...

累積退職雇用

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

累積退職雇用
団交速報(3月17日)
第46期
第8号
ノースウエスト航空日本支社労働組合
〒286−0202
千葉県富里市日吉倉223−1東ビル 303 号室
0476−93−2919
2006年3月18日発行
email:[email protected]
会社側:清水氏、木澤氏、田岡氏
組合側:栗山、宋、板垣、松岡、片石、井上、川上、ストラウス、小林、奥田
15:00∼17:00 富里FKビル
臨時代総で意見交換が行われる前に一言!
冒頭木澤氏より、組合からの会社提案撤回要求を受けて、「会社の提案内容をもう少し詳しくあるい
は組合員が提案を受け入れる時に検討しやすいように説明をしたいと思い団交をセットしました。」と前
置きがあり、次の項目について説明がありました。
基本賃金ならびに昇給について
細かく言えば全く同じではないが、対象従業員に等しく協力してもらえる。極めてインパクトが大きい
が貢献度の高い項目である。
ステップについて
競争力のある企業に生まれ変わるための1つの新しい考え方として提案していますが、ただ闇雲に切
ればいいという考えに基づいているわけではないことをわかってほしい。
休憩時間ならびに勤務時間について
FA 以外の地上職の方々に影響する不公平な提案であることは、間違いありません。
特に予約課からの反対が多い項目ですが、会社は「ぜひ受け入れてほしい内容である。確かに労働協
約改悪ではあるが8時間30分拘束は、他社と比較しても決して長い拘束時間とは言えないし直接収入
に影響しない形で会社に貢献してもらえると思っている。また、予約課の方々が、どうしても受け入れて
もらえないなら、その方たちの基本給の30分に見合った金額を減額して、8時間拘束を維持することも
考えている。60分すべてを無給にしなかったのはフライトにあわせて休憩時間をとってきた、空港の従
業員に配慮しました。いろいろな状況(半日 V の時の休憩時間の取り扱いについてなど)が起こりうると
は思うが、積極的に検討してほしい。」と説明。
組)たかが30分ですが予約課は会社の一方的な都合で遠距離通勤を余儀なくされている方が多く、退
社が30分遅くなるだけで乗り継ぎ等の影響で、最終的に1時間もしくはそれ以上帰るのが遅くなり、子
育てをしている方たちにとっては死活問題でそう簡単には受け入れられないのが現実です。
年次有給休暇について
休暇の取りにくい状況で V カットは???
2005年の有給取得実績を分析(→累積日数より多く取得できている)したが、特に取り難い状況は、
発生していないと判断し、ほとんどの人がなんらかの形で貢献できる、とする会社側に対し、結果的には
取得出来ているが、とりたい時期にとれたかは別問題ではないか、という組合側の質問に対しては検討
材料とするとの答えでした。
祝日規定について
月に10時間ずつ累積する方法を選んだのは、定休日と祝日が重ならないよう(Holiday Pay が必要
ないよう)にし、退職時の累積日数を計算しやすくするために、このような提案をした。
例)4月に一気に15日間(120時間)の Q を取り、8月に退職すれば、「10hX4ヶ月=40h累積」 「使用
済みの120h−40h=80h」→よって80時間分を退職金で調整する。
組)会社は、国民の祝日以外の NW 独自の祝日をカットすると言っているが、タイヤショップのように税関
との関係上、年末年始に職場自体が Close になるところなどに対応すべきである。従業員の意思に反し
て V や Q を取らざるを得ないようでは、検討すらできません!
インセンティブ・ペイ
今後必要であれば、機内サービス部の MGR を団交の場に呼んで協議。
なぜ3年協約なのか?
3年協定を要求する理由は、US が5年協定で暫定合意している関係上、日本でもそうしたいが、労基
法の規定が最長3年であることから3年を要求したそうです。そして今のところは2006年度の一時金し
か提案していないが、労働協約同様に3年間で検討してほしいと説明がありました。
最後の提案!?
富里地区通勤手当について
次から次へと提案が出てきますが組合の要求の一部に答えるような形で新たに提案が出されました。
予約課の富里移転当時に通勤問題が大きく取り上げられており、組合より JR 東京駅とラディソンホテル
間のバスを認めてほしいと要求していました。なぜ、今ここで?と思いましたが、会社の説明は「人事と
職場長で相談して実態に即した形でこれを認めることにした。しかし、今まで制限を設けていなかった車
通勤に関しては半径60キロ以内の制限をつけます」。
定年問題について
時間があまりありませんでしたが、定年退職後に雇用延長されない条件として会社が提案していた、
極めて不当労働行為性の強かった「公認欠勤7日以上の記録者」に関して、年次有給休暇、慶弔休暇、
産前・産後休業、育児休暇、介護休業、ならびに組合休暇を除く会社が認めた休業に加え無断欠勤が
7日以上記録された場合」と再提案されました。ここで、組合からは労災に関しても再度検討するよう伝
えました。
臨時代議員総会(全組合員参加可)19日09:00∼13:00
成田商工会議所 1F 大会議室
Fly UP