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Press release 学生フォーミュラ 2013 自分たちで設計・製作したレーシングカーのセットアップを最 適化するために 230 人の学生がボックスベルクに集結 ドイツ学生フォーミュラに参加する 36 の ヨーロッパ学生チームをボッシュが支援 ボッシュがスポンサーとして、2 日間にわたるチーム向けのワークショップを開催 230 人超の学生と 25 台のレーシングカーがテストに参加 ボッシュ・グループはヨーロッパの 36 チームを支援 ボッシュ・グループがスポンサーを務めているヨーロッパ学生フォーミュラチームに所属 する230人のメンバーが、7月12日と13日の2日間にわたり、ボックスベルクにあるボッ シュのテストコースに集結し、毎年開催されるボッシュのテストワークショップに参加しま した。前年と同じく各チームに、自分たちが設計・製作した車両をテストし、ドイツ学生 フォーミュラ(FSG)レースを想定した条件下でセットアップを最適化する機会が与えられ ました。「このワークショップは、FSGに向けて自分たちの車両をセットアップし、またボッ シュのエンジニアやエキスパートたちともアイデアを交換できる、本当に素晴らしい機会 です。これほど大きなコースの理想的な条件下でテストできることはめったにありませ ん」と述べるのは、RWTHアーヘン大学のEcurie Aixレーシングチームを率いる部長の Dominic Mildenbergerです。「ここボックスベルクでは、ホッケンハイムリンクのFSG レースを想定して、車両検査から加速性能や耐久性能まで、あらゆるテストを行うこと ができます」(Mildenberger) 広がるボッシュのスポンサー活動 2007年以来、ボッシュはドイツ学生フォーミュラとその世界大会に参加する選抜チーム を支援しています。今年はドイツ、オーストリア、フランス、イギリスの36の大学チーム のスポンサー役を担っているほか、米国、インド、中国、ブラジルのチームもサポートし ています。ボッシュはこうしたスポンサー活動の一環として、ワイヤハーネスの設計や高 電圧作業時の安全性、測定技術に関する専門家のワークショップ、車両テストのイベン トなどを開催しており、各チームはここでモータースポーツ用のコンポーネントや測定機 器を利用できるだけでなく、資金面でのサポートを受けることもできます。また、コンポー ネントの取り扱いに関するエキスパートのアドバイスとサポートもボッシュ・グループの 学生フォーミュラ支援パッケージに含まれ、こうした活動は多くのチームに大変喜ばれ Robert Bosch GmbH E-mail [email protected] Corporate Communications, Postfach 10 60 50 D-70049 Stuttgart Phone +49 7062 911-79137 Brand Management, and Sustainability Senior Vice President: Uta-Micaela Dürig www.bosch-press.com 2013 年 7 月 PI 8203 BEG Fi ています。グラーツ応用科学大学Johanneumレーシングチームのチームリーダーを務 めるStephan Rienmüllerはこう述べます。「ボッシュのスポンサー活動のおかげで、 私たちは車両に必要な電気・電子コンポーネントを提供してもらえるだけでなく、ワイヤ ハーネス設計のワークショップや車両テストなどに参加することができます。ボッシュと の長年にわたるパートナーシップがなければ、私たちはプロジェクトを成功させ、またこ れほど高い技術水準で車を走らせることはできなかったと思います」 長年にわたる学生フォーミュラへの貢献は、ボッシュにもメリットとなっています。こうした 活動を通じて、ボッシュやその子会社のETAS GmbH、Bosch Engineeringは毎年、 数多くの優秀な新入社員の獲得に成功しているからです。「学生フォーミュラとの関わり は、参加者とスポンサー企業の双方にとってプラスとなっています。ボッシュは、エキサ イティングな学際プロジェクトに取り組んでいる、意欲と能力にあふれた未来の新入社 員を支援できるだけでなく、ボッシュが魅力的な就職先であることもアピールできます」。 ボッシュ・グループのエンジニアリング専門子会社であるBosch Engineeringの社長 のBernhard Bihrは、さらにこう続けます。「Bosch Engineeringは2012年末までに、 学生フォーミュラに参加したことのあるエンジニアを合わせて50人以上採用しました」 社会人になるための準備 学生フォーミュラで優勝に輝くのは、単に速く走る性能だけではなく、総合的なコンセプ トが非常に優れている車両です。このコンテストでは、学生が自ら車両の計画・設計・製 作を行うほか、事業計画やマーケティングコンセプトも作成することになっており、モー タースポーツ関係企業、自動車メーカー、自動車サプライヤーの各業界のメンバーで構 成される審査員団が、設計、効率、加速性能、燃費など、計8つの基準に従って審査し ます。「この大会は学生にとって、社会に出てから必要になるスキルを磨くための好機と なっています」と述べるのは、アプシュタットのBosch Engineeringでバッテリーシステ ムと高電圧車載エレクトロニクスのシステムエンジニアとして働くKarl Klössです。 Klössは1年前まで、DHBWラーフェンスブルクの学生フォーミュラチーム「Global Formula Racing」でバッテリー開発のリーダーを務めていました。「私は学生フォーミュ ラに熱中していた頃に、インターフェースの重要性など、現在の仕事にも活かせるような、 さまざまなことを学びました。車両を形成するのは、個々の技術コンポーネントだけでは ありません。コンポーネント相互の作用や相乗効果も踏まえて、それらをシステムとして 統合していかなくてはなりません。そして、これはチームについてもまったく同じです。学 生フォーミュラも、仕事も、チームが一丸となって力を合わせ、意見を交換しながらエキ サイティングなプロジェクトに一緒に取り組むことが、一番大切なのです」 Page 2 of 3 国際的な評価が高まるコンテスト ドイツ技術者協会(VDI)の後援を受けて開催され、今回で8回目を数えるFSGは、若手 エンジニアたちが腕を競う世界有数の設計コンテストとなりました。今年のFSGは2013 年7月30日~8月4日に開催され、合計115チーム、2,500人以上の学生が自分たちで 設計・製作したレーシングカーの性能を競い合いました。なお、ドイツ学生フォーミュラ以 外にも、学生フォーミュラ、フォーミュラSAEコンテストが世界各地で開催されています。 プレス写真:1-BEG-19317、1-BEG-19318、1-BEG-19319、1-BEG-19320 お問い合わせ先: Annett Fischer、Tel:+49 7062 911-79137 ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カン パニーです。2012 年度の従業員数は約 30 万 6,000 人、売上高は 525 億ユーロを計上しています。 また 2013 年初めからは、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建 築関連テクノロジーの 4 事業セクター体制に移行しました。 ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュ GmbH とその子会社約 360 社、世界約 50 カ国にあるドイツ 国外の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約 150 カ国で事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュ のさらなる成長の基盤です。 ボッシュでは 2012 年に約 48 億ユーロもの金額を研究開発に投じ、さらに全世界では 4,800 件以上 の国際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちは革新的で有益なソリューションを 提供し、そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを 目的にしています。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロ ジーを提供し続けていきます。それこそが「Invented for life」です。 ボッシュの起源は、1886 年に創業者ロバート・ボッシュ(1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した 「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュ GmbH の独自の株主構造は、ボッシュ・ グループの財務上の独立性と企業としての自立性を保証するものです。「株主(利益配当)」と「経営 (議決権)」が完全に分離した企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来 の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができるのです。ロバート・ボッシュ GmbH の 株式の大半は非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率 92%、議決権なし)が 保有しています。議決権の大部分は株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッ シュ工業信託合資会社」が保有しています。残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家とロバー ト・ボッシュ GmbH が保有しています。 さらに詳しい情報は www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)www.bosch-press.com ボッシュ・メディア・サービス(英文),ツイッターhttp://twitter.com/BoschPresse を参照してください。 Page 3 of 3