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「DynaCAD」における部分図や座標系の設定方法について
「DynaCAD」における部分図や座標系の設定方法について 会 社 名:ダイナウエアソリューションズ株式会社 C A D ソ フ ト: DynaCAD 土木 Ver10 ■部分図の設定方法 【新規に部分図を作成する場合】 ①用紙に挿入する部分図となるデータを、作図・編 集して保存します。 このとき、その図面(データ)が部分図であること を特に意識する必要はなく、DynaCAD で扱う通 常の図面と同じ作成方法をとります。 図面を開く ↓ 作図・編集 ↓ DynaCAD 形式で保存 ②SXF データの用紙にあたる図面を新規作成します。 通常の[新規図面]でもかまいませんが、[製図基準 新規作成]コマンドを利用して、表題欄やレイヤ等 が設定されている状態で新規の用紙図面として作 成することもできます。 ③開いた新規図面に①で作成した図面を挿入します。 挿入コマンドを実行 ↓ 挿入する図面(①の図面ファイル)を選択 ↓ 倍率(挿入する図面の縮尺)を指定 ↓ 用紙図面上で挿入位置を指示 ④SXF 形式でファイル保存を行います。 1 【既存の SXF データを開いて部分図を編集する場合】 ①SXF 図面データを開きます。 ※この段階では、部分図に含まれる個々の図形を 選択、編集することはできません。部分図に含 まれるの図形を選択すると部分図自身が選択さ れます。 ②開いた SXF 図面から編集する部分図を選択して 別のウィンドウで開きます。 図面 ↓ 部分図一覧から編集する部分図を選択 ↓ 部分図のウィンドウが開く ③開いた部分図ウィンドウでデータを作成・編集し ます。 ④[上書き保存]を行います。 初めに開いた SXF 図面内の部分図データが更新 されます。 ⑤SXF 図面のウィンドウで SXF 保存を実行します。 2 ■座標系の設定方法 DynaCAD のデフォルト座標系は数学座標系になっています。これを XY 軸が逆転した測量座標系にする には、次の操作手順で行います。なお、測量座標系の設定は部分図に対して行うため部分図ウィンドウで 設定操作を行います。 ①[ 図 面 座 標 系 ] コ マ ン ド を 実 行 し ま す 。 ②測量座標系への設定方法を選択します。 左図は図上の 2 点を指示して測量座標系を設定 するときの例です。 以下、この選択での設定方法を述べています。 ③次に座標値を入力するためのダイアログが開 きます。 ④図上の 2 点の実座標(平面直角座標)をそれ ぞれ入力します。 ⑤編集画面上で入力した座標に対応する図面上の 2 点をマウスでそれぞれ指示します。 ⑥測量座標系に変更されると DynaCAD 画面上部のスケールバーに表示された縮尺に「測」の文字が追加 されます。 ⇒ 以上の操作で測量座標系が設定され、以降、座標値を入力する際は実寸の実座標を用いて入力することに なり、図形属性から取得する座標値、長さなどもすべて実寸値で取得されます。なお、単位については、 ミリ、メートルの選択が[システム設定]により可能です。 3 ■問合せ先 ダイナウエアソリューションズ株式会社 URL:http://www.dw-s.co.jp/ 4