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京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属
京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会 平成 27 年度 臨床研究等倫理講習会 (前期全回共通資料) プログラム: 1. 「新統合倫理指針と京都大学における審査体制と方針」 医の倫理委員会 委員長 小杉 眞司 教授 2. 「『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』に準拠した研究計画書の書き方」 医の倫理委員会 事務局 大守 伊織 客員研究員 山中 真由美 特定職員 3. 「モニタリングと監査 『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』で 求められるもの」 臨床研究総合センター・データサイエンス部 森田 智視 教授 多田 春江 助教 4. 「臨床研究と利益相反マネジメント ~意欲ある研究者が安心して研究に取り組める環境を整備する~」 医学研究科 社会健康医学系専攻・知的財産経営学分野 寺西 豊 特任教授 5. 「臨床介入研究の説明同意文書の KING への登録について」 臨床研究総合センター・早期臨床試験部 角 栄里子 助教 6. 「リサーチインテグリティ」 医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野 中山 健夫 教授 7. 「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」 医の倫理委員会 事務局 戸田 聡一郎 特定助教 8. 自己理解度チェック 【お問い合わせ先】 京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会 ℡:075-753-4683/Fax:075-753-4642 E-mail: [email protected] 2015/4/3 平成27年度第1.2.3回 臨床研究等倫理講習会 新統合倫理指針と 京都大学における審査体制と方針 2015.4.3 京都大学大学院医学研究科・医学部 及び医学部附属病院 医の倫理委員会 委員長 小杉眞司 人を対象とする医学系研究に関す る倫理指針 従来の「臨床研究に関する倫理指針」と 「疫学研究に関する倫理指針」を統合 医学系研究に関与するすべての研究者・ 研究支援者に教育研修が義務付け 侵襲(軽微を除く)を伴う介入研究のモ ニタリング・監査を義務付 侵襲・介入等の用語の明確化(詳細なガ イダンス) 1 2015/4/3 2 2015/4/3 医の倫理委員会の審査対象 各種指針の対象研究 ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指 針(H13年度) 遺伝子治療臨床研究に関する倫理指針 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針 ヒトES細胞の分配及び使用に関する指針 ヒトES細胞の樹立に関する指針 • ヘルシンキ宣言の対象研究 • 対象外の研究は規定していない 「再生医療等の安全性の確保に関する法律」に 関するものは特定認定再生医療等委員会で審 査 • 電子申請について 新統合指針対象研究:「臨床介入研究(侵襲 を伴う観察研究を含む)」、「疫学研究」、 「一般研究」の一部を全て電子申請システム を用いておこなう。(4月6日スタート) 上記に該当するものは、変更追加申請も電子 申請システムで行う。 「ヒトゲノム・遺伝子解析研究」、「ES使用 計画」、個別症例に対する新医療等の実施に かかわる「臓器移植」、「適応外医薬品臨床 使用」について従来と同様電子メールでの申 請とする。 3 2015/4/3 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針の規定 介入 侵襲の 程度 観察 通常の診療を超える 割付 医療行為 補償保険 研究実施後医療の提供 侵襲 モニタリング・監査 モニタリング・監査 あり SAE報告 SAE報告 (軽微を SAE報告 データベース登録 データベース登録 除く) 軽微な 侵襲 侵襲 なし 研究実施後医療の提供 SAE報告 SAE報告 データベース登録 データベース登録 データベース登録 SAE報告 データベース登録 年次報告の対象:C番号研究 介入 侵襲の 程度 観察 通常の診療を超える 割付 医療行為 補償保険 研究実施後医療の提供 侵襲 モニタリング・監査 モニタリング・監査 あり SAE報告 SAE報告 SAE報告 (軽微を データベース登録 除く) データベース登録 軽微な 侵襲 侵襲 なし 研究実施後医療の提供 SAE報告 SAE報告 データベース登録 データベース登録 データベース登録 SAE報告 データベース登録 4 2015/4/3 3年次報告の対象:R番号研究 介入 侵襲の 程度 観察 通常の診療を超える 割付 医療行為 補償保険 研究実施後医療の提供 侵襲 モニタリング・監査 モニタリング・監査 あり SAE報告 SAE報告 (軽微を SAE報告 データベース登録 データベース登録 除く) 軽微な 侵襲 侵襲 なし 研究実施後医療の提供 SAE報告 SAE報告 データベース登録 データベース登録 データベース登録 SAE報告 データベース登録 実質審査の対象 介入 侵襲の 程度 観察 通常の診療を超える 割付 医療行為 補償保険 研究実施後医療の提供 侵襲 モニタリング・監査 モニタリング・監査 あり SAE報告 SAE報告 SAE報告 (軽微を データベース登録 除く) データベース登録 軽微な 侵襲 侵襲 なし 研究実施後医療の提供 SAE報告 SAE報告 データベース登録 データベース登録 データベース登録 SAE報告 データベース登録 5 2015/4/3 迅速審査の対象:以下の他、多施設共同研究(従)・変更追加申請等 介入 侵襲の 程度 観察 通常の診療を超える 割付 医療行為 補償保険 研究実施後医療の提供 侵襲 モニタリング・監査 モニタリング・監査 あり SAE報告 SAE報告 (軽微を SAE報告 データベース登録 データベース登録 除く) 軽微な 侵襲 侵襲 なし 研究実施後医療の提供 SAE報告 SAE報告 データベース登録 データベース登録 データベース登録 SAE報告 データベース登録 人を対象とする医学系研究に おける留意点 多施設共同研究における他の施設で起 こった重篤な有害事象の報告 年次報告あるいは3年次報告・終了報告 承認研究期間内での研究期間延長申請 6 2015/04/03 「人を対象とする医学系研究に 関する倫理指針」に準拠した 研究計画書の書き方 京都大学医学研究科 医の倫理委員会事務局 大守 伊織 ・ 山中 真由美 ! 統合指針はどう変わったか ! 統合指針に準拠した研究計画書の書き方 ! 電子申請システムによる申請手順 2015/04/03 統合指針はどう変わったか 1. 統合指針の適用範囲 2. 用語の定義:「介入」「侵襲」「軽微な侵襲の範囲」 3. インフォームド・コンセント, インフォームド・ ア セント 4. 研究の信頼性の確保 利益相反の管理 試料・情報等の保管 モニタリング・監査 5. 補償 統合指針の適用範囲 統合指針の対象外の研究 しかし、倫理審査不要の要件は定めていない 2015/04/03 用語の定義: 「介入」 ①人の健康に影響を与える要因:看護ケア,生活指導,栄養指導,作業 療法等も含む ②制御する行為:割り付けを行うこと 対照群を設けないシングルアームでも治療法の選択を制約する場合等 を含む ③通常の診療を超える医療行為:医薬品医療機器等法の未承認医薬品・ 医療機器の使用や承認されていてもその範囲を超える使用、その他新 規の医療技術による医療行為であって、研究目的で実施するもの これまでは「割り付けあり」か「研究目的で実施 される通常の診療を超えた医療行為」に限定 用語の定義:「侵襲」 6-8 " 精神的な侵襲:心的外傷に触れる質問(災害、事故、虐待等)や研究目的 で意図的に緊張、不安を与える等、精神の恒常性を乱す行為 新たに「精神的な侵襲」が追加された <侵襲を伴わないと判断される研究> ! 研究目的でない診療で採取された試料等を用いる場合 ! 研究目的でも自然排泄される試料を採取する場合 ! 表面筋電図や心電図測定、超音波画像撮影などで負担がない場合 2015/04/03 用語の定義:「軽微な侵襲」の範囲 " 一般健康診断で実施される採血や胸部単X線撮影等と同程度 " 上乗せ採血等で傷害や負担が相対的にわずか " 造影剤を用いないMRI撮像 " 心的外傷に触れる質問等であっても、質問前の明示と拒否の機 会の確保等の十分な配慮がある " 研究対象者の年齢や状態等、総合的に判断 " 「侵襲」を「軽微な侵襲」と見なすことができるか否かにつ いては、一義的には研究計画書の作成に際して研究者が判断し、 その妥当性を含めて倫理審査委員会で審査する インフォームド・コンセント(IC) " 研究の特性に応じて「文書同意」「口頭+記録作成」 「情報公開+拒否の機会(オプトアウト)」 " 説明項目(統合指針21頁) " 緊急かつ明白な生命の危険が生じている状況での研究 の取り扱い(統合指針22頁)(新たな規定) 2015/04/03 インフォームド・アセントとは? インフォームド・コンセントを与える能力を欠くと客観 的に判断される研究対象者が、その理解力に応じた分か りやすい言葉で説明を受け、当該研究を理解し、賛意を 表すること。 " 「インフォームド・アセント」は小児に限らず、ICを与える能力を欠く と客観的に判断される対象者も含む " 自ら意向を表することができると判断される時は、アセントを得るよう 努めなければならない。(統合指針第13の2,努力義務として明記) " 対象者が拒否の意向を示した場合は、原則としてその意向を尊重 ただし、対象者に直接の健康上の利益が期待され、かつ代諾者がそ れに同意するときは、この限りではない。 研究の信頼性確保 (1)利益相反管理の徹底 特に、商業活動に関連し得る研究の場合 (2)試料・情報等の保管 侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴う介入研究の場 合、研究終了後5年または研究結果の最終の公表か ら3年のいずれか遅い日まで。 (3)モニタリング・監査 侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴う介入研究の場合 2015/04/03 補償 " 補償は賠償と異なる " 被験者救済の観点から治療費等の補償を行う " 研究者の過失の有無とは無関係 第5 研究責任者の責務 侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴い、通常の診療を超え る医療行為を実施する介入研究の場合、保険への加入、 その他の必要な措置を適切に講じなければならない。 未承認もしくは承認適応外使用に関する臨床研究の場合 は、副作用被害救済基金制度による補償が受けられない 恐れがあるため。 ! 統合指針はどう変わったか ! 統合指針に準拠した研究計画書の書き方 ! 電子申請システムによる申請手順 2015/04/03 まず、医の倫理委員会HPの記載すべき事項をご確認ください ここからダウンロード して下さい 人を対象とする医学系研究の倫理審査にあたり 研究計画書に記載すべき事項(2015.4.1版) 記載すべき事項は31項目あり、必須項目と選択項目に分けている。 必須項目は、必ず記載。 選択項目は、研究内容の特性により選択項目表を参考にし、必要 に応じて記載。 2015/04/03 7.インフォームド・コンセントを受ける手順 □(必須) 1)新たに試料・情報を取得する場合 研究対象者のリスク・負担 侵襲 介入 あり ― あり なし ― 人体取得試料 なし IC手続 試料・情報の種類 人体取得試料以外 文書 文書 or 口頭+記録作成 文書 or 口頭+記録作成 文書 or 口頭+記録作成 or 情報公開+拒否の機会 口頭 IC + 記録作成 口頭によりIC を受け、説明の方法及び内容並びに受け た同意の内容に関する記録を作成しなければならない。 (統合指針第5章第12) " 「同意の内容に関する記録」としては、同意の日時、 説明方法、説明者、同意事項等について記載する必要 がある。 " 同意の内容に関する資料を渡すなどの配慮を行うこと が望ましい。(ガイダンス73頁) 2015/04/03 8.代諾者からのインフォームド・コンセントを受ける手続き □(選択) 代諾の3要件が満たされていること 1)代諾者等の選定方針 2)代諾者等への説明事項 3)未成年者やICを与える能力を欠くと客観的に判断される 者を研究対象者とすることが必要な理由 IC を与えることができる研究対象者から十分な研究データが得られるのに、 IC を与える能力を欠く人から研究データを取得することは適当でない。代諾 者からIC を受けて実施する妥当性が認められ得るのは、基本的に、その対象 者となる集団(例えば、乳幼児、知的障害者など)に主として見られる特有の 事象にかかる研究に限られることに留意する必要がある。(ガイダンス92頁) 13.重篤な有害事象への対応 医の倫理委員会HPの作業手順書11を参照 " 研究計画書への記載が求められているのは、侵襲(軽微 な侵襲を除く)を伴う研究の場合。(統合指針13頁) " 研究計画書に記載していなくても、侵襲を伴う研究では 重篤な有害事象の発生時に報告する義務がある。 (統合指針29頁) 2015/04/03 予測できない重篤な有害事象 重篤な有害事象のうち、研究計画書、インフォームドコン セントの説明文書等において記載されていないもの又は記載 されていてもその性質もしくは重症度が記載内容と一致しな いものをいう。 既承認医薬品・医療機器の場合は、添付文書、未承認医薬 品・医療機器の場合は、計画書に記載の未承認医薬品・医療 機器の概要も予測可能性の判断要素とする。 因果関係が否定できない時は厚生労働大臣に報告 17. 研究機関の長への報告内容及び方法 □(選択) # 研究の倫理的妥当性や科学的合理性を損なう事実もしく は情報を得た場合は、速やかに安全性情報に関する報告 を行う。 # 研究実施の適正性や研究結果の信頼性を損なう事実もし くは情報を得た場合は、速やかに逸脱報告書を提出する。 # 年次報告は介入研究および侵襲(軽微な侵襲を除く)を 伴う観察研究においては毎年必要であるが、それ以外の 研究においては1回/3年以上とする。中止・終了報告は適 宜行う。 # 侵襲を伴う介入研究においては、成果の学会発表や論文 をPDFで電子申請システムに添付する。また、成果の最 終の公表を報告する。 2015/04/03 ! 統合指針はどう変わったか ! 統合指針に準拠した研究計画書の書き方 ! 電子申請システムによる申請手順 2015/4/3 モニタリングと監査 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」で求められるもの 京都大学医学部附属病院 臨床研究総合センター データサイエンス部 モニタリング 2 1 2015/4/3 モニタリングとは 第1章 総則 第2(28) 『人を対象とする医学系研究に関する 倫理指針』では 研究が適正に行われることを確保するため、 研究がどの程度進捗しているか並びにこの 指針及び研究計画書に従って行われている かについて、研究責任者が指定した者に 行わせる調査 3 モニタリングの対象となる研究 第2章 研究者等の責務等 第5_2(1)、第8章 研究の信頼性確保 第20(1) 侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴う研究 であって介入を行うもの 4 2 2015/4/3 用語の定義 -侵襲- 第1章総則 第2(2) 侵襲 研究目的で行われる、穿刺、切開、薬物投与、放射線照射、心的外傷に触れる質問 等によって、研究対象者の身体又は精神に傷害又は負担が生じることをいう。 侵襲を伴う 医薬品医療機器等法に基づく既承認医薬品を、 研究目的で、当該承認の範囲内で投与する場合 (その成分や用法・用量等によっては、「侵襲」を伴わないとみなすことができる場 合もあり得る。) 研究目的で意図的に緊張、不安等を与える等、 精神の恒常性を乱す行為によって、研究対象者の 精神に負担が生じる場合 平常時に被る範囲を超える恒常性の変化、健康上 の影響(自覚されないものを含む。)等であって、確 定的に研究対象者の身体又は精神に生じるもの 侵襲を伴わない 研究目的でない診療における穿刺、切開等 研究目的でない診療で採取された血液、 体液、組織、細胞、分娩後の胎盤・臍帯等 (いわゆる残余検体)を既存試料・情報として用い る場合 実際に生じるか否かが不確定な危害の可能 性(研究目的の薬物投与によって有害事象を 生じるリスクなど) その研究が「侵襲」を伴うものか否か等については、研究責任者が判断し、 その妥当性を含めて倫理審査委員会で審査する 5 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 用語の定義 -軽微な侵襲- 第1章総則 第2(2) 軽微な侵襲 侵襲のうち、研究対象者の身体及び精神に生じる傷害及び負担が小さいもの (例) • 一般健康診断と同程度の採血及び放射線照射 (但し、対象者の年齢・状態、行われる頻度も含めて判断) • 研究目的で上乗せされる穿刺、切開、採血が、研究目的でない穿刺、切開、採血等 と比較して、研究対象者の身体及び精神に追加的に生じる傷害や負担が相対的に わずかである • 造影剤を用いないMRI 撮像 • 質問票による調査で、研究対象者に精神的苦痛等が生じる内容を含むことがあらか じめ明示されており、研究対象者が匿名で回答又は回答を拒否することができる等、 十分な配慮がなされている 6 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 3 2015/4/3 用語の定義 -介入- 第1章総則 第2(3) 介入 研究目的で、人の健康に関する様々な事象に影響を与える要因(健康の保持増進につながる 行動及び医療における傷病の予防、診断又は治療のための投薬、検査等を含む。)の有無又は程度を制御する 行為(通常の診療を超える医療行為であって、研究目的で実施するものを含む。) 傷病の治療方法、診断方法、予防方法その他、研究対象者の健康に 影響を与えると考えられる要因に関して、研究計画書に基づいて作為 又は無作為の割付けを行うこと(盲検化又は遮蔽化を行う場合を含む。) ※ 割付けには、群間比較のため研究対象者の集団を複数の群に分けて行う場合のほか、 対照群を設けず単一群(シングルアーム)に特定の治療方法、予防方法その他、研究 対象者の健康に影響を与えると考えられる要因に関する割付けを行う場合も含まれる。 (参考) 通常の診療を超える医療行為 • • • 未承認医薬品・医療機器の使用(体外診断用医薬品を含む。) 既承認医薬品・医療機器の承認等の範囲(効能・効果、用法・用量等)を超える使用 7 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) その他新規の医療技術による医療行為 モニタリングを実施する前に~その1~ 第3章 研究計画書 第8 ㉕、第8章、研究の信頼性確保 第20(1)(2) モニタリング手法の検討 画一的なものではなく個々の研究の目的や性質等に よって、適切かつ効率的に行う 例えば • あらかじめ定められた方法により原資料等を直接確認する • 多施設共同研究において、EDC(Electronic Data Capture)を用いた方法等に よる、中央にてデータを一括管理し評価する 研究計画書に記載する • 実施体制 モニタリングに従事する者の氏名、責務 当該研究機関との関係 当該業務を委託する場合には、その委託先 等 • 実施手順(モニタリングに関する手順書に替えることも可能) モニタリング方法、範囲、評価項目等 モニタリング結果の報告方法 上記の妥当性を含めて倫理審査委員会の審査を受ける必要がある 8 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 4 2015/4/3 モニタリングを実施する前に~その2~ 第5章 インフォームド・コンセント等 第12_3㉑ インフォームド・コンセント(説明事項) モニタリングに従事する者が、必要な範囲内において 当該研究対象者に関する試料・情報を閲覧する旨 9 モニタリングに従事する者の要件 第8章研究の信頼性確保 第20(2)(5) 研究に関する倫理並びにモニタリングの実施 に必要な知識等を有している者 ※ モニタリングに従事する者は、その業務上知り得た情報を正当な理由 なく漏らしてはならない。その業務に従事しなくなった後も同様とする。 研究責任者 10 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 5 2015/4/3 モニタリング実施後 第8章研究の信頼性確保 第20(4) モニタリングに従事する者は、当該モニタリング の結果を研究責任者に報告しなければならない ※ 研究代表者(総括責任者)を置いている場合には、研究代表者にも報告 内容を共有することが望ましい 報告する内容(※モニタリング方法に応じて変更有) • • • • 日付 実施場所 担当者の氏名 モニタリング結果の概要等 11 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 監査 12 6 2015/4/3 監査とは 第1章総則 第2 (29) 『人を対象とする医学系研究に関する 倫理指針』では 研究結果の信頼性を確保するため、研究が この指針及び研究計画書に従って行われたか について、研究責任者が指定した者に行わせ る調査 13 監査の対象となる研究 第2章研究者等の責務等 第5_2(1)、第8章研究の信頼性確保 第20(1) 侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴う研究であって介 入を行うものを実施する場合には必要に応じて 監査を実施しなければならない 監査の必要性 ※ 研究計画書の作成に際して研究責任者が判断する 研究の社会的及び学術的な意義、研究対象者への負担並びに予測される リスク及び利益等を踏まえ、研究の質や透明性の確保等の観点から総合的 に評価する 判断の妥当性を含めて倫理審査委員会の審査を受ける 14 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 7 2015/4/3 監査を実施する前に 第3章 研究計画書 第8㉕、第8章研究の信頼性確保 第20(1)、第5章 インフォームド・コンセント等 第12_3㉑ 研究計画書に記載すべき事項 • 実施体制 監査に従事する者の氏名、責務 当該研究機関との関係 当該業務を委託する場合には、その委託先 等 • 実施手順(監査に関する手順書に替えることも可能) 監査結果の報告方法 インフォームド・コンセント(説明事項) • 監査に従事する者が、必要な範囲内において当該研 究対象者に関する試料・情報を閲覧する旨 15 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 監査に従事する者の要件 第8章研究の信頼性確保 第20(2)(3)(5) • 研究に関する倫理並びに監査の実施に必要な知 識等を有している者 • 当該研究に携わる者及びモニタリングに従事する 者以外(当該研究機関内の者でもよい) ※ 監査に従事する者は、その業務上知り得た情報を正当な理由なく漏 らしてはならない。その業務に従事しなくなった後も同様とする。 研究責任者 16 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) 8 2015/4/3 監査実施後 第8章研究の信頼性確保 第20(4) 監査に従事する者は、当該監査の結果を研究 責任者及び研究機関の長に報告しなければな らない ※ 研究代表者(総括責任者)を置いている場合には、研究代表者にも報告 内容を共有することが望ましい 報告する内容 • • • • • 日付 実施場所 担当者の氏名 監査の対象 監査結果の概要等 17 人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(平成27年2月9日) モニタリングと監査の違い 役割 役割の定義(ICH‐GCPより抜粋) モニタリング 品質管理活動 研究関連の活動の質に求められる要件を充足していることを検証するために、 研究の品質保証システムの一環として行われる実務的な手法及び活動 監査 品質保証活動 研究の実施、データ作成、文書化(記録化)及び報告が、GCP及び適用される 規制要件を遵守していることを保証するために設定された、計画的かつ体系 的な全活動 モニタリング(事実の確認、記録の作成) 依頼者 モニタリング 医療機関 診察 原資料 モニタリング報告書 症例報告書 必須文書 薬剤管理記録 データベース 必須文書 監査(事実が再構築できるかどうかを確認) 18 治験QC業務の均質化・効率化及びオーバークオリティの境界線に関する考察(一部改変) 9 臨床研究と利益相反マネジメント 〜意欲ある研究者が安心して研究に取り組める環境を整備する〜� ������������http://www.med.kyoto-u.ac.jp/on-campus/conflict-of-interest/� 平成26年1月21日京都大学は� 利益相反マネジメントポリシーを改訂しました。� 平成26年7月、平成27年2月 医学研究科は、� 医学研究利益相反マネジメント規定を改訂しました。� 平成27年4月3日 京都大学 京都大学大学院医学研究科� 社会健康医学系専攻・知的財産経営学分野� 特任教授 寺西 豊 1� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 今回の改訂の背景� 1.�アメリカ�NIH からの米国内向けCOI マネジメントの強化指令� ����いわゆる「Physician Payment Sunshine Act」を受けての方針� 2010年3月承認�2013年2月規定発表(2012年度中に対応)� 2.NIH の指令をうけた形で日本製薬工業協会からの� ���「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」� ������2011年1月19日策定�2013年3月21日改訂� ����2013年度から製薬企業から大学等への金銭授受に関する� ����情報公開が始まった� 3.国立大学附属病院長会議からの提言�����平成25(2013)年9月19日�� ���臨床研究の信頼性確保と利益相反の管理に関する緊急対策 � (ノバルティスファーマ社のディオバン事件)� 4.全国医学部長病院長会議から「医系大学・研究機関・病院のCOI� �����マネジメントガイドライン」����������������������平成25年11月15日� 5.国立大学附属病院長会議から、「企業等からの資金提供状況の公開に� ���関するガイドライン」�平成26年6月決定9月一部改訂� 2� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 1 改正のポイント� 1.申告の金額を「100万円を超える額→50万円を超える額」に変更 ��(NIH のルール変更への対応) 2.京都大学利益相反マネジメント規程改訂に伴う審査手順の変更 3.臨床研究・試験に関する利益相反マネジメントの強化 ��・申告の義務化 ��・産学連携活動の事例の明確化�(利益相反申告事前調書内に記載)�� ��・寄附講座等と臨床研究への関わり方の判断基準の明確化� 3� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) ディオバンの市販後臨床試験� ノバルティス製薬のディオバン(一般名バルサルタン)の� 市販後臨床試験におけるデーターの改竄が疑われた事例� 関係を疑われている大学:� �京都府立医科大� �慈恵医科大� �名古屋大� �滋賀医大� �千葉大� 試験結果に事実と違う内容が記載と認めて、� 論文を取り下げた大学:� �慈恵医大、京都府立医大� 4� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 2 京都府立医科大の事例� 関係者�京都府立医大�M�元教授� ・M元教授は、ノバルティス製薬から奨学寄付金として3億8170万円(03〜12年)� �を受領していた。� ・M元教授がこの臨床試験を04年から開始し、その統括研究者の立場にあった� ・府立医大病院は、ノバルティスと契約関係がある� ・京都府立医科大学の臨床試験へは、大阪市立大学医学部「臨床疫学」の研究員(後日、� �詐称と判明)の資格で、ノバルティス製薬の社員が企業所属と言わずに参加していた� ・病院の個別患者のカルテの情報と臨床試験の同一患者の情報が異なっている� ��事実が、大学の調査委員会にて確認された� ・この社員が、臨床データーの改竄を行ったとの大学の調査委員会の指摘があった� ・臨床試験研究の結果は、間違っていたと認定し論文を取り下げた� 京都府立医科大が実施した臨床試験において、評価組織がどのような体制で評価を� 行い、その上で研究成果を公表したかは、情報として明らかになっていない。� � (2013年4月〜10月の新聞記事記載から抜粋) � 5� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 創薬活動は、製薬企業と 大学・病院の協力関係が必須要件� 6 (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 3 我が国の医薬品市場 薬事工業生産動態統計のデーターを利用� 年度 国内生産高 (A) 輸出額 (B) 輸入額 (C) 国内消費額 (A-B+C) 輸入品比率 C/(A-B+C) H13 5兆4,258億円 492億円 9,988億円 6兆3,754億円 0.156 H16 6兆1,211億円 1,269億円 1兆2,979億円 7兆2,921億円 0.178 H17 6兆3,907億円 1,251億円 1兆4,191億円 7兆6,847億円 0.185 H18 6兆4,380億円 1,326億円 1兆5,648億円 7兆8,709億円 0.199 H19 6兆4,521億円 1,440億円 1兆7,083億円 8兆0,164億円 0.213 H20 6兆6,200億円 1,626億円 1兆8,594億円 8兆3,168億円 0.223 H21 6兆8,195億円 1,627億円 2兆1,264億円 8兆7,832億円 0.242 H22 6兆7,790億円 1,444億円 2兆3,165億円 8兆9,511億円 0.259 H23 6兆9,873億円 1,384億円 2兆5,312億円 9兆3,801億円 0.270 H24 6兆9,767億円 1,376億円 2兆8,174億円 9兆6,565億円 0.291 ・緩やかな持続的成長� ・医療機器以上に医薬品も大幅な輸入超過 ・外資系の市場占有率が年々増大 H13年15.6%→H24年29.1%� 7� 7 我が国の製薬産業の国際競争力強化が必須 (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 利益相反マネージメント 安 全 � � 利 大 兼益 学 道 業相 行反 認 為 当 � ) 危 険 大 利 学 道 益 相 認 反 ( ( � 当 法 ( ) 兼 業 行 為 � 令 断 崖 違 教育・研究 反 ) 産官学連携 (奈良先端科学技術大学院大学 http://ipw.naist.jp/conflict_of_interest/index.htm より)� 8� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 4 組織としてどう対応すべきか� 今後の制度設計のコンセプト� 臨床試験を実施するもの� 臨床試験の研究デザインをするもの� 臨床試験のデータマネジメントを担当するもの� 臨床試験の効果を評価するもの� 3者の機能の独立性を担保する研究体制の構築� PMDAの評価委員会への参加基準に準拠する� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 9� COIマネジメント 京都大学医学研究科利益相反マネジメント� 自己申告事前調書チェック項目� 医学会の例 � 筆頭発表者のCOIの開示� ①臨床研究への関与とその係わり方� 発表内容に関する当該研究の� 産学連携先相手企業とのCOI� 治験、医師主導治験、先進医療、市販後臨床試験等� ②寄付金、奨学寄付金、研究助成金の受け入れ � 1.顧問� 2.株保有・利益� ③共同研究等の受け入れ� 3.特許使用料(大学管理/個人報酬)� ⑴共同研究 ⑵共同研究講座 ⑶SRP ⑷受託研究等� 4.講演料� ④兼業(許可申請の手続きのみ)活動と報酬の受け入れ� 5.原稿料� ⑴役員 ⑵監査役 ⑶技術顧問/コンサルティング 等� 6.委託研究・共同研究� ⑤発明者としての報酬の受け入れ� 7.奨学寄付金� ⑥企業の公開株もしくは未公開株の保有� 8.寄付講座所属� ⑦企業からの依頼による技術説明会等の講演活動等� 9.贈答品などの報酬 ⑧寄附講座・産学連携プロジェクト等の構成員としての� 大学での雇用� ⑨寄附講座・産学連携プロジェクト等の統括責任者とし� 自己管理/説明責任の部分� ての活動� ⑩企業等からの研究生の受け入れ(共同研究契約以外)� 1.顧問(料)等→製薬企業から公開予定� ⑪兼業等産学連携活動相手先への学生の派遣� 2.株保有・利益� ⑫PMDA活動への関与� 4.講演料→製薬企業から公開予定� ⑬企業等との商取引(知財・物品購入の選定への関与)� 5.原稿料→製薬企業から公開予定� に関する決済権をもつ会議の構成員活動� 9.贈答品などの報酬� 自己判定結果→カテゴリーA, B, C, D and F→�A and Dは自己申告書を提出 � 10� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 5 製薬工業協会の透明性ガイドライン A.研究費開発費等� ・共同研究費/委託研究費 � �年間の総額 � ・臨床試験費 � � �年間の総額 � ・製造販売後臨床試験費 � �年間の総額 � ・副作用・感染症症例報告費 � �年間の総額� 市販後臨床試験等と呼ぶ� ・製造販売後調査費 � � �年間の総額 � B.学術研究助成費� ・奨学寄附金 � �○○大学○○教室: � �○○件○○円� ・一般寄附金 � �○○大学(○○財団): �○○件○○円� ・学会寄附金 � �第○回○○学会(○○地方会・○○研究会):○○円� ・学会共催費 � �第○回○○学会○○セミナー:○○円� C.原稿執筆料等� ・講師謝金 � �○○大学(○○病院)○○科○○教授(部長):○○件○○円 � ・原稿執筆料・監修料 �○○大学(○○病院)○○科○○教授(部長):○○件○○円� ・コンサルティング等� 業務委託費 � �○○大学(○○病院)○○科○○教授(部長):○○件○○円� D.情報提供関連費(大学名、個人名は開示されない模様)� E.接待等費用(大学名、個人名は開示されない模様)� 赤字:情報開示に対しては、� 個人で対応すべき事項 11� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 利益相反の管理体制� 京都大学� 医学研究科・附属病院� 全学における� ・京都大学利益相反ポリシー� ・京都大学利益相反マネジメント規程� ・組織体制� �����京都大学利益相反マネジメント室� ����������������室長� H27年5月着任予定� ����������������利益相反カウンセラー� �����利益相反マネジメント委員会� �����医学研究利益相反マネジメント委員会� �����アドバイザリーボード� 医学研究科における� 「利益相反マネージメントポリシー」� 「利益相反マネジメント実施要領」� ・組織体制� 医学・病院共通事務部(国際)� (利益相反マネジメント事務窓口)� 医学領域産学連携推進機構� (カウンセラー窓口)� 利益相反予備審査委員会� 12� (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 6 利益相反の立場にある大学の職員の関与� 1.兼業している教員が統括する講座(研究室)の構成員� 2.寄附講座にて雇用されている教授、准教授等� 3.Sponsored Research Program にて雇用されている准教授等� 4.メディカイノベーションセンター個別プロジェクトにて雇用されている教授、准教授等� 5.2項から4項までの受入れ/設置の統括者� 6.その他、民間との共同研究において納入された資金で雇用されている教職員� 調整医師� 統括医師� 分担医師 治験� 多施設� X� X� ○� 医師主導治験� 単独/少数� ー� X〜△� ○� 先進医療� 単独/少数� ー� X〜△� ○� 市販後臨床試験� 多施設� X� X� ○� 統括(責任)医師への就任は、原則不可。ただし、� 評価委員会(仮称)等の委員長に、利害当事者でない人を選任する条件付き で、就任可とする。(△)� � 13 (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) ご静聴ありがとうございました 14 (本スライドに関わる著作権をはじめとする一切の権利は、京都大学医学部医学研究科社会健康医学系専攻知的財産経営学分野の規定に準拠します。©.寺西豊) 7 ಏ෫ஂোଢ଼भହਔધછ भKINGषभఃஈपणःथ ਛ27ফ২ਸ਼1ಏ෫ଢ଼ಉಆভ 2015ফ4া3 ಏ෫ଢ଼়७থॱشଫಏ෫ୡ 1 ഓ ౭ ూବ َಏ෫ଢ଼पঢ়घॊ৶ଉُभᏍஹ૾யभનੳभञीؚ 2013ফ1া11पి়ਙ৹ਪऋষॎोञ؛৹ਪपঢ়घॊ ௬पउःथَؚಏ෫ଢ଼पঢ়घॊਔછभ৳ଵ্১पणः थؚ൧ఐप౮ऩढथउॉؚ০ؚপ୰৸৬द৳ଵ ্১भଁ॑ਫ਼ୈखथຘऌञःُ؛धभ॥ওথॺऋँढञ؛ প୰मಏ෫ଢ଼রற୰पऔोथउॉؚICHGCPपುखञୡभৰऋਏऔोथःॊ؛ ্दؚਔછ॑ਉমद୰धखथ৳ଵघॊৃ়ৃؚਚ ન৳ृ৳ଵ্১भଁऩनऋਖق؛॥५ॺऋ…ك 2 • ਉমभਔછ॑ਗ਼ᄘ৬द৳ଵखञः • GCPपುखञুದ ਗ਼৲खञटऐदम ਉমभ৻ॎॉपमऩैऩः ಏ෫ୡभ౧ङाਔછؚ॑५य़কথखथਗ਼ढ़ঝॸप ఃஈघॊटऐदमؚ५य़কথखञਗ਼৲ધછ॑GCPभ৳ோ ધછधाऩचऩःभमऩछ ءਉমगूऩःऊैء ਗ਼৲ધછभَઌਫਙَُৄഭਙُलَ৳ோਙُಉ॑ન ৳घॊऒधऋقؚ੪भभધછप৻इथكਊჾਗ਼৲ધછ ॑ਉমधाऩघभ੯ 3 • ৸ଵ৶फ़ॖॻছॖথषभᏍஹभ৳ • ਗ਼ढ़ঝॸ३५ॸभਝ઼؞ ଵ৶पঢ়घॊધછभତ৶ • ৳ଵपঢ়घॊুದછ • ిજऩธಫిؚજऩઈ৷قधजभનੳك ५य़কথभಳਡ • ५य़কথऔोञધછमؚਗ৳ଵऋৰऔोथःऩः؛ • ५य़কথધછঽ৬मফ10TBেĺযੲਾधखथଵ৶ घॊधؚ৳ଵटऐदुા৷ऋে • ୡभਔછ॑ງஂ૾ऩनधયશघॊऒधऋदऌऩः؛ • ઃभংش॥ॻشऋলथऎॊऽदؚ৴भધછधੳघॊ भदූؚਯमੴचङؚಥরदಥજोॊ૭ચਙऋँॊ؛ • ౧खञমযभછథऊनअऊमਖ਼खऩः؛ 4 • 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permission of Keystone), (B) Charles Darwin (1809– 1882), the father of evolution [reproduced with permission from John van Wyhe ed. “Mendel’s data were too good to be true…” Lüscher T F Eur Heart J 2013;34:1018-1023 Published on behalf of the European Society of Cardiology. All rights reserved. © The Author 2013. For permissions please email: [email protected] Eur Heart J. 2009 Oct;30(20):2461-9. doi: 10.1093/eurheartj/eh p363. Epub 2009 Aug 31. 2 2015年4月3日 読売新聞 2014年⽇本の10⼤ニュース http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20141227-OYT8T50031.html 5 Retraction: 論⽂撤回・取り下げ 6 3 2015年4月3日 東⼤論⽂不正11⼈関与 〈東京⼤学分⼦細胞⽣物学研究所〉 読売新聞 2014年12⽉26⽇ 【ポイント】 ・論⽂165本のうち33本で不正があ ると認定 ・不正⾏為が認定されたのは11⼈ ・懲戒事由などに相当する可能性が あるとされたのは6⼈ 【研究不正が起きた背景】 ・国際的に著名な学術雑誌への論⽂ 掲載を重視 ・ストーリーにあった実験結果を求 める ・実施困難なスケジュールの設定 ・学⽣らへの⾼圧的な指⽰や指導 ・安易に共著者に名前を連ねる慣習 7 ⽇本学術会議 「声明 科学者の⾏動規範」平成25年 改訂 • 〈科学者の基本的責任〉 – 科学者は⾃ら⽣み出す専⾨知識や技術の質を担保す る責任を有し、さらに⾃らの専⾨知識、技術、経験 を活かして、⼈類の健康と福祉、社会の安全と安寧、 そして地球環境の持続性に貢献するという責任を有 する。 • 〈科学者の姿勢〉 – 科学者は常に正直、誠実に判断、⾏動し、⾃らの専 ⾨知識・能⼒・技芸の維持向上に努め、科学研究に よって⽣み出される知の正確さや正当性を科学的に ⽰す最善の努⼒を払う。 8 4 2015年4月3日 公正な科学活動 • research integrity • ⇔ ”scientific misconduct (不正⾏為)” – “FFP” • 捏造(Fabrication) – 存在しないデータの作成 • 改ざん(Falsification) – データの変造、偽造 • 盗⽤(Plagiarism) – 他⼈のアイディアやデータや研究成果の適切な 引⽤なしで使⽤ • (⽇本学術会議、⽶国連邦州政府機関の定義[2000年]、⽶国科学アカデミー) 9 サマーリン事件 (1974年) • ⽶国スローン・ケタリング記念がんセンターのウィリア ム・サマーリンによるネズミの⽪膚移植実験 • 成功への圧⼒から⼈為的に⽪膚を⿊く着⾊。 • メディアを通じて社会の⽿⽬を集めた。 – “Summerlin‘s painted mouse (mice)” 捏造の象徴 • …それまで研究の不正はあっても、研究者の世界でのみ語 られることが⼀般的。 • 医学研究、特に公的資⾦を投じた成果に、不正が混じり 込むことは、研究者に公的資⾦の使⽤責任だけでなく、 (正しくない検査法や治療法の採⽤で)直接その悪影響を 被りかねないことに「社会」が気付く。 • (⼭崎茂明. 科学者の発表倫理 東京︓丸善 2013) 10 5 2015年4月3日 ジョン・ダーシー事件(1981年) • 才能豊かで将来を嘱望された研究者で内科医のジョン・ ダーシーが、結果をでっちあげたのが⾒つかった。 • 捏造事件が⼀つ暴露されると、ダーシーが勤務していた ハーバードなどで⾏われた調査により、その不祥事が他 でも起こったことが明らかになった。 • ダーシーのデータは、共同研究をした研究室の結果と⽭ 盾していた。科学における共同研究は、研究グループの メンバー全員が正直であるという相互の信頼関係に基盤 を置いている。⼗分練られた欺瞞には、常に誰もが不意 打ちをくってしまう。 • <出典> アレクサンダー・コーン【著】、酒井シヅ・三浦雅弘 【訳】『過失と不正の科学史 科学の罠』⼯作舎(平成2年) 11 不正告発。しかし… ︓ボルチモア・イマニシ=カリ事件 1986年 • 1975年度ノーベル賞受賞者、デビッド・ボルチモ アの研究室のイマニシ=カリがCell誌に発表した 論⽂を、同僚のマーゴット・オトールが論⽂デー タと実験ノートの不⼀致から改ざんとして告発。 • 当初、その告発は取り合われなかったが、オトー ルは、研究不正に対し最も厳しい考えを持ってい た下院議員ジョン・ディンゲルに直訴。 • 下院委員会は、シークレット・サービスの専⾨家 にまで実験ノートの分析を依頼、しかし明確な結 論に⾄らず。 • ボルチモアはロックフェラー⼤学⻑職を辞職 12 6 2015年4月3日 • ・・・その後も議会公聴会、メディア、研究公正 局による調査が継続。 • 1996年、ORIは彼らの疑いを⽴証する証拠はない と結論付け、⽶国保健福祉省はイマニシ=カリ (とボルチモア)の潔⽩を証明し、何ら法的措置 が採られるべきではないとする正式の声明を発表。 • ⽶国社会を揺るがせた事件は、「不正」ではなく、 壮⼤な「冤罪」として終結。 • Friedly J. How congressional pressure shaped the 'Baltimore case'. Science. 1996;273(5277):873-5. • Hall SS. David Baltimore's final days. Science 1991; 254 (5038): 1576–9. • http://www.hhs.gov/dab/decisions/dab1582.html • http://en.wikipedia.org/wiki/David_Baltimore 13 研究者が共有すべき価値観 • 誠実 – 正直に情報を伝え、責任をもって⾏う • 正確 – 正確に知⾒を報告し、誤りを避ける ように注意する 論⽂執筆 ルールと 密接に 関連 • 効率 – 資源をうまく利⽤し、浪費を避ける • 客観性 – 事実に語らせ、誤った先⼊観を避ける US Office of Integrity 「ORI 研究倫理⼊⾨︓責任ある研究者になるために」 (⼭崎茂明訳 2005年) 14 7 2015年4月3日 国際医学雑誌編集者会議 “publication ethics” の基本⽂書 2013年8⽉改訂 Recommendations for the Conduct, Reporting, Editing and Publication of Scholarly Work in Medical Journals (ICMJE Recommendations, formerly the Uniform 15 Requirements for Manuscripts) 著者資格 authorship criteria 国際医学雑誌編集者会議 “publication ethics” の基本⽂書 2013年8⽉改訂 Recommendations for the Conduct, Reporting, Editing and Publication of Scholarly Work in Medical Journals (ICMJE Recommendations, formerly the Uniform Requirements for Manuscripts) 〈著者資格の4基準〉 ①構想から計画,またはデータ取得やその分析お よび解釈における相応の貢献 ②論文の草稿作成もしくは重要な専門的内容の批 判的校閲 ③出版原稿の最終承認 ④ 研究のすべての面に対して説明責任を負うこ とへの同意 (研究のすべての部分における正確 さと公正さに関する疑問が、適切に調べられ、解 決されたことを保証できる) 8 2015年4月3日 臨床・疫学研究の報告に関する各種声明 1979 ⽣物医学雑誌統⼀投稿規程第1版(ICMJE︓国際医学雑誌編集者委員会) 1990 Haynesら、構造化抄録の提案 1991 Guyatt 、EBMの提案 1992 コクラン共同計画の開始 1996 CONSORT(RCT報告) 1999 QUOROM (メタ・アナリシス) 2000 MOOSE声明(観察研究のメタ・アナリシス) 2001 CONSORT(第2版), AGREE instrument (ガイドライン評価) 2003 STARD (診断), COGS提案(ガイドライン)、STRICTA(鍼灸臨床 試験)、 2004 TREND(公衆衛⽣的観察研究), GRADE(診療ガイドラインの推奨 決定), ICMJEによる臨床試験登録,臨床試験登録に関するオタワ宣⾔ 2007 STROBE声明(観察研究) 2009 STREGA声明 (遺伝⼦相関分析), PRISMA声明( QUOROM 改良版) 2010 CONSORT声明(第3版), AGREE instrument II (ガイドライン評 価) 2013 SPIRIT (臨床試験プロトコール) 改訂中・・・ 臨床研究と疫学研究の ための国際ルール集. (編著)中⼭健夫, 津⾕ 喜⼀郎.ライフ・サイエ ンス出版 17 京都⼤学の研究公正の考え⽅ 研究者の⾃覚 防⽌ 志 積極的な視点 「志の⾼い」研究 の仕組み作り 研究不正の 防⽌ 2015年3月 京都大学研究公正の推進検討委員会資料 ご清聴、ありがとうございました 18 9 2015/04/03 2015/4/3( ( ( 2015/04/03 YES NO YES NO ( 2015/04/03 2015/04/03 2015/04/03 2015/04/03 2015/04/03 h/p://www.nih.gov/precisionmedicine/infographicAprintable.pdf