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表示しようとする機能性に関する説明資料(研究レビュー) 標題: 「蒸し

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表示しようとする機能性に関する説明資料(研究レビュー) 標題: 「蒸し
別紙様式(Ⅴ)-4
表示しようとする機能性に関する説明資料(研究レビュー)
標題:
「蒸し大豆」に含まれる機能性関与成分「大豆イソフラボン」による骨吸収抑
制作用に関するシステマティックレビュー
商品名:蒸し大豆
機能性関与成分名:大豆イソフラボン
表示しようとする機能性: 本品には大豆イソフラボンが含まれています。大豆
イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能が
あることが報告されています。本品は丈夫な骨を維
持したい方に適した食品です。
作成日:2015 年 8 月 31 日
届出者名:フジッコ株式会社
代表取締役社長
抄
福井
正一
録
背景
骨量は男女とも 30 歳半ばで最大に達し、以後は加齢とともに漸減していく。特
に女性では、閉経後の 5~10 年間に骨量の急激な減少が起こる。骨量の減少に
は女性ホルモンが重要な役割を持っていると考えられ、女性ホルモン様作用を
もつ大豆イソフラボンが骨吸収抑制作用を持つ可能性が考えられる。
目的
健常な日本人女性が大豆イソフラボンを摂取することで、骨代謝がどのような
影響を受けるかを調べるために、骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノ
リン(DPD)に対する影響を総合的に検証することを目的とした。
方法
情報源としては、PubMed、医中誌、J DreamⅢ、J-GROBAL の4つのデータベ
ースを使用し、2015 年 3 月 2 日にフジッコ株式会社社員 2 名が独立して検索を
行った。対象とする論文の適格基準(PICO)には、P:日本人女性を被験者と
していること、I:用量の明確な大豆イソフラボンを摂取させていること、C:
大豆イソフラボンを含まないプラセボ食を摂取させていること、O:骨吸収マー
カー(少なくとも尿中 DPD)の測定結果が報告されていることを設定し、さら
に査読付原著論文であること、無作為化コントロール比較試験(RCT)である
ことを設定した。
結果
抽出された論文は 11 件であった。これらの研究デザインおよびアウトカムの結
1/9
別紙様式(Ⅴ)-4
果が全体的に共通しており、非直接性と非一貫性のリスクは非常に低かった。
出版バイアスについては、バイアスは認められなかった。また、すべての論文
は RCT であるが、その方法に不記載の部分があり、選択バイアスおよび選択的
アウトカムは、中程度のリスクとなった。全ての論文において、大豆イソフラ
ボン摂取による尿中 DPD 量の低下が認められ、また、有害事象は認められず、
安全性に問題がないことが確認された。
結論
大豆イソフラボン 25mg(アグリコン換算)を 2 週間摂取することで健常な中高
年日本人女性の尿中 DPD 量が低下し、骨吸収が抑制され、健康な骨の維持に役
立つことが明らかとなった。
2/9
別紙様式(Ⅴ)-4
【はじめに】
骨の一部は常に破骨細胞により溶解・吸収され(骨吸収)、その後は骨芽細胞
によって新しい骨が形成されていく(骨形成)。骨吸収と骨形成の平衡関係に影
響を与える因子としては、①栄養的因子、②代謝全体の制御に関連している内
分泌因子、③物理的因子等が挙げられる。これら因子のバランスが崩れると、
骨代謝異常症と呼ばれる疾患につながり、最も一般的な例が骨粗鬆症である(別
紙様式(V)-10 参考文献 1)。
骨量は男女とも 30 歳半ばで最大に達し、以後は加齢とともに漸減していく。
特に女性では、閉経後の 5~10 年間に骨量の急激な減少が起こることや、月経
周期が安定している女性では不規則な女性に比べて骨量の損失が少ないなどの
知見があることから、骨量維持にはエストロゲンが大きく関与していることが
明らかとなっている(別紙様式(V)-10 参考文献 2)。
大豆イソフラボンは弱いエストロゲン様作用を有することが知られており、
骨粗鬆症、ある種のガン、虚血性心疾患および更年期障害などに対する予防効
果のあることが知られている(別紙様式(V)-10 参考文献 3)。イソフラボンの骨
に対する効果は、in vitro 試験(別紙様式(V)-10 参考文献 4)のみならず、動物
実験(別紙様式(V)-10 参考文献 5)や臨床試験(別紙様式(V)-10 参考文献 6)で
も確認されているが、これらは主にエストロゲンに見られる骨吸収抑制作用と
同じ作用機序によるものと考えられている。
骨吸収の程度を評価するための骨吸収マーカーには、骨そのものに由来する
代謝産物と、吸収・形成をそれぞれ担う破骨細胞・骨芽細胞が産生・分泌する
特異的なタンパクなどがあるが、中でもコラーゲン分子の架橋物質として組織
に存在するデオキシピリジノリン(DPD)は骨組織中のコラーゲン分解すなわ
ち骨吸収を正確に反映するので、現在最も有用な骨吸収マーカーの一つである
と考えられている(別紙様式(V)-10 文献 7、8)。DPD は、①血中に放出された
後ほとんど代謝を受けずに尿中に排出される、②腸管から吸収されないため食
餌成分の影響を受けない、などのことからも DPD が骨吸収に特異的であること
を示している。
骨粗鬆症治療効果の確認は骨量の測定によって判断されるが、骨量の変化を
調べるためには長期間の試験が必要となる。また、試験が長期に及ぶことから
期間中に様々な外的因子が影響するため、治療そのものの効果の確認が困難な
場合もある。そこで、早期における治療効果の確認には上記のようなマーカー
が適用される。
臨床ではエストロゲン補充療法や骨吸収抑制剤の投与により、DPD の早期の
低下とそれに伴う骨量の増加が確認されている(別紙様式(V)-10 文献 8、9、10)。
そこで本論では、健常な日本人女性が大豆イソフラボンを摂取することで、
骨代謝がどのような影響を受けるかを調べるために、骨吸収マーカーである尿
中 DPD 量に対する影響を総合的に検証することを目的として、既に公表されて
いる RCT の文献についてシステマティックレビューを実施した。
<リサーチクエスチョン>
P(参加者)
:健常な中高年日本人女性
I(介入)
:大豆イソフラボンの経口摂取
C(比較)
:大豆イソフラボンを含まないプラセボの経口摂取
3/9
別紙様式(Ⅴ)-4
O(アウトカム)
:骨吸収の抑制(少なくとも尿中 DPD が測定されている
こと)
【方法】
<プロトコール>
・ 「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」の別紙 3(p50-56)記載
の手順を参考にした。
・ 未登録
<適格基準>
1)PICO
適格基準となる PICO は、以下の通り設定した。
P(参加者):健常な中高年日本人女性
I(介入):用量の明確な大豆イソフラボンの経口摂取
C(比較):大豆イソフラボンを含まないプラセボの経口摂取
O(アウトカム)
:骨吸収の抑制(少なくとも尿中 DPD が測定されていること)
2)その他の適格基準
研究デザイン:無作為化コントロール比較試験(RCT)とした。
報告の特性:査読付原著論文のみとし、学会要旨等の会議録、業界雑誌の記
事等は除外した。
<情報源>
データベース名
言語
PubMed
医中誌
英語
検索対象期間
1946 年~2015 年
英語、日本語
1977 年~2015 年
J DreamⅢ
J-GROBAL
日本語
1981 年~2015 年
日本語
1975 年~2015 年
<検索>
データベース
Pub Med
検索式
(((soy* OR isoflavone OR phytoestrogen OR genistein OR genistin OR
daidzein OR daidzin OR glycitein OR glycitin)) AND ("bone resorption"
OR deoxypyridinoline OR DPD OR Dpyr)) AND (urine OR urinary)
医中誌 web ((イソフラボン/AL or Isoflavones/TH or Genistein/TH or Genistin/TH
or Daidzein/TH or Daidzin/TH or Glycitein/TH or Glycitin/TH or
idoflavone/AL or genistein/AL or genistin/AL or daidzein/AL or
daidzin/AL or glycitein/AL or glycitin/AL) and ("bone resorption"/TA or
骨吸収/TA or デオキシピリジノリン/TA or deoxypyridinoline/TA or
DPD/TA or Dpyr/TA) and (尿/TA or urine/TA or urinary/TA)) and (PT=
原著論文)
4/9
別紙様式(Ⅴ)-4
J DreamⅢ
( イ ソ フ ラ ボ ン /AL or isoflavones/ALE or genistein/ALE or
genistin/ALE or daidzein/ALE or daidzin/ALE or glycitein/ALE or
glycitin/ALE or isoflavone/ALE ) and (“bone resorption”/ALE or 骨吸
収/AL or デオキシピリジノリン/AL or deoxypyridinoline/ALE or
DPD/ALE or Dpyr/ALE) and (尿/AL or urine/ALE or urinary/ALE)
J-GROBAL イソフラボン and [(骨吸収 or デオキシピリジノリン)and 尿]
<研究の選択>
1 次スクリーニングとして、各文献のタイトルおよび入手できる場合は抄録を
対象に、2 名のレビュー実施者が独立して上記適格基準に適合しないものを除去
した。2 名の結果を照合し、協議の上、2 次スクリーニング用文献をリストアッ
プした。さらに、リストアップした文献の全文を入手し、2 名のレビュー実施者
が独立して精読、上記適格基準に従って選抜した。そして 2 名の結果を照合し、
最終的にシステマティックレビューに採択する文献を選定した。
<データ収集のプロセス>
システマティックレビューに採択した文献を 2 名のレビュー実施者が独立して
精読し、データを抽出した。
<データ項目>
システマティックレビューに採用した文献から、研究デザイン、被験者の特
性および人数、大豆イソフラボンの投与量および形態、プラセボ食の内容、そ
れぞれの投与期間、骨吸収マーカー(尿中 DPD)量の測定値を抽出した。
<個別の研究のバイアスリスク>
研究デザインにおいて、
「無作為化」を明記されているものは選択バイアスは
低いと考えられたが、無作為化の詳細な方法および割り付けの隠蔵に関する記
載が不十分であるものについては無作為化であっても「不明」とした。また、
「二
重盲検」を明記されているものは盲検性バイアスが「低」であると判断し、
「単
盲検」と記載されているものについては参加者のバイアスを「低」、また、本レ
ビューの目的とする検査項目が尿中の成分量の測定値であり主観の入りにくい
ものであるため、評価者のバイアスを「中」とした。さらに盲検性について記
載のないものについては、介入群と対照群の試験食の形態を被験者に判別でき
ないよう調製されていれば単盲検と判断した。また盲検性についても試験食に
ついても記載のないものは非盲検とし、参加者と評価者の両方の盲検性バイア
スを「中」とした。
被験者数において、試験開始時の人数と実際に解析対象とした人数の間に大
幅な差がある場合は症例減少バイアスを「高」とした。具体的には、試験開始
時の人数の 20%を超える減少が認められる場合にはバイアス「高」とし、それ
以下の割合で減少している場合を「中」、さらに減少なしの場合を「低」とした。
選択的アウトカム報告については、研究計画書を入手できる場合にはそれと
照合し、異同を評価したが、文献内において関連の記載が不十分である場合に
は「不明」と評価した。
その他のバイアスについては、研究デザインに関連する潜在的なバイアスが
5/9
別紙様式(Ⅴ)-4
あると思われる場合、不正が疑われる場合、その他何らかの問題がある場合あ
は「高」、論文において関連の記載が不十分だった場合は「不明」とした。
また、低、中、高をそれぞれ、0、-1、-2 とし、不明を-1 として、まとめ
の評価にはそれぞれの評点の平均値を算出し、小数点 1 位を四捨五入した。
<要約尺度>
各文献の対照群と介入群それぞれの前値と後値について、骨吸収マーカー(尿
中 DPD)量の平均値を求め、平均差を算出し、評価した。
<結果の統合>
定性的レビューであるため、各結果の統合は実施しなかった。
<全研究のバイアスリスク>
試験条件とアウトカムごとに個別研究を分類した。それぞれの分類の中で、
バイアスリスクは個別研究の「まとめ」の平均値を、非直接性と非一貫性につ
いても個別研究の平均値を当てはめた。また不精確性については症例減少バイ
アスの平均値を使用した。
出版バイアスについては、アウトカムごとの分類の中で、各文献の対象者数
を縦軸に、効果量を横軸にとり、ファンネルプロットを作成した。その際、各
文献について、介入群の尿中 DPD 量の前後値における平均差をA、対照群の場
合を B とし、A と B の差を効果量とした。
【結果】
<研究の選択>
採用論文を選抜するまでの経過を別紙様式(V)-6 に示した。別紙様式(V)-5 記
載の検索式で検索された文献は、全部で 157 報であった。一次スクリーニング
として、それらの文献タイトル、抄録から適格基準を満たさないものを除外し
た結果、34 報が選抜され、それらの論文について全文を入手し、二次スクリー
ニングを実施した。その結果、最終的に 11 報の論文が採用論文として選抜され
た。なお、採用文献リストと除外文献リストはそれぞれ別紙様式(V)-7 および別
紙様式(V)-8 に示した。
<研究の特性>
採用した 11 報の論文のうち、10 報が日本人女性を対象とした RCT であり、
残り 1 報は日系ブラジル人を対象としていたが、遺伝的には日本人と同等であ
ると判断したため、評価する文献として採用した[別紙様式(V)-7 参照]。
<研究内のバイアスリスク>
「選択バイアス」については、ランダム化の詳細な方法および割付の隠蔵に
関して、すべての論文で記述がなかったため、不明とした。
「盲検性バイアス」については採用した 11 報の文献のうち 2 報が単盲検クロ
スオーバー比較試験であったため、それらについてはアウトカム評価者のバイ
アスを中とした。さらに 1 報で盲検性の記述がなかったため、参加者およびア
ウトカム評価者ともに中とした。それ以外の 8 報においては、二重盲検である
6/9
別紙様式(Ⅴ)-4
ことが明記されていたため、参加者およびアウトカム評価者の盲検性バイアス
は低とした。
「症例減少バイアス」については、8 報では減少がなく、リスクは低としたが、
2 報で若干名の減少が見られたため中のリスクと判断した。さらに 1 報では症例
の減少が多く見られ、リスク高とした。
「選択的アウトカム」については、すべての論文において研究計画書が入手
できず、また関連する記述がなかったため、不明とした。
「その他のバイアス」については、すべての論文で大きな問題は確認されな
かったが、特に記述がなかったため、すべて不明とした。
以上のバイアスについて、明確にリスクがあると判断されたのは「症例減少
バイアス」の 1 報のみであり、その他、中程度のリスクと評価したものはすべ
て関連事項の不記載によるものであったため、本レビューで採用した文献のバ
イアスリスクは総じて低く、機能性の評価には十分値すると判断した。
[別紙様式(V)-11a 参照]
<個別の研究の結果>
11 報の採用文献のうち 2 報において、大豆イソフラボン摂取群はプラセボ群
と比較して、有意に尿中 DPD 量が低下した。さらに 10 報において、大豆イソ
フラボン摂取後の尿中 DPD 量が、摂取前と比較して有意に低下していた。
また、大豆イソフラボンを摂取することによる有害な事象は認められなかっ
た。
なお、本レビューに採用した文献で扱われる試験においては、すべて大豆イ
ソフラボンを配糖体として投与していた。
[別紙様式(V)-11a 参照]
<結果の統合>
本論は定性的レビューであるため、各結果の統合は実施しなかった。
<全研究のバイアスリスク>
各論文の介入とアウトカムごとに分類し、共通するものをグループにまとめ
た。その結果、7 報の論文(文献番号 2、4、5、6、8、9、10)を一つの分類と
してまとめることができた(分類番号 1)。それ以外の 4 報については、介入や
アウトカムの条件がそれぞれ異なるため、1 報ずつ個別に評価した(分類番号 2
~5)。
エビデンス総体としての「バイアスリスク」については各論文の質評価[別紙
様式(V)-11a]で評価したバイアスリスクの「まとめ」の平均値を算出し、小数点
以下を四捨五入することで、評価した。その結果、すべての分類において「バ
イアスリスク」は中となった。また、非直接性、不精確、非一貫性については
すべてにおいて低となった。
「出版バイアス」については、分類番号 1 でのみ評価し、ファンネルプロッ
トを作成した(図 1 参照)。用いた文献が 7 報であるため、明確な判別はできな
いが、ファンネルプロットは横に広い形状となり、明らかな偏りを示すことは
なく、「出版バイアス」は認められなかった。 [別紙様式(V)-11a、13a 参照]
7/9
別紙様式(Ⅴ)-4
図 1.出版バイアス評価のためのファンネルプロット
症例数
58
21
40
30
25
26
40
70
60
症例数(人)
文献番号 2
文献番号 4
文献番号 5
文献番号 6
文献番号 8
文献番号 9
文献番号 10
効果量
-0.67
-0.5
-0.32
-0.46
-0.6
-0.8
-0.18
50
40
30
20
10
0
-1
-0.5
0
効果量(介入群の効果量-対照群の効果量)
【考察】
<エビデンスの要約>
11 報の RCT の結果から、大豆イソフラボンの摂取(23.3mg/日~38.6mg/日、2
~10 週間)により尿中 DPD 量が低下することが示された。11 報のうち 7 報の
研究において、大豆イソフラボンとして約 25mg(アグリコン換算)を 2 週間摂
取させた条件で、摂取前後において尿中 DPD 量の有意な抑制効果が確認された。
そのため、尿中 DPD 量の抑制効果を得るためには大豆イソフラボンの摂取量は
25mg(アグリコン換算)以上、摂取期間は 2 週間以上が必要であると考えられ
る。
すべての論文は RCT であるが、その方法に不記載の部分があり、「選択バイ
アス」、「選択的アウトカム」および「その他のバイアス」が中程度のリスクと
なったため、エビデンス総体としての「バイアスリスク」は中程度であった。
「非
直接性」、「不精確」、「非一貫性」、「出版バイアス」のリスクについてはすべて
低であり、エビデンスの質は機能性の評価に値すると考えられる。[別紙様式
(V)-13a 参照]
<限界>
本レビューでの文献の収集は、主要なデータベース(PubMed、医中誌 web、J
DreamⅢ、J-GROBAL)を使用しており、公開されている研究はほぼ網羅されて
いると言える。しかし、未公開の研究の存在する可能性は否定できず、今後の
研究動向にも注視していく必要がある。なお、現時点で UMIN 登録されている
未発表研究はなかった。
<結論>
本研究レビューの結果、大豆イソフラボンの摂取によって健常な日本人中高
年女性の尿中 DPD 量が抑制される、すなわち骨吸収が抑制され、健康な骨の維
持に役立つことが明らかとなった。
摂取量としては、25mg/日(アグリコン換算)、大豆由来のイソフラボンにお
いて、機能性が検証された。
【スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反に関して申告すべき事項】
レビューに採用した 11 報の文献のうち、5 報においてフジッコ株式会社社員
8/9
別紙様式(Ⅴ)-4
が著者として含まれているが、本レビューの作成に当たってはそれら著者を除
いた社員で公正に実施した。さらに、11 報すべてについて、研究の方針決定お
よび実施機関が単独である例はなく、いずれも複数の機関で行なわれた研究で
ある。
【各レビューワーの役割】
レビューワー
役割
プロトコールの作成、エビデンスの収集(1 次、2 次スクリー
A
ニング)、エビデンス総体の評価、結果の統合、レビュー本文
の作成
エビデンスの収集(1 次、2 次スクリーニング)、レビュー本文
B
のチェック
エビデンスの収集(最終確認)、レビュー本文のチェック、研
C
究レビュー全体の最終的な承認
PRISMA 声明チェックリスト(2009 年)の準拠《いずれかにチェックを入れる》
 おおむね準拠している。
☐ あまり準拠できていない項目もある。(食品表示基準の施行後1年を超えない日までに、
PRISMA 声明チェックリストに準拠した資料との差し替えが必要)
9/9
別紙様式(Ⅴ)-1
機能性の科学的根拠に関する点検表
1.製品概要
商品名
蒸し大豆
機能性関与成分名
大豆イソフラボン
表示しようとする 本品には大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボン
には骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されていま
機能性
す。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。
2.科学的根拠
【臨床試験及び研究レビュー共通事項】
☐(主観的な指標によってのみ評価可能な機能性を表示しようとする場合)当
該指標は日本人において妥当性が得られ、かつ、当該分野において学術的に
広くコンセンサスが得られたものである。
☐(最終製品を用いた臨床試験又は研究レビューにおいて、実際に販売しよう
とする製品の試作品を用いて評価を行った場合)両者の間に同一性が失われ
ていないことについて、届出資料において考察されている。
☐最終製品を用いた臨床試験
(研究計画の事前登録)
☐UMIN 臨床試験登録システムに事前登録している注1。
☐(海外で実施する臨床試験の場合であって UMIN 臨床試験登録システムに事
前登録していないとき)WHO の臨床試験登録国際プラットフォームにリン
クされているデータベースへの登録をしている。
(臨床試験の実施方法)
☐「特定保健用食品の表示許可等について」(平成 26 年 10 月 30 日消食表第
259 号)の別添2「特定保健用食品申請に係る申請書作成上の留意事項」
に示された試験方法に準拠している。
☐科学的合理性が担保された別の試験方法を用いている。
→☐別紙様式(Ⅴ)-2を添付
(臨床試験の結果)
☐国際的にコンセンサスの得られた指針に準拠した形式で査読付き論文とし
て公表されている論文を添付している注1。
☐(英語以外の外国語で書かれた論文の場合)論文全体を誤りのない日本語
に適切に翻訳した資料を添付している。
☐研究計画について事前に倫理審査委員会の承認を受けたこと、並びに当該
倫理審査委員会の名称について論文中に記載されている。
☐(論文中に倫理審査委員会について記載されていない場合)別紙様式(Ⅴ)
-3で補足説明している。
別紙様式(Ⅴ)-1
☐掲載雑誌は、著者等との間に利益相反による問題が否定できる。
☐最終製品に関する研究レビュー
機能性関与成分に関する研究レビュー
☐(サプリメント形状の加工食品の場合)摂取量を踏まえた臨床試験で肯定
的な結果が得られている。
(その他加工食品及び生鮮食品の場合)摂取量を踏まえた臨床試験又は観
察研究で肯定的な結果が得られている。
海外の文献データベースを用いた英語論文の検索のみではなく、国内の文
献データベースを用いた日本語論文の検索も行っている。
(機能性関与成分に関する研究レビューの場合)当該研究レビューに係る
成分と最終成分の同等性について考察されている。
☐(特定保健用食品の試験方法として記載された範囲内で軽症者等が含まれ
たデータを使用している場合)疾病に罹患していない者のデータのみを対
象とした研究レビューも併せて実施し、その結果を、研究レビュー報告書
及び別紙様式(Ⅰ)に報告している。
☐表示しようとする機能性の科学的根拠として、査読付き論文として公表され
ている。
☐当該論文を添付している。
☐(英語以外の外国語で書かれた論文の場合)論文全体を誤りのない日本
語に適切に翻訳した資料を添付している。
☐PRISMA 声明(2009 年)に準拠した形式で記載されている。
☐(PRISMA 声明(2009 年)に照らして十分に記載できていない事項があ
る場合)別紙様式(Ⅴ)-3で補足説明している。
☐(検索に用いた全ての検索式が文献データベースごとに整理された形で
当該論文に記載されていない場合)別紙様式(Ⅴ)-5その他の適切な
様式を用いて、全ての検索式を記載している。
☐(研究登録データベースを用いて検索した未報告の研究情報についてそ
の記載が当該論文にない場合、任意の取組として)別紙様式(Ⅴ)-9
その他の適切な様式を用いて記載している。
☐食品表示基準の施行前に査読付き論文として公表されている研究レビ
ュー論文を用いているため、上記の補足説明を省略している。
☐各論文の質評価が記載されている注2。
☐エビデンス総体の質評価が記載されている注2。
☐研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価
が記載されている注2。
表示しようとする機能性の科学的根拠として、査読付き論文として公表され
ていない。
研究レビューの方法や結果等について、
別紙様式(Ⅴ)-1
別紙様式(Ⅴ)-4を添付している。
データベース検索結果が記載されている注3。
文献検索フローチャートが記載されている注3。
文献検索リストが記載されている注3。
☐任意の取組として、未報告研究リストが記載されている注3。
参考文献リストが記載されている注3。
各論文の質評価が記載されている注3。
エビデンス総体の質評価が記載されている注3。
全体サマリーが記載されている注3。
各論文の質評価が記載されている注3。
エビデンス総体の質評価が記載されている注3。
研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価が
記載されている注3。
注1 食品表示基準の施行後1年を超えない日までに開始(参加者1例目の登録)された研
究については、必須としない。
注2 各種別紙様式又はその他の適切な様式を用いて記載(添付の研究レビュー論文におい
て、これらの様式と同等程度に詳しく整理されている場合は、記載を省略することが
できる。
)
注3 各種別紙様式又はその他の適切な様式を用いて記載(別紙様式(Ⅴ)-4において、こ
れらの様式と同等程度に詳しく整理されている場合は、記載を省略することができる。
)
別紙様式(Ⅴ)-4
表示しようとする機能性に関する説明資料(研究レビュー)
標題:
「蒸し大豆」に含まれる機能性関与成分「大豆イソフラボン」による骨吸収抑
制作用に関するシステマティックレビュー
商品名:蒸し大豆
機能性関与成分名:大豆イソフラボン
表示しようとする機能性: 本品には大豆イソフラボンが含まれています。大豆
イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ機能が
あることが報告されています。本品は丈夫な骨を維
持したい方に適した食品です。
作成日:2015 年 8 月 31 日
届出者名:フジッコ株式会社
代表取締役社長
抄
福井
正一
録
背景
骨量は男女とも 30 歳半ばで最大に達し、以後は加齢とともに漸減していく。特
に女性では、閉経後の 5~10 年間に骨量の急激な減少が起こる。骨量の減少に
は女性ホルモンが重要な役割を持っていると考えられ、女性ホルモン様作用を
もつ大豆イソフラボンが骨吸収抑制作用を持つ可能性が考えられる。
目的
健常な日本人女性が大豆イソフラボンを摂取することで、骨代謝がどのような
影響を受けるかを調べるために、骨吸収マーカーである尿中デオキシピリジノ
リン(DPD)に対する影響を総合的に検証することを目的とした。
方法
情報源としては、PubMed、医中誌、J DreamⅢ、J-GROBAL の4つのデータベ
ースを使用し、2015 年 3 月 2 日にフジッコ株式会社社員 2 名が独立して検索を
行った。対象とする論文の適格基準(PICO)には、P:日本人女性を被験者と
していること、I:用量の明確な大豆イソフラボンを摂取させていること、C:
大豆イソフラボンを含まないプラセボ食を摂取させていること、O:骨吸収マー
カー(少なくとも尿中 DPD)の測定結果が報告されていることを設定し、さら
に査読付原著論文であること、無作為化コントロール比較試験(RCT)である
ことを設定した。
結果
抽出された論文は 11 件であった。これらの研究デザインおよびアウトカムの結
1/9
別紙様式(Ⅴ)-4
果が全体的に共通しており、非直接性と非一貫性のリスクは非常に低かった。
出版バイアスについては、バイアスは認められなかった。また、すべての論文
は RCT であるが、その方法に不記載の部分があり、選択バイアスおよび選択的
アウトカムは、中程度のリスクとなった。全ての論文において、大豆イソフラ
ボン摂取による尿中 DPD 量の低下が認められ、また、有害事象は認められず、
安全性に問題がないことが確認された。
結論
大豆イソフラボン 25mg(アグリコン換算)を 2 週間摂取することで健常な中高
年日本人女性の尿中 DPD 量が低下し、骨吸収が抑制され、健康な骨の維持に役
立つことが明らかとなった。
2/9
別紙様式(Ⅴ)-4
【はじめに】
骨の一部は常に破骨細胞により溶解・吸収され(骨吸収)、その後は骨芽細胞
によって新しい骨が形成されていく(骨形成)。骨吸収と骨形成の平衡関係に影
響を与える因子としては、①栄養的因子、②代謝全体の制御に関連している内
分泌因子、③物理的因子等が挙げられる。これら因子のバランスが崩れると、
骨代謝異常症と呼ばれる疾患につながり、最も一般的な例が骨粗鬆症である(別
紙様式(V)-10 参考文献 1)。
骨量は男女とも 30 歳半ばで最大に達し、以後は加齢とともに漸減していく。
特に女性では、閉経後の 5~10 年間に骨量の急激な減少が起こることや、月経
周期が安定している女性では不規則な女性に比べて骨量の損失が少ないなどの
知見があることから、骨量維持にはエストロゲンが大きく関与していることが
明らかとなっている(別紙様式(V)-10 参考文献 2)。
大豆イソフラボンは弱いエストロゲン様作用を有することが知られており、
骨粗鬆症、ある種のガン、虚血性心疾患および更年期障害などに対する予防効
果のあることが知られている(別紙様式(V)-10 参考文献 3)。イソフラボンの骨
に対する効果は、in vitro 試験(別紙様式(V)-10 参考文献 4)のみならず、動物
実験(別紙様式(V)-10 参考文献 5)や臨床試験(別紙様式(V)-10 参考文献 6)で
も確認されているが、これらは主にエストロゲンに見られる骨吸収抑制作用と
同じ作用機序によるものと考えられている。
骨吸収の程度を評価するための骨吸収マーカーには、骨そのものに由来する
代謝産物と、吸収・形成をそれぞれ担う破骨細胞・骨芽細胞が産生・分泌する
特異的なタンパクなどがあるが、中でもコラーゲン分子の架橋物質として組織
に存在するデオキシピリジノリン(DPD)は骨組織中のコラーゲン分解すなわ
ち骨吸収を正確に反映するので、現在最も有用な骨吸収マーカーの一つである
と考えられている(別紙様式(V)-10 文献 7、8)。DPD は、①血中に放出された
後ほとんど代謝を受けずに尿中に排出される、②腸管から吸収されないため食
餌成分の影響を受けない、などのことからも DPD が骨吸収に特異的であること
を示している。
骨粗鬆症治療効果の確認は骨量の測定によって判断されるが、骨量の変化を
調べるためには長期間の試験が必要となる。また、試験が長期に及ぶことから
期間中に様々な外的因子が影響するため、治療そのものの効果の確認が困難な
場合もある。そこで、早期における治療効果の確認には上記のようなマーカー
が適用される。
臨床ではエストロゲン補充療法や骨吸収抑制剤の投与により、DPD の早期の
低下とそれに伴う骨量の増加が確認されている(別紙様式(V)-10 文献 8、9、10)。
そこで本論では、健常な日本人女性が大豆イソフラボンを摂取することで、
骨代謝がどのような影響を受けるかを調べるために、骨吸収マーカーである尿
中 DPD 量に対する影響を総合的に検証することを目的として、既に公表されて
いる RCT の文献についてシステマティックレビューを実施した。
<リサーチクエスチョン>
P(参加者)
:健常な中高年日本人女性
I(介入)
:大豆イソフラボンの経口摂取
C(比較)
:大豆イソフラボンを含まないプラセボの経口摂取
3/9
別紙様式(Ⅴ)-4
O(アウトカム)
:骨吸収の抑制(少なくとも尿中 DPD が測定されている
こと)
【方法】
<プロトコール>
・ 「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」の別紙 3(p50-56)記載
の手順を参考にした。
・ 未登録
<適格基準>
1)PICO
適格基準となる PICO は、以下の通り設定した。
P(参加者):健常な中高年日本人女性
I(介入):用量の明確な大豆イソフラボンの経口摂取
C(比較):大豆イソフラボンを含まないプラセボの経口摂取
O(アウトカム)
:骨吸収の抑制(少なくとも尿中 DPD が測定されていること)
2)その他の適格基準
研究デザイン:無作為化コントロール比較試験(RCT)とした。
報告の特性:査読付原著論文のみとし、学会要旨等の会議録、業界雑誌の記
事等は除外した。
<情報源>
データベース名
言語
PubMed
医中誌
英語
検索対象期間
1946 年~2015 年
英語、日本語
1977 年~2015 年
J DreamⅢ
J-GROBAL
日本語
1981 年~2015 年
日本語
1975 年~2015 年
<検索>
データベース
Pub Med
検索式
(((soy* OR isoflavone OR phytoestrogen OR genistein OR genistin OR
daidzein OR daidzin OR glycitein OR glycitin)) AND ("bone resorption"
OR deoxypyridinoline OR DPD OR Dpyr)) AND (urine OR urinary)
医中誌 web ((イソフラボン/AL or Isoflavones/TH or Genistein/TH or Genistin/TH
or Daidzein/TH or Daidzin/TH or Glycitein/TH or Glycitin/TH or
idoflavone/AL or genistein/AL or genistin/AL or daidzein/AL or
daidzin/AL or glycitein/AL or glycitin/AL) and ("bone resorption"/TA or
骨吸収/TA or デオキシピリジノリン/TA or deoxypyridinoline/TA or
DPD/TA or Dpyr/TA) and (尿/TA or urine/TA or urinary/TA)) and (PT=
原著論文)
4/9
別紙様式(Ⅴ)-4
J DreamⅢ
( イ ソ フ ラ ボ ン /AL or isoflavones/ALE or genistein/ALE or
genistin/ALE or daidzein/ALE or daidzin/ALE or glycitein/ALE or
glycitin/ALE or isoflavone/ALE ) and (“bone resorption”/ALE or 骨吸
収/AL or デオキシピリジノリン/AL or deoxypyridinoline/ALE or
DPD/ALE or Dpyr/ALE) and (尿/AL or urine/ALE or urinary/ALE)
J-GROBAL イソフラボン and [(骨吸収 or デオキシピリジノリン)and 尿]
<研究の選択>
1 次スクリーニングとして、各文献のタイトルおよび入手できる場合は抄録を
対象に、2 名のレビュー実施者が独立して上記適格基準に適合しないものを除去
した。2 名の結果を照合し、協議の上、2 次スクリーニング用文献をリストアッ
プした。さらに、リストアップした文献の全文を入手し、2 名のレビュー実施者
が独立して精読、上記適格基準に従って選抜した。そして 2 名の結果を照合し、
最終的にシステマティックレビューに採択する文献を選定した。
<データ収集のプロセス>
システマティックレビューに採択した文献を 2 名のレビュー実施者が独立して
精読し、データを抽出した。
<データ項目>
システマティックレビューに採用した文献から、研究デザイン、被験者の特
性および人数、大豆イソフラボンの投与量および形態、プラセボ食の内容、そ
れぞれの投与期間、骨吸収マーカー(尿中 DPD)量の測定値を抽出した。
<個別の研究のバイアスリスク>
研究デザインにおいて、
「無作為化」を明記されているものは選択バイアスは
低いと考えられたが、無作為化の詳細な方法および割り付けの隠蔵に関する記
載が不十分であるものについては無作為化であっても「不明」とした。また、
「二
重盲検」を明記されているものは盲検性バイアスが「低」であると判断し、
「単
盲検」と記載されているものについては参加者のバイアスを「低」、また、本レ
ビューの目的とする検査項目が尿中の成分量の測定値であり主観の入りにくい
ものであるため、評価者のバイアスを「中」とした。さらに盲検性について記
載のないものについては、介入群と対照群の試験食の形態を被験者に判別でき
ないよう調製されていれば単盲検と判断した。また盲検性についても試験食に
ついても記載のないものは非盲検とし、参加者と評価者の両方の盲検性バイア
スを「中」とした。
被験者数において、試験開始時の人数と実際に解析対象とした人数の間に大
幅な差がある場合は症例減少バイアスを「高」とした。具体的には、試験開始
時の人数の 20%を超える減少が認められる場合にはバイアス「高」とし、それ
以下の割合で減少している場合を「中」、さらに減少なしの場合を「低」とした。
選択的アウトカム報告については、研究計画書を入手できる場合にはそれと
照合し、異同を評価したが、文献内において関連の記載が不十分である場合に
は「不明」と評価した。
その他のバイアスについては、研究デザインに関連する潜在的なバイアスが
5/9
別紙様式(Ⅴ)-4
あると思われる場合、不正が疑われる場合、その他何らかの問題がある場合あ
は「高」、論文において関連の記載が不十分だった場合は「不明」とした。
また、低、中、高をそれぞれ、0、-1、-2 とし、不明を-1 として、まとめ
の評価にはそれぞれの評点の平均値を算出し、小数点 1 位を四捨五入した。
<要約尺度>
各文献の対照群と介入群それぞれの前値と後値について、骨吸収マーカー(尿
中 DPD)量の平均値を求め、平均差を算出し、評価した。
<結果の統合>
定性的レビューであるため、各結果の統合は実施しなかった。
<全研究のバイアスリスク>
試験条件とアウトカムごとに個別研究を分類した。それぞれの分類の中で、
バイアスリスクは個別研究の「まとめ」の平均値を、非直接性と非一貫性につ
いても個別研究の平均値を当てはめた。また不精確性については症例減少バイ
アスの平均値を使用した。
出版バイアスについては、アウトカムごとの分類の中で、各文献の対象者数
を縦軸に、効果量を横軸にとり、ファンネルプロットを作成した。その際、各
文献について、介入群の尿中 DPD 量の前後値における平均差をA、対照群の場
合を B とし、A と B の差を効果量とした。
【結果】
<研究の選択>
採用論文を選抜するまでの経過を別紙様式(V)-6 に示した。別紙様式(V)-5 記
載の検索式で検索された文献は、全部で 157 報であった。一次スクリーニング
として、それらの文献タイトル、抄録から適格基準を満たさないものを除外し
た結果、34 報が選抜され、それらの論文について全文を入手し、二次スクリー
ニングを実施した。その結果、最終的に 11 報の論文が採用論文として選抜され
た。なお、採用文献リストと除外文献リストはそれぞれ別紙様式(V)-7 および別
紙様式(V)-8 に示した。
<研究の特性>
採用した 11 報の論文のうち、10 報が日本人女性を対象とした RCT であり、
残り 1 報は日系ブラジル人を対象としていたが、遺伝的には日本人と同等であ
ると判断したため、評価する文献として採用した[別紙様式(V)-7 参照]。
<研究内のバイアスリスク>
「選択バイアス」については、ランダム化の詳細な方法および割付の隠蔵に
関して、すべての論文で記述がなかったため、不明とした。
「盲検性バイアス」については採用した 11 報の文献のうち 2 報が単盲検クロ
スオーバー比較試験であったため、それらについてはアウトカム評価者のバイ
アスを中とした。さらに 1 報で盲検性の記述がなかったため、参加者およびア
ウトカム評価者ともに中とした。それ以外の 8 報においては、二重盲検である
6/9
別紙様式(Ⅴ)-4
ことが明記されていたため、参加者およびアウトカム評価者の盲検性バイアス
は低とした。
「症例減少バイアス」については、8 報では減少がなく、リスクは低としたが、
2 報で若干名の減少が見られたため中のリスクと判断した。さらに 1 報では症例
の減少が多く見られ、リスク高とした。
「選択的アウトカム」については、すべての論文において研究計画書が入手
できず、また関連する記述がなかったため、不明とした。
「その他のバイアス」については、すべての論文で大きな問題は確認されな
かったが、特に記述がなかったため、すべて不明とした。
以上のバイアスについて、明確にリスクがあると判断されたのは「症例減少
バイアス」の 1 報のみであり、その他、中程度のリスクと評価したものはすべ
て関連事項の不記載によるものであったため、本レビューで採用した文献のバ
イアスリスクは総じて低く、機能性の評価には十分値すると判断した。
[別紙様式(V)-11a 参照]
<個別の研究の結果>
11 報の採用文献のうち 2 報において、大豆イソフラボン摂取群はプラセボ群
と比較して、有意に尿中 DPD 量が低下した。さらに 10 報において、大豆イソ
フラボン摂取後の尿中 DPD 量が、摂取前と比較して有意に低下していた。
また、大豆イソフラボンを摂取することによる有害な事象は認められなかっ
た。
なお、本レビューに採用した文献で扱われる試験においては、すべて大豆イ
ソフラボンを配糖体として投与していた。
[別紙様式(V)-11a 参照]
<結果の統合>
本論は定性的レビューであるため、各結果の統合は実施しなかった。
<全研究のバイアスリスク>
各論文の介入とアウトカムごとに分類し、共通するものをグループにまとめ
た。その結果、7 報の論文(文献番号 2、4、5、6、8、9、10)を一つの分類と
してまとめることができた(分類番号 1)。それ以外の 4 報については、介入や
アウトカムの条件がそれぞれ異なるため、1 報ずつ個別に評価した(分類番号 2
~5)。
エビデンス総体としての「バイアスリスク」については各論文の質評価[別紙
様式(V)-11a]で評価したバイアスリスクの「まとめ」の平均値を算出し、小数点
以下を四捨五入することで、評価した。その結果、すべての分類において「バ
イアスリスク」は中となった。また、非直接性、不精確、非一貫性については
すべてにおいて低となった。
「出版バイアス」については、分類番号 1 でのみ評価し、ファンネルプロッ
トを作成した(図 1 参照)。用いた文献が 7 報であるため、明確な判別はできな
いが、ファンネルプロットは横に広い形状となり、明らかな偏りを示すことは
なく、「出版バイアス」は認められなかった。 [別紙様式(V)-11a、13a 参照]
7/9
別紙様式(Ⅴ)-4
図 1.出版バイアス評価のためのファンネルプロット
症例数
58
21
40
30
25
26
40
70
60
症例数(人)
文献番号 2
文献番号 4
文献番号 5
文献番号 6
文献番号 8
文献番号 9
文献番号 10
効果量
-0.67
-0.5
-0.32
-0.46
-0.6
-0.8
-0.18
50
40
30
20
10
0
-1
-0.5
0
効果量(介入群の効果量-対照群の効果量)
【考察】
<エビデンスの要約>
11 報の RCT の結果から、大豆イソフラボンの摂取(23.3mg/日~38.6mg/日、2
~10 週間)により尿中 DPD 量が低下することが示された。11 報のうち 7 報の
研究において、大豆イソフラボンとして約 25mg(アグリコン換算)を 2 週間摂
取させた条件で、摂取前後において尿中 DPD 量の有意な抑制効果が確認された。
そのため、尿中 DPD 量の抑制効果を得るためには大豆イソフラボンの摂取量は
25mg(アグリコン換算)以上、摂取期間は 2 週間以上が必要であると考えられ
る。
すべての論文は RCT であるが、その方法に不記載の部分があり、「選択バイ
アス」、「選択的アウトカム」および「その他のバイアス」が中程度のリスクと
なったため、エビデンス総体としての「バイアスリスク」は中程度であった。
「非
直接性」、「不精確」、「非一貫性」、「出版バイアス」のリスクについてはすべて
低であり、エビデンスの質は機能性の評価に値すると考えられる。[別紙様式
(V)-13a 参照]
<限界>
本レビューでの文献の収集は、主要なデータベース(PubMed、医中誌 web、J
DreamⅢ、J-GROBAL)を使用しており、公開されている研究はほぼ網羅されて
いると言える。しかし、未公開の研究の存在する可能性は否定できず、今後の
研究動向にも注視していく必要がある。なお、現時点で UMIN 登録されている
未発表研究はなかった。
<結論>
本研究レビューの結果、大豆イソフラボンの摂取によって健常な日本人中高
年女性の尿中 DPD 量が抑制される、すなわち骨吸収が抑制され、健康な骨の維
持に役立つことが明らかとなった。
摂取量としては、25mg/日(アグリコン換算)、大豆由来のイソフラボンにお
いて、機能性が検証された。
【スポンサー・共同スポンサーおよび利益相反に関して申告すべき事項】
レビューに採用した 11 報の文献のうち、5 報においてフジッコ株式会社社員
8/9
別紙様式(Ⅴ)-4
が著者として含まれているが、本レビューの作成に当たってはそれら著者を除
いた社員で公正に実施した。さらに、11 報すべてについて、研究の方針決定お
よび実施機関が単独である例はなく、いずれも複数の機関で行なわれた研究で
ある。
【各レビューワーの役割】
レビューワー
役割
プロトコールの作成、エビデンスの収集(1 次、2 次スクリー
A
ニング)、エビデンス総体の評価、結果の統合、レビュー本文
の作成
エビデンスの収集(1 次、2 次スクリーニング)、レビュー本文
B
のチェック
エビデンスの収集(最終確認)、レビュー本文のチェック、研
C
究レビュー全体の最終的な承認
PRISMA 声明チェックリスト(2009 年)の準拠《いずれかにチェックを入れる》
 おおむね準拠している。
☐ あまり準拠できていない項目もある。(食品表示基準の施行後1年を超えない日までに、
PRISMA 声明チェックリストに準拠した資料との差し替えが必要)
9/9
別紙様式(Ⅴ)-5 【様式例】
データベース検索結果
商品名:
蒸し大豆
タイトル:「蒸し大豆」に含まれる機能性関与成分「大豆イソフラボン」による骨吸収抑制作用に関するシステマティックレビュー
リサーチクエスチョン:大豆イソフラボンの摂取が、日本人女性の骨吸収にどのような影響を与えるか
日付:3/2
検索者:レビューワーA、レビューワーB (フジッコ株式会社社員)
データベース名
検索式
文献数
Pub Med
(((soy* OR isoflavone OR phytoestrogen OR genistein OR genistin OR daidzein
OR daidzin OR glycitein OR glycitin)) AND ("bone resorption" OR
deoxypyridinoline OR DPD OR Dpyr)) AND (urine OR urinary)
114
医中誌web
((イソフラボン/AL or Isoflavones/TH or Genistein/TH or Genistin/TH or
Daidzein/TH or Daidzin/TH or Glycitein/TH or Glycitin/TH or isoflavone/AL or
genistein/AL or genistin/AL or daidzein/AL or daidzin/AL or glycitein/AL or
glycitin/AL) and ("bone resorption"/TA or 骨吸収/TA or デオキシピリジノリン/TA
or deoxypyridinoline/TA or DPD/TA or Dpyr/TA) and (尿/TA or urine/TA or
urinary/TA)) and (PT=原著論文)
14
J DreamⅢ
(イソフラボン/AL or isoflavones/ALE or genistein/ALE or genistin/ALE or
daidzein/ALE or daidzin/ALE or glycitein/ALE or glycitin/ALE or isoflavone/ALE
) and (“bone resorption”/ALE or 骨吸収/AL or デオキシピリジノリン/AL or
deoxypyridinoline/ALE or DPD/ALE or Dpyr/ALE) and (尿/AL or urine/ALE or
urinary/ALE)
45
J-GROBAL
イソフラボン and [(骨吸収 or デオキシピリジノリン)and 尿]
福井次矢, 山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
7
別紙様式(Ⅴ)-6 【様式例】
文献検索フローチャート
商品名: 蒸し大豆
Pub Med (n=114)
医中誌web (n=14)
J-DreamⅢ (n=45)
J GROBAL (n=7)
計 n=180
重複する文献 n=23
合計 n=157
データベース検索により
特定された文献(n=157)
他の情報源から特定された文献(n=0 )
1次スクリーニングの対象文献
除外文献
(n =157)
(n =123)
本文を入手し、適格基準に合致しているかを
精査した文献(n= 34)
本文を精査した結果、
除外すべき理由があり
除外した文献(n= 23)
データの統合に用いた文献数(n=11 )
メタアナリシスを行なった文献数(0)
福井次矢, 山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-7 【様式例】
採用文献リスト
商品名:蒸し大豆
文献 著者名(海外の機関 掲載雑誌
番号 に属する者について
は、当該機関が存在
する国名も記載す
る。)
タイトル
研究デザイン
1
Soy isoflavone improve bone
Mori M, Sagara M,
Clin Exp Pharmacol
metabolism in
二重盲検プラセボ対
Ikeda K, Miki T, Yamori Physiol. 2004 Dec;31
postmenopausal Japanese
照並行群間比較試験
Y.
Suppl 2:S44-6.
women
2
Uesugi S, Watanabe S,
Biofactors.
Ishiwata N, Uehara M,
2004;22(1-4):221-8.
Ouchi K.
Effects of isoflavone
supplements on bone
metabolic markers and
climacteric symptoms in
Japanese women
二重盲検プラセボ対
照クロスオーバー試
験
PICO又はPECO
セッティング(研究 対象者特性
が実施された場所
等。海外で行われ
た研究について
は、当該国名も記
載する。)
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
・一財)生産開発科学
研究所
・武庫川女子大学
・WHO循環器疾患予
防国際共同研究セン
ター
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
Beneficial effects of soybean
P:健常な中高年日本人
isoflavone supplementation
無作為二重盲検プラ 女性
J Am Coll Nutr. 2002 on bone metabolism and
I:大豆イソフラボン摂取
セボ対照並行群間比 C:プラセボ
Apr;21(2):97-102.
serum lipids in
較試験
O:骨吸収抑制(骨の維
postmenopausal Japanese
持)
women: A four-week study
対照(プラセボ、何もし 解析方法(ITT、
ない等)
FAS、PPS等)
主要アウトカム
副次アウトカム
プラセボ1(大豆イソフラボ
ンを含まず、ビタミンCとE
を含むタブレット)、プラセ
ボ2(大豆イソフラボンもビ
タミンも含まないタブレッ
ト)
PPS
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。その作用は、
閉経後女性において、よ
り強かった。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
・東京農業大学
大豆イソフラボン25mg
・跡見学園女子大学
健常な中高年日本人 (アグリコン換算)を含 プラセボ(大豆イソフラボ
短期大学部
女性58名(58±7歳) むタブレットを2週間摂 ンを含まないタブレット)
・エムシー・メディカル
取
株式会社
ITT
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。その作用は、
equol産生者において、よ
り強かった。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
・フジッコ株式会社
・陳瑞東クリニック
大豆イソフラボン
健常な中高年日本人
19.3mg(アグリコン換 プラセボ(大豆イソフラボ
女性25名(40~62歳)
算)を含むタブレットを ンを含まないタブレット)
→解析対象は23名
1日2粒、4週間摂取
FAS
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
FAS
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
ITT
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
FAS
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
ITT
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
ITT
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
健常な中高年日本人
女性102名(40~63
歳)
→解析対象は67名
介入(食品や機能
性関与成分の種
類、摂取量、介入
(摂取)期間等)
大豆イソフラボン25mg
(アグリコン換算)を含
むタブレットを4週間摂
取
害
査読の有無
3
Uesugi T, Fukui Y,
Yamori Y.
4
大豆イソフラボン含有カプセ
八木陽子、天野匡晃、
Prog Med 巻:25 号:6 ルの摂取が尿中骨吸収マー クロスオーバー比較
小栗有希、深沢孝之、
ページ:1733-1741
カー(デオキシピリジノリン) 試験
細谷哲男
量に及ぼす影響
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
・三生医薬株式会社
・医療法人社団正修
会細谷医院
・静岡県立大学
大豆イソフラボン27mg
健常な中高年日本人
(アグリコン換算)を含 プラセボ(大豆イソフラボ
女性21名(49.2±12.9
むソフトカプセルを2週 ンを含まない)
歳)
間摂取
5
ヒトによる大豆イソフラボン
池口主弥、有浦由紀、 日本食品新素材研究 含有ケール青汁の摂取が尿
二重盲検クロスオー
高垣欣也、戸田登志
会誌 巻:9 号:2 ペー 中骨吸収マーカー(デオキシ
バー比較試験
也、白澤実
ジ:107-115
ピリジノリン)量に及ぼす影
響
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
・株式会社東洋新薬
・フジッコ株式会社
・白澤医院
・愛媛大学
大豆イソフラボン
健常な中高年日本人
8.3mg(アグリコン換 プラセボ(大豆胚芽抽出
女性40名(49.4±11.0
算)を含む粉末飲料を 物を含まない)
歳)
1日3回、2週間摂取
6
大豆イソフラボン強化豆乳飲
健康・栄養食品研究
小阪英樹、桑名好恵、
料の摂取が尿中骨吸収マー クロスオーバー比較
巻:3 号:4 ページ:1奥平武則、古結一郎
カー(デオキシピリジノリン)量 試験
12
に及ぼす影響
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
・フジッコ株式会社
・神戸大学
大豆イソフラボン25mg
健常な中高年日本人
(アグリコン換算)を含 プラセボ(イソフラボンを
女性30名(53.1±7.0
む豆乳飲料を2週間 除去した豆乳飲料)
歳)
摂取
7
北田好男、松本剛、森 健康・栄養食品研究
真理、池田克巳、家森 巻:7 号:1 ページ:
幸男
93-104
大豆イソフラボン含有タブ
レットの摂取が中高年女性 プラセボ対照二重盲
の尿中骨吸収マーカー量に 検摂取試験
及ぼす影響
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
・ポーラ化成工業株式
大豆イソフラボン
会社
健常な中高年日本人
12.5mg(アグリコン換 プラセボ(大豆胚芽抽出
・財)生産開発科学研 女性47名(49.7±5.2
算)を含むタブレットを 物を含まないタブレット)
究所
歳)
1日2粒、4週間摂取
・武庫川女子大学
8
健康・栄養食品研究
藤倉国男、千葉良之、
巻:6 号:1 ページ:
矢野宏之、小林千広
69-79
大豆イソフラボン含有清涼飲
料水の摂取が中高年女性の 単盲検クロスオー
尿中骨吸収マーカー量に与 バー比較試験
える影響
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
大豆イソフラボン
健常な中高年日本人
プラセボ(大豆胚芽抽出
・藤倉病院
26.2mg(アグリコン換
女性25名(50.4±2.7
物を含まない清涼飲料
・エスエス製薬株式会社
算)を含む清涼飲料
歳)
水)
水を2週間摂取
9
寺本貴則、坂本朱子、 健康・栄養食品研究
戸田登志也、奥平武
巻:3 号:2 ページ:
則、古結一郎
53-62
大豆イソフラボン含有飲料の
単盲検クロスオー
摂取が尿中骨吸収マーカー
バー比較試験
量に及ぼす影響
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O:骨吸収抑制(骨の維
持)
・フジッコ株式会社
・神戸大学
大豆イソフラボン
健常な中高年日本人
26.4mg(アグリコン換 プラセボ(大豆胚芽抽出
女性26名(55.6±6.4
算)を含む茶飲料を2 物を含まない茶飲料)
歳)
週間摂取
ITT
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
10
福島洋一、CHEN Jian
Jun、加藤一生、毛涯
歌織、黒川真行
無作為二重盲検プラ
イソフラボン添加飲料の中高
セボ対照クロスオー
年女性骨吸収抑制効果
バー試験
P:健常な中高年日本人
女性
I:大豆イソフラボン摂取
C:プラセボ
O骨吸収抑制(骨の維
持)
大豆イソフラボン
健常な中高年日本人
プラセボ(大豆胚芽抽出
・ネスレ日本株式会社
26.6mg(アグリコン換
女性40名(53.8±4.9
物を含まないコーヒー飲
女子栄養大学
算)を含むコーヒー飲
歳)
料)
料を2週間摂取
ITT
大豆イソフラボン摂取群
で、摂取前後比較におい
て尿中DPD量が有意に
低下した。
大豆イソフラボン摂取
群では、摂取後に尿
中イソフラボン濃度が
上昇した。
無
有
11
Yamori Y, Moriguchi
EH, Teramoto T, Miura
J Am Coll Nutr. 2002
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Fukui M, Nara Y, Taira
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不明
大豆イソフラボン摂取
大豆イソフラボン摂取群
群で、摂取後との比
で、プラセボ群との比較
較において尿中ピリ
において尿中DPD量が有
ジノリン濃度が有意に
意に低下した。
低下した。
無
有
健康・栄養食品研究
巻:8 号:2 ページ:
15-25
P:健常な中高年日系ブラ
S​o​y​b​e​a​n​ ​I​s​o​f​l​a​v​o​n​e​s​ ​R​e​d​u​c​e​
​P​o​s​t​m​e​n​o​p​a​u​s​a​l​ ​Bo
​ ​n​e​ ​R​e​s​o​r​ 無作為二重盲検プラ ジル人女性
I:大豆イソフラボン摂取
p​t​i​o​n​ ​i​n​ ​F​e​m​a​l​e​ ​J​ap​ ​a​n​e​s​e​ ​I​m​ セボ対照並行群間比 C:プラセボ
m​i​g​r​a​n​t​s​ ​i​n​ ​Br​ ​a​zi​ ​l​:​ ​A​ ​T​e​n​-​W​e​ 較試験
O:骨吸収抑制(骨の維
e​k​ ​S​t​u​d​y​.
持)
・WHO循環器疾患予防
大豆イソフラボン
国際共同研究センター 健常な中高年日系ブ 23.3mg(アグリコン換
・フジッコ株式会社
ラジル人女性40名(45 算)を含む焙煎大豆
・琉球大学
胚芽とゴマを10週間
・リオグランデドスール大 ~59歳)
摂取
学(ブラジル)
他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
プラセボ(ゴマのみ)
別紙様式(Ⅴ)-8 【様式例】
除外文献リスト
商品名:蒸し大豆
No. 著者名
掲載雑誌
タイトル
除外理由
Int J Mol Sci. 2015 Jan
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Prevention of osteoporosis by oral
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Antiosteoporotic activity of echinacoside
in ovariectomized rats.
動物実験である。
動物実験である。
Isoformononetin, a methoxydaidzein
present in medicinal plants, reverses bone
loss in osteopenic rats and exerts bone
動物実験である。
anabolic action by preventing osteoblast
apoptosis.
Puerarin exerted anti-osteoporotic action
J Nutr Sci Vitaminol
プエラリアの研究であ
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bone loss in menopausal women:
メタアナリシスであ
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Effect of an isoflavones-containing red
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Addition of fructooligosaccharides and
dried plum to soy-based diets reverses
bone loss in the ovariectomized rat.
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動物実験である。
デオキシピリジノリン
を測定していない。
動物実験である。
フラクトオリゴ糖の研
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動物実験である。
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動物実験である。
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査読付論文ではな
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calcium absorption and bone metabolism
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動物実験である。
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デオキシピリジノリン
を測定していない。
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動物実験である。
Some vegetables (commonly consumed by
humans) efficiently modulate bone
動物実験である。
metabolism.
One year soy protein supplementation has
positive effects on bone formation
スイス人のデータであ
markers but not bone density in
る。
postmenopausal women.
デオキシピリジノリン
を測定していない。
動物実験である。
Effects of the phytoestrogen genistein on
the circulating soluble receptor activator
of nuclear factor kappaB ligandNFκ Bの研究である。
osteoprotegerin system in early
postmenopausal women.
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Effects of an isopropanolic extract of
Cimicifuga racemosa on urinary crosslinks
動物実験である。
and other parameters of bone quality in an
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Picherit C, Chanteranne B,
Bennetau-Pelissero C, Davicco MJ,
Lebecque P, Barlet JP, Coxam V.
Alexandersen P, Toussaint A,
Christiansen C, Devogelaer JP,
Roux C, Fechtenbaum J, Gennari
C, Reginster JY; Ipriflavone
Multicenter European Fracture
Study.
Isoflavone consumption does not increase
the bone mass in osteopenic obese female
zucker rats.
Soy protein has a greater effect on bone
in postmenopausal women not on hormone
replacement therapy, as evidenced by
reducing bone resorption and urinary
calcium excretion.
Effects of genistein and hormonereplacement therapy on bone loss in early
postmenopausal women: a randomized
double-blind placebo-controlled study.
プエラリアの研究であ
る。
オーストラリア人の
データである。
動物実験である。
アメリカ人のデータで
ある。
イタリア人のデータで
ある。
Usual dietary intake of fermented
デオキシピリジノリン
soybeans (Natto) is associated with bone
を測定していない。
mineral density in premenopausal women.
Soy protein supplementation increases
serum insulin-like growth factor-I in young アメリカ人のデータで
and old men but does not affect markers ある。
of bone metabolism.
Usual dietary isoflavone intake, bone
mineral density, and bone metabolism in
postmenopausal women.
Bone markers during a 6-month space
flight: effects of vitamin K
supplementation.
Urinary free deoxypyridinoline assessment
in recognition of rickets.
介入試験ではない。
ビタミンKの研究であ
る。
イソフラボンの研究で
はない。
Biol Pharm Bull. 2001
Apr;24(4):368-72.
Comparative study on reduction of bone
loss and lipid metabolism abnormality in
ovariectomized rats by soy isoflavones,
daidzin, genistin, and glycitin.
動物実験である。
Br J Nutr. 2001
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Dose-dependent bone-sparing effects of
dietary isoflavones in the ovariectomised
rat.
動物実験である。
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Ipriflavone in the treatment of
postmenopausal osteoporosis: a
randomized controlled trial.
イプリフラボンの研究
である。
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Chanteranne B, Lebecque P,
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Soybean isoflavones dose-dependently
reduce bone turnover but do not reverse
established osteopenia in adult
ovariectomized rats.
The effects of soy protein in women and
men with elevated plasma lipids.
The effect of an ipriflavone-containing
supplement on urinary N-linked
telopeptide levels in postmenopausal
women.
動物実験である。
たんぱく質の研究で
ある。
イプリフラボンの研究
である。
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Horiuchi T, Onouchi T, Takahashi
M, Ito H, Orimo H.
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Effect of soy protein on bone metabolism
in postmenopausal Japanese women.
Effects of soy isoflavones on markers of
bone turnover in premenopausal and
postmenopausal women.
Urinary excretion of deoxypyridinoline in
24-hour and first-void samples in healthy
Turkish children.
Space flight is associated with rapid
decreases of undercarboxylated
osteocalcin and increases of markers of
bone resorption without changes in their
circadian variation: observations in two
cosmonauts.
たんぱく質の研究で
ある。
アメリカ人のデータで
ある。
トルコ人の子供の
データである。
無重力環境における
研究である。
Daidzein is more efficient than genistein in
preventing ovariectomy-induced bone loss 動物実験である。
in rats.
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The effects of anorexia nervosa on bone イソフラボンの研究で
はない。
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イプリフラボンの研究
ipriflavone, an isoflavone derivative, and
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Characterization of urinary metabolites of
a new benzofuroquinoline derivative, 3,9bis(N,N-dimethylcarbamoyloxy)-5 H動物実験である。
benzofuro[3,2-c]-quinoline-6-one (KCA098), in dogs.
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プレニルフラボノイド
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isopentenylnaringenin on bone metabolism.
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Bone formation and resorption biological
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Advanced glycation end products enhance
osteoclast-induced bone resorption in
cultured mouse unfractionated bone cells 動物実験である。
and in rats implanted subcutaneously with
devitalized bone particles.
Ipriflavone inhibits bone resorption in
intact and ovariectomized rats.
動物実験である。
[Modification of cortical and trabecular
mineral density of the femur, induced by
ipriflavone therapy, Clinical results after
12 months].
イプリフラボンの研究
である。
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イプリフラボンの研究
である。
イプリフラボンの研究
である。
イプリフラボンの研究
である。
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depletion in the experimental diabetic rat:
である。
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寺本貴則、坂本朱子、戸田登志也、
奥平武則、古結一郎
Effect of protein-induced calciuria on
calcium metabolism and bone status in
動物実験である。
adult rats.
Effect of a chronic acid load as sulfate or
sulfur amino acids on bone metabolism in 動物実験である。
adult rats.
日本栄養・食糧学会総会講
大豆イソフラボン含有飲料の摂取が尿
演要旨集 巻:55th ペー
中骨吸収マーカー量に及ぼす影響
ジ:131
Antiosteoclastic activity of milk thistle
extract after ovariectomy to suppress
estrogen deficiency-induced
osteoporosis.
原著論文ではないた
め
Kim JL, Kim YH, Kang MK, Gong
110
JH, Han SJ, Kang YH.
Biomed Res Int.
2013;2013:919374.
マリアアザミの研究で
ある。
111 尾立純子
帝塚山大学現代生活学部紀 若​い​女性
​ ​に​お​ける
​ ​大​豆​摂​取​の​食​事​と​尿​中​ 査読付論文ではな
要 号:10 ページ:17-29
マ​ーカ
​ ​ーと
​ ​の​関​係
い。
112 清水康光
Food Style 21 巻:14 号:11 食​品​に​よ​る​口​腔​ケ​ア​の​提​案​ ​ ハ
​ ​グ​キの
​ ​健​
ページ:58-60
康​維持
​ ​と​機​能​性​食​品
113 東泉裕子、石見佳子
栄養学雑誌 巻:68 号:5
Supplement ページ:319
114 東泉裕、藤井康弘、上野友美
日本栄養・食糧学会大会講
ヒ​ト​を対
​ ​象​と​し​たエ
​ ビ
​ ​デン
​ ​ス​の​構​築​~大
​ ​豆​イ​ 査読付論文ではな
演要旨集 巻:64th ページ:
ソ​フ​ラ​ボ​ン​代​謝​産​物​の​骨​代​謝​調​節​作​用​~​
い。
40
115 上原万里子、秋山聡子
食品と開発 巻:44 号:9
ページ:12-15
骨​研​究​最​前​線​―​骨​質​と​栄​養​成​分​ ​ 3​ ​ ​ 骨
​ ​リ​
モ​デリ
​ ​ン​グ​と​骨​質​を高
​ ​め​る​食​品​成​分​
査読付論文ではな
い。
116 雫石聰、永田英樹
Food Style 21 巻:13 号:1 歯​の​健​康​力​ ​ 1​ ​0​ ​ 歯
​ ​周​病​予​防​―​機​能​性​食​
ページ:28-31
品​の応
​ ​用​の​可​能​性​―​
査読付論文ではな
い。
117 雫石聰、田中宗雄
食品と開発 巻:43 号:11
ページ:4-6
口​腔​ケ​ア​食​品​の​開​発​ ​ 歯
​ ​周​病​と​予​防​食​品​
の​開​発​
査読付論文ではな
い。
118 OKABE Yuki、TANIMOTO Hiroyuki
J Health Sci 巻:54 号:3
ページ:315-323
E​f​fe​ ​c​t​s​ ​o​f​ D
​ ​i​e​t​a​ry​ ​ ​I​n​t​a​k​e​ ​o​f​ I​ ​s​of​ ​l​a​v​on​ ​e​ ​A​g​l​
y​c​on​ ​e​-​ri​ ​c​h​ ​F​e​rm
​ e​ ​n​t​e​d​ ​S​oy​ ​be​ ​a​n​s​ ​o​n​ ​B​on​ ​e​ ​ 動物実験である。
M​e​t​a​bo
​ l​ ​i​s​m​ ​i​n​ ​Ov​ ​a​ri​ ​e​c​t​om
​ i​ ​z​e​d​ ​Ra​ ​t​s​
査読付論文ではな
い。
大​豆​イ​ソ​フ​ラ​ボ​ン​代​謝​産​物​が​雄​性​骨​粗​鬆​
動物実験である。
症​モ​デル
​ ​マ​ウ​ス​の​骨​量​減​少​に​及​ぼ​す影
​ ​響​
MATSUBARA Satoshi、KANO
Mitsuyoshi、YASUDA Emi、KIKUCHI‐ ヤクルト研究所研究報告集
119
HAYAKAWA Hiroko、ONODERA‐
号:26 ページ:55-62
MASUOKA Norie
Effects of Bifidobacterium breve査読付論文ではな
Fermented Soymilk on Bone Metabolism in
い。
Ovariectomized Rats
MATSUBARA Satoshi、KANO
Mitsuyoshi、SHIMAKAWA Yasuhisa、 ヤクルト研究所研究報告集
120
KIKUCHI‐HAYAKAWA Hiroko、
号:26 ページ:45-54
SIBAHARA‐SONE Harue
Effect of Soymilk Products on the Bone
Metabolism in Ovariectomized Rats Fed
Low Calcium Diet
査読付論文ではな
い。
KIM Mi-hyun、CHOI Mi-kyeong 、
SUNG Chung-ja
Nutr Res 巻:27 号:10 ペー
ジ:612-617
Bone mineral density of Korean
韓国人のデータであ
postmenopausal women is similar between
る。
vegetarians and nonvegetarians
DE WILDE Anne、RASSI Claudia
122 Maria 、COURNOT Giulia 、COLIN
Colette、LACROIX Herminie C.
J Cell Physiol 巻:212 号:1
ページ:51-59
D​i​e​t​a​ry​ ​ ​i​s​of​ ​l​a​v​on​ ​e​s​ ​a​c​t​ ​o​n​ ​b​on​ ​e​ ​m​a​rr​ o
​ w
​ ​ ​o​
s​t​e​op​ r​ o
​ g​ ​e​n​i​t​or​ ​ ​c​e​l​l​s​ ​a​n​d​ ​s​t​i​mu​ ​l​a​t​e​ ​o​v​a​ry​ ​ ​d​
動物実験である。
e​v​e​l​o​pm
​ e​ ​n​t​ ​b​e​f​o​re​ ​ ​i​n​f​l​u​e​n​c​i​n​g​ ​b​on​ ​e​ ​m​a​s​s​ ​i​
n​ ​p​re​ ​-​pu​ ​be​ ​rt​ ​a​l​ ​pi​ ​g​l​e​t​s
121
123 戸田登志也
124 星恵子
125
稲垣幸司、黒須康成、夫馬大介、佐
藤連造、坂野雅洋
126
藤岡舞子、上原万里子、
ADLERECEUTZ H、呉堅、金沢和樹
127 陳瑞東
128 ZHOU X-G、渡辺昌
129 LI B、YU S
日本食品保蔵科学会大会講
演要旨集 巻:55th ページ: 大​豆​の​健​康​機​能​性​に​着​目​し​た食
​ ​品​の​開​発
20-23
大​豆​イ​ソ​フ​ラ​ボ​ン​の​骨​粗​し​ょ​う​症​に​対​する
​ ​
MMJ ページ:12-13
有​用​性
日本歯科評論 号:747 ペー
ジ:159-166
日本栄養・食糧学会総会講
演要旨集 巻:58th ページ:
289
カレントテラピー 巻:22 号:3
ページ:296-299
皮膚の科学 巻:2 号:5 ペー
ジ:398-404
Biol Pharm Bull 巻:26 号:6
ページ:780-786
査読付論文ではな
い。
査読付論文ではな
い。
歯​周​病​の​危​険​因​子​と​し​て​の​骨​粗​し​ょ​う​症​を​ 歯周病の研究であ
め​ぐっ
​ ​て​‐​文​献​的​考​察​を中
​ ​心​に​‐​(​2​)​
る。
閉​経​後​骨​粗​し​ょ​う​症​モ​デル
​ ​マ​ウ​ス​の​骨​代​謝​ 査読付論文ではな
に​対​する
​ ​大​豆​イ​ソ​フ​ラ​ボ​ン​代​謝​産​物​の​影​響​ い。
骨​粗​し​ょ​う​症​ ​ 代
​ ​替​医​療​ ​ 大
​ ​豆​イ​ソ​フ​ラ​ボ​ン​ 査読付論文ではな
と​骨
い。
査読付論文ではな
皮​膚​科​領​域​の​サ​プ​リ​メ​ン​ト​と​今​後​の​方​向
い。
G​e​n​i​s​t​e​i​n​ ​P​re​ ​v​e​n​t​s​ ​B​on​ ​e​ ​Re​ ​s​or​ p​ t​ ​i​o​n​ ​D​i​s​e​
a​s​e​s​ ​b​y​ ​I​n​h​i​b​i​t​i​n​g​ ​B​on​ ​e​ ​Re​ ​s​or​ p​ t​ ​i​o​n​ ​a​n​d​ ​S​t​i​ 動物実験である。
m​u​l​a​t​i​n​g​ ​B​on​ ​e​ ​F​or​ m
​ a​ ​t​i​o​n
130
NAKAJIMA D、KIM C‐S、OH T‐W、
YANG C‐Y、NAKA T
J Physiol Anthropol Appl
S​u​pp​ r​ e​ ​s​s​i​v​e​ ​E​f​fe​ ​c​t​s​ ​o​f​ G
​ ​e​n​i​s​t​e​i​n​ ​D​os​ ​a​g​e​ ​
Hum Sci 巻:20 号:5 ページ: a​nd​ ​ ​Re​ ​s​i​s​t​a​n​c​e​ ​E​x​e​rc​ ​i​s​e​ ​o​n​ ​B​on​ ​e​ ​L​os​ ​s​ ​i​n​ ​ 動物実験である。
285-291
O​va​ ​ri​ ​e​c​t​om
​ i​ ​z​e​d​ ​Ra​ ​t​s
基礎老化研究 巻:25 号:1
ページ:28
加​齢​ラ​ット
​ ​の​骨​代​謝​に​対​する
​ ​大​豆​イ​ソ​フ​ラ​
ボ​ン​抽​出​物​投​与​の​影​響​
動物実験である。
海老沢秀道、市川みね子、大関知
子、大河原理恵子、腰原康子
日本栄養・食糧学会総会講
演要旨集 巻:54th ページ:
186
卵巣摘除若齢雌ラットの骨代謝に対する
大豆イソフラボン混合物投与の影響
査読付論文ではな
い。
133
TODA T、UESUGI T、HIRAI K、
NUKAYA H、TSUJI K
N​e​w​ ​6​-​O​-​A​c​y​l​ ​I​s​of​ ​l​a​v​on​ ​e​ ​Gl​ ​y​c​os​ ​i​d​e​s​ ​fr​ o
​ m
​ ​
​So
​ y​ ​be​ ​a​n​s​ ​F​e​rm
​ e​ ​n​t​e​d​ ​w​i​t​h​ ​B​a​c​i​l​l​u​s​ ​s​u​bt​ ​i​l​i​s​
Biol Pharm Bull 巻:22 号:11 ​(​n​a​t​t​o)​ ​.​ ​I​.​ ​6​-​O​-​Su​ ​c​c​i​n​y​l​a​t​e​d​ ​I​s​of​ ​l​a​v​on​ ​e​ ​Gl​ ​y​
動物実験である。
ページ:1193-1201
c​os​ ​i​d​e​s​ ​a​n​d​ ​T​h​e​i​r​ ​P​re​ ​v​e​n​t​i​v​e​ ​E​f​fe​ ​c​t​s​ ​o​n​ ​B​
o​n​e​ ​L​os​ ​s​ ​i​n​ ​Ov​ ​a​ri​ ​e​c​t​om
​ i​ ​z​e​d​ ​Ra​ ​t​s​ ​F​e​d​ ​a​ ​C​
a​l​c​i​u​m-​ ​D​e​f​i​c​i​e​n​t​ ​D​i​e​t​
134
福井寛、寺本貴則、池田克巳、奈良
安雄、家森幸男
日本栄養・食糧学会総会講
演要旨集 巻:52nd ページ:
255
131 海老沢秀道、東由明、腰原康子
132
135 後山尚久
136
Osteoporosis Japan, 11巻、3 閉経後骨粗鬆症におけるビタミンDの臨床 ビタミンDの研究であ
号、ページ574-580
的意義 各種薬剤との併用療法を中心に る。
Soy isoflavone attenuate ovariectomyTeramoto T, Fukui Y, Ikeda K, Yamori J Clin Biochem and Nutr. 28.
induced bone loss in stroke-prone
Y.
1. 15-20
spontaneously hypertensive rat(SHRSP)
137 田辺紀和子、三好端、杉山徹
138 後山尚久、池田篤、岡村信介
139 杉岡洋一、江口正雄、石崎知樹
140 河合伸也、小田裕胤、土井一樹
141
脳​卒​中​易​発​症​高​血​圧​自​然​発​症​ラ​ット
​ ​(​S​HR
​ ​‐​
査読付論文ではな
S​P​)​に​お​ける
​ ​大​豆​由​来​イ​ソ​フ​ラ​ボ​ン​投​与​の​
い。
影​響
Mori M, Aizawa T, Tokoro M, Miki T,
Yamori Y.
142 堀内敏行、臼井健、小野内常子
佐伯孝子、尾立純子、加藤里奈、湯
浅(小島)明子
荒井裕介、上原万里子、大島菊枝、
144
高田典子、君羅満
143
145 松崎茂、佐賀烈、市村薫
Uesugi T, Toda T, Okuhira T, Chen
146
JT.
Osteoporosis Japan, 4巻、2
号、ページ399-400
新薬と臨床, 44巻6号、ページ
1093-1098
臨床と研究, 63巻4号、ページ
1295-1304
臨床と研究, 63巻4号、ページ
1323-1336
閉経後及び卵巣摘出後骨粗鬆症に対する
Iprifravoneの効果
イプリフラボンの閉経後骨塩量減少抑止効
果 1-α ビタミンDとの併用効果の検討
骨粗鬆症に対するTC-80の長期投与時に
おける有効性と安全性の検討
骨粗鬆症に対するイプリフラボン(TC-80)
の長期投与による臨床的有用性の検討
Soy isoflavone tablets reduce
Clin Exp Pharmacol Physiol.
osteoporosis risk factors and obesity in
2004 Dec;31 Suppl 2:S39-41.
middle-aged Japanese women
Osteoporosis Jpn 巻:16 号: 骨粗鬆症の栄養学―5 食餌性植物エスト
2 ページ:182-186
ロゲン濃度と骨密度との関係
栄養学雑誌 巻:71 号:5
大豆製品の摂取が尿中マーカーにおよぼ
Supplement ページ:199
す影響について
大豆たん白質研究 巻:3
大​豆​イ​ソ​フ​ラ​ボ​ン​の​骨​密​度​お​よ​び​骨​代​謝​に​
ページ:79-86
及​ぼ​す影
​ ​響​
大豆たん白質研究 巻:2
大​豆​に​含​ま​れる
​ ​骨​粗​し​ょ​う​症​の予
​ ​防​に​有​効​
ページ:83-87
な​成​分​に​つ​い​て​の研
​ ​究
Endocr J. 2003
Oct;50(5):613-9.
動物実験である。
動物実験である。
イプリフラボンの研究
である。
イプリフラボンの研究
である。
イプリフラボンの研究
である。
尿中DPDを測定して
いない。
介入試験ではない。
査読付論文ではな
い。
介入試験ではない。
動物実験である。
Evidence of Estrogenic effect by the
three-month-intervention of isoflavone on デオキシピリジノリン
vaginal maturation and bone metabolism in を測定していない。
early postmenopausal women
他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-10 【様式例】
参考文献リスト
商品名:蒸し大豆
No.
著者名
タイトル
掲載雑誌等
1 矢野寛一ら
骨代謝異常症の鑑別診断
臨床検査, 42, 147(1998)
2 Okano H et al.
The long-term effect of menopause on
J. Bone Miner. Res ., 13,
postmenopausal bone loss in Jamanese women:
303(1998)
results from a prospective study.
3 Adlercreutz H et al .
Phyto-estrogens and Western disease.
4 Yamaguchi M et al .
Inhibitory effect of genistein on bone resorption Biochem. Pharm ., 55,
in tissue culture.
71(1998)
5 Ishida H et al .
Preventive effects of the plant isoflavones,
daidzin and genistin, on bone loss in
ovariectomized rats fed a calcium-deficient
diet.
6 Dalais et al .
Effects of dietary phytoestrogens in
postmenopausal women
Climacteric , 1,
7 塚原紀子ら
健常日本人女性の骨密度および尿中遊離型
Deoxypyridinolineの検討
日本栄養・食糧学会誌、
52, 359-364(1999)
8 福永仁夫
骨吸収の生化学マーカーによる病態診断
分子骨代謝と骨粗鬆症、
松本俊夫編集、メディカ
ルレビュー社(1996)
9 中村哲郎ら
閉経後骨粗鬆症に対するホルモン補充療法に
おける腰椎骨密度および骨代謝マーカーの変
化
ホルモンと臨床、44,
1025-1028(1996)
骨検診と骨代謝マーカー
臨床検査、42, 175179(1998)
10 西牧弘行ら
Ann. Med ., 29, 95(1995)
Biochem. Pharm. Bull .,
21, 62(1998)
124(1998)
他の様式を用いる場合は、この表と同等以上に詳細なものであること。
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-11a 【様式例】(連続変数を指標とした場合)
各論文の質評価シート(臨床試験)
商品名:蒸し大豆
表示しようとする機能性
本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立つ
機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品です。
対象 健常な中高年日本人女性
*各項目の評価は“高(−2)”,“中/ 疑い(−1)”,“低(0)”の3 段階
介入 大豆イソフラボン40mg(アグリコン換算値として25mg)を2週間(以上)摂取
まとめは“高(−2)”,“中(−1)”,“低(0)”の3 段階でエビデンス総体に反映させる。
対照 大豆イソフラボン非摂取
アウトカム 骨吸収の抑制(骨の維持)
各アウトカムごとに別紙にまとめる。
バイアスリスク
個別研究
①選択バイアス
文献
番号
掲載雑誌
研究
デザイン
ランダム化
割り付けの
隠蔵
②盲検性
バイアス
参加者
④症例減少
バイアス
③盲検性
バイアス
アウトカム
評価者
*
ITT、FAS、PPS
*
各群の前後の値
非直接性
不完全
アウトカム
データ
⑤選択的
アウトカム
報告
⑥その他の
バイアス
まとめ
対象
介入
対照
アウトカム まとめ
効果指標
対照群
(前値)
対照群
(後値)
対照群
平均差
p値
介入群
(前値)
介入群
(後値)
介入群
平均差
p値
介入群
vs
対照群
p値
平均差
1
Clin Exp
Pharmacol
Physiol. 2004
Dec;31 Suppl
2:S44-6.
2
Biofactors.
2004;22(14):221-8.
3
4
5
6
7
8
9
10
11
無作為化二重
盲検プラセボ
対照比較試験
-1
-1
0
0
-2
-1
-1
-1
-1
0
-1
0
0
0
-1
43.6±10.1
42.0±12.1
-1.6
p>0.05
45.2±13.6
42.6±12.6
-2.6
p<0.05
0.6
不明
-1
-1
0
0
0
0
-1
-1
-1
0
0
0
0
0
0
4.05
3.56
-0.49
p>0.05
4.05
2.89
-1.16
p<0.01
-0.67
p<0.01
-1
-1
0
0
-1
-1
-1
-1
-1
0
-1
0
0
0
0
10.1±0.9
9.8±0.8
-0.3
p>0.05
11.7±1.6
9.8±1.2
-1.9
p<0.05
0
不明
-1
-1
0
-1
0
0
-1
-1
-1
0
0
0
0
0
0
4.9±2.0
5.1±2.0
0.2
p>0.05
4.7±2.0
4.4±1.7
-0.3
p<0.05
-0.7
不明
-1
-1
0
0
-1
-1
-1
-1
-1
0
0
0
0
0
0
6.72±1.99
6.35±1.65
-0.37
p>0.05
6.94±2.50
6.25±2.00
-0.69
p<0.05
-0.1
不明
-1
-1
-1
-1
0
0
-1
-1
-1
0
0
0
0
0
0
4.85±1.60
4.73±1.41
-0.12
p>0.05
4.87±1.60
4.29±1.41
-0.58
p<0.001
-0.44
不明
-1
-1
0
0
0
0
-1
-1
-1
0
-1
0
0
0
0
4.65±1.07
4.50±0.98
-0.15
p>0.05
4.67±0.79
4.45±0.98
-0.22
p<0.05
-0.05
不明
-1
-1
0
-1
0
0
-1
-1
-1
0
0
0
0
0
0
5.2±1.4
5.1±1.4
-0.1
p>0.05
5.2±1.5
4.5±1.1
-0.7
p<0.001
-0.6
不明
-1
-1
0
-1
0
0
-1
-1
-1
0
0
0
0
0
0
5.0±1.6
5.0±1.7
0
p>0.05
5.1±1.9
4.3±0.9
-0.8
p<0.05
-0.7
不明
-1
-1
0
0
0
0
-1
-1
-1
0
0
0
0
0
0
5.23±1.39
5.14±1.10
-0.09
p>0.05
5.18±1.07
4.91±0.91
-0.27
p<0.05
-0.24
不明
-1
-1
0
0
0
0
-1
-1
-1
0
-1
0
0
0
0
5.2±2.7
5.9±3.4
0.7
p>0.05
7.6±5.9
4.8±1.5
-2.8
不明
-1.1
p<0.05
-1
-1
-0.090909
-0.545455
-0.455
-0.364
-1
-1
-1
-1
#####
0
0
0
#####
-1
-1
-0.142857
-0.857143
-0.143
-0.143
-1
-1
-0.661
0
0
0
0
0
0
無作為化二重
盲検プラセボ
対照クロスオー
バー比較試験
J Am Coll
無作為二重盲
Nutr. 2002
検プラセボ対
Apr;21(2):97- 照並行群間比
102.
較試験
無作為化プラ
Prog Med 巻:
セボ対照クロス
25 号:6 ペー
オーバー比較
ジ:1733-1741
試験
日本食品新素
材研究会誌
無作為化二重
巻:9 号:2
盲検クロスオー
ページ:107バー比較試験
115
健康・栄養食
無作為化クロ
品研究 巻:3
スオーバー比
号:4 ページ:
較試験
1-12
健康・栄養食
プラセボ対照
品研究 巻:7
二重盲検摂取
号:1 ページ:
試験
93-104
健康・栄養食
無作為化単盲
品研究 巻:6
検クロスオー
号:1 ページ:
バー試験
69-79
健康・栄養食
品研究 巻:3
単盲検クロス
号:2 ページ: オーバー試験
53-62
健康・栄養食
無作為化二重
品研究 巻:8
盲検クロスオー
号:2 ページ:
バー試験
15-25
J Am Coll
無作為化二重
Nutr. 2002
盲検プラセボ
Dec;21(6):560対照試験
3.
コメント(該当するセルに記入)
1
Clin Exp
Pharmacol
Physiol. 2004
Dec;31 Suppl
2:S44-6.
無作為化二重
盲検プラセボ
対照比較試験
2
Biofactors.
2004;22(14):221-8.
無作為化二重
盲検プラセボ
対照クロスオー
バー比較試験
3
J Am Coll
Nutr. 2002
Apr;21(2):97102.
無作為二重盲
検プラセボ対
照並行群間比
較試験
4
5
無作為化プラ
Prog Med 巻:
セボ対照クロス
25 号:6 ペー
オーバー比較
ジ:1733-1741
試験
日本食品新素
無作為化二重
材研究会誌
盲検クロスオー
巻:9 号:2
バー比較試験
ページ:107-
102名中
35名脱落
摂取期間:
4週間
25名中
2名脱落
摂取量:
38.6mg/日(ア
グリコン換算)
摂取期間:
4週間
40名中
3名脱落
24時間
尿中の
DPD量
コメント
健康・栄養食
6 品研究 巻:3
7
8
9
10
11
号:4 ページ:
健康・栄養食
品研究 巻:7
号:1 ページ:
93-104
健康・栄養食
品研究 巻:6
号:1 ページ:
69-79
健康・栄養食
品研究 巻:3
号:2 ページ:
53-62
健康・栄養食
品研究 巻:8
号:2 ページ:
J Am Coll
Nutr. 2002
Dec;21(6):560-
無作為化クロ
スオーバー比
較試験
プラセボ対照
二重盲検摂取
試験
摂取期間:
4週間
無作為化単盲
検クロスオー
バー試験
単盲検試験
単盲検クロス
オーバー試験
単盲検試験
無作為化二重
盲検クロスオー
バー試験
無作為化二重
盲検プラセボ
対照試験
福井次矢, 山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
摂取期間:
10週間
別紙様式(Ⅴ)-13a 【様式例】(連続変数を指標とした場合)
エビデンス総体の質評価シート
商品名:蒸し大豆
表示しようとする機能性
本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには骨の成分の維持に役立
つ機能があることが報告されています。本品は丈夫な骨を維持したい方に適した食品で エビデンスの強さはRCT は“強(A)”からスタート,観察研究は弱(C)からスタート
す。
対象
健常な中高年日本人女性
介入
大豆イソフラボン40mg(アグリコン換算値として25mg)を2週間(以上)摂取
対照
大豆イソフラボン非摂取
*各項目は“高(−2)”,“中/ 疑い(−1)”,“低(0)”の3 段階
エビデンス総体
分類番号
各群の前後の値
アウトカム
その他
研究デザ バイアス 非直接性
非一貫性
(出版バ
イン/研
不精確*
*
*
*
イアスな
リスク
究数
ど*)
上昇要因
(観察研究*)
効果指標
対照群
(前値)
対照群
(後値)
対照群
平均差
介入群
(前値)
介入群
(後値)
介入群
平均差
介入群
vs
対照群
コメント
平均差
1
大豆イソフラボン
40mg、2週間の摂取で
RCT/7
骨吸収抑制(骨の維
持)
-1
0
0
0
0
-
尿中デオキシピリ
ジノリン濃度
5.14
5.00
-0.14
5.15
4.51
-0.64
-0.49 あり
2
大豆イソフラボン
40mg、4週間の摂取で
RCT/1
骨吸収抑制(骨の維
持)
-1
0
0
0
-
-
尿中デオキシピリ
ジノリン濃度
4.65
4.50
-0.15
4.67
4.45
-0.22
-0.05 あり
3
大豆イソフラボン
60.18mg、4週間の摂取
RCT/1
で骨吸収抑制(骨の維
持)
-1
0
0
0
-
-
尿中デオキシピリ
ジノリン濃度
10.1
9.8
-0.3
11.7
9.8
-1.9
0 あり
4
大豆イソフラボン
40mg、10週間の摂取で
RCT/1
骨吸収抑制(骨の維
持)
-1
0
0
0
-
-
尿中デオキシピリ
ジノリン濃度
5.2
5.9
0.7
7.6
4.8
-2.8
5
大豆イソフラボン
40mg、4週間の摂取で
RCT/1
24時間骨吸収抑制(骨
の維持)
-1
0
0
0
-
-
24時間尿中デオ
キシピリジノリン量
43.6
42
-1.6
45.2
42.6
-2.6
コメント(該当するセルに記入)
測定している物質
は同じだが、単位
が異なる
福井次矢, 山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる可能性があるので注意すること。
介入前後で有意差
介入前後で有意差
介入前後で有意差
対処群と介入群で
-1.1 有意差あり
介入前後で有意差
0.6 あり
別紙様式(Ⅴ)-14 【様式例】
サマリーシート(定性的研究レビュー)
商品名:蒸し大豆
リサーチ
クエスチョン
大豆イソフラボンの摂取が日本人女性の骨吸収にどのような影響を与えるか?
P
健常な日本人中高年女性(40歳以上)。
I(E)
大豆イソフラボン25mg(アグリコン換算)を摂取させる。
<摂取形態>大豆イソフラボンの摂取形態はタブレットやソフトカプセル、飲料(青汁、茶、豆乳、コーヒー飲料、清涼飲
料水)、あるいは大豆そのまま(焙煎)であってもよい。
<摂取期間>2週間以上
C
大豆イソフラボン摂取前、または非摂取群と比較して。
01
骨吸収抑制(骨の維持)。効果指標としては尿中DPD(デオキシピリジノリン)量を評価する。
バイアスリスクの 本レビューで採用した文献では、全てRCTで試験が行なわれており、無作為化の方法は明らかでないも
のの、選択バイアスは低いと言える。さらに、11件の文献中7件が二重盲検で実施されており、2件が単盲
まとめ
検であるため、盲検バイアスは低いと言える。症例減少バイアスは、1件の文献で被験者の大幅な脱落が
見られるものの、それ以外の文献については脱落者なしか、脱落者がある場合でもごく少数であった。し
たがって、症例減少バイアスも低いと考えられる。出版バイアスについては、縦軸に症例数、横軸に効果
量をとったファンネルプロットを作成したが、大きく偏った形状にはならず、明らかな出版バイアスは確認さ
れなかった。
非直接性の
まとめ
採用した11件の文献中、7件が本レビューのPICOとほぼ完全に一致する。その他4件の文献についても、
摂取量や摂取期間に若干の差異が認められるものの、研究の主旨としては大きく異なるものではない。し
たがって、これらの文献と本レビューとの非直接性は極めて低いと考えられる。
非一貫性その他 採用した全ての文献で、大豆イソフラボン摂取による尿中デオキシピリジノリン濃度の有意な低下が認め
られている。効果の大きさについても、大幅なバラツキは認められず、一定していると言える。したがって、
のまとめ
これらの文献の非一貫性は極めて低いと考えられる。
コメント
11件の文献中、10件で大豆イソフラボンの摂取前後比較で有意な尿中デオキシピリジノリンの低下が認
められている。2件ではプラセボ群との間で有意な差が確認されている。
02
03
福井次矢, 山口直人監修.Minds診療ガイドライン作成の手引き2014.医学書院.2014.を一部改変
【閲覧に当たっての注意】
本シートは閲覧のみを目的とするものであり、不適正な利用は著作権法などの法令違反となる
可能性があるので注意すること。
別紙様式(Ⅴ)-16 【様式例】
研究レビューの結果と表示しようとする機能性の関連性に関する評価シート
商品名:蒸し大豆
<食品性状>
大豆イソフラボンの摂取形態は文献によってまちまちであり、特に制限はないと考えられる。本研究レ
ビューに採用した文献では、ソフトカプセル状やタブレット、飲料等に大豆胚芽抽出物(イソフラボン)を添加
した場合や、あるいは抽出物ではなく大豆そのものを焙煎した形で摂取する場合でも同様に効果が確認さ
れている。本商品(蒸し大豆)は大豆をそのまま用いた食品であり、他原料由来のイソフラボンが含まれるこ
とはない。したがって、本研究レビューの結果は本商品においても同様の効果が期待できると考えられる。
<対象者>
本研究レビューで採用した文献では、対象者はすべて日本人中高年女性(平均年齢40歳以上)ないし、そ
れに準ずる者(日系ブラジル人女性)が対象となっている。
<1日摂取目安量>
一日あたりの大豆イソフラボンの摂取量としては25mg(アグリコン換算)程度が必要であり、この量を大きく
下回る場合は、本レビューに採用した文献から得られる情報からは、効果が期待できるとは言えない。した
がって、大豆イソフラボンの一日あたり摂取量を約25mg以上(アグリコン換算)とした場合に、日本人女性の
尿中デオキシピリジノリン(DPD)量を低下させる効果が得られると考えられる。
<SRにおけるアウトカム指標と表示しようとする機能性の関連性>
骨吸収の程度を評価するための骨吸収マーカーには、骨そのものに由来する代謝産物と、吸収・形成をそ
れぞれ担う破骨細胞・骨芽細胞が産生・分泌する特異的なタンパクなどがあるが、中でもコラーゲン分子の
架橋物質として組織に存在するDPDは骨組織中のコラーゲン分解すなわち骨吸収を正確に反映するので、
現在最も有用な骨吸収マーカーの一つであると考えられている。臨床ではエストロゲン補充療法や骨吸収
抑制剤の投与により、DPDの早期の低下とそれに伴う骨量の増加が確認されている。これらのことから、尿
中DPD量の低下は骨代謝のバランス改善、すなわち丈夫な骨の維持に役立つことを示すと考えられる。
<その他の補足情報>
大豆イソフラボンの骨の健康に関する機能性、具体的には骨吸収の抑制作用については、既に特定保健
用食品として厚生労働省より認可(2002年)され、10年以上に渡り販売されている(商品名:「大豆芽茶」フ
ジッコ株式会社)。本製品で表示しようとする文言は、特定保健用食品に記載されている内容(骨からのカ
ルシウムの溶出に関与する大豆イソフラボンを含んでいるので、骨の健康が気になる方に適しています)か
ら逸脱するものではない。
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