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(再掲事業を除く)(PDF:1968KB)
事業番号 0018 平成26年行政事業レビューシート (農林水産省) 事業名 日本の食を広げるプロジェクト 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成25年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 食料・農業・農村基本法 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 大臣官房 作成責任者 政策課食ビジョン室長 天野 正治 食料の安定供給の確保 ② 国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 農村の振興 ⑨ 農業・農村における6次産業化の推進 政策課 食ビジョン推進室 食料・農業・農村基本計画(平成22年3月30日閣議決定) 事業の目的 ・食料自給率及び食料自給力の維持向上を実現するためには生産面の努力に加え、消費面でも大幅な変革が必要。 (目指す姿を簡 ・国内外では、教育、健康・福祉、観光や文化等多様な面からも日本の「食」への関心が高まっている。 潔に。3行程度以 ・このような中で、食に関する多様な関心の高まりを活用して、国産農林水産物の消費拡大を図る。 内) 食に対する多様な関心の高まりを活用して国産農林水産物の消費拡大を図るため、国内外の市場を目指して、現場発の自由な発想で国 産農林水産物・食品とこれに関連する多様なモノ・サービスとを結びつけるなどし、地産地消、国産消費の拡大、日本食・食文化の発信に よる輸出の促進等に取り組む。 ①食のモデル地域育成事業: 地域で生産・製造される国産農林水産物や食品の消費拡大を図るため、商品開発、販路開拓、人材育成等への支援を行う。【補助率: 定額】 ②消費拡大全国展開事業: 食のモデル地域育成事業等の地域で消費拡大を図る国産農林水産物や食品の全国的な消費拡大を図るため、人材育成、商談会の開 催、消費拡大促進フェア等への支援を行う。【補助率:定額】 ③輸出に取り組む事業者向け対策事業: 特定の品目について、産地間調整や海外市場における継続的なマーケティング活動等の取組への支援、海外市場への通年又は長期 事業概要 安定供給体制の整備を図る取組への支援、今後、輸出拡大が期待される品目について、海外市場開拓調査や国内産地への海外バイ (5行程度以内。 ヤーの招へいなどの取組への支援を行う。【補助率:定額、1/2】 別添可) ④日本食・食文化普及推進事業、日本食・食文化の世界的普及プロジェクト事業: 海外レストラン、日本食の料理人等の世界的ネットワークを活用した日本食の魅力を発信する取組への支援や、日本食・食文化を発信 する日本食フェスティバル、日本食・食文化の普及伝道師の育成、世界のハブ都市における日本食・食文化情報発信拠点の設置、日本 食文化週間の開催、海外メディアに対する国内の取組紹介、被災地産品の輸出回復のためのプロモーション等を一体的、戦略的に展開 するプロジェクト等を実施する。【委託費、補助率:定額】 ⑤食と農林漁業の祭典推進委託事業: 生産者と消費者、日本と世界の絆を深め、我が国の農林漁業・食品産業・農山漁村がもつ素晴らしい価値を広く国内外に発信するた め、様々なイベントを実施する。【委託費】 ⑥フード・アクション・ニッポン 食料自給率の維持向上に寄与するよう、全国統一的、品目横断的に国産農林水産物の消費拡大を実施する。【委託費】 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 ■委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 当初予算 - - 3,951 - 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 3,951 - 執行額 - - 3,637 執行率(%) - - 92% 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 単位 23年度 24年度 25年度 - - - ① - ②5,505億円 - - - - % - - ①- ② 55 単位 23年度 24年度 25年度 活動実績 件 - - 60 当初見込み 件 - - 52 活動実績 件 - - 10 当初見込み 件 - - 8 成果指標 ①国産農林水産物の販売促進活動を実施する者の本 成果実績 成果目標及び成 事業の活用による売上向上率10%向上 (商品の売上向上率については、聞き取り可能な企業 果実績 (アウトカム) の売上向上率から活動を実施する者全体の売上向上 目標値 率を試算。) ②2020年までに農林水産物・食品の輸出額1兆円水準 に拡大 27年度要求 達成度 活動指標 ①食のモデル地域の育成(協議会等の設置数) ②消費拡大全国展開事業(事業実施主体設置数) 目標値 ( 年度) ①10%(29年度) ②1兆円(32年度) 26年度活動見込 事業番号0018 活動指標及び活 ③輸出に取り組む事業者向け対策(取組件数、開催件 数) 動実績 (アウトプット) ④日本食・食文化普及推進、日本食・食文化の世界的 普及プロジェクト(地域数) 活動実績 件 - - 78 当初見込み 件 - - 29 活動実績 件 - - 85 当初見込み 件 - - 85 活動実績 件 - - 55 当初見込み 件 - - 9 活動実績 社・団体 - - 7908 当初見込み 社・団体 - - 7,500 単位 23年度 24年度 25年度 千円 - - 8,068 千円/ 計算式 活動実 績 - - 484,054/60 単位当たり コスト - - 31,551 千円/ 計算式 活動実 績 - - 315,507/10 単位当たり コスト - - 5,860 千円/ 計算式 活動実 績 - - 457,046/78 単位当たり コスト - - 14,338 千円/ 計算式 活動実 績 - - 1,218,708/85 単位当たり コスト - - 7,420 千円/ 計算式 活動実 績 - - 408,077/55 単位当たり コスト - - 95 - - 753,965/7908 ⑤全国的な消費拡大のためのイベント(開催件数) ⑥国産農林水産物の販売促進活動を実施する賛同者 数 算出根拠 単位当たり コスト 単位当たりコスト (①について) 執行額÷活動実績数 単位当たりコスト (②について) 執行額÷活動実績数 単位当たりコスト (③について) 執行額÷活動実績数 単位当たりコスト (④について) 執行額÷活動実績数 単位当たりコスト (⑤について) 執行額÷活動実績数 単位当たりコスト (⑥について) 費 目 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 執行額÷活動実績数 ) 計 26年度当初予算 27年度要求 千円 千円 千円 千円 千円 千円/ 計算式 活動実 績 主な増減理由 26年度見込 事業番号0018 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 △ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 事 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 率 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 性 ○ ○ ・地産地消や輸出促進等を図り、国産農林水産物の消 費拡大を促進することは、食料自給率及び自給力の維 持向上に資するものであり、優先度は高い。 ・支出先については、企画競争や価格競争等の審査を 経て選定されたものであり、妥当なものと考えるが、一 部の事業については1者応札が生じた。 ・受益者との負担関係については、事業内容に応じた 負担率を定めるなど、妥当なものである。 ・単位当たりコストの水準については、各プロジェクトの 活動内容に照合して適切な水準となっている。 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ ・資金の流れの中間段階での支出は、事業効果を高め るために明確な役割分担の下、合理的に支出されてい る。 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ ・費目・使途についても、事業目的に即して真に必要な ものに限定している。 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ ・本事業の目的である国産農林水産物の消費拡大を図 るため、多様なモノ・サービスを結びつけて効果的に実 施した。 ○ ・活動実績については、全て活動指標の目標を達成し ており、適切に実施された。 事 業 の 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 有 効 性 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ 評価に関する説明 ・本事業は、地域から全国、そして海外における国産農 林水産物の消費拡大の一体的な対策として、国が主体 となって行うべきものである。 ・成果物については、各種イベントにおいて有効活用さ れた。 - 本事業は、地産地消や輸出促進等を図り、国産農林水産物の消費拡大を促進することで、食料自給率及び自給力の維持向上に資する ものであり、国産農林水産物の消費拡大の一体的な対策として、国が主体となって行うべきものである。 受益者との負担関係については、事業内容に応じて定額補助や定率の負担率を定めている。また、支出先については、企画競争や価 点検結果 格競争等の審査を経て選定されたものであり妥当である。また、外部委託に関する支出についても、より事業効果を高めるために明確か つ合理的な役割分担がなされ、費目や使途も含めて適切な支出がされている。 活動実績については全てのプロジェクトで目標を達成し、本事業を通じて作成した成果物についても、各種イベントで配布する等、成果 物の有効活用が図られた。 改善の 方向性 平成26年度以降は、「日本の食魅力再発見・利用促進事業」(新26-0002)において、更なる予算の効率的な執行、政策性の高い事業 の実施、異業種と連携した取組を一層推進することにより、国内市場における国産農林水産物の消費拡大に向けた適切な事業執行に努 める。 外部有識者の所見 ○本事業の成果目標①が抽象的である。本事業の成果がわかるような目標を設定できないか。 ○一者・二者入札、随意契約、委託が多いこと、また、落札率が低いものなど事業の効率性の面の検証が必要ではないか。 ○各事業の事後評価を行う必要があるのではないか。 ○特定の広告代理店に発注が集中している理由を明らかにすべきではないか。 ○定額等補助のやり方等についてもインセンティブの向上が働くような手法にすべきではないか。 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、資金の流れC、K、Q、Uについて、1者応札または1者応募となっている。また、事業の成果が具体的にわかる成果目標が設定さ れていない。以上のことから、「支出先の選定における競争性・透明性の一層の向上」、中間成果指標も含め、「事業内容を踏まえた成果目 標の検討」を行うべきであった。本事業は25年度に終了した事業である(現状通り)。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 国内市場における国産農林水産物の需要拡大に向けた取組は、「日本の食魅力再発見・利用促進事業」に引き継がれているところであり、 当該事業において、本所見を踏まえて支出先の選定における競争性・透明性の一層の向上を図る。また、需要拡大に向けた幅広い取組を 行なう当該事業の特徴や平成26年度の事業実施状況等も踏まえ、現行の成果目標についてわかりやすさ等の観点から検証を行う。 備考 ・26年度は、「日本の食魅力再発見・利用促進事業」において、国内市場における国産農林水産物の需要拡大に向けた取組及び事業評価を実施することと している。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 - 平成24年 - 平成25年 新25-0003 事業番号0018 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 事業番号0018 A.音更町食のモデル地域実行協議会 費 目 委託費 使 途 地産地消率、学校給食関係調査等に係る 委託 E.九州農政局 金 額 (百万円) 使 途 金 額 (百万円) 16.3 2 補助金 長崎県水産物海外普及協議会 広告・宣伝費 PR資材等の作成等 2 補助金 公益社団法人鹿児島県特産品協会 7.1 印刷製本費 レシピ集の発行、地場食材等に係る印刷製本費 2 補助金 福岡県産品輸出促進協議会 6.7 調査、全国イベント参加等に係る旅費 2 補助金 熊本県農畜産物輸出促進協議会 6.3 会場借料、原材料費、消耗品費、役務費等 2 補助金 佐賀県農林水産物等輸出促進協議会 6.2 補助金 宮崎県経済農業協同組合連合会 3.7 補助金 鹿児島県経済農業協同組合連合会 3.7 補助金 公益社団法人鹿児島県茶業会議所 3.3 補助金 公益社団法人宮崎県物産貿易振興セ ンター 3.1 補助金 玉名農業協同組合 2.2 補助金 南九州食肉輸出推進協議会 1.6 旅費 その他 計 10 B.じゃらんリサーチセンター 費 目 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 調査分析費 マーケティング調査・分析 1.5 補助金 会議開催費 講習会及び審査会の開催 1.5 補助金 ブランドおおいた輸出促進協議会農産 部会 福岡市漁業協同組合 広告宣伝費 パッケージデザインの策定等 1.5 補助金 九州食肉輸出促進協議会 その他 報告書策定等 5.0 計 C.株式会社電通 0.8 63.2 F.長崎県水産物海外普及協議会 金 額 (百万円) 費 目 使 途 費 目 使 途 広告宣伝費 雑誌・新聞への広告掲載、モニターによ る座談会開催等 39.5 使用料及び賃借料 会場借料費 委託費 商談会の開催、海外・国内の市場調査 等 24.3 情報発信費 WEBページ、SNSサイトの作成、運営等 9.0 販売促進ツール(ステッカー等)の印刷 費 4.0 賃金 2.8 消耗品費 会場設営費 フェスタへのブース出展費用 旅費 交通費、宿泊費 4.6 広告宣伝費 会場装飾費 役務費 謝金 計 79.6 1.5 販売促進員雇用費 1.2 試食用資材費 0.3 会場設営費 全体設営装飾費、工事関係費等 会場運営費 運営人件費、運営企画費等 0.2 通訳費 0.2 調理専門家への謝金 0.1 16.3 計 G.リーン・シェリフ D.株式会社 共同宣伝 使 途 金 額 (百万円) 8.2 印刷製本費 広告資材等作成費 費 目 0.9 0.5 計 印刷製本費 1.6 金 額 (百万円) 使 途 費 目 金 額 (百万円) 8.3 役務費 イベント開催に関するディレクション 2.6 7.8 役務費 販売促進に関するディレクション 1.5 役務費 インポーターとの連絡調整 1.2 役務費 セミナー開催に関するディレクション 0.6 役務費 各種情報提供 0.5 役務費 生産者への助言・指導 0.2 計 16.1 計 6.6 事業番号0018 H.社団法人全国海水養魚協会 費 目 使 途 L. HAKUHODO Deutschland Gmbh 金 額 (百万円) 費 目 使 途 装飾費、音響照明機器費、出展費、レスト ラン協力費、ブース施工費、ラジオ局タイ 旅費 交通費、宿泊費 14.6 イベント開催費 謝金 外部専門家に対する謝金等 10.5 事務局活動費 人件費、渡航費等 印刷製本費 資料作成費等 事業実施主体内部の者の活用に係る 人件費 経費 委託費 通訳費等 会議費 会場賃借料 3.3 3.3 消耗品費等 セミナー開催時の原材料費等 1.2 計 50 計 44.2 I.株式会社電通 賃金 使 途 M. 株式会社電通 金 額 (百万円) 費 目 使 途 TVCMキャンペーン費、雑誌掲載費、新聞 掲載費 再委託先:(株)オールアバウト、(株)株式 会社電通パブリックリレーションズ、(株) ターナージャパン、(株)ビデオリサーチ 6.9 媒体費 セミナー事業等での現地マネキン・運営 スタッフ 2.0 外部委託 1.9 管理費 1.0 1.2 消費税 2.3 計 46.7 計 IRFS2014(ニューヨーク)他における装飾、 食材等イベント開催費用等 IRFS2014(ニューヨーク)他における職員・ア 人件費 ルバイト等人件費用等 IRFS2014(ニューヨーク)他におけるイベント 一般管理費 開催管理費用等 IRFS2014(ニューヨーク)他における有識者 有識者経費 の旅費、謝金費用等 IRFS2014(ニューヨーク)他における広報宣 広告宣伝費 伝活動費用等 事業費 計 9.9 0.9 0.6 0.2 14.8 使 途 33.5 1.1 N. P.T. JTB INDONESIA J. 特定非営利活動法人 日本食レストラン海外普及推進機構 金 額 (百万円) 金 額 (百万円) 費 目 使 途 127 運営費 航空券・宿泊手配、会場設営・運営、PR展 示 6 34 会場費 シンポジウム会場手配、レセプション費用 3 12 4 2 179 計 9 K.株式会社 アサツーディ・ケイ O.株式会社電通 金 額 (百万円) 費 目 使 途 事業費 媒体費、会場借料・施行、イベント運営費、 交通費・宿泊費 59.8 外部委託 人件費 全体企画、統括、管理 10.2 一般管理費 消費税 費 目 使 途 金 額 (百万円) 【(株)Syn Design corp.】 アプリケーション開発 9.8 人件費 事業担当 7.8 6.6 事業費 開発設計、チラシ制作等 3.1 3.8 管理費 管理費 2.2 【(株)電通イベントオペレーションズ】 アプリケーション開発に伴う調査 2.1 外部委託 計 金 額 (百万円) セミナー事業等での現地活動員費 広告宣伝費 チラシデザイン費等 費目・使途 (「資金の流れ」に その他 資料等の郵送費 おいてブロックご とに最大の金額 旅費 交通費、宿泊費 が支出されている 者について記載 役務費 資料作成・翻訳費等 する。費目と使途 の双方で実情が 印刷製本費 レシピブック印刷費等 分かるように記 謝金 セミナー事業での講師・アシスタント 載) 費 目 5.6 5.3 2.1 人件費 38.6 9.2 広告宣伝費 各種広報媒体作成費 費 目 金 額 (百万円) 80.5 計 25.0 事業番号0018 P.(株)Syn Design corp. 費 目 事業費 使 途 アプリケーション開発 計 費目・使途 (「資金の流れ」に Q.株式会社電通 おいてブロックご とに最大の金額 費 目 使 途 が支出されている 者について記載 ジャパンフードフェスタ、地方イベントの広 する。費目と使途 広告宣伝費 報 の双方で実情が 事業担当 人件費 分かるように記 【(一社)全国食の甲子園協会】 載) 外部委託 事業費 管理費 外部委託 外部委託 うまいもん甲子園実施 ジャパンフードフェスタ、地方イベントの実 施 T.(株)JTBコーポレートセールス 金 額 (百万円) 費 目 9.8 人件費 9.8 計 34.3 34.3 U.株式会社電通 金 額 (百万円) 43.3 費 目 使 途 広告宣伝費 新聞、雑誌、WEB、TV 金 額 (百万円) 102.3 媒体費、原稿制作費、事務局関連費、推進 活動費 55.1 人件費 事務局運営費、企業連携活動費 21.1 管理費 管理費 10.5 27.1 外部委託 18.2 13.1 【(株)読売新聞】 地方イベント実施 【(株)朝日新聞】 地方イベント実施 7.0 3.2 122.3 計 R.(一社)全国食の甲子園協会 費 目 使 途 事業費 うまいもん甲子園実施 人件費 事業担当 計 費 目 使 途 事務局関連費、推進パートナー関連 費、WEB関連費 金 額 (百万円) 費 目 使 途 11.6 人件費 事務局運営、企業連携活動 6.6 広告費 原稿制作 18.2 計 金 額 (百万円) 128.4 人件費 事務局関連費、推進パートナー関連費 45.4 管理費 管理費 24.2 広告宣伝費 WEB関連費 189.0 V.株式会社電通テック S.株式会社電通 計 事務局運営、企業連携活動 金 額 (百万円) 10.4 管理費 計 外部委託 使 途 3.3 201.3 金 額 (百万円) 39.6 5.2 44.8 事業番号0018 支出先上位10者リスト A. 民間企業等(60社) 支 出 先 音更町食のモデル地域実行 協議会 和グルミからの価値創造協議 会 「ナマハゲの里!!活発男 鹿」食のモデル地域協議会 黒姫地域ブランド倶楽部 あっ!Stay∞ おおいた豊後大野ジオパーク 推進協議会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 販路開拓・購買促進に向けたイベントの開催、地産地消の資源等調査を行う。 10 31 - 販路開拓・購買促進に向けたマーケティング調査、商品開発等。 10 31 - 地産地消に向けたイベント開催、販路開拓のマッチング交流会等 10 31 - 地産地消のブランド化に向けたメニュー開発、PR等 10 31 - 地産地消の資源等調査分析、地域人材・後継者育成等を行う。 10 31 - 6 やんばる畑人プロジェクト 販路開拓・購買促進に向けた商談会の開催、PR等 10 31 - おいしおすえ京野菜キャン ペーン実行委員会 鹿児島県産等小麦利用促進 8 協議会 土産物アンケート調査及び土産物の試作(商品開発)、京づくしフェア、飲食店との商談 会、創作料理コンテスト、京の食文化フォーラム開催 10 21 - 地域で生産・製造される国産農林水産物や食品の消費拡大を図るため、商品開発、販路 開拓、人材育成等の取組を行う。 10 21 - 10 21 - 10 21 - 入札者数 落札率 1 2 3 4 5 7 埼玉大麦食品普及・食のモデル地域 地域内利用の実態長調査・分析、需要に即した「大麦食品」の商品開発及び紹介、生産者 と実需者の交流会開催 9 実行協議会 10 讃岐牛・オリーブ牛振興会 県内外の展示会・商談会への出展PR、県産野菜とオリーブ牛の料理メニュー開発、観光 業界等と連携した郷土料理の創出他 B 民間企業等(79社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 じゃらんリサーチセンター マーケティング調査、人材育成講習会、広告宣伝費 5.0 随意契約 - 2 (株)リクルート マーケティング調査、商品開発PR、モニター調査 5.0 随意契約 - 3 農都共生総合研究所 地産地消の資源等調査分析、マーケティング調査 4.7 随意契約 - 4 農都共生総合研究所 地域資源探索調査 4.6 随意契約 - 5 リクルートライフスタイル マーケティング調査、商品開発PR、モニター調査 4.4 随意契約 - 6 リクルートホールディングス マーケティング調査、フェア開催 4.3 随意契約 - 7 JTB総合研究所 マーケティング調査、ブランド化の検討、コンサルティング 4.0 随意契約 - 8 JTB総合研究所 マーケティング調査 3.7 随意契約 - 9 農都共生総合研究所 地域資源探索調査、人材育成セミナー、マーケティング調査 3.6 随意契約 - 事業の運営におけるコーディネイト、助言等の業務 3.0 随意契約 - 10 ㈱ノーザンクロス C. 民間企業等(10社) 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 79.6 1 - 2 フィッシュマーケットデザイン協議会 商談会、国産水産物の消費拡大イベントの開催他 50.0 5 - 3 全国食肉事業協同組合連合会 畜産物の販売促進に向けたイベントの開催他 32.7 3 - 4 株式会社 博報堂 産地連携米飯給食推進検討会及び全国事例発表会の開催 30.4 3 - 5 特定非営利活動法人青果物健康推進協議会 青果物の販売促進に向けたイベントの開催他 30.0 1 - 6 NPO法人国内産米粉促進ネットワーク 人材・後継者等育成、消費拡大促進対策、商談会等の開催、消費拡大促進フェア等の開 催を行う。 27.5 1 - 7 21_21DESIGN SIGHT株式会社 消費拡大促進対策として「コメ展」開催 26.7 3 - 8 株式会社アール・ピー・アイ 19.9 4 - 10.2 2 - 8.5 2 - 支 出 先 1 株式会社 電通 9 業 務 概 要 商談会、米粉の消費拡大イベントの開催、米粉の市場調査他 地産地消フォーラム及び商談会の開催 北海道産小麦消費拡大モデル実行協議会 国内産小麦の需要拡大に向けたイベント開催や商品開発等 10 一般社団法人全国米麦改良協会 国内産麦の需要拡大に向けたイベント、商談会の開催 事業番号0018 D 民間企業等(16社) 支 出 先 1 株式会社 協同宣伝 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 16.1 随意契約 - 12.6 随意契約 - 12.1 随意契約 - 4 株式会社リクルートホールディングス マーケティング調査、観光事業事業者者向けセミナー、商談会の開催 8.4 随意契約 - 5 株式会社博報堂プロダクツ 報告書作成(編集、企画、アートディレクション、デザイン)、印刷、送付 4.9 随意契約 - 6 アルバイオ 米粉の消費実態等に関する調査 4.5 随意契約 - 3.5 随意契約 - 3.5 随意契約 - 2 随意契約 - 1.7 随意契約 - 会場設営、会場運営 2 キッズコーポレーション株式会社 イベント開催に係る制作及び運営業務 3 7 ジャパンコミュニケーションズ インスティチュート FOODEXでの商談会、セミナー、展示等の運営 ジーエフケー・カスタムリサーチジャパン 米粉の需要開拓のための海外市場調査 8 ジャパンコミュニケーションズインスティチュート 製粉メーカーや加工品メーカー等向け勉強会等の運営 (株)ジャパン・アグリカルチュ 9 ア・マーケティング&マネジメ ント 10 群洋社 東京都内のベーカリーにおける北海道産小麦等の利用率調査 米粉コンテスト書類審査、米粉に関するフォーラム基本構成作成 E. 地方農政局等(9団体) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 九州農政局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 63.2 - - 2 関東農政局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 37.2 - - 3 北海道農政事務所 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 32.6 - - 4 東北農政局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 26.9 - - 5 近畿農政局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 18.3 - - 6 内閣府沖縄総合事務局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 12.2 - - 7 中国四国農政局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 10.9 - - 8 東海農政局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 5.1 - - 9 北陸農政局 管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務、指導監督等業務等 3.2 - - 入札者数 落札率 10 F. 民間企業等(56社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 長崎県水産物海外普及協議会 中国において、販売促進活動の実施により、県産水産物の輸出拡大を図 る。 16 43 - 2 北海道漁業協同組合連合会 香港等において、販売促進活動の実施により、道産水産物の輸出拡大を 図る。 15 43 - 3 兵庫県手延素麺協同組合 タイ及びマレーシアにおいて、販売促進活動の実施により、手延素麺の定 番化を図る。 10 19 - 台湾において、販売促進活動の実施により、りんごの販路開拓を図る。 10 43 - 9 19 - 社団法人青森県りんご対策協議 4会 JAネットワーク十勝物産展実行 アメリカにおいて、物産展を開催し、十勝ブランドの品質と安全性のPRを 5 協議会 図る。 6 甲州ワインEU輸出促進協議会 EUにおいて、試飲会の開催により、甲州ワインの市場拡大を図る。 8 43 - 香港等において、販売促進活動の実施により、りんごの消費拡大を図る。 7 43 - 8 協会 香港等において、販売促進活動の実施により、県産農畜産物の定番化を 図る。 7 43 - 9 福岡県産品輸出促進協議会 香港等において、販売促進活動の実施により、県産農産物の定番化を図 る。 7 43 - アメリカにおいて、物産展を開催し、県産品の輸出拡大を図る。 6 19 - 7 青森県農林水産物輸出促進協 議会 公益社団法人鹿児島県特産品 10 沖縄県輸出促進協議会 事業番号0018 G 民間企業等(42社) 支 出 先 1 リーン・シェリフ 2 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 甲州ワイン販売促進イベント等の企画、関係団体との連絡調整業務 株式会社電通東日本 青森営 台湾のスーパーマーケットにおける「青森りんごキャンペーン」の企画、交 業所 渉調整業務 3 民間全民電視股份有限公司 台湾においてテレビCM、テレビ番組を放送し青森りんごの品質、安全性をP 入札者数 落札率 6.6 随意契約 - 6 随意契約 - 5 随意契約 - 4 株式会社電通東日本 青森営 台湾においてテレビCMを放送し青森りんごの魅力をPR 業所 4 随意契約 - 5 株式会社電通東日本 青森営 台湾におけるラッピングバスによる広告宣伝業務 業所 3 随意契約 - 3 随意契約 - 6 マイスター株式会社 台北駅微風広場長崎物産展の開催 7 株式会社JTB西日本 法人営 海外の食品バイヤーの招聘、バイヤーの産地見学への協力及び国内商 業大阪支店 談会の運営 2 随意契約 - 8 有限会社シモヤマインターナ ショナル セミナー開催、会場設営、市場調査先の手配等 2 随意契約 - 輸出プロモーターとしての海外販売促進活動の支援業務 2 随意契約 - フランス食品市場のマーケティング調査業務 2 随意契約 - 9 Lotus Spirits Inc. 10 有限会社エスエスエ H. 民間企業等(23社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 社団法人全国海水養魚協会 ロシアにおいて、セミナーの開催等により、日本産養殖魚類の消費定着を 図る。 50 17 - 2 全国米関連食品輸出促進会 EU等において、セミナーの開催等により、日本産米のブランド確立を図 る。 48 17 - 3 全国果実輸出振興対策協議会 香港等において、統一資材の配布等により、日本産果実のブランド確立を 図る。 37 17 - 4 株式会社日本アクセス 中国において、セミナーの開催等により、加工食品のブランド確立を図る。 18 9 - 5 全国農業協同組合連合会 香港等において、販売促進活動の実施により、青果物等の輸出拡大を図 る。 16 17 - 6 議会 香港及びシンガポールにおいて、セミナーの開催等により、日本産花きの ブランド確立を図る。 14 9 - 7 下関唐戸魚市場株式会社 アメリカ及びマレーシアにおいて、市場調査を実施し、天然とらふぐの輸出 振興体制を整備する。 13 12 - 中国及び韓国において、セミナーの開催等により、日本産木材のブランド 確立を図る。 10 12 - タイ等において、展示会を開催し、花きの輸出拡大を図る。 8 17 - ベトナム及びミャンマーにおいて、試食会の開催等により、うどん文化の普 及を図る。 7 17 - 入札者数 落札率 一般社団法人日本植物輸出協 8 一般社団法人日本木材輸出振 興協会 9 アジア花き輸出拡大協議会 10 ジャパンうどん協議会 I 民間企業等(14社) 支 出 先 業 務 概 要 1 株式会社電通 中国国内で実施する販促マーケティング活動等に係る業務 2 株式会社Adventure JAPAN 米国及びマレーシアの市場調査に係る業務 支 出 額 (百万円) 14.8 随意契約 - 5 随意契約 - 3 株式会社JTB西日本 法人営 タイにおけるフェア開催及びタイバイヤーの産地招聘に係るサポート業務 業大阪支店 4 随意契約 - 4 CHINA HORTICULTURAL BUSINESS SERVICE LLC 米国におけるマーケット調査、輸送テストでの品質調査等の業務 3 随意契約 - 5 株式会社ワポーター 海外フェア実施店舗・会場のピックアップ、書類作成等の業務 2 随意契約 - 6 株式会社日ソ貿易 ロシアにおける鮮魚取扱等実態調査、販売促進のアドバイス等の業務 2 随意契約 - 7 Singapore Nex Pte . Ltd ベトナム・ミャンマーでのフェア開催用機材アテンド業務等 1 随意契約 - 8 株式会社ナノ・アソシエイツ ベトナム・ミャンマーでのイベント用広報資材作成業務等 1 随意契約 - 輸出戦略検討会及び国内現地説明会の開催に係る業務 1 随意契約 - タイにおけるフェアでのデモンストレーション及び会場装花 1 随意契約 - 9 一般社団法人食品需給研究 センター 10 フローラル・デコ 事業番号0018 J. 民間企業等(1社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 2 - 入札者数 落札率 80 2 - 51.5 2 - 上海(中)でのレストランウィーク事業では107店舗と協力し手延べ素麺等や 日本酒とのマッチングを提案、世界の経済界トップが集まるダボス会議場 特定非営利活動法人 日本食 (西)での料理デモでは日本食を松花堂弁当スタイルで提供、ル・コルトンブ 1 レストラン海外普及推進機構 ルー(仏)では料理学校の学生等に日本料理の技法を体験させ、将来日本 食材の使用を促した、全米最大の見本市であるIRSF(米)では日本産品と 外食事業者とのマッチングを行うなど、日本食・食文化普及推進を行った。 179 2 3 4 5 6 7 8 9 10 K. 民間企業等(38社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 株式会社アサツーディ・ケイ 被災地産品の輸出回復プロモーション 2 株式会社電通 イタリア(ミラノ)における情報発信拠点の設置 3 博報堂 フランスにおける日本食文化週間開催 50 4 - 4 株式会社ADK シンガポールにおける日本食文化週間開催 50 3 - 5 博報堂 ドイツにおける日本食文化週間開催 50 2 - 6 株式会社ぐるなび タイ(バンコク)における情報発信拠点の設置 44.5 2 - 7 株式会社電通 日本酒伝道師育成(マスターオブワインをロンドン・日本へ招聘) 30 1 - 8 株式会社電通 日本料理のコンペティションを通じてシェフを教育 30 2 - 9 株式会社電通 ベルリンにおける日本食レセプションの事業実施 28 3 - 海外における日本食・食文化フェスティバルを通じた日本食・食文化の理 解促進 Winter Fancy Food Showへの出展 25 1 - 入札者数 落札率 10 共同PR(株) L 民間企業等(52社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 HAKUHODO Deutschland Gmbh 現地での準備作業及び実施の実務統括 44 随意契約 - 2 HAKUHODO France S.A.S 会場交渉、イベント運営、レストランウイークコーディネート等 38 随意契約 - 3 株式会社おいしいJAPAN 会場交渉、イベント運営、レストランウイークコーディネート等 26.5 随意契約 - 4 (株)ワイワイルア 現地運営 イベント会場費 企画デザイン 食材費等 19.4 随意契約 - 5 (株)玄 プログラム登録料、食材費等イベント運営費 17 随意契約 - 6 辻調理師専門学校 施設利用料、テキスト作成費、食材費等イベント運営費 16 随意契約 - 7 株式会社電通テック 現地運営 イベント会場費 企画デザイン 食材費等 15.3 随意契約 - 8 株式会社日経BP 料理コンペティション開催費 13 随意契約 - 9 グループアランドュカス 現地イベント開催費:シンポジウム開催費・連携催事費・広告宣伝費等 13 随意契約 - メディア掲載協力費、食材費等イベント運営費 12 随意契約 - 10 HAKUHODO France S.A.S 事業番号0018 M. 民間企業等(5社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 株式会社 電通 CM/WEB等を活用して日本食の魅力を発信 47 2 80 2 共同PR(株) 米国で強い影響力のあるPBS社(米国の国営放送)を通じて、日本食や日 本の食材等の魅力を世界の流行発信基地である米国東海外から全米に 広めるためのメディアを活用したPR事業。 27 7 90 3 株式会社 電通 編集委員会を設置し、外国人視点で外国人が知りたいこと、見たいことに 重点を置き、体系的・網羅的に日本食・食文化を海外に紹介する書籍の編 集・制作・出版を実施する。 22 3 90 4 (株)日経BP インドネシアで強い影響力をもつコンパスグラメディア社(インドネシアのメ ディア会社)を招聘し、情報ネットワーク活用した情報発信と理解促進事業 (現地で日本食・食文化の情報発信・理解促進としてイベント・メディア活 動)を実施。 19 7 84 5 TSP太陽(株) シンポジウム(AESAN諸国の政府・大学関係者等を招聘し、ASEAN諸国の 大学と連携した食分野の人材育成について議論)等の全体の企画・運営・ 調整等。 19 2 95 入札者数 落札率 6 7 8 9 10 N 民間企業等(8社) 支 出 先 業 務 概 要 1 P.T. JTB INDONESIA 会場手配、航空券・宿泊手配等 2 トップツアー株式会社 米国メディア招聘に係る旅行手配業務 3 (株)世界文化社 翻訳・エディット・校正料・印刷・製本・HP変換等 4 コンパス 印刷・製本費用、ブース出店費用・会場費他 5 (株)ターナージャパン 支 出 額 (百万円) 9 随意契約 - 8.2 随意契約 - 8 随意契約 - 6.8 随意契約 - TV/CM制作事業等 6 随意契約 - 6 (株)オールアバウト Facebook運営事業等 2 随意契約 - 7 (株)ビデオリサーチ 効果測定調査等 1.2 随意契約 - 0.7 随意契約 - 8 (株)電通パブリックリレーションズ PR実施ワイヤー実施事業等 9 10 O. 民間企業等(1社) 支 出 先 1 株式会社電通 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 国内外における国産農林水産物の消費拡大を図るため、情報発信アプリ ケーションを企画、開発 支 出 額 (百万円) 25 入札者数 落札率 2 - 事業番号0018 P 民間企業等(2社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 (株)Syn Design corp. 国産農林水産物の消費拡大を図るため、アプリケーションを制作 9.8 随意契約 - 2 (株)電通イベントオペレーションズ 国産農林水産物の消費拡大を図るため、情報発信する内容の調査、情報 収集、整理を実施 2.1 随意契約 - 3 4 5 6 7 8 9 10 Q 民間企業等(12社) 支 出 先 業 務 概 要 1 株式会社電通 国内外における国産農林水産物の消費拡大を図るため、ジャパンフード フェスタ、リアル美味しんぼを実施 2 (株)ジェイアール東日本企画 国内外における国産農林水産物の消費拡大を図るため、食の絆サミットを 実施 3 (株)読売エージェンシー 和食シンポジウム(地方、東京)及びこども郷土料理サミット開催事業 企 画・運営 4 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 122.3 2 98 45.4 3 91 42 2 84 42 3 84 25 7 88 23.9 2 96 地域の食を活用したグリーン・ツーリズム実施地域の現状・ニーズ把握、イ .三菱UFJリサーチ&コンサル ベント出展等による実施地域の創出、情報発信に関する調査・検討、受入 ティング(株) 体制等普及促進のためのセミナー開催。 5 (株) ぐるなび 伝統野菜に関する商談会等の全体の企画・運営・調整等 6 株式会社電通 国内外における国産農林水産物の消費拡大を図るため、イベント間の連 携企画、「和食を極める」セミナーを実施 7 (株)NHKプロモーション 高品質の農産物を生む技術や創意工夫や、生産者のこだわり、ものづくり の精神といった、生産現場の情報を発信・活用する「生産現場の情報活用 促進事業」全体の運営、管理。及び事業における各プロジェクトの取組み を企画、運営 23 1 92 8 (株)JTBコーポレートセールス 日本食文化の理解促進ツール普及事業 制作物の種類、デザイン等に関 する企画・運営 21 4 42 9 株式会社電通 和食文化普及啓発事業における出前授業等の企画・運営等 14 4 76 ごはん食普及推進事業の企画、運営等 12 3 85 入札者数 落札率 10 株式会社電通 R 民間企業等(21社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 (一社)全国食の甲子園協会 食と農林漁業の祭典「うまいもん甲子園」イベント実施 18.2 随意契約 - 2 (株)テー・オー・ダブリュー 和食シンポジウム(地方、東京)及びこども郷土料理サミット 開催業務(企 画・運営全般) 15.8 随意契約 - 3 (株)マガジンハウス 日本食文化の理解促進ツール制作 10.4 随意契約 - 4 (株) エヌケービー 商談会実施に係る業務やデータ整備等 10 随意契約 - 5 (株)コムブリッジ 「食の絆イベント」イベント運営、進行 9.4 随意契約 - 6 (株)玄 国内における国産農林水産物の消費拡大を図るため、出汁の引き方やマ ナー等、和食に関するセミナーを実施 8.0 随意契約 - 7 (株)NHKエデュケーショナル 「食の絆サミット」NHK番組連動イベントの企画・運営 7.3 随意契約 - 8 (株)読売新聞 食と農林漁業の祭典「リアル美味しんぼ対決」イベント実施 7.0 随意契約 - 9 ロケーションリサーチ(株) 和食シンポジウム(東京)及びこども郷土料理サミット 開催業務(郷土料 理提供等) 4.7 随意契約 - 和食文化に係るコンテスト及び表彰式の開催 4.6 随意契約 - 10 全国地方新聞社連合会 事業番号0018 S. 民間企業等(2社) 支 出 先 業 務 概 要 1 株式会社電通 フード・アクション・ニッポン推進本部事務局運営 2 株式会社電通 日本の食事情に関する普及・啓発 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 201 2 - 41 2 - 入札者数 落札率 3 4 5 6 7 8 9 10 T 民間企業等(12社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 株式会社 JTBコーポレートセールス フード・アクション・ニッポン推進本部事務局運営、企業連携活動 34.3 随意契約 - 2 株式会社 マックスマウス フード・アクション・ニッポンホームページWEBコンテンツ制作 29.6 随意契約 - 3 フード・アクション・ニッポン推進本部事務局運営、ホームページWEBコン テンツ制作、日本の食事情に関する普及・啓発事業のイベントの実施、消 費者調査実施、原稿制作 20.4 随意契約 - 4 株式会社 アルバイオ フード・アクション・ニッポン推進本部事務局関連企業連携活動 14.9 随意契約 - 5 株式会社 電通テック フード・アクション・ニッポン推進本部事務局運営及び企業連携活動 14.3 随意契約 - 6 ドリームエッジ株式会社 フード・アクション・ニッポン推進本部事務局運営及び企業連携活動 13.0 随意契約 - 7 株式会社 シムコーポレーション フード・アクション・ニッポン推進本部事務局運営及び企業連携活動 8.0 随意契約 - 8 株式会社 凸版印刷 フード・アクション・ニッポンホームページWEBコンテンツ制作 7.8 随意契約 - 9 株式会社 日庄 フード・アクション・ニッポン推進本部事務局関連企業連携活動 3.1 随意契約 - フード・アクション・ニッポン推進本部事務局運営 1.6 随意契約 - 10 株式会社 電通パブリック・リレーションズ キャノンマーケティングジャパン株式会社 U. 民間企業等(4社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 株式会社電通 消費者の国産食料品等の購買促進 189 1 95 2 株式会社電通 フード・アクション・ニッポン アワード受賞取組の広報 120 3 60 3 株式会社電通 医療・福祉・健康分野における国産食材の利用促進 116 1 93 4 JTBコーポレートセールス 食と観光との連携による地元食材魅力発信 87 2 70 5 6 7 8 9 10 事業番号0018 V 民間企業等(29社) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 株式会社 電通テック 消費者の国産食料品等の購買促進事業の事務局運営、企業連携活動、 原稿制作 44.8 随意契約 - 2 株式会社 電通 食と観光との連携による地元食材魅力発信事業の原稿制作、イベント実 施、調査実施 40.9 随意契約 - 株式会社 電通パブリック・リ フード・アクション・ニッポン アワードの企業連携活動、原稿制作、消費者 レーションズ の国産食料品等の購買促進事業の企業連携活動 40.0 随意契約 - 3 4 株式会社 マインドシェア 医療・福祉・健康分野における国産食材の利用促進事業のデザイン、ツー ル制作、事業者調査実施 14.2 随意契約 - 5 ドリームエッジ株式会社 食と観光との連携による地元食材魅力発信事業の原稿制作 13.2 随意契約 - 12.5 随意契約 - 4.5 随意契約 - 医療・福祉・健康分野における国産食材の利用促進事業のシンポジウム 6 株式会社 日本能率協会総合研究所 実施、消費者・事業者調査実施 食と農の結び付きの強化事業の原稿制作、消費者の国産食料品等の購 7 株式会社 ビルド・クリエイティブハウス 買促進事業の原稿制作 8 オアシス株式会社 医療・福祉・健康分野における国産食材の利用促進事業の企業連携活動 4.2 随意契約 - 9 株式会社 日本食糧新聞社 食と農の結び付きの強化事業の印刷費 3.2 随意契約 - 医療・福祉・健康分野における国産食材の利用促進事業の企業連携活動 3.2 随意契約 - 10 株式会社 キースタッフ 平成26年行政事業レビューシート 事業名 農林水産物の生産・流通の場における食育の推進 事業開始・ 終了(予定)年度 平成25年度~平成27年度 会計区分 一般会計 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業の目的 (目指す姿を簡 潔に。3行程度以 内) 食料・農業・農村基本法(第16条第2項) 食育基本法(第9条、第14条) 担当部局庁 事業番号 0019 (農林水産省) 消費・安全局 作成責任者 消費者情報官 道野英司 食料の安定供給の確保 政策・施策名 ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 食料・農業・農村基本計画(平成22年3月30日閣議決定) 第2次食育推進基本計画(平成23年3月31日食育推進会議決 関係する計画、 定)日本再興戦略(平成25年6月14日閣議決定) 通知等 農林水産業・地域の活力創造プラン(平成25年5月21日閣議 決定) 担当課室 消費者情報官 食育基本法及び第2次食育推進基本計画に基づき、農林水産省として、食料の安定供給、農林水産業の発展、農山漁村の振興を担う 立場から、食料の生産から消費にわたる各段階を通じて、消費者に健全な食生活の実践を促す取組や、食や農林水産業への理解を深 める活動を支援し、食育を国民運動として展開することで、バランスの良い日本型食生活の実践に取り組む人の割合の向上を図ることを 目的とする。 1 補助事業 平成25年度は食材提供の場を活用した消費者に健全な食生活の実践を促す取組のモデル事業、平成26年度は食品の生産から食卓に 事業概要 至るまでのフードチェーンを通じて消費者に健全な食生活の実践を促す取組に加え、食や農林水産業への理解を深めるための体験活動 (5行程度以内。 などの食育活動を一体的に行うモデル事業として、民間団体等の取組に対して補助。(補助率:定額) 別添可) 2 食育活動の全国展開事業委託費 平成25年度は有識者ワークショップ、教育ファーム教材作成、優良活動表彰等を、平成26年度は有識者検討会、優良活動の表彰、教 育ファームのプログラム開発や企業における活用方法の検討等を委託。 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 ■委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - - 449 398 398 補正予算 - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 - - - - 予備費等 - - - - 計 398 - - 449 執行額 - - 369 執行率(%) - - 82% 日本型食生活の実践に取り組む人の割合の向上 (27年度までに27%) 農林漁業体験を経験した国民の割合(30年度までに 35%) 398 目標値 (27年度) 単位 23年度 24年度 25年度 成果実績 % 18 18 15 目標値 % 19 21 23 達成度 % 67 67 56 成果実績 % - - - 目標値 % - - - 達成度 % - - - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 人 (件) - - ① 35,003 ②16,500 - 人 (件) - - ① 41,600 ②13,400 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 人 (件) - - - - 人 (件) - - - ① 21,460 ② 16,500 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) - 活動指標 活動実績 活動指標及び活 平成25年度 ①食材提供の場を活用した食育実践活動事業につい 動実績 (アウトプット) ては、モデル店舗利用者の食に係る調査・分析等対象 者数 ②食育活動の全国展開事業委託費については、食育 当初見込み 関係教材等作成・配布件数 活動指標 活動実績 活動指標及び活 平成26年度 ①フードチェーン食育推進事業については、体験等参 動実績 (アウトプット) 加者数及びモデル地域の食に関する調査・分析等対象 者数、研修参加者数 ②食育活動の全国展開事業委託費については、食育 当初見込み 関係教材等作成・配布件数 27 34 事業番号0019 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 円 - - 8,696 15,517 計算式 千円/人 - - 単位当たり コスト - - - - 算出根拠 単位当たり コスト 執行額/活動実績 ①=「補助金予算額」/「調査・分析等対象者数」 単位当たり コスト 執行額/活動実績 ②=「委託費予算額」/(食育関係教材等作成・配布件 数) 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 ( 訳 費 目 26年度当初予算 円 計算式 千円/人 27年度要求 304,394/35,00 333,003/21,46 3 0 3,915 3,947 64,598/16,500 65,124/16,500 主な増減理由 333 333 食育活動の全国展開事業委 託費 65 65 計 398 398 ) フードチェーン食育活動推進 事業 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 評 価 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 事 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 率 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 性 ○ ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 事 業 の 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 有 効 性 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 重 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 複 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 排 除 △ ○ - 評価に関する説明 ・食生活の改善は国民の喫緊の課題であり、関心も高 く、広く国民のニーズに応えるものである。 ・食育基本法における国の責務に沿って実施する施策 であり、地方公共団体、民間等に委ねることができない 事業である。 ・政策目標の達成手段として位置付けられ、国民の健 全な食生活を実現するために必要な優先度の高い事 業である。 ・補助事業については公募方式、また、委託事業につ いては一般競争入札により実施しており、競争性は確 保されている。 ・公益性、モデル性の高い事業であり、受益者との負担 関係は妥当である。 ・単位当たりコストの水準については、事業目的に即し た必要な支出のみとなっていることから、妥当であると 考えられる。 ・資金の流れについては、事業実施主体から一部委託 もあるが、合理的な理由によって適切に行われている。 ・費目、使途については、事業目的に即し必要なものに 限定されており、不必要な項目は認められない。 ・不用率が大きい理由は、補助事業については、一部 事業者の計画内容の見直し等による減額。また、委託 事業については、1事業者において、落札率が予定価 格を大きく下回ったこと等のためである。 ・補助事業については、公募審査委員会を設置し、実効 性、普及性及び経済性等の観点から審査を行なってい る。また、委託事業については、調査の精度の向上及 び実効性を確保するための仕様書を定め、一般競争入 札を行っている。 ・活動実績は、補助事業については、当初見込んだ活 動実績を下回ったものの、一事業当たりの活動実績は 当初見込んだ水準となっている。 ・事業で得られた成果については関係団体等に周知す るとともに、HPを通じて公表することとしており、事業成 果は広い範囲での波及が見込まれる。 事業番号0019 点 検 ・ 改 善 結 果 ・事業の成果目標の達成に向け、単なる普及・啓発のための事業ではなく、食をめぐる実態とその原因を調査・分析した上で、健全な食生 活の実践に効果の上がる取組を行い、国民運動として食育を展開することとしている。平成25年度においては、①食をめぐる意識・実態を 調査・分析し、有識者フォーラムを開催することで、食への関心の低い層に対するより強い意識付けを議論して情報発信すること、②食材 を入手するスーパーマーケット等の場を活用して、食事実態と食への意識を調査・分析し、改善策を提示するとともに、健全な食生活の実 践を促す取組を店舗等で実証し、他店舗への波及効果を図ること等、より実践的な効果が得られる取組を実施したところ。 ・また、本事業は、食育基本法における国の責務に沿って実施する施策であり、農林水産省として、食料の安定供給、農林水産業の発 点検結果 展、農山漁村の振興を担う立場から、食料の生産から消費にわたる各段階で、農林漁業者・食品関連事業者等と連携して、現在の食育 の課題に対応した取組を、国民運動として展開することとしており、その事業成果は広い範囲での波及が見込まれる。 ・不用率が大きい理由は、補助事業については、一部事業者の計画内容の見直し等による減額。また、委託事業については、1事業者に おいて、落札率が予定価格を大きく下回ったこと等のためである。 ・活動実績は、補助事業については、当初見込んだ活動実績を下回ったものの、一事業当たりの活動実績は当初見込んだ水準となって いる。 改善の 方向性 平成26年度からは、「日本再興戦略」や「農林水産業・地域の活力創造プラン」の方向性を踏まえ、今後の食育施策を検討する有識者検 討会、優良活動の表彰、教育ファームのプログラム開発や企業における活用方法の検討を行う。また、食育を通じ、より効率的、効果的 に消費者に対して日本型食生活の実践や食や農林水産業の理解増進を図るため、農林水産業や製造・加工・調理などの体験をきっかけ に健全な食生活の実践を促す取組や、「食」を入口に、食と生産を繋ぐ加工や流通の体験機会や生産現場を体験することで農林水産業 への理解を醸成する取組、さらに、我が国の農林水産業やその歴史に根付いた和食の保全のために生産から消費までの特性を一連で 理解する取組など、フードチェーンを通じた食育活動を推進するモデル事業を実施することにより、生産から消費までを総合的に推進する 食育活動の取組の全国的な促進を図ることとした。 ・平成26年度においては、5月末時点で補助金については執行率は95%となっている。委託費については、政策課題の優先順位を考慮し た上で、早期に適正な執行を図ることとしている。 外部有識者の所見 ○本事業の目標が抽象的であり、本事業の成果がわかるような成果目標を設定できないか。 ○本事業の成果は広く開示・周知すべきではないか。成果を浸透させる工夫を行う必要があるのではないか。 ○執行額と予算額の乖離の改善に努めること。 ○調査事項が多すぎると思うが、調査結果を有効に活用できているのか。 行政事業レビュー推進チームの所見 事 業 部 内 改 容 善 の 一 本事業における25年度の執行率は、82%と低くなっている。これは補助事業の一部事業者の計画内容の見直し等によるものである。また、 活動実績において、「モデル店舗利用者の食に係る調査・分析等対象者数」が当初の見込みを下回っている。更に、事業の成果が具体的に わかる成果目標が設定されていない。以上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、中 間成果指標も含め、「事業内容を踏まえた成果目標の検討」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。事業の成果は、可 能な限り開示・周知し、十分な活用を図ること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 ・「日本型食生活の実践に取り組む人の割合の向上」を測るための成果目標に関する調査については、現行の「日本型食生活の実践に取り 組む人の割合」の測定に加え、より評価しやすい調査項目を補完的に設定することとしている。 ・平成25年度事業の成果は、ホームページにて開示し、周知しており、平成26年度補助事業の実施計画についても、プレスリリースを行い、 ホームページの随時更新を行うとともに、メールマガジン等で周知しているところ。また、調査結果については、ホームページにて開示すると ともに、流通等関係者へ情報提供により、今後の食育の効果的な取組への活用を推進する。 ・執行額と予算額の乖離については、早期執行等により執行額の改善に努めており、執行に当たっては、「日本型食生活」の定義を明確に し、消費者がよりわかりやすく実行しやすい取組とする。 備考 食育事業を活用した取組 http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/torikumi.html 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 - 平成24年 新25-追加03 平成25年 新25-0004 事業番号0019 農林水産省 369百万円 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【公募・補助】 16団体/34団体 【総合評価入札/委託】 3団体/17団体 A.民間団体等 304百万円 C.民間団体等 65百万円 ・食生活調査と改善方策 の提示 ・流通事業者による食生 活改善方策の実施 ・事業効果を検証し、他店 舗への展開 ・食育における課題解決 に向けた課題解決 ・教育ファーム実践事例調 査を通じた教材作成等 ・食生活及び農林漁業体 験に関する調査 【委託・随意契約】 【委託・随意契約】 B.民間団体 18件 66百万円 D.民間団体 2件 19百万円 ・食事実態調査(BDHQ 調査) ・アンケート調査の設計・ 分析 ・イベント及び講習会に係 る資料作成 等 ・新聞掲載(募集・採択) ・食に関する実態調査 事業番号0019 A.一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会 使 途 費 目 印刷製本 イベント用啓発資料、店頭用啓発資料等 E. 金 額 (百万円) 費 目 10 人件費 庶務・管理部門 4 その他 会場借料、消耗品、通信運搬費 等 8 計 30 計 B.株式会社 博報堂九州支社 使 途 エリア調査、食実態調査、サイト制作、取 調査・分析費 材・撮影費 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 費 目 人件費 外部委託 その他 (株)博報堂メディアパートナーズ 新聞掲載(募集・採択) (株)インテージ 食に関する実態調査 フォーラム開催経費(会場借料、謝金、旅 費)、表彰・ワークショップ事務局経費 計 計 費 目 使 途 金 額 (百万円) 10 9 26 計 D.(株)博報堂メディアパートナーズ 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 新聞掲載 読売新聞(募集・採択) 7 新聞掲載 日本農業新聞(募集・採択) 1 新聞掲載 リビング新聞(募集・採択) 1 新聞掲載 日経MJ(募集・採択) 1 計 0 G. 金 額 (百万円) 55 費 目 金 額 (百万円) 10 庶務・管理部門 外部委託 使 途 9 C.株式会社博報堂 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 9 費 目 金 額 (百万円) 8 調査分析費 調査員経費 費 目 使 途 10 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0019 支出先上位10者リスト A. 支 出 額 (百万円) 応募者数 落札率 店舗利用者の食事実態調査と改善策を提案。食事実態調査の分析と改善 方策を提示。食調査の結果に基づく効果的な情報提供手段の開発と実践 一般社団法人ファイブ・ア・デ を促すための情報と連動した売り場開発として①店舗内での啓発情報を 1 イ協会 掲示、②店舗内での食材を活用した実践提案、③店舗内での講習会を実 施するとともに、効果検証調査を実施した。 30 34 - 3 NPO海のくに・日本 生産・流通現場調査、食事実態調査を行うとともに、店舗における食生活 改善方策として、①工夫ある売り場づくり、②食育講習会の開催、③生産 者との交流の場づくりを実施した。食育活動前後における消費者の食品摂 取量と栄養摂取量の変化、関連する食知識の向上や食行動、食環境の認 識を分析し、効果を検証した。 27 34 - 北日本港湾コンサルタント 2 (株) 来店者に対し食生活の実態や食に関する意識調査を事前調査として行 い、課題を明らかにし、店舗において、食の健全化に向けた行動を促す取 組として①栄養バランスに配慮した惣菜メニューの開発・提供、②講習会・ 交流会の開催、③売り場の工夫を行った。事前調査と同様のアンケート調 査を行うことで、活動の効果を検証した。 27 34 - 4 (株)ルネサンス 流通現場、生産者等からのヒアリングを行い、結果を消費者を対象とした 食生活・食行動に関する意識調査に活用。望ましい食行動の実践に向け たアンケート調査を実施。食生活等の課題をふまえ、食の健全化に向けた 行動変容につながる実践的取組方法の提案・啓発を消費者参加型の形式 で実施した。 27 34 - 5 (株)シジシージャパン ①「弁当の日」セミナーの実施、②親子料理教室・料理実演の開催、③バ ランスのよい一汁三菜メニューの提案と売り場作り、④料理募集・栄養バラ ンス診断を行う食育サイトの構築・運用を行い、これらの取組の効果を測 定するために、取組前と後でアンケート調査・POS分析を実施し、その効果 を定量的に測定した。 26 34 - 事前事後の食生活実態調査及び食意識調査を実施するほか、店舗による 食生活改善方策として、①地場野菜売り場の拡充と野菜を中心とした副菜 生活協同組合連合会コープ九 のレシピを提供、②栄養バランスに配慮した惣菜弁当の開発と販売、③売 6 州事業連合 り場でのミニ講座を開催、④生産者と消費者の交流会を実施。生産現場の 取組紹介として①WEBサイトを開設、②デジタルサイネージを利用した情 報提供を行った。 23 34 - 7 一般社団法人JC総研 地域の直売所の利用者を対象とした食習慣調査(BDHQ調査)及び食に関 する意識調査を行い、食生活の改善方策を検討するとともに、店舗でのセ ミナー開催、情報発信、料理教室などを行うことで、地域に還元した。 22 34 - 8 (株)紀ノ國屋 食育に関する基本的な認識、買い物の際の商品選択の基準などについ て、店頭において、グループインタビューを行った。店舗での「旬食材」コー ナー、「こだわりの生産者フェア」などを通じ、行動変容につながるための 効果的な訴求方法を検証。メンバーズカード会員の中からモニターを募集 し、店舗での取組の事前事後アンケート調査を行うことで効果を検証した。 21 34 - 生活協同組合連合会コープ 9 ネット事業連合 店舗における食生活改善方策として①「献立実演コーナー」を設置、②献 立レシピの配布、③簡便に野菜が摂取できるカット野菜の使用を促した。 店舗外では親子で作る野菜料理教室を開催、生産者を店舗に招き、食に 関する体験イベントを実施。取組前後の食事実態調査により、事業の達成 状況を検証した。 21 34 - ランドブレイン(株)沖縄事務 10 所 来店頻度の高い消費者への食に関する意識調査の実施。改善方法の提 示として①健康長寿料理講習会、②店頭における沖縄伝統野菜などレシ ピを提供。食生活改善方策として①健康食材による惣菜講習会、②食品 表示に関する講習会を実施。食生活改善効果を検証するとともに、ウェブ 上でのデジタルレシピを配信した。 20 34 - 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 支 出 先 業 務 概 要 B.民間団体 支 出 先 業 務 概 要 1 (株)博報堂九州支社 食生活実態調査・意識調査及び食生活改善方策に関する経費 9 随意契約 - 2 NPO法人食の風 イベント及び講習会に係る調査及び資料作成等 9 随意契約 - 3 (株)日本総合研究所 アンケート調査の企画・分析、テキスト等作成 8 随意契約 - 4 (株)インテージリサーチ 食に関する意識調査の入力・集計作業等 6 随意契約 - 6 随意契約 - 5 随意契約 - ケースワイズコンサルティング 事業運営に係る実務作業 5 (株) (株)ジェンダーメディカルリサー 専門的知識を有する栄養価計算等を含む食事実態調査(BDHQ調査) 6チ 7 相模女子大 食事調査の設計・分析・監修、食生活改善指導会の開催 3 随意契約 - 8 (株)リスペクトシステムズ 食育サイトの開発構築 3 随意契約 - 3 随意契約 - 2 随意契約 - (株)ジェンダーメディカルリサー 9チ 専門的知識を有する栄養価計算等を含む食事実態調査(BDHQ調査) (株)ジェンダーメディカルリサー 10 チ 専門的知識を有する栄養価計算等を含む食事実態調査(BDHQ調査) 事業番号0019 C.民間団体3団体 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 55 7 94 1 (株)博報堂 食生活の課題解決に向けた有識者フォーラムの開催。優良事例表彰の開 催 2 (株)農文協プロダクション 食育の優良事例等を踏まえた指導者向けの食育教材の作成 7 2 94 食生活及び農林漁業体験に関する調査(「食事バランスガイド」の認知度 や参考度、「食生活指針」の実践度、農林漁業体験の参加割合等) 3 8 41 入札者数 落札率 3 (株)綜合マーケティング・ ビューロー 4 5 6 7 8 9 10 D.民間団体 支 出 先 業 務 概 要 (株)博報堂メディアパート 1 ナーズ 新聞掲載 2 (株)インテージ 食に関する実態調査 3 4 5 6 7 8 9 10 支 出 額 (百万円) 10 随意契約 - 9 随意契約 - 平成26年行政事業レビューシート 事業名 学校給食用牛乳等供給推進事業交付金 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 昭和37年度~終了(予定)なし 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律第3章の2 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0020 (農林水産省) 生産局 作成責任者 牛乳乳製品課長 森 重樹 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 畜産部牛乳乳製品課 学校給食供給目標(酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律第24条の3の2) 学校給食供給計画数量(酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律第24条の3の3) 食料・農業・農村基本計画 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針 事業の目的 (目指す姿を簡 安全で品質の高い国産牛乳を年間を通じて学校給食用に安定的かつ効率的に供給することにより、牛乳飲用習慣の定着を図り、我が国酪農の健全 潔に。3行程度以 な発展を図るとともに、児童・生徒の体位、体力の向上に資する。 内) 生産者、乳業者等で構成する組織を対象に以下の取組を実施。 事業概要 ○ 遠隔地、離島など不利な供給条件を勘案した輸送費の補助(定額) (5行程度以内。 ○ 学校給食における飲用牛乳に加えてのヨーグルト等の提供、保育所等での新規飲用実施を支援(定額) ○ 自県産生乳を用いた低温殺菌牛乳の学校給食での供給を支援(定額) 別添可) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 960 864 864 913 956 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - 913 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 960 864 864 執行額 計 960 864 864 執行率(%) 100% 100% 100% 成果指標 24年度 25年度 (kl) 383,525 380,897 375,548 (kl) 383,000 377,000 371,000 % 100 101 101 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 % 91.3 91.2 91.0 ― 当初見込み % 92.0 91.3 91.2 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト 千円/区 域 463 516 570 ― 計算式 千円/区 549,418千円 域 /1,186区域 587,168千円 /1,137区域 639,782千円 /1,123区域 ― 活動指標 算出根拠 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 条件不利地域に対する輸送費補助金額÷供給区域数 639,782千円÷1,123区域数 (区域=市町村を基本とした範囲) 費 目 ) 学校給食用牛乳等供給推進 事業 学校給食用牛乳安定需要確 保対策事業 高付加価値牛乳地域利用推 進事業 牛乳・乳製品利用拡大推進 事業 計 26年度当初予算 27年度要求 43 39 700 731 77 139 93 46 913 956 目標値 ( 年度) 23年度 達成度 単位当たり コスト 956 単位 成果目標及び成 成果実績 果実績 酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律に基づき、年 目標値 (アウトカム) 度ごとに定められる学校給食牛乳供給計画数量 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 普及率(実施率) ・全国総児童・生徒数に占める供給児童・生徒比 - 年度毎に計画数 量を設定 主な増減理由 平成27年度予算については、燃油価格の高騰により学乳供給価格が上昇している ことを踏まえて学校給食用牛乳安定需要確保対策事業等を増額するなど、執行見 込み等を勘案した上で事業実施に必要な額を要求。 事業番号0020 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ ○ ○ ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 事 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 率 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ - ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 本事業は、酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律に 基づき実施しているところであり、各地域における飲用牛乳 需要の確保を通じた生乳需給の安定に寄与するとともに、 栄養価に優れた牛乳を学校給食において供給することは広 く国民のニーズがあり、基本計画・酪農及び肉用牛生産の 近代化を図るための基本方針にも位置付けられている優先 度が高い事業である。 事業実施主体を公募で、牛乳の供給事業者を入札で 決定しており、いずれも競争性が確保されていることか ら支出先の選定は妥当である。 単位当たりコストとして掲げている補助金額は、各県 の条件不利地域における輸送費等を反映した供給価 格と平均的な供給価格との差を基礎としており、効率的 に事業を遂行すれば下がるという性質のものではなく、 輸送費等の増減と行った他律的な要因に左右されるも のであるため、前年度との比較にはなじまない。 本事業における費目、使途は事業実施に際して必要 最低限のものとなっており、事業実施主体において適 正に利用されたものである。 事業内容の見直しについては適宜行ってきたところで あり、平成21年度及び22年度の事業仕分けにおける指 摘等を踏まえ、条件不利地域への輸送費補助の見直し を行うとともに、国内産の牛乳及び乳製品の消費の拡 大に直接的効果が期待できる対策に重点化したところ である。 - 点検結果 ・学校給食は一定のまとまった数量を計画的に消費する確実な需要先であり、学校給食用牛乳等供給推進事業の実施により学校給食へ の牛乳の供給を支援することは、飲用消費の約1割の安定的な需要を確保する上で効率的な手法であること、また、学校給食における牛 乳供給について広く国民のニーズがあることから、優先度が高い事業といえる。 ・事業内容については、児童・生徒数の減少や事業仕分けの指摘等を踏まえ、効率的な予算執行の観点から、随時見直しを行っている。 改善の 方向性 事業の執行状況や学校給食における牛乳供給のあり方の議論等を踏まえつつ、引き続き事業内容をはじめとする見直しを随時検討する こととする。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 本事業の目的を達成するため、引き続き、効率的かつ適正な事業執行を図ることとする。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0089 平成24年 0074 平成25年 0023 事業番号0020 (平成25年度) 農林水産省 864百万円 【特定・交付金】 A 独立行政法人農畜産業振興機構 864百万円 学乳事業に関する進行管理を行う 【公募・補助】(47団体/47団体) B 都道府県事業実施主体 (47都道府県) 720百万円 ①学乳の効率的・安定的需要の確保(供給不利条件に 基づく掛増し経費補助等) ②学乳の消費量の拡大等(新規飲用奨励金の交付等) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【補助】 【随契・委託】 C 供給事業者等 (132社) 686百万円 D 学校給食会等 (12箇所) 10百万円 供給不利条件下の補 正額、新規飲用等の奨 励金等により、保護者 負担額の一部の軽減を 行う 供給本数とり まとめを行う 事業番号0020 A.独立行政法人農畜産業振興機構 費 目 使 途 47都道府県事業実施主体(学校給食用牛 補助金の類 乳供給事業事業費) 計 E. 金 額 (百万円) 費 目 計 B.社団法人北海道乳業協会 使 途 供給不利条件下の掛増し経費補正額の交 補助金の類 付等 費 目 1.74 借上費 パソコンリース費(供給本数とりまとめ用) 0.16 0.07 0.05 0.02 0.01 0.00 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 計 D.高知県学校給食会 使 途 アルバイト@≒6,500円×20日×10カ月 1.30 借上料 コピー機、パソコン(供給本数取りまとめ 用)等のリース料 0.40 消耗品費 トナーカートリッジ、コピー用紙等購入費 印刷製本費 印刷費 0.02 計 費 目 使 途 金 額 (百万円) 0.04 0.04 打合せ旅費 0 0.10 振込手数料 振込に係る手数料 旅費 金 額 (百万円) H. 金 額 (百万円) 人件費 通信運搬費 電話代、切手代等 使 途 55.6 56 費 目 0 計 C.雪印メグミルク 供給不利条件下の掛増し経費補正額の交 補助金の類 付等 金 額 (百万円) 0.06 88.2 費 目 使 途 86.1 委託費 計 0 F. 金 額 (百万円) 供給本数とりまとめ作業、システム改修作 業 費目・使途 各種会議参加者旅費、市町村等調整旅費 旅費 (「資金の流れ」に 消耗品費 消耗品の購入 おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 通信運搬費 郵送等発送費、振り込み手数料 者について記載 振込に係る手数料 する。費目と使途 振込手数料 の双方で実情が 印刷製本費 印刷費 分かるように記 載) 推進会議の開催費用 会議費 金 額 (百万円) 864 864 費 目 使 途 0.00 1.90 計 0 事業番号0020 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (独)農畜産業振興機構 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 農畜産物の価格安定業務や農畜産業振興のための補助事業等 864 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 社団法人北海道乳業協会 牛乳・乳製品の衛生と品質の改善に関する事業、消費普及促進に関する 事業等 88.2 2 鹿児島県酪農業協同組合 円滑な生乳の需給調整と牛乳等の流通合理化を推進 42.7 3 愛知県学校給食牛乳協会 学乳事業実施主体 39.9 円滑な生乳の需給調整と牛乳等の流通合理化を推進 39.2 円滑な生乳の需給調整と牛乳等の流通合理化を推進 29.7 円滑な生乳の需給調整と牛乳等の流通合理化を推進 28.8 学校給食の円滑な実施及びその充実発展 26.3 円滑な生乳の需給調整と牛乳等の流通合理化を推進 26.2 学乳事業実施主体 24.6 学乳事業実施主体 22.2 公益社団法人群馬県学校牛 4 乳協会 一般社団法人福岡県牛乳協 5 会 6 兵庫県牛乳協会 公益財団法人岡山県学校給 食会 一般社団法人大阪府牛乳協 8 会 大分県学校給食用牛乳供給 9 事業推進協議会 新潟県学校給食用牛乳供給 10 事業推進協議会 7 47/47 C. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 雪印メグミルク(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 55.6 - - 2 南日本酪農協同(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 42.5 - - 3 よつ葉乳業(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 41.6 - - 4 日本酪農協同(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 35.8 - - 5 協同乳業(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 34.0 - - 6 北陸酪農業協同組合連合会 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 22.2 - - 7 明治乳業(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 20.5 - - 8 名古屋牛乳(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 20.3 - - 9 九州乳業(株) 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 19.4 - - 牛乳・乳製品等の製造販売及び販売 13.7 - - 入札者数 落札率 10 森永乳業(株) D. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 高知県学校給食会 県内の学校給食に供する物資を適正円滑に供給し、普及事業や衛生管理等を推進 1.9 - - 2 株式会社TOUA(北海道) パッケージソフト販売、導入支援、ソフトウェア開発等 1.7 - - 3 秋田県学校給食会 県内の学校給食に供する物資を適正円滑に供給し、普及事業や衛生管理等を推進 1.4 - - 4 島根県学校給食会 県内の学校給食に供する物資を適正円滑に供給し、普及事業や衛生管理等を推進 1.0 - - 5 宮崎県学校給食会 県内の学校給食に供する物資を適正円滑に供給し、普及事業や衛生管理等を推進 0.9 - - 6 東京都学校給食会 県内の学校給食に供する物資を適正円滑に供給し、普及事業や衛生管理等を推進 0.9 - - 7 大分県学校給食会 県内の学校給食に供する物資を適正円滑に供給し、普及事業や衛生管理等を推進 0.8 - - 8 岐阜県学校給食会 県内の学校給食に供する物資を適正円滑に供給し、普及事業や衛生管理等を推進 0.3 - - 飲用牛乳、乳飲料、発酵乳の製造・販売 0.3 - - 組合員の取扱う牛乳・乳製品の原材料及び副資材の共同購買並びにこれらの斡旋及び、牛乳の販売促進に関する事業 0.3 - - 9 奥羽乳業協同組合 10 三重県牛乳協同組合 平成26年行政事業レビューシート 事業名 甘味資源作物生産者等支援安定化対策 昭和40年度~未定 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 根拠法令 生産局 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 作成責任者 地域作物課長 農産部 地域作物課 長井 俊彦 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律第19条、第21条、 関係する計画、 独立行政法人通則法第46条 通知等 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0021 (農林水産省) 食料・農業・農村基本計画 事業の目的 (目指す姿を簡 潔に。3行程度以 内) 甘味資源作物であるてん菜・さとうきびは、北海道、鹿児島県南西諸島及び沖縄県の農業における代替困難な基幹作物であり、これを原料として生産 されるてん菜糖・甘しゃ糖(国内産糖)製造事業者は、当該地域経済において極めて重要な位置付けを有している。また、国内産糖と輸入糖との間に は、2~5倍程度のコスト格差があることから、さとうきび生産者等に交付金を交付することにより、国内産糖に係る諸外国との生産条件格差を補正し、 地域農業・経済の振興及び食料自給率の維持・向上を図る。 併せて、さとうきび及びでん粉原料用かんしょに係る生産者交付金の代理申請等に対して助成を行うことにより、生産者交付金の交付等の円滑化・効 率化を図る。 事業概要 (5行程度以内。 別添可) (独)農畜産業振興機構が、国内産糖と輸入糖との内外コスト格差を是正するため、安価な輸入糖等から徴収する調整金と当該交付金を財源とし て、一定の要件を満たす国内のさとうきび生産者及び国内産のさとうきび・てん菜を原料とする国内産糖の製造事業者に対して、甘味資源作物交付金 (さとうきび)及び国内産糖交付金を交付する。(補助率 定額) また、代理申請者が行う交付対象者要件審査申請、交付金交付申請に係る代理申請・ 代理受領に要する経費の助成を行う。(補助率 定額) 「補助金等の交付により造成した基金等に関する基準」(H18.8.15閣議決定)の運用形態は「取り崩し型」であり、事業形態は「補助」である。 本事業は昭和40年度から実施しており、平成13年度から現行の基金による方式となっている。 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 9,169 10,039 7,231 8,130 8,146 補正予算 - - - - - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 - - - - 9,169 10,039 7,231 8,130 執行額 9,169 10,039 7,231 執行率(%) 100% 100% 100% 計 成果指標 ・てん菜の生産努力目標64万トン(平成32年度) 成果目標及び成 (てん菜糖換算値) 果実績 (アウトカム) ・さとうきびの生産努力目標20万トン(平成32年度) (甘しゃ糖換算値) (25度) 国内産糖交付金 ・交付決定事業者数18者 ・交付決定額5,816百万円 目標値 (32年度) 23年度 24年度 25年度 成果実績 万トン 57 56 55 目標値 万トン 64 64 64 達成度 % 89 88 86 成果実績 万トン 12 14 14 目標値 万トン 20 20 20 達成度 % 60 70 70 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 百万円 6,900 8,327 8,802 ― 当初見込み 百万円 9,555 10,026 10,023 10,611 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 算出根拠 砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律に基づき農林 水産大臣が決定(交付金単価) 8,146 単位 活動指標 活動指標及び活 (25度) 動実績 甘味資源作物交付金 (アウトプット) ・交付決定生産者数23,219 人 ・交付決定額2,986百万円 単位当たり コスト - 単位当たり コスト 円/トン ・てん菜糖 13,442 円/トン(23年産) ・甘しゃ糖 52,223 円/トン(23年産) ・さとうきび 16,000 円/トン(23年産) ・てん菜糖 17,523 円/トン(24年産) ・甘しゃ糖 57,602 円/トン(24年産) ・さとうきび 16,000 円/トン(24年産) ・てん菜糖 22,657 円/トン(25年産) ・甘しゃ糖 60,416 円/トン(25年産) ・さとうきび 16,320 円/トン(25年産) 64 20 ・てん菜糖 未定(26 年産) ・甘しゃ糖 未定(26 年産) ・さとうきび 16,420 円/トン(26年産) 計算式 / 26年度当初予算 8,092 ( 平 成 交付金 2 6 事務費 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 費 目 38 27年度要求 ) 計 8,130 主な増減理由 8,108 当該交付金の予算要求においては、交付金の交付に支障が生じないよう、各年の さとうきびの作柄等を見込んで所要額を算出する一方、予算要求額を抑えるため、所 38 要額から前年度の見込み残額を全額減じて行っている。27年度要求額は、26年度と 比べて増加しているが、これは、資金残額の見込みを勘案した結果である。 8,146 事業番号0021 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の ○ 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ ○ ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 - 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 ・本交付金は砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律 に基づき、ALICが交付する甘味資源作物交付金及び国 内産糖交付金の交付業務の財源の一部としてALICに交 付する交付金。 ・糖価調整制度は、輸入に係る砂糖の価格調整に関す る措置等により、国内産糖の安定供給を図り、もって国 民生活の安定に寄与することを目的として法律によりそ の実施が定められているところであるが、価格調整に関 する措置は全国的な措置であり、また、砂糖は国民への カロリー供給の約2%を担い、様々な食品の素材に使用 される基礎的な食料であることから、国及びALICが制度 を運用しているところ。 ・成果目標については、食料・農業・農村基本計画に定 めている生産数量を目標に、国内産糖の安定供給の取 組を進めているところ。 ・砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律に基づく措 置の財源となる交付金であり、同法に定められている執 行機関であるALICに交付されている。 ・国内産糖と輸入糖との内外コスト差を是正するため、 糖価調整制度に基づき、砂糖の販売価格(国際糖価に 基づき決定)と製造コストの差を補填するものであり、受 益者との負担関係は妥当である。 ・交付金単価については、砂糖及びでん粉の価格調整 に関する法律に基づき砂糖の販売価格と生産コストとの 差により適切に設定しているものである。 ・使途は砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律で限 定されている。 ・活動実績については、天候等の影響により豊凶変動が あるため、見込みと必ずしも一致するものではない。な お、さとうきびについては、23、24年産は度重なる大型台 風の襲来や干ばつ、病害虫の大発生により2年連続の 不作となり、25年産は回復傾向にあるものの、依然とし て活動実績が当初見込みを下回っている。 - てん菜・さとうきびは、北海道、鹿児島県南西諸島及び沖縄県の地域農業における代替困難な基幹作物であり、てん菜糖・甘しゃ糖製造 事業者は、当該地域経済において極めて重要な位置付けを有していることから、当該交付金により国産と外国産の生産条件格差を補正す ることは、地域農業・経済の振興を図るとともに、食料自給率の維持・向上に寄与するもの。また、砂糖の価格調整制度においては、輸入糖 点検結果 と国内産糖の内外コスト格差の是正を図るため、国内産糖について、その標準的なコストと国内市場価格の差に着目した支援を行っている ところであり、これに要する財源の一部については「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」第19条及び21条に基づき国費が措置されて いるところ。 改善の 方向性 23年度行政事業レビューにおいて、予算監視・効率化チームから「本事業は、甘味資源作物・国内産糖調整交付金については、事業規模 に比べて残高が過大であることから「基金への積増しの抑制」を行うべきである」との指摘を受けた。当該交付金の予算要求においては、所 要額から前年度の見込み残額を全額減じた額を予算要求額とすることで、当該交付金への積増しの抑制に努めているところ。また、当該交 付金の残高に上限(財政法第28条に基づき予算に添付する参考書類において設定)を設け、20年度において上限を超えた33億円を国庫に 納付しており、保有割合も1.0を下回っていることから、残高についても適正な水準となっていると考えられる。 外部有識者の所見 点検対象外 事業番号0021 行政事業レビュー推進チームの所見 事 業 内 容 の 一 部 改 善 本事業は、活動実績において、「甘味資源作物交付金」及び「国内産糖交付金の決定額」が当初見込みを下回っている。また、成果実績にお いて、「てん菜及びさとうきびの生産努力目標」が目標を下回っている。以上のことから、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、「成果 目標達成のための支援方策の見直し」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 現 状 通 り 本事業は、甘味資源作物生産者の農業所得の確保と国内産糖製造事業者の経営の安定を図るため、砂糖及びでん粉の価格調整に関する 法律に基づき、生産・製造コストと販売価格の差額を基準として、さとうきび生産者及び国内産糖製造事業者に対し交付金を交付するものであ る。 25年の予算額の消化(活動実績)が低かったのは、さとうきびについて天候不順や病害虫の発生等により、23年産及び24年産が未曾有の不 作であり、25年においても回復傾向にあるものの依然として生産量が低い水準にとどまったこと等により、交付金支出が想定より大幅に少な かったためであり、当該制度の支援方策に起因するものではない。 このため、本事業については、現状通りとする。(なお、本予算については、交付金の支払いが枯渇し、生産者等に不利益が及ばないよう各 年のさとうきびの作柄等を見込んで要求している一方で、所要額から前年度の見込み残額を全額減じた額を予算要求額とすることで、交付金 残高の抑制に努めているところ。) 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 備考 23年度行政事業レビューにおいて、予算監視・効率化チームから「本事業は、甘味資源作物・国内産糖調整交付金については、事業規模に比べて残高が過 大であることから「基金への積増しの抑制」を行うべきである」との指摘を受けた。当該交付金の予算要求においては、所要額から前年度の見込み残額を全額 減じた額を予算要求額とすることで、当該交付金への積増しの抑制に努めているところ。また、当該交付金の残高に上限(財政法第28条に基づき予算に添付 する参考書類において設定)を設け、20年度において上限を超えた33億円を国庫に納付しており、保有割合も1.0を下回っていることから、残高についても適正 な水準となっていると考えられる。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0072 平成24年 0075 平成25年 0024 事業番号0021 農林水産省 7,231百万円 さとうきび生産者等の経営の安定を図るため、(独) 農畜産業振興機構が、さとうきび生産者等に交付す る交付金の資金の一部を交付。 甘味資源作物・国内産糖調整交付金 【品目別経営安定対策における代理人・補助】 H25期首残高 5,348百万円 A (独)農畜産業振興機構 【収入】 繰越金 補助金 計 【支出】 5,348百万円 事業費 7,194百万円 12,542百万円 計 D 事業実施主体 さとうきび・かんしょ生産者団体 11団 体 かんしょでん粉製造事業者 13社 8,802百万円 8,802百万円 ①交付金対象者要件審査申請に要する経費の補助。 ②交付金の代理申請に要する経費の補助。 ③交付金の代理受領に要する経費の補助。 H25期末残高 3,740百万円 さとうきび生産者等の経営の安定を図るため、安価な輸入糖等から徴収 する調整金と当該交付金を主な財源として、交付金を交付。 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【申請・交付金】 【申請・交付金】 B 国内産糖製造事業者(18社) 5,816百万円 C さとうきび生産者(23,219人) 2,986百万円 燃料費、原料等輸送費、工場管理費等に使用 ハーベスタ賃借料、肥料費、農機具費等に使用 事業番号0021 A. (独)農畜産業振興機構 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 交付金 国内産糖製造事業者への交付金 5,816 交付金 さとうきび生産者への交付金 2,986 計 8,802 費 目 計 B. 日本甜菜製糖(株) 費 目 その他 使 途 燃料費、原料等輸送費、工場管理費等 使 途 金 額 (百万円) 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 1,632 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 1,632 計 C. さとうきび生産者 費 目 使 途 その他 ハーベスタ賃借料、肥料費、農機具費等 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 計 D. 沖縄県農業組合 使 途 賃金 交付対象者要件審査申請等に係る事務 計 使 途 金 額 (百万円) 5 5 費 目 0 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 16 16 計 0 事業番号0021 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (独)農畜産業振興機構 業 務 概 要 国内産糖製造事業者及びさとうきび生産者への交付金の交付 支 出 額 (百万円) 入札者数 8,802 落札率 - - 2 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - - 9 - - 10 - - 入札者数 落札率 B. 支 出 先 1 日本甜菜製糖(株) 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 国内産糖製造事業 1,632 - - 2 ホクレン農業協同組合連合会 〃 1,193 - - 3 北海道糖業(株) 〃 934 - - 4 宮古製糖(株) 〃 221 - - 5 大東糖業(株) 〃 206 - - 6 久米島製糖(株) 〃 191 - - 7 石垣島製糖(株) 〃 161 - - 8 新光糖業(株) 〃 157 - - 9 南西糖業(株) 〃 157 - - 10 翔南製糖(株) 〃 137 - - 入札者数 落札率 C. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 A(生産者) さとうきび生産 5 - - 2 B(生産者) 〃 5 - - 3 C(生産者) 〃 3 - - 4 D(生産者) 〃 3 - - 5 E(生産者) 〃 3 - - 6 F(生産者) 〃 3 - - 7 G(生産者) 〃 3 - - 8 H(生産者) 〃 3 - - 9 I(生産者) 〃 2 - - 10 J(生産者) 〃 2 - - 入札者数 落札率 D. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 沖縄県農業協同組合 交付対象者要件審査申請等に係る事務 16 - - 2 あまみ農業協同組合 〃 7 - - 3 種子屋久農業協同組合 〃 6 - - 4 鹿児島きもつき農業協同組合 〃 1 - - 5 福井澱粉 有限会社 〃 1 - - 6 南さつま農業協同組合 〃 1 - - 7 有限会社 廣瀬澱粉 〃 1 - - 8 三和物産 株式会社 〃 1 - - 9 鹿児島いずみ農業協同組合 〃 1 - - 〃 1 - - 10 そお鹿児島農業協同組合 平成26年行政事業レビューシート 事業名 指定生乳生産者団体補給交付金 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 昭和41年度~終了(予定)なし 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 加工原料乳生産者補給金等暫定措置法第5条 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0022 (農林水産省) 生産局 作成責任者 牛乳乳製品課長 畜産部牛乳乳製品課 森 重樹 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 食料・農業・農村基本計画 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針 事業の目的 (目指す姿を簡 取引条件が不利な加工原料乳に対して補給金を交付することにより、加工原料乳に仕向けられる生乳の割合が多い地域の 潔に。3行程度以 生乳の再生産の確保と生乳需給全体の安定による全国の酪農経営の安定を図る。 内) 加工原料乳生産者補給金等暫定措置法に基づき、加工原料乳に仕向けられる生乳の割合が多い地域の生乳の再生産を確 事業概要 (5行程度以内。 保するため、取引条件が不利な加工原料乳に対して補給金を交付する。 別添可) (国から(独)農畜産業振興機構への交付率:定額) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 14,119 18,172 16,372 25,230 25,230 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - - 25,230 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 14,119 18,172 16,372 執行額 計 14,119 18,172 16,372 執行率(%) 100.0% 100.0% 100.0% 成果指標 目標値 (26年度) 24年度 25年度 1,632 1,745 1,603 1,850 1,830 1,810 % 88.2% 95.4% 88.6% 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 成果目標及び成 加工原料乳限度数量(限度数量)に対して、生産する生乳 成果実績 千トン 果実績 のうち加工原料乳に仕向けられる数量(実績数量)。 (アウトカム) なお、限度数量は、毎年度、生乳の生産費や需要事情、そ 目標値 千トン 活動指標 25,230 23年度 単位 の他の経済事情を考慮し、食料・農業・農村政策審議会の意 見を聴いた上で、農林水産大臣が決定しているところ。 達成度 - 2,320 活動指標及び活 補給金限度数量 活動実績 千トン 動実績 (アウトプット) ※H26年度からはチーズ向け生乳が生産者補給金制度 に追加されることに伴い、脱脂粉乳・バター等向け生乳 当初見込み 千トン との合計の限度数量を記載。 1,632 1,745 1,603 - 1,850 1,830 1,810 2,320 算出根拠 23年度 24年度 25年度 26年度見込 11.95 12.2 12.55 12.80(脱バ等 向け)、15.41 (チーズ向け) - - - - 単位 生産者補給金単価 単位当たり コスト なお、当該単価は前年度単価に生産コスト等変動率を乗し 単位当たり (円/㎏) コスト て算定し、食料・農業・農村政策審議会の意見を聴いた上 で、農林水産大臣が決定しているところ。 ※H26年度からはチーズ向け生乳が生産者補給金制度に追 加されることに伴い、脱脂粉乳・バター等(脱バ等)向け生乳 計算式 / 単価とチーズ向け生乳単価に分離。 ( 費 目 平 成 生産者補給交付金 2 6 都道府県委託費 単 ・ 位 2 機構管理費 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 25,199 21 21 10 10 25,230 25,230 ) 25,199 計 事業番号0022 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 評 価 評価に関する説明 ○ 加工原料乳生産者補給金等暫定措置法に基づき実 施している事業であり、基本計画・酪農及び肉用牛生産 の近代化を図るための基本方針にも位置付けられてい る酪農経営安定対策を構成する優先度の高い事業で ある。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 事 業 の 効 率 性 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事 業 の 有 効 性 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 点検結果 改善の 方向性 本事業の所要財源については、補給金等勘定におけ る積立金を活用することにより、政府交付金額(国費)を 抑制しているところ。 また、その支出は加工原料乳生産者補給金等暫定措 置法に基づき行っているところ。 単位当たりコストについては、補給金単価は、前年度 の単価に生産コスト等の変動率を乗じて算出されるもの であり、効率的に事業を遂行すれば単価が下がるとい う性格のものではなく、生産コスト等の変動率に連動し て他律的に決まるものであるため、前年度との比較に はなじまない。 本事業は、天候による生乳生産量の変動や乳製品需 給の変動といった他律的要因による影響を大きく受ける ことから、活動実績による達成度の計測にはなじまな い。 - ・本事業は、加工原料乳地域の再生産の確保と生乳需給全体の安定による酪農経営の安定を図るものであり、優先度が高い事業であ る。 ・支出先の選定については、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法に基づき、酪農家から委託を受けて乳業メーカーと生乳の取引を行 う生乳生産者団体(いわゆる指定生乳生産者団体)に交付することにしていることから、特定としている。 引き続き、本事業の目的を達成するために、効率的かつ適正な事業執行を図っていく。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行を図ることとする。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0068 平成24年 0076 平成25年 0025 事業番号0022 農林水産省 16,372百万円 【特定:交付金】 A 独立行政法人農畜産業振興機構 20,174百万円 自主財源 3,801百万円 指定生乳生産者団体に対し、その行う生乳受託販売に係る 加工原料乳につき生産者補給金を交付する。 【特定:補助】 B 指定生乳生産者団体(10団体) 20,117百万円 事業参加農家に対し、加工原料乳生産 者補給金を交付する。 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【補助】 D 事業参加農家(17千戸) 20,117百万円 【委託】 C 47都道府県 15百万円 交付計画書等の審査等、指導監督 事業番号0022 A.独立行政法人農畜産業振興機構 費 目 使 途 補助金の類 補給交付金 E. 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 20,117 その他 一般管理費 41 委託費 業務委託費 15 計 20,174 計 B.ホクレン農業協同組合連合会 費 目 使 途 使 途 補助金の類 補給交付金 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 16,451 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 16,451 計 C.北海道 費 目 委託費 使 途 G. 金 額 (百万円) 費 目 計 1 計 D.事業参加農家 補助金の類 補給交付金 計 使 途 金 額 (百万円) 1 業務委託費 費 目 0 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 20,117 20,117 計 0 事業番号0022 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 独立行政法人農畜産業振興 機構 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 16,451 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 1,407 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 907 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 889 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 218 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 124 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 74 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 24 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 22 - - 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 1 - - 入札者数 落札率 加工原料乳生産者補給金交付金 20,117 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 業 務 概 要 1 ホクレン農業協同組合連合会 事業参加農家に対する加工原料乳生産者補給金の交付 関東生乳販売農業協同組合 2 連合会 九州生乳販売農業協同組合 3 連合会 東北生乳販売農業協同組合 4 連合会 5 東海酪農業協同組合連合会 中国生乳販売農業協同組合 6 連合会 四国生乳販売農業協同組合 7 連合会 近畿生乳販売農業協同組合 8 連合会 9 北陸酪農業協同組合連合会 10 沖縄県酪農農業協同組合 支 出 額 (百万円) C. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 北海道 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 1 - - 2 埼玉県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 1 - - 3 兵庫県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 1 - - 4 神奈川県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 1 - - 5 福島県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 1 - - 6 愛媛県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 0 - - 7 福岡県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 0 - - 8 新潟県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 0 - - 9 宮崎県 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 0 - - 10 京都府 加工原料乳生産者補給交付金交付事業委託費 0 - - 入札者数 落札率 - - D. 支 出 先 1 事業参加農家 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 20,117 事業番号0022 平成26年行政事業レビューシート 事業名 野菜価格安定対策事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 昭和41年度~終了(予定)なし 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0023 (農林水産省) 生産局 作成責任者 園芸作物課長 菱沼義久 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 農産部 園芸作物課 野菜生産出荷安定法第10条第1項、第12条、第14条、独 関係する計画、 立行政法人農畜産業振興機構法第10条第3号、第4号 通知等 - 事業の目的 ※ (目指す姿を簡 対象野菜の価格が著しく低落した場合の生産者補給交付金 等の交付、市場隔離等の需給調整の費用の交付により野菜の生産・出荷の 安定等を図り、もって、野菜農家の経営の安定化と消費者への野菜の安定供給に資する。 潔に。3行程度以 ※生産者補給交付金は出荷団体に対する交付金。 内) ①生産者の負担金、都道府県からの納付金及び国からの補助金を(独)農畜産業振興機構に資金造成し、指定野菜の価格が著しく低落し た場合に生産者補給交付金等を交付。補助率:定額、65/100、60/100、1/2 ②生産者の負担金、都道府県からの納付金及び国からの補助金を(独)農畜産業振興機構に資金造成し、天候不良等により市場等から、 契約取引に係る指定野菜の確保を要する場合等に生産者補給交付金等を交付。補助率:定額,1/2 ③都道府県、生産者の支出により、都道府県野菜価格安定法人に資金造成し、特定野菜等の価格が著しく低落した場合において、価格差 事業概要 補給交付金等を交付する際に(独)農畜産業振興機構は国費分を補助。補助率:定額(1/3,1/2) (5行程度以内。 ④都道府県、生産者の支出により、都道府県野菜価格安定法人に資金造成し、天候不良等により市場等から、契約取引に係る特定野菜等 別添可) の確保を要する場合等において、価格差補給交付金等を交付する際に(独)農畜産業振興機構は国費分を補助。補助率:定額(1/3) ⑤生産者の負担金及び国からの補助金を(独)農畜産業振興機構に資金造成し、価格低落時における市場隔離等の需給調整を実施した場 合等に緊急需給調整費用交付金を交付。補助率:定額(1/2) ⑥契約取引における野菜の価格・数量変動に対応して収入が減少した場合に、(独)農畜産業振興機構が減収分の一部を補助。補助率:定 額(1/2) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - 7,309 4,120 4,170 4,170 補正予算 - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 - - - - - 2,249 - - 0 9,559 4,120 4,170 執行額 - 9,515 4,056 執行率(%) - 100% 98% 計 成果指標 成果目標及び成 野菜の市場入荷量の変動の抑制(変動係数) 果実績 (アウトカム) ※変動係数:指定野菜について、過去の市場入荷量の 傾向から推計される入荷量と実際の市場入荷量との変 動幅の、実際の入荷量に対する割合 - 4,170 単位 23年度 24年度 25年度 成果実績 % 1.6 1.3 1.2 目標値 % 1.7 1.7 1.7 達成度 % 106 124 129 単位 23年度 24年度 25年度 活動指標 目標値 (27年度) 1.6 26年度活動見込 指定野菜価格安定対策事業 予約登録出荷団体数 予約数量 予約申込業務区分数 活動実績 当初見込み 活動実績 当初見込み 活動実績 当初見込み 数 トン 数 76 76 2,716,651 2,687,293 2,289 2,253 80 76 2,770,099 2,716,651 2,326 2,289 78 80 2,771,861 2,770,099 2,352 2,326 47 47 398,046 400,183 2,148 2,127 47 47 389,772 398,046 2,146 2,148 47 47 387,138 389,772 2,204 2,146 10 11 11,667 11,863 36 30 18 10 12,672 11,667 54 36 28 18 11,269 12,672 78 54 ― 78 ― 2,771,861 ― 2,352 特定野菜等供給産地育成価格差補給事業 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 予約登録出荷団体数 予約数量 予約申込業務区分数 活動実績 当初見込み 活動実績 当初見込み 活動実績 当初見込み 数 トン 数 ― 47 ― 387,138 ― 2,204 契約野菜安定供給事業 予約登録出荷団体数 予約数量 予約申込業務区分数 活動実績 当初見込み 活動実績 当初見込み 活動実績 当初見込み 数 トン 数 ― 28 ― 11,269 ― 78 事業番号0023 算出根拠 単位当たり コスト ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト 円/件 45,659 28,714 22,667 - 計算式 / 205,510千円 / 4,501件 130,880千円 / 4,558件 108,621千円 / 4,792件 - 業務費 ÷ 交付予約申込件数 費 目 26年度当初予算 指定野菜価格安定対策事業 費 特定野菜等供給産地育成価 格差補給事業費 契約野菜安定供給事業費 緊急需給調整事業費 ) 野菜価格安定対策推進事務 費 計 27年度要求 主な増減理由 3,962 3,637 - 293 - 35 - - 208 205 4,170 4,170 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 評価に関する説明 野菜は国民消費生活上不可欠である一方、豊凶変動 により価格が変動しやすいことから、野菜の価格安定と 安定供給を図る唯一の制度である本事業は優先度が高 いものである。 農畜産業振興機構は、資金の管理、交付金の交付等 の業務を実施するため、野菜に関する専門的知見を有 する職員及び資金管理システム等を有しており、本事業 を適切かつ確実に行いうる唯一の団体である。なお、野 菜生産出荷安定法及び独立行政法人農畜産業振興機 構法において当機構が本事業を実施する主体として位 置付けられているところ。 また、資金造成に当たり、生産者においても一定の割 合を負担しているところ。 事業の円滑な推進を図るための経費については、コス ト低減に努めており、単位当たりコストの水準は妥当で ある。 特定野菜等供給産地育成価格差補給事業及び契約野 菜安定供給事業における予約数量の減少は、近年の不 作傾向の中、出荷可能数量(契約可能数量)を単収水準 に合わせて見直しを図ったこと等による。 - ・本事業は、野菜の価格の著しい低落があった場合に生産者の経営に与える影響を緩和することを通じて野菜の安定供給と価格の安定を 図るものであり、国民のニーズ及び優先度が高い事業であるといえる。例えば平成20年度に行われた加工・業務用野菜の取扱いに関する 意識・意向調査結果(回答数435)をみても、広く国民に食料を提供している食品製造業者及び外食産業者の9割が「中・長期的に安定した 価格で取引できること」「中・長期的に安定した取扱量が確保できること」を「重視する」又は「やや重視する」と回答している。 点検結果 ・「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」(平成22年12月7日閣議決定)を受け、国庫債務負担行為限度額の引き上げ等を行い 資金規模を縮減したところであり、25年度においても、適正規模の資金水準及び業務経費により効率的に事業を実施するなど、適正な制度 運営を行っている。 ・今後とも、適正な制度運営を図りつつ、産地からの要望等を踏まえ、的確かつ円滑に事業を実施していくことが重要である。 改善の 方向性 適正規模の資金水準の下、的確かつ円滑に事業を実施するよう、所要の運用改善を図る。 事業番号0023 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 善事 業 内 容 の 一 部 改 本事業は、活動実績において、「指定野菜価格安定対策事業の予約登録出荷団体数」、「特定野菜等供給産地育成価格差補給事業の予約数 量」及び「契約野菜安定供給事業の予約数量」が当初見込みを下回っている。以上のことから、「活動が活性化するような支援方策の見直し」を 行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 ○多様な担い手・産地の参加を促進するため、平成26年度に見直した新たな面積要件の下、指定産地の確保・拡大を図る。 ○さらに、平成27年度概算要求においては、事業への参加が促進されるよう、より野菜価格形成の実態に即した運用の見直しを行うこととし、 具体的には、補てん水準である保証基準額を直近の価格動向に合わせて改定する。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0069 平成24年 0077 平成25年 0026 事業番号0023 農林水産省 4,056百万円 (金額は国費分のみ 平成26年3月末) 【特定・補助】 野菜勘定 A (独)農畜産業振興機構 4,056百万円 ※市場価格の変動により変化 野菜生産出荷安定資金(①、②) H25期首残高 11,435百万円 H25期首残高 33,120百万円 【収入】 【支出】 繰越金 33,120百万円 事業費 3,653百万円 補助金 3,450百万円 計 36,570百万円 計 3,653百万円 146百万円 【収入】 【支出】 繰越金 11,435百万円 事業費 409百万円 補助金 460百万円 計 11,895百万円 計 409百万円 H25期末残高 32,917百万円 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 野菜価格安定対策 推進事務費 野菜農業振興資金(③、④、⑤、⑥) H25期末残高 11,486百万円 本事業の効率的かつ 円滑な運営を図るた めの調査・普及活動、 システムの維持管理 等を実施。 ①指定野菜の価格が著しく低落した場合等に生産者補給交付金等を交付する。 ②生産者の契約取引に伴う天候不良等により市場等から指定野菜の確保を要する場合等に生産者補給交付金 等を交付する。 ③特定野菜等の価格が著しく低落した場合等に生産者に価格差補給交付金等を交付する際に、国費分を補助 する。 ④生産者の契約取引に伴う天候不良等により市場等から特定野菜等の確保を要する場合等に価格差補給交付 金等を交付する際に国費分を補助する。 ⑤価格低落時における市場隔離等の需給調整を実施した場合等に緊急需給調整費用交付金を交付する。 ⑥契約取引における野菜の価格・数量変動に対応して収入が減少した場合に、その減収分の一部を交付する。 ③、④(④は25年度は0円) の金額396百万円 ①、②、⑤の金額 3,653百万円 ⑥の金額13百万円 【交付】46法人 B 都道府県法人 396百万円 出荷団体等への交付事務、事業の推進 に必要な事務、指導監督、調整 【交付】47団体 C 登録出荷団体 3,615百万円 生産者への交付事務、 指導、監督等 【交付】253団体 補給金 38百万円 D 共同出荷組織 389百万円 生産者への交付事務、 指導、監督等 補給金 7百万円 交付金 13百万 円 【公募・交付】 延べ83戸/延べ83戸 E 登録生産者、相当規模生産者及びその他の野菜生産者(延べ約18万戸) 4,062百万円 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 事業番号0023 A.(独)農畜産業振興機構 費 目 交付金 助成金 使 途 指定野菜の価格低落時における野菜農家 向けの交付金 県法人が行う価格差補給交付金等交付事 業に対する助成金 推進事務費 調査・普及活動、システムの維持管理等 補給金 補給金 交付金 交付金 指定野菜の契約取引のリスク発生時におけ る野菜農家への補給金 指定野菜の価格低落時における野菜農家 への補給金 契約取引での減収分に対する野菜農家向 けの交付金 指定野菜の契約取引のリスク発生時におけ る野菜農家向けの交付金 内部資金充当額 既存資金からの繰入金 計 E.(有)トップリバー 金 額 (百万円) 3,615 費 目 その他 交付金 特定野菜等の価格低落時における野菜農 家向けの交付金 15 146 22 16 13 0 ▲ 146 4,062 使 途 野菜生産に係る種代、肥料費、資材費等 金 額 (百万円) 396 計 B.(公社)茨城県農林振興公社 費 目 使 途 15 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 44 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 44 計 C.全農長野県本部 費 目 補給金 使 途 指定野菜の価格低落時における野菜農家 への補給金 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 870 補給金 計 使 途 特定野菜等の価格低落時における野菜農 家への補給金 使 途 金 額 (百万円) 870 計 D.全農福島県本部 費 目 0 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 39 39 計 0 事業番号0023 支出先上位10者リスト A.独立行政法人農畜産業振興機構 支 出 先 1 独立行政法人農畜産業振興機構 業 務 概 要 主要な野菜の生産及び出荷の安定業務、野菜農業の振興に資するための事業を 補助する業務 等 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 入札者数 落札率 入札者数 落札率 入札者数 落札率 4,062 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B.都道府県基金協会等 支 出 先 1 (公社)茨城県農林振興公社 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 44 (公社)福島県青果物価格補償協 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 会 39 3 (公社)長崎県園芸振興基金協会 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 37 (公社)群馬県青果物生産出荷安 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 4 定基金協会 24 5 (公社)愛知県園芸振興基金協会 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 23 (一社)熊本県野菜価格安定資金 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 協会 19 2 6 7 (公財)宮崎県青果物資金協会 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 18 8 (公社)香川県青果物協会 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 14 (公社)鹿児島県青果物生産出荷 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 安定基金協会 13 9 10 (公社)大分県野菜協会 12 出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整 C.登録出荷団体 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 全国農業協同組合連合会長野県 生産者への交付事務、指導、監督等 1 本部 全国農業協同組合連合会長崎県 生産者への交付事務、指導、監督等 2 本部 3 佐賀県農業協同組合 4 5 6 7 全国農業協同組合連合会徳島県 本部 全国農業協同組合連合会千葉県 本部 全国農業協同組合連合会群馬県 本部 全国農業協同組合連合会茨城県 本部 870 664 生産者への交付事務、指導、監督等 249 生産者への交付事務、指導、監督等 220 生産者への交付事務、指導、監督等 216 生産者への交付事務、指導、監督等 164 生産者への交付事務、指導、監督等 162 8 宮崎県経済農業協同組合連合会 生産者への交付事務、指導、監督等 117 9 熊本県経済農業協同組合連合会 生産者への交付事務、指導、監督等 96 10 愛知県経済農業協同組合連合会 生産者への交付事務、指導、監督等 95 D.共同出荷組織 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 全農福島県本部 生産者への交付事務、指導、監督等 39 2 宮崎県経済連 生産者への交付事務、指導、監督等 18 3 香川県農協 生産者への交付事務、指導、監督等 14 4 鹿児島県経済連 生産者への交付事務、指導、監督等 13 5 佐波伊勢崎 生産者への交付事務、指導、監督等 12 6 島原雲仙(南高) 生産者への交付事務、指導、監督等 11 7 岡山市農協 生産者への交付事務、指導、監督等 11 8 鳥取西部農協(大山町) 生産者への交付事務、指導、監督等 9 9 新田みどり(新田) 生産者への交付事務、指導、監督等 8 生産者への交付事務、指導、監督等 8 10 全農長野県本部 事業番号0023 E.登録生産者、相当規模生産者及び野菜生産者 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 1 有限会社トップリバー 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 15 2 (有)A 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 7 3 かなもと青果株式会社 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 5 4 株式会社柳ファーム 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 2 5 (株)B 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 2 6 有限会社大地 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 2 7 (有)C 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 1 8 農業組合法人D 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 1 9 生産者E 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 1 10 生産者F 野菜の生産・出荷、生産資材等の購入 1 落札率 平成26年行政事業レビューシート 0024 事業番号 (農林水産省) 事業名 飼料穀物備蓄対策事業 担当部局庁 生産局 事業開始・ 終了(予定)年度 昭和51年度~平成27年度 担当課室 畜産部畜産振興課飼料需給対策室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 作成責任者 飼料需給対策室長 三野 敏克 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針 事業の目的 (公社)配合飼料供給安定機構が所有する飼料穀物を備蓄として配合飼料メーカーに保管委託するとともに、自己負担により配合飼料メーカーに別途 (目指す姿を簡 飼料穀物を備蓄させ、不測の事態において国及び民間の備蓄穀物を機動的に放出することで、配合飼料の安定供給を確保し、もって畜産経営の安定 潔に。3行程度以 に資する。 内) ① 備蓄穀物の保管を行う配合飼料メーカー(備蓄受託者)に保管料を助成。〔定額〕 事業概要 ② (公社)配合飼料供給安定機構に対して、飼料穀物の備蓄の実施に必要な備蓄穀物買入れに要する借入金の金利支払い、備蓄穀物の確認、備蓄 (5行程度以内。 穀物の災害保険料に要する経費を助成。〔定額〕 大幅な金利の上昇、災害等不測の事態により備蓄サイロに被害が及ぶ事態に対応するため、昭和51年に備蓄基金を設置。本基金の運営形態は「取 別添可) 崩型」、事業形態は「補助・補填」である(「補助金等の交付により造成した基金等に関する基準」(H18.8.15閣議決定)に基づき分類)。 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 1,372 1,372 1,615 1,615 1,580 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - - 1,372 1,372 1,615 1,615 執行額 1,296 1,287 1,439 執行率(%) 94% 94% 89% 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 計 適正な備蓄数量の確保 24年度 25年度 成果実績 万トン 40 35 60 目標値 万トン 40 35 60 達成度 % 100 100 100 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 29 16 43 ― 7.0 11.5 11.5 11.5 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 円/トン 6,480 6,435 5,898 ― 1,296/20 1,287/20 1,439/24.4 ― 活動実績 備蓄穀物の放出(貸付)数量 算出根拠 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 【計算式】 予算執行額÷備蓄穀物数量(国費分) 単位当たり コスト 予算措置がない備蓄穀物(23年度20万トン、24年度15万 トン)は、事業実施主体の自己財源により保管。 計算式 / 25年度の35.6万トンは、別事業により措置。 費 目 ①備蓄基金造成費 ア.確認検定料 イ.借入金金利 ) ウ.備蓄穀物災害 保険料 エ.貸付収入見合控 除額 ②保管費 ア.通年保管費 イ.放出による保管 費減額見込額 計 27年度要求 26年度当初予算 60 万トン 当初見込み 単位当たり コスト 目標値 (26年度) 23年度 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 1,580 単位 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) - 主な増減理由 14 14 127 127 4 4 ▲4 ▲7 1,522 1,522 ▲ 50 ▲ 82 1,615 1,580 事業番号0024 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ ○ ○ ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 事 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 率 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評価に関する説明 評 価 ○ ○ ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 ・本事業は、国民にとって貴重なタンパク源となる畜産物 の安定供給の確保に資するものである。 ・飼料穀物価格高騰等、飼料製造業を取り巻く経営環境 の変化は著しく、畜産農家への影響を軽減するための企 業努力が求められる中で、有事に対応しうる備蓄数量を 確保するためには、民間の負担のみに委ねるのではな く、国の関与が必要である。 ・「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方 針」において、不測の事態に対応するための備蓄を実施 することとしている。 ・備蓄穀物の確認業務及び損害保険について、入札等 競争性のある契約により委託を行っている ・国の備蓄に対して、民間に応分の民間在庫を確保する よう負担を義務付けている。 ・毎年、単位当たりコストの見直しを実行している。 ・備蓄穀物の保管経費について、国から備蓄受託者に直 接交付している。 ・以上のような取組により、適切なコスト意識の下で事業 を実施している。 ・飼料メーカーの求めにより、より多くの備蓄穀物の貸付 を行ったことから備蓄穀物の保管委託費が削減されたこ とにより、執行率は89.1%となった。 平成25年度の活動実績については、米国産とうもろこし の短期的需給ひっ迫(新穀の積出しが例年より1ヶ月程 度遅延)及びそれに伴う南米への需要集中による南米 からの輸送遅延等に対応したため、見込み以上の穀物 貸付実績となった。 - ・本事業は国民への畜産物の安定供給に寄与するものであるとともに、生産者団体等より、配合飼料の安定供給対策として、飼料穀物の備 蓄を確保するよう要請を受けていることから、広く国民のニーズがあり、優先度が高い事業に該当する。 ・備蓄穀物の確認業務及び備蓄穀物の損害保険の委託先について、平成22年度より、随意契約から入札等競争性のある契約に移行し、事 業費を削減した。 ・平成23年度より、備蓄穀物の目的外使用を招かないよう留意しつつ、備蓄穀物の確認回数を削減し、事業費を縮減した。 点検結果 ・備蓄穀物の保管経費について、平成23年度より、備蓄飼料穀物保管協議会を通じず、国から備蓄受託者に直接交付する仕組みに見直し た。 ・飼料用とうもろこしの調達先の多元化に伴い、南米等の脆弱なインフラ等に起因する輸送遅延に対応するため、平成25年度には備蓄数量 を60万トンに引上げた。(「飼料穀物備蓄対策事業(畜産業振興事業)」により、備蓄数量引上げに追加的に必要となる経費の一部を措置。) ・備蓄基金の平成25年度期末残高は約5.5億円であり、事業規模(平成25年度事業費:約14.4億円)に比べて、基金残高は過大となっていな い(保有割合も1未満となっている)。 改善の 方向性 飼料メーカーの求めにより、より多くの備蓄穀物の貸付を行い、保管委託費が削減されたことから、執行率は89.1%となった。今後、予算要 求の段階で貸付数量を適切に見込み、適正額の予算要求を行い、引き続き、適切な事業執行に努める。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 部容事 改の業 善一内 本事業における25年度の執行率は、89%と低くなっている。これは、備蓄穀物の保管委託費が削減されたことなどによるものである。以上のこ とから、「執行額と予算額の乖離の改善」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 縮 減 27年度においては、最近の備蓄穀物の貸付実績に応じた備蓄穀物の保管委託費の減額及び貸付収入の増加を見込んだ要求を行うことによ り、執行額と予算額の乖離の改善を図る。反映額:▲35百万円 備考 (基金に関する事項) ①「保有割合と算出方法」について 保有基金額の割合:0.34(25年4月1日)。 【計算式(補助・補填事業(取崩型))】 24年度末基金額 ÷ 補助・補填見込み額=551百万円 ÷1,615百万円=0.34 ②基金の終了及び廃止予定時期 平成27年度(実施要綱において、「本事業を実施する期間は27年度までとする。ただし、配合飼料の需給を取り巻く情勢を踏まえ、本事業を継続する必要性が 認められるときは、当該期間を延長するものとする。」としている。) ③基金の運用報告書等の公表 http://mf-kikou.lin.gr.jp/kikou/gaiyou_top.htm 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0075 平成24年 0078 平成25年 0027 事業番号0024 農林水産省 1,439百万円 飼料穀物備蓄計画の策定、(公社)配合飼料供給安定機構 に対する備蓄穀物実施計画の承認及び備蓄穀物購入に要 した借入金の金利相当額等の助成、配合飼料メーカー(備蓄 受託者)に対する保管料の助成 【特定・補助】 【特定・補助】 A.(公社)配合飼料供給安定機構 備蓄基金 H25年度期首残高 551百万円 【収入】 【支出】 繰越金 551百万円 事業費 81百万円 補助金 71百万円 管理費 4百万円 運用益 0.5百万円 その他 16百万円 計 639百万円 計 86百万円 H25年度期末残高 553百万円 備蓄穀物の保有、備蓄穀物の配置計画 の策定、備蓄受託者との備蓄穀物保管 委託契約の締結、備蓄穀物購入に要し た借入金の金利支払い、保管委託した 備蓄穀物の確認、備蓄穀物の災害保険 B.配合飼料メーカー(備蓄受託者)(22社) 1,368百万円 (公社)配合飼料供給安定機構との備蓄穀物 保管委託契約の締結、自社サイロでの備蓄穀 物の保管、倉庫業者と備蓄穀物を保管するた めの専属利用契約の締結 【専属利用契約】 C.倉庫業者(35社) 1,039百万円 備蓄穀物の保管 【交付】 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【随意契約】 D.市中銀行(4行) 71百万円 備蓄穀物購入に要した 63億円を、(公社)配合飼 料供給安定機構に融資 【一般競争契約(1社/2社)】 E.(一財)日本穀物検定協会 8百万円 備蓄穀物の現物確認 【一般競争契約(1社/2社)】 F.あいおいニッセイ同和損害保険(株) 1百万円 備蓄穀物に係る災害保険 事業番号0024 A.(公社)配合飼料供給安定機構 費 目 事業費 事業費 事業費 事業費 事業費 事業費 使 途 百十四銀行 利息支払 三井住友銀行 利息支払 農林中央金庫 利息支払 (一財)日本穀物検定協会 備蓄穀物の確認料 みずほ銀行 利息支払 あいおいニッセイ同和損害保険(株) 備蓄穀物の保険料 計 E.(一財)日本穀物検定協会 金 額 (百万円) 24 費 目 事業費 外部委託 外部委託 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 外部委託 外部委託 外部委託 外部委託 外部委託 外部委託 全農サイロ(株) 備蓄穀物保管料 石巻埠頭サイロ(株) 備蓄穀物保管料 苫小牧埠頭(株) 備蓄穀物保管料 釧路サイロ(株) 備蓄穀物保管料 西九州倉庫(株) 備蓄穀物保管料 パシフィックグレーンセンター(株) 備蓄穀物保管料 東北グレーンターミナル(株) 備蓄穀物保管料 その他6倉庫業者 備蓄穀物保管料 計 7 3 1 計 8 F.あいおいニッセイ同和損害保険(株) 金 額 (百万円) 409 費 目 保険料 事業費 備蓄穀物保管経費 計 29 27 20 25 計 受取利息 計 利息収入 1 G. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 421 計 D.市中銀行(百十四銀行) 使 途 1 32 421 費 目 備蓄穀物の火災保険 金 額 (百万円) 38 C.倉庫業者(全農サイロ) 使 途 使 途 38 618 費 目 8 備蓄穀物の数量及び品質の確認経費 16 71 使 途 金 額 (百万円) 20 B.配合飼料メーカー(備蓄受託者) (全国農業協同組合連合会) 費 目 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 27 27 計 0 事業番号0024 支出先上位10者リスト A.(公社)配合飼料供給安定機構 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 (公社)配合飼料供給安定機構 備蓄穀物の所有及び備蓄の運営 入札者数 71 随意契約 落札率 - B.配合飼料メーカー(備蓄受託者) 支 出 先 1 全国農業協同組合連合会 2 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 生産資材等の共同購入、農畜産物の流通・加工・販売等 618 随意契約 - 日清丸紅飼料株式会社 配合飼料製造業 120 随意契約 - 3 日本配合飼料株式会社 配合飼料製造業 103 随意契約 - 4 日本農産工業株式会社 配合飼料製造業 88 随意契約 - 5 伊藤忠飼料株式会社 配合飼料製造業 65 随意契約 - 6 中部飼料株式会社 配合飼料製造業 56 随意契約 - 7 昭和産業株式会社 配合飼料製造業 53 随意契約 - 8 協同飼料株式会社 配合飼料製造業 49 随意契約 - 9 豊橋飼料株式会社 配合飼料製造業 48 随意契約 - 10 日和産業株式会社 配合飼料製造業 38 随意契約 - 業 務 概 要 支 出 額 421 94 89 81 64 58 55 42 40 35 入札者数 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 落札率 - 業 務 概 要 支 出 額 27 23 18 3 入札者数 随意契約 随意契約 随意契約 随意契約 落札率 - 8 入札者数 2社 落札率 - 1 入札者数 2社 落札率 - C.倉庫業者 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 支 出 先 全農サイロ(株) 倉庫業 関東グレーンターミナル(株) 倉庫業 パシフィックグレーンセンター(株) 倉庫業 鹿島サイロ(株) 倉庫業 石巻埠頭サイロ(株) 倉庫業 志布志サイロ(株) 倉庫業 東北グレーンターミナル(株) 倉庫業 苫小牧埠頭サイロ(株) 倉庫業 倉庫業 苫小牧埠頭(株) 釧路サイロ(株) 倉庫業 D.市中銀行 1 2 3 4 支 出 先 百十四銀行 三井住友銀行 農林中央金庫 みずほ銀行 E.(一財)日本穀物検定協会 支 出 先 1 (一財)日本穀物検定協会 金融業 金融業 金融業 金融業 業 務 概 要 支 出 額 検量業等 F.共栄火災海上保険(株) 支 出 先 1 あいおいニッセイ損害保険(株) 保険業 業 務 概 要 支 出 額 平成26年行政事業レビューシート 協同農業普及事業交付金 事業名 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 昭和58年~終了(予定)なし 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 作成責任者 生産局 技術普及課長 農産部技術普及課 榊浩行 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 ・協同農業普及事業の運営に関する指針(平成22年4月9日告 関係する計画、 示) 通知等 ・協同農業普及事業の実施についての考え方(平成26年3月28 日生産局長通知) 根拠法令 農業改良助長法第6条 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0025 (農林水産省) 事業の目的 (目指す姿を簡 農業者が農業経営及び農村生活に関する有益かつ実用的な知識を取得交換し、それを有効に応用することができるように、都道府県が 潔に。3行程度以 農林水産省と協同して行う農業に関する普及事業を効果的・効率的に推進する。 内) 高度な技術・知識を持つ普及指導員を都道府県に設置し、普及指導員が農業者に直接接して技術・経営指導等を実施すること、農業経 事業概要 営、農村生活の改善及び新規就農に関する情報提供等を行う普及指導センターを運営すること及び農業者研修教育施設において、農村青 (5行程度以内。 少年等に対し近代的な農業経営に必要な技術及び知識を習得させるための研修教育を行うこと等に必要な経費として交付金を交付する。 別添可) 補助率:定額 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 3,234 2,706 2,435 2,409 2,409 補正予算 - - - - - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 - - - - 3,234 2,706 2,435 2,409 執行額 3,234 2,706 2,435 執行率(%) 100% 100% 100% 計 成果指標 各普及指導センターが普及指導課題毎に掲げた到達目 成果実績 成果目標及び成 標の平均達成度 果実績 (普及指導センター毎に、毎年度普及指導計画書を作成 (アウトカム) し、普及指導員自らが地域の実情に即した普及指導課 目標値 題及び到達目標を掲げて活動している。これら到達目標 の達成度について、各年度全国の普及指導センターの 達成度 1/3ずつを調査している。) 活動指標 ・普及職員数 活動指標及び活 ・主な普及指導対象者(偶数年度に調査) 動実績 (アウトプット) 個別指導対象農家 単位当たり コスト 活動実績 (当初見込 み) - 2,409 目標値 ( 年度) 単位 23年度 24年度 25年度 % 〔対象課題 数〕 93 〔676課題〕 99 〔693課題〕 95 〔756課題〕 % 100 100 100 % 93 99 95 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 人 7,645 7,534 7,464 7,413 戸 (平成20年度) (平成22年度) (平成24年度) 494,703 471,081 476,802 (平成20年度) (平成22年度) (平成24年度) 83,470 71,159 55,907 (平成20年度) (平成22年度) (平成24年度) 9,053 12,779 12,586 ― 指導対象集団 集団 指導対象農業法人 法人 算出根拠 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 万円 42 36 33 32 3,234百万円 /7,645人 2,706百万円 /7,534人 2,435百万円 /7,464人 2,409百万円 /7,413人 単位当たり コスト ― ― 協同農業普及事業交付金執行額÷普及職員数 計算式 / ( 費 目 平 成 協同農業普及事業交付金 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 計 27年度要求 2,409 2,409 2,409 2,409 ) 26年度当初予算 主な増減理由 事業番号0025 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 評 価 評価に関する説明 ○ ・農業改良助長法に基づき、都道府県に対して協同農業 普及事業交付金を交付している。 ・「協同農業普及事業の運営に関する指針」(告示)にお いて、普及指導活動の基本的な課題を掲げ、国の施策 の展開方向をふまえつつ事業を実施している。 ○ ○ - 事 受益者との負担関係は妥当であるか。 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 率 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 事 業 の 有 効 性 ○ ○ - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ・普及指導センターによる取組課題数は693課題(平成 24年度)から756課題(平成25年度)に増加しているが、 普及職員1人当たりのコストは36万円(平成24年度)から 33万円(平成25年度)に減少しており、事業の効率性が 高まっている。 ・費目や使途は交付要綱に基づくものであり、交付金対 象経費は限定されている。 ・協同農業普及事業については、国が定める「協同農業 普及事業の運営に関する指針」等を踏まえて、毎年度都 道府県の各普及指導センターが普及活動計画を策定 し、当該計画に沿って普及職員が活動を行うこととしてお り、活動見込みは設定していない。なお、当該計画の課 題数及び達成度について、毎年度確認し、次年度の活 動の改善を図っている。 - ・普及職員一人当たりのコストが前年より削減する等、経費節減によって効率的な活動が行われている。 点検結果 ・各都道府県における普及活動によって得られた成果は、全国的な研究会やシンポジウム、農林水産省のホームページや普及指導員同士 の情報共有システム(EK-システム)への掲載等を通じて共有化を図っている。 改善の 方向性 ・各都道府県における普及活動の効率的な実施に資するため、分野別の全国会議を開催する等今後も普及活動で得られた成果について共 有化を図るとともに普及活動の高度化に向けた検討を行う。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 善事 業 内 容 の 一 部 改 本事業は、成果実績において、「各普及指導センターが普及指導課題毎に掲げた到達目標の平均達成度」が目標を下回っている。以上のこと から、「成果目標達成のための支援方策の見直し」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 本事業は、農政課題の解決のため、各都道府県は国が定める「協同農業普及事業の運営に関する指針(以下「運営指針」という。)」等を踏まえ て普及活動計画を策定するとともに当該計画に沿って普及活動を行うこととしている。今回、食料・農業・農村基本計画の見直しにあわせて運 営指針を見直し、事業内容の改善を図ることとする。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0076 平成24年 0079 平成25年 0028 事業番号0025 n農林水産省 2,435百万円 A 地方農政局等 (7地方農政局、内閣府沖縄総合事務局) 2,155百万円 管内の都府県に対する交付金の交付事務、指導監督事務 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【交付】 B 都道府県(47都道府県) 2,435百万円 普及指導員の設置、普及指導員による農業者に対する技術・経 営指導、普及指導センターの運営及び研修教育の実施等 【委託】 C 民間企業等 (166機関・人) 7百万円 研修業務委託、普及指導センター 管理業務委託等 (北海道分) 事業番号0025 A.関東農政局 費 目 使 途 交付金 協同農業普及事業交付金 計 E. 金 額 (百万円) 費 目 計 B.北海道 人件費 賃金 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 使 途 普及指導員給与等 普及指導センター管理業務補助 費 目 役務費 情報ネットワーク使用料、通信費 2 280 計 C.新潟県家庭教師協会新潟事務局 委託費 G. 金 額 (百万円) 費 目 1 使 途 計 D. 計 0 金 額 (百万円) 1 研修業務委託 計 費 目 金 額 (百万円) 18 8 使 途 使 途 252 需用費 費 目 0 F. 金 額 (百万円) 車両維持費、消耗品費、作業機器リース料 等 計 金 額 (百万円) 537 537 費 目 使 途 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0025 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 関東農政局 管内の都県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 537 - - 2 東北農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 433 - - 3 九州農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 387 - - 4 中国四国農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 301 - - 5 近畿農政局 管内の府県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 166 - - 6 北陸農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 163 - - 7 東海農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 139 - - 8 内閣府沖縄総合事務局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督業務 29 - - 入札者数 落札率 9 10 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 北海道 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 280 - - 2 福島県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 97 - - 3 茨城県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 92 - - 4 新潟県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 83 - - 5 岩手県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 77 - - 6 長野県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 76 - - 7 千葉県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 76 - - 8 鹿児島県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 76 - - 9 宮城県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 73 - - 10 熊本県 普及指導員の設置、普及指導員による農業者等に対する技術・経営指導等 72 - - 入札者数 落札率 C. 支 出 先 業 務 概 要 1 新潟県家庭教師協会新潟事務局 研修業務委託 2 北陸管財株式会社 普及指導センター管理業務委託 支 出 額 (百万円) 0.9 随意契約 0.6 7 - 100% 株式会社新潟県ビル管理協同公 普及指導センター管理業務委託 社 0.4 随意契約 - 4 (株)丸協 普及指導センター管理業務委託 0.3 随意契約 - 5 (株)プロメディア新潟 研修業務委託 0.3 随意契約 - 6 株式会社プロビズモ 研修業務委託 0.2 随意契約 7 タカノ商事株式会社 普及指導センター管理業務委託 0.2 2 95.3% 8 株式会社 ひまわり 普及指導センター管理業務委託 0.2 2 100% 3 社会福祉法人佐渡福祉会あんず 9 普及指導センター管理業務委託 の家 10 日立電線(株) 普及指導センター管理業務委託 - 0.1 随意契約 - 0.1 随意契約 - 平成26年行政事業レビューシート 事業名 牛肉等関税財源畜産業振興対策交付金 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成3年度~未定 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 肉用子牛生産安定等特別措置法第14条 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0026 (農林水産省) 作成責任者 生産局 畜産企画課長 水野政義 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 畜産部畜産企画課 ― 事業の目的 食料自給率の向上、環境負荷低減、多様な畜産・酪農経営の実現等のためには、畜産物価格の低落等に機動的に対応するための経営 (目指す姿を簡 安定対策やその補完対策等が必要であり、そのための財源として本事業が必要。 潔に。3行程度以 内) 肉用子牛生産者補給交付金の交付、肥育牛生産者への補塡金の交付等の経営安定対策及びその補完対策並びに畜産をめぐる緊急対策の財源に 充てるための交付金(国から独立行政法人農畜産業振興機構への交付率:定額) (牛肉等関税財源畜産業振興対策交付金を主な財源とする基金) ①生産者積立金(肉用子牛生産者補給金制度)(補助率:定額、1/2)(事業形態:補助) 肉用子牛生産安定等特別措置法に基づき、肉用子牛の平均売買価格が合理化目標価格を下回った場合に、差額の9割を補給金として交付 事業概要 するために、国(機構)、都道府県、生産者で拠出した取崩型(運用形態)の基金を平成2年度に造成。 (5行程度以内。 ②肥育安定基金(肉用牛肥育経営安定特別対策事業)(補助率:定額、3/4)(事業形態:補助) 別添可) 肉用牛肥育経営の粗収益が生産コストを下回った場合に、差額の8割を補塡金として交付するために、生産者、国(機構)で拠出した取崩型 (運用形態) の基金を平成25年度に造成。 ③事業準備財産(配合飼料価格安定基金運営円滑化等事業)(補助率:定額)(事業形態:補助) 配合飼料価格の高騰により、平成19年度から平成20年度にかけて配合飼料価格安定制度の補塡財源の一部である通常補塡準備財産の財源 に不足を来たすこととなったため、配合飼料価格安定基金に対し、通常価格差補填の実施のために必要な資金を貸し付けるもの。また、 平成25年度は配合飼料価格安定制度の安定的運営のため、通常補塡準備財産の運営基盤の強化に必要な資金を貸し付けるもの。 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 61,562 61,068 56,835 57,091 101,106 補正予算 - 49,031 4,000 - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 - - - - - - - - - - - - 57,091 61,562 110,099 60,835 執行額 61,562 110,099 60,835 執行率(%) 100 100 100 計 成果指標 成果目標及び成 平成22年3月に閣議決定された新たな「食料・農業・基 果実績 本計画」における生産数量目標(平成32年度)とする。 (アウトカム) 国内牛生産量:52万トン(枝肉ベース) 単位当たり コスト ( 費 目 平 成 牛肉等関税財源畜産業振興対策 2 交付金 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 26年度当初予算 57,091 27年度要求 24年度 25年度 成果実績 万トン 51 51 51(速報値) 目標値 万トン 52 52 52 達成度 % 97 99 97 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 戸数 1,251戸 1,179戸 731戸 ― 当初見込み 金額 5,642百万円 6,004百万円 692百万円 ― 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト ― ― ― ― 計算式 ― ― ― ― 主な増減理由 収入増が見込まれることから、交付金についても増額して要求。 57,091 52 101,106 平成26年度関税収入見込み額が大幅に増加しており、平成27年度についても、関税 ) 計 目標値 (32年度) 23年度 算出根拠 肉用子牛生産者補給金制度及び畜産業振興事業を実 施するための財源として(独)農畜産業振興機構に交 付するものであり、本交付金に係る単位当たりコストを 算出することはなじまない。 101,106 単位 活動指標 活動指標及び活 ・肉用子牛生産者補給金交付戸数 動実績 ・肉用子牛生産者補給金交付額 (アウトプット) - 101,106 事業番号0026 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 ○ 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ ○ 事 受益者との負担関係は妥当であるか。 業 の 単位当たりコストの水準は妥当か。 効 率 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 事 業 の 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 有 効 性 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ - ○ ○ ○ ○ - ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 重 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 複 所管府省・部局名 事業番号 類似事業名 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ 評価に関する説明 ・畜産物については、需要や価格の変動が大きいこと、 和子牛の生産者は中山間地の高齢者が多く生産基盤 が脆弱であること、肥育牛生産者は子牛の導入から出 荷まで20ヶ月程度を要すること、口蹄疫やBSE、配合飼 料の高騰といった緊急事態の発生があること等に対応 し、生産者の経営安定、食料自給率の向上及び安全・ 安心な国産畜産物の供給を図るため、このための財源 として本交付金が必要である。 ・畜産業振興事業における事業実施主体については、 原則として公募方式により選定している。 ・経営安定対策については、生産者から応分の負担金 の拠出を求めており、受益者との負担関係は妥当。 ・ 肉用子牛生産者補給金制度及び畜産業振興事業を 実施するための財源として農畜産業振興機構に交付る ものであり、交付金に係る単位当たりコストを算出する ことはなじまない。 ・ 肉用子牛生産者補給金は肉用子牛価格が低落し、 保証基準価格を下回った場合に交付するものであり、 子牛価格は大きく変動することから、交付額を予め的確 に見込むことは困難である。 ・畜産業振興事業における施設整備事業については、 事後評価を実施し、必要に応じて指導を行っている。 - ・畜産業振興事業における事業実施主体については、原則として公募方式により選定しているが、①国の事業に準じ、4週間の公募期間 を設定、②農畜産業振興機構において、ホームページへの掲載、全国紙、業界誌等のマスコミ向けプレスリリースの配布及び都道府県主 務課への要請等による周知、③説明会の開催(毎次2回)、④記入方法等に係るQ&Aの配布、⑤応募者の要件緩和、⑥プレスリリース配 布先の追加、⑦公募期間中のマスコミ向けのプレスリリースの再配布を行うことにより、競争性の確保を図っているところである。 ・評価手法が開発されている事業については、効果が費用を上回ることが見込まれるもの又はコスト分析の評価基準を満たしているものを 採択している。 点検結果 ・畜産経営者に補塡金等を交付する経営安定対策については、生産者から応分の負担金の拠出を求めており、受益者との負担関係は妥 当である。 ・22年度に経営安定対策をシンプルな仕組みに見直すとともに、肉用牛肥育経営安定特別対策事業については、23年度より機構から生産 者に補塡金を直接交付する方式を導入している。 ・畜産業振興事業における施設整備事業については、事後(3年または5年後)に実施状況の評価等を実施するとともに、必要に応じて農 畜産業振興機構から事業実施主体に対し指導を行っている。 改善の 方向性 事業の適正実施について不断の見直しを行う。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 引き続き適切な事業執行に努めていく。 事業番号0026 備考 ○会計検査院の検査報告 会計検査院は、平成24年4月12日付けで、肉用子牛生産者補給金制度について、補給金算定の対象子牛の範囲(体重区分)を実態に即し見直しするよう、 改善の処置を要求。 <処置状況> 肉用子牛の体重の規格を定めている省令を改正し、平成25年度から適用。 (基金に関する事項) 生産者積立金(47基金) ① 保有割合と算出方法 別途基金シート参照 肥育安定基金(47基金) 事業準備財産 別途基金シート参照 別途基金シート参照 ② 事業終了・基金閉鎖 予定時期 別途基金シート参照 別途基金シート参照 別途基金シート参照 ③ 基金の運用報告等のHP アドレス 別途基金シート参照 別途基金シート参照 別途基金シート参照 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0065 平成24年 0080 平成25年 0029 事業番号0026 農林水産省 60,835百万円 【交付】 A (独)農畜産業振興機構 ※ 96,011百万円 事業実施主体の選定、事業実施要綱の制定、補助金の交付業務、事業実施主体への指導等 【補助】 B (一社)全国肉用牛振興基金協 会 40百万円 【委託】 C 都道府県 (47) 39百万円 肉用子牛生産者補給金制度の適正な 実施体制の確保のための調査、制度 の周知、運用改善のための検討会の 開催、指定協会の運営・会計処理等 への指導等 【補助】 ・肥育安定基金 ・事業準備財産 【次頁に掲載】 交付計画書等の審査等、指導 監督 【補助】 3,986百万円 都道府県指定協会 (47団体) D 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 1,507百万円 (440百万円) E 生産者積立金(47基金) 【別途基金シート参照】 ①肉用子牛の平均売買 価格が保証基準価格を 下回った場合に、保証 基準価格と合理化目標 価格との差額を限度と して補給金を交付 ②肉用子牛の個体識 別・個体登録、保留の 確認、契約生産者への 補給金制度の適切な推 進に係る啓発・指導 ③事務委託先への調 査・指導及び肉用子牛 契約生産者への生産者 補給金の交付事務等 1,676百万円 【公募・補助】 802百万 47都道府県 【委託】 F 農協等 (約600団体) 376百万円 契約肉用子牛の販売・ 保留確認、生産者補給 金契約に係る書類の受 理及び送付、負担金の 受領等 【交付】 692百万円 【交付】 0百万円 肉用子牛契約生産者 (交付戸数:0.7千戸) 692百万円 肉用子牛登録生産者戸数:65千戸 ①個体登録の申込み ②負担金の納付 ③契約肉用子牛の販売又は保留 ※ 調整資金及び肉用子牛勘定の平成24年度からの繰越分等が含まれる。 G ホクレン農業協同組合連合会等 公募(136団体/138団体) その他67団体 29,363百万円 契約生産者への補塡金の交付業務、補 助対象者への補助金の交付業務、事業 の周知、事業成果報告、補助金の経理管 理、補助対象者への指導等 事業番号0026 【交付】 A (独)農畜産業振興機構 【補助】 H 事業準備財産 (1団体 9,000百万円) 【別途基金シート参照】 【貸付】 9,000百万 円 【償還】 0百万円 ・配合飼料価格安定基金(全国基金) (一社)全国配合飼料供給安定基金 (一社)全国畜産配合飼料価格安定 基金 (一社)全日本配合飼料価格畜産 安定基金 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【補助】 I 肥育安定基金(47基金) (47都道府県指定協会) 【別途基金シート参照】 決算ベース:53,140百万円 (実績報告ベース:63,557百万円) 肉用牛肥育経営の粗収益が生産コストを下回った場合に、差額の8割を補塡金として交付 322(382)百万 17,391(20,607)百万円 【交付】 13県 肥育牛生産者 [交付のべ戸数:21(26)千戸] 16,322(20,468)百万円 [補助金相当額:12,264(15,385)百万円] 交付契約者戸数:8千戸 ①個体登録の申込み ②積立金の納付 ③肥育牛の販売 等 事業番号0026 A. (独)農畜産業振興機構 費 目 使 途 F. (社)北海道配合飼料価格安定基金協会 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) (一社)北海道酪農畜産協会等 畜産業振興事業費(生産者に対する補塡 金、旅費、会議費等) 補助金 都道府県指定協会 生産者補給交付金、生産者積立助成金、 肉用子牛生産者補給金制度運営適正化事 業費(賃金、会議費、旅費等)、指定協会運 営体制支援事業(個体登録技術料) 95,529 事務費 生産者補給金交付契約に係る書類受理等 事務手続及び個体確認等 18 (一社)全国肉用牛振興基金協会 肉用子牛生産者補給金制度運営適正化 事業費(電算機器整備費、会議費、旅費等) 事務費 交付事務費(一般管理費、業務旅費、電算 システム推進費、振興事務費等) 情報収集提供事業費等(資料購入収集費、 会議費、調査費、定期刊行物等提供費等) 443 委託費 47都道府県 事業に係る都道府県委託費(消耗品費、 旅費、通信費等)(肉用子牛補給金業務) 39 計 96,011 計 18 B. (一社)全国肉用牛振興基金協会 費 目 使 途 G. ホクレン農業協同組合連合会 金 額 (百万円) 費 目 使 途 賃金等 技術指導事務費、賃金 12 事業費等 リース物件取得経費等 役務費 事業費等 加工品の試作費、検討会議開催経費等 システム保守・改修費等 9 借料 サーバーリース料 6 旅費 指定協会等に対する調査指導旅費 3 その他 全国会議等の開催(旅費、印刷製本費等)、 消耗品費等 40 C. 宮崎県 使 途 事務費 印刷製本費、消耗品費他 計 3 事業費等 3 計 497 役務費 農協等個体識別技術料 132 賃金等 技術指導事務費、賃金 24 役務費 家畜市場データ取引情報収集費 4 旅費 事務委託先等に対する調査指導 3 通信運搬費 郵送料、電話代等 使 途 金 額 (百万円) 9,000 配合飼料価格安定基金への貸付け 9,000 I. 一般社団法人北海道酪農畜産協会 金 額 (百万円) 生産者補給金 生産者補給金 その他 15,181 費 目 D. (一社)北海道畜産物価格安定基金協会 使 途 9 H. 公益社団法人配合飼料供給安定機構 金 額 (百万円) 計 費 目 15,172 10 計 費 目 金 額 (百万円) 費 目 補助金 使 途 契約生産者に対する肥育牛補塡金交付の 財源とする基金造成 金 額 (百万円) 11,441 (13,841) 1 4 事務諸費、消耗品費等 計 665 11,441 (13,841) 計 E. (公社)北海道畜産物価格安定基金協会 費 目 助成金 計 使 途 生産者積立金の積立に要する経費 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 1,347 1,347 計 0 事業番号0026 支出先上位10者リスト A. (独)農畜産業振興機構 支 出 先 1 (独)農畜産業振興機構 業 務 概 要 畜産業振興のための補助事業等 支 出 額 (百万円) 60,835 入札者数 落札率 ― ― 入札者数 落札率 ― ― 入札者数 落札率 B. (一社)全国肉用牛振興基金協会 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1(一社)全国肉用牛振興基金協会 肉用子牛生産者補給金制度の適正な実施体制の確保のための調査等 40 C. 都道府県 支 出 先 1 宮崎県 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 3 ― ― 2 福島県 肉用子牛生産者補給交付金等交付業務等事務委託 〃 2 ― ― 3 北海道 〃 2 ― ― 4 大分県 〃 2 ― ― 5 鹿児島県 〃 2 ― ― 6 岩手県 〃 2 ― ― 7 兵庫県 〃 2 ― ― 8 秋田県 〃 1 ― ― 9 宮城県 〃 1 ― ― 10 栃木県 〃 1 ― ― 入札者数 落札率 D. 都道府県指定協会 支 出 先 業 務 概 要 1 公益社団法人北海道畜産物価格安定基金協会 契約生産者への肉用子牛生産者補給金の交付、生産者補給金の事務処理 支 出 額 (百万円) 665 ― ― 2 公益社団法人鹿児島県畜産協会 〃 69 ― ― 3 公益社団法人宮崎県畜産協会 〃 64 ― ― 4 公益社団法人熊本県畜産協会 〃 47 ― ― 5 公益社団法人岩手県農畜産物価格安定基金協会 〃 46 ― ― 6 公益社団法人大分県畜産協会 〃 37 ― ― 7 公益社団法人栃木県畜産協会 〃 34 ― ― 8 一般社団法人宮城県畜産協会 〃 33 ― ― 9 一般社団法人青森県畜産協会 〃 31 ― ― 10 一般社団法人長崎県畜産物価格安定基金協会 〃 28 ― ― 事業番号0026 E. 都道府県指定協会 支 出 先 業 務 概 要 1 (公社)北海道畜産物価格安定基金協会 生産者補給金の一部に充てるための生産者積立金の積立に要する経費 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1,347 ― ― 2 (公社)鹿児島県畜産協会 〃 127 ― ― 3 (公社)熊本県畜産協会 〃 104 ― ― 4 (公社)宮崎県畜産協会 〃 99 ― ― 5 (公社)栃木県畜産協会 〃 67 ― ― 6 (公社)岩手県農畜産物価格安定基金協会 〃 64 ― ― 7 (一社)宮城県畜産協会 〃 49 ― ― 8 (公社)大分県畜産協会 〃 48 ― ― 9 (一社)長崎県畜産物価格安定基金協会 〃 48 ― ― 〃 47 ― ― 入札者数 落札率 18 ― ― 13 ― ― 10 (公社)千葉県畜産協会 F. 農協等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 2 新得町農業協同組合 肉用子牛生産者補給金交付契約に係る書類受理等事務手続及び個体確 認等 〃 3 士幌町農業協同組合 〃 11 ― ― 4 十勝畜産農業協同組合 〃 10 ― ― 5 都城農業協同組合 〃 8 ― ― 6 そお鹿児島農業協同組合 〃 8 ― ― 1 (社)北海道配合飼料価格安定基金協会 7 鹿児島きもつき農業協同組合 〃 8 ― ― 8 あまみ農業協同組合 〃 7 ― ― 9 北ひびき農業協同組合 〃 6 ― ― 10 新いわて農業協同組合 〃 6 ― ― 入札者数 落札率 G. ホクレン農業協同組合連合会等 支 出 先 業 務 概 要 1 ホクレン農業協同組合連合会 畜産経営力向上緊急支援リース事業等 支 出 額 (百万円) 15,181 ― ― 2 (公社)配合飼料供給安定機構 配合飼料価格高騰緊急支援特別交付事業等 8,336 ― ― 3 (一社)日本畜産副産物協会 6,241 ― ― 畜産副産物適正処分等推進事業等 4 (一財)畜産環境整備機構 畜産経営力向上緊急支援リース事業 5,676 ― ― 5 (公社)中央畜産会 畜産特別支援資金融通事業等 1,608 ― ― 6 全国農業協同組合連合会 ― 畜産経営力向上緊急支援リース事業 1,435 ― 7 (一社)全日本畜産振興事業中央会 畜産経営力向上緊急支援リース事業 963 ― ― 8 全国酪農業協同組合連合会 畜産経営力向上緊急支援リース事業 891 ― ― 9 食肉流通改善合理化支援事業等 472 ― ― 肉用牛経営安定対策補完事業等 455 ― ― 全国食肉輸出入事業協同組合連合会 10 (公財)沖縄県畜産振興公社 事業番号0026 H. 公益社団法人配合飼料供給安定機構 1 支 出 先 業 務 概 要 公益社団法人配合飼料供給安定機構 異常補塡積立基金の造成、異常補塡金交付契約の締結、異常補塡積立 金の徴収、異常補塡金の交付、通常補塡基金への貸付け、民間の通常補 塡基金の長期借入金に対する利子相当額の交付 支 出 額 (百万円) 9,000 入札者数 落札率 ― ― 入札者数 落札率 I. 47都道府県団体 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 (一社)北海道酪農畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 11,441 (13,841) ― ― 2 (公社)鹿児島県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 5,246 (6,260) ― ― 3 (公社)宮崎県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 3,389 (4,000) ― ― 4 (公社)熊本県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 2,954 (3,528) ― ― 5 (公社)栃木県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 2,388 (2,915) ― ― 6 (公社)群馬県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 1,957 (2,324) ― ― 7 (一社)青森県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 1,874 (2,288) ― ― 8 (公社)愛知県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 1,647 (1,949) ― ― 9 (公社)茨城県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 1,459 (1,727) ― ― 10 (一社)岩手県畜産協会 肥育牛生産者に対する肥育牛補塡金交付の財源 1,236 (1,474) ― ― 平成26年行政事業レビューシート 独立行政法人家畜改良センターの運営に必要な経費 事業名 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成13年度~未定 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 独立行政法人通則法第46条 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0027 (農林水産省) 生産局 作成責任者 畜産技術室長 畜産部畜産振興課畜産技術室 渡辺 裕一郎 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 独立行政法人家畜改良センター中期目標 独立行政法人家畜改良センター中期計画 事業の目的 (目指す姿を簡 家畜の改良及び増殖並びに飼養管理の改善、飼料作物の増殖に必要な種苗の生産及び配布等を行うことにより、優良な家畜の普及及び飼料作物の 潔に。3行程度以 優良な種苗の供給の確保を図る。 内) 家畜改良センターが法に基づき、①家畜の改良及び増殖並びに飼養管理の改善、②飼料作物の増殖に必要な種苗の生産、配布等、を行うことにより、 事業概要 優良な家畜の普及及び飼料作物の優良な種苗の供給の確保を図るとともに、③種苗検査、④調査研究、講習指導、⑤種畜検査、⑥牛個体識別システ (5行程度以内。 ムの運営等を実施。(定額) また、家畜伝染性疾病や災害等の発生時には、家畜防疫作業等の支援、家畜や乾牧草等の供給支援等、家畜改良センターの人材・資源を活用した 別添可) 外部支援を実施。(定額) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 7,696 7,723 7,145 7,386 7,400 補正予算 ― ▲ 406 ― ― 177 141 158 82 141 158 82 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) ― ― ― ― 7,732 7,300 7,222 7,467 執行額 7,697 7,287 7,222 執行率(%) 99.5% 99.8% 100.0% 計 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 成果実績 目標値 達成度 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 黒毛和種候補種雄牛の直接検定における 一日当たりの増体量 当初見込み 活動実績 飼料作物種苗の生産量 当初見込み 調査研究に係る学会等における成果発表件数 活動実績 当初見込み 活動実績 種畜検査の実施頭数 当初見込み 牛トレーサビリティ法に基づく届出の処理件数 算出根拠 種畜(乳用牛)の生産 種畜として利用されることを見込んで生産された家畜で ある「種畜仕向家畜」に係る年度の物件費÷種畜仕向 家畜頭数 飼料作物種苗の生産 飼料作物種苗の生産費÷飼料作物種苗の生産量 単位当たり コスト 活動実績 調査研究 技術の普及指導関係経費÷各種調査等の成果に関す る情報を学会発表等により提供した件数 種畜検査 種畜検査に要する経費÷検査頭数 活動実績 当初見込み 費 目 ( 運営費交付金 施設整備費補助金 26年度当初予算 7,237 148 27年度要求 7,386 5 5 5 5 5 5 % 100 100 100 単位 23年度 24年度 25年度 1.19 1.15 1.18 ― (増体量:1.1) (増体量:1.1) (増体量:1.1) (増体量:1.1) 件 ㎏ ㎏ 件 頭 百万件 26年度活動見込 22,559 11,083 19,596 ― (10,000) (10,000) (12,031) (7,716) 150 134 145 ― (90) (90) (90) (90) 5,420 5,361 5,175 ― (5,000) (5,000) (5,000) (5,000) 12 12 12 ― (12) (12) (12) (12) 23年度 24年度 25年度 26年度見込 1,796 1,877 1,742 計算式 / 792,836千円 /441頭 822,439千円 /438頭 806,332千円 /463頭 単位当たり コスト 千円 3 6 3 計算式 / 67,287千円 /22,915kg 62,339千円 /11,083kg 57,676千円 /19,596kg 単位当たり コスト 千円 207 200 212 計算式 / 30,816千円 /150件 26,815千円 /134件 30,675千円 /145件 単位当たり コスト 千円 3 3 3 計算式 / 15,079千円 /5,420頭 14,643千円 /5,361頭 13,897千円 /5,175頭 単位当たり コスト 円 7.4 7.9 8.6 / 87,427千円 /11,845千件 93,141千円 /11,841千件 99,330千円 /11,552千件 主な増減理由 7,251 14百万円増 (内訳) 148 人件費:▲20百万円、管理運営費:▲11百万円、業務経費:▲2百万円 牛個体識別システムのセキュリティ強化に要する経費:47百万円 ) 計 25年度 千円 牛トレーサビリティ法に基づく届出の処理 家畜個体識別システムの運営に要する経費÷届出処理 計算式 件数 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 24年度 単位 単位当たり コスト 目標値 ( 年度) 23年度 単位 年度計画におけるA評価数(大項目) 7,400 7,400 事業番号0027 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 必費 要投 性入 の 事 業 の 効 率 性 事 業 性の 有 効 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 ○ 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 ○ 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 - 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 重 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 複 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評価に関する説明 家畜の改良増殖は、国が「家畜改良増殖目標」等を定め るなど積極的に取り組んでいるところであり、それら達成 に向けセンターが実施すべき業務目標を国が定めてい るなど、本事業の優先度は非常に高い。 家畜の改良増殖等の業務実施に必要な人件費、資材費 等真に必要なものに使途を限定するとともに、各種サー ビスの有償化により、受益者に必要な負担をしてもらうこ とで自己収入の拡大に努める一方で、随意契約限度額 以下の契約についても積極的に競争入札を実施するな ど、競争性のある契約の拡大に努めており、コスト低減 を図るべく適切なコスト意識のもとで効率的に事業を実 施している。 事業規模の縮減による予算削減の他、毎年、効率化係 数により一般管理費及び業務経費を抑制しつつ、全て の活動指標において当初見込みを上回る活動実績をあ げている。 - ・本事業の実施は、国際競争の激化、鳥インフルエンザ等の伝染性疾病の発生リスクが高まっている中で、我が国畜産の発展と国民の豊 かで安全・安心な食生活の確保のために必要であり、競争力及び安全性の確保のためには国が責任を持って家畜及び飼料作物の生産性 の向上、品質向上、コスト低減等の推進を図ることが非常に有効。また、当センターでこれらの事業を集約して行うことにより、効率的な事業 が実施されている。 ・家畜の改良には長い年月を要するとともに、センターは民間等との棲み分けを行った上で、都道府県・民間では取り組み難い遺伝的に多 様な種畜の供給に重点化するなど、我が国の畜産業を下支えするという採算が見込めない分野を担っているため、民間等への移管は困 難。 ・家畜の改良増殖は、国が「家畜改良増殖目標」等を定めるなど積極的に取り組んでいるところであり、それら達成に向けセンターが実施す べき業務目標を国が定めているなど本事業の優先度は非常に高い。 ・一般競争入札の実施において、応札者の準備期間に配慮し、規程どおり10日間以上の公告期間を設けるなど競争性の確保が担保され 点検結果 ている。 ・当センターが実施している民間では採算性の面で実施困難なリスクの高い事業への取り組みに対し、その事業に必要な経費を負担してい るものであり、また、当センターは各種サービスの有償化により、受益者に必要な負担をしてもらうことで自己収入の拡大に努めるなど、運 営費交付金の抑制にも努めていることから、負担は適当と考える。 ・家畜の改良増殖等の業務実施に必要な人件費、資材費等に使用されており、真に必要なものに限定されている。 ・事業規模の縮減による予算削減の他、毎年、効率化係数により一般管理費及び業務経費が抑制されており、現在の手段が最善である。 ・全ての活動指標において、活動実績が当初見込みを上回っており適当である。 ・整備された施設については、家畜の改良増殖や飼料作物の生産、講習指導の実施、牛個体識別システムの運営等のために活用されてい る。また、事業の成果物である種畜や飼料作物種苗について畜産農家等に供給するとともに、都道府県等の職員に対する講習会を開催、 牛個体識別システムで管理している情報の公開も行っている。 改善の 方向性 我が国畜産の発展と国民の豊かで安全・安心な食生活の確保のため、引き続き適切な事業執行に努め、民間や都道府県との役割分担を 明確にした上で、業務を推進する。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 引き続き予算の適切な執行に努める。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0071 平成24年 0081 平成25年 0030 事業番号0027 農林水産省 7,222百万円 【特定・補助】 A.独立行政法人家畜改良センター 7,222百万円 運営費交付金 7,009百万円 施設整備費補助金 213百万円 ① 家畜の改良及び増殖並びに飼養管理の改善 ② 飼料作物の増殖に必要な種苗の生産及び配布 ③ 飼料作物種苗の検査 ④ 調査研究及び講習指導等 ⑤ 種畜検査 ⑥ 牛個体識別システムの運営 ⑦ センターの資源を活用した外部支援 を実施。 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【民間競争入札(市場化テスト)】 (1業者/2業者) B.(株)ニッコクトラスト東日本 10百万円 中央畜産研修施設管理・運営事業 ① 研修施設の管理 ② 研修施設の運営 平成24年度~26年度 複数年契約 【一般競争入札・施設整備】 【一般競争入札】 【一般競争入札】 【一般競争入札】 【一般競争入札】 (1業者/6業者) (1業者/5業者) (1業者/8業者) (1業者/6業者) C.A社 158百万 円 D.B社 53百万円 奥羽牧場繁殖牛舎新 築工事 奥羽牧場肥育牛舎新 築工事 E.C社 2百万円 奥羽牧場肥育牛舎新 築工事設計業務及び 設計監理業務 F.D社 0.9百万 円 奥羽牧場繁殖牛舎新 築工事設計業務及び 設計監理業務 事業番号0027 A.独立行政法人家畜改良センター 費 目 使 途 人件費 E.C社 金 額 (百万円) 役員報酬、職員給与、諸手当、退職手当等 5,740 固定資産取得費牛舎等固定資産の新規取得(施設整備費) 213 固定資産取得費トラクター等固定資産の新規取得 160 保有家畜への給与飼料購入 肥料費 牧草生産用の肥料購入 86 家畜購入費 優良家畜生産用の家畜、受精卵等購入 83 その他 家畜管理補助等の臨時職員賃金 家畜管理用資材の購入等 計 委託料 44 366 7,222 使 途 管理運営費 人件費、清掃費、施設管理費 2 人件費、諸経費 計 2 B.(株)ニッコクトラスト東日本 費 目 金 額 (百万円) 530 飼料費 雑給 使 途 費 目 F.D社 金 額 (百万円) 費 目 10 委託料 10 計 使 途 金 額 (百万円) 0.9 人件費、諸経費 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 C.A社 費 目 建設費 使 途 直接工事費、共通費 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 158 建設費 計 使 途 直接工事費、共通費 使 途 金 額 (百万円) 158 計 D.B社 費 目 0.9 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 53 53 計 0 事業番号0027 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (独)家畜改良センター 業 務 概 要 ・家畜、家きん及びみつばちの改良及び増殖並びに飼養管理の改善。 ・種畜、種きん、種卵、種ばち、家畜人工授精用精液及び家畜受精卵の 配布並びに種畜の貸付け。 ・飼料作物の増殖に必要な種苗の生産及び配布。 ・飼料作物の種苗の検査。 ・前各号の業務に関する調査及び研究、講習並びに指導。 ・前各号の業務に附帯する業務 等 支 出 額 (百万円) 7,222 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 (株)ニッコクトラスト東日本 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 中央畜産研修施設管理・運営業務 10 2 92.9 2 3 4 5 6 7 8 9 10 C. 支 出 先 1 A社 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 奥羽牧場繁殖牛舎新築工事 支 出 額 (百万円) 入札者数 158 6 落札率 98.0 事業番号0027 D. 支 出 先 1 B社 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 奥羽牧場繁殖牛舎新築工事 入札者数 53 5 落札率 99.8 2 3 4 5 6 7 8 9 10 E. 支 出 先 1 C社 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 奥羽牧場肥育牛舎新築工事設計業務及び設計監理業務 入札者数 2 8 落札率 41.7 2 3 4 5 6 7 8 9 10 F. 支 出 先 1 D社 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 奥羽牧場繁殖牛舎新築工事設計業務及び設計監理業務 支 出 額 (百万円) 入札者数 0.9 6 落札率 30.6 平成26年行政事業レビューシート 事業名 加工原料乳等生産者経営安定対策事業交付金 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成13年度~終了(予定)なし 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 独立行政法人農畜産業振興機構法第10条第2号 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0028 (農林水産省) 生産局 作成責任者 牛乳乳製品課長 森 重樹 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 畜産部牛乳乳製品課 食料・農業・農村基本計画 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針 事業の目的 (目指す姿を簡 加工原料乳価格等が需給変動等により低落した場合に、生産者の拠出と国の助成金とによる生産者積立金によりその一定部分を補塡し、加工原料 潔に。3行程度以 乳生産者補給金制度と一体となって、酪農経営の安定を図り、もって、生乳の再生産の確保及び牛乳乳製品の安定供給に資する。 内) (1)加工原料乳生産者経営安定対策基金造成事業 (造成主体:指定生乳生産者団体) 基金設置年度:平成13年度、運用形態:取崩し型、事業形態:補助 事業概要 加工原料乳価格が補塡基準価格(過去3年間の平均取引価格)を下回った場合に、各指定生乳生産者団体 (全国10ブロック)に生産者と (5行程度以内。 国の拠出(1:3)により設けた加工原料乳生産者積立金により、加工原料乳の生産者に補塡金(価格低落の8割)を交付する。 (2)経営安定対策推進事業 (事業実施主体:指定生乳生産者団体) 別添可) 生産者積立金の管理、補塡金の交付等の業務を実施するに当たり必要な経費を助成する。 (国から(独)農畜産業振興機構への補助率:定額(指定生乳生産者団体分は1/2以内)) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 17 13 12 11 10 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - - 17 13 12 11 執行額 17 13 12 執行率(%) 100.0% 100.0% 100.0% 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 計 成果指標 24年度 25年度 千円 0 0 0 千円 0 0 0 % 100.0% 100.0% 100.0% 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 率 1.041 1.062 1.041 - 当初見込み 率 - - - - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 千円 1,527 1,222 1,100 - 16,801/11 13,441/11 12,097/11 - 算出根拠 単位当たり コスト 0 補助金額/事業実施主体数 計算式 / ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 目標値 (26年度) 23年度 活動指標 単位当たり コスト 10 単位 成果目標及び成 農家手取りが補塡基準価格(※)を下回った際に、生産 成果実績 果実績 者に対して支払われた補塡金総額。 目標値 (アウトカム) ※ 加工原料乳価格(農家手取り)の過去3年間の平均 取引価格。農家手取りが基準価格を下回った際には、低 達成度 落分の8割を支払うこととなっている。 活動指標及び活 本事業は、生乳の生産量を平成32年度に800万トンに 動実績 (アウトプット) するために、酪農経営の安定を図ることを目的としてお り、補塡基準価格に対する農家手取り額の比率を活動 指標として設定。 - 費 目 27年度要求 26年度当初予算 主な増減理由 システム改良費 7 6 全国会議費 0 0 ) 全国指導旅費・印刷費 1 1 情報処理及び通知に要する経費 1 1 ブロック会議費 1 0 ブロック指導旅費・印刷費 1 1 11 10 計 事業番号0028 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 評価に関する説明 ○ 本事業は、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法に 基づく生産者補給金の交付を受ける前提として必要な生 産者の拠出分と国費とにより、加工原料乳価格等が需 給変動により低落した場合に、補塡金を支払うものであ り、基本計画・酪農及び肉用牛生産の近代化を図るため の基本方針にも位置付けられている酪農経営安定対策 を構成する、優先度の高い事業である。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 生産者手取りが補塡基準価格を下回らなければ生産 者へ補塡金は支払われない。 ここ数年は生産者手取りが補塡基準価格を上回ってい るために、補塡金の支出実績はない。 加工原料乳価格等の低落に対するセーフティネットで あり、生産者手取りが補塡基準価格を下回らなければ発 動しない。 - ・本事業は、加工原料乳価格等が需給変動等により低落した場合に、生産者の拠出と国の助成金とによる生産者積立金によりその一定部 点検結果 分を補塡することにより、酪農経営の安定を図るものであり、優先度が高い事業である。 ・基金残高は、保有割合も1程度となっており、過大なものとはなっていない。 改善の 方向性 本事業の目的を達成するため、引き続き適切な事業執行に努め、効率的かつ適正な事業執行を図っていく。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行を図ることとする。 備考 ①保有割合:1.06 ※25年度末 算出方法:補助事業(取崩し型) 直近年度末の基金額(6,976百万円)÷必要補助・補塡額(加工原料乳分 4,634百万円+チーズ向け生乳分 2,160百万円) 必要額 加工原料乳 3.2円/Kg(想定低落額)×0.8(補塡率)×181万トン(限度数量)=4,685百万円 チーズ向生乳 4.5円/Kg(想定低落額)×0.8(補塡率)× 54万トン(対象数量)=1,944百万円 ②基金の終了・廃止予定時期:未定(加工原料乳生産者補給金等暫定措置法第5条に規定する積立金として、同法に基づく生産者補給金と一体となって酪農経営安定対策を構成する性格のも のであるため、終了及び廃止予定年度は設定していない。) ③基金の運用報告書等のHP:http://www.alic.go.jp/c-kanri/shinko01_000114.html 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0115 平成24年 0082 平成25年 0031 事業番号0028 農林水産省 12百万円 【交付】 12 A 独立行政法人農畜産業振興機構 事業の適性実施確保のため、①実施要綱の制定、 ②事業実施主体の選定、③交付申請書等の審査・指導 等 【補助】 0.6 【返還】 270 加工原料乳生産者積立金 B 指定生乳生産者団体(10ブロック) ① 当該事業に関係する調査及び指導 ② 当該事業の普及及び啓発活動 ③ 補塡金の円滑な交付事業等の実施に必要な経費 等 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) H25期首残高 7,370百万円 B 指定生乳生産者団体(10ブロック)合計 【収入】 繰越金 7,370百万円 拠出金 532百万円 運用益 9百万円 補助金 0.6百万円 自己負担 0.6百万円 【支出】 返納額 管理費 666百万円 1百万円 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 計 7,911百万円 計 666百万円 H25期末残高 6,976百万円 【返還】 666 【拠出】 532 事業参加農家(17千戸) ※生産者の拠出金は毎年度積み立てており、一定期間(3年 間)後に実績がなければ返還。国費分は毎年継続積立。 事業番号0028 A.独立行政法人農畜産業振興機構 E. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 その他 畜産業振興資金に繰入 9.0 役務費 システム改修経費 1.9 5指定生乳生産者団体(加工原料乳生産者 経営安定対策事業補助金) 0.6 補助金の類 計 11.5 費 目 計 B.指定生乳生産者団体 費 目 その他 使 途 補塡金の円滑な交付業務等 使 途 金 額 (百万円) 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 0.6 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0.6 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0028 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 株式会社 a システム保守料 1.0 - - 2 株式会社 b システム保守料 0.9 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - - 9 - - 10 - - 入札者数 落札率 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 ホクレン農業協同組合連合会 補塡金の円滑な交付業務等 0.3 - - 近畿生乳販売農業協同組合連 2 補塡金の円滑な交付業務等 合会 0.1 - - 3 東海酪農業協同組合連合会 補塡金の円滑な交付業務等 0.1 - - 九州生乳販売農業協同組合連 4 補塡金の円滑な交付業務等 合会 0.1 - - 5 北陸酪農業協同組合連合会 0.0 - - 6 7 8 9 10 補塡金の円滑な交付業務等 平成26年行政事業レビューシート 事業名 独立行政法人農畜産業振興機構運営費 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成15年度~終了(予定)なし 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 独立行政法人通則法第46条 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0029 (農林水産省) 生産局 作成責任者 総務課長 大杉 武博 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 総務課 独立行政法人農畜産業振興機構中期目標等 事業の目的 (目指す姿を簡 独立行政法人農畜産業振興機構が行う畜産物の価格安定や砂糖・でん粉の価格調整等の業務を円滑に実施するために必要な人件費 潔に。3行程度以 等の経費の一部を交付。 内) 独立行政法人農畜産業振興機構では、食料の自給率の向上、農業の再生、農山漁村の6次産業化のために不可欠な農業経営の安定 事業概要 を図るため、個別の法律に基づいて国として講ずることが必要な、主要な畜産物、野菜、甘味資源作物等の生産者等の経営安定対策の (5行程度以内。 ための補給金交付業務と農畜産物の需給安定・価格調整対策等の業務を実施。 別添可) 本交付金は、中期計画に定められた算定ルールに従い、一般管理費及び業務経費に充てるための交付金。(交付率は定額) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 1,887 1,631 1,855 1,965 1,735 補正予算 - ▲ 121 - - - - - - - - - - - - - 1,965 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 1,887 1,510 1,855 執行額 1,887 1,510 1,855 執行率(%) 100% 100% 100% 成果指標 成果実績 業務運営の効率化による経費の削減 - 1,735 単位 23年度 24年度 25年度 A-C A A A 目標値 ( 年度) 目標値 成果目標及び成 果実績 成果実績 (アウトカム) 事業費及び一般管理費の節減に係る取り組み(支出の 削減についての具体的方針及び実績等) 目標値 - - - - A-C A A A - - - - 職員の人事に関する計画(人員及び人件費の効率化に 成果実績 A-C A A A - - - - - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 % 18.8 37.9 3.1 - % - - 3.0 - % 103.6 101.3 100.4 - % 104 100程度 100程度 - 金額:5.0 金額:6.6 金額:3.2 - 件数:11.6 件数:11.9 件数:11.3 - - - - - 関する目標を含む。) 目標値 活動指標 ○一般管理費 ・平成24年度までに平成19年度比で15%削減する。(平 活動実績 成23年度、平成24年度) ・毎年度平均で少なくとも対前年比3%の抑制を目標に 当初見込み 削減する。(平成25年度) ○給与水準の適正化 活動指標及び活 ・年齢・地域・学歴勘案指数を平成24年度までに国家公 活動実績 動実績 務員と同程度とする。(平成23年度、平成24年度) (アウトプット) ・年齢・地域・学歴勘案指数を国家公務員と同程度に維 当初見込み 持をする。(平成25年度) ○随意契約の見直し ・真にやむを得ないものを除き原則として一般競争入札 活動実績 等によるものとする。 (随意契約の割合) 当初見込み - - % - 事業番号0029 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト - - - - - 計算式 - - - - - 算出根拠 単位当たり コスト ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 当該運営費交付金は人件費、水道光熱費等に使用さ れるもののため単位当たりコストの算出は困難。 費 目 26年度当初予算 1,864 人件費 27年度要求 1,599 前々年度決算反映に伴う減 一般管理費 199 193 中期計画に基づく減(▲3%) 業務経費 189 187 中期計画に基づく減(▲1%) 諸収入 ▲ 244 1,965 1,735 ) ▲ 286 計 主な増減理由 事業番号0029 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 ○ ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 事 業 の 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 有 効 性 重 複 排 除 ○ - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 所管府省・部局名 事業番号 類似事業名 評価に関する説明 当該運営費交付金は中期目標及び中期計画に基づ き、機構が行う畜産物の価格安定や砂糖・でん粉の価 格調整等の業務を円滑に実施するために必要な経費 の一部を交付するもので、農畜産物価格の安定等に寄 与するものであり、優先度は高い。 当該交付金は、機構が国から指示された中期目標の 達成に向け策定した中期計画・年度計画を実施するた めに交付されるものであり、負担関係は妥当である。 当該運営費交付金は人件費、水道光熱費等に使用さ れるもののため単位当たりコストの算出は困難。 機構からの支出は総合評価入札、一般競争を行って おり競争性は確保されている。 費目・使途については中期計画・年度計画を実施する ための必要な人件費、水道光熱費等に限定されてい る。 機構業務は、個別法等において業務の範囲が規定さ れ、更に大臣が定める中期目標に即して業務を行うこと となっていることから、他の手段・手法等は考えられな い。なお、中期目標において一般管理費については対 前年度比3%、業務経費については対前年度比1%の 抑制目標を指示しており、当該目標の下で機構自らが 効率的な執行に努めている。 一般管理費については、毎年度平均で少なくとも対前 年比3%の抑制を目標に削減するという中期目標を達 成している。給与水準については国家公務員と同程度 に維持するという中期目標を達成している。競争性のな い随意契約については件数、金額とも実績値について は前年を下回っている。 - 主務大臣が定めた中期目標及び当該中期目標を達成するために独立行政法人が定めた中期計画等に従い、中期目標期間中(平成25 ~29年度)において、以下の目標を掲げ、業務運営の効率化を図ることとしており、独立行政法人評価委員会などによる評価制度の中で その当否が事後的に判断される。 点検結果 ・一般管理費(人件費を除く):毎年度平均で少なくとも対前年比3%の抑制を目標に削減。 ・業務経費(附帯事務費):毎年度平均で少なくとも対前年比1%の抑制を目標に削減 ・給与水準の適正化:対国家公務員の年齢・地域・学歴勘案指数を国家公務員と同程度に維持する。 ・総人件費については、政府の方針を踏まえ、適切に対応する。 改善の 方向性 主務大臣が定めた中期目標を達成するために独立行政法人が定めた中期計画を確実に遂行する。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 縮 減 中期計画に基づき一般管理費を前年度比▲3%減及び業務経費を前年度比▲1%減で要求。 反映額:▲8百万円 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0086 平成24年 0084 平成25年 0033 事業番号0029 農林水産省 1,855百万円 【 特定・交付金 】 A 農畜産業振興機構 1,819百万円 (国費充当 1,463百万円) (自己収入 356百万円) 国庫納付 392百万円 役職員の人件費の支払 業務運営上必要となる経費の支出(一般管理費・業 務経費) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【総合評価入札・委託】 【総合評価入札・委託】 【総合評価入札・委託】 B (株)グローバル C (株)三菱化学 インフォメーション テクノリサーチ (4社) (2社) 2百万円 (3社) (2社) 6百万円 4百万円 D (株)社構研 3百万円 【総合評価入札・委託】 E 【一般競争・委託】 LMC F (株)グリーン INTERNATIONAL コープジャパン LTD (2社) (3社) 2百万円 2百万円 世界のでん粉需給に 甘味料及びでん粉の 計 9百万円 砂糖の国際需給等に関する 中国のでん粉・ 異性化糖に関する ベトナムにおける 砂糖の需給及び政策 調査及びEUにおける砂糖・ 情報収集事業に の動向に関する調査 でん粉の需給及び政策の 係る海外調査 動向に関する調査 関する調査 需要実態調査 事業番号0029 A. (独)農畜産業振興機構 費 目 使 途 E. LMC INTERNATIONAL LTD 金 額 (百万円) 役員報酬等 87 職員給与等 1,093 費 目 役務費 使 途 世界のでん粉需給に関する調査 金 額 (百万円) 2 人件費 役務費 事務室共益費・清掃料 21 システム保守料等 15 費 目 人材派遣費 8 委託費 世界のでん粉需給に関する調査 2 計 情報データ提供料金 2 広告料 1 その他(通訳代等) 35 借料及び損料 事務所借料、宿舎借上料等 72 委託費 国際需給等に関する調査等 24 賃金 非常勤職員給与(延7人) 旅費交通費 現地指導旅費等 租税公課 22 19 費目・使途 消耗品費 新聞雑誌類等 (「資金の流れ」に おいてブロックご 通信運搬費 電話料、郵送料宅配代等 とに最大の金額 が支出されている 印刷製本費 情報誌印刷代等 者について記載 諸謝金 会計監査法人、原稿料等 する。費目と使途 の双方で実情が 光熱水料 電気・ガス・水道代 分かるように記 載) 固定資産 借上宿舎敷金等 備品費 16 13 7 6 5 4 パソコン購入費等 3 固定資産税・都市計画税等 2 支払リース料 サーバリース料等 2 図書費 書籍購入費 1 その他 役職員厚生費等 2 運営費交付金 国庫納付額 債務 392 計 1,855 B. (株)グローバルインフォメーション 費 目 使 途 金 額 (百万円) 委託費 砂糖の国際需給等に関する調査 6 委託費 EUにおける砂糖・でん粉の需給及び政策 の動向に関する調査 4 計 9 C. (株)三菱化学テクノリサーチ 費 目 委託費 使 途 中国のでん粉・異性化糖に関する情報収 集事業に係る海外調査 計 金 額 (百万円) 3 3 D. (株)社構研 費 目 委託費 計 計 使 途 ベトナムにおける砂糖の需給及び政策の 動向に関する調査 金 額 (百万円) 2 2 2 F. (株)グリーンコープジャパン 使 途 甘味料及びでん粉の需要実態調査 金 額 (百万円) 2 2 事業番号0029 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (独)農畜産業振興機構 業 務 概 要 畜産物、甘味資源作物等の生産者等の経営安定対策のための補給金 交付業務と農畜産物の需給安定・価格調整対策等の業務を実施 支 出 額 (百万円) 1,855 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 (株)グローバルインフォメーション 砂糖の国際需給等に関する調査 6 3 61% 2 (株)グローバルインフォメーション EUにおける砂糖・でん粉の需給及び政策の動向に関する調査 4 2 53% 3 4 5 6 7 8 9 10 C. 支 出 先 1 (株)三菱化学テクノリサーチ 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 中国のでん粉・異性化糖に関する情報収集事業に係る海外調査 入札者数 3 2 落札率 97% 2 3 4 5 6 7 8 9 10 D. 支 出 先 1 (株)社構研 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 ベトナムにおける砂糖の需給及び政策の動向に関する調査 支 出 額 (百万円) 入札者数 2 4 落札率 91% 事業番号0029 E. 支 出 先 1 LMC INTERNATIONAL LTD 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 世界のでん粉需給に関する調査 入札者数 2 2 落札率 100% 2 3 4 5 6 7 8 9 10 F. 支 出 先 1 (株)グリーンコープジャパン 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 甘味料及びでん粉の需給実態調査 支 出 額 (百万円) 入札者数 2 3 落札率 69% 平成26年行政事業レビューシート 事業名 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構生物 系特定産業技術研究支援センター農業機械化促進事 業 事業開始・ 終了(予定)年度 平成15年度~終了(予定)なし 会計区分 一般会計 根拠法令 農業機械化促進法 独立行政法人通則法 (具体的な 条項も記載) 担当部局庁 事業番号 0030 (農林水産省) 生産局 作成責任者 生産資材対策室長 松岡謙二 食料の安定供給の確保(食料) 政策・施策名 ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 高性能農業機械等の試験研究、実用化の促進及び導入に関 関係する計画、 する基本方針(基本方針)及び独立行政法人の中期目標、中 通知等 期計画(中期目標等)、食料・農業・農村基本計画 担当課室 農産部技術普及課 事業の目的 (目指す姿を簡 農業機械の開発・改良、実用化の促進等を通じて生産性向上、環境負荷低減、農作業安全の推進等を図る。 潔に。3行程度以 内) 事業概要 基本方針及び中期目標等に即して、(独)農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター(生研センタ-)におい (5行程度以内。 て、農畜産物の生産性の向上、環境負荷低減等に資する高性能農業機械等の開発とこれに資する基盤的・先導的な試験研究を行うととも に、優良かつ安全な農業機械の普及に向けた検査・鑑定を実施(補助率:定額)。 別添可) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 1,848 1,760 1,656 1,680 1,668 補正予算 - ▲ 60 - - - - - - - - - - - - - - 1,848 1,699 1,656 1,680 執行額 1,821 1,697 1,654 執行率(%) 99% 100% 100% 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 計 成果指標 単位 成果目標及び成 成果実績 果実績 独法の年度実績評価結果(農業機械化の促進に関する 目標値 (アウトカム) 業務) (A評価以上かどうか) 達成度 A A A以上 % 100% 100% 100% 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 課題 62 61 59 ― 当初見込み 課題 62 56 58 49 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 百万円 29.4 27.8 28.0 1,821百万円 /62課題 1,697百万円 /61課題 1,654百万円 /59課題 単位当たり コスト 執行額(百万円)÷実施課題数 ) ( 単 費 目 26年度当初予算 27年度要求 (独立行政法人予算) 運営費交付金 人件費 一般管理費 業務費 1,577 1,575 798 794 64 63 825 諸収入 ▲ 110 施設整備費 計 825 ▲ 105 103 93 1,680 1,668 目標値 ( 年度) A以上 計算式 / 平 成 2 6 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 25年度 S 算出根拠 単位当たり コスト 24年度 A以上 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 農業機械化促進業務の実施課題数(小課題) 23年度 主な増減理由 事業番号0030 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要投 性入 の 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 ○ ○ 評価に関する説明 本事業は、農業機械化促進法に基づき、農作業の省力 化、環境負荷低減等に資する高性能農業機械等の開発 とこれに資する基盤的・先導的な試験研究を行うととも に、優良かつ安全な農業機械の普及に向けた検査・鑑 定を実施するため、(独)生研センターに対し必要な経費 を交付するものであり、我が国の農業・農村が直面する 課題等の克服に向け、国費を投入して実施すべき事業 である。 本事業で実施する高性能農業機械等の試験研究は、 農政上重要な課題ではあるが、開発内容や限られた市 場規模の関係から都道府県や民間企業等で実施するこ とはリスクが大きく困難である。 また、優良かつ安全な農業機械の普及に向けた検査・ 鑑定については、第三者的な視点と専門的ノウハウが必 要であり、都道府県や民間企業等で実施することは困難 である。 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ 本事業は、中期目標及び中期計画に基づき、農業に関 する技術上の総合的な試験及び研究等を計画的かつ効 率的に進めるための資金であり、優先度は高い。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 本事業は、独立行政法人通則法、中期目標及び中期 計画に基づき交付されるものである。 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 本事業は、独法が国から指示された中期目標の達成に 向け策定した年度計画を実施するために、独法に対し交 付されるものであり、負担関係は妥当である。 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 独法の業務は、当初見込んだ研究課題に対し同等以 上行われているので妥当である。 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 - 資金はすべて独法が当該研究を進めるための資金で あり、中間段階の支出はない。 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 費目・使途については個別法、中期目標及び中期計画 で定められた業務の実施に必要なものに限定されてい る。 本事業は、当該年度に必要な額を予算措置しており、 所要の手続きを経て次年度に繰り越される額を除き、ほ ぼ全額当該年度に執行されている。 独法の業務は、個別法において業務の範囲が区分して 定められており、更に大臣が定める中期目標に即して業 務を行うこととなっていることから、他の手段、方法は考 えられない。 なお、独法の業務は、独立行政法人評価委員会の評 価を受け、効率的な業務を行うよう改善を図るとともに、 運営費交付金について、国が中期目標により一般管理 費は少なくとも対前年度比3%、業務経費は少なくとも対 前年度比1%の抑制を示しており、当該目標の下で独法 自らが経費の効率的な執行・低コスト化を行っている。 平成25年度の実施予定課題数に見合った実績数と なっている。 研究成果については、開発・実用化された農業機械が 農業現場への導入、普及が図られ、その普及台数は累 計30万台に達し、農作業の効率化、労働負担の軽減に 貢献している。 また、整備された研究施設については、中期目標を達 成するために活用することとなる。 - (国費投入の必要性) 本事業は、中期目標、中期計画に基づき、食料安定供給のための研究等を重点的に実施するため、独法に対し試験及び研究等に必要な 経費を交付するものであり、引き続き国において実施していくこととする。 (事業の効率性) 本事業は、使途が個別法に定められた業務の実施に必要なものに限定されており、独法が国から指示された中期目標の達成に向け策定 点検結果 した年度計画を実施するために、適切に執行されている。なお、運営費交付金については、中期目標に示している、一般管理費は少なくとも 対前年度比3%、業務経費は少なくとも対前年度比1%の抑制を達成できるよう、引き続き独法に対し経費の効率的な執行を促していくことと する。 (事業の有効性) 独法の業務は、独立行政法人評価委員会により評価が行われており、その評価を踏まえた改善を図っていくこととする。 改善の 方向性 引き続き適切な事業執行に努めてまいりたい。 事業番号0030 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 引き続き適正な事業執行に努めてまいりたい。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0085 平成24年 0083 平成25年 0032 事業番号0030 農林水産省 1,654百万円 独立行政法人運営費交付金と独立行政法 人施設の整備 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【交付】 【補助】 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セン ター (生研センター) 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援セン ター (生研センター) A 運営費交付金 B 施設整備補助金 1,660百万円 国庫1,547百万円 109百万円 国庫109百万円 基本方針及び中期目標等に即して、農畜 産物の生産コスト縮減に資する高性能農 業機械等の開発とこれに資する基盤的・ 先導的な試験研究を行うとともに、優良か つ安全な農業機械の普及に向けた検査・ 鑑定等を実施 【公募・企画競争】 農畜産物の生産コスト縮減に資する高性 能農業機械等の開発とこれに資する基盤 的・先導的な試験研究を行うとともに、優 良かつ安全な農業機械の普及に向けた 検査・鑑定等を実施するため、効率的か つ効果的な研究を推進する上で必要な研 究移設の整備・改修 【一般競争入札等】 C 外部委託 D 工事請負 新農業機械実用化促進(株) 16百万円 (一社)全国農業改良普及 支援協会 3百万円 生研センターで開発する農業機械につ いて、農業現場の栽培体系や経営の実 状に沿った普及性の高いものを開発す るため、各品目の主産地などと連携し て、開発途上機のモニター調査や産地で の現地セミナー等を実施。 (株)山一建設 102百万円 屋上防水シート張り替え、空調機及び シャッターの更新等を実施 事業番号0030 A.独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 業務費 試作機の開発または開発促進評価試験等 809 人件費 職員の給与等 738 計 1,547 費 目 計 B.独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター 費 目 使 途 使 途 金 額 (百万円) 0 F. 金 額 (百万円) 建設費 工事費 99 設計費 設計及び管理費 10 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 109 計 C.新農業機械実用化促進株式会社 費 目 使 途 人件費 調査及び現地検討会・セミナーの企画、調査 報告書の作成等 印刷製本費 調査報告書、普及パンフレット等の印刷 業務費 旅費 G. 金 額 (百万円) 費 目 2 1 2 会場等借上費、会議費等 1 16 計 D.株式会社山一建設 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 建設費 実験棟屋上防水等改修工事 76 建設費 実験等シャッター等改修工事 26 計 金 額 (百万円) 2 調査及び現地検討会・セミナー等 計 費 目 使 途 8 調査及び現地検討会・セミナー等の実施 一般管理費 光熱水費等 その他 0 102 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0030 支出先上位10者リスト A.運営費交付金 支 出 先 業 務 概 要 独立行政法人農業・食品産業 農畜産物の生産性の向上、環境負荷低減、農作業安全向上等に資する高 1 技術総合研究機構生物系特定 性能農業機械等の開発とこれに資する基盤的・先導的な試験研究、優良か つ安全な農業機械の普及に向けた検査・鑑定を実施 産業技術研究支援センター 支 出 額 (百万円) 1,547 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B.施設整備補助金 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 農畜産物の生産性の向上、環境負荷低減、農作業安全向上等に資する高 独立行政法人農業・食品産業 性能農業機械等の開発とこれに資する基盤的・先導的な試験研究、優良か 1 技術総合研究機構生物系特定 つ安全な農業機械の普及に向けた検査・鑑定を実施するため、効率的かつ 産業技術研究支援センター 効果的な研究を推進する上で必要な研究移設の整備・改修 109 2 3 4 5 6 7 8 9 10 C.外部委託費 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 新農業機械実用化促進株式会社 開発途上機のモニター調査や産地での現地検討等を実施 2 (一社)全国農業改良普及支援協会試作機(ナガイモの種苗切断・調製装置)の設計・製作を実施 16 1 96.3% 3 1 88.1% 3 4 5 6 7 8 9 10 D.工事請負 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 株式会社山一建設 実験棟屋上防水等改修工事 76 3 74.2% 2 株式会社山一建設 実験棟シャッター等改修工事 26 1 94.1% 3 4 5 6 7 8 9 10 平成26年行政事業レビューシート 事業番号 0031 (農林水産省) 事業名 強い農業づくり交付金 担当部局庁 生産局 作成責任者 事業開始・ 終了(予定)年度 平成17年度~平成31年度 担当課室 総務課生産推進室 生産推進室長 及川 仁 会計区分 一般会計 政策・施策名 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化、③食 品産業の持続的な発展 根拠法令 卸売市場法(昭和46年法律第35号) 予算補助 関係する計画、 通知等 食料・農業・農村基本計画 (具体的な 条項も記載) 事業の目的 (目指す姿を簡 ①産地における競争力強化に向けた「攻め」の取組を支援し、国産農畜産物の力強い生産供給体制を確立 潔に。3行程度以 ②中央卸売市場における卸売場の低温化等の取組を推進し、安全で効率的な流通システムを確立 内) 国産農畜産物の安定的供給体制の構築に必要な共同利用施設整備等の支援について、地域の自主性・裁量性が高く、地域農畜産業 事業概要 の特徴を踏まえた柔軟な事業の推進が可能となるよう事業要望地区の成果目標の高さ等に基づくポイント制により、国から都道府県に対 (5行程度以内。 する配分額を決定し、一括して交付金を配分。 別添可) 都道府県は、自らの裁量で事業実施地区を採択する手法により、共同利用施設整備(乾燥調製施設、集出荷施設、処理加工施設等)、 低温卸売場などの卸売市場整備に要する経費の1/2等を農業者団体等に対して補助。(国から都道府県への交付率は定額) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 3,127 2,093 24,422 23,385 42,401 補正予算 27,006 21,500 11,068 27,479 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 3,373 26,858 23,103 ▲ 26,858 ▲ 23,103 ▲ 27,479 - - - - 50,864 計 6,648 27,348 31,114 執行額 6,030 20,984 27,416 執行率(%) 91% 77% 88% 成果指標 パン・中華めん用小麦品種の作付シェアを平成20年の 7%から平成32年の19%に増大(+12%) 大豆の単収向上技術(300A技術等)の導入面積を平成 20年の2万1千haから平成32年の5万9千haに増大(+ 3万8千ha) 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 国産牛肉、豚肉、鶏肉における平成20年の生産水準を 維持(目標年度:各年度) 下降傾向にある1中央卸売市場当たりの取扱金額を維 持(目標年度:26年度) 単位 23年度 成果実績 % 10 12 16 目標値 % 9 10 11 達成度 % 52.6 63.2 84.2 事業実施件数 目標値 (32年度) 19 ha 31,668 32,635 37,037(暫定値) 目標値 ha 34,000 37,000 40,000 達成度 % 53.7 55.3 62.8 成果実績 万t 牛肉51、豚肉 牛肉51、豚肉 牛肉51、豚肉 128、鶏肉138 130、鶏肉146 131、鶏肉146 目標値 % 牛肉52、豚肉 牛肉52、豚肉 牛肉52、豚肉 牛肉52、豚肉 126、鶏肉138 126、鶏肉138 126、鶏肉138 126、鶏肉138 達成度 % 牛肉98、豚肉 牛肉98、豚肉 牛肉98、豚肉 101.6、鶏肉 103.2、鶏肉 104.0、鶏肉 100.0 105.8 105.9 成果実績 億円 553 547 目標値 % 557 557 557 達成度 % 99.3 98.2 105 59,000 585 557 単位 23年度 24年度 25年度 活動実績 件数 80 179 340 - 当初見込み 件数 44 47 211 163 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 算出根拠 単位当たり コスト 25年度 成果実績 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 24年度 42,401 26年度活動見込 単位当たり コスト 円/件 75,369,739円 117,228,293円 80,635,308円 /件 /件 /件 - 計算式 円/件 6,029,579,120 20,983,864,500 27,416,004,555 円/179件 円/340件 円/80件 - 交付実績÷事業実施件数 26年度当初予算 27年度要求 ( 平 費 目 内 成 訳 2 (目)農業・食品産業強化対 策整備交付金 6 単 ・ 強い農業づくり交付金 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 計 主な増減理由 「新しい日本のための優先課題推進枠」 42,401 ) 23,385 42,401 23,385 42,401 事業番号0031 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 評 価 評価に関する説明 ○ 本事業は、施設の共同化や機能向上による高付加価 値化、低コスト化等を図ることにより、品質・価格等の消 費者ニーズに対応可能な生産体制を確立するとともに、 農畜産物の安定供給に資するものであり、優先度が高 い事業である。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 国の基準に即して成果目標を設定することを義務付け ることにより、政策目的に沿った事業実施を図っている。 また、費用対効果分析を実施することにより、事業の 効率化に努めているところ。 事業を活用して整備する施設の種類、規模等が毎年 異なることから、単位当たりコストの前年との比較により 評価することはなじまない。 全額を割り当てたが、事業実施主体において適正な 入札を行った結果、入札残が生じたこと等により不用が 生じた。 国産農畜産物の安定的供給体制の構築に必要な共 同利用施設整備等の支援について、地域の自主性・裁 量性が高く、地域農畜産業の特徴を踏まえた柔軟な事 業の推進が可能となる本事業の活用が有効であり、整 備された施設等については十分に活用されている。 - 産地競争力の強化等の事業目的の達成に向け、概ね適切に事業が実施されており、これまでに整備された施設等については十分に活 用されている。 点 検 ・ 改 善 結 果 点検結果 【優先度の高い事業となっているか。】 本事業は、施設の共同化や機能向上による高付加価値化、低コスト化等を図ることにより、品質・価格等の消費者ニーズに対応可能な 生産体制を確立するとともに、農畜産物の安定供給に資するものであり、優先度が高い事業である。 改善の 方向性 事業内容を充実する観点から、事業メニューの追加を行うとともに、政策的に重要な課題に対応するための優先枠を設定する等の事業 内容の改善を行ったところ。 引き続き適切な事業執行に努め、適切なコスト意識のもとで行われているか評価してまいりたい。 外部有識者の所見 ○中央卸売市場の施設整備については、中央卸売市場対策として他の事業と一本化して予算を集中させた方がよいのではないか。また、交付金を支出した 施設については、事後評価等を行い施設が有効利用されているか確認を行うこと。 ○農協が所有権を持つものや私企業への交付については、慎重に行うべきではないか。 ○予算規模も大きいため、効率的な執行に努めること。 行政事業レビュー推進チームの所見 事 業 内 容 の 一 部 改 善 本事業における25年度の執行率は、88%と低くなっている。これは、入札残が生じたこと等により不用が生じたことなどによるものである。以 上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 中央卸売市場の施設整備については、他事業との適切な役割分担のもと、予算の効率的な執行に努めるとともに、交付金を支出した施設に ついては、事後評価等を行い施設が有効利用されているか確認を行うこと。 執 行 等 改 善 ○執行額と予算額の乖離を改善するため、事業メニューの追加、整理を行うとともに、政策的に重要な課題に対応するための優先枠を設定す る等の事業内容の改善を行った。 ○中央卸売市場の施設整備については、今後とも事業相互の適切な役割分担のもと、引き続き予算の効率的な執行に努める。なお、都道府 県域を超えるような卸売業者等のネットワーク構築等を支援する事業(事業番号:0145 事業名:卸売市場間ネットワーク形成推進事業)は都 道府県がメニューや地区等の選定を基本的に担う本事業とは、交付ルート、事業実施主体等の事業の性格が異なるが、26年度に終了するこ ととなっている。 ○都道府県が毎年度点検評価し、施設が仮に適正かつ効率的に運用されていないと判断される場合改善措置を指導するなど、適切に事後 評価を行っている。 ○公益性の高い共同利用施設の整備等を支援する事業性格を踏まえ、私企業への支援は限定している。 ○引き続き予算の効率的な執行に努める。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0066 平成24年 0085 平成25年 0034 事業番号0031 農林水産省 27,416百万円 A 地方農政局等 (7農政局、沖縄総合事務局) 19,448百万円 管内の都府県に対する交 付金の交付事務、指導監 督等業務 B 都府県 (42府県) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) C 北海道 19,448百万円 7,968百万円 都府県下の市町村に対す る交付金の交付事務、事 業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に 必要な事務、指導監督、調 整、調査検討、共同利用施 設の整備等 道下の市町村に対する交 付金の交付事務、事業実 施主体への交付金の交付 事務、事業の推進に必要 な事務、指導監督、調整、 調査検討 D 市町村 (237市町村) 23,602百万円 事業実施主体への交付金 の交付事務、指導監督、調 整、共同利用施設の整備 等 E 農業協同組合等 (311団体) 21,133百万円 穀類乾燥調製施設、集出荷貯蔵施設、農産物処理加工施設、家 畜飼養管理施設、生産技術高度化施設、共同育苗施設の整備等 ※ 取組毎に集計しているため、交付先に重複がある。 事業番号0031 A.九州農政局 費 目 使 途 交付金 管内の県に対する交付金の交付事務、指導 監督等業務 計 E.鹿本農業協同組合 金 額 (百万円) 費 目 10,362 建設費 10,362 計 B.熊本県 費 目 交付金 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 旅費 使 途 県下の市町村に対する交付金の交付事務、 事業実施主体への交付金の交付事務、事業 の推進に必要な事務、指導監督、調整、調 査検討 計 6,292 使 途 費 目 道下の市町村に対する交付金の交付事務、 事業実施主体への交付金の交付事務、事業 の推進に必要な事務、指導監督、調整、調 査検討 金 額 (百万円) 計 0 費 目 使 途 金 額 (百万円) 7,968 0 賃金 臨時職員賃金 0 共済費 臨時職員社会保険料 0 需用費 消耗品費、図書購入費 0 役務費 電話料、郵便料、通信料 0 借上料 複写機使用料 0 計 7,968 計 D.熊本市 計 使 途 G. 金 額 (百万円) 現地調査旅費 建設費 1,170 6,292 旅費 費 目 1,170 F. 金 額 (百万円) C.北海道 交付金 集出荷貯蔵施設の建設 金 額 (百万円) 0 現地指導等旅費 費 目 使 途 使 途 集出荷貯蔵施設の建設 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 2,331 2,331 計 0 事業番号0031 支出先上位10者リスト A.地方農政局等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 九州農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 10,362 - - 2 東北農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 3,205 - - 3 関東農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 1,772 - - 4 沖縄総合事務局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 1,062 - - 5 近畿農政局 管内の府県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 1,052 - - 6 中国四国農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 782 - - 7 北陸農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 765 - - 8 東海農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 449 - - 入札者数 落札率 B.都府県 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 熊本県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 6,292 - - 2 秋田県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 1,179 - - 3 宮崎県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 1,141 - - 4 沖縄県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 1,062 - - 5 宮城県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 940 - - 6 福岡県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 896 - - 7 長崎県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 753 - - 8 鹿児島県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 657 - - 9 和歌山県 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 581 - - 県下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 525 - - 入札者数 落札率 - - 10 青森県 C.北海道 支 出 先 業 務 概 要 道下の市町村に対する交付金の交付事務、事業実施主体への交付金の 交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 1 北海道 D.市町村 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 7,968 支 出 額 入札者数 (百万円) 2,331 - 落札率 1 熊本市 事業実施主体への交付金の交付事務、指導監督、調整 2 網走市 集出荷貯蔵施設の整備 2,094 - - 3 伊是名村 農産物処理加工施設の整備 854 - - 4 八代市 事業実施主体への交付金の交付事務、指導監督、調整 742 - - 5 仙台市 中央卸売市場施設の整備 666 - - 6 横手市 事業実施主体への交付金の交付事務、指導監督、調整 610 - - 7 岩見沢市 農産物処理加工施設の整備 591 - - 8 厚沢部町 集出荷貯蔵施設の整備 548 - - 9 福岡市 中央卸売市場施設の整備 507 - - 事業実施主体への交付金の交付事務、指導監督、調整 448 - - 10 大樹町 - 事業番号0031 E.農業協同組合等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 入札者数 (百万円) 1,170 - 落札率 1 鹿本農業協同組合 集出荷貯蔵施設の整備 - 2 ユーユーフーズ(株) 農産物処理加工施設の整備 893 - - 3 北海道糖業(株) 農産物処理加工施設の整備 623 - - 4 日本甜菜製糖(株) 農産物処理加工施設の整備 590 - - 5 農事組合法人オーシャンリンク 家畜飼養管理施設の整備 448 - - 6 八戸農業協同組合 集出荷貯蔵施設の整備 403 - - 7 秋田ふるさと農業協同組合 穀類乾燥調製貯蔵施設の整備 368 - - 8 八代地域農業協同組合 低コスト耐候性ハウスの整備 354 - - 9 十勝農業協同組合連合会 種子種苗生産関連施設の整備 323 - - 穀類乾燥調製貯蔵施設の整備 314 - - 10 熊本市農業協同組合 平成26年行政事業レビューシート 事業番号 0032 (農林水産省) 事業名 飼料増産総合対策事業のうち国産粗飼料増産対策事 業 担当部局庁 生産局 事業開始・ 終了(予定)年度 平成17年度~平成30年度 担当課室 畜産部畜産振興課草地整備推進室 会計区分 一般会計 政策・施策名 根拠法令 食料・農業・農村基本法 第7条及び第28条 関係する計画、 通知等 (具体的な 条項も記載) 作成責任者 草地整備推進室長 田中 誠也 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 食料・農業・農村基本計画 事業の目的 (目指す姿を簡 食料・農業・農村基本計画で定めた飼料自給率38%、粗飼料自給率目標100%を達成し、輸入粗飼料価格の動向に左右されにくい国産飼 潔に。3行程度以 料基盤に立脚した力強い畜産経営を確立する。 内) ① コントラクター等の飼料生産組織の育成を図るため、新たに作業受託を始めるコントラクター等に対し、作業受託開始当初3年間に限り、 受託面積に応じた支援を直接払いにより行う。(補助率:定額(償却費の1/2相当)) 事業概要 ② 飼料作物の中で取組が浅く、現段階での品質・収量に差が見られる稲発酵粗飼料(稲WCS)について、ハイグレード稲発酵粗飼料コー (5行程度以内。 ディネーターの指導の下で高品質・高収量な稲発酵粗飼料を生産・利用する取組に対し、飼料の生産面積に応じた支援を畜産農家に直接 別添可) 払いにより行う。(補助率:1万円/10a以内) ③ 事業の円滑な推進を図るための確認、検査等を行う。(補助率:定額) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 1,214 911 803 581 739 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - - 1,214 911 803 581 執行額 1,161 837 578 執行率(%) 96% 92% 72% 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 計 粗飼料自給率 23年度 24年度 25年度 成果実績 % 77 76 77(概算) 目標値 % 100 100 100 達成度 % 77 76 77(概算) 飼料生産受託組織の受託面積(収穫作業) 及び稲発酵粗飼料の供給面積 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 ha 受託組織 22,425 WCS13,179 受託組織 9,060 WCS9,379 - 当初見込み ha 13,416 21,617 19,375 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト 円/ha 31,950円/ha 23,459円/ha 31,328円/ha - 執行額 ÷ 取組面積 計算式 / ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 100 受託組織 21,754 WCS14,571 算出根拠 単位当たり コスト 目標値 (32年度) 単位 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 739 単位 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) - 1,161,429,422 円/36,351ha 835,231,370円 577,662,115円 /35,604ha /18,439ha - 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 飼料生産組織育成 131 115 高栄養粗飼料増産 440 403 ・ 省力化・低コスト化を図るため、地域一体となった放牧酪農技術の向上の取組や繁 殖雌牛の放牧の取組に対する支援を新設。 国産粗飼料増産推進 10 5 地域づくり放牧推進 - 216 581 739 費 目 ) 計 事業番号0032 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 事 業 の 効 率 性 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 - 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事 業 の 有 効 性 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 輸入飼料価格が高騰する中、国産畜産物の安定供給 を図るためには、国内の飼料生産基盤に立脚した力強 い畜産経営を確立することが重要である。 また、食料・農業・農村基本計画において、飼料自給率 目標等が定められており、その達成に向けた手段として も本事業の優先度は高い。 本事業は国の直接採択事業であり、簡素で効率的な執 行体制としている。 事業の円滑な推進を図るための確認、検査等を行う経 費については、コスト低減に努めており、適切なコスト意 識のもとで事業を実施している。 また、北海道の天候不順等の影響により、飼料生産組 織が受託する作業面積が予定を下回ったため、不用率 が大きくなった。 なお、24年度の単位当たりコストが低いのは、受託する 作業内容により補助単価が異なることが主な理由であ る。 北海道の天候不順等の影響により、飼料生産組織が 受託する作業面積が予定より下回ったため、活動実績に ついては見込みを下回った。 - ・輸入飼料価格が高騰傾向にある中、畜産経営の安定化を図る上でも優先度が高い事業である。 点検結果 ・国の直接採択事業として、地方農政局等の指導等により適切な事業執行体制を図った。 ・北海道等の天候の影響により、飼料生産組織育成の受託作業が停滞した。 改善の 方向性 昨年度は北海道の天候不順等の影響により執行率は72%となったが、取組への参加要望は多い。 また、26年度は稲発酵粗飼料(稲WCS)の推進に代わり、新たに高栄養粗飼料(青刈りとうもころし等)の推進を開始したところ。 引き続き、円滑かつ適正な事業執行に努めて参りたい。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 事 業 内 容 の 一 部 改 善 本事業における25年度の執行率は、72%と低くなっている。これは、天候不順等の影響により、飼料生産組織が受託する作業面積が予定を下 回ったことなどによるものである。また、活動実績において、「飼料生産受託組織の受託面積及び稲発酵粗飼料の供給面積」が当初見込みを下 回っている。以上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」、「活動が活性化するような支援方策の見直し」を行うべきであり、本事業は「事 業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 ・執行額と予算額の乖離を改善するため、執行率の低いメニューについては、内容及び予算額を見直した。 ・また、活動が活性化するよう、政策課題に対応した新たな事業メニュー(乳用牛・肉用繁殖牛の放牧の取組に対する支援)を創設した。 ・活動が活性化し、予算額に見合った執行が確保されるよう、事業内容及び効果の周知に努めてまいりたい。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0084 平成24年 0086 平成25年 0035 事業番号0032 農林水産省 578百万円 【補助】 【補助】 【補助】 A 飼料生産組織 (21組織) 148百万円 B 畜産農家 (1,007戸) 429百万円 C 地域検討会 (5組織) 1百万円 受託作業の拡大を実施 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 稲発酵粗飼料の給与及び 記録を実施 申請内容の確認、検査 ・指導、助言を実施 事業番号0032 A.飼料生産組織(a) 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 37.2 受託作業経費 資材等 計 37.2 計 B.畜産農家(a) 費 目 経営費 使 途 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 30.6 資材等 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 30.6 計 C.地域検討会(a) 費 目 賃金 消耗品費 使 途 G. 金 額 (百万円) 人件費 0.46 印刷用紙等 0.02 計 0.48 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0032 支出先上位10者リスト A 飼料生産組織 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 飼料生産組織(a) コントラクター 37.2 - - 2 飼料生産組織(b) コントラクター 33.5 - - 3 飼料生産組織(c) コントラクター 14.4 - - 4 飼料生産組織(d) コントラクター 13.4 - - 5 飼料生産組織(e) コントラクター 11.7 - - 6 飼料生産組織(f) コントラクター 9.8 - - 7 飼料生産組織(g) コントラクター 5.7 - - 8 飼料生産組織(h) コントラクター 5.4 - - 9 飼料生産組織(i) コントラクター 4.9 - - 10 飼料生産組織(j) コントラクター 2.5 - - 入札者数 落札率 B 畜産農家 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 畜産農家(a) 畜産経営 30.6 - - 2 畜産農家(b) 畜産経営 26.1 - - 3 畜産農家(c) 畜産経営 23.5 - - 4 畜産農家(d) 畜産経営 20.9 - - 5 畜産農家(e) 畜産経営 17.9 - - 6 畜産農家(f) 畜産経営 14.1 - - 7 畜産農家(g) 畜産経営 12.9 - - 8 畜産農家(h) 畜産経営 11.9 - - 9 畜産農家(i) 畜産経営 11.7 - - 10 畜産農家(j) 畜産経営 10.0 - - 入札者数 落札率 C 地域検討会 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 地域検討会(a) 事業の確認、検査等 0.48 - - 2 地域検討会(b) 事業の確認、検査等 0.17 - - 3 地域検討会(c) 事業の確認、検査等 0.09 - - 4 地域検討会(d) 事業の確認、検査等 0.03 - - 5 地域検討会(e) 事業の確認、検査等 0.00 - - 6 7 8 9 10 平成26年行政事業レビューシート 事業名 多様な畜産・酪農推進事業のうち家畜改良対策推進 平成17年度~平成26年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業の目的 (目指す姿を簡 潔に。3行程度以 内) 生産局 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 0033 事業番号 (農林水産省) 作成責任者 畜産技術室長 畜産部畜産振興課畜産技術室 渡辺 裕一郎 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 家畜改良増殖目標 口蹄疫等海外での悪性の家畜伝染病発生のリスクにも対応し、種畜の供給を海外に全面的に依存するのではなく、国産の高能力の種畜の供給体制 を維持していくとともに、精度の高い遺伝的能力評価や新しい評価手法の確立などにより、改良に長い年月を要する家畜の効率的な改良を進め、国産 畜産物の生産性や品質の向上を図ることにより我が国畜産業の国際的な競争力を高めることに資する。 ①種畜の遺伝的能力評価を行うための (a)生産者や関係機関からのデータの収集・とりまとめ 【定額】 (b)養豚農家間の種豚の血縁関係構築のための基準豚の導入【1/2以内】 ②遺伝子情報を加味した新たな評価手法の確立【定額】 事業概要 ③優良新規種雄牛の遺伝的能力評価のためのデータの収集【定額】 (5行程度以内。 ④多様な育種素材確保のための受精卵導入 【1/2以内】 別添可) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 666 490 398 430 503 補正予算 ▲ 152 ▲ 26 - - - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 執行額 執行率(%) - - - - 514 464 398 430 478 451 383 93% 97% 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) ・肉用牛の枝肉重量 (家畜改良増殖目標) ・豚の1日平均増体量 (家畜改良増殖目標) 国産牛肉、豚肉における平成20年の生産水準を維持 (目標年度:各年度) (23、24年度実績値は暫定値) 96% 23年度 24年度 25年度 成果実績 kg 8,034 8,154 8,198 目標値 kg 8,500 8,500 8,500 達成度 % 95% 96% 96% 成果実績 kg 432 433 434 目標値 kg 460 460 460 達成度 % 94% 94% 94% 成果実績 g 876 870 896 目標値 g 900 900 900 達成度 % 成果実績 万t 目標値 万t 達成度 % 活動指標 単位 活動実績 目標値 (32年度) 8,500 460 900 97% 97% 100% 牛肉51、 豚肉128 牛肉52、 豚肉126 牛肉98、 豚肉102 牛肉51、 豚肉130 牛肉52、 豚肉126 牛肉98、 豚肉103 牛肉51、 豚肉130 牛肉52、 豚肉126 牛肉98、 豚肉103 牛肉52、 豚肉126 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 56 56 56 ― (56) (56) (56) (56) 31 32 30 ― (30) (30) (30) (30) 940 828 695 ― (720) (684) (940) (1050) 23年度 24年度 25年度 26年度見込 万頭 ・乳用牛の遺伝的能力評価のためのデータ収集頭数 当初見込み 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) ・肉用牛の遺伝的能力評価のためのデータ収集頭数 503 単位 成果指標 ・乳牛の1頭当たり年間乳量 (家畜改良増殖目標) - 活動実績 万頭 当初見込み 活動実績 ・豚改良の推進を図るための基準豚の導入頭数 頭 当初見込み 単位 算出根拠 単位当たり コスト 357 円/頭 235 346 乳用牛の遺伝的能力評価に係る事業費(131百万円)/ 乳用牛の遺伝的能力評価のためのデータ収集頭数(56 131,441,000円 200,000,000円 194,000,000円 万頭) 計算式 / /560,000頭 /560,000頭 /560,000頭 ― ― 事業番号0033 単位当たり コスト 単位当たり 385 円/頭 346 385 肉用牛の遺伝的能力評価に係る事業費(105百万円)/ コスト 肉用牛の遺伝的能力評価のためのデータ収集頭数 121,118,129円 123,614,751円 105,038,768円 (30.4万頭) 計算式 / /306,542頭 /318,649頭 /303,962頭 ― 単位当たり コスト 血縁構築のための基準豚導入に係る事業費(21百万 円)/導入頭数(695頭) 費 目 26年度当初予算 27年度要求 遺伝的能力評価の推進(乳用牛) 171 248 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 遺伝的能力評価の推進(肉用牛) 155 171 遺伝的能力評価の推進(豚) 32 41 特色のある遺伝資源の活用推進 3 0 ) 新しい評価手法確立対策 39 13 和牛遺伝資源の有効活用対策 30 30 計 430 503 円/頭 計算式 / ― 28,265 28,069 29,852 ― 26,569,050円 /940頭 23,241,281円 /828頭 20,747,426円 /695頭 ― 主な増減理由 事業内容を見直し(特色ある遺伝資源の活用推進は廃止、また遺伝的能力評価の 推進については、能力評価の精度向上のため、頭数を増加したこと等により、拡 充。)を行ったため、予算額が増加した。 事業メニュー2つの内、1つを廃止したため、予算額が減少した。 事業番号0033 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 評 価 評価に関する説明 ○ 家畜の改良は、国産畜産物の生産性や品質の向上を 通じ、国民への高品質な国産畜産物の安定供給に資す るものであり、我が国の消費者ニーズも踏まえて設定し ている家畜の能力・体型等に関する家畜改良増殖目標 の実現等を推進する本事業は、広く国民のニーズがあ り、優先度の高い事業である。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 × 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 所管府省・部局名 事業番号 類似事業名 複 排 除 22年度から事業実施主体を特定せず事業実施主体の 公募を開始。23年度、24年度は公募期間を22年度の3 週間から4週間に延長するとともに、事業メニューを前 年の9から13に細分化。 25年度は、複数者応札により競争性が確保できるよう、 公募に係る説明会を実施し、これまで実質的に全国で 事業実施できる組織のみとしてきた公募条件を見直し、 地域やブロック等での公募も可能とするなどの見直しを 行った結果、3事業のうち2事業について複数者応札が あり、競争性の確保について改善が図られた。 単位当たりコストの算出根拠における血縁構築のため の基準豚導入に係る事業費は、導入する種豚の価格が 品種、需給動向等によって異なることから、前年度と比 較することは困難である。 豚改良の推進を図るための基準豚の導入頭数が当初 見込みを下回ったが、これは平成25年10月以降、豚流 行性下痢(PED)の発生が拡大したことに伴う家畜市場 の開催中止、種豚生産農場へのPED侵入による子豚の 死亡等により、種豚の導入が困難になったことによる。 - (事業の目的) ・家畜の改良は、国産畜産物の生産性や品質の向上を通じ、国民への高品質な国産畜産物の安定供給に資するものであり、我が国の消 費者ニーズも踏まえて設定している家畜の能力・体型等に関する家畜改良増殖目標の実現等を推進する本事業は、広く国民のニーズが あり、優先度の高い事業である。 ・また、長期的にひっ迫基調の国際的穀物需給への適応や我が国の食文化等、我が国で求められる家畜の能力(和牛の肉質(おいしさ等) や増体性、乳牛の泌乳持続性等)に関する改良目標を達成するためには、欧米に比較して改良基盤が小さい我が国において、国・県・民 間団体・生産者等が一丸となり、それぞれの役割をしっかり果たしていくことが必要。このため、役割分担の下、効率的に全国的な改良を 進める必要があることから、国が統一的な指標を示すとともに、これに基づき民間がデータを収集する取組に対し支援。 点 検 ・ 改 善 結 果 (資金の流れ・使途等) 点検結果 ・22年度から事業実施主体を特定せず事業実施主体の公募を開始。23年度、24年度は公募期間を22年度の3週間から4週間に延長する とともに、事業メニューを前年の9から13に細分化。25年度より、複数者応札により競争性が確保できるよう、公募に係る説明会の実施や これまで実質的に全国で事業実施できる組織のみとしてきた公募条件を見直し、地域やブロック等での公募も可能とするなどの見直しを 行った結果、3事業のうち2事業について複数者応札があり、競争性の確保について改善が図られた。 ・また、独立行政法人の業務との重複を避けるため、本事業で実施していた「調整連絡会議」については、25年度に中止した。 (活動実績) ・本事業の成果としては、直近10年間において、乳用牛の乳量は年当たり+65kg、肉用牛の枝肉重量は年当たり+4.3kg、豚の1日平均 増体量は年当たり+6.8gであり、それぞれ増加している。 ・25年度より、新しい評価手法の確立対策として、SNP情報を活用した遺伝的評価手法の確立の推進に事業内容を変更し、乳牛について は経産牛で1,200頭、肉用牛では2,750頭(種雄牛:1,000頭、雌牛:1,750頭)のSNP情報を取得。 改善の 方向性 公募期間を十分に確保するとともに、公募のための説明会の複数回実施や公募開始前から積極的な事業周知を図る。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 な事 改業 善全 体 の 抜 本 的 本事業は、活動実績において、「豚改良の推進を図るための基準豚の導入頭数」が当初見込みを下回っている。また、公募としている資金の 流れのBについて、2年以上連続して1者応札となっている。以上のことから、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、「支出先の選定 における競争性・透明性の一層の向上」を行うべきであり、本事業は「事業全体の抜本的な改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 縮 減 ①豚改良の推進を図るための基準豚導入については、平成25年度当初見込みを下回ってしまったが、これは全国的な家畜疾病の発生の影 響を受けたことによるものである。今後の活動実績は家畜疾病の状況にもよるが、平成26年度から全国団体も事業に参加することとなったこ とから、平成26年度は、25年度の当初見込みよりも増加することを見込んでいる。また、平成27年度予算の概算要求については、より広域的 な取組が図られるよう一部事業内容の見直しを行ったことから、増額し計上しているところ。 ②支出先の選定については、引き続き応募可能と考えられる者への積極的なPRを図ることにより、複数者応募となるよう、競争性・透明性の 一層の向上に努めてまいりたい。 反映額:▲26百万円 事業番号0033 備考 公開プロセス実施年:平成24年度 レビューシート番号・事業名:0087 多様な畜産・酪農推進事業のうち家畜改良推進事業 結果:抜本的改善 とりまとめコメント: 多様な畜産・酪農推進事業のうち家畜改良対策推進の見直しの余地についてですが、抜本的改善という方が3名、一部改善という方が3名でした。 その中で主なコメントを紹介しますと、「選択と集中、民間と連携の強化、オランダ型を目指す戦略が必要。現状は戦略が不足」、「(独)家畜改良センターの 役割の明確化が必要、支出先の選定の見直しが必要」、「仕組みは改善の余地がある。仕組みを変えれば予算削減が可能」という意見が抜本的改善のコメ ントでした。 一部改善としては、「本来的には家畜改良センターの役割。運営費交付金の中で行われるべき。補助金である意味が不明。国の役割なら委託で良いので は」、「1者応札5件には改善が必要」というコメントがありました。 この公開プロセスの結論としては、支出先の選定の見直しが必要や予算削減を図るために仕組みを変えることを含めた抜本的改善とさせていただきます。 また、有識者の皆様から「戦略」という意見をいただいており、これは省の問題としてしっかりと取り組んでいかなければならないと考えております。 更に、独立行政法人に支出している事業については、独立行政法人の本来業務ではないか、運営費交付金で対応すべきものではないか等の視点で見直 しを行い、重複の排除や役割分担の徹底を図るべきである。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0098 平成24年 0087 平成25年 0036 事業番号0033 農林水産省 383百万円 【公募・補助】 1団体/2団体 【公募・補助】 2団体/2団体 【公募・補助】 2団体/3団体 A 乳用 牛群検定 全国協議 会 13百万 円 B 肉用牛 改良情報 活用協議 会 (他1団体) 120百万 円 C 日本 ホルスタ イン登録 協会 (他1団体) 41百万 ・遺伝的能力 評価に必要な 血統、泌乳成 績等のデータ 収集、とりまと め、提供。 ・遺伝的能力 評価に必要な 枝肉成績等 の収集、提供。 ・肉用牛の生 産性向上を図 るための繁殖 性に係る人工 授精データ等 のデータ収集、 とりまとめ、提 供 ・SNPを活用し た乳用牛の能 力評価精度 の向上や遺 伝的多様性 に配慮した肉 用牛の評価 手法の導入 のための、D NAサンプル の収集・SNP 情報の分析、 評価等を実施。 D 地方農 政局等 (9か所) 209百万 円 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【公募・補助】 46団体/46団体 【公募・補助】 E 北海道ホ ルスタイン農 業協同組合 (他45団体) 85百万円 ・乳器等の体型 データの収集 【公募・補助】 157団体/157団 F 道東あさひ 農業協同組合 (他157団体) 90百万円 ・飼料給与・繁殖 データの収集 12団体/13団 【公募・補助】 G 沖縄県農 業協同組合 (他11団体) 9百万円 ・優良新規種雄 牛の遺伝的能力 評価のための データの収集 【公募・補助】 22団体/26団 7団体/8団体 H 鹿児島きも つき農協本部 養豚部会 (他6団体) 21百万円 ・養豚農家間の種 豚の血縁関係構 築のための基準 豚の導入 I 大分県酪 農協同組合 (他21団体) 4百万円 ・多様な育種素材 確保のための受 精卵の導入 事業番号0033 A.乳用牛群検定全国協議会 費 目 賃金 使 途 F.道東あさひ農業協同組合 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 11 調査費 飼料給与、繁殖情報等のデータ収集 4 印刷製本費 乳用種雄牛評価成績印刷等 1 推進費 飼養効率向上のための改善活動費 1 通信運搬費 電話、郵送料等 1 データ確認、システム機能チェック等 計 13 計 5 B.肉用牛改良情報活用協議会 費 目 使 途 役務費 システム整備・改善費、データ収集・処理・ 分析、提供費 賃金等 とりまとめ賃金、消耗品等 G.沖縄県農業協同組合 金 額 (百万円) 98 費 目 調査謝金 計 計 C.日本ホルスタイン登録協会 使 途 SNP解析 役務費 DNAサンプル収集 計 4 費 目 27 使 途 家畜改良推進事業に係る補助金 計 使 途 家畜購入費 基準豚の購入 金 額 (百万円) 7 1 計 D.北海道農政事務所 補助金 4 H.鹿児島きもつき農協本部養豚部会 金 額 (百万円) 26 検査費 費 目 優良新規種雄牛産子のデータ収集 金 額 (百万円) 6 105 費 目 使 途 1 会議等開催費 会場借料、旅費等 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 使 途 7 I.大分県酪農業協同組合 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 110 受精卵購入費 優良受精卵の購入 1 110 1 計 E.北海道ホルスタイン農業協同組合 費 目 調査費 計 使 途 乳用牛の体型調査経費 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 54 54 計 0 事業番号0033 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 乳用牛群検定全国協議会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 乳用牛の後代検定の推進に係る会議、遺伝的能力評価の推進に係る事 業 入札者数 落札率 2 13 B. 業 務 概 要 支 出 先 1 肉用牛改良情報活用協議会 肉用牛の改良の推進にかかる会議、遺伝的能力評価の推進に係る事業 2 家畜改良事業団 肉用牛の生産性向上を図るための繁殖性に係る人工授精データ等のデー タ収集、とりまとめ、提供 支 出 額 (百万円) 入札者数 105 1 15 1 落札率 C. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 1 日本ホルスタイン登録協会 SNPを活用した乳用牛の能力評価精度の向上ための、DNAサンプルの収 集・SNP情報の分析、評価等を実施。 27 2 2 全国和牛登録協会 遺伝的多様性に配慮した肉用牛の評価手法の導入のための、DNAサンプ ルの収集・SNP情報の分析、評価等を実施。 13 2 落札率 D. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 - 1 北海道農政事務所 家畜改良推進事業に係る補助金 110 - 2 九州農政局 家畜改良推進事業に係る補助金 39 - - 3 東北農政局 家畜改良推進事業に係る補助金 17 - - 4 関東農政局 家畜改良推進事業に係る補助金 17 - - 5 中国四国農政局 家畜改良推進事業に係る補助金 11 - - 6 東海農政局 家畜改良推進事業に係る補助金 7 - - 7 沖縄総合事務局 家畜改良推進事業に係る補助金 4 - - 8 近畿農政局 家畜改良推進事業に係る補助金 3 - - 9 北陸農政局 家畜改良推進事業に係る補助金 1 - - 入札者数 落札率 10 E. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 北海道ホルスタイン農業協同組合 乳用牛の体型調査 54 - - 2 熊本県酪農業協同組合連合会 乳用牛の体型調査 3 - - 3 (社)岩手県畜産協会 乳用牛の体型調査 2 - - 4 鹿児島県酪農業協同組合 乳用牛の体型調査 2 - - 5 (公社)群馬県畜産協会 乳用牛の体型調査 2 - - 6 ふくおか県酪農協協同組合 乳用牛の体型調査 2 - - 7 酪農とちぎ農業協同組合 乳用牛の体型調査 2 - - 8 愛知県酪農農業協同組合 乳用牛の体型調査 1 - - 9 大山乳業農業協同組合 乳用牛の体型調査 1 - - 10 茨城県酪農業協同組合連合会 乳用牛の体型調査 1 - - F. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 道東あさひ農業協同組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 5 - - 2 熊本県乳用牛群検定組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 5 - - 3 おかやま酪農業協同組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 2 - - 4 宮崎県経済農業協同組合連合会 飼料給与、繁殖等のデータ収集 2 - - 5 中春別乳牛検定組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 2 - - 6 鹿児島県酪農業協同組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 2 - - 7 中標津乳牛検定組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 2 - - 8 計根別乳牛検定組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 1 - - 9 標津町乳牛検定組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 1 - - 10 北宗谷農業協同組合 飼料給与、繁殖等のデータ収集 1 - - 事業番号0033 G. 支 出 先 1 沖縄県農業協同組合 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 優良新規種雄牛産子のデータ収集 3.52 - - 2 一般社団法人青森県畜産協会 優良新規種雄牛産子のデータ収集 1.52 - - 3 大分県畜産協会 優良新規種雄牛産子のデータ収集 1.34 - - 4 秋田県畜産農協 優良新規種雄牛産子のデータ収集 0.70 - - 5 秋田県配合飼料価格安定基金協会 優良新規種雄牛産子のデータ収集 0.52 - - 6 こまち農業協同組合 0.44 - - 優良新規種雄牛産子のデータ収集 7 秋田おばこ農業協同組合 優良新規種雄牛産子のデータ収集 0.38 - - 8 秋田しんせい農業協同組合 優良新規種雄牛産子のデータ収集 0.34 - - 9 新あきた農業協同組合 優良新規種雄牛産子のデータ収集 0.34 - - 優良新規種雄牛産子のデータ収集 0.20 - - 入札者数 落札率 10 新岩手農業協同組合 H. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 鹿児島きもつき農協本部養豚部会 基準豚の購入 7 - - 2 愛知県養豚農協原種豚研究部会 基準豚の購入 4 - - 3 ノーサン養豚振興会 基準豚の購入 3 - - 4 指定種豚場栃木県協議会 基準豚の購入 2 - - 5 南州黒豚会 基準豚の購入 2 - - 6 藤栄ファームグループ養豚振興会 基準豚の購入 2 - - 7 ナンチクグループ 1 - - 8 - - 9 - - 10 - - 入札者数 落札率 基準豚の購入 I. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 大分県酪農業協同組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.7 - - 2 おかやま酪農協同組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.5 - - 3 ふらの乳牛検定組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.3 - - 4 道東あさひ農業協同組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.3 - - 5 十勝清水町農業協同組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.3 - - 6 上士幌町農業協同組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.2 - - 7 いわみざわ農業協同組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.2 - - 8 中標津農業協同組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.2 - - 9 石狩北地区乳牛検定組合 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.2 - - 優良受精卵、優良性判別受精卵の購入 0.2 - - 10 そらち南乳牛検定組合 平成26年行政事業レビューシート 持続的酪農経営支援事業 事業名 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成18年度~平成27年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0034 (農林水産省) 生産局 作成責任者 畜産企画課長 畜産企画課 水野 政義 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 食料・農業・農村基本計画 事業の目的 (目指す姿を簡 自給飼料生産基盤に立脚し、家畜排せつ物の還元用地を確保しながら、環境への負荷軽減に取り組む酪農経営が、持続的かつ安定的に 潔に。3行程度以 継続できるよう支援することで、食料自給率の向上、国土の保全及び地域の活性化等に資する。 内) 持続的な経営を行う酪農家(飼料作付面積を確保し環境負荷軽減に取り組んでいる者)に対し、飼料作付面積に応じた交付金を交付する。 (1)交付対象の要件 事業概要 ・ 経産牛1頭当たり飼料作付面積が北海道で40a/頭以上、都府県で10a/頭以上 (5行程度以内。 ・ 環境負荷軽減に取り組んでいること 別添可) (2)交付金単価 ・ 飼料作付面積1haあたり15千円 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 (単位:百万円) 25年度 26年度 27年度要求 7,884 当初予算 6,347 6,229 6,229 6,226 補正予算 - ▲ 248 - - - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 24年度 - - - - - 6,347 5,981 6,229 6,226 執行額 5,722 5,743 5,794 執行率(%) 90 96 93 計 成果指標 7,884 目標値 (毎年度) 単位 23年度 24年度 25年度 成果実績 % 97.1 96.7 (H26.12月頃見込把 握予定(確定値は H27.5月頃)) 目標値 % 95.7 96.5 達成度 % 101.5 100.2 (H26.12月頃見込把 握予定(確定値は H27.5月頃)) 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 ha/戸 58.7 61.0 61.5 ― 当初見込み ha/戸 54.3 55.6 56.9 58.5 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト 円/ha 15,058 15,053 15,051 (H26.12月頃見込把 握予定(確定値は H27.5月頃)) 計算式 / 調査中 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 持続的な経営を行う酪農家の経営継続率 →酪農家全体の経営継続率を上回る 調査中 (H26.10月把握予定) 酪農家全体の経 営継続率を上回 る 調査中 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 事業参加者1戸あたり飼料作物作付面積の増加 47.3ha/戸(18年度) →60ha/戸(27年度) 算出根拠 調査中 単位当たり コスト ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 実績額÷事業対象面積 調査中 費 目 26年度当初予算 27年度要求 酪農経営への交付金 6,188 7,846 推進事務費 38 38 5,722百万円/38万ha 5,743百万円/38万ha 5,804百万円/39万ha (H26.12月頃見込把 握予定(確定値は H27.5月頃)) 主な増減理由 交付対象面積の拡大及び交付単価の上乗せによる増額。 〔概要〕 平成26年度事業の内容に加え、 ・とうもろこし等の二期作、二毛作の2作目の面積を交付対象とする。 ) ・契約栽培により耕種農家が飼料作物を作付けする面積も含める。 ・環境負荷軽減の取組に加え、放牧に取り組む場合などに上乗せ助成を導入。 計 6,226 7,884 事業番号0034 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 ○ ○ ○ - 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 受益者との負担関係は妥当であるか。 事 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 率 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ ○ - 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 点検結果 改善の 方向性 評価に関する説明 評 価 加工原料乳生産者補給金制度等とともに、基本計画・酪 農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針にも 位置づけられている酪農経営安定対策を構成する優先 度の高い事業である。 持続的な経営を行う者に対する経営安定対策であり、要 件を満たせば対象となり得ることから競争性の観点にな じまない。 交付単価は、環境負荷軽減の取組に係る掛かり増し経 費の一部であり、受益者との負担関係及び単位当たりコ ストの水準は妥当。また、真に必要なものに限定されて いる。 23年度より、国(地方農政局等)から酪農経営者へ直接 交付する方式に変更し、中間段階での支出は存在しな い。また、執行体制の最適化を図ることにより、推進事 務費のコストの低減に努めているところ。 持続的な経営を行う者に対する経営安定対策であること から、事業参加者の経営継続率は酪農家全体の経営継 続率を23年度、24年度共に上回っており、さらに酪農家 1戸あたりの飼料作付け面積の増加にも寄与していると 考えられる。 - ・23年度に酪農環境負荷軽減支援事業として、事業内容の見直しに併せ、中間段階の団体に当たる中央団体や指定生乳生産者団体を経由せず、国(地方農政局等)か ら直接、酪農経営へ交付する方式に変更し、執行体制の最適化を図った。 ・経営安定対策としての位置づけをより明確化するため、25年度より、環境負荷軽減の取組に対する奨励金交付から、持続的な酪農経営に対する経営安定対策として見 直した。 ・これまでも不断の改善を行っており、H26年度の本事業については、適切に実施されている。 引き続き、適切な事業の執行に努めていく。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 引き続き適切な事業執行に努めていく。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0079 平成24年 0088 平成25年 0037 事業番号0034 農林水産省 5,794百万円 ・要綱等の作成 ・各地方農政局等への指導、助言 等 【特定・交付金、補助金】 A地方農政局等 (7地方農政局、北海道農政事務所) 5,794百万円 ・都道府県協議会へ の指導・助言 等 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) ・農家への交付金交 付 等 【特定・補助金】 B都道府県協議会 (18道県協議会) 20百万円 ・農家の申請受付 ・現地確認 等 (地域の農協へ一部委託) 【特定・交付金】 C酪農経営体 (6,253件) 5,775百万円 ・環境負荷軽減の取組を実 施 ・飼料作物作付け 事業番号0034 A.北海道農政事務所 費 目 使 途 交付金 事業参加農家への交付金 補助金 北海道酪農環境負荷軽減支援事業推進協 議会への推進事務費 計 E. 金 額 (百万円) 費 目 18 計 B.北海道酪農環境負荷軽減支援事業推進協議会 使 途 委託費 実施する事務の一部を農協等に委託する場 合における当該委託に要する経費 金 額 (百万円) 5,610 5,629 費 目 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 18 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 18 計 C.A酪農経営 費 目 事業費 使 途 G. 金 額 (百万円) 費 目 26 計 D. 計 使 途 金 額 (百万円) 26 農業経営費 計 費 目 0 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0034 支出先上位10者リスト A. 地方農政局等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 北海道農政事務所 交付金及び推進事業費の交付 5,629 2 東北農政局 交付金及び推進事業費の交付 75 3 九州農政局 交付金及び推進事業費の交付 30 4 中国四国農政局 交付金及び推進事業費の交付 27 5 関東農政局 交付金及び推進事業費の交付 24 6 北陸農政局 交付金及び推進事業費の交付 5 7 東海農政局 交付金の交付 5 8 近畿農政局 交付金及び推進事業費の交付 入札者数 落札率 入札者数 落札率 入札者数 落札率 0.2 9 10 B. 都道府県協議会 支 出 先 北海道酪農環境負荷軽減支援事 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 農家の申請受付及び現地確認等 18 2 岡山県畜産経営総合支援協議会 農家の申請受付及び現地確認等 0.7 1 業推進協議会 石川県酪農環境負荷軽減支援事 3 業推進協議会 農家の申請受付及び現地確認等 0.2 鹿児島県酪農環境負荷軽減支援 4 事業推進協議会 農家の申請受付及び現地確認等 0.1 鳥取県酪農環境負荷軽減支援事 農家の申請受付及び現地確認等 0.1 6 福岡県酪農環境負荷軽減協議会 農家の申請受付及び現地確認等 0.1 5 業推進協議会 青森県酪農環境負荷軽減支援事 農家の申請受付及び現地確認等 0.1 長崎県酪農環境負荷軽減支援事 8 業推進協議会 農家の申請受付及び現地確認等 0.02 7 業推進協議会 山口県酪農環境負荷軽減支援事 9 業推進協議会 農家の申請受付及び現地確認等 0.02 兵庫県酪農環境負荷軽減支援事 10 業推進協議会 農家の申請受付及び現地確認等 0.02 C. 酪農経営者 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 A酪農経営 農業経営費 26 2 B酪農経営 農業経営費 24 3 C酪農経営 農業経営費 22 4 D酪農経営 農業経営費 18 5 E酪農経営 農業経営費 16 6 F酪農経営 農業経営費 16 7 G酪農経営 農業経営費 16 8 H酪農経営 農業経営費 15 9 I酪農経営 農業経営費 15 10 J酪農経営 農業経営費 15 平成26年行政事業レビューシート 事業名 畜産経営活性化サポート事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成19年度~平成25年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業の目的 (目指す姿を簡 潔に。3行程度以 内) 事業概要 (5行程度以内。 別添可) 実施方法 作成責任者 畜産企画課長 畜産部畜産企画課 水野政義 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 - ①地域の指導者が畜産経営者を指導する際に使用する資料の作成・提供、経営や生産技術に係る専門家の派遣等 ②畜産経営者相互において経営技術及び経営課題等に関する情報交換を行うための交流会の開催等 ③インターネットを通じ、畜産経営者に対して教材の配信を行うeラーニングプログラムの構築等 ④畜産経営者自らが経営における自己分析を行い、簡易に経営計画を決定できる経営高度化・多様化プログラムの構築等 補助率:定額 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 補正予算 (単位:百万円) 生産局 我が国畜産の生産構造を、より競争力が高く持続性のあるものとするため、畜産農家の自己判断による経営の高度化・多様化を促進する 体制を構築するとともに、効率的かつ安定的な経営の担い手を育成・確保する。 当初予算 予算額・ 執行額 事業番号 0035 (農林水産省) 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 23年度 24年度 25年度 26年度 113 74 56 - - - - - - - - - - - - - 113 74 56 執行額 113 73 56 執行率(%) 100 99% 100 27年度要求 単位 23年度 24年度 25年度 万t 51 51 51 目標値 成果目標及び成 ・平成22年3月に閣議決定された新たな「食料・農業・農 果実績 村基本計画」における生産数量目標(平成32年度)とす 達成度 (アウトカム) る。 豚肉 国産牛肉生産量: 52万トン(枝肉ベース) 成果実績 国産豚肉生産量:126万トン(枝肉ベース) 目標値 万t 52 52 52 達成度 成果指標 牛肉 成果実績 目標値 (32年度) 52 % 98 99 97 万t 128 130 131 万t 126 126 126 % 101 103 104 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 件 40 47 50 ― 当初見込み 件 40 40 40 ― 活動実績 本 - 1,478 4,042 ― 当初見込み 本 - 1,200 1,500 ― 活動実績 本 - 1,465 1,574 ― 当初見込み 本 - 1,200 1,500 ― 活動指標 126 経営や生産技術に係る専門家の派遣件数 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) eラーニングプログラムの視聴+ダウンロード実績 経営高度化・多様化プログラムのダウンロード実績 事業番号0035 活動実績である「経営や生産技術に係る専門家の派遣 単位当たり コスト 等による相談・照会件数」1件当たりに要したコスト(X/Y) を試算。 専門家の派遣等に要した費用=4,490千円・・・(X) 専門家の相談・照会件数=64件・・・(Y) 計算式 / 単位当たり コスト 活動実績である「eラーニングプログラム作成本数」1本 当たりに要したコスト(X/Y)を試算。 eラーニングプログラム作成に要した費用=13,534千円 (X) eラーニングプログラム作成本数=11本(Y) 活動実績である「経営高度化・多様化プログラム作成本 数」1本当たりに要したコスト(X/Y)を試算。 経営高度化・多様化プログラム作成に要した費用= 11,438千円(X) 経営高度化・多様化プログラム作成本数=3本(Y) 費 目 26年度当初予算 24年度 25年度 26年度見込 55,086(円/本) 46,448(円/件) 70,156(円/件) ― 4,682千円/85件 4,552千円/98件 4,490千円/64件 ― 単位当たり コスト 2,100,406(円/本) 1,516,684(円/本) 1,230,363(円/本) ― 計算式 / 39,908千円/19件 28,817千円/19件 13,534千円/11本 ― 単位当たり コスト 8,140,765(円/本) 2,746,667(円/本) 3,812,500(円/本) ― 計算式 / 24,422千円/3件 8,240千円/3件 11,438千円/3件 ― 27年度要求 主な増減理由 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 23年度 単位 算出根拠 ) 計 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 必費 要投 性入 の 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 ○ 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 ○ 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 - 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 - 評価に関する説明 ・本事業は畜産農家の経営高度化・多様化等を促進し、 効率的かつ安定的な畜産経営を育成・確保する事業で ある。また、我が国畜産物の安定供給に資するものであ ることから、政策的ニーズがあり、国が行うべき優先度の 高い事業である。 ・事業主体は公募により選定しており、競争性は確保さ れている。 ・生産者自らが経営判断を行うことができる体制を整備 するモデル的な事業であることから、定額補助が妥当で ある。 ・システムの開発等に係る単位当たりコストが過大となら ぬよう、企画検討会議等でプログラム内容の精査等を 行っている。 ・中間段階での支出や不用等は発生していない。 ・予算額を年々削減し、費目・使途は毎年度、真に必要 なものに限定しているところ。 ・経営の高度化・多様化を図るためのeラーニングプログ ラムは、印刷した教材等資料と比べて広く普及できること から、費用面や効果面で優位性がある。 ・成果物はインターネット上において公表され、平成25年 度でeラーニングプログラムは4042件の視聴、619件のダ ウンロード、経営高度化・多様化プログラムは1574件の ダウンロードとなっており、成果物の利用・活動実績は見 込みに見合ったものになっているところ。 事業番号0035 点 検 ・ 改 善 結 果 【事業の経過】 本事業は、平成19年度から①経営技術の高度化、②畜産情報ネットワーク、③畜舎建築関連基準の検討、④畜産経営の継承推進といっ た内容で事業を行ってきたが、平成23年度より事業内容を抜本的に見直し、畜産農家自らが経営の高度化・多様化を行うことを支援する事 業内容に特化したところ。 【国費投入の必要性】 本事業は畜産農家の経営高度化・多様化等を促進し、効率的かつ安定的な畜産経営を育成・確保する事業であり、今後の我が国畜産物 の安定供給に資するものであることから、政策的ニーズがあり、国が行うべき優先度の高い事業である。 【事業の効率性】 ・事業主体は公募により選定しており、競争性は確保されている。 ・本事業はモデル的な事業であることから、定額補助が妥当である。 点検結果 ・システムの開発等に係る単位当たりコストが過大とならぬよう企画検討会議等の場で内容の精査等を行っている。 ・予算額を年々削減し、真に必要な費目・使途に限定して措置している。 【事業の有効性】 ・eラーニングプログラムは、印刷した教材等資料と比べて広く普及でき、費用面や効果面で優位性がある。 ・成果物の作成数等の活動実績は当初見込み以上となっている。 ・成果物はインターネット上において公表され、平成25年度では、eラーニングプログラムは4042件(H24年1230件)の視聴、619件(H24年248 件)のダウンロード、経営高度化・多様化プログラムは1574件(H24年1465件)のダウンロードと増加しているところ。 ・専門家派遣研修会参加参加人数は1,828人で、参加者のアンケートによれば、研修に参加して「非常に良かった」とする回答は50.9%、良 かったとする回答を含めると全体の93.7%が「良かった」以上の回答となっている。 以上から、本事業は事業の目的を効率的かつ効果的に達成するための内容になっているものと認識している。 改善の 方向性 本事業については、平成25年度までの事業となっている。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、e-ラーニングプログラムに利用者の意見を反映させる仕組みではなく、また、本事業の事業内容に沿った中間成果指標が設定され ていなかった。従って、利用者の意見を反映させる仕組みを取り入れ、中間成果指標を設定すべきだった。本事業は平成25年度に終了した事 業である(現状通り)。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り e-ラーニングプログラムに利用者の意見を反映させる仕組みについては、既に下記備考欄に記載しているように、プログラムの利用に関する 研修会の参加者からの意見を踏まえ、プログラムの内容やプログラム利用登録方法を改善し、視聴数やダウンロード数が大幅に増えている (1,478本→4,042本)。中間成果指標の設定については、今後新たに事業を要求する場合、ご指摘を踏まえて検討して参りたい。また、事業の 成果は有効に活用して参りたい。 備考 【昨年事業レビュー外部有識者コメントに対する回答】 ・利用者の意見を反映させてプログラムを改善することが必要 → プログラムの利用に関する研修会の参加者からの意見を踏まえ、プログラムの内容やプログラム利用登録方法を改善したところ、視聴数やダウンロード数 が大幅に増えています。 ・本事業の事業内容に沿った目標を設定すること → 本事業については平成25年度で終了しましたが、今後新たに事業を要求する場合には、ご指摘を踏まえた中間成果指標の設定について検討して参りま す。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 平成24年 平成25年 事業番号0035 農林水産省 56百万円 【公募・補助】(1団体/2団体) A 畜産経営支援協議会 56百万円 ①地域の指導者が畜産経営者を指導する際に使用する 資料の作成・提供、経営や生産技術に係る専門家の派 遣等 ②畜産経営者相互において経営技術及び経営課題等に 関する情報交換を行うための交流会の開催等 ③インターネットを通じ、畜産経営者に対して教材の配信 を行うeラーニングプログラムの構築等 ④畜産経営者自らが経営における自己分析を行い、簡 易に経営計画を決定できる経営高度化・多様化プログラ ムの構築等 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 事業番号0035 A.畜産経営支援協議会 費 目 使 途 役務費 eラーニングプログラムを作成するためのプ ログラムの構築費等 経営高度化・多様化プログラムを作成するた めのプログラムの構築費等 技術指導事務 事業を円滑に実施するための技術指導費 費 ・専門家の現地派遣 旅費交通費 ・経営者交流会等 印刷製本費 経営支援資料、経営者交流会報告書等 諸謝金 賃金 ・支援用資料作成に係る委員謝金 ・専門家派遣に係る謝金等 委員会の開催、資料の作成等の事業実施に 従事する臨時雇用者の賃金 通信運搬費 インターネットを利用のための回線使用料等 E. 金 額 (百万円) 14.0 6.4 3.9 2.3 1.7 0.4 0.6 借上料 1.1 その他 会議費、支払手数料等 0.3 56.3 計 B. 費 目 使 途 金 額 (百万円) 12.9 eラーニングプログラム及び経営高度化・多 様化プログラム普及のための研修会のパソ 計 使 途 12.7 経営者交流会等 会場借料 費 目 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0035 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 畜産経営支援協議会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 地域の指導者が畜産経営者を支援するための資料等の提供、畜産経営者 自らが学習や経営計画の策定を行うことのできるプログラムの構築等 入札者数 56 1 落札率 - 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 平成26年行政事業レビューシート 事業番号 0036 (農林水産省) 事業名 飼料増産総合対策事業のうち エコフィード緊急増産対策事業 担当部局庁 生産局 事業開始・ 終了(予定)年度 平成20年度~平成30年度 担当課室 畜産部畜産振興課飼料需給対策室 会計区分 一般会計 政策・施策名 根拠法令 飼料需給対策室長 三野 敏克 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 関係する計画、 食料・農業・農村基本計画(平成22年3月30日閣議決定) 通知等 ― (具体的な 条項も記載) 作成責任者 事業の目的 (目指す姿を簡 エコフィード(食品残さ等を利用した家畜用の飼料)の増産を推進し、もって飼料自給率の向上等に資する。 潔に。3行程度以 内) 事業概要 (5行程度以内。 別添可) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) (1)飼料製造事業者等が食品残さ等の利用量を拡大する取組を支援。【定額、1/2以内】 (2)-①食品残さ等の飼料化を実現するために必要な実証試験を支援。【定額】 -②飼料化実証試験等の結果を一元化して公開するためのシステムの構築を支援。【定額】 (3)食品残さ等を飼料化するための適切な分別方法を普及する取組を支援。【定額】 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 100 67 57 89 200 補正予算 - - - - 5 - - - - - - - - - - - 104 67 57 89 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 執行額 85 60 46 執行率(%) 81% 89% 80% 成果指標 単位 - 200 23年度 24年度 25年度 (概算) 28.5 28.8 30.5 目標値 (32年度) 成果目標及び成 飼料自給率の向上を図るため、エコフィード利用を推進 成果実績 → 平成32年度に50万TDNトン 万TDNトン 果実績 (アウトカム) 【平成15年:8万TDNトン→平成24年(概算):29万TDNト 目標値 ン】 ※TDN:家畜が消化しエネルギーとして利用できる養分の総 達成度 % 27.8 30.2 32.7 103% 95% 93% 活動指標 23年度 24年度 25年度 49,276 18,555 13,890 7,400 7,000 6,900 7 7 3 ― 3 3 2 2 46 ― 45 ― 24 ― 20 ― 26年度見込 量、Total Digestible Nutrients(可消化養分総量)の略 単位 活動実績 (1)飼料製造事業者等における食品残さ等利用拡大量 (2)-②飼料化試験情報の収集・分析・データベース作 成数 26年度活動見込 トン 当初見込み (2)-①地域の未利用食品残さ等の飼料化実証試験実 活動指標及び活 施数 動実績 (アウトプット) 50 活動実績 件 当初見込み 活動実績 件 当初見込み 活動実績 (3)分別マニュアル検討会等実施回数 回 当初見込み 算出根拠 単位 23年度 24年度 25年度 単位当たり コスト 円/トン 1,087 2,379 3,279 計算式 / 53,552,731円 /49,276トン 44,140,159円 /18,555トン 45,548,041円 /13,890トン 単位当たり コスト 千円/件 2,543 2,065 1,966 2,500 計算式 / 17,803千円 /7件 14,456千円 /7件 5.899千円 /3件 5,000千円 /2件 (1) 事業費(円) ÷ 利用拡大量(トン) (2)-① 事業費(円) ÷ 飼料化実証試験実施数(件) 単位当たり コスト 事業番号0036 単位当たり コスト 千円/件 80 ― 計算式 / 3,665千円 /46件 ― 単位当たり コスト 千円/回 188 ― 計算式 / 4,507千円 /24回 ― (2)-② 事業費(円) ÷ 飼料化試験情報の収集・分 析・データベース作成数(件) (3) 事業費(円) ÷ 分別マニュアル検討会等実施回 数(回) ) 平 成 2 6 ・ 2 7 年 度 円 予 算 内 訳 ( 費 目 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 (1)食品残さ等の適切な分 別方法の普及 10 10 ・「(2)地域未利用資源の飼料化の確立」について、これまでに確立した技術を普及 し、畜産経営の収益性向上を図るため、エコフィードを利用した畜産物のブランド化等 の優良事例の普及・啓発を行う取組について新たに支援することとし、増額要求。 (2)地域未利用資源の飼 料化確立 10 13 (3)食品残さ等の飼料化技 術の向上 5 7 (4)食品残さ等の飼料利用 体制の構築 0 10 64 160 89 200 単 位 (5)エコフィードの生産拡大 : 百 万 計 ・平成26年度から支援を開始した「(3)食品残さ等の飼料化技術の向上」について、 飼料化技術の向上のための講習会開催の本格実施に伴い、増額要求。 ・「(4)食品残さ等の飼料利用体制の構築」について、分別の手間が必要であるなど の理由により活用が進んでいない食品小売業等由来の食品残さの飼料化を推進す るため、関係者の連携によって作業の分担が図られるよう、調査等の実施を支援す ることとし新規要求。 ・「(5)エコフィードの生産拡大」について、活用されずに廃棄処分されている食品残さ は、①栄養価の偏りがある、②飼料化に適したものと適さないものが混合して排出さ れている等の課題があるため、それぞれ①国産飼料作物等との混合、②飼料化を主 体とした他の再生利用手法との一体的なリサイクルの実施により、利用性の改善や 収集・生産量の底上げが図られる内容に拡充。 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 事 業 の 効 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 率 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) 事 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 業 あるいは低コストで実施できているか。 の 有 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 効 性 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 重 複 排 除 評 価 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 ○ ○ 評価に関する説明 廃棄物の最終処分場の残余容量のひっ迫等廃棄物処 理をめぐる問題への対応や、循環型社会の形成に資す る食品リサイクルの手法の一つに飼料化が位置付けら れている。また、「食料・農業・農村基本計画」において、 食料自給率とともに飼料自給率の向上目標が設定され ており、飼料自給率向上の手段としてエコフィードの生 産・利用拡大が位置付けられ、全国規模で取組を推進 する必要があることから国の補助事業として実施してい る。 【単位当たりコストの水準は妥当か】 (1)のメニューは、飼料として利用する食品残さ等の利 用量を拡大させる取組に対して、①対象家畜、②拡大数 量ランク、③取組年数によって補助額を決定している。 年度によっては、これらの補助額を決定する要素に偏 りがあるため、単純に利用拡大数量と事業費だけでコス ト比較することはできない。 (2)-①のメニューは、地域で活用されていない食品残 さ等を飼料化するための実証試験を支援する内容であ るが、実証試験案件毎に、取り扱う食品残さ等の種類が 異なるため、飼料化に必要な条件(加工方法、家畜給与 期間、安全性等の分析項目等)も異なることから、単純 に実証試験実施数と事業費だけでコスト比較することは できない。 なお、事業実施主体の選定にあっては、公募によって 競争性・透明性を確保するとともに、外部有識者を含む 事業実施主体選定委員会において、事業の実行性や必 要性、事業効果の波及性等について審査するとともに、 真に必要な経費であるかの審査も行っており、事業の効 率的な推進に取り組んでいる。 △ 【不用率が大きい場合、その理由は妥当か】 (1)のメニューで、事業実施主体14者のうち、食品残さ 等の飼料化の取組を新たに開始した1者において、給与 方法が家畜の生産性を損ねることが判明したこと、別の 1者において、飼料化コストが増大することが判明したこ とにより、取組を停止したこと等から、計画を下回る結果 となった。 ○ 当事業による支援が終了した後も、継続的なエコフィー ド生産・利用がなされており、飼料自給率の向上を図る ためのエコフィードの生産数量も着実に増加している。 ○ ○ ― 事業番号0036 点 検 ・ 改 善 結 果 ・ エコフィードの生産・利用数量は、食品製造業から排出される食品残さの活用を中心に、目標に沿って順調に増加している一方で、食品 製造業由来残さの活用余力が小さくなっていることから、活用が進んでいない他産業由来の食品残さや、肥料化に仕向けられているものの 点検結果 うち、一部地域でリサイクル製品が余剰となっている食品残さ等の飼料化を進める必要がある。 ・ 平成25年度に予算執行率が伸びなかった理由の一つは、生産拡大の取組への支援において、新たに取組を開始する事業者のうち一部 の者で、技術的な確認が不十分であったことなどから取組が軌道に乗らず、計画を達成することができなかったことによるものであった。 改善の 方向性 ・ 今後の更なるエコフィードの生産・利用拡大を推進するための措置として、平成26年度に、①分別の困難性等の理由によって活用が進ん でいなかった食品卸・小売業、外食産業由来の食品残さの飼料化を進めるために、生産拡大の取組への支援において、分別の実施等に対 して、よりインセンティブが働くよう、助成単価設定を見直すとともに、②食品残さ等の肥料化事業者の飼料化への参入を促すために、飼料 化に必要な知識を習得するための講習会開催を新たに支援することとした。 ・ 予算執行率の改善のため、生産拡大の取組への支援において、新たに取組を開始する事業者を事業実施主体として選定する際には、 テスト操業の有無等を確認し、取組の実行の確実性を審査することとした。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 事 一 業 部 内 改 容 善 の 本事業における25年度の執行率は、80%と低くなっている。これは、飼料化コストの増大等により取組を停止した事業実施主体があったことな どによるものである。以上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 改 行 善 等 予算執行率の改善のため、事業実施主体の選定に当たっては、取組の実行の確実性を審査することとした。 備考 【昨年事業レビュー外部有識者コメントに対する回答】 ・今後も執行額と予算額の乖離の改善に努めること。 →平成25年度の予算執行率は80%であった。予算執行率が伸びなかった理由の一つは、生産拡大の取組への支援において、新たに取組を開始する事業者 のうち一部の者で、技術的な確認が不十分であったことなどから取組が軌道に乗らず、計画を達成することができなかったことによるものであったことから、平 成26年度より、予算執行率の改善のため、生産拡大の取組への支援において、新たに取組を開始する事業者を事業実施主体として選定する際には、テスト操 業の有無等を確認し、取組の実行の確実性を審査することとした。 ・1者応募の改善に努め、適切な事業者選定に努めること。 →広報活動等の実施により、平成25年度は2者以上の応募実績があったところ。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0104 平成24年 0092 平成25年 0040 事業番号0036 農林水産省 46百万円 A:地方農政局等 (9地域) 37百万円 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【公募・補助】 14地域/14地域 【公募・補助】 3地域/4地域 B:飼料製造 事業者等 (14地域) 31百万円 C:飼料化 協議会 (3地域) 6百万円 食品残さ等及び 自給飼料を原 料とする混合飼 料の生産利用 の拡大。 地域の未活用 資源の飼料化 実証試験及び 家畜への給与 実証試験の実 施。 【委託契約】 D:研究機関等 (3社) 2百万円 飼料製造実証試 験、給与実証試 験、分析等の実 施。 【公募・補助】 1団体/2団体 【公募・補助】 1団体/2団体 E:(公社)中央 畜産会 4百万円 F:(公財)有機 質資源再生セン ター 5百万円 未活用資源の飼 料化試験結果等 の公開システム の構築。 食品残さ等の効 率的な分別方法 の検討、分別マ ニュアルの作成。 【委託契約】 G:民間団体等 (2社) 1百万円 食品残さ等の 排出実態調査、 分別優良事例 調査等の実施。 事業番号0036 A.北海道農政事務所 費 目 補助金 使 途 E.(公社)中央畜産会 金 額 (百万円) 管内の事業実施主体に対する補助金交付 事務、指導監督業務等 11 計 11 費 目 使 途 事業費 食品残さ等の利用拡大、地域飼料資源利用 体制の整備 金 額 (百万円) 推進事務費 事業執行に要する人件費 1 データ処理・ 分析費 1 飼料化試験情報のデータベース化に係る作 業費 旅費等 調査旅費、委員等旅費、謝金 0.8 その他 印刷製本費、通信運搬費、消耗品費等 0.5 計 B.東海エコフィード普及協議会 費 目 使 途 4 F.(公財)有機質資源再生センター 金 額 (百万円) 5 費 目 旅費等 使 途 金 額 (百万円) 1 調査旅費、委員等旅費、謝金 推進事務費 事業執行に要する人件費 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 5 計 委託費 食品残さ等の排出実態調査、分別優良事例 調査等 その他 印刷製本費、原稿料、会場借料等 計 C.JAゆうき青森野菜残渣利活用推進委員会 費 目 使 途 試験分析費 飼料成分分析、血液検査、微生物検査等 飼料化試験(長芋の高温高圧処理) 0.7 家畜給与試験に係るデータ処理分析費、会 議費、資料印刷費 0.3 2 費 目 計 使 途 計 D. 使 途 5 金 額 (百万円) 1 その他 費 目 1 0.9 G. 金 額 (百万円) 委託費 計 1 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0036 支出先上位10者リスト A. 地方農政局等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 北海道農政事務所 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督業務等 11 ― ― 2 東北農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督業務等 8 ― ― 3 九州農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督業務等 8 ― ― 4 東海農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督業務等 5 ― ― 5 近畿農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督業務等 2 ― ― 6 中国四国農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督業務等 1 ― ― 7 北陸農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督業務等 1 ― ― 入札者数 落札率 B. 飼料製造施設等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 東海エコフィード普及協議会 食品残さ等の利用拡大、地域飼料資源利用体制の整備 5 ― ― 2 (株)開陽D.A.I 食品残さ等の利用拡大、飼料作物の生産・利用拡大 5 ― ― 3 (株)菅与 食品残さ等の利用拡大、飼料作物の生産・利用拡大 4 ― ― 4 農事組合法人 岩戸牧場 食品残さ等の利用拡大、地域飼料資源利用体制の整備 4 ― ― 5 上士幌農業協同組合 食品残さ等の利用拡大 2 ― ― 6 農事組合法人 大地上原田 食品残さ等の利用拡大、飼料作物の生産・利用拡大 2 ― ― 7 (株)とうほろDairy 食品残さ等の利用拡大 2 ― ― 8 仙南エコフィード実証協議会 食品残さ等の利用拡大 2 ― ― 9 (有)中標津ファームサービス 食品残さ等の利用拡大、飼料作物の生産・利用拡大 2 ― ― 食品残さ等の利用拡大 1 ― ― 入札者数 落札率 10 (株)アドバンス C. 飼料化協議会 支 出 先 1 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 地域未活用資源の飼料化実証試験及び家畜への給与実証試験の実施 2 ― ― 2 大阪府未利用資源飼料化確立協議会 地域未活用資源の飼料化実証試験及び家畜への給与実証試験の実施 2 ― ― 3 1 ― ― 入札者数 落札率 JAゆうき青森野菜残渣利活用推進委員会 香川地域エコフィード緊急増産対策協議会 地域未活用資源の飼料化実証試験及び家畜への給与実証試験の実施 D. 研究機関等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 フジムラインベント(株) 飼料製造 0.7 ― ― 2 香川県畜産試験場 家畜給与実証試験 0.7 ― ― 3 家畜給与実証試験 0.5 ― ― 入札者数 落札率 ― ― 入札者数 落札率 ― ― 入札者数 落札率 (地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 E. (公社)中央畜産会 支 出 先 1 (公社)中央畜産会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 未活用資源の飼料化試験結果等の公開システムの構築 4 F. (公財)有機質資源再生センター 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 (公財)有機質資源再生センター 食品残さ等の効率的な分別方法の検討、分別マニュアルの作成 5 G. 民間団体等 支 出 先 1 全国食品リサイクル登録再生利用事業者事務連絡会 2 (株)オルタナフィード 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 食品残さ等の分別優良事例調査 0.6 ― ― 食品残さ等の排出実態調査 0.6 ― ― 平成26年行政事業レビューシート 事業名 果樹・茶支援対策事業のうち果樹対策 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成22年度~平成30年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 果樹農業振興特別措置法第4条の4、第7条 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0037 (農林水産省) 生産局 作成責任者 園芸作物課長 農産部園芸作物課 菱沼 義久 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 食料・農業・農村基本計画(平成22年3月閣議決定) 果樹農業振興基本方針(平成22年7月公表) 果実等生産出荷安定対策実施要綱(平成13年4月) 事業の目的 (目指す姿を簡 永年性作物であり、気象変動や隔年結果による作柄・品質の変動が大きく、需給の不均衡を生じやすい果樹について、優良品目・品種 潔に。3行程度以 への転換(植替え)、安定的な生産出荷等に関する事業を行うことにより、果樹産業の健全な発展に寄与する。 内) 事業概要 本事業は、(1)消費者等のニーズに対応した果樹の優良品目・品種への転換の促進、(2)生産量が多い年・少ない年が交互に現れる (5行程度以内。 果樹の特性に応じた需給調整の推進、(3)加工原料用果実の安定供給や果実加工品の需要拡大の推進等に対する支援を実施。(事業 別添可) の詳細は別添を参照) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 6,028 5,223 5,330 5,420 5,600 補正予算 - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 - - - - 1,225 - - - 7,253 5,223 5,330 5,420 執行額 6,337 4,262 4,692 執行率(%) 87% 82% 88% 計 5,600 事業番号0037 23年度 24年度 25年度 % 0.8 1.2 1.7 % 1.2 1.8 2.4 % 26.7 40.0 56.7 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 件数 7,753 8,356 9,674 ― 当初見込み 件数 6,100 6,844 7,801 8,594 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 千円 311 273 272 - 成果目標及び成 成果実績 果実績 消費者ニーズの高い優良果実の供給拡大(果樹栽培面 (アウトカム) 積に対する優良品目・品種への転換面積の割合(20年 目標値 度を基準)) 達成度 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 果樹経営支援対策事業による優良品目・品種への転 換、小規模園地整備等の実施(計画承認件数) 算出根拠 単位当たり コスト 「単位当たりコスト X/Y」 X:果樹経営支援対策事業と果樹未収益期間支援事業 の実績額に、当該事業の推進事務に要した経費(事務 管理経費等について事業分を按分)を加算した額 Y:果樹経営支援対策事業の計画承認件数 単位当たり コスト 千円/ (2,369百万円 (2,223百万円 (2,566百万円 計算式 計画承 +45百万円) +57百万円) +61百万円) ÷8,356件 ÷9,674件 ÷7,753件 認件数 算出根拠 単位当たり コスト 「単位当たりコスト X/Y」 X:果実計画生産推進事業の実績額に、当該事業の推 進事務に要した経費(事務管理経費等について事業分 を按分)を加算した額 Y:果実計画生産推進計画の承認出荷事業者数 費 目 ( 平 成 2 6 ・ 2 7 年 度 予 算 内 訳 ) 単 位 : 百 万 円 26年度当初予算 果樹経営支援対策事業費 2,907 果樹未収益期間支援事業費 1,532 果樹農業調査研究事業費 果樹対策推進事務費 27年度要求 22 19 0 79 34 34 123 果汁特別調整保管等対策事業 費 自然災害被害果実加工利用促 進等対策事業費 果実加工流通対策総合支援事 業費 パインアップル構造改革特別対 策事業費 43 38 計 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 千円 297 293 231 - 千円/ (28,856千円+ (24,024千円+ (22,748千円+ 計算式 出荷事 554千円)÷99 612千円)÷84 544千円)÷ 業者数 件 件 101件 - 主な増減理由 142 指定法人等事務管理経費 単位当たり コスト 3.0 3,043 優良品目・品種への転換や高品質化・大規模化を加速するための改植・未収益期 間対策等の運用の見直しを行い、対策の充実を図ることによるもの。 1,621 緊急需給調整特別対策事業費 果実計画生産推進事業費 目標値 (26年度) 単位 成果指標 33 28 487 487 64 64 157 62 5,420 5,600 事業番号0037 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 事 単位当たりコストの水準は妥当か。 業 の 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 効 率 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 性 事 業 の 有 効 性 評 価 ○ ○ ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 果樹産地からは、優良品目・品種の導入を今後も進め たいとの観点から、予算の確保・継続の要望が多く寄せ られており、産地のニーズが高いことから優先度は高 い。 果樹経営支援対策事業及び果樹未収益期間支援事業 の実績が、予算額を上回ることにより、果樹対策全体の 執行率は、24年度の82%から25年度は88%と9割程度 の水準になっている。 不用額が発生した理由としては、豊作による価格暴落 や台風等の自然災害の発生等の際に、緊急的かつ突 発的な対応として実施する事業において、この事業の 実施に当たる自然災害等の発生がなかったためであ る。ただし、これらの緊急的事業については、生産者が 安心して経営ができるためのセーフティネット措置として 必要不可欠である。 単位当たりコストの水準は年度ごとに低下しており、効 率化が図られている。 23年度から未収益期間対策を実施したことにより、優良 品目・品種への転換や小規模土地基盤整備等の活動 実績が順調に伸びていることから、本対策は有効に実 施されている。 - 果実は、国民に豊かで潤いのある食生活をもたらすとともに、健康の維持に不可欠なビタミン、ミネラル等の栄養成分や食物繊維等の機 能性成分の重要な供給源であり、国民生活に欠くことのできない重要な作物である。 一方で、果樹農業は、気象変動やおもて年・うら年といった隔年結果による作柄・品質の変動が大きく、需給及び価格が不安定になりや すいという特性を有しているほか、嗜好性の高い品目であることから、消費者の嗜好やニーズに対応した生産が強く求められている。 本事業は、平成22年に策定された果樹農業振興基本方針に基づき、果実価格の変動による価格補てんを行う経営安定対策ではなく、 経営安定に向けた前向き対策として、果樹の優良品目・品種への転換を中心に、平成23年度から26年度までを対策期間として実施してき たところ。 本事業の点検結果は次のとおり。 (1)優良品目・品種への転換は着実に進展しており、各果樹産地からは、予算の確保・継続の要望が多く寄せられるなど、広く国民のニー 点検結果 ズがあり優先度の高い事業となっている。 (2)成果目標の達成率については、23年度から未収益期間対策を開始し、24年度からは実績が少ない産地や品目に対する重点的な説 明会を実施したこと等により、25年度は57%に向上しており、26年度の達成度は100%に達すると見込まれることから、26年度までの成果 目標の達成は可能と考えている。 (3)豊作による価格暴落や台風等の自然災害の発生等の際に、緊急的かつ突発的な対応として実施する事業において、この事業の実施 に当たる自然災害等の発生がなかったことから、不用額が発生しているものの、果樹経営支援対策事業及び果樹未収益期間支援事業は 予算額を上回る実績となり、果樹対策全体の執行率が24年度の82%から25年度は88%と大幅に改善されている。 (4)近年、豪雪や台風等の自然災害が増加傾向にあり、果樹産地では倒木や枝折れ等の大きな被害を受けているが、本事業を活用する ことにより、被害樹の速やかな伐採、新品種への植替え等が可能となっており、極めて有効な復旧事業としても位置づけられている。 改善の 方向性 果樹農業の施策については、5年ごとに策定する食料・農業・農村基本計画の策定作業と併せて、食料・農業・農村政策審議会果樹部 会で答申される果樹農業振興基本方針を踏まえて推進しており、本年夏から、果樹部会において当該基本方針の見直しを行うこととして いる。 労働集約的で急傾斜面で栽培されることも多い果樹農業については、近年、農業者の高齢化が進展する中で、特に産地の維持・発展が 困難な状況となっている。このため、「おいしい」「食べやすい」等の消費者ニーズの高い生果生産の推進に加え、果実加工品の需要が 徐々に高まりつつある中で、加工専用果実の低コスト・省力化栽培の推進などを通じて、生産・流通・消費構造に合わせた施策を展開し、 果樹農家の収益性の向上を図る必要。 このため、当該基本方針の見直しの中で、本事業にあっては、上記のような果樹産地の実態や果実需要の動向等を踏まえ、より効率 的・効果的な事業となるよう所要の改善を図る。 事業番号0037 外部有識者の所見 果樹・茶支援対策事業のうち果樹対策については、「事業内容の一部改善」3名、「事業全体の抜本的な改善」3名という結果となった。 主な選択の理由・根拠を紹介すると、「事業内容の一部改善」を選択した委員からは、 ・持続可能な農業を支える重要な政策だが改植後の戦略が弱い。 ・国費投入に対する成果を計る指標を正確に設定する必要。 ・果樹農家の自立・健全経営のために資金が有効的に使用されていない。 「事業全体の抜本的な改善」を選択した委員からは、 ・中央果実協会に全額を交付する資金の流し方が問題であり、スキームの大幅な見直し又は制度運用の見直しが必要。 ・需給調整を含めた中長期的な戦略がない。 というコメントがあった。 事業の課題や問題点として ・将来的な戦略が見えない。 ・国の戦略を中央果実協会に指導できていない。 ・果樹等の品目ごと、地域ごとの資金配分が中央果実協会に丸投げになっている。 ・中央果実協会が交付を戦略的に行っていると思われない。 ・改植は本来融資の対象。 というコメントがあった。 事業の改善の手法や見直しの方向性として ・農水省としての果樹産業全体の中・長期的戦略が必要。 ・需給調整等も含めたマクロ的戦略を徹底できるような仕組みを作った上で、続けていくべき。 ・中央果実協会任せにしないで、同協会の機能を再検討すべき。 ・改植後のフォローアップと離農する場合の他農家への集約等、その間の政策もあわせて示す。 といった意見があった。 評価結果が同数となったが、いずれの評価コメントも大枠部分で政策の大きな改善を求めており、本事業の公開プロセスの結論として「事業全体の抜本的な改善」として差 し支えないと各委員が合意したので、最終的な公開プロセスの結論としては、「事業全体の抜本的な改善」とした。 行政事業レビュー推進チームの所見 な事 改業 善全 体 の 抜 本 的 本事業は、公開プロセスの場での評価結果を踏まえ、「事業全体の抜本的な改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 ・「果樹・茶支援対策事業のうち果樹対策」は、平成26年度行政事業レビュー公開プロセスにおいて、「事業全体の抜本的な改善」の評価結果 となった。「持続可能な農業を支える重要な政策」とされた一方で、「農水省としての果樹産業全体の中・長期的戦略が必要、スキームの大幅 な見直し又は制度運用の見直しが必要」等の指摘があったことを踏まえ、平成27年度からの新たな果樹農業振興基本方針において中・長期 的な戦略を今後明確に打ち出し、あわせて事業実施スキームを見直すとともに、優良品目・品種への転換や高品質化・大規模化を加速する ための改植・未収益期間対策等の運用の見直しを行い、対策の充実を図る。 備考 ●平成24年 公益法人に対する支出に係る点検・見直し 事業番号:38 事業名:果樹・茶支援対策事業推進費補助金 点検結果:パインアップル構造改革事業のうち団体分については、農林水産省の直接採択事業に移行。 →パインアップル構造改革事業のうち団体分について、25年度から、農林水産省直接採択事業の産地活性化総合対策事業のうち、地域特産物生販連携シ ステム構築事業に移行することにより、補助金執行事務の改善を図っている。 ●執行率は、豊作による価格暴落や台風等の自然災害の発生等の際に、緊急的かつ突発的な対応として実施する事業を除くことにより、執行状況を明確に できると考える。 →平成25年度で算出すると、4,687百万円/5,113百万円×100=91.7% (緊急需給調整特別対策事業費、自然災害被害果実緊急対策事業費を除く)。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0070 平成24年 0095 平成25年 0043 事業番号0037 農林水産省 4,692百万円 (金額は国費分のみ 平成26年3月末日見込み) 【特定補助】 A (公財)中央果実協会 4,692百万円 ① 果樹の優良品目・品種への転換、高品質化を加速するため、産地ぐるみで改植等を実施した際の未収 益期間に対し支援する際に、国費分を補助する。 ② 果樹産地の構造改革を推進するために生産者が実施する優良品目・品種への転換(植替え)等に必要 な経費を支援する際に、国費分を補助する。 ③ うんしゅうみかん及びりんごの計画的な生産・出荷のために必要な経費について補給金を交付するため の交付準備金を造成する際に、国費分を交付する。 ④ うんしゅうみかん及びりんごの一時的な出荷集中による価格下落時に緊急的な市場隔離を実施する経 費について補給金を交付する際に、国費分を補助する。 ⑤ 災害等により傷果等生食用に適さない果実が大量に発生した場合に、果実製品の製造等に要した資金 借入にかかる金利及び保管料等を支援する際に、国費分を補助する。 ⑥ 生産者と取引先との間で合理的な価格形成を図るため、国産果実の需要に適応した契約取引等による 計画的な取引手法の実証等に必要な経費について補助する。 ⑦ 加工原料用果実の供給の安定化等を図るため加工流通対策の取組に要する経費について補助する。 ⑧ パインアップル生産の担い手の育成と収益性の高い生食用を主体とした産地構造へと転換するために 必要な経費を支援する際に、国費分を補助する。 ⑨ 国内及び国外の果樹産業に関する情報の収集・提供、国産果実の調査・分析等を実施する他、都道府 県法人等へ推進交付金を交付する。 ⑩ 中央果実協会が本対策を推進するために必要な事務管理を実施する。 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) ④(25年度は0円)、 ①、②、③、⑤、⑧、 ⑦、⑨のうち都道府県法人等の金 額 ⑥、⑦のうち生産出荷団体 【公募】 18法人/26法人 ⑦、⑨、⑩のうち指定法人 実施分の金額 132百万円 D 生産出荷団体等 (18件) 34百万円 【補助】 B 都道府県法人等 (28道県+14府県+全果協) 4,526百万円 生産出荷団体等への交付事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、交付準備金の造成 ④(25年度は0円)、 ①、②、③、⑤、⑦、⑧の金額 4,478百万円 【補助】 C 生産出荷団体、果実生産者等(782件) 4,478百万円 事業の実施 未収益期間の支援 優良品目・品種への転換 小規模園地整備 計画生産・出荷の実施 加工・業務用果実の長期契約の推進 ⑨のうち都道府県法人実施分の金額 48百万円 事業番号0037 A.(公財)中央果実協会 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 助成金 果樹経営支援事業に対する助成金 2,573 助成金 果樹未収益期間支援事業に対する助成金 1,666 助成金 果実加工需要対応産地育成事業に対する 助成金 169 事務管理費 果樹対策事業を実施するための管理費 助成金 64 助成金 果実計画生産推進事業に対する助成金 23 助成金 国産果実需要適応型取引手法実証事業に 対する助成金 自然災害被害果実緊急対策事業に対する 助成金 14 5 4,692 計 B.(一社)熊本県果実生産出荷安定基金協会 費 目 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 使 途 果樹経営支援事業に対する助成金 309 助成金 果樹未収益期間支援事業に対する助成金 237 助成金 果実加工需要対応産地育成事業に対する 助成金 県基金協会が果樹対策事業を実施するた めの推進事務費 30 計 費 目 577 補助金 使 途 果樹農家の経営支援等 計 計 費 目 補助金 国産果実需要適応型取引手法実証事業に 要する経費 計 0 使 途 金 額 (百万円) 227 計 D.長崎県央農業協同組合 使 途 金 額 (百万円) G. 金 額 (百万円) 227 費 目 使 途 1 C.玉名地域果樹産地協議会 費 目 0 F. 金 額 (百万円) 助成金 推進費 金 額 (百万円) 69 パインアップル構造改革特別事業に対する 助成金 計 使 途 109 調査研究費 中央果実協会が行う調査研究費 助成金 費 目 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 6 6 計 0 事業番号0037 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (公財)中央果実協会 業 務 概 要 果実の安定的な生産出荷及び果樹農家の経営に関する事業その他果実 の生産から流通加工、需要拡大等の事業の実施 支 出 額 (百万円) 4,692 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 (一社)熊本県果実生産出荷 安定基金協会 熊本県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 577 - - 2 (公社)青森県青果物価格安 定基金協会 青森県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 517 - - 3 (一社)和歌山県果実生産出 荷安定基金協会 和歌山県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 414 - - 4 (公社)愛媛県園芸振興基金 協会 愛媛県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 389 - - 5 (公社)ふくおか園芸農業振興 福岡県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 協会 292 - - 長野県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 274 - - 6 (一社)長野県果実協会 7 (公社)佐賀県園芸農業振興 基金協会 佐賀県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 235 - - 8 (公社)長崎県園芸振興基金 協会 長崎県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 218 - - 9 (一社)静岡県果実生産出荷 安定基金協会 静岡県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 201 - - 10 (公社)岩手県農畜産物価格 安定基金協会 岩手県における果実の生産及び出荷の安定及び果樹農家の経営の支援 150 - - 入札者数 落札率 C. 支 出 先 1 玉名地域果樹産地協議会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 227 - - JAつがる弘前地区果樹振興 2 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 協議会 209 - - 3 吉田町果樹産地協議会 183 - - 134 - - 121 - - 118 - - 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 JAさがみどり地区果樹産地協 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 議会 ブランドありだ果樹産地協議 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 5 会 6 熊本市果樹産地推進協議会 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 4 7 県北地域果樹産地協議会 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 99 - - 8 三ヶ日町柑橘産地協議会 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 96 - - 9 JA紀南果樹産地協議会 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 91 - - 10 八女地域果樹産地協議会 果実の生産出荷に関する農家の取りまとめ及び果樹農家の経営の支援 84 - - 入札者数 落札率 - - D 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 長崎県央農業協同組合 生産者と取引先との間で合理的な価格形成を図るため、国産果実の需要 に適応した契約取引等による計画的な取引手法の実証を支援 6 2 ファーマーズマーケット委員会 生産者と取引先との間で合理的な価格形成を図るため、国産果実の需要 に適応した契約取引等による計画的な取引手法の実証を支援 4 3 全農福岡県本部 生産者と取引先との間で合理的な価格形成を図るため、国産果実の需要 に適応した契約取引等による計画的な取引手法の実証を支援 2 4 外海ゆうこう振興会 加工・業務用果実の需要拡大を図るための新果実製品の試作品製作及び 栽培実証 2 5 神奈川県農業技術センター 加工・業務用果実の需要拡大を図るための新果実製品の試作品製作及び 栽培実証 2 6 愛媛県農林水産研究所 加工・業務用果実の需要拡大を図るための新果実製品の試作品製作及び 栽培実証 2 生産者と取引先との間で合理的な価格形成を図るため、国産果実の需要 に適応した契約取引等による計画的な取引手法の実証を支援 2 7 湘南みかんの木パートナー シップ組合 8 益田市柚子産地づくり推進協 加工・業務用果実の需要拡大を図るための新果実製品の試作品製作及び 議会 栽培実証 2 9 長野県果樹試験場 加工・業務用果実の需要拡大を図るための新果実製品の試作品製作及び 栽培実証 2 10 三重県農業研究所 加工・業務用果実の需要拡大を図るための新果実製品の試作品製作及び 栽培実証 2 平成26年行政事業レビューシート 事業名 産地活性化総合対策事業 担当部局庁 生産局 事業開始・ 終了(予定)年度 平成22年度~平成27年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 予算補助 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0038 (農林水産省) 作成責任者 生産推進室長 総務課生産推進室 及川 仁 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 食料・農業・農村基本計画 事業の目的 (目指す姿を簡 産地の活性化を図るため、「強み」のある産地形成に向けた取組、品目毎の多様な課題の解決に向けた取組等を支援。 潔に。3行程度以 内) ○「強み」のある産地形成を図るため、新品種やICT等の新技術等を活用して、実需者、農業者、普及指導員等が一体となり、新たな産地形 成を行う取組等を総合的に支援。(補助率:定額、1/2以内) ○薬用作物等の産地形成を促進するために、栽培技術の確立等に向けた取組等を支援。(補助率:定額、1/2以内) ○国産花きのシェア奪還と輸出拡大を図るために、日持ち性の向上等の生産・供給体制の強化、需要拡大に向けた取組等を支援。(補助 事業概要 率:定額、1/2以内) (5行程度以内。 ○産地の収益性を向上させるため、有機農業の推進、国内産いもでんぷん粉の高品質化技術等の確立、地域バイオマスの利活用、経営 別添可) 資源の有効活用、養蜂等振興の推進活動を支援。(補助率:定額、1/2以内) ○新品種・新技術の導入、産地活性化、飼料生産拠点育成、経営資源の有効活用、地域作物支援に必要な農畜産業機械等をリース方式 で導入する場合の負担を軽減。(補助率:リース物件購入額相当の1/2以内) ○いぐさ生産者の経営安定を図るため、国産畳表の価格が下落した際に補てん金を交付。(補助率:定額) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 12,331 5,288 2,271 2,882 3,211 補正予算 ▲ 146 0 - - 883 790 633 - ▲ 790 ▲ 633 - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) - - - - 12,278 5,445 2,904 2,882 執行額 4,064 3,960 1,781 執行率(%) 33% 73% 61% 計 大豆の単収向上技術(300A技術等)の導入面積を平成 成果目標及び成 20年の2万1千haから平成32年の5万9千haに増大(+ 3万8千ha) 果実績 (アウトカム) 23年度 24年度 25年度 成果実績 % 10 12 16 目標値 % 9 10 11 達成度 % 52.6 63.2 84.2 成果実績 ha 31,668 32,635 37,037 (暫定値) 目標値 ha 34,000 37,000 40,000 達成度 % 53.7 55.3 62.8 成果実績 千t 817 845 (H26年11月把握予定) 千t 902 945 987 % 61.5 63.7 (H26年11月把握予定) 成果実績 億円 3,671 3,761 (H27年6月把握予定) 目標値 億円 4,023 4,029 4,035 達成度 % 90.6 92.8 (H27年6月把握予定) 単位 23年度 24年度 25年度 活動実績 件数 441 409 218 - 当初見込み 件数 411 633 435 434 24年度 25年度 26年度見込 指定野菜の加工・業務向け出荷数量を平成21年の82万 目標値 トンから平成32年の133万トンに増大(+51万トン) 達成度 国産花きの産出額を平成20年の4,012億円から平成27 年の4,052億円に増大(+40億円) 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 事業実施件数 算出根拠 単位当たり コスト ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 単位 23年度 単位当たり コスト 円/件 9,214,687円 /件 計算式 円/件 6,029,579,120 円/441件 交付実績÷事業実施件数 費 目 26年度当初予算 27年度要求 (目)国産農畜産物・食農連 携強化対策事業費補助金 9,682,130円 8,171.151円/件 /件 3,959,991,449 円 /409件 主な増減理由 1,781,310,997 円/218件 「新しい日本のための優先課題推進枠」 3,211 ) 産地活性化総合対策事業 推進費補助金 2,882 3,211 計 2,882 3211 目標値 (32年度) 単位 成果指標 パン・中華めん用小麦品種の作付シェアを平成20年の 7%から平成32年の19%に増大(+12%) 3,211 19 59,000 1,327 4,052 26年度活動見込 - 事業番号0038 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 評価に関する説明 ○ 本事業は、農業の持続的発展に向けた所得の増大、 食料自給率の向上に向けた戦略作物の生産拡大等の 取組を支援することにより、農畜産物の安定供給、事業 実施産地の農業産出額の増加に資するものであり、優 先度の高い事業である。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 国の基準に即して成果目標を設定することを義務付け ることにより、政策目的に沿った事業実施を図っている。 また、成果目標の達成状況について評価を行うことに より、事業の効率化に努めているところ。 取組内容が多岐にわたっており、毎年取組む内容が 異なることから、単位当たりコストの前年との比較により 評価することはなじまない。 数次の公募を行ったが、事業申請が予定より下回った こと及び執行残が生じたことにより不用率が大きくなっ た。 活動実績は、数次の公募を行ったが、一部の事業にお いて事業申請が予定より大幅に下回ったことにより、見 込みを下回った。 - 産地の収益力の向上等の事業目的の達成に向け、概ね適切に事業が実施されており、これまでに作成された成果物等については十分に 活用されている。 昨年度指摘のあった補助対象事業の選択と集中について、従来メニューの予算額を対前年比0.5~0.95に縮減しつつ、「攻めの農林水産 点検結果 業」実現に向け新たなメニューを新設し重点化を図った。 また、いぐさ生産者の経営安定を図るため国産畳表の価格が下落した際に補てん金を交付するいぐさ・畳表の所得安定対策について基 金化することで予算の平準化を図った。 改善の 方向性 執行率の低い事業メニュー等については、予算額を減額又は事業を廃止するとともに、活動が活性化するよう、政策課題に対応した新た な事業メニューを創設。 また、昨年度指摘のあった成果目標については、該当する政策分野の政策評価の指標について、26年春の政策評価第三者委員会にお いて検討を行ったところであり、今後も適切な評価が可能となるよう引き続き検討してまいりたい。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 善事 業 内 容 の 一 部 改 本事業における25年度の執行率は、61%と低くなっている。これは、事業申請が予定より下回ったことや執行残が生じたことなどによるもので あり、同理由により4年連続して執行率が低い結果となっている。また、活動実績において、「事業実施件数」の実績が当初見込みを下回って いる。更に、成果実績については、関連する政策、施策が多岐に亘るため、本事業の効果を把握することが難しくなっている。以上のことから、 「執行額と予算額の乖離の改善」、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、「本事業の成果を総合的に測定できる成果目標の設定の検 討」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 ○執行額と予算額の乖離を改善するため、執行率の低い事業メニュー等を減額又は廃止するとともに、活動が活性化するよう、政策課題に対 応した新たな事業メニューを新設し重点化を図った。 ○該当する政策分野の政策評価の指標について、26年春の政策評価第三者委員会において見直しを行ったところであり、今後も適切な評価 が可能となるよう引き続き検討に努める。 備考 【昨年事業レビュー外部有識者コメントに対する回答】 ○達成率が低い成果実績が一部にあり、成果目標が適切に設定されているか見直すべき ○事業内容が多いことから、成果目標が多岐に亘っており、適切に事業効果を検証すべき →該当する政策分野の政策評価の指標について、26年春の政策評価第三者委員会において検討を行ったところであり、今後も適切な評価が可能となるよう引き続き検討してまいりたい。 ○24年度の予算の執行率は前年に比して改善しているが、今後も政策目標に照らして事業が的確であるか、さらにその予算が適切であるかについて見直しを行うべき →執行率の低い事業メニュー等については、予算額を減額又は事業を廃止するとともに、活動が活性化するよう、政策課題に対応した新たな事業メニューを創設。 ○補助対象事業の選択と集中を考えるべき →従来メニューの予算額を対前年比0.5~0.95に縮減しつつ、「攻めの農林水産業」実現に向け新たなメニューを新設し重点化を図った。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0080,0097,新0017,新0018 平成24年 0094 平成25年 0042 事業番号0038 農林水産省 ※ 本省執行分については農林 水産大臣が交付 1,781百万円 A 地方農政局等 (北海道農政事務所、7農政局、 沖縄総合事務局) 1,274百万円 管内の事業実施主体に対する補 助金交付事務、指導監督等業務 【公募】 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【公募】 【公募】 B 都道府県 (38道府県) C 市町村 (三沢市) D 農業者団体等 (159件) 126百万円 633百万円 807百万円 推進事業の実施 共同利用施設整備の実施 推進事業の実施 【公募】 E 共同申請者 (16件) リース会社 農業者等 215百万円 リース方式での機械導入に伴う農業者等の物件購入 相当額の1/2以内を助成 事業番号0038 A.東北農政局 費 目 補助金 使 途 E.共同申請者1 金 額 (百万円) 管内の事業実施主体に対する補助金交付 事務、指導監督等業務 650 計 650 費 目 リース事業費 トラクター等のリース費用 計 B.福岡県 費 目 消耗品費 旅費 備品費 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 謝金 使 途 実証ほ設置に係る資材費等 4 調査旅費 4 実証ほ設置に係る測定機器等の購入 3 実証ほ設置に係る協力者への謝金 3 費 目 16 費 目 使 途 建設費 産地食肉センターの整備 計 費 目 633 使 途 人件費 システム整備・運営に係る専門員等設置費 役務費 システム改良費等 8 旅費 調査旅費、委員旅費 4 賃金 臨時職員賃金 1 サーバレンタル料、会場借料 2 委員謝金 1 印刷製本費 検討会等資料作成 為替手数料 通信運搬費 郵便料 事務用品の購入費 0 使 途 金 額 (百万円) 計 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 計 金 額 (百万円) 633 D.一般社団法人全国農業改良普及支援協会 消耗品費 使 途 G. 金 額 (百万円) 計 雑役務費 44 1 臨時職員賃金 C.三沢市 謝金 44 1 計 借上料 金 額 (百万円) F. 金 額 (百万円) 印刷製本費 検討会資料作成、マニュアル作成等 賃金 使 途 費 目 使 途 金 額 (百万円) 32 1 0 0 0 50 計 0 事業番号0038 支出先上位10者リスト A.地方農政局等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 東北農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 650 - - 2 九州農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 213 - - 3 関東農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 169 - - 4 東海農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 80 - - 5 北海道農政事務所 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 66 - - 6 近畿農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 42 - - 7 中国四国農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 39 - - 8 北陸農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 14 - - 9 沖縄総合事務局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 3 - - 入札者数 落札率 B.都道府県 支 出 先 1 福岡県 業 務 概 要 支 出 額 推進事業の実施 16 2 愛知県 推進事業の実施 10 3 三重県 推進事業の実施 8 4 富山県 推進事業の実施 8 5 徳島県 推進事業の実施 7 6 京都府 推進事業の実施 7 7 埼玉県 推進事業の実施 5 8 鹿児島県 推進事業の実施 9 大分県 5 推進事業の実施 10 宮崎県 5 推進事業の実施 5 C.市町村 支 出 先 1 三沢市 業 務 概 要 産地食肉センターの整備 D.農業者団体等 支 出 先 一般社団法人全国農業改良 推進事業の実施 1 普及支援協会 2 大井川農業協同組合 推進事業の実施 松阪明和地区養蜂等振興推 推進事業の実施 3 進協議会 国産青果物受給拡大推進協 推進事業の実施 4 議会 特定非営利活動法人日本ELF 5 推進事業の実施 システム協会 一般社団法人日本施設園芸 推進事業の実施 6 協会 7 熊本県い業生産販売振興協会 推進事業の実施 公益財団法人日本特産農産 推進事業の実施 8 物協会 9 熊本県養蜂等振興推進協議会 推進事業の実施 10 野菜ビジネス協議会 支 出 額 (百万円) 推進事業の実施 (応募者数) 支 出 額 (百万円) (応募者数) 35 30 29 28 27 27 26 25 23 - - 173 (応募者数) - - 18 (応募者数) 173 (応募者数) 18 (応募者数) 5 (応募者数) 入札者数 50 - - 14 入札者数 633 業 務 概 要 - 173 4 (応募者数) 20 (応募者数) 18 (応募者数) 7 (応募者数) 4 (応募者数) 6 (応募者数) 1 (応募者数) 14 (応募者数) 18 (応募者数) 2 (応募者数) - - - 落札率 - 落札率 - - - - - - - - - - 事業番号0038 E.共同申請者 1 2 3 4 5 支 出 先 標茶町飼料自給率向上協議 会 都城市飼料自給率向上協議 会 中春別農業協同組合 紋別なぎさ飼料自給率向上協 議会 芽室町産地収益力向上協議 会 計根別農業協同組合 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 農畜産業機械のリース方式による導入 44 - 農畜産業機械のリース方式による導入 35 - 農畜産業機械のリース方式による導入 29 - 農畜産業機械のリース方式による導入 19 - 農畜産業機械のリース方式による導入 14 - - 16 - 農畜産業機械のリース方式による導入 13 (応募者数) 7 富良野第一玉葱産地協議会 農畜産業機械のリース方式による導入 11 8 標茶町農業協同組合 鳥取県東部地区飼料自給率 向上協議会 10 北宗谷農業協同組合 農畜産業機械のリース方式による導入 10 - 農畜産業機械のリース方式による導入 9 - 農畜産業機械のリース方式による導入 8 - 6 9 事業番号 0039 平成26年行政事業レビューシート (農林水産省) 事業名 飼料増産総合対策事業のうち 草地生産性向上対策事業 担当部局庁 生産局 事業開始・ 終了(予定)年度 平成22年度~平成29年度 担当課室 畜産部畜産振興課草地整備推進室 会計区分 一般会計 政策・施策名 酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 作成責任者 草地整備推進室長 田中 誠也 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針 事業の目的 (目指す姿を簡 食料・農業・農村基本計画で定めた飼料自給率目標38%、粗飼料自給率目標100%を達成し、輸入飼料価格の動向に左右されにくい国産飼料基盤に 潔に。3行程度以 立脚した力強い畜産経営を確立する。 内) ①草地の収量増を図るため、農協等が行う土壌分析に基づく施肥や地域に適合した牧草等の導入などを支援(1/3以内等) ②優良飼料作物種子の普及を進めるための品種特性調査、新品種等の優良飼料作物種子の活用、飼料生産・放牧に関する技術の向上に向けた研修 事業概要 会等の取組を支援(定額) (5行程度以内。 ③飼料作物種子及び飼料用稲専用品種種子について安定供給を図るための調整保管を支援(定額) ④飼料用作物への農薬使用等に係る安全確保のための農薬残留試験、これらを給与した場合についての畜産物中の残留試験等を実施(定額):25新 別添可) 規 ⑤飼料生産技術者の資質向上を図る取組:25新規、配合飼料給与量を低減させる粗飼料生産・給与技術の実証:26新規、大家畜生産のハブとしての公 共牧場の機能強化を支援:26新規(定額、1/2以内) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 760 600 610 696 2,723 補正予算 ▲ 130 ▲ 27 - - - - - - - - - - - - - - 630 573 610 696 執行額 531 392 482 執行率(%) 84% 68% 79% 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 単位 成果指標 成果実績 kg/10a 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 飼料作物の平均単収 国産牛肉における平成20年度の生産水準を維持 (目標年度:各年度) 24年度 25年度 3,750 3,640 3,570 目標値 (32年度) kg/10a - - - % 83 80 79 成果実績 万t 50 52 51 目標値 万t 52 52 52 達成度 % 96 100 98 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 ha 5,197 4,018 4,331 ― 当初見込み ha 7,280 6,000 5,400 5,024 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 円/ha 77,352 71,180 75,040 81,409 4,534 52 草地改良面積 単位当たり コスト 補助金額÷草地改良面積 計算式 / 平 26年度当初予算 費 目 成 高位生産草地等への転換 409 2 6 優良飼料作物種子の活用等 80 単 ・ 位 2 飼料用作物種子の調整保管 57 : 7 百 年 飼料用作物安全確保 40 万 度 円 自給飼料生産技術向上 110 予 算 696 内 計 ( 訳 23年度 達成度 算出根拠 単位当たり コスト 2,723 目標値 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) - 402(百万円) /5,197ha 286(百万円) /4,018ha 325(百万円) /4,331ha 409(百万円) /5,024ha 27年度要求 主な増減理由 2,462 ・ 高位生産草地等への転換は、自給飼料の生産拡大に向け、草地に繁茂する防除 の難しい雑草への対策を実施する事業を拡充したため増額。 ・ 飼料用作物安全確保は、26年度で事業が終了するため減額。 ・ 自給飼料生産技術向上は、配合飼料給与量を低減させる粗飼料や濃厚飼料原 料の国内生産・給与技術を実証する事業を拡充したため増額。 72 51 0 ) 137 2,723 事業番号0039 事業所管部局による点検・改善 項 目 ○ 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 × 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 点検結果 改善の 方向性 評価に関する説明 評 価 ・国産飼料基盤に立脚した足腰の強い畜産経営の確立 のためには、飼料作物の生産性向上のための優良品種 導入等による草地改良や飼料生産技術の向上が重要で ある。 ・結果的に1者応募となったが、説明会の開催による周 知の強化、公募期間の確保(1ヶ月)により競争性の確保 については、可能な限り努力したところ。 ・不用が生じた理由については、北海道において天候不 良により転換作業を断念するものが発生したこと(転換を 行った草地ではその年の収量が低下するため、飼料を 十分に確保できないと転換を行えない)等による。 ・活動実績が当初の見込みを下回った。(80%) ・活動実績が見込みを下回った理由は、TPP等による先 行き不安から参加者が投資を控えたこと、原発事故の影 響が残っており東北地方の参加が減少したこと等による と考えられる。 - ・平成24年度と比較して活動実績は向上し、執行額と予算額の乖離は縮小したものの、天候不良、TPP、原発事故等の影響を受け不用が発 生した。 ・当事業の成果として、研修会等を計15回(1,435人参加)開催し、実証展示ほを5カ所(3.77ha)設置及びパンフレット45,500部、冊子2,700部 作成配布など。 ・地域の現状・要望を把握するための聞き取り調査等を実施し、それを踏まえて平成26年度の公募回数・時期の見直しを行った。 ・今後も畜産情勢や生産地の天候等により変化する生産現場の状況把握とそれを踏まえた事業の普及・推進に努める。 ・支出先の選定における競争性、透明性の一層の向上を図る観点から、事業実施主体の選定に際して事業説明会を開催し、公募期間を1ヶ 月間確保した。今後については引き続き説明会の開催による公募の周知、公募期間を確保するほか、25年度は実施しなかった公募単位の 更なる細分化を検討する。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 な事 改業 善全 体 の 抜 本 的 本事業における25年度の執行率は、79%と低くなっている。これは、天候不良により転換作業を断念する者が発生したことなどによる。また、活 動実績において、「草地改良面積」が当初見込みを下回っている。更に、公募としている資金の流れのB及びDについて、2年以上連続して1者 応札となっている。以上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、「支出先の選定における 競争性・透明性の一層の向上」を行うべきであり、本事業は「事業全体の抜本的な改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 ・活動が活性化し、執行額と予算額の乖離が縮小するよう、地域の現状・要望を踏まえ事業内容を見直したところであり、事業内容の周知を実 施する。また、平成26年度に現場の作業状況等を踏まえた公募回数の増加、時期の変更を行ったことを踏まえ、来年度の効果的な事業の実施 に向けた公募時期・回数の検証を実施する。 ・2年以上連続して1者応札となっている事業の事業実施主体の公募にあたっては、事業説明会の開催による公募の周知、公募期間の確保に 努めるとともに、競争性・透明性の一層の向上を図るため、公募事業の細分化や事業実施主体の公募対象範囲の拡大を行う。 備考 【昨年事業レビュー外部有識者コメントに対する回答】 ○支出先の選定における競争性・透明性の一層の向上を行うべき →競争性・透明性を一層向上するため、公募に係る事業説明会を開催する等の必要な周知を図った。 ○支出先業者選定の競争性が担保されていない。直接、化学分析を行っている業者を選定対象とすべき →化学分析を行う事業者を軸とした事業者の選定が可能か検討したが、各々の試験結果を総括する仕組みが望ましいと判断したため、前年度と同様の仕組み で実施することとした。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0096、0099 平成24年 0093、0096 平成25年 0041、0044 事業番号0039 農林水産省 482百万円 【公募】 (採択数/応募者:55/55) A.農業者団体等 (公社、農業者団体、55団体) 325百万円 高位生産草地等への転換に活用 【公募】 (採択数/応募者:1/1) (採択数/応募者:1/1) D.民間団体等 (全国農業協同組合連合会) 39.5百万円 優良品種の普及や飼料生産技 術の向上、種子の安定供給を行 うための種子の調整保管、飼料 生産技術者の資質向上支援を 実施 試料調整の実施、作物残留試験 の実施及び試験結果の取りまと め等の事業の推進等 【委託契約】 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【公募】 B. 民間団体等 (全国飼料増産協議会) 117百万円 【随意契約】 C. 民間団体等 ((社)日本草地畜産種子協会、県試験機 関、(独)家畜改良センター等) 20百万円 E. 民間団体等 ((財)日本植物調整剤研究協会、(財)生 物科学安全研究所) 37.5百万円 地域に適合した優良品種の選定 に必要な調査、国内外の採種地 で採種された種子の品質調査を 実施 試料調整の実施、家畜残留試験 及び分析の実施等 事業番号0039 A.公益財団法人 北海道農業公社 費 目 事業費 使 途 E.(財)生物科学安全研究所 金 額 (百万円) 100 高位生産草地等への転換に要する経費 計 100 費 目 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 乳牛飼養試験・農薬残留試験 18.8 役務費 採卵鶏飼養試験・農薬残留試験 17.0 計 使 途 事業費 飼料増産、種子保管、飼料生産技術者の資 質向上支援に要する経費 58 資料整理及び補助等に要する経費 25 委託費 種子検査、品種選定試験に要する経費 20 役務費 現行・HP作成等に要する経費 7 旅費 会議出席や現地調査等に要する経費 5 謝金 専門家への謝礼に必要な経費 0.5 会議費及び振り込等に要する経費 0.2 計 116 費 目 事業費 使 途 種子検査に要する経費 計 費 目 試料調整(日植調) 役務費 作物残留試験 1.9 委託費 家畜残留試験 35.8 計 印刷費、現地調査、会議交通費等 使 途 金 額 (百万円) 計 0 H. 金 額 (百万円) 委託費 雑役務費 0 10 D.全国農業協同組合連合会 使 途 金 額 (百万円) G. 金 額 (百万円) 10 費 目 使 途 計 C.一般社団法人 日本草地畜産種子協会 費 目 36 F. 金 額 (百万円) 費 目 雑役務費 金 額 (百万円) 役務費 B.全国飼料増産協議会 賃金 使 途 費 目 使 途 金 額 (百万円) 1.7 0.1 39.5 計 0 事業番号0039 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 公益財団法人 北海道農業公社 高位生産草地等への転換 入札者数 100 2 標茶町農業協同組合 〃 41 3 中標津町農業協同組合 〃 38 4 大樹町農業協同組合 〃 18 5 北宗谷農業協同組合 〃 13 6 湧別町農業協同組合 〃 10 7 鹿追町農業協同組合 〃 10 8 上士幌町農業協同組合 〃 10 9 道東あさひ農業協同組合 〃 9 〃 8 10 摩周湖農業協同組合 落札率 100% 55団体 (応募者) B.民間団体(公募) 支 出 先 1 全国飼料増産協議会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 優良品種の普及、種子の調整保管、飼料生産技術者の資質向上支援の取 組 入札者数 117 落札率 1団体(応募者) 2 3 4 5 C.民間団体(委託契約) 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 (一社)日本草地畜産種子協会 国内外の採種地で採種されたトウモロコシ種子の品質調査 2 高知県 入札者数 10 地域に適合した優良品種の選定に必要な調査 1 落札率 100% 1 随意契約 3 (独)家畜改良センター 〃 1 〃 4 宮城県畜産試験場 〃 1 〃 5 福岡県農業総合試験場 〃 1 〃 6 鹿児島県畜産試験場 〃 1 〃 7 埼玉県 〃 1 〃 8 大分県農林水産研究指導センター 〃 1 〃 9 山口県 〃 1 〃 10 香川県 〃 1 〃 D. 支 出 先 1 全国農業協同組合連合会 業 務 概 要 試料調整、作物残留試験、事業推進、試験結果とりまとめ 支 出 額 (百万円) 入札者数 39.5 1 落札率 100% 2 3 4 5 E. 支 出 先 1 (財)生物科学安全研究所 業 務 概 要 家畜残留試験の実施等 2 (財)日本植物調整剤研究協会 試料調整 3 4 5 支 出 額 (百万円) 入札者数 35.8 随意契約 1.7 随意契約 落札率 平成26年行政事業レビューシート 事業名 チーズ向け生乳供給安定対策事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成23年度~平成27年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0040 (農林水産省) 生産局 作成責任者 牛乳乳製品課長 森 重樹 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 畜産部牛乳乳製品課 食料・農業・農村基本計画 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針 事業の目的 需要の伸びが見込まれるものの、加工原料乳よりも乳価の低いチーズ向け生乳を対象に助成金を交付することにより、仕向量の増大と酪農経営の安 (目指す姿を簡 定を図る。また、指定生乳生産者団体が自ら乳製品を製造する際の製造経費の一部を補助することにより、生乳需給の安定と国産乳製品の安定供給 潔に。3行程度以 を図る。 内) 事業概要 ・チーズ向け生乳を対象に、指定生乳生産者団体を通じて生乳生産者に対し、助成金(15.1円/㎏)を交付(定額)。 (5行程度以内。 ・指定生乳生産者団体が乳製品を委託製造する際の、委託製造経費の一部を補助(1/2以内)。 ・チーズ向け生乳の供給安定及び生乳需給の安定を図るための会議の開催、指導(1/2以内)。 別添可) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 8,768 8,767 8,767 610 549 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - - 8,768 8,767 8,767 610 執行額 6,818 7,026 7,532 執行率(%) 78 80 86 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 24年度 25年度 成果実績 万トン 47 46 48 目標値 万トン 60 57 63 達成度 % 55% 53% 56% 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 千戸 19 18 17 - 当初見込み 千戸 19 19 18 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 円/生 乳1kg 14.6 14.6 15.1 - 6,818百万円 /47万トン 6,713百万円 /46万トン 7,222百万円 /48万トン - 算出根拠 単位当たり コスト 目標値 (32年度) 23年度 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 事業参加農家数 549 単位 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) チーズ向け生乳の生産量 - 単位当たり コスト 86 チーズ助成金額/チーズ向け生乳の生産量 計算式 / ( 費 目 平 成 乳製品の委託製造 2 6 事業推進費 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 計 27年度要求 606 546 執行状況等を踏まえて見直し 4 3 執行状況等を踏まえて見直し 610 549 ) 26年度当初予算 主な増減理由 事業番号0040 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 事 業 の 効 率 性 評価に関する説明 ○ チーズ向け生乳については、今後も供給量の増加が見込ま れるものの国際競争に晒され乳価が低いことから国費により 支援する必要があること、また、国産乳製品の安定供給に対 する消費者ニーズも高いことから、広く国民のニーズがあり、 基本計画・酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本 方針にも位置付けられている酪農経営安定対策を構成する、 優先度の高い事業である。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 業 あるいは低コストで実施できているか。 の 有 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 効 性 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 平成25年度執行額は、円安や国際相場高騰により輸入品 に対する競争力が増した一方で、夏場の猛暑等の影響から 生乳生産が伸び悩んだこと等から、執行率は前年から改善 し、86%となった。 単位当たりコストとして掲げている助成金の単価は、国内外 の生乳の生産コストの差等を踏まえて設定。これは為替、国 際乳製品相場、国際穀物相場の変動といった他律的要因に より変動するため、コスト水準の妥当性についての評価は困 難であるが、今後とも経営の合理化等により生産コストの削 減を推進し、事業コストの低減につながるよう取り組む方針で ある。 ○ △ 平成25年度においては離農による農家数の減少から、活動 実績が当初見込みを下回った。 - - チーズ向け生乳については、今後も供給量の増加が見込まれるものの国際競争に晒され乳価が低いこと、国産乳製品の安定供給に対する消費者の ニーズも高いことから、引き続き、酪農経営安定対策の一環として本事業を継続し、生乳需給の安定及び国産乳製品の安定供給を図る必要がある。 点検結果 平成25年度は、円安や国際相場高騰により輸入品に対する競争力が増した一方で、夏場の猛暑等の影響により生乳生産が伸び悩んだこと等から、 チーズ仕向け数量は過去最高となり、執行率は前年から改善し、86%となった。 改善の 方向性 チーズ向け生乳については、平成26年度から加工原料乳生産者補給金制度の対象とする見直しを行い、本事業の予算を大幅に削減するとともに、事 業名を変更した。(国産乳製品供給安定対策事業) 引き続き、国産乳製品の安定供給に向けた取組を支援していく。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 善事 業 内 容 の 一 部 改 本事業における25年度の執行率は、86%と低くなっている。これは、夏場の猛暑等の影響から生乳生産が伸び悩んだことなどによるものであ る。また、活動実績において、「事業参加農家数」が当初見込みを下回っている。更に、成果実績において、「チーズ向け生乳の生産量」が目標 を下回っている。以上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、「成果目標達成のための支 援方策の見直し」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 縮 減 本事業については、平成26年度からチーズ向け生乳を加工原料乳生産者補給金制度の対象とすることとしたことに伴い、見直しを行ったところ であり、国産乳製品の供給安定に向けた取組支援を行っているところである。 なお、平成27年度においては、委託製造に係る執行状況等を踏まえ、予算要求額の見直しを行った(反映額:▲61百万円)。 備考 【昨年の事業レビュー外部有識者コメントに対する回答】 ○ 予算執行率が平成23年度78%、平成24年度80%であるにも関わらず、平成25年度も前年度と同じ予算額を維持する根拠が希薄 → 平成25年度は、酪農家の離農による乳用牛飼養頭数の減少等の影響により生乳生産が前年を下回る(▲16万トン)中において、円安や国際相場高騰に より輸入品に対する競争力が増したこと等から、チーズ仕向け数量は過去最高となり、執行率は前年から改善し、86%となったところ。 本事業については、平成26年度からチーズ向け生乳を加工原料乳生産者補給金制度の対象とする事業の見直しを行ったことに伴い、予算額の見直しを 行った。 ○ 2年連続して執行率が低い。実情にあった政策目標の見直し、それに伴う予算額の見直しを行うべき → 本事業については、平成26年度からチーズ向け生乳を加工原料乳生産者補給金制度の対象とする事業の見直しを行ったことに伴い、予算額の見直しを 行った。事業内容の見直しに合わせて成果目標・活動指標の見直しを検討する。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 新0011 平成24年 0098 平成25年 0045 事業番号0040 農林水産省 (7,532百万円) ・事業実施主体に対するチーズ助成金及び委託製造に対する支援の交付 ・チーズ向け生乳の供給安定のための会議、指導に対する支援 【特定・補助】 A.指定生乳生産者団体(8団体) (7,532百万円) ・事業参加農家に対する助成金の交付 ・乳製品の委託製造 ・チーズ向け生乳の供給安定のための会議、指導 B.事業参加農家(17千戸) (7,222百万円) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 事業番号0040 A.ホクレン農業協同組合連合会 費 目 使 途 チーズ助成金 生産者への助成金の交付 乳製品の 委託製造 事業推進費 乳製品の委託製造 E. 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 7,114 311 0 会議等の開催 計 7,425 計 B.事業参加農家 費 目 使 途 使 途 チーズ助成金 チーズ助成金 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 7,222 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 7,222 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0040 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 生乳の受託販売等 7,425 - - 2会 生乳の受託販売等 47 - - 3 東海酪農業協同組合連合会 生乳の受託販売等 25 - - 生乳の受託販売等 14 - - 生乳の受託販売等 12 - - 生乳の受託販売等 8 - - 生乳の受託販売等 1 - - 生乳の受託販売等 0.5 - - 入札者数 落札率 - - 1 ホクレン農業協同組合連合会 東北生乳販売農業協同組合連合 4 5 6 7 九州生乳販売農業協同組合連合 会 関東生乳販売農業協同組合連合 会 中国生乳販売農業協同組合連合 会 四国生乳販売農業協同組合連合 会 8 北陸酪農業協同組合連合会 9 10 B. 支 出 先 1 事業参加農家 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 7,222 平成26年行政事業レビューシート 事業名 鶏卵生産者経営安定対策事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成23年度~平成27年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0041 (農林水産省省) 生産局 食肉鶏卵課長 森田 健児 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 畜産部食肉鶏卵課 食料・農業・農村基本計画 事業の目的 (目指す姿を簡 本事業は、鶏卵価格が低落した場合に価格差補塡を行うとともに、更に低落した場合、成鶏の更新に当たって長期の空舎期間を設けて需給改善を図 潔に。3行程度以 る取組を推進することにより、採卵養鶏経営と鶏卵価格の安定を図る。 内) ① 鶏卵価格差補填事業(補助率:1/4) 事業概要 鶏卵の標準取引価格(月毎)が補塡基準価格を下回った場合、その差額(補塡基準価格と安定基準価格の差額を上限とする。)の9割を補塡する。 (5行程度以内。 ② 成鶏更新・空舎延長事業(補助率:定額) 鶏卵の標準取引価格(日毎)が通常の季節変動を超えて大幅に下落した場合は、成鶏の更新に当たって長期の空舎期間を設ける取組に対し、成 別添可) 鶏1羽当たり150円以内(鶏舎収容可能羽数10万羽以上の生産者)又は200円以内(鶏舎収容可能羽数10万羽未満の生産者)の奨励金を交付する。 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 5,189 5,189 5,189 5,189 5,189 補正予算 - - - - - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 - - - - 5,189 5,189 5,189 5,189 執行額 3,569 5,189 5,189 執行率(%) 68.8% 100.0% 100.0% 計 24年度 25年度 成果実績 % ±12.9 ±12.0 ±20.3 目標値 % ±25.0 ±25.0 ±25.0 達成度 % 100 100 100 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 万トン 187 192 198 - 当初見込み 万トン 200 200 200 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 円/kg 1.7 2.1 1.9 - 算出根拠 単位当たり コスト 目標値 (各年度) 23年度 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) ・事業契約対象数量 5,189 単位 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) ・各年度の鶏卵価格の変動幅を平均価格の±25%以内 とする。 - 単位当たり コスト ±25.0 事業契約対象数量 ÷鶏卵価格差補填金(国費) 計算式 x/y ( 費 目 平 成 鶏卵価格差補填事業 2 6 成鶏更新・空舎延長事業 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 27年度要求 3,324 3,324 1,865 1,865 5,189 5,189 ) 26年度当初予算 計 3,219百万円/ 4,041百万円/ 3,843百万円/ 187万トン 192万トン 198万トン 主な増減理由 - 事業番号0041 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ ○ ・ 本事業は、安価で良質な国民のタンパク質源である 鶏卵の安定供給に資するものであり、優先度の高い 事業である。 ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 ・事業実施主体については、平成23年度のレビューに おける「生産者積立金の管理団体が複数の公益法人 で管理されており、更なる効率化に向けた検討を行う べき」との予算監視・効率化チームからの指摘を踏まえ、 24年度に関係団体を合併したことから、25年度は1者応 札となった。 ・ 事業実施主体の選定にあたっては、毎年度、農林水 産省のホームページに公募内容を掲載し公募期間を設 け選定を行っている。 ・ 本事業は、鶏卵価格が低落した場合に補助する事業 であり、執行額は各年度の鶏卵価格によって変動するこ とから、年度ごとの単位当たりコスト及び不用率の妥当 性について評価すべきものではない。 ・事業契約対象数量は当初見込みをわずかに下回って いるものの、前年度に比べると:契約数量は増加してい る(H24:192万トン → H25:198万トン)。 - 【国費投入の必要性】 鶏卵は、安価で良質な国民のタンパク質源として、その安定的な生産基盤を確保することが重要であるが、わずかな需給の変動が大幅 な価格の変動につながりやすく、また、他の畜種に比べて供給過剰を起こしやすい生産実態にあるため、需要に即した生産を推進し、国 費を投入して鶏卵価格の安定を図る必要がある。 点検結果 【事業の効率性】 価格差補填事業については、生産者負担金と併せた執行となっているなど、効率性が確保されている。 【事業の有効性】 各年度の鶏卵の変動幅を平均価格の±25%以内とする成果目標に対し、25年度の成果実績は±20.3%となっており、成果目標の 達成度も100%となっている。 改善の 方向性 本事業における事業契約対象数量については、関係者への事業内容の周知徹底を図ることで年々増加傾向にあり(H23:187万トン、 H24:192万トン、H25:198万トン)、引き続き、生産者に対し鶏卵価格が低落した際の本事業への積極的な参加による価格浮揚効果の理 解醸成を図り、事業契約対象数量の更なる拡大を図る。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 部事 改業 善内 容 の 一 本事業は、活動実績において、「事業契約対象数量」が当初見込みを下回っている。以上のことから、「活動が活性化するような支援方策の見 直し」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 本事業における事業契約対象数量は、当初見込みに対し90%以上の実績となっている。 効率的な事業執行を図る観点から、生産者の要望を踏まえて26年度からの事業内容の一部改善を図った。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 新0013 平成24年 0100 平成25年 0046 事業番号0041 農林水産省 5,189百万円 【公募・交付】1法人/1法人 A.(社)日本養鶏協会 5,189百万円 価格差補塡金(国庫交付額)の交付、 成鶏更新・空舎延長事業の奨励金交 付 【補助】 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) B.生産者 4,731百万円 飼料費、光熱水料・労賃等 事業番号0041 A.(社)日本養鶏協会 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 交付金 価格差補填金(国庫交付額) 3,794 交付金 成鶏更新・空舎延長事業の奨励金 1,395 計 5,189 費 目 計 B.生産者 費 目 使 途 飼養管理費 飼料費、光熱水料、労働費 使 途 金 額 (百万円) 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 138 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 138 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0041 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (社)日本養鶏協会 業 務 概 要 鶏卵価格差補填契約の締結、生産者積立金の徴収及び価格差補填金の 交付、成鶏更新・空舎延長事業の奨励金交付 支 出 額 (百万円) 入札者数 5,189 1 落札率 - 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 業 務 概 要 支 出 先 1 ア 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 鶏卵生産者 138 - - 2 イ 鶏卵生産者 100 - - 3 ウ 鶏卵生産者 83 - - 4 エ 鶏卵生産者 78 - - 5 オ 鶏卵生産者 72 - - 6 カ 鶏卵生産者 71 - - 7 キ 鶏卵生産者 70 - - 8 ク 鶏卵生産者 62 - - 9 ケ 鶏卵生産者 62 - - 10 コ 鶏卵生産者 61 - - 平成26年行政事業レビューシート 事業名 果樹・茶支援対策事業のうち茶対策 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成23年度~平成28年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 ・お茶の振興に関する法律(平成23年法律第21号)第4条 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0042 (農林水産省) 生産局 作成責任者 地域作物課長 長井 俊彦 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 農産部 地域作物課 ・茶業及びお茶の文化の振興に関する基本方針 (平成23年農林水産大臣決定) お茶の価格は、平成16年までは上昇傾向であったが、その後、需要の停滞により、荒茶価格は低迷している状況である。 事業の目的 また、茶園の約3割が樹齢30年以上と老園化することによる収量、品質低下の懸念や、栽培されている品種の約8割が「やぶきた」であり、 (目指す姿を簡 摘採期の集中化、摘み遅れによる品質低下が問題となっている。 潔に。3行程度以 そこで、茶園の若返りや優良品種への転換による生産性向上や高品質化を加速化するため、産地ぐるみで改植等を実施した際の未収益 内) 期間及び改植に要する経費への支援を行い、産地の競争力向上に向けた品種への転換を促進する。 本事業は、荒茶加工場単位の「茶生産者グループ」が茶園の若返りや競争力のある品種への転換のための茶樹の改植等に計画的に取り 組むにあたり、未収益となる期間及び改植そのものに要する経費への支援を実施するものである。 交付単価と支援対象期間は、支援内容ごとに以下のとおり。(補助率、定額1/2相当) 【支援内容】 <改植に要する経費に対する支援> 事業概要 (5行程度以内。 ・120千円/10a(平成26年度から新植も対象) <未収益期間に対する支援> 別添可) ・改植・・・・・・40千円/10a×改植の実施年から3年分(同一品種への改植) 40千円/10a×改植の実施年から4年分(異なる品種への改植)※平成26年度から対象 ・棚施設を利用した栽培法への転換・・・・・40千円/10a×栽培法への転換の実施年から1年分 茶生産者 ・台切り・・・・・・35千円/10a×台切りの実施年から2年分 国 事業実施主体 グループ 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 1,500 1,500 1,500 1,200 800 補正予算 - - - - - - - - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 執行額 執行率(%) ▲ 1,225 - - - 275 1,500 1,500 1,200 216 769 623 78.5% 51.3% 経済樹齢を大幅に超えた茶園の解消面積 ( )は累計 800 41.5% 目標値 ( 年度) 23年度 24年度 25年度 成果実績 ha 243 415 (658) 333 (991) 目標値 ha 2,000 2,000 2,000 達成度 % 12.2% 32.9% 49.6% 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 戸 1,143 1,753 1,510 ― 当初見込み 戸 ( - ) (4,000) (4,000) (4,000) 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 活動指標 2,000 改植等実施茶生産者数 算出根拠 ・改植経費及び未収益期間の育成経費については、主 産県における実勢経費をもとに設定。 (参考)平成23年度 単位当たり コスト - 単位 成果指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 茶生産者 グループ □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 計 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 茶生産者 グループ <改植に要する経費に対する支援> ・改植に要する経費・・・120千円/10a 単位当たり コスト <改植に要する経費> ・改植に要する経費・・・240千円/10a【抜根、整地、種 苗など】 <未収益期間での経費> ・改植・・・・・80千円/10a(1年分)【肥料、農薬費】 ・棚施設を利用した栽培法への転換・・・・・80千円/10a 【肥料、農薬費】 ・台切り・・・・・70千円/10a(1年分)【肥料、農薬費】 計算式 10a <未収益期間に対する支援> あたり ・改植・・・・・120千円/10a(3年分もしくは4年分) ・棚施設を利用した栽培法への転換・・・・・40千円/10a ・台切り・・・・・70千円/10a(2年分) 1/2 単位あたりのコストの1/2相当としているところ。 事業番号0042 26年度当初予算 27年度要求 1,176 784 予算規模の見直し 24 16 予算規模の見直し 1,200 800 ( 費 目 平 成 改植等に要する経費への補助金 2 6 推進事務費 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 計 主な増減理由 ) 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 要投 性入 の 評 価 評価に関する説明 ○ ・お茶は、日本人の生活と文化にとって不可欠であり、全 国の中山間地域をはじめとする地域の農業、産業を支え る重要な作物。 近年、茶樹の老木化に伴う品質の低下や需要の減少 で、お茶の価格は下落傾向にあり、国として、改植を支 援していく必要。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ ・競争性等を確保するために、選定基準を定め公募制を 採用している。 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ ・主産県の改植等に要する経費を算定し、その1/2相当 額を支援しており、受益者も一部の経費を負担。 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ ・主産県における改植等に要する経費を算出し、1/2相 当額を補助。 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ ・事業実施主体が、「茶産地生産計画」を策定し、産地ぐ るみでの取組を推進することとしており、このため、事業 実施主体を経由して生産者へ支出する仕組としており、 事業実施主体が補助金を生産者に対して支払うために 必要な経費については、事業実施要領において費目を 定めており、全体の1%にすぎず、合理的なものとなって いる。 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 ・政策評価目標には掲げていないが、「お茶の振興に関 する法律」を踏まえて策定された「基本方針」に、お茶の 改植支援の必要性を明記しており、事業実施を行ってい るところ。 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 ・改植及びそれに伴い発生する未収益期間における茶 生産者の経費への負担を軽減するとの事業目的に即 し、改植等を実施した面積に、生産者における経費の 1/2相当額を乗じて支援額を算定するとともに、事務量に ついては、事業実施要領に費目を定め、真に必要な経 費について補助を行っている。 ・原発事故により、お茶に放射性物質が検出された以 降、依然としてお茶の販売環境が厳しく、荒茶価格も低 下し、投資意欲が低下したことから、執行率が51.3% (H24)、41.5%(H25)となっている。 また、改植の必要性を認識している産地やお茶農家に おいても、改植経費の補助残負担や未収益期間中の経 営状態の悪化等を懸念してお茶の販売環境が回復する まで、本事業の利用を控える動きがみられたところであ る。 ・1/2相当額を支援するものであり、受益者も改植に係る 費用を負担。 ・茶農家は、改植の必要性は認識しているものの、未収 益期間中の経営状態の悪化等を懸念してお茶の販売環 境が回復するまで、本事業の利用を控える動きがみられ たところである。 事業番号0042 点 検 ・ 改 善 結 果 ・平成25年6月14日に行われた行政事業レビュー公開プロセスにおいて、6名の評価委員のうち3名が「事業内容の改善」、3名が「事業全 点検結果 体の抜本的改善」との評価結果であり、具体的には、①茶生産の構造改革につながる政策に変えるべき、②マーケットの拡大施策をセットで 行うべきといったコメント(指摘)があったところ。 ・26年度予算については、行政事業レビュー公開プロセスにおける指摘を踏まえ、経営規模の拡大を行う場合の新植を新たに対象するとと もに品種転換をより推進するための未収益期間の延長措置を講じたところ。併せて、別途、茶生産体系の構造改革と国内外マーケットの創 出のため、生産コスト低減、輸出用茶や発酵茶に取り組むための生産技術の導入等、対策の充実を図ることとしたところ。 改善の 方向性 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 事 一 業 部 内 改 容 善 の 本事業における25年度の執行率は、42%と低くなっている。これは、原発事故以降お茶の販売環境が厳しいことなどによるものである。また、活 動実績において、「改植等実施茶生産者数」が当初見込みを下回っている。更に、成果実績において、「経済樹齢を大幅に超えた茶園の解消面 積」が目標を下回っている。以上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、「成果目標達成 のための支援方策の見直し」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 縮 減 平成25年度の行政事業レビュー公開プロセスの指摘を踏まえ、26年度より経営規模の拡大を行う場合の新植を新たに対象とするとともに、品 種転換をより推進するための支援策を講じたところである。27年度は予算規模の一定の圧縮を行いつつ、茶園の若返りや優良品種への転換に よる生産性向上や高品質化を図るために、担当者会議等を通じて本事業の積極的な推進を図り、執行率の向上に努めることとする。 平成25年度行政事業レビュー公開プロセス レビューシート番号・事業名:0042 果樹・茶支援対策事業のうち茶対策 <とりまとめ結果> 果樹・茶支援対策事業のうち茶対策の評価結果については、「事業内容の改善」3名、「事業全体の抜本的改善」3名という結果となった。この公開プロセスの 結論としては、「事業内容の改善」及び「事業全体の抜本的改善」とする。 その中で、主なコメントは 「事業全体の抜本的改善」を選択した委員3名からは、 ・茶生産の構造的な改革につながる政策に変えるべき。基本的には、民間の自助努力を促す融資等の施策に切り替えるべき。 ・人口減少等経営の持続困難性を踏まえ、25年度事業終了後は廃止すべき。仮に継続するなら、マーケットの拡大施策をセットで行われなければ効果はない。 ・事業目的が不明。国が関与する意義がないのではないか。説得的な支援意義が見つからない限り廃止すべし。 といったコメントがあった。 「事業内容の改善」を選択した委員3名からは、 ・輸出品として重視されつつあるものであり、今後も持続的に発展させていくことが望ましい分野。 ・マーケットへのアプローチを明確にし、これと一体で考えるべき。事業の持続性の確保は重要であり、その際、老齢農家のやる気を削ぐことのない工夫も必 要。 ・茶産業全体をみた政策の位置づけを踏まえて、改植後の持続性の検証が必要。 といったコメントがあった。 本とりまとめコメントに対しては、1名の委員から、「この事業を続けていくときには、将来的に小規模農家を大規模化、効率化して、高品質で安いものを作って いくという趣旨から、効率化に関する指標を1本立てていただきたい」との追加コメントもあった。 【昨年の事業レビュー外部有識者コメントに対する回答】 ・茶生産の構造改革につながる政策に変えるべきでは。 → 経営規模の拡大を行う場合の新植を新たに対象とするとともに品種転換をより推進するために未収益期間の延長の措置を講じたところです。 ・マーケットの拡大施策をセットで行うべきでは。 → 茶改植等支援事業に加え、国内外マーケットの創出のため、生産コストの低減、輸出用茶園における海外ニーズに応じた茶の生産・加工技術の導入や発 酵茶に取り組むための生産技術の導入等、対策の充実を行ったところです。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 新0015 平成24年 0101 平成25年 0047 事業番号0042 農林水産省 (623百万円) A.5農政局、沖縄総合事務局 (623百万円) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【事業執行の調整、交付決定等の事務】 <公募・補助>64/64件 B. 農業者団体等(64件)<事業実施主体> (623百万円) C. 茶生産者(1,510 戸)<茶生産者グループに所属> (619百万円) 【改植、台切り、棚施設栽培法への転換】 事業番号0042 A.九州農政局 費 目 補助金 使 途 事業実施主体への改植等経費 計 E. 金 額 (百万円) 費 目 380 補助金 使 途 茶生産者への改植等経費 金 額 (百万円) 380 計 B.静岡県経済農業協同組合連合会 費 目 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 113 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 113 計 C.茶生産者A 費 目 補助金 使 途 改植に要する経費 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 7 計 使 途 使 途 金 額 (百万円) 7 計 D. 費 目 0 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0042 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 九州農政局 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 事業実施主体から提出された実施計画書の審査、補助金交付、事後確認など。 入札者数 落札率 380 - - 2 関東農政局 〃 137 - - 3 東海農政局 〃 56 - - 4 近畿農政局 〃 44 - - 5 中四国農政局 〃 6 - - 入札者数 落札率 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 113 - - 2 南九州市茶業振興会 〃 88 - - 3 三重県茶業会議所 〃 42 - - 4 福岡八女農業協同組合茶業部会 〃 38 - - 1 静岡県経済農業協同組合連合会 茶生産者グループから提出された実施計画書の審査、補助金交付、事後確認など。 5 日置市茶業振興会 〃 21 - - 6 長崎県央農業協同組合茶業部会 〃 19 - - 7 京都府茶生産協議会 〃 18 - - 8 埼玉県茶業協会 〃 18 - - 9 滋賀県茶生産者団体連合会 〃 17 - - 〃 17 - - 入札者数 落札率 10 枕崎市茶業協議会 C. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 茶生産者A 改植等を行ったほ場の適切な栽培管理、事業実施主体への補助金申請、実績報告。 2 茶生産者B 〃 5 - 3 茶生産者C 〃 4 - 4 茶生産者D 〃 4 - 5 茶生産者E 〃 4 - 6 茶生産者F 〃 1,510戸 (茶生産者 4 数) 7 茶生産者G 〃 3 - 7 - - 8 茶生産者H 〃 3 - 9 茶生産者I 〃 3 - 10 茶生産者J 〃 3 - 平成26年行政事業レビューシート 事業名 乳製品国際規格策定活動支援 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成23年度~平成28年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0043 (農林水産省) 生産局 作成責任者 牛乳乳製品課長 森 重樹 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 畜産部 牛乳乳製品課 食料・農業・農村基本計画 事業の目的 (目指す姿を簡 コーデックス規格が我が国の意見に沿わなかった場合、乳業への経済的影響及び輸入乳製品が国産品市場を侵食し、国内の酪農及び乳製品需給 への影響が懸念される。このため、コーデックスの正式な助言機関である国際酪農連盟(IDF)のメンバーである(公財)日本乳業技術協会による、 潔に。3行程度以 コーデックス及びIDF等に関する諸活動に補助することにより、コーデックス規格への我が国の意見の反映等に資する。 内) ○ コーデックス会合事業 ・規格案へのコメント取りまとめのための国内専門部会の開催や日本代表団としてのコーデックス会合への参加等: 定額(会議開催、出席等)、1/2(報告書作成等) ○ IDF活動事業 ・IDFが作成する規格原案に我が国の意見を反映するための国内専門部会の開催やIDF諸会合への参加等: 事業概要 定額(会議開催、出席等)、1/2(報告書作成等) (5行程度以内。 ○ IDF/ISOの分析法検討事業 ・分析法への我が国の意見を反映するための国内専門部会の開催や国際会議への参加等: 別添可) 定額(会議開催、出席等)、1/2(報告書作成等) ○ 規格適合検査技能向上促進対策事業 ・乳業者の品質検査技能を高める取組を支援(定額) ○ ファームチーズ品質管理体制強化対策事業 ・ファームチーズの品質管理の目安を作成する取組を支援(定額) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 23 16 14 16 18 補正予算 - - - - - - - - - - - - - - - - 23 16 14 16 執行額 19 16 14 執行率(%) 83 100 100 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 成果指標 18 目標値 (26年度) 単位 23年度 24年度 25年度 回 28 17 13 回 28 17 13 % 100 100 100 単位 23年度 24年度 25年度 活動実績 回 15 17 21 当初見込み 回 13 12 15 活動実績 回 22 22 22 当初見込み 回 26 22 22 22 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 成果目標及び成 成果実績 果実績 (アウトカム) 国際酪農連盟(IDF:コーデックスの正式な助言機関) 目標値 に対する意見書の作成回数 達成度 活動指標 活動指標及び活 国際会議出席 動実績 (アウトプット) - 24予定 26年度活動見込 11 国内会議出席 算出根拠 単位当たりコスト 単位当たり コスト 国際会議に係る費用/国際会議の回数 計算式 単位当たりコスト 国内会議に係る費用/国内会議の回数 ( 平 成 訳 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 費 目 26年度当初予算 計算式 27年度要求 490千円/回 284千円/回 517千円/回 13,491千円/15回 8,330千円/17回 5,964千円/21回 5,687千円/11回 千円/回 204千円/回 149千円/回 157千円/回 156千円/回 3,278千円/22回 3,454千円/22回 3,432千円/22回 / / 4,488千円/22回 主な増減理由 11 11 規格適合検査技能向上促進対 策事業 4 4 ファームチーズ品質管理体制強 化対策事業 1 4 16 18 ) 乳製品国際規格策定活動支援 事業 計 千円/回 899千円/回 事業番号0043 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 評価に関する説明 ○ 乳製品のコーデックス規格については、国際酪農連 盟(IDF)作成の原案や助言をもとに議論し策定される ため、そのメンバーである(公財)日本乳業技術協会を 通じて、我が国の意見を表明していくことが必要であり、 国費を投入する必要性がある。 また、本事業は、基本計画にも位置付けられている優 先度の高い事業である。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ― 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ― 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ― 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 国際会議については、当初計画よりも多くの会議が開 催されたが、効率的な会議参加に努め、1会議当たりの 出席者単価を低く抑えて参加することができた。 国内会議については、効率的な会議運営に努めた結 果、1会議あたりの開催経費を前年度(平成24年度)並 みに抑えることができた。 国際会議については、当初計画よりも多くの会議が開 催され、年度途中に新たに出席の必要性が生じたこと から増加となった。 ― 乳製品コーデックス規格は、国際酪農連盟(IDF)作成の原案や助言をもとに議論し策定されるが、(公財)日本乳業技術協会は、IDFに加 盟する我が国唯一の機関であることから、(公財)日本乳業技術協会に事業を実施させることが合理的であるため、特定事業としている。 点検結果 我が国の意見がコーデックス規格に適切に反映されることにより、我が国の乳製品の国際競争力を高めるとともに、乳業への経済的影 響及び輸入乳製品の国産品市場の浸食を小さくし、国内の酪農及び乳製品需給への影響を少なくすることにつながることから、広く国民 のニーズがあり、優先度が高い事業といえる。 改善の 方向性 引き続き予算の適切な執行に努め、今後も、生産局において外部委員を加えた事業内容等を検討する評価委員会を開催し、その中で 事業実施主体が行う本事業の評価を適切に行っていく。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 本事業は、引き続き予算の適切な執行を図ることとする。 備考 【昨年の事業レビュー外部有識者コメントに対する回答】 ○ 日本乳業技術協会は、唯一の機関であり、競争がないのでしっかり体制を検証する必要があるのではないか → 乳製品コーデックス規格は、国際酪農連盟(IDF)作成の原案や助言をもとに議論し策定されるが、(公財)日本乳業技術協会は、IDFに加盟する我が 国 唯一の機関であることから、(公財)日本乳業技術協会に事業を実施させることが合理的であるため、特定事業としているところ。 ○ 予算の適切な執行に努めること。 → 生産局において外部委員を加えた事業内容等を検討する評価委員会を開催し、その中で本事業の評価を適切に行っているところ。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 新0021 平成24年 0105 平成25年 0050 事業番号0043 農林水産省 (14百万円) 事業の適正実施確保のため、①実施要綱の制定、②計画承認申請書 等の審査・指導等 【特定・補助】 A.公益財団法人日本乳業技術協会 (14百万円) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) コーデックス会合、IDF活動、IDF/ISO分析法検討のための国内専門 部会の開催、国際会議出席、報告書の作成、報告会の開催。 事業番号0043 A.公益財団法人日本乳業技術協会 E. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 旅費 コーデックス会合、IDF活動、IDF/ISO分析 法検討への派遣旅費、国内会議出席旅費 6 規格適合性検証のための検査費用等 3 臨時雇い賃金 2 検査費 賃金 資料のコピー代、報告書の印刷製本、広報 印刷費 誌の刊行 国内専門部会、国際会議報告会の会場借 会議費 料等 質問状回答作成謝金、抄訳作成謝金、翻 謝金 訳費 報告書の送付郵便代、広報誌の発送郵便 通信運搬費 代 計 費 目 0 2 0 14 使 途 金 額 (百万円) 2 計 B. 費 目 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0043 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) コーデックス会合、IDF活動、IDF/ISO分析法検討のための国内専門部会 公益財団法人 日本乳業技術 の開催、国際会議出席、報告書の作成、報告会の開催。新技術・分析法 協会 情報の提供。 14 入札者数 落札率 ― ― 入札者数 落札率 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 平成26年行政事業レビューシート 産地再生関連施設緊急整備事業 事業名 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成24年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 根拠法令 生産局 作成責任者 生産推進室長 総務課生産推進室 及川 仁 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 関係する計画、 我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画 通知等 - (具体的な 条項も記載) 事業番号 0044 (農林水産省) 事業の目的 最近の急激な円高の進行等農業外の諸情勢の変化による、外国からの輸入急増や外国への輸出減少の影響を受けた農畜産物や地球 (目指す姿を簡 温暖化等に伴う異常気象に関連する、大雨・ゲリラ豪雨の多発や高温障害等の影響を受け収量や品質が低下している農畜産物について、 潔に。3行程度以 体質強化、品質向上等による良質な農畜産物の安定供給に向け、産地競争力の維持・強化に必要な取組を支援する。 内) 事業概要 急激な円高の進行等の影響を受けた産地及び地球温暖化等に伴う異常気象の影響を受けた産地において、産地競争力の維持・強化に (5行程度以内。 必要となる共同利用施設(乾燥調製貯蔵施設、集出荷貯蔵施設、農産物処理加工施設、畜産物処理加工施設、自給飼料関連施設等)や 別添可) 小規模土地基盤整備等について支援する。(補助率:1/2等) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - 9,500 - - - 補正予算 - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) - - 4,716 395 - ▲ 4,716 ▲ 395 - - - - - - 4,784 4,321 395 執行額 - 1,156 4,048 執行率(%) - 24% 計 成果指標 大豆の単収向上技術(300A技術等)の導入面積を平成 成果目標及び成 20年の2万1千haから平成32年の5万9千haに増大(+ 果実績 3万8千ha) (アウトカム) 国産牛肉、豚肉、鶏肉における平成20年の生産水準を 維持(目標年度:各年度) 事業実施地区数 25年度 % - 12 16 % - 10 11 達成度 % - 63.2 84.2 成果実績 ha - 32,635 37,037 (暫定値) 目標値 ha - 37,000 40,000 達成度 % - 55.3 62.8 成果実績 万t - 目標値 万t - 達成度 万t - 目標値 (32年度) 19 59,000 牛肉51、豚肉 牛肉51、豚肉 130、鶏肉146 131、鶏肉146 牛肉52、豚肉 牛肉52、豚肉 牛肉52、豚肉 126、鶏肉138 126、鶏肉138 126、鶏肉138 牛肉98、豚肉 牛肉98、豚肉 103.2、鶏肉 104.0、鶏肉 105.8 105.9 26年度活動見込 25年度 24年度 単位 23年度 活動実績 件数 - 22 17 - 当初見込み 件数 - 237 - - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト 円/件 - 52,525,590円/ 238,112,235円 件 /件 - 計算式 円/件 - 1,155,563,000 円/22件 - 交付実績÷事業実施件数 費 目 ( 平 内 成 訳 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 24年度 目標値 算出根拠 単位当たり コスト 23年度 成果実績 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) - 94% 単位 パン・中華めん用小麦品種の作付シェアを平成20年の 7%から平成32年の19%に増大(+12%) - ) 計 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 4,047,908,000 円/17件 事業番号0044 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 事 業 の 効 率 性 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事 業 の 有 効 性 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 点検結果 改善の 方向性 評価に関する説明 評 価 本事業は、外国からの輸入急増や外国への輸出減少 の影響を受けた農畜産物や地球温暖化等に伴う異常気 象に関連する、大雨・ゲリラ豪雨の多発や高温障害等の 影響を受け収量や品質が低下している農畜産物につい て、体質強化、品質向上等による良質な農畜産物の安 定供給に向け、産地競争力の維持・強化に必要な共同 利用施設の整備等を支援するものであり、優先度の高 い事業である。 国の基準に即して成果目標を設定することを義務付け ることにより、政策目的に沿った事業実施を図っている。 費目、使途については、事業目的に即し必要なものに 限定されており、不必要な項目は認められない。 また、費用対効果分析を実施することにより、事業の 効率化に努めているところ。 急激な円高の進行による輸入急増や輸出減少及び異 常気象により多発する豪雨、高温障害等による収量や 品質の低下など農業外の諸情勢の変化により影響を受 けている農畜産物の産地の競争力を維持・強化するた めには、本事業による施設整備等に対する支援が最も 効果的な手段である。 - 国の基準に即して成果目標を設定することを義務付けることにより、政策目的に沿った事業実施を図っている。 また、費用対効果分析を実施することにより、事業の効率化に努めているところ。 H26年度限りで終了 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、25年度に予算の一部を繰り越しているが、平成26年度終了予定事業であり、予定通り終了する(現状通り)。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 平成26年度限りで終了。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 24新0017 平成24年 新24-0012 平成25年 0056 事業番号0044 農林水産省 4,048百万円 A 地方農政局 (5農政局) 3,320百万円 管内の都府県に対する補 助金の交付事務、指導監 督等業務 B 県 (10県) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) C 北海道 3,320百万円 728百万円 府県下の市町村に対する 補助金の交付事務、事業 実施主体への補助金の交 付事務、事業の推進に必 要な事務、指導監督、調 整、調査検討 道下の市町村に対する補 助金の交付事務、事業の 推進に必要な事務、指導 監督、調整、調査検討 D 市町 (15市町) 3,466百万円 事業実施主体への補助金 の交付事務、指導監督、 調整 E 農業協同組合等 (17団体) 4,048百万円 集出荷貯蔵施設、農産物処理加工施設、畜産物共同利用施設、 共同育苗施設、穀類乾燥調製貯蔵施設等の整備 ※ 取組毎に集計しているため、交付先に重複がある。 事業番号0044 A.九州農政局 費 目 使 途 補助金 管内の県に対する補助金の交付事務、指導 監督等業務 計 E.(株)ミヤチク 金 額 (百万円) 費 目 1,241 建築費 1,241 計 B.宮崎県 費 目 補助金 使 途 県下の市町に対する補助金の交付事務、事 業実施主体への補助金の交付事務、事業 の推進に必要な事務、指導監督、調整、調 査検討 使 途 畜産物共同利用施設の整備 金 額 (百万円) 546 546 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 712 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 712 計 C.北海道 費 目 補助金 使 途 道下の市町に対する補助金の交付事務、事 業実施主体への補助金の交付事務、事業 の推進に必要な事務、指導監督、調整、調 査検討 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 728 補助金 計 使 途 事業実施主体への補助金の交付事務、指 導監督、調整 使 途 金 額 (百万円) 728 計 D.音更町 費 目 0 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 464 464 計 0 事業番号0044 支出先上位10者リスト A.地方農政局 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 九州農政局 管内の県に対する補助金の交付事務、指導監督等業務 1,241 - - 2 関東農政局 管内の県に対する補助金の交付事務、指導監督等業務 979 - - 3 中国四国農政局 管内の県に対する補助金の交付事務、指導監督等業務 584 - - 4 北陸農政局 管内の県に対する補助金の交付事務、指導監督等業務 406 - - 5 近畿農政局 管内の県に対する補助金の交付事務、指導監督等業務 111 - - 入札者数 落札率 B.県 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 宮崎県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 712 - - 2 山梨県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 654 - - 3 愛媛県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 547 - - 4 石川県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 406 - - 5 熊本県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 344 - - 6 長野県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 219 - - 7 長崎県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 185 - - 8 奈良県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 111 - - 9 栃木県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 106 - - 10 徳島県 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 36 - - 入札者数 落札率 - - C.北海道 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 県下の市町に対する補助金の交付事務、事業実施主体への補助金の交付 事務、事業の推進に必要な事務、指導監督、調整、調査検討 1 北海道 728 D.市町 入札者数 落札率 1 音更町 支 出 先 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 業 務 概 要 464 - - 2 白山市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 406 - - 3 宇和島市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 373 - - 4 北杜市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 316 - - 5 帯広市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 264 - - 6 広州市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 233 - - 7 飯綱町 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 219 - - 8 水俣市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 193 - - 9 島原市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 185 - - 10 八幡浜市 事業実施主体への補助金の交付事務、指導監督、調整 174 - - 支 出 額 E.農業協同組合等 支 出 先 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 (株)ミヤチク 畜産物共同利用施設の整備 546 - - 2 事業協同組合チホク会 集出荷貯蔵施設の整備 464 - - 3 松任市農業協同組合 穀類乾燥調製貯蔵施設の整備 406 - - 4 えひめ南農業協同組合 集出荷貯蔵施設の整備 373 - - 5 (株)ドームファーム北杜 生産技術高度化施設の整備 316 - - 6 帯広市川西農業協同組合 乾燥調製施設の整備 264 - - 7 フルーツ山梨農業協同組合 集出荷貯蔵施設の整備 233 - - 8 ながの農業協同組合 集出荷貯蔵施設の整備 219 - - 9 あしきた農業協同組合 10 島原雲仙農業協同組合 業 務 概 要 製茶加工施設の整備 193 - - 集出荷貯蔵施設の整備 185 - - 平成26年行政事業レビューシート 事業名 輸出対応型生産・出荷施設緊急整備事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成24年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0045 (農林水産省) 生産局 作成責任者 生産推進室長 総務課生産推進室 及川 仁 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 農村の振興(産業、農村機能) ⑨農業・農村における6次産業化の推進 「食料・農業・農村基本計画」 事業の目的 (目指す姿を簡 農産物の輸出促進の取組の強化のため、将来の輸出を目指す産地に対し、生産、出荷体制を構築できる環境を整えることを目的とする。 潔に。3行程度以 内) 事業概要 将来の輸出を目指した産地としてのレベルアップを図り、「安全で」「美味しく」「健康的な」農産物の生産、出荷体制を構築するために必要 (5行程度以内。 となる共同利用施設の整備や輸出に対応できる検疫条件等を踏まえた生産管理等に必要な取組等を支援する。(国から都道府県への交 別添可) 付率は定額) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 ■交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - - - - - 補正予算 - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) - - 385 194 - ▲ 385 ▲ 194 - - 385 - - - 0 191 194 執行額 - 0 190 執行率(%) - 0 99% 計 23年度 24年度 25年度 % - 1.2 1.7 % - 1.8 2.4 % - 40.0 56.7 成果実績 ha - 51 51 目標値 ha - 52 52 達成度 % - 98.1 98.1 成果実績 消費者ニーズの高い優良果実の供給拡大(平成20年度 を基準に、優良品目・品種を平成26年度までに3%転換 目標値 成果目標及び成 する) 達成度 果実績 (アウトカム) 事業実施地区数 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 3 52 単位 23年度 24年度 25年度 件数 - 0 3 - 当初見込み 件数 - 3 3 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト - - 63,364,000円/ 件 - 計算式 - - 190,092,000円 /3件 - 算出根拠 単位当たり コスト 目標値 (32年度) 活動実績 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) - 単位 成果指標 国産牛肉における平成20年の生産水準を維持(目標年 度:各年度) - 26年度活動見込 - 費 目 ( 訳 ) 計 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 評価に関する説明 ○ 本事業は、将来の輸出を目指して産地としてのレベル アップを図り、「安全で」「美味しく」「健康的な」農産物の 生産、出荷体制の構築するために必要な共同利用施設 の整備等を支援するものであり優先度が高い事業であ る。 ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 業 あるいは低コストで実施できているか。 の 有 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 効 性 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 重 所管府省・部局名 事業番号 類似事業名 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 点検結果 改善の 方向性 ○ ○ ○ 国の基準に即して成果目標を設定することを義務付け ることにより、政策目的に沿った事業実施を図っている。 費目、使途については、事業目的に即し必要なものに 限定されており、不必要な項目は認められない。 また、費用対効果分析を実施することにより、事業の 効率化に努めているところ。 衛生条件などについては輸出先国ごとにそれぞれの 品目に対して細かな条件が設定されており、国内向けと は異なる対応が必要となることも多いため、生産、出荷 体制を構築するためには、本事業による施設整備等に 対する支援が最も効果的な手段である。 - 国の基準に即して成果目標を設定することを義務付けることにより、政策目的に沿った事業実施を図っている。 また、費用対効果分析を実施することにより、事業の効率化に努めているところ。 H26年度限りで終了。 外部有識者の所見 点検対象外 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、25年度に予算の一部を繰り越しているが、平成26年度終了予定事業であり、予定通り終了する(現状通り)。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 平成26年度限りで終了。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 - 平成24年 - 平成25年 0062 農林水産省 190百万円 A 地方農政局 (2農政局) 190百万円 管内の県に対する交付金の 交付事務、指導監督等業務 B 県 3県 190百万円 県下の事業実施主体への交 付金の交付事務、事業の推進 に必要な事務、指導監督 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) C 民間事業者等 190百万円 畜産物処理加工施設等 の共同利用施設の整備 A.九州農政局 費 目 使 途 交付金 管内の県に対する交付金の交付事務、指導 監督等業務 計 E. 金 額 (百万円) 費 目 計 B.鹿児島県 使 途 交付金 県下の事業実施主体への交付金の交付事 務、事業の推進に必要な事務、指導監督 金 額 (百万円) 149 149 費 目 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 149 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 149 計 C.南九州畜産興業(株) 費 目 建設費 使 途 畜産物処理加工施設の整備 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 149 計 使 途 使 途 金 額 (百万円) 149 計 D. 費 目 0 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 支出先上位10者リスト A.地方農政局 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 九州農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 149 - - 2 関東農政局 管内の県に対する交付金の交付事務、指導監督等業務 41 - - 入札者数 落札率 149 - - 35 - - 6 - - 入札者数 落札率 149 - - 35 - - 6 - - B.県 業 務 概 要 支 出 先 支 出 額 (百万円) 県下の事業実施主体への交付金の交付事務、事業の推進に必要な事務、 指導監督 県下の事業実施主体への交付金の交付事務、事業の推進に必要な事務、 指導監督 県下の事業実施主体への交付金の交付事務、事業の推進に必要な事務、 指導監督 1 鹿児島県 2 千葉県 3 群馬県 C.民間事業者等 支 出 先 業 務 概 要 1 南九州畜産興業(株) 畜産物処理加工施設の整備 2 (株)千葉県食肉公社 小動物輸出向けけい留施設の区画整備 3 (株)群馬県食肉卸売市場 畜産物処理加工施設の整備 支 出 額 (百万円) 平成26年行政事業レビューシート 事業名 攻めの農業実践緊急対策事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成25年度~平成27年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0046 (農林水産省) 生産局 作成責任者 生産推進室長 及川 仁 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 総務課生産推進室 - 事業の目的 (目指す姿を簡 低コスト・高収益な産地体制への転換を図るため、生産体制、流通加工体制の効率化等に計画的に取り組む産地を総合的に支援。 潔に。3行程度以 内) ○効率的な生産体制等への転換支援 地域で進められつつある攻めの農業を実践する取組を後押しするため、水田フル活用をはじめ、改革に取り組むあらゆる営農を対象 事業概要 に、効率的な機械利用体系の構築に必要な大型機械の導入や既存機械の再利用等を支援(都道府県農業再生協議会への交付は定額 (5行程度以内。 (事業実施主体へは事業費の1/2等))。 別添可) ○効率的な流通加工処理体制への転換支援 効率的流通加工体制づくりに向け、既存の集出荷施設や加工施設の再編合理化を推進するため、施設の機能向上や既存施設の有効 活用を図るために必要な設備の導入等を支援(都道府県農業再生協議会への交付は定額(事業実施主体へは事業費の1/2等))。 実施方法 □直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 □交付 □貸付 ■その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - - - - - 補正予算 - - 35,000 - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) - - - - - - - - - - - - - - 35,000 - 執行額 - - 35,000 執行率(%) - - 100 計 成果指標 単位 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 活動実績 基金造成実施件数 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 目標値 (28年度) 24年度 25年度 - - - - - - % - - - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 - 46道府県で農業再 生協議会で35,000 百万円基金を造成 - 件数 - 1,200 件数 - - - - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト 円/件 - - - - 計算式 円/件 - - - - 当初見込み 算出根拠 単位当たり コスト - 23年度 成果実績 計画数 成果目標及び成 果実績 低コスト・高収益な産地体制への転換を図るため、生産 (アウトカム) 体制、流通加工体制の効率化等に向けたプランを全国 目標値 計画数 で1200プラン作成 達成度 - 交付実績÷事業実施件数 費 目 ( 訳 ) 計 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 事業番号0046 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 - 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 - 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 所管府省・部局名 事業番号 類似事業名 評価に関する説明 ・本事業は、低コスト、高収益な産地体制への転換を図 るため、生産体制、流通加工体制の効率化等に計画的 に取り組む産地を総合的に支援するものであり、優先 度の高い事業である。 ・負担については、事業内容に応じて補助を行い、事業 実施主体等が応分の負担を行っている。 ・事業実施に当たっては、一般競争入札の実施又は複 数事業者より見積もりを提出させること等により事業費 の低減を図るよう指導している。 - 本事業については、 ① 都道府県農業再生協議会で策定される事業計画の内容について、 ・低コスト、高収益な産地体制への転換を図るための取組となっているか、 ・対外的にその効果が確認できるものか、 点検結果 ・社会通念上適切なものであるか、などの観点から行う。 ② 事業の実施に当たっては、一般競争入札の実施又は複数業者より見積もりを提出させること等により事業費の低減を図るよう指導す る ③ 事業実施状況を定期的(年4回)に把握・確認する 仕組みとすることにより、適切に執行することとしている。 改善の 方向性 - 外部有識者の所見 ○支援の優先順位付け、コスト最小化を検証できる仕組みを事前に構築し、それに基づき事後検証することが必要ではないか。 ○個人の所有に帰するような資産購入等への補助は、慎重に行うべきではないか。 ○効率的な流通加工処理体制への転換支援については、6次化事業との違いを明確にしておく必要があるのではないか。 ○事業の効果を高めるためにも適切な指導・助言を行うこと。 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、支出先の優先順位付けの基準等を明確にし、適切な指導・助言のもと、予算の効率的な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り ○事業の実施に当たっては、地域農業の課題解決に向け、都道府県協議会が予め作成する都道府県実施方針が基準となって、事業計画 が承認されることとなっている。 ○本事業における機械の導入に対する助成はリースのみを対象としており、個人資産の形成に資する購入に対する助成は行っていない。 ○効率的な流通加工体制への転換支援については、コスト削減のため複数の施設の再編合理化に限定して事業者の取組を支援するもの であり、所得や雇用の増大、地域活力の向上を図るため、ネットワークを構築して新商品開発や販路開拓、農林水産物の加工・販売施設の 整備等を行う事業者の取組を支援する6次化事業とは目的が異なると考える。 ○都道府県協議会が事業結果の報告・評価を行うこととしており、改善の必要がある場合には指導・助言を行い、予算の効率的な執行に努 める。 備考 平成25年度中に基金の造成を行い、27年度末まで事業を実施することとしている。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 - 平成24年 - 平成25年 - 事業番号0046 農林水産省 35,000百万円 A 地方農政局等 (北海道農政事務所、7農政局、 沖縄総合事務局) 35,000百万円 基金造成 B 道府県農業再生協議会等 (46道府県) 35,000百万円 ・ 産地体制の転換を図る都道府県全体の事業計画の策定 ・ 生産体制の効率化を図る地域農業再生協議会への助成金の交付 ・ 集出荷・加工処理体制の効率化を図る再編事業者への助成金の交付 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) C 地域農業再生協議会 ( 協議会) E 再編事業者 ( 事業者) - - ・ 生産体制の効率化等を支援する事業 計画の策定 ・ 農業者等の取組への支援の実施 D 農業者等 ( 者) ・ 機械利用体系の効率化や高収益作物 作付転換を図るプランを作成 ・ プランに基づく取組を実施 ※ 取組毎に集計しているため、交付先に重複がある。 ・ 集出荷・加工処理体制の効率化を図る 事業計画の策定 ・ 農業者等の取組への支援の実施 事業番号0046 A.東北農政局 費 目 使 途 補助金 管内の事業実施主体に対する補助金交付 事務、指導監督等業務 計 E. 金 額 (百万円) 費 目 計 B.北海道農業再生協議会 使 途 補助金 道事業計画の策定、地域農業再生協議会 及び再編事業者への助成金の交付等 金 額 (百万円) 7,325 7,325 費 目 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 4,154 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 4,154 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0046 支出先上位10者リスト A.地方農政局等 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 東北農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 7,325 - - 2 関東農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 6,724 - - 3 九州農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 4,846 - - 4 北海道農政事務所 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 4,154 - - 5 中国四国農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 4,000 - - 6 北陸農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 3,258 - - 7 近畿農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 2,516 - - 8 東海農政局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 1,957 - - 9 沖縄総合事務局 管内の事業実施主体に対する補助金交付事務、指導監督等業務 219 - - 入札者数 落札率 4,154 - - B.道府県農業再生協議会等 支 出 先 業 務 概 要 道事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 1 北海道農業再生協議会 交付等 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 2 新潟県農業再生協議会 交付等 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 3 茨城県農業再生協議会 交付等 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 4 秋田県農業再生協議会 交付等 福島県水田農業産地づくり対 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 5 交付等 策等推進会議 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 6 宮城県農業再生協議会 交付等 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 7 栃木県農業再生協議会 交付等 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 8 岩手県農業再生協議会 交付等 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 9 千葉県農業再生協議会 交付等 県事業計画の策定、地域農業再生協議会及び再編事業者への助成金の 10 山形県農業再生協議会 交付等 支 出 額 (百万円) 1,655 - - 1,431 - - 1,415 - - 1,274 - - 1,268 - - 1,203 - - 1,149 - - 1,121 - - 1,115 - - 平成26年行政事業レビューシート 配合飼料価格安定対策事業 事業名 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 昭和49年度~平成27年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 根拠法令 作成責任者 生産局 飼料需給対策室長 畜産部畜産振興課飼料需給対策室 三野 敏克 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 関係する計画、 酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針第1の4の(7)の② 通知等 - (具体的な 条項も記載) 事業番号 0047 (農林水産省) 畜産物生産費に占める飼料費の割合が高い中で、飼料穀物はそのほとんどを輸入に依存しており、配合飼料価格は穀物相場 等の動向により大きく変動するため、民間の自主的な積立による通常補塡では対処し得ない配合飼料価格の大幅な値上がりに 事業の目的 (目指す姿を簡 際し、本事業により造成した基金から生産者に異常補塡金を交付することで畜産経営への影響を緩和する。 潔に。3行程度以 内) 国と民間(配合飼料メーカー)の協力の下に異常補塡基金を積み立て、通常補塡では対処し得ない配合飼料価格の大幅な値上 がりに際し、生産者に対して、通常補塡金と合わせて異常補塡金を交付するとともに、通常補塡基金が財源不足を生じた際に通 常補塡基金への貸付けや利子相当額の助成を行う。 事業概要 平成24年秋以降の配合飼料価格の高騰により多額の補塡を行っており、恒常的に財源不足となっているが、今後の原料穀物 (5行程度以内。 の国際相場や為替等の変動により、いつ異常補塡が発動してもおかしくない状況であることから、制度の安定運営のため必要な 別添可) 見込み分を国費により積み増し【平成25年度補正予算100億円】。 異常補塡基金については、昭和49年度に設置し、運用形態は「取崩型」、事業形態は「補助・補塡」となっている。(「補助金等 の交付により造成した基金等に関する基準」(H18.8.15閣議決定)に基づき分類。) 実施方法 予算額・ 執行額 (単位:百万円) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - - - - (12,162)所要額要求 補正予算 9,700 - 10,000 - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 - - - - - 14,800 - - - 9,700 14,800 10,000 執行額 9,700 14,800 10,000 執行率(%) 100% 100% 100% 計 23年度 24年度 25年度 目標値 (32年度) 生乳753 肉類316 生乳800 肉類316 生乳94.1% 肉類100.0% 生乳761 肉類327 生乳800 肉類316 生乳95.1% 肉類103.5% 生乳745 肉類328 生乳800 肉類316 生乳93.1% 肉類103.8% 生乳800 肉類316 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 103.1% 101.8% 104.2% (100%) 当初見込み (100%) (100%) (100%) (100%) 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 円/トン 394(円/トン) 603(円/トン) 407(円/トン) - 9,700/24,639 14,800/24,519 10,000/24,564 ×1,000 ×1,000 ×1,000 - 単位 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 成果実績 達成度 活動指標 % 単位 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 配合飼料の年間生産数量に占める異常補塡基金契約 数量の割合 算出根拠 単位当たり コスト 万トン 目標値 生乳及び肉類の生産数量目標の達成度 異常補塡基金契約数量1トン当たりのコスト=②/① ①25年度異常補塡基金契約数量 24,564千トン ②25年度予算額:10,000百万円 単位当たり コスト 計算式 / 26年度当初予算 27年度要求 - 12,162 (所要額要求) ) 平 費 目 成 2 配合飼料価格安定対策事 業 6 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 ( 単 計 12,162 (12,162)所要額要求 主な増減理由 異常補塡の機能が適切に発揮されるために必要な所要額 事業番号0047 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 必費 要投 性入 の 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 ○ 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 ○ 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 - 評価に関する説明 配合飼料については、原料の飼料穀物の多くを海外か ら輸入しており、国際価格や為替の影響が大きい。この ため、配合飼料の原料価格が急激に上昇した時は、生 産者のコスト削減等自助努力だけでは負担の軽減は厳 しいことから、本事業において国費を投入することで、事 業目的が達成できるものである。 本事業は、配合飼料価格が短期的かつ急激に上昇し た際に、生産者に異常補塡を行うために、国と民間(配 合飼料メーカー)の計画的な積立てによる基金を造成す る事業であることから、事業実施主体((公社)配合飼料 供給安定機構)を特定している。 本事業の年度毎の必要予算額については、その時々 の飼料穀物の国際価格の動向や基金残高等によって大 きく異なることから、年度毎の単位当たりコストを単純比 較することはできない。 本事業は、民間で積み立てている既存の通常補塡基 金と同ルートを活用して交付するため、事務負担が効率 的に行われている。他の手段を考えた場合、当該事業に かかる事務負担が増大することから、現在の事業実施 がより低コストである。 本事業は、ほぼ全畜種が使用する配合飼料価格の急 激な上昇に対応するものであるが、類似した事業はな く、他の経営安定対策事業と役割はきちんと分担されて いる。 配合飼料価格安定制度は、配合飼料の短期的かつ急激な上昇が畜産経営に及ぼす影響を緩和する措置として、畜種、地域、規模を問わ ず畜産農家の間に広く普及しており、配合飼料を利用する農家のほぼ全てが加入していることから、国民のニーズの高い事業である。 点検結果 平成25年度においては、第1四半期の配合飼料価格の高騰に対し、異常補塡の適切な実施により、畜産経営に及ぼす影響の緩和が図ら れたところである。 なお、異常補塡基金事業の保有割合については、25年度期末時点(488億円)で0.5であり、事業規模に比べて過大とはなっていない。 改善の 方向性 配合飼料価格の高騰等を受け、配合飼料価格安定制度について、異常補塡を発動しやすくする等の見直しを行い、通常補塡の負担を軽 減した(平成25年12月)。 今後は、通常補塡への借入金を円滑に返済しつつ、より安定的な制度の運営に努める必要がある。 外部有識者の所見 ○飼料高騰時にバックアップを担う重要な事業であるが、急激な相場の上昇と普通の上昇との線引きに難しい面があるのではないか。事業の趣旨は、一時的 な補助であり、恒常的になってしまえばそれは単なる生産者への所得補てんになってしまう。そのあたりの運用実態がわかるようにすべきではないか。 ○飼料市場の分析など、市場動向について情報を適宜収集し、効率的な事業運営に努めるべきではないか。 ○配合飼料供給安定機構の平成25年度期末残高が488億円となっている。基金残高が過大となっているのではないか。 ○配合飼料価格安定基金(3基金)との関係性も含め、基金運営のチェックを適切に行うべきではないか。 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、補塡金支払いの状況等を明らかにするとともに、飼料市場の分析等を踏まえ、効率的な事業運営、予算の適切な執行に努めるこ と。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り ○本制度は二段階の基金に分け、普通の価格の上昇に対しては、民間が自主的に対応している。すなわち、配合飼料価格の上昇が畜産経営 に及ぼす影響を緩和するために創設した配合飼料価格安定制度は、普通の価格の上昇(直近1年間の輸入原料価格を超える分)に対応する ために生産者とメーカーの拠出による「通常補塡基金」と、通常補塡では対処できない急激な価格の上昇(直近1年間の平均輸入原料価格の 115%を超える分)に対応するために国とメーカーの拠出による「異常補塡基金」があり、本事業は異常補塡基金に対し国費を積み増す事業であ る。異常補塡における発動ラインは、制度発足以来、統計的に見て異常値と言える年平均の115%を超える上昇を指標としており、その発動は 限定的である。 ○穀物の国際相場や為替相場等の市場動向は、日頃から情報を収集しており、制度の安定的、効率的な運営に努めているところ。 ○平成25年度末時点の基金の残高488億円については、平成24年度に配合飼料価格が高騰した際に、通常補塡基金へ貸し付けた333億円を 含んだ額であり、キャッシュベースにおける残高は約155億円となっている。異常補塡は多額の補塡が支出されることもあり得ることから、今後 の予算要求についても、異常補塡の機能が適切に発揮されるために必要な所要額を確保していく必要がある。 ○配合飼料価格安定基金3基金は民間からの拠出から成る通常補塡基金を管理している団体であり、その運営は自主的に行っているもので あるが、行政事業レビューにおける意見を踏まえ、3基金と協議をしたところ、本事業においては、通常補塡基金を管理する民間3基金による交 付ルートを活用するのが最も効率的であり、新たに別のルートを作ることによりかえってシステム構築や人件費等のコストがかかることから、制 度の安定的運営のため現在の仕組みを維持しつつ、引き続きその運営状況を適切にチェックしていくこととしている。 備考 ①保有割合と算出方法 補助・補てん事業(運用型) 保有割合=平成25年度末基金額÷(異常補てん額+特別交付金額(利子相当額の助成)) =48,776百万円 ÷ (90,010百万円+625百万円) = 0.5 (算出根拠) 平成25年度末基金額:48,776百万円 異常補てん額:90,010百万円 (平成18年度第4四半期から20年度第3四半期の補てん実績額) 特別交付金:625百万円 (平成25年度及び26年度の交付見込額) ②基金の終了予定時期 平成27年度(ただし、配合飼料価格安定対策事業実施要綱第12の1に基づき、配合飼料の価格を取り巻く情勢を踏まえ、本事業を 継続する必要性が認められるときは、期間を延長するものとする。) ③ 運用報告: http://mf-kikou.lin.gr.jp/kikou/pdf/25/25jigyohoukoku.pdf ④ 廃止予定時期 未定 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 - 平成24年 0113 平成25年 0061 事業番号0047 農林水産省 配合飼料メーカー 10,000百万円 6,230百万円 【補助 基金設置】 A (公益社団法人)配合飼料供給安定機構 H25年度期首残高 48,805百万円 (貸付13,959百万円含む) (うち、補助金38,197百万円) 【収入】 【事業費等】 繰越金 48,805百万円 事業費 16,277百万円 国庫補助金 10,000百万円 異常補塡交付金 15,871百万円(うち国費、7935百万円) 積立金 6,230百万円 特別交付金 406百万円(うち国費、203百万円) 特定資産受取利息 43百万円 事業雑費 0.6百万円(うち国費、0.3百万円) 23百万円 事業管理費 計 65,078百万円 計 16,301百万円(うち国費、8,161百万円) (貸付事業 19,361百万円 うち国費、9,680百万円) H25年度期末残高 48,777百万円 (貸付33,320百万円含む) (うち、補助金40,078百万円) 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) ① 異常補塡積立基金の造成 ② 異常補塡金交付契約の締結 ③ 異常補塡積立金の徴収 ④ 異常補塡金の交付 ⑤ 民間の通常補塡基金の長期借入金に対する 【交付】 【交付】 利子相当額の交付 利子相当額の交付 (特別交付金事業費) 406百万円 【貸付】 異常補塡金の交付 15,871百万円 B 配合飼料価格安定基金(3基金) (一社)全日本配合飼料価格畜産安定基金 (社)全国配合飼料供給安定基金 (社)全国畜産配合飼料価格安定基金 16,277百万円(見込み) 異常補塡金 15,871百万円(うち国費、7,935百万円) 特別交付金事業費 406百万円(うち国費、203百万円) (貸付事業 19,361百万円 うち国費、9,680百万円) 【随意契約】 異常補塡金交付契約の締結 異常補塡積立金の徴収 通常補塡基金への貸付 異常補塡金等の交付 C 生産者 15,871百万円(見込み) (契約件数 60,906件) 通常補塡への貸付 (貸付事業費) (19,361百万円) 事業番号0047 E. A.(公社)配合飼料供給安定機構 費 目 使 途 事業費 異常補塡交付金 事業費 特別交付金 金 額 (百万円) 費 目 203 23 (9,680) (通常補塡補塡への貸付) 計 8,161 計 B.(社)配合飼料価格安定基金 ((一社)全日本配合飼料価格畜産安定基金) 使 途 事業費 異常補塡交付金 事業費 利子相当分を通常補塡基金に繰入 計 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 農業経営費 配合飼料購入費 計 0 G. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 125 計 125 計 D. 計 金 額 (百万円) 134 C. 日本ホワイトファーム 費 目 使 途 (6,329) 5,318 費 目 0 5,184 (通常補塡補塡への貸付) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 金 額 (百万円) 7,935 事業管理費 異常補塡交付に係る事務費 費 目 使 途 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0047 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 1 (公社)配合飼料供給安定機構 ・異常補塡積立基金の造成 ・異常補塡金交付契約の締結 2 ・異常補塡積立金の徴収 ・異常補塡金の交付 3 ・民間の通常補塡基金の長期借入金に対する利子相当額の交付 支 出 額 (百万円) 8,161 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 - - 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 (一社)全日本配合飼料価格畜産安 定基金 2 (社)全国配合飼料供給安定基金 (社)全国畜産配合飼料価格安定基 3金 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) ・異常補塡積立金の徴収及び異常補塡金の交付 5,318 ・異常補塡積立金の徴収及び異常補塡金の交付 2,319 - - ・異常補塡積立金の徴収及び異常補塡金の交付 499 - - 入札者数 落札率 4 5 6 7 8 9 10 C. 支 出 先 1 (株)日本ホワイトファーム 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 畜産経営 125 - - 2 農家A(公表非同意) 畜産経営 115 - - 3 (株)十文字チキンカンパニー 畜産経営 107 - - 4 農家B(公表非同意) 畜産経営 105 - - 5 農家C(公表非同意) 畜産経営 104 - - 6 農家D(公表非同意) 畜産経営 67 - - 7 丸紅畜産(株) 畜産経営 66 - - 8 鹿児島チキンフーズ(株) 畜産経営 63 - - 9 宮崎チキンフーズ(株) 畜産経営 60 - - 畜産経営 48 - - 10 農家E(公表非同意) 平成26年行政事業レビューシート 事業名 畜産収益力向上緊急支援リース事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成25年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0048 (農林水産省) 生産局 作成責任者 畜産企画課長 畜産部畜産企画課 水野政義 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 - 事業の目的 (目指す姿を簡 本事業は、増産が見込まれる飼料用米等の自給飼料の利用を拡大し、輸入飼料の価格の変動等の影響を受けにくく、競争力を有する収益力の高い畜産経 営の確立を図るため、畜産経営における飼料自給率や生産性の向上、飼料生産受託組織等の経営高度化に必要な機械のリース方式による導入を支援す 潔に。3行程度以 る. 内) ①畜産経営における飼料用米等を活用した飼料自給率や生産性の向上に必要な機械装置のリース方式による導入の支援(補助率1/3以内)。 事業概要 ②飼料生産受託組織等が、経営の高度化を図るために必要な機械装置のリース方式による導入を支援(補助率1/2以内)。 (5行程度以内。 別添可) □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 実施方法 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - - - - - 補正予算 - - 7,041 - - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 計 - - - - - - - - - - 7,041 - 執行額 7041 執行率(%) 100 成果指標 (牛肉) 成果実績 牛肉の生産量:52万トン(平成20年度)→52万トン(平成32年 度) 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 豚肉の生産量:126万トン(平成20年度)→126万トン(平成32年 度) 23年度 24年度 25年度 万t - - 51 - - 52 目標値 ( 年度) 52 達成度 % - - 97 (豚肉) 成果実績 万t - - 131 - - 126 % - - 104 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 - - 0 - 当初見込み - - 0 2,284 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト - - - 3,083千円 計算式 / - - - 7,041百万円 /2,284件 目標値 活動指標 126 事業実施件数 算出根拠 単位当たり コスト 単位 26年度執行見込み額÷実施件数 費 目 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 - 単位 目標値 達成度 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) - ) 計 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 事業番号0048 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性 入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 ・本事業は、増産が見込まれる飼料用米等の自給飼料 の利用を拡大し、輸入飼料の価格の変動等の影響を受 けにくく、競争力を有する収益力の高い畜産経営の確立 を図るために機械等のリース方式による導入を支援する もので、政策的ニーズがあり、国が行うべき優先度の高 い事業である。 ・本事業は配合飼料価格の高騰や畜産物価格の低迷に より、経営環境が急速に悪化する中、緊急的に措置され た対策。支出先である独立行政法人農畜産業振興機構 (以下「ALIC」という)は、緊急対策を機動的かつ柔軟に 実施してきた実績があり、ALICの事業実施体制を活用す ることが最も適切である。 ・畜産農家等がリース導入する機械を選ぶ際には、複数 の業者から相見積もりを実施することとしており、事業コ ストの低減に努めている。 ・ALICからの支出においては、事業実施主体の公募を 行っており、競争性は確保されている。 ・費目・使途はリースに必要な事務費等真に必要なもの に限定している。 ・25年度は公募の実施、事業実施主体が実施要領の策 定などを行い、事業は順調に推移。また、リース方式によ る導入は、畜産経営において初期投資が過大になること を抑制するものであり、効果的である。 - 本事業は、増産が見込まれる飼料用米等の自給飼料の利用を拡大し、輸入飼料の価格の変動等の影響を受けにくく、競争力を有する収益 点検結果 力の高い畜産経営の確立を図るため、畜産経営における飼料自給率や生産性の向上、飼料生産受託組織等の経営高度化に必要な機械の リース方式による導入を支援するものであり、優先度が高い事業である。 改善の 方向性 引き続き事業の適正執行に向け、ALICを通じて指導を実施しているところ。 外部有識者の所見 ○支援の優先順位付けはどのように行われているのか明らかにすべきではないか。 ○フローではなくストック(資産)への補助は本件のような貸付(リース)が望ましい(リースで行った方が望ましいケースについて、整理も必要ではないか)。 ○(独)農畜産業振興機構を経由するのではなく、直接募集することはできないのか。 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 平成25年度に終了した事業である(現状通り)。支援先の優先順位付け等執行の状況を明らかにするよう努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 本事業では事業目的に沿った公募要領により適切に事業実施主体を選定しており、更に(独)農畜産業振興機構に対しても、適切な指導監督を 行っている。また、本事業は緊急経済対策として平成25年度補正予算で措置されたことから、すでにノウハウのある(独)農畜産業振興機構を 経由して実施することで、早期の事業執行を図っているところ。本事業の成果は有効に活用して参りたい。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 平成24年 平成25年 事業番号0048 備考 25年度はALICへ交付し、ALIC が事業実施主体を公募し、9団 体を採択。26年度は各団体から 農林水産省 7,041百万円 【特定・交付金】 A (独)農畜産業振興機構 7,041百万円 事業の適正実施確保のため、 ①実施要綱の制定、②事業実 施主体の選定、③交付申請書 等の審査・指導等 【公募・補助】 <事業実施主体> B 全国農業協同組合連合会 ほか8団体 畜産農家等が生産性の向上等に必要な機械をリース方式 により導入するための資金を供給 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【随契・委託先】 【登録・資金供給】 C 農協等 D 民間リース会社 リース方式に より導入する 機械の検収 業務 ①事業実施主体から機械の購入費の 一部について資金供給を受けて、貸 付対象機械を購入 ②畜産農家等とのリース契約締結及 び機械の貸付 【貸付】 畜産農家等 リース方式により機械を導入 事業番号0048 A.(独)農畜産業振興機構 費 目 交付金 使 途 B.全国畜産農業協同組合連合会 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 7,041 補助金の交付 計 7,041 計 B.全国農業協同組合連合会 費 目 使 途 使 途 0 B.全国開拓農業協同組合連合会 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0 B.ホクレン農業協同組合連合会 費 目 使 途 計 0 計 使 途 0 B.一般社団法人全日本畜産振興事業中央会 金 額 (百万円) B.全国酪農業協同組合連合会 費 目 計 費 目 使 途 金 額 (百万円) 計 0 B.一般社団法人全国鶏卵養鶏団体連合会 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0048 B.一般社団法人日本養鶏協会 費 目 使 途 計 金 額 (百万円) 0 費 目 使 途 計 金 額 (百万円) 0 B.全国肉牛事業協同組合 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 費 目 0 使 途 計 費 目 計 金 額 (百万円) 0 使 途 金 額 (百万円) 0 計 費 目 0 使 途 計 費 目 計 金 額 (百万円) 0 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0048 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (独)農畜産業振興機構 業 務 概 要 畜産業振興のための補助事業等 支 出 額 (百万円) 7,041 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 平成26年行政事業レビューシート 事業名 甘味資源作物安定生産体制緊急確立事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成24年度~平成26年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業の目的 (目指す姿を簡 潔に。3行程度以 内) 事業番号 0049 (農林水産省) 生産局 作成責任者 地域作物課長 農産部 地域作物課 長井 俊彦 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 食料・農業・農村基本計画 さとうきび、てん菜等の甘味資源作物は、台風常襲地帯の沖縄県、鹿児島県等や畑作輪作を展開する北海道の基幹作物であり、地場産業である製糖工 場等とともに地域経済を支える存在である。 しかしながら、近年、台風、干ばつ、高温多雨等の異常気象や病害虫の発生等により不作が続いていることから、不作の悪影響を早急に断ち切るため、 甘味資源作物の安定生産体制を緊急に確立し、地域経済の活性化を図ることが必要である。 ① さとうきび、てん菜、ばれいしょ及びかんしょの効率的な生産に必要な農業機械等のリース導入を支援(補助率:定額(6/10、1/2以内)) 事業概要 ② さとうきび生産者、てん菜生産者が実施する土づくり、病害虫防除などの生産回復に向けた取組を支援(補助率:定額) (5行程度以内。 ③ さとうきび生産者に対する支援を行っている製糖工場に対し、施設整備・機能強化に要する経費を支援(補助率:定額(6/10、1/2以内)) ④ 精製糖工場の省エネルギー化施設の導入等を支援(補助率:定額(1/3以内)) 別添可) ※ いずれも、運用形態は取崩型、事業形態は補助の基金事業 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 当初予算 補正予算 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 - - - - - - 6,500 3,223 - - - - - - - - - - - - - - 6,500 3,223 - 執行額 - 6,500 3,223 執行率(%) - 100.0% 100.0% - - 単位 23年度 24年度 25年度 成果実績 万トン 100 111 119 鹿児島県南西諸島及び沖縄県のさとうきび生産を平年 並みの生産量水準に増加 目標値 (事業概要②及び③の事業) 万トン - 140 140 % - 79.3% 85.0% 単位 23年度 24年度 25年度 成果実績 ha - 59,300 58,200 目標値 ha - - 60,000 達成度 % - - 97.0% 23年度 19~23年 (5中3平均) 24年産 - 160 142.3 成果指標 達成度 成果指標 てん菜の作付面積の回復 成果目標及び成 (事業概要②の事業) 果実績 (アウトカム) 成果指標 単位 成果実績 hr/10a 事業実施地区において、労働時間を10%以上削減 (事業概要①の事業) 目標値 hr/10a - - 144 達成度 % - - 111% 単位 22砂糖年度 23砂糖年度 24砂糖年度 成果実績 万トン - 199 197 目標値 万トン - - 203 達成度 % - - 97.0% 成果指標 砂糖の安定供給を通じた我が国砂糖需要の回復 (事業概要④の事業) 目標値 (27年度) 140 目標値 (25年度) 60,000 目標値 (27年産) 144 目標値 (24砂糖年度) 203 事業番号0049 活動指標 ①農業機械等リース支援事業 導入機械台数 ②甘味資源作物生産回復・増産対策事業 活動指標及び活 実施面積 動実績 (アウトプット) ③国内産糖経営体質強化対策事業 工場数 ④砂糖供給安定化緊急対策事業 工場数 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 台 - - 216 - 当初見込み 台 - - 264 250 活動実績 ha - - 108,007 - 当初見込み ha - - 117,500 60,400 活動実績 工場 - - 7 - 当初見込み 工場 - - 7 7 活動実績 工場 - - 17 - 当初見込み 工場 - - 12 - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 千円/台 - - 4,676 4,768 計算式 千円/台 - - 単位当たり コスト 千円/ha - - 計算式 千円/ha - - 単位当たり コスト 千円/工 場 - - 計算式 千円/工 場 - - 単位当たり コスト 千円/工 場 - - 76,471 - 計算式 千円/工 場 - - 1,300,000千円 /17工場 - 算出根拠 ①農業機械等リース支援事業 予算額÷導入機械台数 ②甘味資源作物生産回復・増産対策事業 予算額÷実施面積 単位当たり コスト ③国内産糖経営体質強化対策事業 予算額÷工場数 ④砂糖供給安定化緊急対策事業 予算額÷工場数 費 目 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 ) 計 26年度当初予算 27年度要求 単位当たり コスト 主な増減理由 1,010,000千円 1,191,884千円 /216台 /250台 30 29 3,290,000千円 1,730,956千円 /108,007ha /60,400ha 128,571 42,874 900,000千円/7 300,120千円/7 工場 工場 事業番号0049 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 ○ ○ 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 △ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 重 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 複 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 評価に関する説明 評 価 ・砂糖は、国民へのカロリー供給の約2%を担い、様々 な食品の素材に使用される基礎的な食料であり、その安 定供給について、国民の幅広いニーズがある。 ・砂糖の原料作物であるさとうきびやてん菜は、台風常 襲地帯である南西諸島や寒冷地帯の北海道における基 幹作物であり、地場産業である製糖工場等とともに、国 土の北端・南端地域の経済を支えている存在であること から、これら作物の不作からの生産回復や生産効率化 に向けた取組については、国費を投入して支援する必要 がある。 ・さとうきびの増産やてん菜の面積回復等明確に目標を 定めており、生産現場において優先度の高い事業となっ ている。 ・本事業においては、限られた予算を効率的に使用する 観点から、費用対効果分析による投資効果の適正判断 や一般競争入札によるコストの低減等に努めており、適 正なコスト意識のもとで事業を実施しているところ。 ・単位当たりコストの水準については、導入機械等が違 うため、単純に前年度との比較はできないが、一般競争 入札によるコストの低減等に努めており、妥当である。 ・さとうきび生産の特徴(2月~4月に掛けて収穫作業と 新植・株出管理作業が重なる等)や、近年多発している 自然災害や病害虫の発生等にかんがみれば、現在の基 金方式は、年度の切れ目なく、状況に即応した支援を迅 速かつ柔軟に行うことができることから、他の方式に比 べて効果的である。 ・農業機械等リース支援事業について、事業実施主体の 公募を行ったところ、予算額を上回る多数の応募があっ た。審査の結果、導入台数そのものは当初見込みより 少なくなったものの、大型機械の導入など高い生産性向 上効果が期待される地区が優先採択されており、事業 は有効に活用されたと認識している。 - 点検結果 ・砂糖の安定供給の重要性や、さとうきび、てん菜が国土の北端・南端地域で果たしている役割等を勘案すると、必要性は高い。 ・さとうきびの増産やてん菜の作付面積回復等、明確に目標を定めており、生産現場において優先度は高い。 ・年度の切れ目なく、状況に即応した支援を迅速かつ柔軟に行うことができる基金方式は、さとうきび生産等の特徴や現状を踏まえると、他 の方式に比べて効果的。 改善の 方向性 農業機械等リース支援事業については、引き続き、高い生産性向上効果が期待される地区が優先採択されるよう、基金管理団体に対し、 適切な公募・審査プロセスの実施について指導を行う。 外部有識者の所見 ○本事業によりどの程度甘味資源作物の生産が回復維持向上したか明らかにすべきではないか。 ○基金からどのような優先順位付で補助金が支出され、また支出時にどのようにコスト最小化を図っているのか。 ○コスト最小化等の枠組みを基金側に提示し、基金側がそれを順守しているかチェックする体制が不可欠ではないか。 ○予算の適切な執行に努めること。 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、活動実績において、「農業機械等リース支援事業導入機械台数」、成果実績において、「鹿児島県南西諸島及び沖縄県のさとうきび 生産を平年並みの生産量水準に増加」、「てん菜の作付面積の回復」及び「砂糖の安定供給を通じた我が国砂糖需要の回復」が目標を下回っ ている。以上のことから、「活動が活性化するような支援方策の見直し」、「成果目標達成のための支援方策の見直し」を行うべきである。平成 26年度終了予定事業であり、予定通り終了する(現状通り)。支出先の優先順位付けの基準等を明確にし、事業の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 本事業を活用して、土づくり、病害虫防除、干ばつ対策等が行われてきたことにより、さとうきびの生産量は年々回復してきている(23年度100 万トン→24年度111万トン→25年度119万トン)。本事業は平成26年度で終了予定となっているが、引き続き予算の適切な執行に努め、目標達 成を目指したい。 基金からの支出の優先順位付については、①農業機械等リース事業においては、公募が行われ、高い生産性向上効果が期待される地区か ら優先採択されており、②さとうきび増産基金についても、甘味資源作物の増産・生産回復や生産性向上に寄与する取組であるかどうか等の 観点から承認された事業実施計画に基づき適切に実施されているものと認識している。 コストの最小化については、事業実施要領において、基金管理団体の管理運営費として計上できる範囲を特定するとともに、各事業実施主 体が農業機械のリース導入等を行う場合の入札等の手続についても定めているところであり、それぞれの主体において、コストを最小化するた めの取組が行われているものと認識している。その状況については、基金管理団体から事業実施計画等の報告を受け、その内容を確認して いるところであるが、コスト最小化に向けた取組が継続されるよう、引き続き基金管理団体を指導していきたい。 事業番号0049 備考 【基金の保有割合】①~④すべてについて、保有割合の算出方法は、18閣議決定の3(3)【例示】の補助・補てん事業(取崩し型)を用いた。 ①さとうきび増産基金(事業終了予定時期:平成26年度)(基金廃止予定時期:事業終了の翌年度) 39.9億円(直近年度末の基金額)÷39.9億円(事業完了までに必要となる補助及び管理費)=1 ②てん菜振興基金(事業終了予定時期:平成26年度)(基金廃止予定時期:事業終了の翌年度) 5.8億円(直近年度末の基金額)÷5.8億円(事業完了までに必要となる補助及び管理費)=1 ③甘味資源作物等農業機械等リース支援基金(事業終了予定時期:平成25年度)(基金廃止予定時期:事業終了の翌年度) 0.4億円(直近年度末の基金額):基金返還予定 ④砂糖供給安定化緊急対策基金(事業終了時期:平成25年度)(基金廃止予定時期:事業終了の翌年度) 0.4億円(直近年度末の基金額):基金返還予定 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 平成24年 新25-0020 平成25年 25-0058 事業番号0049 農林水産省 24年度補正:6,500百万円 25年度補正:3,223百万円 基金管理団体に対する補助金交付事務 24・25年度補正 24年度補正 【公募 基金設置】 基金管理団体 てん菜振興基金 さとうきび増産基金 A 公益社団法人鹿児島県糖業振興協会 H25期首残高 【収入】 補助金(25補正) 運用益 計 【執行額】 事業費 B 公益社団法人沖縄県糖業振興協会 1,990百万円 H25期首残高 【収入】 補助金(25補正) 運用益 計 【執行額】 事業費 1,339百万円 0百万円 3,329百万円 1,368百万円 事務費 H25末執行残 787百万円 8百万円 計 1,370百万円 ・甘味資源作物増産緊急対策事業(24補正) ・さとうきび生産回復・増産体制緊急確立事業 (25補正) ・国内産糖経営体質強化対策事業(24補正) ・効率的機械作業体制緊急整備事業(25補正) 事務費 795百万円 H25末執行残 1,959百万円 C 一般社団法人北海道てん菜協会 H25期首残高 【収入】 補助金(25補正) 運用益等 計 【執行額】 事業費 1,304百万円 0百万円 2,824百万円 事務費 2百万円 計 1,520百万円 計 2,029百万円 H25末執行残 ・甘味資源作物増産緊急対策事業(24補正) ・さとうきび生産回復・増産体制緊急確立事 業(25補正) ・効率的機械作業体制緊急整備事業 (25補正) 【補助】 【補助】 F 甘しゃ糖工場 7工場 516百万円 施設整備・機能強化等 【公募】【補助】 G 農業協同組合等 109地区 2,321百万円 H 生産者組織等 ・土づくり ・病害虫防除 ・作業の外部化等 さとうきび、てん菜、ばれいしょの 生産に必要な農業機械等の導入 【公募 基金設置】 基金管理団体 甘味資源作物等農業機械等リース支援基金 砂糖供給安定化緊急対策基金 D 全国地域作物振興協議会 E 精糖工業会 H25期首残高 【収入】 補助金(25補正) 運用益 計 【執行額】 事業費 事務費 計 H25期首残高 1,300百万円 【収入】 補助金(25補正) - 運用益 0百万円 計 1,300百万円 【執行額】 事業費 1,259百万円 1,010百万円 - 0百万円 1,010百万円 958百万円 事務費 11百万円 計 970百万円 H25末執行残 H25末執行残 40百万円 (執行残を返還予定) 1百万円 1,260百万円 40百万円 (執行残を返還予定) 甘味資源作物等農業機械等リース支援事業(24補正) 砂糖供給安定化緊急対策事業(24補正) 事業実施主体 【公募】【補助】 580百万円 1百万円 1,261百万円 681百万円 0百万円 681百万円 580百万円 ・甘味資源作物増産緊急対策事業 (24補正) ・効率的機械作業体制緊急整備事業 (25補正) 事業実施主体 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 680百万円 【補助】 H 生産者組織等 105地区 958百万円 I 精製糖事業者 17工場 1,259百万円 さとうきび、てん菜、ばれいしょ、かんしょの生 産に必要な農業機械等の導入 省エネルギー設備の導入 事業番号0049 A.公益社団法人 鹿児島県糖業振興協会 費 目 使 途 E.精糖工業会 金 額 (百万円) 費 目 使 途 補助金 甘味資源作物増産対策事業への助成 852 補助金 砂糖供給安定化緊急対策事業への助成 補助金 国内産糖経営体質強化対策事業に対する助 成 516 その他 備品費、旅費等 その他 旅費、消耗品、賃金等 1,370 補助金 甘味資源作物増産対策事業への助成 その他 旅費、消耗品、賃金等 1 計 B.公益社団法人 沖縄県糖業振興協会 使 途 1,259 1 計 費 目 金 額 (百万円) 1,260 F. 生和糖業(株) 金 額 (百万円) 788 費 目 使 途 補助金 国内産糖工場の生産性向上・環境負荷軽減 の取組 金 額 (百万円) 161 8 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 795 計 C.一般社団法人 北海道てん菜協会 費 目 補助金 使 途 甘味資源作物増産対策事業への助成 計 G. 沖縄県農業協同組合 金 額 (百万円) 費 目 681 補助金 681 計 D.全国地域作物振興協議会 費 目 使 途 補助金 甘味資源作物等農業機械等リース支援事業 への助成 その他 旅費、消耗品、賃金等 計 161 使 途 さとうきびの生産回復に向けた取組 金 額 (百万円) 251 251 H. 沖縄県農業協同組合 金 額 (百万円) 958 費 目 補助金 使 途 さとうきび収穫機等のリース導入 金 額 (百万円) 82 11 970 計 82 事業番号0049 I. 三井製糖(株) 費 目 補助金 使 途 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 使 途 335 精製糖工場の省エネルギー化 計 335 計 0 支出先上位10者リスト A 支 出 先 1 業 務 概 要 公益社団法人 鹿児島県糖業 さとうきび増産基金を造成し、さとうきびの生産回復・増産対策事業等を執 振興協会 行 支 出 額 (百万円) 1,370 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 - - 入札者数 落札率 B 支 出 先 1 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 公益社団法人 沖縄県糖業振 さとうきび増産基金を造成し、さとうきびの生産回復・増産対策事業等を執 興協会 行 795 C 支 出 先 1 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 一般社団法人 北海道てん菜 てん菜振興基金を造成し、てん菜の生産回復・増産対策事業等を執行 協会 681 D 支 出 先 1 全国地域作物振興協議会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 甘味資源作物等農業機械等リース支援基金を造成し、甘味資源作物等農 業機械等リース支援事業を執行 970 E 支 出 先 1 精糖工業会 業 務 概 要 砂糖供給安定化緊急対策基金を造成し、砂糖供給安定化緊急対策事業を 執行 支 出 額 (百万円) 1,260 F 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 1 生和糖業(株) 国内産糖工場の生産性向上・環境負荷軽減の取組 161 - - 2 南西糖業(株) 国内産糖工場の生産性向上・環境負荷軽減の取組 102 - - 3 富国製糖(株) 国内産糖工場の生産性向上・環境負荷軽減の取組 85 - - 4 与論島製糖(株) 国内産糖工場の生産性向上・環境負荷軽減の取組 65 - - 5 新光糖業(株) 国内産糖工場の生産性向上・環境負荷軽減の取組 55 - - 6 南栄糖業(株) 国内産糖工場の生産性向上・環境負荷軽減の取組 48 - - 事業番号0049 G 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 さとうきびの生産回復に向けた取組 251 - - 2 沖永良部さとうきび生産対策本部 さとうきびの生産回復に向けた取組 165 - - 3 宮古地区さとうきび糖業振興会 さとうきびの生産回復に向けた取組 116 - - 4 天城町糖業振興会 さとうきびの生産回復に向けた取組 101 - - 1 沖縄県農業協同組合 5 徳之島町糖業振興会 さとうきびの生産回復に向けた取組 95 - - 6 伊仙町糖業振興会 さとうきびの生産回復に向けた取組 87 - - 7 喜界町糖業振興会 さとうきびの生産回復に向けた取組 85 - - 8 中種子町さとうきび生産対策協議会 さとうきびの生産回復に向けた取組 84 - - 9 大島本島さとうきび生産対策本部 さとうきびの生産回復に向けた取組 84 - - 68 - - 入札者数 落札率 10 南大東村さとうきび生産振興対策協議会 さとうきびの生産回復に向けた取組 H 支 出 先 1 沖縄県農業協同組合 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) さとうきび収穫機等のリース導入 82 - 2 (一財)石垣市農業開発組合 さとうきび収穫機のリース導入 61 - 3 (株)上原農場 ポテトハーベスター等のリース導入 27 - 4 (有)岩戸産業 ビートハーベスター等のリース導入 26 - 5 温根湯ビートイモ協同組合 ビートプランター等のリース導入 25 応募地区 - 6 栗山種子馬鈴しょ機械利用組合ポテトハーベスター等のリース導入 22 - 311地区 7 (有)宇江城ファーム さとうきび収穫機のリース導入 20 - 8 (有)大農ファーム さとうきび収穫機のリース導入 19 - 9 (有)結農産 さとうきび収穫機のリース導入 19 - 甘しょ収穫機等のリース導入 19 - 10 えい甘しょ農機利用組合 I 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 三井製糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 335 - - 2 新東日本精糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 241 - - 3 伊藤忠製糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 139 - - 4 太平洋製糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 137 - - 5 関門製糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 108 - - 6 関西製糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 94 - - 7 日新製糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 69 - - 8 和田製糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 56 - - 9 第一糖業(株) 精製糖工場の省エネルギー化 46 - - 10 中日本氷糖(株) 精製糖工場の省エネルギー化 10 - - 平成26年行政事業レビューシート 事業名 次世代施設園芸導入加速化支援事業 担当部局庁 事業番号 0050 (農林水産省) 生産局 作成責任者 事業開始・ 終了(予定)年度 平成25年度~平成30年度 担当課室 花き産業・施設園芸振興室 農産部園芸作物課花き産業・施設園芸振興室 川合 豊彦 会計区分 一般会計 政策・施策名 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 - 関係する計画、 通知等 農林水産業・地域の活力創造プラン 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業の目的 (目指す姿を簡 潔に。3行程度以 内) 地方公共団体や生産者、民間企業等で構成されるコンソーシアムにより、地域資源エネルギーの供給から生産・出荷までの一気通貫した 次世代施設園芸導入加速化支援事業を展開し、施設を大規模に集積し、①木質バイオマス等の利活用による化石燃料依存からの脱却 ②完全人工光型植物工場を活用した種苗供給センターによるクリーンな苗供給 ③高度な環境制御による周年・計画生産 ④出荷セン ターの併設による調製・出荷の効率化に繋げ農家所得の向上や地域雇用の創出を実現する。 次世代施設園芸拠点の中核施設となる木質バイオマス等の地域の未利用資源を活用するエネルギー供給センター、完全人工光型植物工 場を活用した種苗供給センター、高度な環境制御を行う温室、集出荷施設等の整備を支援する。(補助率:1/2以内) 事業概要 また、生産コスト縮減のための新技術や野菜の機能性等を向上させる生産技術、未利用資源・エネルギーの活用に係る実証等の取組を (5行程度以内。 支援するとともに、民間企業や生産者をはじめ、地方自治体等が構成員となるコンソーシアム(協議会)の活動や異業種連携・直接流通等 別添可) の差別化販売のためのマッチング等の取組、並びに、取組意欲のある産地に対する計画策定の支援、導入コスト低減に向けた施設・設備 の標準化の検討等を支援する。(補助率:定額) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - - - 2,008 6,291 補正予算 - - 3,000 - - - - 3,000 - - ▲ 3,000 - - - - 5,008 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) - - 0 執行額 計 - - 0 執行率(%) - - 0 - 6,291 単位 23年度 24年度 25年度 目標値 (30年度) 成果目標及び成 成果実績 果実績 (アウトカム) 整備地区において化石燃料使用量を5年間で3割削減 目標値 % - - - 30 達成度 % 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 箇所 - - - - 当初見込み 箇所 - - - - 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト 千円 - - - 556,468 計算式 執行額/箇所数 - - - 執行額/箇所数 成果指標 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 木質バイオマスボイラー等の導入箇所数 算出根拠 単位当たり コスト ) 平 成 2 6 ・ 2 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 ( 単 位 : 執行額÷箇所数 補正:3,000,000千円・・・① 当初:2,008,211千円・・・② 合計:5,008,211千円・・・③ ③÷9箇所 =556,468千円 費 目 国産農畜産物・食農連携強 化対策地方公共団体整備 費補助金 国産農畜産物・食農連携強 化対策地方公共団体事業 費補助金 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 1,131 3,721 「新しい日本のための優先課題推進枠」6,291 878 2,481 89 国産農畜産物・食農連携強 化対策事業費補助金 計 2,008 6,291 事業番号0050 事業所管部局による点検・改善 項 目 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 国 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 の 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 評 価 評価に関する説明 ○ 農作物の周年的な安定供給には施設園芸が不可欠で あるとともに、燃油価格高騰や地球温暖化対策の面か らも日本各地に存在するバイオマス等のエネルギーを 活用することが重要である。これまでに無い大規模に集 約された施設園芸団地で、エネルギー供給から、生産、 調製・出荷までを一気通貫して支援することはこれまで に無く、非常にモデル性が高く、優先度が高い。 ○ ○ - 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 事 受益者との負担関係は妥当であるか。 業 単位当たりコストの水準は妥当か。 の 効 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 率 性 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 - 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 - 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) - 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 - 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 所管府省・部局名 事業番号 類似事業名 事業実施主体への交付事務や指導監督は都道府県が 行い、適切な事業遂行が可能。また、施設整備に要する 経費のうち、1/2に相当する額を事業実施主体が負担 することになり、応分の負担を行うものである。 - - ・当該事業は、木質バイオマスボイラー等の導入箇所数を活動指標としており、その効果として「整備地区における化石燃料使用量を5年 間で3割削減」という成果指標を設定している。 ・我が国の施設園芸を次世代に向かって発展させるために、施設の大規模な集約によるコスト削減や、高度な環境制御技術による周年・計 画生産を行い、所得の向上と地域雇用の創出を図ることが必要である。また、化石燃料依存からの脱却を目指し、木質バイオマス等の地 域資源のエネルギーを活用していくことが課題となっている。 点検結果 このため、①木質バイオマス等の利活用による化石燃料依存からの脱却 ②完全人工光型植物工場を活用した種苗供給センターによるク リーンな苗供給 ③高度な環境制御による周年・計画生産 ④出荷センターの併設による調製・出荷の効率化で農家所得の向上や地域雇 用の創出を実現する本事業は、重要度の高い事業であると言える。 ・農林水産業・地域の活力創造プランの6次産業化等の推進の中で、「次世代施設園芸等の生産・流通システムの高度化の推進」に位置 づけられており、当省のミッションである。 改善の 方向性 今後、事業の進捗状況を把握しながら、事業効果が十分発揮できるよう随時改善していく。 外部有識者の所見 ○民間の事業者のニーズについて、どのように事前に把握したのか。 ○コンソーシアムの構成には時間もかかるものと思われるが、26年度の事業の進捗の見込みはどうなっているのか。 ○事業目的と成果目標、活動指標が一致していないのではないか。 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、事業の成果がより具体的にわかる指標の検討や民間の事業者のニーズに的確に対応しながら、予算の適切な執行に努めること。 現 状 通 り ○事業の目的を達成するため、事業の創設の際には、地方自治体や民間企業を参集した次世代施設園芸セミナーを開催し、幅広く意見を聴 取するとともに、大学等の有識者の助言等も参考にしている。 ○本事業を実施するには、地方公共団体や生産者、民間企業等で構成されるコンソーシアムで作成した事業実施計画が採択される必要があ るため、事業の開始前に、都道府県が調整役となり都道府県内で十分協議した上でコンソーシアムを設置している。平成25年度補正事業は2 月に6地区、平成26年度は新たに4月に3地区を採択し、事業を開始している。 ○本事業は、近年の燃油価格の高騰を踏まえ、木質バイオマス等の地域資源を活用したエネルギー供給施設の設置により、施設園芸の化石 燃料依存からの脱却を目的としている。また、「化石燃料使用量を5年間で3割削減」することを成果目標にしており、施設園芸の化石燃料使 用は主に加温に係ることから、本事業では木質バイオマスボイラー等の導入箇所数の増加を化石燃料使用からの脱却を示す活動指標として いる。 ○行政事業レビュー推進チームの所見を踏まえ、今後とも予算の適切な執行に努めて参りたい。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 備考 平成25年度は“新しい日本のための優先課題推進枠”で補正予算(30億円)が措置されたが、全額を翌年度に繰越したため、予算の執行はなかった。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 - 平成24年 - 平成25年 26-0003 事業番号0050 (全国推進) 農林水産省 0百万円 (地区推進) 民間団体 地方農政局等 次世代施設園芸拠点整備の 全国展開を加速化するため、 取組意向のある産地に対す る計画策定の支援、導入コス ト低減に向けた施設・設備の 標準化の検討等 事業実施主体への補助金の交付事 務、指導監督 都府県 北海道 事業実施主体であるコンソーシアムの構成員であり、補助金の交 付事務、指導監督・調整 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 民間企業・生産者・地方自治体等からなるコンソーシアム ①次世代施設園芸拠点の中核施設となる木質バイオマス等の地域の 未利用資源を活用するエネルギー供給センター、完全人工光型植物 工場を活用した種苗供給センター、高度な環境制御を行う温室、集出 荷施設等の整備。 ②生産コスト縮減のための新技術実証や野菜の機能性等を向上させ る生産技術、未利用資源・エネルギーの活用に係る実証等の取組。 ③民間企業や生産者をはじめ、地方自治体や研究機関等が構成員と なるコンソーシアム(協議会)で運営方針等を協議し異業種連携・直接 流通等の差別化販売のためのマッチング等の取組。 事業番号0050 A. 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) a 計 0 計 B. 費 目 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0050 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 事業番号 0051 平成26年行政事業レビューシート (農林水産省) 事業名 加工・業務用野菜生産基盤強化事業 担当部局庁 生産局 平成25年度~平成30年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 独立行政法人農畜産業振興機構法第10条第4号 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 作成責任者 園芸作物課長 農産部 園芸作物課 菱沼義久 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 事業開始・ 終了(予定)年度 食料・農業・農村基本計画 日本再興戦略 事業の目的 近年、異常気象や連作障害により野菜の作柄が不安定となる中、加工・業務用野菜の輸入が増加する状況にある。このため、輸入野菜か (目指す姿を簡 らのシェア奪還に向け、これまでの生鮮野菜産地等が加工・業務用への作付転換を進めるとともに、異常気象や連作障害に対処し安定的に 潔に。3行程度以 供給できるような作柄安定技術の導入を図る。 内) 事業概要 輸入野菜からのシェア奪還に向け、加工・業務用野菜への転換を推進する産地を対象に、加工・業務用野菜の安定供給に必要な土壌・土 (5行程度以内。 層改良や被覆資材の使用等の作柄安定技術を導入する場合に3年間支援する。(補助率:定額) 別添可) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 当初予算 補正予算 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 - - - 1,000 2,000 - - 1,000 - - - - - - - - - - - - - 1,000 - - 1,000 執行額 - - 1,000 執行率(%) - - 100% 成果指標 成果目標及び成 果実績 (アウトカム) 加工・業務用指定野菜の出荷量 目標値 (32年度) 23年度 24年度 25年度 成果実績 千トン - - 845 目標値 千トン - - 987 達成度 % - - 17 単位 23年度 24年度 25年度 26年度活動見込 活動実績 面積 (ha) ― ― ― ― 当初見込み 面積 (ha) ― (-) (648) (656) 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 円/ha - - - - - - - - 事業実施面積 算出根拠 単位当たり コスト 2,000 単位 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) - 単位当たり コスト 1,327 平成26年度交付額÷事業実施面積 計算式 / ( 費 目 平 成 加工・業務用野菜生産基盤強化 2 事業費 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 計 27年度要求 主な増減理由 1,000 2,000 「新しい日本のための優先課題推進枠」2,000 1,000 2,000 ) 26年度当初予算 事業番号0051 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 加工・業務用の国産シェア奪還を図るためには、加工・ 業務用野菜の大幅な生産拡大と安定供給が不可欠であ るが、近年の異常気象等に対処するには、新たな技術・ 資材の導入等により作柄の安定を図ることが喫緊の課 題であり、これらの支援を行う唯一の事業である本事業 は優先度が高いものである。 農畜産業振興機構は、野菜価格安定対策事業の実施 主体として資金の管理、交付金の交付等の業務を効率 的かつ適切に実施しており、また、野菜に関する専門的 知見を有する職員を有していることから、本事業におい ても適切かつ確実に行うことが可能。 なお、作柄安定技術の導入に要する経費のうち1/2 に相当する額を定額により交付するものであり、受益者 にあっても応分の負担を行うものである。 加工・業務用野菜の生産拡大を図るためには、単収の 向上と安定が不可欠であり、作柄安定を図る当該事業 は有効かつ効果的である。 - 【事業の成果目標及び活動指標が立てられているか、また、事業効果のシュミレーションが厳密に行われているか(費用対効果、投資対効 果等)、その際、より効率的な他の手段の選択の可能性について、真剣な検討が行われているか】 ・本事業においては、事業実施面積を活動指標としており、その効果として定量的指標である加工・業務用指定野菜の出荷量の増加という 適切な成果指標を設定している。加工・業務用野菜の生産拡大を図るためには、単収の向上と安定が不可欠であり、作柄安定を図る当該 事業は有効な手段である。 点 検 ・ 改 善 結 果 【直接の利害関係者からの要望にとどまらず、広く国民のニーズに応えるものとなっているか】 点検結果 ・農林水産業の成長産業化のためには、野菜の果たす役割が大きく、中でも需要が増加する一方、輸入の多い加工・業務用への転換を推 進し、国産シェアの向上を図ることが重要である。そのためには、加工・業務用野菜の大幅な生産拡大と安定供給が不可欠であるが、近年 の異常気象等に対処するには、新たな技術・資材の導入等により作柄の安定を図ることが喫緊の課題であり、国民のニーズ及び重要度が 高い事業であると言える。 【そもそも立案しようとしている事業は、当省のミッションなのか】 ・輸入が多い加工・業務用野菜への転換を推進する産地に対し、安定生産に必要な土壌・土層改良や関連資材の導入等を支援することは、 作柄安定を通じた野菜の安定供給や、国内需要の拡大等に資するものであり、当省の重要なミッションである。 改善の 方向性 野菜産地の実態や、野菜需要の動向を踏まえ、対象品目の拡大など運用改善を図る。 外部有識者の所見 ○支援の優先順位付け及びコスト最小化を図る枠組みを、農畜産業振興機構に提示・指示し、それらを守った運用がなされているかを定期的にチェックするシ ステムが不可欠ではないか(実際の交付先の情報の取得に努め、適切な指導に努めるべきではないか)。 ○国産野菜に対する加工、業務用野菜のニーズや価格面での問題(輸入品との競争力)への対応等についてわかるようにすることが必要ではないか。 行政事業レビュー推進チームの所見 善事 業 内 容 の 一 部 改 本事業は、成果実績において、「加工・業務用指定野菜の出荷量」が目標を下回っている。以上のことから、「成果目標達成のための支援方策 の見直し」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。支出先の優先順位付けの基準等を明確にし、農蓄産業振興機構に対す る適切な指導のもと、事業を実施すること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 執 行 等 改 善 ○ 本事業は、これまで「加工・業務用指定野菜の出荷量」が低位となっていたことから、この課題解決のために、平成25年度補正から措置した ものであり、「加工・業務用指定野菜の出荷量」が目標に沿って増加するよう、平成27年度概算要求においては、対象品目を追加しつつ所要の 予算額を確保することにより、本事業による取組を強化していく。 ○ なお、支出先の優先順位付けの基準等については、農畜産業振興機構のホームページで既に明らかにしており、引き続き農畜産業振興機 構に対する適切な指導のもと、事業を実施する。 事業番号0051 備考 平成25年度については、補正予算により国から農畜産業振興機構に対し、平成26年2月28日に交付決定を行ったところ。その後、公募による実施主体の採択 が3月28日に行われ、産地においては事業が開始されているが、農畜産業振興機構から実施主体への支払いは初年度の取組が終了する26年度に行われる 予定。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 - 平成24年 - 平成25年 新26-0002 事業番号0051 農林水産省 1,000百万円 【特定・補助】 野菜勘定 A (独)農畜産業振興機構 1,000百万円 加工・業務用野菜 生産基盤強化事業費 1,000百万円 輸入が多い加工・業務用野菜への転換 を推進する産地に対し、安定生産に必要 な土壌・土層改良や関連資材の導入等を 支援 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【交付】 B 農業者団体等 事業番号0051 A.(独)農畜産業振興機構 費 目 加工・業務用野菜生 産基盤強化事業費 使 途 加工・業務用野菜の安定生産に必要な土 壌・土層改良や関連資材の導入等を支援 計 E. 金 額 (百万円) 費 目 1,000 使 途 金 額 (百万円) 1,000 計 B. 費 目 使 途 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0051 支出先上位10者リスト A.(独)農畜産業振興機構 支 出 先 1 (独)農畜産業振興機構 業 務 概 要 生鮮野菜産地等が加工・業務用への作付転換を進めるとともに、異常気象や連作 障害に対処し安定的に供給できるような作柄安定技術の導入を図る業務 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 入札者数 落札率 1,000 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 平成26年行政事業レビューシート 事業名 国産畜産加工原料緊急確保事業 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成25年度~平成26年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 ― 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0052 (農林水産省) 生産局 作成責任者 食肉鶏卵課長 畜産部食肉鶏卵課 森田 健児 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 ― 事業の目的 (目指す姿を簡 本事業は、国産鶏卵等を活用した魅力ある新商品開発に必要な技術開発等を支援し、加工仕向け卵等における国産鶏卵等の利用拡大 潔に。3行程度以 を図る。 内) ① 国産畜産加工原料緊急確保推進事業(補助率:定額) 国産鶏卵等を活用した魅力ある商品の開発等を推進するため、ブロック説明会や生産者と加工業者の現地交流会及び、②の事業 事業概要 の公募選考会の開催。 (5行程度以内。 ② 国産畜産加工原料緊急確保事業(補助率:1/2) 別添可) 国産鶏卵等を原料とする魅力ある新商品開発に必要な技術開発、機械・設備、新商品の販路開拓・拡大を支援。 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 - - - - - 補正予算 - - 500 - - - - - - - - - - - - - - - 500 - 執行額 - - 500 執行率(%) - - 100 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 計 成果指標 単位 成果目標及び成 鶏卵の自給率の維持:96%(平成20年度)→96%(平成32 年度) 果実績 (アウトカム) 24年度 25年度 ― 目標値 % ― 96 達成度 % 25年度 26年度活動見込 ― ― 23年度 24年度 活動実績 16件 当初見込み 算出根拠 単位当たり コスト 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 単位当たり コスト ― 31百万円 計算式 x/y ― 500百万円 /16件 26年度執行見込額 ÷事業実施件数 費 目 ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 目標値 (32年度) % 単位 事業実施件数 - 成果実績 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 23年度 - ) 計 26年度当初予算 27年度要求 主な増減理由 事業所管部局による点検・改善 項 目 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 ○ 国 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 必費 要投 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 ○ 事 業 の 効 率 性 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ― 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 事 業 の 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 有 効 性 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 重 複 排 除 点 検 ・ 改 善 結 果 ○ 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 ○ ― ― 評価に関する説明 ・ 本事業は、国産畜産物の国際競争力を強化し、国 内生産者の経営安定を図り、今後とも国民に安価で 良質な鶏卵等の畜産物の安定供給に資するものであ り、優先度の高い事業である。 ・ 事業実施主体の選定にあたっては、(独)農畜産業振 興機構(以下「ALIC」)のホームページに公募内容を掲 載するとともに公募に係る説明会を開催し、公募期間 を設け選定を行っており、競争性は確保されている。 ・ 活動単位の事業採択は26年度に実施するため、25 年度実績で単位当たりのコストの評価はできない。 ・ 事業の採択に当たっては、事業実施主体が公募によ り選定することとしており、事業効果の高いものを選定 することとしている。 ・ 活動単位の事業採択は26年度に実施するため、25 年度実績で活動実績及び施設等の活用の評価はで きない。 ― 加工食品の原料等として利用される輸入粉卵等については、加工技術の高度化に伴い多様な加工食品に利用が拡大しており、国産原 料 の加工需要が脅かされている。 点検結果 本事業は、国産畜産物の国際競争力を強化し、国内生産者の経営安定を図り、今後とも国民に安価で良質な鶏卵等の畜産物の安定供 給 に資するものであり、優先度の高い事業である。 改善の 方向性 外部有識者の所見 ○支援の優先順位付け及びコスト最小化の検証を行う必要があるのではないか。 ○独法経由以外の事業実施方法は考えられないのか。 ○支出先選定に競争性を確保すること。 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 本事業は、支出先の優先順位付けの基準等を明確にし、適切な指導・助言のもと、予算の効率的な執行に努めること。平成26年度終了予定 事業であり、予定通り終了する(現状通り)。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 事業の実施にあたっては、支出先に対し適切な指導・助言を行い予算の効率的な執行に努める。 備考 25年度は、ALICへの交付とALICから事業実施主体である日本養鶏協会への交付(25年度分の事務費)を実施。 26年度は、ALICから日本養鶏協会への交付(26年度分の事務費)と、日本養鶏協会から食品製造業者等への交付( 国産鶏卵等を原料とする新商品開発 に必要な技術開発、機械・設備、商品の販路開拓・拡大等に要する経費への補助)を行う。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 平成24年 平成25年 ※平成25年度の実績を記載 農林水産省 500百万円 【交付金】 A.(独)農畜産業振興機 構 500百万円 事業の適正実施確保のため、 ① 実施要綱の制定、 ② 事業実施主体の選定、 ③ 交付申請書等の審査・指導 等。 【公募・補助】1法人/1法人 B.(社)日本養鶏協会 0.1百万円 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 粉卵等の粉末製品の輸入増大に対応し、国 産 鶏卵等の加工原料への利用を促進するため、 ① 事業周知のためのブロック説明会等の開 催、 ② 事業の公募選考会の開催、 ③ 国産鶏卵等を原料とする商品開発に必要 な 機械・設備等の支援、 ④ 商品の販路開拓・拡大等に向けた支援 等。 (補助率:定 額) 【公募・補助】 C.食品製造業者等 0百万円 鶏卵生産者と原料供給契約を締結し、 ① 国産鶏卵等を活用とする商品の開発・ 製造・販売。 ② 新商品の販路の開拓・拡大。 (補助率:1/2以内) A.(独)農畜産業振興機構 費 目 交付金 使 途 E. 金 額 (百万円) 費 目 500 計 B.(社)日本養鶏協会 その他 金 額 (百万円) 500 補助金の交付 計 費 目 使 途 使 途 ブロック説明会の開催経費 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 0.1 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 0 計 C.食品製造業者等 費 目 使 途 0 G. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 0 計 0 計 D. 費 目 計 使 途 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (独)農畜産業振興機構 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 畜産業振興のための補助事業等 入札者数 500 落札率 ― 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 (社)日本養鶏協会 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 事業周知のためのブロック説明会の開催経費 入札者数 0.1 落札率 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 C. 支 出 先 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 平成26年行政事業レビューシート 事業名 多様な畜産・酪農推進事業 のうち家畜個体識別システム利活用促進 担当部局庁 事業開始・ 終了(予定)年度 平成23年度~平成28年度 担当課室 会計区分 一般会計 政策・施策名 - 関係する計画、 通知等 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0053 (農林水産省) 生産局 作成責任者 畜産技術室長 畜産部畜産振興課畜産技術室 渡辺 裕一郎 食料の安定供給の確保(食料) ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 家畜改良増殖目標 事業の目的 (目指す姿を簡 家畜の個体識別システムを活用した飼養管理の効率化や家畜改良などの推進により、家畜の生産性や畜産物の品質向上を図り、多様な畜産・酪農経 潔に。3行程度以 営の実現に資する。 内) 【牛】 ①23~25年度 電子標識による飼養管理の効率化等の実証、家畜個体識別システムを活用した消費者等への情報提供の実用化を推進するための電子標識の利用に 係る検討及び検討を行う。【定額】 事業概要 ②26年度~ (5行程度以内。 牛の個体識別情報を活用した家畜改良及び飼養管理の効率化・高度化を推進するための地域的な取組に係る検討【定額】、生産情報の処理分析のた めのシステム整備【1/2相当定額】、生産情報の処理分析及び分析結果の活用【定額】、を行うことについて支援。 別添可) 【豚】25年度~ ③ 国産豚肉のブランド力強化に向け、有識者等からなる検討会を開催し、トレーサビリティシステムを活用した種豚改良方法の検討等を行う。【定額】 ④ 豚における飼養管理等に係る生産情報の管理及び消費者への情報提供に必要なシステム開発等を行う。【定額】 ⑤ 種豚改良のために必要な産肉形質等のデータ収集及び分析を行う。【定額】 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 23年度 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 24年度 25年度 26年度 27年度要求 77 当初予算 87 61 102 85 補正予算 - ▲ 0.09 - - - - - - - - - - - - - - 87 61 102 85 執行額 87 54 90 執行率(%) 100 89 88 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 成果指標 【牛】 電子標識の導入による飼養管理等の効率化により、一 成果目標及び成 戸あたり、酪農(50頭規模):116千円、肥育(200頭規 果実績 模):397千円のコスト削減 (アウトカム) 【豚】 1日平均増体量 (家畜改良増殖目標) 単位 成果実績 千円/戸 【豚】 同上 単位当たり コスト 【豚】 同上 機器の設置、動作確認を実施、 効果の測定は25年度に実施 25年度 酪農:176、 肥育:306、 のコスト削減 酪農:116、 肥育:397、 のコスト削減 目標値 (牛:25年度、 豚:32年度) 酪農:116、 肥育:397、 のコスト削減 ― ― 達成度 % ― ― 94% 成果実績 g ― ― 896 目標値 g ― ― 900 達成度 % ― ― 100% 単位 23年度 24年度 25年度 活動実績 実証調査箇所数 5 5 5 当初見込み 実証調査箇所数 5 5 5 活動実績 実証調査箇所数 ― ― 4 当初見込み 実証調査箇所数 ― ― 3 3 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 千円/戸 6,057 4,457 2,836 算出根拠 【牛】 実証調査に係る事業費÷実証実施箇所 24年度 77 目標値 千円/戸 活動指標 【牛】 活動指標及び活 実証調査箇所数 動実績 (アウトプット) 23年度 - 単位当たり コスト 計算式 / 単位当たり コスト 計算式 / 30,283千円/5箇所 22,283千円/5箇所 14,180千円/5箇所 140 561千円/4箇所 900 26年度活動見込 3 事業番号0053 27年度要求 ) 26年度当初予算 費 目 平 成 【牛】 2 2 地域的な取組に係る検討 6 生産情報の処理分析のた ・ 33 2 めのシステム整備 7 処理分析・分析結果とりまとめ 2 年 度 分析結果の活用 1 円 予 算 内 【豚】 訳 1 ( 単 位 : 百 万 検討会等会議開催 トレーサビリティシステムの 実用化 遺伝子情報等を用いた種 豚改良 計 10 主な増減理由 2 30 2 1 1 10 36 31 85 77 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 必費 要 投 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 性入 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と の なっているか。 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 重 複 排 除 評 価 ○ ○ ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 × 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 - 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 - 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 家畜改良増殖目標(平成32年度)を達成するために は、家畜の個体識別システムを活用した飼養管理の効 率化や家畜改良などの推進により、家畜の生産性や畜 産物の品質向上を図り、多様な畜産・酪農経営の実現 に資する必要があるため、優先度の高い事業である。 H25年度は、複数者応札により競争性が確保できるよ う、公募に係る説明会を実施した結果、2事業のうち1事 業が複数者応札となり、競争性が確保できた。 また、前述の結果を受け、2事業のうち1者応札であった 事業については、25年度まで電子標識の導入による飼 養管理の省力化を図る事業を実施したが、一定の実証 結果が出たことから、26年度は個体識別番号をキーとし て地域の生産情報を活用する事業を実施し、複数者が 応募しやすいような事業内容としたところ。 なお、事業全体として88%の執行率であったが、これは 事業実施主体において、効率的な事業実施を行うことに より、執行額が抑えられたためである。 【牛】 23~25年度の事業は電子標識の導入による飼養管理 の省力化により、生産性の向上を図ることが可能であ る。 26年度事業からは、個体識別番号をキーとして地域の 生産情報を活用する事業を実施することとし、これにより 地域の家畜改良や生産性の向上(農家の飼養管理の効 率化・省力化)が期待できる。 【豚】 種豚の繁殖能力や産肉能力を向上させることにより豚 肉の生産性向上、消費者への生産情報の効率的な提供 により国産豚肉の信頼性の向上に活用するトレーサビリ ティシステムのモデルを構築し、モデルの実証するととも に、基礎となる世代の遺伝的能力を分析を行った。これ らを推進することにより、豚肉の生産性向上(効率的な 豚肉生産)が期待できる。 - (事業の目的) 【牛】 ・電子標識の導入により、飼養管理の省力化を通じた生産性の向上を図るとともに、消費者等への情報提供に資する高度な家畜個体識別 システムを推進する本事業は、優先度の高い事業である。なお、23年度に行った生産者向けアンケートの結果では、導入すべきとの意見(6 7%)があったことから、ニーズは高いと考えている。 ・また、電子標識の普及は、農林水産省の施策である「攻めの農林水産業」における農業分野のICT化の推進に繋がるものである。 【豚】 ・豚・豚肉のトレーサビリティについては、生産者団体からの要望も強く、平成24年度に行った消費者アンケートの結果では、必要(45.1%)、 不必要(1.9%)とあり、ニーズは高いと考える。 ・また、産肉形質の遺伝子情報を用いた種豚改良にトレーサビリティを活用することは、家畜改良に資するものである。 点検結果 点 検 ・ 改 善 結 果 (資金の流れ・使途) ・公募に当たっては、事業説明会を開催し、複数者応札となるよう工夫を凝らした。 (活動実績) 【牛】 ・本事業の成果目標としては、電子標識の導入による飼養管理等の効率化により、酪農(50頭規模)で116千円、肥育(200頭規模)で397 千円のコスト削減を目指すこととしており、26年度は酪農家4戸、肥育農家1戸において電子標識の導入効果の実証を行ったところ。 【豚】 ・本事業では、トレーサビリティシステムを構築するとともに、4カ所でモデル実証を行った。また、2カ所の種豚農場で採取した計385頭のサン プルの分析から、改良につながるSNPの推定を行った。 事業番号0053 改善の 方向性 2事業のうち1者応札であった事業については、25年度まで電子標識の導入による飼養管理の省力化を図る事業を実施したが、26年度から 個体識別番号をキーとして地域の生産情報を活用した家畜改良及び飼養管理の効率化・高度化を推進する事業に見直したところ。 外部有識者の所見 ○情報化、適切なデータベースの作成は重要であり、今後の生産性や品質向上に役立つものと思われるが、本事業の成果がわかるような目標の設定につい て、工夫することはできないか。 ○畜産電子標識システム推進協議会は、事業を受託するための団体となっていないか。 ○トレーサビリティシステムの実用化、周知、導入を進めていくために、可能な限り早期に事業成果を開示・周知、利用していく必要があるのではないか。 ○支出先選定に競争性を確保すること。 行政事業レビュー推進チームの所見 な事 改業 善全 体 の 抜 本 的 本事業における25年度の執行率は、88%と低くなっている。これは、事業実施主体において効率的に事業を実施したことによる。また、公募とし ている資金の流れのAについて、2年連続して1者応札となっている。以上のことから、「執行額と予算額の乖離の改善」、「支出先の選定におけ る競争性・透明性の一層の向上」を行うべきであり、本事業は「事業全体の抜本的な改善」とする。事業の成果がより具体的にわかる指標の検 討や事業の成果を可能な限り開示・周知し、十分な活用を図るとともに、予算の適切な執行に努めること。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 縮 減 2事業のうち1者応札であった事業については、25年度まで実施していた事業を平成26年度概算要求に際し、複数者が応募しやすい事業内容 に見直しを行うとともに平成25年度の執行状況を踏まえ、平成26年度の事業を実施するための必要額を精査し概算要求(反映額:▲9百万円) を行った。 また、成果目標の見直しについては、平成26年度中に策定する新たな「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」及び「家畜改良 目標」に基づく目標値を踏まえて、事業の成果目標の設定するよう検討を行う予定。 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 新0020 平成24年 0104 平成25年 0049 事業番号0053 農林水産省 90百万円 【公募・補助】(1団体/1団体) A 畜産電子標識システム 推進協議会 44百万円 個体識別システムと電子標識を組み合わせ、牛 の飼養管理の効率化等を図るとともに、消費者等 への情報提供に資する高度な家畜個体識別シス テムの実用化を推進するため、電子標識の利用に 係る検討及び検討を踏まえたシステムの機能強化、 電子標識による飼養管理の効率化等の実証を行 う。 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 【公募・補助】(1団体/2団体) B 日本養豚協会 46百万円 豚及び豚肉のトレーサビリティに ついて、そのシステムを構築すると ともに、流通モデルでの実証を行う。 併せて、トレーサビリティを産肉形 質と遺伝子情報の種豚改良への活 用を図る。 事業番号0053 A.畜産電子標識システム推進協議会 使 途 費 目 E. 金 額 (百万円) その他人件費 システム仕様検討・機能確認、とりまとめ 15 無形固定資産 修繕費・ 外注作業費 委託費 システム開発(ソフトウェア) 12 電子標識関連機器メンテナンス・システム管 理 家畜改良センター及び日本科学飼料協会へ のデータの構築委託 10 旅費交通費 会議及び調査旅費 消耗品費 防護服(実証調査用)、電子標識 通信運搬費 ネットワーク通信料、通話料 計 費 目 2 1 1 計 B.日本養豚協会 使 途 役務費 トレーサビリティシステム開発費、産肉デー タ分析費、種豚改良システム開発費 遺伝子情報解析費、通信交通費、会場借料 等 モデル実証調査、会議開催準備、モデル実 証調査、事業実績報告とりまとめ等 事業費 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 賃金 旅費交通費 会議、モデル実証調査 謝金 F. 金 額 (百万円) 費 目 金 額 (百万円) 16 6 1 46 使 途 計 計 0 使 途 0 G. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 計 D. 計 使 途 22 C. 費 目 0 1 委員謝金 計 費 目 金 額 (百万円) 4 44 費 目 使 途 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 事業番号0053 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 畜産電子標識システム推進協 検討会等の実施、電子標識中央データベースシステムの機能向上等、実証 1 議会 調査の実施及び電子標識と畜産関連機器との連携の検討 入札者数 44 1 落札率 100 2 3 4 5 6 7 8 9 10 B. 支 出 先 1 日本養豚協会 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 豚及び豚肉のトレーサビリティについて、そのシステムを構築及び流通モデ ルでの実証並びに産肉形質と遺伝子情報の種豚改良への活用 支 出 額 (百万円) 入札者数 46 2 落札率 50 平成26年行政事業レビューシート 麦買入費(輸入飼料) 事業名 事業開始・ 終了(予定)年度 会計区分 根拠法令 (具体的な 条項も記載) 事業番号 0054 (農林水産省) 生産局 担当部局庁 作成責任者 飼料需給対策室長 三野敏克 食料の安定供給の確保(食料) 食料安定供給特別会計麦管理勘定 政策・施策名 ②国産農畜産物を軸とした食と農の結び付きの強化 飼料需給計画 飼料需給安定法(昭和27年法律第356号)第4条第1 項、主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律 関係する計画、 輸入麦の買入れ・販売等に関する基本要領(平成21年7月 1日付け21総食第102号総合食料局長通知) (平成6年法律第113号)第42条第1項及び第43条第1 通知等 項 昭和28年度~終了(予定)なし 担当課室 畜産部畜産振興課飼料需給対策室 事業の目的 (目指す姿を簡 飼料需給安定法に基づき、政府が輸入飼料(飼料用麦)の買入れ・売渡しを行うことにより、飼料の需給及び価格の安定を図り、もって畜産の振興に 潔に。3行程度以 寄与することを目的とする。 内) 事業概要 国は、資本要件など、飼料用麦を確実に輸入するための最低限の資格を有する輸入業者及び買受者(実需者)が連名で申し込む見積合わせ(SBS方 (5行程度以内。 式)を実施し、契約の相手方を決定し、売買契約を締結する。 国は、当該輸入業者から飼料用輸入麦の買入れを行い、その買入代金を当該輸入業者 に対して支払う。 別添可) 実施方法 ■直接実施 □委託・請負 □補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度要求 当初予算 65,053 69,579 98,284 110,323 110,324 補正予算 - - - - 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 2,435 - 2,140 2,604 - ▲ 2,140 ▲ 2,604 - - - - - 67,488 67,440 97,819 112,927 執行額 46,058 57,836 62,289 執行率(%) 68% 86% 64% 計 成果指標 成果実績 ・ 政策評価の関連指標 成果目標及び成 ○(1)の①の(シ):国産食肉の利用拡大のための国産 目標値 果実績 牛肉、豚肉、鶏肉の生産量 (アウトカム) ○(1)の①の(ス):国産鶏卵の継続的かつ安定的な生 産・消費に資するため、鶏卵価格の安定化(平均卸売価 達成度 格の変動幅) 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) ・ 麦(輸入飼料)輸入数量(決算ベース) ( 平 成 2 6 単 ・ 位 2 : 7 百 年 万 度 円 予 算 内 訳 費 目 単位 23年度 24年度 25年度 万㌧ 牛肉 51 豚肉128 鶏肉138 牛肉 51 豚肉130 鶏肉146 牛肉 51(暫定値) 豚肉131(暫定値) 鶏肉146(暫定値) 万㌧ 牛肉 52 豚肉126 鶏肉138 牛肉 52 豚肉126 鶏肉138 牛肉 52 豚肉126 鶏肉138 % 牛肉 98 豚肉102 鶏肉 100 牛肉 98 豚肉103 鶏肉 106 牛肉 98 豚肉104 鶏肉106 % ±12.9 ±12.0 ±20.3 目標値 % ±25以内 ±25以内 ±25以内 達成度 % 100 100 100 26年度当初予算 計 110,323 27年度要求 110,324 ) 110,323 110,324 牛肉 52 豚肉126 鶏肉138 ±25以内 単位 23年度 24年度 25年度 万㌧ 161.6 197.0 185.2 ― 当初見込み 万㌧ 184.0 205.2 235.8 218.8 単位 23年度 24年度 25年度 26年度見込 千円/㌧ 29 29 34 計算式 / 食糧買入費 目標値 (26年度) 活動実績 単位当たり コスト 単位あたりコスト=X/Y X:予算執行額 Y:買入数量 110,324 成果実績 算出根拠 単位当たり コスト - 46,058百万円 57,836百万円 62,289百万円 / / / 1,616千トン 1,852千トン 1,970千トン 主な増減理由 26年度活動見込 事業番号0054 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 必費 要投 性入 の 事 業 の 効 率 性 事 業 性の 有 効 重 複 排 除 評 価 広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか。 ○ 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 ○ 明確な政策目的(成果目標)の達成手段として位置付けられ、優先度の高い事業と なっているか。 ○ 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 単位当たりコストの水準は妥当か。 ○ 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) △ 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果的 あるいは低コストで実施できているか。 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ― 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ― 類似の事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。 (役割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) 事業番号 類似事業名 所管府省・部局名 評価に関する説明 ○飼料用麦については、畜産振興の観点から飼料需給 安定法に基づいて策定した飼料需給計画により、国家貿 易制度の下で政府が輸入飼料原料である外国産麦の買 入れを行うことで飼料の需給及び安定を図っている。 ○買入に要する単位あたりコストについては、麦輸入価 格(FOB)や海上運賃等がその内訳となるが、これらにつ いては国際相場を適切に反映し妥当なコスト水準として いる。また、国家貿易において輸入業者からの買入に際 しては、見積もり合わせを行い、最も低廉な応札業者を 採用することで適切なコスト意識を持って競争性を確保 している。 ○飼料麦の買入費は、適切なコスト意識を持ちつつ、安 定供給を図るため不足することがないように見込んでい るが、穀物相場や為替相場などが大きく変動するもので あることから、結果的に不用額が発生している。 ○活動実績と見込みについては、飼料用麦の実際の買 入・売渡数量は、その時々の需給動向や国際相場の影 響により増減するものであることから、必ずしも、毎年度 着実に向上していくという性格のものではない。 ― ①当事業については、飼料需給安定法に基づき、政府が輸入飼料(飼料用麦)の買入れ、売渡しを行うことにより、飼料の需給及び価格の 安定を図り、もって畜産の振興に寄与することを目的としており、国家貿易の枠組みの中において、実需者の個別のニーズを踏まえた輸入 が可能となるよう、平成11年度から輸入業者と実需者が連名で申し込む見積合わせ(SBS方式)を導入し、小麦は平成14年度から、大麦は 平成19年度から全量SBS方式に移行している。 点 検 ・ 改 善 結 果 点検結果 ②飼料用麦の買入れ・売渡しは、とうもろこしの代替原料として、需給や相場の状況に応じた機動的な輸入が可能となるよう、平成22年9月 から見積合わせの機会を毎週実施に拡大するなど、その運用を改善している。 ③平成25年度おいては、安全性対策等経費について、輸入飼料麦の品質管理を安全性と効率性の面からより適切に行うことができるよう、 残留農薬等検査の見直しによるコストの縮減を概算要求に反映した。 改善の 方向性 翌年度の予算要求時において、実需者の買受け見込み等を出来るだけ的確に把握すること、また、必要に応じ飼料需給計画の期中改定を 行うなどにより、事業の効率化に努め、適切なコスト意識を持ちつつ、可能な限り達成率を高めるよう対応する必要がある。 外部有識者の所見 ○執行額と予算額の乖離の改善に努めること。 ○予算額を適切に設定すべき。 ○SBS方式導入の効果について、定量的に示すことができないか。 行政事業レビュー推進チームの所見 善事 業 内 容 の 一 部 改 本事業における25年度の執行率は、64%と低くなっている。これは、穀物相場や為替相場が大きく変動したことによるものである。以上のことか ら、「執行額と予算額の剥離の改善」を行うべきであり、本事業は「事業内容の一部改善」とする。 縮 減 飼料用輸入麦の買入費は、穀物相場や為替相場等が大きく変動する可能性がある中で、コスト意識を持ちつつ、不足することがないように適 正な基準を見込んで設定している。 27年度要求については、予算縮減を図るため、港湾諸掛等経費の中の検査手数料を見直し、179百万円の削減を行ったが、一方で、為替 相場の変動により、為替の積算単価を前年度より5円高い102円とした結果、約2百万円増の概算要求額となった。 また、輸入業者と実需者が予め結びついたSBS方式の導入により、実需者のニーズに応じた機動的な輸入が可能となっており、飼料用輸入 とうもろこしとの比較において、飼料用輸入麦の価格変動を踏まえた買入が行われている(25年度実績:1,852千トン)。引き続き、適切な運用に 努めてまいりたい。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 備考 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成23年 0386 平成24年 0433 平成25年 0063 事業番号0054 一般会計 農林水産省 (食料安定供給特別会計) 食糧証券収入 85,100 百万円 428,810百万円 3百万円 調整勘定 指定預金利子収入 156,381百万円 麦売払代 442,169百万円 麦管理勘定 287百万円 輸入麦納付金収入等 98,284百万円 飼料麦買入費 ※財源内訳は25年度当初予算ベースである 62,289百万円(25年度実績) 【見積合わせ(SBS方式)】 A. 輸入業者(組合貿易 他8社) 62,289百万円 ① 輸出国における現品の買付け ② 本邦輸入港までの輸送 ③ 本邦輸入港における引渡し等 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) 港湾荷役経費等 総額 2,404百万円 (主な支払い項目) B.安全性検査経費 13百万円 海外貨物検査株式会社 他2社 C.港湾荷役経費 2,357百万円 株式会社上組 他48社 D.品位等検査経費 1百万円 一般財団法人 日本穀物検定協会 他1社 E.くん蒸経費等 33百万円 三光化学工業株式会社 他22社 事業番号0054 A. 株式会社組合貿易 費 目 使 途 麦買入費 E.三光化学工業株式会社 金 額 (百万円) 費 目 23,330 現品代等 害虫が発見された輸入麦のくん蒸に係る経 くん蒸経費等 費 港湾荷役経費等 安全性検査経費 金 額 (百万円) 8 5 945 港湾荷役経費 品位等検査経費 0 くん蒸経費等 2 計 24,282 計 B. 海外貨物検査株式会社 費 目 使 途 使 途 安全性検査 輸入商社に義務付けている食品衛生法に 基づく残留農薬等の検査に係る経費 経費 8 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 12 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 が支出されている 者について記載 する。費目と使途 の双方で実情が 分かるように記 載) 計 12 計 C. 株式会社上組 費 目 使 途 港湾荷役 経費 輸入した麦を船からサイロまで搬送するた めの荷役経費等 計 G. 金 額 (百万円) 費 目 408 使 途 品位等検査 輸入麦の水分、たん白含有量等の品質が 契約規格を満たしているかを検査する経費 経費 計 使 途 金 額 (百万円) 408 計 D. 一般財団法人日本穀物検定協会 費 目 0 0 H. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 1 1 計 0 事業番号0054 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 見積合わせ 24,282 (SBS方式) - 〃 11,532 - 3 三井物産株式会社 〃 11,216 〃 - 4 丸紅株式会社 〃 8,433 〃 - 5 伊藤忠商事株式会社 〃 1,711 〃 - 6 兼松株式会社 〃 1,588 〃 - 7 CZL株式会社 〃 1,444 〃 - 8 豊田通商株式会社 〃 1,437 〃 - 9 株式会社カーギルジャパン 〃 646 〃 - 入札者数 落札率 1 株式会社組合貿易 2 三菱商事株式会社 輸出国における現品の買付け、本邦輸入港の輸送及び本邦輸入港における引渡し等 〃 10 B. 支 出 先 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 12 - - 2 一般財団法人日本穀物検定協会 〃 1 - - 3 SGS 〃 0.2 - - 1 海外貨物検査株式会社 輸入商社に義務づけている食品衛生法に基づく残留農薬等の検査 4 5 6 7 8 9 10 C. 支 出 先 1 株式会社上組 業 務 概 要 支 出 額 (百万円) 輸入した麦を船からサイロまで搬送するための荷役等 入札者数 落札率 408 - - 2 東洋埠頭株式会社 〃 349 - - 3 日本通運株式会社 〃 264 - - 4 関東グレーンターミナル 〃 161 - - 5 丸全昭和運輸株式会社 〃 131 - - 6 八戸港湾運送株式会社 〃 105 - - 7 苫小牧埠頭株式会社 〃 100 - - 8 三ツ輪運輸株式会社 〃 98 - - 9 パシフィックグレーンセンター株式会社 10 全農サイロ株式会社 〃 92 - - 〃 66 - - 入札者数 落札率 D. 支 出 先 業 務 概 要 1 一般財団法人日本穀物検定協会 輸入麦の水分、たん白含有量等に品質が契約規格を満たしているかを検査 2 一般社団法人日本貨物検数協会 3 4 5 6 7 8 9 10 〃 支 出 額 (百万円) 1 - - 0.2 - - 事業番号0054 E. 支 出 先 1 三光化学工業株式会社 業 務 概 要 輸入麦のくん蒸の実施 支 出 額 (百万円) 入札者数 落札率 8 - - 2 池田興業株式会社 〃 5 - - 3 関東燻蒸株式会社 〃 4 - - 4 日宝化学株式会社 〃 3 - - 5 池田防疫興業株式会社 〃 2 - - 6 AGCエスアイテック株式会社 〃 1 - - 7 岡山県植物検疫協会 〃 1 - - 8 共立サニタリー株式会社 〃 1 - - 〃 1 - - 〃 1 - - 9 北海道防疫燻蒸株式会社 10 仙台港燻蒸株式会社