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出張講義の要点

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出張講義の要点
●出張講義の要点
基礎知識なしに聞ける体験講義を学科ごとに多彩に用
●出張講義のお申し込み方法
意しました。講義テーマも学科の特色を活かしたもの
お申し込みは開催予定日の4週間前ま
を設定。スムーズに技術・芸術の世界へナビゲートし
でに入 試 課(096−326−6810)
ます。「分かりやすく、丁寧に、思いやりを込めて」と
まで、ご連 絡ください。講 義 料・交
いう本学の指導方針そのままに、ベテランの教員が親
通費等は不要です。なお都合により、
身にレクチャー。大学における授業の雰囲気、授業ス
日時・講師の変更をお願いする場合
タイルをリアルに体感できる内容になっています。文
があります。
系の高校生にも好評です。
○○高校:○月○日に出張講義を希望
:対象は工業化学科+理数科の生徒
:内容は大学側にお任せします。
崇城大学:○月○日の日程は問題ありません。
崇城大学:○月○日の時間帯はいかがでしょうか。
出張講義
○○高校:時間帯は○○高校の総合的な学習の時間を
利用して行いたいと考えてます。
:毎週○曜日の14:00∼14:50
(50分間)を
考えております。
崇城大学:では、
50分の授業時間に合わせて講義を決めましょう。
:対象が工業化学科+理数科の生徒さんですので、本学の
ナノサイエンス学科の講義はいかがでしょうか。
:高校生へもわかりやすい講義をそろえてますので、理系
離れが進む中で、より、興味がわくような内容になるので
はないでしょうか。
○○高校:いいですね。では、そのようにしましょう。
崇城大学:担当者が決まり次第、準備機材等をお知らせいたします
ので、よろしくお願いします。
上記のような流れで、出張講義の内容が決まりました。
例:ナノサイエンス学科 講義内容A(ナノテクノロジーが拓く未来社会)
担当:崇城大学工学部ナノサイエンス学科○○先生
高校側に準備していただきたいもの:プロジェクタ、スクリーン
7
詳しい内容は
8
P A G E
SOJO UNIVERSITY
崇城大学出張講義内容一覧
工 学 部
1 機械工学科
A エンジンとエネルギー・環境問題 ∼高効率アルコールエンジンの開発∼
石油枯渇や地球温暖化といったエネルギー・環境問題と現代の私たちの生活との関係について易しく解説します。これら地
球規模の問題解決を目指し、再生可能な植物バイオマス由来のアルコールを燃料とする高効率エンジンの確立に向けた研
究について紹介します。また、講義では紙や試験管など身近なものを使って実際に実験しながら、現行ハイテク技術も動作
原理は簡単であることを知ってもらい、自然科学の楽しさに触れてもらいます。
■時間:∼120分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: ①プロジェクタ ②スクリーン
③ビーカー (300cc程度) ④試験管 ⑤アルコールランプ
※①、③∼⑤は持参することもできます。 ③および④は概ね2人に各1個ご準備ください。
B 光による形状測定
日常生活では、多くの場合、測定対象に測定器を接触させ、長さ、角度、重さなどの基本量を測定します。その一方、複
雑な形状を立体的に測定したいという工業的ニーズに応えるためには光学的手法による測定が多用されます。主に、この
光学的手法による非接触3次元形状測定法について説明します。
■時間:∼60分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
C 環境に優しいハイテク素材の活用法
ユニークな機能性材料として注目される「生きているような賢い形状記憶合金」と「水あめのように伸びる超塑性合金」
の基本的特性や不思議な魅力を簡単な実験を交えて説明します。さらに、これらのハイテク合金の身近な応用例について
紹介し、新しい機械材料に潜む優れた能力はアイデア次第で未来の省エネにも役立つ可能性があることを解説します。
■時間:∼60分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、
ガラスビーカー(500ml、2個)、水、電気ポット(沸騰湯入り)、延長コード
出張講義
D 爆薬を用いた新しいものづくり
崇城大学では、爆薬を爆発させたときに発生する衝撃波を利用した材料加工について研究を行っています。材料に強い衝
撃波が作用する時、通常の加工法とは異なる思いがけない現象が生じ、それが新しいものづくり技術へとつながります。こ
のような実験施設は他大学にはないため、他では真似できない非常にユニークで特色ある研究ができます。ここでは、崇
城大学の実験施設の紹介と、原理や実験について説明します。
■時間:∼50分程度 ■人数:20名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
E 1/9000秒の世界に挑む
超スロー再生が可能な高速度カメラを用いて、身近にあっても肉眼では捉えることのできない高速現象の世界を覗いてみま
しょう。ライターに火がつく瞬間やミルククラウンなど自然界には幻想的で美しい世界がたくさんあります。また、1/9000
秒という非常に短い時間内に起きる現象の制御を目指した「高効率アルコールエンジンの開発に向けた基礎研究」につい
て紹介します。
■時間:∼120分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: ①プロジェクタ ②スクリーン
③ビーカー (300cc程度) ④試験管 ⑤アルコールランプ
※①、③∼⑤は持参することもできます。 ③および④は概ね2人に各1個ご準備ください。
2 ナノサイエンス学科
A ナノテクノロジーが拓く未来社会
原子や分子をナノメートル(10億分の1メートル)のスケールで制御する技術、すなわち「ナノテクテクノロジー」により
新素材が生まれ、ライフスタイルを大きく変えようとしています。ディスプレー、半導体、医薬の世界に革命を起こしたナノ
テクについて解説するとともに、ナノテクが拓く夢の未来社会について語り合いましょう。
■時間:∼60分程度 ■人数:無制限
■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、マイク、可能であれば暗幕等で教室を暗くできる環境
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SOJO UNIVERSITY
崇城大学出張講義内容一覧
B 身のまわりのナノサイエンス
ナノサイエンスは知らないうちに私たちの身のまわりで活躍していることを解説します。
電子材料や様々な機能性材料に用いられ、ハイテク社会を支える希少金属(レアメタル)について、材料開発や資源確保
の観点から解説し、この分野におけるナノサイエンスの役割について理解を深めます。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
C エネルギーとリサイクルとナノサイエンス
21世紀は「環境」の時代!ナノサイエンスが支えるエネルギー・リサイクル問題について実験・回覧サンプル・映像を
交えながら解説します。
題材としては、(1)ペットボトルのリサイクル(2)バイオディーゼル油の現状と将来性(3)燃料電池などの新エネル
ギーについてがあります。また、希望の内容がありましたら、相談も可能です。
■時間:時間は希望に合わせることが可能です。 ■人数:200名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
3 エコデザイン学科
A 持続可能な低炭素社会構築のためのまちづくり・むらづくり
なぜ低炭素社会が必要なのか、地球環境や他の環境問題を含めて説明し、低炭素社会を実現するためにはどうすれば
いいのか「まち」や「むら」といった社会づくりの視点から概説します。
■時間:∼90分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、準備が可能であればレーザーポインタ
B 低炭素社会をデザインする
低炭素社会実現の一形態として、自然循環型のバイオマスタウンについて解説し、それに携わっている立場から、その可
能性と問題点について講義します。
出張講義
■時間:∼60分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、PC
C ISO14001に基づく環境活動
環境マネジメントに関する国際規格であるISO14001の概観を説明し,組織の環境マネジメントシステムの構築及び実施・
運用について,講義を行います。主な内容として,ISO14001の要求事項に基づいた企業の環境活動から、具体的な
事例を取り上げて説明を行います。
■時間:∼60分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、PC
D 環境問題と問題の視点と枠組
急激に悪化する地球温暖化・資源エネルギー問題を始め、いまや「人類の最大課題」と称される環境問題に対する認識
を深め、対応を実践することは、「環境の世紀」を生きるすべての現在世代の責務といえます。本講義では多様で複雑な
地球環境問題への視点と枠組をテーマに、なぜ環境問題が発生するのか、持続可能な未来はどのようにデザインされるか
等々について、未来を生きる若い世代つまり高校生の皆さんに話題を提供しつつ、共に考えたいと思います。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、PC
E 資源・エネルギー問題
われわれは普段、資源やエネルギー問題を単に消費者として認識しているにすぎません。そこで、資源やエネルギーの生
産や流通の過程を知ることによって問題の本質に迫ります。身近な問題として省エネルギーや再生可能エネルギーの活用
がいかに大切かを理解できることと思います。
■時間:∼60分 ■人数:50名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、駐車場
F 地球温暖化と生物多様性
生物多様性をビオトープなどを例にわかりやすく説明し、地球温暖化の生物多様性への影響もあわせて解説します。
■時間:要相談 ■人数:要相談 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
9
4 建築学科
A 明るさと物の見え方
人は目に入る光を通して物を見ることができます。そのため、光が無いと見えませんし、暗いと見えづらくなります。人
は目に入る光の量の違いで、物の明るさと色の違いを感じることができます。人の目の見るしくみ、目の盲点、物を見や
すくする条件、目の順応過程、年齢による見え方の違い、色の不思議、錯覚・錯視などについてスライドや簡単な道具
を使ってやさしく説明します。
■時間:∼90分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
B 世界のおもしろ住宅
生活の基本である衣・食・住。そのなかで、住・住まいに関して考えたことがありますか。
住まいのかたちは何によって決まっているのでしょうか。
自分で住まいをつくるとしたら何を一番に考えますか。
世界のいろいろな住宅や皆さんが住んでいる日本の住宅を取り上げて、その成り立ちを考えます。
■時間:∼90分程度 ■人数:50名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
C 建築デザインの発想
家は三角屋根!
?ビルは四角形!
?様々な建築デザインを通して、建築の面白さを伝えたい。これがこの講義の狙いです。前
半は、建築家がどのように建築デザインを考えたのか?デザインのヒントを紹介した後、生徒さんに発想・スケッチして頂き、
自分の発想と建築家の発想との比較を通して、驚きや感心を抱いて頂ければと考えています。後半は、研究室が取り組ん
でいるデジタルな装置を用いた建築デザインを紹介します。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、ビデオデッキ
出張講義
D 持続可能な社会と建築
地球環境問題に代表される持続可能な社会の構築が今日強く求められています。そのためには、低炭素社会、循環型社会
および環境共生社会の3社会の共存・調和が必要です。本講義では、なぜ持続可能な社会の構築が必要なのか、また、
それを実現するためには、どのように3つの社会を実現しなければならないのか、建築の視点から分かりやすく解説します。
■時間:∼50分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
5 宇宙航空システム工学科
A 航空機用ジェットエンジンの技術
大型旅客機、ヘリコプターなどに使用されている各種のジェットエンジンについて説明します。内容は、1.推進原理、
2.基本的構造、
3.設計・開発の概要、
4.開発試験、
5.運用などについて初心者にもわかり易いように説明します。説明は、
パワーポイントを主体にして、図による説明を行うが、試験、運用についてはわかりやすいように動画も使用します。
■時間:∼90分程度 ■人数:50名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、スピーカ
B 空飛ぶコンピュータ
航空の歴史の中で、近年著しく発達してきたのが航空機に搭載しているエレクトロニクス・システムです。この技術の変遷
とその概要を説明すると共に、これらが実際にどのように使われているかを、アメリカを離陸し太平洋を越え日本への飛行
を例にあげ具体的に説明します。また、今後の実現が間近な新しいシステムについても分かりやすく解説します。
■時間:∼60分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
C ロケットに夢を乗せて
宇宙用ロケット推進の原理、どの程度の速度まで加速するのか、その加速のためにロケットエンジンになされている工夫に
ついて話します。更に、このロケットが将来にどのような夢を開くのかについても話します。
■時間:∼60分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン
10
SOJO UNIVERSITY
崇城大学出張講義内容一覧
D 飛行機は誰が操縦してる?
最新鋭の航空機には誘導制御技術が不可欠です。誘導制御技術により、航空機をより安定にしたり、操縦しやすくしてい
ます。電化製品、自動車、ロボットなど現代の多くの機器に使われている制御技術の凄さを簡単な実験装置を用いてお見
せします。また、制御技術の塊のような新型航空機の飛行の様子も紹介します。時間があれば、航空機の事故・故障の一
例とその状況でも飛び続けるための制御技術を紹介します。
■時間:∼90分程度 ■人数:20名程度 ■必要な機材、環境など:プロジェクタ、スクリーン、暗幕のある教室、重い又は固定さ
れた机
情 報 学 部
6 情報学科
A コンピュータは文字のどこを見ているのだろう?
コンピュータが文字を読み取るには文字らしさを表す「特徴」を使っています。この特徴の中には、文字読み取りに有効
な特徴とそうでない特徴が混ざっています。当研究室では、有効な特徴だけを取り出し、その特徴が文字のどこにあるか
を見つける方法を開発しました。その方法について説明し、どの特徴が有効であったかを実際に読み取った文字で示します。
■時間:∼120分程度 ■人数:50名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、PC
B 環境問題について∼電気自動車レースに参加して∼
「エコ電レース」に、情報学部のエネルギーエレクトロニクス研究所(EE研)の学生がエントリーしています。このレースは、
同一条件 のバッテリー(単三乾電池)に蓄えられたエネルギーを最大限に活用し、定められた時間内に移動する距離を競
いあうものです。
EE研の学生達は、毎日、遅くまで参加車両の製作をがんばっています。この講義では、電気自動車レー
スを通して、環境問題と「ものづくり」の楽しさについてお話します。
出張講義
■時間:∼ 50分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
C コンピュータと話そう
最先端の音声認識技術を用いた「話せるパソコン」を紹介します。音声認識技術にはさまざまなものがありますが、ここでは、
発話された音声の中から、会話を進めるために必要なキーワードを抜き出して認識するワードスポッティングという技術を用
います。システムの質問に対して人間が音声で答えると、その内容に応じて次の質問をしてきます。将来はおしゃべりして
くれる会話ロボットを目指します。
■時間:∼ 40分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
生 物 生 命 学 部
7 応用微生物工学科
A おいしさを科学する
食品のおいしさは人の心を和らげ、生活を豊かにしてくれます。食品のおいしさは何処から醸し出されるのでしょう。嗜好
性を決める色・味・香り・テクスチャーの寄与と食品品質維持(鮮度・調理・輸送・栄養)について分かりやすく解説します。
日常的に味わっている食品を科学的な視点で見られるよう興味を惹き起こします。
■時間:∼60分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
B ペプチド・タンパク質の働きを探る
生物はいろいろな体形をもち、周りの環境に応じて生長・増殖や運動を行います。こうした活動を生物が行う上で、中心
的な役割を果たす生体分子が、ペプチドとタンパク質です。ペプチド・タンパク質がどのような物質であるのか、その構造
や働く仕組みについて、例を挙げながら解説します。
この講義で、ペプチド・タンパク質の不思議さや面白さを感じてください。
■時間:∼60分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
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C バイオエタノールの話
地球温暖化防止に向けて、二酸化炭素(CO₂)排出量の削減が各国で取り組まれています。CO₂循環型社会を目指し
たバイオエタノール生産技術の開発における問題点と現状について解説します。
■時間:∼60分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、暗幕のある教室
D 遺伝子に触れる
現在、巷でも頻繁に遺伝子という言葉が飛び交います。しかし、遺伝子っていったい何なのでしょうか?本出張講義では、
遺伝子について詳しく、且つ、易しく講義すると共に、遺伝子が関係する身近な話題や最新の研究成果を取り上げ、解説
します。また、実験では遺伝子を実際に目で見て触れてもらいます。
■時間:要相談 ■人数:要相談 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
8 応用生命科学科
A 個性豊かな細胞たち(細胞の構造と人体の構成)
人体を構成する基本単位である細胞について、その基本的な形態と機能について概説します。さらに、個々の細胞はそれ
ぞれ個性的な顔立ちをしており、また、特殊な能力を持っていること、これらの細胞がどの様にして人体を作り上げている
かについて講義します。
■時間:∼120分程度 ■人数:50名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、レーザーポインタ
B 病に挑み、病を治す ∼がんの予防と治療を目指して∼
出張講義
がんで亡くなるのは3人に1人といわれ、国内だけで年間30万人以上です。治療法は、化学療法(制がん剤)、外科療法(手
術)、放射線療法、免疫療法などがありますが、患者さんのQOLの観点から、副作用のない治療薬が望まれています。
新しく開発され、臨床応用されている副作用のないがん治療薬の開発やがん予防についてお話します。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
C 夢の細胞工場
様々な細胞によって役に立つモノを生産する「細胞工場」の開発を目指しております。例えば、損傷した膝関節組織を
治療するために軟骨細胞を使って膝関節組織を作る再生医療、植物細胞による抗ガン剤タキソールや健康保持に大切な
イソフラボノイドなどの生産、水に溶けにくい化合物を微生物によって生産するために有機溶媒耐性を持つ微生物の開発、
イオン液体と呼ばれる新しい液体の酵素反応への利用などを検討しております。
■時間:∼70分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、電源100V,15A
3口タップ付きコード(持参可能)、パソコン(持参可能)
D 地球自然を支える生命現象をみる
地球環境は、無機的環境が本来生命に適していたのではなく、生物の進化の過程で、生物に都合良いように生物自身に
よって作り替えられてきたと言われるようになってきました。地球環境の恒常性や汚染物質の浄化に生物、とくに微生物
が深く関わっていることを生物の進化と関連づけて説明します。
■時間:∼90分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
E 命の設計図
生命をひとつの建物と考えると、それぞれの部屋で使われている部品や家具が「タンパク質」と呼ばれる物質です。ヒトを
例にとるとその材料は約3万種類、それぞれの「タンパク質」の設計図が「遺伝子」として3万ページほどに綴られた「本」
がいわゆるゲノムです。この3万ページの設計図の、どのページ をいつ、どこで開き、どの程度活用するか・・・その仕組み
を考えてみましょう。
■時間:∼60分程度 ■人数:50名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ
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SOJO UNIVERSITY
崇城大学出張講義内容一覧
芸 術 学 部
9 美術学科
日本画コース
A 細密デッサン
対象物がどんなものなのかを探り、知るために鉛筆で細密に描きます。
細かく観ることで今まで気づかなかったものが見えてきます。
■時間:∼180分程度 ■人数: 要相談 ■必要な機材、環境など: −
B イロ紙・水彩などを用いた色彩構成
季節や時間などをテーマとしてイメージを膨らませ色彩構成をします。日本人の持つ色彩に対する想像力を養います。
■時間:∼120分程度 ■人数: 要相談 ■必要な機材、環境など: −
C 日本画技法A∼溜め塗り・たらし込み∼
日本画の技法である溜め塗りやたらし込みを和紙に水彩を使って表現します。日本画特有の「余韻」を楽しみます。
■時間:∼180分程度 ■人数: 要相談 ■必要な機材、環境など: −
D 日本画技法B∼金・銀箔・砂子∼
日本画特有の画材の金箔や銀箔の技法を学びます。日本画の装飾表現にチャレンジしてください。
■時間:∼180分程度 ■人数: 要相談 ■必要な機材、環境など: −
洋画コース
出張講義
E 変貌の画家ピカソ
20世紀美術最大の画家。絵画やデッサンばかりでなく、彫刻、陶器、版画、舞台衣装にいたるまで4万点とも6万点とも
いわれている作品を生み出したピカソ。絶えず過去の作品を否定して新しい冒険に立ち向かっていくめまぐるしいピカソの
変貌を図版をとおし、やさしく話していきます。
■時間:∼50分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
F 壁に描くフレスコ画とは?
紀元前から描かれているフレスコ画。砂と石灰を練った壁に水だけで溶いた顔料で描く素朴な絵画。イタリアを中心に発展
したフレスコ画の歴史と技法を図版を見ながらやさしく解説していきます。
■時間:∼50分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
G 基礎デッサン
石膏像、静物、人物等を描きながら空間、量感、質感など絵画の基本的なしくみを目と手で考えながら学びます。
■時間:要相談 ■人数:要相談 ■必要な機材、環境など: モチーフ等要相談
H 誰にでも描ける簡単フレスコ
ハガキサイズから3号位までの板に、砂と石灰で練った漆喰の壁を作り、本格的なフレスコ画の原理を短時間で学びます。
■時間:∼180分程度 ■人数:要相談 ■必要な機材、環境など: 机、水道
I
デッサン・絵画(油彩画等)実技指導又は講評
■時間:要相談 ■人数:要相談 ■必要な機材、環境など: モチーフ、モデル等要相談
J 高美展制作指導又は講評
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彫刻コース
K 首をつくる・彫刻家によるデモンストレーション
粘土でモデルさんの首(頭像)の制作を実演します。1.芯棒作り 2.荒付け 3.中付け 4.作り込みと各段階での
制作ポイントを説明しながら進めます。作品にしていくまでの実際の制作を見てもらうことにより、平面の表現とはまた
違った立体特有の対象へのアプローチを知ってもらい、観察することの大切さを伝えます。
■時間:∼60分程度 ■人数:30名程度 ■モデル:受講者から1名、希望者を募ります ■必要な機材、環境など: 粘土20kg、バケツ、首像用回転機、椅子、広いスペース(準備物は大学側ですべて用意もできます)
L 鋳造・テラコッタ技法の紹介
蝋型鋳造技法では、蝋原型制作・鋳造作り・湯道付け・鋳造作り・焼成・鋳込み・仕上げを実習記録や実際の作例を展
示し解説します。テラコッタ技法では、塑造制作・石膏ヌケ型取り・テラコッタ粘土の張り込み・焼成方法などの各段階を、
実習記録を通して解説します。
■時間:∼50分程度 ■人数:60名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、パソコン
M 作りながら学ぶこと
彫刻を作ってきた自分自身や、大学で現在彫刻を学んでいる学生たちが、彫刻という芸術とどのように関わり、どのように
制作するのか等、映像や様々なエピソードなどを交えながら紹介します。
■時間:∼90分程度 ■人数:− ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
N スリランカの仏教美術探訪
スリランカの仏教美術を自ら撮影した映像とともに紹介し、スリランカの風土や歴史にも触れながら、古代の工人たちの
世界に誘います。この講義をとおして、仏教美術を楽しく味わうきっかけになることを目指します。
■時間:∼90分程度 ■人数:− ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
出張講義
芸術文化コース
O イタリア・ルネサンス美術入門
イタリアの初期ルネサンスや盛期ルネサンス、マニエリスム期を代表するドナテッロやフラ・アンジェリコ、レオナルド・ダ・
ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ポントルモ、ブロンズィーノといった巨匠たちの
絵画や彫刻の作例を挙げながら、ルネサンス美術の特色や様式の流れ、作品とパトロンや時代背景との関係などを概観し
ます。(イタリア語の美術用語紹介を含む)
■時間:∼60分程度 ■人数:∼30名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、パソコン、聴講者を収容できる教室
P キリスト教美術と聖母マリア像
キリスト教美術における聖母マリア像の主題や型、様式等の時代や地域、西方教会と東方教会等による違いや変化を、
代表的な絵画や彫刻の作例を挙げながら概観します。また、特に九州に関係の深い日本近世のキリシタン美術における
聖母マリア像の特徴や、同マリア像と西洋のマリア像との関係などについても紹介します。
■時間:∼60分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、パソコン、聴講者を収容できる教室
Q 神々をみること−ナマステー! インド美術「超」入門−
インドは宗教的にも民族的にも多様な国である。特に宗教においては多種多様な神々が寺院や祠(ほこら)に祀られ、
信仰を集めています。この講義はインドの神々(ヒンドゥー教)の様々な姿を建築・彫刻・絵画作品から取り上げ、イ
ンド人がどのようにして神々の存在を体験するかを詳しく解説し、また現代におけるインドの神々の事情についても現代
美術を通じて紹介します。
■時間:∼80分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: 視聴覚教室またはプロジェクタ、スクリーンがある教室
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SOJO UNIVERSITY
崇城大学出張講義内容一覧
R インド建築案内−from仏塔toコルビュジエ−
インドには私たち日本人が考えられない奇妙な驚愕の宗教建築から、近代を感じさせる現代建築まで多種多様な建築に溢
れています。それらはインドを訪れる人々の目を楽しませてくれます。この講義はアジャンター、エローラ石窟といった世
界遺産をはじめ、近代建築を確立した建築家コルビュジエの作品までを取り上げ、実際に現地で撮影した画像を交えながら、
インドの魅惑の建築世界へ案内します。
■時間:∼80分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーンがある教室または視聴覚教室
S 日本美術と物語
古くから、日本では文学作品と密接に関わる美術作品が数多く制作されてきました。その中から伊勢物語を下敷きにした
作品を例にとり、物語がどのように作品に表されているのか、画像を見ながら解説していきます。
■時間:∼60分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーンがある教室または視聴覚教室
T 日本の美をみる−仏像のかたち−
近代を迎えるまで、日本の彫刻の大部分を占め続けていたのは仏像でした。平安から鎌倉時代の仏像を取り上げ、時代に
よって異なる雰囲気や時代背景との関わりについて、代表的な作品の画像を見ながらお話していきます。
■時間:∼60分程度 ■人数:30名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーンがある教室または視聴覚教室
10 デザイン学科
A デザインってなに?
デザインってなに?デザイナーってどんな人?どんな素質が必要なの?どんな勉強をすればいいの?デザインに興味はある
けど様々な疑問を持っているあなたに、デザインとはどんな仕事なのか、大学で何を学ぶのかを事例を交えて紹介します。
出張講義
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
B グラフィックデザインの仕事
ポスターや、書籍、雑誌、看板、ロゴマークなどなど、グラフィックデザインの世界には、様々な表現があります。
この講座ではこれまでグラフィックデザイナーが創り出してきた事例を紹介しながら、グラフィックデザインに必要な知識
や技術を紹介します。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
C 映像デザインの仕事
テレビや映画、動画、アニメーション、インターネットなどの様々なメディアで映像が使われています。この講座では、
これら映像の世界を、事例を交えながら紹介し、映像デザインに必要な知識や技術などについて学習します。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
D デザインされた文字のチカラ
文字は人の考えや気持ちを伝える大切な道具です。新聞、雑誌、本、看板など、私たちの生活の中で目にしない日は
ありません。最近はテレビや映画、コマーシャルなどで、動く文字も多く見かけるようになりました。これらの事例を紹介
しながらデザインされた文字の持つ面白いチカラを紹介します。
■時間:∼90分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
E まちをデザインする
「まちをデザインする」ってどういうこと?エコロジーやユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、ひとや環境にやさしく
機能性と美しさを併せ持つ調和のとれた都市環境デザインの考え方を紹介します。
■時間:∼ 60分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
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F くらしの道具のデザイン
私たちの暮らしに使うありとあらゆる道具は、すべてデザインされていると言って良いでしょう。子供からお年寄りまで、性別
や国籍などに関わらず、あらゆる人が使いやすく暮らしに役立つモノをデザインするために、必要な知識を学習します。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
G キャラクターをデザインしよう
キャラクター・イラストレーションの面白さを解説し、実際に様々なモチーフを取り上げて、マスコットキャラクターを制
作しよう。マジックペン、クレパス、絵の具、色紙、テープなどの画材を使って、平面∼半立体へ仕上げます。ユニーク
なアイディアにチャレンジ!
■時間:∼90分程度 ■人数:40名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクター、スクリーン、流し(水道)のある教室、
ある程度広いスペース
H 現代アートの旅
今、全国でアートによるまちおこしや文化づくりが行われています。これらイベントや展覧会、アーティストの交流などの
具体的な取り組みを紹介しながら、現代アートの役割や、可能性などについて学習します。
■時間:∼90分程度 ■人数:無制限 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン
薬 学 部
11 薬学科
A 薬を正しく使う
出張講義
薬の適正使用とは、薬が持っている「諸刃の剣」としての性質を十分に理解して、副作用を最小限に抑えて、主作用を
最大限に引き出す使い方です。その責務を担っている薬剤師の「仕事と役割」、それを達成するために必要な
「薬のかたち」、
「体内での薬の動き」、「薬物送達システム(DDS)」、「疾病と薬物治療」などを紹介します。
■時間:∼70分程度 ■人数:20名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、パソコン(持参可能)、
電源(100V、15A)、3口タップ付コード
B 人の健康を守る
人の健康は、生体を取り囲む環境からの様々な要因により大きく影響されます。人の生存に悪影響を及ぼす要因、化学
物質の生体への影響、それらの分析・予防・除去、さらに保健衛生・栄養素、食品・人、生活環境など、さまざまな
観点から解説します。
■時間:∼70分程度 ■人数:20名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、パソコン(持参可能)、
電源(100V、15A)、3口タップ付コード
C 生命を理解する
薬学の基礎研究に深く取り組むためにはライフサイエンスに関する基礎知識が不可欠です。そこで、生体分子の姿・かたち、
生命の成り立ち−細胞、生体の機能調節、微生物など−、生命をミクロに理解する−遺伝子、蛋白質、免疫など−、薬物
の効き方−治療効果と副作用など−を解説します。
■時間:∼70分程度 ■人数:20名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、パソコン(持参可能)、
電源(100V、15A)、3口タップ付コード
D 薬を創る
新しい医薬品の開発には、10年以上の長い期間と数百億円以上の費用がかかります。また、創薬研究者の弛まぬ努力と
多くの犠牲が払われています。講義では、
「薬の宝庫としての天然物」
、
「薬物の構造と活性」、
「薬物の分子設計・化学合成」
、
「医薬品の開発と生産」などを紹介します。
■時間:∼70分程度 ■人数:20名程度 ■必要な機材、環境など: プロジェクタ、スクリーン、パソコン(持参可能)、
電源(100V、15A)、3口タップ付コード
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