...

「ごみ処理の有料化について(案)」に対するパブリック・コメントの

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

「ごみ処理の有料化について(案)」に対するパブリック・コメントの
「ごみ処理の有料化について(案)
」に対するパブリック・コメントの実施結果について
平成20年4月16日から5月20日まで、
「ごみ処理の有料化について(案)
」に対するパブリッ
ク・コメントを実施し、16人の方からご意見をいただきました。その概要と市の考え方を公表しま
す。
ご意見の概要
市の考え方
1 有料化に関するもの
1-1 有料化そのものに対して
〇有料化については必要と考える。
〇ごみを有料化にすると、処理をするのにも、出す
のにも何をしていいか分かりません。
〇ごみの有料化は時代の流れで仕方ないと思う。
〇ごみ処理手数料の有料化は、全国・県内市町で
は、50%以上が導入を進めており、時代の要請とし
て、必要ではないかと考える。
〇ごみの減量・再利用・再資源化の緊急性と、ごみ
処理の有料化がこれに対して有効であるという点か
ら、「ごみ処理の有料化」には賛成である。
〇有料化になれば各家庭・個人がごみを減らすた
めに工夫したり努力したりすると思う。
1-1
今の豊かな暮らしは、大量生産・大量消費・大量
廃棄型の社会で成り立っており、この私たちの生活
そのものが環境に影響を与えています。
私たちは、地球規模で環境を考え、次の世代へよ
り良い環境を受け渡していくために、環境に優しい
ライフスタイルに変えていくことが大切です。
そのためには、私たち一人ひとりがごみの排出者
であることを自覚し、ごみとなるものを減らし、資源を
有効に使うことで循環型社会を形成していく必要が
あると考えます。
ごみ処理の有料化は、ごみの減量のための一つ
の方策として、ごみの排出時に手数料を負担してい
ただくことにより、減量効果が発生することを期待し
て行うものです。
そうすることにより、ごみの排出量に応じた負担が
可能になり、さらに、資源物については手数料をい
ただかないことで、より一層、再資源化が進むと考え
ます。
〇環境問題を市民レベルでも考え、実践していかな
ければならなくなった昨今、ごみ減量の取り組みの
一環としての、ごみ袋の値上げと理解している。
---------------------------- ---------------------------〇年金暮らしの家庭には負担になる。
周南市にお住まいの世帯を対象に、指定ごみ袋
の一定枚数の無料配布を行う予定です。
-1-
ご意見の概要
市の考え方
1-2
1-2 手数料の徴収対象と実施時期について
現在、「燃やせないごみ」は、各地域で処理施設・
〇合併後5年経つ中、「各地域の事情」を理由に「燃
やせないごみ」を対象外とするのは、不適正排出を 処理方法等が異なり、分別が統一されていないた
助長する理由にもなり、誠に無責任と言わざるを得 め、実施は難しい状況です。
しかし、ごみの減量化は、早急に取り組むべき課
ない。
題と認識しており、分別が全市で統一されている、
〇「燃やせるごみ」のみを対象とし、不適正排出を 「燃やせるごみ」から、取り組みを実施することにしま
した。実施時期はずれますが、「燃やせないごみ」に
助長しかねない。
ついても減量化へのご協力をお願いします。
なお、「燃やせないごみ」については、現在整備
〇資料7ページの、有料化による効果として、最終
処分場のグラフが示されているが、これは「燃やせ 中のリサイクルプラザの完成に合わせて、全市域の
ないごみ」に関するものであり、今回の「燃やせるご 分別が統一できる、平成22年度中に有料化の実施
み」のみの有料化には関係ないと思われる。またこ を予定しています。
今後も、正しい分別でごみを出していただくよう
のグラフから考えると、「燃やせないごみ」の対策こ
に、普及・啓発に努めていきます。
そ火急の課題と思われる。
〇①有料化にいたるまでの経緯等の情報公開の不 ※「燃やせるごみ」処理の有料化の実施時期は、本
足、②有料化と共に実施すべき、ごみ減量化と、不 年10月1日を検討しておりましたが、12月1日に延
法投棄対策の具体的施策の情報不足、③先に「燃 期する予定です。
やせるごみ」のみ対象とする理由が不明瞭、などの
理由から、10月から、「燃やせるごみ」のみを対象
として実施するのは、問題が多く、リサイクルプラザ
完成後、「燃やせるごみ」、「燃やせないごみ」全て
で開始すべきと考える。
〇10月の実施は妥当でなく、その他の施策を募
集、実行した上で「(仮称)周南市リサイクルプラザ」
稼動に併せて「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」同
時実施が妥当と思う。
1-3 手数料の徴収方法
1-3
〇手数料の徴収は、単純従量制がより効果的と判
単純従量制と二段階従量制のメリット、デメリットを
断する。高い減量化効果への期待と、業務管理が 総合的に検討した結果、一定枚数の指定ごみ袋を
煩雑でなく単純で分かりやすい点にメリットがある。 無料で配布する予定です。
また、紙おむつ使用者等への負担軽減措置を考
〇徴収方法は、「負担軽減措置のある、単純従量 えています。
制」が妥当と思われる。
-2-
ご意見の概要
市の考え方
1-4 手数料の額について
〇50 円で何年保てると考えているか。(250 円比)
---------------------------〇ごみ処理施設について、処理能力はいくらなの
か。稼働率はどのくらいか。他市の状況はどうか。
このようなことを考慮してごみ処理原価は算定すべ
き。このような説明を省いた「処理経費の20%負
担」はなぜ20%なのか、という疑問を素通りしてい
る。
---------------------------〇案のごみ袋の価格について、大袋の方が割高に
なっているが、少ない原料で多くのごみを処理する
には、価格に傾斜をつけない(1ℓ=1円)方が良い
のでは? 30ℓの袋で週2回ごみを出すよりも、45
ℓの袋で週1回ごみを出す方が、より減量できるの
では? 45ℓ袋に2回分を詰め込むよう努力をして
も、50円では努力が報われない気がする。むしろ、
45ℓ袋=40円でもよいのでは。
ごみの有料化については致し方ないような気は
するが、価格の設定の仕方に、主婦の視点が入っ
ていない気がする。主婦の理解を得るのは難しい
のではないかと感じている。価格設定について再度
検討してほしい。
1-4
減量効果の維持の観点から言うと、有料化の実施
と併せて、ごみの減量化対策を行っていくことによ
り、リバウンド(一時的にごみが減っても、慣れが生
じ、ごみの量が再び増加すること)が起こらないよう
に努力をしていきます。
また、手数料の額については、ごみの減量効果が
期待できる金額として設定したものであり、当面、改
定は考えていません。
---------------------------ごみ処理施設においては、年間稼働日数、年間
受入ごみ量、1日の稼働時間から処理能力を決定し
ています。従って、各施設によって処理能力や稼働
率等は異なっています。
また、「ごみ処理原価」については、環境省が平
成19年6月に示した一般廃棄物会計基準に基づ
き、収集運搬、中間処理、最終処分、資源化、管理
に係る、人件費や施設の維持補修費及び減価償却
費等の経費を合計し、これをごみの排出重量を容量
換算したもので除して算出しています。
その結果、252円/45リットルとなり、ごみの減量
効果が期待でき、また過重な負担にならない額とし
て50円/45リットルを設定しています。
---------------------------現在の指定ごみ袋の販売枚数の傾向は、30ℓ袋
に比べ、45ℓ袋が3倍以上となっています。
市としては、今まで45ℓ袋で出されていたごみを
減量していただくことにより、できるだけサイズの小さ
いごみ袋を使っていただくよう意図したもので、排出
に使用される袋が30ℓ袋、15ℓ袋が基本になればと
考えています。
趣旨をご理解いただき、ごみの減量にご協力をお
願いします。
なお、ごみ処理の有料化を実施する際には、一定
枚数の指定ごみ袋を無料で配布する予定です。
〇「大袋 1 枚 50 円」という費用負担は妥当と思う。
-3-
ご意見の概要
市の考え方
1-5 負担軽減措置について
1-5
〇現在子どものおむつを一日に6回くらい交換して
経済的にお困りの方や、日常的に紙おむつを排
いる。1 週間だと42個。新生児の場合は一日に20 出せざるを得ない世帯については、負担を軽減(指
回くらいおむつをかえていた。そのおむつでさえ、 定ごみ袋を無料配布)することを予定しています。
有料になったごみ袋で捨てないといけないのはい
かがか。せめておむつは別に、無料にしてほしい。
〇負担軽減措置の対象は十分検討してほしい。
1-6 手数料の使途について
1-6
〇手数料の使途について具体的数字もなく「推進」、
ごみ処理手数料による収入は、有料化の目的で
「導入」、「充実」、「支援」という項目を列記しても、現 ある、ごみの減量化・再資源化対策の財源とすること
実味がない。
を基本とします。
ごみ減量施策費用として市民の皆さんへ還元す
〇有料化と並行して行われる施策は、現行施策の ることで、相乗効果(手数料負担による減量効果、い
拡大程度であり、新規・具体性に乏しく、効果が疑わ ただいた手数料を還元することで図られる施策の強
しい。
化による減量効果)を生むものと考えます。
新しい施策については、今後市民の皆さんのご
〇手数料の使途として挙げられているものは、「こ 意見をいただきながら、検討していきたいと考えて
れをやったら、いくらやろう」というようなもの。必要 います。
なものがはっきりしていない。「ごみ処理費がこれだ
なお、ごみ処理の有料化は、ごみの減量のため
けしかなく、ごみを適正に処理するためにはこれだ の一つの方策として、ごみの排出時に手数料を負担
け必要なので、負担してほしい。」と正面きって説明 していただくことにより、減量効果が発生することを
すべき。
期待して行うもので、ごみ処理経費を賄うことを目的
とするものではありません。
-4-
ご意見の概要
市の考え方
1-7
1-7 ごみ袋の変更について
買い置きされている今までのごみ袋は、資源物を
〇指定ごみ袋変更によって発生するだろう旧ごみ
出す際に使用していただくことや、新しいものと等価
袋の在庫をどうするのかが不明。
で交換させていただくことを考えています。
なお、徳山地域で以前使われていた紙製の指定
〇徳山地域の以前の紙のごみ袋を90枚くらい持っ
ている。庭木を切って袋に入れて出す予定だった ごみ袋についても、等価での交換を予定していま
が、最近は、庭の中に積んで堆肥化するようにし す。
た。残飯や野菜の切りくず等は庭木の根元に埋め また、市が所有する旧指定ごみ袋の在庫について
たり、電気式の生ごみ処理機を使っているので、ご は、自治会清掃されるときなどの専用袋として活用し
みを出す回数が非常に少ない。余った紙のごみ袋 ていきます。
は、全部ごみとして出すことになるのか。10月まで
にとても使い切ることはできない。
〇徳山地域の以前の紙の袋には30円の切手シー
ルを貼って出す、現在の(ポリ製の)ごみ袋は40円
の切手シールを貼って出すというようにすれば、今
まで買った古いごみ袋も有効に使えて無駄にならな
いし、新しい次のごみ袋を使う人と平等な負担をす
ることになると思う。シールを作って、市役所に行け
ばいつでも買えるようにしてほしい。シールは簡単
なものでよく、リサイクル課の印を押したものでもよ
いと思う。袋が無駄にならないように考えてほしい。
〇古い袋は買い取ってもらうことも一案。お金を追
加して、次の袋(新しい有料化の袋)と交換するとい
うのはいかがでしょうか。
---------------------------〇ごみ処理の有料化の計画が既にあったのであれ
ば、なぜ、以前の紙のごみ袋から、ポリ製のごみ袋
に一時変更する必要があったのか。一度安くなって
からの値上げには、抵抗感が倍増すると思う。先を
見通した取り組みを期待する。
---------------------------徳山地域で以前使用していた紙製のごみ袋は、
水に弱く、破れやすいという指摘が寄せられていま
した。そこで、「燃やせるごみ」の搬入先の恋路クリ
ーンセンターや地元の方々と協議を重ねた結果、現
在の形になりました。今後は、できるだけ変更のない
よう、計画していきます。
-5-
ご意見の概要
市の考え方
2 ごみ処理経費に関するもの
〇21億円の内訳は。
2
3 収集・分別に関するもの
〇案の中の、「5)現在の周南市のごみの減量化・
再資源化への取り組み」の項において、新たな資源
物の収集の開始として、新南陽・熊毛・鹿野地区で
は各々の取り組みで資源物の収集を開始している
が、徳山地区を含めて、同様な資源物収集の開始
が図られないのか。各地域で特性があるのか。合
併での効果は、各地域の良い所を採用し合い、相
乗効果を発揮していくところにメリットがある。良い
所は積極的に採用して、資源物の有効活用に向け
て取り組んでいくことが大切であると考える。
3
別添参考資料1「周南市のごみ処理経費について
(平成17年度)」をご参照ください。
〇資料にある、現在の市の取り組みは、ごみ減量
について実質的効果を上げているか疑わしく、ごみ
処理有料化の前になすべきことを考えるべきでは
ないか。
〇「プラスチック類については、今後、新たな分別区
分を設け、再資源化を図る予定」とあるが、どう再資
源化が図れるのかというところが資料に示されてい
ない。
徳山地域については、合併前から、資源物の収
集を行っており、市では、これに合わせた形で、新
南陽地域の雑誌、鹿野地域のペットボトル・紙類・布
類、熊毛地域の雑紙類・布類の収集を行い、資源物
の収集品目の拡大を図ってきました。
また、プラスチック類については、これを新たに資
源物に加えるとともに、全市の資源物を処理できるリ
サイクルプラザの整備を進めています。この施設が
整備されると、「燃やせないごみ」の分別区分や排出
方法が統一され、プラスチック類の再資源化が図れ
ます。
新たに資源物に加える予定のプラスチック類の内
容は、プラスチックの容器包装類(トレイ、シャンプー
の容器、菓子袋等)、その他プラスチック(ポリバケ
ツ、定規、歯ブラシ、製氷皿等)で、建築資材のプラ
スチック板、パレット(荷台)、マンホールの蓋、プラン
ター等に再資源化されるほか、鉄の精錬時の還元
剤等として再利用されます。
〇有料化する前に、リサイクルできるような分別の
種類を増やすといいと思う。
-6-
ご意見の概要
市の考え方
4 不法投棄に関するもの
4
〇今でもテレビや電気製品、自転車、書物、衣服な
有料化を実施することで懸念されることです。不
ど色んなところに捨てるようになっていくようになり 法投棄については、見つけ次第、市または不法投
ます。
棄ホットライン(0120−538−710(24時間対応))
に連絡してください。市、県健康福祉センター、警察
〇有料化が実施されると、心ない人が不法投棄す 等で連携し、指導、取り締まりを行います。
る量・場所が絶対増えると思う。
不法投棄対策の他市事例としては、監視パトロー
ル、ポイ捨て等に対する罰則制度、ボランティア美
〇人通りの少ないところのごみの不法投棄が懸念 化活動に対する支援制度、市民通報制度などがあり
される。
ます。
また、不法投棄は「廃棄物の処理及び清掃に関
〇ごみ袋の値段が高くなると、ごみ置き場に出さな する法律」により禁止されており、違反すると5年以
いで、川や山に捨てる人が出てくるのではないか不 下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科せら
安。
れます。この他に、条例により、ポイ捨てに対し過料
を科す等の罰則を独自に設けている自治体もありま
〇ごみを有料化にすると悪質な不法投棄、特に鼓 す。
南は海、山、畑と汚染に最適な地区。地主さんや漁
条例に罰則規定を設けることにより、どの程度の
師さんそして市民の生活をも脅かすもの。取り返し 抑止効果が期待できるか、他の施策との兼ね合い等
のつかなくなる前に、そのことを考慮して進めてほ を踏まえ検討したいと考えています。
しい。
不法投棄の対策には、他市町村も具体的な良策
がなく苦慮しているところですが、関係機関や市民
の皆さんといっしょにきれいなまちづくりを推進して
いきたいと考えていますので、ご協力をお願いしま
す。
-7-
ご意見の概要
市の考え方
5 事業所等に関するもの
5-1
5-1 過剰包装、生産者の責任
過剰包装については、生産者や販売者側にも原
〇無断でポスティングされた広告紙が多く、腹が立
つ。ごみを出すなと言うなら、ポスティングにも何ら 因と責任がありますので、事業者、消費者、行政で
設けております三者懇談会で、過剰包装の取りやめ
かの規制を作ってほしい。
や、レジ袋の削減について協議を続けております。
製造者は、過剰包装を控えた製品づくり、長く使
〇有料化は仕方ないと思うが、製造者や販売店等
への、過剰包装を止めさせるなどの働きかけが必 える製品づくり、詰め替え製品や単一素材の製品づ
くり、また製品の回収・資源化まで責任を持つ必要が
要。
あります(拡大生産者責任)。 国においても、この考
〇缶、びん等は事業者の処理責任も考えるべきで え方を取り入れる方向にあることから、機会を捉え
はないか。これは一自治体で対応できる問題では て、国へ要請していきます。
私たちも必要な物を必要な量だけ買う、直せるも
ないが、長く解決策が見つからない問題だと思う。
現在、国段階等で検討されているのか。周南市から のは直して使うなど、今一度生活を見直し、その中
で減らせるものがあれば、少しずつ減らしていくこと
発信してほしい。
が必要と考えます。
また、量り売りや、ばら売り、ノーレジ袋、グリーン
〇過剰包装について、これも一自治体で解決がつく
問題ではないが、声を上げるべきだと思う。周南市 製品(環境配慮型製品)の販売など、包装の減量化
や、リサイクル商品の販売に協力してもらえる店舗を
から発信してほしい。
公募し、紹介する計画です。
〇市の取り組みの中に、生産者責任、流通者責任、
販売者責任に係るものがほとんど見受けられない。
有料化(=消費責任、排出者責任)をあげる前にす
べきことは多々あると思われる。
〇包装容器、特にプラスチックについては、メーカ
ーがコストとして負担すべき。
〇各家庭への啓蒙、分別指導、収集拠点の設定、
収集と再利用のプロセス開発などを進め、他市では
ごみとして出していても、周南市では再資源化の実
現を図るべき。その展望がない。あれば、市民に知
らせて、協力して取り組む体制化を図るべき。
5-2 事業系のごみについて
5-2
〇事業ごみについては、どのように考えているか。
事業所から出たごみは、自ら処理するか、許可業
者へ依頼することになっています。
(価格/量)
また、この事業系一般廃棄物を市の施設に持ち
込む際は、家庭から出たごみと同様に手数料をいた
だいています。
-8-
ご意見の概要
市の考え方
6 その他
〇ごみ行政を語る際には必ず「(仮称)周南市リサイ
クルプラザ」が登場するが、ごみ処理有料化を議論
するときに、そのプラザがいつ、どのように稼動す
るのか具体的提示が全くないのでは、議論のしよう
がない。
---------------------------〇1人暮らしなので、ごみの量が少なく、30ℓのご
み袋を折半し、テープで止めて使っている。節約の
ため、紙箱や卵容器等は小さく切り、ごみ袋に圧縮
して入れている。嵩は小さくなっても、量は少なくな
らない。
---------------------------〇有料化については今まで、自治会等で話し合い
を続けてきたことの経緯が書かれていないが何故
か。そこでの意見も踏まえた上で、意見募集が望ま
しかったと思う。先入観を持たれることを懸念された
のか。
---------------------------〇祝日の収集の要望が多いのだと思うが、年末・年
始については必要かもしれないが、ごみを減らそう
という時に、平常月でも、そうすることが必要なの
か。祝日収集のための経費はどう積算されている
のか。
---------------------------〇「資源物団体回収」の団体とは。また、団体回収し
なくても、ごみ収集場所に、決められた方法で出せ
ばよいのでは。
6
別添参考資料2「リサイクルプラザ施設概要」を
ご参照ください。
---------------------------「燃やせるごみ」の袋については、15ℓのサイズ
がありますので、ご利用ください。「燃やせないご
み」袋のサイズについても、今後、検討していきま
す。
また、紙箱は資源物として出すことができます。
資源物として出す場合は、指定ごみ袋に入れる必
要はありません。今後、全市の資源物を処理できる
リサイクルプラザを整備し、プラスチック類も資源と
して収集できるようにします。
---------------------------1月から2月にかけて実施した説明会でいただい
たご意見のうち、主なものをまとめ、4月15日号の
広報に折込みをし、また、より詳しいものを情報公
開窓口(本庁 市民さろん、各総合支所地域政策
課)、各支所、各公民館、市のホームページで公表
していますのでご参照ください。
---------------------------ごみの減量化を図ることは必要ですが、ごみを
出す機会(回数)の均等を求める市民の方からの声
もあり、検討したいと考えています。
また、祝日の収集は、平日収集の約1.3倍の経
費(人件費の割増)がかかります。
---------------------------自治会等の営利を目的としていない任意の団体
で、資源物の団体回収を実施する場合、報償金を
交付する制度があります。
資源物の団体回収をしていただくことにより、収
集運搬にかかる経費を削減することができ、 ま
た、地域で協力して資源物の回収に取り組んでい
ただくことで、ごみの減量化と再資源化について、
意識を高める効果があると考えています。
-9-
ご意見の概要
市の考え方
整備中のリサイクルプラザの完成時に合わせ、
〇有用な資源物であるプラスチック製包装容器を集
プラスチック製容器包装が資源物として収集できる
める場所を作ってはどうか?
ようになります。また、店頭回収の協力店を募り、白
色トレイ等の資源物回収を促進していきたいと考え
ています。
---------------------------- ---------------------------ご提案の、資源の団体回収、ごみ収集場所の管
〇自治会活動でごみの減量に成功している事例を
理等に取り組んでいる自治会等の事例をホームペ
広報に連載して掲載してはどうか?
ージ等で紹介していくことは、実施の方向で計画し
〇単に指定ごみ袋を値上げして、市民からお金を ていきます。
また、資源物の団体回収への報奨金の交付など
集めてもごみの量は減らない。出るごみは出るもの
だ。ごみの量を実質的に減らす工夫が必要だと思 を行っていますのでご利用ください。
う。
分別を徹底してごみを資源とし、廃棄物を財産と
することが早道だ。分別には努力が必要だ。その努
力に報いなければ、分別は進まない。資源化された
ごみはお金になる。がんばった町内会に報償を出
すような制度があってもいいと思う。たとえばごみ袋
を無料で配る等である。
---------------------------- ---------------------------現在も、ごみ処理施設の見学や、出前トーク等を
〇市民のやる気に直接関わっている学校、企業、
団体等に「当たり前のことはちゃんとやる」、「ものを 行っていますが、これに加え、リサイクルプラザの
粗末にしないで大切にする」、「食べ物を捨てない」 啓発関連事業の中にも、市民の方への啓発の場を
など、公衆道徳を含めた「しつけ」をするように働き 取り入れたいと考えています。
かけるべき。
---------------------------- ---------------------------〇「教育」として、「ごみ処理施設見学」が挙げられ
ご意見について検討します。
ているが、ごみ収集場所の見学を加えてはどう
か?
- 10 -
Fly UP