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みんなちがって みんないい

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みんなちがって みんないい
題材:
みんなちがって
みんないい
低学年用
学習領域:豊かな人間関係
配 当 時 間: 10 時 間
学 習 時 期 : 11 月 頃
ね ら い( 目 標 )
(1)自分や友だちに関心をもち、積極的にかかわろうとする。
(2)自分も友だちも肯定的に認め、ちがいに気付く。
(3)友だちの話を聞き、自分の思いを伝える。
(4)自分も友だちもかけがえのない存在であることを理解する。
すすめ方
学
習
活
動
出会いのステージ
(1)自分について、いろいろな項
目 に 答 え 、今 ま で に な い 自 分
を 発 見 し た り 、そ れ に つ い て
友だちと話したりする。
時間
・自分の木を上手に描くことがめあ
て で は な く 、自 分 の こ と を も っ と
知ってもらうために作る木であ
ることを知らせる。
・ 自 分 の 書 き た い 項 目 10 個 を 選 ん
で 記 入 す る よ う に 伝 え る 。資 料 ①
・後でつけたしてもよいことを助言
する。
1
・導入では児童の身近な経験から問
題 意 識 を 持 ち 、参 加 し た く な る よ
う に 、指 導 者 が 楽 し い 見 本 を 見 せ
る。
・最後の好きなものなどの話は、第
1次の「わたしの木」の内容を思
い出して話すことができるよう
にする。
4
学
指導上の留意点
習
画
・
学
追求のステージ
計
( 1 )「 そ う だ ね ゲ ー ム 」 を す る 。
・2人組になって、1人が指さし
ながら「あれは○○だね」と言
い、もう1人は「そうだね」と
答える。次にうなづきながら
「そうだね」と答える。最後は
好 き な も の な ど を 話 し「 そ う だ
ね」とにこやかに答える。
習
の
展
開
( 2 )「 元 気 の 出 る 聴 き 方 」 を す る 。 ・ チ ェ ッ ク カ ー ド を 使 用 し て 、 振 り
・話を聴くためのルール「体をむ
返られるようにする。資料②
け る 」「 話 す 人 を 見 る 」「 相 づ ち
を う つ 」を 意 識 し な が ら 練 習 す
る。
・話を聴く時の態度やあいづちの
打 ち 方 を 考 え 、良 い 聴 き 方 を し
てもらった時の心地よさを味
わう。
( 3 )( 4 )「 あ た た か い 言 葉 か け 」
・言葉かけには相手をよりよい気
持 ち に さ せ る「 あ た た か い 言 葉
かけ」と嫌な気持ちにさせる
「 つ め た い 言 葉 か け 」の 2 種 類
あ る こ と を 知 り 、言 葉 か け に よ
る影響を考える。
・「 え ー と こ カ ー ド 」 を も と に 、
あたたかい言葉を考える。
・自分の班の友だちのよいところや
が ん ば っ て い る と こ ろ を 書 く「 え
ー と こ カ ー ド 」を 一 人 分 ず つ ま と
めておく。
・各自で実際に行い、難しかった
点などを話し合う。
交流のステージ
(1)ペアになり、大きな紙の上に
寝転び、体全体を写しあい、切
り取る。
・自分の好きなポーズで寝転び、協
力して作業ができるように助言
する。
( 2 )( 3 ) 自 分 と 他 の 班 の 友 だ ち
の「えーとこカード」を作り貼
る。
・自分と友だちのものと区別できる
ように色分けしておく。
・なかなか書けない児童には、普段
の 様 子 を 想 起 さ せ て 、よ い と こ ろ
やがんばっているところなどを
見つけられるようにする。
・自分で書いたものは心臓の近くに
貼るようにする。
4
( 4 )最 後 の 班 の「 え ー と こ カ ー ド 」 ・ 自 分 で 書 い た も の と 友 だ ち が 書 い
を書いて貼り、感想を話し合
たものを比べられるようにする。
う。
・みんな、それぞれ違ったよいとこ
ろがあることに目をむけられる
ようにする。
自立のステージ
( 1 )「 え ー と こ ビ ン ゴ 」 を 行 い 、
自分への手紙を書く。
・見つけた友だちとあいさつをし
て 、お 互 い に 書 き 入 れ た よ い と
こ ろ を 一 つ ず つ 言 い 合 い 、同 じ
事であれば赤丸をつける。
・これまでの活動を思い出し、自
分自身に手紙を書く。
1
・第3次の「わたしの分身」で知っ
たことや気付いたことを思い出
して、書くようにする。
・これまでの活動を具体的に挙げ、
自 分 も 友 だ ち も 、か け が え の な い
存在であることに気づき自信を
もつことができるようにする。
学習材・指導材
( 1 )「 ラ イ フ ス キ ル ー 学 級 で 高 め ら れ る セ ル フ エ ス テ ィ ー ム 」
西宮ライフスキル研究会発行
( 2 )「 ソ ー シ ャ ル ス キ ル 教 育 で 子 ど も が 変 わ る 」
図書文化社発行
まとめと評価の視点
(1)今まであまり考えたり表現していなかったりする質問に答えることによって、
自分自身を見つめなおすきっかけとなる。また、それを友だちと話し合うこと
で、お互いの共通点やちがいを知り、友だちの新たな一面を発見することがで
きる。
(2)3つのソーシャルスキルの活動を通して、聴き方や言葉かけのスキルを身につ
けることができるようになる。
(3)自分のよいところや友だちのよいところを知り、自分も友だちも肯定的に認め
ることができるようになる。
(4)自分のよさや成長したことを思い出し、今までの自分との変化に気づき、自分
が、かけがえのない存在であることがわかる。そして、同じように周りの友だ
ち一人一人もかけがえのない存在であるという見方ができるようになる。
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