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we times vol,5 - 入間市の建築設計事務所|デザインカンパニー株式

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we times vol,5 - 入間市の建築設計事務所|デザインカンパニー株式
the we times.
we are home and shop and furniture and dog product maker.
MONTHLY WORKS AND REPORT
Special feature
No.05
Scandinavia
cage
c o n t e n t s.
02 北欧のケージ
Scandinavia cage.
08 今月のお客様の声
customers voice.
09 今月のプレゼント
monthly present.
10 あとがき
endroll.
www.we-original.com/
02 北欧のケージ
Scandinavia cage.
「はい、もしもし」
「あ、weさんでよろしいですか?」
当時、この事業をはじめた私は、すべてをたった一人で、ホームページ作成から、犬小屋の製
作、メール返信から、毎日の発送までをこなす超多忙で、超貧乏な日々。
そんなある日、都内で商品撮影があり、代々木公園の並木通りを車で走っている途中、会社から
の転送されてきたお客さんからの、一本の問い合わせ電話。
「はい。weの森です」
「あの、お尋ねしたんですが。
うちにはmilkという名前のチワワがいるんです。
weさんのホームページを見て、犬小屋というか、犬のスペースみたいな・・・
なんと、言ったらいいか・・・、普通のケージじゃない、家具のような、
そんな、犬のスペースみたいな物が作ってもらえるんじゃないかと思いまして・・・。」
作ってもらえるんじゃないか? という、あいまいな質問。
実は、当時のweには、ケージなどの作品がまだありませんでした。
そ の 時 に あ っ た 作 品 と い え ば 、 タ イル の 食 器 に 、 タ イル の ト イ レ 、 無 垢 材 で 作 ら れ た
「gre&gra」という犬小屋。それに、フードストッカーや、雑貨など、主に販売していたの
は、そのくらいしかありませんでした。
だから、作ってもらえるかも? という、期待を込めた電話だったというわけです。
そして、その後 話は進み、結果的には、現在のケージ「standard type」の前身となる 犬の
ケージ「type/mi」が産まれることになったのですが、この作品にmiと命名させていただいた、
お客さんである、見明さん。
ケージを納品した後にこんなことを話してくださいました。
「なんかね、weのHPを見た瞬間、雰囲気や、作品から出ている波長のようなもの、それが自分
の感性と合うものを感じたんです。 " とにかく作ってもらえさえすれば、納得のいくものがで
きるのではないか " って。」
そう思って、漠然と頭の中にあったイメージ「家具のような犬のスペース」を伝えてくれたとい
うのです。
何か、物を作るときというのは、世界的なメーカーだって、あの有名な家具屋さんのプロダクト
だって、いつの時代かにできあがった、クラシックデザインや、ベーシックスタイルのデザイン
を自分たち流にアレンジすることから、まずは始める。
私たちが作っている家具やインテリアデザイン(内装)だって、お客さんによっては、雑誌で見
つけたイメージに、自分の希望をプラスして、「こういう風にしてー」って場合だって、普通に
あるパターン。
むしろ、こういった、ものづくりこそ、一般的です。
それとは逆に、「まったく新しいデザイン」というのは、普通はなかなか受け入れられないこと
が多い。
人は、見たことも、聞いたこともない素材や、造形を、無意識のうちに拒否しています。
だから、私は、この見明さんのケージをデザインするときに、まったく新しい物だけに、受け入
れられないプロダクトになる可能性がある、つまり、「他人が理解できない物」になってしまう
のではないか? という、ひとつの懸念をいだいていました。
迷った私は、一番最初に見明さんのお宅を見に行くことからはじめたのです。
見明さん宅は、ほとんどの家具を、フィンユールをはじめとする北欧家具で揃えています。
そこから、私は " 北欧家具 " " 北欧の暮らし " を下敷きに、このケージをデザインをしてみよう
と考えた。
ようするに、デンマークや、スウェーデンなどの北欧の人たちが、犬と暮らすのであれば、どん
なケージを使っているんだろうな? という、想像上の世界を作ることから始めたのです。
「日本と北欧」
これらの国の共通項というのは、デザイナーや建築家の議題になることも多いテーマ
私も、日本の工芸、家具、生活が、北欧デザインと、通じるものがあると感じます。
北欧というのは、木を好んで使っていたり、素材そのものを大事にしたり、長く使えるものが多
い。そして、寒い国だからこそ、生活感や、ぬくもりがある。
椅子コレクターで有名なインテリアデザイナーの永井敬二さんは、「イタリアのデザインがきら
きらした" 光 "なら、北欧は、ほっとする " 灯 "」と、表現していましたが、それが、日本の培っ
てきた、自分たちの手で作ってきた物を長く使う習慣と重なっているところ。
私たちが、忘れてきてしまった、有機的であたたかな感触が北欧デザインには残っている。
だから、私たちの手に馴染みやすい。
物が溢れ、便利さだけが優先してきてしまったから、いつの間にか忘れてしまったその感触を、
私たちは北欧デザインに求めているのだと思います。
私は、見明さんのケージをデザインした頃から、北欧デザインの持つ、有機的なディテールをヒ
ントに、を創作活動をしてきました。
実際には、北欧のペット用品というのは、日本ほど進んでおらず、こっちの量販店で売られてい
るような普通のペット用品しかないのですが。
あっちの人たちが犬と暮らしていて、実際に使うんだったら、こんな感じがいいかな。という、
想像を膨らませたら、ケージはこんな感じになって。
そして、トイレはこんな感じ。家具はこう、インテリアはこう、と勝手に出来上がってきた。
weを一言で表現するのであれば
「北欧を下敷きにして描いた、私の中の空想世界」
こうだったらいいな。とか、自分だったら、こういうのがほしいな。という、考えを形にした。
その中で、木を使ったり、手仕事だったり、という有機的なディテールというのは、ケージだけ
に限らず、家具やインテリアデザイン、すべてに共通して、自然に入ってきた要素。
だから、このケージをはじめて見る人でも、私と同じような物がほしい人や、同じような感性や
を持った人には、違和感なくスー、と馴染んでいくのではないかと思います。
そのうち本当に、海を渡って、ヴィンテージ品になって。
北欧のどっか、蚤の市か、アンティークショップにwe作品が転がっていたら面白いなーなんて。
今は、そんなことを想像してひとり 空想世界で楽しんでいます。
>> http://we-original.com/?mode=cate&cbid=128556&csid=0
07 今月のお客様の声
customers voice.
we..さんの信念を持って創り出される作品、
それを我が家で使えることに喜びを感じてい
ます。
室内の建具のカラーに合わせて製作いただい
た「収納棚とケージ」元からあったような素
晴らしい一体感の中で過ごす仔犬のリラック
スしている様子、納品されてからすぐに一緒
に生活しているような感じがします。
リビング・寝室とどこに置いても馴染んで生
活に溶け込むケージ、これから私たち家族と
共にたくさんの思い出を刻んでいきます。
今回新居にともなってずっとほしかった
we.さんのゲージ等を購入いたしまし
た。
ゲージはもちろんとっても素敵で新しい
我が家にすごく似合っていると思ってお
ります。
クッションはとってもお気に入りのよう
で慣れるかしらと心配だったのですが
まったく問題ありませんでした。
残念ながら?そそうをしてしまったので
すが汚れも大変落ちやすくて元通りにな
りました。
本当にwe.さんのおかげで快適にわんも私もすごしてます。
ありがとうございました。
これからのご活躍ますます期待してます。
造り付けの収納棚と、ケージをお住まいのスペースにぴったりサイズで製作させていただい
た、チワワのオーナーであるMさん。
それから、素敵な新居にケージをお納めさせていただたダックスのオーナーのKさん。
お二方とも、多頭飼いのオーナーさんで、board typeのケージを製作させていただきまし
た。
お声をお寄せいただきありがとうございました!
09 今月のプレゼント
monthly present.
今月のプレゼントは、weオリジナル食品ブランド「CHUPS」より
NO.1の人気を誇る、乾燥野菜「キャベツ」をどどーん!と5名さまに。
お湯でふやかして、ドライフードや、馬肉のトッピングに。朝の忙しいときにも便利です。
プレゼントのご応募は下記より、どしどしご応募ください!
また、この配送はポストへ投函される、メール便になりますので、あわせてご了承ください。
応募 : お名前・お電話番号・ご住所(郵便番号)
weへのご意見、ご感想のご明記のうえ、下記まで。
期限 : 12/20
数量 : 5名
応募はこちらから
>> staff@we-original.com
商品詳細はこちらから
>> http://item.rakuten.co.jp/we-original/10000090/
※ 応募された方はネットメンバーへ自動登録されますので予めご了承ください。
※ 当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
10 あとがき
endroll.
今月の特集「北欧のケージ」はいかがでしたでしょうか。
実は、去年の今頃に私は、フィンランド、スウェーデン、デンマークの3カ国の旅をしてきたん
ですね。
今回の特集にも、ちらっと書きましたが、その時に、ペット用品のデザインにすごく期待して
行ったのですが・・・ 実際のところは、まったくほしいと思う物はありませんでした。
むしろ、日本の方は、断然いいものがたくさんある。というより、日本は無いものは無い。って
感じでしたね。 やっぱり、日本はすごい国です。
さて、来月の「we times.」は。
10月から11月にかえて、we建築部隊が、リフォーム施工をした物件 「Aさんの家」を特集します。
どんな、物件かって? それは、私たちがデザイン・施工するんですから、期待してください!
もうすでに、進行状況などはウェブへアップしていますから、どんな雰囲気のインテリアデザイ
ンになったのかは、ブログでもご覧いただけます。
>> http://moncoage.dp00001897.shop-pro.jp/?cid=27129
そして、もうひとつ。
今日はビックニュースがありますよ。
11月 1日から「クリスマス&エキシビジョン2008」始まっちゃいます。
12月25日までの2ヶ月もの間、ロングラン開催されるキャンペーンでは、豪華ノベルティー
プレゼントや、毎週お得な火曜市など。企画が盛りだくさん。
後半で行われる、展示会では2007年まで大ムーブメントを起こした、幻のタイル製品
「present」「1st only one」去年大好評だった、オイルレザーの「首輪&リード」や、
「MEISTER SOFA」などなど数量限定販売。
詳細は、今すぐ!ウェブで!
>> http://we-original.com/
では、では。
今月はこのへんで! よい月末をー。
EDITORIAL
PUBLISHER/WRITER
Koji Mori 森 浩治
1978年3月5日生まれ。東京都出身。
2007年10月 株式会社we設立、同時に内装仕上業(般-18第61274号)取得
代表取締役、チーフデザイナー
インテリアデザインをはじめ家具・ペットプロダクト・グラフィックと各種メディアで
作品が紹介されている注目のデザイナー
DESIGN STORE
we
内装・家具デザイン製作、施工をはじめ、犬と暮らす人のインテリアショップ・犬の食
事を彩る新鮮馬肉のお店などを展開する、オリジナルブランド
www.we-homel.jp
www.we-original.com/
www.rakuten.ne.jp/gold/we-original/
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