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資料3 子ども・子育て支援新制度に伴う条例で定める基準
資料3 子ども・子育て支援新制度に伴う条例で定める基準 1 基準設定に当たっての基本的な考え方 国が示す基準には、 「従うべき基準」と「参酌すべき基準」があるため、市が基準を定める際 には、国の基準に従い、現行の制度や地域の実情等を踏まえて検討します。 基準の分類 従うべき基準 基準の意味 異なる基準を定める許容の程度 必ず適合しなければ 当該基準に従う範囲内で、地域の実情に応じた内容 ならない基準 を定めることは許容されるが、異なる内容を定める ことは許されない。 参酌すべき基準 十分参照しなければ 十分参酌して結果であれば、地域の実情に応じて異 ならない基準 なる内容を定めることが許容される。 2 教育・保育施設等の認可・運営基準 現在、子ども子育て審議会において審議中の、市が条例で定める基準は、次の①~③です。 ① 教育・保育施設及び地域型保育事業の運営基準 【目的】教育・保育施設及び地域型保育事業者が、施設型給付費及び地域型保育給付費を 受けて当該事業を実施する施設として、市が確認するための基準 ※教育・保育施設:幼稚園、認定こども園、保育所 地域型保育事業:家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問 型保育事業 施設型給付費、地域型保育給付費:国が定める公定価格-利用者負担額 ・従うべき基準:利用定員、内容・手続き等の説明、応諾義務、平等原則、事故防止など ・参酌すべき基準:支給認定証の確認、評価、勤務体制、記録など ② 家庭的保育事業等の設備及び運営基準 【目的】家庭的保育事業等を市が認可するための最低基準 ・従うべき基準:保育所等との連携、平等原則、食事、職員、利用定員、保育の内容など ・参酌すべき基準:最低基準、職員の一般的要件、設備の基準、衛生管理、保育時間など ③ 放課後児童健全育成事業の設備及び運営基準 【目的】学童クラブ事業の質を確保するための最低基準 ・従うべき基準:職員(資格、員数) ・参酌すべき基準:最低基準、設備関係(専用区画面積、備品設置) 、研修機会の確保、 平等原則、開所時間及び日数など 3 施設と新制度基準の関係 施設区分 事業等の認可 給付対象の確認 ・幼稚園 ・認定こども園 都条例 市条例① ・保育所 地域型保育事業 市条例②