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水戸市道路標識の寸法に関する条例(案)の概要
④ 水戸市道路標識の寸法に関する条例(案)の概要 1 条例制定の趣旨 平成 23 年5月2日に「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るため の関係法律の整備に関する法律(平成 23 年法律第 37 号)」 (第1次一括法)が公布され, 道路法の一部改正が行われました。 これに伴い,これまで国が定めていた道路標識の技術的基準のうち標識の寸法について, 地方公共団体が条例で定めることとなりました。 水戸市では,国の参酌すべき基準「道路標識,区画線及び道路標示に関する命令(昭和 35 年総理府・建設省令第3号)」を踏まえ,「水戸市道路標識の寸法に関する条例」を制定 する予定です。 2 条例制定の視点・ポイント ○ 条例の適用範囲 ・ この条例は,水戸市が管理する道路に設置する道路標識(案内標識,警戒標識に限 る)の寸法について定めるものです。 ○ 車両通行の安全性の確保 ・ 道路の形状や交通の状況等により,自動車の通行に支障となる場合や,その他特 別に必要がある場合,標識の大きさを2分の1まで縮小できる市独自基準を追加 ○ 国際化への対応 ・ 道路利用者の国際化等に対応するため,日本字に対するローマ字の大きさの比率 を大きくできる市独自基準を追加 3 条例(案)の概要 ○ 道路標識の寸法 基 項目 準 の 内 容 国の基準(参酌すべき基準) 市の定める基準 表示板の 道路標識の表示板の寸法は,図示の寸 道路標識の表示板の寸法は,図示の寸 寸法 法を基準とする。 法を基準とする。ただし,自動車専用 道路以外の市道に設置するものにつ いては,自動車の通行に支障を及ぼす おそれがある場合その他特別の必要 がある場合に,図示の寸法の2分の1 まで縮小することができる。 - 1 - ④ (参考) (参考) 従 今 来 後 表示板の寸法を縮小することで, 道路が狭い場所における, 通行の安全性が 向 上する 官民境界 家屋等 基準の大きさの標識を設置する場合, 表示板が車道上空にはみだすことがあり, 安全性に劣る 官民境界 家屋等 車道部 車道部 案内標識 ローマ字は,日本字の2分の1の大き ローマ字は,日本字の2分の1以上の のローマ さと規定。 大きさとすることができる。 字の (案内標識の例) 10 以上 となります 大きさ 上記以外 国の基準どおり。 ※ 条例の一部を規則に委任する場合があります。 - 2 - ④ 4 参考 ○ 参酌すべき基準 ・道路標識,区画線及び道路標示に関する命令 (http://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/kukaku/ss-kukaku-index.html) ・道路標識に関する情報(http://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/index.htm) 5 条例施行予定日 平成25年4月1日 施行予定 - 3 -