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ŸZ“b™ƒ“
(1)
2号
第4
(2
0
11年度・3学期号)
発行
20
1
2年3月19日
「発信」から「討議」へ
学校長
松浦
明生
■ 学年別朝礼
6日制に移行して1年が過ぎまし
た。6日制移行が生徒に与えた良い影
響・効果はいくつか挙げることができ
ますが、その良い効果の一つとして、
学院通信4
0号でもご紹介した学年別朝
礼の実施があります。これは、1週間
に一度、学年単位で行われる朝礼のこ
とで、やり方は学年に任されますので、
時にはクラスに分かれて行う教室朝礼
になることもありますが、通常は中庭
を使っての外朝礼になります。その場
合、先生方からのお話しよりも生徒に
話をさせるケースがもっぱらです。
台の上に上がる生徒は各委員会の委
員であったりクラスの三役であったり
することが多いようですが、常日頃考
えていることで同級生に伝えたいこと
や、あるいは自分の趣味についての話
などを、時には本などの資料も使いな
がら皆、よく準備をして話をしてくれ
ます。なかには準備不足でうまく伝え
られなかった生徒もいますが、こちら
が聞いていてもなるほどと思わせる内
容の話をする生徒もいて感心させられ
ます。場慣れした高校生ならともかく、
中学1年生でもしっかりと話をする生
徒がいて、初々しさだけでなく頼もし
さも感じました。
話を聞く側も同級生の話によく耳を
傾けて聞いています。触発されること
も多いのでしょう。
大勢の同級生の前で伝えたい内容を
正しくかつ説得力を持って伝えること
は難しいもので、期せずして学年別朝
礼は生徒諸君に「発信する」ための格
好の鍛錬の場を提供したように思いま
す。また、聞く側の同級生にもよい刺
激を与えることになったと思います。
■ 討議デモクラシー
さて、自分の考えを発表する場と伝
える力を磨く場を与えられたことだけ
で六甲生は満足すべきでしょうか。
最近、討議デモクラシーという言葉
をよく耳にするようになりました。熟
議デモクラシーとも呼ばれるこの言葉
は、自分たちが選んだ代表に政策決定
を任せるのではなく、人々の間の討議
の重要性を認識し、民衆の討議に裏付
けられた上での政策決定を重視するデ
モクラシーのことをいいます。
討議デモクラシーは国政参加という
レベルでは難しい面がありますが、日
本においても、
福祉、
介護、
まちづくり、
地域行政など市民社会を支える運動に
人々が参加し、討議を重ねた上で決ま
りを作っていった例が、最近地域を問
わず各地で数多く紹介されています。
3学期始業式で生徒諸君に紹介した
例ですが、岩手県大槌町の震災復興計
画は専門家のアドバイスを受けながら
ですが、住民主導で決められていきま
した。また、東京都狛江市で制定され
た多摩川の河川敷でのバーベキュー禁
止条例は住民がおこなった小グループ
に分かれた市民討議会を背景になされ
たものでした。このような市民討議会
は全国で2
0
0以上あるそうです。
東日本大震災を経験した私たちは、
人と人との結び付き、支え合いの重要
性に気がつきましたが、新しいものを
作り上げていくためには、自分の意見
をはっきり述べるとともに相手の意見
にも耳を傾け、修正すべきところは修
正してプランを深化させることが大事
なポイントであろうと思います。この
一連の動きが討議、あるいは熟議と呼
ばれるものです。
このように考えると、しっかりと自
分の意見を述べる生徒を育てるだけで
満足してはいけないことが分かりま
す。彼らの意見を聞いた他の生徒が、
それらの意見に触発されて反応してく
れること、自分の意見を出して互いに
討議し合い内容を深めることがさらな
るステップであろうかと思います。
4月には7
5期生を迎えて新年度が始
まります。六甲生活の中で幅広い教養
と知識を身につけ判断力をも養った六
甲生が、ホームルームや委員会などの
活動の場を通してお互いに討議・熟議
を重ね、発信内容を深化させてもらい
たいものと願っています。
も く じ
校長巻頭言………………………………1
「発信」から「討議」へ
教務部から………………………………2
201
1年度総括
中学入試結果報告
訓育部から………………………………3
201
1年度を振り返って
宗教部から………………………………4
クリスマスメッセージ
クリスマスの集い
生命について考える日
社会奉仕活動
建築委員会から…………………………5
行事報告…………………………………6
競歩大会
7
1期研修旅行
中1わくわくオーケストラ教室
演劇鑑賞
テーブルマナー講習会
校外学習
6
9期卒業式
スキー合宿
学院の生活………………………………10
生徒会活動
保健室から/高1AED講習会
事務室から………………………………11
学校事務室・法人事務室
六甲会(P8)
母の会より
学院の動き………………………………12
クラブ活動/告知板
いままでの記録とこれからの予定/
編集後記
(2)
教務部から
6日制実施結果と新指導要領への対応
6日制の授業が始まり、
1年が経過
しました。
以前のように火曜・金曜の7
時間目がなくなり、
終了時間が変動しな
いことから、
毎日の活動がコンスタント
に行われるようになったと思います。
中学では2
0
1
2年度から全学年で始ま
る新指導要領への対応と、英語・数学
の基礎学力充実を目標に時間数を配当
しました。
基礎力充実に関しては、これまでも
細かく行ってきたノートチェックや小
テストと小テスト不合格者の追試に加
え、
「課題未完成の場合はその日のう
ちに放課後の居残りで仕上げて提出さ
せる」という指導や「長期休暇中の課
題提出ができていない場合も放課後の
居残りで完全に行わせる」という指導
の強化が効果を発揮して、課題未提出
の人数が減少し、英語や数学の遅進者
数が前年度と比較して減少してきてい
ます。来年度も基礎学力充実と遅進者
を出さないことを継続した目標にした
いと思っています。
新指導要領への対応としては、来年
度から中1と中2の体育で必修になる
武道とダンスがあります。保護者の皆
様は、柔道は危険であるなどの報道も
あってご心配になっていると思いま
す。本校では柔道を行う予定にしてお
りますが、今年度の中2の授業で1
0時
間ほど柔道を行い、来年度に向けた準
備を行いました。授業内容としては柔
道の準備運動と補強運動と受身を行
い、危険性のない授業をそれぞれの学
うになりましたが、毎日規則正しく学
年で何回か行う予定にしています。
習できない生徒の場合には大変な状況
高校では2
0
1
2年度センター試験から
になってしまいます。課題を溜めて土
実施の「倫理+政治・経済」という科
曜日や日曜日にまとめて行うことはで
目への対応と、これまで大学入試に向
きません。消化しきれない課題が溜ま
けて授業時間が不足ぎみであった科目
って成績が低下してしまう悪循環に陥
に時間を配当し実力の向上を目指すこ
らないように注意して下さい。残念な
ととしました。しかし、この効果はす
がら悪循環に陥って成績が下降してし
ぐに現れるものではありませんし、来
まった場合は、委員会活動やクラブ活
年度からは、数学・理科で新指導要領
動をある期間休止して、学習時間にあ
移行への先行実施、他の教科では2
0
1
3
てることによって回復を図ることが必
年度から年次進行で新指導要領移行が
要になります。
実施され、2
0
1
2年度以降も教育課程を
今後も6日制で生徒の状況を見なが
改変する必要がありますので、模擬試
らさらに、学力の向上を考えて行きた
験結果や大学入試結果などを見ながら
いと思っています。
(畑堀 克則)
効果を確認し、対応を考えて行きたい
と思っています。
教育課程変更スケジュールと学年・期
新指導要領の中で理科はこれ
西暦 2
0
1
2年度 2
01
3年度 2
01
4年度 2015年度
までの科目が大きく変わりま
中1
7
5期
7
6期
7
7期
78期
す。2
0
1
5年度大学入試(7
2期生
中2
7
4期
7
5期
7
6期
77期
受験予定)のセンター試験は表
中3
7
3期
7
4期
7
5期
76期
のような科目と選択方法になり
高1
7
2期
7
3期
7
4期
75期
ます。
東京大学が1
1月、
京都大学
高2
7
1期
7
2期
7
3期
74期
が1
2月に発表した選択方法は、
高3
7
0期
7
1期
7
2期
73期
両大学とも文科系はAパターン
2
0
1
5年度センター試験の科目と選択方法
2科目選択、理科系はDパター
科目
選択数
ンです。他大学は未発表ですが、 選択パターン
物理基礎・化学基礎 4科目から
両大学に準ずることが予想され
A
生物基礎・地学基礎 2又は1科目選択
ますので、これに合わせて理科
物理・化学・生物・地学 4科目から1科目選択
B
の教育課程を改変することにし
物理基礎・化学基礎 4科目から
ています。
生物基礎・地学基礎 2又は1科目並びに
C
中学でも高校でも、6日制の
物理・化学・生物・地学 4科目から1科目選択
時間割では毎日のリズムを崩さ
D
物理・化学・生物・地学 4科目から2科目選択
ず、コンスタントに課外活動や 標準単位数は、基礎科目はそれぞれ2単位、基礎を付してい
家庭学習を行うことができるよ ない科目はそれぞれ4単位です。
33333
333333333
333333333
33333
中学入試結果報告
今年度も無事中学入試を終えること
ができました。結果は、別表の通りに
なっています。志願者数が減少し、ま
た入試問題はやや難化し、受験者合計
平均点は昨年度と比べて大きく下がり
ました。
今年度の合格者登校日に保護者対象
にアンケートを実施させて頂きました
① 2
0
1
2年度 A日程入学試験結果
募集人員 約150名
志願者 3
4
1名
② 2
0
1
2年度 B日程入学試験結果
合格者 1
6
7名
算 数
60分 1
5
0点
理 科
5
0分 1
0
0点
合 計
40
0点
志願者 5
0
3名
科目
国 語
時間・配点 6
0分 1
50点
受験者 1
9
2名
合格者 50名
算 数
6
0分 1
5
0点
作 文
40分 5
0点
合 計
350点
276
最高点
1
30
1
4
0
43
最低点
2
7
0
4
39
21
5.
8
平均点
7
9.
1
6
9.
8
28.
8
177.
6
24
9.
2
合格者平均点
9
6.
9
95.
1
32.
6
224.
6
最高点
1
15
1
46
9
4
3
1
9
最低点
3
1
0
2
8
88
平均点
82.
6
6
6.
7
6
6.
4
合格者平均点
88.
9
8
5.
6
7
4.
7
合格者合計最高点 31
9
募集人員 約4
0名
受 験 者
受 験 者
科目
国 語
時間・配点 60分 150点
受験者 3
1
4名
(回答1
7
5名)
。その中で、本校を志望
した理由について1番多かったのが、
中高一貫校(1
4
0名)
、続いて教育理念
(1
2
9名)
、偏差値・学校のレベル(1
0
6
合格者合計最低点 2
1
2
合格者合計最高点 2
76
合格者合計最低点 2
08
(3)
名)
、校風(9
9名)
、学校の雰囲気(9
6
名)でした。また、今年度の志望理由
書を見ましても、本校の教育理念や特
色に賛同し、本校を強く志望する受験
生や保護者の方が多いことがわかりま
す。
受験生を集めるために変化に走る私
立校が多い中で、良き伝統を守り続け
ている本校を評価するという保護者の
方。電車の中で礼儀正しい六甲生を見
て、ご子息を本校に入学させたいと願
う保護者の方。学校見学の時に、六甲
生と教員とのやりとりに感動し、本校
で素晴らしい人間関係を築いてほしい
と願う保護者の方。六甲の坂道を6年
間通学した経験を大きな自信につなげ
てほしいと願う保護者の方。文化祭で
階段を歩いておられるお年寄りの方に
自然に声をかけ、寄り添い手を差し出
す六甲生を見て感動したという受験
生。三宮で赤い羽根募金をしている六
甲生を見て、同じような活動をしたい
と希望する受験生。本校は自然が豊か
なので、様々な動植物を観察したいと
いう受験生。新校舎に4つある理科実
験室で様々な実験をし、学習センター
で多くの本を読みたいという受験生。
本校は昨年度から6日制に移行し、
今年1
1月には待望の新校舎への引越を
予定しています。新入生の期待に応え
ることができるように、
「New 六甲」
で、より充実した教育活動を展開でき
ればと思います。7
5期生も、これから
の6年間を通じて、知性を磨き、心を
育 て、行 動 力 を 養 い、MAN FOR
OTHERSの精神を持ったリーダーに
成長してほしいと思います。
(坂根 伸治)
訓育部から
1年を振り返って
昨年4月から、武宮先生の遺された
心への「原点回帰」と「行住座臥」を重
視して訓育活動を見守ってまいりまし
た。しかしこの1年を振り返ってみま
すと、仮設校舎での生活や週6日制へ
の移行など、生徒たちを取り巻く環境
も以前とは大きく変わったためでしょ
うか、全般的に学校生活に落ち着きが
見られず、多くの問題となる行動が見
受けられました。携帯電話・ipod・
漫画・ゲーム機などの学校生活に不要
な物の持ち込みをはじめ、遅刻、買い
食い、タクシー・自家用車通学、ゲー
ムセンター・飲食店への立ち寄り、校
舎や物品の破損、喧嘩、いじめ、怠学、
盗難、
警備員さんに対する横柄な挨拶・
態度など実に多くの問題となる行動が
報告されました。また学校に対する苦
情も多く、そのほとんどが通学時にお
けるマナーに関するものです。電車内
では、通路やドア付近に荷物を置いて
通行の妨げになる、大声で会話をした
り騒いだりする。通学路では道に広が
って歩き迷惑、ぶつかってもあやまら
ない、
道で遊びながら帰る、
学校周辺や
近隣のマンションの敷地内まで車に乗
ってくる生徒がいる。注意をすると無
視または文句を言ったり睨みつけたり
するなどで、
中には六甲は迷惑、
どんな
教育をしているのか、勉強はできるの
かもしれないがマナーはなっていない
などときびしいご意見もありました。
ところで、これら問題となる行動は
どうして起こるのでしょうか。例えば
学校に対する苦情1つとってみても、
礼儀・マナーをわきまえない六甲生の
自分勝手な行動が他の人に不快感を与
えているのです。これは本校の理念で
あるMan for othersの精神から考え
ても本末転倒です。すべて毎日の生活
の中で、少しぐらいならいいとか、軽
い気持ちでとか、細やかな配慮のなさ
が他の人に不快感を与えているので
す。そして、それらの行動を学校で注
意されて初めて問題点に気がつき反省
する場合が多いのです。これら問題と
なる行動が引き起こされる原因として
は3つあり、①冷静さを欠いている、
②行動シミュレーションができていな
い、③自己中心的な考え方が前面に出
て、細やかな配慮、相手に対する配慮、
すなわち気配りが欠けていることで
す。これらを改善するためには、いつ
も冷静沈着に相手の立場に立って物事
を考え予測して行動することです。迷
惑にならないか、自分がされたらどう
思うか、特に周りへの影響を十分に考
えて行動する必要があるのですが、最
近の人たちはそのあたりがどうも苦手
なようです。例えば電車内の行動にし
ても、降りる人が降りてから乗る、席
は人に譲る、ドア付近には立たない、
グループで騒がない、荷物は肩にかけ
ずに網棚や体の真下に置くといった少
しの細やかな配慮が、他の乗客の方と
気持ちよく乗車するための配慮で、こ
ういう気配りこそが大切なのです。
六甲では、体育祭・文化祭や募金を
はじめとする奉仕活動といった特別な
活動には目を見張るものがあり、本当
に素晴らしいと思います。しかし、こ
れら特別な活動だけではなく、普段の
生活、日常の生活をもっと重視してほ
しいと思います。なぜなら、その日常
生活の積み重ねの延長線上に体育祭や
文化祭、奉仕活動などの特別な活動が
あるからです。これら特別な活動だけ
があるのではないのです。スポーツの
世界では普段の練習を疎かにして試合
だけ頑張っても勝てませんが、それと
同じだと思います。問題となる行動が
なく、皆が安心して気持ちよく生活が
でき、近隣地域の方々に愛される学校
になること、これこそが本当の意味で
のMan for othersにつながっていく
と思います。今後はこのことをもっと
生徒たちに訴えていくと同時に、すべ
ての生徒が周りのことを考え行動でき
る人、気配りのできる人になれるよう
導いていきたいと思います。ご家庭で
もご協力のほどよろしくお願いしま
す。
(山本 隆昭)
(4)
宗教部から
クリスマスメッセージ
1
2月2
2日の終業式の日に行われたク
リスマスメッセージは、被災地である
岩手県大船渡市で内科医院を営む山浦
玄嗣(やまうらはるつぐ)氏に講演を
していただきました。
山浦先生は故郷のケセン地方の方言
研究で有名になられ、
『ケセン語大辞
典』を書きあげるとともに、ギリシア
語からケセン語への聖書翻訳をなさっ
た方です。4つの福音書をケセン語に
翻訳し、大きな反響と高い評価を受け
ておられます。震災後に、完成間近だ
った『ガリラヤのイエシュー』に手を
入れなおして出版し、文春新書からも
『イエスのことば』
を出されています。
講演では前半で東日本大震災の際の
大変な体験が語られ、津波のものすご
さを伝えていただきました。山浦内科
医院には、震災後にたくさんの患者さ
んが押し寄せ、薬が不足して、患者さ
んに3日分、5日分などのわずかな分
しか渡せなかったこと。その際に、
「自
分は近いからまた来るので、遠くから
来た人に回してやってください」と申
し出る人、自分の奥さんと津波
の水の中を逃げる途中で、つか
まっていた奥さんが手を離して
しまい亡くなった人のこと、震
災直後には気丈だったのに、し
ばらくすると痴呆状態になって
しまったお年寄りのことなど、
圧倒させられる体験を聞かせて
いただきました。
後半では、ふるさとの言葉に
聖書を翻訳する作業を通して気
付いたこと、理解が深まったこ
ととして、
「愛」と訳している
アガパオーというギリシア語は、本来
の意味としては「大切にする」と訳す
方が真意が伝わるとして、有名な「敵
を愛し、憎む者に親切にせよ」を「敵
(かたき)であってもどこまでも大事
にし続けろ。お前さんたちを嫌ってい
る者たちにも親切を尽くし続けろ」
(ル
カ6章2
7節)と訳されています。
最後に講演の演題「ようがす、引ぎ
受げだ」について熱く語られました。
どんなに過酷な状況に直面しても、神
さまとともにその大変さに積極果敢に
取り組んでいく覚悟を、
「わかりまし
た、お引き受けします」という意味の
ケセン語「ようがす、引ぎ受げだ」に
込めていること、あなたたちも自分の
使命や課題に対して逃げ腰にならずに
「ようがす、引ぎ受げだ」と、真正面
から向き合う生き方をしてください、
と励ましていただきました。
(吉村 信夫)
クリスマスの集い
1
2月2
3日に約1
5
0人が参加して、ク
リスマスの集いをカトリック六甲教会
で行いました。生徒たちの出し物、演
劇やジャグリングのほか、ビンゴをし
て楽しみました。クリスマスミサをと
もにささげて祈り、最後に持ち寄り形
式での食事会をして分かち合うことが
できました。
この場をおかりして、たくさんの手
作りの料理やさまざまな食べ物を持参
してくださった皆さんに感謝とお礼を
申し上げます。
(吉村 信夫)
「生命について考える日」の講演
毎年、阪神淡路大震災の1月1
7日前
後の日に、
「生命について考える日」を
設けて、いのちの大切さをさまざまな
角度から考え、思いめぐらすようにし
ています。
今回は、フォトジャーナリズム専門
の 月 刊 誌“DAYS JAPAN”の 編 集
長であり、報道写真家である広河隆一
氏に来ていただきました。ご自
身が撮影された多くの写真の映
像をスクリーンに映しながらの
お話でした。
1
9
8
0年代のパレスチナでの紛
争取材で実感した占領者の非人
間性、隠ぺいされた虐殺、報道
することで世界にその暴虐を知
らせる意義など、ふだんはマス
コミがフィルターをかけてしま
う(つまり悲惨な写真を見せな
いままに戦争報道を行っている)ため
に戦争が実際には人を殺すことである
ということが見失われている現実を教
えていただきました。
チェルノブイリ原発事故の現場に5
0
回以上取材に行ったこと、今回の福島
第1原発には3月1
2日に出かけて取材
したこと、双葉町役場では計測器の針
が最大で振り切れていたくらい放射能
汚染が深刻であったことなどを紹介す
るとともに、最後に報道することの大
切さを訴え、真実に立脚して判断する
報道の受け手の姿勢を培ってください
と訴えられました。
(吉村 信夫)
(5)
社会奉仕委員会
1
六甲の募金の送金先について
昨年1
0月以降の募金項目・送金先と
金額を報告致します。
(カッコ内送金団体・施設)
①インド募金(ダミアン社会福祉センター)
2
5,
0
0
0ドル(約1,
9
5
0,
0
0
0円)
②東日本大震災救援金(カリタスジャ
パン・世界の医療団) 1
8
0,
0
0
0円
③平成2
3年台風1
2号災害義援金(日本
赤十字和歌山・奈良) 1
4
0,
0
0
0円
④社会奉仕関連施設(レーベンスシュ
ーレ・社会活動神戸センター・少年
の町・ゼノの村)
3
0
0,
0
0
0円
⑤海外援助団体(WFP国連世界食料
計画・PPF)
1
8
0,
0
0
0円
インド募金は、毎年2回ほどに分け
て送金されます。次回は第8回インド
訪問団が施設に行く折に、直接所長に
手渡ししていただく予定です。東日本
大震災救援金については、昨年3月∼
4月に災害緊急支援団体6カ所に合計
1
6
2万円送金していますので、これま
での送金総額は1
8
0万円です。海外援
助団体のうちの1
0万円分は、9月に社
会奉仕委員会が呼びかけたソマリア難
民食糧危機緊急支援募金です。社会奉
仕委員が日本の自然災害ばかりではな
く、海外の飢餓の窮状にも敏感に対応
して、募金活動の中心を担ってくれま
した。
募金送金先・献血・ホームレス支援活動報告
2
献血について
今年度の献血は1
2月1
5日に行われま
した。例年と異なり今年から4
0
0ml献
血のみとなりました。4
0
0ml献血の対
象年齢は1
7歳からとなり、高校2年生
で誕生日を迎えた人は、献血ができま
す。昨年までのように1
6歳になった高
1以上の2
0
0ml献血希望者は、参加で
きなくなりました。輸血を必要とする
方にとっては、多くの人達から血液を
受けるよりも少数から受けるほうが健
康上のリスクが少ないため、4
0
0ml献
血の血液を優先して用い、2
0
0ml献血
の血液はそれほど用いられなくなって
いるようです。
献血車1台で、献血受付者数7
6名、
献血者数6
2名でした。献血車1台につ
き1日5
0名の献血者数が目標だそうで
す。その目標を上回る献血者に兵庫赤
十字血液センターの職員の方々も感謝
して下さっていました。社会奉仕委員
は献血案内や受付手伝いの仕事を熱心
にしていました。
月1
2日・1月2
1日・2月2
5日の合計3
回、全学年から2
4名が参加しました。
参加者たちの多くは、仕事を求めても
就けない不安の中で、寒さに震えたり
病気を抱えていたり若者の襲撃に怯え
たりしながら野宿をする方たちとの出
会いを通して、社会の様々な課題に気
づき、人を人として大切にする社会を
築きたいという願いも芽生えるようで
す。
(高橋 純雄)
3
ホームレス支援活動について
年末年始には、神戸の東遊園地での
ホームレス支援炊きだし活動(神戸の
冬を支える会)に、中3∼高2の6名
が参加しました。釜ケ崎の夜回り活動
(釜ケ崎キリスト教協友会)には、1
1
建築委員会から
新校舎建設工事は最も時間のかかる
基礎工事が終わって躯体工事に入って
います。ほぼ毎日工事の進捗状況を見
ておりますが、2月末現在、一階から
2階にかけて床、柱、壁の順にどんど
ん工事が進んでいるのがわかります。
全国的に東日本大震災の関係で作業員
の確保に影響が出始めていますが、今
年の1
0月末の完成にむけて最大限努力
してまいりますのでご理解よろしくお
願いいたします。
工事と平行して委員会では新校舎の
各教室に入れる家具の選定をすすめて
まいります。メルシュ修道士のつくら
れた一部の家具を除きほとんどすべて
の家具を新校舎にふさわしいよう新品
にいたします。
新校舎が完成した後、講堂・体育館
棟の改修工事が始まります。アトリウ
ム、現図書館部分の改修後のイメージ
図を仮設事務室前に掲示しておきます
ので、ご来校の折にご覧下さい。
2
0
1
3年4月の竣工まで保護者会など
でこれからも保護者の皆様にはご迷惑
をおかけしますがよろしくお願いいた
します。
前回の学院通信以降決まったことを
お知らせします。
①太陽光発電は最大出力8
0kwのパネ
ルを最上階屋上全面に設置します。
発電量としては夏休み中であれば学
校が消費する電力をすべてまかなえ
るだけあります。
②生徒用トイレはウォシュレット機能
がついたものを設置します。
③新校舎では掃除区域が増加します
が、一部業者に委託することで生徒
の掃除の負担を軽減いたします。
④放課後の補習がやりやすい環境を確
保いたします。また監督がついた沈
黙の自習室から自由な雰囲気の自習
室まで四箇所の自習スペースを確保
します。
⑤現在使用中の家具のうち廃棄するの
がもったいないものは東チモールに
できるイエズス会の姉妹校に送りま
す。
⑥地震など災害時の停電に備えて非常
用電源を確保します。
(佐久間 肇)
(6)
行事報告
20
11年度 第6
5回
去 る1
1月1
7日(木)
、第6
5回 六 甲 強
歩大会が、グリーンピア三木で実施さ
れ、例年の通り中学1年生から高校2
年生までの生徒たちが、3
1㎞の距離に
挑みました。
当日は天候も良く、非常に暖かい一
日だったのですが、出走者にとっては
少し気温の高いコンディションとなり
ました。今回は、欠席がわずか1
0名で、
役員4
6名、出走8
6
9名(完走8
5
6名)で、
総勢9
1
5名の参加となりました。
暖かいコンディションのため、給水
ポイントに用意したスポーツドリンク
や氷砂糖がほぼ全て消費され、何とか
強歩大会
ギリギリだったのは近年にないことで
した。そんな中、昨年度までの現高校
3年生(6
9期)の細澤君の5連覇のあ
と、全校でトップにたつのは誰なのか、
注目されるところでしたが、やはり、
予想通り高校1年生(7
1期)の安藤君
がトップでゴールテープを切り、初優
勝を飾りました。タイムも2時間を切
って1時間5
7分2
1秒という素晴らしい
記録を出してくれました。来年度の2
連覇を期待したいと思います。また、
上位入賞者をみると、高校1年生・高
校2年生の頑張りが目立ち、普段の取
り組みの真剣さと上級生としてのプラ
イドを感じました。中学生も来年度・
再来年度はそうなるものと信じていま
す。そして、初めての中学1年生(7
4
期)にとっても良い経験になったこと
と思います。
当日は、母の会のお母様方にうどん
の炊き出しをして頂いたり、卒業生の
ドクターに来て頂いたりと多くの方々
にお世話になり、無事、強歩大会を終
えることができました。この場をおか
りして、お礼を申し上げたいと思いま
す。ありがとうございました。
(塩見 博彦)
2011年度 第65回 強歩大会 全校ベスト10
全校 1位 高1 安藤
謙
記録1時間5
7分2
1秒
2位 高1 田中 絃貴
記録2時間0
8分3
9秒
3位 中3 楢原 健斗
記録2時間1
2分1
4秒
4位 高1 前田将太朗
記録2時間1
2分2
4秒
5位 高2 三輪谷良太
記録2時間1
4分0
5秒
6位 高2 中山 駿吾
記録2時間1
5分0
0秒
7位 高1 中村 崇文
記録2時間1
7分3
2秒
8位 高1 三宅
亮
記録2時間2
1分2
0秒
9位 高2 井上 拓也
記録2時間2
1分4
7秒
1
0位 中3 石田 優輝
記録2時間2
1分4
9秒
研修旅行報告
今回の研修旅行で何よりも残念だっ
たのは、インフルエンザを発症した生
徒が出たため、全員で沖縄に行けなか
ったことです。また、研修旅行後の翌
週月曜日に欠席者が多く学年閉鎖にな
ってしまいました。風邪やインフルエ
ンザが流行しやすい季節である2月に
研修旅行を続けることが適当なのかを
関係各方面に検討してもらうよう、今
回の研修旅行引率教員団から依頼した
次第です。もしこの季節に旅行を続け
るなら、次年度以降の高1生には受験
生と同様インフルエンザの予防接種を
勧めることが必要かとも感じました。
そんな中での旅行では ありました
が、
旅行自体は充実したものでした。
2
つの面からお話ししたいと思います。
まず第1点は沖縄の自然・歴史に触
れられたことです。初日、2日目は最
高気温が2
5度まで上がり、夏服でも暑
いぐらいの気候で皆驚きました。また、
歴史学習も総じて真剣な態度で接して
おり感心しました。私は沖縄研修旅行
の引率は今回で3回目ですが、2日目
に行った平和祈念資料館は年によって
は時間を持て余し気味にする生徒が散
見されます。それにもかかわらず、今
年は時間が全然足りない状況でした。
午後に行ったおきなわワールドの時間
を少し削ってこちらに回せばよかっ
た、
というのが引率教員団の反省です。
第2点は生活面、学年のまとまりと
いった面です。初日の朝は8時に伊丹
空港集合でしたが、遅刻者が1
4名も出
てしまいました。沖縄到着後、特に1
日目には「○時集合」と言われ、本当
に○時に来る生徒が数人いるため、
1
8
0
人の団体行動に遅れが生じることがあ
りました。教員だけではなく、研修旅
行委員の間でも「これはまずい」とい
うことに気付き、彼らが呼び掛けたと
ころ、完璧とは言えませんでしたが、
徐々に時間通りに事が進むようになり
ました。3泊目の夜には毎年恒例の打
ち上げを行いましたが、委員からのア
イディアで今年は初の試みとしてお菓
子を出す立食パーティーを行い成功し
ました。打ち上げの演目もよく考えて
いましたが、残念だったのは予定終了
時刻の2
2時半を3
0分近くオーバーして
しまったことです。早いもので4月下
旬にはもう7
1期生の中から文化祭委員
長が決まります。このように時間の管
理がいい加減だと下級生の文化祭時の
帰宅時刻が遅くなってしまいます。こ
の失敗を文化祭に活かしてもらえれば
と考えています。そのときは、今回研
修旅行に参加できなかった生徒と一丸
になって!
(後藤 晃一)
(7)
中1わくわくオーケストラ教室
中学1年生は1
0月2
1日、兵庫県立芸
術文化センターで行われた「わくわく
オーケストラ教室」に参加しました。
午後2時から1時間、岩村力指揮兵庫
県立芸術文化センター管弦楽団の演奏
を楽しみました。レナード・バーンス
タインやチャイコフスキー、ストラヴ
ィンスキーの楽曲が演奏されたほか、
オーケストラの楽器紹介、またホール
のさまざまな音響・映像設備が紹介さ
れました。生徒たちは例年になく静か
に熱心に聴いていました。
(小林 信三)
文化は育てる
1
0月2
8日、本校での演劇鑑賞会とし
て、東京芸術座による『1
2人の怒れる
男達』を、全校生で観劇しました。重
厚な大道具と抑制の利いた照明によっ
て、講堂が、普段目にしている姿から
劇的な空間に仕立て直されている様子
を目にした時より、生徒達はお芝居の
世界に誘われていきます。1
2人の陪審
員に委ねられたのは、スラムの札付き
不良少年の命。父親を殺したという容
疑で逮捕され、死刑か無罪か、議論を
戦わせる中で、人間がいかに先入観や
主観から逃れられないかということが
明らかになっていきます。
劇中では何も新しい証拠は示されま
せんでした。提示されたのは、
「確実
な証拠や証言」というものなど存在し
ない、という現実だけです。事件の真
相は明らかにされず、結局少年は容疑
者のまま終幕を迎えます。フラストレ
ーションの溜まる結末と感じた人もい
たことと思います。2時間ドラマを見
馴れた我々にとって、
「真犯人」が分
かり、
「納得」する結末を迎えたわけ
ではないお話は、忍耐力を必要とする
ものであったかもしれません。
この芝居が確認しようとしていたこ
との一つは、
「疑わしきものは罰せず」
という大原則です。平素から「犯人捜
し」に溜飲を下げ、自分の狭い領域で
の納得を得て満足しがちな自分を自覚
し、考え続けること。偏見に満ちた劇
中人物を客観視し、忌み嫌いながらも、
秋の文化行事
テーブルマナー講習会は、六甲で3
年目の実施となります。毎年、ホテル
の方と話し合いながら改良を繰り返
し、良い形で定着してまいりました。
「今年もテーブルマ ナ ー に 行 き ま す
か?」と尋ねてくる子供たちも多数お
り、楽しみにしてくれているのだなと
思います。
「学生時代にテーブルマナ
ーをちゃんと教わったことがないから
なぁ…」と半分勉強気分でぴっと背筋
を伸ばして引率して下さるお若い先生
もいらっしゃり、こちらも張り合いが
出ます。講師の横山先生の上手な楽し
いお話を聞き、美味しい料理をいただ
きながら、明るく意欲的にマナーの実
践ができました。午後には芸術鑑賞会
もあり、ゆったりと文化的な秋の一日
を送りました。横山先生が、
「テーブ
ルマナーは、堅苦しくかしこまるため
に行うのではなく、相手への思いやり
でも「彼」も実は自分かもしれないと
自問すること、それが、戯曲のねらい
です。
中学生には、どこまで理解できるか
不安な面もありましたが、それぞれに
尊重して受け止めていた鑑賞態度でし
た。ありがたい「文化」というものが
あるのではなく、誰かが大切にしてい
るものを感じて、尊重することが文化
的なものを育んでいく態度なのだと思
います。自分の分からないことこそが、
自分を伸ばしていきます。中学生も高
校生も、様々な刺激を通じて、心と体
が成長していきます。日々の生活の中
で感じたことなど、本当に些細な気づ
きが、成長の種になることがあります。
ご家庭でも、日常の話題の中で、ちょ
っと気づかれたことなど、どんなこと
でも、お話し頂ければ、ありがたいで
す。
(四宮 豊)
∼テーブルマナー講習会∼
のために行うもの」
というようにおっし
ゃいましたが、
実践してみてそのように
感じた子供たちも多くいたようです。
同時にホテルステイマナー講習会も
行いましたが、講師の谷先生が映像を
使って分かりやすくホテルの歴史やホ
テルでの過ごし方を説明して下さいま
した。ホテルでの過ごし方は沖縄研修
旅行の事前学習にもなっています。子
供たちは、今年から題材に取り入れら
れたホテルの歴史の話を特に興味深く
聞いていたように思います。
7
1期生が中1の時に授業担当をして
いただいた実習助手の吉岡先生にも引
率に加わっていただきました。吉岡先
生は高1になった7
1期生との再会をと
ても楽しみにされており、すっかりお
兄さんになったと嬉しい驚きの感想を
持たれていました。
フォーク・ナイフを使って一通りの
料理のいただき方を学ぶということ
で、メニューはオードブル・スープ・
メイン(肉系)
・デザート・パン・コー
ヒーとなっています。今回、
「量がも
の足りなかった」という声がちらほら
聞こえました。より良い講習会とする
ため、メニューも含め、ご意見等ござ
いましたらお聞かせ下さい。今後とも
よろしくお願い申し上げます。
(岩井 あづさ)
(8)
校外学習
2学期中間考査後の1
0月2
5日、校外
学習を実施致しました。各学年ごとの
行き先は次表の通りです。
学年
中1
中2
中3
高1
高2
高3
行 先
滋賀県立琵琶湖博物館
奥多々良木発電所、生野銀山
姫路セントラルパーク
飛 鳥
関西電力大飯発電所
京 都
校内での日常的な活動とは違った新
しい発見やグループ活動などで、各学
年ともに充実した一日を過ごせたよう
です。各学年会からの報告を紹介致し
ます。
(小泉 洋)
●中1●
中学1年生は滋賀県立琵琶湖博物館
に行きました。琵琶湖を中心として滋
賀県(近江国)
の歴史・自然環境・人々
の暮らしなどさまざまな総合的な展示
を見学しました。図書館を中心に事前
学習を実施し、終了後に宗教の時間を
使って新聞作りを進めました。生徒た
ちは新聞の記事になるようなさまざま
な情報を熱心に収集していました。
(小林 信三)
電所は地下約1
0
0mの位置にあり、2
つのダム湖を直径5mの導水管で結
び、発電と揚水を行う巨大構造物です。
今年の夏以来毎日のように報道される
逼迫した電力供給状況の中での今回の
見学は、毎日の生活に密接に関係する
事柄であるだけに、大変有意義なもの
となりました。
(森本 吉紀、谷川 敬次)
●中3●
中学3年生は姫路セントラルパーク
で校外学習を行いました。サファリパ
ーク内では、あちこちに解説が流れる
装置が備えられ、バスがそこに近づく
と機械が感知して、自動的に車内放送
で動物についての説明を聞くことがで
きるシステムで、動物を間近に見なが
ら、興味深い生態について学ぶことが
できました。サファリ見学の後は、隣
接する遊園地で班ごとに昼食や乗り物
を楽しみました。集合から解散まで、
誰一人遅刻せず、また大きなルール違
反やトラブルもなく、スムーズな団体
行動が取れていたのが印象的でした。
いにも班別行動によるサイクリングを
行うことができました。日本の原風景
とも言える景色を堪能することができ
た1日でした。
(後藤 晃一)
●高1●
高校2年生は関西電力の大飯原子力
発電所を見学しました。場所が福井県
の大飯町ということで往復には時間が
かかりましたが、折からの原子力発電
に対する社会的関心の高まりもあり、
また校外学習という機会でもなければ
まず見学することはなかろうというこ
とで断行いたしました。実際には○○
号機の建物を外から見たのと模型及び
バーチャル映像による見学だけでした
が、建屋の区域に入るのに1人ずつ学
生証を見せた上で「見学者」というID
カードを首から提げてでなければ入れ
ないという「ものものしい警戒体制」
を経験することができました。
●中2●
中学2年生は奥多々良木発電所と生
野銀山を訪問しました。兵庫県内であ
りながら、バスで片道2時間と少し遠
方で、なかなか個人では訪れることの
ないような場所でしたが、事前学習も
あったおかげで、現地では案内の方が
感心されるほど熱心にメモをとる姿が
見られました。特に奥多々良木揚水発
(酒井
泰輔)
●高3●
(西山
隆之)
●高1●
高校1年生は明日香村に行きまし
た。当日の天候が悪く、現地に到着す
るまでのバスに乗っている間も断続的
に雨が降り、当初予定していたサイク
リングが危ぶまれました。急遽、飛鳥
資料館で見学をするというプログラム
を追加し、見学後なんとか雨がやみま
した。予定より短くなりましたが、幸
高3学年会では校外学習実施を9月
中に決定し、行き先を生徒アンケート
と投票で決めました。投票結果は、1
位 京都自由行動、2位 奈良自由行動、
3位 USJ(学習プログラム)
。
当日はJR京都駅と阪急河原町駅で、
グループごとに現地集合。京都自由行
動は昨年に続き二度目でもあり、
大き
な遅刻もなく、
穏やかな日和にも恵ま
れ、
生徒たちはそれぞれのグループ行
動で楽しい一日を過ごしたようでした。
(岩下 伸雄)
六甲会 よ り
六甲会は、本学創立の精神に則り、よき伝統を守り、六甲中学校・高等
学校の教育活動を援助することを目的として、会員である保護者の中から
役員を選び、種々の事業を行っています。来年度も引き続きご協力をいた
だきますよう、お願い申し上げます。
2
0
1
2年度も6月の保護者会と共催で、総会を行う予定です。予算・決算
並びに新役員人事を審議していただきます。
(会長
田村
匡)
●2
0
1
1年度活動報告
5月1
9日 理事会
6月9日 六甲会総会
6月2
3日 理事会(新旧役員引継ぎ)
1
0月2
0日 理事会
(9)
第69期生
暖かい陽射しに恵ま れ た2月1
1日
(土)
、6
9期生1
7
8名の卒業式が行われ
ました。午前1
0時、音楽部の演奏に合
わせ卒業生が元気よく入場しました。
式の最初に行われた「感謝と祝福のた
めの祈り」では、北村康雄君が聖書朗
読を行い、卒業生、在校生、保護者、
教職員それぞれの代表者による共同祈
願がささげられ、6年間の感謝と前途
への祝福を全員で静かに祈りました。
「卒業証書授与」では、卒業生一人ひ
とりの名前が読み上げられ、6年間の
思いを込めて大きな声で堂々と返事を
してくれました。
「表彰状授与」では
6ヶ年皆勤賞1
6名、3ヶ年皆勤賞1
3名、
卒業式
3ヶ年精勤賞4
0名と多くの生徒が表彰
されました。
松浦校長の式辞では「6
9期生は仲間
同士共鳴し合うことで良き人間に成長
し、他の人々に仕える姿勢を持つこと
ができた。卒業後も新たな人間関係の
中で共鳴していって下さい。そして
For Othersに生きる人間として、縁
社会ではなく支援社会を築くために活
躍して下さい」と巣立ってゆく6
9期生
への大きな期待が述べられました。
高校2年生 生徒会長の上野学君か
らの「今いる世界を終わらせ新しい世
界に旅立つ過程を繰り返すことで子供
から大人へと成長していく」との送辞
に対して、卒業生を代表して中井亮君
が「絶えず大切にされてきた愛の精神
が今後も六甲に永遠なるものとして存
在し続けることを願います。7
0期から
7
4期の皆様も愛と喜びと希望に満ちた
生活が送れますようにお祈りします」
という後輩へのメッセージを含む、と
ても堂々として立派な答辞を述べてく
れました。後輩達もしっかりと受け止
めてくれたように感じられました。
伯友会の五百旗頭会長の祝辞、六甲
会の田村会長の祝辞と岩崎理事の卒業
記念品目録の贈呈と続きました。最後
に校歌を斉唱し、温かい拍手に送られ
て卒業生は退場しました。
6年間6
9期生を支えて下さった全て
の皆様に感謝致します。ありがとうご
ざいました。皆様のお蔭で6
9期生も立
派な青年に成長することができまし
た。彼らが六甲での経験を活かし、
様々
な場所でリーダーシップを発揮し、活
躍してくれることを祈っております。
(江口 正芳)
スキー合宿
1月3日から7日の日程で、中学2
年生は戸狩温泉スキー場へスキー合宿
に出かけました。3日の午後1
0時に神
戸を出発し、バスは高速道路を乗り継
いでスキー場に向かいました。4日明
♪
♪
2
0
1
2年3月2
9日(木) 1
7:3
0開場 1
8:0
0開演
うはらホール (東灘区民センター) JR住吉駅すぐ
シーアの駐車場が利用できます(有料)
目
♪
六甲学院音楽部第4
2回定期演奏会
♪
曲
した。スキーがまったく初めての人か
ら大変上手に滑れる人まで、グループ
に分かれ指導を受けました。今年は年
末から雪の量が多かったそうですが、
さらに5日には大雪警報が発表される
ほどの降り方になり、ひと晩で積雪が
4
0cmほどになりました。実習は6日
まで続きました。最終日には天候にも
恵まれ、初めてスキーを履いた人も最
後には自信を持って頂上から滑降でき
るようになりました。夕食をいただい
た後バスは出発、再び夜行で神戸に7
日早朝帰着しました。 (畑原 勝巳)
け方、気が付くと周りは真っ白です。
予定より早く到着しましたが宿の方々
の出迎えを受け早速宿に移動、少し予
定を繰り上げて温かい朝食をいただき
ました。
開校式の後、
即実習が始まりま
フランス組曲(ミヨー作曲)
青銅の猪 他
チケットご希望の方は部員まで 当日券もあります
♪
♪
(1
0)
学院の生活
生徒会活動
昨年9月に、7
0期上野学君を中心に
した。結果は(今のところ)出ていな
度内完成」です。2
0
1
0年度イヤーブッ
第8期生徒会が発足しました。第7期
くても、彼らの努力は尊いと確信して
クを皆様にお届けできたのは昨年末で
から継承した課題の一つに鞄の問題が
います。
した。第8期の役員諸君は、目標達成
あります。役員の生徒は、生徒アンケ
新たな課題は、昨年1
1月の保護者会
のために現在奔走中です。この原稿を
ートを集約し、教員と交渉を重ねてき
でのアンケートで示されています。ア
私が書いている時点では分かりません
ま し た。
「何 も 変 わ っ て い な い の で
ンケートの項目全てに取り組むわけで
が、必ずや学院通信とともに2
0
1
1年度
は?」と思われるかもしれません。し
はございませんが、新校舎完成を控え、
イヤーブックも皆様のお手元に届けら
かし、真の民主主義とは、結果ではな
生徒の要望を反映させようと役員諸君
れていると信じております。達成感を
く、議論する過程が重要です。松浦校
は努めております。
味わうことも重要です。
長も、自分の意見を持ち、他者の意見
人は先人を越えようと努力します。
に耳を傾け、意見交換することの重要
第8期生徒会役員が、第7期を越えよ
性を今学期始業式で生徒諸君に説きま
うとしているのが「イヤーブックの年
(置村
公男)
保健室より
安心と思っている子もいますので、ど
事ができたらいいなと考えています。
狭い中で遊んだりするためか、中庭で
ちらの方法でするかは自分で選んでも
来年度はいよいよ新しい校舎ができ
のけがが多く見られました。けがの種
らっています。保健室での手当ては一
ます。来年度もみんなが元気にけがな
類としては、大半が擦り傷(2
2.
3%)と
瞬で、自分で自分の体を守る(手当て
く過ごせることを願っています。
打撲(2
1.
6%)でした。
する)
事が大事と考えているからです。
本年度は、仮設校舎での1年でした。
この擦り傷に対して本校の保健室で
(曾川
笑子)
いずれの方法にしても洗い方が大切
は湿潤療法を取り入れています。湿潤
で、傷をしっかり流水で洗
療法は傷口を水できれいに洗って専用
うように指導しています。
の絆創膏(キズパワーパッド、クイッ
自分で洗う事ができない場
クパッドなど)を使って傷口から出る
合は、痛がる生徒を抑えて
体液で治す方法です。従来の消毒する
ガーゼなどで洗ってい ま
方法も行っていますが、消毒薬の力を
す。拷問と言われる事もあ
借りずに自分の自然治癒力で治す事の
りますが、傷がきれいに治
方がよりきれいに早く治ると思われま
った際には感謝されていま
す。それでも今まで通りの消毒の方が
す。次回からは自分で洗う
高1AED講習会
1
0月2
2日(土)午前、高校1年生を
国・理の授業をすべて講習会に振り替
的に実技も行いました。後日、神戸市
対象にした救急法講習会(AED講習
えて、小講堂で約3時間にわたって行
消防局から参加者全員が市民救命士講
会)が実施されました。当日は英・数・
いました。生徒たちは1
0人程度の班ご
習修了証(普通救命コースⅠ)をいた
とに分かれて、灘消防団の
だきました。日常生活の中で、突然緊
方々の指導のもと、人工呼
急事態に直面することもないとは言え
吸法および胸骨圧迫法(い
ないと思います。そうした際に、落ち
わゆる心臓マッサージ)
と、
着いて対処できるようになれればと思
AED(自動体外 式 除 細 動
います。
器)
を用いた心肺蘇生法を、
口頭による説明・講師の実
演・生徒全員による人形を
使っての実習という順 序
で、講習を行いました。全
員熱心に話しを聞き、積極
また、本校全教職員に対しても同様
の講習会が1
0月1
4日に行われました。
(畑原
勝巳)
(1
1)
事務室から
<学校事務室>
(1)欠席・遅刻のご連絡について
受付時間(午前8:0
0∼8:3
0)内
に以下の内容を事務室宛にご連絡(連
絡先:0
7
8−8
7
1−4
1
6
1)ください。
中学または高校/学年/組/出席番
号/氏名/欠席または遅刻の理由
(注)
欠席・遅刻のご連絡は原則事務室
での一括受付となっております。
担任への直接のご連絡はご遠慮く
ださい。
(2)制服等の販売について
制服・校内着・カバン等は、下記販
売日のお昼休みの時間に仮設校舎北棟
2階の予備教室3にてお買い求めいた
だけます。物品に関するお問い合わせ、
交換・修理等に関しては、直接指定業
者へお問い合わせください。
制服(畑洋服店)
TEL 0
7
8−8
1
1−5
1
5
6
FAX 0
7
8−8
4
2−4
8
6
0
塩谷スポーツ(標準靴・トレーナー)
TEL 0
7
8−5
7
6−0
8
7
0
FAX 0
7
8−5
7
6−0
8
7
0
太陽の町(校内着)
TEL 0
1
2
0−8
8
2−1
8
7
FAX 0
8
2
3−8
2−8
3
0
0
ディアー商会(制カバン)
TEL 0
6−6
3
5
1−7
8
2
6
FAX 0
6−6
3
5
1−7
8
3
5
<法人事務室>
①六甲学院奨学金について
六甲学院奨学金の受付は終了いたし
ました。新年度も担任または法人事務
室窓口を通じて受付をいたします。年
度毎の申込みとなっておりますので、
昨年度奨学金を受けら
日付
制服
靴・トレーナー
校内着
制カバン
れた保護者の方も必要
4月13日(金)
○
○
○
○
であれば改めて申込み
20日(金)
○
○
−
−
をしてください。
27日(金)
○
○
○
○
②2
0
1
2年度高等学校入
5月11日(金)
○
○
○
○
学者(7
2期生)の保
18日(金)
○
○
−
−
護者の皆様へ
25日(金)
○
○
○
○
六甲高等学校への入
6月1日(金)
○
○
○
○
学
に あ た り、入 学 金
15日(金)
○
○
○
○
1
2
5
,
0
0
0円 を3月2
9日
22日(金)
○
○
−
−
(木)に、施 設 設 備 費
29日(金)
○
○
○
○
1
0
0,
0
0
0円 を4月2
5日
※販売時間はお昼休みの12時3
5分から1
3時1
5分まで。
但し、時間割その他の理由で変更もあり得ます。
(水)に授業料等振替
口座より引落しいたします。
③2
0
1
2年度の授業料等(授業料・諸費
補填金・校友会費・母の会会費)に
ついて
金額は2
0
1
1年度と同額です。詳細に
つきましては4月の始業式の日にご案
内いたしますが、第1期分は4月2
5日
(水)に 中 学 生2
1
9,
0
0
0円、高 校 生
1
6
9,
5
0
0円を引落しいたします。高校
生につきましては高等学校等就学支援
金(年額1
1
8,
8
0
0円・月額9,
9
0
0円)を
控除した金額を振替させていただきま
す。なお、
「高等学校等就学支援金」の
詳細は4月にご案内する予定になって
おります。
④学年費について
購入予定品目、金額等の詳細につき
ましては5月初旬にご案内をいたしま
す。引落しは5月2
5日(金)を予定し
ております。
⑤六甲会費について
6月の全校保護者会にてご案内があ
ります。昨年は3
0,
0
0
0円を徴収させて
いただきました。
⑥伯友会(同窓会)終身会費について
7
0期生・7
1期生・7
2期生は学年費よ
り終身会費積立金として1
5,
0
0
0円が徴
収されます。
<注>各々の自動振替日に引落しされ
ない場合は翌月初旬に再引落しされ
ますので、それまでにご入金くださ
い。
母の会より
日頃は、母の会の活動に対し、皆様のご理解とご協力を頂きありがとうございます。昨年1
1月から各学年が手芸会を
開催し、楽しく会話の弾む中で、クリスマスリース、書類ファイル、六甲ベア刺繍ストラップ、ネックレス、六甲メモ
リアルベアなどの素晴らしい作品が出来上がっています。また、ボランティア作品製作のお願いにつきましては、多く
の方のご協力を頂き、心より感謝いたしております。
6月2
3日(土)のバザーには皆様お誘いあわせの上、是非お越し頂けますようお願い申し上げます。
新旧幹事長引き継ぎ以降の主な活動につきまして、下記の通りご報告いたします。
1
1月9日「歳末助け合い運動」衣類、文具などを8か所の施設に発送
1
1月1
7日「強歩会」
きつねうどんの炊き出し
2月1
1日「卒業式」
卒業生にサンドイッチと飲み物、
記念品の配布
今後の活動予定
4月7日「入学式」
新入生にパンと飲み物を用意
6月9日「体育祭」
食品販売
6月1
4日「保護者会」
2
0
1
1年度母の会会計報告及び2
0
1
2年度予算審議
6月2
3日「バザー」
手芸品、刺繍エプロン、寄贈品の販売
喫茶、食品販売
9月1
5、1
6日「文化祭」 喫茶、食品販売
(幹事長 前田 美江)
(1
2)
学院の動き
<いままでの記録>
2011年
11月
4日(金)
5日(土)
17日(木)
18日(金)
12月
3日(土)
7∼12日(月)
10日(土)
15∼17日(土)
15日(木)
22日(木)
保護者会
第2回学校説明会
強歩会
公休
創立記念日(公休)
期末考査
高3保護者会
短縮授業
献血
クリスマスメッセージ・
終業式
23日(金) クリスマスの集い
29∼1/3日(火) 学校閉鎖
2012年
1月3∼7日(土) 中2スキー実習
10日(火) 始業式
1
4日(土) 中学入試A
1
4・15日(日) センター試験
1
6日(月) 高3センター試験自己採点・
生命について考える日
19日
(木) 中学入試B
27日
(金) 体育祭委員長選挙
2月
4日
(土) 高2プロシード模試
6日(月) 高2プロシード模試・
高1全統記述模試
9日(木) 卒業式予行
11日
(土) 卒業式
1
4∼17日
(金) 高1研修旅行
18日
(土) 振替休日(2/1
1分)
・
合格者登校
3月5∼9日
(金) 期末考査
1
2∼14日
(水) 短縮授業
19日
(月) 中学卒業式・終業式
::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::
クラブ活動
社会奉仕委員会
演劇部
ソマリア募金に対するWFPからの感謝状
神戸市大会
最優秀賞、脚本
県大会
優秀賞
弓道部
近畿中学生大会 団体2位 六甲B 中3 不破久孟 溝内祐基 河合夏生
バドミントン
神戸市中学校秋季大会 団体 優勝
男子ダブルス
優勝
中2 岡島慶汰 朝隈洸太
準優勝 中2 江原大志 酒田現
3位
中2 中嶋敏司 前田直輝
男子シングルス
準優勝 中2 鷲野正憲
3位
中2 山本一郎
宝塚協会大会 男子ダブルス4部
優勝
高2 高井康佑
中2 鷲野正憲
神戸市中学生選手権大会 2年生ダブルス 優勝
中2 岡島慶汰 鷲野正憲
準優勝 中2 朝隈洸太 江原大志
3位
中2 石川雄基 宇治宮竜寛
3位
中2 藤田将平 水谷太陽
2年生シングルス 優勝
中2 前田直輝
準優勝 中2 中嶋敏司
3位
中2 酒田現
3位
中2 山本一郎
1年生シングルス 優勝
中1 小林晴弥
平成2
3年度神戸市バドミントン選手権大会 男子シングルスD
優勝
中2 鷲野正憲
3位
中2 中嶋敏司
神戸市中学校優秀選手賞
中3 藤原巧人
囲碁・将棋・チェス同好会
第1
5回 ピピアめふ こども将棋大会
中高生の部 優勝
高2 島本篤
本年のクラブ活動も、
仮設校舎という限られた環境の中で、
生徒諸君はさまざまな工夫を凝らしながら、充実したものに
できたのではないかと考えております。
本年は、週6日制になり、土曜日も授業という状況の中で、年度当初は不慣れな雰
囲気もなかったわけではないですが、
なんとか乗り切っていったと感謝しております。
来年も本年同様、限られた環境の中でのクラブ活動を余儀なくされますが、ますま
すの充実を期待しつつ見守っていきたいと考えております。
(市川 雄一)
編 集
後 記
<これからの予定>
(変更の可能性があります)
3月2
0∼2
2日
(木)
2
3∼3
0日
(金)
4月
4日
(水)
5日
(木)
6日
(金)
7日
(土)
8日
(日)
9日
(月)
10日
(火)
12日
(木)
14日
(土)
20日
(金)
21日
(土)
27日
(金)
28日
(土)
5月1∼3
1日
(木)
1
2日
(土)
1
5日
(火)
1
7日
(木)
1
8日
(金)
1
9日
(土)
19∼2
4日
(木)
2
5日
(金)
2
6日
(土)
(木)
28∼6/7日
6月4∼2
2日
(金)
8日
(金)
9日
(土)
1
4日
(木)
1
5日
(金)
1
6日
(土)
巡礼・黙想
高1・高2追認考査
中1オリエンテーション
中1・高1オリエンテー
ション、聖木曜日
聖金曜日
始業式・入学式、
聖土曜日
復活祭
委員錬成会
中1社会奉仕・宗教オリ
エンテーション
中1健診
中1保護者会(午後)
文化祭委員長選挙
高1保護者会(午後)
中1カト研歓迎会
公休、中3保護者会(午前)
聖母の集い
中2保護者会(午後)
MAGISの日
健康の日
高1心理テスト
高3保護者会(午後)
中間考査
高2全統模試
高1進路の日
体育祭練習(短縮授業)
教育実習
体育祭準備(授業なし)
体育祭(雨天順延)
保護者会
高3マーク模試
高3マーク模試・
高2進路の日
告 知 板
●今年度も次の方々が退職なさいます。
瀧本家康先生(物理)
、角田佑一先生(社会・
宗教)、片柳弘史先生
(宗教)
、藤原肇先生(数
学)
、藤岡栄子さん(事務)
藤岡さんは、私が高校2年生の時に来られ40
年の長きにわたりお勤め下さいました。光陰
矢のごとしです。物理の瀧本先生は、やっと
後釜?ができたとの思いもつかの間、かねて
からやりたいことが突然叶うことになり、ど
うしてもということで・
・・。角田先生、片柳
先生、藤原先生も短い期間で、ゆっくりお話
する間もなくご退職されることになり残念で
す。皆さんのご健勝をお祈りいたします。
毎日少しずつです日が長くなり、なんだかわくわくする毎日です。今年度もいろいろありましたが、編集の仕事も少し余裕がで
てきました。とても苦手な仕事でしたが、恥ずかしながら、この歳になってはじめて、文章を書くということは物創りと同じよ
うな楽しさがあることを知りました。苦手なことも一所懸命やれば好きになるという六甲で学んだことを実感しています。まだ
まだ未熟な編集ですが頑張っていきます。
(金田 隆)
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