をあおる ことになるのではないかと危惧します。 1085 乳幼児は、これまで以上に基準値を厳しくして下さい。 1,3,9 また、流通する食品全ての数値を公表し 目で見てわかる安心を義務 化していただきたいです。 宜しくお願いいたします。 1086 国際的な比較では、今回の日本の設定基準値は高すぎます。 1 短期的な経済活動への影響を考慮しての基準設定であるにしても、国 民が被爆して健康を損ねてしまっては経済も立ち行かなくなります。 欧米並みの基準値設定をお願い致します。 1087 食品の基準値は少なければ少ない方が望ましい。 1 別添2 チェルノブイリの例を見ても、長い戦いになると思われます。全ての 食品を「10ベクレル未満/kg」にすることを希望します。それが難 しい場合、せめて全ての食品を「50ベクレル未満/kg」を強く望み ます。 1088 可能な限り厳しい基準値にすべきです。 1 とりわけ乳幼児用。 「乳児用食品と牛乳について 50Bq/kg の基準を 100Bq に緩めてもよい とする答申案をまとめている」とのこと。 子を持つ親として、断固受け入れられない! 単純に経済面から考えても不利になると思う。 例えば「トイレの床に落ちた食べ物」を喜んで買いますか? 御用学者が「健康との因果関係は希薄」と云えば受け入れるとでも? 国内が納得しても海外の人たちはいうでしょう「Crazy」と。 昨今のインターネット時代にそのような基準に従う企業は、いずれ淘 汰されます。 逆に国内産業を潰しかねません。基準を緩めてはいけません。 子供は国の財産です。安心・安全を売る国内企業も然り。 目先に囚われ、将来を暗いモノにする政策はすべきではありません。 1089 たとえ同じ量の外部及び内部被曝をしたとしても、子供の(しかも年 1,3 齢が下がれば下がるほど)放射能汚染による健康リスクは大人より何 倍も高くなると指摘されています。そうした特別な配慮が必要な子供 たちや乳児に不可欠な牛乳や乳児用食品の放射線量基準値を 100bq/kg に緩和するなど、完全に逆行しています。 しかもミルクや乳児用食品は、乳児にとってはそれ以外のものを摂取 することができないのですから、それらが汚染されているとしても選 択の余地がありません。 母乳からもセシウムが検出されている、その上、粉ミルクや牛乳・乳 児用食品にもより甘い基準値が適用されることによって危険度の高 い製品が流通するようになる・・・母親たちは何を赤ちゃんに与えた らよいというのでしょうか? 乳幼児や子供たちの健康を守って下さい。彼らが日本の未来を担って いくのです。私達の宝なのです。子供達に今以上の健康リスクを負わ せる、この度の文部科学省の食品中の放射性物質に係る基準値の設定 に関する緩和策答申案に、断固抗議、反対致します。 1090 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ いとする答申案まとめているようですが、どうしてびっくりする値な 3 別添2 のでしょう?ひと桁でお願いします。 甘甘では農業漁業の方を苦しめることになると思います。そして・・・ 世界から相手にされなくなる・・・子供から消えていくこと、考えて 考えて100Bq/kg なのですか? 1091 10 ヶ月の乳児の母です。 1,3 離乳食も三回食に進み、現在の基準値で流通している食品を乳幼児に 食べさせ続けることに不安を感じています。 基準値がさがると、毎日の食材選びの不安がなくなるので、できる限 り早くかつできる限り低い数値で導入していただきたくせつに希望 します。チェルノブイリの例を見るにつけ、特に成長期の乳幼児が口 にする食品には、1 食品につき 1 ベクレルに基準値を設定するのが妥 当ではないかと考ええます。 1092 食品基準値を、乳児用食品規制を100Bqにしないで下さい。子供 1,3,6,9,1 は、日本の未来です。食事は生きることそのものです。小さい子供は、 0,11 放射能の影響を大人の 5 倍も 10 倍も受けやすく、3.11 の福島第一原 発事故の後には、チェルノブイリの数倍の放射能が東北、首都圏を含 む関東に降り注いで、今なお原発事故は収束していません。土壌から のセシウム、ストロンチウム、プルトニウムの舞い上がりの吸入によ る内部被爆、食品摂取による内部被爆を少しでも少なくしたいと思っ ています。最大でも 1 ベクレル~5 ベクレルにして下さい。これから も子供の未来を一緒に守っていただけるようによろしくお願いしま す。①食品からの内部被爆だけで生涯 100msvは安全という前提で 基準値が設定。昨年 8 月 2 日の広く国民に呼びかけられた「放射性物 質に係る食品健康影響評価についての会議」では 外部被爆と内部被 爆の合計が生涯 100msvになるよう基準値を見直していくとなってい たのに、その後、食品安全委員長の談話で食品からの内部被ばくのみ で生涯 100msv を基準に見なおされることになりました。これは、呼 吸による内部被爆も、事故前と比べて上昇している空間線量や次々見 つかるホットスポットから受ける外部被ばくも考慮されていません。 一生涯 100msv未満(これは癌や白血病のリスクがないとされてい る値で、低線量被爆における影響は含まれていません。)これなら安 全という見解にもとづいて、今年 4 月からの基準値が施行されようと しているのです。 ②生涯 100msv 未満の低線量被爆への見解(100msv未満は安全だと みなされるのか?) 100msv以上というのは癌・白血病が明らかに増えるとされる数値 別添2 であって、チェルノブイリで見られるような、免疫力や体力の低下、 流産の増加などといった低線量被ばくが原因とされる症状に関して は、疫学調査の結果がないということ(疫学調査は何万というデータ の証明が必要)、また低線量被ばく論文やデータ(バンダジェフスキ ー氏の論文など)においては統計手法に問題・線量が不確かなどの理 由で正式な研究成果とみなされない、という委員会からの答弁があり ました。一方、昨年 12 月 28 日のNHK・ETVで放映された、追跡! 真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」では核産業からの要 請を受け、ICRP が100mSV 以下の低線量の影響を二分の一にして いることが、元 ICRP の米国人委員の証言により明らかになっていま す。質疑応答では ■参加者: 「生涯 100msv以下は安全と捉えているのか?」 ●主催側: 「 (統計的に)言及困難」 ■参加者:「放射能のリスクは癌や白血病だけではない、低線量被爆 におけるぶらぶら病のような症状に始まり、チェルノブイリ 事故後に報告されている症状をどう捉えるのか?」 ●主催側:「やはり、低線量被爆には言及できない、しかるべきとこ ろでリスクを踏まえ管理をしていくことになる。 」 そんな無責任な・・・低線量被爆に関しては、気にする人の自己防衛 にゆだねられるってこと?説明会で厚労省の方は、マーケットバスケ ット方式だ、コーデックス委員会の国際的考え方との整合性を根拠に 基準値を設定したと説明されていましたが、低線量被ばくの危険性を 全く無視した基準値は受け入れがたいと思います。 ③水産物への言及なし 新しい基準値の中には、また説明会資料の 中にも、まだ調査段階であり、生物学的濃縮率における危険性や、東 京湾でのホットスポットが見つかっていることが問題視されている のに、水産物に関しての説明は一切なく、この説明会に水産庁の人が 同席してないことへも参加者から批難の声が上がっていました。水産 物への言及があまりにもなさ過ぎる違和感を感じました。 ⑤注意:米・牛肉・大豆に関しては新基準値施行までの経過措置が設 定。 ・米・牛肉に関しては今年 9 月 30 日まで今までの暫定規制値が適応 ・米・牛肉を原料に今年 9 月 30 日までに製造・加工されたものは賞 味期限内まで流通可能 ・大豆は今年 12 月 31 日まで暫定規制値が適応 ・大豆を原料に今年 12 月 31 日までに製造・加工されたものは賞味期 別添2 限内まで流通可能 ・上記 3 種以外の加工食品は 3 月 31 日までに製造・加工されたもの は 賞味期限まで流通可能この猶予時期は市場における混乱を避けるた めのものと説明されていましたが、暫定基準値 500 未満のものと新基 準値 100 未満のものがお店で同時に並ぶ、これが混乱を招かないとい うのでしょうか?参加者からは「誰のためにもならない。」 「新しい基 準の即実行を求める。延期はありえない」といった声があがっていま した。食への使用など、親が ・事故後の国の対応や暫定基準値の長期化もろもろ、消費者・生産者 の間では国や食品に関する不信感が高まっています。統計やデータで 納得させるだけでなく、産地公開を都道府県表示よりも詳細にし、生 産地ごとの測定の充実をはかるなど、生産者・消費者ともに安全で安 心した生活ができるような体制づくりも充実させて欲しい。 ~今回の説明会に参加した人のfacebookでの報告~ 「 【報告】1/16 に参加した厚労省 食品安全委員会主催「食品に関する リスクコミュニケーション」。 各地から来たお母さん達(ツワモノ揃い)、流通業、食品メーカー、 農家の方などの質問や抗議に何ひとつ納得のいく回答が出せなかっ た委員と役人達。 ・食品だけで年間 1mSv?外部被曝や呼吸による被曝は含めない?・低 線量被曝は科学的知見がないといって無視?・子どもの健康被害より も流通させることや経済優先? ・100mSv 以下は癌リスクが認められないって言い切りましたね。私達 は癌リスクだけを言っているのではない。子ども達の可能性を少しで も狭める要因があるなら予防原則に則って限りなくゼロを求める姿 勢を示すのが本当の意味での食品安全委員会では?・食品にはもとも とカリウム 40 がたくさん含まれてるって? これは濃縮・蓄積しません。人類始まって以来、進化し、適応してき たもの。・自然放射線との比較?またインドのケララ地方の話だー。 “放射線”の比較では意味がない。 “自然放射性核種と人工放射性核種”との比較をお願いします。 放射性セシウムの生物学的半減期の説明では排出されるから大丈夫 だとでも言いたいのだろうが、体内で濃縮され蓄積され、さらにその 間の挙動を考えたら「そっかー、安心だね」なんて思えるわけないで しょ。出来ればストロンチウム 90 も記載して下さい。 ・ICRP 勧告の勝 別添2 手な拡大解釈。何をねぼけているのか。風評被害がうまれるのは高い 基準値のせいだと流通の方も農家の方も言ってる。あれでやり過ごし たつもりなのだろうか。誰ひとり自分の言葉で話していない。委員長 代理、質問と回答が全く合っておりませぬ。 1093 who は食品に関しては 10 ベクレル以下と設定してるとききました。放 1 射能の子供への影響は未知数でありこの日本を背負う子供たちにも しもがあっては、わたしたち現代の大人達の存在理由などあるとは思 えません。 今回の事故で多くの地が汚染されてかなり厳しい状況かとおもい ますが、厳格で厳し条件で向かって行かなければ、大量の癌患者をう み、それこそ国を滅ぼします。 どうかなにとぞよろしくおねがいいたします。 1094 放射性物質による低線量被曝について学者や医師の間でも見解がわ 1 かれているようで不安を感じています。 特に私は乳児用食品、牛乳については基準値は検出下限以下 (10Bq/kg)が望ましいのでは、と考えています。 理由 牛乳は特に子供は1日に給食と合わせると 400ml 程度飲むことが考え られます。50bq/kg の牛乳を飲むとそれだけで一日 20bq/kg となり給 食の全量検査から検出された放射性セシウムと比べてもかなり多い 量の摂取が1度でおこることになるからです。 乳児用食品は粉ミルクはそれだけをずっと飲み続けて育つものです し、乳児用食品のレトルトパウチ製品は一食の量が 100gを越えるも のも多く、子供の体のわりに多くの量を摂取することが心配です。 被曝について人間ひとりあたり何ミリシーベルト、で計算しますが化 学物質や薬物の毒性は体重1キログラム当たりの単位で計算するこ ともあります。 子供は体が小さい、特に5キロから10キロ程度の乳幼児は大人の体 重の5~10分の一程度ですので基準値もそのレベルで抑えるべき だと私は思います。 1095 日本の放射能基準値は甘すぎます。ドイツの基準値子供4bq/kg,大人 8bq/kg に早急に改定するべきです。 私はチェルノブイリ後のヨーロッパに滞在していましたが、現在の首 都圏よりはるかに汚染が少ない地域でも事故後、数年後から白血病、 甲状腺ガンが増加しました。ちなみに私の友人の子供も白血病になり ました。放射能の害は今まで ICRP などの機関の発表によりあまり明 1 別添2 らかにされなかったので(この事実は ICRP も認めています)危険性 はかなり過小評価されています。 是非、少なくとも EU の基準値を設定してください。子供たちの未来 のため、日本の未来のためにもどうぞよろしくお願いいたします。 1096 細胞分裂の盛んなこどもも 100Bq というのは高すぎます。 1,3 自分の子ども(幼児)にはけして食べさせたくありません。本来はゼロ を目指していただきたいところです。最大でも 50 の案に戻してくだ さい。 1097 ・内部被ばくと外部被ばく双方を考慮して基準値を設定して欲しい。 2 どうして厚生労働省が内部被ばくのみで基準を設定するのか、できる のか、疑問でならない。 ・成長期の子供の摂取する量はたいへん多いのであり、当然、内部被 ばくの危険も高くなるので、これも考慮して欲しい。 1098 赤ちゃんは、沢山ミルクを飲みますし、乳児に限らず幼児も放射性 1,3,7 物質に対して、感受性が強いと言われています。 子供の未来を考え、とにかく子供に対して基準は厳しく。今年度から 厳しくするといったのだから、きちんとしていただき、さらに沢山の 種類の放射性物質の検査をして下さい。 1099 我慢我慢の基準値はではなく、汚染していない食品を作ることができ 1,6 るようするための基準値を作って欲しい。現状の汚染度合いを見なが ら調整し続ける基準のあり方は間違っている。技術的に可能な検出限 界値を基準値にして欲しい。それに向かってみんなで汚染を止める努 力をするように強制しなければ、規制値の意味がない。今の原発事故 を失敗だったとも認めないような政府の放射能汚染に対する楽観的 な政策を続けていては、瓦礫拡散、汚泥肥料、汚染セメントなどなん でもかんでも汚染拡散を自ら促進していては、食品の安全性なんか絶 対に保てない。 生物の遺伝子を壊す生物を壊す放射能をもっと真剣に受け止めて、全 力で対応するための基準値にして欲しい。このままじゃ 50 年後には 日本人は滅亡している。生きていても遺伝子は人間じゃなくなって る。いまだかつてない、最悪の汚染が始まっているのだから、食品だ けじゃなく、考えられるルートの汚染全部を考えて、厳しすぎる基準 値を作って欲しい。現状に合わせて変化する基準値は納得いかない。 基準値の変更時期も猶予期間なんかおかずにすぐに変更するべき。緊 急事態なのだから。 1100 細胞分裂が盛んな乳幼児に 3 ケタはあり得ません。 3 別添2 なにをお調べになってるんですか? 内部被ばくの影響をしっかりと研究したうえで、乳幼児の基準値を決 めてください。 このようなひどい基準は先進国としてありえない。 ドイツなどの厳しい基準を持つ国を見習ってください。 少なくともひとけたにしてください。 今後、ますます国内の製品を購入することが難しくなります。 子供を持つ母親はそんなに馬鹿ではありません。 現在のような、国民の健康を放棄するような行政には、税金を払う価 値がないです。 行政とはどこをむいて行うものでしょうか。 企業側に放射性物質の除去をしたうえで、製品化するよう指導するの が厚生労働省のお仕事です。 1101 食品の基準、100Bq/kg は高すぎます。放射性物質が人体に与える 影響はしきい値がなく、少なければ少ないほどよいと言われていま す。 特に放射能による影響の大きい子どもに対しては乳幼児食品と、給 食の基準を設け、より厳しい基準を設けて下さい。 具体的にはドイツ放射線防護協会の提唱する子ども4bq/kg、大人 8Bq/kg でお願いします。 これから少子化が進み、子どもが少なくなるうえに放射能による内 部被爆が加われば、健康な子どもはますます少なくなり、日本全体が 崩壊してしまいます。現在の放射性物質を拡散・強要する政策により、 子どもを産むことを控えている母親もたくさんいます。新基準案では 安心して子どもを産み育てることが出来ません。 利権ばかりを優先せず、子ども達・国民の健康を第一に考えて下さ い。乳児食品の基準をなくすという意見もあるそうですが、放射線の 害を過少評価し、経済優先の子育てにかかわっていないか若しくは命 を軽視している人の意見だと思います。母親の意見を取り入れて下さ い。 基準案は外部被爆は考慮されていません。外部被爆と内部被爆を合わ せて年1ミリ以下になるよう、お願いします。 また、ヨウ素の基準をなくすそうですが、まだ事故は終わっていま せん。毎日原発から放射性物質は放出されています。下水処理場など からもまだ検出されています。ヨウ素は子どもの甲状腺がんに大きく 関わっていると言われています。ヨウ素の新基準もつくって下さい。 1,2,3,7 別添2 子どもは食べる量が少ないとか、毎日食べないなど言わず、特に子 どもの基準を厳しくし、子ども達を守って下さい。お願いします! 1102 一般食品の 100 ベクレルは高すぎます。 1,3,9 特に主食のコメは、ほぼ毎日摂取する物なので、基準値を低くするべ きです。 あと、乳幼児用食品。50 ベクレルでは不安です。 基準値の設定も重要ですが、食品のベクレルを表示して販売するよ う、義務付けるべきだと考えます。 1103 暫定基準値より低く設定するという基本は大変好ましく思いますが、 1 分類およびその値に関しては、子供を持つ親としては安心できる値に はなっていません。最近の各地のモニタリングの数値を見ましても、 今回の案より低く設定しても問題のない食品が大半だと思います。検 査機器の精度の問題などもありすべての食品を高精度検査するのが 困難であるならば、いわゆる乳幼児用食品ももちろん、子供が(量も 回数も)たくさん摂る主食のコメなど穀物を低く設定して放射性物質 の総量を抑えるのがよいと思います。幼児はいわゆる乳幼児用食品だ け食べているわけでなく、普通に大人の食事から取り分けて食べるこ とが実際には多いので、幼児が多く食べる一般食品も低く抑える必要 があると思います。毎日食べるコメと週 1 回食べるかどうか(人にも よりますが・・)の牛肉が同じ基準値というのは不思議です。 1104 やっと 4 月から、食品の基準値が改定されて、少しは安心出来ると 1,3 思ったのに。 本当は 1 ベクレルも子供達には、取らせたくないです。 50 べクレルでも、まだまだ基準が甘いのではと思います。 100 ベクレルにしても、健康被害が出ないなんて、言いきれないはず です。 だったら安心なほうをとって下さい。 自分の子供や孫が汚染された食品を食べることを考えてください。 食べさせたいですか? 病気にさせたいですか? これは国民みんなの願いですよ。 将来のある子供達のことをもっと考えてください。 1105 まず、根本的に、省令自体が「安全を PR するためのもの」ではなく、 1,9,11 「被害を最小限に抑えるためのもの」でなくてはならないと思いま す。これによって、同じ事実も表現方法が劇的に変り、自己防衛能力 に大きく貢献も、妨害もすると思います。それは、本件に限らず、事 別添2 故後のあらゆる政府・行政・報道の対応・動きに言えることです。原 発事故で現在も放射能汚染が続いている今の日本に、「食の安全」な どありません。「パニックを防ぐ」というようなまやかしの気遣いも いりません。逆に国民をバカにしすぎだと思います。事実を包み隠さ ず、遅れなく、公開してください。それによって、自己防衛も出来る のです。 政治家だけでなく、真の専門家や一般市民から対策案も生 まれるのです。私も、他にもたくさんいるであろう、3.11以降、 関連文献や、海外の学説、国内外のいろんな方の知識や意見に触れて 勉強している一国民です。(海外在住ですが、帰国して多くの意見に も触れました。)放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響 を発表したユーリ、バンダジェフスキー氏や、トンデル氏、ヨーロッ パで発表された原発周辺住民の白血病患者の数・ガン患者数、など、 日本をはじめ原発を推進する国が軽視し、排除する文献やデータを並 べて意見するのは容易なことです。が、まず、チェルノブイリ事故の 被害は今も広域で続いていること、ベラルーシで健康に生まれてくる 子どもの割合は15~20%だということを忘れないで下さい。いく つか、ドキュメンタリーも見ましたが、10歳に満たない子ども達が 何度も心臓疾患、腎臓疾患で手術をし、走ることも出来ずにいます。 事故の収束にあたった作業員が、その後、亡くなるまでの経過も極め て非人道的。日本も放射能の恐ろしさは、広島・長崎の原爆、第五福 竜丸事件、JOC 臨界事故事故で経験済み。内部被ばくは体の中で細胞 を傷つけ殺し続けます。その恐ろしさは、計り知れないのです。これ から日本では今以上にたくさんの悲しみがうまれてしまいます。一日 も早く、私達は放射能の基本知識を学び、自己防衛しながら生きてい かなければいけません。一部ではもう市民が学び動いていますが、こ の、命に関わる極めて重要な情報は日本の隅々まで、全国民が知らな ければなりません。ただ、情報をネット上に公開するだけではなく、 子どもや高齢者にもわかるようなガイドラインを作り、周知に努めて ください。それが、一番、命を守る、被害を減らす方法だと思います。 市民だけの力では間に合いません。国が一緒に動かなければならない のです。 基本的に、国の基準は厳しくあるべき。セシウムは水溶性で、私達の 想像を超えた速さで拡がっていきます。拡がってしまったし、これか らも拡がります。そして、それはセシウムだけではなく、他のもっと 危険な核種もあるはずです。そちらの調査も必要です。(公開してい ないだけかもしれませんね。)“原発や核開発を推進する国際機関や、 別添2 国内の各機関・団体”以外の情報も考慮すると、放射性物質の規定に 関しては、厳しくあるべき。ただ、現実問題、実践可能でなければい けないのはある程度理解できます。ですから、「出来る限り厳しく」 し、そして、なにより、情報(都合の悪いものを含め)をきちんと公開 し、数値を全表示するシステムを至急作り、消費者に選択させないと いけないと思います。 「安全を PR」するための説明や数値表示ではな く、あくまで「数値」をです。そして大事なのはそれを正しく読み取 るために、世界の数値、日本の数値、それはどういう意味なのか、国 民に周知する必要があります。この時、偏見があってはいけない。標 記方法についても、 「推進派=存在しない“安全”を PR したい人」で はなく、あくまで「被害を最小限に抑えるため」に集められた専門家 の意見、そして、市民から広く意見を求めるべきです。時間のかかる ことですので、形が見えてくるまでは、やはり、規定は厳しすぎても いいと思います。日本は緊急事態。面倒や、弊害、痛みが伴っても仕 方ないのではないでしょうか。 ②経過措置の基準は高すぎると思います。 米などは日本人が毎日、継続的に食べるものです。セシウムによる健 康被害は、すでに事故直後の被ばくで受けてしまったダメージや、他 の食品から摂取してしまうもの、外部被ばくを加算すると、軽視でき ないはず。その他、日本人が日常的に消費する食品項目に関しても同 様。そして、生態圏での放射能汚染の濃度凝縮も進んでいきます。最 善の策がとれない場合は、その旨も周知すべき。規定は大事ですが、 基本的に作物に放射能汚染がそのまま移行してしまう土地で、農作物 を作っていること自体に問題がある。保障ができるできないと、いつ ものようにお金の問題になるからか、国は名言をしない、もしくは自 治体に責任をなすりつけているように思いますが、食べ物は命に直結 します。厚生労働省のかかげる「国民生活の保障・向上」も「経済の 発展」も「いのちあってこそ」ということを、常に忘れないでいてく ださい。今、日本は出来ることを最大限の努力でやるしかありません。 出来ないことは説明した上で、出来ることをする。 今はその最大限の努力が、責任逃れや最重要事項のすり替え(増税や TPP など)、事実無根の収束宣言のアピールばかりに向いているようで す。どうぞ、命を守ってください。このままでは世界を道連れに、日 本は朽ちてしまいます。 1106 基準値 50 は許容出来るにしても 100 まで容認できません、99 までは スルーと なると、安心して買い物出来ません。本来なら全都道府県 11 別添2 の土壌調査も国がするべきだと思っていますし、核種もしらべ、公表 する義務があると思っています。決して 100 ベクレルを認める事はで きません、瓦礫の広域処理もアスベスト他の化学物質の拡散に繋がる と考えており、東京に住むリスクを考えない日はありません。これは 子育て世代には深刻な問題です。国に対しては猜疑心しかないので す。食品の安全を消費者側に立って考えていくことこそが、これから の復興の力になるものと考えます。遠回りでもしれが確実に信頼を取 り戻す唯一の方法だということを、ご理解頂きたいとおもいます。100 では国産品を避けざるをえません…。 1107 現在の食品の放射性物質にかんする暫定基準値はもとより、四月から 1 改正されるという新基準についても、100ベクレルというのは高す ぎると思っています。乳幼児への新基準値も100ベクレルにすると いう話も聞きますが、とても賛成できません。チェルノブイリで大き な汚染被害を受けたベラルーシやウクライナのような地域の、現在の 基準値の設定を参考にすべきだと思います。乳幼児へはできるかぎり 低い値を、とくに粉ミルクやベビーフードなど赤ちゃんが口にするこ とを目的とされているものは、0ベクレルに限りなく近い値にする。 だれもが毎日口にする主食であるコメや、その他、口にする機会が多 い食品に関しては、一律に基準値を設定するのではなく、それぞれを 低い値に設定し、たまにしか食べないようなものは比較的高い値に設 定する。このような対策が必要不可欠ではないかと思います。 1108 食品や飲料水に含まれる放射性核種の基準値が決定されるとのこと ですが、今の段階で決めてしまうことに不安があります。多くの点で 不安を感じますが、第一に、内部被曝だけで生涯 100m㏜が安全 だとは到底言えないことは、ECRR の私的を見ても明らかです。 乳幼児向けの食品の基準値を一旦 50㏃/㎏としておきながら、 すぐそのあとで 100㏃/㎏とするなど、日和見的な態度にも不信 感を強く感じます。核関連施設の廃棄物の基準値は 100㏃/㎏、 汚染水の基準値は 90㏃。幼い子供にまで、放射性廃棄物と変わ らないような放射能を持つ食品を、食べさせていいと本気でお考えで すか。 一体政府は、国民の命をどうお考えなのでしょうか。私達国民が政府 に対して感じているこの不信感を、そちらはお感じでしょうか。 国の未来を担う子供たちの命を左右する大切な基準値です。流通や経 済のことより、命を重視して、低めに低めに設定するのが当然だと思 います。 1 別添2 またこのたびの決定を、世界は今まで以上に注視していることと思い ます。この数字如何によっては、日本は国際社会における信用を、今 以上に失いかねません。 重ねてお願いします。基準値の設定は慎重を期してください。国自体 がなくなってしまいかねません。 1109 成長期の子供の影響が心配です 1,3 震災後に出産したママたちは自分の子供たちの放射能の影響を考え ると、大気中の汚染は避けられないので、せめて食物では影響がでな いようにしてあげたいが、入手できるものには制限があり、どうして いいかわからないといっています。 給食の献立表をみても茨城産や栃木産の野菜やキノコ類を平気でだ されており、お弁当持参というと、学校からはいやな顔をされ、中に は先生から冷たくされる子供もいると聞きます。うちでは子供には今 日の給食の○×は食べないよう指導しています。 被災地の応援は、成長期の子供以外で行ってほしく(我が家では大人 しか食べないものは被災地応援しています)、成長期の子供や乳児の 基準を 50 ベクレル/kg よりもっと下げていただきたくお願いします。 1110 ICRP も体重 30 キロの子供が 10 ベクレルをとり続けたら 100 日で心電 1 図異常が出ると言っています。毎日 1 ベクレルでも食べ続けたら体か ら抜けないというグラフも載っています。 子供のとこを考えたら 1 ベクレルでも食べさせない方がいい。 内部被曝の場合はシーベルト換算しても意味がない。 チェルノブイリのこともっとよく調べて下さい。 大人にも子供にも放射性物質という毒入りのもの食べさせないよう もっと努力して下さい。 特に子供には食べさせないで。 基準値をもっと厳しくして下さい。 1111 規制値を下げるとそれに応じた検出限界を達成するように測定機器 の測定条件を設定する必要があるが,放射線測定の原理上,感度を 2 倍にするには 4 倍の時間を要する.逆に言えば測定器資源が同一であ れば 1/4 の検体しか検査できないこととなる. 100Bq/kg の規制値にあわせた定量限界を NaI シンチレータを用いた測 定器で達成するのは容易ではなく,新規制値に対応した測定器が十分 な数そろうまでは規制を厳しくすることでサンプリング密度の低下 を招くことの方が危惧される. 現状の 500Bq/kg から規制値を下げることそのものには賛成であるが, 現状の問題点はサンプリング密度の薄さのほうである.サンプル数を 7 別添2 増やし,その偏りを是正し,さらに米等の重要な食品については全数 検査を行う方が内部被曝低減には有効であると考えられる.十分な数 の測定が可能な現実的な規制値を設定し,総合的な内部被曝量低減に 注力すべきであると考える. 以上の観点より,過度に規制値を下げるのではなく,測定器資源の現 状を踏まえた上で規制値を引き下げることをお願いしたい. 1112 食品中の放射性物質の基準値設定の件、 これは何のために設定されるのでしょうか? 将来のある子どもを守るためであるとは思えません。 いろいろ数値をこねくり回す議論はありますが、 簡単な話で放射性物質を体内に取り込み蓄積をすると 身体は常に被曝状態に置かれるという事です。 つまり、体に放射性物質を取り込むべきではない。 本当に簡単なことです。 食べものを選択できる大人が好んで食するならともかく、 学校給食等で選択権もなく食べさせられる子供に対し、 厳しく基準を設けていただきたい。 母乳からほんの少しの放射性物質が検出され、 心を砕く母親の気持ちがわかりますか。 食べものに気を付けていたにもかかわらず、 尿検査にてセシウム検出された時の 母親の気持ちがわかりますか。 皆多かれ少なかれ、母親に守られて育ってきたのではないのです か。 自分が育ってしまえば、後に続く他人の子供の健康などは どうでもいいことですか。 私の周りには、今子供を作りたくない。というお母さんが数人いらっ しゃいます。 子供の食の安全も守れない、日本はそんな国ですか。 基準値を下げることは、各方面それは大変な苦労を強いられるでしょ う。 でも、これは国を守るためにやらなければならないことです。 誰のために自分が基準を作るのか、それを良く考えてください。 子供の健康のために、将来のために、日本のために。 自分の子孫に恥ずかしくない仕事をしてください。 ここで踏ん張ってください。 1 別添2 苦労して苦労して、子供を守ってください。 どうか、お願いします。 1113 全て基準値が高すぎますが、特に「乳児の飲食に供することを目的と 1,2 して販売する食品 50 ベクレル/kg」に反対です。なぜ東電が賠償しな きゃいけない汚染物質を民衆が消費しなきゃいけないんです か? ドイツ放射線防護協会は「1kg あたり 8 ベクレル(Bq)以上のセシウム 137 を含む飲食物を摂取しないことを推奨。乳児、子ども、青少年に 対しては、1kg あたり 4 ベクレル(Bq)以上のセシウム 137 を含む飲食 物を与えないよう推奨されるべき。」と発表しています。即刻見直し を。 外部被ばく内部被ばく合わせて年間1ミリシーベルトは法律です。 1114 厚生労働省さまにお願いいたします。 1 100bq/Kという数値は、幼児と乳児を持ちます私としては、と ても不安な数値です。 大人よりも感受性が強いと言われている子供達には、もっと小さな数 値がより安全だと思われますし、またそれが達成できるような体系を 作る事は、大変かもしれませんが出来ると思います。 是非、子供達の事を第一に、子育てをしたいと思うような国づくりを お願いいたします。 まずは汚染の度合いの区分け、数値を見ると以前と変わらない場所は かなり広いと思います。そちらを優先、そして駄目な場所は補償など をするのが、一番ではないでしょうか。 検査するよりも、検査しなくても良い場所で作る方が、安上がりでは ないでしょうか。少なくとも放出された物質の影響が消えるまでは。 事故前の数値を、自分としては目標にしています。 検討のほど、お願いいたします。 1115 様々な食品から数値は色々ですがセシウムが検出されています。内部 被ばくについては、現在の流通されている食品は健康への影響がない とされていますが、今後もこのまま食べていても本当に影響がないか は全くわかりません。 改正される数値でも、本当に影響はないのか心配ですので、特に乳幼 児の基準値にかんしては、できるだけ下げていただきたいと思いま す。 いくら大丈夫と言われていても、今まで体に取り入れていなかったも のを摂取してしまうのですから、影響にも個人差がでると思われま 1,3,5 別添2 す。 それから、私が個人的に気になっているのは抹茶です。抹茶は食品に 入るのか飲用に供される茶とみなされ浸出液の数値となるのかを知 りたいと思っています。 1116 50 ベクレルから、100 にあげるなんて、ありえない殺人行為だと、思 3 う!!!! 未来を担う子供たちのために、保育園、幼稚園、小学校の、給食と、 牛乳や、乳製品を、10 ベクレルから、50 ベクレルの、基準値にして いただきたいです。 毎日、子供の、未来を考えると、頭がいたい。 どうか、安心して、生活できるようにしてください。 基準値ひきあげ、大反対!!!!!! 1117 100Bq/kg なんてどうかしています。 1,11 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。 1118 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めるとい 1,3 う話ですが、とんでもない話です。我が家の小学生の子2人は毎日毎 日学校給食で200ミリリットルもの牛乳を飲んできます。子ども自 身は牛乳は好きなので、おかわりじゃんけんに参加したときなどは、 400ミリです。私としては牛乳を飲ませたくないので我が家の冷蔵 庫には牛乳を置いていません。でも家でいくら気を遣っていても、塵 も積もれば、です。すぐに健康に影響が出るレベルではない、といっ たとしても、それが積み重なったときにどうなるか、容易に想像がつ くのではないでしょうか。子どもの未来を、日本の未来を、真剣に考 えてください。どうか、基準値を緩めることはしないでください。お 願いします。 1119 この一年、我が家は放射能内部被爆対策で最低でも10ベクレル以下 の食品を子供に与える為に家計が大変でした。食品、環境に安心でき ない今、2人目の子供もあきらめました。悔しいです。どうか、安心 して近所の店で買い物できるように徹底した検査をしてほしいです。 そして10ベクレルでも不安なのに基準50ベクレルなんて絶対買 いたくないです。以前ドイツでは4ベクレルとかと聞きました。最低 でもそのぐらいにしてほしいです。 確実に最低基準で測っているのなら福島産だって買います。不安に感 じるので買いたくても買えないのです。 1 別添2 世界にも信用をとりもどすには、あえ徹底したゼロに限りなくちかい 数値じゃないとダメだと思います。関係ないことですが東京のオリン ピックだって無理じゃないでしょうか?汚染されてしまった日本は 避けられてしまうと思います。 1120 先ほどコメントした者です。文部科学省の放射線審議会は、乳児用食 3 品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする 答申案まとめているそうですが、それは許せません。乳児や幼児は大 人よりもずっと放射線の影響を受けやすいのに、一般食品と同じ基準 にするというのは、経済を優先し、子どもの健康をないがしろにして いるとしか思えません。文部科学省がすべきことは、子どもたちの被 ばくを防ぐことではないでしょうか?どうぞもう一度、子どもたちへ の影響をよくお調べいただき、ご再考のほどよろしくお願いいたしま す。 1121 子育て中の母親です。 1 今でも、毎日の料理に使う食材、主食の米、そして毎日飲ませている 牛乳やヨーグルトなどの乳製品に、不安を感じています。 食品安全委員会の食品健康影響評価書にもあるように、小児の期間に おいては、放射線への感受性が高い可能性が言われています。 また、牛乳の摂取量が子どもにおいては特に多いことも指摘されてい ます。 つきましては、せめても、乳児用食品、および乳および乳飲料のセシ ウム新基準値を 50 ベクレルまで(本当は 0 ベクレルを目指して欲し いのですが)として下さいますよう、お願いいたします。 1122 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,5,6,9 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 ,10,11 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。人口放射線は本 来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見を 述べます。外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超 えない値に! まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 別添2 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。チェルノブイリ周辺国の食品基準を参 考に、福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリ の経験に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウク ライナではキロあたり 2 ベクレルです。水は、粉ミルクや離乳食にも 使用するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基 準を設けるべきです。ベクレル表示などの情報提供を、放射能に対す る感受性は個人によって違います。より敏感な方がきちんと放射能の 取り込みを避けることができみを避けることができるように、ベクレ ル表示などの情報提供が必要です。より放射線・・の影響を受けやす い子ども・妊婦さんの評価を。今回の改訂のもとになった考え方では 「小児に関しては、より放射線の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガ ンや白血病)がある」としながら、評価はしませんでした。また、妊 婦さんに関しては言及すらありませんでした。子ども・妊婦さんへの 放射能影響の評価をすべきです。例外なく一斉に基準引き下げをすで に新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月 までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下のもの だけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産されたもの で基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、政府 が買い取り、東電に賠償させるべきです。 1123 被爆から日本国と国民を守るたために、国としてできることは規制値 11 の制定です。もはや空間線量はだれにもコントロールできないので す。どうか良心にもとづいて正しい判断をお願いします。 1124 チェルノブイリでは内部被爆により病気が増えた、と聞きました。子 1,7 供は細胞分裂が活発で被爆感度が高いことを考えますと、私は自分の 子供だけでなく、日本中の子供(もちろん全国民)に原発事故前の摂 取量と同程度に抑えたいと心より願います。 流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成でき る食品基準値と検査体制を望みます。食品に対し国民の健康という最 優先事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実 現する上で必要不可欠であると考えます。。 1125 結論から言うと、基準値が高すぎます。ICRP の報告では、セシウム 137 を毎日 10 ベクレルの食事をしていれば、600 日程度で約 1400 ベ クレル体内に蓄積されることが分かっています。体重が 70 キロなら 20 ベクレル/kg、体重が 35 キロなら 40 ベクレル/kg になります。セ 1 別添2 シウム 137 はそれ自体が猛毒で、元ゴメリ医大学長のバンダジェフス キー博士が書いた論文では、以下のことが分かっています。 * セシウム 137 の体内における慢性被曝により、細胞の発育と活力 プロセスがゆがめられ、体内器官(心臓、肝臓、腎臓)の不調の原因 になる。大抵いくつかの器官が同時に放射線の毒作用を受け、代謝機 能不全を引き起こす。 * セシウムは男性により多く取り込まれやすく、女性より男性によ り強い影響が出ており、より多くのガン、心臓血管不調、寿命の低下 が見られる。 * 細胞増殖が無視できるかまったくない器官や組織(心筋)は、最 大範囲の損傷を受ける。代謝プロセスや膜細胞組織に大きな影響が生 じる。生命維持に必要な多くの系で乱れが生じるが、その最初は心臓 血管系である。 * セシウムの平均蓄積量 30.32±0.66Bq/kg にあるゴメリの三歳か ら七歳の子供は蓄積量と心電図に比例関係があった。 * チェルノブイリ事故後のゴメリ州住民の突然死の 99%に心筋不 調があった。持続性の心臓血管病では、心臓域のセシウム 137 の濃度 は高く、136±33.1Bq/kg となっていた。 * ミンスクの子供は 20Bq/kg 以上のセシウム 137 濃度を持ち、85% が心電図に病理変化を記録している。 * ミンスクの子供で、まれに体内放射能が認められない場合もある が、その 25%に心電図変化がある。このように濃度が低くても、心筋 に重大な代謝変化を起こすのに十分である。 * 動物実験で、セシウムは心筋のエネルギー代謝をまかなう酵素を 抑制することがわかった。 * 平均 40-60Bq/kg のセシウムは、 心筋の微細な構造変化をもたら すことができ、 全細胞の 10-40%が代謝不全となり、規則的収縮がで きなくなる。 * 収縮器官の破損は以下のように観察された。最初にリーシスのな いタイプの収縮が現れ、筋形質ネットの毛細管が広がり、ミトコンド リアが膨れ、病巣筋形質浮腫が記録された。これは膜浸透性の不調と イオン代謝の重大変化の証拠である。ミエリン用組織の存在は過酸化 膜酸化の増大の証拠である。ミトコンドリア破壊はその増殖と肥大を 示し、インターミトコンドリアの数が増えている。持続する機能緊張 と増大する酸素欠乏は内皮浸透性の増進で証明され、上記​ の 組織変化の理由となりえる。 別添2 * 動物の体内の 100-150Bq/kg のセシウムはさらなる重大な心筋変 化、すなわち、拡散する心筋は損、リンパ細胞とマクロファージの病 巣浸潤物および血管多血が認められた。 * 900-1000Bq/kg のセシウム蓄積は 40%以上の動物の死を招いた。 * クレアチンソスホキナーゼのような酵素の抑制により、活力不 安定となる。 * 血管系が侵され、高血圧が幼児期からも見られることがある。 また 15 キュリー/km2 の汚染地の子供の 41.6%に高血圧の症状が見ら れた。 * セシウムは血管壁の抗血栓活性を減退させる。 * 血管系の病理学的変化は、脳、心臓、腎臓、その他の機関の細胞 の破壊を導く。 * 腎臓は排出に関与していて 、 ゴメリ州の大人の死者の腎臓のセ シウム濃度は 192.8 ±25.2Bq/kg、子供の死者では、645±134.9Bq/kg だった。 * セシウムは腎臓内のネフロン組織細官や糸球体、ひいては腎臓機 能を破壊し、他の器官への毒作用や動脈高血圧をもたらす。ゴメリに おける突然死の 89%が腎臓破壊を伴っている。 * 血管造影で組織を検査すると放射線による腎臓の症状は特徴があ る。また病気の進行が早く、悪性の動脈高血圧がしばしば急速に進む。 2-3 年すると、腎臓の損傷は慢性腎機能不全、脳と心臓との合併症、 ハイパーニトロゲンミアを進展させる。 * 肝臓においては、毒性ジストロフィーが増進し、細胞たんぱく質 の破壊や代謝形質転換が起こり、胎児肝臓病や肝硬変のような厳しい 病理学的プロセスが導かれる。 * 肝臓の合成機能の不調により、血中成分の合成に変化が生じる。 30Bq/kg 以上の子供の体に肝臓機能の不調が見られた。さらにすい臓 機能の変化も観察されている。 * ゴメリ州で、急死の場合に肝臓を検査したところ、セシウム 137 の平均濃度は 28.2Bq/kg で、このうち四割に脂肪過多の肝臓病か肝硬 変の症状があったという。 * セシウムは胎児の肝臓病を引き起こし、その場合胎児は肝臓に限 らず、全身の代謝の乱れが生じる。 * 免疫系の損傷により、汚染地ではウィルス性肝炎が増大し、肝臓 の機能不全と肝臓ガンの原因となっている。 * セシウムは免疫の低下をもたらし、結核、ウィルス性肝炎、急性 別添2 呼吸器病などの感染病の増加につながっている。免疫系の障害が、体 内放射能に起因することは、中性白血球の食作用能力の減退で証明さ れている。 以上のことから、消費者の健康を考えると、今回の基準値は高すぎま す。ドイツ放射線防護協会や ECRR 等の勧告に従い、もっと低くして ください。 1126 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 3 いとは、考えられません。せめて50Bq/kg を堅持してください。子 供はこれからの人生が長いのです。かりに現在証明されて無いという 放射線量でも将来証明されるかもしれません。より安全性を高めて子 供には厳しい基準値を設けなければいけないはずです。厳しい基準値 を設定しない限り、牛乳は飲まなくなるでしょう。 1127 飲食店経営者の立場として、今回の基準では、基準を満たしていても、 1 安心してほしいと言えない数字です。厳しい数字で安心してもらえる ほうが胸を張って出せると思います。 1128 新基準値が暫定よりも低い数値に設定されたことは歓迎します。 1,6 しかし、食品以外にも呼吸による内部被ばくなども必ず影響すると考 えられ、その新基準値が必ず安全であるとは言えないと思います。 国として、もっと低い数値を設定してほしいと願います。 また、セシウムだけではなく、ストロンチウムなども計測をし、厳し い基準を設けて欲しいと切に願います。 また、米・牛肉・大豆・大豆製品には数ヶ月の間暫定基準値が続けら れるといい、まったく理解できません。特に米は稲刈りが終わって間 もない 10 月から急に新基準値になるとのことで、生産者や消費者の 間で混乱が予想されると思います。同じように、4 月から新基準値を 適用されるよう求めます。 国は特に子どもたちの将来のために、より厳しい基準を設けてほしい と繰り返し申し上げます。経済や産業を守ることよりも、子どものい のちを守ってほしい。このままでは、親よりも子どものほうが先に亡 くなるというケースが必ず出てきます。未来を担う子どもたちのこと を、何より考えていただきたいです。 1129 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。ただでさえ少子 化で国の将来が危惧されているのに、子どもたちが病気になったら、 1 別添2 誰が国を支えるのですか?国民の健康を守るためにも、低い基準値で の設定をお願いします。 1130 新潟県の声明に概ね賛成致します。 11 http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1328130091948.html 「内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間 1 ミリシーベルトとすべき」 というのは、少々厳しすぎるかもしれません。が、新基準の 100 ベク レル→年間内部被曝量 1 ミリシーベルト(コーデックス参照)という のは、固持すべきと考えます。 新基準 100 ベクレルに対し、読売新聞等が「厚生労働省がまとめた食 品中の放射性物質に関する新たな規制値案を、文部科学省の放射線審 議会が厳しく批判している」等と報じています。 放射線防護の ALARA の原則「=As low As Reasonably Achievable 合理的に達成できる限り低く保たなければならない」の、 「Reasonably(合理的に) 」を無視して、 「As low As possible」 をやみくもに求めている向きがあるという批判も承知しています。検 査機器の設置、その負担等は、充分考慮されるべきです。 しかし福島県に住む人間として、これだけ福島農産物の評判が落ちて しまった現状を改善していくためにも、100 ベクレルというのはギリ ギリの我慢限度かと考えています。 100 ベクレルでも、福島農産物の信頼を取り戻すことは難しい位でし ょう。100 ベクレル-1ミリシーベルト/年より基準を下げることはあ りえるとしても、上げることには賛成しかねます。 汚染食品の割合を 50%としたことに対しても、多く見積もりすぎとい う批判も耳にしています。が、例えば福島在住で出来るだけ地産地消 と考えれば、50%は簡単に越えます。 避難すべきという声も根強い中、福島に留まり小さいお子さん達を育 てているお母さん達の事も考えては頂けないでしょうか? 生産者の方々、消費者の方々、共により良い結果が手に出来るような 基準設定を願っています。 1131 暫定基準値が高すぎて、信頼感はもちろん、市場での流通で影響が出 ておりますので、ぜひ厳しい基準をお願いします。 周囲でも産地に気をつけていたりと、安心して物が買えない親が多い です(特に乳幼児に関して)。 チェルノブイリという前例があるので参考にし、疫学、統計額的に証 明されるのを待っていては遅すぎるということも判断材料に入れて 下さい。 1,3 別添2 親としては子供に可能な限り 0 ベクレルに近いものを選びたいもので す。 厚労省の 50 ベクレルよりも厳しい基準を要望したいのに、文科省の 100 ベクレルはありえません。 まずは 50 からでもよろしくお願いいたします。 1132 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。ただでさえ少子 化で国の将来が危惧されているのに、子どもたちが病気になったら、 誰が国を支えるのですか?国民の健康を守るためにも、低い基準値で の設定をお願いします。 1133 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、厳しいとは言い難 1,3 いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食べる量からだけで なく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であるとされたにも関 わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日本人の主食である 米と、基本食材である大豆についての基準値適用が、半年も先に延ば されることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、 子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児にはそれ以上の厳しい 基準を求めます。 1134 子供の将来を守るため、日本の将来を守るために出来る限り規制値は 1 厳しく設定すべきで、2011 年 3 月 11 日以前に基準のあるものはそれ をを厳守してください。 1135 千葉県には、外部被ばくだけで年間1ミリを超える地域が存在してい ます。もちろん、福島県およびその近隣県においては、それ以上の場 所が広がっています。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシー ベルト以内となるように基準値が設定されるべきと考えれば、食品の 基準値はさらなる厳しさが求められます。 特に主食となる食品においては、他の食品より低い基準であるべきだ と思います。幼少期に、おかずをあまり食べずに穀物ばかり好んで食 べる子が、非常に多いということをご理解ください。 そして、妊婦、授乳中の母親についてのより細やかな配慮もお願いし たいと思います。 なにより、こういった問題について、より多くの国民が考えるよう、 広く知らせる方法を今後検討していってほしいと思います。 よろしくお願いいたします。 2,5 別添2 1136 乳幼児の放射性物質の食品基準を 100 ベクレル以内に設定されるとネ 1 ットで知りました。乳幼児は感受性が高いため、IAEA や ICRP を参考 にした基準設定ではなく、外部被ばく、内部被ばくを含めて基準を提 唱している ECRR の基準、または、ドイツの基準をもとに設定するこ とが必要です。国民の安全を、国民の将来を、ぜひ考慮して欲しいと 思います。 1137 「一般食品の基準値の考え方」について 1 ベラルーシでは内部被ばくの影響を受けやすい子供が摂取する食品 は37ベクレルと厳しい基準値が定められている「37ベクレルでも 子供に与えるには高すぎる。ゼロに近づけるべきだ」と指摘されてい る。チェルノブイリの二の舞にならないようにさらに基準値を下げる べきだ。 「乳児用食品」 「牛乳」について 一般食品でも 37 ベクレルという指標があるのに、摂取しやすいこと 乳児、牛乳を考えると 50 ベクレルは基準として高すぎる。 「経過措置の設定について」 暫定基準値が高すぎます。暫定基準値の食品の流通は直ちに止めるべ きだと思います。 1138 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、食品安全委員会で 1,3 は、たくさんの文献を精査した結果、内部外部被曝の合計で、生涯 100 ミリシーベルトということだったのに、今回、内部被曝しかも飲食か らの被曝のみで、 年間 1 ミリシーベルトを元に計算されているもので、 厳しいとは言い難いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食 べる量からだけでなく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であ るとされたにも関わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日 本人の主食である米と、基本食材である大豆についての基準値適用 が、半年も先に延ばされることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児に はそれ以上の厳しい基準を求めます。 1139 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,6,9,10, に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 11 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 別添2 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ベクレル表示などの情報提供を放射能に対する感受性は個人によっ て違います。より敏感な方がきちんと放射能の取り込みを避けること ができるように、ベクレル表示などの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を今回の改訂 のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線の影響を受 けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としながら、評価は しませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらありませんでし た。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。一刻も早くお願いしま す。真剣に取り組んでください。 1140 日本政府は一貫して、低線量内部被曝の影響について、ECRRなど のICRPよりも危険とする立場の学術研究を軽視するスタンスを 貫いていて、食品基準値に限らず、放射性物質の管理についてきわめ て甘いスタンスを取っていることを強く危惧します。 また、規制値を超えた食品を故意に販売した場合の処罰や、どのよう に規制値を守っていくのか、その責任の所在も不明で、この基準が本 1,8 別添2 当に守られるのか不安を感じます。現在の基準値越えの発表の有った 商品ですら、その後どうなったのか明確に知らされていない現状もあ ります。 今回新たに提案された基準値については、まだ緩すぎると考えます。 大人の1日の摂取量が(セシウムで)10Bq 以下になること、子どもで 1Bq 以下になることを目標に、より厳しい基準を策定すべきです。セ シウムの人口放射性物質の危険性をもっと監査内に考慮すべきだと 思います。 より厳しい基準値の値については、標準的な食事の量と内容構成を明 示し、それにより1日の摂取量がどの程度におさまるのかについての 試算とあわせて 提示すべきです。基準値を守る方法とともに、その値の根拠を明示す ることにより、さらなる改善のための議論に資することも重要です。 仮に、大人の1日の摂取量が(セシウムで)10Bq 以下になること、子 どもで 1Bq 以下が困難であると判断されるなら、そのように判断する ことの根拠を明示して、日本社会の構成員全体の共通の認識とするこ とは当然だと思います。数値のみを示し、これに従えと言わんばかり の従来の数値の提示の仕方では、人々の不信感を払しょくすることは できないはずです。 市民とともに考え、場合によっては省の判断を変更するという柔軟な 姿勢で問題に対処していただきますよう、心からお願い申し上げま す。 現在の緩すぎる基準値では小学生の子供の給食をお弁当に変更せざ る得ません。それがわが子を守る最善の方法となります。 検査のない食事提供をしその後子供が病気になり苦しむのはその子 供です。仕事では済まされない判断をなさるのですから、重々慎重に お考えの上判断して欲しいです。 1141 100 ベクレルというのは、今後日本で育つ乳幼児が必ず何らかの病気 1 を抱えることを意味しています。 自分たちの子孫を守らず、目先のものばかりを守っている今の日本は 異常です。海外で、どのような評価がされているか知っていますか? 日本のことを以前のように安全だと報道している国などありません。 しっかりと対策をしないと、海外から信用されないどころか、国民も 海外に逃げる上に、新しい命も育たず、日本は終わると思います。 1142 今回発表された食品の新基準案、および、政府の姿勢に対し、子ども たちを守るためには「安全基準として意味のない、受け入れられない 1,3 別添2 数値」と判断いたします。事故後、高い暫定基準値とずさんな検査体 制により、汚染食品は流通し、既に日本の子どもたちは被曝していま す。 また、農水省の検査データをみても、特別な食品を除き、おおむね 20Bq/kg 以下となっており、食品中の汚染は低下しつつあるといえま す。さらにセシウムだけを考慮する今回の基準値は、現状を踏まえな い高いものであり、むしろ消費者の買い控えを助長し、生産者の被害 をも助長します。よって、今回の基準値は、国民の健康よりも流通さ せることを重視した「現状追認基準値」と言えます。 私たちは、可能な限り数値を低くし、検査体制を徹底するという国の 強い姿勢を求めていました。しかし、今回の発表は、現状を追認する 程度、すなわち、食の安全と国民の健康を守り、国内の食産業を守ろ うという姿勢は皆無と言っても過言ではありません。 1. 乳児の基準に関してはゼロベースを目指す姿勢を示すこと。 2. 乳児食品以外の子どもの基準値を設定すること。 3. 主食である「米」の基準値を設定すること。 4. 牛乳に関しては、より低い数値を設定すること。 5. 妊娠・授乳中の女性へ配慮した基準を設定すること。 6. 高い外部被曝が懸念される地域の子どもたちにはゼロベース を目指す姿勢を示すこと。 厳しい基準値と、徹底した検査体制と、情報公開を行うことで国民の 信頼を回復し、安心して子育てできる環境を整えることは厚労省の責 務であると考えます。子ども全国ネットは、未来をになう子ども達、 またその先の子ども達のために、基準の再考を強く求めます。これ以 上住みにくい国にしないでください。お願いします。 以上 1143 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、食品安全委員会で は、たくさんの文献を精査した結果、内部外部被曝の合計で、生涯 100 ミリシーベルトということだったのに、今回、内部被曝しかも飲食か らの被曝のみで、 年間 1 ミリシーベルトを元に計算されているもので、 厳しいとは言い難いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食 べる量からだけでなく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であ るとされたにも関わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日 本人の主食である米と、基本食材である大豆についての基準値適用 が、半年も先に延ばされることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児に 1,3 別添2 はそれ以上の厳しい基準を求めます。 1144 国内の基準を 3.11 以前の数値に戻してください。 1,7,11 外国産のものも、震災前のようにきちんと検査してください。 4 月から暫定基準500ベクレルを100ベクレルに変更するとのこ とですが、納得できません。 また、その検査を国民の税金でやるのはおかしいです。東電がお金を 払うべきです。 安心して食べられるように、震災前の数値に戻し、徹底的に検査、汚 染食材の生産流通を止め田畑の除染をしてください。 また日本では、まだ石油系色素、タール色素が食品に使われています が、海外ではアレルギーなど発症の恐れがあるため使用禁止されてい ます。 日本でも食品や化粧品に使うのをやめさせてください。 1145 現在設定予定の基準値でも国際的には高いものになっています。事故 1 収束後ならまだしも、未だに測定値は上がっているところもありま す。何故今基準値を上げなくてはならないのですか?基準値の意味は 恒常的被曝者の被爆を減らすことでは無く、生産者を守ることなので すか?消費者は守られないのですか? 1146 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだはっきりと解明されて いないようです。 。いろいろな研究や議論がある様ですが、子どもの感受性が高いこと や個人差を考えますと、 リスクを最低限にし、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度 に抑えたいと切望します。 私の子どもはまだ3歳です。100ベクレルではあまりに高すぎて 心配で心配で仕方ありません。 復興の妨げになるから子どもの基準値が高くてよい、というのは明ら かにおかしいです。 パルシステム東京(生協)では独自基準を以下のようにしています。 ぜひ参考にしてください。 パルシステムでは 2011 年 9 月に放射能の独自ガイドライン(自主基 準)を設定し、食品の放射能検査を強化するとともに、産地での放射 能対策を進めるなど、食品の残留放射能を減らす取り組みを進めてい ます。ガイドラインは継続的に引き下げを図っていくことにしてお り、2012 年 2 月から(2 月 1 回お届け分から)指標値をさらに引き下げ た新しいガイドラインの運用を開始します。 1,3 別添2 パルシステムでは、新規に導入したゲルマニウム半導体検出器による 検査を 1 月から開始し、放射能検査を拡大しています。放射能が検出 された場合、ガイドライン以下であっても低減を追求します。 1.乳幼児用食品と米、牛乳などは 10 ベクレル/kg 以下に。 放射線の影響を最も受けやすいのが、乳幼児と妊婦です。パルシステ ムでは乳幼児用食品の指標は 10 ベクレル/kg 以下にします。この指標 は赤ちゃんのいる家庭向けに発行しているオプション「yumyum」に掲 載する商品に適用されます。また、毎日の食事でたくさん食べる食品 である、米、牛乳、乳製品、飲料についても、10 ベクレル/kg 以下と します。 2.その他の一般食品は、現行からさらに 1/2 に引き下げ。 上記以外の一般食品については、現行の第一段ガイドライン(政府の 暫定規制値の 1/5)の、さらに 1/2 に引き下げ、50 ベクレル/kg 以下と します。 3.水産物や加工食品にも指標値を設定。 知見やデータが不十分なためガイドラインの対象にしていなかった 水産物や加工食品についても、ガイドラインの対象にします。(きの こ類は汚染のない原木を調達する見通しが現状ではつかないため、海 藻類は津波被害と収穫期の関係で今後の生産を待って検討するため、 当面 100 ベクレル/kg 以下とします。) 1147 100 ベクレルではなく、もっと低い基準を切望致します。 1 福島第一原発事故により、多量の放射性物質が拡散し、事故前のよう な生活が送れなくなりました。 外部被ばくだけでも、 今までの年間 1 ミリの基準を越える地域も多く、 100 ベクレルはとても許容できません。1 ベクレル以下を望みます。 より厳しい基準を望みます。よろしくお願いいたします。 1148 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 別添2 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい今回の基準案では呼吸 による内部被曝、外部被曝等は考慮されていません。その結果、高線 量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の被曝を許容することと なってしまいます。とりわけ、該当地域に居住する子ども、女性等に は 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい.少量でも長期間に渡り継 続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃度に体内に蓄積してしま うことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも示されています。また、 本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定されていますが、その根拠 は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割合の想定を 100%とし、 子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい.ストロンチウムやプル トニウム等の放射性物質については、十分な調査がされないまま、セ シウムとの比率が一定という仮定の元で基準値が設定されています。 セシウム以外の放射性物質についても、速やかに汚染状況を調査し、 基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい. 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 10)放射線審議会の答申を受け入れないで下さい 別添2 放射線審議会の現委員の大半は一部のステークホルダーの利害を代 表しており、放射線障害の防止という同委員会の目的を果たしている とは思われません。同委員会からの答申は一般の国民からのパブコメ 同様、あくまでも一意見として扱うよう要望いたします。また答申の 内容自体も、低線量の長期被曝を全く考慮しないものです。同委員会 の答申を受け入れることのないよう、要望いたします。 1149 1,2 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、食品安全委員会で は、たくさんの文献を精査した結果、内部外部被曝の合計で、生涯 100 ミリシーベルトということだったのに、今回、内部被曝しかも飲食か らの被曝のみで、 年間 1 ミリシーベルトを元に計算されているもので、 厳しいとは言い難いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食 べる量からだけでなく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であ るとされたにも関わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日 本人の主食である米と、基本食材である大豆についての基準値適用 が、半年も先に延ばされることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児に はそれ以上の厳しい基準を求めます。 1150 厚生労働省医薬食品局 食品安全部基準審査課 ご担当者様、 前略ごめんくださいませ。標記の件につき、以下の点につき、再度ご 検討をお願いしたく、意見を申し述べます。 乳幼児および牛乳に含まれる放射性物質の基準値を、セシウムを基準 として、100ベクレル/kgとすることにつき、検討中とのことで すが、 今回の福島の原子力事故その他の原因により、飛散している放射性物 質は、セシウムに限らないと想定されます。 また、聞き及ぶところによりますと、国際法による、原子力発電所か らの排水の基準値は、セシウムで90ベクレル/kg、ヨウ素で40 ベクレル/kgであるとか、 原発からの排水の同量、あるいはそれよりもセシウムが多く含まれる 可能性のある食品を、わが子に与えることをよしとする親が、果たし て存在すると思われますか?しかも、含まれているのは、セシウムに 限らないのです。 皆さまは、ご自身のお子様やお孫様に、そのような食品を与えること をよしとされますでしょうか?食品会社や生産者の皆さまにおかれ ましては、いかがでしょうか? 1 別添2 50ベクレル/kgでも、WHOの基準値である10ベクレル/kg よりも、多いのです。チェルノブイリの事故の至近地であるウクライ ナの基準値さえも、2ベクレル/kg、アメリカの法令では水道水の 基準値は0.1ベクレル/kgと聞き及んでおります。 私はすでに、牛乳および乳製品の摂取に際しては産地を限っており、 た、摂取の機会も減らしております。他の食品につきましても同様で あり、また、同様の行動をとっている消費者は周囲に少なくありませ ん。基準値に対しての不安感は、消費行動の抑制につながると思いま す。 食品の基準値が緩和されることは、消費者のみならず、生産者の皆さ まを苦しめることにつながることと思います。ひいては、日本国民全 体の不利益につながることと考えます。 さらに、放射能汚染食品摂取による内部被ばくの影響を考える際に、 子どもの細胞には、放射能による傷を修復するメカニズムが大人のよ うに備わっていないと聞き及んでおります。 もちろん、大人であっても、決して万全ではないと考えるべきと思い ます。 乳幼児の健康と生命への悪影響、このことが一番恐れるべきことでは ないでしょうか? 日々成長する乳幼児の心身に有害な物質を、進んで与えようとする親 がいるでしょうか?将来にわたって健康上の不安を抱えながら子育 てをする苦痛、万が一、子どもの健康に重大な障害が生じた時、悲嘆 と罪責感で自らを責めさいなむことのない親がいるでしょうか? 食はいのちにつながる日々の大切な営みです。内部被ばくは毎時毎 日、放射性物質が体外に排出されるまで続きます。広島・長崎の被爆 者におかれましては、戦後60年を経てなおも、体内で放射性物質の 存在が認められていると伺います。 国民の健康と生命を守るため、さらに厳密にご検討くださいますよ う、切に求めます。生活を守るため、産業を守るため、ご英断を強く 求めます。 本日が締切りのこと、意を十分に尽くせず、拙文でございますが、ど うぞよろしくお願いいたします。 1151 小学生(8 歳)と幼稚園(4 歳)の 2 児の母です。 食品中の放射性物質の基準値をこれから未来ある子どもたちのこと を考え、乳幼児、子どもだけには出来る限り 0 をめざした低い値に設 定してください。どうぞどうぞよろしくお願いいたします。一市民の 1 別添2 小さい声にしかすぎないかもしれませんが小さき声にも耳を傾けて ください。そして子どもたちをどうか守ってください。 1152 1 年間 1 ミリシーベルト 外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間 1 ミ リシーベルトとすべき。 ICRPの 1990 年勧告及び原子炉等規制法にあるとおり、公衆の 被ばくに関する実効線量限度は外部被ばくと内部被ばくを合わせ、1 年について 1 ミリシーベルトを上限としている。 2 規制対象核種 事故発生直後の暫定規制値に代わり、平成 24 年4月以降の長期的 な対応を図るとしているが、恒久的な基準の設定であれば、事故発生 直後の放射性ヨウ素も加味した基準の設定とすべきと考える。セシウ ムの基準値の設定において、セシウム以外の核種(ストロンチウム、 ルテニウム、プルトニウム)をセシウムとの比率を算出して合計した とするが、どの地域におけるセシウム以外の核種のレベルを基準に算 出したのか分かりやすく説明すること。 3 牛乳、乳児用食品の基準値 小児の期間については、放射線に対する感受性が成人より高い可能 性があることから、小児期における被ばくは可能な限り少なくした方 がよく、更なる配慮が必要。50 ベクレルでも高すぎる。 4 一般食品の基準値 モニタリング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食 品が多く含まれている実態から、流通する食品の汚染割合を、「一般 食品」については 50%と仮定し基準値を算出している。しかし、地域 における輸入食品の割合は把握されていないことから、食品の汚染割 合を一律に 50%とするのは合理的でなく、安全サイドに立って 100% とするべき。 5 経過措置 米、牛肉、大豆及びその加工・製造品に経過措置を設けず、すべて の食品について基準の施行日を同一とすること。米、牛肉及び大豆に ついては、4 月 1 日以降、新基準値を超えたものは国の責任において 市場流通から隔離すべきである。食の安全・安心を確保するためには、 速やかに新基準に移行すべきであり、2 つの基準で食品が流通するこ とは、消費者の理解が得られない。 6 試験法 試験方法を通知するのであれば、食品の区分ごとに検出下限値を示 1,2,3,6,7 ,11 別添2 すこと。検査精度を確保し国民の信頼性を得るためにも、検出下限値 を全国一律化するなど、検査精度を均一化するべきと考える。 7 その他 基準値を超えた場合に当該品の販売中止や回収等の措置が必要と なるので、国として農産物等について生産者まで確実にトレースバッ クできる体制を構築すること。 1153 飲食店に勤務しています。 1,7,9 放射性物質を極力少ない物と努力はしているものの、スタッフもお客 様も汚染への不安は拭えません。 現在の暫定基準値は「全面核戦争の際に、やむを得ず口にする」食べ 物の基準値。それが一年間にもわたり一般に流通し、流通食品からも 基準値超えのものが出ている有様。 日本の食の安全に対する信頼は、完全に揺らいでいます。 基準の改訂にあたり、一意見を申し上げます。 ・基準値を WHO 及びコーデックスの定める数値に改訂する事を希望し ます。 (飲み物:ヨウ素 131、セシウム 137 10Bq/L、食べ物: Sr90,Ru106,I131,U235 合計 100Bq/kg) ・ヨウ素、セシウム以外の放射性物質、ヒ素などの化学物質の検査を 希望します。アメリカでも、昨年春より牛乳からストロンチウムが検 出されています。 ・放射性物質の検査結果を、生産者もしくは販売者側で明記すること の義務付けを希望します。 ・加工品を含め、産地や漁獲海域の明記の義務づけを希望します。 ・学校給食に使用される食材の産地および放射性物質の数値公開の義 務づけを希望します。 ・放射性物質の測定サンプルを増やすことを希望します。 以上、ご検討宜しくお願い申し上げます。 1154 まず第一に、国民の健康を守るための官庁としての認識をちゃんと持 って仕事をしてください。この問題は、官僚のみなさんにとっても他 人事ではありません。とくに、放射線被ばくの線量基準を、事故前に 比べて勝手に緩めている点は許せません。改めてください。もう一点、 放射性核種の体内へのとりこみについて、「線量」でしか議論してい ませんが、放射性核種は通常自然界にほとんど存在しない重元素であ り、様々な弊害が人間にもたらされる可能性があることを議論してい ない点は、医学・健康にかかわる官庁として、不誠実です。人間の体 1,2 別添2 の仕組みの理解に対する謙虚さが足りないと言わざるを得ません。こ れら 2 点について詳しく意見を後述します。 1 点目については、もともと、ICRP勧告に基づいて、日本の公衆 の放射線被ばく限度は、年間すべてあわせて1mSvだったはずで す。これは人間の安全を考えたうえで作られた基準であって、人間の 放射線耐性は原発事故があったからといって変わりません。その基準 を、食品のセシウム摂取だけで1mSvに変えること自体が違法で す。人間の基本的人権、生存の権利を規定した憲法違反です。大気・ 大地からの外部被曝、呼吸による内部被曝、食品接種等すべて含めて 1mSvになるように設定してください。その際、放射性核種はセシ ウム以外にも、ほかのベータ線核種、アルファ線核種も含めてなるよ うにしてください。それらの測定が難しいのだとしても、環境中にま かれたそれらの核種による線量とセシウムの線量の典型的な量比関 係を測定して、そのうえでセシウム分を割りあてる等してください。 2 点目ですが、放射性核種の重元素の体内での挙動がわからない以上、 摂取量はとにかくゼロに近づけるのが原則です。特に、放射性セシウ ムについては、チェルノブイリ事故後、ベラルーシで様々な病気の原 因となることが研究されて解明されています。特に、1mSvの線量 とは関係なく、体内に体重1kgあたり 10 ベクレル程度以上存在す ると、心臓疾患を有意に増加させるとの研究があります。これと生物 学的半減期をあわせて考えれば、1 日当たりせいぜい数ベクレルまで の放射性セシウム摂取に抑えなければ、不整脈、ひいては心筋梗塞等 での突然死の可能性が上昇します。そもそもセシウムはそれだけでマ ウス実験で不整脈誘発に使われるはずです。また、放射性核種は体内 で放射性壊変を起こしたのちほかの元素に変わりますが、それらも重 元素であり、それらの挙動も健康に悪影響をもたらす可能性がありま す。そういうことを踏まえて、線量のみの数合わせの議論に終始せず に、もっと謙虚に人間の健康をとらえて、もっと極力放射性物質の摂 取を抑えるような厳しい基準にしてください。 1155 まず、 この基準は年 1 ミリシーベルトを目指しているとのことですが、 1 外部被曝の影響を考慮していないのがおかしいと思います。 外部・内部被爆を合わせて年 1 ミリシーベルトとしてください。でな いと、日本の法律違反になると思います。 ドイツ放射能防護協会は幼児・子ども・青少年は 4 ベクレル以下と言 っています。4 と 50(または今後引き上げようとしている 100)では かなりの差があります。低線量被曝の影響はよくわからないのだか 別添2 ら、私たち母親が取る立場はより確実な安全を求めます(4 ベクレル) 。 乳幼児の基準を 100 ベクレルに引き上げようというニュースも見まし たが、放射能の影響をより受けやすい子どもと大人の基準を同じにし ようとしていることに全く理解できません。 50 ベクレルでも高い。母親は 50 とか 100 とかそういうレベルで考え ているのではありません。1 ベクレル単位で考え、子供を守るのに必 死なのです。学校の給食検査も今や 10 ベクレル以下でも検出されれ ば保護者の強い批判、不安があり、食材の変更、産地変更等の措置が 取られる場合もあります。子どもを持つ消費者、学校給食を管轄して いる自治体はそのレベルで話をしています。100 とか 50 とかで、ああ でもないこうでもないと言っているのは、正直、国だけだと思います。 こんな基準を作っても、誰も信じません。利があるのは、農家に保障 しなくてもいい国と、出荷できる農家だけ。リスクを子どもに背負わ せるのはやめていただきたい。基準の引き下げを要求します。 1156 反対です。撤回してください。 1 1157 いちばん守られるべき子どもが口にする食品・乳製品については、厳 1 格な基準値を設けてもらいたい。経済活動の方を優先させるべきでは ない。 1158 東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故によっ て放出された放射性物質は膨大な量に上り、今現在でも計り知れない 被害を市民や環境に与えつつあります。それぞれの家庭では、使用す る食材についても不安を感じ、産地や検査体制の有無に関して思いを 致さねばならない日々が続いています。 こうした中で「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」が行なわれ、 現在の「暫定基準値」が引き下げられるのは結構なことですが、新た に設定される数値はまだまだ高すぎて、とても安心して子供に与える ことはできません。新聞の報道によると、文部科学省放射線審議会は、 厚労省の新基準は「差し支えない」ものの、生産者にとって厳しすぎ るとの懸念を表明しているそうですが、信じられない思いです。 乳 児用食品という区分も不要である、との意見もあったそうですが、子 供の健やかな成長を促すことが最重要課題であるはずの文部科学省 が、その子どもの健康と引き換えに産業を守ろうとするというのは、 自らの存在意義を否定するに等しい行為です。 放射線に対する感受性の高い乳幼児を抱える親は、単に「安全です」 と言われても到底納得できるものではありません。ましてや「ただち に健康に影響があるものではない」などというのは論外です。私たち 1 別添2 保護者は、子供たちに「安心して与えられる食材・食品」を求めてい るのです。そのためには、今回の「基準値」の最低でも10分の一以 下の数値を設定しなくてはなりません。飲料水や牛乳、子供たちへの 食品については「5ベクレル/㎏」、 「一般食品」は「10ベクレル/ ㎏」以下にするよう心からお願い致します。 1159 乳児用食品および牛乳の基準値が 50 ベクレルは高すぎます。ドイツ 1 は子供基準値は 4 ベクレルです。放射性物質の身体への影響、とくに 内部被ばくに関しては、細胞分裂が活発な乳児は大人の 10 倍の影響 を受けるといわれています。一般食品よりも低い基準値にするという 発想はよいと思いますが、単に半分というのでは安心できません。国 の基準により保育園の給食食材は決まります。どうか再考願います。 また経過措置期間を設ける食材について準備期間を要するというこ とですが、何故これらだけが経過措置の対象となるのか説明してくだ さい。暫定期間で準備すべきだったのではないかと考えます。一刻も 早く新基準値案もしくはそれより低い数値を基準値として規制して ください。 1160 牛乳、また乳児向け食品の放射性物質基準値緩和に反対です。 3 なぜすでに緩和されている基準値をさらに緩めてしまうのですか? むしろ、もっと厳しく設定すべきなのに、現在の倍の数値、100bq /kgなど、言語道断です。 しかも、被曝の影響がより強いと言われている乳児向け食品で、また さまざまな加工食品に含まれ、避けがたい牛乳で基準値緩和を検討さ れる根拠も分かりません。 どうか、子どもたちの未来を、日本の未来を守ってください。 国民総被曝で日本は健全な思考と健全な体を失ってしまいます。 どうか、厳しい基準値の設定をお願いします。 安心して食事のできる世の中に戻してください。 よろしくお願いいたします。 1161 食品中の放射性物質の基準値は、過去にきわめて多数の人が摂取した 上で顕著な問題がなかったところを基準と定めるべきである。その場 合、1960 年ごろの大気中核実験の影響による食品への放射性物質混入 が最大の混入実績であり、白米への放射性セシウム混入で 3 ベクレル /Kg 程度であった。この値を大幅に超える基準の場合は、健康への影 響に関する実績値は存在しておらず、影響の度合いは推測によるもの になってしまう。推測には間違いがありうる。推測が間違った場合の 責任が誰にあり、保障をどうするのかをはっきりせずに推測値を用い 1 別添2 た安全基準を設定するのは国としてなすべき仕事を果たしていると は言えない。過去の実績値に基づく基準を定めるべきである。 1162 1 月 16 日のリスクコミュニケーションに参加しました、いつまた原発 1,3,7 事故が起こるか分からない時に、ヨウ素についての基準値を設けない ことに驚きました。質問の答えで、森口さまが事故が起きたその都度 検討するということに耳を疑いました。今回の新基準値は福島原発事 故のみしか考慮していないことに納得いきません。基準値はヨウ素も 設けるべきです。 乳幼児のセシウム 50 ベクレルはせめて 5 ベクレルにしてくだだい。 小学生の一般食品の基準値も設けないと、高過ぎると思います。ICRP の決めた基準等は科学的な根拠に基づく数値ではないことが、NHK の 番組が ICRP の関係者に聞いてあきらかになったのに、それを科学的 であるとしている政府の考え方事態おかしなことです。 内部被曝(呼吸や食べ物から)を研究している論文等を再度検討する ことをお願いしたいです。よろしくお願いします。 1163 日本と世界の基準を比べ、当然世界基準に合わせていただくべきだと 1,11 考えいます。http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html 琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏「内部に放射線がずっと出続けて内 部被曝の場合はセシウムですとセシウムがβ線(ベータ)を出してバ リウムというものに変わってバリウムがγ線(ガンマ)を出して、体 の中ではβ線を出してさらにγ線を出すというそういう 2 本の放射線 を出します」 乳児の摂取するものは、母乳を含め、人口放射線0ベクレルを国策と していただくことを母親として意見致します。 そして、40歳以下の国民には、すべての国で輸出許可が出ているも ののみを国として販売許可を出すように徹底することを提案します。 また、事故直後、国の発表していた内容を鑑み、来る3月11日をも って暫定値を廃止し、すべて事故前の水準を安全基準としてくださ い。国の畜産、農業、水産業、林業、鉄鋼業、産業廃棄物取り扱い、 ゼネコン等の利権を廃止し、協力体制を構築することを提案します。 国民の中には、日本の存続の危機を感じている人も少なからずいらっ しゃいます。よろしくお願いいたします。 1164 今回の基準値には不安がいっぱいです。 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、食品安全委員会で は、たくさんの文献を精査した結果、内部外部被曝の合計で、生涯 100 ミリシーベルトということだったのに、今回、内部被曝しかも飲食か 1,3 別添2 らの被曝のみで、 年間 1 ミリシーベルトを元に計算されているもので、 厳しいとは言い難いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食 べる量からだけでなく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であ るとされたにも関わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日 本人の主食である米と、基本食材である大豆についての基準値適用 が、半年も先に延ばされることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児に はそれ以上の厳しい基準を求めます。 1165 今回の基準値には不安がいっぱいです。 1,3 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、食品安全委員会で は、たくさんの文献を精査した結果、内部外部被曝の合計で、生涯 100 ミリシーベルトということだったのに、今回、内部被曝しかも飲食か らの被曝のみで、 年間 1 ミリシーベルトを元に計算されているもので、 厳しいとは言い難いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食 べる量からだけでなく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であ るとされたにも関わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日 本人の主食である米と、基本食材である大豆についての基準値適用 が、半年も先に延ばされることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児に はそれ以上の厳しい基準を求めます。 1166 一企業がまいた毒におびえ続ける生活に疲れ果ててます。 過去に同じような前例がなく、被爆が与える影響はどのくらいなら安 全、危険とはわからないのが現実だと思っています。 なので、もともと法律で定められている、年 1 ミリシーベルトという 基準に基づいて、食品の基準ももうけて頂きたいです。 空気中からの外部被爆、呼吸による内部被爆、また花粉やごみの焼却 などによる内部被爆の増加分なども計算にいれて各食品の安全基準 を算出して頂きたいです。 もちろん、一つの食品だけで計算するのではなく、すべての食品や水 が汚染されているという前提でしてください。 それから、セシウムやヨウ素だけでなく、プルトニウムやストロンチ ウムなどの他の放射性物質も基準にもうけて頂きたいです できれば、基準プラス、計った数値をわかるようにして販売するよう にして欲しいです 肥料なども不安で、産地だけでは安全とは言えないと思います このままでは、海外のものに頼る(今でもかなり海外ものものを買う 2,7 別添2 ようになりましたが)ようになります 安心して、生活できるような国にして頂きたいです。 1167 今回の食品中の放射性物質に係る基準値の設定に反対致します。 1,3 1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩和は人体影響を全 く考慮していません。 長期に渡る摂取が人体への影響はすでにチェルノブイリに出ていま すし、この日本の国民の安全を守るべき国の姿が全く見えて来ませ ん。 今回の100ベクレルが原発の排水基準値(国際法)のヨウ素 131 の 40 ベクレル/L、セシウム 137 の 90 ベクレル/L よりも高いとはいった いどういう事でしょうか? 日本人の身体は海外の人々よりそして原発の排水基準よりも除去機 能が優れているという事なのでしょうか? また今回、放射線審議会で1キロあたり50ベクレルを100ベクレ ルに緩めてもよいとする答申案をまとめた丹羽太貫京都大名誉教授 は何故、基準を緩めたんでしょうか? さらに丹羽太貫京都大名誉教授は自身の持つ会社で何故?これから は癌や重い免疫疾患が増えるのでそれに対する新薬の開発をすると 言ったのでしょうか? 非常に問題のある事です。考えるにこの緩和は基準を緩めれば癌や重 い免疫疾患者が増えるではないでしょうか。 1168 今回の基準値には不安がいっぱいです。 1,3 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、食品安全委員会で は、たくさんの文献を精査した結果、内部外部被曝の合計で、生涯 100 ミリシーベルトということだったのに、今回、内部被曝しかも飲食か らの被曝のみで、 年間 1 ミリシーベルトを元に計算されているもので、 厳しいとは言い難いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食 べる量からだけでなく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であ るとされたにも関わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日 本人の主食である米と、基本食材である大豆についての基準値適用 が、半年も先に延ばされることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児に はそれ以上の厳しい基準を求めます。 1169 事故後の暫定基準値・検査時の下限値は高すぎると思います。 特に乳幼児に対して、高すぎます。 子どもたちの健やかな未来のために、さらなる引き下げをお願いしま 1,7,11 別添2 す。 給食の自治体ごとの限界値の格差も大きいと思います。 過去は・・・ 【日本分析センター】2008 年日本全国の日常食中の年間平均値 セシ ウム 137 “0.016~0.057 ベクレル/kg http://bit.ly/AlFkk3 ストンチウム 90 0.024~0.055 ベクレル/kg bit.ly/AlFkk3 我が家の家庭食を 4 日分、まるごと検査した結果 ヨウ素 Cs134/137 すべて ND<0.3ベクレル/kg 8 歳の子どもの尿検査結果は、Cs137 0.11 ベクレル/kg(検出限界 0.11 ベクレル/kg) 事故前の 0.1 ベクレル/kg 以下を目指せませんでしょうか。そのため には、流通段階で 1 ベクレル/kg 以下を目指してほしいのです。 私たち、多くの保護者がそう願っており、少しでも不確かな食べ物は 子どもの口にいれることはできません。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。 つまり流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達 成できる食品基準値と検査体制を望みます。 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。 これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内 産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こうい った地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査 を行って頂きたいと存じます。 つまり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数B q/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考え ます。厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を 取り除く観点から流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定め て頂きたくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優先 事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現す る上で必要不可欠であると考えます。 1170 乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい。 乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい。 1 別添2 一般食品の基準値も引き下げて下さい。 1171 <基本の考え>にある「食品からの被ばくを年間1ミリ」というのは 1,2,3,7,9 外部被ばくも内部被ばくも合わせて年間1ミリを許容限度とする現 在の法律と矛盾しています。空間線量だけでも年間1ミリを越える地 域もたくさんあります。国民は、ロシアンルーレットのような状態と むきあいながら、ここ1年をすごしてきました。避けることの可能な 食品からの被ばくをより低くすべきであり、基準をより厳しくすべき と考えます。 現在「検査済み」「不検出」のみ表示されている食品も店頭で目にす ることがありますが、測定方法、限界値などの表記がなく、高い基準 値と県名ひとくくりの産地表示、そのシステムが明確にされず全ての 食品・産地が網羅されてているわけではない検査体制を考えると、結 局、食品を選ぶ基準が産地となってしまい、基準のあまさ、検査体制 のあまさ、不明確さが風評被害につながっていきます。数値表示の義 務化をご検討ください。 また、国際的にも放射能に「これ以下なら安全」というしきい値が存 在しないことは合意されているにもかかわらず、給食食材にはその栄 養士個人の知識に委ねられることとなっています。子どもへの影響 は、甲状腺がんや白血病だけではないこともチェルノブイリの例から いっても明確です。全国の学校・幼稚園・保育園の給食食材にはしっ かりとした厳しい基準を設け、栄養士への正しい学習の機会を設ける ことを望みます。 1172 今回の基準値見直しで、飲料水だけが10ベクレルで、あとの乳児用 1 食品が50ベクレル、一般食品が100ベクレルですが、子供たちが 摂取するものには放射性物質は本来あってはだめなものです。だか ら、最低基準として飲料水と同様の 10 ベクレルにすべきです。子供 たちの 20 年後 30 年後にあらわれる晩発性障害を予防するためにも0 に近い基準値にしてください。 1173 幼い子供ほど放射線の影響は甚大であることは明らかになっていま 1 す。これ以下であれば安全であるという基準値はないと思います。国 および、厚生労働省におかれましては、威信にかけて子供たちを守る のだという姿勢を国民に示していただきたいと願います。 1174 ヨウ素やセシウム以外の放射性物質についても計測すること。計測の 結果をすべて発表すること。すべての食品について、加工物に使用さ れる食品もすべてを計測し、その結果発表を行うこと。業者任せにす るのではなく厚生労働省が実施し責任を持つこと。国際基準に従っ 7 別添2 て、汚染物と非汚染物の混合を行った者はきびしい処罰をすること。 放射性物質の規定値はコーディックスよりも低くし、ごくわずかでも 含まれていた場合にも公表すること。汚染が拡大し、疾病が蔓延すれ ば、また医療費問題に影響を及ぼすことをお忘れなく。このまま、あ なたたちがまたも「まともな仕事」をしないのであれば、水俣病や肝 炎訴訟と同じことの繰り返しになります。どこまで馬鹿なんだと言わ れたくないのであれば、いいかげんに国民のために、費用対効果の高 い仕事をするように。 1175 今回の基準値には不安がいっぱいです 1,3 基準値案は、厳しい数値にしたということですが、食品安全委員会で は、たくさんの文献を精査した結果、内部外部被曝の合計で、生涯 100 ミリシーベルトということだったのに、今回、内部被曝しかも飲食か らの被曝のみで、 年間 1 ミリシーベルトを元に計算されているもので、 厳しいとは言い難いと思います。まして、子どもに対する配慮は、食 べる量からだけでなく、放射線への感受性から相当の配慮が必要であ るとされたにも関わらず、乳児食品のみしか考慮されていません。日 本人の主食である米と、基本食材である大豆についての基準値適用 が、半年も先に延ばされることにも問題を感じます。一般食品が 100 ベクレルであれば、子どもにはその 1/3 以下の基準を適用し、乳児に はそれ以上の厳しい基準を求めます。 1176 子どもたちにとって安全と考えられる基準値は基本0Bq/kg であるこ 1,3 とを目指してください。あくまでもゼロベースを目標としていただき たいのですが、基準として4Bq/kg までとしてくださいますようお願 い申し上げます。 (ドイツ放射線防護協会は、乳児、子ども、青少年に対しては、1kg あたり4ベクレル以上のセシウム 137 を含む飲食物を与えないように 推奨されるべきであるとしています。) また厚労省の皆様、現在保育園給食におかれましては、まったく測定 がなされていない状況にあります。(私は京都市民です。京都市では 独自基準を施行するに至り、小学校給食は測定していただいていま す。)感受性の強い子どもたちの命を守ること、この国の未来のため です。どうぞよろしくお願い申し上げます。 1177 政府は今の自分たちの時代の事しか考えていません。 子どもたちが大人になった時、どんなことになるかきちんと考える事 が行政のやることでしょう。 福島の農家には農業をさせずきちんと補償をすることが先でベクレ 1 別添2 ルの高い低いだけが問題なのではないときちんと認識することです。 セシウム以外も計らなくてはならないし他の国の人たちに驚かれる ような値の基準値を決めるべきではない です。 本当にこの国はどうにかしてしまったのですか? 未来の事を考えてください。 1178 放射性物質は危険なものではなかったのですか?3.11 後の政府の対 1 応を見ていますと、風邪薬以下の安全なものと言われている気がしま す。風邪薬だって薬局で管理されているのに、セシウムはその辺にば らまかれていて、しかもばらまくのは罪ではないんですよね?100 ベ クレル/kg というのは、事故前の原発からの排水濃度の上限値だった とききました。今はそれが飲んでも(食べても)よいものになってし まったのですか。あなたはご自分のお子さんにお孫さんに、この基準 値の食品を食べさせることができるのですか?子供は大人の食べて いるものを食べたがります。幼児用の食品のみ基準を下げても無意味 です(それすら上げようとしているみたいですが!)。より厳しい基 準の設定を望みます。どうして0ベクレル/kg にできないのでしょう か。日本の未来を本気で考えれば、それ以外ないとわかるはずです。 みなさんのご検討を祈ります。 1179 8 か月になる乳児の父親です。現状、放射性物質の内部被ばくによ る影響を最小限に抑えるため、「食品中の放射性物質における現在の 基準 500bq/kg 以内の食品でも、健康を害するおそれは十分にある」 と認識し、東日本産の農水産物を積極的に避けています。 一律 100bq/kg を基準に規制をするとするという方針に改めるとい うことですが、これに強く反対します。 乳幼児食品については、100bq/kg はもちろん、30bq/kg でもあまり に高すぎるものと認識しています。具体的な代替案として、流通品の 基準値を 1 産品当たり 5Bq/kg 以下に定めることを切望します。 この基準において、 「Bq/kg 数値(検出限界値含む)の情報開示」が 市場で確保できれば、現在の「東日本産を積極的に避ける」という消 費行動の見直しを検討しようと考えています。 繰り返しになりますが、現状の基準値、また改正予定の「100bq/kg」 といった高い基準値による規制を続ける限り、「東日本産の農水産物 の購買を積極的に避ける」という消費行動を続けます。流通品の基準 値を「1 産品当たり 5Bq/kg 以下」に定めていただくよう切にお願い致 します。 1,3 別添2 1180 乳幼児・妊娠可能性ある女性にたいして食品に含まれる放射性物質は 1,2 極力0にしなければならない。外部被爆・内部被爆合わせて年間1ミ リシーベルト以下にするのが国の責任である。自ら設定してきた基準 を改悪するな。 放射能の被爆による障害は閾値はないと考えるのが現在のコンモン センスです。 1181 放影研の LLS 調査の信頼性に疑問が出てきている今、何を基準に食品 11 の安全基準を決めるのか、詳しい説明が欲しい。 食品による内部被ばくの影響のデータは存在するのか? 「広島の初期放射線低線量被爆者は高い発がんリスクを示した」 http://www.miyao.i.is.nagoya-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/20 10/06/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E8%A8%B3%E5%BA%83%E5%B3%B6% E4%BD%8E%E7%B7%9A%E9%87%8F%E8%A2%AB%E7%88%86%E8%80%85%E3%81%A E%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF.pdf 1182 乳幼児の基準 50 でも高すぎると驚いていましたが、新聞で 100 に引 き上げるかもしれないとの情報を見て、怒りと厭きれた気持ちでいっ ぱいです。 命をかけて生んだ我が子になぜ、放射能に汚染された食べ物を食べさ せないといけないのでしょうか?不幸にして事故が起きてしまった 今、日本人はある程度汚染された食品を口にしなくてはいけなくなっ たことは理解しますが、それをするのは、もう子どもを生むことのな い、そしてこの先の人生が短い大人たちがすればいいことで、長い未 来が待っていて放射能後障害に合う確率が高い子どもたち、これから 長い間、放射能が蓄積してゆく子どもたち、放射能の感受性が大人の 何十倍もある子どもたちに強要すべきことではないです。中年以降の 大人は 100 ベクレルでも食べればいいです。でも、子供には 1 ベクレ ルでも食べさせない!!という方針で回りの大人が、学校が政府が子 供の健康を守っていかなければならないのではないですか? そして、大人は 100 ベクレルを食べるか食べないか自分で判断して自 分で選択することができます。でも子どもは給食で出てきたセシウム だらけの食事を何も知らずに食べるのです。セシウムが入ったミルク を一生懸命飲むのです。将来、自分たちがセシウムだらけの給食を毎 日食べさせられてきた。自分の体には放射能がたくさん蓄積されてい るんだと知った子どもたちはどう思うでしょうか?なぜ、大人は食べ させたの?なぜ守ってくれなかったの?と思うでしょう。健康被害が 出たらなおさらです。大人として恥ずかしくない決定をお願いしま 1,3 別添2 す。 意見はこの決定に従えないという主旨のものがたくさん来ているか と思います。それでもこのまま決定がなされたら、日本はおかしいと 思います。人殺しの国です。 1183 一、食品からの内部被ばくの評価に関して 低線量被ばくが身体に及ぼす影響は解明されていない点が多く、そ の安全性を証明できる人は、誰一人いません。そのリスクは癌や白血 病に限ったことではなく、免疫力低下等の疾患も指摘されています。 また、食品による内部被ばくを過少評価しているとされている ICRP でさえも、ICRP PUBLICATION 111.において、たとえ低レベルであっ ても、汚染された食品を慢性的に摂取することによる体内残存量は、 汚染度の高い食材を一度だけ摂取するよりも負荷が大きくなること を示しています。 「ただちに健康に影響がない」のは確かかも知れませんが、上記を踏 まえずに「どのくらい放射性物質を食べても良いか」を論じ、現時点 で確定させるのは、長期的な影響を全く見ていないことと等しく、到 底認められるものではありません。 一、新基準値の設定に関して まず、暫定規制値に変わる基準値を設定する際に、何に重点を置く か考えなければなりません。厚生労働省が最も重要とするのは、「汚 染物質を流通させること」でしょうか。厚労省が優先的に確保しなけ ればならないのは、これまでもこの先も国民の「健康」と「安全」で あることは言うまでもありません。原発事故という最悪の事態が起こ ったことは現実として見なければなりませんが、放射線の感受性が高 く、この先長く放射性物質の半減期と共に成長しなければならない子 どもたちに対しては、たとえ微量でも原発事故で拡散されたアイソト ープを体内に取り込むことは避けるべきと考えます。市場に出回って しまった粉ミルクから「セシウム 30Bq/kg 検出」の事例を見るに、そ れがたとえ新基準値(案)を大幅に下回っていたとしても「不必要な 被ばくを避け、子どもには放射性物質に汚 染されていないものを与えたい。」というのが、子を持つ親の本音だ と分かります。社会的通念の観点から考えても、いち企業が起こした 事故の責任を「被ばく」という形で子どもたちに負わせることは、と ても容認できるものではありません。少なくとも、子どもたちが口に する「乳幼児食品」「牛乳」そして「給食」は、可能な限り基準値を 0ベクレルに近づける姿勢を示し、子どもたちには汚染のない食品を 1,3,7 別添2 摂取させるよう、厚労省主導のもと管理をおこなってください。被ば くを前提にした議論は、国民の行政不信をますますつのらせるものと なります。また、基準値を下げることは少なからず流通への影響が懸 念されますが、汚染食材を無理やり流通させリスクを国民に強制する よりも、生産者へ確実な補償をしていくことが、長期的に見た上でも 合理的と考えます。 一、食品の検査に関して 一部から「基準値を厳しくすると測定ができなくなる」との意見が 出ていますが、現在主流で使われている食品検査機器の性能であれ ば、定量下限が 100Bq/kg の検査をすることは容易いどころか、それ 以上に精度を高くすることも難しくはありません。基準値を下げても 下げなくても、検体数をこなしていくことに変わりはなく、それは検 査機器の台数すなわち検査体制の問題であり、検査機器の製造ライン が確保できれば解決できる問題です(原発事故を起こした国が食品検 査体制を拡充していくことは、国際的に見ても必須)。ゆえに「測定 ができなくなる」ことが、基準値を厳しくしないことの理由にはなり 得ません。検査体制の拡充を図ることは当面の課題ですが、安全と安 心を確保するためには、より精度を上げ、多くの検体数をこなすこと が必要です。汚染されやすい食材や使用頻度・摂取量の多い食材を優 先し、合理的に計測していくことができるよう、厚労省主導のもと、 検査体制を整えてください。 ※現在、食品(主に給食)の放射性物質検査を自主的に行なっている 自治体の中に、環境放射線量測定機で検査をおこない、 「ND=安全」と している例があります。このように誤った方法で検査を実施する自治 体 が な い よ う 、 指 導 を 徹 底 し て く だ さ い 。 以上 1184 食品中の放射性物質の基準値に関する今回の改正は不合理な過剰規 制であり、国民の健康に対して何らメリットがない一方で、社会不安 や経済的損失による影響は甚大であると考え、本案に反対します。ご 存知の通り、食品に対する規制は、国産の全ての食品が規制値で示す レベルまで汚染されているという、極めて厳しい非現実的仮定が前提 となっています。そのため、現行の暫定基準値においても、市場に流 通する食品の放射能汚染は極めて低く抑えられ、食品の摂取による国 民の被ばくも非常に小さいことが各種の調査によって明らかになっ ています。 しかしながら、一般には「基準値超え=危険」というイメージで捉え 4 別添2 られ、一度でも農作物から基準値を超えるものが出るとその地域の農 作物全てに拒否反応が広がり、現行の基準値の下でさえ多くの農家の 方々が不条理に苦しめられています。 今回さらに食品の基準値を現行の 5 分の 1、飲料水の基準値を 20 分の 1 にまで厳しくしようとしていますが、本改正が施行されると「基準 値越え」の食品が大量に発生し、福島県の農業、漁業に壊滅的な打撃 を与える可能性があります。また、農地の除染等を進めながら復興に 努力している被災地の人々の希望を奪うだけでなく、被災地の外の地 域でも基準値越えの食品が次々と発生する事態となります。 その結果、これまで安心して食べていたものがある日を境に「放射能 汚染食品」となったり、今まで大丈夫だったはずの農作物が突然「基 準値越え」の宣告をされたりして、生産者、消費者の双方に多くの混 乱が生じるだけでなく、基準値を制定した政府や専門家は完全に信用 を失うことになりかねません。 そもそも、食品にはカリウム 40 などの多様な天然放射性物質がもと から含まれており、放射性セシウムだけを取り上げてここまで規制を 厳しくすることには科学的な合理性がありません。また、新しい基準 によって減少する国民の被ばく線量はごくわずかであり、国民の健康 に対してメリットはないと言えます。 一方で、社会不安の増大や経済的な損失というデメリットは確実に存 在し、多くの生産者が職を失い、様々な風評被害が発生します。これ は、「経済的及び社会的影響を考慮に入れた上、合理的に達成可能な 限り低く保つ」という放射線防護の最適化の原則にも反すると考えま す。 また、過剰に基準値を厳しくすることで、ごく微量の放射能を十分な 精度で定量することが求められますが、微量の放射能を正確に測定す ることは簡単なことではありません。高価な放射線検出器が必要なこ とはもちろんのこと、周辺機器を含めた複雑な測定システムの取り扱 いや測定データの処理には、専門的な知識を持った技術者が必要とな ります。測定対象となるサンプルの数は膨大なものとなることが予想 されますが、十分な数の測定システムと専門技術者を確保できるので しょうか?巨額の税金を投入して日本中に放射線検出器をバラまい ても、素人測定による誤測定が多発し、風評被害、報道被害が広がる のではないかと懸念します(現行基準値の下でもすでにそのような被 害が発生しています) 。 以上のように、新しい基準値には科学的根拠があるとは考えられず、 別添2 国民の健康にメリットがない(デメリットを減らす効果もない)うえ に、多くの生産者が職を失い、国民の食に対する不安を増大させます。 大量の食品が科学的な根拠なく「放射能汚染」のレッテルを貼られて 廃棄され、農業、漁業の補償には巨額の税金が投入されることになる でしょう。同じ税金を投入するならば、このような不合理な過剰規制 ではなく、震災、原子力災害の被災者の生活再建に税金を投入するべ きではないでしょうか? したがって、現在は原発事故後の復興期であり、現行の暫定基準値を 整理して今後も維持したほうがよいと考えます。 一部の人々の感情的な議論やマスメディアによる無責任な報道に迎 合することは、短期的には批判を免れることができるかもしれません が、長い目でみれば結局国民に対して多大な損害を与えることになり ます。原発事故の被害を最小化し、被災地の復興を早め、国民の健康 を増大させるため、科学的な根拠にもとづいた合理的な政策を堂々と 実施していただきたいと思います。 1185 乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベク 3 レルに緩めてもよいという答申案に納得がいきません。 乳児への影響は研究データもまだ不十分な状況で「健康は十分に守ら れる」と判断できるのでしょうか?国が守るべきなのは、これから国 を作りあげていく人間(子供たち)ではないでしょうか。もっと子供 たちの健康については慎重になるべきだと思います。 1186 本当にこんな基準で子供に安全だと思ってるのか不思議。よく同じよ 1 うなパブリックコメントを募集してるが、何の為に募集してるのか理 解不能。政府に都合のいい(補償しなくて済む)基準だとしか思えな い。この国は本当に子供の命を何だと思ってるんだ。生産者にはお金 で補償すればよいが、命はお金ではかえられない。残念な国に生まれ てきてしまった。 1187 政府の不手際で原子力発電所から人間にとっての有害にしかならな い物質がまだバラまかれてる中で、日本の未来を背負っていく子ども 達には放射性物質に汚染されていない食品を与えるのが当たり前で すよね! 10ベクレル以上の食品は子どもには与えるな! 流通させるな! また政府の不手際で、今の子ども達や将来生まれてくる子ども達に病 気や障害がなんだかわからないけど増えてた…なんて事にならぬよ う、より厳しい安全基準値を設定して下さい!子ども達の安全を第一 1 別添2 に真剣に考えて下さい! 1188 これだけ日本中が、放射能に汚染された以上できるだけ内部汚染を避 1 けるべきです。100ベクレルという恐ろしい基準では、日本の未来 は、有りません。特に子供、赤ちゃん、妊娠可能な女子の食べ物に対 しては、厳格に1ベクレル以下、限りなく0に近く設定すべきです。 奇形児、死亡率の増加、人口減を招き。国力の減退を招きます。でき なければ、ポーランド政府が粉ミルクを輸入して未然に被害を防いだ 政策を、即刻すべきです。そうしないと、50年後日本は存在してい ないのではないのか、と思います! 1189 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,7,11 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を 使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基 準値と検査体制を望みます。先ず第一に、農産物については土壌や空 間線量の測定から事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり 概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地とそうでない地域の区別をする事 を求めます。これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案し ますと国内産品の 7 割程度は事故以前の水準を保っていると思われま す。こういった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理 し、また検査を行って頂きたいと存じます。基準値を超えた場合に当 該品の販売中止や回収等の措置が必要となるので、国として農産物等 について生産者まで確実にトレースバックできる体制を構築するこ とをしていただきたいと存じます。 1190 「乳児の飲食に供することを目的として販売する食品」について 乳 幼児に対して基準値が50ベクレルというのは、規制が緩すぎます。 飲料水が10ベクレルというのは、おそらく、毎日多量に飲用するこ とを考慮して厳し目にしているのでしょう。では、なぜ乳幼児の食糧 が50ベクレルでよいのか。乳児にとって、ミルクは水と同じです。 乳児は特に、水は全く飲まない子がいます。また幼児にとっても、ミ ルクは命を繋ぐ大切なもので、日々欠かせません。乳幼児は、栄養の ほとんどをここから摂取する子供がいるのです。 成人が毎日飲むものとして飲料水10ベクレルにし、乳幼児が毎日 飲むミルクが50ベクレルというのはどう考えてもおかしい。特に乳 幼児のほうが、放射線の影響を受けやすいといわれています。 子供は国の宝です。この国の未来を担うのは今、子供である次の世代 1,3,9 別添2 であり、私達ではありません。生産者保護も大切でしょう。しかし、 30年後、50年後、病気や不調が多発したならば、保険料は増加し、 働き手は減り、国は立ち行かなくなります。子供に対する基準は、世 界トップの厳しい基準であることを求めます。基準を厳しくすること はあっても、緩めるなどということがあってはなりません。言語道断 です。 生産者の保護も大切だというのは分かります。 一案ですが、「乳幼児用」という食品ラベルを設けたらいかがでしょ うか。「乳幼児用」ラベルのものは、基本的に不検出のものしか使用 していない。その代わり割高でいい。放射能に敏感になっているガン や病気、また妊婦の方も、こうした食品を選択できれば不満は募らな いと考えます。「乳幼児用」というのは「放射性物質不検出食品」の ことです。しかし「放射性物質不検出食品」と言ってしまえば、風評 被害に繋がる可能性があるので、こうした名称のラベルを作成し、管 理する。「特定栄養食品」などというものがあるくらいだから、こう したものが今、必要だと思います。 1191 現在、私が暮らす東京都北西部では、事故前に比べ、およそ2倍の放 射線による体外被曝を受けながらの生活が続いています。私には、中 学1年の息子と小学4年の娘がおります。人生80年とすれば、彼ら には、まだこの先70年ほどの人生があることになります。さらなる 内部被ばくを、この先長い期間、子どもたちに強いることに、非常に 危機感を持っております。 厚生労働省は国会における答弁で、現在の“暫定規制値”で食生活 を送った場合の年間被ばく量を、17ミリシーベルト(年)とみてい ることを明らかにしました。この度、発表された新基準(案)では、 放射性物質の値を暫定規制値のおおむね5分の一にしてありますか ら、単純計算で、年間17ミ リシーベルトを5分の1にしてみると、 年間3ミリシーベルあまりの内部被ばくとなります。先の「放射性物 質の食品健康影響評価に関する審議結果 (案)2011 年 7 月」で発表 された見解「生涯 100 ミリシーベルト以上は健康に影響を及ぼす」値 に、34年で達することになります。今、日本に 生きる子どもたち、 また、これから生まれてくる子どもたちは、健康な成人になれない危 険性を、国が許容する中で、人生を送らねばならないというこ とで す。 さらに、国際的にも低線量の内部被ばくについての見解は、新たな 局面を迎えています。IAEA と、日本政府とがともに認める国際放射線 1 別添2 防護委員会(ICRP)の発表では、10 ベクレル/日の摂取を 1000 日間 続けると、1400 ベクレル/kg以上の体内蓄積量に達するというデー タが発表されました(※1)。たった1ベクレル/日でも、1000 日摂 取し続けた場合には、体内蓄積量が 200 ベクレル/kg近くに達する とさ れ、大人でも深刻な健康被害を及ぼす可能性の値に達すること が明らかにされました。子どもは、少なく見積もっても大人の3倍以 上の危険性があると いわれているのはご存じのとおりです。 放射性物質の低線量内部被ばくに起因する癌の死亡数が、有意なデ ータとして示されることは、近い将来には、難しいでしょう。疫学調 査に基づくリスク分析の限界です。そんな中で、チェルノブイリ事故 後の汚染地域における医療活動を続けてきた医師らによる臨床デー タ(※2)には、内臓疾患の増加、成人病の未成年者罹患率の増加な どの危険性が存在することが報告されています。なぜこうした報告が 考慮されないのでしょか。死亡はしないまでも、継続した薬の投与が 不可欠な子どもたちが増大するリスクは、母親としても耐えられない 事実である上に、国家運営の見地からも大きなリスクではないでしょ うか。 疫学調査による実証のみを判断基準とするという前例主義は、多くの 子どもたちの健康が損なわれる危険性を前に、見直されるべきではな いでしょうか。臨床医の経験に基づいたリスクを慎重に検証し、先進 各国では、既に様々な分野で規制を検討する際の基本理念となってい る『予防原則』を導入し、判断していただきたいと思います。 将来、長きにわたり、この体内被曝を継続して受け続ける可能性の ある子どもたちの未来を守ることは、日本の未来を守ることです。原 発事故に起因する、深刻な経済へのダメージも決して軽んじられるべ きものではありません。ただでさえ、厳しい経営を余儀なくされてき た農家や漁師、畜産業者の みなさんの生活を守ることも、同時に検 討されねばなりません。しかし、その産業を、将来、担うであろう、 働き手たちが、病に侵され、労働に耐えら れない状況となってしま っては意味がありません。 昨年、暫定規制値が発表された後に、その規制値に基づいた検査機 器の開発がなされ、被災地域の農業、水産業などの生産者は、必至に 食品を検査 し、出荷しました。農地除染、移行係数をにらみながら の新たな土づくりの研究なども行われてきました。しかし、消費者は、 食品を自らの手で検査し、多くの放射性物質に汚染された食品が流通 する実態を知り、防衛策として、東日本産の食品を買い控えるという 別添2 道を選びました。こうした事態は世に言われた”風評被害”ではあり ません。健康評価に基づかない基準しかなかったために起きた、市場 の混乱です。暫定基準に基づき出荷し、販売せざ るを得なかった生 産者・流通業者の方々は、まぎれもなく市場の混乱による被害者です。 さて、新基準(案)で、果たしてこうした混乱を収束させられるで しょうか。先に述べたように、基準がそもそも健康評価にも基づかず、 国際的にそ の危険を認められたリスクも回避できない基準であると いうことが明確な以上、同じ混乱が続くでしょう。 このままの基準 値では、私たち母親は、とても安心して子どもを産むことはできませ ん。それだけにとどまらず、わが娘たちに、子どもを産まないように 言い聞かせ、育てねばならないとさえ思います。 どうか、そのような悲劇を起こさぬよう、再検討をお願いしたします。 「私たち大人は、原発事故という大きな失敗はしたけれど、あなたた ちの未来を 守るために、みんなで力を合わせてがんばったよ」と子 どもに伝えさせてください。 まずは、ゼロ(自然放射線を除く)を目指すという基本方針を掲げる とともに、あくまで事故後1年という緊急時における過渡的な基準で あることを明 記の上、子ども、乳幼児の別基準を設けてください。 具体的には、食品、飲料ともに、10 ベクレル以下(C137 と C134 の総 和)としてください。 (※1)ICRP PUBLICATION 111. Application of the Commission’ s Recommendations to the Protection of People Living in Long-term Contaminated Areas after a Nuclear Accidentor a Radiation Emergency(※2) Y.I.バンダジェフスキー著「人体に入った放射性セシウ ムの医学的生物学的影響」 1192 茶の基準値が水と同じ 10 ベクレルは不自然です。水、飲料水の代替 えとして厳しい数値を強いるなら通常の濃さで淹れて測るべき。30 分 の 1 の濃度(1 リットルで 33g使用)は濃すぎる。たくさん飲めるの は 100 分の 1 くらいです。我家では 6gの茶葉で 200cc の湯で3煎目 まで淹れて湯呑み5人分。これで十分濃い目です。 小さい数値は正確に測れないからといって、荒茶を測って 50 で割る のも正しくない。暫定規制値 500 ベクレルを正当化しただけだ。 飲用茶 10 ベクレルにするなら、前記の通常の淹れ方で抽出し飲用茶 の状態にして、これを濃縮し計測し、濃縮した係数で割るべき。 お茶は食堂でただで出てくるからといって軽く見てほしくない。 5 別添2 1193 100 ベクレルでは、安心してミルクなど加工食品を買うことができま 1 せん。ずっと食べさせる基準値を作るつもりで、真剣に考えて下さい。 誰を守るための法律か考えて下さい。外国産のものも容易に手に入る 時代です。国内の食品が、売れなくなってしまいますよ。乳児持ちの 方は、皆さん必死で、残留放射能がない食品を探していますよ。本当 によく考えて、下さい。 1194 食品中の放射線物質の基準値を厳しく設定して下さい。特に子どもた 1 ちは、今後、たとえ少量だとしても確実に蓄積されていきます。遺伝 子を傷つけ、発がん率を高めることは必至です。政府は、国民を正し い方向で守る義務があります。生産する側も、消費者も等しく守って 下さい。そのためには、嘘のない早急な対応をお願いします。 1195 3.11 の震災以降、日本全国が放射能で汚染されています。大阪湾 1 の海底土壌からも数万ベクレルの汚染が報告され、その被害は計り知 れないと思います。 乳幼児や幼児は、放射能の感受性が強いことが判っています。 食品における放射性物質の基準は、なるべく低く、設定していただく ことが妥当だと思います。この国の将来を担う、子供達のことを第一 に考え、経済優先でない基準を設けていただくことを切望いたしま す。数値でいいますと、20 ベクレル以下を基準値として設けるように して下さい。 多くの子供達が被爆しています。国には子ども達を守る責務があると 思います。子供達を守りたいという親の声にもっと耳を傾ける政策を お願いします。 1196 ゼロを希望します。 1 1197 私は 1 歳の子供を持つ母として 49 ベクレル/kg のセシウムが入った 1 食品を自分の子供に食べさせたくありません。明治が最大 30.8 ベク レル/kg 検出された粉ミルクを無償交換したことからも、50 ベクレ ルという基準では大多数の消費者・主婦は安心しないことを企業も理 解していることがわかります。国も子供の視線で検討して下さい。長 野県、市も国の基準で給食の食品放射能を測っており、子供の食品に 関しては特に厳しくしていただきたいです。 。 ドイツ放射線防護協会が推奨するように、大人で 8 ベクレル、子供は 4 ベクレル/kg という数値が妥当だと思います。 未来の子供たちのためにもぜひ厳しい基準をよろしくお願いいたし ます。 1198 基準値を緩めることに反対です。 1,7 別添2 ベラルーシの子供たちの食べ物に対する基準値 37Bq/kg を超えてはい けないし、乳児が摂取するものについては ND を目指すべき。 基準値を上げざるを得ないということは事故による影響が深刻であ るということを暗に意味する。ND の食品の割合が多いのだから基準値 を低くしたほうが多くの生産者を守ることができる。そのように主張 する福島県内の生産者もいる。 放射能の危険性は未知であり、消費者は安全性に関して複数の立場に 分かれ得るし、その権利がある。 一部の学者の見解を押し付けることによって、その数をコントロール しようとするのは軋轢を生み出し社会全体に悪影響を与える。(マス コミを用いて「風評被害」という言葉を押し付け、購入しない消費者 の人格を攻撃するのは非人間的であり、悪い結果しか生み出さない) まずは食物の汚染度をいくつかのレベルで分類し、どのレベルの食物 がどれぐらいの割合で存在するかを調べて公表すべき。 1199 ご意見申し上げます。 1,3 ■チェルノブイリの事故後、ベラルーシでは内部被ばくの影響を受け やすい子供が摂取する食品は37ベクレルと厳しい基準値が定めら れています。それでも、80%のこどもたちに健康被害が出たといわれ ています。 ■ドイツ放射線防護協会では乳児・子ども・青少年は、1kg あたり4 ベクレル以上で、成人は1kg あたり8ベクレル以上のセシウム137 を 含む飲食物を摂取しないことが推奨されています。 以上のような前例がある中で、現在の日本の基準では安心して子育て をできる状況ではなく、さらに基準を緩めるという案には全く賛成で きません。 チェルノブイリの事故でどのようなことがおこったのか、しっかり学 び国民を守る基準をしっかり設定していただきたいです。 1200 原発事故後、小さな子供三人を持つ我が家の食生活は一変しました。 1 ベラルーシでの暫定基準値に比べ、日本の基準値の実に高いこと・子 供達の好きな牛乳、乳製品、卵、肉などが特に気をつけなければなら ないものと知ってからは、より安心な産地のものを探して、店を走り 回る毎日が続いています。 基準値が見直されると知り、4月になれば不安も少しは解消されるも のと信じ、純粋に子供達の健康、将来を考えた厳しい値に変えていた だけることを、願わずにいられません。 一部では、厳しすぎる値は、被災地の酪農家・農家を苦しめる…との 別添2 考え、意見もあるようですが、だからといって基準を緩め、将来ある 子供達を・その親達を不安にさせるのは決して違うと思います。農家 の生活は東電や国がまた別の方法でしっかり保障すべきです。 またいつ起こるかもしれない大地震、決して収束したとは言えない原 発、それだけでも国民は計り知れない不安の中生活しています。母親 達はそれに加えて、毎日の食生活にまで、神経をすり減らしながら不 安の中苦しんでいるのです。どうか、委員の方一人ひとりが、子を持 つ親の立場で安全安心な基準値を設定してくださることを希望しま す。 1201 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質 に係る基準値の設定)等について 1について.今回の暫定基準値の変更について、5mSv から1mSv への改訂はよいと思いたいところだが注文があります。1mSv はそ もそもICRPなどが公衆被ばくの限度とするもので、内部外部被ば く両方が入っている。恐らくICRPならば外部被ばくに比べ内部被 ばくの評価が弱かったといえる。しかしICRPですら低線量でも線 量に応じてリスクがあり、内部被ばくが危険だということは原爆被ば く者援護法をめぐって90年代にも訴訟が起き内部被ばくにも注目 するよう司法からも意見が述べられているのだから注意すべきであ る。 さらにいうとICRPが2010年勧告で認めるようにセシウムを 一時にキロ当たり1000ベクレル摂取するより、10ベクレルを毎 日数十、数百日ととり続けるほうが後の体内残存量は大きいのだから 継続的な摂取に注意すべきである。またストロンチウム90などはカ ルシウムに似ており体内の造血機能や骨形成の器官に被ばくをもた らすのだからそろそろストロンチウムの食品内の計測を本格化させ ていただきたい。その数値をもとに早急にストロンチウムなどの他核 種の規制の検討に入ることが望ましい。文科省、農水省と共同でがん ばってほしい。本当は全食品全国民1~5、あるいは10ベクレルが いい。私の我慢量としては持病があるので5が限界。全国民そして全 子供がそれよりさらに低い汚染になることが望ましい。事故前に針は 戻らないのでゼロにはできないにしてもである。汚染は長く元に戻し にくいため、耕作や採取、生産放棄地もさらに出てくる可能性も否定 できない。 食品は経口による内部被ばくリスクを増大させる。さらに言うと事故 1,2,9,11 別添2 以来汚染食品を食べ続け被ばくしている子供や大人たちがいる。本来 自然放射線以外の核種が少しでも入っていることはリスクの不明瞭 さからして国民の健康を未確定の危険にさらしていることであり、広 範な汚染の事実を勘案したとしても望ましくない。基準を1キロ当た り数ベクレルを目標に数年以内の食糧規制、供給計画も立てていくべ きだ。そうできないのならそういう事実の根拠を示すべきと思われ る。特に放射線感受性が4倍とも10倍ともいわれる乳幼児や学童期 の子供に関して言えば、内部被ばくによる晩発性障害(がんや成長を 阻害する病気)のリスクが高まる。したがって、厚労省が数字を下げ ているのは素晴らしいと思われるが、飲料水の基準値をWHOガイド ラインに従って、1キロ当たり10ベクレルにしているのに対して、 乳幼児食品の規制値を1キロ当たり50ベクレルとしているのは理 解しにくい。飲料水と同等かその半分以下に下げるのが妥当と思われ る。つまり1キロ5ベクレル以下にすることが望ましい。本当はゼロ がいいけどもそうはいかない状況ので、1~5の値にすべきだ。飲料 水も大人も低いほうがいい。水は大事なもので人間は数リットル1日 にとる。そこに放射性物質がいくばくかあることは望ましくない。1 0ベクレルでも多い気がする。やはり5以下にすべきだしできるので はないだろうか。できないとすればその理由は何かということも教え てほしい。国民は現実の汚染、食品の汚染の回避の困難さ、可能性を 知りたがっている。国はそれをわかりやすく伝えてほしい。そうしな いと今後日本で生活することに不安を抱く人は増えるはずでそれは 政府としても望ましくないはずだ。 給食に使用する食材、菓子類、乳幼児向けの乳製品、飲料などは特段 の注意が必要であり、文科省の学校給食は厚労省の所管ではないが、 文科省と協力して将来の子供たちの被ばくを避けるよう一層の計測、 規制を行わなければ、児童保護者の不安は払しょくできない。これら の食品も規制値を低くするか、自治体ごとの食品汚染状況を精査し て、安全な食品の提供を汚染地帯に住む子供には一層心がけてあげて ほしい。 また農水省と協力して、汚染が少ない数ベクレル未満の食糧供給が期 待できる地域を選んで、さらに出荷させ、それを支援して、日常によ く食べる食品の規制を100ベクレルではなくもっと下げてほしい。 恐らく事故前の水準にある地域は汚染地帯の面積を広く3割ととっ ても国土の7割はあると考えうるので、汚染地帯の補償や生活支援を 別枠に考え、それ以外の地域の検査をしながら、特に西日本や日本海 別添2 側の食材で安全な食糧供給はできるはず。 基準値をせめて100ベクレルの5分の1をまず経過的に採用しさ らに汚染データを見ながら段階的に10分の1、20分の1と下げ る。また食品の放射性物質が見やすいようベクレルを表示することや 近くの公民館に測定器を置くなどベラルーシでやった対応に倣い、 個々の選択ができるようにすべきである。そうしないと大人も寿命が ちぢんでしまう上に被ばくリスクは事実上我慢量なのだから、我慢す る量を個々人の気持ちや事情に見合って、選択することができない。 そして汚染があり、売れ行きが芳しくない地域については東京電力の 誠意ある補償や移住で農作ができるよう厚労省、農水省にも求めた い。そういう全体の経済を見ないと食品の規制はできないと強く厚労 省に忠告する。汚染地帯の住民も被ばくリスクを丁寧に説明し受忍で きない場合退去を支援することを厚労省だけでなく全内閣挙げてや ってほしい。 2.小項目1において牛乳乳製品については200、それ以外につい ては500としているが、経過措置とはいえこれでは短期間でも被ば くリスクは上がったままであり、通常の食中毒とは異なるケースにせ よ、業者、産地ごとに危険な地域を割出し今度策定される新たな規制 値に従って回収を行えるかどうか検討するべきである。というより早 急に回収してほしい。子供や給食材料については特にである。回収し た農家や生産者は、補償を受けるか、故意に汚染地帯から安い食材を 買い受けて、製造していると認める場合には指導を行うことも検討す べきである。小項目2~5についても同様で、激変緩和的な措置とし ては理解できないわけではないが、危険性がすぐに出ないとはいえ国 民への長期的な健康被害が見込まれる。したがって、子供が食べる食 品などから今度の新たな基準値が作られてすぐに回収や食糧供給地 における補償、供給の規制の厳格化を行うべきである。厳しいようだ がそれしか農家や生産者が生き残り、未来の子供の被ばくリスクを下 げる道はない。本来は厚労省だけではなく内閣がこの問題について毅 然として汚染食品を子供に食べさせないとする決意を述べていただ きたい。政府が一体となって子供と国民の健康を守る決意をすべきで あると述べて厚労省の一層のご活躍を祈念したい。 1202 乳製品など乳幼児の飲するものを50ベクレルから100ベクレル に規制値を上げるのはやめてください。小さな体に対して負担が大き すぎます。あまりにも心配です。これから成長する人たちの健康につ いては安全第一に考えてほしいです。 3 別添2 1203 表題の件ですが、更なる検討を要望いたします。100bq 以下を成人の 1 標準としていただき、年代別に胎児(妊娠)・乳幼児、幼児、児童、中 高生、未成年と段階的に対応をお願いいたします。そのためには流通 前の食品の検査が重要と考えます。今現在、事後報告で暫定基準値を 超える食物が流通してしまっていたことも何度もあります。そのよう な場合の罰則も含め、厳しい管理をお願いいたします。 今子供達が多くの問題を抱えてしまっては、日本の未来は明るくあり ません。 1204 内部被ばくの影響についてはまだ解明されていず、 1,7 研究者の意見もそれぞれ違っていると聞いています。 ならばより安全寄りの値をとってほしいです。 やりすぎたならごめんなさいすればよい。 けれど後年影響が出始めたら取り返しがつきません。 理想は原発事故前の規制値まで戻すことです。 それから現在の検査体制ではサンプルが少なすぎます。 牛肉の全頭検査をやめれば検査機器に余裕ができ、 ほかの食品を検査することができると思います。 1205 100 ではたかすぎます。50 以下の基準値でお願いします。 1 子供の健康を守らなければ将来の日本は最悪なものになってしまい ます。食品に限らずすべてに厳しい基準値を設定して検査を必須、公 表するようにしてほしい。今は何を食べさせたらよいのか不安です。 事業者を守ることが、結果ひどい惨事をまねくことになるのは国もわ かっていることですよね?コンクリートがよい例ですよね。国、政治 を守るのではなく国民、子供達の健康を守って下さい。ごまかし、さ きのばしは、うんざりです。 1206 1,3 乳幼児の食品中放射性物質の規制を緩めないで下さい。 1 ㎏あたり 50 ベクレルでも多すぎます。 乳幼児は 1 ㎏あたり4ベクレルにして下さい。 1207 乳製品の放射線基準値に 100 ベクレルは高すぎ ます。 セシウム 137 とセシウム 134 をあわせても 5 ベク レル以下と厳格な基準値にしてください! 乳製品、牛乳の入った商品、何も買えません。 今現在です。 農家を救って国民を皆被曝させたいのか、 1 別添2 1208 今回、暫定基準値を引き下げるということですが、 1,3,7 下記2点について異議があります。 (1) 引き下げた結果の別表の通りでは高すぎます。 食品からの摂取を年1ミリシーベルトにするとのことですが、 今までは、食品からと空気中からをあわせて、追加の被ばく 線量が1ミリシーベルトだったのではないでしょうか。 今回の引き下げ措置の期間が、いつまでと明記されていない以上、 この数値が「暫定」でなく、今後ずっと続くことを考えれば、 食品だけで年1ミリシーベルトは高すぎます。 (2) 乳幼児に追加して、幼児・児童の基準値をもうけてほしい 今回、乳幼児の基準が高すぎるとはいえ設定されるととにな りそうですが、保育園児や幼稚園児、小学生にまで 大人と同じ 100Bq/kg を許容するのは、子どもへのリスクが 有意に高いとわかっている以上、納得できません。 たとえばこの年代の子は給食を食べますが、 給食で儲けを出そうとすれば、値崩れしている 地域の食材を仕入れようと考える業者は出てくるでしょう。 となると、家庭内より給食において、 汚染食材が使われる可能性が高くなると考えられます。 ぜひ、幼児・児童に対する規制値も設定していただきたく 要望いたします。 以上です。 今、汚染地域の食品への信頼が揺らいでいます。国の基準値が甘いと、 国民が感じているからです。それは安全キャンペーンをしたから払拭 されるわけではありません。低い基準での、徹底した検査、それ以外 に汚染地域の食材の信頼を回復することは難しいと感じます。 「風評被害」のまま高い基準を押し付けられては、第一次産業は崩壊 します。有事の際、国内での食の確保は必須です。ぜひ、第一次産業 を守ってください。 そのために、ぜひ、低い基準の設定と、検査の徹底をお願いいたしま す。 1209 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg 以下という基準は絶対には ずさないでください。 同時に、一般販売されている全ての食品について、原産地と Bq/kg 3,9 別添2 を表示することを求めます。 1210 低線量被爆(とりわけ内部被曝)の人への影響は専門家の意見も様々 1 で、まだ良く解っていないのだと思います。そういう場合は、万が一 の事を考えて『危険より』に対策した方がいいのでは?基準値があっ ても、きちんと測定されていない為にそれを超える食品を食べてしま う可能性もあります。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の 感受性が高いことや個人差を考えると、100ベクレルでも高すぎる と思います。 経済よりも国民の健康を第一に考えて、基準値を設定していただきた いと切望します。 1211 乳児の飲食物は 50bqでも高いと思います。100bqなどとんでも 1 ありません。1bq以下にするべきです。 赤ちゃんを大切にせず、何を守るのでしょうか? 自分達で自分たちの首を絞めているとしか思えません。 1212 4月からの新基準値でも高すぎると感じます。 1 まずは、汚染された土地では作物を作らず、汚染された肥料や飼料を 全国に流通させないことが肝要だと思います。 その上で、小さい子供や持病を持った人などに合わせて、基準値は最 低でもキロ当たり5ベクレル以下を目指していただきたいです。 一部の自治体や生産者の利益だけではなく、消費者全体の命や健康を 考えて、厳しい基準値の設定をお願いいたします。 1213 まず、新たに決められた基準値においても相当に高い基準であると 思わせて頂きました。 さらには現在、全ての食品に関して調べて頂いているとは思え ず・・・、 つまり「流通している物は安全である」というように伝わって来な いのです。 今週の報道にありました、茨城産の干しシイタケから 2000 ベクレル 前後。 これも流通し、加工業者に渡って、商品として売られた後に発覚し ております。 これは氷山の一角と言いましょうか、消費者としては全て此の状態 なのだろうと認識せざるを得ません。 厚生労働省において施行して下さっている事、この暫定基準値にし ましても『机上の空論』としか伝わって来ません。 2点目として、チェルノブイリの事故以降に他国で導入しているよう 1,9 別添2 に、全ての食品を検査し『何ベクレル』か表示するシステムを構築し て頂きたいと思います。 子供にはなるべくゼロに近い物を、大人は少々高くても食べるという 事です。生産者を守る事も大切ですが、消費者も守って頂きたい。以 上、宜しくお願い申し上げます。 1214 農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と殆ど変わら 1,3,11 ない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地とそ うでない地域の区別をする事を希望いたします。 乳幼児、給食に関してはもっとも低い基準値 1Bq/kg 以下を求めます。 津波がれき、や福島からの車などを他県に広げた以上必ず、食品の放 射性物質に関わる基準値の設定は必ず 1Bq/kg 以下を設定していただ きたい。 難しいようであれば、せめてチェルノブイリやドイツなど海外の厳し い国の基準値と同じにしてください。よろしくお願いします。 1215 食品に含まれる放射性物の基準値は 16 歳未満の子どもに対しては特 1,7 に厳しい基準を設けて欲しい。給食の基準値は特に厳しく設定して牛 乳や米、小麦など量を多く摂取するものについては限りなく 0 に近い 数値に設定して欲しい。それにより出荷制限がかかるものは東電が補 償するのが道理。 現在セシウム 137.134 ヨウ素のみの基準値の設定となっているがス トロンチウム 90、プルトニウムなどの他の核種の基準値も設定し計測 してもらいたい。 現在も食品の測定がずさんなため不安に思いながらも食品を購入し ている。細かな測定と情報開示をして欲しい。海の汚染についての情 報が少なすぎて魚介類を買うことがとても怖い。 お金や経済の前に大切なのは国民の命と健康であるということを念 頭にして基準値を設定していただきたい。子どもたちの健康と未来を 守るのは大人の責務。子どもが未来に希望の持てる社会にするために 考えて欲しい。今のチェルノブイリの現実を日本の未来にしてはなら ない。 1216 外部被爆と内部被爆を分けて考えるのはおかしいと思います。 外部被ばくと内部被爆あわせて1ミリシーベルト以下が最低限の基 準だと思います。 特に乳幼児、胎児は感受性が高く、危険性が大人の何倍も高いと聞き ます。今の基準では不十分です。 もっと基準を下げてください。 1,2,7,9 別添2 また、検査機器の検出限界値と検査結果数値を表示した食品でなけれ ば納得して購入できません。 日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を 望みます。 1217 基準値の見直し、設定については、市場の要望の中で受け入れる事が 8,11 必要と思います。根拠についても、問題ないと思います。 乳業者として・・・ ①基準値以下でも消費者・流通が問題とする例がすでに見られます。 この点で、 「安心」に対する広報活動をお願い致します。 ②例えば牛乳の場合、原料(生乳)の数値が問題となりますが、酪農 団体からは保証書がとれない環境にあります。原料に対する基準値の 見直しもあわせお願い致します。 1218 1.食品中の放射性物質に係る基準値について 1,2,6,7,1 ①セシウム以外の核種についても調査の上、基準値を設けてくださ 1 い。 この度の原発事故によって大気中、海洋へ放出された放射性物質はセ シウムだけに限らないことは広く国民の知るところです。ストロンチ ウム、プルトニウムなど他の核種についても健康への影響が懸念され ることはセシウム以上だと思います。 速やかに汚染状況を調査し、基準値を設けてください。 ②外部被爆も考慮した基準値を設定してください。 基準値の食品を摂取し続けた場合の被ばく線量について試算されて おられますが、呼吸における内部被爆、外部被爆については全く考慮 されていません。高線量地域に居住している場合は、呼吸における内 部被爆・外部被爆の影響による、健康に及ぼす割合は大きいものと考 えられるので、外部被爆も考慮した基準値を設定してください。 ③タバコの放射能規制値を設けて下さい。 葉タバコからセシウムが検出されています。①でも申しましたが、原 発事故によって放出された放射性物質はセシウムだけではありませ ん。ストロンチウム、プルトニウムなどの放射性物質も放出されてい ます。肺に吸い込まれたプルトニウムは体にどのような影響を及ぼす のでしょうか?放射性物質は燃やされることでガス化し、肺の奥底へ 浸透し、強烈な被曝を伴うそうです。JT は暫定基準値くらいセシウム が入ったタバコを吸っても健康影響はないと言い切っているそうで すが、プルトニウムはどうでしょうか?全く考慮されていません。 「健 康に影響はない」という根拠が明確には示されていません。 別添2 科学的根拠に基づいてきちんと放射能規制値を設定してください。国 民の健康を第一に考えてください。 2.経過措置について ①『米』『大豆』においても、速やかに適正な基準値を設定してくだ さい。 毎日どういった内容の食事をしていらっしゃるでしょうか?毎食、何 気なく食べている食品の中に『大豆』を原料にして作られたものが、 何かしら使われているのではないでしょうか?大豆は、味噌、醤油を はじめとする調味料の原料であり、豆腐、納豆、油揚げ、がんもどき、 きな粉等に加工され、時として「もやし」として食すこともあり、ビ ールを飲まれ方るなら、大豆が青いうちに収穫された『枝豆』はよく ご存知ではないでしょうか。その他、最近ではお菓子などの嗜好品に も多岐にわたって使用されています。 また、お米は言うまでもなく日本人の主食であり、どちらも毎日の食 生活に欠かすことのできない、大変親しみのある食品です。 これほど生活に密着した食品であるが故に、現行の暫定基準値のまま では健康に及ぼす影響が最も大きいのではないかと危機感を抱いて います。 つきましては『米』『大豆』においても、9月や12月という経過措 置を設けることなく速やかに適正な基準値を設定してください。 1219 新基準値の設定及び運用については,特に以下の点を要望します。 1.昨年 3 月以降の放射性物質拡散により,福島県民を始め東日本各 地に居住する住民が既に相当量の放射性物質を取り込んでいるとい う事実を踏まえて基準値を検討されること。 2.子供については,「できるだけ放射性セシウムは摂取すべきでは ない」との考え方を尊重する旨明らかにすること(この点を明記され なければ,あくまでも「目安」である新基準値をあたかも科学的に非 の打ち所のない「真理」であるとみなし,同基準値の受入れを他者に 強制する風潮が強まるおそれがある) 3.新基準値の採用をもって,幼稚園・小学校等において給食が強制 されることがないよう,文科省等関係省庁と十分な意思疎通を図るこ と(現在のところ,多くの自治体で,児童に弁当や水筒の持参を認め ていると認識。新基準値がいかなる値になろうと,放射能検査がサン プル検査にとどまる現状では,基準値を超えた食糧が給食材料として 混入するおそれは否定できないため,給食の拒否は認められるべきと 考える) 。 1,3,11 別添2 4.国民の中には放射性物質を許容する者も少なくないことから,基 準値を一律に設定するのではなく,例えば海外安全情報のようにラン ク分けして基準を設定するのも一案(放射性セシウム 4 ベクレル/kg 未満=「安全と考えられる」,同 4~100 ベクレル(検出限界値が高い ものを含む)=「一応安全と考えられる」,100~500 ベクレル=「安 全と考えられるが取りすぎに注意」 ,500 ベクレル超=「流通禁止」な ど) 。 5.専門家の選定に際しては,国民に信頼された人物を選定すること (例えば児玉龍彦氏)。特に,旧ソ連などで実際に被爆者医療に当た った医師を招聘することが必要。 6.議事録を作成されること。 以上 1220 国民の放射性物質による被爆限度は「内部被爆・外部被爆合わせて一 1 年に1ミリシーベルトまで」とすべきであり、食料品、水、牛乳など 全てそれに適用した基準値を法律で設定して下さい。また、その基準 値を緩めないで下さい。 一番大切なのは一人ひとりの国民の健康を守ることです。 国や各団体、企業などはその基準値を守れるよう、あらゆる努力や研 究を進めて下さい。 世界唯一の被爆国である日本が、世界に先駆けて放射性物質から国民 を守るモデルとなり、真に人から信頼される国になってくれることを 願ってやみません。 子ども達の未来を確実に守れる方針の選択をお願いします。 1221 我が家では基準値は0を目標に生活しています。 現在の国の基準では到底難しい目標なので食材は産地で選ばざるを 得ません。関東の食材の中にも汚染されているものもあれば汚染がほ とんど無いものもあると思いますが、現状では汚染の可能性があるも のをすべて排除するしか手段がありません。 子どもたちの健康への被害が出てからでは遅いです。 どの程度であれば危険なのか安全なのかは個人差があります。 どこまでならいいのか分からない、いままでにない初めての事態なの に、安全性ばかり訴える国では住みたくなくなります。 大切な子どもたちの命の安全をなによりも第一に考えて欲しいです。 基準値は0以外ありえません。 海外からもずさんな管理と高い基準値では今以上に見放されるでし ょう。 1 別添2 1222 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) 1 もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 1223 改正内容を見て失望しました。何れも改正後の基準値が高すぎると 思います。本当に国民の健康被害を守るための改正なのかと疑いたく なる内容だと思います。一体、何を根拠に導き出した値なのか理解に 苦しみます。 少なくとも、乳児用食品の50ベクレル/kgは論外に高すぎるの ではないでしょうか。チェルノブイリ原発事故の教訓が全く活かされ ていません。一桁値が高くありませんか?5ベクレル/kgでも高い かもしれません。これでは「乳児用食品」と他の食品を分ける意味が ないと思います。乳児が成長する過程で受ける甲状腺のダメージを考 えると、限りなく0に近い値を基準にする必要があると思います。こ れからの世界を支えてくれるのは、彼らなのですから。 また、牛乳の50ベクレル/kgにしても同様と思います。牛乳由 来の食品の多くは、乳幼児が口にするものです。牛乳の基準値が高け れば、必然的にこれらを原料とした加工食品の値も高くなることを考 えると、基準値を下げるべきと考えます。 今回の改正内容の不適切さの原因のひとつに、生産現場を知らな過 ぎることが挙げられると思います。例として、上述の牛乳を挙げると、 本当に真摯に牛乳を生産している畜産農家の方々は、乳牛の生育環境 に加え、餌の管理もしっかりされています。このような畜産農家の 方々の生産する牛乳からは放射性物質は事実として検出されていま せん。これに対し、生育環境や餌が不適切な状態(例えば、放射線物 質汚染藁を餌として与える、等)で飼われた牛から搾った牛乳からは 高い放射線が検出されるため、所謂大手乳製品メーカーは、出所不特 定のこれら多くの牛乳を混ぜて放射性物質を薄めて製品化している のが実情です。これでは、基準値を改正しても、国民の健康は守られ ず、結果的に大手乳製品メーカーと何の管理もしていない畜産農家を 守ること以外の何ものでもないものになってしまうと考えます。他の 食品分野でも多かれ少なかれ同じような状況になっていると考えま す。汚染餌の影響はそれほど深刻な状態だと思います。他にも、主食 とするもの(米や小麦等)もそれ以外の食品と分けて基準値を設定す る必要があると考えます。 1,5 別添2 悲しいことですが、現在は、食品の放射線汚染を真剣に考えている 人の数はそれほど多くはないのが現状です。しかし、特に乳幼児を持 つお母さん達は、食の安全を真剣に考え始めました。今後は、放射性 物質汚染食品の敬遠・不買が国民の間に浸透して行くでしょう。結局 のところ、国民が気付いてしまえば、いくら省令の基準値で守ったと ころで、高い放射線汚染食品の生産者達は必然的に自然淘汰されてい くことになると思います。守るべきは、生産者ではなく、消費者です。 まだ多くの国民への食の安全性を考えることが浸透していない今こ そ、適正な値に省令改正するべきではないでしょうか。基準値の適正 な値への見直しを是非ともお願いします。 1224 食品中のセシウムを 1 ミリシーベルトというのは、基準が緩すぎると 思います。日本はICRPの基準で考えているようですが、もっと基 準の厳しいECRPの基準で考えるべきだと思います。欧米放射線リ スク委員会(ECRP)の基準である「年間0.1ミリシーベルト」にし たらいかがでしょうか? また、食品による内部被ばくをもっと重く 考えるべきであります。 なぜかといいますと、放射線被ばくにシキイチがないのであれば、よ り安全サイドにたって考えるべきだからです。 また今回は乳児用食品が50ベクレルという案がありますが、あまり にもひどすぎます。乳児というのは、著しく成長をしているものであ りますから、DNAを傷つけるという放射性物質はできるだけとらな いほうがいいのであります。それを50ベクレル/キロというのはあ まりに大きすぎると思います。こんな基準では、日本で安心して子供 を産めませんし子育てできません。少子化に拍車がかかってしまいま す。この基準はとっても厳しく 0.1~1ベクレル/キロぐらいにした らいかがですか? また、飲料水が10ベクレル/キロも基準がゆるすぎます。人間は水 分がなければいきていけず必ずとるものです。それが、こんな基準で は安心して生きていけません。水道水の検査もしていると思うのです が、事故直後ならまだしも、現在は検出は1ベクレル以下なのではあ りませんか? なのでしたら、飲料水を10ベクレル/キロはひどい と思います。アメリカの水道水の法令基準 0.111 ベクレル(Bq/L)ぐ らいにさげてはいかがでしょうか? 無理ならドイツの 0.5 ベクレル /キロぐらい、それなら、まだ安心して生きていけるのではないでし ょうか。 また、牛乳が50ベクレル/キロというのもいただけません。子供は 1 別添2 給食で牛乳を必ず飲みますよね? それがこんな高い基準では、安心 して給食を食べさせられません。それに、こんなひどい基準で子供を 被ばくさせたくありません。 また、一般食品が100ベクレル/キロというのも嫌です。もっと厳 しくするべきです。基準が緩いと、いわゆる〝風評被害”(実質的に は実害被害ですが)が起こります。なぜなら、基準が緩くて安心して スーパーのものが買えないからです。で、東日本の食品がさけられて いく。緩くたって10ベクレル/キロぐらいにしないと、消費者は安 心して買わないでしょう。私も買いたくありません。それなりに基準 を厳しくしないと、買い控えがおこると思います。生産者を守りたい のであれば、厳しい基準にして、消費者を安心させることで、買って いただく。生産者も守りたいのであれば、「急がば回れ」の精神で、 規準を厳しくしていただきたいです。 最後にお願いしたいことは、規準を緩くしないでほしいです。厳しめ の規準にして、日本国民や子供たちの健康を守っていく。国が本当に 国民のためにあるのであれば、なるべく国民を被ばくさせない! こ れが基準値を決めるにあたって大事なことです。 1225 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,6,9,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 0 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。人工放射線は本 来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見を 述べます。 ◎外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えな い値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 ◎チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ 別添2 ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ◎ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 ◎より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 ◎例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。以上です。よろしくお 願いいたします。 1226 今までの 1 年 1mSv の基準をきちんと守ってほしい。 2 外部被ばくも考慮の上で一番外部被ばくが多い所を基準に、 厳しくして下さい! 1227 子供たちの内部被ばくをできる限り抑えるために、ドイツやウクライ 1 ナに倣った基準値にお願いします。 福島原発からは放射性物質が未だ出続けて日本や海、世界を巻き込ん でを汚染し続けています。 暫定基準値は消費者にとって全く基準になっていませんでした。 今回改定するには消費者にとって納得できる使える基準にしてくだ さい。 1228 乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベク レルに緩めてもよいとする答申案がまとまったそうですが、乳児を持 つ母としてこれは心配なことです。「1キロあたり100ベクレルの 食品を摂取し続けても、年間被曝限度の1ミリシーベルト以内に収ま る」とのことですが、これは食品だけを考えた被曝の話です。昨年末 から今年の1月には、放射性物質の降下量が増加していましたし、昨 3 別添2 年3月に降った放射性物質によると考えられる新たなホットスポッ トも見つかっています。そのような中で、食品からの被曝だけで年間 1ミリシーベルト以内に収まるといっても、その他からの内部被曝と 外部被曝を合計すれば1ミリシーベルトは超える可能性が高いです。 食品以外からも被曝機会が多い現在、食品からだけの被曝を考えて1 ミリシーベルト以内に収まると言って基準値を上げることは適切で はないと思います。基準は被曝の総量を考えて決めて頂きたいです。 また、放射能による影響がより顕著に出る乳幼児に内部被曝の機会を 増やすような変更は到底許せるものではありません。子供には何の責 任もありません。どうか子供を大事にする基準を設定して下さい。内 部被曝は外部被曝よりも長期間にわたって影響を受けると聞いてい ます。内部被曝を最小限に抑えるために食品の基準はどうか厳しく設 定して下さい。明日の日本を作っていく子供たちの健康をどうか国を 挙げて守って下さい。 1229 乳幼児食品の基準が50b/Kg は高すぎると思います。 1,3 チェルノブイリ原発事故の被害があった隣国のベラルーシでも、未だ に37b/Kg でやっと子供に食べ物を与えられると安心しているお母 さん達もいます。事故後25年の経験を経て出てきた値です。何故そ んなに高く設定する必要があるのですか?食べられる物が全くない 訳ではないですよね。生産者が困るからですか? 1230 乳幼児基準を100ベクレルにするのはおかしいと思います! 1,3 子ども達の命の方を大切にして下さい。50ベクレルでも高いと思っ ています!ドイツの子どもへの基準は4ベクレルです!高い基準の ままだと給食も「基準値以下だから」といって食べさせられてしまい ます。私の子どもが住んでいる地域は伊豆なので、100ベクレル越 える椎茸を基準以下だからという理由で給食食材として使われてい ます。水俣病もアスベストもあとから問題になりました。どうか子ど も達の命を守って下さい。お願いします! 1231 (賛同する別の方の意見をそのまま引用させていただきます) 1,2,6,9,1 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 0 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 として引用する国際放射線防護委員会 ICRP)の立場でもあります。日 本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となるよ う、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 別添2 ◎外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えな い値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 ◎チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ◎ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 ◎より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 ◎例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。以上 1232 牛乳は飲料と同じ基準を適用してください、粉乳・ホエイなど、放射 5 性物質の移行率の高いものはより厳しくしてください。 1233 1、年間被曝線量 1 ミリシーベルトは、経口摂取による内部被曝のみ でなく、呼吸、経皮からなどの全ての被曝も含めるべきです。それを 目指すなら、もっと基準値は、低くなるはずです。降下物が増加傾向 1,2,7 別添2 にあるように原発事故による放射能汚染は、まだ続いています。 2、セシウムのみの測定、公表ではなく、ストロンチウム90やプル トニウムについても測定、公表してください。セシウムよりも長期間 影響を及ぼし人体への危険も大きく、時間の経過によりセシウムが検 出されなくなっても不安が拭えません。 3、被曝線量は、どこまでなら安全という基準は無く、限り無く0に 近ずける努力をして頂きたいと思います。 守るべきは企業ではありません。経済を犠牲にすることなく、汚染地 域の生産者には補償を、そして、真実に守りたいのは子供たちです。 全てを立てるのは、難しい課題であると思いますが、国の将来を担う 子どもを守るため、知恵をだして下さい。 よろしくお願いいたします 1234 乳幼児の牛乳、離乳食等の基準が高過ぎます。未来の日本の社会の主 1,3 人公たちを、愚かな基準で殺さないで下さい。10bq 以下の設定にして ください。 1235 1kg に 100 ベクレルでは、子供に食べさせることはできません。高す 1 ぎます。野田総理大臣が収束宣言をされているのですから、早く基準 を事故前に戻してください。よろしくお願いします。 1236 これからの日本で成長していく乳幼児には、できる限りの努力をして 1,7 自然放射性物質を除く放射性物質はゼロを提供すべき。 食品からの内部被爆は絶対に避けたいし、それ以外にも瓦礫償却、原 発、311 以降降り注いで色んなところに蔓延している放射性物質から の外部被爆の可能性も大いにあるので。 国や自治体にももっと検査器、検査数を増やして欲しいです。お願い します。 1237 乳幼児に対して50ベクレルから100ベクレルに引き上げる事は 絶対にやめて下さい。ご自分の子供、孫に置き換えて、考えてみて下 さい。何を根拠に「この範囲なら安全」と言うのでしょうか。チェル ノブイリで内部被曝し続けた子供達がみな健康で今まで生きていま すか?そのとき子供だった子が大人になり結果、甚大な健康被害がで ていますよね。 これだけ反対の声がでているのに、国もマスコミも国民の声を取り上 げませんね。未来を担う子供達、人の命よりも「経済」ですか。 本当に、ここは日本なのでしょうか。 原爆を落とされ、米の水爆実験もアメリカの言うがまま、水俣病の時 も今と同じ対応、薬害エイズ、その他 1,3 別添2 隠蔽、隠蔽、隠蔽、 もううんざりです。 他の国が基準値を低く定めているのに、なぜ日本ができない。 なぜできないのですか。 乳幼児や子供に対して基準値を引き上げることは 断固反対です。 あなた達も人としての心が少しでも残っているのなら 基準値は絶対に引き上げるべきではない。むしろもっと下げるべきで す。 1238 去年3月11日に起きた東日本大震災、津波被害、原発問題、さまざ 1 まなことが日本に降りかかり、良くも悪くも日本人が改めて日本を考 える機会になりました。 食品についても同様です。今小さい子供たちがこれからの日本を担っ ていくうえで今現状の食品(特に放射性物質、添加物)はけっして安 全とは言えない基準だと考えます。食品の安全について大人たちが厳 密に基準を設け子供たちの健康を守らなければ、日本は衰退するばか りです。 今だけよければいいという大人の都合で子供たちがむしばまれては いけないと思います。食品基準は果てしなく厳しい最低ラインをひい てもらいたい。緩和という大人都合の基準はいらないです。 1239 新規制値キロあたり 100 ベクレルは高過ぎます。乳児用食品の規制値 1,3 のアップは考えられません。 乳幼児食品はキロあたり 10 ベクレル以下を望みます。 東電福島第一原発事故以前の日本では、国民の日常食での放射性セシ ウムの摂取量は一日 0.1 ベクレル以下であったことを知っています。 他の核種の摂取量も非常に低く、日本国の放射線防護法令の優れた設 定と運用の証と思います。 工業大国の日本で食品用放射線測定機器の量産ができないとは信じ られません。 全国レベルでの検査体制の確立と、先進国として ALARA 原則に則った 行政が行われることを望みます。 1240 新しい基準は 1/5 になるとはいえまだまだ甘すぎるとおもいます。 1 1241 暫定基準値と比べ低く設定されておりますが、福島と同じレベル 7 の 1 原発事故であったチェルノブイリ事故にて設定された海外の値と比 べるとまだまだ高いと感じます。 特に乳幼児については別途にもっと低い値を定めなければ安全とは 別添2 いえないと思います。 (ウクライナでは水はキロあたり 2 ベクレルで す) 安全を基準として値を設定し、高い数値の食品は店頭に並ばないよう に検査制度を整えてください。 1242 当方、原発で郡山より自主避難しております。食品における基準値の 1 改定について、率直に言って、基準値が高すぎると思います。被災地 の農家の方が苦しいからと、基準値を上げてしまえば、何ベクレルで も汚染された牛乳などが、給食で出されてしまいます。今もそうです。 子供達に避けるすべはありません。大人たちは産地を選べば良いでし ょうが、子供達は何も知らないまま取り続けるしかないのです。学校 給食だけでも、低い基準値でやっていこうと言う子供を守りたいと言 う意見は多くの親が思っている事だと思うのです。毎日取り続ける給 食に汚染されたものは使わない、本来ならば0ベクレルであるべきも のに100や50ベクレルなどというのはやめていただきたいと心 から思います。基準値以内のものを出荷する場合でも、ベクレルを記 載すべきだと思います。農家として自信を持っておられるならばそう すべきです。うしろめたいから記載しないのです。これは本当に切実 です、よろしくお願いします。 1243 100 ベクレルでは親として我が子に牛乳を飲ませることはできませ 1 ん。お願いですから、子供を守ることを最優先に考えなおしてくださ い。 1244 私は母として 49 ベクレル/kg のセシウムが入った食品を自分の子供 1 に食べさせたくありません。明治が最大 30.8 ベクレル/kg 検出され た粉ミルクを無償交換したことからも、50 ベクレルという基準では大 多数の消費者・主婦は安心しないことを企業も理解していることがわ かります。国も子供の視線で検討して下さい。ドイツ放射線防護協会 が推奨するように、大人で 8 ベクレル、子供は 4 ベクレル/kg という 数値が妥当だと思います。 1245 表記の件につきまして強く反対します。 セシウムの危険性は検証済みで、1ベクレルでも余分に体に取り入れ るべきではないのに、「緩めてもよい」とはなんの根拠があって言え ることなんでしょうか。 規制が厳しすぎると生産者がやっていけないからと、乳幼児に汚染物 質を摂取させ、まだ収まらない原発からの放射性物質の拡散も加える と、内部・外部被曝はあっという間に年間 1 ミリシーベルトを超えま す。 1,3 別添2 先日明治の汚染ミルクが検出された時も、政府はほぼ無反応でした。 特に罰則がないため汚染食品が流通し、さらに規制緩和で日本在住者 みんなが被爆していきます。 せめて乳幼児が口にするものだけでも、規制は厳しくしていただくよ うお願いします。 1246 放射線被害は子供は大人の100倍、1000倍といわれています。 1 乳児50ベクレルでは、今後日本の子供たちの健康被害を防ぐことが できません。 また、1歳以上の幼児の基準値を新たに設定する必要もあると思いま す。 1247 改正案には反対です。 1 基準値は東電の原発事故前と同様、全流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂くことを強く望みます。 内部被曝、低線量被曝についてはまだ影響について不明な点も多いの は解りますが、チェルノブイリでも問題視されているように、有事の 時こそ基準を緩和するのではなく、予防の観点からも厳しく取り締ま ってこそ、国を守る、国民を守る、国政の役目だと思います。また、 子供の被曝は大人の数倍と言います。 さらに蓄積量で見るならば、今持って放射線が漏れ続けている状態で 食品の基準を緩和するべきではないと考えます。 将来を担う子供に万が一病気が蔓延したら、この国の経済も破綻する でしょう。 今までのような、世界の批判を浴びるその場しのぎの緩和ではなく、 先を見据えた適切な判断をお願いします。 1248 成人 8Bq,未成人 4Bq 以下として、測定値を表示して販売されることを 1,9 義務づけてください。 1249 基準値を引き上げるのは今の基準値では検出されると認めているよ 1 うなもので、不安を煽るだけなのではないでしょうか? 1250 三歳と七歳の娘を持つ母です。 1,9 放射性物質の影響をとても心配しています。 今回の基準値の改正でも、まだ心配が残ります。 流通するものにベクレル値の表示義務を課してほしいと思うのです。 加工品も含めて。 1251 投稿させて頂きます。 基準値を上げるのは止めて下さい。 将来の子供たちが心配です。 3 別添2 どうかお願いいたします。 1252 牛乳は毎日飲むものなので、50 ベクレルでもまだ高いと思います。 1 豆製品は、牛乳アレルギーの子供が、代替で飲む豆乳がふくまれるの で、牛乳と同じ扱いにしてください。 新たに、牛乳も、乳児用も 100 ベクレルでよいという話も出ています が、日本の未来の納税者でもある、子供たちの命は、何よりも大切に すべきだと思います。 書式等、不都合があるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。 あるものを配分するのではなく、足りなくても、きちんと命を守る法 案にしてください。 よろしくお願いします。 1253 前回のパブリックコメントでは、内部被曝・外部被曝を合わせ 1mSv/yr を守るべきだと述べさせていただきました。その後、内部被曝と外部 被曝についていくつかの資料を見た結果、外部被曝の基準をそのまま 内部被曝に当てはめて計算するのは妥当ではないとの理解に至りま した。外部被曝については、ICRP の勧告を元に、原爆投下時のデータ を元に閾値なしのリニアモデルに基づいて 1mSv/yr を採用することに は一定の理解をできます。ただし ICRP の勧告は、政治的な判断に基 づいており、実際には影響が 2 倍のモデルを採用すべきであること、 また原爆投下の際のデータは政治的に過小評価されている可能性も あるので、今後より精査していく必要があるかと思います。一方、内 部被曝の評価については、放射性セシウム、ストロンチウム、プルト ニウムなどが、継続して取り込むことによって体内に蓄積され、放射 性物質が留まった筋肉や骨などの組織周辺を、崩壊時に放出されるア ルファ粒子、ベータ粒子、ガンマ線が当たることによって、局所的に 強い悪影響を与える可能性があります。放射性物質の体内への蓄積率 は、例えば ICRP の資料の中にある、曲線グラフを参考にできると思 います。また、蓄積された放射性物質が、どの程度の濃度の場合に組 織に影響を与える可能性があるかは、資料が少ないかもしれません が、バンダシェフスキー氏の研究などが参考になるかと思います。こ のようなことから、食品に含まれる放射性物質は、mSv/yr 換算に基づ き考えるより、ベクレル/キログラムをベースに考えるべきではない かと思います。またその濃度は当然少なければ少ないほどよく、「そ の他食品」で 100 ベクレル/キログラムは高すぎると思います。願わ くば 10 ベクレル/キログラムとしていただきたいです。また細胞分 裂が盛んな子どもについては、遺伝子に対する放射線の影響は大人の 1,7,9 別添2 何倍にもなりますので、特に低く設定することが必要だと思います。 乳幼児用食品を 100 ベクレル/キログラムに引き上げてよいとする委 員の発言は言語道断だと思います。また、大人であっても、既に心臓 疾患のある方、血液の病気を持つ方(ストロンチウムの検査がなされ ていないこと自体を大変憂慮しています)、その他の持病を持つ方を 含め、個々に気を付けたい濃度は異なります。このため、食品の検査 の網の目を細かくすること、検査した食品の検査結果については、基 準値以下・以上という表示ではなく、検出限界の数値および検出限界 以上の場合のベクレル表示をしていただきたいと思います。どうぞよ ろしくお願いいたします。 1254 歴史の経験上、人間の身体に関する低線量被爆のことは未知なことが 1 多いこと、また年齢が小さければ小さいほど影響が大きいことをふま え、ドイツの基準(子ども 4 べクレル/kg)くらいのリスク管理をして ほしい。それが国民の信頼を得るためにも、子どもの健康を守ること にも必要なことであり、厳しい基準の設定なしに市場の信頼が回復し ない。日本政府が何より国民の、特に子どもの健康を第一に考えてい るということを示しほしい。 1255 震災後高い暫定基準値で、消費者にとってはあってないような基準値 1 であり、いかに生産者側に立った基準値であったか。 未だ福島原発からは放射能が漏れ続けている中、数年後、十数年後の 日本人の健康を守っていくためには、内部被ばくをできるだけ低くす ることしかない。 そのためには基準値をウクライナやドイツに合わせなければ。 チェルノブイリ事故の被害国からわかっている事を私たちは、同じ道 を歩むのではなく、避ける道をとることで、国の崩壊を防がなくては いけないのではないですか。 健康でない子供たちが大人になっても労働力もなく、医療費ばかりか さみますよ。 改定してもあまり意味を持たない基準ではなく、消費者の国民が納得 できるような基準値にしてください。 1256 ■ベクレル・産地表示などのより詳細な情報提供を 1,2,3,5,7 事故後の国の対応や暫定基準値の長期化もろもろ、消費者・生産者の ,8,10 間では国や食品に関する不信感が高まっています。統計やデータを基 準値の安全材料として列挙するのではなく、産地公開を現在の都道府 県表示よりも詳細にし、生産地ごとに測定の充実をはかるなど、担当 省庁の枠を超えた、産者・消費者ともに安全で安心した生活ができる 別添2 ような食品流通の体制づくりも充実させて欲しい。 ■外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。生涯 100msv 未満を安全と位置づけら れてもチェルノブイリの報告を聞いたり見たりする中で到底受け入 れられません。 ■チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ■より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 ■水産物は今後細やかな調査を行い、基準値に関しても今の段階で他 の食品と一律というのは到底受け入れられません。今まだ調査段階 で、ストロンチウムの検出や生物学的濃縮率の危険性があるとされる 水産物に関しては全く説明がなく、水産庁の方がこの場にいないこと に大しても参加者から批難の声が上がりました。東京湾でもホットス ポットが見つかっています。水産物への言及があまりにも乏しかった です。 ■給食基準は設定しないのか? 放射能の影響を受けやすいとされ、健康で明るい未来が保証されるべ き子どもたちの給食に関して、自治体や市民測定所における検査で、 基準値以下ではあっても放射性物質の検出報告が相次いでいます。す でに起きてしまった汚染牛の流通による給食への使用など、親が抱く 別添2 不安を度外視して統計や数値的なものだけで一般食品とおなじもの として扱われてよいものでしょうか。不安といった負の感情に対して も配慮していく必要性をかんじています。牛乳に関しては絶対量が多 いので厳しい基準を求めます。 1257 測定値が基準値を超えた場合は、食品として流通することができない 8,11 のはわかるが、基準値以下でも実質流通できなくなっているのではな いか。例えば、昨年 12 月にも粉ミルクからセシウムが検出された事 件だ。セシウムの値は暫定基準よりかなり低い値だったが、市民団体 の指摘を受けこのメーカーは交換に応じると発表した。やむを得ない とはいえ、これでは、新基準値ができても意味を為さない。また、同 様にゼロリスクを求めるニーズを受けたのか、一部の大手スーパーで は、販売する全商品について放射能ゼロを保障すると謳い買物客を集 めていると聞く。しかし、これは風評被害を助長しかねない。当該ス ーパーでは、基準値以下でも検出されればメーカーに返品し代金を支 払わないだろうから、中小のメーカーは倒産してしまうのではない か? 政府が基準値を作るのは必要なことと思うが、基準値以下での健康被 害は考えにくいと呼びかけるだけでなく、上記のようなことが起こら ないよう、今回の基準値設定に規制値以下であれば通常と変わらない 流通ができると付記して欲しい。流通を阻害する動きには法規制を是 非設定して欲しい。 1258 食品の規制値が緩すぎる。 1 特に乳児は大人の8倍位影響があります。 もっと規制値を低く設定してください。 1259 牛乳に関して「子供の摂取量が特に多い」とありながら、単純に、 「一 般食品」の基準値である 100 Bq/kg の2分の1の 50 Bq/kg と設定と ある。これは少なくとも飲料水と同等の限度値にしなければ、安心し て「摂取量が特に多い」子供に与える事ができないのではないか。 また乳児用食品の基準が「食品安全委員会が、「小児の期間について は、感受性が成人より高い可能性」と指摘しているのであれば、摂取 量が少ないので限度値が高くても良いのようなふざけた計算結果を 提示するのではなく、少なくとも飲料水レベルの限度値をが必要では ないか。 3人子の親として、今のこれらの案や基準では安心して子育てをでき る環境にはならないと考える。安心して子育てしていく為には「乳児 用食品は放射性物質は混入してはならない」 「牛乳の基準値は 10 ベク 1,3 別添2 レル/kg 以下」等、基準を厳しくすべきだと考える。 1260 今までの基準を 1/5 に下げても、基準が緩すぎます。セシウム13 1,3 4と137、ヨウ素131だけ測るだけでは不十分です。もっと半減 期が長いヨウ素だってあるじゃないですか? 子供の摂取制限をドイツ並に厳しくすべきです。今回4月実施提案 されている基準では、日本製と外国製どちらが安全か分かりません。 日本人としては、厳しい基準で全製品検査されている方が、日本製品 を買いやすいです。 ちなみに、我が家は東京の放射能汚染と学校給食の危険性から、兵 庫県に引っ越してきました。全国で汚染されたガレキを焼却して、大 気中に放射性物資を巻き散らかすという、前代未聞の行動で、これか ら日本中の大地、空気がますます汚染されてしまいます。汚染の低い 地域にわざわざ汚染物質を持ち込まないでください。福島の農家の 方々も汚染されていない土地で農業をしていけたらその方が良いと 思う方も多いんじゃないですか? 日本は一体どんなひどい国なんでしょう?外国に対しても汚染物 質を拡散させている加害者なんですよ。内外に誠意を示すにために も、ドイツのような厳しい基準にすべきです。今では、食品だけでな く、化粧品、衛生日用品まで放射能に気をつけなければならなくなり ました。内部被曝も個人で計算してなるべく防げるように、食品、加 工品等にベクレル表示の義務化も検討してください。 セシウムだけで100Bq/kg という基準(年間内部被曝セシウムだ けで1ミリシーベルト)では、現行の法律にも違反していますよね。 こんな国で子供を育てなくてはならないなんて本当に最悪です。汚染 された食べ物に消費税アップなんてまさしく悪魔の所業です。 1261 2歳と6歳の子供がいます。 基準値が高く、食材に不安を抱えて生活しています。 新基準値へ改定されることは歓迎ですが、まだ高い数値と感じていま す。 本当を言えば子供には1ベクレルでも与えたくありません。 基準値の参考にすべきは、これまでチェルノブイリ汚染を経験した地 域のものや厳しく設定しているドイツのものであると思います。 その地の基準値でもいまだに健康被害が続いているので、更に厳しい 基準値を設けることが妥当と思います。 今回の事故で日本では長期にわたり放射性物質が放出され、外部被曝 も相当なものになると思われ、 1,11 別添2 そこに内部被曝の基準値を設定する時には外部被曝+内部被曝で年間 1ミリシーベルトを 超えない値にすべきであると容易に考えることができます。 そのうち内部被曝は食品+呼吸となるためその総量を考えて下さい。 これから花粉などに付着したものを吸い込むことも考えていかなけ ればなりません。 外部被曝+内部被曝(食品+呼吸)=年間1ミリシーベルト以内しかし、 これより更に厳しい基準を考えなければならないかもしれません。 昨年末放送された「NHK 追跡 真相ファイル・低線量被ばく 揺ら ぐ国際基準」では核産業からの要請を受け、ICRP が100mSV 以下 の低線量の影響を二分の一にしていることが、ICRP の米国人委員の証 言により明らかになっています。 生涯 100msvも安全とも言い難いものであると思います。 国の基準として国民、特に子供を守るため、安全サイドに立った基準 を設定して下さい。 国民に安心感を与える基準値を設定して下さい。 原爆を落とされ核兵器を持たない9条を作った日本、今すべきことは 放射能に対する厳しい態度、決断と思います。 どこの国よりも厳しい基準を設定すべきです。 また、年齢が低いほど更に基準値を厳しく設定して下さい。 汚染のない、もしくは少ない食材をまずは子供たちに確保して欲しい です。 もっと社会として子供たちの食の安全を考えてください。 給食が家庭の食事よりもより安全ぐらいの方法を考えてもらいたい です。 給食の基準値はより厳しく別に設定して下さい。 また妊婦や授乳中の方も乳児と同じ基準値と考えます。 また、一部の食品について経過措置を設けることを検討されているよ うですが、 安全を考えて新しい基準値に統一すべきと考えます。 まず第一に国民の安全を考えてください。 それがこの基準値を設ける意味あるところと思います。 食品基準を設定する場合には、食品の安全のみを考えるべきであっ て、汚染の補償問題については別に考えるべきです。 それはまた別の機関が別個に考えなければ食品の安全は守れません し委員会の意味がありません 別添2 国は国民の税金で仕事をしているわけで一般企業で言えば国民がク ライアントです。 国民のために仕事をしない部門ならば必要ありませんし、税金の無駄 遣いです。 国の補償問題等は他のところで別に考えてもらえばいいと思います。 「ドイツが考えてくれた日本の子どもを守る摂取限界値」もご覧にな って下さい。 http://www.youtube.com/watch?v=-tdLYv_iE3s 下、一部抜粋です。 ----今回の日本のケースに関する以下の比率は、セシウム137:セシウ ム134:ストロンチウム90:プルトニウム239=100:10 0:50:0.5としている。 (追記コメント) つまり、セシウム137が検出されると、 他の放射線がこの比率 で含まれていることが想定される、と言っている。 したがって、2001年版ドイツ放射線防護令の付属文書Ⅶ表1にも とづく平均的な摂取比率として、1kg につきそれぞれ100ベクレル のセシウム137とセシウム134、および50ベクレルのストロン チウム90と0.5ベクレルのプルトニウム239に汚染された飲食 物を摂取した場合、以下のような年間実効線量となる。 [年間実効線量] 乳児(1歳未満) :6ミリシーベルト/年 乳児(1--2歳未満) :2.8ミリシーベルト/年 子供(2--7歳未満) :2.6ミリシーベルト/年 子供(7--12歳未満) :3.6ミリシーベルト/年 青少年(12--17歳未満) :5.3ミリシーベルト/年 成人(17歳以上) :3.9ミリシーベルト/年 現行のドイツ放射線防護令第47条によれば、原子力発電所の通常稼 動時の空気あるいは水の排出による住民一人当たりの被爆量の限界 値は年間0.3ミリシーベルトである。この限界値は、1Kg あたり1 00ベクレルのセシウム137を含む固形食物および飲料を摂取す るだけですでに超過するため、年間0.3ミリシーベルトの限界値以 内にするためには次の量まで減らさなければならない。[セシウム 137] 乳児(1歳未満) :5.0ベクレル/kg 幼児(1--2歳未満) :10.7ベクレル/kg 別添2 子供(2--7歳未満) :11.5ベクレル/kg 子供(7--12歳未満) :8.3ベクレル/kg 青少年(12--17歳未満) :5.7ベクレル/kg 成人(17歳以上) :7.7ベクレル/kg 評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子供、青少年に対しては、 1kg あたり4ベクレル以上の基準核種セシウム137を含む飲食物 を与えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり8ベクレ ル以上の基準核種セシウム137を含む飲食物を摂取しないことを 推奨されるべきである。 1262 1.基準値について 1,3,7,9,1 ○牛乳の基準値はゼロ、最悪でも飲料水と同じ10ベクレル未満にす 1 べきと考えます。 (理由)牛乳は被爆の影響を受けやすい成長期の子供の摂取量が多い ため(1日1リットル以上飲む子も普通にいます)。また、小学生は 学校給食で毎日「飲まされている」状態であり、摂取しないという選 択が難しいため。 ○乳児用食品の基準値はゼロとすべきと考えます。 (理由)一般食品が100ベクレルというのも多すぎと考えますが、 それを是と仮定しても乳幼児50ベクレルはありえません。感受性の 高さだけでなく、体重だけ考えても大人の1/3~1/10です。 2.基準値の運用について ○基準値以下でも、より低い値のものを「選択」できる仕組みを求め ます。 (理由) ・「暫定規制値に適合している食品については、健康への影響はない と一般的に評価され、安全性は確保されている」との記載があります がこれは誤りと考えます。 影響が「ある」という研究もあり、影響がないと証明できていないの が現状です。 放射能で国土が汚染されてしまった今、何らかの基準は必要であり、 ある研究結果を選択して基準値を設けるのは止むを得ないと思いま す。ただ、無用な被爆を避けるために、一人ひとりが自分の環境を考 えて、低汚染食品を選択できる仕組が必要と考えます。 ・子供も妊婦も体が弱い人も、「一般食品」を食べます。乳幼児食品 の基準値を一般食品と分けても、乳幼児向けの食品だけを食べるわけ ではありません。今回の基準の算定が「一番弱い人」を対象にしてい 別添2 ない以上、弱い人が自衛できるように、測定値を見て選べるようにす る必要があります。 ・「年間1ミリシーベルト以内」とありますが、線量が高い地域に住 む人の外部被爆や、既に原発事故直後に内部被爆している人のことも 考慮した上の基準値なのかを明記し、考慮していないのであれば、該 当する人がどうすればよいのかも記載する必要があると考えます。 ・基準値を下げた場合に基準を満たさないものがどれだけ出てくるか 分かりません。100でなく50にすることでどれだけNGとなるも のが出て、生産者に影響がでるのか。これは測定しないと分かりませ ん。まずは健康最優先で基準値を厳しく設定し、測定を徹底する。罪 のない生産者が損害を被らないよう、測定の結果基準値を満たさなか った場合の補償をする。測定の実績値を取りまとめて、次の年の基準 値や測定方法を見直す。このサイクルが、生産者・消費者双方にとっ て必要な仕組みと考えます。 ・「放射性物質の試験方法については、通知で示す予定」とあります が、試験方法および第3者による監視や測定値の公開・表示などの運 用によっては基準値が意味をなさないことになります。 速やか、かつ、公開の下での審議をお願いいたします。 今、多くの人がこの問題に関心を持って、どうすればよいのか考えて います。 専門家や有識者の意見だけではなく、広く生産者・消費者の知恵を募 り反映して頂くよう、よろしくお願いいたします。 1263 案件番号 495110333 について。牛乳、乳製品の 50Bq/kg, 一般食品 1,7 の 100Bq/kg はまったく受け入れられない水準である。幼児、児童の 摂取する機会の多い牛乳、乳製品は 1Bq/kg、一般食品も 5Bq/kg 程度 に設定し、それを上回る可能性のある産地の製品はすべて廃棄すべき である。不足分は緊急輸入で対応する。危険地域での今後の耕作や酪 農を禁止し、食の安全を確保する姿勢を国、自治体が明確に示さない 限り、日本の農産や行政そのものの信頼は回復せず、中長期的に見た 日本経済の崩壊につながる。また、牛肉のような必須でない食品の測 定に計測器を使わず、野菜、米等の必須食品に機材を振り向けるべき である。 1264 放射能の基準値について、乳幼児 50 ベクレルから、100 ベクレルに引 き上げを検討とお聴きしました。2 歳と今度小学生になる 6 歳の子供 をもつ親として、信じられない思いでいっぱいです。今も、産地を選 び、キノコ類をやめ、毎日、放射能を切り離して食事を考えられない 3 別添2 生活をしております。どうか、経済のためでなく、子供たちのために、 基準値を考えていただきたいです。お願いいたします。こちらは、切 実です。目の前に、可愛い子供たちがいますから。未来を病気にさせ ないでください。お金なんて死んだら持っていけません。何が一番大 切かもう一度考えていただきたいと強く願います。 1265 赤ちゃん、子供達の健康を守るという強い姿勢が感じられません。 3 我が子に放射性物質の含まれたものを与えたくありません。 子供たちが安心して、親も安心して食べさせられるように、検出され ないものを子供達に食べさせてください。 1266 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,6,9,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 0 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 別添2 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 以上 1267 放射線審議委員会の丹羽太貫会長は、 11 平成 23 年 12 月 27 日の放射線審議会において、厚労省側に以下の様 な回答をしています。 根拠に乏しい数値を日本国民に対して告知し、 「生涯 100mSv という、 多くの人々を惑わせた事をきちっと謝罪して頂きたい。 日本国民を被曝した者としていない者という 2 つの色に分けることは 許されないのです。よって、当委員会はこの生涯 100mSv を容認する 事は絶対できません。 」 私も同意いたします。 根拠に乏しい数値による規制によって多数の国民は見せかけだけの 安心に囚われるでしょう。しかし、それによって不幸になる福島の 人々の心身の健康や命が軽視されることは絶対にあってはなりませ ん。 1268 放射性物質対策部会報告書 3. 2 基準値の計算式について 1 「飲料水」を除く食品の限度値についてすべての流通食品が基準値濃 度の上限値の放射線物質を含むと考えるのは妥当とはいえないとあ るが、すべての流通食品の測定をしていない状態ではそう言い切る根 拠はないと考える。また、流通する食品の汚染割合を「一般食品」に ついて50%とした根拠が明確ではない。根拠を明確に提示するべ き。 むしろ、危険側に立って流通食品が全て汚染されていると考えて計算 してもいいのではないか。 また、 「乳児用食品」 、 「牛乳」についても「一般食品」の 2 分の1と する根拠が明確ではない。 1269 本当は放射線量の基準は低いに越した事はありません。 3 別添2 一度決めた基準で、少しは安心できると思いきや、基準を甘くするな んて子供達の将来を考えての結論とは思えません。 もともと経験のない汚染なのだから計算値や数で決める事ではあり ません。何故、チェルノブイリ事故に学ばないのですか??何故ベラ ルーシなどの経験やデータや基準を参考にしないのですか?? 基準を甘くして、何の得になるのかがわかりません。 子供達の将来をもう一度、よく考えていただきたい。 1270 食品基準値が非人道的なほどに高いのは経済を考慮してと考えられ 1 ますが、がんが増えると儲かる人びとに意見を聞いてはいけません。 子供に 100 などあり得ません。せめて現在のウクライナ基準にしてく ださい!健康が損なわれ、多くの命が危機にさらされてからでは遅い のです。放射能をなめては駄目です。低線量内部被曝は高線量の短時 間被曝よりも異常細胞が多くの障害を引き起こします。電力に買収さ れている人は外してください。 1271 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,6,9,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 0 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 別添2 設けるべきです。 ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。以上 1272 文部科学省の放射線審議会が、乳児用食品と牛乳について基準値を1 3 00Bq/kg に緩めてもよいとする答申案をまとめていることに、断固 抗議します。未来の日本を支える子供たちを苦しめるために、業界の 目先の利益を保護するとは、正気の沙汰とは思えません。 1273 「1 食品中の放射性物質に係る基準値」について、 1,3,6 人間の子孫に被曝による障害を未来永劫残さないために、 「乳児用 食品」の基準値は、0 ベクレル /kg とするべき。 そもそも、20 歳以下の人間を対象にした食品に対して、 同様の考え方から、0 ベクレル /kg とするべき。 また、 「2 経過措置」について、 そもそも経過措置を設けること自体が 被爆者を増やすことになるため、不要である。 1274 乳幼児用の食品の放射性物質の新基準値について、50 べクレルでも高 すぎると考えます。しかし、これを 100 べクレルに修正しようという 案が出ていると聞きました。日本の未来を担う子供の健康を守るため には 100 べクレルは到底納得出来る数字ではありません。反対です。 ドイツでは子供の基準値は 4 べクレル、大人が 10 べクレルです。 是非、ドイツの基準に近い値に設定して下さい。 放射性物質に汚染された食材が学校給食に使われているようです。今 の状態では子供に給食を食べさせることは親として出来ません。国が 1 別添2 子供を守ってくれないのであれば、親である私達が何としても子供を 守るしかないのでしょう。 基準値を出来る限り低く設定して下さい。現状を考えると全食品につ いて 10 べクレルが妥協点かと考えます。 将来的にはもっと低くして頂きたいと思います。 よろしくお願いします。 1275 基準は市場に守らせる仕組みを作って下さい 7,11 ヨウ素、セシウム以外の核種(プルトニウム、ストロンチウム、テル ル、キュリウム、イットリウム、モリブデン、アンチモンなど)の基 準も設けて下さい。 それをすると出荷できなくなるのでしたら、東京電力にすべて賠償さ さてください、税金ではなく、東京電力の前社長に払われた退職金で 賄って下さい。 お願いですから、お願いですから、子どもをこれ以上被曝させないで ください。 わたしは、去年産まれた娘の子どもを、孫を無事に見ることができま すか? お願いです、わたしから子どもを奪わないで下さい 1276 現在、国の行政機関は国民の信頼を失っていると思います。 1,7,11 なぜ、きちんと全食品の放射性物質検査を実施しないのでしょうか? 国民が摂取する食品は、全品 測定してから安全な物だけが流通され るべきです。 低線量被爆の影響は、様々な研究や議論があって不明ではあるけれ ど、乳幼児・子ども・妊娠授乳中の女性への感受性が高いこと、個人 差を考えると、東京電力福島第一原発事故前の基準値と同程度に抑え ることが重要であると思います。 そのために、食品・流通品の基準値を1品当たり1Bq/Kg 以下に定め ていただきたいです。現在の最悪な基準値のまま食べ続けると、多数 の国民が健康を害し、なんらかの病気になる危険性が高いのではない でしょうか。 汚染食材や肥料は全部 東京電力並びに政府が買い上げ、偽装食品の 流通を防いで、国民の安全を第一に考慮していただきたいです。 子を持つ母親として、上記のことを切に希望いたしますので、真摯に ご検討いただきたくお願い申し上げます。 1277 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 2 別添2 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 1278 乳製品は子供にとってとても重要な食べ物です。 1,3 その唯一の食べ物に関しては最も考慮すべきです。 乳製品の50ベクレルでも高いと思うのに、それを100ベクレルに 緩和するなど絶対反対します。 世界基準はもっと低いベクレルです。あの中国でも日本の食品を輸入 禁止にしたまま。ドイツなど大人でも確か7か8ベクレルが食べ物の 放射能汚染基準です。 絶対に乳製品を100ベクレルにすることには反対します。 子供たちが病気になってもいいのですか? 断固反対します。 1279 まず『基準値』、特に震災以前における食品基準値も人体への影響を 考慮し決められた基準値ではなかったか? それが福島原発事故により生活圏へ供給される放射性物質の供給量 が広島原爆 168 個分に増えたから『基準値』も上がるというのは甚だ 論理の一貫性がない。何に対する『基準値』か? チェルノブイリ事故後の日本の食品輸入の規制された数値も一体な んであったのか? 平時においての『基準値』が『人体への影響を考慮した』ものさしで あったのなら、その『基準値』は本来変えるべきものでなく、その基 準値を超えないような事故処理とその後の食品生産への対応がある べきである。殊にチェルノブイリでの放射性物質軽減に実績ある EM 農法を即座に取り入れることなく、食物の生産において生産物に放射 性物質を含ませない生産方法を指導するでもなく、不用意に『基準値』 を上げることは本来の人体への影響のリスクを上昇させることを容 認している以外の何者でもない。 また審議会答申が乳児 50 ベクレル/kgとの答申の横槍を何故、文部 科学省の放射線審議会が 100 ベクレルでよいなどと申し入れてくるの か? 疫学データに基づかず、 『年 1 ミリシーベルト』という数字のパズル をしているのであれば、命に対する冒涜でしかない。 1,3 別添2 原発排水以上の汚染を乳児に与えるという気の狂ったもので昨年を 既に過ごしている乳児の存在を忘れてしまっているのか? パンダジェフスキー博士の疫学データによれば子供でさえ 30 ベクレ ル/kgの放射性物質が内部に長く留まることは心臓への異常をきた す報告がされている。 そもそも供給量増加によって『基準値』が上がるのは本末転倒。 未来の労働力を犠牲にし、将来の日本の経済も、社会保障も全て壊す 暴挙、震災前の『基準値』に事故処理やこれからの食物生産の方法の 指導を確立することにこそ労力をかけるべき! 1280 乳幼児用はミリベクレルを目指すべきで、基準は1bq 未満にするべ 1,3 き。 50を100にするというのは、意味がないので、正直どちらでもか まわない。 ただ、100bqを推進している会の会長がガンの薬を作っている会 社のCEOというのは、何を意味するのか? 消費者をあまり馬鹿にするものではない。 決して忘れませんよ。 1281 基準値の見直しは断固反対です。 1 被災者救済や被災地復興の為の消費税を含む増税はしても構いませ ん。 (むしろ遅すぎます) その分、子ども達の命に負荷をかける事は止めて下さい。 普通に考えても対応策が明らかに間違ってます。 「子ども達の未来=日本の未来」です。 その場しのぎの対応で日本の未来を潰さないで下さい。 1282 基準値の設定を緩和することは絶対に反対です。 1 むしろより厳しく、チェルノブイリやドイツの基準値にしてくださ い。 乳幼児に関してはゼロに設定してください。 これからの未来を担う子供たちを第一に考えてください。 これ以上基準値が緩和されるようになったら今後乳製品は購入しま せん。 子供の健康より乳製品の経済の方が大切なんておかしいです。 どうかより厳しい基準を設けて頂くよう、よろしくお願い致します。 1283 何よりも放射能に関する感受性の高い子どもたちが口にする機会の 多い水、牛乳、乳幼児向け食品に関してはより厳格な数値を望みます。 1,7 別添2 10ベクレル以下でも累積すれば健康被害が及ぶ数値となります。ま た魚類に関しては他の核種(ストロンチウム)の計測も望みます 1284 低線量被ばく及び内部被ばくの人体への影響が明らかになっていな 1 い現状では、食品にふくまれる放射性物質の濃度は可能な限り低く抑 えられるよう、規制の強化を要望します。 具体的には、100 ベクレル/キロの基準では高すぎると考えます。 特に乳幼児については、食品からの摂取を一日 1 ベクレル/キロが限 度となるよう要望します。 1285 子供が口にする機会の多い食品、しかも給食などに半強制的に食する 1 物に対しての基準値が高すぎます。新基準値はせめて 5 ベクレル/kg にして下さい。危険のある可能性のある物に対して、「大丈夫かも知 れない、おそらく大丈夫だろう」では困ります。どうなるか先が見え ない物であれば尚更用心しなくてはならないと思います。子供を守ら なければ日本の未来はないのではないでしょうか。子供を大切に、守 って下さい。 1286 平成24年4月より、牛乳と乳幼児食品の基準値を50ベクレルとす 1,3,6 るとのことですが、この二つに関しては、まだまだ高いと思います。 本当は、乳幼児に限っては、0ベクレルを目指すべきですが、せめて 10ベクレルの基準を強く求めます。 理由は、現在測定されているのが、ほぼセシウムのみの値であること、 子ども、特に乳児は放射性物質に対する感度が、大人に対して10倍 であるとの専門家もいることです。 また、主食である米がなぜ9月まで500ベクレルなのでしょう。政 府は、日本の未来を担う子どもたちの寿命を意図的に縮めようとして いるのでしょうか。チェルノブイリの経験をもっと勉強してくださ い。私事ですが、このままでは、4月から保育園に1歳と4歳児を預 けて職場復帰しようと考えているのですが、安心して給食を食べさせ ることができません。東京に住んでいてよいのかと日々迷っていま す。 1287 乳児用食品の基準は出来る限り 0 に近づけてください。 0でない値を設定する場合には、その根拠として査読付き論文などに 示される明な科学的根拠を示してください。 権威ある専門家の意見であっても、科学者コミュニティによる査読プ ロセスを経ていないものは単なる意見に過ぎません。採用しないでく ださい。 社会的・政治的・経済的理由を根拠としないで下さい。 1,11 別添2 仮に社会的・政治・経済的理由を根拠とする場合には、何故そうせざ るを得ないのか、決定に至った議論を開示してください。 研究が十分な分野とは言えないと聞き及びます。新たな発見などによ り基準設定の根拠とした知見が覆された場合には速やかに該当法規 の執行を停止・見直しすることを定めて下さい。 内部被爆だけではなく、外部被爆も考慮した基準値を設定してくださ い。 また、単一食品だけではなく、通常の食生活の中での他の食品からの 被爆も考慮した値としてください。 粉ミルク問題では、製造過程のどのステップで放射性物質が混入した かが明らかにされ切れませんでした。再び同様な問題が起こった場合 には、鉄道・航空機事故において調査・報告を行うように、国の調査 機関による調査・報告を行ってください。また、原因とされる工程と 類似した工程を含む食品についても検査するようにしてください。 未検査品や基準値を超えた製品を流通させた業者への罰則を設けて ください。 1288 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。特に牛乳、乳幼 児食品にはより厳格な数値10ベクレル以下を望みます。 1289 年間 5 ミリシーベルト⇒1 ミリシーベルト の変更について 1 暫定基準値よりも介入線量レベルを下げることには賛成。ただ、食品、 飲料水のみで年間 1 ミリシーベルトというのでは値が高すぎる。 今までの法律(放射線を放出する同位元素の数量等を定める件 規則第十四条の十一第一項第四号ロ(3)及び第五号イ(3)に規定する 線量限度は、実効線量が一年間につき一ミリシーベルトとする。)で は外部被曝、呼吸による内部被曝も含めて年間 1mSv だったので、そ れに基づいた介入線量レベルにするべき。 また、コーデックス委員会のガイドラインのほかベラルーシも年間 1 ミリシーベルトと書かれているが、ベラルーシは外部被曝と内部被曝 (食品、呼吸も含む)を合わせた値が年間 1 ミリシーベルトで基準と されているので、日本もそのように採用するべき 1290 放射能の感受性が大人の10倍と言われている子ども達。 その子達が毎日のように飲む牛乳の基準値を100ベクレルに設定 することはあまりに危険です。チェルノブイリでの悲劇から学び、食 1 別添2 品検査を徹底的に行い、子どもには出来るだけ放射能0の食品を供給 していくことが大人の義務だと思います。 既に関東の子ども達の尿検査ではセシウムが検出されています。 子ども達を守らなければ日本の未来はありません。 よろしくお願い致します。 1291 乳幼児用食品と牛乳に含まれる放射性物質の基準値を50ベクレル/ 1 ㎏から100ベクレル/㎏に緩めることは絶対に許されないことで す。日本の将来を担う子どもたちの健康は守らなければなりません。 50ベクレル/㎏という基準でもチェルノブイリの原発事故を経験し たウクライナやベラルーシの基準よりも緩いのに、100ベクレル/ ㎏という基準は到底認めることができません。 食品産業を守るために子どもを犠牲にしてはいけません。今の食品の 基準値では日本という国が滅んでしまいます。 1292 関連資料で限界値算定の式を見ました。 この式の意味は摂取するであろうと思われる量をかけてある。 つまり大食漢ほど限界値が低く、ダイエット中のお姉さんほど限界値 は高くなるという意味である。さらに乳児は摂取量が少ないのでさら にさらに限界値が高くなるということである。 別の見方をすれば、 乳児には濃い毒を少し、大食漢には薄い毒を大量に与えて合計 1mSv にした場合、どちらも問題ないとする意味である。直感的にこのこと は納得できるであろうか?毒の致死量は体重を考慮に入れるのが一 般的である。ワタシは頭が悪いので異論のあるところかもしれないが 単純にするために 60kg の成人に対して乳児の体重を 6kg とすると、 1/10 である。 さらに 乳幼児は身体は小さいものの臓器を省略しているわけではない。小さ くても臓器はきちんとそろっている。これから形成され、成長するこ とを考えれば内部から破壊されるダメージはスカスカの大人の臓器 とは比べ物にならないことは自明のことである。 原発マネーにあまり関係ない良識のある医者、学者のみならず、一般 人でさえ自明のこととして成人の 10~10000 倍以上の影響、あるいは 感受性があると感じている。(いまここでは 10 倍と考える) 外部被曝の場合、空間線量が同じであれば体積の小さいほうがヒット 回数は小さいといえるかもしれない。しかし逆に、内部被曝の場合は 的のなかで発射される鉄砲のようなもの。必ずどこかにあたる。大人 1 別添2 の疎らに散らばったで DNA に命中する割合と乳幼児の高い密度に分布 する DNA に命中する割合が異なる。頭が悪いのでワタクシには計算で きないが、体積(あるいは体重)が小さければ影響は大きくなると考 えるべきである。 (ここでも 10 倍として先に進む) (この DNA の損傷 は前に記したこととは似ているが別の問題を示すことになる。非健常 者の増加によるコスト増。国民減少、日本国家の衰退、人類存続の危 険の一因等々。 ) こうしたことを考えれば乳幼児は感受性が高いのでの限界値は半分 にして 460Bq/kg だとする式を掲げる論旨は滑稽千万なことであるだ けでなく、ひょっとしたら頭が悪いのではなく、感覚が狂っているの か、あるいは悪意すらあるのではないかと思わざるを得ない。 乳幼児の限界値は 1/1000±として限界値を決めそれによって必要な 基準値を決めるべきであろう。限界値は 10Bq/kg あたりが妥当なもの ではなかろうか? もちろん何とかマネーのために年 1mSv の立場をとり続ける限りは 難しいことはお察しいたします。 頓首 m(_ _)m 実際、怪しげな食品を食べて成人でも人によっては具合を悪くして いる。ワタクシもそうだった。言われている以上に危険性は高いのが 現実だと思われる。もちろん気のせいもあるだろうが、プルトニウム を飲んでもなんともない人や逆に感受性の高い人も居るのが現実で ある。それがヒトであり、国民であり、人類である。乳幼児もである。 プルトニウムを飲んでも大丈夫なヒトのご子息だけが国民ではない。 国民存続のことを思えば躊躇してはいけない。 追伸:50Bq/kg を 100Bq/kg に変更させようとする文科省の答申は論外 である。 1293 ■乳児用食品の基準は限りなくゼロに近づけて下さい 放射線の影響を受けやすく、かつ今後長期間に渡り放射線の影響を被 る乳児の食品についての基準があまりにも考慮されず、大人とほとん ど変わらない基準に設定されるのは理解できません!乳児用食品は 限られた原料から製造されており、調達先の吟味により、0 ベースの 達成は不可能ではないと思われます。是非、乳児用食品の基準は限り なくゼロに近づけて下さい。 ■乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 上記と同様に、子ども・胎児においてもの放射線の影響が高いと考え 1,3,5 別添2 られます。子ども・胎児の放射線感受性影響が大人より高いとの報告 (BEIR-Ⅶ等)もありますので、乳児用食品と同様に、是非子どもや 妊娠・授乳中の女性等を対象とした基準に関しても設定をして下さ い。 このことに関連し、学校給食及び牛乳については、子どもの選択の余 地はありません。学校給食の検査体制を拡充し、ゼロベースが望まし いですが、せめて 1bq/kg を目指した基準を設定してほしいと思いま す。 ■その他、一般食品の基準について 日本人の食習慣が欧米化しているとは言え、まだまだ主食の米の摂取 量は多いと思います。一方で、その米の生産地の多くが被害を受けて いる地域でもあります。生産者支援にも力を注ぎたいしそのようにあ ってほしいとは思いますが、そのことと内部被曝を蔓延させることと は別問題です。米については、主食として摂取量が多くなるため、そ の摂取量に応じた基準を設定することも必要ではないかと思います。 一方、海にかもまれた島国の日本は、魚介類の摂取も多いです。しか しながら残念なことに深刻な汚染が進んでいるようです。この汚染状 況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体制を 整備に関しても、今回の基準値の設定とともに考慮していただきたい と思います。 その他の一般食品に関しても基準値 100bq/kg は高いと思われます。 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP UBLICATION 111 2009 でも示 されていることから、より低い基準値の設定を考慮していただきたい と思います。 また、汚染された瓦礫を始め、高線量地域に限らず知らずに外部被曝 を受ける可能性も高い現状であるため、外部被爆に関しても考慮する 必要はあると思います。特に、既に高線量地域とわかっている地域に 居住する方々には一般と同じ基準のままではいけないと思います。 1294 ・放射性ヨウ素について、まだ、福島原発 1 号の事故は収束しておら ず今後ヨウ素が拡散する可能性は否定できない。よって、核種から外 すことは認められるものではない。 ・浸出して飲まれる場合についての、濃度の基準が明確でない。最近 の傾向として茶葉の場合、粉末にして全てを摂取するなど全てを摂取 することも考えられるため、乾燥の状態での表示と希釈割合を明確に した場合の表示を明確にして消費者に判断してもらうべき。 1,5,6,7 別添2 ・経過措置について、国際的に見て高すぎる暫定基準値が 2 月の時点 で約 11 ヶ月も続いている。牛肉・米においての新基準値での場合の モニタリング結果を見てもほぼクリアされており、製造・加工・輸入 された商品の経過措置を長くする必要は無い。 ・経過措置のものと基準をクリアしたものの識別について、消費者が 容易に判別できることが必要。また識別方法及び表示について消費者 が自ら摂取量を管理できるようなものが望ましい。無い場合は最大値 での計算となる。 ・尚、この基準値についても、まだ確実に安全とは言えず更なる改善 が求められる。この新基準値を食品業界のために緩めることは絶対に 許されるものではない。 1295 乳児用食品が 50Bq/kg は高すぎです。牛乳も然り。被曝ありきの数値。 3 今、私たちが参考にできる材料はチェルノブイリしかありません。そ れ以外の理屈でいくら安心といわれても根拠が見出せません。学者の 能書きは十分です。25 年後、日本には今の大人たちに対する憎しみ、 怒りが満ち溢れているのではないでしょうか?「なんであのとき僕ら を被曝させたのか」と詰め寄られることを想像してみてください。そ れが我が子だったら。牛乳会社や食品会社の数社が潰れたからってな んだというのです。私たちは人間なんだ。冗談じゃない。 1296 これからの日本をになう子供達を日本国民全体で守って行くことが 3 日本に住む大人の責任・義務です。 日本は今チェルノブイリから学ぶべきです。 乳幼児の基準は厳しすぎる位にするべきです。 基準値緩和には絶対反対です。 1297 私にはもうすぐ2歳になる子どもがいます。 原発事故前には、好き嫌いなく食品が食べられるようになるようにと 考え、魚などいろいろなものを食べさせていました。 しかし事故後は地元産以外の物は、そう簡単には食べさせられなくな りました。暫定基準値があまりにも高いからです。新しい基準値の5 0Bq/kg も、私は乳幼児にとっては高いと思っています。それを10 0Bq/kg に規制を緩めることには絶対反対です。 私は母乳が出なかったので完全ミルクで第一子を育てました。事故前 は、第二子を希望していましたが、暫定基準値が高いことと、検査体 制が甘すぎることで、今は第二子を躊躇しています。 少子化対策に力を入れると言うなら、まず、安心して子どもを育てら れる環境にしなければならないのではないでしょうか。 1,3 別添2 どうか乳幼児食品や牛乳の基準緩和を、より厳しいものにしてくださ い。お願いします。 1298 子供たちの食品基準が 100 ベクレルというのは、高すぎます。 1,3 「放射性物質は体内で蓄積され続ける」という事を考えると健康被害 が懸念される数値です。絶対にこの数値を認めるわけにはいきませ ん。 チェルノブイリ原発事故の影響で、健康な子供が生まれる率が 20%に 満たなくなってしまったベラルーシでさえも『子供の食品基準は 37 ベクレル』 『飲料水は 10 ベクレル』です。(下記に産経新聞のニュー スソースを添付します) 企業や産業を守るために、子供たちを犠牲にしては日本の未来はどう なってしまうのでしょう。子供をないがしろにする国家は破たんする と言われています。 関係者の皆様に再考を求めます。 皆さまの決断に「日本国」の存続がかかっていると思います。 人として、親として、どうか「子供の食品基準は限りなくゼロに近い 数値」にしてください。 ■ベラルーシのベルラド放射能安全研究所のウラジーミル・バベンコ 副所長が12日、東京都内で記者会見した。東京電力福島第1原発事 故を受け、日本政府が設定した食品や飲料水の放射性物質の基準値が 甘すぎ、 「まったく理解できない」と批判、早急に 「現実的」な値に 見直すべきだと述べた。 日本では、飲料水1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値 は200ベクレル。一方、ベラルーシの基準値は10ベクレルで、2 0倍の差があるという。 ベラルーシでは内部被ばくの影響を受けやすい子供が摂取する食品 は37ベクレルと厳しい基準値が定められているが、日本では、乳製 品を除く食品の暫定基準値は500ベクレルで、子供に対する特別措 置がないことも問題視。「37ベクレルでも子供に与えるには高すぎ る。ゼロに近づけるべきだ」と指摘した。(共 同) MSN 産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/world/news/111012/erp11101220300003n1.htm 1299 見えない放射線に、細胞を傷つけられた未来の日本に住む人たち、疾 1 別添2 病の原因は、決して放射線とは断定できない。だけど、きれいな国を みんなで守りたいと言う根本を忘れないでください。わたしたちの声 を聞いてください。健康を守るのがお役目なら、基準値を、最低の最 低に、厳しく設定していただきたいと切に願っております。 1300 たくさん被曝して移住して今北海道に住んでおります。 1,3 たくさん被曝したので余り被曝しないように心がけて過ごしており ます。 それでもこれからの人生は被曝し続けながら過ごすことと思います。 牛乳の規制値の件、100Bq/kg へと緩めるとのこと伺いました。 再考願います。その10分の 1 でもいいくらいだと考えています。 もうあまり被曝したくありません。誰にもあまり被曝してほしくあり ません。 1301 ・売っている商品すべてにベクレル表示の義務付けをお願いしたい。 1,9 ・特に、乳及び乳製品については、乳幼児をはじめとする子どもたち が摂取するため、この基準では甘すぎると思います。 ・政府が冷温停止状態を発表したので、今回の原発事故以前の基準に 戻す必要がある。 1302 乳児、幼児はもちろんのこと子供全般に関しての基準値は大人とはき 3 っちりと区別して、これからの未来を担う子供たちを守るということ に重点をおいて基準値を設定して頂きたいと切に願います。 緩い基準値では子供達を守ることは不可能だと思います。 1303 今まで限りなく0又は0に近かったのに、100 ベクレルと言うことは、 1,3,11 100 倍のリスクを子供に背負わせるんですね。 北海道ガンセンターの院長は、チェルノブイリの事故後に北海道の原 乳は福島原発事故後に検出された原乳より5倍の汚染があった。 当時文科省に報告したが国民に知らされることはなく、子供時代の私 達は飲まされた。 私はチェルノブイリ事故の5年後にバセドウ病になり今も治療が続 いています。 80 年代の核実験の後、成人男性の5人に一人は平均 250 ベクレルの内 部被曝をしていた。それも文科省に報告したが公表されなかった。そ の後 20 年で、日本人の死因の第一位は心臓病から癌へと変わった。 放射能の影響が関わっているはず、今回は隠蔽などあってはならない と北海道ガンセンターの院長はニュースで話されました。 今後私達と子供達の未来は保証されませんね。 早く死んで下さいと宣告されたも同然。残念です。 別添2 1304 ヨウ素、セシウム以外の測定も行わずに安易に新基準を制定するな 1,7 どあり得ません。 放射能を甘く考え過ぎているのではないですか。 子どもの命を第一に考えてください。 安全の科学的根拠も危険の科学的根拠もない今、安全策をとるのが当 たり前ではないですか。 1305 国民を守るのが国の役目という原点に戻ってください。業界の利益を 1 守るというのでは、本末転倒です。 貴方自身の、あるいは近親者の、お子さん、お孫さんのことを考えて みてください。 農家の人が自宅用の野菜には農薬を使用していないという現実をご 存知でしょう? これも同じことです。官の本来の責務に立ち返っていただきたく。 1306 今回の改定は「小児に関しては、より放射線の影響を受けやすい可能 性がある」ということを考慮するためであったはずですが、一昨日に 乳幼児食品と牛乳の規制値を 50Bq/kg から 100Bq/kg へ引き上げる 案が出ていることを報道で知り、大きなショックを受けています。乳 幼児食品や牛乳から 100Bq が検出されることはほとんどなく 50Bq にしても非常に稀です。現状がそうであるのに、なぜ現在の状況に沿 うかたちの、現実的なより厳しい規制値で管理されようとしないのか 非常に疑問です。規制値は汚染食品を流通させないためのルールなの ではないのでしょうか。 被ばくにはしきい値がないという識者も多くいますし、仮にあったと しても人間の健康(とくに影響を受けやすい体の小さな子どもの健 康)に直に影響のある食品に関しては、予防原則的な考え方を取るこ とが当然ではないでしょうか。放射性物質によるダメージはアレルギ ーと同様に個人差があります。放射性物質により敏感な人たちが摂取 を避けられるように、ベクレル値の表示義務などを定めて細かい情報 提供を望みます。私たちはもう放射能汚染食品とともに暮らしていか なければならなくなりました。消費者はカロリー表示のように公開さ れる当たり前の情報としてそれを知り、国も知らせるべき状況になっ てしまったことを認識すべきです。 また、子どもの食品を分けてケアを厳しくしてもらう分にはいいので すが、幼児ともなれば大人と同じものを口にします。毎日の摂取量が 多い水に限っては、粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳しい値に していただいたいと思います。主食であるお米や小麦粉も然りです。 1,2,9 別添2 「外部/内部被ばく併せて年間1mSv を超えない値」という点を重視 してください。食品からの被曝が1mSv というのは、外部/内部被曝 併せて年間1mSv を許容限度とする現在の法律と矛盾しています。流 通の可否のためではなく、乳幼児を含めた消費者の安全側にたって考 えられた値にしていただきますよう、どうかよろしくお願いいたしま す。 1307 基準値を 4 月から切り下げることに反対です。監視体制が不十分な状 4,7 況で基準値を切り下げることは混乱をもたらします。(東京電力の負 担でも構いませんが)食品流通の源で、全品検査もしくは統計的に有 意な量の検査が可能となるよう政府の責任で機器を設置すべきです。 そしてそれがほぼ完了したことを見届けてから基準を変更すべきと 考えます。なぜなら、今回の基準の改正は発電所の事故を受けての基 準の改正である旨が報告書に書いてあるからです。なお、事故発生ま ではそもそも測定されていなかったことを考えれば、測定に無駄なお 金がかかることから、数十年後には、基準を撤廃していただきたい旨、 付け加えておきます。 1308 基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、外部被 1,2 ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在の法律 と矛盾しています。 現在、空間線量だけで年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在する のですから、気をつければ避けることができる食品からの被曝はより 厳しくするべきです。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシー ベルト以内となるように基準を設定するべきであり、前例がない未曾 有の事故とはいえ、チェルノブイリのデータを参考にしないのは愚か であるとしか言いようがありません。国は国民や、国の宝である子供 を守る気がないのではないでしょうか?子供を守れない国には存在 価値はないものと考えます。せめて子供に対しては0ベクレルに近づ けて制定して下さい。 1309 4月から見直される新基準値についてまず、疑問があります。 飲料水は毎日飲むものだからと10ベクレル/kg(以下省略)となっ ているのに、なぜ牛乳と乳児用食品が50になっているのかというこ と。牛乳と乳児用食品は放射能に感度が高い子供達が常食するとされ ているものであるのに、飲料水より基準値が高い=緩いというのは、 意地悪な見方かもしれませんが、業界を擁護しているのでは?と勘ぐ ってしまいます。もっとも飲料水の10という基準値も個人的には納 得していません。子供達のことを考えて、どちらも限りなく0に近い 1,3,9 別添2 ものにするべきだと思います。できないのであれば、10ベクレル以 下は不検出で表示しないのではなく、検出玄海1ベクレル単位まで表 示する義務を設けるべきだと思います。 また、考え方をかえれば、牛乳と乳幼児食品は取らずに行きて行くこ ともできるかもしれません。しかしながら、お米はそうは行きません。 毎日食べる大切なものです。日本を代表する農産物でもあります。一 般食品としてまとめてしまうのではなく、お米は厳しい基準値を設け てください。そうでなければ、日本のお米を食べようと思っても安心 して食べられません。ただでさえ米離れといわれているのに、ますま す海外の小麦粉の方が安心だという気持ちから米離れが加速してし まうのは、とてもとても悲しいことです。厚生労働省だけの問題では ないのかもしれません。全省を巻き込んでしかるべき問題だと思いま す。ぜひ、がんばっていただきたいです。 風評被害に同情したくありません。ただ、正直で裏切らない食品を食 べたいのです。 1310 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩和するの 3 は反対であります。 50Bq/kg でも子供には食べさせたくありませんが・・。 放射能の影響は積分されていく。年間 XmSV だからといって、1 年後に それがリセットされるわけではないでしょう。 経済復興利益優先で緩和するという行為が理解しかねます。国民の不 信感はつのるばかりです。 1311 ①内部被曝、外部被曝合わせて年間1ミリシーベルト以内にしてくだ 1,2,3,5,9 さい。 ②毎日多く食する、水、米、小麦の基準をチェルノブイリの教訓をい かして低くしてください。 ③魚介類の調査を徹底し、低い基準にしてください。安心して魚貝、 海草をたべられるように。日本が誇るお寿司を安心して食べられるよ うに。 ④感受性の高い乳児、幼児、妊婦それぞれに基準値を。 ⑤その食品が何ベクレルなのか、庶民がすぐその情報を入手できるよ うな情報開示、情報提供をお願いします。食材だけでなく、加工品の 基準、情報開示、アクセスしやすい情報開示をお願いします。 1312 5歳、2歳の子供を持つ母親です。 初めに、18歳以下の子供の被爆は、我々大人が被爆する10倍 程度の影響があるという一般常識をご存知でしょうか。放射能物質 1 別添2 は、DNA を破壊していくため、体内に取り込むと、次の代、そしてそ の次の代まで、どんな影響を及ぼしていくかおわかりでしょうか。 高濃度だけではなく、低線量被爆の恐ろしさもご存知でしょうか。 今回のような食品基準値の見直しがあるということ。 貴方のお子さん、お孫さんも、同じ食品を取ることになること、心配 ではないのですか。 専門家、政治家のなかでは、自然の放射能もあるから、この程度の被 爆は問題無いとおっしゃるかたもいらっしゃいますが、今回問題にな っているのは、人間が原因で広がった福島第一原発からの膨大な放射 能物質です。 なぜ、放射能物質の基準値が、ゆるくなるなんで発想が出るのか、私 のような一般市民には理解不能です。 私のようなものは、日本の企業の都合なんかより、人間の命、罪のな い子供を守ることのほうが、よっぽど大切です。 人として、常識だと思っています。 基準値を緩めることを許した人たちだけで、今回の基準値緩和で起こ る被爆、影響を請け負ってくださればよいのですが。 抵抗している私たちも巻き込まれるなんて、最悪です。 命の大切さをわかっていないのは、日本のごく一部の貴方たちだけで す。 今回の基準値を緩めることがきまったら、あなたたちのお子様、お孫 様にも影響が出るかもしれないということを、どう思いますか。 1313 6 才と生後 2 ヶ月の子を都内で育てています。 昨年の原発事故の影響を心配し、現在九州や関西地方の食品を中心に しています。関東や東北の食品を買い控えていること、心苦しく思っ ていますが、子どもたちの未来を考えると現在の暫定基準値の食材を 食べさせる訳にはいかないと思っています。 親としては子どもの食材は 0 ベクレルを目指したいのが正直なところ です。 今回乳幼児の基準値の見直しには期待していました。しかしせっかく 低く設定されるところをさらに見直しし、再度高い基準値になるとの こと。これには大変期待を裏切られた思いがします。 子どもたちの未来を守ろうという気持ちが見えません。 日本の未来を担う子どもたちの健康を守るため、基準値は低く設定し ていただけるよう、切にお願いいたします。 それが関東や東北の食材を買えることにもつながると思っています。 1 別添2 1314 福島第一原発事故を受け関東から関西に転居した者です。 1,3 放射性物質の摂取による内部被爆の影響は、未解明の部分が大きく、 避けられる内部被爆は極力避けるべきと考えます。 現在、汚染されている食材の産地および品目は、限られています。そ れは厚労省の日々の検査結果で明らかであります。 今後基準を 100 ベクレル/kg で検討とのことですが、もっと厳しくす ることは十分可能だと考えます。 特に子ども、乳幼児対象の食品や、給食用食材におきましては、更に 厳しい基準をもうけていただくことを望みます。 1315 四月から新しい基準値になりますが子供の基準値 100 ベクレルは高い 1 と思います。ドイツの基準値と同じくらいにして頂きたいです。子供 達は日本の宝です。どうか基準値の見直しをお願いいたします! 1316 初めてご意見させていただきます。 1,3 私は1歳児を育てる主婦です。 これからまだ子供も産みたいと考えております。 このたび、この案件で今まで50ベクレルだったものを100ベクレ ルへ新基準をもうけることに反対です。 子供達は放射性物質に大人以上に敏感。 それを考えると、この新基準はありえないと思います。 野田総理大臣は原発の冷温停止状態を宣言されました。 つまり、これ以上放射性物質は日本上には増えないと理解しておりま す。 ですので、当然ならば4月からは50ベクレルから引き下げて、WHO の10ベクレルに基準を合わせることが出来ると思います。 なのに上げるのはどうしてなのでしょうか?? 首相と厚生労働省の言っていること、やっていることが真反対なので 大変混乱しております。 赤ちゃんは母乳・ミルクからしか栄養を摂取できません。 その栄養の中の放射性物質は少なければ少ないほど良いのです。 どうかどうか、新基準が4月から施行されないよう、強く願っており ます。 1317 食品全体に対し、もっと厳しく調べていただきたいと思います。ただ 今海外在住ですが、日本の子供達の健康がとても気になります。調べ る際には、魚については内臓を取らない事を希望します。また、全体 的に調査の食品目と点数を広げる事、そしてセシウムとヨウ素以外の 7 別添2 放射線物質も調査の項目に入れていただきたいと思います。よろしく お願い致します。 1318 下記の理由により賛成できない。 4 1.暫定基準を変えるべき根拠がない 現在の暫定基準は、ウクライナなど一部を除けば緊急時の基準と しては国際的に見ても合理的なものであり、実際的にも役割を果たし ているので、今変えるべき理由がない。ウクライナの場合も、事故後 10 年近くを経て定められたものであり、緊急時のものとは認められな い。 厚生労働省は「より一層、食品の安全と安心を確保するため、食 品中に許容することのできる放射性セシウムの線量を、現在の年間 5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き 下げる」(パブ コメ付属文書)というが、最近のさまざまな調査によって明らかなよ うに、現在流通している食品およびそれを用いた食事については高々 年間 1mSv の数十分の一であることが明らかになっており、現在の基 準でどこに問題があるのか。 厚生労働省もパブコメ付属文書の中で「基準値上限の⾷品を 摂取し続けることは想定し得ず、実際の被ばく線量はこれより相当程 度さい値になることが想定される。注)放射性セシウムから受ける実 際の被ばく線量は、全年齢(男⼥)の平均摂取量で 試算した 場合、年間 0.04 mSv 程度(中央値)と推計される。 」 と述べている がこれはもうすでに達成されており、 変更の理由にはならない。 “安心”は信頼感があって初めて醸成されるものであって、 基 準だけを変えても何の意味もない。現在の問題は実際的な安全性では なく、いわれのない風評被害である。今重要なことは基準をいじるこ とではなく、この実 態と基準値の意味を広く伝えることである。現 在、基準値を変えることは、暫定基準値を誤りと認めることに等しく、 却って不信感と混乱を招き、福島などの生産者に意味のない負担を強 いることにならないか。 2.根拠となる 1mSv/年の根拠が不明確で、整合性に問題がある 1mSv/年という基準は、100mSv/障害 を線量限度とする考え方から 導かれたものと理解されるが、100mSv/障害の根拠が明確でなく、か つ国際的合意に基づく ICRP111 の 20mSv/年に矛盾する。また、警戒区 域を 20mSv/年 を超える地域、と設定したことや除染の基準とも矛盾 する。これで、緊急時に対応できるのか。 別添2 このような国際的、国内的整合を性を欠くものがきちんと機能する とは考えられない。 3. 改訂は緊急時対応の政策全体で行うべき 上のような問題点は、緊急事対策全体の中で考えるべきところ を、食品だけ切り反して議論するところから来る。原子力安全(規制) 庁ができるのであれば、1,2 の問題も含めて整合性のとれた形で行う べきである。 1mSv/年という基準は放射線のみが問題となる場合の 基準であり、緊急時には 1mSv/年の被ばくを減らそうとすれば新たな リス クが発生するので総合的に考える、という緊急時対応の原則をふまえ た政策でなければならない。 以上 1319 このような意見箱の設定をありがとうございます。 将来の子供たちを守りたいと思いますので意見させていただきます。 今回、基準値が見直されてきていることはとても良いことと思ってい ます。しかし、もっと引き下げるほうが良い、とも思います。 特に子供たちへの設定は 50 ベクレルでも私は高い値と思っています。 子供は乳幼児なら 50~100 倍の感度があるともいわれていますし、ま だ未完成などの細胞に損傷が起こるか分からないからです。それを 100 ベクレルでも大丈夫、という審議会の意見が出ているという記事 を拝見しましたが、今の時点で分かっていることがあまりに少なく、 また、今まで経験していない核種も含まれているのですから、もっと 慎重になるほうがよいと思います。 いま、お母さん方は安心して子育てをしているでしょうか。私の周り の方も、大なり小なり、みなさん不安を抱えています。現状では、こ れから子供を産み育てていくことに不安を感じなければならないで しょう。被災したのだから、皆で痛みを分かち合う、という優しさが、 かえって裏目に出ているのかもしれません。今の混乱した状況をもた らしていると思います。 放射性物質による被害地の生産者の方々には、本当に気の毒です。生 活していかなければならないのに、汚染を抱えて、あまりに悲惨です。 でも、それは、基準値を上げて、その生活を保障するのではなく、基 準値を下げて、それ以上のものは国で買い上げ処分する。国が負担と いうことは私たち自身が負担することですが、同じ痛みの分かち合い ならば、ずっとそのほうがいいと私は思います。 このままでは、日本全体に汚染が広がるばかりです。私は仙台の出身 1,11 別添2 ですが、今、全国の方の優しさで、日本中に食品を通して汚染物質が 広がっていることに、悲しい気持ちになります。ありがたいことです が、広げてはめです。私たちは、これまで数千年、数万年、沢山の親 に育てられて遺伝子を受け継いできたはずです。この先も大切に受け 継いでいきたいと思います。もしかして、徐々に放射性物質への耐性 をつけて大丈夫なのかもしれません、でも、大丈夫ではなくて悲しい 結果になるかもしれません。今、分からないことが多すぎます。目に 見えないからこそ、最小のリスクに抑えてほしいのです。 基準値は 乳幼児への食品については 10 ベクレル以下 (本当は全くなしが良いのですが、機器の検出限界としてよく見られ る値のようですので) 大人向けの食品については 40 ベクレル以下 に設定して頂きたいくらいです。現時点で私が安心する値です。 今回乳幼児用を 50 ベクレルから 100 ベクレルにすることは、私は賛 成できません。 国を運営する方々にお願いしたいのはお母さん方を安心させてほし い、ということです。 と同時に、基準値を下げることにより仕事を失う方、生活の糧がなく なる方を困窮におかない、ということもお願いしたいのです。本当に 難しく大変なお仕事と思いますが、どうか善処いただきたいと思いま す。 大変な時節に、このような場を用意して頂き感謝します。 1320 基準改正には賛成ですが、子供の母親としては更により厳しく、安全 1,7,9 側にたった基準を希望します。 原子力事故前までは、ほぼゼロであったわけですから、特に牛乳や乳 児用食品については事故前と同等(限りなくゼロ)の数値でないと安 心して子供に与えることができません。 また、改正後であっても市場に出回っているものは基準値内であるか ら安心であるでは実際安心できません。食品のより厳密な検査体制を 構築して頂き、基準値内であっても放射性物質が入っている場合は商 品に数値を記載するという規定にして頂きたいです。 是非検討して下さい。 1321 内部被爆を考慮した場合、放射能物質の安全性の閾値は無く、成長が 激しい乳幼児や子どもの飲食するものの乳飲料・食品・は限りなく0 1 別添2 ベクレルでなくてはならないのです。50ベクレルでも看過出来ない のに10〇ベクレルとは。子どもは国の未来を託す者。安全な基準の ものが生産出来ないなら、海外から輸入してください。将来のことを 考えたらまだその方が採算も取れるでしょう。健康な若者がいない日 本を想像してみてください。おのずと決めるべき事は定まってくるで しょう。 1322 WHOの基準値でさえ 10Bq/L なのに、今以上に基準値をあげるなん 1,9 てありえない。 原発が終息したならまだしも、現在も放射性物質は出続けている状況 で政府はこれから国を担う子供たちにもっと毒を体内に取り入れろ と言っている様なもの。一体何を考えているんだと憤りを通り越して 呆れる。 汚染食品が全国に流通している現在、0 ベクレルでないのなら、全て の食品にベクレル数の表示徹底をすべき。 また原材料の産地明記は必須。 基準値をあげるのであれば、それくらいしてもらわないともう日本の 食料品は信用できず買えません。 子供には大手メーカーのものは与えていません。 それくらい今の日本は信用ならないのです。 パブリックコメントなんて知らない人がほとんど。無駄な年金通知を するくらいなら、こういう内容のことこそ全国民に書面にて知らせ民 意を問うべき。 1323 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響には、諸説あり、安全だと断 1,7 定できない状況です。子どもの感受性が高いことや個人差を考える と、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望 します。つまり流通品を使う限りにおいて、日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 1324 乳幼児食品、牛乳の放射性物質に係る基準値が、 50Bq/kg から、100Bq/kg になるとは、全く理解出来ない。 断固反対です。 原発事故前より数値が上がるなんて、 異常でしょう。 正しくは、より安全とされる基準値をさげる、です。 放射能の恐ろしさは、勉強されていないのですか? 燃やそうが洗おうが、消えてなくならないものなんですよ。 それがなぜ、もっと食品に含まれていても平気だなどとなるのでしょ 1,3 別添2 う? 自分たちの都合だけで、勝手な事をされる筋合いはありません。 大した反響もなかったから~、と推し進めるつもりでしょうが、 子供を命がけで守るのが、命がけで子供を生んだ私たち親です。 私のまわりの人達は、だれも賛成していませんでしたよ。 江戸時代から続く吉原家をまもり、息子の未来を明るいものにしてや らなければ、 御先祖様に顔向けできませんからね。 至急、中止して下さい。 1325 1 せめて国際基準或いはドイツと同じ規定数値にするべきだとおもい ます。 1326 乳児を持つ親として、基準値には納得出来ません。 1 厚生労働省は生産者を守る機関でしょうか?? 国民を守るための機関であるならば、 即刻0ベクレルを目指すべきです。 お金では健康は買えません。 国民が健康でなければ税収入も減ってしまいます。 ぜひともお願い致します。 1327 1 原発事故を経験したベラルーシでの内部被ばくによって実際に起き ている健康被害を考慮すれば、日本の将来を担う子供たちの健康を守 るためにも以下の意見を最優先するべきである。 「ベラルーシの基準値 37 ベクレル/kg でも、子供にそのような食品を 与えるのはいけない。非常に体に悪い。 子供に与える食品について はできるだけ少なく、要するにゼロのほうがいい。 」 子供の放射性物質に対する感受性は大人の数倍であり、被ばくに関し ての楽観視は禁物である。 1328 内部被爆はこの先何十年も体を蝕みます。 1 チェルノブイリのときも知らずに汚染された牛乳を飲み続けたこと によって内部被爆の被害が出ています。 れ以上基準値を上げないでください。 1329 基準値 100 ベクレルでも高すぎるのに、 ・牛乳の基準値は、50 ベクレルでは高すぎます。 せめて 1 ベクレル、限りなくゼロにしてください。 乳幼児がのむものは、限りなくゼロにしなければ確実に内部被ばくで 1,3,6,7 別添2 病気になります。 ・牛乳だけでなく、乳酸菌飲料、ヨーグルト、チーズなど全ての乳成 分が含まれる食品について厳しく検査し、ゼロベクレルに近付けてく ださい。 ・準備期間が遅すぎます、3 月からでは遅いです、大量に消費させて 後から検査できないようにする業者も多くいるでしょう。 厳しく早急に基準値を下げ、一刻も早く取り締まりを開始してくださ い。 1330 日本は一体何を守る国なのでしょうか? 1,11 やっと暫定基準ではなくなると思い、期待していましたが新基準の甘 すぎる数値には驚きました。 国が「風評被害」を作っているという認識はありますか? 基準を厳しくさえすれば、厳しい基準をクリアして市場に出回る食品 は「安心」なんです。 基準が高すぎるので、実際は数値の少ない食品までも買えないので す。 私の希望はドイツ並みの基準です。ウクライナよりも高い基準の日 本。そこがすべての問題です。 私も 9 歳の子供がいます。やはりスーパーの商品はかなり気になりま す。北日本の商品はなるべく避けてしまいます。 日本が守っていくべきものは子供ですよね?未来は子供たちの為に あるんですよね? 未だ収束できない福一も、廃炉まで 40 年…。結局は今の子供達まか せになるんですよね? 高い数値が検出される農家の保障がそんなに恐いのでしょうか? 高線量地の農家の方達は生産してる過程でも被曝し続けるのですよ。 出来ないものは出来ないで、きっちり保障してあげるべきです。 それでなくても報道規制などで真実を隠し続けている日本。 少しでも信頼できる国になって欲しい。守るべきものを守って欲しい です。 1331 子供の基準値は別に考えるべき。影響の度合いが違う。基準値を改め 3 る訳だが、しっかり安全だということが示せないのであれば、国民の 不信感を深めるだけである。それでは、基準を示すそもそもの目的が 果たされない。基準値の科学的な根拠を示すことと、科学的な立証が 難しいのであれば、より安全に寄った判断を求める。 1332 乳幼児への内部被曝が心配なので、規制値が高く心配なので、産地は 3 別添2 選んでいます。関東や東北産のたべものも、飲み物も今は絶対に買い ません。 50 にすると聞いて、少し安心していましたが、やはり 100 にすると読 みました。ますます、不安がつのります。 申し訳ないことですが、被災地の農家さんなど買って食べて応援した くても、こどもの健康を守りたい気持ちの方が強いというのが、大多 数の母親の気持ちだと思います。 今までは高くても国産の野菜やお肉などを選んで買うようにしてき ましたが、放射性物質入りかもしれない東北、関東地方の食品より海 外から輸入される食品の方が安くて安心できるので、そちらを購入す ることになりそうです。 1333 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 3 いとする答申案をまとめているという話を聞きましたが信じられま せん。子どもの命、健康を第一に考えるべきです。 どうして日本は農家や牛乳メーカーを守って子どもを守ろうとしな いのですか。食べて応援飲んで応援っておかしくないですか。一番影 響を受けるのは子どもです。日本の未来は子どもにかかってます。 東電に責任を求めないといけないのに一番弱い子どもたちを攻撃す る形になっています。おかしくないですか。 今の日本はおかしくないですか。 利益よりも子どもたちの命、健康を優先してください。 自分本位な利益優先、経済競争社会ではなく、生活水準が落ちても健 康で愛情深い子どもたちを育てていく社会にするべきです。 まともな考えを持つ方が増えることを願います。 どうかどうか宜しくお願いします。 1334 【1.新たな基準値は、より一層の安全・安心が得られるという点で 6,7,8,11, は妥当といえます。 】 11 食品区分とそれぞれの基準値が、合理的に達成できる限り線量 を低く保つという考えのもとで、コーデックス委員会のガイドライン や世界保健機関のガイダンスレベルを踏まえ、限度値の算出も年齢区 分で最も厳しい限度値を全年齢の規制値にする考え等に基づいて設 定されたこと、加えて、すべての人が摂取し代替がきかず、摂取量が 大きい「飲料水」や、小児の期間の感受性が成人より高い可能性があ ることを受けての「乳児食品」及び「牛乳」については、特別な配慮 のもとに設定されたこと等からすれば、全体としてより一層の安全・ 安心が得られると捉えます。 別添2 【2.経過措置の期間は、短期間とすべきです。 】 新基準値の適用が始まれば、経過措置の対象となる商品に対し て、市場は新基準値で対応していき、消費者は新基準値を目安に商品 を選択していきます。経過措置の期間が長くなれば、むしろ市場の混 乱が長引くと考えられます。 実態に合わせて短期間の設定としてください。 【3.新基準値の適用開始時期は、新基準値に対応できる検査体制が 十分確保されることを見通した設定としてください。】 必要な検査精度や件数が確保されないと、基準値を超えた食品 が出回る可能性も否定できず、そのことが様々な不信や風評被害への 波及につながります。測定機器の整備やそれを扱う人材の確保・育成 など、新基準値に対応できる検査体制が十分確保されることは重要で あり、確保できる時期を見通しての新基準値適用開始時期としてくだ さい。 【4.新基準値の適用に当たっては、福島を始めとする被災地の復興 を妨げない、総合的な施策の展開が必要です。】 福島を始めとする被災地の復興に求められているのは、地域での社会 経済活動が成り立ち、住み続けられることを実現していける復興で す。福島からは「新基準が施行されれば、広範な田畑が作付け制限を 受けることは必至で、結果福島の農業が壊滅的打撃を受けることにな る。これは豊かな農業県である福島復興の道を閉ざすことに等しい。」 の声も上がっています。新基準値の設定が及ぼす影響をしっかり捉え ての「復興を前に進める」総合的な施策が必要です。 【5.新基準値全般についての丁寧な説明と、適確な情報提供や、全 国各地での積極的なリスクコミュニケーションの展開を求めます。】 消費者の不安を取り除き、消費者の適切な選択・判断に資するた めに、風評被害の抑制・拡大防止のために、新基準値全般についての 丁寧な説明と、適確な情報提供や、全国各地での積極的なリスクコミ ュニケーションの展開を求めます。 1335 幼児がいます。 現在の基準値が高いので、子供に食べさせるのは九州産などを考慮し ています。 周囲にも同じような方がいらっしゃいます。 基準値が厳しくなるほど、食品に対する安心も高まり、関東・東北産 の食品の流通が増え、経済的にも安定するのではないでしょうか。 100Bqにするのは反対です。 1,3 別添2 1336 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を 100Bq/kg にするとのことです 3 が、明確な実証データがあるのでしょうか?どういう基準なのでしょ うか?長期にわたる診断データがあるなら、それを提示して欲しい。 それをおろそかにして、基準を信用し、それに倣えというのは、根拠 の無い安心基準といわざる得ない。それを業者の権益保護のためとい うのなら、一体どこを向いて行政は仕事しているのでしょうか?これ は一般国民の健康は会社権益の前には重要ではないということでし ょうか?乳幼児の健康を担保しないということなのでしょうか?そん なことが社会道徳的に赦されるはずがない。もし健康被害が出ても 「因果関係がない」という釈明を聞かされる未来があるとすれば、こ れは亡国の所業といわざる得ない。 このような基準つくりに疑問や懸念を通り越して、怒りを感じる。 1337 1)複合被曝を考慮すること 2)これまでの被曝累積値を考慮すること 3)ICRP 基準の取り扱い方 1)複合被曝を考慮すること 放射性物質は、飲食のほか呼吸・接触・照射(外部)によって被曝し ます。 総被曝量の規制値を定めた上で各々の値が定まります。失礼ですがそ のための検討会は省庁を横断したもの又は外部委員会となるでしょ う。 文部科学省では、人工放射線年間被曝追加量を1mSv 以下とし空間線 量率を規制しています。しかし規制値には飲食等による内部被曝を含 んでいません。つまり食品などの汚染をゼロにしなければ、年1mSv 規制が達成できないということです。 逆に食品等を年1mSv 規制するならば、その他をゼロにしなければ達 成できません。 “飲食による内部被曝、呼吸による内部被曝、皮膚付着による内外被 曝、照射による外部被曝”それぞれの規制値と総被曝量規制値を求め ます。 2)これまでの被曝累積値を考慮すること すでに被曝した人と、被曝しなかった人の年間被曝累積値は異なりま す。少なくとも、より多く被曝した人々の累積値を下げるための規制 値が必要になります。 これまで年5mSv 規制を1年間続けたのであれば、その先5年間をゼ ロ規制しなければ、理論的に年平均1mSv に到達しません。実際に年 2,11 別添2 1mSv を超えて被曝した人に対しては年1mSv 未満の規制をしなけれ ば生涯にわたりその数値以下にすることが出来ません。 “これまでの被曝規制値また実際被曝量”を考慮した規制値を求めま す。 3)国際放射線防護委員会(以下“ICRP”とする)基準の取り扱い方 年間規制値シーベルト単位から食品放射能量ベクレル単位を割出す 際に、貴省では ICRP 勧告の実効線量係数を用いていらっしゃいます が、同勧告では全線種および全被曝合計で年間規制値を定めていま す。つまりその係数を用いるならば、上記の通り、飲食以外の被曝も 含めるべきです。 なお ICRP は発足当初、前身組織に在った内部被曝検討委員会を解散 し、内部被曝研究を削減しました。ICRP 基準では全身と臓器単位の被 曝量を対象としていますが細胞単位は対象外です。そのため低線量被 曝の遺伝子影響が説明できていません。食品安全委員会も遺伝毒性発 がん性リスクの検討不足を認めています。欧州放射線リスク委員会 (以下“ECRR”とする)は内部被曝の危険性を指摘し、細胞への被曝 量を重視して基準を設けました。ICRP 基準値と比較すれば 5~10 倍厳 しいものです。 ICRP の会員はマンハッタン計画に携わった学者や原子力開発の組織 役員を多く兼務しているため原子力開発に中立な立場での研究は難 しいと思われます。科学者集団 ECRR の見解は参考にすべきです。日 本政府として国民の安全を優先し、また未来を担う世代の命を最優先 して安全側に立った基準値、予防原則に則った施策を講じるよう求め ます。 1338 ご担当者様 以下、意見を提出させて頂きます。 飲料水の基準について、アメリカでは0.111ベクレル/リットル、 ドイツでは0.5ベクレル/リットルです。 確かに、10ベクレル/リットルは、WHO の基準値ですが、日本は東 京電力福島原子力発電所の事故が起こり、汚染が高いはずであること は明らかです。それゆえ、東京電力福島原子力発電所で引き起こされ たような事故がないドイツやアメリカの基準よりも緩い基準値を設 定することに、大きな不安を覚えます。 インターネットや FAX 等、パブリックコメントに直接意見を出すこと ができない、またはアクセスできない周囲の知人たちにも、今回設定 予定の数値は大きな不安を与えています。 1 別添2 東京電力福島原子力発電所の事故直後に設定された数値が引き戻さ れたことは嬉しく思いますが、その数値自体については、賛同できま せん。 ここに、今回設定予定の全ての基準値を、その100分の1に設定す ることを提案し、要請します。 以上 1339 チェルノブイリ事故を習い、ウクライナと同様。またはそれ以下に設 1 定していただきたい。 ウクライナでは水はキロあたり 2 ベクレルです。 水は粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳しく設定すべきです。ま た、主食であるパンは 20 ベクレルです。 日本でも主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設けるべき です。どうしたら子供たちが放射性物質を含む食材、食品を摂取せず に済むかという議論を徹底的にしていただきたいと思います。 1340 時間がありませんので詳しくかけませんが、文部科学省の諮問機関が 1,3 乳児用食品と牛乳について50ミリシーベルト/年を100ミリシー ベルト/年でもよいとしたことは認めることはできません。厚生労働 省の数値でも高いのです。震災以前の数値を目指すべきです。 1341 低線量被曝に対する影響も確実ではない中で、災害時基準値が、厳し 1 くなるにしろ、1 年以上続くのはおかしいのではないでしょうか。 ぜひ再考いただきたいです。よろしくお願いいたします。 1342 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,6,9,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 0,11 として引用する国際放射線防護委員会 ICRP)の立場でもあります。是 非、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となるよう、よ ろしくお願いします。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 別添2 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考にしてください 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ベクレル表示などの情報提供をお願いします。放射能に対する感受性 は個人によって違います。より敏感な方がきちんと放射能の取り込み を避けることができるように、ベクレル表示などの情報提供が必要で す。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんのニーズに合わせて ください。今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、 より放射線の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」 としながら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及 すらありませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をお 願いします。 例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させてください。 1343 乳児用 50 ベクレルでも高いと思うのに、それを倍に緩めるなんて、 3 狂気の沙汰です。子供達の命はお金より軽いものですか?こんなこと がまかり通るなら、日本では子育てできませんね。震災以降、国のや ることには不信感が積もるばかりです。 1344 牛乳、および乳児用食品の基準がまだ高すぎると思います。また、 1,3,5 摂取量の多い主食である米に関しては、一般食品から分離し、米独自 の基準として、50ベクレル/Kg以下にすべきと考えます。 1345 100bq にするのは、絶対に反対です。 3 幼児がいますし、 いまでも食料品を購入するのに調べて非常に苦労したり、悩んだりし ていることなど考慮いただきたいです。 よろしくお願いいたします。 1346 乳幼児に 100 ベクレルの基準値では高すぎると思います。 3 別添2 乳幼児が摂取する食品については本来なら放射性セシウムが含まれ ないようにすべきであり、せめて 10 ベクレル以下という基準値でお 願いします。 牛乳など、大人と基準に考えて 100 ベクレルと緩めるのであれば給食 で出す食品・牛乳に関しては別基準で定めるか、本人(親)の判断で 拒否できるようにすべきです。 食料品店に並ぶ牛乳(その他食品)に関しても、大人基準で流通して いることを周知し、そのような表示(乳児は大量に摂取すべきでない) をするべきと思います。 1347 基準を上げる意味も必要性も理解できません。 3 まさか、発表できないだけで基準を上げねばこの日本で生活できない レベルまで放射能汚染されているのでしょうか? 仮にそうだとしても、未来を担う子供たちに、より高濃度の汚染され た食品・飲料をわざわざ与える必要はありません。 基準引き上げには反対です、基準引き上げをしないで下さい。 1348 50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめている 3,7 ようですが、そんなに子供の命より牛乳メーカーの権益保護が大切な のですか? そもそも 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以 内で安全という根拠は何一つありません。 そちらの方々は、国民・子供を守らずに何を守ろうとしてらっしゃる のですか? 100bq/kg の牛乳を飲み続けて病気になったら、責任をとってくれるん ですか? そもそも、給食などで子供は少ししか食べないから基準値が高くても とよいといわれますが、子供は体が小さいんです。 内部被ばくは、外部被ばくと違って体に与えるダメージが何百倍も大 きいんです。 そして、毎回ヨウ素とセシウムしか計ってないようですが、格納容器 から放出されたのはそれだけじゃないですよね? 他の核種もしっかり計ってください!!!! 誰を守ってるのか知りませんが、国民・子供をしっかり守ってくださ い! 子供が病気になったら、日本の将来はありませんよ。 しっかり仕事をしてください!!!!! 1349 乳幼児の食品基準値緩和断固反対です。放射性物質は体に悪影響なの 3 別添2 はご存じですよね。本当は全ての食品を乳幼児対応の厳しい基準でや っていただきたいほどなのに、子供と日本の未来を潰す気ですか?チ ェルノブイリの事故後から現在の状況を元に的確な判断をしてくだ さい。 1350 赤ちゃんよりも、牛乳業者を優先させる感覚がわかりません。やはり、 3 感情よりも愛情よりも、理性や経済を優先させると、こういう考えに なるのでしょうか? 私はこの国は崩れかけていると感じています。もう、そんなことをや っている場合ではないと思います。 再度大地震が起こっても、原発 4 号機が倒壊しても、もう日本は終わ りなのです。 今は小さいことでも大切に積み重ねて、日本が助かるようにみなが力 を合わせなければいけないときではありませんか。 1351 (1)基準値 放射線の低線量被ばく、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解 っていません。自然放射線源のラドンですら肺がんのリスクがあると WHOが警告を発したのは2005年になってのことです。現時点で は、食品中の放射性物質のリスクを、科学的根拠をもって定量的に評 価することは困難です。 また、放射線の影響は、万人に共通ではありません。子供は放射線に 対して感受性が高いことが知られていますし、日本の成人の死亡理由 の上位ががんであるように免疫力の弱い個人からがんを羅漢します。 平均的な人間を想定して一律の基準値を適用するのでは、国民全体の 健康を守ることができません。 以上のような放射性物質の安全性をめぐる状況を鑑みると、社会が 我々国民に対して受忍を要求できる放射線の被ばく量は、東京電力福 島第一原発事故前の摂取量と同程度という量でしかありえません。つ まり、外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間 1 ミリシーベルトとすべきとなります。 (2)基準値を保証する体制 基準値を設定しても、その基準値により国民の健康が担保されていな ければ意味がありません。日本では産地を問わずあらゆる食品が全国 に流通するに至っています。また、生活様式の多様化から外食に依存 する国民は少なくありません。そのような中、全国民に対して基準値 を保証するためには、安全な食品生産体制の抜本的な設立および食品 2,7,11 別添2 中の放射性物質の監視体制の強化が必要と考えます。 (i)安全な食品生産体制を設立するため、放射線強度の高い地域での 作付けの禁止およびその補償・西日本での食品の増産を他省庁との協 力で推し進める。 (ii)流通食品中の放射性物質の監視強化のため、統計的に信頼度を評 価できる程度のサンプル数の放射線モニタリングを全国的に展開し、 検出限界値を合わせて公表する。 以上が、食品中の放射性物質より国民の健康を守り、将来に禍根を残 さない行政の在り方と考えます。国民の信託を裏切らないことを切望 いたします。 1352 食品中の放射性物質の基準について、一年近く 500 ベクレルという、 1,3,7 どこの国と比べても緩い値だったのが、 この四月から少し厳しくなることは評価できると思います。 しかし、その基準がまだまだゆるすぎます。 また、いまだ福島原発の事故が収束していないことから、 ヨウ素の測定も継続することを求めます。 乳幼児は 10 ベクレル以下にして欲しいです。 この基準は厳しければ厳しいほど、 国民は安心できると思います。 100ベクレルでもゆる過ぎます。 国は経済と国民の健康、命のどちらを守ろうとしているのですか? 一年もの間、500ベクレルのものを流通させ続けただけでなく、さ らに国民を被曝させるつもりですか? お願いします。 基準をもっと厳しくしてください。 1353 外部被ばくより内部被曝のほうが数倍危険であり、しきい値は存在し ません。 また、自然放射線と人工放射線では根本的に異なり、人工の放射性物 質を少しでも体内に取り込むことで甚大な健康被害を生じさせると いうことはすでにご存じかと思います。 そもそも年間1ミリシーベルトは国際基準であり外部被ばくと外部 被ばくを合わせた数値となるべきなのに、内部被曝だけで1ミリシー ベルトを許すことは法律違反です。 また、乳幼児も定期的に一定量を摂取する牛乳を100bq/kg まで緩 和して年間1ミリシーベルトを守れるはずもありません。 チェルノブイリで深刻な健康被害を経験しているドイツ放射線防護 1,2,3 別添2 協会は、食品基準値として子供には4bq/kg、大人には 8bq/kg 以下を 強く推奨しています。 限りなく放射性物質の取り込みを0に近づけるという意味では、ここ まで下げるのが当然ではないでしょうか。 牛乳などの食品業界や原発利権を守ることに主眼をおくのはいいか げんにやめて、国民の健康を守る政策に変えてください。 国民はバカではありません。 1354 (最大 3000 文字以内でお願いいたします。) 私は群馬県に住む 3 歳と 1 歳の子どもを持つ主婦です。 3 月 11 日から、この国に起こっているさまざまな出来事に関わる行政 の皆様のご苦労をお察し申し上げます。 この度、暫定基準値から新たに基準値が設定されると聞いてぜひ私の 思いを聞いていただきたいと思い、コメントさせていただきます。 私はようやく 3 月に福岡に引っ越しをします。 理由はもちろん、かわいい子供たちを内部被曝から守るためです。 これまでも西日本の食材を取り寄せたりしてきましたが、 金銭的にも負担が大きく、これ以上続けていくのは難しいと判断し、 家族全員での移住に踏み切りました。 低線量被曝に関しては、分からないことが多いと聞きます。 分からないからと言って、わが子の身を使って実験をするのは堪えら れません。 私は関東の食材は買いません。食べません。 安全かもしれませんが、分からないからです。 べクレル表示がされるまでは買いません。 べクレル表示がされて購入するなら、買う基準は 50 でも 100 でもな く、1bq です。 不幸にも 311 以降の今の日本で、感受性の高い子ども時代を過ごさな ければならない子どもたち。 基準値を 50 や 100 にするなら、せめてべクレル表示させてください。 そして年代別に基準値を設けてください。 給食で飲むことが義務化されている牛乳は特に 1bq 以下にしてくださ い。 子どもたちに関する基準値は、何 Bq まで食べさせるかではなく、ど うすれば食べずに済むかを考えてほしいです。 風評被害を被っているのは生産者だけではありません。 近郊野菜を買いたくても買えない消費者もです。 1,3,9 別添2 これからも国民の安心、安全のために お仕事がんばってください。 1355 食品に含まれる放射能に関する政府暫定基準は、放射性セシウムに関 して飲料水と乳製品が 200Bq/kg、それ以外のすべての食品について 500Bq/kg という乱暴極まりない、国民の生命をないがしろにするもの であった。人倫にもとる最悪の基準といってもいい。我々の試算では、 基準ぎりぎりの食品と飲料水を毎日摂取すれば、放射性セシウムの食 品摂取による内部被曝だけで年間約 7mSv になってしまう。これに加 えてほとんど測定されていなくてなおかつ基準すらないストロンチ ウム 90 などの摂取や吸入による内部被曝があり、さらに、外部被曝 が加算される。 一方、 政府は従来の年間被曝線量限度 1mSv/年を一気に 20 倍の 20mSv/ 年に引き上げ、内部被曝を全く無視して 1 時間あたりの空間線量 3.8 μSv/H 以下なら避難しなくて良いとする計算結果を激甚汚染地域に 押し付けてきた。 これでは外部被曝だけで年間 20mSv に達してしまう。 これに内部被曝が加算されてくるのである。こうした政府や自治体に よる生命と健康をないがしろにする政策によって、福島県を中心とす る激甚汚染地域に暮らす 200 万人を超える人々は過酷な被曝を強いら れている。とりわけ放射線感受性が高く、前途に長い人生を持つ子供 達の被曝は悲劇的であり、一刻も早く疎開や保養の対策をとらなけれ ばならない。 これらの基準の押し付けに対して広範な市民による抗議の声とアク ションが粘り強く展開され、昨年 12 月 22 日、ようやく食品含有放射 性セシウムについての新基準案が厚生労働省の審議会で了承された。 放射性セシウムについて飲料水が 10Bq/kg、それ以外の一般食品が 100Bq/kg、乳児用食品と牛乳が 50Bg/kg と、乱暴な暫定基準に比べれ ば改善されているが、まだまだ不十分であり、事故から 10 ヶ月もの 間過酷な被曝を強いてきた政府と御用学者の態度が改められたとは 到底思えない。正義と人倫にもとる政府に抗議するとともに、以下具 体的に新基準の問題点を指摘し、我々・市民側からの食品基準と測定 体制に関する提案をする。 これが国を守る人たちのやることですか?自分たちの保身のために 罪のない子供たちを危険にわざわざさらすのですか?自分の子供た 1 別添2 ちにひどく汚染されたものを食べさせられますか?農業漁業官憲系 の方たちを保護する名目で、あなた方官僚の方たちは、責任逃れのた めに、そんな理不尽な基準値を設けもいいのですか?子供は国の宝と いったのははるか昔のことですか?そんなかたちにこの国を任せて いることが、恥ずかしく、とても遺憾に思います。こんなバカげた基 準値を施行するのは断固として反対します。 1356 食品による内部被曝を 1 ミリに抑える・・。 1,2,3 これは間違っています。 人間は呼吸しなければ生きていられない。呼気による被曝はなぜ考慮 しないのか?? 飲料水 50Bq?? 日本人は、お米を水で炊き、味噌汁をほぼ毎日飲む。 どう考えても、高すぎる数値だ。 一般食品 100Bq。話にならない! 毎日10ベクレルの食物を摂取しただけで、100日後には体内に6 00ベクレルのセシウムが残存するといわれてる。 また、文科省によれば、事故前は、セシウムは 上水 0.045ミリベクレル/リットル 精米 0.0076ベクレル/kg 牛乳 0.011ベクレル/リットル 豚肉 0.13ベクレル/kg 鶏肉 0.026ベクレル/kg だったとのこと。これを考えると、最低でも、全食料品が、 「1Bq」で も、おかしくない。 チェルノブイリでの、現在までの影響など、不幸中の幸いか、前例が あるのだから、より厳しい数値にして、国民・特に子供たちの給食な どの安全に努めるべきだ。 本当の影響がわからないから、とか、生産者を守るためとか、そんな ことを言っている場合ではないのに、なぜもっと危機感を持ってくだ さい。 1357 厚生労働省が国民の健康に留意し、基準値を見直し、より厳しい基準 値に変更することは大変評価できる。 しかしながら、乳児幼児の飲用する水及び牛乳は 1 ベクレル/kg以 下を基準にすることを切に希望する。 また、学童の給食食材についても、水・牛乳を含め 1 ベクレル/kg 以下を希望する。 1,3 別添2 特に厚生労働省は、漢方薬について利用しない産地を限定する等の施 策をとっており、乳幼児及び学童の食材は漢方薬に準じる措置をとる べきと考えられる。 乳幼児~学童の食材について産地の限定も視野に入れて、国民の健康 を守って欲しい。 日本の未来を担う子どもたちの為に、健康で安全な食材を提供する努 力をしてほしい。 また、文部科学省が推進している「給食丸ごとセシウム調査」は著し い汚染値での計測には適切な手段と考えられるが、この計測方法は混 ぜて測るため食品ごとの計測は不可能であり、必要充分な手段とは思 われない。ぜひ省庁の壁を超えて考えていただきたい。 厚生労働省は国民の健康を守る役所であり、大きく期待している。 1358 福島原発事故によって高濃度に放射能汚染された状態が長期にわた り継続されることが想定される福島県、宮城県南部や茨城県北部など の住民が年間1ミリシーベルトを超える追加的な被ばくを浴びない ようにすることが、今回の食品中の放射性物質に係る基準値設定の最 大のねらいと考えます。住み続けると、外部被ばくだけによっても年 間1ミリシーベルトを超える追加的な被ばくを浴びる地域さえあり ます。避難できない住民の内部被ばくを最大限抑えることが政府に要 請されています。この視点からコメントします。 1.食品からの内部被ばくを年間1ミリシーベルトに抑えるとの考え は外部被ばくが問題にならない地域でのみ正当性があります。上記の ような汚染地域でははるかに厳しく規制するべきです。 2.食品の摂取量として「国民の平均値」を用いて計算していますが、 上記のような汚染地域についてのデータはないのでしょうか。焦点と なる地域でのデータに基づいた評価も示してください。 3.流通する食品の汚染割合を50%とする仮定はこれらの地域では 実態を反映しているのでしょうか。これらの地域では「地産地消」の 傾向があるのではないでしょうか。流通する食品への依存度が小さい 家庭をも念頭において、それらの住民の被ばく量をも抑えることが必 要ではないでしょうか。50%の仮定は外すべきではないでしょう か。 4.小児期で「放射線の影響を受けやすい可能性」が言及されていま すが、ICRP の内部被ばく線量係数(別冊 表6)では 5 歳や 10 歳で 成人よりも値が小さいものがあります。これらの値は小児期での感受 性の高さを反映していないのではないでしょうか。また、胎児に対す 1,2,3 別添2 る ICRP のリスク評価にも疑問があります。ICRP のリスク評価はチェ ルノブイリ原発事故後に多発している出産異常を説明できるのでし ょうか。放射線の影響はがん死だけではありません。 1359 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 1,2,3,5,6 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質 ,7,11 に係る基準値の設定)等について意見申し上げます。 放射性物質の食品からの摂取は、国民の内部被爆を招き、健康を損な い、遺伝子を破壊します。それは経済活動の衰微、想定以上の人口減 少を引き起こし、国力の衰退を招くことが懸念されます。少子化の進 む昨今、子供の健康を損ねる可能性のある要因は、一つ残らず排除し なくてはならないと思います。以下に述べます 10 項目についてご検 討ください。食品中の放射性物質については、日本人がこれから恒久 的に向き合っていかないとならない問題だと思いますので、どうぞ長 期的な視点でご賢慮の程よろしくお願い申し上げます。 記 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 別添2 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつつ、一 般食品の基準値 1bq/kg の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム、ウラン、トリチウム等の放射性物質 については、十分な調査がされないまま、セシウムとの比率が一定と いう仮定の元で基準値が設定されています。セシウム以外の放射性物 質についても、速やかに汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 10) 出荷作物・食品の全量検査を行って下さい 日本の技術力をもってすれば、出荷作物・食品の全量検査も不可能で ないと考えます。サンプル検査だけでなく全量検査の導入を求めま す。 1360 以上 食品の放射性物質について、厳しい基準値と計測の徹底をお願いしま 1,3,7 す。 特に、子どもたちが食べるものについては放射能汚染から守られるよ う、給食用食材の毎日の計測、汚染食品混入の防止策を行ってくださ い。 汚染が高いものを子どもたちが食べることがないよう、徹底した防止 策をお願いします。 1361 今の基準値でも危ないと思っております。 50Bq から100Bq の変更は身体に深刻な影響を与えるものと思い 1,3 別添2 ます。特に乳幼児、成長著しい子ども、妊産婦さんは汚染されている 物は避けるべきです。 また、海外の友人たちは日本の緩い設定に日本への旅行を避けていま す。外国人観光客も安心して来られるような、厳しい基準値でないと、 観光でお金を落としてくれる富裕層は、この先日本には来ないでしょ う。 基準値を100Bq 設定に反対します。 健康と命を守るためお願い致します。 1362 乳幼児の基準値を緩めることに断固反対! 3 危険すぎです。子供達や日本の未来のために正確な情報と適正な判断 をしてください。 1363 政府が設定しようとしている基準値に反対いたします。 1,7 ドイツからの提言通り、子ども:4 ベクレル/㎏・大人:8 ベクレル/ ㎏ が限界だと思います。 甘い基準が、風評被害をうみ、被災地の作物の不買をひきおこし、外 国の輸入禁止を助長しています。 私は、ドイツの基準値以下なら、又、検査をきちんとやり、嘘がなけ れば、福島の作物でも食べます。 安全性を無視した甘い基準と検査のずさんさが、世界中からあきれら れ、日本に対する、政府に対する不信感をあおっているということを よく理解していただきたいです。 このままでは、日本への不信感で日本の産業がすべて廃れてしまいま すし、健康に働くことのできる国民もいなくなると思います。 放射能は脳にも影響が出るので、優秀な日本人もいなくなり、国が衰 退すると思います。 1364 一度コメントを送ったのですが、書き忘れたことがあり、追加でコメ ントさせていただきます。 ・基準値の設定だけでなく、測定にかんするガイドラインもきっちり と作ってほしいです。 →測定器は正確性が確認されたゲルマニウム半導体検出器で行 う。簡易的な計測器は不可。 →測定時間によっても正確性がかわるので、基準となる測定時間を 決め、それ以上の時間をかけて検査すること。 →野菜などの食品は洗わずに測定すること(実際には洗わずに食べ る人もいますし、洗い方は人によってさまざまなので、洗わずに検査 するのが妥当かと思います。) 5,7 別添2 このようなことをしっかりガイドラインとして決めてほしいです。 ・加工食品などについてですが、これは原料、製造、加工されたそれ ぞれの状態できちんと検査していただけるということでしょうか? 検査するか否かはメーカー任せなのでしょうか??このパブリック コメントでは、基準値についてのコメントのみの募集なのかもしれま せんが、この場を借りて加工食品の検査体制の強化をお願いします。 もちろん原料、製造、加工それぞれの過程で検査できればとてもよい ことですが、実際は加工済みの状態(出荷する状態)でしっかり検査 していただければ問題ないかと思います。加工食品の安全性について は現在不明なことが多すぎて実際に私は買い控えをしています。この 改正にあわせてしっかり加工食品も検査をしてほしいです。 ・乾燥きのこ等々の基準についてですが、「戻した状態」と「乾燥し た状態」と両方で一般食品の基準ということですが、こちらは乾燥し た状態のみでよいのではないでしょうか?「乾燥した状態」が問題な ければ「戻した状態」も問題ないと考えます。むしろ、2 つあると「乾 燥した状態」では調べず、「戻した状態」のみの検査基準で通過して しまう恐れがあるかと思います。 ・米ぬか等の油については、油の状態で購入するので、油になってか らの検査基準で十分かと思いますが、お茶に関しては葉っぱの状態で 買ってくるので、まれではありますがケーキなどに葉のまま使用する ことも十分考えられるのでこちらは葉の状態での検査基準が望まし いかと思います。たとえばすでにお茶となって売っているペットボト ル飲料などは抽出した状態の検査基準でよいと思います。どの状態に 基準値を適用するかは、買った人がどのような使い方をするかわから ないので、スーパーなど末端で売られている状態で判断するのが妥当 だと思います。粉ミルクなども是非粉の状態での検査基準にしてくだ さい。 以上、よろしくお願いいたします。 1365 お疲れ様です。早速ですが、500 ベクレルは大人でも病気になるレベ 1 ルで安心して日本で暮らすことはできません。 乳幼児はなおさら。100 ベクレルでも無理です。ドイツ並にしてくだ さい。 よろしくお願いします。 1366 100bq 以下を大丈夫とする基準では、大人はともかく子どもには心配 です。 特に乳児用食品の基準を 100 とするならば、乳児用食品というカテゴ 1,3,5 別添2 リーそのものの存在が疑問視されます。 安心して乳児に与えられるものでないものが「乳児用」として販売さ れることは反対です。 水・米・牛乳(給食に必須とするのなら)についてはより厳格な基準 設定をお願いしたいです。 何 bq まで OK、という基準を決めるよりも、どうすれば子どもに摂取 させずに済むか、というスタンスで考えて欲しいです。 1367 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 3 いとする答申案まとめているとうかがいました。 まだ福島第一原発から放射性物質が出続けてる以上、基準は厳しくす べきだと思います。緩めるのは解決してからでいいのではないでしょ うか。 子ども達に対する基準は厳しくするにこした事はないと思います。 なのに、それを緩めるだなんて反対です。 1368 遅すぎる感はありますが、基準を厳しくすることは賛成です。年間 3,11 1ミリマイクロシーベルトまでというこれまでの法律基準を守るこ とは当然ともいえます。 一部の基準の緩和が検討されているという報道もあったようです が、それは言語道断ですので、ぜひ震災前の基準の順守をお願いいた します。 子供たちにこれ以上無用な被爆をさせないでください。 1369 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量 と同程度に抑えて頂きたい切望します。 つまり流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達 成できる食品基準値と検査体制を望みます。 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。これまでに公表 された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程度は 事故以前の水準を保っていると思われます。こういった地域の産品が 汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査を行って頂きたい と存じます。つまり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平 均して数Bq/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出 1,7,11 別添2 来ると考えます。厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来 への不安を取り除く観点から、流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げます。 食品に対し国民の健康とい う最優先事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護 を実現する上で必要不可欠であると考えます。以上。 1370 いまだ原発事故の収束も見えず、汚染食材が流通していることを止め 1,2 られません。とくに、子供の口に入りやすい、牛乳、乳製品を含んだ 食品は、脱脂粉乳などを使ったお菓子を含めて、乳牛メーカーとその 子会社から売り出されることが多いです。大手牛乳メーカーはあくま で、乳業協会の原乳調査を錦の御旗としてでき上った製品の放射能測 定を拒む立場にあります。子供の命と未来を守るために、放射能測定 の実施と我慢値を4ベクレル/キログラムに抑えることが、予防原則 にのっとったやりかたではないでしょうか。 付け加えますならば、よくある年間一ミリシーベルト話は、ICRP 基準では内部被ばくも外部被ばくも含めた数値です。環境省、農林省、 厚生労働省、文科省からでる基準値は、常にICRP1ミリの拡大解 釈です。我々国民は総合生活をしておりますので、せめて関係省庁で 1ミリシーベルトを均等割にしてから規制値設定をお願いしたい。各 省庁で1ミリシーベルトを基準にされたら総合4ミリシーベルト超 えで、ICRP基準を上回ります。 1371 乳幼児には、特に厳しく基準値を設定しなくてはいけません。50 ベク 3 レルでも高いと思っていたのに、100 ベクレルなんて子供を殺す気で すか?私の生んだ宝物を国に殺されたくないです。このような事を国 民に問う自体、あなた方の頭は放射能に狂わされているのではないで しょうか。子供を守らない国は滅びます。 1372 日本の多くの地域で産出される飲料水や食品のほぼ全てが放射能 が1ベクレル以下や測定限界値以下の非検出である。 国土全体から見るとほんの一部地域の放射能汚染地の食品等の生 産状況を考慮してこのような甘い基準値を設定すると日本の全ての 農水産物や食品が諸外国の規準に照らし合わせると、濃厚な放射能汚 染食品と見なされ、その結果日本の食品などの産品輸出が困難となり 著しく国益を損なう。 広く日本全体の国益と国民の健康を鑑み、かような高い放射能基準 値を設定公表する事は今後の日本の産業全体に計り知れない不利益 をもたらすだけであるので、即刻世界標準かそれ以上によりきびしい 1 別添2 放射能汚染規制値に設定変更戴きたい。 1373 1,7,9 食品の安全・安心に関しては大変な関心を持っています。 ようやくまったく意味をなさないざるの様な暫定規制値が改正され、 基準値が多少きびしくなることで放射性物質規制への第一歩を踏み 出せたと喜んでいたところ、文部科学省の放射線審議会が、乳児用食 品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする 答申案まとめようとしています。 何故もっとも放射線の感受性の高い乳幼児に放射性物質の被害を負 わせようとするのでしょうか? 愚挙としか言いようがありません。 粉ミルクからセシウムが検出されており、また各自治体が独自で行っ ている検査からも牛乳からセシウムが検出されています。 日常的・多岐に使用、摂取がわたる牛乳・乳製品のようなものほど厳 しい基準を設けなければ規制値の意味がありません。 また、一つの食品のみをとって 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、 線量換算で年一ミリ以内で安全という根拠は何一つありません。 このおかしな規制値の緩和を許さないで頂きたく思います。 また、食品に関して以下の規制、表示等を義務付けていっていただき たく思います。 1.放射性物質に関しては、原材料も含めて、食品にどれだけ放射性 物質が入っているかの表示を義務づけていただきたいと思います。食 品添加物に関しては、すでに表示が義務づけられているので、放射性 物質も表示を義務づけていただきたいと思います。 2.産地の表示の厳格化もお願いします。魚などは、とれた場所と水 揚げされる場所がちがっている場合があるようなので、放射性物質で 汚染された海域でとれたことがわかるようにしていただきたいと思 います。 3.食品にふくまれる放射性物質の検査態勢を充実させていただきた いと思います。 4.米などは、千葉県等は検出限界値以下では、放射性物質の有無を 明らかにしていませんが、検出限界以下でも表示するように義務づけ ていただきたいと思います。 5.放射性物質の摂取に関しては、安全な値はないと言うことなので、 可能な限り放射性物質の入った食品が流通しないような施策を採っ ていただきたいと思います。 別添2 今ここでまともな規制、基準を作り上げなければ、放射性物質の内部 被ばくによる疾病が今後急激に増えることで、将来にわたって国民の 健康が損なわれ多大な医療費が国庫を圧迫します。国力が衰退し、日 本とういう国自体が存続できなくなるかもしれません。どうぞよろし くお願いします。 1374 4月から、暫定基準値が改正されることを、大変うれしく思っており 1 ます。 それと同時に、 これからを生きる子供(3か月の乳児)を持つ母親からとすれば、 本当ならば、 もっと厳しい数値にしてほしいと思っています。 小さなこどもの体の中には、たとえ1ベクレルでも、 放射性物質を入れたくないと思うのが、 親ではないですか? 実際、私の家族は、原発事故後、主人に転職してもらい、 安全な地域へ引越ししました。 それでもなお、食品に含まれる放射性物質に対しては、 常に気を付けており、油断ができない毎日です。 規制値が改正されることで、 少しでも気が楽になる母親たちがたくさんいるはずです。 一部では、乳児用の50ベクレルという数値は厳しすぎるので、 100ベクレルに緩和するという話も出ているとのことですが、 言語道断です。 100ベクレルなんかに設定したところで、 安心できるわけないし、 国は国民・そして未来を担う子供を守ってくれないんだという、 失望感しか残りません。 農業者などを守る前に、 未来ある子供たちの健康を守るための基準を設定してください。 このままでは、みな子どもを作るのもためらい、 より少子化が進んでいくとしか思えません。 はやく子供たちが安心して日本の食べ物を食べることができる日が くるのを願ってやみません。 どうか、どうか、よろしくお願いいたします。 1375 乳幼児食品や牛乳の基準緩和を許すことは出来ません。 絶対に反対です!! 3 別添2 また、幼稚園や学校給食での牛乳自体を、廃止すべきだと思います。 この大変な事態を、どれだけ軽視しているのか‥、まったく信じられ ません。 これ以上、子供たちの身を危険にさらさないで下さい!! 1376 安全第一\(^o^)/工場現場の合言葉を、子供たちの未来へ。 3 1377 基準値を厳しく設定してください。 1 1378 100Bq/kg の設定はあまりにも高すぎると感じます。被曝は足し算で 1 す。感受性の高い幼い子供達の内部被曝を避けるため、流通品の基準 値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げます。 食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理的 に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考え ます。 1379 「本当は 0.1 ベクレルだって、子供に汚染されたものを食べさせたく 1,11 ない」というのが、親の本音であることをまず知っていてください。 大人よりも子供の方が、より乳製品を摂取する機会が多いです。 また、放射能の影響も子供の方が大きいというのが通説です。 とにかく、もっと基準値を下げてください。牛乳は飲み物です。 一日 1 リットルくらい平気で飲む子もいるのですよ。 基準値を超えるものを市場に出回ることへの罰則も設けてほしいで す。 1380 「本当は 0.1㏃だって、子供に汚染されたものを食べさせたく 1,11 ない」というのが、親の本音であることをまず知っていてください。 大人よりも子供の方が、より乳製品を摂取する機会が多いです。 また、放射能の影響も子供の方が大きいというのが通説です。 とにかく、もっと基準値を下げてください。牛乳は飲み物です。 一日 1 リットルくらい平気で飲む子もいるのですよ。 基準値を超えるものを市場に出回ることへの罰則も設けてほしいで す。 1381 基準値をより厳しく設定することを望みます。 1 内部被ばくをさけるためには必要なことです。 1382 1.乳児用食品についてはもっと基準値を下げるべき 1,3,6,7,1 小児への放射線の影響については、本パブリックコメントの関連資に 1 もなる平成 23 年 12 月 22 日「食品中の放射性物質に係る規格基準の 設定について」 (以下、本資料を「資料 1」と呼ぶ)の 2P(ページ)5 ~10L(行目)にもあるように、感受性が成人より高い可能性(甲状 腺がんや白血病)があると考えられる。 別添2 このことは、放射線の特徴である「DNA を傷つける」という特徴から 鑑みるに、細胞分裂が成人よりも活発である小児にとっては、同じ放 射線量でも大きな差があらわれることは自明であり、またチェルノブ イリ事故においても子どもの健康被害が顕著に表れたことから、おお よそ疑う余地のないことである。 このことから、臨床上のデータがないとして、さらに食事量に差があ るとしても、食品基準において大人が 100Bq で乳児が 50Bq という基 準では、あまりに差が少ないのではと考える。 また、乳児は離乳食として乳児用食品だけを食べるわけではなく、大 人が食べるものを口にする機会も多々ある。そうしたなかで、やむを えず高い基準値のものを食べて被曝する量を考えると、乳児用食品に ついては更に極めて安全な基準を適用しなければ、想定の被曝量内に 収めることができない可能性が高い。 そこで、具体的には、乳児用食品においても、水と同じ基準である 10Bq 以下にすべきだと考える。また、給食などで摂取する可能性も考えて、 乳/乳製品も 10Bq 以下にすべきである。 2.放射性セシウム以外の放射性物質も含めた基準値にすべき 資料 1 の 2P6~8L には「影響が見いだされているのは(略)生涯にお ける累積の実効線量として(略)100mSv 以上」と記載されている。一 方、本改正案においては別添資料のパラグラフ 1・8L において「食品 )の線量を、 中に許容することのできる放射性セシウム(以下、 「Cs」 現在の年間5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げ る」との記載がある。 このとき、日本の男性の平均寿命が 79.64 年(厚生労働省:平成 22 年簡易生命表)であることを参考に、仮に 80 年間 Cs を 1mSv 分取り 入れたとすれば、生涯で 80mSv 累積することとなる。(ここでは敢え てわかりやすくするための例として話を単純化しており、体内での半 減期等は考慮していない) しかし前述のとおり、これは Cs のみで 80mSv ということであり、 (1)事故後から経過措置が終了するまでの基準値が高く、1mSv 以上 被曝している可能性が高いこと (2)事故がまだ収束していないこと (3)Cs 以外にもストロンチウムやトリチウムなど別の放射性物質も リスクになること、以上3点を考慮すると、生涯で受ける放射線量は 影響が出るとされる 100mSv をゆうに超えることが予想される。また、 前項 1 の通り、小児への影響はいまだ予想できず、100mSv を待たずし 別添2 て健康被害の事例が増える可能性も十分ある。 ゆえに、Cs 以外の物 質についても基準をもうけ、また、測定の対象とすべきであると考え る。 3.経過措置を設けない、もしくは基準値を下げるべき 別添にある大豆・肉・米に関する経過措置の基準値である 500Bq は、 他の新基準である 10~100Bq と比べても極めて高すぎる数値で、日常 的に摂取することで短期的ではあるが大量に内部被曝する可能性が あると考える。 具体的には、大豆についてはそのまま食べるよりも 味噌や醤油、豆腐、納豆など日常的には加工食品として食べることが 多いが、それぞれ毎日食べない日はないのが現状。また、米は日本人 の主食でもあり、他の食品にくらべて摂取量も多い。 そういった、摂取量が多い食品に限って基準値が高いと、大量被曝 の可能性が出てくるのではないかと考える。 よって、経過措置をも うけずにすぐ新基準を適用するか、もしくは経過措置における非常に 高い基準値を下げるべきである。もちろん、その結果として、収穫し たものの出荷できない米や大豆が大量に出る可能性はあるが、生産者 への保障は政府および東京電力が適切に実行すればよい。そして、な により国民の健康を守ることが第一であり、また、こうした基準を厳 格に行うことが、日本農業の信頼回復への近道であると考える。 1383 (1)基準値については、示された原案は十分安全側に立っており、 4,5,8,11 消費者の健康保護の観点では妥当と考えます。 しかし、摂取量の少ない特産品などの場合、一般食品の基準値を採用 することは厳格に過ぎる面もあると考えられます。 今後食品中の放射性物質の検出状況を見ながら、十分安全確保できる 食品種については個別の規制値を検討するなど、柔軟かつ弾力的な規 制措置に取り組んでくださることを要望します。 2)一般食品の基準値について、乳児や幼児、妊婦などの限度値を試 算した上で、すべての年齢区分で安全となるように基準値が設定され ていること、また、基準値の対象は放射性セシウムであるがストロン チウムなど他の核種についてもセシウムとの比率を算出してこの基 準値に含めていることが、消費者にわかりやすく伝わるように、説明 資料やQ&Aなどを作成してくださることを要望します。 1384 基準値をより厳しく設定してください。 1 1385 乳児、子供の感受性を考え0にすべきで50でも高いと考えます。ま 3 して100に上げる事には反対です。 1386 基準値は 10 ベクレル以下がよいです。プルトニウムの検査もしてほ 1,7 別添2 しいです。 1387 基準値が低い方へ改訂されることはひとまず評価できるかと思われ 1,3,6,7,1 ます。が、内部被曝に関しては不明なことも多く、国民の安全を守る 1,11 観点からは以下の点で改善を求めます。 1.米 他の嗜好品とは異なり主食であり、国内での 2 次加工品への 使用も多いことから、微量であっても総量での摂取がかつてないほ ど、高値になることが予想できるため、暫定期間を減ることなく、2012 年 4 月より施行が望まれます。すでに、昨期の収穫が終わっているこ とを考えると、できるだけ早く新基準である 100Bq/Kg を採用し、検 査体制が整えば事故前の基準である1Bq/Kg 以下を順次目指すことが のぞまれます。 (100Bq/Kg でも十分低いとは考えられません。しかも、 現在でも減反政策が行われており、生産調整が一番行いやすい品目と 思われ、汚染地域以外の増産も視野にいれ、農家への十分な補償で対 応すべきと思われます。 ) 2.特に感受性が高い乳幼児に関しては医薬品基準である放射性物質 0を目指すべきと思われます。 3.同様に給食においても、学童期に放射性物質を含んだものを食べ るメリットがないため、検査機器等の事情ですべての品目の検査が不 可能である以上、汚染地域からの農産物を避けることの方が合理的で あると考えられます。 4.食品の流通、検査状態にあわせ、一定期間ごと、3ヶ月毎程度に 厳格化の検討を明示していただきたく思います。この、基準を恒久的 な基準として受け入れることは不可能です 5.検査品目の充実。現状でも、検査品目がかたよっており、汚染農 産物のすり抜けが問題となっております。国民の健康のため、早急な 対策が望まれます。また、ヨウ素、セシウム以外の核種の検査が乏し いため汚染状況を把握できない現状があります。そういう情報不足が 風評被害を招いているかと思われます。 6.農家の補償や、汚染実態の把握のため、より詳細な検査体制、ト レーサビリティの構築が必要と思われます。 1388 乳児用食品と牛乳について、放射能基準を 50Bq/kg を 100Bq/kg に緩 和することに大変不安を感じています。 チェルノブイリについての事故を調べると、 放射能による健康被害が患者数として具現化するには 5-6 年はかかる ということが分かります。 福島原発事故から1年もたっていない今この時点で「問題ないであろ 3 別添2 う」との推論を元に緩和するのは、性急であるとしか思えません。 自分はこれから出産を考えておりますが、 これでは日本の幼児食品や牛乳メーカーは勿論、 国内での子育自体も心配でなりません。 なにとぞ撤回をお願いいたします。 1389 基準値を事故前に戻してください。 1,7,11 それを基準値として超えたものは流通禁止としてください。 基準値を超えたものは東電に責任を負わせてください。 東電が起こした事故なのですから。 フツーの一般企業でしたらどうなっていたのでしょうか??? 焼却は煙に乗って広がるので絶対にやめてください。 被災地の保障はきちんとすべきです。 基準は世界基準にしてください。 ベラルーシの値を参考にしてください。 子どもや妊婦は影響を受けやすいので、誰が口に入れても安心なよう に影響を受けやすい人に合わせて基準値を設けてください。 そしてその他核種の計測もしてください。 スイスのように放射能拡散予報もしてください。 なんの為にスピーディに税金かけてるんですか? いい加減日本を滅ぼすようなことやめてください。 1390 私は電気と引き換えに放射性物質を摂取してもよいという契約を東 1 電と結んでおりません。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。原発事故由来の 食物が流通にこれ以上出回るならば海外移住も検討してくつもりで す。 1391 食品の規制値をもっとドイツ並み、できれば原発事故発生以前に戻る ようなものを目指して厳しくしてください。 健康を維持するためには、現在の規定値では安心して食べ物を食べる ことができません。事故前の何千倍という数値であると考えると、そ れを安全だといわれても理解に苦しみます。 現在、乳児がおりますが、安心して食事を取ることができません。 何にどのぐらいセシウムが含まれているのか見当もつかないからで す。 1,3,7,9 別添2 また、汚染の低いものを選ぶ余地がありません。出回っている野菜は、 100Bqなのか10Bqなのかもわかりません。もっと検出限界を 1Bq/Kg ほど低くしてNDではなくて、どのぐらい含まれているのか を知って、消費者が選べるようにしてもらいたいです。いまは選択の 自由がありません。記載がないので防御するために西日本のものを選 択している状況です。現在、風評被害が拡大してしまうのも、記載が ない、それが原因としてあると思います。 親は子どもを守りたいのです。 また、セシウムだけでなくストロンチウムについても計って記載・表 示をお願いします。魚など心配です。 国で規定値を低く設定してもらえない限り、学校や保育園などに給食 の問題では、わがままということしか映らないようで、食べ物を選ぶ ことさえ自由が与えられずに、理解されないこともままあります。 少量ぐらい大丈夫だからと言って食べさせられるのも、本人が怖いと 感じているのに、それを強いられてしまうこともあるのです。 せめて乳児・幼児・小学生ぐらいまでは安全を考えた数値を細かく設 定して食べ物の検査を行ってもらいですし、汚染が低い食べ物を優遇 して子どもに供給するような国にしてもらいたいです。 子どもは未来の日本を作ります。子どもがいなければ、日本という国 がそのものがなくなってしまいます。将来老人になったときに、誰が 税金を納めて社会を形成してくれるのでしょうか。誰が食事を作って 介護をして支えてくれるのでしょうか。必要な人材は海外から移住し て世話してもらうのでしょうか。日本人を衰退させたいのでしょう か?これは日本の将来を考えた上でも重大な決定事項だと思います。 後世に影響する決断だと重々承知ください。 1392 私には二人の幼い子供がいます。 1 放射線の影響は子供のほうが大きく、また被爆は少なければ少ないほ うがいいというのは、国も認めていることだと思います。 であれば、4月からの新基準値は全ての食品において、より低い値で あるべきだと考えます。 日本の新基準は他の国より比較的高いと感じています。 きちんとした厳しい値を設定して、食品の測定値をしっかり公表する ことが、母親たちの安心、ひいては風評被害の解消につながるのでは ないでしょうか? より厳しい値への検討をよろしくお願いします。 1393 先般、乳幼児食品及び牛乳に関して 100bq に引き上げても良いという 3,7,8 別添2 案が報道されておりますが、乳幼児及び成長期の子供は放射線に対す る感受性が非常に高いとされておりますので、十分安全側に立った基 準値にしたほうが良いと思います。牛乳の検査結果を見ても 50bq/l という基準値は十分達成可能であると考えます。 勿論検査体制を十分整えることが必要であり、現状は検査が牛肉に片 寄りすぎておりますので、検査のリソースを他の食品に注ぐようにし たほうがいいと思います。 我々国民は、原発事故の初期に情報公開を隠された点において、行政 府に対して強烈な不信感を抱かざるを得ません。それを解消するため に、誠実な情報公開と、国民の気持ちに寄り添った政策を考えてくだ さい。とくに、子供を守ってください。 1394 設定された基準値 100 ベクレルでは高すぎます。 1,3,7,8 乳幼児への基準値もしかりです。 より低い基準値の設定、および継続的な情報公開していただきたいで す。 また、汚染食材の混入を防ぐべく、流通経路の管理監督をお願いいた します。 食品の安全、ひいては国民の健康を守っていただくよう、お願いいた します。 1395 放射性物質の暫定基準値がいつ改定されるのか、ずっと気になってい ました。現行の基準は非常時基準とはいえ、諸国との比較からあまり にも高いと思っていたので、今回の改正で見直し・引き下げがされる ことは国民を守る上でも大変意味深い事と思います。以下、改正案で 気になった点を書きます。 ・現状で放射性ヨウ素が検出されていないことから新基準にはヨウ素 が盛り込まれていませんが、測定自体も行わないのでしょうか。未だ 事故が収束しておらず、今年1月には福島のセシウム降下量が増えた という経緯もあることから、一般消費者としては、検出されていない のなら、基準値を例えば20ベクレル/kg 程に大幅に引き下げた上で 測定結果も公表し続けて頂きたいです。 ・乾物を原材料の状態と食用状態での測定とするのと同様に、水産物 (特に魚)については内蔵を食べる方もいますので、現行の可食部の みではなく、丸ごとの数値を参考程度でいいので公表していただきた いです。水産物に関しては、出来れば、月に一度程のペースでストロ ンチウムやトリチウムについても測定および公表をお願いいたしま す。 1,2,3,7 別添2 ・全食品を測定するのは現実的には不可能なこと、現在も流通品から 基準値を超えるセシウムが検出されていること、福島はじめ高線量地 域において店頭で扱われる商品の多くが地物であることに鑑み、せめ て感受性の高い乳幼児用の食品には飲料水と同様の10ベクレル/kg 基準の採用をお願いいたします。 ・上記項目と同様の理由から、給食に関わる項目(一食分の基準など) の策定をお願いいたします。 ・今も高線量地域で暮らしている方々はこれまで受けた被曝に加え、 外部線量と呼吸による内部被曝、さらに食品による内部被曝があるた め、より厳格な基準が現地で施行されても良いと考えますが、そうい った対応策を設けていただきたいです。 ・内部被曝は外部被曝と異なり被曝距離が短いこと、取り入れた放射 性物質が体外へ排出されるか放射能がなくなるまで被曝は続いてい くことから影響は大きくなることが知られています。どうか厳格な基 準を採用し、日本の未来を守って下さい。 1396 反対です。 11 1397 反対です。 11 1398 乳幼児やこれからの日本を背負う世代は、外部的にであれ内的にであ 1 れ放射性物質に触れることは限りなくゼロでなければなりません。 本気で少子化を防ごうとお考えですか? 子供の未来は日本の未来です。 内部被曝により出生率が下がることはチェルノブイリの事故から推 察できるところです。 本来であれば空間中に放出されてはならないものが出続けている中 で基準値を設けるというのはおかしな話です。しかも基準緩和とは言 語道断。 少子化対策も国防の一環です。 これでは放射能テロと言わざるを得ません。 1399 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を 100Bq/kg に緩めるとの答申案 3 に反対します。チェルノブイリの事故後、健康被害が起きた原因は殆 んどが食べ物からの内部被曝でした。子供の命と牛乳メーカーの権益 保護とどちらが大切なのでしょうか。強く抗議します。 1400 乳児用の食品基準を 50 ベクレルから100ベクレルにするけんです がとんでもないです 法律を守って頂きたいし 子供達を守ってください 四月からの新基準の100ベクレルでも子供達には高すぎると思っ 3 別添2 ています。ですから学校に通う子供は卒業するまでずっと給食食べれ ずお弁当持参になります。なんて国なんでしょう。 ただでさえ多くの事に注意しストレスかかえないよう習慣化しよう と努力してますが 危機感や情報量は皆違いますから大変なことで す。 基準は厳しくしてくべきです。そして一刻も早く食材全量検査の体制 を整え輸入食材も増やし子供達の食の安全を確保しなければならな いです。 1401 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質 に係る基準値の設定)(案)等に関する御意見の募集について、私の 意見を言わせてください。 食品の基準値が、500ベクレル/kg から100ベクレル/kg へ下が ったことは歓迎します。ですが、まだまだ基準値が高いので私の子供 へ安心して与えられる基準ではありません。 また、子供の摂取量が高い乳製品、ベビーフードの基準値が50ベク レル/kg と一般食品より低く設定されたことも大変、評価の高いこと だと思います。 ですが、これについてもやはり、基準値が高すぎ、到底、安心できる 値ではありません。 私の安心できる基準は、子供の食品では0ベクレルです。もちろん、 原発事故前にも0ベクレルの食品など厳密には無かったことは承知 しております。また、原発事故により、放射能汚染の激しい福島県に おいても、幸いにも汚染が少なく、ゲルマニウム半導体検出器におい て検出限界値を 1 ベクレルという厳しい設定で測定してもクリアでき る農産物が農家の努力により作られることも理解しております。 もし、てっていした検査が行われたうえでの流通なら、福島のもので も食べられるのに、それができてない、および基準値が高いために、 安心できない、食べられない、これは消費者だけでなく生産者もつら いことでしょう。 食品基準値はもっと下げる必要があります。私は子供の食べ物は 0 ベ クレルを安心としますが、ぎりぎり子供4ベクレル、大人8ベクレル までなら、放射能汚染地の食材でも食べます。 子供 4 ベクレルというのは、大変厳しい基準値ですが、ここまで徹底 してできる力が、この勤勉な日本国民には備わっていると思います。 ぜひ、もう一度、基準値の設定を見直してください。 1,3 別添2 とりわけ、給食などはすべての子供の健康に直結します。子供用食品 や給食などの基準値は、もっと低くしてください。 以上の意見です。よろしくお願いします。 1402 二歳の子供を持つ母親です。 3 乳幼児食品と牛乳について、50 を 100Bq/Kg に緩めてもよい、という 案がでているそうですが、その数値では子供に与えることはできませ ん。今も毎日放射能、放性物質、内部被ばくに不安をもって暮らして います。せめて食べ物の不安だけでも減らしていただきたいです。 50Bq/Kg でもとても不安に感じていますので、緩めることは考えなお して頂きたいです。どうか子供たちを守ってください。お願いいたし ます。 1403 流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い 1,3 申し上げます。 チェルノブイリでは 30 ベクレル代でも子供が病気になっています。 乳幼児に 100 ベクレルなど、感受性の高い子は見殺しにしても良いと いっているも同じです。 1404 1.子供への影響を考慮した規制値の設定について これまでの知見(参考資料参照)からすると子供の年間被曝量を 1mSv に押さえるという基準は甘すぎる。これらはいずれも外部被曝に 注目したものであり、食品による内部被曝は、さらに重大な影響を与 える可能性がある。 これらを考えただけでも 1/3 どころか、水と同じ 1/10mSv 程度に 抑えておくべきである。そうすると、いずれの食品についても、提案 された値の 1/10=5Bq/kg 程度とするのが妥当である。 2.関連法体系の整備 規制値にのみ言及しているが、食品衛生法では http://www.houko.com/00/01/S22/233.HTM 表示、監視、検査、罰則について規定している。今回の基準が達成 されているかを監視、検査する体制を事業者等に課すべきである。特 に表示については義務化させることが望ましい。 参考資料 ・被爆者データの分析 ・固形ガンによる死亡リスク(ERR) 0-9 才で被曝した者は成年で被曝した者の 2.5 倍 (下記 Fig3) Preston et al. (2003), "Studies of mortality of atomic bomb survivors. Report 13. Solid cancer and noncancer disease 1,7,9 別添2 mortality: 1950-1997," Radiation Research, 160 (4), 381-407. ・白血病 年齢別の推定値ではないが、白血病全体で 1.55 CML では 6.39 に達する。 Richardson et al. (2009), "Ionizing radiation and leukemia mortality among Japanese Atomic Bomb Survivors, 1950-2000," Radiation Research, 172 (3), 368-82. ・平成22年3月 原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学 的調査 この調査の対象の原発従事者の一人当たりの平均累積線量は 13.3mSv(報告書 p.32 合計列によれば 10 年以上勤務はこのうち 28.2%)。 概ね年間 1mSv 程度を被曝。 それでも、 全新生物、肝臓がん、肺ガン、非ホジキリンパなどで は被曝量とともに、死亡率は上昇。労働者は当然、成年以上で有り、 子供への被曝の影響はさらに大きくなると推測するのが妥当。 以上 1405 食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正について 【意見の要約】 1.規制上の「一般食品」というカテゴリを対象にするのではな く、国民の食事に占める割合が高いカテゴリを対象とした方が効率的 なスクリーニングが可能であり、また、将来の改正の煩雑さを軽減で きると考えます。 2.測定下限値は規制値に対する割合を指定し、具体的な値を述べない 方が将来の改正の煩雑さを軽減できると考えます。 3.スクリーニング以外に、食品放射能の推移を追う詳細な調査を望み ます。 (1) 「一般食品」というカテゴリを対象としていることについて食品 中の放射性セシウムスクリーニングは、低コストかつタイムリーに、 汚染度の高い食品を市場から取り除くために実施されるものと理解 しています。 であれば、規制上のカテゴリに囚われることなく、摂取量の多いもの を対象としてスクリーニングすることが効果的であると考えます。例 7 別添2 えば小児における牛乳や、主食とされる穀類です。 (2) 測定下限値の具体的な値を述べていることについて 機器の測定下限値の仕様は、検出したい値との関係によって決まるも のですので、その関係のみを記述するので十分と考えます。 (3) スクリーニング以外の詳細な食品放射能調査について 言うまでもないことですが、食品放射能に関する詳細な調査が継続的 に実施されることを改めて希望します。ICRP による勧告 [1] でも 「参考レベルを下回る被ばくを無視してはならず、防護が最適化され ているかどうか、あるいはさらなる防護措置が必要であるかどうかを 確実にするために評価を行うべきである」と述べられています。 -以上1406 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,7 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと思い、できるかぎり西日本の 食材と輸入品を購入しております。一日一人当たり 1Bq 以内が達成で きる食品基準値と検査体制を望みます。 1407 政治、経済、それに大きく関与する企業のために、何よりも大事な健 康、命に関わる基準値改悪はそもそもやめてください。単純にこれま での暫定値より上げた下げたの話ではなく、震災前の基準値の持つ意 味を無視した、軽視した、別角度からの詭弁的な計算はやめてくださ い。 外部被曝、内部被曝の総量を別物とする、明らかに理に反する考え方、 それに基づく基準値設定もやめてください。成人と子供の体内許容を 同一数値としての計算もいかに理に反するかは私たちよりもご存知 のはずです。 もちろん、文科省の意見は言語道断です。 が、そもそも、何故、震災前の基準値がもうけられたのか、震災後だ から* 入力フォームの「※件名」の欄に、「食品中の放射性物質に 係る基準値の設定」と入力といって人間の耐性があがるわけがない以 上、身体的にも震災前の学術的にも理に反していることは明白です。 また、パブリックコメントを求めている、その締め切りがあることの 告知にこそ、メデイアや広告を使いなさい。 民意というものを無視するのが、政治であり、行政であるということ 2,3,8,11 別添2 がこのまま押し切れると考えるべきではない。 また、本件からズレますが、東京都の瓦礫受入についての首長の独断 的な決定、パブリックコメントに対する独裁的な返答、すべて受入が たいものです。 人間としての生きる感覚で、命と健康を最優先させる計算と判断をし てください。 1408 1. 食品放射能の新基準値について 【意見の要約】 2,5,7,8,9 特に小児に対して特別な配慮があることは評価できますが、長期汚染 ,11 地域における放射線防護の基本は自助努力であり、各自が自己の被ば く状況を把握できるための検査および情報公開の体制が作られるこ とが重要と考えます。 1.「規制値」から「基準値」へと名称の変更が行われていますが、一 連の値は政府による介入レベルを決めるものですから、「規制値」が 適切と考えます。 2.食品 (飲料含む) からの線量のみに対して、介入レベルを年間 1 ミ リシーベルトとしていますが、身体外部からの被曝や呼吸による放射 性物質の吸入分等を含めて全体で年間 1 ミリシーベルトとすべきと 考えます。 3.放射性物質が国土に偏在する状況に鑑みて、また、国民ひとりひと りが各自の事情に合わせて個別のリスク管理を自助努力により行え るように、測定された値の公開を促す必要があると考えます。 4.我が国の食文化には主食とおかずという考え方があり、主食からの 放射能の摂取は希釈されにくい事情があります。一般食品と主食を分 けるべきと考えます。 5.Sr90 等について、放射性セシウムとの比により介入線量レベルを越 えないように値を求めているとのことですが、生体における濃縮の挙 動は核種により大きく異なります。特に魚介類について測定が進んで いないことから、放射性セシウムとの比が明らかであるとは言い難い のではないでしょうか。継続的な調査・研究を望みます。 【意見の詳細】 (1) 「規制値」から「基準値」への名称変更につい て 「基準値」と呼ぶと、何のための値であるかが曖昧になり、さまざま な誤解を生むことにつながるのではないかと懸念します。 「基準」という言葉は 「ものごとの基礎となる標準」(広辞苑第五版) という意味を含みます。食品放射能について示される値は、放射能の 「あってはならない」濃度を示す値であり、標準値ではありません。 別添2 一方、「規制」という言葉は 「規律を立てて制限すること」(広辞苑 第五版) という意味です。今回、更新される値はまさに「規制」のた めの値であって「規制値」と呼ぶのがふさわしいと考えます。 (2) 食品 (飲料含む) からの線量のみに対して年間 1 ミリシーベル トとしていることについて ICRP による勧告 [1] では、放射線からの防護に関する参考レベル (原語では reference level であり、「参照レベル」と呼ぶのがふさ わしいと考えますが) は「個人年間実効残留線量」(individual annual effective residual dose) という形で定められるべしとしています。 この実効残留線量については、身体外部からの放射線にさらされる外 部被ばくと、身体内部に侵入した放射性物質からの放射線にさらされ る内部被ばくの区別がありません。両者を同時に考える必要がありま す。 「個人年間実効残留線量」の参考レベルを 1 ミリシーベルトと置くの であれば、外部被ばくと内部被ばくの総計と考えるべきであり、食品 (飲料含む) のみでなく、空間線量や、空中に浮遊する放射性物質を 吸入する場合についても考慮する必要があると考えます。 (3) 測定された値の公開について 上述したように、参考レベルは外 部被ばくと内部被ばくの総計と考えるべきですが、現在の汚染状況に おいては、空間に残留する線量が地域により大きく異なるという事情 があります。従いまして、食品放射能による被ばくを厳密に参考レベ ルの計算に組み込むのであれば、我が国全体で (食品カテゴリ毎であ ってさえ) 唯一の規制値を持つことはできません。 しかし、低コストかつタイムリーに、汚染レベルの高い食品を市場か ら取り除く上では、現在の規制値の考え方は有効だと考えます。また、 ICRP による勧告 [1] で「小児や妊婦などの特別なグ ループにも特に留意すべきである」とされている通り、今回、小児と 妊婦について検討が行われ、実際に乳児用食品と牛乳についてより厳 しい規制値が設けられていることは評価できます。 とはいえ、特に汚染の度合いが高い地域では、個人の残留線量は大き くばらつくことになり、例えば、身体の外部からのみで年間 1 ミリシ ーベルト以上の放射線に被ばくする個人にとっては、食品 からの (原発事故由来の) 放射線被ばくを事実上ゼロにしていく必 要がある等、放射線防護に対する個別の取り組みが重要になります。 そうした取り組みは、自助努力にせざるを得ません。ICRP による勧 告 [1] においても、長期汚染地域においては、住民が自身の外部お 別添2 よび内部被ばくの特性を把握することを目的とした「自助努力による 防護」が典型的措置であると述べられています。 こうした自助努力は、空間および食品放射能の測定値が住民に公開さ れてはじめて可能になるものです。測定値と、その解釈に関するアド バイスがセットになったかたちで情報が公開されることが重要だと 考えます。 (4) 一般食品というカテゴリについて 主食とおかずを分けて考える食文化は、我が国に特徴的なものです。 主食は、食される回数が多いことに加えて、同じ銘柄の食品を食べ続 ける傾向があると考えられます。従って、放射能が含まれる場合に、 希釈されにくいと考えられます。我が国の食文化の変化から、主食と なる穀類の摂取量は減少しているといいますし、実際に摂取量に偏り があるかは調査が必要ですが、特に摂取量の多い食品カテゴリを別に 設け、厳しい規制値を設定することは有効と考えます。 (5) 放射性セシウム以外の核種の扱いについて 現状、得られている調査結果では、食品中の放射性セシウムに対する Sr90 等の比は十分小さく、実効線量係数を考慮したとしても、放射 性セシウムを避けることで十分に健康への影響を軽減させることが できるとされています。しかし、それぞれの核種が生物圏の中でどの ように循環・濃縮するかについては、継続的に調査していく必要があ り、特に、人体の骨の中に長期に留まるとされる Sr90 については、 引き続き、警戒が必要と考えます。放射性セシウムについては、生物 圏における挙動が詳細に調べられつつありますが、Sr90 をはじめ、 他の核種についても実測に基づいて理解が洗練されるべきであり、検 査体制が整えられることを望みます。 [1] ICRP Publ. 111 「原子力事故又は放射線緊急事態後における長 期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告の適用」, 日本 語版・JRIA 暫定翻訳版による -以上1409 いつまでも、国のゆるい基準設定が続いているため、放射能汚染され た食品が全国に拡散されています。これは、国民の健康、命のとって 由々しき問題です。国民が求めているのは、早急に食品にかかわる放 射能基準値を事故以前の値に戻し、これを超える食品の流通を規制し て頂くことです。これ以外の方法では、我々の安全安心が得られませ ん。当面に基準値についても、放射線に対する感受性が高い乳幼児に とって重要な食品が、事故前の1000倍以上のレベルで基準値を設 定されていることは、国が乳幼児の命を粗末にしていいる証拠だと考 1 別添2 えられます。今回の改訂にあたり、前暫定基準値のせめて1/100 以下の値になるよう是正を求めます。 1410 福島第一原子力発電所事故後の今現在、一般食品 100Bq/kg、乳幼児食 1,3 品 50Bq/kg という緩い基準を設けなければならないほど日本国内の食 品は全てがひどく汚染されているのでしょうか?国の検査結果を見 る限り(検査が公正に行われていればの話ですが…)、現状そこまで の汚染状況ではないはずです。 特に、乳幼児に 50Bq/kg というのは理解し難い値です。放射性物質の 内部被曝による健康への影響が科学的に証明されていないのであれ ば、予防原則に従って厳しい基準値を設けるべきです。乳幼児はその 他の年齢層と比較して放射能への感受性が高い、という事実はそれこ そ科学的に証明されていることであり、内部被曝0を目指すのが原則 なのではないでしょうか? 今までの国の対応を見る限りでは、国をあげて少子高齢化を推奨して いるようにしか思えません。子供たちをこの国から消す気なのでしょ うか? 内部被曝による新しい世代への悲劇は、チェルノブイリで現実に起こ っていることです。これを直視して下さい。「子供を守る」基準値が 設定されることを、切に願います。 1411 なぜ基準値を上げる必要があるのか不明確。 3 1412 飲用茶に該当する食品として、緑茶以外に紅茶およびウーロン茶が含 5 まれるようですが、海外から輸入されるこれら食品についても『飲用 される状態で10ベクレル/kg』が適用され、その都度測定をしな ければならないのでしょうか。 1413 私は、子供たちの基準はできるだけ低く設定すべきだと思います。 希望としては、1 キログラムあたり4ベクレル以下を希望します。し かし、私は希望だけしていても経済等の理由があり痛みも分かち合わ ないとも思います。 痛みは、子供たちが「食べて支援する」より親である私たちが増税 されても、放射能の影響を受けやすい子供たちは「食べずに応援」す る姿勢でお願いしたいです。 そして税金で基準値をこえた食品を政府に買い取って頂きたいで す。 政府が農家を支援したいと思う志も重々承知しております。 ですが、子供達には可能な限り放射能をゼロにしたい。 経済も大切です。しかし同じくらい未来の日本を背負う子供たちも日 1,3 別添2 本の宝です。 せめて、すべての未成年の子供たちの給食はゼロに近づけて欲しい です。 私は、子供たちの食品の基準値が下がるために増税されても納めま す。 色々な意見はあるとは思います。 子供たちの健康を最優先でお願いします 。基準は低ければ低いほどよいと思います。 1414 食品中の基準を緩くして、100 ベクレルまで引き上げるのには断固反 1,3 対!です。 しかも、乳幼児です。低線量長期被曝が人体に与える影響は、まだは っきりとは分かっていないと言われていて、学者の中でも意見がわか れている事柄だと認識しています。だからこそ、未来を担う子供、特 に抵抗できない小さな子供に対しては、もっともっと配慮するべきで はありませんか? 私は、50 ベクレルでも多すぎると考えています。国民が安心して自国 の商品を消費できるようにするには、規制をゆるくするのではなく、 もっと厳しくしていただきたいと思います。今のままでは、どれが安 心なのかも分からず、ただいたずらに東北やその近県のものを排除す るしかなくなります。それは、生産者にとってもマイナスなのではあ りませんか? どうか、子供をもつ母親が安心して子供を育てていかれるように、基 準値を厳しくしてください。 1415 基準値を上げるのには反対です。 1,3 感受性の高い乳幼児が口にするものです。 摂取した結果がよくわからない、健康被害があるかもしれないもの。。 放射性物質のことですが、 (私は大変危険なものと認識しています)。。 なのです。 できるだけ含まれない方がいいに決まってます。 日本の未来のためにも。 基準値の緩和には反対です。 1416 基準値の設定の増加が、10 年先、30 年先にどういった影響をもたら 1 すのかがはっきりされな いまま変更というのは、大変危険なことだと思われます。 1417 ●乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和 26 年厚生省令第 52 号)の一部を改正する省令 1,7,11 別添2 食品、添加物等の規格基準(昭和 34 年厚生省告示第 370 号)の一部 を改正する件 についてのパブリックコメント ・科学が進み先進国と呼ばれる日本で、他国や他機関よりも基準値が 高いことは「何も学んでいない」との誹りを受けることになります。 ・他のどの基準よりも低い値を達成してこそ、安心と評価を得るもの であることは明らかです。 ・ヨウ素とセシウム以外の基準がない、ということも同様に、他国・ 他基準より劣っています。 ・基準を下げることなく、今後もし健康被害が出た場合、責められる のは厚生労働省と文部科学省ということになるでしょう。 ・運用で抜けが出ることを考えると、乳幼児基準は 50 ベクレル以下 としておくのが妥当と考えます。 以上 1418 子供の基準値は希望としては0ベクレルです。許容範囲としては1ベ 1,3,9 クレルで基準値を設けていただきたい気持ちです。 環境からの影響、毎日摂取する食べ物からの影響を考えると現在の基 準値で、子供の吸入による量は少しだからとか、食べる量が少ないか ら大丈夫とか言われていますが、すべての環境や食品が事故以前とは 違い、また、安全の確かな基準がないのですから、将来何か影響がで ないためになるべく0に近づけた基準値に設定してください。 少量でもたくさんの食品に放射能物質が含まれている場合、長い時間 蓄積され続ければその量も大きなものになります。現在も事故が収束 していない状況でベクレル表示もない食品を購入するのは恐怖でし かありません。 全食品、加工食品も含め産地を明らかにし、ベクレル表示を行ってほ しいです。また、外食産業の使用材料を明確化を義務付けてほしいで す。子供が食べるのは家の中だけではないのですから。安心して生き ていける環境を切望します。 1419 乳幼児の食品規制値の緩和の件。 絶対反対です。 なぜ緩和するのかが全く分かりません。 この上、まだ日本の子供たちの命を軽んじるのですか。 子供が育たなければ、この国の未来に大きく影響します。 まだその事が分からないのでしょうか。 牛乳の会社を守る?なぜ?今の経済システムに影響があるから? たったそれだけの理由ですか?他に何か理由があるんでしょうか? 3 別添2 子供たちを守る。人間として当たり前の事が出来ない、今の社会のシ ステムに嫌気がさします。 規制値緩和には絶対反対です。 1420 基準値を緩和するのは反対です。 1,3 将来のことを考えると食品にはより厳しい基準を設けて下さい。 震災前の安全な食品が食べたいです。 日本はこのままじゃダメになると思います。 国民の声に答えてください。 お願い致します。 1421 改正の概要を拝見して、事故直後の暫定基準値よりも低い基準値が設 3,7,11,11 定されていたので安心だと感じました。 しかし、2月2日に文部科学省の放射線審議会で、この新しい基準値 について「厳しすぎる」などの意見が出ているという報道をみて驚き ました。 「新しい基準値を守る検査体制をすぐに確立することができない」と いうことが問題なのであれば、 「より甘い基準値にする」のではなく、 「検査体制を整える」「基準値をこえる農作物が収穫されそうな土地 には、最初から作付けをしない」などの対策をとるべきではないでし ょうか。 改正の概要より甘い基準に変更することには納得できません。ご検討 よろしくお願いいたします。 1422 乳児に 100bq/kg は高すぎます! どうか基準値をさげてください。 赤ちゃん、小さな子供たちは何倍も吸収して体内にためこんでしまい ます。 大気も土壌も食べ物も放射線物質まみれの日本で生活することに不 安があるのに、食べるものまで気にしながら生活していくことで更に 不安になります。 例えば、尿中に出るセシウムの値がたかが0.5bq でも体内のセシウ ムを計算するときは×150します。 体内にセシウムが残ること自体普通じゃありません。 どうか小さな子供たちをまもってください。 お金、生産業者が大切なのですか? 子供たち、国民はどうでもいいのですか? 政府の皆さん、あなたたちの小さな可愛いお孫さんたちも大事でしょ う? 1,3 別添2 どうかどうかお願いします。基準値をさげてください。 最後に、内部被爆についてのデータを載せておきますのでみてくださ い。 ttp://yocaki.tumblr.com/post/9643743631/nd 1423 食品中の放射性物質に係る基準値の設定おかしいです。乳幼児の新基 1,3,5 準を 50 ベクレルから 100 ベクレルに引き上げる答申がでているとい うことですが、一体何を考えているのでしょうか。新基準で最も考え なければいけないことは、子供達の保護と主食である米の規制を厳し くすることです。今回の新基準であっても、子供達や米に関してはま だまだ甘いと思われますが、それを決定する前に引き上げるなどと言 うことは絶対に許せません。 1424 原案は、食品中の放射性物質の摂取に伴う放射線内部被ばくによる 「がん」発生を予防するものであるが、がんの予防の効果は殆ど無く、 逆に放射線恐怖症(人為的に造られた放射線に対する不安)を流行ら せ、風評被害を引き起こし、東日本復興の妨げとなる可能性の方が大 きい。がんの予防効果を有効にするためには、以下の三つの課題につ いて、時間をかけて検討し、原案を改良すべきである。 1)がんの原因における放射線の位置づけを定量的に示すこと。 わが国では、毎年約34万人が「がん死」しており、がんの予防は 国の重要な課題の一つである。がんの主な原因として、喫煙を含む生 活習慣が挙げられている。しかるに、原案は放射線のみを特別に採り 上げ、がんの実態とはかけ離れた厳しい規制を強行しようとしてい る。原案が、がんの予防として効果があることを示すには、喫煙等他 の原因と比較して、がん発生のリスクにおける放射線被ばくの位置づ けを定量的に示す必要がある。その事例を添付表1に示す。 2)海外の基準との比較及び違いの理由の説明 食品中の放射性物質に関する基準について、海外の基準を調査し、 原案との違いの理由を説明することが必要である。その際、「放射線 に対する安心の確保」といった政治的理由ではなく、科学的根拠を示 すべきである。なぜなら、がんとその予防は本来自然科学の一部であ る医科学の問題だからである。 3)がんの原因、がん発生の機構に関する専門家の意見の聴取 がん発症の疑いがある場合、その診断・治療を行うのは「がんの専 門医」である。政治家、役人、市民団体、工学博士等が行うことは法 律で禁止されている。しかしながら、現在、医者が個々の患者を診断 しても、がんの原因の判定は出来ない。放射線被ばくによる発がんの 10,11 別添2 リスクを含めて、がんの原因及びその発生機構に関する専門家は次の 通り。(1)疫学の専門家、(2)がんの発生機構に関する遺伝子科学 の専門家、(3)がんの免疫に関する専門家、及び(4)がんの治療 法の開発者などである。これらの専門家の意見を聴取すべきである。 なお、がんの原因に関する専門家の見解の事例を添付表 2 に示す。こ れによると、がん細胞の発生原因とされているDNAの損傷は、放射 線被ばくによるものと比べ、食物の細胞中の酸素代謝に伴い発生する 活性酸素によるものの方が桁違いに大きい(DNA損傷数で 50 億倍、 修復不能DNA損傷数で 1000 万倍、但し放射線被ばく線量は 1 年当 たり 1 ミリシーベルトとする)ことになる。また、人は活性酸素によ り毎日発生するがん細胞を殺す防御機能を持つので、活性酸素より桁 違い小さい放射線被ばくによる発がんリスクが一生涯蓄積するとの 仮説は間違っていることになる。 添付表 1 発がんの相対リスクの比較 出典:津金昌一郎、日本経済新聞 平成 23 年 4 月 25 日 発がんの原因 相対リスク 受動喫煙の女性 1.02~1.03 倍 野菜不足 1.06 倍 原爆放射線 100~200 ミリシーベルトを浴びる 塩分の取りすぎ 1.08 倍 1.11~1.15 倍 原爆放射線 200~500 ミリシーベルトを浴びる 運動不足 1.16 倍 1.15~1.19 倍 肥満 1.22 倍 原爆放射線 1000~2000 ミリシーベルトを浴びる 1.4 倍 毎日 2 合以上の飲酒 1.4 倍 原爆放射線 2000 ミリシーベルト以上を浴びる 1.6 倍 喫煙 1.6 倍 毎日 3 合以上の飲酒 (註)* 1.6 倍 相対リスクは、例えば喫煙者と非喫煙者の発がんの頻度を 比較した値 添付表 2 放射線と活性酸素によるDNA損傷数(1 日当 たり、細胞当たり)の比較 放射線:被ばく線量は1年当たり 1 ミリ シーベルトとする 活性酸素:食物の酸素代謝に伴い細胞中に発生す るもの 原著者:マイロン・ポリコープ (元米国カリフォルニア大学 医学部教授) 出典:館野之男、放射線と健康、岩波新書 745 活性酸素 放射線 活性酸素/放射線 (2001) 項目 活性酸素発生数 別添2 10 億個 DNA 損傷数(全数) 億 塩基損傷、一本鎖切断 切断 0.1 傷、一本鎖切断 100 1/500 万 0.00001 100 万 100 万 0.005 0.0001 0.005 50 億 二本鎖 1000 修復不能塩基損 修復不能二本鎖切断 1000 修復不能DNA損傷(全数 50 100 0.01 0.00001 1000 万 1425 乳幼児の新基準を 50 ベクレルから 100 ベクレルに引き上げる答申が 1,3,5 でていると言うことですが、一体何を考えているのでしょうか。新基 準で最も考えなければいけないことは、子供達の保護と主食である米 の規制を厳しくすることです。今回の新基準であっても、子供達や米 に関してはまだまだ甘いと思われますが、それを決定する前に引き上 げるなどと言うことは絶対に許せません。 1426 乳幼児、牛乳の放射性物質の基準値ですが、50Bq でも高いのに、100Bq 1,3 に再設定なんて、そんなに子供達を殺したいんでしょうか?私は反対 です。国の基準?そんなの当てにしてたら死んじゃう。そんな基準値 無意味だ。我が子には本当は 0.1Bq だって与えたく無い。子供には放 射能に汚染されていない食べ物を優先的に与えるべきだ。未来を担う 者がいなくなっても、この国が存続できるとはおもえない。 1427 幼児がいるので新基準でもとても不安です。 2,3,7,11 生産者側のこともわかりますが未来の子供のことを第一に考えるべ きではないでしょうか。もちろん生産者側には十分な補償もすべきで す。法律にのっとって 1 年 1mm(内部外部あわせて)にもっと近づけ て頂きたいです。 また、基準を変えたからといって今のザルのような検査では全くもっ て意味がありません。また後から後から色々出てくると思います。100 ベクにしても測らなかったら意味ないです。特に拒否できない学校・ 保育園などの給食を最優先にしてください。 1428 すべての食品を、市場に出る前の段階で放射性物質の検査をしていた 7 だくことの義務付け・違反した場合の罰則規定をお願いします。 1429 年間の被ばく線量を見ても、乳幼児の健康をないがしろにしていると 1 感じます。 内部被ばく、外部被ばくをきちんと考慮し、あくまで0に近い基準に してほしいと思います。 1430 食品の基準値見直しで現在乳児も50ベクレルから100ベクレル の基準値緩和の動きがでていると聞いてびっくりしました。 食品だけでなく、外部からも被爆していますし、何年続くかも分かり 3,9,11 別添2 ません。 家庭でいくら気をつけていても、外食や給食からは防ぎようがありま せん。基準値が信用できない値であれば、外食や給食を控える方法で 自衛するしかありません。 これでは、風評被害を助長するだけだと思います。 乳幼児の基準値を 50 ベクレル以上にするのであれば、食品ごとのベ クレルの表示の義務化をお願いします。(検出されない場合も、検出 限界値を示すこと) 現在、関東や東北の野菜、太平洋側の魚介類は、恐くてとても買えま せん。周りにもそういう方が大勢居ます。小さい子を持つ母親には、 とても切実な問題です。 信頼できる基準値やベクレル表示があれば、もっと安心して買い物が 出来るし、結局は生産者の方のためにもなるのでは? 基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、政府が 買い取り、東電に賠償させるべきです。 税金を投入するのですから、東電にはしっかりを責任を取らせてくだ さい。ボーナス出しておいて、「値上げは権利」なんてありえないで す。 1431 このたびの改正により、厳しくしていくべき放射性物質の基準値が、 3 逆に緩和されようとしていることに強い疑問を感じます。 消費者である国民はできるだけ低い基準を、一方業者や生産者側は、 営業上ゆるい数字を求めているものと推察いたしますが、国民を守る べき国の、とりわけ厚生労働省の態度としましては、あくまで国民全 体の健康を第一義的にに考えるべきではないのでしょうか。 特にすべての乳幼児や多くの未成年者が口にする乳製品・牛乳につい ては、先日の粉ミルク事件の騒ぎを見ましても、いかに安全な安心で きる食品を国民が必要としているかわかると思います。基準値を緩め れば出荷や販売はできても需要は減るはずです。できるだけゼロに近 く決めていけば、需要も消費も増えると思います。 今回の、基準値改正の値の緩和は、給食などで、恐がるものを無理や り食べさせるような非人道的な行為にもつながり、日本人の人と人と の信頼や絆を断ち切り、人間の生存のための基本的な行為である食に おいて、不信感を持ち続けなくてはいけないという事態につながりか ねないと思います。 年間1ミリという基準を崩さず、放射性物質との関わりはできるだけ 少なければ少ないほどよいという原則にのっとって、すべての国民が 別添2 安心して、信頼しあいながら暮らすことのできる環境を整えるよう、 国がリーダーシップをとってくださるよう、お願い申しあげます。 1432 私はこの 2 月に結婚することになっていますが、乳幼児の新基準を 50 3 ベクレルから 100 ベクレルに引き上げる答申がでているということで すが、こんなことなら安心して子供は作れません。保護しなければい けないことは、子供達の安全ではないのですか。今回の新基準であっ ても、子供達や米に関してはまだまだ甘いと思われますが、それを決 定する前に引き上げるなどと言うことは絶対に許せません。 1433 今の馬鹿げたような基準値がやっと見直されると期待していたのに、 1,7 また 100 ベクレルなどという基準値になることは、だんじて許せませ ん!!(怒) 今後の基準値に関する要望。 1)ドイツの食品中の放射性物質の基準を参考に、大人 10 ベクレル・ 子供 4 ベクレルとすること。 2)ヨウ素・セシウム以外の放射性物質の測定もすること。 3)放射性物質は、ヨウ素とセシウムだけではないので、その他の放射 性物質も含めての基準値を 1)とすること。 以上です。 食品の安全を守るのが厚労省の役目なはずです。 基準値を低く設定すれば補償しなければいけない食材が増えるでし ょうが、補償金を出し惜しみして内部被曝の被害者が増えることのな いように基準値を設定することを強く強く望みます。 1434 息子5人がいる母親です。11月に5男坊を出産しました。食品中の 放射性物質に係る基準値の設定についてですが『ヨウ素、セシウム』 以外も測ってください。基準値の見直しもお願い申しあげます。 低 線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞き ました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高い ことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原発 事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。100Bq/kg なんて私 は不安です。食品添加物、農薬、遺伝子組み換え原料などを極力使わ ない食材を探して購入していますが…今後は放射性物質までも。家庭 を預かる主婦としては国が率先して安心安全な物を追求して欲しい です。 『FFCパイロゲン』で有名な株式会社 赤塚の力を借りて『地球環 境の改善』も視野に入れてみてください。 どうかどうか宜しくお願い申しあげます。 1,7 別添2 1435 乳製品について、放射性物質の数値測定がかなり遅れていたことはネ 3 ットの記事で読みました。 やっとそれを始めたと思ったら、もう数値の規制緩和に動こうとする とは。 乳製品は、育ち盛りの子供には欠かせないものです。 物を言えない乳幼児にはなおさらのことです。 一番弱く、守ってあげなければいけない存在なのに、被爆のリスクを 増やそうとするのは何故ですか? 子供の健康より業者の利益追求ですか? このまま規制緩和を行うのであれば、かえって業者の首を絞めること になりかねないと思うのですが。 1436 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,7,11 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を 使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基 準値と検査体制を望みます。先ず第一に、農産物については土壌や空 間線量の測定から事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり 概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地とそうでない地域の区別をする事 を求めます。これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案し ますと国内産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われま す。こういった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理 し、また検査を行って頂きたいと存じます。つまり、食物自給率や西 日本での増産を考えますと、平均して数Bq/kg を超える食材は全て排 除しても代替品で賄う事が出来ると考えます。厚生労働省さまにおき ましては、国民の健康と将来への不安を取り除く観点から、流通品の 基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い申し上げ ます。食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合 理的に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると 考えます。 1437 私はこの 3 月に結婚することになっていますが、こんなことがまかり 通るようであれば子供は作れません。乳幼児の新基準を 50 ベクレル から 100 ベクレルに引き上げる答申がでているということですが、一 体何を考えているのでしょうか。保護しなければいけないことは、子 供達の安全ではないのですか。今回の新基準であっても、子供達や米 に関してはまだまだ甘いと思われますが、それを決定する前に引き上 1,3 別添2 げるなどと言うことは絶対に許せません。 1438 文部科学省の放射線審議会 2,11 「セシウム新基準、乳児用食品と牛乳1キロあたりの50ベクレルま でを100ベクルに緩めてもよい」 という骨抜き工作について こちらに記載、お許しください。 すてに線量の高い地域にお住まいの乳児もおられます。 その放射線による外部被爆やほこりからの内部被爆、瓦礫の焼却で放 出されるガス化したセシウムでの内部被爆など考えられるすべての 被爆を足し算してください。 すぐに、1年1ミリ以上の被爆になることが分かると思います。 乳児に対しての被爆は大人と比べると危険の度合いが違います。 危険なのです。 放射線に安全はありません。 どこまで許容できるかです。 限りなくゼロでなければいけません。 少なくとも、1年1ミリ(自然放射線を除いて)という法律を守ってく ださい。 放射線審議会委員名簿を見ると、偏りのある審議メンバーですね。 多方面から収集してほしいです。 石榑 信人 名古屋大学 医学部保健学科 教授 今村 惠子 聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座 客員教授 梅田 泉 開発部 甲斐 独立行政法人 国立がん研究センター東病院 機能診断 細胞機能室 室長 倫明 大分県立看護科学大学 人間科学講座 環境保健学研 究室 教授 加藤 正平 株式会社アトックス 理事 小佐古 敏莊 東京大学大学院 工学系研究科 原子力専攻 教授 小松 賢志 京都大学 放射線生物研究センター 教授 酒井 独立行政法人放射線医学総合研究所 一夫 センター 下 道國 放射線防護研究 センター長 藤田保健衛生大学 客員教授 鈴木 良男 東京電力株式会社 福島第一原子力発電所 副所長 高倉 かほる 元国際基督教大学 教授 東野 英利子 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 准教授 中村 社団法人 佳代子 日本アイソトープ協会 医療連携室 室 別添2 長 中村 尚司 東北大学 名誉教授 会長 丹羽 バイオメディックス株式会社 太貫 代表取締役社長 会長 代理 野嵜 美和子 平井 昭司 獨協医科大学越谷病院 放射線科教授 東京都市大学 工学部原子力安全工学科 教授 藤原 佐枝子 古田 定昭 財団法人放射線影響研究所 臨床研究部長 独立行政法人日本原子力研究開発機構 東海研究開発 センター 核燃料サイクル工学研究所 放射線管理部 部長 米倉 義晴 独立行政法人放射線医学総合研究所 理事長 ガン患者の増加で、何か利益がありそうな感じですね。 良識ある決定を希望します。 1439 現在、日本は、空気から水から食物から放射性物質を取り込まざるを 1,11 得ない厳しく危険な状況にあります。国は総力を結集し、何とかして 国民の健康、命を護る使命を果たさねばなりません。 そのような状況の中で食品中の放射性物質の基準を厳しくするどこ ろか緩めるとは?!なんということでしょう・・言葉がありません。 現状況下、国民の命を預かっているといっても過言ではない食品業界 は、放射性物質0を目指し襟を正して事にあたるよう、国は指導すべ きではないですか? そして経済補償、放射能汚染食品の補償は原発事故の当事者・東京電 力にさせるべきではないですか? これでは、現政府は国として経済優先のもと、国民の健康・命を犠牲 にします、と世界に宣言することになりかねません。 日本国が日本国民を護らないで一体何が、どこの国が私たち国民を護 るのでしょう。 国は総力を結集し、放射性物質の基準を厳しくし、国民の健康・命を 護る使命を果たすべきであると考えます。 1440 いつも真剣にお仕事いただきありがとうございます。 さて、このたび放射線審議会が、乳児用食品と牛乳について、50 Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめていると聞 き驚いています。 数字を操作して一体何になるのでしょう? 本質を見失わせませんか? 食べるもの、飲むものがなくなるのなら、それが私たちが向き合うべ き原発の恩恵のもたらした結果なんだと思います。 1,3 別添2 そこから目をそらしては未来はありません。 今必要なのは、むしろ緩めるよりも逆に数値を厳しくすることだと思 います。 どうか私たちから、厚生労働省への信頼を失わせないでください。そ んなごまかしは、私たちはバカにされてると感じるだけです。 もちろん、食べるものがなくなると困るからという心からの決定だと は思いますが、やはりズレているように思います。 自分のお子さん、お孫さんの顔を思い浮かべてください。 やむをえないという後ろ向きな決断ではなく、良心に従った未来への 英断を心よりお願いいたします。 1441 乳幼児の新基準を 50 ベクレルから 100 ベクレルに引き上げる答申が 1,3,5 でているということですが、どういうことでしょうか。新基準で最も 考えなければいけないことは、子供達の保護です。今回の新基準であ っても、子供達や主食の米に関してはまだまだ甘いと思っています が、それを決定する前に引き上げるなどと言うことは絶対に許せませ ん。 1442 基準値の改定は一刻も早く実施してください。ただし今回改定の設定 1,3,6 値はとうてい納得できる数値ではありません。飲料水は 1 ベクレルま で下げて欲しい。その他の食品も 100 ではなく 10 ベクレルまで下げ て欲しい。猶予期間を設けないで下さい。3.11 以前は食品添加物だけ を気にした生活でしたが、放射能汚染食品が流通し始めてからは外食 を可能な限り絶ち、家庭で消費する食品は全て西日本産のものを取り 寄せています。水も風呂水以外は全てミネラルウォーターに変えまし た。幼い子供にとっては微量でも長年にわたり摂取することが将来に 及ぼす影響を考えると、今回の改定基準値で食品が全国に流通し、国 民がそれで安心してしまうことに恐怖を感じます。我が家の食生活は 全く改善しないどころか、西日本産の食品やペットボトルの水までも 安心することができなくなります。日本の将来を担う子供の健康を第 一に考えた基準策定と、 「汚染食品を生産させない!流通させない!」 という強固な体制作りを徹底して行なって下さい。国が本気で取り組 む姿勢ならば、その為の増税は喜んで受け入れます。 1443 新しい食品基準になるべく「食品中の放射性物質に係る基準値の設 定」についての資料を読ませていただきました。 ・全国で使用される基準となりますので試算方法が一般食品の想定が 食品中の放射性物質に係る基準値の設定として見積もられている ※「飲料水」 「乳児用食品」「牛乳」は割合 100%、 「一般品」は汚染割 1,5 別添2 合 50%として算出となっておりますが、この一般食品の汚染が 50%と の見積もりは安全側に立っていなように思います。被曝線量を試算さ れるのならば一般食品を 100%まであげて試算してより安全な値に規 制するべきだと考えます そのためにも ・水の基準値を 10bq と WHO の基準よりも下げ 5bq ・お茶などは分離して 10bq にするべきではないでしょうか? また、一般食品と主食である米や小麦が同じくくりというのも問題が あると思います。 ・この場合、玄米や製粉されている小麦なのかもわかりづらく明確に 分けて表示していく事が望まれます。 現在は玄米の段階で 500bq/kg で出荷停止でしたが今後も玄米で 100bq/kg なのかわかりやすく精米可食時での基準とするのか。色々と 問題があると思いますが水と主食に関してはしっかりとした安全を 確保していただきたい。特に全国の基準ですので平均的な国民でなく 汚染状況の酷い地区の国民に視点を向け安全な食の供給に向かって 欲しいと思います 1444 食品の基準値見直しで現在乳児も50ベクレルから100ベクレル 1,3 の基準値緩和の動きについてですが、内部被ばく0ベクレルを目指 し、日々頑張っている者にとっては衝撃です。 50ベクレルでも基準値はゆるいくらいだと思います。 チェルノブイリでも当初政府による乳児の基準は37ベクレルであ ったと記憶しています。世界的にみても50は甘い基準なのに100 はありえません。緩和ではなくもっと厳しい設定で徹底してくださ い。日本の子供達の未来のためによろしくお願いします。 1445 文部省から、規制緩和するよう要請があったそうですね。 絶対にやめてください。 子どもを守ってください。 ゴメリ大学の学長、バンダジェフスキー博士の論文を読んだら、とて も、安全だとは考えられません。 厚生省の方や専門家の方なら、NPO のような任意団体である ICRP 独立した科学者が結成している ECRR、バンダジェフスキー、スウェー デンでの報告例、などの安全に関する様々な意見を吟味していますよ ね。 危険よりで考えて行動してください。 1,3 別添2 将来病人が増えて社会が麻痺しないためにも。 今のベラルーシは元気に働ける人が減っており経済的に逼迫してい ます。 1446 何もかも後追いで、今更と言う気もするが守るべきものは生産者や資 11 本家ではない消費者だと言う事を忘れないで欲しい。 そもそも放射能汚染を拡大した官僚・東電や政治家の責任はどうす る? この度の災害は人災だと思っております。権限を有するものはその権 限に見合う責任を取るべきだと思う。 関係者全員福島の原発直ぐ側に引っ越ししなさい。 1447 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安全と 1,3,11 いう根拠は何一つないし、子供の親は食品の安全に関して大変疑問・ 心配です。乳幼児・子供の基準値は低く設定すべきで今以上に基準値 をあげる事は絶対に反対です。 1448 乳児用食品と牛乳の基準値を100Bq/kg に緩和する事に反対しま 3 す。 それと給食で牛乳は出すべきではありません。 あまりに不誠実な対応にもうすでに信用することはできなくなって います。 流通させるための基準値を作らないでください。 子どもの命を縮めないでください。 1449 私は震災以後、省庁、政府の設定する基準値等一切信じておりません。 1,3,9 私は 50 ベクレルでも高いと思います。本当に被災地の復興のためな ら基準値を厳しくして安全なものしか出回らないようなシステムを 作るべきです。私たち(友人たち含め)産地で選んでいます。それは 風評ではなくきちんとした数値を表示しない、基準が高すぎるためで す。こうなった原因は、政府の暫定基準値引き上げにあります。 放射線審議会 委員名簿も拝見させて頂きました。ひどいメンバーだ と思います。企業の利益ではなく、きちんと国民を守っていただきた いと思います。 1450 もっと基準値を下げる必要があると考えるので乳幼児用食品と牛 乳の放射性物質の基準値を 50 ベクレル/Kg とすることに反対します。 理由 1.放射線防護についてのデータは広島長崎の原爆投下で被曝した方 の研究モデルに基づき作成されていると聞いているが、広島長崎は 1 回の原爆投下の影響であり、今回の東京電力原子力発電所事故による 1 別添2 長期的・持続的被曝と違う。 2.内部被曝及び低線量被曝の身体への影響は科学的に解明されたと はいえない。専門家に意見が分かれている。 3.細胞分裂が盛んな乳幼児期は放射線(放射能)の影響を受けやや すいことは専門家で意見が一致している。しかし、どの程度影響を受 けやすいかについても専門家の意見は分かれていて、統一した見解が だされているとは言えない状況にある。 4.チェリノブイリ原子力発電所事故により大きな被曝を受けたベラ ルーシでは子供が対象である食品の基準値は 37 ベクレル/Kg、ウク ライナでは幼児食品 40 ベクレル/Kg と日本より低いが、子供たちは がんだけでなく、感染症にかかりやすい、集中力が続かない、体力が ないなど、およそ健康であるはいえない状況である。 5.一度、身体の中に放射能が入ってしまうとそれをすべて取り除く ことは現在の医学や科学ではできない。安全や健康の保障はできな い。 6.基準値を上げることで、食に対する不安が増大、それによって安 全安心な育児ができない不安が増大し、出生率の低下を招く恐れがあ る。 7.基準値を上げることは、国が国民の文化的最低限度の生活を守る ことを放棄することにつながり、国民の国への信頼が低下する。 1451 厚生労働省 ご担当者様 何よりも子供たちへの影響を考えて下さい。 基準値はかなり高いもので、(影響基準が分からないからということ なら、もっと逆に下げるべきです)国民の健康を完全に無視していま す。 特に牛乳、卵、飲料水、米については何故その値にしたのか、国民と しては不可解です。 また、基準値ではなく、食品にはきちんとしたベクレル値を表示する べきです。 国民はそれを選ぶ権利があります。 計測の経費については東京電力に負担してもらうべきです。 値の表示につきましては、加工食品にも義務づけて頂きたいです。 表示したら売れなくなる。という考え方は間違っています。 今、怖くて都内では何も買えず苦労されている方も沢山居ます。 このままでは、生産者、消費者にとっても悲惨な状態です。 1,3,9 別添2 今は異常事態なのですから、常識にとらわれず、 国民の健康を第一に考えて下さい。 今後の日本を負担しなければいけないのは今の子供たちなのです。 私は子供も居ませんが、日本中に居る子供たちの健康が本当に心配で す。 1452 食品の放射性物質の基準値を最高でも 10Bq/Kg にしてください。核汚 1,3 染事故の不幸な被害者、ベラルーシの人々についてもっと勉強なさっ てください。 子供に食べさせるものは 0Bq/Kg 以下(もちろんゼロが望ましい)で なくては危険だというのは広く認識されています。 乳幼児の放射性物質に対する感度は高く、このまま危険なレベルのも のを流通させては、成人しても体調不良のために働けなくなる人々が 爆発的に増えます。 若者が働けない社会は存続不可能です。 厚生労働省で働いてくださっている方々、ご自分のお子さんの健康と 未来について考えてください。そこに、正しい基準値のあり方が示さ れるはずです。 どうか、正しいご判断をお願いいたします。 1453 これから長期にわたる放射能汚染が続くわけですが、国民の健康を守 1,3 るために外部被曝だけでなく内部被曝対策が不可欠です。そのために は、食品の放射能汚染の基準値をさらに厳しくし、汚染の少ない西日 本での食料の増産を希望します。100ベクレル/kg は緩すぎです。 放射性廃棄物と同じレベルです。また放射能に感受性の高い子どもの 健やかな成長を促すために、学校給食では0ベクレルをめざすべきで す。 1454 基準値が緩すぎます。 1 子供1ベクレル、大人10ベクレルにしてください。 一日たった10ベクレル食べ続けても健康を害するのですから。 国民の命を守る気持ちが少しでもあるのなら ICRP ではなく、 ECRR のリスクモデルを採用してください。 1455 「当初の対応は混乱もあったが、今後は汚染の拡散を防ぐように努め 11 ていく」という対応を期待していましたが、失望しました。放射性セ シウムのみの基準でこの値では、関東・東北が産地及び生産地の飲料 や食品を徹底的に避ける、という選択を、消費者として今後ずっと続 けていくことになります。 1456 乳幼児新基準 50 ベクレルから 100 ベクレルに引き上げるという答申 1,3,5 別添2 がでているということですが、一体何を考えているのでしょうか。新 基準で最も考えなければいけないことは、子供達の保護と主食である 米の規制を厳しくすることじゃないですか。私は今回の新基準も、子 供達や米に関してはまだまだ甘いと思っています。それを決定する前 に引き上げるなどと言うことは絶対に許せません。この国は子供を安 心して育てることも出来ない国になったのですか、こんなことは絶対 に許せません。私も妊娠 8 ヶ月でもうすぐ子供が生まれるのですが、 こんな基準では子育て中にどうしていいかわかりません。安全基準と 暫定基準は全く意味が違うということを理解してください。 1457 昭和 32 年(1957 年)生まれの 54 歳男性です。 8 福島第1原発事故に起因する放射線の食品への影響について、多くの 消費者が過敏になることは無理からぬことであり、今回のより新しい 基準値の設定に関しては反対するものではない。 ただし消費者の「過剰とも言える反応」はたぶんに政府の説明不足が 引き起こしたもの、という要因が大きいと思われる。冷静かつ適切な 説明をきちんとした立場の人間が(何を言われても動じない、嫌われ 者になれるしっかりとした立場の人間が)するべきであった。 1963 年から 2008 年まで各地で行われていた「陰膳方式」による『日 常食調査』の結果と、2012 年1月 19 日付け朝日新聞の記事により紹 介された朝日・京大調査の結果をマクロに俯瞰してみれば、1960 年代 前半に学童期を過ごした私たちの世代にも特に有意な「健康上の問題 点」が指摘されていない(当時は現在よりはるかに栄養状態が悪かっ たにもかかわらず)以上、消費者が個々に無用な心配をするレベルで はなかったことがわかる。 この事実をよりわかりやすく、責任ある立場の人間が表明するべきで ある(いつも選挙のことが頭にある政治家に言わせてはダメです)。 食品に関しては基準を厳しくして、生産者に過剰な負担をかけること は、長い眼でみて食料の自給率にも影響することが懸念されますの で、消費者の過剰な反応だけに施策が左右されるべきではないことを 記して、小職の意見とします。 -1458 ①『食品中の放射性物質に係る規格基準設定について、平成 23 年 12 月 22 日』の中のくだりで「この際、放射性セシウム以外の核種は、 測定に時間がかかるため、放射性セシウムとの比率を算出し、~」と あるが、この対処の仕方を誰が言い始めたのか明確にするべき。また、 測定に時間がかかっても各放射性核種について測定し、結果を公表す 7,8,11 別添2 るべき。 ②震災から一年近くモタモタして汚染食物(品)を暗に流通させ、多 くの子供たちをじわじわ被爆させている国や厚生労働省に『国民の安 全・安心』とか『食品の安全性を確保する観点から』という言葉を使 う資格はない。 聞こえのいい言葉を使ってしまうのは役人の癖だと思うが、国民の安 全を率先して脅かしている側だということを認識し、もっと使用する 言葉に気をつけるべき。言ってることとやってることの矛盾がわかっ てるなら軽々しく上記のような言葉を使えるとは思えない。わからな いなら『安全・安心』という言葉を軽々しく使うべきではない。 ③国と厚生労働省の『安全・安心』とは具体的にどういう状態・状況 を示すのか、一度公に説明するべき。 1459 子供や乳幼児の口にする物は、基準値を低くするべきです。日本の未 1,3 来を守るように基準緩和は止めて下さい。子供が減り日本が消滅しま す。 1460 文科省の放射線審議会が、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を 3 100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめているようですが、 これが安全という根拠はどこにもありません。罪のない子供が企業の 犠牲になるのはおかしいです。 チェルノブイリによるヨーロッパを参考にすべきです。御用学者、 天下り願望の官僚にはまともな判断はできないと思います。 1461 私は0歳児の母です。今娘は離乳食を毎日食べています。その娘に 1,3 100Bq/kg の基準の食べ物を毎日与えることには、不安を通り越して怒 りを感じます。ドイツの基準では 4Bq/kg です。ベラルーシは 36Bq/kg です。日本はなんて国になってしまったのでしょう。子供をだいじに してください。子供を大事にしない国に未来はありません。より 0Bq/kg に近い基準を設けてくだいさい。お願いします。 1462 国の法律で年 1 ミリシーベルトと決まっています 2 (内部被ばく外部被ばく合わせ) 低線量被ばくがどこまで安全かわからない状況では国の都合のいい ように基準を引き上げることはあってはならない 法律を順守すべ き 1463 50ベクレルでも乳児には高すぎます。 100ベクレルなど、絶対に容認出来ません。 生産者、流通を守るより子供の命・健康を第一に考えてください。 50ベクレル、もしくはもっと厳しい基準値に決定してくださいます 1,3 別添2 ようお願い致します。 1464 ①飲料水は、WHO 基準に基づけば妥当であると思われます。しかし、 1,3 我々国民は、ゼロを求めたいという願望があります。 ②乳児用食品は、50ベクレルと改正されるようですが、感受性の高 い子ども、特に乳児には飲料水以下の基準値が求められると考えま す。少なくとも10ベクレル以下にする必要があると思います。 ③牛乳は、50ベクレルと改正されるようですが、牛乳も子どもたち が多く飲む飲料であることを考えれば、飲料水と同等若しくは以下の 基準値が求められると思います(10ベクレル程度)。 ④その他一般食品は、100ベクレルと改正されるようですが、非常 に高い数値であり、驚きを隠せません。これでは安心して食べること ができず、結果外国産や西日本産の食料品を求めざるを得ないと考え ます。内部被曝が問題となる現在、すべての食品を30ベクレル以下 にしていただきたいと思います。 1465 新潟県が公表している以下の意見に賛同します。 1,2,3,6,7 1 ,11 年間 1 ミリシーベルト 外部被ばくを除外せず、内部被ばくと外部被ばくを合わせ年間 1 ミ リシーベルトとすべき。 ICRPの 1990 年勧告及び原子炉等規制法にあるとおり、公衆の 被ばくに関する実効線量限度は外部被ばくと内部被ばくを合わせ、1 年について 1 ミリシーベルトを上限としている。 2 規制対象核種 事故発生直後の暫定規制値に代わり、平成 24 年4月以降の長期的 な対応を図るとしているが、恒久的な基準の設定であれば、事故発生 直後の放射性ヨウ素も加味した基準の設定とすべきと考える。セシウ ムの基準値の設定において、セシウム以外の核種(ストロンチウム、 ルテニウム、プルトニウム)をセシウムとの比率を算出して合計した とするが、どの地域におけるセシウム以外の核種のレベルを基準に算 出したのか分かりやすく説明すること。 3 牛乳、乳児用食品の基準値 小児の期間については、放射線に対する感受性が成人より高い可能 性があることから、小児期における被ばくは可能な限り少なくした方 がよく、更なる配慮が必要。 4 一般食品の基準値 モニタリング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食 品が多く含まれている実態から、流通する食品の汚染割合を、「一般 別添2 食品」については 50%と仮定し基準値を算出している。しかし、地域 における輸入食品の割合は把握されていないことから、食品の汚染割 合を一律に 50%とするのは合理的でなく、安全サイドに立って 100% とするべき。 5 経過措置 米、牛肉、大豆及びその加工・製造品に経過措置を設けず、すべて の食品について基準の施行日を同一とすること。米、牛肉及び大豆に ついては、4 月 1 日以降、新基準値を超えたものは国の責任において 市場流通から隔離すべきである。食の安全・安心を確保するためには、 速やかに新基準に移行すべきであり、2 つの基準で食品が流通するこ とは、消費者の理解が得られない。 6 試験法 試験方法を通知するのであれば、食品の区分ごとに検出下限値を示 すこと。 検査精度を確保し国民の信頼性を得るためにも、検出下限値を全国一 律化するなど、検査精度を均一化するべきと考える。 7 その他 基準値を超えた場合に当該品の販売中止や回収等の措置が必要と なるので、国として農産物等について生産者まで確実にトレースバッ クできる体制を構築すること。 1466 設定された基準値が安全性を担保しうるものであるとの根拠がない。 1 厳しい基準値が採用され、遵守されなければ、国民の健康が害される。 また結局のところ、特に関東・東北を産地とする食品の購入・摂取が 一律に忌避される結果となると考える。 1467 まず、2 月 2 日の文部科学省の放射線審議会における、乳児用食品と 牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めて もよいとする答申案を却下するようお願いいたします。チェルノブイ リ事故の放射能汚染を受けたウクライナの放射線医学研究センター の発表では、子供の内部被爆の主要因の 80%は牛乳から摂取というデ ータが出ています。そしてウクライナでは、こうした基準とは別に「幼 児の基準」が設けてあり、幼児はどんな食材でも「1kg あたり最大 40 ベクレル」という基準値になります。1987 年、ウクライナとベラルー シの地域で死産数と乳児死亡率が上昇し、ベラルーシで 1985 年には 1000 人に 12.5 人の先天奇形の発生、1994 年には 1000 人に 22.4 人、 1998 年には、ゴメリに住む 0 から 18 歳までの子供における年間の甲 状腺がんの発症数は、13 年前に比べて 58 倍に増加。ウクライナでは、 1,3 別添2 約5200万人だった同国の人口は、2010年には約4570万人 となり、事故後約20年の間に12.1%も失われています。それを 上回るであろう人々が現在も健康被害で苦しんでいます。ウクライナ は、50~100 ベクレルの基準値を設けていても以上のような悲惨な結 果を国民に招いています。つまり現在の厚生労働省が決めている暫定 基準値では、国民に死者が多数出るということになります。これでは、 国民の健康を守ることができる基準値とは考えられません。たとえば ドイツでは、すべての食品に対して、子供は、4 ベクレル大人は 8 ベ クレルまでに規制しています。ぜひ、このドイツの基準を取り入れて、 国民の生命、健康を第一に考慮した基準値を再度見直していただきま すよう、ここにお願い致します。 1468 食品の基準の設定が従来よりも厳しくなることには心から賛同致し 9,11 ますが、流通している食品に産地と放射能の数値を明記することを徹 底して欲しいと考えています。特に肉には国産という表示しかないこ とが多く、そのために国産を買い控える動きが周囲で広がっていま す。私自身、事故後国産のものは一切購入していません。産地と数値 を明記することで風評被害を防ぐことができますし、国民の食の安全 に対する国の責任をきちんと果たして頂きたい。明記された数値が低 ければ被災地を応援するために、被災地のものを積極的に買う選択肢 もありえますが、現時点では福島及び東北のものは敬遠する方が大勢 います。農業・畜産など食品を扱う人たちを守るためにも、真剣に国 民の意見に耳を傾け、早急に対策を講じて下さい。 1469 今回、友達に教えてもらって初めて投稿させて頂きます。 0歳児を子育て中。離乳食も始まっているので、更に放射能がとても 心配です。 現在は放射能の独自調査をしていて、かつ10ベクレルや1ベクレル など安心して利用できる基準を出している店からしか購入していま せん。 はっきり言って 50 ベクレルでも 世界的に見ても子供には高すぎま す。 離乳食を扱う会社に問い合わせても、どこも『国の基準で・・・』 という回答ばかり。正直安心して子育てができませんし、これから先 の保育園の給食も心配です。 国がきちんと厳しい基準を打ち出して下されば、企業も対策を練らな ければ行けなくなり、結果、国民の安心できる環境になると思います。 子育てをしている親は必死です、そしてこの国の未来を担って行くの は子供たちです!!!何卒、宜しくお願いいたします!! 1,3 別添2 1470 食品に含まれる放射性物質の基準値は子どもであれば 0 ベクレルを目 1,3 指して運用して下さい。 内部被曝は体の中から遺伝子を傷つけます。傷ついた遺伝は修復でき ないぐらいに破壊されます。 その結果,変異した遺伝子は変異したまま次の世代へ引継げられるの です。どうか子ども達の健康を、未来を守って下さい。 よろしくおねがいします。 1471 生涯 100msv が安全という保障はなく 子供の健康を考えるなら食品 1,2,7 だけで生涯 100msv ではなく 外部被ばく+内部被ばく+自然放射線 +ホットスポット=年 1msv としてほしい 水産物の調査も甘くストロンチウムやトリチウムなど調べていない 中セシウムだけの基準では子供の安全は守れない 長年健康調査の過程で基準を変えてきたチェルノブイリ ウクライ ナの基準を見習うべき 1472 内部被曝と外部被曝は違う。 1,3,10 内部被曝では、セシウムやストロンチウムなどが誤って筋肉や骨に取 り込まれ、その場で放射線を照射し続け、体の組織に異常をきたす。 外部被曝では放射線の照射により傷ついた細胞組織の修復が期待で きるが、内部被曝では取り込まれた核種は排出されないため、放射線 の照射が継続し、修復が間に合わずに異常をきたす。 被曝線量から摂取量を算定すべきではない。 子供の場合、細胞分裂が盛んなため、少しでも摂取すべきではない。 基準値50ベクレルでも多すぎる。 10 ベクレルでも多い。 100 ベクレルなどあり得ない。 できる限り自然の状態に近づけるべき。 1473 食品の安全を確保するなら、チェルノブイリを間近で経験した国々で 1,3 被害の少なかった所に学んで欲しい。子育て中なら、ドイツ基準、大 人 8 ベクレル子ども 4 ベクレルにするべきで、我が家でもその基準を 確保したいと考えています。日本はこのままでは、財力のある人、能 力のある人が、海外に流出してしまいます。私のような一公務員でも、 子どもを海外にだす為に準備しはじめています。 1474 乳幼児は摂取する重量が少ないとはいえ、基準値引き上げには強く反 対します。今だからこそ、とくに慎重に、数字をおさえてください。 やっぱり高くしないほうがよかった、と後だしされては取り返しがつ きません。 1,3 別添2 家庭での食事、保育園、幼稚園、学校の給食を安心して子どもに与え られる環境にしてください。 1475 毎日食べる物の基準を和らげてどうするんですか? 1 全食べ物、飲料の基準を 1kg5bq 以下でお願いします。 日本はとても優秀な国ですし できないことはないと思っています。 ぜひよろしくお願いします。 1476 乳児用食品と牛乳の基準値を50Bq/kg から100Bq/kg に引き上げ 3 るのは止めていただきたいです。 子供の命大切にできませんか? 子供が病気になっても構わないという事ですか? 子供が近い将来苦しむ姿見ても何ともないですか? 人間の心ありますか? 1477 いい加減に気が付いてください。 1,3 メーカーを守るのではなく、子どもの命を守ってください。 あなた方には良心は無いのですか? 子ども達を被爆させるのに一生懸命なあなたたちは、全員、即刻辞職 すべきです! 今後一切、ただの1ベクレルも子どもに与えないように努力してくだ さい!! 1478 食品の基準値の見直しは大変ありがたいことですが、提案の設定値 は、安全側にたった基準値ではないため、とうてい受け入れられませ ん。 より厳しい基準設定の見直しをお願いいたします。事故はまだ実質収 束していませんし、事故後の暫定基準値があまりにも緩すぎたため に、すでに食品からかなりの放射性物質を取り込んでいる可能性があ ります。そのリスクもきちんと含めていただきたいです。人間が影響 を受ける放射能は食品からだけではありません。外部被ばく、呼吸や 土埃からの内部被ばくのリスクがあり、1年で 1 ミリシーベルトはそ れらを全部含めるべきです。また、一部の食品に経過措置をとること の合理的な理由がないと思います。経済性ではなく、安全性を追及す れば、経過措置はしないべきではないでしょうか。 特に大豆は日本人の食卓にかなりの頻度で上るものです。以上のこと から、外部被ばくと内部被ばくを併せたうえで年1ミリシーベルトに するために、今回の予定している基準値より、更に安全な基準設定に してください。 1,2,6 別添2 よろしくお願いいたします。 1479 1.乳児用食品及び牛乳等の基準値について 1,6 50ベクレル以下ではなく、10ベクレル以下にすべきだと考えま す。改正理由にもあるように、今回の問題は子どもたちへの影響が大 であり、子どもたちが主に利用するものについては特に厳格にすべき であると思われます。WHO基準では、水・牛乳等などの経口する飲 料類は10ベクレル以下だと聞いています。よって飲料水をWHO基 準の10ベクレル以下とするならば、牛乳及び乳児用食品についても 10ベクレル以下と厳格化すべきであります。 2.経過措置について 今回の改正にあたり、一定の経過措置期間が採られることは同意で きます。しかし、今回の期間は、国民の健康を守るという観点からは、 到底理解できず、業者等が現在保有している物品を消化するまでを経 過措置期間としているようにしか見えません。改正の本来の目的であ る「基準を明確化し、国民のために厳格化する」と言うのであれば、 全ての食品をせいぜい3カ月程度、つまり6月末までの経過措置期間 が妥当ではないかと考えます。業界等の反発もあるとは思いますが、 国民の安心・安全そして健康を守ると言う観点から考えていただきた いと思います。 1480 食品に含まれる放射性物質の基準値について新陳代謝が活発であり 1,3 大人の 3~10 倍感受性の高い子ども達(乳児,幼児はさらに)の値は現 行より厳しくして下さい。チェルノブイリ原発事故の教訓からドイツ の放射性防護教会は乳児,幼児は 4bq/k 以下と定めています。0 ベク レルを目指すべきです。何かあってからでは取り返しがつきません。 これからの未来を担う子ども達の為にもどうかよろしくおねがいい します。 1481 「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、外部被ばくも内部被 2 ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在の法律と矛盾してい ます。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミリを大幅に超える地 域も広く存在するのですから、気をつければ避けることができる食品 からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被ばくと内部被ばく併 せて年間1ミリシーベルト以内となるように基準を設定するべきと 考えます。 1482 ベラルーシと同じ基準にしてください。 1 1483 あなたのお子さんにも 100bq の食べ物をずっと与え続ける自信が有り 1 ますか? 別添2 日本の少子化を嘆いていたのは、どちら様でしたっけ? 自分達の年金の財源になりえる子供達を、生活保護まみれの大人にし ても良いんですか? 一体この国をどうしたいんですか? もう一度よく考えて仰って下さい。 1484 乳幼児食品については 100bq/kg はもちろん 50bq/kg でも基準値とし 1,3 て高すぎるとかんがえます。工場生産で管理もたやすいことを考える と 10bq/kg を基準に管理していただきたいとかんがえます。胎児が 10 mSV の被爆をすると小児がんの発生率が 40 パーセント増加すること が広くみとめられています。小児がんの発生率は 0.2%から 0.3%と低 いですがそれでも 10mSV の胎内被爆で約 0.1%(千人に一人)がなら ないはずの小児がんになる計算です。1mSV でも 0.01%の確率です。胎 児への 1mSV をこえる被爆は現在、東北、関東の広い地域で起こって います。福島第一原子力発電所の事故後に生まれた子供たちの中には このような胎児期の被爆リスクをすでに引き受けている者がいます。 加えて乳幼児期は放射線への感受性がつよいことが知られています。 このことを考えるとき乳幼児食品はとりわけ基準値を厳しく設定し て、規制しないと次代の日本を担うこどもたちの健康が担保できませ ん。 成長期の子供が日常的に摂取する牛乳などの乳製品についても乳幼 児食品と同じく厳しい基準値の設定をもとめます。 1485 食品の規制値を上げれば上げるほど、日本は海外からも国民からも信 1,3 用されなくなります。規制値はなるべく低く保つべきです。放射能は どんなに微量であっても安全な値はありません。文部科学省の放射線 審議会は、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に 緩めてもよいとする答申案をまとめているようですが、日本の子ども たちの命よりも、牛乳メーカーを守ることの方が大切なのでしょう か。100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安 全ということはありません。国民、特に子どもたちの健康を守る厚生 労働省であることを強く訴え、規制値を上げることは許せません。 1486 乳幼児用食品の放射性物質含有許容量の基準緩和に大反対します。 1,3 なぜ弱い子供を守ろうとしないのですか!? 50 ベクレルでも高いと私たちは思っています。それなのに 100 にする なんて親として許せません。 被曝は低ければ低いほど良い。最低でも 5 ベクレル以下を望みます!! 1487 内部被ばくの危険性について論証が乏しい今、政治は安全の側に立っ 1 別添2 ていただきたい。 子どもは国家の未来そのものである。最も守るべきであるものを守る 姿勢のない政府が、国民の信頼を得られるはずがない。 1488 尿検査の結果、こどもたち(5歳、0歳)よりセシウムがでてきまし 1,3 た。 食事は西日本産を中心にかなりきをつけていましたが、しばらくは牛 乳を産地を選ばず飲んでいました。特に5歳の子は保育園で北海道の 牛乳を毎日飲んでいます。 子どもたちの食事はゼロベクレル/kg を目指したいものです。 どんな影響がでるかわからないものを子供に与えるのはやめましょ う。 日本の未来を担うのは子供たちですよね。 大人の利権だけでものごとを決め、子供に負の遺産を残すのはやめて ください。 基準値は最低でも1ベクレル/kg 以下不検出での牛乳の基準、ほか、 食品の基準を求めます。 1489 昨日のニュースでセシウム新基準値:乳児用食品と牛乳について、1 1,3 キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとの答申 案を拝見しました。私自身、小さな子供 2 人を育てる母親ですが、出 来れば可能な限り、1 ベクレル足りとも子供には摂取して欲しくない と強く思います。どちらが…と比べることではないと思いますが、全 国の子供の健康よりも、被災地の復興の方を優先される考え方が理解 出来ません。せめて放射線の影響を受けやすい子供たちだけでも、今、 日本で入手出来る安全な食品を食べれる環境作りをお願い致します。 1490 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3,9 いとする案には反対します。 また、 検査の結果を Bq/kg 単位の数値で商品のラベルに表示するよう、 基準と省令に明記すべきです。 1491 今回の乳幼児の食品中の放射性物質に係る基準値の設定の引き上げ は、乳業協会へ放射能検査を行う事に関連しての引き上げなのでしょ うか。 肉牛と同様な扱いであるべき問題であるにも関わらず、検査自体も遅 く、隠蔽かと思うような状態な上、国の財産とも言うべき子供達への 健康被害や生命の危険には全く留意せず、企業の利益ばかりを保護す る法律ばかりを作る行政は「命」に対してどのような認識があるので しょうか? 3 別添2 このような事が平気で日本国内で行われ、それが文部科学省と言う政 府の機関で行われようとしている事は憲法上の問題であると思いま す。よって私は乳幼児の食品中の放射性物質に係る基準値の設定の引 き上げに断固反対です。 1492 乳幼児くらい守ってください。 3 1493 日本の基準値は高すぎると思います。 1,3 もっと国民、特に子どもたちを守って下さい。 1494 「食品の放射性セシウムの新基準値案を審議していた文部科学省の 3,11 放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は2日、乳児用食品 と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩め てもよいとする答申案をまとめた」 ・・上記について・・ 新基準値案は農漁業生産者に厳しすぎという意見もあるようですが、 逆に初めの基準値が厳しい方が消費者は安心すると思います、少なく とも私はそうです。 門戸が狭い基準値を通ってきた食品であれば、安心して購入すること ができ、東北生産物の消費拡大につながるのではないでしょうか。 特に乳幼児のものに関しては、本当に気を張ってスーパーで買い物を しなければならない現実です。。 。 いま、この時点で基準値を緩めなくても、はじめは新基準値で実施し てみて、もうしばらく様子を見てはいかがですか? どうぞよろしくお願いします。 1495 内容確認させていただきましたが 甘すぎると思います。 まず、飲料水を除くものを流通確立 50%で計算していてはいけないと 思います。こういったものは、常に最悪の条件で試算して初めて安全 といいきれるものです。 また、年間 1msv といいますが、子供は大人の4~6倍影響をうける ことは、はっきりしているので大人はともかく子供は 1msv でも高い はずです。 現在新基準では牛乳は 50Bq/kg となっていますが、100Bq/kg に緩和し ようよとしているのは本当でしょうか? そうだとしたら、命を守ることより、牛乳の製品の利益を優先させて いると、認識させていただきます。 通常は考えられない行為です。 ぜひ、そのようなことがないようお願いいたします。 1,3,7,11 別添2 また、毎日 100Bq の摂取で年間 1msv という計算に疑問を感じていま す。漠然としすぎているので、もっと明確にすべき。 あと、これは当たり前の話なのですが、土壌レベルで規制をかけてい ないのが不思議で仕方ありません。 土壌レベルで約 500Bq/kg 以下にするのです。 それ以上のものは農業禁止です。 作る意味がありません。 出来上がった農作物レベルでの検出だと、必ずもれがでます。全検査 は不可能なので必ず流通してしまいます。 そうなってくると、作る前の段階で、規制をしてしまえばそれでいい わけです。 染された土壌で作るから、汚染された作物ができる。 どうして、こんな簡単な答えがわかっているのに、そのことについて 動かないのでしょうか? 出来上がったもので検査しても、抜き取りじゃ意味ないと思います よ。まぁしないよりはいいですが。 1496 2歳と6歳の子を持つ母です。 去年の震災から子供たちや周りの家族、自分自身の放射線による体へ の影響をずっと懸念しております。 特に子供は放射線の影響を受けやすいと言われています。10年、2 0年後、子供たちの孫の代までの体の影響を考えると本当に心配で す。 チェルノブイリ事故を見ると何かしらの影響があるのではないかと 思います。特に怖いのは内部被ばくです。家の中ではある程度食べ物 の産地など選ぶことはできますが、給食や、外食では選ぶことができ ません。 食品の基準値をもっと厳しくしてもらえば安心して学校にも通わせ ることができるし、外食もできます。 特に乳児の食べるものと牛乳の基準値は緩和してはいけないと思い ます。 被災地のものでも市場に出回るものはしっかり計測して厳しい基準 値のもとで管理してもらえば風評被害も減ると思います。 子供には少しの内部被ばくもさせたくないのです。子供たちを放射線 から守ってもらいたいのです。個人では限界があります。 4月からの新基準値は決して緩めるのではなくより厳しい設定で計 測してもらいたいです。 1,3,7 別添2 1497 影響が一番大きい乳幼児について 100 ベクレルの基準は高すぎます。 1,3 100 ベクレルの食べ物を一日に 10 品目食べたら 1000 ベクレルです。 ×365 日。ある程度は排出されるとはいえ毎日取り込み蓄積します。 低線量被曝の検証が不十分な状態です。未来を担う子供達を徹底的に 守ってゆくためには 1 ベクレル以下を目指すべきです。 食品について、とくに乳幼児が口にせざるをえないもの(生鮮食品、 粉ミルク等)は 1 ベクレル以下、他の食品も検出限界値 1 ベクレルで 検査し販売時に明記することを義務づけて下さい。 1498 ●一般食品の 100Bq/kg について 1,3 すべてが汚染されているわけではないので 50%、という計算に基づい ているようですが、逆の想定もあり得ます。 加工品は、それぞれの制限との和によって構成される危険性があるた め、加工品についてはと乳児用食品、牛乳等がと同様の基準が必要。 とくに牛乳により作られる全粉乳等の乳由来物は特に制限するべき です。乳幼児はお菓子も大人以上に摂取します。 ●乳幼児および児童への接種はより一層の検討が必要。大人に比べ感 受性・影響が多いため、より詳細な検討を要します。 放射性物質はどこまでが安全という基準では推し量れません。 内部被ばくには一層の注意が必要です。 ●海外の基準をクリアできるようにしていく必要があります。 1499 1)区分について 幼児用食品のほか、小児(1 歳から 15 歳)の区分を設けてほしい。 1 歳過ぎたら大人と同じではないはずで やはり放射性物質に対する感受性は高いと思います。 幼児以外の区分をお願いいたします。 2)幼児用食品、牛乳 50Bq に関して 一部報道では、100Bq でよいのではという意見もあるようですが、 幼児の放射性物質の内部被爆の影響は研究が確立されていないよ うです。なので、最低でも50Bq。欲をいえばもっと下げてほし いです。牛乳に関してもどうようです。 3)米について 毎日食べるものであり、水と同じくらいの基準にしてほしいで す。 主食という分類を作ったらどうですか? 4)その他 基準値は毎年見直しをかけ、外部被爆内部被爆あわせて 1mSv にも 1,2,3,5 別添2 っていけるように、お願いいたします。 他の国に比べて、基準値は厳しいとの見方もありますが、 それは原発事故が起こっていない国との比較であるため 日本が基準値が厳しいのは当然だと思います。 原発事故があったウクライナやベラルーシに比べると まだまだゆるい基準値であると思われます。 再度見直しをし、この国の人の健康を守れるように 重ねてお願い申し上げます。 1500 幼児の基準値をもっと低くしてほしい。 1,3 今の日本の食品状況において、内部被ばくを完全に避けることはでき ない。ならば幼児の基準値を低く設定し、内部被ばくを限りなく0に 近づける努力をしてほしい。 また、給食の放射性物質検査を義務付けてほしい。 子供を絶対に守る姿勢を世界に見せない限り、日本の信用を取り戻す ことはできないと思う。 1501 乳児用食品の放射能規制の基準値を上げることに反対します。 3 1502 乳児用の食品の規制が100ベクレルというのは多すぎます! 1,3,7 国が一番守らなければいけないのは子供ではありませんか? これでは、子供ではなくて生産者を守る基準値です。 もっと引き下げるべきです! ドイツ放射線防護協会推奨の4ベクレル以下にするのが当然だと思 いませんか??? セシウム以外の核種についても考慮するべきです。 1503 ・新基準値は、平時における基準なのか緊急時から平時に向けての移 行期における基準なのかに関して明確な説明がない。国民への説明が 必要。 ・規制値を下げるのは良いが、現在配備されている Ge 半導体検出器 および NaI シンチレーターでカバーできるのか?新しく増やすまでの 間にすり抜けるものが出ないか。 ・検査品目の偏りの是正が必要。牛肉や米に偏りすぎているが、汚染 率の高い果実、魚介類、キノコ類、また 5 月以降は茶に検査機器を割 くべき。 ・重量ベースでの自給率が約 50%だから希釈率を 50%とするのはあ まりにも大雑把である。米の自給率はほぼ 100%であるが、その中で 東北産は全体の約 25%、福島県産は全体の約 4.2%である。福島県産 の米の約 87%が ND であることからしても、希釈率 50%は実態にそぐ 4,5,11 別添2 わない。 ・汚染を低減できた農産物(ほうれん草などの葉物野菜)と汚染を低 減できない農・水産物(キノコ、ベリー類、魚介類など)を「一般食 品」というくくりで同じものとして扱うのは適切ではないと考える。 ・汚染を低減できたものに関しては希釈率を実際に即した値まで下 げ、汚染を低減できないものに関しては希釈率をそのままに基準を 100Bq/kg ではなく 200~500Bq/kg に据え置くのが妥当ではないか。 ・審議会でも出ていたが、しいたけや昆布は戻した汁を出汁として使 用する。その場合、戻したもので測定すると想定より小さい値が出る のではないか。 ・昨年は、静岡茶、牛肉、米などで規制値を超えているにも関わらず 審査をすり抜けたものが出た結果、消費者は暫定規制値のみならず政 府にも不信感を抱いた。検査機器の不足という不安が残っているにも 関わらず新基準を急いで施行すれば同様の事例が起きるのみならず、 さらに不信感を積み重ねるだけではないか。 ・中央値濃度で 0.051mSv→0.043mSv を達成するのに必要なコストを 除染や医療補助に回した方が費用対効果に優れているのではないか。 新基準を急いで施行する合理的な理由が見つからない。 ・私見をまとめる。 飲料水や乳児用食品、牛乳はその規制値でも仕方ないと考える。希釈 率 100%は大きく見積もり過ぎであるが、乳児用食品は明治のステッ プの事例もあるためこの数値は納得できる。しかし、一般食品という 区分はあまりにも大雑把である。最低限、汚染の少ない食品、汚染の 取り除けない食品、少量しか食さない嗜好品などに分けて考えるべき ではないか。特に、汚染を取り除けない食品を生産している農家や漁 師は、新基準値では出荷を規制される可能性が高い。では、暫定規制 値(500Bq/kg)で「危険なものを売っていた」ことになるのであろう か?政府は暫定規制値でも安全であると言っていたのではないか。新 基準値でも「危ないもの」だから出荷停止になるのか?ALARA の原則 は被曝量低減にあまり意味がなく、かつ、確実に不幸になる者(農家 や漁師)が出ても断行すべきものなのか?本当に「合理的に達成可能」 なのか。最後に、現在、放射線審議会での審議が継続中であるが、ま だ継続中であり基準値の在り方が変わるかもしれないのにパブリッ クコメントを募集するのは何故か。厚生労働省は審議・話し合いをす るつもりはなく、パブコメを募集したことにより新基準値をごり押し して「合意を得た基準値」として扱うつもりでいるのか?そのことに 別添2 対する不信感がぬぐえない。「なんのために新基準値を決めるのか」 を良く考えて決めてほしい。国民の被曝量を合理的に達成可能な限り 低く抑えるためではないのか。新基準値は国民に安心だと思わせたい だけの基準に感じる。再考を促したい。 1504 放射能の感受性が高い乳幼児に対して、基準値 100Bq はあまりに高す 1,3 ぎます。これでは不安で自分の子供には食べさせられません。ベラル ーシの学者は 37Bq でも子供に与えるには高すぎると言っています。 チェルノブイリ原発事故を経験した国に見習う必要があります。私は この 100Bq の基準値で子供の健康が守れるとはとうてい思えません。 またこの基準値内で流通する食品は一切買いません。今、多くの市民 が放射能のこわさに気づきつつあります。今後、信用できない基準値 のものは買わないという消費者がは増えてくると思います。子供の健 康を確実に守るために、ドイツ防護協会が推奨している乳児、子供、 青少年は 1Kg あたり 4Bq 以上のセシウム137を含む飲食物をあたえ ないという基準に従うべきと考えます。 1505 厚生労働省御中 1 僕は新基準値を考えるのではなく、すべての食品・生産物・牛乳・飲 料などの基準値を昨年適応された暫定基準値の前の基準値へと戻し ていただくことを強く望みます。 1506 大人もそうですが乳幼児はなおさら被曝を避けるべきです。基準値の 3 引き上げは看過できません。乳製品は特に放射能が濃縮します。毎日 飲むものだけに心配です。 1507 「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、外部被ばくも内部被 ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在の法律と矛盾してい ます。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミリを大幅に超える地 域も広く存在しています。せめて、各自が気をつければ避けることの できる食品被ばくを厳しくするべきと考えます。外部被ばくと内部被 ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基準を設定する べきと考えます。 特に放射性物質の影響を受けやすい子供・妊婦への配慮をしていただ きたいです。現在、食品の産地偽装が広く行われていると伝えられて います。給食の食材を親が個人的に選べない問題もあります。「何を 食べさせたら/食べたら良いのか分からない」問題を無くす為にも、 放射線物質の含有値を食品に表示するべきと思います。もし子供や妊 婦への影響を考慮しない値へ改正するならば、病気が発生した時の補 償をどのように考えているのか等、リスクへの対応案をお聞かせ願い 2,3,9,11 別添2 たいです。 以上 1508 1 キロあたり 50 ベクレルを 100 ベクレルにするなんて、とんでもあり 3 ません。 世界基準では、原発から出る排水が、1 リットル当たりヨウ素 131→ 40 ベクレル、セシウム 137→90 ベクレルとなっています。50 の暫定 基準値でも原発の排水と同じだったのに……。 この答申をまとめた「放射線審議会」の会長・丹羽太貫京都大名誉教 授の仕事を拝見すると「癌や重い免疫疾患に対する新薬の開発を目指 しています」とあります。人体実験をしたいとしか思えません。 1509 ヨウ素、セシウム以外も測るべき。そもそも生産をさせないべきだと 7,11 思います。 1510 文科省審議会にて、食品の放射線新基準が「厳しすぎる」との声があ 1,3,9,11 るそうだが、これは汚染食品を流通させるのに都合が悪い人たちの意 見だ。彼らの損失は本来、東京電力によって賠償されるべきであり、 消費者の健康が犠牲となるのは筋違いだ。そんなことより、一刻も早 い「ベクレル表記」の流通体制の確立に注力すべき。 乳幼用食品と牛乳については50Bqでも高すぎる。牛乳は子ども一 人で一日1リットル消費させている家庭もあり、 加えて給食もある。 成長期にある子どもが毎日100Bq など、とんでもない。重ねて言う が、50Bq上限では出荷ができない生産者への賠償は、東京電力が 負うべきだ。慢性的低線量被ばくの健康被害は、癌だけではない。こ の先子ども達が大人になってからも、放射能は存在し続ける。チェル ノブイリでは尿となり排出される以外にも、臓器などへの取り込みが 確認されている。厚労省は、生産者側でなく、次世代の健康を最大限 考慮に入れるべきだ。 1511 低線量であっても被爆は絶対に避けたいものです。これからの日本を 1 背負う子供たちの被爆を少しでも減らしていくべき。特に内部被爆は 大人の努力で最小限にできるはず。それをどうして増やそうとしてい るのか理解も納得も出来ません。子供たちは被害者です、基準値を今 以上に厳しくして、目で見て選べるようにしていただきたいです。子 どもの命よりも、食品メーカーの権益保護が大切なのか、絶対許せま せん。震災前の状況が最低限の安全ラインだったのです、そこに一刻 も早く近づけて子供たちを守ってください。 1512 国は子供の命をどう考えてるのですか?子供がいなければ国は滅び ます。 1,3 別添2 優秀な人材がどんどん海外に流出しているのをご存知ですか? 当たり前です。日本にいたら殺されますから。 もう日本の製品は海外に買ってもらえないし(個人で荷物を送っても 拒否される始末です) 海外の国はシビアに日本の動向を見ています。 子どもを守らず国は成り立ちません。 子どもはドイツの放射線防護協会の提案する子供の 4 ベクレルまでと する基準を採用するべきです! 1513 放射能規制値の引き上げに反対です。 3 今ではなくて将来のことを考えてください。 1514 2.改正の概要①食品中の放射性物質に係る基準値 について。 1,6 濃度が高すぎる。 飲料水と牛乳は5ベクレル/kg 乳児用食品は1ベクレル/kg 一般食品は20ベクレル/kg 程度の厳しい値でないと汚染が何年も続く事を考えると 安全とは思えない。 また②経過措置は必要ない。 1515 食品中の放射性物質に関する基準について、福島第一原発事故以前の 1 レベルを目標にすべきと考えます。すなわち、大人も子供も 1 ベクレ ル以内とすべきです。いま流通している食品の現状に合わせて基準値 を設定すべきではありません。放射性物質が人体に与える影響は未知 数が多く、たとえ少量でも摂取を前提にしてはなりません。汚染され ていない食品と、汚染された食品を混ぜ、汚染度を低くして流通させ ることにも反対です。放射手を緩めるか、厳しくするかで、その結果 は五年後、十年後にあらわれます。日本人の未来の健康を守るために、 現在だけでなく、二十年後を見すえた議論をお願いします。 1516 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に引き上げる ということに対して意義を申し立てます。子供は放射能に対し大人の 100倍も敏感であり、内部被爆による遺伝子の破壊、健康被害は多 くの科学者がチェルノブイリのデータも踏まえ警告しています。文明 国とは思えない本国の原発事故に対する対応を恥ずかしいおもいで おります。憲法で国民の安全は基本的人権として守られているはずな のに、行政は何をされてているのでしょうか?この件に関しては、子 供をアビューズするという意味でも国際問題になると思います。法案 になる前に撤回ください。 3 別添2 1517 基準が緩和されるたびに、国の信頼性は下がりますよ。 1,3 特に子どもへの基準、100bk/kg でいいなんておかしいです。 むしろ0bk/kg を目指すべきです。 1518 この国の放射能に関する認識の浅さを危惧します。 1,3 子供達を、被爆から、守るためには、 まず食品の安全を、確保してください。 チェルノブイリの、子供達の、基準値は、37 ベクレルです。 何故?日本は、こんなに基準値が、高いのですか? 子供達を、守る気があるのですか? まず、子供達の安全のため、基準値は、限りなく 0 にするのが、 あたりまえの事。 1519 乳児用食品規制を100Bqという規制についてですが、とても心 3,11 配です。 子どもは未来そのものです。未来にどうつなげるかの一大事の問題で す。あとから 100Bq は乳幼児には高すぎだった。 ごめんなさい。ではすまない問題です。 内部被爆の恐ろしさはまだまだ色々な意見がありとても難しい問題 ですが、だからこそ、「今の現状は正直分らない」という立場から是 非とも安全側に大きく基準を決めて欲しいのです。 日本の未来を決めるような基準だと思います。 それでなくても沢山の人々が被爆してしまったのです。 色々と大変かと思いますが、意見させていただきました。 このように気軽に意見を出せる場を設けている国を誇りに思います。 1520 乳児と成人の食品中の放射性物質に係る基準値を同じにするなんて 3 ありえないと思います。成人に比べ乳児のほうが感受性が高いとわか っているのであれば基準値もそれにともなって変わってくるはずで す。食品中の放射性物質に係る基準値の再検討をするべきです。 1521 食品中の放射性物質に係る基準値に関し、改正案の更に十分の一とす 1 る事を強く要求します。すなわち、飲料水 1 ベクレル/kg、牛乳およ び乳飲料 5 ベクレル、乳児用食品 5 ベクレル/kg、一般食品 10 ベクレ ル/kg。さもなくば、国民の長期の健康を守る事が出来ません。 1522 飲料水、牛乳、乳児用食品、食品、これら全て、 検出限界値の 3~4Bq/kg の基準値にすることを要望します。 札幌市教育委員会、長野県等地方自治体で既に実施されているの で国に出来ないはずは無いと思います。 機械的に測定可能ならば、さらにゼロに近づけたいです。 1 別添2 生産者の方々への補償や、 検査体制を整えるのにお金がかかるかもしれませんが、 それは必要経費です。 後に必ずおとずれる一億総内部被ばく症状によって、 国民の健康がおびやかされ、医療費で家計が圧迫されたり、 病気になって弱っていくわが子を見る方が私は怖いです。 私ももう一人子供が欲しいのですが、 すでに体内に取り入れたであろう放射性物質が 後々の世代に影響することを思うとつらい選択です。 年末からずっと卵巣がチクチク痛むのが気にかかっています。 みんなが普通に健康に暮らすために、 食品中の放射性物質基準値は、 非常に非常に重要な事項だと考えます。 今生きている人にはもちろん、 これから先の時代に生きる新しい人々のためにも 厳格な基準を望みます。 1523 乳製品の基準値が 50bq でも高すぎます。 1,3,11 基準値を上げるのではなく、いかに汚染させないかに重点をおいた方 が私たちの未来に有益だと思います。基準は震災前と同様に戻して下 さい。まず、牧場や農地の土壌を調べあげ、震災前の基準値を超えそ うな農地や、牧場はもう使わない。汚染の少ない土地へ引越せるよう な援助をする制度を作って下さい。そういうことのために税金を使っ て下さい。お願いします。 1524 放射性物質に関してはヨウ素、セシュウム以外も測定すべきです。 1,7 福島の原発事故以来、食品に関する不安を抱いています。 国の安全基準も、以前の基準値からいきなり数十倍も引き上げたりし て、なんのための基準なのかこのままなにもせずに生活していて大丈 夫なのか? 非常に不安です。 もしかして、この「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食 品中の放射性物質に係る基準値の設定) (案)」で、危険のレベルを引 き上げようとしているのですか? 安心、信頼できる政策を期待します。 1525 内部被爆についてはいろいろと言われておりますが、後からでは取り 返しがつかない命・健康の問題です。 安心して食べる食物を求めて大変な苦労をしている家庭が多くあり 1,3,7 別添2 ます。 きちんとした検査体制が整っていれば生産者や消費者が対立するこ となく安心・安全が得られるはずです。現状では灰色食品は避けられ てしまい生産者にとってもマイナスだと思います。実際に汚染されて いる食物は限られているのに基準値が高すぎること・検査がきちんと されていないことは残念なことです。 日本の大人たちは日本の未来・命よりも、自分のお金に執着している、 大変恥ずかしい現状だと思います。 1bq も入っていないものを求めてはいますが、測定器の性能にもいろ いろあり検出限界値のばらつきをみるとむずかしいのかな?とも思 います。せめて 100bq のところは 10bq、50bq は 5bq と基準値案の 10 分の1にしていただきたいです。 幼児にも 100bq でよい、などというばかげた大人たちは同じ日本人と して恥ずかしい限りです。 子供たちの未来を守っていきましょう。お願いです。優先順位を守り ましょう。命あっての経済です。日本滅亡の危機だと思っています。 よろしくお願いします。 1526 50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案について、強 3 い違和感を覚えます。 放射線の人体に与える影響は、学問の中で数値化できていないだけ で、基準値以下であれば安全というものでは、決してありません。 人体実験のような規制値緩和は反対です。 どうやったら安全な食物が確保できるかを真剣に考えてください。 1527 福島の原子力発電所の事故によって、地球全体が放射能汚染されま した。昨年の 3 月、大気中に放出されたセシウム 137 だけでも、広島 型原爆約 168 個分です。その後も、ずっと放出は続いていますし、フ ランスなど海外の研究者は、日本政府発表の 2 倍から 3 倍の放射能が 放出されたとみています。汚染された土地も膨大な面積になります。 そのような汚染された土地で、私たちは、生きていかなければなな らなくなってしまいました。毎日被曝しながら生きるざるを得なくな ったわけですが、できるだけ子供たちへの被曝をさせないような施策 をお願いしたいと思います。これから何百年にわたって、放射能汚染 をされた食べ物を日本人は食べていかなければならないわけですか ら、その基準はできるだけ厳しいものにして頂きたいと思います。本 来 0 べくれるだったわけですから、50 ベクレル。100 ベクレル、500 ベクレルといった数値では、あまりにも危険度が高いと思います。ド 1,3 別添2 イツなど、基準の厳しい国を見倣って、できるだけリスクを減らすよ うな基準の設定を心からお願い申し上げます。 1528 今回の改定案には反対いたします。 1,3 福島第一原発より放出された放射性物質により汚染された食材・牛 乳・乳製品は口からの摂取により内部被曝を起こす要因であることは 既知の事実です。 今回の改定案は、チェルノブイリ事故の事故後同時期比較した場合、 1Kg あたりに含まれる放射性物質(セシウム)の量は低く抑えられて いるようにも見えますが、生産者側そして流通側で食材・飲料水・乳 製品・牛乳などのセシウム含有量をコントロールすることなく、セシ ウム入りの食材その他対象製品を堂々と販売することができてしま う悪法とも言えます。単なる目標(ターゲット)としての数値に過ぎ ず、それぞれのプロセスにおける測定の徹底は現状では不可能に近 い。 消費者側(上流だけではなく末端の消費者サイド)でも自由に食材に 含まれている放射性物質を測定できない。規制値が遵守されているを 考慮した場合、まったくのザル法(事実的な効力がない)と判断せざ るを得ません。 また、低線量被曝による健康被害のリスクも考慮しなければなりませ ん。今件に関しては、まだ科学的に解明されていない部分はあります が、その関係を否定することも難しい。(昨年の食品安全委員会が放 射性物質の生涯摂取量を100ミリ Sv とした際の報告書に備考とし て事例をあげていますが、大人よりも放射性物質による反応が敏感で ある子供に対しては「できる限り放射性物質を摂取させない」とする のが本来の国の本来のあり方ではないでしょうか。 子どもには、放射性物質を含んだ食材を食べさせる必要がないような これとは異なる基準を設定していただくことを強く望みます。目標値 は 5Bq/Kg.チェルノブイリ事故の後のスウェーデンでも一部地域を除 き、この範囲で収めています。 放射性物質による健康被害はまだクリアになっていない点が多々あ りますが、低線量被曝を防止することにより、国民健康保険の出費を 抑えることができる点も考慮すべきです。 上記理由により、今回の規格基準改訂には反対いたします。 1529 食品の区分についてですが、一般食品は分類が大雑把だと思います。 4,5,7 スウェーデンで採用されている淡水魚やキノコ類、日本では例えば山 菜のように一般消費量が少ない食品については別途分類したほうが 別添2 いいのではないでしょうか。また、乳児用カテゴリーですが、資料に あるように 1 歳未満が 460Bq/kg と一番高い数値になっています。放 射性ヨウ素ならともかく、現状問題になる放射性セシウムであればあ えて区分を増やす必要はないと思われます。 次に製造、加工食品の基準値適用の考え方ですが、実際に水戻しをす ると時間がかかりますし作業者によるバラツキが大きいと考えられ るため、対象となる食品について具体的な換算係数を求め、提示すべ きです。 そして、基準値の考え方ですが、過剰に汚染されている条件設定は現 実から乖離していると思われます。原発事故から約 10 ヶ月、放射性 ヨウ素の結果を除いた検査結果から実情に近い数値を用いて計算し た方が現実的な対策になると思います。 そして、規制値を今までの 500 から 100 に下げることは、NaI 検出器 では検査能力が不足しているため実質ゲルマニウム半導体検出器で しか検査できないことになり、検査総数が実質半減することになりま す。検査数が減少することは、予期せぬ高濃度汚染を見逃すことにも つながります。今は予期できぬ作物から高濃度汚染が見つかった場 合、検査能力が追いつかなくなります。放射性物質の検査は努力や工 夫で検査数を増やすことはできません。幸い、一部で行われている陰 膳方式の調査では一日数ベクレルと、内部被ばくは高い数値ではない ことから、2012 年度はまだ暫定規制値の 500Bq/kg のままでいた方が 検査での混乱が少ないと考えます。 また、新規制値まで数値を下げると、福島県産の作物を避ける流れが 加速し、農業や水産業をつぶすことにもつながる可能性が高いです。 実情では健康上問題ないレベルの汚染なのに福島県の第 1 次産業をつ ぶすような方針は受け入れがたいです。その意味からも、2012 年度は 暫定規制値のままにして、2013 年度に改めて規制値を下げるという方 向でいくのはいかがでしょうか。どうしても下げるというなら、スウ ェーデンで採用された 300Bq/kg にするのも一つの案かと思います。 スウェーデンでもチェルノブイリの事故後、年間1mSv 以内に押さえ るように検討し、その結果 300Bq/kg になっています。 また全体的にですが、科学的合理的な内容に仕上がっていないと、す べての人に説明することはできませんし、海外からの問い合わせにも 対応できないことにつながることを危惧しています。 先にも述べましたが、内部被ばくの実態調査からも現時点で低い値に なっているので、急いで規制値を変えなくても実際に被害が起きる必 別添2 要性はとても低いと考えます。2012 年 4 月から開始するという規制値 の開始時期にこだわらず、人体への影響といった科学的側面や、福島 の産業を守るという観点、現実的に実施可能な合理的方針など、様々 な要因を含め、改めて検討して欲しいと思います。 1530 こんにちは。 1,9 牛乳、および乳製品のセシウム等の数値の50ベクレルがまず高 過ぎます。また、乳製品など、減量となるものの値が高ければ、 製品はなおさらです。 事故以来、牛乳や、国内産の乳製品も購入をためらいます。 せめて ND という表示はやめて、きめ細かい具体的な数値を示して いただけるようお願い申し上げます。 大人は摂らないという選択肢がありますが、学校給食等、児童 には拒否することも容易ではありません。 先のロシアやウクライナの例があるのにこのような数値は到底 納得できるととではありません。 なにとぞ数値を具体的に細かく出来ればセシウム以外の放射性物 質の数値も合わせて明示していただけるようお願いします。 1531 乳幼児に与えるものは限りなくゼロを目指すべきです。乳幼児は一度 1,3 に摂取する量は少なくても、1日数回、毎日毎日摂取しています。そ の蓄積量はバカに出来ないはずです。セシウムを減らすためにどうし たら良いのか、企業が真剣に努力すべきです。 安易に基準値を決めるようなことがあってはならない。 基準値は低いほど良いはず。チェルノブイリの事故後には高い基準値 が故に汚染食品を長時間摂取したために、国民全体が弱っている国が 数多くあります。 原発さえ無かったら、こんな悩みは起こらないのに。 1532 現在妊娠中の者です。 乳児用食品と牛乳について、放射性セシウムの基準値案を緩めるのは 断固反対です。 何も無い時でさえ、添加物や農薬などを避けるようにできるかぎり気 を配っているのに、これ以上不安な要素を増やさないで頂きたいで す。 不景気に立ち向かおうという気概が湧くのも、まっとうな心でさえい れば安全に生きていけるという希望があってこそです。御年寄は気に していないのかもしれませんが、日本の将来は、若い世代の将来です。 若い世代に希望も余裕もなくなれば、お年良しに差し伸べられる手も 3 別添2 無くなります。 少子化対策などと言いながら、安心して子育てできる環境から遠ざけ てどうするのですか?信じられません。 基準値を上げるのは完全に一般の国民を裏切る行為です。許せませ ん。 生産者の生活のためですか?生産者の方だって人であり、親です。 一時金銭を得ても、子供がガンで死んだとき、必ず後悔するでしょう。 世の中から白い目で見られ、心も生活も荒んでいくでしょう。 日本政府が放射能に厳しい態度をとり続けなければ、自国民だけでな く、他国からの日本への信頼も無くなるでしょう。他国に暮らす人の 立場に立って、普通に考えればわかることです。 国産が好きだと、自信を持って言えなくなってしまったことがとても 残念です。 誰のための政治ですか? 1533 乳幼児、もしくはこれから育とうとする子供たちの被爆の影響 3 それでなくても、毎日摂取する食品添加物や大気汚染の中の化学薬品 等、体内に溜まって行くものが多すぎるのに、その上メーカー側を優 位に保護するような基準値にするということは、先の見えない傷病発 生の不確定さを懸念して、子供たちの健康のために最優先で保護して いこうとする当り前の行為をしないで、利益を優先するためにとしか 思えません。 意見を問われる前に、何故、基準を変えるのか、その本意はどこにあ るのか?ということを逆に考えてみていただきたいのです。一般の社 会にもそうですが、当り前のことを当たり前として考えられない…、 何が優位かというと、人命保護、子供保護だと思います。 仮に企業発展なしにローカル的な体制になったとしても、社会や人の 幸せは人命保護自然保護から生まれるのです。 このような基準値を容認するのは、未来に子供たちを残す確率をもの すごく引き下げる危険があるということがあるとしたら、やってはい けないことなのです。 そういったリスクは、国家はやるべきではないと思います。 1534 基準値を下げることには反対いたします。 低線量被曝の危険性が定かでない現在、基準値をなぜ下げるのか疑問 です。 田中正造は、放射性物質と同じく「目に見えない毒」に汚染された. 水 や作物を飲み食いする事を「毒食(どくじき)」. と表し、汚染地域 4 別添2 の農産物の販売や結婚で差別が生じた. 事に心を痛めたと言います。 基準値を下げることは国が主導する「毒食」に思えてなりません。 同じ過ちを繰り返さないようにお願いいたします。 1535 2 歳の子供を持つ母です。原発事故以来、心配がつきない毎日です。 3 子供向けの放射性物質基準値、せっかくこれまでより低くなりそうと いうことで少しほっとしていたのに、また100ベクレルになるかも しれないと聞きました。 絶対にやめてください。 子供の健康と命は日本の未来すべてです。 大人たちがほかの何をあきらめても守るべきものです。 どうか、子供たちを守るために、少しでも安全な食品を食べさせられ る環境整備を国が率先してください。お願いします。 1536 全体として暫定基準値より低く抑えられたことは評価しますが、量を 5,11 多く摂取する主食(コメなどの穀類)が一番高い一般食品の中に入っ ていることは再検討していただけたらと思います。 1537 牛乳は飲料としても使用するので、飲料と同じ基準を適用してくださ 1,7 い。 粉乳・ホエイなど、移行率の高いものは 1 ベクレル/KG を基準 t とし て、毎日すべてのロットの検査を実施してください。 1538 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。 つまり流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達 成できる食品基準値と検査体制を望みます。 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。 これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内 産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こうい った地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査 を行って頂きたいと存じます。 つまり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数B q/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考え ます。厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を 取り除く観点から、流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定 1,7,11 別添2 めて頂きたくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優 先事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現 する上で必要不可欠であると考えます。 1539 新基準値の数字そのものよりも手続き的な問題や論理的な一貫性に 疑問があります。まず、新基準値の性格を分かりやすく説明すべきで す。この数字は、 「現存被ばく状況」に対応した基準値である と、第 121 回放射線審議会の議事録の中で説明されています。だとす ると、いつまでこの基準値が有効であるのか目安が示されるべきで す。また、「現存被ばく状況」に対応したものならばなおさら、概要 「より一層、食品の安全と安心を確保するため」)の の1の 2 段落目( ような、介入線量限度を「安全」だけで説明することは不適切であり、 社会的要因を考慮すべきで、かつ考慮していることを明記すべきで す。 資料によると、 新基準値によって、被曝線量は中央値で 0.051 mSv/y から 0.043mSv/y へとわずか 0.008mSv/y だけ減ると推計があります。 これに対して、新基準値遵守のために必要とされる社会的コストがど れくらいで、この効果に見合うものであるのかどうか、できるだけ定 量的な予測をもって説明すべきです。第 121 回放射線審議会の議事録 を拝見いたしますと、 「 【森口(厚生労働省)】 ・・・5mSv/年からどこ まで低くするべきかという点で農林水産省との議論している中で、 1mSv/年まで低くしても我が国の食料供給上、また農業政策上で大き な支障は出ないだろうという結論に至った。」とあります。このよう に、すでに社会的コストについて検討が行われているのならば、その 際に想定された影響評価結果を公表し、「大きな支障が出ない」と判 断した根拠を分かりやすく説明すればいいだけだと思います。日本で は、 「行政機関が行う政策の評価に関する法律」に基づき、2007 年 10 月 1 日から新設する法規制に対して規制影響評価(RIA)を実施する ことが義務付けられています。制度上、本件が該当するのかどうかは 分かりませんが、本件のような社会的な影響が大きい案件については 当然、透明性や説明責任の観点から影響評価を実施し、公表すること が求められると思います。その際、介入線量限度を、5mSv/y をベース ラインとして、オプションとして、3mSv/y、2mSv/y、1mSv/y くらいを 設定し、それぞれのケースの効果(被曝線量の減少量)と予想される 社会的コスト(耕作放棄面積/廃棄作物量あるいは漁業操業制限はも ちろん、計測の実行可能性なども含めて)を示すとともに、1mSv/y と いうオプションが望ましいと判断した理由を提示したうえで、その判 断について、あらためてパブリックコメントを実施すべきだと思いま 11 別添2 す。そのような手続きを経て、判断材料を提示しないと国民は新基準 値の是非を判断できません。そういった判断材料の提示無しのパブリ ックコメントではほとんど意味がないと思います。 1540 基準値案中の、とくに牛乳および乳児用食品の値が高いと考えます。 1,3,7,9,1 例えば牛乳は学校給食に毎日でます。200ml です。飲料水同等と考え 1 てもいいぐらいだとおもいます。 低線量および内部被曝の影響については未知であり、専門家ですらい まだその見解には様々なものがある現状では、より安全側に基準を設 定すべきです。 さらには、現状ではセシウムのみが問題であるかのような扱いです が、ストロンチウムをはじめ懸念される放射性物質さえあり、それら の対処も考慮しなければなりませんし、そもそも内部被曝は食品によ るものだけではありません。 また、食品の基準設定に、農業をはじめとする産業や生産者の保護と いう視点が加わっているかのような印象がありますし、一部にはその ような論調もあるようですが、それは補償という形でおこなわれるべ きものであり、汚染の現状を追認するかのような基準の設定は容認で きません。 基準の設定に加え、検査体制の整備と徹底、トレーサビリティの確保 にも不安があります。検査の不備、偽装、事故以降の政府の対応や生 産、流通の場で起こったことを考えるにつけ、不安と不信がきえませ ん。 産地表示に関しても、もはや「国産」では不十分です。食品の選択基 準は、個人や家庭によって様々です。これもまた、生産者保護の観点 を入れるべきものではありません。 これらの問題へも早急に対応願います。 1541 なぜ、一度設定した数値をわざわざ変更するのですか? しかも、国民にとって、特に母親として例え1ベクレルでさえ食品に 放射性物質が混入するという事実は受け入れがたい現実です。 50ベクレルでも、今までの日本からすれば卒倒するような放射性物 質の量であるにもかかわらず、国は一体子供をなんだと思っているの ですか? 経済の為に子供を犠牲にするその姿勢にはほとほと呆れます。日本に いては最低限の「生活」することはおろか、食する、子育てをすると いうことが危険を伴うという情けないこの現状を、これ以上許す事は できません。 3 別添2 50ベクレルでも我慢できないのに、100ベクレルにするというな ら、国内では子供用の食べ物は一切買えないという判断をします。そ うしなければ子供の健康は必ず損なわれます。そして本当はあなたが たがそれを一番よくご存知でしょう? いい加減に、破滅に向かう道を修正してください。 1542 自然放射線、外部被曝、内部被曝を合わせて「放射性同位元素等によ 1,2,3 る放射線障害の防止に関する法律」第 14 条 4 項で定められている被 曝量1年1ミリシーベルトで考えてみたら、食品の放射線の基準値が 緩すぎます。再考お願いいたします。とくに影響を受けやすい子供た ちの健康に配慮して決定していただきたいです。また、先に起こった チェルノブイリを参考にしてヨーロッパの食品基準値も参考にして ください。なぜ、日本の基準値は高く設定しているのでしょうか?憲 法第二十五条で謳われている「すべて国民は、健康で文化的な最低限 度の生活を営む権利を有する」を遵守して下さい。1年1ミリシーベ ルト以上被曝するところは除染か避難が必要です。国民を守ってくだ さい。子供を守ってください。どうぞよろしくお願いいたします。 1543 今回上記基準値について、文部科学省の放射線審議会より「乳児用食 品と牛乳について、 50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよい」とす る答申案がまとめられたと言う。 これは狂気の沙汰である。 狂気でなければ日本国民への殺意を伴った、底知れない国家の利権と 体裁に固執するエゴである。 何故そこまで言われなければならないのか。 100Bq/kg とは、原発から出る排水と同じ数値だ。 日本中の赤ちゃんの口に原発の排水を流し込んでもいい。お前達が 「検討して」いるのはそういう事だ。 分かっているのか? そもそも従来の基準値だって、「対策と償いをしたくない」お前達が 勝手に引き上げて来た基準だって事をこちらは忘れていない。住民達 を避難させ、安全性を厳重に検査して厳正に出荷を制限し、避難して いる住民にも残った住民にも、出荷制限によって損害を被った農家に もきっちりと補填し生活を支援するのがお前達の果たすべき本来の 義務だ。 お前達の実際にやっている事はその責任を回避し、後々「自己責任」 「因果関係認められず」とする為の基準値操作でしかない。ふざける な。 3,11 別添2 私達国民は既にお前達を皆殺しにしたい程憎んでいる。絶対に忘れる な。 そこに加えて今回の引き上げ提言である。 これ程お前達に失望し憎んでいる私たちでさえ目を疑う内容だった のだ。 将来の納税者である赤ちゃんの口に100Bq/kg を流し込む事を許可 しておく事が国益、そしてお前達自身の利益さえ将来的に蝕む自殺行 為である事は想像出来るのか? それともお前達は国民を皆殺しにしても、米軍とアメリカ企業の運ぶ 利権だけで長らえる事が出来ると考えているのか? そんなこと考えていないと言うのなら、言ってみろ。 100Bq/kg の食品が乳幼児にとって安全だって断言出来るその根拠 を。 500Bq/kg の食品が成人にとって安全だって断言出来るその根拠 を。 さあ、言ってみろ。この殺人鬼ども。 私の言い方に理性がないと思うか? 理性を失っているのは一体どっちなんだ? 審議会の会長・丹羽太貫は株式会社バイオメディクス代表取締役であ る。 この株式会社バイオメディクスとはガン治療薬の開発を行っている 企業であり、ガン治療薬の会社が発がんリスクを引き上げる様な事を 提案するその意図など幼稚園児でも理解出来る。 文部科学省の殺人鬼どもがその様な殺人的な企業エゴにどんな利権 目当てで乗ったのかこちらから知る事もないが、お前たち厚生労働省 の役人もその旨い汁を子供達の命と引き換えに吸いたいのか? 1544 現在被爆中の日本国民として、1人の母親としてご意見させていただ きたく存じます。 乳児用食品と牛乳の放射線量倍増(50→100Bq/kg)とのことですが、 牛乳の放射線量は依然として公表されておらず、低線量被爆基準につ いては、チェルノブイリ事故後のウクライナやベラルーシの基準を参 考にすべきと思います。 それがなぜできないのか、しないのか、本当に疑問です。 まだ歩くこともままならない乳児ですよ。 なぜ守ろうとしないのか、より安全を目指さないのか、亡国とはこの ことと思います。 1,3 別添2 業界を守るためなのでしょうか。 常にはっきりとした状況説明をせず、あいまいに分かりにくい説明を して言い逃れてきた慣習上の手段でしょうか。 東電保護をして税制改革をする等、日本の中枢の判断は人道主義に反 するものばかりで残念です。 乳児相手に殺人ともとれる改悪をするより、この状況を作った企業に 対して、もっと政府として強い権力を行使して当然と思います。 ご自分の子ども、孫に置き換えて、むしろ基準を下げることはできな いのでしょうか。 国民の大部分は賛成すると思います。 業界が反対するというのであればそれだけの放射線量がでていると いう判断を暗に迫っているともとれます。 感情的な文面になりましたが、この感情が少しでも共有できる、血の 通った政策をお願いしたいために敢えてこのような文面としました。 基準値を上げるのは絶対に反対です。 どうか良心的な決断がなされますように。 以上 1545 乳幼児への放射性物質の基準を緩めないでください! 1,3 むしろもっと厳しくしてください! この国がなくなりますよ! 汚染された食べ物を流出させるな! 1546 食品等に関しての放射性物質については暫定基準があまりにも高す 1,3,9 ぎていました。今回基準を見直されるとのことですが、乳幼児の基準 を100ベクレルにという意見もあるようですが、これでは日本の将 来を担う乳幼児に対して安全とは言い切れないと思います。危険性は 認められないとの説もあるようですが、安全性についてもまだわかっ ていません。その中で、基準を高く設定すれば、生産者にたいしても 不利益が生じる(売れなくなる)事が懸念されます。50ベクレルで も高いと思いますが、放射性物質の量を表示する義務を決めていただ ければ双方の利益が一致すると思います。 1547 乳児用食品と牛乳のセシウム基準を 50 ベクレルから 100 ベクレルに あげるということですが、基本的に大反対です。基準を厳しくしてい くのならもっともと思いますが、なぜ緩めるのか全く理解が出来ない です。これからこの世をになう子に少しででも負担を減らすのは当た り前のことであり、影響も受けやすいのなら尚の事、基準をあげるの は全く意味の無いことです。私達の責任で放射能まみれの日本で生き 3,9 別添2 ていくのこれからの子供たち、健康はどうなるのでしょうか?誰が守 るのですか?あなた達は守る義務があります。10 年後の日本を救うに は、今しっかりしないといけないと思います。そして全ての食品につ いても値(限界地も最小 0 ベクレルから計れるもので)を全て好評す るべきです。その数値を元に消費者が選べるという形にするべきで す。都合が悪いことは全て隠すという政府のやり方が許せません。現 に内部被爆した福島の方、本当は救えるはずだったのにと思うと政府 のあいまいな発言について本当に腹が立ちます。セシウムの基準を上 げる審議をしているなんて、本当に国民を子供たちを馬鹿にしている としか思えません。どうか本当に何が必要なのか頭を冷やしてくださ い。 1548 放射線の人体への影響はしきい値がないというのが世界的な専門 1,3 機関の共通認識になっております。ですから当然限りなくゼロに近い 基準値を感受性の強い年齢層には設定すべきです。 現在ゼロが困難な状況であれば、ドイツ放射線防護協会の基準値を あるいはこれ以上にならない基準値を採用してください。 今国がこれを設定しなければ、多くの子供たちを危険にさらすこと になり、加害者は国となります。 チェルノブイリでは被害者が情報を隠ぺいした国に対して「加害者 は国である」と国の責任を世界に訴えています。 日本国が同じことを繰り返さず、子供たちを救う対策を責任を持っ て行ってください。設定者は子供たちの命を左右することになるので す。 朝日新聞が全く信じがたい評価をし、驚きです。日本の大手マスコ ミがこのような判断をすることは国際的にその無知をさらけ出して いることを知らず、まさに「裸の王様」です。 1549 基準値が事故発生の有無で上下すべきでないことは当然。したがっ 1,9,11 て、食品中の放射性物質に係る基準値は、東京電力福島第一原発事故 前のものを明示する。その上で、それを上回ったものについては、許 容範囲を設けて、数値表示を義務付けるとともに、許容範囲について の説明を加える。許容範囲を超えたものは、当然、流通を禁止とする が、流通させた場合は罰則を必ず設ける。回収のみは不可。以上を徹 底させれるためには、まず、農産物の作付け、漁の段階で汚染地域で の活動を厳しく規制し、今のようなほぼ野放し状態から脱することが 必須となる。地に落ちた信頼を取り戻すにはそれしかない。 1550 50bq 以上(それ以下も)放射能汚染物質を食べ続けると人脳や内蔵 1 別添2 精神や中枢神経への影響があらわれるリスクはアメリカ軍によって も報告されています。精神や神経に現れる影響としては、鬱や暴力性 慢性的な倦怠感 健忘症等があげられます。 チェルノブイリでは事故後の汚染食品の流通によって人体への健康 被害は数万倍に膨れ上がったと報告されていますし 事実 です。日 本はチェルノブイリ事故当時の旧ソ連より酷い対応処置をしていま すね。100bq そんなものは食品では無いのです。放射性廃棄物な のです。 この引き上げは日本で日本国民が安心して子育てを出来なくなる、そ れは決しておかす事があってはならない権利です。命や人生を奪う事 なのですよ。その事を 良く理解していただきたい。 井理沙医師 以下に 土 監修の外部/内部被曝/汚染食品摂取による危険など を簡単にわかりやすくまとめられた資料を抜粋して添えさせていた だきます。 文字数の制減があるため医学的な詳細は、この URL のリ ンクを確認してください。 http://www.radiationdefense.jp/what/ ーーー 「放射線の強さは 距離の二乗に反比例する法則」 例)放射性物質が細胞に密着してい る状態を仮に 0.1mm とすると、1m 離れた放射性物質からのγ線と比較 した場合は、1000 万倍も放射線の影響が強い。だから、身体の中に放 射性物質が入ると細胞(遺伝子)への影響が大きくなります。 3.各放射性物質の身体への影響 各放射性物質がどんな病気をつく るのか、どれだけ影響を与えるのかは、下記の3つを考えます。 1.α線、β線、γ線のどの放射線を出すか、ということ。 2.取り込まれやすい臓器 ヨウ素 甲状腺に蓄積、セシウム 心筋、脳、腎など全身に拡散、スト ロンチウム カルシウムと間違えて骨に蓄積、プルトニウム 吸入で肺 に沈着、飲食で口から摂ることで肝臓などに蓄積 3.半減期 ●生物学的半減期:体に取り込んだ放射性物質が体内から 尿や便、汗などの生物学的な作用で半減する期間身体に入ると全身に 拡散し、90日で半分になるセシウム 137 よりも、骨に蓄積し、物理 学的半減期が29年、生物学的半減期 49.3 年のストロンチウム 90 の 方が影響が強い。 ※ストロンチウム 90 は、原発から遠く離れた場所 からも検出されていますが、今現在少量だからという理由で食品など にどれだけストロンチウム 90 が含まれているか測定されていません。 3.放射能、少量であれば安全? 今は「安全な放射線被ばくはない」 というのが、多くの専門家が支持している考え方です。 よく言う「少 別添2 量の放射線は体にいい」という〝放射線ホルミシス〟という考え方 は、WHO もこの考え方を否定しています。特に、少量の放射線を持続 的に浴びる方が、一度にたくさん浴びるよりも危険な可能性があるこ とが最近の研究で明らかになっています。高い放射線を一度に浴びる と、遺伝子が壊れて細胞が自殺に導かれた場合は、おかしな遺伝子を 持った細胞が死んでしまうのでがん化はしません。ところが低い線量 の放射線を持続的に浴びると少しずつ遺伝子が傷ついた細胞が生き 残る可能性があります。 バインスダー効果 ある細胞に放射線を浴びせると、その周りの細胞 にも同じような遺伝子の傷ができること。放射線を体にあて、染色体 の影響を調べていたときに、全体の1%の細胞しか放射線をうけない ようなごく微量の放射線を照射したのに、30%の細胞に染色体の変 化がおこったのです。これは明らかに、「放射線を直接受けてない細 胞にも影響が現れる」ことを示しています。 1.なぜ胎児や子供には影響が大きいの? 放射線の感受性が高いのは、以下のような細胞です。細胞分裂が盛ん 将来行う細胞分裂回数が多い 形態と機能が未熟→つまり、未熟で成 長の早い子供の細胞の方が影響を受けやすいということです。また、 大人でも細胞分裂が早い、入れ替わりが早い細胞ほど影響を受けやす くなります。 感受性が非常に高い→リンパ組織、造血組織、粘膜、 消化管(上皮) 感受性が比較的高い→唾液腺、毛のう、汗腺、皮脂腺、皮膚免疫低下、 白血病、貧血、不妊、精子卵子の染色体障害、下痢、脱毛などが起き やすいのです。 6.食べるもの、国の定めた暫定基準値以下なら大丈夫? 暫定基準値は、ICRP の勧告を元に、厚生労働省が制定した基準値です。 そもそも、ICRP の考え方自体が、内部被ばくを正しく評価できてない と言われています。このことは、元 ICRP 科学事務局長のジャック・ バレンタイン氏も認めており、 「ICRP のモデルでは内部被ばくによる 被ばくは数百倍も過小評価する可能性があるため、これを原発事故に 使用することはできない。 」と述べています。 発がんは細胞(特に遺伝子)レベルで考えなければならないのに、ICRP の基準では、臓器や組織というもとお大きな単位で考えていて、内部 被ばくを過小評価してしまうのです。 暫定基準値は〝安全値〟ではありません。 非常時の暫定的な基準値 です。世界の基準、そして過去の日本の基準と比較しても現在の基準 別添2 がとても甘いことが分かります。これは、特に子供に対して決して安 全とはいえない基準です。 健康への影響を考えたら、基準値以下と言わず、極力被ばくを避ける べきです。 7.わたしたちが過去から学ぶべきこと チェルノブイリの際に起こった事を知ることで、身体の影響を推測す ることができますチェルノブイリ事故による身体の影響は、NY 科学ア カデミーの発行する「chernobyl:Consequences of the Catastrophe for People and the Environment’(チェルノブイリ:人々と環境へ のカタストロフィの帰結)」に詳しく記載されています。 http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf その他、発がん、白血病や貧血、低出生体重児、胎児死亡率の増加 動 脈硬化による高血圧、心筋梗塞 不整脈 脳(中枢神経)の障害 ホ ルモン異常 (下垂体、副腎、性ホルモンの異常) などへの影響 精巣卵巣、子宮 様々な炎症 (皮膚炎、鼻出血、膀胱炎、アレルギー など) 感染症の増加 など 放射能の影響は多岐に渡ります。 監修:土井理沙医師 1551 セシウム・ヨウ素だけでなく、ストロンチウムやプルトニウムの計測 1,3,7 もしてください。 乳児用食品が 50 ベクレル/Kg なのは、基準値が高すぎます。 チェルノブイリの歴史から学んでください。 日本の国民のために仕事をしてください。 危険だ、おかしいとわかっているのに、基準値を上げる。 心が痛みませんか? 経済重視ではなく「人間」に戻って仕事をしてください。 お願いいたします。 1552 私は 0 歳児の母親です。原発事故時に妊娠しており、事故後に出産し ました。東北だけにとどまらず、関東の土地も放射性物質により汚染 されてしまった状況で、今後安心して子育てができるとは思えませ ん。土地だけでなく海洋汚染も深刻な状況にあるなかで、子どもたち を守ることが私たち大人の使命ではないでしょうか。 乳幼児の健康を第一に考えていただくことを強く希望します。食品基 準値はさらに厳しく設定しなければいけないことを誰しもがわかっ ていると思います。チェルノブイリ以上に深刻な健康被害が予想され る中、決して基準値を緩めることは許されません。そうしなければ、 日本で子育てをしていくことは無理だと思います。 1,3 別添2 どうかどうか、子どもたちのことを考えてください。この先の日本の 未来は子どもたちにかかっています。懸命なご判断をよろしくお願い 致します。 1553 言語道断です。ICRP という、原発推進派の影響を強く受けた団体のも 11 のを基準としている時点で、全く公正な議論とは思えません。低線量 被曝の被害について、放射性審議会の出席者自身があまりに不勉強す ぎてお粗末。 ガンの治療薬を作っている会社の社長である丹羽氏が会長をつとめ る、など、委員の選定自体もあまりに問題がある。 3.11 以降、国民も相当に勉強して賢くなってきています。今までのよ うな手法で今後も国民を欺けると思ったら大間違いです。至急、襟を 正して下さい。 1554 内部被曝の人への影響はまだ研究や議論が様々なされている様です 1,7 が、子供の感受性が高いことや個人差を考えますと、全ての国民、特 に子供達には東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に抑え ていく事が必要だと思います。 一般的な生活において日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食 品基準値と検査体制を整えて頂きたく思います。 そして、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数B q/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考え ます。厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を 取り除く観点から、流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定 めて頂きたくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優 先事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現 する上で必要不可欠であると考えます。 1555 乳製品の基準値改善に賛成です。 11 今の日本はチェルノブイリ原発事故当時に取られた政策と同じ事を しています。すなわち賠償金など金勘定を優先する事で、国民の健康 を損なう恐れのある政策です。 現状維持と消極的な放射能対策を続ける事は、今後 100 年の日本の政 治を貶める事であり、国家としての在り方に関わってきます。 チェルノブイリに反省し、現状への批判を敢えて受け止める事が今後 の日本の復興・発展に繋がっています。 手探りでも、今動かなければ将来必ず後悔する事になると思います。 早急な対応を望みます。 1556 今の基準値でも不安なのに、基準値の緩和や汚染濃度の数値表示をし 1,7,9 別添2 ないなんてとんでもないことです。 不安です。 内部被爆の影響もはっきりわかっていないのに、食品規制を緩めるこ とは放射性物質の意図的なばら撒きとしか思えません。 それに放射性物質はセシウムとヨウ素だけでは検査も不十分。 特に骨に蓄積されて厄介なストロンチウムの値が知りたい。 他の放射性物質も測定をお願いいたします。 食品中の放射性セシウムスクリーニング法の改正反対です。 1557 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 1,3 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質 に係る基準値の設定)等について 放射性物質による乳幼児への影響については、低線量であればあるほ ど少なくなり、低線量被曝についてははっきりとしたデータが得られ ていない事が現在における研究の結論であります。 食品の放射性物質に係わる規制が安全側に立ちすぎるというような 話は上記の理由からも論外であり、できうる限り低く定めるべきであ ります。 文部科学省の放射線審議会にて、乳児用食品と牛乳について 50Bq/kg の基準を 100Bq に緩めてもよいとする答申案をまとめておりますが、 自治体が行っている原乳などの放射性物質検査においても低い数値 で推移しており、わざわざ規制を緩める理由が理解し難いものであり ます。 規制を緩めることには反対致します。 こどもを安心して育てられるような規制値にしていただきますよう お願い申し上げます。 1558 夜も不安で眠れません。 11 1559 流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下(東京電力福島第一原発事 1,7,11 故前の摂取量と同程度)と定めて頂きたくお願い申し上げます。また 上記基準を達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 上記実現のために、先ず農産物については土壌や空間線量の測定から 事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下 が期待される産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。 これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内 産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こうい った地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査 を行って頂きたいと存じます。 別添2 つまり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数B q/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考え ます。厚生労働省様におきましては、国民の健康と将来への不安を取 り除く観点から、流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定め て頂きたくお願い申し上げます。 また畜産物の飼料やキノコの原木等の流通についても移行係数を勘 案し線量の高い地域からの出荷を制限し、生産者に対しては適切な保 障を行うべきと考えます。 食品に対し国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理 的に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考 えます。 1560 事故前と同じ基準を望みます。 1 空間の線量が上がっているのだから、より厳しくしてもいいくらいだ と思います。 原発事故が起きた途端に、人間が放射性物質の影響を受けなくなるは ずがありません。 私なりに色々と調べた結果、食品一品目 1kg 当たり 1 ベクレルが妥当 と言えると思います。 日本の子ども達を、日本の未来を守って下さい。 どうかお願いいたします。 1561 お店に出す食品をいつでも、何ベクレルかわかるようにしてほしい。 9 これ以上の心配をさせない為に、原発はやめるべきだと思います。 1562 大反対です。 1 これ以上日本に住みたくない、と思わせないでください。 子供たちを虐げて、目先の経済活動ばかりを優先ですか? 日本の未来、将来、これ以上暗くしないでください。 汚染割合は日本の食品衛生法上の従来の考え方を踏襲して 100%とす べきです。 品が公然と出回り汚染物と非汚染物の選別ができなくなります。 選別をはっきりするために、100%とすべきです。 この期に及んで、ゆるい新基準値にしようという議論が出ること自体 信じがたいです。 子供を出産する気が失せます。 1563 現状 4 月からの基準ですら、ベラルーシなどに比べて甘く、1 ベクレ ルでも体内にいれてはいけないと思われる赤ちゃんに対して、このよ うな緩和を検討するとは、信じられません。怒りを覚えます。 1,3 別添2 小出裕章教授などがおっしゃるように、20 世紀までの医学と、21 世 紀からの遺伝子レベルで色々分かっている医学は、レベルが全然違う そうです。21 世紀の科学では、予測を含めて判断していかなければい けない。 すでに、低線量被曝でも、遺伝子のどこが壊れるか研究で明らかにな っていて、いくら低線量でも慢性的な被曝になると悪影響が起こるこ とは想定されたことです。 有識者の的確な判断を期待します。 1564 現状の基準でも、内部被曝と思われる体調不良(鼻血の噴出・疲労感) 1 や甲状腺のしこり、原因不明ながら内部被曝の影響と思われる心臓疾 患および突然死が多く認められる中で、基準の緩和と取れる省令の改 正をするのには反対です。本来、年間1シーベルトの被ばく量基準を 全国にわたって遵守するならば、現状の基準を10倍近く厳しくしな いと順守できないと思っていた矢先の改正に失望し、反対の声をあげ ざるを得ません。 もしこの省令の改正を強行するならば、日本国を構成する国民の健康 を軽視する日本国政府と言われても仕方ないかと思います。経済も政 治もそもそも人間の生活を豊かにするもの、人命の安全を守るもので あるはずです。経済を守ることにより人命が常に危険を脅かされるの では、意味がないどころかマイナスになりかねません。 今1度、国民の人命を守ることを基準として、厳しい方向への見直し をしていただくよう切にお願いいたします。 1565 これ以上、不安を感じながら生活したくありません。 1,3 こどもたち、すべての人たちに安心を与えてください。 1566 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,3,5,6,7 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい ,11 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 1567 ただでさえ日本の基準値は、他の国よりも高いのに基準値を緩めるの は絶対反対です。 ましてやこれから未来のある子供達に対しての基準値は、高いと思 1,3 別添2 います。 再度基準値の検討をお願いします。 1568 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,7,11 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、私と私の家族には東京電力福島第一原 発事故前の摂取量と同程度に抑えたいと切望します。つまり流通品を 使う限りにおいて日常食一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基 準値と検査体制を望みます。先ず第一に、農産物については土壌や空 間線量の測定から事故以前と殆ど変わらない地域、つまり食品当たり 概ね 1Bq/kg 以下が期待される産地とそうでない地域の区別をする事 を求めます。これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案し ますと国内産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われま す。こういった地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理 し、また検査を行って頂きたいと存じます。 つまり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数B q/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考え ます。厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を 取り除く観点から流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定め て頂きたくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優先 事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現す る上で必要不可欠であると考えます。 1569 今現在でも低い数値しか出てないのであれば、50に設定しても十分 クリアできるのではないでしょうか。50でクリアできる数値が出て るならわざわざ100にしなくてもいいのではないでしょうか。 「今現在でも低い数値が出てる」との確認から導いた結論が100な ら50以上は出ているということになります。 貴省がおっしゃる「低い」の数値の表示が具体的じゃないのはなぜで すか? 具体的な数値を公表し、それによってこのような基準値を取ることに しましたと言うのが本来の「説明」です。 抽象的な言葉…高い、低い…では個人によって認識が異なります。 具体的な数値を示すことによって「説明」は成立します。 大勢の人の前で「説明」するというのは、それを証明する「数値」を 示しながら行なわれることです。 ご理解いただけるでしょうか。 それとも具体的な数値を出すのが困難なのでしょうか? 3 別添2 1570 前略 1,3 乳幼児の食品(主に乳製品だと推定)に含まれる放射性物質の量につ いて、出来るだけ下げることを要望致します。いったいダレに気がね しているのか不明ですが、そもそも「下げる努力」をすべきところを 「努力せず」という考え方にしてしまうのオトナとしての責任放棄に つながります。いまの子供たちがオトナになった時にマネをされてこ まるような状況を作ってはなりません。オトナはにげてはいけない。 1571 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 3 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件 文部科学省は乳幼児児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100 Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめているようですが、そもそ も50ベクレルでも安全であるとの確証はないのに、それを100に 緩めるという感覚が理解できません。 断固反対します。 1572 九州も含む日本全国で、セシウム、ストロンチウム等の検査を行いづ 1,7,9,11 け、食品販売する際はパッケージに表示を義務ずけてほしい。 販売基準は、限りなくゼロに近い設定で。 食品だけでなく、飼料、肥料も検査の義務化を! チェルノブイリの時、放射能が低線量の地域で被害が多かった理由 が、食品による内部被曝といいます。早くて 2、3 年で子どもたちの 体に影響が浮き彫りになることでしょう。 そして、これから子どもを生む若者たちにも!! 1573 九州も含む日本全国で、セシウム、ストロンチウム等の検査を行いづ 1,7,9,11 け、食品販売する際はパッケージに表示を義務ずけてほしい。 販売基準は、限りなくゼロに近い設定で。 食品だけでなく、飼料、肥料も検査の義務化を! チェルノブイリの時、放射能が低線量の地域で被害が多かった理由 が、食品による内部被曝といいます。早くて 2、3 年で子どもたちの 体に影響が浮き彫りになることでしょう。 そして、これから子どもを生む若者たちにも!! 1574 基準値は出来るだけ低く設定してほしいと思います。ぎりぎり高くで 1,9 は無く、余裕をもって低く。そして、基準値に関係なくすべての食品 にすべての項目の放射線量を記載することを義務づけていただきた いと。安心納得して食品を提供したい、街の飲食店からの願いです。 よろしくお願いいたします。 1575 基準の検討自体は大いに結構だが、原因を作った東電を薬事法や毒劇 11 別添2 物取締法で処分するのは貴省の役目ではないのか?原発事故以降こ のような検討を何回もさせて、この間国民を放射性物質に被ばくさせ た企業の責任、貴省の監督責任を厳しく問いたい。基準は低いほうが いいに決まっているが、基準を達成したからこれ以上は過剰規制だと いう読売新聞の社説にはあきれる。そこまでスポンサー東電を庇うか という怒りの気持ちでいっぱいになった。 リ ン ク ( http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120203-OYT1T01190 .htm)読売の社説はこのパブコメを意識して世間を搖動させているの かもしれない。マスコミにこんなことを言わせないためにも、貴省は もっとしっかりと国民の健康を守ってほしい。 1576 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下 さい。子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIRⅦ等)もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等 を対象とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳につい ては、子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ 別添2 れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい。 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます。 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 1577 木下氏のブログで初めて知りましたが、ベクレル設定だの間違いです よ。 成長期の子どもの遺伝子は放射線によって壊された遺伝子も一緒に 成長分裂を繰り返してしまいます。 貴方達は間違っています。 というよりも人間の所業ではありません。 世界からはクレイジーと言われていることを自覚するべきです。世界 が優しいのはあくまでも自分達の国にトバッチリが来ないから優し いんですよ。 放射線を日本中にばら撒いたら完全に日本は敵になりますし、外国に 居る日本人でさえただでは済まされません。 おそらく強制送還の手続きを取らされ、入れ替わりに空いた家に自国 民を受け入れることになります。 もう一度言います。 貴方達のしていることは獣以下です。 11 別添2 この内容は今後の告訴なり世界へのアピールなりに使わせていただ きます。 -------------------------メールアドレスで文字が抜けていたのでもう一度送ります。 1578 「一方、暫定規制値に適合している食品については、健康への影響は 1,6 ないと一般的に評価され、安全性は確保されている」といいますが、 チェルノブイリ事故の影響を無視してはいないでしょうか?現在の 基準値はチェルノブイリで被害にあった地域のものよりも高く、今回 の改正案を見ても、ベラルーシやウクライナの基準値同等もしくはほ とんどがそれ以上の値です。また経過措置というのも理解に苦しみま す。即時に改訂していただきたいです。 1579 小学校に通う二人の娘の母親です。 1,3 日々の食事からの内部被曝、特に、給食の汚染による子供たちの被曝 を心配しています。 子供の通う学校や自治体に問い合わせますと、いつも決まって、厚生 労働省の暫定基準値をはるかに下回る数値なので安全ですとの回答 をいただきます。 しかしながら、500 ベクレル、100 ベクレルといった基準値は、あま りに高すぎ、親として容認することのできない値です。 現在、全ての産地、すべての食材が汚染されているわけではありませ ん。 学校給食においても、メニューや食材の選定の工夫を行うことによっ て、1 ベクレル以下を目指すことは、十分可能ではないかと思うので すが、基準値が高すぎる為に、検査、対応をなんらしていただけない 現状です。 私は、子供が食事によって内部被曝を受けることは、可能な限り避け るべきであると考えます。 私としましては、食品に含まれるセシウムの基準値は、1 ベクレルと していただきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 1580 木下氏のブログで初めて知りましたが、ベクレル設定だの間違いです よ。 成長期の子どもの遺伝子は放射線によって壊された遺伝子も一緒に 成長分裂を繰り返してしまいます。 貴方達は間違っています。 というよりも人間の所業ではありません。 11 別添2 世界からはクレイジーと言われていることを自覚するべきです。 世界が優しいのはあくまでも自分達の国にトバッチリが来ないから 優しいんですよ。 放射線を日本中にばら撒いたら完全に日本は敵になりますし、外国に 居る日本人でさえただでは済まされません。 おそらく強制送還の手続きを取らされ、入れ替わりに空いた家に自国 民を受け入れることになります。 もう一度言います。 貴方達のしていることは獣以下です。 この内容は今後の告訴なり世界へのアピールなりに使わせていただ きます。 1581 乳児用食品の基準値は飲用水の基準と同じく10ベクレル/kgにし 1 てほしい。 牛乳についても給食に毎日出るものなので50ベクレル/kgでな く、民間の検査でよく検出限界値とされている20ベクレル/kg程 度にしてほしい。 一般食品についても50ベクレル/kg以下が望ましい。 100ベクレル/kgだと基準を満たしていると言われても怖くて買 えない。 東北支援の為にもそちらの産地の物を購入したい気持ちはあるのだ が、現在の基準が緩いので怖くて買えずにいる。50ベクレル/kg 以下であれば大人が食べるものは購入しても良いかと思える。 1582 初心に戻って、放射能はゼロでお願いします。現状に即さなくて結構 1 です。皆が時速100キロで走るからといって、制限60キロを90 キロにするような愚策はお止めいただきたい。放射性汚染物質の混入 をゼロであり、あってはならないものです。すべて東電に掃除をさせ、 汚染食品はすべて東電に買わせてください。東電の社員のみ汚染食品 を食べてください。もちろんお役人も責任を取って食べても構いませ んが…。未来を背負う子供ののことを優先して考えてください。50 歳以上の人はどうなってもよろしいので…。 1583 提案されている規制値は高すぎると考えます。子どもたちのことを思 うとなおさらです。より厳しい規制値(および規制方法)に変更する ことを求めます。具体的な論点としては、本件パブリックコメントに つき本年 2 月 2 日に新潟県が公表した同県提出の意見にほぼ全面的に 賛同します。 なお、特に高濃度汚染地域のコメについては事態は深刻です。規制値 1,11 別添2 をいじってみても、また出荷前検査や流通経路上のチェックを相当に 強化しても、消費者の「黙って買わない」という判断を覆すのは困難 な状況にあります。コメについては、生産農家等と消費者との分断状 況を打開するために、国の責任において、広範囲かつ面的に一律的な 作付け制限を実施し、同時に東京電力と国の責任において、生産農家 等へ必要十分な補償をおこなうことが必要であると考えます。 (以上) 1584 特に未知な部分があるだけに、乳幼児対象のものはできる限り厳しく 1,3,7 していただきたいです。流通品を使う限りにおいて日常食一日一人当 たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制にしてほしいです。 1585 食品中の放射性物質濃度は 4Bq/Kg 未満に設定すべき。50Bq/Kg を 1,7 100Bg/Kg に緩め るのには反対します。規制値が高すぎます。 緩和の理由に検査体制が整わないなどと言われているようですが、そ れは行政の怠慢に すぎません。体制は整えなさい。 1586 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達 成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の影響を被る乳児の 食品について は、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用 食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象とした基準を設 定して下さい。 また、学校給食及び牛乳については、子どもの選択の余地は限定的で す。検査体制を 拡充し、1bq/kg を目指した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 。主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。 また魚介類につい ては、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚染状況の把握を 進めるととも に、基準超の食品が流通しないような体制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 別添2 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結 果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の被曝を許容す ることとなって しまいます。とりわけ、該当地域に居住する子ども、女性等には 0 ベ ースに限りなく 近づけた基準を設定して下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積 してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも示されています。 また、本基 準案では食品の汚染割合が 50%と想定されていますが、その根拠は薄 弱だと考えま す。安全則に立ち、汚染割合の想定を 100%とし、子ども、女性、高 線量地域居住者 を優先しつつ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求 めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないま ま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値が設定されてい ます。セシウム 以外の放射性物質についても、速やかに汚染状況を調査し、基準値を 設定して下さ い。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 別添2 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 1587 正気ですか? 3 日本の子供達を殺す気ですか? 年間 1 ミリ下げたって食品の基準値を上げたら意味がないと思いま す。 関西の 4 歳児でさえセシウムが検出されたのに!!! 周りでは子供の健康被害が明らかに始まっています。 目の下はくま、あきらかな免疫力の低下です。 基準値を上げるのは反対です。 考え直して下さい。 1588 6 ヶ月の乳児を持つ母です。乳児用に 50 ベクレルの新たな放射性セシ 1,7 ウムの基準値を設けましたが、他の放射性ヨウ素、ストロンチウムに 関する基準値も考慮した値にならない限り安心しません。成人の年間 1ミリシーベルトの基準にしても、一般食品の 100 ベクレルというの は、セシウムだけを考えても私たちは納得しないでしょう。今後、海 水からの汚染が広まるのは目に見えていますが、魚介類の中にあるス トロンチウムの蓄積を考慮すべきです。低線量被爆の影響が明らかで ない現在、可能性のある全ての放射能性物質からの被爆線量を基準値 に盛り込むべきです。基準値に対する不信感からくる農家や漁業の方 の被害は、不安に対する考慮を怠っている行政に対するものです。 また、粉ミルクに対する不安感は、母親達の間でも話題になっていま す。基準値を低く設定する事と同時に、乳児用食品を扱っている業者 への徹底した製造段階での管理や、販売以前のチェックを徹底させる のは行政の役割です。被害が出る前に防ぐ、という予防原則をリスク 管理を行うはずの行政が何故出来ないのでしょうか。それが出来ない 限り、政府が指導する「安心・安全」な社会とは、風評被害を拡大さ せる似非科学のようなイメージしか持たれません。最後にこのような 基準値を出すにあたって、 「日本産婦人科学会」や「日本小児科学会」 等、実際に患者や子どもに接する学会への周知の徹底をしなければ、 牛の肥料に使われた藁を検査しなかった農家と同じ仕組みを作って いる事になります。行政の指導を現場に徹底的に届かせる努力をして 下さい。 1589 ・内部被ばくのみで年間1ミリシーベルトを目指しているようです が、特に福島県に住んでいらっしゃる方は今なお外部被ばくを受けて 2,5,7 別添2 います。法律にのっとって外部・内部被ばくをあわせて1ミリシーベ ルトを超えない様に基準を見直すべきです。 ・我々日本人の主食は米です。日に三食米を食べる人も多いので、他 の食品と同じ基準というのは納得がいきません。食べる量の多いもの ほど厳しい基準が必要です。ウクライナでは主食の小麦はキロ当たり 20ベクレルの基準を設けていました。 ・今後特に海の汚染のがひどくなります。生物濃縮も進んでいます。 魚介類に対する基準はどうなっているのでしょうか?頭と内臓を取 り除いて、放射性物質の検査をしていると聞きましたが、それでは正 確に測定できません。魚介類に対しても、正しい基準を作成し、正し く測定してください。 1590 孫を持つ主婦です。子どもたちには絶対に被ばくをさせたくありませ 1,2,3 ん。乳幼児の食品については基準は不検出にするべきです。一番安全 なものを子どもたちに。通常の食品の基準は外部被ばくと内部被ばく を合わせて年間1ミリシーベルトという前の基準に戻すべきです。 1591 【意見の要約】 2,5,6,7,1 特に小児に対して特別な配慮があることは評価できますが、長期汚染 1 地域における放射線防護の基本は自助努力であり、各自が自己の被ば く状況を把握できるための検査および情報公開の体制が作られるこ とが重要と考えます。「規制値」から「基準値」へと名称の変更が行 われていますが、一連の値は政府による介入レベルを決めるものです から、「規制値」が適切と考えます。食品 (飲料含む) からの線量の みに対して、介入レベルを年間 1 ミリシーベルトとしていますが、身 体外部からの被曝や呼吸による放射性物質の吸入分等を含めて全体 で年間 1 ミリシーベルトとすべきと考えます。放射性物質が国土に偏 在する状況に鑑みて、また、国民ひとりひとりが各自の事情に合わせ て個別のリスク管理を自助努力により行え るように、測定された値の公開を促す必要があると考えます。我が国 の食文化には主食とおかずという考え方があり、主食からの放射能の 摂取は希釈されにくい事情があります。一般食品と主食を分けるべき と考えます。Sr90 等について、放射性セシウムとの比により介入線量 レベルを越えないように値を求めているとのことですが、生体におけ る濃縮の挙動は核種により大きく異なります。特に魚介類について測 定が進んでいないことから、放射性セシウムとの比が明らかであると は言い難いのではないでしょうか。継続的な調査・研究を望みます。 【意見の詳細】) 「規制値」から「基準値」への名称変更について 別添2 「基準値」と呼ぶと、何のための値であるかが曖昧になり、さまざま な誤解を生むことにつながるのではないかと懸念します。 「基準」という言葉は 「ものごとの基礎となる標準」(広辞苑第五版) という意味を含みます。食品放射能について示される値は、放射能の 「あってはならない」濃度を示す値であり、標準値ではありません。 一方、「規制」という言葉は 「規律を立てて制限すること」(広辞苑 第五版) という意味です。今回、更新される値はまさに「規制」のた めの値であって「規制値」と呼ぶのがふさわしいと考えます 。(2) 食品 (飲料含む) からの線量のみに対して年間 1 ミリシーベル トとしていることについて ICRP による勧告 [1] では、放射線からの防護に関する参考レベル 「参照レベル」と呼ぶのがふさわ 原語では reference level であり、 しいと考えますが) は「個人年間実効残留線量」(individual annual effective residual dose) という形で定められるべしとしています。 この実効残留線量については、身体外部からの放射線にさらされる外 部被ばくと、身体内部に侵入した放射性物質からの放射線にさらされ る内部被ばくの区別がありません。両者を同時に考える必要がありま す。 「個人年間実効残留線量」の参考レベルを 1 ミリシーベルトと置くの であれば、外部被ばくと内部被ばくの総計と考えるべきであり、食品 (飲料含む) のみでなく、空間線量や、空中に浮遊する放射性物質を 吸入する場合についても考慮する必要があると考えます。 (3) 測定された値の公開について 上述したように、参考レベルは外部被ばくと内部被ばくの総計と考え るべきですが、現在の汚染状況においては、空間に残留する線量が地 域により大きく異なるという事情があります。従いまして、食品放射 能による被ばくを厳密に参考レベルの計算に組み込むのであれば、我 が国全体で (食品カテゴリ毎であってさえ) 唯一の規制値を持つこ とはできません。 しかし、低コストかつタイムリーに、汚染レベルの高い食品を市場か ら取り除く上では、現在の規制値の考え方は有効だと考えます。また、 ICRP による勧告 [1] で「小児や妊婦などの特別なグループにも特に 留意すべきである」とされている通り、今回、小児と妊婦について検 討が行われ、実際に乳児用食品と牛乳についてより厳しい規制値が設 けられていることは評価できます。 とはいえ、特に汚染の度合いが高い地域では、個人の残留線量は大き 別添2 くばらつくことになり、例えば、身体の外部からのみで年間 1 ミリシ ーベルト以上の放射線に被ばくする個人にとっては、食品からの (原 発事故由来の) 放射線被ばくを事実上ゼロにしていく必要がある等、 放射線防護に対する個別の取り組みが重要になります。 そうした取り組みは、自助努力にせざるを得ません。ICRP による勧 告 [1] においても、長期汚染地域においては、住民が自身の外部お よび内部被ばくの特性を把握することを目的とした「自助努力による 防護」が典型的措置であると述べられています。 こうした自助努力は、空間および食品放射能の測定値が住民に公開さ れてはじめて可能になるものです。測定値と、その解釈に関するアド バイスがセットになったかたちで情報が公開されることが重要だと 考えます。 (4) 一般食品というカテゴリについて 主食とおかずを分けて考える食文化は、我が国に特徴的なものです。 主食は、食される回数が多いことに加えて、同じ銘柄の食品を食べ続 ける傾向があると考えられます。従って、放射能が含まれる場合に、 希釈されにくいと考えられます。我が国の食文化の変化から、主食と なる穀類の摂取量は減少しているといいますし、実際に摂取量に偏り があるかは調査が必要ですが、特に摂取量の多い食品カテゴリを別に 設け、厳しい規制値を設 定することは有効と考えます。 (5) 放射性セシウム以外の核種の扱いについて 現状、得られている調査結果では、食品中の放射性セシウムに対する Sr90 等の比は十分小さく、実効線量係数を考慮したとしても、放射 性セシウムを避けることで十分に健康への影響を軽減させることが できるとされています。しかし、それぞれの核種が生物圏の中でどの ように循環・濃縮するかについては、継続的に調査していく必要があ り、特に、人体の骨の中に長期に留まるとされる Sr90 については、 引き続き、警戒が必要と考えます。 放射性セシウムについては、生物圏における挙動が詳細に調べられつ つありますが、Sr90 をはじめ、他の核種についても実測に基づいて 理解が洗練されるべきであり、検査体制が整えられることを望みま す。 1592 どうしても認める訳にはいきません。震災後、自分なりにたくさん勉 強しています。 いま言われている基準値では、日本はなくなってしまうと思っていま 1,3 別添2 す。 どうか、子どもたちを国民を見捨てないでください。 よろしくお願いいたします。 1593 特に小児に対して特別な配慮があることは評価できますが、長期汚染 2,5,6,7,1 地域における放射線防護の基本は自助努力であり、各自が自己の被ば 1 く状況を把握できるための検査および情報公開の体制が作られるこ とが重要と考えます。 1. 「規制値」から「基準値」へと名称の変更が行われていますが、 一連の値は政府による介入レベルを決めるものですから、「規制値」 が適切と考えます。 2. 食品 (飲料含む) からの線量のみに対して、介入レベルを年間 1 ミリシーベルトとしていますが、身体外部からの被曝や呼吸による放 射性物質の吸入分等を含めて全体で年間 1 ミリシーベルトとすべき と考えます。 3. 放射性物質が国土に偏在する状況に鑑みて、また、国民ひとりひ とりが各自の事情に合わせて個別のリスク管理を自助努力により行 えるように、測定された値の公開を促す必要があると考えます。 4. 我が国の食文化には主食とおかずという考え方があり、主食からの放 射能の摂取は希釈されにくい事情があります。一般食品と主食を分け るべきと考えます。 5. Sr90 等について、放射性セシウムとの比により介入線量レベルを 越えないように値を求めているとのことですが、生体における濃縮の 挙動は核種により大きく異なります。特に魚介類について測定が進ん でいないことから、放射性セシウムとの比が明らかであるとは言い難 いのではないでしょうか。継続的な調査・研究を望みます。 以下、意見の詳細です。 (1) 「規制値」から「基準値」への名称変更について 「基準値」と呼ぶと、何のための値であるかが曖昧になり、さまざま な誤解を生むことにつながるのではないかと懸念します。 「基準」という言葉は 「ものごとの基礎となる標準」(広辞苑第五版) という意味を含みます。食品放射能について示される値は、放射能の 「あってはならない」濃度を示す値であり、標準値ではありません。 一方、「規制」という言葉は 「規律を立てて制限すること」(広辞苑 第五版) という意味です。今回、更新される値はまさに「規制」のた めの値であって「規制値」と呼ぶのがふさわしいと考えます。 (2) 食品 (飲料含む) からの線量のみに対して年間 1 ミリシーベル 別添2 トとしていることについて ICRP による勧告 [1] では、放射線から の防護に関する参考レベル (原語では reference level であり、 「参 照レベル」と呼ぶのがふさわしいと考えますが) は「個人年間実効残 留線量」(individual annual effective residual dose) という形で 定められるべしとしています。この実効残留線量については、身体外 部からの放射線にさらされる外部被ばくと、身体内部に侵入した放射 性物質からの放射線にさらされる内部被ばくの区別がありません。両 者を同時に考える必要があります。 「個人年間実効残留線量」の参考レベルを 1 ミリシーベルトと置くの であれば、外部被ばくと内部被ばくの総計と考えるべきであり、食品 (飲料含む) のみでなく、空間線量や、空中に浮遊する放射性物質を 吸入する場合についても考慮する必要があると考えます。 (3) 測定された値の公開について 上述したように、参考レベルは外部被ばくと内部被ばくの総計と考え るべきですが、現在の汚染状況においては、空間に残留する線量が地 域により大きく異なるという事情があります。従いまして、食品放射 能による被ばくを厳密に参考レベルの計算に組み込むのであれば、我 が国全体で (食品カテゴリ毎であってさえ) 唯一の規制値を持つこ とはできません。 しかし、低コストかつタイムリーに、汚染レベルの高い食品を市場か ら取り除く上では、現在の規制値の考え方は有効だと考えます。また、 ICRP による勧告 [1] で「小児や妊婦などの特別なグループにも特に 留意すべきである」とされている通り、今回、小児と妊婦について検 討が行われ、実際に乳児用食品と牛乳についてより厳しい規制値が設 けられていることは評価できます。とはいえ、特に汚染の度合いが高 い地域では、個人の残留線量は大きくばらつくことになり、例えば、 身体の外部からのみで年間 1 ミリシーベルト以上の放射線に被ばく する個人にとっては、食品からの (原発事故由来の) 放射線被ばくを 事実上ゼロにしていく必要がある等、放射線防護に対する個別の取り 組みが重要になります。そうした取り組みは、自助努力にせざるを得 ません。ICRP による勧告 [1] においても、長期汚染地域においては、 住民が自身の外部および内部被ばくの特性を把握することを目的と した「自助努力による防護」が典型的措置であると述べられています。 こうした自助努力は、空間および食品放射能の測定値が住民に公開さ れてはじめて可能になるものです。測定値と、その解釈に関するアド バイスがセットになったかたちで情報が公開されることが重要だと 別添2 考えます。 (4) 一般食品というカテゴリについて 主食とおかずを分けて考える食文化は、我が国に特徴的なものです。 主食は、食される回数が多いことに加えて、同じ銘柄の食品を食べ続 ける傾向があると考えられます。従って、放射能が含まれる場合に、 希釈されにくいと考えられます。我が国の食文化の変化から、主食と なる穀類の摂取量は減少しているといいますし、実際に摂取量に偏り があるかは調査が必要ですが、特に摂取量の多い食品カテゴリを別に 設け、厳しい規制値を設定することは有効と考えます。 (5) 放射性セシウム以外の核種の扱いについて 現状、得られている 調査結果では、食品中の放射性セシウムに対する Sr90 等の比は十分 小さく、実効線量係数を考慮したとしても、放射性セシウムを避ける ことで十分に健康への影響を軽減させることができるとされていま す。 しかし、それぞれの核種が生物圏の中でどのように循環・濃縮するか については、継続的に調査していく必要があり、特に、人体の骨の中 に長期に留まるとされる Sr90 については、引き続き、警戒が必要と 考えます。 放射性セシウムについては、生物圏における挙動が詳細に調べられつ つありますが、Sr90 をはじめ、他の核種についても実測に基づいて 理解が洗練されるべきであり、検査体制が整えられることを望みま す。[1] ICRP Publ. 111 「原子力事故又は放射線緊急事態後におけ る長期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告の適用」, 日本語版・JRIA 暫定翻訳版による 1594 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,5,6,1 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 1 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前 提に、以下、意見を述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け 別添2 ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。チェルノブイリ周辺国の食品基準を参 考に福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの 経験に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクラ イナではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも 使用するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基 準を設けるべきです。 例外なく一斉に基準引き下げをすでに新基準案が報道されてから、日 が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側 にたち、改訂日から基準以下のものだけが店頭に並ぶよう、措置をと るべきです。すでに生産されたもので基準を超える食品については、 汚染者負担の原則に基づいて、政府が買い取り、東電に賠償させるべ きです。 1595 ベクレル表示などの情報提供を 9,10 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 1596 人工の放射能は「これ以下なら取り入れても安全」という閾値はあり 1,2,5,6,9 ません。低線量被曝の影響、世代を超えての影響も懸念されています。 ,10,11 ですからできる限り被曝量が低くなるような基準値設定を望みます。 人工放射能を本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 ・外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 に 現在の法律では、外部・内部被ばくを合わせて年間1ミリシーベルト までにする、となっています。しかし現在、空間線量だけで年間1ミ リシーベルトを超える地域もあること、その状態が長期にわたる可能 性もあることを考慮して、食品からの被曝はできる限り厳しくするべ 別添2 きです。現在の法律で決まっている通り、食品からの被曝を含めた内 部被ばくと外部被曝併せて1ミリシーベルト以内とするように基準 を設定するべきと考えます。 ・チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考にしてください 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば水は炊飯、調理などでも毎日大量に 摂取しますし、赤ちゃんの粉ミルク等にも使います。また主食となる 米・小麦粉についても同様です。そういった日常的に摂取するものは できる限り厳しく設定すべきです。 (ウクライナでは水はキロあたり 2 ベクレルです。 ) ・例外なく、改訂日から一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下のも のだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産されたも ので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、政 府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 ・ベクレル数の表示などの情報提供をしてください 放射能に対する感受性、考え方は個人によって違います。敏感な方、 小さな子供を持つ親たちなど、できるだけ取り込みたくないと考える 方にも、その考え方を生活に反映し、安心して生活する権利があると 考えています。それには、基準を厳しく設定したうえでもベクレル数 の表示をし、きちんと情報提供をすることが必要です。 ・より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性がある」としながら、評価はしませんでし た。また、妊婦さんに関しては言及すらありませんでした。子ども・ 妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 1597 2.改正の概要 ① 食品中の放射性物質に係る基準値 「牛乳50ベクレル/kg」「乳児用食品50ベクレル/kg」は基 準が高すぎます。 一番感受性の高い子どもに対しては4ベクレル/kg以下にしてく ださい。 大人が放射性物質を取り込んでしまうのとは訳が違います。細心の注 意を払うべきです。 1,3,6 別添2 「一般食品100ベクレル/kg」も基準としてはとんでもなく高す ぎです。国がそのような基準でも人道的な企業は消費者の不安を割賦 すべく独自の基準を設けて信頼を得ている状況です。簡単に基準を下 げられない諸事情もあるとは思いますが、もっと国民の健康を考えて 基準を決めてください。10ベクレル/kgでも私は高いと思いま す。しかし国としてはまずはこの10ベクレル/kgを基準にしては いかがでしょうか。諸事情があるとは思いますが。 ② 経過措置について そんな経過処置では国民の健康に影響が出ます。米は日本人の主食で す。外国の危機管理を学んでください。 今までどおりの飽食を維持しようとするからこんなとんでもない基 準になるのです。国は、もっと国民に事の深刻さと「食」に対する今 までの考えを改めるように訴えかけるべきです。 そうすれば食物に対する感謝の気持ちも忘れないはずです。私は今回 の原発事故のおかげでより一層感謝するようになりました。「足るを 知る」という事を多くの国民に教えてあげてください。 1598 規制を緩和することには反対です。 1,3 子供を守らなくてなんのための国ですか。 1599 乳児の飲食に供することを目的として販売する食品の基準値が 50bq/kg だったのでさえ高すぎるのに、100bq/kg に緩和など考えられ ません。絶対に反対です!! 文部科学省放射線審議会の「検査が混乱したり生産者に影響が出たり しないよう、配慮を求める」には首をかしげるばかりです。言うまで もなく検査が混乱したり生産者に影響がでないよう配慮するのが国 のやるべきことです。 それは基準値を緩和することでは解決しません。 そして、以前より多くの方が指摘されていますがヨウ素やセシウムだ けでなく、ストロンチウムやプルトニウムをはじめとする核種もきち んと測って公表して下さい。 企業や業者にも提示するよう徹底して、基準値を超えたものは(そも そも現基準自体が高すぎて納得いきませんが。。。)市場に出回る前に 止めるべきです。 生産者より、国民の命や健康が大事と言ってるのではありません。 生産者にはきちんとした補償がなされるべきです。 もちろん東電と、東電を野放しにしてきた国が。 そもそも厚生労働省の〝厚生〟とはどういう意味なのでしょうか? 1,3,11 別添2 是非、おっしゃる通りの「公正・透明な行政運営」をお願い致します。 1600 放射線被曝について、人体にどれほどの影響があるか分からない中、 1,3,7 乳幼児の食品についての基準を 100 ベクレル以下とすることについ て、反対します。まずは一日一人当たり 1 ベクレル以内が達成できる 食品基準値と検査体制を望みます。 1601 1 キロあたり 500 ベクレルであった暫定基準値が下がることは歓迎 5,6,9 しますが、お米や大豆の基準値が据え置かれることには納得できませ ん。 日本人の主食はお米だったはずです。 乳幼児の離乳食も、たいて いは「おかゆ」から始まるのです。国民の健康を考えるなら、多くの 重量を食する「コメ」の安全性を担保することが大切だと考えます。 また、10 月以降、お米の加工品が「9 月 30 日までに製造・加工・ 輸入された食品」かどうかを、末端の消費者はどうやって見分けたら よいのでしょうか。 現在、加工食品には製造年月日の表示義務がなく、賞味期限のみの 表示になっているものが多くあります。売り場で見分けることはとて も困難です。このような状況では、子どもに食べさせてよいものかど うか、白玉粉やきな粉の売り場で悩む日々があと2~3 年は続くこと になりそうです。 国民の胃袋を、ゴミ箱と勘違いしていませんか。 きちんと測って、新しい基準に達しないものは国の責任で廃棄す る。今までの対応が後手後手だったのですから、そのくらいの事をし ないと国民は国家を信用できないと思います。 1602 呼吸やどこにあるかわからないホットスポットからの外部被ばくが 1,2,3 考慮されていない 自然放射線と外部被ばく内部被ばくを足して年 1 ミリにするべき 大人の 3~5 倍の影響をうける子供を基準にしてく ださい 細胞に直接ダメージを与えるものだから今でなく将来の為 に慎重になるべき ず 1603 基準が低ければ低いほど風評被害もなくなるは 新基準でもまだ甘い 海外並に低くするべき 利害より命を守ってください。 ヨウ素、セシウム、すべての情報を販売する食品すべてへの添付を義 務化してください。 計れないということは、隠蔽です。 日本と言う国の誇りを持って仕事してください。 国民が減る、子供が減るということは将来の財政危機に繋がると思い 9 別添2 ます。隠蔽するということは、みずからが財政危機を招いてるときづ いて下さい。 お願いします。 1604 原発事故前の基準である、外部被曝と内部被曝を合わせて年間 1mSv 2,3 になるように、また、子どもたちの被曝を限りなくゼロに近づけるた めの規制をしていただきたい。国が安全よりの政策をとってくれてい ない現在、国民としては信頼することができない。まったく影響がな いことが立証されるまでは「大丈夫だ」という言葉は口にするべきで はない。学校給食についても、各地方自治体の対応に任せるのではな く、国としてしっかりとした安全管理をするべきである。 1605 私は、100Bq でも心配です。特に子供向けの学校給食や粉ミルクやお 1,3 やつなどになるチョコやスナック加工食品など。子どもの口に入る物 は特に、東電原発事故以前のゼロもしくはゼロに近い数値でお願いし ます。今、きちんと規制して日本の子どもを守らなければ、日本の未 来は無いと思います。よろしくお願いします。 1606 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案に対して、断固基準値の 緩和を拒否、反対し、基準値のさらなる厳密化と放射性物質が混入し た食品の流通による、国民(特に幼児、子供)への内部被爆のリスク を最大限に減らす新たなより厳しい基準値の見直しを要求します。放 射線審議会では、100 ベクレル/kg の食品を取り続けて、放射線換算 で年1ミリシーベルト以下に押さえることができるという科学的根 拠が全く示されていません。特に、乳幼児や子供は放射線に対する感 受性が成人男性の約100倍であることはすでにチェルノブイリ以 降の放射線研究で明らかになっており、幼児、子供の内部被爆は、長 期にわたって破壊的な影響が強い被爆となることは明らかであり、子 供が接種する食品の放射能規制こそ最大限に厳しく扱うという予防 原則が不可欠です。内部被爆が人体に与える影響を医学的•生 物学的な見地から把握できていなまま、放射性物質の混入した食品 (乳製品)の規制を緩和することは、国民の生命と健康を損ねる可能 性について黙認し、牛乳メーカーの権益を優先することで、憲法25 条の国民の権利を行政が著しく侵害する行為と見なします。 50 ベクレルですら、暫定基準値を基準とした値であり、核戦争を想定 した緊急的一時基準である以上、規制をこれまで以上に強化し、基準 値のベクレル数を下げることが行政の国民に対する責務であり、それ を緩和することは国民に対する背任行為であり、さらなる風評被害、 1,3 別添2 国内の畜産農家、牛乳メーカーの信頼を落とし、結果的には不買運動 や、市場の混乱、海外の輸入禁止措置につながります。何よりも、こ の国の将来を担う子供の健康を著しく損なう基準値の緩和、改悪は絶 対認められません。 1607 プルトニウムや、ウランや、トリチウム、ストロンチウム等、他の核 1,3 種の影響を調べず、セシウムとヨウ素だけ調べての決定はおかしいと 思います。福島原発事故時に発生している可能性のある核種の放射線 量は全て調べた上で、決定をしていただきたい。もちろん正確に誠実 に情報公開していただく事は大前提です。 子を持つ親としましては、少しでも身体に良く無い成分が含まれるモ ノは子供には与えたくないと言うのが親心です。数値ではありませ ん。身体ににアカンものはアカン、と。 ただちに影響は出ません?数十年後に影響が出るかも知れませんよ ね?国が責任とっていただけるんですか?もし数値上げるなら、子供 1 人 1 人に、将来の体調不良の責任を国が負います。何らかの保障し ますという証書を発行する位はしていただかないと。 何の利権が絡んでるのか知りませんが、もっとシンプルに考えるべき ではないでしょうか? 子供には今まで通りの何も考えなくても良かった安全な食材を与え たい。でも、起こってしまった事故は元にもどせない。 じゃあ、どう命を守っていくか。 1 人 1 人の命、人生が大切なのですよ。 1608 牛乳・乳幼児向け食品についての基準値は、出来る限り低く設定して 1,3 ください。3歳の子供がいますが、子供にとっての一年は非常に重要 で5年後に乳幼児向け食品の基準値が低くなっても、その時には既に 乳幼児期間を過ぎて間に合いません。 キロ当たり100ベクレルは 到底容認できず、50ベクレルでも甘いと思っています。 国の基準 値があまりにも緩いので、現在 牛乳をとりやめ 海外産のチーズで しのいでいます。厳しい基準をクリアした国産品を食べたいと思って いますが、現在の基準では大人でも海外産にシフトせざるおえませ ん。 1609 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めること 1,3 に反対します。とくにこれらの食品については年少者が多く摂取する ので、基準値は可能な限りゼロに近づけるべきです。 1610 牛乳メーカーの商売を優先し、国民、それも来を背負う子供たちを被 曝してもいい…とする、天下りを目的にした役人と御用学者の意見 1 別添2 は、断固として排除してください。政府のいう有識者とは政府に都合 のいいことをいう知識人です。有識者なら武田教授や京大・今中教授 などの本当の科学者を起用してください。牛乳は5ベクレル以下。水 はゼロ。とにかく国を滅ぼしてて税金も入りませんし、公務員もいな くなりますよ。国を滅ぼしては…。まともな考え方で法律を運営して ください。どうもお役人はキチガイのような気がします。本当に…。 憂国の士はいないのですか? 1611 私には現在 1 歳になったばかりの娘と、3 歳の娘がいます。 1,3 白井市はホットスポットに含まれる地域で、子供がこれから通う幼稚 園の園庭でも先週 0.28 マイクロシーベルト/h が計測され、除染が行 われていました。線量は動くものですので、また再除染が必要になる ことでしょう。 そんな不安な状況で私もお友達のママも子供を幼稚園に上げます。市 の調査ではその幼稚園の土壌汚染は、700 ベクレル/㎏でした。隣接す る中学校は 900 ベクレル/㎏、向かいの公園は 1200 ベクレル/㎏です。 子供は毎日その園庭で砂いじりをして、時には転んで顔を泥で一杯に し、口からも砂を取り込んでいます。 子供には外遊びが必要です。止めさせるわけにはいきません。 では、私達が絶対的に出来ることとは何でしょう。 それは、食べ物からの内部被爆を食い止めることです。1 ベクレルで も少なくです。 飲み物は 2 ベクレル、主食は 5 ベクレルなど、厳しい措置をお願い致 します。 1612 乳幼児食品と一般食品のボーダーラインが非常にあいまいで、わかり にくいです。 「乳児の飲食に供することを目的として販売する食品」とは何です か?具体的なメーカー名、商品名を挙げて下さい。 そうでなければ、納得できません。 目的なんて売る側が一方的に決められるもので、どうにでも都合の良 い捉え方を出来るのでは? 売る側、買う側のそれぞれの主張を出し合って、折り合いをつけて決 めるのが筋です。 この案件は破棄すべきです。 そもそも、乳児(大人もですが)が口にする食品にベクレル制限を設 ける考え方が間違っています。 被ばくは 0 でなければだめです。震災前と同じでなければなりまん。 1,3 別添2 放射能が漏れてしまったから基準を設ける、というのは大人の考え方 です。基準を設けてそれが安全、大丈夫という根拠はどこにあります か?万人受けする基準がどこにありますか? 長い未来を生き抜いて行く子どもには被ばくは絶対に不要です。 もっともっと子どもの、そのまた子どもの未来を真剣に考えて下さ い。 1613 基準値はできる限り厳しく設定してほしい。 1,9 できれば基準値内の値でも表示し、誰にでもわかる様にしてほしい。 子供達のことを一番に考えた誠実な対応をしてほしい。ただそれだけ です。 1614 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 1,3 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物質 に係る基準値の設定) (案)を拝見いたしました。 子供をもつ母親の目から見て乳児用食品また牛乳の基準をもう少し 下げていただけないでしょうか?子供の離乳食後期から牛乳を使っ たものを食べさせます。既製品で別な基準が設けられていても手作り するときに計算しながら離乳食を作ることは大変です。また、ベラル ーシの子供用の基準を見ると 37Bq/kgとなっていますが、それで も病気の子供が多いと聞きます。乳児であればさらに感受性が強いと 思われます。1Bq/kg未満でお願いしたいです。 そして、子供の基準を作っていただきたいです。 子供の食べるおやつや給食の基準を作っていただきたい。 成長過程の子供が大人と同じ基準で食べていては放射性物質を多く 身体に取り込んでしまう恐れがあります。後から健康被害のないよう に厳しい基準でお願いしたいです。 私は子供たちの未来が明るく健やかなものであってほしいと切願し ています。どうかご配慮お願いいたします。 1615 新たな基準値は、放射性物質のリスクを食品に関してゼロにするもの にはなりません。年間1ミリシーベルトは、外部からの被曝も含めて の数値なのですから、たとえば、乳児の飲料について50bq/k など、 高すぎます!せめて、チェルノブイリ事故を受けて、周辺地域が現在 も設けている基準値にまで下げてください。地方自治体は国の基準に 照らして、保育所でも幼稚園でも学校でも食材を調達しています。厳 しい基準値とそれをクリアできる検査体制をきめ細かに整備してく ださい。原発事故の代償を子どもたちに払わせるのはやめてくださ い。 1,3 別添2 子どもたちの未来に、責任をもちきってください。 1616 乳製品の放射性物質の基準値を 100 ベクレルまでに上げることは絶対 1,3 に止めて下さい。50 ベクレルの基準でも子どもたちには多すぎる基準 です。食品の放射の汚染による内部被曝から多くの子どもたちを守る ための法律であって欲しいと心から望みます。子どもたちの健康を願 う親たちの声をどうか真摯に受け止めて下さい。 1617 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令につ 1,11 いて放射能による実質的な被害がわからない状況で、規制を緩めるこ との理由や根拠の記載も無く、また改正前と改正後の比較も無い文書 の作成に疑問を感じます。即時改正の見直しを要求します。 1618 ヨウ素やセシウム以外の放射性物質も公表しなければ意味がない。ス 7 トロンチウムやプルトニウムもその他も、測定と公表を義務化してく ださい。でなければ国産をボイコットせざるを得ません。 1619 チェルノブイリ(ウクライナ)の基準を参考にして、値を決めて下さ 1,9 い。 乳幼児、学生など、成長過程にある人間は、放射性物質の影響を強く 受けます。 そのため、成人の基準よりも厳しくすべきです。 また個人の考えや体調に合わせ、放射性物質の含有量を参考にできる よう、表示の義務付けは必須です。 ウクライナでは、今でも奇形や病気の人が溢れていると、現地にいる 方に聞きました。 また、牛乳にあるように、放射性物質を含んでいる物を他の物に混ぜ て薄めるということは、国際的にタブーとなっています。 日本が外国からバカにされないよう、日本の近い未来が病人だらけで 保険機構が破綻しないよう、人道的な値の設定をお願いいたします。 1620 日本独自の基準は信用できません。 1,3 成人が自己責任に置いて、福島産を選ぶのと、義務化された給食を食 べさせられる子供達では環境に雲泥の差があります。 今の基準値は高過ぎます。 せめて子供達だけは御守り下さい。 1621 現在、私が暮らす東京都北西部では、事故前に比べ、およそ2倍の体 外被曝を受けながら暮らす状況が続いています。私には、小学生の息 子が二人おります。人生80年とすれば、彼らには、まだこの先70 年ほどの人生があることになります。 厚生労働省は国会における答弁で、現在の“暫定規制値”で食生活 1,3 別添2 を送った場合の年間被ばく量を、17ミリシーベルト(年)とみてい ることを明ら かにしました。この度、発表された新基準(案)では、 放射性物質の値を暫定規制値のおおむね5分の一にしてありますか ら、単純計算で、年間17ミ リシーベルトを5分の1にしてみると、 年間3ミリシーベルあまりの内部被ばくとなります。先の「放射性物 質の食品健康影響評価に関する審議結果 (案)2011 年 7 月」で発表 された見解「生涯 100 ミリシーベルト以上は健康に影響を及ぼす」値 に、34年で達することになります。今、日本に 生きる子どもたち、 また、これから生まれてくる子どもたちは、健康な成人になれない危 険性を、国が許容する中で、人生を送らねばならないというこ とで す。 IAEA と、日本政府とがともに認める国際放射線防護委員会(ICRP) の発表では、10 ベクレル/日の摂取を 1000 日間続けると、1400 ベク レル/kg以上の体内蓄積量に達するというデータが発表されまし た(※1) 。たった1ベクレル/日でも、1000 日摂取し続けた場合に は、体内蓄積量が 200 ベクレル/kg近くに達するとさ れ、大人で も深刻な健康被害を及ぼす可能性の値に達することが明らかにされ ました。子どもは、少なく見積もっても大人の3倍以上の危険性があ ると いわれています。 放射性物質の内部被ばくに起因する癌の死亡数が、有意なデータと して示されることは、今後、近い将来には難しいでしょう。疫学調査 に基づくリス ク分析の限界です。そんな中で、チェルノブイリ事故 後の汚染地域における医療活動を続けてきた医師らによる臨床デー タにあるように、内臓疾患の増 加、成人病の未成年者罹患率の増加 などの危険性が存在することを、なぜ考慮されないのでしょか。死亡 はしないまでも、継続した薬の投与が不可欠な 子どもたちが増大す るリスクは、母親としても耐えられない事実である上に、国家運営の 見地からも大きなリスクではないでしょうか。(※2)疫学調査によ る実証のみを判断基準とするという前例主義は、多くの子どもたちの 健康が損なわれる危険性を前に、見直されるべきではないでしょう か。臨床医の経験に基づいたリスクを慎重に検証し、先進各国では、 既に様々な分野で規制を検討する際の基本理念となっている『予防原 則』を導入 し、判断していただきたいと思います。 将来、長きにわたり、この体内被曝を継続して受け続ける可能性の ある子どもたちの未来を守ることは、日本の未来を守ることです。原 発事故に起因 する、深刻な経済へのダメージも決して軽んじられる 別添2 べきものではありません。ただでさえ、厳しい経営を余儀なくされて きた農家や漁師、畜産業者の みなさんの生活を守ることも、同時に 検討されねばなりません。しかし、その産業を、将来、担うであろう、 働き手たちが、病に侵され、労働に耐えら れない状況となってしま っては意味がありません。 昨年、暫定規制値が発表された後に、その規制値に基づいた検査機 器の開発がなされ、被災地域の農業、水産業などの生産者は、必至に 食品を検査 し、出荷しました。農地除染、移行係数をにらみながら の新たな土づくりの研究なども行われてきました。しかし、消費者は、 食品を自らの手で計測 し、多くの放射性物質に汚染された食品が流 通する実態を知り、防衛策として、東日本産の食品を買い控えるとい う道を選びました。こうした事態は世 に言われた”風評被害”では ありません。健康評価に基づかない基準しかなかったために起きた、 市場の混乱です。暫定基準に基づき出荷し、販売せざ るを得なかっ た生産者・流通業者の方々は、まぎれもなく市場の混乱による被害者 です。 さて、新基準(案)で、果たしてこうした混乱を収束させられるで しょうか。先に述べたように、基準がそもそも健康評価にも基づかず、 国際的にそ の危険を認められたリスクも回避できない基準であると いうことが明確な以上、同じ混乱が続くでしょう。 このままの基準値では、私たち母親は、とても安心して子どもを産 むことはできません。どうか、再検討をお願いしたします。「私たち 大人は、原発事故という大きな失敗はしたけれど、あなたたちの未来 を 守るために、みんなで力を合わせてがんばったよ」と子どもに伝 えさせてください。 まずは、ゼロ(自然放射線を除く)を目指すという基本方針を掲げる とともに、あくまで事故後1年という緊急時における過渡的な基準で あることを明記の上、子ども、乳幼児の別基準を設けてください。具 体的には、食品、飲料ともに、10 ベクレル以下(C137 と C134 の総和) としてください。 (※1)ICRP PUBLICATION 111. Application of the Commission’s Recommendations to the Protection of People Living in Long-term Contaminated Areas after a Nuclear Accident or a Radiation Emergency (※2)Y.I.バンダジェフスキー著「人体に入った放射性セシウムの 医学的生物学的影響」 別添2 1622 食品中の暫定放射能基準を引き下げること自体は、大いに賛成です。 7,8 ただし、まず検査体制を整え、生産者から消費者まで 広く周知徹底 が必要。 検査機器の取り扱いを正しく行い正確な数値を出すためには、検査員 が放射線の知識と機器分析についての知識を備えていなければなら ないはずです。が、おそらく現状では不十分なはず。 要員確保と教育など併せて長期的に計画しないと、数値だけ厳しくし ても検査ミスなどのトラブルが多発することが考えられます。 それから、検査機器についても同様。測定する器械の性能や場所によ ってやたらバックグラウンドに差があったり、検出効率が違って検出 限界に大きな差があると、一般国民は不信を覚えるでしょう。 これまでの行政の対応を見る限り、あまりにも対応が後手後手で多く の国民は「またか」と失望を感じています。 数字を厳しくしたはいいが実態が追いつかなかった…ということの ないよう、流通の末端まで気を配って頂きたい。 それから、現状ではあまり検査されていない海産物についても 今後 は項目を増やし頻度を上げて管理することを望みます。 1623 100Bq/kg という高い値では安心出来ません。安全かどうか科学的には 1 わからないものではないのですか?。わからないものであれば、生産 者を守る基準ではなく、消費者の安全を守る基準で考えてください。 震災前の基準にすべきです。 1624 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,5,6,9 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 ,11 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。人工放射線は本 来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見を 述べます。 ◎外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値 に まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 別添2 準を設定するべきと考えます。 ◎チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害を できるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験に学ぶことが重要で す。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナではキロあたり 2 ベ クレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳しく設 定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベクレルです。日本でも、 主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設けるべきです。 ◎ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示な どの情報提供が必要です。 ◎より放射線の影響を受けやすい子ど も・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 ◎例外なく一斉に基準引き下げを すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 1625 1)乳児用食品の基準は 0 に限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 の達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の影響を 被る乳児の食品については、0 基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さ い 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 別添2 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 1626 乳児用食品の放射性物質の基準値を 100Bq/kg 以下にすることに、反 対します。 飲料水と食品の合計で、1 年間で 1 ミリシーベルトとすることは不合 1,3 別添2 理と考えます。 それは、大気中の粉塵中に含まれる放射性物質や、放射性物質自体か ら発する放射線(外部被曝)を考慮に入れていないので、内部被曝・ 外部被曝を合わせて、1mSv/Year にするべきところと矛盾しています。 「m4951103301.pdf」の資料によれば、体に与える影響の最小値が 120Bq/kg であるから、100Bq/kg で良いとする判断に、疑問を持ちま す。 100Bq/kg 以上の食品を 1 年間摂取し続けると、どれくらいの人数(確 率で)が、どのような疾病を発生するかが、不明であるからです。 正直、被曝量と病気の発現との因果関係が分かっていない以上、予防 原則の観点から、乳児食品中の放射性物質の量は、現状以上に緩和す るべきではないと考えます。 かわいい乳児から、放射性物質によるガンや身体の異常が発生しない ことを、私は願っています。 1627 厚生労働省御中 1 食品中の放射性物質の新基準の新たな新基準値について、私は妥当と 思いません。 経済の停滞を憂慮しての対策は理解しますが、子供の健康をもっと優 先的に考えるべきと思います。 子供は未来の日本社会を支える最も大事な人的資源です。 放射能による健康被害は、まだまだ未知数ですが、チェルノブイリ事 故後のベラルーシなどでみられる健康被害が、ここ日本でも起こりう ることを危惧し、厚生労働省は、放射能汚染による食品汚染に対して もっと真摯な対策をお願い致します。 1628 もう少しで震災から一年も経とうとしているにもかかわらず、いまだ に核戦争後の基準を使うとはありえないことです。 福島の米などを流通させること自体、毒物をばらまいていることと同 じです。 500 ベクレルの食品を食べ続けたら 3 年で死亡という事実をご存知な いのでしょうか? それに「セシウム新基準値:乳児用食品100ベクレルに…答申案」 とはいったいどういうことですか? 子供は放射能の影響を受けやすいのは、もう誰でも知っていることで す。 子供を守るのが国の勤めにもかかわらず、企業や農家を守ることしか しないなんて人道的な国ではない証拠です。 1,3,11 別添2 なぜ海外から子供用の安全な物を輸入しないのですか? 「 ポーランドは国内での牛乳を禁止して、すべて輸入粉ミルクに変 え たため甲状腺癌の増加がなかった」と書かれています。 旧ソビエトの方が、今の日本よりチェルノブイリの事故の際に国民を 守りました。 日本は最低な国だと笑われますよ。 それに発ガン性のある添加物も許可するつもりですか? 遺伝子組み換えの食品も危険であるにもかかわらず、国民に秘密で 「悪魔の種子」と呼ばれる遺伝子組み換えのたまねぎの種子が、日本 国内で 90%だなんてありえません。 子供が産まれない原因もこの種子によるものと考えている方もいま す。 TPP により遺伝子組み換え食品義務表示や、 食品添加物、PH 農薬加 工食品、外食産業の原産国表示義務を改正などとありえないことがお ころうとしています。 TPP でもうかるのは、薬大国のアメリカです。 戦争ばかりして、お金がなくなったアメリカが、外国に「死んだ食品」 を輸出して病人を増やして、薬でもうけようとしているのはご存知で すか? 日本は食の安全を放棄するつもりですか? このままでは日本に未来はありません。 1629 1 食品による内部被曝に対する考え方について まず、日本国民に対して、合理的に達成可能な最大限の放射線防護を 実現するためには、100bq/kg を基準に規制をするとするという方針 は、極めて不十分と考えます。 ICRP の 1990 年勧告及び原子炉等規制法に従うならば、一般人の実効 線量限度は外部被曝、内部被曝を合わせ、年間 1mSV を実現すべきで あり、そのためには食品のみで年 1mSV に収まればいいという考え方 では足りません。 東北、関東の広い地域に渡って、外部被曝だけで年 0.5mSV 以上の余 計な外部被曝があることを考えると、汚染食品による内部被曝が年 0.5mSV を越えることはあってはならないと考えます。 2 乳幼児食品について とりわけ、懸念されるのは子供の被曝です。 胎児が 10mSV の被曝をすると、小児癌(白血病を含む)の発生率が 40% 増加することが広く認められています。小児癌の発生率は 0.2~0.3% 1,2,3,6,7 ,9,11 別添2 と低いですが、それでも 10mSV の胎内被曝で約 0.1%(千人に一人) がならないはずの小児癌になる計算です。LNT を採用すれば、1mSV で も 0.01%の確率です。 胎児への 1mSV を越える被曝は、現在、東北、関東の広い地域で起こ っています。さらに、福島第一原発事故直後に母親が妊娠中だった場 合には、胎内でより大きな被曝を受けて、生まれてきた子供達がいる と考えられます。 事故後に生まれた子供達の中には、このような胎児期の被曝のリスク をすでに引き受けている者がいます。加えて、乳幼児期は放射線への 感受性が高いことが知られています。このことを考える時、乳幼児食 品はとりわけ基準値を厳しく設定して、規制しないと、次代の日本を 担う子供達の健康が担保できません。 乳幼児食品については、00bq/kg はもちろん、50bq/kg でも基準値と しては高過ぎると考えます。多くが工場生産で、管理もたやすいこと を考えると、10bq/kg を基準に管理して頂きたいと考えます。 3 子供が日常的に大量摂取する食品について 成長期の子供はよく食べます。子供が日常的に摂取する牛乳などの乳 製品については、乳幼児食品と同じく厳しい基準値の設定を求めま す。日常的に大量摂取する米、小麦についも、同様です。 4 特定の食品の経過措置について 原発事故直後からの被曝状況を考える時、食品からの内部被曝を低減 することは急務であり、特定の食品に経過措置を設けることは不適当 です。500bq/kg の基準に据え置かれた食品からは、消費者が離れてい くことが予想され、その生産者にもデメリットをもたらすと考えま す。 5 ストロンチウムの監視について セシウム以外の核種については、セシウムとの比率から管理を考える ということですが、ストロンチウムについての監視が不十分だという 懸念があります。とりわけ、海洋汚染はその実態がまだ明らかではな く、生体濃縮による海産物のストロンチウム汚染が進む可能性もあり ます。生体半減期が長く、セシウムに比べて、少ない量でも人体への 影響が大きいストロンチウムについては、監視体制の整備と、状況に 応じた規制強化を求めます。 6 検査結果の公表、表示について 基準値を越えた食品が市場に出ないことは当然のこととして、基準値 以下の食品についても、消費者は数値の情報を求めています。放射性 別添2 物質が検出された食品については、検出の定量下限値を示した上で、 その具体的な数値の情報が常に広く公開されることが望まれます。例 えば、先に発表された福島県の米の放射性物質緊急調査結果は、 500bq/kg、00bq/kg などの数値を下回った地域の名前だけが公開され ています。数値の詳細は知ることができません。このような状態では 消費者自身による判断基準で、その食品を購入するか、しないかの判 断をすることができません。個人個人の健康状況、あるいは被曝状況 には差があり、そこで食品に対する注意も異なってきますから、基準 値を下回ったという保証だけでは、消費者には不十分です。自治体、 あるいは生産者や販売者は、調査結果を最大限、公開することが望ま れますし、国もそれを求めるようにして頂きたいと考えます。 6 産地のトレーサビリティーについて 基準値を越えた食品は販売中止や回収等の措置が必要になりますか ら、産地のトレーサビリティーの強化が求められます。しかし、すで に東北産の食品の産地偽装についての報告もあります。偽装に対する 監視を厳しくするとともに、産地表示についてのより厳しい法規制を 行うことによって、トレーサビリティーを強化することが、基準値を 越えた食品が市場に出ないための一助になると考えます。例えば、昨 年、施行された米トレーサビリティー法では、外国産の米については 国名の表示を求めていますが、国産の米については「国産」という表 示しか求められません。これを県名の表示を義務づけるようにあらた める等も含め、全ての食品について、産地のトレーサビリティーの強 化を計るべきと考えます。 1630 乳児用食品と牛乳が50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする 1,3 答申案まとめていると聞きました。信じられない思いで記事を読みま した。今まで、原発事故以降、安心して飲める牛乳がなかなか見つか らず、最近になりやっと島根県の木次乳業さんが自社で放射性物質の 検査を実施していると知り、今は、木次乳業のノンホモジナイズド牛 乳しか飲んでいません。木次乳業の検出限界値は1Bq/Kg だそうです。 それなのに政府が許可する限界値が50Bq/Kg でも甘すぎる基準なの に100Bq/Kg になるかもしれないなんて、殺人行為としか思えませ ん! どうかこれ以上、人々の健康被害を拡大させない配慮をお願いいたし ます。 1631 私は乳児を持つ主婦ですが、乳児用は 10Bq/kg 以下にしていただきた いです。 1,3,7 別添2 「乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベ クレルに緩めてもよいとする答申案をまとめた。」とニュースで観ま した。 企業や農家を守ることも大事だと思いますが、まずは子供を守ること が第一でしょう。 乳児にも年間1ミリシーベルトを強いるのはどうかと思います。昔は 被爆について恐ろしいものと言っていたのに、原発問題が起きてから は、 「安全」ばかり。 国を信用できなくもなりますよ。 風評被害とばかり言いますが、実害も多いと思います。 風評被害が起こるのはきちんと調査されていないから。 サンプル検査でなく、全量検査をしてください。 生協で検査をしているところも多いですが、なぜ生協にできて国 にできないのでしょうか? 1632 「乳児用食品」及び「牛乳」の新たな基準値案は 50Bq/kg ですが、一 1,3,7 部 100Bq/kg を許容する案が出ていることを知りました。 内部被曝の健康への被害はいまだはっきり分かっていないことが多 く、何ベクレル以下なら安心、といった閾値はまったくないようです。 数年後~数十年後など、いつ発症するか分からない健康被害を防ぐに は、外部被曝・内部被曝、できるだけ放射性物質の摂取を少なくする ことしか方法がありません。 成人以上の大人にくらべ、放射性物質の感受性が 10 倍以上敏感とも 言われる子どもたち、彼らは今後、放射能汚染されたこの世界で数十 年生きていなければならないのです。今大人にできるせめてものこと は、少しでも厳しく、世界的に見ても納得される基準を設けることぐ らいしかありません。 100Bq/kg などと設定し、牛乳メーカーに利することは絶対にやめてく ださい。 50Bq/kg でも高いと思うほどです。 できるかぎり原発事故前の水準に近づけられるよう、一日一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 1633 なぜ、基準を緩める必要があるのか、全く理解ができない。放射能の 安全性については、有識者や研究者の中でも意見がわかれるし、チェ ルノブイリ事故から25年経過しても、2世3世の被爆によるであろ う症状がでて、未来のことは全く予測できないのではないだろうか。 何のために基準を緩めるのか、企業のためなのか、国民のためなのか。 1,3 別添2 企業のためであれば、この国の未来はないでしょう。小さな子とお腹 の子の未来のために、母たちは微力ですが社会に意見を発信していま す。でも、届きません。メディアから伝わることと、本当の裏の意味 や損得勘定に腹が立ちます。この国は未来につなげていく姿勢がまっ たくみられないと。 1634 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安全と 1,3 いう根拠を示して下さい。 将来国を担って行く 子ども達にこんなに高い規制値の食品を与えた くないです。 近い将来 ガンではなく放射性物質摂取に寄る 体調不良の子ども達 の急激な増加が過去起きた原発事故後の世界からの警告によりた易 く想像できます。 健康な人間が減れば 日本は終わりです。 真剣に日本の将来の事を考えて下さい。時間はもうないです。 子ども達が可哀想でなりません。 1635 やっとまともな数字になるのかと思ったら。さらに緩めるとは、一体 1,3 どういうことでしょうか。一母親としても、とうてい容認できません。 311 以降は子どもの健康と命を守るため、牛乳はできるだけ控えてき ましたが、こんな暴挙が認められたら二度と子どもに牛乳は飲ませま せん。子どもたちの命より生産者の既得権益がそんなに大切ですか? 保育園・幼稚園や学校にも「給食に牛乳は出さないで」という運動を 起こしていきますよ。ドイツ放射線防護協会は日本の子どもには 4Bq/kg という数字を提唱していますよ。国際的な見識と「子どもの命 を守る」という基本的なスタンスを崩すことなく業務に励んでいただ きたいです。 1636 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3 いとする答申案まとめているようですが、国民・子どもたちの健康・ 命よりも、産業界の権益保護、東電や国の補償負担の軽減が大切なの でしょうか。利権を持つ一部の人や業界のためでなく、大多数の一般 国民のための基準値の設定をお願いしたい。 1637 基準値引き下げ理解できません。検出するものは破棄すべき。 現在数字として影響を正確に把握できる人はいません。 アメリカの水爆実験、広島長崎の影響のデータそのものが改ざんされ た偽りの報告として事実が明らかになろうとしています。 政府の有識者といわれている人が御自身で(現場)研究したことのな い、まったくのど素人が偽りのデータをもとにした結果の判断は今後 1 別添2 明らかになるかと思います。 現在は市民レベルで測定も行い昔とは違います。 判定した人たちは今後未来永劫誤った判断者で有名になると思いま す。 1638 本改正の規制値は「実効線量」を根拠に算出されている。しかし、食 11 品摂取などによる内部被ばくは、放射性物質が特定の部位へ選択的に 蓄積されることにより、その部位に対して局部的に電離放射線を受け ることになる。その現象に対して、組織加重係数により体全体に被ば く量が分散したことになる「実効線量」を根拠に用いることは、外部 被ばくと異なり、不適切である。 従って、「等価線量」でリスク評価を行い、その「等価線量」より規 制値を算出すべきである。 1639 細胞分裂が活発な子供の電離放射線に対する感受性は大人の数倍と 1,3 言われている。一方、改正案の規制値では「乳児用食品」は二分の一 とされおり、子供の感受性の高さに対して配慮が不足している。また、 子供の感受性の高さが科学的に確定的でないならば、予防原則の考え 方を適用すべきである。 従って、「乳児用食品」における規制値は、更に下げ、大人の十分の 一程度とすべきである。 1640 100msv以下の低線量被ばくを考慮にいれず、呼吸やホットスポッ 1,3 トからの外部被ばくも考慮されていないのに乳児の限界値を100 にするのですか? ドイツやウクライナ基準で、なんとか親が安心できるレベルです。1 00にするなんてとんでもない話。子どもを殺さないで。 1641 除染対象の区域におられる方は、高い外部被ばくを受けている。その 1 分に配慮し、食品摂取による内部被ばくを抑え、被ばくの総量を少し でも減らすべきである。それは、産地や供給ルートを工夫する努力に より、実現可能である。 従って、除染対象の区域に供給する食品については、外部被ばくの程 度により、より低い基準で規制すべきである。 1642 放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、 7,11 あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されていないものと混 ぜて「安全である」として通用させることを禁止する国際的な合意が あります。 従って、加工を経る食品については、先ずは原材料の段階で規制を適 用することを義務付けるべきです。但し、加工の過程で放射性物質の 別添2 汚染や濃縮が可能性がある場合は、原材料段階での規制の適用に加 え、製品化後の規制適用も義務化すべきです。(例えば、牛乳や粉ミ ルクにおいても、源乳段階で規制値超過の材料を排除し、製品化後の 段階においても規制値超過の製品を排除する、の二段階の規制が必要 です。 ) 1643 政府が盛んに防護基準として引用するICRPは「しきい値なし・直 8 線仮説」を支持している。その考え方に沿うと、規制値以下の食品で あっても原発事故由来の放射性物質を含んでいれば必ずリスクが残 るはずである。また、規制値以下の食品が安全であるという説明や表 現は、間違いであり、非科学的であり、誤解を招く。 従って、新しい規制値における残余のリスクの程度を、推測される発 ガンの確率などで定量的に国民に説明し、リスクを許容することに関 して国民的な合意を得るべきである。 1644 放射能に対する感受性が大人よりも 3 倍以上、といわれる子供達に、 1,3 もうこれ以上無用な被曝をさせないで下さい。 未来ある子供達を守らずしてこの国に未来はないでしょう。 1645 食物アレルギー他疾患を持つ子供の親です。子供の身体の反応を通じ 1,3 て、食が身体の健康・成長に大きく影響を与えることを日々感じてい ます。食品中の放射性物質の基準値を下げると、被災地・被災者の為 にならないという言葉が、子供の健康の基準値を決める事に、影響し ないことを願います。低線量被ばくの健康への影響が分かっていない の中で、現在の基準値、新基準値では、親としては、子供に原発事故 で汚染された地域(東北・関東)≒被災地の食べ物を購入して与えら れない状況です。肥料・餌・流通を考えれば、その地域以外でもこれ から食品の汚染は広がるか既に広がっていますが、特に子供は低い基 準値にして、市場に出回っているものなら安心して購入できるように してください。最低でも乳幼児・子供に関しては新基準 50bq の 5 分 の 1 以下にしていただきたいです。将来、日本を支える子供たちの事 を考えて、基準を決めていただけるようお願い致します。 1646 国民の健康を守るための規制値の変更であるため、早く徹底すること が望ましい。また、新しい規制値は本パブリックコメントや報道など で既に周知されている状態であり、出荷・流通・販売における事前準 備は十分に可能である。更に、消費者は経過措置の食品を避ける行動 を取ることが十分に予測され、経過措置を設けることが裏目に出て、 かえって出荷・流通・販売の混乱を招くことが予想される。 従って、経過措置は中止し、一気に規制値を切り替えるべきである。 6 別添2 1647 昨年中にアナウンスされた水準から後退していることについての、反 1,5 対です。理由は以下のとおりです。 乳製品は、直接摂取のみならず、ヨーグルトやチーズなどの加工製品、 パン・菓子・ケーキなど、数多くの食品で広く利用される重要で基本 的ななものだと考えています。気づかずとるものです。 また全く測られておらず影響も大きい放射性ストロンチウムを運ぶ 可能性も高いものです。よって基準を緩めてしまうことで、影響のレ ベル・範囲とも大変に大きいものです。 加えて、あってなきがことき基準をクリアしているとされたところ で、購買を避けたいことは代わりがありません。以上のように制定を 無意味にするものと考えるので、従来案に戻し、順次 0 レベルの安全 をを目指すことを期待します。 ことを希望します。 1648 「乳児用食品」の規制は、事実上は加工品だけとなり、離乳食などの 3,5,9 乳児・幼児向けの手作り食品の食材は「一般食品」とされている。細 胞分裂が活発な子供の電離放射線に対する感受性は大人の数倍と言 われているので、「一般食品」の中においても一部を「乳幼児用一般 食品」として区別する規制が必要である。 従って、「一般食品」の中に、その一部として「乳幼児用一般食品」 の規制値を設けるべきである。 流通や販売の段階において、どちらの基準で検査したかを示す、通常 「一般食品」と「乳児用一般食品」を区別する表示をすれば、混乱な く実現可能である。 1649 これまでに公表されてきた結果や、基準値超えの食品・食材の流通 2,7 を見ると安心して食べ物を購入することが出来ません。いつまでもザ ル検査を続けているようでは、販売者、生産者への不信感が募る一方 で、事態は全く好転しないように思います。検査を徹底し、どの食材 がどれ位の汚染具合であるか、消費者に正確に伝えるとともに、流通 をきちんと管理して頂きたいと存じます。 また、検査については下限値がどこもバラバラで、比較検討して購 入することが難しく感じます。検査の均一化と、精度の向上を図って 頂きたいと切に願います。外部被曝、呼吸による内部被曝も考慮に入 れ、食品からの摂取が合計で年間 1 ミリシーベルト以下になるよう基 準を設けて下さいます様お願い申し上げます。 1650 文部科学省の放射線審議会は乳製品および乳児用食品について 100Bq/Kg でも良いとする答案をまとめたそうですが、それには断固反 1,3,9 別添2 対します。そもそも 50Bq でも高すぎると思っており、細胞分裂が盛 んな子供たちが口にする食品については一桁の基準としていただき たく、強く要望します。 また、すべての食品について検出値を明記するよう法整備を強く求め ます。 1651 乳製品および乳幼児用食品の基準値は10ベクレル/Kgとするよ 1,3 う要求いたします。 乳幼児が摂取する食べ物は、牛乳や乳製品の比率が高く、成人の食事 とはおおいに異なります。 乳幼児の主食にあたる乳製品や彼らの為の食品の基準値を50ベク レルにすることには強く反対します。 彼らの健やかな成長を保証する真摯な政策を実行する事が政府の役 割であることをより一層自覚されますよう要望いたします。 乳製品および乳幼児用食品基準値は10ベクレル/Kgとするよう 最後にもう一度要請いたします。 1652 4月より施行される新基準値は残念ながら子供を持つ親からみると 1,3,7 まだまだ高く感じます。理想を言えば1日1ベクレル以下を目指した いものです。 農産物の生産にあたって、まず土壌調査を細かくしていただいて生産 される農産物の汚染度を予想し、原発事故発生前とほぼ変わらない農 産物を分かるように表示して販売してほしい。 基準値以下であっても、汚染されている生産物については汚染の無い ものと区別できる工夫がほしい。 そんなことしたら売れなくなってしまうという意見もあるかと思う が、それで売れないものはそもそも売ってほしくない。消費者が求め ている物ではないということ。ごまかして混ぜて売ってしまうことの ないように監視体制を強化してほしい。 1653 乳幼児用飲食品、基準値高すぎではないですか?!希望はウクライナ やベラルーシの基準値を見習ってほしいですが、せめて WHO の基準以 下にしてほしいです。 一般食品 100 ベクレル以下としてますが、原発排水の国際基準が 130。 これはどうかと思います。母親として子供達の健康を守らなければい けないのに、日本は守る 所か、給食に汚染食品を流通させて、ただでさえ被爆を受けやすいの に、かわいい子供達を被爆させる事をなんとも思ってないんですね。 もはや母国が信用できなくなったのは本当に悲しいです。 1,3 別添2 1654 本案では放射性セシウムだけを規制している。一方、人間における生 7 物学的半減期は放射性セシウムが70~100日程度に対して放射 性ストロンチウムは約30年と大幅に長く、その生物学的半減期に大 きな差があるという傾向は人間が食料とする家畜や魚類なども同様 であると推定するのが妥当である。よって、食物となる家畜や魚類な どにおいて、放射性セシウムの濃度に対する放射性ストロンチウムの 濃度が一定の割合を保つということはありえず、単体なおける残留率 及び食物連鎖による濃縮率は放射性セシウムよりも放射性ストロン チウムの方がはるかに高くなると推定される。 従って、放射性セシウムの規制値だけでなく、放射性ストロンチウム の規制値も設けるべきである。 1655 基準値をもっと厳しくして欲しいと思います。どんな影響があるの 1,3 か、本当のところはまだ分からない事が多いと思います。チェルノブ イリでも、様々な影響があって、全てが放射能かどうか分からない(国 から正式には発表されていない?)そうですが、NHKの番組などを 見る限り、影響が無いとは言えないと思います。乳や乳製品は小さな 子供が口にする機会が多い食品です。分からないなら基準値は厳しく するべきです。100Bq/kg は高過ぎます。せめて 10Bq/kg 以下、本当は 5Bq/kg 以下くらいにして欲しいです。 (100Bq/kg に設定しなければな らないほど、日本の食品は汚染されてしまったんでしょうか・・・) 1656 [薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会報告書] の 3 ページの[2. 1,2 1 介入線量レベルについて]に『合理的に達成できる限り線量を低 く保つという考えに立ち、より一層、国民の安全・安心を確保する観 点から、介入線量レベルを年間1ミリシーベルトに引き下げることが 妥当と判断した。』とあるが、外部被ばくや呼吸による内部被ばくが 考慮に含まれていない。 「放射性物質汚染対処特措法」において年間1ミリシーベルト以下を 目指すとされており、この外部被ばくを合算すると年間1ミリシーベ ルトを大幅に超過する可能性が高い。一方、食品において、食料供給 や栄養バランスを鑑みても、更に『合理的に達成できる限り線量を低 く』する余地は十分にある。 従って、国民が外部被ばくや呼吸による内部被ばくの影響を受けてい ることに配慮し、食品においては基準値を更に下げるべきである。 1657 新基準値は、高いです。 コーデックスは、輸出大国の意図を反映してして、現実には安全に即 しているとはいえません。 1 別添2 流通がこれだけ発展し、海外のものも容易に手に入ります。国内の農 畜産家を守るなら原発を止めることが最優先です。食品の基準はドイ ツのものに準じてください。日本の新基準ではこどもは守れません。 松戸レベルの汚染地域のゴメリ州では健康な男子の徴兵率はわずか 30パーセントだそうです。チェルノブイリ周辺の基準も低いとはい えないのです。ドイツに準じて下さい。 お願いいたします。 1658 [薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会報告書] の 5 ページの[2. 5 3.6 製造食品、加工食品]に『乾しいたけ、乾燥わかめなど原材 料を乾燥し、通常水戻しをして摂取する食品については、コーデック ス委員会の Ready-to-eat の考え方を踏まえ、原材料の状態と実際に 摂取する状態(水戻しを行った状態)で一般食品の基準値を適用する ことが適当である。 』とあるが、根拠の妥当性に欠ける楽観論であり、 予防原則の考え方に反する。また、暫定規制値の際において厚生労働 省が示してきた考え方と矛盾する。 乾しいたけや乾燥わかめは、たしかに水戻しをする場合が多いが、そ れだけが摂取形態ではない。乾しいたけは水戻しに用いた水をだし汁 として使うことが頻繁に行なわれる。乾燥わかめは、家庭で粉末状に 加工し、水戻しせずにふりかけとして摂取することも多い。また、こ れら品目を、水戻しをせずに、そのまま煮込むなどして使う場合も多 い。 従って、乾しいたけ、乾燥わかめなども消費者の手に渡る状態で基準 値を適用すべきである。 1659 日本政府は一貫して、低線量内部被曝の影響について、ECRRなど のICRPよりも危険とする立場の学術研究を軽視するスタンスを 貫いていて、食品基準値に限らず、放射性物質の管理についてきわめ て甘いスタンスを取っていることを強く危惧します。 また、規制値を超えた食品を故意に販売した場合の処罰や、どのよう に規制値をまもっていくかについての責任の所在も不明で、この基準 が本当に守られるのか不安を感じます。 今回新たに提案された基準値については、まだ緩すぎると考えます。 大人の1日の摂取量が(セシウムで)10Bq 以下になること、子どもで 1Bq 以下になることを目標に、より厳しい基準を策定すべきです。 より厳しい基準値の値については、標準的な食事の量と内容構成を明 示し、それにより1日の摂取量がどの程度におさまるのかについての 試算とあわせて提示すべきです。 1 別添2 値を厳しくすることも大事ですが、その値の根拠を明示することによ り、さらなる改善のための議論に資することも重要です。 仮に、大人の1日の摂取量が(セシウムで)10Bq 以下になること、子 どもで 1Bq 以下が困難であると判断されるなら、そのように判断する ことの根拠を明示して、日本社会の構成員全体の共通の認識とするこ とは当然だと思います。 数値のみを示し、これに従えと言わんばかりの従来の数値の提示の仕 方では、人々の不信感を払しょくすることはできないはずです。 市民とともに考え、場合によっては省の判断を変更するという柔軟な 姿勢で問題に対処していただきますよう、心からお願い申し上げま す。 1660 今回の基準値案において、 「子どもの放射能感受性は、大人より高い」 1,3 ということを考慮されているのは、貴重なことと思いますが、乳児用 食品の基準値が一般の二分の一で 50 ベクレル/キログラムというのは 絶対に認めることはできません。この数字をみて、絶句してしまいま した。いろいろ総合的に研究されている小児科の黒部信一先生は「子 どもの放射線に対する感受性は乳児から思春期までを平均して、成人 の 10 倍です。その理由は細胞分裂がさかんであることです。これは 特に胎児・乳児に特別に盛んです」と明言されています。目も見えず に生まれてきて脳内配線を急速に発達させる 0・1・2 歳の乳児が口に する乳児用食品の基準値は、検出限界1ベクレル/キログラム以下で 不検出のものを求めます。さもなければ、母親の安心は得られず、日 本で子どもを産む気にはならず少子化はますます進むばかりと思い ます。粉ミルクとベビーフードなど乳児用食品のゼロベクレルはメー カーがその気になれば可能なはずですので、再検討を強く求めます。 「子どもの放射能感受性の強さ」について研究しなおしてほしいと思 います。 1661 食品中の放射性物質に係る基準値 1,3 主食の米、牛乳、乳児用食品の基準値が高過ぎる。 いずれも10ベクレル/kgとする。 理由 食品中に許容することのできる放射性セシウムの線量が年間1ミリ シーベルトで安全という根拠が薄い。 1662 [薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会報告書] の 8 ページの[3. 1 2 基準値の計算式]に『すべての流通食品が基準値濃度の上限値の 放射性物質を含むと考えるのは妥当とは言えない。そこで、モニタリ 別添2 ング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食品が多く含 まれる実態から、流通する食品の汚染割合を、「一般食品」について は 50%であると仮定した。』とあるが、根拠の妥当性に欠ける楽観論 であり、予防原則の考え方に反する。 福島県などでは放射性物質に汚染されている地場食品を摂取する割 合が高いはずである。また、欧州などからの輸入食品が放射性物質に 汚染されてる可能性は十分ある。 従って、基準値の計算において「一般食品」についても汚染割合を 100%とし、規制値を定めるべきである。 1663 牛乳50Bq を100まで緩和するなどはとんでもない話だ、乳牛と飼 1,3 料、水も汚染されているのだから畜産農家の出荷規制を行うのが先 決、乳幼児には放射線ゼロのものを飲ませるべきで 規制緩和などは とんでもない 直ちに改めるよう警告します。 1664 [薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会報告書] の 8 ページの[3. 1 2 基準値の計算式]に『すべての流通食品が基準値濃度の上限値の 放射性物質を含むと考えるのは妥当とは言えない。そこで、モニタリ ング検査等から得られている実測値や流通食品に輸入食品が多く含 まれる実態から、流通する食品の汚染割合を、「一般食品」について は 50%であると仮定した。』とあるが、根拠の妥当性に欠ける楽観論 であり、予防原則の考え方に反する。 福島県などでは放射性物質に汚染されている地場食品を摂取する割 合が高いはずである。また、欧州などからの輸入食品が放射性物質に 汚染されてる可能性は十分ある。 従って、基準値の計算において「一般食品」についても汚染割合を 100%とし、規制値を定めるべきである。 1665 子どもたちにとって安全と考えられる基準値は基本は0Bq/kg である 1,11 ことを目指すべきです。あくまでもゼロベースを目標にしていただき たいのですが、ドイツ放射線防護協会が推奨している乳幼児は4 Bq/kg までとしていただきたいです。 放射能という毒を撒いたのは東電であり、東電、国に責任があります。 子どもには全く関係ありません。基準以上のものが検出された農産物 はあくまでも東電が保証するべきもの、国民に責任を押し付けないで ください。東電に責任があるということを忘れないでください。 1666 先日、文部科学省の放射線審議会がまとめられたという、乳児用食品 と牛乳について、50Bq/kg を 100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案の ニュースを聞き、信じられない気持ちです。 1 別添2 内部被曝の影響についてはいろいろな研究や議論がある様ですが、子 どもの感受性が大人よりも4倍高いこと、また個人差などを考慮し、 私と私の家族には東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同程度に 抑えたいと切望します。 流通品の基準値を、1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定めて頂きたくお願い 申し上げます。 今回の原発事故後の政府の対応に、国内外から様々な批判が出ていま す。 いま、日本政府の対応を世界中が注視しています。 食品に対し、国民の健康という最優先事項から働きかける事は合理的 に達成可能な最大限の防護を実現する上で必要不可欠であると考え ます。 基準値設定後は、基準値がすべて、になってしまうと思われます。こ の基準値で殺してしまういのちがあるかもしれないことを、切に考慮 願います。 国民に対して、どうか誠実な御対応をお願い致します。 1667 政府の決めた新たな基準は我々に対する死刑宣告に他なりません。 1 あなた方は必ず裁きを受けることになるでしょう。 1668 乳児用食品と牛乳の基準値を引き上げる事に断固反対。 1,3 子どもの命よりも、守銭奴どもの年寄りが大事なのか! 国民をばかにするのもいい加減にしろ 1669 経過措置を設けることが信頼できません、施行するならばその時点で 6,11 基準を超えた食品は廃棄して下さい。 またすべて東電に補償を求めてください。 1670 食品区分は問題ない。放射線審議会(文部科学省管轄)が乳児用食品 及び牛乳について100bq/kg の緩和案をパブコメ締め切りのぎりぎ りに公表しているが、この緩和案については非常に危惧している。 そもそも、新基準づくりのベースが実効線量係数を用いて論じられて いることが不可解。それも、内部、外部ともに放射線の影響は同等だ としていることは問題だと考える。 では聞くが、そもそも実効線量係数1mSv とは、bq に換算してどれく らいの放射性物質を体に蓄えることになるのかを論じていない。 ICRP 資料 10bq/日経口摂取モデル=200 日で 000bq に達し、600 日目 で 1400bq に達する。 内部被爆検査の実例=本県中学2年生 放射性セシウム (Cs137=4200bq)7,700bq を検出。検査結果は、預託実効線量 1msv 未満, 1,3,11 別添2 中学2年生だと標準体重45kg とすると Cs137 で 93bq/kg では、体内 の臓器区分ではどれだけの濃淡が生まれるのか? 食品基準は経口摂取による内部被爆についての基準であるから、体内 にどれくらい貯まることまでを許容するのかや、臓器毎にどれくらい の濃淡が発生するのかといった物理的観点からの検討をしていない ではないか? 実効線量係数での基準作りそのものが、不確かな物差しを元に決めよ うとしているのではないか? 内部被爆の影響の研究資料が乏しいとして、外部被爆と内部被爆を同 列同等の影響だと前提して実効線量係数のみに着目して基準を作る ことは極めて遺憾である。 1msv というのは、体にどれくらいの放射性物質(人工放射性核種) を溜めることになるのかの目安を絶対に付記するべきである。 したがって、乳幼児、牛乳の基準案の緩和などは到底受け入れられな い。 1671 ICRP(国際放射線防護委員会)の「長期汚染地域住民の防護に関する 委員勧告」 (ICRP111)publication111 のグラフによれば、毎日 10Bq/kg の食品を摂取し続けた場合、200 日で体内のセシウム 137 濃度が 1000Bq を超え、700 日で 1400Bq を超えることがわかります。チェル ノブイリ事故によって最も汚染されたベラルーシ出身で元ゴメル医 療センター代表のユーリ・バンダシェフスキー教授によれば、子ども に対してはセシウム 137 は体重 1kg あたり 10Bq 位から、心臓の筋肉 細胞(心筋)の病気を引き起こし、20~30Bq 位で不整脈が観察され、 50Bq では生命に関わる臓器が病気になり、命が危険になるということ です。 (ECRR 論文「チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染され たベラルーシの諸地域における非ガン性疾患」)子どもは大人に比べ て放射線による影響が 3 倍~5 倍高いといわれていますし、食品によ る低線量内部被曝の影響が過小評価されていると警告する専門家も 多くいます。 市場の混乱を防ぐため、と食品によって実施日が異なるなどいった い、何のための、誰のための規制値なのでしょうか。農水省?それと も経産省がだした数値ですか???国民の健康を守るためのものなら早 急に全食品厳しい規制値にするべきです。12 月に明治の粉ミルクから 1キロあたり 22~31 ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを うけ、メーカーが 36 万缶を無償交換したことからも、乳幼児食品 50Bq という新基準値でさえ、生産者も消費者も納得できる数値にはなりえ 1,3,7 別添2 ません。多くの国民は放射線の影響の大きい乳幼児学童は特に厳しい 規制値が必要と感じています。 事故後の国の対応や暫定基準値の長期化もろもろ、消費者・生産者の 間では国や食品に関する不信感が高まっています。統計やデータを基 準値の安全材料として列挙するのではなく、産地公開を現在の都道府 県表示よりも詳細にし、生産地ごとに測定の充実をはかるなど、担当 省庁の枠を超えた、産者・消費者ともに安全で安心した生活ができる ような食品流通の体制づくりも充実させて欲しいです。 1672 乳児用の食品基準を 50 ベクレルではなく、100 ベクレルにしようとし 1,3,11 ていることに驚愕しています。 乳児にとっては、毎日口にするものを選ぶことはできないのです。大 人の責任で安全なものを与えるということは、当たり前のこと!東京 電力の責任、政府の責任、行政の責任も問わないまま、乳児の食品基 準を引き上げるとはなんということですか? この国は、乳幼児を毎日のように内部被曝させて、子どもの未来を何 と考えているのですか? 恐ろしくて、お話になりません。 第一産業を守るというのでしたら、まず、東京電力、国会、霞ヶ関の 社員食堂をすべて、福島産のものに切り替えてください。 自分たちは安全なものを食べ、日本中の子どもを被曝させようなんて とんでもない話です。 絶対反対です。ベクレル引き上げ絶対に反です。 1673 放射能に対する感受性の特に強い乳幼児に関するこの改正には絶対 1,3 に賛成できません。子供は未来です。政府は日本を潰したいのでしょ うか? 1674 ・呼吸など他の要因からの内部被ばく量と、外部被ばく量を考慮して、 1,3,5 食物の基準についてはより低い値を希望します。 ・米、小麦など主食になりうる穀物類に関しては、他の食材よりも摂 取する量が多いことを考慮し、一般食物の半分程度の基準値にしてほ しい。 ・乳幼児食品については、細胞分裂の活発な乳児幼児期の特徴を考慮 して、少しでも低い値を検討してほしい。ベラルーシの子どもの食べ 物の基準は37Bq/kgとある。被ばくした子供たちが汚染されて いない空気と食物を摂取することは何より大事。このカテゴリーにつ いては特に1bqでも低い基準の設定を。 1675 原発事故からもうすぐ 1 年が経過する中、未だに乳児用食品につい 1,3,11 別添2 ての基準値がないのは、国民として失望しております。 新しく設ける基準値は、生産者のことを配慮するのではなく、将来こ の国を担う子供たちのことを最優先にすべきです。 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めようとしていると聞いております。 ここまで、時間をかけて審議してきて、100Bq/kg に落ち着こうと しているのは、明らかに生産者側の配慮があるのではないのでしょう か? 放射能は、身体にどんな影響が出るか分らないからこそ、今、厳しく して、数年後に何も起こらなければ、緩めればいいのではないのでし ょうか? もし、このまま100Bq/kg が通るということであれば、感受性の高 い乳幼児が数年後に何らかの病気になった場合は、放射能物質の影響 が考えられるとして国が責任を取る覚悟でお願いします。もし、責任 も取れないのであれば、基準値は厳しくお願いします。 本来、このような状況に陥ったのは、原発事故が原因です。なぜ生産 者の一部が、隠蔽してそのまま流通しているのかそれは、国や東京電 力が、被害を被った企業に納得できる補償等していないからではない のでしょうか。 その尻拭いを、乳幼児にはさせないでいただきたい! 1676 いつもご尽力下さいましてありがとうございます。 1,3 今回乳幼児の基準が 50 ベクレルから 100 ベクレルまで上がり大変不 安を抱いております。 ベラルーシにおいても乳幼児の 37 ベクレルで病気や死亡等で悲惨な 現状が起きています。今経済、環境、高齢化の日本を担う子供たちに 100 ベクレルというこの基準を押し付けないで下さい。安心して子ど もを育てられる環境下でない今、国が放射能に対して規制や処置をと り国民の健康を守らないと日本が終わってしまいます。皆様の日本を 想う気持ちに期待しています。 1677 厳しい検査基準を決めてください。 いくら検査を行っても食品の安全性が疑わしいのは危険な地域で生 産を行うことを許可しているからです。 たとえカリウム 40 という内部被爆を起こす天然の放射性物質が存在 していたとしても、さらに上乗せして摂取することは、これまであり 得なかった。 廃業になる農家の方には漁業の廃業手当てのように手厚く保護を行 1,11 別添2 い基準値以下の生産が確保される地域のみでの生産を政府主導で行 ってほしい。または、綿の栽培や花等食品以外の生産を補助していっ てほしい。 現在 27 歳なので、これから子育てをしていく世代だかこのままでは 将来子どもに安全な生活をさせられません。産む気にもなれません。 目先の経済活動の優先か、将来的な日本人の健康を優先のどちらが政 府に重要なのかを考えてほしい。 1678 水が 10 でその他は経過措置で最大 500 ベクレルとなっていますが、 1 今のままでも本当に安心できる数値か信用できません。 子供も含めて口にする食品はもっと下げるか最低限にした方が良い のではと思います。 食品業者が生産コストが上がってしまうとの不具合もあるでしょう から、老人・放射能を気にしない人向けの数値と本当に安心な数値を 分けるべきでしょう。 安心の対価を支払う人も出るでしょう。 にスーパーに行くと東京でも西日本産の野菜や牛乳が関東近辺のも のの 2 倍近い値段で売られています。 基準が信用できない・役所が信用できないなら遠いところの産地へと 向かっているのでしょう。 コストがかかっても子供でも安心できる、厳格な基準値にしてくださ い。 基準値が高くなれば益々、関東・東北の食材を買わない動きが出ると 思います。そちらの方が食品業者は商売にならないのではありません か? 1679 基準値がいくら5分の1になるとはいえ100bq/kg に設定される意 味が分からない。 我々福島県民は、ただでさえ空間線量という気をつけてもどうにもな らない無駄な被爆にさらされている。自分で気をつけられるものとし ては、口にする食品の安全性が一番重要になる。新陳代謝が活発な乳 幼児を一律100bq…安全性の基準を作る厚労省がその基準を引き 上げてどうする?? 基準を厳しくされては困ると運動を起こしている農家・生産者団体も 言語道断!!子供の口に放射性物質が入るかもしれない事が心配で しょうがない。作付けさせずに今後の保障等を国には検討していただ きたい。 統計やデータを基準値の安全材料として列挙するのではなく、産地公 1,3,7 別添2 開を現在の都道府県表示よりも詳細にし、生産地ごとに測定の充実を はかるなど、担当省庁の枠を超えた、産者・消費者ともに安全で安心 した生活ができるような食品流通の体制づくりも充実させて欲しい。 1680 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 10 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 少しでも安心して暮らせる状況にぜひ国は動いてほしいです。 1681 福島原発事故から一年。 1,3,6 4月から基準値が改められる、ということですが対応が遅すぎると思 います。 そして、改正された基準値も海外から比べても高すぎるもので本当に 残念です。 また、大豆や米、肉類は延期されるということですが主食、毎日摂取 する食品を延期される意図が全くわかりません。2月2日にニュース になった乳児用食品と牛乳の規制値緩和案が文部科学省から厚生労 働省に提出された件に関しましても国民の真意とはかけ離れた行政 が行われているとしか思えません。 様々な立場の方がいらっしゃって、農産業の方からすれば死活問題だ ということも解ります しかし、だからと言って子供たちを被ばくの危険にこれ以上さらすこ とを認めるわけにはいきません。国が認めたとしても母親たちは絶対 に認めません 4月に改正される食品の基準値も、今後子供たち用にもっと厳しくド イツと比較できる基準値が新たに設定されることを望みます。 1682 Sr90 の半減期は約 29 年。Cs137 と同じくらいです。ここ数年で見 るならば、その地域における土壌中の存在比は変わらないと考えられ ます。また Sr90 は Cs137 に比べ、農作物への移行係数が高いことが 特徴です。 土壌中の存在比 Sr90/Cs137(Bq 比)は 0.0003~0.06 程度 http://t.co/wO3VtgZb です。また、葉物野菜の移行係数比(Sr 移行 係数/Cs 移行係数)は約 50、ニラと玉ねぎは約 70 と以下の文書から推 定しました。 http://www.iai.ga.a.u-tokyo.ac.jp/mizo/seminar/uchida110603.p df 7 別添2 (P28) 土壌中の Sr90 と Cs137 の存在比が分かれば、移行係数比から Sr の 値を推定できます。 農作物中の Sr90 の量 =農作物中の Cs137 の量 X 土壌中の存在比 (Sr90/CS137) X 移行係数比(Sr90/Cs137) 仮に葉物野菜の Cs137 線量が 10Bq/kg、土壌中存在比 Sr/Cs が 0.01、 移行係数比 50 とすれば、葉物野菜中の Sr90 は 5Bq/kg となります。 上記のように仮定したとき、ICRP Publ.72 http://www.mikage.to/radiation/internal_exposure.html に記載 されている数値を利用して内部被曝を算出すると以下のような値と なります。 【~1歳】 Cs137:0.21μSv Sr90 :1.15μSv 【~2歳】 Cs137:0.12μSv Sr90 :0.36μSv 【~7歳】 Cs137:0.096μSv Sr90 :0.235μSv 【~17歳】 Cs137:0.13μSv Sr90 :0.4μSv 【17歳以上】 Cs137:0.13μSv Sr90 :0.14μSv このように考えると、葉物野菜を食べた時の Sr90 による内部被曝 は、Cs137 の1~5倍程度であることが予想されます。これはあくま で土壌存在比を 0.01 としたときであり、福島県石川町の 0.06 を採用 すれば、その値はさらに 6 倍となります。すなわち、Sr90 による内部 被曝は、Cs137 の6~30倍程度ととなります。 従来、内部被曝は測定の容易さと影響の大きさ故、Cs のみ注目され てきましたが、Sr も考慮しなければなりません。それどころか年齢に よっては遥かに Sr を重視しなければなりません。 しかし、Sr90 の線量値測定は容易ではありません。そこで、土壌中 の存在比 Sr90/Cs137(Bq 比)を細かいグリッドで測定することと、よ 別添2 り精密な農産物の移行係数、海産物の濃縮係数の測定を要求します。 その上で、放射線量データの公開時に、食品中の放射性セシウムと 放射性ストロンチウム(推定)を併記されることを望みます。 1683 乳製品の基準値を 100Bq/kg にするなどといった、気の狂った政策を 1,3 進めないでください。 毎日とる乳製品、子供たちに蓄積し、将来一定の確率で(多分報道は されず、認められないまま)病気が起こったとして、誰が責任をとっ てくれますか。単純に考えて、他の国の基準値はアメリカでさえ、 8bq/kg です。 他の国の緊急値を報道し、あたかも日本の基準値が低いかのように報 道がされていますが、強い違和感を感じます。 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安全と いう根拠はどこにもありません。 そもそも、疫学的に証明される頃には、今の政治家、学者、そして対 応をしているあなたはこの世にいないのです。 そのような無責任な仕事の仕方で、子供たちの健康や可能性を危険に さらさないでください。 今回の行政の対応を見るたびに、この国は子供や国民を平気で見殺し にしているのだと感じています。 チェルノブイリに関する書物を読んで頂ければわかりますが、災害と 病で疲弊した国民により国民の健康は悪化し、国は崩壊に近づきまし た。 私は、福島県いわき市で育ちました 親も親戚も、外部被曝をもうすでに大量にしてしまいました。 この悪政で犠牲になった人たち(私も含め)助けるために、内部被曝 は限りなくゼロに近づけるよう、もちろん乳製品は、せめて一桁台の 基準値にするよう、人間の道徳心と良識に基づいた行動をとってくだ さい。 もちろん、この窓口の担当であるあなたに言っています。 あなたの上司、あなたの仕事環境、この案件に関わる全ての人に伝え てください。 1684 3.11 以降日本は変わってしまった!世界も変わった!それに向き合 って生きていかなければならない、不条理。そんな世の中を許してし まっていいのでしょうか、規制を緩和して子供の未来を破壊してしま っていいのでしょうか、「なんで私たちはこんな遺伝子を傷付けられ てしまったの」見放され苦痛を背負わされ、苦しむ道を歩かされてし 1,3 別添2 まったのかと!と問い返す姿が目に浮かびます。そんな言葉を突きつ けられる親は地獄です。そんな状態にしておいて、日本の未来を頼め ますか?健康な体と精神があってこその未来です。 子供の細胞は活発です。その細胞を傷つける放射能を身体に入れない でください。家庭で守るには限界があります。社会一丸となって子供 を守ってください。チェルノブイリから学んでください。 毎日、学校などで子供たちが飲ませられる牛乳などの食品は、絶対安 全でなくてはいけません。家庭の食事も同じです。安心して購入でき るものを物流してください。子供や家族を守りたい!明るい未来を与 えたい。そのために、口から体内に入る食品の放射性物質の排除を求 めます。あるがままの遺伝子をゆがめないために、きちんと子供を守 りえる体制を・食品はほとんど不検出に近い状態の安全なものを与え てほしいと思います。空間環境からの線量を無視し、安全です!と言 い切る社会を信頼できません。人がいなくて国は成り立ちますか?国 民が安心して信頼し身を委ねられる日本の体制を切に望みます。50 ベクレル以下は当然ながら10ベクレル・不検出との更なる低レベル の安全基準の設定をお願いします。 1685 基準値は誰のためのものか? 1,3 チェルノブイリ事故後、25 年経った今も多くの子供たちが健康な体を 持つことなく生きています。それは、子供たちが未だに放射性物質に より汚染されたものを食べつずけざるを得ないからでもあります。 未来ある日本の子供たちに同じようなことをさせて、日本がどうなっ ていくのか明白です。 そこを見極め、判断するのが厚生労働省の仕事でしょう。 基準値を緩めるのではなく、厳しくしていくことこそ今するべきこと だと思います。 1686 乳製品、乳飲料についての基準値を 100Bqにすることに反対です。 1,3 当初の予定では 50Bqだったはずです。 乳児は粉ミルクしか飲みません。本当だったら飲料水の基準、10Bq と同じにしてもいいくらいです。50 だって本当は飲ませたくなんかな いのに、100 だなんて子供の命を一体なんだと思っているのでしょう か。最高でも 50Bqにしてください。低ければ低いほど良いです。100 Bqという基準値には断固反対します。 1687 件名の件について意見を申し上げます。 日本政府は一貫して、低線量内部被曝の影響について、ECRRなど のICRPよりも危険とする立場の学術研究を軽視するスタンスを 1,3 別添2 貫いていて、食品基準値に限らず、放射性物質の管理についてきわめ て甘いスタンスを取っていることを強く危惧します。 今回新たに提案された基準値については、まだ緩すぎると考えます。 大人の1日の摂取量が(セシウムで)10Bq 以下になること、子どもで 1Bq 以下になることを目標に、より厳しい基準を策定すべきです。 より厳しい基準値の値については、標準的な食事の量と内容構成を明 示し、それにより1日の摂取量がどの程度におさまるのかについての 試算とあわせて提示すべきです。値を厳しくすることも大事ですが、 その値の根拠を明示することにより、さらなる改善のための議論に資 することも重要です。 仮に、大人の1日の摂取量が(セシウムで)10Bq 以下になること、子 どもで 1Bq 以下が困難であると判断されるなら、そのように判断する ことの根拠を明示して、日本社会の構成員全体の共通の認識とするこ とは当然だと思います。数値のみを示し、これに従えと言わんばかり の従来の数値の提示の仕方では、人々の不信感を払しょくすることは できないはずです。 市民とともに考え、場合によっては省の判断を変更するという柔軟な 姿勢で問題に対処していただきますよう、心からお願い申し上げま す。 1688 乳製品の基準値を 100Bq/kg にするなどといった、気の狂った政策を 進めないでください。 毎日とる乳製品、子供たちに蓄積し、将来一定の確率で(多分報道は されず、認められないまま)病気が起こったとして、誰が責任をとっ てくれますか。 単純に考えて、他の国の基準値はアメリカでさえ、8bq/kg です。 他の国の緊急値を報道し、あたかも日本の基準値が低いかのように報 道がされていますが、強い違和感を感じます。 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安全と いう根拠はどこにもありません。 そもそも、疫学的に証明されるには、今の政治家、学者、そして対応 をしているあなたはこの世にいないのです。 そのような無責任な仕事の仕方で、子供たちの健康や可能性を危険に さらさないでください。 今回の行政の対応を見るたびに、この国は子供や国民を平気で見殺し にしているのだと感じています。 チェルノブイリに関する書物を読んで頂ければわかりますが、災害と 1,3 別添2 病で疲弊した国民により国民の健康は悪化し、国は崩壊に近づきまし た。 私は、福島県いわき市で育ちました。親も親戚も、外部被曝をもうす でに大量にしてしまいました。この悪政で犠牲になった人たち(私も 含め)助けるために、内部被曝は限りなくゼロに近づけるよう、もち ろん乳製品は、せめて一桁台の基準値にするよう、人間の道徳心と良 識に基づいた行動をとってください。 もちろん、この窓口の担当であるあなたに言っています。あなたの上 司、あなたの仕事環境、この案件に関わる全ての人に伝えてください。 1689 50 ベクレルでも多いのにまして 100 ベクレルとは暫定数値としても認 1,3 めがたいです。 1690 50bq/kg でも高過ぎるのに、それを 100bq/kg に変更するなど、言語 1,3 道断。 あらゆる食品に含まれる放射性物質は限りなくゼロを希望する。 測定技術は 10bq/kg を現状でも短時間で達成出来る。最低でもその数 値を基準値にするべき。 1691 前回に追加です。 放射能には閾値がありません。 日本政府が避難基準などの根拠として引用するこくさに放射線防護 委員会の立場でもあります。 が、この委員会は民間組織です。民間組織の立場が、日本政府の判断 にこれほど影響を与えていることに違和感を感じます。 閾値がないのならば、考えられる限りの防護の対策をとってくださ い。 また、基準値が決まったならば、基準値以上のものが流通しないよう な対策、対応をとってください。 福島の米のように「安全宣言」を出したあとに基準値越えが発覚とい うことになれば、福島の米と同じように信じられなくなります。また 基準値以内であっても、ベクレル表示などの情報提供をお願いしま す。誰にでも分かる形の表示がされているのであれば、まだ信じられ ます。また、基準値以内であってもどの数値ならば納得できるのかは 個人の判断にゆだねることです。通常栽培か無農薬か有機栽培か、野 菜は選べます。であれば、汚染の度合いを選ぶことも妥当なのではな いでしょうか。 納得、選択をとりあげるのは、基準値は我慢値だからです。 基準値以下だからと喜んで買うわけではありません。汚染されている 1,3,7,10 別添2 ものと汚染されていないものがあれば、汚染されてないものの方を子 供のためには選びたい。 子供、妊婦に配慮した評価をしてください。 ここまでは安全という閾値がないのですから、放射線の影響を受けや すい弱者により配慮した基準値を設定してください。 例外なく、いっせいに基準値を引き下げてください。 個別にしたのではかえって混乱します。例外も想定外もいりません。 まだ2ヶ月もあります。出来ない言い訳は聞きたくありません。もう これ以上失望させないでください。事故当初は知識がなく対応をとる 術も能力もなかったとしても、10ヶ月経ちました。これまでの経験 を生かして全力で対処してください。 以上 1692 ・乳児用の食品、飲み物の新基準は 50 ベクレル/kg など言語道断。 1,3 ・ドイツ放射線防護協会が、福島原発事故の発生後の日本において、 放射線核種(放射性物質)を含む食物の摂取による被ばくの危険性を 最小限に抑えるため、チェルノブイリ原発事故の経験をもとに考察・ 算定を行い、以下の提言を行っている。 「評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対して は、1kg あたり 4 ベクレル(Bq)以上のセシウム 137 を含む飲食物を与 えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり 8Bq 以上のセ シウム 137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨されるべきである」 1693 乳製品の摂取は育ち盛りの子供に取って必要不可欠なことです。放射 1,3 能に対する感受性は、子供は大人の 100 倍高いと言われています。特 に幼児期は細胞分裂が盛んで、放射性物質の影響で細胞に異常が生じ る確率が高くなります。そういう意味では、乳、乳製品に対する放射 性物質の規定値は 1Bq/Kg(L)以下にすべきです。無理であれば、せめ てドイツと同じ、大人:8bq、子供:4bq にすべきです。 1694 原発事故以来これまで高い暫定基準値に設定されていたが、原発事故 1,2,3 の終息宣言がされた今、放射線被爆許容限度を原発事故以前の年間 1 ミリシーベルトを目標とすべきであり、特に福島県民は外部被爆の影 響も加味されるべきであり、食品の規制値は低く設定すべきである。 また乳幼児に関しては放射線の影響を成人よりも受けやすいとされ ており、更に低い設定が必要であると考える。 1695 子供達の事を真剣に考えて下さい。一個人としても基準値を下げるこ とが妥当な考えだと思いますか。もしかしたら危険…というときは、 そのもしかしたらに基準を合わせるべきです。 1,3 別添2 世界に誇れる日本の考えを見せて下さい。 1696 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg 1,3 を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめているようです が、子どもの健康を無視したものであり、業者を保護するものである としかいいようがありません。 大変許しがたいものです。 再度より厳しい放射性物質にかかわる基準値の設定をお願いします。 なお、本件に関し、どのようにされるかご返答願います。 1697 ①更なる基準値の低減と目標時期の設定 1,3,6 暫定ではなくなった基準値でもまだ値が高すぎると感じます。飲料水 についてはWHOの「核種が不明な場合の基準」1Bq/kg としてほしい です。その他の食品についてもドイツなどから提言されている 4Bq/kg 程度を基準としていってほしいと思います。 大阪での医師による放射能防御プロジェクトの発表などもご参考に お願いいたします。 http://www.radiationdefense.jp/wp-ontent/uploads/2011/12/c1a9 73770ad3a28000054a899b4091a51.p df#search='大阪%20 放射能%20 防御%20 医師' 今後も基準は低減していく方向であること、その時期の明確化などを 宣言していっていただきたいと思います。 ②移行期間の短期間化 大豆や牛肉、米の暫定基準値から新基準値への移行期間が長すぎま す。4月からにしてください。 ③給食や病院食への配慮 家で個人で気をつければよい家庭の食事と異なり、学校給食や病院食 は選択の余地がなく食べさせられるものです。このようなものには他 の食品とは異なるより低い基準値を作るよう指針を作ってください。 以上どうぞよろしくお願いいたします。私は幼児2人を連れて原発事 故が原因で東京から京都に移住しました。でも西日本でも食事には苦 慮しております。全国の人のため、より安全な食事を与えるようどう ぞよろしくお願いいたします。 1698 放射線審議会のメンバーを、市民目線で判断でき、将来の日本に責任 1 を持てる先生方に変更し、再度検討されてはいかがですか。安全側に 立った厳しい規制値を設定するべきです。因果応報、明日は我が身。 皆様のご健康をお祈りします。 1699 乳幼児の新基準を 50 ベクレルから 100 ベクレルに引き上げる答申が 1,3 別添2 でていると言うことですが、一体何を考えているのでしょうか。新基 準で最も考えなければいけないことは、子供達の保護と主食である米 の規制を厳しくすることです。今回の新基準であっても、子供達や米 に関してはまだまだ甘いと思われますが、それを決定する前に引き上 げるなどと言うことは絶対に許せません。今までの反省も無く、この ような愚行を繰り返すのであれば民主党には退場してもらうしかな いでしょう。米農家もいろいろ言っているみたいですが、農家を続け ることが出来ないくらいの基準であると思うのであれば基準をゆる くするのではなく、もっと厳しくして米以外の作物を作らせる方向に 持っていくというのが政治のやる仕事です。間違えないように。 1700 新基準は到底認められるものではありません。 1,2,3 セシウムの内部被曝のみで年間1ミリシーベルトを目安として作成 された基準では、安心して食品を選ぶこともできませんし、子どもた ちに提供される学校給食も不安です。 外部被ばく、内部被曝(セシウムのみならず、他の核種も含め)合わ せて年間許容1ミリシーベルトを目指した基準の策定をお願いしま す。 1701 このたび食品衛生法第 11 条に食品中の放射性物質の基準値が定めら 4,5,6,8,9 れることに際し、意見を申し述べます。 ,11 1.新基準値について ALARA の原則を無視した非常に厳しい数値であり、基準値設定による 新たなコストについて説明を求める。 平成 23 年 3 月の東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故により 環境中に大量の放射性物質が放出されたことは、原子力発電所周辺の 福島県民の生活の基盤を失わせただけでなく、日本中に食品中に含ま れる放射性物質による内部被曝により何等かの健康被害が生ずるの ではないかという不安を与えていることは事実である。 しかし、全国各地で行われている 10 万件を超す検査結果を見ると、 現在の年間 5mSv の被ばくに基づく暫定規制値超過の農畜水産物は 0.3%程度であり、一般国民が食べる食品は既に、非常に低いレベルに なっていると言える。貴省の試算においても、暫定規制値で規制して も年間被ばく線量の中央値は推定で 0.051mSv にしかならない。これ は、自然の放射性物質によって年間平均で 0.41mSv を被ばくしている ことを考えると小さな数字であり、暫定規制値のまま規制した場合で も、ほとんどの人の年間被ばく線量は 1mSv を大きく下回り、超える のは 2000 人に 1 人の割合という推計も貴省はだしているではないか。 別添2 このような状況をかんがみるに、現状においても十分食品からの内 部被ばくの安全性は担保されており、介入レベルを現在の 5 分の1の 1mSv に引き下げる必要性を感じない。 安全性の観点ではなく、国民の不安の声に配慮するという政策的な 観点で基準値を引き下げるのであれば、もっとリスクコミュニケーシ ョンに力を注ぎ、丁寧な説明で国民を説得すべきである。 また、どうしても引き下げを行うというのであれば、現状で輸入食品 と同様の 370Bq/kg 程度まで引き下げて、Cs134 の半減期を待つべきで あろう。その間に新たな検査方法の確立など技術面の拡充や検査体制 の確保など、より安全性確保の施策と食品ロスや検査費用のコストダ ウンを図るべきと考える。 今回の新基準値については、厚生労働省が食品安全行政の「リスク 管理機関」の示す案としては、規制の実効性、規制に伴い必要となる 「コスト」(広い意味での)などの重要な情報が欠落しており、審議 会の検討段階においても、そういった重要な情報が適切に考慮された 形跡がないことは非常に問題である。食品安全行政の施策はALAR Aの原則に従って行われるべきであり、今回の新基準値設定がこの原 則に従って行われていることの証明を求めたい。 2.乳幼児食品の基準値について 乳幼児食品の範疇が不明確であり、混乱を招く可能性が懸念され る。放射線への不安を強く持っているのが乳幼児を持つ母親であるこ とは承知しているが、低い数値を提示することにより、リスクゼロを さらに求める風潮が強まることに強い懸念を持っている。基本的に乳 幼児食品の基準値の設定根拠があいまいで半分にすればよいという 安易な姿勢が感じられ不快である。 例えば手作りの離乳食が Cs100Bq/kg の原材料から作られるのに、市 販の離乳食が 50Bq/kg の基準で販売されれば、放射線被ばくを恐れる 母親は市販の離乳食ばかりを食べさせることになるのではないか。ま た、加工食品としてのおやつを含むのであれば、放射線が低いことを 標ぼうして価格を釣り上げる事業者が出てくる可能性も否定できな い。表示も含め消費者庁との緊密な連携と監視が必要になる。 3.経過措置について 一部の商品について、その含有する放射性セシウムの濃度に関して経 過措置が定められているが、複雑でわかりづらい。米と牛肉、大豆が 例外となって経過措置を受けられる理由の説明を求めるものである。 4. 今回の省令及び法律改正手続きについて 別添2 本来食品衛生法における食品中の放射性物質の基準を設定する際 には、食品安全委員会から食品健康影響評価の答申を受けたのち、厚 生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会 における審議と、文部科学省の放射線審議会での審議結果を踏まえた うえで、パブコメによる国民からの意見の募集をおこなうことになっ ているはずである。ところが、本件については、未だ放射線審議会の 議論が終了していないにもかかわらず、パブコメが開始され、それと ほぼ同時にWTO通報まで出されている。このようなことが看過され てよいのだろうか。 そもそも放射線審議会の検討結果が出ていない 段階で、基準値案を策定すると いうのは、順序が逆であり、極めて 不適切である。審議会(部会)に差し戻し、放射線審議会の結論を待 ち、かつ、コストに関する「重要な情報」を含めて検討を行い、案を 作り直すべきと考える。 1702 以上 子供たちの基準値が高すぎるためスーパーなどでも買える物がない。 1,3 ドイツなどにあわせ,基準値をさげて下さい。 1703 乳幼児の食品新基準について、 「食品からの被爆を年間 1 ミリ」とい 1,2,3 うのは、外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度と する現在の法律にのっとり、基準値見直しをすることをやめていただ きたいと考えます。乳幼児は大人と違い摂取する食事を選ぶことがで きません。また諸事情により粉ミルクでしか育てられない家庭もあり ます。そんな中ただでさえ現法律基準よりも高い50ベクレルよりさ らに高い基準となってしまうと将来の日本を担う乳幼児を内部被爆 から守ること阿賀難しくなってしまいます。また、内部被爆だけでな く空間線量からの外部被爆という問題もあります。 せめて注意すれば被爆量を減らせる食品からの被爆はより厳しくし ていただきたいです。世界に率先して日本がまず外部被爆と内部被爆 併せて年間1ミリシーベルト以内とする基準を設定していただきた いと考えます。 日本を安心して子育てができる国にしていただかなければこれから 子供を持ちたい、増やしたいと考える家庭も増えないのではないでし ょうか? 食品中の放射性物質にかかる基準値の設定を上げるのではなく、年間 1 ミリシーベルト以下とし日本は世界に範を示すべきです。 どうぞよろしくお願いいたします。 1704 乳及び乳製品に含まれる放射能セシウムの基準値を緩めるというこ とは、絶対にやめてください! 1,3 別添2 震災以降、牛乳はおろか乳製品はとことん避けています。 小さな子供には 50 ベクレルの基準値すら高すぎると思います。 この値は引き下げるべきものであって、緩めるものではありません! 緩めるのではなく、引き下げを要求します。 よろしくお願いします。 1705 文部科学省の放射線審議会が乳児用食品と牛乳についても答申案ま 1,3,7 とめているようですが理解できないいい加減な数値でおさめたいよ うですね。すでに放射性ヨウ素も測定上はゼロでも、子どもたちの身 体の中に取り込まれていることは間違いありませんし、他の核種も出 ていて内部被曝と外部被曝を受けている人がいる事を否定する事は できないでしょう。現に低線量での細胞損傷の事実やゲノムレベルで は、身体の臓器による違い、ホットスポットもわかっています。それ なのに(100ベクレルとは)非常識です。文部科学省は国民のため の行政事務を行わず、国民に負担を与え続けていることを反省すべき です。20ミリシーベルト問題でも、さんざん国民に迷惑をかけた上 にやっと1ミリシーベルトの答えを出しました。県民が被災して生活 に苦労している時になんていうことですか。ドイツやベラルーシので さえ子どもを守る姿勢を示しています。日本ではこの問題も、内部被 曝と今までの蓄積量を考慮していないので、非科学的、政治的になっ ています。文科省はなぜ外国の基準と最先端の科学を取り入れないの でしょうか。まるで人でなしの鬼ではないでしょうか。食品も飲料も すべて年間1ベクレル/㎏にして、各地に文科省が食品の計測器を設 置すべきです。また自治体に相談・通達して、各地に食品や年間被曝 量の計算できる相談員を派遣すべきです。 1706 乳幼児の食料品の放射線量が 100bq/1kg になるかもしれないと聞き 及び、これに関して抗議します。 今でさえ国民に正しい放射線量を、TV や新聞などで報道していません よね。国内は誤魔化せても海外ではすでに日本国政府の隠蔽体質や、 電力会社と政府の関係が広く伝えられ、乳幼児の食料品の放射線量制 限が、100bq/1kg ともなれば、みっともないことこの上ない状況に、 さらに恥の上塗りになることは必至です。 今後五年後、子どもの甲状腺ガンが増えれば、なぜベラルーシで出て いるデータや制限を活用できなかったのか?と世論が内外から湧き 出るでしょう。五年後、十年後、さらに二十年後の日本のために、子 どもの食料品に関して放射線量制限をせめてベラルーシと同じ 40bq/1kg にしていただきたい。 1,3 別添2 著しい情報化がこの先どんどん進んでいきます。いつまでも公務員が 責任に問われない社会も続きませんよ。 1707 新基準値でも高すぎる。乳幼児には低くしているが、それでも高い。 1,3 厳しいから上げるなんて言語道断! その上一般食品で赤ちゃんに離乳食を作ってあげたらそちらの方が 高くなる可能性もある。離乳食手作りするなと言う事か。 もう少し子供の命を真剣に考えて欲しい。被曝は食品だけではない。 1708 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3 いとする答申案まとめていると聞いています。 しかし、放射能の安全性についてはICRP以外の世界的な機関や専 門家によって、意見がさまざまにあります。 ましてや、被曝の影響を受けやすいと言われている乳児に対しての基 準で、高い基準を認める理由は何故なのか、明確な理由が分かりませ ん。 「子どもの命よりも、食品会社の利益が優先だから」以外の理由があ るのでしょうか? もしその理由しかないのであれば、国民の安全を守るという仕事を果 たせていないように思います。 ベラルーシの子どもの食べ物の基準は37Bqだったそうです。 もっと子どもの健康と安全を考えて、対処をしてください。 1709 内部被曝が主な原因とみられている健康被害の実例は、チェルノブイ 1,3 リからたくさん学べます。 復興、復興というが、放射能から目をそらした復興はありえない。今 でも基準値に対して、多くの国民は国を信用していません。 小さい子供を守るのは親しかいない。それをこの期に及んで 50 ベク レルと言われた子供の新基準を 100 にするなど、言語道断。国は日本 の未来である子供たちの健康を踏みにじるのでしょうか。1 ベクレル でも、食べ続ければ蓄積し必ず毒となります。 放射能に安全な基準はない、しきい値はないのです。ドイツでは、子 供の基準値は 4 ベクレルです。せめて国は日本の子供を守る側に立っ た判断をしてください。 1710 基準値の引き上げ、当然の事と思います。 1,3,7,11 新基準でもまだゆるい! もっと厳しくするのが本当だと思います。 東北の酪農家が困るから?農家が困るから? そんな理由で子供達 を危険にさらすのですか? 特に東北に住む子供達・東日本に住む子 供達は国から見捨てられてるのですか? お金がかかるなら東電の 別添2 給料をもっともっと減らすべき!一般社員でももらいすぎ! こん な大惨事を起こしておいてのうのうと暮らしすぎです。 私自身、3 人の幼い子供がいます。 こんな危険にさらす為に産んだ んじゃない! 国の基準は甘すぎ、検査体制だってずさん、本当に毎 日頭にきています。将来、不健康な子供達が増えたら国だって困るで しょう? それとも自分の子じゃないから議員・役人さんには関係な い? もっと国民の、母親の声を聞いてくださいよ! こんな甘 い基準で一年も過ごして、もし子供に何かあったら、東電が!国が! 絶対!!!責任とって下さい。 大人の都合で子供を苦しめるな!!! 1711 現在、1 歳 2 ヶ月の娘がおります。原発事故以来、食べ物については 1,3 非常に気をつけています。4 月からやっと改正されると期待しており ましたが、基準値を見てがっかりしました。体への影響がはっきりと わからない今、産まれたばかりの綺麗な体には 1bq も入れたくありま せん。さらなる見直しをしていただきたい。 1712 スタッフ御中 現在設定の乳幼児が口にする食品に関する基準値を上げるという話 は本当でしょうか? 一番感受性の高い子供達が食べる食品の安全を守ることが大人の務 めだ考えます。 以下の点に関して、きちんとした説明をお願い致します。 ・政府の言う ICRP の基準は、内部被曝が考慮されていないが、いつ までその基準をたてにしていくのか? ・体に取り込んだ放射性物質の単純な累積量による被曝量の算定は正 しいのか? ・内部被曝の影響は、外部被曝に比較し数百倍と言われているが、ど のように考えているのか? ・学問的にまだ結論が出ていないのであれば、危険性が高いとするス タンスを重視すべきだが、利潤ありきなのか? ・がれき処理などの問題で、吸入による内部被爆の危険もある状況で、 さらに食品からの被曝も推奨するのか? 医師として、毎日病気になった方々を、少しでも元の状態に戻すお手 伝いをしております。正直、現状の政府の対応、特に日本の子供達を 軽視する姿勢は、とうてい理解できるものではありません。 行政の皆さんのご家族、御友人、子供、孫、さらにはその先の子孫ま で影響が残る大事故が起こったと、再認識して頂き、慎重な検討をお 1,3 別添2 願いします。 今こそ、五十年、百年先を見越した政策が重要だと考えます。 1713 乳製品の放射能基準の緩和には反対です。放射能は少量でも人体に有 1 害です。日本全国放射能瓦礫焼却といい、日本人を滅ぼす気でしょう か? 1714 限りなく0に近い基準を求めます。0にしなくちゃいけないと思う事 1 で、国民皆が「放射性物質を拡散しないようにしなければいけない」 と思うからです。綺麗な食べ物は綺麗な土地、海を守ることから。食 べ物は土ですもの。放射性物質がこんなにあふれかえった世の中は辛 いけど、綺麗な地球に感謝して生きて行ける人がきっと増えてると思 います。想いを大事にしてください。 1715 この度乳幼児の基準値が50から100ベクレルに引き上げる案が 1,3 あると聞き、意見をしたくメールいたしました。 私自身の考えは、乳幼児は細胞分裂が盛んで感度が高く、絶対に低い 基準値でなければならないと思います。科学者の方はデータがすべて ですよね、それで大丈夫だ!と言いますが、それならば、チェルノブ イリや原発そばでの様々なガンや体調不良の人口があきらかに高い のはなぜでしょうか?統計学的目線では考えないのですか?チェル ノブイリやハンフォード風下の住民の健康被害は見てみぬふりです か?そこの現場の医師の声が日本の政府、お役所の方に届かないのは 何故ですか? 100ベクレルに引き上げる理由の一つに、復興をさまたげるなどと 産業側に配慮したものがありますが、おかしいです。産業を守るため に弱い子供は犠牲にしキリ捨てるのですか? ドイツの基準値を見習ってください。放射線被害患者をみている医師 の声に耳を傾けてください。日本の子供達を、我が子だと思って考え てください。原発事故以降の日本政府の対応にがっかりしています。 このままでは海外移住も考えます。 いつも御用学者や産業界のお偉い方だけで議論していますよね。なに かがおかしいです。 どうか子供達を守るためになんとかしてください! 1716 乳製品の基準値を 100 ベクレル/kg に緩めるという案が出ていると聞 きました。 なぜそのように考えるのか、理解できません。 50 ベクレル/kg でも高いと個人的には思います。 子供たちにできるだけ内部被爆をさせないということは、個人レベル 1,3 別添2 で気をつけるだけでは到底できません。 国が、まず子供を守るという強い姿勢を見せてください。 チェルノブイリで、その周辺の地域で、どういう実態だったのか、本 当に調べ上げてのことなんでしょうか。 公的機関が発表していないから、という理由で実際の健康被害の状況 を少なく見て取るのは幼稚な判断だと思います。 乳製品にかかわらず、あらゆる食品の基準値を早く厳しく設定してほ しい。 切に願っています。 1717 先日、朝日新聞社と京都大学・環境衛生研究室が共同で調査した「家 1 庭で 1 日の食事に含まれる放射性セシウムの量について」では、もっ とも多くても福島で 1 日あたり 17.30 ベクレルという結果でしたの で、50 を 100 に緩和する必要は全くないです。むしろ、50 を 0 にす る方法を考えて実行してください。 1718 全ての子どもたちが、これだけは、と安心して給食を食べられるよう 1,3 に、給食の食材の基準値はぜひ厳しく 0 ベクレル/kg にしてください。 お願いします。 1719 経過措置はやめてほしい。暫定規制値をやめたら即汚染限度の低い基 1,3,6,7,1 準を適応してほしい。 1 汚染限度も 100 ベクレルでも大きすぎる。 出来るだけ汚染されてない(目標 0 ベクレル)食べ物を流通させてほ しい 「安全かどうかわからない」数値を設定するのはもういい加減やめて ほしい。 また、子どもたちの給食に、セシウムの出てるものを与えるなんて、 気が狂ってるのか? 細胞分裂の盛んな細胞に放射性物質を与える事がどれだけ危険かわ からないのか? 子どもたちにはせめて、全く汚染されてない食べ物を食べさせるべ き。 年齢に応じた限度値を設定すべき。 未成年にはせめて限度値1ベクレル以下を適応してほしい お年寄りは影響が少ないのだから、反対に暫定基準値でもいいと思 う。また、高濃度の汚染がわかってるところで作物を作るのをやめて ほしい。おかしい。 国策として推進してきてこのような羽目になったのだから汚染され 別添2 てないところでまた農業を続けられるように国でバックアップする のが当たり前。 廃業した方にも政府や東電が責任もって賠償するべきだと思うだい たい、東電や政府がちゃんと被害を受けた方たちの生活を保障すれ ば、高汚染地帯で作物を作る、なんてことにはならないのではないの か? だいたい、安全かどうかわからないものを避ける事を「風評被害」と 決めつけるのも怒りを感じる。 健康を害したら「実害」です 安全である、という確固たる根拠がないのなら(政府は「安全」とす る古いわずかな論文ばかり引用するが、現実「危険」と示唆してる論 文のほうがずっと多い。また、チェルノブイリの被害を見れば、あな た方の言ってる事は全くのでたらめと良く解る)、より危険側にたお した対応をするのが、日本国憲法第 25 条に定められた政府の義務だ。 なぜ、政府や東電が安全性をないがしろにしてでたらめばかりやって きたしりぬぐいに私たちの健康を差し出さなければならないのか、全 く、理解できない。 最後に、セシウムだけではなく、全ての核種の検査をしてほしい。 1720 『ドイツ放射線防護協会、1kg あたり 8 ベクレル(Bq)以上のセシウ ム 137 を含む飲食物を摂取しないことを推奨 未成年者は 1kg あたり 4 ベクレル(Bq)以上、成人は 1kg あたり 8Bq 以 上のセシウム 137 を含む飲食物を摂取しないことを推奨 イツ放射線防護協会が、福島原発事故の発生後の日本において、放射 線核種(放射性物質)を含む食物の摂取による被ばくの危険性を最小 限に抑えるため、チェルノブイリ原発事故の経験をもとに考察・算定 を行い、以下の提言を行っている。 2‐評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対し ては、1kg あたり 4 ベクレル(Bq)以上のセシウム 137 を含む飲食物を 与えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり 8Bq 以上の セシウム 137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨されるべきであ る。 』 子どもに対して100ベクレル/kg まで汚染されているものを摂取さ せていいなどと言う基準は、到底認められません。殺人行為です。 経済最優先でなく、命最優先で考えて下さい。 予防の原則にのっとって50ベクレル/kg よりさらに低い基準値にし て下さい。 1,3 別添2 牛乳・乳製品と言うものは、学校給食や保育所で、子どもたちが毎日 摂取します。毎日摂るものだからこそ内部被曝が心配です。子どもの 命を守って下さい。 1721 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと聞 1,7 きました。いろいろな研究や議論がある様ですが、子供の感受性が高 いことや個人差を考えますと、流通品を使う限りにおいて日常食一日 一人当たり 1Bq 以内が達成できる食品基準値と検査体制を望みます。 先ず第一に、農産物については土壌や空間線量の測定から事故以前と 殆ど変わらない地域、つまり食品当たり概ね 1Bq/kg 以下が期待され る産地とそうでない地域の区別をする事を求めます。 これまでに公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内 産品の 8 割程度は事故以前の水準を保っていると思われます。こうい った地域の産品が汚染食材と混ざらない様に流通を管理し、また検査 を行って頂きたいと存じます。 つまり、食物自給率や西日本での増産を考えますと、平均して数B q/kg を超える食材は全て排除しても代替品で賄う事が出来ると考え ます。厚生労働省さまにおきましては、国民の健康と将来への不安を 取り除く観点から、流通品の基準値を 1 産品当たり 1Bq/kg 以下と定 めて頂きたくお願い申し上げます。食品に対し国民の健康という最優 先事項から働きかける事は合理的に達成可能な最大限の防護を実現 する上で必要不可欠であると考えます。 1722 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3 いとするのはおかしいです。こどもや妊婦、妊娠可能な女性は放射性 物質のすくないものを摂取する方が将来安心だと思います。 1723 50 ベクレルでも高い!なのにこれ以上緩和など絶対にあり得ない! 1,3 大反対!もっと低い基準設定を! 1724 乳児の基準は 50 ベクレル以下が望ましいとおもいます。 1,3 低く設定すれば、内部被曝も減り発病のリスクも下がります。 放射能に感受性の高い子供には厳しい値を採用するべき。 甘く設定し、健康被害が続出すれば、日本の少子化に拍車がかかり国 力も衰退するだけだと思います。 安心して、子育て出産が出来るように国は厳しくすべきです。 1725 低線量被曝の害について研究されている方はたくさんおられますの で、そういった方からのご意見をもっと取り入れていただきたい。新 基準は、政府としてなんとかこのくらいの値で生産物を流通させたい という願望であることはわかりますが、消費者に対して安全であると 1 別添2 いう根拠がまったく示されておらず、到底容認できません。結局愛知 以西(瓦礫が拡散されなければですが)あるいは外国産しか購入でき ないことになります。低線量被曝を考慮せず、癌リスクですら諸外国 から非人道的と非難されるような高い数値を設定する。風評を煽って いるのは、他でもない政府自身であるとご理解いただきたい。 1726 子どもを育てる主婦として、乳製品、乳幼児向けの商品が、セシウム 1,3 がゼロであってほしいと願います。現実的にそれが不可能であること を許容するしかありませんが、未来を担う子幼子が、日々食するもの は極力低い数値、せめて一桁であるべきだと思います。子どもたちが 健康に育たなければ、日本の未来はないわけですから。 1727 まずこのパブリックコメントをするまでの過程が難しくコメントし 1,3 づらいことを少々残念に思いました。簡単にコメントできるようにし ていただきたく存じます。 乳製品の基準値の緩和をすると伺い大変がっかりしております。50 Bq/Kg でも高いのに100まで緩める必要がわかりません。ぜひ50 Bq/Kg よりいっそう厳しくしていただき未来ある子供たちをお守りく ださいませ。 乳製品のみならず魚介類、きのこ等々にも同等の配慮をつよく希望い たします。 日本の子供を守ってください! ぜひよろしくお願いいたします。 1728 牛乳および乳製品に含有される放射性セシウムの基準値を上げるこ 1,3 とには断固反対します。放射性セシウムおよびその他放射性物質の人 体への影響がはっきりしていない現時点にあっては、とくに子供たち が給食などでも日常的に多く摂取する可能性の高い牛乳の基準値を あげるべきではないと私は思います。現時点で健康被害が顕在化して いないとしても、数年後、数十年後も将来も健康被害が出ないという 保証はありません。 この国の将来を担う子供たちのためにも、基準値を上げないよう、切 に切にお願いします。 1729 こどもたちが給食にて毎日飲む牛乳、乳製品については、特に放射能 が含まれないように細心の注意を払うべきです。濃縮され、栄養と間 違えて取り込む可能性のある放射能をキロ100ベクレルにも基準 値をゆるめて、こどもたちの身体に取り込んでも良いとは、あまりに も、こどもたちの身体のことを無視しています。内部被曝は、対策で 防げるものです。牛乳は、こどもたちは給食で出るため防げません。 1,3 別添2 半ば強制的に飲むしかない牛乳について、放射能が1ベクレルも入ら ないように、国が全力でこどもたちを守ってください。乳業を守るの ではなく、こどもたちを守ってください。 1730 放射性物質が濃縮されやすい牛乳の 50 ベクレルは、飲料水並みの 10 1,3 ベクレルまで下げるべき。牛乳は全国の学校施設で飲まれているが、 子供のほうが大人よりも放射能の影響を受けやすいし、万が一健康被 害があった場合の影響が大きすぎる。この基準では親は安心して牛乳 を飲ませられない。経済を優先して子供を犠牲にするようなことはす るべきではない。国の未来を背負っていくのは子供達だ。 1731 乳児は年間1mSV 以内で押さえるべき。 3 チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ・ゴメリの資料を読んで頂き たい。 1732 食品中の放射線量は、ヨウ素/セシウム合算多くても 10 ベクレル以下 1,3 にして頂ける様にお願いいたします。 子供に怖くて何も食べさせられないと、食品を買い控える事を続けな ければいけないのは、大変で辛く、精神的に病んでしまいます。「文 部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめている」と、聞き ました。 いつまでこんな生活をしなければいけないのですか? 震災前の様に、安心してスーパーマーケットで、何でも好きな物を心 配なく変える様な日本にして頂ける様に、強く望みます。 空間線量も震災前より高くなっているし、何よりも土壌が汚染されて しまっている今、呼吸からの被爆も免れることが出来ないと考える 今、どうぞ、食品の規制値は厳しくして頂ける様に、心よりお願い申 し上げます。 日本の子供達、日本国民の未来を守って行けるかどうかは、この基準 値にかかっていると言っても過言では無いと思います。 以上 1733 食品の基準が高すぎます。 経済優先の数値設定では、その担い手である働き手や将来を担う子ど もたちの健康は保障されず、ひいては、日本経済の急速な後退をみる ことは間違いありません。 現在でも、働き手がないこと、定職につかない人がいたり、一部の業 界では、海外からの働き手を求めなければならない状況に拍車をかけ ます。しかし、一方で、働くことができない日本人は、そのようなサ 1,3 別添2 ービスを受けるだけの財もなくなり、日本の将来は、この数値の設定 の低減にかかっているといっても過言ではありません。 まず、乳幼児の設定は、50Bq では高すぎます。子どもは、大人に比べ て感受性が 10 倍強いといわれていますが、子どもは、大人とは違っ た生体の恒常性のため、放射線に対しての細胞の修復ができません。 そのため、絶対、体に入れないぐらいの志がなければなりません。ミ ルクなどの原料となる牛乳は、しばらくの間、国内の飼料をあきらめ ることで、検出値 0 は可能のはずです。 これを企業努力でさせないのは、企業の怠慢となるでしょう。おそら くは、1Bq でも検出されるようなミルクなどは、国民は買いませんか ら、結局は、基準値を高くしていても意味がないのです。 また、一般食品の 100Bq も考えられません。ストロンチウムについて は、セシウムと同等に評価することはできません。セシウムが大人で 100 日程度で排出されるのに対し、ストロンチウムは、骨に沈着した 場合 50 年もそのままになってしまうからです。ストロンチウムは 0 にするぐらいの数値ではなければならないはずです。また、β線は、 10mmとび、その間に細胞を 25000 個の分子断裂を行います。将来の 日本の未来のために、このような高い数値設定は、改めていただきた いと思います。インドのケララ州と比べて低くはできないというの は、よくわかりません。ここはもともと放射線量の少ない日本であり、 インドではありません。遺伝的にそのような高い放射線量に適応して 生きてきた民族ではありません。 さらなる、低減をよろしくお願いいたします。 1734 乳幼児食品のセシウム濃度の上限を絶対に引き上げるべきではない 1,3 と考えます。放射能の人体への影響を過小評価することは非常に危険 です。低線量の被爆が健康被害が科学的に証明されていないとして も、健康被害がないことも科学的にはまったく証明されていないので す。むしろまだはっきり統計に現れていないとしても、被害は私達が 知る以上に大きい可能性の方が大きいです。特に乳幼児は細胞分裂が 早く、影響が大きくなると言われています。乳幼児の基準は低くこそ すれ、高くするのは危険が大きすぎます。ただでさえ少子化が大きな 課題の日本で、子供を危険にさらすのは、国家戦略上大きな間違いな のではないですか? 1735 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg の基準値を 100Bq/kg に緩める方 針が検討されているそうですが、断固反対です。 そもそも、緩める理由がどこにあるのでしょうか?むしろ、50Bq/kg 1,3 別添2 の基準値はさらに引き下げ、5~10Bq/kg 程度にするべきだと考えま す。 基準値を緩和することで利益を得るのは酪農家や食品メーカーのよ うな一部の生産者だけで、その反面、それを消費する乳幼児の健康が 犠牲になります。放射線被曝は少なければ少ないほどリスクが低下す るというのは既に常識になっていると思いますが、裏を返せば放射線 基準値を緩和すればするほど健康被害のリスクが高まります。 目先の経済の安定だけを考え、将来の日本を背負う子供たちの健康を 犠牲にするようなことは、到底容認できないと考えます。 1736 ご担当者様 乳製品の生産に携わるものとして意見させていただきます。 食品中の放射性物質については、原則ゼロが大前提のはずです。これ は社会常識としてそうであるべきです。 今回の「改正」の名前に記載されているような、放射性物質は乳およ び乳製品の「成分」でも「添加物等」でもありません。私たち生産者 は、放射性物質は「毒」であって、本来食品中にあえてくわえような んて絶対に思いませんし、加えてはならないものです。これは東京電 力がばらまいたものです。東京電力に回収させるべきで、生産者や消 費者がその被害をかぶらされるのはまっぴらです。 事故があったからといってその点の認識が社会的になし崩しにされ ることは許されないのに、現状はまさに「なし崩し」です。このよう な現状で、行政的に〇〇ベクレルと決められても、私は生産者として も消費者としても、それを「安全」だと信用することは決してできま せんし、そのような行政の行いを許しません。科学的に基準を決める 前に、すでに行われている検査をもとに、少しでも放射性物質が検出 された地域の食品はそれこそ暫定的に出荷停止とし、すべての生産者 を補償すべきです。出荷停止しても餓死者が出るほど、直下の日本は 食料には困っておりません。すべての補償をまずは東京電力に要求 し、支払わせるべきです。それとどうじに、全国的に大規模に、網羅 的に検査を行い、そもそも食品中にどんな放射性核種がどれだけ含ま れているのか、科学的統計的にすべてを明らかにし、全国民的な議論 の材料とすべきです。私たち一般市民が、正しく厳しい現状を理解し た上で、それでも生き延びるためには一定の基準以下の汚染食品を 「涙を呑んで食べざるをえない」と認め、厚労省が、その議論をもと に食品中の汚染の「やむを得ざるがまん量」を決めるのは、そのあと の話です。 1,7,11 別添2 東京電力および原子力産業がまともな責任を取らない中で、その被害 を生産者と消費者に押し付けるすべての「法改正」に強く、断固とし て抗議します。 こんなことは決して許されてはなりません。 担当者の方々は、いのちと健康を守る厚労省の役目をしっかり果たし てください。自ら命を絶った酪農家や野菜農家、多くの生産者の涙や くやしい思いをくんでください。ほんとうに、うかばれません。 1737 暫定基準値で「健康への影響はない」という見解を示していらっしゃ 1 いますが、これには誤りです。 チェルノブイリ事故後、 「飲料水2ベクレル/リットル」といった厳し い基準を採るようになって初めて、ウクライナの人口減少に歯止めが かかっています。 次の資料をご参照ください。 ↓ http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine1.html http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine2.html 今回の基準は、放射能汚染による日本の人口減少(=死亡率の増加・ 出生率の低下)に歯止めをかけるための最低限のラインだと考えま す。 この基準値でも「安全」だとは言えませんが、諸々の圧力に屈するこ となく、この最低ラインは堅持していただきたいと思います。 1738 暫定基準値の位置付けについて明確化が必要。これまでの暫定基準値 11 は ICRP 勧告にいう緊急被ばく状況に相当するものであったと、後付 けでも政府として方針が統一されつつあるのだから、暫定基準値が安 全を担保するものではなかったことを明記し、これまで暫定基準値を 使ってきたことに対して謝罪するべき。今、基準を切り替えるに当た って、その明記が無いことは国への信用を回復させる手段を取らない ことを意味する。引き続き混乱を引きずらせるつもりか? 1739 小学生、幼稚園のこどもの母です。 基準値を下げるのは多いに賛成ですが、 こどもなかついては、1 ベクレル以下を めざすべきです。 給食だって 40 ベクレルなんて、 毎日食べるものなのに、高すぎます。 10 年後、20 年後の子ども達が健康でいられる かどうか保障がないのに。 1,6,11 別添2 あと、基準値の適応が、どうして来年からですか? 市場の混乱と国民の健康と、どちらが大事なんですか? この超少子化の時代、1 人ひとりの子どもは国の財産です。 1 人でも、病気にさせない努力を 国をあげてしていかないといけないんじゃないですか? これまでガンにならないよう、いろいろな キャンペーンをはってきましたが、 食品の放射能のせいで、すべておしゃかに なりますね。 味噌、しょうゆの放射能の基準値も 来年と言わず、即刻引き下げてください。 安心して食事を作ったり食べたりできないなんて もう、国として最低です。 あとセシウム汚染された葉タバコは 廃棄してほしい。 町でタバコを吸っている人が、福一の壊れた原子炉に見えます。 町中にセシウムをばらまいて、恐怖です。 信じられません。 こんな国、もう住みたくありません。 もっと日本てステキな国だったのに。 もう世界から疎まれる、笑ものにもならない国です。 スモルニコワ・バレンチナ先生 これから、私が言うことをどうか怒らないで聞いてください。ウクラ イナは、原発事故で、汚染が広まらないよう防御をした。農地も居住 地も、汚染は広がらないようにした。私の印象では、東日本はウクラ イナよりも絶望的に見える。 1740 (子を持ち働く身である故なかなか時間が持てず、以下簡易な文面で あることはご容赦願います。) 新基準について、ぜひとも外部+内部で年間 1 ミリシーベルト、と現 在の新基準案より厳しい基準を求めます。 年間 1 ミリシーベルトの被爆(外部+内部)であっても1万人に 1 人 の過剰ガンが発生することは新聞や有識者からの情報で得ておりま す。1 万人に 1 人程度なら、という感もありますが、東京が 1200 万人 の人口だとしたら 1200 人の過剰ガンが発生する、しかもその影響を 最も受けやすいのは子ども...。というわけで、外部+内部=年間 1 ミリとしても、それでも安心とは言えない数値です。ましてや今回の 1,2,3,9 別添2 内部だけで 1 ミリと言うのでは、とても安心して買物をすることが出 来ません。 風評は良くないとは思いますが、ほとんどの流通業界で食品のベクレ ル表示をしない中、安心と言えない基準値のままでは放射性物質が含 まれるかもしれない産地のものを避けるのはいたし方ないと思いま す。 風評を避ける意味でも、また世界に向けての信頼を損ねないためにも 誇りの持てる新基準の制定をお願いしたいと思います。子どもを保育 園に預けて働いておりますが、給食に不安があり、昨年末からお弁当 を持たせています。 毎日 3 時間ほどの睡眠時間で体調を崩しがちです。 新基準に期待をしていただけあって、今回の案には残念に思っており ます。 どうぞよろしくお願いいたします。 1741 幼稚園と、8か月の2人の子どもがいます。子どもを育てる親の立場 から、意見を述べさせていただきます。 1.新基準値案に示されている数値は、以下の点を考慮して引き下げ ていただきたいと思います。 1)食品からの放射性物質による被曝が1年1ミリシーベルト以内と されています。外部被曝を考えた環境の除染基準も1年1ミリシーベ ルトを基準に示されています。このほかに呼吸による被曝も考えられ ます。内部被曝(食品、呼吸、経皮など)と外部被曝合わせて1ミリ シーベルト以内となるように、全体の対策を整合性のあるものにして ください。 2)今回汚染割合が50%とされていますが、汚染割合は日本の食品 衛生法上の従来の考え方を踏襲して100%として算出してくださ い。生鮮食品などは日常的に地元野菜を摂取することが多くなりま す。汚染度の高い福島周辺の野菜を日常的に摂取しても安心が担保さ れるような基準値の設定をお願いします。 国の基準として国民、特に幼い子どもたちを守るために、より厳しい 基準が必要だと思います。 結果的にも子供を守ることが、将来の日本のためにもつながると思い ます。そうした断固たる態度で、国民に安心感を与えてくださるよう お願いします。 2.米・牛乳・大豆に関する経過措置 経過措置は混乱の原因になります。店で並ぶ商品に、新基準値対応、 暫定基準値適合などと表示がされるのでしょうか?二つの基準値が 1,2,3,6 別添2 並ぶ状態は、結局新基準値が導入されていないのと等しいのではない かと思います。 よろしくお願いします。 1742 文部科学省の放射線審議会では乳児用食品と牛乳について、 1,3 50Bq/kg を 100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめているようで すが、断固反対します。 現在の基準でさえ原発排水の2倍という驚くべき基準です。政府の 言う少子化対策とは、実は幼児・子供を被曝させて死亡せしめ、子供 の数を減らすことなのかと疑いたくなるような基準です。 低線量といえど被曝のリスクが存在し、しきい値はないというベイ ル 7 報告をご存じのはずですよね。基準はドイツ放射線防護協会にな らって子供の場合 4Bq/kg とするべきです。 重ねていいます。100Bq/kg に緩めるなどもってのほか、子供の命 を真剣に思うなら 4Bq/kg とするべきです。 1743 乳児用食品と牛乳について50Bq/kg を100Bq/kg だとしたら、ま 1,3 ったく理解できません。 根拠は何ですか? 断固反対です。 国民に内部被爆の輪を広げて頭おかしくないですか? 世界の笑いものです。 こんな行政なら必要ありません! 1744 食品からだけで 1msv ではなく、福島第一原子力発電所由来の皮膚等 の外部被曝・呼吸・除染・車(エアフィルターに放射性物質が蓄積) など他の要因も合わせて考えるべき。 人工の放射性物質は天然の放射性物質に比較して集団を成して微 粒子の状態をとることが特徴。放射性の埃(微粒子)を身体の中に入 れてしまった場合は、アルファ線も、ベータ線も、ガンマ線も、全て の放射線が被爆に関与し、アルファ線やベータ線は蜜に分子切断を行 いますので、ガンマ線だけとみなせる外部被爆より危険でかつ多量な 被曝線量を与える。 加えて崩壊系列による被ばく線量の重ね合わさって増加すること も深刻。内部被曝ではその原子が安定にいたるまで放射線を放射し続 けます。内部被曝では、崩壊系列中の全ての放射線が被曝に関与。 ベ ータ線は、内部被曝ではアルファ線と同等以上に分子切断の密度を持 つことになり、遺伝子の異常再結合・遺伝子の変成確率が高い。内部 被曝について、もっと細かな計算・検討が必要。 1,2,3,7 別添2 繋がる先を間違えて再結合し DNA が生き延びた場合は、変成(組み 換え)された DNA が生き延びます。健康に対して最も危険度が高い状 態が出現します。放射線量が低くても、DNA の変成は動植物に危害を 与えます。外部被曝しか考察しない ICRP モデルでは全ての細胞に 1 個ずつという単純化と平均化を行っていますが、内部被曝の場合は密 集した分子切断を受ける部分とあまり被曝しない部分が生じます。密 集した分子切断を受ける部分は大変高い健康リスクに直結します。→ 局所的に大きなダメージを与えることを考慮し計算が必要(「小出裕 章矢ケ崎克馬 3.11 原発事故を語る 書きおろし・内部被曝の危険(矢 ケ崎克馬) 」から) 体の痛み・目の病気・疲れやすい・消化器系の病気・貧血等、非ガン 疾病が放射線により増えることも考慮すべき。(ブレスト州の汚染地 域とその対照地域住民について,P・シドロフスキー博士が行なって きた疫学研究の結果、阪南中央病院被爆者健康実態調査より) セシウムはその性質から、脳にも集まる。子どもは脳の発達も盛んな ので、その影響を受けやすい。チェルノブイリで深刻な内部被曝の被 害者多数す。甲状腺がんや神経系の病気の増加や、言語能力、分析能 力の低下も見られた。 (週刊現代 2011年7月 16 日・23 日合併号 ウクライナ医学アカデミー放射線医学研究センター長コンスタンチ ン・ロガノフスキーの、2011 年 8 月 31 日のビデオニュース・ドット コムの文字書きお越しより崎山比早子さんの話)→脳への影響も考慮 すべき ○10Bq/kg 程度の蓄積でも問題が起こるということです。内部被曝を 回避するためには、この値を越えない最大限の努力を払うべきである とご認識ください。予防の観点からは実際に影響が出る100分の1 にすべきであり、この 10Bq/kg も本来は十分ではないと思われます。 またより影響を受けやすい妊婦や小児には、それ以上の回避が求めら れるものと思われます。→大人でもせめて 10Bq/kg 以下にし、子ども はそれ以下の値にしないと安全は保たれない(放射能防御プロジェク ト「がれき受け入れについて医師の立場からの意見書」より) ○セシウム以外の核種もきちんと測るべき。ストロンチウム・プルト ニウムなどは半減期が長く少量でも危険。比率からの推測だけで計算 するのは非常に危険。またセシウムだけで食品年間 1msv と考えるの も無責任と思います。 ○セシウムは蓄積します。10 歳以下の子供の体内に入ったセシウムの 半分は 40~60 日で排出されるとされますが、食事を通じて日々排出 別添2 と蓄積を繰り返している状態に過ぎません。チェルノブイリ事故後 97 年に死亡したベラルーシの 10 歳以下の子ども 52 例の臓器のセシウム へ蓄積平均値を調べた報告では、甲状腺から最も高い 2054Bq/kg が検 出。(放射性セシウム汚染と子供の被ばく 元放射線医学総合研究所 主任研究官,医学博士 崎山比早子 「科学」2011 年 7 月号より) ○未来ある、これからの日本を背負う子どものため、ガン以外の疾病 も考慮し、放射能防御プロジェクト医師の意見を参考にせめて 10Bq/kg 以下の基準にしてください。 1745 将来の人びとの健康と日本の健全性を確保するためにも、本来は食品 1,7 に含まれていない人工放射性物質は、徹底的に排除しなければなりま せん。飲食する人々、子を持つ親の安心安全と食品業界の健全な発展 と経済活動、業界の信頼獲得ののために、その阻害要因である放射性 物質のの排除のための検査の充実と基準値の引き下げを願うもので す。放射性物質を体内に取り込むことによる内部被ばくを、線量換算 による過小評価することは、恣意的であり、社会的混乱と将来に多大 な禍根を残すことになり決して許されることではありません。 1746 基準値はもっともっと厳しくするべきです。 1,2,3 低線量被曝については、ここまでなら安全という値はなく、はっきり とした事は分かっていないというのが、今現在の世界的な合意だと思 います。 分からない事に対しては、より安全サイドに立って考えるべきであ り、本来は被曝はゼロにするべきです。 今日の日本においてそれは不可能なので、現在の日本の法律にある 「外部被曝と内部被曝合わせて 1 ミリシーベルト/年」を厳守すべき です。 内部被曝は呼吸からもする事を考慮すると、食品の基準値はより厳し くなるはずです。 特に未来を担う子供は被曝の危険性が高いのですから、どんなに基準 値を下げても厳しすぎるという事は無いと思います。 更に被曝は蓄積していくわけですから、主食の米と水はより厳しい値 にするべきです。 国の面子やお金より、未来に向かう子供達をどうか守ってほしい。 国の大英断を期待します。 1747 子ども、妊婦、これから子供をつくる世代が、安心できる数値設定で はありません。まずはすべての食品で、ベクレル表示を義務化するこ と。基準をこえた食品が、外食や、海外にベクレル表示をしないまま 1,3,7,9 別添2 で流れることがない、と保証されなければ、安心できません。 とくに、選ぶことができない学校給食及び牛乳については、検査体制 を拡充し、1bq/kg 以下に設定して下さい。 1748 乳児食品・牛乳の放射性物質の基準値を上げるのは反対です。 1,3 乳製品は子供の方が摂取率は高いのではないでしょうか。 例えば発売時に「乳児用 50 ベクレル未満」と「100 ベクレル未満」の 品の 2 種に分けて販売してください。 当方はホットスポットより若干放射線が低いだけの地域です。 若干低い為、国・地方自治体は保育園幼稚園小学校への対策を何もし てくれていません。 子供の外部被ばくは避けられない状況です。 野菜も茨城・福島・埼玉・千葉・群馬のホットスポットの物ばかりで す。 その中で更に食品の基準値が上がるとなると、もう国産のものは恐ろ しくて購入できません。 基準値を上げて、果たして食料自給率は上がるのでしょうか。 農家の保護だけでなく、将来の日本を担う子供の保護を第一に考慮し ていただきますようお願い申し上げます。 1749 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3 いとする方針にまとめているようですが、ありえないことだと思いま す。実際に、100Bq/kg に緩めなければ食品が売れないのでしょう か??そうであれば、汚染を認識して子供に食べさせるということで すよね???子供には、少しの汚染物質も食べさせないようにすべき です。ただでさえ、子供の数が減っているのですから、我々の大事な 将来を担う子供は守る方向でお願いします。絶対に、100Bq/kg へ の緩和は反対です! 1750 生産者、消費者、あらゆる立場の国民を守らなければならない困難な 状況であるのは、国民全員が理解しています。その中で、一番優先し て守らなければならないのは子どもたち。これに関しては、暗黙のう ちに国民全体のコンセンサスがとれていると思います。一旦 50Bq/kg という提案をしておいて、100Bq に引き上げるということは、国が子 どもを守るつもりがないということを意味します。例え 100Bq が医学 的に OK だったとしても、です。そんな国で、女性たちが子どもを産 んで育てたいと思うでしょうか? 少子化にますます拍車がかかり ます。長い目でみれば、日本全体が経済的にもさらに困難な状況に陥 るでしょう。どうか給食問題とこの乳幼児・牛乳問題を優先して、一 1,3 別添2 番厳しい基準にしてください。「子どもを優先して守るため」と言え ば、普通の大人は納得します。スローガンは「福島を食べて応援」で はなく、「まず子どもを守る日本」です。因みに私には子どもも孫も いないんですが...。 1751 これまでの化学物質などへの規制値が安全係数をしっかり見込んで 1 いるのに比べ、甘い基準値だと感じます。ベラルーシやウクライナで 広範で大規模な健康被害が生じていること、スウェーデンの疫学調査 で低線量被曝の発ガン影響が ICRP の現行見積よりかなり高かったこ と などを鑑みると、むしろ安全係数を高めにとって、より厳しい基 準にすべきと考えます。 検査能力不足や、農家の経営難を危惧し、基準値を緩めるべきとの声 があるやに聴いていますが、これは「基準値」の存在意義を毀損する もの。消費者の不信を増大し、かえって経済被害をも拡大すると強く 懸念しています。検査能力不足は生産プロセスの管理を厳格化するこ とで、農家の経営難は補償の充実で、対応すべき。 「安全第一・品質第二・コスト第三」 ・・・「安全」を最優先にし確実 に保証することが、結局は「品質=顧客満足」を向上し、「コスト」 をも低減する。労働安全で 100 年前に実証され、以来幅広い分野で実 践・活用されてきたこの理が、本件にも当てはまります。 1752 内部被曝と外部被曝を、全ての核種合計で、年間1ミリ以下になる基 2,3,7,11 準にして下さい。外部被曝のことが考慮されないのは、よくないです。 ヨウ素の基準も作って下さい。まだまだ地震で、新たなる放射性物質 漏れの可能性もあるのでは?ヨウ素の基準をなくすのは時期早々で す。 児用基準は有り難いです。ぜひとも乳児用基準を作って下さい。 子供達のために、給食用の基準も作って下さい。学校で選択できずに、 半ば食べさせられる食材ですから、万一、健康被害があってはいけま せん。より安全を考えて、乳児用基準レベルにして下さい。 生産者さんのためにも、(現状はほとんど検出されなくなっているの だから)厳しい基準のほうが、風評被害もなくなります。 これで見直しが終わるのではなく、また一年後などに再度見直し、段 階的に厳しくしていってほしいです。 1753 日本の子どもの健康を守るために、年間の被爆量が、内部被爆と外部 2 被爆をあわせて1ミリシーベルトになるように、食品の基準値を設定 してください。 1754 日本人の主食である米という区分を見つけられませでしたが、米は一 1,5 別添2 般食品に入ってし まうのでしょうか?もしそうであるならば 100 ベクレル/kg は高すぎ はしませんか? 経済を基準に決めた値では生物学的に意味がありません。 他の食品にも可及的に 0 に近い値を望みます。 ご検討よろしくお願い致します。 1755 (1)汚染の実態 放射能汚染された食物を、審議する方、あなたのお子さんやお孫さん に食べさせられるかを考えてください!自分の大切な人へ食べさせ られないものを基準とするなどありえません。 もちろん農家やその他業者も当初は大変な痛みでしょうが、そんな目 の前のことだけじゃなく、7 世代も続くと言われるこの放射能による 健康被害を真剣に考えてください! また弱遺伝子障害について、安全サイドで審議してください! (2)暫定規制値について 現在国内で適用されている暫定規制値(食品中の放射性物質に関す る暫定規制値)は非常に高く、セシウムが 500 Bq/kg という数値は、 国連が定めた、全面核戦争時に 3 ヶ月を上限として適用される緊急時 の値とされています(東北文教大学の松田浩平教授の発言による)。 また、3.11 以前の基準では、100Bq/kg 以上の物は低レベル放射性 廃棄物として扱われ、原発などでは専用のドラム缶に入れ、厳重に管 理されなければならないという扱いでした。 当然、このような状況では、暫定規制値以下だとしても安全性は全 く担保されず、それどころか、「もはや食糧ではない」と考えるのが 常識的な判断です。これを裏付ける事実として、政府が定めている暫 定規制値が諸外国のそれと比較して高いため、輸入が禁止されている 例は数多くあります。世界的な日本食ブームも相まって、高品質な国 産米を始めとする農水産物の人気が高まっているにも関わらず、で す。例えば、昨年の築地市場でのマグロ(大間産)の初競りで、香港 の会社が最高値をつけた事は記憶に新しいことと思います。 (3)目指すべき基準 ドイツの放射線防護協会では、食品の基準値として大人は 8 Bq/kg 以下、子供は 4 Bq/kg 以下にするように提唱しています。 チェルノブイリの事例では、子供は体内の放射性物質の濃度が 11 Bq/kg を超える辺りから、健康被害が目立ち始めたと言われていま す。 1,3,7,11 別添2 また、米軍では、50 Bq/kg 以上では脳に悪影響が出るという結果 があるそうです。 (4)国・政府への要望 ・東北の太平洋側、首都圏を含む関東地方では、食糧生産を一切禁止 し、加工食品などの生産も同様に一切禁止する。 ・同時に、汚染の少ない西日本への集団移転を国策として推進し、出 来るだけ汚染の少ない食糧品の生産体制を抜本的に向上する。 ・国内で消費される量は、現時点での食糧自給率を見ても不足するた め、安全な食糧を積極的に輸入し、乳幼児・妊婦などから優先的に供 給体制を構築する。 ・学校給食は各家庭ごとに自由選択とし、毎日給食の放射性物質の濃 度も測定、即時公開し、希望する親へのメール配信なども積極的に行 う。 ・セシウムなどの核種を高濃度に蓄積しやすい食糧品(肉、魚介類、 卵、牛乳、キノコ類、ベリー類、アブラナ科の作物など)については、 産地を問わずに、放射性物質の濃度を計測する。 ・計測対象はヨウ素、セシウムに限定せず、内部被曝による影響がγ 線核種よりも圧倒的に大きな、α線、β線核種(ストロンチウム 90 など)も対象とする。 ・計測サンプル数が少ないと意味が無いので、全数検査を最終目標と し、暫定的に比率を上げるものとする。 ・牛肉のトレーサビリティーをモデルに、産地偽装などが行えないよ うなシステムを早急に構築する。 ・放射性物質を少しでも除去するための、具体的な調理法や食材の選 択について、大学・研究機関などの総力を結集して早急に知見を構築 し、広く全国民へ周知徹底する。 以上 1756 内部被曝、セシウムだけで年 1 ミリになる新基準ですが、 内部被曝と外部合わせて、全ての核種合計で年 1 ミリ以下になるよう にしてほしいです。 去年7月末ごろ出た見解では、内部と外部合わせて生涯100ミリで したし、国際的にも国内法でも、内部と外部合わせて(自然放射性の もの除いて)年 1 ミリシーベルトだと思います。 また、ヨウ素も基準を作り計ってほしいです。日本は地震活動期に入 りました。福島原発廃炉まで長期間の間に、地震のせいで新たに放射 能漏れがある可能性もあります。他の原発もそうです。ヨウ素は、特 1,2,3,7,9 別添2 に子供は、直ちに甲状腺異常につながります、癌の原因にもなります。 事故があってから計ると、水道水などは飲んでしまった後になりかね ません。 また、乳児用の基準を作って頂いたのはよいのですが、乳児は一般の 食品で離乳食を作ります。一般の食品が100ベクレル基準では、5 0ベクレルのものを作れません。食品にベクレル表示を義務づける、 あるいは、乳児用基準以下と表示するなど、対策をお願いします。保 育園や託児所の給食なども困ると思います。民間施設がいちいち計れ ないでしょう。 学校給食についても、文科省は40ベクレルを目安としました。一般 食品も40ベクレルにしないと、いちいち計る必要があります。一般 食品も、40ベクレルにするか、または、乳児用学校給食用を、40 ベクレルとして、乳児用学校給食用の表示をしてはいかがかと思いま す。 つけ加えますと、粉ミルクは約30ベクレルのものを、企業が回収し ました。30でも一般市民にとっては、心配な値なのです。 一方、実際は食品を計ると、検出限界値以下か低い値が多くなってま す。市民感覚と現状にあわせて、もっと厳しい基準にしたほうが、い わゆる風評被害もなくなるのではないでしょうか?国際的にもその ほうが信頼され、輸出入規制がとれて、輸出できるようになるのでは ないかと思われます。 以上、命の安全と子供達の未来のためにお願いします。 1757 こどもたちの未来に、私たちの責任を押し付けるのはやめましょう。 1,3 食物は命の源です。基準値を引き上げるなんて、絶対あってはいけな いでしょう。どうしたら、基準値を超えない食品を用意できるかにお 金も頭も使ってください。基準値引き上げ、絶対に反対です。 1758 5 歳の娘の母として、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする 答申案には断固反対です。 もともと0だったものではありませんか? それを50にすることさえおかしいと思います。 そんな食品を私は、あなた方は摂取して来たのでしょうか? 健康な子供の出産率、生存率が低下しているチェルノブイリの例を見 てください。 どうか目を覚ましてください。 子供たちの健康は国の繁栄に直結していることを認識してください。 子供に放射性汚染した食べ物を与えるということはつまり日本の未 1,3 別添2 来を放棄したものと同然です。 目先の利益よりももっと長いスタンスで考えてください。 1759 せめてドイツと同程度にしてください。 1,3 乳児用食品と牛乳 50Bq/kg 高すぎると思います。 そもそも 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以 内で安全という根拠は何一つない。暴挙です。国民の健康、特に、乳 幼児の健康をないがしろにするのはやめて下さい。 絶対安全だと100パーセント安全だという根拠を示して下さい。 1760 厚生労働省 御中 1 「乳及び乳製品の成分規格等に難する省令の一部を改正する省令及 び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件」につきまして、文 部科学省の放射能審議会が「乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を 100Bq/kg に」との基準緩和をお進めの件につき、断固として反対の意 見を申し上げたく、これを送信いたします。 いかなるご都合があろうとも、この国の国民を守るお立場として、こ のような危険な基準を設定なさるべきではありません。 あなたがたが設定しようとされているこの数字が、今後、国民の身体 にどのような恐ろしい現象となって表れてくるのか、それは正しくご 検証を重ねられれば当然わかるはずのものです。 チェルノブイリ事故等が引き起こした、人類への負の遺産をご存知な いとは言わせません。「今日明日、ただちに人体に恐ろしい変化はも たらさない」ことが「将来も安全だ」ということとイコールではない どころか、山ほどの悲しい、むごい症例が、「大いなる危険」証明し ているではありませんか。 全国民を「幸福 つまり 健康」に導くお立場にあるかたがたの、誠 意ある、そして勇気ある行動を、一国民として強く望みます。 どうか『人間の御心』をもって、再度ご検討していただきたいと強く 望み、ここにお 願いを申し上げます。 1761 文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、50 Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめておられる ようですが、しんじられません。 そもそも50Bq/kg の食品を摂取することすら、安全性が不確定なの ではないのですか? 子どもの健康、命がなにより大事です。 より厳しい規制値を設定すことを切に希望いたします。 1,3 別添2 よろしくお願いいたします。 1762 50 でも 100 ベクレルでも、基準値が高過ぎます。 1,3 バンダジェフスキーの研究を参考にして下さい。 子供は被爆ゼロを目指すつもりで基準値を設定して下さい。 1763 10 歳と 4 歳の子どもがいます。 1,2,3 4 月からのセシウムの新基準値を心待ちにしていますが、今日の新聞 で文部科学省が「1 キロ当たり 50 ベクレルにする予定だった乳児の基 準を 100 ベクレルに緩めてもよい」と答申案をまとめたという記事を 読み、とてもがっかりしています。 私たち、小さな子どもを持つ親は、0 ベクレルのものしか口にさせた くないと思っています。それは無理だとしても、過去のチェルノブイ リ事故の経験から基準値を設定しているウクライナなどの国に倣っ て欲しいと思っています。水は 2 ベクレル、野菜は 40 ベクレル、肉 類 200 ベクレル、魚 150 ベクレル、乳製品 100 ベクレル、幼児用食品 40 ベクレルなどです。その基準値には、原発事故を経験した国だから こその理由があるはずだからです。 政府や有識者や学者の間でも、低濃度の放射性物質による健康被害へ の危険性・安全性の意見が分かれており、正確なデータが示せない以 上は、少しでも安全策を取るべきだと思います。 高いままの基準値では、学校給食や食品会社などで基準値以下ではあ るが、何ベクレルかも分からない食品を摂取したり、購入しなければ ならない事にとても不安を感じており、ひいてはそれなら西日本産の ものにしておこう、という風評被害を招く可能性もあるのではないで しょうか。 また、文部科学省は「100 ベクレルの食品を摂取し続けても、年間被 ばく限度の 1 ミリシーベルト以内に収まる」と言われています が、被ばくには外部被ばくや呼吸からの被ばくなど生活全体を計算に 含めるべきで、もっと安心できる基準値を設定していただきたいと痛 切に願っています。 読んでいただき、ありがとうございました。 1764 案件番号 495110333 定めようとする命令等の題名 乳及び乳製品の成分規格等に関する省 令(昭和 26 年厚生省令第 52 号)の一部を改正する省令 食品、添加物等の規格基準(昭和 34 年厚生省告示第 370 号)の一部 を改正する件 1,3 別添2 「乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めても よいとする答申案」を通される間際とか。 あなたは自分で飲みますか?そして自分の子供そして孫にそのよう なものを飲ませますか? もう既に、今までと同じ生活を回していくことは不可能なほどの放射 「無責任」 性物質の汚染が生じてしまった以上、お決まりの「先送り」 の慣習を続けているのは、犯罪です。 見て見ぬふりをしているあなたも、犯罪者です。 100bqの乳製品を乳幼児がとった場合どうなるか。国家のエリー トたる、優秀なあなたはよくわかっているはずです。 「業界が困る」 「自衛する人は自衛するから自己責任」? 9 割以上は無防備な一般人ですよ。 「未必の故意の殺人」 、 「傷害致死」それをするために、今あなたはそ こにいるのですか? あなたは政府の人間です。本来なら、この悲惨な汚染物質の拡大を少 しでも食い止める力をもっている人間です。 「保身」に奔走するのではなく、「優秀なアタマ」を、どうやったら 国民の健康を守れるのか、という根本にお使いください。 将来の国を担う子供を健やかに育てる、という根幹に帰って、執務し てください。お願いします。 論理的に説明はしません。なぜなら、あなた方は十二分に「わかって いてやっている」からです。 1765 乳児の母です。食品中の放射性物質の法案を4月に改正すると思いま す。 その際基準を低くして頂きたくメールいたしました。40ベクレルと 当初考えられていましたがそれを50ベクレルに変更された事。 やはり40ベクレルに戻して欲しいです。 本来ならばペラルーシと同等の基準にするべきだと思います。そう思 っていた矢先、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg にしようという動きがあるという情報を聞きビックリしました。 保育園等に安心して預けたい。提供された物を安心して受け入れた い。これは親として当たり前の心情だと思います。牛乳を飲ませない 保育園等ありません。乳児用食品と牛乳は特に低い基準にするべきだ と思います。 保育園では遠方の物を取り寄せてでも国として子供達を守って欲し いと思います。住んでいる場所で現在元気な子供達の将来の健康を奪 1,3,9 別添2 わないで欲しいと思います。 どうか、国民を守る立場を貫き通してください。 また、50ベクレルでと決まりかけていた物を100ベクレルにあげ るというような検討が行われるという事は、そんなにこれらの食品は 汚染されているという事なのでしょうか。ますます心配になりまし た。 このような食品は、自宅で食べさせる際も心配です。是非商品にベク レル表示をして欲しいと思います。それにより、自宅でも法律違反し ないで済みます。 このようなコメントを受け付けて下さるサイトがあるという事に感 動しました。広く国民の意見を募集して下さるというのはすごく良い 事だと思います。今後もこのような環境を作り続けてください。何卒 宜しくお願い致します。 ※万一、公表される場合は名前等は伏せてください。 1766 内部被曝、特に子供や乳幼児の内部被爆の影響についての正確な医学 1,3 的証明はなされていません。 実状として チェルノブイリでは甲状腺がんや白血病、先天性障害の 赤ん坊や子供が大勢おります。 チェルノブイリでは粉ミルクなどは海外から輸入したそうです。 つまり汚染された食品は「食べさせない」という対応だったというこ とです。 日本もこれに準ずる事を希望します。 50bc/kb でも大過ぎると思います。 日本国の未来である 子供たちの健康を守る事を真剣にご検討いた だく事を切にお願い申し上げます。 1767 乳幼児に 100Bq は認められません。 例1 日本たばこ産業は、これから収穫を迎える「葉たばこ」について放射 性物質の検査を行い、 「問題ない」とする結果を公表。 10月から本格化する葉たばこの収穫を前に、休耕中の福島を除く茨 城・栃木・千葉それに静岡の4つの県で、「黄色種」という乾燥済み の葉たばこについて放射性物質の検査を行なった結果、放射性セシウ ムが最高で1キログラムあたり217ベクレル検出された。 JTではこの結果について、野菜などに適応される暫定規制値の1キ ログラムあたり500ベクレルを下回っているため「問題はない」と 説明。 1,3,7 別添2 ちなみに、葉たばこは、国による規制値が定められていない。 ーーーーーーーー 国が基準値を定めるまで、 「JT 判断のさじ加減による被曝」を、喫煙 者は強いられることになる。「国の対応が無い以上、俺達に責任はな い」という姿勢。 例2 ーーーーーーーーーー 食品大手の明治が製造、販売する粉ミルク「明治ステップ」から、最 大で1キログラム当たり30・8ベクレルの放射性セシウムが検出さ れた。東京電力福島第1原発事故に伴うものとみている。 厚生労働省によると、原発事故後に粉ミルクからセシウムが検出さ れたのは初めて。 明治は約40万缶を対象に、無償交換する方針。 国が定める粉ミルクの暫定基準値(1キログラム当たり200ベク レル)は下回っている。乳児は大人より放射性物質の影響を受けやす いとされ、厚労省は近く新たに「乳児用食品」の基準値を設定する方 針を決めている。 明治によると、セシウムが検出されたのは賞味期限が平成24年1 0月4日、同21日、同22日、同24日の製品。日付は缶の底に記 されている。明治は国内の粉ミルク販売シェア約4割の最大手。←こ こまで、産経ニュース参考。 ーーーーーーーーーー これは、暫定基準値以下ではあるが、放射性物質の影響が受けやすい 赤ちゃん用の食品であることから、明治の判断により、回収、交換と なったケース。流通させてしまったのは取り返しがつかず、法的には OK だとしても、結果、乳児の体内に入れたことは許されることではな いとおれは思う。身体にほとんど影響がないとしても、だ。 だが、発覚後の対応としては悪くなく、法を越えた判断を下した明治 の誠意ある対応に対し、消費者が支持表明することで、他の食品会社 も、「隠蔽するよりも公表し謝罪・交換したほうがいい」となる可能 性は高まるのではないか、と思う。安全性がよりクリアになる。 例3 カッコつけたパッケージで有名な「男前豆腐店」は、自身の公式アカ ウントにて、 「東電とコラボしたわけじゃないし セシウム入り豆腐を 売らなくちゃいけねえ筋合いもねえ」とし、ゲルマニウム半導体検出 器を導入。検出限界を 1Bq/kg で販売していくことを明言。 別添2 また、 「京都製造 KY 山梨清里工場 KI 茨城桜川工場 IS となります。 会社名は男前豆腐店株式会社と表示されているものが弊社の製品と なります。3 工場とも大豆も水もセシウム検出されておりません」と、 製作過程の報告もしている。 このことが広く認知され、やはり消費者が支持することによって、他 企業にもいい影響を与えてもらいたいと思う。 ここまで挙げた3つの例は、食品・体内に取り込むもの。 国が、法が、基準が、どこまで正しいのか。科学的根拠は正確なのか。 以前よりも高くても安全なのか。心配する親がおかしいのか。科学的 根拠を元に作られた基準は正しくても、市場に、穴は無いのか。 かつては法律で厳重に管理され、一部の特別な人が特別な装備でしか 入れなかったような線量地帯よりも、校庭のほうが線量が高い、とい うことは、どこにでもある話。5 月。 「20mSv 撤回を巡る対政府交渉」 では、校庭での運動制限も規定されていない学校のグラウンドの土 が、高い汚染の数値を示し、「法では、このような線量地帯での労働 従事者には、健康を害した時、労災がおりるが?」と詰め寄ったとこ ろ、文科省の役人の答えは「子どもは、グラウンドで労働するわけじ ゃない」との回答。 「自分を守るために組織を守る」というのは、転落が許されない資本 主義社会の末路に思えるが、この文科省の役人も、農家も、そう。補 償欲しさに、高濃度汚染された畑で作物を耕した。コープふくしまの 代表は、 「暫定基準値を下げないでくれ」と、演説に来た。 「補償を出すから、基準値越えしそうな場所や餌で、畜産・農業をさ せない・しない」 。出来たはず。でも、間違え、その場凌ぎの判断で、 多くの不信を買い、風評被害となり、実害となった。そんな中、どう やって子を守るか。子どもに対し、おれたちに出来るのは、「原発事 故を起こしてしまい、空間線量を上げてしまいました。地方を潰して しまいました。ごめんなさい。これは取り返しのつかない現実です。 でも、君達の口にするものは、事故前と変わらず、安心です。必ず、 守ってみせます」 。これしか、ない。 「現実に合わせ、基準値を上げろ」 という論調も、一部では出ている。子どもに聞かれても、恥ずかしく ない議論をするべきだ。これ以上、恥を上塗りする前に。 1768 原発事故による放射線被曝の主要なものは、呼吸や飲食を通しての内 部被曝です。新しく定められる基準値は商業や農業の損失を保護する ために表面的、短期間的には良いのかもしれませんが、その基準値の 食物を摂取し続けた感受性の強い乳幼児や胎児には、将来影響を及ぼ 1 別添2 す可能性が多分にあります。 慢性的な低線量被曝は、癌だけでなく多種多様な健康被害が起こると いう報告がドイツの放射線防護協会からも出されています。 日本政府は核戦略や原発推進政策の影響下で組織された国際放射線 防護委員会(ICRP)を頼りにし、基準値などを決めている面もあると 思われますが、政治的影響の強い機関では人の健康被害を低減するこ とが主としての研究がなされているでしょうか。 内部被曝の危険性は、アメリカの核戦略や原発推進政策の都合の良い ように意図的に無視されたり、軽微な扱いをされてきました。 東京電力福島第一原子力発電所で事故が起き、今まさに放射性物質が 付着している環境中で過ごしている日本国民は、核戦略や原発推進政 策のご都合に翻弄されている場合ではないと思います。 目の前にある現実を直視し、商業や農業に影響が出て国からの補助が 必要になるとしても、日本の未来を担う子供達の将来の健康被害を増 大させるような放射性物質の基準値を使用すべきではないと思いま す。将来、医療費が増大し、健康で就労可能な成人が激減したとした ら、現在の農業への保障どころではない莫大な損失を日本は被ること になります。 新たに設置される基準値は、ドイツの放射線防護協会の提言する基準 値「成人 8Bq/kg、幼児 4Bq/kg」と同程度の数値を採用して頂きたい と思います。 どうぞ宜しくお願い致します。 1769 放射能による食品の基準値についてのお願いです。 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めないで ください。 チェルノブイリ後ベラルーシなどでは、37 とか 40 ベクレルが基準だ ったと思いますが、みな健康に暮らしているでしょうか? 元気な赤ちゃんが当たり前のように産まれてきているでしょうか? がんは増えていないでしょうか? 50 ベクレルでも安全と言い切れるのでしょうか? 20 年 30 年後、子どもや孫たちは元気に暮らせているでしょうか? ぜひ、悲しい未来をつくらないためにも、厳しい基準でお願いいたし ます。 WHO の 10 ベクレルではだめでしょうか? 子どもたちの未来を助けてげてください。 大人が守ってあげてください。 1,3 別添2 内部被曝は恐ろしいです。未来に悲しい日本の姿はいりません。 どうか、お願いいたします。 少しでも厳しい基準でお願いいたします。 厳しい基準こそが、結果的に生産者も守ることができる唯一の方法だ と思いませんか? 今だけ良くても、恐ろしい未来がやってきたら、日本国民も、世界の 人たちも、日本を信用せず、日本の産業はつぶれてしまします。どう か、お願いいたします。 より、厳しい基準を国の力で、子どもたちを助けてください。 お願いいたします。 1770 乳児用食品と牛乳の基準緩和はやめてください。メーカー等の権益保 1,3 護より子供たちの健康に留意してください。 どうか宜しくお願いします 1771 飲料水は 10 ベクレル/kg 11 乳製品・乳児用食品は 50 ベクレル/kg 一般食品は 100 ベクレル/kg 上記の基準値のままでお願いします。 新基準値の乳製品や乳児用食品の基準が 50 から 100 に上げられよう としていますが、そのような言動が風評被害を起こす事になると感じ ます。 なぜなら、上げないといけないような現状なのかと不安を煽っている のです。 私達はすでに外部被曝を強いられました。 危険性を知らせず防御させることさえ怠り、すでに呼吸により内部被 曝もしていると考えられます。 それらは、計算式で求められるような単純なものではありません。 外部被曝量も遮蔽率を計算に入れていますが、あてになりません。 我が家は、コンクリートの建物ですが、屋外より線量が高いのです。 このような家は、調べればたくさんあるのではないでしょうか。各々 の被曝量がわからない限り、基準は低ければ低いほど良いと考えま す。 1772 基準値が高過ぎると思います。 子供は大人の何倍もの影響を受けやすい事、どんな影響が今後出るか 本当にはわからない以上、最大限安全側の判断をして下さい。 子供を守らなければ、未来は無いのではないですか。 生産者側のみに立たないで下さい。生産者の保証はしなければならな 1,3 別添2 いでしょうが、それを消費者に高い基準値の食品の消費という形でさ せないで下さい。 将来を考えた判断を願います。 1773 意見を聞いて頂く機会を作って頂き、ありがとうございます。 1,3,9 ○牛乳、および乳製品についての放射性物質の基準については、大人 と子供(乳幼児含む)で分けた方が良いと思います。 ○子供に関しては 10 ベクレル(出来れば 2 ベクレル)以下を目指す ○基準改定も必要ですが、放射性物質検査を行い(全量が理想ですが、 無理ならサンプル調査)で検査結果を各メーカーに公表を義務づけて 頂きたいです。 毎日大量に飲む方もいらっしゃいますし、子供達も大好きな牛乳乳製 品ですので、ぜひ安心して口に出来るよう改定をお願いいたします。 読んで頂いてありがとうございました。 1774 新しい測定値についてですが、国民が安心できる値にしてください。 1,3 まだまだ数値が高過ぎます。子供達を被爆させないでください。1ベ クレルでも危険です。0 を目指す努力をしてください。守るべきもの は、子供です。国民です。農漁業をまもるものではありません。 1775 乳児の飲食に供することを目的として販売する食品と牛乳について、 1,3 50Bq/kg という設定でさえ高すぎるのに、文部科学省がそれを10 0Bq/kg に緩めてもよいという答申案をまとめているとのこと。あま りの高さに驚愕してしまいます。 一般市民ももはやいろいろと勉強して知っています。 ICRP や推進派の学者が内部被爆を軽視していることに、不信感を抱か ずにはいられません。 大人はともかく、乳児や子供たちの基準は、厳しすぎるくらい厳しく し、できるだけ危険リスクを回避するような基準にして、子供たちを 守っていただきたいです。 よろしくお願いいたします。 1776 311 事故後より食品中に含まれる放射性物質に不安を抱いておりま す。乳幼児がおり毎日の食材の調達にも頭を悩ませています。4月よ り乳幼児の基準が厳しくなると聞き少し安心していたのですが、なぜ また50→100ベクレルになるのかとても疑問です。未来を担って 行く子どもが一番影響を受けやすいのに何故もっと基準を厳しくし ないのでしょう?人の命より経済ですか?100ベクレルでも大丈 夫であると言うのならばそのデータを国民に示してください。危険で あるデータはいくつも存在します。調べれば分かります。もっと基準 1,3 別添2 を厳しくしてください。このままではさらに買い控えが進み、一向に 復興にも繋がらないし、畜産、農業、漁業至る所で被害が拡大する一 方です。考えればわかります。このしくみは単純です。それから全流 通品の検査、そしてベクレル表示を望みます。国民が安心して日本で 暮らせるよう考えてください。 1777 100Bq/kg の食品を摂取し続けていて、線量換算で一ミリ以内で安全と 1,3 いう根拠は何一つありません。少しでも、子供達の被曝を避けること が我々大人の責務ではないでしょうか。 安易な引き上げは断固反対です。むしろ下げてください。 今の日本は、乳業を守ることより、子供を守らなくてなりません! 1778 放射能がでちゃったからって食品の放射能基準値を上げる事はよく 1 ないと考えます。 将来をになう子供が放射能を含む食品を食する事で将来の身体に問 題がかかわる事が起きてからでは遅いのでしょうか。 基準値を上げる事は避けていただきたい。 宜しくお願いします。 1779 放射性セシウムの基準値を出来る限り少なくしてください。 1,3 全体的にですが、特に子供や妊婦さんの摂取する基準値を下げてくだ さい。 ウクライナの飲料水の基準は 2 ベクレル、幼児用食品は 40 ベクレル です。 福島や北関東の汚染地では内部被爆だけでなく外部被爆もしている のです。 「食べて応援」といいながら、高い基準値のまま、給食等に使われて いる。 子供を経済の犠牲にしてはいけない。 そんな消費者の安心・安全を考えない経済は破綻します。 文科省審議会の答申案の「乳児用食品と牛乳について、100ベクレ ルに緩めてもよい」はありえません。 子供が食べる以上、50 ベクレルでも高いくらいです。 基準値を下げて、国民を、子供の健康をきちんと守ってください。国 が国民の安全を考えてくれないと、信頼もできなく、結果、風評被害 もなくなりませ ん。 1780 (1)汚染の実態 福島第一原発の事故により、土壌(山、森、平地、畑、水田、住宅 1,3,7,11 別添2 地、その他全て)、空気、水(水源、川、湖、池沼、海、その他全て の水質資源)が汚染されました。また、直接汚染された地域から様々 な汚染物が運搬され、二次汚染が起きています。 これにより、東日本の大半の地域が汚染され、汚染された食糧が大 量に流通しています。また、汚染された地域の食糧は価格が低下する ため、産地偽装が横行し、例えば福島産のコメが他府県産のコメとし て販売され、以下のように摘発された例もあります。 福島産の米、宮城産と偽り販売 仙台の会社を県が調査 http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY201111290208.htm l コメ産地偽装:ケンベイミヤギを処分--県・仙台市 /宮城 http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120117ddlk04040074000c. html コメは主食であり、最も安全が求められる食糧であります。しかし、 コメの流通業界では産地偽装が悪しき慣習として残っており、今回の 摘発は氷山の一角と考えられます。無論、コメ以外の食糧についても、 産地偽装の横行は間違いなく行われています。 (2)暫定規制値について 現在国内で適用されている暫定規制値(食品中の放射性物質に関す る暫定規制値)は非常に高く、セシウムが 500 Bq/kg という数値は、 国連が定めた、全面核戦争時に 3 ヶ月を上限として適用される緊急時 の値とされています(東北文教大学の松田浩平教授の発言による)。 また、3.11 以前の基準では、100Bq/kg 以上の物は低レベル放射性 廃棄物として扱われ、原発などでは専用のドラム缶に入れ、厳重に管 理されなければならないという扱いでした。 当然、このような状況では、暫定規制値以下だとしても安全性は全 く担保されず、それどころか、「もはや食糧ではない」と考えるのが 常識的な判断です。これを裏付ける事実として、政府が定めている暫 定規制値が諸外国のそれと比較して高いため、輸入が禁止されている 例は数多くあります。世界的な日本食ブームも相まって、高品質な国 産米を始めとする農水産物の人気が高まっているにも関わらず、で す。例えば、昨年の築地市場でのマグロ(大間産)の初競りで、香港 の会社が最高値をつけた事は記憶に新しいことと思います。 (3)目指すべき基準 ドイツの放射線防護協会では、食品の基準値として大人は 8 Bq/kg 以下、子供は 4 Bq/kg 以下にするように提唱しています。 別添2 チェルノブイリの事例では、子供は体内の放射性物質の濃度が 11 Bq/kg を超える辺りから、健康被害が目立ち始めたと言われていま す。 また、米軍では、50 Bq/kg 以上では脳に悪影響が出るという結 果があるそうです。 (4)国・政府への要望 ・東北の太平洋側、首都圏を含む関東地方では、食糧生産を一切禁止 し、加工食品などの生産も同様に一切禁止する。 ・同時に、汚染の少ない西日本への集団移転を国策として推進し、出 来るだけ汚染の少ない食糧品の生産体制を抜本的に向上する。 ・国内で消費される量は、現時点での食糧自給率を見ても不足するた め、安全な食糧を積極的に輸入し、乳幼児・妊婦などから優先的に供 体制を構築する。 ・学校給食は各家庭ごとに自由選択とし、毎日給食の放射性物質の濃 度も測定、即時公開し、希望する親へのメール配信なども積極的行う。 ・セシウムなどの核種を高濃度に蓄積しやすい食糧品(肉、魚介類、 卵、牛乳、キノコ類、ベリー類、アブラナ科の作物など)については、 産地を問わずに、放射性物質の濃度を計測する。 ・計測対象はヨウ素、セシウムに限定せず、内部被曝による影響がγ 線核種よりも圧倒的に大きな、α線、β線核種(ストロンチウム 90 など)も対象とする。 ・計測サンプル数が少ないと意味が無いので、全数検査を最終目標と し、暫定的に比率を上げるものとする。 ・牛肉のトレーサビリティーをモデルに、産地偽装などが行えないよ うなシステムを早急に構築する。 ・放射性物質を少しでも除去するための、具体的な調理法や食材の選 択について、大学・研究機関などの総力を結集して早急に知見を構築 し、広く全国民へ周知徹底する。 以上 1781 子供は国の宝です。 ここをないがしろにしては、国は成り立ちません。 特に乳児用の食品の基準はベラルーシの基準 37bq/kg と同じようにし てもらいたいです。 50 という値で案がでていただけでも、国は努力しようとしているのか と思ったら、やっぱり 100 にするという話もあるようなので、それで はまったくもって納得いきません。 1,3 別添2 今自分達さえよければいいというようにしか受け取れません。 大人の都合でなく、国の宝である子供達を守るために、本当に最大限 の努力をお願いします。 1782 暫定基準値は“高汚染の品目を迅速に特定し出荷停止を行う”ための 1,2,3,7,1 ものと解釈するならば成功したと思います。しかし、今後何十年にも 1 渡り懸念される内部被曝から、国民・とりわけ子どもを守る指標とし ては高すぎて不適切であるため、新基準が必要です。現行よりも厳し くあって当然だと考えます。 新基準値(飲料水 10、乳児 50、牛乳 50、一般 100(単位:Bq/kg) )は 全て、現行のままでもほとんど超過がない、十分に緩い基準です。添 付資料の「モニタリング検査における放射性セシウムの基準値超過割 合」からも明らかです。 新基準値を適用後、上回ったものは出荷停止となるのですよね? 報道によれば、文科省審議会は乳児食品基準と牛乳を 50 ベクレル/k gから 100 ベクレル/kgに引き上げてもよいという答申をまとめた そうですが、まったくとんでもないことです。乳児や子どもを守る姿 勢を、強く打ち出した施策を望みます。それができないならば、何の ための基準値改正なのですか。このような決定をする機関はまったく 信頼できません。委員を全員入れ替えていただきたい。新基準値は、 これで終わりにしていい十分に安全といえる数値とは思いません。ま だまだ上を目指せる途中経過にすぎないのではないでしょうか。 ①平常時の年 1 ミリシーベルトという基準は本来、内部被曝と外部被 曝の合計で越えてはならないものであること、 ②基準値の食品を摂取しつづけた場合の被曝線量の試算が「一般食品 の汚染割合を 50%で仮定算出しても 13-18 歳男子で 0.8 に迫った (100%試算なら 1 ミリ越えでは?)のでは、それほど余裕があるわ けではないこと ③給食における牛乳。放牧をしているわけではない日本では、飼料の 管理はそう難しくはないはずです。なぜ今 10 ベクレル/kgを越える 牛乳が一部地域であるにしろ、学校給食で毎日のように出される子ど もの飲料として、公然と出回っているのでしょうか。単に、管理・流 通上の怠慢ではないでしょうか。さらに、牛乳メーカーでは放射能検 査すらやろうとせず、やっても公表をしぶりつづけたため、検査値は 民間が行ったものです。報道によると、牛乳もとうとう放射線検査を することになったそうですが、どうして公費を使って教育の場で半強 別添2 制的に子どもに与える給食というものの安全性に、それほど無頓着で いられるのでしょうか? 理解に苦しみます。 さらに基準を引き下げていくことを視野に入れながら、検査のいっそ うの充実と透明性を望みます。 これからの食品の放射物質の検査結果が、<10 ばかり、<50 ばかり、 (⇒基準 <100 ばかりの形式のみのデータになることだけはないよう、 値は名ばかりの、検査の劣化)になることだけはないよう、切に願っ ております。しっかりした検査体制づくりを目指した指標になります よう。民間団体の測定器購入に補助するのもいいかと思います。 今後、食品検査は何十年も留意していく必要があるとの、国民全体の 共通認識が必要ではないでしょうか。放射性物質はなくなりません。 移動するだけなのです。今後、今まで以上に食品に移行しやすい境は 決してつくるべきではありませんし、食い止めるために万策を尽くす 決意が必要です。ほっておいて防げる問題ではありません、危機感が 必要だと考えます。 乳幼児ももちろんですが、細胞分裂が盛んな子どもも、放射能に対す る感受性が強いと言われております。保護者の立場では市町村に委託 するしかない給食食材についての基準・検査体制づくりも、強く要望 します。 繰り返しますが、新基準が適用されても、子どもにはまだまだ高いも のだと感じております。基準値は上限であって、目標値ではない。市 場や生産者の利益だけを、将来をになう子どもの健康に優先させるべ きではありません。なお、加工品の検査はまだほとんどないので、練 り物(魚のすり身)やうどん(国産小麦粉)、くんせい(被曝した木 材の煙でいぶすことがないよう)、肥料などにも、指導や調査が必要 かと思います。以上。 1783 牛乳や乳幼児の基準値が高いと思います。飲用水と同じレベルまで引 1,3,5 き下げて下さい。また、給食の基準はないのでしょうか? 一般食品も、米などの主食は飲料水なみに下げた基準を設けるべきだ と思います。 1784 乳幼児に 100bq の新基準は、高すぎます。いつまで子どもを守らない 1,3,5 つもりですか? 断固反対します。放射線被爆に、にしきい値はありません。 これからも少子化が進む国が、今子どもを守らなくてこの国に未来は ありません。 1785 乳児用食品と牛乳について、 50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3 別添2 いとする答申案は認められません。何を対象にするにしても今でさえ 他国と比べて高い基準値を下げる以外のことは認められるようなこ とではありません。基準値とは何のためのものでしょうか。何を守る ためのものですか? こんなに大事なことはもっと大々的に意見を求めるべきだと思いま す。 1786 牛乳は飲み物です。水代わりに飲用する人もいます。 5,7,11 飲み物として扱うべきです。 また、汚染された原乳を他のモノと混ぜて薄めるようなことをするご まかしはやめてほしい。 牛乳はカルシウム源でもあるのでストロンチウム、トリチウムについ ても測定し、その結果を公表すべきだ。 1787 新しく設定される基準は、まだまだ甘いと思います。チェルノブイリ 1 の時に設定した基準を引き上げたり、一体何をやっているんですか? 私は3人の小さな子供を大切に育て明るい未来をプレゼントしてあ げたいと思っています。 目先の利益ではなく、将来のいのちを守るための基準を設定して下さ い。 学校給食は更に厳しい基準をもうけて欲しいです。 せめて一桁です。細胞分裂の活発な胎児、乳幼児を積極的に守ってく ださい。 どうぞいのちを大切にする日本であって欲しいです。よろしくお願い します。 1788 低線量内部被曝について,まだ評価は確定してはいないが,広島長崎 1 の事例から,危険であるという研究も発表されています.危険性が確 定していないからこそ,安全側に基準を設定する政策が基本になるの ではないでしょうか.たばこにも「喫煙は危険性を高めます」と書か れています.しかしこれは自分で喫煙を決定できます.創薬でも治験 を重ね,危険性を公表して市場に出ます.放射能はいやおうなく自分 の責任ではないのに,どうしようもなく降りかかってきます.原発事 故以前の基準にすることを望みます.経済より人間の命を優先してく ださい. 1789 この度の食品の乳幼児の基準値を 100 ベクレルにする事について国の 姿勢に疑問を感じます。 そもそも、青酸カリよりも約2千倍も強い毒性を持つセシウムの入っ た食品を放射線に対して感受性の強い子供に対して食べさせようと 1,3,7 別添2 言うのがおかしい。 子供には震災前のレベルの汚染がほとんどないものか、少なくともド イツ等の規制が厳しい国にならって4ベクレル程度にすべきだと思 います。 子供や若者を守らない国に未来はありません。 今現在の食品の放射能検査体制もザルとしか言えないと思う。 簡易検査でもいいので出来る限りの厳めの基準で全食品検査をして 欲しい。 きちんと農家の方へ賠償をして、汚染されたものは無理やり流通させ て国民に食べさせないでほしいです。 食に関わる土や米ぬかや肥料や堆肥等も規制を厳しいものにしない と農地の汚染を拡大させるだけです。 セシウム以外のストロンチウムなどはセシウムよりも野菜に取り込 まれる移行係数が高いようですので、汚染地域の土や堆肥や米ぬか、 稲わら、木(炭やおがくず、チップ等)や落ち葉などにも厳しい基準 を設ける事が食の安全を守る事になると思います。 ユーリ・I・バンダジェフスキー著の「放射性セシウムが人体に与え る医学的生物学的影響」という本に、わずかでもセシウムを長期的に 取り続けるとガンだけではなく心血管疾患も引き起こすとありまし た。 その他免疫や脳神経などにも影響があるようなものを 100 ベクレルだ から大丈夫、と言って乳児が日常的に食べてしまうような事は異常だ と思います。 瓦礫や食品や米ぬか、肥料等を厳しく取り締まろうとせず、流通させ、 政府が汚染を拡大しています。汚染を拡大しないよう厳しく取り締ま って頂けないといくら基準値を「〇○」に下げましたと言われても安 心できるものではありません。 子供には出来るだけ 0「ゼロ」に近いか震災前のレベルの基準値にし てください。 どうかよろしくおねがいします。 1790 1963 年「白米の全国平均値」は、ストロンチウム 90 が 0.269 Bq/kg。 1 セシウム 137 が 4.179 Bq/kg でした。 全国平均値のもっとも高かった 1963 年、セシウム 137 の最高値は 約 10 Bq/kg でした。 1963 年「玄麦」では、ストロンチウム 90 が 12.3 Bq/kg、セシウム 137 が 43.6 Bq/kg でした。 別添2 当時、これらの値は“mBq/kg”という“Bq/kg”より“1000 分の 1” 小さい単位で測定され、12300 だ!43600 だ!高い!と驚かれていま した。 現在の日本では 12.3 ベクレルと 43.6 ベクレルと表示されます。 国別では、フランス⇒15300 ミリベクレル(=15.3 ベクレル)西ド イツ⇒15200 ミリベクレル(=15.2 ベクレル)スロバキア⇒5200 ミリ ベクレル(=5.2 ベクレル)でしたので日本はドイツやフランスと同 じくらいの汚染でした。 これらの経験は貴重です。 当時内部被曝した人間が今の世界に溢れているからです。 これは確かに、 「セシウム汚染がこの程度であればカリウム 40 の時 と同じように遺伝子による再生産システムを壊すほど大きいダメー ジを受けなかった」という事を示唆しているように考えられます。 毎日食べるお米や、給食で毎日飲む牛乳はセシウム 137 が 10 ベク レル以下が理想。 時々食べる食品は 45 ベクレル以下が理想。 カリウム 40 は 12.8 億年という長い半減期のため放射性物質の中で は威力が低いのですが、セシウム 137 は 30 年というカリウム 40 に比 べてかなり短い半減期のため、威力が高くなります。 体内動態はカリウムと類似していますがこの点で内部被曝の危険 度が違います。絶対に、楽観視できるものではないのです。 でもだからといって、10 ベクレル以下で大騒ぎすると本当に避けな くてはならない値を埋もれさせてしまい逆効果となる。それはあまり にも危険な気がします。 バナナ 1 本ー150gには 540mg のカリウムが含まれ、その内、放射 性カリウム(放射性カリウム(カリウム 40) )は 16.4 ベクレル含まれ ていて、実効線量は 0.1μSv です。 もし、セシウム 137 をバナナの放射性カリウム(カリウム 40)と同 じ 16.4 ベクレル食べてしまったとしたら、どうなるのでしょうか。 ということは、 セシウム 137 は 10000Bq で 0.13mSv の実効線量です。 1 ベクレルで 0.013μSv の実効線量を受けるという事になります。 だから、16.4×0.013=0.2132μSv セシウム 137 の実効線量は 0.2μSv となります。 カリウム 40 の実効線量は 0.1μSv でしたから、だいたい大雑把に 考えて 2 倍のダメージを受けるということです。 バナナ約 2 本分の中には 1gのカリウムが含まれています。カリウ ム 1gの中にカリウム 40 は約 0.0117%含まれていて、そのベクレル 別添2 数は 30.4 ベクレルです。という事は計算すると、 カリウム 40 は、30.4 ベクレル=0.000117g(0.117mg) 1g=259829.0598≒260000 ベクレル(26 万ベクレル) それでは同じようにしてセシウム 137 が 30.4 ベクレルの汚染を受 けた食べ物に何グラム入っているのか計算すると セシウム 137 は、 1g=3000020000000 ベクレル(3 兆 2 千万ベクレル) 30.4 ベクレル≒0.00000000001g(0.00000001mg) 気が遠くなるくらい物凄く少ない量です。 結果、セシウム 137 は、「同じベクレル数の汚染食品」の場合、カ リウム 40 に比べ、放射線を 2 倍の強さ分受ける。 それなのに、含まれるグラム数は、遥かに小さい。 きわめて少量で危険度が大きい放射性核種だということになりま す。 セシウムはカリウムと似て非なるものと言えます。 毎日食べるお米や、給食で毎日飲む牛乳はセシウム 137 が 10 ベク レル以下が理想。 時々食べる食品は 45 ベクレル以下が理想。 以上を提案したいと思います。 追記 ストロンチウム 90 についてですが乳製品やビタミンDがストロン チウム 90 の吸収率を上げることをご存知でしょうか? これは、政府の資料に明記されてもおります。 ストロンチウム吸収は、0才~1才:10 才~15 才の期間に高くな ります。0才では大人の 5.6 倍、15 才では大人の 4.3 倍です。 牛乳を与えられた乳幼児、成長期の子どものストロンチウム吸収が 最大73%になる恐ろしい実験結果も正式なデータで残されていま す。 どうぞ、これらの現実に対向し、人類の英知を集め、日本の未来を 担う子ども達に安全を確約する数値の設定をお願いいたします。 1791 原発由来の放射能は本来体に取り入れるべきものではないのではな 1,3,7,9,1 いか。より安全サイドに立った政策をお願いします。要望は以下 1 *子供や妊婦さんに対しての基準をもっと厳しくしてほしい、給食の 食材は汚染地域を避けるよう指導してほしい。 *新基準が決定されてから施行されるまで期間が長すぎる。 別添2 *基準値超えの食品が流通しないよう監視強化してほしい。 *産地偽装を行った業者には厳しく対応してほしい。また、実名で公 表してほしい。 *店頭で販売する際、ベクレル表示を推奨してほしい。購入の判断材 料が必要。ネットで公表されてるというが検索する時間がない。 1792 1、年間被爆量 1 ミリシーベルトは、外部内部の合計被爆量で計算し 1,2,3,6 なければ意味がない。依って、基準値(食品摂取だけで年間 1 ミリシ ーベルト)は修正されるべきである。 2、乳幼児については、大人の 10 倍の影響があるという意見もある。 その計算では 50 ベクレルは 500 ベクレルになり全くの論外。5 ベクレ ル以下に設定すべきである。 3、大多数の国民である消費者よりも、生産者側のみを考慮した「経 過措置」は撤回さるべきである。 1793 以上 今回の規制値の改訂については、以下の理由から再考を求めます。 1.食品による内部被曝だけで規制値が考えられ、外部被曝と合わせ て年間1mSv以下にするという考えがないこと。 2. 毎日数 Bq から数十 Bq の放射性物質を継続して摂取した場合でも、 健康への影響があるのだという研究者の報告も広く知られています。 今回の改訂規制値でもまだ、このレベルの危険性を回避することはで きません。特に、子供をこのレベルの危険性にさらすのは無謀なこと と考えます。 以下、検討していただきたいことを述べます。 1.せめて子供だけは原発由来の放射性物質による内部被曝はゼロを 目指してください。たとえば、学校給食だけでも特別に、原発事故に よる被害を受けた生産者への補償をするなどして生産者の理解を得、 産地制限することはできないのでしょうか。 2.内部被曝と外部被曝を合わせて年間1mSv以下を目指していただ きたい。その場合、地域によって外部被曝の量が違うわけですから許 される内部被曝の量も地域ごとに異なります。そこで、各地域ごとに 許される内部被曝の量を算出し公表していただきたいと思います。 3.食品の放射性物質測定体制をもう少ししっかりしたものにしてく ださい。お金、人、技術的な事など大変なのはわかります。しかし今 の測定体制を見ていると、無駄も多いようです。目的に応じた測定器 と人の配分、官民の協力体制などほとんどできておらず、あちらこち らでばらばらにやっているだけに見えます。もっと工夫の余地がある はずです。規制値の改定を実効性のあるものにするには検出限界値、 1,2,3,7 別添2 定量下限値を低くすることをはじめとして測定体制の充実が絶対に 必要となるはずです。 以上 1794 すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の 6,11 4 月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下の ものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産された もので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、 政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 子ども、妊婦についての基準はより厳しくすべきです。 1795 掲載されている全ての PDF に目を通しました。原発事故以前の日本の 1 規制値や、現在の諸外国の規制値と比べて驚くほど数値が高く、文章 の表現はこの規制値が安全であるかのような印象を与えるものとな っており恐ろしくなりました。事故以来の政府、東電の恐るべき嘘、 洗脳の数々。この国の政府は明確に国民の敵であると認識していま す。こんなに高い基準値は到底容認できません。現在私たち家族は、 日本政府と放射能から家族を守るために故郷を捨て移住しました。国 民を守る意思の無い政府の発表は信用せず独自に情報を集め自衛し ています。大体この基準を決めた人の中に利権受益者がいる。いい加 減にしてください。こんな、国際的な原発の排水基準を超えるような 放射性廃棄物同様のものは自分も家族も絶対に食べません。 1796 過日意見を郵送にて送りましたが、4 番目の意見( 「乳幼児食品」及び 「牛乳」の限度値設定)につきましては、一部誤解がありましたので、 下記のように訂正させてください。宜しくお願いいたします: 4.現在の乳製品の流通広域化や、乳産業界での汚染管理実績を見る と、「乳幼児食品」及び「牛乳」の限度値設定で100%汚染を仮定 するのは明らかに過大であり、 「防護の最適化」に反する。 (四角枠内) 現在乳製品や小児用食品の業界では、汚染管理はきわめて厳格に行わ れており、実績としてもきわめて良好な状態が維持されている。そう した実績が現に得られている状況下で、「乳幼児食品」及び「牛乳」 の限度値設定で100%汚染を仮定するのは明らかに過大であり、一 般食品並みの 5 割汚染で十分である。 基準に過度に引きさげると、結果的には基準超過の割合が増え、かえ って社会的混乱を助長する。その一方で、セシウムに対する基準値を 半減しても、カリウム40も含めた全体の被ばく線量は有意に下がら ず、安全が実質的に向上することにはならない。したがって、「一般 食品」の基準値の 2 分の1にすることは、「防護の最適化」から明ら 4 別添2 かに逸脱する。 乳幼児を持つ母親が、乳幼児用の食品や牛乳の汚染にたいして不安を 感じているのは事実であるが、その不安解消のためには、無節操に基 準値のみを引き下げるのではなく、暫定規制値のもとでも実際の内部 被ばくは十分低く管理されて来ているという事実を、データを示して 丁寧に説明することで理解を深める努力をまず行うべきであろう。安 易な基準値引き下げはかえって社会的混乱を招く。 1797 新生児を育てる親として、100bq/kg という数値には安心できません。 1,3 低線量被曝の危険性について、わからないとされている以上は摂取し ないに越したことはなく、できることならば東京電力福島第一原発事 故前と同程度の摂取量を基準とした検査体制を望みます。影響を受け やすい幼稚園や小学校の児童が口にする給食については別基準を設 け、より数値の低い食材のみを使用していただきたいです。 1798 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及び 1 食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件についてコメントさせ ていただきます。 どうして基準を緩和させるのですか? 世界から見て日本の基準はおかしいと誰もが思っています。 今すぐに影響はない。なんでも直ちにで片付けるな! 子供が健康に大人になるために、子供の子供が奇形児などで生まれて こないために、もっと基準は厳しくするべきだ。 チェルノブイリの近くの地域の基準地を並べてみてください。 今でも九州の物しか買っていないが、100 ベクレルに緩和したらもう 日本のものは買えない。子供を連れて日本から出たい。と本気で思う。 福島の事故があるまでは、少しでも中国から放射能が検知されたら大 騒ぎしていたくせに何を言っているのか日本の偉い方は頭がおかし くなってしまったのではないかと思う今日この頃です。 本当に腹立たしいニュースばかり。 経済が回らないから規制を緩和して東方の食材も全国に流通させ て...という自分勝手な考えはやめてほしい。本当に。それは支援で はないと思います。 どうか子供のためにお願いします。 1799 放射能の影響は専門家でも意見が分かれていますが、子供に影響が出 やすいとのことなので、乳幼児を持つ親としてはとても心配です。乳 幼児が食べる食品はミルクだけではありません。離乳食がはじまれ ば、いろいろな食品から栄養を取る必要があります。食品の基準はで 1,3 別添2 きるだけ厳しく、30ベクレル以下が望ましいです。給食にも基準を 設け、保育園や幼稚園は 10 ベクレル以下など特に厳しくして、検査 を徹底して欲しいです。未来を担う子供達です。国が全力で守るべき ではないでしょうか。 1800 改正案の基準値 100Bq/kg に反対です。 1,3,7,11 低線量、特に内部被ばくについてはその影響がわからない状況なの で、原発事故以前の摂取量で 1bq/kg 以下を希望します。特に子供へ の影響は大きいと聞きます。 乳幼児以上大人未満の子供に大人と同じ 100bq/kg という基準のもの を食べさせることにも抵抗があります。 また個人差も考えられることから、やはり 1bq/kg 以下を希望します。 検査体制が整わない状態でやみくもに抜き取り調査を行って安全と するのではなく、空間線量や土壌調査の値などから事故以降放射性物 質の量が増加した地域を判定し、汚染地域からの食品の流通を制限す ることによって安全な食品の流通を保障していただきたい。 事故以前の値から増加していない地域(西日本など)での増産によっ て国内の食物生産を安定させ、国民を被ばくから守っていただきた い。 以上、意見いたします。 よろしくお願いいたします。 1801 子どもを大人と一緒の基準値でかまわないという根拠は? 1,3 50 ベクレルでも高いのに、100 ベクレルにあげるなんてどうかしてい ませんか?余計不買が増えるだけ。時間稼ぎ? 1802 食品の放射能含有量をドイツ並みの基準値に変更希望します。 1 世界や、チェルノブイリの有識者の意見を取り入れ、現在の異常に高 い基準を見直して下さい。規制は緩いよりも厳しく、少しでも危険な 可能性があるなら、楽天的な基準にするのでなく、危険性を重視した 基準に見直し、これから将来の日本を守っていく子供達の健康を害さ ない最大限の注意をはらった基準にして下さい。 1803 私はこの案に反対します。乳児を含む子供たちが安心してごはんを食 1,3 べられるように、基準値の引き上げを行わないで欲しいです。 1804 文部科学省の放射線審議会で、乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を 100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案がまとめられているそうで すが、厳しくするのではなく、緩める方向で話を進めていることにつ いて、全く理解が出来ません。 また、男性よりも女性の方が放射線の影響を受けやすいそうですね。 1,3 別添2 これは子どもだとしても同じことです。 特に女の子は胎児の頃から体内に一生分の卵子が存在していて、これ からら新しくできることは「一生ない」わけです。 その大切な卵子が、放射線によって影響を与えるリスクを少しでも減 らそうとは、考えてくださらないのでしょうか? それから、私は一児の母ですが、これからまた新しい命を望んでいま す。子どもを産むことについて、どれほどの女性が悩み、考えている のか、想像できますか? 喜ぶはずの妊娠が、不安の気持ちでいっぱいになる、そんな風に考え ざるを得ないだなんて、不幸です。 「安全です」という文言は一切不要です。そんなことを宣言されても、 ちっとも「安心」なんてできません。 今後、安心して妊娠、出産、子育てができるように、再度のご検討よ ろしくお願いいたします。 1805 被曝は「合理的に達成できる限り低く」の原則に沿った食品基準を ! 1 10 月に開かれた厚生労働省・薬事・食品衛生審議会の放射性物質対策 部会に出された食による内部被曝線量の暫定的な推計では、今年8月 まで全国のデータと収穫時期前の作物等のデータのない食品は推計 値を濃度として、食品別の平均摂取量(国民健康・栄養調査による) を掛け算して推計して 0.099mSv/年(多めにみると 0.244)としてい ます。 12 月の放射性物質対策部会に出された食品からの放射性物質の一日 摂取量の推定では、1日の食生活から摂取される放射性セシウムは福 島県でも 3.39 ベクレル Bq/人で 0.0193 ミリシーベルト mSv/年、宮城 県は 3.11Bq/人で 0.0178mSv/年、東京都で 0.45Bq/人で 0.0026mSv/年 です。 どちらも新規制値案で想定している約 0.7mSv/年より小さな値です。 そして、すでに実現してるですから、十分に無理せずに達成可能な被 曝量です。 放射線被曝防護の大原則「被曝は合理的に達成できる限り低く・As Low As Reasonably Achievable」のアララ原則に従ってください。 新規制値案は、0.02mSv/年とか 0.1mSv/年とったすでに実現している 被曝量に見合った規制にしてください。 1806 ここまで汚染が広がると、それなりの基準値を設けないと経済が堕落 するのは分かります。 しかし、このままの基準値では後後健康に被 害が出るのは一目瞭然。 国民は宝、国民あっての経済。 もうちょ 1 別添2 っと優しくなって下さい。 1807 食品中の放射性物質に係る基準値について、2011.3の原発事故 1,2 発生以前から現在も法律で定められている「外部被ばく内部被ばく併 せて年間1mSV」に矛盾しない基準値の設定をしてくださるようお願 い申し上げます。 私の親戚は福島で米やリンゴなどをつくっていました。売れなければ 生活に困る面もあるはずですが、それでも、子ども達には食べさせず 他所から購入しているそうです(このような意見は多いのに、あまり 報道されないのが不思議ですが)。 目先の経済を優先させるより、10 年 20 年、それ以上先の大人になっ た子ども達の健康を最優先する基準を、チェエルノブイリ原発事故後 のウクライナの基準などを参考に、それ以上にまっとうな基準を設定 してください。 それが事故を起こすような原発を容認し・恩恵も受けてきた我々大人 の責任ではないでしょうか? 後々の健康保険を担う子ども達が被ばくして、成人後 保険料を払え ないどころか使うだけの大人になられては困るのではないかとも思 います。 人工放射線による被ばくはしないにこしたことはないはずです。国内 で食物を調達することを前提に基準値を定めるのではなく、安全な食 品が調達できないのであれば、例えばポーランドのように海外から調 達することも考え、設定していただきたい。 菅谷昭医師など、現場感覚の豊富な専門家の意見を最優先していただ きたいです。 出来ない事情を優先させず、率直に『自分自身の子ども・孫に安心し て食べさせられる基準値』『良心の傷まない基準値』の設定をしてく ださるようお願いいたします。 1808 新基準では一般食品が 100Bq/kg としていますが、その数値では高す 1 ぎると思います。 チェルノブイリ原発事故発生後に報告された疾患や奇形などの症状 の多発と内部被曝とは関連があると明確に認められないからと言っ て高めの基準値で良いということではなく、関連が無いことも明確に は言い切れないのだからなるべく危険を避けられるようもっと低い 基準値にするべきです。 1809 食品中の放射性物質に係る基準値の設定について、私は子供の基準値 をもっと低く、ドイツ基準くらいにする必要があると信じています。 1,3 別添2 危機管理というのは、安全よりではなく危険よりに基準を設定して、 子供たちを守るべきと考えるからです。 ご英断を期待しております。 1810 基準値は今のままでは甘いです。きちんと下げてください。生産者が 1 困るから基準値を下げない、という話がでているとか・・ それは国が解決する問題なので無駄に使っている税金の中からちゃ んと保障してあげてください。なぜそこで関係のない子供たちが犠牲 にならなければならないのですか? 人間、厳しいくらいでちょうどになるものです。どうせまた後から何 かしらの問題は出てくるのですから厳しくやってください。 1811 1.子どもへの影響を考え,なるべく安全側での基準値設定を求めま す。 100Bq/kg は行政執行上の値としては妥当かもしれませんが,子ど もの健康を思う者の立場から言えば(極論を言えば)1Bq/kg 以下を 目指してほしいです。 それが現実的に無理な値だとしても,100Bq は国が目指す地点とし てちょっと高すぎる印象を受けます。 今回はやむを得ずこの基準を使うとしても,定期的な値の見直しを行 い,順次下げていくことを希望します。 また,検査をすり抜ける食品がないよう,対象品目や対象数を可能な 限り増やしていただきたいです。 2.新基準値の適用はすべての食品に対して同時期に開始してほしい です。 大豆や牛肉等,4 月から始まらない食品もあるようですが,流通が混 乱するからというのは理由にならない気がします。むしろ,しっかり した検査体制を整えるために 4 月からは始められないというのならま だわかりますが。 100Bq とはいえ,現行の基準より低い値が採用されるのですから, 何はなくともいち早い実行が必要だと思います。 また、「文部科学省の放射線審議会は、乳児用食品と牛乳について、 50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよいとする答申案まとめている」 とのニュースを聞きましたが,これだけ国民の間に不安感が高まって いる現在,どのような事情があれ,基準を緩めてもよいとする答申を するその神経が信じられません。新基準値の設定においては,まず第 一に国民の健康を考えていただきますよう,心からお願い申し上げま す。 1,3,6 別添2 1812 子どものことを真剣に考えて基準値を限りなく0に近いものにして 1 ください。 どの親も子どもが健康で幸せに暮らしていくために何でもしてあげ たいと思っています。 それが原発事故以来、子どもの健康が脅かされ、苦しい思いをしてい る親がいっぱいいます。 消費者が安心して物を買えるように基準値は0もしくは0に限りな く近いものにしていただきたい。 それが原発政策を推進してきた国の責任でもあるのではないでしょ うか。 1813 0 歳児の母です。今は粉ミルクを飲んでいますが、牛乳は給食でも毎 1 日のむものです。なので基本 0 を目指してがんばってほしいです!民 間の放射線量の検査をされているところでも、ミルクに関してはかな り注目度が高くたくさん検査されています。今後メーカーでも実施さ れるようになると聞きました。今はかなり微量ではありますが広くで ている気がします。1 本や 2 本飲むぐらいなら大丈夫かもしれません が、牛乳の場合は毎日飲むものなので、積み重ねで被爆量が増えるの が本当に心配です。継続して被爆するのが一番だめと聞いたことがあ りますので、基本的な食材(米や小麦、大豆、水など)は 0 であって ほしいと考えます! 実際、低容量の被爆については研究もあまりなく、指標がないことは 重々承知しております。しかしながら「被爆に越したことはない」と いうのは事実です。例えですが被爆の怖さは広大な場所で無作為に銃 が発射される状況に似ていると思います。このような環境に子供を置 きたい親はどこにいるでしょうか?1 発ならまず当たらないだろう。 でも当たる可能性はある。玉が増えれば増えるほど当然当たる確立は あがる。でも今は事故がおきてしまい、どこに住んでいてもその銃の 恐怖におびえながら生活せざるを得ない状況になりました。なので今 母親にできることは、なるべく発砲のすくない安全なところに子供を 置いてやることしかできないんです。基準は低いに超したことはな い!と私は思います。 子供たちの未来のためにも是非よろしくお願いいたします! 1814 (基準値について) 一般食品について。新基準値とされている値は,高すぎます。一般食 品の場合,原発事故当事者でない国の基準(たとえばアメリカ170 ベクレル)より100ベクレルは低いだろうという意見があるとして 1,3 別添2 も,日本はすでに原発事故当事者,汚染国になってしまいました。参 考にすべきは,同じ事故がおこり,様々な経験を経て設定したベラル ーシ基準37ベクレルだと思います。事故が起こっておらず,注意す るのは輸入品だけという平時とは違い,また,汚染地域に人を住まわ せ,農作物の生産を禁止してもいない現状では,100ベクレルでは 甘すぎます。流通量が桁違いだからです。 乳及び乳製品の50ベクレルも高すぎます。特に牛乳は,給食で半強 制的に出されるため,子どもに大きな影響があるためです。基準値を どこから安全ととるか,は常に問題になりますが,子どもにはゼロ以 外あり得ません。牛乳は,福島など汚染地域で生産された高濃度汚染 物を他地域のものと混ぜて販売しています。それで今でも,基準値以 下だからいいだろうという理由で販売し,給食にも使われています。 50ベクレルも汚れている牛乳を,なぜ生産し,人にのませる必要が あるのか,全く理解できませんし,理解するとしたら,生産者に補償 したくないただそれだけだと思っています。保育園児がいますが,事 故後から,給食の牛乳は飲ませていませんし,自宅でも愛用していた ヨーグルトやチーズも購入をやめました。気持ち悪いからです。基準 値以下ならまぜてもいいだろうという業界が信用できないからです。 次,乳児用食品50ベクレル。言語道断。信じられません。50でも あり得ないのに,昨日次のような情報が出ました。「厚生労働省の諮 問を受け、食品の放射性セシウムの新基準値案を審議していた文部科 学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は2日、乳児 用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベクレル に緩めてもよいとする答申案をまとめた。次回に最終案を厚労省に答 申する」 呆れます。50ベクレルさえ受け入れられないという意見が子どもを 持つ親の間では当然の流れであるにもかかわらず,100ですか。審 議会とやらのメンバーを見たところ,丹羽という会長は「陸前高田の 松の表皮を一キログラム食べても大丈夫」という発言をしていた御用 学者,外のメンバーを見ても,書くのも忌まわしいような発言をして いる人物のあつまり,学校20ミリシーベルトを決めた集団ではあり ませんか。こういった学者は,良識ある国民からは軽蔑され,こうい う会を税金で運営することは,無駄で愚かです。いまさら,このよう な審議会の意見を,厚生労働省は聞くのでしょうか?見物です。この 会の言い分は,「新基準値では,生産者が生産できなくなるから下げ よ」というものです。国民の健康に生産者の経済的利益は関係ありま 別添2 せん。それは,東京電力に請求すべきであって,国民が汚染物を食べ させられ,養う筋合いはありません。国民は,自分の子ども,守るべ き人,自分に,安全(放射能ゼロ)な食材を提供し,健やかに養うと いうことが第一です。被災者かもしれませんが,汚染物を生産し,流 通させているという点では,加害者です。風評被害などというまやか しの言葉で,汚染物を避ける国民を批判し,絆などという胡散臭い言 葉で感情を揺さぶり,知識がない,善良な多くの人を騙し,被曝させ ています。 生産者のことを本当に考えるなら,基準値を最低レベル(最高でも1 0位)に設定し,それを超えたものは一切流通させない,作らせない ことです。 知識ある人はすでに,汚染地域や問い合わせて危ない材料を使ってい る加工品,外食は避けています。情報がない人,善良な人が,数年は 「食べて応援」キャンペーンに揺さぶられて,汚染地域の食品も買う かもしれません。しかし,数年後,必ず明らかになる福島界隈の健康 被害が出たら,そのような人たちほどパニックを起こし,八つ当たり するでしょう。そのとき,汚染地域で生産していた生産者は本当の加 害者扱いをされ,その後一切の食品は売れなくなると思うからです。 お金,経済,利権,正常性バイアスに支配され,生産者の良心に頼る ことはできません。数字を厳しく打ち立て,作るのであればそれをク リアするように努力し,無理なら諦める。そうしていただくしかない とおもいます。 厚生労働省に言うことではないですが,本音は,福島はじめ汚染地域 での食品の生産は一切やめていただきたい。でも国は補償もできない ためそれを言えませんよね。それはもう諦めています。ただ,せめて クリアすべき基準値は,消費者,子ども,国民など受け身である「人 間」優先にして欲しいのです。 海外からも,笑いの種です。AKBなど起用して,中国に観光 PR,風 評被害の払拭などとやっていましたが,恥ずかしくてたまりません。 日本が,文明人でありつつけたいのであれば,基準値を下げることを 求めます。最悪でも,案のとおりの基準,検査の強化,汚染物を流通 させたときの罰則,給食の0ベクレル,審議会の案をとりいれないこ とを強く求めます。 1815 新しい乳幼児基準を 50bq から 100bq に緩和することを検討中とのこ とですが、反対です。50bq よりもさらに厳しくするならともかく、緩 和を検討自体、ありえません。 1,3 別添2 乳幼児は食べる量こそ少ないものの、細胞分裂が活発なため、放射能 に対する感受性が最も高いのは周知の事実です。だからこそ、乳幼児 基準の創設について議論しています。 その乳幼児の基準を緩和するというのはいかなる根拠からでしょう か。本来、1bq でさえ子どもたちにとっては害悪で、避けなければな らないはずです。基準を緩和すると、子どもたちは放射能に強くなる のでしょうか。 生産者の生活と、子どもたちの未来が天秤にかけられ、結果、物を言 わない子どもたちの未来がないがしろにされ続けている現状に心の 底から怒りを感じます。 どうかみなさん目を覚まして下さい。この国の宝を、この国の未来を 守って下さい。このままだとこの国は衰退の一途を辿ると思います。 1816 食品の区分で、主食である米や小麦を一般食品としてひとつのくくり 3,5,11 にしてしまうの は問題があります。摂取量にあわせたより詳細な区分けを早急に設定 してください。 文部科学省の放射線審議会では乳児用食品の緩和案などがだされて いるようですが、より影響の大きい乳幼児の健康に対してもっと慎重 であるべきです。そもそも審議会のメンバーの人選が間違っていると 思います。より公正な審議がなされるよう、適正な人選を行ってくだ さい。基準値の緩和はとうてい容認できません。このような緩い基準 で無理にすすめていく為に、国の基準を認められない者はより広範な 地域を安全の為に避ける行動にでることになります。本当の風評被害 を生み出しているのは国の対応だということを認識してください。 1817 年間被ばく限度の1ミリシーベルトというのはご存知の通り大人の 1,3 話。乳児ならその 10 分の 1 以下に設定すべきでしょう。しかも、大 人でも1ミリシーベルトが安全であるわけがないのです。3.11 前の通 常の被曝状況と比較して再考すべきです。 1818 結局、安心できるのは原発事故前と同水準のベクレル数なのだと思い ます。海産物を除き、市場に出回っている農産物の殆どが10bqも ないものとも思えますし、何故もっと基準値を下げられないのでしょ うか。ケチらずに、高濃度の汚染が発見された農作物は、東電に購入 (賠償)させればよいのではないでしょうか? 内部被曝に関しては知見が少ないからと重要視していないようです が、同じ線量でも体の中から放射されたもののほうが、感覚的に恐ろ しく思えるのは皆同じではないでしょうか?もっと慎重になっても 1,11 別添2 らわないと困ります。 深刻な少子化で破綻寸前の日本。支えなければいけない数少ない子ど もたちが健康でなかったらどうなってしまうのでしょうか。 万に一つも、食品の基準値が高いせいで子どもを不健康にしてはなら ないのです。 基準値は、一部の農作物への配慮から高くしてはなりません。 よろしくお願いいたします。 1819 0 歳児の母親です。 食品における放射線量の基準について引き下げを検討していただけ ているようで、大変ありがたく思っております。しかしながら、母親 としては引き下げた基準でもまだ高いと感じており、さらなる引き下 げをお願いしたいところです。 ・できればドイツぐらいに合わせてすべての食品を 5Bq/kg ぐらいに 設定してほしいです! ・子供と大人の基準を別にされているようですが、実際毎日ベビーフ ードを食べるわけではなく、家で離乳食を作っている方がほとんどな ので、すべての食品を同じ基準(5bq/kg)にしてほしいです。 実際、低容量の被爆については研究もあまりなく、指標がないことは 重々承知しております。私の書いている 5Bq/kg というのも何も根拠 はありません。しかしながら「被爆に越したことはない」というのは 事実。例えですが被爆の怖さは広大な場所で無作為に銃が発射される 状況に似ていると思います。このような環境に子供を置きたい親はど こにいるでしょうか?1 発ならまず当たらないだろう。でも当たる可 能性はある。玉が増えれば増えるほど当然当たる確立はあがる。でも 今は事故がおきてしまい、どこに住んでいてもその銃の恐怖におびえ ながら生活せざるを得ない状況になりました。なので今母親にできる ことは、なるべく発砲のすくない安全なところに子供を置いてやるこ としかできないんです。基準は低いに超したことはない!と私は思い ます。 ドイツなどは大人でも 8bq/kg と大変低い基準を設けています。昔な らこんなこと知らなくてもよかったのですが、今は主婦でさえ知って いること・・・。これと比べて日本の基準が高いとなると、やはりよ り安全を配慮してほしいと母親としては願わざるを得ません! 基準を下げると出荷できなくなって大変な思いをされる方もたくさ んいらっしゃるかもしれません。でも今一番優先すべきは子供たちの 未来だと私は考えます!子供たちが未来を作るんです!私の知り合 1,3 別添2 いに「子供ほしいけど今の環境で育てられないからあきらめる」とい う人も何人もいます。私も二人目は正直迷い中です。これから 10 年 後、癌になる子供はきっとふえるでしょう。これ以上子供が減って、 この国の未来はあるのでしょうか?? 出荷停止になったものの賠償をするために税金が高くなる。それは十 分納得のいくことです。そのための税金なら私たちは払います! ちゃんとその人たちの賠償はしてあげてほしいです。今は基準が高す ぎると思うので、私はなるべく西日本の食材を買うように心がけてい ます。でも基準がたとえば 5bq/kg ぐらいになってくれたら、関東の ものでも買える気がします。同じように感じるお母さんはきっとたく さんいて、そうすれば風評被害も減り、そういった誠意が本当に福島 のためになるのではないでしょうか! 放射能の恐ろしさは「わからない」というところにあると思います。 どのぐらい被爆したかもわからないし、何にどのぐらいの量入ってい るかもわからない。果てはその後どうなるかもわからない。もし癌に なったとしても、それが放射能の影響によるものかどうかわからな い。そういったことが不安をあおっていると思います。基準がしっか りして、しっかりした検査体制で、スーパーに並んでいるものを本当 に安心して買える日がくるようにどうぞよろしくお願いいたします。 1820 これまでの高すぎる暫定規制値が改善されることは歓迎ですが、食品 1,2,3,5 以外からの被曝を考慮していない設定は問題だと考えます。国際的に 決められた「内部被曝と外部被曝を合わせた被曝の上限が年間 1ms v」を守ること、より感度の高い子供のための基準を設定すること、 また摂取量が多い主食の米についてより低い基準を設定することを 要望します。 1821 厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課 ご担当者様 1 恐縮ではございますが、以下に私見を記載いたします。 食品中に混入する放射性物質の内部被爆による健康被害は未解明な 部分もあるという情報を聞いております。 消費者としましては、予防的ではない規制値の場合には、予防的な 消費行動をしなければなりません。 従いまして、より予防的な規制値を切に望みます。 以上、宜しくお願い申し上げます。 1822 3 歳の子どもをもつ母です。 4 月から基準値 100 ベクレル/kg、検査器の検出限界値は 25 ベクレル /kg とのことですが、小さな子供をもつ親からすると決して安心とは 1 別添2 言えません。 将来を担う子供を考えて、せめて 10 ベクレル/kg としてください。99 ベクレル/kg の食材が給食に使われて、安心など出来ません。 現在は西日本産の食材もしくは、宅配業者から 10 ベクレル/㎏未満 の検査結果が出た食材のみ購入しています。 それでも、WBC(ホールボディーカウンター)でセシウムが子どもか ら検出されました。 1 年後、給食を食べることになったら、内部被爆が増えることは間違 いありません。 子どものこと、妊婦のことを考えて下さい。 それが日本の国益を考えることとイコールではないでしょうか。 低線量の内部被爆で慢性疾患を抱えた子どもを増やしていくことが 国益にかなうでしょうか。 将来の日本を守れるかどうかは、あなた方にかかっているのです。ど うかお願いします。基準値をより低く設定してください。 予防に予防措置を重ねる日本、を取り戻してください。 子どもたちを守ってください。どうかどうかお願いします。 1823 企業を守るより、今は人命を守ることの方が先決ではありませんか? 100 ベクレルを食べ続けても年間 1 ミリシーベルトに満たないという のは机上の空論にしか思ません。 空間放射線量や、飲料や数種類の食物を同時に摂取した場合の積算は 含まれているんでしょうか?どうしても納得がいきません!! たとえ大丈夫と言われても、どんな影響が出るかもわからない物質に ついてです!体に入れる数が少ないのに越したことはありません。何 かあってからでは誰も責任が取れないんですよ?ガンになったら、治 してあげられるんですか?あとから、間違ってましたでは済まされな い事柄ですよ? 安易に数値をあげるのではなく、もっと真剣に慎重に考えてくださ い!! 私は、断固反対!!!!!!です!!! 基準値をゆるくすれば流通して、みんな買うなんて安易に考えないで いただきたいです。消費者はあなた方が思っているよりバカではあり ません。 基準値をゆるくすればするほど外国産や西日本の生産物に偏ること になるでしょう。西日本が汚染されれば、海外の商品に人は流れてゆ き、日本の生産者はかえって苦しくなるでしょう。 1 別添2 今すべきは、WHO など海外の基準値を用いて、誰しもが安心して購入 できるように、基準値を厳しくすることです。 特に、子どもの物については尚更です。目先の欲にかられて間違った 選択をしないでください。 もう一度いいますが、私は基準値を緩めるのには断固反対!!!!! です 1824 今の暫定基準値について安心という概念はないに等しいと思います。 1 人体に何らかの影響があるものは、摂取しないに越したことはないと 思います。 特に、未来を担うこどもたちについては今後健康被害が起こるであろ う可能性を高めることをしないというのが大人としての役目である と考えます。 食品中の放射性物質に係る基準値の設定についてはできる限り小さ い値にするべきであると思います。 それに伴う、経済などへの影響もあると思いますが、日本の会社は苦 難に対する工夫と努力で何とか乗り切れると思います。 また、それが日本の今後特に放射能問題に対する解決策につながる場 合もあるのではないでしょうか。 今現在、日本で流通する食品に対する信頼は低く、特に小さな子供を 持つ母親の間では安全な食糧確保が困難になっています。 このままでは国外への人口流出も心配になる問題とまじめに考えて いただきたいと思います。 あなたは自分の子供や孫に、今現在の暫定基準値で流通している食べ 物を与えることができますか? 親が管理するのにも限界があります。 子供はやがて自分で口にするものを選ぶでしょう。 放射能からは逃れられない。 それは私たち一般人も、偉い政治家さんも平等ということです。 平等なリスクなんていらない。平等な安全をください。 1825 消費者の食品に対する不安が蔓延している現状で、規制値を緩和する 11 意図、根拠がわかりません。乳製品を日常的に摂取する児童の将来的 な健康をどう考えているのか、こういった案件が出ること自体、子育 て中の親御さんへの精神衛生上の弊害すら考えられます。 1826 3.11より日本国は被曝国になってしまいました。そうなってしま った国で生きて行く為には新しい基準値では甘すぎると思います。健 康に生きる権利はどんな人にも保証されなければなりません。特に妊 1,2 別添2 産婦・乳幼児には気を配る必要があります。基準値は0ベクレルにな るべく近づけるようにしてください。外部被曝・内部被曝合わせた物 が年間1ミリシーベルトになるよう御考慮下さいますようお願いし ます。 1827 1)乳児用食品の基準は 0 ベースに限りなく近づけて下さい 1,2,3,5,6 乳児用食品は限られた原料から製造されており、調達先の吟味によ ,7,11 り、0 ベースの達成は不可能ではありません。長期間に渡り放射線の 影響を被る乳児の食品については、0 ベース基準を目標として下さい。 2)乳児以外の子どもの基準、女性に配慮した基準を設定して下さい 子ども・胎児の放射線感受性は大人より高いとの報告(BEIR-Ⅶ等) もあり、乳児用食品とは別に、子どもや妊娠・授乳中の女性等を対象 とした基準を設定して下さい。また、学校給食及び牛乳については、 子どもの選択の余地は限定的です。検査体制を拡充し、1bq/kg を目指 した基準を設定して下さい。 3)日本人の食習慣に配慮した基準を設定して下さい 主食の米については、その摂取量に応じた基準を設定して下さい。ま た魚介類については、残念ながら深刻な汚染が確認されています。汚 染状況の把握を進めるとともに、基準超の食品が流通しないような体 制を整備して下さい。 4)外部被曝も考慮した基準を設定して下さい 今回の基準案では呼吸による内部被曝、外部被曝等は考慮されていま せん。その結果、高線量地域に居住する方々には年間で 1mSv 以上の 被曝を許容することとなってしまいます。とりわけ、該当地域に居住 する子ども、女性等には 0 ベースに限りなく近づけた基準を設定して 下さい。 5)一般食品の基準値も引き下げて下さい 少量でも長期間に渡り継続的に放射性物質を摂取した場合には、高濃 度に体内に蓄積してしまうことが、ICRP PUBLICATION 111 2009 でも 示されています。また、本基準案では食品の汚染割合が 50%と想定さ れていますが、その根拠は薄弱だと考えます。安全則に立ち、汚染割 合の想定を 100%とし、子ども、女性、高線量地域居住者を優先しつ つ、一般食品の基準値 100bq/kg の最大限の引き下げも求めます。 6)セシウム以外の基準値も設定して下さい ストロンチウムやプルトニウム等の放射性物質については、十分な調 査がされないまま、セシウムとの比率が一定という仮定の元で基準値 が設定されています。セシウム以外の放射性物質についても、速やか 別添2 に汚染状況を調査し、基準値を設定して下さい。 7)経過措置(米・牛肉・大豆)の期間は出来るだけ短くして下さい 現行の暫定基準値は健康への影響が大きく、速やかに適正な基準に移 行すべきです。 8)基準値を超えた食品の転用を規制して下さい 厳格化によって発生する基準値超の食品について、食品以外の形態で 人体に摂取される製品(薬剤、化粧品原料等)に安易に転用されない よう規制を設けて下さい。また、基準値超食品の途上国への輸出は行 わないで下さい。 9)生産者・漁業関係者・食品関連産業等への賠償・補償を求めます 基準の厳格化に伴って生じる生産者・漁業関係者・食品関連産業等の 損害については、加害企業である東京電力並びに原子力政策を推進し てきた国が適切に賠償・補償して下さい。また、その為の費用は原子 力発電のコストに算入するよう求めます。 1828 遺伝子を傷つけるという放射線の性質を考慮すると、放射性物質によ 1 る内部被ばくの身体影響はゼロとは言えません。放射性物質がどのよ うな経路で臓器に蓄積しダメージを与えるのか明らかとなっていな い現時点で汚染食品の摂取を認めるのは代替食品の調達が不可能と いう経済的理由によるものだと想像します。 しかしながら、その理由にしても十分な検証が行われた結果なのか不 明な現状では汚染物質の摂取を認めることはできません。「安全・安 心の観点」から食品に含まれる放射性物質はゼロであるべきと要望い たします。 1829 私は1歳3歳の子供の母親です。そして将来妊娠する可能性のある女 の意見です。文科省放射線審議会2/2付答申案を読んで腹がたって います。意見します。 ①測定機器の整備やそれを扱う人材の確保、育成の体制が整わないか らという理由で子供の基準値を50から100へ引き上げることに は反対です。とっととやればいいだけの話です。 ②乳幼児は大人より放射性物質の感受性が高いことはチェルノブイ リの研究結果から明白であり、より厳しい基準にすることは当然であ る。また、子供は代謝がいいから基準値は緩くて良いという意見には 反対です。セシウムは特定の臓器に蓄積するのです。 ③「事故の影響を受けた地域社会の適正な社会経済活動を維持し復 興」の為には、「ステークホルダー等の意見を最大限に考慮すべき」 とありますが、子供の健康より大切なものはありません。もう東北関 3 別添2 東の子供達は十分被ばくしています。これ以上被ばくさせないでくだ さい。 1830 食品からの内部被曝「だけ」で生涯 100 ミリシーベルトまで安全、と 1,10 の前提にそもそも大きな疑問を感じます。原発事故前までの基準(年 間 1 ミリシーベルト以内)は、内部被曝・外部被曝の合算だったはず。 空間線量が高く、外部被曝だけで年間 1 ミリシーベルトを超える地域 が東北・関東一円に広がる中、食品の基準値が 100 ベクレルというの はあまりにも高すぎると感じます。「基準値未満」と店頭で表示され ていたとしても、少なくとも私は購入する気にはとてもなれません。 、子供(だけ)が口 基準値はせめて 1/10(10 ベクレル/キログラム) にする給食などに用いる食品は 1/20(5 ベクレル/キログラム)未満 にするなど、「事故前の基準」を順守できるような数値に設定してい ただくことを、強く要請いたします。 1831 12 月に緩すぎの暫定値が少し厳しくなるとの報道を知りました。 1,2,7 もっともっと厳しくしてほしいです。関東のホットスポットに住んで います。仕事の関係もあり引っ越したいけれど引っ越せません。子供 の将来が不安です。いまの基準値で将来の子供たちの遺伝子に傷害が でたときにいまの基準を決めた人たちはもういなくなっていると思 います。 将来の日本人が障害のある人たちばかりになったら、無気力な人間ば かりになったら、どうなるのでしょうか?日本の未来を憂います。一 年間一ミリシーベルトは外部被曝、内部被曝ともに合わせて考えるべ きだと思います。またセシウムしか測っていません。本来ならストロ ンチウムやその他の核種も含めて考えるべきです。 過去の公害病のときも、何年も経ってから被害がわかりました。放射 能は身体に害があるというのがわかっているのですから今のうちに 規制を厳しくしてください。 せめて春から。1 ベクレルだって身体に入れたくありません。 1832 飲料水の基準値はとても良心的だと思います。 しかし、乳幼児が口にする乳製品、牛乳などは生産者よりなのは解る のですが、成長期の自分の子供に不検出とでても下限値が50Bq だと 飲ませたくはありません。 一般食品といわれているものは、子供も妊婦も口にします。 復興のため経済の為といわれますが、だれのための経済なのでしょう か?これからの日本と今の日本どちらも大切ですが、今だけを考えず これからも考えるなら解らないのだから基準は厳しくて当たり前だ 1,3 別添2 と思います。大人の基準ではなく、子供を守る基準でおねがいします。 健康を守るのに厳しすぎるということはないとおもいます。 私は健康でいたいです。子供にも健康でいてほしいです。それだけで す。あとはどうにでもなります。 牛乳、乳製品は子供は4Bq 以下が理想です。厳しいかもしれませんが、 10Bq 以下にしてほしいです。学校給食で子供を守ってください。東 京も放射性物質が降り注いだ場所としては厳しい環境に含まれると 思います。東京も守る上でもよろしくお願いします。 1833 主食と副食では摂取する量がちがうのに、一律に一般食品とするのは 1,2,5 良くないと思います。また年間1ミリシーベルトまで余分に被曝して も許容範囲とすると定めてあるのは、外部被曝内部被曝を合算しての ものだったはずなので、(原発事故以前の日本で)外部被曝線量が全 く考慮されていないのは問題です。 チェルノブイリ事故により、10 ベクレル/KGで心臓への悪影響が見 られたという学者の説もあったのですが、そのような低線量の被曝に よる影響をあまりに軽視しすぎている基準と思われます。事故を起こ した以上、世界でもっとも厳しい基準にしてこそ、安心が得られるの ではないでしょうか。 1834 1.外部被曝や呼吸等による内部被曝を考慮せず、食品による内部被曝 のみで、しかも明確な期限を設けずに、1mSv/年を基準値設定の前提 として採用するのは理にかなっていない。 2.個々の食品について、小売段階(外食も含む)で、可能な限り正確な 放射性物質(もともと自然界に一定量存在しているものを除く)の含 有量(もちろん検出下限値も)を表示するよう義務付ける必要がある。 さもなければ、食品中の放射性物質を減らす努力をした生産者が報わ れず、むしろコストカットのために基準値を超えない程度に放射性物 質に汚染させる生産者が生じるのを支援することになる。『山形県産 牛肉に係る放射性物質検査』をに挙げてみる。検査は検出下限値 1Bq/kg 以下と比較的精密に行われていた(現在は簡易検査に改悪され ているが)。ほぼ例外なく 1Bq/kg 未満の結果で占められている市町村 があった一方で、長期にわたり数十 Bq/kg 程度の結果がたびたび認め られる市町村もあった。飼料等の管理をしっかり行った生産者とそう でない生産者が混在していたと推定するのが自然である。しかし、商 品に表示されるのは暫定規制値以下であったことの証明のみであり、 一般の消費者は、安全に配慮して生産された食品とそうでない食品と を区別して購入することはできない。その結果、山形県産牛肉全体の 1,2,9,11 別添2 市場評価が下がり、放射性物質による汚染を防ぐ努力をした生産者の 不利益が特に大きくなり、悪意を持って汚染させた生産者が存在した としてもそれが淘汰されないことになった。個別の商品ごとに数値を 表示する仕組みが整わなければ、放射性物質汚染軽減のための実効性 のある生産技術も普及せず、食品の放射性物質汚染が長期間続くこと になり、健康被害の生じる確率が高くなるわけである。 3.産地や検査数値を偽装した商品を流通させた場合、重い罰則を科す 必要がある。 以上 1835 わたしのごはんに、どくを もることを ゆるさないで。 11 1836 まず第一に、一般食品の基準値がどんな食品でも 100Bq/kg なのは絶 1,2,3,5,7 対に容認できません。特に主食である米は摂取量が多く、汚染も発覚 しているので、影響の大きさが考慮されていません。すくなくとも、 牛乳レベルにはすべきです。一般食品とひとくくりせず、摂取量を考 慮した区分にすべきです。 第二は、乳児用は別になっていますが、それ以外は一律 100Bq/kg に なっている点は容認できません。子どもは放射性物質の排泄が早いと されていますが、体が受ける影響は大人の 10 倍以上と考えられてい ます。ならば、大人と同じ 100Bq/kg は許されません。せめて給食を 食する中学生までは別区分とし、もっと低い基準値にすべきです。 第三は、この基準値を適用する際の、検査の検出限界値が設定されて いないことです。50Bq/kg でも 100Bq/kg でも、検出限界値が高ければ 消費者は選びようがありません。ということは、買わない人が多いと いうことです。それでは政府が風評被害を生むようなものです。検出 限界値は低い程良いですが、せめて 2Bq/kg なら買う人の判断で決め られます。 第四に、ドイツ放射線防御協会によりますと、現行のドイツ放射線防 護令第 47 条によれば、原子力発電所の通常稼働時の空気あるいは水 の排出による住民1人あたりの被ばく線量の限界値は年間 0.3mSv で ある。この限界値は、1kg あたり 100Bq のセシウム 137 を含む固形 食物および飲料を摂取するだけですでに超過するため、年間 0.3mSv の限界値以内にするためには、次の量まで減らさなければならない。 乳児(1 歳未満) :セシウム 137 5.0Bq/kg 幼児(1~2 歳未満) :セシウム 137 10.7Bq/kg 子ども(2~7 歳未満) :セシウム 137 11.5Bq/kg 子ども(7~12 歳未満) :セシウム 137 8.3Bq/kg 別添2 青少年(12~17 歳未満) :セシウム 137 5.7Bq/kg 成人(17 歳以上) :セシウム 137 7.7Bq/kg 評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、 1kg あたり 4Bq 以上の基準核種セシウム 137 を含む飲食物を与えな いよう推奨されるべきである。 とドイツ放射線防御協会は推奨しています。 食品だけで 1mS/年とするのは実は間違いなのです。自然放射線量を除 いた余分な人工放射線量は、1mS/年です。この 1mS/年は、呼吸による 吸入(空気・ほこり等)+水+食品の合計なのです。食品だけで 1mS/ 年を計算している現状の考え方は間違っています。 今生きている子ども達は、未来の日本を担う人材です。健やかに育ち、 適齢期に結婚・出産するためには、今の幼少期の放射線防御が極めて 重要です。被曝は限りなくゼロに近付けると考えないと、今の子ども 達は安心して将来子どもを産めなくなります。それはチェルノブイリ を見ればわかることです。内部被曝は体の中から遺伝子を壊し、破壊 された遺伝子はその後何世代も悪影響を与えます。どうか子どもは日 本の宝と考え、より低い基準値をお願い申し上げます。 1837 ぼくは、せしうむいりの ごはんは たべたく ない。 11 (母が代筆しました。 ) 1838 基準値はせめて半分にするべきです。 1,2 食品だけで 1 ミリシーベルト/年ではなく、大気などを含めて被曝限 度は 1 ミリシーベルト/年でなければならない。故に、食品だけでは せめて半分の 0.5 ミリシーベルト/年にし、基準値も半分にするべき です。 1839 放射能事故を受けて変更する理由はない。 1,3 暫定基準値も、このたびの改定も論外です。 神奈川でも空間線量が以前の 1.5 倍程度に上がっています。 まして福島の子どもたちのことを考えたら、最低でも事故前に戻す必 要がります。 加えて、すべてにおいて、感受性を考慮し、1/5程度に子ども基準 を設けるべきです。 1840 「子どもを守る」という姿勢が、この国からは見えません。 国が「厳しすぎるくらいの基準で、とにかくなにがなんでも子どもを 守る」という姿勢を示し、且つ実行する。日本が少子化から抜け出す 道は、それだけなのだと私は信じて疑いません。 だけども、この国は逆のことをしています。 3 別添2 母乳ではなく粉ミルクだけしか接種できない赤ちゃんも多くいるの に、この国は、なんてことをしてくれるんだろう。この国の過ちを、 なぜ赤ちゃんにまで背負わせるのか。国は恥ずかしくないのか。 特に乳幼児食品に関して、考え直していただきたいです。基準は緩く するのではなく、さらに厳しくしてほしいくらいです。 少子化を改善するのに、子ども手当なぞ、少しも役にたちません。復 興のための我慢は、赤ちゃんではなく、現時点で成人に達した大人だ けがまずやるべきです。 「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令及 び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(食品中の放射性物 質に係る基準値の設定) (案)について。 このニュースを見て、書きました。 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120203k0000m040092000c .html 1841 食品の放射線新基準は甘すぎる。 1 暫定基準は論外なほど、子どもを守る姿勢のない政府の基準であっ た。 野田総理は何を根拠に原発安全宣言を発言したか不明であるが、安全 宣言をだすからには、食品の基準は本来子どもが成長するうえで、安 全なものだけを口にする基準、つまり 10 ベクレル以下基準にすべき ではないか? 国政とは、何を重んじるのか? もっと、国民目線で物事議論してほしい。 1842 私は二歳児の母親です。内部被曝については統計データが少ないから 暫定基準値を決めにくいという話はよく耳にしますが、ベラルーシや 広島長崎の事例を見ても、被曝医師・肥田先生やドイツ防護協会の話 を聞いても、「放射能は少なければ少ない程望ましいし、子どもには 特に注意すべき」という見解です。彼らは放射能被害者であり、今後 の被害を最小限に食い止めようとする意思が伝わってきます。反面、 政府の対応からはそういった意思は微塵も感じません。事態をなんと か誤魔化しながら小さく丸く収めたいという思いは伝わりますが、国 民を自分の家族と同じように大切に思う意思はないようです。基準値 をドイツ防護協会と同様にまで引き下げ、加工食品にも産地表示を義 務化し、産地偽装(今は黙認されているのでしょうが)への有効な対 策を講じ、全世界の母親達が安心して子どもの食べ物を選べる世の中 に、一刻も早くしてください。 1,11 別添2 あなたにも家族がいて、祖先や子孫もいるでしょう。それを思えば取 るべき道は自ずとわかるはずです。 1843 子どもに1ベクレルも含まれたものを食べさせたくありません。 1 子どもを基準に考えてください。 1844 放射能は少なければ少ないほど良いというのが常識です。 1 基準値はもっと低くすべき。 1845 乳幼児および小児が摂取する食品は、放射性物質ゼロを目指すべきで 2,3 す。特に汚染度の高い地域では、3月の被ばく分、またその後継続的 に、土壌はじめ環境中に放出された放射能が風などで再び舞い上がり 呼吸等で内部被爆する分も考慮すると、食品のみで年1msv というの は高すぎます。 基準をより下げていただきたい、そうでなければ学校給食は廃止して 下さい。子どもの健康は親が守るしかなくなりますから。 1846 いつもありがとうございます。 1,3 本日のニュースで、「文部科学省の放射線審議会が乳児用食品と牛乳 について、1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよ いとする答申案をまとめた」という報道があり、大変驚き、違和感を 覚えました。 乳児や子どもたちが毎日口にするミルクや牛乳についてはもっと厳 しくすべきです。 1キロあたり10ベクレル(最悪でも50ベクレル以下)が適切と思 います。 まず、子どもたちの命(健康)を最優先していただきますようお願い いたします。 ありがとうございました。 1847 乳児と牛乳の基準値 50ベクレル/kg は正直まだ高すぎると思いま す。乳児は感受性が強く 大人に比べて数倍も被爆してしまいます。 飲料水が10ベクレルに対してなぜ牛乳は50ベクレルなんです か??子供達は毎日 給食で飲みます。おかしすぎます。 まだ審議の途中で決定もしていない話だと思いますが、文部科学省の 放射線審議会は乳児と牛乳の基準値を100ベクレルにする答案を まとめたそうです。 理解に苦しみます。日本の将来を背負っていく子供達を見捨てるので すか??私は50でも100でも、牛乳は子供に飲ませません。安全 でないからです。多分、こう思う親は多いと思います。 そう思う親が多いと 牛乳も買う家庭が少なくなり、需要がなくなる 1,2 別添2 のではないでしょうか。 後 食品を食べ続けると・・とか内部被爆を計算されてますが、呼吸 による内部被爆は計算されてませんよね? 呼吸による内部被爆を計算された上で 再度基準値の設定をお願い します。 1848 (1) 経過措置を設けずに新基準への移行を 1,5,7 「食品中の放射性物質に係る基準値」について経過措置を設けてある 食品がありますが、すべての食品について速やかに新基準に移行する べきと思います。 (2) 検査体制の充実 食品に対する消費者の信頼を得るために、誤魔化しのきかない検査制 度が必要だと思います。モニタリングや、購入後の製品の検査体制や、 トレーサビリティについてももっと検討をお願いします。 (3) さらに厳しい基準を 公衆の被ばくに関する実効線量限度は 1 ミリシーベルトとされていま すが、これは主に外部被ばくを想定しているものなので、内部 被ばくに関してはさらに厳しい基準が必要であろうと思います。特に 子供の被ばくに関しては可能な限り被ばくを減らすように基 準の強化をお願いします。飲料水の基準が 10Bq/kg なのに、子供が給 食で毎日飲んでいる牛乳の基準がその 5 倍の 50Bq/kg とは一体どうい うことでしょうか。原発事故では多くの核種の放射性物質が環境に拡 散したのに、セシウムについてしか基準がないようですが、他の核種 についても早急に厳しい基準を設けるべきと思います。 1849 3. 「飲料水」以外の食品の基準値の計算 3.1. 誘導に用いる摂取量 一方、 「飲料水」の1日摂取量は、WHO のガイドラインを踏まえ、2L とした。このうち、乳児については、個人差が大きいことを踏まえ、 同ガイドラインにおける体重 10 kg の児の値である1L とした。 乳児は体重の1割もあるけど1L 大人は2L だけど体重20㎏で はありません。 小さければ小さいほど摂取量が少なくなりますが、この理屈でいく と、より新生児に近い方が高濃度のミルクでも大丈夫ということにな りますね。 表1 年齢区分別の限度値(一般食品) これはおかしいのではないでしょうか。 感受性の問題で、体重あたりの線量が同じでも高すぎると思います。 1,7,11 別添2 それなのに、単純に、人ひとりあたりの摂取量でみています。 限度値が高すぎます。 乳児に放射能を与えないでください。 許容量などありません。 検出限界ももっとも感度が高いようにして、水分は蒸発させてから測 定してください。 水があると遮蔽されてしまいます。 ND 表示はやめてください。 少ない数字でも正直に記入してください。 消費者の信頼を得たいのであれば、正確な数字を示すしかありませ ん。 農家の保護は、売り上げでやらないでください。 混ぜて基準値以内にするなどはやめてください。 国民のことを思うなら、海外のミルクの輸入と、農家の移転しかあり ません。 長い目でみれば、農家の移転は、安くて安全な政策です。 1850 赤ちゃんには 1 ベクレルも体に入れないでください。 1,3 なんでまた 100 ベクレルに戻そうなんて、考えるんですか! おかしい、おかしすぎます。ひどすぎです! 1851 1 歳児の子供をもつ母親です。 1,3 基準値を緩和する案が出ていることを知り、とても驚いています。 厳しくするならまだしも緩和するとはどのような理由であろうとも、 納得できません。 原発事故後、牛乳は飲ませていませんが、緩和されるならば、これか らも飲ませることはないです。 緩和案を出しているかたは、自分の小さい子供や、孫やこれから子供 を産む女性に本当に飲ませますか? チェルノブイリハートを、ご覧になったでしょうか? もし見ていないならぜひ見てください。 日本で原発事故が起こった以上、目をそらさずに、見るべきだと思い ます。 日本の子供達を守って下さい。 1852 子ども、特に幼児に適応する放射能基準はベラルーシのような厳しい 1,3 基準を適応させて下さい。 運用で緩やかにすることのないよう願います。 1853 1.子供への影響を考慮した規制値の設定について 1,3,7,9 別添2 これまでの知見(参考資料参照)からすると子供の年間被曝量を 1mSv に押さえ るという基準は甘すぎる。これらはいずれも外部被曝 に注目したものであり、食 品による内部被曝は、さらに重大な影響を 与える可能性がある。 これらを考えただけでも 1/3 どころか、水と同じ 1/10mSv 程度に抑 えておくべきである。 そうすると、いずれの食品についても、提案された値の 1/10=5Bq/kg 程度とするのが妥当である。 2.関連法体系の整備 規制値にのみ言及しているが、食品衛生法では http://www.houko.com/00/01/S22/233.HTM 表示、監視、検査、罰則について規定している。 今回の基準が達成されているかを監視、検査する体制を事業者等に 課すべき である。 特に表示については義務化させることが望ましい。 参考資料 ・被爆者データの分析 ・固形ガンによる死亡リスク(ERR) 0-9 才で被曝した者は成年で被曝した者の 2.5 倍 (下記 Fig3) Preston et al. (2003), "Studies of mortality of atomic bomb survivors. Report 13. Solid cancer and noncancer disease mortality: 1950-1997," Radiation Research, 160 (4), 381-407. ・同、 罹患リスク (0-9 才) のデータは公開されていないが、 10 代で被曝すると ERR は 3 倍 程度(下記 Fig4) 部位別にみると膀胱ガン 1.32 甲状腺 1.2 その他 1.65 と極め て高くな る(TABLE 11)。言うまでもなく死亡数よりも罹患数の方が多 い。 Preston et al. (2007), "Solid Cancer Incidence in Atomic Bomb Survivors: 1958?1998," Radiation Research, 168 (1), 1-64. ・白血病 年齢別の推定値ではないが、白血病全体で 1.55 CML では 6.39 に 達する。 Richardson et al. (2009), "Ionizing radiation and leukemia 別添2 mortality among Japanese Atomic Bomb Survivors, 1950-2000," Radiation Research, 172 (3), 368-82. 100mSv 以下では不確実だという言明が流通しているが、上記論文で はいずれ も線形仮説(もしくは 2 次項を導入したもの)を支持してい る。 ・平成22年3月 原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学 的調査 この調査の対象の原発従事者の一人当たりの平均累積線量は 13.3mSv(報告書 p.32 合計列によれば 10 年以上勤務はこのうち 28.2%)。 概ね年間 1mSv 程度を被曝。 それでも、 全新生物、肝臓がん、肺ガン、非ホジキリンパなどでは 被曝量とともに、死亡率は上昇。労働者は当然、成年以上で有り、子供 への被曝の影響はさらに大きくなると推測するのが妥当。 以上 1854 厚生労働省様 1 お世話になっております。 表題の件につきご連絡致します。兵庫県の知事さんが「なぜ原発の廃 棄物処理が100bq基準なのに瓦礫では8000bqという基準 なのか」と仰ってました。このお話を踏まえると何故に食品基準が廃 棄物のそれと一緒なのか理解しかねます。10bqあたりを境に子供 に健康異常が出るというバンダジェフスキーというベラルーシの医 者の報告を踏まえると、今の省庁の方の施策は、我が子も含めた全国 民にリスクをもたらしているとしか言えません。100bq基準に反 対します。8bq程を食品基準にしてください 1855 乳幼児食品に対して 50 から 100bq/kg に緩和しようとするなんて、あ ななた達の誠意が全く感じられません。 乳幼児期は、大人の 3 から 10 倍の感受性があると言われているのに 基準値を上げて子供を被爆させて病気にさせたいんですか? この国を管理する立場の人達が子供に毒を食べさせたいんですか? やることなすこと信じられません。 あなた達は人としての心を持っているんですか? 基準値をあげるのをやめてください。 しがらみやお金優先ではなく人としての心のある基準にしてくださ い!!! 1,3 別添2 子供に毒を食べさせるのは絶対に許しません!!!! 1856 4 月から乳幼児や牛乳の基準値が 100bq/kg になるとのこと。 1,3 反対です。 チェルノブイリのその後の基準値を参考になさって戴きたいです。 50bq/kg でさへ高いように思いますが、子供は放射線物質に過敏だと いうことであれば、企業の保護の前に人の命を先に考えて頂きたいで す。 仮に 100bq/kg に基準値が設けられ、子供にその商品に食べさせよう とはおもいません。 英断を期待致します。 1857 乳児用食品と牛乳について、50Bq/kg を100Bq/kg に緩めてもよ 1,3 いとする答申について 意見を述べさせてもらいます。 そんな案はとんでもない話で、子どもの命を本当に守る気があるので すか!と思います。 国民の健康、命、特に小さい子供、乳幼児の健康をないがしろに考え るのは到底許されることではありません! 乳児用食品、牛乳の基準値を緩めれば緩めるほど、誰もそのような食 品を買わなくなります。 国の未来を本当に考えるのなら、子どもを守ることしかありません。 50Bq/kg でも緩いです。 子どもには 1Bq/kg だって摂取してほしくありません! 放射性物質の基準値を限りなくゼロに近く設定して頂いてもいいく らいです。 国民の、いや子どもの命についてもっともっと真剣に考えて下さい。 1858 乳幼児はもっともっと低くしてほしいです。100 ベクレルには反対で 3 す。 1859 初めて意見を致します。 東北は地震で深手を負い、放射性物質が飛散し自国が有事である事は 知識に乏しいながら認識しておりますが、放射性物質が実際的にどの 程度人体に影響を及ぼすのか明確に理解しうる事実はまだどこにも 無いと認識しています。 国民の、特に若い世代から児童、乳幼児に掛かる問題です。 無知な私にはお願いしかできませんが、国益を考えるならば、どうか 目先の利潤や損失をとらず、自国の未来のために正しい議論、正しい 選択を、何卒お願い致します。 1 別添2 無いほうが良いものを、ギリギリいっぱいの数値で議論せず、可能な 限り、若い世代の健康を守れる様にお願い致します。 1860 ただでさえ、福島第一原発事故後の暫定基準値は高い値になっている 3 ので、これ以上高くするのは乳幼児を見殺しにするのも同然。 基準値を見直すのは絶対反対です 1861 新基準値が緩和されることについて反対します。 3 特に乳幼児は影響受けやすいと分かっているのに、どうしてこんなこ とができるのですか?良心を持ってくださいよ! 1862 改正案には反対します。 1,7 基準値は全食品について 1Bq/kg 以下を希望します。 低線量、とりわけ内部被曝の人への影響はまだ良く解っていないと思 います。いろいろな研究や議論がある様ですが子供の感受性が高いこ とや個人差を考えますと、東京電力福島第一原発事故前の摂取量と同 程度の日常食一日一人当たり 1Bq 以下が達成可能な食品基準値と検 査体制を望みます。 農産物については土壌や空間線量の測定により、事故以前と殆ど汚染 度が変わらない地域とそうでない地域の区別をする事ができると思 います。1Bq/kg が達成可能な食品と汚染食材が混ざらない様に流通 を管理し、また検査を行って頂きたいと存じます。 公表された汚染の広がりと移行係数を勘案しますと国内産品の 8 割程 度は事故以前の水準を保っていると思われます。食物自給率を考えま すと西日本での増産をはかることで、平均数Bq/kg を超える食材を 全て排除しても国内消費の殆どを賄う事が出来ると考えます。 本基準は、国民の健康という最優先事項から食品に働きかけるもので す。放射線防護の中心となるものだと考えます。合理的に達成可能な 最大限の防護を実現する為、全食品 1Bq/kg 以下として頂けますよう お願い申し上げます。 1863 今回、乳児基準値は、一般食品の 1/2 でしかありません。子どもの放 射性物質への感受性の高さは 3~10 倍という主張があり、とてもこの 数値で安全とは思えません。まして、多くの保護者がそうであるよう に、離乳食を家庭で作る場合は 100Bq/kg になりますし、乳児以外の 子どもも同じ基準です。ICRP のデータで、毎日 10Bq ずつ摂取すると どれだけの内部被曝を貯めてしまうかをグラフにしたものがありま すが、原発事故のツケを子どもの体で補うような今回の数値は、とう てい承服しかねます。その上、主食である米と、主要作物である大豆 については、半年遅れての実施というのは認めがたいです。事故前の 1,3,6 別添2 数字である、1Bq/kg 以下、限りなく0ベクレルに近い基準値を、乳 児および子どもには適用されますよう、心から願うものです。 1864 販売する飲食に全てベクレル表示が必要になる 9 1865 ようやく、原発事故前の基準に一歩近づきました。 11,11 厚労省の今回の改訂案を支持します。 今後、 一日も早く、事故前の我が国の安全基準に毅然として戻し、長きに渡 り民間が築き挙げて来た「日本ブランド」食の安全・高い品質と添加 物表示この信頼を早く取り戻し、困難な中にあっても、「食の安全」 確保に国を上げて取り組んでいることを世界にアピールし、滞った輸 出日本産品を各国から安心して受け容れてもらえるよう、切に望みま す。 1866 子供の未来を守るために、緩和せずに数値を厳しくしてください。 1,3 1ベクレル/kg を目指していただきたいです。 まずは子供を守ってください。 1867 ドイツの食品安全基準は 8 ベクレル/kg です。子どもは 4 ベクレル 1,7,11 です。それに対して日本は基準値が高すぎます。日本にはチェルノブ イリ事故という学ぶべき前例があるのだから、よく研究して取り入れ るべき。産業や経済のことばかりで健康がないがしろにされてるのは 本当に残念なかぎり。後々発生する医療費を考えたら、予防的措置を 取ったほうが経済的損失は少ないはず。 放射性物質も、セシウムだけでなくヨウ素など他の物質も調べてく ださい。 放射能の全量検査が不可能である以上、設定した基準値を上回るお それのある地域での生産自体を規制し、それに対する十分な補償を行 うことが必要です。この前提に立って、補償が可能な限り、基準値を できるだけ低く設定することが日本の一次産業を守るためにも必要 だと考えます。 1868 放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的 1,2,5,6,7 に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠 ,9,10 として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。 日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となる よう、予防措置も含め、とっていく必要があります。 人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提 に、以下、意見を述べます。 外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に 別添2 まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間 1 ミリ」というのは、 外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在 の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミ リを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避け ることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被 ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基 準を設定するべきと考えます。 チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に 福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験 に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナ ではキロあたり 2 ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用 するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは 20 ベク レルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を 設けるべきです。 ベクレル表示などの情報提供を 放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきち んと放射能の取り込みを避けることができみを避けることができる ように、ベクレル表示などの情報提供が必要です。 より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を 今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線 の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としなが ら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらあり ませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。 例外なく一斉に基準引き下げをすでに新基準案が報道されてから、日 が経っていますし、改訂予定の 4 月までまだ2か月あります。安全側 にたち、改訂日から基準 以下のものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産 されたもので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づ いて、政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。 ヨウ素の基準値も同様と考えております。 1869 ①基準値が高すぎる。一般食品は 10Bq 以下水は 2Bq 以下にしてほし い②乳幼児は 0Bqを目指すべき。③測定結果は全て公開する④検出限 界値は 10Bq 以下にする。⑤この基準値を1年ごとに見直す。⑥対象 都県を減らさない。場合によっては増やす⑦対象品目を増やす。⑧魚 をくわえる⑨リスクコミュニケーションのような説明会、意見交換会 を定期的に開催する⑩対象地域の一般の食生活をしている人の被曝 1,3,7,8 別添2 を測定する。⑪2008 年で終了した、1日にどのくらいの放射性物質を 摂取していたかの検査を再開する。また、大気圏内核実験が頻繁に行 われていた当時より、日本国民の食品による放射性物質の摂取が高く ならないような方策をお願いします。国民を守れるのはあなた方です 1870 国民の被ばく量を少しでも少なくする国際標準の観点から、 6,7,11 1.4 月開始の理由が不明。一刻も早く実施すること。 2.実際にどこでどのように測定して規制するのか、明らかにして予 算化すること。 3.規制は有害物質発生責任者への規制であって、食品生産者への補 償が即時になされる体制がどのようにとられるのか、同時に明らかに しないと規制として実効性がない。ただちに追加して明らかにするこ と。 以上、3点を要求します。 1871 「その他食品」の 100bq は高すぎます。 1 給食や家庭で子供に出す食材が 100bq ということになるためです。こ れが施行されたら乳幼児以外はこの基準をもとに大人も子供も関係 なく適用されてしまいます。厚労省管轄の保育園には乳幼児がいるの にそこの給食やおやつに使う食材はどうなるんですか。小さい子供の いる家庭が食材を調達するときにはもっと低い基準でなければ使い たくありませんが、この案だとそれが叶いません。不適切で 1872 今回、暫定基準値を引き下げるということですが、異議があります。 2,3 (1)引き下げた結果、別表の通りでは高すぎます。 食品からの摂取を年1ミリシーベルトにするとのことですが、今まで は、食品からと空気中からをあわせて、追加の被ばく線量が1ミリシ ーベルトだったのではないでしょうか。 今回の引き下げ措置の期間が、いつまでと明記されていない以上、こ の数値が「暫定」でなく、今後ずっと続くことを考えれば、食品だけ で年1ミリシーベルトは高すぎます。 (2)乳幼児に追加して、幼児・児童の基準値をもうけてほしい 今回、乳幼児の基準が高すぎるとはいえ設定されるととになりそうで すが、保育園児や幼稚園児、小学生にまで大人と同じ 100Bq/kg を許 容するのは、子どもへのリスクが有意に高いとわかっている以上、納 得できません。 たとえばこの年代の子は給食を食べますが、給食で儲けを出そうとす れば、値崩れしている地域の食材を仕入れようと考える業者は出てく るでしょう。 別添2 となると、家庭内より給食において、汚染食材が使われる可能性が高 くなると考えられます。 ぜひ、幼児・児童に対する規制値も設定していただきたく要望いたし ます。 子供たちは未来を担うのです。 環境が破壊された今、国が子供の健康を脅かす可能性がある基準では 納得がいきません。 また、瓦礫処理を全国に求めていらっしゃいますが、全国が土壌汚染 される可能性もあるのです。 世界で放射性物質を含む瓦礫をわざわざ運搬する、拡散させること は、全国の土壌汚染をうむことであり、異例です。 拡散させない事が、汚染食材を増やさないことでもあるのです。 基準を高めなくてはならない環境を増やすことをしようとしている 政府のやり方に憤りを感じます。 全ては繋がっています。 ○○省の仕事だから、うちは管轄外などと言っている場合ではありま せん。 汚染拡大を防ぐことが、日本の健康、健全な食材確保、健全な土地を 残すこと、人口減少を止めるなどに繋がるのです。 今の子供たちが将来、チェルノブイリの子供たちのような病気や障害 のある子供を抱える未来になる可能性を高めてしまうのは、絶対とは 言い切れませんが、チェルノブイリの事実をみれば可能性は捨てきれ ない。 低せん被ばくも同じです。 内部被ばくはなお怖いのです。 人として、人の親、子供を見守る一人の人として子供の笑顔を思い浮 かべて基準設定を決めていただきたい。 毒が入っていても、子供は美味しければ笑顔で食べます毒を多くし て、いいと言いきれますか? 1873 年間1ミリシーベルトは、外部被ばく、内部被ばくを合わせたもので すから、食品だけで1ミリシーベルトにする考えは法律違反です。 少子化などと言っていますが、これでは、まったく子供たちを大切と 思ってはいないことを、証明しています。 ましてや、乳幼児や、妊婦に現在の案の基準は無謀です。 チェルノブイリの経験に学ばず、周辺の国々よりもゆるい基準にする ことは、現在と未来のこどもたちにも、世界の人々にも、恥ずかしい 1,2,3 別添2 と思いませんか? 外国の方は日本での子育てに安心してもらえるのでしょうか? 現在の、いまだに高線量の地域に、子供、妊婦を留め置いている現状 を、世界の人々に胸をはれますか? どうか、どうか、10年後、20年後の子供たちを悲しませない、も っと厳しい基準を作ってください。 これに携わるみなさん、勇気をもって、ご自分に恥ずかしくない仕事 をしてください。 どうか、どうかよろしく、お願いいたします。 1874 摂取されるセシウム等の放射性物質はできる限り厳しい値が必要だ 1 と思います. 今までの世界でも批判される様な甘い基準を政府が掲げてきたおか げで、国民からはその基準を全く信用できなくなっています.このこ とは基準だけに限らず政府自体の信頼にも影響出てきています.流通 のことを考えた基準ではなく、人体の安全を中心とした基準を作って ほしいです.全く危険がない訳がないはずの放射能に対して、今まで 何度も放射能レベルが「直ちに危険を及ぼすレベルではない」と連呼 してきたおかげで、今後は危険を及ぼすレベルなのかとも解釈がで き、そのことに言及しないことで不信感が募っています. 政府の基準で安全といわれている食物は、逆に信用できないため、 外国の食物を食べている今日このごろです.チェルノブイリの具体例 をあげてこのくらいであれば問題ないと説明し、医学的にもエビデン スにそった基準を作ってもらえると、国内産のものも安全に安心して 食べられるようになると思います. 平穏なときはどんな政治家でも国民は文句を言いません.ただ非常事 態にこそ政治家の真価が問われ、政治家に厳しい目を向けます.世界 に恥じないように民間に任せるのではなく政府がリードできるよう お願いします. 1875 日本の国は、国の基準で社会が動きます。 放射性物質の安全基準を決める時、子どもに対しての基準は、厳しく する必要があります。 体の大きさが大人と違って小さい子どもは、薬の量が違うように、放 射能の影響も、大人と同じ環境では受ける影響がかなり違ってきま す。 子ども達が元気で、大人になり、元気な子孫を増やしていけるようい い環境を作って下さい。 1,3 別添2 よろしくお願い致します。 1876 いい加減にしてください。 3 50 から 100 に検討してるなんて、頭が悪いんですか? この先の日本を背負う子ども達を、これ以上被爆させるなんて許せま せん。 なんの罪もない子どもを何故犠牲にするのですか? 学んで下さい。 チェルノブイリのことを。 自分の子供が、被爆しますよ、今以上に。 守るべきものは、業者や生産者達、お金ではありません。 命です。 大人を信じて食事をする子ども達を、どうか守ってください。 50 でも高いのに 100 なんて数値にしたら、人殺しと一緒です。 大切な人を守る為に、仕事をしてください。 引き上げるのは絶対にあってはならないことです。 1877 現在色々な国から日本からの食品輸入について制限などがかかって いることから鑑みて、現在の国内の食品基準値は高すぎるのではない だろうかと思います。ドイツやウクライナの数値を参考に、是非今一 度再考をお願いしたいと思います。 1