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インストールおよび構成ガイド

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インストールおよび構成ガイド
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise
Process Scheduler
バージョン 7.1.1
インストールおよび構成ガイド
SA88-7127-00
(英文原典:SC27-5671-00)
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise
Process Scheduler
バージョン 7.1.1
インストールおよび構成ガイド
SA88-7127-00
(英文原典:SC27-5671-00)
お願い
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 25 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM Tivoli Composite Application Manager Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler バージョン
7.1.1 (プロダクト番号 5724-I45)、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフ
ィケーションに適用されます。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。
原典:
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler
Version 7.1.1
Installation and Configuration Guide
発行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
担当:
トランスレーション・サービス・センター
第1刷 2013.10
© Copyright IBM Corporation 2008, 2013.
目次
第 1 章 エージェントの概要 . . . . . . 1
IBM Tivoli Monitoring . . . . . . . .
モニター・エージェントの機能 . . . . .
本リリースの新機能 . . . . . . . . .
IBM Tivoli Monitoring 環境のコンポーネント
エージェント管理サービス. . . . . . .
ユーザー・インターフェースのオプション .
データ・ソース . . . . . . . . . .
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1
1
1
2
3
3
5
Linux および UNIX のセットアップ . . . .
IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プ
ロジェクトのロードおよびアンロード . . .
PeopleSoft のユーザー名とパスワードを使用した
エージェントの構成 . . . . . . . . .
属性データ・キャッシュの構成 . . . . . .
構成値 . . . . . . . . . . . . . .
リモートでのインストールおよび構成 . . .
. 12
. 13
.
.
.
.
15
17
17
18
第 2 章 エージェントのインストールおよ
び構成 . . . . . . . . . . . . . . . 7
付録. ITCAM for Applications の文書ラ
イブラリー . . . . . . . . . . . . . 21
要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
言語パックのインストール. . . . . . . . . . 7
Windows システムへの言語パックのインストール 8
UNIX または Linux システムへの言語パックのイ
ンストール . . . . . . . . . . . . . . 8
Windows、UNIX、または Linux システムへの言語
パックのサイレント・インストール. . . . . . 9
エージェント固有のインストールおよび構成 . . . 11
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェ
ントのインストール . . . . . . . . . . 11
インストール・アカウント . . . . . . . . 12
前提資料 . . . . . .
関連資料 . . . . . .
Service Management Connect
コミュニティー . . . .
その他の文書の入手先 . .
© Copyright IBM Corp. 2008, 2013
. .
. .
上の
. .
. .
. . . . . .
. . . . . .
Tivoli Monitoring
. . . . . .
. . . . . .
. 21
. 22
. 22
. 22
特記事項 . . . . . . . . . . . . . . 25
商標 . . . . . . . . . . . . . .
プライバシー・ポリシーに関する考慮事項 .
.
.
.
.
. 27
. 27
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . 29
iii
iv
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
第 1 章 エージェントの概要
IBM Tivoli Composite Application Manager Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler (製品コード
P9) は、PeopleSoft Enterprise Process Scheduler (Process Scheduler) をモニターする機能を備えています。
また、このエージェントを使用して、Process Scheduler で基本的なアクションを実行することもできま
す。
IBM® Tivoli® Monitoring は、PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントの基本ソフトウェアで
す。 PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントは、PeopleSoft アプリケーション・ドメインの主
要なリソース (アプリケーション・サーバー、Tuxedo、プロセス・スケジューラー、分析サーバー、および
ドメインと Tuxedo のログ) の可用性、正常性、およびパフォーマンスをモニターします。
IBM Tivoli Monitoring
IBM Tivoli Monitoring を使用すると、企業内のすべてのシステムの可用性とパフォーマンスを 1 つ以上の
指定されたワークステーションからモニターすることができます。また、トレンドの追跡やシステムの問題
のトラブルシューティングに役立つヒストリカル・データを収集することもできます。
IBM Tivoli Monitoring では、以下のタスクを行うことができます。
v 定義済みのシチュエーションまたはカスタム・シチュエーションを使用して管理しているシステムでア
ラートが発行されていないかどうかのモニター。
v 独自のパフォーマンスしきい値の設定。
v アラートにつながる原因の追跡。
v システム状況に関する包括的なデータの収集。
v ポリシーを使用したアクションの実行、作業のスケジュール、および手動タスクの自動化。
Tivoli Enterprise Portal は、IBM Tivoli Monitoring 製品のインターフェースです。 Tivoli Enterprise Portal
に表示される環境の統合ビューを使用すると、パフォーマンスの問題を全社的にモニターして解決すること
ができます。
IBM Tivoli Monitoring と Tivoli Enterprise Portal について詳しくは、 21 ページの『前提資料』にリストさ
れている IBM Tivoli Monitoring の資料を参照してください。
モニター・エージェントの機能
PeopleSoft プロセス・スケジューラーの主要なリソース (バッチ処理、Tuxedo、およびスケジュー
ラーと Tuxedo のログ) の可用性、正常性、およびパフォーマンスをモニターします。
本リリースの新機能
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントのバージョン 7.1.1 では、バージョン 6.2 以降にフィ
ックスパックを含めて以下の機能強化が行われています。
v システム要件に関連する変更。 Software Product Compatibility Reports (http://publib.boulder.ibm.com/
infocenter/prodguid/v1r0/clarity/index.html) でシステム要件に関する情報を参照してください。
v イベント・マッピングの変更をサポートするための更新された kp9.baroc ファイル
© Copyright IBM Corp. 2008, 2013
1
v IBM Prerequisite Scanner のサポートの追加。IBM Prerequisite Scanner は、Tivoli 製品または IBM ソリ
ューションをインストールまたはアップグレードする前にシステム環境を分析するスタンドアロンの前
提条件チェック・ツールです。
|
|
v 新しくバンドルされたエージェント診断スクリプト。これは、レベル 3 サポート用に、詳細な
PeopleSoft インストール機能と構成データを提供します。
重要: このスクリプトは、PeopleSoft のインストール、構成、ユーザー許可、およびシステム・レイアウ
トを記録します。また、このスクリプトは、PeopleSoft エージェントが PeopleSoft 環境をモニターする
ために実行する重要なデータ収集手順についてテストし、レポートを作成します。
|
|
|
IBM Tivoli Monitoring 環境のコンポーネント
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントをインストールしてセットアップすると、Tivoli
Monitoring 用にクライアント、サーバー、およびモニター・エージェントが実装された環境になります。
この Tivoli Monitoring 環境には、以下のコンポーネントが含まれます。
Tivoli Enterprise Portal クライアント
このポータルは、企業の状況を表示してモニターするための Java™ ベースのユーザー・インター
フェースを備えています。
Tivoli Enterprise Portal Server
このポータル・サーバーは、クライアントと Tivoli Enterprise Monitoring Server の間に配置され、
モニター・エージェントからのデータを取得、操作、および分析することが可能です。 Tivoli
Enterprise Portal Server は、すべてのユーザー・データ用の中央のリポジトリーです。
Tivoli Enterprise Monitoring Server
このモニター・サーバーは、モニター・エージェントから受信したアラートを収集して制御するポ
イントとして機能し、パフォーマンス・データと可用性データを収集します。 Tivoli Enterprise
Monitoring Server は、ヒストリカル・データ用のリポジトリーでもあります。
Tivoli Enterprise Monitoring Agent、PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェント
このモニター・エージェントは、データを収集して、そのデータを Tivoli Enterprise Monitoring
Server、Tivoli Enterprise Portal Server、Tivoli Enterprise Portal、Tivoli Data Warehouse、および
Tivoli Integrated Portal に配布します。
同じシステム上でこのエージェントの複数のコピーを稼働することができます。
IBM Tivoli Netcool/OMNIbus
Tivoli Netcool/OMNIbus は、オプションのコンポーネントであり、推奨されるイベント管理コンポ
ーネントです。 Netcool/OMNIbus ソフトウェアは、複雑なネットワークと IT ドメイン・イベン
トをリアルタイムで集中的にモニターするサービス・レベル管理 (SLM) システムです。イベント
情報は、高性能なメモリー内データベースで追跡され、個々に構成可能なフィルターとビューを通
じて特定のユーザーに提供されます。このソフトウェアには自動化機能が組み込まれており、その
機能を使用することにより、管理対象イベントに対してインテリジェントな処理を実行することが
できます。このソフトウェアを使用して、Tivoli Monitoring シチュエーションのイベントを Tivoli
Netcool/OMNIbus に転送することができます。
IBM Tivoli Enterprise Console®
Tivoli Enterprise Console は、オプションのコンポーネントであり、各種のソースからのイベントを
集中的に収集するポイントとして機能します。収集するイベントには、他の Tivoli ソフトウェ
ア・アプリケーションからのイベント、Tivoli パートナー・アプリケーションからのイベント、カ
スタム・アプリケーションからのイベント、ネットワーク管理プラットフォームからのイベント、
2
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
リレーショナル・データベース・システムからのイベントなどが含まれます。これらのイベント
は、Tivoli Enterprise Portal を通じて (イベント・ビューアーを使用して) 表示することができ、
Tivoli Monitoring シチュエーションから Tivoli Enterprise Console コンポーネントに転送すること
ができます。 Tivoli Enterprise Console をまだ使用しておらず、イベント管理コンポーネントが必
要な場合は、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus を使用することを選択できます。
IBM Tivoli Common Reporting
Tivoli Common Reporting は、個別にインストール可能な機能であり、一貫した方法でレポートの
生成とカスタマイズを行える Tivoli ソフトウェアのユーザーが使用することができます。個々の
製品の中には、Tivoli Common Reporting で使用するように設計されたレポートを生成し、一貫性
のあるルック・アンド・フィールを備えたものもあります。
IBM Tivoli Application Dependency Discovery Manager (TADDM)
TADDM は、自動化されたディスカバリー機能と構成トラッキング機能を備えており、アプリケー
ションの複雑さをリアルタイムに把握できるアプリケーション・マップを作成することができま
す。
IBM Tivoli Business Service Manager
Tivoli Business Service Manager コンポーネントは、ビジネス要件に基づいてアラートに効率的に
対処するのに役立つ情報をリアルタイムで提供します。必要な場合は、このコンポーネントを使用
して、サービス・レベルの合意 (SLA) を満たすことができます。 Tivoli Business Service Manager
のツールを使用すると、Tivoli Netcool/OMNIbus のアラートに統合できるサービス・モデルを作成
することができます。また、必要に応じて、SQL データ・ソースからのデータに統合できるサービ
ス・モデルを作成することもできます。他の IBM Tivoli アプリケーション (Tivoli Monitoring や
TADDM など) からのデータにアクセスするには、オプションのコンポーネントを使用する必要が
あります。
エージェント管理サービス
IBM Tivoli Monitoring エージェント管理サービスを使用して、PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エー
ジェントを管理することができます。
エージェント管理サービスは、Windows、Linux、および UNIX 用の IBM Tivoli Monitoring OS エージェ
ントで使用することができます。このサービスは、PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントの
可用性を維持し、製品の状況に関する情報を Tivoli Enterprise Portal に提供するように設計されています。
IBM Tivoli Monitoring V6.2.2 (フィックスパック 2 以降) は、エージェント管理サービスをサポートして
います。エージェント管理サービスについて詳しくは、「IBM Tivoli Monitoring 管理者ガイド」の『エー
ジェント管理サービス』を参照してください。
ユーザー・インターフェースのオプション
基本 IBM Tivoli Monitoring ソフトウェアとその他の統合アプリケーションをインストールすると、さまざ
まなインターフェースが提供され、リソースおよびデータの処理に使用できるようになります。
使用可能なインターフェースを以下に示します。
Tivoli Enterprise Portal ユーザー・インターフェース
Tivoli Enterprise Portal は、デスクトップ・アプリケーションとして実行することも、ブラウザ
ー・アプリケーションとして実行することもできます。 Windows ワークステーションまたは
Linux ワークステーションの場合、クライアント・インターフェースは、Java ベースのグラフィカ
ル・ユーザー・インターフェース (GUI) です。ブラウザー・アプリケーションは、Tivoli
第 1 章 エージェントの概要
3
Enterprise Portal Server と共に自動的にインストールされます。デスクトップ・アプリケーション
は、Tivoli Monitoring インストール・メディア、または Java Web Start アプリケーションを使用
してインストールされます。インターネット・ブラウザーで Tivoli Enterprise Portal ブラウザー・
クライアントを始動するには、Web サーバーにインストールされている特定の Tivoli Enterprise
Portal ブラウザー・クライアントの URL を入力します。
コマンド行インターフェース
Tivoli Monitoring のコマンドを使用して、Tivoli Monitoring のコンポーネントとその構成を管理す
ることができます。 Tivoli Enterprise Console イベント・サーバーまたは Tivoli Netcool/OMNIbus
ObjectServer でコマンドを実行して、エンタープライズ・シチュエーションのイベント同期を構成
することもできます。
「Tivoli Enterprise Monitoring Services の管理」ウィンドウ
Tivoli Enterprise Monitoring Services の管理ユーティリティーのウィンドウを使用して、エージェ
ントを構成したり、自動始動するように指定されていない Tivoli サービスを始動したりできま
す。
IBM Tivoli Netcool/OMNIbus イベント・リスト
Netcool/OMNIbus イベント・リストを使用して、イベントのモニターと管理を行うことができま
す。イベントが作成されるのは、Netcool/OMNIbus ObjectServer がイベント、アラート、メッセー
ジ、またはデータ項目を受信したときです。各イベントは、ObjectServer alerts.status テーブルの行
に表示される情報の列 (またはフィールド) から構成されます。 Tivoli Netcool/OMNIbus Web GUI
は、Web ベースのアプリケーションでもあり、1 つ以上のデータ・ソースからのネットワーク・イ
ベントを処理し、イベント・データを各種のグラフィック形式で表示します。
IBM Tivoli Enterprise Console
Tivoli Enterprise Console を使用すると、組織の IT サービスの最適な可用性を確認することができ
ます。 Tivoli Enterprise Console は、システム、ネットワーク、データベース、およびアプリケー
ションの管理を統合したイベント管理アプリケーションです。 Tivoli Enterprise Console をまだ使
用しておらず、イベント管理コンポーネントが必要な場合は、Tivoli Netcool/OMNIbus を使用する
ことを選択できます。
IBM Tivoli Common Reporting
Tivoli Common Reporting Web ユーザー・インターフェースを使用すると、レポート・パラメータ
ーやその他のレポート・プロパティーを指定して、フォーマットされたレポートの生成、レポート
のスケジュール、およびレポートの表示を行うことができます。このユーザー・インターフェース
は、Tivoli Common Reporting 3.1 用の Dashboard Application Services Hub、および (古いバージ
ョンの) Tivoli Integrated Portal をベースにしています。
IBM Tivoli Application Dependency Discovery Manager
ディスカバリー管理コンソールは、ディスカバリーを管理するための TADDM クライアント・ユ
ーザー・インターフェースです。
IBM Tivoli Business Service Manager
Tivoli Business Service Manager コンソールのグラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用
して、サービス・モデル内のサービスとビジネス要件を論理的にリンクすることができます。サー
ビス・モデルにより、任意の時点における企業のパフォーマンスや一定期間における企業のパフォ
ーマンスが 1 秒ごとにオペレーターに表示されます。
IBM Dashboard Application Services Hub
Dashboard Application Services Hub は、このフレームワークを使用するアプリケーション用の管理
コンソールを提供します。これは Web ベースのコンソールであり、製品共通のタスク・ナビゲー
ションを提供し、複数の製品からのデータを単一ビューに集約し、さまざまな製品のビュー間でメ
4
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
ッセージを受け渡すことができます。このインターフェースは、バージョン 2.2 よりも新しい
Tivoli Integrated Portal コンポーネントに取って代わるものです。
Tivoli Integrated Portal
Tivoli Integrated Portal フレームワークに基づいて作成された Web ベースの製品は、アプリケーシ
ョンの起動が可能な共通のユーザー・インターフェースと情報を共有します。このインターフェー
スのバージョン 2.2 より後のものは、Dashboard Application Services Hub によって置き換えられ
ます。
データ・ソース
モニター・エージェントは、特定のデータ・ソースからデータを収集します。
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントは、以下のソースからデータを収集します。
可用性 エージェントを使用して、アプリケーションおよび関連コンポーネントの可用性を以下の方法でモ
ニターします。
v プロセスの状況をモニターします。
ログ・ファイル
このエージェントは、ファイル・システムを使用してアプリケーションのログ・ファイルやその他
のデータ・ファイルをモニターし、メトリックを収集します。
第 1 章 エージェントの概要
5
6
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
第 2 章 エージェントのインストールおよび構成
エージェントをインストールして構成するには、「IBM Tivoli Monitoring インストールおよび設定ガイ
ド」に記載されているインストールと構成の情報、およびエージェント固有のインストールと構成の情報を
使用する必要があります。
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントをインストールして構成するには、「IBM Tivoli
Monitoring インストールおよび設定ガイド」の『モニター・エージェントのインストール』の手順を、エ
ージェント固有のインストールおよび構成の情報と共に使用します。
応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行う場合は、「IBM Tivoli Monitoring インストール
および設定ガイド」の『IBM Tivoli Monitoring のサイレント・インストールの実行』を参照してくださ
い。
IBM Tivoli Monitoring V6.2.3 以降を使用する新しい IBM Tivoli Monitoring エージェントまたは更新され
た IBM Tivoli Monitoring エージェントは、自己記述型エージェント機能を備えています。そのため、製品
サポートのインストール手順を追加で実行しなくても、インストール後に作動可能な状態になることができ
ます。この機能を利用するには、「IBM Tivoli Monitoring インストールおよび設定ガイド」の『ハブ・モ
ニター・サーバーでの自己記述型エージェント機能の使用可能化』を参照してください。また、「IBM
Tivoli Monitoring 管理者ガイド」の『自己記述型モニター・エージェント』も参照してください。
要件
エージェントをインストールして構成する前に、ご使用の環境で IBM Tivoli Composite Application
Manager Agent for PeopleSoft Enterprise Process Schedulerの要件が満たされていることを確認します。
要件については、IBM Tivoli Composite Application Manager for Applications インフォメーション・センタ
ー (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/tivihelp/...) に記載されているエージェントの前提条件のトピック
を参照してください。 .
システム要件の最新情報については、Software Product Compatibility Reports (http://publib.boulder.ibm.com/
infocenter/prodguid/v1r0/clarity/index.html) を参照し、ITCAM for Applications 製品を検索してください。
言語パックのインストール
言語パックのインストール手順は、使用しているオペレーティング・システムおよびインストール・モード
によって異なります。
エージェント・サポート・ファイルの言語パックを Tivoli Enterprise Monitoring Server、Tivoli Enterprise
Monitoring Agent、および Tivoli Enterprise Portal Server にインストールするときは、本製品が英語でイン
ストールされていることを確認してください。次に、使用しているオペレーティング・システムまたはイン
ストール・モード用の手順に従います。
v
8 ページの『Windows システムへの言語パックのインストール』
v
8 ページの『UNIX または Linux システムへの言語パックのインストール』
v
9 ページの『Windows、UNIX、または Linux システムへの言語パックのサイレント・インストール』
© Copyright IBM Corp. 2008, 2013
7
Windows システムへの言語パックのインストール
Windows システムに言語パックをインストールすることが可能です。
始める前に
最初に本製品が英語でインストールされていることを確認します。
手順
1. 言語パック CD 上の lpinstaller.bat ファイルをダブルクリックして、インストール・プログラムを
開始します。
2. インストーラーの言語を選択して、「OK」をクリックします。
3. 「概要 (Introduction)」パネルで「次へ」をクリックします。
4. 「追加/更新」をクリックして、「次へ」をクリックします。
5. ナショナル・ランゲージ・サポート・パッケージ (NLSPackage) ファイルが配置されるフォルダーを選
択します。通常、NLSPackage ファイルは、インストーラーの実行可能ファイルが配置されている
nlspackage フォルダーに配置されます。
6. 選択したエージェント用の言語サポートを選択して、「次へ」をクリックします。複数の項目を選択す
るには、Ctrl を押しながら、ご希望の言語を選択します。
7. インストールする言語を選択して、「次へ」をクリックします。
8. インストールの概要ページを確認したら、「次へ」をクリックしてインストールを開始します。
9. インストールが完了したら、「完了」をクリックしてインストーラーを終了します。
10. Tivoli Enterprise Portal、Tivoli Enterprise Portal Server、および Eclipse Help Server を再始動します
(これらのコンポーネントがインストールされている場合)。
UNIX または Linux システムへの言語パックのインストール
UNIX または Linux システムに言語パックをインストールすることが可能です。
始める前に
最初に本製品が英語でインストールされていることを確認します。
手順
1. mkdir コマンドを入力して、コンピューター上に一時ディレクトリーを作成します (例: mkdir
dir_name)。ディレクトリーの絶対パスにスペースが含まれていないことを確認します。
2. 作成した一時ディレクトリーに言語パック CD をマウントします。
3. 以下のコマンドを入力して、インストール・プログラムを開始します。
cd dir_name lpinstaller.sh -c install_dir
ここで、install_dir は IBM Tivoli Monitoring のインストール・ディレクトリーです。 UNIX および
Linux システムの場合、このディレクトリーの名前は、通常は /opt/IBM/ITM です。
4. インストーラーの言語を選択して、「OK」をクリックします。
5. 「概要 (Introduction)」パネルで「次へ」をクリックします。
6. 「追加/更新」をクリックして、「次へ」をクリックします。
8
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
7. ナショナル・ランゲージ・サポート・パッケージ (NLSPackage) ファイルが配置されるフォルダーを選
択します。通常、NLSPackage ファイルは、インストーラーの実行可能ファイルが配置されている
nlspackage フォルダーに配置されます。
8. 選択したエージェント用の言語サポートを選択して、「次へ」をクリックします。複数の項目を選択す
るには、Ctrl を押しながら、ご希望の言語を選択します。
9. インストールする言語を選択して、「次へ」をクリックします。
10. インストールの概要ページを確認したら、「次へ」をクリックしてインストールを開始します。
11. インストールが完了したら、「完了」をクリックしてインストーラーを終了します。
12. Tivoli Enterprise Portal、Tivoli Enterprise Portal Server、および Eclipse Help Server を再始動します
(これらのコンポーネントがインストールされている場合)。
Windows、UNIX、または Linux システムへの言語パックのサイレント・
インストール
サイレント・モード・インストール方式を使用して、言語パックをインストールすることが可能です。サイ
レント・モードのインストール・プロセスでは、定義済みの応答ファイルからインストール設定が取得され
ます。ユーザーが情報の入力を求められることはありません。
始める前に
最初に本製品が英語でインストールされていることを確認します。
手順
1.
10 ページの『応答ファイルの例』に示す応答ファイルのテンプレート ITM_Agent_LP_silent.rsp をコ
ピーして貼り付けます。
2. 以下のパラメーター設定を変更します。
NLS_PACKAGE_FOLDER
ナショナル・ランゲージ・サポート・パッケージ (NLSPackage) ファイルがあるフォルダー。通
常、NLSPackage ファイルは、nlspackage フォルダー (例: NLS_PACKAGE_FOLDER =
//tmp//LP//nlspackage) にあります。
PROD_SELECTION_PKG
インストールする言語パックの名前。 1 つの言語パッケージに複数の製品コンポーネントを組
み込むことができます。言語パックの使用可能なコンポーネントの一部のみをインストールす
ることもできます。
BASE_AGENT_FOUND_PKG_LIST
言語サポートをインストールするエージェント。通常、この値は、PROD_SELECTION_PKG と
同じです。
LANG_SELECTION_LIST
インストールする言語。
3. 言語パックを応答ファイルでインストール (サイレント・インストール) するためのコマンドを入力し
ます。
v Windows システムの場合
lpinstaller.bat -f path_to_response_file
v UNIX システムまたは Linux システムの場合
lpinstaller.sh -c candle_home -f path_to_response_file
第 2 章 エージェントのインストールおよび構成
9
ここで、candle_home は IBM Tivoli Monitoring のベース・ディレクトリーです。
応答ファイルの例
#
IBM Tivoli Monitoring Agent Language Pack Silent Installation Operation
#
#This is a sample response file for silent installation mode for the IBM Tivoli
#Monitoring Common Language Pack Installer.
#.
#This file uses the IBM Tivoli Monitoring Common Agent Language Pack with the
#install package as an example.
#Note:
#This response file is for the INSTALLATION of language packs only.
#This file does not support UNINSTALLATION of language packs in silent mode.
#------------------------------------------------------------------------------#------------------------------------------------------------------------------#To successfully complete a silent installation of the the example of Common Agent
#localization pack, complete the following steps:
#
#1.Copy ITM_Agent_LP_silent.rsp to the directory where lpinstaller.bat or
#lpinstaller.sh is located (IBM Tivoli Monitoring Agent Language Pack build
#location).
#
#2.Modify the response file so that it is customized correctly and completely for
#your site.
# Complete all of the following steps in the response file.
#
#3.After customizing the response file, invoke the silent installation using the
#following command:
#For Windows:
#
lpinstaller.bat -f <path_to_response_file>
#For UNIX and Linux:
#
lpinstaller.sh -c <candle_home> -f <path_to_response_file>
#Note:<candle_home> is the IBM Tivoli Monitoring base directory.
#-------------------------------------------------------------------------------#-------------------------------------------------------------------------------#Force silent install mode.
#-------------------------------------------------------------------------------INSTALLER_UI=silent
#--------------------------------------------------------------------------------#Run add and update actions.
#--------------------------------------------------------------------------------CHOSEN_INSTALL_SET=ADDUPD_SET
#--------------------------------------------------------------------------------#NLS Package Folder, where the NLS Packages exist.
#For Windows:
# Use the backslash-backslash(¥¥) as a file separator (for example,
#C:¥¥zosgmv¥¥LCD7-3583-01¥¥nlspackage).
#For UNIX and Linux:
# Use the slash-slash (//) as a file separator (for example,
#//installtivoli//lpsilenttest//nlspackage).
#--------------------------------------------------------------------------------#NLS_PACKAGE_FOLDER=C:¥¥zosgmv¥¥LCD7-3583-01¥¥nlspackage
NLS_PACKAGE_FOLDER=//tmp//LP//nlspackage
#--------------------------------------------------------------------------------#List the packages to process; both variables are required.
#Each variable requires that full paths are specified.
#Separate multiple entries with a semicolon (;).
#For Windows:
#
Use the backslash-backslash(¥¥) as a file separator.
#For Unix and Linux:
#
Use the slash-slash (//) as a file separator.
#--------------------------------------------------------------------------------#PROD_SELECTION_PKG=C:¥¥zosgmv¥¥LCD7-3583-01¥¥nlspackage¥¥KIP_NLS.nlspkg
#BASE_AGENT_FOUND_PKG_LIST=C:¥¥zosgmv¥¥LCD7-3583-01¥¥nlspackage¥¥KIP_NLS.nlspkg
PROD_SELECTION_PKG=//tmp//LP//nlspackage//kex_nls.nlspkg;//tmp//LP//nlspackage//
koq_nls.nlspkg
10
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
BASE_AGENT_FOUND_PKG_LIST=//tmp//LP//nlspackage//kex_nls.nlspkg;//
tmp//LP//nlspackage//koq_nls.nlspkg
#-------------------------------------------------------------------------------#List the languages to process.
#Separate multiple entries with semicolons.
#-------------------------------------------------------------------------------LANG_SELECTION_LIST=pt_BR;fr;de;it;ja;ko;zh_CN;es;zh_TW
エージェント固有のインストールおよび構成
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントをインストールするには、「IBM Tivoli Monitoring イ
ンストールおよび設定ガイド」に記載されているインストールと構成の情報のほかに、このエージェント固
有のインストールと構成の情報を使用します。.
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントのインストールと構成に関連する情報を以下に示しま
す。
v モニター・エージェントのインストール手順
v インストール・アカウント
v
12 ページの『Linux および UNIX のセットアップ』
v IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクトのロードおよびアンロード
v PeopleSoft のユーザー名とパスワードを使用したエージェントの構成
v 属性データ・キャッシュの構成
v 値の構成
v リモートでのインストールおよび構成
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントのインストール
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントをインストールして構成するには、この章の情報と併
せて「IBM Tivoli Monitoring インストールおよび設定ガイド」の手順も参照してください。
手順
1. ご使用のオペレーティング・システムに応じて、以下のいずれかの手順を実行します。
v Linux システムと UNIX システムの場合は、PeopleSoft と同じオペレーティング・システム・アカウ
ントで実行する PeopleSoft モニター・エージェントをインストールします。
v Windows システムの場合は、PeopleSoft と同じオペレーティング・システム・アカウントで実行する
PeopleSoft モニター・エージェントをインストールして構成します。
詳しくは、 12 ページの『インストール・アカウント』を参照してください。
2. オペレーティング・システムが Linux および UNIX の場合は、オペレーティング・システムのログイ
ン環境をセットアップします。
a. PeopleSoft 環境がセットアップされていることを確認します。
ログイン環境のセットアップについて詳しくは、 12 ページの『Linux および UNIX のセットアップ』
を参照してください。
3. PeopleSoft Application Designer クライアントを使用して、提供されている ITM_Query PSAE プログラ
ムを PeopleSoft 環境にロードします。以下の 3 つオプションのいずれかを選択して、モニター・エー
ジェントがシステムをモニターするために使用する PeopleSoft ユーザー ID を構成します。
v 既存のユーザーを使用する。
v 必要な許可を備えたユーザーを手動で作成する。
第 2 章 エージェントのインストールおよび構成
11
v サンプルの ITM_PS ユーザー、ロール、および許可リストをロードする。
必要な許可については、 15 ページの『PeopleSoft のユーザー名とパスワードを使用したエージェントの
構成』を参照してください。また、追加情報については、 13 ページの『IBM Tivoli Monitoring データ
収集 PeopleSoft プロジェクトのロード』を参照してください。
インストール・アカウント
PeopleSoft アプリケーション・サーバーは、Tuxedo 製品を使用してトランザクション管理、メッセージン
グ、および管理を実行します。 Tuxedo 製品では、ファイル・アクセスとプロセス間通信の許可が厳格に
適用されます。そのため、PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェントと PeopleSoft Enterprise プ
ロセス・スケジューラーのエージェントを実行するときは、PeopleSoft システムのインストール時に使用し
たのと同じログイン・アカウントを使用する必要があります。
Linux システムと UNIX システムの場合、PeopleSoft プロセスを実行するときは、PeopleSoft システムで
PeopleSoft 管理者が使用するために特別に作成された資格情報を使用します。 PeopleSoft Enterprise Process
Scheduler エージェントのインストールと実行を行うには、その同じアカウントを使用する必要がありま
す。 PeopleSoft が root ユーザー以外のアカウントで実行されているときに、PeopleSoft Enterprise Process
Scheduler エージェントを root ユーザー・アカウントで実行することはサポートされません。
|
|
|
|
Windows システムでは、PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェント は PeopleSoft プロセス・ス
ケジューラーと同じアカウントで実行する必要があります。Windows の「タスク マネージャー」を使用し
て、PeopleSoft プロセス・スケジューラーのプロセス (psprcsrv.exe など) のアカウントを確認できま
す。
Linux および UNIX のセットアップ
Linux システムと UNIX システム用のオペレーティング・システム・ログイン環境をセットアップしま
す。
UNIX システムのログイン環境
PeopleTools は、PeopleSoft Corporation が独自に作成したソフトウェア開発環境です。 PeopleSoft モニタ
ー・エージェントを実行するには、適切な PeopleTools 環境が必要です。つまり、PeopleSoft ユーザー・ア
カウントのログイン・プロファイルは、PeopleSoft およびデータベースの環境変数に対して適切に設定され
ます。例えば、Oracle データベースに対して PeopleSoft ドメインが実行される場合、ログイン環境では、
Oracle データベース・ライブラリーと PeopleSoft ライブラリーの両方が PATH、LD_LIBRARY_PATH、お
よび LIBPATH に設定されます。通常、この環境をセットアップするには、PeopleSoft psconfig.sh スク
リプトを提供する必要があります。
PeopleSoft モニター・エージェントをインストールするために使用するユーザー・アカウントに、必要な許
可と環境セットアップがあるかどうかをテストするには、コマンド行から以下のコマンドを入力します。
cd $PS_HOME/appserv
./psadmin
環境が正しくセットアップされた場合は、PSADMIN ツールが画面に表示され、以下の出力が生成されま
す。
PSADMIN -- Tools Release: 8.48
Copyright (c) 1988-2005 PeopleSoft, Inc.
All Rights Reserved.
-------------------------------PeopleSoft Server Administration
-------------------------------1) Application Server
12
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
2) Process Scheduler
3) Search Server
q) Quit
Command to execute (1-3, q):
UNIX シェル
PeopleSoft Enterprise アプリケーション・ドメインのエージェントと PeopleSoft Enterprise プロセス・スケ
ジューラーのエージェントは、sh、bash、および ksh の各シェルからオペレーティング・システムのユー
ザー・アカウントを指定して実行することができます。 csh シェルと tcsh シェルは、サポートされていま
せん。
IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクトのロードお
よびアンロード
最後のインストール手順は、IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクトをロードすること
です。
このプロジェクトのロード方法については、『IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクト
のロード』を参照してください。 IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクトを削除する
必要がある場合は、 14 ページの『PeopleSoft データベースからの PeopleSoft エージェント・コンポーネン
トの削除』の情報を参照してください。
新しいバージョンの IBM Tivoli Monitoring または PeopleSoft Enterprise プロセス・スケジューラーのエー
ジェントにアップグレードするときは、古いバージョンの IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft
プロジェクトを削除してから、新しいバージョンをインストールする必要があります。
IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクトのロード
PeopleSoft Enterprise アプリケーション・ドメインのエージェントと PeopleSoft Enterprise プロセス・スケ
ジューラーのエージェントは、PeopleSoft アプリケーション・エンジン・プログラムを通じて PeopleSoft
システムから動的データを収集します。
ITM_QUERY PeopleSoft プロジェクトは、1 つの PeopleSoft アプリケーション・エンジン (PSAE) プログ
ラム、1 つのレコード、および複数の SQL オブジェクトから構成されます。各オブジェクトには、ITM_
という接頭部が付いています。この接頭部により、新規オブジェクトと既存オブジェクトの間で命名の衝突
が起こらないようになっています。ただし、ITM_QUERY プロジェクトをロードする前に、Application
Designer で比較と報告の手順を実行する必要があります。
| PeopleSoft 管理者は、ITM_QUERY プロジェクトを解凍して、PeopleSoft データベースにロードする必要
| があります。ITM_QUERY プロジェクトの PeopleTools 8.48、8.49、8.50、8.51、8.52 および 8.53 バージ
| ョンは、以下の場所のディストリビューション内にあります。
|
v PeopleTools 8.48: ITM Application Engine/8.48/ITM_QUERY_8.48.zip
|
v PeopleTools 8.49: ITM Application Engine/8.49/ITM_QUERY_8.49.zip
|
v PeopleTools 8.50: ITM Application Engine/8.50/ITM_QUERY_8.50.zip
|
v PeopleTools 8.51: ITM Application Engine/8.51/ITM_QUERY_8.51.zip
|
v PeopleTools 8.52: ITM Application Engine/8.52/ITM_QUERY_8.52.zip
|
v PeopleTools 8.53: ITM Application Engine/8.53/ITM_QUERY_8.53.zip
第 2 章 エージェントのインストールおよび構成
13
PeopleSoft データベースからの PeopleSoft エージェント・コンポーネントの削除
PeopleSoft モニター・エージェントをアンインストールする際、インストール・プロセス中に使用されたデ
ータベース内にロードされた PeopleSoft モニター・エージェント・コンポーネントを完全に削除するため
に、追加の手順を実行する必要があります。
重要: PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェント、または PeopleSoft Enterprise プロセス・スケ
ジューラーのエージェント、あるいはその両方のエージェントがインストールされているかどうかにかかわ
らず、これらの手順は一度のみ実行すればかまいません。
手動による ITM_QUERY_PROJ PeopleSoft プロジェクトの削除:
ITM_QUERY プロジェクトを PeopleSoft システムから削除するには、以下のオブジェクトを削除します。
v プロジェクト: ITM_QUERY_PROJ
v アプリケーション・エンジン・プログラム: ITM_QUERY
v レコード: ITM_QUERY_AET
v SQL:
– ITM_ANALYTIC_SERVERS
– ITM_DISTRIBUTION_STATUS_COUNTS
– ITM_INSTALLED_LANGUAGES
– ITM_PMN_SRVRLIST
– ITM_PRCS_REQUEST_LOAD_RANK_24H
– ITM_PRCS_REQUEST_LOAD_RANK_30D
– ITM_PRCS_REQUEST_LOAD_RANK_7D
– ITM_PROCESS_CATEGORY_ACTIVITY
– ITM_PROCESS_REQUEST_TABLE
– ITM_PROCESS_TYPE_ACTIVITY
– ITM_PSSTATUS
– ITM_PURGE_OPTIONS
– ITM_PURGE_RUN_STATUS_OPTIONS
– ITM_RUN_STATUS_COUNTS
– ITM_VERSION
スクリプトによる ITM_QUERY_PROJ PeopleSoft プロジェクトの削除:
ITM_QUERY プロジェクトによって追加されたデータベースの項目を削除するには、
REMOVE_ITM_QUERY Application Designer プロジェクトを使用します。
このタスクについて
REMOVE_ITM_QUERY プロジェクト、およびデータ・ムーバーを削除するスクリプトは、以下の場所のデ
ィストリビューション内にあります。
v PeopleTools 8.48: ITM Application Engine/8.48/ITM_QUERY_8.48.zip
v PeopleTools 8.49: ITM Application Engine/8.49/ITM_QUERY_8.49.zip
v PeopleTools 8.50: ITM Application Engine/8.50/ITM_QUERY_8.50.zip
v PeopleTools 8.51: ITM Application Engine/8.51/ITM_QUERY_8.51.zip
14
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
v PeopleTools 8.52: ITM Application Engine/8.52/ITM_QUERY_8.52.zip
v PeopleTools 8.53: ITM Application Engine/8.53/ITM_QUERY_8.53.zip
手順
1. 有効な PeopleSoft ID (PS など) を指定して、Application Designer を始動します。
2. 「ツール (Tools)」メニューから「プロジェクトのコピー (Copy Project)」 > 「ファイルから (From
File)」を選択します。
3. Peopletools バージョン 8.48、8.49、8.50、8.51、8.52 または 8.53 のフォルダーにナビゲートし、
「REMOVE_ITM_QUERY」 プロジェクト内のプロジェクトを選択します。
4. 「ファイルからコピー (Copy from File)」ウィンドウで「コピー」をクリックします。
5. 「ファイル」メニューで「削除」を選択します。
6. 「定義の削除 (Delete Definition)」ウィンドウで「削除」をクリックします。使用可能なすべてのプロジ
ェクトが表示されます。
7. 「ITM_QUERY_PROJ」を選択して「削除」をクリックした後、削除を確定します。
8. 「REMOVE_ITM_QUERY」を選択して「削除」をクリックした後、削除を確定します。
PeopleSoft のユーザー名とパスワードを使用したエージェントの構成
PSAE を通じて ITM_QUERY アプリケーションを実行するには、モニター・エージェントを構成するとき
に、有効な PeopleSoft ユーザー名 (PSAE_USER) とパスワード (PSAE_PASSWORD) を指定する必要がありま
す。
このタスクについて
PeopleSoft 管理者に相談して、モニター・エージェント用に使用する適切な PeopleSoft アカウントを決定
します。アカウントは、以下の場所から取得することができます。
v 既存のシステム保守アカウント。多くの PeopleSoft システムは、保守操作を実行するためのアカウント
を既に備えています。
v PeopleSoft 管理者がセットアップした新しいアカウント。 PeopleSoft ユーザーには、TLSALL プロセ
ス・グループに対するプロセス・グループ許可を備えた、許可リスト内のロールが必要です。
v エージェントのインストール・メディアに収録された ITM_PS という名前のサンプル・ユーザー、
ITM_PSRL という名前のロール、および ITM_PSPL という名前の許可リスト。これらのオブジェクトは、
2 番目の PeopleSoft プロジェクトとデータ・ムーバー・スクリプトを使用してロードすることができま
す。 ITM_PS ユーザーは、ITM_PSPL という 1 つのロールを備えています。 ITM_PSPL ロールには、
ITM_PSRL という 1 つの許可リストがあります。 ITM_PSPL ロールには、TLSALL プロセス・グループの
みを使用する許可があります。これらの許可により、ITM_PS ユーザーは、コマンド行からアプリケーシ
ョン・エンジンのみを実行する権限を持ちます。 ITM_PS ユーザーには、Web インターフェースを通じ
てアプリケーション・エンジンを実行する許可、Application Designer を使用する許可、データ・ムーバ
ーを実行する許可はありません。
以下の手順を実行して、ITM_PS ユーザーをロードします。
手順
1. ITM_PS ユーザー・プロジェクトをロードします。
2. ITM_PS ユーザー・データ・ムーバー・スクリプトをロードします。 ITM_PS プロジェクトとデータ・ム
ーバー・スクリプトは、以下の場所のディストリビューション内にあります。
v PeopleTools 8.48: ITM PeopleSoft User/8.48/ITM_PS_USER_8.48.zip
第 2 章 エージェントのインストールおよび構成
15
v PeopleTools 8.49: ITM PeopleSoft User/8.49/ITM_PS_USER_8.49.zip
v PeopleTools 8.50: ITM PeopleSoft User/8.50/ITM_PS_USER_8.50.zip
v PeopleTools 8.51: ITM PeopleSoft User/8.51/ITM_PS_USER_8.51.zip
v PeopleTools 8.52: ITM PeopleSoft User/8.52/ITM_PS_USER_8.52.zip
v PeopleTools 8.53: ITM PeopleSoft User/8.53/ITM_PS_USER_8.53.zip
PeopleSoft プロジェクトは、ITM_PS サブディレクトリー内にあります。 import_itm_ps.dms データ・
ムーバー・スクリプトは、DMS サブディレクトリー内にあります。 import_itm_ps.dms スクリプトの第
2 行では、itm_ps.dat ファイルが参照されています。データ・ムーバーが同じ作業ディレクトリーから
実行されていない場合は、このファイル参照を itm_ps.dat ファイルの絶対パスに変更することが必要
になる場合があります。プロジェクトとデータ・ムーバー・スクリプトは、両方ともインポートする必
要があります。これは、各スクリプトが ITM_PS、ITM_PSRL、および ITM_PSPL オブジェクトの一部
しかロードせず、独立して機能しないためです。
3. ITM_PS ユーザー・パスワードのデフォルト値は password です。 ITM_PS ユーザー・パスワードは、よ
り安全なパスワードに変更してください。
4. ITM_PS ユーザーのシンボリック ID を変更します。 (ユーザー・プロファイルの「ログオン情報」セク
ションにある) ユーザーのシンボリック ID には、モニター対象の PeopleSoft アプリケーションの名前
を設定する必要があります。この ID を適切に設定するまで、ITM_PS ユーザーは ITM_QUERY アプリ
ケーションを実行できない場合があります。
ITM_PS ユーザーの削除
REMOVE_ITM_PS プロジェクト、および delete_itm_user.dms データ・ムーバー・スクリプトは、この
バージョンまたは以前のバージョンの PeopleSoft モニター・エージェントと共にインストールされた
ITM_PS ユーザー・ロールを削除することを目的としています。以下の手順を実行すると、ITM_PS ユーザ
ー・ロールがシステムから完全に削除されます。
このタスクについて
REMOVE_ITM_PS プロジェクト、およびデータ・ムーバーを削除するスクリプトは、以下の場所のディス
トリビューション内にあります。
v PeopleTools 8.48: ITM PeopleSoft User/8.48/ITM_PS _8.48.zip
v PeopleTools 8.49: ITM PeopleSoft User/8.49/ITM_PS _8.49.zip
v PeopleTools 8.50: ITM PeopleSoft User/8.50/ITM_PS _8.50.zip
v PeopleTools 8.51: ITM PeopleSoft User/8.51/ITM_PS _8.51.zip
v PeopleTools 8.52: ITM PeopleSoft User/8.52/ITM_PS _8.52.zip
v PeopleTools 8.53: ITM PeopleSoft User/8.52/ITM_PS _8.53.zip
PeopleSoft Application Designer 内で以下の手順を実行します。
手順
1. 有効な Peoplesoft スーパーユーザー ID (PS など) を指定して、Application Designer を始動します。
2. 「ツール (Tools)」メニューから「プロジェクトのコピー (Copy Project)」 > 「ファイルから (From
File)」を選択します。
3. PeopleTools バージョン 8.48、8.49、8.50、8.51、8.52、または 8.53 の「REMOVE_ITM_PS」プロジェ
クトを選択します。
4. 「ファイルからコピー (Copy from File)」ウィンドウで「コピー」をクリックします。
16
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
5. 「ファイル」メニューで「削除」を選択します。
6. 「定義の削除 (Delete Definition)」ウィンドウで「削除」をクリックします。使用可能なすべてのプロジ
ェクトが表示されます。
7. 「ITM_PS」を選択して「削除」をクリックした後、削除を確定します。
8. 「REMOVE_ITM_PS」を選択して「削除」をクリックした後、削除を確定します。
remove スクリプトの実行方法:
このタスクについて
remove スクリプトを実行するには、Peoplesoft データ・ムーバー・ユーティリティーを使用して、以下の
手順を実行します。
手順
1. インストール・メディアにある delete_itm_ps.dms ファイルを作業ディレクトリー (C:¥dmsdelete な
ど) にコピーします。
2. データ・ムーバー・ユーティリティーを始動した後、有効な PeopleSoft スーパーユーザー ID (PS な
ど) を指定してログインします。
3. データ・ムーバー・ユーティリティーで delete_itm_ps.dms ファイルを開きます。「ファイル」 >
「オープン」 > C:¥dmsdelete¥delete_itm_ps.dms を選択します。
4. Set log および Set output の後に作業ディレクトリーのパスを追加します。
5. 青信号アイコンをクリックして、スクリプトを実行します。
属性データ・キャッシュの構成
PeopleSoft Enterprise Process Scheduler エージェント により収集される属性の大半は、リアルタイムでは
提供されません。その代わりに、属性は収集されると、別の収集サイクルが開始するまでキャッシュに入れ
られます。
属性を収集する頻度を調整するには、DATA_COLLECTION_INTERVAL 構成オプションを使用します。
DATA_COLLECTION_INTERVAL では、属性収集サイクル間の分数を指定します。デフォルトの頻度は
10 分であり、最小の頻度は 1 分です。
モニター・エージェントの可用性およびログ・ファイル・モニター・コンポーネントで収集されるデータ
は、リアルタイムで収集されます。他の属性はすべてキャッシュに入れられます。
構成値
ローカル構成とリモート構成の両方について、エージェントを作動させるための構成値を指定します。
エージェントを構成するときは、パネルが表示され、それぞれの値を入力することができます。デフォルト
値が存在するときは、その値がフィールドに事前に入力されています。フィールドがパスワードを表す場合
は、2 つの入力フィールドが表示されます。各フィールドに同じ値を入力する必要があります。セキュリテ
ィーを維持するため、入力した値は表示されません。
このエージェントの構成は、以下のグループに編成されています。
基本 (PEOPLESOFT_SCHEDULER)
基本構成値
このグループに定義されている構成エレメントは、エージェントの構成に必ず存在しています。
このグループでは、エージェント全体に適用される情報が定義されています。
第 2 章 エージェントのインストールおよび構成
17
エージェントのログ・レベル (JAVA_TRACE_LEVEL)
PeopleSoft スケジューラー・エージェントのログ・レベル。
タイプは、「オフ」、「エラー」、「警告」、「情報」、「デバッグ」のいずれかの値で
す。
この値は必須です。
デフォルト値は「警告」です。
PeopleSoft アプリケーション・エンジン (PSAE) パスワード (KP9_PSAE_PASSWORD)
ITM エージェントが使用する PSAE ユーザー・アカウントの PeopleSoft アプリケーショ
ン・エンジン (PSAE) パスワード。
タイプはパスワードです。
この値は必須です。
デフォルト値は「なし」です。
PeopleSoft アプリケーション・エンジン (PSAE) ユーザー名 (KP9_PSAE_USER)
PeopleSoft エージェントで使用するように構成された PeopleSoft アプリケーション・エン
ジン (PSAE) ユーザー名。
タイプはストリングです。
この値は必須です。
デフォルト値は「なし」です。
プロセス・スケジューラーの psprcs.cfg ファイルの完全修飾パス (KP9_PS_SERVER_CFG)
プロセス・スケジューラーの構成ファイル (psprcs.cfg) の完全修飾パス。
タイプはストリングです。
この値は必須です。
デフォルト値は「なし」です。
PeopleSoft ホーム (PS_HOME)
PeopleSoft ホーム・ディレクトリーのパス。
タイプはストリングです。
この値は必須です。
デフォルト値は「なし」です。
リモートでのインストールおよび構成
モニター・エージェントを Tivoli Enterprise Portal またはコマンド行からリモート・インストールすること
が可能です。
エージェントをリモート・インストールするときは、エージェントを作動させるための構成値を指定する必
要があります。 17 ページの『構成値』を参照してください。
ポータルからインストールするには、「IBM Tivoli Monitoring インストールおよび設定ガイド」を参照し
てください。
Tivoli Enterprise Portal を通じてエージェントをリモートでインストールまたは構成するには、そのエージ
ェント用のアプリケーション・サポートをインストールする必要があります (Tivoli Enterprise Monitoring
18
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
Server、Tivoli Enterprise Portal Server、および Tivoli Enterprise Portal)。また、エージェントのバンドルを
リモート・デプロイ・デポにインストールする必要もあります。
configureSystem コマンドまたは addSystem コマンドで使用可能な構成オプションの表示方法について
は、「IBM Tivoli Monitoring コマンド・リファレンス」の『tacmd describeSystemType』を参照してくださ
い。
Windows オペレーティング・システムでコマンド行からコマンドを使用してリモートでインストールと構
成を行う例を以下に示します。
tacmd addSystem -t P9 -n Primary:sample.node.name:NT
-p PEOPLESOFT_SCHEDULER.JAVA_TRACE_LEVEL=value
PEOPLESOFT_SCHEDULER.KP9_PSAE_PASSWORD=value
PEOPLESOFT_SCHEDULER.KP9_PSAE_USER=value
PEOPLESOFT_SCHEDULER.KP9_PS_SERVER_CFG=value
PEOPLESOFT_SCHEDULER.PS_HOME=value
INSTANCE="inst1"
第 2 章 エージェントのインストールおよび構成
19
20
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
付録. ITCAM for Applications の文書ライブラリー
ITCAM for Applications の使用法に関して、さまざまな資料が用意されています。
これらの資料へのアクセス方法と使用方法については、『マニュアルの使用法』 (http://pic.dhe.ibm.com/
infocenter/tivihelp/v61r1/topic/com.ibm.itm.doc_6.3/common/using_publications.htm) を参照してください。
以前のバージョンの製品の資料を探すには、「目次」ペインの製品名の下にある「前のバージョン」をクリ
ックします。
本製品の文書は、ITCAM for Applications インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/
infocenter/tivihelp/v24r1/topic/com.ibm.itcama.doc_7.2.1/welcome_apps721.html)にあります。
v クイック・スタート・ガイド
v オファリング・ガイド
v ダウンロードの説明
v 前提条件へのリンク
v 各エージェントのインストールおよび構成ガイド
v 各エージェントの参照情報へのリンク
v 各エージェントのトラブルシューティング・ガイドへのリンク
前提資料
エージェントに関する情報を有効に利用するには、いくつかの前提知識が必要です。
前提知識を得るには、IBM Tivoli Monitoring インフォメーション・センター (http://pic.dhe.ibm.com/
infocenter/tivihelp/v61r1/index.jsp)にある以下の情報を参照してください。
v IBM Tivoli Monitoring 管理者ガイド
v IBM Tivoli Monitoring インストールおよび設定ガイド
v IBM Tivoli Monitoring 分散システム用高可用性ガイド
v IBM Tivoli Monitoring: オペレーティング・システム・エージェントとウェアハウス・エージェントのイ
ンストールおよび構成ガイド
v IBM Tivoli Monitoring: エージェントレス OS モニター、ログ・ファイル・エージェント、System p エ
ージェント、Systems Director Base エージェントのユーザーズ・ガイド
v IBM Tivoli Monitoring Agent Builder ユーザーズ・ガイド
v IBM Tivoli Monitoring コマンド・リファレンス
v IBM Tivoli Monitoring: メッセージ
v IBM Tivoli Monitoring トラブルシューティング・ガイド
v IBM Tivoli Monitoring: オペレーティング・システム・エージェントとウェアハウス・エージェントのリ
ファレンス
v IBM Tivoli Monitoring: オペレーティング・システム・エージェントとウェアハウス・エージェントのト
ラブルシューティング・ガイド
v Tivoli Enterprise Portal ユーザーズ・ガイド
© Copyright IBM Corp. 2008, 2013
21
関連資料
関連するインフォメーション・センター内の資料を参照することにより、役立つ情報が得られます。
以下のインフォメーション・センターを参照してください。これらのインフォメーション・センターは、
Tivoli Documentation Central (https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=en#!/wiki/Tivoli
%20Documentation%20Central) にアクセスすることにより、見つけることができます。
v Tivoli Monitoring
v Tivoli Application Dependency Discovery Manager
v Tivoli Business Service Manager
v Tivoli Common Reporting
v Tivoli Enterprise Console
v Tivoli Netcool/OMNIbus
Service Management Connect 上の Tivoli Monitoring コミュニティー
Service Management Connect (SMC) は、コミュニティーによって編成される技術情報のリポジトリーで
す。
Service Management Connect (https://www.ibm.com/developerworks/servicemanagement) にアクセスしてくださ
い。
Tivoli 製品については、Application Performance Management コミュニティー (http://www.ibm.com/
developerworks/servicemanagement/apm/index.html) を参照してください。
サービス管理の専門家とつながり、共に学び、情報を共有することができます。また、自分の視点と専門技
術を提供する開発者および製品サポート技術者にアクセスすることができます。 SMC は、以下の目的の
ために使用することができます。
v Tivoli 製品の他のユーザーと IBM 開発者との間での透過的な開発、および進行中のオープンな取り組み
に関わる。初期設計、短いデモ、製品ロードマップ、およびプレリリース・コードにアクセスすること
ができます。
v 専門家と 1 対 1 でつながり、Tivoli および (コミュニティー名をここに入力) コミュニティーに関して
共同作業を行い、ネットワークを構築する。
v ブログを読み、他人の専門技術や経験から学ぶ。
v Wiki とフォーラムを使用して、より広いユーザー・コミュニティーと共同作業を行う。
その他の文書の入手先
その他の入手先からモニター製品に関する追加の技術文書を取得することができます。
モニター製品に関する技術文書については、以下の入手先を参照してください。
v IBM Integrated Service Management Library (http://www.ibm.com/software/brandcatalog/ismlibrary/)。統合に
関する文書とその他のダウンロード可能な製品拡張機能を含むオンライン・カタログです。
v IBM Redbook 資料 (http://www.redbooks.ibm.com/)。プラットフォームとソリューションの観点から製品
に関する情報を提供する Redbooks® 資料、Redpaper、および Redbooks 技術情報が含まれています。
22
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
v 技術情報 (http://www.ibm.com/support/entry/portal/software)。製品の既知の制限および回避方法に関する最
新情報が記載されています。IBM ソフトウェア・サポート Web サイトを通じて検索することができま
す。
付録. ITCAM for Applications の文書ライブラリー
23
24
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、本書に記載の製品、サービ
ス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、お
よび機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、または
サービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意
味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の
製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの
操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があ
ります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありま
せん。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
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は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログ
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25
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契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供され
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の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた
可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さ
らに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様
は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースか
ら入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関す
る実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問
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に、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。こ
れらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然に
すぎません。
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ムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。従って IBM は、これらのサンプル・プログ
ラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。お
客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プ
ログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことな
くこれを複製し、改変し、配布することができます。
それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次のよう
に、著作権表示を入れていただく必要があります。
© IBM 2009. このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。© Copyright
IBM Corp. 2009. All rights reserved.
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ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は表示されない場合があります。
商標
IBM、IBM ロゴおよび ibm.com® は、世界の多くの国で登録された International Business Machines
Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合
があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧く
ださい。
インテル、Intel、Intel ロゴ、および Xeon は、Intel Corporation または子会社の米国およびその他の国にお
ける商標または登録商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国におけ
る商標または登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。
Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
プライバシー・ポリシーに関する考慮事項
サービス・ソリューションとしてのソフトウェアも含めた IBM ソフトウェア製品 (「ソフトウェア・オフ
ァリング」) では、製品の使用に関する情報の収集、エンド・ユーザーの使用感の向上、エンド・ユーザー
との対話またはその他の目的のために、Cookie はじめさまざまなテクノロジーを使用することがありま
す。多くの場合、ソフトウェア・オファリングにより個人情報が収集されることはありません。 IBM の
「ソフトウェア・オファリング」の一部には、個人情報を収集できる機能を持つものがあります。ご使用の
「ソフトウェア・オファリング」が、これらのCookie およびそれに類するテクノロジーを通じてお客様に
よる個人情報の収集を可能にする場合、以下の具体的事項を確認ください。
このソフトウェア・オファリングは、展開される構成に応じて、セッション管理、認証、およびシングル・
サインオン構成の目的のために、それぞれのお客様のユーザー名を、セッションごとの Cookie を使用して
収集する場合があります。これらの Cookie を無効にすることはできません。
この「ソフトウェア・オファリング」が Cookie およびさまざまなテクノロジーを使用してエンド・ユーザ
ーから個人を特定できる情報を収集する機能を提供する場合、お客様は、このような情報を収集するにあた
って適用される法律、ガイドライン等を遵守する必要があります。これには、エンドユーザーへの通知や同
意の要求も含まれますがそれらには限られません。
このような目的での Cookie を含む様々なテクノロジーの使用の詳細については、『IBM オンラインでの
プライバシー・ステートメント』(http://www.ibm.com/privacy/details/jp/ja) の『クッキー、ウェブ・ビーコ
ン、その他のテクノロジー』および「IBM Software Products and Software-as-a-Service Privacy
Statement」(http://www.ibm.com/software/info/product-privacy) を参照してください。
特記事項
27
28
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
索引
日本語, 数字, 英字, 特殊文字の順に配列されてい
ます。なお, 濁音と半濁音は清音と同等に扱われて
います。
資料 (続き)
技術情報
前提条件
22
21
IBM Tivoli Monitoring
21
Integrated Service Management Library
22
[ア行]
Redbooks 22
Service Management Connect
インストール
SMC
参照: Service Management Connect
11
インストール・アカウント
エージェント 7
リモート
12
前提資料 21
属性データ・キャッシュ
18
IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクト
ロードおよびアンロード
Linux 12
UNIX
構成
17
13
[タ行]
12
インターフェース
ユーザー 3
エージェント
データ収集 5
データ収集 PeopleSoft プロジェクト
参照: IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロ
ジェクト
機能 1
エージェント管理サービス 3
応答ファイルのテンプレート 7
オペレーティング・システム
22
データ・ソース
5
7
[ハ行]
[カ行]
概要
IBM Tivoli Monitoring
1
技術情報 22
機能拡張 1
言語パック 7
インストール 7
サイレント・インストール 7
言語パックのインストール 7
言語パックのサイレント・インストール
構成 11
値 17
インストール後 11
エージェント 7
属性データ・キャッシュ 17
フィールド 17
リモート 18
コマンド
tacmd addSystem 18
コンポーネント 2
IBM Tivoli Monitoring 2
[サ行]
サイレント・インストール
資料 21, 22
関連する 22
プライバシー・ポリシー
文書
参照: 資料
本リリースの新機能 1
27
[マ行]
モニター・エージェントのインストール
モニター・エージェントの構成 7, 11
7, 11
7
[ヤ行]
ユーザー・インターフェースのオプション
要件 7
3
[ラ行]
リモート
インストールおよび構成
ログイン環境
UNIX システム 12
18
C
7
© Copyright IBM Corp. 2008, 2013
Cookie
27
29
I
IBM Tivoli Monitoring
2
概要 1
IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクト
ロード
13
ロードおよびアンロード
13
IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクトの
アンロード 13
IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロジェクトの
ロード 13
Integrated Service Management Library の文書 22
ITM データ収集 PeopleSoft プロジェクト
参照: IBM Tivoli Monitoring データ収集 PeopleSoft プロ
ジェクト
ITM_PS ユーザー
削除
16
ITM_QUERY_PROJ PeopleSoft プロジェクト
削除
手動 14
スクリプト
14
L
Linux および UNIX のセットアップ
12
P
PeopleSoft エージェント・コンポーネント
削除 14
R
Redbooks
22
S
Service Management Connect 22
SMC
参照: Service Management Connect
SMC 上の Application Performance Management コミュニティ
ー 22
T
tacmd addSystem コマンド
18
U
UNIX システム
シェル 13
ログイン環境
30
12
ITCAM Agent for PeopleSoft Enterprise Process Scheduler インストールおよび構成ガイド
Printed in Japan
SA88-7127-00
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