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安 心 し て 活 動 す る こ と が で き る 安 全 な 地 域 社 会 の 実 現 み ん
第2次静岡市犯罪等に強いまちづくり基本計画(案) 概要 計画の基本的な考え方 計画策定にあたって 静岡市犯罪等に強いまちづくり条例 1 経緯 「静岡市犯罪等に強いまちづくり条例」(平成22年4月施行)に基づき、平 成23年3月に策定した「静岡市犯罪等に強いまちづくり基本計画」の計画期 間が平成26年度で終了することから、これまでの取組や社会情勢の変化な どを踏まえ、「第2次静岡市犯罪等に強いまちづくり基本計画」を策定する。 目的 基本理念 第1条 第3条 1 2 3 4 5 計画の位置づけ 計画の範囲 計画期間 計画の目標 重点項目 静岡市犯罪等に強いまちづくり条例、第3次静岡市総合計画との整合 市民生活に身近な場所で発生する刑法犯からの被害防止を図り、また犯罪被害者等に対し必要な支援を行う 8年間 (平成27年度~平成34年度) 刑法犯認知件数 平成34年 5,000件以下 【防犯力の高い地域づくり】 なお、静岡県の最重点項目である【子ども・女性・高齢者等の安全確保】については全ての施策に共通する認識です 基本方針・基本施策 8年後の目指す姿 2 計画策定の背景 (1)静岡市の犯罪の状況 ①刑法犯認知件数の減少 ②刑法犯の7割が窃盗犯 ③子ども・女性・高齢者を狙った犯罪の発生 (2)市民の意識 ①体感治安の悪化 ②地域防犯活動への参加率の低迷 ③犯罪被害者等支援に対する理解不足 (3)静岡県の動向 ◇防犯 平成15年9月 「防犯まちづくり行動計画」 平成16年4月 「静岡県防犯まちづくり条例」 平成23年3月 「防犯まちづくり行動計画」(H22~25) 平成26年3月 「ふじのくに防犯まちづくり行動計画」(H26~29) 【最重点項目】 子ども・女性・高齢者等の安全確保 【3つの柱】 人材育成 環境づくり 情報提供 ◇犯罪被害者等支援 平成23年11月 「静岡県犯罪被害者等の支援に関する取組指針」 【重点取組事項】 「犯罪被害者の平穏な日常生活への復帰」 「犯罪被害者等を支える社会づくり」 「施策推進のための体制づくり」 3 第1次基本計画における取組状況と課題 【施策の方針】 (1)犯罪等に強いまちづくりのことを知ろう (2)力を合わせ支え合おう (3)犯罪に強いまちをつくろう →毎年度、事業の取組状況を確認し、進捗状況を公表 刑法犯認知件数 平成21年 8,137件 → 平成25年 6,121件 犯罪等に強いまちづくりへの課題 (1)身近な場所での犯罪の発生 (2)地域防犯活動を担う人材の不足 (3)子ども・女性・高齢者等を狙った犯罪の発生 (4)被害者・加害者の低年齢化 (5)犯罪被害者等支援に対する理解不足 安 心 し て 活 動 す る こ と が で き る 安 全 な 地 域 社 会 の 実 現 1 防犯意識の高い人づくり 地域社会における 規範意識を高め、 犯罪等に強いまち づくりへの理解を 深めること 人と人とが交流を 深め、支え合う地 域社会の形成を目 指すこと 市民及び事業者 の権利を尊重し、 地域の特性及び 社会の情勢並び に対象となる事案 の実情に応じて取 り組むこと 防犯意識を高める広報啓発 施策の方向性 (1)市民一人ひとりの防犯意識を高める広報啓発活動の推進 (2)犯罪等に強いまちづくりの機運を醸成する取組の推進 (1)情報の入手・発信体制の整備 (2)様々な媒体を活用した犯罪情報・不審者情報の提供 防犯力を高める情報発信 み ん な で 取 り 組 む 地 域 防 犯 活 動 の 推 進 防犯力を高める教育 重点 2 防犯力の高い地域づくり (1)防犯力を高める防犯学習機会の提供 (2)規範意識の向上、非行防止を推進する安全教育の充実 (1)地域防犯活動団体の活性化及び継続化の推進 (2)地域防犯活動への参加促進 (3)地域防犯活動者の育成推進 地域防犯活動の支援 関係機関との連携強化 地域の安全を見守るパトロール活動の強化 新 暴力団排除活動の推進 3 犯罪の起きにくい環境(ハード)づくり 犯罪防止に配慮した公共施設の整備 市民が行う防犯設備の整備促進 (1)関係機関・地域住民との連携・協働した取組みの推進 (2)子ども・女性・高齢者等を支える取組の推進 (1)地域の安全を見守る活動の充実 (2)子ども・女性・高齢者等を犯罪から守る対策の推進 (3)子どもの健全育成や高齢者の孤立防止につながる活動の推進 (1)暴力団排除に係る広報啓発活動の推進 (2)市の事務事業からの暴力団排除の推進 (3)青少年に対する教育の推進 (4)関係機関・団体と連携した排除の推進 (1)防犯性の高い道路・公園等の整備の推進 (2)防犯に配慮した公共施設の整備の推進 (1)市民自らが行う防犯設備の整備促進 (2)地域の実情及び特性に応じた防犯設備の整備促進 4 犯罪被害者等への支援体制づくり 犯罪被害者等への理解 (1)犯罪被害者等に対する理解の促進 相談・支援体制の充実 (1)犯罪被害者等支援のための相談窓口の充実 (2)関係機関・団体と連携した支援の推進