...

請求目論見書

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

請求目論見書
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド
◆円コース◆米ドルコース
◆豪ドルコース◆ブラジルレアルコース
◆メキシコペソコース◆トルコリラコース
追加型投信/海外/債券
◆マネープールファンド
追加型投信/国内/債券
※各ファンドは、課税上、株式投資信託として取り扱われます。
投資信託説明書
(請求目論見書)
2016.12.26
●本文書「投資信託説明書(請求目論見書)」は金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第13
条の規定に基づく「目論見書」です。
●「投資信託説明書(請求目論見書)
」はお客さまから請求された場合に交付されます。
アセットマネジメントOne株式会社
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド
円コース
追加型投信/海外/債券
※当ファンドは、課税上、株式投資信託として取り扱われます。
投資信託説明書
(請求目論見書)
2016.12.26
1.この目論見書により行う「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース」の募
集について、委託者は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第5条の規定により有価
証券届出書を平成28年9月15日に関東財務局長に提出しており、平成28年10月1日にそ
の届出の効力が生じております。
2.「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース」の基準価額は、同ファンドに
組み入れられる有価証券等の値動きによる影響を受けますが、これらの運用による損益は
受益者のみなさまに帰属します。したがって、当ファンドは元本が保証されているもので
はありません。
●本文書「投資信託説明書(請求目論見書)」は金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第13
条の規定に基づく「目論見書」です。
●「投資信託説明書(請求目論見書)
」はお客さまから請求された場合に交付されます。
アセットマネジメントOne株式会社
《有価証券届出書の表紙記載項目》
発
行
者
名 アセットマネジメントOne株式会社
代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 取締役社長
西 惠正
本 店 の 所 在 の 場 所 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
有価証券届出書の写しを
縦 覧 に 供 す る 場 所
該当事項はありません。
目
次
第一部
【証券情報】 ······························································· 1
第二部
【ファンド情報】 ··························································· 5
第1
【ファンドの状況】 ························································· 5
第2
【管理及び運営】 ··························································· 33
第3
【ファンドの経理状況】 ····················································· 40
第4
【内国投資信託受益証券事務の概要】 ········································· 85
第三部
【委託会社等の情報】 ······················································· 86
約款 ·············································································· 156
第一部【証券情報】
(1)
【ファンドの名称】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
※以下「ファンド」または「当ファンド」といいます。また、「円コース」という略称を使用す
る場合があります。
なお、上記ファンドおよび委託者が設定・運用する下記のファンドを総称して「新光グローバ
ル・ハイイールド債券ファンド」という場合があります。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
(2)
【内国投資信託受益証券の形態等】
(イ)追加型株式投資信託(契約型)の受益権です。
(ロ)当初元本は1口当たり1円です。
(ハ)アセットマネジメント One 株式会社(以下「委託者」または「委託会社」といいます。)の依頼
により信用格付業者から提供されもしくは閲覧に供された信用格付け、または信用格付業者から提
供されもしくは閲覧に供される予定の信用格付けはありません。
※
ファンドの受益権は、「社債、株式等の振替に関する法律」(以下「社振法」といいます。)の
規定の適用を受けており、受益権の帰属は、後述の「(11)
振替機関に関する事項」に記載の振
替機関および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」を
いい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録され
ることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を
「振替受益権」といいます。)。委託者は、やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振替受益
権を表示する受益証券を発行しません。また、振替受益権には無記名式や記名式の形態はありま
せん。
(3)
【発行(売出)価額の総額】
3 兆円を上限とします。
(4)
【発行(売出)価格】
(イ)発行価格は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額です。
なお、ファンドの基準価額については1万口当たりの価額を発表します。
※「基準価額」とは、ファンドの資産総額から負債総額を控除した金額(純資産総額)をそのとき
の受益権口数で除した1口当たりの純資産価額をいいます。基準価額は、組み入れる有価証券等
の値動きにより日々変動します。
(ロ)基準価額は毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせください。
-1-
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載されます。また、お問い合わ
せいただけます基準価額は、前日以前のものとなります。
(5)
【申込手数料】
(イ)申込手数料
申込手数料は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、3.24%(税抜 3.0%)を上限として販
売会社がそれぞれ独自に定める手数料率を乗じて得た金額となります。商品および投資環境の説
明・情報提供、購入の事務手続きなどの対価として販売会社にお支払いいただきます。当該手数料
には消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)
(8%)が含まれます。
手数料について、詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
なお、「分配金再投資コース」で収益分配金を再投資する場合は無手数料です。
ファンドの受益権の取得申込者が「償還乗り換え」※1または「償還前乗り換え」※2によりファン
ドの受益権を取得する場合、申込手数料の優遇を受けることができる場合があります。
ただし、上記の申込手数料の優遇に関しては、優遇制度の取り扱い、優遇の内容、優遇を受ける
ための条件等は販売会社ごとに異なりますので、詳しくは各販売会社でご確認ください。
※1「償還乗り換え」とは、取得申込受付日前の一定期間内に既に償還となった証券投資信託の償
還金等をもって、その支払いを行った販売会社でファンドの受益権を取得する場合をいいます。
※2「償還前乗り換え」とは、償還することが決定している証券投資信託の償還日前の一定期間内
において、当該証券投資信託の一部解約金をもって、その支払いを行った販売会社でファンド
の受益権を取得する場合をいいます。
(ロ)スイッチング手数料
「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」構成ファンド間において、乗り換え(以下「ス
イッチング」※3といいます。)が可能です。また、委託者が設定・運用する特定のファンドとの間
においてスイッチングができる場合があります。ただし、新光グローバル・ハイイールド債券ファ
ンドマネープールファンド(以下「マネープールファンド」といいます。)のお買い付けはスイッ
チングの場合に限定します。
ファンド間のスイッチング手数料につきましては、販売会社にお問い合わせください。ただし、
マネープールファンドへのスイッチングにつきましては無手数料とします。
スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なります。また、販
売会社によっては、一部のファンドのみのお取り扱いとなる場合があります。詳しくは販売会社で
ご確認ください。
なお、スイッチングの際には、換金時と同様の費用・税金がかかりますのでご留意ください。
※3「スイッチング」とは、「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」を構成するファンド
(委託者が設定・運用する特定のファンドを含みます。)を換金した場合の手取金をもって、
-2-
その換金請求受付日の販売会社の営業時間内に「新光グローバル・ハイイールド債券ファン
ド」を構成する他のファンド(当該特定のファンドを含みます。)の取得申し込みをすること
をいいます。
(6)
【申込単位】
お申込単位は、販売会社またはお申込コースにより異なります。
お申込コースには、収益の分配時に分配金を受け取るコース(「分配金受取コース」)と、分配金
が税引き後無手数料で再投資されるコース(「分配金再投資コース」)の2コースがあります。ただ
し、販売会社によっては、どちらか一方のみの取り扱いとなる場合があります。また、スイッチン
グについて、「分配金受取コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コースへの、「分配金再
投資コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コースへのスイッチングとなります。なお、
販売会社によってはスイッチングの取り扱いを行わない場合があります。
詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
(7)
【申込期間】
平成 28 年 10 月 1 日から平成 29 年 6 月 27 日までです。
※申込期間は終了前に有価証券届出書を提出することにより更新されます。
(8)
【申込取扱場所】
申し込みの取扱場所(販売会社)については、下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
(9)
【払込期日】
ファンドの受益権の取得申込者は、申込金額に手数料および当該手数料にかかる消費税等を加算
した金額を販売会社が指定する期日までに支払うものとします。
各取得申込受付日ごとの申込金額の総額は、販売会社によって、当該追加信託が行われる日に、
委託者の指定する口座を経由して、三井住友信託銀行株式会社(以下「受託者」または「受託会
社」といいます。)の指定するファンドの口座に払い込まれます。
(10)【払込取扱場所】
払い込みの取り扱いを行う場所は、販売会社となります。詳しくは販売会社でご確認ください。
(11)【振替機関に関する事項】
ファンドの振替機関は、株式会社証券保管振替機構です。
-3-
(12)【その他】
(イ)申込証拠金
ありません。
(ロ)日本以外の地域における発行
ありません。
(ハ)振替受益権について
ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記「(11)
振替機関に関する事項」に記
載の振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則にしたがって取り扱われるものとします。
ファンドの分配金、償還金、換金代金は、社振法および上記「(11)
に記載の振替機関の業務規程その他の規則にしたがって支払われます。
-4-
振替機関に関する事項」
第二部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【ファンドの性格】
(1)
【ファンドの目的及び基本的性格】
a.ファンドの目的及び基本的性格
当ファンドは、追加型投信/海外/債券に属し、主として投資信託証券に投資し、安定した収益
の確保と投資信託財産の成長を目指して運用を行います。
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができます。
委託者は、受託者と合意のうえ、上記の限度額を変更することができます。
当ファンドは、一般社団法人投資信託協会が定める商品分類において、以下のように分類・区分
されます。
■商品分類表
単位型・追加型
投資対象地域
投資対象資産
(収益の源泉)
株
式
債
券
国 内
単 位型
海 外
不動産投信
内 外
その他資産
(
)
追 加型
資産複合
(注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
■商品分類の定義
追加型投信
一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の投資信託財産とと
もに運用されるファンドをいう。
海外
目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海
外の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
債券
目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に債
券を源泉とする旨の記載があるものをいう。
-5-
■属性区分表
投資対象資産
株式
一般
大型株
中小型株
決算頻度
年1回
投資対象地域
投資形態
グローバル
(除く日本)
年2回
ファミリーファンド
日本
年4回
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
北米
ファンド・オブ・
ファンズ
年6回(隔月)
欧州
年 12 回(毎月)
アジア
日々
オセアニア
その他(
為替ヘッジ
)
不動産投信
中南米
その他資産
(投資信託証券
(債券 社債
低格付債)
)
アフリカ
あり(フルヘッジ)
中近東(中東)
なし
エマージング
資産複合
(
)
資産配分固定型
資産配分変更型
(注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
■属性区分の定義
その他資産(投資信託 投資信託証券への投資を通じて、実質的に債券
証券(債券
社債
社債(低格付債)に投資を行
低 います。
格付債))
年 12 回(毎月)
目論見書または投資信託約款において、年 12 回(毎月)決算する旨の記載があ
るものをいう。
グローバル
目論見書または投資信託約款において、組入資産による投資収益が世界(除く
(除く日本)
日本)の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
ファンド・オブ・
「投資信託等の運用に関する規則」第2条に規定するファンド・オブ・ファン
ファンズ
ズをいう。
為替ヘッジあり
目論見書または投資信託約款において、為替のフルヘッジを行う旨の記載があ
(フルヘッジ)(注)
るものをいう。
(注)属性区分の「為替ヘッジ」は、対円での為替リスクに対するヘッジの有無を記載しております。
※当ファンドはファンド・オブ・ファンズ方式で運用します。このため、組み入れている資産を示す「属
性区分表」の投資対象資産(その他資産(投資信託証券))と、収益の源泉となる資産を示す「商品分類
表」の投資対象資産(債券)とは異なります。
-6-
商品分類および属性区分の定義については、一般社団法人投資信託協会のホームペ
ージ(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
ファンドの仕組み
■当ファンドの運用は「ファンド・オブ・ファンズ方式」で行います。
ファンド・オブ・ファンズとは、投資信託証券への投資を目的とする投資信託のことで、一般に
投資対象に選んだ複数の投資信託証券を組み入れて運用する仕組みを「ファンド・オブ・ファン
ズ方式」といいます。
※当ファンドはケイマン諸島籍外国投資信託以外に国内短期公社債マザーファンドにも投資を行います。
※WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−JPYクラスの受益証券は円建
てで発行されます。
b.ファンドの特色
■主として海外の高利回り社債(以下「ハイイールド債券」といいます。)に実質的な投資を行
い、高水準のインカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行
います。
◆ケイマン諸島籍外国投資信託「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファ
ンド−JPYクラス」(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」という場合があります。運用:ウエ
スタン・アセット・マネジメント・カンパニー)と国内投資信託「国内短期公社債マザーファンド」
(運用:アセットマネジメント One 株式会社)を投資対象とするファンド・オブ・ファンズの形式で運
用を行います。
※詳しくは後述の「ウエスタン・アセットについて」をご覧ください。
◆各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイイール
ド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
※ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または商品の同一性が失われた場合は、委託会社は受託会社と
合意のうえ投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
※投資対象とするハイイールド・ボンド・ファンドにおいて、効率的な運用を目的として、市場金利や企業の信用状
態に関連するデリバティブ取引を行う場合があります。
◆ハイイールド・ボンド・ファンドでは、原則として組み入れる債券などの発行通貨を売り予約し、円を
買い予約する為替取引により、対円で為替ヘッジを行い為替変動リスクを軽減する運用を行います。
ただし、為替変動リスクを完全に排除できるものではなく、為替変動の影響を受ける場合があります。
なお、為替ヘッジを行う場合、債券などの発行通貨の短期金利よりも円の短期金利が低い場合は短期金利差相当
分のヘッジコストがかかります。一方、円の短期金利が高い場合は当該短期金利差相当分のプレミアムとなるこ
とが見込まれます。
-7-
ハイイールド・ボンド・ファンドの運用について
◆海外のハイイールド債券を投資対象とすることで、高水準のインカムゲインの確保と中長期的なキャピ
タルゲインの獲得を目指します。
ハイイールド債券とは
一般に、ハイイールド債券とは、格付けがBB格相当以下の社債(企業が発行する債券)を指します。投資適格
債(BBB格相当以上の債券)と比較してデフォルト(債務不履行)リスクが高くなる(信用力が低くなる)一
方で、利回り水準が高いという特徴があります。
また、ハイイールド債券では、発行体の信用状況の悪化や金利の上昇が価格下落要因となる一方、発行体の信用
状況の改善や金利の低下は価格上昇要因となります。
※信用格付けについては、上位格に近いものにプラス、下位格に近いものにマイナスなどの表示をすることがありま
す。ハイイールド・ボンド・ファンドはBB+格相当以下を主な投資対象とします。
ウエスタン・アセットについて
設立:1971 年
本部:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー(米国カリフォルニア州パサデナ)
ウエスタン・アセットは、ウエスタン・アセット・マネジメント・グループを構成する世界の各運用拠点、現地法
人等の総称であり、ニューヨーク証券取引所に上場する米国大手資産運用持株会社であるレッグ・メイソン・イン
クの 100%子会社です。
また、ウエスタン・アセットは、米国カリフォルニア州パサデナの米国現地法人・ウエスタン・アセット・マネジ
メント・カンパニーを本部として、その他にニューヨーク、ロンドン、東京、シンガポール、メルボルン、サンパ
ウロに運用拠点を有する、債券(バンクローンを含む)運用に特化したグローバル運用サービスを展開する世界有
数の運用会社です。
ウエスタン・アセットの強み
世界主要国の各債券セクターに配置された運用プロフェッショナルで構成されたグローバルな運用体制を持ち、債
券市場全般にわたる幅広い専門性を強みにしています。
※2016 年 9 月末現在
当ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、上
記のような運用ができない場合があります。
「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」構成ファンド間でのスイッチングが可能です。
※「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」構成ファンドは、アセットマネジメント One 株式会社を委託会社
とする特定のファンドをグループ化したもので、その構成ファンドには「新光グローバル・ハイイールド債券ファ
ンド」の語句が付されています。
※スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なります。また、販売会社によっては、
一部のファンドのみのお取り扱いとなる場合があります。詳しくは販売会社でご確認ください。
-8-
分配方針
■原則として、毎月 25 日(休業日の場合は翌営業日。)の決算時に、収益の分配を行いま
す。
◆分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。
)などの全額とします。
◆分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託会社が
決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
「原則として、利子・配当等収益を中心に安定分配を行う」方針としていますが、これは、運用による収益が
安定したものになることや基準価額が安定的に推移することなどを示唆するものではありません。また、基準
価額水準、運用の状況などによっては安定分配とならない場合があることにご留意ください。
◆上記にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動向などを勘案して委託
会社が決定する額を付加して分配する場合があります。
◆留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
※運用状況により分配金額は変動します。
※上記はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。
-9-
収益分配金に関する留意事項
●投資信託の分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支
払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。なお、分配金の有無や金額は確定したもので
はありません。
●分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて
支払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することにな
ります。
また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
分配金は、分配方針に基づき、以下の分配対象額から支払われます。
①配当等収益(経費控除後)、②有価証券売買益・評価益(経費控除後)、③分配準備積立金、
④収益調整金
上図のそれぞれのケースにおいて、前期決算日から当期決算日まで保有した場合の損益を見ると、次のとお
りとなります。
ケースA:分配金受取額 100 円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差
0 円= 100 円
ケースB:分配金受取額 100 円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲ 50 円=
50 円
ケースC:分配金受取額 100 円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲200 円=▲100 円
★A、B、Cのケースにおいては、分配金受取額はすべて同額ですが、基準価額の増減により、投資信託の
損益状況はそれぞれ異なった結果となっています。このように、投資信託の収益については、分配金だけ
に注目するのではなく、「分配金の受取額」と「投資信託の基準価額の増減額」の合計額でご判断ください。
上記はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではありませんのでご留意ください。
-10-
●投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部ないし全部が、実質的には元本の一部払い戻し
に相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小
さかった場合も同様です。
普通分配金:個別元本(投資者のファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。
元本払戻金(特別分配金):個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の投資者の個別元本は、元本払戻
金(特別分配金)の額だけ減少します。
(2)
【ファンドの沿革】
平成 22 年9月3日
関東財務局長に対して有価証券届出書提出
平成 22 年 10 月8日
投資信託契約締結、ファンドの設定・運用開始
平成 26 年6月 25 日
ファンドの名称にかかる約款変更の届出を提出
平成 27 年6月 23 日
ファンドの名称にかかる約款変更の届出を提出
平成 28 年 10 月1日
ファンドの委託会社としての業務を新光投信株式会社からア
セットマネジメント One 株式会社に承継
-11-
(3)
【ファンドの仕組み】
a.ファンドの仕組み
(注1)証券投資信託契約
委託者と受託者との間において「証券投資信託契約(投資信託約款)」を締結しており、委
託者および受託者の業務、受益者の権利、受益権、投資信託財産の運用・評価・管理、収益の
分配、信託の期間・償還等を規定しています。
(注2)募集・販売等に関する契約
委託者と販売会社との間において「証券投資信託に関する基本契約」を締結しており、販売
会社が行う募集・販売等の取り扱い、収益分配金および償還金の支払い、解約の取り扱い等を
規定しています。
-12-
<ファンド・オブ・ファンズ方式の仕組み>
当ファンドの運用は「ファンド・オブ・ファンズ方式」で行います。「ファンド・オブ・ファンズ
方式」とは、複数の投資信託証券を組み合わせて、一つにまとめて運用する仕組みです。
b.委託会社の概況
(イ)資本金の額
20 億円(平成 28 年 10 月 1 日現在)
(ロ)委託会社の沿革
昭和 60 年 7 月 1 日
会社設立
平成 10 年 3 月 31 日
証券投資信託法に基づく証券投資信託の委託会社の免許取得
平成 10 年 12 月 1 日
証券投資信託法の改正に伴う証券投資信託委託業のみなし認可
平成 11 年 10 月 1 日
第一ライフ投信投資顧問株式会社を存続会社として興銀エヌダブ
リュ・アセットマネジメント株式会社および日本興業投信株式会
社と合併し、商号を興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式
会社とする
平成 20 年 1 月 1 日
興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社からDIAMア
セットマネジメント株式会社に商号変更
平成 28 年 10 月 1 日
DIAMアセットマネジメント株式会社、みずほ投信投資顧問株
式会社、新光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用
部門)が統合し、商号をアセットマネジメント One 株式会社に変
更
(ハ)大株主の状況
(平成 28 年 10 月 1 日現在)
株
主
名
株式会社みずほ
フィナンシャルグループ
第一生命ホールディングス株
式会社
住
所
所有株数
所有比率
東京都千代田区大手町一丁目 5 番 5 号
28,000 株※1
70.0%※2
東京都千代田区有楽町一丁目 13 番 1 号
12,000 株
30.0%※2
※1:A種種類株式(15,510 株)を含みます。
※2:普通株式のみの場合の所有比率は、株式会社みずほフィナンシャルグループ 51.0%、第一
生命ホールディングス株式会社 49.0%
-13-
2【投資方針】
(1)
【投資方針】
a.基本方針
当ファンドは、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成長
を目指して運用を行います。
b.運用の方法
(イ)主要投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(ロ)投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準
のインカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍
外国投資信託
内国証券投資信託
(親投資信託)
②
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−JPYクラス(以下「ハイイールド・
ボンド・ファンド」といいます。
)円建受益証券
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハ
イイールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発生した場合
には、上記のような運用ができない場合があります。
④
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款に規定する事項の変更により
商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(2)
【投資対象】
a.投資の対象とする資産の種類
当ファンドにおいて投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項
で定めるものをいいます。以下同じ。
)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
b.有価証券および金融商品の指図範囲等
(イ)委託者は、信託金を、主として次の第1号に掲げる外国投資信託の受益証券および第2号に掲
げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受託者とし
て締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファンド」といい
ます。)の受益証券のほか、第3号から第7号に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図
します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレン
-14-
シー)ファンド−JPYクラス円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受権証
券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 14 号で定める受益証券発行信託
の受益証券に限ります。
)
なお、第1号に掲げる外国投資信託の受益証券および第2号に掲げる証券投資信託の受益証券を
以下「投資信託証券」といい、第5号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にかかる運用
の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売り戻し条件付きの買い入れ)および債券
貸借取引(現金担保付き債券借り入れ)に限り行うことができるものとします。
(ロ)委託者は、信託金を、上記(イ)に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取
引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)によ
り運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除きま
す。
)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(ハ)上記(イ)の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、上記(ロ)に掲げる金融商品によ
り運用することの指図ができます。
当ファンドが投資する投資信託証券の概要
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの概要
ファンド名
形態
運用方針
主な投資制限
信託期間
決算日
主な関係法人
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−
JPYクラス
ケイマン諸島籍外国投資信託/円建受益証券
主として世界各国の高利回り社債に分散投資を行い、高水準のインカムゲインの確保と
中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。また、効率的な運用を
目的として、市場金利や企業の信用状態に関連するデリバティブ取引を行う場合があり
ます。
米ドル以外の通貨建債券へ投資した場合、原則として債券の発行通貨売り/米ドル買い
の為替取引を行います。
その上で、原則として、米ドル売り、円買いの為替取引を行います。
・原則として、信用格付けがBB+/Ba1格相当以下の証券に純資産総額の 80%以
上を投資します。
・同一発行体の証券への投資割合は、原則として純資産総額の5%以内とします。
・有価証券の空売りは行いません。
・純資産総額の 10%を超える借り入れは行わないこととします。
・流動性に欠ける資産への投資は、純資産総額の 15%以内とします。
・他のファンドへの投資は、純資産総額の5%以内とします。
・通常の状態において、日本において有価証券に属する証券に純資産総額の 50%以上
を投資します。
無期限
毎年3月 31 日
管理会社:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・リミテッド
-15-
信託報酬等
その他の
費用・手数料
収益分配方針
運用開始日
投資顧問会社:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー
副投資顧問会社:
ウエスタン・アセット・マネジメント株式会社 (東京)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーイー・リミテッド
(シンガポール)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーワイ・リミテッド
(メルボルン)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・DTVM・リミターダ (サン
パウロ)
受託会社兼管理事務代行会社:BNYメロン・ファンド・マネジメント(ケイマン)リ
ミテッド
副管理事務代行会社:ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
保管受託銀行:ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
純資産総額に対し年率 0.50%程度
上記料率には、管理会社、投資顧問会社、副投資顧問会社、受託会社、保管受託銀行な
らびに管理事務代行会社への報酬が含まれます。ただし、これら報酬の中には取引頻度
に応じた額や最低支払額が設定されているものがあるため、取引頻度や資産規模などに
より上記料率を上回る場合があります。
監査報酬、弁護士費用および登録機関兼名義書換代理人費用、当初設定にかかる諸費用
などが当該外国投資信託から支払われます。これらは定率でないため事前に概算料率や
上限額などを表示することができません。
原則として、毎月、分配を行います。
平成 22 年 10 月 12 日
2.国内短期公社債マザーファンドの概要
ファンド名
国内短期公社債マザーファンド
形態
親投資信託
運用方針
・主としてわが国の短期公社債に投資し、安定した収益の確保を目指した運用を行います。
・ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発生した場合
には、上記のような運用ができない場合があります。
主な投資制限
・株式への投資は行いません。
・外貨建資産への投資は行いません。
信託期間
無期限
決算日
毎年 10 月 31 日(休業日の場合は翌営業日)
収益分配方針
運用による収益は、信託終了時まで投資信託財産中に留保し、期中には分配を行いませ
ん。
信託報酬
報酬はかかりません。
信託設定日
平成 20 年7月 31 日
委託会社
アセットマネジメント One 株式会社
受託会社
三井住友信託銀行株式会社
(再信託受託会社:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社)
※上記の各投資信託証券については、いずれも申込手数料はかかりません。
※上記の各概要は、各投資信託証券の内容を要約したものであり、そのすべてではありません。
また、各概要は平成 28 年 12 月 26 日現在のものであり、今後変更になる場合があります。
-16-
(3)
【運用体制】
a.ファンドの運用体制
①投資環境見通しおよび運用方針の策定
経済環境見通し、資産別市場見通し、資産配分方針および資産別運用方針は月次で開催する「投資環
境会議」および「投資方針会議」にて協議、策定致します。これらの会議は運用本部長・副本部長、
運用グループ長等で構成されます。
②運用計画の決定
各ファンドの運用は「投資環境会議」および「投資方針会議」における協議の内容を踏まえて、ファ
ンド毎に個別に任命された運用担当者が行います。運用担当者は月次で運用計画書を作成し、運用本
部長の承認を受けます。運用担当者は承認を受けた運用計画に基づき、運用を行います。
③売買執行の実施
運用担当者は、売買計画に基づいて売買の執行を指図します。トレーディング担当者は、最良執行を
めざして売買の執行を行います。
④モニタリング
運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署(人数 60∼70 人程度)は、運用に
関するパフォーマンス測定、リスク管理および法令・信託約款などの遵守状況等のモニタリングを実
施し、必要に応じて対応を指示します。
定期的に開催されるリスク管理に関する委員会等において運用リスク管理状況、運用実績、法令・信
託約款などの遵守状況等について検証・報告を行います。
⑤内部管理等のモニタリング
内部監査担当部署(人数 10∼20 人程度)が運用、管理等に関する業務執行の適正性・妥当性・効率性
等の観点からモニタリングを実施します。
b.ファンドの関係法人に関する管理
-17-
当ファンドの関係法人である受託会社に対して、その業務に関する委託会社の管理担当部署は、
内部統制に関する外部監査人による報告書等の定期的な提出を求め、必要に応じて具体的な事項に
関するヒアリングを行う等の方法により、適切な業務執行体制にあることを確認します。
c.運用体制に関する社内規則
運用体制に関する社内規則として運用管理規程および職務責任権限規程等を設けており、運用担
当者の任務と権限の範囲を明示するほか、各投資対象の取り扱いに関して基準を設け、ファンドの
商品性に則った適切な運用の実現を図ります。
また、売買執行、投資信託財産管理および法令遵守チェック等に関する各々の規程・内規を定め
ています。
※運用体制は平成 28 年 10 月1日現在のものであり、今後変更となる場合があります。
(4)
【分配方針】
a.収益分配方針
収益分配は原則として、毎月 25 日(該当日が休業日の場合は翌営業日。)の決算時に以下の方針
に基づき収益の分配を行います。
1.分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含み
ます。)などの全額とします。
2.分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託者
が決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
3.上記2.にかかわらず、上記2.にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水
準や市況動向などを勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
4.留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
b.収益分配方式
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当等収
益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を
控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあてるた
め、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報
酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあるときは、そ
の全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。なお、次期以降の分
配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
c.損失の繰り越し
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
d.分配金の取り扱い
「分配金受取コース」の受益者の分配金は原則として、決算日から起算して5営業日までに、受
益者に支払われます。
「分配金再投資コース」の受益者の分配金は、税金を差し引いた後、別に定める契約に基づき、
全額再投資されます。
(5)
【投資制限】
投資信託約款に定める投資制限
-18-
a.投資信託証券への投資割合
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
b.外貨建資産への投資割合
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
c.公社債の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借り入れの指図をすることが
できます。なお、当該公社債の借り入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保
の提供の指図を行うものとします。
(ロ)借り入れの指図は、当該借り入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
(ハ)投資信託財産の一部解約等の事由により、上記(ロ)の借り入れにかかる公社債の時価総額が
投資信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借り入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
(ニ)借り入れにかかる品借料は投資信託財産中から支払われます。
d.特別の場合の外貨建有価証券への投資制限
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、わが
国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあります。
e.外国為替予約の指図
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その他の資
産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替の売買の予
約を指図することができます。
f.資金の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う
支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借り入れた資金の返済を含みま
す。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金
借り入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借
入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
(ロ)一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から投
資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開
始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間、もしくは受益者への解
約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業
日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約代金および償
還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における投資信託財
産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
(ハ)収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支払われる日からその
翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
(ニ)借入金の利息は投資信託財産中より支払われます。
g.利害関係人等との取引等
(イ)受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び
投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投資信託財
産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為であって、受
託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利害関係人、信託業
務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の投資信託財産との間で、約款に掲げ
る資産への投資等ならびに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことができます。
-19-
(ロ)受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うこと
ができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができ
るものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。
(ハ)委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない
場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商
品取引法第 31 条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等または子法人等をいいます。)
または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、約款に掲げる資産への投資等なら
びに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、
委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
(ニ)上記(イ)(ロ)(ハ)の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第3項
および同法第 32 条第3項の通知は行いません。
h.デリバティブ取引等に係る投資制限
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたがい、合理
的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
i.信用リスク集中回避のための投資制限
(イ)同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
(ロ)一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当該比率を超え
ることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内と
なるよう調整を行うこととします。
j.ファンドの投資制限
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いませ
ん。
3【投資リスク】
(1)ファンドのもつリスク
当ファンドは、投資信託証券への投資を通じて値動きのある有価証券などに実質的に投資しますの
で、基準価額は変動します。また、外貨建資産に実質的に投資した場合、為替相場の変動などの影響
も受けます。
これらの運用による損益は、すべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみなさ
まの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り
込むことがあります。なお、投資信託は預貯金とは異なります。
a.信用リスク
公社債などの信用力の低下や格付けの引き下げ、債務不履行が生じた場合には、当該公社債など
の価格は下落し、時には無価値になることもあります。これらの影響を受け、当ファンドの基準価
額が下落する可能性があります。
特に当ファンドにおいては実質的な主要投資対象がハイイールド債券となることから、投資適格
の債券に投資する場合と比較して、信用リスクが高くなります。
b.流動性リスク
有価証券などを売買する際、当該有価証券などの市場規模が小さい場合や取引量が少ない場合に
は、希望する時期に、希望する価格で、希望する数量を売買することができない可能性があります。
-20-
特に流動性の低い有価証券などを売却する場合にはその影響を受け、当ファンドの基準価額が下落
する可能性があります。
c.金利変動リスク
公社債の価格は、金利水準の変化にともない変動します。一般に、金利が上昇した場合には公社
債の価格は下落し、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
d.為替変動リスク
外貨建資産は、為替相場の変動により円換算価格が変動します。一般に、保有外貨建資産が現地
通貨ベースで値上がりした場合でも、投資先の通貨に対して円高となった場合には、当該外貨建資
産の円換算価格が下落し、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託では原則として、円を買い予約する為替取引によ
り、対円で為替ヘッジを行い為替変動リスクを軽減する運用を行いますが、為替変動リスクを完全
に排除できるものではなく、為替変動の影響を受ける場合があります。為替ヘッジを行うにあたり、
円金利が実質的な投資対象資産の発行通貨の金利より低い場合には、その金利差相当分のコストが
かかります。
e.カントリーリスク
投資対象国・地域の政治経済情勢、通貨規制、資本規制、税制などの要因によって資産価格や通
貨価値が大きく変動する場合があります。これらの影響を受け、当ファンドの基準価額が下落する
可能性があります。
f.特定の投資信託証券に投資するリスク
当ファンドが組み入れる投資信託証券における運用会社の運用の巧拙が、当ファンドの運用成果
に大きな影響を及ぼします。また、外国投資信託を通じて各国の有価証券に投資する場合、国内籍
の投資信託から直接投資を行う場合に比べて、税制が相対的に不利となる可能性があります。
g.投資信託に関する一般的なリスクおよびその他の留意点
(イ)当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第 37 条の6の規定(いわゆるクーリングオ
フ)の適用はありません。
(ロ)法令や税制が変更される場合に、投資信託を保有する受益者が不利益を被る可能性があります。
(ハ)投資信託財産の状況によっては、目指す運用が行われないことがあります。また、投資信託財
産の減少の状況によっては、委託者が目的とする運用が困難と判断した場合、安定運用に切り替
えることがあります。
(ニ)投資した資産の流動性が低下し、当該資産の売却・換金が困難になる場合などがあります。そ
の結果、投資者の換金請求に伴う資金の手当てに支障が生じる場合などには、換金のお申し込み
の受付を中止すること、およびすでに受け付けた換金のお申し込みを取り消す場合があります。
(ホ)短期間に相当金額の解約申し込みがあった場合には、解約資金を手当てするために組入有価証
券を市場実勢より大幅に安い価格で売却せざるを得ないことがあります。この場合、基準価額が
下落する要因となり、損失を被ることがあります。
(ヘ)証券市場および外国為替市場は、世界的な経済事情の急変またはその国における天災地変、政
変、経済事情の変化もしくは政策の変更等の諸事情により閉鎖されることがあります。これによ
り当ファンドの運用が影響を被って基準価額の下落につながる可能性があります。
(ト)投資信託証券には、ファミリーファンド方式で運用をするものがあります。当該投資信託証券
(ベビーファンド)が投資対象とするマザーファンドを同じく投資対象としている他のベビーフ
ァンドにおいて、設定・解約や資産構成の変更等によりマザーファンドの組入有価証券等に売買
が生じた場合、その売買による組入有価証券等の価格の変化や売買手数料等の負担がマザーファ
ンドの基準価額に影響を及ぼすことがあります。この影響を受け、当該投資信託証券(ベビーフ
ァンド)の価額が変動する可能性があります。
-21-
当ファンドが主要投資対象とする投資信託証券にはファミリーファンド方式を採用している場
合があり、上記のような要因で、当ファンドの基準価額が変動する可能性があります。
(2)リスク管理体制
委託会社における当ファンドの投資リスクに対する管理体制については、以下のとおりです。
・運用リスクの管理:運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署が、運用リス
クを把握、管理し、その結果に基づき運用担当部署へ対応の指示等を行うことにより、適切な管理を
行います。
・運用パフォーマンス評価:運用担当部署から独立したリスク管理担当部署が、ファンドの運用パフォ
ーマンスについて定期的に分析を行い、結果の評価を行います。
・リスク管理に関する委員会等:上記のとおり運用リスクの管理状況、運用パフォーマンス評価等の報
告を受け、リスク管理に関する委員会等は総合的な見地から運用状況全般の管理・評価を行います。
※リスク管理体制は平成 28 年 10 月1日現在のものであり、今後変更になることがあります。
-22-
-23-
4【手数料等及び税金】
(1)
【申込手数料】
(イ)申込手数料
申込手数料は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、3.24%(税抜 3.0%)を上限として販
売会社がそれぞれ独自に定める手数料率を乗じて得た金額となります。商品および投資環境の説
明・情報提供、購入の事務手続きなどの対価として販売会社にお支払いいただきます。当該手数料
には消費税等(8%)が含まれます。
手数料について、詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
なお、「分配金再投資コース」で収益分配金を再投資する場合は無手数料です。
ファンドの受益権の取得申込者が「償還乗り換え」※1または「償還前乗り換え」※2によりファン
ドの受益権を取得する場合、申込手数料の優遇を受けることができる場合があります。
ただし、上記の申込手数料の優遇に関しては、優遇制度の取り扱い、優遇の内容、優遇を受ける
ための条件等は販売会社ごとに異なりますので、詳しくは各販売会社でご確認ください。
※1「償還乗り換え」とは、取得申込受付日前の一定期間内に既に償還となった証券投資信託の償
還金等をもって、その支払いを行った販売会社でファンドの受益権を取得する場合をいいます。
※2「償還前乗り換え」とは、償還することが決定している証券投資信託の償還日前の一定期間内
において、当該証券投資信託の一部解約金をもって、その支払いを行った販売会社でファンド
の受益権を取得する場合をいいます。
(ロ)スイッチング手数料
「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」構成ファンド間において、乗り換え(以下「ス
イッチング」※3といいます。)が可能です。また、委託者が設定・運用する特定のファンドとの間
においてスイッチングができる場合があります。ただし、新光グローバル・ハイイールド債券ファ
ンドマネープールファンド(以下「マネープールファンド」といいます。)のお買い付けはスイッ
チングの場合に限定します。
ファンド間のスイッチング手数料につきましては、販売会社にお問い合わせください。ただし、
マネープールファンドへのスイッチングにつきましては無手数料とします。
スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なります。また、販
売会社によっては、一部のファンドのみのお取り扱いとなる場合があります。詳しくは販売会社で
ご確認ください。
なお、スイッチングの際には、換金時と同様の費用・税金がかかりますのでご留意ください。
※3「スイッチング」とは、「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」を構成するファンド
(委託者が設定・運用する特定のファンドを含みます。)を換金した場合の手取金をもって、
その換金請求受付日の販売会社の営業時間内に「新光グローバル・ハイイールド債券ファン
ド」を構成する他のファンド(当該特定のファンドを含みます。)の取得申し込みをすること
をいいます。
(2)
【換金(解約)手数料】
-24-
a.解約時手数料
ご解約時の手数料はありません。
b.信託財産留保額
ご解約時に、解約申込受付日の翌営業日の基準価額に 0.3%の率を乗じて得た額が信託財産留保
額として控除されます。
※「信託財産留保額」とは、ご解約による組入有価証券などの売却等費用について受益者間の公平
を期するため、投資信託を途中解約される投資家にご負担いただくものです。なお、これは運用
資金の一部として投資信託財産に組み入れられます。
(3)
【信託報酬等】
日々のファンドの純資産総額に年率 1.1664%(税抜 1.08%)を乗じて得た額とします。
なお、投資対象とする投資信託証券の信託報酬を含めた実質的な信託報酬の総額は、ファンドの
純資産総額に対して年率 1.6664%(税抜 1.58%)程度となります。
信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産から支払われます。
信託報酬=運用期間中の基準価額×信託報酬率
<ファンド・オブ・ファンズの信託報酬の配分>
委託者
委託した資金の運用、基準価額の算出な
年率 0.35%(税抜)
どの対価
購入後の情報提供、運用報告書など各種
販売会社
年率 0.70%(税抜)
書類の送付、分配金・償還金・換金代金
支払などの事務手続きなどの対価
受託者
行などの対価
ハイイールド・ボンド・ファンドの信託
投資対象とする
年率 0.50%程度
投資信託証券
実質的な負担(注)
運用財産の管理、委託者からの指図の実
年率 0.03%(税抜)
報酬です。国内短期公社債マザーファン
ドの信託報酬はありません。
年率 1.6664%(税抜 1.58%)程度
−
(注)ハイイールド・ボンド・ファンドを 100%組み入れた場合の数値です。実際の信託報酬は、投
資信託証券の組入状況に応じて変動します。ただし、ハイイールド・ボンド・ファンドの信託
報酬の中には取引頻度に応じた額や最低支払額が設定されているものがあるため、当該投資信
託における取引頻度や資産規模などにより上記料率を上回る場合があります。
(4)
【その他の手数料等】
a.投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、監査法人に支払うファンドの監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立て替えた立替金の利息(以
下「諸経費」といいます。
)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支払われます。
b.投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査報酬にかかる
消費税等とともに投資信託財産中から支払われます。
c.証券取引に伴う手数料・税金等、当ファンドの組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数
料は、投資信託財産が負担します。この他に、売買委託手数料にかかる消費税等および資産を外国
で保管する場合の費用についても投資信託財産が負担します。
d.当ファンドが投資対象とするハイイールド・ボンド・ファンドにおいても、有価証券等の売買手
数料、税金、監査報酬、弁護士費用および登録機関兼名義書換代理人費用、当初設定にかかる諸費
用などがかかります。
-25-
e.「その他の手数料等」については、定率でないもの、定時に見直されるもの、売買条件などに応
じて異なるものなどがあるため、当該費用および合計額などを表示することができません。
※手数料などの合計額については、購入金額や保有期間などに応じて異なりますので、表示すること
ができません。
(5)
【課税上の取扱い】
a.個人の受益者の場合
(イ)収益分配金の取り扱い
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金については、配当所得として課税され、20.315%
(所得税 15%、復興特別所得税 0.315%および地方税5%)の税率で源泉徴収されます。なお、
元本払戻金(特別分配金)は課税されません。確定申告を行い、総合課税(配当控除の適用はあ
りません。)
・申告分離課税のいずれかを選択することもできます。
(ロ)一部解約金・償還金の取り扱い
一部解約時および償還時の譲渡益(解約価額または償還価額から取得費(申込手数料(税込)
を含みます。)を控除した額)については、譲渡所得とみなされ、20.315%(所得税 15%、復興
特別所得税 0.315%および地方税5%)の税率による申告分離課税が適用されます。なお、特定
口座(源泉徴収あり)の利用も可能です。
(ハ)損益通算について
一部解約時、償還時に生じた損失(譲渡損)は、確定申告を行うことにより上場株式等の譲渡
益および上場株式等の配当所得等の金額(配当所得については申告分離課税を選択したものに限
ります。)から差し引くこと(損益通算)ならびに3年間の繰越控除の対象とすることができま
す。一部解約時、償還時に生じた差益(譲渡益)は、上場株式等の譲渡損と損益通算ができます。
また、特定口座(源泉徴収あり)をご利用の場合、その口座内において損益通算を行うことが
可能です(申告不要)
。
詳しくは販売会社にお問い合わせください。
<少額投資非課税制度「愛称:NISA(ニーサ)」、未成年者少額投資非課税制度「愛称:ジュニ
アNISA(ジュニアニーサ)
」をご利用の場合>
「NISA(ニーサ)」および「ジュニアNISA(ジュニアニーサ)」は、上場株式や公募株式
投資信託などについての非課税制度です。NISAおよびジュニアNISAをご利用の場合、毎
年、一定額の範囲で新たに購入した公募株式投資信託などから生じる配当所得および譲渡所得が
一定期間非課税となります。ご利用になれるのは、販売会社で非課税口座を開設するなど、一定
の条件に該当する方です。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
b.法人の受益者の場合
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金および一部解約金・償還金の個別元本超過額につい
ては 15.315%(所得税 15%および復興特別所得税 0.315%)の税率で源泉徴収されます。なお、元
本払戻金(特別分配金)は課税されません。
源泉徴収された所得税は、所有期間に応じて法人税から控除される場合があります。
なお、益金不算入制度は適用されません。
c.個別元本について
(イ)追加型株式投資信託について、受益者ごとの信託時の受益権の価額等(申込手数料および当該
申込手数料にかかる消費税等相当額は含まれません。)が当該受益者の元本(個別元本)にあた
ります。
(ロ)受益者が同一ファンドの受益権を複数回取得した場合、個別元本は、当該受益者が追加信託を
-26-
行うつど当該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
(ハ)受益者が同一ファンドの受益権を複数の販売会社で取得する場合については販売会社ごとに、
個別元本の算出が行われます。また、同一販売会社であっても複数支店等で同一ファンドの受益
権を取得する場合は当該支店等ごとに、「分配金受取コース」と「分配金再投資コース」の両コ
ースで取得する場合はコース別に、個別元本の算出が行われる場合があります。
(ニ)受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から
当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
(「元本払戻金(特別分配金)」については、「d.収益分配金の課税について」をご参照くださ
い。
)
d.収益分配金の課税について
追加型株式投資信託の収益分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる
「元本払戻金(特別分配金)」(受益者ごとの元本の一部払い戻しに相当する部分)の区分がありま
す。
(前述の「収益分配金に関する留意事項」をご参照ください。
)
受益者が収益分配金を受け取る際、①当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本
と同額の場合または当該受益者の個別元本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通
分配金となり、②当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本を下回っている場合に
は、その下回る部分の額が元本払戻金(特別分配金)となり、当該収益分配金から当該元本払戻金
(特別分配金)を控除した額が普通分配金となります。
なお、受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本
から当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
ただし、課税対象となります分配金は普通分配金のみであり、元本払戻金(特別分配金)に関し
ましては非課税扱いとなります。
※上記は平成 28 年 9 月末現在のものです。税法が改正された場合等は、上記「(5)
課税上の取扱
い」の内容が変更される場合があります。税金の取り扱いの詳細については、税務専門家などにご
確認されることをお勧めします。
-27-
5【運用状況】
(1)
【投資状況】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
投資信託受益証券
ケイマン諸島
親投資信託受益証券
日本
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
時価合計(円)
純資産総額
投資比率(%)
2,343,625,303
97.16
1,404,874
0.05
66,888,369
2.77
2,411,918,546
100.00
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
(参考)国内短期公社債マザーファンド
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
時価合計(円)
投資比率(%)
地方債証券
日本
443,594,561
63.74
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
252,264,922
36.25
695,859,483
100.00
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
(2)
【投資資産】
①【投資有価証券の主要銘柄】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
1 ケイマン 投資信託受 WAグローバル・ハイ・イール
諸島
益証券 ド・ボンド (マルチ・カレンシ
ー)ファンド−JPYクラス
2
日本
親投資信託 国内短期公社債マザーファンド
受益証券
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
2,950,554,329
0.79
2,338,609,361
0.7943
2,343,625,303 97.16
1,392,481
1.0089
1,404,874
1.0089
1,404,874 0.05
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
投資信託受益証券
97.16
親投資信託受益証券
0.05
-28-
合計
97.22
(参考)国内短期公社債マザーファンド
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
帳簿価額
単価
(円)
数量又は
額面総額
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
利率
(%)
投資
償還期限 比率
(%)
1
日本
地方債証券 第48回共同発行市場
公募地方債
300,000,000
100.80
302,406,046
100.80
302,406,046
1.7000 2017.03.24 43.45
2
日本
地方債証券 第295回大阪府公募
公債(10年)
100,000,000
100.14
100,143,625
100.14
100,143,625
1.9000 2016.10.28 14.39
3
日本
地方債証券 平成23年度第9回大
阪市公募公債(5年)
41,000,000
100.10
41,044,890
100.10
41,044,890
0.3450 2017.01.27 5.89
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
地方債証券
63.74
合計
63.74
②【投資不動産物件】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
該当事項はありません。
(参考)国内短期公社債マザーファンド
該当事項はありません。
③【その他投資資産の主要なもの】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
該当事項はありません。
(参考)国内短期公社債マザーファンド
該当事項はありません。
(3)
【運用実績】
①【純資産の推移】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
純資産総額(円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
-29-
(分配落)
(分配付)
第 1 特定期間末
(平成 23 年 3 月 25 日)
5,868,275,370
5,897,104,839
1.0178
1.0228
第 2 特定期間末
(平成 23 年 9 月 26 日)
7,980,216,799
8,022,562,455
0.9423
0.9473
第 3 特定期間末
(平成 24 年 3 月 26 日)
7,578,395,082
7,616,806,719
0.9865
0.9915
第 4 特定期間末
(平成 24 年 9 月 25 日)
6,567,652,241
6,600,054,873
1.0134
1.0184
第 5 特定期間末
(平成 25 年 3 月 25 日)
8,406,808,923
8,446,781,884
1.0516
1.0566
第 6 特定期間末
(平成 25 年 9 月 25 日)
8,141,167,500
8,180,876,808
1.0251
1.0301
第 7 特定期間末
(平成 26 年 3 月 25 日)
7,068,385,093
7,102,154,973
1.0466
1.0516
第 8 特定期間末
(平成 26 年 9 月 25 日)
5,916,546,162
5,945,664,585
1.0159
1.0209
第 9 特定期間末
(平成 27 年 3 月 25 日)
4,794,542,593
4,819,416,325
0.9638
0.9688
第 10 特定期間末
(平成 27 年 9 月 25 日)
3,742,921,142
3,763,859,257
0.8938
0.8988
第 11 特定期間末
(平成 28 年 3 月 25 日)
2,612,711,945
2,628,354,772
0.8351
0.8401
第 12 特定期間末
(平成 28 年 9 月 26 日)
2,410,983,888
2,424,715,602
0.8779
0.8829
平成 27 年 9 月末日
3,668,854,968
―
0.8827
―
10 月末日
3,538,931,303
―
0.8934
―
11 月末日
3,291,464,179
―
0.8715
―
12 月末日
2,953,496,265
―
0.8396
―
平成 28 年 1 月末日
2,721,383,483
―
0.8149
―
2 月末日
2,601,041,723
―
0.8061
―
3 月末日
2,612,821,094
―
0.8355
―
4 月末日
2,533,347,872
―
0.8542
―
5 月末日
2,512,056,553
―
0.8553
―
6 月末日
2,479,866,820
―
0.8615
―
7 月末日
2,455,470,990
―
0.8754
―
8 月末日
2,461,070,376
―
0.8840
―
9 月末日
2,411,918,546
―
0.8796
―
②【分配の推移】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
0.0200
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
0.0300
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
0.0300
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
0.0300
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
0.0300
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.0300
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.0300
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
0.0300
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
0.0300
-30-
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.0300
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0.0300
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.0300
(注)各特定期間中の分配金の合計額を表示しています。
③【収益率の推移】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
期
計算期間
収益率(%)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
3.8
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
△4.5
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
7.9
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
5.8
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
6.7
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.3
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
5.0
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
△0.1
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
△2.2
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
△4.2
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
△3.2
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
8.7
(注)収益率は各特定期間における騰落率を表示しており、当該特定期間中の分配金合計額を加算して計算しています。
(4)
【設定及び解約の実績】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
期
計算期間
設定口数(口)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
5,948,345,957
182,452,069
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
5,172,404,632
2,469,167,159
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
2,961,241,701
3,748,045,480
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
2,274,040,497
3,475,841,587
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
3,164,651,614
1,650,585,881
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
1,039,627,150
1,092,357,734
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
329,083,268
1,516,968,793
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
239,166,487
1,169,457,936
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
75,069,270
924,007,453
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
16,009,335
803,132,766
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
3,205,217
1,062,262,752
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
40,741,055
422,963,726
(注)第1特定期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
-31-
解約口数(口)
≪参考情報≫
-32-
第2【管理及び運営】
1【申込(販売)手続等】
(イ)取得申込者は、「分配金受取コース」および「分配金再投資コース」について、販売会社ごとに
定める申込単位で、取得申込受付日の翌営業日の基準価額で購入することができます。ただし、
「分配金再投資コース」で収益分配金を再投資する場合は1口単位となります。
また、スイッチングによりファンドを買い付ける場合は、販売会社ごとに定める申込単位となり
ます。スイッチングについて、「分配金受取コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コー
スへの、「分配金再投資コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コースへのスイッチング
となります。なお、販売会社によっては、スイッチングの取り扱いを行わない場合があります。
詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
取得申込者は、販売会社に取引口座を開設のうえ、申込金額に手数料および当該手数料にかかる
消費税等を加算した金額を販売会社が指定する期日までに支払うものとします。
(ロ)「分配金再投資コース」での取得申込者は、販売会社との間で「新光グローバル・ハイイールド
債券ファンド円コース自動継続投資約款」(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みま
す。
)にしたがって契約(以下「別に定める契約」といいます。)を締結します。
(ハ)取得およびスイッチングの申し込みの受付は、原則として営業日の午後3時までとし、当該受付
時間を過ぎた場合の申込受付日は翌営業日となります。ただし、受付時間は販売会社によって異な
る場合があります。
なお、以下のいずれかに該当する日には、取得およびスイッチングの申し込みの受付は行いませ
ん。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
・ケイマンの銀行の休業日
また、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事
情があるときは、委託者の判断により、取得およびスイッチングの申し込みの受付を中止すること
および既に受け付けた取得およびスイッチングの申し込みの受付を取り消すことができます。ただ
し、別に定める契約に基づく収益分配金の再投資にかかる追加信託金の申し込みに限ってこれを受
け付けるものとします。
2【換金(解約)手続等】
一部解約(解約請求によるご解約)
(イ)受益者は、「分配金受取コース」および「分配金再投資コース」の両コースとも、販売会社が定
める単位をもって一部解約の実行を請求することができます。
なお、受付は原則として営業日の午後3時までとし、当該受付時間を過ぎた場合の申込受付日は
翌営業日となります。ただし、受付時間は販売会社によって異なる場合があります。
また、投資信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の解約請求に制限を設ける場合がありま
-33-
す。
(ロ)受益者が一部解約の実行の請求をするときは、販売会社に対し、振替受益権をもって行うものと
します。
(ハ)委託者は、一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この投資信託契約の一部を解約します。
また、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が
行われます。
(ニ)一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基準価額に
0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
一部解約に関して課税対象者にかかる所得税および地方税(法人の受益者の場合は所得税のみ)
に相当する金額が控除されます。
なお、一部解約の価額は、毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせく
ださい。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
※基準価額につきましては、アセットマネジメント One 株式会社のインターネットホームページ
(http://www.am-one.co.jp/)または、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載さ
れます。また、お問い合わせいただけます基準価額および一部解約の価額は、前日以前のものと
なります。
(ホ)一部解約金は、受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則として、7営業日目から販売会
社において受益者に支払われます。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所におけ
る取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託
者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
(へ)委託者は、以下のいずれかに該当する日には、上記(イ)による一部解約の実行の請求を受け付
けないものとします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
・ケイマンの銀行の休業日
(ト)委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替取引の
停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、一部解約の実行の請求の受付を中止
することおよび既に受け付けた一部解約の実行の請求の受付を取り消すことができます。
(チ)上記(ト)により一部解約の実行の請求の受付が中止された場合には、受益者は当該受付中止以
前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を
撤回しない場合には、一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日
(この日が一部解約の実行の請求を受け付けない日であるときは、この計算日以降の最初の一部解
約の実行の請求を受け付けることができる日とします。)に一部解約の実行の請求を受け付けたも
のとして、上記(ニ)の規定に準じて計算された価額とします。
3【資産管理等の概要】
(1)
【資産の評価】
基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入有価証券を除き
ます。)を法令および一般社団法人投資信託協会規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産
-34-
の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における
受益権口数で除した金額をいいます。
基準価額は、毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載されます。また、お問い合
わせいただけます基準価額は、前日以前のものとなります。
当ファンドの主な投資対象の評価方法は以下のとおりです。
投資対象
評価方法
原則として基準価額計算時に知りうる直近の日の基準価額
外国籍投資信託証券
で評価
内国証券投資信託
原則として基準価額計算日の基準価額で評価
(親投資信託)
原則として基準価額計算日の対顧客電信売買相場の仲値で
外貨建資産
円換算により評価
原則として基準価額計算日の対顧客先物売買相場の仲値で
為替予約取引
評価
(2)
【保管】
該当事項はありません。
(3)
【信託期間】
当ファンドの信託期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年9月 25 日までです。
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受託者と
協議のうえ、信託期間を延長することができます。
(4)
【計算期間】
当ファンドの計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。
上記にかかわらず、上記の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいま
す。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い日とし、その
翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終了日は、投資信託約
款に定める信託期間の終了日とします。
(5)
【その他】
a.信託の終了(投資信託契約の解約)
(イ)委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより受益権の総口数が 30 億口を下回ることと
なった場合には、受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させることがで
きます。またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき、もし
くはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信
託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする
-35-
旨を監督官庁に届け出ます。
(ロ)委託者は、信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行ったハイイールド・ボン
ド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同一性が失われた場合は、委託
者は受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、
委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著しく
不利となる変更がある場合
(ハ)委託者は、上記(イ)の事項について、下記「c.書面決議の手続き」の規定にしたがいます。
(ニ)委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、
投資信託契約を解約し信託を終了させます。
(ホ)委託者が監督官庁より登録の取り消しを受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
上記の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の委託者に
引き継ぐことを命じたときは、この信託は、下記「c.書面決議の手続き」の規定における書面
決議が否決となる場合を除き、当該委託者と受託者との間において存続します。
(ヘ)受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に違
反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者または受
益者は、裁判所に受託者の解任を申し立てることができます。受託者が辞任した場合、または裁
判所が受託者を解任した場合、委託者は、下記「b.投資信託約款の変更等」の規定にしたがい、
新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任すること
はできないものとします。
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終了さ
せます。
b.投資信託約款の変更等
(イ)委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、
受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投
資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」を
いいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または併合しようとす
る旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
(ロ)委託者は、上記(イ)の事項(投資信託約款の変更事項にあっては、その内容が重大なものに
該当する場合に限り、併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、下記「c.
書面決議の手続き」の規定にしたがいます。
(ハ)委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、上記
(イ)および(ロ)の規定にしたがいます。
※この投資信託約款は上記に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
c.書面決議の手続き
(イ)委託者は、上記「a.信託の終了(投資信託契約の解約)」(イ)について、または「b.投資
信託約款の変更等」(イ)の事項のうち重大な約款の変更等について、書面による決議(以下
「書面決議」といいます。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならび
に投資信託契約の解約の理由または重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、
当該決議の日の2週間前までに、当ファンドにかかる知れている受益者に対し、書面をもってこ
れらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
-36-
(ロ)上記(イ)の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項において
同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、知れ
ている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について賛成する
ものとみなします。
(ハ)上記(イ)の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当た
る多数をもって行います。
(ニ)重大な約款の変更等における書面決議の効力は、当ファンドのすべての受益者に対してその効
力を生じます。
(ホ)上記(イ)から(ニ)までの規定は、委託者が投資信託契約の解約または重大な約款の変更等
について提案をした場合において、当該提案につき、当ファンドにかかるすべての受益者が書面
または電磁的記録により同意の意思表示をしたときおよび上記「a.信託の終了(投資信託契約
の解約)」(ロ)の規定に基づいてこの投資信託契約を解約する場合には適用しません。また、投
資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、上記(イ)から
(ハ)までに規定する当ファンドの解約の手続きを行うことが困難な場合には適用しません。
(ヘ)上記(イ)から(ホ)の規定にかかわらず、当ファンドにおいて併合の書面決議が可決された
場合にあっても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が
否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
d.反対受益者の受益権買取請求の不適用
当ファンドは、受益者が一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信託契約の一部の解約をす
ることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益者に一部解約金として支払われ
ることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、投資信託契約の解約(上記「a.信託の終了
(投資信託契約の解約)」(ロ)の場合を除きます。)または重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第1項に定める反対受益者による受益権買取請求
の規定の適用を受けません。
e.運用報告書
委託者は、毎年3月、9月の決算時および償還時に交付運用報告書を作成し、知れている受益者
に対し、販売会社を通じて交付します。
運用報告書(全体版)は、下記「f.公告」に記載の委託者のホームページにおいて開示します。
ただし、受益者から運用報告書(全体版)の交付の請求があった場合には、これを交付します。
f.公告
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載します。
http://www.am-one.co.jp/
なお、電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合の公
告は、日本経済新聞に掲載します。
g.委託者の事業の譲渡および承継に伴う取り扱い
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約に関す
る事業を譲渡することがあります。
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この投資信
託契約に関する事業を承継させることがあります。
h.信託事務処理の再信託
(イ)受託者は、当ファンドにかかる信託事務の処理の一部について日本トラスティ・サービス信託
銀行株式会社と再信託契約を締結し、これを委託することがあります。その場合には、再信託に
かかる契約書類に基づいて所定の事務を行います。
-37-
(ロ)上記(イ)における日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社に対する業務の委託について
は、受益者の保護に支障を生じることがない場合に行うものとします。
i.信託業務の委託等
(イ)受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第1項に定める
信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人
を含みます。
)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認めら
れること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理
を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
(ロ)受託者は、上記(イ)に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が上記(イ)各号に掲
げる基準に適合していることを確認するものとします。
(ハ)上記(イ)および(ロ)にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委
託者が適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとしま
す。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要
な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
j.他の受益者の氏名等の開示の請求の制限
受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
k.関係法人との契約の更改
委託者と販売会社との間において締結している「証券投資信託に関する基本契約」の有効期間は
契約の締結日から1年ですが、期間満了前に委託者、販売会社いずれからも別段の意思表示のない
ときは自動的に1年間更新されるものとし、その後も同様とします。
4【受益者の権利等】
a.収益分配金請求権
収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日(原則として決算日から起
算して5営業日まで)に受益者に支払います。
受益者が、収益分配金について、支払開始日から5年間その支払いを請求しないときは、その権
利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
上記にかかわらず、「分配金再投資コース」の受益者の収益分配金は、原則として毎計算期間終
了日の翌営業日に再投資されます。
b.一部解約請求権
受益者は、販売会社ごとに定める単位で、一部解約の実行を請求することができます。
一部解約金は、受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則として、7営業日目から受益者
に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国
為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、一
-38-
部解約金の支払いを延期する場合があります。
c.償還金請求権
償還金は、信託終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日(原則として償還日から起算して5営
業日まで)に受益者に支払います。
受益者が、信託終了による償還金について、支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないと
きは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
-39-
第3【ファンドの経理状況】
(1)
当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵
省令第 59 号)並びに同規則第 2 条の 2 の規定により、
「投資信託財産の計算に関する規則」(平成 12
年総理府令第 133 号)
(以下「投資信託財産計算規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。
(2)
当ファンドの計算期間は 6 ヵ月未満であるため、財務諸表は 6 ヵ月毎に作成しております。
(3)
当ファンドは、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、第 12 期特定期間(平成 28 年
3 月 26 日から平成 28 年 9 月 26 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人による監査
を受けております。
-40-
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
平成28年11月1日
アセットマネジメント One 株式会社
取締役会 御中
新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯
原
尚
公認会計士
山
野
浩
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられている新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コースの平成
28年3月26日から平成28年9月26日までの特定期間の財務諸表、すなわち、貸借対照表、
損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見
表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な
監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、
監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コースの平成28年9月26日現在の
信託財産の状態及び同日をもって終了する特定期間の損益の状況をすべての重要な点において適正
に表示しているものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-41-
1【財務諸表】
【新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース】
(1)
【貸借対照表】
(単位:円)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
75,341,439
-
-
91,626,902
2,527,199,095
2,338,609,361
コール・ローン
投資信託受益証券
親投資信託受益証券
1,404,874
1,404,874
40,000,000
-
2,643,945,408
2,431,641,137
2,643,945,408
2,431,641,137
未払収益分配金
15,642,827
13,731,714
未払解約金
13,147,566
4,412,253
未収入金
流動資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
未払受託者報酬
67,391
69,279
未払委託者報酬
2,358,574
2,424,724
-
168
17,105
19,111
31,233,463
20,657,249
31,233,463
20,657,249
3,128,565,518
2,746,342,847
△515,853,573
△335,358,959
285,125,801
279,443,329
2,612,711,945
2,410,983,888
2,612,711,945
2,410,983,888
2,643,945,408
2,431,641,137
未払利息
その他未払費用
流動負債合計
負債合計
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
(2)
【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
自
至
第 11 期特定期間
平成 27 年 9 月 26 日
平成 28 年 3 月 25 日
自
至
第 12 期特定期間
平成 28 年 3 月 26 日
平成 28 年 9 月 26 日
営業収益
受取配当金
160,863,817
受取利息
130,528,307
22,871
-
有価証券売買等損益
△265,278,420
96,410,266
営業収益合計
△104,391,732
226,938,573
営業費用
-42-
支払利息
-
21,179
受託者報酬
496,491
411,802
委託者報酬
17,376,951
14,412,915
その他費用
123,508
109,328
17,996,950
14,955,224
営業利益
△122,388,682
211,983,349
経常利益
△122,388,682
211,983,349
当期純利益
△122,388,682
211,983,349
△6,959,897
3,002,719
△444,701,911
△515,853,573
149,915,351
62,461,351
149,915,351
62,461,351
444,266
5,031,119
444,266
5,031,119
105,193,962
85,916,248
△515,853,573
△335,358,959
営業費用合計
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(3)
【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
1.有価証券の評価基準及び評価方法
投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
2.収益及び費用の計上基準
受取配当金
原則として、投資信託受益証券の収益分配金落ち日において、当該収益分配金額を
計上しております。
3.その他財務諸表作成のための基本と 計算期間に関する事項
なる重要な事項
当特定期間終了日に該当する日が休業日のため、当特定期間は平成 28 年 3 月 26 日
から平成 28 年 9 月 26 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.
特定期間末日における受益権の総数
1.
特定期間末日における受益権の総数
2.
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規 2.
定する額
元本の欠損 515,853,573 円
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規
定する額
元本の欠損 335,358,959 円
3.
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
3.
1 口当たり純資産額
0.8351 円
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
0.8779 円
3,128,565,518 口
(1 万口当たり純資産額)
2,746,342,847 口
(8,351 円)
(1 万口当たり純資産額)
(8,779 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
区分
分配金の計算過程
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 59 期(自
平成 27 年 9 月 26 日
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
至
-43-
平成第 65 期(自
平成 28 年 3 月 26 日
至
平成
27 年 10 月 26 日)
28 年 4 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(26,343,693 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (21,493,112 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(229,656,512 円)及び分 に定める収益調整金(171,404,509 円)及び分
配準備積立金(322,659,911 円)より分配対象 配準備積立金(273,612,811 円)より分配対象
収益は 578,660,116 円(1 万口当たり
収益は 466,510,432 円(1 万口当たり
1,438.13 円)であり、うち 20,118,144 円(1 1,555.28 円)であり、うち 14,997,397 円(1
万口当たり 50 円)を分配しております。
万口当たり 50 円)を分配しております。
第 60 期(自 平成 27 年 10 月 27 日 至 平 第 66 期(自 平成 28 年 4 月 26 日 至 平成
成 27 年 11 月 25 日)
28 年 5 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(24,788,364 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (19,357,769 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(216,176,354 円)及び分 に定める収益調整金(168,303,720 円)及び分
配準備積立金(310,010,043 円)より分配対象 配準備積立金(275,095,219 円)より分配対象
収益は 550,974,761 円(1 万口当たり
収益は 462,756,708 円(1 万口当たり
1,455.09 円)であり、うち 18,932,325 円(1 1,571.46 円)であり、うち 14,723,646 円(1
万口当たり 50 円)を分配しております。
万口当たり 50 円)を分配しております。
第 61 期(自 平成 27 年 11 月 26 日 至 平 第 67 期(自 平成 28 年 5 月 26 日 至 平成
成 27 年 12 月 25 日)
28 年 6 月 27 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(23,585,804 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (20,173,298 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(200,848,392 円)及び分 に定める収益調整金(165,961,772 円)及び分
配準備積立金(294,007,495 円)より分配対象 配準備積立金(275,859,484 円)より分配対象
収益は 518,441,691 円(1 万口当たり
収益は 461,994,554 円(1 万口当たり
1,473.96 円)であり、うち 17,586,486 円(1 1,591.26 円)であり、うち 14,516,388 円(1
万口当たり 50 円)を分配しております。
万口当たり 50 円)を分配しております。
第 62 期(自 平成 27 年 12 月 26 日 至 平 第 68 期(自 平成 28 年 6 月 28 日 至 平成
成 28 年 1 月 25 日)
28 年 7 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(21,933,434 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (20,490,410 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(190,714,560 円)及び分 に定める収益調整金(160,718,894 円)及び分
配準備積立金(285,174,051 円)より分配対象 配準備積立金(271,949,774 円)より分配対象
収益は 497,822,045 円(1 万口当たり
収益は 453,159,078 円(1 万口当たり
1,490.81 円)であり、うち 16,696,206 円(1 1,615.11 円)であり、うち 14,028,583 円(1
万口当たり 50 円)を分配しております。
万口当たり 50 円)を分配しております。
第 63 期(自 平成 28 年 1 月 26 日 至 平成 第 69 期(自 平成 28 年 7 月 26 日 至 平成
28 年 2 月 25 日)
28 年 8 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(21,732,394 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (19,522,564 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(185,285,952 円)及び分 に定める収益調整金(163,081,663 円)及び分
配準備積立金(282,269,611 円)より分配対象 配準備積立金(272,820,095 円)より分配対象
収益は 489,287,957 円(1 万口当たり
収益は 455,424,322 円(1 万口当たり
1,508.46 円)であり、うち 16,217,974 円(1 1,636.03 円)であり、うち 13,918,520 円(1
万口当たり 50 円)を分配しております。
万口当たり 50 円)を分配しております。
第 64 期(自 平成 28 年 2 月 26 日 至 平成 第 70 期(自 平成 28 年 8 月 26 日 至 平成
28 年 3 月 25 日)
28 年 9 月 26 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(23,004,572 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (18,420,139 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(178,748,119 円)及び分 に定める収益調整金(160,916,991 円)及び分
配準備積立金(277,764,056 円)より分配対象 配準備積立金(274,754,904 円)より分配対象
収益は 479,516,747 円(1 万口当たり
収益は 454,092,034 円(1 万口当たり
1,532.69 円)であり、うち 15,642,827 円(1 1,653.43 円)であり、うち 13,731,714 円(1
万口当たり 50 円)を分配しております。
万口当たり 50 円)を分配しております。
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
第 11 期特定期間
-44-
第 12 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
1.金融商品に対する取組方針
当ファンドは、投資信託及び投資法人に
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
投資信託受益証券、親投資信託受益証券
であり、金利変動リスク、為替変動リス
ク等の市場リスク、信用リスク及び流動
性リスクを有しております。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
同左
同左
同左
同左
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
親投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
同左
(関連当事者との取引に関する注記)
第 11 期特定期間
-45-
第 12 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
該当事項はありません。
同左
(その他の注記)
1 元本の移動
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
区分
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
4,187,623,053 円
3,205,217 円
1,062,262,752 円
3,128,565,518 円
40,741,055 円
422,963,726 円
有価証券関係
売買目的有価証券
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
種類
投資信託受益証券
106,129,096
△21,834,102
0
0
106,129,096
△21,834,102
親投資信託受益証券
合計
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
(4)
【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
銘
柄
券面総額
評価額
投資信託受益証 WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド (マル
券
チ・カレンシー)ファンド−JPYクラス
2,950,554,329
2,338,609,361
投資信託受益証券 小計
2,950,554,329
2,338,609,361
親投資信託受益 国内短期公社債マザーファンド
証券
1,392,481
1,404,874
親投資信託受益証券 小計
1,392,481
1,404,874
2,951,946,810
2,340,014,235
合計
(注)券面総額欄の数値は、口数を表示しております。
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-46-
備考
(参考)
当ファンドは、「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−JPYクラス」受
益証券及び「国内短期公社債マザーファンド」受益証券を主要投資対象としており、貸借対照表の資産の部に計上さ
れた「投資信託受益証券」は、すべて「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド
−JPYクラス」の受益証券であり、「親投資信託受益証券」は、すべて「国内短期公社債マザーファンド」の受益
証券であります。
各ファンドの状況は次の通りであります。
なお、以下に記載した情報は監査の対象外であります。
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−JPYクラス」は、「WAグロー
バル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド」の個別クラスとなっております。
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド」はケイマン諸島の法律に基づき設
立された円建外国証券投資信託であります。同ファンドの平成 28 年 3 月 31 日現在の財務書類は、米国で一般的に認
められている会計基準に準拠して作成されており、独立監査人の監査を受けております。
同ファンドの「資産・負債計算書」、「投資明細表」、「損益計算書」、「純資産変動計算書」及び「財務書類に対する
注記」は、同ファンドの副投資顧問会社であるウエスタン・アセット・マネジメント株式会社から入手した財務書類
の原文の一部を翻訳・抜粋したものであります。
-47-
(1)資産・負債計算書
2016 年 3 月 31 日現在
(日本円表示)
資産
有価証券投資−評価額(取得原価 27,125,629,233 円)
外貨現金および外貨現金同等物−評価額(取得原価 590,626,631 円)
ブローカーに対する債権
為替予約未実現利益
未収利息
投資売却未収入金
その他の未収入金
資産合計
24,917,440,618 円
590,545,094 円
26,618,633 円
3,915,426,113 円
559,219,529 円
274,714,326 円
1,979,420 円
30,285,943,733 円
負債
為替予約未実現損失
投資購入未払金
未払管理会社報酬
未払費用
負債合計
償還可能受益証券の保有者に帰属する純資産
734,894,724 円
233,964,921 円
31,848,768 円
22,225,026 円
1,022,933,439 円
29,263,010,294 円
JPYクラス
2,534,015,548 円/3,316,534,246 口
0.764 円
USDクラス
455,413,568 円/396,659,907 口
1.148 円
AUDクラス
2,795,882,796 円/3,732,653,550 口
0.749 円
BRLクラス
23,454,133,223 円/113,110,380,372 口
0.207 円
MXNクラス
11,400,255 円/15,687,422 口
0.727 円
TRYクラス
12,164,904 円/16,950,895 口
0.718 円
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-48-
(2)投資明細表
2016 年 3 月 31 日現在
(日本円表示)
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
GBP
USD
USD
USD
USD
USD
USD
手形および社債−85.1%
オーストラリア−1.1%
鉱業−1.1%
540,000 Ausdrill Finance Pty Ltd. 144A
790,000 Barminco Finance Pty Ltd. 144A
750,000 BHP Billiton Finance USA Ltd. 144A ∼
970,000 FMG Resources August 2006 Pty Ltd. 144A
1,750,000 Midwest Vanadium Pty Ltd. 144A ±
オーストラリア合計
バハマ−0.1%
運輸−0.1%
1,810,000 Ultrapetrol Bahamas Ltd. ±
バハマ合計
バミューダ−0.8%
レジャー−0.8%
890,000 NCL Corp. Ltd. 144A
310,000 NCL Corp. Ltd. 144A
990,000 Viking Cruises Ltd. 144A
バミューダ合計
英領ヴァージン諸島−0.3%
宿泊−0.3%
750,000 Studio City Finance Ltd. 144A
英領ヴァージン諸島合計
カナダ−2.1%
広告−0.4%
870,000 MDC Partners Inc. 144A
商業サービス−0.1%
450,000 Garda World Security Corp. 144A
流通/卸売−0.2%
370,000 Entertainment One Ltd. 144A
環境管理−0.2%
510,000 GFL Environmental Inc. 144A
石油およびガス−0.1%
370,000 Teine Energy Ltd. 144A
製薬−0.5%
150,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
20,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
420,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
1,000,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
利率
6.875%
9.000%
6.750%
9.750%
11.500%
償還日
取得原価
評価額
2019/11/01
2018/06/01
2075/10/19
2022/03/01
2018/02/15
46,012,709 円
80,382,581 円
87,768,350 円
119,462,399 円
129,557,860 円
463,183,899 円
463,183,899 円
47,341,801 円
66,817,467 円
84,403,451 円
109,298,078 円
12,293,470 円
320,154,267 円
320,154,267 円
8.875% 2021/06/15
182,791,164 円
182,791,164 円
42,722,266 円
42,722,266 円
5.250% 2019/11/15
4.625% 2020/11/15
6.250% 2025/05/15
103,786,866 円
37,842,604 円
119,181,734 円
260,811,204 円
260,811,204 円
102,534,562 円
35,191,638 円
93,747,893 円
231,474,093 円
231,474,093 円
8.500% 2020/12/01
97,608,326 円
97,608,326 円
84,930,314 円
84,930,314 円
6.500% 2024/05/01
96,948,020 円
100,108,183 円
7.250% 2021/11/15
48,732,109 円
39,198,606 円
6.875% 2022/12/15
68,994,330 円
59,624,394 円
9.875% 2021/02/01
60,626,360 円
59,902,214 円
6.875% 2022/09/30
40,243,820 円
37,220,411 円
6.750% 2018/08/15
17,766,116 円
15,384,399 円
5.375% 2020/03/15
2,464,359 円
1,843,318 円
7.500% 2021/07/15
51,483,097 円
39,565,067 円
5.500% 2023/03/01
119,386,639 円
191,100,211 円
88,934,472 円
145,727,256 円
-49-
元本金額*
USD
EUR
USD
USD
USD
USD
EUR
USD
EUR
EUR
EUR
EUR
USD
USD
EUR
EUR
EUR
EUR
USD
小売−0.6%
1,490,000 BC ULC/New Red Finance Inc. 144A
カナダ合計
ケイマン諸島−0.5%
電力−0.4%
750,000 Viridian Group FundCo II Ltd. 144A
宿泊−0.1%
340,000 MCE Finance Ltd. 144A
ケイマン諸島合計
コロンビア−0.4%
石油およびガス−0.4%
1,150,000 Ecopetrol SA
コロンビア合計
フランス−2.5%
銀行−0.2%
320,000 BNP Paribas SA 144A @∼
340,000 Credit Agricole SA 144A @∼
商業サービス−0.2%
480,000 Europcar Groupe SA 144A
流通/卸売−0.2%
620,000 Rexel SA 144A
環境管理−0.2%
200,000 Paprec Holding 144A
200,000 Paprec Holding 144A
食品−0.3%
620,000 Labeyrie Fine Foods SAS 144A
ヘルスケア−サービス−0.6%
1,240,000 HomeVi SAS 144A
マスメディア−0.3%
720,000 Numericable-SFR SA 144A
石油・ガスサービス−0.5%
2,860,000 CGG SA
フランス合計
ドイツ−1.7%
エレクトロニクス−0.1%
300,000 Trionista TopCo GmbH 144A
持株会社−総合−0.6%
832,000 KraussMaffei Group GmbH 144A MTN
325,600 KraussMaffei Group GmbH MTN
マスメディア−0.4%
840,000 Unitymedia Hessen GmbH & Co.
KG/Unitymedia NRW GmbH
運輸−0.6%
1,549,000 Hapag-Lloyd AG 144A
ドイツ合計
利率
償還日
取得原価
評価額
6.000% 2022/04/01
165,734,350 円
672,379,200 円
174,589,749 円
616,370,813 円
7.500% 2020/03/01
102,235,260 円
100,858,094 円
5.000% 2021/02/15
35,691,125 円
137,926,385 円
36,540,618 円
137,398,712 円
5.875% 2023/09/18
114,116,333 円
114,116,333 円
127,771,889 円
127,771,889 円
7.375% 2049/12/29
8.125% 2049/12/29
39,638,301 円
40,099,068 円
79,737,369 円
34,843,206 円
38,272,260 円
73,115,466 円
5.750% 2022/06/15
64,719,055 円
64,549,180 円
5.250% 2020/06/15
61,691,767 円
71,602,787 円
5.250% 2022/04/01
7.375% 2023/04/01
26,184,081 円
26,414,101 円
52,598,182 円
25,064,037 円
23,746,158 円
48,810,195 円
5.625% 2021/03/15
88,729,850 円
83,971,568 円
6.875% 2021/08/15
173,576,966 円
169,362,910 円
6.000% 2022/05/15
80,753,493 円
79,307,632 円
6.500% 2021/06/01
291,814,072 円
893,620,754 円
131,797,235 円
722,516,973 円
6.875% 2021/04/30
41,083,892 円
40,652,536 円
8.750% 2020/12/15
8.750% 2020/12/15
95,237,310 円
44,807,156 円
140,044,466 円
113,550,738 円
44,437,645 円
157,988,383 円
4.000% 2025/01/15
120,527,485 円
110,271,516 円
9.750% 2017/10/15
124,990,002 円
426,645,845 円
177,150,444 円
486,062,879 円
-50-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
EUR
GBP
EUR
EUR
USD
USD
USD
ガーンジー−0.4%
総合金融サービス−0.4%
1,000,000 Pershing Square Holdings Ltd. 144A
ガーンジー合計
アイルランド−1.3%
総合金融サービス−0.7%
620,000 AerCap Ireland Capital Ltd./AerCap Global
Aviation Trust
150,000 AerCap Ireland Capital Ltd./AerCap Global
Aviation Trust
1,150,000 AerCap Ireland Capital Ltd./AerCap Global
Aviation Trust
梱包およびコンテナ−0.6%
1,000,000 Ardagh Packaging Finance PLC/Ardagh
Holdings USA Inc. 144A
504,706 Ardagh Packaging Finance PLC/Ardagh
Holdings USA Inc. 144A
アイルランド合計
イタリア−0.3%
運輸−0.3%
640,000 Onorato Armatori SpA 144A
イタリア合計
チャンネル諸島ジャージー−0.6%
保険−0.6%
990,000 Galaxy Bidco Ltd
チャンネル諸島ジャージー合計
ルクセンブルグ−3.8%
ヘルスケア−製品−0.6%
291,000 ConvaTec Healthcare E SA
540,000 ConvaTec Healthcare E SA 144A
40,000 Mallinckrodt International Finance
SA/Mallinckrodt CB LLC 144A
570,000 Mallinckrodt International Finance
SA/Mallinckrodt CB LLC 144A
100,000 Mallinckrodt International Finance
SA/Mallinckrodt CB LLC 144A
USD
USD
持株会社−総合−0.5%
1,420,000 DH Services Luxembourg Sarl 144A
鉄/鉄鋼−0.4%
290,000 ArcelorMittal
980,000 ArcelorMittal
USD
EUR
マスメディア−0.7%
1,610,000 Altice Financing SA 144A
170,000 Altice Financing SA 144A MTN
USD
利率
償還日
取得原価
評価額
5.500% 2022/07/15
123,885,004 円
123,885,004 円
103,686,636 円
103,686,636 円
4.250% 2020/07/01
68,724,427 円
70,470,383 円
5.000% 2021/10/01
17,017,450 円
17,491,851 円
4.625% 2022/07/01
139,857,998 円
225,599,875 円
132,326,908 円
220,289,142 円
9.125% 2020/10/15
85,894,307 円
115,839,609 円
7.000% 2020/11/15
61,509,297 円
147,403,604 円
373,003,479 円
54,316,725 円
170,156,334 円
390,445,476 円
7.750% 2023/02/15
83,577,357 円
83,577,357 円
86,274,590 円
86,274,590 円
6.375% 2020/11/15
188,516,722 円
188,516,722 円
160,974,960 円
160,974,960 円
10.875% 2018/12/15
10.875% 2018/12/15
33,802,765 円
60,805,945 円
38,525,448 円
71,490,523 円
5.750% 2022/08/01
4,592,133 円
4,164,325 円
5.625% 2023/10/15
68,572,082 円
58,460,717 円
5.500% 2025/04/15
10,332,223 円
178,105,148 円
9,975,273 円
182,616,286 円
7.750% 2020/12/15
145,296,731 円
158,407,328 円
6.500% 2021/03/01
6.125% 2025/06/01
36,979,039 円
121,302,141 円
158,281,180 円
32,269,304 円
102,439,024 円
134,708,328 円
6.625% 2023/02/15
5.250% 2023/02/15
199,936,770 円
22,852,330 円
222,789,100 円
182,317,073 円
22,320,120 円
204,637,193 円
-51-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
EUR
USD
USD
USD
USD
USD
USD
EUR
石油・ガスサービス−0.5%
1,580,000 Globe Luxembourg SCA 144A
梱包およびコンテナ−0.2%
470,000 Coveris Holdings SA 144A
小売−0.3%
680,000 Dufry Finance SCA 144A
電気通信−0.6%
1,420,000 Intelsat Jackson Holdings SA
720,000 Intelsat Jackson Holdings SA 144A
ルクセンブルグ合計
マーシャル諸島−0.5%
運輸−0.5%
2,017,000 Navios Maritime Acquisition Corp./Navios
Acquisition Finance US Inc. 144A
マーシャル諸島合計
メキシコ−0.4%
建材−0.4%
1,000,000 Cemex SAB de CV 144A
メキシコ合計
モロッコ−0.7%
化学−0.7%
1,750,000 OCP SA 144A
モロッコ合計
オランダ−2.0%
銀行−0.4%
740,000 ABN AMRO Bank NV 144A
270,000 Cooperatieve Rabobank UA
建材−0.1%
1,150,000 Grupo Isolux Corsan Finance BV 144A
石油およびガス−0.5%
630,000 Lukoil International Finance BV 144A
800,000 Petrobras Global Finance BV
製薬−0.5%
1,290,000 JLL/Delta Dutch Pledgeco BV PIK 144A
電気通信−0.5%
200,000 Oi Brasil Holdings CooperatiefUA
1,030,000 Oi Brasil Holdings CooperatiefUA 144A
1,060,000 VimpelCom Holdings BV 144A
オランダ合計
スウェーデン−0.3%
ヘルスケア−サービス−0.3%
700,000 Unilabs Subholding AB 144A
スウェーデン合計
利率
償還日
取得原価
評価額
9.625% 2018/05/01
159,458,409 円
135,410,813 円
7.875% 2019/11/01
57,193,279 円
47,544,116 円
5.500% 2020/10/15
65,000,722 円
79,869,619 円
5.500% 2023/08/01
8.000% 2024/02/15
163,977,852 円
80,374,245 円
244,352,097 円
1,230,476,666 円
96,959,649 円
83,556,255 円
180,515,904 円
1,123,709,587 円
8.125% 2021/11/15
216,781,830 円
216,781,830 円
151,326,009 円
151,326,009 円
6.125% 2025/05/05
120,006,956 円
120,006,956 円
105,372,598 円
105,372,598 円
5.625% 2024/04/25
177,578,339 円
177,578,339 円
205,035,405 円
205,035,405 円
4.750% 2025/07/28
5.250% 2045/08/04
91,396,658 円
30,681,367 円
122,078,025 円
84,092,179 円
32,946,525 円
117,038,704 円
6.625% 2021/04/15
166,864,955 円
45,389,504 円
6.125% 2020/11/09
6.850% 2115/06/05
66,640,676 円
80,747,284 円
147,387,960 円
74,881,983 円
63,167,360 円
138,049,343 円
8.750% 2020/05/01
156,300,375 円
141,730,359 円
5.750% 2022/02/10
5.750% 2022/02/10
5.950% 2023/02/13
20,539,474 円
98,731,118 円
101,521,456 円
220,792,048 円
813,423,363 円
5,957,064 円
32,114,421 円
116,536,855 円
154,608,340 円
596,816,250 円
8.500% 2018/07/15
92,927,482 円
92,927,482 円
93,387,871 円
93,387,871 円
-52-
元本金額*
USD
USD
EUR
EUR
GBP
GBP
GBP
GBP
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
GBP
GBP
USD
USD
USD
英国−3.8%
銀行−0.5%
200,000 Barclays Bank PLC
1,130,000 Royal Bank of Scotland Group PLC
商業サービス−0.2%
380,000 EC Finance PLC 144A MTN
流通/卸売−0.3%
680,000 Alliance Automotive Finance PLC 144A
娯楽−0.2%
310,000 Vougeot Bidco PLC 144A
食品−0.1%
200,000 Boparan Finance PLC
持株会社−総合−0.7%
384,000 Co-operative Group Holdings 2011 Ltd. #
720,000 Co-operative Group Holdings 2011 Ltd. #
マスメディア−0.6%
1,590,000 Virgin Media Finance PLC 144A
鉱業−0.4%
340,000 Anglo American Capital PLC 144A
210,000 Anglo American Capital PLC 144A
330,000 Anglo American Capital PLC 144A
530,000 Anglo American Capital PLC 144A
石油およびガス−0.2%
480,000 Ensco PLC
220,000 Ensco PLC
石油・ガスサービス−0.2%
900,000 KCA Deutag UK Finance PLC 144A
不動産−0.3%
634,788 Tesco Property Finance 6 PLC
小売−0.1%
180,000 Pizzaexpress Financing 2 PLC 144A
英国合計
米国−61.5%
広告−0.1%
150,000 Lamar Media Corp. 144A
航空宇宙/防衛−0.3%
800,000 LMI Aerospace Inc.
農業−0.4%
1,200,000 Alliance One International Inc.
利率
償還日
取得原価
評価額
7.625% 2022/11/21
6.000% 2023/12/19
24,258,634 円
130,706,752 円
154,965,386 円
24,207,598 円
128,831,812 円
153,039,410 円
5.125% 2021/07/15
53,464,408 円
51,162,269 円
6.250% 2021/12/01
95,278,307 円
92,707,480 円
7.875% 2020/07/15
48,175,692 円
52,179,160 円
5.500% 2021/07/15
34,753,632 円
30,048,465 円
6.875% 2020/07/08
7.500% 2026/07/08
54,732,778 円
100,057,361 円
154,790,139 円
66,613,764 円
124,198,023 円
190,811,787 円
6.375% 2023/04/15
164,523,579 円
186,753,962 円
3.625%
4.125%
4.125%
4.875%
2020/05/14
2021/04/15
2022/09/27
2025/05/14
34,205,964 円
20,255,435 円
30,966,041 円
50,002,796 円
135,430,236 円
32,984,242 円
19,767,899 円
30,414,747 円
48,996,853 円
132,163,741 円
4.700% 2021/03/15
5.750% 2044/10/01
39,159,258 円
12,425,536 円
51,584,794 円
37,718,062 円
12,270,990 円
49,989,052 円
7.250% 2021/05/15
94,267,071 円
63,729,347 円
5.411% 2044/07/13
108,128,068 円
89,019,006 円
6.625% 2021/08/01
29,520,179 円
1,124,881,491 円
29,794,391 円
1,121,398,070 円
5.750% 2026/02/01
17,802,067 円
17,744,745 円
7.375% 2019/07/15
83,867,146 円
84,972,463 円
9.875% 2021/07/15
121,274,176 円
103,349,444 円
-53-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
航空会社−1.2%
851,875 America West Airlines 2001-1 Pass Through
Trust
151,689 Continental Airlines 2000-1 Class B Pass
Through Trust
303,013 Continental Airlines 2009-2 Class B Pass
Through Trust
903,408 Continental Airlines 2012-1 Class B Pass
Through Trust
287,818 Delta Air Lines 2007-1 Class B Pass
Through Trust
153,158 Delta Air Lines 2009-1 Series B Pass
Through Trust
322,883 US Airways 2012-2 Class B Pass Through
Trust
衣料−0.8%
590,000 Levi Strauss & Co.
1,400,000 William Carter Co./The
自動車部品および装備品−0.8%
390,000 American Axle & Manufacturing Inc.
700,000 Goodyear Tire & Rubber Co./The
870,000 ZF North America Capital Inc. 144A
銀行−1.1%
220,000 CIT Group Inc.
1,560,000 CIT Group Inc.
1,050,000 Goldman Sachs Group Inc./The
飲料−2.4%
1,180,000 Beverages & More Inc. 144A
1,330,000 Carolina Beverage Group LLC/Carolina
Beverage Group Finance Inc. 144A
490,000 Constellation Brands Inc.
1,520,000 Constellation Brands Inc.
1,450,000 DS Services of America Inc. 144A
バイオテクノロジー−0.2%
620,000 AMAG Pharmaceuticals Inc. 144A
建材−0.7%
1,360,000 Hardwoods Acquisition Inc. 144A
150,000 Standard Industries Inc. 144A
260,000 Standard Industries Inc. 144A
560,000 USG Corp. 144A
化学−0.3%
390,000 Hercules Inc.
570,375 HIG BBC Intermediate Holdings LLC/HIG BBC
Holdings Corp. PIK 144A
利率
償還日
取得原価
評価額
7.100% 2022/10/02
87,482,361 円
102,091,947 円
8.388% 2022/05/01
12,616,091 円
17,326,456 円
9.250% 2018/11/10
23,829,988 円
36,068,263 円
6.250% 2021/10/11
73,537,482 円
106,110,075 円
8.021% 2024/02/10
24,902,535 円
36,555,522 円
9.750% 2018/06/17
12,547,120 円
18,075,309 円
6.750% 2022/12/03
33,690,947 円
268,606,524 円
37,720,160 円
353,947,732 円
5.000% 2025/05/01
5.250% 2021/08/15
71,753,097 円
137,822,738 円
209,575,835 円
67,309,205 円
162,470,496 円
229,779,701 円
6.625% 2022/10/15
5.125% 2023/11/15
4.750% 2025/04/29
47,541,719 円
85,093,558 円
91,700,032 円
224,335,309 円
45,697,988 円
80,841,857 円
97,663,538 円
224,203,383 円
5.375% 2020/05/15
5.000% 2023/08/01
5.150% 2045/05/22
22,663,283 円
154,273,858 円
126,476,926 円
303,414,067 円
25,716,534 円
176,655,052 円
120,346,145 円
322,717,731 円
10.000% 2018/11/15
122,336,446 円
119,531,865 円
10.625%
6.000%
4.750%
10.000%
2018/08/01
2022/05/01
2024/11/15
2021/09/01
139,589,654 円
56,822,292 円
162,479,957 円
148,500,657 円
629,729,006 円
144,256,491 円
62,234,461 円
178,959,200 円
185,385,523 円
690,367,540 円
7.875% 2023/09/01
77,594,975 円
61,846,690 円
2021/08/01
2021/02/15
2023/02/15
2025/03/01
142,591,279 円
17,078,023 円
29,564,566 円
66,994,514 円
256,228,382 円
104,709,453 円
17,344,330 円
30,026,975 円
65,696,302 円
217,777,060 円
6.500% 2029/06/30
36,570,036 円
36,383,050 円
10.500% 2018/09/15
61,161,203 円
97,731,239 円
45,196,626 円
81,579,676 円
7.500%
5.125%
5.500%
5.500%
-54-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
石炭−0.1%
1,470,000 Murray Energy Corp. 144A
商業サービス−2.8%
1,250,000 Ashtead Capital Inc. 144A
720,000 Flexi-Van Leasing Inc. 144A
1,160,000 Monitronics International Inc.
1,660,000 NES Rentals Holdings Inc. 144A
700,000 Service Corp. International
584,000 United Rentals North America Inc.
1,420,000 United Rentals North America Inc.
USD
USD
コンピューター−0.4%
1,330,000 Compiler Finance Sub Inc. 144A
520,000 Western Digital Corp. 144A
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
流通/卸売−1.0%
640,000 American Builders & Contractors Supply
Co. Inc. 144A
460,000 American Builders & Contractors Supply
Co. Inc. 144A
1,130,000 H&E Equipment Services Inc.
340,000 HD Supply Inc. 144A
総合金融サービス−1.5%
700,000 Ally Financial Inc.
50,000 International Lease Finance Corp.
830,000 Navient Corp. MTN
1,230,000 Quicken Loans Inc. 144A
1,310,000 TMX Finance LLC/TitleMax Finance Corp.
144A
電力−2.3%
1,098,984 FirstLight Hydro Generating Co.
1,627,072 Miran Mid-Atlantic Series C Pass Through
Trust
1,374,484 NRG REMA LLC
480,000 NRG REMA LLC
1,260,000 Red Oak Power LLC
電子部品・機器−1.1%
2,300,000 International Wire Group Holdings Inc.
144A
460,000 WESCO Distribution Inc.
利率
償還日
取得原価
評価額
176,939,874 円
22,305,271 円
2024/10/01
2018/08/15
2020/04/01
2018/05/01
2027/04/01
2022/04/15
2024/11/15
147,191,362 円
73,848,619 円
108,668,971 円
167,254,304 円
69,901,222 円
50,263,632 円
154,782,211 円
771,910,321 円
146,116,669 円
80,521,524 円
106,260,537 円
172,586,265 円
90,873,328 円
70,234,911 円
160,402,383 円
826,995,617 円
7.000% 2021/05/01
10.500% 2024/04/01
141,310,731 円
58,475,740 円
199,786,471 円
68,764,752 円
58,738,901 円
127,503,653 円
5.625% 2021/04/15
68,918,076 円
74,452,062 円
5.750% 2023/12/15
7.000% 2022/09/01
5.750% 2024/04/15
56,733,862 円
103,618,548 円
38,505,096 円
267,775,582 円
53,900,191 円
129,549,286 円
39,361,583 円
297,263,122 円
8.000%
8.625%
8.000%
5.750%
2031/11/01
2022/01/15
2020/03/25
2025/05/01
91,087,941 円
6,515,045 円
90,467,557 円
147,782,086 円
90,086,546 円
6,778,970 円
93,056,648 円
134,792,627 円
8.500% 2018/09/15
138,353,570 円
474,206,199 円
118,528,718 円
443,243,509 円
8.812% 2026/10/15
96,261,706 円
131,927,664 円
2028/12/30
2017/07/02
2026/07/02
2029/11/30
186,785,354 円
128,055,699 円
52,890,380 円
122,946,626 円
586,939,765 円
177,392,326 円
151,398,719 円
51,792,739 円
146,931,550 円
659,442,998 円
8.500% 2017/10/15
5.375% 2021/12/15
184,032,876 円
48,057,546 円
232,090,422 円
258,514,106 円
52,478,363 円
310,992,469 円
11.250% 2021/04/15
5.625%
7.875%
9.125%
7.875%
7.500%
7.625%
5.750%
10.060%
9.237%
9.681%
9.200%
-55-
元本金額*
USD
エンジニアリングおよび建設−0.5%
2,117,212 Michael Baker Holdings LLC/Michael Baker
Finance Corp. PIK 144A
娯楽−1.1%
250,000 AMC Entertainment Inc.
370,000 Greektown Holdings LLC/Greektown
Mothership Corp. 144A
1,579,770 New Cotai LLC/New Cotai Capital Corp. PIK
144A
1,020,000 Speedway Motorsports Inc.
USD
USD
USD
USD
USD
食品−1.9%
690,000 Dole Food Co., Inc. 144A
684,000 Kraft Heinz Foods Co. 144A
700,000 Kraft Heinz Foods Co. 144A
880,000 Pilgrim s Pride Corp. 144A
2,020,000 Simmons Foods Inc. 144A
USD
利率
償還日
取得原価
評価額
9.625% 2019/04/15
226,119,984 円
152,300,290 円
5.750% 2025/06/15
31,149,576 円
28,872,092 円
8.875% 2019/03/15
47,378,999 円
42,834,663 円
10.625% 2019/05/01
5.125% 2023/02/01
177,810,398 円
122,043,297 円
378,382,270 円
126,956,901 円
118,084,748 円
316,748,404 円
2019/05/01
2025/02/15
2039/08/01
2025/03/15
2021/10/01
69,366,254 円
81,432,064 円
111,382,555 円
105,866,213 円
226,643,253 円
594,690,339 円
77,360,346 円
84,770,334 円
103,115,028 円
99,775,205 円
191,851,186 円
556,872,099 円
5.125% 2019/07/15
77,762,280 円
52,107,452 円
6.875% 2021/10/15
103,136,648 円
180,898,928 円
62,195,122 円
114,302,574 円
USD
USD
ヘルスケア−製品−1.1%
820,000 DJO Finco Inc./DJO Finance LLC/DJO
Finance Corp. 144A
620,000 Greatbatch Ltd. 144A
1,590,000 Universal Hospital Services Inc.
8.125% 2021/06/15
9.125% 2023/11/01
7.625% 2020/08/15
99,169,021 円
74,965,666 円
178,293,414 円
352,428,101 円
82,027,650 円
69,250,871 円
166,202,091 円
317,480,612 円
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
ヘルスケア−サービス−2.4%
450,000 Centene Escrow Corp. 144A
260,000 Centene Escrow Corp. 144A
870,000 DaVita HealthCare Partners Inc.
620,000 HCA Inc.
820,000 HCA Inc.
1,230,000 HCA Inc.
310,000 HCA Inc.
630,000 IASIS Healthcare LLC/IASIS Capital Corp.
1,020,000 Tenet Healthcare Corp.
5.625%
6.125%
5.000%
5.375%
5.250%
5.875%
5.250%
8.375%
8.125%
2021/02/15
2024/02/15
2025/05/01
2025/02/01
2025/04/15
2026/02/15
2026/06/15
2019/05/15
2022/04/01
53,503,896 円
30,915,713 円
104,140,243 円
76,073,503 円
103,172,226 円
151,620,540 円
35,211,268 円
77,507,785 円
130,745,597 円
762,890,771 円
52,854,895 円
30,830,617 円
97,052,377 円
70,535,889 円
95,161,290 円
142,741,935 円
35,801,394 円
70,190,795 円
118,514,668 円
713,683,860 円
7.125% 2023/03/15
49,815,483 円
49,101,382 円
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
ガス−0.4%
760,000 NGL Energy Partners LP/NGL Energy Finance
Corp.
930,000 NGL Energy Partners LP/NGL Energy Finance
Corp.
持株会社−総合−0.2%
410,000 Argos Merger Sub Inc. 144A
7.250%
4.875%
7.125%
5.750%
7.875%
-56-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
住宅建築−2.2%
1,300,000 Ashton Woods USA LLC/Ashton Woods Finance
Co. 144A
40,000 PulteGroup Inc.
510,000 PulteGroup Inc.
1,500,000 Shea Homes LP/Shea Homes Funding Corp.
144A
1,000,000 Taylor Morrison Communities Inc./Monarch
Communities Inc. 144A
300,000 William Lyon Homes Inc.
380,000 William Lyon Homes Inc.
1,210,000 Woodside Homes Co. LLC/Woodside Homes
Finance Inc. 144A
利率
償還日
取得原価
評価額
6.875% 2021/02/15
4.250% 2021/03/01
5.500% 2026/03/01
124,013,965 円
4,507,550 円
57,641,981 円
120,546,252 円
4,585,815 円
59,257,334 円
6.125% 2025/04/01
185,010,166 円
166,067,214 円
5.250% 2021/04/15
8.500% 2020/11/15
7.000% 2022/08/15
127,373,842 円
34,584,161 円
39,902,384 円
110,711,476 円
34,767,360 円
41,216,140 円
6.750% 2021/12/15
129,785,314 円
702,819,363 円
121,720,805 円
658,872,396 円
6.125% 2023/11/15
55,483,219 円
52,854,895 円
家庭用品−1.6%
450,000 Central Garden & Pet Co.
1,240,000 Century Intermediate Holding Co. 2 PIK
144A
280,000 Kronos Acquisition Holdings Inc. 144A
1,250,000 Spectrum Brands Inc.
790,000 Sun Products Corp./The 144A
9.750%
9.000%
5.750%
7.750%
2019/02/15
2023/08/15
2025/07/15
2021/03/15
128,335,519 円
32,120,297 円
159,766,466 円
94,742,911 円
470,448,412 円
141,811,847 円
29,110,936 円
149,980,330 円
82,134,427 円
455,892,435 円
USD
USD
保険−0.8%
1,040,000 Fidelity & Guaranty Life Holdings Inc.
144A
600,000 Genworth Holdings Inc.
620,000 Genworth Holdings Inc.
6.375% 2021/04/01
7.700% 2020/06/15
4.900% 2023/08/15
103,715,185 円
75,135,494 円
65,536,496 円
244,387,175 円
118,062,268 円
59,851,635 円
52,090,592 円
230,004,495 円
USD
USD
インターネット−0.8%
810,000 Ancestry.com Inc.
1,070,000 Netflix Inc.
11.000% 2020/12/15
5.875% 2025/02/15
71,699,748 円
126,147,730 円
197,847,478 円
98,325,278 円
127,180,510 円
225,505,788 円
8.875% 2018/08/01
107,549,185 円
65,752,501 円
6.375% 2026/04/01
35,784,285 円
37,495,785 円
8.000% 2020/10/01
94,651,264 円
96,774,194 円
10.500% 2019/07/01
6.625% 2021/12/15
62,107,540 円
47,862,296 円
240,405,385 円
81,578,060 円
50,865,460 円
266,713,499 円
52,700,245 円
235,379,762 円
76,437,758 円
74,277,229 円
174,358,142 円
63,212,788 円
85,267,055 円
71,291,782 円
44,472,579 円
877,397,340 円
50,567,607 円
230,340,384 円
79,010,299 円
71,133,528 円
146,000,056 円
64,553,726 円
80,661,239 円
62,751,894 円
45,340,879 円
830,359,612 円
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
レジャー−0.2%
1,000,000 Gibson Brands Inc. 144A
宿泊−0.9%
320,000 Boyd Gaming Corp. 144A
875,000 Caesars Entertainment Resort Properties
LLC
760,000 Downstream Development Authority of the
Quapaw Tribe of Oklahoma 144A
420,000 MGM Resorts International
マスメディア−2.8%
440,000 CCO Holdings LLC/CCO Holdings Capital
Corp. 144A
1,940,000 CCO Safari II LLC 144A
630,000 CCO Safari II LLC 144A
610,000 CCOH Safari LLC 144A
1,410,000 DISH DBS Corp.
530,000 Neptune Finco Corp. 144A
610,000 Time Warner Cable Inc.
570,000 Tribune Media Co. 144A
520,000 Viacom Inc.
5.875%
4.908%
6.484%
5.750%
5.875%
6.625%
7.300%
5.875%
4.375%
-57-
2027/05/01
2025/07/23
2045/10/23
2026/02/15
2024/11/15
2025/10/15
2038/07/01
2022/07/15
2043/03/15
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
金属加工/機器−0.5%
1,150,000 Global Brass & Copper Inc.
鉱業−0.8%
540,000 Alcoa Inc.
930,000 Coeur Mining Inc.
220,000 Freeport-McMoRan Inc.
310,000 Freeport-McMoRan Inc.
220,000 Freeport-McMoRan Inc.
260,000 Freeport-McMoRan Inc.
360,000 Freeport-McMoRan Inc.
各種製造−0.8%
1,270,000 CBC Ammo LLC/CBC FinCo Inc. 144A
830,000 CTP Transportation Products LLC/CTP
Finance Inc. 144A
320,000 Techniplas LLC 144A
石油およびガス−6.0%
1,290,000 Berry Petroleum Co. LLC
380,000 California Resources Corp.
1,400,000 Calumet Specialty Products Partners
LP/Calumet Finance Corp.
720,000 Carrizo Oil & Gas Inc.
440,000 Chesapeake Energy Corp.
890,000 Chesapeake Energy Corp.
580,000 Chesapeake Energy Corp.
160,000 Continental Resources Inc.
760,000 Continental Resources Inc.
70,000 Continental Resources Inc./OK
110,000 Continental Resources Inc./OK
620,000 CrownRock LP/CrownRock Finance Inc. 144A
600,000 EP Energy LLC/Everest Acquisition Finance
Inc.
330,000 EP Energy LLC/Everest Acquisition Finance
Inc.
210,000 EV Energy Partners LP/EV Energy Finance
Corp.
650,000 Gulfport Energy Corp.
4,940,000 Milagro Oil & Gas Inc. ±
560,000 Murphy Oil USA Inc.
480,000 Oasis Petroleum Inc.
2,315,000 Oasis Petroleum Inc.
440,000 Parsley Energy LLC/Parsley Finance Corp.
144A
1,080,000 QEP Resources Inc.
110,000 QEP Resources Inc.
660,000 Range Resources Corp. 144A
910,000 Rice Energy Inc.
720,000 RSP Permian Inc.
1,970,000 Sanchez Energy Corp.
410,000 SM Energy Co.
610,000 SM Energy Co.
500,000 Whiting Petroleum Corp.
530,000 WPX Energy Inc.
利率
償還日
9.500% 2019/06/01
取得原価
評価額
96,890,807 円
137,012,476 円
2037/02/01
2021/02/01
2020/03/15
2021/11/14
2022/03/01
2023/03/15
2043/03/15
56,004,734 円
86,778,472 円
18,712,638 円
22,683,979 円
16,040,255 円
20,081,606 円
24,852,515 円
245,154,199 円
51,893,897 円
84,407,666 円
18,669,214 円
24,825,784 円
17,371,024 円
19,944,925 円
24,985,950 円
242,098,460 円
7.250% 2021/11/15
128,044,945 円
109,913,454 円
8.250% 2019/12/15
10.000% 2020/05/01
88,439,176 円
39,037,146 円
255,521,267 円
92,356,974 円
26,076,205 円
228,346,633 円
6.375% 2022/09/15
6.000% 2024/11/15
134,523,384 円
42,094,948 円
26,823,648 円
9,716,758 円
6.500%
7.500%
6.625%
6.875%
6.125%
3.800%
4.900%
5.000%
4.500%
7.750%
2021/04/15
2020/09/15
2020/08/15
2020/11/15
2021/02/15
2024/06/01
2044/06/01
2022/09/15
2023/04/15
2023/02/15
146,729,002 円
80,026,282 円
48,756,907 円
91,291,696 円
63,807,811 円
14,387,076 円
58,558,819 円
6,572,875 円
10,209,485 円
73,671,340 円
112,509,835 円
75,868,270 円
19,534,675 円
39,763,403 円
25,424,300 円
14,296,954 円
64,066,539 円
6,820,417 円
10,400,978 円
67,770,035 円
9.375% 2020/05/01
74,858,678 円
34,351,467 円
6.375% 2023/06/15
40,323,977 円
17,247,387 円
5.950%
7.875%
3.100%
4.000%
3.550%
3.875%
5.450%
8.000%
6.625%
10.500%
6.000%
6.500%
6.875%
2019/04/15
2023/05/01
2016/05/15
2023/08/15
2021/11/01
2023/01/15
24,857,605 円
78,679,378 円
355,941,642 円
60,539,718 円
41,391,880 円
265,000,708 円
6,018,883 円
68,309,543 円
158,244,352 円
65,460,268 円
40,193,324 円
193,198,550 円
7.500%
6.875%
5.250%
4.875%
7.250%
6.625%
7.750%
5.000%
5.625%
5.000%
8.250%
2022/02/15
2021/03/01
2023/05/01
2025/05/15
2023/05/01
2022/10/01
2021/06/15
2024/01/15
2025/06/01
2019/03/15
2023/08/01
54,085,834 円
92,044,727 円
11,639,563 円
78,862,469 円
110,142,116 円
90,628,488 円
200,938,984 円
19,851,070 円
73,198,887 円
58,386,043 円
63,335,740 円
2,565,337,132 円
49,454,872 円
111,981,567 円
10,818,253 円
65,280,432 円
90,007,868 円
80,116,893 円
131,193,099 円
32,128,571 円
47,972,451 円
39,198,606 円
46,316,174 円
1,760,488,372 円
-58-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
石油・ガスサービス−0.2%
190,000 Freeport-McMoran Oil & Gas LLC/FCX Oil &
Gas Inc.
580,000 Freeport-McMoran Oil & Gas LLC/FCX Oil &
Gas Inc.
梱包およびコンテナ−0.8%
650,000 BWAY Holding Co. 144A
190,000 Pactiv LLC
1,470,000 Pactiv LLC
製薬−0.3%
820,000 BioScrip Inc.
100,000 Valeant Pharmaceuticals International
144A
USD
USD
USD
パイプライン−3.7%
1,940,000 Crestwood Midstream Partners LP/Crestwood
Midstream Finance Corp.
55,000 Enterprise Products Operating LLC ∼
1,200,000 Kinder Morgan Inc. MTN
2,140,000 MPLX LP
810,000 Rose Rock Midstream LP/Rose Rock Finance
Corp.
710,000 Summit Midstream Holdings LLC/Summit
Midstream Finance Corp.
1,540,000 Summit Midstream Holdings LLC/Summit
Midstream Finance Corp.
1,068,000 Targa Resources Partners LP/Targa
Resources Partners Finance Corp.
1,050,000 Targa Resources Partners LP/Targa
Resources Partners Finance Corp. 144A
330,000 Williams Cos Inc./The
470,000 Williams Cos Inc./The
90,000 Williams Cos Inc./The
USD
USD
USD
不動産−0.8%
900,000 CBRE Services Inc.
210,000 Greystar Real Estate Partners LLC 144A
910,000 Howard Hughes Corp./The 144A
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
不動産投資信託−1.6%
1,400,000 CTR Partnership LP/CareTrust Capital
Corp.
1,030,000 ESH Hospitality Inc. 144A
700,000 Geo Group Inc./The
919,000 Geo Group Inc./The
190,000 MPT Operating Partnership LP/MPT Finance
Corp.
利率
償還日
取得原価
評価額
6.125% 2019/06/15
18,472,519 円
18,472,519 円
6.875% 2023/02/15
55,690,664 円
74,163,183 円
50,196,696 円
68,669,215 円
9.125% 2021/08/15
7.950% 2025/12/15
8.375% 2027/04/15
68,871,106 円
16,741,707 円
158,738,546 円
244,351,359 円
65,569,855 円
19,753,850 円
153,658,537 円
238,982,242 円
8.875% 2021/02/15
89,927,897 円
78,341,014 円
7.250% 2022/07/15
11,716,011 円
101,643,908 円
9,047,994 円
87,389,008 円
6.125%
7.034%
7.800%
4.875%
2022/03/01
2068/01/15
2031/08/01
2025/06/01
198,481,762 円
4,409,247 円
99,765,848 円
263,452,885 円
164,628,526 円
6,283,860 円
149,410,048 円
219,717,170 円
5.625% 2023/11/15
96,384,085 円
59,632,460 円
7.500% 2021/07/01
71,993,668 円
63,043,723 円
5.500% 2022/08/15
160,725,879 円
123,760,818 円
6.375% 2022/08/01
85,472,293 円
116,439,249 円
2020/10/01
2023/01/15
2024/06/24
2031/01/15
130,419,894 円
28,046,174 円
40,217,578 円
7,378,553 円
1,186,747,866 円
117,132,179 円
27,911,094 円
40,412,499 円
8,269,641 円
1,096,641,267 円
5.250% 2025/03/15
8.250% 2022/12/01
6.875% 2021/10/01
106,760,458 円
24,350,760 円
93,725,245 円
224,836,463 円
104,480,522 円
24,488,592 円
101,258,851 円
230,227,965 円
5.875%
5.250%
6.625%
5.125%
2021/06/01
2025/05/01
2021/02/15
2023/04/01
145,535,967 円
124,235,153 円
58,645,867 円
95,148,633 円
158,929,976 円
113,164,550 円
81,530,291 円
100,969,147 円
6.375% 2024/03/01
21,793,825 円
445,359,445 円
22,583,455 円
477,177,419 円
6.625%
3.700%
4.550%
7.500%
-59-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
小売−4.3%
990,000 Carrols Restaurant Group Inc.
370,000 CEC Entertainment Inc.
880,000 CST Brands Inc.
1,240,000 Dollar Tree Inc. 144A
1,050,000 First Cash Financial Services Inc.
510,000 GameStop Corp. 144A
720,000 Guitar Center Inc. 144A
440,000 L Brands Inc.
840,000 L Brands Inc.
1,650,000 Landry's Holdings II Inc. 144A
1,410,000 Neiman Marcus Group Ltd. LLC PIK 144A
520,000 Sally Holdings LLC/Sally Capital Inc.
840,000 Vista Outdoor Inc. 144A
半導体−0.3%
890,000 Micron Technology Inc.
ソフトウェア−1.5%
10,000 Activision Blizzard Inc. 144A
1,050,000 Activision Blizzard Inc. 144A
240,000 First Data Corp. 144A
1,740,000 First Data Corp. 144A
940,000 Interface Security Systems Holdings
Inc./Interface Security Systems LLC
ソブリン−0.3%
300,000 United States Treasury Note/Bond
500,000 United States Treasury Note/Bond
電気通信−3.7%
1,230,000 CenturyLink Inc.
150,000 CommScope Inc. 144A
1,040,000 CommScope Technologies Finance LLC 144A
530,000 Level3 Financing Inc. 144A
1,190,000 Sprint Capital Corp.
1,290,000 Sprint Communications Inc.
1,490,000 Sprint Communications Inc.
180,000 Sprint Corp.
860,000 Sprint Corp.
1,290,000 West Corp. 144A
640,000 Windstream Services LLC
700,000 Windstream Services LLC
410,000 Windstream Services LLC
繊維−0.2%
430,000 Empire Today LLC/Empire Today Finance
Corp.144A
利率
8.000%
8.000%
5.000%
5.750%
6.750%
6.750%
6.500%
6.950%
6.875%
10.250%
8.750%
5.625%
5.875%
償還日
取得原価
評価額
2022/05/01
2022/02/15
2023/05/01
2023/03/01
2021/04/01
2021/03/15
2019/04/15
2033/03/01
2035/11/01
2018/01/01
2021/10/15
2025/12/01
2023/10/01
120,445,319 円
39,490,472 円
88,908,364 円
160,288,135 円
111,593,144 円
58,076,476 円
77,001,804 円
53,907,582 円
101,058,710 円
154,551,230 円
144,711,027 円
64,358,058 円
105,660,932 円
1,280,051,253 円
119,897,156 円
35,868,832 円
100,640,665 円
148,432,056 円
114,181,747 円
55,603,012 円
73,238,170 円
51,185,793 円
102,929,976 円
184,992,132 円
122,920,557 円
62,537,934 円
99,370,574 円
1,271,798,604 円
5.500% 2025/02/01
107,905,985 円
81,590,002 円
5.625%
6.125%
7.000%
5.000%
2021/09/15
2023/09/15
2023/12/01
2024/01/15
1,022,327 円
106,295,172 円
26,421,790 円
212,789,028 円
1,187,198 円
127,163,651 円
27,346,297 円
196,549,399 円
9.250% 2018/01/15
88,248,839 円
434,777,156 円
99,710,577 円
451,957,122 円
1.375% 2020/09/30
1.375% 2020/10/31
36,294,738 円
59,933,646 円
96,228,384 円
34,005,710 円
56,656,457 円
90,662,167 円
2021/06/15
2020/06/15
2025/06/15
2026/03/15
2032/03/15
2020/08/15
2021/11/15
2021/09/15
2023/09/15
2022/07/15
2020/10/15
2021/10/01
2023/04/01
120,875,831 円
18,788,487 円
129,958,124 円
59,618,298 円
97,286,436 円
110,462,177 円
145,611,238 円
17,441,820 円
96,406,153 円
134,962,493 円
66,983,599 円
70,205,603 円
33,352,684 円
1,101,952,943 円
140,753,917 円
17,365,404 円
118,573,677 円
60,166,348 円
105,330,448 円
115,994,155 円
149,887,603 円
15,552,995 円
74,409,284 円
133,545,521 円
62,223,221 円
64,565,303 円
34,677,419 円
1,093,045,295 円
11.375% 2017/02/01
32,852,102 円
47,847,589 円
6.450%
4.375%
6.000%
5.250%
8.750%
7.000%
11.500%
7.250%
7.875%
5.375%
7.750%
7.750%
7.500%
-60-
元本金額*
USD
USD
USD
EUR
USD
利率
運輸−1.3%
580,000 Florida East Coast Holdings Corp. 144A
1,070,000 Jack Cooper Holdings Corp. 144A
1,290,000 Neovia Logistics Intermediate Holdings
LLC/Logistics Intermediate Finance Corp.
PIK 144A
220,000 XPO Logistics Inc. 144A
980,000 XPO Logistics Inc. 144A
償還日
取得原価
評価額
6.750% 2019/05/01
10.250% 2020/06/01
62,054,713 円
118,068,484 円
65,516,466 円
85,388,333 円
10.000% 2018/02/15
5.750% 2021/06/15
6.500% 2022/06/15
131,685,422 円
31,158,107 円
108,859,682 円
451,826,408 円
19,331,487,434 円
27,125,629,233 円
27,125,629,233 円
90,620,434 円
26,995,702 円
107,533,438 円
376,054,373 円
18,009,610,960 円
24,917,440,618 円
24,917,440,618 円
4,345,569,676 円
29,263,010,294 円
米国合計
手形および社債合計
投資合計−85.1%
負債(その他の資産控除後)−14.9%
純資産−100.0%
144A 有価証券は、1933 年証券法規則 144A に基づき登録が免除されています。これらの有価証券は、登録
免除取引において、通常、適格機関購入者への転売が可能です。
MTN ミディアム・ターム・ノート
PIK ペイメント・イン・カインド(payment in kind)
REIT 不動産投資信託
@
有価証券は、永久債であり償還日が確定していません。
∼
変動利付有価証券。開示されている率は、2016 年 3 月 31 日現在適用されていたものです。
#
ステップ・アップ債を意味します。示されている率は、2016 年 3 月 31 日時点の表面利率です。
±
示されている償還日は、当該有価証券の当初の償還日です。有価証券は、現在破産状態にあり、最終
的な回収金額が破産手続を通じて確定するまで、引き続き報告される予定です。
*
指定された現地通貨で表示されている元本金額を除きます。
先物契約
先物契約買建
U.S. Ultra Bond (CBT) Futures
契約数
56
先物契約売建
契約数
10 Yr U.S. Treasury Note (CBT)
(91)
Futures
先物契約に係る未実現純(損失)合計
CBT
想定元本
USD
9,661,750
想定元本
USD
(11,865,547)
シカゴ商品取引所
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-61-
満期日
2016/06/21
満期日
2016/06/21
未実現(損失)
(7,872,328 円)
未実現利益(損失)
1,025,903 円
(6,846,425 円)
為替予約
決済日
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/03
2016/05/13
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/03
2016/05/03
2016/06/02
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/05/13
2016/06/02
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
10,503,879
12,822,561
7,104,760
1,250,374
1,250,374
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
未実現利益(損失)
(円)
899,144,126
(9,024,516)
1,097,038,601
(11,604,018)
607,701,994
(6,577,815)
100,825,487
(7,282,284)
106,739,005
(1,125,376)
AUD
AUD
BRL
BRL
EUR
EUR
4,257,185
2,421,576
186,804,950
244,452,749
796,134
5,802,886
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
364,011,604
201,238,133
5,720,464,108
7,536,114,857
102,084,515
750,010,173
(4,065,978)
(8,132,095)
(203,833,431)
(216,414,288)
112,737
6,755,586
EUR
EUR
GBP
GBP
MXN
TRY
TRY
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
1,741,921
4,793,987
1,306,575
2,645,570
1,809,814
321,033
5,728
7,520,819
7,919,399
179,539
9,182,979
1,880,330
1,862,541
9,662,607
624,363
1,490,111
42,503,291
34,582,236
23,018,670
12,852,371
36,904,847
37,905,859
1,144,881
370,612
360,394
216,978
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
223,374,521
615,171,002
215,693,365
437,487,483
11,710,755
12,681,913
224,709
850,172,967
899,027,954
20,087,383
1,037,844,671
210,822,464
210,822,464
1,097,484,167
69,630,266
168,308,340
4,932,549,724
3,869,423,026
2,606,546,699
1,461,513,973
4,126,918,293
4,294,534,548
129,979,487
41,520,550
40,798,695
24,595,670
262,970
1,139,791
4,860,140
10,589,817
(158,592)
(132,751)
(1,813)
4,852,181
9,777,339
(67,918)
5,701,331
(521,859)
1,675,111
12,492,849
(461,519)
1,026,649
155,288,687
(17,531,640)
21,747,318
18,351,600
(17,039,731)
41,088,613
1,297,834
(135,308)
329,534
231,799
USD
3,633,540 JPY
410,893,826
2,493,210
USD
3,206,208 JPY
364,372,893
4,355,422
相手方
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
Goldman Sachs International
UBS AG
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
Citibank, N.A.
UBS AG
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Go1dman Sachs International
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
UBS AG
UBS AG
UBS AG
約定引渡額
USD
USD
USD
USD
USD
USD
66,199,020
62,385,179
1,060,000
568,786
1,823,811
65,519,365
-62-
交換額**
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
7,419,319,383
7,356,253,031
118,301,079
64,651,306
207,751,855
7,426,980,688
(14,012,113)
344,318,797
(840,204)
783,689
3,008,663
75,001,906
208,580,324
決済日
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/06/02
2016/05/03
2016/04/04
2016/06/02
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/13
2016/04/04
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/13
相手方
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
UBS AG
Citibank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
UBS AG
UBS AG
約定受取額
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
10,503,879
10,503,879
12,822,561
12,822,561
7,104,760
7,104,760
1,250,374
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
4,257,185 JPY
344,572,137
23,505,445
AUD
AUD
AUD
BRL
BRL
BRL
4,257,185
2,421,576
755,360
186,804,950
161,491,150
141,350,950
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
364,372,893
203,835,189
64,651,306
5,472,373,198
4,526,561,443
4,294,534,548
2,876,013
5,535,040
510,296
451,924,341
549,667,418
107,151,702
BRL
BRL
BRL
EUR
EUR
EUR
GBP
MXN
MXN
TRY
TRY
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
265,554,060
244,452,749
244,452,749
162,595
1,573,049
1,640,000
242,293
1,809,814
1,809,814
321,033
313,660
7,929,851
892,491
11,536,179
8,442,822
80,122,130
1,470,732
944,356
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
7,419,319,383
7,016,670,368
7,426,980,688
20,087,383
199,722,084
207,751,855
38,216,522
11,212,045
11,676,596
12,222,945
12,299,853
899,144,126
102,084,515
1,307,861,065
965,703,538
9,082,713,771
166,016,850
106,963,714
927,968,896
735,858,776
185,308,470
738,412
1,759,677
2,305,270
880,610
657,302
149,870
591,720
103,749
(7,849,245)
(1,892,469)
(11,224,115)
(17,902,453)
(77,191,779)
(710,315)
(924,214)
USD
591,846 JPY
66,321,689
USD
3,210,339 JPY
364,011,604
(3,177,706)
USD
585,591 JPY
66,321,689
(564,854)
223,374,521
254,048,553
7,737,352,990
254,048,553
1,052,658,485
(5,764,261)
767,953
(67,038,616)
(2,177,002)
(19,514,446)
2,971,951,065
3,180,531,389
USD
USD
USD
USD
USD
1,938,428
2,267,102
68,242,787
2,243,017
9,203,040
為替予約に係る未実現純利益合計
通貨凡例
AUD −オーストラリア・ドル
BRL −ブラジル・レアル
EUR −ユーロ
GBP −英ポンド
未実現利益(損失)
(円)
850,172,967
57,995,675
899,027,954
7,096,072
1,037,844,671
70,797,948
1,097,484,167
8,662,497
575,051,883
39,227,926
608,097,103
4,799,740
107,266,352
841,419
交換額**
JPY
MXN
TRY
USD
−日本円
−メキシコ・ペソ
−トルコ・リラ
−米ドル
**特定の契約は日本円に換算されています。
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-63-
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
200,303
(3)損益計算書
2016 年 3 月 31 日終了年度
(日本円表示)
投資収益
利息(外国源泉税 3,343,521 円控除後)
3,282,377,724 円
費用
管理会社報酬
保管
管理事務代行、会計代行、および名義書換代理人
受託会社報酬
専門家
その他
費用合計
投資純利益
173,240,648 円
15,094,020 円
10,770,114 円
3,849,790 円
3,298,201 円
582,788 円
206,835,561 円
3,075,542,163 円
投資、外貨換算/取引およびデリバティブ取引に係る実現・未実現純利益(損
失)
実現純利益(損失)
投資
先物契約
スワップ契約
外貨取引
為替予約
実現純(損失)
未実現利益(損失)の純変動額
投資
先物契約
スワップ契約
外貨換算
為替予約
未実現利益(損失)の純変動額
投資、外貨換算/取引およびデリバティブ取引に係る実現・未実現純利益
(損失)
営業による純資産の純(減少)額
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-64-
1,321,861,644 円
62,924,901 円
(4,044,969 円)
(57,913,623 円)
(9,877,633,541 円)
(8,554,805,588 円)
(8,691,968,894 円)
(6,846,425 円)
5,474,085 円
(28,895,113 円)
8,794,450,236 円
72,213,889 円
(8,482,591,699 円)
(5,407,049,536 円)
(4)純資産変動計算書
2016 年 3 月 31 日終了年度
(日本円表示)
営業によるもの
投資純利益
実現純(損失)
未実現利益(損失)の純変動額
営業による純資産の純(減少)額
3,075,542,163 円
(8,554,805,588 円)
72,213,889 円
(5,407,049,536 円)
受益証券保有者に対する分配金によるもの
JPYクラス
USDクラス
AUDクラス
BRLクラス
MXNクラス
TRYクラス
分配金合計
(365,974,328 円)
(40,546,698 円)
(587,705,254 円)
(13,514,223,755 円)
(2,065,777 円)
(2,198,649 円)
(14,512,624,461 円)
受益証券保有者との取引によるもの
受益証券保有者との取引による純資産の純増加額(注記 9)
純資産の純(減少)額
2,566,899,999 円
(17,352,773,998 円)
純資産
期首残高
期末残高
46,615,784,292 円
29,263,010,294 円
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-65-
(5)財務書類に対する注記
2016 年 3 月 31 日現在
(日本円表示)
1.組織および投資目的
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド(以下「当ファンド」といいます。)
は、ケイマン諸島の信託法(改正後)に従って信託証書により設立され、ケイマン諸島のミューチュアル・ファンド
法(2013 年改正)に基づいて登記されたユニット・トラストであるウエスタン・アセット・オフショア・ファンズ
(以下「当トラスト」といいます。)のサブトラストとして、2010 年 9 月 30 日に設定されました。当トラストは、各
サブトラストの資産および負債を分離する目的で、当トラストが多数のサブトラストを創立することが可能となるア
ンブレラ・ユニット・トラストとして組成されています。ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・リミ
テッド(以下「WAMCL」といいます。)は、当トラストの管理会社です。ウエスタン・アセット・マネジメン
ト・カンパニー(以下「WAM」といいます。)、ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーイ
ー・リミテッド(ウエスタン・アセット・シンガポール)、ウエスタン・アセット・マネジメント株式会社(ウエス
タン・アセット東京)、ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・DTVM・リミターダ(ウエスタン・
アセット・ブラジル)、およびウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーワイ・リミテッド
(ウエスタン・アセット・メルボルン)は、当ファンドの副投資顧問会社です。BNYメロン・ファンド・マネジメ
ント(ケイマン)リミテッドは、当ファンドの管理事務代行会社兼受託会社です。ザ・バンク・オブ・ニューヨー
ク・メロンは、ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン・コーポレーションの完全所有子会社であり、当ファンド
の保管受託銀行兼副管理事務代行会社です。ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(シンガポール支店)は、当
ファンドの登録機関兼名義書換代理人です。
当ファンドは、堅実な投資運用を行い、投資ポートフォリオの分散化を通じて、中長期的なキャピタル・ゲインと
共に相対的に高いインカム・ゲインを追求することを目的としております。投資ポートフォリオは主として高利回り
のグローバル社債で構成されています。当ファンドは、複数のクラスの募集を行っており、そのうち5つのクラスが
ヘッジされています。
2016 年 3 月 31 日現在、関連企業でない受益証券保有者 1 名が、当ファンドの発行済受益証券の 94%を保有してい
ました。当ファンドは当該受益証券保有者の行動に重要な影響を受ける可能性があります。
2.重要な会計方針の要約
会計の基礎
アメリカ合衆国において一般に公正妥当と認められる会計原則(以下「米国会計基準」といいます。)に準拠して、
当ファンドは、発生主義会計を用いています。従って、収益および費用は、それぞれ、稼得時および発生時に計上さ
れています。
当ファンドは、財務会計基準審議会の会計基準編纂書 946「金融サービス−投資会社」における会計および報告指
針に従う投資会社です。
見積りの使用
米国会計基準に準拠した財務書類の作成において、経営者は、見積りおよび仮定を行うよう要求されています。見
積りおよび仮定は、財務書類日現在の資産・負債の報告金額および偶発資産・偶発負債の開示、ならびに報告期間中
の営業による純資産の増減の報告金額に影響を及ぼします。実際の結果は、それらの見積りとは異なる場合がありま
す。
キャッシュ・フロー計算書
管理会社は、米国会計基準に基づきキャッシュ・フロー計算書が財務書類中に必要か否か判断する要件を検討して
おり、キャッシュ・フロー計算書は要求されないと判断しています。当該計算書が要求されるか否かを判断するため、
同様の分析が年 2 回実施される予定です。
-66-
外貨現金および外貨現金同等物
外貨現金および外貨現金同等物は、金融機関に預託する外貨現金で構成されています。
当ファンドでは、取得日から満期日までの期間が 3 ヵ月以内の流動性の高い投資はすべて外貨現金同等物であると
みなしています。外貨現金同等物には、マネーマーケット口座の 740,315,477 円も含まれます。銀行に保有する米ド
ル現金が米連邦預金保険公社(以下「FDIC」といいます。)の保証上限である 250,000 米ドルを定期的に超過す
ることから、FDICの保証上限の超過額に関しては、信用リスクの集中が存在します。
ブローカーに対する債権/債務
当ファンドは、資産・負債計算書に制限付現金を、「ブローカーに対する債権」(デリバティブの一部のポジション
に係る担保としてブローカーに要求された残高)として計上し、ブローカーから受領した現金担保は、「ブローカー
に対する債務」に含めています。さらに、先物の変動証拠金は「ブローカーに対する債権」に含めています。ブロー
カーに対する債権/債務は、各ブローカーと相殺する有効な権利が存在することから、相手方別に純額ベースで報告
されます。当ファンドは、取引先金融機関の信用力を継続的に監視しています。
有価証券取引および投資収益
有価証券取引は、取引日現在で会計処理されます。引き渡した有価証券の取得原価および売却した有価証券に係る
利益または損失の純額は、先入先出法を用いて算定されます。有価証券の稼得した受取利息は、適用される源泉税控
除後の金額で発生主義により計上されます。受取利息には、実効金利法を用いて計上される、ディスカウントの増価
修正額およびプレミアムの償却額が含まれます。一部の証券(短期投資等)に係るディスカウントおよびプレミアム
は、定額法を用いて償却されます。受取配当金は、適用される源泉税控除後の金額で配当落ち日に計上されます。
機能通貨および表示通貨
当ファンドの財務書類に含まれている項目は、当ファンドが営業を行う主たる経済環境の通貨を用いて測定されま
す。当該通貨は、受益証券の募集、買戻しおよび評価の実施および表示に用いられる日本円(JPY)です。
外貨換算/取引
外貨建の投資有価証券およびその他の資産・負債は、評価日現在の実勢為替レートに基づいて日本円の金額に換算
されます。外貨建の投資有価証券の購入および売却、収益および費用ならびに受益証券の発行および買戻しの項目は、
それぞれの取引日現在の実勢為替レートに基づいて日本円の金額に換算されます。
当ファンドは、投資に係る外国為替レートの変動の結果生じた営業成績の部分を、保有有価証券の市場価格の変動
により生じた変動額から分離していません。かかる変動額は、損益計算書における投資の実現・未実現の利益または
損失の純額に含まれています。
実現為替差益または差損の純額は、外国為替の売却により生じたものであり、為替予約に係る損益、有価証券取引
の取得日から決済日までの間に実現した為替差益または差損、ならびに当ファンドが記帳した配当金、利息、および
外国源泉税の金額と実際の受取金額または支払金額の日本円相当額との差額を含んでいます。未実現為替差損益純額
は、評価日現在の為替レートの変動の結果生じた、有価証券投資およびデリバティブ取引以外の資産・負債の公正価
値の変動により生じたものです。
外国有価証券および為替の取引は、一定の考慮すべき事項およびリスクを伴う場合があります。かかる事項および
リスクは、他の要素の中でも特に、外国証券市場に関する政府の監督および規制の水準が低くなる可能性、ならびに
政治または経済が不安定になる可能性があることから、日本円建の取引に関する考慮すべき事項およびリスクとは概
して関係ありません。
-67-
所得税
ケイマン諸島の現行法に従って、当ファンドは、所得税、不動産税、法人税、キャピタル・ゲイン税、およびその
他の税金について支払義務はありません。その結果、本財務書類において所得税の引当は行われていません。
当ファンドは、米国において、取引にも事業にも従事していないとみなされるよう業務を実施する意向です。従っ
て、当ファンドの所得は、当ファンドが行っている米国に係る取引および事業に「実質的に関連する」とはみなされ
ません。実質関連所得は、米国内の法人に適用される累進税率で米国連邦所得税が課せられます。一定の範疇の「実
質的に関連」しないが米国を源泉として得た所得(配当所得および利子所得を含みます。)は、30 パーセントの米国
の税金が課せられます。ただし、ポートフォリオ利子の非課税措置に基づき、稼得したポートフォリオ利子に対し 30
パーセントの税金は適用されません。2016 年 3 月 31 日終了年度において、当ファンドが稼得した利子は、ポートフ
ォリオ利子の非課税措置の下で適格です。
当ファンドは、税務ポジションの不確実性の会計処理および開示に関して正式な指針に従わなければなりません。
当該指針は、税務調査において税務ポジションが是認される可能性が 50%超であるかどうかを当ファンドが判断する
よう求めています。経営者は、税務調査未了の全年度について当ファンドの税務ポジジョンを分析し、2016 年 3 月
31 日現在、財務書類において認識および開示が必要となる不確実な税務ポジションはないと結論を下しています。当
ファンドは、該当がある場合、不確実な税務ポジションに関連する利子および加算税を所得税費用の構成項目として
認識する方針です。2016 年 3 月 31 日終了年度において、当ファンドは不確実な税務ポジションに関連する利子およ
び加算税を認識しませんでした。
参加受益証券の発行および買戻し
ファンドの受益証券は、複数のクラス(各々「クラス(Class)」といい、総称して「クラシーズ(Classes)」とい
います。)に分かれて発行されます。当ファンドは、現在、日本円(JPY)クラス、米ドル(USD)クラス、オ
ーストラリア・ドル(AUD)クラス、ブラジル・レアル(BRL)クラス、メキシコ・ペソ(MXN)クラス、お
よびトルコ・リラ(TRY)クラス(USDクラスを除いて、各々「ヘッジ型クラス」といいます。)の募集を行って
います。当ファンドは、各現地通貨に対する各クラスの米ドル(USD)通貨のエクスポージャーのヘッジに努めて
います。JPYクラス、USDクラス、AUDクラス、BRLクラス、MXNクラス、およびTRYクラスの受益証
券の表示通貨(以下、各々「表示通貨」といいます。)は、日本円です。受益証券の募集、買戻し、および評価は日
本円で実施され、受益証券は日本円建です。
各クラスの純資産額は、関連する取引日に表示通貨で算定されます。BRLクラス以外のすべてのクラスに関して、
取引日とは、連邦、州、または地方の銀行がニューヨーク、ロンドン、およびケイマン諸島で営業を行い、かつ、ニ
ューヨーク証券取引所が取引を行う、すべての営業日です。BRLクラスに関して、取引日とは、ブラジルの銀行休
業日ではないか、またはサンパウロ証券・先物・商品取引所(BM&F商品・先物)が取引を行う、すべての営業日
です。ファンド受益証券の発行および買戻しは、最終純資産額に基づいてかかる日に行われます。
受託会社は、管理会社と協議して、当ファンドの純資産額の算定、当ファンドの受益証券の発行および償還を一時
中止できます。また、いくつかの事由のうち特に、管理会社による当ファンドの純資産額の公正な算定が合理的に実
行可能でない場合には、当該期間において償還金の支払日を延期することが可能です。2016 年 3 月 31 日終了年度に
そのような出来事はありませんでした。
収益、費用、利益、および損失の配分
収益、費用、および実現・未実現損益は、各クラスの純資産の比例的な取り分に基づき、受益証券の各クラスに
日々配分されます。当ファンドは、クラスに関連するヘッジ取引によって生じた利益、損失、および費用を、適切な
受益証券のクラスへ明確に貸方計上または借方計上するため、クラスの評価額を調整します(例、JPYクラスの受
益証券に関連するヘッジ取引に伴う費用は全額、JPYクラスの受益証券が負担します。)。受益証券の全クラスは、
機能通貨に対して日本円建以外の投資をヘッジすることによって生じた利益、損失、および費用を、一定の比率に応
じて負担します。
受益証券保有者に対する分配金
当ファンドは、権利落ち日(権利落ち日は、毎月 10 日)の前日に、投資純利益、実現または未実現純利益、およ
び/または資本の分配を決議します。分配金は、受益証券保有者が追加受益証券への再投資を選択しない限り、管理
会社が算定したとおりに、現金または現物で支払われます。クラスに関する現金分配は各クラスの表示通貨で支払わ
れます。
-68-
3.評価
当ファンドは、投資の評価額を毎取引日に算定する手続を採用しています。これらの手続に従って、当ファンドは、
当ファンドの投資の評価額を毎取引日に算定する権限を管理会社が管理する価格決定委員会に委任しています。当フ
ァンドの投資の評価に用いられる方法については、下記の注記でより詳細に述べられています。
当ファンドは、以下の方法およびインプットを用いて、当ファンドの投資の公正価値を確定しています。特定の方
法およびインプットの使用は、市場および経済の状況の展開につれて、入手可能性および目的適合性に基づき、時系
列的に変化する可能性があります。
管理会社は公正価値の算定を行う場合、同委員会が目的に適合しておりかつ妥当と考える価格決定方法を考慮に入
れます。当ファンドが保有する投資に関する第三者による価格決定の情報の信頼性を判断する際に、管理会社は特に、
価格算定業者によるデュー・デリジェンスの検討、価格の日々の変動のモニタリング、および市場参加者間の取引の
検討を行います。さらに、前日比の変動幅が所定の許容値を超えた場合には、導出された公正価値に影響を及ぼした
モデル・インプットについて、別の新たな価格決定情報源と比較、または検証可能な変動を評価することにより、価
格を検証します。
上場オプション、ワラント、ならびに上場している米国株式および米国外の株式は、通常、当該証券の評価日の営
業終了時点における、当該証券が取引される取引所または市場の公式終値または公表最終売値で、または、売り取引
がない場合には入手可能な直近の買呼値で、評価されます。先物取引は、それらが取引される商品取引所または証券
取引所における、その日の終了時点の最終決済価格で評価されます。
確定利付証券は、満期日まで 60 日超の購入短期証券を含み、通常、1社以上の価格決定業者から入手した価格で
評価されます。業者は、下表に記載の1つ以上のインプットに基づいて当該証券の評価を行います。下表は、当ファ
ンドが投資を許可されている特定の種類の確定利付証券の評価に通例適合するインプットの例を示すものです。しか
し、これらの分類は、唯一のものではなく、いずれのインプットも他の種類の確定利付証券の評価に用いることが可
能です。
確定利付の種類およびデリバティ
ブ
全種類
社債および手形
政府および政府機関債
モーゲージ担保証券および資産担
保証券
仕組み金融商品(IO証券・PO
証券およびCMO・CDO等)
貸付、ローン・パーティシペーシ
ョンおよび貸付譲渡
学生ローン
スワップおよびその他のデリバテ
ィブ
インプットの例
すべてのベンチマーク利回り、取引、買呼値、売呼値、ディーラー
および電子トレーディング・システムによる気配値、市場で観察さ
れる比較可能な証券間のスプレッドおよびその他の相関、ならび
に、キャッシュ・フロー、財務業績または担保のパフォーマンス、
およびその他の参考データ等の要素を用いて計算される独自の価格
決定モデル(利回り基準等)(以下、総称して「標準的インプッ
ト」といいます。)
標準的インプットおよび新規発行データ
標準的インプット
標準的インプット、期限前返済情報、債務不履行率、支払遅延およ
び損失の仮定値、担保の特質、信用補完および特定の取引情報
標準的インプット、新規発行データ、月次返済情報および担保のパ
フォーマンス
取引、買呼値、売呼値、およびディーラーの気配値
ローンの加重平均残存期間を含む標準的インプット
標準的インプットならびに金利カーブ、金利ボラティリティ、基礎
となる参照証券の信用スプレッドおよび回収率、インデックス・ス
プレッド、外国為替の直物および先渡カーブ、外国為替ボラティリ
ティ
-69-
管理会社が、そうすることが適切と考える場合(業者の価格が、入手不可能であるかまたは代表的でないとみなさ
れる場合等)、確定利付証券は、合理的かつ適時に入手可能な買呼値と売呼値の仲値、または、満期日、特性、およ
びタイプが類似する証券の価格で、誠実に評価されます。
満期日まで 60 日以内に購入された短期証券は、償却原価で評価されます。償却原価は公正価値に近似しています。
代表的な市場相場価格が、容易に入手できないか、または信頼できないとみなされる有価証券およびその他の資産
は、管理会社によって誠実に公正価値で評価されます。有価証券の公正価値を誠実に算定するために、種々のインプ
ットが検討されます。かかるインプットには、当該有価証券のタイプおよび取得原価、当該有価証券の転売に係る契
約上のまたは法的な制限、発行体の関連する財務または事業の進展、活発に取引される類似するまたは関連のある有
価証券、当該有価証券の転換または交換の権利、関連するコーポレート・アクション、当該有価証券の取引終了後に
発生した重要な事象、ならびに市況全般の変動が含まれるが、それらに限定されません。活発に取引されていない投
資の公正価値評価および評価額は、判断を必要とし、市場活動がより活発化していたと仮定した場合に使用される評
価額とは著しく異なる可能性があります。
第三者が評価した業者による価格決定が入手できず公正価値を示すものでもないとみなされる場合、管理会社は、
指標となる市場相場価格(以下「ブローカー気配値」といいます。)を証券会社から直接入手することを選択します。
指標となる市場相場価格は通常、定評を得ている市場参加者から受領します。管理会社は、これらの市場相場価格を
裏付ける基礎となるインプットを検討するための透明性を求めています。基礎となるインプットの透明性がブローカ
ーから得られた場合には、インプットが観察可能であれば当該証券は公正価値ヒエラルキー(国際財務報告基準(I
FRS)第 13 号「公正価値測定」に基づく)※におけるレベル2とみなされます。インプットに透明性がないか、
インプットが観察不能であることが明らかになった場合には、当該証券は公正価値ヒエラルキーにおけるレベル3に
分類されます。
※は新光投信にて追記
評価日現在のブローカー気配値が入手できない場合、入手可能な直近のブローカー気配値を用います。ただし、ブ
ローカー気配値の入手日から評価日までの関連するベンチマーク証券の利回りの変化(補間後)に基づき修正を行い
ます。ベンチマーク証券は一般に、標準的な満期を有する国債で構成されます。具体的には、デュレーションがほぼ
一致するベンチマーク証券のデュレーションに対応する、価格を決定する証券のデュレーションを比定する補間係数
を用いて、補間後の利回りの変化を算出します。次に、補間後の利回りの変化を、価格を決定するデュレーションに
適用して、推定される価格の変化を算出します。
店頭デリバティブ金融商品(為替予約、オプション契約、スワップション契約またはスワップ契約等)の評価額は、
原資産の価格、指数、参照レートおよびその他のインプット、またはこれらの要素の組み合わせにより導出します。
これらの契約は通常、価格決定サービス提供者に依拠してまたは証券会社の気配値に基づき評価されます。商品およ
び取引条件によっては、デリバティブ金融商品の評価額を、価格決定サービス提供者がシミュレーション法による価
格決定モデル等一連の評価技法を用いて見積ることもあります。価格決定モデルには、活発に値付される市場から観
察されるインプット(発行体の詳細、指数、スプレッド、金利、イールドカーブおよび為替レート等)を用いていま
す。
多角的取引システムまたは取引執行施設(公認取引所等)で取引される、中央清算機関を通じて決済されるスワッ
プは、それぞれの取引所で算定された日々の決済価格で評価されます。中央清算機関を通じて決済されるクレジッ
ト・デフォルト・スワップの場合、清算機関が清算会員に対し期間構造全体にわたって利用可能な価格水準の提示を
要求しており、これらの価格水準が外部の第三者による価格と共に、日々の決済価格の形成に用いられます。中央清
算機関を通じて決済される金利スワップは、日々の決済価格を形成するために、基礎となる金利(オーバーナイト・
インデックス・スワップまたはロンドン銀行間取引金利(LIBOR)先物の金利)を参照する価格決定モデルを用
いて評価されます。これらの証券については、公正価値ヒエラルキーのレベル2に分類しています。
当ファンドの資産および負債の公正価値を算定する際に使用される種々のインプットは、以下に列挙されているお
おまかなレベルに要約されます。
・レベル1−同一の投資についての活発な市場における相場価格
・レベル2−その他の重要な観察可能なインプット(類似する投資の相場価格、金利、期限前返済のスピード、信用
リスク等を含みます。)
・レベル3−重要な観察不能なインプットであり、投資の公正価値の算定における管理会社独自の仮定を含みます。
レベル3の公正価値の評価技法には、(i)判断の使用および種々の仮定(期限前返済の仮定および債務
不履行率の仮定を含むが、それらに限定されません。)の適用を必要とする独自モデルの使用、ならび
に(ii)第三者(通例、証券会社)からの評価の案内が含まれます。第三者である評価提供者は、多くの
場合、主観的な独自モデルを用いており、同様に、判断の使用および種々の仮定(期限前返済の仮定お
よび債務不履行率の仮定を含むが、それらに限定されません。)の適用を求めています。
評価レベルは、かかる有価証券への投資に関係するリスクおよび流動性を必ずしも示唆するものではありません。
-70-
以下は、公正価値で計上されている当ファンドの資産および負債を評価する際に用いられる評価ヒエラルキーにお
けるレベルの要約です。
資産
その他の重要な観
察可能なインプッ
重要な観察不能
ト
なインプット
相場価格
種類
(レベル1)
(レベル2)
(レベル3)
合計
手形および社債
米国
−円
17,992,284,504 円
17,326,456 円
18,009,610,960 円
その他すべての
手形および社債
−円
6,907,829,658 円
−円
6,907,829,658 円
先物契約
1,025,903 円
−円
−円
1,025,903 円
為替予約
−円
3,915,426,113 円
−円
3,915,426,113 円
合計
1,025,903 円
28,815,540,275 円
17,326,456 円
28,833,892,634 円
負債
相場価格
(レベル1)
種類
先物契約
為替予約
合計
その他の重要な観
察可能なインプッ
ト
(レベル2)
7,872,328 円
−円
7,872,328 円
重要な観察不能
なインプット
(レベル3)
−円
734,894,724 円
734,894,724 円
−円
−円
−円
合計
7,872,328 円
734,894,724 円
742,767,052 円
当ファンドは、振替を期首現在の公正価値で認識する方針です。
以下は、2016 年 3 月 31 日終了年度における、公正価値を算定する際に重要な観察不能なインプット(レベル3)
が用いられた投資の調整表です。
手形およ
び社債
カナダ
米国
2015 年
3 月 31 日
現在残高(円)
経過(ディス
カウント)
(円)
156,009,285
2,412,877,880
2,568,887,165
−
(729,340)
(729,340)
実現利益
(円) (1)
未実現利益
(損失)の純変
動額(円) (2)
29,619,171
342,021,838
371,641,009
(32,785,594)
(362,192,412)
(394,978,006)
購入(円)
売却(円)
−
(152,842,862)
− (1,154,434,265)
− (1,307,277,127)
レベル3
への振替
総額(円)
レベル3からの
振替総額(円)
(3)
−
−
− (1,220,217,245)
− (1,220,217,245)
2016 年
3 月 31 日
現在残高(円)
−
17,326,456
17,326,456
2016 年 3 月 31
日現在保有して
いる有価証券投
資に関する未実
現利益(損失)の
純変動額(円)
−
(20,302,750)
(20,302,750)
(1)当該金額は、添付の損益計算書の投資に係る実現純利益(損失)に含まれています。
(2)当該金額は、添付の損益計算書の未実現利益(損失)の純変動額に含まれています。未実現利益(損失)の変動
額には、報告期間中の未実現評価額の変動額、および利益または損失が実現した場合には以前に計上された未実
現利益(損失)の戻入れが含まれています。
(3)これらの有価証券に関するその他の重要な観察可能なインプットが利用可能になったか、特定の投資に関する活
発な市場における相場価格が利用可能になったため、レベル3からレベル2へ振り替えられました。
-71-
4.ペイメント・イン・カインド証券
当ファンドは、ペイメント・イン・カインド証券(PIK)に投資する場合があります。ペイメント・イン・カイ
ンド証券では、各利払日に利払いを現金かまたは債券の追加発行により行うオプションが発行体に与えられます。追
加発行された債券に関しては、通例、元の債券と同一の条件(償還日、利率、および関連リスク)を有します。元の
債券の日々の市場相場価格が経過利息を含むことや、投資に係る未実現利益または損失から資産・負債計算書上の未
収利息への比例的修正が必要となることもあります。
2016 年 3 月 31 日終了年度において、当ファンドがペイメント・イン・カインド証券からの現物払いに関して受領
した金額は、420,605 円であり、投資収益合計の 0.01%でした。当該金額は、損益計算書の受取利息に含まれていま
す。
5.為替予約
当ファンドは、当ファンドの日本円建以外の有価証券に係る外国為替レートリスクをヘッジするため、または、外
貨建ポートフォリオの取引の決済を容易にするため、為替予約を締結することがあります。為替予約は、決められた
価格で将来のある日に受渡しおよび決済により為替を売買する二者間での取決めです。予約は、日々値洗いされ、当
ファンドは、評価額の変動を未実現利益または損失として計上します。為替予約が、為替の受渡しまたは別の為替予
約の締結による相殺を通じて終了した場合には、当ファンドは、取引開始時点の当該予約の評価額と終了時点の当該
予約の評価額との差額に相当する実現利益または損失を認識します。
為替予約は、資産・負債計算書上に示されている金額を超過する市場リスクの要素を伴います。当ファンドは、為
替予約を基礎とする外国為替レートの不利な変動のリスクを負っています。また、リスクは、相手方が予約の条件を
充足できない潜在的可能性があることから、予約締結時に生じることもあります。
6.先物契約
当ファンドは、関連がある市場に対するエクスポージャーを管理するため、先物契約を利用することがあります。
先物の買建てにより、基礎となる金融商品に対する当ファンドのエクスポージャーは増加します。先物の売建てによ
り、基礎となる金融商品に対するファンドのエクスポージャーは減少するか、またはファンドがファンドのその他の
投資をヘッジすることができます。先物契約は、程度の差はあるが、信用リスク、金利リスクおよび市場リスクを伴
います。
先物契約は、提示される日々の決済価格に基づき評価します。先物契約の締結時に、当ファンドでは、ブローカー
または取引所による当初証拠金の要求に従って当該先物ブローカーに対し、一定額の現金、米国債もしくは米国機関
債、または選択したソブリン債を預託しなければなりません。先物契約は日々値洗いされ、当ファンドでは、価値の
変動によるしかるべき未払金または未収入金(変動証拠金)を計上します。利益または損失については認識されるも
のの、当該契約が満期となるかまたは手仕舞いされるまでは実現したとみなされません。
当ファンドは、証券取引所または商品取引所が取引の相手方となる証券取引所または商品取引所においてのみ、先
物契約を締結します。従って、かかる取引に係る信用リスクは、証券取引所または商品取引所の機能停止に限定され
ます。基礎となる金融商品の価値の変動や市場金利の変動によって、または当該契約について流動性のない流通市場
が存在する場合に、評価損が発生するおそれがあります。さらに、先物契約と基礎となる金融商品との間に正確な相
関が存在しないリスクがあります。
-72-
7.スワップ契約
スワップとは、当ファンドと相手方との間で、1つの金融商品が生成するリターンと別の金融商品が生成するリタ
ーンを交換する契約です。当ファンドは、金利リスク、信用リスク、市場リスクに対するエクスポージャーを管理す
るため、またはそれ以外の目的でスワップ契約を締結することがあります。スワップ契約は、店頭市場で直接的に相
対取引される(以下「店頭」といいます。)か、時として、公認取引所で執行される(以下「中央清算機関を通じて
決済されるスワップ」といいます。)。当ファンドは、中央清算機関を通じて決済されるスワップではなく、店頭スワ
ップの取引相手方に対し信用エクスポージャーを有します。
中央清算機関を通じて決済されるスワップの締結時に、当ファンドは清算機関に対し現金または有価証券の形で証
拠金(当初証拠金と呼ばれます。)を預託しなければなりません。当初証拠金として預託した有価証券については投
資明細表内で明示されており、現金については資産・負債計算書のブローカーに対する債権に計上されています。中
央清算機関を通じて決済されるスワップの評価額の日々の変動(スワップに関して定期的に授受される金利の金額を
含みます。)は、損益計算書では未実現利益または損失の純変動額として、資産・負債計算書上では「ブローカーに
対する債権/債務」において報告します。実現利益または損失は、定期的な支払額の支払時もしくは受領時、または
スワップ契約の終了時になされた支払時に計上します。
店頭スワップの締結時に、受取または支払プレミアムは、資産または負債として計上します。プレミアムの支払に
関しては、当該スワップの終了時または満期時に損益計算書上に実現利益または損失として計上します。当ファンド
が定期的に授受した正味支払額は、損益計算書上に実現利益または損失の一部として含まれます。当該スワップの終
了時に授受した支払額は、損益計算書上に実現利益または損失として計上します。
社債または新興国のソブリン債に係るクレジット・デフォルト・スワップ契約の期末現在の市場価値を算定する際
に用いられているインプライド・クレジット・スプレッドは、投資明細表に開示されています。インプライド・クレ
ジット・スプレッドは、支払/債務履行リスクの現状の指標としての役割を果たしており、クレジット・デリバティ
ブの債務不履行の可能性またはリスクを示します。特定の参照企業のインプライド・クレジット・スプレッドは、プ
ロテクションの売買費用を反映しており、契約締結に必要なアップフロントの支払額が含まれることもあります。資
産担保証券およびクレジット・インデックスに係るクレジット・デフォルト・スワップ契約の場合、市場相場価格お
よびそこから導出された価値は、支払/債務履行リスクの現状の指標としての役割を果たしています。スワップの想
定元本と比較した場合のクレジット・スプレッドの拡大および市場価値の減少は、参照企業の信用の健全性が低下し
ていること、ならびに債務不履行または契約条項に定義されているその他の信用事由が発生する可能性またはリスク
がより高まっていることを示します。
クレジット・デフォルト・スワップ契約において当ファンドがプロテクションの売り手として将来支払を要求され
る可能性がある潜在的な最大金額(割引前)は、契約の想定元本と同額です。2016 年 3 月 31 日現在、当ファンドは
未決済のスワップ契約はありませんでした。
このような潜在的な金額は、それぞれの参照債務の回収価値、または、当ファンドが同一の参照企業に関して締結
したプロテクションの買い手となっているクレジット・デフォルト・スワップ契約の決済により受領した金額の純額
と、部分的に相殺されます。これらの契約に関連して、破産/支払不能等の信用事由が発生した場合に、資産の価値
および償還請求権を確保するため、それぞれのスワップ契約の条件に従って、当ファンドの保管銀行が現金または有
価証券に担保権を設定することがあります。当ファンドは、担保権が設定された現金に係る利息を稼得します。
これらの契約の締結には、程度の差はあるが、資産・負債計算書上に認識された金額を超過する信用リスク、法律
上のリスク、市場リスクおよび文書化リスクの要素を伴います。かかるリスクには、これらの契約に関して流動性の
ある市場が存在しない可能性、契約相手方が履行すべき債務を履行しないかもしくは契約書の契約条項の意味につい
て異議を唱える可能性、または金利の不利な変動が生ずる可能性を伴います。従って、売建クレジット・デフォル
ト・スワップの場合、当ファンドのエクスポージャーは、想定元本を限度に、資産・負債計算書上の計上金額を超過
します。
-73-
8.手数料および報酬
管理会社報酬
管理会社の報酬は、日々発生し、当ファンドの平均日次純資産の年率 0.45%で、四半期ごとに後払いされます。
受託会社報酬
受託会社報酬は、日々発生し、当ファンドの平均日次純資産の年率 0.01%または最低年間 15,000 米ドルで、四半
期ごとに後払いされます。
管理事務代行会社報酬
管理事務代行会社報酬は、日々発生し、当ファンドの平均日次純資産の年率 0.02%または最低年間 45,000 米ドル
で、四半期ごとに後払いされます。
登録機関兼名義書換代理人報酬
当ファンドの年間登録機関兼名義書換代理人報酬は、10,000 米ドルです。各クラスの年間管理報酬は、8,400 米ド
ルです。
9.参加受益証券
2016 年 3 月 31 日終了年度における当ファンドの受益証券取引は、以下のとおりでした。
JPYクラス
口数
金額(円)
受益証券の発行
受益証券の買戻し
純(減少)
−
(1,829,826,424)
(1,829,826,424)
−
(1,495,000,000)
(1,495,000,000)
BRLクラス
口数
金額(円)
受益証券の発行
受益証券の買戻し
純増加(減少)
27,327,222,613
(17,366,601,411)
9,960,621,202
口数
受益証券の発行
受益証券の買戻し
純増加(減少)
8,530,000,000
(3,430,000,000)
5,100,000,000
2016 年 3 月 31 日終了年度
USDクラス
口数
金額(円)
38,849,866
(181,562,377)
(142,712,511)
MXNクラス
口数
金額(円)
−
(21,695,051)
(21,695,051)
合計
金額(円)
27,523,306,562
(20,623,295,516)
6,900,011,046
51,900,001
(231,400,001)
(179,500,000)
8,738,250,001
(6,171,350,002)
2,566,899,999
-74-
−
(22,100,000)
(22,100,000)
AUDクラス
口数
金額(円)
155,629,566
(1,219,830,867)
(1,064,201,301)
155,000,000
(990,000,001)
(835,000,001)
TRYクラス
口数
金額(円)
1,604,517
(3,779,386)
(2,174,869)
1,350,000
(2,850,000)
(1,500,000)
10.財務ハイライト
受益証券1口当たりデータ
(要約)
期首現在純資産額
投資純利益(1)
実現・未実現純利益(損
失)
投資活動による(損失)合
計
受益証券保有者に対する分
配金
期末現在純資産額
トータル・リターン%(2)
平均純資産に対する比率
費用%
投資純利益%
2016 年 3 月 31 日終了年度
AUD
BRL
クラス
クラス
0.975 円
0.354 円
0.069 円
0.020 円
JPY
クラス
0.904 円
0.067 円
USD
クラス
1.387 円
0.104 円
(0.123 円)
(0.259 円)
(0.163 円)
(0.056 円)
(0.155 円)
(0.084 円)
0.764 円
(6.19)
(0.084 円)
1.148 円
(11.18)
0.54
7.97
MXN
クラス
1.027 円
0.073 円
TRY
クラス
0.931 円
0.065 円
(0.051 円)
(0.265 円)
(0.158 円)
(0.094 円)
(0.031 円)
(0.192 円)
(0.093 円)
(0.132 円)
0.749 円
(9.64)
(0.116 円)
0.207 円
(8.76)
(0.108 円)
0.727 円
(18.70)
(0.120 円)
0.718 円
(9.99)
0.54
7.95
0.54
7.99
0.54
7.99
0.54
8.06
0.54
7.98
(1)受益証券1口当たり投資純利益は、年度の発行済受益証券の平均口数に基づいて計算されています。
(2)トータル・リターンの計算は、年度を通じての単一の発行済参加受益証券の評価額に基づいており、期首から期
末までの間の受益証券1口当たり純資産額の変動割合を表します。受益証券保有者への分配金は計算から除外さ
れます。
上記の比率は、参加受益証券全体について計算されています。個々の受益証券保有者のトータル・リターンおよび
比率は、受益証券取引の時期に基づくものであり、これらの比率とは異なる場合があります。
11.デリバティブ商品
当ファンドは、売買目的で、先物、先渡し、およびスワップを含む、さまざまなデリバティブ商品の取引を行って
おり、各商品の主要なリスク・エクスポージャーは金利、信用、および外国為替のリスクです。先物を除き、これら
のデリバティブ商品の公正価値は、資産・負債計算書に契約別に独立項目として計上されています。
以下の表は、2016 年 3 月 31 日現在の資産・負債計算書に計上されている、ヘッジ手段として会計処理されていな
いデリバティブの公正価値および表示箇所についての情報を提供するものであり、デリバティブの種類別にグループ
化されています。
先物契約(2)
為替予約
合計
デリバティブ資産(1)
外国為替リスク
金利リスク
−円
1,025,903 円
3,915,426,113 円
−円
3,915,426,113 円
1,025,903 円
合計
1,025,903 円
3,915,426,113 円
3,916,452,016 円
先物契約(2)
為替予約
合計
デリバティブ負債(1)
外国為替リスク
金利リスク
−円
7,872,328 円
734,894,724 円
−円
734,894,724 円
7,872,328 円
合計
7,872,328 円
734,894,724 円
742,767,052 円
(1)通常、デリバティブ資産の表示箇所は、未収入金/未実現純利益であり、デリバティブ負債は未払金/未実現純
(損失)です。
(2)投資明細表で報告しているように、先物契約の累積未実現利益(損失)を含んでいます。
-75-
以下の表は、当ファンドにおける 2016 年 3 月 31 日終了年度の損益計算書のデリバティブの影響額についての情報
を提供するものです。最初の表は、当年度におけるデリバティブに係る実現利益(損失)の金額および発生源につい
てのさらなる詳細を提供しています。2番目の表は、当年度における当ファンドのデリバティブから生じた未実現利
益(損失)の変動額についてのさらなる情報を提供しています。デリバティブに係る実現および未実現利益(損失)
は、損益計算書の独立項目として示されています。
認識されたデリバティブ実現利益(損失)の金額
信用リスク
外国為替リスク
金利リスク
先物契約
スワップ契約
為替予約
合計
−円
(4,148,238 円)
−円
(4,148,238 円)
−円
−円
(9,877,633,541 円)
(9,877,633,541 円)
合計
62,924,901 円
103,269 円
−円
63,028,170 円
62,924,901 円
(4,044,969 円)
(9,877,633,541 円)
(9,818,753,609 円)
認識されたデリバティブ未実現利益(損失)の変動額
信用リスク
外国為替リスク
金利リスク
先物契約
スワップ契約
為替予約
合計
−円
5,631,892 円
−円
5,631,892 円
−円
−円
8,794,450,236 円
8,794,450,236 円
合計
(6,846,425 円)
(157,807 円)
−円
(7,004,232 円)
(6,846,425 円)
5,474,085 円
8,794,450,236 円
8,793,077,896 円
2016 年 3 月 31 日終了年度における当ファンドのデリバティブ取引高は、以下のとおりでした。
月次平均評価額
(89,105,396,054 円)
84,940,365,700 円
為替予約引渡額(1)
為替予約受取額(2)
月次平均契約数
先物契約買建(3)
先物契約売建(3)
62
(59)
クレジット・デフォルト・スワップ契約−プロテクションの買い(4)
月次平均想定元本
8,532,240 円
(1)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、決済日現在の代表的平均支払価額と一致しています。
(2)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、決済日現在の代表的平均受取価額と一致しています。
(3)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、代表的平均契約数と一致しています。
(4)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、購入したプロテクションの代表的平均絶対値と一致しています。
12.資産と負債の相殺
当ファンドは、デリバティブ商品の利用により、取引相手方に係る信用リスクにさらされています。信用リスクと
は、デリバティブの取引相手方が契約上の規定を履行しないリスクであり、受入担保の価値で埋め合わせられます。
取引相手方の不履行に関連する信用リスクに対する当ファンドのエクスポージャーの上限額は、資産・負債計算書に
認識される取引に固有の未実現利益です。当ファンドは、適宜、信用限度額および承認、信用モニタリング手続、マ
スター・ネッティング契約の締結、ならびに委託証拠金の管理および担保の要求により、取引相手方の信用リスクを
最小限に抑えています。取引相手方の信用度を適切に反映するために、一部のデリバティブ資産に関して、重要性が
ある場合には、相手方信用リスクの評価の修正を行います。取引相手方またはその他の市場参加者から得た市場相場
価格についても、デリバティブ商品の取引相手方の信用リスクが十分に反映されていない場合があるため、これらの
修正を行います。
財務報告目的上、当ファンドは、資産・負債計算書において、ネッティング契約の対象であるデリバティブ資産と
デリバティブ負債とを相殺しません。以下は、強制可能なマスター・ネッティング契約(以下「MNA」といいま
す。)の対象である、すべてのデリバティブ資産およびデリバティブ負債に関する情報です。
-76-
2016 年 3 月 31 日現在における、デリバティブ資産とデリバティブ負債の相殺
為替予約
資産・負債計算書における、MNAの対象である
デリバティブ資産およびデリバティブ負債の合計
資産・負債計算書における表示金額
資産
負債
3,915,426,113 円
734,894,724 円
3,915,426,113 円
734,894,724 円
デリバティブ資産および受入担保
資産・負債計算書
に表示されている
資産の総額
Barclays Bank PLC(2)
Citibank, N.A.(2)
Goldman Sachs
International(2)
JPMorgan Chase Bank,
N.A.(2)
Morgan Stanley & Co.
International plc(2)
UBS AG(2)
合計
金融商品
受入現金担保
純額(1)
80,572,416 円
114,612,398 円
(18,834,148 円)
(41,713,964 円)
−円
−円
61,738,268 円
72,898,434 円
1,389,247,345 円
(322,174,396 円)
−円
1,067,072,949 円
4,203,227 円
(4,203,227 円)
−円
−円
961,662,259 円
1,365,128,468 円
3,915,426,113 円
(27,584,912 円)
(314,116,651 円)
(728,627,298 円)
−円
−円
−円
934,077,347 円
1,051,011,817 円
3,186,798,815 円
(1)純額は、債務不履行時に取引相手方から受け取る純額を表します。
(2)店頭
デリバティブ負債および差入担保
資産・負債計算書
に表示されている
負債の総額
Barclays Bank PLC(2)
Citibank, N.A.(2)
Goldman Sachs
International(2)
JPMorgan Chase Bank,
N.A.(2)
Morgan Stanley & Co.
International plc(2)
UBS AG(2)
合計
金融商品
差入現金担保
純額(1)
18,834,148 円
41,713,964 円
(18,834,148 円)
(41,713,964 円)
−円
−円
−円
−円
322,174,396 円
(322,174,396 円)
−円
−円
10,470,653 円
(4,203,227 円)
−円
6,267,426 円
27,584,912 円
314,116,651 円
(27,584,912 円)
(314,116,651 円)
−円
−円
−円
−円
734,894,724 円
(728,627,298 円)
−円
6,267,426 円
(1)純額は、債務不履行時に取引相手方に支払う額を表します。
(2)店頭
-77-
13.ファンドの投資リスク
低格付け証券のリスク
当ファンドは、低格付け証券に対する投資を行っており、それらは一般に「ジャンク債」または「高利回り」債と
呼ばれています。低格付け証券は、発行体の財務状況もしくは経済状況全般の不利な変化、または予期しない金利上
昇により発行体の利息および元本の支払能力が低下する、より大きな可能性を反映しています。また、低格付け証券
は、一般的に高格付け証券よりも流動性が低いです。発行体が利息および元本の支払を適時に行うことができない、
またはできないと認識されること、および流動性の制約により、当ファンドが保有する有価証券の価値はより変動性
が高まり、かかる有価証券に付された価値に近似する価格で有価証券を売却する当ファンドの能力が制約されること
もあり得ます。
新興市場発行体に対する投資
当ファンドは、一定の信用リスクおよび市場リスクにさらされる新興市場金融商品に対する投資を行っています。
新興市場諸国の証券・為替市場は、米国および他の先進国市場の証券・為替市場よりも通常、小規模・未発達であり、
流動性が低く、変動性が高いです。開示・規制規則は多くの点で、他の先進国市場ほど厳格ではありません。その上、
新興市場諸国の証券市場の監視および規制、ならびにかかる市場における投資家の活動は、より低水準であり、既存
の規則の施行は、極度に制約される場合があります。これらの国々の多くにおける政治経済の構造は、初期段階であ
り、急速に発達しつつあり、これらの国々には、先進国に存在する社会、政治、および経済の安定性が欠如している
ことがあります。
米国外の有価証券に対する投資
当ファンドは、一定の特別なリスク(将来の政治、法律、および経済の進展の結果生じるものを含みます。)をも
たらす米国外の発行体の有価証券に対して投資を行っています。かかるリスクには、為替レートの変動または為替相
場の管理規則の変更、資産の収用、厳しい課税、資産の国有化、源泉税またはその他の税金の負担、投資資金または
為替相場の管理規則の不利な変更、政治の変化、外交の進展、米国外の企業に対する判決の受領および執行の難しさ、
適用されるその国の政治機関の法律または制限規定の強制の可能性、ならびに発行体に関する公開情報の入手可能性
の低下が含まれることもあります。また、米国外の証券発行体は、一般的に、米国の発行体に適用されるそれらと類
似する、統一的な会計、監査、および財務報告の基準、ならびにその他の規制上の実務および規定に従っていません。
資産の国有化、収用、またはその他の没収が起こった場合には、当ファンドは、単一の有価証券に対する投資の全部
を失う可能性があります。
米国外の発行体の債務証券に対する投資に関連する費用は、源泉税、委託売買手数料、および保管報酬を含み、米
国の発行体の債務証券に対する投資に関連するそれらの費用よりも高い場合があります。また、米国外の有価証券取
引は、かかる取引の決済に付随する問題にさらされることがあります。米国外の市場には種々の清算および決済の手
続があり、一部の市場においては、時として、それらの手続が取引量に対応できずにいるため相当な遅延および決済
未了が生じています。決済の遅延の結果、当ファンドの資産が投資されずその上リターンが得られない一時的な期間
が生じる可能性があります。また、決済未了は、当ファンドの運用成績に不利な影響を及ぼす可能性があります。当
ファンドが決済の問題によって意図した有価証券の購入ができないことで、当ファンドは魅力的な投資機会を逸する
可能性があります。決済の問題によってポートフォリオの有価証券を処分できない結果、ポートフォリオの有価証券
の価値の事後の下落により当ファンドに損失が生じる可能性があります。
非公開会社証券および規則 144A 証券のリスク
当ファンドは、事業および財務の高度のリスクを伴うことがありその結果相当な損失をもたらす可能性がある、非
公開会社証券および規則 144A 証券に対する投資を行っています。これらの証券は、公開会社の証券よりも流動性が
低く、当ファンドは、これらのポジションの清算に公開会社の証券の場合よりも時間がかかる可能性があります。こ
れらの証券は、直接的に相対取引で転売できるが、これらの売却によって実現した代価は、当ファンドが当初に支払
った代価を下回ることがあり得ます。また、自社の有価証券が公開されていない会社は、有価証券が公開された場合
に適用が想定される開示およびその他の投資家保護の規定が課せられないことがあります。その結果、これらの有価
証券は、評価が困難になる可能性があります。
ヘッジ取引リスク
一般的に、ヘッジ戦略は、通例、投資リスクの制限または低下を目的とするが、利益の可能性の制限または低下も
予期できます。上記にもかかわらず、特定の受益証券のクラスに帰属する当ファンドの資産が、当該受益証券のクラ
スに関連するヘッジ取引に伴う債務の履行に不十分である場合に限り、資産を超過する債務の額は、当ファンドの受
益証券の他のクラスによって負担されることがあります。
金利リスク
金利リスクとは、確定利付証券の価値が金利水準の変動により減少するリスクです。名目金利水準が上昇すると、
-78-
当ファンドが保有する一部の確定利付証券の価値が減少する可能性があります。名目金利は、実質金利と期待インフ
レ率との合計といえます。確定利付証券はデュレーションが長いほど金利水準の変動に対する感応度が高い傾向があ
ることから、通常、デュレーションが短いものよりも変動性が高くなります。デュレーションは、主として、金利
(すなわち、利回り)の変動に対する確定利付証券の市場価格の感応度を測る尺度として有用です。
流動性リスク
当ファンドは、容易に売却または処分できない資産およびデリバティブに投資する場合があります。これには有価
証券に関する法律により処分が制限されている有価証券が含まれます。流動性リスクの影響は、取引量が少ない、マ
ーケット・メーカーが存在しない、ポジションの規模が大きい、または法律上の制限(日々の値幅制限もしくは「サ
ーキット・ブレーカー」または有価証券の発行体の系列であることを含みます。)がある場合に特に顕著であり、当
ファンドの取引実行、資産売却またはデリバティブ・ポジションを望ましい価格で解消する能力を制限または妨げま
す。また、当ファンドは、特定の有価証券を買い戻す義務を有する場合(例えば、リバース・レポ、プットの売建の
締結、またはショート・ポジションの買戻しの結果として)に流動性リスクにさらされます。
リスクの集中
当ファンドが1つ以上の国に投資を集中している限り、当ファンドの資産の価値は、かかる国または国々に影響を
及ぼす経済、政治、およびその他の要因の影響をとりわけ受け、それより多くの国々に対する投資を行うファンドの
価値よりも、より大幅に変動する可能性があります。
デリバティブ投資リスク
当ファンドは、追加的なリスクおよびコストをもたらす可能性がある種々のデリバティブに対して投資を行ってい
ます。これらのリスクおよびコストは、有価証券およびその他のより伝統的な投資対象に直接投資することによって
もたらされるリスクおよびコストとは異なっており、時にはそれらを上回っています。以下は、デリバティブの利用
に関する追加リスクの要素です。
・管理リスク:デリバティブ商品は、株式および債券に関連するものとは異なる投資技法およびリスク分析を要する
特殊な商品です。デリバティブの利用の成功には、非常に複雑な管理および原商品のみならずデリバティブそのも
のの理解を要します。特に、デリバティブの効果および複雑性のため、締結した取引を監視するための適切な統制
の維持、および当ファンドのポートフォリオにデリバティブが追加するリスクを評価する能力が必要となります。
・相手方信用リスク:デリバティブの利用により、相手方が、適時に決済の支払を行うことができないかもしくは行
おうとしないか、さもなければ、特に市況が異常に不利な間は債務を支払うことができないかもしくは行おうとし
ないリスクに、当ファンドはさらされています。相手方が債務不履行となった場合、当ファンドは、契約上の救済
手段を有するが、当ファンドの契約上の権利を行使できない可能性があります。相手方の債務が当ファンドが保有
する担保(担保がある場合)の金額を超過した場合、相手方による債務不履行時に当ファンドが担保に対する権利
を行使できない場合、または商品の最終価値が当該商品の時価と著しく異なる場合、相手方リスクは、より顕著と
なります。
・文書化リスク:多くのデリバティブ商品に文書化リスクが存在します。各々の店頭デリバティブ取引の契約は、特
定の相手方と個別に交渉されているため、契約条項の解釈が当事者によって異なるリスクが存在します。そのよう
なことが起こった場合には、当ファンドが契約上の権利を行使するために必要な裁判手続の費用および予測不可能
性により、当ファンドは、相手方に対する請求を進めない決定を行うことになる可能性があります。従って、当フ
ァンドは、デリバティブ商品に基づき請求に対する支払義務があると管理会社が考える支払を受けることができな
いリスク、または、それらの支払が遅延するもしくは当ファンドが訴訟費用を負担した後にのみ行われるリスクを
負っています。
14. 偶発事象および契約債務
通常の事業の過程において、当ファンドは、さまざまな表示および保証を包含する契約を締結しており、そのよう
な契約は一般的な補償を提供するものです。これには、当ファンドに対して行われる可能性がある、まだ発生してい
ない将来の請求が含まれることから、これらの取決めの下での当ファンドの最大エクスポージャーは不明です。経験
に基づき、経営者は、これらの潜在的な補償債務に関連する損失のリスクはほとんどないと考えています。しかし、
当ファンドの事業に不利な影響を及ぼす可能性がある、これらの債務に関連する重要性のある負債が将来発生しない
という保証はありません。
15. 後発事象
本財務書類の発行が可能となった日である 2016 年 5 月 26 日現在、表示された本財務書類に重要な影響を及ぼすと
想定される後発事象および取引は発生していませんでした。
-79-
国内短期公社債マザーファンド
貸借対照表
(単位:円)
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
コール・ローン
地方債証券
868,920,874
-
-
250,942,721
91,336,152
443,671,549
特殊債券
201,688,370
-
未収利息
338,900
1,246,256
前払費用
76,320
-
1,162,360,616
695,860,526
1,162,360,616
695,860,526
未払利息
-
461
流動負債合計
-
461
-
461
1,152,136,712
689,707,078
流動資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
負債合計
純資産の部
元本等
元本
剰余金
剰余金又は欠損金(△)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
10,223,904
6,152,987
1,162,360,616
695,860,065
1,162,360,616
695,860,065
1,162,360,616
695,860,526
注記表
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
有価証券の評価基準及び評価方法
国債証券、地方債証券、特殊債券
個別法に基づき、原則として時価で評価しております。
時価評価にあたっては、金融商品取引業者、銀行等の提示する価額(ただし、売気
配は使用いたしません。)、価格情報会社の提供する価額又は日本証券業協会発表の
売買参考統計値(平均値)に基づいて評価しております。
(貸借対照表に関する注記)
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.
計算日における受益権の総数
2.
計算日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
1.
計算日における受益権の総数
2.
計算日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
1,152,136,712 口
(1 万口当たり純資産額)
1.0089 円
689,707,078 口
(10,089 円)
(1 万口当たり純資産額)
1.0089 円
(10,089 円)
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
自 平成 27 年 9 月 26 日
-80-
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
1.金融商品に対する取組方針
至 平成 28 年 9 月 26 日
当ファンドは、投資信託及び投資法人に
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
国債証券、地方債証券、特殊債券であ
り、金利変動リスク等の市場リスク、信
用リスク及び流動性リスクを有しており
ます。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
同左
当ファンドの投資している金融商品は、
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
地方債証券、特殊債券であり、金利変動
リスク等の市場リスク、信用リスク及び
流動性リスクを有しております。
同左
同左
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
地方債証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
特殊債券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
地方債証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
(関連当事者との取引に関する注記)
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
該当事項はありません。
-81-
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
同左
(その他の注記)
1 元本の移動
区分
平成 28 年 3 月 25 日現在
本報告書における開示対象ファンドの期首にお
ける当該親投資信託の元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
平成 28 年 9 月 26 日現在
1,160,561,731 円
1,152,136,712 円
−円
8,425,019 円
−円
462,429,634 円
5,997,800 円
428,876,745 円
45,651,188 円
79,862,146 円
5,006,523 円
230,621,391 円
35,739,402 円
40,211,075 円
440,666,397 円
242,411,044 円
11,949,500 円
11,949,500 円
10,463,895 円
21,960,174 円
10,463,895 円
14,029,959 円
4,996,600 円
2,022,769 円
69,458,173 円
69,458,173 円
1,392,481 円
1,392,481 円
298,389 円
298,389 円
1,193,555 円
1,193,555 円
6,365,626 円
6,365,626 円
943,105 円
943,105 円
10,049,516 円
7,075,685 円
1,004,458 円
508,819 円
99,207 円
99,207 円
99,207 円
99,207 円
8,032,854 円
1,090,474 円
8,032,854 円
1,090,474 円
99,177 円
99,177 円
1,288,661 円
297,384 円
297,384 円
297,384 円
1,152,136,712 円
689,707,078 円
同期末における元本の内訳
新光インド・インフラ株式ファンド
ハイブリッド証券ファンド円コース
ハイブリッド証券ファンド米ドルコース
ハイブリッド証券ファンド豪ドルコース
ハイブリッド証券ファンドブラジルレアルコー
ス
ハイブリッド証券ファンドロシアルーブルコー
ス
ハイブリッド証券ファンドインドルピーコース
ハイブリッド証券ファンド中国元コース
ハイブリッド証券ファンド南アフリカランドコ
ース
ハイブリッド証券ファンドマネープールファン
ド
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円
コース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米
ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪
ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブ
ラジルレアルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマ
ネープールファンド
ブラジル高配当株ファンド(為替プレミアム・
コース)
ブラジル高配当株ファンド(為替フリー・コー
ス)
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメ
キシコペソコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドト
ルコリラコース
ハイブリッド証券ファンドメキシコペソコース
ハイブリッド証券ファンドトルコリラコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド
(年1回決算型)
ハイブリッド証券ファンド円コース(年2回決
算型)
ハイブリッド証券ファンドブラジルレアルコー
ス(年2回決算型)
合計
2
有価証券関係
売買目的有価証券
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
当期間の損益に含まれた評価差額(円)
当期間の損益に含まれた評価差額(円)
種類
地方債証券
△61,438
△3,391,341
特殊債券
△371,630
−
合計
△433,068
△3,391,341
-82-
(注)「当期間」とは、当該親投資信託の計算期間の開始日から本報告書における開示対象ファンドの期末日までの期間を指
しております。
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
附属明細表
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
地方債証券
銘
柄
券面総額
第295回大阪府公募公債(10年)
100,000,000
100,164,125
第48回共同発行市場公募地方債
300,000,000
302,461,034
41,000,000
41,046,390
441,000,000
443,671,549
平成23年度第9回大阪市公募公債(5年)
合計
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
評価額
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-83-
備考
2【ファンドの現況】
【純資産額計算書】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
2,416,233,050円
Ⅱ
負債総額
4,314,504円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
2,411,918,546円
Ⅳ
発行済口数
2,742,030,804口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
0.8796円
(1 万口当たり純資産額)
(8,796円)
(参考)国内短期公社債マザーファンド
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
695,860,038円
Ⅱ
負債総額
555円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
695,859,483円
Ⅳ
発行済口数
689,707,078口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
1.0089円
(1 万口当たり純資産額)
(10,089円)
-84-
第4【内国投資信託受益証券事務の概要】
委託者は、このファンドの受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消
された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在し
ない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証券を発行しませ
ん。
(1)投資信託受益証券の名義書換等
受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証
券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受
益証券の再発行の請求を行わないものとします。
(2)受益者等名簿
該当事項はありません。
(3)受益者等に対する特典
該当事項はありません。
(4)受益権の譲渡
①
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が
記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振り替えの申請をするものとします。
②
上記①の申請のある場合には、上記①の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に
記載または記録するものとします。ただし、上記①の振替機関等が振替先口座を開設したもので
ない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関
を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載また
は記録が行われるよう通知するものとします。
③
上記①の振り替えについて、委託者は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記
録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異な
る場合等において、委託者が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、
振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
(5)受益権の譲渡の対抗要件
受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者および受託者に対抗す
ることができません。
(6)受益権の再分割
委託者は、受託者と協議のうえ、社振法に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等
に再分割できるものとします。
(7)償還金
償還金は、償還日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日
以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権につ
いては原則として取得申込者とします。)に支払います。
(8)質権口記載または記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払
い、一部解約の実行の請求の受付、一部解約金および償還金の支払い等については、約款の規定に
よるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
-85-
第三部【委託会社等の情報】
第1【委託会社等の概況】
1【委託会社等の概況】
a.資本金の額(平成 28 年 10 月 1 日現在)
資本金の額
会社が発行する株式総数
20 億円
※
100,000 株 (普通株式 上限 100,000 株、A種種類株
式 上限 30,000 株)
発行済株式総数
40,000 株 (普通株式 24,490 株、A種種類株式
15,510 株)
※
種類株式の発行が可能
直近5ヵ年における主な資本金の額の増減:該当事項はありません。
b.会社の機構(平成 28 年 10 月 1 日現在)
(イ)会社の意思決定機構
業務執行上重要な事項は、取締役会の決議をもって決定します。
取締役は株主総会で選任されます。取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、その
選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとし、
任期の満了前に退任した取締役(監査等委員である取締役を除く。)の補欠として選任された取
締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、現任取締役(監査等委員である取締役を除
く。
)の任期の満了の時までとします。
また、監査等委員である取締役の任期は、その選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終
のものに関する定時株主総会の終結の時までとし、任期の満了前に退任した監査等委員である取
締役の補欠として選任された監査等委員である取締役の任期は、退任した監査等委員である取締
役の任期の満了の時までとします。
取締役会は、決議によって代表取締役を選定します。代表取締役は、会社を代表し、取締役会の
決議にしたがい業務を執行します。
また、取締役会の決議によって、取締役社長を定めることができます。
取締役会は、法令に別段の定めがある場合を除き、原則として取締役社長が招集します。取締役
会の議長は、原則として取締役社長があたります。
取締役会の決議は、法令に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることができる取締役の
過半数が出席し、出席取締役の過半数をもって行います。
(ロ)投資運用の意思決定機構
1.投資環境見通しおよび運用方針の策定
経済環境見通し、資産別市場見通し、資産配分方針および資産別運用方針は月次で開催する
「投資環境会議」および「投資方針会議」にて協議、策定致します。これらの会議は運用本部
長・副本部長、運用グループ長等で構成されます。
2.運用計画、売買計画の決定
各ファンドの運用は「投資環境会議」および「投資方針会議」における協議の内容を踏まえて、
ファンド毎に個別に任命された運用担当者が行います。運用担当者は月次で運用計画書を作成し、
運用本部長の承認を受けます。運用担当者は承認を受けた運用計画に基づき、運用を行います。
-86-
2【事業の内容及び営業の概況】
「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社である委託会社は、投資信託の設
定を行うとともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)ならび
にその受益証券(受益権)の募集又は私募(第二種金融商品取引業)を行っています。また、「金融商品
取引法」に定める投資助言・代理業を行っています。
DIAMアセットマネジメント株式会社は、平成 28 年 10 月1日にみずほ投信投資顧問株式会社、新
光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)と統合し、商号をアセットマネジメント
One 株式会社に変更しました。
平成 28 年 9 月 30 日現在におけるDIAMアセットマネジメント株式会社の運用する投資信託は以下
の通りです。
(親投資信託を除く)
基本的性格
本数
純資産総額(円)
0
0
追加型株式投資信託
393
5,864,442,125,905
単位型公社債投資信託
49
337,748,656,746
単位型株式投資信託
9
88,382,773,408
451
6,290,573,556,059
追加型公社債投資信託
合計
(ご参考)
平成 28 年 9 月 30 日現在におけるみずほ投信投資顧問株式会社および新光投信株式会社の運用する投
資信託は以下の通りです。
(親投資信託を除く)
・みずほ投信投資顧問株式会社
基本的性格
本数
純資産総額(円)
追加型公社債投資信託
13
275,632,843,628
追加型株式投資信託
229
2,280,959,186,831
単位型公社債投資信託
0
0
単位型株式投資信託
3
1,454,591,074
245
2,558,046,621,533
合計
・新光投信株式会社
基本的性格
本数
純資産総額(円)
追加型公社債投資信託
25
651,056,923,166
追加型株式投資信託
240
3,084,756,237,399
単位型公社債投資信託
7
42,284,286,781
単位型株式投資信託
79
290,858,982,767
合計
351
4,068,956,430,113
-87-
3【委託会社等の経理状況】
1.委託会社であるDIAMアセットマネジメント株式会社(以下「委託会社」という。)の財務諸表は、
「財務諸表
等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)ならびに同規則第 2 条の規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」
(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作成しております。
2.財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
3.委託会社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき第 31 期事業年度(自平成 27 年 4 月 1 日至平成
28 年 3 月 31 日)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。
※DIAMアセットマネジメント株式会社は、平成 28 年 10 月 1 日にみずほ投信投資顧問株式会社、新光投信株式会
社及びみずほ信託銀行株式会社の資産運用部門と統合し、商号をアセットマネジメント One 株式会社に変更いたしま
した。
委託会社の財務諸表に引き続き、みずほ投信投資顧問株式会社の第 53 期事業年度の財務諸表及び新光投信株式会
社の第 56 期事業年度の財務諸表を参考として添付しております。
-88-
独立監査人の監査報告書
平成28年5月31日
DIAMアセットマネジメント株式会社
取 締 役 会 御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山内
正彦
印
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の
経理 状況」に掲 げられてい るDIAM アセットマ ネジメント 株式会社の 平成27年 4月1日か ら平成
28年3月31日までの第31期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変
動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し
適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表
示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明
することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行
った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るた
めに、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続
は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択
及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当
監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と
適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並
びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
DIAMアセットマネジメント株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事
業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づき、平成28
年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管して
おります。
-89-
(1)
【貸借対照表】
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(資産の部)
流動資産
現金・預金
12,051,921
12,951,736
金銭の信託
14,169,657
13,094,914
57,309
44,951
未収委託者報酬
4,622,292
4,460,404
未収運用受託報酬
1,737,052
1,859,778
前払費用
未収投資助言報酬
※2
312,206
※2
277,603
未収収益
260,845
205,097
繰延税金資産
411,797
341,078
46,782
40,689
33,669,865
33,276,255
432,933
658,607
その他
流動資産計
固定資産
有形固定資産
建物
※1
138,967
※1
29,219
車両運搬具
※1
941
※1
549
器具備品
※1
243,908
※1
184,683
建設仮勘定
49,116
444,155
無形固定資産
1,912,472
1,706,201
商標権
※1
101
※1
7
ソフトウエア
※1
1,702,633
※1
1,645,861
ソフトウエア仮勘定
電話加入権
電信電話専用施設利用権
※1
202,399
53,036
7,148
7,148
188
投資その他の資産
※1
146
4,343,365
6,497,772
投資有価証券
613,137
458,701
関係会社株式
2,316,596
3,229,196
繰延税金資産
582,861
679,092
差入保証金
733,907
2,040,945
96,862
89,835
6,688,771
8,862,580
40,358,637
42,138,836
その他
固定資産計
資産合計
-90-
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(負債の部)
流動負債
預り金
1,605,579
966,681
未払金
2,515,377
2,055,332
未払償還金
49,873
49,873
未払手数料
1,836,651
1,744,274
628,852
261,185
その他未払金
未払費用
※2
2,196,267
※2
3,076,566
未払法人税等
1,539,263
1,223,957
未払消費税等
671,243
352,820
賞与引当金
722,343
728,769
30,000
−
9,280,074
8,404,128
退職給付引当金
868,928
997,396
役員退職慰労引当金
110,465
154,535
979,394
1,151,932
10,259,468
9,556,060
資本金
2,000,000
2,000,000
資本剰余金
2,428,478
2,428,478
2,428,478
2,428,478
25,417,784
28,000,340
123,293
123,293
19,480,000
22,030,000
研究開発積立金
300,000
300,000
運用責任準備積立金
200,000
200,000
5,314,491
5,347,047
29,846,262
32,428,818
252,905
153,956
252,905
153,956
純資産合計
30,099,168
32,582,775
負債・純資産合計
40,358,637
42,138,836
その他
流動負債計
固定負債
固定負債計
負債合計
(純資産の部)
株主資本
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
株主資本計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等計
-91-
(2)
【損益計算書】
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
28,170,831
30,188,445
運用受託報酬
7,064,021
7,595,678
投資助言報酬
1,032,659
993,027
828,240
724,211
その他営業収益
営業収益計
37,095,752
39,501,363
営業費用
支払手数料
12,416,659
12,946,176
広告宣伝費
527,620
468,931
公告費
288
258
調査費
6,317,052
7,616,390
調査費
4,129,778
4,969,812
委託調査費
2,187,273
2,646,578
委託計算費
385,121
412,257
営業雑経費
488,963
548,183
通信費
34,089
34,855
印刷費
414,215
436,756
協会費
24,177
23,698
諸会費
支払販売手数料
37
40
16,443
52,833
営業費用計
20,135,705
21,992,198
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
5,260,910
5,382,757
242,666
242,446
4,378,307
4,431,015
賞与
639,936
709,295
交際費
37,625
43,975
寄付金
2,697
2,628
旅費交通費
242,164
254,276
租税公課
127,947
180,892
不動産賃借料
686,770
1,128,367
退職給付費用
218,863
226,460
固定資産減価償却費
628,056
902,248
福利厚生費
33,310
36,173
修繕費
13,807
31,617
賞与引当金繰入額
722,343
728,769
役員退職慰労引当金繰入額
50,327
49,320
役員退職慰労金
25,501
5,250
87
140
231,303
251,913
67,208
70,839
機器リース料
事務委託費
事務用消耗品費
器具備品費
諸経費
一般管理費計
営業利益
5,869
14,182
135,032
214,532
8,489,827
9,524,346
8,470,220
7,984,819
-92-
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
17,346
25,274
2,404
2,079
時効成立分配金・償還金
974
−
為替差益
652
3,996
1,822
6,693
受取利息
雑収入
営業外収益計
23,200
38,044
営業外費用
金銭の信託運用損
時効成立後支払分配金・償還
金
外国税支払損失
163,033
305,368
65
−
47,515
−
営業外費用計
経常利益
210,614
305,368
8,282,806
7,717,494
特別利益
投資有価証券売却益
−
3,377
特別利益計
−
3,377
特別損失
固定資産除却損
※1
12,988
※1
624
固定資産売却損
※2
−
※2
2,653
ゴルフ会員権売却損
1,080
−
ゴルフ会員権評価損
−
6,307
関係会社株式評価損
202,477
−
特別損失計
216,547
9,584
税引前当期純利益
8,066,259
7,711,286
法人税、住民税及び事業税
2,969,684
2,557,305
法人税等調整額
△ 29,428
27,424
法人税等合計
2,940,256
2,584,730
当期純利益
5,126,003
5,126,556
-93-
(3)
【株主資本等変動計算書】
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
2,000,000
2,428,478
123,293
別途積立金
17,130,000
研究開
発積立
金
運用責
任準備
積立金
300,000
200,000
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
2,000,000
2,428,478
123,293
17,130,000
300,000
200,000
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
4,735,451
22,488,744
26,917,222
131,037
131,037
131,037
4,866,488
22,619,781
27,048,259
△2,328,000
△2,328,000
△2,328,000
△2,350,000
−
−
5,126,003
5,126,003
5,126,003
当期変動額
剰余金の配当
別途積立金の
積立
2,350,000
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
−
−
−
2,350,000
−
−
448,003
2,798,003
2,798,003
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
243,159
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
純資産
合計
27,160,381
131,037
243,159
27,291,419
当期変動額
剰余金の配当
△2,328,000
別途積立金の
積立
−
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
5,126,003
9,746
9,746
9,746
2,807,749
252,905
30,099,168
-94-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
別途積立金
研究開
発積立
金
運用責
任準備
積立金
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
△2,544,000
△2,544,000
△2,544,000
△2,550,000
−
−
5,126,556
5,126,556
5,126,556
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
別途積立金の
積立
2,550,000
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
−
−
−
2,550,000
−
−
32,556
2,582,556
2,582,556
2,000,000
2,428,478
123,293
22,030,000
300,000
200,000
5,347,047
28,000,340
32,428,818
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
純資産
合計
252,905
30,099,168
252,905
30,099,168
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
△2,544,000
別途積立金の
積立
−
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
5,126,556
△98,949
△98,949
△98,949
2,483,607
153,956
32,582,775
-95-
重要な会計方針
項目
第 31 期
(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1.有価証券の評価基準及び評 (1)子会社株式及び関連会社株式
価方法
:移動平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの:決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定)
時価のないもの: 移動平均法による原価法
2.金銭の信託の評価基準及び
評価方法
時価法
3.デリバティブの評価基準及
び評価方法
時価法
4.固定資産の減価償却の方法
5.外貨建の資産及び負債の本
邦通貨への換算基準
6.引当金の計上基準
7.消費税等の処理方法
(1)有形固定資産
定率法によっております。
(2)無形固定資産
自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5
年)に基づく定額法によっております。それ以外の無形固定資産につ
いては、定額法によっております。
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物等為替相場により円貨に換算し、
換算差額は損益として処理しております。
(1)貸倒引当金は、一般債権は貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定
の債権は個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しており
ます。
(2)賞与引当金は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
将来支給見込額を計上しております。
(3)退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末
における退職給付債務の見込額に基づき、当事業年度末において発生
していると認められる額を計上しております。また、退職給付債務の
算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させ
る方法については、給付算定式基準によっております。数理計算上の
差異及び過去勤務費用の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数(5 年)による定額法により按分した額を、そ
れぞれ発生の翌事業年度から費用処理
過去勤務費用:発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(5 年)による定額法により按分した額を費用処理
(4)役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支払に備えるため、内
規に基づく期末要支給額を計上しております。
税抜方式によっております。
-96-
未適用の会計基準等
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関す
る監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にそ
の内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2)適用予定日
平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度の期首から適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
会計上の見積りの変更
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、追加情報に記載のとおり、当社、みずほ信託銀行株式会社、みずほ投信投資顧問株式会社及び新
光投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めておりま
す。これに伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産及び無形固定資
産の見積り耐用年数の見直しを行い、将来にわたり変更しております。
また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として資産除去債務の合理的な見積りが可能
となったため、見積額の変更を行っております。なお、資産除去債務の負債計上に代えて、不動産賃貸借
契約に関する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、当事業年度の負担に
属する金額を費用計上する方法によっております。
これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の減価償却費が 161,916 千円、不動産賃借料が 42,917 千円
増加し、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ 204,834 千円減少しております。
追加情報
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、平成 27 年 9 月 30 日付で締結した当社、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中野 武夫)、みず
ほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤 修一)間の
統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、平成 28 年 3
月 3 日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
:アセットマネジメント One 株式会社
2.代表者
:西 惠正(現 DIAMアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
3.本店所在地 :東京都千代田区丸の内 1‐8‐2
4.統合日
:平成 28 年 10 月 1 日
-97-
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.固定資産の減価償却累計額
(千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
建物
582,075
767,802
3,981
4,374
735,461
562,853
836
930
2,015,473
2,613,791
1,408
1,451
車両運搬具
器具備品
商標権
ソフトウエア
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
電信電話専用施設利用権
※2. 関係会社項目
関係会社に関する資産及び負債には区分掲記されたもののほか次のものが含まれております。
(千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
流動資産
未収投資助言報酬
311,994
276,211
流動負債
未払費用
492,035
622,004
(損益計算書関係)
※1.固定資産除却損の内訳
(千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
ソフトウエア
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0
182
12,988
442
※2.固定資産売却損の内訳
(千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
−
-98-
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
2,653
(株主資本等変動計算書関係)
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式の
種類
当事業年度期首
株式数(株)
当事業年度
増加株式数(株)
当事業年度
減少株式数(株)
当事業年度末
株式数(株)
普通株式
24,000
−
−
24,000
合計
24,000
−
−
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
平成 26 年 6 月 30 日
定時株主総会
普通
株式
配当金の
総額
(千円)
1 株当たり
配当額
(円)
2,328,000
97,000
基準日
効力発生日
平成 26 年 3 月 31 日
平成 26 年 7 月 1 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の
種類
配当の
原資
平成 27 年 6 月 29 日
定時株主総会
普通
株式
利益剰
余金
配当金の
総額
(千円)
2,544,000
1 株当た
り配当額
(円)
106,000
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式
の種類
当事業年度期首
株式数(株)
当事業年度
増加株式数(株)
当事業年度
減少株式数(株)
当事業年度末
株式数(株)
普通株式
24,000
−
−
24,000
合計
24,000
−
−
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
平成 27 年 6 月 29 日
定時株主総会
普通
株式
配当金の
総額
(千円)
2,544,000
1 株当たり
配当額
(円)
106,000
-99-
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
平成 28 年 6 月 29 日開催予定の定時株主総会において、以下のとおり決議を予定しております。
決議
株式の
種類
配当の
原資
平成 28 年 6 月 29 日
定時株主総会
普通
株式
利益剰
余金
配当金の
総額
(千円)
2,544,000
1 株当た
り配当額
(円)
106,000
基準日
効力発生日
平成 28 年 3 月 31 日
平成 28 年 6 月 30 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
資金運用については短期的な預金等に限定しております。
デリバティブ取引は、後述するリスクを低減する目的で行っております。取引は実需の範囲内でのみ利用すること
としており、投機的な取引は行わない方針であります。
取引の方針については社内会議で審議のうえ個別決裁により決定し、取引の実行とその内容の確認についてはそれ
ぞれ担当所管を分離して実行しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
投資有価証券の主な内容は、政策投資目的で保有している株式であります。
金銭の信託の主な内容は、当社運用ファンドの安定運用を主な目的として資金投入した投資信託及びデリバティブ
取引であります。金銭の信託に含まれる投資信託は為替及び市場価格の変動リスクに晒されておりますが、デリバ
ティブ取引を利用して一部リスクを低減しております。
長期差入保証金の主な内容は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であります。
金銭の信託に含まれるデリバティブ取引は為替予約取引、株価指数先物取引及び債券先物取引であり、金銭の信託
に含まれる投資信託に係る為替及び市場価格の変動リスクを低減する目的で行っております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
為替相場及び株式相場の変動によるリスクを有しておりますが、取引先は信用度の高い金融機関に限定している
ため、相手方の契約不履行によるリスクはほとんどないと認識しております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
組織規程における分掌業務の定めに基づき、リスク管理担当所管にて、取引残高、損益及びリスク量等の実績管
理を行い、定期的に社内委員会での報告を実施しております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
取引実行担当所管からの報告に基づき、資金管理担当所管が資金繰計画を確認するとともに、十分な手許流動性
を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれて
おります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、
当該価額が変動することがあります。
-100-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注 2)参照)。
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
(千円)
(1)現金・預金
(2)金銭の信託
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
時価
(千円)
差額
(千円)
12,051,921
14,169,657
12,051,921
14,169,657
−
−
532,891
532,891
−
26,754,470
26,754,470
−
1,539,263
1,539,263
−
1,539,263
1,539,263
−
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
(千円)
(1)現金・預金
(2)金銭の信託
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
時価
(千円)
差額
(千円)
12,951,736
13,094,914
12,951,736
13,094,914
−
−
381,005
381,005
−
26,427,656
26,427,656
−
1,223,957
1,223,957
−
1,223,957
1,223,957
−
(注 1)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1)現金・預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2)金銭の信託
有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券につい
て、投資信託は基準価額によっております。また、デリバティブ取引は取引相手先金融機関より提示された
価格によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、投資信託は基準価額によっております。
負 債
(1)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
-101-
(注 2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現
在)
区分
①非上場株式
②関係会社株式
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現
在)
80,246
77,696
2,316,596
3,229,196
733,907
2,040,945
③差入保証金
①非上場株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握
することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
②関係会社株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把
握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
前事業年度において、関係会社株式について 202,477 千円の減損処理を行っております。
③差入保証金は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であり、市場価格がなく、時
価を把握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
(注 3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
1 年以内
(千円)
(1)預金
合計
1 年超 5 年以内
(千円)
5 年超 10 年以内
(千円)
10 年超
(千円)
12,051,921
−
−
−
12,051,921
−
−
−
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
1 年以内
(千円)
(1)預金
合計
1 年超 5 年以内
(千円)
5 年超 10 年以内
(千円)
10 年超
(千円)
12,951,736
−
−
−
12,951,736
−
−
−
(注 4)社債、新株予約権付社債及び長期借入金の決算日後の返済予定額
該当事項はありません。
(有価証券関係)
1.売買目的有価証券
該当事項はありません。
2.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
3. 子会社株式及び関連会社株式
関係会社株式(第 30 期の貸借対照表計上額 2,316,596 千円、第 31 期の貸借対照表計上額 3,229,196 千円)は、市
場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
-102-
4. その他有価証券
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
取得原価
差額
516,710
−
146,101
−
370,608
−
16,181
13,000
3,181
532,891
159,101
373,789
−
−
−
−
−
−
−
−
−
小計
−
−
−
合計
532,891
159,101
373,789
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 80,246 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極め
て困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
取得原価
差額
365,683
−
146,101
−
219,581
−
15,322
13,000
2,322
381,005
159,101
221,903
−
−
−
−
−
−
−
−
−
小計
−
−
−
合計
381,005
159,101
221,903
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 77,696 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極め
て困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-103-
5.当該事業年度中に売却した満期保有目的の債券
該当事項はありません。
6.当該事業年度中に売却したその他有価証券
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
区分
売却額
(千円)
その他有価証券
売却益の合計額
(千円)
5,927
売却損の合計額
(千円)
3,377
−
7.減損処理を行った有価証券
該当事項はありません。
(金銭の信託関係)
1.運用目的の金銭の信託
第 30 期 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額(千円)
運用目的の金銭の信託
14,169,657
当事業年度の損益に含まれた
評価差額(千円)
2,544,066
第 31 期 (平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額(千円)
運用目的の金銭の信託
13,094,914
2.満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
3.その他の金銭の信託
該当事項はありません。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
-104-
当事業年度の損益に含まれた
評価差額(千円)
825,986
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度(非積立型制度であります)を、また、確定拠出型の制度として確
定拠出年金制度を採用しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,079,828
973,035
△203,600
−
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
876,227
973,035
勤務費用
128,297
134,944
利息費用
7,798
8,660
10,345
21,441
△49,633
△ 51,531
−
−
973,035
1,086,550
会計方針の変更を反映した期首残高
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
過去勤務費用の発生額
退職給付債務の期末残高
(2)退職給付債務の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
非積立型制度の退職給付債務
973,035
1,086,550
未積立退職給付債務
973,035
1,086,550
未認識数理計算上の差異
△89,550
△ 79,449
未認識過去勤務費用
△14,556
△ 9,704
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
退職給付引当金
868,928
997,396
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
(3)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(千円)
第 31 期
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
勤務費用
128,297
134,944
利息費用
7,798
8,660
33,455
31,542
4,852
4,852
174,402
179,999
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
確定給付制度に係る退職給付費用
-105-
(4)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0.89%
0.89%
割引率
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、第 30 期事業年度 43,461 千円、第 31 期事業年度 44,193 千円であります。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
繰延税金資産
未払事業税
(千円)
(千円)
118,238
79,702
5,527
5,581
239,095
224,898
30,557
28,395
2,650
2,500
15,727
−
−
13,244
2,158
3,389
130,844
136,503
2,710
1,339
281,232
305,591
役員退職慰労引当金
35,724
47,318
ゴルフ会員権評価損
1,940
3,768
関係会社株式評価損
176,106
166,740
−
1,196
1,042,515
1,020,171
47,855
−
47,855
−
994,659
1,020,171
未払事業所税
賞与引当金
未払法定福利費
未払確定拠出年金掛金
外国税支払損失
資産除去債務
減価償却超過額(一括償却資産)
減価償却超過額
繰延資産償却超過額(税法上)
退職給付引当金
その他有価証券評価差額金
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
差引繰延税金資産の純額
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の 5 以下であるため、
注記を省略しております。
-106-
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」
(平
成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 31 日に公布され、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から法人税
率の引下げが行われることになりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効
税率は従来の 32.34%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度から平成 29 年 4 月 1 日に開始する事業年度に
解消が見込まれる一時差異については 30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる
一時差異については 30.62%となります。
この変更により、当事業年度末の繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は 53,300 千円減少
し、当事業年度に計上された法人税等調整額は 57,117 千円増加し、その他有価証券評価差額金は 3,816 千円増加
しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有しているた
め、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上に代え
て、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担に属する金額
を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
1.セグメント情報
当社は、投資信託及び投資顧問を主とした資産運用業の単一事業であるため、記載を省略しております。
2.関連情報
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
(千円)
営業収益
28,170,831
投資顧問
(千円)
8,096,680
その他
(千円)
828,240
合計
(千円)
37,095,752
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、記載
を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略しており
ます。
-107-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
(千円)
営業収益
投資顧問
(千円)
30,188,445
その他
(千円)
8,588,706
合計
(千円)
724,211
39,501,363
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、記載
を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略しており
ます。
(関連当事者との取引)
(1)親会社及び法人主要株主等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資 本 金 事業の 議決権等の
属性
会社等の
関係内容
住所 又 は 出 内容又 所有(被所
名称
資金
は職業
有)割合
取引の内容
役員の
事業上の
兼任等
関係
3,431 生命保 (被所有) 兼務 2 名, 資産運用の 資産運用の
険株式会社 都千
億円 険業
その他
代田
の関係
区
科目
(千円)
第一生命保 東京
直接 50%
取引金額
862,448 未収投
出向 3 名, 助言
助言の顧問
資助言
転籍 2 名
料の受入
報酬
会社
-108-
期末残高
(千円)
237,575
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資 本 金 事業の 議決権等の
会社等の
属性
関係内容
住所 又 は 出 内容又 所有(被所
名称
資金
は職業
取引の内容
有)割合
役員の
事業上の
兼任等
関係
3,431 生命保 (被所有) 兼務 2 名, 資産運用の 資産運用の
険株式会社 都千
億円 険業
その他
代田
の関係
区
科目
(千円)
第一生命保 東京
直接 50%
取引金額
期末残高
(千円)
795,405 未収投
出向 3 名, 助言
助言の顧問
資助言
転籍 2 名
料の受入
報酬
207,235
会社
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の助言の顧問料は、一般的取引条件を定めた規定に基づく個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(2)子会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権等
会社等の名称
住所
出資金
属
内容又
の所有
は職業 (被所有)
性
関係内容
割合
役員
事業上の
の兼
関係
取引の
取引
内容
金額
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
DIAM
London
4,000
資産の
International
United
千 GBP
運用
Ltd
kingdom
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
658,756 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
子 DIAM U.S.A.,
New York
4,000
資産の
会 Inc.
U.S.A.
千 USD
運用
DIAM SINGAPORE
Central
1,100,000
資産の
PTE.LTD.
Singapore
千円
運用
料の支払
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
383,980 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
社
用
用
(所有)
兼務 当社預り
直接
2 名 資産の運
100%
用
-109-
235,583
173,074
料の支払
増資の引受
400,000 −
−
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権等
会社等の名称
住所
出資金
属
内容又
の所有
は職業 (被所有)
性
関係内容
割合
役員
事業上の
の兼
関係
取引の
取引
内容
金額
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
DIAM
London
9,000
資産の
International
United
千 GBP
運用
Ltd
kingdom
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
800,617 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
用
308,974
料の支払
子
増資の引受
会
912,600 −
社
DIAM U.S.A.,
New York
4,000
資産の
Inc.
U.S.A.
千 USD
運用
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
473,948 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
用
料の支払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額及び期末残高には免税取引のため、消費税等は含まれておりません。
(注 3)増資の引受は、子会社が行った増資を引き受けたものであります。
-110-
−
157,130
(3)兄弟会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金又 事業の内 議決権等
属 会社等の名
称
性
住所
は出資金 容又は職
業
(被所有)
割合
株式会社
東京都
みずほ銀行
千代田
14,040 銀行業
関係内容
取引の内容
の所有
−
役員の
事業上
兼任等
の関係
−
億円
取引金額
当社設定 投資信託の販
期末残高
(千円)
(千円)
2,217,439 未払
306,365
手数料
投資信託 売代行手数料
区
科目
の販売、
預金取引 預金の預入
(純額)
551,351 現金・預
11,276,198
金
そ
受取利息
の
2,139 未収
他
71
収益
の
関 みずほ第一
東京都
2 億円 金融
係 フィナンシ
千代田
技術
会 ャルテクノ
区
研究等
−
兼務
当社預り 当社預り資産
407,531 未払
1名
資産の助 の助言の顧問
費用
言
240,725
料の支払
社 ロジー株式
の 会社
業務委託料の
子
支払
8,540 未払金
6,501
会
社
資産管理サ
東京都
500
資産管理
ービス信託
中央区
億円
等
銀行株式会
−
−
当社信託 信託元本の追
3,500,000 金銭の信
財産の運 加
用
託
(純額)
社
信託報酬の支
払
-111-
8,254
14,169,657
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金又 事業の内 議決権等
属 会社等の名
称
性
住所
は出資金 容又は職
業
東京都
みずほ銀行
千代田
14,040 銀行業
取引の内容
の所有
(被所有)
割合
株式会社
関係内容
−
億円
役員の
事業上
兼任等
の関係
科目
当社設定 投資信託の販
1名
投資信託 売代行手数料
期末残高
(千円)
(千円)
兼務
区
取引金額
3,023,040 未払
372,837
手数料
の販売、
預金取引 預金の預入
(純額)
879,733 現金・預
12,155,931
金
そ
受取利息
の
1,787 未収
他
123
収益
の
関 みずほ第一
東京都
2 億円 金融
係 フィナンシ
千代田
技術
会 ャルテクノ
区
研究等
−
兼務
当社預り 当社預り資産
557,013 未払
1名
資産の助 の助言の顧問
費用
言
292,861
料の支払
社 ロジー株式
の 会社
業務委託料の
子
支払
8,540 未払金
7,581
会
社
資産管理サ
東京都
500
資産管理
ービス信託
中央区
億円
等
銀行株式会
−
−
当社信託 信託元本の払
700,000 金銭の信
財産の運 戻
用
13,094,914
託
(純額)
社
信託報酬の支
8,336
払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)投資信託の販売代行手数料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)資産の助言の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 3)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(注 4)預金取引は、市場金利を勘案した利率が適用されております。
(注 5)信託報酬は、一般的取引条件を勘案した料率が適用されております。
-112-
(1 株当たり情報)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,254,132 円 02 銭
1,357,615 円 66 銭
213,583 円 46 銭
213,606 円 51 銭
(注 1)潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
(注 2)1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
5,126,003 千円
5,126,556 千円
普通株主に帰属しない金額
−
−
普通株式に係る当期純利益
5,126,003 千円
5,126,556 千円
24,000 株
24,000 株
期中平均株式数
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-113-
(参考)みずほ投信投資顧問株式会社の経理状況
※当該(参考)において、みずほ投信投資顧問株式会社を「当社」という。
1
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)並び
に同規則第2条の規定により「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年内閣府令第 52 号)に基づいて
作成しております。
2 当社は、金融商品取引法第 193 条の2第 1 項の規定に基づき、事業年度(平成 27 年4月1日から平成 28 年3
月 31 日まで)の財務諸表について新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-114-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
みずほ投信投資顧問株式会社
取
締
役
会
御
中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
江見
睦生
印
公認会計士
亀井
純子
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等
の経理状況」に掲げられているみずほ投信投資顧問株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31
日までの第53期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重
要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成
し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正
に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保
証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監
査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づ
いて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのもので
はないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財
務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及
びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討す
ることが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠
して、みずほ投信投資顧問株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する
事業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づき、平
成28年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(注)上記は、当社が監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。
-115-
(1)貸借対照表
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
有価証券
前払費用
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
繰延税金資産
その他流動資産
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
工具、器具及び備品(純額)
リース資産(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
電話加入権
その他無形固定資産
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
長期差入保証金
前払年金費用
会員権
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
未払金合計
未払費用
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
その他流動負債
流動負債合計
固定負債
リース債務
役員退職慰労引当金
時効後支払損引当金
繰延税金負債
その他固定負債
固定負債合計
負債合計
(単位:
千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
20,801,864
127,840
156,891
1,827,951
1,812,198
185,882
159,069
△ 1,092
25,070,606
20,903,257
82,540
157,231
2,183,032
1,713,643
162,369
293,051
△ 1,185
25,493,940
124,850
71,443
2,140
198,434
100,000
90,655
818
191,474
※1
※1
12,747
65
12,812
12,747
35
12,782
3,987,168
360,258
331,766
8,400
23,186
△ 19,534
4,691,245
4,902,492
29,973,099
3,260,206
340,503
346,659
8,400
19,551
△ 19,404
3,955,916
4,160,172
29,654,112
77,889
2,648
29,699
1,202
746
5,716
819,341
86,205
912,009
2,038,097
393,574
426,857
328,900
3,075
4,183,052
833
3,906
838,064
9,022
851,826
1,896,033
570,376
227,078
318,000
999
3,895,216
2,088
104,240
8,128
306,725
6,926
428,109
4,611,161
886
147,427
6,471
38,000
1,931
194,716
4,089,932
2,045,600
2,045,600
純資産の部
株主資本
資本金
-116-
資本剰余金
資本準備金
2,266,400
2,266,400
その他資本剰余金
2,450,074
2,450,074
資本剰余金合計
4,716,474
4,716,474
128,584
128,584
104,600
104,600
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
配当準備積立金
退職慰労積立金
100,000
100,000
別途積立金
9,800,000
9,800,000
繰越利益剰余金
7,739,742
8,908,993
17,872,927
19,042,177
-
△377,863
24,635,002
25,426,389
その他有価証券評価差額金
726,935
137,791
評価・換算差額等合計
726,935
137,791
純資産合計
25,361,937
25,564,180
負債純資産合計
29,973,099
29,654,112
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
-117-
(2) 損益計算書
前事業年度
(自 平成 26 年4月1日
至 平成 27 年3月 31 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
営業収益合計
営業費用
支払手数料
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
通信費
印刷費
協会費
諸会費
その他
営業雑経費合計
営業費用合計
一般管理費
給料
役員報酬
給料手当
賞与
給料合計
交際費
寄付金
旅費交通費
租税公課
不動産賃借料
退職給付費用
福利厚生費
貸倒引当金繰入
賞与引当金繰入
役員退職慰労引当金繰入
固定資産減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
営業外収益
受取配当金
受取利息
有価証券解約益
有価証券償還益
時効到来償還金等
時効後支払損引当金戻入額
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
有価証券解約損
有価証券償還損
ヘッジ会計に係る損失
時効後支払損引当金繰入額
雑損失
(単位:
当事業年度
(自 平成 27 年4月1日
至 平成 28 年3月 31 日)
17,538,139
4,463,429
22,001,569
17,358,667
5,050,661
22,409,329
8,480,510
247,790
1,140
7,999,728
205,521
152
1,259,067
4,883,037
4,308
6,146,412
101,919
1,312,466
5,299,598
3,703
6,615,769
116,405
59,454
128,143
18,777
2,540
855,319
1,064,234
16,042,008
46,151
246
20,221
2,317
958,635
1,027,572
15,965,148
142,983
1,832,723
295,180
2,270,886
775
91,851
51,783
339,964
126,451
368,622
319,122
27,249
31,216
358,817
3,986,740
1,972,819
143,812
1,905,880
304,122
2,353,814
775
221
87,228
76,075
305,351
119,608
370,689
93
301,698
47,768
44,257
269,502
3,977,085
2,467,095
7,027
7,340
953
21,856
51,171
88,349
4,242
7,633
50,674
56,303
1,962
1,311
20,993
143,121
2,197
2,240
17,685
63,198
278
2,641
6,767
-118-
千円)
営業外費用合計
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
特別利益合計
特別損失
減損損失
事業再構築費用
外国税負担損失
貸倒引当金繰入
特別損失合計
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
※1
※2
※3
85,321
1,975,847
9,688
2,600,528
10,500
10,500
-
51,292
125,173
53,547
19,534
249,548
1,736,799
616,760
16,247
633,008
1,103,790
2,600,528
839,827
40,166
879,993
1,720,534
-119-
(3) 株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益剰余金
利益
準備金
当期首残高
128,584
その他利益剰余金
配当準備積
立金
退職慰労
積立金
104,600
別途
積立金
100,000
9,800,000
繰越利益
剰余金
利益剰余
金合計
株主資本
合計
6,988,395
17,121,579
23,883,654
剰余金の配当
△352,443
△352,443
△352,443
当期純利益
1,103,790
1,103,790
1,103,790
751,347
751,347
751,347
7,739,742
17,872,927
24,635,002
当期変動額
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
128,584
104,600
100,000
9,800,000
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
△41,248
△41,248
純資産合計
23,842,406
当期変動額
剰余金の配当
△352,443
当期純利益
1,103,790
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
768,183
768,183
768,183
当期変動額合計
768,183
768,183
1,519,530
当期末残高
726,935
726,935
25,361,937
-120-
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益
準備金
当期首残高
128,584
配当準備
積立金
104,600
利益剰余金
その他利益剰余金
退職慰労積 別途
立金
積立金
100,000
9,800,000
自己株式
繰越利益剰
余金
株主資本
合計
利益剰余金
合計
7,739,742
17,872,927
-
24,635,002
剰余金の配当
△551,284
△551,284
△551,284
当期純利益
1,720,534
1,720,534
1,720,534
当期変動額
自己株式の取得
△377,863
△377,863
△377,863
791,386
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
1,169,250
128,584
104,600
100,000
9,800,000
8,908,993
1,169,250
19,042,177 △377,863
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
726,935
726,935
25,426,389
純資産合計
25,361,937
当期変動額
剰余金の配当
△551,284
当期純利益
1,720,534
自己株式の取得
△377,863
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計
当期末残高
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
202,242
137,791
137,791
25,564,180
-121-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移
動平均法により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
2.デリバティブ取引等の評価基準及び評価方法
時価法を採用しております。
3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額法)を採
用しております。
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
(3)リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定率法を採用しております。
4.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
当社の自己査定基準に基づき、一般債権については予想損失率により、貸倒懸念債権等特定の債権につ
いては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、将来の支給見込額のうち当期の負担額を計上しております。
(3)退職給付引当金(前払年金費用)
従業員に対する退職給付に備えるため、決算日における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
決算日において発生していると認められる額を計上しております。
(4)役員退職慰労引当金
役員退職慰労金の支給に備えて、内規に基づく期末要支給額を計上しております。(執行役員に対する
退職慰労引当金を含む。)
(5)時効後支払損引当金
時効成立のため利益計上した収益分配金及び償還金について、受益者からの今後の支払請求に備えるた
め、過去の支払実績に基づく将来の支払見込額を計上しております。
5.外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。
6.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
時価ヘッジによっております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…株価指数先物取引
ヘッジ対象…有価証券
(3)ヘッジ方針
当社が保有する有価証券の投資リスクを低減させるためにヘッジ取引を行っております。
(4)ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジ対象とヘッジ手段の価格変動の相関関係を継続的に計測してヘッジの有効性を評価しております。
-122-
7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
未適用の会計基準等
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年3月 28 日)
1.概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監
査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にその内容を引
き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
2.適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年4月1日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
3.当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、軽微であります。
会計上の見積りの変更に関する注記
当社は、「追加情報」に記載のとおり、当社、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会社及び
新光投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めております。これに
伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産の見積り耐用年数の見直しを行い、将
来にわたり変更しております。また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として認識していた資産
除去債務について、退去時に必要とされる原状回復費用及び使用見込期間の見積りの変更を行っております。これに
より、従来の方法と比べて、当事業年度の営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ 27,598 千円減少し
ております。
追加情報
DIAM アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 西 惠正)、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中野 武
夫)、みずほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤 修一)間で
の平成 27 年9月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、
平成 28 年3月3日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
2.代表者
3.本店所在地
4.統合日
:
:
:
:
アセットマネジメント One 株式会社
西 惠正(現 DIAM アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
東京都千代田区丸の内1−8−2
平成 28 年 10 月1日
注記事項
(貸借対照表関係)
※1
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
111,156 千円
工具、器具及び備品
277,249 千円
リース資産
16,185 千円
※1
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
136,006 千円
工具、器具及び備品
226,657 千円
リース資産
17,508 千円
(損益計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
※1 減損損失
当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所
用途
種類
金額(千円)
本社(東京都港区)
除却対象資産
建物
23,139
本社(東京都港区)
除却対象資産
工具器具備品
4,253
本社(東京都港区)
除却対象資産
原状回復費用
23,900
レイアウト変更により現行オフィス内部造作等の除却が決定した資産につき、「除却対象資産」としてグルーピン
グを行い、平成 27 年3月 31 日時点の帳簿価額および原状回復費用を減損損失(51,292 千円)として特別損失に計上
-123-
しました。
※2 事業再構築費用
事業再構築に伴うグループ会社への転籍関連費用であります。
※3 外国税負担損失
証券投資信託に係る外国税負担額であります。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
該当するものはありません。
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,052,070
減少
当事業年度末
-
-
1,052,070
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
平成 26 年6月 11 日
第 51 回定時株主総会
普通株式
352,443,450
1株当たり
配当額
(円)
335
基準日
効力発効日
平成 26 年3月 31 日
平成 26 年6月 12 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
配当金の総額
(円)
配当の原資
551,284,680
利益剰余金
1株当たり
配当額
(円)
524
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日
平成 27 年6月 12 日
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,052,070
減少
-
当事業年度末
-
1,052,070
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
-
減少
13,662
当事業年度末
-
(変動事由の概要)
平成 28 年 1 月 6 日の株主総会決議による自己株式の取得 13,662 株
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
1株当たり
配当額
(円)
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
551,284,680
524
-124-
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日
平成 27 年6月 12 日
13,662
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 28 年6月 10 日
第 53 回定時株主総会
普通株式
合計
配当金の総額
(円)
配当の原資
17,652,936,000
利益剰余金
1,346,815,176
資本剰余金
18,999,751,176
1株当たり
配当額
(円)
基準日
17,000 平成 28 年3月 31 日
1,297
平成 28 年3月 31 日
効力発効日
平成 28 年6月 13 日
平成 28 年6月 13 日
18,297
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、事務用機器及び車両運搬具であります。
② リース資産の減価償却の方法
重要な会計方針「3.固定資産の減価償却方法」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業を行っており、余資運用については、安全性
の高い金融資産で運用しております。
デリバティブは、当社が保有する特定の有価証券の投資リスクを低減させる目的で利用しており、投機的な取
引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である未収委託者報酬及び未収運用受託報酬は、相手先の信用リスクに晒されております。有価証券
及び投資有価証券は、当社業務運営に関連する株式、投資信託であります。これらは、それぞれ発行体の信用リ
スク及び市場価格の変動リスクに晒されております。営業債務である未払手数料は、1年以内の支払期日であり
ます。
デリバティブ取引には株価指数先物取引があり、その他有価証券で保有する投資信託の価格変動を相殺する目
的で行い、ヘッジ対象に係る損益を認識する方法(時価ヘッジ)を適用しています。なお、ヘッジ開始時から有
効性判定時点までの期間においてヘッジ手段とヘッジ対象の価格変動の相関関係を継続的に計測する事によりヘ
ッジの有効性を評価しております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
営業債権の相手先の信用リスクに関しては、当社の信用リスク管理の基本方針に従い、取引先ごとの期日管理
及び残高管理を行うとともに、主な相手先の信用状況を半期ごとに把握する体制としています。
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、信用情報や
時価の把握を定期的に行うことで管理しています。
②市場リスクの管理
有価証券を含む金融商品の保有については、当社の市場リスク管理の基本方針(自己資金運用)に従い、定期
的に時価や発行体の財務状況を把握し、価格変動リスクの軽減を図っています。デリバティブ取引に関しては、
取引の執行、ヘッジの有効性の評価に関する部門を分離し、内部統制を確立しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価は、市場価格に基づく価額によっております。また、注記事項「デリバティブ取引関係」にお
けるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示す
ものではありません。
-125-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極め
て困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
((注2)を参照ください。
)
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
(単位:千円)
貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
20,801,864
20,801,864
(2)未収委託者報酬
1,827,951
1,827,951
(3)未収運用受託報酬
1,812,198
1,812,198
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
4,054,289
4,054,289
資産計
28,496,304
28,496,304
(1)未払手数料
819,341
819,341
負債計
819,341
819,341
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(3,601)
(3,601)
② ヘッジ会計が適用されているもの
327
327
デリバティブ取引計
(3,274)
(3,274)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、
( )で示しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
20,903,257
2,183,032
1,713,643
時価
20,903,257
2,183,032
1,713,643
(単位:千円)
差額
(1)現金及び預金
(2)未収委託者報酬
(3)未収運用受託報酬
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
3,282,026
3,282,026
資産計
28,081,960
28,081,960
(1)未払手数料
838,064
838,064
負債計
838,064
838,064
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(220)
(220)
② ヘッジ会計が適用されているもの
(1,564)
(1,564)
デリバティブ取引計
(1,784)
(1,784)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、
( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
預金については、すべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によって
おります。
(2)未収委託者報酬及び(3)未収運用受託報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4)有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事
項については、注記事項「有価証券関係」を参照ください。
負 債
(1)未払手数料
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」を参照ください。
-126-
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
区分
非上場株式
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
60,720
(単位:千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
60,720
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)有価証券及び投資
有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
1年超
2年以内
2年超
3年以内
(単位:千円)
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,800,853
1,827,951
1,812,198
-
-
-
-
-
127,840
24,568,844
-
-
-
-
3,300,657
3,300,657
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
(単位:千円)
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,902,546
2,183,032
1,713,643
-
-
-
-
-
82,540
24,881,762
-
-
-
-
2,395,185
2,395,185
(有価証券関係)
1 その他有価証券
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
貸借対照表計上額
(千円)
取得原価(千円)
差額(千円)
3,740,183
3,740,183
2,664,442
2,664,442
1,075,740
1,075,740
314,105
314,105
4,054,289
316,720
316,720
2,981,163
△ 2,615
△ 2,615
1,073,125
-127-
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
2
取得原価(千円)
差額(千円)
2,698,875
2,698,875
2,500,000
2,500,000
198,875
198,875
583,151
583,151
3,282,026
583,423
583,423
3,083,423
△ 271
△ 271
198,603
当事業年度中に売却したその他有価証券
該当するものはありません。
3 当事業年度中に解約・償還したその他有価証券
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
①
解約・償還益の合計額
(千円)
953
953
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
102,729
102,729
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,197
△ 2,197
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
種類
①
解約・償還益の合計額
(千円)
106,977
106,977
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
738,178
738,178
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,920
△ 2,920
(デリバティブ取引関係)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
区分
市場取引
取引の種類
株価指数先物取引
売建
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
契約額等
(千円)
時価
(千円)
-
197,054
197,054
△3,601
△3,601
評価損益
(千円)
△3,601
△3,601
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
区分
取引の種類
株価指数先物取引
売建
合計
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
市場取引
契約額のうち
1年超
(千円)
契約額等
(千円)
148,005
148,005
-128-
時価
(千円)
-
△220
△220
評価損益
(千円)
△220
△220
2
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に係
る損益を認識す
る方法
取引の種類
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
株価指数先物取引
売建
買建
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
131,145
277,953
-
△3,325
3,652
409,098
-
327
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に係
る損益を認識す
る方法
取引の種類
株価指数先物取引
売建
買建
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
117,467
179,836
-
147
△1,711
297,303
-
△1,564
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度を設けております。また、確定拠出型の制度として企
業型確定拠出年金制度を設けております。
当社が有する確定給付企業年金制度は、簡便法により退職給付引当金及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1)簡便法を適用した制度の、退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
前事業年度
(自
至
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
退職給付引当金の期首残高
退職給付費用
退職給付の支払額
制度への拠出額
退職給付引当金の期末残高
△357,258 千円
150,018
△21,349
△103,177
△331,766
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
△331,766 千円
51,208
△66,102
△346,659
(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整
表
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
積立型制度の退職給付債務
年金資産
貸借対照表に計上された前払年金費用
669,318 千円
△1,001,084
△331,766
-129-
(平成 28 年3月 31 日)
727,842 千円
△1,074,502
△346,659
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 前事業年度 58,362 千円 当事業年度 51,208 千円
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,436 千円、当事業年度 17,574 千円であります。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年3月 31 日) (平成 28 年3月 31 日)
繰延税金資産
有価証券償却超過額
4,795 千円
4,551 千円
ソフトウェア償却超過額
69,263
52,651
賞与引当金損金算入限度超過額
108,734
98,134
社会保険料損金不算入額
15,665
14,233
役員退職慰労引当金
34,461
45,488
未払事業税
30,421
39,817
その他
93,137
58,782
繰延税金資産小計
356,479
313,659
評価性引当額
△24,103
△22,331
繰延税金資産合計
332,375
291,328
繰延税金負債
前払年金費用
△107,027
△106,147
その他有価証券評価差額金
△346,190
△60,812
繰延税金負債合計
△453,218
△166,959
繰延税金資産の純額
△120,843
124,368
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下であるため注
記を省略しております。
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」が平成 28 年3月 29 日に国会
で成立したことに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰越税金負債の計算(ただし、平成 28 年4月1日以降解消
されるものに限る)に使用した法定実効税率は、前事業年度の 32.26%から、回収又は支払が見込まれる期間が平成
28 年4月1日から平成 30 年3月 31 日までのものは 30.86%、平成 30 年4月1日以降のものについては 30.62%にそ
れぞれ変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 4,569 千円減少し、当事業年度に計上さ
れた法人税等調整額が 7,826 千円、その他有価証券評価差額金が 3,257 千円それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有している
ため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上に代
えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担に属する金
額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
[セグメント情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)及び当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
平成 28 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
-130-
[関連情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、製
品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、地域
ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担
する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守秘義務
によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
適格機関投資家A
営業収益(千円)
2,629,803
関連するセグメント名
資産運用業
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、製
品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、地域
ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担
する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守秘義務
によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
適格機関投資家A
営業収益(千円)
3,061,207
関連するセグメント名
資産運用業
[報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
該当するものはありません。
-131-
(関連当事者情報)
1.関連当事者との取引
財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
事業の
内容
議決権等
の所有
(被所有)
割合
会社等の名称
所在地
資本金
又は
出資金
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 13,851,610
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
3,833,692 未払手数料
期末残高
(千円)
361,219
未収委託者
報酬
1,661,682
科目
期末残高
(千円)
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
種類
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
事業の
内容
議決権等
の所有
(被所有)
割合
会社等の名称
所在地
資本金
又は
出資金
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 14,108,529
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
3,542,264 未払手数料
未収委託者
報酬
336,556
2,053,638
(注) 1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれておりま
す。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
上記の取引については、一般取引条件と同様に決定しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
株式会社みずほフィナンシャルグループ
(東京証券取引所及びニューヨーク証券取引所に上場)
(1株当たり情報)
前事業年度
(自 平成 26 年4月1日
至 平成 27 年3月 31 日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
(自
至
24,106.70 円
1,049.16 円
24,618.62 円
1,639.16 円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりませ
ん。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(自
至
前事業年度
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円)
普通株式に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益(千円)
期中平均株式数(株)
1,103,790
1,103,790
1,052,070
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-132-
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
1,720,534
1,720,534
1,049,643
(参考)新光投信株式会社の経理状況
1.財務諸表の作成方法について
委託会社である新光投信株式会社(以下「当社」という。)の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び
作成方法に関する規則」
(昭和 38 年大蔵省令第 59 号。以下「財務諸表等規則」という。
)並びに同規則第 2
条の規定に基づき、「金融商品取引業等に関する内閣府令」
(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作
成しております。
なお、財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、事業年度(平成 27 年 4 月 1 日から平成 28
年 3 月 31 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-133-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
新
光
取
投
締
信
役
株
会
式
御
会
中
社
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
伊
藤
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
福
村
志
保
寛
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の経
理状況」に掲げられている新光投信株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第56期事
業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の
注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適
正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示す
るために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明
することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行っ
た。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、
監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続
は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及
び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査
法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な
表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営
者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
新光投信株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をす
べての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の統合基本合意書に基づき、平成28年
3月3日付で新会社に係わる主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管し
ております。
-134-
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
資産の部
流動資産
13,427,042
14,861,160
3,200,000
3,500,000
貯蔵品
5,117
4,282
立替金
23,184
14,857
前払金
64,821
67,307
前払費用
18,242
17,989
未収入金
872
153
3,187,770
2,884,368
99,054
82,656
6,338
8,528
繰延税金資産
372,215
326,063
流動資産合計
20,404,659
21,767,367
現金及び預金
有価証券
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
未収収益
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
※2
12,687
※2
0
構築物(純額)
※2
1,444
※2
0
器具・備品(純額)
※2
86,688
※2
44,868
有形固定資産合計
100,820
44,868
91
91
85,517
55,116
669
1,944
86,278
57,152
投資有価証券
5,101,854
2,858,652
関係会社株式
77,100
77,100
124,246
23,339
-
29,604
396,211
378,381
6,632
6,632
5,706,044
3,373,710
5,893,143
3,475,731
26,297,802
25,243,098
無形固定資産
電話加入権
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
無形固定資産合計
投資その他の資産
長期差入保証金
長期繰延税金資産
前払年金費用
その他
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
-135-
(単位:千円)
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
※1
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
17,893
345
19,103
-
160
5,083
1,558,682
952,018
152
4,216
1,360,372
516,568
※1
2,515,945
1,881,309
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
外国税支払損失引当金
訴訟損失引当金
722,806
1,222,883
451,000
66,000
184,111
30,000
746,430
857,031
547,750
44,000
40,000
流動負債合計
5,210,985
4,135,625
89,752
155,806
39,333
63,916
146,617
48,333
85,916
348,809
280,867
5,559,794
4,416,492
4,524,300
4,524,300
2,761,700
2,761,700
2,761,700
2,761,700
未払金合計
固定負債
繰延税金負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
執行役員退職慰労引当金
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
360,493
360,493
8,900,000
3,981,245
8,900,000
4,185,368
利益剰余金合計
13,241,738
13,445,861
△72,415
-
20,455,322
20,731,861
282,685
94,744
282,685
94,744
純資産合計
20,738,008
20,826,605
負債純資産合計
26,297,802
25,243,098
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
-136-
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
35,876,795
238,412
39,283,623
232,145
営業収益合計
36,115,207
39,515,769
営業費用
支払手数料
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
※1
18,252,669
456,430
548
※1
19,472,734
507,020
469
623,792
5,966,340
5,254
841,825
7,419,125
4,879
6,595,388
8,265,830
1,352,318
1,711,366
32,335
103,093
18,150
3,300
41,594
30,454
1,022
19,367
3,117
44,518
198,475
98,480
営業費用合計
26,855,830
30,055,901
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
賞与
96,445
1,368,552
336,076
91,205
1,480,875
428,776
1,801,073
2,000,857
11,426
3,198
100,386
68,508
206,753
451,000
66,000
24,930
191,900
70,676
573,824
10,708
2,346
109,240
90,795
205,671
547,750
22,000
22,210
169,238
102,532
647,510
3,569,678
3,930,859
5,689,698
5,529,008
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
通信費
印刷費
協会費
諸会費
その他
営業雑経費合計
給料合計
交際費
寄付金
旅費交通費
租税公課
不動産賃借料
賞与引当金繰入
役員賞与引当金繰入
役員退職慰労引当金繰入
退職給付費用
減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
-137-
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
163,006
65,772
3,853
3,333
10,741
10,751
5,080
923
-
10,300
487
2,845
183,170
93,926
26
3
時効成立後支払分配金・償還金
3,083
5,532
雑損
3,261
556
営業外費用合計
6,371
6,092
5,866,496
5,616,842
68,179
225,965
-
43,200
68,179
269,166
3,177
13,017
投資有価証券売却損
54,613
60,150
投資有価証券評価損
10,952
62,800
184,111
-
30,000
10,000
有価証券利息
受取利息
時効成立分配金・償還金
受取保険金
雑益
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
外国税支払損失引当金戻入益
特別利益合計
特別損失
固定資産除却損
外国税支払損失引当金繰入額
訴訟損失引当金繰入額
合併関連費用
※2
-
※2
164,657
22,227
-
305,082
310,625
税引前当期純利益
5,629,593
5,575,383
法人税、住民税及び事業税
2,111,379
1,832,729
△66,999
19,773
法人税等合計
2,044,380
1,852,503
当期純利益
3,585,212
3,722,880
その他特別損失
特別損失合計
法人税等調整額
-138-
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資
本
利
益
別
準備金
繰
越
利
益
途
準備金
積立金
剰余金
当期首残高
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
2,889,165
会計方針の変更による
46,276
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
2,935,441
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
△2,539,409
当期純利益
3,585,212
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
1,045,803
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
3,981,245
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
利
益
剰余金
合
当期首残高
自
株
株
主
資
本
合
計
己
その他有価証
式
純資産合計
券評価差額金
計
12,149,658
△72,415
19,363,242
50,874
19,414,117
会計方針の変更による
46,276
46,276
46,276
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
12,195,935
△72,415
19,409,519
50,874
19,460,393
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
△2,539,409
△2,539,409
△2,539,409
3,585,212
3,585,212
3,585,212
株主資本以外の項目の
231,810
231,810
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
1,045,803
-
1,045,803
231,810
1,277,614
13,241,738
△72,415
20,455,322
282,685
20,738,008
-139-
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至
平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益
資本金
資
その他
資
本
資
剰余金
本
利
本
準備金
剰余金
益
準備金
剰余金
合
別
途
計
積立金
当期首残高
4,524,300
2,761,700
-
2,761,700
△72,415
△72,415
72,415
72,415
360,493
8,900,000
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
利益剰余金から
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
-
-
4,524,300
2,761,700
-
2,761,700
360,493
8,900,000
評価・換算
株主資本
差額等
利益剰余金
その他利益
剰余金
利
益
自
己
繰
越
剰余金
株
式
利
益
合
株
主
その他有価
資
本
証券評価差
合
計
額金
純資産合計
計
剰余金
当期首残高
3,981,245
13,241,738
△ 72,415
20,455,322
282,685
20,738,008
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
3,722,880
3,722,880
3,722,880
3,722,880
-
-
-
-
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
72,415
利益剰余金から
△72,415
△72,415
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目の
-
△187,941
△187,941
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
204,122
204,122
72,415
276,538
△187,941
88,597
4,185,368
13,445,861
-
20,731,861
94,744
20,826,605
-140-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)関連会社株式
総平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、総
平均法により算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法。但し、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物
8∼18 年
構築物
20 年
器具備品 2∼20 年
(2)無形固定資産
定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法により償却
しております。
3.引当金の計上基準
(1)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(2)役員賞与引当金
役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(3)外国税支払損失引当金
証券投資信託の中国株式投資に対する課税規定が明確化されたことに伴い、将来支払う可能性がある金額
を見積もり、計上しております。
(4)訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある金額を見積もり、必要と認められる額を計上
しております。
(5)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上
しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法について
は、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)による定額法に
より費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10
年)による定額法により按分した額をそれぞれの発生の翌事業年度末から費用処理しております。
(6)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しております。
-141-
(7)執行役員退職慰労引当金
執行役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しております。
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっており、控除対象外消費税等は、当事業年度の費用として処理し
ております。
(未適用の会計基準)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監
査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にその内容を引
き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2) 適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
(追加情報)
当社は、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会社及びみずほ投信投資顧問株式会社間での
平成 27 年 9 月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、
平成 28 年 3 月 3 日に、新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商
号
アセットマネジメント One 株式会社
2.代 表 者
西 惠正(現 DIAM アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
3.本店所在地
東京都千代田区丸の内 1-8-2
4.統 合 日
平成 28 年 10 月 1 日
-142-
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
未払手数料
777,631 千円
570,839 千円
※2.資産の金額から直接控除している減価償却累計額の額
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
573,602 千円
657,201 千円
(損益計算書関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
支払手数料
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至
9,189,399 千円
平成 28 年 3 月 31 日)
8,452,937 千円
※2.特別損失における合併関連費用の内訳は次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至
平成 28 年 3 月 31 日)
固定資産・敷金の償却
-千円
140,257 千円
その他
-千円
24,400 千円
合計
-千円
164,657 千円
-143-
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,823,250
当事業年度末
-
-
1,823,250
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
9,386
当事業年度末
-
-
9,386
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
配当金の
1株当たり
種類
総額(千円)
配当額(円)
平成 26 年 12 月 24 日
普通
臨時株主総会
株式
2,539,409
基準日
1,400
平成 26 年 11 月 26 日
効力発生日
平成 26 年 12 月 25 日
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,823,250
-
当事業年度末
9,386
1,813,864
(変動事由の概要)
自己株式の消却
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
9,386
-
当事業年度末
9,386
-
(変動事由の概要)
自己株式の消却
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
配当金の
1株当たり
種類
総額(千円)
配当額(円)
平成 27 年 11 月 17 日
普通
取締役会
株式
3,446,341
1,900
-144-
基準日
平成 27 年 12 月 8 日
効力発生日
平成 27 年 12 月 17 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業を営んでおります。資金運用については、一時的な余資は有金利預金や有価証券などに
より、通常の取引条件から著しく乖離していないことを検証した上で行っております。また現先取引などの引
合いを要する取引については、原則として複数の提示条件を参考に最も有利と判断する条件で、適切かつ効率
的に行っております。
なお、当社が運用を行う投資信託の商品性を適正に維持するための取得など、投資信託協会の規則に定める
範囲において投資信託の取得及び処分を行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
有価証券及び投資有価証券は、主にその他有価証券(投資信託)、業務上の関係を有する企業の株式であり、
発行体の信用リスクや市場価格の変動リスクに晒されております。
また営業債権である未収委託者報酬は、投資信託約款に基づき、信託財産より受け入れる委託者報酬のうち、
信託財産に未払委託者報酬として計上された金額であり、信託財産は受託銀行において分別管理されているこ
とから、当社の債権としてのリスクは、認識しておりません。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスク(預金の預入先の信用リスク)の管理
預金の預入先については、資金管理規程に従い、格付けの高い預入先に限定することにより、リスクの軽
減を図っております。
また経営企画部が定期的に格付けをモニタリングし、それが資金管理規程に定める基準以下となった場合
には、速やかに経営会議を開催し、残存期間などを総合的に勘案し、対処方法について決議を得る体制とな
っております。
②
市場リスク(価格変動リスク及び為替変動リスク)の管理
保有している投資信託、株式の毎月末の時価など資金運用の状況については、資金管理規程に従い、経営
企画部長が毎月の定例取締役会において報告をしております。
また市場における価格変動リスクおよび為替変動リスクについては、資金管理規程に従い、経営企画部が
定期的に時価をモニタリングし、その中で時価が基準を超える下落となった場合には、速やかに経営会議を
開催し、対処方法について決議を得る体制となっております。
③
流動性リスクの管理
資金繰りについては、資金運用スケジュールを作成し、それに基づいた管理を行っております。また手元
流動性を一定額以上維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含
まれることがあります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件などを採
用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが
極めて困難と認められるものは含まれておりません(
(注)2.参照)。
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
(1) 現金及び預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
時価
(千円)
差額
(千円)
13,427,042
13,427,042
-
8,102,802
8,102,802
-
3,187,770
3,187,770
-
-145-
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
(1) 現金及び預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
時価
(千円)
差額
(千円)
14,861,160
14,861,160
-
6,159,600
6,159,600
-
2,884,368
2,884,368
-
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金及び預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(2) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また譲渡性預金は短期間で決済さ
れるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 未収委託者報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
(単位:千円)
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
非上場株式
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
276,151
276,151
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(2) 有価証券
及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注)3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
13,426,934
-
-
-
3,200,000
2,060,328
1,537,061
63,735
3,187,770
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
14,861,112
-
-
-
3,500,000
529,761
1,249,513
11,916
2,884,368
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
-146-
(有価証券関係)
1.関連会社株式
関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円、前事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千
円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
2.その他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
(千円)
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
取得原価
(千円)
差額
(千円)
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,787,026
2,215,104
571,921
2,787,026
2,215,104
571,921
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,315,776
5,470,388
△154,612
5,315,776
5,470,388
△154,612
8,102,802
7,685,493
417,309
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
(3)その他
小計
合計
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困
難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
(千円)
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
差額
(千円)
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
1,119,150
869,274
249,875
1,119,150
869,274
249,875
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,040,450
5,153,936
△113,485
5,040,450
5,153,936
△113,485
6,159,600
6,023,210
136,389
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
(3)その他
小計
合計
取得原価
(千円)
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困
難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-147-
3.売却したその他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
503,565
68,179
△54,613
503,565
68,179
△54,613
(2)債券
(3)その他
合計
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1)株式
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,209,763
225,965
△60,150
2,209,763
225,965
△60,150
(2)債券
(3)その他
合計
4.減損処理を行った有価証券
前事業年度において、有価証券について 10,952 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
当事業年度において、有価証券について 62,800 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全て減損処理を行
い、30∼50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っておりま
す。
-148-
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付企業年金制度(キャッシュバランス型)、確定拠出企業年金制度および退職一時金制度を設
けております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,424,739
△71,902
1,348,083
-
過去勤務費用の発生額
1,352,836
90,967
9,476
△31,927
△73,269
-
1,348,083
91,804
6,074
53,747
△60,817
-
退職給付債務の期末残高
1,348,083
1,438,892
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した期首残高
勤務費用
利息費用
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
退職給付の支払額
1,157,054
23,141
108,961
78,464
△38,450
1,329,170
33,229
△128,633
77,164
△28,253
年金資産の期末残高
1,329,170
1,282,678
年金資産の期首残高
期待運用収益
数理計算上の差異の発生額
事業主からの拠出額
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
1,111,797
△1,329,170
1,185,792
△1,282,678
△217,373
236,285
△96,885
253,099
未認識過去勤務費用
18,912
△270,020
10,703
156,213
△387,977
-
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△240,404
△231,764
退職給付引当金
前払年金費用
155,806
△396,211
146,617
△378,381
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△240,404
△231,764
積立型制度の退職給付債務
年金資産
非積立型制度の退職給付債務
未積立退職給付債務
未認識数理計算上の差異
-149-
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
勤務費用(注 1)
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
確定給付制度に係る退職給付費用
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
119,135
9,476
△23,141
85,138
△16,055
124,139
6,074
△33,229
64,424
△10,703
174,553
150,705
(注)1.執行役員の退職慰労金に係る退職給付引当金繰入額(前事業年度 28,168 千円、当事業年度 32,335 千円)については「(1)勤務費用」に
含めて記載しております。
(5)年金資産に関する事項
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
株式
債券
共同運用資産
生命保険一般勘定
現金及び預金
合計
39.4%
27.3%
21.0%
10.6%
1.4%
33.8%
27.3%
24.5%
11.1%
3.2%
100%
100%
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産か
らの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
割引率
長期期待運用収益率
予想昇給率(平均)
0.0720%∼1.625%
2.0%
2.6%
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0.0120%∼0.8060%
2.5%
2.6%
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,347 千円 当事業年度 16,733 千円であります。
-150-
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
繰延税金資産
賞与引当金
減価償却超過額
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
投資有価証券評価損
非上場株式評価損
未払事業税
外国税支払損失引当金
訴訟損失引当金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
前払年金費用
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
170,920 千円
896
70,882
12,688
15,033
25,733
90,342
60,867
9,918
87,621
544,905
544,905
△134,624
△127,817
△262,442
282,463
(注) 繰延税金資産の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産−繰延税金資産
372,215 千円
固定資産−長期繰延税金資産
固定負債−長期繰延税金負債
182,614 千円
25,871
71,201
14,799
19,229
24,425
57,445
12,344
120,305
528,236
528,236
△56,708
△115,860
△172,568
355,668
326,063 千円
89,752
29,604
-
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下である
ため注記を省略しております。
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」
(平成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 29 日に成立し、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から法人税
率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実
効税率は従来の 32.26%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については
30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等については 30.62%となり
ます。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 16,360 千円減少し、その他有価証券評
価差額金が 1,963 千円、法人税等調整額が 18,324 千円、それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有している
ため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上に代
えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担に属する金
額を費用計上し、直接減額しております。
-151-
(セグメント情報等)
セグメント情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、資産運用業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。
関連情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、製品
及びサービスごとの売上高の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の情報
は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額は、貸借対照表の有形固定資産の金額と同一であることから、記載
を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の情報は
制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
-152-
関連当事者情報
1.関連当事者との取引
(ア)財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る)等
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
事業の
内容又
は職業
金融商
品取引
業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 77.05
間接 7.74
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
9,189,399
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
777,631
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
事業の
内容又
は職業
金融商
品取引
業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 76.98
間接 7.73
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
8,452,937
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
570,839
(イ)財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
種類
会社等の
名称又は
氏名
所在地
資本金又は出
資金(千円)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
-153-
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
計算委託料支
払
92,974
その他
未払金
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,002
その他
未払金
1,736
116,378
8,479
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
種類
会社等の
名称又は
氏名
所在地
資本金又は出
資金(千円)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引金額
(千円)
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
16,314
計算委託料支
払
96,300
その他
未払金
8,725
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,163
その他
未払金
1,728
(注)1.上記(ア)∼(イ)の金額のうち、取引金額と長期差入保証金の期末残高には消費税等が含まれておらず、未払手数
料とその他未払金の期末残高には消費税等が含まれております。
(注)2.取引条件及び取引条件の決定方法等
(1)代行手数料については、投資信託の信託約款に定める受益者が負担する信託報酬のうち、当社が受け取る委託者報酬
から支払われます。委託者報酬の配分は両社協議のうえ合理的に決定しております。
(2)事務所の賃借料の支払については、差入保証金の総額及び近隣の賃借料を勘案し、協議のうえ決定しております。
なお、期末残高については、当事業年度より原状回復費 100,064 千円を差引いた金額になっております。
(3)計算委託料、ハウジングサービス料及びメールシステムサービス料の支払は、協議のうえ合理的に決定しておりま
す。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
みずほ証券株式会社(非上場)
(1 株当たり情報)
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至
(自 平成 27 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
至
平成 28 年 3 月 31 日)
11,433 円 05 銭
11,481 円 90 銭
1,976 円 56 銭
2,052 円 45 銭
(注)1.潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注)2.1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至
(自 平成 27 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益金額(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益金額(千円)
期中平均株式数(千株)
-154-
至
平成 28 年 3 月 31 日)
3,585,212
3,722,880
-
-
3,585,212
3,722,880
1,813
1,813
4【利害関係人との取引制限】
委託者は、「金融商品取引法」の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる
行為が禁止されています。
(1)自己またはその取締役若しくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこ
と(投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させる
おそれがないものとして内閣府令で定めるものを除きます。)
。
(2)運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、若し
くは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣府
令で定めるものを除きます。)。
(3)通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託者の親法
人等(委託者の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と密
接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下(4)
(5)において同じ。)または子法人等(委託者が総株主等の議決権の過半数を保有していることそ
の他の当該金融商品取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該
当する者をいいます。以下同じ。)と有価証券の売買その他の取引または店頭デリバティブ取引を行
うこと。
(4)委託者の親法人等または子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、
運用財産の額若しくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこと。
(5)上記(3)(4)に掲げるもののほか、委託者の親法人等または子法人等が関与する行為であって、
投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそ
れのあるものとして内閣府令で定める行為。
5【その他】
a.定款の変更等
平成 28 年 9 月 7 日付で、株式に関する事項等の定款の変更を行いました。
平成 28 年 10 月 1 日に、DIAMアセットマネジメント株式会社は、みずほ投信投資顧問株式会
社、新光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)と統合し、商号をアセットマネ
ジメント One 株式会社に変更しました。なお、当該統合に伴い、監査等委員会設置会社に移行しま
した。
b.訴訟事件その他の重要事項
委託会社およびファンドに重要な影響を与えた事実、または与えると予想される事実はありませ
ん。
-155-
約
款
-156-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース]
運用の基本方針
約款第 19 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成
長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1) 投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2) 投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準の
インカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−JPYクラス(以下「ハイイールド・
ボンド・ファンド」といいます。)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイ
イールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款第 43 条第 2 項に規定する事項
④
の変更により商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約
し、信託を終了させます。
(3) 投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いま
せん。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
④
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 10%以内とします。
⑤
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなっ
た場合には、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行うこと
とします。
-157-
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づき収益の分配を行います。
(1) 分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。)等の全額とします。
(2) 分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託者が
決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
(3) 前項にかかわらず、前項にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動
向等を勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
(4) 留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
-158-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース]約
款
【信託の種類、委託者および受託者】
この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三
第1条
井住友信託銀行株式会社を受託者とします。
②
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 1,465,110,000 円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこ
れを引き受けます。
【信託金の限度額】
第4条
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができ
ます。
②
委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
【信託期間】
第5条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年 9 月 25 日までとします。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この投資信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第 8 条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に
帰属します。
【受益権の分割および再分割】
第8条
委託者は、第 3 条の規定による受益権については 1,465,110,000 口に、追加信託によって
生じた受益権については、これを追加信託のつど第 9 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等
に分割します。
②
委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】
第9条
追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の
-159-
口数を乗じた額とします。
②
この約款において基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 20 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいま
す。
【信託日時の異なる受益権の内容】
第 10 条
この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第 11 条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
委託者は、第 8 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
③
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第 12 条
受託者は、投資信託契約締結日に生じた受益権については投資信託契約締結時に、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関
へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【受益権の申込単位および価額】
第 13 条
委託者は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、委託
者が定める申込単位をもって取得申込に応ずることができるものとします。なお、この場合
においては、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込を申し
出た取得申込者に対しては、1 口の整数倍をもって取得申込に応ずることができるものとしま
す。ただし、受益権の取得申込者がその申込みをしようとする場合において、委託者に対し、
当該取得申込にかかる受益権について、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかか
る受益権の取得申込をしないことを申し出たときは、委託者が定める申込単位をもって取得
申込に応ずるものとします。
-160-
②
指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第 1 項に規定する第一種金融商品
取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法第 2 条第 11 項に規定する登録金融機
関をいいます。以下同じ。)は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得
申込者に対し、指定販売会社が定める申込単位をもって取得申込に応じることができます。
ただし、指定販売会社と別に定める新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース自
動継続投資約款(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)にしたがって契
約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者には、1 口の整数倍をもって
取得申込に応じることができるものとします。
③
前各項の規定にかかわらず、委託者または指定販売会社は、別に定める日のいずれかに該
当する日においては、受益権の取得の申込みを受付けないものとします。また、取引所(金
融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第 2 条第 8 項第
3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、受
益権の取得の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得申込の受付けを取消す
ことができます。ただし、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づく収益分配金の
再投資にかかる追加信託金の申込みに限ってこれを受付けるものとします。
④
第 1 項および第 2 項の受益権の価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、手数料
および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相
当する金額を加算した価額とします。ただし、この投資信託契約締結日前の取得申込にかか
る価額は、1 口につき 1 円に、手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を
加算した価額とします。
⑤
前項の手数料の額(その減免を含む)は、委託者または指定販売会社がそれぞれ独自に定
めます。
⑥
前 2 項の規定にかかわらず、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づいて収益分
配金を再投資する場合の受益権の価額は、原則として第 32 条に規定する各計算期間終了日の
基準価額とします。
⑦
第 1 項および第 2 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予
め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示す
ものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。
なお、委託者(第 39 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、
当該取得申込の代金(第 4 項ならびに第 6 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増
加の記載または記録を行うことができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 14 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
-161-
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 15 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 16 条
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 17 条
委託者は、信託金を、主として次の第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号
に掲げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受
託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファ
ンド」といいます。)の受益証券のほか、第 3 号から第 7 号に掲げる有価証券(金融商品取
引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)
に投資することを指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カ
レンシー)ファンド−JPYクラス(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」といいま
す。)円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受
権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号に掲げる証券投資信託の受益証
券を以下「投資信託証券」といい、第 5 号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にか
かる運用の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売戻し条件付の買入れ)およ
-162-
び債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
③
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
【利害関係人等との取引等】
第 18 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 24 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 16 条および第 17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から第 29 条に掲げる取引その他これらに類
する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 16 条および第
17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から
第 29 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者
は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 19 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【公社債の借入れ】
第 20 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
-163-
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【特別の場合の外貨建有価証券への投資制限】
第 21 条
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあり
ます。
【外国為替予約の指図】
第 22 条
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その
他の資産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為
替の売買の予約を指図することができます。
【外貨建資産の円換算および予約為替の評価】
第 23 条
投資信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧
客電信売買相場の仲値によって計算します。
②
前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買
相場の仲値によって計算します。
【デリバティブ取引等に係る投資制限】
第 23 条の2
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたが
い、合理的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
【信用リスク集中回避のための投資制限】
第 23 条の3
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協
会規則に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託
財産の純資産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
②
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等
エクスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対
する比率は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当
該比率を超えることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたが
い当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
【信託業務の委託等】
第 24 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の
-164-
管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために
必要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 25 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)か
ら、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国に
おいて発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融
商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者の名義で
混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 26 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、速やかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 27 条
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券にかかる投資信託契約の一部解約の請求お
よび有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 28 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、有
価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 29 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
-165-
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。な
お、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受
益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日まで
の期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、
解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う
日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支弁される日から
その翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 30 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 31 条
投資信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申出があるときは、
受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他
の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立
替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別に
これを定めます。
【信託の計算期間】
第 32 条
この信託の計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。ただし、第1
計算期間は平成 22 年 10 月 8 日から平成 22 年 12 月 27 日までとします。
②
前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」と
いいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い
日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終
了日は、第 5 条に定める信託期間の終了日とします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 33 条
受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
②
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③
受託者は、前 2 項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める
報告は行わないこととします。
④
受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
-166-
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 34 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
②
前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査
報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 35 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 32 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に年 10,000 分の 108 の率を乗じて得た額とします。
②
前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産中から支弁するものと
し、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
③
産中から支弁します。
【収益の分配方式】
第 36 条
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相
当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降
の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある
ときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。な
お、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
②
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
【収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 37 条
受託者は、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日までに、償還金(信託終了
時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)に
ついては第 38 条第 5 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 38 条第 6 項
に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一
部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
【収益分配金、償還金および一部解約金の支払い】
第 38 条
収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
して取得申込者とします。)に支払います。
②
前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対
-167-
しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算
期間終了日の翌営業日に収益分配金が指定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会
社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行います。当該
売付けにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または
記録されます。
③
委託者は、第 1 項の規定にかかわらず、委託者の自らの募集に応じた受益者にかかる受益
権に帰属する収益分配金(受益者が自己に帰属する受益権の全部もしくは一部について、委
託者に対し、この信託の収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことをあら
かじめ申し出た場合において、委託者が当該申し出を受付けた受益権に帰属する収益分配金
を除きます。)をこの信託の受益権の取得申込金として、各受益者ごとに当該収益分配金の
再投資にかかる受益権の取得申込に応じたものとします。当該受益権の取得申込に応じたこ
とにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録
されます。
④
委託者は、第 3 項の受益者がその有する受益権の全部の口数について第 41 条第 2 項により
信託の一部解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第 3 項
の規定にかかわらず、その都度受益者に支払います。
⑤
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益
権で取得申込代金支払前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、そ
の口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
⑥
一部解約金は、第 41 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、7
営業日目から当該受益者に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取
引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
⑦
前各項(第 2 項および第 3 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解
約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において行うものとします。ただし、委託者の自
らの募集にかかる受益権に帰属する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託
者において行います。
⑧
収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金(所得税法施行令第 27 条の規定
によるものとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、
追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。)
は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額等(原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整
されるものとします。)に応じて計算されるものとします。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 39 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
-168-
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【収益分配金および償還金の時効】
第 40 条
受益者が、収益分配金については、第 38 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支
払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については、第 38 条第 5 項に規定す
る支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付
を受けた金銭は、委託者に帰属します。
【投資信託契約の一部解約】
第 41 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部を
解約します。なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者が行
うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものと
し、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記
録が行われます。
③
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基
準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
受益者が第 1 項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者、指定販売会社に対し、振
④
替受益権をもって行うものとします。
委託者は、別に定める日のいずれかに該当する日においては、第 1 項による一部解約の実
⑤
行の請求を受付けないものとします。
⑥
委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、第 1 項による一部解約
の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付け
を取消すことができます。
⑦
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 3 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 42 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金
の支払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、
この投資信託約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 43 条
委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 30 億口を下回る
こととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか
じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
-169-
委託者は、第 5 条の規定による信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
②
ったハイイールド・ボンド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同
一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を
終了させます。この場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に
届け出ます。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著し
く不利となる変更がある場合
委託者は、第 1 項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を
③
行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理
由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れてい
る受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
④
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
⑤
第 3 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑥
第 3 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第 2 項の規定に基づいてこの投資信託契約を解約す
る場合には適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、第 3 項から前項までに規定するこの投資信託契約の解約の手続を行
うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 44 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
②
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 48
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 45 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 48 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 46 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
-170-
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 47 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 48 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
了させます。
【投資信託約款の変更等】
第 48 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限り、前項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等
の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託約
款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知
を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
④
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対受益者の受益権買取請求の不適用】
第 49 条
この信託は、受益者が第 41 条の規定による一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信
-171-
託契約の一部の解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益
者に一部解約金として支払われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、第 43 条
に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益権買取
請求の規定の適用を受けません。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 50 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
【信託期間の延長】
第 51 条
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
託者と協議のうえ、信託期間を延長することができます。
【公告】
第 52 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
http://www.am-one.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【運用報告書に記載すべき事項の提供】
第 52 条の2
委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条第 1 項に定める運用報告書の交
付に代えて、運用報告書に記載すべき事項を電磁的方法により提供します。
②
前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合に
は、これを交付します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 53 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
-172-
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 22 年 10 月 8 日
東京都中央区日本橋一丁目17番10号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都港区芝三丁目23番1号
受託者
-173-
中央三井アセット信託銀行株式会社
約
款
付
表
Ⅰ.申込み受付休止日
約款第 13 条第 3 項または第 41 条第 5 項に規定する「別に定める日」とは、以下のいずれかに
該当する日をいいます。
ニューヨーク証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-174-
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド
◆米ドルコース◆豪ドルコース
◆ブラジルレアルコース
◆メキシコペソコース◆トルコリラコース
追加型投信/海外/債券
◆マネープールファンド
追加型投信/国内/債券
※各ファンドは、課税上、株式投資信託として取り扱われます。
投資信託説明書
(請求目論見書)
2016.12.26
1.この目論見書により行う「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース/
豪ドルコース/ブラジルレアルコース/メキシコペソコース/トルコリラコース/マネー
プールファンド」の募集について、委託者は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第
5条の規定により有価証券届出書を平成28年9月15日に関東財務局長に提出しており、平
成28年10月1日にその届出の効力が生じております。
2.「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース/豪ドルコース/ブラジル
レアルコース/メキシコペソコース/トルコリラコース/マネープールファンド」の基準
価額は、各ファンドに組み入れられる有価証券等の値動きによる影響を受けますが、これ
らの運用による損益は受益者のみなさまに帰属します。したがって、各ファンドは元本が
保証されているものではありません。
●本文書「投資信託説明書(請求目論見書)」は金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第13
条の規定に基づく「目論見書」です。
●「投資信託説明書(請求目論見書)
」はお客さまから請求された場合に交付されます。
アセットマネジメントOne株式会社
《有価証券届出書の表紙記載項目》
発
行
者
名 アセットマネジメントOne株式会社
代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 取締役社長
西 惠正
本 店 の 所 在 の 場 所 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
有価証券届出書の写しを
縦 覧 に 供 す る 場 所
該当事項はありません。
目
次
第一部
【証券情報】 ······························································· 1
第二部
【ファンド情報】 ··························································· 5
第1
【ファンドの状況】 ························································· 5
第2
【管理及び運営】 ··························································· 68
第3
【ファンドの経理状況】 ····················································· 76
第4
【内国投資信託受益証券事務の概要】 ········································ 151
第三部
【委託会社等の情報】 ······················································ 152
約款 ·············································································· 222
第一部【証券情報】
(1)
【ファンドの名称】
ファンドの正式名称
略
称
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
米ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
豪ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
ブラジルレアルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
メキシコペソコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
トルコリラコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
マネープールファンド
各通貨
コース
※それぞれのファンドを「ファンド」または「当ファンド」あるいは「各ファンド」という場合があり
ます。また、ファンドについて、それぞれ上記に対応する表中の略称を使用する場合、「米ドルコー
ス」「豪ドルコース」「ブラジルレアルコース」「メキシコペソコース」「トルコリラコース」を総称し
て「各通貨コース」という場合があります。
なお、上記ファンドおよび委託者が設定・運用する下記のファンドを総称して「新光グローバル・ハ
イイールド債券ファンド」という場合があります。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
(2)
【内国投資信託受益証券の形態等】
(イ)追加型株式投資信託(契約型)の受益権です。
(ロ)当初元本は1口当たり1円です。
(ハ)アセットマネジメント One 株式会社(以下「委託者」または「委託会社」といいます。)の依頼
により信用格付業者から提供されもしくは閲覧に供された信用格付け、または信用格付業者から提
供されもしくは閲覧に供される予定の信用格付けはありません。
※
ファンドの受益権は、「社債、株式等の振替に関する法律」(以下「社振法」といいます。)の
規定の適用を受けており、受益権の帰属は、後述の「(11)
振替機関に関する事項」に記載の振
替機関および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」を
いい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録され
ることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を
「振替受益権」といいます。)。委託者は、やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振替受益
権を表示する受益証券を発行しません。また、振替受益権には無記名式や記名式の形態はありま
せん。
(3)
【発行(売出)価額の総額】
各 3 兆円を上限とします。
(4)
【発行(売出)価格】
(イ)発行価格は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額です。
なお、ファンドの基準価額については1万口当たりの価額を発表します。
※「基準価額」とは、ファンドの資産総額から負債総額を控除した金額(純資産総額)をそのとき
-1-
の受益権口数で除した1口当たりの純資産価額をいいます。基準価額は、組み入れる有価証券等
の値動きにより日々変動します。
(ロ)基準価額は毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載されます。また、お問い合わ
せいただけます基準価額は、前日以前のものとなります。(ただし、マネープールファンドにつ
きましては、インターネットホームページおよび日本経済新聞朝刊には掲載されません。
)
(5)
【申込手数料】
(イ)申込手数料
<各通貨コース>
申込手数料は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、3.24%(税抜 3.0%)を上限として販
売会社がそれぞれ独自に定める手数料率を乗じて得た金額となります。商品および投資環境の説
明・情報提供、購入の事務手続きなどの対価として販売会社にお支払いいただきます。当該手数料
には消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)
(8%)が含まれます。
手数料について、詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
なお、「分配金再投資コース」で収益分配金を再投資する場合は無手数料です。
ファンドの受益権の取得申込者が「償還乗り換え」※1または「償還前乗り換え」※2によりファン
ドの受益権を取得する場合、申込手数料の優遇を受けることができる場合があります。
ただし、上記の申込手数料の優遇に関しては、優遇制度の取り扱い、優遇の内容、優遇を受ける
ための条件等は販売会社ごとに異なりますので、詳しくは各販売会社でご確認ください。
※1「償還乗り換え」とは、取得申込受付日前の一定期間内に既に償還となった証券投資信託の償
還金等をもって、その支払いを行った販売会社でファンドの受益権を取得する場合をいいます。
※2「償還前乗り換え」とは、償還することが決定している証券投資信託の償還日前の一定期間内
において、当該証券投資信託の一部解約金をもって、その支払いを行った販売会社でファンド
の受益権を取得する場合をいいます。
<マネープールファンド>
申込手数料はかかりません。
(ロ)スイッチング手数料
<各ファンド共通>
「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」構成ファンド間において、乗り換え(以下「ス
イッチング」※3といいます。)が可能です。また、委託者が設定・運用する特定のファンドとの間
においてスイッチングができる場合があります。ただし、マネープールファンドのお買い付けはス
イッチングの場合に限定します。
ファンド間のスイッチング手数料につきましては、販売会社にお問い合わせください。ただし、
-2-
マネープールファンドへのスイッチングにつきましては無手数料とします。
スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なります。また、販
売会社によっては、一部のファンドのみのお取り扱いとなる場合があります。詳しくは販売会社で
ご確認ください。
なお、スイッチングの際には、換金時と同様の費用・税金がかかりますのでご留意ください。
※3「スイッチング」とは、「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」を構成するファンド
(委託者が設定・運用する特定のファンドを含みます。)を換金した場合の手取金をもって、
その換金請求受付日の販売会社の営業時間内に「新光グローバル・ハイイールド債券ファン
ド」を構成する他のファンド(当該特定のファンドを含みます。)の取得申し込みをすること
をいいます。
(6)
【申込単位】
お申込単位は、販売会社またはお申込コースにより異なります。
お申込コースには、収益の分配時に分配金を受け取るコース(「分配金受取コース」)と、分配金
が税引き後無手数料で再投資されるコース(「分配金再投資コース」)の2コースがあります。ただ
し、販売会社によっては、どちらか一方のみの取り扱いとなる場合があります。また、スイッチン
グについて、「分配金受取コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コースへの、「分配金再
投資コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コースへのスイッチングとなります。マネー
プールファンドのお買い付けは各通貨コースまたは委託者が設定・運用する特定のファンドからの
スイッチングの場合に限定します。なお、販売会社によってはスイッチングの取り扱いを行わない
場合があります。
詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
(7)
【申込期間】
平成 28 年 10 月 1 日から平成 29 年 6 月 27 日までです。
※申込期間は終了前に有価証券届出書を提出することにより更新されます。
(8)
【申込取扱場所】
申し込みの取扱場所(販売会社)については、下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
(9)
【払込期日】
ファンドの受益権の取得申込者は、申込金額に手数料および当該手数料にかかる消費税等を加算
した金額(マネープールファンドにおいては申込手数料はかかりません。)を販売会社が指定する
期日までに支払うものとします。
-3-
各取得申込受付日ごとの申込金額の総額は、販売会社によって、当該追加信託が行われる日に、
委託者の指定する口座を経由して、三井住友信託銀行株式会社(以下「受託者」または「受託会
社」といいます。)の指定するファンドの口座に払い込まれます。
(10)【払込取扱場所】
払い込みの取り扱いを行う場所は、販売会社となります。詳しくは販売会社でご確認ください。
(11)【振替機関に関する事項】
ファンドの振替機関は、株式会社証券保管振替機構です。
(12)【その他】
(イ)申込証拠金
ありません。
(ロ)日本以外の地域における発行
ありません。
(ハ)振替受益権について
ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記「(11)
振替機関に関する事項」に記
載の振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則にしたがって取り扱われるものとします。
ファンドの分配金、償還金、換金代金は、社振法および上記「(11)
に記載の振替機関の業務規程その他の規則にしたがって支払われます。
-4-
振替機関に関する事項」
第二部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【ファンドの性格】
(1)
【ファンドの目的及び基本的性格】
a.ファンドの目的及び基本的性格
<各通貨コース>
各ファンドは、追加型投信/海外/債券に属し、主として投資信託証券に投資し、安定した収益
の確保と投資信託財産の成長を目指して運用を行います。
<マネープールファンド>
当ファンドは、追加型投信/国内/債券に属し、主としてわが国の短期公社債に実質的に投資し、
安定した収益の確保を目指した運用を行います。
委託者は、受託者と合意のうえ、各ファンドにつき金 5,000 億円を限度として信託金を追加する
ことができます。
委託者は、受託者と合意のうえ、上記の限度額を変更することができます。
各ファンドは、一般社団法人投資信託協会が定める商品分類において、以下のように分類・区分
されます。
■商品分類表
<各通貨コース>
単位型・追加型
投資対象地域
投資対象資産
(収益の源泉)
株
式
債
券
国 内
単 位型
海 外
不動産投信
内 外
その他資産
(
)
追 加型
資産複合
(注)各ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
-5-
<マネープールファンド>
単位型・追加型
投資対象地域
投資対象資産
(収益の源泉)
株
式
債
券
国 内
単 位型
海 外
不動産投信
内 外
その他資産
(
)
追 加型
資産複合
(注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
■商品分類の定義
<各ファンド共通>
追加型投信
一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の投資信託財産とと
もに運用されるファンドをいう。
国内
目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に国
内の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
海外
目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海
外の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
債券
目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に債
券を源泉とする旨の記載があるものをいう。
-6-
■属性区分表
<各通貨コース>
投資対象資産
株式
一般
大型株
中小型株
決算頻度
年1回
投資対象地域
投資形態
グローバル
(除く日本)
年2回
ファミリーファンド
日本
年4回
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
北米
ファンド・オブ・
ファンズ
年6回(隔月)
欧州
年 12 回(毎月)
アジア
日々
オセアニア
その他(
)
不動産投信
中南米
その他資産
(投資信託証券
(債券 社債
低格付債)
)
アフリカ
為替ヘッジ
中近東(中東)
あり(
)
エマージング
資産複合
(
)
資産配分固定型
資産配分変更型
なし
(注)各ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
<マネープールファンド>
投資対象資産
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
決算頻度
投資対象地域
年1回
グローバル
年2回
日本
年4回
北米
年6回(隔月)
欧州
年 12 回(毎月)
アジア
日々
オセアニア
その他(
)
ファミリーファンド
中南米
不動産投信
ファンド・オブ・
ファンズ
アフリカ
その他資産
(投資信託証券(債券
一般)
)
投資形態
中近東(中東)
エマージング
資産複合
(
)
資産配分固定型
資産配分変更型
(注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
-7-
■属性区分の定義
<各ファンド共通>
その他資産(投資信託 投資信託証券への投資を通じて、実質的に債券
証券(債券
社債
社債(低格付債)に投資を行
低 います。
格付債))
その他資産(投資信託 投資信託証券への投資を通じて、実質的に債券 一般に投資を行います。
証券(債券 一般)
)
年2回
目論見書または投資信託約款において、年2回決算する旨の記載があるものを
いう。
年 12 回(毎月)
目論見書または投資信託約款において、年 12 回(毎月)決算する旨の記載があ
るものをいう。
グローバル
目論見書または投資信託約款において、組入資産による投資収益が世界(除く
(除く日本)
日本)の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
日本
目論見書または投資信託約款において、組入資産による投資収益が日本の資産
を源泉とする旨の記載があるものをいう。
ファミリーファンド
目論見書または投資信託約款において、親投資信託(ファンド・オブ・ファン
ズにのみ投資されるものを除く。
)を投資対象として投資するものをいう。
ファンド・オブ・
「投資信託等の運用に関する規則」第2条に規定するファンド・オブ・ファン
ファンズ
ズをいう。
為替ヘッジなし(注)
目論見書または投資信託約款において、為替のヘッジを行わない旨の記載があ
るものまたは為替のヘッジを行う旨の記載がないものをいう。
(注)属性区分の「為替ヘッジ」は、対円での為替リスクに対するヘッジの有無を記載しております。
※各通貨コースはファンド・オブ・ファンズ方式、マネープールファンドはファミリーファンド方式で運
用します。このため、組み入れている資産を示す「属性区分表」の投資対象資産(その他資産(投資信
託証券)
)と、収益の源泉となる資産を示す「商品分類表」の投資対象資産(債券)とは異なります。
商品分類および属性区分の定義については、一般社団法人投資信託協会のホームペ
ージ(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
-8-
ファンドの仕組み
<各通貨コース>
■各通貨コースの運用は「ファンド・オブ・ファンズ方式」で行います。
ファンド・オブ・ファンズとは、投資信託証券への投資を目的とする投資信託のことで、一般に
投資対象に選んだ複数の投資信託証券を組み入れて運用する仕組みを「ファンド・オブ・ファン
ズ方式」といいます。
<マネープールファンド>
■マネープールファンドの運用は「ファミリーファンド方式」で行います。
「ファミリーファンド方式」とは、投資者のみなさまからお預かりした資金をベビーファンド
(当ファンド)としてとりまとめ、その資金の全部または一部をマザーファンドに投資すること
により、実質的な運用をマザーファンドで行う仕組みです。マザーファンドの損益はベビーファ
ンドに反映されます。
※各通貨コースはケイマン諸島籍外国投資信託以外に国内短期公社債マザーファンドにも投資を行います。
※WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンドの各クラスの受益証券は円建てで
発行されます。
-9-
b.ファンドの特色
ファンドの特色をよりご理解いただくため、「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」を構成
する他のファンドに関する記載をする場合があります。
1.各通貨コースは、主として海外の高利回り社債(以下「ハイイールド債券」といいます。)
に実質的な投資を行い、高水準のインカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲
得を目指して運用を行います。
◆各通貨コースは、ケイマン諸島籍外国投資信託「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・
カレンシー)ファンド」(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」という場合があります。運用:ウ
エスタン・アセット・マネジメント・カンパニー)と国内投資信託「国内短期公社債マザーファンド」
(運用:アセットマネジメント One 株式会社)を投資対象とするファンド・オブ・ファンズの形式で運
用を行います。
※詳しくは後述の「ウエスタン・アセットについて」をご覧ください。
◆各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイイール
ド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
※ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または商品の同一性が失われた場合は、委託会社は受託会社と
合意のうえ投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
※投資対象とするハイイールド・ボンド・ファンドにおいて、効率的な運用を目的として、市場金利や企業の信用状
態に関連するデリバティブ取引を行う場合があります。
<マネープールファンド>
マネープールファンドは、国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファンド」という場合がありま
す。)への投資を通じて、わが国の短期公社債に実質的に投資し、安定した収益の確保を目指した運用を
行います。
マネープールファンドの運用は「ファミリーファンド方式」で行います。
※マザーファンドと同様の運用方針に基づき、わが国の短期公社債などに直接投資する場合があります。
※マネープールファンドは、スイッチング以外の購入のお申し込みはできません。
各ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、上
記のような運用ができない場合があります。
2.投資対象とする外国投資信託における為替取引の対象通貨の違いにより、6つの通貨コース
とその他にマネープールファンドがあります。また、各通貨コースおよびマネープールファ
ンド間でのスイッチングが可能です。
◆通貨コースは米ドルコース、豪ドルコース、ブラジルレアルコース、メキシコペソコース、トルコリラ
コースに加えて新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コースの6コースから選択できます。
◆各通貨コースが投資対象とする外国投資信託では、原則として投資対象資産の発行通貨を売り予約し、
各通貨コースの対象通貨を買い予約する為替取引を行います。
-10-
アセットマネジメント One が設定・運用する特定のファンドとの間においてスイッチングができ
る場合があります。
※スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なります。また、販売会社によっては、
一部のファンドのみのお取り扱いとなる場合があります。詳しくは販売会社でご確認ください。
ウエスタン・アセットについて
設立:1971 年
本部:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー(米国カリフォルニア州パサデナ)
ウエスタン・アセットは、ウエスタン・アセット・マネジメント・グループを構成する世界の各運用拠点、現地法
人等の総称であり、ニューヨーク証券取引所に上場する米国大手資産運用持株会社であるレッグ・メイソン・イン
クの 100%子会社です。
また、ウエスタン・アセットは、米国カリフォルニア州パサデナの米国現地法人・ウエスタン・アセット・マネジ
メント・カンパニーを本部として、その他にニューヨーク、ロンドン、東京、シンガポール、メルボルン、サンパ
ウロに運用拠点を有する、債券(バンクローンを含む)運用に特化したグローバル運用サービスを展開する世界有
数の運用会社です。
ウエスタン・アセットの強み
世界主要国の各債券セクターに配置された運用プロフェッショナルで構成されたグローバルな運用体制を持ち、債
券市場全般にわたる幅広い専門性を強みにしています。
※2016 年 9 月末現在
各通貨コースの収益の源泉
1.ハイイールド債券への投資
◆各通貨コースは、海外のハイイールド債券を実質的な投資対象とすることで、高水準のインカムゲイン
の確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指します。
ハイイールド債券とは
一般に、ハイイールド債券とは、格付けがBB格相当以下の社債(企業が発行する債券)を指します。投資適格
債(BBB格相当以上の債券)と比較してデフォルト(債務不履行)リスクが高くなる(信用力が低くなる)一
方で、利回り水準が高いという特徴があります。
また、ハイイールド債券では、発行体の信用状況の悪化や金利の上昇が価格下落要因となる一方、発行体の信用
状況の改善や金利の低下は価格上昇要因となります。
※信用格付けについては、上位格に近いものにプラス、下位格に近いものにマイナスなどの表示をすることがありま
す。各通貨コースが主要投資対象とするハイイールド・ボンド・ファンドはBB+格相当以下を主な投資対象と
します。
-11-
2.為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)とコスト(金利差相当分の
費用)
◆各通貨コースでは、原則として実質的に組み入れるハイイールド債券などの発行通貨を売り予約し、各
通貨コースの対象通貨を買い予約する為替取引を行います。
◆通貨(国)により金利水準は異なるため、ハイイールド債券などの発行通貨よりも短期金利の高い通貨
のコースを選択した場合は、当該通貨とハイイールド債券などの発行通貨の短期金利差相当分のプレミ
アムが期待されます。
一方、当該通貨の短期金利がハイイールド債券などの発行通貨の短期金利よりも低い場合には、通常、
短期金利差相当分のコストが発生します。金利差の変動により、プレミアムまたはコストは変動します。
※上記の図はあくまでもイメージであり、実際の為替取引によって得られるプレミアムまたはコストの大きさを保証
するものではありません。
◆一部の新興国通貨(ブラジルレアル)では、規制や為替市場が未発達なことなどから、為替取引が機動
的に行えないことがあるため、
「NDF取引」を使用する場合があります。
NDF(ノン・デリバラブル・フォワード)取引について
◆NDF取引とは、為替先渡取引の一種で、主に金融機関との相対取引で行われます。また、当該通貨
の受け渡しは発生せず、主に米ドルなどの主要通貨で差金決済を行います。
◆NDF取引は、通常の買い予約・売り予約する為替取引と比べ、取引参加者が少ないことや、当局に
よる金融・資本市場における制約などから、市場裁定が働きにくいだけでなく、取引参加者の為替見
通しを反映した需給の影響をより強く受けることがあります。そのため、取引価格から推計されるN
DF想定利回りが、取引時点における短期金利水準から大きくかい離することがあります。
-12-
NDF想定利回りは、通貨に対する需給や通貨の上昇期待が反映され、マイナスになる場合も
あります。その場合、為替取引によるプレミアムの減少やコストの発生により、ファンドのパ
フォーマンスに影響を与えることがあります。
3.為替変動による損益
◆実質的に各通貨コースの対象通貨を買い予約する為替取引を行うことによって、各通貨コースは対象
通貨の変動の影響を受けます。各通貨コースの対象通貨に対して円安となった場合には為替差益が発
生し、円高となった場合には為替差損が発生します。新興国の通貨の値動きは先進国の通貨と比べて
相対的に大きくなる傾向があります。また、通貨危機や経済危機においては大きく下落する可能性も
あります。
通貨選択型ファンドの収益のイメージ
◆通貨選択型の投資信託は、株式や債券などといった投資対象資産に加えて、為替取引の対象となる円以
外の通貨も選択することができるよう設計された投資信託です。
◆通貨選択型の投資信託の収益源としては、以下の3つの要素が挙げられます。
① 投資対象資産による収益(上図A部分)
・投資対象資産が値上がりした場合や利子・配当が支払われた場合は、基準価額の上昇要因となります。
・逆に、投資対象資産が値下がりした場合には、基準価額の下落要因となります。
② 為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)(上図B部分)
・「選択した通貨」(コース)の短期金利が、投資信託の「投資対象資産の通貨」の短期金利よりも高い場
合は、その金利差による「プレミアム」が期待できます。
・逆に、
「選択した通貨」
(コース)の短期金利のほうが低い場合には、
「コスト」が生じます。
・なお、「選択した通貨」と「投資対象資産の通貨」が同一通貨の場合、為替取引によるプレミアムやコス
トは発生しません。
※新興国通貨の場合などは、金利差がそのまま反映されない場合があります。
③ 為替変動による収益(上図C部分)
・上図B部分とは異なり、上図C部分については為替取引を行っていないため、「選択した通貨」の円に対
-13-
する為替変動の影響を受けることとなります。
・「選択した通貨」が対円で上昇(円安)した場合は、為替差益を得ることができます。
・逆に、
「選択した通貨」が対円で下落(円高)した場合は、為替差損が発生します。
◆これまで説明しました内容についてまとめますと、以下のようになります。
これらの収益源に相応してリスクが内在していることに注意が必要です。
-14-
分配方針
<各通貨コース>
■原則として、毎月 25 日(休業日の場合は翌営業日。)の決算時に、収益の分配を行いま
す。
◆分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。
)などの全額とします。
●米ドルコース/豪ドルコース/ブラジルレアルコース
分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託会社
が決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
「原則として、利子・配当等収益を中心に安定分配を行う」方針としていますが、これは、運用による収益
が安定したものになることや基準価額が安定的に推移することなどを示唆するものではありません。また、
基準価額水準、運用の状況などによっては安定分配とならない場合があることにご留意ください。
●メキシコペソコース/トルコリラコース*
分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に委託会社が決定します。ただし、分配対象
額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
*メキシコペソコースとトルコリラコース(平成 25 年 6 月 21 日設定)の分配方針の記載は、平成 24 年 6
月 1 日より実施された一般社団法人投資信託協会によるルールに則ったものであり、実質的に他の通貨
コースの分配方針と異なるものではありません。
◆上記にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動向などを勘案して委託
会社が決定する額を付加して分配する場合があります。
◆留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
※運用状況により分配金額は変動します。
※上記はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。
<マネープールファンド>
■原則として、年2回(毎年3月、9月の各月 25 日。休業日の場合は翌営業日。)の決算
時に、収益の分配を行います。
◆分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。
)などの全額とします。
◆分配金額は、委託会社が基準価額水準や市況動向などを勘案して決定します。ただし、分配対象額
が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
◆留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
※運用状況により分配金額は変動します。
※上記はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。
-15-
収益分配金に関する留意事項
●投資信託の分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支
払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。なお、分配金の有無や金額は確定したもので
はありません。
●分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて
支払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することにな
ります。
また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
分配金は、分配方針に基づき、以下の分配対象額から支払われます。
①配当等収益(経費控除後)、②有価証券売買益・評価益(経費控除後)、③分配準備積立金、
④収益調整金
上図のそれぞれのケースにおいて、前期決算日から当期決算日まで保有した場合の損益を見ると、次のとお
りとなります。
ケースA:分配金受取額 100 円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差
0 円= 100 円
ケースB:分配金受取額 100 円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲ 50 円=
50 円
ケースC:分配金受取額 100 円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲200 円=▲100 円
★A、B、Cのケースにおいては、分配金受取額はすべて同額ですが、基準価額の増減により、投資信託の
損益状況はそれぞれ異なった結果となっています。このように、投資信託の収益については、分配金だけ
に注目するのではなく、「分配金の受取額」と「投資信託の基準価額の増減額」の合計額でご判断ください。
上記はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではありませんのでご留意ください。
-16-
●投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部ないし全部が、実質的には元本の一部払い戻し
に相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小
さかった場合も同様です。
普通分配金:個別元本(投資者のファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。
元本払戻金(特別分配金):個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の投資者の個別元本は、元本払戻
金(特別分配金)の額だけ減少します。
(2)
【ファンドの沿革】
<米ドルコース/豪ドルコース/ブラジルレアルコース/マネープールファンド>
平成 22 年9月3日
関東財務局長に対して有価証券届出書提出
平成 22 年 10 月8日
投資信託契約締結、ファンドの設定・運用開始
平成 26 年6月 25 日
ファンドの名称にかかる約款変更の届出を提出
平成 27 年6月 23 日
ファンドの名称にかかる約款変更の届出を提出
平成 28 年 10 月1日
ファンドの委託会社としての業務を新光投信株式会社からア
セットマネジメント One 株式会社に承継
<メキシコペソコース/トルコリラコース>
平成 25 年6月5日
関東財務局長に対して有価証券届出書提出
平成 25 年6月 21 日
投資信託契約締結、ファンドの設定・運用開始
平成 26 年6月 25 日
ファンドの名称にかかる約款変更の届出を提出
平成 27 年6月 23 日
ファンドの名称にかかる約款変更の届出を提出
平成 28 年 10 月1日
ファンドの委託会社としての業務を新光投信株式会社からア
セットマネジメント One 株式会社に承継
-17-
(3)
【ファンドの仕組み】
a.ファンドの仕組み
<各通貨コース>
図中の*1、*2には次の表よりそれぞれあてはめてご覧ください。
*1
米ドルコース
豪ドルコース
ブラジルレアルコース
メキシコペソコース
トルコリラコース
*2
USDクラス
AUDクラス
BRLクラス
MXNクラス
TRYクラス
(注1)証券投資信託契約
委託者と受託者との間において「証券投資信託契約(投資信託約款)」を締結しており、委
託者および受託者の業務、受益者の権利、受益権、投資信託財産の運用・評価・管理、収益の
分配、信託の期間・償還等を規定しています。
(注2)募集・販売等に関する契約
委託者と販売会社との間において「証券投資信託に関する基本契約」を締結しており、販売
会社が行う募集・販売等の取り扱い、収益分配金および償還金の支払い、解約の取り扱い等を
規定しています。
-18-
<ファンド・オブ・ファンズ方式の仕組み>
各ファンドの運用は「ファンド・オブ・ファンズ方式」で行います。「ファンド・オブ・ファンズ
方式」とは、複数の投資信託証券を組み合わせて、一つにまとめて運用する仕組みです。
-19-
<マネープールファンド>
(注1)証券投資信託契約
委託者と受託者との間において「証券投資信託契約(投資信託約款)」を締結しており、委
託者および受託者の業務、受益者の権利、受益権、投資信託財産の運用・評価・管理、収益の
分配、信託の期間・償還等を規定しています。
(注2)募集・販売等に関する契約
委託者と販売会社との間において「証券投資信託に関する基本契約」を締結しており、販売
会社が行う募集・販売等の取り扱い、収益分配金および償還金の支払い、解約の取り扱い等を
規定しています。
-20-
b.委託会社の概況
(イ)資本金の額
20 億円(平成 28 年 10 月 1 日現在)
(ロ)委託会社の沿革
昭和 60 年 7 月 1 日
会社設立
平成 10 年 3 月 31 日
証券投資信託法に基づく証券投資信託の委託会社の免許取得
平成 10 年 12 月 1 日
証券投資信託法の改正に伴う証券投資信託委託業のみなし認可
平成 11 年 10 月 1 日
第一ライフ投信投資顧問株式会社を存続会社として興銀エヌダブ
リュ・アセットマネジメント株式会社および日本興業投信株式会
社と合併し、商号を興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式
会社とする
平成 20 年 1 月 1 日
興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社からDIAMア
セットマネジメント株式会社に商号変更
平成 28 年 10 月 1 日
DIAMアセットマネジメント株式会社、みずほ投信投資顧問株
式会社、新光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用
部門)が統合し、商号をアセットマネジメント One 株式会社に変
更
(ハ)大株主の状況
(平成 28 年 10 月 1 日現在)
株
主
名
株式会社みずほ
フィナンシャルグループ
第一生命ホールディングス株
式会社
住
所
所有株数
所有比率
東京都千代田区大手町一丁目 5 番 5 号
28,000 株※1
70.0%※2
東京都千代田区有楽町一丁目 13 番 1 号
12,000 株
30.0%※2
※1:A種種類株式(15,510 株)を含みます。
※2:普通株式のみの場合の所有比率は、株式会社みずほフィナンシャルグループ 51.0%、第一
生命ホールディングス株式会社 49.0%
-21-
2【投資方針】
各通貨コースが投資する外国投資信託の*には下記表をあてはめてご覧ください。
各通貨コース
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシ
ー)ファンド−
米ドルコース
USDクラス
豪ドルコース
AUDクラス
ブラジルレアルコース
BRLクラス
メキシコペソコース
MXNクラス
トルコリラコース
TRYクラス
(注)各通貨コースが組み入れる外国投資信託の各クラスの運用方針につきましては、後述の「各ファ
ンドが投資する投資信託証券の概要
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの概要」をご参照くだ
さい。
(1)
【投資方針】
a.基本方針
<各通貨コース>
各ファンドは、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成長
を目指して運用を行います。
<マネープールファンド>
当ファンドは、安定した収益の確保を目指した運用を行います。
b.運用の方法
(イ)主要投資対象
<各通貨コース>
投資信託証券を主要投資対象とします。
<マネープールファンド>
国内短期公社債マザーファンド受益証券を主要投資対象とします。なお、公社債等に直接投資
する場合があります。
(ロ)投資態度
<各通貨コース>
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準
のインカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍
外国投資信託
内国証券投資信託
(親投資信託)
②
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−*(以下「ハイイールド・ボンド・フ
ァンド」といいます。
)円建受益証券
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハ
イイールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
各ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発生した場合
には、上記のような運用ができない場合があります。
④
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款に規定する事項の変更により
商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約し、信託を
-22-
終了させます。
<マネープールファンド>
①
マザーファンドへの投資を通じて主として本邦通貨建ての短期公社債に投資し、安定した収
益の確保を目指した運用を行います。
②
ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発生した場合に
は、上記のような運用ができない場合があります。
(注)マネープールファンドが投資するマザーファンドの運用方針につきましては、後述の「各フ
ァンドが投資する投資信託証券の概要
2.国内短期公社債マザーファンドの概要」をご参照
ください。
(2)
【投資対象】
a.投資の対象とする資産の種類
<各通貨コース>
各ファンドにおいて投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項
で定めるものをいいます。以下同じ。
)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
<マネープールファンド>
当ファンドにおいて投資の対象とする資産(本邦通貨表示のものに限ります。)の種類は、次
に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産
イ.有価証券
ロ.デリバティブ取引にかかる権利(金融商品取引法第2条第 20 項に規定するものをいい、
約款に定めるものに限ります。
)
ハ.金銭債権
ニ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
b.有価証券および金融商品の指図範囲等
<各通貨コース>
(イ)委託者は、信託金を、主として次の第1号に掲げる外国投資信託の受益証券および第2号に掲
げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受託者とし
て締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファンド」といい
ます。)の受益証券のほか、第3号から第7号に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図
します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレン
シー)ファンド−*円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
-23-
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受権証
券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 14 号で定める受益証券発行信託
の受益証券に限ります。
)
なお、第1号に掲げる外国投資信託の受益証券および第2号に掲げる証券投資信託の受益証券を
以下「投資信託証券」といい、第5号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にかかる運用
の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売り戻し条件付きの買い入れ)および債券
貸借取引(現金担保付き債券借り入れ)に限り行うことができるものとします。
(ロ)委託者は、信託金を、上記(イ)に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取
引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)によ
り運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除きま
す。
)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(ハ)上記(イ)の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、上記(ロ)に掲げる金融商品によ
り運用することの指図ができます。
<マネープールファンド>
(イ)委託者は、信託金を、主としてアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信
託銀行株式会社を受託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンドの受
益証券ならびに次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみな
される同項各号に掲げる権利を除きます。有価証券は、本邦通貨表示のものに限ります。)に投
資することを指図します。
1.国債証券
2.地方債証券
3.特別の法律により法人の発行する債券
4.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。新株予
約権付社債については、会社法第 236 条第1項第3号の財産が当該新株予約権付社債について
の社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことをあらかじめ明
確にしているもの(会社法施行前の旧商法第 341 条ノ3第1項第7号および第8号の定めがあ
る新株予約権付社債を含め「転換社債型新株予約権付社債」といいます。以下同じ。)に限り
ます。)
5.特定目的会社にかかる特定社債券(金融商品取引法第2条第1項第4号で定めるものをいい
ます。)
6.転換社債の転換および新株予約権(転換社債型新株予約権付社債の新株予約権に限りま
す。
)の行使により取得した株券
7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(金融商品取引法第2条第1項第6号
で定めるものをいいます。
)
8.協同組織金融機関にかかる優先出資証券(金融商品取引法第2条第1項第7号で定めるもの
をいいます。
)
-24-
9.特定目的会社にかかる優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券(金融商品取引
法第2条第1項第8号で定めるものをいいます。
)
10.コマーシャル・ペーパー
11.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有する
もの
12.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 10 号で定めるも
のをいいます。
)
13.投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第 11 号
で定めるものをいいます。
)
14.外国貸付債権信託受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 18 号で定めるものをいいま
す。
)
15.預託証書(金融商品取引法第2条第1項第 20 号で定めるものをいいます。
)
16.外国法人が発行する譲渡性預金証書
17.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 14 号で定める受益証券発行信託
の受益証券に限ります。
)
18.抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第 16 号で定めるものをいいます。
)
19.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第1項第 14 号で定める受益証券発行信
託の受益証券に表示されるべきもの
20.外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの
なお、第6号の証券および第 11 号ならびに第 15 号の証券または証書のうち第6号の証券の性質
を有するものを以下「株式」といい、第1号から第5号までの証券および第 13 号の証券のうち
投資法人債券ならびに第 11 号および第 15 号の証券または証書のうち第1号から第5号までの証
券の性質を有するものを以下「公社債」といい、第 12 号および第 13 号の証券(投資法人債券を
除きます。
)を以下「投資信託証券」といいます。
(ロ)委託者は、信託金を、上記(イ)に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取
引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)によ
り運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除きま
す。
)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
5.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第2項第1号で定めるもの
6.外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
(ハ)上記(イ)の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、上記(ロ)に掲げる金融商品によ
り運用することの指図ができます。
c.先物
<マネープールファンドのみ>
(イ)委託者は、わが国の取引所における有価証券先物取引(金融商品取引法第 28 条第8項第3号
イに掲げるものをいいます。)、有価証券指数等先物取引(金融商品取引法第 28 条第8項第3号
ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オプション取引(金融商品取引法第 28 条第8項第
3号ハに掲げるものをいいます。)ならびに外国の取引所におけるわが国の有価証券にかかるこ
れらの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、選択権取引は、オプシ
-25-
ョン取引に含めるものとします(以下同じ。)
。
(ロ)委託者は、わが国の取引所における金利にかかる先物取引およびオプション取引ならびに外国
の取引所におけるわが国の金利にかかるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすること
ができます。
d.スワップ
<マネープールファンドのみ>
(イ)委託者は、投資信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスク
を回避するため、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定の条件のもとに交
換する取引(以下「スワップ取引」といいます。
)を行うことの指図をすることができます。
(ロ)スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として信託期間を超えないも
のとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについてはこの限りで
はありません。
(ハ)スワップ取引の指図にあたっては、当該投資信託財産にかかるスワップ取引の想定元本の総額
とマザーファンドの投資信託財産にかかるスワップ取引の想定元本の総額のうち投資信託財産に
属するとみなした額との合計額(以下「スワップ取引の想定元本の合計額」といいます。)が、
投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。なお、投資信託財産の一部解約等の事由に
より、上記純資産総額が減少して、スワップ取引の想定元本の合計額が投資信託財産の純資産総
額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額に相当するスワップ取引
の一部の解約を指図するものとします。
(ニ)上記(ハ)において投資信託財産に属するとみなした額とは、マザーファンドの投資信託財産
にかかるスワップ取引の想定元本の総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める
投資信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。
(ホ)スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価
するものとします。
(ヘ)委託者は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受け入れが必要と認めたときは、
担保の提供あるいは受け入れの指図を行うものとします。
e.金利先渡取引
<マネープールファンドのみ>
(イ)委託者は、投資信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスク
を回避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。
(ロ)金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として信託期間を超えないもの
とします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについてはこの限りでは
ありません。
(ハ)金利先渡取引の指図にあたっては、当該投資信託財産にかかる金利先渡取引の想定元本の総額
とマザーファンドの投資信託財産にかかる金利先渡取引の想定元本の総額のうち投資信託財産に
属するとみなした額との合計額(以下「金利先渡取引の想定元本の合計額」といいます。)が、
投資信託財産にかかる保有金利商品の時価総額とマザーファンドの投資信託財産にかかる保有金
利商品の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額(以下「保有金利商品の
時価総額の合計額」といいます。)を超えないものとします。なお、投資信託財産の一部解約等
の事由により、上記保有金利商品の時価総額の合計額が減少して、金利先渡取引の想定元本の合
計額が当該保有金利商品の時価総額の合計額を超えることとなった場合には、委託者は、すみや
かに、その超える額に相当する金利先渡取引の一部の解約を指図するものとします。
(ニ)上記(ハ)においてマザーファンドの投資信託財産にかかる金利先渡取引の想定元本の総額の
うち投資信託財産に属するとみなした額とは、マザーファンドの投資信託財産にかかる金利先渡
-26-
取引の想定元本の総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める投資信託財産に属
するマザーファンドの受益証券の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。また、マザーファ
ンドの投資信託財産にかかる保有金利商品の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額
とは、マザーファンドの投資信託財産にかかる保有金利商品の時価総額にマザーファンドの投資
信託財産の純資産総額に占める投資信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額の割
合を乗じて得た額をいいます。
(ホ)金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価
するものとします。
(ヘ)委託者は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受け入れが必要と認めたときは、
担保の提供あるいは受け入れの指図を行うものとします。
各ファンドが投資する投資信託証券の概要
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの概要
ファンド名
形態
運用方針
主な投資制限
信託期間
決算日
主な関係法人
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド
−USDクラス/AUDクラス/BRLクラス/MXNクラス/TRYクラス(以下、
当概要において、個別クラスを「クラス」といいます。)
ケイマン諸島籍外国投資信託/円建受益証券
主として世界各国の高利回り社債に分散投資を行い、高水準のインカムゲインの確保と
中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。また、効率的な運用を
目的として、市場金利や企業の信用状態に関連するデリバティブ取引を行う場合があり
ます。
米ドル以外の通貨建債券へ投資した場合、原則として債券の発行通貨売り/米ドル買い
の為替取引を行います。その上で、クラスごとに以下の為替取引を行います。
USDクラス:原則として、為替取引は行いません。
AUDクラス:原則として、米ドル売り、豪ドル買いの為替取引を行います。
BRLクラス:原則として、米ドル売り、ブラジルレアル買いの為替取引を行います。
MXNクラス:原則として、米ドル売り、メキシコペソ買いの為替取引を行います。
TRYクラス:原則として、米ドル売り、トルコリラ買いの為替取引を行います。
・原則として、信用格付けがBB+/Ba1格相当以下の証券に純資産総額の 80%以
上を投資します。
・同一発行体の証券への投資割合は、原則として純資産総額の5%以内とします。
・有価証券の空売りは行いません。
・純資産総額の 10%を超える借り入れは行わないこととします。
・流動性に欠ける資産への投資は、純資産総額の 15%以内とします。
・他のファンドへの投資は、純資産総額の5%以内とします。
・通常の状態において、日本において有価証券に属する証券に純資産総額の 50%以上
を投資します。
無期限
毎年3月 31 日
管理会社:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・リミテッド
投資顧問会社:ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー
副投資顧問会社:
ウエスタン・アセット・マネジメント株式会社 (東京)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーイー・リミテッド
(シンガポール)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーワイ・リミテッド
(メルボルン)
ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・DTVM・リミターダ (サン
パウロ)
受託会社兼管理事務代行会社:BNYメロン・ファンド・マネジメント(ケイマン)リ
ミテッド
副管理事務代行会社:ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
保管受託銀行:ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
-27-
信託報酬等
その他の
費用・手数料
収益分配方針
運用開始日
純資産総額に対し年率 0.50%程度
上記料率には、管理会社、投資顧問会社、副投資顧問会社、受託会社、保管受託銀行な
らびに管理事務代行会社への報酬が含まれます。ただし、これら報酬の中には取引頻度
に応じた額や最低支払額が設定されているものがあるため、取引頻度や資産規模などに
より上記料率を上回る場合があります。
監査報酬、弁護士費用および登録機関兼名義書換代理人費用、当初設定にかかる諸費用
などが当該外国投資信託から支払われます。これらは定率でないため事前に概算料率や
上限額などを表示することができません。
原則として、毎月、分配を行います。
平成 22 年 10 月 12 日(USDクラス/AUDクラス/BRLクラス)
平成 25 年6月 24 日(MXNクラス/TRYクラス)
2.国内短期公社債マザーファンドの概要
ファンド名
国内短期公社債マザーファンド
形態
親投資信託
運用方針
・主としてわが国の短期公社債に投資し、安定した収益の確保を目指した運用を行います。
・ファンドの資金動向、市況動向などによっては、また、やむを得ない事情が発生した場合
には、上記のような運用ができない場合があります。
主な投資制限
・株式への投資は行いません。
・外貨建資産への投資は行いません。
信託期間
無期限
決算日
毎年 10 月 31 日(休業日の場合は翌営業日)
収益分配方針
運用による収益は、信託終了時まで投資信託財産中に留保し、期中には分配を行いませ
ん。
信託報酬
報酬はかかりません。
信託設定日
平成 20 年7月 31 日
委託会社
アセットマネジメント One 株式会社
受託会社
三井住友信託銀行株式会社
(再信託受託会社:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社)
※上記の各投資信託証券については、いずれも申込手数料はかかりません。
※上記の各概要は、各投資信託証券の内容を要約したものであり、そのすべてではありません。
また、各概要は平成 28 年 12 月 26 日現在のものであり、今後変更になる場合があります。
-28-
(3)
【運用体制】
a.ファンドの運用体制
①投資環境見通しおよび運用方針の策定
経済環境見通し、資産別市場見通し、資産配分方針および資産別運用方針は月次で開催する「投資環
境会議」および「投資方針会議」にて協議、策定致します。これらの会議は運用本部長・副本部長、
運用グループ長等で構成されます。
②運用計画の決定
各ファンドの運用は「投資環境会議」および「投資方針会議」における協議の内容を踏まえて、ファ
ンド毎に個別に任命された運用担当者が行います。運用担当者は月次で運用計画書を作成し、運用本
部長の承認を受けます。運用担当者は承認を受けた運用計画に基づき、運用を行います。
③売買執行の実施
運用担当者は、売買計画に基づいて売買の執行を指図します。トレーディング担当者は、最良執行を
めざして売買の執行を行います。
④モニタリング
運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署(人数 60∼70 人程度)は、運用に
関するパフォーマンス測定、リスク管理および法令・信託約款などの遵守状況等のモニタリングを実
施し、必要に応じて対応を指示します。
定期的に開催されるリスク管理に関する委員会等において運用リスク管理状況、運用実績、法令・信
託約款などの遵守状況等について検証・報告を行います。
⑤内部管理等のモニタリング
内部監査担当部署(人数 10∼20 人程度)が運用、管理等に関する業務執行の適正性・妥当性・効率性
等の観点からモニタリングを実施します。
b.ファンドの関係法人に関する管理
-29-
当ファンドの関係法人である受託会社に対して、その業務に関する委託会社の管理担当部署は、
内部統制に関する外部監査人による報告書等の定期的な提出を求め、必要に応じて具体的な事項に
関するヒアリングを行う等の方法により、適切な業務執行体制にあることを確認します。
c.運用体制に関する社内規則
運用体制に関する社内規則として運用管理規程および職務責任権限規程等を設けており、運用担
当者の任務と権限の範囲を明示するほか、各投資対象の取り扱いに関して基準を設け、ファンドの
商品性に則った適切な運用の実現を図ります。
また、売買執行、投資信託財産管理および法令遵守チェック等に関する各々の規程・内規を定め
ています。
※運用体制は平成 28 年 10 月1日現在のものであり、今後変更となる場合があります。
※マネープールファンドについては、上記体制は、マザーファンドを通じた実質的な運用体制を記載
しております。
(4)
【分配方針】
a.収益分配方針
<米ドルコース/豪ドルコース/ブラジルレアルコース>
収益分配は原則として、毎月 25 日(該当日が休業日の場合は翌営業日。)の決算時に以下の方針
に基づき収益の分配を行います。
1.分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含み
ます。)などの全額とします。
2.分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託者
が決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
3.上記2.にかかわらず、上記2.にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水
準や市況動向などを勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
4.留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
<メキシコペソコース/トルコリラコース>
収益分配は原則として、毎月 25 日(該当日が休業日の場合は翌営業日。)の決算時に以下の方針
に基づき収益の分配を行います。
1.分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含み
ます。)などの全額とします。
2.分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に委託者が決定します。ただし、分配対象
額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
3.上記2.にかかわらず、上記2.にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水
準や市況動向などを勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
4.留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
<マネープールファンド>
収益分配は年2回、原則として、3月、9月の各月 25 日(該当日が休業日の場合は翌営業日。
)
の決算時に以下の方針に基づき収益の分配を行います。
1.分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含み
ます。)などの全額とします。
2.分配金額は、委託者が基準価額水準や市況動向などを勘案して決定します。ただし、分配対象
額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
-30-
3.留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
b.収益分配方式
<各通貨コース>
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当等収
益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を
控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあてるた
め、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報
酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあるときは、そ
の全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。なお、次期以降の分
配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
<マネープールファンド>
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.配当金、利子、貸付有価証券にかかる品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除し
た額(以下「配当等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費
税等に相当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以
降の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報
酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあるときは、そ
の全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。なお、次期以降の分
配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
c.損失の繰り越し
<各ファンド共通>
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
d.分配金の取り扱い
<各ファンド共通>
「分配金受取コース」の受益者の分配金は原則として、決算日から起算して5営業日までに、受
益者に支払われます。
「分配金再投資コース」の受益者の分配金は、税金を差し引いた後、別に定める契約に基づき、
全額再投資されます。
(5)
【投資制限】
①
投資信託約款に定める投資制限
<各通貨コース>
a.投資信託証券への投資割合
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
b.外貨建資産への投資割合
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
c.公社債の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借り入れの指図をすることが
できます。なお、当該公社債の借り入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保
の提供の指図を行うものとします。
(ロ)借り入れの指図は、当該借り入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範
-31-
囲内とします。
(ハ)投資信託財産の一部解約等の事由により、上記(ロ)の借り入れにかかる公社債の時価総額が
投資信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借り入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
(ニ)借り入れにかかる品借料は投資信託財産中から支払われます。
d.特別の場合の外貨建有価証券への投資制限
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、わが
国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあります。
e.外国為替予約の指図
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その他の資
産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替の売買の予
約を指図することができます。
f.資金の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う
支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借り入れた資金の返済を含みま
す。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金
借り入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借
入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
(ロ)一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から投
資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開
始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間、もしくは受益者への解
約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業
日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約代金および償
還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における投資信託財
産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
(ハ)収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支払われる日からその
翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
(ニ)借入金の利息は投資信託財産中より支払われます。
g.利害関係人等との取引等
(イ)受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び
投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投資信託財
産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為であって、受
託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利害関係人、信託業
務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の投資信託財産との間で、約款に掲げ
る資産への投資等ならびに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことができます。
(ロ)受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うこと
ができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができ
るものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。
(ハ)委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない
場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商
品取引法第 31 条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等または子法人等をいいます。)
または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、約款に掲げる資産への投資等なら
びに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、
委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
-32-
(ニ)上記(イ)(ロ)(ハ)の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第3項
および同法第 32 条第3項の通知は行いません。
h.デリバティブ取引等に係る投資制限
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたがい、合理
的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
i.信用リスク集中回避のための投資制限
(イ)同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
(ロ)一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当該比率を超え
ることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内と
なるよう調整を行うこととします。
j.ファンドの投資制限
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いませ
ん。
<マネープールファンド>
a.株式への投資割合
委託者は、投資信託財産に属する株式の時価総額とマザーファンドの投資信託財産に属する株式
の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、投資信託財産の純資産総額の
100 分の 10 を超えることとなる投資の指図をしません。
なお、株式は転換社債の転換および新株予約権(転換社債型新株予約権付社債の新株予約権に限
ります。
)の行使により取得したものに限ります。
上記において投資信託財産に属するとみなした額とは、投資信託財産に属するマザーファンドの
受益証券の時価総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額の
割合を乗じて得た額をいいます。以下同じ。
b.投資信託証券への投資割合
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券の時価総額とマザーファンドの投資信託財産に属
する投資信託証券の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、投資信託財
産の純資産総額の 100 分の5を超えることとなる投資の指図をしません。
c.投資する株式等の範囲
(イ)委託者が投資することを指図する株式は、わが国の取引所に上場されている株式の発行会社の
発行するもの、取引所に準ずる市場において取引されている株式の発行会社の発行するものとし
ます。ただし、株主割当または社債権者割当により取得する株式については、この限りではあり
ません。
(ロ)上記(イ)の規定にかかわらず、上場予定の株式で目論見書等において上場されることが確認
できるものについては委託者が投資することを指図することができるものとします。
d.同一銘柄への投資制限
(イ)委託者は、投資信託財産に属する同一銘柄の株式の時価総額とマザーファンドの投資信託財産
に属する当該株式の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、投資信託
財産の純資産総額の 100 分の5を超えることとなる投資の指図をしません。
(ロ)委託者は、投資信託財産に属する同一銘柄の転換社債、ならびに転換社債型新株予約権付社債
の時価総額とマザーファンドの投資信託財産に属する当該転換社債、ならびに転換社債型新株予
-33-
約権付社債の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、投資信託財産の
純資産総額の 100 分の 10 を超えることとなる投資の指図をしません。
e.外貨建資産への投資割合
外貨建資産への投資は行いません。
f.有価証券の貸し付けの指図および範囲
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、投資信託財産に属する株式および公社
債を次の各号の範囲内で貸し付けの指図をすることができます。
1.株式の貸し付けは、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が、投資信託財産で保有する
株式の時価合計額の 50%を超えないものとします。
2.公社債の貸し付けは、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、投資信託財産
で保有する公社債の額面金額の合計額を超えないものとします。
(ロ)上記(イ)に定める限度額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える
額に相当する契約の一部の解約を指図するものとします。
(ハ)委託者は、有価証券の貸し付けにあたって必要と認めたときは、担保の受け入れの指図を行う
ものとします。
g.公社債の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借り入れの指図をすることが
できます。なお、当該公社債の借り入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保
の提供の指図を行うものとします。
(ロ)借り入れの指図は、当該借り入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
(ハ)投資信託財産の一部解約等の事由により、上記(ロ)の借り入れにかかる公社債の時価総額が
投資信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借り入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
(ニ)借り入れにかかる品借料は投資信託財産中から支払われます。
h.資金の借り入れ
(イ)委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う
支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借り入れた資金の返済を含みま
す。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金
借り入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借
入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
(ロ)一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から投
資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開
始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約
代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業日
以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約代金および償還
金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における投資信託財産
の純資産総額の 10%を超えないこととします。
(ハ)収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支払われる日からその
翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
(ニ)借入金の利息は投資信託財産中より支払われます。
i.利害関係人等との取引等
(イ)受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び
投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投資信託財
-34-
産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為であって、受
託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利害関係人、信託業
務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の投資信託財産との間で、約款に掲げ
る資産への投資等ならびに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことができます。
(ロ)受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うこと
ができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができ
るものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。
(ハ)委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない
場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商
品取引法第 31 条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等または子法人等をいいます。)
または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、約款に掲げる資産への投資等なら
びに約款に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、
委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
(ニ)上記(イ)(ロ)(ハ)の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第3項
および同法第 32 条第3項の通知は行いません。
j.デリバティブ取引等に係る投資制限
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたがい、合理
的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
k.信用リスク集中回避のための投資制限
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エクス
ポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率は、
原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当該比率を超えること
となった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう
調整を行うこととします。
②
法令に定める投資制限
<マネープールファンドのみ>
a.同一の法人の発行する株式
委託者は、同一の法人の発行する株式を、その運用の指図を行うすべての委託者指図型投資信託
につき投資信託財産として有する当該株式にかかる議決権の総数が、当該株式にかかる議決権の総
数に 100 分の 50 の率を乗じて得た数を超えることとなる場合においては、投資信託財産をもって
取得することを受託者に指図しないものとします。
(投資信託及び投資法人に関する法律第9条)
3【投資リスク】
(1)ファンドのもつリスク
各ファンドは、投資信託証券への投資を通じて値動きのある有価証券などに実質的に投資しますの
で、基準価額は変動します。また、各通貨コースにおいて、外貨建資産に実質的に投資した場合、為
替相場の変動などの影響も受けます。
これらの運用による損益は、すべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみなさ
まの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り
込むことがあります。なお、投資信託は預貯金とは異なります。
<各ファンド共通>
a.信用リスク
公社債などの信用力の低下や格付けの引き下げ、債務不履行が生じた場合には、当該公社債など
-35-
の価格は下落し、時には無価値になることもあります。これらの影響を受け、各ファンドの基準価
額が下落する可能性があります。
特に各通貨コースにおいては実質的な主要投資対象がハイイールド債券となることから、投資適
格の債券に投資する場合と比較して、信用リスクが高くなります。
b.流動性リスク
有価証券などを売買する際、当該有価証券などの市場規模が小さい場合や取引量が少ない場合に
は、希望する時期に、希望する価格で、希望する数量を売買することができない可能性があります。
特に流動性の低い有価証券などを売却する場合にはその影響を受け、各ファンドの基準価額が下落
する可能性があります。
c.金利変動リスク
公社債の価格は、金利水準の変化にともない変動します。一般に、金利が上昇した場合には公社
債の価格は下落し、各ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
<各通貨コース>
d.為替変動リスク
外貨建資産は、為替相場の変動により円換算価格が変動します。一般に、保有外貨建資産が現地
通貨ベースで値上がりした場合でも、投資先の通貨に対して円高となった場合には、当該外貨建資
産の円換算価格が下落し、各通貨コースの基準価額が下落する可能性があります。
各通貨コースが主要投資対象とする外国投資信託では原則として、各通貨コースの対象通貨を買
い予約する為替取引を行うため、各通貨コースの基準価額は実質的に当該対象通貨の為替変動の影
響を受けます。ただし、為替取引の状況によっては外国投資信託が保有する有価証券の発行通貨の
影響を受ける場合があります。対象通貨が新興国通貨の場合には、為替変動リスクが相対的に高く
なる可能性があります。各通貨コースの対象通貨の金利が実質的な投資対象資産の発行通貨の金利
よりも低い場合には、その金利差相当分のコストがかかります。
e.カントリーリスク
投資対象国・地域の政治経済情勢、通貨規制、資本規制、税制などの要因によって資産価格や通
貨価値が大きく変動する場合があります。これらの影響を受け、各通貨コースの基準価額が下落す
る可能性があります。
f.特定の投資信託証券に投資するリスク
各通貨コースが組み入れる投資信託証券における運用会社の運用の巧拙が、各通貨コースの運用
成果に大きな影響を及ぼします。また、外国投資信託を通じて各国の有価証券に投資する場合、国
内籍の投資信託から直接投資を行う場合に比べて、税制が相対的に不利となる可能性があります。
<各ファンド共通>
g.投資信託に関する一般的なリスクおよびその他の留意点
(イ)各ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第 37 条の6の規定(いわゆるクーリングオ
フ)の適用はありません。
(ロ)法令や税制が変更される場合に、投資信託を保有する受益者が不利益を被る可能性があります。
(ハ)投資信託財産の状況によっては、目指す運用が行われないことがあります。また、投資信託財
産の減少の状況によっては、委託者が目的とする運用が困難と判断した場合、安定運用に切り替
えることがあります。
(ニ)投資した資産の流動性が低下し、当該資産の売却・換金が困難になる場合などがあります。そ
の結果、投資者の換金請求に伴う資金の手当てに支障が生じる場合などには、換金のお申し込み
の受付を中止すること、およびすでに受け付けた換金のお申し込みを取り消す場合があります。
(ホ)短期間に相当金額の解約申し込みがあった場合には、解約資金を手当てするために組入有価証
券を市場実勢より大幅に安い価格で売却せざるを得ないことがあります。この場合、基準価額が
-36-
下落する要因となり、損失を被ることがあります。
(ヘ)証券市場および外国為替市場は、世界的な経済事情の急変またはその国における天災地変、政
変、経済事情の変化もしくは政策の変更等の諸事情により閉鎖されることがあります。これによ
り各ファンドの運用が影響を被って基準価額の下落につながる可能性があります。
(ト)投資信託証券には、ファミリーファンド方式で運用をするものがあります。当該投資信託証券
(ベビーファンド)が投資対象とするマザーファンドを同じく投資対象としている他のベビーフ
ァンドにおいて、設定・解約や資産構成の変更等によりマザーファンドの組入有価証券等に売買
が生じた場合、その売買による組入有価証券等の価格の変化や売買手数料等の負担がマザーファ
ンドの基準価額に影響を及ぼすことがあります。この影響を受け、当該投資信託証券(ベビーフ
ァンド)の価額が変動する可能性があります。
マネープールファンドはファミリーファンド方式で運用しているため、他のベビーファンドの
影響を受けマザーファンドの基準価額が下落した場合には、マネープールファンドの基準価額が
下落する可能性があります。
また、各通貨コースが主要投資対象とする投資信託証券にはファミリーファンド方式を採用し
ている場合があり、上記のような要因で、各通貨コースの基準価額が変動する可能性があります。
(2)リスク管理体制
委託会社における当ファンドの投資リスクに対する管理体制については、以下のとおりです。
・運用リスクの管理:運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署が、運用リス
クを把握、管理し、その結果に基づき運用担当部署へ対応の指示等を行うことにより、適切な管理を
行います。
・運用パフォーマンス評価:運用担当部署から独立したリスク管理担当部署が、ファンドの運用パフォ
ーマンスについて定期的に分析を行い、結果の評価を行います。
・リスク管理に関する委員会等:上記のとおり運用リスクの管理状況、運用パフォーマンス評価等の報
告を受け、リスク管理に関する委員会等は総合的な見地から運用状況全般の管理・評価を行います。
※リスク管理体制は平成 28 年 10 月1日現在のものであり、今後変更になることがあります。
-37-
-38-
-39-
-40-
-41-
4【手数料等及び税金】
(1)
【申込手数料】
(イ)申込手数料
<各通貨コース>
申込手数料は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、3.24%(税抜 3.0%)を上限として販
売会社がそれぞれ独自に定める手数料率を乗じて得た金額となります。商品および投資環境の説
明・情報提供、購入の事務手続きなどの対価として販売会社にお支払いいただきます。当該手数料
には消費税等(8%)が含まれます。
手数料について、詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
なお、「分配金再投資コース」で収益分配金を再投資する場合は無手数料です。
ファンドの受益権の取得申込者が「償還乗り換え」※1または「償還前乗り換え」※2によりファン
ドの受益権を取得する場合、申込手数料の優遇を受けることができる場合があります。
ただし、上記の申込手数料の優遇に関しては、優遇制度の取り扱い、優遇の内容、優遇を受ける
ための条件等は販売会社ごとに異なりますので、詳しくは各販売会社でご確認ください。
※1「償還乗り換え」とは、取得申込受付日前の一定期間内に既に償還となった証券投資信託の償
還金等をもって、その支払いを行った販売会社でファンドの受益権を取得する場合をいいます。
※2「償還前乗り換え」とは、償還することが決定している証券投資信託の償還日前の一定期間内
において、当該証券投資信託の一部解約金をもって、その支払いを行った販売会社でファンド
の受益権を取得する場合をいいます。
<マネープールファンド>
申込手数料はかかりません。
(ロ)スイッチング手数料
<各ファンド共通>
「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」構成ファンド間において、乗り換え(以下「ス
イッチング」※3といいます。)が可能です。また、委託者が設定・運用する特定のファンドとの間
においてスイッチングができる場合があります。ただし、マネープールファンドのお買い付けはス
イッチングの場合に限定します。
ファンド間のスイッチング手数料につきましては、販売会社にお問い合わせください。ただし、
マネープールファンドへのスイッチングにつきましては無手数料とします。
スイッチングのお取り扱いの有無や対象ファンドなどは、販売会社により異なります。また、販
売会社によっては、一部のファンドのみのお取り扱いとなる場合があります。詳しくは販売会社で
ご確認ください。
なお、スイッチングの際には、換金時と同様の費用・税金がかかりますのでご留意ください。
※3「スイッチング」とは、「新光グローバル・ハイイールド債券ファンド」を構成するファンド
(委託者が設定・運用する特定のファンドを含みます。)を換金した場合の手取金をもって、
その換金請求受付日の販売会社の営業時間内に「新光グローバル・ハイイールド債券ファン
ド」を構成する他のファンド(当該特定のファンドを含みます。)の取得申し込みをすること
-42-
をいいます。
(2)
【換金(解約)手数料】
a.解約時手数料
<各ファンド共通>
ご解約時の手数料はありません。
b.信託財産留保額
<各通貨コース>
ご解約時に、解約申込受付日の翌営業日の基準価額に 0.3%の率を乗じて得た額が信託財産留保
額として控除されます。
※「信託財産留保額」とは、ご解約による組入有価証券などの売却等費用について受益者間の公平
を期するため、投資信託を途中解約される投資家にご負担いただくものです。なお、これは運用
資金の一部として投資信託財産に組み入れられます。
<マネープールファンド>
信託財産留保額はありません。
(3)
【信託報酬等】
<各通貨コース>
日々のファンドの純資産総額に年率 1.1664%(税抜 1.08%)を乗じて得た額とします。
なお、投資対象とする投資信託証券の信託報酬を含めた実質的な信託報酬の総額は、ファンドの
純資産総額に対して年率 1.6664%(税抜 1.58%)程度となります。
信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産から支払われます。
信託報酬=運用期間中の基準価額×信託報酬率
<ファンド・オブ・ファンズの信託報酬の配分>
委託者
委託した資金の運用、基準価額の算出な
年率 0.35%(税抜)
どの対価
購入後の情報提供、運用報告書など各種
販売会社
年率 0.70%(税抜)
書類の送付、分配金・償還金・換金代金
支払などの事務手続きなどの対価
受託者
運用財産の管理、委託者からの指図の実
年率 0.03%(税抜)
ハイイールド・ボンド・ファンドの信託
投資対象とする
実質的な負担
報酬です。国内短期公社債マザーファン
年率 0.50%程度
投資信託証券
(注)
行などの対価
ドの信託報酬はありません。
年率 1.6664%(税抜 1.58%)程度
−
(注)ハイイールド・ボンド・ファンドを 100%組み入れた場合の数値です。実際の信託報酬は、投
資信託証券の組入状況に応じて変動します。ただし、ハイイールド・ボンド・ファンドの信託
報酬の中には取引頻度に応じた額や最低支払額が設定されているものがあるため、当該投資信
託における取引頻度や資産規模などにより上記料率を上回る場合があります。
<マネープールファンド>
日々のファンドの純資産総額に以下に定める信託報酬率を乗じて得た額とします。
信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産から支払われます。
信託報酬=運用期間中の基準価額×信託報酬率
※当月の最初の営業日(委託者の営業日をいいます。以下同じ。)から翌月の最初の営業日前日ま
-43-
での日々の信託報酬率は、月中平均コール・レート(短資協会が日々発表する無担保コール翌日
物の加重平均レートの前月における平均値)に応じた下表の率とします。
<信託報酬の配分>
月中平均
コール・
0.15%未満
レート
信託報酬
(対純資
産総額・
年率)
委託者
0.0648%
0.15%以上
0.30%以上
0.60%以上
0.30%未満
0.60%未満
1.00%未満
0.1620%
0.3240%
0.5400%
1.00%以上
0.6480%
(税抜
(税抜
(税抜
(税抜
(税抜
0.06%)
0.15%)
0.30%)
0.50%)
0.60%)
0.02%
0.05%
0.10%
0.20%
0.30%
(税抜)
(税抜)
(税抜)
(税抜)
(税抜)
−
委託した資金の運用、
基準価額の算出などの
対価
購入後の情報提供、運
用報告書など各種書類
販売会社
0.02%
0.05%
0.10%
0.20%
0.20%
の送付、分配金・償還
(税抜)
(税抜)
(税抜)
(税抜)
(税抜)
金・換金代金支払など
の事務手続きなどの対
価
受託者
0.02%
0.05%
0.10%
0.10%
0.10%
(税抜)
(税抜)
(税抜)
(税抜)
(税抜)
運用財産の管理、委託
者からの指図の実行な
どの対価
(4)
【その他の手数料等】
<各通貨コース>
a.投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、監査法人に支払うファンドの監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立て替えた立替金の利息(以
下「諸経費」といいます。
)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支払われます。
b.投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査報酬にかかる
消費税等とともに投資信託財産中から支払われます。
c.証券取引に伴う手数料・税金等、各ファンドの組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数
料は、投資信託財産が負担します。この他に、売買委託手数料にかかる消費税等および資産を外国
で保管する場合の費用についても投資信託財産が負担します。
d.各通貨コースが投資対象とするハイイールド・ボンド・ファンドにおいても、有価証券等の売買
手数料、税金、監査報酬、弁護士費用および登録機関兼名義書換代理人費用、当初設定にかかる諸
費用などがかかります。
e.「その他の手数料等」については、定率でないもの、定時に見直されるもの、売買条件などに応
じて異なるものなどがあるため、当該費用および合計額などを表示することができません。
※手数料などの合計額については、購入金額や保有期間などに応じて異なりますので、表示すること
ができません。
<マネープールファンド>
a.投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、監査法人に支払うファンドの監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立て替えた立替金の利息(以
下「諸経費」といいます。
)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支払われます。
b.投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査報酬にかかる
消費税等とともに投資信託財産中から支払われます。
-44-
c.証券取引に伴う手数料・税金等、当ファンドの組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数
料は、投資信託財産が負担します。この他に、売買委託手数料にかかる消費税等および資産を外国
で保管する場合の費用ならびに先物取引・オプション取引等に要する費用についても投資信託財産
が負担します。
d.「その他の手数料等」については、定率でないもの、定時に見直されるもの、売買条件などに応
じて異なるものなどがあるため、当該費用および合計額などを表示することができません。
※手数料などの合計額については、購入金額や保有期間などに応じて異なりますので、表示すること
ができません。
(5)
【課税上の取扱い】
a.個人の受益者の場合
(イ)収益分配金の取り扱い
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金については、配当所得として課税され、20.315%
(所得税 15%、復興特別所得税 0.315%および地方税5%)の税率で源泉徴収されます。なお、
元本払戻金(特別分配金)は課税されません。確定申告を行い、総合課税(配当控除の適用はあ
りません。)
・申告分離課税のいずれかを選択することもできます。
(ロ)一部解約金・償還金の取り扱い
一部解約時および償還時の譲渡益(解約価額または償還価額から取得費(申込手数料(税込)
を含みます。)を控除した額)については、譲渡所得とみなされ、20.315%(所得税 15%、復興
特別所得税 0.315%および地方税5%)の税率による申告分離課税が適用されます。なお、特定
口座(源泉徴収あり)の利用も可能です。
(ハ)損益通算について
一部解約時、償還時に生じた損失(譲渡損)は、確定申告を行うことにより上場株式等の譲渡
益および上場株式等の配当所得等の金額(配当所得については申告分離課税を選択したものに限
ります。)から差し引くこと(損益通算)ならびに3年間の繰越控除の対象とすることができま
す。一部解約時、償還時に生じた差益(譲渡益)は、上場株式等の譲渡損と損益通算ができます。
また、特定口座(源泉徴収あり)をご利用の場合、その口座内において損益通算を行うことが
可能です(申告不要)
。
詳しくは販売会社にお問い合わせください。
<少額投資非課税制度「愛称:NISA(ニーサ)」、未成年者少額投資非課税制度「愛称:ジュニ
アNISA(ジュニアニーサ)
」をご利用の場合>
「NISA(ニーサ)」および「ジュニアNISA(ジュニアニーサ)」は、上場株式や公募株式
投資信託などについての非課税制度です。NISAおよびジュニアNISAをご利用の場合、毎
年、一定額の範囲で新たに購入した公募株式投資信託などから生じる配当所得および譲渡所得が
一定期間非課税となります。ご利用になれるのは、販売会社で非課税口座を開設するなど、一定
の条件に該当する方です。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
b.法人の受益者の場合
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金および一部解約金・償還金の個別元本超過額につい
ては 15.315%(所得税 15%および復興特別所得税 0.315%)の税率で源泉徴収されます。なお、元
本払戻金(特別分配金)は課税されません。
源泉徴収された所得税は、所有期間に応じて法人税から控除される場合があります。
なお、益金不算入制度は適用されません。
c.個別元本について
-45-
(イ)追加型株式投資信託について、受益者ごとの信託時の受益権の価額等(申込手数料および当該
申込手数料にかかる消費税等相当額は含まれません。)が当該受益者の元本(個別元本)にあた
ります。
(ロ)受益者が同一ファンドの受益権を複数回取得した場合、個別元本は、当該受益者が追加信託を
行うつど当該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
(ハ)受益者が同一ファンドの受益権を複数の販売会社で取得する場合については販売会社ごとに、
個別元本の算出が行われます。また、同一販売会社であっても複数支店等で同一ファンドの受益
権を取得する場合は当該支店等ごとに、「分配金受取コース」と「分配金再投資コース」の両コ
ースで取得する場合はコース別に、個別元本の算出が行われる場合があります。
(ニ)受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から
当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
(「元本払戻金(特別分配金)」については、「d.収益分配金の課税について」をご参照くださ
い。
)
d.収益分配金の課税について
追加型株式投資信託の収益分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる
「元本払戻金(特別分配金)」(受益者ごとの元本の一部払い戻しに相当する部分)の区分がありま
す。
(前述の「収益分配金に関する留意事項」をご参照ください。
)
受益者が収益分配金を受け取る際、①当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本
と同額の場合または当該受益者の個別元本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通
分配金となり、②当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本を下回っている場合に
は、その下回る部分の額が元本払戻金(特別分配金)となり、当該収益分配金から当該元本払戻金
(特別分配金)を控除した額が普通分配金となります。
なお、受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本
から当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
ただし、課税対象となります分配金は普通分配金のみであり、元本払戻金(特別分配金)に関し
ましては非課税扱いとなります。
※上記は平成 28 年 9 月末現在のものです。税法が改正された場合等は、上記「(5)
課税上の取扱
い」の内容が変更される場合があります。税金の取り扱いの詳細については、税務専門家などにご
確認されることをお勧めします。
-46-
5【運用状況】
(1)
【投資状況】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
投資信託受益証券
ケイマン諸島
親投資信託受益証券
日本
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
純資産総額
時価合計(円)
投資比率(%)
308,443,320
96.34
301,044
0.09
11,398,983
3.56
320,143,347
100.00
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
投資信託受益証券
ケイマン諸島
親投資信託受益証券
日本
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
純資産総額
時価合計(円)
投資比率(%)
3,046,802,378
97.62
1,204,177
0.03
73,009,223
2.33
3,121,015,778
100.00
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
投資信託受益証券
ケイマン諸島
親投資信託受益証券
日本
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
純資産総額
時価合計(円)
投資比率(%)
19,603,095,882
97.36
6,422,280
0.03
524,029,627
2.60
20,133,547,789
100.00
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
投資信託受益証券
ケイマン諸島
親投資信託受益証券
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
時価合計(円)
投資比率(%)
9,626,188
95.09
日本
100,089
0.98
―
396,571
3.91
10,122,848
100.00
純資産総額
-47-
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
投資信託受益証券
ケイマン諸島
親投資信託受益証券
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
時価合計(円)
投資比率(%)
8,579,001
94.15
日本
100,089
1.09
―
432,415
4.74
9,111,505
100.00
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
親投資信託受益証券
日本
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
時価合計(円)
純資産総額
投資比率(%)
951,498
95.04
49,629
4.95
1,001,127
100.00
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
(参考)国内短期公社債マザーファンド
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
資産の種類
国/地域
時価合計(円)
投資比率(%)
地方債証券
日本
443,594,561
63.74
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
252,264,922
36.25
695,859,483
100.00
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
(2)
【投資資産】
①【投資有価証券の主要銘柄】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
1 ケイマン 投資信託受 WAグローバル・ハイ・イール
諸島
益証券 ド・ボンド (マルチ・カレンシ
ー)ファンド−USDクラス
2
日本
親投資信託 国内短期公社債マザーファンド
受益証券
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
278,102,354
1.09
305,662,297
1.1091
308,443,320 96.34
298,389
1.0089
301,044
1.0089
301,044 0.09
-48-
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
投資信託受益証券
96.34
親投資信託受益証券
0.09
合計
96.43
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
1 ケイマン 投資信託受 WAグローバル・ハイ・イール
諸島
益証券 ド・ボンド (マルチ・カレンシ
ー)ファンド−AUDクラス
2
日本
親投資信託 国内短期公社債マザーファンド
受益証券
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
4,456,995,872
0.67
3,003,569,518
0.6836
3,046,802,378 97.62
1,193,555
1.0089
1,204,177
1.0089
1,204,177 0.03
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
投資信託受益証券
97.62
親投資信託受益証券
0.03
合計
97.66
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
1 ケイマン 投資信託受 WAグローバル・ハイ・イール
諸島
益証券 ド・ボンド (マルチ・カレンシ
ー)ファンド−BRLクラス
2
日本
親投資信託 国内短期公社債マザーファンド
受益証券
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
92,033,314,000
0.21
19,363,809,265
0.213
19,603,095,882 97.36
6,365,626
1.0089
6,422,280
1.0089
6,422,280 0.03
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
投資信託受益証券
97.36
親投資信託受益証券
0.03
-49-
合計
97.39
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
1 ケイマン 投資信託受 WAグローバル・ハイ・イール
諸島
益証券 ド・ボンド (マルチ・カレンシ
ー)ファンド−MXNクラス
2
日本
親投資信託 国内短期公社債マザーファンド
受益証券
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
16,006,300
0.58
9,390,896
0.6014
9,626,188 95.09
99,207
1.0089
100,089
1.0089
100,089 0.98
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
投資信託受益証券
95.09
親投資信託受益証券
0.98
合計
96.08
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
1 ケイマン 投資信託受 WAグローバル・ハイ・イール
諸島
益証券 ド・ボンド (マルチ・カレンシ
ー)ファンド−TRYクラス
2
日本
親投資信託 国内短期公社債マザーファンド
受益証券
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
13,323,500
0.64
8,620,304
0.6439
8,579,001 94.15
99,207
1.0089
100,089
1.0089
100,089 1.09
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
投資信託受益証券
94.15
親投資信託受益証券
1.09
合計
95.25
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
-50-
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
1
日本
親投資信託 国内短期公社債マザーファンド
受益証券
943,105
1.0089
951,498
1.0089
951,498 95.04
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
親投資信託受益証券
95.04
合計
95.04
(参考)国内短期公社債マザーファンド
イ.評価額上位銘柄明細
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
順
国/地域
位
種類
銘柄名
数量又は
額面総額
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
利率
(%)
投資
償還期限 比率
(%)
1
日本
地方債証券 第48回共同発
行市場公募地方
債
300,000,000
100.80
302,406,046
100.80
302,406,046
1.7000 2017.03.24 43.45
2
日本
地方債証券 第295回大阪
府公募公債(1
0年)
100,000,000
100.14
100,143,625
100.14
100,143,625
1.9000 2016.10.28 14.39
3
日本
地方債証券 平成23年度第
9回大阪市公募
公債(5年)
41,000,000
100.10
41,044,890
100.10
41,044,890
0.3450 2017.01.27 5.89
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。なお、投資比率は小数第3位以下を切り捨て
ているため、合計と一致しない場合があります。
ロ.種類別投資比率
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
種類
投資比率(%)
地方債証券
63.74
合計
63.74
②【投資不動産物件】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
該当事項はありません。
-51-
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
該当事項はありません。
(参考)国内短期公社債マザーファンド
該当事項はありません。
③【その他投資資産の主要なもの】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
該当事項はありません。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
該当事項はありません。
(参考)国内短期公社債マザーファンド
該当事項はありません。
(3)
【運用実績】
①【純資産の推移】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
純資産総額(円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 特定期間末
(平成 23 年 3 月 25 日)
742,323,163
745,995,225
1.0108
1.0158
第 2 特定期間末
(平成 23 年 9 月 26 日)
817,363,895
821,968,025
0.8876
0.8926
第 3 特定期間末
(平成 24 年 3 月 26 日)
494,379,716
496,843,386
1.0033
1.0083
-52-
第 4 特定期間末
(平成 24 年 9 月 25 日)
345,175,710
346,939,891
0.9783
0.9833
第 5 特定期間末
(平成 25 年 3 月 25 日)
384,511,677
386,097,822
1.2121
1.2171
第 6 特定期間末
(平成 25 年 9 月 25 日)
591,559,548
593,951,760
1.2364
1.2414
第 7 特定期間末
(平成 26 年 3 月 25 日)
606,177,021
608,482,604
1.3146
1.3196
第 8 特定期間末
(平成 26 年 9 月 25 日)
561,222,443
567,750,023
1.3326
1.3481
第 9 特定期間末
(平成 27 年 3 月 25 日)
659,039,645
666,662,390
1.3401
1.3556
第 10 特定期間末
(平成 27 年 9 月 25 日)
510,266,882
516,901,988
1.1920
1.2075
第 11 特定期間末
(平成 28 年 3 月 25 日)
360,456,272
366,003,042
1.0073
1.0228
第 12 特定期間末
(平成 28 年 9 月 26 日)
317,298,927
320,788,966
0.9092
0.9192
平成 27 年 9 月末日
500,675,755
―
1.1835
―
10 月末日
504,914,132
―
1.2013
―
11 月末日
496,445,943
―
1.1794
―
12 月末日
469,009,216
―
1.1082
―
平成 28 年 1 月末日
409,041,572
―
1.0507
―
2 月末日
355,544,383
―
0.9907
―
3 月末日
360,204,043
―
1.0061
―
4 月末日
360,022,765
―
1.0115
―
5 月末日
350,328,942
―
0.9920
―
6 月末日
324,888,113
―
0.9262
―
7 月末日
337,319,411
―
0.9510
―
8 月末日
331,566,242
―
0.9342
―
9 月末日
320,143,347
―
0.9170
―
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
純資産総額(円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 特定期間末
(平成 23 年 3 月 25 日)
7,159,304,076
7,221,280,051
1.0397
1.0487
第 2 特定期間末
(平成 23 年 9 月 26 日)
12,305,230,191
12,432,860,405
0.8677
0.8767
第 3 特定期間末
(平成 24 年 3 月 26 日)
14,892,570,980
15,023,004,020
1.0276
1.0366
第 4 特定期間末
(平成 24 年 9 月 25 日)
11,378,595,711
11,482,065,796
0.9897
0.9987
第 5 特定期間末
(平成 25 年 3 月 25 日)
9,908,959,593
9,981,776,372
1.2247
1.2337
第 6 特定期間末
(平成 25 年 9 月 25 日)
7,114,413,414
7,171,443,221
1.1227
1.1317
第 7 特定期間末
(平成 26 年 3 月 25 日)
5,936,861,386
5,983,543,781
1.1446
1.1536
第 8 特定期間末
(平成 26 年 9 月 25 日)
5,432,874,738
5,530,664,710
1.1111
1.1311
第 9 特定期間末
(平成 27 年 3 月 25 日)
4,962,524,007
5,065,780,735
0.9612
0.9812
第 10 特定期間末
(平成 27 年 9 月 25 日)
3,763,266,452
3,868,005,339
0.7186
0.7386
第 11 特定期間末
(平成 28 年 3 月 25 日)
2,830,661,763
2,926,777,881
0.5890
0.6090
第 12 特定期間末
(平成 28 年 9 月 26 日)
3,096,772,735
3,164,900,640
0.5000
0.5110
-53-
平成 27 年 9 月末日
3,736,875,972
―
0.7148
―
10 月末日
3,713,718,579
―
0.7219
―
11 月末日
3,527,595,685
―
0.7100
―
12 月末日
3,274,048,727
―
0.6661
―
平成 28 年 1 月末日
2,896,842,978
―
0.6027
―
2 月末日
2,680,518,216
―
0.5630
―
3 月末日
2,930,807,046
―
0.6028
―
4 月末日
3,227,670,921
―
0.5851
―
5 月末日
3,105,620,015
―
0.5361
―
6 月末日
3,067,167,277
―
0.5063
―
7 月末日
3,352,037,370
―
0.5229
―
8 月末日
3,182,247,045
―
0.5117
―
9 月末日
3,121,015,778
―
0.5070
―
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
純資産総額(円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 特定期間末
(平成 23 年 3 月 25 日)
24,548,736,543
24,918,798,523
0.9951
1.0101
第 2 特定期間末
(平成 23 年 9 月 26 日)
60,666,953,135
61,877,266,975
0.7519
0.7669
第 3 特定期間末
(平成 24 年 3 月 26 日)
98,052,327,796
99,849,834,647
0.8182
0.8332
第 4 特定期間末
(平成 24 年 9 月 25 日)
77,307,099,514
79,030,021,556
0.6730
0.6880
第 5 特定期間末
(平成 25 年 3 月 25 日)
97,143,839,758
99,017,229,642
0.7778
0.7928
第 6 特定期間末
(平成 25 年 9 月 25 日)
79,321,295,070
81,062,152,218
0.6835
0.6985
第 7 特定期間末
(平成 26 年 3 月 25 日)
62,790,201,366
64,268,059,191
0.6373
0.6523
第 8 特定期間末
(平成 26 年 9 月 25 日)
54,066,415,486
55,424,476,172
0.5972
0.6122
第 9 特定期間末
(平成 27 年 3 月 25 日)
38,263,061,027
39,570,834,230
0.4389
0.4539
第 10 特定期間末
(平成 27 年 9 月 25 日)
27,061,932,241
28,234,209,240
0.2770
0.2890
第 11 特定期間末
(平成 28 年 3 月 25 日)
23,335,635,482
23,806,595,080
0.2477
0.2527
第 12 特定期間末
(平成 28 年 9 月 26 日)
19,971,029,868
20,352,821,521
0.2615
0.2665
平成 27 年 9 月末日
27,331,172,617
―
0.2794
―
10 月末日
29,171,118,898
―
0.2913
―
11 月末日
30,296,541,129
―
0.2954
―
12 月末日
26,229,577,543
―
0.2669
―
平成 28 年 1 月末日
22,909,383,800
―
0.2389
―
2 月末日
21,495,043,248
―
0.2267
―
3 月末日
23,795,879,515
―
0.2552
―
4 月末日
23,114,603,400
―
0.2612
―
-54-
5 月末日
21,872,059,160
―
0.2515
―
6 月末日
22,612,515,458
―
0.2635
―
7 月末日
21,799,013,509
―
0.2683
―
8 月末日
20,620,793,632
―
0.2661
―
9 月末日
20,133,547,789
―
0.2647
―
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
純資産総額(円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 特定期間末
(平成 25 年 9 月 25 日)
24,068,209
24,225,174
1.0733
1.0803
第 2 特定期間末
(平成 26 年 3 月 25 日)
31,775,563
31,976,262
1.1083
1.1153
第 3 特定期間末
(平成 26 年 9 月 25 日)
43,936,737
44,207,080
1.1377
1.1447
第 4 特定期間末
(平成 27 年 3 月 25 日)
41,378,397
41,650,817
1.0632
1.0702
第 5 特定期間末
(平成 27 年 9 月 25 日)
13,867,440
13,979,219
0.8684
0.8754
第 6 特定期間末
(平成 28 年 3 月 25 日)
11,591,953
11,701,077
0.7436
0.7506
第 7 特定期間末
(平成 28 年 9 月 26 日)
9,887,320
9,996,770
0.6324
0.6394
平成 27 年 9 月末日
13,875,751
―
0.8689
―
10 月末日
14,537,002
―
0.9100
―
11 月末日
14,431,114
―
0.9032
―
12 月末日
12,804,965
―
0.8218
―
平成 28 年 1 月末日
11,532,952
―
0.7400
―
2 月末日
11,032,603
―
0.7077
―
3 月末日
11,879,634
―
0.7620
―
4 月末日
11,852,742
―
0.7600
―
5 月末日
11,104,801
―
0.7119
―
6 月末日
10,448,090
―
0.6691
―
7 月末日
10,624,717
―
0.6797
―
8 月末日
10,580,098
―
0.6767
―
9 月末日
10,122,848
―
0.6473
―
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
純資産総額(円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 特定期間末
(平成 25 年 9 月 25 日)
12,462,450
12,560,850
1.0132
1.0212
第 2 特定期間末
(平成 26 年 3 月 25 日)
15,042,530
15,166,117
0.9737
0.9817
第 3 特定期間末
(平成 26 年 9 月 25 日)
16,754,417
16,884,244
1.0324
1.0404
第 4 特定期間末
(平成 27 年 3 月 25 日)
18,656,726
18,811,576
0.9639
0.9719
第 5 特定期間末
(平成 27 年 9 月 25 日)
13,453,465
13,592,778
0.7726
0.7806
-55-
第 6 特定期間末
(平成 28 年 3 月 25 日)
12,406,165
12,540,084
0.7411
0.7491
第 7 特定期間末
(平成 28 年 9 月 26 日)
9,152,475
9,257,613
0.6964
0.7044
平成 27 年 9 月末日
13,479,446
―
0.7723
―
10 月末日
14,864,107
―
0.8171
―
11 月末日
15,019,667
―
0.8171
―
12 月末日
13,502,329
―
0.7794
―
平成 28 年 1 月末日
12,598,579
―
0.7312
―
2 月末日
11,852,409
―
0.7012
―
3 月末日
12,641,209
―
0.7533
―
4 月末日
12,862,290
―
0.7646
―
5 月末日
12,331,985
―
0.7299
―
6 月末日
9,247,604
―
0.7048
―
7 月末日
9,211,844
―
0.7018
―
8 月末日
9,329,340
―
0.7099
―
9 月末日
9,111,505
―
0.6932
―
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
純資産総額(円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 計算期間末
(平成 23 年 3 月 25 日)
1,000,274
1,000,274
1.0003
1.0003
第 2 計算期間末
(平成 23 年 9 月 26 日)
30,843,950
30,843,950
1.0005
1.0005
第 3 計算期間末
(平成 24 年 3 月 26 日)
12,838,998
12,838,998
1.0008
1.0008
第 4 計算期間末
(平成 24 年 9 月 25 日)
1,002,023
1,002,023
1.0020
1.0020
第 5 計算期間末
(平成 25 年 3 月 25 日)
2,098,377
2,098,377
1.0023
1.0023
第 6 計算期間末
(平成 25 年 9 月 25 日)
11,323,885
11,323,885
1.0022
1.0022
第 7 計算期間末
(平成 26 年 3 月 25 日)
11,326,228
11,326,228
1.0024
1.0024
第 8 計算期間末
(平成 26 年 9 月 25 日)
11,324,591
11,324,591
1.0023
1.0023
第 9 計算期間末
(平成 27 年 3 月 25 日)
11,823,817
11,823,817
1.0018
1.0018
第 10 計算期間末
(平成 27 年 9 月 25 日)
4,145,890
4,145,890
1.0018
1.0018
第 11 計算期間末
(平成 28 年 3 月 25 日)
1,001,376
1,001,376
1.0014
1.0014
第 12 計算期間末
(平成 28 年 9 月 26 日)
1,001,131
1,001,131
1.0011
1.0011
平成 27 年 9 月末日
4,145,854
―
1.0018
―
10 月末日
1,001,570
―
1.0016
―
11 月末日
1,001,528
―
1.0015
―
12 月末日
1,001,489
―
1.0015
―
平成 28 年 1 月末日
1,001,449
―
1.0014
―
2 月末日
1,001,408
―
1.0014
―
3 月末日
1,001,274
―
1.0013
―
-56-
4 月末日
1,001,238
―
1.0012
―
5 月末日
1,001,192
―
1.0012
―
6 月末日
1,001,248
―
1.0012
―
7 月末日
1,001,210
―
1.0012
―
8 月末日
1,001,167
―
1.0012
―
9 月末日
1,001,127
―
1.0011
―
②【分配の推移】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
0.0200
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
0.0300
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
0.0300
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
0.0300
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
0.0300
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.0300
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.0300
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
0.0615
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
0.0930
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.0930
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0.0930
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.0875
(注)各特定期間中の分配金の合計額を表示しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
0.0360
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
0.0540
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
0.0540
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
0.0540
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
0.0540
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.0540
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.0540
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
0.0870
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
0.1200
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.1200
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0.1200
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.0930
(注)各特定期間中の分配金の合計額を表示しています。
-57-
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
0.0600
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
0.0900
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
0.0900
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
0.0900
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
0.0900
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.0900
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.0900
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
0.0900
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
0.0900
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.0810
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0.0490
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.0300
(注)各特定期間中の分配金の合計額を表示しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 特定期間
平成 25 年 6 月 21 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.0140
第 2 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.0420
第 3 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
0.0420
第 4 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
0.0420
第 5 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.0420
第 6 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0.0420
第 7 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.0420
(注)各特定期間中の分配金の合計額を表示しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 特定期間
平成 25 年 6 月 21 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.0160
第 2 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.0480
第 3 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
0.0480
第 4 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
0.0480
第 5 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.0480
第 6 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0.0480
第 7 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.0480
(注)各特定期間中の分配金の合計額を表示しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
-58-
第 1 計算期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
0.0000
第 2 計算期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
0.0000
第 3 計算期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
0.0000
第 4 計算期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
0.0000
第 5 計算期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
0.0000
第 6 計算期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
0.0000
第 7 計算期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.0000
第 8 計算期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
0.0000
第 9 計算期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
0.0000
第 10 計算期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.0000
第 11 計算期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0.0000
第 12 計算期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.0000
③【収益率の推移】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
期
計算期間
収益率(%)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
3.1
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
△9.2
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
16.4
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
0.5
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
27.0
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
4.5
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
8.8
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
6.0
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
7.5
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
△4.1
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
△7.7
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
△1.1
(注)収益率は各特定期間における騰落率を表示しており、当該特定期間中の分配金合計額を加算して計算しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
期
計算期間
収益率(%)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
7.6
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
△11.3
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
24.7
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
1.6
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
29.2
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
△3.9
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
6.8
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
4.7
-59-
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
△2.7
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
△12.8
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
△1.3
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.7
(注)収益率は各特定期間における騰落率を表示しており、当該特定期間中の分配金合計額を加算して計算しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
期
計算期間
収益率(%)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
5.5
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
△15.4
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
20.8
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
△6.7
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
28.9
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
△0.6
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
6.4
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
7.8
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
△11.4
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
△18.4
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
7.1
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
17.7
(注)収益率は各特定期間における騰落率を表示しており、当該特定期間中の分配金合計額を加算して計算しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
期
計算期間
収益率(%)
第 1 特定期間
平成 25 年 6 月 21 日∼平成 25 年 9 月 25 日
8.7
第 2 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
7.2
第 3 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
6.4
第 4 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
△2.9
第 5 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
△14.4
第 6 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
△9.5
第 7 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
△9.3
(注)収益率は各特定期間における騰落率を表示しており、当該特定期間中の分配金合計額を加算して計算しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
期
計算期間
収益率(%)
第 1 特定期間
平成 25 年 6 月 21 日∼平成 25 年 9 月 25 日
2.9
第 2 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.8
第 3 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
11.0
第 4 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
△2.0
第 5 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
△14.9
-60-
第 6 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
2.1
第 7 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0.4
(注)収益率は各特定期間における騰落率を表示しており、当該特定期間中の分配金合計額を加算して計算しています。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
期
計算期間
収益率(%)
第 1 計算期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
0.03
第 2 計算期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
0.02
第 3 計算期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
0.03
第 4 計算期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
0.12
第 5 計算期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
0.03
第 6 計算期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
△0.01
第 7 計算期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
0.02
第 8 計算期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
△0.01
第 9 計算期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
△0.05
第 10 計算期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
0.00
第 11 計算期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
△0.04
第 12 計算期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
△0.03
(注)収益率は各計算期間における騰落率を表示しており、当該計算期間の分配金額を加算して計算しています。
(4)
【設定及び解約の実績】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
期
計算期間
設定口数(口)
解約口数(口)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
749,112,420
14,700,000
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
540,192,193
353,778,605
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
67,346,316
495,438,265
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
84,101,069
223,998,822
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
61,874,744
97,481,980
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
206,332,345
45,118,882
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
88,071,646
105,397,389
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
26,849,841
66,832,408
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
126,786,372
56,130,586
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
33,191,692
96,910,315
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
30,078,520
100,293,726
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
12,423,628
21,275,828
(注)第1特定期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
期
計算期間
設定口数(口)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
-61-
7,137,371,920
解約口数(口)
251,152,428
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
9,935,161,145
2,640,245,730
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
7,369,109,874
7,057,684,700
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
4,483,595,566
7,479,479,440
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
1,514,483,277
4,920,406,166
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
162,257,622
1,916,365,658
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
134,807,926
1,284,520,386
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
545,058,949
842,493,169
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
749,008,729
475,670,898
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
805,698,158
731,590,211
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
382,580,911
813,719,382
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
1,968,119,354
580,479,281
(注)第1特定期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
期
計算期間
設定口数(口)
解約口数(口)
第 1 特定期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
25,069,615,845
398,817,176
第 2 特定期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
61,973,742,881
5,956,952,156
第 3 特定期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
62,826,371,406
23,680,170,673
第 4 特定期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
37,048,542,499
42,020,863,159
第 5 特定期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
36,201,068,263
26,169,878,750
第 6 特定期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
12,512,151,373
21,347,667,093
第 7 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
6,057,257,149
23,590,545,351
第 8 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
8,404,308,157
16,390,784,099
第 9 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
11,666,527,738
15,019,026,646
第 10 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
23,230,065,265
12,725,195,487
第 11 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
11,196,439,570
14,694,269,830
第 12 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
1,378,790,362
19,212,379,388
(注)第1特定期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
期
計算期間
設定口数(口)
第 1 特定期間
平成 25 年 6 月 21 日∼平成 25 年 9 月 25 日
22,509,407
85,741
第 2 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
8,971,627
2,723,899
第 3 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
18,651,631
8,702,501
第 4 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
383,939
87,178
第 5 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
193,384
23,142,169
第 6 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
23,184
402,528
第 7 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
46,577
0
(注)第1特定期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
-62-
解約口数(口)
期
計算期間
設定口数(口)
解約口数(口)
第 1 特定期間
平成 25 年 6 月 21 日∼平成 25 年 9 月 25 日
12,300,000
0
第 2 特定期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
3,148,438
0
第 3 特定期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
1,130,052
350,112
第 4 特定期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
3,225,405
97,463
第 5 特定期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
757,808
2,700,000
第 6 特定期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
1,365,523
2,039,747
第 7 特定期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
192,414
3,789,988
(注)第1特定期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
期
計算期間
設定口数(口)
第 1 計算期間
平成 22 年 10 月 8 日∼平成 23 年 3 月 25 日
1,000,000
0
第 2 計算期間
平成 23 年 3 月 26 日∼平成 23 年 9 月 26 日
29,827,708
0
第 3 計算期間
平成 23 年 9 月 27 日∼平成 24 年 3 月 26 日
121,882,221
139,881,600
第 4 計算期間
平成 24 年 3 月 27 日∼平成 24 年 9 月 25 日
93,770,229
105,598,558
第 5 計算期間
平成 24 年 9 月 26 日∼平成 25 年 3 月 25 日
54,187,517
53,093,913
第 6 計算期間
平成 25 年 3 月 26 日∼平成 25 年 9 月 25 日
44,923,307
35,718,068
第 7 計算期間
平成 25 年 9 月 26 日∼平成 26 年 3 月 25 日
65,878,480
65,878,480
第 8 計算期間
平成 26 年 3 月 26 日∼平成 26 年 9 月 25 日
66,472,139
66,472,139
第 9 計算期間
平成 26 年 9 月 26 日∼平成 27 年 3 月 25 日
69,618,955
69,115,063
第 10 計算期間
平成 27 年 3 月 26 日∼平成 27 年 9 月 25 日
9,813,023
17,477,221
第 11 計算期間
平成 27 年 9 月 26 日∼平成 28 年 3 月 25 日
0
3,138,537
第 12 計算期間
平成 28 年 3 月 26 日∼平成 28 年 9 月 26 日
0
0
(注)第1計算期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
-63-
解約口数(口)
≪参考情報≫
-64-
-65-
-66-
-67-
第2【管理及び運営】
1【申込(販売)手続等】
(イ)取得申込者は、「分配金受取コース」および「分配金再投資コース」について、販売会社ごとに
定める申込単位で、取得申込受付日の翌営業日の基準価額で購入することができます。ただし、
「分配金再投資コース」で収益分配金を再投資する場合は1口単位となります。
また、スイッチングにより各ファンドを買い付ける場合は、販売会社ごとに定める申込単位とな
ります。スイッチングについて、「分配金受取コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コ
ースへの、「分配金再投資コース」の場合はスイッチング対象ファンドの同コースへのスイッチン
グとなります。ただし、マネープールファンドは、ご投資された資金を一時待機させておくための
ものです。したがって、そのお買い付けは、各通貨コースまたは委託者が設定・運用する特定のフ
ァンドからのスイッチングの場合に限定します。なお、販売会社によっては、スイッチングの取り
扱いを行わない場合があります。
詳しくは販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
取得申込者は、販売会社に取引口座を開設のうえ、申込金額に手数料および当該手数料にかかる
消費税等を加算した金額を販売会社が指定する期日までに支払うものとします。
(ロ)「分配金再投資コース」での取得申込者は、販売会社との間で「新光グローバル・ハイイールド
債券ファンド*自動継続投資約款」(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)にし
たがって契約(以下「別に定める契約」といいます。
)を締結します。
・上記の*には次の表の各ファンドの名称をあてはめてご覧ください。
米ドルコース
豪ドルコース
ブラジルレアル メキシコペソコ トルコリラコース
マネープール
コース
ファンド
ース
(ハ)取得およびスイッチングの申し込みの受付は、原則として営業日の午後3時までとし、当該受付
時間を過ぎた場合の申込受付日は翌営業日となります。ただし、受付時間は販売会社によって異な
る場合があります。
なお、各通貨コースについて、以下のいずれかに該当する日には、取得およびスイッチングの申
し込みの受付は行いません。
申込受付休止日
米ドルコース、豪ドルコース、
ニューヨーク証券取引所の休業日
メキシコペソコース、トルコリ
ニューヨークの銀行の休業日
ラコース
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
ブラジルレアルコース
ニューヨーク証券取引所の休業日
サンパウロ証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
サンパウロの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-68-
また、各通貨コースにおいて、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停
止その他やむを得ない事情があるとき、マネープールファンドにおいては、取引所における取引の
停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、取得およびス
イッチングの申し込みの受付を中止することおよび既に受け付けた取得およびスイッチングの申し
込みの受付を取り消すことができます。ただし、別に定める契約に基づく収益分配金の再投資にか
かる追加信託金の申し込みに限ってこれを受け付けるものとします。
2【換金(解約)手続等】
一部解約(解約請求によるご解約)
(イ)受益者は、「分配金受取コース」および「分配金再投資コース」の両コースとも、販売会社が定
める単位をもって一部解約の実行を請求することができます。
なお、受付は原則として営業日の午後3時までとし、当該受付時間を過ぎた場合の申込受付日は
翌営業日となります。ただし、受付時間は販売会社によって異なる場合があります。
また、投資信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の解約請求に制限を設ける場合がありま
す。
(ロ)受益者が一部解約の実行の請求をするときは、販売会社に対し、振替受益権をもって行うものと
します。
(ハ)委託者は、一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この投資信託契約の一部を解約します。
また、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が
行われます。
(ニ)一部解約の価額は、各通貨コースの場合は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額
から当該基準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とし、マネー
プールファンドの場合は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額とします。
一部解約に関して課税対象者にかかる所得税および地方税(法人の受益者の場合は所得税のみ)
に相当する金額が控除されます。
なお、一部解約の価額は、毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせく
ださい。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
※基準価額につきましては、アセットマネジメント One 株式会社のインターネットホームページ
(http://www.am-one.co.jp/)または、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載さ
れます。また、お問い合わせいただけます基準価額および一部解約の価額は、前日以前のものと
なります。(ただし、マネープールファンドにつきましては、インターネットホームページおよ
び日本経済新聞朝刊には掲載されません。
)
(ホ)一部解約金は、受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則として、7営業日目から販売会
社において受益者に支払われます。ただし、各通貨コースにおいて、投資を行った投資信託証券の
換金停止、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない
事情があるときは、委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
(へ)委託者は、各通貨コースにおいて、以下のいずれかに該当する日には、上記(イ)による一部解
約の実行の請求を受け付けないものとします。
申込受付休止日
米ドルコース、豪ドルコース、
ニューヨーク証券取引所の休業日
メキシコペソコース、トルコリ
ニューヨークの銀行の休業日
-69-
ラコース
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
ブラジルレアルコース
ニューヨーク証券取引所の休業日
サンパウロ証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
サンパウロの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
(ト)委託者は、各通貨コースにおいて、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引
の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるとき、マネープール
ファンドにおいては、取引所における取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情がある
ときは、一部解約の実行の請求の受付を中止することおよび既に受け付けた一部解約の実行の請求
の受付を取り消すことができます。
(チ)上記(ト)により一部解約の実行の請求の受付が中止された場合には、受益者は当該受付中止以
前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を
撤回しない場合には、一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日
(各通貨コースにおいて、この日が一部解約の実行の請求を受け付けない日であるときは、この計
算日以降の最初の一部解約の実行の請求を受け付けることができる日とします。)に一部解約の実
行の請求を受け付けたものとして、上記(ニ)の規定に準じて計算された価額とします。
3【資産管理等の概要】
(1)
【資産の評価】
基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入有価証券を除き
ます。)を法令および一般社団法人投資信託協会規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産
の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における
受益権口数で除した金額をいいます。
基準価額は、毎営業日に算出されますので、販売会社または下記にお問い合わせください。
アセットマネジメント One 株式会社
コールセンター
0120-104-694
(受付時間は営業日の午前9時∼午後5時です。
)
インターネットホームページ
http://www.am-one.co.jp/
※基準価額は、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載されます。また、お問い合
わせいただけます基準価額は、前日以前のものとなります。(ただし、マネープールファンドに
つきましては、インターネットホームページおよび日本経済新聞朝刊には掲載されません。
)
各ファンドの主な投資対象の評価方法は以下のとおりです。
<各通貨コース>
投資対象
外国籍投資信託証券
内国証券投資信託
(親投資信託)
外貨建資産
評価方法
原則として基準価額計算時に知りうる直近の日の基準価額
で評価
原則として基準価額計算日の基準価額で評価
原則として基準価額計算日の対顧客電信売買相場の仲値で
-70-
為替予約取引
円換算により評価
原則として基準価額計算日の対顧客先物売買相場の仲値で
評価
<マネープールファンド>
投資対象
評価方法
内国証券投資信託
原則として基準価額計算日の基準価額で評価
(親投資信託)
原則として基準価額計算日における以下のいずれかの価額
で評価
①日本証券業協会が発表する売買参考統計値(平均値)
公社債等
②金融商品取引業者、銀行等の提示する価額(売気配相場
を除く。
)
③価格情報会社の提供する価額
(2)
【保管】
該当事項はありません。
(3)
【信託期間】
各ファンドの信託期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年9月 25 日までです。
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受託者と
協議のうえ、信託期間を延長することができます。
(4)
【計算期間】
<各通貨コース>
各ファンドの計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。
上記にかかわらず、上記の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいま
す。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い日とし、その
翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終了日は、投資信託約
款に定める信託期間の終了日とします。
<マネープールファンド>
当ファンドの計算期間は、原則として毎年3月 26 日から9月 25 日まで、9月 26 日から翌年3
月 25 日までとします。
上記にかかわらず、上記の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいま
す。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い日とし、その
翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終了日は、投資信託約
款に定める信託期間の終了日とします。
(5)
【その他】
a.信託の終了(投資信託契約の解約)
(イ)委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより受益権の総口数が、各通貨コースの場合
は 30 億口、マネープールファンドの場合は1億口を下回ることとなった場合には、受託者と合意
のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させることができます。またはこの投資信託契
約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生し
-71-
たときは、受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
(ロ)委託者は、各通貨コースにおいて、信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
ったハイイールド・ボンド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同一性
が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させ
ます。この場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著しく
不利となる変更がある場合
(ハ)委託者は、上記(イ)の事項について、下記「c.書面決議の手続き」の規定にしたがいます。
(ニ)委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、
投資信託契約を解約し信託を終了させます。
(ホ)委託者が監督官庁より登録の取り消しを受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
上記の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の委託者に
引き継ぐことを命じたときは、この信託は、下記「c.書面決議の手続き」の規定における書面
決議が否決となる場合を除き、当該委託者と受託者との間において存続します。
(ヘ)受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に違
反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者または受
益者は、裁判所に受託者の解任を申し立てることができます。受託者が辞任した場合、または裁
判所が受託者を解任した場合、委託者は、下記「b.投資信託約款の変更等」の規定にしたがい、
新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任すること
はできないものとします。
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終了さ
せます。
b.投資信託約款の変更等
(イ)委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、
受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投
資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」を
いいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または併合しようとす
る旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
(ロ)委託者は、上記(イ)の事項(投資信託約款の変更事項にあっては、その内容が重大なものに
該当する場合に限り、併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、下記「c.
書面決議の手続き」の規定にしたがいます。
(ハ)委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、上記
(イ)および(ロ)の規定にしたがいます。
※この投資信託約款は上記に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
c.書面決議の手続き
(イ)委託者は、上記「a.信託の終了(投資信託契約の解約)」(イ)について、または「b.投資
信託約款の変更等」(イ)の事項のうち重大な約款の変更等について、書面による決議(以下
「書面決議」といいます。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならび
に投資信託契約の解約の理由または重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、
当該決議の日の2週間前までに、各ファンドにかかる知れている受益者に対し、書面をもってこ
-72-
れらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
(ロ)上記(イ)の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項において
同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、知れ
ている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について賛成する
ものとみなします。
(ハ)上記(イ)の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当た
る多数をもって行います。
(ニ)重大な約款の変更等における書面決議の効力は、各ファンドのすべての受益者に対してその効
力を生じます。
(ホ)上記(イ)から(ニ)までの規定は、委託者が投資信託契約の解約または重大な約款の変更等
について提案をした場合において、当該提案につき、各ファンドにかかるすべての受益者が書面
または電磁的記録により同意の意思表示をしたときおよび上記「a.信託の終了(投資信託契約
の解約)」(ロ)の規定に基づいてこの投資信託契約を解約する場合には適用しません。また、投
資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、上記(イ)から
(ハ)までに規定する各ファンドの解約の手続きを行うことが困難な場合には適用しません。
(ヘ)上記(イ)から(ホ)の規定にかかわらず、各ファンドにおいて併合の書面決議が可決された
場合にあっても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が
否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
d.反対受益者の受益権買取請求の不適用
各ファンドは、受益者が一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信託契約の一部の解約をす
ることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益者に一部解約金として支払われ
ることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、投資信託契約の解約(上記「a.信託の終了
(投資信託契約の解約)」(ロ)の場合を除きます。)または重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第1項に定める反対受益者による受益権買取請求
の規定の適用を受けません。
e.運用報告書
委託者は、毎年3月、9月の決算時および償還時に交付運用報告書を作成し、知れている受益者
に対し、販売会社を通じて交付します。
運用報告書(全体版)は、下記「f.公告」に記載の委託者のホームページにおいて開示します。
ただし、受益者から運用報告書(全体版)の交付の請求があった場合には、これを交付します。
f.公告
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載します。
http://www.am-one.co.jp/
なお、電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合の公
告は、日本経済新聞に掲載します。
g.委託者の事業の譲渡および承継に伴う取り扱い
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約に関す
る事業を譲渡することがあります。
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この投資信
託契約に関する事業を承継させることがあります。
h.信託事務処理の再信託
(イ)受託者は、各ファンドにかかる信託事務の処理の一部について日本トラスティ・サービス信託
銀行株式会社と再信託契約を締結し、これを委託することがあります。その場合には、再信託に
-73-
かかる契約書類に基づいて所定の事務を行います。
(ロ)上記(イ)における日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社に対する業務の委託について
は、受益者の保護に支障を生じることがない場合に行うものとします。
i.信託業務の委託等
(イ)受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第1項に定める
信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人
を含みます。
)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認めら
れること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理
を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
(ロ)受託者は、上記(イ)に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が上記(イ)各号に掲
げる基準に適合していることを確認するものとします。
(ハ)上記(イ)および(ロ)にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委
託者が適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとしま
す。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要
な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
j.他の受益者の氏名等の開示の請求の制限
受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
k.関係法人との契約の更改
委託者と販売会社との間において締結している「証券投資信託に関する基本契約」の有効期間は
契約の締結日から1年ですが、期間満了前に委託者、販売会社いずれからも別段の意思表示のない
ときは自動的に1年間更新されるものとし、その後も同様とします。
4【受益者の権利等】
a.収益分配金請求権
収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日(原則として決算日から起
算して5営業日まで)に受益者に支払います。
受益者が、収益分配金について、支払開始日から5年間その支払いを請求しないときは、その権
利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
上記にかかわらず、「分配金再投資コース」の受益者の収益分配金は、原則として毎計算期間終
了日の翌営業日に再投資されます。
b.一部解約請求権
受益者は、販売会社ごとに定める単位で、一部解約の実行を請求することができます。
一部解約金は、受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則として、7営業日目から受益者
に支払います。ただし、各通貨コースにおいて、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所に
-74-
おける取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、
委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
c.償還金請求権
償還金は、信託終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日(原則として償還日から起算して5営
業日まで)に受益者に支払います。
受益者が、信託終了による償還金について、支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないと
きは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
-75-
第3【ファンドの経理状況】
○新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
○新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
○新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
(1)
当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵
省令第 59 号)並びに同規則第 2 条の 2 の規定により、
「投資信託財産の計算に関する規則」(平成 12
年総理府令第 133 号)
(以下「投資信託財産計算規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。
(2)
当ファンドの計算期間は 6 ヵ月未満であるため、財務諸表は 6 ヵ月毎に作成しております。
(3)
当ファンドは、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、第 12 期特定期間(平成 28 年
3 月 26 日から平成 28 年 9 月 26 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人による監査
を受けております。
○新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
○新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
(1)
当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵
省令第 59 号)並びに同規則第 2 条の 2 の規定により、
「投資信託財産の計算に関する規則」(平成 12
年総理府令第 133 号)
(以下「投資信託財産計算規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。
(2)
当ファンドの計算期間は 6 ヵ月未満であるため、財務諸表は 6 ヵ月毎に作成しております。
(3)
当ファンドは、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、第 7 期特定期間(平成 28 年
3 月 26 日から平成 28 年 9 月 26 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人による監査
を受けております。
○新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
(1)
当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵
省令第 59 号)並びに同規則第 2 条の 2 の規定により、
「投資信託財産の計算に関する規則」
(平成 12
年総理府令第 133 号)
(以下「投資信託財産計算規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。
(2)
当ファンドの計算期間は 6 ヵ月であるため、財務諸表は 6 ヵ月毎に作成しております。
(3)
当ファンドは、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、第 12 期計算期間(平成 28 年
3 月 26 日から平成 28 年 9 月 26 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人による監査
を受けております。
-76-
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
平成28年11月1日
アセットマネジメント One 株式会社
取締役会 御中
新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯
原
尚
公認会計士
山
野
浩
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられている新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコースの
平成28年3月26日から平成28年9月26日までの特定期間の財務諸表、すなわち、貸借対照
表、損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見
表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な
監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、
監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコースの平成28年9月26日現
在の信託財産の状態及び同日をもって終了する特定期間の損益の状況をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-77-
1【財務諸表】
【新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース】
(1)
【貸借対照表】
(単位:円)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
13,637,449
-
-
15,160,504
347,450,432
305,662,297
コール・ローン
投資信託受益証券
親投資信託受益証券
301,044
301,044
6,000,000
-
367,388,925
321,123,845
367,388,925
321,123,845
未払収益分配金
5,546,770
3,490,039
未払解約金
1,048,898
-
未収入金
流動資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
未払受託者報酬
9,297
9,232
未払委託者報酬
325,339
323,080
-
27
2,349
2,540
6,932,653
3,824,918
6,932,653
3,824,918
357,856,180
349,003,980
未払利息
その他未払費用
流動負債合計
負債合計
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
2,600,092
△31,705,053
14,743,645
18,051
360,456,272
317,298,927
360,456,272
317,298,927
367,388,925
321,123,845
(2)
【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
自
至
第 11 期特定期間
平成 27 年 9 月 26 日
平成 28 年 3 月 25 日
自
至
第 12 期特定期間
平成 28 年 3 月 26 日
平成 28 年 9 月 26 日
営業収益
受取配当金
14,949,956
受取利息
12,365,232
3,977
-
有価証券売買等損益
△53,562,440
△13,788,135
営業収益合計
△38,608,507
△1,422,903
営業費用
-78-
支払利息
-
3,189
受託者報酬
72,840
56,082
委託者報酬
2,549,300
1,962,633
その他費用
18,091
14,811
2,640,231
2,036,715
営業利益
△41,248,738
△3,459,618
経常利益
△41,248,738
△3,459,618
当期純利益
△41,248,738
△3,459,618
△2,134,470
△1,523
82,195,496
2,600,092
6,498,609
804,244
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
981,300
772,839
当期追加信託に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
5,517,309
31,405
9,926,414
585,343
当期一部解約に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
9,919,198
78,824
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
7,216
506,519
37,053,331
31,065,951
2,600,092
△31,705,053
営業費用合計
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(3)
【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
1.有価証券の評価基準及び評価方法
投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
2.収益及び費用の計上基準
受取配当金
原則として、投資信託受益証券の収益分配金落ち日において、当該収益分配金額を
計上しております。
3.その他財務諸表作成のための基本と 計算期間に関する事項
なる重要な事項
当特定期間終了日に該当する日が休業日のため、当特定期間は平成 28 年 3 月 26 日
から平成 28 年 9 月 26 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.
特定期間末日における受益権の総数
1.
特定期間末日における受益権の総数
2.
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規 2.
定する額
−
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規
定する額
元本の欠損 31,705,053 円
3.
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
3.
1 口当たり純資産額
1.0073 円
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
0.9092 円
357,856,180 口
(1 万口当たり純資産額)
349,003,980 口
(10,073 円)
(1 万口当たり純資産額)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
-79-
(9,092 円)
区分
分配金の計算過程
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
第 59 期(自 平成 27 年 9 月 26 日 至 平成 第 65 期(自 平成 28 年 3 月 26 日 至 平成
27 年 10 月 26 日)
28 年 4 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(2,503,352 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (2,042,066 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(106,967,330 円)及び分 に定める収益調整金(95,569,134 円)及び分
配準備積立金(44,186,059 円)より分配対象 配準備積立金(14,743,645 円)より分配対象
収益は 153,656,741 円(1 万口当たり
収益は 112,354,845 円(1 万口当たり
3,701.70 円)であり、うち 6,433,996 円(1 3,095.37 円)であり、うち 5,626,117 円(1
万口当たり 155 円)を分配しております。
万口当たり 155 円)を分配しております。
第 60 期(自 平成 27 年 10 月 27 日 至 平 第 66 期(自 平成 28 年 4 月 26 日 至 平成
成 27 年 11 月 25 日)
28 年 5 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(2,136,868 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (1,739,580 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(109,767,773 円)及び分 に定める収益調整金(92,962,518 円)及び分
配準備積立金(39,607,436 円)より分配対象 配準備積立金(10,864,509 円)より分配対象
収益は 151,512,077 円(1 万口当たり
収益は 105,566,607 円(1 万口当たり
3,598.03 円)であり、うち 6,526,988 円(1 2,990.50 円)であり、うち 5,471,599 円(1
万口当たり 155 円)を分配しております。
万口当たり 155 円)を分配しております。
第 61 期(自 平成 27 年 11 月 26 日 至 平 第 67 期(自 平成 28 年 5 月 26 日 至 平成
成 27 年 12 月 25 日)
28 年 6 月 27 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(2,121,274 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (1,679,314 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(111,021,125 円)及び分 に定める収益調整金(92,801,453 円)及び分
配準備積立金(34,672,026 円)より分配対象 配準備積立金(7,118,075 円)より分配対象収
収益は 147,814,425 円(1 万口当たり
益は 101,598,842 円(1 万口当たり 2,883.20
3,493.71 円)であり、うち 6,557,845 円(1 円)であり、うち 5,461,911 円(1 万口当たり
万口当たり 155 円)を分配しております。
155 円)を分配しております。
第 62 期(自 平成 27 年 12 月 26 日 至 平 第 68 期(自 平成 28 年 6 月 28 日 至 平成
成 28 年 1 月 25 日)
28 年 7 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(1,995,533 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (2,020,794 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(103,373,301 円)及び分 に定める収益調整金(93,834,593 円)及び分
配準備積立金(28,117,407 円)より分配対象 配準備積立金(3,322,487 円)より分配対象収
収益は 133,486,241 円(1 万口当たり
益は 99,177,874 円(1 万口当たり 2,785.09
3,391.59 円)であり、うち 6,100,467 円(1 円)であり、うち 5,519,594 円(1 万口当たり
万口当たり 155 円)を分配しております。
155 円)を分配しております。
第 63 期(自 平成 28 年 1 月 26 日 至 平成 第 69 期(自 平成 28 年 7 月 26 日 至 平成
28 年 2 月 25 日)
28 年 8 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(1,921,906 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (1,692,824 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(99,775,225 円)及び分 に定める収益調整金(91,673,994 円)及び分
配準備積立金(23,196,787 円)より分配対象 配準備積立金(1,601,208 円)より分配対象収
収益は 124,893,918 円(1 万口当たり
益は 94,968,026 円(1 万口当たり 2,677.98
3,288.20 円)であり、うち 5,887,265 円(1 円)であり、うち 5,496,691 円(1 万口当たり
万口当たり 155 円)を分配しております。
155 円)を分配しております。
第 64 期(自 平成 28 年 2 月 26 日 至 平成 第 70 期(自 平成 28 年 8 月 26 日 至 平成
28 年 3 月 25 日)
28 年 9 月 26 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(2,119,876 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (1,662,169 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(94,013,429 円)及び分 に定める収益調整金(87,952,444 円)及び分
配準備積立金(18,170,539 円)より分配対象 配準備積立金(100,901 円)より分配対象収益
収益は 114,303,844 円(1 万口当たり
は 89,715,514 円(1 万口当たり 2,570.61 円)
3,194.12 円)であり、うち 5,546,770 円(1 であり、うち 3,490,039 円(1 万口当たり 100
万口当たり 155 円)を分配しております。
円)を分配しております。
-80-
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
1.金融商品に対する取組方針
当ファンドは、投資信託及び投資法人に
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
投資信託受益証券、親投資信託受益証券
であり、金利変動リスク、為替変動リス
ク等の市場リスク、信用リスク及び流動
性リスクを有しております。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
同左
同左
同左
同左
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
親投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
同左
-81-
す。
(関連当事者との取引に関する注記)
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
該当事項はありません。
同左
(その他の注記)
1 元本の移動
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
区分
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
428,071,386 円
30,078,520 円
100,293,726 円
357,856,180 円
12,423,628 円
21,275,828 円
有価証券関係
売買目的有価証券
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
種類
投資信託受益証券
23,466,151
2,530,732
0
0
23,466,151
2,530,732
親投資信託受益証券
合計
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
(4)
【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
銘
柄
券面総額
評価額
備考
投資信託受益証 WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド (マル
券
チ・カレンシー)ファンド−USDクラス
278,102,354
305,662,297
投資信託受益証券 小計
278,102,354
305,662,297
親投資信託受益 国内短期公社債マザーファンド
証券
298,389
301,044
親投資信託受益証券 小計
298,389
301,044
278,400,743
305,963,341
合計
(注)券面総額欄の数値は、口数を表示しております。
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-82-
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
平成28年11月1日
アセットマネジメント One 株式会社
取締役会 御中
新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯
原
尚
公認会計士
山
野
浩
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられている新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコースの
平成28年3月26日から平成28年9月26日までの特定期間の財務諸表、すなわち、貸借対照
表、損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見
表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な
監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、
監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコースの平成28年9月26日現
在の信託財産の状態及び同日をもって終了する特定期間の損益の状況をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-83-
【新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース】
(1)
【貸借対照表】
(単位:円)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
211,727,702
コール・ローン
投資信託受益証券
親投資信託受益証券
流動資産合計
資産合計
-
-
168,494,097
2,725,583,622
3,003,569,518
1,204,177
1,204,177
2,938,515,501
3,173,267,792
2,938,515,501
3,173,267,792
96,116,118
68,127,905
負債の部
流動負債
未払収益分配金
未払解約金
9,107,143
5,097,426
未払受託者報酬
72,558
90,125
未払委託者報酬
2,539,499
3,154,426
未払利息
その他未払費用
流動負債合計
負債合計
-
309
18,420
24,866
107,853,738
76,495,057
107,853,738
76,495,057
4,805,805,909
6,193,445,982
△1,975,144,146
△3,096,673,247
17,554,438
5,900,079
2,830,661,763
3,096,772,735
2,830,661,763
3,096,772,735
2,938,515,501
3,173,267,792
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
(2)
【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
自
至
第 11 期特定期間
平成 27 年 9 月 26 日
平成 28 年 3 月 25 日
自
至
第 12 期特定期間
平成 28 年 3 月 26 日
平成 28 年 9 月 26 日
営業収益
受取配当金
受取利息
有価証券売買等損益
営業収益合計
273,928,244
287,012,586
30,040
1
△300,435,825
△247,014,104
△26,477,541
39,998,483
営業費用
支払利息
-
44,232
受託者報酬
531,524
518,237
委託者報酬
18,603,014
18,138,146
-84-
その他費用
132,286
139,576
19,266,824
18,840,191
営業利益
△45,744,365
21,158,292
経常利益
△45,744,365
21,158,292
当期純利益
△45,744,365
21,158,292
△7,376,495
△1,025,525
△1,473,677,928
△1,975,144,146
256,136,479
271,922,049
256,136,479
271,922,049
128,446,824
868,709,440
128,446,824
868,709,440
590,788,003
546,925,527
△1,975,144,146
△3,096,673,247
営業費用合計
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(3)
【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
1.有価証券の評価基準及び評価方法
投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
2.収益及び費用の計上基準
受取配当金
原則として、投資信託受益証券の収益分配金落ち日において、当該収益分配金額を
計上しております。
3.その他財務諸表作成のための基本と 計算期間に関する事項
なる重要な事項
当特定期間終了日に該当する日が休業日のため、当特定期間は平成 28 年 3 月 26 日
から平成 28 年 9 月 26 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.
特定期間末日における受益権の総数
1.
特定期間末日における受益権の総数
2.
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規 2.
定する額
元本の欠損 1,975,144,146 円
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規
定する額
元本の欠損 3,096,673,247 円
3.
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
3.
1 口当たり純資産額
0.5890 円
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
0.5000 円
4,805,805,909 口
(1 万口当たり純資産額)
6,193,445,982 口
(5,890 円)
(1 万口当たり純資産額)
(5,000 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
区分
分配金の計算過程
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
第 59 期(自 平成 27 年 9 月 26 日 至 平成 第 65 期(自 平成 28 年 3 月 26 日 至 平成
27 年 10 月 26 日)
28 年 4 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(48,990,168 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (41,087,264 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
-85-
に定める収益調整金(988,696,944 円)及び分 に定める収益調整金(877,515,167 円)及び分
配準備積立金(261,745,603 円)より分配対象 配準備積立金(17,407,491 円)より分配対象
収益は 1,299,432,715 円(1 万口当たり
収益は 936,009,922 円(1 万口当たり
2,505.05 円)であり、うち 103,744,429 円(1 1,819.56 円)であり、うち 102,882,352 円(1
万口当たり 200 円)を分配しております。
万口当たり 200 円)を分配しております。
第 60 期(自 平成 27 年 10 月 27 日 至 平 第 66 期(自 平成 28 年 4 月 26 日 至 平成
成 27 年 11 月 25 日)
28 年 5 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(43,953,511 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (43,041,478 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(969,173,493 円)及び分 に定める収益調整金(907,758,064 円)及び分
配準備積立金(199,427,412 円)より分配対象 配準備積立金(32,579,078 円)より分配対象
収益は 1,212,554,416 円(1 万口当たり
収益は 983,378,620 円(1 万口当たり
2,393.35 円)であり、うち 101,326,889 円(1 1,697.31 円)であり、うち 115,874,134 円(1
万口当たり 200 円)を分配しております。
万口当たり 200 円)を分配しております。
第 61 期(自 平成 27 年 11 月 26 日 至 平 第 67 期(自 平成 28 年 5 月 26 日 至 平成
成 27 年 12 月 25 日)
28 年 6 月 27 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(41,931,681 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (43,923,127 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(938,135,538 円)及び分 に定める収益調整金(857,025,116 円)及び分
配準備積立金(136,211,380 円)より分配対象 配準備積立金(46,039,721 円)より分配対象
収益は 1,116,278,599 円(1 万口当たり
収益は 946,987,964 円(1 万口当たり
2,279.83 円)であり、うち 97,926,422 円(1 1,573.40 円)であり、うち 120,372,977 円(1
万口当たり 200 円)を分配しております。
万口当たり 200 円)を分配しております。
第 62 期(自 平成 27 年 12 月 26 日 至 平 第 68 期(自 平成 28 年 6 月 28 日 至 平成
成 28 年 1 月 25 日)
28 年 7 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(40,754,467 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (48,877,404 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(925,708,187 円)及び分 に定める収益調整金(823,510,517 円)及び分
配準備積立金(78,240,050 円)より分配対象 配準備積立金(59,416,371 円)より分配対象
収益は 1,044,702,704 円(1 万口当たり
収益は 931,804,292 円(1 万口当たり
2,165.18 円)であり、うち 96,500,125 円(1 1,452.43 円)であり、うち 70,569,802 円(1
万口当たり 200 円)を分配しております。
万口当たり 110 円)を分配しております。
第 63 期(自 平成 28 年 1 月 26 日 至 平成 第 69 期(自 平成 28 年 7 月 26 日 至 平成
28 年 2 月 25 日)
28 年 8 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(39,918,403 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (47,568,561 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(913,469,918 円)及び分 に定める収益調整金(807,012,908 円)及び分
配準備積立金(22,066,138 円)より分配対象 配準備積立金(36,633,589 円)より分配対象
収益は 975,454,459 円(1 万口当たり
収益は 891,215,058 円(1 万口当たり
2,049.83 円)であり、うち 95,174,020 円(1 1,418.75 円)であり、うち 69,098,357 円(1
万口当たり 200 円)を分配しております。
万口当たり 110 円)を分配しております。
第 64 期(自 平成 28 年 2 月 26 日 至 平成 第 70 期(自 平成 28 年 8 月 26 日 至 平成
28 年 3 月 25 日)
28 年 9 月 26 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(41,462,815 円)、費用控除後、繰越欠損金補 (46,680,208 円)、費用控除後、繰越欠損金補
填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款 填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款
に定める収益調整金(889,298,652 円)及び分 に定める収益調整金(795,719,052 円)及び分
配準備積立金(120,652 円)より分配対象収益 配準備積立金(14,960,884 円)より分配対象
は 930,882,119 円(1 万口当たり 1,936.98
収益は 857,360,144 円(1 万口当たり
円)であり、うち 96,116,118 円(1 万口当た 1,384.29 円)であり、うち 68,127,905 円(1
り 200 円)を分配しております。
万口当たり 110 円)を分配しております。
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
1.金融商品に対する取組方針
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
当ファンドは、投資信託及び投資法人に 同左
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
-86-
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、 同左
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
投資信託受益証券、親投資信託受益証券
であり、金利変動リスク、為替変動リス
ク等の市場リスク、信用リスク及び流動
性リスクを有しております。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運 同左
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と 同左
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
親投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
同左
(関連当事者との取引に関する注記)
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
該当事項はありません。
(その他の注記)
-87-
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
同左
1
元本の移動
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
区分
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
5,236,944,380 円
382,580,911 円
813,719,382 円
4,805,805,909 円
1,968,119,354 円
580,479,281 円
有価証券関係
売買目的有価証券
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
種類
投資信託受益証券
262,032,279
17,382,284
0
0
262,032,279
17,382,284
親投資信託受益証券
合計
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
(4)
【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
銘
柄
券面総額
評価額
投資信託受益証 WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド (マル
券
チ・カレンシー)ファンド−AUDクラス
4,456,995,872
3,003,569,518
投資信託受益証券 小計
4,456,995,872
3,003,569,518
親投資信託受益 国内短期公社債マザーファンド
証券
1,193,555
1,204,177
親投資信託受益証券 小計
1,193,555
1,204,177
4,458,189,427
3,004,773,695
合計
(注)券面総額欄の数値は、口数を表示しております。
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-88-
備考
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
平成28年11月1日
アセットマネジメント One 株式会社
取締役会 御中
新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯
原
尚
公認会計士
山
野
浩
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられている新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアル
コースの平成28年3月26日から平成28年9月26日までの特定期間の財務諸表、すなわち、
貸借対照表、損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見
表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な
監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、
監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコースの平成28年9月
26日現在の信託財産の状態及び同日をもって終了する特定期間の損益の状況をすべての重要な点
において適正に表示しているものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-89-
【新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース】
(1)
【貸借対照表】
(単位:円)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
1,520,378,987
コール・ローン
投資信託受益証券
親投資信託受益証券
流動資産合計
資産合計
-
-
1,111,909,673
22,327,989,085
19,363,809,265
6,422,280
6,422,280
23,854,790,352
20,482,141,218
23,854,790,352
20,482,141,218
470,959,598
381,791,653
負債の部
流動負債
未払収益分配金
未払解約金
26,745,104
108,264,036
未払受託者報酬
592,252
580,996
未払委託者報酬
20,728,815
20,334,937
未払利息
その他未払費用
流動負債合計
負債合計
-
2,042
129,101
137,686
519,154,870
511,111,350
519,154,870
511,111,350
94,191,919,726
76,358,330,700
△70,856,284,244
△56,387,300,832
5,348,203,058
4,131,825,311
23,335,635,482
19,971,029,868
23,335,635,482
19,971,029,868
23,854,790,352
20,482,141,218
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
(2)
【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
自
至
第 11 期特定期間
平成 27 年 9 月 26 日
平成 28 年 3 月 25 日
自
至
第 12 期特定期間
平成 28 年 3 月 26 日
平成 28 年 9 月 26 日
営業収益
受取配当金
受取利息
有価証券売買等損益
営業収益合計
3,459,155,001
2,485,428,508
260,760
12
△1,487,394,918
1,435,820,180
1,972,020,843
3,921,248,700
営業費用
支払利息
-
219,759
受託者報酬
4,240,181
3,631,048
委託者報酬
148,406,246
127,086,763
-90-
その他費用
906,810
831,904
153,553,237
131,769,474
営業利益
1,818,467,606
3,789,479,226
経常利益
1,818,467,606
3,789,479,226
当期純利益
1,818,467,606
3,789,479,226
△48,296,392
119,574,169
△70,627,817,745
△70,856,284,244
10,709,085,483
14,318,797,563
10,709,085,483
14,318,797,563
8,002,032,142
1,019,312,098
8,002,032,142
1,019,312,098
4,802,283,838
2,500,407,110
△70,856,284,244
△56,387,300,832
営業費用合計
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(3)
【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
1.有価証券の評価基準及び評価方法
投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
2.収益及び費用の計上基準
受取配当金
原則として、投資信託受益証券の収益分配金落ち日において、当該収益分配金額を
計上しております。
3.その他財務諸表作成のための基本と 計算期間に関する事項
なる重要な事項
当特定期間終了日に該当する日が休業日のため、当特定期間は平成 28 年 3 月 26 日
から平成 28 年 9 月 26 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.
特定期間末日における受益権の総数
1.
特定期間末日における受益権の総数
2.
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規 2.
定する額
元本の欠損 70,856,284,244 円
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規
定する額
元本の欠損 56,387,300,832 円
3.
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
3.
1 口当たり純資産額
0.2477 円
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
0.2615 円
94,191,919,726 口
(1 万口当たり純資産額)
76,358,330,700 口
(2,477 円)
(1 万口当たり純資産額)
(2,615 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
区分
分配金の計算過程
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
第 59 期(自 平成 27 年 9 月 26 日 至 平成 第 65 期(自 平成 28 年 3 月 26 日 至 平成
27 年 10 月 26 日)
28 年 4 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(742,144,033 円)、費用控除後、繰越欠損金 (435,126,879 円)、費用控除後、繰越欠損金
補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約 補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約
-91-
款に定める収益調整金(13,006,873,517 円) 款に定める収益調整金(12,187,799,493 円)
及び分配準備積立金(7,666,119,598 円)より 及び分配準備積立金(5,087,537,684 円)より
分配対象収益は 21,415,137,148 円(1 万口当 分配対象収益は 17,710,464,056 円(1 万口当
たり 2,146.43 円)であり、うち
たり 1,973.05 円)であり、うち 448,807,319
1,197,244,718 円(1 万口当たり 120 円)を分 円(1 万口当たり 50 円)を分配しておりま
配しております。
す。
第 60 期(自 平成 27 年 10 月 27 日 至 平 第 66 期(自 平成 28 年 4 月 26 日 至 平成
成 27 年 11 月 25 日)
28 年 5 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(742,803,696 円)、費用控除後、繰越欠損金 (401,748,641 円)、費用控除後、繰越欠損金
補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約 補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約
款に定める収益調整金(13,630,815,442 円) 款に定める収益調整金(11,858,994,587 円)
及び分配準備積立金(7,127,475,043 円)より 及び分配準備積立金(4,923,902,536 円)より
分配対象収益は 21,501,094,181 円(1 万口当 分配対象収益は 17,184,645,764 円(1 万口当
たり 2,101.07 円)であり、うち 818,667,907 たり 1,969.32 円)であり、うち 436,303,741
円(1 万口当たり 80 円)を分配しておりま
円(1 万口当たり 50 円)を分配しておりま
す。
す。
第 61 期(自 平成 27 年 11 月 26 日 至 平 第 67 期(自 平成 28 年 5 月 26 日 至 平成
成 27 年 12 月 25 日)
28 年 6 月 27 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(472,088,497 円)、費用控除後、繰越欠損金 (394,164,862 円)、費用控除後、繰越欠損金
補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約 補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約
款に定める収益調整金(13,170,449,028 円) 款に定める収益調整金(11,719,275,194 円)
及び分配準備積立金(6,654,102,192 円)より 及び分配準備積立金(4,789,888,700 円)より
分配対象収益は 20,296,639,717 円(1 万口当 分配対象収益は 16,903,328,756 円(1 万口当
たり 2,069.84 円)であり、うち 784,467,250 たり 1,965.51 円)であり、うち 429,994,167
円(1 万口当たり 80 円)を分配しておりま
円(1 万口当たり 50 円)を分配しておりま
す。
す。
第 62 期(自 平成 27 年 12 月 26 日 至 平 第 68 期(自 平成 28 年 6 月 28 日 至 平成
成 28 年 1 月 25 日)
28 年 7 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(457,499,151 円)、費用控除後、繰越欠損金 (394,700,094 円)、費用控除後、繰越欠損金
補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約 補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約
款に定める収益調整金(12,937,715,655 円) 款に定める収益調整金(11,102,740,993 円)
及び分配準備積立金(6,195,033,640 円)より 及び分配準備積立金(4,497,525,651 円)より
分配対象収益は 19,590,248,446 円(1 万口当 分配対象収益は 15,994,966,738 円(1 万口当
たり 2,037.63 円)であり、うち 769,135,376 たり 1,964.28 円)であり、うち 407,142,390
円(1 万口当たり 80 円)を分配しておりま
円(1 万口当たり 50 円)を分配しておりま
す。
す。
第 63 期(自 平成 28 年 1 月 26 日 至 平成 第 69 期(自 平成 28 年 7 月 26 日 至 平成
28 年 2 月 25 日)
28 年 8 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(449,895,585 円)、費用控除後、繰越欠損金 (364,386,099 円)、費用控除後、繰越欠損金
補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約 補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約
款に定める収益調整金(12,886,518,615 円) 款に定める収益調整金(10,818,265,155 円)
及び分配準備積立金(5,759,815,419 円)より 及び分配準備積立金(4,358,838,364 円)より
分配対象収益は 19,096,229,619 円(1 万口当 分配対象収益は 15,541,489,618 円(1 万口当
たり 2,005.34 円)であり、うち 761,808,989 たり 1,960.47 円)であり、うち 396,367,840
円(1 万口当たり 80 円)を分配しておりま
円(1 万口当たり 50 円)を分配しておりま
す。
す。
第 64 期(自 平成 28 年 2 月 26 日 至 平成 第 70 期(自 平成 28 年 8 月 26 日 至 平成
28 年 3 月 25 日)
28 年 9 月 26 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(458,910,536 円)、費用控除後、繰越欠損金 (351,891,296 円)、費用控除後、繰越欠損金
補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約 補填後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約
款に定める収益調整金(12,776,632,253 円) 款に定める収益調整金(10,428,573,030 円)
及び分配準備積立金(5,360,252,120 円)より 及び分配準備積立金(4,161,725,668 円)より
分配対象収益は 18,595,794,909 円(1 万口当 分配対象収益は 14,942,189,994 円(1 万口当
たり 1,974.23 円)であり、うち 470,959,598 たり 1,956.84 円)であり、うち 381,791,653
円(1 万口当たり 50 円)を分配しておりま
円(1 万口当たり 50 円)を分配しておりま
す。
す。
(金融商品に関する注記)
-92-
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
1.金融商品に対する取組方針
当ファンドは、投資信託及び投資法人に
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
投資信託受益証券、親投資信託受益証券
であり、金利変動リスク、為替変動リス
ク等の市場リスク、信用リスク及び流動
性リスクを有しております。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
同左
同左
同左
同左
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
親投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
同左
-93-
(関連当事者との取引に関する注記)
第 11 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
該当事項はありません。
同左
(その他の注記)
1 元本の移動
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
区分
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
97,689,749,986 円
11,196,439,570 円
14,694,269,830 円
94,191,919,726 円
1,378,790,362 円
19,212,379,388 円
有価証券関係
売買目的有価証券
第 11 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
種類
投資信託受益証券
3,099,224,422
36,813,325
0
0
3,099,224,422
36,813,325
親投資信託受益証券
合計
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
(4)
【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
銘
柄
券面総額
評価額
投資信託受益証 WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド (マル
券
チ・カレンシー)ファンド−BRLクラス
92,033,314,000
19,363,809,265
投資信託受益証券 小計
92,033,314,000
19,363,809,265
親投資信託受益 国内短期公社債マザーファンド
証券
6,365,626
6,422,280
親投資信託受益証券 小計
6,365,626
6,422,280
92,039,679,626
19,370,231,545
合計
(注)券面総額欄の数値は、口数を表示しております。
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-94-
備考
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
平成28年11月1日
アセットマネジメント One 株式会社
取締役会 御中
新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯
原
尚
公認会計士
山
野
浩
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられている新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコ
ースの平成28年3月26日から平成28年9月26日までの特定期間の財務諸表、すなわち、貸
借対照表、損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見
表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な
監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、
監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコースの平成28年9月2
6日現在の信託財産の状態及び同日をもって終了する特定期間の損益の状況をすべての重要な点に
おいて適正に表示しているものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-95-
【新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース】
(1)
【貸借対照表】
(単位:円)
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
548,822
コール・ローン
投資信託受益証券
親投資信託受益証券
流動資産合計
資産合計
-
-
516,517
11,062,769
9,390,896
100,089
100,089
11,711,680
10,007,502
11,711,680
10,007,502
109,124
109,450
負債の部
流動負債
未払収益分配金
未払受託者報酬
292
295
未払委託者報酬
10,248
10,367
その他未払費用
63
70
119,727
120,182
119,727
120,182
15,589,156
15,635,733
△3,997,203
△5,748,413
流動負債合計
負債合計
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
1,997,960
2,148,376
11,591,953
9,887,320
11,591,953
9,887,320
11,711,680
10,007,502
(2)
【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
自
至
第 6 期特定期間
平成 27 年 9 月 26 日
平成 28 年 3 月 25 日
自
至
第 7 期特定期間
平成 28 年 3 月 26 日
平成 28 年 9 月 26 日
営業収益
受取配当金
847,122
855,732
65
-
有価証券売買等損益
△2,042,503
△1,871,873
営業収益合計
△1,195,316
△1,016,141
受取利息
営業費用
支払利息
-
45
受託者報酬
2,077
1,791
委託者報酬
72,498
62,749
その他費用
452
403
75,027
64,988
営業費用合計
-96-
営業利益
△1,270,343
△1,081,129
経常利益
△1,270,343
△1,081,129
当期純利益
△1,270,343
△1,081,129
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
1,425
-
△2,101,060
△3,997,203
40,003
-
40,003
-
4,358
14,153
4,358
14,153
660,020
655,928
△3,997,203
△5,748,413
(3)
【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
1.有価証券の評価基準及び評価方法
投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
2.収益及び費用の計上基準
受取配当金
原則として、投資信託受益証券の収益分配金落ち日において、当該収益分配金額を
計上しております。
3.その他財務諸表作成のための基本と 計算期間に関する事項
なる重要な事項
当特定期間終了日に該当する日が休業日のため、当特定期間は平成 28 年 3 月 26 日
から平成 28 年 9 月 26 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
1.
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
特定期間末日における受益権の総数
1.
特定期間末日における受益権の総数
15,589,156 口
15,635,733 口
2.
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規 2.
定する額
元本の欠損 3,997,203 円
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規
定する額
元本の欠損 5,748,413 円
3.
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
3.
1 口当たり純資産額
0.7436 円
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
0.6324 円
(1 万口当たり純資産額)
(7,436 円)
(1 万口当たり純資産額)
(6,324 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
区分
分配金の計算過程
第 6 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
第 27 期(自 平成 27 年 9 月 26 日 至 平成 第 33 期(自 平成 28 年 3 月 26 日 至 平成
27 年 10 月 26 日)
28 年 4 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(138,972 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (136,682 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(1,239,976 円)及び分配準 定める収益調整金(1,213,399 円)及び分配準
備積立金(1,912,808 円)より分配対象収益は 備積立金(1,997,960 円)より分配対象収益は
-97-
3,291,756 円(1 万口当たり 2,060.81 円)で 3,348,041 円(1 万口当たり 2,147.06 円)で
あり、うち 111,811 円(1 万口当たり 70 円) あり、うち 109,154 円(1 万口当たり 70 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 28 期(自 平成 27 年 10 月 27 日 至 平 第 34 期(自 平成 28 年 4 月 26 日 至 平成
成 27 年 11 月 25 日)
28 年 5 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(127,191 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (130,307 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(1,240,673 円)及び分配準 定める収益調整金(1,214,047 円)及び分配準
備積立金(1,939,969 円)より分配対象収益は 備積立金(2,025,488 円)より分配対象収益は
3,307,833 円(1 万口当たり 2,070.42 円)で 3,369,842 円(1 万口当たり 2,160.60 円)で
あり、うち 111,835 円(1 万口当たり 70 円) あり、うち 109,175 円(1 万口当たり 70 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 29 期(自 平成 27 年 11 月 26 日 至 平 第 35 期(自 平成 28 年 5 月 26 日 至 平成
成 27 年 12 月 25 日)
28 年 6 月 27 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(128,054 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (129,781 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(1,210,332 円)及び分配準 定める収益調整金(1,218,044 円)及び分配準
備積立金(1,907,419 円)より分配対象収益は 備積立金(2,046,620 円)より分配対象収益は
3,245,805 円(1 万口当たり 2,083.29 円)で 3,394,445 円(1 万口当たり 2,173.81 円)で
あり、うち 109,060 円(1 万口当たり 70 円) あり、うち 109,305 円(1 万口当たり 70 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 30 期(自 平成 27 年 12 月 26 日 至 平 第 36 期(自 平成 28 年 6 月 28 日 至 平成
成 28 年 1 月 25 日)
28 年 7 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(129,097 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (142,572 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(1,210,872 円)及び分配準 定める収益調整金(1,221,199 円)及び分配準
備積立金(1,926,413 円)より分配対象収益は 備積立金(2,067,096 円)より分配対象収益は
3,266,382 円(1 万口当たり 2,096.14 円)で 3,430,867 円(1 万口当たり 2,195.03 円)で
あり、うち 109,079 円(1 万口当たり 70 円) あり、うち 109,410 円(1 万口当たり 70 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 31 期(自 平成 28 年 1 月 26 日 至 平成 第 37 期(自 平成 28 年 7 月 26 日 至 平成
28 年 2 月 25 日)
28 年 8 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(130,202 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (133,592 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(1,212,124 円)及び分配準 定める収益調整金(1,221,951 円)及び分配準
備積立金(1,946,120 円)より分配対象収益は 備積立金(2,100,258 円)より分配対象収益は
3,288,446 円(1 万口当たり 2,109.68 円)で 3,455,801 円(1 万口当たり 2,210.50 円)で
あり、うち 109,111 円(1 万口当たり 70 円) あり、うち 109,434 円(1 万口当たり 70 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 32 期(自 平成 28 年 2 月 26 日 至 平成 第 38 期(自 平成 28 年 8 月 26 日 至 平成
28 年 3 月 25 日)
28 年 9 月 26 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(139,873 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (133,410 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(1,212,504 円)及び分配準 定める収益調整金(1,222,420 円)及び分配準
備積立金(1,967,211 円)より分配対象収益は 備積立金(2,124,416 円)より分配対象収益は
3,319,588 円(1 万口当たり 2,129.40 円)で 3,480,246 円(1 万口当たり 2,225.82 円)で
あり、うち 109,124 円(1 万口当たり 70 円) あり、うち 109,450 円(1 万口当たり 70 円)
を分配しております。
を分配しております。
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
1.金融商品に対する取組方針
第 6 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
当ファンドは、投資信託及び投資法人に 同左
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
-98-
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、 同左
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
投資信託受益証券、親投資信託受益証券
であり、金利変動リスク、為替変動リス
ク等の市場リスク、信用リスク及び流動
性リスクを有しております。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運 同左
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と 同左
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
親投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
同左
(関連当事者との取引に関する注記)
第 6 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
該当事項はありません。
(その他の注記)
1 元本の移動
-99-
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
同左
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
区分
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
15,968,500 円
23,184 円
402,528 円
15,589,156 円
46,577 円
−円
有価証券関係
売買目的有価証券
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
種類
投資信託受益証券
親投資信託受益証券
合計
974,188
△656,258
0
0
974,188
△656,258
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
(4)
【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
銘
柄
券面総額
評価額
備考
投資信託受益証 WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド (マル
券
チ・カレンシー)ファンド−MXNクラス
16,006,300
9,390,896
投資信託受益証券 小計
16,006,300
9,390,896
親投資信託受益 国内短期公社債マザーファンド
証券
99,207
100,089
親投資信託受益証券 小計
99,207
100,089
16,105,507
9,490,985
合計
(注)券面総額欄の数値は、口数を表示しております。
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-100-
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
平成28年11月1日
アセットマネジメント One 株式会社
取締役会 御中
新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯
原
尚
公認会計士
山
野
浩
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられている新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコー
スの平成28年3月26日から平成28年9月26日までの特定期間の財務諸表、すなわち、貸借
対照表、損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見
表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な
監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、
監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコースの平成28年9月26
日現在の信託財産の状態及び同日をもって終了する特定期間の損益の状況をすべての重要な点にお
いて適正に表示しているものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-101-
【新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース】
(1)
【貸借対照表】
(単位:円)
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
584,034
コール・ローン
投資信託受益証券
親投資信託受益証券
流動資産合計
資産合計
-
-
546,757
11,867,321
8,620,304
100,089
100,089
12,551,444
9,267,150
12,551,444
9,267,150
133,919
105,138
負債の部
流動負債
未払収益分配金
未払受託者報酬
313
260
未払委託者報酬
10,981
9,211
-
1
未払利息
その他未払費用
流動負債合計
負債合計
66
65
145,279
114,675
145,279
114,675
16,739,904
13,142,330
△4,333,739
△3,989,855
1,636,483
1,397,545
12,406,165
9,152,475
12,406,165
9,152,475
12,551,444
9,267,150
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
(2)
【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
自
至
第 6 期特定期間
平成 27 年 9 月 26 日
平成 28 年 3 月 25 日
自
至
第 7 期特定期間
平成 28 年 3 月 26 日
平成 28 年 9 月 26 日
営業収益
受取配当金
1,050,387
受取利息
有価証券売買等損益
営業収益合計
871,958
109
-
△740,210
△747,017
310,286
124,941
-
62
営業費用
支払利息
受託者報酬
2,177
1,738
委託者報酬
76,403
61,059
その他費用
481
402
-102-
営業費用合計
79,061
63,261
営業利益
231,225
61,680
経常利益
231,225
61,680
当期純利益
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
231,225
61,680
△57,402
16,501
△3,960,663
△4,333,739
444,473
1,038,282
444,473
1,038,282
269,694
50,299
269,694
50,299
836,482
689,278
△4,333,739
△3,989,855
(3)
【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
1.有価証券の評価基準及び評価方法
投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
2.収益及び費用の計上基準
受取配当金
原則として、投資信託受益証券の収益分配金落ち日において、当該収益分配金額を
計上しております。
3.その他財務諸表作成のための基本と 計算期間に関する事項
なる重要な事項
当特定期間終了日に該当する日が休業日のため、当特定期間は平成 28 年 3 月 26 日
から平成 28 年 9 月 26 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
1.
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
特定期間末日における受益権の総数
1.
特定期間末日における受益権の総数
16,739,904 口
13,142,330 口
2.
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規 2.
定する額
元本の欠損 4,333,739 円
投資信託財産計算規則第 55 条の 6 第 1 項第 10 号に規
定する額
元本の欠損 3,989,855 円
3.
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
3.
1 口当たり純資産額
0.7411 円
特定期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
0.6964 円
(1 万口当たり純資産額)
(7,411 円)
(1 万口当たり純資産額)
(6,964 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
区分
分配金の計算過程
第 6 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
第 27 期(自 平成 27 年 9 月 26 日 至 平成 第 33 期(自 平成 28 年 3 月 26 日 至 平成
27 年 10 月 26 日)
28 年 4 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(172,737 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (165,347 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(657,649 円)及び分配準備 定める収益調整金(644,857 円)及び分配準備
-103-
積立金(1,653,716 円)より分配対象収益は 積立金(1,636,483 円)より分配対象収益は
2,484,102 円(1 万口当たり 1,368.24 円)で 2,446,687 円(1 万口当たり 1,457.98 円)で
あり、うち 145,242 円(1 万口当たり 80 円) あり、うち 134,250 円(1 万口当たり 80 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 28 期(自 平成 27 年 10 月 27 日 至 平 第 34 期(自 平成 28 年 4 月 26 日 至 平成
成 27 年 11 月 25 日)
28 年 5 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(165,876 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (157,676 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(682,288 円)及び分配準備 定める収益調整金(654,836 円)及び分配準備
積立金(1,681,211 円)より分配対象収益は 積立金(1,667,580 円)より分配対象収益は
2,529,375 円(1 万口当たり 1,378.66 円)で 2,480,092 円(1 万口当たり 1,471.54 円)で
あり、うち 146,770 円(1 万口当たり 80 円) あり、うち 134,828 円(1 万口当たり 80 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 29 期(自 平成 27 年 11 月 26 日 至 平 第 35 期(自 平成 28 年 5 月 26 日 至 平成
成 27 年 12 月 25 日)
28 年 6 月 27 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(159,228 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (121,570 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(646,297 円)及び分配準備 定める収益調整金(514,141 円)及び分配準備
積立金(1,600,901 円)より分配対象収益は 積立金(1,318,987 円)より分配対象収益は
2,406,426 円(1 万口当たり 1,392.12 円)で 1,954,698 円(1 万口当たり 1,489.87 円)で
あり、うち 138,286 円(1 万口当たり 80 円) あり、うち 104,957 円(1 万口当たり 80 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 30 期(自 平成 27 年 12 月 26 日 至 平 第 36 期(自 平成 28 年 6 月 28 日 至 平成
成 28 年 1 月 25 日)
28 年 7 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(158,299 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (129,173 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(645,900 円)及び分配準備 定める収益調整金(514,622 円)及び分配準備
積立金(1,608,072 円)より分配対象収益は 積立金(1,335,600 円)より分配対象収益は
2,412,271 円(1 万口当たり 1,404.44 円)で 1,979,395 円(1 万口当たり 1,508.32 円)で
あり、うち 137,405 円(1 万口当たり 80 円) あり、うち 104,984 円(1 万口当たり 80 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 31 期(自 平成 28 年 1 月 26 日 至 平成 第 37 期(自 平成 28 年 7 月 26 日 至 平成
28 年 2 月 25 日)
28 年 8 月 25 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(158,681 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (124,232 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(639,295 円)及び分配準備 定める収益調整金(517,206 円)及び分配準備
積立金(1,594,172 円)より分配対象収益は 積立金(1,359,789 円)より分配対象収益は
2,392,148 円(1 万口当たり 1,419.02 円)で 2,001,227 円(1 万口当たり 1,522.97 円)で
あり、うち 134,860 円(1 万口当たり 80 円) あり、うち 105,121 円(1 万口当たり 80 円)
を分配しております。
を分配しております。
第 32 期(自 平成 28 年 2 月 26 日 至 平成 第 38 期(自 平成 28 年 8 月 26 日 至 平成
28 年 3 月 25 日)
28 年 9 月 26 日)
計算期間末における費用控除後の配当等収益 計算期間末における費用控除後の配当等収益
(167,837 円)、費用控除後、繰越欠損金補填 (123,783 円)、費用控除後、繰越欠損金補填
後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に 後の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に
定める収益調整金(639,235 円)及び分配準備 定める収益調整金(517,514 円)及び分配準備
積立金(1,602,565 円)より分配対象収益は 積立金(1,378,900 円)より分配対象収益は
2,409,637 円(1 万口当たり 1,439.44 円)で 2,020,197 円(1 万口当たり 1,537.14 円)で
あり、うち 133,919 円(1 万口当たり 80 円) あり、うち 105,138 円(1 万口当たり 80 円)
を分配しております。
を分配しております。
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
1.金融商品に対する取組方針
第 6 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
当ファンドは、投資信託及び投資法人に 同左
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
-104-
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、 同左
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
投資信託受益証券、親投資信託受益証券
であり、金利変動リスク、為替変動リス
ク等の市場リスク、信用リスク及び流動
性リスクを有しております。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運 同左
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と 同左
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
親投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
同左
(関連当事者との取引に関する注記)
第 6 期特定期間
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
該当事項はありません。
(その他の注記)
-105-
第 7 期特定期間
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
同左
1
元本の移動
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
区分
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
17,414,128 円
1,365,523 円
2,039,747 円
16,739,904 円
192,414 円
3,789,988 円
有価証券関係
売買目的有価証券
第 6 期特定期間末
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 7 期特定期間末
平成 28 年 9 月 26 日現在
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
当特定期間の損益に含まれた評価差額
(円)
種類
投資信託受益証券
1,018,749
△25,315
0
0
1,018,749
△25,315
親投資信託受益証券
合計
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
(4)
【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
銘
柄
券面総額
評価額
備考
投資信託受益証 WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド (マル
券
チ・カレンシー)ファンド−TRYクラス
13,323,500
8,620,304
投資信託受益証券 小計
13,323,500
8,620,304
親投資信託受益 国内短期公社債マザーファンド
証券
99,207
100,089
親投資信託受益証券 小計
99,207
100,089
13,422,707
8,720,393
合計
(注)券面総額欄の数値は、口数を表示しております。
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-106-
独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書
平成28年11月1日
アセットマネジメント One 株式会社
取締役会 御中
新 日 本 有 限 責 任 監 査 法 人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯
原
尚
公認会計士
山
野
浩
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「フ
ァンドの経理状況」に掲げられている新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールフ
ァンドの平成28年3月26日から平成28年9月26日までの計算期間の財務諸表、すなわち、
貸借対照表、損益及び剰余金計算書、注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基
準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどう
かについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求
めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見
表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な
監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、
監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンドの平成28年9月
26日現在の信託財産の状態及び同日をもって終了する計算期間の損益の状況をすべての重要な点
において適正に表示しているものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-107-
【新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド】
(1)
【貸借対照表】
(単位:円)
第 11 期
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
50,223
コール・ローン
-
-
49,878
951,498
951,498
1,001,721
1,001,376
1,001,721
1,001,376
未払受託者報酬
174
152
未払委託者報酬
170
93
親投資信託受益証券
流動資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
その他未払費用
1
-
345
245
345
245
1,000,000
1,000,000
1,376
1,131
-
6,573
1,001,376
1,001,131
1,001,376
1,001,131
1,001,721
1,001,376
流動負債合計
負債合計
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
(2)
【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
自
至
第 11 期
平成 27 年 9 月 26 日
平成 28 年 3 月 25 日
自
至
第 12 期
平成 28 年 3 月 26 日
平成 28 年 9 月 26 日
営業収益
受取利息
18
-
△1
-
17
-
受託者報酬
174
152
委託者報酬
170
93
その他費用
1
-
345
245
営業利益
△328
△245
経常利益
△328
△245
当期純利益
△328
△245
73
-
有価証券売買等損益
営業収益合計
営業費用
営業費用合計
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額
-108-
期首剰余金又は期首欠損金(△)
7,353
1,376
剰余金減少額又は欠損金増加額
5,576
-
5,576
-
-
-
1,376
1,131
当期一部解約に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(3)
【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 12 期
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
1.有価証券の評価基準及び評価方法
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて評価しておりま
す。
2.その他財務諸表作成のための基本と 計算期間に関する事項
なる重要な事項
当計算期間終了日に該当する日が休業日のため、当計算期間は平成 28 年 3 月 26 日
から平成 28 年 9 月 26 日までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第 11 期
平成 28 年 3 月 25 日現在
1.
第 12 期
平成 28 年 9 月 26 日現在
計算期間末日における受益権の総数
1.
計算期間末日における受益権の総数
1,000,000 口
2.
計算期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
2.
1 口当たり純資産額
1.0014 円
(1 万口当たり純資産額)
1,000,000 口
計算期間末日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
1.0011 円
(10,014 円)
(1 万口当たり純資産額)
(10,011 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
第 11 期
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
計算期間末における費用控除後の配当等収益
(0 円)、費用控除後、繰越欠損金補填後の有
価証券売買等損益(0 円)、信託約款に定める
収益調整金(6,727 円)及び分配準備積立金
(0 円)より分配対象収益は 6,727 円(1 万口
当たり 67.27 円)でありますが、分配を行っ
ておりません。
計算期間末における費用控除後の配当等収益
(6,573 円)、費用控除後、繰越欠損金補填後
の有価証券売買等損益(0 円)、信託約款に定
める収益調整金(6,727 円)及び分配準備積立
金(0 円)より分配対象収益は 13,300 円(1
万口当たり 133.00 円)でありますが、分配を
行っておりません。
区分
分配金の計算過程
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
1.金融商品に対する取組方針
2.金融商品の内容及びリスク
3.金融商品に係るリスクの管理体制
第 11 期
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
当ファンドは、投資信託及び投資法人に 同左
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
当ファンドの投資している金融商品は、 同左
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
親投資信託受益証券であり、金利変動リ
スク等の市場リスク、信用リスク及び流
動性リスクを有しております。
コンプライアンス・リスク管理部門、運 同左
用企画部門において、投資対象の各種リ
-109-
第 12 期
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と 同左
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
第 11 期
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
親投資信託受益証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
同左
(関連当事者との取引に関する注記)
第 11 期
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
第 12 期
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
該当事項はありません。
同左
(その他の注記)
1 元本の移動
区分
第 11 期
平成 28 年 3 月 25 日現在
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2
第 12 期
平成 28 年 9 月 26 日現在
4,138,537 円
−円
3,138,537 円
1,000,000 円
−円
−円
有価証券関係
売買目的有価証券
第 11 期
平成 28 年 3 月 25 日現在
第 12 期
平成 28 年 9 月 26 日現在
当計算期間の損益に含まれた評価差額
(円)
当計算期間の損益に含まれた評価差額
(円)
種類
-110-
親投資信託受益証券
△1
0
合計
△1
0
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
(4)
【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
銘
柄
券面総額
親投資信託受益 国内短期公社債マザーファンド
証券
合計
(注)券面総額欄の数値は、口数を表示しております。
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-111-
評価額
備考
943,105
951,498
943,105
951,498
(参考)
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース、新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコ
ース、新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース、新光グローバル・ハイイールド債券ファ
ンドメキシコペソコース及び新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコースは、「WAグローバル・
ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−USDクラス」、
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボ
ンド(マルチ・カレンシー)ファンド−AUDクラス」、
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−BRLクラス」、
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−
MXNクラス」及び「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−TRYクラス」
各受益証券をそれぞれ主要投資対象としており、貸借対照表の資産の部に計上された「投資信託受益証券」は、これ
ら受益証券であります。
また、新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース、新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪
ドルコース、新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース、新光グローバル・ハイイールド債
券ファンドメキシコペソコース、新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース及び新光グローバ
ル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンドは、「国内短期公社債マザーファンド」受益証券を主要投資対
象としており、貸借対照表の資産の部に計上された「親投資信託受益証券」は、すべて同ファンドの受益証券であり
ます。
各ファンドの状況は次の通りであります。
なお、以下に記載した情報は監査の対象外であります。
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−USDクラス」
、「WAグローバ
ル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−AUDクラス」
、
「WAグローバル・ハイ・イール
ド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド−BRLクラス」、
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マル
チ・カレンシー)ファンド−MXNクラス」及び「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシ
ー)ファンド−TRYクラス」は、「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド」
の個別クラスとなっております。
「WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド」はケイマン諸島の法律に基づき設
立された円建外国証券投資信託であります。同ファンドの平成 28 年 3 月 31 日現在の財務書類は、米国で一般的に認
められている会計基準に準拠して作成されており、独立監査人の監査を受けております。
同ファンドの「資産・負債計算書」、「投資明細表」、「損益計算書」、「純資産変動計算書」及び「財務書類に対する
注記」は、同ファンドの副投資顧問会社であるウエスタン・アセット・マネジメント株式会社から入手した財務書類
の原文の一部を翻訳・抜粋したものであります。
-112-
(1)資産・負債計算書
2016 年 3 月 31 日現在
(日本円表示)
資産
有価証券投資−評価額(取得原価 27,125,629,233 円)
外貨現金および外貨現金同等物−評価額(取得原価 590,626,631 円)
ブローカーに対する債権
為替予約未実現利益
未収利息
投資売却未収入金
その他の未収入金
資産合計
24,917,440,618 円
590,545,094 円
26,618,633 円
3,915,426,113 円
559,219,529 円
274,714,326 円
1,979,420 円
30,285,943,733 円
負債
為替予約未実現損失
投資購入未払金
未払管理会社報酬
未払費用
負債合計
償還可能受益証券の保有者に帰属する純資産
734,894,724 円
233,964,921 円
31,848,768 円
22,225,026 円
1,022,933,439 円
29,263,010,294 円
JPYクラス
2,534,015,548 円/3,316,534,246 口
0.764 円
USDクラス
455,413,568 円/396,659,907 口
1.148 円
AUDクラス
2,795,882,796 円/3,732,653,550 口
0.749 円
BRLクラス
23,454,133,223 円/113,110,380,372 口
0.207 円
MXNクラス
11,400,255 円/15,687,422 口
0.727 円
TRYクラス
12,164,904 円/16,950,895 口
0.718 円
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-113-
(2)投資明細表
2016 年 3 月 31 日現在
(日本円表示)
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
GBP
USD
USD
USD
USD
USD
USD
手形および社債−85.1%
オーストラリア−1.1%
鉱業−1.1%
540,000 Ausdrill Finance Pty Ltd. 144A
790,000 Barminco Finance Pty Ltd. 144A
750,000 BHP Billiton Finance USA Ltd. 144A ∼
970,000 FMG Resources August 2006 Pty Ltd. 144A
1,750,000 Midwest Vanadium Pty Ltd. 144A ±
オーストラリア合計
バハマ−0.1%
運輸−0.1%
1,810,000 Ultrapetrol Bahamas Ltd. ±
バハマ合計
バミューダ−0.8%
レジャー−0.8%
890,000 NCL Corp. Ltd. 144A
310,000 NCL Corp. Ltd. 144A
990,000 Viking Cruises Ltd. 144A
バミューダ合計
英領ヴァージン諸島−0.3%
宿泊−0.3%
750,000 Studio City Finance Ltd. 144A
英領ヴァージン諸島合計
カナダ−2.1%
広告−0.4%
870,000 MDC Partners Inc. 144A
商業サービス−0.1%
450,000 Garda World Security Corp. 144A
流通/卸売−0.2%
370,000 Entertainment One Ltd. 144A
環境管理−0.2%
510,000 GFL Environmental Inc. 144A
石油およびガス−0.1%
370,000 Teine Energy Ltd. 144A
製薬−0.5%
150,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
20,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
420,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
1,000,000 Valeant Pharmaceuticals International
Inc. 144A
利率
6.875%
9.000%
6.750%
9.750%
11.500%
償還日
取得原価
評価額
2019/11/01
2018/06/01
2075/10/19
2022/03/01
2018/02/15
46,012,709 円
80,382,581 円
87,768,350 円
119,462,399 円
129,557,860 円
463,183,899 円
463,183,899 円
47,341,801 円
66,817,467 円
84,403,451 円
109,298,078 円
12,293,470 円
320,154,267 円
320,154,267 円
8.875% 2021/06/15
182,791,164 円
182,791,164 円
42,722,266 円
42,722,266 円
5.250% 2019/11/15
4.625% 2020/11/15
6.250% 2025/05/15
103,786,866 円
37,842,604 円
119,181,734 円
260,811,204 円
260,811,204 円
102,534,562 円
35,191,638 円
93,747,893 円
231,474,093 円
231,474,093 円
8.500% 2020/12/01
97,608,326 円
97,608,326 円
84,930,314 円
84,930,314 円
6.500% 2024/05/01
96,948,020 円
100,108,183 円
7.250% 2021/11/15
48,732,109 円
39,198,606 円
6.875% 2022/12/15
68,994,330 円
59,624,394 円
9.875% 2021/02/01
60,626,360 円
59,902,214 円
6.875% 2022/09/30
40,243,820 円
37,220,411 円
6.750% 2018/08/15
17,766,116 円
15,384,399 円
5.375% 2020/03/15
2,464,359 円
1,843,318 円
7.500% 2021/07/15
51,483,097 円
39,565,067 円
5.500% 2023/03/01
119,386,639 円
191,100,211 円
88,934,472 円
145,727,256 円
-114-
元本金額*
USD
EUR
USD
USD
USD
USD
EUR
USD
EUR
EUR
EUR
EUR
USD
USD
EUR
EUR
EUR
EUR
USD
小売−0.6%
1,490,000 BC ULC/New Red Finance Inc. 144A
カナダ合計
ケイマン諸島−0.5%
電力−0.4%
750,000 Viridian Group FundCo II Ltd. 144A
宿泊−0.1%
340,000 MCE Finance Ltd. 144A
ケイマン諸島合計
コロンビア−0.4%
石油およびガス−0.4%
1,150,000 Ecopetrol SA
コロンビア合計
フランス−2.5%
銀行−0.2%
320,000 BNP Paribas SA 144A @∼
340,000 Credit Agricole SA 144A @∼
商業サービス−0.2%
480,000 Europcar Groupe SA 144A
流通/卸売−0.2%
620,000 Rexel SA 144A
環境管理−0.2%
200,000 Paprec Holding 144A
200,000 Paprec Holding 144A
食品−0.3%
620,000 Labeyrie Fine Foods SAS 144A
ヘルスケア−サービス−0.6%
1,240,000 HomeVi SAS 144A
マスメディア−0.3%
720,000 Numericable-SFR SA 144A
石油・ガスサービス−0.5%
2,860,000 CGG SA
フランス合計
ドイツ−1.7%
エレクトロニクス−0.1%
300,000 Trionista TopCo GmbH 144A
持株会社−総合−0.6%
832,000 KraussMaffei Group GmbH 144A MTN
325,600 KraussMaffei Group GmbH MTN
マスメディア−0.4%
840,000 Unitymedia Hessen GmbH & Co.
KG/Unitymedia NRW GmbH
運輸−0.6%
1,549,000 Hapag-Lloyd AG 144A
ドイツ合計
利率
償還日
取得原価
評価額
6.000% 2022/04/01
165,734,350 円
672,379,200 円
174,589,749 円
616,370,813 円
7.500% 2020/03/01
102,235,260 円
100,858,094 円
5.000% 2021/02/15
35,691,125 円
137,926,385 円
36,540,618 円
137,398,712 円
5.875% 2023/09/18
114,116,333 円
114,116,333 円
127,771,889 円
127,771,889 円
7.375% 2049/12/29
8.125% 2049/12/29
39,638,301 円
40,099,068 円
79,737,369 円
34,843,206 円
38,272,260 円
73,115,466 円
5.750% 2022/06/15
64,719,055 円
64,549,180 円
5.250% 2020/06/15
61,691,767 円
71,602,787 円
5.250% 2022/04/01
7.375% 2023/04/01
26,184,081 円
26,414,101 円
52,598,182 円
25,064,037 円
23,746,158 円
48,810,195 円
5.625% 2021/03/15
88,729,850 円
83,971,568 円
6.875% 2021/08/15
173,576,966 円
169,362,910 円
6.000% 2022/05/15
80,753,493 円
79,307,632 円
6.500% 2021/06/01
291,814,072 円
893,620,754 円
131,797,235 円
722,516,973 円
6.875% 2021/04/30
41,083,892 円
40,652,536 円
8.750% 2020/12/15
8.750% 2020/12/15
95,237,310 円
44,807,156 円
140,044,466 円
113,550,738 円
44,437,645 円
157,988,383 円
4.000% 2025/01/15
120,527,485 円
110,271,516 円
9.750% 2017/10/15
124,990,002 円
426,645,845 円
177,150,444 円
486,062,879 円
-115-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
EUR
GBP
EUR
EUR
USD
USD
USD
ガーンジー−0.4%
総合金融サービス−0.4%
1,000,000 Pershing Square Holdings Ltd. 144A
ガーンジー合計
アイルランド−1.3%
総合金融サービス−0.7%
620,000 AerCap Ireland Capital Ltd./AerCap Global
Aviation Trust
150,000 AerCap Ireland Capital Ltd./AerCap Global
Aviation Trust
1,150,000 AerCap Ireland Capital Ltd./AerCap Global
Aviation Trust
梱包およびコンテナ−0.6%
1,000,000 Ardagh Packaging Finance PLC/Ardagh
Holdings USA Inc. 144A
504,706 Ardagh Packaging Finance PLC/Ardagh
Holdings USA Inc. 144A
アイルランド合計
イタリア−0.3%
運輸−0.3%
640,000 Onorato Armatori SpA 144A
イタリア合計
チャンネル諸島ジャージー−0.6%
保険−0.6%
990,000 Galaxy Bidco Ltd
チャンネル諸島ジャージー合計
ルクセンブルグ−3.8%
ヘルスケア−製品−0.6%
291,000 ConvaTec Healthcare E SA
540,000 ConvaTec Healthcare E SA 144A
40,000 Mallinckrodt International Finance
SA/Mallinckrodt CB LLC 144A
570,000 Mallinckrodt International Finance
SA/Mallinckrodt CB LLC 144A
100,000 Mallinckrodt International Finance
SA/Mallinckrodt CB LLC 144A
USD
USD
持株会社−総合−0.5%
1,420,000 DH Services Luxembourg Sarl 144A
鉄/鉄鋼−0.4%
290,000 ArcelorMittal
980,000 ArcelorMittal
USD
EUR
マスメディア−0.7%
1,610,000 Altice Financing SA 144A
170,000 Altice Financing SA 144A MTN
USD
利率
償還日
取得原価
評価額
5.500% 2022/07/15
123,885,004 円
123,885,004 円
103,686,636 円
103,686,636 円
4.250% 2020/07/01
68,724,427 円
70,470,383 円
5.000% 2021/10/01
17,017,450 円
17,491,851 円
4.625% 2022/07/01
139,857,998 円
225,599,875 円
132,326,908 円
220,289,142 円
9.125% 2020/10/15
85,894,307 円
115,839,609 円
7.000% 2020/11/15
61,509,297 円
147,403,604 円
373,003,479 円
54,316,725 円
170,156,334 円
390,445,476 円
7.750% 2023/02/15
83,577,357 円
83,577,357 円
86,274,590 円
86,274,590 円
6.375% 2020/11/15
188,516,722 円
188,516,722 円
160,974,960 円
160,974,960 円
10.875% 2018/12/15
10.875% 2018/12/15
33,802,765 円
60,805,945 円
38,525,448 円
71,490,523 円
5.750% 2022/08/01
4,592,133 円
4,164,325 円
5.625% 2023/10/15
68,572,082 円
58,460,717 円
5.500% 2025/04/15
10,332,223 円
178,105,148 円
9,975,273 円
182,616,286 円
7.750% 2020/12/15
145,296,731 円
158,407,328 円
6.500% 2021/03/01
6.125% 2025/06/01
36,979,039 円
121,302,141 円
158,281,180 円
32,269,304 円
102,439,024 円
134,708,328 円
6.625% 2023/02/15
5.250% 2023/02/15
199,936,770 円
22,852,330 円
222,789,100 円
182,317,073 円
22,320,120 円
204,637,193 円
-116-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
EUR
USD
USD
USD
USD
USD
USD
EUR
石油・ガスサービス−0.5%
1,580,000 Globe Luxembourg SCA 144A
梱包およびコンテナ−0.2%
470,000 Coveris Holdings SA 144A
小売−0.3%
680,000 Dufry Finance SCA 144A
電気通信−0.6%
1,420,000 Intelsat Jackson Holdings SA
720,000 Intelsat Jackson Holdings SA 144A
ルクセンブルグ合計
マーシャル諸島−0.5%
運輸−0.5%
2,017,000 Navios Maritime Acquisition Corp./Navios
Acquisition Finance US Inc. 144A
マーシャル諸島合計
メキシコ−0.4%
建材−0.4%
1,000,000 Cemex SAB de CV 144A
メキシコ合計
モロッコ−0.7%
化学−0.7%
1,750,000 OCP SA 144A
モロッコ合計
オランダ−2.0%
銀行−0.4%
740,000 ABN AMRO Bank NV 144A
270,000 Cooperatieve Rabobank UA
建材−0.1%
1,150,000 Grupo Isolux Corsan Finance BV 144A
石油およびガス−0.5%
630,000 Lukoil International Finance BV 144A
800,000 Petrobras Global Finance BV
製薬−0.5%
1,290,000 JLL/Delta Dutch Pledgeco BV PIK 144A
電気通信−0.5%
200,000 Oi Brasil Holdings CooperatiefUA
1,030,000 Oi Brasil Holdings CooperatiefUA 144A
1,060,000 VimpelCom Holdings BV 144A
オランダ合計
スウェーデン−0.3%
ヘルスケア−サービス−0.3%
700,000 Unilabs Subholding AB 144A
スウェーデン合計
利率
償還日
取得原価
評価額
9.625% 2018/05/01
159,458,409 円
135,410,813 円
7.875% 2019/11/01
57,193,279 円
47,544,116 円
5.500% 2020/10/15
65,000,722 円
79,869,619 円
5.500% 2023/08/01
8.000% 2024/02/15
163,977,852 円
80,374,245 円
244,352,097 円
1,230,476,666 円
96,959,649 円
83,556,255 円
180,515,904 円
1,123,709,587 円
8.125% 2021/11/15
216,781,830 円
216,781,830 円
151,326,009 円
151,326,009 円
6.125% 2025/05/05
120,006,956 円
120,006,956 円
105,372,598 円
105,372,598 円
5.625% 2024/04/25
177,578,339 円
177,578,339 円
205,035,405 円
205,035,405 円
4.750% 2025/07/28
5.250% 2045/08/04
91,396,658 円
30,681,367 円
122,078,025 円
84,092,179 円
32,946,525 円
117,038,704 円
6.625% 2021/04/15
166,864,955 円
45,389,504 円
6.125% 2020/11/09
6.850% 2115/06/05
66,640,676 円
80,747,284 円
147,387,960 円
74,881,983 円
63,167,360 円
138,049,343 円
8.750% 2020/05/01
156,300,375 円
141,730,359 円
5.750% 2022/02/10
5.750% 2022/02/10
5.950% 2023/02/13
20,539,474 円
98,731,118 円
101,521,456 円
220,792,048 円
813,423,363 円
5,957,064 円
32,114,421 円
116,536,855 円
154,608,340 円
596,816,250 円
8.500% 2018/07/15
92,927,482 円
92,927,482 円
93,387,871 円
93,387,871 円
-117-
元本金額*
USD
USD
EUR
EUR
GBP
GBP
GBP
GBP
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
GBP
GBP
USD
USD
USD
英国−3.8%
銀行−0.5%
200,000 Barclays Bank PLC
1,130,000 Royal Bank of Scotland Group PLC
商業サービス−0.2%
380,000 EC Finance PLC 144A MTN
流通/卸売−0.3%
680,000 Alliance Automotive Finance PLC 144A
娯楽−0.2%
310,000 Vougeot Bidco PLC 144A
食品−0.1%
200,000 Boparan Finance PLC
持株会社−総合−0.7%
384,000 Co-operative Group Holdings 2011 Ltd. #
720,000 Co-operative Group Holdings 2011 Ltd. #
マスメディア−0.6%
1,590,000 Virgin Media Finance PLC 144A
鉱業−0.4%
340,000 Anglo American Capital PLC 144A
210,000 Anglo American Capital PLC 144A
330,000 Anglo American Capital PLC 144A
530,000 Anglo American Capital PLC 144A
石油およびガス−0.2%
480,000 Ensco PLC
220,000 Ensco PLC
石油・ガスサービス−0.2%
900,000 KCA Deutag UK Finance PLC 144A
不動産−0.3%
634,788 Tesco Property Finance 6 PLC
小売−0.1%
180,000 Pizzaexpress Financing 2 PLC 144A
英国合計
米国−61.5%
広告−0.1%
150,000 Lamar Media Corp. 144A
航空宇宙/防衛−0.3%
800,000 LMI Aerospace Inc.
農業−0.4%
1,200,000 Alliance One International Inc.
利率
償還日
取得原価
評価額
7.625% 2022/11/21
6.000% 2023/12/19
24,258,634 円
130,706,752 円
154,965,386 円
24,207,598 円
128,831,812 円
153,039,410 円
5.125% 2021/07/15
53,464,408 円
51,162,269 円
6.250% 2021/12/01
95,278,307 円
92,707,480 円
7.875% 2020/07/15
48,175,692 円
52,179,160 円
5.500% 2021/07/15
34,753,632 円
30,048,465 円
6.875% 2020/07/08
7.500% 2026/07/08
54,732,778 円
100,057,361 円
154,790,139 円
66,613,764 円
124,198,023 円
190,811,787 円
6.375% 2023/04/15
164,523,579 円
186,753,962 円
3.625%
4.125%
4.125%
4.875%
2020/05/14
2021/04/15
2022/09/27
2025/05/14
34,205,964 円
20,255,435 円
30,966,041 円
50,002,796 円
135,430,236 円
32,984,242 円
19,767,899 円
30,414,747 円
48,996,853 円
132,163,741 円
4.700% 2021/03/15
5.750% 2044/10/01
39,159,258 円
12,425,536 円
51,584,794 円
37,718,062 円
12,270,990 円
49,989,052 円
7.250% 2021/05/15
94,267,071 円
63,729,347 円
5.411% 2044/07/13
108,128,068 円
89,019,006 円
6.625% 2021/08/01
29,520,179 円
1,124,881,491 円
29,794,391 円
1,121,398,070 円
5.750% 2026/02/01
17,802,067 円
17,744,745 円
7.375% 2019/07/15
83,867,146 円
84,972,463 円
9.875% 2021/07/15
121,274,176 円
103,349,444 円
-118-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
航空会社−1.2%
851,875 America West Airlines 2001-1 Pass Through
Trust
151,689 Continental Airlines 2000-1 Class B Pass
Through Trust
303,013 Continental Airlines 2009-2 Class B Pass
Through Trust
903,408 Continental Airlines 2012-1 Class B Pass
Through Trust
287,818 Delta Air Lines 2007-1 Class B Pass
Through Trust
153,158 Delta Air Lines 2009-1 Series B Pass
Through Trust
322,883 US Airways 2012-2 Class B Pass Through
Trust
衣料−0.8%
590,000 Levi Strauss & Co.
1,400,000 William Carter Co./The
自動車部品および装備品−0.8%
390,000 American Axle & Manufacturing Inc.
700,000 Goodyear Tire & Rubber Co./The
870,000 ZF North America Capital Inc. 144A
銀行−1.1%
220,000 CIT Group Inc.
1,560,000 CIT Group Inc.
1,050,000 Goldman Sachs Group Inc./The
飲料−2.4%
1,180,000 Beverages & More Inc. 144A
1,330,000 Carolina Beverage Group LLC/Carolina
Beverage Group Finance Inc. 144A
490,000 Constellation Brands Inc.
1,520,000 Constellation Brands Inc.
1,450,000 DS Services of America Inc. 144A
バイオテクノロジー−0.2%
620,000 AMAG Pharmaceuticals Inc. 144A
建材−0.7%
1,360,000 Hardwoods Acquisition Inc. 144A
150,000 Standard Industries Inc. 144A
260,000 Standard Industries Inc. 144A
560,000 USG Corp. 144A
化学−0.3%
390,000 Hercules Inc.
570,375 HIG BBC Intermediate Holdings LLC/HIG BBC
Holdings Corp. PIK 144A
利率
償還日
取得原価
評価額
7.100% 2022/10/02
87,482,361 円
102,091,947 円
8.388% 2022/05/01
12,616,091 円
17,326,456 円
9.250% 2018/11/10
23,829,988 円
36,068,263 円
6.250% 2021/10/11
73,537,482 円
106,110,075 円
8.021% 2024/02/10
24,902,535 円
36,555,522 円
9.750% 2018/06/17
12,547,120 円
18,075,309 円
6.750% 2022/12/03
33,690,947 円
268,606,524 円
37,720,160 円
353,947,732 円
5.000% 2025/05/01
5.250% 2021/08/15
71,753,097 円
137,822,738 円
209,575,835 円
67,309,205 円
162,470,496 円
229,779,701 円
6.625% 2022/10/15
5.125% 2023/11/15
4.750% 2025/04/29
47,541,719 円
85,093,558 円
91,700,032 円
224,335,309 円
45,697,988 円
80,841,857 円
97,663,538 円
224,203,383 円
5.375% 2020/05/15
5.000% 2023/08/01
5.150% 2045/05/22
22,663,283 円
154,273,858 円
126,476,926 円
303,414,067 円
25,716,534 円
176,655,052 円
120,346,145 円
322,717,731 円
10.000% 2018/11/15
122,336,446 円
119,531,865 円
10.625%
6.000%
4.750%
10.000%
2018/08/01
2022/05/01
2024/11/15
2021/09/01
139,589,654 円
56,822,292 円
162,479,957 円
148,500,657 円
629,729,006 円
144,256,491 円
62,234,461 円
178,959,200 円
185,385,523 円
690,367,540 円
7.875% 2023/09/01
77,594,975 円
61,846,690 円
2021/08/01
2021/02/15
2023/02/15
2025/03/01
142,591,279 円
17,078,023 円
29,564,566 円
66,994,514 円
256,228,382 円
104,709,453 円
17,344,330 円
30,026,975 円
65,696,302 円
217,777,060 円
6.500% 2029/06/30
36,570,036 円
36,383,050 円
10.500% 2018/09/15
61,161,203 円
97,731,239 円
45,196,626 円
81,579,676 円
7.500%
5.125%
5.500%
5.500%
-119-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
石炭−0.1%
1,470,000 Murray Energy Corp. 144A
商業サービス−2.8%
1,250,000 Ashtead Capital Inc. 144A
720,000 Flexi-Van Leasing Inc. 144A
1,160,000 Monitronics International Inc.
1,660,000 NES Rentals Holdings Inc. 144A
700,000 Service Corp. International
584,000 United Rentals North America Inc.
1,420,000 United Rentals North America Inc.
USD
USD
コンピューター−0.4%
1,330,000 Compiler Finance Sub Inc. 144A
520,000 Western Digital Corp. 144A
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
流通/卸売−1.0%
640,000 American Builders & Contractors Supply
Co. Inc. 144A
460,000 American Builders & Contractors Supply
Co. Inc. 144A
1,130,000 H&E Equipment Services Inc.
340,000 HD Supply Inc. 144A
総合金融サービス−1.5%
700,000 Ally Financial Inc.
50,000 International Lease Finance Corp.
830,000 Navient Corp. MTN
1,230,000 Quicken Loans Inc. 144A
1,310,000 TMX Finance LLC/TitleMax Finance Corp.
144A
電力−2.3%
1,098,984 FirstLight Hydro Generating Co.
1,627,072 Miran Mid-Atlantic Series C Pass Through
Trust
1,374,484 NRG REMA LLC
480,000 NRG REMA LLC
1,260,000 Red Oak Power LLC
電子部品・機器−1.1%
2,300,000 International Wire Group Holdings Inc.
144A
460,000 WESCO Distribution Inc.
利率
償還日
取得原価
評価額
176,939,874 円
22,305,271 円
2024/10/01
2018/08/15
2020/04/01
2018/05/01
2027/04/01
2022/04/15
2024/11/15
147,191,362 円
73,848,619 円
108,668,971 円
167,254,304 円
69,901,222 円
50,263,632 円
154,782,211 円
771,910,321 円
146,116,669 円
80,521,524 円
106,260,537 円
172,586,265 円
90,873,328 円
70,234,911 円
160,402,383 円
826,995,617 円
7.000% 2021/05/01
10.500% 2024/04/01
141,310,731 円
58,475,740 円
199,786,471 円
68,764,752 円
58,738,901 円
127,503,653 円
5.625% 2021/04/15
68,918,076 円
74,452,062 円
5.750% 2023/12/15
7.000% 2022/09/01
5.750% 2024/04/15
56,733,862 円
103,618,548 円
38,505,096 円
267,775,582 円
53,900,191 円
129,549,286 円
39,361,583 円
297,263,122 円
8.000%
8.625%
8.000%
5.750%
2031/11/01
2022/01/15
2020/03/25
2025/05/01
91,087,941 円
6,515,045 円
90,467,557 円
147,782,086 円
90,086,546 円
6,778,970 円
93,056,648 円
134,792,627 円
8.500% 2018/09/15
138,353,570 円
474,206,199 円
118,528,718 円
443,243,509 円
8.812% 2026/10/15
96,261,706 円
131,927,664 円
2028/12/30
2017/07/02
2026/07/02
2029/11/30
186,785,354 円
128,055,699 円
52,890,380 円
122,946,626 円
586,939,765 円
177,392,326 円
151,398,719 円
51,792,739 円
146,931,550 円
659,442,998 円
8.500% 2017/10/15
5.375% 2021/12/15
184,032,876 円
48,057,546 円
232,090,422 円
258,514,106 円
52,478,363 円
310,992,469 円
11.250% 2021/04/15
5.625%
7.875%
9.125%
7.875%
7.500%
7.625%
5.750%
10.060%
9.237%
9.681%
9.200%
-120-
元本金額*
USD
エンジニアリングおよび建設−0.5%
2,117,212 Michael Baker Holdings LLC/Michael Baker
Finance Corp. PIK 144A
娯楽−1.1%
250,000 AMC Entertainment Inc.
370,000 Greektown Holdings LLC/Greektown
Mothership Corp. 144A
1,579,770 New Cotai LLC/New Cotai Capital Corp. PIK
144A
1,020,000 Speedway Motorsports Inc.
USD
USD
USD
USD
USD
食品−1.9%
690,000 Dole Food Co., Inc. 144A
684,000 Kraft Heinz Foods Co. 144A
700,000 Kraft Heinz Foods Co. 144A
880,000 Pilgrim s Pride Corp. 144A
2,020,000 Simmons Foods Inc. 144A
USD
利率
償還日
取得原価
評価額
9.625% 2019/04/15
226,119,984 円
152,300,290 円
5.750% 2025/06/15
31,149,576 円
28,872,092 円
8.875% 2019/03/15
47,378,999 円
42,834,663 円
10.625% 2019/05/01
5.125% 2023/02/01
177,810,398 円
122,043,297 円
378,382,270 円
126,956,901 円
118,084,748 円
316,748,404 円
2019/05/01
2025/02/15
2039/08/01
2025/03/15
2021/10/01
69,366,254 円
81,432,064 円
111,382,555 円
105,866,213 円
226,643,253 円
594,690,339 円
77,360,346 円
84,770,334 円
103,115,028 円
99,775,205 円
191,851,186 円
556,872,099 円
5.125% 2019/07/15
77,762,280 円
52,107,452 円
6.875% 2021/10/15
103,136,648 円
180,898,928 円
62,195,122 円
114,302,574 円
USD
USD
ヘルスケア−製品−1.1%
820,000 DJO Finco Inc./DJO Finance LLC/DJO
Finance Corp. 144A
620,000 Greatbatch Ltd. 144A
1,590,000 Universal Hospital Services Inc.
8.125% 2021/06/15
9.125% 2023/11/01
7.625% 2020/08/15
99,169,021 円
74,965,666 円
178,293,414 円
352,428,101 円
82,027,650 円
69,250,871 円
166,202,091 円
317,480,612 円
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
ヘルスケア−サービス−2.4%
450,000 Centene Escrow Corp. 144A
260,000 Centene Escrow Corp. 144A
870,000 DaVita HealthCare Partners Inc.
620,000 HCA Inc.
820,000 HCA Inc.
1,230,000 HCA Inc.
310,000 HCA Inc.
630,000 IASIS Healthcare LLC/IASIS Capital Corp.
1,020,000 Tenet Healthcare Corp.
5.625%
6.125%
5.000%
5.375%
5.250%
5.875%
5.250%
8.375%
8.125%
2021/02/15
2024/02/15
2025/05/01
2025/02/01
2025/04/15
2026/02/15
2026/06/15
2019/05/15
2022/04/01
53,503,896 円
30,915,713 円
104,140,243 円
76,073,503 円
103,172,226 円
151,620,540 円
35,211,268 円
77,507,785 円
130,745,597 円
762,890,771 円
52,854,895 円
30,830,617 円
97,052,377 円
70,535,889 円
95,161,290 円
142,741,935 円
35,801,394 円
70,190,795 円
118,514,668 円
713,683,860 円
7.125% 2023/03/15
49,815,483 円
49,101,382 円
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
ガス−0.4%
760,000 NGL Energy Partners LP/NGL Energy Finance
Corp.
930,000 NGL Energy Partners LP/NGL Energy Finance
Corp.
持株会社−総合−0.2%
410,000 Argos Merger Sub Inc. 144A
7.250%
4.875%
7.125%
5.750%
7.875%
-121-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
住宅建築−2.2%
1,300,000 Ashton Woods USA LLC/Ashton Woods Finance
Co. 144A
40,000 PulteGroup Inc.
510,000 PulteGroup Inc.
1,500,000 Shea Homes LP/Shea Homes Funding Corp.
144A
1,000,000 Taylor Morrison Communities Inc./Monarch
Communities Inc. 144A
300,000 William Lyon Homes Inc.
380,000 William Lyon Homes Inc.
1,210,000 Woodside Homes Co. LLC/Woodside Homes
Finance Inc. 144A
利率
償還日
取得原価
評価額
6.875% 2021/02/15
4.250% 2021/03/01
5.500% 2026/03/01
124,013,965 円
4,507,550 円
57,641,981 円
120,546,252 円
4,585,815 円
59,257,334 円
6.125% 2025/04/01
185,010,166 円
166,067,214 円
5.250% 2021/04/15
8.500% 2020/11/15
7.000% 2022/08/15
127,373,842 円
34,584,161 円
39,902,384 円
110,711,476 円
34,767,360 円
41,216,140 円
6.750% 2021/12/15
129,785,314 円
702,819,363 円
121,720,805 円
658,872,396 円
6.125% 2023/11/15
55,483,219 円
52,854,895 円
家庭用品−1.6%
450,000 Central Garden & Pet Co.
1,240,000 Century Intermediate Holding Co. 2 PIK
144A
280,000 Kronos Acquisition Holdings Inc. 144A
1,250,000 Spectrum Brands Inc.
790,000 Sun Products Corp./The 144A
9.750%
9.000%
5.750%
7.750%
2019/02/15
2023/08/15
2025/07/15
2021/03/15
128,335,519 円
32,120,297 円
159,766,466 円
94,742,911 円
470,448,412 円
141,811,847 円
29,110,936 円
149,980,330 円
82,134,427 円
455,892,435 円
USD
USD
保険−0.8%
1,040,000 Fidelity & Guaranty Life Holdings Inc.
144A
600,000 Genworth Holdings Inc.
620,000 Genworth Holdings Inc.
6.375% 2021/04/01
7.700% 2020/06/15
4.900% 2023/08/15
103,715,185 円
75,135,494 円
65,536,496 円
244,387,175 円
118,062,268 円
59,851,635 円
52,090,592 円
230,004,495 円
USD
USD
インターネット−0.8%
810,000 Ancestry.com Inc.
1,070,000 Netflix Inc.
11.000% 2020/12/15
5.875% 2025/02/15
71,699,748 円
126,147,730 円
197,847,478 円
98,325,278 円
127,180,510 円
225,505,788 円
8.875% 2018/08/01
107,549,185 円
65,752,501 円
6.375% 2026/04/01
35,784,285 円
37,495,785 円
8.000% 2020/10/01
94,651,264 円
96,774,194 円
10.500% 2019/07/01
6.625% 2021/12/15
62,107,540 円
47,862,296 円
240,405,385 円
81,578,060 円
50,865,460 円
266,713,499 円
52,700,245 円
235,379,762 円
76,437,758 円
74,277,229 円
174,358,142 円
63,212,788 円
85,267,055 円
71,291,782 円
44,472,579 円
877,397,340 円
50,567,607 円
230,340,384 円
79,010,299 円
71,133,528 円
146,000,056 円
64,553,726 円
80,661,239 円
62,751,894 円
45,340,879 円
830,359,612 円
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
レジャー−0.2%
1,000,000 Gibson Brands Inc. 144A
宿泊−0.9%
320,000 Boyd Gaming Corp. 144A
875,000 Caesars Entertainment Resort Properties
LLC
760,000 Downstream Development Authority of the
Quapaw Tribe of Oklahoma 144A
420,000 MGM Resorts International
マスメディア−2.8%
440,000 CCO Holdings LLC/CCO Holdings Capital
Corp. 144A
1,940,000 CCO Safari II LLC 144A
630,000 CCO Safari II LLC 144A
610,000 CCOH Safari LLC 144A
1,410,000 DISH DBS Corp.
530,000 Neptune Finco Corp. 144A
610,000 Time Warner Cable Inc.
570,000 Tribune Media Co. 144A
520,000 Viacom Inc.
5.875%
4.908%
6.484%
5.750%
5.875%
6.625%
7.300%
5.875%
4.375%
-122-
2027/05/01
2025/07/23
2045/10/23
2026/02/15
2024/11/15
2025/10/15
2038/07/01
2022/07/15
2043/03/15
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
金属加工/機器−0.5%
1,150,000 Global Brass & Copper Inc.
鉱業−0.8%
540,000 Alcoa Inc.
930,000 Coeur Mining Inc.
220,000 Freeport-McMoRan Inc.
310,000 Freeport-McMoRan Inc.
220,000 Freeport-McMoRan Inc.
260,000 Freeport-McMoRan Inc.
360,000 Freeport-McMoRan Inc.
各種製造−0.8%
1,270,000 CBC Ammo LLC/CBC FinCo Inc. 144A
830,000 CTP Transportation Products LLC/CTP
Finance Inc. 144A
320,000 Techniplas LLC 144A
石油およびガス−6.0%
1,290,000 Berry Petroleum Co. LLC
380,000 California Resources Corp.
1,400,000 Calumet Specialty Products Partners
LP/Calumet Finance Corp.
720,000 Carrizo Oil & Gas Inc.
440,000 Chesapeake Energy Corp.
890,000 Chesapeake Energy Corp.
580,000 Chesapeake Energy Corp.
160,000 Continental Resources Inc.
760,000 Continental Resources Inc.
70,000 Continental Resources Inc./OK
110,000 Continental Resources Inc./OK
620,000 CrownRock LP/CrownRock Finance Inc. 144A
600,000 EP Energy LLC/Everest Acquisition Finance
Inc.
330,000 EP Energy LLC/Everest Acquisition Finance
Inc.
210,000 EV Energy Partners LP/EV Energy Finance
Corp.
650,000 Gulfport Energy Corp.
4,940,000 Milagro Oil & Gas Inc. ±
560,000 Murphy Oil USA Inc.
480,000 Oasis Petroleum Inc.
2,315,000 Oasis Petroleum Inc.
440,000 Parsley Energy LLC/Parsley Finance Corp.
144A
1,080,000 QEP Resources Inc.
110,000 QEP Resources Inc.
660,000 Range Resources Corp. 144A
910,000 Rice Energy Inc.
720,000 RSP Permian Inc.
1,970,000 Sanchez Energy Corp.
410,000 SM Energy Co.
610,000 SM Energy Co.
500,000 Whiting Petroleum Corp.
530,000 WPX Energy Inc.
利率
償還日
9.500% 2019/06/01
取得原価
評価額
96,890,807 円
137,012,476 円
2037/02/01
2021/02/01
2020/03/15
2021/11/14
2022/03/01
2023/03/15
2043/03/15
56,004,734 円
86,778,472 円
18,712,638 円
22,683,979 円
16,040,255 円
20,081,606 円
24,852,515 円
245,154,199 円
51,893,897 円
84,407,666 円
18,669,214 円
24,825,784 円
17,371,024 円
19,944,925 円
24,985,950 円
242,098,460 円
7.250% 2021/11/15
128,044,945 円
109,913,454 円
8.250% 2019/12/15
10.000% 2020/05/01
88,439,176 円
39,037,146 円
255,521,267 円
92,356,974 円
26,076,205 円
228,346,633 円
6.375% 2022/09/15
6.000% 2024/11/15
134,523,384 円
42,094,948 円
26,823,648 円
9,716,758 円
6.500%
7.500%
6.625%
6.875%
6.125%
3.800%
4.900%
5.000%
4.500%
7.750%
2021/04/15
2020/09/15
2020/08/15
2020/11/15
2021/02/15
2024/06/01
2044/06/01
2022/09/15
2023/04/15
2023/02/15
146,729,002 円
80,026,282 円
48,756,907 円
91,291,696 円
63,807,811 円
14,387,076 円
58,558,819 円
6,572,875 円
10,209,485 円
73,671,340 円
112,509,835 円
75,868,270 円
19,534,675 円
39,763,403 円
25,424,300 円
14,296,954 円
64,066,539 円
6,820,417 円
10,400,978 円
67,770,035 円
9.375% 2020/05/01
74,858,678 円
34,351,467 円
6.375% 2023/06/15
40,323,977 円
17,247,387 円
5.950%
7.875%
3.100%
4.000%
3.550%
3.875%
5.450%
8.000%
6.625%
10.500%
6.000%
6.500%
6.875%
2019/04/15
2023/05/01
2016/05/15
2023/08/15
2021/11/01
2023/01/15
24,857,605 円
78,679,378 円
355,941,642 円
60,539,718 円
41,391,880 円
265,000,708 円
6,018,883 円
68,309,543 円
158,244,352 円
65,460,268 円
40,193,324 円
193,198,550 円
7.500%
6.875%
5.250%
4.875%
7.250%
6.625%
7.750%
5.000%
5.625%
5.000%
8.250%
2022/02/15
2021/03/01
2023/05/01
2025/05/15
2023/05/01
2022/10/01
2021/06/15
2024/01/15
2025/06/01
2019/03/15
2023/08/01
54,085,834 円
92,044,727 円
11,639,563 円
78,862,469 円
110,142,116 円
90,628,488 円
200,938,984 円
19,851,070 円
73,198,887 円
58,386,043 円
63,335,740 円
2,565,337,132 円
49,454,872 円
111,981,567 円
10,818,253 円
65,280,432 円
90,007,868 円
80,116,893 円
131,193,099 円
32,128,571 円
47,972,451 円
39,198,606 円
46,316,174 円
1,760,488,372 円
-123-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
石油・ガスサービス−0.2%
190,000 Freeport-McMoran Oil & Gas LLC/FCX Oil &
Gas Inc.
580,000 Freeport-McMoran Oil & Gas LLC/FCX Oil &
Gas Inc.
梱包およびコンテナ−0.8%
650,000 BWAY Holding Co. 144A
190,000 Pactiv LLC
1,470,000 Pactiv LLC
製薬−0.3%
820,000 BioScrip Inc.
100,000 Valeant Pharmaceuticals International
144A
USD
USD
USD
パイプライン−3.7%
1,940,000 Crestwood Midstream Partners LP/Crestwood
Midstream Finance Corp.
55,000 Enterprise Products Operating LLC ∼
1,200,000 Kinder Morgan Inc. MTN
2,140,000 MPLX LP
810,000 Rose Rock Midstream LP/Rose Rock Finance
Corp.
710,000 Summit Midstream Holdings LLC/Summit
Midstream Finance Corp.
1,540,000 Summit Midstream Holdings LLC/Summit
Midstream Finance Corp.
1,068,000 Targa Resources Partners LP/Targa
Resources Partners Finance Corp.
1,050,000 Targa Resources Partners LP/Targa
Resources Partners Finance Corp. 144A
330,000 Williams Cos Inc./The
470,000 Williams Cos Inc./The
90,000 Williams Cos Inc./The
USD
USD
USD
不動産−0.8%
900,000 CBRE Services Inc.
210,000 Greystar Real Estate Partners LLC 144A
910,000 Howard Hughes Corp./The 144A
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
不動産投資信託−1.6%
1,400,000 CTR Partnership LP/CareTrust Capital
Corp.
1,030,000 ESH Hospitality Inc. 144A
700,000 Geo Group Inc./The
919,000 Geo Group Inc./The
190,000 MPT Operating Partnership LP/MPT Finance
Corp.
利率
償還日
取得原価
評価額
6.125% 2019/06/15
18,472,519 円
18,472,519 円
6.875% 2023/02/15
55,690,664 円
74,163,183 円
50,196,696 円
68,669,215 円
9.125% 2021/08/15
7.950% 2025/12/15
8.375% 2027/04/15
68,871,106 円
16,741,707 円
158,738,546 円
244,351,359 円
65,569,855 円
19,753,850 円
153,658,537 円
238,982,242 円
8.875% 2021/02/15
89,927,897 円
78,341,014 円
7.250% 2022/07/15
11,716,011 円
101,643,908 円
9,047,994 円
87,389,008 円
6.125%
7.034%
7.800%
4.875%
2022/03/01
2068/01/15
2031/08/01
2025/06/01
198,481,762 円
4,409,247 円
99,765,848 円
263,452,885 円
164,628,526 円
6,283,860 円
149,410,048 円
219,717,170 円
5.625% 2023/11/15
96,384,085 円
59,632,460 円
7.500% 2021/07/01
71,993,668 円
63,043,723 円
5.500% 2022/08/15
160,725,879 円
123,760,818 円
6.375% 2022/08/01
85,472,293 円
116,439,249 円
2020/10/01
2023/01/15
2024/06/24
2031/01/15
130,419,894 円
28,046,174 円
40,217,578 円
7,378,553 円
1,186,747,866 円
117,132,179 円
27,911,094 円
40,412,499 円
8,269,641 円
1,096,641,267 円
5.250% 2025/03/15
8.250% 2022/12/01
6.875% 2021/10/01
106,760,458 円
24,350,760 円
93,725,245 円
224,836,463 円
104,480,522 円
24,488,592 円
101,258,851 円
230,227,965 円
5.875%
5.250%
6.625%
5.125%
2021/06/01
2025/05/01
2021/02/15
2023/04/01
145,535,967 円
124,235,153 円
58,645,867 円
95,148,633 円
158,929,976 円
113,164,550 円
81,530,291 円
100,969,147 円
6.375% 2024/03/01
21,793,825 円
445,359,445 円
22,583,455 円
477,177,419 円
6.625%
3.700%
4.550%
7.500%
-124-
元本金額*
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
小売−4.3%
990,000 Carrols Restaurant Group Inc.
370,000 CEC Entertainment Inc.
880,000 CST Brands Inc.
1,240,000 Dollar Tree Inc. 144A
1,050,000 First Cash Financial Services Inc.
510,000 GameStop Corp. 144A
720,000 Guitar Center Inc. 144A
440,000 L Brands Inc.
840,000 L Brands Inc.
1,650,000 Landry's Holdings II Inc. 144A
1,410,000 Neiman Marcus Group Ltd. LLC PIK 144A
520,000 Sally Holdings LLC/Sally Capital Inc.
840,000 Vista Outdoor Inc. 144A
半導体−0.3%
890,000 Micron Technology Inc.
ソフトウェア−1.5%
10,000 Activision Blizzard Inc. 144A
1,050,000 Activision Blizzard Inc. 144A
240,000 First Data Corp. 144A
1,740,000 First Data Corp. 144A
940,000 Interface Security Systems Holdings
Inc./Interface Security Systems LLC
ソブリン−0.3%
300,000 United States Treasury Note/Bond
500,000 United States Treasury Note/Bond
電気通信−3.7%
1,230,000 CenturyLink Inc.
150,000 CommScope Inc. 144A
1,040,000 CommScope Technologies Finance LLC 144A
530,000 Level3 Financing Inc. 144A
1,190,000 Sprint Capital Corp.
1,290,000 Sprint Communications Inc.
1,490,000 Sprint Communications Inc.
180,000 Sprint Corp.
860,000 Sprint Corp.
1,290,000 West Corp. 144A
640,000 Windstream Services LLC
700,000 Windstream Services LLC
410,000 Windstream Services LLC
繊維−0.2%
430,000 Empire Today LLC/Empire Today Finance
Corp.144A
利率
8.000%
8.000%
5.000%
5.750%
6.750%
6.750%
6.500%
6.950%
6.875%
10.250%
8.750%
5.625%
5.875%
償還日
取得原価
評価額
2022/05/01
2022/02/15
2023/05/01
2023/03/01
2021/04/01
2021/03/15
2019/04/15
2033/03/01
2035/11/01
2018/01/01
2021/10/15
2025/12/01
2023/10/01
120,445,319 円
39,490,472 円
88,908,364 円
160,288,135 円
111,593,144 円
58,076,476 円
77,001,804 円
53,907,582 円
101,058,710 円
154,551,230 円
144,711,027 円
64,358,058 円
105,660,932 円
1,280,051,253 円
119,897,156 円
35,868,832 円
100,640,665 円
148,432,056 円
114,181,747 円
55,603,012 円
73,238,170 円
51,185,793 円
102,929,976 円
184,992,132 円
122,920,557 円
62,537,934 円
99,370,574 円
1,271,798,604 円
5.500% 2025/02/01
107,905,985 円
81,590,002 円
5.625%
6.125%
7.000%
5.000%
2021/09/15
2023/09/15
2023/12/01
2024/01/15
1,022,327 円
106,295,172 円
26,421,790 円
212,789,028 円
1,187,198 円
127,163,651 円
27,346,297 円
196,549,399 円
9.250% 2018/01/15
88,248,839 円
434,777,156 円
99,710,577 円
451,957,122 円
1.375% 2020/09/30
1.375% 2020/10/31
36,294,738 円
59,933,646 円
96,228,384 円
34,005,710 円
56,656,457 円
90,662,167 円
2021/06/15
2020/06/15
2025/06/15
2026/03/15
2032/03/15
2020/08/15
2021/11/15
2021/09/15
2023/09/15
2022/07/15
2020/10/15
2021/10/01
2023/04/01
120,875,831 円
18,788,487 円
129,958,124 円
59,618,298 円
97,286,436 円
110,462,177 円
145,611,238 円
17,441,820 円
96,406,153 円
134,962,493 円
66,983,599 円
70,205,603 円
33,352,684 円
1,101,952,943 円
140,753,917 円
17,365,404 円
118,573,677 円
60,166,348 円
105,330,448 円
115,994,155 円
149,887,603 円
15,552,995 円
74,409,284 円
133,545,521 円
62,223,221 円
64,565,303 円
34,677,419 円
1,093,045,295 円
11.375% 2017/02/01
32,852,102 円
47,847,589 円
6.450%
4.375%
6.000%
5.250%
8.750%
7.000%
11.500%
7.250%
7.875%
5.375%
7.750%
7.750%
7.500%
-125-
元本金額*
USD
USD
USD
EUR
USD
利率
運輸−1.3%
580,000 Florida East Coast Holdings Corp. 144A
1,070,000 Jack Cooper Holdings Corp. 144A
1,290,000 Neovia Logistics Intermediate Holdings
LLC/Logistics Intermediate Finance Corp.
PIK 144A
220,000 XPO Logistics Inc. 144A
980,000 XPO Logistics Inc. 144A
償還日
取得原価
評価額
6.750% 2019/05/01
10.250% 2020/06/01
62,054,713 円
118,068,484 円
65,516,466 円
85,388,333 円
10.000% 2018/02/15
5.750% 2021/06/15
6.500% 2022/06/15
131,685,422 円
31,158,107 円
108,859,682 円
451,826,408 円
19,331,487,434 円
27,125,629,233 円
27,125,629,233 円
90,620,434 円
26,995,702 円
107,533,438 円
376,054,373 円
18,009,610,960 円
24,917,440,618 円
24,917,440,618 円
4,345,569,676 円
29,263,010,294 円
米国合計
手形および社債合計
投資合計−85.1%
負債(その他の資産控除後)−14.9%
純資産−100.0%
144A 有価証券は、1933 年証券法規則 144A に基づき登録が免除されています。これらの有価証券は、登録
免除取引において、通常、適格機関購入者への転売が可能です。
MTN ミディアム・ターム・ノート
PIK ペイメント・イン・カインド(payment in kind)
REIT 不動産投資信託
@
有価証券は、永久債であり償還日が確定していません。
∼
変動利付有価証券。開示されている率は、2016 年 3 月 31 日現在適用されていたものです。
#
ステップ・アップ債を意味します。示されている率は、2016 年 3 月 31 日時点の表面利率です。
±
示されている償還日は、当該有価証券の当初の償還日です。有価証券は、現在破産状態にあり、最終
的な回収金額が破産手続を通じて確定するまで、引き続き報告される予定です。
*
指定された現地通貨で表示されている元本金額を除きます。
先物契約
先物契約買建
U.S. Ultra Bond (CBT) Futures
契約数
56
先物契約売建
契約数
10 Yr U.S. Treasury Note (CBT)
(91)
Futures
先物契約に係る未実現純(損失)合計
CBT
想定元本
USD
9,661,750
想定元本
USD
(11,865,547)
シカゴ商品取引所
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-126-
満期日
2016/06/21
満期日
2016/06/21
未実現(損失)
(7,872,328 円)
未実現利益(損失)
1,025,903 円
(6,846,425 円)
為替予約
決済日
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/03
2016/05/13
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/03
2016/05/03
2016/06/02
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/05/13
2016/06/02
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
10,503,879
12,822,561
7,104,760
1,250,374
1,250,374
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
未実現利益(損失)
(円)
899,144,126
(9,024,516)
1,097,038,601
(11,604,018)
607,701,994
(6,577,815)
100,825,487
(7,282,284)
106,739,005
(1,125,376)
AUD
AUD
BRL
BRL
EUR
EUR
4,257,185
2,421,576
186,804,950
244,452,749
796,134
5,802,886
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
364,011,604
201,238,133
5,720,464,108
7,536,114,857
102,084,515
750,010,173
(4,065,978)
(8,132,095)
(203,833,431)
(216,414,288)
112,737
6,755,586
EUR
EUR
GBP
GBP
MXN
TRY
TRY
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
1,741,921
4,793,987
1,306,575
2,645,570
1,809,814
321,033
5,728
7,520,819
7,919,399
179,539
9,182,979
1,880,330
1,862,541
9,662,607
624,363
1,490,111
42,503,291
34,582,236
23,018,670
12,852,371
36,904,847
37,905,859
1,144,881
370,612
360,394
216,978
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
223,374,521
615,171,002
215,693,365
437,487,483
11,710,755
12,681,913
224,709
850,172,967
899,027,954
20,087,383
1,037,844,671
210,822,464
210,822,464
1,097,484,167
69,630,266
168,308,340
4,932,549,724
3,869,423,026
2,606,546,699
1,461,513,973
4,126,918,293
4,294,534,548
129,979,487
41,520,550
40,798,695
24,595,670
262,970
1,139,791
4,860,140
10,589,817
(158,592)
(132,751)
(1,813)
4,852,181
9,777,339
(67,918)
5,701,331
(521,859)
1,675,111
12,492,849
(461,519)
1,026,649
155,288,687
(17,531,640)
21,747,318
18,351,600
(17,039,731)
41,088,613
1,297,834
(135,308)
329,534
231,799
USD
3,633,540 JPY
410,893,826
2,493,210
USD
3,206,208 JPY
364,372,893
4,355,422
相手方
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
Goldman Sachs International
UBS AG
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
Citibank, N.A.
UBS AG
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Go1dman Sachs International
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
UBS AG
UBS AG
UBS AG
約定引渡額
USD
USD
USD
USD
USD
USD
66,199,020
62,385,179
1,060,000
568,786
1,823,811
65,519,365
-127-
交換額**
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
7,419,319,383
7,356,253,031
118,301,079
64,651,306
207,751,855
7,426,980,688
(14,012,113)
344,318,797
(840,204)
783,689
3,008,663
75,001,906
208,580,324
決済日
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/06/02
2016/05/03
2016/04/04
2016/06/02
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/05/13
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/05/13
2016/04/04
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/03
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/13
2016/04/04
2016/04/04
2016/05/02
2016/05/13
相手方
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Goldman Sachs International
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
UBS AG
Citibank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Barclays Bank PLC
Barclays Bank PLC
Citibank, N.A.
Citibank, N.A.
Goldman Sachs International
JPMorgan Chase Bank, N.A.
JPMorgan Chase Bank, N.A.
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
Morgan Stanley & Co. International
plc
UBS AG
UBS AG
UBS AG
UBS AG
約定受取額
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
10,503,879
10,503,879
12,822,561
12,822,561
7,104,760
7,104,760
1,250,374
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
4,257,185 JPY
344,572,137
23,505,445
AUD
AUD
AUD
BRL
BRL
BRL
4,257,185
2,421,576
755,360
186,804,950
161,491,150
141,350,950
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
364,372,893
203,835,189
64,651,306
5,472,373,198
4,526,561,443
4,294,534,548
2,876,013
5,535,040
510,296
451,924,341
549,667,418
107,151,702
BRL
BRL
BRL
EUR
EUR
EUR
GBP
MXN
MXN
TRY
TRY
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
265,554,060
244,452,749
244,452,749
162,595
1,573,049
1,640,000
242,293
1,809,814
1,809,814
321,033
313,660
7,929,851
892,491
11,536,179
8,442,822
80,122,130
1,470,732
944,356
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
7,419,319,383
7,016,670,368
7,426,980,688
20,087,383
199,722,084
207,751,855
38,216,522
11,212,045
11,676,596
12,222,945
12,299,853
899,144,126
102,084,515
1,307,861,065
965,703,538
9,082,713,771
166,016,850
106,963,714
927,968,896
735,858,776
185,308,470
738,412
1,759,677
2,305,270
880,610
657,302
149,870
591,720
103,749
(7,849,245)
(1,892,469)
(11,224,115)
(17,902,453)
(77,191,779)
(710,315)
(924,214)
USD
591,846 JPY
66,321,689
USD
3,210,339 JPY
364,011,604
(3,177,706)
USD
585,591 JPY
66,321,689
(564,854)
223,374,521
254,048,553
7,737,352,990
254,048,553
1,052,658,485
(5,764,261)
767,953
(67,038,616)
(2,177,002)
(19,514,446)
2,971,951,065
3,180,531,389
USD
USD
USD
USD
USD
1,938,428
2,267,102
68,242,787
2,243,017
9,203,040
為替予約に係る未実現純利益合計
通貨凡例
AUD −オーストラリア・ドル
BRL −ブラジル・レアル
EUR −ユーロ
GBP −英ポンド
未実現利益(損失)
(円)
850,172,967
57,995,675
899,027,954
7,096,072
1,037,844,671
70,797,948
1,097,484,167
8,662,497
575,051,883
39,227,926
608,097,103
4,799,740
107,266,352
841,419
交換額**
JPY
MXN
TRY
USD
−日本円
−メキシコ・ペソ
−トルコ・リラ
−米ドル
**特定の契約は日本円に換算されています。
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-128-
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
200,303
(3)損益計算書
2016 年 3 月 31 日終了年度
(日本円表示)
投資収益
利息(外国源泉税 3,343,521 円控除後)
3,282,377,724 円
費用
管理会社報酬
保管
管理事務代行、会計代行、および名義書換代理人
受託会社報酬
専門家
その他
費用合計
投資純利益
173,240,648 円
15,094,020 円
10,770,114 円
3,849,790 円
3,298,201 円
582,788 円
206,835,561 円
3,075,542,163 円
投資、外貨換算/取引およびデリバティブ取引に係る実現・未実現純利益(損
失)
実現純利益(損失)
投資
先物契約
スワップ契約
外貨取引
為替予約
実現純(損失)
未実現利益(損失)の純変動額
投資
先物契約
スワップ契約
外貨換算
為替予約
未実現利益(損失)の純変動額
投資、外貨換算/取引およびデリバティブ取引に係る実現・未実現純利益
(損失)
営業による純資産の純(減少)額
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-129-
1,321,861,644 円
62,924,901 円
(4,044,969 円)
(57,913,623 円)
(9,877,633,541 円)
(8,554,805,588 円)
(8,691,968,894 円)
(6,846,425 円)
5,474,085 円
(28,895,113 円)
8,794,450,236 円
72,213,889 円
(8,482,591,699 円)
(5,407,049,536 円)
(4)純資産変動計算書
2016 年 3 月 31 日終了年度
(日本円表示)
営業によるもの
投資純利益
実現純(損失)
未実現利益(損失)の純変動額
営業による純資産の純(減少)額
3,075,542,163 円
(8,554,805,588 円)
72,213,889 円
(5,407,049,536 円)
受益証券保有者に対する分配金によるもの
JPYクラス
USDクラス
AUDクラス
BRLクラス
MXNクラス
TRYクラス
分配金合計
(365,974,328 円)
(40,546,698 円)
(587,705,254 円)
(13,514,223,755 円)
(2,065,777 円)
(2,198,649 円)
(14,512,624,461 円)
受益証券保有者との取引によるもの
受益証券保有者との取引による純資産の純増加額(注記 9)
純資産の純(減少)額
2,566,899,999 円
(17,352,773,998 円)
純資産
期首残高
期末残高
46,615,784,292 円
29,263,010,294 円
添付の注記は、本財務書類の不可分の一部です。
-130-
(5)財務書類に対する注記
2016 年 3 月 31 日現在
(日本円表示)
1.組織および投資目的
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレンシー)ファンド(以下「当ファンド」といいます。)
は、ケイマン諸島の信託法(改正後)に従って信託証書により設立され、ケイマン諸島のミューチュアル・ファンド
法(2013 年改正)に基づいて登記されたユニット・トラストであるウエスタン・アセット・オフショア・ファンズ
(以下「当トラスト」といいます。)のサブトラストとして、2010 年 9 月 30 日に設定されました。当トラストは、各
サブトラストの資産および負債を分離する目的で、当トラストが多数のサブトラストを創立することが可能となるア
ンブレラ・ユニット・トラストとして組成されています。ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・リミ
テッド(以下「WAMCL」といいます。)は、当トラストの管理会社です。ウエスタン・アセット・マネジメン
ト・カンパニー(以下「WAM」といいます。)、ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーイ
ー・リミテッド(ウエスタン・アセット・シンガポール)、ウエスタン・アセット・マネジメント株式会社(ウエス
タン・アセット東京)、ウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・DTVM・リミターダ(ウエスタン・
アセット・ブラジル)、およびウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ピーティーワイ・リミテッド
(ウエスタン・アセット・メルボルン)は、当ファンドの副投資顧問会社です。BNYメロン・ファンド・マネジメ
ント(ケイマン)リミテッドは、当ファンドの管理事務代行会社兼受託会社です。ザ・バンク・オブ・ニューヨー
ク・メロンは、ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン・コーポレーションの完全所有子会社であり、当ファンド
の保管受託銀行兼副管理事務代行会社です。ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(シンガポール支店)は、当
ファンドの登録機関兼名義書換代理人です。
当ファンドは、堅実な投資運用を行い、投資ポートフォリオの分散化を通じて、中長期的なキャピタル・ゲインと
共に相対的に高いインカム・ゲインを追求することを目的としております。投資ポートフォリオは主として高利回り
のグローバル社債で構成されています。当ファンドは、複数のクラスの募集を行っており、そのうち5つのクラスが
ヘッジされています。
2016 年 3 月 31 日現在、関連企業でない受益証券保有者 1 名が、当ファンドの発行済受益証券の 94%を保有してい
ました。当ファンドは当該受益証券保有者の行動に重要な影響を受ける可能性があります。
2.重要な会計方針の要約
会計の基礎
アメリカ合衆国において一般に公正妥当と認められる会計原則(以下「米国会計基準」といいます。)に準拠して、
当ファンドは、発生主義会計を用いています。従って、収益および費用は、それぞれ、稼得時および発生時に計上さ
れています。
当ファンドは、財務会計基準審議会の会計基準編纂書 946「金融サービス−投資会社」における会計および報告指
針に従う投資会社です。
見積りの使用
米国会計基準に準拠した財務書類の作成において、経営者は、見積りおよび仮定を行うよう要求されています。見
積りおよび仮定は、財務書類日現在の資産・負債の報告金額および偶発資産・偶発負債の開示、ならびに報告期間中
の営業による純資産の増減の報告金額に影響を及ぼします。実際の結果は、それらの見積りとは異なる場合がありま
す。
キャッシュ・フロー計算書
管理会社は、米国会計基準に基づきキャッシュ・フロー計算書が財務書類中に必要か否か判断する要件を検討して
おり、キャッシュ・フロー計算書は要求されないと判断しています。当該計算書が要求されるか否かを判断するため、
同様の分析が年 2 回実施される予定です。
-131-
外貨現金および外貨現金同等物
外貨現金および外貨現金同等物は、金融機関に預託する外貨現金で構成されています。
当ファンドでは、取得日から満期日までの期間が 3 ヵ月以内の流動性の高い投資はすべて外貨現金同等物であると
みなしています。外貨現金同等物には、マネーマーケット口座の 740,315,477 円も含まれます。銀行に保有する米ド
ル現金が米連邦預金保険公社(以下「FDIC」といいます。)の保証上限である 250,000 米ドルを定期的に超過す
ることから、FDICの保証上限の超過額に関しては、信用リスクの集中が存在します。
ブローカーに対する債権/債務
当ファンドは、資産・負債計算書に制限付現金を、「ブローカーに対する債権」(デリバティブの一部のポジション
に係る担保としてブローカーに要求された残高)として計上し、ブローカーから受領した現金担保は、「ブローカー
に対する債務」に含めています。さらに、先物の変動証拠金は「ブローカーに対する債権」に含めています。ブロー
カーに対する債権/債務は、各ブローカーと相殺する有効な権利が存在することから、相手方別に純額ベースで報告
されます。当ファンドは、取引先金融機関の信用力を継続的に監視しています。
有価証券取引および投資収益
有価証券取引は、取引日現在で会計処理されます。引き渡した有価証券の取得原価および売却した有価証券に係る
利益または損失の純額は、先入先出法を用いて算定されます。有価証券の稼得した受取利息は、適用される源泉税控
除後の金額で発生主義により計上されます。受取利息には、実効金利法を用いて計上される、ディスカウントの増価
修正額およびプレミアムの償却額が含まれます。一部の証券(短期投資等)に係るディスカウントおよびプレミアム
は、定額法を用いて償却されます。受取配当金は、適用される源泉税控除後の金額で配当落ち日に計上されます。
機能通貨および表示通貨
当ファンドの財務書類に含まれている項目は、当ファンドが営業を行う主たる経済環境の通貨を用いて測定されま
す。当該通貨は、受益証券の募集、買戻しおよび評価の実施および表示に用いられる日本円(JPY)です。
外貨換算/取引
外貨建の投資有価証券およびその他の資産・負債は、評価日現在の実勢為替レートに基づいて日本円の金額に換算
されます。外貨建の投資有価証券の購入および売却、収益および費用ならびに受益証券の発行および買戻しの項目は、
それぞれの取引日現在の実勢為替レートに基づいて日本円の金額に換算されます。
当ファンドは、投資に係る外国為替レートの変動の結果生じた営業成績の部分を、保有有価証券の市場価格の変動
により生じた変動額から分離していません。かかる変動額は、損益計算書における投資の実現・未実現の利益または
損失の純額に含まれています。
実現為替差益または差損の純額は、外国為替の売却により生じたものであり、為替予約に係る損益、有価証券取引
の取得日から決済日までの間に実現した為替差益または差損、ならびに当ファンドが記帳した配当金、利息、および
外国源泉税の金額と実際の受取金額または支払金額の日本円相当額との差額を含んでいます。未実現為替差損益純額
は、評価日現在の為替レートの変動の結果生じた、有価証券投資およびデリバティブ取引以外の資産・負債の公正価
値の変動により生じたものです。
外国有価証券および為替の取引は、一定の考慮すべき事項およびリスクを伴う場合があります。かかる事項および
リスクは、他の要素の中でも特に、外国証券市場に関する政府の監督および規制の水準が低くなる可能性、ならびに
政治または経済が不安定になる可能性があることから、日本円建の取引に関する考慮すべき事項およびリスクとは概
して関係ありません。
-132-
所得税
ケイマン諸島の現行法に従って、当ファンドは、所得税、不動産税、法人税、キャピタル・ゲイン税、およびその
他の税金について支払義務はありません。その結果、本財務書類において所得税の引当は行われていません。
当ファンドは、米国において、取引にも事業にも従事していないとみなされるよう業務を実施する意向です。従っ
て、当ファンドの所得は、当ファンドが行っている米国に係る取引および事業に「実質的に関連する」とはみなされ
ません。実質関連所得は、米国内の法人に適用される累進税率で米国連邦所得税が課せられます。一定の範疇の「実
質的に関連」しないが米国を源泉として得た所得(配当所得および利子所得を含みます。)は、30 パーセントの米国
の税金が課せられます。ただし、ポートフォリオ利子の非課税措置に基づき、稼得したポートフォリオ利子に対し 30
パーセントの税金は適用されません。2016 年 3 月 31 日終了年度において、当ファンドが稼得した利子は、ポートフ
ォリオ利子の非課税措置の下で適格です。
当ファンドは、税務ポジションの不確実性の会計処理および開示に関して正式な指針に従わなければなりません。
当該指針は、税務調査において税務ポジションが是認される可能性が 50%超であるかどうかを当ファンドが判断する
よう求めています。経営者は、税務調査未了の全年度について当ファンドの税務ポジジョンを分析し、2016 年 3 月
31 日現在、財務書類において認識および開示が必要となる不確実な税務ポジションはないと結論を下しています。当
ファンドは、該当がある場合、不確実な税務ポジションに関連する利子および加算税を所得税費用の構成項目として
認識する方針です。2016 年 3 月 31 日終了年度において、当ファンドは不確実な税務ポジションに関連する利子およ
び加算税を認識しませんでした。
参加受益証券の発行および買戻し
ファンドの受益証券は、複数のクラス(各々「クラス(Class)」といい、総称して「クラシーズ(Classes)」とい
います。)に分かれて発行されます。当ファンドは、現在、日本円(JPY)クラス、米ドル(USD)クラス、オ
ーストラリア・ドル(AUD)クラス、ブラジル・レアル(BRL)クラス、メキシコ・ペソ(MXN)クラス、お
よびトルコ・リラ(TRY)クラス(USDクラスを除いて、各々「ヘッジ型クラス」といいます。)の募集を行って
います。当ファンドは、各現地通貨に対する各クラスの米ドル(USD)通貨のエクスポージャーのヘッジに努めて
います。JPYクラス、USDクラス、AUDクラス、BRLクラス、MXNクラス、およびTRYクラスの受益証
券の表示通貨(以下、各々「表示通貨」といいます。)は、日本円です。受益証券の募集、買戻し、および評価は日
本円で実施され、受益証券は日本円建です。
各クラスの純資産額は、関連する取引日に表示通貨で算定されます。BRLクラス以外のすべてのクラスに関して、
取引日とは、連邦、州、または地方の銀行がニューヨーク、ロンドン、およびケイマン諸島で営業を行い、かつ、ニ
ューヨーク証券取引所が取引を行う、すべての営業日です。BRLクラスに関して、取引日とは、ブラジルの銀行休
業日ではないか、またはサンパウロ証券・先物・商品取引所(BM&F商品・先物)が取引を行う、すべての営業日
です。ファンド受益証券の発行および買戻しは、最終純資産額に基づいてかかる日に行われます。
受託会社は、管理会社と協議して、当ファンドの純資産額の算定、当ファンドの受益証券の発行および償還を一時
中止できます。また、いくつかの事由のうち特に、管理会社による当ファンドの純資産額の公正な算定が合理的に実
行可能でない場合には、当該期間において償還金の支払日を延期することが可能です。2016 年 3 月 31 日終了年度に
そのような出来事はありませんでした。
収益、費用、利益、および損失の配分
収益、費用、および実現・未実現損益は、各クラスの純資産の比例的な取り分に基づき、受益証券の各クラスに
日々配分されます。当ファンドは、クラスに関連するヘッジ取引によって生じた利益、損失、および費用を、適切な
受益証券のクラスへ明確に貸方計上または借方計上するため、クラスの評価額を調整します(例、JPYクラスの受
益証券に関連するヘッジ取引に伴う費用は全額、JPYクラスの受益証券が負担します。)。受益証券の全クラスは、
機能通貨に対して日本円建以外の投資をヘッジすることによって生じた利益、損失、および費用を、一定の比率に応
じて負担します。
受益証券保有者に対する分配金
当ファンドは、権利落ち日(権利落ち日は、毎月 10 日)の前日に、投資純利益、実現または未実現純利益、およ
び/または資本の分配を決議します。分配金は、受益証券保有者が追加受益証券への再投資を選択しない限り、管理
会社が算定したとおりに、現金または現物で支払われます。クラスに関する現金分配は各クラスの表示通貨で支払わ
れます。
-133-
3.評価
当ファンドは、投資の評価額を毎取引日に算定する手続を採用しています。これらの手続に従って、当ファンドは、
当ファンドの投資の評価額を毎取引日に算定する権限を管理会社が管理する価格決定委員会に委任しています。当フ
ァンドの投資の評価に用いられる方法については、下記の注記でより詳細に述べられています。
当ファンドは、以下の方法およびインプットを用いて、当ファンドの投資の公正価値を確定しています。特定の方
法およびインプットの使用は、市場および経済の状況の展開につれて、入手可能性および目的適合性に基づき、時系
列的に変化する可能性があります。
管理会社は公正価値の算定を行う場合、同委員会が目的に適合しておりかつ妥当と考える価格決定方法を考慮に入
れます。当ファンドが保有する投資に関する第三者による価格決定の情報の信頼性を判断する際に、管理会社は特に、
価格算定業者によるデュー・デリジェンスの検討、価格の日々の変動のモニタリング、および市場参加者間の取引の
検討を行います。さらに、前日比の変動幅が所定の許容値を超えた場合には、導出された公正価値に影響を及ぼした
モデル・インプットについて、別の新たな価格決定情報源と比較、または検証可能な変動を評価することにより、価
格を検証します。
上場オプション、ワラント、ならびに上場している米国株式および米国外の株式は、通常、当該証券の評価日の営
業終了時点における、当該証券が取引される取引所または市場の公式終値または公表最終売値で、または、売り取引
がない場合には入手可能な直近の買呼値で、評価されます。先物取引は、それらが取引される商品取引所または証券
取引所における、その日の終了時点の最終決済価格で評価されます。
確定利付証券は、満期日まで 60 日超の購入短期証券を含み、通常、1社以上の価格決定業者から入手した価格で
評価されます。業者は、下表に記載の1つ以上のインプットに基づいて当該証券の評価を行います。下表は、当ファ
ンドが投資を許可されている特定の種類の確定利付証券の評価に通例適合するインプットの例を示すものです。しか
し、これらの分類は、唯一のものではなく、いずれのインプットも他の種類の確定利付証券の評価に用いることが可
能です。
確定利付の種類およびデリバティ
ブ
全種類
社債および手形
政府および政府機関債
モーゲージ担保証券および資産担
保証券
仕組み金融商品(IO証券・PO
証券およびCMO・CDO等)
貸付、ローン・パーティシペーシ
ョンおよび貸付譲渡
学生ローン
スワップおよびその他のデリバテ
ィブ
インプットの例
すべてのベンチマーク利回り、取引、買呼値、売呼値、ディーラー
および電子トレーディング・システムによる気配値、市場で観察さ
れる比較可能な証券間のスプレッドおよびその他の相関、ならび
に、キャッシュ・フロー、財務業績または担保のパフォーマンス、
およびその他の参考データ等の要素を用いて計算される独自の価格
決定モデル(利回り基準等)(以下、総称して「標準的インプッ
ト」といいます。)
標準的インプットおよび新規発行データ
標準的インプット
標準的インプット、期限前返済情報、債務不履行率、支払遅延およ
び損失の仮定値、担保の特質、信用補完および特定の取引情報
標準的インプット、新規発行データ、月次返済情報および担保のパ
フォーマンス
取引、買呼値、売呼値、およびディーラーの気配値
ローンの加重平均残存期間を含む標準的インプット
標準的インプットならびに金利カーブ、金利ボラティリティ、基礎
となる参照証券の信用スプレッドおよび回収率、インデックス・ス
プレッド、外国為替の直物および先渡カーブ、外国為替ボラティリ
ティ
-134-
管理会社が、そうすることが適切と考える場合(業者の価格が、入手不可能であるかまたは代表的でないとみなさ
れる場合等)、確定利付証券は、合理的かつ適時に入手可能な買呼値と売呼値の仲値、または、満期日、特性、およ
びタイプが類似する証券の価格で、誠実に評価されます。
満期日まで 60 日以内に購入された短期証券は、償却原価で評価されます。償却原価は公正価値に近似しています。
代表的な市場相場価格が、容易に入手できないか、または信頼できないとみなされる有価証券およびその他の資産
は、管理会社によって誠実に公正価値で評価されます。有価証券の公正価値を誠実に算定するために、種々のインプ
ットが検討されます。かかるインプットには、当該有価証券のタイプおよび取得原価、当該有価証券の転売に係る契
約上のまたは法的な制限、発行体の関連する財務または事業の進展、活発に取引される類似するまたは関連のある有
価証券、当該有価証券の転換または交換の権利、関連するコーポレート・アクション、当該有価証券の取引終了後に
発生した重要な事象、ならびに市況全般の変動が含まれるが、それらに限定されません。活発に取引されていない投
資の公正価値評価および評価額は、判断を必要とし、市場活動がより活発化していたと仮定した場合に使用される評
価額とは著しく異なる可能性があります。
第三者が評価した業者による価格決定が入手できず公正価値を示すものでもないとみなされる場合、管理会社は、
指標となる市場相場価格(以下「ブローカー気配値」といいます。)を証券会社から直接入手することを選択します。
指標となる市場相場価格は通常、定評を得ている市場参加者から受領します。管理会社は、これらの市場相場価格を
裏付ける基礎となるインプットを検討するための透明性を求めています。基礎となるインプットの透明性がブローカ
ーから得られた場合には、インプットが観察可能であれば当該証券は公正価値ヒエラルキー(国際財務報告基準(I
FRS)第 13 号「公正価値測定」に基づく)※におけるレベル2とみなされます。インプットに透明性がないか、
インプットが観察不能であることが明らかになった場合には、当該証券は公正価値ヒエラルキーにおけるレベル3に
分類されます。
※は新光投信にて追記
評価日現在のブローカー気配値が入手できない場合、入手可能な直近のブローカー気配値を用います。ただし、ブ
ローカー気配値の入手日から評価日までの関連するベンチマーク証券の利回りの変化(補間後)に基づき修正を行い
ます。ベンチマーク証券は一般に、標準的な満期を有する国債で構成されます。具体的には、デュレーションがほぼ
一致するベンチマーク証券のデュレーションに対応する、価格を決定する証券のデュレーションを比定する補間係数
を用いて、補間後の利回りの変化を算出します。次に、補間後の利回りの変化を、価格を決定するデュレーションに
適用して、推定される価格の変化を算出します。
店頭デリバティブ金融商品(為替予約、オプション契約、スワップション契約またはスワップ契約等)の評価額は、
原資産の価格、指数、参照レートおよびその他のインプット、またはこれらの要素の組み合わせにより導出します。
これらの契約は通常、価格決定サービス提供者に依拠してまたは証券会社の気配値に基づき評価されます。商品およ
び取引条件によっては、デリバティブ金融商品の評価額を、価格決定サービス提供者がシミュレーション法による価
格決定モデル等一連の評価技法を用いて見積ることもあります。価格決定モデルには、活発に値付される市場から観
察されるインプット(発行体の詳細、指数、スプレッド、金利、イールドカーブおよび為替レート等)を用いていま
す。
多角的取引システムまたは取引執行施設(公認取引所等)で取引される、中央清算機関を通じて決済されるスワッ
プは、それぞれの取引所で算定された日々の決済価格で評価されます。中央清算機関を通じて決済されるクレジッ
ト・デフォルト・スワップの場合、清算機関が清算会員に対し期間構造全体にわたって利用可能な価格水準の提示を
要求しており、これらの価格水準が外部の第三者による価格と共に、日々の決済価格の形成に用いられます。中央清
算機関を通じて決済される金利スワップは、日々の決済価格を形成するために、基礎となる金利(オーバーナイト・
インデックス・スワップまたはロンドン銀行間取引金利(LIBOR)先物の金利)を参照する価格決定モデルを用
いて評価されます。これらの証券については、公正価値ヒエラルキーのレベル2に分類しています。
当ファンドの資産および負債の公正価値を算定する際に使用される種々のインプットは、以下に列挙されているお
おまかなレベルに要約されます。
・レベル1−同一の投資についての活発な市場における相場価格
・レベル2−その他の重要な観察可能なインプット(類似する投資の相場価格、金利、期限前返済のスピード、信用
リスク等を含みます。)
・レベル3−重要な観察不能なインプットであり、投資の公正価値の算定における管理会社独自の仮定を含みます。
レベル3の公正価値の評価技法には、(i)判断の使用および種々の仮定(期限前返済の仮定および債務
不履行率の仮定を含むが、それらに限定されません。)の適用を必要とする独自モデルの使用、ならび
に(ii)第三者(通例、証券会社)からの評価の案内が含まれます。第三者である評価提供者は、多くの
場合、主観的な独自モデルを用いており、同様に、判断の使用および種々の仮定(期限前返済の仮定お
よび債務不履行率の仮定を含むが、それらに限定されません。)の適用を求めています。
評価レベルは、かかる有価証券への投資に関係するリスクおよび流動性を必ずしも示唆するものではありません。
-135-
以下は、公正価値で計上されている当ファンドの資産および負債を評価する際に用いられる評価ヒエラルキーにお
けるレベルの要約です。
資産
その他の重要な観
察可能なインプッ
重要な観察不能
ト
なインプット
相場価格
種類
(レベル1)
(レベル2)
(レベル3)
合計
手形および社債
米国
−円
17,992,284,504 円
17,326,456 円
18,009,610,960 円
その他すべての
手形および社債
−円
6,907,829,658 円
−円
6,907,829,658 円
先物契約
1,025,903 円
−円
−円
1,025,903 円
為替予約
−円
3,915,426,113 円
−円
3,915,426,113 円
合計
1,025,903 円
28,815,540,275 円
17,326,456 円
28,833,892,634 円
負債
相場価格
(レベル1)
種類
先物契約
為替予約
合計
その他の重要な観
察可能なインプッ
ト
(レベル2)
7,872,328 円
−円
7,872,328 円
重要な観察不能
なインプット
(レベル3)
−円
734,894,724 円
734,894,724 円
−円
−円
−円
合計
7,872,328 円
734,894,724 円
742,767,052 円
当ファンドは、振替を期首現在の公正価値で認識する方針です。
以下は、2016 年 3 月 31 日終了年度における、公正価値を算定する際に重要な観察不能なインプット(レベル3)
が用いられた投資の調整表です。
手形およ
び社債
カナダ
米国
2015 年
3 月 31 日
現在残高(円)
経過(ディス
カウント)
(円)
156,009,285
2,412,877,880
2,568,887,165
−
(729,340)
(729,340)
実現利益
(円) (1)
未実現利益
(損失)の純変
動額(円) (2)
29,619,171
342,021,838
371,641,009
(32,785,594)
(362,192,412)
(394,978,006)
購入(円)
売却(円)
−
(152,842,862)
− (1,154,434,265)
− (1,307,277,127)
レベル3
への振替
総額(円)
レベル3からの
振替総額(円)
(3)
−
−
− (1,220,217,245)
− (1,220,217,245)
2016 年
3 月 31 日
現在残高(円)
−
17,326,456
17,326,456
2016 年 3 月 31
日現在保有して
いる有価証券投
資に関する未実
現利益(損失)の
純変動額(円)
−
(20,302,750)
(20,302,750)
(1)当該金額は、添付の損益計算書の投資に係る実現純利益(損失)に含まれています。
(2)当該金額は、添付の損益計算書の未実現利益(損失)の純変動額に含まれています。未実現利益(損失)の変動
額には、報告期間中の未実現評価額の変動額、および利益または損失が実現した場合には以前に計上された未実
現利益(損失)の戻入れが含まれています。
(3)これらの有価証券に関するその他の重要な観察可能なインプットが利用可能になったか、特定の投資に関する活
発な市場における相場価格が利用可能になったため、レベル3からレベル2へ振り替えられました。
-136-
4.ペイメント・イン・カインド証券
当ファンドは、ペイメント・イン・カインド証券(PIK)に投資する場合があります。ペイメント・イン・カイ
ンド証券では、各利払日に利払いを現金かまたは債券の追加発行により行うオプションが発行体に与えられます。追
加発行された債券に関しては、通例、元の債券と同一の条件(償還日、利率、および関連リスク)を有します。元の
債券の日々の市場相場価格が経過利息を含むことや、投資に係る未実現利益または損失から資産・負債計算書上の未
収利息への比例的修正が必要となることもあります。
2016 年 3 月 31 日終了年度において、当ファンドがペイメント・イン・カインド証券からの現物払いに関して受領
した金額は、420,605 円であり、投資収益合計の 0.01%でした。当該金額は、損益計算書の受取利息に含まれていま
す。
5.為替予約
当ファンドは、当ファンドの日本円建以外の有価証券に係る外国為替レートリスクをヘッジするため、または、外
貨建ポートフォリオの取引の決済を容易にするため、為替予約を締結することがあります。為替予約は、決められた
価格で将来のある日に受渡しおよび決済により為替を売買する二者間での取決めです。予約は、日々値洗いされ、当
ファンドは、評価額の変動を未実現利益または損失として計上します。為替予約が、為替の受渡しまたは別の為替予
約の締結による相殺を通じて終了した場合には、当ファンドは、取引開始時点の当該予約の評価額と終了時点の当該
予約の評価額との差額に相当する実現利益または損失を認識します。
為替予約は、資産・負債計算書上に示されている金額を超過する市場リスクの要素を伴います。当ファンドは、為
替予約を基礎とする外国為替レートの不利な変動のリスクを負っています。また、リスクは、相手方が予約の条件を
充足できない潜在的可能性があることから、予約締結時に生じることもあります。
6.先物契約
当ファンドは、関連がある市場に対するエクスポージャーを管理するため、先物契約を利用することがあります。
先物の買建てにより、基礎となる金融商品に対する当ファンドのエクスポージャーは増加します。先物の売建てによ
り、基礎となる金融商品に対するファンドのエクスポージャーは減少するか、またはファンドがファンドのその他の
投資をヘッジすることができます。先物契約は、程度の差はあるが、信用リスク、金利リスクおよび市場リスクを伴
います。
先物契約は、提示される日々の決済価格に基づき評価します。先物契約の締結時に、当ファンドでは、ブローカー
または取引所による当初証拠金の要求に従って当該先物ブローカーに対し、一定額の現金、米国債もしくは米国機関
債、または選択したソブリン債を預託しなければなりません。先物契約は日々値洗いされ、当ファンドでは、価値の
変動によるしかるべき未払金または未収入金(変動証拠金)を計上します。利益または損失については認識されるも
のの、当該契約が満期となるかまたは手仕舞いされるまでは実現したとみなされません。
当ファンドは、証券取引所または商品取引所が取引の相手方となる証券取引所または商品取引所においてのみ、先
物契約を締結します。従って、かかる取引に係る信用リスクは、証券取引所または商品取引所の機能停止に限定され
ます。基礎となる金融商品の価値の変動や市場金利の変動によって、または当該契約について流動性のない流通市場
が存在する場合に、評価損が発生するおそれがあります。さらに、先物契約と基礎となる金融商品との間に正確な相
関が存在しないリスクがあります。
-137-
7.スワップ契約
スワップとは、当ファンドと相手方との間で、1つの金融商品が生成するリターンと別の金融商品が生成するリタ
ーンを交換する契約です。当ファンドは、金利リスク、信用リスク、市場リスクに対するエクスポージャーを管理す
るため、またはそれ以外の目的でスワップ契約を締結することがあります。スワップ契約は、店頭市場で直接的に相
対取引される(以下「店頭」といいます。)か、時として、公認取引所で執行される(以下「中央清算機関を通じて
決済されるスワップ」といいます。)。当ファンドは、中央清算機関を通じて決済されるスワップではなく、店頭スワ
ップの取引相手方に対し信用エクスポージャーを有します。
中央清算機関を通じて決済されるスワップの締結時に、当ファンドは清算機関に対し現金または有価証券の形で証
拠金(当初証拠金と呼ばれます。)を預託しなければなりません。当初証拠金として預託した有価証券については投
資明細表内で明示されており、現金については資産・負債計算書のブローカーに対する債権に計上されています。中
央清算機関を通じて決済されるスワップの評価額の日々の変動(スワップに関して定期的に授受される金利の金額を
含みます。)は、損益計算書では未実現利益または損失の純変動額として、資産・負債計算書上では「ブローカーに
対する債権/債務」において報告します。実現利益または損失は、定期的な支払額の支払時もしくは受領時、または
スワップ契約の終了時になされた支払時に計上します。
店頭スワップの締結時に、受取または支払プレミアムは、資産または負債として計上します。プレミアムの支払に
関しては、当該スワップの終了時または満期時に損益計算書上に実現利益または損失として計上します。当ファンド
が定期的に授受した正味支払額は、損益計算書上に実現利益または損失の一部として含まれます。当該スワップの終
了時に授受した支払額は、損益計算書上に実現利益または損失として計上します。
社債または新興国のソブリン債に係るクレジット・デフォルト・スワップ契約の期末現在の市場価値を算定する際
に用いられているインプライド・クレジット・スプレッドは、投資明細表に開示されています。インプライド・クレ
ジット・スプレッドは、支払/債務履行リスクの現状の指標としての役割を果たしており、クレジット・デリバティ
ブの債務不履行の可能性またはリスクを示します。特定の参照企業のインプライド・クレジット・スプレッドは、プ
ロテクションの売買費用を反映しており、契約締結に必要なアップフロントの支払額が含まれることもあります。資
産担保証券およびクレジット・インデックスに係るクレジット・デフォルト・スワップ契約の場合、市場相場価格お
よびそこから導出された価値は、支払/債務履行リスクの現状の指標としての役割を果たしています。スワップの想
定元本と比較した場合のクレジット・スプレッドの拡大および市場価値の減少は、参照企業の信用の健全性が低下し
ていること、ならびに債務不履行または契約条項に定義されているその他の信用事由が発生する可能性またはリスク
がより高まっていることを示します。
クレジット・デフォルト・スワップ契約において当ファンドがプロテクションの売り手として将来支払を要求され
る可能性がある潜在的な最大金額(割引前)は、契約の想定元本と同額です。2016 年 3 月 31 日現在、当ファンドは
未決済のスワップ契約はありませんでした。
このような潜在的な金額は、それぞれの参照債務の回収価値、または、当ファンドが同一の参照企業に関して締結
したプロテクションの買い手となっているクレジット・デフォルト・スワップ契約の決済により受領した金額の純額
と、部分的に相殺されます。これらの契約に関連して、破産/支払不能等の信用事由が発生した場合に、資産の価値
および償還請求権を確保するため、それぞれのスワップ契約の条件に従って、当ファンドの保管銀行が現金または有
価証券に担保権を設定することがあります。当ファンドは、担保権が設定された現金に係る利息を稼得します。
これらの契約の締結には、程度の差はあるが、資産・負債計算書上に認識された金額を超過する信用リスク、法律
上のリスク、市場リスクおよび文書化リスクの要素を伴います。かかるリスクには、これらの契約に関して流動性の
ある市場が存在しない可能性、契約相手方が履行すべき債務を履行しないかもしくは契約書の契約条項の意味につい
て異議を唱える可能性、または金利の不利な変動が生ずる可能性を伴います。従って、売建クレジット・デフォル
ト・スワップの場合、当ファンドのエクスポージャーは、想定元本を限度に、資産・負債計算書上の計上金額を超過
します。
-138-
8.手数料および報酬
管理会社報酬
管理会社の報酬は、日々発生し、当ファンドの平均日次純資産の年率 0.45%で、四半期ごとに後払いされます。
受託会社報酬
受託会社報酬は、日々発生し、当ファンドの平均日次純資産の年率 0.01%または最低年間 15,000 米ドルで、四半
期ごとに後払いされます。
管理事務代行会社報酬
管理事務代行会社報酬は、日々発生し、当ファンドの平均日次純資産の年率 0.02%または最低年間 45,000 米ドル
で、四半期ごとに後払いされます。
登録機関兼名義書換代理人報酬
当ファンドの年間登録機関兼名義書換代理人報酬は、10,000 米ドルです。各クラスの年間管理報酬は、8,400 米ド
ルです。
9.参加受益証券
2016 年 3 月 31 日終了年度における当ファンドの受益証券取引は、以下のとおりでした。
JPYクラス
口数
金額(円)
受益証券の発行
受益証券の買戻し
純(減少)
−
(1,829,826,424)
(1,829,826,424)
−
(1,495,000,000)
(1,495,000,000)
BRLクラス
口数
金額(円)
受益証券の発行
受益証券の買戻し
純増加(減少)
27,327,222,613
(17,366,601,411)
9,960,621,202
口数
受益証券の発行
受益証券の買戻し
純増加(減少)
8,530,000,000
(3,430,000,000)
5,100,000,000
2016 年 3 月 31 日終了年度
USDクラス
口数
金額(円)
38,849,866
(181,562,377)
(142,712,511)
MXNクラス
口数
金額(円)
−
(21,695,051)
(21,695,051)
合計
金額(円)
27,523,306,562
(20,623,295,516)
6,900,011,046
51,900,001
(231,400,001)
(179,500,000)
8,738,250,001
(6,171,350,002)
2,566,899,999
-139-
−
(22,100,000)
(22,100,000)
AUDクラス
口数
金額(円)
155,629,566
(1,219,830,867)
(1,064,201,301)
155,000,000
(990,000,001)
(835,000,001)
TRYクラス
口数
金額(円)
1,604,517
(3,779,386)
(2,174,869)
1,350,000
(2,850,000)
(1,500,000)
10.財務ハイライト
受益証券1口当たりデータ
(要約)
期首現在純資産額
投資純利益(1)
実現・未実現純利益(損
失)
投資活動による(損失)合
計
受益証券保有者に対する分
配金
期末現在純資産額
トータル・リターン%(2)
平均純資産に対する比率
費用%
投資純利益%
2016 年 3 月 31 日終了年度
AUD
BRL
クラス
クラス
0.975 円
0.354 円
0.069 円
0.020 円
JPY
クラス
0.904 円
0.067 円
USD
クラス
1.387 円
0.104 円
(0.123 円)
(0.259 円)
(0.163 円)
(0.056 円)
(0.155 円)
(0.084 円)
0.764 円
(6.19)
(0.084 円)
1.148 円
(11.18)
0.54
7.97
MXN
クラス
1.027 円
0.073 円
TRY
クラス
0.931 円
0.065 円
(0.051 円)
(0.265 円)
(0.158 円)
(0.094 円)
(0.031 円)
(0.192 円)
(0.093 円)
(0.132 円)
0.749 円
(9.64)
(0.116 円)
0.207 円
(8.76)
(0.108 円)
0.727 円
(18.70)
(0.120 円)
0.718 円
(9.99)
0.54
7.95
0.54
7.99
0.54
7.99
0.54
8.06
0.54
7.98
(1)受益証券1口当たり投資純利益は、年度の発行済受益証券の平均口数に基づいて計算されています。
(2)トータル・リターンの計算は、年度を通じての単一の発行済参加受益証券の評価額に基づいており、期首から期
末までの間の受益証券1口当たり純資産額の変動割合を表します。受益証券保有者への分配金は計算から除外さ
れます。
上記の比率は、参加受益証券全体について計算されています。個々の受益証券保有者のトータル・リターンおよび
比率は、受益証券取引の時期に基づくものであり、これらの比率とは異なる場合があります。
11.デリバティブ商品
当ファンドは、売買目的で、先物、先渡し、およびスワップを含む、さまざまなデリバティブ商品の取引を行って
おり、各商品の主要なリスク・エクスポージャーは金利、信用、および外国為替のリスクです。先物を除き、これら
のデリバティブ商品の公正価値は、資産・負債計算書に契約別に独立項目として計上されています。
以下の表は、2016 年 3 月 31 日現在の資産・負債計算書に計上されている、ヘッジ手段として会計処理されていな
いデリバティブの公正価値および表示箇所についての情報を提供するものであり、デリバティブの種類別にグループ
化されています。
先物契約(2)
為替予約
合計
デリバティブ資産(1)
外国為替リスク
金利リスク
−円
1,025,903 円
3,915,426,113 円
−円
3,915,426,113 円
1,025,903 円
合計
1,025,903 円
3,915,426,113 円
3,916,452,016 円
先物契約(2)
為替予約
合計
デリバティブ負債(1)
外国為替リスク
金利リスク
−円
7,872,328 円
734,894,724 円
−円
734,894,724 円
7,872,328 円
合計
7,872,328 円
734,894,724 円
742,767,052 円
(1)通常、デリバティブ資産の表示箇所は、未収入金/未実現純利益であり、デリバティブ負債は未払金/未実現純
(損失)です。
(2)投資明細表で報告しているように、先物契約の累積未実現利益(損失)を含んでいます。
-140-
以下の表は、当ファンドにおける 2016 年 3 月 31 日終了年度の損益計算書のデリバティブの影響額についての情報
を提供するものです。最初の表は、当年度におけるデリバティブに係る実現利益(損失)の金額および発生源につい
てのさらなる詳細を提供しています。2番目の表は、当年度における当ファンドのデリバティブから生じた未実現利
益(損失)の変動額についてのさらなる情報を提供しています。デリバティブに係る実現および未実現利益(損失)
は、損益計算書の独立項目として示されています。
認識されたデリバティブ実現利益(損失)の金額
信用リスク
外国為替リスク
金利リスク
先物契約
スワップ契約
為替予約
合計
−円
(4,148,238 円)
−円
(4,148,238 円)
−円
−円
(9,877,633,541 円)
(9,877,633,541 円)
合計
62,924,901 円
103,269 円
−円
63,028,170 円
62,924,901 円
(4,044,969 円)
(9,877,633,541 円)
(9,818,753,609 円)
認識されたデリバティブ未実現利益(損失)の変動額
信用リスク
外国為替リスク
金利リスク
先物契約
スワップ契約
為替予約
合計
−円
5,631,892 円
−円
5,631,892 円
−円
−円
8,794,450,236 円
8,794,450,236 円
合計
(6,846,425 円)
(157,807 円)
−円
(7,004,232 円)
(6,846,425 円)
5,474,085 円
8,794,450,236 円
8,793,077,896 円
2016 年 3 月 31 日終了年度における当ファンドのデリバティブ取引高は、以下のとおりでした。
月次平均評価額
(89,105,396,054 円)
84,940,365,700 円
為替予約引渡額(1)
為替予約受取額(2)
月次平均契約数
先物契約買建(3)
先物契約売建(3)
62
(59)
クレジット・デフォルト・スワップ契約−プロテクションの買い(4)
月次平均想定元本
8,532,240 円
(1)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、決済日現在の代表的平均支払価額と一致しています。
(2)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、決済日現在の代表的平均受取価額と一致しています。
(3)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、代表的平均契約数と一致しています。
(4)当該金額は、当ファンドの月次活動に基づく、購入したプロテクションの代表的平均絶対値と一致しています。
12.資産と負債の相殺
当ファンドは、デリバティブ商品の利用により、取引相手方に係る信用リスクにさらされています。信用リスクと
は、デリバティブの取引相手方が契約上の規定を履行しないリスクであり、受入担保の価値で埋め合わせられます。
取引相手方の不履行に関連する信用リスクに対する当ファンドのエクスポージャーの上限額は、資産・負債計算書に
認識される取引に固有の未実現利益です。当ファンドは、適宜、信用限度額および承認、信用モニタリング手続、マ
スター・ネッティング契約の締結、ならびに委託証拠金の管理および担保の要求により、取引相手方の信用リスクを
最小限に抑えています。取引相手方の信用度を適切に反映するために、一部のデリバティブ資産に関して、重要性が
ある場合には、相手方信用リスクの評価の修正を行います。取引相手方またはその他の市場参加者から得た市場相場
価格についても、デリバティブ商品の取引相手方の信用リスクが十分に反映されていない場合があるため、これらの
修正を行います。
財務報告目的上、当ファンドは、資産・負債計算書において、ネッティング契約の対象であるデリバティブ資産と
デリバティブ負債とを相殺しません。以下は、強制可能なマスター・ネッティング契約(以下「MNA」といいま
す。)の対象である、すべてのデリバティブ資産およびデリバティブ負債に関する情報です。
-141-
2016 年 3 月 31 日現在における、デリバティブ資産とデリバティブ負債の相殺
為替予約
資産・負債計算書における、MNAの対象である
デリバティブ資産およびデリバティブ負債の合計
資産・負債計算書における表示金額
資産
負債
3,915,426,113 円
734,894,724 円
3,915,426,113 円
734,894,724 円
デリバティブ資産および受入担保
資産・負債計算書
に表示されている
資産の総額
Barclays Bank PLC(2)
Citibank, N.A.(2)
Goldman Sachs
International(2)
JPMorgan Chase Bank,
N.A.(2)
Morgan Stanley & Co.
International plc(2)
UBS AG(2)
合計
金融商品
受入現金担保
純額(1)
80,572,416 円
114,612,398 円
(18,834,148 円)
(41,713,964 円)
−円
−円
61,738,268 円
72,898,434 円
1,389,247,345 円
(322,174,396 円)
−円
1,067,072,949 円
4,203,227 円
(4,203,227 円)
−円
−円
961,662,259 円
1,365,128,468 円
3,915,426,113 円
(27,584,912 円)
(314,116,651 円)
(728,627,298 円)
−円
−円
−円
934,077,347 円
1,051,011,817 円
3,186,798,815 円
(1)純額は、債務不履行時に取引相手方から受け取る純額を表します。
(2)店頭
デリバティブ負債および差入担保
資産・負債計算書
に表示されている
負債の総額
Barclays Bank PLC(2)
Citibank, N.A.(2)
Goldman Sachs
International(2)
JPMorgan Chase Bank,
N.A.(2)
Morgan Stanley & Co.
International plc(2)
UBS AG(2)
合計
金融商品
差入現金担保
純額(1)
18,834,148 円
41,713,964 円
(18,834,148 円)
(41,713,964 円)
−円
−円
−円
−円
322,174,396 円
(322,174,396 円)
−円
−円
10,470,653 円
(4,203,227 円)
−円
6,267,426 円
27,584,912 円
314,116,651 円
(27,584,912 円)
(314,116,651 円)
−円
−円
−円
−円
734,894,724 円
(728,627,298 円)
−円
6,267,426 円
(1)純額は、債務不履行時に取引相手方に支払う額を表します。
(2)店頭
-142-
13.ファンドの投資リスク
低格付け証券のリスク
当ファンドは、低格付け証券に対する投資を行っており、それらは一般に「ジャンク債」または「高利回り」債と
呼ばれています。低格付け証券は、発行体の財務状況もしくは経済状況全般の不利な変化、または予期しない金利上
昇により発行体の利息および元本の支払能力が低下する、より大きな可能性を反映しています。また、低格付け証券
は、一般的に高格付け証券よりも流動性が低いです。発行体が利息および元本の支払を適時に行うことができない、
またはできないと認識されること、および流動性の制約により、当ファンドが保有する有価証券の価値はより変動性
が高まり、かかる有価証券に付された価値に近似する価格で有価証券を売却する当ファンドの能力が制約されること
もあり得ます。
新興市場発行体に対する投資
当ファンドは、一定の信用リスクおよび市場リスクにさらされる新興市場金融商品に対する投資を行っています。
新興市場諸国の証券・為替市場は、米国および他の先進国市場の証券・為替市場よりも通常、小規模・未発達であり、
流動性が低く、変動性が高いです。開示・規制規則は多くの点で、他の先進国市場ほど厳格ではありません。その上、
新興市場諸国の証券市場の監視および規制、ならびにかかる市場における投資家の活動は、より低水準であり、既存
の規則の施行は、極度に制約される場合があります。これらの国々の多くにおける政治経済の構造は、初期段階であ
り、急速に発達しつつあり、これらの国々には、先進国に存在する社会、政治、および経済の安定性が欠如している
ことがあります。
米国外の有価証券に対する投資
当ファンドは、一定の特別なリスク(将来の政治、法律、および経済の進展の結果生じるものを含みます。)をも
たらす米国外の発行体の有価証券に対して投資を行っています。かかるリスクには、為替レートの変動または為替相
場の管理規則の変更、資産の収用、厳しい課税、資産の国有化、源泉税またはその他の税金の負担、投資資金または
為替相場の管理規則の不利な変更、政治の変化、外交の進展、米国外の企業に対する判決の受領および執行の難しさ、
適用されるその国の政治機関の法律または制限規定の強制の可能性、ならびに発行体に関する公開情報の入手可能性
の低下が含まれることもあります。また、米国外の証券発行体は、一般的に、米国の発行体に適用されるそれらと類
似する、統一的な会計、監査、および財務報告の基準、ならびにその他の規制上の実務および規定に従っていません。
資産の国有化、収用、またはその他の没収が起こった場合には、当ファンドは、単一の有価証券に対する投資の全部
を失う可能性があります。
米国外の発行体の債務証券に対する投資に関連する費用は、源泉税、委託売買手数料、および保管報酬を含み、米
国の発行体の債務証券に対する投資に関連するそれらの費用よりも高い場合があります。また、米国外の有価証券取
引は、かかる取引の決済に付随する問題にさらされることがあります。米国外の市場には種々の清算および決済の手
続があり、一部の市場においては、時として、それらの手続が取引量に対応できずにいるため相当な遅延および決済
未了が生じています。決済の遅延の結果、当ファンドの資産が投資されずその上リターンが得られない一時的な期間
が生じる可能性があります。また、決済未了は、当ファンドの運用成績に不利な影響を及ぼす可能性があります。当
ファンドが決済の問題によって意図した有価証券の購入ができないことで、当ファンドは魅力的な投資機会を逸する
可能性があります。決済の問題によってポートフォリオの有価証券を処分できない結果、ポートフォリオの有価証券
の価値の事後の下落により当ファンドに損失が生じる可能性があります。
非公開会社証券および規則 144A 証券のリスク
当ファンドは、事業および財務の高度のリスクを伴うことがありその結果相当な損失をもたらす可能性がある、非
公開会社証券および規則 144A 証券に対する投資を行っています。これらの証券は、公開会社の証券よりも流動性が
低く、当ファンドは、これらのポジションの清算に公開会社の証券の場合よりも時間がかかる可能性があります。こ
れらの証券は、直接的に相対取引で転売できるが、これらの売却によって実現した代価は、当ファンドが当初に支払
った代価を下回ることがあり得ます。また、自社の有価証券が公開されていない会社は、有価証券が公開された場合
に適用が想定される開示およびその他の投資家保護の規定が課せられないことがあります。その結果、これらの有価
証券は、評価が困難になる可能性があります。
ヘッジ取引リスク
一般的に、ヘッジ戦略は、通例、投資リスクの制限または低下を目的とするが、利益の可能性の制限または低下も
予期できます。上記にもかかわらず、特定の受益証券のクラスに帰属する当ファンドの資産が、当該受益証券のクラ
スに関連するヘッジ取引に伴う債務の履行に不十分である場合に限り、資産を超過する債務の額は、当ファンドの受
益証券の他のクラスによって負担されることがあります。
金利リスク
金利リスクとは、確定利付証券の価値が金利水準の変動により減少するリスクです。名目金利水準が上昇すると、
-143-
当ファンドが保有する一部の確定利付証券の価値が減少する可能性があります。名目金利は、実質金利と期待インフ
レ率との合計といえます。確定利付証券はデュレーションが長いほど金利水準の変動に対する感応度が高い傾向があ
ることから、通常、デュレーションが短いものよりも変動性が高くなります。デュレーションは、主として、金利
(すなわち、利回り)の変動に対する確定利付証券の市場価格の感応度を測る尺度として有用です。
流動性リスク
当ファンドは、容易に売却または処分できない資産およびデリバティブに投資する場合があります。これには有価
証券に関する法律により処分が制限されている有価証券が含まれます。流動性リスクの影響は、取引量が少ない、マ
ーケット・メーカーが存在しない、ポジションの規模が大きい、または法律上の制限(日々の値幅制限もしくは「サ
ーキット・ブレーカー」または有価証券の発行体の系列であることを含みます。)がある場合に特に顕著であり、当
ファンドの取引実行、資産売却またはデリバティブ・ポジションを望ましい価格で解消する能力を制限または妨げま
す。また、当ファンドは、特定の有価証券を買い戻す義務を有する場合(例えば、リバース・レポ、プットの売建の
締結、またはショート・ポジションの買戻しの結果として)に流動性リスクにさらされます。
リスクの集中
当ファンドが1つ以上の国に投資を集中している限り、当ファンドの資産の価値は、かかる国または国々に影響を
及ぼす経済、政治、およびその他の要因の影響をとりわけ受け、それより多くの国々に対する投資を行うファンドの
価値よりも、より大幅に変動する可能性があります。
デリバティブ投資リスク
当ファンドは、追加的なリスクおよびコストをもたらす可能性がある種々のデリバティブに対して投資を行ってい
ます。これらのリスクおよびコストは、有価証券およびその他のより伝統的な投資対象に直接投資することによって
もたらされるリスクおよびコストとは異なっており、時にはそれらを上回っています。以下は、デリバティブの利用
に関する追加リスクの要素です。
・管理リスク:デリバティブ商品は、株式および債券に関連するものとは異なる投資技法およびリスク分析を要する
特殊な商品です。デリバティブの利用の成功には、非常に複雑な管理および原商品のみならずデリバティブそのも
のの理解を要します。特に、デリバティブの効果および複雑性のため、締結した取引を監視するための適切な統制
の維持、および当ファンドのポートフォリオにデリバティブが追加するリスクを評価する能力が必要となります。
・相手方信用リスク:デリバティブの利用により、相手方が、適時に決済の支払を行うことができないかもしくは行
おうとしないか、さもなければ、特に市況が異常に不利な間は債務を支払うことができないかもしくは行おうとし
ないリスクに、当ファンドはさらされています。相手方が債務不履行となった場合、当ファンドは、契約上の救済
手段を有するが、当ファンドの契約上の権利を行使できない可能性があります。相手方の債務が当ファンドが保有
する担保(担保がある場合)の金額を超過した場合、相手方による債務不履行時に当ファンドが担保に対する権利
を行使できない場合、または商品の最終価値が当該商品の時価と著しく異なる場合、相手方リスクは、より顕著と
なります。
・文書化リスク:多くのデリバティブ商品に文書化リスクが存在します。各々の店頭デリバティブ取引の契約は、特
定の相手方と個別に交渉されているため、契約条項の解釈が当事者によって異なるリスクが存在します。そのよう
なことが起こった場合には、当ファンドが契約上の権利を行使するために必要な裁判手続の費用および予測不可能
性により、当ファンドは、相手方に対する請求を進めない決定を行うことになる可能性があります。従って、当フ
ァンドは、デリバティブ商品に基づき請求に対する支払義務があると管理会社が考える支払を受けることができな
いリスク、または、それらの支払が遅延するもしくは当ファンドが訴訟費用を負担した後にのみ行われるリスクを
負っています。
14. 偶発事象および契約債務
通常の事業の過程において、当ファンドは、さまざまな表示および保証を包含する契約を締結しており、そのよう
な契約は一般的な補償を提供するものです。これには、当ファンドに対して行われる可能性がある、まだ発生してい
ない将来の請求が含まれることから、これらの取決めの下での当ファンドの最大エクスポージャーは不明です。経験
に基づき、経営者は、これらの潜在的な補償債務に関連する損失のリスクはほとんどないと考えています。しかし、
当ファンドの事業に不利な影響を及ぼす可能性がある、これらの債務に関連する重要性のある負債が将来発生しない
という保証はありません。
15. 後発事象
本財務書類の発行が可能となった日である 2016 年 5 月 26 日現在、表示された本財務書類に重要な影響を及ぼすと
想定される後発事象および取引は発生していませんでした。
-144-
国内短期公社債マザーファンド
貸借対照表
(単位:円)
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
資産の部
流動資産
金銭信託
コール・ローン
地方債証券
868,920,874
-
-
250,942,721
91,336,152
443,671,549
特殊債券
201,688,370
-
未収利息
338,900
1,246,256
前払費用
76,320
-
1,162,360,616
695,860,526
1,162,360,616
695,860,526
未払利息
-
461
流動負債合計
-
461
-
461
1,152,136,712
689,707,078
流動資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
負債合計
純資産の部
元本等
元本
剰余金
剰余金又は欠損金(△)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
10,223,904
6,152,987
1,162,360,616
695,860,065
1,162,360,616
695,860,065
1,162,360,616
695,860,526
注記表
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
区分
有価証券の評価基準及び評価方法
国債証券、地方債証券、特殊債券
個別法に基づき、原則として時価で評価しております。
時価評価にあたっては、金融商品取引業者、銀行等の提示する価額(ただし、売気
配は使用いたしません。)、価格情報会社の提供する価額又は日本証券業協会発表の
売買参考統計値(平均値)に基づいて評価しております。
(貸借対照表に関する注記)
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.
計算日における受益権の総数
2.
計算日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
1.
計算日における受益権の総数
2.
計算日における 1 単位当たりの純資産の額
1 口当たり純資産額
1,152,136,712 口
(1 万口当たり純資産額)
1.0089 円
689,707,078 口
(10,089 円)
(1 万口当たり純資産額)
1.0089 円
(10,089 円)
(金融商品に関する注記)
Ⅰ金融商品の状況に関する事項
区分
自 平成 27 年 9 月 26 日
-145-
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
1.金融商品に対する取組方針
至 平成 28 年 9 月 26 日
当ファンドは、投資信託及び投資法人に
関する法律第 2 条第 4 項に定める証券投
資信託であり、信託約款に従い、有価証
券等の金融商品に対して投資として運用
することを目的としております。
2.金融商品の内容及びリスク
当ファンドの投資している金融商品は、
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
国債証券、地方債証券、特殊債券であ
り、金利変動リスク等の市場リスク、信
用リスク及び流動性リスクを有しており
ます。
3.金融商品に係るリスクの管理体制 コンプライアンス・リスク管理部門、運
用企画部門において、投資対象の各種リ
スクのモニタリング、管理等を行い、運
用部門への指示、牽制を行っておりま
す。
また、社内の委員会において、各種リス
クの評価、モニタリング結果の報告を行
い、必要に応じ運用部門へ改善指示を行
います。
①市場リスク
市場の変動率とファンドの基準価額の変
動率を継続的に相対比較することやベン
チマーク等と比較すること等により分析
しております。
②信用リスク
組入銘柄の格付やその他発行体情報等を
継続的に収集し分析しております。
③流動性リスク
市場流動性の状況を把握し、組入銘柄の
一定期間における出来高や組入比率等を
継続的に測定すること等により分析して
おります。
4.金融商品の時価等に関する事項につ 市場価額がない、又は市場価格を時価と
いての補足説明
見なせない場合には、経営者により合理
的に算定された価額で評価する場合があ
ります。
同左
当ファンドの投資している金融商品は、
有価証券、コール・ローン等の金銭債権
及び金銭債務であります。
当ファンドが投資している有価証券は、
地方債証券、特殊債券であり、金利変動
リスク等の市場リスク、信用リスク及び
流動性リスクを有しております。
同左
同左
Ⅱ金融商品の時価等に関する事項
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
貸借対照表上の金融商品は、原則としてすべて時価評価され
ているため、貸借対照表計上額と時価との差額はありませ
ん。
2.時価の算定方法
地方債証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
特殊債券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
1.貸借対照表計上額、時価及び差額
同左
2.時価の算定方法
地方債証券
「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載してお
ります。
コール・ローン等の金銭債権及び金銭債務
これらの科目は短期間で決済されるため、帳簿価額は時価に
近似していることから、当該帳簿価額を時価としておりま
す。
(関連当事者との取引に関する注記)
自 平成 27 年 9 月 26 日
至 平成 28 年 3 月 25 日
該当事項はありません。
-146-
自 平成 28 年 3 月 26 日
至 平成 28 年 9 月 26 日
同左
(その他の注記)
1 元本の移動
区分
平成 28 年 3 月 25 日現在
本報告書における開示対象ファンドの期首にお
ける当該親投資信託の元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
平成 28 年 9 月 26 日現在
1,160,561,731 円
1,152,136,712 円
−円
8,425,019 円
−円
462,429,634 円
5,997,800 円
428,876,745 円
45,651,188 円
79,862,146 円
5,006,523 円
230,621,391 円
35,739,402 円
40,211,075 円
440,666,397 円
242,411,044 円
11,949,500 円
11,949,500 円
10,463,895 円
21,960,174 円
10,463,895 円
14,029,959 円
4,996,600 円
2,022,769 円
69,458,173 円
69,458,173 円
1,392,481 円
1,392,481 円
298,389 円
298,389 円
1,193,555 円
1,193,555 円
6,365,626 円
6,365,626 円
943,105 円
943,105 円
10,049,516 円
7,075,685 円
1,004,458 円
508,819 円
99,207 円
99,207 円
99,207 円
99,207 円
8,032,854 円
1,090,474 円
8,032,854 円
1,090,474 円
99,177 円
99,177 円
1,288,661 円
297,384 円
297,384 円
297,384 円
1,152,136,712 円
689,707,078 円
同期末における元本の内訳
新光インド・インフラ株式ファンド
ハイブリッド証券ファンド円コース
ハイブリッド証券ファンド米ドルコース
ハイブリッド証券ファンド豪ドルコース
ハイブリッド証券ファンドブラジルレアルコー
ス
ハイブリッド証券ファンドロシアルーブルコー
ス
ハイブリッド証券ファンドインドルピーコース
ハイブリッド証券ファンド中国元コース
ハイブリッド証券ファンド南アフリカランドコ
ース
ハイブリッド証券ファンドマネープールファン
ド
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円
コース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米
ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪
ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブ
ラジルレアルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマ
ネープールファンド
ブラジル高配当株ファンド(為替プレミアム・
コース)
ブラジル高配当株ファンド(為替フリー・コー
ス)
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメ
キシコペソコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドト
ルコリラコース
ハイブリッド証券ファンドメキシコペソコース
ハイブリッド証券ファンドトルコリラコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド
(年1回決算型)
ハイブリッド証券ファンド円コース(年2回決
算型)
ハイブリッド証券ファンドブラジルレアルコー
ス(年2回決算型)
合計
2
有価証券関係
売買目的有価証券
平成 28 年 3 月 25 日現在
平成 28 年 9 月 26 日現在
当期間の損益に含まれた評価差額(円)
当期間の損益に含まれた評価差額(円)
種類
地方債証券
△61,438
△3,391,341
特殊債券
△371,630
−
合計
△433,068
△3,391,341
-147-
(注)「当期間」とは、当該親投資信託の計算期間の開始日から本報告書における開示対象ファンドの期末日までの期間を指
しております。
3 デリバティブ取引等関係
取引の時価等に関する事項
該当事項はありません。
附属明細表
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(単位:円)
種
類
地方債証券
銘
柄
券面総額
第295回大阪府公募公債(10年)
100,000,000
100,164,125
第48回共同発行市場公募地方債
300,000,000
302,461,034
41,000,000
41,046,390
441,000,000
443,671,549
平成23年度第9回大阪市公募公債(5年)
合計
第2
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3
評価額
デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
-148-
備考
2【ファンドの現況】
【純資産額計算書】
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
320,184,100円
Ⅱ
負債総額
40,753円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
320,143,347円
Ⅳ
発行済口数
349,118,595口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
0.9170円
(1 万口当たり純資産額)
(9,170円)
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
3,142,967,737円
Ⅱ
負債総額
21,951,959円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
3,121,015,778円
Ⅳ
発行済口数
6,155,950,417口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
0.5070円
(1 万口当たり純資産額)
(5,070円)
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
20,238,310,491円
Ⅱ
負債総額
104,762,702円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
20,133,547,789円
Ⅳ
発行済口数
76,070,463,106口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
0.2647円
(1 万口当たり純資産額)
(2,647円)
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
10,124,117円
Ⅱ
負債総額
1,269円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
10,122,848円
Ⅳ
発行済口数
15,638,116口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
0.6473円
(1 万口当たり純資産額)
(6,473円)
-149-
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
9,112,670円
Ⅱ
負債総額
1,165円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ
発行済口数
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
9,111,505円
13,144,483口
0.6932円
(1 万口当たり純資産額)
(6,932円)
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
1,001,131円
Ⅱ
負債総額
4円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
1,001,127円
Ⅳ
発行済口数
1,000,000口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
1.0011円
(1 万口当たり純資産額)
(10,011円)
(参考)国内短期公社債マザーファンド
(平成 28 年 9 月 30 日現在)
Ⅰ
資産総額
695,860,038円
Ⅱ
負債総額
555円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
695,859,483円
Ⅳ
発行済口数
689,707,078口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
1.0089円
(1 万口当たり純資産額)
(10,089円)
-150-
第4【内国投資信託受益証券事務の概要】
委託者は、このファンドの受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消
された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在し
ない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証券を発行しませ
ん。
(1)投資信託受益証券の名義書換等
受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証
券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受
益証券の再発行の請求を行わないものとします。
(2)受益者等名簿
該当事項はありません。
(3)受益者等に対する特典
該当事項はありません。
(4)受益権の譲渡
①
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が
記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振り替えの申請をするものとします。
②
上記①の申請のある場合には、上記①の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に
記載または記録するものとします。ただし、上記①の振替機関等が振替先口座を開設したもので
ない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関
を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載また
は記録が行われるよう通知するものとします。
③
上記①の振り替えについて、委託者は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記
録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異な
る場合等において、委託者が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、
振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
(5)受益権の譲渡の対抗要件
受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者および受託者に対抗す
ることができません。
(6)受益権の再分割
委託者は、受託者と協議のうえ、社振法に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等
に再分割できるものとします。
(7)償還金
償還金は、償還日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日
以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権につ
いては原則として取得申込者とします。)に支払います。
(8)質権口記載または記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払
い、一部解約の実行の請求の受付、一部解約金および償還金の支払い等については、約款の規定に
よるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
-151-
第三部【委託会社等の情報】
第1【委託会社等の概況】
1【委託会社等の概況】
a.資本金の額(平成 28 年 10 月 1 日現在)
資本金の額
会社が発行する株式総数
20 億円
※
100,000 株 (普通株式 上限 100,000 株、A種種類株
式 上限 30,000 株)
発行済株式総数
40,000 株 (普通株式 24,490 株、A種種類株式
15,510 株)
※
種類株式の発行が可能
直近5ヵ年における主な資本金の額の増減:該当事項はありません。
b.会社の機構(平成 28 年 10 月 1 日現在)
(イ)会社の意思決定機構
業務執行上重要な事項は、取締役会の決議をもって決定します。
取締役は株主総会で選任されます。取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、その
選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとし、
任期の満了前に退任した取締役(監査等委員である取締役を除く。)の補欠として選任された取
締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、現任取締役(監査等委員である取締役を除
く。
)の任期の満了の時までとします。
また、監査等委員である取締役の任期は、その選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終
のものに関する定時株主総会の終結の時までとし、任期の満了前に退任した監査等委員である取
締役の補欠として選任された監査等委員である取締役の任期は、退任した監査等委員である取締
役の任期の満了の時までとします。
取締役会は、決議によって代表取締役を選定します。代表取締役は、会社を代表し、取締役会の
決議にしたがい業務を執行します。
また、取締役会の決議によって、取締役社長を定めることができます。
取締役会は、法令に別段の定めがある場合を除き、原則として取締役社長が招集します。取締役
会の議長は、原則として取締役社長があたります。
取締役会の決議は、法令に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることができる取締役の
過半数が出席し、出席取締役の過半数をもって行います。
(ロ)投資運用の意思決定機構
1.投資環境見通しおよび運用方針の策定
経済環境見通し、資産別市場見通し、資産配分方針および資産別運用方針は月次で開催する
「投資環境会議」および「投資方針会議」にて協議、策定致します。これらの会議は運用本部
長・副本部長、運用グループ長等で構成されます。
2.運用計画、売買計画の決定
各ファンドの運用は「投資環境会議」および「投資方針会議」における協議の内容を踏まえて、
ファンド毎に個別に任命された運用担当者が行います。運用担当者は月次で運用計画書を作成し、
運用本部長の承認を受けます。運用担当者は承認を受けた運用計画に基づき、運用を行います。
-152-
2【事業の内容及び営業の概況】
「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社である委託会社は、投資信託の設
定を行うとともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)ならび
にその受益証券(受益権)の募集又は私募(第二種金融商品取引業)を行っています。また、「金融商品
取引法」に定める投資助言・代理業を行っています。
DIAMアセットマネジメント株式会社は、平成 28 年 10 月1日にみずほ投信投資顧問株式会社、新
光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)と統合し、商号をアセットマネジメント
One 株式会社に変更しました。
平成 28 年 9 月 30 日現在におけるDIAMアセットマネジメント株式会社の運用する投資信託は以下
の通りです。
(親投資信託を除く)
基本的性格
本数
純資産総額(円)
0
0
追加型株式投資信託
393
5,864,442,125,905
単位型公社債投資信託
49
337,748,656,746
単位型株式投資信託
9
88,382,773,408
451
6,290,573,556,059
追加型公社債投資信託
合計
(ご参考)
平成 28 年 9 月 30 日現在におけるみずほ投信投資顧問株式会社および新光投信株式会社の運用する投
資信託は以下の通りです。
(親投資信託を除く)
・みずほ投信投資顧問株式会社
基本的性格
本数
純資産総額(円)
追加型公社債投資信託
13
275,632,843,628
追加型株式投資信託
229
2,280,959,186,831
単位型公社債投資信託
0
0
単位型株式投資信託
3
1,454,591,074
245
2,558,046,621,533
合計
・新光投信株式会社
基本的性格
本数
純資産総額(円)
追加型公社債投資信託
25
651,056,923,166
追加型株式投資信託
240
3,084,756,237,399
単位型公社債投資信託
7
42,284,286,781
単位型株式投資信託
79
290,858,982,767
合計
351
4,068,956,430,113
-153-
3【委託会社等の経理状況】
1.委託会社であるDIAMアセットマネジメント株式会社(以下「委託会社」という。)の財務諸表は、
「財務諸表
等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)ならびに同規則第 2 条の規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」
(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作成しております。
2.財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
3.委託会社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき第 31 期事業年度(自平成 27 年 4 月 1 日至平成
28 年 3 月 31 日)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。
※DIAMアセットマネジメント株式会社は、平成 28 年 10 月 1 日にみずほ投信投資顧問株式会社、新光投信株式会
社及びみずほ信託銀行株式会社の資産運用部門と統合し、商号をアセットマネジメント One 株式会社に変更いたしま
した。
委託会社の財務諸表に引き続き、みずほ投信投資顧問株式会社の第 53 期事業年度の財務諸表及び新光投信株式会
社の第 56 期事業年度の財務諸表を参考として添付しております。
-154-
独立監査人の監査報告書
平成28年5月31日
DIAMアセットマネジメント株式会社
取 締 役 会 御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山内
正彦
印
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の
経理 状況」に掲 げられてい るDIAM アセットマ ネジメント 株式会社の 平成27年 4月1日か ら平成
28年3月31日までの第31期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変
動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し
適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表
示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明
することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行
った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るた
めに、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続
は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択
及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当
監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と
適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並
びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
DIAMアセットマネジメント株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事
業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づき、平成28
年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管して
おります。
-155-
(1)
【貸借対照表】
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(資産の部)
流動資産
現金・預金
12,051,921
12,951,736
金銭の信託
14,169,657
13,094,914
57,309
44,951
未収委託者報酬
4,622,292
4,460,404
未収運用受託報酬
1,737,052
1,859,778
前払費用
未収投資助言報酬
※2
312,206
※2
277,603
未収収益
260,845
205,097
繰延税金資産
411,797
341,078
46,782
40,689
33,669,865
33,276,255
432,933
658,607
その他
流動資産計
固定資産
有形固定資産
建物
※1
138,967
※1
29,219
車両運搬具
※1
941
※1
549
器具備品
※1
243,908
※1
184,683
建設仮勘定
49,116
444,155
無形固定資産
1,912,472
1,706,201
商標権
※1
101
※1
7
ソフトウエア
※1
1,702,633
※1
1,645,861
ソフトウエア仮勘定
電話加入権
電信電話専用施設利用権
※1
202,399
53,036
7,148
7,148
188
投資その他の資産
※1
146
4,343,365
6,497,772
投資有価証券
613,137
458,701
関係会社株式
2,316,596
3,229,196
繰延税金資産
582,861
679,092
差入保証金
733,907
2,040,945
96,862
89,835
6,688,771
8,862,580
40,358,637
42,138,836
その他
固定資産計
資産合計
-156-
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(負債の部)
流動負債
預り金
1,605,579
966,681
未払金
2,515,377
2,055,332
未払償還金
49,873
49,873
未払手数料
1,836,651
1,744,274
628,852
261,185
その他未払金
未払費用
※2
2,196,267
※2
3,076,566
未払法人税等
1,539,263
1,223,957
未払消費税等
671,243
352,820
賞与引当金
722,343
728,769
30,000
−
9,280,074
8,404,128
退職給付引当金
868,928
997,396
役員退職慰労引当金
110,465
154,535
979,394
1,151,932
10,259,468
9,556,060
資本金
2,000,000
2,000,000
資本剰余金
2,428,478
2,428,478
2,428,478
2,428,478
25,417,784
28,000,340
123,293
123,293
19,480,000
22,030,000
研究開発積立金
300,000
300,000
運用責任準備積立金
200,000
200,000
5,314,491
5,347,047
29,846,262
32,428,818
252,905
153,956
252,905
153,956
純資産合計
30,099,168
32,582,775
負債・純資産合計
40,358,637
42,138,836
その他
流動負債計
固定負債
固定負債計
負債合計
(純資産の部)
株主資本
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
株主資本計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等計
-157-
(2)
【損益計算書】
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
28,170,831
30,188,445
運用受託報酬
7,064,021
7,595,678
投資助言報酬
1,032,659
993,027
828,240
724,211
その他営業収益
営業収益計
37,095,752
39,501,363
営業費用
支払手数料
12,416,659
12,946,176
広告宣伝費
527,620
468,931
公告費
288
258
調査費
6,317,052
7,616,390
調査費
4,129,778
4,969,812
委託調査費
2,187,273
2,646,578
委託計算費
385,121
412,257
営業雑経費
488,963
548,183
通信費
34,089
34,855
印刷費
414,215
436,756
協会費
24,177
23,698
諸会費
支払販売手数料
37
40
16,443
52,833
営業費用計
20,135,705
21,992,198
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
5,260,910
5,382,757
242,666
242,446
4,378,307
4,431,015
賞与
639,936
709,295
交際費
37,625
43,975
寄付金
2,697
2,628
旅費交通費
242,164
254,276
租税公課
127,947
180,892
不動産賃借料
686,770
1,128,367
退職給付費用
218,863
226,460
固定資産減価償却費
628,056
902,248
福利厚生費
33,310
36,173
修繕費
13,807
31,617
賞与引当金繰入額
722,343
728,769
役員退職慰労引当金繰入額
50,327
49,320
役員退職慰労金
25,501
5,250
87
140
231,303
251,913
67,208
70,839
機器リース料
事務委託費
事務用消耗品費
器具備品費
諸経費
一般管理費計
営業利益
5,869
14,182
135,032
214,532
8,489,827
9,524,346
8,470,220
7,984,819
-158-
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
17,346
25,274
2,404
2,079
時効成立分配金・償還金
974
−
為替差益
652
3,996
1,822
6,693
受取利息
雑収入
営業外収益計
23,200
38,044
営業外費用
金銭の信託運用損
時効成立後支払分配金・償還
金
外国税支払損失
163,033
305,368
65
−
47,515
−
営業外費用計
経常利益
210,614
305,368
8,282,806
7,717,494
特別利益
投資有価証券売却益
−
3,377
特別利益計
−
3,377
特別損失
固定資産除却損
※1
12,988
※1
624
固定資産売却損
※2
−
※2
2,653
ゴルフ会員権売却損
1,080
−
ゴルフ会員権評価損
−
6,307
関係会社株式評価損
202,477
−
特別損失計
216,547
9,584
税引前当期純利益
8,066,259
7,711,286
法人税、住民税及び事業税
2,969,684
2,557,305
法人税等調整額
△ 29,428
27,424
法人税等合計
2,940,256
2,584,730
当期純利益
5,126,003
5,126,556
-159-
(3)
【株主資本等変動計算書】
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
2,000,000
2,428,478
123,293
別途積立金
17,130,000
研究開
発積立
金
運用責
任準備
積立金
300,000
200,000
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
2,000,000
2,428,478
123,293
17,130,000
300,000
200,000
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
4,735,451
22,488,744
26,917,222
131,037
131,037
131,037
4,866,488
22,619,781
27,048,259
△2,328,000
△2,328,000
△2,328,000
△2,350,000
−
−
5,126,003
5,126,003
5,126,003
当期変動額
剰余金の配当
別途積立金の
積立
2,350,000
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
−
−
−
2,350,000
−
−
448,003
2,798,003
2,798,003
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
243,159
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
純資産
合計
27,160,381
131,037
243,159
27,291,419
当期変動額
剰余金の配当
△2,328,000
別途積立金の
積立
−
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
5,126,003
9,746
9,746
9,746
2,807,749
252,905
30,099,168
-160-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
別途積立金
研究開
発積立
金
運用責
任準備
積立金
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
△2,544,000
△2,544,000
△2,544,000
△2,550,000
−
−
5,126,556
5,126,556
5,126,556
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
別途積立金の
積立
2,550,000
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
−
−
−
2,550,000
−
−
32,556
2,582,556
2,582,556
2,000,000
2,428,478
123,293
22,030,000
300,000
200,000
5,347,047
28,000,340
32,428,818
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
純資産
合計
252,905
30,099,168
252,905
30,099,168
会計方針の変更に
よる累積的影響額
会計方針の変更を反映
した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
△2,544,000
別途積立金の
積立
−
当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
5,126,556
△98,949
△98,949
△98,949
2,483,607
153,956
32,582,775
-161-
重要な会計方針
項目
第 31 期
(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1.有価証券の評価基準及び評 (1)子会社株式及び関連会社株式
価方法
:移動平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの:決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定)
時価のないもの: 移動平均法による原価法
2.金銭の信託の評価基準及び
評価方法
時価法
3.デリバティブの評価基準及
び評価方法
時価法
4.固定資産の減価償却の方法
5.外貨建の資産及び負債の本
邦通貨への換算基準
6.引当金の計上基準
7.消費税等の処理方法
(1)有形固定資産
定率法によっております。
(2)無形固定資産
自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5
年)に基づく定額法によっております。それ以外の無形固定資産につ
いては、定額法によっております。
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物等為替相場により円貨に換算し、
換算差額は損益として処理しております。
(1)貸倒引当金は、一般債権は貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定
の債権は個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しており
ます。
(2)賞与引当金は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
将来支給見込額を計上しております。
(3)退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末
における退職給付債務の見込額に基づき、当事業年度末において発生
していると認められる額を計上しております。また、退職給付債務の
算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させ
る方法については、給付算定式基準によっております。数理計算上の
差異及び過去勤務費用の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数(5 年)による定額法により按分した額を、そ
れぞれ発生の翌事業年度から費用処理
過去勤務費用:発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(5 年)による定額法により按分した額を費用処理
(4)役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支払に備えるため、内
規に基づく期末要支給額を計上しております。
税抜方式によっております。
-162-
未適用の会計基準等
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関す
る監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にそ
の内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2)適用予定日
平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度の期首から適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
会計上の見積りの変更
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、追加情報に記載のとおり、当社、みずほ信託銀行株式会社、みずほ投信投資顧問株式会社及び新
光投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めておりま
す。これに伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産及び無形固定資
産の見積り耐用年数の見直しを行い、将来にわたり変更しております。
また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として資産除去債務の合理的な見積りが可能
となったため、見積額の変更を行っております。なお、資産除去債務の負債計上に代えて、不動産賃貸借
契約に関する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、当事業年度の負担に
属する金額を費用計上する方法によっております。
これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の減価償却費が 161,916 千円、不動産賃借料が 42,917 千円
増加し、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ 204,834 千円減少しております。
追加情報
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、平成 27 年 9 月 30 日付で締結した当社、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中野 武夫)、みず
ほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤 修一)間の
統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、平成 28 年 3
月 3 日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
:アセットマネジメント One 株式会社
2.代表者
:西 惠正(現 DIAMアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
3.本店所在地 :東京都千代田区丸の内 1‐8‐2
4.統合日
:平成 28 年 10 月 1 日
-163-
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.固定資産の減価償却累計額
(千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
建物
582,075
767,802
3,981
4,374
735,461
562,853
836
930
2,015,473
2,613,791
1,408
1,451
車両運搬具
器具備品
商標権
ソフトウエア
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
電信電話専用施設利用権
※2. 関係会社項目
関係会社に関する資産及び負債には区分掲記されたもののほか次のものが含まれております。
(千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
流動資産
未収投資助言報酬
311,994
276,211
流動負債
未払費用
492,035
622,004
(損益計算書関係)
※1.固定資産除却損の内訳
(千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
ソフトウエア
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0
182
12,988
442
※2.固定資産売却損の内訳
(千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
−
-164-
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
2,653
(株主資本等変動計算書関係)
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式の
種類
当事業年度期首
株式数(株)
当事業年度
増加株式数(株)
当事業年度
減少株式数(株)
当事業年度末
株式数(株)
普通株式
24,000
−
−
24,000
合計
24,000
−
−
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
平成 26 年 6 月 30 日
定時株主総会
普通
株式
配当金の
総額
(千円)
1 株当たり
配当額
(円)
2,328,000
97,000
基準日
効力発生日
平成 26 年 3 月 31 日
平成 26 年 7 月 1 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の
種類
配当の
原資
平成 27 年 6 月 29 日
定時株主総会
普通
株式
利益剰
余金
配当金の
総額
(千円)
2,544,000
1 株当た
り配当額
(円)
106,000
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式
の種類
当事業年度期首
株式数(株)
当事業年度
増加株式数(株)
当事業年度
減少株式数(株)
当事業年度末
株式数(株)
普通株式
24,000
−
−
24,000
合計
24,000
−
−
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
種類
平成 27 年 6 月 29 日
定時株主総会
普通
株式
配当金の
総額
(千円)
2,544,000
1 株当たり
配当額
(円)
106,000
-165-
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
平成 28 年 6 月 29 日開催予定の定時株主総会において、以下のとおり決議を予定しております。
決議
株式の
種類
配当の
原資
平成 28 年 6 月 29 日
定時株主総会
普通
株式
利益剰
余金
配当金の
総額
(千円)
2,544,000
1 株当た
り配当額
(円)
106,000
基準日
効力発生日
平成 28 年 3 月 31 日
平成 28 年 6 月 30 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
資金運用については短期的な預金等に限定しております。
デリバティブ取引は、後述するリスクを低減する目的で行っております。取引は実需の範囲内でのみ利用すること
としており、投機的な取引は行わない方針であります。
取引の方針については社内会議で審議のうえ個別決裁により決定し、取引の実行とその内容の確認についてはそれ
ぞれ担当所管を分離して実行しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
投資有価証券の主な内容は、政策投資目的で保有している株式であります。
金銭の信託の主な内容は、当社運用ファンドの安定運用を主な目的として資金投入した投資信託及びデリバティブ
取引であります。金銭の信託に含まれる投資信託は為替及び市場価格の変動リスクに晒されておりますが、デリバ
ティブ取引を利用して一部リスクを低減しております。
長期差入保証金の主な内容は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であります。
金銭の信託に含まれるデリバティブ取引は為替予約取引、株価指数先物取引及び債券先物取引であり、金銭の信託
に含まれる投資信託に係る為替及び市場価格の変動リスクを低減する目的で行っております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
為替相場及び株式相場の変動によるリスクを有しておりますが、取引先は信用度の高い金融機関に限定している
ため、相手方の契約不履行によるリスクはほとんどないと認識しております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
組織規程における分掌業務の定めに基づき、リスク管理担当所管にて、取引残高、損益及びリスク量等の実績管
理を行い、定期的に社内委員会での報告を実施しております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
取引実行担当所管からの報告に基づき、資金管理担当所管が資金繰計画を確認するとともに、十分な手許流動性
を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれて
おります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、
当該価額が変動することがあります。
-166-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注 2)参照)。
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
(千円)
(1)現金・預金
(2)金銭の信託
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
時価
(千円)
差額
(千円)
12,051,921
14,169,657
12,051,921
14,169,657
−
−
532,891
532,891
−
26,754,470
26,754,470
−
1,539,263
1,539,263
−
1,539,263
1,539,263
−
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
(千円)
(1)現金・預金
(2)金銭の信託
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
時価
(千円)
差額
(千円)
12,951,736
13,094,914
12,951,736
13,094,914
−
−
381,005
381,005
−
26,427,656
26,427,656
−
1,223,957
1,223,957
−
1,223,957
1,223,957
−
(注 1)金融商品の時価の算定方法
資 産
(1)現金・預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2)金銭の信託
有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券につい
て、投資信託は基準価額によっております。また、デリバティブ取引は取引相手先金融機関より提示された
価格によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、投資信託は基準価額によっております。
負 債
(1)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
-167-
(注 2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現
在)
区分
①非上場株式
②関係会社株式
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現
在)
80,246
77,696
2,316,596
3,229,196
733,907
2,040,945
③差入保証金
①非上場株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握
することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
②関係会社株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把
握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
前事業年度において、関係会社株式について 202,477 千円の減損処理を行っております。
③差入保証金は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であり、市場価格がなく、時
価を把握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
(注 3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
1 年以内
(千円)
(1)預金
合計
1 年超 5 年以内
(千円)
5 年超 10 年以内
(千円)
10 年超
(千円)
12,051,921
−
−
−
12,051,921
−
−
−
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
1 年以内
(千円)
(1)預金
合計
1 年超 5 年以内
(千円)
5 年超 10 年以内
(千円)
10 年超
(千円)
12,951,736
−
−
−
12,951,736
−
−
−
(注 4)社債、新株予約権付社債及び長期借入金の決算日後の返済予定額
該当事項はありません。
(有価証券関係)
1.売買目的有価証券
該当事項はありません。
2.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
3. 子会社株式及び関連会社株式
関係会社株式(第 30 期の貸借対照表計上額 2,316,596 千円、第 31 期の貸借対照表計上額 3,229,196 千円)は、市
場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
-168-
4. その他有価証券
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
取得原価
差額
516,710
−
146,101
−
370,608
−
16,181
13,000
3,181
532,891
159,101
373,789
−
−
−
−
−
−
−
−
−
小計
−
−
−
合計
532,891
159,101
373,789
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 80,246 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極め
て困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
取得原価
差額
365,683
−
146,101
−
219,581
−
15,322
13,000
2,322
381,005
159,101
221,903
−
−
−
−
−
−
−
−
−
小計
−
−
−
合計
381,005
159,101
221,903
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
①株式
②債券
③その他(投資信託)
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 77,696 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極め
て困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-169-
5.当該事業年度中に売却した満期保有目的の債券
該当事項はありません。
6.当該事業年度中に売却したその他有価証券
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
区分
売却額
(千円)
その他有価証券
売却益の合計額
(千円)
5,927
売却損の合計額
(千円)
3,377
−
7.減損処理を行った有価証券
該当事項はありません。
(金銭の信託関係)
1.運用目的の金銭の信託
第 30 期 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額(千円)
運用目的の金銭の信託
14,169,657
当事業年度の損益に含まれた
評価差額(千円)
2,544,066
第 31 期 (平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
貸借対照表計上額(千円)
運用目的の金銭の信託
13,094,914
2.満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
3.その他の金銭の信託
該当事項はありません。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
-170-
当事業年度の損益に含まれた
評価差額(千円)
825,986
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度(非積立型制度であります)を、また、確定拠出型の制度として確
定拠出年金制度を採用しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,079,828
973,035
△203,600
−
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
876,227
973,035
勤務費用
128,297
134,944
利息費用
7,798
8,660
10,345
21,441
△49,633
△ 51,531
−
−
973,035
1,086,550
会計方針の変更を反映した期首残高
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
過去勤務費用の発生額
退職給付債務の期末残高
(2)退職給付債務の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
非積立型制度の退職給付債務
973,035
1,086,550
未積立退職給付債務
973,035
1,086,550
未認識数理計算上の差異
△89,550
△ 79,449
未認識過去勤務費用
△14,556
△ 9,704
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
退職給付引当金
868,928
997,396
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
(3)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(千円)
第 31 期
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
勤務費用
128,297
134,944
利息費用
7,798
8,660
33,455
31,542
4,852
4,852
174,402
179,999
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
確定給付制度に係る退職給付費用
-171-
(4)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1
(自 平成 27 年 4 月 1
日
日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0.89%
0.89%
割引率
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、第 30 期事業年度 43,461 千円、第 31 期事業年度 44,193 千円であります。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
繰延税金資産
未払事業税
(千円)
(千円)
118,238
79,702
5,527
5,581
239,095
224,898
30,557
28,395
2,650
2,500
15,727
−
−
13,244
2,158
3,389
130,844
136,503
2,710
1,339
281,232
305,591
役員退職慰労引当金
35,724
47,318
ゴルフ会員権評価損
1,940
3,768
関係会社株式評価損
176,106
166,740
−
1,196
1,042,515
1,020,171
47,855
−
47,855
−
994,659
1,020,171
未払事業所税
賞与引当金
未払法定福利費
未払確定拠出年金掛金
外国税支払損失
資産除去債務
減価償却超過額(一括償却資産)
減価償却超過額
繰延資産償却超過額(税法上)
退職給付引当金
その他有価証券評価差額金
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
差引繰延税金資産の純額
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の 5 以下であるため、
注記を省略しております。
-172-
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」
(平
成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 31 日に公布され、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から法人税
率の引下げが行われることになりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効
税率は従来の 32.34%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度から平成 29 年 4 月 1 日に開始する事業年度に
解消が見込まれる一時差異については 30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる
一時差異については 30.62%となります。
この変更により、当事業年度末の繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は 53,300 千円減少
し、当事業年度に計上された法人税等調整額は 57,117 千円増加し、その他有価証券評価差額金は 3,816 千円増加
しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有しているた
め、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上に代え
て、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担に属する金額
を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
1.セグメント情報
当社は、投資信託及び投資顧問を主とした資産運用業の単一事業であるため、記載を省略しております。
2.関連情報
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
(千円)
営業収益
28,170,831
投資顧問
(千円)
8,096,680
その他
(千円)
828,240
合計
(千円)
37,095,752
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、記載
を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略しており
ます。
-173-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
(千円)
営業収益
投資顧問
(千円)
30,188,445
その他
(千円)
8,588,706
合計
(千円)
724,211
39,501,363
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、記載
を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略しており
ます。
(関連当事者との取引)
(1)親会社及び法人主要株主等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資 本 金 事業の 議決権等の
属性
会社等の
関係内容
住所 又 は 出 内容又 所有(被所
名称
資金
は職業
有)割合
取引の内容
役員の
事業上の
兼任等
関係
3,431 生命保 (被所有) 兼務 2 名, 資産運用の 資産運用の
険株式会社 都千
億円 険業
その他
代田
の関係
区
科目
(千円)
第一生命保 東京
直接 50%
取引金額
862,448 未収投
出向 3 名, 助言
助言の顧問
資助言
転籍 2 名
料の受入
報酬
会社
-174-
期末残高
(千円)
237,575
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資 本 金 事業の 議決権等の
会社等の
属性
関係内容
住所 又 は 出 内容又 所有(被所
名称
資金
は職業
取引の内容
有)割合
役員の
事業上の
兼任等
関係
3,431 生命保 (被所有) 兼務 2 名, 資産運用の 資産運用の
険株式会社 都千
億円 険業
その他
代田
の関係
区
科目
(千円)
第一生命保 東京
直接 50%
取引金額
期末残高
(千円)
795,405 未収投
出向 3 名, 助言
助言の顧問
資助言
転籍 2 名
料の受入
報酬
207,235
会社
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の助言の顧問料は、一般的取引条件を定めた規定に基づく個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(2)子会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権等
会社等の名称
住所
出資金
属
内容又
の所有
は職業 (被所有)
性
関係内容
割合
役員
事業上の
の兼
関係
取引の
取引
内容
金額
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
DIAM
London
4,000
資産の
International
United
千 GBP
運用
Ltd
kingdom
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
658,756 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
子 DIAM U.S.A.,
New York
4,000
資産の
会 Inc.
U.S.A.
千 USD
運用
DIAM SINGAPORE
Central
1,100,000
資産の
PTE.LTD.
Singapore
千円
運用
料の支払
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
383,980 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
社
用
用
(所有)
兼務 当社預り
直接
2 名 資産の運
100%
用
-175-
235,583
173,074
料の支払
増資の引受
400,000 −
−
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権等
会社等の名称
住所
出資金
属
内容又
の所有
は職業 (被所有)
性
関係内容
割合
役員
事業上の
の兼
関係
取引の
取引
内容
金額
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
DIAM
London
9,000
資産の
International
United
千 GBP
運用
Ltd
kingdom
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
800,617 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
用
308,974
料の支払
子
増資の引受
会
912,600 −
社
DIAM U.S.A.,
New York
4,000
資産の
Inc.
U.S.A.
千 USD
運用
(所有)
兼務 当社預り
当社預り資産
473,948 未払
直接
2 名 資産の運
の運用の顧問
費用
100%
用
料の支払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額及び期末残高には免税取引のため、消費税等は含まれておりません。
(注 3)増資の引受は、子会社が行った増資を引き受けたものであります。
-176-
−
157,130
(3)兄弟会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金又 事業の内 議決権等
属 会社等の名
称
性
住所
は出資金 容又は職
業
(被所有)
割合
株式会社
東京都
みずほ銀行
千代田
14,040 銀行業
関係内容
取引の内容
の所有
−
役員の
事業上
兼任等
の関係
−
億円
取引金額
当社設定 投資信託の販
期末残高
(千円)
(千円)
2,217,439 未払
306,365
手数料
投資信託 売代行手数料
区
科目
の販売、
預金取引 預金の預入
(純額)
551,351 現金・預
11,276,198
金
そ
受取利息
の
2,139 未収
他
71
収益
の
関 みずほ第一
東京都
2 億円 金融
係 フィナンシ
千代田
技術
会 ャルテクノ
区
研究等
−
兼務
当社預り 当社預り資産
407,531 未払
1名
資産の助 の助言の顧問
費用
言
240,725
料の支払
社 ロジー株式
の 会社
業務委託料の
子
支払
8,540 未払金
6,501
会
社
資産管理サ
東京都
500
資産管理
ービス信託
中央区
億円
等
銀行株式会
−
−
当社信託 信託元本の追
3,500,000 金銭の信
財産の運 加
用
託
(純額)
社
信託報酬の支
払
-177-
8,254
14,169,657
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金又 事業の内 議決権等
属 会社等の名
称
性
住所
は出資金 容又は職
業
東京都
みずほ銀行
千代田
14,040 銀行業
取引の内容
の所有
(被所有)
割合
株式会社
関係内容
−
億円
役員の
事業上
兼任等
の関係
科目
当社設定 投資信託の販
1名
投資信託 売代行手数料
期末残高
(千円)
(千円)
兼務
区
取引金額
3,023,040 未払
372,837
手数料
の販売、
預金取引 預金の預入
(純額)
879,733 現金・預
12,155,931
金
そ
受取利息
の
1,787 未収
他
123
収益
の
関 みずほ第一
東京都
2 億円 金融
係 フィナンシ
千代田
技術
会 ャルテクノ
区
研究等
−
兼務
当社預り 当社預り資産
557,013 未払
1名
資産の助 の助言の顧問
費用
言
292,861
料の支払
社 ロジー株式
の 会社
業務委託料の
子
支払
8,540 未払金
7,581
会
社
資産管理サ
東京都
500
資産管理
ービス信託
中央区
億円
等
銀行株式会
−
−
当社信託 信託元本の払
700,000 金銭の信
財産の運 戻
用
13,094,914
託
(純額)
社
信託報酬の支
8,336
払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)投資信託の販売代行手数料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)資産の助言の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 3)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(注 4)預金取引は、市場金利を勘案した利率が適用されております。
(注 5)信託報酬は、一般的取引条件を勘案した料率が適用されております。
-178-
(1 株当たり情報)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,254,132 円 02 銭
1,357,615 円 66 銭
213,583 円 46 銭
213,606 円 51 銭
(注 1)潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
(注 2)1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
5,126,003 千円
5,126,556 千円
普通株主に帰属しない金額
−
−
普通株式に係る当期純利益
5,126,003 千円
5,126,556 千円
24,000 株
24,000 株
期中平均株式数
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-179-
(参考)みずほ投信投資顧問株式会社の経理状況
※当該(参考)において、みずほ投信投資顧問株式会社を「当社」という。
1
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)並び
に同規則第2条の規定により「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年内閣府令第 52 号)に基づいて
作成しております。
2 当社は、金融商品取引法第 193 条の2第 1 項の規定に基づき、事業年度(平成 27 年4月1日から平成 28 年3
月 31 日まで)の財務諸表について新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-180-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
みずほ投信投資顧問株式会社
取
締
役
会
御
中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
江見
睦生
印
公認会計士
亀井
純子
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等
の経理状況」に掲げられているみずほ投信投資顧問株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31
日までの第53期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重
要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成
し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正
に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保
証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監
査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づ
いて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのもので
はないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財
務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及
びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討す
ることが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠
して、みずほ投信投資顧問株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する
事業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づき、平
成28年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(注)上記は、当社が監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。
-181-
(1)貸借対照表
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
有価証券
前払費用
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
繰延税金資産
その他流動資産
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
工具、器具及び備品(純額)
リース資産(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
電話加入権
その他無形固定資産
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
長期差入保証金
前払年金費用
会員権
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
未払金合計
未払費用
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
その他流動負債
流動負債合計
固定負債
リース債務
役員退職慰労引当金
時効後支払損引当金
繰延税金負債
その他固定負債
固定負債合計
負債合計
(単位:
千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
20,801,864
127,840
156,891
1,827,951
1,812,198
185,882
159,069
△ 1,092
25,070,606
20,903,257
82,540
157,231
2,183,032
1,713,643
162,369
293,051
△ 1,185
25,493,940
124,850
71,443
2,140
198,434
100,000
90,655
818
191,474
※1
※1
12,747
65
12,812
12,747
35
12,782
3,987,168
360,258
331,766
8,400
23,186
△ 19,534
4,691,245
4,902,492
29,973,099
3,260,206
340,503
346,659
8,400
19,551
△ 19,404
3,955,916
4,160,172
29,654,112
77,889
2,648
29,699
1,202
746
5,716
819,341
86,205
912,009
2,038,097
393,574
426,857
328,900
3,075
4,183,052
833
3,906
838,064
9,022
851,826
1,896,033
570,376
227,078
318,000
999
3,895,216
2,088
104,240
8,128
306,725
6,926
428,109
4,611,161
886
147,427
6,471
38,000
1,931
194,716
4,089,932
2,045,600
2,045,600
純資産の部
株主資本
資本金
-182-
資本剰余金
資本準備金
2,266,400
2,266,400
その他資本剰余金
2,450,074
2,450,074
資本剰余金合計
4,716,474
4,716,474
128,584
128,584
104,600
104,600
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
配当準備積立金
退職慰労積立金
100,000
100,000
別途積立金
9,800,000
9,800,000
繰越利益剰余金
7,739,742
8,908,993
17,872,927
19,042,177
-
△377,863
24,635,002
25,426,389
その他有価証券評価差額金
726,935
137,791
評価・換算差額等合計
726,935
137,791
純資産合計
25,361,937
25,564,180
負債純資産合計
29,973,099
29,654,112
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
-183-
(2) 損益計算書
前事業年度
(自 平成 26 年4月1日
至 平成 27 年3月 31 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
営業収益合計
営業費用
支払手数料
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
通信費
印刷費
協会費
諸会費
その他
営業雑経費合計
営業費用合計
一般管理費
給料
役員報酬
給料手当
賞与
給料合計
交際費
寄付金
旅費交通費
租税公課
不動産賃借料
退職給付費用
福利厚生費
貸倒引当金繰入
賞与引当金繰入
役員退職慰労引当金繰入
固定資産減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
営業外収益
受取配当金
受取利息
有価証券解約益
有価証券償還益
時効到来償還金等
時効後支払損引当金戻入額
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
有価証券解約損
有価証券償還損
ヘッジ会計に係る損失
時効後支払損引当金繰入額
雑損失
(単位:
当事業年度
(自 平成 27 年4月1日
至 平成 28 年3月 31 日)
17,538,139
4,463,429
22,001,569
17,358,667
5,050,661
22,409,329
8,480,510
247,790
1,140
7,999,728
205,521
152
1,259,067
4,883,037
4,308
6,146,412
101,919
1,312,466
5,299,598
3,703
6,615,769
116,405
59,454
128,143
18,777
2,540
855,319
1,064,234
16,042,008
46,151
246
20,221
2,317
958,635
1,027,572
15,965,148
142,983
1,832,723
295,180
2,270,886
775
91,851
51,783
339,964
126,451
368,622
319,122
27,249
31,216
358,817
3,986,740
1,972,819
143,812
1,905,880
304,122
2,353,814
775
221
87,228
76,075
305,351
119,608
370,689
93
301,698
47,768
44,257
269,502
3,977,085
2,467,095
7,027
7,340
953
21,856
51,171
88,349
4,242
7,633
50,674
56,303
1,962
1,311
20,993
143,121
2,197
2,240
17,685
63,198
278
2,641
6,767
-184-
千円)
営業外費用合計
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
特別利益合計
特別損失
減損損失
事業再構築費用
外国税負担損失
貸倒引当金繰入
特別損失合計
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
※1
※2
※3
85,321
1,975,847
9,688
2,600,528
10,500
10,500
-
51,292
125,173
53,547
19,534
249,548
1,736,799
616,760
16,247
633,008
1,103,790
2,600,528
839,827
40,166
879,993
1,720,534
-185-
(3) 株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益剰余金
利益
準備金
当期首残高
128,584
その他利益剰余金
配当準備積
立金
退職慰労
積立金
104,600
別途
積立金
100,000
9,800,000
繰越利益
剰余金
利益剰余
金合計
株主資本
合計
6,988,395
17,121,579
23,883,654
剰余金の配当
△352,443
△352,443
△352,443
当期純利益
1,103,790
1,103,790
1,103,790
751,347
751,347
751,347
7,739,742
17,872,927
24,635,002
当期変動額
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
128,584
104,600
100,000
9,800,000
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
△41,248
△41,248
純資産合計
23,842,406
当期変動額
剰余金の配当
△352,443
当期純利益
1,103,790
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
768,183
768,183
768,183
当期変動額合計
768,183
768,183
1,519,530
当期末残高
726,935
726,935
25,361,937
-186-
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益
準備金
当期首残高
128,584
配当準備
積立金
104,600
利益剰余金
その他利益剰余金
退職慰労積 別途
立金
積立金
100,000
9,800,000
自己株式
繰越利益剰
余金
株主資本
合計
利益剰余金
合計
7,739,742
17,872,927
-
24,635,002
剰余金の配当
△551,284
△551,284
△551,284
当期純利益
1,720,534
1,720,534
1,720,534
当期変動額
自己株式の取得
△377,863
△377,863
△377,863
791,386
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
1,169,250
128,584
104,600
100,000
9,800,000
8,908,993
1,169,250
19,042,177 △377,863
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
726,935
726,935
25,426,389
純資産合計
25,361,937
当期変動額
剰余金の配当
△551,284
当期純利益
1,720,534
自己株式の取得
△377,863
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計
当期末残高
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
202,242
137,791
137,791
25,564,180
-187-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移
動平均法により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
2.デリバティブ取引等の評価基準及び評価方法
時価法を採用しております。
3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額法)を採
用しております。
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
(3)リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定率法を採用しております。
4.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
当社の自己査定基準に基づき、一般債権については予想損失率により、貸倒懸念債権等特定の債権につ
いては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、将来の支給見込額のうち当期の負担額を計上しております。
(3)退職給付引当金(前払年金費用)
従業員に対する退職給付に備えるため、決算日における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
決算日において発生していると認められる額を計上しております。
(4)役員退職慰労引当金
役員退職慰労金の支給に備えて、内規に基づく期末要支給額を計上しております。(執行役員に対する
退職慰労引当金を含む。)
(5)時効後支払損引当金
時効成立のため利益計上した収益分配金及び償還金について、受益者からの今後の支払請求に備えるた
め、過去の支払実績に基づく将来の支払見込額を計上しております。
5.外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。
6.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
時価ヘッジによっております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…株価指数先物取引
ヘッジ対象…有価証券
(3)ヘッジ方針
当社が保有する有価証券の投資リスクを低減させるためにヘッジ取引を行っております。
(4)ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジ対象とヘッジ手段の価格変動の相関関係を継続的に計測してヘッジの有効性を評価しております。
-188-
7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
未適用の会計基準等
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年3月 28 日)
1.概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監
査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にその内容を引
き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
2.適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年4月1日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
3.当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、軽微であります。
会計上の見積りの変更に関する注記
当社は、「追加情報」に記載のとおり、当社、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会社及び
新光投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めております。これに
伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産の見積り耐用年数の見直しを行い、将
来にわたり変更しております。また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として認識していた資産
除去債務について、退去時に必要とされる原状回復費用及び使用見込期間の見積りの変更を行っております。これに
より、従来の方法と比べて、当事業年度の営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ 27,598 千円減少し
ております。
追加情報
DIAM アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 西 惠正)、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中野 武
夫)、みずほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤 修一)間で
の平成 27 年9月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、
平成 28 年3月3日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
2.代表者
3.本店所在地
4.統合日
:
:
:
:
アセットマネジメント One 株式会社
西 惠正(現 DIAM アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
東京都千代田区丸の内1−8−2
平成 28 年 10 月1日
注記事項
(貸借対照表関係)
※1
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
111,156 千円
工具、器具及び備品
277,249 千円
リース資産
16,185 千円
※1
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
136,006 千円
工具、器具及び備品
226,657 千円
リース資産
17,508 千円
(損益計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
※1 減損損失
当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所
用途
種類
金額(千円)
本社(東京都港区)
除却対象資産
建物
23,139
本社(東京都港区)
除却対象資産
工具器具備品
4,253
本社(東京都港区)
除却対象資産
原状回復費用
23,900
レイアウト変更により現行オフィス内部造作等の除却が決定した資産につき、「除却対象資産」としてグルーピン
グを行い、平成 27 年3月 31 日時点の帳簿価額および原状回復費用を減損損失(51,292 千円)として特別損失に計上
-189-
しました。
※2 事業再構築費用
事業再構築に伴うグループ会社への転籍関連費用であります。
※3 外国税負担損失
証券投資信託に係る外国税負担額であります。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
該当するものはありません。
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,052,070
減少
当事業年度末
-
-
1,052,070
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
平成 26 年6月 11 日
第 51 回定時株主総会
普通株式
352,443,450
1株当たり
配当額
(円)
335
基準日
効力発効日
平成 26 年3月 31 日
平成 26 年6月 12 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
配当金の総額
(円)
配当の原資
551,284,680
利益剰余金
1株当たり
配当額
(円)
524
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日
平成 27 年6月 12 日
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,052,070
減少
-
当事業年度末
-
1,052,070
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
-
減少
13,662
当事業年度末
-
(変動事由の概要)
平成 28 年 1 月 6 日の株主総会決議による自己株式の取得 13,662 株
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
1株当たり
配当額
(円)
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
551,284,680
524
-190-
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日
平成 27 年6月 12 日
13,662
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 28 年6月 10 日
第 53 回定時株主総会
普通株式
合計
配当金の総額
(円)
配当の原資
17,652,936,000
利益剰余金
1,346,815,176
資本剰余金
18,999,751,176
1株当たり
配当額
(円)
基準日
17,000 平成 28 年3月 31 日
1,297
平成 28 年3月 31 日
効力発効日
平成 28 年6月 13 日
平成 28 年6月 13 日
18,297
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、事務用機器及び車両運搬具であります。
② リース資産の減価償却の方法
重要な会計方針「3.固定資産の減価償却方法」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業を行っており、余資運用については、安全性
の高い金融資産で運用しております。
デリバティブは、当社が保有する特定の有価証券の投資リスクを低減させる目的で利用しており、投機的な取
引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である未収委託者報酬及び未収運用受託報酬は、相手先の信用リスクに晒されております。有価証券
及び投資有価証券は、当社業務運営に関連する株式、投資信託であります。これらは、それぞれ発行体の信用リ
スク及び市場価格の変動リスクに晒されております。営業債務である未払手数料は、1年以内の支払期日であり
ます。
デリバティブ取引には株価指数先物取引があり、その他有価証券で保有する投資信託の価格変動を相殺する目
的で行い、ヘッジ対象に係る損益を認識する方法(時価ヘッジ)を適用しています。なお、ヘッジ開始時から有
効性判定時点までの期間においてヘッジ手段とヘッジ対象の価格変動の相関関係を継続的に計測する事によりヘ
ッジの有効性を評価しております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
営業債権の相手先の信用リスクに関しては、当社の信用リスク管理の基本方針に従い、取引先ごとの期日管理
及び残高管理を行うとともに、主な相手先の信用状況を半期ごとに把握する体制としています。
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、信用情報や
時価の把握を定期的に行うことで管理しています。
②市場リスクの管理
有価証券を含む金融商品の保有については、当社の市場リスク管理の基本方針(自己資金運用)に従い、定期
的に時価や発行体の財務状況を把握し、価格変動リスクの軽減を図っています。デリバティブ取引に関しては、
取引の執行、ヘッジの有効性の評価に関する部門を分離し、内部統制を確立しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価は、市場価格に基づく価額によっております。また、注記事項「デリバティブ取引関係」にお
けるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示す
ものではありません。
-191-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極め
て困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
((注2)を参照ください。
)
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
(単位:千円)
貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
20,801,864
20,801,864
(2)未収委託者報酬
1,827,951
1,827,951
(3)未収運用受託報酬
1,812,198
1,812,198
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
4,054,289
4,054,289
資産計
28,496,304
28,496,304
(1)未払手数料
819,341
819,341
負債計
819,341
819,341
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(3,601)
(3,601)
② ヘッジ会計が適用されているもの
327
327
デリバティブ取引計
(3,274)
(3,274)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、
( )で示しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
20,903,257
2,183,032
1,713,643
時価
20,903,257
2,183,032
1,713,643
(単位:千円)
差額
(1)現金及び預金
(2)未収委託者報酬
(3)未収運用受託報酬
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
3,282,026
3,282,026
資産計
28,081,960
28,081,960
(1)未払手数料
838,064
838,064
負債計
838,064
838,064
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(220)
(220)
② ヘッジ会計が適用されているもの
(1,564)
(1,564)
デリバティブ取引計
(1,784)
(1,784)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、
( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
預金については、すべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によって
おります。
(2)未収委託者報酬及び(3)未収運用受託報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4)有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事
項については、注記事項「有価証券関係」を参照ください。
負 債
(1)未払手数料
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」を参照ください。
-192-
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
区分
非上場株式
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
60,720
(単位:千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
60,720
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)有価証券及び投資
有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
1年超
2年以内
2年超
3年以内
(単位:千円)
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,800,853
1,827,951
1,812,198
-
-
-
-
-
127,840
24,568,844
-
-
-
-
3,300,657
3,300,657
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
(単位:千円)
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,902,546
2,183,032
1,713,643
-
-
-
-
-
82,540
24,881,762
-
-
-
-
2,395,185
2,395,185
(有価証券関係)
1 その他有価証券
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
貸借対照表計上額
(千円)
取得原価(千円)
差額(千円)
3,740,183
3,740,183
2,664,442
2,664,442
1,075,740
1,075,740
314,105
314,105
4,054,289
316,720
316,720
2,981,163
△ 2,615
△ 2,615
1,073,125
-193-
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
2
取得原価(千円)
差額(千円)
2,698,875
2,698,875
2,500,000
2,500,000
198,875
198,875
583,151
583,151
3,282,026
583,423
583,423
3,083,423
△ 271
△ 271
198,603
当事業年度中に売却したその他有価証券
該当するものはありません。
3 当事業年度中に解約・償還したその他有価証券
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
①
解約・償還益の合計額
(千円)
953
953
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
102,729
102,729
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,197
△ 2,197
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
種類
①
解約・償還益の合計額
(千円)
106,977
106,977
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
738,178
738,178
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,920
△ 2,920
(デリバティブ取引関係)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
区分
市場取引
取引の種類
株価指数先物取引
売建
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
契約額等
(千円)
時価
(千円)
-
197,054
197,054
△3,601
△3,601
評価損益
(千円)
△3,601
△3,601
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
区分
取引の種類
株価指数先物取引
売建
合計
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
市場取引
契約額のうち
1年超
(千円)
契約額等
(千円)
148,005
148,005
-194-
時価
(千円)
-
△220
△220
評価損益
(千円)
△220
△220
2
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に係
る損益を認識す
る方法
取引の種類
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
株価指数先物取引
売建
買建
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
131,145
277,953
-
△3,325
3,652
409,098
-
327
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に係
る損益を認識す
る方法
取引の種類
株価指数先物取引
売建
買建
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
117,467
179,836
-
147
△1,711
297,303
-
△1,564
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度を設けております。また、確定拠出型の制度として企
業型確定拠出年金制度を設けております。
当社が有する確定給付企業年金制度は、簡便法により退職給付引当金及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1)簡便法を適用した制度の、退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
前事業年度
(自
至
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
退職給付引当金の期首残高
退職給付費用
退職給付の支払額
制度への拠出額
退職給付引当金の期末残高
△357,258 千円
150,018
△21,349
△103,177
△331,766
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
△331,766 千円
51,208
△66,102
△346,659
(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整
表
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
積立型制度の退職給付債務
年金資産
貸借対照表に計上された前払年金費用
669,318 千円
△1,001,084
△331,766
-195-
(平成 28 年3月 31 日)
727,842 千円
△1,074,502
△346,659
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 前事業年度 58,362 千円 当事業年度 51,208 千円
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,436 千円、当事業年度 17,574 千円であります。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年3月 31 日) (平成 28 年3月 31 日)
繰延税金資産
有価証券償却超過額
4,795 千円
4,551 千円
ソフトウェア償却超過額
69,263
52,651
賞与引当金損金算入限度超過額
108,734
98,134
社会保険料損金不算入額
15,665
14,233
役員退職慰労引当金
34,461
45,488
未払事業税
30,421
39,817
その他
93,137
58,782
繰延税金資産小計
356,479
313,659
評価性引当額
△24,103
△22,331
繰延税金資産合計
332,375
291,328
繰延税金負債
前払年金費用
△107,027
△106,147
その他有価証券評価差額金
△346,190
△60,812
繰延税金負債合計
△453,218
△166,959
繰延税金資産の純額
△120,843
124,368
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下であるため注
記を省略しております。
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」が平成 28 年3月 29 日に国会
で成立したことに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰越税金負債の計算(ただし、平成 28 年4月1日以降解消
されるものに限る)に使用した法定実効税率は、前事業年度の 32.26%から、回収又は支払が見込まれる期間が平成
28 年4月1日から平成 30 年3月 31 日までのものは 30.86%、平成 30 年4月1日以降のものについては 30.62%にそ
れぞれ変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 4,569 千円減少し、当事業年度に計上さ
れた法人税等調整額が 7,826 千円、その他有価証券評価差額金が 3,257 千円それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有している
ため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上に代
えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担に属する金
額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
[セグメント情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)及び当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
平成 28 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
-196-
[関連情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、製
品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、地域
ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担
する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守秘義務
によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
適格機関投資家A
営業収益(千円)
2,629,803
関連するセグメント名
資産運用業
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、製
品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、地域
ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるため、記
載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担
する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守秘義務
によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
適格機関投資家A
営業収益(千円)
3,061,207
関連するセグメント名
資産運用業
[報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
該当するものはありません。
-197-
(関連当事者情報)
1.関連当事者との取引
財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
事業の
内容
議決権等
の所有
(被所有)
割合
会社等の名称
所在地
資本金
又は
出資金
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 13,851,610
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
3,833,692 未払手数料
期末残高
(千円)
361,219
未収委託者
報酬
1,661,682
科目
期末残高
(千円)
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
種類
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
事業の
内容
議決権等
の所有
(被所有)
割合
会社等の名称
所在地
資本金
又は
出資金
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 14,108,529
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
3,542,264 未払手数料
未収委託者
報酬
336,556
2,053,638
(注) 1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれておりま
す。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
上記の取引については、一般取引条件と同様に決定しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
株式会社みずほフィナンシャルグループ
(東京証券取引所及びニューヨーク証券取引所に上場)
(1株当たり情報)
前事業年度
(自 平成 26 年4月1日
至 平成 27 年3月 31 日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
(自
至
24,106.70 円
1,049.16 円
24,618.62 円
1,639.16 円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりませ
ん。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(自
至
前事業年度
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円)
普通株式に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益(千円)
期中平均株式数(株)
1,103,790
1,103,790
1,052,070
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-198-
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
1,720,534
1,720,534
1,049,643
(参考)新光投信株式会社の経理状況
1.財務諸表の作成方法について
委託会社である新光投信株式会社(以下「当社」という。)の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び
作成方法に関する規則」
(昭和 38 年大蔵省令第 59 号。以下「財務諸表等規則」という。
)並びに同規則第 2
条の規定に基づき、「金融商品取引業等に関する内閣府令」
(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作
成しております。
なお、財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、事業年度(平成 27 年 4 月 1 日から平成 28
年 3 月 31 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-199-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
新
光
取
投
締
信
役
株
会
式
御
会
中
社
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
伊
藤
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
福
村
志
保
寛
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「委託会社等の経
理状況」に掲げられている新光投信株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第56期事
業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の
注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適
正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示す
るために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明
することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行っ
た。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、
監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続
は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及
び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査
法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な
表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営
者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
新光投信株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をす
べての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の統合基本合意書に基づき、平成28年
3月3日付で新会社に係わる主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(※)上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管し
ております。
-200-
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
資産の部
流動資産
13,427,042
14,861,160
3,200,000
3,500,000
貯蔵品
5,117
4,282
立替金
23,184
14,857
前払金
64,821
67,307
前払費用
18,242
17,989
未収入金
872
153
3,187,770
2,884,368
99,054
82,656
6,338
8,528
繰延税金資産
372,215
326,063
流動資産合計
20,404,659
21,767,367
現金及び預金
有価証券
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
未収収益
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
※2
12,687
※2
0
構築物(純額)
※2
1,444
※2
0
器具・備品(純額)
※2
86,688
※2
44,868
有形固定資産合計
100,820
44,868
91
91
85,517
55,116
669
1,944
86,278
57,152
投資有価証券
5,101,854
2,858,652
関係会社株式
77,100
77,100
124,246
23,339
-
29,604
396,211
378,381
6,632
6,632
5,706,044
3,373,710
5,893,143
3,475,731
26,297,802
25,243,098
無形固定資産
電話加入権
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
無形固定資産合計
投資その他の資産
長期差入保証金
長期繰延税金資産
前払年金費用
その他
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
-201-
(単位:千円)
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
※1
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
17,893
345
19,103
-
160
5,083
1,558,682
952,018
152
4,216
1,360,372
516,568
※1
2,515,945
1,881,309
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
外国税支払損失引当金
訴訟損失引当金
722,806
1,222,883
451,000
66,000
184,111
30,000
746,430
857,031
547,750
44,000
40,000
流動負債合計
5,210,985
4,135,625
89,752
155,806
39,333
63,916
146,617
48,333
85,916
348,809
280,867
5,559,794
4,416,492
4,524,300
4,524,300
2,761,700
2,761,700
2,761,700
2,761,700
未払金合計
固定負債
繰延税金負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
執行役員退職慰労引当金
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
360,493
360,493
8,900,000
3,981,245
8,900,000
4,185,368
利益剰余金合計
13,241,738
13,445,861
△72,415
-
20,455,322
20,731,861
282,685
94,744
282,685
94,744
純資産合計
20,738,008
20,826,605
負債純資産合計
26,297,802
25,243,098
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
-202-
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
35,876,795
238,412
39,283,623
232,145
営業収益合計
36,115,207
39,515,769
営業費用
支払手数料
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
※1
18,252,669
456,430
548
※1
19,472,734
507,020
469
623,792
5,966,340
5,254
841,825
7,419,125
4,879
6,595,388
8,265,830
1,352,318
1,711,366
32,335
103,093
18,150
3,300
41,594
30,454
1,022
19,367
3,117
44,518
198,475
98,480
営業費用合計
26,855,830
30,055,901
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
賞与
96,445
1,368,552
336,076
91,205
1,480,875
428,776
1,801,073
2,000,857
11,426
3,198
100,386
68,508
206,753
451,000
66,000
24,930
191,900
70,676
573,824
10,708
2,346
109,240
90,795
205,671
547,750
22,000
22,210
169,238
102,532
647,510
3,569,678
3,930,859
5,689,698
5,529,008
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
通信費
印刷費
協会費
諸会費
その他
営業雑経費合計
給料合計
交際費
寄付金
旅費交通費
租税公課
不動産賃借料
賞与引当金繰入
役員賞与引当金繰入
役員退職慰労引当金繰入
退職給付費用
減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
-203-
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
163,006
65,772
3,853
3,333
10,741
10,751
5,080
923
-
10,300
487
2,845
183,170
93,926
26
3
時効成立後支払分配金・償還金
3,083
5,532
雑損
3,261
556
営業外費用合計
6,371
6,092
5,866,496
5,616,842
68,179
225,965
-
43,200
68,179
269,166
3,177
13,017
投資有価証券売却損
54,613
60,150
投資有価証券評価損
10,952
62,800
184,111
-
30,000
10,000
有価証券利息
受取利息
時効成立分配金・償還金
受取保険金
雑益
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
外国税支払損失引当金戻入益
特別利益合計
特別損失
固定資産除却損
外国税支払損失引当金繰入額
訴訟損失引当金繰入額
合併関連費用
※2
-
※2
164,657
22,227
-
305,082
310,625
税引前当期純利益
5,629,593
5,575,383
法人税、住民税及び事業税
2,111,379
1,832,729
△66,999
19,773
法人税等合計
2,044,380
1,852,503
当期純利益
3,585,212
3,722,880
その他特別損失
特別損失合計
法人税等調整額
-204-
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資
本
利
益
別
準備金
繰
越
利
益
途
準備金
積立金
剰余金
当期首残高
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
2,889,165
会計方針の変更による
46,276
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
2,935,441
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
△2,539,409
当期純利益
3,585,212
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
1,045,803
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
3,981,245
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
利
益
剰余金
合
当期首残高
自
株
株
主
資
本
合
計
己
その他有価証
式
純資産合計
券評価差額金
計
12,149,658
△72,415
19,363,242
50,874
19,414,117
会計方針の変更による
46,276
46,276
46,276
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
12,195,935
△72,415
19,409,519
50,874
19,460,393
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
△2,539,409
△2,539,409
△2,539,409
3,585,212
3,585,212
3,585,212
株主資本以外の項目の
231,810
231,810
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
1,045,803
-
1,045,803
231,810
1,277,614
13,241,738
△72,415
20,455,322
282,685
20,738,008
-205-
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至
平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益
資本金
資
その他
資
本
資
剰余金
本
利
本
準備金
剰余金
益
準備金
剰余金
合
別
途
計
積立金
当期首残高
4,524,300
2,761,700
-
2,761,700
△72,415
△72,415
72,415
72,415
360,493
8,900,000
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
利益剰余金から
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
-
-
4,524,300
2,761,700
-
2,761,700
360,493
8,900,000
評価・換算
株主資本
差額等
利益剰余金
その他利益
剰余金
利
益
自
己
繰
越
剰余金
株
式
利
益
合
株
主
その他有価
資
本
証券評価差
合
計
額金
純資産合計
計
剰余金
当期首残高
3,981,245
13,241,738
△ 72,415
20,455,322
282,685
20,738,008
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
3,722,880
3,722,880
3,722,880
3,722,880
-
-
-
-
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
72,415
利益剰余金から
△72,415
△72,415
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目の
-
△187,941
△187,941
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
204,122
204,122
72,415
276,538
△187,941
88,597
4,185,368
13,445,861
-
20,731,861
94,744
20,826,605
-206-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)関連会社株式
総平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、総
平均法により算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法。但し、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物
8∼18 年
構築物
20 年
器具備品 2∼20 年
(2)無形固定資産
定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法により償却
しております。
3.引当金の計上基準
(1)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(2)役員賞与引当金
役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(3)外国税支払損失引当金
証券投資信託の中国株式投資に対する課税規定が明確化されたことに伴い、将来支払う可能性がある金額
を見積もり、計上しております。
(4)訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある金額を見積もり、必要と認められる額を計上
しております。
(5)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上
しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法について
は、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)による定額法に
より費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10
年)による定額法により按分した額をそれぞれの発生の翌事業年度末から費用処理しております。
(6)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しております。
-207-
(7)執行役員退職慰労引当金
執行役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しております。
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっており、控除対象外消費税等は、当事業年度の費用として処理し
ております。
(未適用の会計基準)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監
査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にその内容を引
き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2) 適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
(追加情報)
当社は、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会社及びみずほ投信投資顧問株式会社間での
平成 27 年 9 月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、
平成 28 年 3 月 3 日に、新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商
号
アセットマネジメント One 株式会社
2.代 表 者
西 惠正(現 DIAM アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
3.本店所在地
東京都千代田区丸の内 1-8-2
4.統 合 日
平成 28 年 10 月 1 日
-208-
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
未払手数料
777,631 千円
570,839 千円
※2.資産の金額から直接控除している減価償却累計額の額
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
573,602 千円
657,201 千円
(損益計算書関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
支払手数料
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至
9,189,399 千円
平成 28 年 3 月 31 日)
8,452,937 千円
※2.特別損失における合併関連費用の内訳は次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至
平成 28 年 3 月 31 日)
固定資産・敷金の償却
-千円
140,257 千円
その他
-千円
24,400 千円
合計
-千円
164,657 千円
-209-
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,823,250
当事業年度末
-
-
1,823,250
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
9,386
当事業年度末
-
-
9,386
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
配当金の
1株当たり
種類
総額(千円)
配当額(円)
平成 26 年 12 月 24 日
普通
臨時株主総会
株式
2,539,409
基準日
1,400
平成 26 年 11 月 26 日
効力発生日
平成 26 年 12 月 25 日
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,823,250
-
当事業年度末
9,386
1,813,864
(変動事由の概要)
自己株式の消却
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
9,386
-
当事業年度末
9,386
-
(変動事由の概要)
自己株式の消却
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
配当金の
1株当たり
種類
総額(千円)
配当額(円)
平成 27 年 11 月 17 日
普通
取締役会
株式
3,446,341
1,900
-210-
基準日
平成 27 年 12 月 8 日
効力発生日
平成 27 年 12 月 17 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業を営んでおります。資金運用については、一時的な余資は有金利預金や有価証券などに
より、通常の取引条件から著しく乖離していないことを検証した上で行っております。また現先取引などの引
合いを要する取引については、原則として複数の提示条件を参考に最も有利と判断する条件で、適切かつ効率
的に行っております。
なお、当社が運用を行う投資信託の商品性を適正に維持するための取得など、投資信託協会の規則に定める
範囲において投資信託の取得及び処分を行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
有価証券及び投資有価証券は、主にその他有価証券(投資信託)、業務上の関係を有する企業の株式であり、
発行体の信用リスクや市場価格の変動リスクに晒されております。
また営業債権である未収委託者報酬は、投資信託約款に基づき、信託財産より受け入れる委託者報酬のうち、
信託財産に未払委託者報酬として計上された金額であり、信託財産は受託銀行において分別管理されているこ
とから、当社の債権としてのリスクは、認識しておりません。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスク(預金の預入先の信用リスク)の管理
預金の預入先については、資金管理規程に従い、格付けの高い預入先に限定することにより、リスクの軽
減を図っております。
また経営企画部が定期的に格付けをモニタリングし、それが資金管理規程に定める基準以下となった場合
には、速やかに経営会議を開催し、残存期間などを総合的に勘案し、対処方法について決議を得る体制とな
っております。
②
市場リスク(価格変動リスク及び為替変動リスク)の管理
保有している投資信託、株式の毎月末の時価など資金運用の状況については、資金管理規程に従い、経営
企画部長が毎月の定例取締役会において報告をしております。
また市場における価格変動リスクおよび為替変動リスクについては、資金管理規程に従い、経営企画部が
定期的に時価をモニタリングし、その中で時価が基準を超える下落となった場合には、速やかに経営会議を
開催し、対処方法について決議を得る体制となっております。
③
流動性リスクの管理
資金繰りについては、資金運用スケジュールを作成し、それに基づいた管理を行っております。また手元
流動性を一定額以上維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含
まれることがあります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件などを採
用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが
極めて困難と認められるものは含まれておりません(
(注)2.参照)。
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
(1) 現金及び預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
時価
(千円)
差額
(千円)
13,427,042
13,427,042
-
8,102,802
8,102,802
-
3,187,770
3,187,770
-
-211-
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
(1) 現金及び預金
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
時価
(千円)
差額
(千円)
14,861,160
14,861,160
-
6,159,600
6,159,600
-
2,884,368
2,884,368
-
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金及び預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(2) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また譲渡性預金は短期間で決済さ
れるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 未収委託者報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
(単位:千円)
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
非上場株式
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
276,151
276,151
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(2) 有価証券
及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注)3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
13,426,934
-
-
-
3,200,000
2,060,328
1,537,061
63,735
3,187,770
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
14,861,112
-
-
-
3,500,000
529,761
1,249,513
11,916
2,884,368
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
(3) 未収委託者報酬
-212-
(有価証券関係)
1.関連会社株式
関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円、前事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千
円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
2.その他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
(千円)
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
取得原価
(千円)
差額
(千円)
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,787,026
2,215,104
571,921
2,787,026
2,215,104
571,921
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,315,776
5,470,388
△154,612
5,315,776
5,470,388
△154,612
8,102,802
7,685,493
417,309
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
(3)その他
小計
合計
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困
難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
(千円)
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
差額
(千円)
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
1,119,150
869,274
249,875
1,119,150
869,274
249,875
-
-
-
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,040,450
5,153,936
△113,485
5,040,450
5,153,936
△113,485
6,159,600
6,023,210
136,389
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得 (2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
(3)その他
小計
合計
取得原価
(千円)
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困
難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-213-
3.売却したその他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
503,565
68,179
△54,613
503,565
68,179
△54,613
(2)債券
(3)その他
合計
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1)株式
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,209,763
225,965
△60,150
2,209,763
225,965
△60,150
(2)債券
(3)その他
合計
4.減損処理を行った有価証券
前事業年度において、有価証券について 10,952 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
当事業年度において、有価証券について 62,800 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全て減損処理を行
い、30∼50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っておりま
す。
-214-
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付企業年金制度(キャッシュバランス型)、確定拠出企業年金制度および退職一時金制度を設
けております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,424,739
△71,902
1,348,083
-
過去勤務費用の発生額
1,352,836
90,967
9,476
△31,927
△73,269
-
1,348,083
91,804
6,074
53,747
△60,817
-
退職給付債務の期末残高
1,348,083
1,438,892
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した期首残高
勤務費用
利息費用
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
退職給付の支払額
1,157,054
23,141
108,961
78,464
△38,450
1,329,170
33,229
△128,633
77,164
△28,253
年金資産の期末残高
1,329,170
1,282,678
年金資産の期首残高
期待運用収益
数理計算上の差異の発生額
事業主からの拠出額
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
1,111,797
△1,329,170
1,185,792
△1,282,678
△217,373
236,285
△96,885
253,099
未認識過去勤務費用
18,912
△270,020
10,703
156,213
△387,977
-
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△240,404
△231,764
退職給付引当金
前払年金費用
155,806
△396,211
146,617
△378,381
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△240,404
△231,764
積立型制度の退職給付債務
年金資産
非積立型制度の退職給付債務
未積立退職給付債務
未認識数理計算上の差異
-215-
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:千円)
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
勤務費用(注 1)
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
確定給付制度に係る退職給付費用
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
119,135
9,476
△23,141
85,138
△16,055
124,139
6,074
△33,229
64,424
△10,703
174,553
150,705
(注)1.執行役員の退職慰労金に係る退職給付引当金繰入額(前事業年度 28,168 千円、当事業年度 32,335 千円)については「(1)勤務費用」に
含めて記載しております。
(5)年金資産に関する事項
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
株式
債券
共同運用資産
生命保険一般勘定
現金及び預金
合計
39.4%
27.3%
21.0%
10.6%
1.4%
33.8%
27.3%
24.5%
11.1%
3.2%
100%
100%
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産か
らの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
前事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
割引率
長期期待運用収益率
予想昇給率(平均)
0.0720%∼1.625%
2.0%
2.6%
当事業年度
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0.0120%∼0.8060%
2.5%
2.6%
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,347 千円 当事業年度 16,733 千円であります。
-216-
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
繰延税金資産
賞与引当金
減価償却超過額
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
投資有価証券評価損
非上場株式評価損
未払事業税
外国税支払損失引当金
訴訟損失引当金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
前払年金費用
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
当事業年度
(平成 28 年 3 月 31 日)
170,920 千円
896
70,882
12,688
15,033
25,733
90,342
60,867
9,918
87,621
544,905
544,905
△134,624
△127,817
△262,442
282,463
(注) 繰延税金資産の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産−繰延税金資産
372,215 千円
固定資産−長期繰延税金資産
固定負債−長期繰延税金負債
182,614 千円
25,871
71,201
14,799
19,229
24,425
57,445
12,344
120,305
528,236
528,236
△56,708
△115,860
△172,568
355,668
326,063 千円
89,752
29,604
-
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下である
ため注記を省略しております。
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」
(平成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 29 日に成立し、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から法人税
率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実
効税率は従来の 32.26%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については
30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等については 30.62%となり
ます。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 16,360 千円減少し、その他有価証券評
価差額金が 1,963 千円、法人税等調整額が 18,324 千円、それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有している
ため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上に代
えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担に属する金
額を費用計上し、直接減額しております。
-217-
(セグメント情報等)
セグメント情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、資産運用業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。
関連情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、製品
及びサービスごとの売上高の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の情報
は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額は、貸借対照表の有形固定資産の金額と同一であることから、記載
を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の情報は
制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
-218-
関連当事者情報
1.関連当事者との取引
(ア)財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る)等
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
事業の
内容又
は職業
金融商
品取引
業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 77.05
間接 7.74
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
9,189,399
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
777,631
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
事業の
内容又
は職業
金融商
品取引
業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 76.98
間接 7.73
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
8,452,937
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
570,839
(イ)財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前事業年度(自 平成 26 年 4 月 1 日 至 平成 27 年 3 月 31 日)
種類
会社等の
名称又は
氏名
所在地
資本金又は出
資金(千円)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
-219-
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
計算委託料支
払
92,974
その他
未払金
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,002
その他
未払金
1,736
116,378
8,479
当事業年度(自 平成 27 年 4 月 1 日 至 平成 28 年 3 月 31 日)
種類
会社等の
名称又は
氏名
所在地
資本金又は出
資金(千円)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引金額
(千円)
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
16,314
計算委託料支
払
96,300
その他
未払金
8,725
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,163
その他
未払金
1,728
(注)1.上記(ア)∼(イ)の金額のうち、取引金額と長期差入保証金の期末残高には消費税等が含まれておらず、未払手数
料とその他未払金の期末残高には消費税等が含まれております。
(注)2.取引条件及び取引条件の決定方法等
(1)代行手数料については、投資信託の信託約款に定める受益者が負担する信託報酬のうち、当社が受け取る委託者報酬
から支払われます。委託者報酬の配分は両社協議のうえ合理的に決定しております。
(2)事務所の賃借料の支払については、差入保証金の総額及び近隣の賃借料を勘案し、協議のうえ決定しております。
なお、期末残高については、当事業年度より原状回復費 100,064 千円を差引いた金額になっております。
(3)計算委託料、ハウジングサービス料及びメールシステムサービス料の支払は、協議のうえ合理的に決定しておりま
す。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
みずほ証券株式会社(非上場)
(1 株当たり情報)
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至
(自 平成 27 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
至
平成 28 年 3 月 31 日)
11,433 円 05 銭
11,481 円 90 銭
1,976 円 56 銭
2,052 円 45 銭
(注)1.潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注)2.1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至
(自 平成 27 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益金額(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益金額(千円)
期中平均株式数(千株)
-220-
至
平成 28 年 3 月 31 日)
3,585,212
3,722,880
-
-
3,585,212
3,722,880
1,813
1,813
4【利害関係人との取引制限】
委託者は、「金融商品取引法」の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる
行為が禁止されています。
(1)自己またはその取締役若しくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこ
と(投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させる
おそれがないものとして内閣府令で定めるものを除きます。)
。
(2)運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、若し
くは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣府
令で定めるものを除きます。)。
(3)通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託者の親法
人等(委託者の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と密
接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下(4)
(5)において同じ。)または子法人等(委託者が総株主等の議決権の過半数を保有していることそ
の他の当該金融商品取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該
当する者をいいます。以下同じ。)と有価証券の売買その他の取引または店頭デリバティブ取引を行
うこと。
(4)委託者の親法人等または子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、
運用財産の額若しくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこと。
(5)上記(3)(4)に掲げるもののほか、委託者の親法人等または子法人等が関与する行為であって、
投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそ
れのあるものとして内閣府令で定める行為。
5【その他】
a.定款の変更等
平成 28 年 9 月 7 日付で、株式に関する事項等の定款の変更を行いました。
平成 28 年 10 月 1 日に、DIAMアセットマネジメント株式会社は、みずほ投信投資顧問株式会
社、新光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)と統合し、商号をアセットマネ
ジメント One 株式会社に変更しました。なお、当該統合に伴い、監査等委員会設置会社に移行しま
した。
b.訴訟事件その他の重要事項
委託会社およびファンドに重要な影響を与えた事実、または与えると予想される事実はありませ
ん。
-221-
約
款
-222-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース]
運用の基本方針
約款第 19 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成
長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1) 投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2) 投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準の
インカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−USDクラス(以下「ハイイールド・
ボンド・ファンド」といいます。)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイ
イールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款第 43 条第 2 項に規定する事項
④
の変更により商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約
し、信託を終了させます。
(3) 投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いま
せん。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
④
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 10%以内とします。
⑤
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなっ
た場合には、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行うこと
とします。
-223-
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づき収益の分配を行います。
(1) 分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。)等の全額とします。
(2) 分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託者が
決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
(3) 前項にかかわらず、前項にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動
向等を勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
(4) 留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
-224-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース]約
款
【信託の種類、委託者および受託者】
この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三
第1条
井住友信託銀行株式会社を受託者とします。
②
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 328,480,000 円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれ
を引き受けます。
【信託金の限度額】
第4条
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができ
ます。
②
委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
【信託期間】
第5条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年 9 月 25 日までとします。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この投資信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第 8 条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に
帰属します。
【受益権の分割および再分割】
第8条
委託者は、第 3 条の規定による受益権については 328,480,000 口に、追加信託によって生
じた受益権については、これを追加信託のつど第 9 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等に
分割します。
②
委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】
第9条
追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の
-225-
口数を乗じた額とします。
②
この約款において基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 20 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいま
す。
【信託日時の異なる受益権の内容】
第 10 条
この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第 11 条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
③
委託者は、第 8 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第 12 条
受託者は、投資信託契約締結日に生じた受益権については投資信託契約締結時に、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関
へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【受益権の申込単位および価額】
第 13 条
委託者は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、委託
者が定める申込単位をもって取得申込に応ずることができるものとします。なお、この場合
においては、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込を申し
出た取得申込者に対しては、1 口の整数倍をもって取得申込に応ずることができるものとしま
す。ただし、受益権の取得申込者がその申込みをしようとする場合において、委託者に対し、
当該取得申込にかかる受益権について、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかか
る受益権の取得申込をしないことを申し出たときは、委託者が定める申込単位をもって取得
申込に応ずるものとします。
-226-
②
指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第 1 項に規定する第一種金融商品
取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法第 2 条第 11 項に規定する登録金融機
関をいいます。以下同じ。)は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得
申込者に対し、指定販売会社が定める申込単位をもって取得申込に応じることができます。
ただし、指定販売会社と別に定める新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコー
ス自動継続投資約款(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)にしたがっ
て契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者には、1 口の整数倍をも
って取得申込に応じることができるものとします。
③
前各項の規定にかかわらず、委託者または指定販売会社は、別に定める日のいずれかに該
当する日においては、受益権の取得の申込みを受付けないものとします。また、取引所(金
融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第 2 条第 8 項第
3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、受
益権の取得の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得申込の受付けを取消す
ことができます。ただし、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づく収益分配金の
再投資にかかる追加信託金の申込みに限ってこれを受付けるものとします。
④
第 1 項および第 2 項の受益権の価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、手数料
および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相
当する金額を加算した価額とします。ただし、この投資信託契約締結日前の取得申込にかか
る価額は、1 口につき 1 円に、手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を
加算した価額とします。
⑤
前項の手数料の額(その減免を含む)は、委託者または指定販売会社がそれぞれ独自に定
めます。
⑥
前 2 項の規定にかかわらず、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づいて収益分
配金を再投資する場合の受益権の価額は、原則として第 32 条に規定する各計算期間終了日の
基準価額とします。
⑦
第 1 項および第 2 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予
め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示す
ものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。
なお、委託者(第 39 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、
当該取得申込の代金(第 4 項ならびに第 6 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増
加の記載または記録を行うことができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 14 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
-227-
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 15 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 16 条
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 17 条
委託者は、信託金を、主として次の第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号
に掲げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受
託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファ
ンド」といいます。)の受益証券のほか、第 3 号から第 7 号に掲げる有価証券(金融商品取
引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)
に投資することを指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カ
レンシー)ファンド−USDクラス(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」といいま
す。)円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受
権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号に掲げる証券投資信託の受益証
券を以下「投資信託証券」といい、第 5 号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にか
かる運用の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売戻し条件付の買入れ)およ
-228-
び債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
③
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
【利害関係人等との取引等】
第 18 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 24 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 16 条および第 17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から第 29 条に掲げる取引その他これらに類
する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 16 条および第
17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から
第 29 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者
は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 19 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【公社債の借入れ】
第 20 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
-229-
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【特別の場合の外貨建有価証券への投資制限】
第 21 条
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあり
ます。
【外国為替予約の指図】
第 22 条
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その
他の資産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為
替の売買の予約を指図することができます。
【外貨建資産の円換算および予約為替の評価】
第 23 条
投資信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧
客電信売買相場の仲値によって計算します。
②
前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買
相場の仲値によって計算します。
【デリバティブ取引等に係る投資制限】
第 23 条の2
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたが
い、合理的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
【信用リスク集中回避のための投資制限】
第 23 条の3
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協
会規則に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託
財産の純資産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
②
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等
エクスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対
する比率は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当
該比率を超えることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたが
い当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
【信託業務の委託等】
第 24 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の
-230-
管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために
必要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 25 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)か
ら、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国に
おいて発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融
商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者の名義で
混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 26 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、速やかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 27 条
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券にかかる投資信託契約の一部解約の請求お
よび有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 28 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、有
価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 29 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
-231-
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。な
お、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受
益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日まで
の期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、
解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う
日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支弁される日から
その翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 30 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 31 条
投資信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申出があるときは、
受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他
の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立
替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別に
これを定めます。
【信託の計算期間】
第 32 条
この信託の計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。ただし、第1
計算期間は平成 22 年 10 月 8 日から平成 22 年 12 月 27 日までとします。
②
前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」と
いいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い
日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終
了日は、第 5 条に定める信託期間の終了日とします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 33 条
受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
②
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③
受託者は、前 2 項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める
報告は行わないこととします。
④
受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
-232-
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 34 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
②
前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査
報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 35 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 32 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に年 10,000 分の 108 の率を乗じて得た額とします。
②
前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産中から支弁するものと
し、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
③
産中から支弁します。
【収益の分配方式】
第 36 条
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相
当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降
の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある
ときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。な
お、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
②
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
【収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 37 条
受託者は、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日までに、償還金(信託終了
時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)に
ついては第 38 条第 5 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 38 条第 6 項
に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一
部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
【収益分配金、償還金および一部解約金の支払い】
第 38 条
収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
して取得申込者とします。)に支払います。
②
前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対
-233-
しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算
期間終了日の翌営業日に収益分配金が指定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会
社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行います。当該
売付けにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または
記録されます。
③
委託者は、第 1 項の規定にかかわらず、委託者の自らの募集に応じた受益者にかかる受益
権に帰属する収益分配金(受益者が自己に帰属する受益権の全部もしくは一部について、委
託者に対し、この信託の収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことをあら
かじめ申し出た場合において、委託者が当該申し出を受付けた受益権に帰属する収益分配金
を除きます。)をこの信託の受益権の取得申込金として、各受益者ごとに当該収益分配金の
再投資にかかる受益権の取得申込に応じたものとします。当該受益権の取得申込に応じたこ
とにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録
されます。
④
委託者は、第 3 項の受益者がその有する受益権の全部の口数について第 41 条第 2 項により
信託の一部解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第 3 項
の規定にかかわらず、その都度受益者に支払います。
⑤
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益
権で取得申込代金支払前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、そ
の口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
⑥
一部解約金は、第 41 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、7
営業日目から当該受益者に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取
引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
⑦
前各項(第 2 項および第 3 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解
約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において行うものとします。ただし、委託者の自
らの募集にかかる受益権に帰属する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託
者において行います。
⑧
収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金(所得税法施行令第 27 条の規定
によるものとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、
追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。)
は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額等(原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整
されるものとします。)に応じて計算されるものとします。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 39 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
-234-
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【収益分配金および償還金の時効】
第 40 条
受益者が、収益分配金については、第 38 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支
払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については、第 38 条第 5 項に規定す
る支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付
を受けた金銭は、委託者に帰属します。
【投資信託契約の一部解約】
第 41 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部を
解約します。なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者が行
うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものと
し、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記
録が行われます。
③
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基
準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
④
受益者が第 1 項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者、指定販売会社に対し、振
替受益権をもって行うものとします。
⑤
委託者は、別に定める日のいずれかに該当する日においては、第 1 項による一部解約の実
行の請求を受付けないものとします。
⑥
委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、第 1 項による一部解約
の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付け
を取消すことができます。
⑦
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 3 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 42 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金
の支払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、
この投資信託約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 43 条
委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 30 億口を下回る
こととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか
じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
-235-
委託者は、第 5 条の規定による信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
②
ったハイイールド・ボンド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同
一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を
終了させます。この場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に
届け出ます。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著し
く不利となる変更がある場合
委託者は、第 1 項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を
③
行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理
由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れてい
る受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
④
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
第 3 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
⑤
る多数をもって行います。
第 3 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
⑥
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第 2 項の規定に基づいてこの投資信託契約を解約す
る場合には適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、第 3 項から前項までに規定するこの投資信託契約の解約の手続を行
うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 44 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
②
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 48
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 45 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 48 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 46 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
-236-
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 47 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 48 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
了させます。
【投資信託約款の変更等】
第 48 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限り、前項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等
の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託約
款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知
を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
④
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対受益者の受益権買取請求の不適用】
第 49 条
この信託は、受益者が第 41 条の規定による一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信
-237-
託契約の一部の解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益
者に一部解約金として支払われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、第 43 条
に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益権買取
請求の規定の適用を受けません。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 50 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
【信託期間の延長】
第 51 条
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
託者と協議のうえ、信託期間を延長することができます。
【公告】
第 52 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
http://www.am-one.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【運用報告書に記載すべき事項の提供】
第 52 条の2
委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条第 1 項に定める運用報告書の交
付に代えて、運用報告書に記載すべき事項を電磁的方法により提供します。
②
前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合に
は、これを交付します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 53 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
-238-
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 22 年 10 月 8 日
東京都中央区日本橋一丁目17番10号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都港区芝三丁目23番1号
受託者
-239-
中央三井アセット信託銀行株式会社
約
款
付
表
Ⅰ.申込み受付休止日
約款第 13 条第 3 項または第 41 条第 5 項に規定する「別に定める日」とは、以下のいずれかに
該当する日をいいます。
ニューヨーク証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-240-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース]
運用の基本方針
約款第 19 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成
長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1) 投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2) 投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準の
インカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−AUDクラス(以下「ハイイールド・
ボンド・ファンド」といいます。)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイ
イールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款第 43 条第 2 項に規定する事項
④
の変更により商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約
し、信託を終了させます。
(3) 投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いま
せん。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
④
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 10%以内とします。
⑤
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなっ
た場合には、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行うこと
とします。
-241-
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づき収益の分配を行います。
(1) 分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。)等の全額とします。
(2) 分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託者が
決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
(3) 前項にかかわらず、前項にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動
向等を勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
(4) 留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
-242-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース]約
款
【信託の種類、委託者および受託者】
この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三
第1条
井住友信託銀行株式会社を受託者とします。
②
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 1,256,400,000 円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこ
れを引き受けます。
【信託金の限度額】
第4条
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができ
ます。
②
委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
【信託期間】
第5条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年 9 月 25 日までとします。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この投資信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第 8 条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に
帰属します。
【受益権の分割および再分割】
第8条
委託者は、第 3 条の規定による受益権については 1,256,400,000 口に、追加信託によって
生じた受益権については、これを追加信託のつど第 9 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等
に分割します。
②
委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】
第9条
追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の
-243-
口数を乗じた額とします。
②
この約款において基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 20 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいま
す。
【信託日時の異なる受益権の内容】
第 10 条
この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第 11 条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
委託者は、第 8 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
③
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第 12 条
受託者は、投資信託契約締結日に生じた受益権については投資信託契約締結時に、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関
へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【受益権の申込単位および価額】
第 13 条
委託者は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、委託
者が定める申込単位をもって取得申込に応ずることができるものとします。なお、この場合
においては、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込を申し
出た取得申込者に対しては、1 口の整数倍をもって取得申込に応ずることができるものとしま
す。ただし、受益権の取得申込者がその申込みをしようとする場合において、委託者に対し、
当該取得申込にかかる受益権について、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかか
る受益権の取得申込をしないことを申し出たときは、委託者が定める申込単位をもって取得
申込に応ずるものとします。
-244-
②
指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第 1 項に規定する第一種金融商品
取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法第 2 条第 11 項に規定する登録金融機
関をいいます。以下同じ。)は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得
申込者に対し、指定販売会社が定める申込単位をもって取得申込に応じることができます。
ただし、指定販売会社と別に定める新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコー
ス自動継続投資約款(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)にしたがっ
て契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者には、1 口の整数倍をも
って取得申込に応じることができるものとします。
③
前各項の規定にかかわらず、委託者または指定販売会社は、別に定める日のいずれかに該
当する日においては、受益権の取得の申込みを受付けないものとします。また、取引所(金
融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第 2 条第 8 項第
3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、受
益権の取得の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得申込の受付けを取消す
ことができます。ただし、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づく収益分配金の
再投資にかかる追加信託金の申込みに限ってこれを受付けるものとします。
④
第 1 項および第 2 項の受益権の価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、手数料
および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相
当する金額を加算した価額とします。ただし、この投資信託契約締結日前の取得申込にかか
る価額は、1 口につき 1 円に、手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を
加算した価額とします。
⑤
前項の手数料の額(その減免を含む)は、委託者または指定販売会社がそれぞれ独自に定
めます。
⑥
前 2 項の規定にかかわらず、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づいて収益分
配金を再投資する場合の受益権の価額は、原則として第 32 条に規定する各計算期間終了日の
基準価額とします。
⑦
第 1 項および第 2 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予
め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示す
ものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。
なお、委託者(第 39 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、
当該取得申込の代金(第 4 項ならびに第 6 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増
加の記載または記録を行うことができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 14 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
-245-
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 15 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 16 条
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 17 条
委託者は、信託金を、主として次の第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号
に掲げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受
託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファ
ンド」といいます。)の受益証券のほか、第 3 号から第 7 号に掲げる有価証券(金融商品取
引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)
に投資することを指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カ
レンシー)ファンド−AUDクラス(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」といいま
す。)円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受
権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号に掲げる証券投資信託の受益証
券を以下「投資信託証券」といい、第 5 号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にか
かる運用の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売戻し条件付の買入れ)およ
-246-
び債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
③
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
【利害関係人等との取引等】
第 18 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 24 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 16 条および第 17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から第 29 条に掲げる取引その他これらに類
する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 16 条および第
17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から
第 29 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者
は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 19 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【公社債の借入れ】
第 20 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
-247-
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【特別の場合の外貨建有価証券への投資制限】
第 21 条
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあり
ます。
【外国為替予約の指図】
第 22 条
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その
他の資産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為
替の売買の予約を指図することができます。
【外貨建資産の円換算および予約為替の評価】
第 23 条
投資信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧
客電信売買相場の仲値によって計算します。
②
前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買
相場の仲値によって計算します。
【デリバティブ取引等に係る投資制限】
第 23 条の2
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたが
い、合理的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
【信用リスク集中回避のための投資制限】
第 23 条の3
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協
会規則に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託
財産の純資産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
②
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等
エクスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対
する比率は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当
該比率を超えることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたが
い当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
【信託業務の委託等】
第 24 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の
-248-
管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために
必要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 25 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)か
ら、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国に
おいて発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融
商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者の名義で
混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 26 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、速やかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 27 条
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券にかかる投資信託契約の一部解約の請求お
よび有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 28 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、有
価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 29 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
-249-
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。な
お、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受
益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日まで
の期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、
解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う
日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支弁される日から
その翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 30 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 31 条
投資信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申出があるときは、
受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他
の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立
替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別に
これを定めます。
【信託の計算期間】
第 32 条
この信託の計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。ただし、第1
計算期間は平成 22 年 10 月 8 日から平成 22 年 12 月 27 日までとします。
②
前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」と
いいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い
日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終
了日は、第 5 条に定める信託期間の終了日とします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 33 条
受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
②
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③
受託者は、前 2 項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める
報告は行わないこととします。
④
受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
-250-
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 34 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
②
前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査
報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 35 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 32 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に年 10,000 分の 108 の率を乗じて得た額とします。
②
前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産中から支弁するものと
し、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
③
産中から支弁します。
【収益の分配方式】
第 36 条
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相
当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降
の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある
ときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。な
お、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
②
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
【収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 37 条
受託者は、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日までに、償還金(信託終了
時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)に
ついては第 38 条第 5 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 38 条第 6 項
に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一
部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
【収益分配金、償還金および一部解約金の支払い】
第 38 条
収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
して取得申込者とします。)に支払います。
②
前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対
-251-
しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算
期間終了日の翌営業日に収益分配金が指定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会
社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行います。当該
売付けにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または
記録されます。
③
委託者は、第 1 項の規定にかかわらず、委託者の自らの募集に応じた受益者にかかる受益
権に帰属する収益分配金(受益者が自己に帰属する受益権の全部もしくは一部について、委
託者に対し、この信託の収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことをあら
かじめ申し出た場合において、委託者が当該申し出を受付けた受益権に帰属する収益分配金
を除きます。)をこの信託の受益権の取得申込金として、各受益者ごとに当該収益分配金の
再投資にかかる受益権の取得申込に応じたものとします。当該受益権の取得申込に応じたこ
とにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録
されます。
④
委託者は、第 3 項の受益者がその有する受益権の全部の口数について第 41 条第 2 項により
信託の一部解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第 3 項
の規定にかかわらず、その都度受益者に支払います。
⑤
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益
権で取得申込代金支払前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、そ
の口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
⑥
一部解約金は、第 41 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、7
営業日目から当該受益者に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取
引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
⑦
前各項(第 2 項および第 3 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解
約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において行うものとします。ただし、委託者の自
らの募集にかかる受益権に帰属する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託
者において行います。
⑧
収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金(所得税法施行令第 27 条の規定
によるものとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、
追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。)
は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額等(原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整
されるものとします。)に応じて計算されるものとします。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 39 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
-252-
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【収益分配金および償還金の時効】
第 40 条
受益者が、収益分配金については、第 38 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支
払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については、第 38 条第 5 項に規定す
る支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付
を受けた金銭は、委託者に帰属します。
【投資信託契約の一部解約】
第 41 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部を
解約します。なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者が行
うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものと
し、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記
録が行われます。
③
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基
準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
受益者が第 1 項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者、指定販売会社に対し、振
④
替受益権をもって行うものとします。
委託者は、別に定める日のいずれかに該当する日においては、第 1 項による一部解約の実
⑤
行の請求を受付けないものとします。
⑥
委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、第 1 項による一部解約
の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付け
を取消すことができます。
⑦
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 3 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 42 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金
の支払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、
この投資信託約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 43 条
委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 30 億口を下回る
こととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか
じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
-253-
委託者は、第 5 条の規定による信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
②
ったハイイールド・ボンド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同
一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を
終了させます。この場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に
届け出ます。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著し
く不利となる変更がある場合
委託者は、第 1 項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を
③
行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理
由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れてい
る受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
④
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
⑤
第 3 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑥
第 3 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第 2 項の規定に基づいてこの投資信託契約を解約す
る場合には適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、第 3 項から前項までに規定するこの投資信託契約の解約の手続を行
うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 44 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
②
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 48
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 45 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 48 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 46 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
-254-
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 47 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 48 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
了させます。
【投資信託約款の変更等】
第 48 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限り、前項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等
の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託約
款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知
を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
④
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対受益者の受益権買取請求の不適用】
第 49 条
この信託は、受益者が第 41 条の規定による一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信
-255-
託契約の一部の解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益
者に一部解約金として支払われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、第 43 条
に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益権買取
請求の規定の適用を受けません。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 50 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
【信託期間の延長】
第 51 条
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
託者と協議のうえ、信託期間を延長することができます。
【公告】
第 52 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
http://www.am-one.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【運用報告書に記載すべき事項の提供】
第 52 条の2
委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条第 1 項に定める運用報告書の交
付に代えて、運用報告書に記載すべき事項を電磁的方法により提供します。
②
前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合に
は、これを交付します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 53 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
-256-
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 22 年 10 月 8 日
東京都中央区日本橋一丁目17番10号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都港区芝三丁目23番1号
受託者
-257-
中央三井アセット信託銀行株式会社
約
款
付
表
Ⅰ.申込み受付休止日
約款第 13 条第 3 項または第 41 条第 5 項に規定する「別に定める日」とは、以下のいずれかに
該当する日をいいます。
ニューヨーク証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-258-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース]
運用の基本方針
約款第 19 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成
長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1) 投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2) 投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準の
インカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−BRLクラス(以下「ハイイールド・
ボンド・ファンド」といいます。)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイ
イールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款第 43 条第 2 項に規定する事項
④
の変更により商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約
し、信託を終了させます。
(3) 投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いま
せん。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
④
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 10%以内とします。
⑤
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなっ
た場合には、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行うこと
とします。
-259-
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づき収益の分配を行います。
(1) 分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。)等の全額とします。
(2) 分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に安定した分配を行うことを目標に委託者が
決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
(3) 前項にかかわらず、前項にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動
向等を勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
(4) 留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
-260-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース]約 款
【信託の種類、委託者および受託者】
この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三
第1条
井住友信託銀行株式会社を受託者とします。
②
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 6,451,708,000 円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこ
れを引き受けます。
【信託金の限度額】
第4条
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができ
ます。
②
委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
【信託期間】
第5条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年 9 月 25 日までとします。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この投資信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第 8 条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に
帰属します。
【受益権の分割および再分割】
第8条
委託者は、第 3 条の規定による受益権については 6,451,708,000 口に、追加信託によって
生じた受益権については、これを追加信託のつど第 9 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等
に分割します。
②
委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】
第9条
追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の
-261-
口数を乗じた額とします。
②
この約款において基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 20 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいま
す。
【信託日時の異なる受益権の内容】
第 10 条
この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第 11 条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
委託者は、第 8 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
③
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第 12 条
受託者は、投資信託契約締結日に生じた受益権については投資信託契約締結時に、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関
へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【受益権の申込単位および価額】
第 13 条
委託者は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、委託
者が定める申込単位をもって取得申込に応ずることができるものとします。なお、この場合
においては、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込を申し
出た取得申込者に対しては、1 口の整数倍をもって取得申込に応ずることができるものとしま
す。ただし、受益権の取得申込者がその申込みをしようとする場合において、委託者に対し、
当該取得申込にかかる受益権について、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかか
る受益権の取得申込をしないことを申し出たときは、委託者が定める申込単位をもって取得
申込に応ずるものとします。
-262-
②
指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第 1 項に規定する第一種金融商品
取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法第 2 条第 11 項に規定する登録金融機
関をいいます。以下同じ。)は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得
申込者に対し、指定販売会社が定める申込単位をもって取得申込に応じることができます。
ただし、指定販売会社と別に定める新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレ
アルコース自動継続投資約款(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)に
したがって契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者には、1 口の整
数倍をもって取得申込に応じることができるものとします。
③
前各項の規定にかかわらず、委託者または指定販売会社は、別に定める日のいずれかに該
当する日においては、受益権の取得の申込みを受付けないものとします。また、取引所(金
融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第 2 条第 8 項第
3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、受
益権の取得の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得申込の受付けを取消す
ことができます。ただし、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づく収益分配金の
再投資にかかる追加信託金の申込みに限ってこれを受付けるものとします。
④
第 1 項および第 2 項の受益権の価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、手数料
および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相
当する金額を加算した価額とします。ただし、この投資信託契約締結日前の取得申込にかか
る価額は、1 口につき 1 円に、手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を
加算した価額とします。
⑤
前項の手数料の額(その減免を含む)は、委託者または指定販売会社がそれぞれ独自に定
めます。
⑥
前 2 項の規定にかかわらず、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づいて収益分
配金を再投資する場合の受益権の価額は、原則として第 32 条に規定する各計算期間終了日の
基準価額とします。
⑦
第 1 項および第 2 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予
め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示す
ものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。
なお、委託者(第 39 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、
当該取得申込の代金(第 4 項ならびに第 6 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増
加の記載または記録を行うことができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 14 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
-263-
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 15 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 16 条
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 17 条
委託者は、信託金を、主として次の第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号
に掲げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受
託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファ
ンド」といいます。)の受益証券のほか、第 3 号から第 7 号に掲げる有価証券(金融商品取
引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)
に投資することを指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カ
レンシー)ファンド−BRLクラス(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」といいま
す。)円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受
権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号に掲げる証券投資信託の受益証
券を以下「投資信託証券」といい、第 5 号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にか
かる運用の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売戻し条件付の買入れ)およ
-264-
び債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
③
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
【利害関係人等との取引等】
第 18 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 24 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 16 条および第 17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から第 29 条に掲げる取引その他これらに類
する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 16 条および第
17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から
第 29 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者
は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 19 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【公社債の借入れ】
第 20 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
-265-
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【特別の場合の外貨建有価証券への投資制限】
第 21 条
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあり
ます。
【外国為替予約の指図】
第 22 条
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その
他の資産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為
替の売買の予約を指図することができます。
【外貨建資産の円換算および予約為替の評価】
第 23 条
投資信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧
客電信売買相場の仲値によって計算します。
②
前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買
相場の仲値によって計算します。
【デリバティブ取引等に係る投資制限】
第 23 条の2
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたが
い、合理的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
【信用リスク集中回避のための投資制限】
第 23 条の3
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協
会規則に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託
財産の純資産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
②
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等
エクスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対
する比率は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当
該比率を超えることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたが
い当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
【信託業務の委託等】
第 24 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の
-266-
管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために
必要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 25 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)か
ら、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国に
おいて発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融
商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者の名義で
混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 26 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、速やかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 27 条
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券にかかる投資信託契約の一部解約の請求お
よび有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 28 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、有
価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 29 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
-267-
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。な
お、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受
益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日まで
の期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、
解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う
日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支弁される日から
その翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 30 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 31 条
投資信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申出があるときは、
受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他
の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立
替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別に
これを定めます。
【信託の計算期間】
第 32 条
この信託の計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。ただし、第1
計算期間は平成 22 年 10 月 8 日から平成 22 年 12 月 27 日までとします。
②
前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」と
いいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い
日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終
了日は、第 5 条に定める信託期間の終了日とします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 33 条
受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
②
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③
受託者は、前 2 項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める
報告は行わないこととします。
④
受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
-268-
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 34 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
②
前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査
報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 35 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 32 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に年 10,000 分の 108 の率を乗じて得た額とします。
②
前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産中から支弁するものと
し、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
③
産中から支弁します。
【収益の分配方式】
第 36 条
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相
当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降
の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある
ときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。な
お、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
②
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
【収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 37 条
受託者は、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日までに、償還金(信託終了
時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)に
ついては第 38 条第 5 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 38 条第 6 項
に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一
部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
【収益分配金、償還金および一部解約金の支払い】
第 38 条
収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
して取得申込者とします。)に支払います。
②
前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対
-269-
しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算
期間終了日の翌営業日に収益分配金が指定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会
社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行います。当該
売付けにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または
記録されます。
③
委託者は、第 1 項の規定にかかわらず、委託者の自らの募集に応じた受益者にかかる受益
権に帰属する収益分配金(受益者が自己に帰属する受益権の全部もしくは一部について、委
託者に対し、この信託の収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことをあら
かじめ申し出た場合において、委託者が当該申し出を受付けた受益権に帰属する収益分配金
を除きます。)をこの信託の受益権の取得申込金として、各受益者ごとに当該収益分配金の
再投資にかかる受益権の取得申込に応じたものとします。当該受益権の取得申込に応じたこ
とにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録
されます。
④
委託者は、第 3 項の受益者がその有する受益権の全部の口数について第 41 条第 2 項により
信託の一部解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第 3 項
の規定にかかわらず、その都度受益者に支払います。
⑤
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益
権で取得申込代金支払前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、そ
の口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
⑥
一部解約金は、第 41 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、7
営業日目から当該受益者に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取
引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
⑦
前各項(第 2 項および第 3 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解
約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において行うものとします。ただし、委託者の自
らの募集にかかる受益権に帰属する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託
者において行います。
⑧
収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金(所得税法施行令第 27 条の規定
によるものとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、
追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。)
は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額等(原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整
されるものとします。)に応じて計算されるものとします。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 39 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
-270-
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【収益分配金および償還金の時効】
第 40 条
受益者が、収益分配金については、第 38 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支
払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については、第 38 条第 5 項に規定す
る支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付
を受けた金銭は、委託者に帰属します。
【投資信託契約の一部解約】
第 41 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部を
解約します。なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者が行
うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものと
し、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記
録が行われます。
③
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基
準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
受益者が第 1 項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者、指定販売会社に対し、振
④
替受益権をもって行うものとします。
委託者は、別に定める日のいずれかに該当する日においては、第 1 項による一部解約の実
⑤
行の請求を受付けないものとします。
⑥
委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、第 1 項による一部解約
の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付け
を取消すことができます。
⑦
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 3 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 42 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金
の支払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、
この投資信託約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 43 条
委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 30 億口を下回る
こととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか
じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
-271-
委託者は、第 5 条の規定による信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
②
ったハイイールド・ボンド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同
一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を
終了させます。この場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に
届け出ます。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著し
く不利となる変更がある場合
委託者は、第 1 項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を
③
行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理
由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れてい
る受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
④
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
⑤
第 3 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑥
第 3 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第 2 項の規定に基づいてこの投資信託契約を解約す
る場合には適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、第 3 項から前項までに規定するこの投資信託契約の解約の手続を行
うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 44 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
②
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 48
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 45 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 48 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 46 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
-272-
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 47 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 48 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
了させます。
【投資信託約款の変更等】
第 48 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限り、前項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等
の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託約
款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知
を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
④
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対受益者の受益権買取請求の不適用】
第 49 条
この信託は、受益者が第 41 条の規定による一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信
-273-
託契約の一部の解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益
者に一部解約金として支払われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、第 43 条
に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益権買取
請求の規定の適用を受けません。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 50 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
【信託期間の延長】
第 51 条
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
託者と協議のうえ、信託期間を延長することができます。
【公告】
第 52 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
http://www.am-one.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【運用報告書に記載すべき事項の提供】
第 52 条の2
委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条第 1 項に定める運用報告書の交
付に代えて、運用報告書に記載すべき事項を電磁的方法により提供します。
②
前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合に
は、これを交付します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 53 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
-274-
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 22 年 10 月 8 日
東京都中央区日本橋一丁目17番10号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都港区芝三丁目23番1号
受託者
-275-
中央三井アセット信託銀行株式会社
約
款
付
表
Ⅰ.申込み受付休止日
約款第 13 条第 3 項または第 41 条第 5 項に規定する「別に定める日」とは、以下のいずれかに
該当する日をいいます。
ニューヨーク証券取引所の休業日
サンパウロ証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
サンパウロの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-276-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース]
運用の基本方針
約款第 19 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成
長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1) 投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2) 投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準の
インカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−MXNクラス(以下「ハイイールド・
ボンド・ファンド」といいます。)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイ
イールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款第 43 条第 2 項に規定する事項
④
の変更により商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約
し、信託を終了させます。
(3) 投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いま
せん。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
④
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 10%以内とします。
⑤
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなっ
た場合には、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行うこと
とします。
-277-
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づき収益の分配を行います。
(1) 分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。)等の全額とします。
(2) 分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に委託者が決定します。ただし、分配対象額
が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
(3) 前項にかかわらず、前項にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動
向等を勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
(4) 留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
-278-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース]約 款
【信託の種類、委託者および受託者】
この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三
第1条
井住友信託銀行株式会社を受託者とします。
②
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 12,000,000 円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを
引き受けます。
【信託金の限度額】
第4条
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができ
ます。
②
委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
【信託期間】
第5条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年 9 月 25 日までとします。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この投資信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第 8 条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に
帰属します。
【受益権の分割および再分割】
第8条
委託者は、第 3 条の規定による受益権については 12,000,000 口に、追加信託によって生じ
た受益権については、これを追加信託のつど第 9 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等に分
割します。
②
委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】
第9条
追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の
-279-
口数を乗じた額とします。
②
この約款において基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 20 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいま
す。
【信託日時の異なる受益権の内容】
第 10 条
この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第 11 条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
委託者は、第 8 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
③
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第 12 条
受託者は、投資信託契約締結日に生じた受益権については投資信託契約締結時に、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関
へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【受益権の申込単位および価額】
第 13 条
委託者は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、委託
者が定める申込単位をもって取得申込に応ずることができるものとします。なお、この場合
においては、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込を申し
出た取得申込者に対しては、1 口の整数倍をもって取得申込に応ずることができるものとしま
す。ただし、受益権の取得申込者がその申込みをしようとする場合において、委託者に対し、
当該取得申込にかかる受益権について、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかか
る受益権の取得申込をしないことを申し出たときは、委託者が定める申込単位をもって取得
申込に応ずるものとします。
-280-
②
指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第 1 項に規定する第一種金融商品
取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法第 2 条第 11 項に規定する登録金融機
関をいいます。以下同じ。)は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得
申込者に対し、指定販売会社が定める申込単位をもって取得申込に応じることができます。
ただし、指定販売会社と別に定める新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペ
ソコース自動継続投資約款(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)にし
たがって契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者には、1 口の整数
倍をもって取得申込に応じることができるものとします。
③
前各項の規定にかかわらず、委託者または指定販売会社は、別に定める日のいずれかに該
当する日においては、受益権の取得の申込みを受付けないものとします。また、取引所(金
融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第 2 条第 8 項第
3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、受
益権の取得の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得申込の受付けを取消す
ことができます。ただし、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づく収益分配金の
再投資にかかる追加信託金の申込みに限ってこれを受付けるものとします。
④
第 1 項および第 2 項の受益権の価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、手数料
および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相
当する金額を加算した価額とします。ただし、この投資信託契約締結日前の取得申込にかか
る価額は、1 口につき 1 円に、手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を
加算した価額とします。
⑤
前項の手数料の額(その減免を含む)は、委託者または指定販売会社がそれぞれ独自に定
めます。
⑥
前 2 項の規定にかかわらず、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づいて収益分
配金を再投資する場合の受益権の価額は、原則として第 32 条に規定する各計算期間終了日の
基準価額とします。
⑦
第 1 項および第 2 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予
め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示す
ものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。
なお、委託者(第 39 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、
当該取得申込の代金(第 4 項ならびに第 6 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増
加の記載または記録を行うことができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 14 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
-281-
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 15 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 16 条
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 17 条
委託者は、信託金を、主として次の第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号
に掲げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受
託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファ
ンド」といいます。)の受益証券のほか、第 3 号から第 7 号に掲げる有価証券(金融商品取
引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)
に投資することを指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カ
レンシー)ファンド−MXNクラス(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」といいま
す。)円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受
権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号に掲げる証券投資信託の受益証
券を以下「投資信託証券」といい、第 5 号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にか
かる運用の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売戻し条件付の買入れ)およ
-282-
び債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
③
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
【利害関係人等との取引等】
第 18 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 24 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 16 条および第 17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から第 29 条に掲げる取引その他これらに類
する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 16 条および第
17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から
第 29 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者
は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 19 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【公社債の借入れ】
第 20 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
-283-
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【特別の場合の外貨建有価証券への投資制限】
第 21 条
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあり
ます。
【外国為替予約の指図】
第 22 条
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その
他の資産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為
替の売買の予約を指図することができます。
【外貨建資産の円換算および予約為替の評価】
第 23 条
投資信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧
客電信売買相場の仲値によって計算します。
②
前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買
相場の仲値によって計算します。
【デリバティブ取引等に係る投資制限】
第 23 条の2
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたが
い、合理的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
【信用リスク集中回避のための投資制限】
第 23 条の3
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協
会規則に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託
財産の純資産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
②
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等
エクスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対
する比率は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当
該比率を超えることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたが
い当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
【信託業務の委託等】
第 24 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の
-284-
管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために
必要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 25 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)か
ら、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国に
おいて発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融
商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者の名義で
混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 26 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、すみやかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 27 条
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券にかかる投資信託契約の一部解約の請求お
よび有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 28 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、有
価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 29 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
-285-
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。な
お、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間、もしくは
受益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日ま
での期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代
金、解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を
行う日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支弁される日から
その翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 30 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 31 条
投資信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申出があるときは、
受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他
の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立
替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別に
これを定めます。
【信託の計算期間】
第 32 条
この信託の計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。ただし、第1
計算期間は平成 25 年 6 月 21 日から平成 25 年 8 月 26 日までとします。
②
前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」と
いいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い
日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終
了日は、第 5 条に定める信託期間の終了日とします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 33 条
受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
②
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③
受託者は、前 2 項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める
報告は行わないこととします。
④
受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
-286-
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 34 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
②
前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査
報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 35 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 32 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に年 10,000 分の 108 の率を乗じて得た額とします。
②
前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産中から支弁するものと
し、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
③
産中から支弁します。
【収益の分配方式】
第 36 条
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相
当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降
の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある
ときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。な
お、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
②
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
【収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 37 条
受託者は、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日までに、償還金(信託終了
時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)に
ついては第 38 条第 5 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 38 条第 6 項
に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一
部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
【収益分配金、償還金および一部解約金の支払い】
第 38 条
収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
して取得申込者とします。)に支払います。
②
前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対
-287-
しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算
期間終了日の翌営業日に収益分配金が指定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会
社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行います。当該
売付けにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または
記録されます。
③
委託者は、第 1 項の規定にかかわらず、委託者の自らの募集に応じた受益者にかかる受益
権に帰属する収益分配金(受益者が自己に帰属する受益権の全部もしくは一部について、委
託者に対し、この信託の収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことをあら
かじめ申し出た場合において、委託者が当該申し出を受付けた受益権に帰属する収益分配金
を除きます。)をこの信託の受益権の取得申込金として、各受益者ごとに当該収益分配金の
再投資にかかる受益権の取得申込に応じたものとします。当該受益権の取得申込に応じたこ
とにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録
されます。
④
委託者は、第 3 項の受益者がその有する受益権の全部の口数について第 41 条第 2 項により
信託の一部解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第 3 項
の規定にかかわらず、そのつど受益者に支払います。
⑤
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益
権で取得申込代金支払前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、そ
の口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
⑥
一部解約金は、第 41 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、7
営業日目から当該受益者に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取
引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
⑦
前各項(第 2 項および第 3 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解
約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において行うものとします。ただし、委託者の自
らの募集にかかる受益権に帰属する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託
者において行います。
⑧
収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金(所得税法施行令第 27 条の規定
によるものとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、
追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。)
は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額等(原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整
されるものとします。)に応じて計算されるものとします。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 39 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
-288-
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【収益分配金および償還金の時効】
第 40 条
受益者が、収益分配金については、第 38 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支
払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については、第 38 条第 5 項に規定す
る支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付
を受けた金銭は、委託者に帰属します。
【投資信託契約の一部解約】
第 41 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部を
解約します。なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者が行
うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものと
し、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記
録が行われます。
③
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基
準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
受益者が第 1 項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者、指定販売会社に対し、振
④
替受益権をもって行うものとします。
委託者は、別に定める日のいずれかに該当する日においては、第 1 項による一部解約の実
⑤
行の請求を受付けないものとします。
⑥
委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、第 1 項による一部解約
の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付け
を取消すことができます。
⑦
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 3 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 42 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金
の支払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、
この投資信託約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 43 条
委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 30 億口を下回る
こととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか
じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
-289-
委託者は、第 5 条の規定による信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
②
ったハイイールド・ボンド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同
一性が失われた場合は、受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させ
ます。この場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ま
す。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著し
く不利となる変更がある場合
委託者は、第 1 項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を
③
行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理
由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れてい
る受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
④
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
⑤
第 3 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑥
第 3 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第 2 項の規定に基づいてこの投資信託契約を解約す
る場合には適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、第 3 項から前項までに規定するこの投資信託契約の解約の手続を行
うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 44 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
②
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 48
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 45 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 48 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 46 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
-290-
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 47 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 48 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
了させます。
【投資信託約款の変更等】
第 48 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限り、前項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等
の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託約
款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知
を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
④
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対受益者の受益権買取請求の不適用】
第 49 条
この信託は、受益者が第 41 条の規定による一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信
-291-
託契約の一部の解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益
者に一部解約金として支払われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、第 43 条
に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益権買取
請求の規定の適用を受けません。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 50 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
【信託期間の延長】
第 51 条
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
託者と協議のうえ、信託期間を延長することができます。
【公告】
第 52 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
http://www.am-one.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【運用報告書に記載すべき事項の提供】
第 52 条の2
委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条第 1 項に定める運用報告書の交
付に代えて、運用報告書に記載すべき事項を電磁的方法により提供します。
②
前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合に
は、これを交付します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 53 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
-292-
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 25 年 6 月 21 日
東京都中央区日本橋一丁目17番10号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
受託者
-293-
三井住友信託銀行株式会社
約
款
付
表
Ⅰ.申込み受付休止日
約款第 13 条第 3 項または第 41 条第 5 項に規定する「別に定める日」とは、以下のいずれかに該
当する日をいいます。
ニューヨーク証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-294-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース]
運用の基本方針
約款第 19 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、投資信託証券を主要投資対象として、安定した収益の確保と投資信託財産の成
長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1) 投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2) 投資態度
①
以下の投資信託証券を通じて、主として海外の高利回り社債に実質的な投資を行い、高水準の
インカムゲインの確保と中長期的なキャピタルゲインの獲得を目指して運用を行います。
ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カレ
ンシー)ファンド−TRYクラス(以下「ハイイールド・
ボンド・ファンド」といいます。)円建受益証券
内国証券投資信託(親投資信託)
②
国内短期公社債マザーファンド受益証券
各投資信託証券への投資割合は、資金動向や市況動向などを勘案して決定するものとし、ハイ
イールド・ボンド・ファンドの組入比率は、原則として高位とすることを基本とします。
③
当ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
ハイイールド・ボンド・ファンドが、償還した場合または約款第 43 条第 2 項に規定する事項
④
の変更により商品の同一性が失われた場合は、委託者は受託者と合意のうえ投資信託契約を解約
し、信託を終了させます。
(3) 投資制限
①
投資信託証券および短期金融商品(短期運用の有価証券を含みます。)以外には投資を行いま
せん。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
④
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協会規則
に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託財産の純資
産総額の 10%以内とします。
⑤
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エク
スポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率
は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなっ
た場合には、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行うこと
とします。
-295-
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づき収益の分配を行います。
(1) 分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含みま
す。)等の全額とします。
(2) 分配金額は、経費控除後の利子・配当等収益を中心に委託者が決定します。ただし、分配対象額
が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
(3) 前項にかかわらず、前項にかかる分配金額のほか、分配対象額の範囲内で基準価額水準や市況動
向等を勘案して委託者が決定する額を付加して分配する場合があります。
(4) 留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
-296-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース]約 款
【信託の種類、委託者および受託者】
この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三
第1条
井住友信託銀行株式会社を受託者とします。
②
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 12,000,000 円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを
引き受けます。
【信託金の限度額】
第4条
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができ
ます。
②
委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
【信託期間】
第5条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年 9 月 25 日までとします。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この投資信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第 8 条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に
帰属します。
【受益権の分割および再分割】
第8条
委託者は、第 3 条の規定による受益権については 12,000,000 口に、追加信託によって生じ
た受益権については、これを追加信託のつど第 9 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等に分
割します。
②
委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】
第9条
追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の
-297-
口数を乗じた額とします。
②
この約款において基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 20 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいま
す。
【信託日時の異なる受益権の内容】
第 10 条
この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第 11 条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
委託者は、第 8 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
③
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第 12 条
受託者は、投資信託契約締結日に生じた受益権については投資信託契約締結時に、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関
へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【受益権の申込単位および価額】
第 13 条
委託者は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、委託
者が定める申込単位をもって取得申込に応ずることができるものとします。なお、この場合
においては、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込を申し
出た取得申込者に対しては、1 口の整数倍をもって取得申込に応ずることができるものとしま
す。ただし、受益権の取得申込者がその申込みをしようとする場合において、委託者に対し、
当該取得申込にかかる受益権について、第 38 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資にかか
る受益権の取得申込をしないことを申し出たときは、委託者が定める申込単位をもって取得
申込に応ずるものとします。
-298-
②
指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第 1 項に規定する第一種金融商品
取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法第 2 条第 11 項に規定する登録金融機
関をいいます。以下同じ。)は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、その取得
申込者に対し、指定販売会社が定める申込単位をもって取得申込に応じることができます。
ただし、指定販売会社と別に定める新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラ
コース自動継続投資約款(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)にした
がって契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者には、1 口の整数倍
をもって取得申込に応じることができるものとします。
③
前各項の規定にかかわらず、委託者または指定販売会社は、別に定める日のいずれかに該
当する日においては、受益権の取得の申込みを受付けないものとします。また、取引所(金
融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第 2 条第 8 項第
3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者の判断により、受
益権の取得の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得申込の受付けを取消す
ことができます。ただし、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づく収益分配金の
再投資にかかる追加信託金の申込みに限ってこれを受付けるものとします。
④
第 1 項および第 2 項の受益権の価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額に、手数料
および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相
当する金額を加算した価額とします。ただし、この投資信託契約締結日前の取得申込にかか
る価額は、1 口につき 1 円に、手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を
加算した価額とします。
⑤
前項の手数料の額(その減免を含む)は、委託者または指定販売会社がそれぞれ独自に定
めます。
⑥
前 2 項の規定にかかわらず、別に定める契約または第 38 条第 3 項の規定に基づいて収益分
配金を再投資する場合の受益権の価額は、原則として第 32 条に規定する各計算期間終了日の
基準価額とします。
⑦
第 1 項および第 2 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予
め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示す
ものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。
なお、委託者(第 39 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、
当該取得申込の代金(第 4 項ならびに第 6 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増
加の記載または記録を行うことができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 14 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
-299-
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 15 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 16 条
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 17 条
委託者は、信託金を、主として次の第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号
に掲げるアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住友信託銀行株式会社を受
託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファンド(以下「マザーファ
ンド」といいます。)の受益証券のほか、第 3 号から第 7 号に掲げる有価証券(金融商品取
引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)
に投資することを指図します。
1.ケイマン諸島籍外国投資信託
WAグローバル・ハイ・イールド・ボンド(マルチ・カ
レンシー)ファンド−TRYクラス(以下「ハイイールド・ボンド・ファンド」といいま
す。)円建受益証券
2.証券投資信託
マザーファンド受益証券
3.コマーシャル・ペーパー
4.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
5.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受
権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。)
6.外国法人が発行する譲渡性預金証書
7.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 1 号に掲げる外国投資信託の受益証券および第 2 号に掲げる証券投資信託の受益証
券を以下「投資信託証券」といい、第 5 号の証券を以下「公社債」といいます。公社債にか
かる運用の指図は短期社債等への投資ならびに買い現先取引(売戻し条件付の買入れ)およ
-300-
び債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
③
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
【利害関係人等との取引等】
第 18 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 24 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 16 条および第 17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から第 29 条に掲げる取引その他これらに類
する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 16 条および第
17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 20 条、第 22 条、第 27 条から
第 29 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者
は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 19 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【公社債の借入れ】
第 20 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
-301-
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【特別の場合の外貨建有価証券への投資制限】
第 21 条
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあり
ます。
【外国為替予約の指図】
第 22 条
委託者は、投資信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その
他の資産をいいます。以下同じ。)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為
替の売買の予約を指図することができます。
【外貨建資産の円換算および予約為替の評価】
第 23 条
投資信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則として、わが国における計算日の対顧
客電信売買相場の仲値によって計算します。
②
前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買
相場の仲値によって計算します。
【デリバティブ取引等に係る投資制限】
第 23 条の2
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたが
い、合理的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
【信用リスク集中回避のための投資制限】
第 23 条の3
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、当該投資信託証券が一般社団法人投資信託協
会規則に定めるエクスポージャーがルックスルーできる場合に該当しないときは、投資信託
財産の純資産総額の 100 分の 10 を超えないものとします。
②
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等
エクスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対
する比率は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、当
該比率を超えることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にしたが
い当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
【信託業務の委託等】
第 24 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の
-302-
管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために
必要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 25 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)か
ら、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国に
おいて発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融
商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者の名義で
混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 26 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、すみやかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 27 条
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券にかかる投資信託契約の一部解約の請求お
よび有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 28 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、有
価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 29 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
-303-
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。な
お、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間、もしくは
受益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日ま
での期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代
金、解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を
行う日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支弁される日から
その翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 30 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 31 条
投資信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申出があるときは、
受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他
の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立
替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別に
これを定めます。
【信託の計算期間】
第 32 条
この信託の計算期間は、原則として毎月 26 日から翌月 25 日までとします。ただし、第1
計算期間は平成 25 年 6 月 21 日から平成 25 年 8 月 26 日までとします。
②
前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」と
いいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い
日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終
了日は、第 5 条に定める信託期間の終了日とします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 33 条
受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
②
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③
受託者は、前 2 項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める
報告は行わないこととします。
④
受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
-304-
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 34 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税等に相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
②
前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査
報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 35 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 32 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に年 10,000 分の 108 の率を乗じて得た額とします。
②
前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産中から支弁するものと
し、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
③
産中から支弁します。
【収益の分配方式】
第 36 条
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.分配金、配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相
当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降
の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある
ときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。な
お、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
②
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
【収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 37 条
受託者は、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日までに、償還金(信託終了
時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)に
ついては第 38 条第 5 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 38 条第 6 項
に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一
部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
【収益分配金、償還金および一部解約金の支払い】
第 38 条
収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
して取得申込者とします。)に支払います。
②
前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対
-305-
しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算
期間終了日の翌営業日に収益分配金が指定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会
社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行います。当該
売付けにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または
記録されます。
③
委託者は、第 1 項の規定にかかわらず、委託者の自らの募集に応じた受益者にかかる受益
権に帰属する収益分配金(受益者が自己に帰属する受益権の全部もしくは一部について、委
託者に対し、この信託の収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことをあら
かじめ申し出た場合において、委託者が当該申し出を受付けた受益権に帰属する収益分配金
を除きます。)をこの信託の受益権の取得申込金として、各受益者ごとに当該収益分配金の
再投資にかかる受益権の取得申込に応じたものとします。当該受益権の取得申込に応じたこ
とにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録
されます。
④
委託者は、第 3 項の受益者がその有する受益権の全部の口数について第 41 条第 2 項により
信託の一部解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第 3 項
の規定にかかわらず、そのつど受益者に支払います。
⑤
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益
権で取得申込代金支払前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、そ
の口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
⑥
一部解約金は、第 41 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、7
営業日目から当該受益者に支払います。ただし、投資を行った投資信託証券の換金停止、取
引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、委託者の判断により、一部解約金の支払いを延期する場合があります。
⑦
前各項(第 2 項および第 3 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解
約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において行うものとします。ただし、委託者の自
らの募集にかかる受益権に帰属する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託
者において行います。
⑧
収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金(所得税法施行令第 27 条の規定
によるものとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、
追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。)
は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額等(原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整
されるものとします。)に応じて計算されるものとします。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 39 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
-306-
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【収益分配金および償還金の時効】
第 40 条
受益者が、収益分配金については、第 38 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支
払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については、第 38 条第 5 項に規定す
る支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付
を受けた金銭は、委託者に帰属します。
【投資信託契約の一部解約】
第 41 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部を
解約します。なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者が行
うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものと
し、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記
録が行われます。
③
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基
準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
受益者が第 1 項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者、指定販売会社に対し、振
④
替受益権をもって行うものとします。
委託者は、別に定める日のいずれかに該当する日においては、第 1 項による一部解約の実
⑤
行の請求を受付けないものとします。
⑥
委託者は、投資を行った投資信託証券の換金停止、取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、第 1 項による一部解約
の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付け
を取消すことができます。
⑦
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 3 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 42 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金
の支払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、
この投資信託約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 43 条
委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 30 億口を下回る
こととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか
じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
-307-
委託者は、第 5 条の規定による信託終了前に、所定の運用の基本方針に基づき、投資を行
②
ったハイイールド・ボンド・ファンドが償還、または次に掲げる事項の変更により商品の同
一性が失われた場合は、受託者と合意のうえ、この投資信託契約を解約し、信託を終了させ
ます。この場合において、委託者は、あらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ま
す。
1.ハイイールド・ボンド・ファンドの主要投資対象が変更となる場合
2.ハイイールド・ボンド・ファンドの取得の条件または換金の条件について、投資者に著し
く不利となる変更がある場合
委託者は、第 1 項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を
③
行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理
由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れてい
る受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
④
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
⑤
第 3 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑥
第 3 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第 2 項の規定に基づいてこの投資信託契約を解約す
る場合には適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、第 3 項から前項までに規定するこの投資信託契約の解約の手続を行
うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 44 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
②
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 48
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 45 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 48 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 46 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
-308-
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 47 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 48 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
了させます。
【投資信託約款の変更等】
第 48 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限り、前項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等
の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託約
款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知
を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
④
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
る多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対受益者の受益権買取請求の不適用】
第 49 条
この信託は、受益者が第 41 条の規定による一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信
-309-
託契約の一部の解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益
者に一部解約金として支払われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、第 43 条
に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益権買取
請求の規定の適用を受けません。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 50 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
【信託期間の延長】
第 51 条
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
託者と協議のうえ、信託期間を延長することができます。
【公告】
第 52 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
http://www.am-one.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【運用報告書に記載すべき事項の提供】
第 52 条の2
委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条第 1 項に定める運用報告書の交
付に代えて、運用報告書に記載すべき事項を電磁的方法により提供します。
②
前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合に
は、これを交付します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 53 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
-310-
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 25 年 6 月 21 日
東京都中央区日本橋一丁目17番10号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
受託者
-311-
三井住友信託銀行株式会社
約
款
付
表
Ⅰ.申込み受付休止日
約款第 13 条第 3 項または第 41 条第 5 項に規定する「別に定める日」とは、以下のいずれかに該
当する日をいいます。
ニューヨーク証券取引所の休業日
ニューヨークの銀行の休業日
ロンドンの銀行の休業日
ケイマンの銀行の休業日
-312-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド]
運用の基本方針
約款第 19 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、安定した収益の確保を目指した運用を行います。
2.運用方法
(1) 投資対象
国内短期公社債マザーファンド受益証券(以下「マザーファンド」といいます。)を主要投資対
象とします。なお、公社債等に直接投資する場合があります。
(2) 投資態度
①
マザーファンドへの投資を通じて主として本邦通貨建ての短期公社債に投資し、安定した収
益の確保を目指した運用を行います。
②
ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
(3) 投資制限
①
株式への実質投資割合は、投資信託財産の純資産総額の 10%以下とし、転換社債の転換およ
び新株予約権(転換社債型新株予約権付社債の新株予約権に限ります。)の行使により取得し
たものに限ります。
②
投資信託証券への実質投資割合は、投資信託財産の純資産総額の 5%以下とします。
③
同一銘柄の株式への実質投資割合は、投資信託財産の純資産総額の 5%以下とします。
④
同一銘柄の転換社債、ならびに転換社債型新株予約権付社債への実質投資割合は、投資信託
財産の純資産総額の 10%以下とします。
⑤
外貨建資産への投資は行いません。
⑥
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券等エ
クスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する
比率は、原則としてそれぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることと
なった場合には、一般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行
うこととします。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づき収益の分配を行います。
(1)
分配対象額の範囲は、繰越分を含めた経費控除後の利子・配当等収益と売買益(評価益を含み
ます。)等の全額とします。
(2)
分配金額は、委託者が基準価額水準や市況動向等を勘案して決定します。ただし、分配対象額
が少額の場合には、分配を行わないことがあります。
(3)
留保益の運用については、特に制限を設けず、運用の基本方針に基づいた運用を行います。
-313-
追加型証券投資信託
[新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド]約 款
【信託の種類、委託者および受託者】
第1条
この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三
井住友信託銀行株式会社を受託者とします。
この信託は、信託法(平成 18 年法律第 108 号)(以下「信託法」といいます。)の適用を
②
受けます。
【信託事務の委託】
第2条
受託者は、信託法第 28 条第 1 号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部に
ついて、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関す
る法律第 2 条第 1 項にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をい
います。以下同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
②
前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じるこ
とがない場合に行うものとします。
【信託の目的および金額】
第3条
委託者は、金 1,000,000 円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを
引き受けます。
【信託金の限度額】
第4条
委託者は、受託者と合意のうえ、金 5,000 億円を限度として信託金を追加することができ
ます。
②
委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
【信託期間】
第5条
この信託の期間は、投資信託契約締結日から平成 32 年 9 月 25 日までとします。
【受益権の取得申込みの勧誘の種類】
第6条
この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲
げる場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 8 項で定める公募により行
われます。
【当初の受益者】
第7条
この投資信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第 8 条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に
帰属します。
【受益権の分割および再分割】
第8条
委託者は、第 3 条の規定による受益権については 1,000,000 口に、追加信託によって生じ
た受益権については、これを追加信託のつど第 9 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等に分
割します。
②
委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
【追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法】
第9条
追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の
口数を乗じた額とします。
-314-
②
この約款において基準価額とは、投資信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券お
よび第 27 条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および一般社団法人投資信託協会
規則にしたがって時価評価して得た投資信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権口数で除した金額をいいま
す。
【信託日時の異なる受益権の内容】
第 10 条
この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
【受益権の帰属と受益証券の不発行】
第 11 条
この信託の全ての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいま
す。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受
益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第 2 条に規定する「振替機関」
をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振
法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といい
ます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
②
委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を
取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承
継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示す
る受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券
を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益
証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとしま
す。
委託者は、第 8 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への
③
新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとしま
す。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、
その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
【受益権の設定にかかる受託者の通知】
第 12 条
受託者は、投資信託契約締結日に生じた受益権については投資信託契約締結時に、追加信
託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関
へ当該受益権にかかる信託を設定した旨の通知を行います。
【受益権の申込単位および価額】
第 13 条
委託者は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、投資信託契約締結当初にかか
る取得の場合を除き、別に定める信託の受益者が当該信託の受益権の換金の手取金をもって
取得申込をする場合に限り、委託者が定める申込単位をもって取得申込に応ずることができ
るものとします。なお、この場合において、第 42 条第 3 項に規定する収益分配金の再投資に
かかる受益権の取得申込を申し出た取得申込者に対しては、1 口の整数倍をもって取得申込に
応ずることができるものとします。ただし、受益権の取得申込者がその申込みをしようとす
る場合において、委託者に対し、当該取得申込にかかる受益権について、第 42 条第 3 項に規
定する収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことを申し出たときは、委託
者が定める申込単位をもって取得申込に応ずるものとします。
②
指定販売会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第 1 項に規定する第一種金融商品
-315-
取引業を行う者および委託者の指定する金融商品取引法第 2 条第 11 項に規定する登録金融機
関をいいます。以下同じ。)は、第 8 条第 1 項の規定により分割される受益権を、指定販売
会社と別に定める新光グローバル・ハイイールド債券ファンドマネープールファンド自動継
続投資約款(別の名称で同様の権利義務を規定する約款を含みます。)にしたがって契約
(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者が別に定める契約に基づいて
収益分配金を再投資する場合および別に定める信託の受益者が当該信託の受益権の換金の手
取金をもって取得申込をする場合に限り、1口単位をもって取得申込に応ずることができま
す。
③
前各項の規定にかかわらず、取引所(金融商品取引法第 2 条第 16 項に規定する金融商品取
引所および金融商品取引法第 2 条第 8 項第 3 号ロに定める外国金融商品市場をいいます。以
下同じ。)における取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、委
託者の判断により、受益権の取得の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得
申込の受付けを取消すことができます。ただし、別に定める契約または第 42 条第 3 項の規定
に基づく収益分配金の再投資にかかる追加信託金の申込みに限ってこれを受付けるものとし
ます。
④
第 1 項および第 2 項の受益権の価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
ただし、この投資信託契約締結日前の取得申込にかかる価額は、1 口につき 1 円とします。
⑤
前項の規定にかかわらず、別に定める契約または第 42 条第 3 項の規定に基づいて収益分配
金を再投資する場合の受益権の価額は、原則として第 36 条に規定する各計算期間終了日の基
準価額とします。
⑥
第 1 項および第 2 項の取得申込者は委託者、指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予
め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示す
ものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行われます。
なお、委託者(第 43 条の委託者の指定する口座管理機関を含みます。)、指定販売会社は、
当該取得申込の代金(第 4 項ならびに第 5 項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の増
加の記載または記録を行うことができます。
【受益権の譲渡にかかる記載または記録】
第 14 条
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益
権が記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとし
ます。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座
簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設した
ものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等
の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数
の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③
委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載
または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替
機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情がある
と判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
-316-
【受益権の譲渡の対抗要件】
第 15 条
受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
者および受託者に対抗することができません。
【投資の対象とする資産の種類】
第 16 条
この信託において投資の対象とする資産(本邦通貨表示のものに限ります。)の種類は、
次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第
1 項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.デリバティブ取引に係る権利(金融商品取引法第 2 条第 20 項に規定するものをいい、
約款第 22 条、第 23 条および第 24 条に定めるものに限ります。)
ハ.金銭債権
ニ.約束手形
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
【有価証券および金融商品の指図範囲等】
第 17 条
委託者は、信託金を、主としてアセットマネジメント One 株式会社を委託者とし、三井住
友信託銀行株式会社を受託者として締結された親投資信託である国内短期公社債マザーファ
ンド(以下「マザーファンド」といいます。)の受益証券ならびに次に掲げる有価証券(金
融商品取引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除き
ます。有価証券は、本邦通貨表示のものに限ります。)に投資することを指図します。
1.国債証券
2.地方債証券
3.特別の法律により法人の発行する債券
4.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券を除きます。新
株予約権付社債については、会社法第 236 条第 1 項第 3 号の財産が当該新株予約権付社債
についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことを
あらかじめ明確にしているもの(以下会社法施行前の旧商法第 341 条ノ 3 第 1 項第 7 号お
よび第 8 号の定めがある新株予約権付社債を含め「転換社債型新株予約権付社債」といい
ます。)に限ります。)
5.特定目的会社にかかる特定社債券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 4 号で定めるものを
いいます。)
6.転換社債の転換および新株予約権(転換社債型新株予約権付社債の新株予約権に限りま
す。)の行使により取得した株券
7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第
6 号で定めるものをいいます。)
8.協同組織金融機関にかかる優先出資証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 7 号で定める
ものをいいます。)
9.特定目的会社にかかる優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券(金融商品
取引法第 2 条第 1 項第 8 号で定めるものをいいます。)
-317-
10.コマーシャル・ペーパー
11.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有
するもの
12.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 10 号で定め
るものをいいます。)
13.投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第
11 号で定めるものをいいます。)
14.外国貸付債権信託受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 18 号で定めるものをいい
ます。)
15.預託証書(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 20 号で定めるものをいいます。)
16.外国法人が発行する譲渡性預金証書
17.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
18.抵当証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 16 号で定めるものをいいます。)
19.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発
行信託の受益証券に表示されるべきもの
20.外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの
なお、第 6 号の証券および第 11 号ならびに第 15 号の証券または証書のうち第 6 号の証券
の性質を有するものを以下「株式」といい、第 1 号から第 5 号までの証券および第 13 号の
証券のうち投資法人債券ならびに第 11 号および第 15 号の証券または証書のうち第 1 号か
ら第 5 号までの証券の性質を有するものを以下「公社債」といい、第 12 号および第 13 号
の証券(投資法人債券を除きます。)を以下「投資信託証券」といいます。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引
法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)に
より運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除
きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
5.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第 2 条第 2 項第 1 号で定めるもの
6.外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
③
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により
運用することの指図ができます。
④
委託者は、投資信託財産に属する株式の時価総額とマザーファンドの投資信託財産に属す
る株式の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、投資信託財産の
純資産総額の 100 分の 10 を超えることとなる投資の指図をしません。
⑤
委託者は、投資信託財産に属する投資信託証券の時価総額とマザーファンドの投資信託財
産に属する投資信託証券の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、
-318-
投資信託財産の純資産総額の 100 分の 5 を超えることとなる投資の指図をしません。
前 2 項において投資信託財産に属するとみなした額とは、投資信託財産に属するマザーフ
⑥
ァンドの受益証券の時価総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める当該資
産の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。
【利害関係人等との取引等】
第 18 条
受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託
及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、投
資信託財産と、受託者(第三者との間において投資信託財産のためにする取引その他の行為
であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の利
害関係人、第 28 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の投資信託財産との間で、第 16 条および第 17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産
への投資等ならびに第 22 条から第 24 条、第 26 条、第 27 条、第 31 条から第 33 条に掲げる
取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行う
ことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うこ
とができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も
同様とします。
③
委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反し
ない場合には、投資信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等
(金融商品取引法第 31 条の 4 第 3 項および同条第 4 項に規定する親法人等または子法人等を
いいます。)または委託者が運用の指図を行う他の投資信託財産との間で、第 16 条および第
17 条第 1 項および第 2 項に掲げる資産への投資等ならびに第 22 条から第 24 条、第 26 条、
第 27 条、第 31 条から第 33 条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図を
することができ、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為
を行うことができます。
④
前 3 項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第 31 条第 3 項および同法第
32 条第 3 項の通知は行いません。
【運用の基本方針】
第 19 条
委託者は、投資信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、
その指図を行います。
【投資する株式等の範囲】
第 20 条
委託者が投資することを指図する株式は、わが国の取引所に上場されている株式の発行会
社の発行するもの、取引所に準ずる市場において取引されている株式の発行会社の発行する
ものとします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得する株式については、この
限りではありません。
②
前項の規定にかかわらず、上場予定の株式で目論見書等において上場されることが確認で
きるものについては委託者が投資することを指図することができるものとします。
【同一銘柄の株式への投資制限】
第 21 条
委託者は、投資信託財産に属する同一銘柄の株式の時価総額とマザーファンドの投資信託
財産に属する当該株式の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、
-319-
投資信託財産の純資産総額の 100 分の 5 を超えることとなる投資の指図をしません。
②
前項において投資信託財産に属するとみなした額とは、投資信託財産に属するマザーファ
ンドの受益証券の時価総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める当該資産
の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。
【先物取引等の運用指図】
第 22 条
委託者は、わが国の取引所における有価証券先物取引(金融商品取引法第 28 条第 8 項第 3
号イに掲げるものをいいます。)、有価証券指数等先物取引(金融商品取引法第 28 条第 8 項
第 3 号ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オプション取引(金融商品取引法第 28
条第 8 項第 3 号ハに掲げるものをいいます。)ならびに外国の取引所におけるわが国の有価
証券にかかるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、選
択権取引は、オプション取引に含めるものとします(以下同じ。)。
②
委託者は、わが国の取引所における金利にかかる先物取引およびオプション取引ならびに
外国の取引所におけるわが国の金利にかかるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図を
することができます。
【スワップ取引の運用指図・目的・範囲】
第 23 条
委託者は、投資信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リ
スクを回避するため、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定の条件の
もとに交換する取引(以下「スワップ取引」といいます。)を行うことの指図をすることが
できます。
②
スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として第 5 条に定める信
託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なも
のについてはこの限りではありません。
③
スワップ取引の指図にあたっては、当該投資信託財産にかかるスワップ取引の想定元本の
総額とマザーファンドの投資信託財産にかかるスワップ取引の想定元本の総額のうち投資信
託財産に属するとみなした額との合計額(以下「スワップ取引の想定元本の合計額」といい
ます。)が、投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。なお、投資信託財産の一
部解約等の事由により、上記純資産総額が減少して、スワップ取引の想定元本の合計額が投
資信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える
額に相当するスワップ取引の一部の解約を指図するものとします。
④
前項において投資信託財産に属するとみなした額とは、マザーファンドの投資信託財産に
かかるスワップ取引の想定元本の総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占め
る投資信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額の割合を乗じて得た額をいい
ます。
⑤
スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で
評価するものとします。
⑥
委託者は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、
担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
【金利先渡取引の運用指図・目的・範囲】
第 24 条
委託者は、投資信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リ
スクを回避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。
②
金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として第 5 条に定める信託
-320-
期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なもの
についてはこの限りではありません。
③
金利先渡取引の指図にあたっては、当該投資信託財産にかかる金利先渡取引の想定元本の
総額とマザーファンドの投資信託財産にかかる金利先渡取引の想定元本の総額のうち投資信
託財産に属するとみなした額との合計額(以下「金利先渡取引の想定元本の合計額」といい
ます。)が、投資信託財産にかかる保有金利商品の時価総額とマザーファンドの投資信託財
産にかかる保有金利商品の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額
(以下「保有金利商品の時価総額の合計額」といいます。)を超えないものとします。なお、
投資信託財産の一部解約等の事由により、上記保有金利商品の時価総額の合計額が減少して、
金利先渡取引の想定元本の合計額が当該保有金利商品の時価総額の合計額を超えることとな
った場合には、委託者は、すみやかに、その超える額に相当する金利先渡取引の一部の解約
を指図するものとします。
④
前項においてマザーファンドの投資信託財産にかかる金利先渡取引の想定元本の総額のう
ち投資信託財産に属するとみなした額とは、マザーファンドの投資信託財産にかかる金利先
渡取引の想定元本の総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める投資信託財
産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。また、
マザーファンドの投資信託財産にかかる保有金利商品の時価総額のうち投資信託財産に属す
るとみなした額とは、マザーファンドの投資信託財産にかかる保有金利商品の時価総額にマ
ザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める投資信託財産に属するマザーファンドの
受益証券の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。
⑤
金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で
評価するものとします。
⑥
委託者は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、
担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
⑦
本条において「金利先渡取引」は、当事者間において、あらかじめ将来の特定の日(以下
「決済日」といいます。)における決済日から一定の期間を経過した日(以下「満期日」と
いいます。)までの期間にかかる国内または海外において代表的利率として公表される預金
契約または金銭の貸借契約に基づく債権の利率(以下「指標利率」といいます。)の数値を
取り決め、その取り決めにかかる数値と決済日における当該指標利率の現実の数値との差に
あらかじめ元本として定めた金額および当事者間で約定した日数を基準とした数値を乗じた
額を決済日における当該指標利率の現実の数値で決済日における現在価値に割り引いた額の
金銭の授受を約する取引をいいます。
【同一銘柄の転換社債等への投資制限】
第 25 条
委託者は、投資信託財産に属する同一銘柄の転換社債、ならびに転換社債型新株予約権付
社債の時価総額とマザーファンドの投資信託財産に属する当該転換社債、ならびに転換社債
型新株予約権付社債の時価総額のうち投資信託財産に属するとみなした額との合計額が、投
資信託財産の純資産総額の 100 分の 10 を超えることとなる投資の指図をしません。
②
前項において投資信託財産に属するとみなした額とは、投資信託財産に属するマザーファ
ンドの受益証券の時価総額にマザーファンドの投資信託財産の純資産総額に占める当該資産
の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。
【有価証券の貸付けの指図および範囲】
-321-
第 26 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、投資信託財産に属する株式および
公社債を次の各号の範囲内で貸付けの指図をすることができます。
1.株式の貸付けは、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が、投資信託財産で保有する
株式の時価合計額の 50%を超えないものとします。
2.公社債の貸付けは、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、投資信託財産
で保有する公社債の額面金額の合計額を超えないものとします。
②
前項各号に定める限度額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超え
る額に相当する契約の一部の解約を指図するものとします。
③
委託者は、有価証券の貸付けにあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行う
ものとします。
【公社債の借入れ】
第 27 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすること
ができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、
担保の提供の指図を行うものとします。
②
前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が投資信託財産の純資産総額の範囲
内とします。
③
投資信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が投資
信託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額
に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④
第 1 項の借入れにかかる品借料は投資信託財産中から支弁します。
【デリバティブ取引等に係る投資制限】
第 27 条の2
デリバティブ取引等について、一般社団法人投資信託協会規則の定めるところにしたが
い、合理的な方法により算出した額が投資信託財産の純資産総額を超えないものとします。
【信用リスク集中回避のための投資制限】
第 27 条の3
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する株式等エクスポージャー、債券
等エクスポージャーおよびデリバティブ等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に
対する比率は、原則としてそれぞれ 100 分の 10、合計で 100 分の 20 を超えないものとし、
当該比率を超えることとなった場合には、委託者は、一般社団法人投資信託協会規則にした
がい当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
【信託業務の委託等】
第 28 条
受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定め
る信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害
関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務にかかる実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認
められること
3.委託される投資信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管
理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準
に適合していることを確認するものとします。
-322-
③
前 2 項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と
認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとします。
1.投資信託財産の保存にかかる業務
2.投資信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により投資信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必
要な行為にかかる業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
【混蔵寄託】
第 29 条
金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第 2 条第 9 項に規定する者をいいます。
本条においては、外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者を含みます。)
から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関また
は金融商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または金融商品取引業者
の名義で混蔵寄託できるものとします。
【投資信託財産の登記等および記載等の留保等】
第 30 条
信託の登記または登録をすることができる投資信託財産については、信託の登記または登
録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保する
ことがあります。
②
前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めると
きは、速やかに登記または登録をするものとします。
③
投資信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる投資信託財産については、
投資信託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかに
する方法により分別して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、そ
の計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
【一部解約の請求および有価証券の売却等の指図】
第 31 条
委託者は、投資信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる投資信託契約の一部
解約の請求および有価証券の売却等の指図ができます。
【再投資の指図】
第 32 条
委託者は、前条の規定による一部解約の代金、売却代金、有価証券にかかる償還金等、株
式の清算分配金、有価証券等にかかる利子等、株式の配当金およびその他の収入金を再投資
することの指図ができます。
【資金の借入れ】
第 33 条
委託者は、投資信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に
伴う支払資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含
みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。な
お、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
②
一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら投資信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代
-323-
金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受
益者への解約代金支払開始日から投資信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日まで
の期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、
解約代金および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う
日における投資信託財産の純資産総額の 10%を超えないこととします。
③
収益分配金の再投資にかかる借入期間は投資信託財産から収益分配金が支弁される日から
その翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④
借入金の利息は投資信託財産中より支弁します。
【損益の帰属】
第 34 条
委託者の指図に基づく行為により投資信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者
に帰属します。
【受託者による資金の立替え】
第 35 条
投資信託財産に属する有価証券について、借替、転換、新株発行または株式割当がある場
合で、委託者の申出があるときは、受託者は、資金の立替えをすることができます。
②
投資信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、株式の清算分配金、有価証券等にかか
る利子等、株式の配当金およびその他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りう
るものがあるときは、受託者がこれを立替えて投資信託財産に繰り入れることができます。
前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別
③
にこれを定めます。
【信託の計算期間】
第 36 条
この信託の計算期間は、原則として毎年 3 月 26 日から 9 月 25 日まで、9 月 26 日から翌年
3 月 25 日までとします。ただし、第1計算期間は平成 22 年 10 月 8 日から平成 23 年 3 月 25
日までとします。
②
前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」と
いいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は該当日以降の営業日で該当日に最も近い
日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間の終
了日は、第 5 条に定める信託期間の終了日とします。
【投資信託財産に関する報告等】
第 37 条
受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、これ
を委託者に提出します。
②
受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、投資信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③
受託者は、前 2 項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第 37 条第 3 項に定める
報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第 37 条第 2 項に定める書類または電磁的記録の作成に欠
くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を
害するおそれのない情報を除き、信託法第 38 条第 1 項に定める閲覧または謄写の請求をする
ことはできないものとします。
【信託事務の諸費用および監査報酬】
第 38 条
投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、投資信託財産にかかる監査
報酬、当該監査報酬にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に
-324-
相当する金額および受託者の立替えた立替金の利息(以下「諸経費」といいます。)は、受
益者の負担とし、投資信託財産中から支弁します。
②
前項の投資信託財産にかかる監査報酬は、毎計算期末または信託終了のときに、当該監査
報酬にかかる消費税等相当額とともに投資信託財産中から支弁します。
【信託報酬等の額および支弁の方法】
第 39 条
委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 36 条に規定する計算期間を通じて毎日、投資
信託財産の純資産総額に第 2 項に掲げる率(以下「信託報酬率」といいます。)を乗じて得
た額とします。
②
当月の最初の営業日(委託者の営業日をいいます。以下同じ。)から翌月の最初の営業日
前日までの日々の信託報酬率は、短資協会が日々発表する無担保コール翌日物の加重平均レ
ートの前月における平均値(以下「月中平均コール・レート」といいます。)に応じ、次に
掲げる率とします。
月中平均コール・レートが 0.15%未満のとき
……年 10,000 分の 6
月中平均コール・レートが 0.15%以上 0.30%未満のとき
……年 10,000 分の 15
月中平均コール・レートが 0.30%以上 0.60%未満のとき
……年 10,000 分の 30
月中平均コール・レートが 0.60%以上 1.00%未満のとき
……年 10,000 分の 50
月中平均コール・レートが 1.00%以上のとき
……年 10,000 分の 60
③
第 1 項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき投資信託財産中から支弁するもの
とし、委託者と受託者との間の配分は別に定めます。
④
第 1 項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに投資信託財
産中から支弁します。
【収益の分配方式】
第 40 条
投資信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.配当金、利子、貸付有価証券にかかる品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控
除した額(以下「配当等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬
にかかる消費税等に相当する金額を控除した後、その残金を受益者に分配することができ
ます。なお、次期以降の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立て
ることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある
ときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。な
お、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積み立てることができます。
②
毎計算期末において、投資信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
【収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責】
第 41 条
受託者は、収益分配金については毎計算期間終了日の翌営業日までに、償還金(信託終了
時における投資信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)に
ついては第 42 条第 5 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 42 条第 6 項
に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
②
受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一
部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
-325-
【収益分配金、償還金および一部解約金の支払い】
第 42 条
収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則と
して取得申込者とします。)に支払います。
②
前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対
しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算
期間終了日の翌営業日に収益分配金が指定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会
社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行います。当該
売付けにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または
記録されます。
③
委託者は、第 1 項の規定にかかわらず、委託者の自らの募集に応じた受益者にかかる受益
権に帰属する収益分配金(受益者が自己に帰属する受益権の全部もしくは一部について、委
託者に対し、この信託の収益分配金の再投資にかかる受益権の取得申込をしないことをあら
かじめ申し出た場合において、委託者が当該申し出を受付けた受益権に帰属する収益分配金
を除きます。)をこの信託の受益権の取得申込金として、各受益者ごとに当該収益分配金の
再投資にかかる受益権の取得申込に応じたものとします。当該受益権の取得申込に応じたこ
とにより増加した受益権は、第 11 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録
されます。
④
委託者は、第 3 項の受益者がその有する受益権の全部の口数について第 45 条第 2 項により
信託の一部解約が行われた場合に、当該受益権に帰属する収益分配金があるときは、第 3 項
の規定にかかわらず、その都度受益者に支払います。
⑤
償還金は、信託終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替
機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約
が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益
権で取得申込代金支払前のため委託者、指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、そ
の口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、
当該償還にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にした
がい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
⑥
一部解約金は、第 45 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、7
営業日目から当該受益者に支払います。
⑦
前各項(第 2 項および第 3 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解
約金の支払いは、指定販売会社の営業所等において行うものとします。ただし、委託者の自
らの募集にかかる受益権に帰属する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託
者において行います。
⑧
収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金(所得税法施行令第 27 条の規定
によるものとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、
追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。)
-326-
は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額等(原則として、各受益者毎の信託時
の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整
されるものとします。)に応じて計算されるものとします。
【委託者の自らの募集にかかる受益権の口座管理機関】
第 43 条
委託者は、委託者の自らの募集にかかる受益権について、口座管理機関を指定し、振替口
座簿への記載または登録等に関する業務を委任することができます。
【収益分配金および償還金の時効】
第 44 条
受益者が、収益分配金については、第 42 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支
払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については、第 42 条第 5 項に規定す
る支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付
を受けた金銭は、委託者に帰属します。
【投資信託契約の一部解約】
第 45 条
受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に委託者または指定販売会社が定める単
位をもって一部解約の実行を請求することができます。
②
委託者は、前項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この投資信託契約の一部を
解約します。なお、前項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して当該受益者の請求にかかるこの投資信託契約の一部解約を委託者が行
うのと引き換えに、当該一部解約にかかる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものと
し、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記
録が行われます。
③
前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額とします。
④
受益者が第 1 項の一部解約の実行の請求をするときは、委託者、指定販売会社に対し、振
替受益権をもって行うものとします。
⑤
委託者は、取引所における取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があると
きは、第 1 項による一部解約の実行の請求の受付けを中止することおよびすでに受付けた一
部解約の実行の請求の受付けを取消すことができます。
⑥
前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止
以前に行った一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行
の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後
の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものとして第 3 項の規定に準
じて計算された価額とします。
【質権口記載または記録の受益権の取り扱い】
第 46 条
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の
支払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、
この投資信託約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
【投資信託契約の解約】
第 47 条 委託者は、投資信託契約の一部を解約することにより、受益権の総口数が 1 億口を下回るこ
ととなった場合、またはこの投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認め
るとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この投資信託
契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじ
め、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
-327-
②
委託者は、前項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を行
います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに投資信託契約の解約の理由
などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託契約にかかる知れている
受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
④
る多数をもって行います。
第 2 項から前項までの規定は、委託者が投資信託契約の解約について提案をした場合にお
⑤
いて、当該提案につき、この投資信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。また、投資信託財産の状態に照らし、
真にやむを得ない事情が生じている場合であって、第 2 項から前項までに規定するこの投資
信託契約の解約の手続を行うことが困難な場合には適用しません。
【投資信託契約に関する監督官庁の命令】
第 48 条
委託者は、監督官庁よりこの投資信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、投資信託契約を解約し信託を終了させます。
②
委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの投資信託約款を変更しようとするときは、第 52
条の規定にしたがいます。
【委託者の登録取消等に伴う取扱い】
第 49 条
委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき
は、委託者は、この投資信託契約を解約し、信託を終了させます。
②
前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの投資信託契約に関する委託者の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 52 条の書面決議が否決となる
場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
【委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い】
第 50 条
委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この投資信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
②
委託者は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この
投資信託契約に関する事業を承継させることがあります。
【受託者の辞任および解任に伴う取扱い】
第 51 条
受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務
に違反して投資信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者
または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が辞任した場合、
または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第 52 条の規定にしたがい、新受託者を選
任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの投資信託契約を解約し、信託を終
-328-
了させます。
【投資信託約款の変更等】
第 52 条
委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したとき
は、受託者と合意のうえ、この投資信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この投資信託約款は本
条に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
②
委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場
合に限り、前項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なもの
に該当する場合を除きます。以下「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等
の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の 2 週間前までに、この投資信託約
款にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知
を発します。
③
前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の投資信託財産にこの信託の受
益権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託者を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
第 2 項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当た
④
る多数をもって行います。
⑤
書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥
第 2 項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合にお
いて、当該提案につき、この投資信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦
前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあ
っても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決
された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
【反対受益者の受益権買取請求の不適用】
第 53 条 この信託は、受益者が第 45 条の規定による一部解約請求を行ったときは、委託者が投資信
託契約の一部の解約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益
者に一部解約金として支払われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、第 47 条
に規定する投資信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合におい
て、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者による受益権買取
請求の規定の適用を受けません。
【他の受益者の氏名等の開示の請求の制限】
第 54 条
この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うこ
とはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
-329-
【信託期間の延長】
第 55 条
委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受
託者と協議のうえ、信託期間を延長することができます。
【公告】
第 56 条
委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載し
ます。
http://www.am-one.co.jp/
②
前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場
合の公告は、日本経済新聞に掲載します。
【運用報告書に記載すべき事項の提供】
第 56 条の2
委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条第 1 項に定める運用報告書の交
付に代えて、運用報告書に記載すべき事項を電磁的方法により提供します。
②
前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合に
は、これを交付します。
【投資信託約款に関する疑義の取扱い】
第 57 条
この投資信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定
めます。
上記条項により投資信託契約を締結します。
平成 22 年 10 月 8 日
東京都中央区日本橋一丁目17番10号
委託者
新
光
投
信
株
式
会
社
東京都港区芝三丁目23番1号
受託者
-330-
中央三井アセット信託銀行株式会社
約
款
付
表
Ⅰ.別に定める信託
第 13 条第 1 項および第 2 項に規定する別に定める信託とは次のものをいいます。
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド円コース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド米ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド豪ドルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドブラジルレアルコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドメキシコペソコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンドトルコリラコース
新光グローバル・ハイイールド債券ファンド(年1回決算型)
-331-
親投資信託
[国内短期公社債マザーファンド]
運用の基本方針
約款第 16 条の規定に基づき、委託者の定める運用の基本方針は、次のとおりとします。
1.基本方針
この投資信託は、主として本邦通貨建ての公社債に投資することにより、安定した収益の確保を目
指した運用を行ないます。
2.運用方法
(1)
投資対象
本邦通貨建ての公社債を主要投資対象とします。
(2)
①
投資態度
主として本邦通貨建ての短期公社債に投資し、安定した収益の確保を目指した運用を行ない
ます。
②
ファンドの資金動向、市況動向等によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、
上記のような運用ができない場合があります。
(3)
投資制限
①
株式への投資は行ないません。
②
外貨建資産への投資は行ないません。
③
一般社団法人投資信託協会規則に定める一の者に対する債券等エクスポージャーおよびデリ
バティブ取引等エクスポージャーの投資信託財産の純資産総額に対する比率は、原則としてそ
れぞれ 10%、合計で 20%以内とすることとし、当該比率を超えることとなった場合には、一
般社団法人投資信託協会規則にしたがい当該比率以内となるよう調整を行うこととします。
3.収益分配方針
運用による収益は、信託終了時まで投資信託財産中に留保し、期中には分配を行ないません。
-332-
Fly UP