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(保健(栄養)事項)(H28) [PDFファイル/2.48MB]

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(保健(栄養)事項)(H28) [PDFファイル/2.48MB]
資料2
神奈川県保健福祉事務所・センター
保健福祉課
管理栄養士
1
✍
✍
✍
✍
✍
✍
✍
食品表示法に基づく栄養成分表示
栄養成分表示とは
栄養成分表示の表示方法
栄養強調表示
機能性を表示することができる食品
健康増進法に基づく表示
まとめ
2
◆食品表示法とは
○消費者が食品を安全に摂取し、自主的かつ合理的に食品を選
択するために必要とされる事項を販売の用に供する食品に関
する表示の基準(法第4条)
○食品関連事業者等は、食品表示基準に従った表示がされてい
ない食品の販売をしてはならない(法第5条)
食品表示基準の中に、
食品に栄養成分表示をするときの
ルールが定められています
栄養成分表示が義務化されました
✤店頭で表示されるポップやポスターなど、
食品の容器包装以外のものに栄養表示する場合は適用されません
3
どのような栄養成分がどのくらい含まれているのか、
食品を見ただけでは分かりませんが、
それを分かりやすく表示したのが栄養成分表示です。
消費者にとっては栄養成分表示を見ることを習慣化す
ることで、適切な食品選択や栄養成分の過不足の確認等
に役立てることができます。
健康で栄養バランスがとれた食生活を営むことの重要
性を消費者自らが意識し、商品選択に役立てることで適
切な食生活を実践する契機となる効果が期待されます。
4
義務表示
原則として、容器包装に入れられた
・一般用加工食品
・一般用の添加物
任意表示
・生鮮食品(一般用、業務用)
・業務用加工食品
★栄養強調表示や保健機能食品の場合は、
栄養成分表示が必要となります
5
食品表示基準

第3条第3項
以下に該当する食品は表示義務を省略できる
(栄養表示をしようとする場合、特定保健用食品及び機能性表示食品を除く)
1 容器包装の表示可能面積がおおむね30cm2以下であるもの
2 酒類
3 栄養の供給源としての寄与の程度が小さいもの(例:香辛料)
4 極めて短い期間で原材料(その配合割合を含む。)が変更され
るもの(例:日替わり弁当)
5 消費税法第9条第1項において消費税を納める義務が免除され
る事業者が販売するもの
※当分の間は中小企業基本法第2条第5項に規定する小規模事業者が
販売するものも省略できる(附則第6条)
6
(一般用加工食品)
栄養表示をしようとする場合、特定保健用食品及び機能性表示
食品は、栄養成分表示を省略できません
食物繊維
機能性
表示食品
7
内容
熱量、たんぱく質、
栄 脂質、炭水化物、
養 ナトリウム(食塩相当量)
成
飽和脂肪酸、
分
食物繊維
表
示 糖類、糖質、
コレステロール、
ビタミン・ミネラル類
加工食品(第2章)
生鮮食品(第3章)
一般用
一般用
業務用
業務用
義務
(3条)
推奨
(6条)
添加物
(第4章)
義務
(32条)
任意
(12条)
任意
(21条)
任意
(26条)
任意
(7条)
任意
(34条)
栄養強調表示
(7条)
―
(21条)
―
―
特定保健用食品
(3条)
―
(18条)
―
―
栄養機能食品
(7条)
―
(21条)
―
―
機能性表示食品
(3条)
―
(18条)
―
―
<括弧内は参考条文です>
例えば、加工食品の表示方法は8条に規定され、別記様式として、表示例も示されています。
食品表示基準、関係法規は、広くご確認ください。
8
<新制度では次の3点を勘案して決定>
① 消費者における表示の必要性
(国民の摂取状況、生活習慣病との関連 等)
② 事業者における表示の実行可能性
③ 国際整合性
具体的には、
①から③の全ての観点を満たす場合は「義務」
①の観点を満たす場合は「推奨*」
①の観点を満たさない場合は「任意」とされた。
*推奨とは、全事業者における表示の実行可能性は低いものの、表示の必要性が高いも
のとして積極的に表示すべきと考えられるもの。(任意ではあるが、その他の任意表
示成分よりも優先度が高いものとして規定する。)
9
義
務
推
奨
任 意
熱量
食品表示基準
第3条
たんぱく質
脂質
炭水化物
ナトリウム(「食塩相当量」で表示)
飽和脂肪酸、食物繊維
糖類、糖質、コレステロール
ビタミン・ミネラル類
食品表示基準
第6条、第7条
10
◆任意(推奨) 飽和脂肪酸、食物繊維
◆任意(その他)
糖類、糖質、コレステロール
ビタミン(13成分)
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12
ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸
ミネラル(12成分)
亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、
マグネシウム、マンガン、モリブデン、ヨウ素、リン
食品表示基準 別表第9
11
栄養成分表示
食品単位当たり
① 熱量
② たんぱく質
③ 脂質
④ 炭水化物
⑤ 食塩相当量
変更点
kcal
g
g
g
g
❒食品単位
当該食品の100g若しくは100ml又は1食
分、1包装その他の1単位
※1食分である場合は、1食分の量を併記
❒表示の順番と単位
❒含有量については、一定値又は下限値
及び上限値により表示する。
❒ナトリウムの量は、「食塩相当量」で表示。
ナトリウム塩を添加していない食品につい
ては、「ナトリウム(食塩相当量)」として
ナトリウムの量を併記することができる。
食塩相当量は ナトリウムの量に2.54を乗じたもの。(表示単位はg)
参考:食品表示基準 別記様式2
12
栄養成分表示
食品単位当たり(100g若しくは100ml又は1食分(1食分の量を併記)、1包装その他の1単位)
① 熱量
② たんぱく質
③ 脂質
- 飽和脂肪酸
- n-3系脂肪酸
- n-6系脂肪酸
コレステロール
④ 炭水化物
- 糖質
-糖類
- 食物繊維
⑤ 食塩相当量
kcal
g
g
g
g
g
mg
g
g
g
g
g
※ 「ー」は省略して差し支えない
⑥ たんぱく質、脂質、飽和脂肪酸
n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸、
コレステロール、炭水化物、糖
質、糖類、食物繊維及びナトリ
ウム以外の栄養成分 mg μg
(別表第9に示されている単位)
参考:食品表示基準 別記様式3
13
表示値を得る方法
・分析値、計算値、参照値、併用値
*いずれの方法でも、結果として表示された含有量に合理的な根拠があれば、
表示することが可能(表示された値の設定の根拠資料を保管する)
*表示された含有量については、当該食品の期限内において、一定値をもって
表示されている場合は、許容差の範囲内、また、下限値及び上限値で表示さ
れている場合は、その幅の中に含まれていなければならない。
*合理的な推定により得られた値を表示する場合は、
「推定値」、「この表示値は、目安です」のいずれかの文言を含むこと。
食品表示基準第3条
食品表示基準について
食品表示法に基づく栄養成分表示のためのガイドライン
14
範囲(一定値で表示する場合)
熱量、たんぱく質、脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、
炭水化物、糖質、糖類、ナトリウム
-20%~+20%
(但し書きあり)
n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸、食物繊維
-20%~+20%
亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、
マグネシウム、マンガン、モリブデン、ヨウ素、リン、
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
-20%~+50%
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB1、
ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、
葉酸
-20%~+80%
*栄養成分の機能の表示や栄養強調表示をする場合、表示する全ての栄養成分について、
許容差の範囲内にある必要があります(合理的な推定により得られた値は認められません。)。
食品表示基準 別表第9
食品表示基準Q&A
15
範囲(一定値で表示する場合)
ビスケット
〈栄養成分表示〉
〈100g当たり〉
熱量
360 kcal
たんぱく質
5g
脂質
9g
炭水化物
66 g
食塩相当量 1.3 g
許容差の範囲
-20%~+20%
たんぱく質5gの表示では、
含有量が4g~6gの間にある
16
食品表示基準 別表第9
17
栄養強調表示をする場合は、栄養成分表示を省略できません
500ml
18
強調表示
補給ができる旨の表示:
高い旨(絶対表示)
含む旨(絶対表示)
強化された旨(相対表示:他
定められている理由
基準値のある栄養成分等
国民の栄養摂取状況から
みて、欠乏が国民の健康
の保持増進に影響を与え
ているもの
含まない旨(絶対表示)
低い旨(絶対表示)
低減された旨(相対表示:他
の同種の食品と比較)
(ナトリウムを除く)
・ビタミン類
の同種の食品と比較)
適切な摂取ができる旨の
表示:
・たんぱく質
・食物繊維
・ミネラル類
国民の栄養摂取状況から
みて、過剰な摂取が国民
の健康の保持増進に影響
を与えているもの
・熱量
・脂質
・飽和脂肪酸
・コレステロール
・糖類
・ナトリウム
食品表示基準 第7条
19
絶対表示:基準値以上(以下、未満)が必要
相対表示:次の表のとおり
相対表示
強化された旨の表示
たんぱく質、食物繊維
ミネラル類(ナトリウムを除く)
ビタミン類
低減された旨の表示
熱量、脂質、飽和脂肪酸、
コレステロール、糖類、ナトリウム
基
準
他の同種の食品に比べて
・「強化された旨」の基準値以上の絶対差
さらに…
たんぱく質、食物繊維は 25%以上の
相対差が必要となります。
他の同種の食品に比べて
・「低減された旨」の基準値以上の絶対差
・25%以上の相対差
*みそ・しょうゆでナトリウムが低減される場合は特例があります
20
高い旨の表示の基準値
栄養成分
食物繊維
亜鉛
強化された旨の表示の基準
(高い旨:「豊富」「高」「多」「いっ (含む旨:「源」「入り」「使用」な
(強化:「○○%強化」な
ぱい」など)
ど)
100g当たり
たんぱく質
含む旨の表示の基準値
ど)
100ml当たり
100kcal当たり
100g当たり
100ml当たり
100kcal当たり
100g当たり
100ml当たり
16.2 g
8.1 g
8.1 g
8.1 g
4.1 g
4.1 g
8.1 g
4.1 g
6 g
3 g
3 g
3 g
1.5 g
1.5 g
3 g
1.5 g
2.64 ㎎
1.32 ㎎
0.88 ㎎
1.32 ㎎
0.66 ㎎
0.44 ㎎
0.88 ㎎
0.88 ㎎
カリウム
840 ㎎
420 ㎎
280 ㎎
420 ㎎
210 ㎎
140 ㎎
280 ㎎
280 ㎎
カルシウム
204 ㎎
102 ㎎
68 ㎎
102 ㎎
51 ㎎
34 ㎎
68 ㎎
68 ㎎
鉄
2.04 ㎎
1.02 ㎎
0.68 ㎎
1.02 ㎎
0.51 ㎎
0.34 ㎎
0.68 ㎎
0.68 ㎎
銅
0.27 ㎎
0.14 ㎎
0.09 ㎎
0.14 ㎎
0.07 ㎎
0.05 ㎎
0.09 ㎎
0.09 ㎎
96 ㎎
48 ㎎
32 ㎎
48 ㎎
24 ㎎
16 ㎎
32 ㎎
32 ㎎
3.9 ㎎
1.95 ㎎
1.3 ㎎
1.95 ㎎
0.98 ㎎
0.65 ㎎
1.3 ㎎
1.3 ㎎
1.44 ㎎
0.72 ㎎
0.48 ㎎
0.72 ㎎
0.36 ㎎
0.24 ㎎
0.48 ㎎
0.48 ㎎
15 ㎍
7.5 ㎍
5 ㎍
7.5 ㎍
3.8 ㎍
2.5 ㎍
5 ㎍
5 ㎍
231 ㎍
116 ㎍
77 ㎍
116 ㎍
58 ㎍
39 ㎍
77 ㎍
77 ㎍
ビタミンB1
0.36 ㎎
0.18 ㎎
0.12 ㎎
0.18 ㎎
0.09 ㎎
0.06 ㎎
0.12 ㎎
0.12 ㎎
ビタミンB2
0.42 ㎎
0.21 ㎎
0.14 ㎎
0.21 ㎎
0.11 ㎎
0.07 ㎎
0.14 ㎎
0.14 ㎎
ビタミンB6
0.39 ㎎
0.20 ㎎
0.13 ㎎
0.20 ㎎
0.10 ㎎
0.07 ㎎
0.13 ㎎
0.13 ㎎
ビタミンB12
0.72 ㎍
0.36 ㎍
0.24 ㎍
0.36 ㎍
0.18 ㎍
0.12 ㎍
0.24 ㎍
0.24 ㎍
ビタミンC
30 ㎎
15 ㎎
10 ㎎
15 ㎎
7.5 ㎎
5 ㎎
10 ㎎
10 ㎎
ビタミンD
1.65 ㎍
0.83 ㎍
0.55 ㎍
0.83 ㎍
0.41 ㎍
0.28 ㎍
0.55 ㎍
0.55 ㎍
ビタミンE
1.89 ㎎
0.95 ㎎
0.63 ㎎
0.95 ㎎
0.47 ㎎
0.32 ㎎
0.63 ㎎
0.63 ㎎
ビタミンK
45 ㎍
22.5 ㎍
30 ㎍
22.5 ㎍
11.3 ㎍
7.5 ㎍
15 ㎍
15 ㎍
葉酸
72 ㎍
36 ㎍
24 ㎍
36 ㎍
18 ㎍
12 ㎍
24 ㎍
24 ㎍
マグネシウム
ナイアシン
パントテン酸
ビオチン
ビタミンA
別表第12(第7条関係)
21
栄養成分及び熱量
含まない旨の表示の基準値
(例:無、ノン、ゼロ、レス、フリー)
100ml当たり
5 kcal
低い旨の表示の基準値
(例:低、ひかえめ、軽め、ライト、
ダイエット)
100g当たり
100ml当たり
40 kcal
20 kcal
低減された旨の表示の基準値
(例:減、低減、カット、オフ)
熱量
100g当たり
5 kcal
100g当たり
40 kcal
100ml当たり
20 kcal
脂質
0.5 g
0.5 g
3 g
1.5 g
3 g
1.5 g
飽和脂肪酸
0.1 g
0.1 g
1.5 g
0.75 g
1.5 g
0.75 g
ただし、当該食品の熱量のうち飽和脂肪酸
に由来するものが当該食品の熱量の10%以
下であるものに限る。
コレステロール
糖類
ナトリウム
5 ㎎
5 ㎎
20 ㎎
10 ㎎
ただし、飽和脂肪酸の量が1.5g(0.75g)
ただし、飽和脂肪酸の量が1.5g(0.75g)
未満であって当該食品の熱量のうち飽和脂
以下であって当該食品の熱量のうち飽和脂
肪酸に由来するものが当該食品の熱量の
10%未満のものに限る。
肪酸に由来するものが当該食品の熱量の
10%以下のものに限る。
0.5 g
5 ㎎
0.5 g
5 ㎎
5 g
120 ㎎
2.5 g
120 ㎎
20 ㎎
10 ㎎
ただし、飽和脂肪酸の量が当該他の食品に
比べて低減された量が1.5g(0.75g)以上
のものに限る。
5 g
120 ㎎
2.5 g
120 ㎎
別表第13(第7条関係)
備考
1 ドレッシングタイプ調味料(いわゆるノンオイルドレッシング)について、脂質の「含まない旨の表示」については「0.5g」を「3g」とする。
2 1食分の量を15g以下である旨を表示し、かつ、当該食品中の脂肪酸の量のうち飽和脂肪酸の量の占める割合が15%以下である場合、コレステロールに
係る含まない旨の表示及び低い旨の表示のただし書きの規定は、適用しない。
22
食品表示基準について(加工食品-4任意表示)
(2)栄養成分の補給ができる旨及び栄養成分又は熱量の適切な摂取ができる旨
① 共通事項
ア
栄養表示等の範囲
食品表示基準が適用される栄養表示とは、邦文によるものであること。ただし、全体として
邦文表示を行っていて、食品表示基準に適合しない栄養強調表示のみを邦文以外で行うこと等は
適当でないこと。
食品表示基準を満たしていないにもかかわらず、文字の色や大きさ等によって目立たせた表
示をすることは望ましくない。
イ 高い、低いに言及せずに栄養成分名のみ目立たせて表示するものについては、栄養強調表示
の基準は適用されないものであるが、消費者に誤認を与えないような表示とすること。塩、シュ
ガー、脂肪、糖といった表現でも栄養強調表示の基準が適用されること。
ウ 栄養強調表示の基準を満たしているか否かは販売時に判断するものであるが、販売時に栄養
強調表示の基準を満たすものであっても、摂取時に栄養強調表示の基準を満たさなくなる食品に
強調表示することは望ましくない。
…
カ 食品単位当たりの使用量が異なる食品を比較対象食品とし、食品単位当たりで比較し
て相対表示を行う場合、消費者への適切な情報提供の観点から、食品単位当たりの比較
である旨を表示することが望ましい。
23
保健機能食品
医薬品
栄養機能
特定保健用
機能性表示
食品
食品
食品
一般食品
(いわゆる健康
食品を含む)
食生活と上手に組合せることで、栄養成分の適切な摂取に役立ちます
24
高齢化や食生活の乱れなどにより、通常の食生活を行うことが難しく、1日に
必要な栄養成分を摂れない場合に、栄養素(ビタミン・ミネラルなど)の補給の
ために利用される食品で、定められた規格基準に適合していれば、国への許可申
請や届出なく、企業の責任において国が指定した栄養成分の機能を表示できる食
品
変更点
○対象成分の追加:「n-3系脂肪酸」,「ビタミンK」,
「カリウム(錠剤、カプセル等の食品は対象外)」
○対象食品の範囲の変更:鶏卵以外の生鮮食品も適用対象
○表示事項の追加・変更:
・栄養素等表示基準値の対象年齢(18歳以上)及び基準熱量(2,200kcal)に関する文言を表示
・特定の対象者(疾病に罹患している者、妊産婦等)に対し、定型文以外の注意を必要とする
ものにあっては、当該注意事項を表示
・栄養成分の量及び熱量を表示する際の食品単位は、1日当たりの摂取目安量とする
25
・生鮮食品に栄養成分の機能を表示する場合、保存の方法を表示
栄養成分及び熱量
栄養素等表示基準値
栄養成分及び熱量
栄養素等表示基準値
たんぱく質
脂質
81 g
62 g
モリブデン
ヨウ素
25 ㎍
130 ㎍
飽和脂肪酸
16 g
リン
900 ㎎
n-3系脂肪酸
2.0 g
ナイアシン
n-6系脂肪酸
9.0 g
パントテン酸
炭水化物
320 g
食物繊維
19 g
亜鉛
カリウム
カルシウム
ビオチン
ビタミンA
13 ㎎
4.8 ㎎
50 ㎍
770 ㎍
8.8 ㎎
ビタミンB1
1.2 ㎎
2,800 ㎎
ビタミンB2
1.4 ㎎
680 ㎎
ビタミンB6
1.3 ㎎
2.4 ㎍
クロム
10 ㎍
ビタミンB12
セレン
28 ㎍
ビタミンC
100 ㎎
鉄
6.8 ㎎
ビタミンD
5.5 ㎍
銅
0.9 ㎎
ビタミンE
6.3 ㎎
ビタミンK
150 ㎍
320 ㎎
葉酸
240 ㎍
3.8 ㎎
熱量
2,200 kcal
ナトリウム
マグネシウム
マンガン
2,900 ㎎
別表第10(第3条関係)
26
★ 栄養機能食品(ビタミンC)
★ ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養
素です。
★栄養成分表示:2粒当たり
熱量
○○kcal たんぱく質 ○○g 脂質 ○○g
炭水化物 ○○g 食塩相当量 ○○g ビタミンC ○○mg
★ 1日当たりの摂取目安量:1日当たり2粒を目安にお召し上がりください。
★摂取の方法および摂取する上での注意事項:水に溶かしてお召し上がりください。本品は、
多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取
量を守ってください。
★ 1日当たりの摂取目安量に含まれる機能表示成分が栄養素等表示基準値(18歳以上、基準
熱量2,200kcal)に占める割合:ビタミンC○○%
★調理または保存の方法:保存は高温多湿を避け、開封後キャップをしっかり閉めてお早め
にお召し上がりください。
★バランスの取れた食生活の普及啓発を図る文言
「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」
★本品は、特定保健用食品とは異なり、消費者庁により個別審査を受けた
ものではありません。
27
○特定の保健の目的が期待できることを
表示した食品で、身体の生理学的機能などに
影響を与える保健機能成分(関与成分)を
含んでいる。
○その保健効果が当該食品を用いたヒト試験で科学的に検討され、
適切な摂取量も設定されている。その有効性・安全性は個別商品
ごとに国によって審査されている。
特定保健用食品(トクホ)の適用範囲
○健康が気になる方を対象に設計された食品で、
病気の治療・治癒を目的に利用する食品ではない。
「特定保健用食品」表示許可:1,274品目
(平成28年8月3日現在、うち承認を受けた製品:1品目)
(国立健康・栄養研究所HPより引用)
28
◆ 特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)
という食品の機能性を表示することができる「機能性表示食品」の
制度ができました。
◆ 疾病に罹患していない方(未成年者、妊産婦(妊娠を計画してい
る方を含む)及び授乳婦を除く)を対象にした食品です。
◆ 生鮮食品を含め、すべての食品(一部を除く)が対象になります。
◆ 国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関
する科学的根拠などの必要な事項を、販売日の60日前までに消費
者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができます。
◆ 消費者は、機能性表示食品である旨と届出番号を目印に選択しま
す。
29
◆特定保健用食品とは異なり、国が安全性と機能性の審査を行いませ
んので、事業者は自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表
示を行う必要があります。
◆新制度により機能性を表示する場合、食品表示法に基づく食品表示
基準や「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」などに基
づいて、届出や容器包装への表示を行う必要があります。
◆届出られた情報(機能性表示食品の安全性及び機能性に関する科学
的根拠)は消費者庁のウェブサイト等に公開されます。
※消費者庁HP>食品表示>機能性表示食品に関する情報
で機能性表示食品の情報や届け出の流れを確認することができます。
30
特別用途食品
病 許可基準型
者 低たんぱく質食品
アレルゲン除去食品
用 無乳糖食品
食 総合栄養食品
品 個別評価型
妊産婦、授乳婦用粉乳
乳児用調製粉乳
えん下困難者用食品
消費者庁HP
特別用途食品の分類図
特定保健用食品
31
健康増進法第26条
乳児用、幼児用、妊産婦用、病者用、授乳婦用、
えん下困難者用、特定の保健の用途(特定保健用食品)
などの発育、健康の保持・回復などに適するという
特別の用途について表示をする食品。
○ 特別用途食品として食品を販売するには、その表示につい
て国の許可を受ける必要がある。
○表示の許可に当たっては、許可基準があるものについては
その適合性を審査し、許可基準のないものについては個別
に評価を行っている。
32
健康増進法
第31条 何人も、食品として販売に供する物に関して広告その他
の表示をするときは、健康の保持増進の効果その他内閣府令で定め
る事項(次条第三項において「健康保持増進効果等」という。)に
ついて、著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させ
るような表示をしてはならない。
厚生労働省が認めたダイエット食品
がんが治る!
糖尿病が改善する
33
①
義務表示の対象
容器包装に入れられた
・一般用加工食品
・一般用添加物
②
義務表示となる表示事項
熱量
たんぱく質
脂質
炭水化物
ナトリウム(「食塩相当量」で表示)
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③
食品単位当たりの量を表示
当該食品の100g若しくは100ml
又は1食分、1包装その他の1単位
*1食分である場合は、1食分の量を併記
④
栄養成分表示の設定方法
表示値を得る方法
⇒分析値に加えて計算値、参照値
又はこれらの併用値
*含有量に合理的な根拠があること
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⑤
⑥
健康増進法第31条
健康の保持増進の効果等に関する
虚偽又は誇大な広告の禁止
お願い
・事前に関係通知をよくご覧ください
・栄養成分表示しようとする製品について、
原料の配合重量の決定や調理加工の手順等
の確認をお願いします
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食品表示法(平成25年法律第70号)<平成25年6月28日公布 平成27年4月1日施行>
食品表示法要綱
食品表示法の概要
食品表示法の施行期日を定める政令(政令第67号)<平成27年3月6日公布>
食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)<平成27年3月20日公布>
食品表示基準の概要
現行58 本の基準を1本に統合した「食品表示基準の策定方針」、「旧制度からの主な変更点」、
「機能性表示食品制度の創設」について書かれています。
食品表示基準について
(平成27年3月30日消食表第139号、最終改正平成28年8月9日消食表第532号)
別添
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栄養表示関係(別添 栄養成分等の分析方法等)
食品表示基準(平成27 年内閣府令第10 号)別表第9の第3欄に掲げる方法の
詳細(以下「規定の方法」という。)は、本通知によります。
食品表示基準Q&Aについて(消食表第140号)<平成27年3月30日>
食品表示法に基づく栄養成分表示のための ガイドライン
10 食品関連事業者が栄養成分表示を行う上で必要とされる前提・規則・技術的手順等を分かりやす
く解説するものです。
機能性表示食品の届出等に関するガイドライン
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(平成27年3月30日消食表第141号、最終改正平成28年3月31日消食表第234号)
食品関連事業者が機能性表示食品の届出を行う際の指針として、本制度の適正な運用を図るこ
とを目的として策定されたものです。
新しい食品表示制度<リーフレット>
食品表示の主な変更点について紹介しています。
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