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資料 (PDF 1.8MB)
全員協議会資料その1
平成26年10月14日
茅ヶ崎市子ども・子育て支援事業計画
【素案】
平成26年10月14日
茅
ヶ 崎
市
目
次
第1章 計画の策定にあたって ······························ 1
1 計画策定の背景と目的 ························· 1
2 子ども・子育て支援新制度の概要 ···················· 2
3 計画策定の経過 ···························· 4
4 計画の対象 ······························ 4
5 計画の位置づけ ···························· 5
6 計画の期間 ······························ 6
7 次世代育成支援対策行動計画の評価と方向性 ··············· 6
第2章 本市の現状と課題 ·································· 7
1 人口・世帯等の状況 ·························· 7
2 婚姻の状況 ····························· 11
3 就業の状況 ····························· 12
4 認可保育所*(園)
・幼稚園の状況 ··················· 13
5 地域の実情に応じた地域子育て支援事業の現状 ············· 17
6 アンケートからみられる現状 ····················· 23
7 次世代育成支援対策行動計画(後期計画)における全体及び基本目標の評価
指標の進捗状況 ··························· 35
8 次世代育成支援対策行動計画(後期計画)の評価を踏まえた茅ヶ崎市子ども・
子育て支援事業計画の方向性 ····················· 40
第3章 計画の基本的な考え方 ····························· 42
1 計画の基本理念 ··························· 42
2 計画の基本的な視点 ························· 43
3 計画の基本目標 ··························· 44
4 計画の体系 ····························· 46
第4章 体系ごとの取り組み ······························· 47
基本目標1 地域における子育ての支援 ·················· 48
施策の方向(1)地域における子育て支援サービスの充実 ········· 49
施策の方向(2)子育て支援のネットワークづくり ············ 54
施策の方向(3)子どもの健全育成 ··················· 56
施策の方向(4)世代間交流・市民活動の推進 ·············· 62
施策の方向(5)経済的負担の軽減 ··················· 65
基本目標2 乳幼児期の教育・保育 ···················· 68
施策の方向(1)就学前教育・保育の体制確保 ·············· 69
施策の方向(2)幼稚園・保育園・小学校の連携 ············· 70
施策の方向(3)保育サービスの充実 ·················· 71
施策の方向(4)仕事と子育ての両立を図るための環境の整備 ······· 73
施策の方向(5)産休・育休復帰を円滑に利用できる環境の 整備 ····· 75
基本目標3 親と子の健康の確保及び増進 ················· 76
施策の方向(1)親と子の健康の確保 ·················· 77
施策の方向(2)
「食育」の推進 ···················· 82
施策の方向(3)思春期保健対策の充実 ················· 84
施策の方向(4)小児医療の充実 ···················· 85
基本目標4 子育てを支援する生活環境・安全の確保 ············ 86
施策の方向(1)安心して外出できる環境の整備 ············· 87
施策の方向(2)子どもの交通安全を確保するための活動の 推進 ····· 89
施策の方向(3)子どもを犯罪等の被害から守るための活動 の推進 ···· 91
施策の方向(4)被害に遭った子どものための相談の実施 ········· 94
基本目標5 要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進 ····· 95
施策の方向(1)児童虐待防止対策の充実 ················ 96
施策の方向(2)ひとり親家庭等の自立支援の推進 ············ 98
施策の方向(3)障害児施策の充実 ···················100
第5章 教育・保育及び地域子ども子育て支援事業の
量の見込みと確保方策 ······························ 104
1 教育・保育提供区域の設定 ······················104
2 教育・保育、地域子ども・子育て支援事業の量の推計の 考え方 ·····106
3 幼児期における学校教育・保育の量の見込み並びに実施しようとする教育・保育
の提供体制の確保の内容及びその実施時期 ···············111
4 地域子ども・子育て支援事業の量の見込み並びに実施しようとする教育・保育の
提供体制の確保の内容及びその実施時期 ················121
5 教育・保育の一体的提供および推進体制の確保 ·············139
6 基本指針に基づく任意記載事項 ····················139
第6章 計画の進行管理 ·································· 141
1 施策の実施状況の点検 ························141
2 国・県等との連携 ··························141
用語解説
···························142
※アスタリスク(*)の添付されている語句は、用語解説に記載されています。
第1章
計画の策定にあたって
1 計画策定の背景と目的
茅ヶ崎市では、平成 17 年度から、
「茅ヶ崎市次世代育成支援対策行動計画
ちがさき
子育ち愛プラン」
(以下、
「次世代育成支援対策行動計画」という。)を推進し、これから
育っていく子どもたちが健やかに成長できることや、子育てをする方の様々な悩みや不
安を少しでも取り除くことを目指して、魅力あるまちづくりを進めてきました。しかし
ながら、現在子どもや子育てをめぐる環境の現実は厳しく、近年の家族構成の変化や地
域のつながりの希薄化によって、子育てに不安や孤立感を感じる家庭は少なくありませ
ん。また、仕事と子育ての両立を支援する環境の整備が求められています。
国では、子育てをしやすい社会にしていくために、国や地域を挙げ、子どもや子育て
家庭を支援する新しい支え合いの仕組みを構築することが求められ、
「子ども・子育て関
連3法」が平成 24 年8月に成立しました。子ども・子育て関連3法に基づく、新たな
子育て支援の仕組み「子ども・子育て支援新制度」では、①質の高い幼児期の学校教育・
保育の総合的な提供、②保育の量的拡大・確保、教育・保育の質的改善、③地域の子ど
も・子育て支援の充実、を目指しています。
そして、子ども・子育て関連3法の一つ、
「子ども・子育て支援法」では、県は「子ど
も・子育て支援事業支援計画」を、市は「子ども・子育て支援事業計画」を策定してい
くことが義務づけられています。
そこで、茅ヶ崎市では、幼児期の学校教育・保育、地域の子ども・子育て支援を総合
的に推進していくため、次世代育成支援対策行動計画を踏まえながら、平成 27 年度か
ら 31 年度の5か年を計画期間とした、
「茅ヶ崎市子ども・子育て支援事業計画」を策定
します。
また、
茅ヶ崎市では、
次世代育成支援対策行動計画に基づいて保育園の定員を増やし、
待機児童の解消を図ってきましたが、共働き家庭やひとり親家庭等の増加、また定員拡
大そのものが潜在的な需要を喚起する要因にもなり、待機児童数は増加する傾向にある
ことから、本計画に基づき、保育の量的拡大と質の確保に総合的に取り組み、より一層
の待機児童の解消を図っていきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1
2 子ども・子育て支援新制度の概要
(1)新たな制度の目的
● ●
●
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●
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●
●
●
「子ども・子育て支援新制度」
(以下「新制度」といいます。)は、一人ひとりの子
どもが健やかに成長することができる社会の実現を目指して創設されるもので、次の
3 つの目的を掲げています。
1.質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供
2.保育の量的拡大・確保、教育・保育の質的改善
3.地域の子ども・子育て支援の充実
(2)
「子ども・子育て関連3法」
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
新制度の創設に関する次の 3 つの法律を合わせて、
「子ども・子育て関連 3 法」と
呼ばれています。
1.子ども・子育て支援法(平成 24 年法律第 65 号)
2.就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一
部を改正する法律(平成 24 年法律第 66 号)
3.子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提
供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等
に関する法律(平成 24 年法律第 67 号)
(3)制度の主な内容
●
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●
●
質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供
幼稚園と保育所の機能を併せ持つ「認定こども園*」の普及を図ること。具体的には、
設置手続きの簡素化や、財政措置の見直しなどが検討されています。
保育の量的拡大・確保、教育・保育の質的改善
地域のニーズを踏まえ、認定こども園*、幼稚園、認可保育所*(園)、小規模保育な
どを計画的に整備し、待機児童の解消や、多様な教育・保育の充実を図ること。
地域の子ども・子育て支援の充実
地域のニーズに応じ、子ども・子育てに関する様々なニーズに応えられるように、
子ども・子育て支援の充実を図ること。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2
(4)給付・支援事業について
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
新制度のもとでは、行政が保護者等に提供するサービスは、
「子ども・子育て支援
給付」と「地域子ども・子育て支援事業」に大別されます。
子ども・子育て支援給付
①
子どものための教育・保育給付
・施設型給付
認定こども園*・幼稚園(※1)・認可保育所*(※2)
・地域型保育給付
小規模保育・家庭的保育・居宅訪問型保育・
事業所内保育
②
子どものための現金給付
・児童手当
※1
※2
私立幼稚園は、新制度に移行する施設のみ対象。移行しない幼稚園は現行通り私学助成を継続
私立認可保育所*は、現行通り、市町村が認可保育所*に委託費を支払う仕組み
地域子ども・子育て支援事業
子ども・子育て家庭等を対象とする事業として、市町村が地域の実情に応じて実施す
る。対象の範囲は法定。
① 利用者支援(新規)
② 地域子育て支援拠点事業
③ 妊婦健康診査
④ 乳児家庭全戸訪問事業
⑤ 要保護児童等の支援に資する事業(養育支援訪問事業)
⑥ 子育て短期支援事業
⑦ ファミリー・サポート・センター事業
⑧ 一時預かり事業
⑨ 延長保育事業
⑩ 病児・病後児保育事業
⑪ 放課後児童健全育成事業
⑫ 実費徴収に係る補足給付を行う事業(新規)
⑬ 多様な主体が本制度に参入することを促進するための事業(新規)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3
3
計画策定の経過
○
子育て中の保護者の意見やニーズを的確に反映した計画とするため、就学前児童
(0~5 歳)及び就学児童(6~11 歳)の保護者計 7,500 人を対象として、
「茅
ヶ崎市子ども・子育て支援に関するアンケート調査」を平成 25 年 10 月 29 日
(火)
から 11 月 22 日(金)までを調査期間とし、実施しました。
○
平成 25 年 12 月 15 日(日)には、子ども・子育てに関する市民討議会を開催
するとともに、平成 26 年 3 月 17 日(月)に、意見交換会を実施し、テーマに沿
って参加者のみなさんからご意見をいただきました。
○
本計画への子育て当事者等の意見を反映するとともに、市における子ども・子育
て支援施策を子どもおよび子育て家庭の実情を踏まえて実施するため、公募による
市民、学識経験者、子ども・子育て支援に関する事業に従事する者等で構成する「茅
ヶ崎市子ども・子育て会議」を開催し、計画の内容について審議しました。
4
計画の対象
本計画における「子ども」とは、胎児から乳幼児期、学童期、思春期を含む 18 歳
までの者とします。また、本計画の主たる対象は、子どもと保護者(子育て家庭)と
します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4
5
計画の位置づけ
○
本計画は、すべての子ども自身の「育ち」と子育て中の保護者を支援するととも
に、市民が子育てについて理解と認識を深め、家庭、保育や幼児教育の場、学校、
事業者、行政機関などが相互に協力し、地域社会が一体となって子ども・子育てを
推進するための「茅ヶ崎市の取り組み」として位置づけます。
○
本計画は、国の「次世代育成支援対策推進法」による市町村行動計画として策定
するとともに、茅ヶ崎市総合計画の子ども・子育てに関連する分野の部門別計画と
して位置づけます。
○
本計画には、児童福祉法による「市町村整備計画」を包括するとともに、母子保
健事業計画(計画期間;平成 25(2013)~27(2015)年)の施策を含んでい
ます。また、茅ヶ崎市総合計画を上位計画とし、茅ヶ崎市地域福祉計画、ちがさき
男女共同参画推進プランをはじめ、他の計画などとの整合を図るものとします。子
どもと子育てを取り巻く施策としては、保健、医療、福祉、教育、労働、住宅・都
市基盤整備などあらゆる分野があり、これらの施策の総合的・一体的な推進を図っ
ていきます。
【
茅ヶ崎市子ども・子育て支援事業計画の位置づけ
】
茅ヶ崎市総合計画
(平成 23 年~32 年度)
茅ヶ崎市子ども・子育て支援事業計画
(平成 27 年~31 年度)
整合
茅ヶ崎市障害者保健福祉計画
(平成 27 年~29 年度)
茅ヶ崎市教育基本計画
(平成 23 年~32 年度)
茅ヶ崎市地域福祉計画
(平成 27 年~32 年度)
茅ヶ崎市食育推進計画
(平成 26 年~32 年度)
ちがさき男女共同参画推進プラン
(平成 23 年~27 年度)
次
世
代
育
成
支
援
対
策
推
進
法
子
ど
も
・
子
育
て
支
援
法
児
童
母 福
子 祉
保 法
健
法
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
5
6
計画の期間
「子ども・子育て支援法」では、市町村は平成 27 年度から5年を1期とした事業
計画を定めるものとされていることから、本計画を平成 27 年度から平成 31 年度ま
での計画期間とします。
また、計画内容と実態にかい離が生じた場合は、計画の中間年において本計画の見
直しを行うものとします。
【
平成
26 年度
27 年度
計画期間
28 年度
29 年度
策定
7
】
30 年度
31 年度
計画の見直し
次世代育成支援対策行動計画の評価と方向性
本計画を策定するにあたり、次世代育成支援対策行動計画(後期計画)の評価を行
い、そこから見えてくる本市の課題を抽出します。
評価においては、利用者等の視点による「子ども・子育て支援に関するアンケート
調査」
、
「市民討議会」
、
「意見交換会」の意見と、事業推進の視点による「行政事務進
捗管理」の双方の視点に基づき整理するとともに、「茅ヶ崎市子ども・子育て会議」
の意見を踏まえ、次世代育成支援対策行動計画(後期計画)の7つの基本目標別に評
価を行います。
評価から見えてくる本市の課題から、本計画の方向性を明確にするものとします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
6
平成26年度
第2章
本市の現状と課題
1 人口・世帯等の状況
(1)人口の推移と出生の状況
ア
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
茅ヶ崎市における人口の推移
本市の人口は、緩やかに増加しています。
年齢3区分別でみると、生産年齢人口は減少しており、年少人口・高齢者
人口は増加傾向がみられます。
【
図
人口の推移
】
250,000
(人)
229,018
230,710
232,510
234,145
234,875
235,672
236,201
200,000
44,258
46,295
48,240
50,064
50,353
51,616
53,854
150,000
152,943 152,176 151,728 151,333 151,652 150,933 149,272
100,000
250,000
200,000
150,000
100,000
50,000
0
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
50,000 平成21年
32,748
32,870
33,123
33,075
32,239
32,542
31,817
0
平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
0~14歳
年少人口(0~14歳)
15~64歳
生産年齢人口(15~64歳)
65歳以上
老年人口(65歳以上)
資料:神奈川県年齢別人口統計調査結果報告(各年1月1日現在)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
7
イ
茅ヶ崎市における年齢別就学前児童数の推移
本市の就学前児童数は、横ばい傾向にあります。
【
図
年齢別就学前児童数の推移
】
30
(人)
25
15,000
12,378
20
2,170
15
10,000
2,077
10
2,169
55,000
0
0
12,582
12,736
12,709
12,609
12,710
2,111
2,213
2,097
2,149
2,146
2,192
2,059
2,092
2,085
2,110
2,129
2,147
2,232
2,198
2,164
2,027
2,030
2,110
2,221
2,136
2,042
1,961
2,040
2,175
2,129
1,998
2,037
1,974
平成22年
平成19年
2,150
2,061
平成23年
平成20年
平成21年
0歳
0歳
1歳
1歳
2,023
平成24年
平成22年
2歳
2,089
1,981
平成25年
平成23年
平成24年
3歳
2歳
4歳
3歳
平成25年
5歳
4歳
5歳
資料:神奈川県年齢別人口統計調査結果報告(各年1月1日現在)
ウ
出生数の推移
出生数は、平成 20 年からほぼ横ばいで推移していましたが、平成 24 年
にやや減少し、1,946 人となっています。
【
図
出生数の推移
】
3,000
2,500
2,044
1,986
2,000
2,028
1,946
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
2,000
1,500
1,000
500
0
資料:資料:神奈川県衛生統計年報
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
8
エ
茅ヶ崎市・神奈川県・国における合計特殊出生率*の比較
合計特殊出生率*は、平成 20 年からほぼ横ばいで推移しています。国、県
と比較すると、国よりも低く、県よりは高い水準となっています。
【
1.45
1.45
1.40
1.40
1.35
1.35
1.30
1.30
1.25
1.25
1.20
1.20
1.15
1.15
1.10
1.10
1.37
1.30
1.23
平成20年
平成20年
図
合計特殊出生率*の推移
1.39
1.37
1.28
1.30
1.25
平成22年
平成22年
茅ヶ崎市
平成23年
平成23年
神奈川県
茅ヶ崎市
1.29
1.27
1.25
平成21年
平成21年
1.41
1.39
1.29
1.23
】
平成24年
平成24年
全国
神奈川県
全国
資料:神奈川県衛生統計年報
※
合計特殊出生率:人口統計上の指標で、一人の女性が一生に産む子どもの数を示す。
女性が出産可能な年齢を 15 歳から 49 歳までと規定し、それぞれの出生率を出し、足し合
わせることで、人口構成の偏りを排除し、一人の女性が一生に産む子どもの数の平均を求
めたもの。
オ
茅ヶ崎市における社会動態
転入数が転出数を上回っている状態にあり、それに伴い、子育て世代の転
入も多くなっていると考えられます。
【
図
社会動態の推移
】
(人)
12,000
12,000
10,000
8,000
10,000
6,000
4,000
2,000
8,000
0
6,000
(人)
9,987
8,578
1,409
平成20年
9,920
8,575
9,190
9,398
8,494
8,710
9,370
8,871
1,345
平成21年
平成22年
平成23年
696
688
4,000
平成24年
1,800
1,800
1,500
1,200
1,500
900
600
300
1,200
0
900
600
2,000
499
0
300
0
平成20年
平成21年
平成22年
転入
転入
平成23年
転出
転出
平成24年
社会増減
社会増減
資料:統計年報(茅ヶ崎市HP)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
9
(2)世帯の推移
ア
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
茅ヶ崎市における核家族世帯数等の推移
核家族世帯数等の推移については、6 歳未満世帯員のいる核家族世帯数が
増加しており、家庭で子育てをする支援の充実が求められると考えられます。
【
図
核家族世帯数等の推移
(世帯)
100,000
80,822
68.5
80,000
100,000
80,000
60,000
40,0000
20,000
60,000
平成12年
55,331
40,000
20,000
】
(%)
100.0
93,356
87,698
67.3
67.1
平成17年
59,044
80.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
60.0
平成22年
62,661
40.0
9,118
8,977
8,345
0
20.0
0.0
平成12年
平成17年
一般世帯数
一般世帯数
6歳未満世帯員のいる核家族世帯
6歳未満世帯員のいる核家族世帯
平成22年
核家族世帯
核家族世帯
一般世帯に占める核家族世帯の割合
一般世帯に占める核家族世帯の割合
資料:国勢調査
※
核家族世帯は、夫婦のみの世帯、夫婦と子どもから成る世帯、男親と子どもから成る世
帯、女親と子どもから成る世帯の合計
イ
茅ヶ崎市における核家族世帯の内訳
核家族世帯の内訳をみると、夫婦と子どもから成る世帯の割合が減少して
おり、夫婦のみの世帯、ひとり親世帯の増加がみられます。
【
(%)
100.0
図
9.0
核家族世帯数等の推移
10.0
1.8
80.0
60.0
1.9
】
10.7
59.3
56.1
53.5
30.0
32.1
33.7
平成12年
平成17年
平成22年
2.0
40.0
20.0
0.0
夫婦のみの世帯
男親と子供から成る世帯
夫婦と子供から成る世帯
女親と子供から成る世帯
資料:国勢調査
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
10
(世帯)
8
100,000
80,000
60,000
40,0000
20,000
一般
6歳
2 婚姻の状況
(1)婚姻率の推移
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
婚姻率については、平成 21 年以降、緩やかに減少しています。本市は全
国、県と比較すると下回っています。
【
(人口千対)
8.00
図
婚姻率の推移
】
8.00
6.00
4.00
2.00
平成21年
6.0
6.1
6.00
5.6
平成22年
5.5
5.4
平成24年
5.7
5.3
5.2
5.2
4.00
平成23年
5.6
4.9
4.9
平成23年
平成24年
2.00
平成21年
平成22年
茅ヶ崎市
茅ヶ崎市
神奈川県
神奈川県
全国
全国
資料:神奈川県衛生統計年報
(2)離婚率の推移
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
離婚率については、平成 21 年以降横ばいで推移していましたが、平成 22
年から 23 年にかけて国、県とともに減少し、再び横ばいで推移しています。
本市は、国、県と比較すると、平成 23 年以降低い水準にあります。
【
図
離婚率の推移
】
(人口千対)
2.50
8.00
6.00
4.00
2.00
平成21年
2.1
2.0
2.0
2.00
2.0
平成22年
2.0
1.9
2.0
平成23年
平成24年
1.9
1.9
1.9
1.8
1.8
平成23年
平成24年
1.50
平成21年
平成22年
茅ヶ崎市
茅ヶ崎市
神奈川県
神奈川県
全国
全国
資料:神奈川県衛生統計年報
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
11
3 就業の状況
ア
茅ヶ崎市における年齢別労働力率の推移
女性の子育て世代(30 歳代前半)の労働力率は男性に比べ低くなってい
ますが、平成 17 年に比べ、平成 22 年度で増加しており、働く女性の保育
ニーズの高まりへの対応が必要です。
(神奈川県衛生統計年報において、第 1
子出産時の母の平均年齢で最も多い 30 歳代前半を子育て世代としていま
す。
)
【
図
年齢別労働力率の推移
】
(%)
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0 100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
85
4
-8
80
9
-7
75
4
-7
70
9
-6
65
4
-6
60
9
-5
55
4
-5
50
9
-4
45
4
-4
40
9
-3
35
4
-3
30
9
-2
25
4
-2
20
9
-1
15
平成17年 女性
平成17年 女性
平成22年 女性
平成22年 女性
平成22年 男性
平成22年 男性
資料:国勢調査
イ
茅ヶ崎市における女性の未婚・有配偶別労働力率
25~34 歳の未婚と既婚において労働力率の差が大きいことから、出産、
子育て期における就労ニーズを踏まえ、支援の充実を検討していく必要があ
ります。
【
図
女性の未婚・有配偶別労働力率
】
(%)
100.0
100.0
80.0
80.0
60.0
60.0
40.0
40.0
20.0
20.0
0.00.0
85
4
-8
80
9
-7
75
4
-7
70
9
-6
65
4
-6
60
9
-5
55
4
-5
50
9
-4
45
4
-4
40
9
-3
35
4
-3
30
9
-2
25
4
-2
20
9
-1
15
未婚
未婚
既婚
既婚
資料:国勢調査
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
12
4 認可保育所*(園)・幼稚園の状況
(1)就学前施設の状況
ア
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
茅ヶ崎市における就学前児童数と認可保育所*(園)・
幼稚園の在籍者数
本市の就学前児童数と認可保育所*(園)・幼稚園の在籍児童数は、就学前
施設(認可保育所*(園)
・幼稚園)全体で、増加しています。
【
図
就学前児童数と認可保育所*(園)
・幼稚園の在籍者数の推移
(人)
15,000
15,000
10,000
5,000
0
10,000
】
(%)
12,710
12,609
平成23年
47.7
80.0
80
60
40
20
0
12,706
平成24年
48.7
平成25年
48.9
60.0
40.0
5,000
3,753
3,785
2,260
2,399
平成23年
平成24年
2,498
3,709
0
20.0
0.0
平成25年
就学前児童数
就学前児童数
認可保育所(園)在籍者数
認可保育所(園)在籍者数
幼稚園在籍者数
幼稚園在籍者数
認可保育所(園)・幼稚園在籍割合
認可保育所(園)・幼稚園在籍割合
資料:就学前児童数は総務部行政総務課(神奈川県年齢別人口統計調査結果報告)
(各年1月1日現在)
認可保育所*(園)在籍者数は茅ヶ崎市統計年報(保育課)(各年4月1日現在)
幼稚園在籍者数は神奈川県学校基本調査結果報告(各年5月1日現在)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
13
イ
茅ヶ崎市における各歳児の施設在籍状況
4歳児・5歳児の約 9 割が幼稚園や認可保育所*(園)等の就学前施設に
在籍しており、3歳児の 3 割以上が現在、未就園となっています。3歳児の
未就園層については、保護者のニーズを踏まえ、教育・保育の提供体制を検
討していく必要があります。
【
図
各歳児の施設在籍状況
(%)
100.0
100.0
80.0
80.0
60.0
60.0
40.0
14.2
11.8
62.1
64.7
24.2
3歳
23.7
4歳
23.5
5歳
3歳
4歳
5歳
32.3
80.6
93.3
43.6
40.0
20.0
20.0
0.0
0.0
】
0歳
6.7
0歳
19.4
1、2歳
1、2歳
保育園
保育園
幼稚園
幼稚園
その他・未在籍
その他・未在籍
資料:就学前児童数は総務部行政総務課(神奈川県年齢別人口統計調査結果報告)
(平成 25 年1月1日現在)
認可保育所*(園)在籍者数は茅ヶ崎市統計年報(保育課)
(平成 25 年4月1日現在)
幼稚園在籍者数は神奈川県学校基本調査結果報告(平成 25 年5月1日現在)
※
「その他・未在籍」については、「就学前児童数」から「保育園在籍者数」及び「幼稚
園在籍者数」を引いて算出しているため、参考数値となります。
(2)認可保育所*(園)の状況
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
ア 茅ヶ崎市における認可保育所*(園)の在籍者数
認可保育所*(園)の在籍者数は、年々増加しており、平成 21 年と比較す
ると、特に1~3歳で在籍者数が増加しています。
【
(人)
2,500
2,500
2,000
1,500
1,000
500
2,0000
1,500
500
671
0
平成21年
2,260
452
平成22年
441
474
平成21年
443
397
保育園の在籍者数の推移
2,121
2,085
1,000
図
464
平成23年
475
126
平成22年
2,498
494
531
平成24年
515
117
平成23年
1、2歳 3歳
0歳0歳 1、2歳
3歳
4歳
平成25年
515
497
822
764
737
681
100
2,399
478
467
421
】
133
148
平成24年
4歳
5歳
平成25年
5歳
資料:茅ヶ崎市統計年報(保育課)(各年4月1日現在)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
14
平成25年
イ
茅ヶ崎市における待機児童数の推移
認可保育所*に入園できない児童数が多く、その 75%が 0~2 歳となって
います。
【
図
待機児童数の推移
】
(人)
200
150
100
167
175
180
平成22年
平成23年
平成24年
174
140
50
0
平成25年
平成26年
資料:保育所の状況(厚生労働省)(各年4月1日現在)
ウ
認可保育所*に入園できない児童数
認可保育所*に入園できない児童数は年々増加しており、2歳、3歳で増加
が顕著にみられます。
【
図
認可保育所*に入園できない児童数の推移
(人)
600
500
581
477
4,000
3,000
2,000
1,000
0
14
40
421 平成22年
11
30
55
8
97
27
122
166
167
224
226
194
80
11
23
平成23年
400
83
300
112
98
164
180
64
47
67
44
71
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
200
平成26年
551
37
84
平成24年
527
11
】
100
0
0歳
0歳 1歳 1歳
2歳
2歳
3歳
3歳
平成25年
4歳4歳 5歳 5歳
資料:保育課(各年4月1日現在)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
15
平成26年
(3)幼稚園の状況
ア
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
茅ヶ崎市における幼稚園の在籍者数
幼稚園に在籍する児童数は年々増加傾向にあります。
【
(人)
100.0
4,000
図
幼稚園の在籍者数の推移
】
3,646
3,753
3,785
3,709
1,429
1,398
1,446
1,462
1,393
1,435
1,451
1,351
920
888
896
80.0
3,000
2,000
1,000
60.0
40.0
20.0
0.0
0
824
平成22年
平成22年
平成23年
平成23年
3歳児3歳児
平成24年
平成24年
4歳児 4歳児
平成25年
平成25年
5歳児 5歳児
資料:神奈川県学校基本調査結果報告(各年5月1日現在)
イ
茅ヶ崎市における年齢別幼稚園の在籍割合
4、5歳児での幼稚園に在籍する児童数が増加しています。
子育て世代の共働きなど、就労層への幼稚園における預かり保育*のニーズ
を確認していく必要があります。
【
図
年齢別幼稚園の在籍割合の推移
】
100.0
(%)
100.0 80.0
80.0 60.0
39.2
37.3
38.2
39.4
38.2
38.2
38.3
36.4
22.6平成22年
24.5
平成23年
23.5
平成24年
24.2
平成25年
60.0 40.0
40.0 20.0
20.0
0.0
0.0
平成22年
平成23年
平成24年
3歳児
平成25年
4歳児
平成25年
5歳児
3歳児
4歳児
5歳児
資料:神奈川県学校基本調査結果報告(各年5月1日現在)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
16
5 地域の実情に応じた地域子育て支援事業の現状
(1)茅ヶ崎市児童クラブの現状
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
① 茅ヶ崎市児童クラブの登録児童数
平成 26 年 4 月 1 日現在の茅ヶ崎市児童クラブの登録児童数は 1,269 人
となっています。今宿小、梅田小、浜須賀小、松浪小、香川小、室田小では、
複数の児童クラブを運営しています。
【
図
学校別
茅ヶ崎市児童クラブの登録児童数
】
(人)
200
150
132
130
87
100
70
74 76
68 70
48
38
50
77
67 71
57
33
58
36 42
19
16
0
今 梅 浜 浜 小 小 松 緑
宿 田 須 之 出 和 浪 が
小 小 賀 郷 小 田 小 浜
小 小
小
小
茅
ヶ
崎
小
東 鶴 香 鶴 柳 円 松 室 西 汐 南
海 嶺 川 が 島 蔵 林 田 浜 見 地
岸 小 小 台 小 小 小 小 小 台 区
小
小
小
資料:茅ヶ崎市保育課
(人)
500
442
② 学年別の内訳
400
356
平成 26 年 4 月 1 日現在の学年別の内訳をみると、1年生、2年生で6割
300
以上となっています。
241
200
【
図
学年別
茅ヶ崎市児童クラブ登録児童数
140
100
】
0
1
年
生
(人)
500
442
400
2
年
生
3
年
生
356
300
241
200
140
70
100
20
0
1
年
生
2
年
生
3
年
生
4
年
生
5
年
生
6
年
生
資料:茅ヶ崎市保育課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
17
4
年
生
③ 茅ヶ崎市児童クラブの登録児童数の推移
児童クラブの登録児童数の推移をみると、年々登録児童数は増加しており、
特に1~3年生では、平成 22 年に比べ、1.3 倍の増加となっています。
【
(人)
図
茅ヶ崎市児童クラブの登録児童数の推移
】
1,500
1,000
500
1,269
1,036
1,096
1,124
1,164
234
223
237
231
799
865
890
941
1,039
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
230
0
1~3年生
4~6年生
資料:茅ヶ崎市保育課(各年 4 月 1 日現在)
(2)ファミリー・サポート・センターの状況
●
●
●
● ●
●
●
●
●
ファミリー・サポート・センターの活動件数については、平成 23 年度で
8千件を超えましたが、平成 24 年度はやや減少しています。また、依頼会
員、支援会員、ともに会員数については年々増加しています。
【
表
ファミリー・サポート・センターの状況
】
単位:人、件
平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
活
動
件
数
6,582
6,956
8,891
8,377
8,598
依
頼
会
員
1,768
1,929
2,089
2,294
2,488
支
援
会
員
410
435
462
487
501
両
方
会
員
284
326
345
364
402
合 計 会 員 数
2,462
2,690
2,896
3,145
3,391
資料:茅ヶ崎市子育て支援課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
18
■
地域の実情に応じた地域子育て支援事業の現状
本市の認可保育所*は 29 園(公立7園、私立 22 園)あり、幼稚園はすべ
て私立で 17 園あります。次世代育成支援対策行動計画後期計画の策定以降
も保育園の新たな設置や建替えに伴う定員増を行っています。
※H26.4.1 現在の状況。
(人口は住民基本台帳に基づいて集計)
A区域
人口:0歳
1-2歳
3-5歳
幼稚園数:3園
233
536
946
保育園数:6園
鶴が台・松風台・香川・みずき・甘沼
(湘北地区)
堤・芹沢・行谷・下寺尾(小出地区)
A
B区域
人口:0歳
463
1-2歳
883
3-5歳 1348
幼稚園数:2園 保育園数:5園
C区域
人口:0歳
545
1-2歳 1140
3-5歳 1642
幼稚園数:5園
保育園数:9園
00
C
茅ヶ崎・新栄町・十間坂(茅ヶ
崎地区の一部)
下町屋・浜之郷・矢畑・円蔵・
西久保(鶴嶺東地区)
今宿・平太夫新田・萩園(鶴嶺
西地区)
B
E
D
人口:0歳
161
1-2歳 382
3-5歳 631
幼稚園数:1園
保育園数:3園
人口:0歳
1-2歳
3-5歳
幼稚園数:6園
D区域
共恵(茅ヶ崎地区の一部)
南湖(南湖地区)
中島・松尾・柳島・柳島海岸・
浜見平(湘南地区)
A区域
元町・本村(茅ヶ崎地区の一部)
赤羽根・高田・室田・菱沼・松
林(松林地区)
小桜町・小和田・代官町・本宿
町・赤松町(小和田地区)
E区域
550
1222
1968
保育園数:6園
若松町・幸町(茅ヶ崎地区の一部)
中海岸・東海岸北・東海岸南(海岸地区)
浜竹・松浪・出口町・ひばりが丘・美住町・
常盤町・富士見町・汐見台・緑が浜(松浪地
区)
旭が丘・松が丘・平和町・菱沼海岸・浜須賀・
白浜町(浜須賀地区)
B区域
C区域
D区域
E区域
一時預かり実施園
2園
2園
3園
0園
1園
特定保育実施園
1園
1園
1園
0園
1園
病後児保育実施園
0園
0園
0園
0園
1園
保育園の園庭開放
実施園
5園
4園
4園
3園
4園
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
19
(3)子育て支援センターの状況
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
子育て支援センターについては、毎年利用者数は 4 万人前後で推移してい
ます。
【
表
子育て支援センターの状況
】
単位:人、件
平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
茅ヶ崎駅北口
利用者数
17,918
19,529
18,702
21,525
21,666
子育て支援センター
相談件数
2,535
2,312
2,357
2,779
2,431
茅ヶ崎駅南口
利用者数
10,701
10,991
10,837
10,030
10,107
子育て支援センター
相談件数
1,314
1,463
1,305
1,287
1,134
浜竹子育て支援
利用者数
12,546
12,534
11,246
10,283
10,391
センターのびのび
相談件数
990
832
705
504
576
利用者数
41,165
43,054
40,785
41,838
42,164
相談件数
4,839
4,607
4,367
4,570
4,141
総数
資料:茅ヶ崎市子育て支援課
(4)療育*相談件数(こどもセンター)の状況
●
●
●
● ●
●
●
●
●
こどもセンターは、従来は「療育*相談室」という名称でしたが、より相談
しやすい窓口となるよう、平成 19 年度に「こどもセンター」と名称を変更
しました。
【
表
療育*相談件数(こどもセンター)の状況
総相談
年
度
件数
新規
初回
相談
面談
個別相談
個別
面談
電話
相談
FAX
相談
メール
相談
巡回
相談
】
個別専門相談
心理
発達
言語
平成 21 年度 2,899
388
233
559
757
1
22
478
377
84
平成 22 年度 3,050
414
246
586
764
0
3
562
386
89
平成 23 年度 2,905
394
235
565
681
0
16
590
350
74
平成 24 年度 2,996
383
229
643
783
0
7
515
355
81
平成 25 年度 2,673
320
195
660
743
1
11
417
263
63
資料:茅ヶ崎市こども育成相談課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
20
(5)家庭児童相談室の相談件数
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
家庭児童相談室の相談件数については、500 件前後で推移しています。
【
表
家庭児童相談室の相談件数
】
単位:件
平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
総数
495
664
591
533
552
性格・生活習慣
72
209
165
92
146
知能・言語
0
1
6
2
4
学校生活など
3
2
4
5
6
非行
0
3
6
0
5
家族関係(虐待相談)
209
274
209
162
165
環境
22
17
40
137
78
心身障害
0
2
9
0
0
189
156
152
135
148
内
容
別
その他
資料:茅ヶ崎市こども育成相談課
(6)乳幼児健康診査の受診状況
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
乳幼児健康診査の受診率は、高い状態を維持しています。本市では、健康
診査を受けられなかった子どもの健康状態の把握にも努めています。
【
表
乳幼児健康診査の受診状況
】
単位:人、%
平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
4 か月児
健康診査
受診人数
1,985
1,949
2,025
1,887
2,014
受 診 率
97.6
96.8
98.9
96.3
98.5
10~11 月児
健康診査
受診人数
2,018
1,881
2,016
1,918
1,973
受 診 率
97.2
94.9
95.5
97.3
95.9
1 歳 6 か月児 受 診 人 数
健康診査
受 診 率
2,085
2,005
1,969
2,049
1,919
95.8
96.1
97.9
95.9
96.3
3 歳 6 か月児 受 診 人 数
健康診査
受 診 率
1,900
1,968
2,051
1,986
1,997
91.7
89.4
91.6
92.4
94.1
資料:茅ヶ崎市こども育成相談課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
21
(7)乳幼児健康相談の状況
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
乳幼児健康相談の利用者は年々減少していますが、悩みを抱えての相談、
育児相談、栄養相談、計測の希望など利用者のニーズは様々です。ニーズに
合った体制を整えるよう努めています。
【
表
乳幼健康相談の状況
】
単位:回、人
平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
実
施
回
数
148
144
144
96
96
相
談
者
数
3,085
2,973
2,827
1,917
1,848
資料:茅ヶ崎市こども育成相談課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
22
6 アンケートからみられる現状
(1)母親の就労状況と意向について
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
● ●
●
・未就学児の母親の現在の就労状況は、産休等を含めたフルタイム(1週5日程度・
1日8時間程度の就労)は 20.1%、産休等を含めたパート・アルバイトは 19.6%、
未就労は 58.3%という構成になっており、5年前の調査と比べて、概ね同様の構
成になっているものの、未就労者が若干少なくなっています。就学児の母親になる
と、産休等を含めたフルタイムは 17.0%、産休等を含めたパート・アルバイトは
43.2%、未就労は 38.3%という構成になっており、未就学児の保護者の就労状
況と比べ、パート・アルバイトの割合が増えています。
【未就学児】
0
20
フルタイムで就労しており、産休・育
休・介護休業中ではない
60
80
0
20
15.0
フルタイムで就労しているが、産休・育
休・介護休業中である
40
%
100
42.8
0.9
パート・アルバイト
0.4
以前は就労していたが、現在は就労して
いない
52.3
31.9
6.0
就労していない
6.4
2.0
無回答
80
フルタイム
0.4
18.7
これまで就労したことがない
60
16.6
5.1
パート・アルバイト等で就労しており、
産休・育休・介護休業中ではない
パート・アルバイト等で就労している
が、産休・育休・介護休業中である
40
【就学児】
%
100
N = 3163
1.4
N = 1382
0
・未就学児の母親のパート・アルバイトで就労している人で、フルタイムへの転換希
0.4
望は3人に1人となっており、すべての保護者がフルタイムを望んでいるわけでは
ないことがわかります。また、フルタイムへの転換希望をしている人でも、半数以
上が実現できる見込みがないと回答しており、現在の雇用環境が影響している可能
0.4
性があります。また、現在未就労の人で、
「1年より先で子どもがある程度大きく
なってから」が 49.4%の割合で就労希望となっており、保育サービス等の潜在的
なニーズがうかがえます。
N = 621
フルタイムへの転換希望があ
り、実現できる見込みがある
0
20
無回答
40
60
%
80
N = 1844
子育てや家事などに専念し
たい(就労の予定はない)
0
20
40
51.9
すぐにでも、もしくは1年
以内に就労したい
6.0
無回答
%
60
20.9
1 年より先、一番下の子ど
もが( )歳になった
ころに就労したい
25.1
パート・アルバイト等の就労
を続けることを希望
パート・アルバイト等をやめ
て子育てや家事に専念したい
1.4
8.1
フルタイムへの転換希望はあ
るが、実現できる見込みはな
い
6.
49.4
19.0
10.7
9.0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
23
(2)平日の教育・保育事業の現状と意向について
●
● ●
●
●
●
●
●
● ●
●
・未就学児の家庭で、現在、幼稚園や保育園などを利用している人は全体で6割とな
っており、その内訳は幼稚園が6割、認可保育所*が3割となっています。また、
「利
用していない」に○をつけた人は、利用していない理由として、「利用する必要が
ない」と「子どもがまだ小さいため」と多くの人が答えています。
・現在、利用している、利用していないにかかわらず、平日の教育・保育の事業とし
ての希望は、幼稚園の希望が最も高く、次いで、認可保育所*、幼稚園の預かり保
育*が高くなっていることから、根強い幼稚園のニーズがあることがわかります。
また、認定こども園*についても、幼稚園と認可保育所*をそれぞれに希望している
人が複数選択で回答しており、新たなニーズとなっていることがわかります。
0
20
40
55.9
幼稚園(通常の就園時間の利用)
幼稚園の預かり保育(通常の就園時
間を延長して預かる事業のうち定期
的な利用のみ)
小規模な保育施設(国が定める最低
基準に適合した施設で市町村の認可
を受けた定員概ね6~19人のも
の)
20
%
60
40
40.8
子どもの祖父母や親戚の
人がみている
7.0
31.8
近所の人や父母の友人・
知人がみている
33.0
0.4
36.7
利用したいが、保育・教
育の事業に空きがない
0.1
利用したいが、経済的な
理由で事業を利用できな
い
17.1
4.7
0.3
事業所内保育施設(企業が主に従業
員用に運営する施設)
1.3
2.6
0
その他の認可外の保育施設
0
利用する必要がない
3.7
家庭的保育(保育者の家庭等で子ど
もを保育する事業)
認定保育施設(認可保育所ではない
が、一定の基準(面積・職員配置基
準)を満たし茅ヶ崎市が認定した施
設)
N = 1250
67.2
認可保育所(国が定める最低基準に
適合した施設で都道府県等の認可を
受けたもの)
認定こども園(幼稚園と保育施設の
機能を併せ持つ施設で、現在、茅ヶ
崎市内にはありません。)
%
80
60
20
40
15.0
7.9
使用したいが、延長・夜
間等の時間帯の条件が合
わない
1.0
利用したいが、事業の質
や場所など、納得できる
事業がない
60
80
1.4
1.2
46.2
子どもがまだ小さいため
4.8
1
4.2
その他
6.2
無回答
2.3
10.8
0.8
0.6
0.9
0.4
居宅訪問型保育(ベビーシッターの
ような保育者が子どもの家庭で保育
する事業)
0.1
0.2
ファミリー・サポート・センター
(地域住民が子どもを預かる事業)
1.0
1.8
3.3
0
10.2
3.4
その他
1.6
利用している事業(N = 1911)
利用したいと考える事業(N = 3168)
0.5
無回答
2.5
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
24
(3)地域の子育て支援事業の利用状況について
●
●
● ●
●
●
●
●
有
効
回
答
数
ている」人の割合は、子どもの年齢が
大きくなり利用していない等のこと
(
も影響し、全体では2割に満たないも
)
件
のの、0歳児、1歳児では2~4割が
子
育
て
支
援
セ
ン
タ
I
て
い
る
類
似
の
事
業
利用している現状です。
今後利用したい」人の割合が約2割、
●
●
●
単位:%
・現在、子育て支援センターを「利用し
・利用希望として、
「利用していないが、
●
そ
の
他
茅
ヶ
崎
市
で
実
施
し
利
用
し
て
い
な
い
無
回
答
全体
3,168
15.6
9.8
77.4
2.3
0歳
521
39.3
14.8
53.2
2.9
1歳
502
23.9
19.3
63.9
1.8
「すでに利用しているが、今後利用日
2歳
507
15.4
14.6
74.2
1.6
数を増やしたい」人の割合が約1割と
3歳
547
7.1
6.6
87.9
1.5
4歳
482
5.0
2.5
90.5
3.9
5歳
511
2.3
1.6
94.9
1.8
潜在ニーズがうかがえます。
N = 3168
0
20
利用していないが、今後利
用したい
すでに利用しているが、今
後利用日数を増やしたい
60
%
80 100
19.0
9.3
新たに利用したり、利用日
数を増やしたいとは思わな
い
無回答
40
67.0
4.7
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
25
(4)病気の際の対応について
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
・未就学の子どもが病気やケガで通常の教育・保育事業を利用できなかった人は約7
割と多く、その時の対応方法として、
「母親が休んだ」の割合が約6割と最も高く、
「できれば病児・病後児のための保育施設等を利用したい」というニーズにつなが
っています。なお、実際に「病児・病後児の保育を利用した」の割合が 1.5%とご
くわずかとなっています。
N = 1911
0
20
病気やケガで通常の事業が
利用できなかったことが
あった
病気やケガで通常の事業が
利用できなかったことはな
かった
無回答
40
60
%
80 100
N = 1294
0
20
父親が休んだ
67.7
40
60
22.9
母親が休んだ
28.5
57.1
(同居者を含む)親族・知人に
子どもをみてもらった
3.8
%
80 100
30.8
父親又は母親のうち就労してい
ない方が子どもをみた
36.2
病児・病後児の保育を利用した
1.5
ベビーシッターを利用した
0.9
ファミリー・サポート・セン
ターを利用した
1.1
仕方なく子どもだけで留守番を
させた
1.6
その他
3.2
無回答
2.2
・今後、
「できれば病児・病後児保育施設等を利用したい」人の割合が4割以上とな
っており、特にフルタイムで働いている母親の割合が高くなっていることから病児
保育事業の潜在的なニーズがうかがえます。なお、就学児の家庭で、「できれば病
児・病後児保育施設等を利用したい」人の割合が約2割となっており、未就学児の
家庭に比べ割合は低くなっています。
【未就学児】
0
20
できれば病児・病後児保育施設
等を利用したい
40
60
80
0
20
41.5
40
60
80
%
100
18.3
57.2
利用したいとは思わない
無回答
【就学児】
%
100
78.6
1.3
3.1
N = 778
N = 383
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
26
(5)一時預かりや宿泊を伴う一時預かり等の利用について
●
●
●
●
●
●
●
・未就学児の家庭で、私用・親の通院・不定期の就労等の目的で不定期に利用してい
る事業について、現状「利用していない」の割合が8割以上となっている一方で、
今後、私用・親の通院・不定期の就労等の目的で事業を「利用したい」の割合が約
4割となっており、潜在的なニーズがあることがうかがえます。なお、就学児の家
庭で不定期の一時預かりや宿泊を伴う一時預かりを「利用したい」
の割合が 15.8%
となっており、未就学児に比べ割合は低くなっています。
【未就学児】
N = 3168
一時預かり
幼稚園の預かり保育
0
20
60
子育て短期支援事業(トワイ
ライトステイ)
0.7
ベビーシッター
0.9
その他
1.2
40
60
%
80 100
39.6
56.0
4.4
無回答
N = 3168
【就学児】
0
83.0
利用していない
20
利用する必要はない
8.7
2.6
0
利用したい
5.1
ファミリー・サポート・セン
ター
無回答
40
【未就学児】
%
80 100
利用したい
20
無回答
60
%
80 100
15.8
79.9
利用する必要はない
1.6
40
4.3
N = 1396
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
27
(6)就学後の放課後の過ごし方について
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
① 就学前児童の保護者の調査
・次の4月から小学校に上がる5歳児のいる家庭における放課後の過ごし方について、
低学年(1~3年生)
、高学年(4~6年生)ともに、「自宅」「習い事(ピアノ教
室、サッカークラブ、学習塾など)
」の割合が高くなっており、児童クラブ(学童
保育)の割合は、低学年で 25.6%、高学年で 13.1%となっています。
② 就学児童の保護者の調査
・就学児の家庭で、児童クラブ(学童保育)を利用している人は 8.9%(希望は低学
年で 15.9%、高学年で 5.9%)となっており、5歳児の子どものニーズに対して、
現状の利用状況が低くなっています。
・児童クラブ(学童保育)を利用している理由として、「お子さんの身の回りの世話
をしている方が就労している」の割合が9割以上と高くなっており、親の就労状況
を理由に利用していることがうかがえます。
【未就学児】
0
20
40
60
80
20
40
60
習い事(ピアノ教室、サッカーク
ラブ、学習塾など)
2.9
2.7
茅ヶ崎市子どもの家
3.9
3.3
19.0
13.1
児童クラブ(学童保育)
25.6
13.1
2.8
1.8
1.2
1
0.8
0.6
0.4
0.2
0
1.0
1.2
3.9
2.7
16.6
6.9
15.9
5.9
11.3
15.0
51.3
39.4
44.4
46.2
公園
放課後等デイサービス、日中一時
支援事業
1.6
2.0
その他
1.0
0.6
4.3
4.1
10
0 20 40 60 80 0
0.8
0.9
13.7
18.8
公民館、図書館等の公的施設
70.6
71.4
63.9
80.2
10
0 20 40 60 80 0
小学校ふれあいプラザ事業
%
100
38.4
28.4
65.6
児童館(他市)
80
56.4
33.5
37.8
祖父母宅や友人・知人宅
無回答
0
72.8
75.7
自宅
ファミリー・サポート・センター
【就学児】
%
100
1.0
0.9
低学年(N = 511)
高学年(N = 511)
5.4
4.8
2.0
1.2
1
0.8
0.6
0.4
0.2
0
低学年(N = 717)
20.9
高学年(N = 1396)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
28
(7)現在の生活の満足度について
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
・未就学児の家庭で、現在の生活について、「満足している」と「どちらかといえば
満足している」を合わせた割合は、約7割となっており、就学児の家庭で、7割を
切っており、平成 20 年度に比べても低くなっています。
【未就学児】
0
20
40
60
【就学児】
%
100
80
0
20
15.8
12.5
15.8
15.0
どちらともいえない
%
100
80
39.8
38.9
41.4
40.1
どちらかといえば満足している
60
26.8
33.1
26.4
33.1
満足している
どちらかといえば満足していな
い
8.8
5.8
7.2
6.8
満足していない
6.5
4.9
7.5
6.1
無回答
40
平成25年度調査(N = 3168)
1.1
1.2
平成20年度調査(N = 1533)
(8)子育てする上での相談相手の状況について
平成25年度調査(N = 1396)
2.9
2.5
●
平成20年度調査(N = 1533)
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
・未就学児の家庭で、子育てをする上で、気軽に相談できる人がいるかについて、
「い
10
10「いない」
る」と回答している人が大半を占めています。
なお、少数ではあるものの
0 20 40 60 80 0
1.1
1.2
4.9
5.8
6.5
8.8
15.0
15.8
26.4
33.1
40.1
41.4
0 20 40 60 80 0
2
2.5
2.9
6.1
6.8
7.2
7.5
12.5
15.8
26.8
33.1
38.9
39.8
0
2
と回答している人の割合が 4.5%となっており、就学児の家庭では、8.2%と高く
0
なっています。
【就学児】
【未就学児】
0
20
40
60
80
%
100
相談できる人がいる/
相談できる場所がある
相談できる人がいない/
相談できる場所がない
無回答
0
20
94.2
4.5
40
60
80
%
100
90.2
8.2
1.3
N = 3168
1.6
N = 1396
0
8
1.6
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
29
・未就学児の家庭で、気軽に相談できる相手は、
「配偶者、パートナー」
「友人や知人」
「祖父母等の親族」に次いで、「近所の人」「保育所(園)保育士」
「幼稚園教諭」
となっていることから、保育園や幼稚園に通っている保護者の方は、園を通じた相
談相手がいる状況になっています。
・就学児の子どもの家庭で、気軽に相談できる相手は、
「配偶者、パートナー」
「友人
や知人」
「祖父母等の親族」に次いで、
「近所の人」
「職場の人」
「小学校教諭」とな
っており、市役所などの公的機関への相談の割合は低くなっています。
【未就学児】
0
20
40
配偶者、パートナー
80
86.1
祖父母等の親族
25.2
職場の人
13.7
6.6
22.0
子育てサークルの仲間
1.5
3.0
15.3
小学校教諭
11.2
母子自立支援員
子育て支援センター
こどもセンター
0.0
2.8
18.7
こころの教育相談員・ス
クールカウンセラー
2.0
民生委員・児童委員、主任
児童委員
0.3
かかりつけの医師
7.9
81.7
職場の人
幼稚園教諭
5.6
母子自立支援員
0.0
青少年教育相談室(教育セ
ンター)
1.0
家庭児童相談室
0.6
こどもセンター
1.3
保健福祉事務所(保健
所)
0.4
家庭児童相談室
0.5
茅ヶ崎市役所(子育て支
援課、こども育成相談
課、保育課)
2.0
保健福祉事務所(保健所)
0.0
その他
2.1
その他
無回答
0.1
N = 2984
無回答
%
100
80
65.2
22.2
児童クラブ(学童保育)指
導員
0.3
60
80.9
近所の人
16.0
かかりつけの医師
40
配偶者、パートナー
保育所(園)保育士
民生委員・児童委員、主
任児童委員
20
友人や知人
80.9
近所の人
0
祖父母等の親族
77.2
友人や知人
子育てサークルの仲間
60
【就学児】
%
100
3.3
0.1
N = 1259
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
30
(9)子育てに関して、日頃悩んでいること、気になることについて
● ●
・未就学児の家庭で、子育てに関して、日頃悩んでいること、気になることについて、
「子どもの教育に関すること」
「病気や発育・発達に関すること」
「食事や栄養に関
すること」の割合が高く、また、平成 20 年度調査に比べて、割合が高くなってい
ます。また、フルタイムの母親で「子どもとの時間が十分にとれないこと」の割合
が、他の母親の就労状況に比べて高くなっています。
・就学児の家庭で、子育てに関して、日頃悩んでいること、気になることについて、
「子どもの教育に関すること」
「子どもとの時間を十分にとれないこと」
「病気や発
育・発達に関すること」の割合が高く、また、平成 20 年度調査に比べて、「子ど
もの教育に関すること」の割合が低くなっているものの、「子どもとの時間を十分
にとれないこと」の割合が高くなっています。就学前保護者同様、フルタイムの母
親で「子どもとの時間が十分にとれないこと」の割合が、他の母親の就労状況に比
べて高くなっています。
【未就学児】
0
20
40
60
病気や発育・発達に関すること
36.4
25.5
食事や栄養に関すること
38.8
26.8
子どもとの時間を十分にとれないこ
と
話し相手や相談相手がいないこと
80
【就学児】
%
100
0
20
14.6
15.1
17.2
20.7
35.1
35.7
37.2
43.3
41.0
27.3
16.4
13.5
親同士のつきあい
16.6
13.1
12.3
12.5
14.3
15.2
育児に自信が持てないこと
15.2
10.6
7.9
7.4
身近に子育ての協力者がいないこと
8.9
9.3
6.7
7.8
子育てのストレスがたまって、子ど
もに手をあげたり、世話をしなかっ
たりしてしまうこと
8.8
8.6
その他
7.7
8.9
3.6
3.8
7.7
9.5
22.0
22.2
10.1
16.8
1.2
2.0
%
100
2.4
3.8
子育てに関して配偶者・パートナー
の協力が少ないこと又は意見が合わ
ないこと
無回答
80
19.8
17.5
4.6
3.2
子どもの教育に関すること
60
18.6
21.8
22.4
18.3
仕事や自分のやりたいことが十分で
きないこと
特にない
40
平成25年度調査(N = 3168)
平成20年度調査(N = 1647)
4.5
3.8
平成25年度調査(N = 1396)
平成20年度調査(N = 1533)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
31
(10)子育て中の家庭での父親不在について
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
● ●
●
・未就学児の家庭、就学児の家庭でともに、子育て中の家庭での父親不在について、
「社会的には問題だが、わが家にはあてはまらないと思う」の割合が5割以上と最
も高く、次いで「社会的にも問題だし、わが家でも問題である」の割合が、平成
20 年度調査に比べ低くなっているものの、3割となっています。
【未就学児】
0
20
社会的にも問題だし、わが
家でも問題である
40
その他
無回答
80
%
100
0
20
31.3
39.0
社会的には問題だが、わが
家にはあてはまらないと思
う
子育ては母親が中心となっ
て行えばよいので、あまり
大きな問題ではないと思う
60
【就学児】
60
80
%
100
26.5
32.3
53.3
51.0
54.4
53.5
5.7
2.8
6.3
2.9
6.6
6.1
3.2
1.1
40
10.0
7.2
平成25年度調査(N = 3168)
平成20年度調査(N = 1647)
10
0 20 40 60 80 0
5.7
2.8
6.6
6.1
3.2
1.1
31.3
39.0
53.3
51.0
1.2
1
0.8
0.6
0.4
0.2
0
2.9
4.1
平成25年度調査(N = 1395)
平成20年度調査(N = 1533)
10
0 20 40 60 80 0
26.5
32.353.5
54.4
6.3
2.9
10.0
7.2
2.9
4.1
1.5
1
0.5
0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
32
(11)子育てを行っていて、特に困ること、困ったことについて
・未就学児の家庭で、子育て
を行っていて、特に困るこ
と、困ったことについて、
「暗い通りや見通しのき
かないところが多く、子ど
もが犯罪の被害にあわな
0
20
40
60
80
●
●
●
●
%
100
35.4
子どもが安全に通れる道路
がないこと
40.2
交通機関や建物、道路につ
いて構造や放置自転車が多
いことなど、ベビーカーで
の移動に不自由なこと
14.8
23.1
34.2
子どもが安心して遊べる場
所がないこと
48.4
いか心配なこと」の割合が
35.9%と最も高く、次い
いざというときに子どもを
預かってくれる人がいない
こと
15.6
16.2
で「子どもが安全に通れる
道路がないこと」の割合が
35.4%、
「子どもが安心し
て遊べる場所がないこと」
の割合が 34.2%となって
います。
子育ての経験者や先輩ママ
と知り合えないこと
親自身が友達を作れる場や
機会がないこと
周囲の人が子ども連れを温
かい目で見てくれないこと
公共施設や公共機関に子ど
も連れに対しての理解があ
まり無いこと
2.3
1.9
6.7
5.2
5.7
7.2
10.4
16.2
暗い通りや見通しのきかな
いところが多く、子どもが
犯罪の被害にあわないか心
配なこと
その他
35.9
44.9
7.7
11.1
9.8
特にない
5.6
平成25年度調査(N = 3168)
11.0
無回答
1.8
平成20年度調査(N = 1647)
10
0 20 40 60 80 0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
33
1.2
35.4
40.2
1
14.8
23.1
0.8
34.2
(12)育児休業の取得について
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
・未就学児の家庭で、父母のいずれかもしくは双方が育児休業を取得したかについて、
母親では、
「働いていなかった」の割合が6割を占め、
「取得した(取得中である)
」
の割合が 22.5%、
「取得していない」の割合が 13.6%となっています。一方、父
親では、
「取得していない」の割合が8割を超えています。
【未就学児】
【母親】
0
20
40
【父親】
60
働いていなかった
%
100
0
62.1
取得した(取得中である)
20
40
60
%
100
80
1.1
22.5
6.6
13.6
取得していない
無回答
80
83.4
1.8
8.9
N = 3168
N = 3168
(13)子どもを虐待してしまっているのではないかと思うことがあるかについて
・未就学児の家庭で、子どもを虐待
してしまっているのではないかと
思うことがあるかについて、
「な
N = 3168
0
よくある
20
60
ほとんどない
35.2
33.9
ない
35.4
39.5
た“子どもを虐待してしまってい
無回答
%
100
26.1
23.7
時々ある
ると思うことがない”の割合が7
80
2.2
1.4
い」と「ほとんどない」を合わせ
割となっていますが、平成 20 年度
40
●
1.1
1.5
平成25年度調査(N = 3168)
平成20年度調査(N = 1647)
調査と比べ、
「よくある」と「時々
ある」を合わせた“子どもを虐待
してしまっていると思うことがあ
10
0 20 40 60 80 0
1.1
1.4
1.5
2.2 23.7
26.1
33.9
35.2
35.4
39.5
2
0
る”の割合は増加しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
34
7 次世代育成支援対策行動計画(後期計画)における全体及び基本目標
の評価指標の進捗状況
茅ヶ崎市次世代育成支援対策行動計画(後期計画)は、個別施策の進捗管理に加え、
個別施策を束ねた基本目標と計画全体について評価を行い、市全体として子どもを生み
育てやすいまちづくりがすすんでいるかどうかを検証することとしています。
そこで、本計画の策定においては、茅ヶ崎市次世代育成支援対策行動計画(後期計画)
の評価として、アンケート調査等に基づき、評価指標の進捗状況を整理した上で、本計
画において引き続き対策を講ずるべき課題を明確にしました。
進捗の考え方
↑:現状が策定時から目標の方向に対して進捗している(改善傾向)
↓:現状が策定時から目標の方向に対して後退している(悪化傾向)
(1)基本目標別の評価指標の進捗状況
●
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
基本目標1「地域における子育ての支援」
評価指標
身近に子育ての協力者がいな
い保護者の割合
育児休業明けに、希望する保
育サービスが利用できた保護
者の割合
ファミリー・サポート・セン
ターの会員数
評価手段
策定時
目標
現状
進捗
就学前児童
就学児
アンケート
9.3%
7.8%
減少
8.9%
6.7%
↑
↑
就学前児童
アンケート
49.6%
増加
40.3%
↓
2,488 人
501 人
402 人
(H25)
↑
依頼会員数
支援会員数
両方会員数
統計
1,552 人
379 人
246 人
(H20)
2,630 人
540 人
380 人
(H26)
「身近に子育ての協力者がいない保護者の割合」が策定時よりも減少しており、核家
族化や地域のつながりの希薄化が言われる中で、本市の子育て家庭に対するサポートで
きていることは評価できる結果となっています。一方で、
「育児休業明けに、希望する保
育サービスが利用できた保護者の割合」が策定時より減少しており、近年、100 名を超
える待機児童が生じていることからも、この結果が裏付けられます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
35
基本目標2「親と子の健康の確保及び増進」
評価指標
評価手段
策定時
こんにちは赤ちゃん訪問事業の訪問件数
統計
1,850 件
(H21)
乳幼児健康診査の平均受診率
統計
96.0%
(H20)
目標
2,100 件
(H26)
96.5%
(H26)
現状
進捗
2,013 件
(H25)
↑
96.2%
(H25)
↑
「こんにちは赤ちゃん訪問事業の訪問件数」
「乳幼児健康診査の平均受診率」について
目標は達成していないものの増加傾向となっており、育児不安を解消するとともに、安
心して子育てに臨めるような環境の確保に向け、評価できる結果となっています。
基本目標3「子どもの心身のすこやかな成長に資する教育環境の整備」
評価指標
子どもの教育について、日頃
悩んでいる・気になっている
と答えた保護者の割合
評価手段
就学前児童
策定時
目標
27.3%
アンケート
就学児
現状
進捗
41.0%
↓
37.2%
↑
減少
43.3%
「子どもの教育について、日頃悩んでいる・気になっていると答えた保護者の割合」
は就学児については減少している一方、就学前児童で増加しています。
近年、英語教育をはじめとして、子どもの教育の低年齢化が言われていることも影響
していることがうかがえます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
36
基本目標4「子育てを支援する生活環境の整備」
評価指標
評価手段
策定時
目標
現状
進捗
子どもが安全に通れる道路
がないことに困っていると
答えた保護者の割合
就学前児童
アンケート
40.2%
減少
35.4%
↑
子どもが安心して遊べる場
所がないことに困っている
と答えた保護者の割合
就学前児童
アンケート
48.4%
減少
34.2%
↑
「子どもが安全に通れる道路がないことに困っていると答えた保護者の割合」
「子ども
が安心して遊べる場所がないことに困っていると答えた保護者の割合」の割合は計画策
定時より減少し、目標を達成しているものの、
「暗い通りや見通しのきかないところが多
く、子どもが犯罪の被害にあわないか心配なこと」とあわせて、子育てをして特に困る
こと・困ったことの第3位までを位置しており、安心・安全なまちづくりに対するニー
ズが高いことがうかがえます。
基本目標5「職業生活と家庭生活との両立の推進等」
評価指標
出産前後に離職した母親の
うち、両立支援環境が整って
いればやめなかった人の割
合
父親不在の子育てについて、
社会的にも・わが家でも問題
であると答えた保護者の割
合
評価手段
就学前児童
策定時
アンケート
就学前児童
31.6%
目標
減少
39.0%
アンケート
就学児童
現状
進捗
12.7%
↑
31.3%
↑
26.5%
↑
減少
32.3%
「出産前後に離職した母親のうち、両立支援環境が整っていればやめなかった人の割
合」
「父親不在の子育てについて、社会的にも・わが家でも問題であると答えた保護者の
割合」はいずれも計画策定時より減少し、目標を達成しています。
しかしながら、アンケートでは、父母のいずれかもしくは双方が育児休業を取得した
(取得中である)割合が 22.5%と低いことから、ワーク・ライフ・バランスの考え方
が浸透してきているとは言い難く、今後引き続き、育児休業取得の促進、男性の子育て
参加等、社会の気運を高めることが求められます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
37
基本目標6「子ども等の安全の確保」
評価指標
評価手段
策定時
目標
現状
進捗
暗い通りや見通しのきかな
いところが多く、子どもが犯
罪の被害にあわないか心配
と感じている保護者の割合
就学前児童
アンケート
44.9%
減少
35.9%
↑
子どもが犯罪の被害にあっ
た・あいそうになったことが
あると答えた保護者の割合
就学児童
アンケート
6.0%
減少
5.5%
↑
「暗い通りや見通しのきかないところが多く、子どもが犯罪の被害にあわないか心配
と感じている保護者の割合」
「子どもが犯罪の被害にあった・あいそうになったことがあ
ると答えた保護者の割合」の両評価指標ともに減少しており、目標を達成しています。
公園や広場などのオープンスペースにおける防犯灯の設置など、積極的な取り組みを
進めていることが効果として現れていることがうかがえます。
基本目標7「要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進」
評価指標
評価手段
子どもを虐待してしまって
いると思うことがあると答
えた保護者の割合
就学前児童
アンケート
児童扶養手当の受給対象児
童数
延べ児童数
児童デイサービス事業
延べ
利用者数
策定時
目標
現状
進捗
25.1%
減少
28.3%
↓
統計
20,241 人
(H20)
増加
25,684 人
(25 年度)
↑
統計
308 人日
分/月
(H21)
455 人日
分/月
(H26)
-※
-
※
「児童デイサービス」は、平成 24 年4月の児童福祉法の改正により、①児童発達支援(就学前)と②放課後
等デイサービス(就学後)の2種類のサービスとなったため、客観的な評価ができません。
「子どもを虐待してしまっていると思うことがあると答えた保護者の割合」は増加し
ており、計画策定時より改善していません。アンケート調査の設問『問 お子さんの子
育て(教育を含む)をする上で、気軽に相談できる人はいますか。』で「配偶者、パート
ナー」
「祖父母等の親族」の回答が大半を占める中、核家族化・ひとり親が増加している
ことから、育児に対する不安やストレスを解消する場所や、配偶者、祖父母等にかわり
相談できる場所の確保など、虐待の発生の予防が求められます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
38
(2)計画全体の評価指標の進捗状況
評価指標
子どもを育てている現在の
生活に満足していると答え
た保護者の割合
理想的な子どもの人数と、
持つつもりの子どもの人数
が同じと答えた保護者の割
合
子育てでどうしてよいか分
からなくなることが在ると
答えた保護者の割合
評価手段
就学前児童
就学児
就学前児童
●
●
●
●
策定時
●
●
●
目標
73.2%
アンケート
就学前児童
就学児
●
72.0%
増加
43.8%
アンケート
アンケート
42.3%
61.6%
増加
減少
● ●
●
●
●
●
現状
●
● ●
●
進捗
67.8%
↓
66.6%
↓
49.7%
↑
46.1%
↑
68.9%
↓
「子どもを育てている現在の生活に満足していると答えた保護者の割合」
「子育てでど
うしてよいか分からなくなることが在ると答えた保護者の割合」の両評価指標ともに、
策定時から改善傾向にないことがわかります。また、他のアンケート調査の設問では、
『子育てを行っていて、特に困ること、困ったこと』において、
「子どもが安全に通れる
道路がないこと」や「子どもが安心して遊べる場所がないこと」などのすべての項目の
割合が、平成 20 年度調査に比べ低くなっています。一方、
『子育てに関して、日頃悩ん
でいること、又は気になることはどのようなことですか』の設問では、
「病気や発育・発
達に関すること」
「食事や栄養に関すること」「子どもの教育に関すること」が平成 20
年度調査に比べ、高くなっています。
以上のことから、ハード的な生活環境への困り感は減少しているものの、知識や技術
など情報不足などが影響し、自分自身の子育て状況に不安を感じている母親が多くなっ
ていることが推測できます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
39
8 次世代育成支援対策行動計画(後期計画)の評価を踏まえた茅ヶ崎
市子ども・子育て支援事業計画の方向性
茅ヶ崎市の人口推移を見ると、平成 19 年度から平成 25 年度まで総人口は緩やかに
増加しており、それに伴い就学前児童も増加しています。
就学前施設(認可保育所*(園)
・幼稚園)全体として、在籍児童数が増加しています。
その中でも、4歳児・5歳児の約9割が幼稚園や認可保育所* (園)等の就学前施設に在籍
しており、3歳児の3割以上が現在、未就園となっています。3歳児の未就園層につい
ては、保護者のニーズを踏まえ、教育・保育の提供体制を検討していく必要があるとと
もに、認可保育所*に入園できない児童数の多くが、0~2歳となっています。
また、子育て世代(30 歳代前半)の労働力率は、平成 17 年に比べ平成 22 年度で
増加し、さらに、25~34 歳の未婚と既婚において労働力率の差が大きいことから、出
産、子育て期における就労ニーズを踏まえ、保育ニーズの高まりの対応が必要です。
アンケート調査の結果においても、保育園を増やしてほしいという意見が多く、現在
平日の教育・保育施設を利用しない理由として、利用したいが、教育・保育の事業に空
きがないという意見も挙げられており、市民一人ひとりがいきいきと働き、家庭や地域
での責任を果たしつつ、多様な生き方を選択できる社会を実現するために、ニーズにか
なった保育サービスを提供することが求められます。同時に、在宅で子育てをする家庭
への支援や地域における子育て支援についても充実を図る必要があります。
これらを踏まえ、
・今後、幼稚園等の既存施設の活用や幼保の連携を図りながら、保育サービスの拡充を
計画的に進めるとともに、地域や子育て支援を行う団体等と密接に連携、協力して茅
ヶ崎市の特性に応じた子育て支援施策を進めます。
・さらに、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現に向けて、家庭、職
場、地域において子育てに対する理解を促し、市民、事業者、行政が一体となって取
り組む環境の醸成に努めます。
・また、障害の種別を問わず発達に支援が必要な子どもやその保護者に、必要な支援を
適時に継続して提供できる仕組みを構築します。
・児童虐待や子どものいじめ問題等については、保育園・幼稚園・学校のほか、行政や
専門機関、家庭・地域社会・企業等が連携して対応することが必要であり、引き続き
組織的な取組みを強化します。
・
「公立」
「私立」
、
「幼稚園」
「保育園」を問わず、保護者が幅広い選択ができる体制を整
えるよう、子ども・子育て支援新制度の導入や幼児教育の無償化等の動向を、十分に
考慮し利用者負担を検討します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
40
■ 次世代育成支援対策行動計画(後期計画)の評価を踏まえた
茅ヶ崎市子ども・子育て支援事業計画の方向性
茅ヶ崎市子ども・子育て支援
次世代育成支援対策行動計画の評価
【後期計画】
方向性1
地域全体で子育てを
支える
【評価】
・身近で子育て協力がいない保護者の
割合は減少している
・地域の子育て支援拠点事業に対する
潜在的なニーズがある
・病児病後児保育、一時預かり等の短
事業計画の方向性
方向性1
多様化するニーズに対
応できるよう地域資源
を活用し、地域全体で子
育てを支える
時間サービスの潜在的なニーズが
ある
方向性2
親と子の健康確保を
サポートする
・小学校に上がる前の子どもをもつ保
護者で病気や発育・発達や、食事や
栄養に関して日頃悩んでいる、気に
なっている人が増えている
0
方向性3
子どもがすこやかに成長
できる環境を整備する
・小学校にあがる前の子どもをもつ保
方向性2
区域ごとに、教育・保育
及び地域子ども・子育て
支援事業のサービス基
盤を整備し、乳幼児期の
教育・保育環境を保証す
る
護者で子どもの教育に関して日頃
悩んでいる、気になっている人が増
えている
方向性3
方向性4
安心して子育てができる
生活環境を整備する
方向性5
仕事と子育てが両立
できる基盤を整備する
・子育てを支援する生活環境に困って
いる保護者は少なくなっているが、
安心して遊べる場所等に対するニ
ーズが高い
・認可保育所*に入園できない児童数が
年々増加しており、3歳未満児の増
加が顕著になっている
・事業者を巻き込んだ働き方の改善が
必要
方向性6
子どもの安全を確保する
方向性7
特に支援の必要な子ども
にきめ細かな取り組みを
する
妊娠・出産・子育ての切
れ目のない支援による
親と子の健康確保をサ
ポートする
方向性4
子どもの安全を確保す
る
・安心・安全な環境確保に対するニー
ズが高い
・子どもを虐待してしまっていると感
じている保護者の割合が高くなっ
ている
方向性5
特に支援の必要な子ど
もにきめ細かな取り組
みをする
・子育ての孤立化が影響している
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
41
第3章
計画の基本的な考え方
1 計画の基本理念
本計画では、次世代育成支援対策行動計画の基本理念を継承するとともに、茅ヶ崎市
子ども・子育て会議、子ども・子育て支援に関するアンケート調査の結果を踏まえ、茅
ヶ崎市のめざす将来像として次のように基本理念を定めます。
『すべての子どもの
次世代の成長を喜びあえるまち』
イメージ図
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
42
2 計画の基本的な視点
「子育ち」できる環境づくり
子どもは、社会の希望、未来をつくる力です。そのためにも、子どもは、家族の愛情
の下に養育され、自らも家族の一員としての様々な役割を果たしながら成長を遂げてい
くことが必要です。
子どもの視点に立ち、幼児期の人格形成を培う教育・保育については良質かつ適切な
内容及び水準のものとなるように配慮し、子どもの健やかな発達が保障され「子どもの
最善の利益」が実現される社会を目指す取り組みを進めます。
「親育ち」が促進される地域の体制づくり
子ども・子育て支援は、保護者が子育てについての責任を持つことを基本としつつ、
子育てに対する負担や不安、孤立感を和らげることを通じて、保護者が自己肯定感(自
分のよさを肯定的に認める感情)を持ちながら子どもと向き合える環境を整えることで、
子どものより良い育ちを実現することに他なりません。
そのために、親としての自覚と責任を高め、豊かな愛情あふれる子育てが次代に継承
されるよう、親の主体性とニーズを尊重しつつ子育て力を高めます。
人と人のつながりのある地域づくり
「すべての子どもと家庭」への支援という視点から、社会のあらゆる分野におけるす
べての構成員が、子ども・子育て支援の重要性に対する関心や理解を深め、各々が協働*
し、それぞれの役割を果たすことが必要です。
自然の豊かさ、買物の利便性、快適な住環境、交通の便、街の清潔さからみられる茅
ヶ崎市らしさを活かし、子どもの成長にとってより良い環境づくりのために、子どもや
子育てを見守り、支えあうことができるような仕組みづくりに取り組みます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
43
3 計画の基本目標
基本理念「すべての子どもの次世代の成長を喜びあえるまち」の実現に向け、第 2 章で
示された5つの方向性と43頁に示した計画の基本的な視点に基づき、5つの基本目標を
掲げ本計画を推進するものとします。
基本目標1
地域における子育ての支援
身近な地域の大人たちが子どもを見守る取り組みを推進するため、身
近な地域に存在する、保育園・幼稚園・学校のほか、行政や専門機関、
家庭・地域社会・企業等が連携・協力し、子育てについて助け合い、支
え合う地域づくりを推進します。
■
基本目標2
施策の方向性
①
地域における子育て支援サービスの充実
●
●
●
●
●
●
②
子育て支援のネットワークづくり
●
●
●
●
●
●
③
子どもの健全育成
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
④
世代間交流・市民活動の推進
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
⑤
経済的負担の軽減
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
乳幼児期の教育・保育
すべての子どもの健やかな育ちを保障していくためには、
「豊かな心」
と、
「健やかな体」を身につけていくことが必要です。
乳幼児期の愛着形成や幼児期の人格形成の重要性を踏まえ、発達に応
じた質の高い教育・保育の提供と子どもの健やかな発達の保障とともに、
就学前教育・保育から小学校生活へ円滑に移行できるよう、保育園・幼
稚園・小学校の連携を強化します。
■
施策の方向性
①
就学前教育・保育の体制確保
②
幼稚園・保育園・小学校の連携
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
③
保育サービスの充実
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
④
仕事と子育ての両立を図るための環境の整備
●
●
●
●
⑤
産休・育休復帰が円滑に利用できる環境の整備
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
44
基本目標3
親と子の健康の確保及び増進
子どもが成長するための出発点は家庭であり、基本的な生活習慣や能
力を身につけさせることは親が担うべき重要な役割です。妊娠から出産、
乳幼児期の育児を通して、専門家の助言や公的なサービスに加え、親子
同士の交流や家庭の中で解決できないことを気軽に相談できる場があ
ることなど、身近な地域の様々な世代の人々が親子を応援できる環境に
していくことを推進します。
■
基本目標4
施策の方向性
①
親と子の健康の確保
②
「食育」の推進
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
③
思春期保健対策の充実
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
④
小児医療の充実
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
子育てを支援する生活環境・安全の確保
良質な住宅・居住環境の確保、安全な道路交通等の整備、公共交通機
関のバリアフリー*化などにより、子育てにやさしく、心豊かに生活でき
る安全・安心な環境をつくります。
■
基本目標5
施策の方向性
①
安心して外出できる環境の整備
②
子どもの交通安全を確保するための活動の推進
③
子どもを犯罪等の被害から守るための活動の推進
④
被害に遭った子どものための相談の実施
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
合理的配慮を必要とする障害のある子どもや、虐待等によりケアを必
要とする子ども、またひとり親家庭等への継続的な支援を充実します。
■
施策の方向性
①
児童虐待防止対策の充実
②
ひとり親家庭等の自立支援の推進
③
障害児施策の充実
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
45
4 計画の体系
本計画は、基本理念を実現するため、5の基本目標で構成されています。
【基本理念】
【基本目標】
【施策の方向】
1 地域における子育て支援サービスの充実
基
本
目
標
1
す
べ
て
の
子
ど
も
の
次
世
代
の
成
長
を
喜
び
あ
え
る
ま
ち
1
地域における
2
子育て支援のネットワークづくり
子育ての支援
3
子どもの健全育成
4
世代間交流・市民活動の推進
5
経済的負担の軽減
1 就学前教育・保育の体制確保
基
本
目
標
2
基
本
目
標
3
2
乳幼児期の
教育・保育
3
2
幼稚園・保育園・小学校の連携
3
保育サービスの充実
4
仕事と子育ての両立を図るための環境の
整備
5
産休・育休復帰を円滑に利用できる環境
の整備
親と子の健康の
1 親と子の健康の確保
確保及び増進
2
「食育」の推進
3
思春期保健対策の充実
4
小児医療の充実
1 安心して外出できる環境の整備
基
本
目
標
4
基
本
目
標
5
4
子育てを支援
する生活環境・
2
子どもの交通安全を確保するための活動
の推進
3
子どもを犯罪等の被害から守るための活
動の推進
4
被害に遭った子どものための相談の実施
安全の確保
5
要保護・要支援
1 児童虐待防止対策の充実
児童への対応
2
ひとり親家庭等の自立支援の推進
などきめ細かな
3
障害児施策の充実
取組の推進
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
46
第4章
体系ごとの取り組み
5つの基本目標の実現に向けて、21 の施策の方向に基づく、今後の方向と、目標を
定め、茅ヶ崎市の役割について本計画を推進していくものとしています。
基 本 目 標
施策の方向
・子育ての様々な課題の解決に向けて、5つの基本目標を設定してい
ます。
※第3章参照
・基本目標を実現するための 21 の施策の方向を設定しています。
・ア
ンケート調査等から茅ヶ崎市の現状課題と方向性を示しています。
・基本目標を実現するため、様々な指標の中から、5年後のあるべき
姿を評価するための評価指標を設定しています。
・本計画の目標は5年後の 31 年度としていますが、目標の達成状況
目
標
を計画期間の1年前倒しで点検し、目標と現状のかい離状況の分析
結果を次期計画へと反映していきます。
・指標は、市民アンケートや統計データなど様々となっており、アン
ケートにあわせて平成 25 年度現状値としています。
・基本目標・施策の方向を達成するための主な個別事業として、市が
取り組むべき施策を示しています。
・施策・事業別に担当課、施策内容と目標及び方向性を示しています。
指標の現状値は平成 26 年度 4 月現在もしくは平成 25 年度実績とし
ています。
・49 頁以降の各施策の方向性は、施策・事業別の指標に基づく現状
値と目標値を設定し、5年間の方向性等を示しています。
茅ヶ崎市の
取組
新規:次世代育成支援対策行動計画には未掲載事業
継続:事業内容の拡大も縮小もなく継続して実施していく事業
拡大:目標値が現状値よりも大きくなる、または、事業内容を拡大
して実施していく事業
縮小:目標値が現状値よりも小さくなる、または、事業内容を縮小
して実施していく事業
・★印は、子ども・子育て支援法で法定化された事業を示しており、
第5章で年次ごとの計画を示しています。
市 民 の 声
・子ども・子育てに関する市民討議会や意見交換会等における市民の
声を示しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
47
1
地域における子育て支援
基本目標1
地域における子育ての支援
近年、少子高齢化や核家族化の進行、地域社会の変化にともない、身近な地域に相談
できる相手がいないなど、子育てへの負担感が増大しているといわれています。
アンケート調査では、子どもを育てている現在の生活に満足していると答えた保護者
の割合は、就学前児童調査・就学児調査ともに約7割となっていますが、平成 20 年度
調査に比べ、低くなっています。また、子育てでどうしてよいか分からなくなることが
あると答えた保護者の割合は約7割となっており、平成 20 年度調査に比べ、高くなっ
ています。
すべての人が、子育てに対する不安や負担を抱え込むことなく、ゆとりをもって子育
てできるように支援していく必要があるとともに、施設の地域格差やサービスの仕組み
により、利用の少ない事業や、緊急時に利用しにくい事業などがあるため、サービスが
身近なものとして気軽に利用できるような工夫が求められています。
また、本市では、高齢化が進展する中でも高齢者をはじめとするあらゆる人々が元気
で、自分らしく、住み慣れた地域で生涯暮らせる豊かな長寿社会の実現に向けて、
「豊か
な長寿社会に向けたまちづくり有識者会議」など、総合的な検討を行っておりますが、
その中では、高齢化だけではなく、少子化、社会を支える層の減少を大きな課題として
捉えており、子どもを産み育てやすく子育て層が住みやすいまちづくりのためにも、地
域における人々の結びつきや助け合いの精神の更なる醸成を進めていくこととしており
ます。このように、高齢社会のソーシャルキャピタル*の強化と醸成により、子どもを産
み育てやすく子育て層が住みやすいまちづくりが期待されます。
■
評価指標
身近に子育ての協力者がいない保護
者の割合
ファミリー・サポート・センターの
会員数
目標
評価手段
就学前児童
策定時
方向
8.9%
アンケート
就学児
減少
6.7%
依頼会員数
支援会員数
両方会員数
統計
2,488 人
501 人
402 人
増加
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
48
1
地域における子育て支援
施策の方向(1)地域における子育て支援サービスの充実
すべての子育て家庭が、不安や負担を抱え込むことなく、ゆとりをもって子育てがで
きるように、高齢者の活躍の場の拡大を含め、様々な地域の資源の活用を図りながら、
きめ細かな子育て支援サービスを提供するとともに、身近なところで子育てについて相
談できるよう、様々な場所での相談や情報提供を行い、保護者の育児負担の軽減を図り
ます。
No
施策名
(担当課)
育児支援家庭
訪問事業
(こども育成
相談課)
1
ファミリー・サ
ポート・センタ
ー事業
(子育て支援
課)
施策内容と目標
方向性
子育てに対する強い不安や孤立感などを抱える家庭、引きこもり等
家庭養育上の問題を抱える家庭、児童養護施設等の退所後に家庭復
帰のための自立に向けたアフターケアが必要な家庭、心身の発達に
不安があり、将来精神・運動・発達面において児童に障害が生じる
おそれのある家庭等に対して、育児面の専門的相談支援及び、ヘル
パーによる家事・育児援助に関する相談、支援等を行います。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
保健師等、家庭児童相談員の訪
問件数
年 83 件
(H25)
年 100 件
ヘルパーの家事・育児訪問件数
年 127 件
(H25)
年 140 件
子どもを預かってくれる人(支援会員)、子どもを預かってほしい
人(依頼会員)、両方したい人・できる人(両方会員)が会員同士
で子育てを支援する相互援助活動を行います。また、会員に対して、
子育て情報の提供も行うなど、安心して子育てができる環境づくり
をめざし、機能強化を図ります。
2
3
放課後児童健
全育成事業(児
童クラブ)
(保育課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
施設数
1 か所(H25)
1 か所
依頼会員数
2,488 人
(H25)
3,000 人
支援会員数
501 人(H25)
600 人
両方会員数
402 人(H25)
480 人
保護者が労働などにより昼間家庭にいない小学校低学年児童を対
象とし、地域の協力を得ながら、適切な遊び及び生活の場を提供し
てすこやかな育成を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
施設数
27 か所
27 か所
児童数
1,269 人
1,588 人
拡大
継続
*
*「放課後子ども総合プラン 」に基づく、全ての児童を対象とした総合的な放課後対策における取組等に
つきましては、国・県から、詳細が示され次第、本計画に位置づけてまいります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
49
1
地域における子育て支援
No
4
施策名
(担当課)
児童クラブ指
導員に対する
研修
(保育課)
子育て短期支
援事業
(子育て支援
課)
5
6
7
8
子育て支援セ
ンター事業
(子育て支援
課)
地域の子育て
サロン*事業へ
の支援
(子育て支援
課)
施策内容と目標
方向性
児童クラブの指導員に対して、研修を実施するとともに、他機関で
実施する研修への参加を働きかけ、指導員の資質の向上を図りま
す。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施回数
年2回
年2回
保護者が病気などの理由で、家庭において子どもの養育が困難な場
合、児童養護施設で一時的に養育する子育て短期支援事業(ショー
トステイ事業*・トワイライトステイ事業*)を実施します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施施設数
1 か所(H25)
1 か所
利用日数
ショート 258 日
トワイライト 62 日
(H25)
ショート 270 日
トワイライト 80 日
茅ヶ崎駅北口、茅ヶ崎駅南口、浜竹の計 3 か所の子育て支援センタ
ーが相互に連携を図りながら、子育て家庭に対する相談・情報提供
を充実させます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
施設数
3 か所(H25)
4 か所
地区社会福祉協議会、主任児童委員*など、地域の市民により実施さ
れている各子育てサロン*に対し、子育て支援センターが助言や支援
を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
各子育てサロン への延べ巡回
回数
48 回(H25)
52 回
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
公共施設整備再編計画との整合
を図りつつ、検討する
関係課内検討
(H25)
拠点の充実
拡大
継続
*
子育て相談業
務の充実
(こども育成
相談課)
家庭児童相談室及びこどもセンターでは、育児に関する悩み・不安
の相談をしやすいよう随時相談できる体制を整え、関係機関との連
携を図りながら子育て相談の充実を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談日
週5日
週5日
543 件
600 件
家庭児童相談室の相談件数
乳幼児の健康
相談の充実
(こども育成
相談課)
9
継続
発育・発達・育児・栄養などに関する相談を実施する「すくすく 7 か
月児育児相談」や「乳幼児健康相談」を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
すくすく 7 か月児育児相談実施
回数
年 36 回
(H25)
年 36 回
乳幼児健康相談実施回数
年 96 回
(H25)
年 96 回
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
50
1
No
施策名
(担当課)
10
11
12
13
14
15
地域における子育て支援
施策内容と目標
方向性
市役所におけ
る相談業務の
充実
(こども育成
相談課)
保護者の育児負担の軽減を図るため、市役所において、随時、電話
等の相談に応じます。
継続
保育園におけ
る育児相談事
業
(保育課)
保育園の保育士等が、地域の保護者の育児不安に対し、在園してい
るかどうかにかかわらず、相談に応じます。
地域育児セン
ター事業
(保育課)
子育て支援講
座
(男女共同参
画課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談件数
314 件(H25)
350 件
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施施設数
全保育園
(27 か所)(H25)
全保育園
保育園が専門的機能を活用して、地域に開かれた保育専門機関とし
て、専門の相談員を招いた育児相談や、子育て家庭交流事業などの
子育て支援事業を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施施設数
14 か所(H25)
17 か所
孤立しがちな子育て中の女性の支援のため、子育ての悩みを共有
し、解決の一助となるための講座等を開催します。
継続
継続
継続
また、市民を対象とした開催講座には、子育て中でも気軽に参加で
きるように、未就学児を対象とした保育事業を併催します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施総事業数
1 事業(H25)
1 事業
「女性のため
の相談室」の充
実
(男女共同参
画課)
悩みを抱える女性の諸問題の解決方法を見出すため、「女性のため
の相談室」を運営します。
青少年教育相
談事業
(教育センタ
ー)
児童・生徒及び青少年が直面する問題及び不安や悩みの相談に対応
し、健全育成、非行化防止及び自立を目指して、きめ細やかな相談
活動を電話、面接、訪問等それぞれのケースに適した形で展開しま
す。また、複雑化、多様化している相談内容について、心理学の研
究的な視点を持ち、相談機能の質の向上を目指します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談室の開設
週 5 日(H25)
週5日
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談件数
2,616 件
(H25)
2,600 件
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
51
1
地域における子育て支援
No
施策名
(担当課)
民生委員児童
委員*・主任児
童委員*の活動
支援
(保健福祉課)
施策内容と目標
方向性
行政機関や関係団体の子育てグループの企画・育成に参加・協力し
たり、子育て中の保護者に対して関係機関と連携をとりながら相
談・支援する民生委員児童委員*(地域担当)
・主任児童委員*(市内
12 地区、各 2 人)の活動を支援します。複雑・多様化する相談内
容への対応を図るため、民生委員児童委員*・主任児童委員*の研修・
育成を行います。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
活動支援地域
市内全域
市内全域
研修実施回数
民生委員・児童
委員*を対象に研
修会を 1 回実施
(H25)
16
17
18
19
20
民生委員児童
委員*が行う子
育て支援活動
の周知
(保健福祉課)
ふれあい教育
推進事業
(学校教育指
導課)
「そだれん(ほ
める・しかる・
つたえる子育
て練習講座)
」
の 実施
(こども
育成相談課)
地域福祉総合
相談室運営事
業
(保健福祉課)
年1回
子育ての不安を抱える保護者に個別的な支援活動を行う民生委員
児童委員*の役割を周知し、必要に応じて連携を図りながら、地域で
子育てに関する相談のしやすい環境を整備します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
活動期間
通年(H25)
通年
地域の様々な分野において活躍する人を講師として迎え入れるな
ど、子どもたちの出会い・ふれあいを促進する教育を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
地域指導者の活用回数
448 回
448 回
児童虐待防止プログラム、「コモンセンス・ペアレンティング*(C
SP)」を用いた「そだれん(ほめる・しかる・つたえる子育て練
習講座)」を実施します。子どものしつけについて講義、ビデオ、
ロールプレイを組み合わせた演習形式で講座を行うことで、親が
「どのように子どもとコミュニケーションをとっていくか」という
技術を身に付けることを支援し、児童虐待の防止を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施回数
受講者数
年 17 クール
(119 回)
100 人(H25)
年 19 クール
(133 回)
114 人
地域包括支援センター内に地域福祉総合相談室を設置し、専門の相
談支援員が、障害者、高齢者、子ども、及びその家族等全ての地域
住民からの保健福祉に関する初期相談等に対応します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
子ども関連の相談件数の割合
1.3%
5.0%
継続
継続
継続
新規
・拡大
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
52
1
No
施策名
(担当課)
コーディネー
ター配置事業
(保健福祉課)
21
22
スクールソー
シャルワーカ
ー巡回相談事
業
(学校教育指
導課)
地域における子育て支援
施策内容と目標
方向性
茅ヶ崎市社会福祉協議会の地区担当職員(コミュニティソーシャル
ワーカー)を中心に、地区ボラティアセンターと地域福祉総合相談
室(地域包括支援センター内)が地区支援チームを結成し、地区内
の課題解決に取り組みます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施地区数
2
10
いじめ、暴力行為、不登校など、児童・生徒の問題行動への即時的、
重点的な対応を行っていくために、社会福祉士等の専門的な資格を
有するスクールソーシャルワーカーを配置します。各学校からの要
請に応じてスクールソーシャルワーカーによる相談・支援活動を実
施し、児童・生徒が置かれた「環境」へ働きかけたり、児童相談所、
警察等との関係機関とのネットワークを構築したりすることで、事
案の早期解決を図ります。
指標
現状値(H26)
小中学校への派遣回数
年 100 回
(H26 年度
目標値)
新規
・拡大
新規
・継続
目標値(H31)
継続
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
心の相談(精神保
健福祉相談)
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
精神的な不安などを抱えている保護者・家族に対して、予約制
で精神科医による個別相談を実施し、精神的な不安の軽減を図るとと
もに、必要に応じて専門機関を紹介する心の相談事業を推進します。
子育てサロン*事
業
(茅ヶ崎市社会福
祉協議会)
子育て中の保護者の仲間づくり・悩みを話せる場づくりとして、地区
社会福祉協議会を中心に地域の方たちの参加によるサロンの開催を
すすめます。
また、子育てサロン*活動者の顔合わせ・交流や子育て支援機関との連
携を図るため、子育てサロン*連絡会を開催します。
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
53
1
地域における子育て支援
施策の方向(2)子育て支援のネットワークづくり
地域におけるさまざまなネットワークを利用し、少しでも多くの人にサービスや事業
の周知、それらの利用および参加を促進します。また、地域で活動しているNPO*や団
体、市民ボランティア活動等の充実に向けて支援し、地域に根ざしたネットワークを図
り、子育て支援サービスの向上に努めます。
No
施策名
(担当課)
巡回相談事業
(こども育成
相談課)
施策内容と目標
方向性
こどもセンターの相談員・臨床心理士が保育園を巡回し、支援が必
要と思われる子どもの特性理解・対応方法などを助言し、集団適応
や発達促進を支援します。
継続
1
子育て情報の
収集・提供
(子育て支援
課)
2
3
4
5
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
巡回回数
年 417 回
(H25)
年 500 回
各種子育て支援サービスの情報を一元的にまとめた子育てミニマ
ップや子育てガイドブックを作成するとともに市ホームページの
充実を図ります。また、インターネットを活用した子育て関連情報
の発信事業を充実させます。
指標
保健・医療・教
育・福祉などの
関係機関との
連携による情
報交換の促進
(こども育成
相談課)
母子保健事業
検討会
(こども育成
相談課)
学校評議員制
度の設置・活用
の推進
(学校教育指
導課)
現状値(H26)
目標値(H31)
子育てガイドブックの
発行
隔年の発行部数 隔年の発行部数
20,000 部(H25)
20,000 部
ポータルサイトの充実
実訪問者数
244 人/日(H25)
実訪問者数
300 日/日
保健・医療・教育・福祉などの関係機関と情報交換を行い、それぞ
れの専門分野を活かした効率的・効果的なサービス提供を図りま
す。
指標
事業や会議をとおして
連携
継続
現状値(H26)
目標値(H31)
随時(H25)
随時
医師会、歯科医師会、薬剤師会、県保健福祉事務所の代表により母
子保健事業に関する課題の検討・協議を行い、施策の効果的な推進
を図ります。
継続
継続
※母子保健事業計画の見直し年度である平成 27 年(2015)年度は、
開催回数を増やします。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
開催回数
年 2 回(H25)
年2回
保護者や地域の意向を学校経営に反映させ、特色ある学校づくりを
すすめるために学校評議員制度の充実を図り、地域及び家庭と学校
の連携・協力を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
各小中学校評議員会の開催(平
均)
年 15 回
(H25)
年 15 回
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
54
1
地域における子育て支援
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
県保健福祉事務所
母子保健委員会
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
県保健福祉事務所、茅ヶ崎市及び寒川町が実施する母子保健事業が円
滑かつ効果的に行われるために事業の課題検討、実績の分析・評価を
行い、母子保健施策の向上を図ります。
継続
ちがさき子育てフ
ェスタ「愛」の開
催支援
(茅ヶ崎市社会福
祉協議会)
市内の子育て関係者(子育てサークル・子育てサロン*・子育て支援を
新規・
行っているNPO*法人等)で構成し、子育て情報の交換・共有及び子
継続
育てを地域で支援することを目的とする、ちがさきこども愛ネットの
会議の開催を支援します。
また、同団体が主催し、子育てサークル・子育てサロン*の活動を紹介
するイベント「ちがさき子育てフェスタ『愛』
」の開催に協力します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
55
1
地域における子育て支援
施策の方向(3)子どもの健全育成
地域の中での公共施設等を活用するとともに、生涯学習の振興の観点から市民一人ひ
とりが培ってきた学びを活かし、子どもの健全育成のための居場所づくり事業を推進し
ます。
また、自由な時間が減少傾向にある子どもに対して、既成の事業参加型だけでなく、
地域の中で安心して子ども同士が交流を行う場として、自主を重んじ、自由に活動や学
習、遊びができる子どもの居場所づくりを積極的に推進します。
No
1
2
施策名
(担当課)
小学校ふれあ
いプラザ事業
(青少年課)
青少年会館管
理運営事業
(青少年課)
子どもの家管
理運営事業
(青少年課)
施策内容と目標
方向性
放課後の安全な遊び場として学校施設を開放する、「小学校ふれあ
いプラザ事業」を実施し、児童の居場所を確保するとともに、ふれ
あいプラザ運営委員会への支援を行います。
拡大
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
利用者数
26,225 人(H25)
32,000 人
青少年のすこやかな育成の場や居場所として活用されている青少
年会館の実施事業等、運営内容の充実を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
利用者数
140,887 人(H25)
144,000 人
子どもたちの遊び場や居場所になっている「子どもの家」について、
運営管理業務等を確認するモニタリング実地調査を行い、運営内容
の充実と有効な施設利用を図ります。
(コミュニティセンター併設)
継続
継続
3
4
5
6
青少年広場の
整備
(青少年課)
保育園の園庭
開放
(保育課)
公立小・中学校
の校庭等の開
放
(教育施設課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
指定管理業務モニタリング(実
地調査)の実施回数
4(H25)
4
子どもたちの健全育成のため、遊びや居場所づくりの場の充実のた
め、市が土地を借り上げ市民に開放している「青少年広場」の安全
な管理を行い、整備をすすめます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
設置箇所数
21 か所(H25)
21 か所
保育園の園庭を開放し、身近で安全な遊び場を提供します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施施設数
20 か所(H25)
22 か所
小学校・中学校の校庭等の開放を実施し、子どもの居場所とします。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
小学校
19 校
19 校
中学校
13 校
13 校
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
56
1
No
施策名
(担当課)
子どもの読書
活動の推進
(図書館)
地域における子育て支援
施策内容と目標
方向性
子どもの心のすこやかな発達の支援として、読書活動を推進しま
す。乳児期から本を楽しむ環境づくりと、本を通した親子のふれあ
いをめざしブックスタート事業を行います。
継続
7
8
9
10
11
環境学習事業
の実施(里山は
っけん隊!)
(環境政策課)
環境学習の事
業の推進(こど
もエコクラブ)
(環境政策課)
里山、海岸等に
おける美化運
動の推進
(環境保全課)
農業体験活動
の支援
(農業水産課)
文化活動育・支
援事業
(文化生涯学
習課)
12
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
対象児へのブックスタートパッ
ク配布率
79.1%(H25)
85%
四季を通して子どもたちが自然環境に触れる機会の創出や、環境に
ついて考えてもらうきっかけづくりを目的に「里山はっけん隊!」
を開催します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
開催回数
年 2 回(H25)
年 2 回以上
小学生を中心に、子どもたちの環境についての関心と理解を深める
ことを目的に実施します。子どもたちが地域において行う環境学習
や実践活動を支援するため、登録クラブ数の増加をめざすととも
に、活動支援事業に取り組みます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
イベント開催回数
年 3 回(H25)
年 2 回以上
豊かな自然が残る里山、森林、海岸、河川などの美化運動を促進し、
子どもたちに地域の自然環境を保全・継承していく心を育成しま
す。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
美化キャンペーンクリーン茅ヶ
崎参加者数(1 回当たりの平均
参加者数)
1,541 人
1,700 人
子どもたちの農業への理解を深め、自然や環境を大切にする心を育
成するための事業を実施するとともに、さがみ農業協同組合が行う
農業体験活動を支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
活動支援
年 1 回(H25)
年1回
市民文化会館で行う子ども文化芸術ふれあい事業、市民文化会館及
び美術館で行う創造育成事業を通じて、子どもたちの文化に対する
関心を高めます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
市民文化会館
子ども文化芸術ふれあい事業
創造育成事業
2 事業(H25)
8 事業(H25)
2 事業
8 事業
美術館
創造育成事業
3 事業(H25)
3 事業
継続
継続
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
57
1
地域における子育て支援
No
13
14
15
16
17
18
施策名
(担当課)
公民館におけ
る交流事業の
推進
(社会教育課)
施策内容と目標
方向性
各公民館において子育てフリースペースなどを設置するとともに、
様々な体験活動を行うことにより子ども及び親子を対象にした交
流機会を提供します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
フリースペース数
講座数
7(H25)
7
公民館におけ
る親と子ども
の交流の推進
(社会教育課)
公民館で、子ども向けの講座などを行います。
公民館におけ
る子ども向け
事業の開催
(社会教育課)
公民館で、子ども向けの講座などを行います。
公民館におけ
る子ども同士
の交流の推進
(社会教育課)
公民館主催でイベントを行い、子ども同士が交流する機会を提供し
ます。
冒険遊び場事
業
(青少年課)
青少年指導者
の養成
(青少年課)
青少年健全育
成事業
(青少年課)
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
講座数
16(H25)
16
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
講座数
21(H25)
21
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
イベント数
12(H25)
12
子どもがのびのびと思い切り遊べるように、禁止事項をなくし、
「自
分の責任で遊ぶこと」を大切にしていく遊び場を運営します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
冒険遊び場事業開設数
11(H25)
11
青少年のすこやかな余暇活動を通して、子ども会や青年サークルの
育成を図ります。青少年指導員、少年団体指導者の養成を推進し、
各団体相互の連携を密にしながらその育成に努めます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
研修会参加人数
216 人(H25)
216 人
青少年が社会参加しやすい環境を整備し、青少年団体が青少年育成
団体と協力・連携して青少年の成長段階に応じた遊び体験・自然体
験教室などを実施し、将来のジュニアリーダー*を養成します。
継続
継続
継続
継続
19
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
4(H25)
4
*
ジュニアリーダー 養成
講座開催数
20
子ども会の活
動支援
(青少年課)
子ども会の活動内容を充実し、子どもの主体的な活動への参加と子
ども相互の交流を深めます。
指標
子ども会交流事業の参加数
現状値(H26)
目標値(H31)
194 人(H25)
194 人
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
58
1
No
施策名
(担当課)
21
22
23
施策内容と目標
方向性
読書活動指導
協力者派遣事
業
(学校教育指
導課)
公立小学校において、読み聞かせ等を通して豊かな心を育成するた
め、読書活動指導協力者を派遣します。
継続
学校教育施設
の大規模改修
及び環境改善
事業の推進
(教育施設課)
大規模改修事業計画校 20 校(小学校 14 校、中学校 6 校)と計画
的トイレ改修対象箇所 85 系列の改修を行い、良好な学校教育施設
の整備をすすめます。
小学生人権ポ
スターコンテ
スト
(市民相談課)
中学生人権作
文コンテスト
(市民相談課)
24
中学生との人
権座談会
(市民相談課)
25
26
地域における子育て支援
公民館におけ
る家庭教育支
援の推進
(社会教育課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
派遣回数
20 回(H25)
20 回
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
大規模改修進捗率
15%
70%
トイレ改修進捗率
57.6%
75.3%
市内在住・在学の小学生(4~6 年生)を対象に、人権ポスターを
描くことを通じて人権とは何かを考え、明るい社会、楽しい学校生
活を願って実施します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
参加作品
1,262 点
(H25)
1,500 点
次代を担う中学生が人権に関する作文を書くことを通じ、人権尊重
の重要性・必要性について理解を深めるとともに、豊かな人権感覚
を身につけることを目的に全国人権擁護委員連合会と法務省が実
施しています。本市も今後、コンテストに継続して参加します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
参加作品
462 編(H25)
600 編
中学生が日常生活の中で体験や報道等により人権について感じた
ことを、人権擁護委員、市長などと話し合いをすることにより、人
間が幸福な人生を送る上で最も大切な権利である「人権」の重要
性・必要性の理解を深めるという目的の下に行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
参加中学生
10 人(H25)
10 人
公民館において家庭教育に関する教室・講座を開催します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
講座数
15(H25)
15
拡大
継続
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
59
1
地域における子育て支援
No
施策名
(担当課)
地域教育懇談
会
(教育政策課)
27
公園の整備
(公園緑地課)
28
幼児期の教育
に関する基礎
研究・研修事業
(教育センタ
ー)
29
施策内容と目標
方向性
職員が地域に出向き、教育に関する地域の取り組み、課題、家庭教
育の問題など、教育に関する意見や疑問、その他様々なことについ
て、直接普段聞くことの出来ない声を聞きます。懇談会にて上げら
れた意見や課題は、市民意見として、今後の教育行政施策に反映し
ます。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
懇談会実施回数
年 11 回
(H25)
年 10 回
子どもたちが安全で快適に遊べるよう、身近な場所に公園を整備す
るとともに、既存公園についても老朽化した遊具の改修等をすすめ
ます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
都市公園数
168 ヶ所
199 ヶ所
親子がともに歩む子育ち・子育てのよりよい環境づくりを支援する
ために、幼児期を中心として、思春期にわたる子どもの成長発達に
ついての本質的な研究を進め、研究成果を研修の形で情報提供しま
す。さらに、子どもの健全な成長発達のために鍵となる親や大人の
関わり方について、具体的な啓発資料の作成準備に取りかかりま
す。
指標
基礎研究の公開件数(セミナー、
シンポジウム等)
30
「子どもの教
育」講座・講演
事業
(教育センタ
ー)
現状値(H26)
目標値(H31)
3 件(H25)
基礎研究の公開
件数(セミナー、
シンポジウム
等)2 件
平成24年度から身近な地域に出向き、関係課かいや青少年教育団
体と連携して開催する「子育ち・子育て出前講座」を引き続き開催
し、地域の教育力の向上を支援します。これらの講座・講演事業は、
「幼児期の教育に関する基礎研究・研修事業」の研究成果を生かし
た講座・講演事業として実施します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
講座講演参加者数
526 人(H25)
講座講演参加者
数 620 人
拡大
新規・
継続
新規・
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
60
1
地域における子育て支援
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
継続
「ユースボランテ
ィア茅ヶ崎」の開
催
(茅ヶ崎市社会福
祉協議会)
中学生・高校生・専門学校生・大学生を対象に、青少年のボランティ
ア活動が一人ひとりの意志から出発して、自分なりの選択ができる青
少年の育成をめざして、「ユースボランティア茅ヶ崎」を市民活動サ
ポートセンターとの共催により開催します。
幼稚園の地域開放
(私立幼稚園)
地域との連携を深め、地域における幼児教育の拠点となるため、施設
や教育機能を地域に広く開放します。
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
61
1
地域における子育て支援
施策の方向(4)世代間交流・市民活動の推進
地域の社会資源*を活用しながら、地域ぐるみで子どもの育ちを支えるため、保護者や
地域の人々が学校運営に参画・支援する仕組みづくりを推進します。
また、青少年の健全育成や世代間交流、体験活動等、学校・家庭・地域・関係機関と
の連携により、子どもの育成活動を推進します。
No
1
2
3
施策名
(担当課)
コミュニティ
センター管理
運営事業
(市民自治推
進課)
コミュニティ
保育の支援
(子育て支援
課)
世代間交流の
推進
(高齢福祉介
護課)
施策内容と目標
方向性
市民の地域活動を通じた多世代間の交流の場となっているコミュ
ニティセンターの運営内容の充実と有効な施設利用を図ります。
継続
なお、平成 27 年度に松浪地区にコミュニティセンターを開設予定
であり、より一層のサービスの向上に努めます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
施設数
10
11
地域で自主的に子育て支援に取り組むボランティアグループ及び
自主的に集団保育に取り組むコミュニティ保育グループ(子育てサ
ークル)が、充実した活動が行えるように支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
ボランティアグループ
7 団体(H25)
10 団体
コミュニティ保育
グループ
29 団体(H25)
30 団体
高齢者と子どもの世代間交流映画会、世代間交流ゲームなどの実施
内容の充実を図り、より多くのお年寄り・子どもの参加を促進しま
す。また、老人クラブ連合会と保育園などの交流行事を継続して行
い、高齢者と園児・児童の交流を深めます。
指標
現状値(H26)
映画会(世代間交流ゲーム含む) 年 1 回(H25)
参加者数
4
5
市民活動推進
補助制度
(市民自治推
進課)
地域の子育て
サロン*事業へ
の支援(再掲)
(子育て支援
課)
900 人(H25)
継続
目標値(H31)
年1回
1000 人
子どもの健全育成等を含む公益的事業に対して、市民活動げんき基
金*から助成金を交付し、市民活動の活性化を支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
助成総事業数
12
12
地区社会福祉協議会、主任児童委員*など、地域の市民により実施さ
れている各子育てサロン*に対し、子育て支援センターが助言や支援
を行います。
指標
拡大
現状値(H26)
目標値(H31)
48 回(H25)
52 回
継続
継続
*
各子育てサロン への
延べ巡回回数
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
62
1
No
施策名
(担当課)
市民の森再整
備
(公園緑地課)
6
7
8
9
地域における子育て支援
施策内容と目標
方向性
平成 13(2001)年度にアスレチックを撤去した「市民の森」を守り
育てるとともに、自然体験学習や市民の憩いの場として利用され、
みどりの育成から保護に至る一貫したみどりの基地とすることを
目的に整備します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
再整備ワーキング数
年 11 回
※大雪のため 1
回中止
(H25)
年 12 回
「平和につい
て」ポスター作
文コンテスト
事業
(男女共同参
画課)
平和の大切さを学んでもらうため、次代を担う児童・生徒を対象に
募集し、その作品をもって広く市民に平和の尊さを啓発する。
ピーストレイ
ン平和大使広
島派遣事業
(男女共同参
画課)
次代を担う子どもたちに、戦争の悲惨さや平和の尊さなどを肌で感
じ学びとってもらうために、8月5日から8月7日の日程で広島市
へ派遣、平和記念式典などの行事に参加してもらう。
自己の充実に
向けた学習機
会の提供
(文化生涯学
習課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
作品応募参加者数
2840 人
(対象学年児童
生徒数の 50%)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
平和大使派遣者数
16 人
16 人
子育てをしている方が学習活動をきっかけとしたつながりを作る
ための場として、子育て交流サロンを月1回程度開催しています。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
参加者数
205 人(H25)
450 人
新規・
継続
新規・
継続
新規・
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
63
1
地域における子育て支援
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
ボランティア・当
事者等による福祉
教育(出前講座)
(茅ヶ崎市社会福
祉協議会)
ボランティアや当事者団体等の協力を得ながら、地域や学校に出向い
て各種講座を開催し、福祉体験学習を若年層(学校)や幅広い年齢層
(地域)に対して実施することにより、福祉意識の醸成やボランティ
ア理念の啓発普及に努めます。
福祉教育研修会
(茅ヶ崎市社会福
祉協議会)
総合的な学習の時間*にかかわっているボランティア・当事者と学校の
教員との話し合い及び研修の場を設け、総合的な学習の時間*における
福祉教育の推進に努めます。
夏休みおやこ手話
教室の開催
(茅ヶ崎市社会福
祉協議会)
児童・生徒と福祉との出会いを広げ、ボランティア活動参加へのきっ
かけとなるよう、ボランティアによる手話教室を開催します。
はじめての保育ボ
ランティア入門講
座の開催
(茅ヶ崎市社会福
祉協議会)
継続
継続
継続
継続
保育ボランティア活動の普及啓発及びボランティアの養成を目的と
して開催します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
64
1
地域における子育て支援
施策の方向(5)経済的負担の軽減
少子高齢化や単身化がさらに進行し、リーマンショックに端を発した経済状況の悪化
は、地域、市民に大きな影響を及ぼし、子育てにかかる経済的負担が増大しているとい
えます。引き続き、子育て家庭の経済的支援として実施している各種手当等の周知に努
めます。
No
施策名
(担当課)
協働*推進事業
(市民自治推
進課)
1
2
児童手当の支
給
(子育て
支援課)
施策内容と目標
方向性
市民活動団体の専門性、当事者性等の特性を活かすことで、市が単
独で実施するよりも効果的に事業を実施する協働*推進事業を通じ
て、子どもの健全育成等に積極的に取り組むことが出来る環境整備
を進めます。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施総事業数
5
10
子育て家庭における生活の安定と児童の健全な育成、資質の向上を
図るため、児童手当法により中学校3年生以下の児童の養育者に支
給します。
指標
児童手当法に基づいて
支給
3
4
5
特定不妊治療
費助成事業
(子育て
支援課)
保育園の保育
料の軽減
(保育課)
私立幼稚園等
就園奨励事業
(子育て支援
課)
現状値(H26)
目標値(H31)
延べ児童数
384,402 人
(24 年度実績)
継続
不妊治療の経済的負担を軽減するため、医療保険が適用とならない
配偶者間の特定不妊治療に要する費用の一部を助成します。県の特
定不妊治療費助成事業に対する上乗せ事業です。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
助成件数
153 件(H25)
160 件
経済的負担を軽減するため、保育料を第 2 子は 2 分の 1 に、第 3 子
以降は無料とします。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
茅ヶ崎市保育園条例施行規則に
基づいて実施
461 人
継続
私立幼稚園等の在園児を持つ保護者の負担軽減を図るため、就園奨
励費補助金を交付します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
茅ヶ崎市こども育成部子育て支
援課所管に係る補助金要綱に基
づいて交付
4,381 人
(H25)
継続
継続
拡大
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
65
1
地域における子育て支援
No
施策名
(担当課)
要保護及び準
要保護児童・生
徒就学援助
(学務課)
6
7
8
9
児童クラブ育
成料(保育料)
の減免
(保育課)
各種融資制
度・貸付制度の
充実
(雇用労働課)
勤労者等教育
資金利子補給
金
(雇用労働課)
市営住宅の整
備(借上型市営
住宅)
(建築課)
施策内容と目標
方向性
市立の小中学校に在籍する児童・生徒の保護者で生活保護または生
活保護に準じる程度に困窮している世帯の保護者に対して、学用
品、通学用品、校外活動、給食、医療などの費用の援助をします。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
茅ヶ崎市就学援助費交付要綱
に基づいて支給
小 7,849 件
(H25)
中 3,374 件
(H25)
継続
安定した生活を支援するため、生活保護世帯や市町村民税非課税世
帯は育成料(保育料)の全額を免除、また市町村民税が均等割のみ
の課税世帯は 2 分の 1 に減額します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
茅ヶ崎市児童クラブ条例施行
規則に基づいて実施
150 人(H25)
180 人
勤労者の生活の安定及び充実に資するために必要な資金について、
低利の融資を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
新規融資件数
57 件(H25)
60 件
勤労者等の子どもが高等学校、専修学校や大学等に就学するにあた
り教育資金を指定された金融機関から借り受けた場合に利子の一
部を補助することで教育に係る経済的負担を軽減します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
申請件数
44 件(H25)
60 件
経済的理由等により自力では最低居住水準の確保が難しい世帯に
対し、市営住宅の的確な供給を行い、安心して子どもを育てられる
良好な居住環境の整備を図ります。
指標
10
現状値(H26)
継続
拡大
拡大
拡大
目標値(H32)
203 戸
市営住宅(借上型)管理
戸数
※茅ヶ崎市営住宅ス
139 戸
トック総合活用計画
(H25-H32)における
目標管理戸数
11
12
勤労者住宅資
金利子補給金
(雇用労働課)
不育症治療費
助成事業
(子育て支援
課)
勤労者の住宅取得を促進することにより勤労者の福祉向上を図る
ため、住宅資金の融資を受けた人が返済する利子の一部を補給しま
す。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
新規申請件数
55 件(H25)
60 件
不育治療の経済的負担を軽減するため、医療保険が適用とならない
不育症治療に要する費用の一部を助成します(平成 26 年 4 月から
実施)
。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
助成件数
-
10 件
拡大
新規・
拡大
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
66
1
地域における子育て支援
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
特定不妊治療費助
成事業
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
継続
不妊治療の経済的負担を軽減するため、医療保険が適用とならない配
偶者間の特定不妊治療に要する費用の一部を助成します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
67
2
乳幼児期の教育・保育
基本目標2
乳幼児期の教育・保育
子どもたちに基本的な知識・技能と思考力・判断力・表現力等、主体的に学習に取り
組む態度など、確かな学力*を身に付けさせるため、教育保育の体制の一層の充実を図る
ことが重要です。特に、自ら課題を発見し解決する問題解決能力、他者とのコミュニケ
ーション能力、物事への論理的な考察力などの育成を重視することが求められます。
幼児期からの子どもの発達や学習の連続性を重視し、学ぶ意欲や自尊感情を高める取
組を推進するとともに、
「確かな学力*」
「豊かな心」「健やかな体」をバランスよく育て
ます。
そのため、乳幼児が初めて家庭を離れ、多くの時間を過ごす教育・保育の場で、同年
齢や異年齢の子どもとの関わり合いによる「協同的に遊ぶ」経験を確保し、子どもの育
ちを保障していくことが課題となっています。 保育園・幼稚園と小学校が連携し、幼児
教育から小学校教育へ滑らかな移行を図り、連続した育ちと学びを支援する教育体制づ
くりを進める必要があります。
また、保護者が安心して子育てできる環境づくりや親としての育ちを支えるために、
保育園・幼稚園における子育て支援を推進し、保育園・幼稚園・認定こども園*のバラン
スを考慮しながら就学前教育・保育の新たな枠組みの検討を行います。
さらに、ワーク・ライフ・バランスの考え方を広く周知し、仕事と家庭生活を両立で
きるよう、働き方の見直しと環境づくりを進めます。
■
評価指標
子どもの教育について、日頃悩んで
いる・気になっていると答えた保護
者の割合
目標
評価手段
就学前児童
策定時
方向
41.0%
アンケート
就学児
減少
37.2%
出産前後に離職した母親のうち、両
立支援環境が整っていればやめなか
った人の割合
就学前児童
アンケート
12.7%
減少
育児休業明けに、希望する保育サー
ビスが利用できた保護者の割合
就学前児童
アンケート
40.3%
増加
父親不在の子育てについて、社会的
にも・わが家でも問題であると答え
た保護者の割合
就学前児童
31.3%
アンケート
就学児童
減少
26.5%
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
68
2
乳幼児期の教育・保育
施策の方向(1)就学前教育・保育の体制確保
幼児の自立と協同の態度を育むことを目的とし、異年齢交流や子どもの自発的な活動
としての遊びや子ども同士が共通の目的を持ち、協力・工夫して遊ぶ「協同する経験」
などを通して、豊かな社会性を育むための取組を充実します。
No
1
2
3
施策名
(担当課)
施策内容と目標
方向性
待機児童解消
のための保育
園の整備拡充
(通常保育事
業)
(保育課)
待機児童解消のため、また保護者の多様な保育ニーズに対応するた
め、保育園の整備拡充をすすめます。
継続
子育て支援セ
ンターでの実
習等の受け入
れ
(子育て
支援課)
乳幼児とふれあう機会を広げるため、学生の実習や研修を積極的に
受け入れます。
ティーム・ティ
ーチング教員、
少人数指導教
員の配置、30
人規模学級の
実現
(学務課)
1学級を複数の教員が担当するティーム・ティーチングや少人数指
導を継続するとともに、県費負担教職員制度の維持を図りつつ、30
人規模学級が実現するよう、県教育委員会へ要望します。
児童・生徒の健
康管理
(学務課)
4
5
6
ごみ減量、再資
源化啓発事業
の推進
(資源循環課)
小規模保育事
業
(保育課)
指標
児童数
現状値(H26)
目標値(H31)
2,733 人
(定員数
2,604 人)
3,189 人
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
受け入れ人数
46 人(H25)
50 人
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
要望を実施
24 年6月に県市
町村教育長連合
会を通して県教
育長へ要望しま
した。
引き続き、県教
育委員会へ要望
します。
児童・生徒の心身両面にわたる適切な保健指導ができるよう、保健
設備の充実を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
保健室用備品の整備
小学校 3 校
中学校 2 校
(H25)
小学校 3 校
中学校 2 校
(毎年)
ごみの減量や再資源化に対する啓発を通じて、次世代の環境に対す
る意識の高揚を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
小学校 4 年生用副読本作成冊数
2,500 冊
(H25)
2,500 冊
待機児童解消のため、また保護者の多様な保育ニーズに対応するた
め、特に待機の多い 0 歳~3 歳未満児を対象とした小規模保育施設*
の整備拡充をすすめます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
児童数
-
375 人
拡大
継続
継続
継続
新規・
拡大
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
69
2
乳幼児期の教育・保育
施策の方向(2)幼稚園・保育園・小学校の連携
近年、
「小 1 プロブレム」などの問題から、小学校就学前と後の移行していく部分の
連携が注目されています。子どもの豊かな人間性や生きる力*の基礎を培い、発達や学び
の連続性を踏まえ、保育園・幼稚園・小学校の幼児・児童の交流や、教師・保育士の交
流により、子どもの発達にとって必要な学習の場であるとともに互いの学び合いの場と
なっています。
小学校生活への円滑な移行をめざした共通の見通しが持てるよう市立、私立保幼・小
連携を強化します。
No
施策名
(担当課)
保幼小中等教
育連携事業
(教育
センター)
1
施策内容と目標
方向性
幼児期の教育に関する基礎研究の成果を踏まえ、保幼小中関係教職
員等が子どもの成長発達について学ぶ研修機会や情報交換の場を
提供します。また、小・中学校の教員で行っている子どもの成長発
達調査研究員会については、保育所や幼稚園での実地研究を行うな
ど、幼児期から思春期への成長発達の連続性や課題に関する調査研
究を行います。
継続
指標
現状値(H26)
連携に関する事業開催数(幼児
年 14 回(H25)
教育研修会、連絡会、研究員会)
目標値(H31)
年 12 回
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
70
2
乳幼児期の教育・保育
施策の方向(3)保育サービスの充実
保育サービスについては、利用者の多様なニーズを十分に踏まえてサービスの提供体
制を整備し、地域の実情に応じた取り組みを行うことが必要です。
現在、本市では保育園の待機児童数が年々増加している状況にあるため、認可保育所*
及び小規模保育施設*など、特定教育・保育施設の整備拡充を積極的に行うとともに、事
業所内保育所設置のニーズを掘り起こすなど、きめ細やかな保育サービスをより一層充
実していきます。
No
施策名
(担当課)
延長保育事業
(保育課)
1
一時預かり事
業
(保育課)
2
病後児保育事
業
(保育課)
施策内容と目標
方向性
保護者の多様な就労形態に対応するため、延長保育を実施します。
継続
指標
現状値(H26)
実施施設数
全保育園
(27 か所)(H25)
児童数
1,440 人
(H25)
目標値(H31)
全保育園
保育園等において冠婚葬祭、保護者の傷病・入院等、理由を問わず、
緊急・一時的な保育が必要な児童に対して行います。
指標
現状値(H26)
実施施設数
8 か所(H25)
延べ利用日数
1,944 日
(H25)
拡大
目標値(H31)
12 か所
保育園に通園している児童等が病気の回復期において集団保育が
困難な期間、児童等を一時的に預かる病後児保育(施設型)を導入
します。
継続
3
4
5
障害児保育事
業
(保育課)
保育士等研修
事業
(保育課)
指標
現状値(H26)
実施施設数
1 か所(H25)
延べ利用日数
106 日(H25)
目標値(H31)
1 か所
保育士等の体制を整えることにより、障害のある子どもの保育を実
施します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施施設数
全保育園
(27 か所)(H25)
全保育園
認可保育園や認可外保育施設 *等の保育従事者を対象に研修を実施
し、全市的に質の高い保育を提供することを目指します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
研修回数
年 10 回
(H25)
年 12 回
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
71
2
乳幼児期の教育・保育
No
施策名
(担当課)
保育園におけ
る読み聞かせ
(保育課)
6
7
8
9
家庭的保育事
業
(保育課)
認可保育園(民
間)への助成
(保育課)
認可外保育施
設*への助成
(保育課)
施策内容と目標
方向性
保育園では、保育所保育指針*に則り、保育士が子どもの年齢に応じ
た読み聞かせを行います。また、保育園の子どもたちにボランティ
アで読み聞かせを行っている市民活動団体や地域の方との連携を
図ります。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施回数
全保育園
(27 か所)(H25)
毎月 1 回
保育園の代替機能として、市に登録している家庭的保育者が、自宅
で一定条件のもとに児童の保育を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
預かる子の数
26 人(H25)
30 人
多様な保育ニーズに応え、子どもが安全で快適な生活ができるよ
う、民間保育園の運営費及び施設整備等を助成します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
助成対象数
20 か所(H25)
民間保育園
全園
認可外保育施設*に対して、認可保育園に準じた適切な保育水準を確
保するために助成します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
助成対象数
11 か所(H25)
給付対象施設へ
の移行
拡大
継続
縮小
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
私立幼稚園におけ
る預かり保育*
(私立幼稚園)
通常の教育時間終了後、希望する園児を対象に預かり保育*を実施しま
す。
私立幼稚園におけ
る障害児保育
(私立幼稚園)
健常児とともに保育を行うことにより障害児の心身のすこやかな発達
を助長するとともに、障害児に対する健常児の正しい理解を深め、幼
児教育のより一層の向上を図るために実施します。
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
72
2
乳幼児期の教育・保育
施策の方向(4)仕事と子育ての両立を図るための環境の整備
「男女共同参画社会基本法」が施行され、まもなく 15 年が経過しようとしています。
この間、国では同法に基づき「男女共同参画基本計画」、「第2次男女共同参画基本計画」
「第3次男女共同参画基本計画」が策定され、様々な取組が展開されてきました。
「第3次男女共同参画基本計画」では、あらたに、
「男性、子どもにとっての男女共同
参画」、
「貧困など生活上の困難に直面する男女への支援」等の分野が新設されています。
少子高齢化の進行や共働き家庭の増加による多様な子育てニーズ・要望への対応、ワ
ーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進強化、複合的な困難を抱える男女
への支援など新たな課題に対応しながら、男女共同参画社会の実現に向けた取組を推進
していきます。
No
施策名
(担当課)
施策内容と目標
方向性
就職支援事業
(雇用労働課)
茅ヶ崎市ふるさとハローワークでの職業相談・紹介や、就職面接会、
企業説明会などを実施し、就職を支援します。
継続
1
2
セミナー等講
習会の開催
(雇用労働課)
相談事業の充
実
(雇用労働課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談業務開設率
100%(232 日)
(H25)
100%(232 日)
勤労市民会館において、就職に必要な知識などの就職活動支援セミ
ナー、労働に関する講座、中小企業勤労者の職業能力の向上、余暇
活動の充実に資する講座を開催します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
各種講座開催件数
35 件(H25)
35 件
勤労市民会館において社会保険労務士による労働相談や、キャリア
コンサルタントによる就職活動やキャリア形成についての相談を
実施します。
継続
継続
3
4
5
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
就職サポートコーナー
相談件数
1,634 件
(H25)
1,600 件
待機児童解消
のための保育
園の整備拡充
(通常保育事
業)
(再掲)
(保育課)
待機児童解消のため、また保護者の多様な保育ニーズに対応するた
め、保育園の整備拡充をすすめます。
放課後児童健
全育成事業(児
童クラブ)
(再
掲)
(保育課)
保護者が労働などにより昼間家庭にいない小学校低学年児童を対
象とし、地域の協力を得ながら、適切な遊び及び生活の場を提供し
てすこやかな育成を図ります。
指標
現状値(H26)
児童数
2,733 人
(定員数
2,604 人)
継続
目標値(H31)
3,189 人
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
施設数
27 か所
27 か所
児童数
1,269 人
1,588 人
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
73
2
乳幼児期の教育・保育
No
6
7
8
9
10
施策名
(担当課)
働くママの母
親教室
(こども育成
相談課)
女性のエンパ
ワーメント支
援
(男女共同参
画課)
ワーク・ライ
フ・バランスの
推進
(男女共同参
画課)
事業所内保育
事業
(雇用労働課
/保育課)
放課後の学び
の場の創出
(企画経営課)
施策内容と目標
方向性
働いている妊婦に対して、働きながらでも安心して妊娠期を過ごせ
るよう、知識を普及し不安の軽減を図ることを目的に実施します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
開催回数
年 4 回(H25)
年4回
女性が社会的、経済的に力をつけること(エンパワーメント)を目
的とした講座等を開催し、就労等の支援を行います。
(平成 23(2011)
年度に向けてちがさき男女平等参画プランの見直しを行いますが、
新プラン策定後も事業の充実を図ります。
)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施総事業数
2 事業(H25)
2 事業
人生の各段階に応じて、多様な生き方、働き方が選択できる、仕事
と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現に向け、啓発講座
等を開催し、ワーク・ライフ・バランスの推進を行います。(平成
23(2011)年度に向けてちがさき男女平等参画プランの見直しを行
いますが、新プラン策定後も事業の充実を図ります。)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施総事業数
2 事業(H25)
2 事業
事業所の従業員を対象とした保育所において、定員の一部を地域の
乳幼児に開放することで、待機児童解消と、仕事と子育てを両立す
る環境の整備を進めます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
児童数
-
19 人
児童が放課後を安全に過ごしながら、学習することができる生活と
学びの場を民間事業者が提供することを推進し、放課後の居場所の
充実を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
施設数
-
1 か所
継続
継続
新規・
拡大
新規・
拡大
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
74
2
乳幼児期の教育・保育
施策の方向(5)産休・育休復帰を円滑に利用できる環境の整備
保護者が、産休・育休明けの希望する時期に円滑に教育・保育施設、地域型保育事業
を利用できるよう、休業中の保護者に対して情報提供を行うとともに、計画的に教育・
保育施設、地域型保育事業を整備します。
また、次世代育成支援対策推進法が平成 37 年3月までの 10 年間の時限立法として
延長され、地方公共団体及び事業主に対し、次世代育成支援のための行動計画の策定を
義務づけ、10 年間の集中的・計画的な取組を推進することとしていることからも、特
定事業主行動計画を推進し、一般事業主行動計画の策定を推進します。
No
1
2
施策名
(担当課)
産休明け保育
事業
(保育課)
茅ヶ崎市次世
代育成支援対
策特定事業主
行動計画の推
進
(職員課)
施策内容と目標
方向性
産休明け保育を導入します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施施設数
2 か所(H25)
7 か所
本市において、職員の仕事と子育ての両立を支援するため、特定事
業主行動計画を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
「育児の日」を含めた職員 1 人
当たりの年休の平均取得日数
7.95 日
12 日
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
75
3
親と子の健康の確保及び増進
基本目標3
親と子の健康の確保及び増進
妊娠出産・乳幼児期は、基本的生活習慣を整え、人格形成の基礎づくりをする大切な
時期にあり、親や家庭のかかわり方が重要となります。また、睡眠、食事、運動など生
活リズムを整え、子どもとのよい情緒的交流が望まれている中、育児不安をもつ母親が
多くなっています。楽しく子育てができ、育児に関する悩みを1人で抱え込むことがな
いよう、家族や地域ぐるみで子育て支援を強化していくことが必要です。
また、子どもたちは、学童期から思春期と、成長過程の中で心と体がアンバランスに
なりやすく、その結果、性的な悩みや精神的な不安等を抱えることも考えられます。
小児医療の充実とともに、
思春期保健対策を充実し、子どもたちの成長を支援します。
■
評価指標
目標
評価手段
策定時
方向
こんにちは赤ちゃん訪問事業の訪問
件数
統計
2,013 件
(H25)
継続
乳幼児健康診査の平均受診率
統計
96.2%
(H25)
増加
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
76
3
親と子の健康の確保及び増進
施策の方向(1)親と子の健康の確保
乳幼児期は、生涯にわたる生活習慣と人格の基礎を形成する最も大切な時期であり、
この時期に良好な親子関係を築くことが大切です。さらに、核家族化の進行なども影響
し、母親の孤立から育児不安に陥ることが懸念されます。
安心して出産・子育てができるよう、関係機関と連携を強化しながら、健康診査、健
康相談等の母子保健事業をきめ細かく実施していくとともに、子育て家庭が自信とゆと
りを持って楽しく子育てができるよう、安心して相談や交流ができる場を提供します。
No
1
施策名
(担当課)
妊婦の健康管
理の充実
(こども
育成相談課)
乳幼児の健康
管理の充実
(こども
育成相談課)
2
施策内容と目標
方向性
妊娠の届出をした妊婦に、母と子の健康と成長の記録となる母子健
康手帳を交付し、一貫した健康管理を行います。また、妊婦健康診
査の助成を通して、より妊婦の健康管理の充実を図るとともに、異
常の有無を早期に確認し適切な指導を行います。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
妊婦健康診査補助券
利用率
82.91%(H25)
90.0%
健康診査を「乳幼児の健康状態を確認し、疾病・異常等の早期発見
とともに各時期の育児上のポイントを親と確認できる機会」として
捉え、安心して子育てができるよう支援します。個別健康診査(4 か
月児・10~11 か月児)では、委託医療機関との連携を密にすると
ともに、集団健康診査(1 歳 6 か月児・3 歳 6 か月児)では、待
ち時間に保育士による親子のふれあい遊びの機会を設けるなどの
取り組みも推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
乳幼児健康診査平均
受診率
96.2%(H25)
96.5%
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
77
3
親と子の健康の確保及び増進
No
施策名
(担当課)
予防接種の推
進
(こども
育成相談課)
施策内容と目標
方向性
感染症に対する免疫を確保し疾病の発生及び流行を予防します。児
童・生徒の接種率が乳幼児に比べ低くなる傾向にあることから、学
校・教育機関との連携により正しい予防接種の知識を保護者に提供
し、予防接種率の向上を図ります。
拡大
指標
現状値(H26)
不活化ポリオ
23.9%(H25)
2 種混合*
62.6%(H25)
*
77.6%(H25)
4 種混合
BCG
*
日本脳炎
MR一期*
96.2%(H25)
*
95.8%(H25)
ヒブ
歯科保健対策
の充実
(こども
育成相談課)
4
妊産婦、新生
児、乳幼児など
への訪問指導
(こども
育成相談課)
5
88.0%(H25)
3 回(積極的受診
勧奨していな
い)
(H25)
MR二期
目標値(H31)
37.2%(H25)
*
3 種混合
3
*
*
106.0%(H25)
小児用肺炎球菌
102.5%(H25)
子宮頸がん予防
5.1%(H25)
不活化ポリオ*、3
種混合*は 4 種混
合*ワクチンに移
行完了。予防接
種全部に接種率
100%
(子宮
頸がん予防ワク
チンは副反応の
問題があり、
H26.4 月現在も
積極的接種勧奨
をしていない。
H26.10 月より、
水痘ワクチンが
開始される。
乳幼児期の健康な歯は、成長に必要な栄養摂取や言葉の発達にも大
きな役割を果たしていることを踏まえ、健康診査、教育や相談等の
事業で歯科指導を充実します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
1 歳 6 か月児歯科健康診査実施
回数
年 36 回
(H25)
年 36 回
3 歳 6 か月児歯科健康診査実施
回数
年 36 回
(H25)
年 36 回
のびのび 2 歳児歯と育児の相談
実施回数
年 36 回
(H25)
年 36 回
「こんにちは赤ちゃん訪問事業」として、生後 4 か月までの子ども
のいるすべての家庭を訪問し、地域の子育て情報を提供、必要な子
育て支援を行います。主に第1子出産者等の方へは助産師が、第2
子以降の出産者で不安等がない方へは主任児童委員*が訪問します。
また、保健師は、低出生体重児を出産した方や助産師や主任児童委
員*から継続的なかかわりが必要とされる方などを訪問します。ま
た、妊娠届出、各健診、相談のフォローや各機関からの依頼により、
妊産婦、乳幼児とその保護者を継続して訪問し、安心して出産、子
育てができるように支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
こんにちは赤ちゃん訪問率(新
生児訪問・未熟児訪問含む)
96%(H25)
100%
その他の訪問
228 件(H25)
240 件
継続
拡大
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
78
3
No
6
7
施策名
(担当課)
安心して出
産・育児に臨む
ための教室の
開催
(こども
育成相談課)
子育て教室
(こども
育成相談課)
乳幼児発育・発
達支援
(こども
育成相談課)
8
施策内容と目標
方向性
安心して妊娠、出産、育児に臨めるように知識を普及するとともに、
仲間づくりの機会を提供することを目的として開催します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
母親教室
月 1 コース
(H25)
月 1 コース
働くママの母親教室
(再掲)
年 4 回(H25)
年4回
父親教室
年 18 回
(H25)
年 18 回
保護者の共通する悩みをテーマに教室を開催することにより不安
を軽減し、自信を持って育児ができるよう支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
開催回数
年 12 回
(H25)
年 12 回
乳幼児健康診査や相談等で疾病や障害、発育・発達の遅れが疑われ
た場合、プライバシーに留意しつつ、保護者が子どもの状態を受け
止め前向きに育児ができるよう支援します。また、適切な時期に療
育*相談機関、療育*機関、県保健福祉事務所、医療機関などへの紹
介を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
こども相談
年 96 回
(H25)
年 96 回
幼児健康診査での心理
相談
年 72 回
(H25)
年 72 回
親子教室(かるがも、らっこら
っこ)
処遇検討会
療育*相談事業
(こども
育成相談課)
親と子の健康の確保及び増進
継続
継続
かるがも月 3 回、
かるがも月 3 回、
らっこらっこ月
らっこらっこ月
2回
2回
(H25)
年 1 回(H25)
年1回
支援が必要と思われる子どもの発達・育児に関する相談を、個別相
談・親子教室・巡回相談・発達相談などの方法で実施し、専門性の
確保、向上に努めます。また、保健・医療・福祉・教育との連携を
図り、
「切れ目のない支援」をめざします。
継続
9
10
かかりつけ
医・歯科医・薬
局の推進
(保健福祉課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談日
週 5 日(H25)
週5日
相談件数
年 2,673 件(H
25)
年 3,000 件
個別健診や個別予防接種を契機に日常の健康管理や健康状態を相
談し、適切なアドバイスが受けられるよう、「かかりつけ医・歯科
医・薬局」の普及・定着をすすめます。また、一次救急医療(診療
所)と二次救急医療(病院)との連携及び適正利用を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
医療機関・薬局ガイドサービス
を行う
通年
通年
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
79
3
親と子の健康の確保及び増進
No
11
施策名
(担当課)
児童・生徒の健
康・体力づくり
の推進
(学校教育指
導課)
スポーツ活動
の促進
(スポーツ健
康課)
施策内容と目標
方向性
児童・生徒の「すこやかな体」の育成に向けて、
「週に 3 日以上、1
日 30 分以上の継続した運動」をポスター等を作成して呼びかけ、
児童・生徒が遊びや運動・スポーツに親しむよう努めます。
拡大
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
運動が好きな小学生(5 年)の
割合
88.0%(H25)
95.0%
運動が好きな中学生(2 年)の
割合
82.7%(H25)
90.0%
行政あるいは関係スポーツ団体が主体となってすすめるスポー
ツ・レクリエーション教室の充実を図り、子どもたちに体を動かす
ことの楽しさ、大切さを学んでもらえるような教室を開催します。
拡大
また、教室以外にも、市民による自主的なサークル、クラブによる
スポーツ活動の展開を支援し、身近にスポーツ・レクリエーション
を楽しめる環境づくりを推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
12
スポーツ施設
の整備
(スポーツ健
康課)
13
14
親子の絆づく
りプログラム
(愛称BP)市
民提案型協働*
推進事業
(こども
育成相談課)
市主催教室
親子リズム体操
キッズ体操
小学生バドミントン
ジュニアマリンスポーツ
年1回
夏2冬2 回
年1 回
夏2 回
サークル・クラブ支援
総合型地域スポーツ
クラブへの支援
新クラブ設立の
支援、既存クラ
ブの支援
年1回
夏2冬2 回
年1 回
夏2 回
教室の種類を 2
種目増やす
新クラブ設立の
支援、既存クラ
ブの支援
子どもたちのスポーツ・レクリエーション活動を推進するため、ス
ポーツ・レクリエーション施設の整備、改修等を行い、効果的な活
用を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
市内既存のスポーツ施設の維持
管理・修繕
12 施設
12 施設
小学校体育施設の維持管理・修
繕
19 施設
19 施設
(仮称)柳島スポーツ公園の整
備
PFI 事業者選定
平成 29 年度供用
開始
初めて 0 歳児を育てる母親に対し、育児への不安や孤立感などの負
担を軽減するとともに、仲間づくりを通して安心して子育てができ
るようサポートします。(26.4 月からの新規事業)
指標
開催回数(1 クール 4 回)
現状値(H26)
目標値(H31)
26 年 9 月・10
月・12 月開催予
定
市民提案型協働*
推進事業のため
単年度事業とな
る。27 年度以降
については検
討。
継続
新規・
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
80
3
親と子の健康の確保及び増進
No
施策名
(担当課)
養育支援の一つとして、また、低出生体重児を持つ親子同士の交流
を図りながら、安心して子育てができるように実施します。
15
低出生体重児
交流会(ふれあ
いカンガルー
サロン)
(こども
育成相談課)
幼児のことば
の教室
(こども
育成相談課)
ことばの発達等に課題のある幼児に対し、母子保健事業をはじめ療
育*相談事業や学齢児を対象とした「ことばの教室」事業など、他の
関係事業と連携を図りながら、言語に関する指導・訓練を行います。
16
17
養育医療給付
事業
(子育て
支援課)
施策内容と目標
方向性
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
開催回数
年 4 回(H25)
年4回
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
指導日数
参加人数
168 日
延べ 302 件(H25)
年 200 日
延べ 330 件
母子保健法に基づき、養育のため入院を必要とする低出生体重児に
対して医療給付を行います。
(平成 25 年 4 月から権限移譲)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
助成件数
45 件(H25)
継続
新規・
継続
新規・
継続
新規・
継続
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
生涯を通じた女性
の保健相談等事業
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
思春期から更年期に至るまでの女性を対象とした、体と心の保健相談
や妊娠・出産・不妊についての正しい知識に基づく人生の選択ができ
るよう健康教育を実施します。
慢性疾患児への発
達支援
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
心身発達に課題を抱える未熟児や長期に療育*が必要な慢性疾患児の
訪問相談等を実施します。
重度う蝕(むし歯)
予防相談
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
市の歯科健診等で早期にう蝕(むし歯)多発傾向が把握された幼児の
歯科支援と予防処置を実施します。
療育*歯科相談
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
未熟児・慢性疾患児・障害児の早期療育*にかかわり、う蝕(むし歯)
予防や口腔機能発達支援の歯科相談を実施します。
継続
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
81
3
親と子の健康の確保及び増進
施策の方向(2)「食育」の推進
次代を担うこどもの食育の推進は,健全な心身と豊かな人間性を育んでいく基礎をな
すものであり、子どもの成長、発達に合わせた切れ目のない推進をしていきます。
そのためにも、乳幼児期からの正しい食習慣の指導や情報提供を行うとともに、保育
園や学校等における食環境の充実をすすめていきます。
No
1
2
施策名
(担当課)
食育の推進
(スポーツ健
康課)
妊産婦及び乳
幼児を対象と
した食に関す
る学習機会や
情報提供
(こども
育成相談課)
保育園におけ
る食育の推進
(保育課)
施策内容と目標
方向性
茅ヶ崎市食育推進計画の推進について食育推進委員会により事業
の運営状況を把握し、進捗状況の評価、課題抽出、検討を行います。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
食育推進委員会
年3回
年3回
マタニティクッキング、離乳食講習会への積極的な参加を促すとと
もに、そのほかの食に関する学習機会を提供し、妊産婦や乳幼児を
育てる保護者への食に関する啓発を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
マタニティクッキング
妊婦版年 9 回
(70 人)、
夫婦版年 6 回
(61 組 122 人)
妊婦版年 9 回
(90 人)、
夫婦版年 6 回
(66 組)
離乳食講習会
年 18 回
(482 組 496 人)
年 18 回
(500 組)
1歳児の食事と歯の教室
年 24 回
(289 組 293 人)
年 24 回
(320 組)
市内保育園における栄養・巡回指導において、栄養士による園児へ
の食育を実施します。
指標
3
現状値(H26)
4
小学校給食の
充実
(学務課)
5
継続
目標値(H31)
野菜栽培、給食
全保育園
等の日常的な食
(27 か所)(H25) 育のほか年 54 回
の巡回
巡回回数
小・中学校など
における「食に
関する指導」の
推進
(学校教育指
導課)
継続
教科・特別活動・総合的な学習の時間*等において、食に関する正し
い知識と望ましい食習慣を形成するため、担任と栄養士や栄養教
諭、担任と養護教諭など、食育に専門性のある教職員とのティー
ム・ティーチングによる授業を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
小学校
19 校(H25)
19 校
中学校
13 校(H25)
13 校
小学校において、安全で楽しく給食が食べられるよう、給食指導及
び栄養指導の充実を図るとともに、給食を通じて児童の食に関する
意識の啓発を図ります。また、学校給食設備の整備をすすめ衛生管
理の充実を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
自校式給食調理場の設置校数
16 校
19 校
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
82
3
No
6
7
施策名
(担当課)
親と子の健康の確保及び増進
施策内容と目標
方向性
児童とその保
護者を対象と
した食に関す
る学習機会や
情報提供
(こども
育成相談課)
児童が自ら健康のため、栄養バランスを考え食品を選択できる力を
身につけるとともに、保護者にも栄養バランスや正しい食習慣の知
識を普及します。
継続
夏休み親子料
理教室
(市民相談課)
親子で楽しく料理を作り、食材の持つ栄養や特徴と大切さを学び、
楽しく食事することで、親子の絆と日常生活に欠かすことのできな
い「食」への意識を深めることを目的に実施します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
親子食育教室
年 2 回(H25)
年2回
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
参加人数
46 人(H25)
48 人
継続
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
地域食生活対策推
進事業
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
継続
地域関係機関・団体との連携により県保健福祉事務所、茅ヶ崎市及び
寒川町が実施する栄養改善事業の推進を図ります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
83
3
親と子の健康の確保及び増進
施策の方向(3)思春期保健対策の充実
近年、思春期における性行動の低年齢化により、人工妊娠中絶や性感染症の増加が指
摘されています。また、思春期は、体に二次性徴がおこる成人への移行期でもあり、こ
の時期の生活習慣はその後の健康づくりにおいて大きく影響する重要な時期と言えます。
このため、思春期の子どもたちに対して、痩身志向による必要のないダイエット、喫
煙、飲酒、薬物乱用等、健康に対する影響が懸念されていることについて、正しい知識
の普及と理解の促進を徹底し、自ら正しい判断ができるよう支援していきます。
No
施策名
(担当課)
思春期保健教
育セミナー
(こども
育成相談課)
施策内容と目標
思春期保健教育の進め方についての研修を、教員や関係する市民に
向けて実施します。それにより、学校、地域、家庭での継続した思
春期教育を促します。
指標
1
現状値(H26)
目標値(H31)
-
学校主体で実施
できるようにな
った際には廃止
の予定
開催回数
2
わくわく思春
期教室
(こども
育成相談課)
方向性
思春期の特徴や、妊娠・出産にかんする学習の場とします。学校担
当者との連携づくりを目指します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
-
学校主体で実施
できるようにな
った際には廃止
の予定
実施校数
新規・
縮小
新規・
縮小
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
エイズ・性感染症
予防の普及
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
正しい予防知識等の普及を目的に、「青少年エイズ・感染症予防講演
会」を開催します。
継続
思春期保健事業の
推進支援
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
思春期における保健医療面の電話相談や依頼に応じた講義活動など
を行います。
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
84
3
親と子の健康の確保及び増進
施策の方向(4)小児医療の充実
子どもの病気や事故等は、急激な変化から命にかかわることも少なくないため、夜間
や休日であっても適切な診療が受けられるよう体制を整備することが必要です。
関係機関と連携をとり、小児医療の充実に努めるとともに、疾病や障害の早期発見に
取り組んでいきます。
No
1
2
3
施策名
(担当課)
小児医療費助
成事業
(子育て
支援課)
乳幼児精密健
康診査事業
(こども
育成相談課)
小児慢性特定
疾患児日常生
活用具給付事
業
(こども
育成相談課)
施策内容と目標
方向性
入院・通院ともに 0~3 歳児は全員、4 歳児~小学 2 年生までの児
童は所得制限を設けて医療費の保険診療分の自己負担分を助成し
ます。さらに入院については、中学校卒業時まで所得制限を設けて
医療費の保険診療の自己負担分を助成します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
茅ヶ崎市小児の医療費の助成に
関する条例に基づいて実施
457,258 千円(H
25)
継続
乳幼児健康診査の結果、心身に疾病及び障害の疑いがある子どもに
対して、精密検査実施医療機関を紹介し、早期に精密検査を受けら
れるようにします。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
精密検診対象
252 件(H25)
約 200 件
小児慢性特定疾患児に対して、必要な日常生活用具を給付し、在宅
での日常生活の便宜を図ることを目的とします。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
給付対象者
1 人(H25)
年2人
継続
新規・
継続
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
(実施機関)
小児特定疾患医療
給付
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
18 歳未満を対象に、悪性新生物や心臓病など特定された疾患をもつ
児童に医療を給付します。
継続
療育*の給付(結核
児)
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
18 歳未満で結核による長期間の治療を要する児童に入院医療を給付
します。
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
85
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
基本目標4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
子どもをすこやかに育むために、子育てを支援する生活環境や安全の確保に向けた取
り組みを推進していきました。
アンケート調査では、
「暗い通りや見通しのきかないところが多く、子どもが犯罪の被
害にあわないか心配と感じている」
、「子どもが犯罪の被害にあった・あいそうになった
ことがある」
、
「子どもが安全に通れる道路がないことに困っている」、「子どもが安心し
て遊べる場所がないことに困っている」と回答した保護者の割合は、すべてにおいて平
成 20 年度調査に比べて減少しています。
引き続き、子どもや子ども連れでの行動に心理的な負担感や不安感を持つことなく、
伸び伸びと自由に行動できるように、交通安全対策や防犯のための活動に努めるととも
に、被害に遭った子どもの相談を実施し支援に取り組んでいくことが必要です。
■
評価指標
目標
評価手段
策定時
方向
子どもが安全に通れる道路がないこ
とに困っていると答えた保護者の割
合
就学前児童
アンケート
35.4%
減少
子どもが安心して遊べる場所がない
ことに困っていると答えた保護者の
割合
就学前児童
アンケート
34.2%
減少
暗い通りや見通しのきかないところ
が多く、子どもが犯罪の被害にあわ
ないか心配と感じている保護者の割
合
就学前児童
アンケート
35.9%
減少
子どもが犯罪の被害にあった・あい
そうになったことがあると答えた保
護者の割合
就学児童
アンケート
5.5%
減少
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
86
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
施策の方向(1)安心して外出できる環境の整備
誰もが安心して外出できる環境を整えることは、妊産婦、乳幼児連れの人などへの子
育て支援だけでなく、高齢者、障害者などを含めたすべての人が快適に生活できる環境
整備につながります。
より子育てしやすいまちをめざして、公園の整備、公共交通機関のバリアフリー*化な
どをすすめていきます。
No
施策名
(担当課)
ポケットパー
ク*の整備
(公園緑地課)
1
2
3
4
公園における
バリアフリー*
化の推進
(公園緑地課)
施策内容と目標
方向性
道路建設に伴う残地が発生した場合、子どもから高齢者まで快適な
生活を送れるよう、道行く市民の休憩・語らいの場として日除け・
樹木・ベンチ・フェンス等を設けたポケットパーク*を整備し、生活
環境の向上を図ります。
拡大
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
整備箇所数
4 ヶ所
10 ヶ所
公園と道路の段差を解消し、すべての人にやさしい公園の整備をす
すめます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
整備箇所数
21 ヶ所
30 ヶ所
鉄道駅等の旅
客施設、バスな
どの車両等の
バリアフリー*
化
(都市政策課)
市内の駅におけるエレベータの設置や低床式ノンステップバスの
導入促進を図り、公共交通機関のバリアフリー*化をすすめます。
バス交通ネッ
トワークの整
備及びコミュ
ニティバス等
新たなバス交
通システムの
検討
(都市政策課)
既存バス路線の見直しを含め、効率よく利便性の高いバス交通ネッ
トワークの整備を行うとともに、新たなバス交通システムを検討し
ます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
ノンステップバス台数
(うちコミュニティバス)
(うち路線バス)
計 31 台
(14 台)
(17 台)
計 70 台
(14 台)
(56 台)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
市民 1 人あたり年間公共交通利
用回数(公共交通年間利用者数
÷人口)
430.5 回/年
(H24)
466.4 回/年
拡大
拡大
拡大
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
87
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
No
施策名
(担当課)
道路安全施設
設置事業
(道路管理課)
5
施策内容と目標
方向性
安全に外出できるよう、通学路など歩行者の多い道路を中心に道路
照明灯、反射鏡、道路標示などの整備を推進します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
路面標示
7,762m(H25)
7,100m
カラー舗装
1,231 ㎡
(H25)
60 ㎡
交差点鋲
12 か所(H25)
15 か所
道路照明灯
12 基(H25)
15 基
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
88
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
施策の方向(2)子どもの交通安全を確保するための活動の推進
市内では、自転車の交通事故が多発しています。子どもを事故から守るため、交通安
全に関する教育を行うとともに、市民の自転車の運転マナー、交通安全意識の向上を図
っていきます。
No
施策名
(担当課)
施策内容と目標
方向性
交通安全対策
事業
(安全対策課)
市、警察、学校関係者で構成する「茅ヶ崎市交通安全対策連絡調整
会議」において、通学路及び生活道路の交通安全対策について協議
をすすめます。
継続
また、通学路対策として、ドライバーに対する交通安全注意喚起看
板設置及び通学路電柱巻標示(文マーク)設置を実施します。
1
通学路の点検
調査の実施
(学務課)
2
3
都市計画道路
の整備
(道路建設課)
ちがさき自転
車プランの推
進
(都市政策課/
安全対策課)
4
5
交通安全教育
事業
(安全対策課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
会議開催回数
年 5 回(H25)
年5回
各小学校では、地域や保護者の協力のもと、通学路の安全確保のた
め、危険箇所の点検調査などを行います。点検調査の結果、改善の
必要な箇所は、各学校から提出された通学路改善要望に基づき、関
係機関と連携し通学路の改善に努めます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
調査の実施
19 校(H25)
19 校
都市計画道路 27 路線のうち主要な幹線を中心に整備し、子どもや
妊婦、障害者等を含むすべての人が安全で円滑に移動できる道路の
整備をすすめます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
都市計画道路の整備率
58%
58%
総合交通プランの基本理念である「自動車よりも徒歩・自転車・
バスが便利なまち」に基づき、平成 26(2014)年度から 10 年間を
計画期間とする「ちがさき自転車プラン」を推進し、ひとにやさし
く魅力的な生活環境の確保ならびに安心して外出できる環境づく
りをめざします。特に、市内で自転車の交通事故が多数発生してい
ることから、関係機関との連携、市民との協働*により、自転車ルー
ル講習会を継続的に実施するなどし、自転車の安全利用について啓
発します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
自転車ルール講習会の
開催
年 1 回(H25)
年1回
保育園・幼稚園・学校等からの要請により、交通安全教室を開催し、
交通事故防止と交通安全の啓発を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
開催回数
年 149 回
(H25)
年 150 回
継続
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
89
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
No
施策名
(担当課)
施策内容と目標
歩道の整備
(道路建設課/
子どもや妊婦、障害者等を含むすべての人が安全で円滑に移動でき
る歩道の整備をすすめます。
道路管理課)
6
方向性
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
歩道の整備延長
(道路建設課)
歩道の改修
(バリアフリー*化)延長
(道路管理課)
7.7km
7.8km
新規・
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
90
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
施策の方向(3)子どもを犯罪等の被害から守るための活動の推進
年々増加する子どもを巻き込む犯罪や事故は、社会問題にもなっており、それらへの
取り組みについては、子育てを行う家庭から強く求められているため、警察、行政、保
育所(園)
、学校園、地域等の連携や協力による子どもを犯罪等の被害から守るための活
動を推進し、危機管理を強化します。
No
1
施策名
(担当課)
施策内容と目標
方向性
関係機関・関係
業界に対する
被害防止のた
めの措置の要
請
青少年指導員による有害図書類区分陳列調査、社会環境実態調査、
有害図書の回収等の活動を中心に、青少年の健全育成に影響を与え
ている各種営業、情報媒体の実態を把握し、地域の青少年を取り巻
く社会環境健全化推進に資するため、県とも協調した取り組みをす
すめます。
継続
(青少年課)
2
情報メディア
の急速な発展
にともなう、
有害情報から
子どもを守る
環境づくり
(青少年課)
防犯活動事業
(安全対策課)
5
現状値(H26)
目標値(H31)
有害図書の回収
12(H25)
12
インターネット(携帯電話)の普及による、出会い系サイトや学校
裏サイト等による犯罪、被害を防止するため、学校、青少年育成団
体、地域等と連携を図り、情報の提供や研修会等の実施など、啓発
をすすめます。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
小学校、中学校に係るインター
ネット上の有害情報の監視及び
月間検索件数
3,449 件
(H25)
5,000 件
市、警察、各種地域団体で構成する「茅ヶ崎・寒川犯罪ゼロ推進会
議」において、犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進するため
に犯罪防止についての協議をすすめます。
拡大
継続
また、ちがさきメール配信サービス防犯情報で茅ヶ崎警察署管内の
犯罪の発生状況や防犯対策について配信します。
3
4
指標
防犯活動団体
活動支援
(安全対策課)
学校における
防犯・防災教室
の開催推進
(学校教育
指導課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
会議開催回数
年 2 回(H25)
年2回
地域で防犯パトロール活動を実施している自主防犯活動団体へ防
犯活動物品を貸与するとともに、「防犯ネットワーク会議」におい
て、防犯情報の提供、防犯講演等を実施し、活動を支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
会議開催回数
年 2 回(H25)
年2回
学校管理下での事件・事故等が大きな問題となっている状況を踏ま
え、防犯・防災や救急処置等の訓練などを実施する防犯・防災教室
の開催を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
開催回数
年 64 回
(H25)
年 64 回
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
91
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
No
6
7
施策名
(担当課)
市内小学校児
童への防犯ブ
ザー配布
(青少年課)
青少年非行防
止対策及び通
学路等におけ
るパトロール
活動の推進
(青少年課)
「こども 110
番の家」等防犯
活動の支援
(青少年課)
8
9
地域防犯体制
の強化
(青少年課)
施策内容と目標
方向性
市内の小学校の児童全員に、大きな音を発生させ周囲に助けを求め
るための防犯ブザーを小学校入学時に無料で配布し、子どもが被害
者となる犯罪の防止を促進します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
新入学児童数
2,189 人(H25)
2,150 人
青少年関係機関・青少年育成推進協議会等の関係団体の協力のも
と、青少年相談の助言指導、繁華街のパトロールを推進するととも
に、保護者や学校関係者等による学校付近・通学路等におけるパト
ロール活動を推進し、子どもを犯罪から守ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
愛のパトロール
実施回数
19 回(H25)
19 回
青少年育成推進協議会をとおして、子どもが被害に遭いまたは遭う
おそれがある場合における一時的な保護と警察等への通報を行う
「こども 110 番の家」ステッカーの協力を地域に依頼し、子どもが
被害者となる犯罪の防止を促進します。また、協力していただく家
の設置箇所等を検証していく中で、「安全マップ」の作成等の活動
を支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
子どもの安全活動に係る
支援実施回数
19 回(H25)
19 回
青少年育成推進協議会を中心に青少年育成団体等との協力、連携に
より、地域ぐるみで子どもを犯罪から守る活動を支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
推進協の防犯活動回数
19 回(H25)
19 回
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
92
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
■ 関連施策
施策名
施策内容
方向性
薬物乱用防止対策
(茅ヶ崎保健福祉
事務所)
関係機関・団体による地域連絡会で、薬物乱用にかかわる情報交換及
び対策検討を行うとともに、学校の指導者や保護者を対象に講演会を
開催します。
継続
犯罪に関する情報
提供の促進
(茅ヶ崎警察署)
地域住民に対し、交番・駐在所広報紙、子ども安全メール、茅ヶ崎警
察署のホームページ等により、子どもに対する声掛け事案等子どもが
被害者となる事案の発生場所・時間帯・犯罪手口等の情報を提供しま
す。
学校・警察連絡協
議会等による犯罪
に関する情報交換
(茅ヶ崎警察署)
子どもが被害者となる事案の発生場所、時間帯、犯罪手口の情報につ
いて、小中学校、高等学校との情報交換を推進します。
参加・体験・実践
型の防犯講習の推
進
(茅ヶ崎警察署)
住民の自主防犯行動が実践されるよう、防犯設備士等の専門家の参加
を得、犯罪類型、対象者等に応じた参加・体験・実践型の防犯講習を
推進します。
(実施機関)
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
93
4
子育てを支援する生活環境・安全の確保
施策の方向(4)被害に遭った子どものための相談の実施
子どもを巻き込む犯罪等については、これらの防止とあわせ、被害を受けた子どもを
支援することが必要です。被害に遭った子どものための相談事業を行っていきます。
No
1
2
施策名
(担当課)
犯罪被害者等
支援相談
(市民相談課)
スクールカウ
ンセラー配置
活用事業
(教育
センター)
施策内容と目標
方向性
被害者支援自助グループの協力のもと、相談内容に応じた各支援機
関や窓口の紹介、情報の提供などを行い、犯罪被害者を支援します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談員の配置
月 2 回(H25)
月2回
スクールカウンセラーを有効に活用し、学校における教育相談体制
の充実を図ります。
指標
現状値(H26)
スクールカウンセラーの配置
3
青少年教育
相談事業
(再掲)
(教育
センター)
継続
目標値(H31)
13 人 245 時間
13 人 245 時間
(7 時間×35 日) (7 時間×35 日)
(H25)
児童・生徒及び青少年が直面する問題及び不安や悩みの相談に対応
し、健全育成、非行化防止及び自立を目指して、きめ細やかな相談
活動を電話、面接、訪問等それぞれのケースに適した形で展開しま
す。また、複雑化、多様化している相談内容について、心理学の研
究的な視点を持ち、相談機能の質の向上を目指します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談件数
2,616 件
(H25)
2,600 件
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
94
5
基本目標5
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
子どもが健やかに成長するためには子ども一人ひとりの人権が尊重されることが大切
です。
近年、少子化の進行や地域における連帯感の希薄化、育児情報の氾濫などを背景に、
母親の多くは、妊娠・出産・育児のあらゆる場面において、多くの不安とストレスを抱
えているともいわれています。それらも要因の一つとなり、わが子を虐待してしまう親
の増加が大きな問題となっています。
アンケート調査では、子どもを虐待してしまっていると思うことがあると答えた保護
者の割合(就学前児童調査)は、平成 20 年度調査に比べ、高くなっています。
虐待は、子どもの人権を侵害し、子どもの心身の成長や人格形成に重大な影響を及ぼ
すため、迅速かつ適切な対応が求められます。児童虐待防止として、地域での日頃の声
かけなど、関係づくりが大切です。
要保護児童対策地域協議会や乳児家庭全戸訪問事業を活用して児童虐待の未然防止や
早期発見・早期対応に努めるとともに、虐待を受けた子どもや関係者に対するサポート
体制を充実していく必要があります。
ひとり親家庭については、離婚の増加などにより年々増える傾向にあります。母子家
庭の場合、経済的な問題が、また父子家庭においては家事や子育てに不慣れなため家庭
生活においても多くの問題を抱えているケースが少なくありません。今後もひとり親家
庭の親と子が安心して暮らしていけるよう精神的、経済的な支援に関する情報提供や相
談体制を充実していく必要があります。
近年、幼稚園・保育園・学校において発達障害など特別な配慮を要する児童が増加の
傾向にあります。従来の3障害(身体・知的・精神)に加え、発達障害(自閉症・LD・
ADHD・アスペルガー症候群等)を含めた支援のあり方が課題となっています。また、
医療ケアを必要とする児童の支援の充実も求められています。
障害児や発達に偏りのある児童の自立には、乳幼児期からの継続的な支援が重要であ
り一人ひとりの多様なニーズに応じた相談・支援体制の充実が必要です。
■
評価指標
目標
評価手段
子どもを虐待してしまっていると思
うことがあると答えた保護者の割合
就学前児童
アンケート
児童扶養手当の受給対象児童数
延べ児童数
統計
策定時
28.3%
延べ児童数
25,684 人
(H25)
方向
減少
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
95
5
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
施策の方向(1)児童虐待防止対策の充実
児童虐待は、子どもの心身の発達や人格の形成に重大な影響を与えます。育児不安や
児童虐待の早期発見に努め、訪問による援助・育児指導を拡大します。また、適切な対
応ができるよう関係機関と連携し、相談体制の充実を図ります。
No
1
施策名
(担当課)
家庭児童相談
事業
(こども
育成相談課)
茅ヶ崎市要保
護児童対策地
域協議会
(こども
育成相談課)
施策内容と目標
方向性
家庭における適正な児童養育その他家庭児童福祉向上のため、児童
相談所、保健福祉事務所、学校、警察署及び関係機関との連携を緊
密にしながら、家庭児童相談室による相談業務の充実を図ります。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談解決率
68.1%(H25)
71.1%
市関係課、県中央児童相談所、警察、医療・福祉・教育の各関係機
関、子育て支援センターなどで「要保護児童対策地域協議会」を構
成しています。児童虐待、不登校*、引きこもり等の問題を抱える家
庭に対し、関係機関と連携を図り支援を推進します。
指標
2
協議会開催回数
代表者会議
実務者会議
ケース検討会議
育児支援家庭
訪問事業
(再掲)
(こども
育成相談課)
3
4
「そだれん
(ほめる・しか
る・つたえる子
育て練習講
座)
」の 実施
(再掲)
(こども
育成相談課)
現状値(H26)
目標値(H31)
年2回
年6回
年 166 回
(H25)
年2回
年6回
年 140 回
子育てに対する強い不安や孤立感などを抱える家庭、引きこもり等
家庭養育上の問題を抱える家庭、児童養護施設等の退所後に家庭復
帰のための自立に向けたアフターケアが必要な家庭、心身の発達に
不安があり、将来精神・運動・発達面において児童に障害が生じる
おそれのある家庭等に対して、育児に関する相談、支援等を行いま
す。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
保健師等、家庭児童相談員の訪
問件数
年 83 件
(H25)
年 100 件
ヘルパーの家事・育児訪問件数
年 127 件
(H25)
年 140 件
児童虐待防止プログラム、「コモンセンス・ペアレンティング*(C
SP)」を用いた「そだれん(ほめる・しかる・つたえる子育て練
習講座)」を実施します。子どものしつけについて講義、ビデオ、
ロールプレイを組み合わせた演習形式で講座を行うことで、親が
「どのように子どもとコミュニケーションをとっていくか」という
技術を身に付けることを支援し、児童虐待の防止を図ります。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施回数
年 17 クール
(119 回)
(H25)
年 19 クール
(年 133 回)
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
96
5
No
5
施策名
(担当課)
児童虐待への
主任児童委員
による対応
(保健福祉課/
こども育成
相談課)
6
7
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
DV等の暴力
根絶の意識啓
発
(男女共同
参画課)
民間保育園等
での「そだれ
ん」自主開催
(こども
育成相談課)
施策内容と目標
方向性
虐待を受けている児童の発見や実情の把握、並びに児童相談所から
の家庭生活状況等の調査の協力依頼や、継続的な観察状況の提供依
頼に対し、主任児童委による人権に配慮した活動を支援します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
活動支援期間
通年
通年
配偶者等からの暴力「ドメスティック・バイオレンス(DV)」の
根絶に向けた意識啓発を行うとともに、DVが児童の目の前で行わ
れることが、児童に心理的影響を及ぼすものとして児童虐待である
ことの認識を持って、DV防止を推進します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
DV防止法対象の
暴力相談の実施
週 5 日(H25)
週5日
民間保育園等での「そだれん」自主開催を促進するため、民間施設
に所属する「そだれん」のトレーナーへの支援を強化します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
実施回数
年間 1 クール
(7 回)
(H25)
年間 3 クール
(21 回)
継続
新規・
拡大
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
97
5
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
施策の方向(2)ひとり親家庭等の自立支援の推進
子育てや生活支援、就業支援、経済的支援等、総合的な支援に努め、自立に向けた制
度の充実を図ります。
No
1
2
3
4
5
6
施策名
(担当課)
児童扶養手当
の支給
(子育て
支援課)
ひとり親家庭
等医療費助成
事業
(子育て
支援課)
母子自立支援
員による支援
(子育て
支援課)
母子家庭等の
日常生活支援
(子育て
支援課)
施策内容と目標
方向性
父母の離婚や父または母の死亡等により父と生計を同じくしてい
ない等の児童について、生活の安定と自立を促進するため手当を支
給します。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
児童扶養手当法に
基づいて支給
延べ児童数
25,684 人
(H25)
継続
ひとり親家庭等の生活の安定と自立を支援するため、医療費の保険
診療の自己負担分を助成します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
茅ヶ崎市ひとり親家庭等
の医療費助成に関する
条例に基づいて実施
116,503 千円(H
25)
継続
ひとり親家庭等からの相談等について、母子自立支援員により支援
を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談件数
1,617 件(H25)
1,650 件
ひとり親家庭等が就学や疾病、仕事等の理由により一時的に日常生
活に支障が出るとき、家庭生活支援員を派遣して支援を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
支援時間
年 196 時間
(H25)
年 300 時間
母子寡婦福祉
資金の貸付と
利子の補給
(子育て
支援課)
母子・寡婦家庭の生活の安定と向上を図るため、資金の貸付を行い
ます。また、返還時の利子の補給も行います。
母子家庭等高
等技能訓練の
支援
(子育て
支援課)
母子家庭の母または父子家庭の父が看護師などの資格を取得する
ため養成機関で受講中、生活の安定を図るため支援します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
支援対象者数
2 人(H25)
5人
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
支援対象者数
16 人(H25)
18 人
継続
継続
継続
継続
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
98
5
No
7
8
9
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
施策名
(担当課)
施策内容と目標
方向性
母子家庭等自
立支援教育訓
練給付金の支
給
(子育て
支援課)
母子家庭の母または父子家庭の父の自主的な職業能力開発を推進
するため、指定教育訓練講座を受講した場合、受講料の一部を支給
します。
継続
市営住宅への
優遇入居等の
推進
(建築課)
市営住宅への入居の選考に際し、母子・父子世帯に対して優遇措置
を行います。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
受講者数
7 人(H25)
8人
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
住生活基本法に基づいて
優遇措置を実施
37 世帯(H25)
継続
母子父子家庭
親子ふれあい
大会
(子育て
支援課)
年 1 回ふれあい事業としてひとり親家庭等の相互扶助精神の育成と
生活意欲の高揚を図る目的で実施します。
居宅訪問型
保育事業
(保育課)
障害、疾病等により集団保育が困難な乳幼児や、母子家庭等の保護
者の夜間及び深夜の勤務に従事する場合に、その居宅に家庭的保育
者が訪問し、保育を提供する体制を整備します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
参加者数
195 人(H25)
200 人
継続
継続
新規・
拡大
10
子ども健全育
成推進事業
(生活支援課)
11
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
児童数
-
H31 年度まで
に実施
【目的】生活保護受給世帯の中学2,3年生を対象に、学習支援や
日常的な生活習慣を育む支援を行うことにより、長期的な視点で生
活保護受給世帯の自立助長を図る。【内容】①高校進学への動機付
け、高校進学に関する的確な情報提供や学習支援を行う。②他者と
の関係が希薄な生徒への「居場所」を提供し、社会性を身につけさ
せひきこもり不登校*等を未然に防ぐ。③各種生活保護制度の説明を
行う。
(生業扶助、学習支援費、高校進学後のアルバイトの取扱)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
高校進学者数
12 名(事業
参加者全員)
(H25)
継続
新規・
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
99
5
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
施策の方向(3)障害児施策の充実
障害のある子どもとその家庭に対しては、一人ひとりの障害の状況に応じた、きめ細
かい支援を行っていく必要があります。障害児が地域の中で安心して生活できるよう、
保健、医療、福祉、教育等の各種施策の円滑な連携により、総合的な取り組みを推進し
ます。
No
1
施策名
(担当課)
特別児童扶養
手当の支給
(子育て
支援課)
施策内容と目標
方向性
指定の障害に該当する 20 歳未満の障害児を養育している場合、所
得により支給します。
継続
指標
現状値(H26)
支給児童数(人/年)
重度障害者医
療費助成事業
(障害福祉課)
目標値(H31)
266 人
(H25)
継続
重度障害者の健康の保持や増進を図るため、医療費の保険診療の自
己負担分を助成します。対象者は次のとおり。
継続
身体障害者手帳 1、2 級の人。
療育*手帳A1、A2 の人。
身体障害者手帳 3 級かつ療育*手帳B1 の人。
2
精神障害者保健福祉手帳 1 級の人。
指標
現状値(H26)
助成対象者数(人/年)
3
4
5
目標値(H31)
3,734 人
(H25)
継続
(国手当)障害
児福祉手当の
支給
(障害福祉課)
障害児の自立と社会参加を促進するため支給します。
継続
(県手当)在宅
重度障害者等
手当の支給
(障害福祉課)
障害児(者)の自立と社会参加を促進するため支給します。
(市手当)重度
障害者福祉手
当の支給
(障害福祉課)
障害児(者)の自立と社会参加を促進するため支給します。
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
支給児童数(人/年)
86 人(H25)
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
支給児童数(人/年)
77 人(H25)
継続
指標
現状値(H26)
支給児童数(人/年)
134 人
(H25)
継続
継続
目標値(H31)
継続
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
100
5
No
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
施策名
(担当課)
施策内容と目標
方向性
療育*相談事業
(再掲)
(こども
育成相談課)
支援が必要と思われる子どもの発達・育児に関する相談を、個別相
談・親子教室・巡回相談・発達相談などの方法で実施し、専門性の
確保、向上に努めます。また、保健・医療・福祉・教育との連携を
図り、
「切れ目のない支援」をめざします。
継続
6
7
ふれあい補助
員*派遣事業
(学校教育
指導課)
指標
現状値(H26)
目標値(H31)
相談日
週 5 日(H25)
週5日
相談件数
年 2,673 件(H
25)
年 3,000 件
特別支援学級及び通常級にふれあい補助員*を派遣し、特別な配慮を
要する児童・生徒の学校生活を支援します。
指標
現状値(H26)
ふれあい補助員*
8
響きあい交流
送迎バス活用
事業
(学校教育
指導課)
9
指標
現状値(H26)
10
指標
11
年 62 回
(H25)
現状値(H26)
170 件
(H25)
指標
現状値(H26)
202 日
(H25)
年 77 回
現状値(H26)
小中学校への派遣回数
年 365 回
(H25)
継続
目標値(H31)
随時
継続
目標値(H31)
202 日
小中学校の通常級に在籍する発達障害のある児童・生徒一人ひとり
の教育的ニーズに対応した教育の実現をめざし、特別支援教育巡回
相談を推進します。
指標
拡大
目標値(H31)
発音が正しくできない、ことばが詰まる、ことばの発達が遅いなど
の児童に対して個別の相談を推進します。
指導日数
発達障害のあ
る児童・生徒に
対する教育支
援体制整備
(学校教育
指導課)
120 人
特別な配慮を要する子どもに最も適した教育の場を提供する相談
事業を推進します。児童・生徒の障害は多様化・重度化の傾向にあ
り、きめ細かな対応ができるよう充実します。
就学相談
ことばの教室
への通級によ
る指導
(学校教育
指導課)
目標値(H31)
特別支援学級児童・生徒の温水プールへの送迎、県立茅ケ崎養護学
校や市内社会福祉施設との交流活動のために、バス活用事業を推進
します。
交流送迎バス用回数
特別な配慮を
要する子ども
の就学相談
(学校教育
指導課)
118 人
拡大
拡大
目標値(H31)
年 450 回
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
101
5
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
No
施策名
(担当課)
相談支援事業
(障害福祉課)
12
日中一時支援
事業
(障害福祉課)
施策内容と目標
方向性
障害児(者)からの相談に応じ、必要な情報の提供、権利擁護のた
めに必要な援助を行うことにより、障害者等が自立した日常生活又
は社会生活を営むことができるようにします。
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H29)
事業所数
4 か所
(H25)
検討中
障害児(者)の日中活動の場の確保や介護者の就労、レスパイト(休
息)を支援します。
指標
13
現状値(H26)
実利用者数(人/年)
居宅介護事業
(障害福祉課)
現状値(H26)
実利用者数(人/年)
短期入所事業
(障害福祉課)
15
16
17
障害児(者)の
ためのSOS
ネットワーク
事業
(障害福祉課)
検討中
年 238 人
(H25)
継続
目標値(H29)
検討中
自宅で介護を行う人が病気の場合など、短期間施設で介護などを行
います。
指標
現状値(H26)
目標値(H29)
実利用者数(人/年)
年 56 人
(H25)
検討中
児・者含む
移動支援事業
(障害福祉課)
(H25)
目標値(H29)
自宅で入浴、排泄、食事の介護等を行います。
指標
14
年 199 人
屋外での移動に困難がある障害児(者)に外出のための支援を行う
ことにより、障害児(者)の自立と社会参加の促進をします。
指標
現状値(H26)
目標値(H29)
利用時間(時間/月)
2,535 時間/月
(H25)
検討中
障害児(者)が行方不明となった場合に関係機関が連携し、早期発
見、保護し、家族の不安を和らげるためのネットワーク事業を展開
します。
指標
現状値(H26)
年3件
(H25)
対応件数
継続
継続
継続
継続
目標値(H31)
随時対応
※No.12~16 までの施策は、障害者保健福祉計画との整合を図るため、目標値の設定を平成 29 年度と
しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
102
5
No
18
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進
施策名
(担当課)
育成医療給付
事業
(子育て
支援課)
施策内容と目標
障害者総合支援法に基づき、障害のある児童が自立した日常生活ま
たは社会生活を営むため、障害の除去ないし軽減を目的とした医療
給付を行います。
(平成 25 年 4 月から権限移譲)
指標
現状値(H26)
105 件
(H25)
助成件数
19
児童発達支援
(児童発達支
援センター
含む)
(障害福祉課)
放課後等デイ
サービス
(障害福祉課)
20
方向性
継続
指標
現状値(H26)
目標値(H29)
実利用者数(人/年)
129 人/年
(H25)
検討中
就学中の障害児に、授業終了後又は夏休み等の休業日に、生活能力
の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進等を行います。
現状値(H26)
実利用者数(人/年)
90 人/年
(H25)
継続
目標値(H31)
未就学の障害児に日常生活における基本的な動作の指導、知識技能
の付与、集団生活への適応訓練を行います。児童発達支援には「児
童発達支援センター」とそれ以外の「児童発達支援事業」の 2 類型
があります。
指標
新規・
新規・
継続
新規・
継続
目標値(H29)
検討中
※No.19、20 の施策は、障害者保健福祉計画との整合を図るため、目標値の設定を平成 29 年度としています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
103
第5章
教育・保育及び地域子ども子育て支援事業の
量の見込みと確保方策
1 教育・保育提供区域の設定
子ども・子育て支援法に基づく国の基本指針では、市町村は、地理的条件、人口、交通事情そ
の他の社会的条件、現在の教育・保育の利用状況、教育・保育を提供するための施設の整備の状
況その他の条件を総合的に勘案して、地域の実情に応じて、保護者や子どもが居宅より容易に移
動することが可能な区域(以下「教育・保育提供区域」という。
)を定める必要があるとしてい
ます。
《教育・保育提供区域の設定にあたってのポイント》
①
教育・保育提供区域は、生活等に大きな影響を与える自然地形などの地理的条件や、
子どもの人口推移などの社会的条件とともに、現在の教育・保育施設の利用状況等の
条件を勘案したものであること。
②
教育・保育提供区域は、子ども・子育て支援事業計画において、教育・保育サービス
及び地域子ども・子育て支援事業の「量の見込み」の算出や、それに市町村が対応す
る提供体制の「確保方策」及び「実施時期」を記載する単位となること。
③
教育・保育提供区域は、地域型保育事業の認可の際に行われる需給調整の判断基準と
なるため、供給不足となる区域については、教育・保育施設の定員増や新規誘致、地
域型保育事業の認可等により必要な提供体制を整備していくこととなる。
④
教育・保育サービスと地域子ども・子育て支援事業は、共通の区域設定とすることが
基本となるが、利用実態や事業展開などが大きく異なる場合は、その実態に応じて設
定することができる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
104
教育・保育提供区域ごとに定める必要利用定員総数が、今後の施設・事業整備量の指標となる
ことや、利用者の選択肢を居住区域の周辺のみならず、保育園の待機児童の状況や保護者の通勤
による駅への動線等も考慮していく必要があることから、茅ヶ崎市では、東海道線で南北、茅ヶ
崎駅を中心に東西、また湘南バイパスより北を区切った5つの区域を教育・保育提供区域の基本
とします。
■
茅ヶ崎市の教育・保育提供区域
※H26.4.1 現在の状況。
(人口は住民基本台帳に基づいて集計)
A区域
人口:0歳
1-2歳
3-5歳
幼稚園数:3園
233
536
946
保育園数:6園
鶴が台・松風台・香川・みずき・甘沼
(湘北地区)
堤・芹沢・行谷・下寺尾(小出地区)
C区域
人口:0歳
545
1-2歳 1140
3-5歳 1642
幼稚園数:5園
保育園数:9園
茅ヶ崎・新栄町・十間坂
(茅ヶ崎地区の一部)
下町屋・浜之郷・矢畑・
00
円蔵・西久保(鶴嶺東地
区)
今宿・平太夫新田・萩園
(鶴嶺西地区)
A
C
B
元町・本村(茅ヶ崎地区の
一部)
赤羽根・高田・室田・菱沼・
松林(松林地区)
小桜町・小和田・代官町・
本宿町・赤松町(小和田地
区)
E
D
人口:0歳
161
1-2歳 382
3-5歳 631
幼稚園数:1園
保育園数:3園
B区域
人口:0歳
463
1-2歳
883
3-5歳 1348
幼稚園数:2園 保育園数:5園
人口:0歳
1-2歳
3-5歳
幼稚園数:6園
D区域
共恵(茅ヶ崎地区の一部)
南湖(南湖地区)
中島・松尾・柳島・柳島海岸・
浜見平(湘南地区)
E区域
550
1222
1968
保育園数:6園
若松町・幸町(茅ヶ崎地区の一部)
中海岸・東海岸北・東海岸南(海岸地区)
浜竹・松浪・出口町・ひばりが丘・美住町・常盤町・
富士見町・汐見台・緑が浜(松浪地区)
旭が丘・松が丘・平和町・菱沼海岸・浜須賀・白浜町
(浜須賀地区)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
105
2 教育・保育、地域子ども・子育て支援事業の量の推計の考え方
平成 27 年度からスタートする子ども・子育て支援新制度では、市町村において5年を
1期とする「子ども・子育て支援事業計画」を策定することとされており、保育所や幼稚
園などの整備、地域子ども・子育て支援事業の実施について、必要とされる量の見込みを
算出し、その提供体制の確保の内容及び実施時期を定めることとなっています。
(1)
「量の見込み」は、
「認定区分」、
「家庭類型」などから算出します
●
●
① 認定区分について
年齢と保育の必要性(事由・区分)に基づいて、1・2・3号認定に区分します。
以下のとおり、これまでの保育所の利用要件である「保育に欠ける事由」に追加や緩和
がされています。
現行の「保育に欠ける」事由
(児童福祉法施行 27 条・再掲)
新制度における「保育の必要性」の事由
○以下のいずれかの事由に該当し、かつ、
同居の親族その他の者が当該児童を保
育することができないと認められるこ
と
①昼間労働することを常態としているこ
と(就労)
②妊娠中であるか又は出産後間がないこ
と(妊娠、出産)
③疾病にかかり、若しくは負傷し、又は
精神若しくは身体に障害を有している
こと(保護者の疾病、障害)
④同居の親族を常時介護していること
(同居親族の介護)
⑤震災、風水害、火災その他の災害の復
旧に当たっていること(災害復旧)
⑥前各号に類する状態にあること(その
他)
○以下のいずれかの事由に該当すること
※同居の親族その他の者が当該児童を保育するこ
とができる場合、その優先度を調整することが可
能
①就労
・フルタイムのほか、パートタイム、夜間など基本
的にすべての就労に対応(一時預かりで対応可能
な短時間の就労は除く)
・居宅内の労働(自営業、在宅勤務等)を含む。
②妊娠、出産
③保護者の疾病、障害
④同居又は長期入院等している親族の介護・看護
・兄弟姉妹の小児慢性疾患に伴う看護など、同居又
は長期入院・入所している親族の常時の介護、看
護
⑤災害復旧
⑥求職活動
・起業準備を含む
⑦就学
・職業訓練校等における職業訓練を含む
⑧虐待やDVのおそれがあること
⑨育児休業取得時に、既に保育を利用している子ど
もがいて継続利用が必要であること
⑩その他、上記に類する状態として市町村が認める
場合
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
106
長時間(主にフルタイムの就労を想定。現行の 11 時間の開所時間に相当)及び短時間
(主にパートタイムの就労を想定。
)の 2 区分の保育必要量を設けることになります。
上記内容に加え、年齢で区分すると認定区分は、以下のとおりとなります。
保育を必要とする
保育を必要としない
保育標準時間利用(11 時間)
0~2歳児
3号認定
保育短時間利用(8時間)
保育標準時間利用(11 時間)
3~5歳児
2号認定
教育標準時間利用
1号認定
保育短時間利用(8時間)
(3~4時間)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
107
② 家庭類型について
特定教育・保育施設や地域子ども・子育て支援事業のニーズ量を把握するためには、1・
2・3号の認定区分にそれぞれどれだけの家庭が該当するか想定することが必要です。
そのためにアンケート調査結果から、対象となる子どもの父母の有無、就労状況からタ
イプAからタイプFの 8 種類の類型化を行います。
類型化した区分を「家庭類型」と言い、“現在の家庭類型”と、母親の就労希望を反映
させた“潜在的な家庭類型”の種類ごとに算出します。
母親
フルタイ
ひとり親
父親
ム就労
(産休・育
休含む)
ひとり親
フルタイム就労
(産休・育休含む)
パートタ
イム就労
(産休・
育休含
む)
120 時間以上
パートタイム就労(産休・育休含む)
120 時間未
120 時間
以上
満 64 時間
以上
64 時間
未就労
未満
タイプA
タイプB
タイプC
タイプC
タイプE
120 時間未満
タイプC’
タイプD
タイプE’
64 時間以上
64 時間未満
タイプC’
未就労
タイプD
保育の必要性あり
タイプF
保育の必要性なし
7‘
タイプA :ひとり親家庭(母子または父子家庭)
タイプB :フルタイム共働き家庭(両親ともフルタイムで就労している家庭)
タイプC :フルタイム・パートタイム共働き家庭(就労時間:月 120 時間以上+下限時間~120 時間の一部 )
タイプC’ :フルタイム・パートタイム共働き家庭(就労時間:月下限時間未満+下限時間~120 時間の一部)
タイプD :専業主婦(夫)家庭
タイプE :パートタイム共働き家庭(就労時間:双方が月 120 時間以上+下限時間~120 時間の一部)
タイプE’ :パートタイム共働き家庭(就労時間:いずれかが月下限時間未満+下限時間~120 時間の一部)
タイプF :無業の家庭(両親とも無職の家庭)
※育児・介護休業中の方もフルタイムで就労しているとみなして分類しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
108
(2)全国共通で「量の見込み」を算出する項目があります
●
●
●
●
●
●
下記の 1~11 事業については、全国共通で「量の見込み」の算出を行います。
【
対象事業
1
(認定区分)
教育標準時間認定
幼稚園
認定こども園*
保育認定
幼稚園
2
認定こども園*
認可保育所
認定こども園*
認可保育所
地域型保育
保育認定
3
教育・保育の量の見込み
保育認定
【
1号認定
2号認定
3号認定
】
事業の対象家庭
専業主婦(夫)家庭
就労時間短家庭
共働きで幼稚園利用のみ希
望の家庭
ひとり親家庭
共働き家庭
地域子ども・子育て支援事業の量の見込み
年齢等
3~5歳
0~2歳
】
事業の対象家庭
対象事業
調査対象
調査対象
年齢等
4
時間外保育事業(認可保育所延長保育)
ひとり親家庭
共働き家庭
0~5歳
5
放課後児童健全育成事業
ひとり親家庭
共働き家庭
5歳
1~3年生
4~6年生
6
子育て短期支援事業
(ショートステイ)
(トワイライトステイ)
すべての家庭
0~5歳
1~6年生
7
地域子育て支援拠点事業
すべての家庭
0~2歳
一時預かり事業
(幼稚園在園児対象の一時預かり)
専業主婦(夫)家庭
3~5歳
(その他)
ひとり親家庭・共働き家庭
0~5歳
9
病児保育事業
ひとり親家庭
共働き家庭
10
子育て援助活動支援事業
(ファミリー・サポート・センター事業)
すべての家庭
0~5歳
1~6年生
0~5歳
1~3年生
4~6年生
8
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
109
(3)「量の見込み」を算出する項目(事業)ごとに、アンケート調査結
果から“利用意向率”を算出し、将来の児童数を掛け合わせることで
“ニーズ量”が算出されます ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
ステップ1
~家庭類型の算出~
タイプAからタイプFの8つの家庭類
アンケート回答者を両親の就労状況でタイプを分類します。
型があります。
ステップ2
市民ニーズに対応できるよう、今回の
~潜在家庭類型の算出~
制度では、潜在家庭類型でアンケート
ステップ1の家庭類型からさらに、両親の今後1年以内の
就労意向を反映させてタイプを分類します。
回答者の教育・保育のニーズを把握す
ることがポイントです。
〇現在パートタイムで就労している
母親のフルタイムへの転換希望
ステップ3
〇現在就労していない母親の就労希
~潜在家庭類型別の将来児童数の算出~
望
「茅ヶ崎市の人口について(2012年2月)
」の人口推計
を使用し、各年の将来児童数と潜在家庭類型を掛け合わせ
ます。
ステップ4
~事業やサービス別の対象となる児童数の算出~
たとえば、病児病後児保育事業や学童
事業やサービス別に定められた家庭類型等に潜在家庭類型
別の将来児童数を掛け合わせます。
クラブ等は保育を必要とする家庭に
限定されています。
ステップ5
~利用意向率の算出~
本当に利用したい真のニーズの見極
事業やサービス別に、回答者数を利用希望者数で割ります。
めが重要です。
ステップ6
~ニーズ量の算出~
将来児童数をかけあわせることで、
事業やサービス別に、対象となる児童数に利用意向率を掛
け合わせます。
平成 27 年から 31 年まで各年毎のニ
ーズ量が算出されます。
※上記ステップを基本にニーズ量を算出していますが、算出されたニーズから、どのような対象者でどのくらいの量を
求め、現状とのかい離状況がどれくらい生じている等、詳細に分析を行い、合理的な条件のもと、補正を行っていま
す。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
110
3
幼児期における学校教育・保育の量の見込み並びに実施しようとす
る教育・保育の提供体制の確保の内容及びその実施時期
(1)認定こども園*及び幼稚園
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
【事業概要】
「幼稚園教育要領」に基づき、幼児期の学校教育を行います。(満3歳から小学
校就学の始期に達するまでの幼児)
【今後の方向性】
既存の提供量でニーズ量を確保できる見込みです。
(人・箇所)
市全域
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(1号認定)
3,617
3,504
3,405
3,315
3,215
ニ ー ズ 量
(2号認定)
443
428
417
406
393
4,060
3,932
3,822
3,721
3,608
実 施箇所 数
17
17
17
17
17
提供量②
3,709
3,709
3,709
3,709
3,709
確 認 を 受 け
な い 施 設*
-
-
-
-
-
市 外 調 整 ③
△ 308
△ 308
△ 308
△ 308
△ 308
過
不
足
(②-①-③)
△ 43
85
195
296
409
ニ
ー
計
確
保
方
策
※
※
※
ズ
①
量
「市外調整」は、私立幼稚園の市内外流入出数(平成 23~26 年実績より)から算出
[次頁以降の区域別]
「圏域調整」は、私立幼稚園の圏域内外流入出数から算出
「確認を受けない施設」は、新制度において施設型給付費の支給対象施設として確認を受けない施設
現時点において、確認を受ける施設は未確定なため、
「-」と表示しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
111
(人・箇所)
A地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(1号認定)
552
535
520
506
490
ニ ー ズ 量
(2号認定)
58
56
55
53
51
610
591
575
559
541
実 施箇所 数
3
3
3
3
3
提供量②
384
384
384
384
384
確 認 を 受 け
な い 施 設*
-
-
-
-
-
圏 域 調 整 ③
△ 195
△ 188
△ 184
△ 177
△ 172
市 外 調 整 ④
△ 46
△ 46
△ 46
△ 46
△ 46
過
不
足
(②-①-③-④)
15
27
39
48
61
ニ
確
保
方
策
ー
計
ズ
①
量
(人・箇所)
B地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(1号認定)
821
795
773
753
729
ニ ー ズ 量
(2号認定)
86
83
81
79
76
907
878
854
832
805
実 施箇所 数
2
2
2
2
2
提供量②
541
541
541
541
541
確 認 を 受 け
な い 施 設*
-
-
-
-
-
圏 域 調 整 ③
△ 270
△ 263
△ 256
△ 249
△ 240
市 外 調 整 ④
△ 69
△ 69
△ 69
△ 69
△ 69
過
不
足
(②-①-③-④)
△ 27
△ 5
12
27
45
ニ
確
保
方
策
ー
計
ズ
①
量
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
112
(人・箇所)
C地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(1号認定)
932
903
878
854
829
ニ ー ズ 量
(2号認定)
136
131
128
124
121
1,068
1,034
1,006
978
950
実 施箇所 数
5
5
5
5
5
提供量②
1,336
1,336
1,336
1,336
1,336
確 認 を 受 け
な い 施 設*
-
-
-
-
-
圏 域 調 整 ③
416
402
391
380
366
市 外 調 整 ④
△ 81
△ 81
△ 81
△ 81
△ 81
過
不
足
(②-①-③-④)
△ 67
△ 19
20
59
101
ニ
確
保
方
策
ー
計
ズ
①
量
(人・箇所)
D地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(1号認定)
338
327
319
310
300
ニ ー ズ 量
(2号認定)
43
42
41
40
39
381
369
360
350
339
実 施箇所 数
1
1
1
1
1
提供量②
170
170
170
170
170
確 認 を 受 け
な い 施 設*
-
-
-
-
-
圏 域 調 整 ③
△ 208
△ 201
△ 197
△ 192
△ 185
市 外 調 整 ④
△ 29
△ 29
△ 29
△ 29
△ 29
過
不
足
(②-①-③-④)
26
31
36
41
45
ニ
確
保
方
策
ー
計
ズ
①
量
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
113
(人・箇所)
E地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(1号認定)
974
944
915
892
867
ニ ー ズ 量
(2号認定)
120
116
112
110
106
1,094
1,060
1,027
1,002
973
実 施箇所 数
6
6
6
6
6
提供量②
1,278
1,278
1,278
1,278
1,278
確 認 を 受 け
な い 施 設*
-
-
-
-
-
圏 域 調 整 ③
257
250
246
238
231
市 外 調 整 ④
△ 83
△ 83
△ 83
△ 83
△ 83
過
不
足
(②-①-③-④)
10
51
88
121
157
ニ
確
保
方
策
ー
計
ズ
①
量
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
114
(2)認定こども園*及び認可保育所*、地域型保育
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
【事業概要】
「保育所保育指針*」に基づき、日々保護者の委託を受けて、
「保育を必要とする」
乳児又は幼児を保育します。(生後 57 日から小学校就学前までの「保育を必要と
する」
)
【今後の方向性】
平成 29 年度には待機児童が解消されるよう認可保育所*及び小規模保育施設*等
の整備を進めていきます。なお、圏域の整備については利用者の動向を鑑みながら、
整備を進めていきます。
(人・箇所)
市全域
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(2号認定)①
1,827
1,770
1,718
1,674
1,622
0 歳
357
348
343
338
332
1・2歳
1,334
1,310
1,283
1,256
1,230
実 施 箇 所 数
(確保方策)
48
54
60
60
60
3~5 歳
1,772
1,772
1,772
1,772
1,772
0 歳
248
248
248
248
248
1・2歳
878
878
878
878
878
3~5 歳
173
173
173
173
173
0 歳
49
71
89
89
89
1・2歳
235
327
423
423
423
3~5 歳
118
175
227
271
323
0 歳
△ 60
△ 29
△ 6
△ 1
5
1・2歳
△ 221
△ 105
18
45
71
ニーズ量
(3号認定)
①
提 供 量
(既存)
②
提 供 量
(新規)
②
過 不 足
(②-①)
※平成 29 年度にすべての年齢区分において、概ねのニーズ量を確保する計画としているため、満3歳未満の子どもの数
全体に占める満3歳未満の子どもの利用定員数の割合となる保育利用率は設定せず、提供量を確保できるよう努めてい
くものとする。
※提供量(新規)の記載は、平成 27 年度から 31 年度まで累計となっています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
115
(人・箇所)
A地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(2号認定)①
243
235
228
222
215
0 歳
54
52
52
51
50
1・2歳
188
185
181
177
173
実 施 箇 所 数
(確保方策)
8
10
12
12
12
3~5 歳
315
315
315
315
315
0 歳
46
46
46
46
46
1・2歳
129
129
129
129
129
3~5 歳
0
0
0
0
0
0 歳
6
12
18
18
18
1・2歳
32
64
96
96
96
3~5 歳
67
65
64
61
58
0 歳
17
16
15
15
15
1・2歳
59
58
57
55
54
3~5 歳
5
15
23
32
42
0 歳
△ 19
△ 10
△ 3
△ 2
△ 1
1・2歳
△ 86
△ 50
△ 13
△ 7
△ 2
ニーズ量
(3号認定)
①
提 供 量
(既存)
②
提 供 量
(新規)
②
圏域調整
③
過 不 足
(②-①-③)
※
「圏域調整」は、認可保育所*の圏域内外流入出数から算出
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
116
(人・箇所)
B地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(2号認定)①
309
299
290
283
274
0 歳
89
87
86
84
83
1・2歳
261
256
250
246
240
実 施 箇 所 数
(確保方策)
8
10
11
11
11
3~5 歳
261
261
261
261
261
0 歳
32
32
32
32
32
1・2歳
127
127
127
127
127
3~5 歳
88
88
88
88
88
0 歳
14
24
27
27
27
1・2歳
60
88
104
104
104
3~5 歳
△ 21
△ 22
△ 20
△ 19
△ 19
0 歳
△ 17
△ 17
△ 16
△ 16
△ 16
1・2歳
△ 27
△ 28
△ 27
△ 27
△ 25
3~5 歳
61
72
79
85
94
0 歳
△ 26
△ 14
△ 11
△ 9
△ 8
1・2歳
△ 47
△ 13
8
12
16
ニーズ量
(3号認定)
①
提 供 量
(既存)
②
提 供 量
(新規)
②
圏域調整
③
過 不 足
(②-①-③)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
117
(人・箇所)
C地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(2号認定)①
374
362
352
343
332
0 歳
66
64
63
62
61
1・2歳
353
346
339
331
325
実 施 箇 所 数
(確保方策)
14
15
17
17
17
3~5 歳
478
478
478
478
478
0 歳
66
66
66
66
66
1・2歳
251
251
251
251
251
3~5 歳
15
15
15
15
15
0 歳
12
15
21
21
21
1・2歳
58
74
106
106
106
3~5 歳
70
69
64
64
63
0 歳
17
17
17
18
17
1・2歳
23
23
23
23
22
3~5 歳
49
62
77
86
98
0 歳
△ 5
0
7
7
9
1・2歳
△ 67
△ 44
△ 5
3
10
ニーズ量
(3号認定)
①
提 供 量
(既存)
②
提 供 量
(新規)
②
圏域調整
③
過 不 足
(②-①-③)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
118
(人・箇所)
D地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(2号認定)①
204
198
193
187
181
0 歳
39
38
37
37
36
1・2歳
108
106
104
102
99
実 施 箇 所 数
(確保方策)
6
6
6
6
6
3~5 歳
204
204
204
204
204
0 歳
31
31
31
31
31
1・2歳
96
96
96
96
96
3~5 歳
0
0
0
0
0
0 歳
3
3
3
3
3
1・2歳
16
16
16
16
16
3~5 歳
6
4
5
5
5
0 歳
0
0
△ 1
△ 2
△ 1
1・2歳
13
14
14
13
12
3~5 歳
△ 6
2
6
12
18
0 歳
△ 5
△ 4
△ 2
△ 1
△ 1
1・2歳
△ 9
△ 8
△ 6
△ 3
1
ニーズ量
(3号認定)
①
提 供 量
(既存)
②
提 供 量
(新規)
②
圏域調整
③
過 不 足
(②-①-③)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
119
(人・箇所)
E地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
(2号認定)①
697
676
655
639
620
0 歳
109
107
105
104
102
1・2歳
424
417
409
400
393
実 施 箇 所 数
(確保方策)
12
13
14
14
14
3~5 歳
514
514
514
514
514
0 歳
73
73
73
73
73
1・2歳
275
275
275
275
275
3~5 歳
70
70
70
70
70
0 歳
14
17
20
20
20
1・2歳
69
85
101
101
101
3~5 歳
△ 122
△ 116
△ 113
△ 111
△ 107
0 歳
△ 17
△ 16
△ 15
△ 15
△ 15
1・2歳
△ 68
△ 67
△ 67
△ 64
△ 63
3~5 歳
9
24
42
56
71
0 歳
△ 5
△ 1
3
4
6
1・2歳
△ 12
10
34
40
46
ニーズ量
(3号認定)
①
提 供 量
(既存)
②
提 供 量
(新規)
②
圏域調整
③
過 不 足
(②-①-③)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
120
4 地域子ども・子育て支援事業の量の見込み並びに実施しようとする
教育・保育の提供体制の確保の内容及びその実施時期
(1)時間外保育事業
●
●
● ●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
【事業概要】
保育認定を受けた子どもについて、認可保育所*等で、通常の保育時間を超えて
延長して保育を実施する事業です。
【今後の方向性】
時間外保育事業対応時間に保育士の配置をすることで、認可保育所*等の実利用
定員分の提供が可能であるため、長時間保育が子どもの負担にならないよう配慮し
ながら、保育時間の延長保育を行う認可保育所*等を推進します。
(人)
市全域
ニ
ー
ズ
平成 27 年度
量
平成 28 年度
1,669
平成 29 年度
1,626
実 施 箇 所 数
(確保方策)
平成 30 年度
1,586
平成 31 年度
1,550
1,510
全認可保育所*等
量
1,669
1,626
1,586
1,550
1,510
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
提
供
(人)
A地区
ニ
ー
ズ
平成 27 年度
量
平成 28 年度
230
平成 29 年度
224
実 施 箇 所 数
(確保方策)
平成 30 年度
219
平成 31 年度
213
208
全認可保育所*等
量
230
224
219
213
208
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
提
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
121
(人)
B地区
ニ
ー
ズ
平成 27 年度
量
平成 28 年度
313
平成 29 年度
305
実 施 箇 所 数
(確保方策)
平成 30 年度
297
平成 31 年度
291
283
全認可保育所*等
量
313
305
297
291
283
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
提
供
(人)
C地区
ニ
ー
ズ
平成 27 年度
量
平成 28 年度
376
平成 29 年度
366
実 施 箇 所 数
(確保方策)
平成 30 年度
358
平成 31 年度
349
340
全認可保育所*等
量
376
366
358
349
340
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
提
供
(人)
D地区
ニ
ー
ズ
平成 27 年度
量
平成 28 年度
167
平成 29 年度
162
実 施 箇 所 数
(確保方策)
平成 30 年度
158
平成 31 年度
155
150
全認可保育所*等
量
167
162
158
155
150
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
提
供
(人)
E地区
ニ
ー
ズ
平成 27 年度
量
平成 28 年度
583
平成 29 年度
569
実 施 箇 所 数
(確保方策)
平成 30 年度
554
平成 31 年度
542
529
全認可保育所*等
量
583
569
554
542
529
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
提
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
122
(2)放課後児童健全育成事業(児童クラブ) ●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
【事業概要】
保護者が就業等により昼間家庭にいない児童を対象に、授業が終わった後の遊び
や生活の場を提供し、指導員の活動支援のもと児童の健全育成を図る事業です。本
市では、
「児童クラブ」という名称で、平日の放課後のほか、土曜日、夏休み等の
長期休暇中にも実施します。
【今後の方向性】
子ども・子育て支援新制度では、児童福祉法で規定する「児童クラブ」の入所対
象者は小学校6年生までに拡大され、市町村が地域性や児童の発達状況に応じて事
業を実施することとなりました。
現在、本市の児童クラブを利用する児童は、小学校低学年児童で1,047人、
高学年児童で227人ですが(H26.5.1 現在)
、算出されたニーズ量からは、特に
高学年児童における潜在ニーズの高さがうかがえます。
これまで、本市では、市内全域のどこの児童クラブでも同一料金、同質を担保す
る統一した児童クラブ運営を目指して事業を進めてきました。しかし、保護者の多
様な就労形態やニーズに対応できるよう、今後は、様々な手法や運営主体による児
童クラブの運営について検討を進めます。
また、学校を活用した全児童を対象にした小学校ふれあいプラザ事業と連携した
運営についても引き続き検討を進めます。
(人・箇所)
市全域
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
( 低 学 年 )
1,051
1,000
950
921
888
ニ ー ズ 量
( 高 学 年 )
450
450
456
457
447
実 施 箇 所 数
(確保方策)
27
27
27
27
27
量
1,588
1,588
1,588
1,588
1,588
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
87
138
182
210
253
提
供
※
ここに示す実施箇所数及び提供量は、公設の児童クラブ推計です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
123
(人・箇所)
A地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
( 低 学 年 )
166
159
150
145
141
ニ ー ズ 量
( 高 学 年 )
105
105
107
107
104
実 施 箇 所 数
(確保方策)
5
5
5
5
5
量
280
280
280
280
280
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
9
16
23
28
35
提
供
(人・箇所)
B地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
( 低 学 年 )
252
240
228
221
212
ニ ー ズ 量
( 高 学 年 )
84
84
85
85
83
実 施 箇 所 数
(確保方策)
4
4
4
4
4
量
247
247
247
247
247
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△89
△77
△66
△59
△48
提
供
※
一部 C 地区の小学校地区が含まれるため、ニーズ量に対する提供量に不足が生じています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
124
(人・箇所)
C地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
( 低 学 年 )
281
267
254
246
237
ニ ー ズ 量
( 高 学 年 )
115
115
116
116
114
実 施 箇 所 数
(確保方策)
7
7
7
7
7
量
456
456
456
456
456
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
60
74
86
94
105
提
供
(人・箇所)
D地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
( 低 学 年 )
70
66
63
62
59
ニ ー ズ 量
( 高 学 年 )
42
42
43
43
42
実 施 箇 所 数
(確保方策)
2
2
2
2
2
量
144
144
144
144
144
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
32
36
38
39
43
提
供
(人・箇所)
E地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
( 低 学 年 )
282
268
255
247
239
ニ ー ズ 量
( 高 学 年 )
104
104
105
106
104
実 施 箇 所 数
(確保方策)
9
9
9
9
9
量
461
461
461
461
461
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
75
89
101
108
118
提
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
125
(3)子育て短期支援事業(ショートステイ)*
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
【事業概要】
保護者の疾病や仕事等により、家庭において養育を受けることが一時的に困難に
なった児童について、短期的に預かり養育する事業です。夜間のみ対応のトワイラ
イトステイ事業*もあります。
【今後の方向性】
児童を一時的に預かり養育を行うための必要な事業であり、今後も引き続き実施
してまいります。
(年間:延べ人数・箇所)
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
206
201
196
192
187
実 施 箇 所 数
(確保方策)
1
1
1
1
1
量
206
201
196
192
187
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
ニ
提
ー
ズ
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
126
(4)地域子育て支援拠点事業
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
【事業概要】
乳幼児とその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、
情報の提供、助言その他の援助を行う事業です。
【今後の方向性】
茅ヶ崎駅北口子育て支援センター、茅ヶ崎駅南口子育て支援センター、浜竹子育
て支援センターのびのびにおいての子育てについての相談、情報の提供、助言その
他の援助を引き続実施するとともに、浜見平地区に、認可保育園に併設して、地域
育児センター機能の充実を図るとともに、新たに香川地区で子育て支援センター事
業を実施してまいります。
(年間:延べ人数・箇所)
市全域
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
81,962
80,385
78,853
77,331
75,889
実 施 箇 所 数
(確保方策)
5
5
5
5
5
量
75,700
83,200
83,200
83,200
83,200
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△6,262
2,815
4,347
5,869
7,311
ニ
ー
提
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
A地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
8,361
8,190
8,030
7,883
7,724
実 施 箇 所 数
(確保方策)
1
1
1
1
1
量
7,500
15,000
15,000
15,000
15,000
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△861
6,810
6,970
7,117
7,276
ニ
提
ー
ズ
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
127
(年間:延べ人数・箇所)
B地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
19,110
18,716
18,357
18,017
17,676
実 施 箇 所 数
(確保方策)
0
0
0
0
0
提
量
0
0
0
0
0
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△19,110
△18,716
△18,357
△18,017
△17,676
ニ
ー
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
C地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
20,735
20,343
19,934
19,557
19,180
実 施 箇 所 数
(確保方策)
1
1
1
1
1
量
21,700
21,700
21,700
21,700
21,700
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
965
1,357
1,766
2,143
2,520
ニ
ー
提
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
D地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
7,557
7,409
7,278
7,147
6,999
実 施 箇 所 数
(確保方策)
2
2
2
2
2
量
34,000
34,000
34,000
34,000
34,000
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
26,443
26,591
26,722
26,853
27,001
ニ
ー
提
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
E地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
26,199
25,727
25,254
24,727
24,310
実 施 箇 所 数
(確保方策)
1
1
1
1
1
量
12,500
12,500
12,500
12,500
12,500
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△13,699
△13,227
△12,754
△12,227
△11,810
ニ
提
ー
ズ
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
128
(5)一時預かり事業(幼稚園における在園児を対象とした一時預かり(預かり保育*)●
●
【事業概要】
幼稚園の在園児を対象とした一時預かり保育*を行う事業で、通常の教育時間の
前後や長期休業期間中などに、保護者の要請に応じて、希望する者を対象に実施す
る事業です。
【今後の方向性】
幼稚園における預かり保育*については、私学助成による事業の継続とともに、
新制度における一時預かり事業への移行についても、円滑な事業実施が可能となる
ようにします。
(年間:延べ人数・箇所)
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニーズ量(幼稚園に
おける在園児を対
象とした一時預か
り(預かり保育*))
17,264
16,727
16,248
15,822
15,349
ニーズ量(2号認定
による定期的な利
用)
5,600
5,426
5,270
5,132
4,979
計
22,864
22,153
21,518
20,954
20,328
実 施 箇 所 数
( 確 保 方 策 )
17
17
17
17
17
量
22,864
22,153
21,518
20,954
20,328
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
0
0
0
0
0
ニ ー ズ 量
提
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
129
(6)一時預かり事業(在園児対象型を除く)、
子育て援助活動支援事業(病児・緊急対応強化事業を除く)
、
*
子育て短期支援事業(トワイライトステイ) ● ● ● ● ● ● ● ● ●
●
●
【事業概要】
保護者が出産や病気、残業、育児疲れなどの理由により、家庭での保育が一時的
に困難となった子どもについて、認可保育所*(園)その他の場所で一時的に預か
る事業です。
また、その他、育児の援助を行う者と受ける者を会員として登録・紹介し、会員
の相互援助活動を支援するファミリー・サポート・センターも一時預かり事業とし
て該当します。
【今後の方向性】
認可保育所*に併設された一時保育室での預かり保育*やファミリー・サポート・
センター事業の支援会員による支援活動、トワイライトステイ事業*により、今後
も実施してまいります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
130
(年間:延べ人数・箇所)
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
23,623
23,170
22,731
22,298
21,888
10
12
12
12
12
14,700
16,400
16,400
16,400
16,400
1
1
1
1
1
5,900
5,900
5,900
5,900
5,900
1
1
1
1
1
量
90
90
90
90
90
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△2,933
△780
△341
92
502
ニ
ー
ズ
量
一
実施箇所数
時
(確保方策)
預
か
り
事
提
供
量
業
フ
実施箇所数
ァ
(確保方策)
ミ
サ
ポ
提
供
量
* 1
ト
実施箇所数
ワ
(確保方策)
イ
ラ
イ
ト
提
供
* 2
※1
※2
ファミリー・サポート・センター事業
トワイライトステイ事業*
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
131
(7)病児保育事業
●
●
●
●
●
●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
【事業概要】
病気や病気回復期の児童で、保護者の就労等の理由で、保護者が保育できない際
に、保育施設で児童を預かる事業です。
【今後の方向性】
病児保育の実施には施設面及び人件費に大きな負担が生じることが課題です。今
後は、国・県の動向や他市の状況を見極めながら調査・研究してまいります。
病後児保育は中海岸保育園で実施しています。今後については、利用状況を見な
がら検討してまいります。
(年間:延べ人数・箇所)
市全域
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
1,809
1,763
1,720
1,680
1,639
実 施 箇 所 数
(確保方策)
1
1
1
1
1
量
720
720
720
720
720
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△1,089
△1,043
△1,000
△960
△919
ニ
ー
提
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
A地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
72
70
69
67
65
実 施 箇 所 数
(確保方策)
0
0
0
0
0
提
量
0
0
0
0
0
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△72
△70
△69
△67
△65
ニ
ー
ズ
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
132
(年間:延べ人数・箇所)
B地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
711
693
674
660
643
実 施 箇 所 数
(確保方策)
0
0
0
0
0
提
量
0
0
0
0
0
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△711
△693
△674
△660
△643
ニ
ー
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
C地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
337
328
321
313
306
実 施 箇 所 数
(確保方策)
0
0
0
0
0
提
量
0
0
0
0
0
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△337
△328
△321
△313
△306
ニ
ー
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
D地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
215
210
205
200
195
実 施 箇 所 数
(確保方策)
0
0
0
0
0
提
量
0
0
0
0
0
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△215
△210
△205
△200
△195
ニ
ー
ズ
供
(年間:延べ人数・箇所)
E地区
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
量
474
462
451
440
430
実 施 箇 所 数
(確保方策)
1
1
1
1
1
量
720
720
720
720
720
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
246
258
269
280
290
ニ
提
ー
ズ
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
133
(8)子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター)(就学児のみ)
●
●
【事業概要】
子どもを預かってほしい人と預かることのできる人が会員組織を構成し、会員相
互による育児援助活動を有償で行う事業です。
依頼会員は生後3ヶ月から小学校6年生までの子どもを持つ保護者です。
【今後の方向性】
依頼会員と、支援会員のコーディネート等、支援体制を引き続き充実し、利用を
促進していくとともに、継続して支援会員の講習会を実施し、支援会員を増やして
いきます。
(年間:延べ人数)
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
ニ ー ズ 量
( 低 学 年 )
5,303
5,042
4,789
4,651
4,465
ニ ー ズ 量
( 高 学 年 )
5,433
5,438
5,510
5,510
5,401
提
量
2,900
2,900
2,900
2,900
2,900
過
不
足
(提供量-ニーズ量)
△7,836
△7,580
△7,399
△7,261
△6,966
供
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
134
(9)利用者支援事業
●
●
● ●
●
●
● ●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
【事業概要】
1人1人の子どもが健やかに成長することができる地域社会の実現に寄与する
ため、子ども及びその保護者等、または妊娠している方がその選択に基づき、多様
な教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利用できるよう、必要な支援
を行うことを目的とします。
子ども、またはその保護者の身近な場所で、教育・保育施設や地域の子育て支援
事業等の情報提供及び必要に応じ相談・助言等を行うとともに、関係機関との連絡
調整等を実施する事業です。
具体的には次の業務を行います。
①利用者の個別ニーズを把握し、それに基づいて情報の集約・提供、相談、利用
支援等を行うことにより、教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利用
できるよう実施する。
② 教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を提供している関係機関との連絡・
調整、連携、協働*の体制づくりを行うとともに、地域の子育て資源の育成、地
域課題の発見・共有、地域で必要な社会資源*の開発等に努める。
③本事業の実施に当たり、リーフレットその他の広告媒体を活用し、積極的な広
報・啓発活動を実施し、広くサービス利用者に周知を図る。
④その他事業を円滑にするための必要な諸業務を行う。
【今後の方向性】
子育て支援センター等を拠点とした、利用者の個別ニーズに基づき、教育・保育
施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利用できるよう、地域の利用者が相談しや
すい利用者支援事業の実施を進めてまいります。
(箇所)
平成 27 年度
実 施 箇 所 数
(確保方策)
平成 28 年度
1
平成 29 年度
2
平成 30 年度
3
平成 31 年度
3
3
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135
(10)乳児家庭全戸訪問事業
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●
【事業概要】
生後4か月までの乳児がいるすべての家庭を訪問し、乳児及びその保護者の心身
の状況ならびに養育環境の把握を行い、子育てに関する情報提供を行うとともに、
支援が必要な家庭に対して適切なサービスの提供に結びつける事業です。
【今後の方向性】
全戸訪問については、全数訪問の実施を目指しています。
里帰り出産等の事情により、居住地以外での訪問を利用される方も増えているこ
とから、国はその状況に対し各市町村の実績として計上することを求めております。
茅ヶ崎市で訪問を利用された方が、不安なく子育てができるよう支援し、自宅に戻
られた後もスムーズな育児に取り組めるように住所地の自治体に訪問の結果を報
告しております。特に強い育児不安を持っていたり不適切な養育などの問題が発見
できた場合には、必要な支援が継続されるよう、住所地自治体及び関係機関への連
絡・調整を図っていきます。
(人)
平成 27 年度
推
実
計
施
値
体
制
(確保方策)
2,012
平成 28 年度
1,973
平成 29 年度
平成 30 年度
1,941
1,912
平成 31 年度
1,880
市の保健師、地域の主任児童委員*、市長の委嘱を受けた訪問員(助産師、保健師)
が、生後 4 か月までの乳児がいるすべての家庭へ訪問する。
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136
(11)養育支援訪問事業等
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●
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●
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●
●
【事業概要】
子育てに対する不安や孤立感などを抱える養育支援が特に必要な家庭を、保健師、
家庭児童相談員、ヘルパーが訪問し、保護者の育児、家事等の養育能力の向上を図
るため、育児に関する専門的相談支援や、家事・育児などの養育支援を行う事業で
す。
【今後の方向性】
出産後まもない時期の養育者、疾病などの理由で一時的に家庭での養育が困難と
なった保護者、あるいは養育困難な家庭、ネグレクトのおそれのある家庭等を対象
に、保健師、家庭児童相談員が家庭訪問し、育児に関する専門的相談支援にあたる
とともに、ヘルパーの派遣やショートステイの提供等により養育者の育児不安を軽
減し、児童虐待の未然防止に繋げるなど引き続き支援を行います。
(人)
平成 27 年度
推
実
計
施
値
体
制
(確保方策)
210
平成 28 年度
平成 29 年度
205
平成 30 年度
200
195
平成 31 年度
190
・保健師、家庭児童相談員の継続訪問による育児相談等の支援
・ヘルパー(委託)による家事・育児の援助
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137
(12)妊婦健康診査
●
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●
●
●
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●
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●
●
●
【事業概要】
母子保健法第 13 条に基づき、妊婦及び胎児に影響を与える疾病の早期発見や生
活習慣の見直しや改善により、疾病予防と健康増進を図ることを目的として健康診
査を行う事業です。
【今後の方向性】
核家族化や都市化の進展、女性の社会進出の増加に伴い子どもやその親を取り巻
く環境が急速に変化していて、子育てに不安を感じる親も増え育児支援の要望も増
加しています。
このため、母子健康手帳の交付や母親教室等、妊娠初期から保健指導を重視し、
早期から母性意識を高め子育てへの十分な準備を整えるよう支援するとともに、妊
娠 11 週以内の届出を推進し、妊娠初期から継続した支援を行います。妊娠中の異
常の早期発見に努め、適切な保健指導や治療の推進を図ります。
(人)
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
平成 31 年度
推計届出数(人)
1,992
1,953
1,921
1,892
1,861
推計受診数(件)
23,122
22,674
22,298
21,966
21,605
・神奈川県産科婦人科医会と契約している医療機関
・結婚年齢の上昇に伴う不妊の問題や出産年齢の高齢化、また若妊娠な
制
ど、リスクの高い妊婦などにおいても、妊婦健診はより重要となっており、妊娠
(確保方策)
届時の育児不安の高い妊婦を把握し支援につなげたり、妊娠届時の母の年齢等か
実
施
体
ら把握したハイリスク妊婦や病院から連絡があったハイリスク妊婦に対して妊娠
期からの支援を含め、実施体制を確保します。
※ 新制度のもとで保護者等に提供される「地域子ども・子育て支援事業」は、上記に示す(1)~(12)に区
分されます。なお、その他の「地域子ども・子育て支援事業」として、
「実費徴収に係る補足給付を行う事業」
「多様な主体が本制度に参入することを促進するための事業」については、事業内容の詳細等、国の動向を踏
まえ、今後の事業実施について検討してまいります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
138
5 教育・保育の一体的提供および推進体制の確保
・認定こども園*が幼稚園及び保育所(園)の機能を併せ持ち、保護者の就労状況及び
その変化等によらず、柔軟に、子どもを受け入れられる施設であることを周知します。
・幼稚園及び認可保育所*(園)から認定こども園*への移行に必要な支援、その他認定
こども園*の普及に必要な支援を行います。
・認定こども園*、幼稚園及び認可保育所*(園)の相互の連携並びに認定こども園*、幼
稚園及び認可保育所*(園)と小学校等との連携を推進します。
6 基本指針に基づく任意記載事項
(1)産後の休業および育児休業後における教育・保育施設等の円滑な利用の確保
●
●
・保護者が、産休・育休明けの希望する時期に円滑に教育・保育施設、地域型保育事
業を利用できるよう、休業中の保護者に対して情報提供を行うとともに、計画的に
教育・保育施設、地域型保育事業を整備します。
・次世代育成支援対策推進法が平成 37 年3月までの 10 年間の時限立法として延長
され、地方公共団体及び事業主に対し、次世代育成支援のための行動計画の策定を
義務づけ、10 年間の集中的・計画的な取組を推進することとしていることからも、
特定事業主行動計画を推進し、一般事業主行動計画の策定を推進します。
具体的な施策・事業については、下記の基本目標・施策の方向性に記載しています。
基本目標2
乳幼児期の教育・保育
(68 頁)
■ 施策の方向性
③
保育サービスの充実 (71 頁)
⑤
産休・育休復帰を円滑に利用できる環境の整備
(75 頁)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
139
(2)子どもに関する専門的な知識および技術を要する支援に関する施策との連携
①
●
●
児童虐待防止の充実
・発生予防から早期発見、早期対応
・子どもの保護及び支援
・保護者への指導及び支援等の各段階での切れ目のない総合的な対策
・福祉、保健、医療、教育、警察等の関係機関の連携
②
社会的養護体制の充実
・虐待を受けた子ども、障害児等特別な支援が必要な子ども、DV被害の母子等の
増加への対応
③
母子家庭・父子家庭の自立支援の推進
・子育て・生活支援策、就業支援策、養育費の確保策及び経済的支援策から、総合
的な自立支援を推進
④
障害児施策の充実等
・障害児等特別な支援が必要な子どもに対して、保健、医療、福祉、教育等の各種
施策が体系的かつ円滑に実施
具体的な施策・事業については、下記の基本目標・施策の方向性に記載しています。
基本目標5
要保護・要支援児童への対応などきめ細かな取組の推進 (95 頁)
■ 施策の方向性
①
児童虐待防止対策の充実
(96 頁)
②
ひとり親家庭等の自立支援の推進 (98 頁)
③
障害児施策の充実 (100 頁)
(3)労働者の職業生活と家庭生活の両立のための雇用環境の整備
に関する施策との連携 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
● ●
●
・仕事と家庭の調和の実現のために、地域の企業、民間団体等と相互に密接に連携し、
協力し合いながら、
「ワーク・ライフ・バランス」施策を推進します。
・広域的な観点から認定こども園*や認可保育所*の充実等、多様な働き方に対応した、
子育て支援施策を展開します。
具体的な施策・事業については、下記の基本目標・施策の方向性に記載しています。
基本目標2
乳幼児期の教育・保育
(68 頁)
■
施策の方向性
④
仕事と子育ての両立を図るための環境の整備 (73 頁)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
140
第6章
計画の進行管理
1 施策の実施状況の点検
本計画の適切な進行管理を進めるために、庁内関係各課を中心に具体的施策の進行状
況について把握するとともに、
「茅ヶ崎市子ども・子育て会議」にて、施策の実施状況に
ついて点検、評価し、この結果を公表するとともに、これに基づいて対策を実施するも
のとします。
本計画の進捗管理は、
基本目標単位と個別施策単位の2階層の指標を設定しています。
基本目標単位においては、個別事業を束ねた基本目標を実現するため、様々な指標の中
から、5年後のあるべき姿を評価するための評価指標を設定し、市全体として子どもを
生み育てやすいまちづくりがすすんでいるかどうかを検証することとします。その評価
指標としては、利用者の視点から評価できるよう、アンケートによる意識調査を主とし
て設定しました。
個別施策単位においては、平成 26 年度(施策によっては平成 25 年度)の現状値と
平成 31 年度を目標値とした指標を設定しています。目標値の達成に向け、年度ごとに
事業を推進していくものとします。
なお、5章の「教育・保育及び地域子ども子育て支援事業の量の見込みと確保方策」
については、年度ごとにニーズ量と確保方策を示していることから、実施状況について
年度ごとに進捗状況を管理し、利用者の動向等を鑑みながら、翌年度の事業展開に活か
していくものとします。
2 国・県等との連携
本計画に掲げる取り組みについては、市が単独で実施できるもののほかに、制度や法
律に基づく事業もあるため、国や県、近隣市との連携を深め、必要に応じて協力要請を
行い、計画を推進します。
具体的には、①子どもに関する専門的な知識および技術を要する支援に関する施策と
の連携、②労働者の職業生活と家庭生活の両立のための雇用環境の整備に関する施策と
の連携、において、児童虐待防止・社会的養護体制・母子父子家庭の自立支援など、専
門的かつ広域的な観点から、県と連携し、推進するともに、県を通じ、産業界や事業者
に対する雇用環境の整備に向けた働きかけを要請していきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
141
用語解説(50 音順)
【あ行】
(預かり保育)
保護者の要請等により、幼稚園において通常の教育時間終了後に希望者を対象として行なう教育
活動のこと。
(生きる力)
知・徳・体のバランスのとれた力
変化の激しいこれからの社会を生きる子どもたちに身に付けさせたい「確かな学力」、「豊かな人
間性」
、
「健康と体力」の3つの要素からなる力。
(NPO)
民間非営利組織、ノンプロフィット・オーガニゼーション(Non-Profit Organization) の頭文字
をとったもの。営利を目的とせず、社会的な活動を行う民間組織。平成 10 年に制定された特定非
営利活動促進法により、法人格(特定非営利活動法人)の取得が容易になった。
(MR)
麻しん・風しんの混合ワクチン。接種は 2 回必要。
(MR一期)
対象は生後 12 か月~24 か月未満。
(MR二期)
対象は小学校入学前の 1 年間。
【か行】
(確認を受けない施設)
新制度において施設型給付費の支給対象施設として確認を受けない施設のこと。
(協働)
市、市民活動を行うもの、市民及び事業者が共通する目的の実現に向けて、それぞれの果たすべ
き役割と責任を理解し、互いの特性を生かして協力し行動すること。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
142
(合計特殊出生率)
人口統計上の指標で、一人の女性が一生に産む子どもの数を示す。女性が出産可能な年齢を 15
歳から 49 歳までと規定し、それぞれの出生率を出し、足し合わせることで、人口構成の偏りを排
除し、一人の女性が一生に産む子どもの数の平均を求めたもの。
(子育てサロン)
子育て中の親子が気軽に集まって、話をしたり遊んだり、地域で仲間づくりと情報交換ができる
場所。
(コモンセンス・ペアレンティング(CSP=Common Sense Parenting)
)
虐待をした親向けの訓練のためのプログラム。暴力や暴言を使わずに子どもを育てる技術を親に
伝えることで、虐待の予防や親子関係の回復をめざすもの。
【さ行】
(3 種混合)
ジフテリア、破傷風、百日咳の混合ワクチン。
(市民活動げんき基金)
市民活動を行うものへの補助金の財源とするため、市民や事業者の方からいただいた寄附金とそ
の同額を市が上乗せして積み立てる(マッチングギフト方式による)基金。
(社会資源)
生活する上での様々なニーズや問題の解決のために使われる各種の施設、制度、機関、知識や技
術などの物的・人的資源等の総称。
(ジュニアリーダー)
地域の行事などで、主に小学生に対しゲームや野外活動の指導をする青少年リーダー。
(主任児童委員)
児童委員の個別支援活動を援助するとともに、児童福祉全般の充実のために広域的、専門的取り
組みをしたり、事情によっては地域担当の児童委員に代わって個別の児童の問題を担当する。
(小規模保育施設)
0歳~小学校入学前までのお子さんを対象とした、定員 6 人~19 人の保育施設。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
143
(ショートステイ事業)
保護者が疾病その他の理由により、児童を養育することが一時的に困難になった場合に、その
児童を宿泊で預かる制度。
(総合的な学習の時間)
児童・生徒の「生きる力」の育成をめざし、各学校が創意工夫を生かして、これまでの教科の
枠を越えて行う学習のこと。総合学習ともいう。
(ソーシャル・キャピタル)
人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることのできる、「信頼」
「規
範」
「ネットワーク」といった社会組織の特徴のこと。
【た行】
(確かな学力)
知識や技能はもちろんのこと、これに加えて、学ぶ意欲や自分で課題を見付け、自ら学び、主
体的に判断し、行動し、よりよく問題解決する資質や能力等まで含めたもの。
(トワイライトステイ事業)
保護者が仕事その他の理由により、平日の夜間に不在になった場合に、その児童を夕方から夜に
かけて預かる制度。
【な行】
(2 種混合)
ジフテリア、破傷風の混合ワクチン。
(認可保育所)
保護者や同居の親族が仕事・病気などで、昼間にお子さんを保育できない場合に、保護者に代わ
って保育する児童福祉施設。
(認定こども園)
保育所と幼稚園の機能を併せ持つ施設。
(認可外保育施設)
児童福祉法第 39 条に規定する業務(就学前児童の保育)を目的とする施設で、同法第 35 条第 4
項の規程に基づく認可を受けていない保育施設。乳幼児の定員が 6 人以上の施設など、一定の条件
を満たすものは市町村への届出が必要となる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
144
【は行】
(バリアフリー)
社会生活をしていく上で妨げとなる障壁(バリア)となるものを除去するという意味で、建物や
道路の段差解消など生活環境上の物理的障壁の除去をいうことが多いが、より広く、社会参加を困
難にしている社会的、制度的、心理的なすべての障壁の除去という意味でも用いられる。
(BCG)
結核のワクチン。
(ヒブ)
ヒブワクチンのこと。ヒブはインフルエンザ菌 b 型のことで、口や鼻などから吸いこむことで感
染する。毎年冬に流行するインフルエンザのウイルスと名前がにているが、まったく別もの。
(不登校)
何らかの心理的・情緒的・身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたく
てもできない状態(病気や経済的な理由によるものを除く)にあること。
(ふれあい補助員)
特別な配慮を要する児童・生徒に対して、学習支援や生活支援、介助などを行うため、小・中学
校の特別支援学級・通常級に派遣する補助員。
(保育所保育指針)
保育の内容やこれに関連する運営等について国が定めたもの。
(放課後子ども総合プラン)
全ての児童(小学校に就学している児童をいう。以下同じ。
)の安全・安心な居場所を確保する
ため、一体型を中心とした放課後児童クラブ及び放課後子供教室の計画的な整備を進め、平成 31
年度末までに、国全体の放課後児童クラブについて、約 30 万人分を新たに整備するとともに、す
べての小学校区で、放課後児童クラブ及び放課後子供教室を一体的に又は連携して実施し、うち一
体型の放課後児童クラブ及び放課後子供教室(全ての児童の安全・安心な居場所を確保するため、
同一の小学校内等で両事業を実施し、共働き家庭等の児童を含めたすべての児童が放課後子供教室
の活動プログラムに参加できるもの)について、1 万か所以上で実施することを目指すもの。
新たに放課後児童クラブ又は放課後子供教室を整備する場合には、学校施設を徹底的に活用する
こととし、新たに開設する放課後児童クラブの約80%を小学校内で実施することを目指す。
既に小学校外で放課後児童クラブを実施している場合についても、ニーズに応じ、小学校の余裕
教室等を活用することが望ましい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
145
(ポケットパーク)
道路整備や交差点の改良によって生まれたわずかな土地のスペースに、ベンチや植栽を配置する
などして作った小さな公園または休憩所。
(ポリオ)
急性灰白髄炎(小児まひ)のワクチン。
【ま行】
(民生委員・児童委員)
「民生委員法」
「児童福祉法」によって設置された厚生労働大臣から委嘱されている委員。社会奉
仕の精神をもって、常に住民の立場に立って相談に応じ、及び必要な援助を行い、もって社会福祉
の増進に努めるものとされており、地域住民を支援する。困りごとを解決するために、福祉の制度
など、さまざまな支援サービスを紹介する。
【や行】
(4 種混合)
ジフテリア、破傷風、百日咳、急性灰白髄炎の混合ワクチン。
【ら行】
(療育)
発達に支援の必要な子どもが社会的に自立することを目的として、子どもの持っている能力を充
分に発揮できるよう援助すること。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
146
茅ヶ崎市子ども・子育て支援事業計画
平成27(2015)年3月発行予定
第1刷 **部作成
発行 茅ヶ崎市
編集 こども育成部保育課
携帯サイト
QR コード
〒253-8686
神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目1番1号
電話 :0467-82-1111(代表)
FAX :0467-82-1164
ホームページ
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/
携帯サイト
http://mobile.city.chigasaki.kanagawa.jp/
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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