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頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣
様式1 「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」 平成25年度事後評価資料(実施報告書) 【公表】 関連研究分野 J2207 整理番号 4002 (分科細目コード) 補助事業名 (採択年度) 代表研究機関名 知識社会を先導する大学知の考究 -新時代の高等教育の展開と人材育成- (平 成 22年 度 採 択 ) 国立大学法人 広島大学 代表研究機関以外 東 北 大 学 ( H23.5.25鹿 児 島 大 学 よ り 変 更 ) 、 弘 前 大 学 、 熊 本 大 学 の協力機関 主担当研究者氏名 藤村 正司 ( 平 成 22年 度 ) ( 平 成 23 年 度 ) ( 平 成 24 年 度 ) (合計) 補助金支出額 11,000,000円 ( 公 募 応 募 当 初 の「 申 ( 平 成 22年 度 ) 23,023,000円 ( 平 成 23年 度 ) 22,538,000円 ( 平 成 24年 度 ) 56,561,000 円 (合計) 請書」に記載の) 若手研究者の ( 0人 ) ( 1人 ) 派遣計画 ( 平 成 22年 度 ) 6人 3人 3人 1人 ( 平 成 23年 度 ) ( 平 成 24年 度 ) (合計) 若手研究者の 3人 3人 2人 3人 派遣実績 ( 2人 ) ( 3人 ) (参考) 派 遣 期 間 が 300日 未 満 と な り 、 最 終 ( 平 成 22年 度 ) 的に若手派遣研究 1 人 者派遣実績のカウ ントから除外され た者(外数) ( 平 成 23年 度 ) 1 ( ( 平 成 24年 度 ) 2 人 1 人) 1 ( 人 1 人) (合計) 2 人 様式1 1 . 若手研究者の人材育成についての成果の達成状況 (1)申請書に記載した期待される成果の概要 (申請書(9-1)に記載した若手研究者の人材育成にかかる期待される成果の概要) 申 請 書 に は 、 期 待 さ れ る 成 果 と し て 以 下 の 内 容 を 記 載 し た 。 21世 紀 の 高 等 教 育 の 諸 課 題に対峙していく上で、本事業を通して育成される若手研究者は、高等教育の将来を担 う人材として多面的な能力を身に付けることが期待される。特に、諸外国の高等教育シ ステムを研究対象とすることによって、高等教育に関する幅広い知識と複眼的な視野を 培うことが期待される。合わせて、既存の思考法にとらわれずに高等教育の将来を創造 的に構想しうる先見性、学術研究の成果を現実的課題の解決に活かしうる柔軟な発想が 求められる。 以 上 を 検 証 す る 方 法 と し て 申 請 書 で は 以 下 の 3つ の 観 点 を 挙 げ て い た 。① 研 究 成 果 の 学 術的先進性、②研究成果の国際性、③高等教育に関わる専門的活動、である。 (2)上述の期待される成果の達成状況の自己評価とその理由 【自己評価】 ☑期待を上回る成果を得た □十分に達成された □おおむね達成された □ある程度達成された □ほとんど達成されなかった 【理由】 上 記 3つ の 観 点 に 照 ら し て 説 明 す る 。 ① 研 究 成 果 の 学 術 的 先 進 性 に つ い て : 事 業 期 間 中 に 若 手 研 究 者 3名 の 執 筆 し た 合 計 13 本 の 論 文 が 査 読 付 論 文 と し て 学 術 誌 に 掲 載 さ れ た 。こ れ ら は 本 事 業 の 4つ の 研 究 テ ー マ で ある「知の社会的基盤」「大学院教育」「学士課程教育」「大学教授職」のすべてにわ たるものであると同時に、事業開始後に海外研究者との協働やその指導によって新たに 取り組み始めた研究テーマについて執筆されたものであり、いずれも本事業の重要な研 究成果である。 ② 国 際 性 に つ い て :上 記 査 読 付 論 文 の う ち 7本 は 英 文 で 執 筆 さ れ 、海 外 の 学 術 誌 に 掲 載 さ れ た 。 そ れ 以 外 の 論 文 に つ い て も 、 上 記 4つ の テ ー マ に 加 え て 、 大 学 の 多 様 化 や 財 務 、 ガバナンスなど、いずれも高等教育を巡って国際的課題となっているテーマを分析した も の で あ る 。ま た 、派 遣 研 究 者 の う ち 2名 は 派 遣 中 に 派 遣 先 機 関 研 究 者 と の 国 際 共 同 研 究 プロジェクトに招かれ、今後、海外研究者との協働によりさらなる成果を上げることが 期待される。 ③ 高 等 教 育 に 関 わ る 専 門 的 活 動 に つ い て :上 記 の 成 果 を 上 げ た こ と か ら 、3名 の 若 手 研 究者はそれぞれ、専門学会での報告依頼、専門学術誌への執筆依頼、国内外教育研究機 関からの講演依頼を受け、高等教育に関わる専門的活動を幅広く展開した。 以上を踏まえ、若手研究者は本事業による海外派遣を通じて期待を上回る成果を上げ たと判断する。具体的成果については資料2および資料4を参照されたい。 2 様式1 2.国際共同研究課題の到達目標及び期待される成果の達成状況 (1)申請書に記載した国際共同研究課題の到達目標及び期待される成果の概要 ( 申 請 書( 3 - 1 )に 記 載 し た 国 際 共 同 研 究 課 題 の 到 達 目 標 及 び 申 請 書( 9 - 2 )に 記 載 し た 国 際 共 同 研 究 に お いて期待される成果概要) 申 請 書 で は 、国 際 共 同 研 究 の 到 達 目 標 及 び 期 待 さ れ る 成 果 と し て 、以 下 の 3つ の 観 点 を 設定していた。①各国の高等教育の特質と実態を把握しつつそれらを俯瞰した高等教育 の本質的構造を明らかにすること。②諸外国との比較の観点に立ち、日本の高等教育の 課題が持つ普遍性と固有性を同定し、課題解決へ向けた具体的方向性を提示すること。 ③複数の研究手法を有機的に連携させ、それを通して高等教育研究の新たな展開を導き 出すこと。 以 上 の 検 証 方 法 と し て 申 請 書 で は 3つ の 観 点 を 挙 げ て い た 。① 研 究 成 果 の 国 際 性 、② 日 本の高等教育の課題に対する提言、③新たな高等教育研究の枠組の提示、である。 (2)上述の目標等に対する達成状況の自己評価とその理由 【自己評価】 ☑期待を上回る成果を得た □十分に達成された □おおむね達成された □ある程度達成された □ほとんど達成されなかった 【理由】 上 記 3つ の 観 点 に 照 ら し て 説 明 す る 。 ① 国 際 性 に つ い て : 事 業 期 間 中 、 広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー ( 以 下 RIHE) は 、 本 事 業 の 共 同 研 究 先 機 関 を 含 む 海 外 研 究 者 を 招 聘 し 、 5度 の 国 際 セ ミ ナ ー を 開 催 し た 。 こ れ ら は い ず れ も 学 術 報 告 書 と し て 刊 行 さ れ て い る ( 1冊 は 出 版 予 定 ) 。 こ の う ち 2つ は RIHEが 実 施 し て い る 「 21世 紀 型 ア カ デ ミ ッ ク プ ロ フ ェ ッ シ ョ ン 展 開 の 国 際 比 較 研 究 」 ( 科 研 費 基 盤( A): 2010-13年 度 )と 連 携 し た も の で あ り 、他 の 3つ は 高 等 教 育 の ユ ニ バ ー サル化と多様化、大学経営、大学ガバナンスをテーマとしたものである。これらはいず れも各若手研究者が本事業を通して取り組んだテーマであり、国際セミナーの開催は本 事業での研究内容にさらなる国際的視点を付加する効果を持った。 ② 高等教育の課題に対する提言について :各テーマは主に国際比較研究と計量分析の 手法によりアプローチがなされた。前者によって各国の共通性を踏まえつつ日本の課題 の固有性を同定し、後者によってそれら課題の実証的検証を行った。これら手法を重層 的に用いることにより、国際動向を踏まえた現実性ある政策提言を可能とした。本事業 を通して大学院教育やガバナンス、大学教授職をはじめとする政策提言を行った。 ③ 高等教育研究の新たな枠組について :本事業の特質は上記のように質的・量的双方 の手法が並行して用いられた点にあるが、それに加えて本事業では各研究課題に対する 理論的アプローチが多く試みられた。これら多様な研究手法を採用することによって、 既存の高等教育研究にはない新たな展開を示すことが可能となった。 以上の理由により、本国際共同研究は期待を上回る成果を上げたと判断する。 3 様式1 3.今後の展望について これまでの実施状況を踏まえて、事業実施期間終了後の展望について記入して下さい。 ① 自 己 資 金 、若 し く は 他 の 競 争 的 資 金 等 に よ る 海 外 派 遣 の 機 会 を 含 む 若 手 研 究 者 の 研 鑽・育 成 の 事 業 の 継 続( 又 はその見込み)状況 本 事 業 が 大 き な 成 果 を 上 げ た こ と を 踏 ま え 、当 セ ン タ ー で は 若 手 研 究 者 を 含 め た 研 究 者 が 一 定 期 間 海 外 で 研 究 に 専 念 で き る よ う 、 2012 年 7 月 に 「 教 員 の サ バ テ ィ カ ル 研 究 に 関 す る 申 合 せ 」を 策 定 し た 。本 事 業 の よ う な 競 争 的 資 金 を 連 続 し て 取 得 す る こ と は 難 し い が 、自 己 資 金 を 活 用 し つ つ 研 究 者 に 研 鑽 の 機 会 を 与 え よ う と の 趣 旨 に 立 つ 制 度 で あ る 。学 内 の サ バ テ ィ カ ル 研 修 規 則 に 則 り つ つ 、十 分 な 成 果 が 確 保 さ れ る よ う 、 予 備 審 査 ・ 本 審 査 の 過 程 を 設 け 、終 了 後 に は 成 果 報 告 を 行 う 。ま た 、当 該 研 究 者 の 研 修中、他教員に過大な教育研究負担が掛からないよう工夫している。 ② 本 事 業 の 相 手 側 を 含 む 海 外 の 研 究 機 関 と の 研 究 ネ ッ ト ワ ー ク の 継 続 ・ 拡 大( 又 は そ の 見 込 み ・ 将 来 構 想 )状 況(組織において本事業で支援した若手研究者に期待する役割も含めて) ① メルボルン大学との日豪交流セミナーの定期開催 :本事業の連携先であるメルボル ン 大 学 高 等 教 育 研 究 セ ン タ ー と 3 度 に わ た る 交 流 セ ミ ナ ー を 開 催 し た( 2011 年 5 月 、2012 年 4 月 、 2013 年 3 月 。 2014 年 3 月 に 4 度 目 を 開 催 予 定 ) 。 1 年 ご と に メ ル ボ ル ン と 広 島 で交互開催されるこの定期セミナーでは、各センターから 5 名程が相互に来訪して研究 発表を行い、組織的な研究交流を継続している。国際的視点を持つ研究者グループの中 で RIHE教 員 の 研 究 成 果 を 継 続 的 に 議 論 す る こ と で 得 ら れ る 成 果 は き わ め て 大 き い 。 本 事 業を通して新たに構築された研究ネットワークとして特質すべき成果である。 ② 連 携 先 研 究 者 の 招 聘 と 交 流 : 前 述 し た RIHE開 催 の 国 際 セ ミ ナ ー に お い て 、 本 事 業 の 連携先であるオスロ大学、カッセル大学、カリフォルニア大学(2 名)、ジョージワシ ン ト ン 大 学 か ら 研 究 者 を 講 演 者 と し て 招 聘 し 、 ま た RIHE側 研 究 者 が 発 表 を 行 い 、 知 見 の 交流を行った。また、ペンシルバニア州立大学から 3 名の研究者が来日し、研究セミナ ー を 開 催 す る と と も に 、 RIHEス タ ッ フ が 論 考 の 翻 訳 ・ 出 版 を 行 っ た 。 ③ ペンシルバニア州立大学との国際学術交流協定 :上記研究交流を基盤として、本事 業の連携先のひとつであるペンシルバニア州立大学高等教育研究センターとの間で学術 交流協定を締結する準備が進んでいる。すでに双方の教員間では合意に至っており、順 調 に い け ば 2014 年 4 月 に 協 定 が 発 効 す る 予 定 で あ る 。本 事 業 を 通 じ て 構 築 さ れ た も う ひ とつの持続的な研究ネットワークとして、今後も研究交流が活発に継続されることが期 待される。 ③ 本事業で支援した若手研究者の研究人材としての将来性について 1 (2)で も 記 述 し た よ う に 、本 事 業 で 派 遣 さ れ た 若 手 研 究 者 は 、い ず れ も 多 く の 研 究 実 績を上げると同時に、学界の中堅としてこれら成果に基づく知見を社会に提供し、また 高等教育に関する政策提言を要請される立場にある。本事業で構築された海外研究者と のネットワークは事業終了後も継続されており、今後若手研究者が、そのネットワーク を活かして研究の国際性を高めつつ、日本の高等教育の将来に対して影響力ある研究を 展開することが十分に期待される。 4 様式1 (資料1) 資料1 実施体制 ① 事業実施体制 フ リ ガ ナ 担当研究者氏名 所属機関 職名 (身分) 所属部局 専門分野 備考 主担当研究者 ヤマモト シンイチ 広島大学 高等教育研究開発センター センター長・教授 高等教育システム論 H24.4.20ま で フジムラ マ サ シ 広島大学 高等教育研究開発センター センター長・教授 教 育 社 会 学 H24.4.20追 加 (担 当 研 究 者 か ら 主担当研究者へ) 山本 眞一 藤村 正司 担当研究者 キタガキ イク オ 北垣 郁 雄 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 教育工学 H24.4.20ま で マルヤマ 丸山 フミ ヒロ 文 裕 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 高等教育論 H24.4.20追 加 フジムラ マ サ シ 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 教育社会学 H23.5.25追 加 , H24.4.20ま で 藤村 正司 ダイゼン ツカサ 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 教育社会学 コウ フク トウ 大膳 司 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 高等教育学 小 方 ナオ ユキ 直 幸 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 高等教育論 オオ ジュン 黄 福 涛 オ ガタ バ 広島大学 高等教育研究開発センター 准教授 教育行政学 村澤 マサ タカ 昌 崇 広島大学 高等教育研究開発センター 准教授 教育社会学 シマ カズノリ 広島大学 高等教育研究開発センター 准教授 高等教育論 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 教育経済学 広島大学 高等教育研究開発センター 准教授 高等教育論 広島大学 高等教育研究開発センター 教授 比較高等教育論 大 場 淳 ムラサワ 島 一則 ワタ ナベ サトシ 渡 邉 聡 フクトメ ヒ デ ト 福留 東土 ハダ ユ ミ コ 秦 由 美 子 スギモト カズヒロ 東北大学 高等教育研究開発センター 准教授 比較教育学 タ ナ カ マサヒロ 弘前大学 21世紀教育センター 准教授 高等教育論 ア 熊本大学 大学教育機能開発総合研究 准 教 授 センター 比較教育学 杉本 和弘 田中 渡邊 正弘 ヤ あや H22.11.24ま で H23.5.25ま で (若手研究者へ変更) H23.1.22ま で (若手研究者へ変更) H23.1.22ま で (若手研究者へ変更) H23.5.25 ( 鹿 児 島 大学より変更) H23.1.22削 除 H24.4.20再 度 追 加 (若手研究者から変更) H24.7.1追 加 (若手研究者から変更) 計 16名 ② 相手側となる海外の研究機関と研究者 国名 研究機関名 Roger Geiger 職名 (身分) Professor William K. Cummings Professor Barbara Kehm Director/ Professor Professor/Head H24.6.13削除 of Research Director/ Professor Professor/Senior H22.11.11追加 Research Fellow 相手側研究者氏名 ア メ リ カ 合 ペンシルバニア州立大学高等教育研究センター 衆国 ア メ リ カ 合 ジョージワシントン大学教育学研究科 衆国 ドイツ カッセル大学高等教育研究国際センター ノルウエー Peter Maassen オスロ大学教育研究所 オ ー ス ト ラ メルボルン大学高等教育研究センター Richard James リア ア メ リ カ 合 カリフォルニア大学バークレー校高等教育研究センタ John Douglass 衆国 ー 5 備考 H25.5.25 Lisa Lattucaから変更 様式1 イギリス (資料1) オックスフォード大学日産日本研究所 Roger Goodman フ ィ ン ラ ン タンペレ大学高等教育研究グループ ド Seppo Holtt 計 7機 関 6 Professor/ Head, H23.2.10追加 Social Sciences Division H24.6.13追加 Professor 様式1 資料2 (資料2) 若手研究者の人材育成にかかる資料 (1)若手研究者の選抜方針・基準、選抜方法の概要 本事業は 当センターの実施する研究プロジェクトと緊密に連携しつつ展開される こ とから、以下の方針・基準によって若手研究者を選抜・派遣した。 ①研究目的・研究計画の明確性:派遣先で取り組む研究の目的が、現代の高等教育 が抱える本質的な課題に照らして意義を持つものであるか。また、研究計画が具体的 かつ明確であり、実現性が高く、研究テーマの将来的な発展可能性が高いものである か。 ②当センターの取り組む国際共同研究との整合性:研究の目的とテーマが、センタ ーの国際共同研究と整合的なものであるか。国際共同研究と異なったテーマに取り組 む場合、そのテーマが国際共同研究と関連性を有し、共同研究へ十分に貢献しうると 判断できるか。 ③研究実績:本事業に貢献しうるだけの研究実績をすでに有しているか。 ④派遣先国の言語習得度:派遣先研究者とのコミュニケーションを通して協力体制 を構築し、議論を通して研究を進めていくことのできる言語能力を有しているか。業 績を外国語で発表・執筆するために必要な専門的な言語能力を有しているか。 (2)若手研究者海外派遣時の支援体制の概要 (若手研究者の海外派遣が促進されるよう組織としてどのようなバックアップ体制を とったかについて記載してください。) 派遣中の若手研究者は、主担当研究者および担当研究者と定期的にコンタクトを取 り 、 派 遣 先 で の 研 究 の 進 捗 を 報 告 す る と と も に RIHE で の 研 究 状 況 を 把 握 す る よ う 努 め、必要な指導・助言を受けた。それにより、若手研究者は自らの研究を遅滞なく遂 行 す る と と も に 、RIHE で の 研 究 の 遂 行 状 況 を 把 握 し 、自 ら の 研 究 が 共 同 研 究 の 中 で ど う位置付くのかを確認しながら研究に取り組んだ。また、主担当研究者および一部の 研究担当者が、派遣先研究機関を訪問し、派遣先との連携を強化すると同時に、派遣 研究者の研究進捗状況の確認・助言を行った。 (3)若手研究者海外派遣計画の見直し(増減)状況 若手研究者の派遣は応募当初より3名の減となった。 このうち1名は、事業期間中に東北大学へ異動となった。新たな職場の業務への対 応、および異動直前に起こった東日本大震災の影響で派遣が困難となった。また、2 名は何度かに分けて海外連携先に派遣し、実質的には本事業に貢献してもらったが、 職 場 と 家 庭 の 事 情 に よ り 、長 期 に 国 外 に 滞 在 す る こ と が 難 し く 、断 続 的 な 派 遣 と な り 、 「 若 手 研 究 者 は 300 日 以 上 派 遣 先 に 滞 在 す る 」と の 条 件 を 満 た す こ と が で き な か っ た 。 それぞれ予測不可能な事態であったが,これら 2 名については目的を絞って調査研究 を行うことによって、本事業全体に貢献する研究成果を上げることはできた。 7 様式1 (資料2) (4)若手研究者の育成にかかる成果の概要 ① 派遣された若手研究者の成果 ( 資 料 4 に 記 載 す る よ う な 研 究 成 果 の 発 信 状 況 等 だ け で は な く 、将 来 的 に 主 要 な 研 究 者 と し て の 活 躍 が 見込まれるか等の観点も含めて記載してください。) 資 料 4 に 記 載 し た よ う に 、本 事 業 で 派 遣 さ れ た 若 手 研 究 者( 3 名 )は 、本 事 業 期 間 中 、 本 事 業 に 関 わ っ て 28 編 の 研 究 論 文 ・ 著 書 を 刊 行 し 、 学 会 等 で の 研 究 発 表 ・ 報 告 を 18 本 行 っ た 。ま た 、こ れ ら 3 名 は 本 事 業 期 間 中 、本 事 業 と 関 連 す る 内 容 を 持 つ 複 数 の 国 内 外 の 高 等 教 育 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト に も 従 事 し 、資 料 4 に 記 載 し た 以 外 に も 、多 数 の 論 文 ・ 報 告 を 刊 行 す る と と も に 、学 協 会 で の 報 告 依 頼 、各 大 学・研 究 機 関 で の 招 待 講 演 を 受 け た 。さ ら に 、う ち 2 名 は 派 遣 先 研 究 機 関 で の 研 究 内 容 が 評 価 さ れ た こ と に よ り 、国 際 共 同 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト に 新 た に 招 聘 を 受 け た 。こ れ ら プ ロ ジ ェ ク ト を 通 し て 、事 業 期 間 終 了 後 も 海 外 研 究 者 と の 協 働 を 持 続 さ せ 、本 事 業 で 取 り 組 ん だ 研 究 を 発 展 さ せ つ つ あ る( 2 つの国際共同研究のテーマは、「知識社会における持続可能な高等教育システムの構 築」、および「科学的生産性と知識基盤社会の国際比較」)。 こ の よ う に 、 本 事 業 は 、 若 手 研 究 者 の 海 外 派 遣 を 通 じ て 、 RIHE の 既 存 の 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト に 国 際 性 を 付 加 す る 形 で そ れ ら の 進 展 に 寄 与 し た 。そ の 中 で 、各 若 手 研 究 者 は 本 事 業 で 取 り 組 ん だ 研 究 テ ー マ を 中 心 に 、今 後 さ ら に 国 際 性 が 求 め ら れ る 日 本 の 高 等 教 育 研究の分野に大きく貢献していくことが期待される。 ② 派遣した機関・組織の成果 (機関等として組織的に若手研究者を育成する枠組みが構築されたか、機関等の研究者の評価におい て、海外での研究実績を重視するシステムが構築されたか等の観点も含めて記載してください。) 「 今 後 の 展 望 」 に 記 し た よ う に 、 RIHE で は 若 手 研 究 者 を 含 め た 研 究 者 が 国 際 的 活 動 を展開する機会として、「教員のサバティカル研究に関する申合せ」を策定した。 研 究 者 の 評 価 に お い て RIHE で は 、海 外 で の 研 究 実 績 が 特 段 重 視 さ れ る よ う な シ ス テ ム は 設けられてはおらず、研究者の評価は海外・国内を問わず、純粋な研究成果の質に基づい て行われるべきものと考えられている。ただし、研究者が優れた研究実績を上げるための 手段として、海外での研究経験、および海外研究者との交流が重要な機会となることは強 く認識されている。こうした認識と合わせて、日本の高等教育およびその研究を国際レベ ル で 展 開 し て い く こ と の 重 要 性 に 基 づ き 、RIHE で は 従 来 よ り 、国 際 セ ミ ナ ー や 国 際 会 議 の 開催、外国人教授・研究員の招聘を通じた海外研究者との知見の交流やネットワーク形成 を重視してきた。前述のように、本事業での連携先研究機関との持続的な研究交流が複数 取り組まれていることは、それ自体が本事業の成果であるのみならず、今後国際的な研究 をさらに加速させる重要性の認識に基づくものである。このように、本事業が起爆剤とな り、事業終了後も若手研究者を継続的に育成する仕組みの継続とさらなる発展が図られて いる。 8 様式1 (資料2) (5)若手研究者の派遣実績の詳細【 氏 名 の み 非 公 表 】 派遣者①: ※派遣者毎に作成すること。 教授 (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) 派遣者は、おもに大学・大学院教育(Ⅱ)および大学教授職(Ⅳ)の 2 テーマに亘り共同研究活動に従事 した。具体的には、派遣者が本務地で研究を進めてきた「わが国の大学・大学院教員の従事内容」、「持 続可能な大学経営」および「大学教職員のための退職給付制度の在り方」の研究視点から、国際比較研究 のカウンターパートであるカリフォルニア大学バークレー校において調査研究を実施した。また、ジョー ジワシントン大学(アメリカ)、南洋理工大学・国立教育研究院(シンガポール)との共同研究プロジェ クト“Toward Establishing a Sustainable Higher Education System in a Knowledge Society”として、 Professor James Williams(ジョージワシントン大学)および Professor/Associate Dean Jonathan Goh (南洋理工大学)との編著により、海外出版社(Springer 社)から 2014 年に学術図書を刊行することを 目標として、現在そのための作業を進めているところである。 (具体的な成果) 1.研究活動計画の「大学・大学院教育(Ⅱ)」テーマの研究成果として、以下の学術論文・著書を執筆 ・公刊または公刊予定(出版契約済み)とした。 [1] Where Do They Belong in the Job Markets?: Emerging Career Issues of Public Policy Program Graduates in Japan, Journal of Comparative Policy Analysis 14(5), 2012, pp.410-430.(査読有). [2] Some Thoughts on Implementing U.S. Physics Doctoral Education in Japanese Universities (with Y. Abe), Asia Pacific Education Review 13(3), 2012, pp.403-415.(査読有). [3] Academic Crossover and Functional Differentiation of Universities (with Y. Abe), Theoretical Economic Letters 2(3), 2012, pp.337-340 (Open Access: http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?paperID=21519 ).(査読有). [4] University Funding Schemes and Functional Differentiation (with Y. Abe), Fall Research Conference of the Association for Public Policy Analysis and Management, November 8-10, 2012, Baltimore, USA. (査読有). * 業績[3]および[4]については、ジョージワシントン大学において成果報告と研究ディスカッションをおこ なった。 2.研究活動計画の「大学教授職(Ⅳ)」テーマの研究成果として、以下の学術論文・著書・報告書を執 筆した。 [5] Internal Staff Allocation and the Changing Workload of Japanese Professoriate: A multilevel statistical analysis with simulations (with M. Murasawa and Y. Abe), Research and Occasional Paper Series, University of California, Berkeley, CSHE.1.13, February 2013 ( http://cshe.berkeley.edu/publications/publications.php?id=428 ).(査読無). * 業績[5]については、メルボルン大学高等教育研究センター、南オーストラリア大学マネジメントスクー ルにおいて研究発表および研究ディスカッションをおこなった。 [6] Understanding the Complexity of the “Annuity Puzzle” in Japanese Corporate Pensions (with W. Taniguchi), International Journal of Economics and Business Studies 2(1), 2012, pp.13-25.(査読 9 様式1 (資料2) 有) . [7] Survey Research toward Establishment of a Sustainable Retirement System for Japanese Colleges and Universities, Final Report, Grant-in-Aid for Scientific Research, Category (C), Japan Society for the Promotion of Science, 2010-2012.(査読無). [8] Survey Research toward Establishment of a Sustainable Retirement System in Japanese College and Universities, 12 th Hawaii International Conference on Education, January 5-8, 2014, Honolulu, USA(査読有)(Proceeding として公刊予定). [9] “Job Market for Public Policy Programs Graduates in Japan” in Y. Adachi, J. Iio, & S. Hosono (Eds.), Public Policy in Japan: State of the Art, The Policy Press, U.K.(出版契約取得および初校入稿 済), forthcoming (2014). 3.その他のテーマとして、以下の学術論文執筆(査読付海外ジャーナル投稿済み)および研究活動をお こなった。 [10] A New Approach to Analyzing University Prestige and Internal Resource Allocation: Geometric Interpretations and Implications (with Y. Abe), Research and Occasional Paper Series, University of California, Berkeley, CSHE.7.12, June 2012 ( http://cshe.berkeley.edu/publications/publications.php?id=412 ).(査読無). [11] A Theory of Optimal Resource Allocation and Prestige Maximization of Universities (with Y. Abe), under review, The Social Science Journal(査読有). [12] A Note on Funding Schemes and Functional Differentiation of Universities (with Y. Abe), under review, Journal of Public Economic Theory(査読有). [13] Staff Development and Organizational Practices of Junior Colleges in Japan (with M. Doi), under review, Community College Journal of Research and Practice(査読有). [14]「アメリカの大学職員とキャリアパス -さまざまな事例をもとに-」『教職協働時代の大学経営人材養 成方策に関する研究』(山本 眞一 編)、高等教育叢書、広島大学高等教育研究開発センター、2013(査 読無). [15] 「大学ガバナンスの国際比較」をテーマとして、カリフォルニア大学バークレー校から Ellen Switkes 博士(Assistant Vice President Emeriti)を 2012 年 11 月に招聘。 [16]「大学・大学院改革」をテーマとして、カリフォルニア大学バークレー校から John Douglass 博士(Senior Research Fellow)を 2011 年に招聘。 [17] ジョージワシントン大学および南洋理工大学との共同研究プロジェクト“Toward Establishing a Sustainable Higher Education System in a Knowledge Society”を開始し、その一環として南洋理工 大学・国立教育研究所(National Institute of Education)の Associate Dean Jonathan Goh, Prof. Seng Chee Tan, Prof. Christine Lee との共同研究および研究協力打合せの結果、広島大学高等教育研究開発センターが開 催する国際会議・出版物等への積極的参加の合意に至った。 派遣先 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 米国、カリフォルニア大学バークレー校、 高等教育研究センター・John Douglass 上席 主任研究員 米国、ジョージワシントン大学 派遣期間 合計 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 43日 366日 40日 449日 0日 0日 11日 11日 0日 0日 4日 4日 シンガポール、南洋理工大学 10 様式1 (資料2) 豪州、メルボルン大学高等教育研究センター 派遣者②の氏名・職名: 0日 0日 10日 10日 准教授 (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) ①カリフォルニア大学バークレー校では、学士課程教育(Ⅲ)の課題に取り組んだ。日米比較の観点から 学士課程教育の理念と現状を分析し、学士課程教育の共通性と多様性、現代的取組―新たな教育手法とス キル獲得、学士課程教育の質保証をテーマに研究を行った。また、現地での研究協力者の助言を受けて、 知の社会的基盤(Ⅰ)のテーマに関連して、大学ガバナンスの研究に取り組み、バークレー校の共同統治 システムを事例とする調査研究を行った。 ②メルボルン大学では、豪州を対象に、大学院教育(Ⅱ)および学士課程教育(Ⅲ)について相互の連関 構造に焦点を当てた考察を行った。学士課程教育について豪州では、資格枠組みの設定や学習成果の測定 に関わる取組が精力的に進められており、システムレベルでの重層的な質保証の構造を明らかにするとと もに、派遣先のメルボルン大学におけるカリキュラム改革モデルである“Melbourne Model”を事例とした 機関レベルの取組について分析した。 ③ペンシルバニア州立大学では、大学院教育(Ⅱ)について米国の現状について日米比較の観点に立って 明らかにした。連邦政府レベルの政策動向を政府系財団や大学団体への聞き取りを通して調査を行った。 また、ペンシルバニア州立大学を事例に、大学院の組織編成と財政、カリキュラムや論文指導のあり方、 大学院生の処遇について教員への聞き取りを中心とする分析を行った。また、カリフォルニア大学バーク レー校と同様、大学ガバナンスのテーマについて、理事会と大学評議会を中心に聞き取り調査および会議 傍聴を通して調査を行った。バークレーとの比較検討を基に、米国の研究大学の実態にアプローチすると ともに、日本への示唆について考察を行った。 ④ジョージワシントン大学では、「21 世紀型アカデミックプロフェッション展開の国際比較研究」(科研 費基盤(A):2010-2013 年度)と連携しつつ、大学教授職(Ⅳ)をテーマとする研究に取り組んだ。とりわ け、米国の大学における大学教授職の任用・昇進・給与の決定過程、および研究・教育能力の育成過程に ついて調査を行い、変容しつつある日本の大学教授職のあり方に対する示唆を得ることを目的に日米比較 の視点から研究を行った。 ⑤ 派遣期間中、アメリカの高等教育研究に関連する学会(アメリカ高等教育学会、およびアメリカ比較・ 国際教育学会)の活動に関する論文(以下 2 編)の翻訳を行い、アメリカでの高等教育研究の歴史と動向 に関する把握と日本への紹介を行った。 ・デイヴィッド・ポスト他著、福留東土・三代川典史訳「階級づけられる学問―腐敗と堕落の危機に瀕す る学術コミュニケーション―」広島大学高等教育研究開発センター編『大学論集』第 44 集、2013 年、 319-335 頁。査読有 ・レスター・グッドチャイルド著、福留東土訳「米国における高等教育研究と高等教育学会―120 年の展 開―」日本高等教育学会編『高等教育研究』第 16 集、2013 年、95-122 頁。査読有 (具体的な成果) 11 様式1 (資料2) 上記①~④の大学への滞在を通して、学士課程教育、大学院教育、アカデミックプロフェッションにつ いて、それぞれ以下の業績を論考として発表し、また学会・研究会での発表を行い、講演への招待を受け た。また、研究の過程で本プロジェクトのテーマのひとつである知の社会的基盤について、主に大学ガバ ナンスの観点から考察を行う機会を得た。さらに、大学ガバナンス研究に関連して、滞在先研究者の助言 を参考に、在外研究中、以下の諸機関を短期で訪問し、インタビュー調査を行った。サンフランシスコ・ シティカレッジ、サンフランシスコ州立大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ大学ボストン校、 南カリフォルニア大学、サウスカロライナ州立大学ビューフォート校。 以下、テーマⅠ~Ⅳに沿ってこの間の業績を列挙する。 知の社会的基盤(Ⅰ)について <論考> ・「米国大学のガバナンス構造とその歴史的経緯」IDE 大学協会編『IDE・現代の高等教育』、55-61 頁、 2012 年 11 月号。査読無 ・「アメリカの大学評議会と共同統治―カリフォルニア大学の事例」『大学論集』第 44 集、広島大学高 等教育研究開発センター、51-64 頁、2013 年 3 月。査読有 ・「アメリカの大学における内部質保証-カリフォルニア大学のプログラムレビューを通して-」『KSU 高等教育研究』第 2 集、くらしき作陽大学高等教育研究センター、2013 年 3 月、33-45 頁。査読無 <講演・発表> ・「カリフォルニア大学の共同統治とその形成過程」大学史研究会第 34 回研究セミナー、於岩手大学、 2011 年 10 月。 ・「アメリカの大学における共同統治と質保証―UC バークレーの事例を中心に」広島大学高等教育研究開 発センター2011 年度第 5 回公開研究会『大学ガバナンスと質保証』、於広島大学、2012 年 2 月。 大学院教育(Ⅱ)について <論考> ・「国際比較の視点からみた日本の博士課程教育の現状」『比治山高等教育研究』第 4 号、比治山大学高 等教育研究所、115-128 頁、2011 年 3 月。査読無 ・「大学院教育と研究者養成-日米比較の視点から-」『名古屋高等教育研究』第 12 号、名古屋大学高 等教育研究センター、237-256 頁、2012 年 3 月。査読有 ・「大学院教育の改革-国際比較からみた日本の現状-」『研究力を探る』総合研究大学院大学学術交流 事業「実践的な問題解決を持つ研究者養成のための全学連携推進活動の推進」活動報告書、57-70 頁、 2012 年 3 月。査読無 <講演・発表> ・「大学院教育と研究者養成 ―日米比較の視点から―」名古屋大学高等教育研究センター、第 55 回客員 教授セミナー、2011 年 1 月。 ・ “Graduate Education and Research Training in Japan: A Comparative Analysis,” National Higher Education Policies under the Influence of Globalisation: Directions and Possibilities in Japan and Australia, Inaugural Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2011.5. 12 様式1 (資料2) ・「大学院教育の改革-国際比較からみた日本の現状-」総合研究大学院大学実践的大学院教育研究会『グ ローバル化社会の大学院教育構築に向けて』、於学術総合センター、2011 年 12 月。 学士課程教育(Ⅲ)について <論考> ・「1980 年代以降の米国における学士課程カリキュラムを巡る議論」『大学論集』第 42 集、広島大学高 等教育研究開発センター、37-53 頁、2011 年 3 月。査読有 ・「大学の教育・学習成果を巡って」くらしき作陽大学高等教育研究センター・ニューズレターNo.1(特 集:大学改革の現在)、10 頁、2012 年 2 月。査読無 ・「米国のアクレディテーション―日本の認証評価との比較の視点から―」『大学における教育研究活動 の評価に関する調査研究』文部科学省先導的大学改革推進委託事業研究成果報告書(研究代表者・北原 和夫)、57-68 頁、2012 年 3 月。査読無 <講演・発表> ・「米国のアクレディテーション―日本の認証評価との比較の視点から―」文部科学省先導的大学改革推 進委託事業「大学における教育研究活動の評価に関する調査研究」第 2 回研究会、於東京理科大学、2011 年 7 月。 ・「学士課程教育のあり方を考える-日米比較の視点から-」広島女学院大学 FD・SD 研修会、於広島女 学院大学、2011 年 10 月。 大学教授職(Ⅳ)について <論考> ・(共著) “Teaching & Research in Japanese Academic Profession: A Focus on Age and Gender,” The Changing Academic Profession in International and Quantitative Perspectives: A Focus on Teaching & Research Activities, (RIHE International Seminar Reports, No.15), Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2010, pp.135-157. 査読無 ・“The Academic Profession in Japan: Work, Careers and Scholarship,” Research Institute for Higher Education, Hiroshima University (ed.), The Changing Academic Profession in Asia; Contexts, Realities and Trends, RIHE International Seminar Reports No.17, Hiroshima University, 2011.11, pp.133-147. 査読無 ・「研究と教育の関係」有本章編『変貌する世界の大学教授職』玉川大学出版部、254-273 頁、2011 年 8 月。査読無 <講演・発表> ・“The Academic Profession in Japan: Works, Careers, and Scholarship,” The Changing Academic Profession in Asia: Contexts, Realities and Trends, International Conference on the Changing Academic Profession Project, Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2011.2. ・「アメリカの大学教師論からみた教育と研究」日本高等教育学会第 16 回大会・課題研究『大学教師と は何か―授業、能力、文化―』、於広島大学、2013 年 5 月。 派遣先 派遣期間 13 様式1 (資料2) (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) ①米国、カリフォルニア大学バーク レ ー 校 、 高等教育研究センター ・ John Douglass 教 授 ②豪州、メルボルン大学、高等教育 研 究 セ ン タ ー 、 Richard James セ ン タ ー長・教授 ③米国、ペンシルバニア州立大学、 高 等 教 育 研 究 セ ン タ ー 、Roger Geiger 教授 派遣者③: 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 合計 31日 76日 0日 107日 0日 19日 0日 19日 0日 0日 352日 352日 准教授 (当該若手研究者の国際共同研究における役割を含めた具体的な研究活動) 本プロジェクトのテーマの一つである知の社会的基盤(Ⅰ)については、日本における研究基盤をな す国立大学財政の法人化後の現状や国際比較化の観点からみた日本の高等教育財政についての研究を 進めた。学士課程教育(Ⅱ)については教学ガバナンスに関わる日本の現状について研究を進め、大学 教授職(Ⅳ)に関しては「21 世紀型アカデミックプロフェッション展開の国際比較研究」(科研費基盤 (A):2010-2013 年度)と連携しつつ、教員給与の国際比較研究に従事し、さらには 23 年度に派遣先機 関の研究者(受入研究者含む)と共同申請し採択された国際共同研究プロジェクト( Science Productivity, Higher Education Development, and the Knowledge Society: China, Germany, Japan, Taiwan, Qatar, United States: Qatar National Research Fund)(研究代表者:David Baker 教授・ペンシルバニア州立大学)に基づき,米国・ドイツ・中国・台湾・日本などとの比較の観点から、 大学教授職の研究生産性をテーマとする課題に取り組んでいる。 なお、頭脳循環プロジェクトの成果として結実した国際共同研究プロジェクトについての詳細を述べ れば、各国での研究進展を踏まえた国際研究会をドーハ(カタール)にあるジョージタウン大学カター ル・キャンパスにおいて 2013 年 2 月 17 日~21 日の日程で開催した。そこで、各国状況の相互紹介、国 際的なイシューの洗い出し、今後の国際共同研究の推進とそれを受けての 2 冊の英文著書(査読付き) の刊行について議論した。また、現在もおおよそ 1~2 か月に 1 回のペースでスカイプ等の IT 機器を用 いて国際研究会を継続的に実施している。 また以上の他に特記する事項として、頭脳循環プロジェクトを通じて醸成した研究者間の信頼関係と 様々な研究交流を基盤として、派遣先のペンシルバニア州立大学・高等教育研究センターとの国際交流 協定の締結に向けて作業を進めている(来年 4 月の締結を予定)。 (具体的な成果) 知の社会的基盤(Ⅰ)について <論考> 2012.3,「高等教育財政支出の国際比較」『教育費政策の社会学』研究代表者 矢野眞和(基盤研究(A), 193-209 頁.(共著)(査読無) 2012.5「国立大学財政・財務の動向と課題―法人化後の検証―」『高等教育研究』第 15 集 49-70 頁. (査読有) 2013.3「法人化後の国立大学の収入変動―収入費目に注目して―」『大学論集』第 44 集 37-48 頁. (査読有) 14 様式1 (資料2) <講演・発表> 2011, National Universities of Japan as Research University ~ The Current Predicaments~(Presentation), Colloquium on Global Perspectives on Research Universities co-held by Roger Geiger and David Baker. 学士課程教育(Ⅱ)について <論考> 2012.3 「大学教育の経済的効果の変化」私学高等教育研究所『高等教育の変化をとらえる―「私学高等 教育データブック」の試み」(私学高等教育研究所シリーズ NO.46)77-104 頁.(査読無) 2013.3「教育投資収益率研究の現状と課題-海外・国内の先行研究の比較から-」『大学経営・政策研究』, 第 3 巻, pp.17-35.(査読有) 2013.3 「学士課程教育改革の諸方策と教学マネジメント~改革方針と現状との乖離?~」藤村正司(研 究代表)『大学教育改革の実態の把握及びそれに伴う調査分析』(平成 24 年度 文部科学省先導的大学 改革推進委託事業) 1-12 頁.(査読無) <講演・発表> 2012.10.28「収益率研究の現状と課題―海外・国内の先行研究の比較から―」日本教育社会学会(第 64 回大会) 2013.5.25「学士課程教育改革の諸方策と教学マネジメント~改革方針と現状との乖離?」日本高等教 育学会(第 16 回大会) 大学教授職(Ⅳ)について <論考> 2012, “Working Conditions and Salaries of the Academic Profession in Japan”, Paying Professoriate A Global Comparison of Compensation and Contracts PP.185-195, Routledge. (査読有) 2013.3 「大学教員を巡る諸条件・負担感・研究業績の変化について」『大学院教育の改革』特別教育研 究経費(21 世紀知識基盤社会における大学・大学院改革の具体的方策に関する研究)(平成 20-24 年度) 95-107 頁.(査読無) 以上の他に派遣先機関の研究者を日本に招聘した。 ・ 公開研究会「階級づけされる学問:腐敗と堕落の危機に瀕するそのコミュニケーション」(2012 年 6 月 20 日開催)デービット・ポスト氏(ペンシルバニア州立大学 高等教育研究センター 教授/米国・ 比較国際教育学会 編集委員長)。 ・ 公開研究会「米国における公立研究大学の現状」(2013 年 2 月開催)ロジャー・ガイガー氏(ペンシ ルバニア州立大学高等教育研究センター教授)を招聘。 ・ 公開研究会「 グ ロ ー バ ル な 大 学 へ の 課 題 と 展 望 」 (2013 年 4 月開催)三代川典史氏(ペンシ ルベニア州立大学グローバル・プログラム研究員)を招聘。 派遣先 (国・地域名、機関名、部局名、受入研究者) 派遣期間 合計 平 成 22 年 度 米国、ペンシルバニア州立大学、高 等 教 育 研 究 セ ン タ ー Roger Geiger 教 授 0日 15 平 成 23 年 度 366日 平 成 24 年 度 26日 392日 様式1 資料3 (資料3) 国際共同研究の計画概要・方法 (1)実施期間中における研究のスケジュールと実施内容の概要 2010 年 度 は 、国 際 セ ミ ナ ー と 研 究 員 集 会「 高 等 教 育 の ユ ニ バ ー サ ル 化 と 大 学 の 多 様 化 」、 お よ び 科 研 費 補 助 金「 21 世 紀 型 ア カ デ ミ ッ ク プ ロ フ ェ ッ シ ョ ン 展 開 の 国 際 比 較 研 究 」と 連 携した国際セミナー「アジアにおける大学教授職の変容-その背景、現実と傾向-」の開 催を通じて、派遣予定の若手研究者が研究発表を行うとともに、連携先機関を含む内外の 第一線の研究者から知見の提供を受けた。2 名の若手研究者の海外派遣を行い、複数の主 担当研究者が派遣先機関を訪問して、連携先機関との研究交流を深めた。 2011 年 度 は 3 名 の 派 遣 を 行 っ た 。海 外 研 究 者 と の 協 働・助 言 を 通 じ て 、大 学 経 営 、財 務 、 およびガバナンスが、派遣研究者による新たな研究課題として浮上した。そこで、大学経 営に焦点を当てた国際セミナーおよび研究員集会「これからの大学経営~誰がどのような 役 割 を 担 う の か 」 を 開 催 し た 。 こ の 年 度 よ り 、 派 遣 研 究 者 の 帰 国 後 、 RIHE 内 部 で の 成 果 報 告 会 を 行 う こ と と し 、 現 地 で の 若 手 研 究 者 の 研 究 と RIHE の 研 究 と の 連 動 の 強 化 を 図 っ た 。 2012 年 度 は 3 名 の 派 遣 を 行 っ た 。事 業 の 最 終 年 度 に 当 た る こ と か ら 、本 事 業 の す べ て の テーマにわたって研究を進めたが、とりわけ本事業と緊密に連携してきた戦略的研究プロ ジ ェ ク ト 「 21 世 紀 知 識 基 盤 社 会 に お け る 大 学 ・ 大 学 院 改 革 の 具 体 的 方 策 に 関 す る 研 究 」 と の連携により、セミナー「大学院教育はどう受け止められているのか-教員・院生・社会 人調査から-」を開催し、大学院教育に関わる研究の総括を行った。さらに、前年度から の大学経営、ガバナンス、大学教授職に関する課題を引き継ぎつつ、国際セミナー「大学 ガバナンスの国際比較-米国、英国、フランス、日本」、および「アジアにおける大学教 授職の変容-教育・研究・管理運営-」を開催し、各課題に関する国際的知見を深めた。 (2)成果の概要 具体的な成果の詳細は資料4に掲げる通りであり、本事業の成果は学会での口頭発表と 依 頼 報 告 、 学 術 誌 で の 投 稿 ・ 依 頼 論 文 を は じ め 、 RIHE の 主 催 す る 研 究 員 集 会 や 国 際 セ ミ ナ ーにおいて多数発信がなされた。本事業において当初掲げた 4 つの研究テーマを中心に、 派遣研究者の研究進捗状況および高等教育政策動向と関連させつつ、研究課題の設定と成 果 の 発 信 を 行 っ た 。本 事 業 は RIHE が 取 り 組 む 他 の 共 同 研 究 と 連 動 し な が ら 展 開 さ れ る 点 を 大 き な 特 徴 と し て お り 、資 料 4 に 掲 げ た 成 果 以 外 に も 、RIHE の 共 同 研 究 の 支 柱 で あ る 上 記 戦略的研究プロジェクトの成果を、口頭での報告会、刊行物の形で定期的に行っている。 また、文部科学省先導的大学改革推進委託業務である「大学院における教員の勤務実態に 関する調査研究」「大学教育改革の実態の把握とそれに伴う調査分析」「諸外国の大学の 教学ガバナンスに関する調査研究」の 3 つの共同研究を通して、本事業と関連する研究テ ー マ の 発 表・報 告 を 行 っ て き た 。こ れ ら 、資 料 4 に 掲 げ た 以 外 の RIHE の 研 究 成 果 も 本 事 業 の進展に大きく寄与してきた。 (3)本事業を契機として新たに始まった国際共同研究 (件) 合計 うち、相手先機関以外 2 0 16 様式1 (資料4) 資料4.共同研究成果の発表状況 ①学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文又は著書 論文名・著書名 等 (論 文名・著書名、著者名、掲載 誌名、査読の有 無、巻、最初 と最後の頁、発 表年(西暦)について記入 し てください。) (以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。) ・査 読 がある場 合 、印 刷 済 及 び 採 録 決 定 済 のものに限 って記 載 して下 さい。 査 読 中 ・投 稿 中 のものは除 きます 。 ・さらに数 がある場 合 は、欄 を追 加 して下 さい。 ・若 手 派 遣 研 究 者 が著 者 (又 は共 著 者 )となっている場 合 、当 該 の著 者 名 に下 線 を付 してください。 ・共 同 研 究 の相 手 側 となる海 外 の研 究 機 関 の研 究 者 との共 著 論 文 等 には、文 頭 の番 号 に○印 を付 して下 さい。 1 2 Huang, Futao, and Li, Min, “Teaching and Research Activities of the Chinese Academics,” in The Changing Academic Profession in International and Quantitative Perspectives: A Focus on Teaching & Research Activities (RIHE International Seminar Reports, No.15), Research Institute for Higher Education, Hiroshima U niversity, 2010, pp.101-112 .査 読 無 Huang, Futao, “Changes and Realities in Teaching and Research Activities of the Academy”, in The Changing Academic Profession in International and Quantitative Perspectives: A Focus on Teaching & Research Activities, (RIHE International Seminar Reports, No.15), Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2010, pp.235-238. 査 読 無 3 Fukudome, Hideto , and Kimoto, Naomi, “Teaching & Research in Japanese Academic Profession: A Focus on Age and Gender,” The Changing Academic Profession in International and Quantitative Perspectives: A Focus on Teaching & Research Activities, (RIHE International Seminar Reports, No.15), Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2010, pp.135-157. 査 読 無 4 村 澤 昌 崇 編 著『 リ ー デ ィ ン グ ス 日 本 の 高 等 教 育 : 大 学 と 国 家 - 制 度 と 政 策 』玉 川 大 学 出 版 部 、 2010 年 。 査 読 無 5 山 本 眞 一 「 高 等 教 育 の ユ ニ バ ー サ ル 化 と 大 学 の 多 様 化 ― 広 島 大 学 の 会 議 か ら 」『 文 部 科 学 教 育 通 信 』 257 号 、 2010 年 、 38-39 頁 。 査 読 無 6 杉 本 和 弘「 豪 州 大 学 に お け る 国 際 教 育 の 展 開 と 留 学 生 の 質 保 証 」日 本 学 生 支 援 機 構 編 『 留 学 交 流 』 2011 年 1 月 号 、 時 評 社 、 2011 年 、 12-15 頁 。 査 読 無 島 一 則 編 著『 リ ー デ ィ ン グ ス 日 本 の 高 等 教 育:大 学 と マ ネ ー - 経 済 と 財 政 - 』玉 川 大 学 出 版 部 、 2011 年 。 査 読 無 7 8 黄 福 涛「 コ ン ピ テ ン ス 教 育 に 関 す る 歴 史 的・比 較 的 な 研 究:コ ン セ プ ト ,制 度 と カ リ キ ュ ラ ム に 焦 点 を あ て て 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編『 大 学 論 集 』第 42 集 、 2011 年 、 1-18 頁 。 査 読 有 9 大 場 淳「 高 等 教 育 の 市 場 化 と 政 府 統 制 ― 近 年 の フ ラ ン ス の 大 学 改 革 を 巡 っ て 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 42 集 、 2011 年 、 19-35 頁 。 査 読 有 10 秦 由 美 子「 イ ギ リ ス 高 等 教 育 の 一 元 化 と 一 元 化 後 の 新 大 学 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 42 集 、 2011 年 、 55-70 頁 。 査 読 有 11 福 留 東 土 「 1980 年 代 以 降 の 米 国 に お け る 学 士 課 程 カ リ キ ュ ラ ム を 巡 る 議 論 」 広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 42 集 、 2011 年 、 37-53 頁 。 査 読 有 12 北 垣 郁 雄「 一 学 術 団 体 に 対 す る 若 手 研 究 者 の 意 識 調 査 と 分 析 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 42 集 、 2011 年 、 348-352 頁 。 査 読 無 13 Watanabe, Satoshi, P. , “Retirement Systems of Higher Educational Institutions in Japan, the United States and the United Kingdom,” Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, Research in Higher Education (Daigaku Ronshu), Vol.42, 2011, pp.311-324. 査 読 有 14 村 澤 昌 崇 「 マ ル チ レ ベ ル SEM に よ る 大 学 教 育 の 効 果 の 再 分 析 - 高 等 教 育 研 究 へ の 計 量 分 析 の 応 用 (5)」 『 九 州 大 学 教 育 社 会 学 研 究 集 録 』 第 12 号 , 2011 年 、 19-32 頁 。 査 読無 17 様式1 (資料4) 15 福 留 東 土 「国 際 比 較 の 視 点 か ら み た 日 本 の 博 士 課 程 教 育 の 現 状 」 『 比 治 山 高 等 教 育 研 究 』 第 4 号 、 比 治 山 大 学 高 等 教 育 研 究 所 、 2011 年 、 115-128 頁 。 査 読 無 16 黄 福 涛「 大 学 カ リ キ ュ ラ ム の 開 発 お よ び 大 学 教 員 の 教 育 活 動 に つ い て - 中 日 米 三 ヶ 国 の 比 較 研 究 を 中 心 に 」『 比 治 山 高 等 教 育 研 究 』第 4 号 、比 治 山 高 等 教 育 研 究 所 、2011 年 、 103-113 頁 。 査 読 無 17 山 本 眞 一 「 大 学 改 革 の 推 力 と し て の GP の 政 策 的 イ ン プ リ ケ ー シ ョ ン 」 絹 川 正 吉 ・ 小 笠 原 正 明 編『 特 色 GP の す べ て ― 大 学 教 育 改 革 の 起 動 』大 学 基 準 協 会 、2011 年 、46-52 頁。査読無 18 福 留 東 土 「米 国 を 通 し て み る 大 学 の 多 様 性 - カ ー ネ ギ ー 大 学 分 類 を 手 掛 か り と し て - 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編『 高 等 教 育 の ユ ニ バ ー サ ル 化 と 大 学 の 多 様 化 』 高 等 教 育 研 究 叢 書 113, 2011 年 、 45-57 頁 。 査 読 無 19 島 一 則 「国 立 大 学 の機 能 と自 大 学 認 識 :ユニバーサル化 ・多 様 化 のもとでの機 能 別 分 化 をめ ぐって」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編『 高 等 教 育 の ユ ニ バ ー サ ル 化 と 大 学 の 多 様 化 』 高 等 教 育 研 究 叢 書 113, 2011 年 、 65-85 頁 。 査 読 無 20 山 本 眞 一「 大 学 院 教 育 改 革 の 課 題 」『 文 部 科 学 教 育 通 信 』262 号 、2011 年 、38-39 頁 。 査読無 21 大 場 淳「 大 学 の ガ バ ナ ン ス 改 革 」名 古 屋 大 学 高 等 教 育 研 究 セ ン タ ー 編『 名 古 屋 高 等 教 育 研 究 』 第 11 号 、 2011 年 、 253-272 頁 。 査 読 有 22 大 場 淳「 知 識 社 会 と 大 学 」『 広 島 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 紀 要 』第 3 部 、59 巻 、2011 年 、 175-184 頁 。 査 読 無 23 北 垣 郁 雄 編 著 『 ア メ リ カ の 学 生 エ リ ー ト 養 成 企 画 の 調 査 ― 東 海 岸 の 23 州 立 大 学 の 優 等 学 院 ― 』広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、高 等 教 育 研 究 叢 書 111、2011 年 。査 読無 山 本 眞 一「 学 歴 と 実 力 ― 知 識 基 盤 社 会 と 大 学 と の 関 係 に お い て 」『 文 部 科 学 教 育 通 信 』 267 号 、 2011 年 、 38-39 頁 。 査 読 無 24 25 大 場 淳 「 欧 州 に お け る 高 大 接 続 」 日 本 高 等 教 育 学 会 編 『 高 等 教 育 研 究 』 第 14 集 、 玉 川 大 学 出 版 部 、 2011 年 、 107-126 頁 。 査 読 有 26 山 本 眞 一 「 大 学 経 営 の 苦 悩 (2)- 政 府 ・ 学 長 ・ 教 授 会 」『 文 部 科 学 教 育 通 信 』 270 号 、 2011 年 、 38-39 頁 。 査 読 無 27 黄 福 涛「 グ ロ ー バ ル 化 ・ 国 際 化 」有 本 章 編『 変 貌 す る 世 界 の 大 学 教 授 職 』玉 川 大 学 出 版 部 、 2011 年 、 86-98 頁 。 査 読 無 28 藤 村 正 司「 管 理 運 営 」 有 本 章 編『 変 貌 す る 世 界 の 大 学 教 授 職 』玉 川 大 学 出 版 部 、 2011 年 、 144-165 頁 。 査 読 無 29 大 膳 司「 研 究 業 績 の 国 際 比 較 」有 本 章 編『 変 貌 す る 世 界 の 大 学 教 授 職 』玉 川 大 学 出 版 部 、 2011 年 、 222-238 頁 。 査 読 無 30 福 留 東 土 「 研 究 と 教 育 の 関 係 」有 本 章 編『 変 貌 す る 世 界 の 大 学 教 授 職 』玉 川 大 学 出 版 部 、 2011 年 、 254-273 頁 。 査 読 無 31 村 澤 昌 崇 「 評 価 」 有 本 章 編 『 変 貌 す る 世 界 の 大 学 教 授 職 』 玉 川 大 学 出 版 部 、 2011 年 、 274-289 頁 。 査 読 無 32 山 本 眞 一「 非 学 歴 社 会 の 高 学 歴 化 ― 大 学 院 問 題 の 本 質 」『 文 部 科 学 教 育 通 信 』 276 号 、 2011 年 、 38-39 頁 。 査 読 無 33 Huang, Futao, “The Impact of the Global Financial Crisis on Japan's Higher Education,” Higher Education Policy, Vol.24, International Association of Universities, 2011, pp.275-283. 査 読 有 34 山 本 眞 一 「 高 等 教 育 の 多 様 化 ・ 種 別 化 ― 大 学 の 事 情 ・ 教 員 の 願 望 」『 文 部 科 学 教 育 通 信 』 278 号 、 2011 年 、 38-39 頁 。 査 読 無 35 Huang, Futao, “Massification and the Growing Diversity of Higher Education, Diversifying Higher Education Systems in the International and Comparative Perspectives,” RIHE International Seminar Reports, No.15, Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2011, pp.75-78.査 読 無 18 様式1 (資料4) 36 山 本 眞 一「 大 学 経 営 は 誰 が 担 う か ― 広 大 の 研 究 員 集 会 か ら 」『 文 部 科 学 教 育 通 信 』281 号 、 2011 年 、 38-39 頁 。 査 読 無 37 秦 由 美 子 「連 合 王 国 に お け る 国 境 を 超 え る 教 育 ― 現 状 と 課 題 ― 」 日 本 比 較 教 育 学 会 編 『 比 較 教 育 学 研 究 』 第 43 号 、 2011 年 、 16-29 頁 。 査 読 有 杉 本 和 弘 「豪 州 大 学 によるトランスナショナル・エデュケーションの展 開 と質 保 証 」日 本 比 較 教 育 学 会 編 『 比 較 教 育 学 研 究 』 第 43 号 、 2011 年 、 33-44 頁 。 査 読 有 大 場 淳「 国 際 交 流 担 当 職 員 の 育 成 - 専 門 性 を め ぐ っ て - 」日 本 学 生 支 援 機 構 編『 留 学 交 流 』 2011 年 6 月 号 、 時 評 社 、 2011 年 、 1-10 頁 。 査 読 無 村 澤 昌 崇「 大 学 院 を め ぐ る 格 差 と 階 層 ―大 学 院 進 学 の 規 定 要 因 と 地 位 達 成 に お け る 大 学 院 の 効 果 」佐 藤 嘉 倫 ・ 尾 嶋 史 章 編『 現 代 の 階 層 社 会 1 ― 格 差 と 多 様 性 』東 京 大 学 出 版 会 、 2011 年 、 297-311 頁 。 査 読 無 38 39 40 41 渡 邊 あ や「 高 等 教 育 に お け る グ ロ - バ ル 化 の 影 響 に 関 す る 研 究:欧 州 の 小 国 に み る グ ロ ー バ ル 化 へ の 対 応 を 中 心 に 」日 本 教 育 制 度 学 会 編『 教 育 制 度 学 研 究 』第 18 号 、2011 年 、 112 頁 。 査 読 無 42 Huang, Futao,“ The Academic Profession in East Asia: Changes and Realities,” in The Changing Academic Profession in Asia: Contexts, Realities and Trends (RIHE International Seminar Reports, No.17), Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2011, pp.113-131.査 読 無 Fukudome, Hideto , “The Academic Profession in Japan: Work, Careers and Scholarship,” in The Changing Academic Profession in Asia: Contexts, Realities and Trends (RIHE International Seminar Reports, No.17), Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2011, pp.133-147.査 読 無 Huang, Futao, “Changes in and Issues of Academic Profession in Asia,” in The Changing Academic Profession in Asia: Contexts, Realities and Trends (RIHE International Seminar Reports, No.17), , Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2011, pp.245-248.査 読 無 有 本 章 ・ 大 膳 司「 有 識 者 か ら み た 大 学 教 授 職 - 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誰 が ど の よ う な 役 割 を 担 う の か - 』高 等 教 育 研 究 叢 書 118、 2012 年 、 79-88 頁 。 査 読 無 62 丸 山 文 裕 「 大 学 ガ バ ナ ン ス の 国 際 比 較 」 IDE 大 学 協 会 編 『 現 代 の 高 等 教 育 』 No.545、 2012 年 、 49-54 頁 。 査 読 無 63 福 留 東 土 「 米 国 大 学 の ガ バ ナ ン ス 構 造 と そ の 歴 史 的 経 緯 」 IDE大 学 協 会 編 『 現 代 の 高 等 教 育 』 No.545、 2012 年 、 55-61 頁 。 査 読 無 64 Shima, Kazunori , “Working Conditions and Salaries of the Academic Profession in Japan”, Altbach, Philip G. et al. (Eds.) Paying Professoriate: A Global Comparison of Compensation and Contracts , Routledge, 2012, pp.185-195.査 読 有 65 杉 本 和 弘「 オ ー ス ト ラ リ ア に お け る 若 者 の 社 会 的 包 摂 ―『 教 育 か ら 職 業 へ の 移 行 』を 中 心 に ― 」 オ セ ア ニ ア 教 育 学 会 編 『 オ セ ア ニ ア 教 育 研 究 』 第 18 号 、 2012 年 、 33-45 頁。査読無 66 Watanabe, Satoshi P., Murasawa, Masataka, & Abe, Yasumi, “Internal Staff Allocation and the Changing Workload of Japanese Professoriate: A Multilevel Statistical Analysis with Simulations,” Research and Occasional Paper Series, University of California, Berkeley, CSHE.1.13., 2013. 査読無 67 島 一 則「 教 育 投 資 収 益 率 研 究 の 現 状 と 課 題 -海 外・国 内 の 先 行 研 究 の 比 較 か ら -」『 大 学 経 営・政 策 研 究 』第 3 号 、東 京 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 大 学 経 営・政 策 コ ー ス 、2013 年 、 17-35 頁 。 査 読 有 68 Watanabe, Satoshi P., Survey Research toward Establishment of a Sustainable Retirement System for Japanese Colleges and Universities, Final Report, Grant-in-Aid for Scientific Research, Category (C). 2013,査読無 69 丸山文裕「高等教育への公財政支出の変容」上山隆大編『大学とコスト―誰がどう支えるのか』(シ リーズ『大学』第 3 巻)、岩波書店、2013 年、49-76 頁。査読無 70 田 中 正 弘「 成 績 評 価 の 内 部 質 保 証 制 度 構 築 に 関 す る 比 較 研 究 ― イ ギ リ ス の 事 例 を 鏡 と し て ― 」 日 本 高 等 教 育 学 会 編 『 高 等 教 育 研 究 』 第 16 集 、 2013 年 、 243-261 頁 。 査 読 有 20 様式1 (資料4) 71 Taniguchi, Wakako & Watanabe, Satoshi P., “Understanding the Complexity of the “Annuity Puzzle” in Japanese Corporate Pensions,” International Journal of Economics and Business Studies 2(1), 2012, pp.13-25. 査読有 72 Abe, Yasumi & Watanabe, Satoshi P., “A New Approach to Analyzing University Prestige and Internal Resource Allocation: Geometric Interpretations and Implications,” Research and Occasional Paper Series, University of California, Berkeley, CSHE.7.13, 2013. 査読無 73 藤村正司「大規模学生調査から学習成果と学習時間の構造を掴む―横断的・時系列的分析―」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 44 集 、 2013 年 、 1-17 頁 。 査 読 有 74 秦 由 美 子「 イ ギ リ ス に お け る 新 た な 大 学 分 類 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 44 集 、 2013 年 、 19-34 頁 。 査 読 有 75 島 一 則「 法 人 化 後 の 国 立 大 学 の 収 入 変 動 ― 収 入 費 目 に 注 目 し て ― 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 44 集 、 2013 年 、 35-48 頁 。 査 読 有 76 福 留 東 土「 ア メ リ カ の 大 学 評 議 会 と 共 同 統 治 ― カ リ フ ォ ル ニ ア 大 学 の 事 例 ― 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 大 学 論 集 』 第 44 集 、 2013 年 、 49-64 頁 。 査 読 有 77 黄 福 涛「 中 国 の 研 究 大 学 に お け る 英 語 に よ る 授 業 の 開 設 ― 学 生 へ の 調 査 と イ ン タ ビ ュ ー の 分 析 結 果 を 手 が か り と し て ― 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編『 大 学 論 集 』 第 44 集 、 2013 年 、 243-254 頁 。 査 読 無 78 山 本 眞 一 編 著『 教 職 協 働 時 代 の 大 学 経 営 人 材 養 成 方 策 に 関 す る 研 究 』高 等 教 育 叢 書 123 号 、 広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、 2013。 査 読 無 79 黄 福 涛「 中 国 の 大 学 に お け る 経 営 管 理 人 材 の 現 状 と 問 題 」山 本 眞 一 編『 教 職 協 働 時 代 の 大 学 経 営 人 材 養 成 方 策 に 関 す る 研 究 』高 等 教 育 叢 書 123 号 、広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、 2013 年 、 29-39 頁 。 査 読 無 80 福 留 東 土「 米 国 に お け る 大 学 経 営 人 材 - 理 事 と 学 長 に 着 目 し て - 」山 本 眞 一 編『 教 職 協 働 時 代 の 大 学 経 営 人 材 養 成 方 策 に 関 す る 研 究 』高 等 教 育 叢 書 123 号 、広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、 2013 年 、 41-53 頁 。 査 読 無 81 秦 由 美 子「 イ ギ リ ス に お け る 大 学 経 営 人 材 養 成 」山 本 眞 一 編『 教 職 協 働 時 代 の 大 学 経 営 人 材 養 成 方 策 に 関 す る 研 究 』高 等 教 育 叢 書 123 号 、広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、 2013 年 、 55-71 頁 。 査 読 無 82 大 場 淳「 フ ラ ン ス の 大 学 に お け る 経 営 人 材 」山 本 眞 一 編『 教 職 協 働 時 代 の 大 学 経 営 人 材 養 成 方 策 に 関 す る 研 究 』高 等 教 育 叢 書 123 号 、広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、 2013 年 、 73-87 頁 。 査 読 無 83 渡 邉 聡 「アメリカの大学職員とキャリアパス‐さまざまな事例をもとに‐」山本眞一編『教職協働時 代の大学経営人材養成方策に関する研究』高等教育叢書 123 号、広島大学高等教育研究開発センター、 2013 年、89-99 頁。査読無 84 福 留 東 土「 ア メ リ カ の 大 学 に お け る 内 部 質 保 証 - カ リ フ ォ ル ニ ア 大 学 の プ ロ グ ラ ム レ ビ ュ ー を 通 し て - 」 く ら し き 作 陽 大 学 高 等 教 育 研 究 セ ン タ ー 編 『 KSU高 等 教 育 研 究 』 第 2 号 、 2013 年 、 33-45 頁 。 査 読 無 85 北 垣 郁 雄 編 著 『 ア メ リ カ の 学 生 エ リ ー ト 養 成 企 画 の 調 査 3 ― 西 海 岸 ~ 中 西 部 ほ か 20 州 立 大 学 の 優 等 学 院 ― 』広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、高 等 教 育 研 究 叢 書 120、 2013 年 。 査 読 無 86 秦 由 美 子 編 著『 イ ギ リ ス の 大 学 に お け る ガ バ ナ ン ス 』広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 、 高 等 教 育 研 究 叢 書 121、 2013 年 。 査 読 無 87 藤 村 正 司「 高 等 教 育 研 究 の 未 来 を 考 え る - RIHE の オ ン リ ー・イ エ ス タ デ ィ - 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 編 『 高 等 教 育 研 究 の 未 来 を 考 え る - RIHE へ の 期 待 と 今 後 の あ り 方 』 高 等 教 育 研 究 叢 書 124、 2013 年 、 47-66 頁 。 査 読 無 88 Watanabe, Satoshi P., “Job Market for Public Policy Programs Graduates in Japan” in Y. Adachi, J. Iio, & S. Hosono (Eds.), Public Policy in Japan: State of the Art, The Policy Press, UK, 2014 (forthcoming).査読無(出版契約取得および初校入稿済) 21 様式1 (資料4) ②学会等における発表 発表題名 等 ( 発 表 題 名 、発 表 者 名 、発 表 し た 学 会 等 の 名 称 、開 催 場 所 、口 頭 発 表・ポ ス タ ー 発 表 の 別 、審 査 の 有 無 、発 表年月(西暦)について記入してください。) (以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。) ・ 発 表 者 名 は 参 加 研 究 者 を 含 む 全 員 の 氏 名 を 、論 文 等 と 同 一 の 順 番 で 記 載 す る こ と 。共 同 発 表 者 が い る 場 合 は、全ての発表者名を記載し、主たる発表者に○印を付して下さい。 ・口頭・ポスターの別、発表者決定のための審査の有無を区分して記載して下さい。 ・さらに数がある場合は、欄を追加して下さい。 ・ 若 手 派 遣 研 究 者 が 発 表 者 (又 は 共 同 発 表 者 )と な っ て い る 場 合 、 当 該 の 発 表 者 名 に 下 線 を 付 し て く だ さ い ・共同研究の相手側となる海外の研究機関の研究者との共同発表には、文頭の番号に○印を付して下さい。 1 2 福 留 東 土 「米国教養教育の歴史と現状」広島大学総合科学研究科教養教育研究開発プロジ ェクト、於広島大学、2010 年 10 月。口頭発表・査読無 島 一 則「 日 本 に お け る 大 学 シ ス テ ム の 機 能 と 構 造 の 変 容 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 第 38 回 研 究 員 集 会 『 高 等 教 育 の ユ ニ バ ー サ ル 化 と 大 学 の 多 様 化 』 、 於 広 島 大 学 、 2010 年 11 月 。 口頭発表・査 読 無 3 福 留 東 土 「米 国 を 通 し て み る 大 学 の 多 様 性 - カ ー ネ ギ ー 大 学 分 類 を 手 掛 か り と し て - 」 広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 第 38 回 研 究 員 集 会 『 高 等 教 育 の ユ ニ バ ー サ ル 化 と 大 学 の 多 様 化 』 、 於 広 島 大 学 、 2010 年 11 月 。 口頭発表・査 読 無 4 Yamamoto, Shinichi, “Changing Relationships between the State and Universities,” 高 等 教 育 改 革 国 際 ワ ー ク シ ョ ッ プ ,於 ブ リ テ ィ ッ シ ュ・コ ロ ン ビ ア 大 学 、2010 年 11 月 。 口頭発表・査 読 無 5 福 留 東 土 「大 学 院 教 育 と 研 究 者 養 成 - 日 米 比 較 の 視 点 か ら - 」名 古 屋 大 学 高 等 教 育 研 究 セ ン タ ー , 第 55 回 客 員 教 授 セ ミ ナ ー , 於 名 古 屋 大 学 、 2011 年 1 月 。 口頭発表・査 読無 Huang, Futao , “The Academic Profession in East Asia: Changes and Realities,” The Changing Academic Profession in Asia: Contexts, Realities and Trends , International Conference on the Changing Academic Profession Project, Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2011.2. 口頭発表・ 査 読 無 Fukudome, Hideto , “The Academic Profession in Japan: Works, Careers, and Scholarship,” The Changing Academic Profession in Asia: Contexts, Realities and Trends , International Conference on the Changing Academic Profession Project, Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2011.2. 口頭発表・ 査 読 無 Yamamoto, Shinichi, “ The Mode of Japanese Higher Education in Transition: Changing Relationship between Government and Universities,” National 6 7 8 Higher Education Policies under the Influence of Globalisation: Directions and Possibilities in Japan and Australia , Inaugural Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2011.5. 口頭発表・ 査 読 無 9 10 Huang, Futao, “Changing Policies and Strategies on Undergraduate Curriculum Reforms in Japan,” National Higher Education Policies under the Influence of Globalisation: Directions and Possibilities in Japan and Australia , Inaugural Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2011.5. 口頭発表・ 査 読 無 Oba, Jun, “ Incorporation of Japanese National Universities and its Impact,” National Higher Education Policies under the Influence of Globalisation: Directions and Possibilities in Japan and Australia , Inaugural Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2011.5. 口頭発表・ 査 読 無 22 様式1 11 12 13 14 15 16 17 (資料4) Fukudome, Hideto , “ Graduate Education and Research Training in Japan: A Comparative Analysis,” National Higher Education Policies under the Influence of Globalisation: Directions and Possibilities in Japan and Australia , Inaugural Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2011.5. 口頭発表・ 査 読 無 ○有本章・○大膳司・○葛城浩一・○大橋隆広・木本尚美・長谷川祐介「有識者 か ら 見 た 大 学 教 授 職 の 研 究 (1)- 大 学 教 授 職 に 関 す る 意 識 調 査 の 分 析 - 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 14 回 大 会 、 於 名 城 大 学 、 2011 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 大 場 淳「 フ ラ ン ス に お け る 高 等 教 育 の 質 保 証 : 政 府 ・ 市 場 ・ 大 学 間 の 関 係 の 再 構 築 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 14 回 大 会 、 於 名 城 大 学 、 2011 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 ○ 杉 本 和 弘 ・ ○ 福 留 東 土 ・ ○ 田 中 正 弘 ・ ○ 大 佐 古 紀 雄 「高 等 教 育 に お け る 機 関 レ ベ ル の 教 育 質 保 証 シ ス テ ム - 米 ・ 英 ・ 豪 ・ 欧 州 の 動 向 か ら - 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 14 回 大 会 , 於 名 城 大 学 , 2011 年 5 月 。 口頭発表・査 読 無 田 中 正 弘「 学 生 の 成 績 評 価 を 適 切 に 行 う た め の 自 律 的 な 内 部 質 保 証 制 度 ― イ ギ リ ス の 大 学 の 事 例 よ り 」日 本 比 較 教 育 学 会 第 47 回 大 会 、於 早 稲 田 大 学 、2011 年 7 月 。口頭 発表・査 読 無 ○有本章・○大膳司・○木本尚美・○葛城浩一・長谷川祐介・大橋隆広「有識者 か ら 見 た 大 学 教 授 職 の 研 究 (2)- 大 学 教 授 職 に 関 す る 意 識 調 査 の 分 析 - 」 日 本 教 育 社 会 学 会 第 63 回 大 会 、 於 お 茶 の 水 大 学 、 2011 年 9 月 。 口頭発表・ 査 読 無 ○ 村 澤 昌 崇・ ○ 李 敏「 大 学 組 織 の 適 正 規 模 に 関 す る 探 索 的 研 究 - ゼ ミ・研 究 室 の 組 織 体 制 と そ の 規 模 を 中 心 に 」 日 本 教 育 社 会 学 会 第 63 回 大 会 、 於 お 茶 の 水 大 学 、 2011 年 9 月 。 口頭発表・ 査 読 無 18 大 場 淳 「 大 学 の 自 由 と 責 任 に 関 す る 法 律 ( LRU) の 制 定 と そ の 運 用 」 フ ラ ン ス 教 育 学 会 第 29 回 大 会 、 於 武 庫 川 女 子 大 学 、 2011 年 9 月 。 口頭発表・ 査 読 無 19 福 留 東 土 「カ リ フ ォ ル ニ ア 大 学 の 共 同 統 治 と そ の 形 成 過 程 」大 学 史 研 究 会 第 34 回 研 究 セ ミ ナ ー , 於 岩 手 大 学 , 2011 年 10 月 。 口頭発表・査 読 無 山 本 眞 一 「大 学 経 営 人 材 の現 状 と課 題 ~実 態 調 査 の結 果 から」 広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 センター第 39 回 研 究 員 集 会 『これからの大 学 経 営 ~誰 がどのような役 割 を担 うのか~』、於 広 島 大 学 、2011 年 11 月 。口頭発表・査 読 無 Shima, Kazunori, “National Universities of Japan as Research University ~ The Current Predicaments,” Colloquium on Global Perspectives on Research Universities co-held by Roger Geiger and David Baker, at Pennsylvania State University, University Park, 2011.11. 口頭発表 ・査 読 無 田 中 正 弘「 イ ギ リ ス の 大 学 に お け る 成 績 評 価 の 質 保 証 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 2011 年 度 第 5 回 公 開 研 究 会 『 大 学 ガ バ ナ ン ス と 質 保 証 』 、 於 広 島 大 学 、 2012 年 2 月 。 口頭発表・査 読 無 20 21 22 23 福 留 東 土 「ア メ リ カ の 大 学 に お け る 共 同 統 治 と 質 保 証 - UCバ ー ク レ ー の 事 例 を 中 心 に 」広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 セ ン タ ー 2011 年 度 第 5 回 公 開 研 究 会『 大 学 ガ バ ナ ン ス と 質 保 証 』 、 於 広 島 大 学 、 2012 年 2 月 。 口頭発表・査 読 無 24 Yamamoto, Shinichi, “Japanese Higher Education in Transition: From the Screening Device to the Place of Learning ,” Challenges and Issues facing Higher Education in Australia and Japan , Second Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at Hiroshima University, 2012.4. 口頭発表・査 読 無 25 Oba, Jun, “Governance of Universities: Changing Organisational and Decision-making Structures in Japan,” Challenges and Issues facing Higher Education in Australia and Japan , Second Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at Hiroshima University, 2012.4. 口頭発表・査 読 無 23 様式1 (資料4) 26 ○ Daizen, Tsukasa, and ○ Abe, Yasumi, “Current Situation and Issues Concerning the Applicants for Admission to Postgraduate Education in Japan: Based on the survey designated for professional s,” Challenges and Issues facing Higher Education in Australia and Japan , Second Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at Hiroshima University, 2012.4. 口頭発表・査 読 無 27 Shima, Kazunori , “Changes in the Finance of Japan’s National Universities after the Corporatization,” Challenges and Issues facing Higher Education in Australia and Japan , Second Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at Hiroshima University, 2012.4. 口 頭発表・査 読 無 ○藤村正司・劉文君「大学教育の効果に関する横断的・時系列的研究―全国大学生・ 高 校 生 調 査 か ら 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 15 回 大 会 、 於 東 京 大 学 、 2012 年 5 月 。 口頭発 表・査 読 無 ○大膳司・有本章・○黄福涛・○木本尚美・藤村正司・米澤彰純・村澤昌崇・ 島 一 則 ・ 福 留 東 土 「 変 貌 す る 大 学 教 授 職 の 国 際 比 較 (3)- 変 化 す る ア ジ ア に お け る 大 学 教 授 職 の 変 容 に 関 す る 調 査 分 析 - 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 15 回 大 会 、 於 東 京 大 学 、 2012 年 5 月 。 口頭発表・査 読 無 28 29 30 田 中 正 弘「 イ ギ リ ス の 大 学 に お け る 成 績 評 価 の 内 部 質 保 証 制 度 」日 本 高 等 教 育 学 会 第 15 回 大 会 、 於 東 京 大 学 、 2012 年 5 月 。 口頭発表・査 読 無 31 ○ 田 中 正 弘・ ○ 安 原 義 仁「 イ ギ リ ス 高 等 教 育 に お け る 学 外 試 験 委 員 制 度 の 再 構 築 ― 最 近 の 動 向 と 基 本 原 理 ― 」 日 本 比 較 教 育 学 会 第 48 回 大 会 、 於 九 州 大 学 、 2012 年 6 月 。 口頭発表・ 査 読 無 ○大膳司・○有本章・○木本尚美・黄福涛・藤村正司・米澤彰純・村澤昌崇・ 島 一 則 ・ 福 留 東 土 「 変 貌 す る 大 学 教 授 職 の 国 際 比 較 (4)- ア ジ ア の 大 学 教 授 職 に 関 す る 調 査 分 析 - 」 日 本 教 育 社 会 学 会 第 64 回 大 会 、 於 同 志 社 大 学 、 2012 年 10 月 。 口 頭発表・査 読 無 32 33 34 35 36 黄福涛「非英語圏諸国の大学における英語による学位プログラムの開発に関する 比 較 研 究 」 日 本 教 育 社 会 学 会 第 64 回 大 会 、 於 同 志 社 大 学 、 2012 年 10 月 。 口頭発 表・査 読 無 島一則 「収益率研究の現状と課題―海外・国内の先行研究の比較から―」日本教 育 社 会 学 会 第 64 回 大 会 、 於 同 志 社 大 学 、 2012 年 10 月 。 口頭発表・査 読 無 ○ Abe, Yasumi and ○ Watanabe, Satoshi P., “University Funding Schemes and Functional Differentiation of Universities,” Fall Research Conference of the Association for Public Policy Analysis and Management (APPAM), November, 2012, Baltimore, MD, USA. ポスター・口頭発表 ・査読有 Oba, Jun, “University Governance Reforms in Japan,” Comparison of University Governance: USA, UK, France and Japan , RIHE International Seminar, at Hiroshima University, 2012.11. 口頭発表・査 読 無 37 藤 村 正 司「 高 等 教 育 研 究 と RIHE の 過 去・現 在・未 来 」 広 島 大 学 高 等 教 育 研 究 開 発 センター第 40 回 研 究 員 集 会 『高 等 教 育 研 究 の未 来 を考 える~RIHE への期 待 と今 後 のあり方 ~』、於 広 島 大 学 、2012 年 11 月 。口頭発表・査 読 無 38 ○ Yonezawa, Akiyoshi and ○ Murasawa, Masataka, “Academic Profession and University Governance in Japan,” The Changing Academic Profession in Asia: Teaching, Research, Governance and Management , International Conference on the Changing Academic Profession Project, Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2013.1. 口頭発表・ 査 読 無 ○ Daizen, Tsukasa and ○ Kimoto, Naomi, “Education and Research Activities of the Academic Profession in Japan: By Using the APA Survey in 2011,” The 39 Changing Academic Profession in Asia: Teaching, Research, Governance and Management , International Conference on the Changing Academic Profession Project, Research Institute for Higher Education, Hiroshima University, 2013.1. 口頭発表・ 査 読 無 24 様式1 40 41 42 (資料4) Yamamoto, Shinichi, “ How Do Universities and the Government Interact in Japan?” Internationalization of Higher Education, Academic Profession and Government and University , Third Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2013.3. 口頭発表・ 査 読 無 Huang, Futao, “What Changes Have Happened to the Internationalization of Japan’s Academics over 1992-2011?” Internationalization of Higher Education, Academic Profession and Government and University , Third Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2013.3. 口頭発表・ 査 読 無 Hada, Yumiko, “Women Researchers in Japan and in Other Countries: A Comparative Perspective,” Internationalization of Higher Education, Academic Profession and Government and University , Third Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2013.3. 口頭発表・ 査 読 無 43 Daizen, Tsukasa, “The Images and Expectations of Eminent Persons to University and University Professors in Japan: By Using the Questionnaire to Japanese Eminent Persons in 2009,” Internationalization of Higher Education, Academic Profession and Government and University , Third Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2013.3. 口頭発表・ 査 読 無 44 ○ Watanabe, Satoshi , ○ Murasawa, Masataka, and ○ Abe, Yasumi, “Internal Staff Allocation and the Changing Workload of Japanese Professoriate: A Multilevel Statistical Analysis with Simulations,” Internationalization of Higher Education, Academic Profession and Government and University , Third Joint Research Seminar of RIHE Hiroshima University & CSHE University of Melbourne at the University of Melbourne, 2013.3. 口頭発表・ 査 読 無 福 留 東 土「 ア メ リ カ の 大 学 教 師 論 に み る 教 育 と 研 究 」日 本 高 等 教 育 学 会 第 16 回 大 会 課 題 研 究 Ⅰ『 大 学 教 師 と は 何 か - 授 業 ・ 能 力 ・ 文 化 - 』、於 広 島 大 学 、2013 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 45 46 島一則 「学士課程教育改革の諸方策と教学マネジメント~改革方針と現状との乖 離 ? 」日 本 高 等 教 育 学 会 第 16 回 大 会 課 題 研 究 Ⅱ『 大 学 教 育 の 教 学 マ ネ ジ メ ン ト の “ 転 換 ” は 可 能 か 』、 於 広 島 大 学 、 2013 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 47 ○有本章・○大膳司・○黄福涛・○木本尚美・藤村正司・米澤彰純・村澤昌崇・ 島 一 則 ・ 福 留 東 土「 変 貌 す る ア ジ ア の 大 学 教 授 職 (1)-『 変 貌 す る ア ジ ア に お け る 大 学 教 授 職 調 査 』 の 分 析 - 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 16 回 大 会 、 於 広 島 大 学 、 2013 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 北垣郁雄「優秀な学生に対する特別措置の枠組と特徴-優等学院・プログラムを 中 心 に - 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 16 回 大 会 、 於 広 島 大 学 、 2013 年 5 月 。 口頭発表・ 査読無 48 49 50 51 52 有 本 章・○ 米 澤 彰 純 ・○ 村 澤 昌 崇「 変 貌 す る 大 学 教 授 職 の 国 際 比 較 (4)- 大 学 ガ バ ナ ン ス へ の 教 員 参 加 と 研 究 生 産 性 に 注 目 し て - 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 16 回 大 会 、 於 広 島 大 学 、 2013 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 ( 藤村正司「大規模学生調査から学習成果の構造を掴む-国公立大学の事例-」日 本 高 等 教 育 学 会 第 16 回 大 会 、 於 広 島 大 学 、 2013 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 田中正弘「イギリスの大学の学年末考査に関する分析-何が問われ,如何なる解 答 が 望 ま し い の か - 」 日 本 高 等 教 育 学 会 第 16 回 大 会 、 於 広 島 大 学 、 2013 年 5 月 。 口頭発表・ 査 読 無 ○有本章・○大膳司・○黄福涛・○木本尚美・藤村正司・米澤彰純・村澤昌崇・ 島 一 則 ・ 福 留 東 土「 変 貌 す る ア ジ ア の 大 学 教 授 職 (2)-『 変 貌 す る ア ジ ア に お け る 大 学 教 授 職 調 査 』分 析 - 」日 本 教 育 社 会 学 会 第 65 回 大 会 、於 埼 玉 大 学 、2013 年 9 月 。 口頭発表・ 査 読 無 25 様式1 53 (資料4) Watanabe, Satoshi P., “Survey Research toward Establishment of a Sustainable Retirement System in Japanese Colleges and Universities,” 12 th Hawaii International Conference on Education, January 5-8, 2014, Honolulu, HI, USA, 口頭発表・査読有(採択済) 26