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平成27年度第1回 釜石市ごみ減量化推進市民懇話会 日時:平成27年11月6日(金) 13時30分~ 場所:岩手沿岸南部クリーンセンター2階 研修室 【 次 1 開 2 市長挨拶 3 出席者紹介・委嘱状交付 4 協議事項 第 】 会 ⑴ 会長・副会長の選出について ⑵ ごみの現状について ①一般廃棄物処理基本計画とごみ排出量の推移について ②ごみの減量化・再資源化の取り組みについて ⑶ その他 5 閉 会 ※ 協議終了後、クリーンセンターの施設見学を行います。 釜石市ごみ減量化推進市民懇話会出席者名簿 № 団体名等 委 員 職 名 氏 名 1 釜石市公衆衛生組合連合会 会 長 平田裕彌 2 釜石商工会議所女性会 副会長 山口邦子 3 釜石市商店会連合会 会 長 新里耕司 4 (一社)岩手県調理師会釜石支部 支部長 川村 保 5 いわて生活協同組合釜石コープ 理 事 鈴木由美 6 JAいわて花巻女性部 とおのよつば地域支部釜石支部 支部長 小笠原房子 7 釜石市漁業協同組合連合会 業務参事 原田祐吉 8 上閉伊地区漁業協同組合 女性部協議会 平田女性部 会 計 中谷地万恵子 9 釜石生活学校 代 表 石垣邦子 10 釜石清掃企業㈱ 総括部長 前田 昭 11 ㈲サンリクリサイクルサービス 代表取締役 佐々木鴻藏 12 明日へのかけはし女性の会 会 員 掛川清子 13 釜石復興CM事務所 統括所長 伊藤義之 14 川原町内会 会 長 小山 士 15 大只越町内会 理 事 芳賀憲一 【市】 市民生活部長 大久保孝信 環境課長 岩間成好 課長補佐兼リサイクル推進係長 猪又博史 主任 前川靖展 主任 澤本 豊 主任 長澤俊樹 備 考 (代理出席者職氏名) 欠席 欠席 次長 岡田泰祐 ○釜石市ごみ減量化推進市民懇話会要綱 平成18年12月6日 告示第127号 (設置) 第1条 ごみの減量やリサイクルの推進について市民及び関係団体等が協議し、釜石市の廃棄物対策につい て提案することを目的に、釜石市ごみ減量化推進市民懇話会(以下「懇話会」という。)を設置する。 (所掌事項) 第2条 懇話会は、前条の目的を達成するために次の各号に掲げる項目について協議する。 (1) ごみ減量化のための必要性と方策に関すること。 (2) リサイクル推進のための必要性と方策に関すること。 (3) ごみの分別方策に関すること。 (4) その他廃棄物対策に関し必要な事項。 (組織) 第3条 懇話会の委員は15人以内をもって構成し、委員は市長が委嘱する。 2 委員の任期は、2年とする。ただし、欠員を生じた場合における補欠の委員の任期は、前任者の残任期間 とする。 (会長及び副会長) 第4条 懇話会に会長及び副会長1人をおく。 2 会長及び副会長は、委員の互選により選出する。 3 会長は、懇話会を代表し、会務を統括する。 4 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、その職務を代理する。 (会議) 第5条 懇話会は、会長が必要と認めるときに招集し、会長が会議の議長となる。 (関係人の出席) 第6条 懇話会は、必要があると認める場合、関係人の出席を求め、その意見を聞くことができる。 (庶務) 第7条 懇話会の庶務は、市民生活部環境課において処理する。 (平19告示62・平21告示41の2・一部改正) (補則) 第8条 この要綱に定めるもののほか、懇話会の運営に必要な事項については、会長が懇話会に諮って定め る。 附 則 この告示は、平成18年12月6日から施行する。 附 則(平成19年4月1日告示第62号) この告示は、平成19年4月1日から施行する。 附 則(平成21年3月31日告示第41号の2) この告示は、平成21年4月1日から施行する。 釜石市・ごみの現状について 釜石市 市民生活部 環境課 ①一般廃棄物処理基本計画と ごみ排出量の推移について 1 1.一般廃棄物処理基本計画について ■計画策定の趣旨 本計画は、廃棄物処理法の規定に基づき、当市の中長期の廃棄物行政の基本的な方向性を示 し、廃棄物の減量と生活排水の適正処理に取り組むため策定するものです。 ■計画期間 平成26年度~平成35年度 【中間目標年:平成30年度・計画目標年:平成35年度】 ※平成26年4月策定(概ね5 年経過した後に計画の見直しを行う) ■ごみ処理の現状と課題(抜粋) ・ごみ排出量は、同規模都市(東北4県の12市町)の平均と比較して高い数値であるため、発生・ 排出抑制を進めていくことが求められます。 ・リサイクル率は、同規模都市の平均(平成23年度実績:17.5%)と比較して高い数値ですが、他の 分別収集等の実施により現状の維持継続、向上を目指していく必要があります。 ■ごみ排出量の将来予測・減量目標 年 度 区 分 ※ H30・H35 目標値 (予測値) H24年度 (実績値) H30年度 H35年度 家庭系ごみ排出量 9,901t 8,384t (8,942t) 7,208t (8,153t) 事業系ごみ排出量 4,960t 4,254t (4,947t) 3,667t (4,937t) 1人1日当たり総排出量 1,113g 1,050g (1,151g) 993g (1,189g) 1人1日当たり家庭系ごみ排出量 730g 684g (730g) 645g (730g) リサイクル率 26.2% 29.0% (25.9%) 31.2% (25.5%) 37,161人 33,560人 30,600人 人口 ■減量目標達成のための主な取組施策 施策の柱 施策 具体的な取組 発生排出 の抑制 市民による 発生排出抑制 ①環境配慮型ライフスタイルへの転換 ③郊外型ごみ減量モデル事業 事業者による 発生排出抑制 ①環境配慮型事業活動の実践 ②事業活動におけるごみ発生の抑制 ③事業者における資源物の自主回収 行政による 発生排出抑制 ①公共施設のごみ減量推進 ③ごみ処理有料化の検討 市民懇話会の設置 分別排出の徹底 ①ごみ分別排出への協力呼びかけ ②新たな分別区分の検討 ③廃棄物処理やリサイクルに関する実践の場の拡大 資源循環の促進 ①紙資源リサイクル推進事業 ②ペットボトルリサイクル事業 ③生ごみ処理の検討 ④集団回収の促進 ⑤再生利用品の需要拡大事業 環境配慮型ごみ処 理システムの構築 ①ごみ箱集約化推進事業 ②収集運搬体制の検討 ③リサイクル事業の民間委託 ④中間処理施設の整備充実 ⑤最終処分場の検討 ⑥適正処理困難物への対応 ⑦不法投棄対策の強化 広域体制の充実 ①ごみ処理の広域化 資源循環 の促進 適正処理 ・処分の 推進 ②マイバッグ運動・レジ袋対策 ②環境教育・啓発事業の実施 ④ごみ減量推進委員の委嘱・ごみ減量化 ②災害廃棄物処理体制の整備 2 2.ごみ排出量の推移 20000 人口の推移(人/年度) 指定ごみ袋 の導入 大震災の 発生 18000 16000 42000 大震災の 発生 40000 5244 38000 14000 212 12000 36000 5035 4923 5587 4926 5343 179 198 195 1944 1975 1880 34000 4063 2266 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 175 170 10000 1906 2066 88 2020 8000 6000 10530 8654 8368 4000 7725 8046 8046 8091 H23 H24 H25 H26 2000 0 H20 一般ごみ H21 資源物 H22 粗大ごみ(家庭系、事業系) 事業系ごみ排出量の推移(トン/年度) 10000 大震災の 9000 発生 8000 7000 6000 5000 4063 4000 3000 2000 1000 0 4926 H23 H24 5343 5587 H25 H26 事業系ごみ 3.市民の一人1日当たりのごみ排出量 岩手県沿岸南部3市2町の一人1日当たりの ごみ排出量の推移(g/年度) ワースト5(多い順) H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 1400 1位 矢巾町 矢巾町 矢巾町 盛岡市 矢巾町 矢巾町 釜石市 2位 釜石市 盛岡市 盛岡市 矢巾町 釜石市 釜石市 矢巾町 1200 1204 1152 1076 3位 盛岡市 釜石市 釜石市 宮古市 盛岡市 盛岡市 宮古市 1000 1013 1041 1004 1000 4位 宮古市 二戸市 二戸市 二戸市 花巻市 八幡平市 八幡平市 935 880 5位 二戸市 大槌町 宮古市 釜石市 宮古市 花巻市 久慈市 ベスト5(少ない順) 800 776 763 H21 1位 旧藤沢町 旧藤沢町 2位 住田町 3位 洋野町 金ヶ崎町 4位 金ヶ崎町 住田町 洋野町 H22 H23 旧藤沢町 陸前高田市 H26 住田町 住田町 住田町 軽米町 軽米町 軽米町 葛巻町 洋野町 一戸市 洋野町 大船渡市、 金ヶ崎町 葛巻町 葛巻町 大槌町 陸前高田市 陸前高田市 金ヶ崎市 住田町 洋野町 5位 旧川井村 旧九戸村 陸前高田市 H25 軽米町、 洋野町 住田町 金ヶ崎町 H24 857 784 734 711 713 655 600 562 H20 1180 県民平均 937g 1100 561 545 699 663 717 712 585 570 599 745 772 745 672 625 611 400 200 0 H20 釜石市 H21 H22 大船渡市 H23 陸前高田市 H24 H25 大槌町 H26 住田町 3 4.家庭系ごみと事業系ごみについて 900 県民平均 645g 855 800 789 700 800 788 718 706 595 544 575 559 541 535 685 658 657 630 615 588 655 638 551 759 753 739 730 710 672 709 698 600 599 704 693 700 611 593 600 岩手県沿岸南部3市2町の一人1日当たりの 事業系ごみ排出量の推移(g/年度) 554 518 500 400 300 900 岩手県沿岸南部3市2町の一人1日当たりの 家庭系ごみ排出量の推移(g/年度) 500 県民平均 292g 400 399 421 349 293 242 224 216 200 200 362 345 332 300 199 171 138 119 100 100 46 11 0 0 H20 H21 釜石市 H22 大船渡市 H23 H24 陸前高田市 H25 大槌町 H26 H20 住田町 釜石市 42 16 H21 169 115 H22 大船渡市 87 55 52 45 41 10 152 118 104 11 0 H23 H24 陸前高田市 68 60 26 0 H25 H26 大槌町 住田町 5.資源化量について 釜石市の資源化量(トン/年度) 6000 平成26年4月で沿岸3市1町の 災害廃棄物の クリーンセンターでの処理が終了 指定ごみ袋 の導入 5000 大震災の 発生 4000 資源化量(スラグ・メタル除く)と ごみ排出量(トン/年度) 2530 2727 1968 3000 1878 2014 1499 1726 スラグ・メタル 3000 16000 15562 15500 2000 2020 2000 1353 1319 1000 0 15753 101 1227 1383 1310 1305 482 0 453 0 425 21 384 22 382 34 396 27 376 330 294 254 232 230 240 226 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 びん類 布類(H23~小型家電類) 紙類 1975 1880 15000 14500 1251 資源物として 出されたもの 缶・金属 15095 1944 14000 13896 1000 13500 13000 0 12500 H23 H24 H25 資源化量(スラグ・メタル除く) H26 ごみ排出量 スラグ・メタル 4 6.ごみ量の推移の背景について ごみ排出量の増加の主な要因 ・復旧・復興工事に伴う事業活動や工事関係者の流入 ・震災による一時避難・転出等による人口流動、引っ越し 1人1日当たりのごみ排出量の増加の主な要因 ・住民票を移動しない復旧・復興工事関係者 ・市民・事業者の意識の低下、分別の不徹底 資源物量の減少の主な要因 ・市民・事業者の意識の低下、分別の不徹底 ・スーパーの店頭回収の利用 ⇒ごみ減量やリサイクルをより一層推進するために、市民や事業 者の意識の向上や分別徹底をさせる必要がある。 ②ごみの減量化・再資源化の取り組み 5 7.ごみの減量化・再資源化の取組み ①ごみ減量推進員の設置と指定ごみ袋の導入 ►平成27年度 69団体、144名 ②生ごみ処理容器購入費補助金 (1)生ごみ処理容器(コンポスター、密閉容器等) ►購入費の3分の2(上限3,000円) (2)電動式生ごみ処理機(家庭用) ►購入費の2分の1(上限30,000円) ③集団資源回収事業推進奨励金 ►4月1日から翌年3月31日までに売却した資源物の合計金額の うち、紙類は40%以内、その他資源物は30%以内 ④ごみ箱集約化推進事業補助金 ►複数のごみ箱を集約し、10世帯程度で使用する場合、ごみ箱の 製作または購入に要する経費の2分の1(上限50,000円) 8.生ごみ処理容器等購入費補助事業実績 〔単位:台数/年度〕 90 80 電動式生ごみ処理容機(台数) 78 70 23 生ごみ処理容器(台数) 60 50 40 30 55 26 8 20 10 18 5 4 1 4 1 3 13 6 7 H22 H23 H24 H25 0 H21 21 4 17 H26 6 9.資源物回収事業推進奨励事業実績 〔単位:回収量(トン)/年度 、交付団体数/年度 〕 350 321 300 280 267 250 248 237 200 188 150 100 50 45 38 37 36 32 30 0 H21 H22 H23 H24 H25 H26 10.ごみ箱集約化推進事業実績 〔単位:箇所数/年度〕 14 13 12 10 8 【参考】 ►大船渡市・・・・・約700(約21世帯/箇所) ►陸前高田市・・・約370(約21世帯/箇所) ►大槌町・・・・・・・約300(約18世帯/箇所) 4 6 4 2 【ごみ集積所箇所数】 被災前 ・・・約2,800箇所 被災後 ・・・約2,050箇所 現在(平成27年9月末) ・・・約2,150箇所(約8世帯/箇所) 2 1 0 H21 H22 0 0 H23 H24 H25 H26 7 11.ごみ集積所の新設の手続きについて ごみ集積所設置の基準 ・ ・ ・ ・ 利用世帯が原則10世帯以上となること。 事前に地元町内会等の同意を得ていること。 設置場所の土地所有者又は管理者の同意を得ていること。 ごみ収集作業及び道路交通の安全が確保されていること。 注意事項 ・ 市の承認なしに設置されたごみ集積所からのごみの収集は行われません。 ・ やむを得ない事情がない限りは、戸別収集は認められません。 事前の手続き ・ ごみ集積所設置等承認申請書を市に提出し、許可を得る必要があります。 ごみ集積所が集約化されれば・・・ ⇒ごみの収集作業が効率化され、ごみ収集車の台数を減らすことも可能となり、 ごみ処理コストの削減にもつながります。 12.啓発事業(市民・事業者) ■市民向け • 広報活動 ごみ分別冊子の作成・配布 市広報への記事掲載(11月15日号予定=別紙紙面) • 公衆衛生組合連合会での研修活動 ■事業者向け • 広報活動 事業者向けごみ処理啓発チラシの作成(別紙紙面) ・釜石商工会議所会報(H27.10)への折込 約900部 ・岩手沿岸南部クリーンセンター計量棟での持込市内業者への配布 ・一般廃棄物収集運搬許可業者との契約事業所へ配布 約650社 8 複合素材の紙 ごみ集積所の設置は許可を得て 市の許可なしにごみ集積所を設置している事案が見られます。 新たにごみ集積所を設置して、ごみの収集を開始するには市に「ごみ集積所設置等承認申請書」を提 出しなければなりません。なお、申請書は、ごみ集積所を設置する場所の町内会などの代表者が提出す ることになっています。 ●ごみ集積所を新たに設置する場合は、原則10世帯以上で1カ所の設置です。 ●やむを得ない事情がある場合を除き、戸別収集は認められません。 ●市は、複数のごみ集積所を1カ所に集約するためのごみ箱購入に補助金を交付しています。 ごみ集積所の新設・集約などについては、ご相談ください。 ごみ減量にご協力を 【問い合わせ】市環境課 ☎22-2111(内線233) 写真 臭いのついた紙 油紙 プラ部分は取除く。 紙リサイクルマークが 目印です 55 「紙リサイクルマーク」 金銀 防水加工紙 ∼簡単にできるごみ減量∼ 石市の1人1日当たりの家庭か ら出るごみの排出量は、県内平均 の598gと比較し141g多い 739gとなっており、県内ワース ト2位です。 市は、ごみ処理基本計画︵H ∼ H ︶の中で、1人1日当たりの家 庭から出るごみの排出量を平成 年 までに684gまで減量する目標を 掲げています。その目標を達成する ためには、1人1人がごみ減量に関 心を持ち、リサイクルへの取り組み が必要です。 身近なところから リサイクル 家庭で分別する際は、紙の容器包 装についている﹁紙リサイクルマー ク﹂をチェックすれば、簡単に﹁雑 紙﹂として分別できます。 ただし、﹁紙リサイクルマーク﹂ が付いていても次のものは、資源物 になりません。 ●防 水 加 工 紙 ︵ 紙 コ ッ プ 、 紙 皿 な ど︶ ●油紙、金銀などの金属が箔押しさ れた紙 ●臭いのついた紙 ●複合素材の紙︵プラスチックフィ ルムやアルミ箔などを貼り合わせ たもの︶ 分別した﹁雑紙﹂は、小さなもの も多くまとめづらいので、紙袋に入 れてそのまま紙ひもで縛り、資源物 収集日に出してください。 見落としがちなリサイクル可能の 紙類を見つけ出し、さらなるごみ減 量とリサイクルの推進をお願いしま す。まずは、 1人1日 g のごみ減量か ら始めましょ う。 広報かまいし 27.11.15 5 26 30 岩手沿岸南部クリーンセンターで 焼却されるごみを分析すると、紙・ 布類が %と高い割合を占めていま す。このなかには、何げなくごみ箱 に捨ててしまいがちな菓子箱や封筒 などリサイクルすれば資源となる ﹁雑紙﹂がたくさん含まれていま す。 ﹁雑紙﹂とは、家庭から出る古紙 のうち、新聞・雑誌・ダンボール・ 飲料用の紙パック以外のリサイクル できる紙です。具体的には、新聞の 折り込みチラシ、ざら紙、カレン ダー、菓子箱、封筒、紙製の手提げ 袋、トイレットペーパーの芯、色紙 などです。 48 【リサイクルできないもの】 【リサイクルできるもの】 35 Reduce :ごみをへらす Reuse :ごみを再使用する Recycle:ごみを再利用する 事業者の皆様へ ① 岩手沿岸南部クリーンセンターに持ち込まれる事業系一般ごみには、 リサイクルできる資源物類が分別されず、 混ざっているものが見受けられます。 ② リサイクルできる資源物が一般ごみと混ざっている場合は リサイクルできる資源物は ③ 釜石市内の事業系ごみは増加傾向にあり、平成26年度の 排出量は5,626 t、人口一人1日当たりの排出量は421gで、 資源物回収業者に ● ● 分別して 持ち帰っていただく場合があります。 引き取ってもらいましょう 県内33市町村中、32番目となっています。 資源物類の運搬については、一般廃棄物収集運搬許可業者や資源物 回収業者にご相談ください。 一般廃棄物収集運搬許可業者 ・釜石清掃企業㈱ TEL 23-7520 ・㈲新菱和運送 TEL 23-3888 ⇨ 収集運搬料⾦等は、各業者にご確認ください。 資源物回収業者(主な回収品目) 業者名/品目 スクラップ 紙 類 缶 類 びん類 電 話 ㈲釜石資源商事 ○ ○ ○ 23-1234 大友商店 ○ ○ ○ ○ 27-3729 ㈲サンリクリサイクルサービス ○ ○ ○ ○ 23-1066 成田産業㈱ ○ ㈱カワサキ商事 ○ ㈲S・Kサービス ○ フジメタルリサイクル㈱ ○ ○ 59-3908 59-2327 ○ ○ ○ ○ 22-9200 22-2338 ⇨ 回収品目の詳細等については、各業者にご確認ください。 釜石市市民生活部環境課 〒026-8686 釜石市只越町3丁目9番13号 TEL 0193-22-2111内線233 FAX 0193-22-2199 Reduce :ごみをへらす Reuse :ごみを再使用する Recycle:ごみを再利用する 事業者の皆様へ 事業系一般ごみの 処理方法について 事業系一般ごみの処理料⾦ 商店や事業所、飲食店などの事業活動によって排出さ れる一般ごみは、事業主が、自らの責任において適正 に処理しなければなりません。その処理については、 自ら岩手沿岸南部クリーンセンターに持ち込むか、許 可業者に運搬を依頼する方法があります。 10kgごとに200円 ① 岩手沿岸南部クリーンセンターに自己搬入する方法 ● 受付⽇時︓⽉曜⽇〜⾦曜⽇(⼟・⽇・祝⽇除く。※年末年始はお休みします。) 8:30〜12:00、13:00〜16:30 ● 持込先︓釜石市大字平田第3地割81番地3 ☎ 27-7020 ● 持込方法︓ ・一般ごみ・資源物※・粗大ごみ※を分別してください。 ※資源物は、一般ごみ同様に料⾦が発⽣します。市内 の資源物回収業者に依頼するなど、リサイクルに ご協⼒ください。 ※粗大ごみについても、まだ使うことができる什器 などは、ごみとして出さずにリサイクル店を利⽤ 岩手沿岸南部クリーンセンター することをお勧めします。 ・袋の指定はありませんが、透明か半透明のごみ袋を使⽤してください。 ・持ち込みできるごみの基準については、岩手沿岸南部クリーンセンター(☎ 27-7020) へお問い合わせください。 ② 許可業者に収集運搬を依頼する方法 ● 一般ごみの収集運搬は、裏⾯の一般廃棄物収集運搬許可業者で⾏っています。 ● リサイクルできる資源物の回収は、裏⾯の資源物回収業者にお問い合わせください。 ● リユースできる家具類や不⽤品の処理は、リサイクルショップをご利⽤ください。 【リサイクルショップ】・トップ商会 TEL 25-1910 ・セカンドストリート釜石店 TEL 21-1386 ✔ 事業活動には、事務所、店舗、飲食店、⼯場など営利を目的とするものばかりでなく、 病院、学校、社会福祉施設などの公共サービスなどを⾏っている事業も含みます。 ✔ 事業系ごみは、少量であっても適正に処理を⾏う必要があります。 ✔ 家庭系ごみの集積所に出された事業系ごみは、警告シールを貼り収集しません。また、 不法投棄にあたり「廃棄物処理法」により罰せられます。 ✔ 資源物も、家庭系ごみの集積所に出すことはできません。また、粗大ごみについても、 市で収集しません。 釜石市市民生活部環境課 〒026-8686 釜石市只越町3丁目9番13号 TEL 0193-22-2111内線233 FAX 0193-22-2199 13.衣類等回収の試験事業 釜石市では衣類等を一般ごみで回収していますが、ごみ減量とリサイクルを推進する ために、各地区生活応援センターに「衣類回収ボックス」を設置し、衣類等回収の試験 事業を実施しております。 今後、この試験事業を継続しながら、衣類等の資源物としてのより効果的・効率的な 収集方法等について、検討することとしております。 ○回収品目 回収可能なもの 衣類/服飾雑貨全般 ・衣類(しみが付いたり、破れた衣類可。) ・下着(パンツ、片方しかない靴下含む) ・帽子・バック(ランドセル、キャリーバック除く) ・靴類(片方しかない靴除く)・ベルト 回収できないもの ・ぬいぐるみ ・布団、シーツ等の寝具 ・ストッキング・タオル・カーテン ○出し方 衣類・靴類・バッグ類に分けてから、透明もしくは半透明の袋に入れて出す。 ○これまでの取組み状況 平成26年度の実施結果・・・ 市内仮設団地に「衣類回収ボックス」を常設・期間・巡回設置し、衣類等を回収。 ◆ 実施対象世帯: 市内49仮設団地 2,577世帯 ◆ 総回収量: 5,960kg 常設 (H26.9~H27.3) 戸数 1ヶ月実施 1週間実施 1日実施 139 1422 373 2577 922.3 3,000 280 2,680 1日当たりの回収量(㎏) 4.39 0.07 0.11 1.04 1戸当たりの回収量(㎏) 6.63 2.11 0.75 1.04 回収量(㎏) ◆ 効果: 一戸当たり約2kgのごみ減量及び再資源化 ⇒一般ごみとして処理した場合と比較し、約12万円もの処理経費削減となった。 ◆ 課題 ・仮設団地以外の住民の排出方法の検討。 ・試験事業のなかで、「衣類回収ボックス」を複数の設置方法で実施したとこ ろ、期間・巡回設置では「衣類回収ボックス」の移動や実施日程の調整・周知 などにかかる負担に対して、回収量は伸びなかった。 平成27年度の実施状況・・・ 市内8箇所の各地区生活応援センターに「衣類回収ボックス」を常設し、衣類等を回収。 ◆ 実施対象世帯: 市内全世帯 16,986世帯(H27.7時点) ◆ 回収量(H27.7~H27.10まで) 4,882kg ◆ 課題 ・衣類等を分別項目に加えるための継続した試験事業の展開。 ・「衣類回収ボックス」の増設と衣類収集体制の確保。 9 14.ペットボトル収集(試行)事業 釜石市では、ビン類、缶類、紙類、金属類、小型家電製品類、衣類の資源物分別回収を行って いますが、一層のごみ減量と再資源化を図るためペットボトルの収集(試行)を行うものです。 ■試行予定期間…平成28年7月~平成29年3月 ■試行地域…市内2地域程度 ■収集頻度 …1回/月 ■収集内容等… ●飲料用(清涼飲料、酒類、乳飲料 等) ●調味料用(しょうゆ、めんつゆ、みりん、調理酢 等) とする。 ・ペットボトルは中を水ですすぎ、キャップとラベルは外して出してもらう。 ・油脂を含むものや、洗浄で内容物や臭いを除去できないペットボトル、 キャップ、ラベルは一般ごみ ・透明または半透明の袋で出してもらう。 →収集したペットボトルは、収集運搬業者により 釜石市資源物分別作業所(栗林町)に運搬し、 圧縮梱包処理を行い、日本容器包装リサイク ル協会に引き渡します。 ◎試行状況を調査の上、平成29年度以降の収集体制を検討します。 15.釜石市清掃工場の跡地利用 ■清掃工場解体工事 ・工事期間…平成27年6月1日~平成28年3月22日 ・解体施設…ごみ処理施設、粗大ごみ処理施設及び付帯施設 ■ストックヤードの新設 既存の分別作業所にて処理・保管しているビン・缶などに加え、 新たにペットボトルを処理品目に加え、衣類と合わせ処理・保管 に必要なストックヤード施設・設備を整備します。 ・平成28年7月頃完成見込 ・平屋建 約180㎡ ・プラント設備(ペットボトル圧縮梱包設備)設置 10 16.ごみ処理の課題について ① ごみ処理の有料化について 県内市町村でごみ処理の有料化が実施・検討される中、指定ごみ袋について維持して いくためにごみ減量が必要 ② 分別区分の追加について より一層リサイクルを推進するために将来的には、食品トレイや、その他プラスチック等 の分別の検討が必要(ペットボトルは平成27年度中に試行開始予定) ③ 市民や事業者のごみ減量の意識向上と資源物の分別徹底 市民や事業者に対する啓発活動が必要 ④ ごみ集積所箇所の集約について ごみ集積所の新設抑制、既存のごみ集積所の集約を推進する必要 ⑤ ごみ処理費用の削減について 財政規模が縮小傾向にある中、ごみ処理(収集運搬・中間処理・集塵灰処分)費用縮減 が必要 最終処分場(最終処分) ごみ焼却場(中間処理) ごみ集積所(収集運搬) ごみ 集塵灰 スラグ・メタル再利用 資源物再利用 ごみの処理の流れ 11