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経管栄養食について・・・
経管栄養食について・・・ 何らかの障害や病気で自分の口から食事(栄養)が取れなくなった方が、在宅治療や老人ホームなど、常時、 こ 医師が居ないところで生活をする場合にとられる方法が経管栄養法です。経管栄養法には胃瘻と経鼻栄養法 があります。胃瘻とは、胃に直接栄養剤を入れる方法で最近急速に普及している栄養法です。又、経鼻栄養 法は、鼻から胃に栄養剤を入れる方法で、鼻にチューブが入っている違和感や、自分でチューブを引き抜い てしまう自己抜去などトラブルが多く、肺炎になりやすいなど欠点があります。これらの栄養法のことを勉 強してみましょう。 五感を使い、味 わうことが1番 の喜びです。 経 食 何らかの障害で 口から食事を取 れなくなると・・・ 口 ( 食事を 食事 を 口 から取 から 取 る ) 胃 消化吸収の機能に障害があ ったり、嚥下が困難であった りして、口から食事を摂取で きない場合、栄養剤を摂取す る2つの方法があります。 事 経 管 (管で栄養を取る) 瘻(いろう) 経 胃瘻は、自然抜去や自己抜去の危険が少ない点と、鼻や喉への刺 激がなく苦痛が少ない点で経鼻経管栄養より優れています。長期 にわたって、胃や腸に栄養剤投与が必要であれば経鼻経管栄養よ りも、胃瘻のほうがよい。 胃ろうを作る際は、胃が無い方や、胃や腸の癒着が無い方であれ ば、胃ろうをされる側への負担も比較的少ない、内視鏡を使った 軽い手術が可能になりました。 胃ろうに使う管は、めったな事では抜けないので、着替え等をす るときもあまり心配しなくても大丈夫です。普段は途中から外し て服の中に収められるので、見た目にはわからない。 鼻 経鼻経管は、注意しなければな らないことが多い、又、管に栄養 食を流す前に必ず管が所定の位 置にあり、通っているかを医師か 看護師がチェックしなければなら ない為、在宅ケアには不向きで す。経鼻で在宅へ帰すことを今 はあまりしていません。 痰が肺に入る、又栄養剤が逆流して肺に入るなど誤嚥性肺炎を 引き起こす危険性があります。誤嚥性肺炎の予防としては、口の 中を清潔にして、栄養剤を流している間(2時間ぐらい)や、その 後30分ぐらいは、状態を起こして安静にしておくほうがよい。 お二人が 二人が、嬉しそうに しそうに うに食 食べられるのを見 べられるのを見る と、私まで嬉 まで嬉しくなります。 しくなります。 藤村 力 特養 介護職員 石崎さん担当 入所時は 「食 入所時は胃瘻処置後、 胃瘻処置後、半年が 半年が経過していましたが 経過していましたが、 していましたが、 「食べたい」 べたい」と言うご本人 うご本人の 本人の 訴えがあり、 えがあり、看護師・ 看護師・栄養士を 栄養士を含め担当者会議を 担当者会議を行いました。 いました。又済生会病院の 又済生会病院の 理学療法士などの 理学療法士などの助言 などの助言を 助言を得、食事量と 食事量と体調の 体調の記録を 記録を取りながら現在 りながら現在に 現在に至ります。 ります。 現在では 現在では、 では、食間に 食間に空腹を 空腹を訴えられることもあり、 えられることもあり、生活面でも 生活面でも積極性 でも積極性が 積極性が増し、食 事・歩行・ 歩行・排泄を 排泄を自力で 自力で行われています。 われています。 石崎さんが 石崎さんが「 さんが「おいしい」 おいしい」と喜んでおられる姿 んでおられる姿に感動して 感動して、 して、介護の 介護の仕事に 仕事に就いて 励みになりました。 みになりました。続けてよかったと感 けてよかったと感じると共 じると共に、一人でもそういう 一人でもそういう方 でもそういう方が増 えて頂 えて頂けるよう努力 けるよう努力していきたいと 努力していきたいと思 していきたいと思います。 います。 お二人のお 二人のお陰 のお陰で、担当職 員他・ 員他・介護・ 介護・看護・ 看護・その 他の職員まで 職員まで、 まで、達成感を 達成感を 感じることが出来 じることが出来、 出来、次へ の意欲を 意欲を持てたように思 てたように思 います。 います。 初め、医務より 医務より食事 より食事を 食事を口から摂取 から摂取の 摂取の可能性< 可能性<大>と言われた時 われた時か ら、お二人とも発語 とも発語・ 発語・感情面においてしっかりされており 感情面においてしっかりされており、 においてしっかりされており、成功す 成功す ると信 ると信じておりました。 じておりました。チーフ・ チーフ・主任・ 主任・担当者で 担当者で 済生会病院の 済生会病院の理学療法士の 理学療法士の方にお話 にお話を伺い、より 現実味を 現実味を帯びて現在 びて現在に 現在に至ったのだと思 ったのだと思います。 います。 これからも、 これからも、医務との 医務との連携 との連携、 連携、報告・ 報告・連絡・ 連絡・相談を 相談を 一層密にして 一層密にして、 にして、当初の 当初の目標のにぎり 目標のにぎり寿司 のにぎり寿司を 寿司を食べて 頂きたいと思 きたいと思っています。 っています。 多田 千鶴子 特養 介護職員 谷川さん担当