主役は、あなたです。

良いことずくめ
人祭りに興味があるけれど、い
谷に注目した学びの場で、2006年
いる人がほとんど。そしてその解決策
多くの人から聞こえてきたのは、冒頭
として隣人祭りに期待を寄せつつも、
座を開いている。
ループをつくり、それぞれのご近所づ
授業の前半では、﹁隣人祭り﹂日本支
のような声だった。
原宿のコミュニティスペースで、コン
ランスで生まれた背景や、昨年日本に
部代表の植月縁さんが、隣人祭りがフ
様子などを、映像を交えながら話した。
初めて紹介されてから今に至るまでの
き合いについて意見を交換した。﹁べっ
いさつだけも味気ない。心地よい関係
たりしたつき合いは苦手だけれど、あ
を築くにはどうしたら⋮⋮﹂と思って
授業を主宰したのは、生涯学習を推進
新しいものが生み出されている街、渋
するNPO法人﹃シブヤ大学﹄
。常に
シェルジュ養成講座が行われた。この
7
はちょっと⋮⋮﹂
。こんな声が聞こえ
1
まず授業の前に 、 人で つのグ
6
から毎月第三土曜日に様々な内容の講
13
きなりコンシェルジュになるの
volume
てきた 月のある土曜日の朝、東京・
5
﹁
隣人祭り
は
隣
みんなで
盛り上げよう
！
主役は、
あなたです。
第13回のコンシェルジュ
嘉村真由美さん
「隣人祭りについて知りたい！ 学びたい！」
。そんな人たち
52人が渋谷区のみならず、遠く横浜からも
シブヤ大学に集合。未来のコンシェルジュが続々と誕生です！
photographs by Hiroshi Takaoka text by Mari Kubota
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October 2009
SOTOKOTO
ロハスな知恵
LOHAS WISDOM
shibuya-univ.net/またはomo
@shibuya-univ.netまで。
コンシェルジュ募集中！
「隣人祭り」日本支部
〒104-0045
東京都中央区築地7-12-7
築地 FTSビル5階
一般社団法人ロハスクラブ内
tel.03-3549-1865　fax.03-3549-1013　http://www.rinjinmatsuri.jp/
隣人祭りは食べ物を持ち寄って自由
加希望や詳細は http://www.
りとしたプログラムは必要ない。そう
道裏〜外苑西通りの地域。参
におしゃべりを楽しむもので、きっち
若者も、
ぞくぞくと立候補！
今後、コンシェルジュたちは町内会に
場所は、東京・渋谷区の表参
ちになったようだった。
に上回り、授業に参加した半数以上の
します。
10月17日
（土）
（ 予 定）
、
知った参加者たちは、少し気楽な気持
に来ていた同町内会の住民によると、
ルジュ」33名による、様々なコ
シブヤ大学では、ただ講師の話を聞い
が着々と広がっていく、大きな可能性
りを主催する── 。これから隣人祭り
ミュニケーションプランを実 施
を秘めたひとときだった。
トを行って惹きつけたら﹂﹁この地域の
「シブヤ大学隣人祭りコンシェ
ユニークなコンセプトで教育を行う
予定だ。
して、秋の開催に向けて準備を進める
参加したり、地域性をリサーチしたり
望者を つのグループに分け、早速話
授業の後半では、コンシェルジュ希
人が名乗り出た。
多くの人が原宿を去り、街の再構築も
昨年の経済危機の影響もあったのか、
旗が立てられた場所が、
ーディネーターを務める嘉村真由美さ
になってグループディス
て授業が終わるのではない。授業のコ
視野に入れている状況だという。
くり上げる、かつてない形式の隣人祭
カッション。左 下 ／この
人ほどのコンシェルジュたちがつ
ど地図で確認し、住民に参加してもら
し合い。町内会の場所や地域の特性な
が 行われた。右 下 ／ 輪
ったところ、嘉村さんの予想をはるか
この隣人祭りのコンシェルジュを募
り。ここでコンシェルジュを体験した
舎を改修したケアコミュ
んは、シブヤ大学が原宿の、とある町
催することを提案した。この日、見学
人たちが、自分の住む地域でも隣人祭
ニティ・原宿の丘で授業
30
飲食店などに呼びかけて協力してもら
シブヤ大学から
さらに広がる隣人祭り！
いたい﹂など様々な意見が飛び交った。
October 2009 SOTOKOTO
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うことに。﹁秋の味覚にちなんだイベン
本日のキャンパス。
うにはどうしたらよいか知恵を出し合
上／旧原宿中学校の校
左／この日、
「 隣人祭り」日本支部代表の植月緑さんが講師
内会と協力してこの秋に隣人祭りを開
を務めた。右／講座のコーディネーター・嘉村真由美さん。
り開催に向け、地域の町内会や行事に参加した。左下／シブヤ大学主催の隣人
上／地図を見ながら、開催エリアについてリサーチする参加者たち。右下／隣人祭
と思っていましたがこんなにたくさん！」と嘉村さんもシブヤ大学のスタッフも大興奮。
祭りのコンシェルジュを募ったところ、教室の半数以上の人が立候補。
「５、６人かな