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落ち葉舞い散り 秋深し!

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落ち葉舞い散り 秋深し!
教室だより
No6
平成25年度
11月号
福知山市立昭和小学校
通級指導教室
福知山市天田(北本町1区)118
Tel&Fax
0773-22-0198
今年は台風が続き、多くの被害が出ました。今でも不安な日
々を過ごしておられる方がたくさんおられます。一日も早く平
穏な日々が戻りますように祈っております。
落ち葉舞い散り
秋深し!
朝昼の寒暖の差が大きく、日一日と木々の葉が色づき始めました。晩
秋から冬へと着実に季節が移り変わっていることを感じます。日々の体
調管理には十分お気をつけください。
さて2学期も後半を迎え、各学校においても音楽会やマラソン大会、
遠足などの行事が目白押し、その中で、スポーツの秋に取り組む子、読
書の 秋 を 楽 し む 子 、 食 欲 の秋 で 食 べ ら れ る も のが 増 えた 子 等々 、・ ・・ ・ ・秋 を 満喫 し て
いることでしょう。ことばの教室においても一人一人の取り組み方は違いますが、精一杯
取り組む子どもたちの姿が見られ、嬉しく思っています。保護者の皆様の温かい励ましの
言葉が次の活動へのエネルギーとなっていることでしょう。
行事を経験するごとに、一歩ずつ成長していくことを楽しみ
にしていきたいです。また、その様子等を担任の先生やお家
の方から連絡カード・学習カードでお知らせいただけたら嬉
しいです。
『読書の秋』
先日、ことばの教室で「先生。この本借りていいですか?」と尋
ね る1 年生 の子ど もが いま した 。まだ ひら がな を十分 学ん でい ない時
期 です 。自 分で読 むの でし ょう か?・ ・・ ・・ でも読 める の? ・・・
「 おば あち ゃんに 読ん でも らう の!! 」そ の子 はとて も嬉 しそ うに、
にこにこ笑顔で言いました。読み聞かせをしてもらっているようです。
またある日のこと。高学年の子が絵本を借りにきました。絵の中に入ったかのようにた
くさん話をしてくれました。絵本が大好きなようです。
子どもたちは本が好きなんだなあと改めて思います。無理に自分で読ませ
ようとしたり、年齢に応じた本を読ませようとしたり・・ではなく、子ども
たちが選ぶ本を与えてはどうでしょう!?
秋の夜長!家族で一緒に読書タイムを作るというのもいいですね。
一冊の本が子ども達の想像力を育てていきます。読み聞かせを膝の上でし
てもらい、温もりを感じながら暖かい気持ちになるのもいいですね。お家
の方も、魔法使いになったり、泣き虫の子どもになったりと・・・本の中
で楽しい世界に浸ってください。
11月の主な行事予定
7日(木)、14日(木)、21日(木)
初回相談日
5日(火)、12日(火)、19日(火)、26日(火)幼児部発達相談日
13日(水) 昭和小学校学校行事の振替休日につき、小学部指導は全日休みです。
26日(火) 校内の研究会出席のため、小学部の午後の指導は休みです。
28日(木) 中丹言語障害児教育研究会につき、指導は全日休みです。
*出張等が多く、皆様にはご迷惑をおかけします。その都度担当者から
連絡がありますのでご理解ご協力をお願い申し上げます。
*12月に保護者学習会を実施します。内容は、講師の先生と相談中です。
詳しくは別紙にてご案内させて頂きます。お楽しみに!!
先日、園訪問に出かけると、ラッ
プの芯や牛乳パック、画用紙などを使って、ロ
ケットや鉄砲などのおもちゃを自分なりの工夫
をしながら一生懸命作っている姿と出会いまし
た。子ども達の心の中には、その子なりの「つ
もり」があり、黙々と作っていますが、ふとしたことで周りの友達がしていることにも目
を 向 け ま す 。 ま た 、 大 人 か ら の 援 助 で 、「 順 番 」「 か わ り ば ん こ 」 と い う よ う な こ と ば を
手がかりに、我慢して待つこともできるようになるのだと思います。生活の中で、ものご
との 意 味の 獲得 と想 像の広 がり があ り、 なりき りた い気 持ち、
あこがれが湧いてくるのだと感じます。
あ る 日 の うき う き 教 室 。 ト ラ ンポ リ ン大 好 きっ 子 が偶 然 に出
会い ま した 。2 人は 、それ ぞれ 、高 く跳 んだり 、跳 んで ボール
プー ル へジ ャン プし たりと 自分 の好 きな 跳び方 を楽 しん でいま
した 。 しば らく する と、一 人が 膝で 跳ん で立つ 、も う一 人がお
尻で跳んで立つなど遊びが広がり、互いに意識をしながら跳びはじめました。最後には、
連続で技をつなげていくことに成功した一人。その姿を横目で見ながら「どんな風にした
ら。」 と跳 び な が ら 考 え て い た 一人 も チ ャ レ ン ジし て いき ま す。 大 人の そ の時 々 、声 を か
けるタイミングも大切ですが、子どもにとっての「あこがれ」
と「挑戦する心」の重要性を感じるひとときでした。
園の中では、あこがれのお兄ちゃん、お姉ちゃん的存在であ
る年長児。色々な宝物を作ります。そんな宝物を作れるように
と自分なりの工夫をする園児の姿があります。 ある時期の子
どもにとってのおもちゃは、とってもシンプルなものでもあります。ドングリや石も立派
なおもちゃであり、大切な宝物です。一本の棒も、飛行機にもなれば、剣にもなります。
そんな想像の世界を大切にしたいですね。また、幼児から小学校低学年の頃のおもちゃと
のかかわりからは卒業しても、ぬいぐるみとの対話がきっかけとなって立ち直る勇気を得
たり、自己との対話をするものとして擬似的に宝物のおもちゃが必要になる場合もあると
思います。それは、ときには、ぬいぐるみであったり、動物であったり、花であったり、
絵本であったりすることもあるでしょう。
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