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「医薬部外品開発を通じての日仏の挑戦」 -化粧品研究は面白い!
50 th Anniversary 第8回青山学院大学理工学部50周年記念講演会 「医薬部外品開発を通じての日仏の挑戦」 -化粧品研究は面白い!- 講師:安藤 信裕 氏 (シャネル化粧品技術開発研究所 所長) ~講演概要~ 日本は歴史的にいち早く美白市場を形成し、特にアジアを中心 にその美白化粧文化を拡大させてきたが、その美白市場の活性 化に日本の医薬部外品制度が果たした役割は大きい。しかしな がら、外資系企業にとって本薬事法は容易に越えられない大き な壁である。シャネルは外資系企業として初めて医薬部外品成 分を開発し、美白製品を日本から世界に発信した。本講演では 過酷な医薬部外品申請を如何にして乗り越えたか、更には日本 独特の新規美白剤開発を通して、日仏文化の違いについても論 じてみたい。 ~講師ご紹介~ 横浜市立大学理学部生物学科を卒業後、大手国産化粧品会社にて 約22年間にわたり化粧品皮膚科学および化粧品開発に従事。 1991年より約2年間、英国・ウェールズ大学皮膚科にて角質層研究に 携わる。 2002年2月にシャネルに入社、現在に至るまで、皮膚科学をもとに化粧 品開発に注力している。