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( ) 平成28年度行政事業レビューシート 経済産業省 事業番号
事業番号 経済産業省 平成28年度行政事業レビューシート ( 事業名 離島のガソリン流通コスト対策事業費 (旧:離島ガソリン流通コスト支援事業) 事業終了 (予定)年度 平成23年度 事業開始年度 担当部局庁 終了予定なし 会計区分 エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定 根拠法令 特別会計に関する法律第85条第2項第2号ト 特別会計に関する法律施行令第50条第3項第2号 (具体的な 条項も記載) 担当課室 ) 作成責任者 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 0229 課長 小山 和久 関係する計画、 エネルギー基本計画(平成26年4月11日閣議決定) 通知等 離島振興基本方針(平成25年3月29日官報告示) 主要政策・施策 - 主要経費 エネルギー対策 離島であるが故に割高なガソリンの流通コストに着目した支援により、本土と比較して割高になっている離島のガソリン小売価格を実質的に下げることで、 事業の目的 安定的かつ低廉な供給の確保を図ることを目的とする。 (目指す姿を簡 潔に。3行程度 以内) 事業概要 (5行程度以 内。別添可) 実施方法 離島の石油製品の流通コストは島の大きさや流通経路等により本土と比べて割高となっており、加えて、販売量が本土より少なくサービスステーション(SS) の必要経費も高くなっていることから、輸送形態と本土からの距離に応じて補助単価を設定し、離島のSSが島民にガソリンを値引販売することにより、実質 的なガソリン価格が下がるよう支援措置を講ずる。(補助率:10/10) 補助 当初予算 (単位:百万円) 26年度 27年度 28年度 29年度要求 3,050 3,050 3,050 3,050 3,050 - - - - 879 770 865 614 ▲ 770 ▲ 865 ▲ 614 - - - - - 3,159 2,955 3,301 3,664 執行額 2,131 2,104 2,093 執行率(%) 67% 71% 63% 補正予算 予算額・ 執行額 25年度 予算 前年度から繰越し の状 翌年度へ繰越し 況 予備費等 計 定量的な成果目標 成果指標 成果目標及び成 成果実績 果実績 離島のガソリン価格の引き (アウトカム) 下げによる離島平均と全国 流通コスト相当分の値下げ 目標値 実施島数 平均価格差の縮小 達成度 執行額(X) / 補助実施離島(Y) 平 歳出予算目 成 2 石油製品販売業構造改善 (8 対策事業費等補助金 単 ・ 位 2 : 9 百 年 万 度 円 予 )算 計 内 28年度当初予算 29年度要求 訳 26年度 27年度 島 154 154 154 - 島 176 176 176 174 % 87.5 87.5 87.5 3,050 3,050 3,050 3,050 28 目標最終年度 年度 - 年度 - - - チェック 25年度 26年度 27年度 活動実績 件 691 685 688 - 当初見込み 件 690 690 690 690 単位 25年度 26年度 27年度 28年度活動見込 12,108 11,955 11,892 12,028 単位当たり コスト 千円 計算式 X/Y 2131百万円/176 2104百万円/176 2093百万円/176 主な増減理由 - 中間目標 25年度 単位 算出根拠 単位当たり コスト 3,050 単位 成果目標及び成果実績(アウトカム)欄についてさらに記載が必要な場合はチェックの上【別紙1】に記載 活動指標 活動指標及び活 動実績 (アウトプット) 対象離島SSに対する輸送コスト補助件数 - 28年度活動見込 2093百万円/174 政策 5.エネルギー・環境 施策 5-1.資源・燃料 定性的指標 測 定 指 標 政 策 評 価 石油、 天然ガ ス、石炭 及び金 属鉱物 石油、天然ガス、石炭及び金属鉱物資源の安定的かつ 資源の 安価な供給の確保 安定的 かつ安 価な供 給の確 保 施策の進捗状況(目標) 目標年度 - 施策の進捗状況(実績) - - 本事業の成果と上位施策・測定指標との関係 本土と比較して割高になっている離島のガソリン小売価格を実質的に下げることにより、離島における石油製品の安定供給を確保し、石油の安定的 かつ安価な供給を図ることができると見込んでいる。 改革 項目 ( 第 K 一 ア P 階 ク I シ経 層 ョ済 ) ン ・ ・財 第 プ政 二 K ロ再 階 P グ生 層 I ラ ) ム ( 政 策 評 価 、 経 済 ・ 財 政 再 生 ア ク シ ョ ン ・ プ ロ グ ラ ム と の 関 係 目標 分野: - - KPI (第一階層) 単位 成果実績 目標値 達成度 KPI (第二階層) 目標値 達成度 - % 単位 成果実績 計画開始時 % 年度 - 計画開始時 - 年度 - 本事業の成果と改革項目・KPIとの関係 - 27年度 28年度 - - 27年度 28年度 - - 中間目標 目標最終年度 - 年度 年度 中間目標 目標最終年度 - 年度 年度 - 事業所管部局による点検・改善 項 目 国 費 投 入 の 必 要 性 事 業 の 効 率 性 事 業 の 有 効 性 関 連 事 業 点 検 ・ 改 善 結 果 評 価 評価に関する説明 事業の目的は国民や社会のニーズを的確に反映しているか。 ○ 離島においては、移動手段のほとんどが自家用車であり、必 需品となっているガソリン等の石油製品小売価格の引き下げ に係る要望を数多く受けている。 地方自治体、民間等に委ねることができない事業なのか。 ○ 我が国全体の離島施策として、離島のガソリン価格の低廉 化と安定供給を国が率先して包括的に支援することが必要 である。 政策目的の達成手段として必要かつ適切な事業か。政策体系の中で優先度の高い 事業か。 ○ 離島の住民にとって生活に欠かせない重要なライフラインで あるガソリンの安定供給と価格の低廉化は重要であり、本土 に比べて割高な離島の流通コストの支援の必要性は高い。 競争性が確保されているなど支出先の選定は妥当か。 ○ 一般競争入札、総合評価入札又は随意契約(企画競争)による支出のうち、一 者応札又は一者応募となったものはないか。 無 競争性のない随意契約となったものはないか。 無 交付決定に当たり事前に事業者の公募を行い選定すること により、支出先選定の際の競争性が確保されている。 受益者との負担関係は妥当であるか。 ○ 離島のガソリン価格の低廉化と安定供給のため、離島である が故に割高となるガソリンの輸送コストに着目した補助であ り、妥当である。 単位当たりコスト等の水準は妥当か。 ○ 本事業においては、対象となる離島ごとの補助単価を設定し ており、単位当たりコストの適正化に努めている。 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 確定検査において支出実績を精査した上で支出している。 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 本事業における予算の費目、使途については、事業目的に 即して真に必要なものに限定されている。 不用率が大きい場合、その理由は妥当か。(理由を右に記載) ○ 自動車の燃費向上、エコカーの普及、離島の人口減少、住 民の高齢化比率上昇等により、ガソリン需要が減少している こと等から不用が生じた。 その他コスト削減や効率化に向けた工夫は行われているか。 ○ 一部補助内容を見直すなど、事業を効率的に行うよう工夫し ている。 成果実績は成果目標に見合ったものとなっているか。 ○ 制度開始前の全国のガソリン平均小売価格の差が縮小した 離島は平均で約88%となっている。 事業実施に当たって他の手段・方法等が考えられる場合、それと比較してより効果 的あるいは低コストで実施できているか。 ○ 全国の離島におけるガソリン輸送形態を把握し補助単価を 設定するなど、全国的に支援措置を講じることにより、効果 的に事業実施を行っている。 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 ○ 活動実績は見込みに対して99%程度となっており、十分見込 みに見合ったものとなっている。 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 ○ 支援措置は、離島のガソリン価格の低廉化及び離島のSS の法定検査・施設整備等に活用されている。 関連する事業がある場合、他部局・他府省等と適切な役割分担を行っているか。(役 割分担の具体的な内容を各事業の右に記載) ‐ 事業番号 所管府省・部局名 - - 点検結果 改善の 方向性 事業名 - - 事業開始から離島平均と全国平均小売価格の価格差は縮小傾向にあり、一定の成果が挙げられているものと考えられる。 また、確定検査等によって事業費や事務費、人件費が適正に執行されているか、しっかりと確認している。 引き続き、本事業を継続していくとともに、離島の実態に合わせて適切な見直しを図っていく。 外部有識者の所見 重要な事業だとは思うが、予算の執行率の低さと達成度の下方減傾向が、この事業が適切かどうか疑問を持たせる。適切な予算執行に努めるとともに、目標達成 に向けた不断の見直しを行うこと。(山谷清志) 行政事業レビュー推進チームの所見 現 状 通 り 外部有識者のご指摘を踏まえ、所要の対応を行うこと。 所見を踏まえた改善点/概算要求における反映状況 現 状 通 り 補助単価は離島のガソリン流通コストの調査結果に基づき島毎に設定しているため、執行率(額)はガソリンの販売量の変化による寄与が大きく、 かつ、これは天候や原油価格水準の変動等の予測困難な外部環境による影響を受けるため、一定の予算的余裕をもって執行することが合理的。 また、本土との価格差についても、離島に比べ厳しい価格競争を行っている地域の多い本土と比較しているという外部環境による影響もある。他 方、外部有識者の指摘を踏まえ、適切な事業執行や目標達成に向けて、引き続き、①離島におけるガソリン価格モニタリング、②市町村職員、島 民、SS事業者等による離島のガソリン価格の現状等に関する意見交換会の開催、③離島のSS事業者への現地調査、④離島のSS店頭における 本事業PR(値引き額のポスター掲示)、等を実施し、実質的なガソリン価格が下がるよう促す。 備考 - 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成22年度 - 平成23年度 新23-0050 平成24年度 447 平成25年度 363 平成26年度 324 平成27年度 276 ※平成27年度実績を記入。執行実績がない新規事業、新規要求事業については現時点で予定やイメージを記入。 経済産業省 2,093百万円 離島の消費者にガソリン小売価格の値引きを行 う事業、及びSSの法定検査・施設補修や設備導 入を行う事業の経費を助成する事業に対して補 助を実施する者に対して補助を実施 【公募・補助】 資金の流れ (資金の受け取 り先が何を行っ ているかについ て補足する) (単位:百万 円) A:全国石油商業組合連合会 2,093百万円 ガソリン小売価格の値引きを行う事業、SS の法定検査・施設補修や設備導入に係る経 費に対して補助を実施 【公募・補助】 B.揮発油販売業者 2,059百万円 ガソリン小売価格の値引き、SSの法定検査・ 施設補修や設備導入を実施 費目・使途 (「資金の流れ」に おいてブロックご とに最大の金額 費 目 が支出されている 者について記載 補助事業費 する。費目と使途 の双方で実情が 業務委託費 分かるように記 載) 広報費 A.全国石油商業組合連合会 使 途 揮発油販売業者に対する補助事業費 計 金 額 (百万円) 費 目 2,059 事業費 使 途 ガソリン小売価格の引下げ、SS施設整備 等 金 額 (百万円) 2,059 各県石油組合への事務委託 9 - - - 事業広報ポスター印刷等 6 - - - 5 - - - 14 - - - 申請等関係費 間接補助事業者への書類送付費等 その他 B.揮発油販売業者 人件費、臨時傭役費等 2,093 計 2,059 支出先上位10者リスト A.全国石油商業組合連合会 支 出 先 1 全国石油商業組合 連合会 法 人 番 号 業 務 概 要 4010005002425 補助事業の執行・管理 支 出 額 (百万円) 2,093 契約方式 - 入札者数 (応募者 数) 落札率 - 一者応札・一者応募又は 競争性のない随意契約となった 理由及び改善策 (支出額10億円以上) -- B.揮発油販売業者 支 出 先 支 出 額 (百万円) 契約方式 入札者数 (応募者 数) 落札率 一者応札・一者応募又は 競争性のない随意契約となった 理由及び改善策 (支出額10億円以上) 法 人 番 号 業 務 概 要 1 A株式会社 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 40 - - -- 2 B農業協同組合 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 32 - - -- 3 C農業協同組合 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 24 - - -- 4 D農業協同組合 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 22 - - -- 5 E株式会社 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 21 - - -- 6 有限会社F - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 21 - - -- 7 G株式会社 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 20 - - -- 8 H有限会社 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 18 - - -- 9 I株式会社 - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 15 - - -- 10 有限会社J - ガソリン小売価格の輸送コ スト分を引き下げ、SS施設 の整備 等 14 - - --