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創造都市を目指す日仏諸都市がナント市で文化対話交流を始動!
記者発表資料 平成19年6月22日 開港 150 周年・創造都市事業本部 創造都市推進課長 今井信二 Tel. 671-4241 横浜市政記者、横浜ラジオ・テレビ記者 各位 創造都市を目指す日仏諸都市がナント市で文化対話交流を始動! ――横浜市・新潟市・金沢市とフランス 7 都市が将来に向けた憲章を調印―― 日仏都市・文化対話会議とは、ナント市からの提案を受けて「日仏複数都市間の文化政 策を核とする多面的な交流」を目的に、平成 19 年度(2007 年)から平成 21 年度(2009 年) の3か年間設置する会議です。会議において、文化創造に関する多角的な都市間交流推進 について憲章調印を行う予定です。この文化対話会議を通して、横浜とフランス諸都市と の交流を積極的に進めていきます。 *ナント市は、先駆的創造都市であり、旧ビスケット工場を活用した現代アートセンターを創 造都市の象徴として、文化による都市再生を進めている都市です。本会議には、フランスから は、ナント市が声をかけた創造都市の取組を進める 7 都市と、日本からはナント市と交流協定 都市である新潟市を始め創造都市に向けた取組を進めている 3 都市が参加します。 1 2 会議日程 ◎日 時:平成19年7月4日(水)~5日(木) ◎場 所:フォンテブロー修道院(フランス・ナント市) ◎議 題:・日仏参加都市の 2007~2009 年の具体的相互交流に関する「ナントの合 意」調印【⇒合意案裏面】 ・日仏参加都市の 2007~2009 年具体的相互交流案に関する協議 ・2009 年(開港 150 周年)における横浜市での同会議開催提案 他 参加都市 ◎日本(3都市):新潟市(都市代表)/横浜市(副代表)/金沢市 ◎フランス(7都市) :ナント市/リヨン市/アミアン市/リール市/ランス市/トゥール市/レンヌ市 *・・・参加者:新潟市長(日本側都市代表)のほか、横浜市からは川口良一開港 150 周年 創造都市事業本部長が参加します。 この他、日仏都市代表が参加予定です。 3 経過 H18.5 ナント市長の横浜市長表敬時、ナント市長から姉妹都市を越えた幅広い交流の提案。 「日仏都市会議 2006」(主催 NIRA 他)において会議総括として、福原義春氏(メセナ 協議会会長)が「日仏都市・文化対話会議」の設置について提案。 H18.10 「日仏都市・文化対話会議」概要等について、フランス側(ナント市)から提案。 H19.1 同 国内準備委員会設置。議長福原義春メセナ協議会会長 * 新潟市も本日、記者会見で新潟市長のフランス・ナント市訪問について、発表しています。 「日仏都市・文化対話」会議日仏参加都市による「ナントの合意」草案 今日、世界において、都市住民が真の豊かさを得るためには、都市が人口等の 規模を追求するだけでなく、都市の新しい価値や魅力を高めることが期待され ています。 文化芸術を通じた創造的活動は、それぞれの都市が新しい価値や魅力を高め、 創造都市を実現する原動力となります。 このような創造都市を標榜する日本及びフランスの諸都市は、2008年の日 仏交流150周年を契機に、文化創造に関する多角的な都市間交流を推進し、 都市間の理解と友好及び文化政策による都市の発展をめざして、「日仏都市・文 化対話」(以下「文化対話」という)について次のとおり合意します。 1 日仏外交150周年となる 2008 年の前年となる 2007 年から 2010 年 3月までの間、日仏いずれかの参加都市において会議を開催し、それぞれの 都市の文化創造についての知見を交換する。 2 日仏参加都市は、文化対話を通して、各都市が誇る文化芸術活動を相互に 紹介することとし、文化芸術交流に意義を認める活動については、当該活動 に意義を認める都市間で個別に協議し、交流を推進する。 3 文化芸術活動の実施にあたっては、日仏参加都市は対等の関係を維持しな がら、その文化芸術交流を円滑かつ発展的に実施できるよう協力・連携する。 4 本覚書は、締結の日から 2010 年 3 月 31 日までとし、その後については、 それまでの成果をふまえ、2010 年 4 月までに改めて協議する。 2007 年 7 月5日 フランス ナント市 リヨン市 アミアン市 リール市 ランス市 トゥール市 レンヌ市 日本 新潟市 横浜市 金沢市