Comments
Description
Transcript
設問[解答・解説編]
【公開講座設問】 以下に電子納品に関する様々な事項についての設問があります。設問をよく読んで正し い(○)か否か(×)を答えなさい。 ●「工事完成図書の電子納品要領(案)、(平成 16 年 6 月)」のフォルダ構成について。 1)「DRAWINGF」フォルダに、発注図の電子データファイルを「CAD 製図基準(案)」 に従い格納した。×発注図を入れるフォルダは、「DRAWINGS」 2)格納する電子データファイルがないフォルダは作成しなかった。○ 3)その他管理ファイルを格納するため「OTHRS」フォルダを作成したが、監督職員の 承諾を得なかった。×監督職員との協議事項 4)電子媒体に格納する発注図は、発注者より電子データとして提出されたものを格納 し、請負者側にて新たに作成した電子データは格納しなかった。○発注図とは発注 者から工事着手時に渡される図面であり、これを格納する。 ●「工事完成図書の電子納品要領(案)、(平成 16 年 6 月)」について。 5)管理情報ファイルのファイル形式には XML を採用している。○要領(案)明記。 6)OTHERS フォルダ配下に複数のサブフォルダを作成する場合には、監督職員の承諾 を得なくて良い。×監督職員との協議事項。 7)打合せ簿、施工計画書オリジナルファイルとして登録する概要図等を作成する場合、 「CAD 製図基準(案)」に従わなかった。○概要図は「CAD 製図基準(案)」に従わな くてもよいとされている。 8)成果品の管理項目は、工事管理、図面管理、打ち合わせ簿管理、施工計画書管理、 その他管理項目のみである。×写真管理項目がある。 ●工事完成図書の電子納品要領(案) (平成 16 年 6 月)」において、成果品の種類と格納す るフォルダ、ファイルについて。 9)工事完成時の写真をPHOTOフォルダに格納した。○ 10)発注図の図面管理ファイルをDRAWINGFフォルダに格納した。×発注図は DRAWINGS フォルダに格納。 11)施工計画書をMEETフォルダに格納した。×施工計画書は PLAN フォルダに格 納。 12)工事管理ファイルを電子媒体ルートフォルダに格納した。○ ●電子成果品のチェックについて。 13)電子媒体へ格納する前に、チェックシステム等により、管理項目やフォルダ構成を 確認する。○ 14)ウィルスチェックプログラムが動作しているパソコン上で電子成果品を作成した場 合は,最終のウィルスチェックは省略してもよい。×最終成果の CDR に対しウィ ルスチェックする必要がある。 15)チェックシステムがエラーを検出した場合は,エラーの報告書を印刷添付すれば納 品しても良い。×エラー箇所は修正し、エラーが出ない状態で納品する。 16)CAD データは、国総研に HP で公開している SXF ブラウザ等で作画されている内 容等を確認する。○ ●「デジタル写真管理情報基準(案)(平成 18 年1月)」(以下、管理基準案)について。 17) 「PHOTO」フォルダ直下には、撮影した写真ファイルを格納する「PIC」サブフォ ルダと、参考図ファイルを格納する「DRA」サブフォルダを置く。○ 18)参考図とは、撮影位置、撮影状況等を説明に必要な撮影位置図、平面図、凡例図、 構造図等である。○ 19)写真フォルダ(PIC)直下には、写真の種類ごと(現場写真、コア写真、供試体写真 など)にサブフォルダを作成して保存する。×サブフォルダは不要。 20)参考図ファイルの記録形式は、JPEG もしくは CAD ファイルとする。×JPEG ま たは TIFF。 ●「土木設計業務等の電子納品要領(案)(平成 16 年 6 月)」の報告書ファイルについて。 21)用紙サイズは A4 を基本とする。○ 22)システムの環境が異なっても同じ表示が行われるように、フォントの埋め込みを行 う。×フォントの埋め込みは禁止されている。 23)パスワード、印刷・変更・再利用の許可等のセキュリティに関する設定は、なるべ く行うようにする。×セキュリティの設定を行ってはならない。 24)当該ファイル以外の別ファイルへのリンクになるしおり(ブックマーク)に関して は、大項目(章)に関してのみ作成する。○ 25)ファイル容量を小さくすることを前提に解像度、圧縮の設定を行う。×印刷を前提 とした解像度、圧縮の設定を行うことと定められている。 ●「電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】(平成 17 年 8 月)」について。 26)ウィルスチェックは、電子成果品格納前のハードディスク上の電子成果品について のみ行なえばよい。×最終成果の CDR に対しウィルスチェックする必要がある。 27)CAD データの電子成果品は、SXF 形式でやり取りするため、データ内容について ビューア(SXF ブラウザ)で確認する必要がある。○ 28)画像の品質劣化を避けるため、写真のファイル形式は TIFF 形式を標準とする。× JPEG が基本。 29)格納するファイル容量が大きくなり、1 枚の CD-R へ収まらない場合には、DVD-R へ格納し納品する。×DVD-R の使用は不可。複数枚の CD-R に納める。 30)CD-R のラベル面には、必要項目を表面に直接印刷、または印刷したシールを貼り 付けて納品する。×直接印刷、または油性フェルトペンで表記する。