スポーツ傷害と MRI 准教授 柳澤 修

スポーツ傷害と MRI
准教授 柳澤 修
１．授業のねらい・概要
今日、磁気共鳴映像法（Magnetic resonance imaging: MRI）は柔道整復の分野でも身近になっている。本講義は、
「代
表的な運動器のスポーツ傷害を取り扱い、それらの傷害が MRI 画像にどのように描出されるのかを理解できるようにす
る」ことを目的とする。
２．授業の進め方
パワーポイント、板書、ならびに配布資料を用いた講義形式となる。
３．授業計画
１．ガイダンス
９．肘・手関節の MRI
２．MRI の原理
10．股関節のスポーツ傷害
３．MRI の代表的な撮像法
11．股関節の MRI
４．脊椎のスポーツ傷害
12．膝関節のスポーツ傷害
５．脊椎の MRI
13．膝関節の MRI
６．肩関節のスポーツ傷害
14．足関節のスポーツ傷害
７．肩関節の MRI
15．足関節の MRI
８．肘・手関節のスポーツ傷害
４．到達目標
MRI の基本的な原理と代表的な撮像法などに関する知識を習得する。加えて、MRI 画像で筋骨格系の正常解剖を 3 次元
的に把握できると共に、代表的な運動器のスポーツ傷害についても理解できるようにする。
５．準備学修に必要な時間，またはそれに準じる程度の具体的な学修内容
運動器の解剖をよく理解しておくこと。
６．成績評価の方法･基準
期末試験で評価する。
７．テキスト･参考文献
必要資料は、授業中に適宜配布する。
８．受講上の留意事項
授業に解剖学の教科書などを持参することが望ましい。