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地理院地図と電子地形図25000
地図調製技術協会平成25年度研修会
2014年1月29日
国土地理院基本図情報部基盤地図課
飯田 洋
Ministry of Information
Land, Infrastructure,
Transport
Geospatial
Authority
of Japanand Tourism
1
本日のお話し
• 地理院地図とは
• 電子地形図25000について
 電子国土基本図との関係
 最新情報の反映に向けた取り組み
 表現方法について
2
本日のお話し
• 地理院地図とは
• 電子地形図25000について
 電子国土基本図との関係
 最新情報の反映に向けた取り組み
 表現方法について
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地理院地図とは
• 昨年10月30日に正式公開
• 名称を「電子国土Web.NEXT」から「地理院地図」に
変更→Webサービス
• 「電子国土ポータル」から提供していた情報を整理し
、各種情報に一元的にアクセス可能
• 「地理院タイル利用規約」制定→A3サイズまで印刷
可
• 標高タイルデータ及び標高APIについても正式公開
地理院地図URL ： http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/
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地理院地図とは
2500レベルまで
地球地図から
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地理院地図とは
各種情報に
アクセス可能
6
地理院地図とは
最新（2007年~）
1974年~78年
写真がある地域が
色塗りされます
7
地理院地図とは
1974年~78年
透過率０
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地理院地図とは
最新（2007年~）
1974年~78年
透過率５０
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地理院地図とは
最新（2007年~）
透過率１００
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地理院地図とは
色別標高図との重ね合わせ
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地理院地図とは
防災情報もここから
閲覧できます
（災害ではないですが）、西之島のオル
ソ画像もここから閲覧できます
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本日のお話し
• 地理院地図とは
• 電子地形図25000について
 電子国土基本図との関係
 最新情報の反映に向けた取り組み
 表現方法について
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電子国土基本図との関係
電子国土基本図（地図情報）
・日本全域を覆うベクトル形式の基盤データ
・道路、建物などの電子地図上の位置の基準である項目
（基盤地図情報）と、植生、崖、岩、構造物などの土地の
状況を表す項目とを一つにまとめたデータ
・縮尺1/25,000の精度に限定することなく、より精度の高
いものを含んだもの
電子国土基本図
電子国土基本図（オルソ画像）
・空中写真を歪みのない画像に変換し、正しい位置情
報を付与したもの
・国土や地域の管理上重要な平野部及び離島につい
て電子国土基本図（オルソ画像）を順次整備
電子国土基本図（地名情報）
・地域や場所の名称を表す身近な情報
・地理空間情報を利活用する上で位置を検索する鍵と
なる基本的な情報
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電子国土基本図との関係
提供形態
電子国土基本図等
デジタル（ベクトル）地図データ
電子国土
基本図
付属
情報
基本的な情
報と重ね合
わせ可能
地理院地図タイル
・国土の基本的な現況情報として
全国を統一的に整備し、維持・更
新。
・真位置のデータ、基本的な属性
データの他、縮尺に応じわかりや
すい表現とするための抽出・転位
等のデータも整備（予定）。
電子地形図
25000
印刷図
画像データ
・GIS等で重ね合わせできるデー
タを付属情報として別途整備・提
供。
電子地形図25000は、電子国土基本図から得られる1つの提供形態
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本日のお話し
• 地理院地図とは
• 電子地形図25000について
 電子国土基本図との関係
 最新情報の反映に向けた取り組み
 表現方法について
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最新情報の反映に向けた取り組み-迅速更新と面的更新
背景：更新に係る資源的制約がある中、費用と効果を
踏まえた優先度の設定が必要
国土管理上重要な内容を優先的に更新することを原則
• 迅速更新：特定の地物等の変化部分を更新
– 様々な情報項目に対する更新ニーズ、更新優先度、情報入手方法に応じ、
更新費用を踏まえた優先度を踏まえ設定し、重要な施設の更新を素早く実
施
• 面的更新：一定の地域の情報を面的に更新
– 地方公共団体が実施する都市計画図の更新に併せ、そのデータ等の活用を
基本に、補完的な空中写真測量等を行い、着実に更新を実施
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最新情報の反映に向けた取り組み-迅速更新のイメージ
施設整備者・管理者
電子国土基本図
工事図面等を供用開始前に
国土地理院へ提供
・工事図面等をもとに更新
・供用開始に合わせて公開
（道路の迅速更新について）
区分
高速道路
一般国道
都道府県道
その他の道路
大規模な変化
の場合※１
供用と同時に更新・提供
供用後３ヶ月以内に更
新・提供（※２）
情報提供があったものについて、
供用後６ヶ月以内に更新・提供（※２）
上記以外
の場合※２
情報提供があったものについて、供
用後６ヶ月以内に更新・提供。
面的更新で対応
面的更新で対応
※１ 大規模な変化の場合とは、道路やインターチェンジの新設、又は車線数の増加を伴う道路形状の変更で、更新すべき距離
が500m以上のもの
※２ CADデータ等により事前に情報提供があったものについては、供用と同時に更新、提供。
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最新情報の反映に向けた取り組み-開通日更新の一例
国道121号会津縦貫北道路
(福島県湯川村～湯川村)
2013年9月8日新規供用
最新道路網
の地図表示
防災計画、災害対応
時の交通・輸送の検
討に不可欠
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最新情報の反映に向けた取り組み-面的更新について
都市計画区域：地方公共団体の都市計画基図等のデータを活用
都市計画区域以外の区域：空中写真を撮影・活用
面的に
更新
 都市計画区域
・都市計画基図等の更新にあわせて更新
・前回の更新から一定以上の年月が経過した区域は、都市計画
基図等の有無に関わらずその時点で更新。
 都市計画区域以外の区域
・前回の更新から11 年以上経過したところについて、変化率が大
きい区域の中で前回の更新年がより古い区域から優先的に更新
・前回の更新から一定以上が経過した区域は当年度に空中写真
を撮影しそれにより更新。
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本日のお話し
• 地理院地図とは
• 電子地形図25000について
 電子国土基本図との関係
 最新情報の反映に向けた取り組み
 表現方法について
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表現方法について
• 電子国土基本図が今後一層利用しやすいものとなるよう、利用者からの意見を
もとにしつつ「電子国土基本図のあり方検討会（委員長：法政大学森田教授）」
等で検討’ 「利用者に価値ある使いやすい電子国土基本図を目指して」として
提言書をとりまとめ
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表現方法について
• 紙地図では実現できなかった、「オンデマンド」の地図表現を選択可能
 建物の色（グレー・オレンジ・ピンク・赤）
 陰影の有無（緑・グレー・なし）
 等高線の色（褐・こげ茶・緑・ピンク）
 高速道路（緑・赤・オレンジ）
 国道（赤・オレンジ）
 県道（黄・なし）
 国道番号（番号標識・道路縁の片側に番号を記載）
 鉄道（旗竿・太線）
等々・・・
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表現方法について
建物：グレー
建物：ピンク
建物：オレンジ
建物：赤
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表現方法について
陰影：なし
陰影：緑
陰影：グレー
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表現方法について
等高線：褐
等高線：こげ茶
等高線：ピンク
等高線：（計）こげ茶
等高線：緑
（主）ピンク
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表現方法について
高速：緑 国道：赤 県道：黄
高速：緑 国道：赤 県道：なし
高速：緑 国道：オレンジ 県道：黄
高速：オレンジ 国道：オレンジ 県道：なし
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表現方法について
JR：旗竿 私鉄：太線
国道標識を小さく表記
JR：旗竿 私鉄：旗竿
国道番号を道路縁に（ ）書きで小さく表記
国道番号の選択
JR：太線 私鉄：太線
鉄道記号の選択
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ご清聴ありがとうございました
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