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応援ファンド事業 - 公益財団法人 宮崎県産業振興機構

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応援ファンド事業 - 公益財団法人 宮崎県産業振興機構
県内事例紹介
みやざき農商工連携
宮崎県杉材とリサイクルアルミを使った
ベンチ製品の開発
応援ファンド事業
屋外用木製ベンチは、数年で塗装がはがれ落ち、汚れや腐朽な
どで長期間の使用に不向きであることから、アルミと複合した商品
開発を行った。
長期間の耐久性を保つため、脚部はアルミ製、人が直接触れる
部分を木製とした商品。
「金属加工業者」 連携
「森林組合」
宮崎県産牛乳と糀菌を活用した
発酵乳製品の開発と販路開拓
牛乳の特徴である栄養バランスを活かし、米糀の酵素を利用し
発酵分解することで、美容健康意識の高い層を顧客とした「百白
糀」
(ひゃくびゃくこうじ)を宮崎県食品開発センターの支援を受け
開発した。
「乳製品加工業者」
連携
「酪農業者」
宮崎県産黒豚を用いた生ハムの開発
生ハムづくりに原料から製造まで一貫してこだわり単なる生ハ
ムではなく「すべてが宮崎の地域資源を磨いたものである」といっ
たコンセプトを持たせた商品を開発した。
「食肉加工業者」 連携
「畜産業者」
梨を使った焼肉のたれの開発
地元農家の規格外の梨を使った、
「万能焼肉だれ」
「万能味 だ
れ」を完成させた。
良質な無添加素材であるが、保存方法の検証の結果常温で4ヶ
月の賞味期限を設けることができた商品。
「食肉加工業者」 連携 「果樹農業者」
問い合わせ先
公益財団法人
宮崎県産業振興機構
TEL 0985-74-3850 FAX 0985-74-3950
〒880-0303 宮崎市佐土原町東上那珂16500-2
(宮崎テクノリサーチパーク内宮崎県工業技術センター)
E-mail [email protected]
URL http://www.i-port.or.jp
公益財団法人
宮崎県産業振興機構
みやざきフードビジネス
相談ステーション
公益社団法人
宮崎県農業振興公社
TEL 0985-51-2011 FAX 0985-51-8006
〒880-0913 宮崎市恒久1-7-14
URL http://www.nmk.or.jp
TEL 0985-89-4452 FAX 0985-89-4468
〒880-0811 宮崎市錦町1番10号
宮崎グリーンスフィア壱番館(KITEN)3F
2015.04
公益財団法人 宮崎県産業振興機構
Q
農商工連携とは何ですか?
ポイント①
通常のビジネス上の取引関係を超えて協力することが必要です。
「農林漁業者と商工業者等が通常の商取引関係を超えて協力し、
お互いの強みを活かして売れる新商品・新サービスの開発、生産
等を行い、需要の開拓を行うこと」です。
すなわち、これまで農林漁業者だけ、商工業等を営む中小企業者
だけでは開発・生産することが難しかった商品・サービスを両者が
協力し合うことで創り出し、市場で販売していくことで、売上げや
利益の増加を目指そうとする取り組みのことです。
Q
農林漁業者と中小企業者が「有機的連携」すること!
単なるビジネスベースでの原材料の売買、業務の受委託や資産の賃貸借などは対象
となりません。
ポイント②
お互いの「経営資源」を有効に活用すること!
資産や技術・技能、ノウハウ、知的財産で、販路や人脈なども含まれ通常の営業活動
に必要なものが「経営資源」になります。
事業申請ができる「農林漁業者」を具体的に教えてください。
ここでは“お金”は「経営資源」ではありません。
連携の相手方が持っていないこれら「経営資源」、いわゆる自分の“経営の強み”をお
互いに活用することが必要です。
農林漁業者とは、農業、林業又は漁業を営む個人、法人です。
また、これら農林漁業を営む方が組織する法人・団体も農林漁業
を営む方として対象となります。具体的には、事業協同組合、農
協、農事組合法人、森林組合、漁協等や集落営農組織等の任意
団体です。
ポイント③
「新商品・新サービスの開発等」を行う事業であること!
計画を申請する農林漁業者・中小企業者にとって、これまでに開発、生産・提供したこ
とのないものであれば事業の対象となります。
新たな事業展開にチャレンジする方々の創意工夫を活かした幅広い事業が対象とな
ります。
Q
ただし、重要なのは、
“売れる見込みがあること”です。
事業申請ができる「中小企業者」を具体的に教えてください。
業種分類ごと定められた資本金又は従業員数の要件を満たす個人、法人が申請できます。
要件は下表のとおりです。
また、商工組合、商店街振興組合、消費生活協同組合、事業協同組合、農協、農事組合法人、森林組合、
漁協等や一定の要件を満たす生活衛生同業組合、酒造組合、酒販組合等も中小企業者として申請が可
能です(事業協同組合、農協、農事組合法人、森林組合、漁協等は、農林漁業者としても中小企業者とし
ても申請が可能です)。
ただし、農林漁業者と違い、任意団体は申請できません。
ポイント④
農林漁業者と中小企業者の「経営の改善」が実現すること!
この事業を実施することにより、農林漁業者と中小企業者が“WIN―WIN”の関係を
築き、共に経営が改善する事業計画であることが必要です。
事業区分
業種分類
製造業・建設業・運輸業など
ゴム製品製造業の一部
下記の資本金、従業員数のいずれか一方を満たす
場合は中小企業者となります。
資本金
3億円以下
1億円以下
100人以下
小売業
5千万円以下
50人以下
サービス業
(下記以外)
5千万円以下
100人以下
3億円以下
300人以下
5千万円以下
200人以下
旅館業
補助率
中小企業者と農林漁業者
(組合、法人等を含む)と
の連携体
本県の農林水産物を活用
した新商品・新サービスの
開発(市場動向調査や人
材育成に関する取組を含
む)や販路開拓に要する
経費
農商工連携新生産技術等
開発支援事業
中小企業者と農林漁業者
(組合、法人等を含む)と
の連携体
農林水産物の生産や加工に必要
補助対象経費の2/3以内
な機械、装置、システム等の開
限度額 10,000千円
発・研究などに要する経費(但し [事業期間:交付決定の日
販路開拓費に関する事業は除く) から3年以内]
300人以下
900人以下
事業の概要(補助対象)
農商工連携新商品等
開発促進事業
従業員数
卸売業
ソフトウェア業、情報処理サービス業
助成対象者
農商工連携支援機関
活動助成事業
農商工連携の取組に対し
支援を行うNPO,公益法
人、大学や地域の協議会
等
農商工連携事業を行おうとす
る中小企業者や農林漁業者
への助言・指導、普及啓発活
動(セミナー等)に要する経費
補助対象経費の2/3以内
限度額 10,000千円
[事業期間:交付決定の日
から3年以内]
補助対象経費の10/10以内
限度額:20,000千円
[事業期間:交付決定の日
から2年以内]
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