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公立甲賀病院白衣類賃貸借業務仕様書

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公立甲賀病院白衣類賃貸借業務仕様書
別添2
公立甲賀病院白衣類賃貸借業務仕様書
この仕様書は、公立甲賀病院(以下「委託者」という。)が借入れる被服、その他必
要事項を明示したものであり、本業務の実施にあたって契約相手方(以下「受託者」
という。)は、これを忠実かつ誠意をもって履行しなければならない。
1. 業務名
白衣類賃貸借業務
2. 業務場所
滋賀県甲賀市水口町松尾1256番地
なお、集配場所等の詳細については業者選定後に双方協議の上決定する。
3. 契約期間
契約期間は、平成29年4月1日から平成33年3月31日までの4年間とす
る。ただし、期間満了の3ヶ月前までに、委託者から更新の意思表示があった場
合は、この契約は1年間延長できるものとし、契約条件等の変更が生じる場合につ
いては、双方において協議することとする。
4. 賃貸借物品および貸与の予定組数
(1) 白衣類の仕様および貸与予定組数・人数一覧表は、別添①-AからDのとおり
とする。
(2) 看護師以外の白衣類仕様は、双方協議のうえ契約金額の範囲内で変更するこ
とがある。また、職員の働き方の多様化により、貸与する品目及び数量を変更
することがあるが、柔軟に対応すること。
(3) 貸与予定数量については目安であり保証するものではない。
(4) 受託者は、委託者が指定する1サイズの見本品1着を提出し、量産にかかる
前に委託者の承認を得ること。なお、承認を得た場合はその見本品を完成品と
して使用してもよい。
5. 契約方法および請求方法
(1) 白衣類5枚から3枚を1組とし、1組あたりの洗濯料金を含む月額の賃借料
について単価契約を締結する。単価に消費税等を加算した金額(当該金額に1
円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)を各品目の契約
単価とする。
(2) 賃借料の月ごとの支払請求額は、契約単価に月初めの貸与者数を乗じたもの
とし、月の途中の貸与組数の増減については、その翌月から調整するものとす
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る。貸与組数は委託者からの報告を受け、受託者で確認のうえで確定するもの
とする。
3.白衣類の洗濯
(1) 白衣類の洗濯は、クリーニング業法第3条3項の定める衛生基準に従うとと
もに、医療現場で着用するという目的及び性質を考慮のうえ、適正な処理を行
うこと。
(2) 洗濯工程は次に留意し行うこと。また記載方法と違う場合等は事前に委託者
の了解を得ること。なお、標準作業書を別途提出する事。
①水による予洗の後、洗剤洗いをすること。ただし、工程中メタ珪酸ソ-ダ・
漂白剤等にて漂白・殺菌すること。
②十分にすすぎを行うこと。また柔軟剤及び抗菌剤を使用すること。
③仕上げはトンネル仕上げとし小ジワ等がよらないように留意すること。た
だし、仕上がり状態に応じてアイロンで補正を行うことが出来る。
④医師の診察衣については特に仕上がり状態に留意すること。
⑤不具合等に対して速やかに対応し、再洗濯や交換を行うこと。
4.白衣類の管理
(1) 白衣類は、個人データ管理を行う為のバーコードラベル(別添②ラベル書式参
照)等を備え付けるものとする。
(2) バーコードラベル等の準備、取り付け作業に要する経費は受託者の負担とす
る。
(3) バーコードラベル等には、病院名・個人名・部署名等を記載し、目視確認が
可能であるものとする。上記以外に洗濯に必要な文字、記号の記載は許可する。
(4) バーコードラベル等は、洗濯時の磨耗による印字劣化を考慮すること。
(5) バーコードラベル等は洗濯耐久性を備えたものとし、工業洗濯において剥が
れや脱落がないこと。
5.集配業務
(1) 洗濯物の納入及び回収は、曜日を定めて週2回以上行うものとし、回収した
洗濯物は、回収日から起算して1週間以内に洗濯を完了し、指定場所へ指定方
法で納入すること。
(2) 国民の祝日および病院の定める休日等の長期休暇時については、協議のうえ
病院業務に支障が無いよう納入・回収に対応するものとする。
6.納入方法
(1) 清潔物納入については、原則ハンガースタンドを受託者の負担で指定場所に
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設置し、納品する。受け渡し伝票/個人管理伝票を作成し、確実に行うものと
し、ハンガースタンドに1枚ずつ洗濯物を掛け、部署別に並べて納入すること。
(2) ハンガースタンドは洗濯物の重量に耐え得るものとし、破損や変形等が生じ
た場合は速やかに交換すること。
(3) 部署別による納入方法についても協議の上対応すること。
(4) 納入・回収箇所は原則公立甲賀病院付属棟2階とする。ただし、病院の運営
上、委託者の都合により納入・回収箇所の増減・変更を行う場合がある。
7.回収方法
(1) 洗濯物回収については、回収袋を受託者の負担で指定場所に設置し、職員が
入れる使用済み白衣類を週2回以上定期的に回収すること。
(2) 回収時にポケット等に忘れ物がないか確認し、忘れ物がある場合は日付・部
署名・個人番号・個人名および忘れ物の物品名等を記入した封筒に1人分ずつ
入れ、委託者担当部署まで届けること。
8.白衣類のメンテナンス
(1) ボタン取れやほつれ、ファスナーの不具合など使用上発生した破損は、その
状況により受託者が速やかに対応し、修繕や交換することで通常使用に支障が
生じないようにする。
(2) パンツの裾上げが必要な物品については、採寸時の裾上げ寸法に従い、裾上
げして納品すること。
(3) メンテナンスに要する費用は受託者が負担すること。
9.白衣類の交換
(1) 平常業務の中で発生した汚れや破損等において、シミ抜きや補修により対応
できない場合は白衣類を速やかに交換することとし、その費用については受託
者の負担とする。体型の変化などによるサイズ変更についても、受託者は同様
の対応を行うこととする。
(2) 上記における交換については、汚れやシミ、破れ等について厳しくチェック
し、一定基準以上の物品であれば、再生(リユース)品の使用も可とする。た
だし、新品に対する再生(リユース)品の割合は3割未満とすること。また、
委託者が使用不可とした物品については速やかに新品交換することとする。
10.新規採用者及び退職者の取り扱い
(1) 新規採用者がある場合は、委託者の指示に基づき速やかに白衣類を供給する
こと。尚、受託者の在庫状況により、双方協議の上、再生(リユース)品にて対
応することができるものとする。ただし、新品に対する再生(リユース)品の割
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合は3割未満とすること。年度初めなど数量が多くなる場合は双方で協議し、納
入期限を決定するものとする。
(2) 退職などにより不要となった白衣類は、返品分として回収し、受託者の負担
にて適正に処理をすること。
11.白衣臨時品の対応
委託者より依頼のある場合、マタニティ型看護衣(ワンピースタイプまたはパン
ツタイプ)を受託者は無償で提供するものとする。また、予備として中心サイズ複
数枚の白衣類を受託者は洗濯工場に常備し、緊急時に迅速に対応すること。当該白
衣類について、再生(リユース)品の使用を可とする。
12.損害保険加入
受託者は、病院が使用する白衣類の盗難・紛失、火災または風水害等による損失
を補填するため受託者の負担において損害保険に加入するものとする。
13.その他
(1) 契約期間の開始日は、平成 29 年 4 月 1 日とするが、事前に当院が必要とする
日までに白衣類を納入すること。
(2) この仕様書に明示されていない事項であっても、実施上当然必要なことは誠
実にこれを実施するものとする。
(3) この仕様書に定めのない事項が生じた場合、また不明な点が生じた場合等は
双方で協議し決定することとする。
(4) 医療法、医療法施行令および医療法施行規則ならびに関係通知等、当該業務
の遂行に関する法律を遵守すること。
(5) 大事故発生時や災害時などの緊急時には、受託者は出来る限り当院に協力す
ること。
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