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外国語(PDF:159KB)
外国語 英 語 科 の 授 業 1時間1セクションの枠をはずし、単元全体をひとまとめにして、概要から細部の理解へと迫る。 生徒を飽きさせない、様々な活動のバリエーションが必要である。 従 来 提 案 1時間目 2時間目 3時間目 セクション1 セクション2 セクション3 1時間目 単元全体の導入 4時間目 まとめ 2時間目 3時間目 内容理解中心 文法事項中心 4時間目 表現中心 ☆各セクションが独立しており、一度 習うとそのままになってしまう。 ☆全体から細部に迫る例 セクションを何度か重ねて 徐々に理解を促す。 例 1 ウォームアップ 【ねらい】既習事項の復習、基礎基本の定着を図る。 【留意点】・本時の展開につながるものとして、復習事項となる活動を取り入れる。 ・短時間でも毎回継続して行うことで、有効となる活動とする。 【活動例】ペアで対話練習、クイズ形式の聞き取り・書き取り、既習の本文音読練習 進級式の単語テスト、歌の活用(穴埋め、聞き取り教材として) 2 導入 【ねらい】単元全体の概要を理解し、新出文法事項に慣れる。 【留意点】 ・音声を中心として全体をつかませる。 ・聞き取りのポイントを提示することで、焦点化する。 1度目:「登場人物は何人?」「どんな人?」2度目:「どんな場面での会話かな?」 ・ALT を活用して、新出事項の練習をする。 【活動例】絵カードを使った読み聞かせ、ALT・人形等使った実演、ビデオ教材、ゲーム形式の練習 3 展開 【ねらい】音声→文字へ 細部の理解に迫る。 【留意点】 ・音声でつかんだ箇所を、教科書本文で確認する。 ・自力での音読につながるように、内容をつかませ、音と文字を結びつける。 ・理解を促す発問をしていく。(日本語・英語で) ・本文の暗唱につなげるため、音読練習のバリエーションを増やす。 【活動例】日本語での内容確認の質問 T-F(正誤確認の質問)、英問英答、音読練習、役割練習 4 まとめ 【ねらい】自己表現の場を与える。 【留意点】 ・新出事項を中心として、「書く」 「話す」活動を入れる。 ・「書く活動」→「読む活動」へ、「話す活動」→「聞く活動」へ、周囲の生徒 に伝えることを目標に活動させる。 【活動例】・1年生であれば、習った事項を含んだ文を書かせる。例文を示し、一部を変えるだけで もよい。 ・2年生後半からは、3年修了時までに1つのテーマを5文で表現することを目標に作文 させる。トピックを変えて練習させる。→スピーチへつなげる。 18