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会 議 録 平成28年10月4日作成 平成32年3月末日廃棄 会議名 京都府
会 議 録 平成28年10月4日作成 会議名 京都府下鴨警察署協議会(第2回) 開催日 平成28年9月30日(金曜日) 時 間 午後3時30分から午後5時30分までの間(120分) 場 所 京都府下鴨警察署 平成32年3月末日廃棄 内山会長、片田副会長、田中副会長、鈴木委員、木村委員、 出席者 人見委員、島田委員、阪口委員 (欠席 計8人 下野委員、小亀委員、浜矢委員、中村委員、風間委員) 署長、副署長、会計課長、警務課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長 交通課長、警備課長、広聴相談係長 京都府公安委員会 計10人 渡部公安委員 諮問事項 ・特殊詐欺の現状と対策 ・性犯罪防止に向けた取組 1 会長挨拶 2 署長挨拶 3 公安委員挨拶 4 諮問事項の説明 (1) 特殊詐欺の現状と対策(刑事課長による説明) (2) 性犯罪防止に向けた取組 ~パワーポイントによる説明 会 議 内 容 司会 副署長 進行 会長 (生活安全課長による説明) ~下鴨警察署制作のDVD(防犯生活「体験ツアー」)の視聴 (制作に携わった地域係長による説明) 5 協議 (特殊詐欺の現状と対策) (委員)私の学区では高齢者が占める割合が高い。高齢者夫婦の世帯、高齢者の独 居世帯、このあたりが一番狙われやすいと感じている。近々に老人を集めた 会議を行う予定、その際、特殊詐欺の予防パンフ、可能であれば、署員の方 からの講演もしていただければと感じている。 (委員)老人会の会長を務めている。会議の席上、下鴨警察署署員の方より特殊詐 欺のお話を聴いた。非常に分かり易かった。次回総会にも、講師として署員 の方をお招きしたいと考えている。これまで、高齢者の独居世帯、夫婦世帯 に対しては地域の社会福祉協議会、民生委員、老人会などが、活躍している が、警察においても高齢者世帯に対し訪問し防犯指導を行っておられること も承知しており感謝している。今後も地域の各種団体と連携した活動が大事 と考えている。 (委員)高齢者の方が被害に遭わないサポートとして、どんな取組をしているのか 。 (警察)予防そして被害の受理対応時においても当然サポートさせていただいてい る。警察の分野で言えば、事件発生による捜査及び検挙、制服警察官による 高齢者世帯等に対する巡回連絡、防犯指導、被害に遭われた方には心のケア 、声かけの回数を増やすなど創意工夫している。当然、家族の方々や近隣世 帯、老人会等への予防、再発防止も含めた防犯サポート等させていただいて いる。 (委員)消防団として活動しているが、現場が老人世帯が対象となることもある。 特に救助という観点から、被災世帯の居住実態など家族構成が気になるが、 警察は高齢者対策、保護という観点から良く把握されておりありがたく感じ ている。私は親と別居しているが、高齢であり詐欺の被害に遭わないために も通帳、印鑑は私が預かっている。近くだからそういう対策もできるが、子 どもが遠方にいればそういうわけにはいかない。今後の1つの課題かもしれ 会 議 内 容 ない。 (委員)かなり前だが、祖父母が電話で騙され、両親がそれに気づき騙されずに済 んだことがある。今の話にあるように、高齢者世帯に対する警察のサポート のお話しを聞き、改めて日頃の防犯活動に感謝する次第である。また、これ ら特殊詐欺事件が発生すれば、組織を上げてそれぞれの分野で力を結集し犯 人検挙のため取り組まれているお話を聴き、各分野が犯人逮捕のため、連携 、集中した活動が検挙に結びつくと感じた。 (委員)オレオレ詐欺など特殊詐欺は、常に手法を変えて益々巧妙化していると聞 いた。ターゲットになるのは高齢者であり、高齢者には、常に最新の手口を 紹介することも必要と思う。 (性犯罪防止に向けた取組) (委員)住んでいる場所でも、襲われそうな危険な場所もまだある。しかし昔と違 い暗い夜道の部分は街灯を設置したりして、防犯の意味からかも徐々に改善 されているようには感じている。小学生も防犯ブザーをつけている。しかし 襲われる大人など、防犯ブザーを持っている人は少ないように思うが。 (警察)大学生向けに防犯ブザーを貸し出している状況、また最近では安価で機能 性も高く、デザインも良くなってきている。防犯教室で効果的な着用方法等 教示しており、以前より徐々に普及しているものと感じている。「私は大丈 夫」と思っている人が多い。何を根拠にという意識改革のため、防犯教室を 開き今回のDVD教材を視聴してもらい「明日は我が身」の意識づけをしてい る状況。街路灯も、LED化が進んでいる。管内、鉄道会社のご厚意により、 沿線沿いに草木が生い茂って夜は見通しの悪い道だったが、会社側より樹木 の伐採等無償でやっていただくなど、地域の中で防犯意識の機運が徐々に高 まっているし、こういう形が継続すれば、街が良い方向に変わっていくんだ 会 議 内 容 と実感している。 (委員)行政の立場から聞いている話では、今年度中に全ての街路灯はLED化され る。また、新規の街路灯設置についても、予算の範囲ではあるが、要望があ れば検討し設置に向けた対策をとっている。 (委員)今回の「性犯罪防止に向けた対策」については、学生として被害の対象と なることも考えられる身近なテーマである。性犯罪の被害者として、大学生 が2割を占めると聞いた。女性として「被害に遭うかもしれない」という意 識を持たなければならないと感じた。被害の現状を聞くだけでは、意識改革 にならないだろうし、実際犯罪が起こった現場に行き、警察より説明、助言 等を受けることは、意識改革には即効性があると感じた。 (委員)仕事の中で、日本において語学を教える海外青年を受け入れているが、こ れまで、直接被害は発生していないが、居住先において露出、のぞきと疑わ れるようなケースに遭った相談を受け、警察に連れて行ったこともある。マ ンション管理者などに警戒を呼びかけたビラの掲示等申し入れたが、印象を 悪くするためか、小さな紙片が貼り出されただけだった。これら警戒を呼び かける張り紙等効果はいかがなものか。今後、このようなことが起こった場 合の適切な方法等教示願いたい。 (警察)まずは、当事者だけで悩まず、直ぐに警察に通報していただきたい。これ ら通報により、現場臨場し必要な措置を講じるとともに犯人に結びつくこと も十分あり得る。現在は声かけや不審者等の徘徊等の情報を入手すれば、直 ちに防犯メールを配信するシステムをとっており、注意喚起を行っている。 悩んでも解決の道にはならない。発生すれば、犯人の検挙、再発防止のため にも、いち早く警察に通報していただきたい。 (委員)以前、通勤コースの中である商店が閉店、夜間は暗く、娘、妻は夜道に不 安を感じ、地域住民の方も同じ意見で、市に申し入れたところ、街路灯が設 置され、安心感を持った。下鴨署では、実際に痴漢や声かけなど性犯罪に発 展する事案が発生した場所に案内し、防犯意識を高める大学生との「夜歩き 体験」をやっているとの説明を聞いたが、まさしく効果的な防犯対策である と感じたし、これら学生からの意見を参考として防犯対策を講じることは大 変重要であると感じた。 6 公安委員講評 7 次回開催予定等について 次回開催については、12月中旬を予定しており、事務局から改めて日程調整の 連絡をさせていただく。 以上