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29-503
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3A03
バ イ オ ニ ッ ク X線 の 蛍 光 収 率 と エ ネ ル ギ ー シ フ ト
(阪大理) 0篠 原 厚 、 斎 藤 直 、 横 山 明 彦 、 馬 場 宏
πー 中 間 子 は 物 質 中 で 減 速 さ れ る と 、 最 終 的 に 原 子 に ク ー ロ ン 捕 獲 さ れ 、 オ ー ジ ヱ 電 子 放 出 や
X線 放 出 を 伴 っ て 内 殻 ヘ カ ス ケ ー ド す る 。
核に吸収される.
核 に 近 づ く と πー は 原 子 核 と の 強 い 相 互 作 用 の た め 、
こ の 相 互 作 用 の 影 響 は X線 に 対 し て 収 率 の 減 少 、 X線 ラ イ ン の プ ロ ー ド ニ ン
グやエネルギーシフト等として現われる.
そ こ で 我 々 は 、 特 に 強 い 相 互 作 用 の X 線への影響に
注 目 し て 、 数 種 類 の 元 棄 に つ い て バ イ オ ニ ッ ク X線 の 収 率 及 び エ ネ ル ギ ー を 測 定 し た .
【実験】
実 験 は 高 エ ネ ル ギ 一 物 理 学 研 究 所 の 12GeV 陽 子 シ ン ク ロ ト ロ ン に 設 置 さ れ て い る π 一 μ チャネ
ルで行なった.
バイオニック X 線のìJ~定は、前回や前々回の討論会 [1 , 2] で述べられたように、
標準的な静止中間子実験の方法によって行なった.
測定試料は T
i, As, Ag, 1,及び Bi
の 5種
類 で 、 い ず れ も 単 体 粉 末 (99.9-99.99 % ) で あ っ た .
タ ー ゲ ッ ト は 断 面 4c聞 X8c聞厚さ 0
.3
-1.0c聞 の ア ク リ ル 製 の ケ ー ス に 試 料 を 詰 め た も の で 、 厚 さ は 2・ 3g/c聞2で あ っ た .
測定時間は
6・39時 間 で 、 入 射 π自 の ビ ー ム 強 度 は 0.7ー1.8 X 1
05π ー / pulse で あ っ た .
X 線ピークの解析は、 G
e検 出 器 の 応 答 関 数 を 数 値 的 に ロ ー レ ン ツ 関 数 で た た み 込 ん だ 関 数 を 使
って最小二乗法により行なった。
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タ ー ゲ ッ ト 中 で の X線 の 自 己 吸 収 の 補 正 は 、 静 止 π
ゲ ッ ト 中 で の 分 布 を 考 慮 し て モ ン テ カ ル ロ 法 を 使 っ て 行 な い 、 エ ネ ル ギ ー 絞 正 は 既 知 の 反 応 T線
により行なった.
ま た 、 試 料 中 の 静 止 πー 数 は 、 カ ウ ン タ ー テ レ ス コ ー プ に よ る ス ト ッ プ シ グ
ナルでは散乱や他の粒子の寄与があるため補正を必要とする.
そこで、核反応生成物の総生成
について反応生成物を測定し [
2
]、その総和とストップシ
量 が 静 止 πー 数 に 対 応 す る と し て 、 Bi
グ ナ ル と を 比 較 し て 補 正 を 行 な い 真 の 静 止 πー 数 を 決 定 し た 。
【結果及び考察】
各元素につき、約 1
0本の X線の π" 捕 獲 当 た り の 収 率 、 エ ネ ル ギ ー 、 及 び ラ イ ン 幅 が 決 定 さ れ
た.
バ イ オ ニ ッ ク X線 の 蛍 光 収 率 は 、 初 期 の 状 態 分 布 を 仮 定 す る と 、 オ ー ジ ヱ 効 果 と 内 殻 に お
ける核吸収の寄与を考慮に入れたカスケード計算により推定することが出来る.
図 1に 今 回 得
3] に よ る 計 算 値 を 主 な ラ イ ン に つ い て 示 し た .
られた Z に 対 す る 収 率 分 布 と 共 に 、 Pearceら [
こ の 計 算 は カ ス ケ ー ド 古 川 =17の み か ら 始 ま る と し 、 角 運 動 量 分 布 は (2Hl)exp(-a.e)の形をとると
仮 定 し た も の で 、 実 線 は a功 、 点 線 は a=O.1 、 そ し て 破 線 は a=0.2 の 計 算 憶 で あ る
o
Zの小さ
い 所 で の 収 率 の 減 少 は オ ー ジ ヱ 効 果 に よ る も の で 、 Zの 大 き い 所 で の 減 少 は 強 い 相 互 作 用 に よ る
核吸収によるものと考えられる。
また a=O.I-0.2 で 、 こ の よ う な カ ス ケ ー ド 計 算 に よ り 、 収
率 の Zに 対 す る 傾 向 が 全 体 と し て よ く 表 わ せ る こ と が 分 か っ た .
次に、エネルギーシフトについて考える.
バイオニックアトムのレベルエネルギーは水素原
子 近 似 に よ る Klein-Gordon方 程 式 で か な り 精 度 よ く 求 ま る が 、 内 殻 で は 核 の 大 き さ の 寄 与 、 真 空
分極や強い相互作用によるエネルギーシフト等の補正が必要となる.
しのはらあっし、さいとうただし、ょこやまあきひこ、ばばひろし
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そこで、バイオニックレ
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Z
Z
図 1.
50
4・
3 及び 5・
4 バ イ オ ニ ッ ク X 線の Z に対する π" 捕 獲 当 た り の 収 率 分 布 .
黒 ま る が 測 定 値 、 曲 線 は Pearceら に よ る 推 定 値 [3] (本文参考) .
ベ ル の エ ネ ル ギ ー 計 算 プ ロ グ ラ ム "Pl0N"[4] を 使 っ て こ れ ら の 補 正 を 含 め た 値 を 計 算 し て 、 実 測
の X線 エ ネ ル ギ ー と の 比 較 を 行 な っ た .
さらに、強い相互作用以外の補正に対し計算値を使っ
て実験的に強い相互作用によるエネルギーシフトを導いた.
表 1t
こ得られたエネルギーシフト
及 び レ ベ ル 幅 と Krell-Ericson の πー ・ 絞 ポ テ ン シ ャ ル を 使 っ た 計 算 憾 と の 比 較 を 示 す .
は非常によく一致した。
表 1•
強い相互作用によるバイオニックレベルのエネルギーシフトとレベル幅
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Pionic
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8
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Ti
107.
10
9Ag
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Obs.
Leve1 width (keV)
Ca1c.
Obs.
Ca1c.
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-1.993
2.61 土 0.20
2.134
3d
-2.01 士 0.21
-1.945
1.54 士 0.21
1.589
127
1
3d
-4.11 士 0.46
-3.921
4.70 士 0.41
3.155
209
Bi
4f
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: 0.15
ー1.736
1.56 t
: 0.24
1.407
【参考文献】
[
1
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, Can. J. Phys., 57, 2084 (1979).
[
3
] P. M. Pearce et al
[
4
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207-
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3A06
バトブヱナントロリン錯体の液体シンチレーシヨン計数法による
55Feと 68Niの 同 時 測 定
0米 沢
(原研東海)
1. ま え が き
仲四郎,
墨
三千男,
立川
円造
原 子 力 発 電 所 で 問 題 と な っ て い る 敏 射 性 腐 食 生 成 物 ( ク ラ ツ ド 〉 は 悶 Fe ,
1Cr等 の 放 射 性 骸 種 か ら 梼 成 さ れ て お り , ク ラ ツ ド の 挙 動 を 調 べ る 上
58,60CO,54刊n,68N
i,5
でこれらの放射性核種の放射能測定が必要であ~ . こ の う ち 55Feと 68Niは X 線 お よ び 低 エ
ネ ル ギ ー の β 線 放 射 体 の た め , 放 射 能 測 定 は 58,60CO等 の T 線 放 射 体 に つ い て の 測 定 と 異
なり,計数効率および操作等の点から液体シンチレーション測定法が適している.演者ら
は こ れ ま で に 55Feを バ ト フ ヱ ナ ン ト ロ リ ン 錯 体 1
)又 68Ni: を ジ メ チ ル グ リ オ キ シ ム 錯 体 引 と
して液体シンチレーターに抽出し,その液体シンチレーシヨンと吸光度測定により簡単に
i
) 55Feお よ び 68Ni:が共にバトブヱ
55Feと 68Niの 比 放 射 能 を 求 め る 方 法 を 報 告 し た . 今 回
ナ ン ト ロ リ ン 錯 体 と し て 抽 出 さ れ , 58,60CO, 54門n, 51Cr等 の
事,および
r線 放 射 体 か ら 分 雌 さ れ る
ii
) 55Feと 68Niの 放 出 す る 放 射 線 の 種 頼 と エ ネ ル ギ ー が 異 な る た め 二 重 標 識
法による同時測定が可能である事を確かめ,その検討を行った.
2. 分 析 方 法
55Feと 68Ni: を 含 む 溶 液 を ビ ー カ ー に と り , レ ア ス コ ル ビ ン 駿 溶 液
(10 g/
100 圃 1
) 4 圃 1, 酢 酸 ナ ト リ ウ ム 溶 液 (10 g/lOO 聞1
) 5 圃 1: を 加 え , ア ン モ ニ ア 水 で p
H を
4-5 に 調 節 す る . 溶 液 を 分 液 ロ ー ト に 移 し , 水 で 50 聞 ! と し た 後 過 温 素 直 員 ア ン モ ニ ウ ム
溶 液 (10 g/100 圃 1
)1
0 聞1, パ ト フ ヱ ナ ン ト ロ リ ン の エ タ ノ ー ル 務 液 (10 g/100 圃 1
) 1
0
圃1
:を加え,約
1
0 分 間 放 置 す る . 液 体 シ ン チ レ ー タ ー (PPO 5 gハ キ シ レ ン ) 1
0 掴│加え,
3分 間 振 り 混 ぜ て 日 Fe,68Ni:
を 抽 出 す る 。 水 相 は 捨 て , 分 液 ロ ー ト に pH =6.0 の 0.005 門
EDTA 溶 液 1
0 圃 1, ヱ タ ノ ー ル 2 聞1 を加え, 1
0 分 間 振 り 混 ぜ 58,60CO,54阿n を 逆 抽 出 す
る.有機相を液体シンチレーシヨン周バイアルにとり,液体シンチレーションカウンター
(Packard TR卜 CARB 4530) で ウ イ ン ド ウ 巾 0-1,
1 1
1-50 keV (
β 線エネルギー相当〉の
二 チ ャ ン ネ ル を 計 数 し , 55Fe,68N
iの 放 射 能 を 求 め る .
3. 検 討 結 果
溶媒抽出法の検討
クラツド中に含まれる各成分についてバトフェナント
ロリンによる縫媒抽出法を検討した結果, i
) 55Fe は pH 3-8.5, Fe量 0-30μg の 範
囲で, BSNiは pH 4-11, Nilt 0-100μgの 範 囲 で バ ト フ ェ ナ ン ト ロ リ ン 錯 体 と し て 液 体
シ ン チ レ ー タ ー (PPO・キシレン )10 引 に 定 量 的 に 抽 出 さ れ る 。
ii
)I
S8
・60Co,54Mnも ま た
6
8
55Fe, N
i, と 同 様 に 抽 出 さ れ る が pH = 6.0 0.005 M EDTA 溶 液 で 水 相 へ 逆 他 出 さ れ , 日 Fe
68Niよ り 分 雌 す る 事 が で き る .
iii) 51Crは 抽 出 さ れ な い .
ディスクリミネータレベルの検討
55Feの X 線(刊 nの 特 性 X 線 〉 お よ び そ の オ ー ジ ヱ 電
子 に よ る シ ン チ レ ー シ ヨ ン は , egNiの 70 keVβ 線 に よ る シ ン チ レ ー シ ョ ン よ り 低 エ ネ ル
ギー側に分布し,これらを効率良く分厳して測定するためにそのディスクリミネータレベ
ル の 検 討 を し た o 55Fe, 68N
iの 標 準 試 料 を 用 い , 低 エ ネ ル ギ ー 側 の Aチ ャ ン ネ ル と 高 エ ネ
ル ギ ー 側 Bチ ャ ン ネ ル を 句 切 る デ ス ク リ ミ ネ ー タ レ ベ ル (LLD) を 変 化 さ せ , A,B ニ チ ャ ン
ネルの計数値より
・
Kleinら 引 の 提 案 し た Separation efficiency(S) お よ び Perfor ance
よねざわちゅうしろう・ほしみちお・たちかわえんぞう
2
1
2
n
u
m
b
e
r(
P
)を 計 算 し , 最 適 の デ ィ ス ク リ ミ ネ
40
80
ータレベルを求めた。結果を f
ig
.1 に 示 す .
P
1k
e
Vに設定
ディスクリミネータレベルを 1
ヂヘ→
した場合に最大の Pの 値 が 得 ら れ , 最 適 な
f
*
'60
ディスクリミネータレベルである事が分かっ
SHi
測定に 6
0
C
O等の高エネルギ
た.さらに, B
為
:
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¥FBFe(A) 30!
.
.
.
@
〉
、
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ω
コ
C
E
C
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ι
3
チャンネルの高エネルギー側のディスクリミ
2
0
2
540
ネータレベル (
U
L
D
) も, 5
5
F
eと6
3
N
iの 場 合
と同様 6
3
N
i,60CO に つ い て 検 討 し た 結 果 , 5
0
O
CI
E
、 、
。
-
C
」
+
-
i
c
k
e
Vが最適である事が分かった。以後の測定
では 5
5'
fe用 の A チ ャ ン ネ ル は 0-1
1k
e
V,
6
3
N
i用 の Sチ ャ ン ネ ル は 1
1-5
0k
e
V にディ
コ
1
1
"~
~
(
320
~10,仏
スクリミネータレベルを設定して行った。
クエンチング補正曲線
戸.
5
5'
feお よ び 6
3
N
iの
1
0o
標準溶液を用い,クエンチンレベルの異なる
R
a
一連のクヱンチング標準試料を作成し,
1
0
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D
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n
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e
v
e
l
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g.1 デ ィ ス ク リ ミ ネ ー タ レ ベ ル の 検 討
を用いる外部標準法によるクエンチング補正
曲 線 を 測 定 し た ( f 'i
g
.
2
)。
80
F
e お よ び Ni量 の 影 響 '
fe お よ び
Ni量 を 変 化 さ せ 5
5'
feお よ び 6
3
N
iの 計
eFeの 測 定
数への影響を調べた結果, e
通
R
な60
の際f'e量 に よ る ク ヱ ン チ ン グ 以 外 は
c
小さく,いずれの場合でも 0
.
.
.
.
.
.
.20μg
の範囲でそのクヱンチンッグは補正
C
I
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できた.
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CI
5
5'
fe, 6
3
N
iの 混 合 試 料 の 測 定
N
N
i(A)
5
5'
fe芸
C
および 6
3
N
iの 標 準 溶 液 を 混 合 し , そ の 去
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放射能を測定した結果, 5
5Fe中 6
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分析に適用し,良好な結果を得た.
文献
1
) C.Yonezawa, M
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achikawa; A
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h
e聞
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. Radioanal
.C
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J
i
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8
3
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n
a
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e圃
.
,3
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4
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(新婦久‘王宮)
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1
. 熟蛍光(以下 iL'c.略記)戎脅之内地王耐乙学的制同 l二円fL‘場進属孟如熱イホ主催閉し
cまで・のワ・ローカ-,日を特れ l
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iトリヲユウム
fヒ五当r中切
(東大理・理研勺
0巻 出 義 紘 , 加 藤 修 司 , 高 寺 喜 久 M t , 武 内 一 夫 守 富 永 健
【はじめに】
~耳、重水炉の重水中 tï:大
軽 水 炉 の 核 燃 料 中 に 生 成 し 再 処 理 時 に 放 出 さ れ る ト リ チ ウ ム の 分 縦 ! 日f
量に生成し蓄積しているトリチウムの分続除去、さらに将来の核融合燃料のトリチウムと重水素
の分般精製などにおいて、小型で効率良い水素同位体分自置法の適 I
T
Jが 塑 ま れ る .
トリチウムな
000
ど の 放 射 性 同 位 体 は 、 放 射 能 は 強 く て も そ の 存 花 置 は 小 さ い こ と か ら 〈 ト リ チ ウ ム の 場 合 10,
Cilg) 、 系 金 体 に エ ネ ル ギ ー を 与 え る 統 計 的 同 位 体 分 灘 法 よ り 、 目 的 と す る 岡 位 体 そ の も の に 分
艇 が よ く 、 最 適 と考えられ.
般のためのエネルギーを選択的に集中して与えられるレーザー法は効 E
i
われわれはこのレーザ}法のトリチウム分縦への適}日を試みてきた.
【方法】
実際にトリチウム水中のトリチウムを分灘除
去 す る に は 、 図 1の よ う に 、 先 ず レ ー ザ ー 照 射
に適した化合物(作業物質と呼ぶ〉に水素同位
トリチウム
生成物
貯蔵
体交換〈化学交換〉によりトリチウムを移す.
次いで同位体選択的なレーザー照射を行ない、
トリチウム化合物のみを分解させる.トリチウ
ムを含む生成物は化学的〈あるいは物理的}方
法で分厳し、未反応の化合物は再トリチウム化
図1
. レーザー法トリチウム阿位体分隊の概念図
してレーザー照射し、繰返し使用する.このよ
う な 作 業 物 質 と し て 、 わ れ わ れ は 既 に ト リ フ ル オ ロ メ タ ン ー T ( CT
f
'3 )を開発し、
で 20,
000 以 上 の 同 位 体 分 般 係 数 を 達 成 し て い る . し か し
200 T
o
r
r
このトリプルオロメタンは、対象と
するトリチウム水との水素同位体交換速度が遅〈、レーザーによる光分解の際の効率が悪い〈臨
界 フ ル ヱ ン ス 値 が 大 き い 〉 の で 、 図 2に 示 す ト リ ハ ロ メ タ ン 、 ベ ン タ ハ
ロパンなどについても検討を行なって来た.その中で、
nヱ タ ン 、 ヘ プ タ ハ ロ プ
CT
f
'3 ,(
CF3)CTF
2
,(CF")2CTF の 1
1
闘に
ト リ フ ル オ ロ メ タ ン の F を CF
3基 で 置 換 す る こ と に よ り 臨 界 フ ル ヱ ン ス 値 は 小 さ く な り 、 水 と の
水素同位体交倹も速くなったことから、さらに C
F
3基で i
置 検 し た (O'3
)
3CT で は 一 層 の 効 果 が 期
IF
待され、本研究では新たにこの化合物 ( t
-C4
-f
q) を 合 成 し て そ の 性 質 を 調 べ 、 他 の 化 合 物 と 比
較・検討した.
【実験】
C4
-F
r )を高 1
&1に加熱した黒鉛の管に通して
シクロオクタフルオロブタン(c
i
s
o・オクタフ
ル オ ロ プ テ ン 〈 卜C
.
.
F
,
& ) を 合 成 し 、 こ れ に オ ー ト ク レ ー プ 中 で I fF を 付 加 さ せ て t
ert-ノナフル
オロプタン(t
-C4f
1F
q ) を 合 成 し 、 分 取 ガ ス ク ロ マ ト グ ラ フ で 精 製 し た . 得 ら れ た t-C4
-H
Fq (沸
点 1
1・
C )は、
NaOH を 加 え た ト リ チ ウ ム 水 に よ り 室 温 で 直 ち に ト リ チ ウ ム 化 さ れ 、 1
0
0
'C では
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CF.
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-T
F, お よ び t
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CF.
E
'
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CF.
T-C-F
F
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前後の試料はラジオガスクロマトグラフによ句
分離・分析し、
,
F
e
'
n
u
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''
E
E
パルス光をセル中央部に集光照射した.
・
T
,
6口rl
定圧導入し、 TEA CO2 レ ー ザ ー か ら の 100 n
s
T
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を、赤外周光学窓を持つレーザー照射セ)J.,に一
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Hな し で も ト リ チ ウ ム 水 に よ り ト リ チ ウ ム 化
F
された.この同位体混合物 (
t
C4
-T
F
q/
t
C4
-H
q)
"匂l
f
7
'
F
i:分解する
解 比 速 度 ( dT , dH )を求め、完全 C
T-C-CF.
臨界フルエンス{直(争 cT ,争 CH) お よ び 同 位 体
Br
c
,
'
・
内
'
t
分 離 係 数 ( ST/H) を 得 た .
開 2. (.,ーザー f
豊島リチウム
同位 t
草分胞のための作揚物質
【結果と考察】
t
-C4T
C4H
F
o
r
rに お け る 多 光 子 解 灘 ス ベ ク ト ル を 悶 3 に示す。 t
C
.
.
T
F
qの
Fq と t
qの室温、 2 T
t
C
.
.
U
F
,の dH は こ の 領 域 で 極 め て 小 さ 〈 、 し た が っ て 分
、 990 cm
d
→付近でピークを示し、
Tは
続 係 数 S"
刑も 990 c
m
-t付 近 で 最 大 と な っ た . 照 射 ジ オ メ ト リ } の 改 良 に よ り 、 ピ ー ク の 肩 に あ た
m
-I に お い て も S附 は 300以 上 の 値 を 示 し た . 981 ('掴ー 1 に お け る
る 10R(28), 981 c
t
C
.
.
T
f
,の
臨界フルヱンス<TCT の 値 は 4.6 J/CIII と 非 常 に 小 さ く 、 こ れ ま で 調 べ た 化 合 物 (Fig. 2)の 中 で 最
も小さいのみならず、最適条件では集光なしの平行光でもトリチウム分般の行なえる可能性が示
され、新たな展開が期待される.このような+汀の減少は、大きな分子では振動モード数が多〈、
状態密度数の培加によ忍多光子吸収効率の増加によるものと考えられる.また
性が強〈、
C
F
3基 は 電 子 吸 引
t
Clj-H
F'Iでは中心の炭素に結合した 1の 緩 性 が 大 き く ( 隙 tU
哀が高く)、水素同位体
交換がさらに速くな~ことが予 f認されたが、実際にトリチウム水との水素同 i立体交換速度 t;l:極め
N
a
O
H な し で も 交 換 反 応 が 進 む こ と は 、 図 1の よ う な ト リ チ ウ ム 分 厳 除 去 シ ス
テムにおいて最も大型とな~化学交換絡の規模が
小さくてすむことになり、レーザー法の適用を考
えたとき非常に理想的である.ただし、このよう
d
Hの増加から影響を受けており、試
10
T
o
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r
程度まで上げると衝突脱励起が顕著になり τ
d の値
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、
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百
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一
,
1070・1090 C.I に お け る dT の 樽 加 は 、 同 波 数 領
域におけ~
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(
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s
)を 用 い て 衝 突 脱 励 起 の 確 率 を 減 少 さ せ れ ば ,
図 3・t
C
.
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T
F
,と t
C41
1F,噌の多光子解灘比速度
他の化合物で既に確認しているように、高い試料
(dT ,
dH )と 1
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1位 i
本分緩係数 (ST
/N)の
庄で操作できると期待される.
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2
2
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ホスト・ゲスト法による 7
]
(案用 j
主体譲治宿
(磁文工) oifi 訳嘉為萩蔵本俊~
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- のヴロロホ Jしム先手元の器技柚金の結末,
北中のトワチ、うムをJ有機3約定'f' 1唱しゅ離係数手遅才えb~1ご油公した。マの f京, EE度差化に
?すす 31可位 4本分荷量保放の ~1thl' 大きいからニ重加主主娩?えによ 3 ト 4 ぞトヲムの少能川子ま
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3803
イミダゾー)J., に お け る 水 素 同 位 体 交 換 反 応
0中山茂吉、
〈東北大理)
〈緒言〉
伊深郡蔵、
吉原賢二
トリチウムを含む水素同位体交換反応の研究は、トリチウムの生体影響の基本
として極めて重要であるが、未知の部分が多い.当研究室ではこれらを明らかにするため
に、種々の生体関連物質をとり上げ水素同位体交換反応を検討してきた.
含窒素複素環式化合物における水素同位体交換反応について、一昨年の討論会では村野
らの研究 1)により次のような事が分った。
(1)ピロールの同位体交換反応は分子問反応的に進行する。
(2) こ の 際 オ リ ゴ マ ー と し て の 水 素 結 合 が 重 要 な 役 割 を 占 め る .
以 上 の 事 を 踏 ま え 、 今 回 は 、 ビ ロ ー ル と 頼 似 の 化 学 形 を 持 つ イ ミ ダ ゾ ー ル 〈 図 1)につい
て水素同位体交換反応を調べた。
〈実験〉
イ ミ ダ ゾ ー ル (1m ) をトリチウム水 (HT 0) に溶かし p H、イオン強度を
5 "cに保ち、 2位の水素がトリチウムと交換する速度を調べ
調節したのち、反応容器を 6
た。イミダゾールと水を分離するために、反応開始から一定時間後に一定量の硝酸銀溶液
に反応溶液を加えて,
Im-Agの沈殿を生成させた。 N H基 (1位〉についたトリチウ
ムそ除去するために、この沈殿を二度洗浄して、最後に硝酸に溶解させて液体シンチレ}
.
5
0
.
.
.
.
.
.
1
0
.
8
4 である。
ションカウンターで放射能測定を行った。測定した p Hの範凶は 7
次に有機溶媒中での水素同位体交換反応を調べるために、トリチウム水と混合したイミ
ダゾー)J.,を凍結乾燥して、 1位 の 水 素 を ト リ チ ウ ム で 標 識 し た イ ミ ダ ゾ ー ル (ImN-T
〉を調製した。この 1m N-Tを
精製アセトンに溶解させ 5
0"
c
X1
0
-4
1
.0
に保って交換反応を調べた。反
じである.
竺OE
s
応停止後の処理は水の場合と同
u
C
I
I
ω0.5
,
,
'
@}伺広
ltUH
。
7
8
9
1
0
pH
図2
図 1 イミダゾールの化学式
なかやましげよし、
いざ、わぐんぞう、
反応速度と p Hの関係
よしはらけんじ
1
1
内ノM
a
a
τ
q
“
,
(3).kには [
0
1
1
] の項が含まれるということがわかった。
I
n kと I
n[
0
1
1
] の関係に
ついてさらに詳しく調べた結果を図 1に示す。この図から [
0
1
1
]=0.25-1
.0門の範囲で
0
1
1
]では、それにさらに別の項( 0
1
1ー
は kは k'[OIl-]のように表せるが、それ以下の [
になんらかの形で依存する〉が加わることがわかる。そこで TcCl2(acach の塩基加水分
I
-配位予の方が acac-配位子よりもはずれやすいことを加えあわせて、図 2の
解槙携を C
ように考えた。この場合[Tc
C1
(acach]+ に定常状態
法を用いて速度式を解くと、 kは次のようになる。
kl k2
k =
(1)
+ k3
k2 + k-l
0
1
1
] とすると
k2=k'2 [
0
"
"
'
] ,k3=k'3 [
~U1
kl k2'
b
k = [OH-] ( 一 +
k3') (
2
)
¥、
+ k-工
k2'[OH J
ここで [
0
1
1
] = 0.25-1
.0門の範囲では第 2項の
3
1
•
•
~
0
1
1
-]では第 1項、第 2項ともに
みが、それ以下の [
きいているとすると、図 1より
2
k'3= 1.70XIO-4W1S-1,kl=2.03Xl
O
-5
s-1,
。
k1/ k'
2=0.0159 門な."5値が得られる。なお、この
機構はアレニウスプロットからも支持される。
0
.
5
[OW"J1M
TcO(OxhCIの場合は分解の速度式、 kの内容につい
てTcC12(acachと全く同様のことがいえるが、 kと
図3
1
.
0
kと [
0
1
1
] の関係
[
0
1
1
] の関係は図 3に示すように
k=k' [
0
1
1
] + k "となる。そこで TcO(OxhCI
の塩基加水分解機構を図 4のように考えた。この場合
も [TcO(Oxh]+に定常状態法を用いて速度式を解くと
Kは (
2
)式であらわされ、 k'2))k-lとすると k =
有守
片l
C
I
4
TcO(acachC1
の塩基加水分解機構についても検討した
今
TcCI2(acac)2または TcO(OxhCIの両相への分配の項が
入る可能性もあり、それについて考察し、さらに
H
n
o
i
ν
n
ところで、図 2および図 4に示した機構にはさらに
ili--BV
UN
O
J
今
lun
忍値がられる。
←
Ili--
kl+k'3 [
0
1
1
] となる。図 3より k1,k'
3を求め
O5S-人 民 3=1
.68XIO-5門
ー IS-1な
ると、 kl=1.95Xl
0
1
1
O~/ 二 1ヒ
(
O
H
)
/
一
一
→
1
ヒ04
I OX
い.
図 4 TcO(OxhCIの分解機構
1
) 山田、大森、吉原、第 2 8回放射化学討論会要旨集(l9
84),
2
A
O
l
-225-
3804
有機セレン化合物聞のセレン同位体交換
。小川幸次
瀧
幸
〈北盟大・衛生〉
l、 緒 言
生体にとってセレンは必須微量元素であることがしられている.我々はセレン有機化
合物をセレンの放射性伺位体 (
73Se.75Se 等 〉 で 緩 識 化 す る こ と を 研 究 し て い る . 核 酸 塩
基の一つであるウラシルの酸素をセレンで置換したセレノウラシルは単体セレンと同位体
交 換 を 行 な う 。 特 に ウ ラ シ ル の 4位 の 酸 素 を セ レ ン で 置 換 し た 4 ー セ レ ノ ウ ラ シ ル は 反 応
性が高〈室温でも容易に交換反応が進行することを前回報告した
1)
.又 4 ー セ レ ノ ウ ラ シ
ル を ピ リ ジ ン と 二 硫 化 炭 素 ( 1 :1) の 混 合 溶 媒 中 で 130"(;で 1時 間 加 熱 す る と 3 3 %
うL
qJ
qJ
1
・
世
、" H P ac
州
λuT
4-Se1enouraci1
-rm
pA
H
0
1308. 1 hr
s"WH
e
n
-d
1
・
r
y
今4
pu
qu
h"
ゆ
の 収 率 で 煩 似 硫 黄 化 合 物 で あ る 4ー チ オ ウ ラ シ ル を 得 た 。
4ー セ レ ノ ウ ラ シ ル が 二 硫 化 炭 素 と 反 応 し て 4ーチオウラシルを生成したことは、 4 -
。
"
。
セレノウラシルのセレン原子が二硫化炭素のチオカルボニル基と反応したものと思われる.
このことは疏黄と額似の化学的性質をもっセレンについても考えられ、 4ーセレノウラ
シルのセレン原子は他のセレノカルボニル基をもっセレン化合物とのセレン同位体交換反
応が期待される.今回はセレノカルボニル基をもっ有機セレン化合物聞のセレン同位体交
換について 7
5Seー セ ノ ウ ラ シ ル を 用 い て 検 討 し た で 報 告 す る 。
吃
+
u"
HWlA
︽脳同
H
UH
一一よ
J
Q
+
7
5
s
J
O
4-Se1enouraci1
2、 実 験
2 - 及 び 4 ー セ レ ノ ウ ラ シ ル は 各 々 H. G. Mautner2 )及 び C.-Y. Shiue3)ら の 方 法 に 従
い 合 成 し た .75Seー 単 体 セ レ ン は 7
5Se一 亜 セ レ ン 酸 を ヒ ド ラ ジ ン で 還 元 し て 調 製 し た .75
S
eー セ レ ノ ウ ラ シ ル は セ レ ノ ウ ラ シ ル と 75Se一 単 体 セ レ ン と の 交 検 反 応 に よ り 調 製 し た 反
応はピリジンを溶媒とし封管中で行った。封管に反応物を入れ脱気後密封し、加熱するこ
とより反応を開始させた。反応終了後ただちに冷却し、封管を 1
=
1封 し 高 速 液 体 ク ロ マ ト グ
ラフ〈カラム. F
inepak SIL C18 4.6x250 聞 冊 ; 溶 媒 . 0
.
0
1問-KH2P04) に よ り 分 厳 、 定 量
された.分離されたセレノウラシルは分取し、ウエル型シンチレーション検出器で放射能
を測定した.
おがわ
こうじ
たき
こう
226
3、 結 果 と 考 察
1
0
0
4 -及 び 2ー セ レ ノ ウ ラ シ ル を そ れ ぞ
.
・
れ 同 じ 条 件 下 80'cで 75Seー 単 体 セ レ ン と 反
ロ
応 さ せ た 時 の 75Seの ウ ラ シ ル へ の 取 り 込 み
g
の 経 時 変 化 を 図 - 1に示す。 4 ー セ レ ノ ウ ラ
7
5
S
e
4
S
e
l
e
n
o
u
r
o
c
l
l
s
t
シ ル は 2 -セ レ ノ ウ ラ シ ル よ り も 低 い 温 度 で
o
‘
-
容易に交換反応が進行することがわかった.
u
4 ー セ レ ノ ウ ラ シ ル は 75Seー 単 体 セ レ ン と の
E
反 応 を 室 温 で も 行 っ て も 1 時 間 で 19%の 75Se
1
2
〉
を取り込む。
5。
しかし 2 ー セ レ ノ ウ ラ シ ル の 場
。
合 に は 反 応 さ せ る の に 80' c 以 上 で 加 熱 す る 必
要 が あ り そ れ 以 下 の 温 度 で は 表 ー 1に 示 す よ
7
5
S
e・2
S
el
e
n
o
u
r
a
c
l
l
2
3
勾
5
R
e
o
c
t
l
o
nT
lm
e(
h
r
)
F
l
g
.1 A
c
t
l
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l
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l
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l
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n
o
u
r
o
c
l
l
官口c
t
l
o
nt
l
n
陪
v
s r
うに単体セレンとの反応、は認められなかった
75Se- 4 ー セ レ ノ ウ ラ シ ル と 2 ー セ ノ ウ ラ シ
5
S
e
l
e
n
o
u
r
ロ
c
lし 2
.
8
6刷 ; 7
U
Se-Selenlum,I
.1
6附;
S
o
l
v
e
n
t,P
y
r
l
d
l
n
e
;T
e
m
p
e
r
o
t
u
r
e,8
0c
・
ル の 反 応 結 果 を 表 ー 1に示す。 2 -セ レ ノ ウ
ラ シ ル が 単 体 セ レ ン と 反 応 し な い 温 度 で 75Se
- 2 ー セ レ ノ ウ ラ シ ル を 得 る こ と が 出 来 た . こ の こ と は 75Se- 4 ー セ レ ノ ウ ラ シ ル の セ レ
ン原子が 2ーセレノウラシルのセレン原子と交換したことを示しておりセレノウラシル間
でセレン同位体交換が生じているものと思われる。この反応機織については検討中で'ある
またこのセレン化合物聞のセレン交換反応は反応性の高いセレン化合物を用いて他のセ
レン化合物を標識することが出来ることを示唆しているものと思う.
Tab1e
司
2-Se1enouraci1(1.0 mg)
7
.
3'
7
.
o'
7
.
2.7'
7
.
VJ
8
幸次,斉藤充平,瀧幸
・
qJqJ- 司4
0
Pyridine 57 C
(2ml ) 80 c
room
町!p.
te
12.3 '
7
.
7.4'
7
.
rr-a
、
、
,
,
、
‘
,
,
、
‘
,
,
'iq
,
命
。
。
小川
0
Pyridine 57 C
(2皿 1)
room
tem
.
p
.
h h一
d
2・Se1enouraci1(1.0皿g)
75Se-Se1enium (0.04mg)
Yie1d of
75Se-2-se1enouraci1
Te皿
.
p
. Time
So1vent
75Se-4
・S
e1enouraci1(0.6 田 g
)
1
第 28回 放 射 化 学 討 論 会 要 旨 集
H
. G. Mautner J
. Am. Chm. Soc.78 5292 (1956).
C.-Y. Shiue et al
J
. Org.
o'
7
.
Ch聞・生Q 2971 (
1975).
247 (
1984)
qL
nd
3805
9gT c
(IV) , (V) 錯 体 の 趨 基 加 水 分 解 機 梅 〈 第 2報〉
〈東北大理)
〈緒言〉
0山田容子、大森
説、吉原賢二
テ ク ネ チ ウ ム は g9mTcを 中 心 と し て 核 医 学 の 分 野 で 広 〈 用 い ら れ 、 そ の 化 学 的
性質から錯塩化学の分野でも近年興味がもたれてきている。
昨年の放射化学討論会では
g9Tcの 4価 の 錯 体 で あ る TcCI2(acac)2の 塩 基 加 水 分 解 に つ い て 報 告 を 行 い υ その分解には
[OH-] が関係していること、分解の過程ではまずC1-配位子がはずれ、つづいて acac- 配
位子がはずれることを明らかにした.本研究ではその分解の機構についてさらに検討を加
え、さらに 99Tcの 5価 の 錯 体 で あ る ク ロ ロ ビ ス (8・キノリノラト〉オキソテクネチウムー
(V) (TcO(Ox)
zCI) の塩基加水分解機構についても同様に検討を行った。
〈実験〉両錯体の梅基加水分解の速度は、溶媒抽出法によって求めた.所定調度のテク
ネチウム錯体を溶かしたクロロホルム溶液に、所定測度の水酸化ナトリウム水溶液を加え、
2
5"Cでマグネティックスターラーで揖梓し一定時間毎に両相の放射能測定を行ってテクネ
チウム灘度の時間変化を求めた。なお、テクネチウムの放射能糊定は液体シンチレーショ
ンカウンターを用いて行った。
〈結果と考察) TcCI2(aCaC)zの場合、情媒抽出法において有機相中に存在する物質はも
との錯体のみであることを確かめたうえで、テクネチウムが水相に抽出される速度を調べ
ると I
n{[Tc]t/[Tc]o}orI
=-kt
な る 関 係 が 成 立 す る こ と が わ か っ た . こ こ で [Tc]oは
有機相中のテクネチウムの初漉度、 [Tc]tは時刻
tにおける有機相のテクネヂウム灘度、
kは比例定数である。
素 気 涜 中 の 抽 出 に お い て も kの 値 に 変 化 は み
られないことから、 kに は 酸 素 に よ る 錯 体 の
酸化の項は含まれない。
u
H
G
lk
q
M
l
i
t
v
9
↑
い
問
M↓
ぃ
α
町
内
そこで kの内容を詳細に検討したところ、(1) kt
こは [Tc]o の項は含まれない o(
2
)窒
α
合
同
〆
〆
,
,〆
畠
「1
0
c
•
,
,
,〆
ー1
1
,
,
ノ
,
,
-4
3
-2
I
nIOH-]
。
Tc04
図 2 TcC12(acac)zの分解機構
図 1 1n k と I
n [OH-] の関係
ゃまだやすこ、おおもりたかし、よしはらけんじ
-228-
I
n kと 1
n[OH-] の関係に
(3)‘ kには [
O
H
-]の項が含まれるということがわかった。
ついてさらに詳しく調べた結果を図 1に示す。この図から [OH-]=0.25-1
.0 M の範囲で
は kは k'[OH-] のように表せるが、それ以下の [OH-] では、それにさらに別の項( O
Hー
になんらかの形で依存する〉が加わることがわかる。そこで TcCI
2(acac)zの塩基加水分
cac-配位子よりもはずれやすいことを加えあわせて、図 2の
解機構を CI-配位子の方が a
(acac)z]+に定常状態
ように考えた。この場合 [TcC1
司
J
•
•
一
F﹂山田tOF¥v
法を用いて速度式を解くと、 kは次のようになる。
kl k2
(工)
k=
+ k3
k2 + k-ユ
k2=k'2 [OH-] ,k3=k'3 [OH-] とすると
kl k2'
k3') (
2
)
k = [OH-] ( ー +
k2'[OH J
+ k-l
ここで [OH-] = 0.25-1.0 M の範囲では第 2項の
みが、それ以下の [OH-] では第 1項、第 2項ともに
きいているとすると、図 1より
k'3= 1
.70XI0-4門-IS-I,k1=2.03X1
O
-5s
-1,
k1/ k'
2=0.
0
1
5
9 M なる値が得られる。なお、この
機構はアレニウスプロットからも支持される.
。
0
.
5
TcO(Ox)
zC
Iの場合は分解の速度式、 kの内容につい
て TcCI2(acac)2と全く同様のことがいえるが、 kと
1
.
0
WH""J1M
図3
kと [OH-] の関係
[OH-] の関係は図 3に示すように
k=k' [OH-] + k "となる。そこで TCO(OX)2CI
の塩基加水分解機構を図 4のように考えた。この場合
も [TcO(Ox)z]+に定常状態法を用いて速度式を解くと
:
#
吋
命l
TcO(acac)
zC
Iの塩基加水分解機構についても検討した
い.
1
山
入る可能性もあり、それについて考察し、さらに
O
oUM
1
・
cCI2(acac)zまたは TcO(Ox)
zC1
の両相への分配の項が
4
内
LK
ところで、図 2および図 4 に示した機構にはさらに
lli--' V
qJ
lun
る値がられる.
oMH
四
I
l
l
i
w
Kは (2)式であらわされ、 k'2>> k-lとすると k =
kl+k'3[OH-] となる.図 3より k1,k'3を求め
0
-5
s1,k3=1
.68XI0-5門
ー IS-1な
ると、 k1=1.95X1
(
O
H
)
O~/ ニ花:γ
一→
Tc04
I OX
図 4 TcO(Ox)
zC1
の分解槙構
1
) 山田、大森、吉原、第 28回放射化学討論会要旨集(l9
84),
2
A
O
l
-229-
3806
温緋陰イオ沿い I
c
It
レートイ凶功例生剣 i
こよる匂 C
)
X
4
D
.
樹脂へ句 P絹
帯索抑えが恐竜)
01
I
1
/
J
-夫 付 栴 大 野 伐 児 時 巴 ネ イ ヂ れ ず
(青天岳所
鍾主
イ方ン女挟慌を 4
手
有 L
t
.
flt、門官尉陥 (Amb
仇 f
lた)(A[)奪)~諒射 ~t掌づか対‘ とくに放射
性殺殺の晴着停として用いゐ場企主としマユつのガ法 1
:
:骨瀬することが広来る。1
)
ーつ I
J
. i
t苛シゾ、 7^
守口ンのような有"-卜?制やテトラフェニルア J
レソユウム晶化物
樹脂 I
!
.村加さぜて放射+封長維を有機能の行?で
のよう可陰イ方 γ,洗阪国試薬古味存あゐい, J
o
fj_靖ざ也ゐもので最も 一般的平方法でめゐ.
るう一つ IJ. 有機試警が為(iし 1,[.くヒも、ある維の k~誘鋪陰イ方ゾ たとえば‘ げ F
e‘
1
9
o
A
uの埠孝鋪陰ィォ γ 60co のチ方三/アン椴錨陰イ方ンが XAD;fj.f 防~~ 1
1
&弟すゐ特布ヤ
現象を剰 l
脅すゐ方法である。
本実験 τ'(j. X
AD、
語t
胞の放射イt.-1づか対への利凪の一場 tし
て 放底手の宇野で靖国字
'
生I
/
"1
'ウムの才キシン鋪埠およ川島幸M-除イ方 γ とし'ての I1/
)
.
J
右挙勧坊周べ九
放射f
実駿ルよ (
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1
き
呆
核射性 j
f')ウム I~. 68
'G
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J
'ら
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'
'
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'待られた 68.仇 (
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6
8悦)吉イ史閉した。
J
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j
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ち 6
8
G
a吉舎も名籍 '
fH0)酢最長
吸着の基唯データ J主主としてパッチ去で'
r
J
.
に 1%芳守シンーエタ/ーノレ洛来 O.S骨1をよ付ロし XAOA
樹
脂
一
面
下
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長 7卜リウムうお足 10r
o
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少と J
骨
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(1) 手ぜる。一定時間待遇級う,Z_来科手た l~tM防本~q 放射能ち測定して.可長角の
宗主ノ要吉調べた. X
A
D
A
封路 lゑ X
AD-2 と XAD-7 ~同ぃ t~ 。
猛毒鋪陰イオン ι してのロ及兎矛動 l品、み籍法最の埠磁およぴ埠A じリチウム=ふ~k~ 闘いて
J
調ぺ九
4
名呆の一考y
ち眼各託する。
i
) 方有シン美存の場合
kがらの 68Gaの吸為 1;
1
図
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I
ごす:平 Ji
:I~ 広い r H 将域由、 ~)t
酢曲集ー併磁 T トリケム込5
-量的に怖されゐ。 XAD-7 に則的ー之 i 工対する P及j音寺がやヤ J例制世\r~ ~件。
'
1
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.
.
危
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G
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安定 1J~ 1
''
7ム(く57Jj
t
J)吉岡いて 同砕の nAíも実駿吉行フ作のち荘tn~ ~乾燥し, 1ロ
o
ロホル口湖~,市i仰の守史料々 7 卜』レ州危 L 付時 390 11m I~ .
t
持制れ
- 7
た. これ l
手 がリウムのズ者シン併温の文献他と一政すゐ.
i
i
) 温豪錨拾イ方ンの場合
j;j_ð1~およか・品dじリ今ヴムう益決中骨、らのほCra." XAD-'
7に対する o
a岩手動吉国 -2に示す。
t
.
.
比較のために周磁?島東すからの吸嘉手むも宇 l/
6
ちali. 1.品骸右よ 1F~島Aι') チウムジ怠乗れ、の 晶化物イ方 γ?
患魚の増大 E ヒ
も1
:
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l
事増加し 6
11メ
ムL で晶 ν、
可
及j
富
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J
_1
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わた')がずお・い寺いきよこ・おおのし If'七・主わピ主~・いさ-わ去さみ
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崩自主洛3
長打、山;t 68
'q
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.
.I.
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Jl
1
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j
考
著
、
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.
t
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I
t方苛シンヲモ蒔下で・ 60Co,g
q
F
e
/06足~ tJ-どが X
AD-2 ↓ !.Þ&箔~,jι こすL
4 の殺稗 l 立方そも/'/綴描の郁で吠治していゐとどを報告した。ネ実般で~~られた方キシン
ヲぞ存下の ι
ちaのP及着 ι 同様 1:汗守シン級品とし T のり及右左足えられゐ.
埠!
J
(
.
:
t
1
Jィ方ン場長のえき u、込浪ザ官、らの吸着帯主主力 1
4
:, さき 1
.
1 げf
e,l'
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逆 抽 出 法 に よ る ト レ ー サ ー 濃 度 の ピ ス マ ス の 浴 存 状 態 の 研 究 ( そ の 2)
(静岡大・理)
菅 沼 英 夫 ・ O清 水 絡 ・ 波 多 江 一 八 郎
今までに逆抽出法により過塩素酸趨系およびIil'i酸 i
盆系溶液中の,トレー
【緒言】
サー濃度のピスマスの溶存状態が調べられている υ. そ乙で今回 l
主砲化物溶液中のピスマ
スの溶存状態について,ジチゾン一四塩化炭素溶液を用いた逆摘出 f
去により検討した.
【実験】
水・・・・・・・.MiIIi_QT
円超純水装置はより精製した.
ジチゾン
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四 趨 化 炭 素 溶 液 ・ ・ ・ 'E.B.Sandell の 方 法 t
cよ り 精 製 し た .
i .・・希釈した
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Pb_2 I OBi 硝 酸 溢 溶 液 を ジ チ ゾ シ 一 四 街 化 炭 素 溶 液 を 用 い て ミ ル
キングし濃硝酸 l
と よ り ス ト リ ッ プ じ た (21 0 B i濃 度
ピスマスージチゾネート溶液・・・・
2 I0 B
約 1 0 -II M)
i硝 酸 出 溶 液 を ジ チ ゾ ン ー 凶 器 量 化 炭 素 溶 液 で 抽 出
し,その有機棺を 1回,水で洗浄した後,四塩化炭素で適宜希釈して用いた.
誠薬・・・・・・特級試薬をさらに精製する乙となく
( た だ し 四 臨 化 炭 素 は l図 蒸 留 し た ) 用 い
た.
50mt分 液 漏 斗 に lM(H,Na)CI溶 液 と ビ ス マ ス
ジチゾネート i
容i
夜を入れ振とう後,有機相
を分取して放射能を測定し分配上むを求めた.放射能は
GM計数管を}日ぃ, α 線 に よ る 影 響
が無いよう A
Iの 遮 蔽 板 (1.84mg/ぱ ) を 用 い て 測 定 し た .
分 配 比 (0 )
( 有 機 根 の 放 射 能 )/( 有 機 相 の 体 積 )
(水相の放射能)
/( 水 相 の 体 積 )
( 有 機 制 の 蚊 射 能 )/( 有 機 制 の 体 積 )
I(最初 ζ
l 加 え た 政 射 能 ) -( 有 機 相 の 放 射 能 ) } /( 水 相 の 体 積 )
【結果】
{1
1分西日平衡に遣すろ時間
室 温 で 3つ の 水 素 イ オ レ 濃 度 の 溶 液 に つ い て 実 験 し た . そ
の 結 果 Fig.ltc示 す よ う に 30分 で 平 衡 に 遥 す る の で 以 後 の 実 験 で は 40分 間 振 と う し た .
(2 1 ピ ス マ ス の 抽 出 化 挙 種
Fig• 2 t
c示 す よ う に 3 つ の 水 素 イ オ レ 濃 度 に つ い て 何 れ も
傾 き + 3 の 直 線 が 得 ら れ た . 乙 れ よ り 抽 出 さ れ る 化 学 種 は Bi(HDz)3と 推 定 さ れ る .
Fig.3ζ
t 結 果 を 示 す . 寸 og [Hφ] =0-3.0で 傾 き .3 , そ
{3 1 水 素 イ オ ン 濃 R
まの彫聖書
してー log [H 勺 >4.5で 傾 き 0 を も っ た 幽 線 が 得 ら れ た . 加 水 分 解 の 影 響 を 考 え て 分 配 院
を表すと次のようになる.
o=
[ B i(
HDz)3L~~
分 配 比 (0 )は
U L喧
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0
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Cln・
n1φ 玄 ~-[Bi(OH)3'JCln-j-nl
i;On;O
j;ln;O
}
[CI-l = 1
.0Mで あ る の で ビ ス マ ス の ヒ ド ロ キ ゾ ク 口 口 錨 体 の 生 成 定 数 の 代
わ り に 加 水 分 解 定 数 と 抽 出 定 数 に よ っ て 表 さ れ る . ま た Fig.3 の 結 果 よ り
Cln-j-nl の 項 は 無 視 さ れ る .
すがぬまひでお・しみずいたる・はたえいつはちろう
一2
34-
[Bi(OH).,j
・
K 3 [H2Dz]三 一 /(1 +βI [H+] +β. [H+]2+β3 [H ]
3)
D
よって,
V
晶 、4
・
。
と乙で,
ks=[B1(HDz)3]Am/[BT(OH)3][H2Dz]
;q}
・
V
β
{4,) K.. s ,
.
i=
β
s 舎の推'lF'
β..
晶 、4
s
] /{ [ B i(OH)3]
ぃ = [ B i(OH)3_,
C1s'
[ H +jヱ[C1-]n}
Fig.3 より K 3 , s υ β ゎ お よ び β gの 値 を 最 小 自 乗
1ogK3= 15.33パogβ1=1.0,logs .=8.0,logβ3= 10.7と な る . 乙 れ よ
法l
とより求めると,
り ピ ス マ ス の 加 水 分 解 化 学 種 の 存 在 度 は Fig• 4 , の よ う に 表 さ れ る .
{5 )焔イk物 イ オ ン の 膨 響
同 じ 水 素 イ オ ン 濃 度 の 1 M (H,Na)Cl溶 液 1
1
:
. 1 M (H,
Na)C10.溶
液を混合して趨化物イオンのモル分率を変化させた場合の分配比の変化から塩化物イオン
の 影 響 を 調 べ た . そ の 一 例 を Fig• 5 1
ζ 示 す . Fi
g.5 に お い て 傾 き は 開 5.14::!:O.03 で あ る .
乙 れ よ り ー log [H +] = 1
.21 に お い て 1 M (H,Na)Cl溶 液 中 の ピ ス マ ス の 溶 存 化 学 種 は ,
B iCl.3-,B iCI5 ' - ,B i(OH)CI53ー と 推 定 さ れ る . そ の 他 の 水 素 イ オ ン 濃 度 に つ い て も 検 討
し て い る . ま た ー log[H+] > 3 で は , 緩 衝 溶 液 を 用 い ず に 水 素 イ オ ン 濃 度 を 一 定 ζ
t 保つ乙
とは難しい.そ乙で,傾きの代わり 1
1
:
. 温 化 物 系 と 過 温 素 酸 系 溶 液 ! と お け る 分 配 比 (D /
[H2Dz]02q.)の 差 を と っ て , 溶 存 化 学 極 を 求 め る 方 法 .) を 検 討 し て い る .
)ゼスマス濃摩の影響
{6
硝酸ピスマス溶液を加えて水相のピスマス濃度を変化させた
7
と 乙 ろ , 10- M ま で は 分 配 比 は 変 化 し な か っ た . 乙 れ よ り 今 回 の 実 験 で 用 い た ピ ス マ ス は 単
量体として存在していると考えられる.
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【重量考文献] 1) I
.Hataye et al.,
Bull.Chem.
Soc.Jpn.,
5
丸 山75 (1982). 2) H.Suganuma
J.inorg.nucl.Chem.,
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1
9
8
1
)
et al.,
-235-
3809
イオン交換法によるトレーサ一線度のピスマスの i
容存状態の研究
(鰐岡大・理)
【鰭
言】
乙れまでに
管 制 英 夫 ・ O小 野 昭 之 ・ 波 多 江 一 八 郎
過極素敵溶液系におけるトレーサ一線度のゼスマスの溶存状
gは 、 ジ チ ゾ ン 一 四 塩 化 炭 素 溶 液 を 用 い た 逆 抽 出 1
去によりかなりの知見がえられている
今回は以上の知見を補うため、陽イオン交換法を
H
J
Uい た パ ッ チ 法 1
1:より主 1
1:ピスマ見化学
種の電荷について検討した.
[実験】
衡脂
・・・・・・ BioRad
AG50Wx8
100・200・esh
H -for闘を
1
I
tHCl.l州 aCI溶 液
を 用 い 、 Na-Ior..と し 風 乾 し た .
水・・・・・・・阿 illi_QTr1
2 I・Bi
•••••
2t
・ Pb~
趨純水装置により約製した.
2I O
Bi硝
出して用いた.
酸I
盆溶液より抽出 1
1:より
(21 •
2 I0Biを
ミルキ
νグ し そ れ を 逆 抽
Bi濃 度 = 約 10・11M)
試 薬 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 特 級 又 は 分 析 用 試 薬 を さ ら に 精 製 す る 乙 と な < llJいた.
共 栓 っ き 三 角 フ ラ ス コ (50me )1ζ30m~ の lM(II.Na)CIO. 溶液と 100 バの 21
れ に 約 1 g の 樹 胞 を 加 え 2 5'cで娠とうしゼス
7
0Bi
溶
液を入れ、ぞ
スの分配比を求めた.放射能の測定は液
体シンチレーションカウンターで行った.
樹脂中の政射能
分 配 比 (D )
溶液中の般射能
/
/
樹脂 J
鼠 (g )
溶 液 畳 (m
t)
1の 紋 射 能
{加え t
:放 射 能 - i
容l
i
を1
溶液中の放射能
/
)/樹 s
Ii眠(且)
溶 液 量 (m
t)
【結果】
<1 >
使用容糠へのピス
-2 で は ト レ ー サ ー 濃 度 の
2I•
7
スの吸着・・・・・ Fi8.1 1
1 : 見 ら れ る よ う に ー 108 [H ・1= 0
Biの 吸 着 が 認 め ら れ な か っ た が 、 ー 1
0
1
1 [H ・]
>2 で は か は り
の吸着が認められた.
く 2>
分 配 平 衡 に 達 す る 時 間 ・ ・ ・ ・ ・ 25' c で 阪 と う 微 を
J
Iい て : A ! 験 を 行 っ た . 平 衡 成 立
に 3 時聞を要したので以下の実験では 5 時 II~) 振とうし t.: <、
く
3>
樹脂の可逆的吸着・・・・・収羽述岐に i
七 映 し 脱 荷 速 度 I .tゆ っ く り で あ る が 可 避 的
1
1:反応するととが認められた.
<4 >
1阿(H.Na)CIO.溶 液 の 水 素 イ オ ン 濃 度 ζ
l 対するピス
7
ス化学雌の側目白への選奴係
容存化学種は数種存花すると考えられる.またピスマス化学種を分自量
数・・・・・ピスマスの i
して測定するととは困難なため、それより遁かζ
l 多く
の 聞 の 選 択 係 数 を 検 討 し た . Fi8.2 ζ
I見られる機ζ
t
白
f
1
.t
Eす る 1・と Na・より H ・ と ピ ス マ ス
108 [H ・1 ~ 0.2-2で K 婦 が 一 定 で
すがぬまひでお・ Oおの乙うじ・はたえいつはちろう
--236-
あ る の で 、 乙 の 領 域 で は 単 電 荷 の 陽 イ オ ン の ゼ ス マ ス 化 学 縄 と H・ と の 聞 で は 選 摂 係 数 が 一
定であると考えられる.またピスマス化学術は多荷陽イオンとして存在していると思われ
る の で H・
と 2価 陽 イ オ ン と の 聞 の 選 択 係 数 に つ い て 検 討 し て い る .
く 5
>
1円(H,
Na)CIO,溶 液 の 水 素 イ 寸 ン 濃 度 の ピ ス マ ス の 分 r ¥ JH~ 1
1:対する影響
Fig.
3
1
ζ 見 ら れ る よ う に 分 配 比 (D ) は -1011 [H ・] = 0 - 1で 減 少 、
以 上 で 槍 加 す る 。 ー log [H
I- 2.5で 一 定 、 2.5
つ >2.5に お い て は ピ ス マ ス の 加 水 分 解 が 進 ん だ 加 水 分 解 生 成
物がイオン交換 1
1:依「てではなく樹脂への吸潤 1
1:依る也のがかなりあると考えられる.
6>
く
1阿 (H,
Na)CIO,のー log [H ・J = Iで の ピ ス マ ス の i
容存化学帽の推定・・・・・分配比
の一般式は、
0 =芝 [Bi(OH)ρ-.]
R
1玄
r
Ri(OH).'-O] で 表 さ れ る
.-108[H・] = 1の
近〈で選摂係数の一定性が成立し、さらに樹脂仰の状態金一定ζ
l 喧る
=-3+nOH
d logf
)1
<
1 log [Na・]
1ution引 を 用 い る と 、 前 式 よ り 、
[quilibrating 80-
と な る (nOH は ピ ス
マス 1 原 子 当 り 結 合 し て い る OHの 数 )
Fi8.
4
1
ζ 乙 の 結 果 を 示 す . ゲ ラ フ よ り ー 1(
)g [1
1 ・] = Iで の 平 均 電 j
l
l
j1
;
1
:
・ 1.8と な る . 溶 媒 鍋
出法 1
1:依るとー log [H 勺 =1
1と お い て 約 。 2
.
1
1と な る
t,
乙の差 I
.
t大 き な 電 荷 を も っ ピ ス マ
ス イ オ ン と C10, ー と の 相 互 作 用 ( i オ レ 会 合 等 ) ζ
1依るものではないかと考えている.
・・
2
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2.1
2
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-0.1
-10g[H+)
【参考文献】
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Fig. 3
Fig.4
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1) [
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3
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3C06
内標準法による生物試料の荷電柱子放射 {
t分
析
(東北大・
f
A理 研 )
0 桝本初義・八木必見
1. は じ め に
荷電粒子放射化分析法を簡便かっ正維な分析法として活Jllするためには、照射粒子の飛
複をそれぞれの試料で求めて繍正したり、照射された
1
1ぬ 値 を 測 定 し た り と い っ た 煩 わ し
さを解決する必要があるといえよう。まず、試料に照射された締罰を正確にモユターする
には紙料に含まれている元素を利Jllするのが望ましい.また、比較試料が試料と類似の組
成となるように銅製するよりも、拭料そのものを比較試料として刈JIlするほうが理想的で
ある.演者等によって提案された新しい内般市法
1)
はこれらの点を
l
,・J時 に 解 決 す る こ と が
で き る も の で あ り 、 す で に ア ル ミ ニ ウ ム 合 金 以 料 の 術 電 粒 子 欽 射 化 分 析 2) に 適 用 し 、 そ の
有用性が確かめられた.
本研究では、この内標準法を生物拭料の荷電粒子欽射化分析に遡JIlする場合について検
討を行なった.
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2
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,
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邑
且
試 料 に は 国 立 公 害 研 究 所 配 布 の NIHS No.6 1
lussel、 米 国 NBSの SU1
I-1566 Oyster Tissue
、 SRM-1569 Brewers Yeast. SRM-1577a sovine Liverお よ び カ ナ ダ NUCCの TORT-lを 遡 ん だ .
定 量 を 検 討 し た 元 素 は As、 Ca、 Cd、 Cr、 Cu、 Fe、"。、 Sr、 T
i、 V、 h お よ び Zrの 1
2元 素 で
e患 が な い た め 、
あった.紙料中には内標準元素として適当な J
t
車以応や生成核種の核的性
質 が 適 し た も の と し て 、 Yお よ び Laを 選 ん だ . こ れ ら の 元 議 を 均 一 に 添 加 す る こ と 、 お よ
び照射献料が熱的に安定であることを考慮、して、拭料を一旦椀併後シリカゲルとして固化
さ せ る こ と に し た 。 あ ら か じ め 乾 燥 し た 以 料 2g を 二 等 分 し 、 ー ん に は 内 機 準 に 利 用 す る
Y と Laを そ れ ぞ れ 50お よ び 100μg添 加 し 、 も う 一 方 に は 内 煩 機 . i tA
はと)E量目的元素の一定
量を加えた。いずれもテフロン製分解容器 1
1
'で 硝 椴 10mlを 加 え て 分 解 し た 。 分 解 後 、 ー 旦
蒸発させ、新たに
4N碕 酸 2ml;を 加 え て 溶 解 し た う え で 、 テ ト ラ エ チ ル シ リ ケ ー ト 2闘 1
を
;
加 え て シ リ カ ゲ ル と し た . ゲ ル は 電 子 レ ン ジ お よ び 電 気 炉 で 乾 織 し 、 約 200mgずつ 3分 割
l E 成 型 し た . こ れ ら の 以 料 は 13MeV陽 子
し た . う え で 、 そ れ ぞ れ 直 後 10mmの ベ レ ッ ト に 加l
,
l
J
時 に 12f
図の獄料を
{平均電流 3μA ) で 2時 間 照 射 し た . そ の 際 、 凶 転 附 射 装 置 に よ り i
照射した.照射後、各試料はアルミニウム舗で ll~ 包装し、マイク u .u )I~ ットを利用した
自動測定装置を周いて
め、照射後
r線 測 定 を 行 な っ た . 生 成 核 樋 か ら の v綿 を SN比 良 く 検 出 す る た
1日 か ら 2週 間 の 闘 で 3凶 測 定 し た .
3. 結 集 と 考 察
本 実 験 条 件 で 試 料 を 照 射 し た 場 合 、 定 畳 で き る 濃 度 下 限 を 求 め た 鮎 県 を Table 1 に 示 し
た.定量に利用した核種は全て
(p,
n)反 応 で 生 成 す る も の で あ り 、
ζ
れらの反応の収率が
pn)反 応 等 の 妨 害 反 応 が 無 視 で き る よ う 陥 子 加 速 エ ネ ル ギ ー
十 分 で か つ 他 の 元 素 か ら の (p,
3
1
1
e
Vに 設 定 し た . 放 射 化 分 析 の 定 量 下 阪 は 欽 射 性 紘 極 の 生 成 鼠 だ り で な く 、 得 ら れ る
を 1
ますもとかずよし・ゃぎますお
-250
ー
r線 ス ペ ク ト ル 上 の ピ ー ク の SN比 に 大 き く 依
存するから、絶対量で表示するよりも減皮で炎
F
示するほうがより実際的であるといえる.
限 値 は r線 ピ ー ク 下 の パ ッ ク グ ラ ウ ン ド 計 数 の
3f1 を 与 え る 量 と し て 計 算 し た 。 Cd、"。、 T
iお
rに つ い て は 比 較 的 感 度 が 良 く 、 下 i
似倣 I
J
:
よび Z
P
P冊 以 下 で あ っ た 。 Table 1 か ら 、 い ず れ の 元
P
I
I ないし数 1
0
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P
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I のオ』ダーで含まれ
素も数P
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これらの生物試料では、どの試料にも共通し
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て十分な濃度で含まれ、測定に適した紘舗を生
成する元素はなく、本実験では生物試料 I~I に合
ま れ る 可 能 性 の 少 な い Yお よ び L
aを 加 え て 内 懐 準 に 利 J
I
Jす る こ と に し た . こ れ ら の 元 素 か
9Zr (半減期 78.4 h、 9U9 kcV r繊 ) お よ び 1
31
lC
O (半減 I
)
J1
37.2 d、
らは、それぞれ8
166 keV r線 ) が 生 成 す る が 、 い ず れ も
γ 鰍スベクトルが単純.~、他の検種の測定の妨害
にはならなかった。
IES C附 No.6 1
lu
sselの 定 置 帖 巣 を Tablo 2 ,こ示した. l
1u
s
s
e
lに は
定量結果の例としてN
N
aが 1% 含 ま れ て い る こ と が 知 ら れ て い る が 、 11f
'
lI~k.射化のように+.11 い放射能が生成し
て r線 測 定 の 妨 害 に な る こ と は な か っ た 。 F
eや A
sを除けば保I![倣との一致は良いとはいえ
r、 1
1
0、
なかった.また、 C
Vお よ び ZrI
J
:A
E賢一ド l
般に近く、 7紬 の ピ ー ク の SN比 が 惑 か っ
d、 C
uお よ び Pbは こ の 以 料 か ら は 検 出 で き な
た.重金属としてしばしば関心が寄せられるC
かった。しかし、これまで生物試料の放射化分析で)E1l値がホされたことの少ないT
i、 Zr、
0元 素 の 定 量 可 能 性 が 示 さ れ た .
"。を含めて約 1
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r臼
3C07
熱外中性子照射における生体試料の放射化分析
(武蔵工大・原研) 0岡 岡 往 子 , 松 本 妃 代 , 鈴 木 章 悟 , 平 井 昭 司
緒言
機 器 中 性 子 放 射 化 分 析 で は , 生 体 試 料 及 び 地 質 試 料 の マ ト リ ッ ク ス 元 素 で あ る Na,
C1,A1,
Sc川 nが 妨 害 元 棄 と な る . こ れ ら の 妨 害 元 素 の 影 響 を 引 き 下 げ る た め
前回
1熱 外 中 性 子
を 利 用 す る カ ド ミ ウ ム カ バ ー (Cd), ボ ロ ン カ バ ー (B) , ボ ロ ン + カ ド ミ ウ ム カ バ ー (B+Cd)
で,比較標準試料を照射し l
圃p
rove圃ent Factorを 算 出 し て 検 討 を 行 っ た . 今 回 , 実 際 に 生
体 試 料 (NBS:Spinach,Orchard Leaves,Bovine Liver, NIES:ク ロ レ ヲ , ム ラ サ キ イ ガ イ ,
・
頭 髪 , 血 清 〉 及 び 地 質 試 料 (NBS:Coa1-1632a、
Coal Fly Ash-1633a ) を 用 い l provelent
Factorと の 関 係 を 調 べ , 熱 外 中 性 子 照 射 の 検 討 を 行 っ た . さ ら に , 検 討 結 果 に 基 づ い て 実
際の生体試料〈海藻試料:ノリ,フノリ〉を照射・測定し,微量元素の定量を行った.
実験
①熱外中性子照射用フィルター
Cdカ バ ー は , 厚 さ l田 園 の も の を 使 用 し た
o
B カバー, B+Cdカ バ ー は 前 回 と 同 じ も の を 使
用し, B 部は ~C ( 電 気 化 学 工 業 側 製 〉 を 鍍 着 剤 〈 商 品 名 : ア ラ ル ダ イ ト 〉 を 混 合 し て 固 め ,
B の 含 有 量 を 800圃 g/crfと し た .
② 照 射 お よ び T線 測 定
照 射 は 武 蔵 工 大 炉 (TRIGA-D: 最 大 熱 出 力 100kW ) の 照 射 構 〈 熱 中 性 子 東 :7.5xidsnct・seC4〉 で 行 っ た . 測 定 は 同 制 型 Ge(Li)検 出 器 〈 有 感 体 積 77c
u
i,宅
。 1332keV に 対 す る
半 値 幅 2.0 keV , 相 対 計 数 効 率 15% )と 4096チ ャ ネ ル 多 量 波 高 分 祈 祷 を 用 い て 行 っ た .
③試料の調製
試 料 で あ る Spinach,Orchard Leaves,Bovine Liver, ク ロ レ ラ , ム ラ サ キ イ ガ イ , Coa1,
・
血 清 は 400 g,頭髪は 200園g,Coal Fly Ash 300圃g程 度 符 量 し , ポ リ エ チ レ ン 袋 に 二 重 封 入 し
て照射した.照射後,外側のポリエチレン袋を新しいポリエチレン袋と交換して測定を行
った.海藻試料としてのノリとフノリは水洗いした後,乾燥し,ノリは粉末状にし,フノ
リ は そ の ま ま で 約 400圃g 秤 量 し ポ リ エ チ レ ン 袋 に 封 入 し , 照 射 し た .
@フラックスモニター
試 料 と 比 較 保 準 試 料 と の 照 射 の 際 の 中 性 子 東 の 変 動 を 補 正 す る た め に AI-0.15%Sb合
金をブラックスモニターとして試料と岡崎にカプセルに入れ,照射した.
結果と考察
前 回 も の i圃 prove.ent Factorの 結 果 で , 熱 外 中 性 子 照 射 を 行 な う こ と に よ り 有 利 と 恩 わ
おかだゆきこ,まつもときさよ,すずきしょうご,ひらいしょうじ
一
← 252一
れ る 元 素 は As,Ho,Sb,U,Br,
Sn,
Te,
Ba,
Sr,Niな ど で あ っ た . 表 1 t
乙 熱 中 性 子 照 射 (Without)
及 び 熱 外 中 性 子 照 射 (Cd,B,B+Cd) に お け る 生 体 試 料 及 び 地 質 試 料 中 の 微 量 元 素 の 比 較 を 示
す.各元棄にわたって
よく一致した値を示す.石炭とムラサキイガイ中の
Niで 怯 動 中 性
Iiverの"。でも又、熱中
子 照 射 で 検 出 さ れ な い が , 熱 外 中 性 子 照 射 で 検 出 さ れ る . Bovine .
・
Ia'まlI
iprove ent '
Fac性子照射で検出されないが,棄事外中性子照射で検出される.逆に, .
tor が 低 〈 熱 外 中 性 子 照 射 で は 不 利 な 元 素 で あ る が , ム ラ サ キ イ ガ イ , Spnach で 明 ら か な
ように熱外中性子照射で検出されないが熱中性子照射で検出される.
表1. 熱中性子照射および熱外中性子照射における微量元素の比較 (ppm)
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」
要旨集
2)鈴 木 章 悟 , 平 井 昭 司 : 分 析 化 学 , 31, 443 - 449
253-
(1982)
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昭 和 2 0 - 4 0年 代 の 印 肉 の 中 性 子 放 射 化 分 析
(科瞥研〉
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敏,大木
博,吉田公一
1. は じ め に
法科学の分野では,異同識別と称して資料の相互比較を行なうことが科学娘査の爾から
重要な課題である.このためには,資料の主成分,微量に含有される不純物などを分析し
てそれらを相互に比較,対照する方法が一般的である.
文 書 偽 造 な ど で 問 題 と な る 印 肉 は 顔 料 と 油 脂 頼 そ の 他 の 添 加 剤l
を繰り合わせた油性色剤
であり, E
p肉 に 使 用 さ れ る 顔 料 に は , 銀 朱 , マ ー キ ュ リ ー カ ド ミ ウ ム レ ッ ド な ど の 水 銀 を
含む顔料,クロムバ一ミリオンのような鉛系の顔料が朱色成分として使用され,増量剤と
しては硫酸バリウム,炭酸カルシウムなどの白色顔料が用いられている.通常,これらの
検 査 に 際 し で は 押 印 さ れ た 印 影 の 印 肉 が 対 象 と な り , 特 に , 2枚 の J
U紙 t
こ分割された割印
印影の印肉の同一性,さらに,押印に用いた印肉が常用している E
I
J肉 で あ る か 否 か い つ ご
ろ押印されたものか,決定する必要がある.
今 回 , 昭 和 2 0年 代 か ら 4 0年 代 に か け て 公 文 脅 に 使 用 さ れ た
(
1
1肉 に つ い て , 中 性 子 放
射化分析によりその成分を分析して比較検討した.さらに,近年市販されている印肉の成
分との比較もあわせて行なった.
2. 実 験
(1) 試 料
園内を北海道・東北・関東,中部・近畿,中国・四国・九州の
3地 域 t
こ 分 け , 各 地 域 か ら 昭 和 2 2, 2 5, 3 0, 3 5, 4 0の各
年 度 に 押 印 さ れ た こ と が 明 ら か な 印 影 , 計 4 1例 を 無 作 意 t
こ選ひ試
料 と し た . 図 1t
こ示すように,印影の輪郭線部分からマージナルソ
ー ン が 認 め ら れ る 箇 所 を カ ッ ト 面 積 3 x 6 m mのパンチカードIfl挟
みを用いて採取し,ポリエチレン袋に封入して照射用試料とした.
/輪郭線
日
3x6
図 1 試料採取部位
(2 ) 放 射 化 分 析
中 性 子 照 射 は , 武 蔵 工 業 大 学 原 子 力 研 究 所 の 原 子 炉 ( T R I G Aー 1 1型 , 最 大 熱 出
力 100kW) の Fー リ ン グ 管 〈 熱 中 性 子 東
1.5xlO t2n ・cm-2.sec-t) で 5 時
間行なった.
r線スベクトルは,
2 -3 日間冷却したのち, G e ( L i ) 検 出 器 〈 キ ャ ン ベ ラ 社 製 ,
60Co1332keVt
こ対する F W H M 2 . 0 k e V ) と 4 0 9 O チ ャ ネ ル 多 重 波 高 分 析 器
〈 ノ ー ザ ン サ イ エ ン テ ィ フ ィ ッ ク 社 製 N S - 7 2 0あ る い は キ ャ ン ベ ラ 社 製 シ リ ー ズ 8 5 )
を用いて測定した.
きしとおる・おおきひろし・よしだまさかず
256-
3. 結 果 及 び 考 察
押 印 印 肉 中 か ら は , 表 1に 示 し た よ う に , N a,
表 1
H g, A s , M o, C r , B aの 6 元 素 が 検 出 さ
れ , 各 元 素 の 検 出 率 を 表 1t
こ示した.また,検出
さ れ た 試 料 数 を 年 度 別 に 表 2に 示 し た .
N a, 8 aは , ほ と ん ど す べ て の 試 料 か ら 検 出
され,
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P肉 中 の 元 素 検 出 率 ( % )
Na
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As
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Mo
71
Cr
71
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H g と A sは 5 9 %の も の か ら , M oと
C rは 7 1% の も の か ら 検 出 さ れ , そ れ ぞ れ ベ ア
表 2
昭 和 2 0 - 4 0年 代 の 印 肉 中 の 元 素 検 出 数
年度
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As
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9
9
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7
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6
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9
9
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5
6
5
35
9
40
5
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2
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, 2 5, 3 0, 3 5年 度 は そ れ ぞ れ 9穆,
4 0年 度 は 5纏 .
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H 用昭
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A ずはにこで使
で検出された.
ち C r と M oは 赤 色 顔 料 モ リ ブ デ ン レ ッ ド を 含 む ク ロ ム バ 一 ミ リ オ ン (PbCr04, P b
M 0 0 4, P b S Oけ に 由 来 す る . こ の 時 期 は , H g- As系 か ら C r - M o系 ヘ 移 行 ず
る 過 渡 期 で あ り , 昭 和 3 5年 に は ほ と ん ど の も の が C r - M o系 に 代 わ っ て お り , 中 に は
無線顔料を用いないいわゆるスポンジ朱肉の使郎例も
1例 あ っ た . 昭 和 4 0年 に 至 つ て は
H g - A s系 の も の は 完 全 に 姿 を 消 し て い る .
サ ン プ リ ン グ し た 部 分 へ の 印 肉 の 付 着 買 に つ い て は , お お よ そ 1 0 - 1 0 0 μ gであり
紙からの影響を調べるために印影のすぐ近くの部分を対照試料として切り取り,同様に分
析 を 行 な っ た . そ の 結 果 , 微 量 の N aが 検 出 さ れ た が , E
Il肉中に検出された元棄を妨害す
る程の量は含有されていなかった.
近 年 の 市 販 の 印 肉 は , H g - C d系, H gー C d- C r一 M o系, C r- M0系 , そ の
他 赤 色 有 機 顔 料 を 用 い て い る も の の 4穏 に 大 別 で き
価なものは,
1勺
高価なものは,
H g - C d系 , 安
C r- M0 系 あ る い は 有 機 顔 料 系 の ス ポ ン ジ 朱 肉 と な っ て い る . こ の よ う に
印 肉 の 成 分 は , 昭 和 2 0年 代 の も の と は 明 ら か に 差 異 が あ り , 時 代 と と も に 変 化 し て い る
ことが明らかとなった.
1) 岸 , 狐 塚 , 吉 田 , 及 川 , 科 学 嘗 察 研 究 所 綴 告 , 呈 上 , 2 9 0 (1978).
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加菅生IJ遺跡、法 L 縄文之器の放射干ヒタ祈
(費支国立文化財石町東大・理時)
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はじめに
遺跡繍年 ω最も基本となる資料 l亡 主義がある .
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愚に.工務 φ 老地推定と、、う問題がめる.主器の走地推定と(;[、その主器が'どの地域ずつ
くられたのかと υ う議端であるが.ー段 12,
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量分析の被~(911 けない.卒拘交 t ほ、工務の走地推定の基礎(7l-v械とし τbP f約金制J~
i 縄文之器の原料婿進今特徴 E 把推すること E 目 (J~ に 微量元柔 I
~つい τ 枝tt:要事責切:・高、、
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位手技射化分利を応用し.従来の分材ζ
/之主的技封 1"はその分材攻対め周難才旬、ら棄却才
れ 1 、f 微量元柔ド着目し τ
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フ 7三.~跡 E特定す占め I ~有効な拍棟え柔とは同一遺跡、の土器開 τ{ま均一ずあ~ 1
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2 曳耳定。方法
{1)分析読料
主器の ß~ エ iま遺跡附1fr. τ:産』討す S 粘之 E イ貴用守主場合Q;'~号、、ヒ芳 L られ 3 ~とずら、加
常利重:跡 1" 出.:t..すヨ縄文.:t.~~瓶事'J す 3 指株元案を稜討す :3 1ごl.
t.出主工務ととも(7..原
料ヒキ監察ざれる遺跡的近ず差出する粍主の定{差値 I~ 差づく比較権討 ~'to).."専である.
今回 iま 加曽~J 撞:~i tt;工の得主主義 30 院と,吃の比較試料として千乗7"宥稿遺跡公之の
縄丈主義 2点、,京よ 蝿鬼門官 τば主義 σ原料持主ずあると推定♂れ 1 いる宥橘附並て老虫
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可否清~~jニ,白粘土,および腐碓土や砂などれつ、、て定量分桁 u三..:1:.器試料は.釈疋前
3000"'2000生
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需主務 1・あ吾.
(2)中佐子放射化分材
分析 I~ ,ま‘エ器械月内部管の風乾試料を用いた,介約まえ‘料ば.主器破片旬、らおよそ 2c
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が照射孔を用いた.試議;工業夫学原子力ぷ可究対の丁反 JE
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伊JA.sec-I) と照射溝(穀 Vサ生子東 4xlOS11・cm-2.5EC-')
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を用いた.毎為命核拷 lま.ヱ器材料 E 気 i差管 τ| 分間照射し • 7
1
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5"時間照射L-7 日間れp
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1レ戎晶分科器を用い.
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皇ス々クト Iレの測定を行い. Iヶ月〉斜P
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免 供 (L
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導係接 t器と 4
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,l 今γ Yキル来高分勅器ゼ
3.
000ρ仲間『線ス fマフト Jレの刺史を行,た.
立教え手探手カ利先所の TRI 仙正聖~~チ砂ずは回転材料棚(勲 ψ仕手~ ちメ lo'M.
仰 -2 究 c
-I )と F-21孔(裂す位争末 .
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J・sec-l) の照射礼を用い
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1 読料 E回転試料棚 R
SR礼 井 1
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1 1分間照射 7
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半導体技法器ヒ 4oqb 4-~ ンネル或両分的器を用いヲ分間 Z 線スイクト Jレの測定 E す'f ,. r
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t1:苧じ Z 行ゥた,短寿命
抜本主,長寿命核律の定量 1
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, ~主類え菜など20差支え柔乏定量し
た
,
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.~ tI~ 司偽待1.
開て元案存再度 1:差宴が認められ.3.各え ll~ づいて持釘 E 行ヲた 0" :
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二仁類元案がある,コンドライト τ
'規 措i
tLr~lþ 1
:
:
.
教え案
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ま、立ニ器のJli1之 1:使閉され沢辰均料の産
地乏反岐した特徴的ぽ之務の変地 q 識別 I~奇効な情椋 E
与えることが'期待ざれ 1¥
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.先この 3箇P
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iI{'ターン It.異なフてい
る,加普ゑ'1 遁;併のおよ吃日O m. 北京都 1:' 位置す 3~骨格の
附i
立ては.刀ロ管制{童跡公主工務め原材斜の可能性が・め 3
ヒ雄豪~tt.1.いる結之を産出す 3 .回 11
:
. これら才、施
工 白結 1ニの移工菱自足差分布 J マターン ~?F 亨.北貝場マ
東傾斜面忠之の希之類え案分布げターンを比較すヨ t
当の分あが要なラ t いるごヒなどから.抑曹がl
遺跡i
h工
の工務胎エ{ま仰の罪符ヲ仰が使用♂れt いる可能/はが・志、、
ものヒ芳 iられる.孟 h , 之幕試料の識別ド有勾と思わ
れる手法 1
:クラスタ一分荷などの統計手法;があるが・. ご
れ今 1:っ
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所~すも?く o 粉末 K 、レてのご多ノユフ主ルキ/少量t型妥当~X 線小祈戎 i' ドノco.ノf:eノfÇbノ Sr .
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ト布図/To闘争 K
Ukl群円 t~ 港近ト q 加1.裁判 ι Rh/ 仏ノ 5とのラ闘争 Z
両群司委 I¥; 吠ゅの f ハろノピ叉妙見距荷主(_D
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二事 V40fp子一ぱアロザト ~t: 7 r.. 結果 ε 閲 1 K示す。両希 l
説 会 κ柑乏芸能刑制{ご時
乙ピザ〈ゐ¥方、る.守安 κ与l
i1~十1 刈事~t平時前鮮の童 Jロザらの涯教~;.等レ凶 J要の赦姉どある。ョ
K ノ小?畏煮蹄詳周 lzl. q5 ゼ、吃《のる主要・董鈍釘:;t..~~をみの pfp ぱグロ γ} 押 F 例 E 問 2 1
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希'1 頗 ら す K1A.えノか千畏煮跡群 d宇品する 4のし未開陶垂膏跡群 κ浄イ島する七の用fみ
~z.ど ti fir..ずる。 己胡舘累~ を
1 m穴占ワノ者物倒ふじ色ノ吋ノ.s:_ノ Kの _1笑え,Ij)-.寺F問主ど雄都
L-Y-・問 3κ 同 )J、核烹跡群 K~葬品1.. f'..もの内実例ごみ 4号 a 乙 併 の IJ可イ ζ}}Il妄安部連 E判
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ポスター発表
第
1日
1
0月 1日
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必
第 1日
1
0月 1日(火)
核壊変・核反応
P01 P02
メスバウア一分光法
P03 P04
ホットアトム化学
P05
放射化分析
P06 P08
",,-,
",,-,
",,-,
ウィグラー放射光広よる 1
B
9
0
sの 骸 励 起
POl
(阪大理) 0篠 原 厚 、 斎 藤 直 、 横 山 明 彦 、 庄 司 正 秀 、 馬 場 宏 、
(高エ研〉安藤正海、
〈大阪電通大〉谷口一雄
.
5G
e
Vの電子ストレージリン
高 エ ネ ル ギ 一 物 理 学 研 究 所 の 放 射 光 実 験 施 設 (PF) で 、 現 在 2
グからの放射光の利用が始まっている.
最近定常的運転が始まった。
そこに世界で唯一の縦型ウィグラーが設置されており、
こ の ウ ィ グ ラ ー は 硬 X線 領 域 の 強 力 な 光 源 で あ り 、 原 子 の 内 殺 や
核準位の低エネルギーの領域をカバーすることが出来る。
それゆえ、 こ の よ う な 領 域 の 有 力 な
そこで我々は、電子遷移による核励起
研究手段となると考えられる.
けるイオン化源として利用することを考え、 まず、すでに
(NEET) の 研 究 に お
NEETが鋭測されている1S9
0
sに つ い
て白色光によるより定量的な測定、及び単色光によるメカニズムをより明確にする実験を計画し
た。
1
回O
sの K綾 が イ オ ン 化 さ れ る と NEETにより K叫 5電 子 選 移 の エ ネ ル ギ ー が 核 に 与 え ら
れ7
0・ k
e
V核 準 位 へ の 核 励 起 が お こ る 可 能 性 が あ る .
るため、
8
9
m
O
sへ の 小 量 の 分 岐 が あ
その準位からは 1
K殻をイオン化して1S9mOsが 生 成 さ れ る と NEETの 倹 証 と な る .
実験はウィグラー
8
9
m
O
s
の立ち上げ時期に行なわれたため、現時点では白色光による実験のみが行なわれており、 1
の生成を確認している [
I
J。
ポスターでは、ウィグラ一等の実験施設を簡単に紹介し、放射光
による核励起実験の結果を報告する。
【実験装置】
P Fに あ る ウ ィ グ ラ ー は 、 単 周 期 、 垂 直 偏 光 型 で 、
導電磁石を使っている.
o
.
I
A領 域 で の 十 分 な 強 度 を 得 る た め に 超 伝
.
4
9
6
8A
磁 場 強 度 は 最 高 8テ ス ラ で 、 そ の 場 合 の 臨 界 エ ネ ル ギ ー は 0
(
2
4
.
9
6
k
e
V
)、ストレージリングの最大電流は 5
0
0
m
Aとされている.
図 1t
こ
、 ウィグラーと通
需 の 偏 向 磁 石 か ら の 放 射 光 の 計 算 に よ る エ ネ ル ギ ー ス ベ ク ト ル を 示 す . これから、 ウ ィ グ ラ ー の
場合、かなり高エネルギー領績でも非常
に強い強度を持つことが分かる。
1
0
'
3
この
L
1
4
A,
B,
Cの 3 本
おり、 ビ ー ム ラ イ ン は B
に別れ、それぞれ 1
.
3
m
r
a
dの 光 を 導 い て
いる.
実験は B
L
1
4
Bで 行 な っ た 。 図 2
に示すように、 O
sタ ー ゲ ッ ト は 光 源 か ら
s
22mの 所 に 光 輸 に 対 し て 4
5。 で置き、 O
0。
K X線 の 測 定 の た め に 、 LEPSを 9
方向、 1
.
8m の位置に設置した。
胤
剖
切@CHZ目 立 国
B
1
3 とB
1
4の 聞 の 直 線 部 分 に 設 置 さ れ て
ωo
G
e
V電 子 ス ト レ ー ジ リ ン グ の 偏 向 磁 石
、EBEa)
EEdHSB戸主 u曲
(︽
こ示すように、 2
.
5
ウ ィ グ ラ ー は 、 図 2t
1
0帥 ,
1
0‘
図 1.
1
00
Wavelenglh (A)
1
0
'
1
02
P F放 射 光 の 光 子 数 の 波 長 分 布 [
2
]•
し の は ら あ っ し 、 さ い と う た だ し 、 ょこやまあきひこ、 し ょ う じ ま さ ひ で 、 ば ば ひ ろ し 、
あんどうまさみ、 た に ぐ ち か ず お
2
6
4
-
図 2.
BL~14 のアウ
トライン。
Beam
L
ine 14
BL-14Cは
BL-14B(I
lhite) の 上 を
通っている.
実験は
1
Bハ ッ チ 内 で Bレ 14B(I
hite) を 使 っ て 行 な わ
れた.
4
0
m
【実験及び結果】
2.0
α
﹁
白
ターゲットは銅ディスク上にプレス
し た 直 径 2.5c問 、 厚 さ 0.064-0.194g
/cm2の Os金 属 粉 末 で 、 照 射 中 水 冷 し た 。
比
四
m
肌
し
、 OsK空 孔 生 成 量 を 求 め た 。 N E E
lL門川 Uω
照 射 中 L E P Sにより OsKX 線 を 測 定
山叫H ・路
種類のターゲツトについて行なった。
品川凹﹄
'lil--w
コOU
約 5時 間 、 プ ラ ン ク と テ ス ト を 含 む 数
E・
0
帥トZ
強 度 5テ ス ラ 、 リ ン グ 電 流 150・ 80mAで、
首
止
刷
。
J
照射は白色光モード、ウィグラー磁場
3
0
0
350
CHANNEl NIJMBER(0.05keV/ch)
T に よ り 生 成 さ れ る lB9mOsの測定は、
照射後直ちに、窓なしガスフロー G M
図 3.
カウンターによる内部転換電子の測定、
照 射 終 了 45分 後 よ り 10000 秒間測定。
観 測 さ れ だ OsLX線 ス ベ ク ト ル の 一 例 .
も し く は L E P Sによる OsLX線 の 測
定 に よ っ て 仔 な っ た . そ の 結 果 双 方 と も に lB9mOsの 生 成 が 確 認 さ れ た ・
X線 ス ベ ク ト ル の 一 例 を 示 す 。
結果として、 N E E T確率、 P =(8.3土 2.2)X 1
0
-9を得た。
こ れ は 以 前 得 ら れ た 値 [3] よ り か な り 小 さ い 値 で あ る 。 し か し 、 原 子 核 の
り は 大 き く 、 大 部 分 は N E E Tに よ る と 考 え ら れ る 。
した 2番 目 の 例 で あ ろ う 。
図 3t
c::観測された OsL
r線 共 鳴 吸 収 の 寄 与 よ
またこれは、放射光により原子核を励起
しかしながら現時点では、ビーム強度の不足のため、単色光による
精密測定に進むことは困難な状態である.
【参考文献】
[
1
] A. Shinohara et a1.,Activity Rept. of Photon Factory 1983/84,V工-133 (1984).
[
2
] T. Yamakawa,private communication.
主
旦2,97 (1978).
[
3
] K. Otozai et a1.,Nuc1. Phys.,主
-265
A. U
(阪大理)
e
17
1
9
7
.
i
q3
P02
0庄 司 正 秀 、 若 松 智 之 、 斎 藤
馬場
昨年の発表において、
反応における放出粒子スベクトル
直、篠原
厚、高橋成人、
宏
我々
目噌叫J
1
9
7
.
.
..
.
:
3
A
u
'
'
H
e
Hu
エのの
SFUA 有
人相函
て断
しい成
v
E
l
a
b
=2
5
M
e
V
•
o
b
s
:
ーー- c
a
l
c.
・曹司 -1
告お生
報に}加
割
を
2
M
MEWt 古
成お積
生一面
体ギ断
位ル成
同ネ生
9
7
.
.
.
.
3
は1
A
u
+
.
.
.
.
H
eの 反 応 系 に お け る Au
約 2倍 に な る こ と を 脂 摘 し た 。
197
α)196
Au(3H
e,
A
u反応におい
て、 最 も 優 勢 な 反 応 機 構 は 典 型
的 な 直 按 反 応 の 1揺 で あ る l中
性子ピックアップ反応と予想さ
れ、 こ れ は 昨 年 発 表 し た 平 均 反
1010
30
跳飛程の測定結果によっても裏
6
0
。
90
1
2
0
1
5
0
1
8
0
cm(deg)
付けられている。一方、 1
95
A
uを
図 1
生成する反応機構としては、海
弾性散乱断商績の実験値及び計算値
e.α11)、
合 骸 を 経 る 蒸 発 過 程 (3H
などが予想される。 しかし、前者にお
いては荷電粒子放出がクーロふ障壁に
絶対値を説明できず、後者においては
1
9
5
が困難である。そこで我々は昨年
Au
生 成 反 応 機 構 と し て 次 の 様 な 2段 階 反
ふM M ' t
出励
t、
・
的広
目
玉 +
d
m
£
fpu
過加
前留
術矧
平核
の残
α の
子果
粒結
はそ
階
第で
段り
1 あ
応を仮定し実験結果の説明を試みた。
起エネルギ一範囲にわたって分布する。
Z O ]トU Uの ののロ広 U
αと 5He の 安 定 性 の 著 し い 差 の た め 、
1
9
6
.
.
Auの 断 面 積 比 を 説 明 す る こ と
A
u、195
GATE N口 = 4
(A
.I
I .
= ( 4
.口
口
2
1
IOS
¥24t}
より著しく抑制されるため、断面積の
︺
((﹀ω Z X Lの
2 中 性 子 ピ ッ ク ア ッ プ 反 応 (3He,
5He)
102
図2
45'(lab)に お け る α エ ネ ル ギ ー ス ベ ク ト ル
第 2段 階 は 第 1段 階 に お い て 中 性 子 分
離 エ ネ ル ギ ー よ り も 高 い 励 起 エ ネ ル ギ ー を 得 た1
9
6
A
uの 中 性 子 放 出 に よ る 脱 励 起 過 程 で あ り 、 こ の
9
5
結 果1
Auが 生 成 す る 。 今 回 放 出 粒 子 の エ ネ ル ギ ー ス ベ ク ト ル 及 び 角 度 分 布 を 測 定 す る こ と に よ り 、
し ょ う じ ま さ ひ で 、 わ か ま っ さ と し 、 さいとうたた、し、
ばばひろし
-266-
しのはらあっし、 たかはしなると、
9
6
中 間 状 態1
仰の励起エネルギーの直接的 ìI~ 定が可能となったのみならず、前平衡過程の寄与を示
す結果を得たので、併せて発表する。
,
3
実験は阪大理原子核実験施設サイクロトロンの 25MeV~He ビームを使い大型散乱槽にて行なった。
厚 み 1 μ mの 加 点 イ ル を タ ー ゲ ッ ト と し 、 散 乱 槽 の タ ー ン テ ー プ ル 上 に SSD に よ る 1組 の カ ウ ン
ターテレスコープを置き放出粒子を ìJ{~定、同時に
75" こ国定した SSD をビームモニターとして使
用 し た 。 デ ー タ ー は PD'
ll
lを 使 用 し て イ ベ ン ト 毎 l
こリスト型式で収集した後、大型コンビュータ
0
0
ー を 用 い 粒 子 識 別 を 行 な い 、 各 種 粒 子 の エ ネ ル ギ ー ス ベ ク ト ル を 得 た 。 実 験 は 35 ,
45 ,
6
0
',75',
90。 各 々 の 角 度 に お い て p,
d
.3l
Ie.α を 測 定 し た 。 な お 予 め 弾 性 数 乱 断 面 積 の 測 定 を 行 な い 、 計 算
2
)~_
t.~
,.llL. ~1:t-
コ ー ド ELAST2 に よ り 光 学 模 型 の ハ フ メ ー タ ー を 定 め ( 図 1) 、 そ の 計 算 1
直を使用して各実験に
I
d
.
.
.
.
.
. .
.
.
.
.
.
.
._G _
お り る ビ ー ム 電 涜 を 補 正 し た 。 図 2 は 45。における α粒 子 の 断 面 積 を 重 心 系 の エ ネ ル ギ ー に 対 し
てプロットしたものである。この凶からスベクトルは、低励起状態に対応する高エネルギー
(Eα>32.5卜l
eり の α 粒 子 と 、 高 励 起 状 態 に 対 応 す る 恢 エ ネ ル ギ ー (Eα<32.5門eV)の α 粒 子 の 2成 分 よ
り 成 る こ と が わ か る 。 高 エ ネ ル ギ ー の α は l回 の 相 互 作 用 に よ り 1中 性 子 を ピ ッ ク ア ッ プ ず る
(3He,α 〉 反 応 l
こ対応し、残留核のレベルに相当する位置に共鳴ピークが観測される。一方、低
エ ネ ル ギ ー αのスベケト)(, は 統 計 の 不 足 に よ る ば ら つ き は あ る も の の 連 続 と み な す こ と が で き 、
個々の離散的軌道 l
こ対応するよりむしろ前
平衡的に
1
0
.1
I
l
x出 さ れ て い る と 理 解 す る の が 妥
2
ε
(﹂肌
当であろう。さらに 1
(
;エ 本 ル ギ ー に あ る 数
1
1
本の共鳴ピークは仁などの軽核によるもの
と考えられるが、現在解析中である。図 3
l
まα 粒 子 を 残 留 紋 の 励 起 エ ネ ル ギ ー (Eex)
α
o
刀 1
0
によって・分類し、それぞれの成分の角度分
刀
← + →.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
、
.
ヘ
ヘ
ー
噌
b
布 を 示 し た も の で あ る 。 や は り 2成 分 間 の
相違が認められ、
1
氏励起状態に対応する α
1
粒子は前方に強く集中するが、高励起状態
10-
よ
30
0
に 対 応 す る α粒 子 は 角 度 分 布 が よ り 等 方 的
よ
よ
よ
60
90
120
。
150
cm(deg)
である。
図3
発表では熱平衡状態からの放出の再検討
高励起状態、低励起状態に対応する
α粒 子 の 角 度 分 布 。
も含み、前平衡過程からの枝子放出のモデ
3
.
4
)
ル
との比較なと、さらに定量的な議論
:
・
0: 0門eV < Eex< 3.2M,
eV
を行なう予定である。
3.2門eV < Eex< 10.4MeV
【文献】
1)庄司ら,第 28回 放 射 化 学 討 論 会 . 2A04(1984).
2) 門.Igarashi. INS-PT-2G(lll日5).
3) H.Feshbach et a
l,
.Ann.Phys.(N.Y.)125(1980)429.
l972)
l
!17.
4) C.K.CIine.Nucl.Phys.A193(
一2
67-
P03
i
昆晶門 g(I-X)Fex
.
50〆7Hヰ O中 に お け る 勾Co EC 崩 壊
の後遺効果
〈滋賀医大)
0小 休 隆 幸 、 福 村 和 子
混晶〈門 g,
Fe)50+・
7
HLO (x=Fe/(Fe+Mg))において、 xの 値 が 小 さ い 時 に は そ の 構 造 は
内g50
"
,
・
7HL Oと 同 じ の 斜 方 晶 系 で あ る 。 一 方 、 x が 大 き い と Jahn-Teller (JT) 効 果 に よ り
Fe50
・
.
, 7HLOと 同 じ 単 斜 晶 系 に な る 。 と こ ろ が xの あ る 範 囲 で は J
T変 態 に よ る エ ネ ル ギ ー 減 少 と
そ の 変 態 に 伴 う 弾 性 エ ネ ル ギ ー の 増 加 が ほ ぼ 等 し く な る の で 混 晶 は 存 在 し な い 0. こういうこ
7COを 結 晶 中 に
と か ら 、 こ の xの 範 囲 の 端 近 く で は 結 晶 は そ れ 程 安 定 で な い と 思 わ れ る の で 、 5 "
Fー プ し た 場 合 そ の 崩 壊 に よ る 後 遺 効 果 と し て 興 味 あ る 現 象 が 現 わ れ る 可 能 性 が あ る . こ の よ
うな考えの下に我々は混晶を試料とするメスパウアー吸収実験と、線源実験の結果の比較を行
なった。
[実験]
試料は門 g50.
j
.
と Fe504-の混合物の 1
N 硫酸溶液から室温でゆっくり沈殿させて作った.測定
に は 沈 殿 の 初 期 の 段 階 に で き た 結 品 の 部 分 の み を 使 っ た 。 溶 液 中 で の Fe濃 度 匂 =Fe/(Fe+円g) が
,
18.5% 以 下 で は 結 晶 の 外 形 は 門 g50 '7H,l_0に 近 〈 、 そ れ 以 上 で は F
e
5
0
'
!
.7
1
1z
.0の タ イ プ で あ っ た .
結 晶 中 の Fe濃 度 xは 原 子 吸 光 法 で 決 め た 。 &7COを ド ー プ し た 混 品 も 問 機 の 方 法 で 作 っ た .
[結果と考察 1
x と X,tとの関係は Balarew et al.1
)の 結 果 と よ く 一 致 し た 。 即 ち 、 0.17<x<0.39 の 範 闘 で
は結晶は存在しない。試料のメスバウアー吸収スベクトルには F
e2tのみの吸収があり、それら
の1
.
5
.と U.5.を xの 関 数 と し て 示 し た の が 図 1である。 1
.
5
.は 事 実 上 ー 定 で あ る が U
.
S
.の 方 は
x=0.17と 0.3 の 聞 に 差 が あ り 、 そ の 前 後 で 一 定 で あ る 。 0.3<x<0.39に あ る 点 は 多 分 x<O.17と
x>0.39で あ る 結 晶 の 混 合 物 で あ ろ う 。 従 っ て 情 造 は x<0.17で は 斜 方 品 系 で x>0.39で は 単 斜 晶 系
で あ る こ と を 示 し て い る 。 こ れ ら の 結 果 は 5iebke et al. の 結 果 と よ く 一 致 し て い る の 。
S7COを ド ー プ し た 試 料 の 発 光 ス ベ ク ト ル は 、 二 縫 の F
e叫 と 一 種 の Feけ を 仮 定 し て 解 析 さ れ た .
い く つ か の メ ス パ ウ ア ー パ ラ メ ー タ の xに よ る 変 化 を 図 2 に 示 す . こ こ で は 吸 収 ス ベ ク ト ル の
Fe計 に 相 当 す る も の を Fe叶(1)と書< 0 F
e
%
.
+
(
1
) の(1.
5
.の 変 化 は 図 1で の 場 合 よ り 大 き い xで
起こっている
o
x=0.4-0.5 で は 結 晶 は 単 斜 晶 系 の 構 造 で あ る が U.5.の値は門 g50.
l
f・
7
1
1
%
.
0の も の に
近 い 。 こ の こ と は 、 け Coの EC崩簸後にできた.t?Feの 近 く で は
ということを示している。
J
T変 態 が 局 所 的 に 無 く な っ て い る
J
T変 態 は 一 般 に 高 温 で 無 く な る こ と を 考 え 合 わ せ る と 、 格 子 振 動 の
局 所 的 な 励 起 が 起 こ っ て い る の か も し れ な い 。 こ う 考 え る と 、 x=0.4-0.5 で Fe.
2
.
+
(1)の線幅が
広がっているということも矛盾なく説明できる。時間と共に励起された振動はおさまってゆき、
J
T変 態 は 再 び 現 わ れ る 。 そ し て そ の 聞 に U.5.は よ り 大 き な 値 へ と 変 化 し 、 そ の 結 果 と し て 線 幅
は広くなる.線幅の増加は他の理由で起こっているのかもしれないが、ここで得られた結果は
J
T変 態 の 一 時 的 な 消 失 の 大 い な る 可 能 性 を 示 し て い る 。
こばやしたかゆき、ふくむらかずこ
-268
Fe の 線 幅 が x=0.55の 近 く で 急 に 変 化 し て い る こ と は 、 こ れ よ り 大 き い xで 成 分 が 一 つ な く
なっていることを示している。
q
d
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.
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.
H
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3
.
3
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2
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5
.
F
e.
.
.
• F
e2+(l)の線幅
+
工臥5
可J
1-.
I
.~ 1
.5
.
.
一
三
F
e3tの線幅
0
.
5
x
1
.0
0
図1
0
.
5
x
図2
参考文献
1
)
. Chr. Balarew,V
. Karaivanova and S
. Aslanian,Kristall und Technik,B
. 1
1
5
(9173).
2). W
. 5iebke. H
. Spiering and E
. 門eissner. Phys. Rev. B
. 27,2730(1983).
-269-
P04
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1
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Electron contact density versus inverse
-1
Wigner-Seitz ce11 V~.
The e1ectron d邑nsity
is given re1ative to that of the pure e1e~ent.
[~歩老文需拡 J
0 ・三品、ム県之宮副首勇挑ゆ討論会識者予編集:1C05 (1守ii'4).
、帆け刊誌か1. H)'p. I"t.,
ヱo(1%¥4) 3oc.
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Q 特 1) 3
33.
2
7
1
P05
m e rー, fa cー Cr(ba)3の ホ ッ ト ア ト ム 反 応 と イ ン プ
ランテーション反応
0関 似
〈東北大理)
勉、
吉原賢二
益五
演者らは、反跳を受けた原子の化学反応を謁べるために外部から反跳原子をインプ
ランテーシヨンし、目的生成物の収率を調べてきた。
対称な向ージケトンを自己位子として
もつ皿価錯体の混合物へ5
1Cr
:
をインプランテーションした場合には、
1
1
6集 錯 体 の 中 心 金 属
を置換した生成物が混合配位子錯休生成よりも優勢となる結果を得た。また、異なる配位
,
子を分子内にもつ混合配位子錯体経ターゲ、ソトにlIJいた場合にも .
I
J械 で あ っ た 。 そ こ で 、
より詳しい機構を調べるために、今回は非対称な β ーヅケトンを n~
u
i:子として用いた場合
について検討を加えた。
盟且
試料としては、クロム(阻)のベンソイルアセトン錯休 (
Cr(ba)J)を用いた。
Cr(ba)3は 、 シ リ カ ゲ ル カ ラ ム に よ り 前 も っ て 冊 e
r
-、 f
a
c
-鶏 何 異 刊 1
本分自Eを し て お き 、 そ
3/cm2・
れぞれ試料とした。照射は、日本原子力研究所J
RR-2炉(気送管!照射、 5x101
s
e
c、 2
min) 、 立 教 大 学 原 子 力 研 究 所 TRIGA 門ARK 1
1炉 (
RSR、 5xl011/em2・
s
e
c、1.5
hけ で は ド ラ
イアイス温度で、また東北大学原子核 F
哲学研究脆設の E
L
IN
A
C(制動欽射線照射、
E rM
AX=
q
.N
2 冷 却 の N2 ガ ス を 試 料 に 吹 き つ け な が ら 行
5
0 MeV) では、 Ii
0C
5
1C
r、 ELINACで は 52Cr(r,n
r(n,r)
)川 C
rである。反跳インプ
核反応は原子炉では5
7
た。
ここで、用いた
ランテーシヨンの実験は、東北大学サイクロトr:tンーラジオアイソトープセンターの
Fサ イ ク ロ ト ロ ン で 得 ら れ る プ ロ ト ン ビ ー ム (
Ep=15MeV) を 用 い た 。
AV
この場合、試料は
Cr(ba)3 と V 金 属 粉 末 の 混 合 ベ レ ッ ト を タ ー ゲ ッ ト と し 、 Ii
q
.N
2冷 却 の H
eガスをタ}
ゲツトに吹きつけながら照射を行った.この場合の核反応は、 5
1V(p,n)51Cr である。
室量全
照射を終えた試料は、分析する
1
.5
1
-
、
灯N
までの問、ドライアイス中に保存した。
試料は、ベンゼンに溶解後、シリカゲ
ル カ ラ ム (2
0剛mφx150mmhight) に チ ャ
¥
ム
1
.0
1
}ジし、ベンゼン-ヱチルエーテル(
V/V=95/5) 混 合 溶 媒 で 溶 離 を 行 っ た 。
図 1に は 、 吸 光 光 度 計 に よ っ て 測 定 し
た 聞e
r
-,fac-Cr(ba)3 の 標 準 的 な i
脊離
~051-
I
曲線を示した。実際の照射試料の潟離
の場合にも同じ溶出位置に5
1Crが 検 出
されるが、放射線分解によるマクロ量
の相手方異性体は検出されなかった。
せきねっとむ
Volume 0
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-,fac-Cr(ba)3の 溶 灘 曲 線
よしはらけんじ
272
成 分 毎 に 分 取 し た 測 定 試 料 は 、 Ge(Li)検出器-lIkPHAそ用い、 1x104-5x104秒 程 度 の 測 定 を
行 っ た 。 ま た 、 同 溶 媒 だ け に よ る 液 厳 で は 、 mer-、 fac-Cr(ba)3 以 外 の 成 分 は 溶 離 さ れ て
はこなかった。
結果・考察
Table 1
.
mer-Cr(ba)39-~ 鴨川の結果
mer(%)
fac(%)
(n,r)
5
.
8
:
!
:0.7
0
.
6
:
!
:
:0.1
(r,
n)
6
.
8
:
!
:0.2
0
.
9
:
!
:
:0.3
核反応
51Y(p,
n)51Cr 31
.2ま1.1
I
1.
6
:
!
:
:0
.
1
1
Table 2.
fac-Cr(ba)39-~- 川の結果
聞cr(%)
fac(%)
r)
(n,
0
.
1
1土 0.1
2
.
2
:
!
:0.2
(r,
n)
0.6土 0.1
2
.
3
:
!
:0.3
3
.
7
:
!
:0.5
.0
:
!
:
:I
.3
11
核反応
n)51Cr
51Y(p,
一 一 一 一
Table 1 には、 mer-Cr(ba)3を タ ー ゲ ッ ト と し た 場 合 、 お よ び Tablc 2 には、 fac-Cr(ba)3を タ ー ゲ ッ ト と し た 場 合 に つ い て 得 ら れ た 結 果 を 示 す 。
な お 、 そ れ ぞ れ の 値 は 3回
-6回 の 実 験 の 平 均 値 と 標 準 偏 差 で あ る 。 ま ず 銭 体 の 中 心 金 属 が 絞 反 応 を 起 こ す (n,
r)反
n)反 応 の 場 合 で は 、 い わ ゆ る リ テ ン シ ヨ ン 値 が 相 手 異 性 1
,f;の収置を上回り、立体
応 、 (r,
保存性がほぼ成立しているようにみえる。しかし、いずれの場合においても相手の幾何異
性体の生成が少ないながらもはっきりと観測され、このことは何らかの機構で配位子の組
みかえが起こっていることを示唆している。
聞er体 タ ー ゲ ツ ト の 場 合 、 得 ら れ た 幾 何 異 性
休 収 率 比 〈 聞 er/fac) は、 (n,r)反応で 9.7、 (r,
n)反 応 で 7.5、 ま た fac休 タ ー ゲ ッ ト の
場 合 の 収 率 比 (fac/mer) は、 (n,
r)反応で 5.5、 (r,
n)反 応 で 3.6 であり、
(r,
n
)反
応の方がやや小きめの値を与えた。ここで統計的にその反応を考えると、もしも反跳原子
が ラ ン ダ ム に 配 位 子 と 反 応 し た と す る と 、 生 成 す る Cr(ba)3 の品1成 は 、 ほ ほ 剛 er:fac=3:
1 となるはずであり、これは実測値とかけ離れている。
を変えることなく
反跳原子が 2 つの配位子の配置
Cr(ba) 2 を 形 成 ・ 経 由 し て 最 終 的 に Cr(ba) J を 形 成 し た と す る と 冊 er
体 タ ー ゲ ッ ト の 場 合 に は 、 mer:fac=5:I、 fac休 タ ー ゲ ッ ト の 場 合 に は 、 mer:fac=I:1 とい
う収率比を与えるはずであり、さらに初期リテンション純〈化乍結合 J
I
'解 裂 値 + 解 裂 直
後再結合1
直 〉 が 1-2 % 程 度 存 在 す る と 仮 定 す る と 実 験 値 は 、 統 計 約 な 期 待 績 に 近 づ く .
51Y(p,
n)51Cr 反 応 で 5
1Cr を Cr(ba)3 中 に 打 ち 込 ん だ 場 合 に は 、 全 て 外 界 か ら 侵 入
し て き た 反 跳 原 子 と Cr(ba)3 の 反 応 生 成 物 と し て 取 り あ っ か え る 。
この場合はかなり様
相が異なっており、皿価錯休として溶離される成分の賓の異常に多いことが回につく。異
性 体 収 率 比 は 、 mer体 タ ー ゲ ッ ト で 聞 er/fac=6.8、 fac休 タ ー ゲ ッ ト で fac/剛er=3.0 という
値 を 示 し 、 (n,
r) 反 応 (r,
n)反 応 に 比 較 し て よ り 小 さ い 値 を 与 え て い る 。 G.K. Wolfらは
Co[CI2(en)2]N03 に 57CO を イ ン プ ラ ン テ ー シ ヨ ン し た 場 合 に は 、
Hち 込 み エ ネ ル ギ }
の大きい方が相手方幾何異性体の収置が多いことを秘告しているが、この場合にもそれが
言えそうである。
27
3.
J
R
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4 気送管施設を用いた短半減期核糊射t
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析
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う る時間に短縮で ~ò なら、極短寿命核種分析においては、感度f 精度f ともにさらに大付効果
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が期待で~ ~o
1)高橋武雄編者・・・『超微量成分分析 j出版事l~業図書 1972 年
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標 準 岩 石 の 分 析 一 放 射 化 分 析 、 蛍 光 X線 分 析 、 メ ス パ ウ ア 一 分 析
〈東大理 1 ・ 群 馬 大 教 養 2 ・ 金 沢 大 理 3 ・地調 4 )
0薬 袋 佳 孝
1 ・海
老 原 充 2 ・坂本浩 3 ・ 青 聞 尚 美 3 ・ 松 本 良 1 ・ 石 橋 純 一 郎 1 持 ・ 富 鰹 和
也
1
・安藤厚
4
・富永健
1
蝿現在、東大海洋研
1. 我 々 は そ れ ぞ れ 独 立 の グ ル ー プ で 地 球 化 学 試 料 、 イ ン 石 な ど 宇 宙 化 学 試 料 、 環 境 試 料 、 考
古 試 料 な ど を 対 象 に し て 、 放 射 化 分 析 、 蛍 光 X線 分 析 な ど に よ り 主 成 分 元 素 や 微 量 元 素 の 定 量
を行なってきた。このような研究では、正確な定量値を求めるために、対象試料と頬似のマト
リクスを持つ元素含有量既知あるいは信頼すべき分析値が報告されている「標準試料」につい
て問機な分析を行い分析値の精度や確度を評価する必要がある。また、非破壊放射化分析など
の多元素同時分析法では、多種類の元素について一次保準を調製する必要があるが、これはか
な り 繁 雑 な 操 作 で あ る た め 「 標 準 試 料 J で代別する場合も多い。
r標 準 試 料 J を こ の 目 的 に 用
いる場合には、特に信頼すべき分析値を知石必要がある。
我々の対象とする試料の多くはケイ酸趨岩石あるいはこれと類似のマトリクスを持つため、
地質調査所などで発行されている「標準岩石」を用いて分析値の評価あるいは分析値の算出を
行なうことになる。標準岩石は「標準試料 J の中でも早くから作製が I~JWi され、現在も世界の
多くの研究機関(我が国では地質調査所が中心)で、作製・発行と分析 I
I
Uの 集 積 な ら び に 評 価
が 進 め ら れ て い る 。 し か し 、 微 量 元 素 の 合 資 質 や Fe(III)/Fe(ll)比 な ど に つ い て は 分 析 値 は ば
らつく傾向があるため推奨し得る値が得られていない場合があり、これらの分析値については
更に検討を進めていく必要がある。
最近、我々は地質調資所発行の J
B-I• J
G-I u)ラニノタニ FυJ一 部 に つ い て は 従 来 報 告 さ れ て い
る値と我々の分析値を含む放射化分析による 1
自との問に系統的な相違があり、従来値は改訂の
1
.
2
.
3
.
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.
5
必要があることを報告した。'-の結巣は標準岩石の分析について鍵つかの問題点を
可
示唆している。まず、 J
B
-1
.J
G
l は我国で最初]に発行された標準岩石であり、分析憶がもっと
も集積されているが、ランタニドなどの微Jl:元素については更に正確な分析値を得る努力が必
B圃
1
.J
G
1 は 発 行 以 来 10余 年 を 経 過 し 、 巌 近 、 配 1
i
1l
j
J1
1
:と な っ た が 、 前 述
要である。また、 J
したような値の改訂が必要となることは、我々も含めて分析を行う耐究憐関の側に発行機関へ
B
-I
.J
G
1 の代替とし
の積極的な協力が望まれることを意味している。最近、地質調査所では J
B-1a,
JG-1a を 作 製 す る と と も に 他 の 標 準 宕 石 の 配 Hを 開 始 し て い る 。 こ れ
て岡ーの母岩より J
らの試料については、出来るだけ早い時期に信頼すべき分析値が集積されることが望ましいと
考えられる。また、放射化分析の値は一般に精度が劣ると考えられがちで、他の分析法による
値がある場合にはそれが採用される傾向がある。これは、放射化分析の舶の誤差を正しく評価
することにより解決されよう。
このような標準宕石に関する問題の解決の一助として、我々が現在最良と考えている分析値
を報告する。しかし、対象とする試料が異なるため、それぞれのゲループで関心を持っている
元素は必ずしも同ーではなく、分析の進行は各グループにより異なる。また、将来、分析値の
改訂が必要となる可能性もある。
2. 各 グ ル ー プ で 用 い て い る 分 析 j
去について略述する。
( 金 沢 大 理 〉 非 破 壊 あ る い は 化 学 分 離 を 伴 う 放 射 化 分 析 な ら び に ユ ‘ 事 ル ギ 一 分 散 型 蛍 光 X線 分
-276-
析を行った。
1
.3
.
6
__~......._
_
.
_
照射は京大炉で行い、標準試料には U
S
G
Sの 標 準 岩 石 や 調 製 し た 標 準 溶 液 を
用いた。
E
P
Sを 併 用 し た 化 学 分 縦 を 伴 う 放 射 化 分 析 を 行 な
〈群馬大教義〉立教大炉・原研炉で照射し、 L
った。標準試料には試薬から調製した標準溶液を用いた。 2
.
7
(東大理・化学)立教大炉・武蔵工大炉で照射し、 L
E
P
Sを 併 用 し た 非 破 域 放 射 化 分 析 を 行 な っ
た。宝標準試料には U
S
G
Sの 標 準 岩 石 を 用 い た 。 ま た 、 F 'e
5
7メスパウア一分光法により鉄の状
態分析を行なった。 8
〈 東 大 理 ・ 地 質 ) 波 長 分 散 型 蛍 光 X 線分析をJIjいた。数十種の標準岩石により検量線をひき、
これを記憶させて分析を行った。 9
~ 略
m',,~'_'_
'?
.
.
.
.
.
"
"
"
.
"
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1
0
.
11
.1
2と の 相 違 や グ ル ー プ 間 の
3. 各 グ ル ー プ 毎 に 得 ら れ た 結 果 を 以 下 ん
必ずる
。文
献
値
分析値の柑違について検討を加えている。
B
l
.
j
G
l
.
j
B
2,
j
B
3,
j
A
l
.
j
R
l
.
j
R
2,
j
G
b
1について終了した。
〈金沢大理)放射化分析は、 j
また、 j
B
l
a,
j
G
l
aは主要元素については終了し、微量元素も秋までには結果を報告する予定
A
2,
j
G
2,
j
F
1に つ い て は 測 定 中 で 秋 ま で に は 完 了 す る が 、
である。 j
8
凶のみの実験で結果は
予備的なものとなる。 j
B
l,
J
G
l についてはさきに報告したランタニド元素 (
L
u,
Y
b,
T
b
)
I
.
3以
s,
B
a に 疑 問 が も た れ 、 他 の 標 準 試 料 に つ い て は F 'e,
C
r,
C
e な ど に 制 違 が み ら れ た . A1,
S
外に C
i に つ い て は 速 中 性 子 法 に よ る 放 射 化 を 検 討 中 で あ る .8
〈 群 馬 大 教 養 〉 標 準 岩 石 中 の Uの 含 有 量 を 放 射 化 学 的 分 縦 を 伴 う 中 性 ( - 放 射 化 分 析 法 で 求 め た 。
現在のところ、 j
B
l,
j
B
l
a,
j
A
l
.
j
B
2に つ い て の 分 析 値 を 得 て い る 。 得 ら れ た 値 は 1闘に 1
.
9
5(1
.
8
),1
.7
,
1 0
.
2
8
(
0
.
3
5
),0.18(0.17) (括弧内は推奨値〉で、 j
A
lを 除 い て 比 較 し 得 る 推 奨 値
とほぼ一致した値が得られた。それ以外の岩石試料についても分析を行う予定である。なお、
詳細については 2
C
0
6の要旨を参照されたい。
B
I,
j
G
I,
j
B
2,
j
B
3
.
J
A
I,
J
R
I,
J
R
2,
J
G
b
1の分析
〈東大理・化学)放射化分析については、 j
を現在までに終了し、残る J
B
l
aなどの新標準試料についても分析結果を縦告する予定である。
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.
.
.
.
.
.
,
.
.
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.
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1
0
.
1
1
.
1
2に 相 違 が み と め ら れ た 。 他 の 標 準 試 料 に
s
.
Uや J
G・1
のC
rな ど 九
分析値と
文
献
J
B
lの C
ついては、 C
oな ど に も 相 違 が み ら れ た 。 メ ス バ ウ ア 一 分 析 に よ り 磁 気 緩 和 現 象 が 顕 著 な も の を
(111
)
/
F
'e(1
1
)比 が も と め ら れ た 。 J
B
-I
.J
B
I については維奨値とほぼ一致した結果が
除き、F'e
得られた。
( 東 大 理 ・ 地 質 ) 主 成 分 元 素 に つ い て は 文 献 値1
0,
1
,
11
2と ほ ぼ 一 致 し た 結 果 が 得 ら れ た 。 し か
し
、 B
aな ど で J
B
lに 明 ら か な 相 違 が み ら れ る 場 合 も あ り 、 更 に 検 討 が 必 要 で あ る 。
1.青田他、 1
9
8
3年 度 地 球 化 学 会 年 会 2
C
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8
3
) 2. 海 名 原 他 、 第 2
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1
放射化学討論会 1
B1
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(
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3
) 3. 青 田 他 、 第 2
7回 放 射 化 学 討 論 会 1
8
1
2
(
1
9
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:
3
)
4. 薬 袋 他 、 第 2
7回 放 射 化 学 討 論 会
2
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s
. 6. 育 凶 他 、 第 羽 田 放 射 化 学 討 論
会2
C
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4(19
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5
) 7. 海 老 原 他 、 第 2
9凶 放 射 化 学 討 論 会 2
C
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5
) B. 門i
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9. 松 本 ・ 浦 部 、 宕 石 鉱 物 鉱 床 学 会 誌 7
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3年 度 日 本 地 球 化 学 会 年 会 2
C
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0(19
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3
) 12 .安藤他、 1
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4年度日
11.安藤他、 1
本地球化学会年会2
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(
1
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2
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遺跡出土須恵機片試料の放射化分析
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陶邑古窯.iJUJ
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を
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l心 に
0二 宮 修 治 ・ 網 干
(東学芸大教育)
守・大沢民泣
考古学上、須恵器は純文・弥生土総以米の野天での焼成技術から、のちの陶磁糠に至る
過程の中間にあって技術的に重要な位置を占め、またその流通、技法の伝婦などに関して、
従来多くの議論がなされている。
本研究では、我が国の須恵様生産の中心地であった大阪陶邑古)1{l
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l
't.より出土した須恵
,
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'試料および.!UI
J本
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H土須恵様片
器片試料を中心に、さらに関東地方自民社11¥土須瓜船 J
試 料 に つ い て 、 機 捺 中 性 子 放 射 化 分 析 に よ り 主 成 分 元 素 で あ る Na、 Feと諸事i
l微 量 成 分 元 素
を定量し、その元素存在量をもとに多変民解析により主として陣地の問題を検討した.
本研究に供した大阪絢邑古窯祉t
l
t出 土 須 忠 縦 片 18窯枇 54試料は、
I~ l
VJ
U
J
( 5世紀半ば
n
から日世紀初め)に及び、また 4地 区 ( T
K
=高級、 M
T
=陶撚 1
1
1、 O
N
=大型 也
、 K
M
=J'u明池)に
わたり、須恵~編年上の代表的型式の窯からの出土品を合むものである。いずれも大型褒
(かめ)の部分であり、との器形は I~IV 各時 JUI を通じひろく存在するもので同ーの視点か
ら考察するととが可能であろう。関東地方窯 i.1l:出土須息機片は、
県五嵐沼窯祉の 2 窯枇 9 試料である。来日本古墳 11\土 ~Ü且lM J1'
jl
。
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吟
守勺,
La La-140 40.22 h
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ポリエチレン袋に二重に
封 入 (1 x1ω)し、立教
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大学原子力研究所T
M
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k 1原 子 炉 回 転 試 料
榔にて 2
4時 間 熱 中 性 子 断
回1
1
S.-153
Np-239
Lu-1
7
7
Rb- 86
Pa-233
Cr- 5
1
Ce-141
Fe- 59
46.8 h
2.35 d
6.7 d
18.66 d
27.0 d
27.80 d
33 d
45.1 d
Sc Sc- 46 83.80 d
にのみやしゅうじ・あぼしまもる・おおさわますみ
278一
旬
細粉試料約 5
0略を精秤、
1369 k"V
1732
2754
329 k"V
816
487
1
5
f
l
6
1
0
3 k"V
278 k"V
2
0
8 k"V
1078 k"Y
312 k"V
320 k"V
1
4
5 k"Y
I
O
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1
9 k"V
1292
889 k"V
1121
h
の 分 析 条 件 を 関 1に示す。
Na Na- 2
4 15.0 h
ω
機器中性子放射化分析
↓
た
。
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一
凋
にメノウ乳鉢で細粉とし
-E
﹄
レス・スチール製エリス
型粉砕器で粉砕し、さら
刊
一超音波洗浄後、ステン
・
須恵探片試料は、純水
一向
より出土した試料である。[Cooling time ]
一
一
古墳)、新井谷内林古境
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古 墳 、 糠 塚 2号 墳 、 南 山
[Sample )
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新潟県吉里古墳群(万貝
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試料は、埼玉県円
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2
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続照射 (
1日6時間 X4日間)を行った。諸種元素の定量は、 Ge(Li)半 i
障体検出総 (Canberra社
製 、 計 数 効 率 12.2%)ーマルチチャンネル波高分析装慨 (Canberra社 側 8100型
、 4096チャン
ネル)を用いる γ 線 ス ペ ク ト ロ メ ト リ ー に よ っ た 。 測 定 は 、 生 成 核 磁 の 半 減 期 に も と づ き
3回行った。
定 量 は 比 較 標 準 法 に よ っ た が 、 比 較 標 準 と し て は USGS傑 僧 岩 石 AGVーし GSP-1、 G-2を併
用した。分析法の検討は、同時照射した GSJ 線機岩石 Jß-l 、 JG-1~こより行った。
機 様 中 性 子 放 射 化 分 析 に よ る 須 恵 様 片 試 料 の 定 量 結 果 の 一 部 を 表 1に示す.
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一古沢士口
一邑ノ貝
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a
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e以外は pp岡)
得られた元素存在量を用い、 BMDP-2Mに よ る ク ラ ス タ 一 分 析 か ら 制 々 検 討 を 行 っ た .
陶邑古窯祉群及び関東地方窯祉出土須恵器J
t試料のクラスタ一分割fによる樹形図を図 2
に示す。いずれの出土須恵器片試料においても、陶邑古窯 1
1
1
:
群
、
1
1
'ノ沢$.lJ上、五厘沼窯祉
の出土窯枇ごとに分類された。しかし、陶邑古窯枇t
'fにおいて、時代別、地区別による系
統的な変化は認められなかった。
,
,
^malgamatlon 01stanC8
古窯枇群より綴入され
た可能性を示している
のではないかと考えら
図2
斗ピ胡
枇祉祉
窯窯黛
A32
1
U
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279
邑ノ麗
陶菅五
ABC
れる。
2
4
Amlllgdmatlon Ofstance
図3
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奇],県内古墳
E 新潟県内古墳
Fly UP